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特表2024-521654情報処理方法、装置、電子機器、及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-06-04
(54)【発明の名称】情報処理方法、装置、電子機器、及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04L 51/046 20220101AFI20240528BHJP
   H04L 67/14 20220101ALI20240528BHJP
【FI】
H04L51/046
H04L67/14
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023569976
(86)(22)【出願日】2022-04-29
(85)【翻訳文提出日】2023-11-10
(86)【国際出願番号】 CN2022090462
(87)【国際公開番号】W WO2022237595
(87)【国際公開日】2022-11-17
(31)【優先権主張番号】202110518504.2
(32)【優先日】2021-05-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼ 原野
(72)【発明者】
【氏名】黄 ▲寧▼沙
(72)【発明者】
【氏名】薛 一▲飛▼
(72)【発明者】
【氏名】▲孫▼ 健
(57)【要約】
本開示は、コンピュータの技術分野に関し、具体的には、情報処理方法、装置、電子機器、及び記憶媒体に関する。本開示による情報処理方法は、セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するステップと、セッションインターフェイス内の少なくとも1つのセッションメッセージを決定するステップと、タスク作成命令に応答して、決定したメッセージに基づいてタスク情報を生成するステップと、を含む。本開示による情報処理方法によれば、セッションインターフェイス内のセッションメッセージを決定して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成することにより、ユーザーがセッションインターフェイス内のセッションメッセージに基づいてタスク情報を生成することが容易になり、これにより、タスク情報の作成効率が高まる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理方法であって、
セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するステップと、
前記セッションインターフェイス内の少なくとも1つのセッションメッセージを決定するステップと、
タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成するステップと、を含む
ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項2】
決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成する前記ステップは、
ユーザーによる入力及び決定したセッションメッセージに応じてタスク情報を生成するステップを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成する前記ステップは、
決定したセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報中の予め設定されたフィールドの値を決定するステップを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成する前記ステップは、
決定したセッションメッセージの内容、決定したセッションメッセージが属する送信者情報、決定したセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、タスクの備考情報フィールド、タスクの主題情報フィールド、タスクの内容情報フィールド、タスクの人員情報フィールド、タスクの時間情報フィールドのうちの1つ又は複数を含む前記予め設定されたフィールドの値を決定するステップを含む
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記予め設定されたフィールドは、備考情報フィールドを含み、
決定したセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報中の予め設定されたフィールドの値を決定する前記ステップは、
決定したセッションメッセージを前記タスク情報の備考情報として決定するステップを含む
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理方法。
【請求項6】
決定したセッションメッセージは前記タスク情報中の予め設定された領域内に表示される
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記タスク情報中の前記予め設定された領域に対するトリガー操作に応答して、決定したセッションメッセージのメッセージ詳細を表示する第1予め設定されたインターフェースを表示するステップをさらに含む
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記予め設定された領域は前記タスク情報の備考領域を含む
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
【請求項9】
前記予め設定された領域は、決定したセッションメッセージの要約情報を表示し、前記要約情報は、予め設定されたスタイルで前記予め設定された領域内に表示される
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
【請求項10】
ユーザーによる入力及び決定したセッションメッセージに応じて前記タスク情報を生成する前記ステップは、
前記ユーザーによる入力に基づいて、前記タスク情報の内容情報、人員情報、及び時間情報のうちの1つ又は複数を決定するステップを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理方法。
【請求項11】
決定したセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報中の予め設定されたフィールドの値を決定する前記ステップは、
決定したセッションメッセージの内容、決定したセッションメッセージが属する送信者情報、決定したセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、少なくとも1つの候補キーワードを決定するステップと、
ユーザーによる前記候補キーワードの選択及び/又はユーザーによる入力に基づいて、前記予め設定されたフィールドの値を決定するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理方法。
【請求項12】
前記タスク情報には、決定したセッションメッセージのソース情報が表示されており、決定したセッションメッセージ、属する送信者の数、送信者の識別子、セッションのタイプ、セッションの識別情報のうちの少なくとも1つに基づいて、メッセージの送信者情報又は予め設定された第1ソース情報を含む前記ソース情報の内容を決定するステップをさらに含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項13】
決定したセッションメッセージに基づいて、属する送信者の数、前記ソース情報の内容を決定する前記ステップは、
決定したセッションメッセージが属する送信者の数が予め設定された閾値以下である場合、前記ソース情報の内容に前記送信者の情報を含めるステップと、
決定したセッションメッセージが属する送信者の数が予め設定された閾値を超える場合、前記ソース情報の内容に前記予め設定された第1ソース情報を含めるステップと、を含む
ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法。
【請求項14】
前記セッションメッセージは、テキストメッセージ、マルチメディアファイル、ドキュメント、リンク、インタラクティブコントロールのうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項15】
決定したセッションメッセージがピクチャを含む場合、前記予め設定された領域内に前記ピクチャを表示するステップと、
決定したセッションメッセージがビデオを含む場合、前記予め設定された領域内に前記ビデオのプレビューページ及び/又は前記ビデオの再生コントロールを表示するステップと、
決定したセッションメッセージがオーディオを含む場合、前記予め設定された領域内にオーディオプレビューデータ及び/又はオーディオ再生コントロールを出力するステップと、
決定したセッションメッセージがリンクを含む場合、前記予め設定された領域内に前記リンクを表示するステップと、
決定したセッションメッセージがインタラクティブコントロールを含む場合、前記予め設定された領域内に前記インタラクティブコントロールを表示するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
【請求項16】
前記予め設定された領域に表示されたメッセージ内容に対するトリガー操作に応答して、前記トリガー操作の対象となるメッセージ内容に対応するメッセージの元のインタラクティブ機能を実行するステップであって、前記元のインタラクティブ機能は前記メッセージがトリガー操作によりトリガーされたときに実行される機能を含むステップをさらに含む
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
【請求項17】
前記タスク情報内の予め設定された領域に表示されたメッセージ内容に対するトリガー操作に応答して、前記トリガー操作の対象となるメッセージ内容に対応するメッセージの元のインタラクティブ機能を実行する前記ステップは、
前記予め設定された領域内に表示されたテキストに対するトリガー操作に応答して、前記テキストの内容を取得する、又は、
前記予め設定された領域内に表示されたピクチャに対するトリガー操作に応答して、前記ピクチャを拡大表示する、又は、
前記予め設定された領域内に表示されたマルチメディアファイルに対するトリガー操作に応答して、前記マルチメディアファイルを再生する、又は、
前記予め設定された領域内に表示されたドキュメントに対するトリガー操作に応答して、前記ドキュメントをダウンロードする又は開く、又は、
前記予め設定された領域内に表示されたリンクに対するトリガー操作に応答して、前記リンクに対応するインターフェースを表示する、又は、
前記予め設定された領域内に表示されたインタラクティブコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記インタラクティブコントロールに対応するインタラクティブ機能を実行するステップを含む
ことを特徴とする請求項16に記載の情報処理方法。
【請求項18】
決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成する前記ステップは、
決定したセッションメッセージに基づいて、目標情報を生成するステップと、
前記目標情報に基づいて前記タスク情報を生成するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項19】
目標ユーザーを決定して、前記目標情報の閲覧権限を前記目標ユーザーに付与すること、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項18に記載の情報処理方法。
【請求項20】
前記目標ユーザーは、前記タスク情報のタスク作成者、タスク実行者、タスクフォロワーのうちの1つ又は複数を含む
ことを特徴とする請求項19に記載の情報処理方法。
【請求項21】
前記目標情報の情報タイプは予め設定された第1情報タイプである
ことを特徴とする請求項18に記載の情報処理方法。
【請求項22】
前記第1情報タイプはマージメッセージタイプであり、前記マージメッセージタイプは2つ以上のセッションメッセージを収容できるように構成される
ことを特徴とする請求項21に記載の情報処理方法。
【請求項23】
決定したセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報の目標情報を生成する前記ステップは、
決定したセッションメッセージの実体データを決定するステップと、
決定したセッションメッセージの実体データに基づいて、決定したセッションメッセージの実体データを前記目標情報の実体データに含めることで、決定したセッションメッセージのメッセージ内容を前記目標情報に持たせるステップと、を含む
ことを特徴とする請求項18に記載の情報処理方法。
【請求項24】
決定したセッションメッセージの元の情報タイプを決定するステップをさらに含み、
決定したセッションメッセージの実体データに基づいて、決定したセッションメッセージの実体データを前記目標情報の実体データに含める前記ステップは、
決定したセッションメッセージの実体データ、前記元の情報タイプ及び予め設定された第1情報タイプに基づいて、前記目標情報を生成するステップを含み、
前記目標情報のタイプは前記第1情報タイプである
ことを特徴とする請求項23に記載の情報処理方法。
【請求項25】
決定したセッションメッセージの実体データ、前記元の情報タイプ及び予め設定された第1情報タイプに基づいて、前記目標情報を生成する前記ステップは、
決定したセッションメッセージを含む、前記第1情報タイプに対応するメッセージリストを取得するステップと、
前記メッセージリストにおける各セッションメッセージの実体データ及び元の情報タイプに基づいて、前記目標情報のメッセージ内容を生成するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項24に記載の情報処理方法。
【請求項26】
前記セッションインターフェイス内の少なくとも1つのセッションメッセージを決定する前記ステップは、
前記セッションインターフェイス内の少なくとも2つのセッションメッセージを決定するステップを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項27】
情報処理方法であって、
セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するステップと、
前記セッションインターフェイス内のセッションメッセージを決定するステップと、
タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成するステップであって、決定したセッションメッセージの内容、決定したセッションメッセージが属する送信者情報、決定したセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、前記タスク情報の予め設定されたフィールドの値を決定することを含むステップと、を含む
ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項28】
情報処理装置であって、
セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するための表示ユニットと、
前記セッションインターフェイス内の少なくとも1つのセッションメッセージを決定するための決定ユニットと、
タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成するための生成ユニットと、を備える
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項29】
電子機器であって、
プログラムコードを記憶するための少なくとも1つのメモリと、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して請求項1~27のいずれか1項に記載の方法を前記電子機器に実行させる少なくとも1つのプロセッサと、を備える
ことを特徴とする電子機器。
【請求項30】
非一時的なコンピュータ記憶媒体であって、
コンピュータ機器によって実行されて、請求項1~27のいずれか1項に記載の方法を前記コンピュータ機器に実行させるプログラムコードを記憶した
ことを特徴とする非一時的なコンピュータ記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、出願番号が202110518504.2、出願日が2021年5月12日、名称が「情報処理方法、装置、電子機器、及び記憶媒体」である中国特許出願に基づいて提案され、当該中国特許出願の優先権を主張しており、当該中国特許出願のすべての内容は参照として本願に組み込まれる。
【0002】
技術分野
本開示は、コンピュータの技術分野に関し、具体的には、情報処理方法、装置、電子機器、及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
メッセンジャーアプリは人々の仕事において重要な役割を果たしており、人々はメッセンジャーアプリを利用して仕事内容についてコミュニケーションすることに慣れている。しかし、従来のメッセンジャーアプリが提供しているタスク作成やリマインダー機能は、より煩雑な情報入力操作を必要とするため、タスク作成の効率性が低下したり、機能がより単一でユーザーの実際の作業ニーズを満たすことができなかったりしていた。
【発明の概要】
【0004】
この発明の概要の部分は、後述する発明を実施するための形態の部分で詳細に説明される構想を簡単な形で説明するために提供される。この発明の概要の部分は、保護を請求する技術的解決手段の重要な特徴又は必要な特徴を識別することを目的とするものではなく、保護を請求する技術的解決手段の範囲を制限することを目的とするものでもない。
【0005】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、
セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するステップと、
前記セッションインターフェイス内の少なくとも1つのセッションメッセージを決定するステップと、
タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成するステップと、を含む、情報処理方法を提供する。
【0006】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、
セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するステップと、
前記セッションインターフェイス内のセッションメッセージを決定するステップと、
タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成するステップであって、決定したセッションメッセージの内容、決定したセッションメッセージが属する送信者情報、決定したセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、前記タスク情報の予め設定されたフィールドの値を決定することを含むステップと、を含む、情報処理方法を提供する。
【0007】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、
セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するための表示ユニットと、
前記セッションインターフェイス内の少なくとも1つのセッションメッセージを決定するための決定ユニットと、
タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成するための生成ユニットと、を備える、情報処理装置を提供する。
【0008】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、
プログラムコードを記憶するための少なくとも1つのメモリと、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法を前記電子機器に実行させる少なくとも1つのプロセッサと、を備える、電子機器を提供する。
【0009】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、コンピュータ機器によって実行されて、本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法を前記コンピュータ機器に実行させるプログラムコードを記憶した非一時的なコンピュータ記憶媒体を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法によれば、セッションインターフェイス内のセッションメッセージを決定して、決定したセッションメッセージに基づいてタスク情報を生成することによって、ユーザーがセッションインターフェイス内のセッションメッセージに基づいてタスク情報を生成することが容易になり、これにより、タスク情報の作成効率が高まる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図面を参照して、以下の具体的な実施形態を参照すると、本開示の実施例の上記及び他の特徴、利点、及び態様がより明らかになる。図面全体を通して、同一又は類似の符号は、同一又は類似の要素を表す。図面は概略的なものであり、デバイス及び要素は必ずしも比例的に描かれていないことが理解されるべきである。
図1】本開示の一実施例による情報処理方法のフローチャートである。
図2】本開示の一実施例によるタスク情報の概略図である。
図3】本開示の一実施例による情報処理装置の構造概略図である。
図4】本開示の実施例を実現するための電子機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して、本開示の実施例についてより詳細に説明する。本開示のいくつかの実施例が図面に示されているが、本開示は様々な形態で実現することができ、本明細書に記載された実施例に限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、本開示をより徹底的かつ完全に理解するためにこれらの実施例が提供される。本開示の図面及び実施例は、例示のためにのみ使用され、本開示の保護範囲を制限することに用いられるものではないことが理解されるべきである。
【0013】
本開示の実施例に記載されたステップは、異なる順序で実行されてもよく、及び/又は並行して実行されてもよいことが理解されるべきである。さらに、実施形態は、追加のステップを含むことができ、及び/又は示されたステップの実行を省略することができる。本開示の範囲は、この点において限定されない。
【0014】
本明細書で使用される用語「含む」及びその変形は、オープン包含、すなわち「含むが、限定されるものではない」である。用語「に基づく」は、「少なくとも部分的に基づく」である。用語「一実施例」は、「少なくとも1つの実施例」を意味する。用語「別の実施例」は、「少なくとも1つの別の実施例」を意味する。用語「いくつかの実施例」は、「少なくともいくつかの実施例」を意味する。「に応答する」という用語及び関連する用語は、ある信号又はイベントが別の信号又はイベントによってある程度影響を受けるが、必ずしも完全に又は直接的に影響を受けるとは限らないことを意味する。イベントxがイベントyに「応答」して発生した場合、xは直接又は間接的にyに応答することができる。例えば、yの発生は最終的にxの発生につながるかもしれないが、他の中間的なイベント及び/又は条件が存在するかもしれない。他の場合には、yは必ずしもxの発生を引き起こすことはなく、yがまだ発生していなくてもxが発生する可能性がある。さらに、用語「に応答する」は、「少なくとも部分的に応答する」を意味することもできる。
【0015】
用語「決定」は、取得、演算、計算、処理、導出、調査、検索(例えば、テーブル、データベース、又は他のデータ構造中で検索)、確認、及び類似の動作を含むことができる様々な動作を広くカバーし、さらに、受信(例えば、情報を受信)、アクセス(例えば、メモリ中のデータにアクセス)及び類似の動作、ならびに解析、選択、選定、作成、及び類似の動作などを含むことができる。他の用語の関連する定義は、以下の説明で与えられる。
【0016】
なお、本開示で言及されている「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュール、又はユニットを区別するためにのみ使用され、これらの装置、モジュール、又はユニットによって実行される機能の順序又は相互依存関係を規定するものではない。
【0017】
なお、本開示で言及されている「1つ」、「複数」の修飾は、限定的ではなく概略的なものであり、文脈において別段の明示的な指摘がない限り、「1つ又は複数の」と理解されるべきであることを当業者は理解する。
【0018】
本開示の目的のために、「A及び/又はB」という語句は、(A)、(B)、又は(A及びB)を意味する。
【0019】
本開示の実施形態における複数の装置間で相互作用するメッセージ又は情報の名称は、単に例示の目的のことに用いられるものであり、これらのメッセージ又は情報の範囲を制限することに用いられるものではない。
【0020】
図1は、本開示の一実施例による情報処理方法100のフローチャートを示し、情報処理方法100は、ステップS101~ステップS103を含む。
【0021】
ステップS101:1つ又は複数のセッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示する。
【0022】
例示的には、セッションインターフェイスは通信クライアントのセッションインターフェイスであってもよく、ユーザーはインスタント通信クライアントを通じて1つ又は複数のユーザーとセッション、例えばメッセージの送信、ファイルや音声ビデオなどの伝送を行ってもよい。セッションインターフェイスは、1人以上のユーザーによって送信された1つ又は複数のセッションメッセージを表示してもよいが、これには、テキストメッセージ、ピクチャ、ビデオ、オーディオなどのマルチメディアファイル、ドキュメント、リンク、及び例えばスケジュールカード、タスクカードなどのインタラクティブコントロールなどが含まれるが、これらに限定されない。
【0023】
ステップS102:前記セッションインターフェイス内の少なくとも2つのセッションメッセージを決定する。
【0024】
いくつかの実施例では、ユーザーによるセッションインターフェイス内に表示されたメッセージの選定操作に応答して、処理対象の少なくとも2つのセッションメッセージを決定し、予め設定された作成タスクに対する操作にさらに応答してもよい。例示的には、ユーザーは、セッションインターフェイス内で予め設定された「複数選択」コントロールをトリガーして、複数のセッションメッセージを選定してもよい。
【0025】
ステップS103:タスク作成命令に応答して、前記少なくとも2つのセッションメッセージに基づいてタスク情報を生成する。
【0026】
いくつかの実施例では、タスク作成命令は、ユーザーの操作又はある予め設定された条件が満たされることによりトリガーされ得る。例示的には、ユーザーは、複数のセッションメッセージを選定した後、クリックやタッチなどの操作を通じて、例えばタスクを作成するためのコントロールや選択済みのセッションメッセージを決定するためのコントロールなど、予め設定されたコントロールをトリガーし、タスク情報を作成してもよく、タスク作成命令は、ユーザーが選択したセッションメッセージが予め設定された数に達する又は他の条件を満たす場合、自動的にトリガーされてもよい。一例では、ユーザーは、予め設定されてタスクを作成するためのコントロールをトリガーした後、セッションインターフェイス内で複数のセッションメッセージを選択し、次に、選択した複数のセッションメッセージに基づいてタスク情報を作成し、例えば、「決定」ボタンをクリックして、選択した複数のセッションメッセージに基づいてタスク情報を作成してもよく、又は、ユーザーは、セッションインターフェイス内で予め設定された「複数選択」コントロールをトリガーして、複数のセッションメッセージを選定し、次に、予め設定されてタスクを作成するためのコントロールをトリガーして、選択した複数のセッションメッセージに基づいてタスク情報を作成してもよい。いくつかの実施例では、ユーザーによる入力に基づいて、前記タスク情報の内容情報、人員情報、及び時間情報の1つ又は複数を決定してもよい。
【0027】
例示的には、前記タスク作成トリガー操作に応答して、前記少なくとも2つのセッションメッセージを含むタスク編集インターフェースを表示してもよい。ユーザーは、該タスク編集インターフェースに関連タスク情報、例えばタスク内容、タスク終了時間、タスク実行者などを入力してもよい。ユーザーによって入力された情報及び少なくとも2つのセッションメッセージに基づいてタスク情報を生成してもよい。
【0028】
なお、生成されたタスク情報は、予め設定されてタスク情報を展示するためのタスク表示インターフェースに表示されてもよいし、メッセージとしてクライアントに現在表示されているセッション又はユーザーによって選定された他のセッションに送信されてもよく、ここで、本実施例はそれを限定しない。
【0029】
このように、本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法によれば、セッションインターフェイス内の少なくとも2つのセッションメッセージを決定して、決定したセッションメッセージに基づいてタスク情報を生成することによって、ユーザーがセッションインターフェイス内の複数のセッションに基づいてメッセージタスク情報を生成することが容易になり、これにより、タスク情報の作成効率が高まる。
【0030】
いくつかの実施例では、ステップS103はステップA1を含む。
【0031】
ステップA1:前記少なくとも2つのセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報中の予め設定されたフィールドの値を決定する。
【0032】
例示的には、前記予め設定されたフィールドは、タスクの備考情報フィールド、タスクの主題情報フィールド、タスクの内容情報フィールド、タスクの人員情報フィールド、タスクの時間情報フィールドなどを含むが、これらに限定されない。
【0033】
なお、前記少なくとも2つのセッションメッセージに基づいて、予め設定されたフィールドの候補語を生成し、ユーザーによる候補語の選定操作、ユーザーによる入力又は他の方式によって、予め設定されたフィールドの最終値を決定してもよく、本開示はこれを限定しない。
【0034】
いくつかの実施例では、ステップA1は、ステップa1を含む。
【0035】
ステップa1:前記少なくとも2つのセッションメッセージの内容、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属する送信者情報、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、前記予め設定されたフィールドの値を決定する。
【0036】
例示的には、送信者情報は、例えばユーザーのアカウント、ニックネーム、備考名、アバターなど、セッションメッセージを送信するユーザーの識別子であってもよい。
【0037】
さらに、いくつかの実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージの内容に基づいて、前記タスク情報の主題情報、内容情報又は備考情報を生成してもよい。
【0038】
さらに、いくつかの実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容に含まれるユーザー情報及び/又は前記少なくとも2つのセッションメッセージの送信者情報に基づいて、タスクの作成者、タスクの実行者、タスクのフォロワーなどを含むタスクの人員情報を生成してもよい。例示的には、セッション情報が、「@ユーザA」などの予め設定されたフィールドを含む場合、予め設定されたフィールド内のユーザー情報をタスクの実行者情報としてもよい。タスクのフォロワーは、タスクの実行者と異なるもので、タスクのフォロワーがタスク情報インターフェースの第1領域に表示され、タスクの実行者がタスク情報インターフェースの第2領域に表示されるように、タスクの実行者とは別の領域に表示されてもよく、これにより、タスクのフォロワーに対して、個別の操作、すなわち、タスク実行者とは別の操作を行うことができ、例えば、タスクフォロワーに通知メッセージを送信し、ユーザーがどのようなタスクのフォロワーがいるかを容易に知ることができる。
【0039】
いくつかの実施例では、ステップa1は、ステップa11とステップa12を含む。
【0040】
ステップa11:前記少なくとも2つのセッションメッセージの内容、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属する送信者情報、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、少なくとも1つの候補キーワードを決定する。
【0041】
ステップa12:ユーザーによる前記候補キーワードの選択及び/又はユーザーによる入力に基づいて、前記予め設定されたフィールドの値を決定する。
【0042】
例示的には、タスク編集インターフェースの予め設定されたフィールドの入力欄付近に複数の候補キーワードが表示され、ユーザーによって選定される1つ又は複数の候補キーワードは、対応する入力欄に自動的に記入され、ユーザーは、入力欄の内容を編集、変更して、編集、変更後の内容に基づいて、対応する予め設定されたフィールドを決定することができる。
【0043】
いくつかの実施例では、前記予め設定されたフィールドは、備考情報フィールドを含み、ステップa1は、前記少なくとも2つのセッションメッセージを前記タスク情報の備考情報として決定するステップを含む。本願では、選定したセッションメッセージをタスク情報中の備考情報とすることにより、タスク関連者がタスクの背景情報及び経緯を把握することが容易になる。
【0044】
いくつかの実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージは前記タスク情報中の予め設定された領域内に表示される。この例では、予め設定された領域内に前記少なくとも2つのセッションメッセージを表示することにより、前記少なくとも2つのセッションメッセージを比較的独立した形でタスク情報に表示し、ユーザーによる調査を容易にする。
【0045】
いくつかの実施例では、予め設定された領域は、タスク情報の備考領域を含む。本実施例では、選定したセッションメッセージがタスク情報中の備考領域内に表示されることにより、タスク関連者がタスクの背景情報及び経緯を容易に把握することができる。例示的には、予め設定された領域は、メッセージブロック(Block)の形で表示されてもよい。
【0046】
いくつかの実施例では、方法100は、ステップS105をさらに含む。
【0047】
ステップS105:前記タスク情報中の前記予め設定された領域に対するトリガー操作に応答して、前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ詳細を表示する第1予め設定されたインターフェースを表示する。
【0048】
例示的には、メッセージ詳細には、前記少なくとも2つのセッションメッセージのすべての内容が表示されてもよい。例えば、メッセージ詳細には、前記少なくとも2つのセッションメッセージのすべての元の内容が表示されてもよく、折り畳まれて表示されるか又は縮小されて表示されるテキストメッセージがすべて展開して表示され、又は、前記少なくとも2つのセッションメッセージにピクチャや他のコントロールが含まれる場合、第1予め設定されたインターフェース内でピクチャ内容や他のコントロールのインターフェースがレンダリングされる。
【0049】
いくつかの実施例では、タスク情報の表示インターフェース内に前記少なくとも2つのセッションメッセージを表示するメッセージコントロールが設定されてもよく、ユーザーが該メッセージコントロールをトリガーした場合、第1予め設定されたインターフェースが表示される。
【0050】
本実施例では、タスク情報の予め設定された領域内に前記少なくとも2つのセッションメッセージが表示されることにより、セッションメッセージは比較的独立した形でタスク情報に表示されてもよく、一方、ユーザーは、該予め設定された領域をトリガーすることで、第1予め設定されたインターフェースを開いて、前記少なくとも2つのセッションメッセージのすべての内容を取得し、タスク情報に引用されるすべてのセッションメッセージを調べて、タスク情報のすべての背景情報を把握しやすい。
【0051】
いくつかの実施例では、前記予め設定された領域は、前記少なくとも2つのセッションメッセージの要約情報を表示し、前記要約情報は、予め設定されたスタイルで前記予め設定された領域内に表示される。本実施例では、予め設定された領域内に前記少なくとも2つのセッションメッセージの要約情報が表示されることにより、タスク関連者がメッセージ内容を素早く把握することが可能とされる。
【0052】
いくつかの実施例では、本開示の実施例によるクライアントはタスク表示インターフェースを有し、前記タスク表示インターフェースは、クライアントにログインするアカウントを作成者又はタスク実行者のタスク情報として表示することに用いられ得る。本実施例では、予め設定されたタスク表示インターフェースにタスク情報が表示されることにより、ユーザーがタスク情報を管理しやすい。
【0053】
いくつかの実施例では、方法100は、ステップB1をさらに含む。
【0054】
ステップB1:前記セッションインターフェイス内に前記タスク情報を表示する。
【0055】
本実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージを含むセッションインターフェイス内にタスク情報を配信することにより、ユーザーが該セッションインターフェイスを介してタスク情報を直接配信することができる。
【0056】
いくつかの実施例では、方法100は、ステップC1~ステップC3をさらに含む。
【0057】
ステップC1:少なくとも1つのセッションのセッション識別子を表示する。
【0058】
ステップC2:ユーザーによる前記セッション識別子の選択に基づいて、目標セッションを決定する。
【0059】
ステップC3:前記目標セッションに対応するセッションインターフェイスに予め設定されたスタイルでタスクインターフェイスを表示し、前記タスクインターフェイスは前記タスク情報及び予め設定された情報構造に基づいて得られる。
【0060】
例示的には、ユーザーによるタスク情報作成後に予め設定されたセッション選択インターフェースが表示されてもよく、前記セッション選択インターフェースには、作成しようとするタスク情報が送信する目標セッションをユーザーが選択するように、1つ又は複数のセッション識別子が表示されてもよい。
【0061】
本実施例では、ユーザーの選択に応じて目標セッションに対応するセッションインターフェイス内にタスク情報を表示することにより、ユーザーはセッションの方式でタスク情報を特定のユーザー又はグループに送信し、また、受信側は該タスク情報を素早く取得して調べることができ、これにより、タスク割り当て効率が向上する。
【0062】
いくつかの実施例では、前記タスク情報には、前記少なくとも2つのセッションメッセージのソース情報が表示されている。ここで、ソース情報は、メッセージの送信者情報、又はメッセージが属するセッション情報、例えばグループ情報などを含む。例示的には、ソース情報の内容は、「ユーザーAのセッション記録」「ユーザーA及びユーザーBのセッション記録」や又「グループセッション記録」などであってもよい。
【0063】
いくつかの実施例では、方法100は、ステップD1をさらに含む。
【0064】
ステップD1:前記少なくとも2つのセッションメッセージが属する送信者の数に基づいて、前記メッセージの送信者情報又は予め設定された第1ソース情報を含む前記ソース情報の内容を決定する。
【0065】
例示的には、第1ソース情報は、予め設定された文字、例えば「ソースグループセッション」であってもよい。
【0066】
さらに、ステップD1は、ステップd1とステップd2を含む。
【0067】
ステップd1:前記少なくとも2つのセッションメッセージが属する送信者の数が、予め設定された閾値以下である場合、前記ソース情報の内容に前記送信者の情報を含める。又は、
ステップd2:前記少なくとも2つのセッションメッセージが属する送信者の数が、予め設定された閾値を超える場合、前記ソース情報の内容に予め設定された第1ソース情報を含める。
【0068】
例示的には、予め設定された閾値が2であり、例えば、前記少なくとも2つのセッションメッセージがすべて同一ユーザーAにより送信される、又はユーザーA及びユーザーBのセッションに由来する場合、ソース情報の内容は、「ユーザーAのセッション記録」又は「ユーザーA及びユーザーBのセッション記録」であってもよく、前記少なくとも2つのセッションメッセージが3人以上のユーザーにより送信される、又はグループセッションに由来する場合、「グループセッション記録」が表示される。
【0069】
このようにして、本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法によれば、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属する送信者の数に基づいて前記ソース情報の内容を、前記メッセージの送信者情報又は予め設定された第1ソース情報として決定することにより、ソース情報を提供するとともに、他のユーザーの情報(例えばメッセージ受信側者の情報又はグループ名称情報など)の漏洩を回避することができる。
【0070】
いくつかの実施例では、セッションメッセージが属する送信者の数、セッションメッセージが属する送信者の識別子、セッションメッセージが属するセッションのタイプ、セッションメッセージが属するセッションの識別子のうちの少なくとも1つに基づいて、セッションメッセージのソース情報の内容を決定してもよい。セッションのタイプは、2人の間のセッションタイプ、又は複数人の間のグループセッションタイプを含んでもよく、セッションの識別子は、グループ名称などセッションの名称を含んでもよい。
【0071】
いくつかの実施例では、ステップS103は、ステップE1とステップE2を含む。
【0072】
ステップE1:前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容を決定する。
【0073】
例示的には、メッセージがテキストタイプである場合、該メッセージに含まれるテキスト内容を該メッセージのメッセージ内容として決定することができ、メッセージがピクチャタイプである場合、ピクチャに含まれる画像情報を該メッセージのメッセージ内容として決定することができる。
【0074】
ステップE2:タスク情報の予め設定された領域内に、前記予め設定された領域において予め設定されたスタイルで配列される前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容情報をレンダリングする。
【0075】
本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法によれば、予め設定された領域内に前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容をレンダリングすることにより、ユーザーは、他のメッセージ閲覧頁にジャンプすることなく、予め設定された領域を通じて複数の元のメッセージのメッセージ内容を直接プレビューすることができ、これにより、ユーザーの情報処理効率が向上する。
【0076】
いくつかの実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージがピクチャを含む場合、前記予め設定された領域内に前記ピクチャを表示し、前記少なくとも2つのセッションメッセージがビデオを含む場合、前記予め設定された領域内に前記ビデオのプレビューページ及び/又は前記ビデオの再生コントロールを表示し、前記少なくとも2つのセッションメッセージがオーディオを含む場合、前記予め設定された領域内にオーディオプレビューデータ及び/又はオーディオ再生コントロールを出力し、前記少なくとも2つのセッションメッセージがリンクを含む場合、前記予め設定された領域内に前記リンクを表示し、前記少なくとも2つのセッションメッセージがインタラクティブコントロールを含む場合、前記予め設定された領域内に前記インタラクティブコントロールを表示する。
【0077】
例示的には、ビデオのプレビューページは、ビデオのあるフレームのスクリーンショットを含んでもよく、オーディオプレビューデータは、オーディオから変換された文字の一部又はすべてを含んでもよい。
【0078】
本実施例では、メッセージがピクチャ、オーディオ、ビデオ、リンク、インタラクティブコントロールなどの非テキストタイプのメッセージを含む場合、予め設定された領域内に該非テキストタイプのメッセージを直接レンダリングすることにより、ユーザーは予め設定された領域を通じて非テキストタイプのメッセージの内容を直接プレビューすることができる。
【0079】
いくつかの実施例では、方法100は、ステップS106をさらに含む。
【0080】
ステップS106:前記予め設定された領域に表示されたメッセージ内容に対するトリガー操作に応答して、前記トリガー操作の対象となるメッセージ内容に対応するメッセージの元のインタラクティブ機能を実行し、前記元のインタラクティブ機能は前記メッセージがトリガー操作によりトリガーされたときに実行される機能を含む。
【0081】
いくつかの実施例では、ステップS106は、
前記予め設定された領域内に表示されたテキストに対するトリガー操作に応答して、前記テキストの内容を取得する、又は、
前記予め設定された領域内に表示されたピクチャに対するトリガー操作に応答して、前記ピクチャを拡大表示する、又は、
前記予め設定された領域内に表示されたマルチメディアファイルに対するトリガー操作に応答して、前記マルチメディアファイルを再生する、又は、
前記予め設定された領域内に表示されたドキュメントに対するトリガー操作に応答して、前記ドキュメントをダウンロードする又は開く、又は、
前記予め設定された領域内に表示されたリンクに対するトリガー操作に応答して、前記リンクに対応するインターフェースを表示する、又は、
前記予め設定された領域内に表示されたインタラクティブコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記インタラクティブコントロールに対応するインタラクティブ機能を実行するステップを含む。
【0082】
本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法によれば、予め設定された領域内に表示されたメッセージ内容は各セッションメッセージの元のインタラクティブ機能を継承し、これにより、ユーザーはメッセージにより表示されるメッセージ内容を直接クリックして、対応するインタアクション操作を行うことができる。
【0083】
いくつかの実施例では、ステップS103は、ステップF1とステップF2を含む。
【0084】
ステップF1:前記少なくとも2つのセッションメッセージに基づいて目標情報を生成する;
【0085】
ステップF2:前記目標情報に基づいて前記タスク情報を生成する。
【0086】
例示的には、タスク情報編集インターフェースに、生成された目標情報を表示してもよい。ユーザーは、タスク編集インターフェースにタスクのタイトル、内容、人員、時間などの情報を入力して、最終的に、前記目標情報を含むタスク情報を生成してもよい。
【0087】
例示的には、前記目標情報は前記タスク情報の備考情報である。
【0088】
いくつかの実施例では、方法100は、ステップS104をさらに含む。
【0089】
ステップS104:目標ユーザーを決定して、前記目標情報の閲覧権限を前記目標ユーザーに付与する。
【0090】
いくつかの実施例では、前記目標ユーザーは、前記タスク情報のタスク作成者、タスク実行者、タスクフォロワーのうちの1つ又は複数を含む。
【0091】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記目標情報の閲覧権限を設定して、タスク作成者、実行者又はフォロワーなどの目標ユーザーにその権限を付与することにより、タスク関連者がタスク情報を受信して目標情報を閲覧できるようにするとともに、タスクに無関係の人への目標情報の漏洩を回避できる。
【0092】
例示的には、目標情報のメッセージコンテナをコピーして、該目標情報のメッセージコンテナを閲覧する権限を目標ユーザーに付与することにより、目標ユーザーが目標情報の内容を閲覧することが可能とされる。
【0093】
いくつかの実施例では、前記目標情報の情報タイプは予め設定された第1情報タイプである。通常、セッションメッセージは、例えば、テキスト、ピクチャ、ビデオ、オーディオ、ドキュメント、リンクなど、各種タイプのメッセージを含んでもよく、本実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージの元のタイプがどのような情報タイプであるかに関わらず、少なくとも2つのセッションメッセージを予め設定された第1情報タイプとして生成することにより、クライアントが目標情報を生成する際には1種の情報タイプ(すなわち、予め設定された第1情報タイプ)のレンダリング方式だけを処理すればよく、これにより、クライアントの情報処理負担が低減される。
【0094】
いくつかの実施例では、前記第1情報タイプはマージメッセージタイプであり、前記マージメッセージタイプは、2つ以上のセッションメッセージを収容できるように構成される。
【0095】
いくつかの実施例では、前記目標情報は前記タスク情報のタスク備考情報であり、これにより、メッセージは関連者が閲覧してタスクの背景を把握するためのタスクの備考とされてもよい。
【0096】
いくつかの実施例では、ステップF1は、ステップf1と、ステップf2と、を含む。
【0097】
ステップf1:前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データを決定する。
【0098】
ここで、実体データは、例えばテキストメッセージに対応するテキストデータ、ピクチャメッセージに対応する画像データなど、セッションメッセージに基づいて生成されてセッションメッセージ実体内容を反映するデータである。
【0099】
ステップf2:前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データに基づいて、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データを前記目標情報の実体データに含めることで、前記目標情報に前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容を持たせる。
【0100】
本実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データに基づいて目標情報をレンダリングすることにより、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体内容を目標情報において直接レンダリングし、ユーザーがタスク情報中の目標情報によって、転送されたメッセージの実体内容を直接プレビューできるようにする。
【0101】
いくつかの実施例では、方法100は、前記少なくとも2つのセッションメッセージの元の情報タイプを決定するステップS107をさらに含み、ステップf2は、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データ、前記元の情報タイプ、及び予め設定された第1情報タイプに基づいて、前記目標情報を生成するステップをさらに含んでもよく、前記目標情報のタイプは前記第1情報タイプである。例えばテキストメッセージの情報タイプはテキスト情報タイプであり、ピクチャメッセージの情報タイプはピクチャ情報タイプであり、オーディオメッセージの情報タイプはオーディオ情報タイプであるなど、元の情報タイプは前記セッションメッセージの情報タイプである。
【0102】
いくつかの実施例では、前記第1情報タイプに対応しており、前記少なくとも2つのセッションメッセージを含むメッセージリストを取得し、前記メッセージリストにおける各セッションメッセージの実体データ及び元の情報タイプに基づいて、前記目標情報のメッセージ内容を生成してもよい。例示的には、第1情報タイプに対応するメッセージリストを設定してもよい。
【0103】
いくつかの実施例では、対応するセッションメッセージの元の情報タイプに基づいて情報タイプを登録し、前記第1情報タイプに基づいてメッセージデータモデルを決定し、前記セッションメッセージの実体データを前記メッセージデータモデルに入力してもよく、これにより、サーバー側での変更が少なく、また他のソフトウェア開発キット(SDK:Software Development Kit)の使用が不要である場合、目標情報に直接プレビュー能力を付与することができ、目標情報が各セッションメッセージのインタラクティブ機能を継承するので、ユーザーは目標情報により表示される実体メッセージ内容をクリックすることで、対応するインタラクティブ機能を実行し、例えば、ピクチャをクリックして拡大画像を閲覧したり、ビデオをクリックしてビデオを再生したり、ドキュメントをクリックしてドキュメントをダウンロードするか、これを開いてたり、インタラクティブコントロールに対応する機能を実行したりすることができる。
【0104】
このように、本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法によれば、目標情報について特定の情報タイプ(即ち、予め設定された第1情報タイプ)を予め設定しておき、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データ、元の情報タイプ、及び予め設定された第1情報タイプに基づいて、目標情報を生成することにより、サーバー側での変更が少ない場合、タスク情報の目標情報でレンダリングにより前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容を直接得て、目標情報に各セッションメッセージのインタアクション能力を継承させることができる。
【0105】
いくつかの実施例では、前記予め設定された第1情報タイプである情報は、1つ又は複数の情報を収容することができ、同一タイプの情報に対して入れ子にできるように構成される。このようにして、予め設定された第1情報タイプを有する情報は、複数の副情報を収容することができ、その自体も副情報として他の情報(例えばタスク情報)に入れ子にされ得、これにより、複数層の情報入れ子構造が実現される。
【0106】
図2は、本開示の一実施例によるタスク情報の概略図を示している。タスク情報220には、タスクタイトル「タスクA:XXX」、予め設定された領域210、タスクの実行者情報「B、C、D」、及び終了日時情報「来週の金曜日17:30」が表示されている。そのうち、予め設定された領域210には、本開示の1つ又は複数の実施例で決定された2つのセッションメッセージが表示されており、この2つのセッションメッセージはいずれも「ユーザA」により送信され、そのうちの一方はテキストメッセージであり、他方は星模様を持つピクチャであり、予め設定された領域210には、ソース情報「ユーザーAのセッション記録」も表示されている。
【0107】
以上に対応して、図3に示すように、本開示の別の実施例による情報処理装置300は、セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するための表示ユニット301と、
前記セッションインターフェイス内の少なくとも2つのセッションメッセージを決定するための決定ユニット302と、
タスク作成命令に応答して、前記少なくとも2つのセッションメッセージに基づいてタスク情報を生成するための生成ユニット303と、を備える。
【0108】
このようにして、本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理装置では、セッションインターフェイス内の少なくとも2つのセッションメッセージを決定し、決定したセッションメッセージに基づいてタスク情報を生成することにより、ユーザーがセッションインターフェイス内の複数セッションメッセージに基づいてタスク情報を生成することが容易になり、これにより、タスク情報の作成効率が高まる。
【0109】
いくつかの実施例では、生成ユニット303は、
前記少なくとも2つのセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報中の予め設定されたフィールドの値を決定するためのフィールド決定サブユニットを含む。
【0110】
例示的には、前記予め設定されたフィールドは、タスクの備考情報フィールド、タスクの主題情報フィールド、タスクの内容情報フィールド、タスクの人員情報フィールド、タスクの時間情報フィールドなどを含むが、これらに限定されない。
【0111】
いくつかの実施例では、前記フィールド決定サブユニットは、前記少なくとも2つのセッションメッセージの内容、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属する送信者情報、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、前記予め設定されたフィールドの値を決定することに用いられる。
【0112】
さらに、いくつかの実施例では、フィールド決定サブユニットは、前記少なくとも2つのセッションメッセージの内容に基づいて、前記タスク情報の主題情報、内容情報又は備考情報を生成することに用いられる。
【0113】
さらに、いくつかの実施例では、フィールド決定サブユニットは、前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容に含まれるユーザー情報及び/又は前記少なくとも2つのセッションメッセージの送信者情報に基づいて、タスクの人員情報、包括タスクの作成者、タスクの実行者、タスクのフォロワーなどを生成することに用いられる。例示的には、セッション情報が、「@ユーザA」などの予め設定されたフィールドを含む場合、予め設定されたフィールド内のユーザー情報をタスクの実行者情報としてもよい。
【0114】
いくつかの実施例では、フィールド決定サブユニットは、前記少なくとも2つのセッションメッセージの内容、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属する送信者情報、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、少なくとも1つの候補キーワードを決定すること、及び、ユーザーによる前記候補キーワードの選択及び/又はユーザーによる入力に基づいて、前記予め設定されたフィールドの値を決定することに用いられる。
【0115】
例示的には、タスク編集インターフェースの予め設定されたフィールドの入力欄付近に複数の候補キーワードが表示され、ユーザーによって選定される1つ又は複数の候補キーワードは、対応する入力欄に自動的に記入され、ユーザーは、入力欄の内容を編集、変更して、編集、変更後の内容に基づいて、対応する予め設定されたフィールドを決定することができる。
【0116】
いくつかの実施例では、前記予め設定されたフィールドは、備考情報フィールドを含み、フィールド決定サブユニットは、前記少なくとも2つのセッションメッセージを前記タスク情報の備考情報として決定することに用いられる。本願では、選定したセッションメッセージをタスク情報中の備考情報とすることにより、タスク関連者がタスクの背景情報及び経緯を把握することが容易になる。
【0117】
いくつかの実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージは前記タスク情報中の予め設定された領域内に表示される。この例では、予め設定された領域内に前記少なくとも2つのセッションメッセージを表示することにより、前記少なくとも2つのセッションメッセージを比較的独立した形でタスク情報に表示し、ユーザーによる調査を容易にする。
【0118】
いくつかの実施例では、予め設定された領域は、タスク情報の備考領域を含む。本実施例では、選定したセッションメッセージがタスク情報中の備考領域内に表示されることにより、タスク関連者がタスクの背景情報及び経緯を容易に把握することができる。例示的には、予め設定された領域は、メッセージブロック(Block)の形で表示されてもよい。
【0119】
いくつかの実施例では、装置300は、
前記タスク情報中の前記予め設定された領域に対するトリガー操作に応答して、前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ詳細を表示する第1予め設定されたインターフェースを表示するためのメッセージ詳細表示ユニットをさらに含む。
【0120】
例示的には、メッセージ詳細には、前記少なくとも2つのセッションメッセージのすべての内容が表示されてもよい。例えば、メッセージ詳細には、前記少なくとも2つのセッションメッセージのすべての元の内容が表示されてもよく、折り畳まれて表示されるか又は縮小されて表示されるテキストメッセージがすべて展開して表示され、又は、前記少なくとも2つのセッションメッセージにピクチャや他のコントロールが含まれる場合、第1予め設定されたインターフェース内でピクチャ内容や他のコントロールのインターフェースがレンダリングされる。
【0121】
いくつかの実施例では、タスク情報の表示インターフェース内に前記少なくとも2つのセッションメッセージを表示するメッセージコントロールが設定されてもよく、ユーザーが該メッセージコントロールをトリガーした場合、第1予め設定されたインターフェースが表示される。
【0122】
いくつかの実施例では、前記予め設定された領域は、前記少なくとも2つのセッションメッセージの要約情報を表示し、前記要約情報は、予め設定されたスタイルで前記予め設定された領域内に表示される。本実施例では、予め設定された領域内に前記少なくとも2つのセッションメッセージの要約情報が表示されることにより、タスク関連者がメッセージ内容を素早く把握することが可能とされる。
【0123】
いくつかの実施例では、本開示の実施例によるクライアントはタスク表示インターフェースを有し、前記タスク表示インターフェースは、クライアントにログインするアカウントを作成者又はタスク実行者のタスク情報として表示することに用いられ得る。本実施例では、予め設定されたタスク表示インターフェースにタスク情報が表示されることにより、ユーザーがタスク情報を管理しやすい。
【0124】
いくつかの実施例では、装置300は、
前記セッションインターフェイス内に前記タスク情報を表示するためのタスク表示ユニットをさらに含む。
【0125】
本実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージを含むセッションインターフェイス内にタスク情報を配信することにより、ユーザーが該セッションインターフェイスを介してタスク情報を直接配信することができる。
【0126】
いくつかの実施例では、装置300は、
少なくとも1つのセッションのセッション識別子を表示するためのセッション識別サブ表示ユニットと、
ユーザーによる前記セッション識別子の選択に基づいて、目標セッションを決定するための目標セッション決定ユニットと、
前記目標セッションに対応するセッションインターフェイスに予め設定されたスタイルでタスクインターフェイスを表示するためのタスクインターフェイス表示ユニットであって、前記タスクインターフェイスは前記タスク情報及び予め設定された情報構造に基づいて得られるタスクインターフェイス表示ユニットと、をさらに備える。
【0127】
いくつかの実施例では、前記タスク情報には、前記少なくとも2つのセッションメッセージのソース情報が表示されている。ここで、ソース情報は、メッセージの送信者情報、又はメッセージが属するセッション情報、例えばグループ情報などを含む。例示的には、ソース情報の内容は、「ユーザーAのセッション記録」「ユーザーA及びユーザーBのセッション記録」や又「グループセッション記録」などであってもよい。
【0128】
いくつかの実施例では、装置300は、
前記少なくとも2つのセッションメッセージが属する送信者の数に基づいて、前記メッセージの送信者情報又は予め設定された第1ソース情報を含む前記ソース情報の内容を決定するためのソース情報決定ユニットをさらに備える。
【0129】
例示的には、第1ソース情報は、予め設定された文字、例えば「ソースグループセッション」であってもよい。
【0130】
さらに、ソース情報決定ユニットは、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属する送信者の数が、予め設定された閾値以下である場合、前記ソース情報の内容に前記送信者の情報を含める、又は、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属する送信者の数が、予め設定された閾値を超える場合、前記ソース情報の内容に予め設定された第1ソース情報を含めることに用いられる。
【0131】
いくつかの実施例では、生成ユニット303は、前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容を決定すること、及び、タスク情報の予め設定された領域内に、前記予め設定された領域において予め設定されたスタイルで配列される前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容情報をレンダリングすることに用いられる。
【0132】
いくつかの実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージがピクチャを含む場合、前記予め設定された領域内に前記ピクチャを表示し、前記少なくとも2つのセッションメッセージがビデオを含む場合、前記予め設定された領域内に前記ビデオのプレビューページ及び/又は前記ビデオの再生コントロールを表示し、前記少なくとも2つのセッションメッセージがオーディオを含む場合、前記予め設定された領域内にオーディオプレビューデータ及び/又はオーディオ再生コントロールを出力し、前記少なくとも2つのセッションメッセージがリンクを含む場合、前記予め設定された領域内に前記リンクを表示し、前記少なくとも2つのセッションメッセージがインタラクティブコントロールを含む場合、前記予め設定された領域内に前記インタラクティブコントロールを表示する。
【0133】
例示的には、ビデオのプレビューページは、ビデオのあるフレームのスクリーンショットを含んでもよく、オーディオプレビューデータは、オーディオから変換された文字の一部又はすべてを含んでもよい。
【0134】
本実施例では、メッセージがピクチャ、オーディオ、ビデオ、リンク、インタラクティブコントロールなどの非テキストタイプのメッセージを含む場合、予め設定された領域内に該非テキストタイプのメッセージを直接レンダリングすることにより、ユーザーは予め設定された領域を通じて非テキストタイプのメッセージの内容を直接プレビューすることができる。
【0135】
いくつかの実施例では、装置300は、
前記予め設定された領域に表示されたメッセージ内容に対するトリガー操作に応答して、前記トリガー操作の対象となるメッセージ内容に対応するメッセージの元のインタラクティブ機能を実行するためのインタアクションユニットであって、前記元のインタラクティブ機能は前記メッセージがトリガー操作によりトリガーされたときに実行される機能を含むインタアクションユニットをさらに備える。
【0136】
いくつかの実施例では、インタアクションユニットは、前記予め設定された領域内に表示されたテキストに対するトリガー操作に応答して、前記テキストの内容を取得する、又は、前記予め設定された領域内に表示されたピクチャに対するトリガー操作に応答して、前記ピクチャを拡大表示する、又は、前記予め設定された領域内に表示されたマルチメディアファイルに対するトリガー操作に応答して、前記マルチメディアファイルを再生する、又は、前記予め設定された領域内に表示されたドキュメントに対するトリガー操作に応答して、前記ドキュメントをダウンロードする又は開く、又は、前記予め設定された領域内に表示されたリンクに対するトリガー操作に応答して、前記リンクに対応するインターフェースを表示する、又は、前記予め設定された領域内に表示されたインタラクティブコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記インタラクティブコントロールに対応するインタラクティブ機能を実行することに用いられる。
【0137】
いくつかの実施例では、生成ユニット303は、
前記少なくとも2つのセッションメッセージに基づいて目標情報を生成するための目標情報生成サブユニットと、
前記目標情報に基づいて前記タスク情報を生成するためのタスク情報生成サブユニットと、を備える。
【0138】
例示的には、タスク情報編集インターフェースに、生成された目標情報を表示してもよい。ユーザーは、タスク編集インターフェースにタスクのタイトル、内容、人員、時間などの情報を入力して、最終的に、前記目標情報を含むタスク情報を生成してもよい。
【0139】
例示的には、前記目標情報は前記タスク情報の備考情報である。
【0140】
いくつかの実施例では、装置300は、
目標ユーザーを決定して、前記目標情報の閲覧権限を前記目標ユーザーに付与するための権限決定ユニットをさらに備える。
【0141】
いくつかの実施例では、目標情報生成サブユニットは、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データを決定し、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データに基づいて、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データを前記目標情報の実体データに元含めることで、前記目標情報に前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容を持たせることに用いられる。
【0142】
いくつかの実施例では、装置300は、前記少なくとも2つのセッションメッセージの元の情報タイプを決定するための元の情報決定ユニットをさらに備える。目標情報生成サブユニットは、さらに、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データ、前記元の情報タイプ、及び予め設定された第1情報タイプに基づいて、前記目標情報を生成することに用いられ、前記目標情報のタイプは前記第1情報タイプである。例えばテキストメッセージの情報タイプはテキスト情報タイプであり、ピクチャメッセージの情報タイプはピクチャ情報タイプであり、オーディオメッセージの情報タイプはオーディオ情報タイプであるなど、元の情報タイプは前記セッションメッセージの情報タイプである。
【0143】
いくつかの実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージを含む、前記第1情報タイプに対応するメッセージリストを取得し、前記メッセージリストにおける各セッションメッセージの実体データ及び元の情報タイプに基づいて、前記目標情報のメッセージ内容を生成してもよい。例示的には、第1情報タイプに対応するメッセージリストを設定してもよい。
【0144】
いくつかの実施例では、対応するセッションメッセージの元の情報タイプに基づいて情報タイプを登録し、前記第1情報タイプに基づいてメッセージデータモデルを決定し、前記セッションメッセージの実体データを前記メッセージデータモデルに入力してもよく、これにより、サーバー側での変更が少なく、また他のソフトウェア開発キット(SDK:Software Development Kit)の使用が不要である場合、目標情報に直接プレビュー能力を付与することができ、目標情報が各セッションメッセージのインタラクティブ機能を継承するので、ユーザーは目標情報により表示される実体メッセージ内容をクリックすることで、対応するインタラクティブ機能を実行し、例えば、ピクチャをクリックして拡大画像を閲覧したり、ビデオをクリックしてビデオを再生したり、ドキュメントをクリックしてドキュメントをダウンロードするか、これを開いたり、インタラクティブコントロールに対応する機能を実行したりすることができる。
【0145】
装置の実施例については、基本的には方法の実施例に対応するので、関連点については、方法の実施例部分を参照すればよい。上記で説明された装置の実施例は概略的なものにすぎず、分離モジュールとして説明されたモジュールは、分離されていてもよいし、分離されていなくてもよい。これらのモジュールの一部又は全部は、実際の必要に応じて、本実施例の目的を達成するために選択されてもよい。当業者は、創造的な努力を必要とせずに、それを理解して実施することができる。
【0146】
以上に対応して、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、
プログラムコードを記憶するための少なくとも1つのメモリと、メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して、本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法を前記電子機器に実行させるための少なくとも1つのプロセッサと、を備える電子機器を提供する。
【0147】
以上に対応して、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、コンピュータ機器によって実行されて、本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法を前記コンピュータ機器に実行させるプログラムコードを記憶した非一時的なコンピュータ記憶媒体を提供する。
【0148】
図4は、本開示の実施例の電子機器400を実現するための構造概略図を示している。本開示の実施例における電子機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、タブレット(PAD)、ポータブルマルチメディアプレーヤー(PMP)、デジタルTV、デスクトップコンピュータ等の端末機器又はサーバー機器を含むことができるが、これらに限定されるものではない。図4に示す電子機器は一例にすぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲に制限を与えるものではない。
【0149】
図4に示すように、電子機器400は、読み取り専用メモリ(ROM)402に記憶されたプログラム、又は記憶装置408からランダムアクセスメモリ(RAM)403にロードされたプログラムに従って、様々な適切な動作及び処理を実行することができる処理装置(例えば、中央プロセッサ、グラフィックスプロセッサなど)401を含むことができる。RAM 403には、電子機器400の動作に必要な各種プログラムやデータも記憶されている。処理装置401、ROM 402及びRAM 403は、バス404を介して互いに接続されている。入出力(I/O)インターフェース405もバス404に接続される。
【0150】
一般に、例えば、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置406;例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、バイブレータ等を含む出力装置407;例えば、磁気テープ、ハードディスク等を含む記憶装置408;及び通信装置409はI/Oインターフェース405に接続することができる。例示的には、記憶装置408は第1データベースと第2データベースを記憶してもよく、第1データベースには第1プログラムの少なくとも1つの第1サブプログラム識別子、第2データベースには第1プログラムの少なくとも1つの第2サブプログラム識別子が記憶されている。通信装置409は、電子機器400がデータを交換するために他の機器と無線又は有線で通信することを可能にすることができる。図4は、様々な装置を有する電子機器400を示しているが、示されている装置の全てを実装したり備えたりすることは必ずしも必要ではないことが理解されるべきである。代替的に、又はより多くの又はより少ない装置を実装したり備えたりすることができる。
【0151】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して上記したプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実装することができる。例えば、本開示の実施例は、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む、非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体上に搭載されたコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含む。このような実施例では、このコンピュータプログラムは、通信装置409を介してネットワークからダウンロードされてインストールされてもよいし、記憶装置408からインストールされてもよいし、ROM 402からインストールされてもよい。このコンピュータプログラムが処理装置401によって実行されると、本開示の実施例に係る装置で定義される上記の機能が実行される。
【0152】
なお、本開示で上記したコンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ読み取り可能な信号媒体又はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、又はこれら2つの任意の組み合わせであり得る。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気的、磁気的、光的、電磁的、赤外線的、又は半導体的な情報処理システム、装置、又はデバイス、又はこれらの任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されるわけではない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光学メモリデバイス、磁気メモリデバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むことができるが、これらに限定されるわけではない。本開示では、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、命令実行情報処理システム、装置、又はデバイスによって、又はそれらと組み合わせて使用することができるプログラムを含む又は格納する任意の有形媒体とすることができる。一方、本開示では、コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードを搬送する、ベースバンドに、又はキャリアの一部として伝搬するデータ信号を含むことができる。このような伝播されたデータ信号は、電磁信号、光信号、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない様々な形態をとることができる。コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、命令実行情報処理システム、装置、又はデバイスによって、又はそれらと組み合わせて使用するためのプログラムを送信、伝播、又は伝送することができる、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外の任意のコンピュータ読み取り可能な媒体であってもよい。コンピュータ読み取り可能な媒体に含まれるプログラムコードは、ワイヤ、光ケーブル、RF(無線周波数)等、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない任意の適切な媒体で伝送することができる。
【0153】
いくつかの実施形態では、クライアント、サーバーは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP:HyperText Transfer Protocol)のような、現在知られている、又は将来研究開発される任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、任意の形式又は媒体のデジタルデータ(例えば、通信ネットワーク)と通信して相互接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、ネットワーク(例えば、インターネット)、及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、adhocエンドツーエンドネットワーク)、ならびに現在知られている又は将来研究開発される任意のネットワークを含む。
【0154】
上記コンピュータ読み取り可能な媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよく、この電子機器に組み込まれていない別個に存在したものであってもよい。
【0155】
上記のコンピュータ読み取り可能な媒体は、1つ又は複数のプログラムを含み、上記の1つ又は複数のプログラムは、電子機器によって実行されると、セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するステップと、前記セッションインターフェイス内の少なくとも2つのセッションメッセージを決定するステップと、タスク作成命令に応答して、前記少なくとも2つのセッションメッセージに基づいてタスク情報を生成するステップと、を該電子機器に実行させる。
【0156】
本開示の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語を含むがこれに限定されない、また「C」言語などの一般的な手続き型プログラミング言語や類似のプログラミング言語も含む1つ又は複数のプログラミング言語、又はそれらの組み合わせで記述することができる。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータ上で、部分的にユーザコンピュータ上で、独立したソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザコンピュータ上で、部分的にリモートコンピュータ上で、又は完全にリモートコンピュータ又はサーバー上で実行することができる。リモートコンピュータが関与する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザコンピュータに接続することができ、又は外部コンピュータ(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続することができる)に接続することができる。
【0157】
図面のフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施例に係るシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品の可能な実装のアーキテクチャ、機能、及び動作を図示している。この点で、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、所定の論理機能を実装するための1つ又は複数の実行可能命令を含むモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができる。なお、代替としてのいくつかの実装では、ブロックに示された機能は、図面に示されたものとは異なる順序で発生することもある。例えば、連続的に表現された2つのブロックは、実際には実質的に並列に実行されてもよく、関係する機能に応じて逆の順序で実行されてもよい。また、ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック、ならびにブロック図及び/又はフローチャートのブロックの組み合わせは、所定の機能又は動作を実行する専用のハードウェアベースのシステムで実装されてもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実装されてもよい。
【0158】
本開示の実施例に記載されたユニットは、ソフトウェアによって実装されてもよいし、ハードウェアによって実装されてもよい。なお、ユニットの名称はこのユニット自体を限定するものではない場合があり、例えば、表示ユニットを「セッションインターフェイスを表示するためのユニット」と記載することもできる。
【0159】
本明細書で上記された機能は、少なくとも部分的に、1つ又は複数のハードウェア論理コンポーネントによって実行されてもよい。例えば、限定されることなく、使用され得る例示的なタイプのハードウェアロジックユニットは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、複雑プログラマブル論理装置(CPLD)などを含む。
【0160】
本開示の文脈では、機械読み取り可能な媒体は、命令実行システム、装置、又は機器が使用するために、又は命令実行システム、装置、又は機器と共に使用するために、プログラムを含むか又は格納することができる有形媒体とすることができる。機械読み取り可能な媒体は、機械読み取り可能な信号媒体又は機械読み取り可能な記憶媒体とすることができる。機械読み取り可能な媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、又は半導体的なシステム、装置又は機器、又はこれらの任意の適切な組み合わせを含むことができるが、これらに限定されるものではない。機械読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の線に基づく電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶機器、磁気記憶機器、又はこれらの任意の適切な組み合わせを含む。
【0161】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するステップと、前記セッションインターフェイス内の少なくとも1つのセッションメッセージを決定するステップと、タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成するステップと、を含む、情報処理方法を提供する。
【0162】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成する前記ステップは、ユーザーによる入力及び決定したセッションメッセージに応じてタスク情報を生成するステップを含む。
【0163】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成する前記ステップは、決定したセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報中の予め設定されたフィールドの値を決定するステップを含む。
【0164】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成する前記ステップは、決定したセッションメッセージの内容、決定したセッションメッセージが属する送信者情報、決定したセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、タスクの備考情報フィールド、タスクの主題情報フィールド、タスクの内容情報フィールド、タスクの人員情報フィールド、タスクの時間情報フィールドのうちの1つ又は複数を含む前記予め設定されたフィールドの値を決定するステップを含む。
【0165】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記予め設定されたフィールドは、備考情報フィールドを含み、決定したセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報中の予め設定されたフィールドの値を決定する前記ステップは、決定したセッションメッセージを前記タスク情報の備考情報として決定するステップを含む。
【0166】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージは前記タスク情報中の予め設定された領域内に表示される。
【0167】
本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法によれば、前記タスク情報中の前記予め設定された領域に対するトリガー操作に応答して、決定したセッションメッセージのメッセージ詳細を表示する第1予め設定されたインターフェースを表示するステップをさらに含む。
【0168】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記予め設定された領域は、前記タスク情報の備考領域を含む。
【0169】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記予め設定された領域は、決定したセッションメッセージの要約情報を表示し、前記要約情報は、予め設定されたスタイルで前記予め設定された領域内に表示される。
【0170】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ユーザーによる入力及び決定したセッションメッセージに応じて前記タスク情報を生成する前記ステップは、前記ユーザーによる入力に基づいて、前記タスク情報の内容情報、人員情報、及び時間情報のうちの1つ又は複数を決定するステップを含む。
【0171】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報中の予め設定されたフィールドの値を決定する前記ステップは、決定したセッションメッセージの内容、決定したセッションメッセージが属する送信者情報、決定したセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、少なくとも1つの候補キーワードを決定するステップと、ユーザーによる前記候補キーワードの選択及び/又はユーザーによる入力に基づいて、前記予め設定されたフィールドの値を決定するステップと、を含む。
【0172】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記タスク情報には、決定したセッションメッセージのソース情報が表示されており、前記方法は、決定したセッションメッセージに基づいて、属する送信者の数、前記メッセージの送信者情報又は予め設定された第1ソース情報を含む前記ソース情報の内容を決定するステップをさらに含む。
【0173】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージに基づいて、属する送信者の数、前記ソース情報の内容を決定する前記ステップは、決定したセッションメッセージが属する送信者の数が予め設定された閾値以下である場合、前記ソース情報の内容に前記送信者の情報を含めるステップと、決定したセッションメッセージが属する送信者の数が予め設定された閾値を超える場合、前記ソース情報の内容に前記予め設定された第1ソース情報を含めるステップを含む。
【0174】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記セッションメッセージは、テキストメッセージ、マルチメディアファイル、ドキュメント、リンク、インタラクティブコントロールのうちの少なくとも1つを含む。
【0175】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージがピクチャを含む場合、前記予め設定された領域内に前記ピクチャを表示するステップは、決定したセッションメッセージがビデオを含む場合、前記予め設定された領域内に前記ビデオのプレビューページ及び/又は前記ビデオの再生コントロールを表示するステップと、決定したセッションメッセージがオーディオを含む場合、前記予め設定された領域内にオーディオプレビューデータ及び/又はオーディオ再生コントロールを出力するステップと、決定したセッションメッセージがリンクを含む場合、前記予め設定された領域内に前記リンクを表示するステップと、決定したセッションメッセージがインタラクティブコントロールを含む場合、前記予め設定された領域内に前記インタラクティブコントロールを表示するステップとを含む。
【0176】
本開示の1つ又は複数の実施例による前記情報処理方法によれば、前記予め設定された領域に表示されたメッセージ内容に対するトリガー操作に応答して、前記トリガー操作の対象となるメッセージ内容に対応するメッセージの元のインタラクティブ機能を実行するステップであって、前記元のインタラクティブ機能は前記メッセージがトリガー操作によりトリガーされたときに実行される機能を含むステップをさらに含む。
【0177】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記タスク情報内の予め設定された領域に表示されたメッセージ内容に対するトリガー操作に応答して、前記トリガー操作の対象となるメッセージ内容に対応するメッセージの元のインタラクティブ機能を実行する前記ステップは、前記予め設定された領域内に表示されたテキストに対するトリガー操作に応答して、前記テキストの内容を取得する、又は、前記予め設定された領域内に表示されたピクチャに対するトリガー操作に応答して、前記ピクチャを拡大表示する、又は、前記予め設定された領域内に表示されたマルチメディアファイルに対するトリガー操作に応答して、前記マルチメディアファイルを再生する、又は、前記予め設定された領域内に表示されたドキュメントに対するトリガー操作に応答して、前記ドキュメントをダウンロードする又は開く、又は、前記予め設定された領域内に表示されたリンクに対するトリガー操作に応答して、前記リンクに対応するインターフェースを表示する、又は、前記予め設定された領域内に表示されたインタラクティブコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記インタラクティブコントロールに対応するインタラクティブ機能を実行するステップを含む。
【0178】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成する前記ステップは、決定したセッションメッセージに基づいて、目標情報を生成するステップと、前記目標情報に基づいて前記タスク情報を生成するステップと、を含む。
【0179】
本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法によれば、目標ユーザーを決定して、前記目標情報の閲覧権限を前記目標ユーザーに付与するステップをさらに含む。
【0180】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記目標ユーザーは、前記タスク情報のタスク作成者、タスク実行者、タスクフォロワーのうちの1つ又は複数を含む。
【0181】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記目標情報の情報タイプは予め設定された第1情報タイプである。
【0182】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1情報タイプは、マージメッセージタイプであり、前記マージメッセージタイプは、2つ以上のセッションメッセージを収容できるように構成される。
【0183】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報の目標情報を生成する前記ステップは、決定したセッションメッセージの実体データを決定するステップと、決定したセッションメッセージの実体データに基づいて、決定したセッションメッセージの実体データを前記目標情報の実体データに含めることで、決定したセッションメッセージのメッセージ内容を前記目標情報に持たせるステップと、を含む。
【0184】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記方法は、決定したセッションメッセージの元の情報タイプを決定するステップをさらに含み、決定したセッションメッセージの実体データに基づいて、決定したセッションメッセージの実体データを前記目標情報の実体データに含める前記ステップは、決定したセッションメッセージの実体データ、前記元の情報タイプ及び予め設定された第1情報タイプに基づいて、前記目標情報を生成するステップを含み、前記目標情報のタイプは前記第1情報タイプである。
【0185】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージの実体データ、前記元の情報タイプ及び予め設定された第1情報タイプに基づいて、前記目標情報を生成する前記ステップは、決定したセッションメッセージを含む、前記第1情報タイプに対応するメッセージリストを取得するステップと、前記メッセージリストにおける各セッションメッセージの実体データ及び元の情報タイプに基づいて、前記目標情報のメッセージ内容を生成するステップと、を含む。
【0186】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記セッションインターフェイス内の少なくとも1つのセッションメッセージを決定する前記ステップは、前記セッションインターフェイス内の少なくとも2つのセッションメッセージを決定するステップを含む。
【0187】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するステップと、前記セッションインターフェイス内のセッションメッセージを決定するステップと、タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成するステップであって、決定したセッションメッセージの内容、決定したセッションメッセージが属する送信者情報、決定したセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、前記タスク情報の予め設定されたフィールドの値を決定することを含むステップと、を含む、情報処理方法を提供する。
【0188】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するための表示ユニットと、前記セッションインターフェイス内の少なくとも1つのセッションメッセージを決定するための決定ユニットと、タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成する生成ユニットと、を備える、情報処理装置を提供する。
【0189】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、プログラムコードを記憶するための少なくとも1つのメモリと、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して本開示の1つ又は複数の実施例による方法を前記電子機器に実行させる少なくとも1つのプロセッサと、を備える、電子機器を提供する。
【0190】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、コンピュータ機器によって実行されて、本開示の1つ又は複数の実施例による方法を前記コンピュータ機器に実行させるプログラムコードを記憶した非一時的なコンピュータ記憶媒体を提供する。
【0191】
以上の説明は、本開示のより良い実施例及び適用される技術原理の説明にすぎない。当業者は、本開示に係る開示の範囲は、上記の技術的特徴の特定の組み合わせからなる技術的解決手段に限定されるものではなく、上記の開示の発想から逸脱することなく、上記の技術的特徴又はその均等な特徴の任意の組み合わせからなる他の技術的解決手段も対象とすべきであることを理解する。例えば、上記の特徴と、本開示で開示された(ただし、これらに限定されるわけではないが)類似した機能を有する技術的特徴とを相互に置換して形成される技術的解決手段である。
【0192】
さらに、各動作は特定の順序で示されているが、これらの動作が示されている特定の順序で実行されるか、又は順次実行されることを必要とするものとして理解されるべきではない。ある環境では、マルチタスクや並列処理が有利になる場合がある。同様に、いくつかの具体的な実施の詳細が上記の論述に含まれているが、これらは本開示の範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。個別の実施例の文脈で説明された、いくつかの特徴は、単一の実施例において組み合わせて実装されてもよい。一方、単一の実施例の文脈で説明された様々な特徴は、複数の実施例において個別に、又は任意の適切なサブ組み合わせで実装されてもよい。
【0193】
本主題は、構造的特徴及び/又は方法の論理動作に固有の言語で説明されているが、特許請求の範囲において限定される主題は、上記した特定の特徴又は動作に必ずしも限定されないことが理解されるべきである。一方、上記で説明された特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実装する例示的な形態にすぎない。
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2023-11-10
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理方法であって、
セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するステップと、
前記セッションインターフェイス内の少なくとも1つのセッションメッセージを決定するステップと、
タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成するステップと、を含む
ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項2】
決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成する前記ステップは、
ユーザーによる入力及び決定したセッションメッセージに応じてタスク情報を生成するステップと、
決定したセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報中の予め設定されたフィールドの値を決定するステップと、
のうちの少なくとも1つのステップを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成する前記ステップは、
決定したセッションメッセージの内容、決定したセッションメッセージが属する送信者情報、決定したセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの少なくとも1つに基づいて、タスクの備考情報フィールド、タスクの主題情報フィールド、タスクの内容情報フィールド、タスクの人員情報フィールド、タスクの時間情報フィールドのうちの少なくとも1つを含む前記予め設定されたフィールドの値を決定するステップを含む
ことを特徴とする請求項に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記予め設定されたフィールドは、備考情報フィールドを含み、
決定したセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報中の予め設定されたフィールドの値を決定する前記ステップは、
決定したセッションメッセージを前記タスク情報の備考情報として決定するステップを含む
ことを特徴とする請求項に記載の情報処理方法。
【請求項5】
決定したセッションメッセージがタスク情報インターフェース中の予め設定された領域内に表示される
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項6】
決定したセッションメッセージがタスク情報インターフェース中の予め設定された領域内に表示されることは、
前記予め設定された領域が前記タスク情報の備考領域を含むことと、
前記予め設定された領域が、決定したセッションメッセージの要約情報を表示し、前記要約情報が、予め設定されたスタイルで前記予め設定された領域内に表示されることと、
記予め設定された領域に対するトリガー操作に応答して、決定したセッションメッセージのメッセージ詳細を表示する第1インターフェースを表示することと、
のうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項に記載の情報処理方法。
【請求項7】
ユーザーによる入力及び決定したセッションメッセージに応じて前記タスク情報を生成する前記ステップは、
前記ユーザーによる入力に基づいて、前記タスク情報の内容情報、人員情報、及び時間情報のうちの少なくとも1つを決定するステップを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理方法。
【請求項8】
決定したセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報中の予め設定されたフィールドの値を決定する前記ステップは、
決定したセッションメッセージの内容、決定したセッションメッセージが属する送信者情報、決定したセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの少なくとも1つに基づいて、少なくとも1つの候補キーワードを決定するステップと、
ユーザーによる前記候補キーワードの選択及びユーザーによる入力のうちの少なくとも1つに基づいて、前記予め設定されたフィールドの値を決定するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項に記載の情報処理方法。
【請求項9】
前記タスク情報には、決定したセッションメッセージのソース情報が表示されており、
決定したセッションメッセージ属するセッションのメンバーの数、送信者の識別子、セッションのタイプ、セッションの識別情報のうちの少なくとも1つに基づいて、メッセージの送信者情報及び予め設定された第1ソース情報のうちの少なくとも1つを含む前記ソース情報の内容を決定するステップをさらに含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項10】
決定したセッションメッセージ属するセッションのメンバーの数に基づいて前記ソース情報の内容を決定する前記ステップは、
するセッションのメンバーの数が予め設定された閾値以下である場合、前記ソース情報の内容に前記送信者の情報を含めるステップと、
するセッションのメンバーの数が予め設定された閾値を超える場合、前記ソース情報の内容に前記予め設定された第1ソース情報を含めるステップと、を含む
ことを特徴とする請求項に記載の情報処理方法。
【請求項11】
前記セッションメッセージは、テキストメッセージ、マルチメディアファイル、ドキュメント、リンク、インタラクティブコントロールのうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項12】
決定したセッションメッセージがピクチャを含むことに応答して、前記予め設定された領域内に前記ピクチャを表示するステップと、
決定したセッションメッセージがビデオを含むことに応答して、前記予め設定された領域内に前記ビデオのプレビュー情報及び/又は前記ビデオの再生コントロールのうちの少なくとも1つを表示するステップと、
決定したセッションメッセージがオーディオを含むことに応答して、前記予め設定された領域内にオーディオプレビューデータ及びオーディオ再生コントロールのうちの少なくとも1つを出力するステップと、
決定したセッションメッセージがリンクを含むことに応答して、前記予め設定された領域内に前記リンクを表示するステップと、
決定したセッションメッセージがインタラクティブコントロールを含むことに応答して、前記予め設定された領域内に前記インタラクティブコントロールを表示するステップと、
のうちの少なくとも1つのステップを含む
ことを特徴とする請求項に記載の情報処理方法。
【請求項13】
前記予め設定された領域に表示されたメッセージ内容に対するトリガー操作に応答して、前記メッセージ内容に対応するメッセージの元のインタラクティブ機能を実行するステップであって、前記元のインタラクティブ機能はリガーされたときに実行される機能を含むステップをさらに含む
ことを特徴とする請求項に記載の情報処理方法。
【請求項14】
前記タスク情報内の予め設定された領域に表示されたメッセージ内容に対するトリガー操作に応答して、前記メッセージ内容に対応するメッセージの元のインタラクティブ機能を実行する前記ステップは、
前記予め設定された領域内に表示されたテキストに対するトリガー操作に応答して、前記テキストの内容を取得することと
前記予め設定された領域内に表示されたピクチャに対するトリガー操作に応答して、前記ピクチャを拡大表示することと
前記予め設定された領域内に表示されたマルチメディアファイルに対するトリガー操作に応答して、前記マルチメディアファイルを再生することと
前記予め設定された領域内に表示されたドキュメントに対するトリガー操作に応答して、前記ドキュメントをダウンロードする又は開くことと
前記予め設定された領域内に表示されたリンクに対するトリガー操作に応答して、前記リンクに対応するインターフェースを表示することと
前記予め設定された領域内に表示されたインタラクティブコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記インタラクティブコントロールに対応するインタラクティブ機能を実行することと、
のうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項13に記載の情報処理方法。
【請求項15】
決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成する前記ステップは、
決定したセッションメッセージに基づいて、目標情報を生成するステップと、
前記目標情報に基づいて前記タスク情報を生成するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項16】
前記情報処理方法は、下記のことのうちの少なくとも1つを含む:
前記目標情報の情報タイプは予め設定された第1情報タイプである、又は、
前記情報処理方法は、目標ユーザーを決定して、前記目標情報の閲覧権限を前記目標ユーザーに付与すること、をさらに含む、又は、
決定したセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報の目標情報を生成する前記ステップは、
決定したセッションメッセージの実体データを決定するステップと、
決定したセッションメッセージの実体データに基づいて、決定したセッションメッセージの実体データを前記目標情報の実体データに含めることで、決定したセッションメッセージのメッセージ内容を前記目標情報に持たせるステップと、
を含む
ことを特徴とする請求項15に記載の情報処理方法。
【請求項17】
前記目標ユーザーは、前記タスク情報のタスク作成者、タスク実行者、タスクフォロワーのうちの少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項16に記載の情報処理方法。
【請求項18】
前記第1情報タイプはマージメッセージタイプであり、前記マージメッセージタイプは2つ以上のセッションメッセージを収容できるように構成される
ことを特徴とする請求項16に記載の情報処理方法。
【請求項19】
決定したセッションメッセージの元の情報タイプを決定するステップをさらに含み、
定したセッションメッセージの実体データを前記目標情報の実体データに含める前記ステップは、
決定したセッションメッセージの実体データ、前記元の情報タイプ及び予め設定された第1情報タイプのうちの少なくとも1つに基づいて、前記目標情報を生成するステップを含み、
前記目標情報のタイプは前記第1情報タイプである
ことを特徴とする請求項16に記載の情報処理方法。
【請求項20】
記目標情報を生成する前記ステップは、
決定したセッションメッセージを含む、前記第1情報タイプに対応するメッセージリストを取得するステップと、
前記メッセージリストにおける各セッションメッセージの実体データ及び元の情報タイプに基づいて、前記目標情報のメッセージ内容を生成するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項19に記載の情報処理方法。
【請求項21】
前記セッションインターフェイス内の少なくとも1つのセッションメッセージを決定する前記ステップは、
前記セッションインターフェイス内の少なくとも2つのセッションメッセージを決定するステップを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項22】
情報処理方法であって、
セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するステップと、
前記セッションインターフェイス内のセッションメッセージを決定するステップと、
タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成するステップであって、決定したセッションメッセージの内容、決定したセッションメッセージが属する送信者情報、決定したセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの少なくとも1つに基づいて、前記タスク情報の予め設定されたフィールドの値を決定することを含むステップと、を含む
ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項23】
情報処理装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに通信可能に接続されるとともに、指令を記憶する少なくとも1つのメモリとを含み、
前記指令が前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されるときに、前記情報処理装置は下記のステップ、すなわち:
セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するステップと、
前記セッションインターフェイス内の少なくとも1つのセッションメッセージを決定するステップと、
タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成するステップと、
を実行する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項24】
電子機器であって、
プログラムコードを記憶するための少なくとも1つのメモリと、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して記電子機器に下記のステップ、すなわち、
セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するステップと、
前記セッションインターフェイス内のセッションメッセージを決定するステップと、
タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成するステップであって、決定したセッションメッセージの内容、決定したセッションメッセージが属する送信者情報、決定したセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの少なくとも1つに基づいて、前記タスク情報の予め設定されたフィールドの値を決定することを含むステップと、
実行させる少なくとも1つのプロセッサと、を備える
ことを特徴とする電子機器。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、出願番号が202110518504.2、出願日が2021年5月12日、名称が「情報処理方法、装置、電子機器、及び記憶媒体」である中国特許出願に基づいて提案され、当該中国特許出願の優先権を主張しており、当該中国特許出願のすべての内容は参照として本願に組み込まれる。
【0002】
技術分野
本開示は、コンピュータの技術分野に関し、具体的には、情報処理方法、装置、電子機器、及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
メッセンジャーアプリは人々の仕事において重要な役割を果たしており、人々はメッセンジャーアプリを利用して仕事内容についてコミュニケーションすることに慣れている。しかし、従来のメッセンジャーアプリが提供しているタスク作成やリマインダー機能は、より煩雑な情報入力操作を必要とするため、タスク作成の効率性が低下したり、機能がより単一でユーザーの実際の作業ニーズを満たすことができなかったりしていた。
【発明の概要】
【0004】
この発明の概要の部分は、後述する発明を実施するための形態の部分で詳細に説明される構想を簡単な形で説明するために提供される。この発明の概要の部分は、保護を請求する技術的解決手段の重要な特徴又は必要な特徴を識別することを目的とするものではなく、保護を請求する技術的解決手段の範囲を制限することを目的とするものでもない。
【0005】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、
セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するステップと、
前記セッションインターフェイス内の少なくとも1つのセッションメッセージを決定するステップと、
タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成するステップと、を含む、情報処理方法を提供する。
【0006】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、
セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するステップと、
前記セッションインターフェイス内のセッションメッセージを決定するステップと、
タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成するステップであって、決定したセッションメッセージの内容、決定したセッションメッセージが属する送信者情報、決定したセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、前記タスク情報の予め設定されたフィールドの値を決定することを含むステップと、を含む、情報処理方法を提供する。
【0007】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、
セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するための表示ユニットと、
前記セッションインターフェイス内の少なくとも1つのセッションメッセージを決定するための決定ユニットと、
タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成するための生成ユニットと、を備える、情報処理装置を提供する。
【0008】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、
プログラムコードを記憶するための少なくとも1つのメモリと、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法を前記電子機器に実行させる少なくとも1つのプロセッサと、を備える、電子機器を提供する。
【0009】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、コンピュータ機器によって実行されて、本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法を前記コンピュータ機器に実行させるプログラムコードを記憶した非一時的なコンピュータ記憶媒体を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法によれば、セッションインターフェイス内のセッションメッセージを決定して、決定したセッションメッセージに基づいてタスク情報を生成することによって、ユーザーがセッションインターフェイス内のセッションメッセージに基づいてタスク情報を生成することが容易になり、これにより、タスク情報の作成効率が高まる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図面を参照して、以下の具体的な実施形態を参照すると、本開示の実施例の上記及び他の特徴、利点、及び態様がより明らかになる。図面全体を通して、同一又は類似の符号は、同一又は類似の要素を表す。図面は概略的なものであり、デバイス及び要素は必ずしも比例的に描かれていないことが理解されるべきである。
図1】本開示の一実施例による情報処理方法のフローチャートである。
図2】本開示の一実施例によるタスク情報の概略図である。
図3】本開示の一実施例による情報処理装置の構造概略図である。
図4】本開示の実施例を実現するための電子機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して、本開示の実施例についてより詳細に説明する。本開示のいくつかの実施例が図面に示されているが、本開示は様々な形態で実現することができ、本明細書に記載された実施例に限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、本開示をより徹底的かつ完全に理解するためにこれらの実施例が提供される。本開示の図面及び実施例は、例示のためにのみ使用され、本開示の保護範囲を制限することに用いられるものではないことが理解されるべきである。
【0013】
本開示の実施例に記載されたステップは、異なる順序で実行されてもよく、及び/又は並行して実行されてもよいことが理解されるべきである。さらに、実施形態は、追加のステップを含むことができ、及び/又は示されたステップの実行を省略することができる。本開示の範囲は、この点において限定されない。
【0014】
本明細書で使用される用語「含む」及びその変形は、オープン包含、すなわち「含むが、限定されるものではない」である。用語「に基づく」は、「少なくとも部分的に基づく」である。用語「一実施例」は、「少なくとも1つの実施例」を意味する。用語「別の実施例」は、「少なくとも1つの別の実施例」を意味する。用語「いくつかの実施例」は、「少なくともいくつかの実施例」を意味する。「に応答する」という用語及び関連する用語は、ある信号又はイベントが別の信号又はイベントによってある程度影響を受けるが、必ずしも完全に又は直接的に影響を受けるとは限らないことを意味する。イベントxがイベントyに「応答」して発生した場合、xは直接又は間接的にyに応答することができる。例えば、yの発生は最終的にxの発生につながるかもしれないが、他の中間的なイベント及び/又は条件が存在するかもしれない。他の場合には、yは必ずしもxの発生を引き起こすことはなく、yがまだ発生していなくてもxが発生する可能性がある。さらに、用語「に応答する」は、「少なくとも部分的に応答する」を意味することもできる。
【0015】
用語「決定」は、取得、演算、計算、処理、導出、調査、検索(例えば、テーブル、データベース、又は他のデータ構造中で検索)、確認、及び類似の動作を含むことができる様々な動作を広くカバーし、さらに、受信(例えば、情報を受信)、アクセス(例えば、メモリ中のデータにアクセス)及び類似の動作、ならびに解析、選択、選定、作成、及び類似の動作などを含むことができる。他の用語の関連する定義は、以下の説明で与えられる。
【0016】
なお、本開示で言及されている「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュール、又はユニットを区別するためにのみ使用され、これらの装置、モジュール、又はユニットによって実行される機能の順序又は相互依存関係を規定するものではない。
【0017】
なお、本開示で言及されている「1つ」、「複数」の修飾は、限定的ではなく概略的なものであり、文脈において別段の明示的な指摘がない限り、「1つ又は複数の」と理解されるべきであることを当業者は理解する。
【0018】
本開示の目的のために、「A及び/又はB」という語句は、(A)、(B)、又は(A及びB)を意味する。
【0019】
本開示の実施形態における複数の装置間で相互作用するメッセージ又は情報の名称は、単に例示の目的のことに用いられるものであり、これらのメッセージ又は情報の範囲を制限することに用いられるものではない。
【0020】
図1は、本開示の一実施例による情報処理方法100のフローチャートを示し、情報処理方法100は、ステップS101~ステップS103を含む。
【0021】
ステップS101:1つ又は複数のセッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示する。
【0022】
例示的には、セッションインターフェイスは通信クライアントのセッションインターフェイスであってもよく、ユーザーはインスタント通信クライアントを通じて1つ又は複数のユーザーとセッション、例えばメッセージの送信、ファイルや音声ビデオなどの伝送を行ってもよい。セッションインターフェイスは、1人以上のユーザーによって送信された1つ又は複数のセッションメッセージを表示してもよいが、これには、テキストメッセージ、ピクチャ、ビデオ、オーディオなどのマルチメディアファイル、ドキュメント、リンク、及び例えばスケジュールカード、タスクカードなどのインタラクティブコントロールなどが含まれるが、これらに限定されない。
【0023】
ステップS102:前記セッションインターフェイス内の少なくとも2つのセッションメッセージを決定する。
【0024】
いくつかの実施例では、ユーザーによるセッションインターフェイス内に表示されたメッセージの選定操作に応答して、処理対象の少なくとも2つのセッションメッセージを決定し、予め設定された作成タスクに対する操作にさらに応答してもよい。例示的には、ユーザーは、セッションインターフェイス内で予め設定された「複数選択」コントロールをトリガーして、複数のセッションメッセージを選定してもよい。
【0025】
ステップS103:タスク作成命令に応答して、前記少なくとも2つのセッションメッセージに基づいてタスク情報を生成する。
【0026】
いくつかの実施例では、タスク作成命令は、ユーザーの操作又はある予め設定された条件が満たされることによりトリガーされ得る。例示的には、ユーザーは、複数のセッションメッセージを選定した後、クリックやタッチなどの操作を通じて、例えばタスクを作成するためのコントロールや選択済みのセッションメッセージを決定するためのコントロールなど、予め設定されたコントロールをトリガーし、タスク情報を作成してもよく、タスク作成命令は、ユーザーが選択したセッションメッセージが予め設定された数に達する又は他の条件を満たす場合、自動的にトリガーされてもよい。一例では、ユーザーは、予め設定されてタスクを作成するためのコントロールをトリガーした後、セッションインターフェイス内で複数のセッションメッセージを選択し、次に、選択した複数のセッションメッセージに基づいてタスク情報を作成し、例えば、「決定」ボタンをクリックして、選択した複数のセッションメッセージに基づいてタスク情報を作成してもよく、又は、ユーザーは、セッションインターフェイス内で予め設定された「複数選択」コントロールをトリガーして、複数のセッションメッセージを選定し、次に、予め設定されてタスクを作成するためのコントロールをトリガーして、選択した複数のセッションメッセージに基づいてタスク情報を作成してもよい。いくつかの実施例では、ユーザーによる入力に基づいて、前記タスク情報の内容情報、人員情報、及び時間情報の1つ又は複数を決定してもよい。
【0027】
例示的には、前記タスク作成トリガー操作に応答して、前記少なくとも2つのセッションメッセージを含むタスク編集インターフェースを表示してもよい。ユーザーは、該タスク編集インターフェースに関連タスク情報、例えばタスク内容、タスク終了時間、タスク実行者などを入力してもよい。ユーザーによって入力された情報及び少なくとも2つのセッションメッセージに基づいてタスク情報を生成してもよい。
【0028】
なお、生成されたタスク情報は、予め設定されてタスク情報を展示するためのタスク表示インターフェースに表示されてもよいし、メッセージとしてクライアントに現在表示されているセッション又はユーザーによって選定された他のセッションに送信されてもよく、ここで、本実施例はそれを限定しない。
【0029】
このように、本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法によれば、セッションインターフェイス内の少なくとも2つのセッションメッセージを決定して、決定したセッションメッセージに基づいてタスク情報を生成することによって、ユーザーがセッションインターフェイス内の複数のセッションに基づいてメッセージタスク情報を生成することが容易になり、これにより、タスク情報の作成効率が高まる。
【0030】
いくつかの実施例では、ステップS103はステップA1を含む。
【0031】
ステップA1:前記少なくとも2つのセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報中の予め設定されたフィールドの値を決定する。
【0032】
例示的には、前記予め設定されたフィールドは、タスクの備考情報フィールド、タスクの主題情報フィールド、タスクの内容情報フィールド、タスクの人員情報フィールド、タスクの時間情報フィールドなどを含むが、これらに限定されない。
【0033】
なお、前記少なくとも2つのセッションメッセージに基づいて、予め設定されたフィールドの候補語を生成し、ユーザーによる候補語の選定操作、ユーザーによる入力又は他の方式によって、予め設定されたフィールドの最終値を決定してもよく、本開示はこれを限定しない。
【0034】
いくつかの実施例では、ステップA1は、ステップa1を含む。
【0035】
ステップa1:前記少なくとも2つのセッションメッセージの内容、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属する送信者情報、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、前記予め設定されたフィールドの値を決定する。
【0036】
例示的には、送信者情報は、例えばユーザーのアカウント、ニックネーム、備考名、アバターなど、セッションメッセージを送信するユーザーの識別子であってもよい。
【0037】
さらに、いくつかの実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージの内容に基づいて、前記タスク情報の主題情報、内容情報又は備考情報を生成してもよい。
【0038】
さらに、いくつかの実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容に含まれるユーザー情報及び/又は前記少なくとも2つのセッションメッセージの送信者情報に基づいて、タスクの作成者、タスクの実行者、タスクのフォロワーなどを含むタスクの人員情報を生成してもよい。例示的には、セッション情報が、「@ユーザA」などの予め設定されたフィールドを含む場合、予め設定されたフィールド内のユーザー情報をタスクの実行者情報としてもよい。タスクのフォロワーは、タスクの実行者と異なるもので、タスクのフォロワーがタスク情報インターフェースの第1領域に表示され、タスクの実行者がタスク情報インターフェースの第2領域に表示されるように、タスクの実行者とは別の領域に表示されてもよく、これにより、タスクのフォロワーに対して、個別の操作、すなわち、タスク実行者とは別の操作を行うことができ、例えば、タスクフォロワーに通知メッセージを送信し、ユーザーがどのようなタスクのフォロワーがいるかを容易に知ることができる。
【0039】
いくつかの実施例では、ステップa1は、ステップa11とステップa12を含む。
【0040】
ステップa11:前記少なくとも2つのセッションメッセージの内容、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属する送信者情報、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、少なくとも1つの候補キーワードを決定する。
【0041】
ステップa12:ユーザーによる前記候補キーワードの選択及び/又はユーザーによる入力に基づいて、前記予め設定されたフィールドの値を決定する。
【0042】
例示的には、タスク編集インターフェースの予め設定されたフィールドの入力欄付近に複数の候補キーワードが表示され、ユーザーによって選定される1つ又は複数の候補キーワードは、対応する入力欄に自動的に記入され、ユーザーは、入力欄の内容を編集、変更して、編集、変更後の内容に基づいて、対応する予め設定されたフィールドを決定することができる。
【0043】
いくつかの実施例では、前記予め設定されたフィールドは、備考情報フィールドを含み、ステップa1は、前記少なくとも2つのセッションメッセージを前記タスク情報の備考情報として決定するステップを含む。本願では、選定したセッションメッセージをタスク情報中の備考情報とすることにより、タスク関連者がタスクの背景情報及び経緯を把握することが容易になる。
【0044】
いくつかの実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージは前記タスク情報中の予め設定された領域内に表示される。この例では、予め設定された領域内に前記少なくとも2つのセッションメッセージを表示することにより、前記少なくとも2つのセッションメッセージを比較的独立した形でタスク情報に表示し、ユーザーによる調査を容易にする。
【0045】
いくつかの実施例では、予め設定された領域は、タスク情報の備考領域を含む。本実施例では、選定したセッションメッセージがタスク情報中の備考領域内に表示されることにより、タスク関連者がタスクの背景情報及び経緯を容易に把握することができる。例示的には、予め設定された領域は、メッセージブロック(Block)の形で表示されてもよい。
【0046】
いくつかの実施例では、方法100は、ステップS105をさらに含む。
【0047】
ステップS105:前記タスク情報中の前記予め設定された領域に対するトリガー操作に応答して、前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ詳細を表示する第1予め設定されたインターフェースを表示する。
【0048】
例示的には、メッセージ詳細には、前記少なくとも2つのセッションメッセージのすべての内容が表示されてもよい。例えば、メッセージ詳細には、前記少なくとも2つのセッションメッセージのすべての元の内容が表示されてもよく、折り畳まれて表示されるか又は縮小されて表示されるテキストメッセージがすべて展開して表示され、又は、前記少なくとも2つのセッションメッセージにピクチャや他のコントロールが含まれる場合、第1予め設定されたインターフェース内でピクチャ内容や他のコントロールのインターフェースがレンダリングされる。
【0049】
いくつかの実施例では、タスク情報の表示インターフェース内に前記少なくとも2つのセッションメッセージを表示するメッセージコントロールが設定されてもよく、ユーザーが該メッセージコントロールをトリガーした場合、第1予め設定されたインターフェースが表示される。
【0050】
本実施例では、タスク情報の予め設定された領域内に前記少なくとも2つのセッションメッセージが表示されることにより、セッションメッセージは比較的独立した形でタスク情報に表示されてもよく、一方、ユーザーは、該予め設定された領域をトリガーすることで、第1予め設定されたインターフェースを開いて、前記少なくとも2つのセッションメッセージのすべての内容を取得し、タスク情報に引用されるすべてのセッションメッセージを調べて、タスク情報のすべての背景情報を把握しやすい。
【0051】
いくつかの実施例では、前記予め設定された領域は、前記少なくとも2つのセッションメッセージの要約情報を表示し、前記要約情報は、予め設定されたスタイルで前記予め設定された領域内に表示される。本実施例では、予め設定された領域内に前記少なくとも2つのセッションメッセージの要約情報が表示されることにより、タスク関連者がメッセージ内容を素早く把握することが可能とされる。
【0052】
いくつかの実施例では、本開示の実施例によるクライアントはタスク表示インターフェースを有し、前記タスク表示インターフェースは、クライアントにログインするアカウントを作成者又はタスク実行者のタスク情報として表示することに用いられ得る。本実施例では、予め設定されたタスク表示インターフェースにタスク情報が表示されることにより、ユーザーがタスク情報を管理しやすい。
【0053】
いくつかの実施例では、方法100は、ステップB1をさらに含む。
【0054】
ステップB1:前記セッションインターフェイス内に前記タスク情報を表示する。
【0055】
本実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージを含むセッションインターフェイス内にタスク情報を配信することにより、ユーザーが該セッションインターフェイスを介してタスク情報を直接配信することができる。
【0056】
いくつかの実施例では、方法100は、ステップC1~ステップC3をさらに含む。
【0057】
ステップC1:少なくとも1つのセッションのセッション識別子を表示する。
【0058】
ステップC2:ユーザーによる前記セッション識別子の選択に基づいて、目標セッションを決定する。
【0059】
ステップC3:前記目標セッションに対応するセッションインターフェイスに予め設定されたスタイルでタスクインターフェイスを表示し、前記タスクインターフェイスは前記タスク情報及び予め設定された情報構造に基づいて得られる。
【0060】
例示的には、ユーザーによるタスク情報作成後に予め設定されたセッション選択インターフェースが表示されてもよく、前記セッション選択インターフェースには、作成しようとするタスク情報が送信する目標セッションをユーザーが選択するように、1つ又は複数のセッション識別子が表示されてもよい。
【0061】
本実施例では、ユーザーの選択に応じて目標セッションに対応するセッションインターフェイス内にタスク情報を表示することにより、ユーザーはセッションの方式でタスク情報を特定のユーザー又はグループに送信し、また、受信側は該タスク情報を素早く取得して調べることができ、これにより、タスク割り当て効率が向上する。
【0062】
いくつかの実施例では、前記タスク情報には、前記少なくとも2つのセッションメッセージのソース情報が表示されている。ここで、ソース情報は、メッセージの送信者情報、又はメッセージが属するセッション情報、例えばグループ情報などを含む。例示的には、ソース情報の内容は、「ユーザーAのセッション記録」「ユーザーA及びユーザーBのセッション記録」や又「グループセッション記録」などであってもよい。
【0063】
いくつかの実施例では、方法100は、ステップD1をさらに含む。
【0064】
ステップD1:前記少なくとも2つのセッションメッセージが属するセッションのメンバーの数に基づいて、前記メッセージの送信者情報又は予め設定された第1ソース情報を含む前記ソース情報の内容を決定する。
【0065】
例示的には、第1ソース情報は、予め設定された文字、例えば「ソースグループセッション」であってもよい。
【0066】
さらに、ステップD1は、ステップd1とステップd2を含む。
【0067】
ステップd1:前記少なくとも2つのセッションメッセージが属するセッションのメンバーの数が、予め設定された閾値以下である場合、前記ソース情報の内容に前記送信者の情報を含める。又は、
ステップd2:前記少なくとも2つのセッションメッセージが属するセッションのメンバーの数が、予め設定された閾値を超える場合、前記ソース情報の内容に予め設定された第1ソース情報を含める。
【0068】
例示的には、予め設定された閾値が2であり、例えば、前記少なくとも2つのセッションメッセージがすべて同一ユーザーAにより送信される、又はユーザーA及びユーザーBのセッションに由来する場合、ソース情報の内容は、「ユーザーAのセッション記録」又は「ユーザーA及びユーザーBのセッション記録」であってもよく、前記少なくとも2つのセッションメッセージが3人以上のユーザーにより送信される、又はグループセッションに由来する場合、「グループセッション記録」が表示される。
【0069】
このようにして、本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法によれば、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属するセッションのメンバーの数に基づいて前記ソース情報の内容を、前記メッセージの送信者情報又は予め設定された第1ソース情報として決定することにより、ソース情報を提供するとともに、他のユーザーの情報(例えばメッセージ受信側者の情報又はグループ名称情報など)の漏洩を回避することができる。
【0070】
いくつかの実施例では、セッションメッセージが属するセッションのメンバーの数、セッションメッセージが属する送信者の識別子、セッションメッセージが属するセッションのタイプ、セッションメッセージが属するセッションの識別子のうちの少なくとも1つに基づいて、セッションメッセージのソース情報の内容を決定してもよい。セッションのタイプは、2人の間のセッションタイプ、又は複数人の間のグループセッションタイプを含んでもよく、セッションの識別子は、グループ名称などセッションの名称を含んでもよい。
【0071】
いくつかの実施例では、ステップS103は、ステップE1とステップE2を含む。
【0072】
ステップE1:前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容を決定する。
【0073】
例示的には、メッセージがテキストタイプである場合、該メッセージに含まれるテキスト内容を該メッセージのメッセージ内容として決定することができ、メッセージがピクチャタイプである場合、ピクチャに含まれる画像情報を該メッセージのメッセージ内容として決定することができる。
【0074】
ステップE2:タスク情報の予め設定された領域内に、前記予め設定された領域において予め設定されたスタイルで配列される前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容情報をレンダリングする。
【0075】
本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法によれば、予め設定された領域内に前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容をレンダリングすることにより、ユーザーは、他のメッセージ閲覧頁にジャンプすることなく、予め設定された領域を通じて複数の元のメッセージのメッセージ内容を直接プレビューすることができ、これにより、ユーザーの情報処理効率が向上する。
【0076】
いくつかの実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージがピクチャを含む場合、前記予め設定された領域内に前記ピクチャを表示し、前記少なくとも2つのセッションメッセージがビデオを含む場合、前記予め設定された領域内に前記ビデオのプレビューページ及び/又は前記ビデオの再生コントロールを表示し、前記少なくとも2つのセッションメッセージがオーディオを含む場合、前記予め設定された領域内にオーディオプレビューデータ及び/又はオーディオ再生コントロールを出力し、前記少なくとも2つのセッションメッセージがリンクを含む場合、前記予め設定された領域内に前記リンクを表示し、前記少なくとも2つのセッションメッセージがインタラクティブコントロールを含む場合、前記予め設定された領域内に前記インタラクティブコントロールを表示する。
【0077】
例示的には、ビデオのプレビューページは、ビデオのあるフレームのスクリーンショットを含んでもよく、オーディオプレビューデータは、オーディオから変換された文字の一部又はすべてを含んでもよい。
【0078】
本実施例では、メッセージがピクチャ、オーディオ、ビデオ、リンク、インタラクティブコントロールなどの非テキストタイプのメッセージを含む場合、予め設定された領域内に該非テキストタイプのメッセージを直接レンダリングすることにより、ユーザーは予め設定された領域を通じて非テキストタイプのメッセージの内容を直接プレビューすることができる。
【0079】
いくつかの実施例では、方法100は、ステップS106をさらに含む。
【0080】
ステップS106:前記予め設定された領域に表示されたメッセージ内容に対するトリガー操作に応答して、前記トリガー操作の対象となるメッセージ内容に対応するメッセージの元のインタラクティブ機能を実行し、前記元のインタラクティブ機能は前記メッセージがトリガー操作によりトリガーされたときに実行される機能を含む。
【0081】
いくつかの実施例では、ステップS106は、
前記予め設定された領域内に表示されたテキストに対するトリガー操作に応答して、前記テキストの内容を取得する、又は、
前記予め設定された領域内に表示されたピクチャに対するトリガー操作に応答して、前記ピクチャを拡大表示する、又は、
前記予め設定された領域内に表示されたマルチメディアファイルに対するトリガー操作に応答して、前記マルチメディアファイルを再生する、又は、
前記予め設定された領域内に表示されたドキュメントに対するトリガー操作に応答して、前記ドキュメントをダウンロードする又は開く、又は、
前記予め設定された領域内に表示されたリンクに対するトリガー操作に応答して、前記リンクに対応するインターフェースを表示する、又は、
前記予め設定された領域内に表示されたインタラクティブコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記インタラクティブコントロールに対応するインタラクティブ機能を実行するステップを含む。
【0082】
本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法によれば、予め設定された領域内に表示されたメッセージ内容は各セッションメッセージの元のインタラクティブ機能を継承し、これにより、ユーザーはメッセージにより表示されるメッセージ内容を直接クリックして、対応するインタアクション操作を行うことができる。
【0083】
いくつかの実施例では、ステップS103は、ステップF1とステップF2を含む。
【0084】
ステップF1:前記少なくとも2つのセッションメッセージに基づいて目標情報を生成する;
【0085】
ステップF2:前記目標情報に基づいて前記タスク情報を生成する。
【0086】
例示的には、タスク情報編集インターフェースに、生成された目標情報を表示してもよい。ユーザーは、タスク編集インターフェースにタスクのタイトル、内容、人員、時間などの情報を入力して、最終的に、前記目標情報を含むタスク情報を生成してもよい。
【0087】
例示的には、前記目標情報は前記タスク情報の備考情報である。
【0088】
いくつかの実施例では、方法100は、ステップS104をさらに含む。
【0089】
ステップS104:目標ユーザーを決定して、前記目標情報の閲覧権限を前記目標ユーザーに付与する。
【0090】
いくつかの実施例では、前記目標ユーザーは、前記タスク情報のタスク作成者、タスク実行者、タスクフォロワーのうちの1つ又は複数を含む。
【0091】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記目標情報の閲覧権限を設定して、タスク作成者、実行者又はフォロワーなどの目標ユーザーにその権限を付与することにより、タスク関連者がタスク情報を受信して目標情報を閲覧できるようにするとともに、タスクに無関係の人への目標情報の漏洩を回避できる。
【0092】
例示的には、目標情報のメッセージコンテナをコピーして、該目標情報のメッセージコンテナを閲覧する権限を目標ユーザーに付与することにより、目標ユーザーが目標情報の内容を閲覧することが可能とされる。
【0093】
いくつかの実施例では、前記目標情報の情報タイプは予め設定された第1情報タイプである。通常、セッションメッセージは、例えば、テキスト、ピクチャ、ビデオ、オーディオ、ドキュメント、リンクなど、各種タイプのメッセージを含んでもよく、本実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージの元のタイプがどのような情報タイプであるかに関わらず、少なくとも2つのセッションメッセージを予め設定された第1情報タイプとして生成することにより、クライアントが目標情報を生成する際には1種の情報タイプ(すなわち、予め設定された第1情報タイプ)のレンダリング方式だけを処理すればよく、これにより、クライアントの情報処理負担が低減される。
【0094】
いくつかの実施例では、前記第1情報タイプはマージメッセージタイプであり、前記マージメッセージタイプは、2つ以上のセッションメッセージを収容できるように構成される。
【0095】
いくつかの実施例では、前記目標情報は前記タスク情報のタスク備考情報であり、これにより、メッセージは関連者が閲覧してタスクの背景を把握するためのタスクの備考とされてもよい。
【0096】
いくつかの実施例では、ステップF1は、ステップf1と、ステップf2と、を含む。
【0097】
ステップf1:前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データを決定する。
【0098】
ここで、実体データは、例えばテキストメッセージに対応するテキストデータ、ピクチャメッセージに対応する画像データなど、セッションメッセージに基づいて生成されてセッションメッセージ実体内容を反映するデータである。
【0099】
ステップf2:前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データに基づいて、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データを前記目標情報の実体データに含めることで、前記目標情報に前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容を持たせる。
【0100】
本実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データに基づいて目標情報をレンダリングすることにより、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体内容を目標情報において直接レンダリングし、ユーザーがタスク情報中の目標情報によって、転送されたメッセージの実体内容を直接プレビューできるようにする。
【0101】
いくつかの実施例では、方法100は、前記少なくとも2つのセッションメッセージの元の情報タイプを決定するステップS107をさらに含み、ステップf2は、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データ、前記元の情報タイプ、及び予め設定された第1情報タイプに基づいて、前記目標情報を生成するステップをさらに含んでもよく、前記目標情報のタイプは前記第1情報タイプである。例えばテキストメッセージの情報タイプはテキスト情報タイプであり、ピクチャメッセージの情報タイプはピクチャ情報タイプであり、オーディオメッセージの情報タイプはオーディオ情報タイプであるなど、元の情報タイプは前記セッションメッセージの情報タイプである。
【0102】
いくつかの実施例では、前記第1情報タイプに対応しており、前記少なくとも2つのセッションメッセージを含むメッセージリストを取得し、前記メッセージリストにおける各セッションメッセージの実体データ及び元の情報タイプに基づいて、前記目標情報のメッセージ内容を生成してもよい。例示的には、第1情報タイプに対応するメッセージリストを設定してもよい。
【0103】
いくつかの実施例では、対応するセッションメッセージの元の情報タイプに基づいて情報タイプを登録し、前記第1情報タイプに基づいてメッセージデータモデルを決定し、前記セッションメッセージの実体データを前記メッセージデータモデルに入力してもよく、これにより、サーバー側での変更が少なく、また他のソフトウェア開発キット(SDK:Software Development Kit)の使用が不要である場合、目標情報に直接プレビュー能力を付与することができ、目標情報が各セッションメッセージのインタラクティブ機能を継承するので、ユーザーは目標情報により表示される実体メッセージ内容をクリックすることで、対応するインタラクティブ機能を実行し、例えば、ピクチャをクリックして拡大画像を閲覧したり、ビデオをクリックしてビデオを再生したり、ドキュメントをクリックしてドキュメントをダウンロードするか、これを開いてたり、インタラクティブコントロールに対応する機能を実行したりすることができる。
【0104】
このように、本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法によれば、目標情報について特定の情報タイプ(即ち、予め設定された第1情報タイプ)を予め設定しておき、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データ、元の情報タイプ、及び予め設定された第1情報タイプに基づいて、目標情報を生成することにより、サーバー側での変更が少ない場合、タスク情報の目標情報でレンダリングにより前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容を直接得て、目標情報に各セッションメッセージのインタアクション能力を継承させることができる。
【0105】
いくつかの実施例では、前記予め設定された第1情報タイプである情報は、1つ又は複数の情報を収容することができ、同一タイプの情報に対して入れ子にできるように構成される。このようにして、予め設定された第1情報タイプを有する情報は、複数の副情報を収容することができ、その自体も副情報として他の情報(例えばタスク情報)に入れ子にされ得、これにより、複数層の情報入れ子構造が実現される。
【0106】
図2は、本開示の一実施例によるタスク情報の概略図を示している。タスク情報220には、タスクタイトル「タスクA:XXX」、予め設定された領域210、タスクの実行者情報「B、C、D」、及び終了日時情報「来週の金曜日17:30」が表示されている。そのうち、予め設定された領域210には、本開示の1つ又は複数の実施例で決定された2つのセッションメッセージが表示されており、この2つのセッションメッセージはいずれも「ユーザA」により送信され、そのうちの一方はテキストメッセージであり、他方は星模様を持つピクチャであり、予め設定された領域210には、ソース情報「ユーザーAのセッション記録」も表示されている。
【0107】
以上に対応して、図3に示すように、本開示の別の実施例による情報処理装置300は、セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するための表示ユニット301と、
前記セッションインターフェイス内の少なくとも2つのセッションメッセージを決定するための決定ユニット302と、
タスク作成命令に応答して、前記少なくとも2つのセッションメッセージに基づいてタスク情報を生成するための生成ユニット303と、を備える。
【0108】
このようにして、本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理装置では、セッションインターフェイス内の少なくとも2つのセッションメッセージを決定し、決定したセッションメッセージに基づいてタスク情報を生成することにより、ユーザーがセッションインターフェイス内の複数セッションメッセージに基づいてタスク情報を生成することが容易になり、これにより、タスク情報の作成効率が高まる。
【0109】
いくつかの実施例では、生成ユニット303は、
前記少なくとも2つのセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報中の予め設定されたフィールドの値を決定するためのフィールド決定サブユニットを含む。
【0110】
例示的には、前記予め設定されたフィールドは、タスクの備考情報フィールド、タスクの主題情報フィールド、タスクの内容情報フィールド、タスクの人員情報フィールド、タスクの時間情報フィールドなどを含むが、これらに限定されない。
【0111】
いくつかの実施例では、前記フィールド決定サブユニットは、前記少なくとも2つのセッションメッセージの内容、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属する送信者情報、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、前記予め設定されたフィールドの値を決定することに用いられる。
【0112】
さらに、いくつかの実施例では、フィールド決定サブユニットは、前記少なくとも2つのセッションメッセージの内容に基づいて、前記タスク情報の主題情報、内容情報又は備考情報を生成することに用いられる。
【0113】
さらに、いくつかの実施例では、フィールド決定サブユニットは、前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容に含まれるユーザー情報及び/又は前記少なくとも2つのセッションメッセージの送信者情報に基づいて、タスクの人員情報、包括タスクの作成者、タスクの実行者、タスクのフォロワーなどを生成することに用いられる。例示的には、セッション情報が、「@ユーザA」などの予め設定されたフィールドを含む場合、予め設定されたフィールド内のユーザー情報をタスクの実行者情報としてもよい。
【0114】
いくつかの実施例では、フィールド決定サブユニットは、前記少なくとも2つのセッションメッセージの内容、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属する送信者情報、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、少なくとも1つの候補キーワードを決定すること、及び、ユーザーによる前記候補キーワードの選択及び/又はユーザーによる入力に基づいて、前記予め設定されたフィールドの値を決定することに用いられる。
【0115】
例示的には、タスク編集インターフェースの予め設定されたフィールドの入力欄付近に複数の候補キーワードが表示され、ユーザーによって選定される1つ又は複数の候補キーワードは、対応する入力欄に自動的に記入され、ユーザーは、入力欄の内容を編集、変更して、編集、変更後の内容に基づいて、対応する予め設定されたフィールドを決定することができる。
【0116】
いくつかの実施例では、前記予め設定されたフィールドは、備考情報フィールドを含み、フィールド決定サブユニットは、前記少なくとも2つのセッションメッセージを前記タスク情報の備考情報として決定することに用いられる。本願では、選定したセッションメッセージをタスク情報中の備考情報とすることにより、タスク関連者がタスクの背景情報及び経緯を把握することが容易になる。
【0117】
いくつかの実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージは前記タスク情報中の予め設定された領域内に表示される。この例では、予め設定された領域内に前記少なくとも2つのセッションメッセージを表示することにより、前記少なくとも2つのセッションメッセージを比較的独立した形でタスク情報に表示し、ユーザーによる調査を容易にする。
【0118】
いくつかの実施例では、予め設定された領域は、タスク情報の備考領域を含む。本実施例では、選定したセッションメッセージがタスク情報中の備考領域内に表示されることにより、タスク関連者がタスクの背景情報及び経緯を容易に把握することができる。例示的には、予め設定された領域は、メッセージブロック(Block)の形で表示されてもよい。
【0119】
いくつかの実施例では、装置300は、
前記タスク情報中の前記予め設定された領域に対するトリガー操作に応答して、前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ詳細を表示する第1予め設定されたインターフェースを表示するためのメッセージ詳細表示ユニットをさらに含む。
【0120】
例示的には、メッセージ詳細には、前記少なくとも2つのセッションメッセージのすべての内容が表示されてもよい。例えば、メッセージ詳細には、前記少なくとも2つのセッションメッセージのすべての元の内容が表示されてもよく、折り畳まれて表示されるか又は縮小されて表示されるテキストメッセージがすべて展開して表示され、又は、前記少なくとも2つのセッションメッセージにピクチャや他のコントロールが含まれる場合、第1予め設定されたインターフェース内でピクチャ内容や他のコントロールのインターフェースがレンダリングされる。
【0121】
いくつかの実施例では、タスク情報の表示インターフェース内に前記少なくとも2つのセッションメッセージを表示するメッセージコントロールが設定されてもよく、ユーザーが該メッセージコントロールをトリガーした場合、第1予め設定されたインターフェースが表示される。
【0122】
いくつかの実施例では、前記予め設定された領域は、前記少なくとも2つのセッションメッセージの要約情報を表示し、前記要約情報は、予め設定されたスタイルで前記予め設定された領域内に表示される。本実施例では、予め設定された領域内に前記少なくとも2つのセッションメッセージの要約情報が表示されることにより、タスク関連者がメッセージ内容を素早く把握することが可能とされる。
【0123】
いくつかの実施例では、本開示の実施例によるクライアントはタスク表示インターフェースを有し、前記タスク表示インターフェースは、クライアントにログインするアカウントを作成者又はタスク実行者のタスク情報として表示することに用いられ得る。本実施例では、予め設定されたタスク表示インターフェースにタスク情報が表示されることにより、ユーザーがタスク情報を管理しやすい。
【0124】
いくつかの実施例では、装置300は、
前記セッションインターフェイス内に前記タスク情報を表示するためのタスク表示ユニットをさらに含む。
【0125】
本実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージを含むセッションインターフェイス内にタスク情報を配信することにより、ユーザーが該セッションインターフェイスを介してタスク情報を直接配信することができる。
【0126】
いくつかの実施例では、装置300は、
少なくとも1つのセッションのセッション識別子を表示するためのセッション識別サブ表示ユニットと、
ユーザーによる前記セッション識別子の選択に基づいて、目標セッションを決定するための目標セッション決定ユニットと、
前記目標セッションに対応するセッションインターフェイスに予め設定されたスタイルでタスクインターフェイスを表示するためのタスクインターフェイス表示ユニットであって、前記タスクインターフェイスは前記タスク情報及び予め設定された情報構造に基づいて得られるタスクインターフェイス表示ユニットと、をさらに備える。
【0127】
いくつかの実施例では、前記タスク情報には、前記少なくとも2つのセッションメッセージのソース情報が表示されている。ここで、ソース情報は、メッセージの送信者情報、又はメッセージが属するセッション情報、例えばグループ情報などを含む。例示的には、ソース情報の内容は、「ユーザーAのセッション記録」「ユーザーA及びユーザーBのセッション記録」や又「グループセッション記録」などであってもよい。
【0128】
いくつかの実施例では、装置300は、
前記少なくとも2つのセッションメッセージが属するセッションのメンバーの数に基づいて、前記メッセージの送信者情報又は予め設定された第1ソース情報を含む前記ソース情報の内容を決定するためのソース情報決定ユニットをさらに備える。
【0129】
例示的には、第1ソース情報は、予め設定された文字、例えば「ソースグループセッション」であってもよい。
【0130】
さらに、ソース情報決定ユニットは、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属するセッションのメンバーの数が、予め設定された閾値以下である場合、前記ソース情報の内容に前記送信者の情報を含める、又は、前記少なくとも2つのセッションメッセージが属するセッションのメンバーの数が、予め設定された閾値を超える場合、前記ソース情報の内容に予め設定された第1ソース情報を含めることに用いられる。
【0131】
いくつかの実施例では、生成ユニット303は、前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容を決定すること、及び、タスク情報の予め設定された領域内に、前記予め設定された領域において予め設定されたスタイルで配列される前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容情報をレンダリングすることに用いられる。
【0132】
いくつかの実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージがピクチャを含む場合、前記予め設定された領域内に前記ピクチャを表示し、前記少なくとも2つのセッションメッセージがビデオを含む場合、前記予め設定された領域内に前記ビデオのプレビューページ及び/又は前記ビデオの再生コントロールを表示し、前記少なくとも2つのセッションメッセージがオーディオを含む場合、前記予め設定された領域内にオーディオプレビューデータ及び/又はオーディオ再生コントロールを出力し、前記少なくとも2つのセッションメッセージがリンクを含む場合、前記予め設定された領域内に前記リンクを表示し、前記少なくとも2つのセッションメッセージがインタラクティブコントロールを含む場合、前記予め設定された領域内に前記インタラクティブコントロールを表示する。
【0133】
例示的には、ビデオのプレビューページは、ビデオのあるフレームのスクリーンショットを含んでもよく、オーディオプレビューデータは、オーディオから変換された文字の一部又はすべてを含んでもよい。
【0134】
本実施例では、メッセージがピクチャ、オーディオ、ビデオ、リンク、インタラクティブコントロールなどの非テキストタイプのメッセージを含む場合、予め設定された領域内に該非テキストタイプのメッセージを直接レンダリングすることにより、ユーザーは予め設定された領域を通じて非テキストタイプのメッセージの内容を直接プレビューすることができる。
【0135】
いくつかの実施例では、装置300は、
前記予め設定された領域に表示されたメッセージ内容に対するトリガー操作に応答して、前記トリガー操作の対象となるメッセージ内容に対応するメッセージの元のインタラクティブ機能を実行するためのインタアクションユニットであって、前記元のインタラクティブ機能は前記メッセージがトリガー操作によりトリガーされたときに実行される機能を含むインタアクションユニットをさらに備える。
【0136】
いくつかの実施例では、インタアクションユニットは、前記予め設定された領域内に表示されたテキストに対するトリガー操作に応答して、前記テキストの内容を取得する、又は、前記予め設定された領域内に表示されたピクチャに対するトリガー操作に応答して、前記ピクチャを拡大表示する、又は、前記予め設定された領域内に表示されたマルチメディアファイルに対するトリガー操作に応答して、前記マルチメディアファイルを再生する、又は、前記予め設定された領域内に表示されたドキュメントに対するトリガー操作に応答して、前記ドキュメントをダウンロードする又は開く、又は、前記予め設定された領域内に表示されたリンクに対するトリガー操作に応答して、前記リンクに対応するインターフェースを表示する、又は、前記予め設定された領域内に表示されたインタラクティブコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記インタラクティブコントロールに対応するインタラクティブ機能を実行することに用いられる。
【0137】
いくつかの実施例では、生成ユニット303は、
前記少なくとも2つのセッションメッセージに基づいて目標情報を生成するための目標情報生成サブユニットと、
前記目標情報に基づいて前記タスク情報を生成するためのタスク情報生成サブユニットと、を備える。
【0138】
例示的には、タスク情報編集インターフェースに、生成された目標情報を表示してもよい。ユーザーは、タスク編集インターフェースにタスクのタイトル、内容、人員、時間などの情報を入力して、最終的に、前記目標情報を含むタスク情報を生成してもよい。
【0139】
例示的には、前記目標情報は前記タスク情報の備考情報である。
【0140】
いくつかの実施例では、装置300は、
目標ユーザーを決定して、前記目標情報の閲覧権限を前記目標ユーザーに付与するための権限決定ユニットをさらに備える。
【0141】
いくつかの実施例では、目標情報生成サブユニットは、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データを決定し、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データに基づいて、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データを前記目標情報の実体データに元含めることで、前記目標情報に前記少なくとも2つのセッションメッセージのメッセージ内容を持たせることに用いられる。
【0142】
いくつかの実施例では、装置300は、前記少なくとも2つのセッションメッセージの元の情報タイプを決定するための元の情報決定ユニットをさらに備える。目標情報生成サブユニットは、さらに、前記少なくとも2つのセッションメッセージの実体データ、前記元の情報タイプ、及び予め設定された第1情報タイプに基づいて、前記目標情報を生成することに用いられ、前記目標情報のタイプは前記第1情報タイプである。例えばテキストメッセージの情報タイプはテキスト情報タイプであり、ピクチャメッセージの情報タイプはピクチャ情報タイプであり、オーディオメッセージの情報タイプはオーディオ情報タイプであるなど、元の情報タイプは前記セッションメッセージの情報タイプである。
【0143】
いくつかの実施例では、前記少なくとも2つのセッションメッセージを含む、前記第1情報タイプに対応するメッセージリストを取得し、前記メッセージリストにおける各セッションメッセージの実体データ及び元の情報タイプに基づいて、前記目標情報のメッセージ内容を生成してもよい。例示的には、第1情報タイプに対応するメッセージリストを設定してもよい。
【0144】
いくつかの実施例では、対応するセッションメッセージの元の情報タイプに基づいて情報タイプを登録し、前記第1情報タイプに基づいてメッセージデータモデルを決定し、前記セッションメッセージの実体データを前記メッセージデータモデルに入力してもよく、これにより、サーバー側での変更が少なく、また他のソフトウェア開発キット(SDK:Software Development Kit)の使用が不要である場合、目標情報に直接プレビュー能力を付与することができ、目標情報が各セッションメッセージのインタラクティブ機能を継承するので、ユーザーは目標情報により表示される実体メッセージ内容をクリックすることで、対応するインタラクティブ機能を実行し、例えば、ピクチャをクリックして拡大画像を閲覧したり、ビデオをクリックしてビデオを再生したり、ドキュメントをクリックしてドキュメントをダウンロードするか、これを開いたり、インタラクティブコントロールに対応する機能を実行したりすることができる。
【0145】
装置の実施例については、基本的には方法の実施例に対応するので、関連点については、方法の実施例部分を参照すればよい。上記で説明された装置の実施例は概略的なものにすぎず、分離モジュールとして説明されたモジュールは、分離されていてもよいし、分離されていなくてもよい。これらのモジュールの一部又は全部は、実際の必要に応じて、本実施例の目的を達成するために選択されてもよい。当業者は、創造的な努力を必要とせずに、それを理解して実施することができる。
【0146】
以上に対応して、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、
プログラムコードを記憶するための少なくとも1つのメモリと、メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して、本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法を前記電子機器に実行させるための少なくとも1つのプロセッサと、を備える電子機器を提供する。
【0147】
以上に対応して、本開示の1つ又は複数の実施例によれば、コンピュータ機器によって実行されて、本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法を前記コンピュータ機器に実行させるプログラムコードを記憶した非一時的なコンピュータ記憶媒体を提供する。
【0148】
図4は、本開示の実施例の電子機器400を実現するための構造概略図を示している。本開示の実施例における電子機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、タブレット(PAD)、ポータブルマルチメディアプレーヤー(PMP)、デジタルTV、デスクトップコンピュータ等の端末機器又はサーバー機器を含むことができるが、これらに限定されるものではない。図4に示す電子機器は一例にすぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲に制限を与えるものではない。
【0149】
図4に示すように、電子機器400は、読み取り専用メモリ(ROM)402に記憶されたプログラム、又は記憶装置408からランダムアクセスメモリ(RAM)403にロードされたプログラムに従って、様々な適切な動作及び処理を実行することができる処理装置(例えば、中央プロセッサ、グラフィックスプロセッサなど)401を含むことができる。RAM 403には、電子機器400の動作に必要な各種プログラムやデータも記憶されている。処理装置401、ROM 402及びRAM 403は、バス404を介して互いに接続されている。入出力(I/O)インターフェース405もバス404に接続される。
【0150】
一般に、例えば、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置406;例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、バイブレータ等を含む出力装置407;例えば、磁気テープ、ハードディスク等を含む記憶装置408;及び通信装置409はI/Oインターフェース405に接続することができる。例示的には、記憶装置408は第1データベースと第2データベースを記憶してもよく、第1データベースには第1プログラムの少なくとも1つの第1サブプログラム識別子、第2データベースには第1プログラムの少なくとも1つの第2サブプログラム識別子が記憶されている。通信装置409は、電子機器400がデータを交換するために他の機器と無線又は有線で通信することを可能にすることができる。図4は、様々な装置を有する電子機器400を示しているが、示されている装置の全てを実装したり備えたりすることは必ずしも必要ではないことが理解されるべきである。代替的に、又はより多くの又はより少ない装置を実装したり備えたりすることができる。
【0151】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して上記したプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実装することができる。例えば、本開示の実施例は、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む、非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体上に搭載されたコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含む。このような実施例では、このコンピュータプログラムは、通信装置409を介してネットワークからダウンロードされてインストールされてもよいし、記憶装置408からインストールされてもよいし、ROM 402からインストールされてもよい。このコンピュータプログラムが処理装置401によって実行されると、本開示の実施例に係る装置で定義される上記の機能が実行される。
【0152】
なお、本開示で上記したコンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ読み取り可能な信号媒体又はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、又はこれら2つの任意の組み合わせであり得る。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気的、磁気的、光的、電磁的、赤外線的、又は半導体的な情報処理システム、装置、又はデバイス、又はこれらの任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されるわけではない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光学メモリデバイス、磁気メモリデバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むことができるが、これらに限定されるわけではない。本開示では、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、命令実行情報処理システム、装置、又はデバイスによって、又はそれらと組み合わせて使用することができるプログラムを含む又は格納する任意の有形媒体とすることができる。一方、本開示では、コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードを搬送する、ベースバンドに、又はキャリアの一部として伝搬するデータ信号を含むことができる。このような伝播されたデータ信号は、電磁信号、光信号、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない様々な形態をとることができる。コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、命令実行情報処理システム、装置、又はデバイスによって、又はそれらと組み合わせて使用するためのプログラムを送信、伝播、又は伝送することができる、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外の任意のコンピュータ読み取り可能な媒体であってもよい。コンピュータ読み取り可能な媒体に含まれるプログラムコードは、ワイヤ、光ケーブル、RF(無線周波数)等、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない任意の適切な媒体で伝送することができる。
【0153】
いくつかの実施形態では、クライアント、サーバーは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP:HyperText Transfer Protocol)のような、現在知られている、又は将来研究開発される任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、任意の形式又は媒体のデジタルデータ(例えば、通信ネットワーク)と通信して相互接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、ネットワーク(例えば、インターネット)、及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、adhocエンドツーエンドネットワーク)、ならびに現在知られている又は将来研究開発される任意のネットワークを含む。
【0154】
上記コンピュータ読み取り可能な媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよく、この電子機器に組み込まれていない別個に存在したものであってもよい。
【0155】
上記のコンピュータ読み取り可能な媒体は、1つ又は複数のプログラムを含み、上記の1つ又は複数のプログラムは、電子機器によって実行されると、セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するステップと、前記セッションインターフェイス内の少なくとも2つのセッションメッセージを決定するステップと、タスク作成命令に応答して、前記少なくとも2つのセッションメッセージに基づいてタスク情報を生成するステップと、を該電子機器に実行させる。
【0156】
本開示の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語を含むがこれに限定されない、また「C」言語などの一般的な手続き型プログラミング言語や類似のプログラミング言語も含む1つ又は複数のプログラミング言語、又はそれらの組み合わせで記述することができる。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータ上で、部分的にユーザコンピュータ上で、独立したソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザコンピュータ上で、部分的にリモートコンピュータ上で、又は完全にリモートコンピュータ又はサーバー上で実行することができる。リモートコンピュータが関与する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザコンピュータに接続することができ、又は外部コンピュータ(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続することができる)に接続することができる。
【0157】
図面のフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施例に係るシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品の可能な実装のアーキテクチャ、機能、及び動作を図示している。この点で、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、所定の論理機能を実装するための1つ又は複数の実行可能命令を含むモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができる。なお、代替としてのいくつかの実装では、ブロックに示された機能は、図面に示されたものとは異なる順序で発生することもある。例えば、連続的に表現された2つのブロックは、実際には実質的に並列に実行されてもよく、関係する機能に応じて逆の順序で実行されてもよい。また、ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック、ならびにブロック図及び/又はフローチャートのブロックの組み合わせは、所定の機能又は動作を実行する専用のハードウェアベースのシステムで実装されてもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実装されてもよい。
【0158】
本開示の実施例に記載されたユニットは、ソフトウェアによって実装されてもよいし、ハードウェアによって実装されてもよい。なお、ユニットの名称はこのユニット自体を限定するものではない場合があり、例えば、表示ユニットを「セッションインターフェイスを表示するためのユニット」と記載することもできる。
【0159】
本明細書で上記された機能は、少なくとも部分的に、1つ又は複数のハードウェア論理コンポーネントによって実行されてもよい。例えば、限定されることなく、使用され得る例示的なタイプのハードウェアロジックユニットは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、複雑プログラマブル論理装置(CPLD)などを含む。
【0160】
本開示の文脈では、機械読み取り可能な媒体は、命令実行システム、装置、又は機器が使用するために、又は命令実行システム、装置、又は機器と共に使用するために、プログラムを含むか又は格納することができる有形媒体とすることができる。機械読み取り可能な媒体は、機械読み取り可能な信号媒体又は機械読み取り可能な記憶媒体とすることができる。機械読み取り可能な媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、又は半導体的なシステム、装置又は機器、又はこれらの任意の適切な組み合わせを含むことができるが、これらに限定されるものではない。機械読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の線に基づく電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶機器、磁気記憶機器、又はこれらの任意の適切な組み合わせを含む。
【0161】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するステップと、前記セッションインターフェイス内の少なくとも1つのセッションメッセージを決定するステップと、タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成するステップと、を含む、情報処理方法を提供する。
【0162】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成する前記ステップは、ユーザーによる入力及び決定したセッションメッセージに応じてタスク情報を生成するステップを含む。
【0163】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成する前記ステップは、決定したセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報中の予め設定されたフィールドの値を決定するステップを含む。
【0164】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成する前記ステップは、決定したセッションメッセージの内容、決定したセッションメッセージが属する送信者情報、決定したセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、タスクの備考情報フィールド、タスクの主題情報フィールド、タスクの内容情報フィールド、タスクの人員情報フィールド、タスクの時間情報フィールドのうちの1つ又は複数を含む前記予め設定されたフィールドの値を決定するステップを含む。
【0165】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記予め設定されたフィールドは、備考情報フィールドを含み、決定したセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報中の予め設定されたフィールドの値を決定する前記ステップは、決定したセッションメッセージを前記タスク情報の備考情報として決定するステップを含む。
【0166】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージは前記タスク情報中の予め設定された領域内に表示される。
【0167】
本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法によれば、前記タスク情報中の前記予め設定された領域に対するトリガー操作に応答して、決定したセッションメッセージのメッセージ詳細を表示する第1予め設定されたインターフェースを表示するステップをさらに含む。
【0168】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記予め設定された領域は、前記タスク情報の備考領域を含む。
【0169】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記予め設定された領域は、決定したセッションメッセージの要約情報を表示し、前記要約情報は、予め設定されたスタイルで前記予め設定された領域内に表示される。
【0170】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ユーザーによる入力及び決定したセッションメッセージに応じて前記タスク情報を生成する前記ステップは、前記ユーザーによる入力に基づいて、前記タスク情報の内容情報、人員情報、及び時間情報のうちの1つ又は複数を決定するステップを含む。
【0171】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報中の予め設定されたフィールドの値を決定する前記ステップは、決定したセッションメッセージの内容、決定したセッションメッセージが属する送信者情報、決定したセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、少なくとも1つの候補キーワードを決定するステップと、ユーザーによる前記候補キーワードの選択及び/又はユーザーによる入力に基づいて、前記予め設定されたフィールドの値を決定するステップと、を含む。
【0172】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記タスク情報には、決定したセッションメッセージのソース情報が表示されており、前記方法は、決定したセッションメッセージに基づいて、属するセッションのメンバーの数、前記メッセージの送信者情報又は予め設定された第1ソース情報を含む前記ソース情報の内容を決定するステップをさらに含む。
【0173】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージに基づいて、属するセッションのメンバーの数、前記ソース情報の内容を決定する前記ステップは、決定したセッションメッセージが属するセッションのメンバーの数が予め設定された閾値以下である場合、前記ソース情報の内容に前記送信者の情報を含めるステップと、決定したセッションメッセージが属するセッションのメンバーの数が予め設定された閾値を超える場合、前記ソース情報の内容に前記予め設定された第1ソース情報を含めるステップを含む。
【0174】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記セッションメッセージは、テキストメッセージ、マルチメディアファイル、ドキュメント、リンク、インタラクティブコントロールのうちの少なくとも1つを含む。
【0175】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージがピクチャを含む場合、前記予め設定された領域内に前記ピクチャを表示するステップは、決定したセッションメッセージがビデオを含む場合、前記予め設定された領域内に前記ビデオのプレビューページ及び/又は前記ビデオの再生コントロールを表示するステップと、決定したセッションメッセージがオーディオを含む場合、前記予め設定された領域内にオーディオプレビューデータ及び/又はオーディオ再生コントロールを出力するステップと、決定したセッションメッセージがリンクを含む場合、前記予め設定された領域内に前記リンクを表示するステップと、決定したセッションメッセージがインタラクティブコントロールを含む場合、前記予め設定された領域内に前記インタラクティブコントロールを表示するステップとを含む。
【0176】
本開示の1つ又は複数の実施例による前記情報処理方法によれば、前記予め設定された領域に表示されたメッセージ内容に対するトリガー操作に応答して、前記トリガー操作の対象となるメッセージ内容に対応するメッセージの元のインタラクティブ機能を実行するステップであって、前記元のインタラクティブ機能は前記メッセージがトリガー操作によりトリガーされたときに実行される機能を含むステップをさらに含む。
【0177】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記タスク情報内の予め設定された領域に表示されたメッセージ内容に対するトリガー操作に応答して、前記トリガー操作の対象となるメッセージ内容に対応するメッセージの元のインタラクティブ機能を実行する前記ステップは、前記予め設定された領域内に表示されたテキストに対するトリガー操作に応答して、前記テキストの内容を取得する、又は、前記予め設定された領域内に表示されたピクチャに対するトリガー操作に応答して、前記ピクチャを拡大表示する、又は、前記予め設定された領域内に表示されたマルチメディアファイルに対するトリガー操作に応答して、前記マルチメディアファイルを再生する、又は、前記予め設定された領域内に表示されたドキュメントに対するトリガー操作に応答して、前記ドキュメントをダウンロードする又は開く、又は、前記予め設定された領域内に表示されたリンクに対するトリガー操作に応答して、前記リンクに対応するインターフェースを表示する、又は、前記予め設定された領域内に表示されたインタラクティブコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記インタラクティブコントロールに対応するインタラクティブ機能を実行するステップを含む。
【0178】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成する前記ステップは、決定したセッションメッセージに基づいて、目標情報を生成するステップと、前記目標情報に基づいて前記タスク情報を生成するステップと、を含む。
【0179】
本開示の1つ又は複数の実施例による情報処理方法によれば、目標ユーザーを決定して、前記目標情報の閲覧権限を前記目標ユーザーに付与するステップをさらに含む。
【0180】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記目標ユーザーは、前記タスク情報のタスク作成者、タスク実行者、タスクフォロワーのうちの1つ又は複数を含む。
【0181】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記目標情報の情報タイプは予め設定された第1情報タイプである。
【0182】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記第1情報タイプは、マージメッセージタイプであり、前記マージメッセージタイプは、2つ以上のセッションメッセージを収容できるように構成される。
【0183】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージに基づいて、前記タスク情報の目標情報を生成する前記ステップは、決定したセッションメッセージの実体データを決定するステップと、決定したセッションメッセージの実体データに基づいて、決定したセッションメッセージの実体データを前記目標情報の実体データに含めることで、決定したセッションメッセージのメッセージ内容を前記目標情報に持たせるステップと、を含む。
【0184】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記方法は、決定したセッションメッセージの元の情報タイプを決定するステップをさらに含み、決定したセッションメッセージの実体データに基づいて、決定したセッションメッセージの実体データを前記目標情報の実体データに含める前記ステップは、決定したセッションメッセージの実体データ、前記元の情報タイプ及び予め設定された第1情報タイプに基づいて、前記目標情報を生成するステップを含み、前記目標情報のタイプは前記第1情報タイプである。
【0185】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、決定したセッションメッセージの実体データ、前記元の情報タイプ及び予め設定された第1情報タイプに基づいて、前記目標情報を生成する前記ステップは、決定したセッションメッセージを含む、前記第1情報タイプに対応するメッセージリストを取得するステップと、前記メッセージリストにおける各セッションメッセージの実体データ及び元の情報タイプに基づいて、前記目標情報のメッセージ内容を生成するステップと、を含む。
【0186】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記セッションインターフェイス内の少なくとも1つのセッションメッセージを決定する前記ステップは、前記セッションインターフェイス内の少なくとも2つのセッションメッセージを決定するステップを含む。
【0187】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するステップと、前記セッションインターフェイス内のセッションメッセージを決定するステップと、タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成するステップであって、決定したセッションメッセージの内容、決定したセッションメッセージが属する送信者情報、決定したセッションメッセージが属するセッション名称情報のうちの1つ又は複数に基づいて、前記タスク情報の予め設定されたフィールドの値を決定することを含むステップと、を含む、情報処理方法を提供する。
【0188】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、セッションメッセージを表示するためのセッションインターフェイスを表示するための表示ユニットと、前記セッションインターフェイス内の少なくとも1つのセッションメッセージを決定するための決定ユニットと、タスク作成命令に応答して、決定したセッションメッセージに基づいて、タスク情報を生成する生成ユニットと、を備える、情報処理装置を提供する。
【0189】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、プログラムコードを記憶するための少なくとも1つのメモリと、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して本開示の1つ又は複数の実施例による方法を前記電子機器に実行させる少なくとも1つのプロセッサと、を備える、電子機器を提供する。
【0190】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、コンピュータ機器によって実行されて、本開示の1つ又は複数の実施例による方法を前記コンピュータ機器に実行させるプログラムコードを記憶した非一時的なコンピュータ記憶媒体を提供する。
【0191】
以上の説明は、本開示のより良い実施例及び適用される技術原理の説明にすぎない。当業者は、本開示に係る開示の範囲は、上記の技術的特徴の特定の組み合わせからなる技術的解決手段に限定されるものではなく、上記の開示の発想から逸脱することなく、上記の技術的特徴又はその均等な特徴の任意の組み合わせからなる他の技術的解決手段も対象とすべきであることを理解する。例えば、上記の特徴と、本開示で開示された(ただし、これらに限定されるわけではないが)類似した機能を有する技術的特徴とを相互に置換して形成される技術的解決手段である。
【0192】
さらに、各動作は特定の順序で示されているが、これらの動作が示されている特定の順序で実行されるか、又は順次実行されることを必要とするものとして理解されるべきではない。ある環境では、マルチタスクや並列処理が有利になる場合がある。同様に、いくつかの具体的な実施の詳細が上記の論述に含まれているが、これらは本開示の範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。個別の実施例の文脈で説明された、いくつかの特徴は、単一の実施例において組み合わせて実装されてもよい。一方、単一の実施例の文脈で説明された様々な特徴は、複数の実施例において個別に、又は任意の適切なサブ組み合わせで実装されてもよい。
【0193】
本主題は、構造的特徴及び/又は方法の論理動作に固有の言語で説明されているが、特許請求の範囲において限定される主題は、上記した特定の特徴又は動作に必ずしも限定されないことが理解されるべきである。一方、上記で説明された特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実装する例示的な形態にすぎない。
【国際調査報告】