(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-24
(54)【発明の名称】動画処理方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04N 21/431 20110101AFI20240517BHJP
【FI】
H04N21/431
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023574121
(86)(22)【出願日】2022-05-19
(85)【翻訳文提出日】2023-11-30
(86)【国際出願番号】 CN2022093842
(87)【国際公開番号】W WO2022252998
(87)【国際公開日】2022-12-08
(31)【優先権主張番号】202110620568.3
(32)【優先日】2021-06-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】リ,ジョナン
(72)【発明者】
【氏名】チョ,ワンリ
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,ボ
(72)【発明者】
【氏名】フゥ,ピンフェイ
(72)【発明者】
【氏名】ユィ,ヤジェ
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164MC01S
5C164UA04S
5C164UA42S
5C164UB41S
5C164UB81P
5C164YA11
5C164YA21
(57)【要約】
本開示は、動画処理方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。前記方法は、ターゲット動画の再生中に、再生進行調整機能をサポートしない所定のカウントダウン形式の再生プログレスバーを表示し、且つ、ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、該ターゲット動画の再生を停止し、ターゲット動画の最後のフレームに基づいて、ターゲット動画が1回のみの再生をサポートすることを提示するための所定の提示情報を表示することを含む。上記から分かるように、本開示の実施例は、1回のみの再生をサポートする動画インタラクション方式を提案し、動画に基づくユーザの娯楽の方式を豊富にし、ユーザ体験を向上させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ターゲット動画の再生中に、所定のカウントダウン形式の、再生進行調整機能をサポートしない再生プログレスバーを表示することと、
前記ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、前記ターゲット動画の再生を停止し、前記ターゲット動画の最後のフレームの動画画面にマスクレイヤを表示し、前記ターゲット動画が1回のみの再生をサポートすることを提示するための所定の提示情報を前記マスクレイヤに表示することとを含む、動画処理方法。
【請求項2】
前記ターゲット動画に対する所定のトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する、所定の撮影エントリが設置された撮影提示ウィンドウを表示することと、
前記所定の撮影エントリに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する撮影モードを有する撮影画面を表示することとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ターゲット動画の再生画面には所定のアンカーが設けられており、
前記ターゲット動画に対する所定のトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する撮影提示ウィンドウを表示することは、
前記ターゲット動画の再生画面における前記所定のアンカー又は前記マスクレイヤ上の非ボタン領域に対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する撮影提示ウィンドウを表示することを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記撮影画面には、前記ターゲット動画に対応する撮影モードコントロールが設けられ、前記所定の撮影エントリに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する撮影モードを有する撮影画面を表示した後、
前記撮影画面における前記撮影モードコントロールに対するトリガ操作に応答して、前記撮影モードコントロールのオンオフ状態を切り替え、切り替え後のオンオフ状態に対応する提示情報を表示することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記撮影モードコントロールのオンオフ状態をオン状態に切り替えるトリガ操作に応答して、前記撮影画面における撮影ボタンの表示アイコンを前記撮影モードコントロールに対応するアイコンに切り替えることをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記撮影画面にトリガされた撮影終了操作に応答して、前記撮影モードコントロールに対応する編集コントロールが設けられた動画編集画面に撮影結果動画を展示することと、
前記編集コントロールのオンオフ状態をオン状態に切り替えるトリガ操作に応答して、前記撮影結果動画を前記ターゲット動画が属する動画種別に処理することとをさらに含む、請求項4又は5に記載の方法。
【請求項7】
前記所定のカウントダウン形式は、火炎燃焼カウントダウン形式を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、前記ターゲット動画の再生画面に所定の同じスタイル動画撮影エントリを表示することと、
前記所定の同じスタイル動画撮影エントリーに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に載っている音楽リソース及びアイテムリソースのうちの少なくとも1つに基づいて、前記ターゲット動画に対応する撮影モードを有する撮影画面を表示することとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、前記ターゲット動画に対するコメント情報を入力させるための所定のクイックコメントボックスを前記ターゲット動画の再生画面に表示することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記ターゲット動画に対する共有操作に応答して、前記ターゲット動画のジャケットに対するマスクレイヤを生成し、マスクレイヤを有する前記ターゲット動画のジャケットを共有画面に展示することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記ターゲット動画がユーザのマイページに表示されていることを検出すると、前記ターゲット動画のジャケットに対するマスクレイヤを生成することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記ターゲット動画の再生中に、所定のカウントダウン形式の再生プログレスバーを表示することは、
複数回の再生をサポートする第1種類の動画から前記ターゲット動画へ切り替えるトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画を再生し、前記第1種類の動画に対応する、再生進行調整機能をサポートする第1種類の再生プログレスバーから前記所定のカウントダウン形式の再生プログレスバーに切り替えることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
ターゲット動画の再生中に、所定のカウントダウン形式の、再生一時停止機能をサポートしない再生プログレスバーを表示するための第1の表示モジュールと、
前記ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、前記ターゲット動画の再生を停止し、前記ターゲット動画の最後のフレームの動画画面にマスクレイヤを表示するための第2の表示モジュールと、
前記ターゲット動画が1回のみの再生をサポートすることを提示するための所定の提示情報を前記マスクレイヤに表示するための第3の表示モジュールとを含む、動画処理装置。
【請求項14】
端末機器で稼働すると、前記端末機器に請求項1~12のいずれか1項に記載の方法を実現させる命令を記憶した、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項15】
メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行する時、請求項1~12のいずれか1項に記載の方法を実現させる、機器。
【請求項16】
プロセッサによって実行されると、請求項1~12のいずれか1項に記載の方法を実現させるコンピュータプログラム/命令を含む、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
この出願は、中国出願番号が202110620568.3であり、出願日が2021年6月3日である出願を基礎としており、その優先権を主張し、該中国出願の開示内容の全てが参照によって本出願に取り込まれる。
【0002】
本開示は、データ処理技術分野に関し、特に動画処理方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
マルチメディアショートムービー技術の発展に伴い、動画に基づく娯楽の方式が、ますます人気が高まっている
【発明の概要】
【0004】
本開示の実施例は、動画処理方法を提供し、1回のみの再生をサポートする動画インタラクション方式を提案し、動画に基づくユーザの娯楽の方式を豊富にし、ユーザ体験を向上させる。
【0005】
第1の側面によれば、本開示は、
ターゲット動画の再生中に、所定のカウントダウン形式の、再生進行調整機能をサポートしない再生プログレスバーを表示することと、
前記ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、前記ターゲット動画の再生を停止し、前記ターゲット動画の最後のフレームの動画画面にマスクレイヤを表示し、前記ターゲット動画が1回のみの再生をサポートすることを提示するための所定の提示情報を前記マスクレイヤに表示することとを含む、動画処理方法を提供する。
【0006】
選択的な一実施形態では、前記方法は、
前記ターゲット動画に対する所定のトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する、所定の撮影エントリが設置された撮影提示ウィンドウを表示することと、
前記所定の撮影エントリに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する撮影モードを有する撮影画面を表示することをさらに含む。
【0007】
選択的な一実施形態では、前記ターゲット動画の再生画面には所定のアンカーが設けられており、
前述した、前記ターゲット動画に対する所定のトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する撮影提示ウィンドウを表示することは、
前記ターゲット動画の再生画面における前記所定のアンカー又は前記マスクレイヤ上の非ボタン領域に対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する撮影提示ウィンドウを表示することを含む。
【0008】
選択的な一実施形態では、前記撮影画面には、前記ターゲット動画に対応する撮影モードコントロールが設けられ、前述した、前記所定の撮影エントリに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する撮影モードを有する撮影画面を表示した後、
前記撮影画面における前記撮影モードコントロールに対するトリガ操作に応答して、前記撮影モードコントロールのオンオフ状態を切り替え、切り替え後のオンオフ状態に対応する提示情報を表示することをさらに含む。
【0009】
選択的な一実施形態では、前記方法は、
前記撮影モードコントロールのオンオフ状態をオン状態に切り替えるトリガ操作に応答して、前記撮影画面における撮影ボタンの表示アイコンを前記撮影モードコントロールに対応するアイコンに切り替えることをさらに含む。
【0010】
選択的な一実施形態では、前記方法は、
前記撮影画面にトリガされた撮影終了操作に応答して、前記撮影モードコントロールに対応する編集コントロールが設けられた動画編集画面に撮影結果動画を展示することと、
前記編集コントロールのオンオフ状態をオン状態に切り替えるトリガ操作に応答して、前記撮影結果動画を前記ターゲット動画が属する動画種別に処理することとをさらに含む。
【0011】
選択的な一実施形態では、前記所定のカウントダウン形式は、火炎燃焼カウントダウン形式を含む。
【0012】
選択的な一実施形態では、前記方法は、
前記ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、前記ターゲット動画の再生画面に所定の同じスタイル動画撮影エントリを表示することと、
前記所定の同じスタイル動画撮影エントリーに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に載っている音楽リソース及び/又はアイテムリソースに基づいて、前記ターゲット動画に対応する撮影モードを有する撮影画面を表示することとをさらに含む。
【0013】
選択的な一実施形態では、前記方法は、
前記ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、前記ターゲット動画に対するコメント情報を入力させるための所定のクイクコメントボックスを前記ターゲット動画の再生画面に表示することをさらに含む。
【0014】
選択的な一実施形態では、前記方法は、
前記ターゲット動画に対する共有操作に応答して、前記ターゲット動画のジャケットに対するマスクレイヤを生成し、マスクレイヤを有する前記ターゲット動画のジャケットを共有画面に展示することをさらに含む。
【0015】
選択的な一実施形態では、前記方法は、
前記ターゲット動画がユーザのマイページに表示されていることを検出すると、前記ターゲット動画のジャケットに対するマスクレイヤを生成することをさらに含む。
【0016】
選択的な一実施形態では、前述した、ターゲット動画の再生中に、所定のカウントダウン形式の再生プログレスバーを表示することは、
複数回の再生をサポートする第1種類の動画から前記ターゲット動画へ切り替えるトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画を再生し、前記第1種類の動画に対応する、再生進行調整機能をサポートする第1種類の再生プログレスバーから前記所定のカウントダウン形式の再生プログレスバーに切り替えることを含む。
【0017】
第2の側面によれば、本開示は、
ターゲット動画の再生中に、所定のカウントダウン形式の、再生一時停止機能をサポートしない再生プログレスバーを表示するための第1の表示モジュールと、
前記ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、前記ターゲット動画の再生を停止し、前記ターゲット動画の最後のフレームの動画画面にマスクレイヤを表示するための第2の表示モジュールと、
前記ターゲット動画が1回のみの再生をサポートすることを提示するための所定の提示情報を前記マスクレイヤに表示するための第3の表示モジュールとを含む、動画処理装置を提供する。
【0018】
第3の側面によれば、本開示は、端末機器で稼働すると、前記端末機器に上記の方法を実現させる命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0019】
第4の側面によれば、本開示は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサで稼動できるコンピュータプログラムとを含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、上記の方法を実現させる機器を提供する。
【0020】
第5の側面によれば、本開示は、プロセッサによって実行されると、上記の方法を実現させるコンピュータプログラム/命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0021】
ここでの図面は、明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示しており、明細書とともに本開示の原理を説明するために用いられる。
【0022】
本開示の実施例又は関連技術における技術案をより明確に説明するために、以下は、実施例又は関連技術の説明において使用される必要がある図面を簡単に説明する。当業者であれば、創造的な労力を払うことなく、それらの図面に基づき、他の図面を取得できることは、自明である。
【
図1】本開示の実施例による動画処理方法のフローチャートである。
【
図2】本開示の実施例によるターゲット動画の再生画面の概略図である。
【
図3】本開示の実施例による別のターゲット動画の再生画面の概略図である。
【
図4】本開示の実施例による別の動画処理方法のフローチャートである。
【
図5】本開示の実施例による撮影提示ウィンドウの概略図である。
【
図6】本開示の実施例による撮影画面の概略図である。
【
図7】本開示の実施例による別の撮影画面の概略図である。
【
図8】本開示の実施例によるさらに別の撮影画面の概略図である。
【
図9】本開示の実施例による動画編集画面の概略図である。
【
図10】本開示の実施例による別のターゲット動画の再生画面の概略図である。
【
図11】本開示の実施例によるさらに別のターゲット動画の再生画面の概略図である。
【
図12】本開示の実施例による共有画面の概略図である。
【
図13】本開示の実施例によるユーザのマイページの概略図である。
【
図14】本開示の実施例による動画処理装置の構成概略図である。
【
図15】本開示の実施例による動画処理装置の構成概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本開示の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下は、本開示の方案についてさらに説明する。なお、矛盾しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせることができる。
【0024】
本開示を十分に理解するために、以下の説明において、多くの具体的な詳細が説明されているが、本開示は、ここで説明されている形態と異なる他の形態で実施されてもよい。明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。
【0025】
マルチメディアショートムービ技術の発展に伴い、動画に基づく娯楽の方式が、ますます人気が高まっている。人々の娯楽ニーズを満足させるために、どのように動画インタラクションに基づく方式を絶えず豊富にするかは、現在、早急に解決すべき技術的課題である。
【0026】
動画インタラクションに基づく方式を豊富にして、動画に基づくユーザの娯楽の体験を向上させるために、本開示の実施例は、1回のみの再生をサポートする動画タイプ(「フラッシュ」タイプとも呼ばれる)を提案し、該動画タイプに属するターゲット動画の再生中に、再生進行調整機能をサポートしない所定のカウントダウン形式の再生プログレスバーを表示し、且つ、該ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、該ターゲット動画の再生を停止し、該ターゲット動画の最後のフレームに基づいて所定の提示情報を表示して、該ターゲット動画が1回のみの再生をサポートすることをユーザに提示する。
【0027】
これに基づいて、本開示のいくつかの実施例によれば、動画処理方法を提供する。
図1を参照する。
図1は、本開示の実施例による動画処理方法のフローチャートである。該方法は以下のステップを含む。
S101:ターゲット動画の再生中に、所定のカウントダウン形式の再生プログレスバーを表示する。ここで、前記再生プログレスバーが再生進行調整機能をサポートしない。
【0028】
本開示の実施例では、ターゲット動画は、おすすめ動画ストリームからのものであってもよいし、ユーザの友達の動画ストリームからのものなどであってもよく、本開示の実施例は、ターゲット動画のソースについて制限を加えない。
【0029】
実際の応用では、ターゲット動画の再生中に、動画再生画面に、所定のカウントダウン形式の再生プログレスバーを展示して、ターゲット動画の再生進行を表示することができる。ここで、所定のカウントダウン形式の再生プログレスバーは、再生進行調整機能をサポートしない。具体的には、再生進行調整機能は、再生を早送りし、再生を戻し、再生を一時停止し、再生を停止し、最初から再生するなどの機能を含んでもよい。つまり、本開示の実施例における再生プログレスバーは、上述した各再生進行調整機能をサポートしない。
【0030】
選択的な一実施形態では、所定のカウントダウン形式は、火炎燃焼カウントダウン形式であってもよい。これにより、ユーザにターゲット動画の再生が終了すると廃棄されるような没入型効果を提供し、ユーザ体験を向上させる。
【0031】
図2を参照する。
図2は、本開示の実施例によるターゲット動画の再生画面の概略図である。その中、ターゲット動画の再生画面に表示される再生プログレスバーは、火炎燃焼カウントダウン形式で展示されている。
【0032】
また、ターゲット動画の再生画面には、ターゲット動画が属する動画種別を標識できる所定のアンカー、例えば、
図2に示す「フラッシュ」アンカーがさらに設けられ、ターゲット動画が1回のみの再生をサポートする動画種別に属することを標識する。具体的には、動画再生画面における所定のアンカーは、ターゲット動画が属する動画種別を標識するだけでなく、撮影画面のエントリとしてもよい。具体的なインタラクション方式は後述する。
【0033】
1つの応用シナリオでは、第1種類の動画からターゲット動画へ切り替えるトリガ操作を受け付けると、該ターゲット動画を再生すると共に、動画再生画面における再生プログレスバーを、第1種類の動画に対応する第1種類の再生プログレスバーから所定のカウントダウン形式の再生プログレスバーに切り替える。具体的には、第1種類の再生プログレスバーは、再生進行調整機能をサポートし、且つ第1種類の動画は、複数回の再生をサポートする。
【0034】
上記から分かるように、上記の応用シナリオでは、ユーザが第1種類の動画からターゲット動画まで閲覧している間に、動画再生画面の再生プログレスバーも同時に再生進行調整機能をサポートするものから再生進行調整機能をサポートしないものに切り替わる。再生プログレスバー機能の調整により、1回のみの再生をサポートするターゲット動画と、従来の第1種類の動画との違いを明確化し、ユーザにとって、動画インタラクションの方式が豊富になり、ユーザ体験が向上する。
【0035】
S102:前記ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、前記ターゲット動画の再生を停止し、前記ターゲット動画の最後のフレームの動画画面にマスクレイヤを表示し、所定の提示情報を前記マスクレイヤに表示する
ここで、前記所定の提示情報は、前記ターゲット動画が1回のみの再生をサポートすることを提示するためのものである。
【0036】
本開示の実施例では、ターゲット動画の再生中に、ターゲット動画の最後のフレームの再生が終了したか否かを検出する。ターゲット動画の最後のフレームの再生が終了したことを検出すると、該ターゲット動画が一回の完全な再生を完成させたことを示す。このとき、該ターゲット動画の再生継続を停止しることにより、1回のみの再生をサポートする動画インタラクション方式を実現する。
【0037】
現在再生中のターゲット動画が1回のみの再生をサポートすることをユーザに提示するために、本開示の実施例は、ターゲット動画の最後のフレームの再生が終了したことを検出すると、ターゲット動画の最後のフレームの動画画面にマスクレイヤを表示し、所定の提示情報を該マスクレイヤに表示してもよい。それにより、ターゲット動画が1回のみの再生をサポートし、再生を新たにトリガすることができないことをユーザに提示する。
【0038】
図3図を参照する。
図3は、本開示の実施例による別のターゲット動画の再生画面の概略図である。ここで、ターゲット動画の最後のフレームの再生が終了すると、ターゲット動画の再生画面に、ターゲット動画の最後のフレームにマスクレイヤをかけ、マスクレイヤに「1回のみ見ることができる。作品は既に廃棄された」という提示情報を表示する。それにより、ターゲット動画が1回のみの再生をサポートすることをユーザに提示する。
【0039】
本開示の実施例による動画処理方法では、ターゲット動画の再生中に、再生進行調整機能をサポートしない所定のカウントダウン形式の再生プログレスバーを表示し、且つ、ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、該ターゲット動画の再生を停止し、ターゲット動画の最後のフレームに基づいて、ターゲット動画が1回のみの再生をサポートすることを提示するための所定の提示情報を表示する。上記から分かるように、本開示の実施例は、1回のみの再生をサポートする動画インタラクション方式を提案し、動画に基づくユーザの娯楽の方式を豊富にし、ユーザ体験を向上させる。
【0040】
動画インタラクション方式をさらに豊富にするために、上記実施例の上で、本開示の実施例は、動画処理方法をさらに提供する。
図4を参照する。
図4は、本開示の実施例による別の動画処理方法のフローチャートである。該方法は以下のステップを含む。
S401:ターゲット動画の再生中に、所定のカウントダウン形式の再生プログレスバーを表示する。
ここで、前記再生プログレスバーは、再生進行調整機能をサポートしない。
S402:前記ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、前記ターゲット動画の再生を停止し、前記ターゲット動画の最後のフレームの動画画面にマスクレイヤを表示し、所定の提示情報を前記マスクレイヤに表示する。
ここで、前記所定の提示情報は、前記ターゲット動画が1回のみの再生をサポートすることを提示するためのものである。
【0041】
本開示の実施例におけるS401とS402は、上述の実施例を参照して理解され得るため、ここではこれ以上説明しない。
【0042】
S403:前記ターゲット動画に対する所定のトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する撮影提示ウィンドウを表示する。
ここで、前記撮影提示ウィンドウには、所定の撮影エントリが設置された。
【0043】
本開示の実施例では、ターゲット動画の再生画面に、ターゲット動画に対する所定のトリガ操作を受け付けると、該ターゲット動画に対応する撮影提示ウィンドウを表示する。ここで、所定のトリガ操作は、ターゲット動画の再生画面に設置された所定のアンカーに対するトリガ操作であってもよいし、ターゲット動画の最後のフレームの動画画面に表示されたマスクレイヤ上の非ボタン領域に対するトリガ操作などであってもよい。
【0044】
選択的な一実施形態では、ターゲット動画の再生画面に設置された所定のアンカーに対するトリガ操作を受け付けると、ターゲット動画に対応する撮影提示ウィンドウを表示する。ここで、所定のアンカーに対するトリガ操作は、ターゲット動画の再生中に発生してもよいし、ターゲット動画の最後のフレームの再生が完了した後で発生してもよい。
【0045】
別の選択的な実施形態では、ターゲット動画の最後のフレームの動画画面にマスクレイヤを表示した後、該マスクレイヤ上の非ボタン領域に対するトリガ操作を受け付けると、該ターゲット動画に対応する撮影提示ウィンドウを表示する。ここで、非ボタン領域とは、タップ可能なボタン領域を除く任意の領域である。
【0046】
なお、撮影提示ウィンドウを起動するための所定のトリガ操作は、ニーズに応じて予め設定される他の操作であってもよく、ここでは制限を加えない。
【0047】
また、撮影提示ウィンドウは、ターゲット動画が属する動画の種別に対して撮影を行えることをユーザに提示するためのものである。撮影提示ウィンドウは、半画面提示ウィンドウであってもよい。
図5には、本開示の実施例による撮影提示ウィンドウの概略図が示される。ここで、撮影提示ウィンドウは、画面の下方に位置する半画面提示ウィンドウであり、該撮影提示ウィンドウには、所定の撮影エントリ、例えば、
図5における「体験開始」エントリが設置される。
【0048】
また、
図5における撮影提示ウィンドウには、例えば「全く新しい(ワンフラッシュ)モードで、オンすると、この作品は1人のユーザに1回だけ見られる」という提示情報がさらに表示され、1回のみ再生される動画を撮影することを体験できることをユーザに提示する。また、該撮影指示ウィンドウに撮影画面のアニメーションを再生してもよい。それにより、「体験開始」エントリをタップすることで表示可能な撮影画面の様子をユーザに事前に知らせる。
【0049】
S404:前記所定の撮影エントリに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する撮影モードを有する撮影画面を表示する。
【0050】
本開示の実施例では、撮影提示ウィンドウにおける所定の撮影エントリに対するトリガ操作を受け付けると、撮影画面にジャンプする。ここで、該撮影ページは、ターゲット動画に対応する撮影モード、即ち、1回のみ再生される動画を撮影するモードを有する。
【0051】
図6を参照する。
図6は、本開示の実施例による撮影画面の概略図である。ここで、該撮影画面には、ターゲット動画に対応する撮影モードコントロール、例えば、
図6の右側の「フラッシュ」コントロールが設置されている。タップなどのトリガ操作により、この撮影モードコントロールのオンオフ状態を切り替えることができる。該撮影モードコントロールのオンオフ状態がオン状態に切り替わると、1回のみ再生される動画を撮影することができる。
【0052】
選択的な一実施形態では、ユーザに該撮影モードコントロールの現在のオンオフ状態をより明確に把握させるように、撮影画面に現在のオンオフ状態の提示情報を表示してもよい。具体的には、撮影画面における撮影モードコントロールに対するトリガ操作を受け付けると、該撮影モードコントロールのオンオフ状態を切り替え、切り替え後のオンオフ状態に対応する提示情報を表示してもよい。
図7は、本開示の実施例による別の撮影画面の概略図である。
図7に示すように、撮影画面の左側には、例えば「フラッシュをオンした。この作品は各ユーザに1回のみ見られる」というような提示情報を表示して、現在フラッシュ撮影モードをオンしていることをユーザに提示してもよい。また、撮影画面には、左から右に向けて透明度が徐々に大きくなるマスクレイヤを表示し、マスクレイヤに提示情報を表示すると共に、撮影画面の右側に位置する撮影モードコントロールの表示が影響されないようにすることを保証する。
【0053】
また、撮影モードコントロールのオンオフ状態をオン状態に切り替えるとき、撮影画面における撮影ボタンの表示アイコンを、該撮影モードコントロールに対応するアイコンに切り替えてもよい。例えば、撮影ボタンのアイコンを、
図6におけるアイコンから
図7におけるアイコンに切り替えてもよい。これにより、現在、フラッシュタイプの動画を撮影できることをユーザに提示する。
【0054】
選択的な一実施形態では、撮影画面における撮影モードコントロールのオンオフ状態がオフ状態に切り替わったとき、撮影画面にオフ状態の提示情報を表示してもよい。本開示の実施例によるさらに別の撮影画面の概略図である
図8に示すように、撮影モードコントロールの左側のマスクレイヤに「オフされた」提示情報を表示する。それにより、該撮影モードコントロールの現在の状態がオフ状態であり、現在、「フラッシュ」撮影モードがオンされていないことをユーザに提示する。
【0055】
本開示の実施例による動画処理方法では、1回のみ再生される動画インタラクション方式を提案したうえで、ユーザに没入型のインタラクション空間を提供し、ユーザが撮影画面にアクセスして1回のみ再生される動画を撮影するように誘導し、ユーザの体験をさらに向上させる。
【0056】
また、上記の実施例に加え、ユーザが撮影画面で撮影終了操作をトリガしたことを検出すると、撮影画面から動画編集画面にジャンプして、動画編集画面に撮影結果動画を展示し、その後、動画編集画面で撮影結果動画に対して編集を行うことができる。
【0057】
本開示の実施例による動画編集画面には、撮影画面における撮影モードコントロールに対応する編集コントロールが設けられる。本開示の実施例による動画編集画面の概略図である
図9に示すように、動画編集画面には、動画編集画面に表示された撮影結果動画を「フラッシュ」タイプの動画に編集するための「フラッシュ」編集コントロールが設けられている。また、該編集コントロールの現在のオンオフ状態をユーザに提示するために、動画編集画面に該編集コントロールの現在のオンオフ状態の提示情報を表示してもよい。該編集コントロールの現在のオンオフ状態がオン状態である場合、例えば、「一人で一回だけ見ることができる」という提示情報を動画編集画面に表示してもよい。この編集コントロールの現在のオンオフ状態がオフ状態である場合、例えば、「オフされた」という提示情報を動画編集画面に表示してもよい。
【0058】
なお、本開示の実施例における撮影結果動画は、撮影画面における撮影モードコントロールがオン状態にあるときに撮影されたものであってもよいし、該撮影モードコントロールがオフ状態にあるときに撮影されたものであってもよい。つまり、動画編集画面に表示される撮影結果動画は、「フラッシュ」タイプの動画であってもよいし、「早撮り15秒」モードで撮影された動画など他のタイプの動画であってもよい。
【0059】
本開示の実施例では、動画編集画面に撮影結果動画を展示した後、動画編集画面における編集コントロールのオンオフ状態をオン状態に切り替えるトリガ操作を受け付けると、該撮影結果動画を、ターゲット動画が属する動画の種別、即ち、「フラッシュ」タイプに処理する。
【0060】
実際の応用では、撮影結果動画を投稿する前に、
図9に示す動画編集画面の右側の各コントロールに基づいて、該撮影結果動画を編集することができる。編集後撮影結果動画を投稿するとき、動画編集画面における該編集コントロールがオン状態であれば、投稿される編集後撮影結果動画は、「フラッシュ」タイプの動画である。
【0061】
本開示の実施例による動画処理方法では、1回のみ再生される動画インタラクション方式を提案したうえで、ユーザに没入型のインタラクション空間を提供し、ユーザが撮影画面にアクセスして1回のみ再生される動画を撮影するように誘導できるだけでなく、ユーザに対し、「フラッシュ」タイプの編集機能を有する動画編集画面を提供することができ、ユーザの体験をさらに向上させる。
【0062】
動画インタラクションに基づく方式を豊富にするために、本開示の実施例は、ターゲット動画の再生画面において、ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、ターゲット動画の再生画面に所定の同じスタイル動画撮影エントリを表示してもよい。該所定の同じスタイル動画撮影エントリに対するトリガ操作を実行することで、ターゲット動画と同じ音楽及び/又はアイテムを有する同じスタイル動画撮影機能を実現する。
【0063】
本開示の実施例による別のターゲット動画の再生画面の概略図である
図10を参照して、ターゲット動画の最後のフレームの再生が終了すると、最後のフレームの動画画面にマスクレイヤを表示できるだけでなく、再生画面の所定の位置(例えば、
図10の再生画面の下方の位置)に所定の同じスタイル動画撮影エントリを表示することもできる。この所定の同じスタイル動画撮影エントリをタップすることにより、撮影画面にジャンプする。該撮影画面には、ターゲット動画に対応する撮影モード(「フラッシュ」モードともいう)が設置されている。
【0064】
実際の応用では、所定の同じスタイル動画撮影エントリに対するトリガ操作を受け付けると、まず、ターゲット動画に載っている音楽リソース及び/又はアイテムリソースを取得し、次いで、取得した音楽リソース及び/又はアイテムリソースに基づいて、撮影画面にジャンプして、同じスタイル動画撮影機能を実現する。具体的には、所定の同じスタイル動画撮影エントリは、ターゲット動画と同じスタイルの音楽リソース及び/又はアイテムリソースを有する動画の撮影をトリガするために用いられてもよく、同時に、該動画のタイプは、ターゲット動画と同じスタイルの、1回のみの再生をサポートする動画のタイプであってもよい。
【0065】
選択的な一実施形態では、所定の同じスタイル動画撮影エントリに対するトリガ操作を受け付けると、ターゲット動画に載っている音楽リソースとアイテムリソースを取得し、次いで、取得した音楽リソースとアイテムリソースに基づいて、撮影画面にアクセスして、ターゲット動画と同じスタイルの音楽およびアイテムを有する動画を撮影してもよい。
【0066】
別の選択的な一実施形態では、所定の同じスタイル動画撮影エントリに対するトリガ操作を受け付けると、ターゲット動画に載っているアイテムリソースを取得し、次いで、該アイテムリソースに基づいて、撮影画面にアクセスして、ターゲット動画と同じスタイルのアイテムを有する動画を撮影してもよい。
【0067】
さらに別の選択的な一実施形態では、所定の同じスタイル動画撮影エントリに対するトリガ操作を受け付けると、ターゲット動画に載っている音楽リソースを取得し、次いで、該音楽リソースに基づいて、撮影画面にアクセスして、ターゲット動画と同じスタイルの音楽を有する動画を撮影してもよい。
【0068】
また、動画インタラクションに基づく方式をさらに豊富にするために、本開示の実施例は、さらに、ターゲット動画の再生画面において、ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、ターゲット動画の再生画面に所定のクイックコメントボックスを表示してもよい。ターゲット動画の再生画面において、ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、ターゲット動画の再生画面に所定のクイックコメントボックスを表示してもよい。該所定のクイックコメントボックスにターゲット動画に対するコメント情報を入力させることで、該ターゲット動画に対するクイックコメント機能を実現する。
【0069】
本開示の実施例によるさらに別のターゲット動画の再生画面の概略図である
図11を参照して、ターゲット動画の最後のフレームの再生が終了すると、最後のフレームの動画画面にマスクレイヤを表示できるだけでなく、再生画面の所定の位置(例えば、
図11の再生画面の下方の位置)に所定のクイックコメントボックスを表示することもできる。該所定のクイックコメントボックスをタップすることで、ターゲット動画に対するクイックコメント機能を実現する。
【0070】
本開示の実施例による動画処理方法では、ターゲット動画の再生画面に所定の同じスタイル動画撮影エントリを設置できるだけでなく、所定のクイックコメントボックスを設置することもできる。これにより、同じスタイル動画撮影機能及びクイックコメント機能を実現することができる。よって、本開示の実施例は、動画インタラクション方式をさらに豊かにし、ユーザ体験を向上させることができる。
【0071】
「フラッシュ」タイプの動画を標識し、また、1回のみの再生をサポートする効果を表すために、本開示の実施例は、ターゲット動画に対するジャケット展示やリソース共有などのシナリオにおいて、ターゲット動画のジャケットに対するマスクレイヤ、例えば、ガウスぼかしマスクレイヤを生成してもよい。
【0072】
本開示の実施例による共有画面の概略図である
図12に示すように、ターゲット動画のジャケットに対するマスクレイヤが生成されると同時に、
図12に示すようなアイアイコンがさらに表示されてもよい。それにより、ターゲット動画が1回のみの再生をサポートする動画であることを標識して、ユーザに提示する。
【0073】
実際の応用では、ターゲット動画に対する共有操作を受け付けると、共有画面にターゲット動画のジャケットを展示するとともに、該ジャケットに対するマスクレイヤを生成して、現在共有している動画が1回のみの再生をサポートする動画であることを標識する。
【0074】
また、ターゲット動画がユーザのマイページに表示されている場合、そのターゲット動画のジャケットに対するマスクレイヤを生成して、該ターゲット動画が1回のみの再生をサポートする動画であることを標識する。本開示の実施例によるユーザのマイページの概略図である
図13に示すように、ターゲット動画のジャケットにマスクレイヤ及びアイアイコンが表示される。なお、
図13におけるユーザのマイページは、現在のユーザのマイページであってもよいし、現在のユーザがアクセスしている他のユーザのマイページであってもよい。
【0075】
上記の方法実施例に基づいて、本開示は、動画処理装置をさらに提供する。本開示の実施例による動画処理装置の構成概略図である
図14を参照して、前記装置は、
ターゲット動画の再生中に、所定のカウントダウン形式の、再生一時停止機能をサポートしない再生プログレスバーを表示するための第1の表示モジュール1401と、
前記ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、前記ターゲット動画の再生を停止し、前記ターゲット動画の最後のフレームの動画画面にマスクレイヤを表示するための第2の表示モジュール1402と、
前記ターゲット動画が1回のみの再生をサポートすることを提示するための所定の提示情報を前記マスクレイヤに表示するための第3の表示モジュール1403とを含む。
【0076】
選択的な一実施形態では、前記装置は、
前記ターゲット動画に対する所定のトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する、所定の撮影エントリが設置された撮影提示ウィンドウを表示するための第4の表示モジュールと、
前記所定の撮影エントリに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する撮影モードを有する撮影画面を表示するための第5のモジュールをさらに含む。
【0077】
選択的な一実施形態では、前記ターゲット動画の再生画面には所定のアンカーが設けられており、
前記第4の表示モジュールは、具体的には、
前記ターゲット動画の再生画面における前記所定のアンカー又は前記マスクレイヤ上の非ボタン領域に対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する撮影提示ウィンドウを表示することに用いられる。
【0078】
選択的な一実施形態では、前記撮影画面には、前記ターゲット動画に対応する撮影モードコントロールが設けられ、前記装置は、
前記撮影画面における前記撮影モードコントロールに対するトリガ操作に応答して、前記撮影モードコントロールのオンオフ状態を切り替え、切り替え後のオンオフ状態に対応する提示情報を表示するための第1の切り替えモジュールをさらに含む。
【0079】
選択的な一実施形態では、前記装置は、
前記撮影モードコントロールのオンオフ状態をオン状態に切り替えるトリガ操作に応答して、前記撮影画面における撮影ボタンの表示アイコンを前記撮影モードコントロールに対応するアイコンに切り替えるための第2の切り替えモジュールをさらに含む。
【0080】
選択的な一実施形態では、前記装置は、
前記撮影画面にトリガされた撮影終了操作に応答して、前記撮影モードコントロールに対応する編集コントロールが設けられた動画編集画面に撮影結果動画を展示するための第1の展示モジュールと、
前記編集コントロールのオンオフ状態をオン状態に切り替えるトリガ操作に応答して、前記撮影結果動画を前記ターゲット動画が属する動画種別に処理するための処理モジュールとをさらに含む。
【0081】
選択的な一実施形態では、前記所定のカウントダウン形式は、火炎燃焼カウントダウン形式を含む。
【0082】
選択的な一実施形態では、前記装置は、
前記ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、前記ターゲット動画の再生画面に所定の同じスタイル動画撮影エントリを表示するための第6の表示モジュールと、
前記所定の同じスタイル動画撮影エントリーに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に載っている音楽リソース及び/又はアイテムリソースに基づいて、前記ターゲット動画に対応する撮影モードを有する撮影画面を表示するための第7の表示モジュールとをさらに含む。
【0083】
選択的な一実施形態では、前記装置は、
前記ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、前記ターゲット動画に対するコメント情報を入力させるための所定のクイックコメントボックスを前記ターゲット動画の再生画面に表示するための第7の表示モジュールをさらに含む。
【0084】
選択的な一実施形態では、前記装置は、
前記ターゲット動画に対する共有操作に応答して、前記ターゲット動画のジャケットに対するマスクレイヤを生成し、マスクレイヤを有する前記ターゲット動画のジャケットを共有画面に展示するための第2の展示モジュールをさらに含む。
【0085】
選択的な一実施形態では、前記装置は、
前記ターゲット動画がユーザのマイページに表示されていることを検出すると、前記ターゲット動画のジャケットに対するマスクレイヤを生成するための生成モジュールをさらに含む。
【0086】
選択的な一実施形態では、前記第1の表示モジュールは、具体的には、
複数回の再生をサポートする第1種類の動画から前記ターゲット動画へ切り替えるトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画を再生し、前記第1種類の動画に対応する、再生進行調整機能をサポートする第1種類の再生プログレスバーから前記所定のカウントダウン形式の再生プログレスバーに切り替えることに用いられる。
【0087】
本開示の実施例による動画処理装置では、ターゲット動画の再生中に、再生進行調整機能をサポートしない所定のカウントダウン形式の再生プログレスバーを表示し、且つ、ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、該ターゲット動画の再生を停止し、ターゲット動画の最後のフレームに基づいて、ターゲット動画が1回のみの再生をサポートすることを提示するための所定の提示情報を表示する。上記から分かるように、本開示の実施例は、1回のみの再生をサポートする動画インタラクション方式を提案し、動画に基づくユーザの娯楽の方式を豊富にし、ユーザ体験を向上させる。
【0088】
また、本開示の実施例による動画処理装置では、さらに、ユーザに没入型インタラクション空間を提供し、ユーザが撮影画面にアクセスして1回のみ再生される動画を撮影するように誘導し、ユーザに対し、「フラッシュ」タイプの編集機能を有する動画編集画面を提供することができ、ユーザの体験をさらに向上させる。
【0089】
上記の方法と装置に加え、本開示の実施例は、端末機器で稼働すると、前記端末機器に本開示の実施例による動画処理方法を実現させる命令が記憶されたコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【0090】
本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、本開示の実施例による動画処理方法を実現させるコンピュータプログラム/命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
【0091】
また、本開示の実施例は、動画処理装置をさらに提供する。
図15に示すように、プロセッサ1501、メモリ1502、入力装置1503及び出力装置1504を含んでもよい。動画処理装置におけるプロセッサ1501の数は、1つ又は複数であってもよく、
図15では、1つのプロセッサを例にする。本開示のいくつかの実施例では、プロセッサ1501、メモリ1502、入力装置1503及び出力装置1504は、バス又は他の方式を介して接続されてもよく、
図15ではバスを介して接続される場合を例にする。
【0092】
メモリ1502は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶するために使用され得る。プロセッサ1501は、メモリ1502に記憶されたソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することによって、動画処理装置の様々な機能応用及びデータ処理を実行する。メモリ1502は、主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでもよい。そのうち、プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラムなどを記憶することができる。なお、メモリ1502は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の揮発性ソリッドステートメモリデバイスをさらに含んでもよい。入力装置1503は、入力された数字又は文字情報の受信、動画処理装置のユーザによる設置及び機能制御に関する信号入力の発生に用いられてもよい。
【0093】
具体的には、本実施例では、プロセッサ1501は、以下の命令に従って、1つ又は1つ以上のアプリケーションのプロセスに対応する実行可能なファイルをメモリ1502にロードし、プロセッサ1501がメモリ1502に格納されたアプリケーションを実行することにより、上述した動画処理装置の各機能を実現する。
【0094】
なお、本明細書において、「第1」及び「第2」などのような関係用語は、単に一つのエンティティ又は動作を他のエンティティ又は動作と区別する目的だけに用いられ、これらエンティティ又は動作間にこのような実際の関係又は順序が存在することを要求又は暗示するものではない。さらに、用語「含む」、「包含する」又はその任意の他の変体は、非排他的な含有を示すことで、一系列の要素を含む過程、方法、物品又は機器は、それらの要素だけでなく、明示されていない他の要素も含み、又はこのような過程、方法、物品又は機器に固有の要素も含む。さらに多い制限がない場合に、「1つの・・・を含む」によって限定される要素は、前記要素を含む過程、方法、物品又は機器にほかの同じ要素も含むことを除外しない。
【0095】
以上は本開示の具体的な実施形態にすぎず、当業者が本開示を理解又は実現することを可能にするために用いられる。これらの実施例に対する様々な修正は、当業者には自明となり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく他の実施例において実現され得る。従って、本開示は、本明細書のこれら実施例に限定されるものではなく、本明細書で開示される原理及び新規の特徴に適合する最も広い範囲を有する。
【手続補正書】
【提出日】2023-11-30
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ターゲット動画の再生中に、所定のカウントダウン形式の、再生進行調整機能をサポートしない再生プログレスバーを表示することと、
前記ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、前記ターゲット動画の再生を停止し、前記ターゲット動画の最後のフレームの動画画面にマスクレイヤを表示し、前記ターゲット動画が1回のみの再生をサポートすることを提示するための所定の提示情報を前記マスクレイヤに表示することとを含む、動画処理方法。
【請求項2】
前記ターゲット動画に対する所定のトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する、所定の撮影エントリが設置された撮影提示ウィンドウを表示することと、
前記所定の撮影エントリに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する撮影モードを有する撮影画面を表示することとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ターゲット動画の再生画面には所定のアンカーが設けられており、
前記ターゲット動画に対する所定のトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する撮影提示ウィンドウを表示することは、
前記ターゲット動画の再生画面における前記所定のアンカー又は前記マスクレイヤ上の非ボタン領域に対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する撮影提示ウィンドウを表示することを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記撮影画面には、前記ターゲット動画に対応する撮影モードコントロールが設けられ、前記所定の撮影エントリに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に対応する撮影モードを有する撮影画面を表示した後、
前記撮影画面における前記撮影モードコントロールに対するトリガ操作に応答して、前記撮影モードコントロールのオンオフ状態を切り替え、切り替え後のオンオフ状態に対応する提示情報を表示することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記撮影モードコントロールのオンオフ状態をオン状態に切り替えるトリガ操作に応答して、前記撮影画面における撮影ボタンの表示アイコンを前記撮影モードコントロールに対応するアイコンに切り替えることをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記撮影画面にトリガされた撮影終了操作に応答して、前記撮影モードコントロールに対応する編集コントロールが設けられた動画編集画面に撮影結果動画を展示することと、
前記編集コントロールのオンオフ状態をオン状態に切り替えるトリガ操作に応答して、前記撮影結果動画を前記ターゲット動画が属する動画種別に処理することとをさらに含む、請求項
4に記載の方法。
【請求項7】
前記所定のカウントダウン形式は、火炎燃焼カウントダウン形式を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、前記ターゲット動画の再生画面に所定の同じスタイル動画撮影エントリを表示することと、
前記所定の同じスタイル動画撮影エントリーに対するトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画に載っている音楽リソース及びアイテムリソースのうちの少なくとも1つに基づいて、前記ターゲット動画に対応する撮影モードを有する撮影画面を表示することとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、前記ターゲット動画に対するコメント情報を入力させるための所定のクイックコメントボックスを前記ターゲット動画の再生画面に表示することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記ターゲット動画に対する共有操作に応答して、前記ターゲット動画のジャケットに対するマスクレイヤを生成し、マスクレイヤを有する前記ターゲット動画のジャケットを共有画面に展示することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記ターゲット動画がユーザのマイページに表示されていることを検出すると、前記ターゲット動画のジャケットに対するマスクレイヤを生成することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記ターゲット動画の再生中に、所定のカウントダウン形式の再生プログレスバーを表示することは、
複数回の再生をサポートする第1種類の動画から前記ターゲット動画へ切り替えるトリガ操作に応答して、前記ターゲット動画を再生し、前記第1種類の動画に対応する、再生進行調整機能をサポートする第1種類の再生プログレスバーから前記所定のカウントダウン形式の再生プログレスバーに切り替えることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
ターゲット動画の再生中に、所定のカウントダウン形式の、再生一時停止機能をサポートしない再生プログレスバーを表示するための第1の表示モジュールと、
前記ターゲット動画の最後のフレームの再生終了を検出すると、前記ターゲット動画の再生を停止し、前記ターゲット動画の最後のフレームの動画画面にマスクレイヤを表示するための第2の表示モジュールと、
前記ターゲット動画が1回のみの再生をサポートすることを提示するための所定の提示情報を前記マスクレイヤに表示するための第3の表示モジュールとを含む、動画処理装置。
【請求項14】
端末機器で稼働すると、前記端末機器に請求項1~12のいずれか1項に記載の方法を実現させる命令を記憶した、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項15】
メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行する時、請求項1~12のいずれか1項に記載の方法を実現させる、機器。
【請求項16】
プロセッサによって実行されると、請求項1~12のいずれか1項に記載の方法を実現させるコンピュータプログラム/命令を含む、コンピュータプログラム製品。
【国際調査報告】