(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-28
(54)【発明の名称】支援情報の伝送方法、装置及び読み取り可能な媒体
(51)【国際特許分類】
H04W 24/10 20090101AFI20240521BHJP
H04W 84/06 20090101ALI20240521BHJP
【FI】
H04W24/10
H04W84/06
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023572151
(86)(22)【出願日】2021-05-24
(85)【翻訳文提出日】2023-11-21
(86)【国際出願番号】 CN2021095436
(87)【国際公開番号】W WO2022246591
(87)【国際公開日】2022-12-01
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】516180667
【氏名又は名称】北京小米移動軟件有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.018, Floor 8, Building 6, Yard 33, Middle Xierqi Road, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【氏名又は名称】内藤 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100108213
【氏名又は名称】阿部 豊隆
(72)【発明者】
【氏名】ション,イ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE07
5K067EE10
(57)【要約】
支援情報の伝送方法、装置及び読み取り可能な媒体であって、この方法は、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップを含む。ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントに第1指示情報を送信して、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示することにより、ユーザイクイップメントは、受信した第1指示情報に基づいて目標時刻の支援情報を対応して報告し、このように、ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントの報告を制御し、ネットワークデバイスは支援情報を使用する必要がある場合にのみ、報告するようにユーザイクイップメントに指示し、これによって、ユーザイクイップメントの報告プロセスがより合理的になり且つ最適化され、ユーザイクイップメントによる頻繁な報告によりユーザイクイップメントの消費電力が増加し且つネットワークデバイスが不必要な再設定を頻繁に行うという問題は発生しない。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークデバイスによって実行される支援情報の伝送方法であって、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップを含む、
支援情報の伝送方法。
【請求項2】
前記方法は、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長、及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップをさらに含む、
請求項1に記載の支援情報の伝送方法、
【請求項3】
前記第1時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である、
請求項2に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項4】
前記方法は、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップをさらに含む、
請求項1に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項5】
前記第2時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である、
請求項1に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項6】
前記方法は、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップをさらに含む、
請求項1に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項7】
前記第4指示情報は第2時間長を指示するために使用され、前記目標時刻の決定方式は、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることであり、
又は、
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示する、
請求項6に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項8】
前記方法は、
支援情報のコンテンツを指示するための第5指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップをさらに含み、
前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である、
請求項1に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項9】
前記第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップは、
第1指示情報を含むブロードキャスト情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップ
又は、
第1指示情報を含む専用シグナリングを前記ユーザイクイップメントに送信するステップ、を含む、
請求項1に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項10】
前記方法は、
前記ユーザイクイップメントによって報告された目標時刻の支援情報を前記ユーザイクイップメントから受信するステップと、
前記目標時刻の支援情報に基づいて測定設定情報を更新するステップであって、前記測定設定情報が、同期信号ブロック測定タイミング設定(SMTC)と、測定ギャップとのうちの少なくとも1つを含むステップと、を含む、
請求項1に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項11】
前記目標時刻の支援情報に基づいて測定設定情報を更新するステップは、
前記目標時刻に前記目標時刻の支援情報に基づいて測定設定情報を更新するステップを含む、
請求項10に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項12】
前記目標時刻の支援情報に基づいて測定設定情報を更新するステップは、
前記目標時刻の支援情報に基づいて、異なる目標時刻のSMTCに対して、異なるオフセット、周期及び持続時間長のうちの少なくとも1つを設定するステップと、
前記目標時刻の支援情報に基づいて、異なる目標時刻の測定ギャップに対して、異なるオフセット、周期及び持続時間長のうちの少なくとも1つを設定するステップと、を含む、
請求項10に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項13】
ユーザイクイップメントによって実行される支援情報の伝送方法であって、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む、
支援情報の伝送方法。
【請求項14】
前記方法は、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む、
請求項13に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項15】
前記方法は、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップをさらに含む、
請求項14に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項16】
前記第1時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である、
請求項13又は14に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項17】
前記方法は、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む、
請求項13に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項18】
前記方法は、
前記数と前記周期的間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップをさらに含み、前記目標時刻の個数は前記数であり、前記目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む、
請求項17に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項19】
前記第2時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である、
請求項17又は18に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項20】
前記方法は、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む、
請求項13に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項21】
前記第4指示情報は第2時間長を指示するために使用され、目標時刻の決定方式は、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることであり、
又は、
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示し、
前記方法は、
前記第4指示情報に基づいて前記目標時刻を決定するステップをさらに含む、
請求項13に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項22】
前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である、
請求項13に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項23】
前記方法は、
支援情報のコンテンツを指示するための第5指示情報を前記ネットワークデバイスから受信し、前記第5指示情報に基づいて支援情報のコンテンツを決定するステップ、
又は、プロトコル規定に基づいて支援情報のコンテンツを決定するステップ、をさらに含む、
請求項13に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項24】
前記目標時刻の支援情報を決定するステップは、
前記目標時刻が現在の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの現在の時刻の位置情報及び前記サービス衛星の現在の時刻の位置情報に基づいて、現在の時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻が将来の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの現在の時刻の位置情報及び前記サービス衛星の目標時刻の位置情報に基づいて、目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻が将来の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの前記目標時刻の位置情報及び前記サービス衛星の目標時刻の位置情報に基づいて、目標時刻の支援情報を決定するステップと、のうちの1つを含む、
請求項13に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項25】
前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第1指示情報を受信した時刻、又はプロトコルにより規定された時刻である、
請求項13~23のいずれかに記載の支援情報の伝送方法。
【請求項26】
前記第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップは、
第1指示情報を含むブロードキャスト情報をネットワークデバイスから受信するステップ、
又は、
第1指示情報を含む専用シグナリングをネットワークデバイスから受信するステップ、を含む、
請求項13に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項27】
通信装置であって、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するための送受信モジュールであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む送受信モジュールを含む、
通信装置。
【請求項28】
通信装置であって、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するための送受信モジュールであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む送受信モジュールと、
前記目標時刻の支援情報を決定するための処理モジュールと、を含み、
前記送受信モジュールはさらに、前記目標時刻の支援情報を報告する、
通信装置。
【請求項29】
通信装置であって、プロセッサとメモリとを含み、
前記メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、
前記プロセッサは、請求項1~12のいずれかに記載の方法を実現するために、前記コンピュータプログラムを実行するために使用される、
通信装置。
【請求項30】
通信装置であって、プロセッサとメモリとを含み、
前記メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、
前記プロセッサは、請求項13~26のいずれかに記載の方法を実現するように、前記コンピュータプログラムを実行するために使用される、
通信装置。
【請求項31】
命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な媒体であって、
前記命令がコンピュータで呼び出されて実行される場合、前記コンピュータに請求項1~12のいずれかに記載の方法を実行させる、
コンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項32】
命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な媒体であって、
前記命令がコンピュータで呼び出されて実行される場合、前記コンピュータに請求項13~26のいずれかに記載の方法を実行させる、
コンピュータ読み取り可能な媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は無線通信技術分野に関し、特に支援情報の伝送方法、装置及び読み取り可能な媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
5G 新しい無線(New Radio,NR)に非地上ネットワーク(Non-Terrestrial Networks、NTN)、即ち5G衛星通信ネットワークが導入されている。衛星は地球から比較的高い位置に位置するため、NTNの信号伝送遅延は高い。
【0003】
地上ネットワーク(Terrestrial Networks、TN)システムにおいて、セルの半径が小さく、ユーザイクイップメント(User Equipment、UE)と異なるセルとの間の伝送遅延の差は非常に小さく、同期信号ブロックの測定タイミング設定(Synchronization Signal Block-Measurement Timing Configuration、SMTC)又は測定ギャップ(Measurement Gap)の長さよりもはるかに小さい。しかしながら、非地上ネットワーク(non-terrestrial networks、NTN)システムにおいて、セルの半径が大きく、異なる衛星のカバレッジエリアには、重なる範囲も大きい。例えば、衛星1がUEにサービスを提供する際に、UEが衛星2/衛星3のカバレッジエリア内に位置する可能性もあるので、UEのモビリティを考慮する必要があり、UEは衛星2/衛星3のカバレッジ内に位置する隣接セルの測定を実行する必要があり、伝送遅延の差による影響を考慮する必要がある。
【0004】
図1に示すように、衛星(SA1)はサービングセル衛星であり、衛星(SA2)は隣接セル衛星である。UEがサービングセルの信号を受信する伝送遅延はT1g+T1uとして表すことができ、UEが隣接セルの信号を受信する伝送遅延はT2u+T2gである。伝送遅延の差はT1g+T1u-(T2g+T2u)である。異なる衛星と、UE及び地上局との間の距離が異なることを考慮して、UEがサービングセルの信号を受信する伝送遅延と、UEが隣接セルの信号を受信する伝送遅延との間には大きな差が生じ、即ち、T1g+T1u-(T2g+T2u)は0に近づかず、SMTC又は測定ギャップの長さより大きくなる可能性がある。
【0005】
SMTC又は測定ギャップの設定は伝送遅延の差を考慮しない場合、UEは同期信号ブロック(Synchronization Signal Block、SSB)又は測定チャネル状態情報レファレンス信号(Channel State Information Reference Signal、CSI-RS)の測定ウィンドウを見逃す可能性があり、そのため、設定されたレファレンス信号で測定を実行することができなくなる。そのため、ネットワークは、SMTC又は測定ギャップを設定する際に、対応する伝送遅延又は伝送遅延の差を取得する必要があり、ネットワークがUEの正確な位置情報を取得できないので、UEが支援情報を報告することにより、ネットワークによるSMTC及び測定ギャップの設定又は再設定を支援することは必要となる。
【0006】
支援情報の報告が遅れることによりネットワークが適切なSMTC/測定GAPを再設定できず且つUEが隣接セルのSSBを逃すという問題を回避するために、UEに支援情報を頻繁に報告させてもよいが、UEが支援情報を頻繁に報告するとUEの消費電力が増加し、且つネットワーク側は必要のない再設定を頻繁に行うことになる。そのため、どのようにUEに支援情報をより合理的に報告させるかは解決すべき技術的問題となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
これを鑑みて、本開示の実施例は支援情報の伝送方法、装置及読み取り可能な媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1態様によると、本開示の実施例は、ネットワークデバイスによって実行される支援情報の伝送方法を提供し、前記方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0009】
この方法を用いると、ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントに第1指示情報を送信して目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示することにより、ユーザイクイップメントは、受信した第1指示情報に基づいて目標時刻の支援情報を対応して報告し、このように、ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントの報告を制御し、ネットワークデバイスは支援情報を使用する必要がある場合にのみ、報告するようにユーザイクイップメントに指示し、これによって、ユーザイクイップメントの報告プロセスがより合理的になり且つ最適化され、ユーザイクイップメントによる頻繁な報告によりユーザイクイップメントの消費電力が増加し且つネットワークデバイスが不必要な再設定を頻繁に行うという問題は発生しない。
【0010】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長(duration)、及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップをさらに含む。
【0011】
1つの可能な実施形態では、前記第1時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0012】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップをさらに含む。
【0013】
1つの可能な実施形態では、前記第2時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0014】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップをさらに含む。
【0015】
1つの可能な実施形態では、前記第4指示情報は第2時間長を指示するために使用され、ここで、目標時刻の決定方式は、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることであり、
又は、
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示する。
【0016】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
支援情報のコンテンツを指示するための第5指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップをさらに含み、前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である。
【0017】
1つの可能な実施形態では、前記第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップは、
第1指示情報を含むブロードキャスト情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップ、
又は、
第1指示情報を含む専用シグナリングを前記ユーザイクイップメントに送信するステップ、を含む。
【0018】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記ユーザイクイップメントによって報告された目標時刻の支援情報を前記ユーザイクイップメントから受信するステップと、
前記目標時刻の支援情報に基づいて、測定設定情報を更新するステップであって、前記測定設定情報が、同期信号ブロック測定タイミング設定(SMTC)と、測定ギャップとのうちの少なくとも1つを含むステップと、を含む。
【0019】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の支援情報に基づいて、測定設定情報を更新するステップは、
前記目標時刻に前記目標時刻の支援情報に基づいて測定設定情報を更新するステップを含む。
【0020】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の支援情報に基づいて、測定設定情報を更新するステップは、
前記目標時刻の支援情報に基づいて、異なる目標時刻のSMTCに対して、異なるオフセット、周期及び持続時間長のうちの少なくとも1つを設定するステップと、
前記目標時刻の支援情報に基づいて、異なる目標時刻の測定ギャップに対して、異なるオフセット、周期及び持続時間長のうちの少なくとも1つを設定するステップと、を含む。
【0021】
第2態様によると、本開示の実施例は、ユーザイクイップメントによって実行される支援情報の伝送方法を提供し、前記方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0022】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む。
【0023】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップをさらに含む。
【0024】
1つの可能な実施形態では、前記第1時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0025】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む。
【0026】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記数と前記周期的間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップをさらに含み、前記目標時刻の個数は前記数であり、前記目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0027】
1つの可能な実施形態では、前記第2時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0028】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む。
【0029】
1つの可能な実施形態では、前記第4指示情報は第2時間長を指示するために使用され、ここで、目標時刻の決定方式は、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることであり、
又は、
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示し、
前記方法は、
前記第4指示情報に基づいて前記目標時刻を決定するステップをさらに含む。
【0030】
1つの可能な実施形態では、前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である。
【0031】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
支援情報のコンテンツを指示するための第5指示情報を前記ネットワークデバイスから受信し、前記第5指示情報に基づいて支援情報のコンテンツを決定するステップ、
又は、プロトコル規定に基づいて支援情報のコンテンツを決定するステップ、をさらに含む。
【0032】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の支援情報を決定するステップは、
前記目標時刻が現在の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの現在の時刻の位置情報及び前記サービス衛星の現在の時刻の位置情報に基づいて、現在の時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻が将来の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの現在の時刻の位置情報及び前記サービス衛星の目標時刻の位置情報に基づいて、目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻が将来の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの前記目標時刻の位置情報及び前記サービス衛星の目標時刻の位置情報に基づいて、目標時刻の支援情報を決定するステップと、のうちの1つを含む。
【0033】
1つの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第1指示情報を受信した時刻、又はプロトコルにより規定された時刻である。
【0034】
1つの可能な実施形態では、前記第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップは、
第1指示情報を含むブロードキャスト情報をネットワークデバイスから受信するステップ、
又は、
第1指示情報を含む専用シグナリングをネットワークデバイスから受信するステップ、を含む。
【0035】
第3態様によると、本開示の実施例は通信装置を提供する。該通信装置は、上記第1態様又は第1態様のいずれか1つの可能な設計におけるネットワークデバイスによって実行されるステップを実行するために使用されてもよい。該ネットワークデバイスはハードウェア構造、ソフトウェアモジュール、又はハードウェア構造にソフトウェアモジュールを加える形式で上記各方法の各機能を実現してもよい。
【0036】
ソフトウェアモジュールによって第3態様に示す通信装置を実現する際に、該通信装置は、互いに結合される送受信モジュール及び処理モジュールを含んでもよく、ここで、送受信モジュールは、通信装置による通信をサポートするために使用され、処理モジュールは、通信装置による処理操作の実行に使用されてもよく、例えば、送信すべき情報/メッセージを生成するか、又は受信した信号を処理して情報/メッセージを取得するために使用される。
【0037】
上記第1態様に記載のステップを実行する際に、送受信モジュールは、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するために使用され、ここで、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0038】
第4態様によると、本開示の実施例は通信装置を提供する。該通信装置は、上記第2態様又は第2態様のいずれか1つの可能な設計におけるユーザイクイップメントによって実行されるステップを実行するために使用されてもよい。該ユーザイクイップメントは、ハードウェア構造、ソフトウェアモジュール、又はハードウェア構造にソフトウェアモジュールを加える形式で上記各方法における各機能を実現してもよい。
【0039】
ソフトウェアモジュールによって第4態様に示す通信装置を実現する際に、該通信装置は互いに結合される送受信モジュール及び処理モジュールを含んでもよく、ここで、送受信モジュールは、通信装置による通信をサポートするために使用されてもよく、処理モジュールは、通信装置による処理操作の実行に使用されてもよく、例えば、送信すべき情報/メッセージを生成するか、又は受信した信号を処理して情報/メッセージを取得するために使用される。
【0040】
上記第2態様に記載のステップを実行する際に、送受信モジュールは、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するために使用され、ここで、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含み、
処理モジュールは、前記目標時刻の支援情報を決定するために使用され、
前記送受信モジュールはさらに、前記目標時刻の支援情報を報告するために使用される。
【0041】
第5態様によると、本開示は通信システムを提供し、該通信システムは第3態様に示す通信装置及び第4態様に示す通信装置を含んでもよい。ここで、第3態様に示す通信装置はソフトウェアモジュール及び/又はハードウェアコンポーネントによって構成可能である。第4態様に示す通信装置は、ソフトウェアモジュール及び/又はハードウェアコンポーネントにより構成可能である。
【0042】
第6態様によると、本開示は通信装置を提供し、プロセッサとメモリとを含み、前記メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記プロセッサは、第1態様又は第1態様のいずれか1つの可能な設計を実現するように、前記コンピュータプログラムを実行するために使用される。
【0043】
第7態様によると、本開示は通信装置を提供し、プロセッサとメモリとを含み、前記メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記プロセッサは、第2態様又は第2態様のいずれか1つの可能な設計を実現するように、前記コンピュータプログラムを実行するために使用される。
【0044】
第8態様によると、本開示は、コンピュータ読み取り可能な媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能な媒体には命令(コンピュータプログラム、プログラムとも呼ばれる)が記憶されており、それがコンピュータで呼び出されて実行される場合、コンピュータに上記第1態様又は第1態様のいずれか1つの可能な設計を実行させる。
【0045】
第9態様によると、本開示はコンピュータ読み取り可能な媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能な媒体には命令(コンピュータプログラム、プログラムとも呼ばれる)が記憶されており、それがコンピュータで呼び出されて実行される場合、コンピュータに上記第2態様又は第2態様のいずれか1つの可能な設計を実行させる。
【0046】
上記第2態様~第9態様及び可能な設計における有益な効果は、第1態様及びいずれか1つの可能な設計における前記方法の有益な効果に対する説明を参照されたい。
【0047】
なお、以上の一般的な説明と以下の詳しい説明は、例示的且つ説明的なものであり、本開示を限定するものではない。
【0048】
なお、以上の一般的な説明と以下の詳しい説明は、例示的且つ説明的なものであり、本開示を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0049】
ここで説明される図面は、本開示の実施例に対するさらなる理解を提供し、本出願の一部となり、本開示の実施例の例示的な実施例及びその説明は本開示の実施例を説明するために使用され、本開示の実施例を不正に限定するものではない。
【0050】
ここの図面は明細書に組み込まれて本明細書の一部となり、本開示の実施例に一致する実施例を示しており、明細書とともに本開示の実施例の原理を説明する。
【
図1】例示的な一実施例に示すNTN無線通信システムの概略図である。
【
図2】例示的な一実施例に示す支援情報の伝送方法のフローチャートである。
【
図3】例示的な一実施例に示す支援情報の伝送装置の構造図である。
【
図4】例示的な一実施例に示すもう1つの支援情報の伝送装置の構造図である。
【
図5】例示的な一実施例に示すもう1つの支援情報の伝送装置の構造図である。
【
図6】例示的な一実施例に示すもう1つの支援情報の伝送装置の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0051】
ここで、図面と具体的な実施形態に合わせて本開示の実施例をさらに説明する。
【0052】
ここで、例示的な実施例を詳しく説明し、その例は図面中に示される。以下の説明は図面に関わると、別の表示がない限り、異なる図面における同じ数字は同じ又は同様な要素を表す。以下の例示的な実施例で説明される実施形態は、本開示の実施例と一致するすべての実施形態を表すものではない。むしろ、それらは、添付の特許請求の範囲で詳しく説明された、本開示の一部の態様と一致する装置と方法の例子に過ぎない。
【0053】
本開示の実施例により提供される支援情報の伝送方法は、NTN無線通信システム100に適用可能であり、該NTN無線通信システムは、ネットワークデバイス及びユーザイクイップメントを含んでもよい。
【0054】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。
図2を参照すると、
図2は例示的な一実施例に示す支援情報の伝送方法のフローチャートであり、
図2に示すように、この方法は以下のステップを含む。
【0055】
ステップS201では、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、ここで、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0056】
1つの可能な実施形態では、目標時刻は、1つの決定された時刻に対応する。ユーザイクイップメントによって前記第1指示情報を受信してから報告された支援情報は、この決定された時刻の支援情報である。
【0057】
1つの可能な実施形態では、目標時刻は1つ以上の決定された時刻に対応する。ユーザイクイップメントは、前記第1指示情報を受信した後、1つ以上の支援情報を報告し、各支援情報は1つの前記決定された時刻に対応する。
【0058】
1つの可能な実施形態では、目標時刻はユーザイクイップメントにとって、決定された時刻である。
【0059】
1つの可能な実施形態では、目標時刻はユーザイクイップメントにとって、ネットワークデバイスによって送信された複数のパラメータに基づいて計算された後に決定された時刻である。
【0060】
一例では、目標時刻は現在の時刻を指し、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1指示情報を送信し、前記第1指示情報は、現在の時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示する。ユーザイクイップメントは1つの支援情報を報告し、この支援情報は現在の時刻の支援情報である。
【0061】
一例では、目標時刻は1つの将来の時刻を指し、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1指示情報を送信し、前記第1指示情報は、前記将来の時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示する。ユーザイクイップメントは1つの支援情報を報告し、この支援情報は前記将来の時刻の支援情報である。
【0062】
一例では、目標時刻は現在の時刻及び1つの将来の時刻を指し、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1指示情報を送信し、前記第1指示情報は、前記現在の時刻及び将来の時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示する。ユーザイクイップメントは2つの支援情報を報告し、1つの支援情報は現在の時刻の支援情報であり、もう1つの支援情報は前記将来の時刻の支援情報である。
【0063】
一例では、目標時刻は現在の時刻及び少なくとも2つの将来の時刻を指し、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1指示情報を送信し、前記第1指示情報は、前記現在の時刻及び前記少なくとも2つの時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示する。ユーザイクイップメントは複数の支援情報を報告し、1つの支援情報は現在の時刻の支援情報であり、他の支援情報のうちの各支援情報はそれぞれ1つの将来の時刻の支援情報である。
【0064】
以上の例示的な実施例において説明される実施形態は、本開示の実施例に一致するすべての実施形態を表すものではない。むしろ、それらは、添付の特許請求の範囲で詳しく説明された、本開示の一部の態様と一致する装置と方法の例に過ぎない。なお、本開示は、以上で説明された例に限定されず、その範囲から逸脱しない限り、様々な組み合わせ、修正と変更が可能である。
【0065】
本開示の実施例では、ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントに第1指示情報を送信して目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示することにより、ユーザイクイップメントは、受信した第1指示情報に基づいて目標時刻の支援情報を対応して報告し、このように、ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントの報告を制御し、ネットワークデバイスは支援情報を使用する必要がある場合にのみ、報告するようにユーザイクイップメントに指示し、これによって、ユーザイクイップメントの報告プロセスがより合理的になり且つ最適化され、ユーザイクイップメントによる頻繁な報告によりユーザイクイップメントの消費電力が増加し且つネットワークデバイスが不必要な再設定を頻繁に行うという問題は発生しない。
【0066】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記目標時刻は現在の時刻を含む。
【0067】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は1つであり、現在の時刻を含む。
【0068】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
現在の時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含む。
【0069】
本開示の実施例は、支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記目標時刻は1つの将来の時刻を含む。
【0070】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は1つであり、1つの将来の時刻を含む。
【0071】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記目標時刻は、現在の時刻と少なくとも1つの将来の時刻とを含む。
【0072】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は2つであり、現在の時刻と1つの将来の時刻とを含む。
【0073】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は2つ以上であり、現在の時刻と1つ以上の将来の時刻とを含む。
【0074】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記目標時刻は1つ以上の将来の時刻を含む。
【0075】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は1つ以上であり、1つ以上の将来の時刻を含む。
【0076】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とを含み、又は前記目標時刻が将来の時刻を含む。
【0077】
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長、及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0078】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とを含む。第2指示情報において指示される第1時刻は現在の時刻であり、第1時間長は9秒であり、時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が現在の時刻(即ち0秒)、現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第6秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第9秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0079】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は将来の時刻を含む。第2指示情報において指示される第1時刻は現在の時刻であり、第1時間長は9秒であり、時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第6秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第9秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0080】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
第1指示情報と第2指示情報とを含むブロードキャスト情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記第1指示情報が、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻が現在の時刻と将来の時刻とを含み、又は前記目標時刻が将来の時刻を含み、前記第2指示情報が、前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長、及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するために使用される。
【0081】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
第1指示情報と第2指示情報とを含む専用シグナリングをユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記第1指示情報が、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻が現在の時刻と将来の時刻とを含み、又は前記目標時刻が将来の時刻を含み、前記第2指示情報が、前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長、及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するために使用される。
【0082】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻が現在の時刻と将来の時刻とを含み、又は前記目標時刻が将来の時刻を含む。
【0083】
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長、及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0084】
前記第1時刻は前記現在の時刻、又は、プロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0085】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻が現在の時刻と将来の時刻とを含み、又は前記目標時刻が将来の時刻を含む。
【0086】
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0087】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とを含む。第2指示情報において指示される第2時刻は現在の時刻であり、数は4であり、周期的時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が現在の時刻(即ち0秒)、現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第6秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第9秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0088】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は将来の時刻を含む。第2指示情報において指示される第2時刻は現在の時刻であり、数は4であり、周期的時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第6秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第9秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第12秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0089】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
第1指示情報と第3指示情報とを含むブロードキャスト情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記第1指示情報が、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻が現在の時刻と将来の時刻とを含み、又は前記目標時刻が将来の時刻を含み、前記第3指示情報が、前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するために使用される。
【0090】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
第1指示情報と第3指示情報とを含む専用シグナリングをユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記第1指示情報が、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻が現在の時刻と将来の時刻とを含み、又は前記目標時刻が将来の時刻を含み、前記第3指示情報が、前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するために使用される。
【0091】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻が現在の時刻と将来の時刻とを含み、又は前記目標時刻が将来の時刻を含む。
【0092】
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0093】
前記第2時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0094】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0095】
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0096】
1つの可能な例では、第1指示情報によって指示される目標時刻は現在の時刻を含む。第4指示情報は現在の時刻を指示する。
【0097】
1つの可能な例では、第1指示情報によって指示される目標時刻は将来の時刻を含む。第4指示情報は、目標時刻が現在の時刻の後の第2秒に対応する時刻であることを指示する。
【0098】
1つの可能な例では、第1指示情報によって指示される目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とを含む。第4指示情報は、目標時刻が現在の時刻、及び現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻を含むことを指示する。
【0099】
1つの可能な例では、第1指示情報によって指示される目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とを含む。第4指示情報は、目標時刻が、現在の時刻、現在の時刻の後の第4秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第8秒に対応する時刻、及び現在の時刻の後の第12秒に対応する時刻を含むことを指示する。
【0100】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
第1指示情報と第4指示情報とを含むブロードキャスト情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記第1指示情報が、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含み、前記第4指示情報が、前記目標時刻を指示するために使用される。
【0101】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
第1指示情報と第4指示情報とを含む専用シグナリングをユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記第1指示情報が、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含み、前記第4指示情報が、前記目標時刻を指示するために使用される。
【0102】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0103】
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0104】
前記第4指示情報は第2時間長を指示するために使用され、前記目標時刻の決定方式は、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることである。
【0105】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0106】
タイマーを指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信し、前記タイマーは現在の時刻を開始時刻とし、第2時間長をタイマー時間長とし、タイマーが満了した時に対応する時刻を目標時刻とする。
【0107】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0108】
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0109】
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示する。
【0110】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0111】
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0112】
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示する。
【0113】
前記絶対時間情報は世界協定時間時刻として示され、前記世界協定時間時刻は前記目標時刻に対応する。
【0114】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0115】
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0116】
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示する。
【0117】
前記絶対時間情報はシステムフレーム番号として示され、前記システムフレーム番号は前記目標時刻に対応する。
【0118】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0119】
支援情報のコンテンツを指示するための第5指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信し、前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である。
【0120】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
第1指示情報と第5指示情報とを含むブロードキャスト情報をユーザイクイップメントに送信し、前記第1指示情報は、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0121】
前記第5指示情報は、支援情報のコンテンツを指示するために使用され、前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である。
【0122】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
第1指示情報と第5指示情報を含む専用シグナリングをユーザイクイップメントに送信し、前記第1指示情報は、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0123】
前記第5指示情報は支援情報のコンテンツを指示するために使用され、前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である。
【0124】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
第1指示情報を含むブロードキャスト情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記第1指示情報は、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0125】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
第1指示情報を含む専用シグナリングを前記ユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記第1指示情報は、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0126】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0127】
前記ユーザイクイップメントによって報告された目標時刻の支援情報を前記ユーザイクイップメントから受信し、
前記目標時刻の支援情報に基づいて、同期信号ブロック測定タイミング設定(SMTC)と、測定ギャップとのうちの少なくとも1つを含む測定設定情報を更新する。
【0128】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0129】
前記ユーザイクイップメントによって報告された目標時刻の支援情報を前記ユーザイクイップメントから受信し、
前記目標時刻に、前記目標時刻の支援情報に基づいて、同期信号ブロック測定タイミング設定(SMTC)と、測定ギャップとのうちの少なくとも1つを含む測定設定情報を更新する。
【0130】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0131】
前記ユーザイクイップメントによって報告された目標時刻の支援情報を前記ユーザイクイップメントから受信し、
前記目標時刻の支援情報に基づいて、異なる目標時刻のSMTCに対して、異なるオフセット、周期、及び持続時間長のうちの少なくとも1つを設定し、前記目標時刻の支援情報に基づいて、異なる目標時刻の測定ギャップに対して、異なるオフセット、周期及び持続時間長のうちの少なくとも1つを設定し、ここで、前記測定設定情報は、同期信号ブロック測定タイミング設定(SMTC)と、測定ギャップとのうちの少なくとも1つを含む。
【0132】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。
図2を参照すると、
図2は例示的な一実施例に示す支援情報の伝送方法のフローチャートであり、
図2に示すように、この方法は以下のステップを含む。
【0133】
ステップS202では、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信し、ここで、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0134】
ステップS203では、前記目標時刻の支援情報を決定する。
【0135】
ステップS204では、前記目標時刻の支援情報を報告する。
【0136】
1つの可能な実施形態では、目標時刻は、1つの決定された時刻に対応する。ユーザイクイップメントによって前記第1指示情報を受信してから報告された支援情報は、この決定された時刻の支援情報である。
【0137】
1つの可能な実施形態では、目標時刻は1つ以上の決定された時刻に対応する。ユーザイクイップメントは、前記第1指示情報を受信した後、1つ以上の支援情報を報告し、各支援情報は1つの前記決定された時刻に対応する。
【0138】
1つの可能な実施形態では、目標時刻はユーザイクイップメントにとって、決定された時刻である。
【0139】
1つの可能な実施形態では、目標時刻はユーザイクイップメントにとって、ネットワークデバイスによって送信された複数のパラメータに基づいて計算された後に決定された時刻である。
【0140】
一例では、目標時刻は現在の時刻を指し、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1指示情報を送信し、前記第1指示情報は、現在の時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示する。ユーザイクイップメントは1つの支援情報を報告し、この支援情報は現在の時刻の支援情報である。
【0141】
一例では、目標時刻は1つの将来の時刻を指し、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1指示情報を送信し、前記第1指示情報は、前記将来の時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示する。ユーザイクイップメントは1つの支援情報を報告し、この支援情報は前記将来の時刻の支援情報である。
【0142】
一例では、目標時刻は現在の時刻及び1つの将来の時刻を指し、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1指示情報を送信し、前記第1指示情報は、前記現在の時刻及び将来の時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示する。ユーザイクイップメントは2つの支援情報を報告し、1つの支援情報は現在の時刻の支援情報であり、もう1つの支援情報は前記将来の時刻の支援情報である。
【0143】
一例では、目標時刻は現在の時刻及び少なくとも2つの将来の時刻を指し、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1指示情報を送信し、前記第1指示情報は、前記現在の時刻及び前記少なくとも2つの時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示する。ユーザイクイップメントは複数の支援情報を報告し、1つの支援情報は現在の時刻の支援情報であり、他の支援情報のうちの各支援情報はそれぞれ1つの将来の時刻の支援情報である。
【0144】
本開示の実施例では、ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントに第1指示情報を送信して目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示することにより、ユーザイクイップメントは、受信した第1指示情報に基づいて目標時刻の支援情報を対応して報告し、このように、ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントの報告を制御し、ネットワークデバイスは支援情報を使用する必要がある場合にのみ、報告するようにユーザイクイップメントに指示し、これによって、ユーザイクイップメントの報告プロセスがより合理的になり且つ最適化され、ユーザイクイップメントによる頻繁な報告によりユーザイクイップメントの消費電力が増加し且つネットワークデバイスが不必要な再設定を頻繁に行うという問題は発生しない。
【0145】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が現在の時刻を含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0146】
1つの可能な実施形態では、前記第1指示情報において指示される目標時刻が現在の時刻を含む場合、目標時刻の個数は1つである。前記目標時刻が現在の時刻であると決定する。
【0147】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、1つの将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0148】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は1つであり、前記目標時刻は1つの将来の時刻を含む。目標時刻が前記将来の時刻であると決定する。
【0149】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が少なくとも1つの将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0150】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は1つ以上であり、前記目標時刻は1つ以上の将来の時刻を含む。
【0151】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が現在の時刻と少なくとも1つの将来の時刻とを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0152】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は2つであり、現在の時刻と1つの将来の時刻とを含む。
【0153】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は2つ以上であり、現在の時刻と1つ以上の将来の時刻とを含む。
【0154】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0155】
幾つかの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第1指示情報を受信した時刻である。
【0156】
幾つかの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第2指示情報を受信した時刻である。
【0157】
幾つかの可能な実施形態では、第1指示情報と第2指示情報は同時に送信される。
【0158】
幾つかの可能な実施形態では、第1指示情報と第2指示情報は同時に送信されるのではない。
【0159】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0160】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、第1時刻が現在の時刻であるステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0161】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、第1時刻が、プロトコルにより規定された現在の時刻の後の第2秒に対応する時刻であるステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0162】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が現在の時刻と少なくとも1つの将来の時刻とを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、第1時刻が現在の時刻であるステップと、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0163】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とを含む。第2指示情報において指示される第1時刻は現在の時刻であり、第1時間長は9秒であり、時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が現在の時刻(即ち0秒)、現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第6秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第9秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0164】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が1つ以上の将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、第1時刻が現在の時刻であるステップと、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0165】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は1つ以上の将来の時刻を含む。第2指示情報において指示される第1時刻は現在の時刻であり、第1時間長は9秒であり、時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第6秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第9秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0166】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が1つ以上の将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、第1時刻が、プロトコルにより規定された現在の時刻の後の第2秒に対応する時刻であるステップと、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0167】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は1つ以上の将来の時刻を含む。第2指示情報において指示される第1時刻は、現在の時刻の後の第2秒に対応する時刻であり、第1時間長は9秒であり、時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が、現在の時刻の後の第2秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第5秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第8秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0168】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0169】
幾つかの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第1指示情報を受信した時刻である。
【0170】
幾つかの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第3指示情報を受信した時刻である。
【0171】
幾つかの可能な実施形態では、第1指示情報と第3指示情報は同時に送信される。
【0172】
幾つかの可能な実施形態では、第1指示情報と第3指示情報は同時に送信されるのではない。
【0173】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記数と前記周期的間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻の個数が前記数であるステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0174】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、前記第2時刻が前記現在の時刻であるステップと、
前記数と前記周期的間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻の個数が前記数であるステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0175】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、前記第2時刻が、プロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻であるステップと、
前記数と前記周期的間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻の個数が前記数であるステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0176】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が現在の時刻と少なくとも1つの将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、第2時刻が現在の時刻であるステップと、
前記数と前記周期的間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻の個数が前記数であるステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0177】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とを含む。第2指示情報において指示される第2時刻は現在の時刻であり、数は4であり、周期的時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が現在の時刻(即ち0秒)、現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第6秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第9秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0178】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が1つ以上の将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、第2時刻が現在の時刻であるステップと、
前記数と前記周期的間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻の個数が前記数であるステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0179】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は1つ以上の将来の時刻を含む。第2指示情報において指示される第2時刻は現在の時刻であり、数は4であり、周期的時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第6秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第9秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第12秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0180】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が1つ以上の将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、第2時刻が、プロトコルにより規定された現在の時刻の後の第2秒に対応する時刻であるステップと、
前記数と前記周期的間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻の個数が前記数であるステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0181】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は1つ以上の将来の時刻を含む。第2指示情報において指示される第2時刻は、現在の時刻の後の第2秒に対応する時刻であり、数は4であり、周期的時間間隔は3秒である。これによって、ユーザイクイップメントは、目標時刻が、現在の時刻の後の第2秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第5秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第8秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第11秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0182】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0183】
幾つかの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第1指示情報を受信した時刻である。
【0184】
幾つかの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第4指示情報を受信した時刻である。
【0185】
幾つかの可能な実施形態では、第1指示情報と第4指示情報は同時に送信される。
【0186】
幾つかの可能な実施形態では、第1指示情報と第4指示情報は同時に送信されるのではない。
【0187】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、前記第4指示情報が、第2時間長を指示するために使用され、目標時刻の決定方式が、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることであるステップと、
前記第4指示に基づいて前記目標時刻を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0188】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が1つの将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、前記第4指示情報が、第2時間長を指示するために使用され、目標時刻の決定方式が、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることであるステップと、
前記第4指示に基づいて前記目標時刻を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0189】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が1つの将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、前記第4指示情報が、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示するステップと、
前記第4指示に基づいて前記目標時刻を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0190】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、前記第4指示情報が、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示するステップと、
前記第4指示に基づいて前記目標時刻を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0191】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0192】
ここで、前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である。
【0193】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
支援情報のコンテンツを指示するための第5指示情報を前記ネットワークデバイスから受信し、前記第5指示情報に基づいて支援情報のコンテンツを決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0194】
幾つかの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第1指示情報を受信した時刻である。
【0195】
幾つかの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが到第5指示情報した時刻である。
【0196】
幾つかの可能な実施形態では、第1指示情報と第5指示情報は同時に送信される。
【0197】
幾つかの可能な実施形態では、第1指示情報と第5指示情報は同時に送信されるのではない。
【0198】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
プロトコル規定に基づいて支援情報のコンテンツを決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0199】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するテップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するテップと、を含む。
【0200】
ここで、前記目標時刻の支援情報を決定するステップは、
前記目標時刻が現在の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの現在の時刻の位置情報及び前記サービス衛星の現在の時刻の位置情報に基づいて、現在の時刻の支援情報を決定することと、
前記目標時刻が将来の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの現在の時刻の位置情報及び前記サービス衛星の目標時刻の位置情報に基づいて、目標時刻の支援情報を決定することと、
前記目標時刻が将来の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの前記目標時刻の位置情報及び前記サービス衛星の目標時刻の位置情報に基づいて、目標時刻の支援情報を決定することと、のうちの1つを含む。
【0201】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含み、
ここで、現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第1指示情報を受信した時刻である。
【0202】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含み、
ここで、現在の時刻は、プロトコルにより規定された時刻である。
【0203】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
第1指示情報を含むブロードキャスト情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記第1指示情報が、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0204】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
第1指示情報を含む専用シグナリングをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記第1指示情報が、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0205】
以上の方法実施例と同様な構想に基づいて、本開示の実施例は通信装置をさらに提供し、該通信装置は、上記方法実施例におけるネットワークデバイスの機能を備えてもよく、上記方法実施例によって提供されるネットワークデバイスによって実行されるステップを実行するために使用されてもよい。該機能はハードウェアによって実現されてもよく、ソフトウェア又はハードウェアによって対応するソフトウェアを実行することで実現されてもよい。該ハードウェア又はソフトウェアは上記機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。
【0206】
1つの可能な実現形態では、
図3に示す通信装置300は上記方法実施例に係るネットワークデバイスとされ、且つ上記方法実施例におけるネットワークデバイスによって実行されるステップを実行することができる。
図3に示すように、該通信装置300は、送受信モジュール301及び処理モジュール302を含んでもよく、該送受信モジュール301と処理モジュール302との間は互いに結合される。該送受信モジュール301は、通信装置300による通信をサポートするために使用されてもよく、送受信モジュール301は無線通信機能を備えてもよく、例えば、無線インターフェースを介して、他の通信装置と無線通信することができる。処理モジュール302は、該通信装置300が上記方法実施例における処理動作を実行することをサポートするために使用されてもよく、前記処理動作は、送受信モジュール301によって送信される情報やメッセージを生成すること、及び/又は、送受信モジュール301が受信した信号に対して復調や復号化を行うことなどを含むが、これらに限らない。
【0207】
ネットワークデバイスによって実施されるステップを実行する際に、送受信モジュール301は、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するために使用され、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0208】
1つの可能な実施形態では、送受信モジュール301はさらに、前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長、及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するために使用される。
【0209】
1つの可能な実施形態では、前記第1時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0210】
1つの可能な実施形態では、送受信モジュール301はさらに、前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するために使用される。
【0211】
送受信モジュール301はさらに、前記第2時刻が、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0212】
1つの可能な実施形態では、送受信モジュール301はさらに、前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するために使用される。
【0213】
1つの可能な実施形態では、前記第4指示情報は第2時間長を指示するために使用され、ここで、目標時刻の決定方式は、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることであり、
又は、
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示する。
【0214】
1つの可能な実施形態では、送受信モジュール301はさらに、支援情報のコンテンツを指示するための第5指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するために使用され、前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である。
【0215】
1つの可能な実施形態では、送受信モジュール301は、第1指示情報を含むブロードキャスト情報を前記ユーザイクイップメントに送信するために使用され、又は、第1指示情報を含む専用シグナリングを前記ユーザイクイップメントに送信するために使用される。
【0216】
1つの可能な実施形態では、送受信モジュール301は前記ユーザイクイップメントによって報告された目標時刻の支援情報を前記ユーザイクイップメントから受信するために使用され、
処理モジュール302は、前記目標時刻の支援情報に基づいて、測定設定情報を更新するために使用され、前記測定設定情報が、同期信号ブロック測定タイミング設定(SMTC)と、測定ギャップとのうちの少なくとも1つを含む。
【0217】
1つの可能な実施形態では、処理モジュール302は、
前記目標時刻に前記目標時刻の支援情報に基づいて測定設定情報を更新するという方法を用いて、前記目標時刻の支援情報に基づいて測定設定情報を更新するために使用される。
【0218】
1つの可能な実施形態では、処理モジュール302は、前記目標時刻の支援情報に基づいて異なる目標時刻のSMTCに対して異なるオフセットを設定し、前記目標時刻の支援情報に基づいて異なる目標時刻の測定ギャップに対して異なるオフセットを設定するという方法を用いて、前記目標時刻の支援情報に基づいて測定設定情報を更新するために使用される。
【0219】
当該通信装置がネットワークデバイスである場合、その構造はさらに
図4に示すとおりであってもよい。基地局を例として通信装置の構造を説明する。
図4に示すように、装置400はメモリ401、プロセッサ402、送受信コンポーネント403、及び電源コンポーネント406を含む。ここで、メモリ401はプロセッサ402に結合され、通信装置400が各機能を実現するのに必要なプログラムとデータを記憶することができる。該プロセッサ402は、通信装置400が上記方法における対応する機能ことをサポートするように構成され、前記機能は、メモリ401に記憶されるプログラムを呼び出すことで実現可能である。送受信コンポーネント403は、通信装置400が無線インターフェースを介してシグナリング及び/又はデータを受信すること、及びシグナリング及び/又はデータを送信することに使用される無線送受信器であってもよい。送受信コンポーネント403は送受信ユニット又は通信ユニットと呼ばれてもよく、送受信コンポーネント403は無線周波数コンポーネント404及び1つ又は複数のアンテナ405を含んでもよく、ここで、無線周波数コンポーネント404はリモート無線ユニット(remote radio unit、RRU)であってもよく、具体的に、無線周波数信号の伝送や無線周波数信号とベースバンド信号との間の変換に使用されてもよく、該1つ又は複数のアンテナ405は具体的に、無線周波数信号の送受信に使用されてもよい。
【0220】
通信装置400がデータを送信する必要がある場合、プロセッサ402は、送信すべきデータに対してベースバンド処理を行った後に、ベースバンド信号を無線周波数ユニットに出力し、無線周波数ユニットはベースバンド信号に対して無線周波数処理を行った後に、アンテナを介して無線周波数信号を電磁波の形で送信することができる。通信装置400に送信されたデータが存在する場合、無線周波数ユニットはアンテナを介して無線周波数信号を受信し、無線周波数信号をベースバンド信号に変換し、ベースバンド信号をプロセッサ402に出力し、プロセッサ402はベースバンド信号をデータに変換し且つ該データを処理する。
【0221】
以上の方法実施例と同様な構想に基づいて、本開示の実施例は通信装置をさらに提供し、該通信装置は、上記方法実施例におけるユーザイクイップメントの機能を備えてもよく、且つ上記方法実施例によって提供された、ユーザイクイップメントによって実行されるステップを実行するために使用されてもよい。該機能はハードウェアによって実現されてもよく、ソフトウェア又はハードウェアによって対応するソフトウェアを実行することで実現されてもよい。該ハードウェア又はソフトウェアは上記機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。
【0222】
1つの可能な実現形態では、
図5に示す通信装置500は、上記方法実施例に係るユーザイクイップメントとされ、上記方法実施例におけるユーザイクイップメントによって実行されるステップを実行することができる。
図5に示すように、該通信装置500は送受信モジュール501と処理モジュール502を含んでもよく、該送受信モジュール501と処理モジュール502との間は互いに結合される。該送受信モジュール501は、通信装置500による通信をサポートするために使用されてもよく、送受信モジュール501は無線通信機能を備えてもよく、例えば、無線インターフェースを介して他の通信装置と無線通信することができる。処理モジュール502は、該通信装置500が上記方法実施例における処理動作を実行することをサポートするために使用されてもよく、前記処理動作は、送受信モジュール501によって送信される情報やメッセージを生成すること、及び/又は、送受信モジュール501が受信した信号に対して復調や復号化を行うことなどを含むが、これらに限定されない。
【0223】
ユーザイクイップメントによって実施されるステップを実行する際に、送受信モジュール501は、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するために使用され、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含み、
処理モジュール502は、前記目標時刻の支援情報を決定するために使用され、
送受信モジュール501はさらに、前記目標時刻の支援情報を報告するために使用される。
【0224】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む。
【0225】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップをさらに含む。
【0226】
1つの可能な実施形態では、前記第1時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0227】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む。
【0228】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記数と前記周期的間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップをさらに含み、前記目標時刻の個数は前記数であり、前記目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0229】
1つの可能な実施形態では、前記第2時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0230】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む。
【0231】
1つの可能な実施形態では、前記第4指示情報は第2時間長を指示するために使用され、ここで、目標時刻の決定方式は、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることであり、
又は、
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示し、
前記方法は、
前記第4指示情報に基づいて前記目標時刻を決定するステップをさらに含む。
【0232】
1つの可能な実施形態では、前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である。
【0233】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
支援情報のコンテンツを指示するための第5指示情報を前記ネットワークデバイスから受信し、前記第5指示情報に基づいて支援情報のコンテンツを決定するステップ、
又は、プロトコル規定に基づいて支援情報のコンテンツを決定するステップ、をさらに含む。
【0234】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の支援情報を決定するステップは、
前記目標時刻が現在の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの現在の時刻の位置情報及び前記サービス衛星の現在の時刻の位置情報に基づいて、現在の時刻の支援情報を決定することと、
前記目標時刻が将来の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの現在の時刻の位置情報及び前記サービス衛星の目標時刻の位置情報に基づいて、目標時刻の支援情報を決定することと、
前記目標時刻が将来の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの前記目標時刻の位置情報及び前記サービス衛星の目標時刻の位置情報に基づいて、目標時刻の支援情報を決定することと、のうちの1つを含む。
【0235】
1つの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第1指示情報を受信した時刻であり、又はプロトコルにより規定された時刻である。
【0236】
1つの可能な実施形態では、前記第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップは、
第1指示情報を含むブロードキャスト情報をネットワークデバイスから受信するステップ、
又は、
第1指示情報を含む専用シグナリングをネットワークデバイスから受信するステップを含む。
【0237】
該通信装置がユーザイクイップメントである場合、その構造は
図6に示すとおりであってもよい。装置600は携帯電話、コンピュータ、デジタルブロードキャスト端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタントなどであってもよい。
【0238】
図6を参照すると、装置600は、処理コンポーネント602、メモリ604、電源コンポーネント606、マルチメディアコンポーネント608、オーディオコンポーネント610、入力/出力(I/ O)のインターフェース612、センサコンポーネント614、及び通信コンポーネント616、のうちの1つ又は複数のコンポーネントを含むことができる。
【0239】
処理コンポーネント602は通常、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作および記録操作に関連する操作のような装置600の全般の操作を制御する。処理コンポーネント602は、上記の方法の全部又は一部のステップを完成させるように、少なくとも1つのプロセッサ620を含むことで命令を実行することができる。また、処理コンポーネント602は、処理コンポーネント602とその他のコンポーネントとのインタラクションを容易にするために、1つまたは複数のモジュールを含むことができる。例えば、処理コンポーネント602は、マルチメディアコンポーネント608と処理コンポーネント602とのインタラクションを容易にするために、マルチメディアモジュールを含むことができる。
【0240】
メモリ604は、様々なタイプのデータを記憶することにより、装置600での操作をサポートするように構成される。これらのデータの例は、装置600において操作される如何なるアプリケーションプログラムまたは方法の命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、ピクチャ、ビデオ等を含む。メモリ604は、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスクまたは光ディスクなど、如何なるタイプの揮発性または非揮発性ストレージデバイスまたはそれらの組み合せで実現することができる。
【0241】
電源コンポーネント606は装置600の様々なコンポーネントに電力を提供する。電源コンポーネント606は電源管理システム、1つまたは複数の電源、装置600に対して電力を生成、管理および配分することに関連する他のコンポーネントを含むことができる。
【0242】
マルチメディアコンポーネント608は、前記装置600とユーザとの間に1つの出力インターフェースを提供するスクリーンを含む。いくつかの実施例では、スクリーンは液晶ディスプレイ(LCD)とタッチパネル(TP)を含むことができる。スクリーンがタッチパネルを含む場合、スクリーンはユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンとして実現することができる。タッチパネルは、タッチ、スライドとタッチパネルにおけるジェスチャを検出するように、1つまたは複数のタッチセンサを含む。前記タッチセンサはタッチまたはスライド動作の境界だけではなく、前記タッチまたはスライド操作に関連するウェイクアップ時間と圧力を検出する。いくつかの実施例では、マルチメディアコンポーネント608は1つのフロントカメラおよび/またはリアカメラを含む。装置600が撮影モードまたはビデオモードなどの操作モードにある時、フロントカメラおよび/またはリアカメラは外部のマルチメディアデータを受信することができる。各フロントカメラおよびリアカメラは1つの固定した光学レンズシステムまたは焦点距離や光学ズーム機能を有するものであってもよい。
【0243】
オーディオコンポーネント610はオーディオ信号を出力および/または入力するように構成される。例えば、オーディオコンポーネント610は1つのマイクロフォン(MIC)を含み、装置600が呼び出しモード、記録モードや音声認識モードなどの操作モードである場合、マイクロフォンは、外部オーディオ信号を受信するように構成される。受信されるオーディオ信号はさらにメモリ604に記憶することができ、または通信コンポーネント616経由で送信することができる。いくつかの実施例では、オーディオコンポーネント610はオーディオ信号を出力するための1つのスピーカをさらに含む。
【0244】
I/Oインターフェース612は処理コンポーネント602と周辺インターフェースモジュールとの間にインターフェースを提供し、上記周辺インターフェースモジュールはキーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンはホームページボタン、音量ボタン、起動ボタンおよびロックボタンを含むが、これらに限定されない。
【0245】
センサコンポーネント614は、装置600に対して各方面の状態評価を提供するために1つまたは複数のセンサを含む。例えば、センサコンポーネント614は装置600のオン/オフ状態、コンポーネントの相対的な位置決めを検出することができ、例えば前記コンポーネントは装置600のディスプレイとキーパッドであり、センサコンポーネント614は装置600または装置600の1つのコンポーネントの位置の変化、ユーザと装置600との接触が存在するか否か、装置600の方位または加速/減速、および装置600の温度の変化をさらに検出することができる。センサコンポーネント614は如何なる物理的接触もない時に付近に物体が存在するか否かを検出するように構成される近接センサを含んでもよい。センサコンポーネント614は、CMOSまたはCCD画像センサのような、結像アプリケーションにおいて使用する光センサをさらに含んでもよい。いくつかの実施例では、当該センサコンポーネント614は加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサまたは温度センサをさらに含んでも良い。
【0246】
通信コンポーネント616は、装置600と他の機器との間の有線または無線方式の通信を容易にするように構成される。装置600は、通信基準に基づく無線ネットワーク、例えばWiFi、2Gまたは3Gまたはそれらの組み合せにアクセスすることができる。1つの例示的な実施例では、通信コンポーネント616はブロードキャストチャネルを介して、外部ブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号またはブロードキャスト関連情報を受信する。1つの例示的な実施例では、前記通信コンポーネント616は短距離通信を促進するために、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含む。例えば、NFCモジュールは無線周波数識別(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(BT)技術および他の技術に基づいて実現することができる。
【0247】
例示的な実施例では、装置600は上記方法を実行するために、1つまたは複数のアプリケーション専用集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサまたはその他の電子素子によって実現されることができる。
【0248】
例示的な実施例では、命令を含む非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、例えば命令を含むメモリ604であり、上記命令は上記方法を完成させるために、装置600のプロセッサ620で実行されてもよい。例えば、前記非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体はROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、テープ、フロッピーディスクおよび光データストレージデバイス等であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0249】
ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントに第1指示情報を送信して目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示することにより、ユーザイクイップメントは、受信した第1指示情報に基づいて目標時刻の支援情報を対応して報告し、このように、ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントの報告を制御し、ネットワークデバイスは支援情報を使用する必要がある場合にのみ、報告するようにユーザイクイップメントに指示し、これによって、ユーザイクイップメントの報告プロセスがより合理的になり且つ最適化され、ユーザイクイップメントによる頻繁な報告によりユーザイクイップメントの消費電力が増加し且つネットワークデバイスが不必要な再設定を頻繁に行うという問題は発生しない。
【手続補正書】
【提出日】2023-11-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は無線通信技術分野に関し、特に支援情報の伝送方法、装置及び読み取り可能な媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
5G 新しい無線(New Radio,NR)に非地上ネットワーク(Non-Terrestrial Networks、NTN)、即ち5G衛星通信ネットワークが導入されている。衛星は地球から比較的高い位置に位置するため、NTNの信号伝送遅延は高い。
【0003】
地上ネットワーク(Terrestrial Networks、TN)システムにおいて、セルの半径が小さく、ユーザイクイップメント(User Equipment、UE)と異なるセルとの間の伝送遅延の差は非常に小さく、同期信号ブロックの測定タイミング設定(Synchronization Signal Block-Measurement Timing Configuration、SMTC)又は測定ギャップ(Measurement Gap)の長さよりもはるかに小さい。しかしながら、非地上ネットワーク(non-terrestrial networks、NTN)システムにおいて、セルの半径が大きく、異なる衛星のカバレッジエリアには、重なる範囲も大きい。例えば、衛星1がUEにサービスを提供する際に、UEが衛星2/衛星3のカバレッジエリア内に位置する可能性もあるので、UEのモビリティを考慮する必要があり、UEは衛星2/衛星3のカバレッジ内に位置する隣接セルの測定を実行する必要があり、伝送遅延の差による影響を考慮する必要がある。
【0004】
図1に示すように、衛星(SA1)はサービングセル衛星であり、衛星(SA2)は隣接セル衛星である。UEがサービングセルの信号を受信する伝送遅延はT1g+T1uとして表すことができ、UEが隣接セルの信号を受信する伝送遅延はT2u+T2gである。伝送遅延の差はT1g+T1u-(T2g+T2u)である。異なる衛星と、UE及び地上局との間の距離が異なることを考慮して、UEがサービングセルの信号を受信する伝送遅延と、UEが隣接セルの信号を受信する伝送遅延との間には大きな差が生じ、即ち、T1g+T1u-(T2g+T2u)は0に近づかず、SMTC又は測定ギャップの長さより大きくなる可能性がある。
【0005】
SMTC又は測定ギャップの設定は伝送遅延の差を考慮しない場合、UEは同期信号ブロック(Synchronization Signal Block、SSB)又は測定チャネル状態情報レファレンス信号(Channel State Information Reference Signal、CSI-RS)の測定ウィンドウを見逃す可能性があり、そのため、設定されたレファレンス信号で測定を実行することができなくなる。そのため、ネットワークは、SMTC又は測定ギャップを設定する際に、対応する伝送遅延又は伝送遅延の差を取得する必要があり、ネットワークがUEの正確な位置情報を取得できないので、UEが支援情報を報告することにより、ネットワークによるSMTC及び測定ギャップの設定又は再設定を支援することは必要となる。
【0006】
支援情報の報告が遅れることによりネットワークが適切なSMTC/測定GAPを再設定できず且つUEが隣接セルのSSBを逃すという問題を回避するために、UEに支援情報を頻繁に報告させてもよいが、UEが支援情報を頻繁に報告するとUEの消費電力が増加し、且つネットワーク側は必要のない再設定を頻繁に行うことになる。そのため、どのようにUEに支援情報をより合理的に報告させるかは解決すべき技術的問題となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
これを鑑みて、本開示の実施例は支援情報の伝送方法、装置及読み取り可能な媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1態様によると、本開示の実施例は、ネットワークデバイスによって実行される支援情報の伝送方法を提供し、前記方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0009】
この方法を用いると、ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントに第1指示情報を送信して目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示することにより、ユーザイクイップメントは、受信した第1指示情報に基づいて目標時刻の支援情報を対応して報告し、このように、ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントの報告を制御し、ネットワークデバイスは支援情報を使用する必要がある場合にのみ、報告するようにユーザイクイップメントに指示し、これによって、ユーザイクイップメントの報告プロセスがより合理的になり且つ最適化され、ユーザイクイップメントによる頻繁な報告によりユーザイクイップメントの消費電力が増加し且つネットワークデバイスが不必要な再設定を頻繁に行うという問題は発生しない。
【0010】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長(duration)、及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップをさらに含む。
【0011】
1つの可能な実施形態では、前記第1時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0012】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップをさらに含む。
【0013】
1つの可能な実施形態では、前記第2時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0014】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップをさらに含む。
【0015】
1つの可能な実施形態では、前記第4指示情報は第2時間長を指示するために使用され、ここで、目標時刻の決定方式は、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることであり、
又は、
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示する。
【0016】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
支援情報のコンテンツを指示するための第5指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップをさらに含み、前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である。
【0017】
1つの可能な実施形態では、前記第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップは、
第1指示情報を含むブロードキャスト情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップ、
又は、
第1指示情報を含む専用シグナリングを前記ユーザイクイップメントに送信するステップ、を含む。
【0018】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記ユーザイクイップメントによって報告された目標時刻の支援情報を前記ユーザイクイップメントから受信するステップと、
前記目標時刻の支援情報に基づいて、測定設定情報を更新するステップであって、前記測定設定情報が、同期信号ブロック測定タイミング設定(SMTC)と、測定ギャップとのうちの少なくとも1つを含むステップと、を含む。
【0019】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の支援情報に基づいて、測定設定情報を更新するステップは、
前記目標時刻に前記目標時刻の支援情報に基づいて測定設定情報を更新するステップを含む。
【0020】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の支援情報に基づいて、測定設定情報を更新するステップは、
前記目標時刻の支援情報に基づいて、異なる目標時刻のSMTCに対して、異なるオフセット、周期及び持続時間長のうちの少なくとも1つを設定するステップと、
前記目標時刻の支援情報に基づいて、異なる目標時刻の測定ギャップに対して、異なるオフセット、周期及び持続時間長のうちの少なくとも1つを設定するステップと、を含む。
【0021】
第2態様によると、本開示の実施例は、ユーザイクイップメントによって実行される支援情報の伝送方法を提供し、前記方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0022】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む。
【0023】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップをさらに含む。
【0024】
1つの可能な実施形態では、前記第1時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0025】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む。
【0026】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記数と前記周期的時間間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップをさらに含み、前記目標時刻の個数は前記数であり、前記目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0027】
1つの可能な実施形態では、前記第2時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0028】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む。
【0029】
1つの可能な実施形態では、前記第4指示情報は第2時間長を指示するために使用され、ここで、目標時刻の決定方式は、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることであり、
又は、
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示し、
前記方法は、
前記第4指示情報に基づいて前記目標時刻を決定するステップをさらに含む。
【0030】
1つの可能な実施形態では、前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である。
【0031】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
支援情報のコンテンツを指示するための第5指示情報を前記ネットワークデバイスから受信し、前記第5指示情報に基づいて支援情報のコンテンツを決定するステップ、
又は、プロトコル規定に基づいて支援情報のコンテンツを決定するステップ、をさらに含む。
【0032】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の支援情報を決定するステップは、
前記目標時刻が現在の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの現在の時刻の位置情報及び前記サービス衛星の現在の時刻の位置情報に基づいて、現在の時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻が将来の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの現在の時刻の位置情報及び前記サービス衛星の目標時刻の位置情報に基づいて、目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻が将来の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの前記目標時刻の位置情報及び前記サービス衛星の目標時刻の位置情報に基づいて、目標時刻の支援情報を決定するステップと、のうちの1つを含む。
【0033】
1つの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第1指示情報を受信した時刻、又はプロトコルにより規定された時刻である。
【0034】
1つの可能な実施形態では、前記第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップは、
第1指示情報を含むブロードキャスト情報をネットワークデバイスから受信するステップ、
又は、
第1指示情報を含む専用シグナリングをネットワークデバイスから受信するステップ、を含む。
【0035】
第3態様によると、本開示の実施例は通信装置を提供する。該通信装置は、上記第1態様又は第1態様のいずれか1つの可能な設計におけるネットワークデバイスによって実行されるステップを実行するために使用されてもよい。該ネットワークデバイスはハードウェア構造、ソフトウェアモジュール、又はハードウェア構造にソフトウェアモジュールを加える形式で上記各方法の各機能を実現してもよい。
【0036】
ソフトウェアモジュールによって第3態様に示す通信装置を実現する際に、該通信装置は、互いに結合される送受信モジュール及び処理モジュールを含んでもよく、ここで、送受信モジュールは、通信装置による通信をサポートするために使用され、処理モジュールは、通信装置による処理操作の実行に使用されてもよく、例えば、送信すべき情報/メッセージを生成するか、又は受信した信号を処理して情報/メッセージを取得するために使用される。
【0037】
上記第1態様に記載のステップを実行する際に、送受信モジュールは、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するために使用され、ここで、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0038】
第4態様によると、本開示の実施例は通信装置を提供する。該通信装置は、上記第2態様又は第2態様のいずれか1つの可能な設計におけるユーザイクイップメントによって実行されるステップを実行するために使用されてもよい。該ユーザイクイップメントは、ハードウェア構造、ソフトウェアモジュール、又はハードウェア構造にソフトウェアモジュールを加える形式で上記各方法における各機能を実現してもよい。
【0039】
ソフトウェアモジュールによって第4態様に示す通信装置を実現する際に、該通信装置は互いに結合される送受信モジュール及び処理モジュールを含んでもよく、ここで、送受信モジュールは、通信装置による通信をサポートするために使用されてもよく、処理モジュールは、通信装置による処理操作の実行に使用されてもよく、例えば、送信すべき情報/メッセージを生成するか、又は受信した信号を処理して情報/メッセージを取得するために使用される。
【0040】
上記第2態様に記載のステップを実行する際に、送受信モジュールは、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するために使用され、ここで、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含み、
処理モジュールは、前記目標時刻の支援情報を決定するために使用され、
前記送受信モジュールはさらに、前記目標時刻の支援情報を報告するために使用される。
【0041】
第5態様によると、本開示は通信システムを提供し、該通信システムは第3態様に示す通信装置及び第4態様に示す通信装置を含んでもよい。ここで、第3態様に示す通信装置はソフトウェアモジュール及び/又はハードウェアコンポーネントによって構成可能である。第4態様に示す通信装置は、ソフトウェアモジュール及び/又はハードウェアコンポーネントにより構成可能である。
【0042】
第6態様によると、本開示は通信装置を提供し、プロセッサとメモリとを含み、前記メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記プロセッサは、第1態様又は第1態様のいずれか1つの可能な設計を実現するように、前記コンピュータプログラムを実行するために使用される。
【0043】
第7態様によると、本開示は通信装置を提供し、プロセッサとメモリとを含み、前記メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、前記プロセッサは、第2態様又は第2態様のいずれか1つの可能な設計を実現するように、前記コンピュータプログラムを実行するために使用される。
【0044】
第8態様によると、本開示は、コンピュータ読み取り可能な媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能な媒体には命令(コンピュータプログラム、プログラムとも呼ばれる)が記憶されており、それがコンピュータで呼び出されて実行される場合、コンピュータに上記第1態様又は第1態様のいずれか1つの可能な設計を実行させる。
【0045】
第9態様によると、本開示はコンピュータ読み取り可能な媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能な媒体には命令(コンピュータプログラム、プログラムとも呼ばれる)が記憶されており、それがコンピュータで呼び出されて実行される場合、コンピュータに上記第2態様又は第2態様のいずれか1つの可能な設計を実行させる。
【0046】
上記第2態様~第9態様及び可能な設計における有益な効果は、第1態様及びいずれか1つの可能な設計における前記方法の有益な効果に対する説明を参照されたい。
【0047】
なお、以上の一般的な説明と以下の詳しい説明は、例示的且つ説明的なものであり、本開示を限定するものではない。
【0048】
なお、以上の一般的な説明と以下の詳しい説明は、例示的且つ説明的なものであり、本開示を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0049】
ここで説明される図面は、本開示の実施例に対するさらなる理解を提供し、本出願の一部となり、本開示の実施例の例示的な実施例及びその説明は本開示の実施例を説明するために使用され、本開示の実施例を不正に限定するものではない。
【0050】
ここの図面は明細書に組み込まれて本明細書の一部となり、本開示の実施例に一致する実施例を示しており、明細書とともに本開示の実施例の原理を説明する。
【
図1】例示的な一実施例に示すNTN無線通信システムの概略図である。
【
図2】例示的な一実施例に示す支援情報の伝送方法のフローチャートである。
【
図3】例示的な一実施例に示す支援情報の伝送装置の構造図である。
【
図4】例示的な一実施例に示すもう1つの支援情報の伝送装置の構造図である。
【
図5】例示的な一実施例に示すもう1つの支援情報の伝送装置の構造図である。
【
図6】例示的な一実施例に示すもう1つの支援情報の伝送装置の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0051】
ここで、図面と具体的な実施形態に合わせて本開示の実施例をさらに説明する。
【0052】
ここで、例示的な実施例を詳しく説明し、その例は図面中に示される。以下の説明は図面に関わると、別の表示がない限り、異なる図面における同じ数字は同じ又は同様な要素を表す。以下の例示的な実施例で説明される実施形態は、本開示の実施例と一致するすべての実施形態を表すものではない。むしろ、それらは、添付の特許請求の範囲で詳しく説明された、本開示の一部の態様と一致する装置と方法の例子に過ぎない。
【0053】
本開示の実施例により提供される支援情報の伝送方法は、NTN無線通信システム100に適用可能であり、該NTN無線通信システムは、ネットワークデバイス及びユーザイクイップメントを含んでもよい。
【0054】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。
図2を参照すると、
図2は例示的な一実施例に示す支援情報の伝送方法のフローチャートであり、
図2に示すように、この方法は以下のステップを含む。
【0055】
ステップS201では、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、ここで、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0056】
1つの可能な実施形態では、目標時刻は、1つの決定された時刻に対応する。ユーザイクイップメントによって前記第1指示情報を受信してから報告された支援情報は、この決定された時刻の支援情報である。
【0057】
1つの可能な実施形態では、目標時刻は1つ以上の決定された時刻に対応する。ユーザイクイップメントは、前記第1指示情報を受信した後、1つ以上の支援情報を報告し、各支援情報は1つの前記決定された時刻に対応する。
【0058】
1つの可能な実施形態では、目標時刻はユーザイクイップメントにとって、決定された時刻である。
【0059】
1つの可能な実施形態では、目標時刻はユーザイクイップメントにとって、ネットワークデバイスによって送信された複数のパラメータに基づいて計算された後に決定された時刻である。
【0060】
一例では、目標時刻は現在の時刻を指し、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1指示情報を送信し、前記第1指示情報は、現在の時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示する。ユーザイクイップメントは1つの支援情報を報告し、この支援情報は現在の時刻の支援情報である。
【0061】
一例では、目標時刻は1つの将来の時刻を指し、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1指示情報を送信し、前記第1指示情報は、前記将来の時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示する。ユーザイクイップメントは1つの支援情報を報告し、この支援情報は前記将来の時刻の支援情報である。
【0062】
一例では、目標時刻は現在の時刻及び1つの将来の時刻を指し、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1指示情報を送信し、前記第1指示情報は、前記現在の時刻及び将来の時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示する。ユーザイクイップメントは2つの支援情報を報告し、1つの支援情報は現在の時刻の支援情報であり、もう1つの支援情報は前記将来の時刻の支援情報である。
【0063】
一例では、目標時刻は現在の時刻及び少なくとも2つの将来の時刻を指し、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1指示情報を送信し、前記第1指示情報は、前記現在の時刻及び前記少なくとも2つの時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示する。ユーザイクイップメントは複数の支援情報を報告し、1つの支援情報は現在の時刻の支援情報であり、他の支援情報のうちの各支援情報はそれぞれ1つの将来の時刻の支援情報である。
【0064】
以上の例示的な実施例において説明される実施形態は、本開示の実施例に一致するすべての実施形態を表すものではない。むしろ、それらは、添付の特許請求の範囲で詳しく説明された、本開示の一部の態様と一致する装置と方法の例に過ぎない。なお、本開示は、以上で説明された例に限定されず、その範囲から逸脱しない限り、様々な組み合わせ、修正と変更が可能である。
【0065】
本開示の実施例では、ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントに第1指示情報を送信して目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示することにより、ユーザイクイップメントは、受信した第1指示情報に基づいて目標時刻の支援情報を対応して報告し、このように、ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントの報告を制御し、ネットワークデバイスは支援情報を使用する必要がある場合にのみ、報告するようにユーザイクイップメントに指示し、これによって、ユーザイクイップメントの報告プロセスがより合理的になり且つ最適化され、ユーザイクイップメントによる頻繁な報告によりユーザイクイップメントの消費電力が増加し且つネットワークデバイスが不必要な再設定を頻繁に行うという問題は発生しない。
【0066】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記目標時刻は現在の時刻を含む。
【0067】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は1つであり、現在の時刻を含む。
【0068】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
現在の時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含む。
【0069】
本開示の実施例は、支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記目標時刻は1つの将来の時刻を含む。
【0070】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は1つであり、1つの将来の時刻を含む。
【0071】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記目標時刻は、現在の時刻と少なくとも1つの将来の時刻とを含む。
【0072】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は2つであり、現在の時刻と1つの将来の時刻とを含む。
【0073】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は2つ以上であり、現在の時刻と1つ以上の将来の時刻とを含む。
【0074】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記目標時刻は1つ以上の将来の時刻を含む。
【0075】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は1つ以上であり、1つ以上の将来の時刻を含む。
【0076】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とを含み、又は前記目標時刻が将来の時刻を含む。
【0077】
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長、及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0078】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とを含む。第2指示情報において指示される第1時刻は現在の時刻であり、第1時間長は9秒であり、時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が現在の時刻(即ち0秒)、現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第6秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第9秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0079】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は将来の時刻を含む。第2指示情報において指示される第1時刻は現在の時刻であり、第1時間長は9秒であり、時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第6秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第9秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0080】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
第1指示情報と第2指示情報とを含むブロードキャスト情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記第1指示情報が、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻が現在の時刻と将来の時刻とを含み、又は前記目標時刻が将来の時刻を含み、前記第2指示情報が、前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長、及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するために使用される。
【0081】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
第1指示情報と第2指示情報とを含む専用シグナリングをユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記第1指示情報が、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻が現在の時刻と将来の時刻とを含み、又は前記目標時刻が将来の時刻を含み、前記第2指示情報が、前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長、及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するために使用される。
【0082】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻が現在の時刻と将来の時刻とを含み、又は前記目標時刻が将来の時刻を含む。
【0083】
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長、及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0084】
前記第1時刻は前記現在の時刻、又は、プロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0085】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻が現在の時刻と将来の時刻とを含み、又は前記目標時刻が将来の時刻を含む。
【0086】
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0087】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とを含む。第3指示情報において指示される第2時刻は現在の時刻であり、数は4であり、周期的時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が現在の時刻(即ち0秒)、現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第6秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第9秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0088】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は将来の時刻を含む。第3指示情報において指示される第2時刻は現在の時刻であり、数は4であり、周期的時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第6秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第9秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第12秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0089】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
第1指示情報と第3指示情報とを含むブロードキャスト情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記第1指示情報が、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻が現在の時刻と将来の時刻とを含み、又は前記目標時刻が将来の時刻を含み、前記第3指示情報が、前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するために使用される。
【0090】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
第1指示情報と第3指示情報とを含む専用シグナリングをユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記第1指示情報が、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻が現在の時刻と将来の時刻とを含み、又は前記目標時刻が将来の時刻を含み、前記第3指示情報が、前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するために使用される。
【0091】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻が現在の時刻と将来の時刻とを含み、又は前記目標時刻が将来の時刻を含む。
【0092】
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0093】
前記第2時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0094】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0095】
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0096】
1つの可能な例では、第1指示情報によって指示される目標時刻は現在の時刻を含む。第4指示情報は現在の時刻を指示する。
【0097】
1つの可能な例では、第1指示情報によって指示される目標時刻は将来の時刻を含む。第4指示情報は、目標時刻が現在の時刻の後の第2秒に対応する時刻であることを指示する。
【0098】
1つの可能な例では、第1指示情報によって指示される目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とを含む。第4指示情報は、目標時刻が現在の時刻、及び現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻を含むことを指示する。
【0099】
1つの可能な例では、第1指示情報によって指示される目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とを含む。第4指示情報は、目標時刻が、現在の時刻、現在の時刻の後の第4秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第8秒に対応する時刻、及び現在の時刻の後の第12秒に対応する時刻を含むことを指示する。
【0100】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
第1指示情報と第4指示情報とを含むブロードキャスト情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記第1指示情報が、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含み、前記第4指示情報が、前記目標時刻を指示するために使用される。
【0101】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行される。この方法は、
第1指示情報と第4指示情報とを含む専用シグナリングをユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記第1指示情報が、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含み、前記第4指示情報が、前記目標時刻を指示するために使用される。
【0102】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0103】
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0104】
前記第4指示情報は第2時間長を指示するために使用され、前記目標時刻の決定方式は、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることである。
【0105】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0106】
タイマーを指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信し、前記タイマーは現在の時刻を開始時刻とし、第2時間長をタイマー時間長とし、タイマーが満了した時に対応する時刻を目標時刻とする。
【0107】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0108】
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0109】
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示する。
【0110】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0111】
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0112】
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示する。
【0113】
前記絶対時間情報は世界協定時間時刻として示され、前記世界協定時間時刻は前記目標時刻に対応する。
【0114】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0115】
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信する。
【0116】
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示する。
【0117】
前記絶対時間情報はシステムフレーム番号として示され、前記システムフレーム番号は前記目標時刻に対応する。
【0118】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0119】
支援情報のコンテンツを指示するための第5指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信し、前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である。
【0120】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
第1指示情報と第5指示情報とを含むブロードキャスト情報をユーザイクイップメントに送信し、前記第1指示情報は、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0121】
前記第5指示情報は、支援情報のコンテンツを指示するために使用され、前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である。
【0122】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
第1指示情報と第5指示情報を含む専用シグナリングをユーザイクイップメントに送信し、前記第1指示情報は、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0123】
前記第5指示情報は支援情報のコンテンツを指示するために使用され、前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である。
【0124】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
第1指示情報を含むブロードキャスト情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記第1指示情報は、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0125】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
第1指示情報を含む専用シグナリングを前記ユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記第1指示情報は、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0126】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップを含み、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0127】
前記ユーザイクイップメントによって報告された目標時刻の支援情報を前記ユーザイクイップメントから受信し、
前記目標時刻の支援情報に基づいて、同期信号ブロック測定タイミング設定(SMTC)と、測定ギャップとのうちの少なくとも1つを含む測定設定情報を更新する。
【0128】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0129】
前記ユーザイクイップメントによって報告された目標時刻の支援情報を前記ユーザイクイップメントから受信し、
前記目標時刻に、前記目標時刻の支援情報に基づいて、同期信号ブロック測定タイミング設定(SMTC)と、測定ギャップとのうちの少なくとも1つを含む測定設定情報を更新する。
【0130】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はネットワークデバイスによって実行され、この方法は、以下のことを含む。
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信し、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0131】
前記ユーザイクイップメントによって報告された目標時刻の支援情報を前記ユーザイクイップメントから受信し、
前記目標時刻の支援情報に基づいて、異なる目標時刻のSMTCに対して、異なるオフセット、周期、及び持続時間長のうちの少なくとも1つを設定し、前記目標時刻の支援情報に基づいて、異なる目標時刻の測定ギャップに対して、異なるオフセット、周期及び持続時間長のうちの少なくとも1つを設定し、ここで、前記測定設定情報は、同期信号ブロック測定タイミング設定(SMTC)と、測定ギャップとのうちの少なくとも1つを含む。
【0132】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。
図2を参照すると、
図2は例示的な一実施例に示す支援情報の伝送方法のフローチャートであり、
図2に示すように、この方法は以下のステップを含む。
【0133】
ステップS202では、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信し、ここで、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0134】
ステップS203では、前記目標時刻の支援情報を決定する。
【0135】
ステップS204では、前記目標時刻の支援情報を報告する。
【0136】
1つの可能な実施形態では、目標時刻は、1つの決定された時刻に対応する。ユーザイクイップメントによって前記第1指示情報を受信してから報告された支援情報は、この決定された時刻の支援情報である。
【0137】
1つの可能な実施形態では、目標時刻は1つ以上の決定された時刻に対応する。ユーザイクイップメントは、前記第1指示情報を受信した後、1つ以上の支援情報を報告し、各支援情報は1つの前記決定された時刻に対応する。
【0138】
1つの可能な実施形態では、目標時刻はユーザイクイップメントにとって、決定された時刻である。
【0139】
1つの可能な実施形態では、目標時刻はユーザイクイップメントにとって、ネットワークデバイスによって送信された複数のパラメータに基づいて計算された後に決定された時刻である。
【0140】
一例では、目標時刻は現在の時刻を指し、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1指示情報を送信し、前記第1指示情報は、現在の時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示する。ユーザイクイップメントは1つの支援情報を報告し、この支援情報は現在の時刻の支援情報である。
【0141】
一例では、目標時刻は1つの将来の時刻を指し、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1指示情報を送信し、前記第1指示情報は、前記将来の時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示する。ユーザイクイップメントは1つの支援情報を報告し、この支援情報は前記将来の時刻の支援情報である。
【0142】
一例では、目標時刻は現在の時刻及び1つの将来の時刻を指し、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1指示情報を送信し、前記第1指示情報は、前記現在の時刻及び将来の時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示する。ユーザイクイップメントは2つの支援情報を報告し、1つの支援情報は現在の時刻の支援情報であり、もう1つの支援情報は前記将来の時刻の支援情報である。
【0143】
一例では、目標時刻は現在の時刻及び少なくとも2つの将来の時刻を指し、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1指示情報を送信し、前記第1指示情報は、前記現在の時刻及び前記少なくとも2つの時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示する。ユーザイクイップメントは複数の支援情報を報告し、1つの支援情報は現在の時刻の支援情報であり、他の支援情報のうちの各支援情報はそれぞれ1つの将来の時刻の支援情報である。
【0144】
本開示の実施例では、ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントに第1指示情報を送信して目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示することにより、ユーザイクイップメントは、受信した第1指示情報に基づいて目標時刻の支援情報を対応して報告し、このように、ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントの報告を制御し、ネットワークデバイスは支援情報を使用する必要がある場合にのみ、報告するようにユーザイクイップメントに指示し、これによって、ユーザイクイップメントの報告プロセスがより合理的になり且つ最適化され、ユーザイクイップメントによる頻繁な報告によりユーザイクイップメントの消費電力が増加し且つネットワークデバイスが不必要な再設定を頻繁に行うという問題は発生しない。
【0145】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が現在の時刻を含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0146】
1つの可能な実施形態では、前記第1指示情報において指示される目標時刻が現在の時刻を含む場合、目標時刻の個数は1つである。前記目標時刻が現在の時刻であると決定する。
【0147】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、1つの将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0148】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は1つであり、前記目標時刻は1つの将来の時刻を含む。目標時刻が前記将来の時刻であると決定する。
【0149】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が少なくとも1つの将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0150】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は1つ以上であり、前記目標時刻は1つ以上の将来の時刻を含む。
【0151】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が現在の時刻と少なくとも1つの将来の時刻とを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0152】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は2つであり、現在の時刻と1つの将来の時刻とを含む。
【0153】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の個数は2つ以上であり、現在の時刻と1つ以上の将来の時刻とを含む。
【0154】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0155】
幾つかの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第1指示情報を受信した時刻である。
【0156】
幾つかの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第2指示情報を受信した時刻である。
【0157】
幾つかの可能な実施形態では、第1指示情報と第2指示情報は同時に送信される。
【0158】
幾つかの可能な実施形態では、第1指示情報と第2指示情報は同時に送信されるのではない。
【0159】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0160】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、第1時刻が現在の時刻であるステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0161】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、第1時刻が、プロトコルにより規定された現在の時刻の後の第2秒に対応する時刻であるステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0162】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が現在の時刻と少なくとも1つの将来の時刻とを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、第1時刻が現在の時刻であるステップと、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0163】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とを含む。第2指示情報において指示される第1時刻は現在の時刻であり、第1時間長は9秒であり、時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が現在の時刻(即ち0秒)、現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第6秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第9秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0164】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が1つ以上の将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、第1時刻が現在の時刻であるステップと、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0165】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は1つ以上の将来の時刻を含む。第2指示情報において指示される第1時刻は現在の時刻であり、第1時間長は9秒であり、時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第6秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第9秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0166】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が1つ以上の将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、第1時刻が、プロトコルにより規定された現在の時刻の後の第2秒に対応する時刻であるステップと、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0167】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は1つ以上の将来の時刻を含む。第2指示情報において指示される第1時刻は、現在の時刻の後の第2秒に対応する時刻であり、第1時間長は9秒であり、時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が、現在の時刻の後の第2秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第5秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第8秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0168】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0169】
幾つかの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第1指示情報を受信した時刻である。
【0170】
幾つかの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第3指示情報を受信した時刻である。
【0171】
幾つかの可能な実施形態では、第1指示情報と第3指示情報は同時に送信される。
【0172】
幾つかの可能な実施形態では、第1指示情報と第3指示情報は同時に送信されるのではない。
【0173】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記数と前記周期的時間間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻の個数が前記数であるステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0174】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、前記第2時刻が前記現在の時刻であるステップと、
前記数と前記周期的時間間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻の個数が前記数であるステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0175】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、前記第2時刻が、プロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻であるステップと、
前記数と前記周期的時間間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻の個数が前記数であるステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0176】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が現在の時刻と少なくとも1つの将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、第2時刻が現在の時刻であるステップと、
前記数と前記周期的時間間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻の個数が前記数であるステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0177】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とを含む。第2指示情報において指示される第2時刻は現在の時刻であり、数は4であり、周期的時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が現在の時刻(即ち0秒)、現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第6秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第9秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0178】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が1つ以上の将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、第2時刻が現在の時刻であるステップと、
前記数と前記周期的時間間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻の個数が前記数であるステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0179】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は1つ以上の将来の時刻を含む。第2指示情報において指示される第2時刻は現在の時刻であり、数は4であり、周期的時間間隔は3秒である。これにより、ユーザイクイップメントは、目標時刻が現在の時刻の後の第3秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第6秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第9秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第12秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0180】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行され、この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が1つ以上の将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、第2時刻が、プロトコルにより規定された現在の時刻の後の第2秒に対応する時刻であるステップと、
前記数と前記周期的時間間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻の個数が前記数であるステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0181】
幾つかの可能な実施例では、第1指示情報において指示される目標時刻は1つ以上の将来の時刻を含む。第2指示情報において指示される第2時刻は、現在の時刻の後の第2秒に対応する時刻であり、数は4であり、周期的時間間隔は3秒である。これによって、ユーザイクイップメントは、目標時刻が、現在の時刻の後の第2秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第5秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第8秒に対応する時刻、現在の時刻の後の第11秒に対応する時刻であると決定し、目標時刻に対応する支援情報を報告する。
【0182】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0183】
幾つかの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第1指示情報を受信した時刻である。
【0184】
幾つかの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第4指示情報を受信した時刻である。
【0185】
幾つかの可能な実施形態では、第1指示情報と第4指示情報は同時に送信される。
【0186】
幾つかの可能な実施形態では、第1指示情報と第4指示情報は同時に送信されるのではない。
【0187】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、前記第4指示情報が、第2時間長を指示するために使用され、目標時刻の決定方式が、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることであるステップと、
前記第4指示に基づいて前記目標時刻を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0188】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が1つの将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、前記第4指示情報が、第2時間長を指示するために使用され、目標時刻の決定方式が、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることであるステップと、
前記第4指示に基づいて前記目標時刻を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0189】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が1つの将来の時刻を含むステップと、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、前記第4指示情報が、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示するステップと、
前記第4指示に基づいて前記目標時刻を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0190】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップであって、前記第4指示情報が、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示するステップと、
前記第4指示に基づいて前記目標時刻を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0191】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0192】
ここで、前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である。
【0193】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
支援情報のコンテンツを指示するための第5指示情報を前記ネットワークデバイスから受信し、前記第5指示情報に基づいて支援情報のコンテンツを決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0194】
幾つかの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第1指示情報を受信した時刻である。
【0195】
幾つかの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが到第5指示情報した時刻である。
【0196】
幾つかの可能な実施形態では、第1指示情報と第5指示情報は同時に送信される。
【0197】
幾つかの可能な実施形態では、第1指示情報と第5指示情報は同時に送信されるのではない。
【0198】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
プロトコル規定に基づいて支援情報のコンテンツを決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0199】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するテップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するテップと、を含む。
【0200】
ここで、前記目標時刻の支援情報を決定するステップは、
前記目標時刻が現在の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの現在の時刻の位置情報及び前記サービス衛星の現在の時刻の位置情報に基づいて、現在の時刻の支援情報を決定することと、
前記目標時刻が将来の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの現在の時刻の位置情報及び前記サービス衛星の目標時刻の位置情報に基づいて、目標時刻の支援情報を決定することと、
前記目標時刻が将来の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの前記目標時刻の位置情報及び前記サービス衛星の目標時刻の位置情報に基づいて、目標時刻の支援情報を決定することと、のうちの1つを含む。
【0201】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含み、
ここで、現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第1指示情報を受信した時刻である。
【0202】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含み、
ここで、現在の時刻は、プロトコルにより規定された時刻である。
【0203】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
第1指示情報を含むブロードキャスト情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記第1指示情報が、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0204】
本開示の実施例は支援情報の伝送方法を提供する。この方法はユーザイクイップメントによって実行される。この方法は、
第1指示情報を含む専用シグナリングをネットワークデバイスから受信するステップであって、前記第1指示情報が、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するために使用され、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む。
【0205】
以上の方法実施例と同様な構想に基づいて、本開示の実施例は通信装置をさらに提供し、該通信装置は、上記方法実施例におけるネットワークデバイスの機能を備えてもよく、上記方法実施例によって提供されるネットワークデバイスによって実行されるステップを実行するために使用されてもよい。該機能はハードウェアによって実現されてもよく、ソフトウェア又はハードウェアによって対応するソフトウェアを実行することで実現されてもよい。該ハードウェア又はソフトウェアは上記機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。
【0206】
1つの可能な実現形態では、
図3に示す通信装置300は上記方法実施例に係るネットワークデバイスとされ、且つ上記方法実施例におけるネットワークデバイスによって実行されるステップを実行することができる。
図3に示すように、該通信装置300は、送受信モジュール301及び処理モジュール302を含んでもよく、該送受信モジュール301と処理モジュール302との間は互いに結合される。該送受信モジュール301は、通信装置300による通信をサポートするために使用されてもよく、送受信モジュール301は無線通信機能を備えてもよく、例えば、無線インターフェースを介して、他の通信装置と無線通信することができる。処理モジュール302は、該通信装置300が上記方法実施例における処理動作を実行することをサポートするために使用されてもよく、前記処理動作は、送受信モジュール301によって送信される情報やメッセージを生成すること、及び/又は、送受信モジュール301が受信した信号に対して復調や復号化を行うことなどを含むが、これらに限らない。
【0207】
ネットワークデバイスによって実施されるステップを実行する際に、送受信モジュール301は、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するために使用され、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0208】
1つの可能な実施形態では、送受信モジュール301はさらに、前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長、及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するために使用される。
【0209】
1つの可能な実施形態では、前記第1時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0210】
1つの可能な実施形態では、送受信モジュール301はさらに、前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するために使用される。
【0211】
送受信モジュール301はさらに、前記第2時刻が、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0212】
1つの可能な実施形態では、送受信モジュール301はさらに、前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するために使用される。
【0213】
1つの可能な実施形態では、前記第4指示情報は第2時間長を指示するために使用され、ここで、目標時刻の決定方式は、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることであり、
又は、
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示する。
【0214】
1つの可能な実施形態では、送受信モジュール301はさらに、支援情報のコンテンツを指示するための第5指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するために使用され、前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である。
【0215】
1つの可能な実施形態では、送受信モジュール301は、第1指示情報を含むブロードキャスト情報を前記ユーザイクイップメントに送信するために使用され、又は、第1指示情報を含む専用シグナリングを前記ユーザイクイップメントに送信するために使用される。
【0216】
1つの可能な実施形態では、送受信モジュール301は前記ユーザイクイップメントによって報告された目標時刻の支援情報を前記ユーザイクイップメントから受信するために使用され、
処理モジュール302は、前記目標時刻の支援情報に基づいて、測定設定情報を更新するために使用され、前記測定設定情報が、同期信号ブロック測定タイミング設定(SMTC)と、測定ギャップとのうちの少なくとも1つを含む。
【0217】
1つの可能な実施形態では、処理モジュール302は、
前記目標時刻に前記目標時刻の支援情報に基づいて測定設定情報を更新するという方法を用いて、前記目標時刻の支援情報に基づいて測定設定情報を更新するために使用される。
【0218】
1つの可能な実施形態では、処理モジュール302は、前記目標時刻の支援情報に基づいて異なる目標時刻のSMTCに対して異なるオフセットを設定し、前記目標時刻の支援情報に基づいて異なる目標時刻の測定ギャップに対して異なるオフセットを設定するという方法を用いて、前記目標時刻の支援情報に基づいて測定設定情報を更新するために使用される。
【0219】
当該通信装置がネットワークデバイスである場合、その構造はさらに
図4に示すとおりであってもよい。基地局を例として通信装置の構造を説明する。
図4に示すように、装置400はメモリ401、プロセッサ402、送受信コンポーネント403、及び電源コンポーネント406を含む。ここで、メモリ401はプロセッサ402に結合され、通信装置400が各機能を実現するのに必要なプログラムとデータを記憶することができる。該プロセッサ402は、通信装置400が上記方法における対応する機能ことをサポートするように構成され、前記機能は、メモリ401に記憶されるプログラムを呼び出すことで実現可能である。送受信コンポーネント403は、通信装置400が無線インターフェースを介してシグナリング及び/又はデータを受信すること、及びシグナリング及び/又はデータを送信することに使用される無線送受信器であってもよい。送受信コンポーネント403は送受信ユニット又は通信ユニットと呼ばれてもよく、送受信コンポーネント403は無線周波数コンポーネント404及び1つ又は複数のアンテナ405を含んでもよく、ここで、無線周波数コンポーネント404はリモート無線ユニット(remote radio unit、RRU)であってもよく、具体的に、無線周波数信号の伝送や無線周波数信号とベースバンド信号との間の変換に使用されてもよく、該1つ又は複数のアンテナ405は具体的に、無線周波数信号の送受信に使用されてもよい。
【0220】
通信装置400がデータを送信する必要がある場合、プロセッサ402は、送信すべきデータに対してベースバンド処理を行った後に、ベースバンド信号を無線周波数ユニットに出力し、無線周波数ユニットはベースバンド信号に対して無線周波数処理を行った後に、アンテナを介して無線周波数信号を電磁波の形で送信することができる。通信装置400に送信されたデータが存在する場合、無線周波数ユニットはアンテナを介して無線周波数信号を受信し、無線周波数信号をベースバンド信号に変換し、ベースバンド信号をプロセッサ402に出力し、プロセッサ402はベースバンド信号をデータに変換し且つ該データを処理する。
【0221】
以上の方法実施例と同様な構想に基づいて、本開示の実施例は通信装置をさらに提供し、該通信装置は、上記方法実施例におけるユーザイクイップメントの機能を備えてもよく、且つ上記方法実施例によって提供された、ユーザイクイップメントによって実行されるステップを実行するために使用されてもよい。該機能はハードウェアによって実現されてもよく、ソフトウェア又はハードウェアによって対応するソフトウェアを実行することで実現されてもよい。該ハードウェア又はソフトウェアは上記機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。
【0222】
1つの可能な実現形態では、
図5に示す通信装置500は、上記方法実施例に係るユーザイクイップメントとされ、上記方法実施例におけるユーザイクイップメントによって実行されるステップを実行することができる。
図5に示すように、該通信装置500は送受信モジュール501と処理モジュール502を含んでもよく、該送受信モジュール501と処理モジュール502との間は互いに結合される。該送受信モジュール501は、通信装置500による通信をサポートするために使用されてもよく、送受信モジュール501は無線通信機能を備えてもよく、例えば、無線インターフェースを介して他の通信装置と無線通信することができる。処理モジュール502は、該通信装置500が上記方法実施例における処理動作を実行することをサポートするために使用されてもよく、前記処理動作は、送受信モジュール501によって送信される情報やメッセージを生成すること、及び/又は、送受信モジュール501が受信した信号に対して復調や復号化を行うことなどを含むが、これらに限定されない。
【0223】
ユーザイクイップメントによって実施されるステップを実行する際に、送受信モジュール501は、目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するために使用され、前記目標時刻は、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含み、
処理モジュール502は、前記目標時刻の支援情報を決定するために使用され、
送受信モジュール501はさらに、前記目標時刻の支援情報を報告するために使用される。
【0224】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む。
【0225】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップをさらに含む。
【0226】
1つの可能な実施形態では、前記第1時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0227】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む。
【0228】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記数と前記周期的時間間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップをさらに含み、前記目標時刻の個数は前記数であり、前記目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む。
【0229】
1つの可能な実施形態では、前記第2時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である。
【0230】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む。
【0231】
1つの可能な実施形態では、前記第4指示情報は第2時間長を指示するために使用され、ここで、目標時刻の決定方式は、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることであり、
又は、
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示し、
前記方法は、
前記第4指示情報に基づいて前記目標時刻を決定するステップをさらに含む。
【0232】
1つの可能な実施形態では、前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
ここで、前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である。
【0233】
1つの可能な実施形態では、前記方法は、
支援情報のコンテンツを指示するための第5指示情報を前記ネットワークデバイスから受信し、前記第5指示情報に基づいて支援情報のコンテンツを決定するステップ、
又は、プロトコル規定に基づいて支援情報のコンテンツを決定するステップ、をさらに含む。
【0234】
1つの可能な実施形態では、前記目標時刻の支援情報を決定するステップは、
前記目標時刻が現在の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの現在の時刻の位置情報及び前記サービス衛星の現在の時刻の位置情報に基づいて、現在の時刻の支援情報を決定することと、
前記目標時刻が将来の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの現在の時刻の位置情報及び前記サービス衛星の目標時刻の位置情報に基づいて、目標時刻の支援情報を決定することと、
前記目標時刻が将来の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの前記目標時刻の位置情報及び前記サービス衛星の目標時刻の位置情報に基づいて、目標時刻の支援情報を決定することと、のうちの1つを含む。
【0235】
1つの可能な実施形態では、前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第1指示情報を受信した時刻であり、又はプロトコルにより規定された時刻である。
【0236】
1つの可能な実施形態では、前記第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップは、
第1指示情報を含むブロードキャスト情報をネットワークデバイスから受信するステップ、
又は、
第1指示情報を含む専用シグナリングをネットワークデバイスから受信するステップを含む。
【0237】
該通信装置がユーザイクイップメントである場合、その構造は
図6に示すとおりであってもよい。装置600は携帯電話、コンピュータ、デジタルブロードキャスト端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタントなどであってもよい。
【0238】
図6を参照すると、装置600は、処理コンポーネント602、メモリ604、電源コンポーネント606、マルチメディアコンポーネント608、オーディオコンポーネント610、入力/出力(I/ O)のインターフェース612、センサコンポーネント614、及び通信コンポーネント616、のうちの1つ又は複数のコンポーネントを含むことができる。
【0239】
処理コンポーネント602は通常、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作および記録操作に関連する操作のような装置600の全般の操作を制御する。処理コンポーネント602は、上記の方法の全部又は一部のステップを完成させるように、少なくとも1つのプロセッサ620を含むことで命令を実行することができる。また、処理コンポーネント602は、処理コンポーネント602とその他のコンポーネントとのインタラクションを容易にするために、1つまたは複数のモジュールを含むことができる。例えば、処理コンポーネント602は、マルチメディアコンポーネント608と処理コンポーネント602とのインタラクションを容易にするために、マルチメディアモジュールを含むことができる。
【0240】
メモリ604は、様々なタイプのデータを記憶することにより、装置600での操作をサポートするように構成される。これらのデータの例は、装置600において操作される如何なるアプリケーションプログラムまたは方法の命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、ピクチャ、ビデオ等を含む。メモリ604は、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスクまたは光ディスクなど、如何なるタイプの揮発性または非揮発性ストレージデバイスまたはそれらの組み合せで実現することができる。
【0241】
電源コンポーネント606は装置600の様々なコンポーネントに電力を提供する。電源コンポーネント606は電源管理システム、1つまたは複数の電源、装置600に対して電力を生成、管理および配分することに関連する他のコンポーネントを含むことができる。
【0242】
マルチメディアコンポーネント608は、前記装置600とユーザとの間に1つの出力インターフェースを提供するスクリーンを含む。いくつかの実施例では、スクリーンは液晶ディスプレイ(LCD)とタッチパネル(TP)を含むことができる。スクリーンがタッチパネルを含む場合、スクリーンはユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンとして実現することができる。タッチパネルは、タッチ、スライドとタッチパネルにおけるジェスチャを検出するように、1つまたは複数のタッチセンサを含む。前記タッチセンサはタッチまたはスライド動作の境界だけではなく、前記タッチまたはスライド操作に関連するウェイクアップ時間と圧力を検出する。いくつかの実施例では、マルチメディアコンポーネント608は1つのフロントカメラおよび/またはリアカメラを含む。装置600が撮影モードまたはビデオモードなどの操作モードにある時、フロントカメラおよび/またはリアカメラは外部のマルチメディアデータを受信することができる。各フロントカメラおよびリアカメラは1つの固定した光学レンズシステムまたは焦点距離や光学ズーム機能を有するものであってもよい。
【0243】
オーディオコンポーネント610はオーディオ信号を出力および/または入力するように構成される。例えば、オーディオコンポーネント610は1つのマイクロフォン(MIC)を含み、装置600が呼び出しモード、記録モードや音声認識モードなどの操作モードである場合、マイクロフォンは、外部オーディオ信号を受信するように構成される。受信されるオーディオ信号はさらにメモリ604に記憶することができ、または通信コンポーネント616経由で送信することができる。いくつかの実施例では、オーディオコンポーネント610はオーディオ信号を出力するための1つのスピーカをさらに含む。
【0244】
I/Oインターフェース612は処理コンポーネント602と周辺インターフェースモジュールとの間にインターフェースを提供し、上記周辺インターフェースモジュールはキーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンはホームページボタン、音量ボタン、起動ボタンおよびロックボタンを含むが、これらに限定されない。
【0245】
センサコンポーネント614は、装置600に対して各方面の状態評価を提供するために1つまたは複数のセンサを含む。例えば、センサコンポーネント614は装置600のオン/オフ状態、コンポーネントの相対的な位置決めを検出することができ、例えば前記コンポーネントは装置600のディスプレイとキーパッドであり、センサコンポーネント614は装置600または装置600の1つのコンポーネントの位置の変化、ユーザと装置600との接触が存在するか否か、装置600の方位または加速/減速、および装置600の温度の変化をさらに検出することができる。センサコンポーネント614は如何なる物理的接触もない時に付近に物体が存在するか否かを検出するように構成される近接センサを含んでもよい。センサコンポーネント614は、CMOSまたはCCD画像センサのような、結像アプリケーションにおいて使用する光センサをさらに含んでもよい。いくつかの実施例では、当該センサコンポーネント614は加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサまたは温度センサをさらに含んでも良い。
【0246】
通信コンポーネント616は、装置600と他の機器との間の有線または無線方式の通信を容易にするように構成される。装置600は、通信基準に基づく無線ネットワーク、例えばWiFi、2Gまたは3Gまたはそれらの組み合せにアクセスすることができる。1つの例示的な実施例では、通信コンポーネント616はブロードキャストチャネルを介して、外部ブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号またはブロードキャスト関連情報を受信する。1つの例示的な実施例では、前記通信コンポーネント616は短距離通信を促進するために、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含む。例えば、NFCモジュールは無線周波数識別(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(BT)技術および他の技術に基づいて実現することができる。
【0247】
例示的な実施例では、装置600は上記方法を実行するために、1つまたは複数のアプリケーション専用集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサまたはその他の電子素子によって実現されることができる。
【0248】
例示的な実施例では、命令を含む非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、例えば命令を含むメモリ604であり、上記命令は上記方法を完成させるために、装置600のプロセッサ620で実行されてもよい。例えば、前記非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体はROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、テープ、フロッピーディスクおよび光データストレージデバイス等であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0249】
ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントに第1指示情報を送信して目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示することにより、ユーザイクイップメントは、受信した第1指示情報に基づいて目標時刻の支援情報を対応して報告し、このように、ネットワークデバイスによってユーザイクイップメントの報告を制御し、ネットワークデバイスは支援情報を使用する必要がある場合にのみ、報告するようにユーザイクイップメントに指示し、これによって、ユーザイクイップメントの報告プロセスがより合理的になり且つ最適化され、ユーザイクイップメントによる頻繁な報告によりユーザイクイップメントの消費電力が増加し且つネットワークデバイスが不必要な再設定を頻繁に行うという問題は発生しない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークデバイスによって実行される支援情報の伝送方法であって、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップを含む、
支援情報の伝送方法。
【請求項2】
前記方法は、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長、及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップをさらに含む、
請求項1に記載の支援情報の伝送方法、
【請求項3】
前記第1時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である、
請求項2に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項4】
前記方法は、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップをさらに含む、
請求項1に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項5】
前記第2時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である、
請求項
4に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項6】
前記方法は、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップをさらに含む、
請求項1に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項7】
前記第4指示情報は第2時間長を指示するために使用され、前記目標時刻の決定方式は、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることであり、
又は、
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示する、
請求項6に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項8】
前記方法は、
支援情報のコンテンツを指示するための第5指示情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップをさらに含み、
前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である、
請求項1に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項9】
前記第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するステップは、
第1指示情報を含むブロードキャスト情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップ
又は、
第1指示情報を含む専用シグナリングを前記ユーザイクイップメントに送信するステップ、を含む、
請求項1に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項10】
前記方法は、
前記ユーザイクイップメントによって報告された目標時刻の支援情報を前記ユーザイクイップメントから受信するステップと、
前記目標時刻の支援情報に基づいて測定設定情報を更新するステップであって、前記測定設定情報が、同期信号ブロック測定タイミング設定(SMTC)と、測定ギャップとのうちの少なくとも1つを含むステップと、を含む、
請求項1に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項11】
前記目標時刻の支援情報に基づいて測定設定情報を更新するステップは、
前記目標時刻に前記目標時刻の支援情報に基づいて測定設定情報を更新するステップを含む、
請求項10に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項12】
前記目標時刻の支援情報に基づいて測定設定情報を更新するステップは、
前記目標時刻の支援情報に基づいて、異なる目標時刻のSMTCに対して、異なるオフセット、周期及び持続時間長のうちの少なくとも1つを設定するステップと、
前記目標時刻の支援情報に基づいて、異なる目標時刻の測定ギャップに対して、異なるオフセット、周期及び持続時間長のうちの少なくとも1つを設定するステップと、を含む、
請求項10に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項13】
ユーザイクイップメントによって実行される支援情報の伝送方法であって、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻の支援情報を報告するステップと、を含む、
支援情報の伝送方法。
【請求項14】
前記方法は、
前記目標時刻に対応する第1時刻、第1時間長及び時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第2指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む、
請求項13に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項15】
前記方法は、
前記第1時間長と前記時間間隔とに基づいて、第1時刻を開始時刻とする第1時間長内の、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含むステップをさらに含む、
請求項14に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項16】
前記第1時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である、
請求項1
3に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項17】
前記方法は、
前記目標時刻に対応する第2時刻、数、及び周期的
時間間隔のうちの少なくとも1つを指示するための第3指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む、
請求項13に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項18】
前記方法は、
前記数と前記周期的
時間間隔とに基づいて、第2時刻を開始時刻とする、前記時間間隔を満たす少なくとも1つの目標時刻を決定するステップをさらに含み、前記目標時刻の個数は前記数であり、前記目標時刻は現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む、
請求項17に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項19】
前記第2時刻は、前記現在の時刻、又はプロトコルにより規定された前記現在の時刻以外の他の時刻である、
請求項1
7に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項20】
前記方法は、
前記目標時刻を指示するための第4指示情報を前記ネットワークデバイスから受信するステップをさらに含む、
請求項13に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項21】
前記第4指示情報は第2時間長を指示するために使用され、目標時刻の決定方式は、現在の時刻を開始時刻とし、前記第2時間長の終了時刻を前記目標時刻とすることであり、
又は、
前記第4指示情報は、前記目標時刻に対応する絶対時間情報を指示し、
前記方法は、
前記第4指示情報に基づいて前記目標時刻を決定するステップをさらに含む、
請求項
20に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項22】
前記支援情報のコンテンツは、
前記ユーザイクイップメントの位置情報、前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離、前記ユーザイクイップメントと衛星との間の信号伝送遅延、距離差、及び遅延差のうちの少なくとも1つであり、
前記距離差は第1距離と第2距離との差であり、前記第1距離は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の距離であり、前記第2距離は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の距離であり、
前記遅延差は第1遅延と第2遅延との差であり、前記第1遅延は前記ユーザイクイップメントとサービス衛星との間の信号伝送遅延であり、前記第2遅延は前記ユーザイクイップメントと隣接セル衛星との間の信号伝送遅延である、
請求項13に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項23】
前記方法は、
支援情報のコンテンツを指示するための第5指示情報を前記ネットワークデバイスから受信し、前記第5指示情報に基づいて支援情報のコンテンツを決定するステップ、
又は、プロトコル規定に基づいて支援情報のコンテンツを決定するステップ、をさらに含む、
請求項13に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項24】
前記目標時刻の支援情報を決定するステップは、
前記目標時刻が現在の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの現在の時刻の位置情報及び前記サービス衛星の現在の時刻の位置情報に基づいて、現在の時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻が将来の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの現在の時刻の位置情報及び前記サービス衛星の目標時刻の位置情報に基づいて、目標時刻の支援情報を決定するステップと、
前記目標時刻が将来の時刻である場合、前記ユーザイクイップメントの前記目標時刻の位置情報及び前記サービス衛星の目標時刻の位置情報に基づいて、目標時刻の支援情報を決定するステップと、のうちの1つを含む、
請求項13に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項25】
前記現在の時刻は、ユーザイクイップメントが第1指示情報を受信した時刻、又はプロトコルにより規定された時刻である、
請求項1
3に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項26】
前記第1指示情報をネットワークデバイスから受信するステップは、
第1指示情報を含むブロードキャスト情報をネットワークデバイスから受信するステップ、
又は、
第1指示情報を含む専用シグナリングをネットワークデバイスから受信するステップ、を含む、
請求項13に記載の支援情報の伝送方法。
【請求項27】
通信装置であって、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をユーザイクイップメントに送信するための送受信モジュールであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む送受信モジュールを含む、
通信装置。
【請求項28】
通信装置であって、
目標時刻の支援情報を報告するようにユーザイクイップメントに指示するための第1指示情報をネットワークデバイスから受信するための送受信モジュールであって、前記目標時刻が、現在の時刻と将来の時刻とのうちの少なくとも1つを含む送受信モジュールと、
前記目標時刻の支援情報を決定するための処理モジュールと、を含み、
前記送受信モジュールはさらに、前記目標時刻の支援情報を報告する、
通信装置。
【請求項29】
通信装置であって、プロセッサとメモリとを含み、
前記メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、
前記プロセッサは、請求項1~12のいずれかに記載の方法を実現するために、前記コンピュータプログラムを実行するために使用される、
通信装置。
【請求項30】
通信装置であって、プロセッサとメモリとを含み、
前記メモリはコンピュータプログラムを記憶するために使用され、
前記プロセッサは、請求項13~26のいずれかに記載の方法を実現するように、前記コンピュータプログラムを実行するために使用される、
通信装置。
【請求項31】
命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な媒体であって、
前記命令がコンピュータで呼び出されて実行される場合、前記コンピュータに請求項1~12のいずれかに記載の方法を実行させる、
コンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項32】
命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な媒体であって、
前記命令がコンピュータで呼び出されて実行される場合、前記コンピュータに請求項13~26のいずれかに記載の方法を実行させる、
コンピュータ読み取り可能な媒体。
【国際調査報告】