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特表2024-520725ビデオ生成方法、装置、機器および記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-24
(54)【発明の名称】ビデオ生成方法、装置、機器および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/854 20110101AFI20240517BHJP
【FI】
H04N21/854
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023574742
(86)(22)【出願日】2022-06-06
(85)【翻訳文提出日】2024-01-16
(86)【国際出願番号】 CN2022097059
(87)【国際公開番号】W WO2022253350
(87)【国際公開日】2022-12-08
(31)【優先権主張番号】202110624616.6
(32)【優先日】2021-06-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】リ,シンウェイ
(72)【発明者】
【氏名】ジャオ,ジャンファン
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164MC01P
5C164UD61S
5C164YA11
(57)【要約】
本開示は、ビデオ生成方法、装置、機器及び記憶媒体を提供し、前記方法は、以下を含む。ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作を受けると、まず、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示し、当該撮影指示情報は、ストーリーボードに対応する撮影方法および/または撮影コンテンツの特徴を指示するために使用される。次に、各ストーリーボードのためにそれぞれユーザー素材を取得し、取得されたユーザー素材に基づいて、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成する。本開示の実施例は、ターゲットビデオ編集テンプレートにおける各ストーリーボードの撮影指示情報を利用して、ユーザー素材の取得を指示し、取得されたユーザー素材に基づいて、ターゲット結果ビデオを生成し、ビデオ生成方法を豊かにし、ユーザーエクスペリエンスを向上させることがわかる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示するステップであって、前記撮影指示情報は、前記ストーリーボードに対応する撮影方法および/または撮影コンテンツの特徴を指示するために使用される、ステップと、
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのために、それぞれユーザー素材を取得するステップと、
前記ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材に基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成するステップとを含む、ことを特徴とするビデオ生成方法。
【請求項2】
前記ターゲットビデオ編集テンプレートにはデモビデオがあり、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示するステップは、
前記デモビデオに対しての予め設定されたトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示するステップを含み、前記デモビデオに含まれるストーリーボードの素材が前記ストーリーボードの撮影指示情報に適合する、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードとビデオクリップとは対応関係を有し、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示するステップは、
ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報および前記ビデオクリップの素材記述情報を表示するステップを含み、前記素材記述情報は、前記ビデオクリップに対応するビデオコンテンツの特徴を記述するために使用される、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ターゲットビデオ編集テンプレートにはコンテンツ目次があり、前記コンテンツ目次は、少なくとも1つのビデオクリップに対応する目次情報を含み、前記目次情報が前記少なくとも1つのビデオクリップに対応するビデオコンテンツの概要を記述するために使用される、ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、
前記コンテンツ目次に対応する目次表示コントロールに対してのトリガー操作に応答して、前記コンテンツ目次を表示状態から隠された状態に切り替えるように制御するか、または、前記コンテンツ目次を前記隠された状態から前記表示状態に切り替えるように制御するステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記前記ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材に基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成する前に、
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードに対するショット追加操作を受けると、前記ショット追加操作に対応するストーリーボードを取得し、前記ストーリーボードにユーザー素材を取得するステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材に基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成する前に、
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのうちの第1ストーリーボードに対する削除操作を受けると、前記第1ストーリーボードおよび前記第1ストーリーボードに対応するユーザー素材を削除するステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのうちの第2ストーリーボードに対するプレビュー操作に応答して、前記デモビデオの前記第2ストーリーボードに対応する素材を再生し、前記第2ストーリーボードに対応する撮影指示情報を表示するステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項9】
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのために、それぞれユーザー素材を取得するステップは、
素材追加ページを表示するステップであって、前記素材追加ページには、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報が表示される、ステップと、
前記素材追加ページに基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのために、それぞれユーザー素材を取得するステップとを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記素材追加ページは、アルバム導入ページおよび撮影ページを含み、前記素材追加ページに基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのために、それぞれユーザー素材を取得するステップは、
前記アルバム導入ページに基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのために、それぞれユーザー素材を取得するステップ、および/または、
前記撮影ページに基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのために、それぞれユーザー素材を取得するステップを含む、ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材に基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成するステップは、
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの字幕を取得するステップと、
前記ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材および字幕に基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成するステップとを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項12】
ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示するための第1表示モジュールであって、前記撮影指示情報は、前記ストーリーボードに対応する撮影方法および/または撮影コンテンツの特徴を指示するために使用される、第1表示モジュールと、
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのために、それぞれユーザー素材を取得するための第1取得モジュールと、
前記ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材に基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成するための第1生成モジュールとを含む、ことを特徴とするビデオ生成装置。
【請求項13】
命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記命令が端末機器で実行されるとき、前記端末機器に請求項1~11のいずれか一項に記載の方法を実現させる、ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項14】
メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、かつ前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムとを含む機器であって、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行するとき、請求項1~11のいずれか一項に記載の方法を実現する、ことを特徴とする機器。
【請求項15】
コンピュータプログラム/命令を含むコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム/命令がプロセッサによって実行されるとき、請求項1~11のいずれか一項に記載の方法を実現する、ことを特徴とするコンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、2021年6月4日に提出された、出願番号が202110624616.6であり、出願名称が「ビデオ生成方法、装置、機器および記憶媒体」である中国特許出願の優先権について主張し、その全内容を本願の一部として引用する。
【0002】
本開示は、データ処理の分野に関し、特に、ビデオ生成方法、装置、機器および記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
ビデオ処理技術の継続的な発展に伴い、ビデオ生成方法に対する人々の要求はますます高まっている。したがって、ユーザーの高まっているビデオ編集ニーズに応え、ユーザーエクスペリエンスを向上させるために、ビデオ生成方法をいかに豊かにするかが、解決すべき緊急の技術課題となっている。
【発明の概要】
【0004】
上記の技術的課題を解決するために、または上記の技術的課題の少なくとも一部を解決するために、本開示は、ターゲットビデオ編集テンプレートにおける各ストーリーボードの撮影指示情報を利用してユーザー素材の取得を指示し、取得されたユーザー素材に基づいて、ターゲット結果ビデオを生成することができる、ビデオ生成方法を提供し、ビデオ生成方法を豊かにし、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0005】
第1態様において、本開示は、
ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示するステップであって、前記撮影指示情報は、前記ストーリーボードに対応する撮影方法および/または撮影コンテンツの特徴を指示するために使用される、ステップと、
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのためにそれぞれユーザー素材を取得するステップと、
前記ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材に基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成するステップとを含む、ビデオ生成方法を提供する。
【0006】
選択可能な実施形態において、前記ターゲットビデオ編集テンプレートにはデモビデオがあり、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示するステップは、
前記デモビデオに対しての予め設定されたトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示するステップを含み、前記デモビデオに含まれるストーリーボードの素材が前記ストーリーボードの撮影指示情報に適合する。
【0007】
選択可能な実施形態において、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードとビデオクリップとは対応関係を有し、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示するステップは、
ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報および前記ビデオクリップの素材記述情報を表示するステップを含み、前記素材記述情報は、前記ビデオクリップに対応するビデオコンテンツの特徴を記述するために使用される。
【0008】
選択可能な実施形態において、前記ターゲットビデオ編集テンプレートにはコンテンツ目次があり、前記コンテンツ目次は、少なくとも1つのビデオクリップに対応する目次情報を含み、前記目次情報が前記少なくとも1つのビデオクリップに対応するビデオコンテンツの概要を記述するために使用される。
【0009】
選択可能な実施形態において、前記方法は、
前記コンテンツ目次に対応する目次表示コントロールに対してのトリガー操作に応答して、前記コンテンツ目次を表示状態から隠された状態に切り替えるように制御するか、または、前記コンテンツ目次を前記隠された状態から前記表示状態に切り替えるように制御するステップをさらに含む。
【0010】
選択可能な実施形態において、前記ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材に基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成する前に、
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードに対するショット追加操作を受けると、前記ショット追加操作に対応するストーリーボードを取得し、前記ストーリーボードにユーザー素材を取得するステップをさらに含む。
【0011】
選択可能な実施形態において、前記ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材に基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成する前に、
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのうちの第1ストーリーボードに対する削除操作を受けると、前記第1ストーリーボードおよび前記第1ストーリーボードに対応するユーザー素材を削除するステップをさらに含む。
【0012】
選択可能な実施形態において、前記方法は、
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのうちの第2ストーリーボードに対するプレビュー操作に応答して、前記デモビデオの前記第2ストーリーボードに対応する素材を再生し、前記第2ストーリーボードに対応する撮影指示情報を表示するステップをさらに含む。
【0013】
選択可能な実施形態において、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのためにそれぞれユーザー素材を取得するステップは、
素材追加ページを表示するステップであって、前記素材追加ページには、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報が表示される、ステップと、
前記素材追加ページに基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのために、それぞれユーザー素材を取得するステップとを含む。
【0014】
選択可能な実施形態において、前記ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材に基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成するステップは、
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの字幕を取得するステップと、
前記ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材および字幕に基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成するステップとを含む。
【0015】
第2態様において、本開示は、
ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示するための第1表示モジュールであって、前記撮影指示情報は、前記ストーリーボードに対応する撮影方法および/または撮影コンテンツの特徴を指示するために使用される、第1表示モジュールと、
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのために、それぞれユーザー素材を取得するための第1取得モジュールと、
前記ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材に基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成するための第1生成モジュールとを含む、ビデオ生成装置を提供する。
【0016】
第3態様において、本開示は、命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記命令が端末機器で実行されるとき、前記端末機器に上記方法を実行させる。
【0017】
第4態様において、本開示は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、かつ前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムとを含む機器を提供し、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行するとき、上記方法を実現する。
【0018】
第5態様において、本開示は、コンピュータプログラム/命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム/命令がプロセッサによって実行されるとき、上記の方法を実現する。
【0019】
本開示の実施例によって提供される技術的解決手段は、従来の技術と比べると、以下の利点を有する。
【0020】
本開示の実施例によって提供されるビデオ生成方法は、ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作を受けると、まず、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示し、当該撮影指示情報は、前記ストーリーボードに対応する撮影方法および/または撮影コンテンツの特徴を指示するために使用される。次に、各ストーリーボードのためにそれぞれユーザー素材を取得し、取得されたユーザー素材に基づいて、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成する。本開示の実施例は、ターゲットビデオ編集テンプレートにおける各ストーリーボードの撮影指示情報を利用して、ユーザー素材の取得を指示し、取得されたユーザー素材に基づいて、ターゲット結果ビデオを生成し、ビデオ生成方法を豊かにし、ユーザーエクスペリエンスを向上させることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
本明細書に組み込まれ、その一部を構成する添付図面は、本開示と一致する実施例を示し、明細書とともに、本開示の原理を説明するのに役立つ。
【0022】
本開示の実施例または従来技術の技術的解決手段をより明確に示すために、実施例または従来技術の説明に使用する必要がある図面を以下に簡単に紹介する。当業者であれば、創造的な努力をすることなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができることは明らかである。
【0023】
図1図1は、本開示の実施例によって提供されるビデオ生成方法のフローチャートである。
図2図2は、本開示の実施例によって提供される撮影指示ページの概略図である。
図3図3は、本開示の実施例によって提供される素材追加ページの概略図である。
図4図4は、本開示の実施例によって提供される別のビデオ生成方法のフローチャートである。
図5図5は、本開示の実施例によって提供されるテンプレートビデオ推奨ページの概略図である。
図6図6は、本開示の実施例によって提供される撮影編集ページの概略図である。
図7図7は、本開示の実施例によって提供されるビデオ生成装置の概略構造図である。
図8図8は、本発明の実施例によって提供されるビデオ生成機器の概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本開示の上記の目的、特徴および利点をより明確に理解するために、本開示の解決手段を以下にさらに説明する。なお、矛盾しない限り、本開示の実施例と実施例の特徴部分とを組み合わせることができる。
【0025】
本開示を完全に理解するために、多くの具体的な詳細が以下の説明に記載されるが、本開示は、ここで説明されるものとは異なる他の方法でも実施することができる。明らかに、明細書の実施例は、本開示の実施例の一部にすぎず、すべての実施例ではない。
【0026】
ビデオ生成方法を豊かにし、ユーザーエクスペリエンスを向上させるために、本開示の実施例は、ビデオ生成方法を提供する。具体的には、ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作を受けると、まず、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示し、当該撮影指示情報は、ストーリーボードに対応する撮影方法および/または撮影コンテンツの特徴を指示するために使用される。次に、当該ターゲットビデオ編集テンプレートに対応する各ストーリーボードのためにそれぞれユーザー素材を取得し、取得されたユーザー素材に基づいて、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成する。本開示の実施例は、ターゲットビデオ編集テンプレートにおける各ストーリーボードの撮影指示情報を利用して、ユーザー素材の取得を指示し、取得されたユーザー素材に基づいて、ターゲット結果ビデオを生成し、ビデオ生成方法を豊かにし、ユーザーエクスペリエンスを向上させることがわかる。
【0027】
これに基づいて、本発明の実施例は、ビデオ生成方法を提供する。図1を参照すると、本発明の実施例によって提供されるビデオ生成方法のフローチャートである。当該方法は、以下のステップを含む。
【0028】
S101:ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示する。
【0029】
前記撮影指示情報は、前記ストーリーボードに対応する撮影方法および/または撮影コンテンツの特徴を指示するために使用される。
【0030】
本開示の実施例において、ターゲットビデオ編集テンプレートには、ストーリーボードと撮影指示情報との対応関係が予め設定され、ターゲットビデオ編集テンプレートは、同じスタイルで編集するためのテンプレートなど、任意のタイプのビデオ編集テンプレートであってもよい。
【0031】
本開示の実施例において、ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作を受けると、当該ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示する。具体的には、撮影指示情報は、それと対応するストーリーボードの撮影方法および/または撮影コンテンツの特徴を指示するために使用される。
【0032】
選択可能な実施形態において、撮影指示情報は、ストーリーボードと1対1に対応しており、各ストーリーボードの撮影指示情報は、当該ストーリーボードの撮影方法、撮影コンテンツの特徴などを指示するために使用される。撮影方法はカメラ移動方法を含むことができ、具体的には、カメラ移動方法が手持ち自撮り、左右パンニング、追撃撮影などを含み、撮影指示情報がストーリーボードの撮影コンテンツの特徴を記述することができ、例えば、撮影指示情報が「料理の注文」を含むことができ、当該撮影指示情報に対応するストーリーボードの素材が「料理の注文」関連コンテンツであると記述する。
【0033】
さらに、ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作は、例えば、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応する編集コントロールに対してのトリガー操作などの、予め設定された任意のトリガー操作であってもよい。
【0034】
選択可能な実施形態において、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードは、ビデオクリップと対応してもよく、ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作を受けると、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示するだけでなく、各ビデオクリップの素材記述情報も表示することができる。素材記述情報は、対応するビデオクリップのビデオコンテンツの特徴を記述するために使用される。
【0035】
選択可能な実施形態において、ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作を受けると、撮影指示ページを表示し、図2を参照すると、本発明の実施例によって提供される撮影指示ページの概略図である。当該撮影指示ページには、図2の「撮影コンテンツ」列に示すように、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するビデオクリップの素材記述情報、および、図2の「画面コンテンツ」列に示すように、各ビデオクリップに対応するストーリーボードの撮影指示情報が表示される。ストーリーボードの撮影指示情報は、ストーリーボードに対応する撮影コンテンツの特徴を指すコンテンツ、およびストーリーボードに対応する撮影方法を指すカメラ移動を含む。
【0036】
選択可能な実施形態において、図2の「カメラ移動」について、対応する「カメラ移動」で示される撮影方法の実現プロセスをガイドするためのビデオチュートリアルがある。図2の「カメラ移動」に対応するビデオチュートリアルコントロールをクリックして、対応するビデオチュートリアルを再生する。
【0037】
さらに、ユーザーがターゲットビデオ編集テンプレートのコンテンツを全体として理解できるようにするために、本開示の実施例におけるターゲットビデオ編集テンプレートにはコンテンツ目次がさらに設定され、当該コンテンツ目次の各目次情報が少なくとも1つのビデオクリップと対応関係を有し、当該目次情報がそれと対応する前記少なくとも1つのビデオクリップのビデオコンテンツの概要を記述するために使用される。図2の左側に示すように、コンテンツ目次は、6つの目次情報を含み、1番目の目次情報が1番目のビデオクリップと対応関係を有し、1番目のビデオクリップのビデオコンテンツの概要を記述するための「冒頭の挨拶」であり、即ち1番目のビデオクリップのビデオコンテンツが冒頭の挨拶である。
【0038】
選択可能な実施形態において、コンテンツ目次には折りたたんで隠す機能があり、具体的には、コンテンツ目次に対応する目次表示コントロールに対してのトリガー操作を受けると、当該コンテンツ目次を表示状態から隠された状態に切り替えるように制御するか、または、当該コンテンツ目次を隠された状態から表示状態に切り替えるように制御する。
【0039】
図2の左下隅の「折りたたみ」コントロールが目次表示コントロールであり、当該「折りたたみ」コントロールをクリックすると、コンテンツ目次の現在の状態を隠された状態に切り替えることができる。当該コンテンツ目次が隠された状態にある場合、目次表示コントロールをクリックして、当該コンテンツ目次の現在の状態を表示状態に切り替えることができる。
【0040】
S102:前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのために、それぞれユーザー素材を取得する。
【0041】
本開示の実施例において、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報をユーザーに表示した後、当該ターゲットビデオ編集テンプレートに対応する各ストーリーボードに、それぞれ対応するユーザー素材を取得する。
【0042】
選択可能な実施形態において、まず、素材追加ページを表示し、前記素材追加ページには、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報が表示される。次に、前記素材追加ページに基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのために、それぞれユーザー素材を取得する。
【0043】
図3に示すように、本開示の実施例によって提供される素材追加ページの概略図であり、具体的には、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示した後、当該素材追加ページを表示する。当該素材追加ページには、各ストーリーボードの撮影指示情報が表示され、具体的には、ストーリーボードと対応する撮影指示情報とは連携関係を有し、あるストーリーボードが選択されると、素材追加ページには、対応する撮影指示情報が表示される。図3に示すように、1番目のストーリーボードが選択され、この場合、素材追加ページには1番目のストーリーボードに対応する撮影指示情報が表示される。
【0044】
素材追加ページに表示される各ストーリーボードについて、それぞれユーザー素材を決定する。具体的には、素材追加ページは、アルバム導入ページおよび撮影ページを含み、選択可能な実施形態において、ストーリーボードの撮影指示情報に基づいて、アルバム導入ページから対応するユーザー素材を直接選択可能であり、別の選択可能な実施形態において、ストーリーボードの撮影指示情報に基づいて、また、撮影ページに基づいてユーザー素材を撮影して取得することができる。
【0045】
S103:前記ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材に基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成する。
【0046】
本開示の実施例において、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのユーザー素材を取得した後、各ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材に基づいて、ターゲット結果ビデオを生成する。
【0047】
実際の応用において、ターゲットビデオ編集テンプレートにおける各ストーリーボードの順序関係に従って、各ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材を合成して、ターゲット結果ビデオを生成することができる。
【0048】
選択可能な実施形態において、ビデオ編集方法をさらに豊かにするために、本開示の実施例は、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応する各ストーリーボードに字幕を追加することができる。図2に示すように、「字幕」列は、各ストーリーボードに字幕を追加するために使用される。各ストーリーボードに対応するユーザー素材および字幕を取得した後、各ストーリーボードに対応するユーザー素材および字幕に基づいて、ターゲット結果ビデオを生成する。
【0049】
本開示の実施例によって提供されるビデオ生成方法において、ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作を受けると、まず、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示し、当該撮影指示情報は、ストーリーボードに対応する撮影方法および/または撮影コンテンツの特徴を指示するために使用される。次に、各ストーリーボードのためにそれぞれユーザー素材を取得し、取得されたユーザー素材に基づいて、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成する。本開示の実施例は、ターゲットビデオ編集テンプレートにおける各ストーリーボードの撮影指示情報を利用して、ユーザー素材の取得を指示し、取得されたユーザー素材に基づいて、ターゲット結果ビデオを生成し、ビデオ生成方法を豊かにし、ユーザーエクスペリエンスを向上させることがわかる。
【0050】
上記の実施例に基づいて、本開示は、ビデオ生成方法をさらに提供する。図4を参照すると、本開示の実施例によって提供される別のビデオ生成方法のフローチャートであり、当該方法は、以下のステップを含む。
【0051】
S401:ターゲットビデオ編集テンプレートにあるデモビデオに対しての予め設定されたトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示する。
【0052】
前記デモビデオに含まれるストーリーボードの素材は、前記ストーリーボードの撮影指示情報に適合する。
【0053】
本開示の実施例において、ターゲットビデオ編集テンプレートにはデモビデオがあり、当該デモビデオに含まれるストーリーボードの素材は、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報に適合する。デモビデオに対しての予め設定されたトリガー操作を受けると、その対応するターゲットビデオ編集テンプレートのストーリーボードの撮影指示情報を表示する。
【0054】
選択可能な実施形態において、テンプレートビデオ推奨ストリームにおいて、任意のデモビデオを決定し、図5に示すように、本開示の実施例によって提供されるテンプレートビデオ推奨ページの概略図である。当該テンプレートビデオ推奨ページでビデオ編集テンプレートのデモビデオをユーザーに表示する。任意のデモビデオに対しての予め設定されたトリガー操作を受けると、図5に示されるテンプレートビデオ推奨ページから上記の図2に示される撮影指示ページにジャンプして、当該デモビデオに対応するターゲットビデオ編集テンプレートのストーリーボードの撮影指示情報を当該撮影指示ページに表示する。
【0055】
選択可能な実施形態において、撮影指示ページでデモビデオのターゲットビデオ編集テンプレートの各ストーリーボードに対応する素材の表紙をさらに表示することができる。図2に示すように、「画面コンテンツ」列には、ストーリーボードに対応する素材の表紙、および素材の長さなどの情報がさらに表示される。
【0056】
さらに、ターゲットビデオ編集テンプレートの各ストーリーボードに対応する撮影指示情報が表示されている撮影指示ページにおいて、「このテンプレートを使用する」ボタンがさらに設けられてもよく、上記の図2に示すように、当該ボタンをクリックして、当該撮影指示ページから撮影編集ページにジャンプすることができる。撮影編集ページは、ターゲットビデオ編集テンプレートの各ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材を編集するために使用される。
【0057】
図6に示すように、本発明の実施例によって提供される撮影編集ページの概略図であり、撮影編集ページには素材追加ボタンが設けられている。選択可能な実施形態において、各ストーリーボードは対応する素材追加ボタンを有し、ユーザーが素材追加ボタンをクリックした後、図6に示される撮影編集ページから上記の図3に示される素材追加ページにジャンプすることができる。
【0058】
さらに、図6の撮影編集ページには字幕編集ボックスがさらに設けられ、字幕編集ボックスに各ストーリーボードに対応する字幕を入力することができる。
【0059】
さらに、図6の撮影編集ページには、各ストーリーボードに対するプレビューボタンがさらに設けることができ、プレビューボタンをクリックすることにより、その対応するストーリーボードのプレビュー操作をトリガーすることができる。具体的には、第2ストーリーボードに対するプレビュー操作を受けると、デモビデオの当該第2ストーリーボードに対応する素材を再生し、第2ストーリーボードに対応する撮影指示情報を表示することができる。第2ストーリーボードは、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボード内の任意のストーリーボードであってもよい。
【0060】
選択可能な実施形態において、上記の図6に示される撮影編集ページにおいて、ストーリーボードに対してショット追加操作、またはショット削除操作をトリガーすることができる。
【0061】
具体的には、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードに対するショット追加操作を受けると、当該ショット追加操作に対応するストーリーボードを取得し、当該ストーリーボードにユーザー素材を取得し、取得したユーザー素材を使用してターゲット結果ビデオを生成する。
【0062】
ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの第1ストーリーボードに対する削除操作を受けると、当該第1ストーリーボードおよび当該第1ストーリーボードに対応するユーザー素材を削除する。
【0063】
本開示の実施例において、ターゲットビデオ編集テンプレートにおけるストーリーボードに基づいて、ストーリーボードを追加または削除することができ、それにより、本開示の実施例によって提供されるビデオ生成方法は、ターゲットビデオ編集テンプレートとユーザーのニーズとを組み合わせてターゲット結果ビデオを生成することができ、ビデオ生成方法をさらに豊かにし、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0064】
S402:前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのためにそれぞれユーザー素材を取得する。
【0065】
S403:前記ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材に基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成する。
【0066】
本開示の実施例におけるS402およびS403は、上記実施例におけるS102およびS103の説明を参照して理解できるため、ここでは繰り返して説明しない。
【0067】
本開示の実施例によって提供されるビデオ生成方法は、ターゲットビデオ編集テンプレートにおける各ストーリーボードの撮影指示情報を使用して、ユーザー素材の取得を指示し、取得されたユーザー素材に基づいてターゲット結果ビデオを生成することができ、ビデオ生成方法を豊かにし、ユーザーエクスペリエンスを向上させる。
【0068】
上述の方法の実施例と同じ発明概念に基づいて、本開示は、ビデオ生成装置をさらに提供する。図7を参照すると、本開示の実施例によって提供されるビデオ生成装置の概略構造図である。前記装置は、
ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示するための第1表示モジュール701であって、前記撮影指示情報は、前記ストーリーボードに対応する撮影方法および/または撮影コンテンツの特徴を指示するために使用される、第1表示モジュール701と、
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのために、それぞれユーザー素材を取得するための第1取得モジュール702と、
前記ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材に基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成するための第1生成モジュール703とを含む。
【0069】
選択可能な実施形態において、前記第1表示モジュールは、具体的には、
前記デモビデオに対しての予め設定されたトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示するために使用され、前記デモビデオに含まれるストーリーボードの素材が前記ストーリーボードの撮影指示情報に適合する。
【0070】
選択可能な実施形態において、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードは、ビデオクリップと対応関係を有し、前記第1表示モジュールは、具体的には、
ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作に応答して、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報および前記ビデオクリップの素材記述情報を表示するために使用され、前記素材記述情報は、前記ビデオクリップに対応するビデオコンテンツの特徴を記述するために使用される。
【0071】
選択可能な実施形態において、前記ターゲットビデオ編集テンプレートにはコンテンツ目次があり、前記コンテンツ目次が少なくとも1つのビデオクリップに対応する目次情報を含み、前記目次情報が前記少なくとも1つのビデオクリップに対応するビデオコンテンツの概要を記述するために使用される。
【0072】
選択可能な実施形態において、前記装置は、
前記コンテンツ目次に対応する目次表示コントロールに対してのトリガー操作に応答して、前記コンテンツ目次を表示状態から隠された状態に切り替えるように制御するか、または、前記コンテンツ目次を前記隠された状態から前記表示状態に切り替えるように制御するための制御モジュールをさらに含む。
【0073】
選択可能な実施形態において、前記装置は、
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードに対するショット追加操作を受けると、前記ショット追加操作に対応するストーリーボードを取得し、前記ストーリーボードにユーザー素材を取得するための第2取得モジュールをさらに含む。
【0074】
選択可能な実施形態において、前記装置は、
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのうちの第1ストーリーボードに対する削除操作を受けると、前記第1ストーリーボードおよび前記第1ストーリーボードに対応するユーザー素材を削除するための削除モジュールをさらに含む。
【0075】
選択可能な実施形態において、前記装置は、
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのうちの第2ストーリーボードに対するプレビュー操作に応答して、前記デモビデオの前記第2ストーリーボードに対応する素材を再生し、前記第2ストーリーボードに対応する撮影指示情報を表示するためのプレビューモジュールをさらに含む。
【0076】
選択可能な実施形態において、前記第1取得モジュールは、
素材追加ページを表示するための第1表示サブモジュールであって、前記素材追加ページには、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報が表示される、第1表示サブモジュールと、
前記素材追加ページに基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードのために、それぞれユーザー素材を取得するための第1取得サブモジュールとを含む。
【0077】
選択可能な実施形態において、前記第1生成モジュールは、
前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの字幕を取得するための第2取得サブモジュールと、
前記ストーリーボードにそれぞれ対応するユーザー素材および字幕に基づいて、前記ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成するための第1生成サブモジュールとを含む。
【0078】
本開示の実施例によって提供されるビデオ生成装置において、ターゲットビデオ編集テンプレートに対しての予め設定されたトリガー操作を受けると、まず、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するストーリーボードの撮影指示情報を表示し、当該撮影指示情報は、ストーリーボードに対応する撮影方法および/または撮影コンテンツの特徴を指示するために使用される。次に、各ストーリーボードのためにそれぞれユーザー素材を取得し、取得されたユーザー素材に基づいて、ターゲットビデオ編集テンプレートに対応するターゲット結果ビデオを生成する。本開示の実施例は、ターゲットビデオ編集テンプレートにおける各ストーリーボードの撮影指示情報を利用して、ユーザー素材の取得を指示し、取得されたユーザー素材に基づいて、ターゲット結果ビデオを生成し、ビデオ生成方法を豊かにし、ユーザーエクスペリエンスを向上させることがわかる。
【0079】
上記の方法および装置に加えて、本開示の実施例は、命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、前記命令が端末機器で実行されるとき、前記端末機器に本開示の実施例に記載のビデオ生成方法を実行させる。
【0080】
本開示の実施例は、コンピュータプログラム/命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。当該コンピュータプログラム/命令がプロセッサによって実行されるとき、本開示の実施例に記載のビデオ生成方法を実現することを特徴とする。
【0081】
さらに、本開示の実施例は、図8に示すように、
プロセッサ801、メモリ802、入力装置803、および出力装置804を含むことができるビデオ生成機器をさらに提供する。ビデオ生成機器におけるプロセッサ801の数は1つ以上であってもよいが、図8では1つのプロセッサを例に挙げている。本開示のいくつかの実施例において、プロセッサ801、メモリ802、入力装置803、および出力装置804は、バスまたは他の手段を介して接続されてもよく、図8ではバスを介した接続が例として挙げられる。
【0082】
メモリ802は、ソフトウェアプログラムおよびモジュールを記憶するために使用され、プロセッサ801は、メモリ802に記憶されたソフトウェアプログラムおよびモジュールを実行することにより、ビデオ生成機器の様々な機能アプリケーションおよびデータ処理を実行する。メモリ802は主にプログラム記憶領域とデータ記憶領域とを含み、プログラム記憶領域には、オペレーティングシステム、機能に必要な少なくとも1つのアプリケーションプログラムなどが記憶することができる。また、メモリ802は、高速ランダムアクセスメモリを含むことができ、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、または他の揮発性固体記憶デバイスなどの不揮発性メモリをさらに含むことができる。入力装置803は、入力された数字または文字情報を受け取り、ビデオ生成機器のユーザー設定および機能制御に関連する信号入力を生成するために使用されてもよい。
【0083】
具体的には、本実施例において、プロセッサ801は、以下の命令に従って、1つ以上のアプリケーションプログラムのプロセスに対応する実行可能ファイルをメモリ802にロードし、プロセッサ801は、メモリ802に記憶されているアプリケーションプログラムを実行し、上記ビデオ生成機器の様々な機能を実現する。
【0084】
なお、この明細書において、「第1」および「第2」などの関係用語は、あるエンティティまたは操作を別のエンティティまたは操作と区別するためにのみ使用されており、これらのエンティティまたは操作間に実際の関係や順序が存在することを必ずしも必要としたり、暗示したりするわけではない。さらに、「含む」、「含有」という用語、またはその他の任意の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図し、それにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品、または機器がそれらの要素だけでなく、また、明示的にリストされていない他の要素、またはプロセス、方法、物品、または機器に固有の要素も含む。さらなる制限なしに、「・・・を含む」という記述によって定義される要素は、前記要素を含むプロセス、方法、物品、または機器において、追加の同一要素が存在することを排除するものではない。
【0085】
上記の説明は、本開示の具体的な実施形態にすぎず、当業者が本開示を理解または実現できるようにするものである。これらの実施例に対する様々な修正は当業者には明らかであり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく他の実施例で実現することができる。したがって、本開示は、本明細書に記載されたこれらの実施例に限定されるものではなく、本明細書に開示された原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【国際調査報告】