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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-24
(54)【発明の名称】カメラモジュール
(51)【国際特許分類】
   G03B 17/02 20210101AFI20240517BHJP
   G03B 30/00 20210101ALI20240517BHJP
   H05K 9/00 20060101ALI20240517BHJP
【FI】
G03B17/02
G03B30/00
H05K9/00 C
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023575851
(86)(22)【出願日】2022-06-09
(85)【翻訳文提出日】2024-01-09
(86)【国際出願番号】 KR2022008102
(87)【国際公開番号】W WO2022260440
(87)【国際公開日】2022-12-15
(31)【優先権主張番号】10-2021-0075548
(32)【優先日】2021-06-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517099982
【氏名又は名称】エルジー イノテック カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100165191
【弁理士】
【氏名又は名称】河合 章
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【弁理士】
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100159259
【弁理士】
【氏名又は名称】竹本 実
(72)【発明者】
【氏名】ムン タ ヒン
【テーマコード(参考)】
5E321
【Fターム(参考)】
5E321AA05
5E321AA17
5E321CC16
5E321CC22
5E321CC30
5E321GG01
(57)【要約】
カメラモジュールは、レンズを含む第1ボディーと、前記第1ボディーに結合する第2ボディーと、前記第1ボディー内に配置されるプリント回路基板を含み、前記第1ボディーは、下側に突出する第1接地部を含み、前記第2ボディーは、上方に突出し、前記第1接地部と接触する第2接地部を含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
レンズを含む第1ボディーと、
前記第1ボディーに結合する第2ボディーと、
前記第1ボディー内に配置されるプリント回路基板と、を含み、
前記第1ボディーは、下方に突出する第1接地部を含み、
前記第2ボディーは、上方に突出し、前記第1接地部と接触する第2接地部を含む、カメラモジュール。
【請求項2】
前記第1ボディーは、上板と、上板から下方に延びる第1側板を含み、
前記第1接地部は、前記上板の下面から下方に突出し、
前記第2ボディーは、底板と、前記底板から上方に延びる第2側板を含み、
前記第2接地部は、前記底板の上面から上方に突出する、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項3】
前記第1ボディーの下面には第1端部領域が配置され、
前記第2ボディーの上面には第2端部領域が配置され、
前記第1接地部と前記第2接地部の接触時、前記第1端部領域と前記第2端部領域は少なくとも一部が光軸方向に離隔する、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項4】
前記第1端部領域と前記第2端部領域との間には、接着部材が配置される、請求項3に記載のカメラモジュール。
【請求項5】
前記接着部材は、エポキシ(Epoxy)を含む、請求項4に記載のカメラモジュール。
【請求項6】
前記第1端部領域は、第1突出部、前記第1突出部の内側に配置される第1溝を含み、
前記第2端部領域は、前記第1突出部が結合する第2溝および前記第1溝に結合する第2突出部を含み、
前記第1突出部の下端は、前記第2突出部の上端より下側に配置される、請求項3に記載のカメラモジュール。
【請求項7】
前記第1接地部の下端は、前記第1突出部の下端より下側に配置され、
前記第2接地部の上端は、前記第2溝の底面より下側に配置される、請求項6に記載のカメラモジュール。
【請求項8】
前記第1接地部は、
前記第1ボディーのコーナーに配置される第1-1接地部と、前記第1ボディーの側面に配置される第1-2接地部を含み、
前記第2接地部は、
前記第2ボディーのコーナーに配置され、前記第1-1接地部と接触する第2-1接地部と、前記第2ボディーの側面に配置され、前記第1-2接地部と接触する第2-2接地部を含む、請求項7に記載のカメラモジュール。
【請求項9】
前記プリント回路基板は、回路領域と、前記回路領域の端部に沿って配置される接地領域を含み、
前記接地領域は、前記第1接地部が貫通するガイド溝を含む、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項10】
レンズを含み、下面に第1端部領域を含む第1ボディーと、
前記第1ボディーに結合され、上面に前記第1端部領域と向き合う第2端部領域を含む第2ボディーと、
前記第1ボディー内に配置されるプリント回路基板と、を含み、
前記第1ボディーは、下方に突出する第1接地部を含み、
前記第2ボディーは、上方に突出し、前記第1接地部と接触する第2接地部を含み、
前記第1接地部と前記第2接地部の接触時、前記第1端部領域と前記第2端部領域は、少なくとも一部が光軸方向に離隔する、カメラモジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本実施例は、カメラモジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、超小型カメラモジュールが開発されており、超小型カメラモジュールは、スマートフォン、ノートパソコン、ゲーム機などの小型電子製品に広く使用されている。
【0003】
自動車の普及が大衆化するにつれ、超小型カメラは小型電子製品だけでなく、車両にも多く使用されている。例えば、車両の保護または交通事故の客観的な資料のためのブラックボックスカメラ、車両後尾の死角地帯を運転者が画面を通してモニタリングできるようにし、車両の後進時に安全を確保できるようにする後方監視カメラ、車両の周辺をモニタリングできる周辺感知カメラなどが備えられる。
【0004】
カメラは、レンズと、前記レンズを収容するレンズホルダーと、前記レンズに集まった被写体のイメージを電気信号に変換させるイメージセンサーと、前記イメージセンサーが実装されるプリント回路基板が備えられる。前記カメラの外形を形成するハウジングは、内部部品が水分を含む異質物から汚染されることを防止するために全領域が密閉された構造からなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本実施例の目的は、構造を改善してカメラモジュールの電気的特性をより向上させることができ、複数のボディー間の結合状態を堅く維持できるカメラモジュールを提供することである。
【0006】
また、外部から流入される電磁気波を除去するため、PCBの接地端と接続するためにハウジングに接地構造を形成し、PCBに実装された電子素子を保護することができるカメラモジュールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本実施例によるカメラモジュールは、レンズを含む第1ボディーと、前記第1ボディーに結合する第2ボディーと、前記第1ボディー内に配置されるプリント回路基板を含み、前記第1ボディーは、下側に突出する第1接地部を含み、前記第2ボディーは、上方に突出し、前記第1接地部と接触する第2接地部を含む。
【0008】
前記第1ボディーは、上板と、上板から下方に延びる第1側板を含み、前記第1接地部は、前記上板の下面から下側に突出し、前記第2ボディーは、底板と、前記底板から上方に延びる第2側板を含み、前記第2接地部は、前記底板の上面から上方に突出することができる。
【0009】
前記第1ボディーの下面には第1端部領域が配置され、前記第2ボディーの上面には第2端部領域が配置され、前記第1接地部と前記第2接地部の接触時、前記第1端部領域と前記第2端部領域は、少なくとも一部が光軸方向に離隔することができる。
【0010】
前記第1端部領域と前記第2端部領域との間には接着部材が配置することができる。
【0011】
前記接着部材は、エポキシ(Epoxy)を含むことができる。
【0012】
前記第1端部領域は、第1突出部、前記第1突出部の内側に配置される第1溝を含み、前記第2端部領域は、前記第1突出部が結合する第2溝および前記第1溝に結合する第2突出部を含み、前記第1突出部の下端は、前記第2突出部の上端より下側に配置されることができる。
【0013】
前記第1接地部の下端は、前記第1突出部の下端より下側に配置され、前記第2接地部の上端は、前記第2溝の底面より下側に配置されることができる。
【0014】
前記第1接地部は、前記第1ボディーのコーナーに配置される第1-1接地部と、前記第1ボディーの側面に配置される第1-2接地部を含み、前記第2接地部は、前記第2ボディーのコーナーに配置され、前記第1-1接地部と接触する第2-1接地部と、前記第2ボディーの側面に配置され、前記第1-2接地部と接触する第2-2接地部を含むことができる。
【0015】
前記プリント回路基板は、回路領域と、前記回路領域の端部に沿って配置される接地領域を含み、前記接地領域は、前記第1接地部が貫通するガイド溝を含むことができる。
【0016】
他の実施例によるカメラモジュールは、レンズを含み、下面に第1端部領域を含む第1ボディーと、前記第1ボディーに結合され、上面に前記第1端部領域と向き合う第2端部領域を含む第2ボディーと、前記第1ボディー内に配置されるプリント回路基板を含み、前記第1ボディーは、下側に突出する第1接地部を含み、前記第2ボディーは、上方に突出して前記第1接地部と接触する第2接地部を含み、前記第1接地部と前記第2接地部の接触時、前記第1端部領域と前記第2端部領域は離隔する。
【発明の効果】
【0017】
本実施例を通して、第1ボディー、第2ボディーおよびプリント回路基板が電気的に接続されてグラウンド領域を形成するため、プリント回路基板の回路領域で発生する電磁波が外部に放射されて隣接する電子部品に影響を与えたり、外部から発生した電磁波がプリント回路基板に流入されることを防止できるため、カメラモジュールの電気的特性をより向上させることができ、電気信号にノイズが含まれることを防止することができ、優秀な品質の画像を得ることができる。
【0018】
さらに、第1接地部と第2接地部の接触により、第1ボディーと第2ボディーとの間に接着部材が配置される領域を形成するようになるため、カメラモジュールの製造過程が容易になる長所がある。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の実施例によるカメラモジュールの外観を図示した斜視図である
図2】本発明の実施例によるカメラモジュールの側面を図示した平面図である
図3】本発明の実施例によるカメラモジュールの分解斜視図である
図4】本発明の実施例による第1ボディーの下面を図示した平面図である
図5】本発明の実施例による第2ボディーの上面を図示した平面図である
図6】本発明の実施例による接地部を拡大して図示した図である。
図7】本発明の実施例によるプリント回路基板の平面図である
図8】本発明の実施例によるカメラモジュールの内部構造を図示した断面図である
図9図8のAを拡大した図である。
図10】本発明の実施例によるカメラモジュールの内部構造の変形例である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
【0021】
但し、本発明の技術思想は、説明される一部実施例に限定されるものではなく、異なる様々な形態で実施することができ、本発明の技術思想の範囲内であれば、実施例間でその構成要素のうち一つ以上を選択的に結合または置換して使用することができる。
【0022】
さらに、本発明の実施例で使用される用語(技術および科学的用語を含む)は、明白に特別に定義されて記述されていない限り、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に一般的に理解できる意味に解釈することができ、辞書に定義された用語のように一般的に使用される用語は、関連技術の文脈上の意味を考慮して、その意味を解釈することができるだろう。
【0023】
さらに、本発明の実施例で使用された用語は、実施例を説明するためのものであり、本発明を限定するものではない。
【0024】
本明細書において、単数形は文言で特に言及されていない限り、複数形も含むことができ、「Aおよび(と)B、Cのうち少なくとも一つ(または一個以上)」と記載されている場合、A、B、Cで組み合わせられる全ての組み合わせのうち一つ以上を含むことができる。
【0025】
さらに、本発明の実施例の構成要素を説明するにあたり、第1、第2、A、B、(A)、(B)等の用語を使用することができる。これらの用語は、その構成要素を他の構成要素と区別するためのものであって、その用語によって当該構成要素の本質や順番または順序などに限定されるものではない。
【0026】
そして、ある構成要素が他の構成要素に「連結」、「結合」、または「接続」されると記載されている場合、その構成要素は、他の構成要素に直接的に「連結」、「結合」、または「接続」されている場合だけでなく、その構成要素と他の別構成要素の間にある別の構成要素によって「連結」、「結合」、または「接続」される場合も含むことができる。
【0027】
さらに、各構成要素「の上(上)」または「の下(下)」に形成または配置されると記載される場合、「の上(上)」または「の下(下)」は、二つの構成要素が互いに直接接触する場合だけでなく、一つ以上の別の構成要素が二つの構成要素の間に形成または配置される場合も含む。さらに、「の上(上)」または「の下(下)」で表現される場合、一つの構成要素を基準に上側方向だけでなく、下側方向の意味も含むことができる。
【0028】
以下で使用される「光軸方向」は、レンズの光軸方向に定義する。一方、「光軸方向」は、「上下方向」、「z軸方向」などと対応することができる。
【0029】
図1は、本発明の実施例によるカメラモジュールの外観を図示した斜視図であり、図2は、本発明の実施例によるカメラモジュールの側面を図示した平面図であり、図3は、本発明の実施例によるカメラモジュールの分解斜視図であり、図4は、本発明の実施例による第1ボディーの下面を図示した平面図であり、図5は、本発明の実施例による第2ボディーの上面を図示した平面図であり、図6は、本発明の実施例による接地部を拡大して図示した図面であり、図7は、本発明の実施例によるプリント回路基板の平面図であり、図8は、本発明の実施例によるカメラモジュールの内部構造を図示した断面図であり、図9は、図8のAを拡大した図面である。
【0030】
図1乃至9を参照すると、本発明の一実施例によるカメラモジュール10は、車両用カメラモジュールでありうる。カメラモジュール10は、車両に結合することができる。カメラモジュール10は、車両の前方カメラ、側傍カメラ、後方カメラおよびブラックボックスのうちいずれか一つ以上に使用することができる。カメラモジュール10は、車両の前方に配置されることができる。カメラモジュール10は、車両の後方に配置されることができる。カメラモジュール10は、車両のウインドガラスに結合することができる。カメラモジュール10は、車両の前方もしくは後方のウインドガラスに結合することができる。カメラモジュール10は、車両のサイドに配置されることができる。カメラモジュール10は、被写体を撮影してディスプレイ(図示せず)に映像として出力することができる。
【0031】
カメラモジュール10は、第1ボディー100を含むことができる。第1ボディー100は、フロントボディー(front body)、上部ハウジング、第1ハウジングのいずれで称することができる。第1ボディー100は、ボディー部120を含むことができる。第1ボディー100は、バレル部110を含むことができる。第1ボディー100は、レンズ130を含むことができる。第1ボディー100のボディー部120、バレル部110およびレンズ130は、一体に形成されることができる。第1ボディー100のボディー部120、バレル部110およびレンズ130のうちいずれか二つ以上が一体に形成されることができる。変形例として、ボディー部120、バレル部110およびレンズ130は、それぞれ別に形成されることができる。
【0032】
ボディー部120は、バレル部110に結合することができる。ボディー部120は、バレル部110と一体に形成されることができる。ボディー部120は、金属材質で形成されることができる。ボディー部120は、後述する第2ボディー200の上に配置されることができる。ボディー部120は、第2ボディー200に結合することができる。ボディー部120の下端は、第2ボディー200に固定されることができる。ボディー部120は、第2ボディー200に接着剤によって結合することができる。ボディー部120は、後述するプリント回路基板300と結合することができる。
【0033】
ボディー部120は、下部が開口された四角形状で形成されることができる。この時、ボディー部120のコーナーは、ラウンド状に形成することができる。ボディー部120は、上板124と、上板124から延びる第1側板122を含むことができる。上板124は、四角形状で形成することができる。上板124は、バレル部110の下端外周面から外側に延びることができる。第1側板122は、上板124の外側端部から下側に延びることができる。第1側板122は、複数で備えられる。第1側板122は、4つの側板を含むことができる。第1側板122は、四角プレート形状で形成されることができる。第1側板122は、第1-1側板と第1-2側板と、第1-1側板の反対側に配置される第1-3側板と、第1-2側板の反対側に配置される第1-4側板を含むことができる。
【0034】
第1側板122は、第1-1~第1-4側板の間にそれぞれ配置される第1-1~第1-4コーナーを含むことができる。第1-1~第1-4コーナーのそれぞれは、少なくとも一部でラウンド形状を含むことができる。
【0035】
ボディー部120の内側には、他領域と区切られる空間部が形成されることができる。空間部は下部が開口され、上部がバレル部110およびレンズ130の下面を通してカバーされることができる。
【0036】
ボディー部120は、第1端部領域170を含むことができる。第1端部領域170は、空間部の外側に配置されることができる。第1端部領域170は、ボディー部120の下面端部を形成することができる。
【0037】
第1端部領域170は、第1突出部178および第1溝175を含むことができる。ボディー部120の中央を基準として、第1突出部178の内側に第1溝175が配置されることができる。
【0038】
第1突出部178は、第1溝175の外側に配置されることができる。第1突出部178は、ボディー部120の下面から下側に突出するように形成されることができる。光軸方向を基準として、第1突出部178の下端は、プリント回路基板300の下面より上側に配置されることができる。光軸方向を基準として、第1突出部178の下端は、プリント回路基板300の上面より下側に配置されることができる。第1突出部178の下端は、第1溝175の底面より下側に配置されることができる。第1溝175の底面は、プリント回路基板300の上面と下面との間に配置されることができる。
【0039】
第1突出部178の下面端部には、内側に行くほど第2ボディー200までの光軸方向の長さが短くなる形状の第1傾斜面179が形成されることができる。
【0040】
第1溝175は、第1突出部178の内側に配置されることができる。第1溝175は、第1突出部178の下端より上方に陥没するように形成されることができる。第1溝175の底面は、第1突出部178の下端より上側に配置されることができる。
【0041】
第1ボディー100は、バレル部110を含むことができる。バレル部110は、レンズバレルであることができる。バレル部110は、金属材質で形成されることができる。バレル部110は、ボディー部120に配置されることができる。バレル部110は、ボディー部120の上面から延びることができる。バレル部110は、ボディー部120と一体に形成されることができる。変形例として、バレル部110は、ボディー部120に結合することができる。この場合、バレル部110は、ボディー部120に接着剤によって固定されることができる。バレル部110は、内部にレンズ130を収容することができる。バレル部110は、ホール112を含むことができる。バレル部110のホール112には、レンズ130が配置されることができる。バレル部110のホールの内周面は、レンズ130の外周形状に対応する形状および大きさで形成されることができる。
【0042】
第1ボディー100は、レンズ130を含むことができる。レンズ130は、バレル部110に配置されることができる。レンズ130は、バレル部110に結合することができる。レンズ130は、バレル部110のホール112に配置されることができる。レンズ130は、複数のレンズ130を含むことができる。レンズ130は、後述するイメージセンサーとアライメント(alignment)されることができる。レンズ130のイメージセンサーと光軸整列することができる。レンズ130の光軸は、イメージセンサーの光軸と一致することができる。第1ボディー100は、レンズ130とイメージセンサーとの間に配置される赤外線フィルター(IR filter、Infrared Ray filiter)を含むことができる。
【0043】
カメラモジュール10は、第2ボディー200を含むことができる。第2ボディー200は、リアボディー(rear body)、下部ハウジング、第2ハウジングのいずれで称することができる。第2ボディー200は、上部が開口された四角形状で形成されることができる。第2ボディー200は、金属材質で形成されることができる。第2ボディー200は、第1ボディー100の下側に配置されることができる。第2ボディー200は、第1ボディー100と結合することができる。第2ボディー200は、第1ボディー100との結合を通じて内部空間を形成することができる。第2ボディー200は、上面が開口される空間部212を含むことができる。
【0044】
第2ボディー200は、底板202を含むことができる。底板202は、第1ボディー100のボディー部120の上板124と対向することができる。底板202は、第1ボディー110のボディー部120の上板124と光軸方向に離隔することができる。底板202は、第1ボディー100のボディー部110の上板124と平行することができる。底板202は、四角形状で形成されることができる。この時、底板202のコーナーは、少なくとも一部でラウンド形状を含むことができる。
【0045】
第2ボディー200は、第2側板206を含むことができる。第2側板206は、底板202から延びることができる。第2側板206は、底板202の外側端部から延びることができる。第2側板206には、シールドカン(図示せず)が配置されることができる。第2側板206の内面には、シールドカンが面接触されることができる。第2側板206の上端は、第1ボディー100と結合することができる。第2側板206の外側面は、第1ボディー100の側板122の外側面と同一平面上に配置されることができる。
【0046】
第2ボディー200は、コネクター引き出し部290を含むことができる。コネクター引き出し部290は、底板202に結合することができる。コネクター引き出し部290は、底板202のホール207に配置されることができる。コネクター引き出し部290は、底板202のホール207を貫通することができる。コネクター引き出し部290は、内部にコネクター500が配置されることができる。コネクター引き出し部290は、金属材質で形成されることができる。
【0047】
第2ボディー200は、第2端部領域270を含むことができる。第2端部領域270は、空間部212の外側に配置されることができる。第2端部領域270は、第2側板206の上面に形成されることができる。第2端部領域270は、第2ボディー200の上面端を形成することができる。第2端部領域270は、第1端部領域170と光軸方向に向き合うように配置されることができる。
【0048】
第1ボディー100と第2ボディー200の結合時、第1端部領域170と第2端部領域270は、少なくとも一部が光軸方向に離隔するように配置されることができる。第1ボディー100と第2ボディー200の結合時、第1端部領域170と第2端部領域270のとの間には後述する接着部材400が収容される接着部材収容部430が配置されることができる。
【0049】
第2端部領域270は、第2突出部275および第2溝278を含むことができる。第2突出部275の外側に第2溝278が配置されることができる。光軸方向を基準として、第1突出部178と第2溝278は向き合うように配置され、第1溝175は、第2突出部275と向き合うように配置されることができる。
【0050】
第2突出部275は、第2ボディー200の上面から上方に突出するように形成されることができる。第2突出部275は、第2側板206の上面から上方に突出するように形成されることができる。第2突出部275は、少なくとも一部が第1溝175の内側に配置されることができる。光軸方向に垂直な方向を基準として、第2突出部275は、第1突出部178と少なくとも一部がオーバーラップされるように配置されることができる。第2突出部275の上端は、第2溝278の底面より上側に配置されることができる。第2突出部275の上端もしくは第2溝278の底面は、プリント回路基板300の上面と下面との間に配置されることができる。
【0051】
第2溝278は、第2突出部275の外側に配置されることができる。第2溝278の底面は、第2突出部275の上面より下側に配置されることができる。第2溝278には、第1突出部178が結合することができる。第2溝278の底面は、第1突出部178の下面と光軸方向に離隔(図9参照)されることができるが、これとは異なって、第2溝278の底面は、第1突出部178の下面に接触(図10参照)されることができる。
【0052】
第2溝278の底面には、第1傾斜面179と光軸方向に向き合う第2傾斜面279が配置されることができる。第2傾斜面279は、内側に行くほど第1ボディー100までの光軸方向の長さが短くなる形状で形成されることができる。
【0053】
カメラモジュール10は、プリント回路基板(printed circuit board)300を含むことができる。プリント回路基板300は、第1ボディー100内に配置されることができる。プリント回路基板300は、第1ボディー100の内空間部に配置されることができる。プリント回路基板300は、後述する第1接地部150と光軸方向に垂直な方向にオーバーラップされるように配置されることができる。プリント回路基板300は、第1端部領域170もしくは第2端部領域270と光軸方向に垂直な方向にオーバーラップされるように配置されることができる。
【0054】
プリント回路基板300の上面には、イメージセンサー(図示せず)が配置されることができる。プリント回路基板300の下面には、コネクター500が結合することができる。プリント回路基板300は、コネクター500と電気的に接続されることができる。
【0055】
プリント回路基板300は、回路パターンが形成された回路領域310と、接地領域320を含むことができる。回路領域310は、回路パターンが形成され、表面に少なくとも一つ以上の電子部品が実装されることができる。イメージセンサーは、回路領域310に配置されることができる。
【0056】
接地領域320は、プリント回路基板300の端部に沿って配置されることができる。接地領域320は、プリント回路基板300の銅箔が露出したグラウンド(ground)領域であることができる。接地領域320は、第1ボディー100もしくは第2ボディー200と接触することができる。これにより、第1ボディー100、第2ボディー200および接地領域320が相互接続されることができる。
【0057】
プリント回路基板300は、第1結合部340を含むことができる。第1結合部340は、スクリュー600が貫通するねじホール342を含むことができる。ねじホール342は、プリント回路基板300の上面から下面を貫通するように形成されることができる。第1結合部340は、接地領域320に配置されることができる。プリント回路基板300は、ねじホール342を貫通するスクリュー600を通じて、第1ボディー100にねじ結合することができる。これにより、プリント回路基板300の接地領域320と第1ボディー100が相互電気的に接続されることができる。
【0058】
第1結合部340は、複数で備えられ、相互離隔するように配置されることができる。一例として、ねじホール342を含む第1結合部340は、相互隣り合うプリント回路基板300の第1コーナー領域371と第2コーナー領域372にそれぞれ1つずつ配置され、第1コーナー領域371と第2コーナー領域372を接続する第1側面381と対向する第2側面382に1つが配置されることができる。
【0059】
プリント回路基板300は、ガイド溝330を含むことができる。ガイド溝330は、プリント回路基板300の側面に配置されることができる。ガイド溝330は、接地領域320に配置されることができる。ガイド溝330は、プリント回路基板300の側面のうち一部が内側に陥没する形状を有することができる。第1接地部150は、ガイド溝330を貫通するように配置されることができる。これにより、第1ボディー100とプリント回路基板300を結合する時、プリント回路基板300の位置を第1接地部150とガイド溝300を通してガイドすることができる。
【0060】
ガイド溝330は、複数で備えられ、相互離隔するように配置されることができる。一例として、ガイド溝330は、相互隣り合うプリント回路基板300の第3コーナー領域373と、第4コーナー領域374にそれぞれ1つずつ配置され、第1側面381に相互離隔するように2つが配置されることができる。
【0061】
カメラモジュール10は、接着部材400を含むことができる。接着部材400は、接着剤が硬化した領域であることができる。より詳細に、接着部材400は、エポキシ(Epoxy)が硬化した領域であることができる。接着部材400により、第1ボディー100と第2ボディー200の結合状態が堅く固定されることができる。
【0062】
接着部材400は、第1ボディー100と第2ボディー200との間に配置されることができる。接着部材400は、第1端部領域170と第2端部領域270との間に配置されることができる。前述したように、第1端部領域170と第2端部領域270との間には、少なくとも一部が光軸方向に離隔した空間である接着部材収容部430が配置され、接着部材400は、接着部材収容部430に配置されることができる。
【0063】
従って、接着部材400は、第1突出部178の下面と第2溝278の底面との間、第2突出部275の上面と第1溝175の底面との間に配置され、第1ボディー100と第2ボディー200を堅く結合することができる。
【0064】
一方、接着部材収容部430にエポキシ(Epoxy)のような接着剤の注入時、第1傾斜面179と第2傾斜面279により注入領域が広く形成されるため、注入工程が容易に形成されることができる長所がある。または、第1溝175もしくは第2溝278にエポキシ(Epoxy)を注入した状態で、第1ボディー100と第2ボディー200を結合することができる。
【0065】
以下では、カメラモジュール10の接地構造について説明する。
【0066】
第1ボディー100は、第1接地部150を含むことができる。第1接地部150は、上板124の下面から下方に突出するように形成することができる。第1接地部150は、第1側板122の内面から内側に突出するように形成することができる。第1接地部150の下端は、第2ボディー200内に配置されることができる。光軸方向を基準として、第1接地部150の下端は、第1端部領域170の下端より下側に配置されることができる。具体的に、第1接地部150の下端は、第1突出部178の下端より下側に配置されるが、これとは異なって、第1接地部150の下端と第1突出部178の下端は、同じ高さを形成するように配置されることができる。第1接地部150は、第1ボディー100と一体に形成されることができる。第1接地部150は、金属材質で形成されることができる。
【0067】
第1接地部150は、複数で備えられ、相互離隔するように配置されることができる。一例として、第1接地部150は、第1ボディー100内の第1ボディー部120のコーナー領域にそれぞれ配置される第1-1接地部152と、第1ボディー部120の側面に配置される第1-2接地部156を含むことができる。複数の第1-1接地部152は、それぞれ第1ボディー100内の第1コーナー領域181と、第2コーナー領域182に配置されることができる。第1コーナー領域181と第2コーナー領域182を接続する第1ボディー100の側面を第1側面185とすると、第1-2接地部156は、第1側面185と対向する第2側面186に複数で備えられ、相互離隔するように配置されることができる。
【0068】
第1接地部150の内面は、第1ボディー部120の内面より内側に突出するように配置されることができる。
【0069】
第1接地部150は、プリント回路基板300のガイド溝330を貫通して後述する第2接地部250と接触することができる。
【0070】
第1ボディー100は、第2結合部160を含むことができる。第2結合部160は、上板122の下面から下方に突出するように形成することができる。第2結合部160の下端は、第1接地部150の下端より上側に配置することができる。
【0071】
第2結合部160は、プリント回路基板300がねじ結合する領域であり、第1ねじホール162を含むことができる。第1ねじホール162は、プリント回路基板300のねじホール342と光軸方向に向き合うように配置されることができる。従って、スクリュー600がプリント回路基板300のねじホール342を貫通して第1ねじホール162にねじ結合時、プリント回路基板300が第1ボディー100に結合することができる。
【0072】
第2結合部160は、複数で備えられ、相互離隔するように配置されることができる。複数の第2結合部160は、第1側面185の内側に1つが配置され、第1ボディー100内の第3コーナー領域183と第4コーナー領域184に1つずつ配置されることができる。第2結合部160の数および位置は、プリント回路基板300の第1結合部340の数および位置に対応することができる。
【0073】
第2ボディー200は、第2接地部250を含むことができる。第2接地部250は、底板202の上面から上方に突出するように形成されることができる。第2接地部250は、第2側板206の内面から内側に突出するように形成されることができる。第2接地部250の上端は、第2ボディー200内の空間に配置されることができる。光軸方向を基準として、第2接地部250の上端は、第2端部領域270の上端より下側に配置されることができる。具体的に、第2接地部250の上端は、第2溝278の底面より下側に配置されるが、これとは異なって、第2接地部250の上端と第2溝278の底面は、同じ高さを形成するように配置されることができる。第2接地部250は、第2ボディー200と一体に形成されることができる。第2接地部250は、金属材質で形成されることができる。
【0074】
第2接地部250は、複数で備えられ、相互離隔するように配置されることができる。一例として、第2接地部250は、第2ボディー200内のコーナー領域にそれぞれ配置される第2-1接地部252と、第2側板206の内面に配置される第2-2接地部256を含むことができる。複数の第2-1接地部252は、それぞれ第2ボディー200内の第1コーナー領域281と第2コーナー領域282にそれぞれ配置されることができる。第1コーナー領域281と第2コーナー領域282を接続する第2ボディー200の側面を第1側面285とすると、第2-2接地部256は、第1側面285と対向する第2側面286の内面に複数で備えられ、相互離隔するように配置されることができる。
【0075】
第2-1接地部252は、第1-1接地部152と光軸方向に向き合うように配置されることができる。第2-1接地部252の上面は、第1-1接地部152の下面に接触することができる。
【0076】
第2-2接地部256は、第1-2接地部256と光軸方向に向き合うように配置されることができる。第2-2接地部256の上面は、第1-2接地部252の下面に接触することができる。
【0077】
第1接地部150と第2接地部250の容易な接地のため、第1接地部150の下面もしくは第2接地部250の上面には図6に示したように、エンボ部259が配置されることができる。エンボ部259は、半球形状で形成されることができる。エンボ部259は、複数で備えられ、相互離隔するように配置されることができる。
【0078】
第1接地部150と第2接地部250が離隔する場合、第1端部領域170と第2端部領域270は、互いに接触することができる。この場合、第1突出部170の下面と第2溝277の底面間、もしくは第2突出部275の上面と第2溝175の底面間の少なくとも一か所は互いに接触することができ、二か所とも接触しても関係ない。
【0079】
一方、第1接地部150と第2接地部250の接触時、第1端部領域170と第2端部領域270は、光軸方向に離隔することができる。即ち、第1突出部178の下面と第2溝278の底面間、第2突出部275の上面と第2溝175の底面間は、それぞれ離隔することができる。これにより、第1端部領域170と第2題端部領域270との間に接着部材400が配置される接着部材収容部430が形成されることができる。
【0080】
これにより、第1接地部150と第2接地部250で、もしくは第1端部領域170と第2端部領域270で、プリント回路基板300の接地領域320と電気的に接続され、接地領域が形成されることができる。
【0081】
第1ボディー100の外面と第2ボディー200の外面は、第1接地部150の下面、第2接地部250の上面を除いて、アノダイジングのようにコーティングされることができる。したがって、第1ボディー100内の金属領域と第2ボディー200内の金属領域は、それぞれ第1接地部150の下面と第2接地部250の上面を通して、外部に露出することができ、第1接地部150と第2接地部250の接触により、相互電気的に接続されることができる。
【0082】
前記のような構造により、第1ボディー、第2ボディーおよびプリント回路基板が電気的に接続されてグラウンド領域を形成するため、プリント回路基板の回路領域で発生する電磁波が外部に放射され、隣接する電子部品に影響を与えたり、外部から発生した電磁波がプリント回路基板に流入することを防止することができるため、カメラモジュールの電気的特性をより向上させることができ、電気信号にノイズが含まれることを防止することができ、優秀な品質の画像を得ることができる。
【0083】
また、第1接地部と第2接地部の接触により、第1ボディーと第2ボディーとの間に接着部材が配置される領域を形成するため、カメラモジュールの製造過程が容易な長所がある。
【0084】
以上、添付図面を参照して本発明の実施例を説明したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は、本発明がその技術的思想でも必須の特徴を変更せずに、他の具体的な形態で実施できることを理解できるはずである。したがって、上述した実施例は、すべての面で例示的なものであり、限定されるものでないことに理解しなければならない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【手続補正書】
【提出日】2024-02-09
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
レンズを含む第1ボディーと、
前記第1ボディーに結合する第2ボディーと、
前記第1ボディー内に配置されるプリント回路基板と、を含み、
前記第1ボディーは、下方に突出する第1接地部を含み、
前記第2ボディーは、上方に突出し、前記第1接地部と接触する第2接地部を含み、
前記プリント回路基板は、回路領域と、前記回路領域の端部に沿って配置される接地領域を含み、
前記接地領域は、前記第1接地部が貫通するガイド溝を含む、カメラモジュール。
【請求項2】
前記第1ボディーは、上板と、上板から下方に延びる第1側板を含み、
前記第1接地部は、前記上板の下面から下方に突出し、
前記第2ボディーは、底板と、前記底板から上方に延びる第2側板を含み、
前記第2接地部は、前記底板の上面から上方に突出する、請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項3】
前記第1ボディーの下面には第1端部領域が配置され、
前記第2ボディーの上面には第2端部領域が配置され、
前記第1接地部と前記第2接地部の接触時、前記第1端部領域と前記第2端部領域は少なくとも一部が光軸方向に離隔する、請求項1又は2に記載のカメラモジュール。
【請求項4】
前記第1端部領域と前記第2端部領域との間には、接着部材が配置される、請求項3に記載のカメラモジュール。
【請求項5】
前記接着部材は、エポキシ(Epoxy)を含む、請求項4に記載のカメラモジュール。
【請求項6】
前記第1端部領域は、第1突出部、前記第1突出部の内側に配置される第1溝を含み、
前記第2端部領域は、前記第1突出部が結合する第2溝および前記第1溝に結合する第2突出部を含み、
前記第1突出部の下端は、前記第2突出部の上端より下側に配置される、請求項3に記載のカメラモジュール。
【請求項7】
前記第1接地部の下端は、前記第1突出部の下端より下側に配置され、
前記第2接地部の上端は、前記第2溝の底面より下側に配置される、請求項6に記載のカメラモジュール。
【請求項8】
前記第1接地部は、
前記第1ボディーのコーナーに配置される第1-1接地部と、前記第1ボディーの側面に配置される第1-2接地部を含み、
前記第2接地部は、
前記第2ボディーのコーナーに配置され、前記第1-1接地部と接触する第2-1接地部と、前記第2ボディーの側面に配置され、前記第1-2接地部と接触する第2-2接地部を含む、請求項7に記載のカメラモジュール。
【請求項9】
前記接地領域には第1ねじホールが配置され、
前記第1ボディーは前記第1ねじホールと対向する第2ねじホールを含み、
印刷回路基板は、前記第1ねじホール及び前記第2ねじホールに結合されるスクリューを通して前記第1ボディーにねじ結合される、請求項1又は2に記載のカメラモジュール。
【請求項10】
レンズを含み、下面に第1端部領域を含む第1ボディーと、
前記第1ボディーに結合され、上面に前記第1端部領域と向き合う第2端部領域を含む第2ボディーと、
前記第1ボディー内に配置されるプリント回路基板と、を含み、
前記第1ボディーは、下方に突出する第1接地部を含み、
前記第2ボディーは、上方に突出し、前記第1接地部と接触する第2接地部を含み、
前記第1接地部と前記第2接地部の接触時、前記第1端部領域と前記第2端部領域は、少なくとも一部が光軸方向に離隔する、カメラモジュール。
【国際調査報告】