(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-24
(54)【発明の名称】フレーム折り畳み機構及びベッドフレーム
(51)【国際特許分類】
A47D 7/00 20060101AFI20240517BHJP
A47C 19/12 20060101ALI20240517BHJP
【FI】
A47D7/00 A
A47C19/12 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023574670
(86)(22)【出願日】2022-06-10
(85)【翻訳文提出日】2023-12-04
(86)【国際出願番号】 EP2022065819
(87)【国際公開番号】W WO2022258803
(87)【国際公開日】2022-12-15
(31)【優先権主張番号】202110648821.6
(32)【優先日】2021-06-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517042092
【氏名又は名称】ワンダーランド スイツァーランド アーゲー
(74)【代理人】
【識別番号】110002871
【氏名又は名称】弁理士法人坂本国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】フ ジュンジエ
(57)【要約】
【課題】ベッドフレームに用いられるフレーム折り畳み機構の提供。
【解決手段】ベッドフレームは、フレーム部と支持部とを含む。本願のフレーム折り畳み機構は、横棒と、リンクと、係合アセンブリとを含み、横棒は、前記レーム部の下方に位置決められ、リンクは、その第1の端が前記支持部に枢動可能に接続されており、係合アセンブリは、前記横棒に外嵌される。ここで、前記リンクの前記第1の端に対向する第2の端は、前記係合アセンブリに枢動可能に接続され、前記係合アセンブリは、前記係合アセンブリを前記横棒に固定させ又は前記係合アセンブリを前記横棒に対してスライドされるように操作される。本願のフレーム折り畳み機構は、使用時に構造が安定しており、揺れにくい。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレーム部と支持部とを含むベッドフレームに用いられるフレーム折り畳み機構であって、
横棒と、リンクと、係合アセンブリとを含み、
前記横棒は、前記フレーム部の下方に位置決められ、
前記リンクは、その第1の端が前記支持部に枢動可能に接続されており、
前記係合アセンブリは、前記横棒に外嵌され、
前記リンクの前記第1の端に対向する第2の端は、前記係合アセンブリに枢動可能に接続され、前記係合アセンブリは、前記係合アセンブリを前記横棒に固定させ又は前記係合アセンブリを前記横棒に対してスライドさせるように操作される、
ことを特徴とするフレーム折り畳み機構。
【請求項2】
前記係合アセンブリは、少なくとも2つの位置で前記横棒に固定することができる、
ことを特徴とする請求項1に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項3】
前記ベッドフレームの前記支持部は、前記フレーム部に対して展開位置と折り畳み位置との間で回動可能であり、前記横棒に折り畳み固定溝及び展開固定溝が形成されており、前記支持部が前記展開位置にある場合に前記係合アセンブリが前記展開固定溝に固定され、前記支持部が前記折り畳み位置にある場合に前記係合アセンブリが前記折り畳み固定溝に固定されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項4】
前記係合アセンブリは、スリーブと、ロック解除ボタンと、係合部と、リセット部材とを含み、
前記スリーブは、前記係合アセンブリのハウジングとして形成され、
前記ロック解除ボタンは、少なくとも一部が前記スリーブの外部に露出し、操作可能であり、
前記係合部は、前記ロック解除ボタンの作動に応答して第1の方向に変位し、
前記リセット部材は、前記係合部に前記第1の方向とは反対の第2の方向の力を加えて、前記ロック解除ボタンが作動されない場合に前記リセット部材が前記係合部を第2の方向に沿って変位させる傾向がある、
ことを特徴とする請求項3に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項5】
前記係合部の外周寸法は、前記展開固定溝の寸法に対応している、
ことを特徴とする請求項4に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項6】
前記係合部は、前記展開固定溝にしまり嵌合している、
ことを特徴とする請求項5に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項7】
前記係合アセンブリは、ロック解除ボタンと係合部とを含み、前記ロック解除ボタンと係合部とは、前記横棒の両側に形成され、前記横棒は、前記係合部に対応する折り畳み固定溝と展開固定溝とを含む、
ことを特徴とする請求項4又は5に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項8】
前記係合アセンブリは、1つ又は2つのリセット部材を有する、
ことを特徴とする請求項7に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項9】
前記第1の方向は、前記横棒から離れる方向であり、前記第2の方向は、前記横棒に近づく方向である、
ことを特徴とする請求項4から8のいずれか1項に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項10】
前記係合部にガイド部が設けられており、前記ガイド部は、前記係合部を前記折り畳み固定溝及び/又は前記展開固定溝にガイドすることができる、
ことを特徴とする請求項4から9のいずれか1項に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項11】
前記横棒に凹部が形成されており、前記横棒の長手方向において、前記凹部は、前記折り畳み固定溝及び/又は前記展開固定溝に対応する位置に形成され、前記スリーブに前記凹部に係合する突起部が設けられており、又は、前記横棒に突起部が形成されており、前記横棒の長手方向において、前記突起部は、前記折り畳み固定溝及び/又は前記展開固定溝に対応する位置に形成され、前記スリーブに前記突起部に係合する凹部が設けられている、
ことを特徴とする請求項4から10のいずれか1項に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項12】
前記横棒に前記凹部が形成されている場合、前記スリーブに弾性変形部が形成されており、前記突起部は、前記弾性変形部の内面に設けられ、又は、前記横棒に突起部が形成されている場合、前記スリーブに弾性変形部が形成されており、前記凹部は、前記弾性変形部の内面に設けられている、
ことを特徴とする請求項11に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項13】
前記スリーブは、互いに協働する上ケースと下ケースとを含み、前記上ケース及び/又は前記下ケースに前記弾性変形部が設けられている、
ことを特徴とする請求項12に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項14】
前記リンクは、第1の枢動軸と、第2の枢動軸と、第1のリンク部と、第2のリンク部とを含み、
前記第1の枢動軸は、前記支持部に回転可能に設けられ、
前記第2の枢動軸は、前記係合アセンブリに回転可能に設けられ、
前記第1のリンク部は、前記第1の枢動軸と前記第2の枢動軸の一端に接続され、
前記第2のリンク部は、前記第1の枢動軸と前記第2の枢動軸との他端に接続され、
前記第1のリンク部と前記第2のリンク部とは、前記横棒の両側にそれぞれ形成されている、
ことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項15】
前記第1のリンク部と前記第2のリンク部とは、折り曲げられた形状に形成され且つ互いに鏡面対称である、
ことを特徴とする請求項14に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項16】
前記第1のリンク部と前記第2のリンク部が形成する折り曲げ角度は90°よりも大きい、
ことを特徴とする請求項15に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項17】
前記横棒の両端の水平高さは、前記横棒の中間部分の水平高さよりも大きい、
ことを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項18】
フレーム部と、支持部と、請求項1から17のいずれか1項に記載のフレーム折り畳み機構とを含む、
ことを特徴とするベッドフレーム。
【請求項19】
前記ベッドフレームは、2つの支持部を含み、前記フレーム折り畳み機構は、2つのリンクと2つの係合アセンブリとを含み、前記横棒の対向する両側には、いずれも折り畳み固定溝と展開固定溝が形成されている、
ことを特徴とする請求項18に記載のベッドフレーム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベビーベッド分野に関し、特に、フレーム折り畳み機構及びフレーム折り畳み機構を有するベッドフレームに関する。
【背景技術】
【0002】
ベビーベッドは赤ちゃんが休めるベビー用品で、介護者が赤ちゃんを介護するのに便利である。現在、市場に支持脚が折り畳み可能なベッドフレームは、展開使用状態では、支持脚が揺れやすく、ベビーベッドが使用時に十分に安定していないため、使いにくい体験をもたらすことがよく見られる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本願の目的は、使用状態においてベッドフレームを安定させることができ、揺れにくいフレーム折り畳み機構を提供することにある。
【0004】
本願のもう1つの目的は、構造の信頼性が高く、操作が容易であるフレーム折り畳み機構を提供することである。
【0005】
本発明の目的はさらに、上述した欠陥のうちの少なくとも1つを軽減又は解消することができるフレーム折り畳み機構を提供することにある。
【0006】
本発明の目的はさらに、上述したフレーム折り畳み機構を含むベッドフレームを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願の一態様は、上記の目的を実現するために、フレーム部と支持部とを含むベッドフレームに用いられているフレーム折り畳み機構を提供し、前記フレーム折り畳み機構は、横棒と、リンクと、係合アセンブリとを含み、横棒は、前記フレーム部の下方に位置決められ、リンクは、その第1の端が前記支持部に枢動可能に接続されており、係合アセンブリは、前記横棒に外嵌され、前記リンクの前記第1の端に対向する第2の端は、前記係合アセンブリに枢動可能に接続され、前記係合アセンブリは、前記係合アセンブリを前記横棒に固定させ又は前記係合アセンブリを前記横棒に対してスライドさせるように操作される。
【0008】
一実施例では、前記係合アセンブリは、少なくとも2つの位置で前記横棒に固定することができる。
【0009】
一実施例では、前記ベッドフレームの前記支持部は、前記フレーム部に対して展開位置と折り畳み位置との間で回動可能であり、前記横棒に折り畳み固定溝及び展開固定溝が形成されており、前記支持部が前記展開位置にある場合に前記係合アセンブリが前記展開固定溝に固定され、前記支持部が前記折り畳み位置にある場合、前記係合アセンブリが前記折り畳み固定溝に固定されている。
【0010】
一実施例では、前記係合アセンブリは、スリーブと、ロック解除ボタンと、係合部と、リセット部材とを含み、スリーブは、前記係合アセンブリのハウジングとして形成され、ロック解除ボタンは、少なくとも一部が前記スリーブの外部に露出し、操作可能であり、係合部は、前記ロック解除ボタンの作動に応答して第1の方向に変位し、リセット部材は、前記係合部に前記第1の方向とは反対の第2の方向の力を加えて、前記ロック解除ボタンが作動されない場合に前記リセット部材が前記係合部を第2の方向に沿って変位させる傾向がある。
【0011】
一実施例では、前記係合部の外周寸法は、前記展開固定溝の寸法に対応している。
【0012】
一実施例では、前記係合部は、前記展開固定溝にしまり嵌合(close fit)している。
【0013】
一実施例では、前記係合アセンブリは、ロック解除ボタンと係合部とを含み、前記ロック解除ボタンと係合部は、前記横棒の両側に形成され、前記横棒は、前記係合部に対応する折り畳み固定溝と展開固定溝とを含む。
【0014】
一実施例では、前記係合アセンブリは、1つ又は2つのリセット部材を有する。
【0015】
一実施例では、前記第1の方向は、前記横棒から離れる方向であり、前記第2の方向は、前記横棒に近づく方向である。
【0016】
一実施例では、前記係合部にガイド部が設けられており、前記ガイド部は、前記係合部を前記折り畳み固定溝及び/又は前記展開固定溝にガイドすることができる。
【0017】
一実施例では、前記横棒に凹部が形成されており、前記横棒の長手方向において、前記凹部は、前記折り畳み固定溝及び/又は前記展開固定溝に対応する位置に形成され、前記スリーブに前記凹部に係合する突起部が設けられており、又は、前記横棒に突起部が形成されており、前記横棒の長手方向において、前記突起部は、前記折り畳み固定溝及び/又は前記展開固定溝に対応する位置に形成され、前記スリーブに前記突起部に係合する凹部が設けられている。
【0018】
一実施例では、前記横棒に前記凹部が形成されている場合、前記スリーブに弾性変形部が形成されており、前記突起部は、前記弾性変形部の内面に設けられ、又は、前記横棒に突起部が形成されている場合、前記スリーブに弾性変形部が形成されており、前記凹部は、前記弾性変形部の内面に設けられている。
【0019】
一実施例では、前記スリーブは、互いに協働する上ケースと下ケースとを含み、前記上ケース及び/又は前記下ケースに前記弾性変形部が設けられている。
【0020】
一実施例では、前記リンクは、第1の枢動軸と、第2の枢動軸と、第1のリンク部と、第2のリンク部とを含み、第1の枢動軸は、前記支持部に回転可能に設けられ、第2の枢動軸は、前記係合アセンブリに回転可能に設けられ、第1のリンク部は、前記第1の枢動軸と前記第2の枢動軸の一端に接続され、第2のリンク部は、前記第1の枢動軸と前記第2の枢動軸との他端に接続され、前記第1のリンク部と前記第2のリンク部とは、前記横棒の両側にそれぞれ形成されている。
【0021】
一実施例では、前記第1のリンク部と前記第2のリンク部とは、折り曲げられた形状に形成され且つ互いに鏡面対称である。
【0022】
一実施例では、前記第1のリンク部と前記第2のリンク部が形成する折り曲げ角度は90°よりも大きい。
【0023】
一実施例では、前記横棒の両端の水平高さは、前記横棒の中間部分の水平高さよりも大きい。
【0024】
本願の一態様は、フレーム部と、支持部と、上記のフレーム折り畳み機構とを含むベッドフレームを提供する。
【0025】
一実施例では、前記ベッドフレームは、2つの支持部を含み、前記フレーム折り畳み機構は、2つのリンクと2つの係合アセンブリとを含み、前記横棒の対向する両側には、いずれも折り畳み固定溝と展開固定溝が形成されている。
【0026】
本願のフレーム折り畳み機構により、ベッドフレームの使用時の構造を安定させ、揺れにくくし、ベッドフレームのフレーム部と支持部の接続に信頼性があり、緊密で望ましくない隙間が存在しないと同時に、ベッドフレームの折り畳み操作が簡単で、便利で、省力で、誤操作しにくい。
【0027】
以下の、本発明の好適な実施例の詳細な説明を図面と併せて考慮することにより、本発明の様々な目的、特徴及び利点がより明らかになるであろう。図面は本発明の例示的な図解にすぎず、必ずしも比例して描かれているわけではない。図面において、同一の符号は常に同一又は類似の部品を表す。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【
図5】本願のベッドフレームの支持部が折り畳み位置にある斜面図である。
【
図7】本願のフレーム折り畳み機構の概略的な部分断面斜視図である。
【
図8】本願のフレーム折り畳み機構の他の概略的な部分断面斜視図である。
【
図9】本願のフレーム折り畳み機構の他の概略的な部分断面斜視図である。
【
図10】本願のフレーム折り畳み機構の他の概略的な部分断面斜視図である。
【
図11】本願のフレーム折り畳み機構の係合アセンブリの一実施例の分解斜視図である。
【
図12】本願のフレーム折り畳み機構の係合アセンブリの一実施例の他の角度からの分解斜視図である。
【
図13】本願のフレーム折り畳み機構の別の実施例の部分要素の底面斜視図である。
【
図14】本願のフレーム折り畳み機構の別の実施例の部分要素の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
本願の原理と構造をさらに説明するために、添付図面に基づいて本願の好適な実施例を詳細に説明するが、この実施例は説明と解釈のためだけに使用され、本願の特許保護範囲を制限するために使用することはできない。
【0030】
本明細書で使用される用語は、特定の実施例を記述するためだけのものであり、本明細書を限定することを意図するものではない。本願及び添付の特許請求の範囲で使用される単数形の「1つ」、「記載」、及び「それ」は、文脈が他の意味を明確に示さない限り、多数の形を含むことも意図される。本明細書で使用される用語「及び/又は」は、関連付けられたリストされた1つ以上のアイテムの任意又はすべての可能な組み合わせを意味し、含むことも理解されるべきである。本願で用いられる「第1の方向」、「第2の方向」などの方向を表す用語は、限定的な意味を持たず、区別するために用いられる。
【0031】
ロック可能で安定して揺れにくいベビーベッドフレームを提供する必要がある。
【0032】
図1、
図2及び
図5を参照すると、本願のベッドフレーム1は、折り畳み可能であり、使用時に赤ちゃん又は子供が寝たり遊んだりすることができる。ベッドフレーム1は、フレーム部10と支持部20とを含むことができる。フレーム部10は、赤ちゃん又は子供の活動空間を提供するために使用することができる。支持部20は2つであってもよい。2つの支持部20は、フレーム部10の長手側の両端下方に設けられてもよい。本願は、支持部20の数を制限するものではない。支持部20は、フレーム部10に対して展開位置(
図1に示す)と折り畳み位置との間で枢動可能である。折り畳み位置は、全ての支持部20が水平方向に近づくように枢動する位置であってもよい。折り畳み位置において、ベッドフレーム1は、収納及び輸送を容易にするために、より小さな体積を有することができる。
【0033】
フレーム折り畳み機構30は、支持部20を操作して折り畳みやすくし、支持部20を展開位置又は折り畳み位置に強固に保持することができるように、フレーム部10と支持部20とにそれぞれ接続することができる。
【0034】
フレーム折り畳み機構30は、横棒320と、リンク310と、係合アセンブリ330とを含み、横棒320は、フレーム部10の下方に位置決めされ、リンク310は、その右端(非限定)(
図2参照)が支持部20に枢動可能に接続されており、係合アセンブリ330は、横棒320に外嵌される。リンク310の左端(非限定)は、係合アセンブリ330に枢動可能に接続されている。係合アセンブリ330は、係合アセンブリ330を横棒320に固定するか、又は係合アセンブリ330を横棒320に対してスライドさせるように操作される。
【0035】
横棒320は、フレーム部10の長手側の方向(
図1の左右方向)に沿ってフレーム部10の下面の下の中央に設けられていてもよい。横棒320は、中空の構造を有することができる。横棒320の両端は、フレーム部10又はフレーム部10と支持部20とが結合する位置に接続されていてもよく、任意選択で、横棒320の両端は、フレーム部10又はフレーム部10が支持部20に接続される位置に固定されてもよい。支持部20が枢動する間、横棒320は不動のままであってもよい。
【0036】
横棒320には、折り畳み固定溝321と展開固定溝322(
図8及び
図9に示す)が形成されることができる。支持部20が展開位置にあるとき、係合アセンブリ330は、フレーム部10が揺れずに安定して支持されるように、展開固定溝322に固定することができ、支持部20が折畳位置にあるとき、係合アセンブリ330は、支持部20が折り畳み位置に保持され望ましくなく展開されることないように、折り畳み固定溝321に固定することができる。
【0037】
任意選択で、横棒320は、必要に応じて支持部20が所望の角度又は位置に保持できるように、折り畳み固定溝321と展開固定溝322との以外の固定溝を設けることもできる。
【0038】
この実施例では、横棒320の両側にそれぞれ1つの折り畳み固定溝321と1つの展開固定溝322とを有する。本願は、折り畳み固定溝321及び展開固定溝322の数を限定するものではない。これに対応して、この実施例では、フレーム折り畳み機構30は、2つのリンク310と2つの係合アセンブリ330とを有していてもよい。本願は、リンク310及び係合アセンブリ330の数を限定するものではない。任意選択で、横棒320は、他の数の折り畳み固定溝321と展開固定溝322とを有することができ、フレーム折り畳み機構30は、他の数のリンク310を有することができる。任意選択で、折り畳み固定溝321及び展開固定溝322の数は、リンク310の数に対応し、係合アセンブリ330の数に対応する。この実施例では、フレーム折り畳み機構30は、1つの横棒320を有する。任意選択で、フレーム折り畳み機構30は、互いに平行に又は角度をなして配置されてもよい他の数の横棒320を有してもよい。
【0039】
図2、
図4、
図6から
図8に示すように、係合アセンブリ330は、スリーブ331と、ロック解除ボタン332と、係合部333と、リセット部材334とを含み、スリーブ331は、係合アセンブリ330のハウジングとして形成され、ロック解除ボタン332は、スリーブ331の外部に少なくとも部分的に露出し、操作可能であり、係合部333は、ロック解除ボタン332の作動に応答して横棒320から離れる方向(第1の方向)に変位(又は一定の距離を移動)し、リセット部材334は、ロック解除ボタン332が作動されていない場合、リセット部材334がロック解除ボタン332を横棒320に向かう方向(第2の方向)に変位させる傾向があるように、ロック解除ボタン332に対して横棒320に向かう方向の力を係合部333に一定に与える。
【0040】
スリーブ331は、手で把持して操作するのに便利になるために、比較的平坦な略六面体形状に形成することができる。ロック解除ボタン332は、スリーブ331の両側にそれぞれ設けられ、指(例えば、親指と人差し指)で内側に(横棒320に向かって)押すことによって作動するのを容易にする2つであってもよい。2つのロック解除ボタン332はより安定した固定を実現することができ、2つのロック解除ボタン332は対称的に配置することができる。ロック解除ボタン332は他の数であってもよく、本願ではロック解除ボタン332の数を制限するものではない。
【0041】
係合部333の一側には、
図7から
図10に示すように、受入溝3331を有していてもよい。レバー部材335は、ロック解除ボタン332と受入溝3331との間に設けられてもよく、これにより、リセット部材334が内側(
図7に矢印で示す)に押圧されると、レバー部材335が受入溝3331を介して係合部333を外側に押圧する。
【0042】
リセット部材334は、
図7から
図10に示すような弾性部材として形成することができる。
図10中の334’は、自然状態におけるリセット部材334の形状である。したがって、2つの係合部333の受入溝3331にリセット部材334が設けられている場合、リセット部材334は弾性変形した状態となり、2つの係合部333に一定の内向きの力を加えることができる。係合部333は他の数であってもよく、本願では係合部333の数を限定するものではない。
【0043】
他の実施例では、リセット部材334は、係合部333とスリーブ331の内壁との間に設けられたバネとして形成することができる。リセット部材334は、係合部333に内向きの推力を加えることができれば、他の形態を形成することもできる。
【0044】
他の実施例では、係合アセンブリ330は、1つのロック解除ボタン332と1つの係合部333とを有してもよい。リセット部材334は、必要に応じて1つ、2つ以上に設定することができる。
【0045】
係合部333の外周寸法は、係合部333が折り畳み固定溝321又は展開固定溝322にちょうど入り込んで保持できるように、折り畳み固定溝321及び展開固定溝322の寸法に対応することができる。係合部333が折り畳み固定溝321又は展開固定溝322に入り込むと、係合部333と折り畳み固定溝321又は展開固定溝322との隙間はできるだけ小さく、あるいはしまり嵌合を形成する。リセット部材334の弾性復元力により、スリーブ331が容易にスライドしないため、ベッドフレーム1が展開されるとより安定し、揺れない。より具体的には、展開固定溝322は貫通孔であり、係合部333は直接に貫通孔内に係入し、スリーブ331と横棒320との位置限定がより確実になるように、係合部333と展開固定溝322との係合面積を増加させる。すなわち、フレーム部10と支持部20とが相対的に揺動しないようにして、ベッドフレーム1の展開後の全体の安定性を保証し、特にリセット部材334の作用下で、係合部333は貫通孔内により深く係合し、係合面積がより大きく、ベッドフレーム1を展開した後の安定性はより良く、さらに揺れない。一方、折り畳む時には大きなロック力を必要としないため、折り畳み固定溝321を沈み溝とすることができ、このように、係合部333と折り畳み固定溝321との間に良好な位置限定の固定を形成することができ、支持部20の折りたたみ後の落下を防止するとともに、係合部333が折り畳み固定溝321から抜け出しやすく、支持部20の展開、すなわちベッドフレーム1の展開使用を容易にすることができる。
【0046】
係合部333には、ガイド部3332が設けられていることができる。ガイド部3332は、面取りやテーパ面などであってもよい。ガイド部3332は、係合部333を折り畳み固定溝321及び/又は展開固定溝322にガイドすることができる。ガイド部3332及びリセット部材334からの推力により、係合部333は、そのガイド部3332が折り畳み固定溝321又は展開固定溝322に接触する際に、折り畳み固定溝321又は展開固定溝322に自動的に進入し、又は、少なくとも係合アセンブリ330をさらに移動させるために必要な力を減少させることができる。
【0047】
図2及び
図4を参照すると、リンク310の一端は、支持部20に枢動可能に接続され、リンク310の一端は、係合アセンブリ330に枢動可能に接続されている。リンク310は、係合アセンブリ330に回転可能に設けられた第1の枢動軸311と、支持部20に回動可能に設けられた第2の枢動軸312と、第1の枢動軸311と第2の枢動軸312の一端を接続する第1のリンク部313と、第1の枢動軸311と第2の枢動軸312の他端とを接続する第2のリンク部314とを備える。第1のリンク部313及び第2のリンク部314は、それぞれ横棒320の両側に形成することができる。
【0048】
任意選択で、リンク310は、第1のリンク部313のみ又は第2のリンク部314のみを有しても良い。
【0049】
第1のリンク部313及び第2のリンク部314は、湾曲した形状に形成され、且つ互いに鏡面対称にすることができる。任意選択で、第1のリンク部313と第2のリンク部314とは互いに非対称であってもよい。折り曲げられた形状により、リンク310がフレーム部10の下方のより少ない空間に占有させることができ、同時に支持部20をフレーム部10に対して安定させることができる。
【0050】
第1のリンク部313及び第2のリンク部314が形成する折り曲げ角度は、90°より大きくてもよい。第1のリンク部313及び第2のリンク部314が形成する折り曲げ角度は、180°未満であってもよい。第1のリンク部313と第2のリンク部314とにより形成される折り曲げは、緩やかに移行することができる。
【0051】
図6を参照すると、支持部20を折り畳むと、第1のリンク部313と第2のリンク部314は、一部が横棒320の上方に位置することができる。
【0052】
図8から
図14を参照すると、横棒320には、上凹部323(
図14参照)及び下凹部324などの凹部が形成されていてもよい。横棒320の長手方向において、上凹部323及び下凹部324は、折り畳み固定溝321及び/又は展開固定溝322に対応する位置に形成されている。具体的には、上凹部323及び下凹部324は、球面形状の陥凹として形成することができ、上凹部323又は下凹部324の中心点は、折り畳み固定溝321又は展開固定溝322の側に偏倚することができる。これにより、スリーブ331に弾性変形部336を形成することができる。スリーブ331には、上凹部323及び下凹部324に係合する上突起部337及び下突起部338(
図14参照)が設けられていてもよい。上突起部337及び下突起部338は、弾性変形部336が横棒320に面する内面に設けられていてもよい。係合アセンブリ330が上凹部323及び下凹部324を経過すると、弾性変形部336の上突起部337及び下突起部338は、弾性変形部336の弾性により上凹部323及び下凹部324内に入り込むことができ、これにより、係合アセンブリ330をさらに移動させる際に一定の抵抗力が発生し、折り畳み固定溝321又は展開固定溝322に接近していることを操作者に提示する。弾性変形部336の上突起部337及び下突起部338が上凹部323及び下凹部324に完全に進入すると、係合部333は折り畳み固定溝321又は展開固定溝322にちょうど合わせられる。横棒320には、上凹部323と下凹部324の一方のみを有することができる。したがって、スリーブ331には、上突起部337と下突起部338の一方のみが設けられていてもよい。上凹部323及び下凹部324は、それぞれ1つ、2つ以上に設けられてもよく、それにより、任意選択で、折り畳み固定溝321、展開固定溝322又は他の固定溝に対応する。上凹部323又は下凹部324は、円形、長形、四角形などに形成することができる。
【0053】
別の実施例(図示せず)では、上凹部323及び下凹部324を弾性変形部336に形成することができ、上突起部337及び下突起部338を横棒320に形成することができる。すなわち、この実施例における上凹部323及び下凹部324及び上突起部337及び下突起部338は、前の実施例と入れ替わっている。
【0054】
なお、横棒320及び弾性変形部336の凹部323、324及び突起部337、338により、折り畳み固定溝321、展開固定溝322又は他の固定溝の位置の提示を実現し、これにより、操作者が直接視力により折り畳み固定溝321、展開固定溝322又は他の固定溝の位置を観察することができない場合にも、依然として容易に位置を特定することができる。突起部337、338と凹部323、324とが位置する位置は交換可能である。
【0055】
図11から
図14を参照すると、スリーブ331は、互いに協働する上ケース3311と下ケース3312とを含むことができる。上ケース3311及び/又は下ケース3312には弾性変形部336が設けられていてもよい。弾性変形部336は、上ケース3311及び/又は下ケース3312に設けられてもよい。すなわち、上ケース3311及び下ケース3312の弾性変形部336には、横棒320の凹部323、324に嵌合する突起部337、338が設けられていてもよい。突起部337、338が上ケース3311及び下ケース3312に設けられている場合、横棒320は対応して上側及び下側に凹部323、324を設けてもよい。別の実施例(図示せず)では、凹部323、324が上ケース3311及び下ケース3312に設けられている場合、横棒320は対応して上側及び下側に突起部337、338を設けてもよい。
【0056】
図6を参照すると、横棒320の両端の水平高さは、横棒320の中間部分の水平高さよりも大きくすることができる。このように、支持部20が折り畳まれているとき、第1のリンク部313及び支持部20における第1のリンク部313を収容している部分は、横棒320と干渉することなく、さらに、支持部20を基本水平な位置に折り畳むことができる。
【0057】
当業者は、明細書を考慮し、本明細書に開示された発明を実践した後、本願の他の実施例を容易に思いつくであろう。本願は、本開示の一般的な原理に従い、本明細書に開示されていない本技術分野における公知の常識又は慣用的な技術手段を含む、本願の任意の変形、用途又は適応的変化をカバーすることを目的とする。明細書及び実施例は単に例示とみなされ、本願の真の範囲及び精神は本願の請求項によって示す。
【0058】
本明細書は、例示的な実施例を参照して列挙して説明されているが、使用される用語は、限定的な用語ではなく、例示的であり、例解的である。本願は、本願の精神及び実質から逸脱することなく様々な形態で具体的に実施することができるので、上述の実施例は上述の詳細に限定されるものではなく、特許請求の範囲に規定された範囲内で最も広く解釈されるべきである。そのため、特許請求の範囲又はその等価範囲内に含まれるすべての変化は特許請求の範囲に含まれるべきであることを理解すべきである。
【符号の説明】
【0059】
1 ベッドフレーム
10 フレーム部
20 支持部
30 フレーム折り畳み機構
310 リンク
311 第1の枢動軸
312 第2の枢動軸
313 第1のリンク部
314 第2のリンク部
320 横棒
321 折り畳み固定溝
322 展開固定溝
323 上凹部
324 下凹部
330 係合アセンブリ
331 スリーブ
3311 上ケース
3312 下ケース
332 ロック解除ボタン
333 係合部
3331 受入溝
3332 ガイド部
334、334’ リセット部材
335 レバー部材
336 弾性変形部
337 上突起部
338 下突起部
【手続補正書】
【提出日】2023-12-04
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレーム部と支持部とを含むベッドフレームに用いられるフレーム折り畳み機構であって、
横棒と、リンクと、係合アセンブリとを含み、
前記横棒は、前記フレーム部の下方に位置決められ、
前記リンクは、その第1の端が前記支持部に枢動可能に接続されており、
前記係合アセンブリは、前記横棒に外嵌され、
前記リンクの前記第1の端に対向する第2の端は、前記係合アセンブリに枢動可能に接続され、前記係合アセンブリは、前記係合アセンブリを前記横棒に固定させ又は前記係合アセンブリを前記横棒に対してスライドさせるように操作される、
ことを特徴とするフレーム折り畳み機構。
【請求項2】
前記係合アセンブリは、少なくとも2つの位置で前記横棒に固定することができる、
ことを特徴とする請求項1に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項3】
前記ベッドフレームの前記支持部は、前記フレーム部に対して展開位置と折り畳み位置との間で回動可能であり、前記横棒に折り畳み固定溝及び展開固定溝が形成されており、前記支持部が前記展開位置にある場合に前記係合アセンブリが前記展開固定溝に固定され、前記支持部が前記折り畳み位置にある場合に前記係合アセンブリが前記折り畳み固定溝に固定されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項4】
前記係合アセンブリは、スリーブと、ロック解除ボタンと、係合部と、リセット部材とを含み、
前記スリーブは、前記係合アセンブリのハウジングとして形成され、
前記ロック解除ボタンは、少なくとも一部が前記スリーブの外部に露出し、操作可能であり、
前記係合部は、前記ロック解除ボタンの作動に応答して第1の方向に変位し、
前記リセット部材は、前記係合部に前記第1の方向とは反対の第2の方向の力を加えて、前記ロック解除ボタンが作動されない場合に前記リセット部材が前記係合部を第2の方向に沿って変位させる傾向がある、
ことを特徴とする請求項3に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項5】
前記係合部の外周寸法は、前記展開固定溝の寸法に対応している、
ことを特徴とする請求項4に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項6】
前記係合部は、前記展開固定溝にしまり嵌合している、
ことを特徴とする請求項5に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項7】
前記係合アセンブリは、ロック解除ボタンと係合部とを含み、前記ロック解除ボタンと係合部とは、前記横棒の両側に形成され、前記横棒は、前記係合部に対応する折り畳み固定溝と展開固定溝とを含む、
ことを特徴とする請求項
4に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項8】
前記係合アセンブリは、1つ又は2つのリセット部材を有する、
ことを特徴とする請求項7に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項9】
前記第1の方向は、前記横棒から離れる方向であり、前記第2の方向は、前記横棒に近づく方向である、
ことを特徴とする請求項
4に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項10】
前記係合部にガイド部が設けられており、前記ガイド部は、前記係合部を前記折り畳み固定溝及び/又は前記展開固定溝にガイドすることができる、
ことを特徴とする請求項
4に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項11】
前記横棒に凹部が形成されており、前記横棒の長手方向において、前記凹部は、前記折り畳み固定溝及び/又は前記展開固定溝に対応する位置に形成され、前記スリーブに前記凹部に係合する突起部が設けられており、又は、前記横棒に突起部が形成されており、前記横棒の長手方向において、前記突起部は、前記折り畳み固定溝及び/又は前記展開固定溝に対応する位置に形成され、前記スリーブに前記突起部に係合する凹部が設けられている、
ことを特徴とする請求項
4に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項12】
前記横棒に前記凹部が形成されている場合、前記スリーブに弾性変形部が形成されており、前記突起部は、前記弾性変形部の内面に設けられ、又は、前記横棒に突起部が形成されている場合、前記スリーブに弾性変形部が形成されており、前記凹部は、前記弾性変形部の内面に設けられている、
ことを特徴とする請求項11に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項13】
前記スリーブは、互いに協働する上ケースと下ケースとを含み、前記上ケース及び/又は前記下ケースに前記弾性変形部が設けられている、
ことを特徴とする請求項12に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項14】
前記リンクは、第1の枢動軸と、第2の枢動軸と、第1のリンク部と、第2のリンク部とを含み、
前記第1の枢動軸は、前記支持部に回転可能に設けられ、
前記第2の枢動軸は、前記係合アセンブリに回転可能に設けられ、
前記第1のリンク部は、前記第1の枢動軸と前記第2の枢動軸の一端に接続され、
前記第2のリンク部は、前記第1の枢動軸と前記第2の枢動軸との他端に接続され、
前記第1のリンク部と前記第2のリンク部とは、前記横棒の両側にそれぞれ形成されている、
ことを特徴とする請求項1
又は2に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項15】
前記第1のリンク部と前記第2のリンク部とは、折り曲げられた形状に形成され且つ互いに鏡面対称である、
ことを特徴とする請求項14に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項16】
前記第1のリンク部と前記第2のリンク部が形成する折り曲げ角度は90°よりも大きい、
ことを特徴とする請求項15に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項17】
前記横棒の両端の水平高さは、前記横棒の中間部分の水平高さよりも大きい、
ことを特徴とする請求項
1又は2に記載のフレーム折り畳み機構。
【請求項18】
フレーム部と、支持部と、請求項
1又は2に記載のフレーム折り畳み機構とを含む、
ことを特徴とするベッドフレーム。
【請求項19】
前記ベッドフレームは、2つの支持部を含み、前記フレーム折り畳み機構は、2つのリンクと2つの係合アセンブリとを含み、前記横棒の対向する両側には、いずれも折り畳み固定溝と展開固定溝が形成されている、
ことを特徴とする請求項18に記載のベッドフレーム。
【国際調査報告】