(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-05-31
(54)【発明の名称】化粧品サンプリングシステム
(51)【国際特許分類】
A45D 40/00 20060101AFI20240524BHJP
【FI】
A45D40/00 V
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023575755
(86)(22)【出願日】2022-06-10
(85)【翻訳文提出日】2024-01-19
(86)【国際出願番号】 US2022032920
(87)【国際公開番号】W WO2022261385
(87)【国際公開日】2022-12-15
(32)【優先日】2021-06-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2021-06-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2021-06-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】513161449
【氏名又は名称】イーエルシー マネージメント エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】110002572
【氏名又は名称】弁理士法人平木国際特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】110002848
【氏名又は名称】弁理士法人NIP&SBPJ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】タラハノ ノヤ、レミス
(72)【発明者】
【氏名】アダムス、ロビン リン
(72)【発明者】
【氏名】マタロッチャ、ジャンルカ
(72)【発明者】
【氏名】キャルヴァート、ティモシー ヒュー
(72)【発明者】
【氏名】メレンケヴィッツ、ダグラス ジョン
(72)【発明者】
【氏名】ホン、マシュー ジェイ.
(72)【発明者】
【氏名】ウィルソン、デイヴィット エドワード
(57)【要約】
サンプル製品、試用製品、及び/又はフルサイズ製品のためのシステムは、少なくとも1つの空洞を画定する容器と、製品ディスクと、化粧品と、アプリケータと、アプリケータと動作可能に結合されたアプリケータ係合機構とを含む。製品ディスクは、第1の側、第2の側、それらの間に延在する本体、及びディスク係合機構を含む。製品ディスクの第1の側の少なくとも一部は、容器の少なくとも1つの空洞に隣接して選択的に配置可能である。化粧品は、製品ディスクの第1の側に少なくとも部分的に配置される。アプリケータは、アプリケータ保持領域を含む第1の端部を有する。製品ディスクの第2の側の少なくとも一部は、アプリケータ保持領域に隣接して配置可能である。製品ディスクは、容器の空洞及びアプリケータ結合機構と取り外し可能に結合される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サンプル製品、試用製品、及び/又はフルサイズ製品のためのシステムであって、
少なくとも1つの空洞を画定する容器と、
第1の側、第2の側、それらの間に延在する本体、及びディスク係合機構を有する製品ディスクであって、前記製品ディスクの前記第1の側の少なくとも一部が、前記少なくとも1つの空洞に隣接して選択的に配置可能であるように適合されている、製品ディスクと、
前記製品ディスクの前記第1の側に少なくとも部分的に配置された化粧品及び/又はスキンケア製品と、
第1の端部を有するアプリケータであって、前記第1の端部がアプリケータ保持領域を含み、前記製品ディスクの前記第2の側の少なくとも一部が、前記アプリケータ保持領域に隣接して配置可能である、アプリケータと、
前記アプリケータと動作可能に結合されたアプリケータ係合機構と、を備え、
前記製品ディスクが、前記容器の前記空洞及び前記アプリケータ結合機構と取り外し可能に結合されるように適合されている、システム。
【請求項2】
前記ディスク係合機構が、前記製品ディスクの前記第2の側を越えて延在する突出部を含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記アプリケータ係合機構が、前記アプリケータの空洞内に配置された把持部材を含み、前記把持部材が、前記製品ディスクを前記アプリケータと選択的に結合するために前記ディスク係合機構の前記突出部を把持するように適合されている、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記把持部材が、弾性材料から構築された複数のアームを含む、請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記アプリケータ係合機構が、前記アプリケータの前記第1の端部に向かって移動し、前記突出部を付勢して前記製品ディスクを前記アプリケータの前記第1の端部から解放するように適合された付勢部材を更に含む、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記容器が、前記アプリケータの少なくとも一部を保持するように適合されたアプリケータ空洞を更に画定する、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記化粧品及び/又はスキンケア製品が、口紅、ファンデーション、コンシーラー、アイシャドウ、ブロンザー、眉、固形セラム、固形spf製品、スキンケアアイテム、固形フェースバーム、リップバーム、アプリケータヘッド、ブラシ、固形ブラッシュ、固形コントゥアリングスティック、含浸スポンジ若しくは担体、又は半固形スキンケア若しくは化粧品のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記製品ディスクの前記本体によって画定される視覚的インジケータを更に含み、前記視覚的インジケータが、前記製品ディスクが前記少なくとも1つの空洞に隣接して配置されるときに、前記化粧品の識別を可能にするように適合されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記容器が第2の空洞を含み、前記システムが、第2の製品ディスク上に少なくとも部分的に配置された第2の化粧品を更に含み、前記第2の化粧品が、前記化粧品の視覚特性とは異なる視覚特性を有する、請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
再使用可能な製品システムであって、
第1の端部を有するアプリケータであって、前記第1の端部がアプリケータ保持領域を含む、アプリケータと、
前記アプリケータと動作可能に結合されたアプリケータ係合機構と、
第1の側、第2の側、それらの間に延在する本体、及びディスク係合機構を有する製品ディスクであって、前記製品ディスクの前記第2の側の少なくとも一部が、前記アプリケータ保持領域に隣接して配置可能である、製品ディスクと、
前記製品ディスクの前記第1の側に少なくとも部分的に配置された化粧品と、を備え、
前記アプリケータ係合機構が、前記アプリケータを前記製品ディスクに取り外し可能に結合するように適合されている、再使用可能な製品システム。
【請求項11】
前記ディスク係合機構が、前記製品ディスクの前記第2の側を越えて延在する突出部を含む、請求項10に記載の再使用可能な製品システム。
【請求項12】
前記アプリケータ係合機構が、前記アプリケータの空洞内に配置された把持部材を含み、前記把持部材が、前記ディスク係合機構の前記突出部を把持して、前記製品ディスクを前記アプリケータに取り外し可能に結合するように適合されている、請求項12に記載の再使用可能な製品システム。
【請求項13】
前記ディスク係合機構の前記突出部が、前記製品ディスクの前記第2の側に配置された表面を含み、前記アプリケータ係合機構が、前記突出部を付勢して前記製品ディスクを前記アプリケータ保持領域から取り外すように適合された付勢部材を含む、請求項12に記載の再使用可能な製品システム。
【請求項14】
前記製品ディスクの前記本体によって画定される視覚的インジケータを更に備え、前記視覚的インジケータが、前記製品ディスクが前記アプリケータと結合されていないときに前記化粧品の識別を可能にするように適合されている、請求項10に記載の再使用可能な製品システム。
【請求項15】
前記化粧品及び/又はスキンケア製品が、口紅、ファンデーション、コンシーラー、アイシャドウ、ブロンザー、眉、固形セラム、固形spf製品、スキンケアアイテム、固形フェースバーム、リップバーム、アプリケータヘッド、ブラシ、固形ブラッシュ、固形コントゥアリングスティック、含浸スポンジ若しくは担体、又は半固形スキンケア若しくは化粧品のうちの少なくとも1つを含む、請求項10に記載の再使用可能な製品システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に、化粧品、ヘアケア、ボディケア、及び/又はスキンケア製品に関し、より具体的には、サンプル製品、試用製品、及び/又はフルサイズ製品のためのシステム及びアプローチに関する。
【背景技術】
【0002】
化粧品及び/又はスキンケア製品及びアプリケータは、いくつかの異なる視覚特性を有し得る。例えば、口紅などの製品は、様々な色若しくは色合い、光沢レベル(例えば、マット、サテン、若しくはシア)で提供されてもよく、かつ/又は様々な程度の耐移り性を有してもよい。多くの場合、消費者は、製品のフルサイズバージョンを購入する前に、いくつかの異なる製品を試すことを望む場合がある。既存のサンプリングシステムは、多くの場合、製造するのに費用がかかり得る、及び/又は環境問題を呈し得る、過剰量の使い捨て包装を含む。現在のサンプリング及び試用経験は、フルサイズ製品を模倣しない場合があり、したがって、フルサイズ製品を使用するときと同様の経験を消費者に提供しない場合がある。より具体的には、現在のサンプリング及び試用経験は、保持することが困難であり得、他の人間工学的課題を提示し得る、小さいサイズで提供される。消費者が、各々、別個の包装を有する様々な異なるサンプルを有する場合、ユーザは、個々のパッケージを身に付けて持ち運ぶ必要があり、これは、混乱させ、試用に対する障壁を提示する場合がある。
【0003】
したがって、改善された機能性を有する改善されたアクセサリが必要とされている。
【発明の概要】
【0004】
本開示の範囲内の例は、サンプル製品、試用製品、及び/又はフルサイズ製品のためのシステムを対象とする。このようなシステムは、少なくとも1つの空洞を画定する容器と、製品ディスクと、化粧品と、アプリケータと、アプリケータと動作可能に結合されたアプリケータ係合機構と、を含み得る。製品ディスクは、第1の側、第2の側、それらの間に延在する本体、及びディスク係合機構を含む。製品ディスクの第1の側の少なくとも一部は、容器の少なくとも1つの空洞に隣接して選択的に配置可能である。化粧品は、製品ディスクの第1の側に少なくとも部分的に配置される。アプリケータは、アプリケータ保持領域を含む第1の端部を有する。製品ディスクの第2の側の少なくとも一部は、アプリケータ保持領域に隣接して配置可能である。製品ディスクは、容器の空洞及びアプリケータ結合機構と取り外し可能に結合される。
【0005】
いくつかの例では、ディスク係合機構は、製品ディスクの第2の側を越えて延在する突出部を含み得る。更に、いくつかの例では、アプリケータ係合機構は、アプリケータの空洞内に配置された把持部材を含み得る。把持部材は、ディスク係合機構の突出部を把持して、製品ディスクをアプリケータと選択的に結合し得る。更に、これら及び他の例では、把持部材は、弾性材料から構築された複数のアームを含み得る。アプリケータ係合機構は、アプリケータの第1の端部に向かって移動して突出部を付勢して製品ディスクをアプリケータの第1の端部から解放する付勢部材を更に含み得る。
【0006】
これらの実施形態の変形では、容器はまた、アプリケータの少なくとも一部を保持するアプリケータ空洞を画定し得る。いくつかの例では、化粧品及び/又はスキンケア製品は、口紅、ファンデーション、コンシーラー、アイシャドウ、ブロンザー、眉、固形セラム、固形SPF製品、スキンケアアイテム、固形フェースバーム、リップバーム、アプリケータヘッド、ブラシ、固形ブラッシュ、固形コントゥアリングスティック、含浸スポンジ若しくは担体、又は半固形スキンケア若しくは化粧品のうちの少なくとも1つの形態であってもよい。
【0007】
いくつかのアプローチでは、製品ディスクの本体は、製品ディスクが少なくとも1つの空洞に隣接して配置されると、化粧品の識別を可能にする視覚的インジケータを画定してもよい。
【0008】
いくつかの例では、容器は第2の空洞を画定してもよい。システムは、第2の製品ディスク上に少なくとも部分的に配置された第2の化粧品を更に含み得る。第2の化粧品は、化粧品の視覚特性とは異なる視覚特性を有してもよい。
【0009】
別の態様によれば、再使用可能な製品システムは、アプリケータと、アプリケータに動作可能に結合されたアプリケータ係合機構と、製品ディスクと、化粧品とを含む。アプリケータは、アプリケータ保持領域を含む第1の端部を有する。製品ディスクは、第1の側、第2の側、それらの間に延在する本体、及びディスク係合機構を有する。製品ディスクの第2の側の少なくとも一部は、アプリケータ保持領域に隣接して配置可能である。化粧品は、製品ディスクの第1の側に少なくとも部分的に配置される。アプリケータ係合機構は、アプリケータを製品ディスクに取り外し可能に結合する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
上記の必要性は、特に図面と併せて検討されるとき、以下の詳細な説明に記載される化粧品及び/又はスキンケアサンプリングシステムのためのアプローチの1つ、2つ以上、又は任意の組み合わせを提供することによって少なくとも部分的に満たされる。
【0011】
【
図1】様々な実施形態による、例示的なサンプリング及び/又は試用システムの斜視図を図示する。
【
図2】様々な実施形態による、
図1の例示的なサンプリングシステムとともに使用するための製品を保持するように適合される例示的なトレイの斜視図を図示する。
【
図3】様々な実施形態による、
図2の例示的なトレイの右側立面断面図を図示する。
【
図4】様々な実施形態による、
図2及び
図3の例示的なトレイに隣接して配置されている例示的な製品ディスクの断面概略図を図示する。
【
図5】様々な実施形態による、
図1~
図4の例示的なサンプリングシステムと併用するための例示的なアプリケータ基部の斜視図を図示する。
【
図6】様々な実施形態による、
図1~
図5の例示的なサンプリングシステムと併用するための例示的なアプリケータ管及びアプリケータ係合機構の斜視図を図示する。
【
図7】様々な実施形態による、
図6の例示的なアプリケータ管及びアプリケータ係合機構の正面斜視断面図を図示する。
【
図8】様々な実施形態による、
図6及び
図7の例示的なアプリケータ管の正面斜視断面図を図示する。
【
図9】様々な実施形態による、
図1~
図8の例示的なシステムと併用するための例示的な製品ディスクの一部の正面斜視図を図示する。
【
図10】様々な実施形態による、
図9の例示的な製品ディスクの一部の後側斜視図を図示する。
【
図11】様々な実施形態による、例示的な製品を含む
図9及び
図10の例示的な製品ディスクの正面斜視図を図示する。
【
図12】様々な実施形態による、
図1~
図11の例示的なシステムと併用するための例示的な把持部材の正面斜視図を図示する。
【
図13】様々な実施形態による、
図1~
図12の例示的なシステムと併用するための代替の例示的なアプリケータ係合機構の概略図を図示する。
【0012】
当業者であれば、図中の要素は簡略化及び明確化のために示されており、必ずしも縮尺通りに描かれていないことを理解するであろう。例えば、図中の要素のうちのいくつかの寸法及び/又は相対的配置は、様々な例の理解を向上させるのを助けるために、他の要素に対して誇張されている場合がある。また、商業的に実現可能な例において有用又は必要である、一般的であるがよく理解されている要素は、これらの様々な例の妨げになりにくい図を容易にするために描かれていないことが多い。特定の動作及び/又はステップは、特定の発生順序で説明又は図示され得るが、当業者は、順序に関するそのような特異性が実際には必要とされないことを理解するであろうことが更に理解されるであろう。本明細書で使用される用語及び表現は、異なる特定の意味が本明細書に別途記載されている場合を除いて、上述のように当業者によってそのような用語及び表現に与えられるような通常の技術的意味を有することも理解されるであろう。
【発明を実施するための形態】
【0013】
一般的に言えば、これらの様々なアプローチに従って、製品のためのサンプリング及び/又は試用システムが、モジュール特徴を有して提供される。本明細書に記載されるサンプリングシステムは、ユーザが、顔及び/又は皮膚に塗布することが望まれるように、異なる化粧品及び/又はスキンケア製品及びアプリケータを迅速かつシームレスに交換する又は置き換えることを可能にする。システムは、再使用可能な構成要素を使用し得、全体的な製品包装要件を低減し得る。いくつかの例では、ユーザが、サンプル製品のうちのどれをより大きい(すなわち、フルサイズの)量で購入したいかを決定すると、システムは、同様に、そのようなより大きい量をその中に収容してもよい。
【0014】
図面を参照すると、化粧品及び/又はスキンケアサンプリングシステム100は、化粧品及び/又はスキンケア製品101、容器102、アプリケータ120、及び任意の数の製品ディスク150を含む。図示された例は口紅製品を示しているが、他の例では、製品101は、任意の数又は組み合わせの異なる化粧品及び/又はスキンケア製品であってもよい。例えば、製品101は、ファンデーション、コンシーラー、アイシャドウ、ブロンザー、眉、固形セラム、固形SPF製品、スキンケアアイテム、固形フェースバーム、リップバーム、スポンジなどのアプリケータヘッド、ブラシ、固形ブラッシュ、固形コントゥアリングスティック、液体スキンケア若しくは化粧品を保持することができる含浸スポンジ若しくは担体、又は半固形スキンケア若しくは化粧品の形態であってもよい。
【0015】
容器102は、内部空洞104aを有する基部104と、蓋106と、蓋106を基部104に回転可能に結合するヒンジ105とを含む。他の例(図示せず)では、蓋106は、例えば、摩擦嵌合接続、ねじ接続、磁気接続、真空又は吸引機構などの任意の数の適切なアプローチを介して、基部104と動作可能に結合されてもよい。他の例も可能である。容器102は、例えば、金属、ポリマーなどの任意の数の適切な材料及び/又は材料の組み合わせから構築されてもよい。
図1に示すように、容器102は、略矩形の角柱形状を有するが、円筒形などの他の適切な例も可能である。
【0016】
容器102は、対応する数のトレイ110を受容するように寸法決めされたいくつかの開口部108a(例えば、6つ)を有する仕切り又は上部プレート108を更に含む。仕切り108はまた、アプリケータ120を受容するように寸法決めされたアプリケータ開口部108bを含み得る。
図2及び
図3を参照すると、各トレイ110は、下面111a及び上面111bを有する支持レッジ111と、支持レッジ111から下方に延在する側壁112と、下面113とを含む。支持レッジ111の下面111aは、残りの側壁112及び下面113が開口部108a内に(したがって、基部104の内部空洞104a内に)少なくとも部分的に配置されるように、仕切り108上に載置されるように適合される(すなわち、それに隣接して配置可能である)。いくつかの例では、支持レッジ111の下面111a(したがってトレイ110)及び仕切り108は、磁石、接着剤、摩擦嵌合結合などを使用して互いに結合され得る。他の例も可能である。
【0017】
図3及び
図4に示すように、側壁112及び下面113は、製品ディスク150の少なくとも一部及び/又はその上に配置されたある量の化粧品101を受容及び/又は保持するように寸法決めされた空洞114を画定するように組み合わされる。
図3に示すように、いくつかの例では、側壁112は、下面113に対して湾曲した、傾斜した、及び/又はテーパ状の表面を有し得る。これらの構成では、側壁112は、製品ディスク150を保持及び/又は製品ディスク150がそれらの間の摩擦係合によって空洞114内に更に下方に前進することを防止するための停止機構として作用し得る。他の例では、そのような停止機構は、摩擦係合、ノッチ、タブ、突出部などの形態であってもよい。他の例も可能である。更に他の例では、側壁112は、製品ディスク150を保持及び/又は製品ディスク150が空洞114内に更に前進することを防止するためのレッジ領域(図示せず)を含み得る。
【0018】
図5~
図12を参照すると、アプリケータ120は、キャップ121と、アプリケータ基部122と、アプリケータ管124と、アプリケータ係合機構130とを含む。アプリケータ基部122は、所望の化粧品101を塗布するときにユーザが把持するハンドルとして使用されてもよく、アプリケータ管124の一部を受容するための開口部123を含む。アプリケータ管124は、第1の端部124aと、第2の端部124bと、それらの間に延在し、内部プラットフォーム124dを含む内部空洞124cを有する概して中空の本体と、アプリケータ保持領域126とを含む。アプリケータ管124は、長手方向軸「A」に沿って延在する。図示された例では、アプリケータ管124は略円筒形状であるが、他の構成も可能である。
【0019】
アプリケータ保持領域126は、アプリケータ管124の第1の端部124aに配置され、第1の端部126aと、第2の端部126bと、製品ディスク150の一部を受容して係合するように寸法決めされたレッジ又は皿穴領域128とを含む。図示の例では、アプリケータ保持領域126は、アプリケータ管124上に形成されたスロット及びアプリケータ保持領域126の第1の端部126a上に形成された対応する突出部を介した摩擦嵌合係合によってアプリケータ管124と動作可能に結合する別個の部材の形態である。しかしながら、例えば、アプリケータ保持領域126がアプリケータ管124と一体的に形成されることを含む他の構成も可能である。アプリケータ保持領域126は、概して中空であり、内部空洞126cを画定する。
【0020】
図示の例では、アプリケータ保持領域126の第2の端部126aは、長手方向軸Aに対して斜めに傾斜しているが、他の相対的な構成も可能である。したがって、この構成では、アプリケータ保持領域126の第2の端部126aは、略平坦な卵形の形状を有する。
【0021】
アプリケータ管124の第2の端部124bは、アプリケータ基部122の開口部123の中に挿入可能であり、例えば、ねじ接続、摩擦嵌合接続、突出部及び対応するノッチの使用などのいくつかのアプローチを介して、それと固定されてもよい。いくつかの例では、アプリケータ基部122及びアプリケータ管124は、それらの間の相対的軸方向移動が可能になり得るように、互いに移動可能に結合されてもよい。他の例も可能である。本明細書で更に詳細に論じられるように、アプリケータ管124の第2の端部124bは、開口部125を更に含む。
【0022】
図6~
図8に示されるように、アプリケータ係合機構130は、アプリケータ管124の内部空洞124c及びアプリケータ保持領域126の内部空洞126c内に少なくとも部分的に配置される。いくつかの例(図示せず)では、アプリケータ係合機構130の一部は、アプリケータ保持領域126の内部空洞126c内に延在しなくてもよい。アプリケータ係合機構130は、付勢部材132と、把持部材140とを含む。付勢部材132は、第1の端部132a及び第2の端部132bを有するロッド又は細長い部材の形態である。付勢部材132の第1の端部132aは、接触面133を画定する。付勢部材132は、その第2の端部132bの近くに配置されたフランジ134を更に含む。付勢部材132の第2の端部132bは、アプリケータ管124の開口部125を通って任意の所望の長さ(例えば、約0.1インチ~約5インチ)まで延在する。
【0023】
把持部材140は、第1の端部140a、第2の端部140bを含み、内部空洞140cを有する本体を画定する。把持部材140の第1の端部140aは、レッジ144に隣接して配置されたポート142を含む。
図7及び
図8に示されるように、把持部材140は、把持部材140のレッジ144がアプリケータ管124の内部空洞124c上に形成された内部プラットフォーム124dに隣接して配置されて管124の第2の端部124bに向かう移動を制限するように、アプリケータ管124の内部空洞124c内に少なくとも部分的に配置される。
【0024】
把持部材140の第2の端部140bは、複数のアーム145を含む。いくつかの例では、アーム145は弾性材料から構築される。各アーム145は、スリット146によって分離されている。把持部材140の第2の端部140bは、概して砂時計形状であり、これは、把持部材140がその第1の端部145aに向かって進むにつれて、2つの逆テーパが、最も外側の広い領域140aを形成し、狭い領域145bに至り、広い領域に戻ることを意味する。アーム145によって画定される狭い領域145bは、拡張及び収縮可能なエラストマー材料147(例えば、バンド、Oリングなど)を受容する。バンド147は、アーム145を閉鎖構成に付勢する。
【0025】
付勢部材132の第1の端部132aは、把持部材140のポート142を通ってその内部空洞140c内に延在する。付勢部材132は、内部空洞140c内で把持部材140に対して移動可能である。弾性部材131もまた、アプリケータ管124の内部空洞124c内に配置され、フランジ134と把持部材140との間に配置され、フランジ134をアプリケータ管124の第2の端部124bに対して付勢する。そのように構成され、以下で詳細に説明するように、ユーザは、付勢部材132の第2の端部132bを押して、その接触面133をアプリケータ管124の第1の端部124aに向かって前進させ得る。
【0026】
図9~
図11を参照すると、製品ディスク150は、第1の側又は下側150a、第2の側又は上側150b、及び外側側壁150cを有する本体の形態である。支持部材又はフレーム151は、ディスク150を通って延在し、いくつかの開口部又は貫通孔152を画定する。図示の例では、第1の側150a及び第2の側150bの各々は、支持部材151によって画定されるように略平坦である。しかしながら、他の構成も可能である。製品ディスク150の第1の側150aは、製品受容面154と、製品受容面154の周囲に配置された隆起外縁部155とを含む。
図4及び
図11を参照すると、製品受容面154は、サンプル量の製品101をその上に受容するように寸法決めされる。例えば、製品受容面154は、約2回から約10回の塗布に十分な量の口紅を収容し得る。適切な量の他の例も可能である。図示の例では、製品101は、製品受容面154から外向きに突出して楕円形を形成するが、所望の塗布スタイル及び/又は外形に応じて他の構成も可能である。
【0027】
製品ディスク150の第2の側150bは、第2の側150bから離れて延在する支持部材151の中央部分に配置された突出部158の形態のディスク結合機構156を含む。より具体的には、突出部158は、最も外側の部分に配置された(すなわち、製品ディスク150の第2の端部150bから遠位に配置された)ボール160を有するロッドの形態である。一般的に言えば、ディスク結合機構156は、アプリケータ管124のアプリケータ保持領域126並びにアプリケータ係合機構130に選択的に係合するように適合される。
【0028】
より具体的には、ディスク結合機構156のボール160は、アプリケータ保持領域126の内部空洞126c内に受容されるように寸法決め及び構成される。更に、製品ディスク150の外側側壁150cの少なくとも一部(すなわち、第2の側150bの近くの部分)は、アプリケータ保持領域126のレッジ又は皿穴領域128内に受容される及び/又は入れ子になるように寸法決め及び構成される。
【0029】
同様に、製品ディスク150は、トレイ110の空洞114に隣接して、及び/又は少なくとも部分的に空洞114内に配置され得るように寸法決めされる。より具体的には、いくつかの構成では、製品ディスク150の外側側壁150cは、側壁112によって画定されるトレイの空洞114の周囲の対応する寸法よりも小さい寸法を有し得る。したがって、製品ディスク150の本体の少なくとも一部(すなわち、第1の側150a)は、トレイ110の空洞114内に配置可能及び/又は入れ子式であってもよい。
【0030】
いくつかの例では、かつ前述したように、側壁112のテーパ状構成は、製品ディスク150がトレイ110の空洞114内に更に配置されることを防止する物理的制限として機能し得る。その結果、製品ディスク150が空洞114に隣接して及び/又は少なくとも部分的に空洞114内に配置されると、製品ディスク150の製品受容面154と、製品101を保持するのに十分なサイズのトレイ110の下面113との間に空間又は間隙が形成され得る。したがって、製品101は、トレイ110の側壁112及び/又は下面113によって損傷されることなく、空洞114内に安全に配置され得る。このように配置されると、製品ディスク150の第2の側150b、より具体的には突出部158は、支持レッジ111の上面111bに隣接して配置されてもよく、及び/又はそこから上方に延在してもよい。
【0031】
図4に示すように、貫通孔152(単数又は複数)は、製品101のいずれか一部が貫通孔を通って配置されることを可能にし、及び/又は代替的に、トレイ110の空洞114内に配置されたときに製品ディスク150の製品受容面154上に配置された製品101の外観(例えば、色合い、色、及び/又は他の視覚特性)をユーザが決定することを可能にする窓又は視覚的インジケータとして機能してもよい。
【0032】
動作中、任意の数の製品ディスク150が、トレイ110の個々の空洞114内に取り外し可能に保持されてもよく、それは、順に、基部104の内部空洞104a内に配置される、仕切り108のそれぞれの開口部108a内に配置される。これらのディスク150の各々は、異なる視覚特性(例えば、様々な色又は色合い、光沢レベル(例えば、マット、サテン、又はシア)を有する製品101のサンプルを含み得、及び/又は様々な程度の耐移り性を有し得る。ユーザは、製品ディスク150の貫通孔152を通して製品101を見ることによって、どの製品101サンプルを適用したいかを決定し得る。
【0033】
所望の製品101を選択すると、ユーザは、アプリケータ管124の第1の端部124a、より具体的には、アプリケータ保持領域126の第2の端部126bを製品ディスク150のボール159の近くに配置してもよく、突出部158がアプリケータ保持領域126の内部空洞126cに進入し、把持部材140の第2の端部140bに係合するように、アプリケータ120をボール159に向かって移動させてもよい。より具体的には、ボール159は、アーム145の最も外側の広い領域145aに係合し、ユーザが押し続けると、ボール159は、アーム145及びバンド147を拡張させ、直径を増加させ、ボール159が狭い領域145bを越えて内部空洞140cの残りの部分に押し込まれることを可能にする。
図7に示されるように、この位置では、ボール159は、付勢部材132の接触面133に隣接して又はその近くに配置される。更に、ボール159がアーム145の狭い領域145bを越えて移動すると、バンド147は収縮し、したがってアーム145をボール159の寸法よりも小さい寸法まで同様に収縮させ、したがってボール159を把持部材140の内部空洞140c内に保持する。更に、この構成では、製品ディスク150の外側側壁150cは、アプリケータ保持領域126のレッジ128内に入れ子にされて、製品ディスク150をその内部空洞126cの一部内に保持する。次に、ユーザは、アプリケータ120をトレイ110から持ち上げてもよく、これにより、製品ディスク150がそこから取り外される。次に、ユーザは、所望に応じて製品101のサンプルを塗布し得る。
【0034】
このように構成されると、把持部材140及びレッジ128は、製品ディスク150をしっかりと保持する。これらの例のいずれにおいても、アプリケータ120と製品ディスク150との間の係合は、触覚フィードバックを生成して、アプリケータ120と製品ディスク150とが互いに完全に結合されていることをユーザに警告し得る。
【0035】
いくつかの例では、ユーザは、製品ディスク150が保管の目的でアプリケータ120に結合されている間に、キャップ121をアプリケータ基部122上に配置してもよい。
【0036】
製品ディスク150は、第1の側150aをトレイ110の空洞114の近く及び/又は空洞114内に配置し、付勢部材132の第2の端部132bをアプリケータ管120の第1の端部124aに向かって軸方向内向きに係合する(例えば、押す)ことによって、アプリケータ124から結合解除されてもよい。このような付勢により、接触面133は、アーム145の狭い領域145bに対してボール159を係合させて押す。継続的な付勢は、ボール145が通過してアーム145の最も外側の広い領域145a内に入ることを可能にする寸法までバンド147が拡張するまで、ボール159を狭い領域145bに対して押し付け、その時点で、製品ディスク150は、アプリケータ係合機構130から結合解除され、所望の空洞114内又はその付近に落下し得る。いくつかの例では、側壁112は、製品ディスク150を空洞114内に保持するのを助ける磁石を含み得る。
【0037】
いくつかの例では、アプリケータ管124がアプリケータ基部122と結合されるとき、付勢部材132は、アプリケータ基部122の最後部を通って延在するように寸法決めされてもよい。これらの構成では、ユーザは、前述したように付勢部材132を押して、製品ディスク150をアプリケータ120から結合解除し得る。他の例では、付勢部材132は、第2の端部132bの一部がアプリケータ基部122の開口部123によって画定される壁の近くに配置されるように寸法決めされてもよい。これらの例では、ユーザは、アプリケータ管124を保持しながらアプリケータ基部122を押して、それらの間の相対移動を引き起こし得、それにより、開口部123によって画定される壁が付勢部材132を前方に付勢して、製品ディスク150をアプリケータ120から結合解除する。更に他の例では、付勢部材132は、アプリケータ管124及び/又はアプリケータ基部122に螺合するねじ接続を含み得る。このような構成では、アプリケータ管124及び/又はアプリケータ基部122をねじると、付勢部材132が前進してボール159を付勢し得る。他の例も可能である。
【0038】
製品ディスク150をアプリケータ120から選択的に結合解除すると、ユーザは、所望の製品101を塗布するために異なる製品ディスク150をそれに結合してもよく、又は所望に応じてアプリケータをアプリケータ空洞116に戻してもよい。そのように構成されると、ユーザは、任意の数の様々な化粧品及び/又はスキンケア製品101を迅速に選択的にサンプリングして、その後の購入のために所望の製品を決定し得る。いくつかの例では、アプリケータ管124は、様々な製品101をサンプリングするために使用される同じアプリケータ120の使用を可能にするために、フルサイズの量の製品101を収容するように寸法決めされてもよい。そのような例では、アプリケータ管124は、前進/後退機構を含み得る。他の例では、アプリケータ管124は、ユーザがどのフルサイズ製品を購入したいかを決定するときに基部122から取り外されてもよく、交換アプリケータ(図示せず)が、フルサイズ量の製品101を含む基部122内に挿入されてもよい。いくつかの例では、製品ディスク150は、製造業者に返却する際に再使用及び/又はリサイクルされてもよく、それによって全体的な構成要素及び製造費用を潜在的に低減する。
【0039】
任意の数の修正がシステム100に対して行われ得ることが理解されるであろう。例えば、
図13は、通常は外向きに付勢された又は広がったアーム245を有する把持部材240を含む代替的なアプリケータ係合機構230を示す。このような構成では、アプリケータ保持領域(図示せず)は、製品ディスクを固定するためにアーム245を閉鎖構成に保持させるのに十分に小さい直径を有する閉鎖開口部を含み得る。したがって、アームは、アクチュエータの空洞内に配置されたときに開くことが防止され得る。係合機構230をこの閉鎖開口部を越えて前進させると、アーム245は外向きに広がり、製品ディスクを解放し得る。
【0040】
更に、いくつかの例では、アプリケータ結合機構126及びディスク結合機構156の各々は、アプリケータが製品ディスクの一部に挿入される反対の構成を有してもよい。他の構成も可能である。
【0041】
前述の明細書では、具体例が説明された。しかしながら、当業者であれば、以下の特許請求の範囲に記載された本発明の範囲から逸脱することなく、様々な修正及び変更を行うことができることを理解する。したがって、明細書及び図面は、限定的な意味ではなく例示的な意味で考慮されるべきであり、全てのそのような修正は、本教示の範囲内に含まれることが意図される。加えて、説明された例/実装形態は、相互排他的であると解釈されるべきではなく、その代わりに、そのような組み合わせが何らかの形で許容される場合、潜在的に組み合わせ可能であると理解されるべきである。言い換えれば、前述の例/実装形態のいずれかにおいて開示された任意の特徴は、他の前述の例/実装形態のいずれかに含まれ得る。
【0042】
利益、利点、問題に対する解決策、及び任意の利益、利点、又は解決策を生じさせ得るか、又はより顕著にし得る任意の要素(複数可)は、いずれか又は全ての請求項の重要な、必要な、又は本質的な特徴又は要素として解釈されるべきではない。特許請求される発明は、本出願の係属中になされた任意の補正を含む添付の特許請求の範囲、及び発行された特許請求の範囲の全ての均等物によってのみ定義される。
【0043】
更に、本明細書では、第1及び第2、上部及び下部などの関係用語は、1つのエンティティ又は動作を別のエンティティ又は動作から区別するためだけに使用される場合があり、そのようなエンティティ又は動作間の実際のそのような関係又は順序を必ずしも必要とせず、又は暗示するものではない。用語「備え(comprises)」、「備える(comprising)」、「有する(has)」、「有している(having)」、「含む(includes)」、「含んでいる(including)」、「含有する(contains)」、「含有する(containing)」、又はそれらの任意の他の変形は、要素のリストを含む、有する、含む、含むプロセス、方法、物品、又は装置が、それらの要素のみを含むのではなく、明示的に列挙されていない、又はそのようなプロセス、方法、物品、又は装置に固有の他の要素を含み得るように、非排他的な包含をカバーすることが意図される。「...を備える(comprises...a)」、「...を有する(has...a)」、「...を含む(includes...a)」、「...を含有する(contains...a)」が続く要素は、更なる制約なしに、その要素を備える、有する、含む、含有するプロセス、方法、物品、又は装置における追加の同一要素の存在を排除しない。「1つの(a)」及び「1つの(an)」という用語は、本明細書において明示的に別段の定めがない限り、1つ以上として定義される。用語「実質的に(substantially)」、「本質的に(essentially)」、「約(approximately)」、「大体(about)」又はそれらの任意の他の変形は、当業者によって理解されるように近いものとして定義され、1つの非限定的な実施形態では、この用語は、10%以内、別の実施形態では5%以内、別の実施形態では1%以内、別の実施形態では0.5%以内であると定義される。本明細書で使用される「結合された」という用語は、必ずしも直接ではなく、必ずしも機械的ではないが、接続されていると定義される。ある方法で「構成される」デバイス又は構造は、少なくともその方法で構成されるが、列挙されない方法で構成されてもよい。
【0044】
本特許出願の最後の特許請求の範囲は、「のための手段(means for)」又は「のためのステップ(step for)」という文言が請求項に明示的に記載されているなど、従来のミーンズプラスファンクションの文言が明示的に記載されていない限り、35U.S.C.§112(f)の下で解釈されることを意図していない。
【国際調査報告】