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特表2024-521820興味タグに基づく処理方法、装置、機器及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-06-04
(54)【発明の名称】興味タグに基づく処理方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0481 20220101AFI20240528BHJP
   G06F 3/0483 20130101ALI20240528BHJP
   G06F 16/907 20190101ALI20240528BHJP
【FI】
G06F3/0481
G06F3/0483
G06F16/907
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023573184
(86)(22)【出願日】2022-06-29
(85)【翻訳文提出日】2023-11-27
(86)【国際出願番号】 CN2022102175
(87)【国際公開番号】W WO2023005575
(87)【国際公開日】2023-02-02
(31)【優先権主張番号】202110845885.5
(32)【優先日】2021-07-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ガオ,ワンヤン
(72)【発明者】
【氏名】チェン,シュ
(72)【発明者】
【氏名】リ,ゼァユー
【テーマコード(参考)】
5B175
5E555
【Fターム(参考)】
5B175DA10
5B175FB03
5E555AA72
5E555BA02
5E555BA03
5E555BA06
5E555BA19
5E555BA23
5E555BA87
5E555BA88
5E555BB01
5E555BB03
5E555BB06
5E555BB23
5E555BC20
5E555CA12
5E555CB12
5E555CB16
5E555CB19
5E555CB33
5E555CB37
5E555CB45
5E555CB55
5E555CC05
5E555DB20
5E555DB53
5E555DC06
5E555DC13
5E555DC18
5E555DC40
5E555DC54
5E555DD07
5E555DD11
5E555EA05
5E555EA08
5E555FA00
(57)【要約】
本開示の実施例には、興味タグに基づく処理方法、装置、機器及び記憶媒体が開示されている。該方法は、所定のアプリケーションにおいて情報ストリームを展示する過程で、興味タグの展示イベントがトリガされたことが検出された場合、第1のページを表示し、前記第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することを含み、サブセットにおける興味タグの数は、複数であり、且つ、前記所定の興味タグセットにおける興味タグの総数よりも少ない。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定のアプリケーションにおいて情報ストリームを展示する過程で、興味タグの展示イベントがトリガされたことが検出されたことと、
第1のページを表示し、前記第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することとを含み、各サブセットにおける興味タグの数は、複数であり、且つ、前記所定の興味タグセットにおける興味タグの総数よりも少ない、興味タグに基づく処理方法。
【請求項2】
前記第1のページを表示し、前記第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することは、
第1のページを表示し、所定の興味タグセットにおける第1のサブセットを前記第1のページにおいて展示することと、
前記第1のページに基づいて第1の所定操作を受け付けることと、
前記第1の所定操作の作用方向及び作用速度のうちの少なくとも1つに応じて、前記第1のページにおいて、前記所定の興味タグセットにおける第2のサブセットの展示に動的に切り替えることとを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記前記第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することは、
前記第1のページにおいて、所定方向に沿って所定の興味タグセットを自動的にスライドして再生して、異なるサブセット間の動的な切替展示を実現することを含み、前記所定の興味タグセットにおける興味タグは、所定の配列方式で配列される、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1のページにおいて、所定方向に沿って所定の興味タグセットを自動的にスライドして再生する過程で、
前記第1のページに基づいて第2の所定操作を受け付けることと、
前記第2の所定操作に応答して、前記所定の興味タグセットにおける第3のサブセットを前記第1のページにおいて静的に展示することとをさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第3のサブセットは、前記第2の所定操作が受け付けられたときに前記第1のページに展示されているサブセットと同じである、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記所定の興味タグセットにおける第3のサブセットを前記第1のページにおいて静的に展示した後に、
前記第1のページに基づいて第3の所定操作を受け付けることと、
前記第3の所定操作の作用方向及び作用速度のうちの少なくとも1つに応じて、前記第1のページにおいて、前記所定の興味タグセットにおける第4のサブセットの展示に動的に切り替えることとをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のページを表示することの前に、
現在のユーザの推薦コンテンツの閲覧履歴及び履歴推薦コンテンツに対するフィードバックのうちの少なくとも1つに基づいて、所定の興味タグセットにおける興味タグの数、タグコンテンツ、及び配列順序のうちの少なくとも1つを決定することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第1のページに基づいてタグ選択操作を受け付けることと、
前記タグ選択操作に対応する作用対象に応じて、ターゲット興味タグを決定することと、
前記ターゲット興味タグに基づいてコンテンツ推薦を行うこととをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記所定のアプリケーションは、ビデオ推薦アプリケーションを含み、前記第1のページは、推薦ビデオの再生ページを含み、前記所定の興味タグセットは、ターゲット推薦ビデオのビデオコンテンツに含まれる、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記興味タグの展示イベントがトリガされたことが検出されたことは、次の推薦ビデオに切り替える操作を受け付け、且つ推薦待ちビデオキューにおける現在の推薦待ちビデオが前記ターゲット推薦ビデオであることを含み、
前記第1のページを表示し、前記第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することは、
第1のページを表示し、前記第1のページにおいて前記ターゲット推薦ビデオを再生して、前記第1のページにおいて所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することを実現することを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
興味タグの選択が完了したことに応答して、且つ第1の所定条件を満たす時、第2のページの表示に切り替えて、前記ターゲット推薦ビデオの次の推薦ビデオを前記第2のページにおいて再生することと、
前記所定のアプリケーションにおいて、前の一つの推薦ビデオに切り替える操作を含む第4の所定操作を受け付けることと、
前記第4の所定操作に応答して、前記第1のページを表示し、前記第1のページにおいてタグ選択完了の提示情報を表示することとをさらに含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
興味タグの選択が完了したと決定されたことに応答して、且つ第2の所定条件を満たす時、第2のページの表示に切り替えて、前記ターゲット推薦ビデオの次の推薦ビデオを前記第2のページにおいて再生することと、
前記所定のアプリケーションにおいて、前の一つの推薦ビデオに切り替える操作を含む第4の所定操作を受け付けることと、
前記第4の所定操作に応答して、前記第1のページを表示し、前記第1のページにおいて前記ターゲット推薦ビデオを再生することとをさらに含む、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
所定のアプリケーションにおいて情報ストリームを展示する過程で、興味タグの展示イベントがトリガされたか否かを検出するように設けられたトリガ検出モジュールと、
興味タグの展示イベントがトリガされたことが検出された場合、第1のページを表示し、前記第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示するように設けられた興味タグ展示モジュールであって、各サブセットにおける興味タグの数は、複数であり、且つ、前記所定の興味タグセットにおける興味タグの総数よりも少ない興味タグ展示モジュールとを含む、興味タグに基づく処理装置。
【請求項14】
メモリ、プロセッサ、及び、メモリに記憶され、且つプロセッサ上で運行できるコンピュータプログラムを含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行する時、請求項1~12のいずれか1項に記載の方法を実現させる、電子機器。
【請求項15】
プロセッサによって実行されると、請求項1~12のいずれか1項に記載の方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶された、コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本出願は、2021年7月26日に中国特許局へ提出された、出願番号が202110845885.5である中国特許出願の優先権を主張しており、同出願の内容の全ては、本出願に参照として取り込まれる。
【0002】
本開示の実施例は、コンピュータ技術分野に関し、例えば、興味タグに基づく処理方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
情報技術の急速な発展及びモバイルインターネットの普及に伴い、アプリケーションからユーザに提供できるネットワーク情報がますます多くなるため、ユーザは、自分が興味を持つコンテンツを素早く見つけることが困難になり、インタラクションの効率に影響する。
【0004】
現在では、いくつかのアプリケーションは、ユーザがアプリケーションを初めて使用する際に、ユーザに興味タグを展示することができる。興味タグは、ユーザが興味を持つ可能性のある推薦コンテンツ、例えば、スポーツや歴史などを標識することができる。ユーザは、自分の実際の好みに基づいて、興味タグを選択することができる。これにより、アプリケーションがユーザにコンテンツをより良く推薦できることを容易にする。
【0005】
しかしながら、現在の興味タグに基づく処理方式は、不完全であり、改善が求められている。
【発明の概要】
【0006】
本開示の実施例は、関連技術における興味タグに基づく処理方式を改善できる興味タグに基づく処理方法、装置、記憶媒体及び機器を提供する。
【0007】
第1の側面によれば、本開示の実施例は、
所定のアプリケーションにおいて情報ストリームを展示する過程で、興味タグの展示イベントがトリガされたことが検出されたことと、
前記第1の所定操作に応答して、第1のページを表示し、前記第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することとを含み、各サブセットにおける興味タグの数は、複数であり、且つ、前記所定の興味タグセットにおける興味タグの総数よりも少ない、興味タグに基づく処理方法を提供する。
【0008】
第2の側面によれば、本開示の実施例は、
所定のアプリケーションにおいて情報ストリームを展示する過程で、興味タグの展示イベントがトリガされたか否かを検出するように設けられたトリガ検出モジュールと、
興味タグの展示イベントがトリガされたことが検出された場合、第1のページを表示し、前記第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示するように設けられた興味タグ展示モジュールであって、各サブセットにおける興味タグの数は、複数であり、且つ、前記所定の興味タグセットにおける興味タグの総数よりも少ない興味タグ展示モジュールとを含む、興味タグに基づく処理装置を提供する。
【0009】
第3の側面によれば、本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、本開示の実施例による興味タグに基づく処理方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0010】
第4の側面によれば、本開示の実施例は、メモリ、プロセッサ、及び、メモリに記憶され、且つプロセッサで運行できるコンピュータプログラムを含み、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行する時、本開示の実施例による興味タグに基づく処理方法を実現させる電子機器を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】関連技術における興味タグ表示の概略図。
図2】本開示の実施例による興味タグに基づく処理方法の流れを示す概略図。
図3】本開示の実施例による興味タグに基づく処理方法の流れを示す概略図。
図4】本開示の実施例によるインタフェースでのインタラクションの概略図。
図5】本開示の実施例による興味タグに基づく処理装置の構成を示すブロック図。
図6】本開示の実施例による電子機器の構成を示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下は、添付図面を参照しながら、本開示の実施例をより詳細に記述する。添付図面においては本開示のいくつかの実施例が示されたが、本開示は複数種の形態で実現することができ、ここで記述された実施例に限定されると解釈されるべきではないことが理解されたい。逆に、これらの実施例は、本開示をより徹底的且つ完全に理解するために提供される。本開示の添付図面及び実施例は、例示的なものに過ぎず、本開示の保護範囲を制限するものではないことが理解されたい。
【0013】
本開示の方法の実施形態に記載された複数のステップは、異なる順序で実行されてもよく、且つ/又は並行して実行されてもよいことが理解されたい。さらに、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよく、且つ/又は示されたステップを省略して実行してもよい。本開示の範囲はこの点において制限されない。
【0014】
本明細書で使用される「含む」という用語及びその変形は、開放的な包括であり、即ち、「を含むが、それらに限らない」を意味いる。「基づいて」という用語は、「少なくとも部分的に基づいて」を意味する。「一実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を意味し、「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を意味し、「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を意味する。他の用語の関連定義は、以下の説明において与えられる。
【0015】
なお、本開示で記載された「第1の」、「第2の」などの概念は、単に、異なる装置、モジュール、又はユニットを区別するためのものであり、これらの装置、モジュール、又はユニットによって実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものではない。
【0016】
なお、本開示で記載された「1つ」、「複数」の修飾は、模式的なものであり、制限性のあるものではない。特別な説明がない限り、「1つ又は複数」と理解されるべきであることが当業者にとって自明である。
【0017】
本開示の実施形態における複数の装置間でやりとりされるメッセージ又は情報の名称は、説明的なものに過ぎず、これらメッセージ又は情報の範囲を制限するものではない。
【0018】
以下に説明される複数の実施例において、各実施例は、例示的な特徴及び例を同時に提供し、実施例に記載される複数の特徴は、組み合わされて複数の例示的な方案を形成してもよく、各番号が付けられた実施例を単に1つの技術案と見なすべきではない。
【0019】
本開示の実施例の技術案及び相応な技術効果の理解を容易にするために、以下、関連技術について説明する。図1は、関連技術における興味タグ表示の概略図である。図1に示すように、興味タグは単一のページに静的に表示される。ページスペースが限られているため、表示される興味タグの数も大きく制限され、図1では9個しか表示されていない。このように、関連技術では、興味タグの展示方式により、表示される興味タグの数が乏しくなり、即ち、ユーザが選択できる興味タグが少なく、ユーザの興味を正確に決定することに不利であり、また、表示方式が単調で味気なく、インタラクションの体験が悪い。また、関連技術では、アプリケーションが初めて使用されるときのみ上記のページが展示され、ユーザにより選択すると、選択された興味タグを変更することができない。
【0020】
図2は、本開示の実施例による興味タグに基づく処理方法の流れを示す概略図である。該方法は、興味タグに基づく処理装置によって実行されてもよい。ここで、該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアで実装されてもよく、一般的には電子機器に統合され得る。図2に示すように、該方法は以下のようなステップを含む。
【0021】
ステップ201:所定のアプリケーションにおいて情報ストリームを展示する過程で、興味タグの展示イベントがトリガされたことが検出された。
【0022】
本開示の実施例では、所定のアプリケーションは、興味タグの展示機能を提供することができ、具体的な種類は限定されず、例えば、携帯電話、タブレット又はコンピュータなどの電子機器にインストールされてもよい。興味タグを、ユーザが興味を持つ可能性のある推薦コンテンツを標識するためのタグとして捉えることができ、一般的には、推薦コンテンツの種類又は係る分野などの関連情報で命名する。所定のアプリケーションは、一般的には、コンテンツ推薦機能を備え得る。推薦されるコンテンツは、様々な形態のリソース、例えば、ビデオ、情報、記事、小説、ニュース、音楽又は商品などを含み得る。
【0023】
例示的に、前記情報ストリームは、例えば、ビデオストリーム、オーディオストリーム、画像ストリーム、テキストストリーム、又はグラフィックストリームなどを含んでもよく、所定のアプリケーションによる推薦コンテンツにマッチングし得る。興味タグの展示イベントを、所定のアプリケーションにおいて興味タグを展示するイベントとして捉えることができる。具体的なトリガ方式は限定されず、ユーザが能動的にトリガしてもよく、所定のアプリケーションが自動的にトリガしてもよい。ユーザは、所定のトリガ操作を入力することにより、興味タグの展示イベントをトリガすることができる。所定のトリガ操作を、興味タグの展示イベントをトリガするための操作として捉えることができる。具体的な操作の種類及び作用方式などは限定されず、所定のアプリケーション自身の特徴に基づいて設計されてもよい。なお、所定のトリガ操作の操作回数は限定されず、例えば、1回の操作であってもよいし、所定期間内での複数回の操作などであってもよい。例えば、興味タグの展示コントロール(例えば、タッチボタンであってもよい)を提供してもよい。所定のトリガ操作は、ユーザが入力した、興味タグの展示コントロールに作用するトリガ操作であってもよい。つまり、ユーザが能動的にコントロールをトリガすることにより、能動的に興味タグの展示イベントをトリガしてもよい。このとき、一般的には、ユーザが興味タグを自発的に選択するニーズを有する場合に適用できる。また、例えば、興味タグの展示イベントの自動トリガ条件を設定してもよい。自動トリガ条件が満たされた場合、所定のアプリケーションによって、自動的に興味タグの展示イベントをトリガしてもよい。一般的には、所定のアプリケーションが自動的にユーザに興味タグを選択するように促す場合に適用できる。例示的に、自動トリガ条件は、例えば、ユーザが所定のアプリケーションの推薦コンテンツを連続して無視又は閉じる回数が所定の回数の閾値に達したことなどであってもよい。現在のユーザが最近推薦されたコンテンツに興味を持たない可能性があることを示す。推薦の正確性を向上させるために、所定のアプリケーションは、自動的に興味タグの展示イベントをトリガしてもよい。
【0024】
ステップ202:第1のページを表示し、前記第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示する。ここで、各サブセットにおける興味タグの数は、複数であり、且つ、前記所定の興味タグセットにおける興味タグの総数よりも少ない。
【0025】
例示的に、第1のページを、所定のアプリケーションにおける興味タグを展示するためのページとして捉えることができる。所定の興味タグセットを、現在のユーザに展示される必要がある所定の複数の興味タグのセットとして捉えることができる。具体的にどれらの興味タグを含むかは、所定のアプリケーションの特性又は現在のユーザの関連情報を参照して決定されてもよい。
【0026】
例示的に、所定の興味タグセットにおける複数の興味タグから異なるサブセットを形成してもよい。各サブセットには、複数の興味タグが含まれ、且つ、サブセットにおける興味タグの数は、所定の興味タグセットにおける興味タグの総数よりも少ない。異なるサブセットの間には、共通部分が存在してもよいし、存在しなくてもよい。例えば、サブセットにおける興味タグの数は、第1のページの表示空間の大きさに基づいて決定されてもよい。
【0027】
例えば、サブセットは、予め区分されてもよい。例えば、所定の興味タグセットにおける興味タグを予め複数のサブセットに区分してもよい。ここで、単一のサブセットにおける興味タグを同時に展示し、一度に1つのサブセットを展示してもよい。異なるサブセットが動的に切り替えられて展示される場合、遷移段階が存在してもよい。つまり、サブセットAからサブセットBに切り替えて展示する場合、遷移段階において、サブセットAにおける一部の興味タグとサブセットBにおける一部の興味タグとを同時に展示してもよい。
【0028】
例えば、サブセットはまた、現在の動的な展示状況に基づいて動的に区分されてもよい。例えば、所定の興味タグセットにおける興味タグを、所定の順序で又はランダムに第1のページに展示してもよい。第1のページに現在展示されている興味タグは、同一のサブセットに属すると見なされてもよい。また、例えば、所定の興味タグセットにおける興味タグが第1のページにおいて動くように展示されてもよい。例えば、興味タグは、第1のページにおける左境界から現れ、右境界に動き、さらに右境界から消えるなど。このように、第1のページに展示される興味タグは動的に変化する。第1のページに現在展示されている興味タグは、同一のサブセットに属すると見なされてもよい。
【0029】
例示的に、第1のページを表示した後、第1のページにおいて所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示する能力をオンしてもよい。動的に切り替えて展示する具体的なプロセスは、所定のアプリケーションによって自動的に制御され得る。例えば、第1のページにおいて所定方向に沿って動く(例えば、スライド)ように、所定の興味タグセットを再生する。また、ユーザの操作(例えば、スワイプ操作)に合わせて、ユーザが自発的に動的な切替展示を制御することを実現することもできる。
【0030】
本開示の実施例による興味タグに基づく処理方法は、所定のアプリケーションにおいて情報ストリームを展示する過程で、興味タグの展示イベントがトリガされたことが検出された場合、第1のページを表示し、第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示する。ここで、各サブセットにおける興味タグの数は、複数であり、且つ、所定の興味タグセットにおける興味タグの総数よりも少ない。上記の技術案を採用することにより、所定のアプリケーションにおいて情報ストリームを展示する過程で、興味タグの展示を行うことができる。これにより、ユーザは、所定のアプリケーションを使用する過程で、興味タグを動的に調整する機会を有する。異なる興味タグのサブセットを動的に切り替えて展示することにより、ユーザにもっと多くの興味タグを展示し、ページ表示空間の利用率を高め、且つ興味タグの展示効果を最適化し、インタラクション性及び興趣性を向上させることができる。
【0031】
例えば、興味タグを展示する過程で、第1のページに基づいてタグ選択操作を受け付け、前記タグ選択操作に対応する作用対象に応じて、ターゲット興味タグを決定し、前記ターゲット興味タグに基づいてコンテンツ推薦を行ってもよい。ここで、興味タグは、コントロール、例えば、タッチボタンの形で展示されてもよい。タグ選択操作は、例えば、興味タグに作用するタップ、ダブルタップ、又は長押しなどの操作であってもよい。複数の興味タグの選択をサポートすることができる。第1の興味タグが選択されてから、第1の興味タグの表示状態を変更し、例えば、興味タグの背景色などを変更してもよい。
【0032】
なお、興味タグは所定のサイズを有するため、動的に切り替えて展示する過程で、ある興味タグを完全に展示できることはない場合がある。このとき、興味タグの表示割合に応じて、該興味タグが選択されることを許可するか否かを決定してもよい。例示的に、第1のページに基づいてタグ選択操作を受け付け、前記タグ選択操作に対応する作用対象に応じて、ターゲット興味タグを決定することは、第1のページに基づいてタグ選択操作を受け付け、タグ選択操作に対応する作用対象が第1の興味タグであると決定された場合、前記第1の興味タグの表示割合(例えば、表示領域面積とタグ総面積との比を計算することにより得られる)が所定の割合閾値より大きければ、前記第1の興味タグをターゲット興味タグとして決定することを含んでもよい。所定の割合閾値は、例えば、0.6であってもよい。
【0033】
いくつかの実施例では、前述した、第1のページを表示し、前記第1のページにおいて所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することは、第1のページを表示し、所定の興味タグセットにおける第1のサブセットを前記第1のページにおいて展示することと、前記第1のページに基づいて第1の所定操作を受け付けることと、前記第1の所定操作の作用方向及び/又は作用速度に応じて、前記第1のページにおいて、前記所定の興味タグセットにおける第2のサブセットの展示に動的に切り替えることとを含む。所定のアプリケーションは、興味タグを動的に切り替えて展示する能力を提供し、ユーザによって入力された第1の所定操作に応じて動的に切り替えて展示する。それにより、展示効果は、ユーザの個人的ニーズにより良く適合する。
【0034】
例示的に、第1のサブセットは、所定の興味タグセットにおけるいずれか1つのサブセットであってもよい。例えば、所定の興味タグセットにおける興味タグは、所定の順序でソートされてもよい。所定の順序は、例えば、所定のアプリケーションによって予測された興味タグが現在のユーザによって選択される確率に基づいて決定されてもよく、例えば、確率が高い興味タグが優先的に展示されてもよい。例えば、第1のサブセットにおける興味タグは、前記ソートにおいて、番号が所定の番号閾値よりも大きい興味タグを含んでもよい。
【0035】
例示的に、第1の所定操作は、スワイプ操作であってもよい。スワイプ操作は、左スワイプ、右スワイプ、上スワイプ、又は下スワイプなどの操作であってもよい。第1の所定操作の作用方向に基づいて、動的に切り替える方式を決定してもよく、例えば、第2のサブセットにおける興味タグの出現位置又は動き方向などを決定してもよい。例えば、スワイプ操作が左スワイプである場合、第1のサブセットにおける興味タグは、第1のページの左境界から徐々に消え、第2のサブセットにおける興味タグは、第1のページの右境界から徐々に現れる。もちろん、第1の所定操作は、他の種類の操作、例えば、画面を2本又は複数の指で押さえ、画面の縁方向へスワイプさせ、又は画面の中央方向へスワイプさせる操作などであってもよい。画面の縁方向へスワイプさせる場合、第1のサブセットにおける興味タグは、第1のページの周縁境界から徐々に消え、第2のサブセットにおける興味タグは、第1のページの中央領域から徐々に現れる。
【0036】
例示的に、第1の所定操作の作用速度に基づいて、動的に切り替える速度を決定してもよく、例えば、動的に切り替える速度は、第1の所定操作の作用速度と正比例する。引き続きスワイプ操作を例にして、ユーザが画面を押して素早くスワイプすると、それに応じて、第2のサブセットにおける興味タグも素早く第1のページに現れる。
【0037】
いくつかの実施例では、前述した、前記第1のページにおいて所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することは、前記第1のページにおいて、所定方向に沿って所定の興味タグセットを自動的にスライドして再生して、異なるサブセット間の動的な切替展示を実現することを含み、所定の興味タグセットにおける興味タグは、所定の配列方式で配列される。これにより、所定の興味タグセットが自動的且つ循環的に動的な切替展示を行うことをサポートすることができる。
【0038】
例えば、自動的にスライドして再生することは、具体的には、スクロールして再生することであってもよい。スクロールして再生することを、所定の興味タグセットにおける整列された興味タグをある方向に沿って連続して循環的にスライド表示することとして捉えることができる。即ち、同じ興味タグは、少なくとも2回現れる機会を有する。このとき、ある方向は、前記所定方向である。所定方向は、実際のニーズに応じて設定されてもよく、横方向又は縦方向、具体的に、例えば、左から右への方向又は上から下への方向などであってもよい。ここで、所定の興味タグセットにおける興味タグは、所定の配列方式で配列される。所定の配列方式は、例えば、マトリクス状の配列方式又はハニカム状の配列方式などであってもよく、その他の方式であってもよく、具体的に限定されない。
【0039】
例示的に、自動的にスライドして再生するとき、所定の自動スライド速度で再生を行ってもよい。所定の自動スライド速度は、第1のページに新たな興味タグが現れる速度を決定してもよく、具体的な数値は、実際のニーズに応じて設定されてもよい。例えば、所定方向に沿って、整列された興味タグをグループ化して、複数の興味タググループを得てもよい。例えば、所定方向が横方向であれば、各グループは、1行又は複数行の興味タグを含んでもよい。異なる興味タググループに対応する所定の自動スライド速度は、異なってもよい。表示効果をさらに向上させ、興趣性を向上させることができる。
【0040】
いくつかの実施例では、前記第1のページにおいて、所定方向に沿って所定の興味タグセットを自動的にスライドして再生する過程で、再生一時停止条件を満たか否かを判断し、再生一時停止条件を満たしているという判断結果に基づいて、前記所定の興味タグセットにおける第3のサブセットを前記第1のページにおいて静的に展示することをさらに含む。ここで、再生一時停止条件は、例えば、再生時間長が所定の再生時間長閾値に達したことであってもよく、所定の興味タグセットにおける興味タグの展示が完了したこと(例えば、所定の興味タグセットにおける興味タグがいずれも少なくとも1回展示されたこと)であってもよく、ユーザから入力した一時停止操作を受け付けたことなどであってもよい。
【0041】
いくつかの実施例では、前記第1のページにおいて、所定方向に沿って所定の興味タグセットを自動的にスライドして再生する過程で、前記第1のページに基づいて第2の所定操作を受け付けることと、前記第2の所定操作に応答して、前記第1のページにおいて前記所定の興味タグセットにおける第3のサブセットを静的に展示することとをさらに含む。ユーザは、第2の所定操作を入力することにより、自動的にスライドして再生することを中断し、静的な表示方式に切り替えてもよい。これにより、ユーザは、自分の慣れている操作方式で興味タグの選択を行うことができる。ここで、例えば、第2の所定操作は、タッチ操作、例えば、スワイプ操作、タップ操作、長押し操作などであってもよい。
【0042】
例示的に、第3のサブセットは、所定の興味タグセットにおけるいずれか1つのサブセットであってもよい。具体的に限定しないが、例えば、上記で説明された第1のサブセットと同じものであってもよい。
【0043】
いくつかの実施例では、前記第3のサブセットは、前記第2の所定操作が受け付けられたときに前記第1のページにおいて展示されていたサブセットと同じである。ユーザが選択したくない興味タグは、自動的にスライドして再生することにより、自動的に第1のページから消えてもよい。一方、ユーザが選択したい興味タグ又は選択するか否かをためらう興味タグが現れる場合、自動にスライドして再生することを一時停止し、即ち、現在表示されている興味タグをそのまま保持してもよい。これにより、興味タグをユーザが選択する困難性を低減し、操作利便性を向上させることができる。
【0044】
いくつかの実施例では、前記所定の興味タグセットにおける第3のサブセットを前記第1のページにおいて静的に展示した後に、前記第1のページに基づいて第3の所定操作を受け付けることと、前記第3の所定操作の作用方向及び/又は作用速度に応じて、前記第1のページにおいて、前記所定の興味タグセットにおける第4のサブセットの展示に動的に切り替えることとをさらに含む。ユーザが、自動的にスライドして再生することを一時停止した後、自発的な操作によって、異なるサブセットの展示を動的に切り替え続けてもよい。それにより、展示効果は、ユーザの個人的ニーズにより良く適合する。第4のサブセットの数は限定されない。所定の興味タグセットにおける第4のサブセットの展示に動的に切り替えることを、ユーザの自発的な操作の下で、所定の興味タグセットをスライドして再生し続け、ユーザが手を放した後、再生を一時停止することとして捉えることができる。そのうち、第3の所定操作の動作方式及び動作原理は、第1の所定操作と類似してもよく、第1の所定操作に関する説明を参照すればよく、ここではこれ以上説明しない。第3の所定操作は、第1の所定操作と同じであっても異なっていてもよい。例えば、第3の所定操作と第1の所定操作は共に横方向スワイプであり、又は、第1の所定操作は横方向のスワイプであり、第3の所定操作は縦方向のスワイプである。
【0045】
いくつかの実施例では、所定の再生コントロールを第1のページにおいて表示し、所定の再生コントロールに作用するトリガ操作を受け付け、所定方向に沿って、所定の興味タグセットを自動的にスライドして再生し続けてもよい。
【0046】
いくつかの実施例では、前述した第1のページを表示する前に、現在のユーザの推薦コンテンツの閲覧履歴及び/又は履歴推薦コンテンツに対するフィードバックに基づいて、所定の興味タグセットにおける興味タグの数、タグコンテンツ、及び配列順序のうちの少なくとも1つを決定することをさらに含んでもよい。このように、ユーザが所定のアプリケーションを使用する過程で、ユーザの推薦コンテンツの閲覧履歴及び/又は履歴推薦コンテンツに対するフィードバックに基づいて、所定の興味タグセットを動的に調整することができる。それにより、所定の興味タグセットは、現在のユーザの現在の状態により良く適合する。
【0047】
例示的に、推薦コンテンツの閲覧履歴は、ユーザが閲覧した履歴推薦コンテンツ、履歴推薦コンテンツに対応する興味タグ、ユーザが複数の履歴推薦コンテンツを閲覧した時刻の現在時刻からの時間長などを含んでもよい。履歴推薦コンテンツに対するフィードバックは、履歴推薦コンテンツの閲覧が完了したこと、履歴推薦コンテンツの閲覧が完了する前に他の推薦コンテンツに切り替えられたこと、履歴推薦コンテンツにいいねをしたこと、履歴推薦コンテンツにコメントをしたこと、履歴推薦コンテンツを転送したこと、履歴推薦コンテンツの関連推薦をマスクするように選択したことなどを含んでもよい。
【0048】
例示的に、興味タグのタグコンテンツを、タグ名称として捉えることができ、ユーザに興味タグを展示する際のコピーライティングであってもよく、具体的には、文字、記号、又は図形などを含んでもよい。例えば、タグコンテンツは、「バスケットボール」を含み、バスケットボールの図案を含んでもよく、ユーザが興味タグの意味を正確に理解することに助ける。所定の興味タグセットにおける興味タグのタグコンテンツを決定することを、所定の興味タグセットに具体的にどれらの興味タグが含まれるかを決定することとして捉えることができる。推薦コンテンツの閲覧履歴及び/又は履歴推薦コンテンツに対するフィードバックに基づいて、ユーザが選択し得る興味タグを予測し、さらに対応するタグコンテンツを決定してもよく、また、興味タグの数をさらに決定してもよい。
【0049】
例示的に、推薦コンテンツの閲覧履歴及び/又は履歴推薦コンテンツに対するフィードバックに基づいて、候補興味タグが現在のユーザに選択される確率を予測してもよい。所定の興味タグセットにおける興味タグの数が所定数(例えば、20個)であると決定された場合、候補興味タグを確率の降順にソートし、番号が所定の番号以上である(所定の番号は、所定数に等しく、例えば、前の20個)候補興味タグを、所定の興味タグセットに含まれるべき興味タグとして決定し、さらに対応するタグコンテンツを決定してもよい。所定の興味タグセットにおける興味タグの数が不定である場合、該当する確率が所定の確率閾値よりも大きい候補興味タグを、所定の興味タグセットに含まれるべき興味タグとして決定し、さらに興味タグの数及び対応するタグコンテンツを決定してもよい。興味タグの配列順序は、確率に基づいて決定されてもよく、例えば、確率の高い興味タグは優先的に展示される。
【0050】
いくつかの実施例では、前記所定のアプリケーションは、ビデオ推薦アプリケーションを含み、前記第1のページは、推薦ビデオの再生ページを含み、前記所定の興味タグセットは、ターゲット推薦ビデオのビデオコンテンツに含まれる。ビデオ推薦アプリケーションでは、推薦ビデオの再生ページを多重化することにより、所定の興味タグセットをターゲット推薦ビデオのビデオコンテンツに含めて動的に展示し、ユーザのビデオを視聴する習慣に適合し、新たなページを追加開発する必要がなく、開発コストを節約する。なお、推薦ビデオの再生ページに、いいねコントロール、コメントコントロール又はシェアコントロールなど興味タグに関連しないコントロール又はアンカージャンプリンクなどが含まれている場合、このようなコントロールやアンカージャンプリンクの表示をマスクしてもよい。これにより、ユーザに不要な妨害を防止することができる。
【0051】
いくつかの実施例では、前述した、興味タグの展示イベントがトリガされたことが検出されたことは、次の推薦ビデオに切り替える操作を受け付け、且つ推薦待ちビデオキューにおける現在の推薦待ちビデオが前記ターゲット推薦ビデオであることを含み、前述した、第1のページを表示し、前記第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することは、第1のページを表示し、前記第1のページにおいて前記ターゲット推薦ビデオを再生することにより、前記第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することを実現することを含む。興味タグ展示を行う必要がある場合、ターゲット推薦ビデオを次の推薦待ちビデオとして、推薦待ちビデオキューに挿入し、ビデオ推薦アプリケーションのビデオ切り替え方式に従って、ターゲット推薦ビデオの再生への切り替えを実現することができ、ユーザにとって、ビデオ間の切り替えに相当し、途切れ感を弱め、興趣性を高め、インタラクション体験をさらに向上させることができる。
【0052】
いくつかの実施例では、興味タグ選択が完了したと決定された場合、第1の所定条件を満たすとき、第2のページの表示に切り替え、前記第2のページにおいて前記ターゲット推薦ビデオの次の推薦ビデオを再生することと、前記所定のアプリケーションにおいて、前の一つの推薦ビデオに切り替える操作を含む第4の所定操作を受け付けることと、前記第4の所定操作に応答して、前記第1のページを表示し、前記第1のページにおいてタグ選択完了の提示情報を表示することとをさらに含む。このようにして、ビデオ推薦アプリケーションのビデオ切替ロジックに対応し、ユーザが戻ってタグ選択状況を確認することをサポートし、ユーザの操作習慣に適合する。
【0053】
例示的に、ユーザは、いくつかの興味タグを選択した後、「決定」又は「選択済」などのコントロールをトリガすることにより、興味タグ選択完了の指令を入力してもよく、その後、第1の所定条件の判定を行って、次の推薦ビデオを再生するか否かを決定してもよい。第1の所定条件を満たす場合は、例えば、ユーザが能動的に次の推薦ビデオの再生をトリガし、又は興味タグ選択完了の指令を受信してから所定期間が経過した後、自動的に次の推薦ビデオを再生することを含んでもよい。
【0054】
いくつかの実施例では、興味タグ選択が完了していないと決定された場合、第2の所定条件を満たすとき、第2のページの表示に切り替え、前記第2のページにおいて前記ターゲット推薦ビデオの次の推薦ビデオを再生することと、前記所定のアプリケーションにおいて、前の一つの推薦ビデオに切り替える操作を含む第4の所定操作を受け付けることと、前記第4の所定操作に応答して、前記第1のページを表示し、前記第1のページにおいて前記ターゲット推薦ビデオを再生することとをさらに含んでもよい。興味タグ選択が完了していないと決定された場合、ユーザが素早くターゲット推薦ビデオに切り替え戻して、改めて又は続けてタグ選択に関する操作を行うことが容易となり、ユーザの誤タッチなどの操作によりターゲット推薦ビデオを探しにくくなってタグ選択機会を逸することが回避される。例えば、再度ターゲット推薦ビデオを再生する場合、ユーザの前の興味タグ選択記録をクリアしてもよいし、ユーザの前の興味タグ選択記録を表示し続けてもよく、具体的に限定されない。第2の所定条件を満たす場合は、例えば、ユーザが能動的に次の推薦ビデオの再生をトリガし、又は所定期間内に興味タグ選択完了の指令を受信していない場合、自動的に次の推薦ビデオを再生することを含んでもよい。
【0055】
図3は、本開示の実施例による興味タグに基づく処理方法の流れを示す概略図である。本開示の実施例は、上記の実施例における複数の例示的な方案に基づいて細分化し、所定のアプリケーションがビデオ推薦アプリケーションである場合を例にして説明する。該方法は、以下のステップを含む。
【0056】
ステップ301:ビデオ推薦アプリケーションにおいて推薦ビデオを再生する過程で、次の推薦ビデオに切り替える操作を受け付ける。
【0057】
ここで、次の推薦ビデオに切り替える操作は、例えば、上スワイプ操作である。
【0058】
図4は、本開示の実施例によるインタフェースでのインタラクションの概略図である。図4に示すように、ビデオ推薦アプリケーションにおいて、コンテンツがジョーカーである推薦ビデオを再生する過程で、ユーザは、上スワイプ操作を入力することで次のビデオに切り替えることができる。
【0059】
ステップ302:推薦待ちビデオキューにおける現在の推薦待ちビデオがターゲット推薦ビデオであると決定された場合、第1のページを表示し、第1のページにおいて、ターゲット推薦ビデオを再生することにより、所定方向に沿って所定の興味タグセットをスクロールして再生して、異なるサブセット間の動的な切替展示を実現する。
【0060】
ここで、所定の興味タグセットにおける興味タグは、所定の配列方式で配列され、サブセットにおける興味タグの数は、複数であり、且つ、所定の興味タグセットにおける興味タグの総数よりも少ない。
【0061】
例示的に、興味タグを選択するようユーザに促す必要があると決定された場合、ターゲット推薦ビデオを予め又は一時的に推薦待ちビデオキューにおける指定位置に挿入してもよい。第1の所定操作を受け付けると、推薦待ちビデオキューにおける現在の推薦待ちビデオがターゲット推薦ビデオであると決定された場合、ターゲット推薦ビデオの再生に切り替えてもよい。
【0062】
図4に示すように、興味タグは、タッチコントロールの形でターゲット推薦ビデオに存在し、ビデオの再生が開始されると、所定の興味タグセットを自動的に左から右へスクロールして再生してもよい。スクロールして再生する速度は予め設定されてもよい。
【0063】
ステップ303:第1のページに基づいて第2の所定操作を受け付け、第2の所定操作が受け付けられたときに第1のページに展示されているサブセットを第1のページにおいて静的に展示する。
【0064】
例示的に、第2の所定操作は、例えば、スクロールして再生することを一時停止するためのタップ操作であってもよい。第2の所定操作を受け付けると、スクロールして再生することを一時停止し、第2の所定操作が受け付けられたときに表示されている興味タグを第1のページにおいて留まらせて表示し、複数の興味タグの位置は変化しない。
【0065】
ステップ304:第1のページに基づいて第3の所定操作を受け付け、第3の所定操作の作用方向及び作用速度に応じて、第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける第4のサブセットの展示に動的に切り替える。
【0066】
例示的に、第3の所定操作は、横方向のスワイプ操作であってもよい。ユーザは、左スワイプ操作を入力することにより、展示されていないその後の興味タグが第1のページの右側に現れるようにしてもよく、また、右スワイプ操作を入力することにより、展示されたばかりの興味タグが第1のページの左側に現れるようにしてもよい。興味タグの動的な切替速度は、ユーザがスワイプ操作を入力する際のスワイプ速度に応じて決定されてもよい。それにより、ユーザは、より滑らかな操作感を得ることができる。
【0067】
ステップ305:第1のページに基づいてタグ選択操作を受け付け、タグ選択操作に対応する作用対象に応じて、ターゲット興味タグを決定する。
【0068】
例示的に、ユーザが、ある興味タグを選択すると決めた場合、該興味タグをタップしてもよい。タップされた興味タグは、選択状態に変更されてもよい。図4に示すように、選択された興味タグの背景色は変化する。ユーザは、興味タグの展示期間に、自分の実際の状況に応じて、興味タグを選択することができる。
【0069】
ステップ306:選択完了確認操作を受け付けて、興味タグの選択が完了したと決定された場合、第1の所定条件を満たすとき、第2のページの表示に切り替えて、ターゲット推薦ビデオの次の推薦ビデオを第2のページにおいて再生する。
【0070】
図4に示すように、ユーザがいくつかの興味タグを選択した後、自分が選択を完了したと決定すると、「選択完了」ボタンをトリガすることにより選択完了確認操作を入力してもよい。所定の期間(例えば、2秒)が経過した後、ユーザが上スワイプ又は下スワイプの操作を行わない場合、自動的に次の推薦ビデオの表示に切り替えてもよい。
【0071】
ここで、次の推薦ビデオは、ターゲット興味タグに基づいて決定されてもよい。例えば、ターゲット興味タグに基づいて推薦待ちビデオキューを更新し、更新された推薦待ちビデオキューにおける最初の推薦ビデオを次の推薦ビデオとして決定する。
【0072】
ステップ307:ビデオ推薦アプリケーションにおいて、第4の所定操作を受け付け、第1のページにおいてタグ選択完了の提示情報を表示する。
【0073】
ここで、第4の所定操作は、前の一つの推薦ビデオに切り替える操作である。図4に示すように、ユーザが下スワイプ操作を入力すると、再び第1のページに戻る。このとき、タブの選択が完了した提示情報、例えば、図4における「選択完了。ご参加ありがとう」が表示される。もちろん、他の形態の提示情報であってもよく、具体的に限定されない。
【0074】
また、第1のページにおいて変更コントロールが表示されてもよい。ユーザは、変更コントロールをトリガすることにより、選択された興味タグを変更してもよい。
【0075】
本開示の実施例による興味タグに基づく処理方法は、ビデオ推薦アプリケーションに適用可能であり、ビデオ推薦ページおいて興味タグを含むターゲット推薦ビデオを再生することにより、動画のパターンで興味タグを展示するという効果を実現することができる。ターゲット推薦ビデオに対応するビデオ推薦ページにアクセスした直後、所定の興味タグセットを自動的にスクロールして再生してもよい。自動的にスクロールして再生することにより、ユーザに対して所定の操作方式の提示という役割を果たすことができる。ユーザは、画面にタッチすることにより、スクロールして再生することを一時停止することができ、スワイプ操作により、興味タグの動的な切り替えを自発的に制御し、もっと多くの興味タグを展示し、ページ表示空間の利用率を高め、興味タグの展示効果を最適化し、インタラクション性及び興趣性を向上させることができる。また、ターゲット推薦ビデオは、2つの推薦ビデオの間に現れ、切り替え方式は、推薦ビデオの切り替え方式と一致するため、ユーザに対する途切れ感を弱め、良好なインタラクション体験を確保することができる。
【0076】
図5は、本開示の実施例による興味タグに基づく処理装置の構成を示すブロック図である。該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアで実装されてもよく、一般的には電子機器に統合されてもよく、興味タグに基づく処理方法を実行することにより、興味タグに基づく処理を行うことができる。図5に示すように、該装置は、
所定のアプリケーションにおいて情報ストリームを展示する過程で、興味タグの展示イベントがトリガされたか否かを検出するように設けられたトリガ検出モジュール501と、
興味タグの展示イベントがトリガされたことが検出された場合、第1のページを表示し、前記第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示するように設けられた興味タグ展示モジュールであって、各サブセットにおける興味タグの数は、複数であり、且つ、前記所定の興味タグセットにおける興味タグの総数よりも少ない興味タグ展示モジュール502とを含む。
【0077】
本開示の実施例による興味タグに基づく処理装置は、所定のアプリケーションにおいて情報ストリームを展示する過程で、興味タグの展示イベントがトリガされたことが検出された場合、第1のページを表示し、第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示する。ここで、各サブセットにおける興味タグの数は、複数であり、且つ、所定の興味タグセットにおける興味タグの総数よりも少ない。上記の技術案を採用することにより、所定のアプリケーションにおいて情報ストリームを展示する過程で、興味タグの展示を行うことができる。これにより、ユーザは、所定のアプリケーションを使用する過程で、興味タグを動的に調整する機会を有する。異なる興味タグのサブセットを動的に切り替えて展示することにより、ユーザにもっと多くの興味タグを展示し、ページ表示空間の利用率を高め、且つ興味タグの展示効果を最適化し、インタラクション性及び興趣性を向上させることができる。
【0078】
例えば、前記興味タグ展示モジュールは、
第1のページを表示し、所定の興味タグセットにおける第1のサブセットを前記第1のページにおいて展示するように設けられた第1のサブセット展示手段と、
前記第1のページに基づいて第1の所定操作を受け付けるように設けられた第1の所定操作受付手段と、
前記第1の所定操作の作用方向及び/又は作用速度に応じて、前記第1のページにおいて、前記所定の興味タグセットにおける第2のサブセットの展示に動的に切り替えるように設けられた第2のサブセット展示手段とを含む。
【0079】
例えば、前述した、前記第1のページにおいて所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することは、前記第1のページにおいて、所定方向に沿って所定の興味タグセットを自動的にスライドして再生して、異なるサブセット間の動的切替展示を実現することを含み、所定の興味タグセットにおける興味タグは、所定の配列方式で配列される。
【0080】
例えば、前記装置は、
前記第1のページにおいて、所定方向に沿って所定の興味タグセットを自動的にスライドして再生する過程で、前記第1のページに基づいて第2の所定操作を受け付けるように設けられた第2の所定操作受付モジュールと、
前記第2の所定操作に応答して、前記所定の興味タグセットにおける第3のサブセットを前記第1のページにおいて静的に展示するように設けられた第3のサブセット展示モジュールとをさらに含む。
【0081】
例えば、前記第3のサブセットは、前記第2の所定操作が受け付けられたときに前記第1のページに展示されているサブセットと同じである。
【0082】
例えば、前記装置は、
前記所定の興味タグセットにおける第3のサブセットを前記第1のページにおいて静的に展示した後、前記第1のページに基づいて第3の所定操作を受け付けるように設けられた第3の所定操作受付モジュールと、
前記第3の所定操作の作用方向及び/又は作用速度に応じて、前記第1のページにおいて、前記所定の興味タグセットにおける第4のサブセットの展示に動的に切り替えるように設けられた第4のサブセット展示モジュールとをさらに含む。
【0083】
例えば、前記装置は、
前述した、第1のページを表示する前に、現在のユーザの推薦コンテンツの閲覧履歴及び/又は履歴推薦コンテンツに対するフィードバックに基づいて、所定の興味タグセットにおける興味タグの数、タグコンテンツ、及び配列順序のうちの少なくとも1つを決定するように設けられた所定の興味タグセット決定モジュールをさらに含む。
【0084】
例えば、前記装置は、
前記第1のページに基づいてタグ選択操作を受け付けるように設けられたタグ選択操作受付モジュールと、
前記タグ選択操作に対応する作用対象に応じて、ターゲット興味タグを決定するように設けられたターゲット興味タグ決定モジュールと、
前記ターゲット興味タグに基づいてコンテンツ推薦を行うように設けられたコンテンツ推薦モジュールとをさらに含む。
【0085】
例えば、前記所定のアプリケーションは、ビデオ推薦アプリケーションを含み、前記第1のページは、推薦ビデオの再生ページを含み、前記所定の興味タグセットは、ターゲット推薦ビデオのビデオコンテンツに含まれる。
【0086】
例えば、興味タグの展示イベントがトリガされたことが検出されたことは、次の推薦ビデオに切り替える操作を受け付け、且つ推薦待ちビデオキューにおける現在の推薦待ちビデオが前記ターゲット推薦ビデオであることを含み、前記興味タグ展示モジュールは、興味タグの展示イベントがトリガされたことが検出された場合、第1のページを表示し、前記第1のページにおいて前記ターゲット推薦ビデオを再生して、前記第1のページにおいて所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することを実現するように設けられる。
【0087】
例えば、該装置は、さらに、
興味タグの選択が完了したと決定された場合、第1の所定条件を満たすとき、第2のページの表示に切り替えて、前記ターゲット推薦ビデオの次の推薦ビデオを前記第2のページにおいて再生するように設けられた第2のページ表示モジュールと、
前記所定のアプリケーションにおいて、前の一つの推薦ビデオに切り替える操作を含む第4の所定操作を受け付けるように設けられた第4の所定操作受付モジュールと、
前記第4の所定操作に応答して、前記第1のページを表示し、前記第1のページにおいてタグ選択完了の提示情報を表示するように設けられた提示情報表示モジュールとをさらに含む。
【0088】
例えば、第2のページ表示モジュールは、さらに、興味タグの選択が完了していないと決定された場合、第2の所定条件を満たすとき、第2のページの表示に切り替えて、前記ターゲット推薦ビデオの次の推薦ビデオを前記第2のページにおいて再生するように設けられる。
【0089】
前記興味タグ展示モジュールは、さらに、前記第4の所定操作に応答して、前記第1のページを表示し、前記第1のページにおいて前記ターゲット推薦ビデオを再生するように設けられる。
【0090】
以下、本開示の実施例を実現することに適合する電子機器600の構造模式図を示す図6を参照する。本開示の実施例中の電子機器は、例えば、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(可搬式マルチメディア再生機)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)などの携帯端末、及び例えばデジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含み得るが、それらに限らない。図6に示された電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲に何らかの制限も加えない。
【0091】
図6に示すように、電子機器600は処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックプロセッサーなど)601を含んでもよく、それはリードオンリーメモリ(ROM)602に記憶されたプログラム又は記憶装置608からランダムアクセスメモリ(RAM)603にロードされたプログラムによって複数種の適切な動作及び処理を実行することができる。RAM 603には、電子機器600の操作に必要な様々なプログラムやデータがさらに格納されている。処理装置601、ROM 602及びRAM 603は、バス604を介して相互に接続される。入力/出力(I/O)インタフェース605もバス604に接続される。
【0092】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラヘッド、マイクロホン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置606と、例えば液晶ディスプレイー(LCD)、スピーカー、発振器などを含む出力装置607と、例えば磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置608と、通信装置609とがI/Oインタフェース605に接続されていてもよい。通信装置609は電子機器600が他のデバイスと無線又は有線通信してデータを交換することを可能にする。図6に複数種の装置を備えた電子機器600が示されているが、示された装置の全てを実施したり、具備したりすることを要求する意図がないことが理解されたい。それ以上又は以下の装置を代替的に実施したり、具備したりすることが可能である。
【0093】
本開示の実施例によれば、フローチャートを参照しながら上述したプロセスはコンピュータソフトウェアプログラムとして実現できる。例えば、本開示の実施例はコンピュータプログラム製品を含み、それは非一時的なコンピュータ可読媒体に搭載された、フローチャートに示す方法を実行するように設けられたプログラムコードを含むコンピュータプログラムを含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは通信装置609によってネットワークからダウンロード及びインストールされ、又は記憶装置608からインストールされ、又はROM 602からインストールされ得る。処理装置601によって該コンピュータプログラムを実行する時に、本開示の実施例の方法で限定された上記機能を実行する。
【0094】
なお、本開示における上記コンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又はそれらの任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス或いはそれらの任意の組み合わせであってもよいが、それらに限らない。コンピュータ可読記憶媒体は、より具体的な例として、1つ又は複数の導線を有する電気接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディス、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを含むか記憶するいかなる有形媒体であってもよく、該プログラムはコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、それらと組み合わせて使用されることが可能である。本開示では、コンピュータ可読信号媒体はベースバンドで伝播されるデータ信号又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含んでもよく、その中で、コンピュータ可読プログラムコードを載せる。このように伝播されるデータ信号は多種の形式を採用してもよく、電磁信号、光信号又はそれらの任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限らない。コンピュータ可読信号媒体は更にコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体はコマンド実行システム、装置又はデバイスに使用されるかそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは任意の適切な媒体で伝送可能であり、電線、光ケーブル、RF(ラジオ周波数)など又はそれらの任意の適切な組み合わせの媒体を含んでもよいが、それらに限らない。
【0095】
上記コンピュータ可読媒体は上記電子機器に含まれるものであってもよいし、該電子機器に実装されず、単独したものであってもよい。
【0096】
上記のコンピュータ可読媒体には、1つ又は複数のプログラムが載せられており、上記1つ又は複数のプログラムが該電子機器によって実行されると、該電子機器に、所定のアプリケーションにおいて情報ストリームを展示する過程で、興味タグの展示イベントがトリガされたことが検出された場合、第1のページを表示し、前記第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することを実行させ、各サブセットにおける興味タグの数は、複数であり、且つ、前記所定の興味タグセットにおける興味タグの総数よりも少ない。
【0097】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは1種又は多種のプログラミング言語又はそれらの組み合わせを用いて書くことが可能であり、上記プログラミング言語はオブジェクト指向のプログラミング言語、例えばJava、Smalltalk、C++を含み、更に一般の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似的なプログラミング言語を含むが、それらに限らない。プログラムコードは完全にユーザのコンピュータで実行したり、部分的にユーザのコンピュータで実行したり、独立したソフトウェアパッケージとして実行したり、一部をユーザのコンピュータで実行しもう一部をリモートコンピュータで実行したり、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行したりすることができる。リモートコンピュータの場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む任意のネットワークによってユーザのコンピュータに接続でき、又は、外部コンピュータに接続できる(例えば、インターネットサービスプロバイダーによりインターネット経由で接続する)。
【0098】
添付図面のフローチャート及びブロック図は本開示の様々な実施例に従うシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び動作を示す。この点では、フローチャート又はブロック図における各ブロックは1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部分を代表することができ、該モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部分は指定された論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能命令を含む。なお、いくつかの置換としての実現では、ブロックに表記される機能は図面に付したものと異なる順序で実現してもよい。例えば、二つの連続的に示されたブロックは実質的に並行に実行してもよく、また、係る機能によって、それらは逆な順序で実行してもよい場合がある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、指定される機能又は操作を実行するハードウェアに基づく専用システムによって実現してもよいし、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実現してもよいことに注意すべきである。
【0099】
本開示の実施例に係るモジュールはソフトウェアで実現してもよいし、ハードウェアで実現してもよい。ここで、モジュールの名称は該モジュール自身を限定しない場合がある。例えば、トリガ検出モジュールは、さらに、「所定のアプリケーションにおいて情報ストリームを展示する過程で、興味タグの展示イベントがトリガされたか否かを検出するモジュール」と記述してもよい。
【0100】
本明細書で上述された機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェア論理構成要素によって実行され得る。例えば、使用可能な例示的なハードウェア論理構成要素は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブル論理装置(CPLD)などを含むが、それらに限らない。
【0101】
本開示において、機械可読媒体は、有形媒体であってもよく、コマンド実行システム、装置、又はデバイスによって使用され、又はコマンド実行システム、装置、又はデバイスと組み合わせて使用されるプログラムを含み、又は記憶することができる。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であり得る。機械可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体システム、装置、もしくはデバイス、又は上記の任意の好適な組み合わせを含み得るが、それらに限らない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の配線に基づく電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含む。
【0102】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、
所定のアプリケーションにおいて情報ストリームを展示する過程で、興味タグの展示イベントがトリガされたことが検出されたことと、
第1のページを表示し、前記第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することとを含み、各サブセットにおける興味タグの数は、複数であり、且つ、前記所定の興味タグセットにおける興味タグの総数よりも少ない、興味タグに基づく処理方法を提供する。
【0103】
例えば、前述した、第1のページを表示し、前記第1のページにおいて所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することは、第1のページを表示し、所定の興味タグセットにおける第1のサブセットを前記第1のページにおいて展示することと、前記第1のページに基づいて第1の所定操作を受け付けることと、前記第1の所定操作の作用方向及び/又は作用速度に応じて、前記第1のページにおいて、前記所定の興味タグセットにおける第2のサブセットの展示に動的に切り替えることとを含む。
【0104】
例えば、前述した、前記第1のページにおいて所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することは、前記第1のページにおいて、所定方向に沿って所定の興味タグセットを自動的にスライドして再生して、異なるサブセット間の動的な切替展示を実現することを含み、所定の興味タグセットにおける興味タグは、所定の配列方式で配列される。
【0105】
例えば、前記第1のページにおいて、所定方向に沿って所定の興味タグセットを自動的にスライドして再生する過程で、前記第1のページに基づいて第2の所定操作を受け付けることと、前記第2の所定操作に応答して、前記所定の興味タグセットにおける第3のサブセットを前記第1のページにおいて静的に展示することとをさらに含む。
【0106】
例えば、前記第3のサブセットは、前記第2の所定操作が受け付けられたときに前記第1のページに展示されているサブセットと同じである。
【0107】
例えば、前記所定の興味タグセットにおける第3のサブセットを前記第1のページにおいて静的に展示した後に、前記第1のページに基づいて第3の所定操作を受け付けることと、前記第3の所定操作の作用方向及び/又は作用速度に応じて、前記第1のページにおいて、前記所定の興味タグセットにおける第4のサブセットの展示に動的に切り替えることとをさらに含む。
【0108】
例えば、前述した、第1のページを表示する前に、現在のユーザの推薦コンテンツの閲覧履歴及び/又は履歴推薦コンテンツに対するフィードバックに基づいて、所定の興味タグセットにおける興味タグの数、タグコンテンツ、及び配列順序のうちの少なくとも1つを決定することをさらに含む。
【0109】
例えば、前記第1のページに基づいてタグ選択操作を受け付けることと、前記タグ選択操作に対応する作用対象に応じて、ターゲット興味タグを決定し、前記ターゲット興味タグに基づいてコンテンツ推薦を行うこととをさらに含む。
【0110】
例えば、前記所定のアプリケーションは、ビデオ推薦アプリケーションを含み、前記第1のページは、推薦ビデオの再生ページを含み、前記所定の興味タグセットは、ターゲット推薦ビデオのビデオコンテンツに含まれる。
【0111】
例えば、前述した、興味タグの展示イベントがトリガされたことが検出されたことは、次の推薦ビデオに切り替える操作を受け付け、且つ推薦待ちビデオキューにおける現在の推薦待ちビデオが前記ターゲット推薦ビデオであることを含み、前述した、第1のページを表示し、前記第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することは、第1のページを表示し、前記第1のページにおいて前記ターゲット推薦ビデオを再生して、前記第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示することを実現することを含む。
【0112】
例えば、興味タグ選択が完了したと決定された場合、第1の所定条件を満たすとき、第2のページの表示に切り替え、前記第2のページにおいて前記ターゲット推薦ビデオの次の推薦ビデオを再生することと、前記所定のアプリケーションにおいて、前の一つの推薦ビデオに切り替える操作を含む第4の所定操作を受け付けることと、前記第4の所定操作に応答して、前記第1のページを表示し、前記第1のページにおいてタグ選択完了の提示情報を表示することとをさらに含む。
【0113】
例えば、興味タグ選択が完了していないと決定された場合、第2の所定条件を満たすとき、第2のページの表示に切り替え、前記第2のページにおいて前記ターゲット推薦ビデオの次の推薦ビデオを再生することと、前記所定のアプリケーションにおいて、前の一つの推薦ビデオに切り替える操作を含む第4の所定操作を受け付けることと、前記第4の所定操作に応答して、前記第1のページを表示し、前記第1のページにおいて前記ターゲット推薦ビデオを再生することとをさらに含む。
【0114】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、
所定のアプリケーションにおいて情報ストリームを展示する過程で、興味タグの展示イベントがトリガされたか否かを検出するように設けられたトリガ検出モジュールと、
興味タグの展示イベントがトリガされたことが検出された場合、第1のページを表示し、前記第1のページにおいて、所定の興味タグセットにおける異なるサブセットを動的に切り替えて展示するように設けられた興味タグ展示モジュールであって、各サブセットにおける興味タグの数は、複数であり、且つ、前記所定の興味タグセットにおける興味タグの総数よりも少ない興味タグ展示モジュールとを含む、興味タグに基づく処理装置を提供する。
【0115】
また、複数種の操作は、特定の順序で記述されているが、これは、そのような操作が、示されている特定の順序で、又は順次的な順序で実行されることを求めている、と理解されるべきではない。所定の環境では、マルチタスクと並行処理が有利であり得る。同様に、若干の具体的な実現の詳細が上記の記述に含まれているが、それらは、本開示の範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。単一の実施例に関連して記載されている特定の特徴は、単一の実施例と組み合わせても実装可能である。逆に、単一の実施例に関連して記載されている複数の特徴はまた、複数の実施例で別々に、又は何らかの適切なサブコンビネーションで実装可能である。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【国際調査報告】