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特表2024-521097ライブ配信画面表示方法、ライブ配信画面表示装置、コンピュータプログラム、及び電子機器
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  • 特表-ライブ配信画面表示方法、ライブ配信画面表示装置、コンピュータプログラム、及び電子機器 図1A
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-28
(54)【発明の名称】ライブ配信画面表示方法、ライブ配信画面表示装置、コンピュータプログラム、及び電子機器
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/258 20110101AFI20240521BHJP
【FI】
H04N21/258
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023571698
(86)(22)【出願日】2022-06-20
(85)【翻訳文提出日】2023-11-17
(86)【国際出願番号】 CN2022099722
(87)【国際公開番号】W WO2023011021
(87)【国際公開日】2023-02-09
(31)【優先権主張番号】202110904507.X
(32)【優先日】2021-08-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ANDROID
2.iOS
(71)【出願人】
【識別番号】517392436
【氏名又は名称】▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司
【氏名又は名称原語表記】TENCENT TECHNOLOGY (SHENZHEN) COMPANY LIMITED
【住所又は居所原語表記】35/F,Tencent Building,Kejizhongyi Road,Midwest District of Hi-tech Park,Nanshan District, Shenzhen,Guangdong 518057,CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100150197
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 直樹
(72)【発明者】
【氏名】▲鄭▼ 舒▲遠▼
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164FA08
5C164SA25S
5C164SC11P
5C164UB51S
5C164YA21
(57)【要約】
本発明は、ライブ配信画面表示方法、装置、並びに、記憶媒体及び電子機器を開示する。この方法は、ストリーマーアカウントが使用するターゲットモバイル端末のディスプレイに表示されたターゲットアプリケーションの実行画面を取得し、前記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応するユーザ機器に前記実行画面をライブ配信画面としてプッシュするステップと、前記ディスプレイにおける前記ターゲットアプリケーションの実行画面が、所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられると、前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面を前記ユーザ機器にプッシュすることを停止し、前記ユーザ機器にライブ配信提示画面をライブ配信画面としてプッシュするステップであって、前記ライブ配信提示画面には、前記ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するための一時停止提示情報が含まれる、ステップと、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子機器が実行するライブ配信画面表示方法であって、
ストリーマーアカウントが使用するターゲットモバイル端末のディスプレイに表示されたターゲットアプリケーションの実行画面を取得し、前記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応するユーザ機器に前記実行画面をライブ配信画面としてプッシュするステップと、
前記ディスプレイにおける前記ターゲットアプリケーションの実行画面が、所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられると、前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面を前記ユーザ機器にプッシュすることを停止し、前記ユーザ機器にライブ配信提示画面をライブ配信画面としてプッシュするステップであって、前記ライブ配信提示画面には、前記ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するための一時停止提示情報が含まれる、ステップと、
を含むことを特徴とするライブ配信画面表示方法。
【請求項2】
前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面が属するアプリケーションを決定するステップと、
前記アプリケーションが所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションのうち1つである場合、前記ストリーマーアカウントが使用するターゲットモバイル端末のディスプレイに表示されたターゲットアプリケーションの実行画面を取得するステップを実行するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ディスプレイに現在表示されているアプリケーションの識別子が前記ターゲットアプリケーションのアプリケーション識別子から前記第1アプリケーションのアプリケーション識別子に切り替えられることを認識すると、前記ディスプレイにおける前記ターゲットアプリケーションの実行画面が第1アプリケーションの実行画面に切り替えられたと決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応するユーザ機器に前記ライブ配信提示画面をプッシュするステップは、
前記ディスプレイに現在表示されているアプリケーションの識別子が前記第1アプリケーションのアプリケーション識別子に切り替えられた時間帯で、前記一時停止提示情報に基づいて前記ライブ配信提示画面を生成し、前記ライブ配信提示画面を前記時間帯でプッシュする画面とするステップを含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
配置トリガー操作に応答して、ライブ配信配置インタフェースを表示するステップと、
前記ライブ配信配置インタフェースでトリガーされたターゲット配置操作に応答して、前記ターゲットアプリケーションを決定するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記ターゲットアプリケーションを決定するステップは、
前記ライブ配信配置インタフェースでトリガーされた第1配置操作に応答して、第1識別子集合を表示するステップであって、前記第1識別子集合内の識別子は、前記ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されていないアプリケーションのアプリケーション識別子である、ステップと、
前記第1識別子集合内の第1識別子への第1選択操作に応答して、前記第1識別子に対応するアプリケーションを前記ターゲットアプリケーションとして決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ターゲットアプリケーションを決定するステップは、
前記ライブ配信配置インタフェースでトリガーされた第2配置操作に応答して、第2識別子集合を表示するステップであって、前記第2識別子集合内の識別子は、前記ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されたアプリケーションのアプリケーション識別子である、ステップと、
前記第2識別子集合内の第2識別子への第2選択操作に応答して、前記第2識別子に対応するアプリケーションを前記ターゲットアプリケーションとすることを取り消すステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記ディスプレイにおける前記第1アプリケーションの実行画面が前記ターゲットアプリケーションの実行画面に復元されて表示されると、前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面で構成されたライブ配信画面を前記ユーザ機器にプッシュすることを続けるステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記ターゲットモバイル端末でトリガーされた前記ストリーマーアカウントのライブ配信開始要求に応答して、現在前記ターゲットモバイル端末のディスプレイで実行されている第2アプリケーションを決定するステップと、
前記第2アプリケーションが所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションに属しない場合、前記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応するユーザ機器に前記ライブ配信提示画面をライブ配信画面としてプッシュするステップと、
前記第2アプリケーションが所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションに属する場合、前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された前記第2アプリケーションの実行画面を取得し、前記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応するユーザ機器に前記実行画面をライブ配信画面としてプッシュするステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
ライブ配信画面表示装置であって、
ストリーマーアカウントが使用するターゲットモバイル端末のディスプレイに表示されたターゲットアプリケーションの実行画面を取得し、前記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応するユーザ機器に前記実行画面をライブ配信画面としてプッシュする第1録画ユニットと、
前記ディスプレイにおける前記ターゲットアプリケーションの実行画面が、所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられると、前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面を前記ユーザ機器にプッシュすることを停止し、前記ユーザ機器に前記ライブ配信提示画面をライブ配信画面としてプッシュする生成ユニットであって、前記ライブ配信提示画面には、前記ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するための一時停止提示情報が含まれる、生成ユニットと、
を含むことを特徴とする装置。
【請求項11】
記憶されたプログラムが含まれるコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラムは、実行されると、前記請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法を実行させることを特徴とする記憶媒体。
【請求項12】
メモリとプロセッサとを備える電子機器であって、前記メモリには、コンピュータプログラムが記憶されており、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムによって、前記請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成される、ことを特徴とする電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2021年8月6日に中国特許庁に提出された、出願番号が第202110904507.X号であり、発明の名称が「ライブ画面表示方法、装置、並びに、記憶媒体及び電子機器」である中国特許出願に基づく優先権を主張し、その全ての内容は参照することにより本願に組み込まれている。
【0002】
本願は、コンピュータ分野に関し、具体的には、ライブ配信画面表示方法、装置、並びに、記憶媒体及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0003】
近年、モバイル端末を用いたライブ配信の利便性から、ライブ配信業界の成長がますますすさまじくなってきたが、ストリーマーがライブ配信中にストリーマー側のクライアントの画面を録画し、録画した画面を共有するため、ライブ配信中に無制限の画面録画によりストリーマーのプライバシー情報が漏洩することを引き起こしやすい。
【0004】
これに対して、関連技術では、情報プライバシー保護のため、ユーザが視聴できないように画面を一時的に閉じるか否かをストリーマーが管理側で自発的に設定することが多いが、このような自発は、操作コストが増大し、ストリーマーの自発的な操作に依存し、操作前にストリーマーのプライバシー情報を暴露しやすい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願の実施例は、少なくとも、ライブ配信画面の表示中にプライバシー保護のコントロール性が悪いという技術的課題を解決するために、ライブ配信画面表示方法、装置、並びに、記憶媒体及び電子機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の実施例では、ライブ配信画面表示方法が提供されている。この方法は、
ストリーマーアカウントが使用するターゲットモバイル端末のディスプレイに表示されたターゲットアプリケーションの実行画面を取得し、前記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応する再生クライアントに前記実行画面をライブ配信画面としてプッシュするステップと、
前記ディスプレイにおける前記ターゲットアプリケーションの実行画面が、所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられると、前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面を前記再生クライアントにプッシュすることを停止し、前記再生クライアントにライブ配信提示画面をライブ配信画面としてプッシュするステップであって、前記ライブ配信提示画面には、前記ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するための一時停止提示情報が含まれる、ステップと、を含む。
【0007】
本願の実施例では、ライブ配信画面表示装置がさらに提供されている。この装置は、
ストリーマーアカウントが使用するターゲットモバイル端末のディスプレイに表示されたターゲットアプリケーションの実行画面を取得し、前記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応する再生クライアントに前記実行画面をライブ配信画面としてプッシュする第1録画ユニットと、
前記ディスプレイにおける前記ターゲットアプリケーションの実行画面が、所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられると、前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面を前記再生クライアントにプッシュすることを停止し、前記再生クライアントに前記ライブ配信提示画面をライブ配信画面としてプッシュする生成ユニットであって、前記ライブ配信提示画面には、前記ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するための一時停止提示情報が含まれる、生成ユニットと、を含む。
【0008】
本願の実施例では、コンピュータ可読記憶媒体がさらに提供されている。該コンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されている。ここで、該コンピュータプログラムは、実行されると、各実施例のライブ配信画面表示方法を実行するように構成される。
【0009】
本願の実施例では、電子機器がさらに提供されている。該電子機器は、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶されており、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムと、を含み、上記プロセッサは、コンピュータプログラムによって、各実施例のライブ配信画面表示方法を実行する。
【発明の効果】
【0010】
本願の実施例において、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面を画面録画することにより、上記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信する過程では、上記ディスプレイにおける上記ターゲットアプリケーションの実行画面が、上記ターゲットアプリケーション(録画許可アプリケーション)に属しない第1アプリケーション(録画無許可アプリケーション)の実行画面に切り替えられて表示された場合、第1アプリケーションの実行画面を隠し、上記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに、上記ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するためのライブ配信提示画面をプッシュすることにより、ライブ配信画面の表示中に録画無許可アプリケーションの実行画面を自動的に隠すという技術的目的が達成され、ライブ配信画面の表示中のプライバシー保護のコントロール性を向上させるという技術的効果が実現され、ライブ配信画面の表示中のプライバシー保護のコントロール性が悪いという技術的課題が解決される。
【0011】
ここで説明する図面は、本発明のさらなる理解を提供するためのものであり、本願の一部を構成する。本発明の模式的な実施例およびその説明は、本発明を解釈するためのものであり、本発明の不適切な限定を構成するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1A】本願の実施例のライブ配信画面表示方法の適用環境の模式図である。
図1B】本願の実施例のライブ配信画面表示方法の流れの模式図である。
図2A】本願の実施例のライブ配信画面表示方法の適用環境の模式図である。
図2B】本願の実施例のライブ配信画面表示方法の流れの模式図である。
図3】本願の実施例のライブ配信画面表示方法の模式図である。
図4】本願の実施例のライブ配信画面表示方法の模式図である。
図5】本願の実施例のライブ配信画面表示方法の模式図である。
図6】本願の実施例のライブ配信画面表示方法の模式図である。
図7】本願の実施例のライブ配信画面表示方法の模式図である。
図8】本願の実施例のライブ配信画面表示方法の模式図である。
図9】本願の実施例のライブ配信画面表示方法の模式図である。
図10】本願の実施例のライブ配信画面表示方法の模式図である。
図11】本願の実施例のライブ配信画面表示装置の模式図である。
図12】本願の実施例の電子機器の構成の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
当業者が本発明の構成をより良く理解できるようにするために、以下、本願の実施例の図面を参照しながら、本願の実施例の構成を明確かつ完全に説明する。明らかなように、説明する実施例は、本発明の一部の実施例に過ぎず、全部の実施例ではない。当業者が創造的な労働をせずに本発明の実施例から得る全ての他の実施例は、本発明の保護範囲に属すべきである。
【0014】
説明すべきものとして、本発明の明細書、特許請求の範囲、及び上記図面における「第1」、「第2」などの用語は、類似の対象を区別するためのものであり、必ずしも特定の順序又は優先順位を説明するために用いられない。理解すべきものとして、このように使用される用語は、ここで説明される本発明の実施例が、ここで図示又は説明されたもの以外の順序で実施できるように、適切な場合には交換可能である。また、用語「含む」、「備える」、及びそれらの任意の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図するものである。例えば、一連のステップ又はユニットを含む過程、方法、システム、製品、又は機器は、必ずしも、明示的にリストされたステップ又はユニットに限定されるものではなく、明示的にリストされていない他のステップ又はユニット、あるいは、これらの過程、方法、製品、又は機器に固有の他のステップ又はユニットを含んでもよい。
【0015】
図1Aは、本願の実施例によるライブ配信画面表示方法の適用環境の模式図である。図1Aに示すように、サーバ20は、ネットワーク10を介して、複数のユーザ機器と通信する。図1Aには、ユーザ機器30、ユーザ機器40、ユーザ機器50のみを例として示しているが、実際には、より多くのユーザ機器が存在してもよい。サーバ20は、1つの独立した機器であってもよいし、複数の機器、例えば、サーバクラスタ、又は、分業協力する複数のサーバであってもよい。
【0016】
いくつかの実施例において、サーバ20は、いくつかのユーザ機器が提供するライブ配信画面を他のいくつかのユーザ機器にプッシュするユーザライブ配信サービスを提供する。例えば、ユーザ機器30は、ユーザ機器30、又は、ユーザ機器30と通信接続を有する他の端末機器のディスプレイに表示された画面をサーバ20に提供することができ、サーバ20は、これらの画面をライブ配信画面として、例えば、ユーザ機器40、ユーザ機器50などの他のいくつかのユーザ機器に提供する。
【0017】
図1Bは、本願の実施例によるライブ配信画面表示方法の流れの模式図である。図1Bに示すように、この方法は、
ストリーマーアカウントが使用するターゲットモバイル端末のディスプレイに表示されたターゲットアプリケーションの実行画面を取得し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応するユーザ機器に前記実行画面をライブ配信画面としてプッシュするステップS11と、
前記ディスプレイにおける前記ターゲットアプリケーションの実行画面が、所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられると、前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面を、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応するユーザ機器にプッシュすることを停止し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応するユーザ機器にライブ配信提示画面をライブ配信画面としてプッシュするステップS12であって、前記ライブ配信提示画面には、前記ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するための一時停止提示情報が含まれる、ステップS12と、を含んでもよい。
【0018】
上記の方法は、例えば、図1Aのサーバ20又はユーザ機器のうち1つのような電子機器によって実行されてもよい。
【0019】
各実施例の方法がサーバによって実行される場合、いくつかのステップは、ユーザ機器によって実現されてもよく、例えば、上述した画面を取得するステップは、ユーザ機器によって画面を取得することを意味してもよい。
【0020】
各実施例の方法がユーザ機器によって実行される場合、いくつかのステップは、サーバによって実現されてもよく、例えば、上述したライブ配信画面をプッシュするステップは、サーバによってライブ配信画面をプッシュすることを意味してもよい。
【0021】
ストリーマーアカウントとは、ライブ配信画面を提供するアカウントとしてサーバに登録されたアカウントを指す。ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントとは、該ストリーマーアカウントから提供されたライブ配信画面を受信するアカウントとしてサーバに登録されたアカウントを指す。ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応するユーザ機器では、サーバからプッシュされたライブ配信画面を取得し、ライブ配信画面をユーザ機器のディスプレイに表示する再生クライアントが実行されてもよい。
【0022】
ターゲットモバイル端末とは、ストリーマーアカウントが使用する、ライブ配信画面としての画像を生成するための端末機器を指す。ライブ配信画面としての画像は、ターゲットモバイル端末で実行されるターゲットアプリケーションによって生成されてもよい。ターゲットアプリケーションは、そのユーザインタフェースをターゲットモバイル端末のディスプレイに表示することが可能なアプリケーションであってもよい。ターゲットアプリケーションは、例えば、カメラアプリケーション、ゲームアプリケーションなどであってもよい。いくつかの実施例において、ストリーマーアカウントは、ライブ配信が許可された少なくとも1つのアプリケーションをターゲットアプリケーションとしてサーバに登録しておいてもよい。これにより、登録されていないアプリケーションの実行画面が他のユーザ機器にライブ配信されてプライバシーが漏洩することを回避する。
【0023】
いくつかの実施例において、ユーザ機器とターゲットモバイル端末は、同一の物理機器であってもよい。つまり、ユーザ機器、即ち、ターゲットモバイル端末は、ディスプレイに表示されたターゲットアプリケーションの実行画面をライブ配信画面としてサーバに提供する。
【0024】
他のいくつかの実施例において、ユーザ機器とターゲットモバイル端末は、互いに独立して通信接続を有する異なる物理機器であってもよい。ターゲットモバイル端末は、ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面をユーザ機器に提供し、ユーザ機器は、これらの画面をライブ配信画面としてサーバに提供する。例えば、ターゲットモバイル端末は、画面録画機能を有する画面録画アプリケーションを実行してもよい。画面録画アプリケーションは、ターゲットモバイル端末のディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面を取得し、これらの実行画面をユーザ機器に提供する。ユーザ機器は、これらの実行画面をライブ配信画面としてサーバに提供する。ユーザ機器とターゲットモバイル端末は、無線通信接続を介して、例えば、WiFi、ブルートゥース(登録商標)、セルラー移動体通信などの接続を介して通信してもよい。
【0025】
いくつかの実施例において、ストリーマーアカウントは、その実行画面のプッシュが許可された少なくとも1つのアプリケーションをターゲットアプリケーションとしてサーバに登録しておいてもよい。これにより、ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された実行画面がターゲットアプリケーションに属しない場合、ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面を他のいくつかのユーザ機器にプッシュすることを停止する。前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面が属するアプリケーションを決定し、
前記アプリケーションが所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションのうち1つである場合、前記ストリーマーアカウントが使用するターゲットモバイル端末のディスプレイに表示されたターゲットアプリケーションの実行画面を取得するステップを実行する。
【0026】
本願の実施例の他のいくつかの実施例において、ライブ配信画面表示方法は、図2Aに示された環境に適用されてもよいが、これに限定されない。ここで、ユーザ機器102と、ネットワーク110と、サーバ112と、を含んでもよいが、これらに限定されない。そのうち、該ユーザ機器102は、ディスプレイ108と、プロセッサ106と、メモリ104と、を含んでもよいが、これらに限定されない。
【0027】
図2Aに示すように、上記の環境は、ターゲットモバイル端末1022をさらに含んでもよい。
【0028】
いくつかの実施例において、ユーザ機器102とターゲットモバイル端末1022は、2つの独立した機器であってもよい。ユーザ機器102では、ライブ配信クライアントが実行されてもよく、ターゲットモバイル端末1022では、ターゲットアプリケーション、及び、ターゲットモバイル端末1022の表示画面をユーザ機器102のライブ配信クライアントに提供する画面録画アプリケーションが実行されてもよい。ライブ配信時に、ターゲットモバイル端末1022では、ターゲットアプリケーション及び画面録画アプリケーションが実行される。ターゲットアプリケーションは、ターゲットモバイル端末1022のフォアグラウンドで実行し、ターゲットアプリケーションの実行画面をターゲットモバイル端末1022のディスプレイに表示する。画面録画アプリケーションは、ターゲットモバイル端末1022のディスプレイに表示された画面を、ユーザ機器102で実行されたライブ配信クライアントに提供する。ライブ配信クライアントは、受信した画面を、相応のサーバ、例えば、クライアント/サーバアーキテクチャのライブ配信サーバを介して、ライブ配信を受信するユーザ機器に提供する。ユーザ機器102及びそれで実行されたアプリケーションは、無線通信接続を介して、ターゲットモバイル端末1022及びそれで実行されたアプリケーションと通信し、例えば、WiFi、ブルートゥース、セルラー移動体通信などの接続を介して通信してもよい。
【0029】
いくつかの実施例において、ユーザ機器102とターゲットモバイル端末1022は、同一の機器であってもよい。ライブ配信過程は、2つの機器を用いたライブ配信過程と類似している。
【0030】
いくつかの実施例において、画面録画アプリケーションは、ターゲットアプリケーションの1つの機能モジュールであってもよい。この場合、ターゲットアプリケーションは、画面録画モジュールによって、実行画面をライブ配信クライアントに提供してもよい。他のいくつかの実施例において、画面録画アプリケーションは、ライブ配信クライアントの1つの機能モジュールであってもよい。この場合、ライブ配信クライアントは、その画面録画モジュールによって、ターゲットアプリケーションの実行画面を取得してもよい。
【0031】
図2Aに示すように、いくつかの実施例のライブ配信画面表示方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0032】
ステップS102では、ユーザ機器102が、ターゲットモバイル端末1022でトリガーされたアプリケーション切り替え指示を取得し、アプリケーション切り替え指示は、現在ターゲットモバイル端末1022のフォアグラウンドに表示されたアプリケーションを第1アプリケーションに切り替えるためのものである。
【0033】
ステップS104~S106では、ユーザ機器102が、ネットワーク110を介して、アプリケーション切り替え指示をサーバ112に送信する。
【0034】
ステップS108では、サーバ112が、データベース114によって第1アプリケーションの関連履歴データを検索し(第1アプリケーションがターゲットアプリケーションに属するか否かを判断し、ここでは、第1アプリケーションがターゲットアプリケーションに属しないと仮定する)、処理エンジン116によってライブ配信提示画面を生成し、ライブ配信提示画面には、「ストリーマーはちょっと席を外して、すぐに戻ります!」という提示情報が含まれる。
【0035】
ステップS110~S112では、サーバ112が、ネットワーク110を介して、ライブ配信提示画面をユーザ機器102に送信する。
【0036】
ステップS114では、ユーザ機器102のプロセッサ106が、ライブ配信提示画面をディスプレイ108に表示し、第1アプリケーションがターゲットアプリケーションに属しない関連履歴データをメモリ104に記憶する。
【0037】
図2Aに示す例に加えて、上記のステップは、ユーザ機器102が独立して行ってもよい。即ち、ユーザ機器102が、第1アプリケーションの関連履歴データの検索、ライブ配信提示画面の生成などのステップを実行する。これにより、サーバの処理ストレスを軽減する。該ユーザ機器102は、携帯機器(例えば、携帯電話)、ノートパソコン、デスクトップパソコン、車載機器などを含むが、これらに限定されない。本発明は、ユーザ機器102の具体的な実現形態を限定しない。
【0038】
いくつかの実施例において、一実施形態として、図2Bに示すように、ライブ配信画面表示方法は、
ストリーマーが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画するステップS202であって、ライブ配信画面は、ターゲットアプリケーションの実行画面であり、ターゲットアプリケーションは、ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されたアプリケーションである、ステップS202と、
ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が、ターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられて表示されている間、ライブ配信アプリケーションのクライアントでライブ配信提示画面を生成し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信提示画面をプッシュすることにより、ユーザアカウントでログインしている再生クライアントにライブ配信提示画面を表示させるステップS204であって、ライブ配信提示画面には、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するための一時停止提示情報が含まれる、ステップS204と、を含む。
【0039】
いくつかの実施例において、本実施例では、上記ライブ配信画面表示方法がモバイル端末のライブ配信シナリオに適用されてもよいが、これに限定されない。例えば、ストリーマーアカウントAは、ターゲットモバイル端末でライブ配信クライアントにログインしてライブ配信クライアントを起動し、現在ライブ配信クライアントが実行されているターゲットモバイル端末における1つ又は複数のアプリケーション(ターゲットアプリケーション)の実行画面を画面録画し、画面録画した実行画面をライブ配信画面として処理して、ストリーマーアカウントAにバインドされたユーザアカウントB(例えば、ストリーマーアカウントAのライブ配信ルームに位置しているユーザアカウント)に共有する。また、1つ又は複数のアプリケーションは、ストリーマーアカウントAの自発的な設定又はデフォルトでストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されたアプリケーションのみに限定される。言い換えれば、ストリーマーアカウントAの自発的な設定又はデフォルトでストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されたアプリケーション以外の他のアプリケーションは、ストリーマーアカウントAがライブ配信クライアントにログインしてライブ配信クライアントを起動した後、ターゲットモバイル端末で実行されているとしても、画面録画されることができず、ユーザアカウントに共有されることもできない。ライブ配信画面録画の判断及び制限のために、ベンダーは、許可されることなく、ユーザのシステムの現在のアプリケーションパッケージ名を判断することができるが、これに限定されない。
【0040】
いくつかの実施例において、本実施例では、ライブ配信アプリケーションのクライアントが、ライブ配信プラットフォームで提供される、ライブ配信の開始又はライブ配信の視聴に用いられるクライアントであってもよいが、これに限定されない。ストリーマー側は、ターゲットモバイル端末にインストールされたライブ配信アプリケーションのクライアントによってライブ配信を行ってもよいが、これに限定されない。視聴者側は、ライブ配信アプリケーションのクライアントによって、異なるストリーマーのライブ配信画面を視聴してもよいが、これに限定されない。
【0041】
いくつかの実施例において、本実施例では、通常の場合、ライブ配信画面が、モバイル端末における実行画面を収集(録画)することにより得られた画面である。しかしながら、プライバシー性が高いというモバイル端末の特性により(例えば、電話の発着信、テキストメッセージの送受信、プライベートのやり取り用のアカウントなど、プライバシー性が高い機能を有する)、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)よりもモバイル端末でのライブ配信がプライバシー漏洩事件の発生を引き起こしやすい。これに基づき、モバイル端末でのライブ配信がプライバシー漏洩事件の発生をより引き起こしやすいという問題を克服するために、実行画面の収集を限定する。例えば、ストリーマー側のストリーマーアカウントが、ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されたターゲットアプリケーションを配置しておく。ターゲットアプリケーションは、プライバシー漏洩事件の発生を引き起こす確率が小さいとストリーマーアカウントが黙認するアプリケーションと理解されてもよいが、これに限定されないため、ライブ配信中の画面録画を許可することができる。ターゲットアプリケーションではない他のアプリケーションは、プライバシー漏洩事件の発生を引き起こす確率が大きいとストリーマーアカウントが黙認するアプリケーションと理解されてもよいが、これに限定されないため、ライブ配信中の画面録画を禁止することができる。
【0042】
さらに例を挙げて説明する。例えば、図3に示すように、ストリーマーアカウントがターゲットモバイル端末302によってアプリケーションA(例えば、あるゲームアプリケーション)のライブ配信を行い、かつ、アプリケーションAがターゲットアプリケーションに属すると仮定する。さらに、図3の(a)に示すように、ライブ配信クライアント304によって、現在ターゲットモバイル端末302のフォアグラウンド(ディスプレイ)で実行されているアプリケーションAの実行画面を録画し、録画した実行画面を、ライブ配信画面の形で、ストリーマーアカウントに関連付けられた他のユーザアカウントに共有する。
【0043】
また、図3の(b)に示すように、ターゲットモバイル端末302において現在フォアグラウンドで実行されているアプリケーションがアプリケーションAからアプリケーションB(ある映画テレビアプリケーション)に切り替えられ、かつ、アプリケーションBがターゲットアプリケーションに属しない場合、ターゲットモバイル端末302でライブ配信提示画面(「ストリーマーはちょっと席を外して、すぐに戻ります!」という一時停止提示情報が含まれる)を生成し、ライブ配信提示画面を、ライブ配信画面の形で、ストリーマーアカウントに関連付けられた他のユーザアカウントに共有する。
【0044】
いくつかの実施例において、本実施例では、ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が、ターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられて表示されている間に、ライブ配信アプリケーションのクライアントでライブ配信提示画面を生成することに加えて、ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面には、ターゲットアプリケーションに属しない他のアプリケーションの提示情報が表示されている間にも、ライブ配信アプリケーションのクライアントでライブ配信提示画面を生成してもよいが、これに限定されない。
【0045】
さらに例を挙げて説明する。例えば、図3に示されたシナリオに基づき、引き続いて図4に示すように、ストリーマーアカウントがターゲットモバイル端末302によってアプリケーションA(例えば、あるゲームアプリケーション)のライブ配信を行い、かつ、アプリケーションAがターゲットアプリケーションに属すると仮定する。さらに、図4の(a)に示すように、ライブ配信クライアント304によって、現在ターゲットモバイル端末302のフォアグラウンドで実行されているアプリケーションAの実行画面を録画し、録画した実行画面を、ライブ配信画面の形で、ストリーマーアカウントに関連付けられた他のユーザアカウントに共有する。
【0046】
また、図4の(b)に示すように、ターゲットモバイル端末302において現在フォアグラウンドで実行されているアプリケーションが依然としてアプリケーションAであるが、ターゲットモバイル端末302のフォアグラウンドには、アプリケーションC(あるチャットアプリケーション)の提示情報も表示されている場合、ターゲットモバイル端末302でライブ配信提示画面(「ストリーマーはちょっと席を外して、すぐに戻ります!」という一時停止提示情報が含まれる)を生成し、ライブ配信提示画面を、ライブ配信画面の形で、ストリーマーアカウントに関連付けられた他のユーザアカウントに共有する。
【0047】
いくつかの実施例において、本実施例では、ライブ配信提示画面の生成は、現在ディスプレイに表示されているアプリケーションの実行画面によって決まってもよく、即ち、現在ディスプレイに表示されているアプリケーションの実行画面に応じて生成されてもよいが、これに限定されない。
【0048】
さらに例を挙げて説明する。例えば、図3に示されたシナリオに基づき、引き続いて図5に示すように、ストリーマーアカウントがターゲットモバイル端末302によってアプリケーションA(例えば、あるゲームアプリケーション)のライブ配信を行い、かつ、アプリケーションAがターゲットアプリケーションに属すると仮定する。さらに、図5の(a)に示すように、ライブ配信クライアント304によって、現在ターゲットモバイル端末302のフォアグラウンドで実行されているアプリケーションAの実行画面を録画し、録画した実行画面を、ライブ配信画面の形で、ストリーマーアカウントに関連付けられた他のユーザアカウントに共有する。
【0049】
また、図5の(b)に示すように、ターゲットモバイル端末302において現在フォアグラウンドで実行されているアプリケーションが依然としてアプリケーションAであるが、ターゲットモバイル端末302のフォアグラウンドには、アプリケーションC(あるチャットアプリケーション)の提示情報も表示されている場合、ターゲットモバイル端末302でアプリケーションCに関するライブ配信提示画面(「ストリーマーが返信していますので、少々お待ちください!」という一時停止提示情報が含まれる)を生成し、ライブ配信提示画面を、ライブ配信画面の形で、ストリーマーアカウントに関連付けられた他のユーザアカウントに共有する。
【0050】
なお、本実施例において、ライブ配信提示画面の生成は、現在ディスプレイに表示されているアプリケーションの実行画面と関係なくてもよいが、これに限定されない。例えば、ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が、ターゲットアプリケーションに属しない他のアプリケーションに切り替えられれば、ライブ配信アプリケーションのクライアントで同じライブ配信提示画面を生成し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信提示画面をプッシュすることにより、ユーザアカウントでログインしている再生クライアントにライブ配信提示画面を表示させる。言い換えれば、ライブ配信提示画面は、一致するように保持するか、あるいは、ライブ配信提示画面の表示の柔軟性を向上させるために、ストリーマーアカウントが自主的に変更し、例えば、ライブ配信提示画面の一時停止提示情報を修正してもよいが、これらに限定されない。
【0051】
いくつかの実施例において、本実施例では、ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が、ターゲットアプリケーションに属するか属しない実行画面に切り替えられて表示されるか否かの判断は、以下の方式を採用してもよいが、これに限定されない。まず、ホワイトリストアプリケーション(ターゲットアプリケーション)を設定する。例えば、バックグラウンドでアプリケーションプールを配置し、アプリケーションapp(application)の名称にappのパッケージ名を関連づけ、モバイル端末がバックグラウンドのアプリケーションプールをプルしてストリーマー側に展示することで、ストリーマー側は、ライブ配信で見えるアプリケーションを設定し、ホワイトリストパッケージ名を表記して、ホワイトリストパッケージ名リストlist_1を構成する。
【0052】
次に、作成されたライブ配信ルームでストリーマー側がライブ配信を開始すると、app端末は、一定時間(例えば、5秒)ごとに、全てのアプリケーションの最新の使用時間を取得する要求をシステムに送信する。例えば、最新時間が最も近いappのパッケージ名をpackagname_1とする。packagname_1がlist_1内のパッケージ名にヒットする場合、モバイル端末は、ライブストリームプッシュを一時停止する要求をバックグラウンドに送信するとともに、ライブ配信画面の内容の代わりにフォールバック画像をapp内に表示する。逆に、packagname_1がlist_1内のパッケージ名にヒットしない場合、モバイル端末は、ライブ配信sdkの画面録画機能を呼び出し、ストリーマー側のクライアントの画面を録画してクラウドサーバにストリームをプッシュし、クラウドサーバからライブ配信ルーム内の視聴者のクライアントにストリームをプッシュする。
【0053】
また、任意選択的に、ライブ配信画面録画の判断及び制限のために、ベンダーは、許可されることなく、ユーザのシステムの現在のアプリケーションパッケージ名を判断することができる。これは、一定時間ごとに全てのアプリケーションの最新の使用時間を取得する要求をシステムに送信することに比べて、判断の実行効率が高い。
【0054】
説明すべきものとして、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面を画面録画することにより、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信する過程では、ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が、ターゲットアプリケーション(録画許可アプリケーション)に属しない第1アプリケーション(録画無許可アプリケーション)の実行画面に切り替えられて表示された場合、第1アプリケーションの実行画面を隠し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するためのライブ配信提示画面をプッシュする。
【0055】
さらに例を挙げて説明する。例えば、図6に示すように、上記ライブ配信画面表示方法を、サーバ606でストリームプッシュを補助するライブ配信シナリオに適用すると仮定すると、具体的な実行ステップは、以下の通りである。
【0056】
S602では、ストリーマーアカウントが、ストリーマークライアント604によって、ターゲットモバイル端末上でライブ配信を開始する。
【0057】
S604では、現在ターゲットモバイル端末のフォアグラウンドで実行されているアプリケーションが所定範囲に属するか否か(あるいは、ターゲットアプリケーションに属するか否かと理解されてもよい)を判断し、現在ターゲットモバイル端末のフォアグラウンドで実行されているアプリケーションが所定範囲に属する場合、ステップS606-1を実行し、現在ターゲットモバイル端末のフォアグラウンドで実行されているアプリケーションが所定範囲に属しない場合、ステップS606-2を実行する。
【0058】
S606-1では、現在ターゲットモバイル端末のフォアグラウンドで実行されているアプリケーションの実行画面を録画して、ストリーマーアカウントに関連付けられたユーザアカウントに共有するライブ配信画面とし、ライブ配信画面には、ストリーマーアカウントが位置するライブ配信ルームの識別子1と、録画開始時間を表すためのタイムステップAとが表記される。
【0059】
S606-2では、ライブ配信状態を一時停止状態に設定し、ストリーマークライアント604でライブ配信提示画面を生成し、最新の状態変化のタイムスタンプBを記録する。
【0060】
S608-1では、ライブ配信画面をビデオリンクに変換して、対応するユーザアカウントによる視聴に供する。
【0061】
S608-2では、ライブ配信画面(ライブ配信提示画面)をビデオリンクに変換して、対応するユーザアカウントによる視聴に供する。
【0062】
S6010-1では、ライブ配信ルームの識別子にしたがってストリームをプッシュし、タイムスタンプAにしたがってユーザクライアント602(ライブ配信ルーム1の視聴者)にライブ配信画面を表示する。
【0063】
S6010-2では、ライブ配信ルームの識別子1にしたがってストリームをプッシュし、タイムスタンプBにしたがってユーザクライアント602(ライブ配信ルーム1の視聴者)にライブ配信画面(ライブ配信提示画面)を表示する。
【0064】
S612-1では、フォアグラウンドのアプリケーションの切り替えが検出された場合、引き続いてステップS604を実行する。
【0065】
S612-2では、フォアグラウンドのアプリケーションの切り替えが検出された場合、引き続いてステップS604を実行する。
【0066】
本願で提供される実施例では、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画する。ここで、ライブ配信画面は、ターゲットアプリケーションの実行画面であり、ターゲットアプリケーションは、ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されたアプリケーションである。ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が、ターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられて表示されている間、ライブ配信アプリケーションのクライアントでライブ配信提示画面を生成し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信提示画面をプッシュすることにより、ユーザアカウントでログインしている再生クライアントにライブ配信提示画面を表示させる。ここで、ライブ配信提示画面には、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するための一時停止提示情報が含まれる。これにより、ライブ配信画面の表示中に録画無許可アプリケーションの実行画面を自動的に隠すという技術的目的が達成され、ライブ配信画面の表示中のプライバシー保護のコントロール性を向上させるという技術的効果が実現される。
【0067】
1つの構成として、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示した後、
ディスプレイに現在表示されているアプリケーションの識別子がターゲットアプリケーションのアプリケーション識別子から第1アプリケーションのアプリケーション識別子に切り替えられることを認識すると、ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が第1アプリケーションの実行画面に切り替えられて表示されたと決定するステップを含む。
【0068】
いくつかの実施例において、本実施例では、アプリケーションが切り替えられると、対応する切り替え指示をトリガーし、かつ、該切り替え指示には、切り替え先のアプリケーション識別子が付されているようにしてもよいが、これに限定されない。また、アプリケーションの切り替えが対応する切り替え指示をトリガーしない場合があることを考慮すると、ディスプレイに現在表示されているアプリケーションの識別子がターゲットアプリケーションのアプリケーション識別子であるか否かを定時又はリアルタイムに認識する必要がある。ディスプレイに現在表示されているアプリケーションの識別子がターゲットアプリケーションのアプリケーション識別子から第1アプリケーションのアプリケーション識別子に切り替えられることを認識すると、ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が第1アプリケーションの実行画面に切り替えられて表示されたと決定する。
【0069】
1つの構成として、ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が、ターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられて表示されている間、ライブ配信アプリケーションのクライアントで画面録画用のライブ配信提示画面を生成することは、
ディスプレイに現在表示されているアプリケーションの識別子が第1アプリケーションのアプリケーション識別子に切り替えられた時間帯で、一時停止提示情報に基づいてライブ配信提示画面を生成し、ライブ配信提示画面を、時間帯で録画する画面とするステップを含む。
【0070】
いくつかの実施例において、本実施例では、時間次元で説明する。ターゲットアプリケーションの録画が時間1から開始したが、ディスプレイに現在表示されているアプリケーションの識別子が第1アプリケーションのアプリケーション識別子に切り替えられた時間が時間2であると仮定すると、時間1から時間2までターゲットアプリケーションの実行画面を生成の根拠とするライブ配信画面を生成し、時間2から、ディスプレイに現在表示されているアプリケーションの識別子が第1アプリケーションのアプリケーション識別子に切り替えられた時間帯で、一時停止提示情報を生成の根拠とするライブ配信提示画面を生成する。
【0071】
さらに、時間3において、ディスプレイに現在表示されているアプリケーションの識別子がターゲットアプリケーションのアプリケーション識別子に切り替えられたと仮定すると、時間3から、ディスプレイに現在表示されているアプリケーションの識別子がターゲットアプリケーションのアプリケーション識別子に切り替えられた時間帯で、ターゲットアプリケーションの実行画面を生成の根拠とするライブ配信画面を生成する。
【0072】
1つの構成として、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画する前に、又は、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示する過程において、
配置トリガー操作に応答して、ライブ配信アプリケーションのクライアントにライブ配信配置インタフェースを表示するステップS1と、
ライブ配信配置インタフェースでトリガーされたターゲット配置操作に応答して、ターゲットアプリケーションを取得するステップS2と、を含む。
【0073】
いくつかの実施例において、本実施例では、配置トリガー操作がライブ配信前、ライブ配信中、又はライブ配信終了後のうちのいずれか1つにトリガーされてもよいが、ここでは限定しない。ターゲット配置操作のトリガーは同様である。
【0074】
さらに例を挙げて説明する。例えば、図7に示すように、画面録画ライブ配信を開始する前に(ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画する前に)、ストリーマーXXXが、まもなく開始する画面録画ライブ配信の関連設定を行いたいと仮定すると(設定しない場合、デフォルトは前回の設定配置であり、初回設定でありかつ設定しない場合、デフォルトの設定配置を現在の画面録画ライブ配信のライブ配信設定とする)、ライブ配信クライアント702の仮想ボタン「設定」において選択操作をトリガーして、配置トリガー操作のトリガーを行う。具体的には、図7の(a)に示されたものを参照すればよい。
【0075】
また、図7の(b)に示すように、配置トリガー操作のトリガーに応答して、ライブ配信クライアント702にライブ配信配置インタフェース704を表示し、ここで、ライブ配信配置インタフェース704には、許可待ちの複数のアプリケーション識別子が表示されている。さらに、アプリケーション4に対応するアプリケーション識別子において選択操作が検出されると仮定すると、それをターゲット配置操作のトリガーと見なし、アプリケーション4を許可アプリケーション(ターゲットアプリケーション)として決定する。
【0076】
本願で提供される実施例では、配置トリガー操作に応答して、ライブ配信アプリケーションのクライアントにライブ配信配置インタフェースを表示し、ライブ配信配置インタフェースでトリガーされたターゲット配置操作に応答して、ターゲットアプリケーションを取得することにより、ターゲットアプリケーションの配置を複数のタイミングで柔軟に行えるという目的が達成され、ターゲットアプリケーションの配置の柔軟性を向上させるという効果が実現される。
【0077】
1つの構成として、ライブ配信配置インタフェースでトリガーされたターゲット配置操作に応答して、ターゲットアプリケーションを取得するステップは、
ライブ配信配置インタフェースでトリガーされた第1配置操作に応答して、第1識別子集合を表示するステップであって、第1識別子集合内の識別子は、ライブ配信アプリケーションのクライアントでのライブ配信が許可されているが、ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されていないアプリケーションのアプリケーション識別子である、ステップS1と、
第1識別子集合内の第1識別子への第1選択操作に応答して、第1識別子に対応するアプリケーションをターゲットアプリケーションとして決定するステップS2と、を含む。
【0078】
いくつかの実施例において、本実施例では、ターゲットアプリケーションとして確認されるのを待つ、第1識別子集合内の候補アプリケーションが、ターゲットモバイル端末にインストールされている/インストールされていないアプリケーションであってもよいが、これらに限定されない。
【0079】
さらに例を挙げて説明する。任意選択的に、例えば、第1識別子集合には、ターゲットモバイル端末にインストールされているアプリケーションの全部又は一部のみが含まれる場合、ライブ配信配置インタフェースでトリガーされた第1配置操作に応答して、第1識別子集合を表示する前に、ターゲットモバイル端末にインストールされている全てのアプリケーションからなる候補アプリケーション集合を取得し、ライブ配信アプリケーションのクライアントでのライブ配信が許可されているが、ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されていないアプリケーションを選別条件として、候補アプリケーション集合から、選別条件に合致する複数のアプリケーションを選別し、該複数のアプリケーションに対応するアプリケーション識別子で第1識別子集合を構成する。
【0080】
1つの構成として、ライブ配信配置インタフェースでトリガーされたターゲット配置操作に応答して、ターゲットアプリケーションを取得するステップは、
ライブ配信配置インタフェースでトリガーされた第2配置操作に応答して、第2識別子集合を表示するステップであって、第2識別子集合内の識別子は、ライブ配信アプリケーションのクライアントでのライブ配信が許可されており、かつ、ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画も許可されているアプリケーションのアプリケーション識別子である、ステップS1と、
第2識別子集合内の第2識別子への第2選択操作に応答して、第2識別子に対応するアプリケーションをターゲットアプリケーションとすることを取り消すステップS2と、を含む。
【0081】
いくつかの実施例において、本実施例では、ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されているターゲットアプリケーションに対して、第2配置操作によって許可を取り消すことができる。例えば、アプリケーションAは、ターゲットアプリケーションに属するように許可されているが、第2配置操作によって、アプリケーションAへの許可を取り消すことができ、許可が取り消されたアプリケーションAは、ターゲットアプリケーションに属しなくなる。
【0082】
本願で提供される実施例では、ライブ配信配置インタフェースでトリガーされた第2配置操作に応答して、第2識別子集合を表示する。ここで、第2識別子集合内の識別子は、ライブ配信アプリケーションのクライアントでのライブ配信が許可されており、かつ、ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画も許可されているアプリケーションのアプリケーション識別子である。第2識別子集合内の第2識別子への第2選択操作に応答して、第2識別子に対応するアプリケーションをターゲットアプリケーションとすることを取り消す。これにより、許可の取り消しでターゲットアプリケーションを柔軟に配置するという目的が達成され、ターゲットアプリケーションの配置の柔軟性を向上させるという効果が実現される。
【0083】
1つの構成として、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信提示画面をプッシュした後、
ディスプレイにおける第1アプリケーションの実行画面がターゲットアプリケーションの実行画面に復元されて表示されると、ターゲットアプリケーションの実行画面で構成されたライブ配信画面を表示して、ライブ配信画面を画面録画することを続けるステップをさらに含む。
【0084】
説明すべきものとして、ディスプレイにおける第1アプリケーションの実行画面がターゲットアプリケーションの実行画面に復元されて表示されると、ターゲットアプリケーションの実行画面で構成されたライブ配信画面を表示して、ライブ配信画面を画面録画することを続ける。
【0085】
さらに例を挙げて説明する。図3に示されたシナリオに基づき、引き続いて図8に示すように、ストリーマーアカウントがターゲットモバイル端末302によってアプリケーションA(例えば、あるゲームアプリケーション)のライブ配信を行い、かつ、アプリケーションAがターゲットアプリケーションに属すると仮定する。さらに、図8の(a)に示すように、ライブ配信クライアント304によって、現在ターゲットモバイル端末302のフォアグラウンド(ディスプレイ)で実行されているアプリケーションAの実行画面を録画し、録画した実行画面を、ライブ配信画面の形で、ストリーマーアカウントに関連付けられた他のユーザアカウントに共有する。
【0086】
また、図8の(b)に示すように、ターゲットモバイル端末302において現在フォアグラウンドで実行されているアプリケーションがアプリケーションAからアプリケーションB(ある映画テレビアプリケーション)に切り替えられ、かつ、アプリケーションBがターゲットアプリケーションに属しない場合、ターゲットモバイル端末302でライブ配信提示画面(「ストリーマーはちょっと席を外して、すぐに戻ります!」という一時停止提示情報が含まれる)を生成し、ライブ配信提示画面を、ライブ配信画面の形で、ストリーマーアカウントに関連付けられた他のユーザアカウントに共有する。
【0087】
なお、ターゲットモバイル端末302において現在フォアグラウンドで実行されているアプリケーションがアプリケーションBからアプリケーションAに戻った場合、図8の(c)に示すように、アプリケーションAの録画を再開し、録画した実行画面をライブ配信画面としてユーザアカウントに共有してもよいが、これに限定されない。
【0088】
本願で提供される実施例では、ディスプレイにおける第1アプリケーションの実行画面がターゲットアプリケーションの実行画面に復元されて表示されると、ターゲットアプリケーションの実行画面で構成されたライブ配信画面を表示して、ライブ配信画面を画面録画することを続けることにより、ライブ配信過程の完全性を向上させるという効果が実現される。
【0089】
1つの構成として、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画する前に、
ターゲットモバイル端末でトリガーされたストリーマーアカウントのライブ配信開始要求に応答して、現在ターゲットモバイル端末のディスプレイで実行されている第2アプリケーションを決定するステップS1と、
第2アプリケーションがターゲットアプリケーションに属しない場合、ライブ配信アプリケーションのクライアントでライブ配信提示画面を生成し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信提示画面をプッシュすることにより、再生クライアントにライブ配信提示画面を表示させるステップS2と、
第2アプリケーションがターゲットアプリケーションに属する場合、ターゲットモバイル端末のディスプレイに第2アプリケーションの実行画面を表示して、第2アプリケーションの実行画面を画面録画するステップS3と、を含む。
【0090】
説明すべきものとして、ターゲットモバイル端末でトリガーされたストリーマーアカウントのライブ配信開始要求に応答して、現在ターゲットモバイル端末のディスプレイで実行されている第2アプリケーションを決定し、第2アプリケーションがターゲットアプリケーションに属する場合、ターゲットモバイル端末のディスプレイに第2アプリケーションの実行画面を表示して、第2アプリケーションの実行画面を画面録画する。
【0091】
さらに例を挙げて説明する。図7に示されたシナリオに基づき、引き続いて図9に示すように、ライブ配信クライアント702上で、画面録画ライブ配信の開始を指示するためのライブ配信開始要求が検出されると仮定すると、さらに、現在ターゲットモバイル端末902のフォアグラウンドで実行されているアプリケーション(第2アプリケーション)がターゲットアプリケーションに属するか否かを決定し、現在ターゲットモバイル端末902のフォアグラウンドで実行されているアプリケーションがターゲットアプリケーションに属する場合、図9の(b)に示すように、ターゲットモバイル端末902のディスプレイに第2アプリケーションの実行画面を表示して、第2アプリケーションの実行画面を画面録画する。
【0092】
説明すべきものとして、ターゲットモバイル端末でトリガーされたストリーマーアカウントのライブ配信開始要求に応答して、現在ターゲットモバイル端末のディスプレイで実行されている第2アプリケーションを決定し、第2アプリケーションがターゲットアプリケーションに属しない場合、ライブ配信アプリケーションのクライアントでライブ配信提示画面を生成し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信提示画面をプッシュすることにより、再生クライアントにライブ配信提示画面を表示させる。
【0093】
さらに例を挙げて説明する。図7に示されたシナリオに基づき、引き続いて図10に示すように、ライブ配信クライアント702上で、画面録画ライブ配信の開始を指示するためのライブ配信開始要求が検出されると仮定すると、さらに、現在ターゲットモバイル端末902のフォアグラウンドで実行されているアプリケーション(第2アプリケーション)がターゲットアプリケーションに属するか否かを決定し、現在ターゲットモバイル端末902のフォアグラウンドで実行されているアプリケーションがターゲットアプリケーションに属しない場合、図10の(b)に示すように、ライブ配信クライアント702(ライブ配信アプリケーションのクライアント)でライブ配信提示画面を生成し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信提示画面をプッシュすることにより、再生クライアントにライブ配信提示画面を表示させる。説明すべきものとして、説明を簡単にするために、前述した各方法実施例が一連の動作の組み合わせとして表現されているが、当業者は、本発明によれば、何らかのステップを他の順序で又は同時に実行することができるので、本発明は記載された動作の順序によって制限されないことを知っておくべきである。次に、当業者は、明細書に記載された実施例がいずれも好ましい実施例に属し、係る動作及びモジュールが必ずしも本発明に必要なものではないことも知っておくべきである。本願の実施例では、上記のライブ配信画面表示方法を実施するためのライブ配信画面表示装置がさらに提供されている。該装置は、
ストリーマーアカウントが使用するターゲットモバイル端末のディスプレイに表示されたターゲットアプリケーションの実行画面を取得し、前記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応する再生クライアントに前記実行画面をライブ配信画面としてプッシュする第1録画ユニットと、
前記ディスプレイにおける前記ターゲットアプリケーションの実行画面が、所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられると、前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面を前記再生クライアントにプッシュすることを停止し、前記再生クライアントに前記ライブ配信提示画面をライブ配信画面としてプッシュする生成ユニットであって、前記ライブ配信提示画面には、前記ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するための一時停止提示情報が含まれる、生成ユニットと、を含んでもよい。
【0094】
いくつかの実施例において、該装置は、
前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面が属するアプリケーションを決定する第1決定ユニットをさらに含む。
【0095】
前記アプリケーションが所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションのうち1つである場合、前記ストリーマーアカウントが使用するターゲットモバイル端末のディスプレイに表示されたターゲットアプリケーションの実行画面を取得するステップを前記第1録画ユニットが実行することをトリガーする。
【0096】
いくつかの実施例において、図11に示すように、該装置は、
ストリーマーが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画する第1録画ユニット1102であって、ライブ配信画面は、ターゲットアプリケーションの実行画面であり、ターゲットアプリケーションは、ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されたアプリケーションである、第1録画ユニット1102と、
ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が、ターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられて表示されている間、ライブ配信アプリケーションのクライアントでライブ配信提示画面を生成し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信提示画面をプッシュすることにより、ユーザアカウントでログインしている再生クライアントにライブ配信提示画面を表示させる生成ユニット1104であって、ライブ配信提示画面には、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するための一時停止提示情報が含まれる、生成ユニット1104と、を含む。
【0097】
いくつかの実施例において、本実施例では、上記ライブ配信画面表示装置がモバイル端末のライブ配信シナリオに適用されてもよいが、これに限定されない。例えば、ストリーマーアカウントAは、ターゲットモバイル端末でライブ配信クライアントにログインしてライブ配信クライアントを起動し、現在ライブ配信クライアントが実行されているターゲットモバイル端末における1つ又は複数のアプリケーション(ターゲットアプリケーション)の実行画面を画面録画し、画面録画した実行画面をライブ配信画面として処理して、ストリーマーアカウントAにバインドされたユーザアカウントB(例えば、ストリーマーアカウントAのライブ配信ルームに位置しているユーザアカウント)に共有する。また、1つ又は複数のアプリケーションは、ストリーマーアカウントAの自発的な設定又はデフォルトでストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されたアプリケーションのみに限定される。言い換えれば、ストリーマーアカウントAの自発的な設定又はデフォルトでストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されたアプリケーション以外の他のアプリケーションは、ストリーマーアカウントAがライブ配信クライアントにログインしてライブ配信クライアントを起動した後、ターゲットモバイル端末で実行されているとしても、画面録画されることができず、ユーザアカウントに共有されることもできない。ライブ配信画面録画の判断及び制限のために、ベンダーは、許可されることなく、ユーザのシステムの現在のアプリケーションパッケージ名を判断することができるが、これに限定されない。
【0098】
いくつかの実施例において、本実施例では、ライブ配信アプリケーションのクライアントが、ライブ配信プラットフォームで提供される、ライブ配信の開始又はライブ配信の視聴に用いられるクライアントであってもよいが、これに限定されない。ストリーマー側は、ターゲットモバイル端末にインストールされたライブ配信アプリケーションのクライアントによってライブ配信を行ってもよいが、これに限定されない。視聴者側は、ライブ配信アプリケーションのクライアントによって、異なるストリーマーのライブ配信画面を視聴してもよいが、これに限定されない。
【0099】
いくつかの実施例において、本実施例では、通常の場合、ライブ配信画面が、モバイル端末における実行画面を収集(録画)することにより得られた画面である。しかしながら、プライバシー性が高いというモバイル端末の特性により(例えば、電話の発着信、テキストメッセージの送受信、プライベートのやり取り用のアカウントなど、プライバシー性が高い機能を有する)、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)よりもモバイル端末でのライブ配信がプライバシー漏洩事件の発生を引き起こしやすい。これに基づき、モバイル端末でのライブ配信がプライバシー漏洩事件の発生をより引き起こしやすいという問題を克服するために、実行画面の収集を限定する。例えば、ストリーマー側のストリーマーアカウントが、ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されたターゲットアプリケーションを配置しておく。ターゲットアプリケーションは、プライバシー漏洩事件の発生を引き起こす確率が小さいとストリーマーアカウントが黙認するアプリケーションと理解されてもよいが、これに限定されないため、ライブ配信中の画面録画を許可することができる。ターゲットアプリケーションではない他のアプリケーションは、プライバシー漏洩事件の発生を引き起こす確率が大きいとストリーマーアカウントが黙認するアプリケーションと理解されてもよいが、これに限定されないため、ライブ配信中の画面録画を禁止することができる。
【0100】
いくつかの実施例において、本実施例では、ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が、ターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられて表示されている間に、ライブ配信アプリケーションのクライアントでライブ配信提示画面を生成することに加えて、ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面には、ターゲットアプリケーションに属しない他のアプリケーションの提示情報が表示されている間にも、ライブ配信アプリケーションのクライアントでライブ配信提示画面を生成してもよいが、これに限定されない。
【0101】
いくつかの実施例において、本実施例では、ライブ配信提示画面の生成は、現在ディスプレイに表示されているアプリケーションの実行画面によって決まってもよく、即ち、現在ディスプレイに表示されているアプリケーションの実行画面に応じて生成してもよいが、これに限定されない。
【0102】
なお、本実施例において、ライブ配信提示画面の生成は、現在ディスプレイに表示されているアプリケーションの実行画面と関係なくてもよいが、これに限定されない。例えば、ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が、ターゲットアプリケーションに属しない他のアプリケーションに切り替えられれば、ライブ配信アプリケーションのクライアントで同じライブ配信提示画面を生成し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信提示画面をプッシュすることにより、ユーザアカウントでログインしている再生クライアントにライブ配信提示画面を表示させる。言い換えれば、ライブ配信提示画面は、一致するように保持するか、あるいは、ライブ配信提示画面の表示の柔軟性を向上させるために、ストリーマーアカウントが自主的に変更し、例えば、ライブ配信提示画面の一時停止提示情報を修正してもよいが、これらに限定されない。
【0103】
いくつかの実施例において、本実施例では、ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が、ターゲットアプリケーションに属するか属しない実行画面に切り替えられて表示されるか否かの判断は、以下の方式を採用してもよいが、これに限定されない。まず、ホワイトリストアプリケーション(ターゲットアプリケーション)を設定する。例えば、バックグラウンドでアプリケーションプールを配置し、アプリケーションapp(application)の名称にappのパッケージ名を関連づけ、モバイル端末がバックグラウンドのアプリケーションプールをプルしてストリーマー側に展示することで、ストリーマー側は、ライブ配信で見えるアプリケーションを設定し、ホワイトリストパッケージ名を表記して、ホワイトリストパッケージ名リストlist_1を構成する。
【0104】
次に、作成されたライブ配信ルームでストリーマー側がライブ配信を開始すると、app端末は、一定時間(例えば、5秒)ごとに、全てのアプリケーションの最新の使用時間を取得する要求をシステムに送信する。例えば、最新時間が最も近いappのパッケージ名をpackagname_1とする。packagname_1がlist_1内のパッケージ名にヒットする場合、モバイル端末は、ライブストリームプッシュを一時停止する要求をバックグラウンドに送信するとともに、ライブ配信画面の内容の代わりにフォールバック画像をapp内に表示する。逆に、packagname_1がlist_1内のパッケージ名にヒットしない場合、モバイル端末は、ライブ配信sdkの画面録画機能を呼び出し、ストリーマー側のクライアントの画面を録画してクラウドサーバにストリームをプッシュし、クラウドサーバからライブ配信ルーム内の視聴者のクライアントにストリームをプッシュする。
【0105】
また、任意選択的に、ライブ配信画面録画の判断及び制限のために、ベンダーは、許可されることなく、ユーザのシステムの現在のアプリケーションパッケージ名を判断することができる。これは、一定時間ごとに全てのアプリケーションの最新の使用時間を取得する要求をシステムに送信することに比べて、判断の実行効率が高い。
【0106】
説明すべきものとして、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面を画面録画することにより、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信する過程では、ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が、ターゲットアプリケーション(録画許可アプリケーション)に属しない第1アプリケーション(録画無許可アプリケーション)の実行画面に切り替えられて表示された場合、第1アプリケーションの実行画面を隠し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するためのライブ配信提示画面をプッシュする。
【0107】
具体的な実施例は、上記のライブ配信画面表示装置に示された例を参照すればよい。本例はここで説明を省略する。
【0108】
本願で提供される実施例では、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画する。ここで、ライブ配信画面は、ターゲットアプリケーションの実行画面であり、ターゲットアプリケーションは、ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されたアプリケーションである。ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が、ターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられて表示されている間、ライブ配信アプリケーションのクライアントでライブ配信提示画面を生成し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信提示画面をプッシュすることにより、ユーザアカウントでログインしている再生クライアントにライブ配信提示画面を表示させる。ここで、ライブ配信提示画面には、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するための一時停止提示情報が含まれる。これにより、ライブ配信画面の表示中に録画無許可アプリケーションの実行画面を自動的に隠すという技術的目的が達成され、ライブ配信画面の表示中のプライバシー保護のコントロール性を向上させるという技術的効果が実現される。
【0109】
1つの構成として、
ストリーマーが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示した後、ディスプレイに現在表示されているアプリケーションの識別子がターゲットアプリケーションのアプリケーション識別子から第1アプリケーションのアプリケーション識別子に切り替えられることを認識すると、ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が第1アプリケーションの実行画面に切り替えられて表示されたと決定する第1決定ユニットを含む。
【0110】
具体的な実施例は、上記のライブ配信画面表示方法に示された例を参照すればよい。本例はここで説明を省略する。
【0111】
1つの構成として、生成ユニット1104は、
ディスプレイに現在表示されているアプリケーションの識別子が第1アプリケーションのアプリケーション識別子に切り替えられた時間帯で、一時停止提示情報に基づいてライブ配信提示画面を生成し、ライブ配信提示画面を、時間帯で録画する画面とする生成モジュールを含む。
【0112】
具体的な実施例は、上記のライブ配信画面表示方法に示された例を参照すればよい。本例はここで説明を省略する。
【0113】
1つの構成として、
ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画する前に、又は、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示する過程において、配置トリガー操作に応答して、ライブ配信アプリケーションのクライアントにライブ配信配置インタフェースを表示する第1表示ユニットと、
ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画する前に、又は、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示する過程において、ライブ配信配置インタフェースでトリガーされたターゲット配置操作に応答して、ターゲットアプリケーションを取得する取得ユニットと、を含む。
【0114】
具体的な実施例は、上記のライブ配信画面表示方法に示された例を参照すればよい。本例はここで説明を省略する。
【0115】
1つの構成として、取得ユニットは、
ライブ配信配置インタフェースでトリガーされた第1配置操作に応答して、第1識別子集合を表示する第1表示モジュールであって、第1識別子集合内の識別子は、ライブ配信アプリケーションのクライアントでのライブ配信が許可されているが、ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されていないアプリケーションのアプリケーション識別子である、第1表示モジュールと、
第1識別子集合内の第1識別子への第1選択操作に応答して、第1識別子に対応するアプリケーションをターゲットアプリケーションとして決定する決定モジュールと、を含む。
【0116】
具体的な実施例は、上記のライブ配信画面表示方法に示された例を参照すればよい。本例はここで説明を省略する。
【0117】
1つの構成として、取得ユニットは、
ライブ配信配置インタフェースでトリガーされた第2配置操作に応答して、第2識別子集合を表示する第2表示モジュールであって、第2識別子集合内の識別子は、ライブ配信アプリケーションのクライアントでのライブ配信が許可されており、かつ、ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画も許可されているアプリケーションのアプリケーション識別子である、第2表示モジュールと、
第2識別子集合内の第2識別子への第2選択操作に応答して、第2識別子に対応するアプリケーションをターゲットアプリケーションとすることを取り消す取り消しモジュールと、を含む。
【0118】
具体的な実施例は、上記のライブ配信画面表示方法に示された例を参照すればよい。本例はここで説明を省略する。
【0119】
1つの構成として、
ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信提示画面をプッシュした後、ディスプレイにおける第1アプリケーションの実行画面がターゲットアプリケーションの実行画面に復元されて表示されると、ターゲットアプリケーションの実行画面で構成されたライブ配信画面を表示して、ライブ配信画面を画面録画することを続ける第2表示ユニットをさらに含む。
【0120】
具体的な実施例は、上記のライブ配信画面表示方法に示された例を参照すればよい。本例はここで説明を省略する。
【0121】
1つの構成として、
ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画する前に、ターゲットモバイル端末でトリガーされたストリーマーアカウントのライブ配信開始要求に応答して、現在ターゲットモバイル端末のディスプレイで実行されている第2アプリケーションを決定する第2決定ユニットと、
ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画する前に、第2アプリケーションがターゲットアプリケーションに属しない場合、ライブ配信アプリケーションのクライアントでライブ配信提示画面を生成し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信提示画面をプッシュすることにより、再生クライアントにライブ配信提示画面を表示させる第3表示ユニットと、
ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画する前に、第2アプリケーションがターゲットアプリケーションに属する場合、ターゲットモバイル端末のディスプレイに第2アプリケーションの実行画面を表示して、第2アプリケーションの実行画面を画面録画する第2録画ユニットと、を含む。
【0122】
具体的な実施例は、上記のライブ配信画面表示方法に示された例を参照すればよい。本例はここで説明を省略する。本願の実施例の別の態様によれば、上記ライブ配信画面表示方法を実施するための電子機器も提供されている。図12に示すように、該電子機器は、メモリ1202と、プロセッサ1204とを備える。該メモリ1202には、コンピュータプログラムが記憶されており、該プロセッサ1204は、コンピュータプログラムによって、上記のいずれか1つの方法実施例におけるステップを実行するように構成される。
【0123】
いくつかの実施例において、本実施例では、上記電子機器が、コンピュータネットワークの複数のネットワーク機器のうちの少なくとも1つのネットワーク機器に位置してもよい。
【0124】
いくつかの実施例において、本実施例では、上記プロセッサが、コンピュータプログラムによって、
ストリーマーが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画するステップS1であって、ライブ配信画面は、ターゲットアプリケーションの実行画面であり、ターゲットアプリケーションは、ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されたアプリケーションである、ステップS1と、
ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が、ターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられて表示されている間、ライブ配信アプリケーションのクライアントでライブ配信提示画面を生成し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信提示画面をプッシュすることにより、ユーザアカウントでログインしている再生クライアントにライブ配信提示画面を表示させるステップS2であって、ライブ配信提示画面には、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するための一時停止提示情報が含まれる、ステップS2と、を実行するように構成されてもよい。
【0125】
いくつかの実施例において、当業者であれば理解できるように、図12に示された構成は、模式的なものに過ぎず、電子機器は、スマートフォン(例えば、Androidスマホ、iOSスマホなど)、タブレットコンピュータ、パームトップ型パソコン、及びモバイルインターネットデバイス(MID:Mobile Internet Devices)やPADなどの端末機器であってもよい。図12は、上記電子機器の構成を限定するものではない。例えば、電子機器は、図12に示されたものより多く又は少ないコンポーネント(例えば、ネットワークインタフェースなど)を含んでもよく、あるいは、図12に示されたものと異なるように配置されてもよい。
【0126】
ここで、メモリ1202は、ソフトウェアプログラム及びモジュール、例えば、本願の実施例におけるライブ配信画面表示方法及び装置に対応するプログラム命令/モジュールを記憶するために使用可能である。プロセッサ1204は、メモリ1202に記憶されたソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することにより、各種の機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、即ち、上記のライブ配信画面表示方法を実現する。メモリ1202は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、不揮発性メモリ、例えば、1つ又は複数の磁気記憶装置、フラッシュメモリ、又は他の不揮発性固体メモリを含んでもよい。いくつかの実例において、メモリ1202は、プロセッサ1204に対して遠隔に設置されたメモリをさらに含んでもよく、これらの遠隔メモリは、ネットワークを介して端末に接続することができる。上記ネットワークの実例は、インターネット、企業イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、およびこれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。ここで、メモリ1202は、具体的には、ライブ配信画面、ライブ配信提示画面、及び一時停止提示情報などの情報を記憶するために用いられてもよいが、これに限定されない。一例として、図12に示すように、上記メモリ1202は、上記ライブ配信画面表示装置における第1録画ユニット1102及び生成ユニット1104を含んでもよいが、これらに限定されない。また、上記ライブ配信画面表示装置における他のモジュールユニットをさらに含んでもよいが、これらに限定されず、本例では説明を省略する。
【0127】
いくつかの実施例において、上記の伝送装置1206は、ネットワークを介してデータを送受信する。上記のネットワークの具体的な実例は、有線ネットワーク及び無線ネットワークを含んでもよい。一実例において、伝送装置1206は、ネットワークケーブルを介して他のネットワーク機器及びルータに接続可能であることで、インターネット又はローカルエリアネットワークと通信可能であるネットワークインタフェースコントローラ(NIC:Network Interface Controller)を含む。一実例において、伝送装置1206は、無線方式でインターネットと通信するために使用される無線周波数(RF:Radio Frequency)モジュールである。
【0128】
また、上記電子機器は、上記のライブ配信画面、ライブ配信提示画面、及び一時停止提示情報などの情報を表示するディスプレイ1208と、上記電子機器における各モジュール部品を接続する接続バス1210と、をさらに備える。
【0129】
他の実施例において、上記の端末機器又はサーバは、分散型システムのノードであってもよい。ここで、この分散型システムは、ブロックチェーンシステムであってもよい。このブロックチェーンシステムは、該複数のノードがネットワーク通信の形で接続された分散型システムであってもよい。ここで、ノード同士はピアツーピア(P2P:Peer To Peer)ネットワークを形成することができ、任意の形態のコンピューティング機器、例えば、サーバ、端末などの電子機器は、このピアツーピアネットワークに参加することで、該ブロックチェーンシステムのノードになることができる。
【0130】
本願の一態様によれば、コンピュータ命令を含むコンピュータプログラム製品又はコンピュータプログラムが提供されている。該コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されている。コンピュータ機器のプロセッサは、コンピュータ可読記憶媒体から該コンピュータ命令を読み取り、プロセッサが該コンピュータ命令を実行すると、該コンピュータ機器に上記のライブ配信画面表示方法を実行させる。ここで、該コンピュータプログラムは、実行されると、上記のいずれか1つの方法実施例におけるステップを実行させるように構成される。
【0131】
いくつかの実施例において、本実施例では、上記コンピュータ可読記憶媒体が、
ストリーマーが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画するステップS1であって、ライブ配信画面は、ターゲットアプリケーションの実行画面であり、ターゲットアプリケーションは、ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されたアプリケーションである、ステップS1と、
ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が、ターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられて表示されている間、ライブ配信アプリケーションのクライアントでライブ配信提示画面を生成し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信提示画面をプッシュすることにより、ユーザアカウントでログインしている再生クライアントにライブ配信提示画面を表示させるステップS2であって、ライブ配信提示画面には、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するための一時停止提示情報が含まれる、ステップS2と、を実行させるためのコンピュータプログラムを記憶するように構成されてもよい。
【0132】
いくつかの実施例において、本実施例では、当業者であれば理解できるように、上記実施例の各方法の全部又は一部のステップは、プログラムを介して端末機器の関連ハードウェアに指示することにより実行されてもよい。該プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。記憶媒体は、フラッシュディスク、読み出し専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク、又は光ディスクなどを含んでもよい。
【0133】
上述した本願の実施例の番号は、説明のためのものに過ぎず、実施例の優劣を示すものではない。
【0134】
上記実施例における統合されたユニットは、ソフトウェア機能ユニットの形で実現され、かつ独立した製品として販売又は使用される場合、上記コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づき、本発明の構成は、本質的に、言い換えれば、従来技術に寄与する部分、あるいは、該構成の全部又は一部が、ソフトウェア製品の形で具現されてもよい。該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、1台又は複数台のコンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器などであってもよい)に、本発明の各実施例の方法の全部又は一部のステップを実行させるためのいくつかの命令を含む。
【0135】
本発明の上記実施例では、各実施例の説明に独自の焦点があり、ある実施例で詳述されていない部分については、他の実施例の関連する説明を参照すればよい。
【0136】
本願で提供されたいくつかの実施例では、理解すべきものとして、掲示されたクライアントは、他の方式で実現されてもよい。ここで、以上に説明した装置の実施例は、模式的なものに過ぎない。例えば、ユニットの分割は、論理的な機能の分割に過ぎず、実際に実現する際に別の分割方式であってもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントを組み合わせたり、他のシステムに組み入れたりしてもよいし、一部の特徴を無視したり、実行しなかったりしてもよい。また、示され又は検討される相互結合、又は直接結合、又は通信接続は、いくつかのインタフェースを介したものであってもよく、ユニット又はモジュールの間接結合又は通信接続は、電気的又は他の形式であってもよい。
【0137】
前記分離した部品として説明されたユニットは、物理的に分離したものであってもなくてもよい。ユニットとして示された部品は、物理的なユニットであってもなくてもよく、即ち、1つの場所に位置してもよいし、ネットワーク上の複数のユニットに分散してもよい。実際の必要に応じて、その中の一部又は全部のユニットを選択して、本実施例に係る発明の目的を達成してもよい。
【0138】
また、本発明の各実施例における各機能ユニットが1つの処理ユニットに統合されてもよいし、各ユニットが個別的で物理的に存在してもよいし、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。上述した統合されたユニットは、ハードウェアの形で実現されてもよいし、ソフトウェア機能ユニットの形で実現されてもよい。
【0139】
上記は、本発明の好ましい実施形態に過ぎない。指摘すべきものとして、当業者にとっては、本発明の原理から逸脱することなく、いくつかの改善及び修正を行うことも可能である。これらの改善及び修正も、本発明の保護範囲と見なされるべきである。
【符号の説明】
【0140】
10 ネットワーク
20 サーバ
30 ユーザ機器
40 ユーザ機器
50 ユーザ機器
102 ユーザ機器
104 メモリ
106 プロセッサ
108 ディスプレイ
110 ネットワーク
112 サーバ
114 データベース
116 処理エンジン
302 ターゲットモバイル端末
304 ライブ配信クライアント
602 ユーザクライアント
604 ストリーマークライアント
606 サーバ
702 ライブ配信クライアント
704 ライブ配信配置インタフェース
902 ターゲットモバイル端末
1022 ターゲットモバイル端末
1022 現在ターゲットモバイル端末
1102 第1録画ユニット
1104 生成ユニット
1202 メモリ
1204 プロセッサ
1206 伝送装置
1208 ディスプレイ
1210 接続バス
図1A
図1B
図2A
図2B
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
【手続補正書】
【提出日】2023-11-17
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
本願の実施例では、ライブ配信画面表示装置がさらに提供されている。この装置は、
ストリーマーアカウントが使用するターゲットモバイル端末のディスプレイに表示されたターゲットアプリケーションの実行画面を取得し、前記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応する再生クライアントに前記実行画面をライブ配信画面としてプッシュする第1録画ユニットと、
前記ディスプレイにおける前記ターゲットアプリケーションの実行画面が、所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられると、前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面を前記再生クライアントにプッシュすることを停止し、前記再生クライアントにライブ配信提示画面をライブ配信画面としてプッシュする生成ユニットであって、前記ライブ配信提示画面には、前記ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するための一時停止提示情報が含まれる、生成ユニットと、を含む。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0025】
いくつかの実施例において、ストリーマーアカウントは、その実行画面のプッシュが許可された少なくとも1つのアプリケーションをターゲットアプリケーションとしてサーバに登録しておいてもよい。これにより、ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された実行画面がターゲットアプリケーションに属しない場合、ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面を他のいくつかのユーザ機器にプッシュすることを停止する。前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面が属するアプリケーションを決定し、前記アプリケーションが所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションのうち1つである場合、前記ストリーマーアカウントが使用するターゲットモバイル端末のディスプレイに表示されたターゲットアプリケーションの実行画面を取得するステップを実行する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0026】
本願の実施例の他のいくつかの実施例において、ライブ配信画面表示方法は、図2Aに示された環境に適用されてもよいが、これに限定されない。ここで、この環境は、ユーザ機器102と、ネットワーク110と、サーバ112と、を含んでもよいが、これらに限定されない。そのうち、該ユーザ機器102は、ディスプレイ108と、プロセッサ106と、メモリ104と、を含んでもよいが、これらに限定されない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0093】
さらに例を挙げて説明する。図7に示されたシナリオに基づき、引き続いて図10に示すように、ライブ配信クライアント702上で、画面録画ライブ配信の開始を指示するためのライブ配信開始要求が検出されると仮定すると、さらに、現在ターゲットモバイル端末902のフォアグラウンドで実行されているアプリケーション(第2アプリケーション)がターゲットアプリケーションに属するか否かを決定し、現在ターゲットモバイル端末902のフォアグラウンドで実行されているアプリケーションがターゲットアプリケーションに属しない場合、図10の(b)に示すように、ライブ配信クライアント702(ライブ配信アプリケーションのクライアント)でライブ配信提示画面を生成し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信提示画面をプッシュすることにより、再生クライアントにライブ配信提示画面を表示させる。説明すべきものとして、説明を簡単にするために、前述した各方法実施例が一連の動作の組み合わせとして表現されているが、当業者は、本発明によれば、何らかのステップを他の順序で又は同時に実行することができるので、本発明は記載された動作の順序によって制限されないことを知っておくべきである。次に、当業者は、明細書に記載された実施例がいずれも好ましい実施例に属し、係る動作及びモジュールが必ずしも本発明に必要なものではないことも知っておくべきである
願の実施例では、上記のライブ配信画面表示方法を実施するためのライブ配信画面表示装置がさらに提供されている。該装置は、
ストリーマーアカウントが使用するターゲットモバイル端末のディスプレイに表示されたターゲットアプリケーションの実行画面を取得し、前記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応する再生クライアントに前記実行画面をライブ配信画面としてプッシュする第1録画ユニットと、
前記ディスプレイにおける前記ターゲットアプリケーションの実行画面が、所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられると、前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面を前記再生クライアントにプッシュすることを停止し、前記再生クライアントにライブ配信提示画面をライブ配信画面としてプッシュする生成ユニットであって、前記ライブ配信提示画面には、前記ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するための一時停止提示情報が含まれる、生成ユニットと、を含んでもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0107
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0107】
具体的な実施例は、上記のライブ配信画面表示方法に示された例を参照すればよい。本例はここで説明を省略する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0109
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0109】
1つの構成として、上記装置は、
ストリーマーが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示した後、ディスプレイに現在表示されているアプリケーションの識別子がターゲットアプリケーションのアプリケーション識別子から第1アプリケーションのアプリケーション識別子に切り替えられることを認識すると、ディスプレイにおけるターゲットアプリケーションの実行画面が第1アプリケーションの実行画面に切り替えられて表示されたと決定する第1決定ユニットを含む。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0113
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0113】
1つの構成として、上記装置は、
ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画する前に、又は、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示する過程において、配置トリガー操作に応答して、ライブ配信アプリケーションのクライアントにライブ配信配置インタフェースを表示する第1表示ユニットと、
ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画する前に、又は、ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示する過程において、ライブ配信配置インタフェースでトリガーされたターゲット配置操作に応答して、ターゲットアプリケーションを取得する取得ユニットと、を含む。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0119
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0119】
1つの構成として、上記装置は、
ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信提示画面をプッシュした後、ディスプレイにおける第1アプリケーションの実行画面がターゲットアプリケーションの実行画面に復元されて表示されると、ターゲットアプリケーションの実行画面で構成されたライブ配信画面を表示して、ライブ配信画面を画面録画することを続ける第2表示ユニットをさらに含む。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0121
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0121】
1つの構成として、上記装置は、
ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画する前に、ターゲットモバイル端末でトリガーされたストリーマーアカウントのライブ配信開始要求に応答して、現在ターゲットモバイル端末のディスプレイで実行されている第2アプリケーションを決定する第2決定ユニットと、
ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画する前に、第2アプリケーションがターゲットアプリケーションに属しない場合、ライブ配信アプリケーションのクライアントでライブ配信提示画面を生成し、ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントにライブ配信提示画面をプッシュすることにより、再生クライアントにライブ配信提示画面を表示させる第3表示ユニットと、
ストリーマーアカウントが現在ライブ配信アプリケーションのクライアントによって共有するライブ配信画面をターゲットモバイル端末のディスプレイに表示して、ライブ配信画面を画面録画する前に、第2アプリケーションがターゲットアプリケーションに属する場合、ターゲットモバイル端末のディスプレイに第2アプリケーションの実行画面を表示して、第2アプリケーションの実行画面を画面録画する第2録画ユニットと、を含む。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0122
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0122】
具体的な実施例は、上記のライブ配信画面表示方法に示された例を参照すればよい。本例はここで説明を省略する
願の実施例の別の態様によれば、上記ライブ配信画面表示方法を実施するための電子機器も提供されている。図12に示すように、該電子機器は、メモリ1202と、プロセッサ1204とを備える。該メモリ1202には、コンピュータプログラムが記憶されており、該プロセッサ1204は、コンピュータプログラムによって、上記のいずれか1つの方法実施例におけるステップを実行するように構成される。
【手続補正12】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子機器が実行するライブ配信画面表示方法であって、
ストリーマーアカウントが使用するターゲットモバイル端末のディスプレイに表示されたターゲットアプリケーションの実行画面を取得し、前記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応するユーザ機器に前記実行画面をライブ配信画面としてプッシュするステップと、
前記ディスプレイにおける前記ターゲットアプリケーションの実行画面が、所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられると、前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面を前記ユーザ機器にプッシュすることを停止し、前記ユーザ機器にライブ配信提示画面をライブ配信画面としてプッシュするステップであって、前記ライブ配信提示画面には、前記ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するための一時停止提示情報が含まれる、ステップと、
を含むことを特徴とするライブ配信画面表示方法。
【請求項2】
前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面が属するアプリケーションを決定するステップと、
前記アプリケーションが所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションのうち1つである場合、前記ストリーマーアカウントが使用するターゲットモバイル端末のディスプレイに表示されたターゲットアプリケーションの実行画面を取得するステップを実行するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ディスプレイに現在表示されているアプリケーションの識別子が前記ターゲットアプリケーションのアプリケーション識別子から前記第1アプリケーションのアプリケーション識別子に切り替えられることを認識すると、前記ディスプレイにおける前記ターゲットアプリケーションの実行画面が第1アプリケーションの実行画面に切り替えられたと決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応するユーザ機器に前記ライブ配信提示画面をプッシュするステップは、
前記ディスプレイに現在表示されているアプリケーションの識別子が前記第1アプリケーションのアプリケーション識別子に切り替えられた時間帯で、前記一時停止提示情報に基づいて前記ライブ配信提示画面を生成し、前記ライブ配信提示画面を前記時間帯でプッシュする画面とするステップを含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
配置トリガー操作に応答して、ライブ配信配置インタフェースを表示するステップと、
前記ライブ配信配置インタフェースでトリガーされたターゲット配置操作に応答して、前記ターゲットアプリケーションを決定するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記ターゲットアプリケーションを決定するステップは、
前記ライブ配信配置インタフェースでトリガーされた第1配置操作に応答して、第1識別子集合を表示するステップであって、前記第1識別子集合内の識別子は、前記ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されていないアプリケーションのアプリケーション識別子である、ステップと、
前記第1識別子集合内の第1識別子への第1選択操作に応答して、前記第1識別子に対応するアプリケーションを前記ターゲットアプリケーションとして決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ターゲットアプリケーションを決定するステップは、
前記ライブ配信配置インタフェースでトリガーされた第2配置操作に応答して、第2識別子集合を表示するステップであって、前記第2識別子集合内の識別子は、前記ストリーマーアカウントのライブ配信中の画面録画が許可されたアプリケーションのアプリケーション識別子である、ステップと、
前記第2識別子集合内の第2識別子への第2選択操作に応答して、前記第2識別子に対応するアプリケーションを前記ターゲットアプリケーションとすることを取り消すステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記ディスプレイにおける前記第1アプリケーションの実行画面が前記ターゲットアプリケーションの実行画面に復元されて表示されると、前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面で構成されたライブ配信画面を前記ユーザ機器にプッシュすることを続けるステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記ターゲットモバイル端末でトリガーされた前記ストリーマーアカウントのライブ配信開始要求に応答して、現在前記ターゲットモバイル端末のディスプレイで実行されている第2アプリケーションを決定するステップと、
前記第2アプリケーションが所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションに属しない場合、前記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応するユーザ機器に前記ライブ配信提示画面をライブ配信画面としてプッシュするステップと、
前記第2アプリケーションが所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションに属する場合、前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された前記第2アプリケーションの実行画面を取得し、前記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応するユーザ機器に前記実行画面をライブ配信画面としてプッシュするステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
ライブ配信画面表示装置であって、
ストリーマーアカウントが使用するターゲットモバイル端末のディスプレイに表示されたターゲットアプリケーションの実行画面を取得し、前記ストリーマーアカウントにバインドされたユーザアカウントに対応するユーザ機器に前記実行画面をライブ配信画面としてプッシュする第1録画ユニットと、
前記ディスプレイにおける前記ターゲットアプリケーションの実行画面が、所定の少なくとも1つのターゲットアプリケーションに属しない第1アプリケーションの実行画面に切り替えられると、前記ターゲットモバイル端末のディスプレイに表示された画面を前記ユーザ機器にプッシュすることを停止し、前記ユーザ機器にライブ配信提示画面をライブ配信画面としてプッシュする生成ユニットであって、前記ライブ配信提示画面には、前記ストリーマーアカウントが現在ライブ配信を一時停止したことを提示するための一時停止提示情報が含まれる、生成ユニットと、
を含むことを特徴とする装置。
【請求項11】
コンピュータに前記請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラム
【請求項12】
メモリとプロセッサとを備える電子機器であって、前記メモリには、コンピュータプログラムが記憶されており、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムによって、前記請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成される、ことを特徴とする電子機器。
【国際調査報告】