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特表2024-521865ジェスチャベースのインタラクション方法、装置、及びクライアント
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-06-04
(54)【発明の名称】ジェスチャベースのインタラクション方法、装置、及びクライアント
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/81 20110101AFI20240528BHJP
   H04N 21/422 20110101ALI20240528BHJP
   H04L 67/2869 20220101ALI20240528BHJP
   G06F 3/0488 20220101ALI20240528BHJP
【FI】
H04N21/81
H04N21/422
H04L67/2869
G06F3/0488
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023573474
(86)(22)【出願日】2022-05-12
(85)【翻訳文提出日】2023-12-01
(86)【国際出願番号】 CN2022092451
(87)【国際公開番号】W WO2022247650
(87)【国際公開日】2022-12-01
(31)【優先権主張番号】202110592514.0
(32)【優先日】2021-05-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WINDOWS
2.ANDROID
3.iOS
(71)【出願人】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】リ,イチェン
(72)【発明者】
【氏名】ジョウ,ジュン
(72)【発明者】
【氏名】ワン,リン
【テーマコード(参考)】
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5C164FA06
5C164MA03P
5C164MC11S
5C164UA45P
5C164UB41S
5C164YA11
5E555AA76
5E555BA04
5E555BB04
5E555BC17
5E555BD01
5E555CB10
5E555DB57
5E555DC85
5E555FA00
(57)【要約】
本開示は、ジェスチャベースのインタラクション方法、装置、及びクライアントに関する。この方法は、1つのネットワークライブ配信のライブ配信中に、配信ユーザのクライアントにおいてジェスチャアニメーションの再生機能が起動状態にある場合、配信ユーザのジェスチャを識別することと、ジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合、配信ユーザのクライアントが、ジェスチャ位置に対応する第1の領域にジェスチャアニメーションを再生し、第1のサーバを介して、視聴ユーザのクライアントに第1のコンテンツを送信することと、視聴ユーザのクライアントが、第1のコンテンツに基づき、ジェスチャ位置に対応する第2の領域にジェスチャアニメーションを再生し、第2の領域でのトリガ操作を検出することとを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
配信ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション方法であって、
配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別することと、
前記ジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合、前記ジェスチャ位置に対応する第1の領域に前記ジェスチャアニメーションを再生し、第1のサーバを介して、前記ジェスチャアニメーションの再生状況を示すための第1のコンテンツを視聴ユーザのクライアントに送信することにより、前記視聴ユーザのクライアントが、前記第1のコンテンツに基づき、前記ジェスチャ位置に対応する第2の領域に前記ジェスチャアニメーションを再生し、前記第2の領域での、前記配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのトリガ操作を検出することとを含む、方法。
【請求項2】
前記第1のコンテンツには、前記ジェスチャアニメーションの再生開始を示すための開始識別子、前記ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための予め設定された種別、前記第2の領域を決定するための前記ジェスチャ位置、及び/又は、前記ターゲットページのウェブアドレス又は前記ターゲットページの前記視聴ユーザのクライアントにおけるページ識別子を示すためのトリガ識別子が含まれる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法は、さらに、
前記ジェスチャアニメーションの再生が終了すると、前記第1の領域における前記ジェスチャアニメーションの再生を停止させ、前記第1のサーバを介して、前記ジェスチャアニメーションの再生停止状況を示すための第2のコンテンツを前記視聴ユーザのクライアントに送信することにより、前記視聴ユーザのクライアントが、前記第2のコンテンツに基づき、前記第2の領域における前記ジェスチャアニメーションの再生を停止させ、前記第2の領域でのトリガ操作をマスクすることを含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記第2のコンテンツには、前記ジェスチャアニメーションの再生終了を示すための終了識別子と、前記ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための前記予め設定された種別が含まれる、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、さらに、
バナー領域でのトリガ操作を受け付けると、前記ジェスチャアニメーションの再生機能を起動するか否かのポータルを提供するために用いられる設定ページであって、前記ジェスチャアニメーションの再生機能を起動し又は起動を停止させるためのオンオフコントロールを含む設定ページを表示することと、
起動停止状態にある前記オンオフコントロールでのトリガ操作を受け付けると、前記ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージがダウンロードされたか否かを決定することと、
前記リソースパッケージがダウンロードされていない場合、前記ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されると決定することと、
前記リソースパッケージがダウンロードされた場合、前記ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されるものではないと決定することとを含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動される場合、前記方法は、
前記ジェスチャアニメーションの再生機能の起動及び前記リソースパッケージのダウンロードを要求するために用いられ、前記予め設定された種別を持つ第1の要求を第2のサーバに送信することと、
前記第2のサーバが前記ジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動状態に更新したことを示すための第1の識別子、前記ジェスチャアニメーションの再生機能が使用可能であることを示すための第2の識別子、前記予め設定された種別及び前記リソースパッケージを持つ第1の応答を前記第2のサーバから受信することと、
前記第2の識別子を受信した後、前記予め設定された種別と前記リソースパッケージを記憶し、前記ジェスチャ種別と前記ジェスチャ位置を識別することとをさらに含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されるものではない場合、前記方法は、
前記ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を要求するために用いられ、前記予め設定された種別を持つ第2の要求を第2のサーバに送信することと、
前記第2のサーバが前記ジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動状態に更新したことを示すための第1の識別子、前記ジェスチャアニメーションの再生機能が使用可能であることを示すための第2の識別子、前記予め設定された種別を持つ第2の応答を前記第2のサーバから受信することと、
前記第2の識別子を受信した後、前記ジェスチャ種別と前記ジェスチャ位置を識別することとをさらに含む、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、
起動状態にある前記オンオフコントロールでのトリガ操作を受け付けると、前記ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させると決定することをさらに含む、請求項5に記載の方法。
【請求項9】
前記ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させる場合、前記方法は、
前記ジェスチャアニメーションの再生機能の起動の停止を要求するために用いられ、前記予め設定された種別を持つ第3の要求を第2のサーバに送信することと、
前記第2のサーバが前記ジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動停止状態に更新したことを示すための第3の識別子、前記ジェスチャアニメーションの再生機能の使用の停止を示すための第4の識別子、及び前記予め設定された種別を持つ第3の応答を前記第2のサーバから受信することと、
前記第4の識別子を受信した後、前記ジェスチャ種別と前記ジェスチャ位置の識別を停止させることとをさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
視聴ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション方法であって、
第1のサーバを介して、前記配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合に前記配信ユーザのクライアントによって送信された、前記ジェスチャアニメーションの再生状況を示すための第1のコンテンツを前記配信ユーザのクライアントから受信することと、
前記第1のコンテンツに基づき、前記配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ位置に対応する第2の領域に前記ジェスチャアニメーションを再生し、前記第2の領域での、前記配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのトリガ操作を検出することとを含む、方法。
【請求項11】
前記第1のコンテンツには、前記ジェスチャアニメーションの再生開始を示すための開始識別子、前記ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための予め設定された種別、前記第2の領域を決定するための前記ジェスチャ位置、及び/又は、前記ターゲットページのウェブアドレス又は前記ターゲットページの前記視聴ユーザのクライアントにおけるページ識別子を示すためのトリガ識別子が含まれる、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記第2の領域には、前記ターゲットページの表示をトリガするためのジェスチャコントロールが含まれ、前記方法は、さらに、
ジェスチャコントローラでのトリガ操作を受け付けると、前記ターゲットページを表示することを含む、請求項10又は11に記載の方法。
【請求項13】
前記方法は、
前記第1のサーバを介して、前記ジェスチャアニメーションの再生停止状況を示すために用いられ、前記ジェスチャアニメーションの再生終了時に前記配信ユーザのクライアントによって送信された第2のコンテンツを前記配信ユーザのクライアントから受信することと、
前記第2のコンテンツに基づいて、前記第2の領域における前記ジェスチャアニメーションの再生を停止させ、前記第2の領域でのトリガ操作をマスクすることとをさらに含む、請求項10~12のいずれか1項に記載の方法。
【請求項14】
前記第2のコンテンツには、前記ジェスチャアニメーションの再生終了を示すための終了識別子と、前記ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための前記予め設定された種別が含まれる、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
配信ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション装置であって、
配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別するための識別モジュールと、
前記ジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合、前記ジェスチャ位置に対応する第1の領域に前記ジェスチャアニメーションを再生し、第1のサーバを介して、前記ジェスチャアニメーションの再生状況を示すための第1のコンテンツを視聴ユーザのクライアントに送信することにより、前記視聴ユーザのクライアントが、前記第1のコンテンツに基づき、前記ジェスチャ位置に対応する第2の領域に前記ジェスチャアニメーションを再生し、前記第2の領域での、前記配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのトリガ操作を検出するための第1の処理モジュールとを含む、装置。
【請求項16】
視聴ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション装置であって、
第1のサーバを介して、前記配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合に前記配信ユーザのクライアントによって送信された、前記ジェスチャアニメーションの再生状況を示すための第1のコンテンツを前記配信ユーザのクライアントから受信するための受信モジュールと、
前記第1のコンテンツに基づき、前記配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ位置に対応する第2の領域に前記ジェスチャアニメーションを再生し、前記第2の領域での、前記配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのトリガ操作を検出するための第2の処理モジュールと、を含む、装置。
【請求項17】
1つ又は複数のプロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶された1つ又は複数のコンピュータプログラムと、を含むクライアントであって、前記1つ又は複数のコンピュータプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記クライアントに請求項1~9のいずれか1項に記載のジェスチャベースのインタラクション方法を実現させ、且つ/又は前記クライアントに請求項10~14のいずれか1項に記載のジェスチャベースのインタラクション方法を実現させる、クライアント。
【請求項18】
電子機器で稼動されると、前記電子機器に請求項1~9のいずれか1項に記載のジェスチャベースのインタラクション方法を実行させ、且つ/又は前記電子機器に請求項10~14のいずれか1項に記載のジェスチャベースのインタラクション方法を実行させるコンピュータ命令を含む、非一時的なコンピュータ記憶媒体。
【請求項19】
コンピュータで稼動されると、前記コンピュータに請求項1~9のいずれか1項に記載のジェスチャベースのインタラクション方法を実行させ、且つ/又は前記コンピュータに請求項10~14のいずれか1項に記載のジェスチャベースのインタラクション方法を実行させるコンピュータプログラムが記憶された、コンピュータプログラム製品。
【請求項20】
コンピュータで稼動されると、前記コンピュータに請求項1~9のいずれか1項に記載のジェスチャベースのインタラクション方法を実行させ、且つ/又は前記コンピュータに請求項10~14のいずれか1項に記載のジェスチャベースのインタラクション方法を実行させる、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本出願は、2021年5月28日に提出された、名称が「ジェスチャベースのインタラクション方法、装置、及びクライアント」であり、出願番号が202110592514.0である中国特許出願の優先権を主張しており、同出願の開示は引用を通じて全て本出願に組み合わせられる。
【0002】
本開示は、ライブ配信技術分野に関し、特にジェスチャベースのインタラクション方法、装置、及びクライアントに関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の発展に伴い、ネットワークライブ配信が機運に乗じて生じ、ユーザに豊かな娯楽生活を提供し、多方面多地点でのユーザのリアルタイムなインタラクションを実現できる。
【0004】
現在では、配信ユーザは、配信ユーザのクライアントを通じて1つのネットワークライブ配信を開始することができ、即ち、配信ユーザのクライアントは、該ネットワークライブ配信に1つのアクセスアドレスを割り当てる(バーチャルライブルームという)。視聴ユーザは、視聴ユーザのクライアントを通じて、該ネットワークライブ配信に参加し、ネットワークライブ配信の視聴及びインタラクションを実現することができる。
【発明の概要】
【0005】
本開示は、ジェスチャベースのインタラクション方法、装置、及びクライアントを提供する。
【0006】
第1の側面によれば、本開示は、配信ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション方法であって、
配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別することと、
ジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合、ジェスチャ位置に対応する第1の領域にジェスチャアニメーションを再生し、第1のサーバを介して、ジェスチャアニメーションの再生状況を示すための第1のコンテンツを視聴ユーザのクライアントに送信することにより、視聴ユーザのクライアントが、第1のコンテンツに基づき、ジェスチャ位置に対応する第2の領域にジェスチャアニメーションを再生し、第2の領域での、配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのトリガ操作を検出することと、を含む、方法を提供する。
ここで、第1の領域に前記ジェスチャアニメーションを再生すると同時に、第1の領域でのトリガ動作をマスクする。
【0007】
1つの可能な設計では、第1のコンテンツには、ジェスチャアニメーションの再生開始を示すための開始識別子、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための予め設定された種別、第2の領域を決定するためのジェスチャ位置、及び/又は、ターゲットページのウェブアドレス又はターゲットページの視聴ユーザのクライアントにおけるページ識別子を示すためのトリガ識別子が含まれる。
【0008】
1つの可能な設計では、該方法は、
ジェスチャアニメーションの再生が終了すると、第1の領域におけるジェスチャアニメーションの再生を停止させ、第1のサーバを介して、ジェスチャアニメーションの再生停止状況を示すための第2のコンテンツを視聴ユーザのクライアントに送信することにより、視聴ユーザのクライアントが、第2のコンテンツに基づき、第2の領域におけるジェスチャアニメーションの再生を停止させ、第2の領域でのトリガ操作をマスクすることをさらに含む。
1つの可能な設計では、第2のコンテンツには、ジェスチャアニメーションの再生終了を示すための終了識別子と、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための予め設定された種別が含まれる。
【0009】
1つの可能な設計では、該方法は、
バナー領域でのトリガ操作を受け付けると、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動するか否かのポータルを提供するために用いられる設定ページであって、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動し又は起動を停止させるためのオンオフコントロールを含む設定ページを表示することと、
起動停止状態にあるオンオフコントロールでのトリガ操作を受け付けると、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージがダウンロードされたか否かを決定することと、
リソースパッケージがダウンロードされていない場合、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されると決定することと、
リソースパッケージがダウンロードされた場合、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されるものではないと決定することとをさらに含む。
【0010】
1つの可能な設計では、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動される場合、該方法は、
ジェスチャアニメーションの再生機能の起動及びリソースパッケージのダウンロードを要求するために用いられ、予め設定された種別を持つ第1の要求を第2のサーバに送信することと、
第2のサーバがジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動状態に更新したことを示すための第1の識別子、ジェスチャアニメーションの再生機能が使用可能であることを示すための第2の識別子、予め設定された種別及びリソースパッケージを持つ第1の応答を第2のサーバから受信することと、
第2の識別子を受信した後、予め設定された種別とリソースパッケージを記憶し、ジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別することとをさらに含む。
【0011】
1つの可能な設計では、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されるものではない場合、該方法は、
ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を要求するために用いられ、予め設定された種別を持つ第2の要求を第2のサーバに送信することと、
第2のサーバがジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動状態に更新したことを示すための第1の識別子、ジェスチャアニメーションの再生機能が使用可能であることを示すための第2の識別子、予め設定された種別を持つ第2の応答を第2のサーバから受信することと、
第2の識別子を受信した後、ジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別することとをさらに含む。
【0012】
1つの可能な設計では、該方法は、
起動状態にあるオンオフコントロールでのトリガ操作を受け付けると、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させると決定することをさらに含む。
【0013】
1つの可能な設計では、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させる場合、該方法は、
ジェスチャアニメーションの再生機能の起動の停止を要求するために用いられ、予め設定された種別を持つ第3の要求を第2のサーバに送信することと、
第2のサーバがジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動停止状態に更新したことを示すための第3の識別子、ジェスチャアニメーションの再生機能の使用の停止を示すための第4の識別子、予め設定された種別を持つ第3の応答を第2のサーバから受信することと、
第2の側面によれば、本開示は、視聴ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション方法であって、
第1のサーバを介して、配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合に配信ユーザのクライアントによって送信された、ジェスチャアニメーションの再生状況を示すための第1のコンテンツを配信ユーザのクライアントから受信することと、
第1のコンテンツに基づき、配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ位置に対応する第2の領域にジェスチャアニメーションを再生し、第2の領域での、配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのトリガ操作を検出することと、を含む、方法を提供する。
【0014】
1つの可能な設計では、第1のコンテンツには、ジェスチャアニメーションの再生開始を示すための開始識別子、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための予め設定された種別、第2の領域を決定するためのジェスチャ位置、及び/又は、ターゲットページのウェブアドレス又はターゲットページの視聴ユーザのクライアントにおけるページ識別子を示すためのトリガ識別子が含まれる。
【0015】
1つの可能な設計では、第2の領域には、ターゲットページの表示をトリガするためのジェスチャコントロールが含まれ、該方法は、
ジェスチャコントローラでのトリガ操作を受け付けると、ターゲットページを表示することをさらに含む。
【0016】
1つの可能な設計では、該方法は、
第1のサーバを介して、ジェスチャアニメーションの再生停止状況を示すために用いられ、ジェスチャアニメーションの再生終了時に配信ユーザのクライアントによって送信された第2のコンテンツを配信ユーザのクライアントから受信することと、
第2のコンテンツに基づいて、第2の領域におけるジェスチャアニメーションの再生を停止させ、第2の領域でのトリガ操作をマスクすることとをさらに含む。
【0017】
1つの可能な設計では、第2のコンテンツには、ジェスチャアニメーションの再生終了を示すための終了識別子と、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための予め設定された種別が含まれる。
【0018】
第3の側面によれば、本開示は、配信ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション装置であって、
配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別するための識別モジュールと、
ジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合、ジェスチャ位置に対応する第1の領域にジェスチャアニメーションを再生し、第1のサーバを介して、ジェスチャアニメーションの再生状況を示すための第1のコンテンツを視聴ユーザのクライアントに送信することにより、視聴ユーザのクライアントが、第1のコンテンツに基づき、ジェスチャ位置に対応する第2の領域にジェスチャアニメーションを再生し、第2の領域での、配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのトリガ操作を検出するための第1の処理モジュールと、を含む、装置を提供する。
【0019】
ここで、第1の処理モジュールは、さらに、第1の領域に前記ジェスチャアニメーションを再生すると同時に、第1の領域でのトリガ動作をマスクすることに用いられる。
【0020】
1つの可能な設計では、第1のコンテンツには、ジェスチャアニメーションの再生開始を示すための開始識別子、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための予め設定された種別、第2の領域を決定するためのジェスチャ位置、及び/又は、ターゲットページのウェブアドレス又はターゲットページの視聴ユーザのクライアントにおけるページ識別子を示すためのトリガ識別子が含まれる。
【0021】
1つの可能な設計では、第1の処理モジュールは、さらに、ジェスチャアニメーションの再生が終了すると、第1の領域におけるジェスチャアニメーションの再生を停止させ、第1のサーバを介して、ジェスチャアニメーションの再生停止状況を示すための第2のコンテンツを視聴ユーザのクライアントに送信することにより、視聴ユーザのクライアントが、第2のコンテンツに基づき、第2の領域におけるジェスチャアニメーションの再生を停止させ、第2の領域でのトリガ操作をマスクすることに用いられる。
【0022】
1つの可能な設計では、第2のコンテンツには、ジェスチャアニメーションの再生終了を示すための終了識別子と、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための予め設定された種別が含まれる。
【0023】
1つの可能な設計では、第1の処理モジュールは、さらに、バナー領域でのトリガ操作を受け付けると、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動するか否かのポータルを提供するために用いられる設定ページであって、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動し又は起動を停止させるためのオンオフコントロールを含む設定ページを表示することと、起動停止状態にあるオンオフコントロールでのトリガ操作を受け付けると、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージがダウンロードされたか否かを決定することとと、リソースパッケージがダウンロードされていない場合、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されると決定することと、リソースパッケージがダウンロードされた場合、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されるものではないと決定することとに用いられる。
【0024】
1つの可能な設計では、第1の処理モジュールは、具体的には、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動される場合、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動及びリソースパッケージのダウンロードを要求するために用いられ、予め設定された種別を持つ第1の要求を第2のサーバに送信することと、第2のサーバがジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動状態に更新したことを示すための第1の識別子、ジェスチャアニメーションの再生機能が使用可能であることを示すための第2の識別子、予め設定された種別及びリソースパッケージを持つ第1の応答を第2のサーバから受信することと、第2の識別子を受信した後、予め設定された種別とリソースパッケージを記憶し、ジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別することに用いられる。
【0025】
1つの可能な設計では、第1の処理モジュールは、具体的には、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されるものではない場合、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を要求するために用いられ、予め設定された種別を持つ第2の要求を第2のサーバに送信することと、第2のサーバがジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動状態に更新したことを示すための第1の識別子、ジェスチャアニメーションの再生機能が使用可能であることを示すための第2の識別子、予め設定された種別を持つ第2の応答を第2のサーバから受信することと、第2の識別子を受信した後、ジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別することとに用いられる。
【0026】
1つの可能な設計では、第1の処理モジュールは、さらに、起動状態にあるオンオフコントロールでのトリガ操作を受け付けると、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させると決定することに用いられる。
【0027】
1つの可能な設計では、第1の処理モジュールは、具体的には、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させる場合、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動の停止を要求するために用いられ、予め設定された種別を持つ第3の要求を第2のサーバに送信することと、第2のサーバがジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動停止状態に更新したことを示すための第3の識別子、ジェスチャアニメーションの再生機能の使用の停止を示すための第4の識別子、予め設定された種別を持つ第3の応答を第2のサーバから受信することと、第4の識別子を受信した後、ジェスチャ種別とジェスチャ位置の識別を停止させることとに用いられる。
【0028】
第4の側面によれば、本開示は、視聴ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション装置であって、
第1のサーバを介して、配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合に配信ユーザのクライアントによって送信された、ジェスチャアニメーションの再生状況を示すための第1のコンテンツを配信ユーザのクライアントから受信するための受信モジュールと、
第1のコンテンツに基づき、配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ位置に対応する第2の領域にジェスチャアニメーションを再生し、第2の領域での、配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのトリガ操作を検出するための第2の処理モジュールと、を含む、装置を提供する。
【0029】
1つの可能な設計では、第1のコンテンツには、ジェスチャアニメーションの再生開始を示すための開始識別子、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための予め設定された種別、第2の領域を決定するためのジェスチャ位置、及び/又は、ターゲットページのウェブアドレス又はターゲットページの視聴ユーザのクライアントにおけるページ識別子を示すためのトリガ識別子が含まれる。
【0030】
1つの可能な設計では、第2の処理モジュールは、さらに、第2の領域には、ターゲットページの表示をトリガするためのジェスチャコントロールが含まれ、ジェスチャコントローラでのトリガ操作を受け付けると、ターゲットページを表示することに用いられる。
【0031】
1つの可能な設計では、第2の処理モジュールは、さらに、第1のサーバを介して、ジェスチャアニメーションの再生停止状況を示すために用いられ、ジェスチャアニメーションの再生終了時に配信ユーザのクライアントによって送信された第2のコンテンツを配信ユーザのクライアントから受信することと、第2のコンテンツに基づき、第2の領域におけるジェスチャアニメーションの再生を停止させ、第2の領域でのトリガ操作をマスクすることとに用いられる。
【0032】
1つの可能な設計では、第2のコンテンツには、ジェスチャアニメーションの再生終了を示すための終了識別子と、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための予め設定された種別が含まれる。
【0033】
第5の側面によれば、本開示は、クライアントであって、プログラム命令を記憶するためのメモリと、メモリ中のプログラム命令を呼び出してクライアントに第1の側面及び第1の側面のいずれか1つの可能な設計におけるジェスチャベースのインタラクション方法を実行させ、且つ/又はメモリ中のプログラム命令を呼び出してクライアントに第2の側面及び第2の側面のいずれか1つの可能な設計におけるジェスチャベースのインタラクション方法を実行させるためのプロセッサとを含むクライアントを提供する。
【0034】
第6の側面によれば、本開示は、電子機器で稼動されると、電子機器に第1の側面及び第1の側面のいずれか1つの可能な設計におけるジェスチャベースのインタラクション方法を実行させ、且つ/又は、電子機器に第2の側面及び第2の側面のいずれか1つの可能な設計におけるジェスチャベースのインタラクション方法を実行させるコンピュータ命令を含む非一時的なコンピュータ記憶媒体を提供する。
【0035】
第7の側面によれば、本開示は、コンピュータで稼動されると、コンピュータに第1の側面及び第1の側面のいずれか1つの可能な設計におけるジェスチャベースのインタラクション方法を実行させ、且つ/又は、コンピュータに第2の側面及び第2の側面のいずれか1つの可能な設計におけるジェスチャベースのインタラクション方法を実行させるコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータプログラム製品を提供する。
【0036】
第8の側面によれば、本開示は、コンピュータで稼動されると、コンピュータに第1の側面及び第1の側面のいずれか1つの可能な設計におけるジェスチャベースのインタラクション方法を実行させ、且つ/又は、コンピュータに第2の側面及び第2の側面のいずれか1つの可能な設計におけるジェスチャベースのインタラクション方法を実行させるコンピュータプログラムを提供する。
【0037】
第9の側面によれば、本開示は、ディスプレイ、メモリ、センサを含む電子機器に応用されるチップシステムであって、メモリに記憶されたコンピュータ命令を実行すると、電子機器に第1の側面及び第1の側面のいずれか1つの可能な設計におけるジェスチャベースのインタラクション方法を実行させ、且つ/又は電子機器に第2の側面及び第2の側面のいずれか1つの可能な設計におけるジェスチャベースのインタラクション方法を実行させるプロセッサを含むチップシステムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0038】
ここでの図面は、明細書に組み込まれて本明細書の一部を構成し、本開示に適合する実施例を示しており、明細書とともに本開示の原理を説明するために用いられる。
本開示の実施例又は関連技術における技術案をより明確に説明するために、以下、実施例又は関連技術の説明において使用必要である図面を簡単に説明する。自明なことに、当業者であれば、創造的な労力を払うことなく、それらの図面に基づき、他の図面を取得することもできる。
図1】本開示の実施例による通信システムのアーキテクチャ概略図。
図2A】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図。
図2B】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図。
図2C】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図。
図2D】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図。
図2E】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図。
図2F】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図。
図2G】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図。
図2H】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図。
図2I】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図。
図2J】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図。
図2K】本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図。
図3】本開示の実施例によるジェスチャベースのインタラクション方法のシグナリングインタラクション図。
図4】本開示の実施例によるジェスチャベースのインタラクション方法のシグナリングインタラクション図。
図5】本開示の実施例によるジェスチャベースのインタラクション方法のシグナリングインタラクション図。
図6】本開示の実施例によるジェスチャベースのインタラクション方法のシグナリングインタラクション図。
図7】本開示の実施例によるジェスチャベースのインタラクション方法のシグナリングインタラクション図。
図8】本開示の実施例によるジェスチャベースのインタラクション装置の構成概略図。
図9】本開示の実施例によるジェスチャベースのインタラクション装置の構成概略図。
図10】本開示の実施例による配信ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション方法1000の流れを示す図。
図11】本開示の実施例による視聴ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション方法1100の流れを示す図。
【発明を実施するための形態】
【0039】
本開示の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下は、本開示の方案についてさらに説明する。なお、矛盾しない限り、本開示の実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせることができる。
【0040】
本開示を十分に理解するために、以下の説明において、多くの具体的な詳細が説明されているが、本開示は、ここで説明されている形態と異なる他の形態で実施されてもよい。明らかに、明細書における実施例は、本開示の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。
関連技術では、配信ユーザは、一般的には、視聴ユーザのコメントメッセージにフィードバックすることで、視聴ユーザとのインタラクションを実現する。このように、インタラクション方式は、単一で面白くなく、視聴ユーザがネットワークライブ配信の視聴及びインタラクションを継続することに不利であり、視聴ユーザがネットワークライブ配信を視聴するときリアルタイムにインタラクションを行うインタラクション体験を低下させる。本開示は、この技術課題を解決し、又は少なくとも部分的にこの技術課題を解決することを目的とする。
図1を参照し、図1は、本開示の実施例による通信システムのアーキテクチャ概略図である。
図1に示すように、本開示による通信システムは、サーバとクライアントを含んでもよく、サーバとクライアントとの間は相互通信を実現することができる。
【0041】
ここで、クライアントは、ネットワークライブ配信を開始する機能を備えるクライアント(配信ユーザのクライアントと略称する)であってもよいし、ネットワークライブ配信に参加する機能を備えるクライアント(視聴ユーザのクライアントと略称する)であってもよいし、ネットワークライブ配信を開始する機能とネットワークライブ配信に参加する機能の両方を兼ね備えたクライアントであってもよい。
【0042】
ここで、クライアントは、端末機器におけるアプリケーション(application、APP)、公式アカウント、ウェブページなどの方式によって本開示によるバーチャルライブルームの表示方法を実現することができる。クライアント又は端末機器又は電子機器は、携帯電話(例えば、折り畳みスマホ、スマートフォンなど)、パーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、タブレット、ノートパソコン、ウルトラモバイルパソコン(ultra-mobile personal computer、UMPC)、ネットブック、ウェアラブル電子機器、スマートホーム機器などの機器を含んでもよく、本開示は、その具体的なタイプについて何ら制限するものではない。
【0043】
ここで、本開示は、端末機器のオペレーティングシステムのタイプについて限定するものではない。例えば、Androidシステム、Linux(登録商標)システム、Windowsシステム、又はiOSシステムなどである。
【0044】
ここで、本開示は、電子機器のオペレーティングシステムのタイプについて限定するものではない。例えば、Androidシステム、Linux(登録商標)システム、Windowsシステム、iOSシステムなどである。
【0045】
説明の便宜上、図1では、通信システムが、配信ユーザのクライアント、視聴ユーザのクライアント、第1のサーバ、及び第2のサーバを含む場合を例にする。ここで、第1のサーバは、コンテンツ配信ネットワーク(content delivery network、CDN)に対応するサーバである。第1のサーバと第2のサーバは、同じサーバであってもよいし、異なるサーバであってもよい。
【0046】
本開示において、配信ユーザのクライアントと視聴ユーザのクライアントが互いに通信できることは、配信ユーザのクライアントと視聴ユーザのクライアントがコンテンツ配信ネットワーク第1のサーバを介して1つのネットワークライブ配信におけるライブストリーミングを同期させると理解してもよい。
【0047】
ここで、本開示に言及されるライブストリーミングは、ネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオと、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオとを含んでもよく、ジェスチャアニメーションは、予め設定された種別に対応するジェスチャのオーディオ・ビデオである。
【0048】
配信ユーザのクライアントは、ネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオをパケット化処理して、データパケット1を得ることができる。配信ユーザのクライアントは、補足拡張情報(Supplemental Enhancement Information、SEI)を採用して、ジェスチャアニメーションの再生状況/再生停止状況をパケット化処理して、データパケット2を得ることができる。
【0049】
配信ユーザのクライアントは、データパケット1とデータパケット2とをまとめてデータパケット3にパケット化し、データパケット3を第1のサーバに送信することができる。視聴ユーザが、配信ユーザによって開始されたネットワークライブ配信に参加した後、視聴ユーザのクライアントは、第1のサーバにデータを要求する。第1のサーバは、データパケット3を、視聴ユーザのクライアントに送信することができる。
【0050】
視聴ユーザのクライアントは、データパケット3に対してデパケタイズ処理を行い、データパケット1とデータパケット2を得る。視聴ユーザは、データパケット1に対してデパケタイズ処理を行い、ネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオを得ることができる。視聴ユーザのクライアントは、SEIを採用して、データパケット2に対してデパケタイズ処理を行い、ジェスチャアニメーションの再生状況/再生停止状況を得ることができる。
これにより、視聴ユーザのクライアントは、ネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオとジェスチャアニメーションの再生状況に基づき、ネットワークライブ配信においてジェスチャアニメーションを再生する関連操作を実行することができ、ネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオとジェスチャアニメーションの再生停止状況に基づいて、ネットワークライブ配信においてジェスチャアニメーションの再生を停止させる関連操作を実行することができる。
【0051】
ここで、SEIはコードストリームのカテゴリに属し、ビデオコードストリームに付加情報を付加する方法を提供し、H.264/H.265などの動画圧縮規格の特性の一つである。これにより、ネットワークライブ配信とジェスチャアニメーションの同期を確保することができる。
【0052】
ここで、ジェスチャアニメーションの再生状況は、ジェスチャアニメーションの予め設定された種別、ジェスチャアニメーションの再生開始時刻、ジェスチャアニメーションの表示位置、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオ、ジェスチャアニメーションのトリガ領域が起動されたこと、トリガ識別子などの内容を示すことができる。
トリガ領域でのトリガ操作は、配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのものである。いくつかの実施例では、トリガ領域には、ターゲットページの表示をトリガするためのジェスチャコントロールが含まれてもよい。
【0053】
トリガ識別子は、ターゲットページのウェブページアドレス、又は、ターゲットページの視聴ユーザのクライアントにおけるページ識別子を示すためのものである。
【0054】
ここで、本開示は、ターゲットページの具体的な実現形態について限定するものではない。いくつかの実施例では、ターゲットページは、配信ユーザをフォローするポータルを提供するためのフォローアクティブページであってもよい。又は、ターゲットページは、配信ユーザのファングループに入会するポータルを提供するためのファングループパネルであってもよい。又は、ターゲットページは、配信ユーザにギフトを贈るポータルを提供するためのギフトパネルであってもよい。
【0055】
ここで、ジェスチャアニメーションの再生停止状況は、ジェスチャアニメーションの予め設定された種別、ジェスチャアニメーションの再生停止時刻という内容、ジェスチャアニメーションのトリガ領域がマスクされるなどの内容を示すことができる。
本開示において、配信ユーザのクライアントには、フロントエンドと、能力モジュールとが含まれてもよい。
【0056】
フロントエンドは、設定ページのポータルを提供し、設定ページを表示し、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動するか否かを通知するためのものである。
ここで、設定ページのポータルは、ネットワークライブ配信のページに設置されたバナー領域を介してトリガされ得る。即ち、バナー領域は、設定ページの表示をトリガするためのものである。
【0057】
ここで、設定ページは、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動するか否かのポータルを提供するためのものである。いくつかの実施例では、設定ページは、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動し、又は起動を停止させるためのオンオフコントロールを含んでもよい。
【0058】
ここで、オンオフコントロールの起動状態と起動停止状態をオンオフ値で表すことができる。いくつかの実施例では、オンオフコントロールが起動状態にある場合、オンオフ値は「1」に設定されてもよく、オンオフコントロールが起動停止状態にある場合、オンオフ値は「0」に設定されてもよい。
【0059】
ネットワークライブ配信が開始された後、配信ユーザのクライアントは、第2のサーバからジェスチャアニメーションの再生機能の履歴状態を取得することができる。配信ユーザのクライアントは、フロントエンドへジェスチャアニメーションの再生機能の履歴状態を同期させることができる。フロントエンドは、ジェスチャアニメーションの再生機能の履歴状態に基づいて、起動状態又は起動停止状態にあるオンオフコントロールを表示することができる。
【0060】
フロントエンドは、オンオフコントロールでのトリガ操作を受け付けて、オンオフコントロールのオンオフ値を決定することができる。フロントエンドは、オンオフコントロールのオンオフ値に基づいて、ジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を決定することができる。フロントエンドは、配信ユーザのクライアントにジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を通知することができる。
【0061】
これにより、ジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態が起動状態にある場合、配信ユーザのクライアントは、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージがダウンロードされたか否かを判断することができる。
【0062】
ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージがダウンロードされていない場合、配信ユーザのクライアントは、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されると決定することができる。それにより、配信ユーザのクライアントは、第2のサーバに、ジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態及びジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージを更新するように要求することができる。第2のサーバは、配信ユーザのクライアントに、ジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態が更新されたことを通知し、ジェスチャアニメーションの再生機能が使用可能であることを通知し、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージを送信することができる。すると、配信ユーザのクライアントは、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージを記憶し、配信ユーザのジェスチャの識別を開始することができる。
【0063】
ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージがダウンロードされた場合、配信ユーザのクライアントは、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されたものではないと決定することができる。これにより、配信ユーザのクライアントは、第2のサーバに、ジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を更新するように要求することができる。第2のサーバは、配信ユーザのクライアントに、ジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態が更新されたことを通知し、ジェスチャアニメーションの再生機能が使用可能であることを通知することができる。すると、配信ユーザのクライアントは、配信ユーザのジェスチャの識別を開始することができる。
【0064】
ジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態が起動停止状態にある場合、配信ユーザのクライアントは、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させると決定することができる。これにより、配信ユーザのクライアントは、第2のサーバに、ジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を更新するように要求することができる。第2のサーバは、配信ユーザのクライアントに、ジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態が更新されたことを通知し、ジェスチャアニメーションの再生機能の使用が停止されたことを通知することができる。すると、配信ユーザのクライアントは、配信ユーザのジェスチャの識別を停止させることができる。
【0065】
能力モジュールは、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させるとき、配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別とジェスチャ位置の識別を停止させ、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動するとき、配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別とジェスチャ位置を認別し、認別した結果を配信ユーザのクライアントに伝送して、配信ユーザのクライアントがジェスチャ種別のマッチングを行うようにし、マッチングが成功した後に第1のサーバを介して、視聴ユーザのクライアントと同期してジェスチャアニメーションを再生する関連操作を実行するためのものである。
【0066】
能力モジュールは、さらに、ジェスチャアニメーションの再生が終了すると、配信ユーザのクライアントにジェスチャアニメーションの再生を停止させることを通知するために用いられ、これにより、配信ユーザのクライアントは、第1のサーバを介して、視聴ユーザのクライアントと同期して、ジェスチャアニメーションの再生を停止させる関連操作を実行する。
以上の説明に基づいて、図2A図2Kを参照して、電子機器が携帯電話であり、配信ユーザの携帯電話と視聴ユーザの携帯電話のいずれにインストールされているクライアントがショートビデオソーシャルAPP(アプリケーション1とアプリケーション2と略称する)であり、予め設定された種別が5本の指を開くものである場合を例にして、本開示によるジェスチャベースのインタラクション方法の具体的な実現手順を説明する。
【0067】
図2A図2Kを参照し、図2A図2Kは、本開示の実施例によるヒューマンマシンインタラクションインタフェースの概略図である。
【0068】
アプリケーション1は、配信ユーザの携帯電話に、図2Aに示すユーザインタフェース10を表示することができる。ユーザインタフェース10は、アプリケーション1における配信ユーザによって開始された1つのネットワークライブ配信を表示するためのものである。
図2Aでは、ユーザインタフェース10には、バナー領域101が含まれてもよい。ユーザは、ユーザインタフェース10からバナー領域101をトリガすることができる。ここで、バナー領域101は、設定ページにアクセスするように、設定ページの表示をトリガするためのものである。また、バナー領域101は、ジェスチャアニメーションの再生機能のアクティブ通知を紹介するために用いられてもよい。本開示は、バナー領域101の具体的な実現形態について限定するものではない。
【0069】
アプリケーション1が、配信ユーザが図2Aに示されるユーザインタフェース10において実行したバナー領域101にタップしたような操作を受け付けると、アプリケーション1は、ユーザインタフェース10に図2Bに例示的に示されるウインドウ102を表示することができる。ウインドウ102は、設定ページを表示するためのものである。
【0070】
図2Bでは、ウインドウ102は、ジェスチャアニメーションの再生機能のアクティブ説明を紹介するために用いられることができる。本開示は、ウインドウ102の具体的な実現形態について限定するものではない。
【0071】
アプリケーション1が、配信ユーザが図2Bに示されるウインドウ102において実行した例えばスワイプ操作を受け付けると、アプリケーション1は、ウインドウ102に図2Cに例示的に示されるオンオフコントロール103を表示することができる。
【0072】
ここで、オンオフコントロール103は、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動し、又は起動を停止させるためのものであり、起動状態と起動停止状態との間で相互に切り替えることができる。
【0073】
図2Cでは、オンオフコントロール103は、起動停止状態にあり、即ち、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させることを示す。
【0074】
アプリケーション1が、配信ユーザが図2Bに示されるウインドウ102において実行したオンオフコントロール103の状態を切り替えるような操作を受け付けると、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージがダウンロードされていない場合、アプリケーション1は、ウインドウ102に図2Dに例示的に示される状態が更新されたオンオフコントロール103とウインドウ104を表示することができる。ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージがダウンロードされた場合、アプリケーション1は、ウインドウ102に図2Dに例示的に示される状態が更新されたオンオフコントロール103を表示することができる。
【0075】
図2Dでは、オンオフコントロール103は、起動状態にあり、即ち、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動することを示す。ウインドウ104は、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージのダウンロードの進捗、例えば、ダウンロードが成功したことを示す通知内容又はダウンロード中であることを示す通知内容を示すためのものである。
【0076】
以上のようにして、アプリケーション1は、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動した。
【0077】
また、アプリケーション1が、配信ユーザが図2Dに示されるウインドウ102において実行したオンオフコントロール103の状態を切り替えるような操作を受け付けると、アプリケーション1は、ウインドウ102に図2Cに例示的に示される状態が更新されたオンオフコントロール103を表示することができる。図2Cでは、オンオフコントロール103は、起動停止状態にあり、即ち、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させることを示す。これにより、アプリケーション1は、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させる手順を実現した。
【0078】
なお、上記の実現形態に加え、アプリケーション1が、配信ユーザが図2Aに示されるユーザインタフェース10において実行したバナー領域101にタップしたような操作を受け付けると、アプリケーション1は、ユーザインタフェース10に図2Cに例示的に示されるオンオフコントロール103を含むウインドウ102を表示することができる。
なお、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージがダウンロードされていない場合、アプリケーション1は、ウインドウ102にウインドウ104を表示しないことができる。
【0079】
また、アプリケーション1におけるフロントエンドは、バナー領域101と設定ページ102の表示を実現でき、また、オンオフコントロール103が起動状態にあるか、それとも起動停止状態にあるかを検出することにより、オンオフコントロール103の表示を実現できる。アプリケーション1は、ウインドウ104の表示を実現できる。
【0080】
アプリケーション1が、配信ユーザが図2Dに示されるユーザインタフェース10の空き領域において実行したタップしたような操作を受け付けると、アプリケーション1は、携帯電話に図2Eに例示的に示されるユーザインタフェース10を表示することができる。このとき、アプリケーション1におけるジェスチャアニメーションの再生機能は起動状態にある。
配信ユーザが1つのジェスチャを行ったとき、アプリケーション1は、配信ユーザの携帯電話に、図2Eに示されるユーザインタフェース10を表示することができる。ユーザインタフェース10は、該ジェスチャを表示するためのものである。
【0081】
また、アプリケーション1は、該ジェスチャに対応するジェスチャ種別とジェスチャ位置をリアルタイムで識別し、ジェスチャ種別とジェスチャアニメーションの予め設定されたリストをマッチングすることができる。
【0082】
ジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定されたリストにマッチングする場合、アプリケーション1は、ユーザインタフェース10に図2Fに示される表示領域105とジェスチャコントロール106を表示することができる。ここで、表示領域105は、ジェスチャアニメーションを再生するためのものである。ジェスチャコントロール106は、ターゲットページの表示をトリガするためのものである。
【0083】
なお、表示領域105とジェスチャコントロープ106の表示は、配信ユーザが行ったジェスチャがジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングすること、及びジェスチャアニメーションが正常に再生できることを通知するためのものである。また、アプリケーション1は、ジェスチャコントロープ106でのトリガ操作をマスクしてもよい。即ち、アプリケーション1は、配信ユーザが実行したジェスチャコントロープ106にタップしたような操作を受け付けると、アプリケーション1は、ターゲットページを表示しない。
【0084】
それに応じて、配信ユーザが1つのジェスチャを行ったとき、アプリケーション1は、第1のサーバを介して、アプリケーション2へネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオを同期させることができる。これにより、アプリケーション2は、同期されたネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオに基づいて、視聴ユーザの携帯電話に、図2Gに示されるユーザインタフェース20を表示することができる。ユーザインタフェース20は、アプリケーション2において視聴ユーザが参加した、配信ユーザによって開始された1つのネットワークライブ配信を表示するためのものである。
【0085】
ジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定されたリストにマッチングする場合、アプリケーション1は、第1のサーバを介して、アプリケーション2へネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオとジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを同期させることができる。これにより、アプリケーション2は、ネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオとジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオに基づいて、ユーザインタフェース20に図2Hに示される表示領域201とジェスチャコントロール202を表示し、ターゲットページにアクセスするように、ジェスチャコントロール202でのトリガ操作を検出することができる。ここで、表示領域201は、ジェスチャアニメーションを再生するためのものである。ジェスチャコントロール202は、ターゲットページの表示をトリガするためのものである。
【0086】
アプリケーション2が、視聴ユーザが図2Hに示されるユーザインタフェース20において実行したジェスチャコントロール202にタップしたような操作を受け付けると、アプリケーション2は、ユーザインタフェース20に、図2Iに例示的に示されるウインドウ203を表示してもよく、又は、アプリケーション2は、ユーザインタフェース20に、図2Jに例示的に示されるウインドウ204を表示してもよく、又は、アプリケーション2は、ユーザインタフェース20に、図2Kに例示的に示されるウインドウ205を表示してもよい。
ここで、ウインドウ203は、フォローアクティブページのターゲットページを表示するためのものである。ウインドウ204は、ファングループパネルのターゲットページを表示するためのものである。ウインドウ205は、ギフトパネルのターゲットページを表示するためのものである。
【0087】
なお、本開示は、ウインドウ203、ウインドウ204、及びウインドウ205に表示されるターゲットページを含むが、これらに限定されない。
【0088】
以上のように、配信ユーザが1つのジェスチャを行った後、アプリケーション1は、該ジェスチャのジェスチャ種別にマッチングするジェスチャアニメーションを再生し、第1のサーバを介して、アプリケーション2へ該ジェスチャアニメーションを同期させてもよい。アプリケーション2は、視聴ユーザに対して該ジェスチャアニメーションを再生すると同時に、ジェスチャコントロールでのトリガ操作を検出して、視聴ユーザがジェスチャコントロールで操作を実行した後、アプリケーション2が適時にターゲットページにアクセスして、視聴ユーザと配信ユーザとの間の緊密なインタラクションを実現するのに有利となる。
【0089】
また、ジェスチャアニメーションの再生が終了した後、アプリケーション1は、配信ユーザの携帯電話に図2Eに示されるユーザインタフェース10を表示し、ジェスチャアニメーションの再生を継続しなくてもよい。また、アプリケーション1は、第1のサーバを介して、アプリケーション2へネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオを同期させ、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを同期させなくてもよい。これにより、アプリケーション2は、ネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオに基づいて、携帯電話に図2Gに示されるユーザインタフェース20を表示し、ジェスチャコントロール202が位置する領域でのトリガ操作をマスクしてもよい。
【0090】
以上のように、ジェスチャアニメーションの再生が終了した後、アプリケーション1は、該ジェスチャアニメーションの再生を停止させ、第1のサーバを介してアプリケーション2へ該ジェスチャアニメーションを同期停止させてもよい。アプリケーション2は、視聴ユーザに対して、該ジェスチャアニメーションの再生を停止させ、それと同時に、ジェスチャコントロールでのトリガ操作をマスクし、視聴ユーザの誤操作を防止することができる。
【0091】
図1及び図2A図2Kの実施例に関する説明に基づいて、本開示の実施例は、図1における配信ユーザのクライアント、第1のサーバ、視聴ユーザのクライアントを例にして、図面と応用場面とを参照して、本開示によるジェスチャベースのインタラクション方法を詳細に説明した。
【0092】
図3を参照し、図3は、本開示の実施例によるジェスチャベースのインタラクション方法のシグナリングインタラクション図である。図3に示すように、本開示によるジェスチャベースのインタラクション方法は、以下のステップを含み得る。
【0093】
S101:配信ユーザのクライアントは、1つのネットワークライブ配信のライブ配信中に、ジェスチャアニメーションの再生機能が起動状態にある場合、配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別する。
【0094】
1つのネットワークライブ配信のライブ配信中に、配信ユーザは、配信ユーザのクライアントにおいて1つのジェスチャを行うことができる。ジェスチャアニメーションの再生機能が起動状態にある場合、配信ユーザのクライアントは、配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別とジェスチャ位置をリアルタイムで検出することができる。
【0095】
ここで、本開示は、ジェスチャ種別の具体的な実現形態について限定するものではない。いくつかの実施例では、ジェスチャ種別は、5本の指を開き、ハートマークし、拳を握るなどの種別を含んでもよいが、これらに限定されない。ジェスチャ位置は、該ジェスチャが配信ユーザの電子機器の画面に表示される領域であり、例えば、中心座標、距離の大きさ、又は複数の座標の形で表されてもよい。
【0096】
また、配信ユーザのクライアントは、該ジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングするか否かを判断することができる。ここで、本開示は、配信ユーザのクライアントによって実現されるジェスチャ種別のマッチングの具体的な実現形態について限定するものではない。いくつかの実施例では、配信ユーザのクライアントは、画像類似アルゴリズムを導入してジェスチャ種別のマッチングを行うことができる。
【0097】
ジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングしない場合、配信ユーザのクライアントは、配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別とジェスチャ位置をリアルタイムで検出し続けてもよい。ジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合、配信ユーザのクライアントは、ステップS102を実行することができる。
【0098】
S102:ジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合、ジェスチャ位置に対応する第1の領域にジェスチャアニメーションを再生し、第1のサーバに第1のコンテンツを送信する。
【0099】
ジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合、配信ユーザのクライアントは、ジェスチャ位置に対応する第1の領域を決定することができる。ここで、第1の領域は、ジェスチャアニメーションが配信ユーザの電子機器の画面に再生される領域であり、例えば、図2Fに示されるウインドウ106の説明のように、中心座標、距離の大きさ、又は複数の座標の形で表されてもよい。
【0100】
これにより、配信ユーザのクライアントは、第1の領域にジェスチャアニメーションを再生し、第1の領域でのトリガ動作をマスクしてもよい。これと同時に、配信ユーザのクライアントは、ネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオと第1のコンテンツをパケット化処理して、1つのデータパケットを得てもよい。配信ユーザのクライアントは、該データパケットを第1のサーバに送信する。
【0101】
ここで、第1のコンテンツは、ジェスチャアニメーションの再生状況を示すためのものである。本開示は、第1のコンテンツの具体的な実現形態について限定するものではない。いくつかの実施例では、第1のコンテンツは、開始識別子、予め設定された種別、ジェスチャ位置、及びトリガ識別子を含んでもよい。
【0102】
開始識別子は、ジェスチャアニメーションの再生開始を示すためのものであり、例えば、再生開始時刻によって表される。予め設定された種別は、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するためのものである。ジェスチャ位置は、図2Hに示される表示領域201又はジェスチャコントロール202の説明のように、ジェスチャアニメーションが視聴ユーザの電子機器の画面に再生される第2の領域を決定するためのものである。トリガ識別子は、ターゲットページのウェブページアドレス、又は、ターゲットページの視聴ユーザのクライアントにおけるページ識別子を示すためのものである。
【0103】
また、トリガ識別子がターゲットページのウェブページアドレスを示すために用いられる場合、図2Iに示されるウインドウ203の説明のように、ターゲットページは、1つのウェブページであってもよい。トリガ識別子がターゲットページの視聴ユーザのクライアントにおけるページ識別子を示すために用いられる場合、図2Jに示されるウインドウ204又は図2Kに示されるウインドウ205の説明のように、ターゲットページは、1つの視聴ユーザのクライアントにおける1つの機能パネルであってもよい。
【0104】
いくつかの実施例では、ステップS102の具体的な実現手順は、図2Eから図2Fになる実施例の説明を参照すればよく、ここではこれ以上説明しない。
【0105】
S103:視聴ユーザのクライアントは、配信ユーザによって開始されたネットワークライブ配信に参加した後、第1のサーバに第1のコンテンツを要求する。
【0106】
S104:第1のサーバは、視聴ユーザのクライアントに第1のコンテンツを送信する。それに応じて、視聴ユーザのクライアントは、第1のコンテンツを受信する。
【0107】
視聴ユーザが配信ユーザによって開始されたネットワークライブ配信に参加した後、視聴ユーザのクライアントは、ネットワークライブ配信のアクセスアドレス又は身分識別番号(identity document、ID)などの情報に基づいて、CDN再生アドレスを決定することができる。
【0108】
これにより、視聴ユーザのクライアントは、CDN再生アドレスに基づいて、第1のサーバに該データパケットを要求することができる。第1のサーバは、視聴ユーザのクライアントに該データパケットを送信してもよい。視聴ユーザのクライアントは、該データパケットに対してデパケタイズ処理を行い、ネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオと第1のコンテンツを得ることができる。
【0109】
S105:視聴ユーザのクライアントは、第1のコンテンツに基づき、ジェスチャ位置に対応する第2の領域にジェスチャアニメーションを再生し、第2の領域でのトリガ操作を検出する。
【0110】
視聴ユーザのクライアントは、第1のコンテンツを解析した後、ジェスチャアニメーションと、ジェスチャ位置に対応する第2の領域とを決定することができる。ここで、第2の領域は、ジェスチャアニメーションが視聴ユーザの電子機器の画面に再生される領域であり、例えば、図2Hに示される表示領域201又はジェスチャコントロール202の説明のように、中心座標、距離の大きさ、又は複数の座標の形で表されてもよい。
【0111】
視聴ユーザのクライアントは、ネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオを展示すると共に、第2の領域にジェスチャアニメーションを再生し、第2の領域でのトリガ動作を検出してもよい。これにより、視聴ユーザのクライアントは、第2の領域でのトリガ操作を受け付けると、適時にターゲットページを表示し、視聴ユーザのインタラクション体験を向上させることができる。
【0112】
ここで、第2の領域でのトリガ操作は、配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのものである。
いくつかの実施例では、ステップS105の具体的な実現手順は、図2Hに示される実施例の説明を参照すればよく、ここではこれ以上説明しない。
【0113】
本開示によるジェスチャベースのインタラクション方法では、1つのネットワークライブ配信のライブ配信中に、配信ユーザのクライアントは、ジェスチャアニメーションの再生機能が起動状態にある場合、配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別することができる。ジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合、配信ユーザのクライアントは、ジェスチャ位置に対応する第1の領域にジェスチャアニメーションを再生し、第1のサーバを介して、視聴ユーザのクライアントに第1のコンテンツを送信する。視聴ユーザのクライアントは、第1のコンテンツに基づき、ジェスチャ位置に対応する第2の領域にジェスチャアニメーションを再生し、第2の領域でのトリガ操作を検出することができる。これにより、ネットワークライブ配信のライブ配信中に、配信ユーザが特定のジェスチャを行った後、視聴ユーザのクライアントが配信ユーザのクライアントのジェスチャアニメーションを同期して再生できるだけでなく、視聴ユーザのクライアントに配信ユーザとインタラクションするトリガ領域を展示させ、視聴ユーザと配信ユーザとの間の緊密なインタラクションの程度を高め、ユーザがクライアントを使用する意欲を増加させる。
【0114】
ステップS105の実施例の説明に基づき、視聴ユーザのクライアントは、第2の領域に、ターゲットページの表示をトリガするためのジェスチャコントロールを含んでもよい。これにより、ジェスチャコントローラでのトリガ操作を受け付けると、視聴ユーザのクライアントは、ターゲットページを表示してもよい。
【0115】
上記の実施例に関する説明に基づいて、本開示の実施例は、図1における配信ユーザのクライアント、第1のサーバ、視聴ユーザのクライアントを例にして、図面と応用場面とを参照して、本開示によるジェスチャベースのインタラクション方法を詳細に説明した。
【0116】
理解すべきこととして、図3に示すジェスチャベースのインタラクション方法のシグナリングインタラクション図は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。
上記のステップS101において、配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別できればよく、配信ユーザのクライアントが1つのネットワークライブ配信のライブ配信中であることや、ジェスチャアニメーションの再生機能が起動状態にあることは、必須な条件ではない。理解すべきこととして、本開示によるジェスチャベースのインタラクション方法は、例えば、リープレイのシナリオにも応用できる。また、理解すべきこととして、いくつかの実施例では、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動状態にかかわらず、該ジェスチャアニメーションの再生機能を実行してもよい。前述したステップS102では、「第1の領域でのトリガ動作をマスクする」ことは、必須な動作ではない。理解すべきこととして、いくつかの実施例では、このマスク動作を行わなくてもよい。
【0117】
前述したステップS103~S104では、第1のサーバは、視聴ユーザのクライアントからの要求に応じて第1のコンテンツを送信する。しかし、本開示はこれに限定されない。配信ユーザのクライアントは、第1のサーバを介して、視聴ユーザのクライアントに第1のコンテンツを直接的に送信してもよい。換言すれば、前述したステップS103を省略してもよい。
【0118】
前述したステップS103では、視聴ユーザのクライアントは、配信ユーザによって開始されたネットワークライブ配信に参加した後、第1のコンテンツを要求する。しかし、本開示はこれに限定されない。前に述べたように、本開示によるジェスチャベースのインタラクション方法は、例えば、リープレイのシナリオにも応用できる。視聴ユーザのクライアントは、任意の適切な時点で第1のコンテンツを受信してもよい。
【0119】
図4を参照し、図4は、本開示の実施例によるジェスチャベースのインタラクション方法のシグナリングインタラクション図である。図4に示すように、本開示によるジェスチャベースのインタラクション方法は、以下のステップを含み得る。
【0120】
S201:配信ユーザのクライアントは、ジェスチャアニメーションの再生が終了すると、第1の領域におけるジェスチャアニメーションの再生を停止させ、第1のサーバに第2のコンテンツを送信する。
【0121】
ジェスチャアニメーションの再生が終了すると、配信ユーザのクライアントは、第1の領域におけるジェスチャアニメーションの再生を停止させ、第1の領域でのトリガ動作をマスクすることができる。これと同時に、配信ユーザのクライアントは、ネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオと第2のコンテンツをパケット化処理して、別のデータパケットを得ることができる。配信ユーザのクライアントは、該データパケットを第1のサーバに送信する。
【0122】
ここで、第2のコンテンツは、ジェスチャアニメーションの再生停止状況を示すためのものである。本開示は、第2のコンテンツの具体的な実現形態について限定するものではない。いくつかの実施例では、第2のコンテンツには、終了識別子と予め設定された種別とが含まれる。終了識別子は、ジェスチャアニメーションの再生終了を示すためのものであり、例えば、再生終了時刻によって表される。予め設定された種別は、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するためのものである。
【0123】
いくつかの実施例では、ステップS201の具体的な実現手順は、図2Fから図2Eになる実施例の説明を参照すればよく、ここではこれ以上説明しない。
【0124】
S202:視聴ユーザのクライアントは、配信ユーザによって開始されたネットワークライブ配信に参加した後、第1のサーバに第2のコンテンツを要求する。
【0125】
S203:第1のサーバは、視聴ユーザのクライアントに第2のコンテンツを送信する。
【0126】
視聴ユーザのクライアントは、既にCDN再生アドレスを決定した。従って、視聴ユーザのクライアントは、CDN再生アドレスに基づいて、第1のサーバに該データパケットを要求することができる。第1のサーバは、視聴ユーザのクライアントに該データパケットを送信することができる。視聴ユーザのクライアントは、該データパケットに対してデパケタイズ処理を行い、ネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオと第2のコンテンツを得ることができる。
【0127】
S204:視聴ユーザのクライアントは、第2のコンテンツに基づいて、第2の領域におけるジェスチャアニメーションの再生を停止させ、第2の領域でのトリガ操作をマスクする。
視聴ユーザのクライアントは、第2のコンテンツを解析した後、ネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオを展示すると共に、第2の領域においてジェスチャアニメーションの再生を停止させ、第2の領域でのトリガ動作をマスクすることができる。
【0128】
いくつかの実施例では、ステップS204の具体的な実現手順は、図2Hから図2Gになる実施例の説明を参照すればよく、ここではこれ以上説明しない。
【0129】
以上のように、ジェスチャアニメーションの再生が終了した後、ネットワークライブ配信の配信中、視聴ユーザのクライアントが、配信ユーザのクライアントのジェスチャアニメーションの再生を同期して停止させることができるだけでなく、視聴ユーザのクライアントが配信ユーザとインタラクションするトリガ領域をマスクすることもでき、視聴ユーザによる誤操作を回避し、ジェスチャアニメーションの再生の完全なプロセスを完成させる。
上記の実施例の説明によれば、配信ユーザのクライアントは、ネットワークライブ配信のオーディオ・ビデオが展示されるページに、設定ページの表示をトリガするためのバナー領域を設置してもよい。
【0130】
ここで、本開示は、バナー領域の具体的な実現形態について限定するものではない。いくつかの実施例では、バナー領域の具体的な実現形態は、図2Aに示されるユーザインタフェース10におけるバナー領域101の説明を参照すればよい。
【0131】
これにより、バナー領域でのトリガ操作を受け付けると、配信ユーザのクライアントは、設定ページを表示することができる。ここで、設定ページは、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動するか否かのポータルを提供するためのものである。設定ページは、ジェスチャアニメーションの再生機能のアクティブ説明を紹介してもよい。本開示は、設定ページの具体的な実現形態について限定するものではない。いくつかの実施例では、設定ページの具体的な実現形態は、図2Bに示されるユーザインタフェース10におけるウインドウ102の説明を参照すればよい。
【0132】
また、設定ページは、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動し、又は起動を停止させるためのオンオフコントロールを含んでもよい。
【0133】
ここで、本開示は、オンオフコントロールの具体的な実現形態について限定するものではない。いくつかの実施例では、オンオフコントロールの具体的な実現形態は、図2C図2Dに示されるユーザインタフェース10におけるオンオフコントロール103の説明を参照すればよい。
【0134】
これにより、起動停止状態にあるオンオフコントロールでのトリガ操作を受け付けると、配信ユーザのクライアントは、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージがダウンロードされたか否かを決定し、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動すると決定することができる。これにより、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージのダウンロード及びジェスチャアニメーションの再生機能の起動を実現する。
【0135】
リソースパッケージがダウンロードされていない場合、配信ユーザのクライアントは、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されると決定することができる。
【0136】
ここで、前述したプロセスは、図2Cから図2Dになる実施例の説明を参照すればよい。
以下、本開示の実施例は、図1における配信ユーザのクライアントと第2のサーバを例にして、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動される場合、配信ユーザのクライアントがジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージのダウンロードを実現し、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動する具体的な実現手順を詳細に説明する。
【0137】
図5を参照し、図5は、本開示の実施例によるジェスチャベースのインタラクション方法のシグナリングインタラクション図である。図5に示すように、本開示によるジェスチャベースのインタラクション方法は、以下のステップを含み得る。
【0138】
S301:配信ユーザのクライアントは、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動及びリソースパッケージのダウンロードを要求するために用いられ、予め設定された種別を持つ第1の要求を第2のサーバに送信する。
【0139】
S302:第2のサーバは、第2のサーバがジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動状態に更新したことを示すための第1の識別子、ジェスチャアニメーションの再生機能が使用可能であることを示すための第2の識別子、予め設定された種別及びリソースパッケージを持つ第1の応答を配信ユーザのクライアントに送信する。
【0140】
S303:配信ユーザのクライアントは、第2の識別子を受信した後、予め設定された種別とリソースパッケージを記憶し、ジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別する。
以上のように、配信ユーザのクライアントは、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージのダウンロード及びジェスチャアニメーションの再生機能の起動を実現し、配信ユーザのジェスチャの識別及びジェスチャアニメーションの再生の準備ができている。
【0141】
リソースパッケージがダウンロードされた場合、配信ユーザのクライアントは、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されるものではないと決定することができる。
ここで、前述したプロセスは、図2Cから図2Dになる実施例の説明を参照すればよい。
以下、本開示の実施例は、図1における配信ユーザのクライアントと第2のサーバを例にして、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されるものではない場合、配信ユーザのクライアントがジェスチャアニメーションの再生機能の起動を実現する具体的な実現手順を詳細に説明する。
【0142】
図6を参照し、図6は、本開示の実施例によるジェスチャベースのインタラクション方法のシグナリングインタラクション図である。図6に示すように、本開示によるジェスチャベースのインタラクション方法は、以下のステップを含み得る。
【0143】
S401:配信ユーザのクライアントは、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を要求するために用いられ、予め設定された種別を持つ第2の要求を第2のサーバに送信する。
【0144】
S402:第2のサーバは、第2のサーバがジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動状態に更新したことを示すための第1の識別子、ジェスチャアニメーションの再生機能が使用可能であることを示すための第2の識別子、及び予め設定された種別を持つ第2の応答を配信ユーザのクライアントに送信する。
【0145】
S403:配信ユーザのクライアントは、第2の識別子を受信した後、ジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別する。
【0146】
以上のように、配信ユーザのクライアントは、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を実現し、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージを再ダウンロードする必要がなく、配信ユーザのジェスチャの識別及びジェスチャアニメーションの再生の準備ができている。
【0147】
起動状態にあるオンオフコントロールでのトリガ操作を受け付けると、配信ユーザのクライアントは、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させると決定することができる。これにより、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させることを実現した。
【0148】
ここで、前述したプロセスは、図2Dから図2Cになる実施例の説明を参照すればよい。
以下、本開示の実施例は、図1における配信ユーザのクライアントと第2のサーバを例にして、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させる場合、配信ユーザのクライアントがジェスチャアニメーションの再生機能の起動の停止を実現する具体的な実現手順を詳細に説明する。
【0149】
図7を参照し、図7は、本開示の実施例によるジェスチャベースのインタラクション方法のシグナリングインタラクション図である。図7に示すように、本開示によるジェスチャベースのインタラクション方法は、以下のステップを含み得る。
【0150】
S501:配信ユーザのクライアントは、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動の停止を要求するために用いられ、予め設定された種別を持つ第3の要求を第2のサーバに送信する。
【0151】
S502:第2のサーバは、第2のサーバがジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動停止状態に更新したことを示すための第3の識別子、ジェスチャアニメーションの再生機能の使用の停止を示すための第4の識別子、予め設定された種別を持つ第3の応答を配信ユーザのクライアントに送信する。
【0152】
S503:配信ユーザのクライアントは、第4の識別子を受信した後、ジェスチャ種別とジェスチャ位置の識別を停止させる。
【0153】
以上のように、配信ユーザのクライアントは、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させることを実現し、配信ユーザに、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動するか否かの自由選択を提供する。
【0154】
例示的に、本開示は、ジェスチャベースのインタラクション装置を提供する。
【0155】
図8を参照し、図8は、本開示の実施例によるジェスチャベースのインタラクション装置の構成概略図である。本開示によるジェスチャベースのインタラクション装置は、電子機器に設置されることができ、上記図1図7の実施例によるジェスチャベースのインタラクション方法に対応する配信ユーザのクライアントの操作を実現することができる。
【0156】
図8に示すように、本開示によるジェスチャベースのインタラクション装置100は、識別モジュール101と第1の処理モジュール102とを含み得る。
【0157】
識別モジュール101は、ネットワークライブ配信のライブ配信中に、ジェスチャアニメーションの再生機能が起動状態にあるとき、配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別するためのものである。
【0158】
第1の処理モジュール102は、ジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合、ジェスチャ位置に対応する第1の領域にジェスチャアニメーションを再生し、第1のサーバを介して、ジェスチャアニメーションの再生状況を示すための第1のコンテンツを視聴ユーザのクライアントに送信することにより、視聴ユーザのクライアントが、第1のコンテンツに基づき、ジェスチャ位置に対応する第2の領域にジェスチャアニメーションを再生し、第2の領域での、配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのトリガ操作を検出するためのものである。
【0159】
ここで、第1の処理モジュール102は、さらに、第1の領域において前記ジェスチャアニメーションを再生すると同時に、第1の領域でのトリガ動作をマスクすることに用いられる。
【0160】
いくつかの実施例では、第1のコンテンツには、ジェスチャアニメーションの再生開始を示すための開始識別子、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための予め設定された種別、第2の領域を決定するためのジェスチャ位置、及び/又は、ターゲットページのウェブアドレス又はターゲットページの視聴ユーザのクライアントにおけるページ識別子を示すためのトリガ識別子が含まれる。
【0161】
いくつかの実施例では、第1の処理モジュール102は、さらに、ジェスチャアニメーションの再生が終了すると、第1の領域におけるジェスチャアニメーションの再生を停止させ、第1のサーバを介して、ジェスチャアニメーションの再生停止状況を示すための第2のコンテンツを視聴ユーザのクライアントに送信することにより、視聴ユーザのクライアントが、第2のコンテンツに基づき、第2の領域におけるジェスチャアニメーションの再生を停止させ、第2の領域でのトリガ操作をマスクすることに用いられる。
【0162】
いくつかの実施例では、第2のコンテンツには、ジェスチャアニメーションの再生終了を示すための終了識別子と、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための予め設定された種別が含まれる。
【0163】
いくつかの実施例では、第1の処理モジュール102は、さらに、バナー領域でのトリガ操作を受け付けると、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動するか否かのポータルを提供するために用いられる設定ページであって、ジェスチャアニメーションの再生機能を起動し又は起動を停止させるためのオンオフコントロールを含む設定ページを表示することと、起動停止状態にあるオンオフコントロールでのトリガ操作を受け付けると、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージがダウンロードされたか否かを決定することとと、リソースパッケージがダウンロードされていない場合、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されると決定することと、リソースパッケージがダウンロードされた場合、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されるものではないと決定することとに用いられる。
【0164】
いくつかの実施例では、第1の処理モジュール102は、具体的には、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動される場合、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動及びリソースパッケージのダウンロードを要求するために用いられ、予め設定された種別を持つ第1の要求を第2のサーバに送信することと、第2のサーバがジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動状態に更新したことを示すための第1の識別子、ジェスチャアニメーションの再生機能が使用可能であることを示すための第2の識別子、予め設定された種別及びリソースパッケージを持つ第1の応答を第2のサーバから受信することと、第2の識別子を受信した後、予め設定された種別とリソースパッケージを記憶し、ジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別することとに用いられる。
【0165】
いくつかの実施例では、第1の処理モジュールは、具体的には、ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されるものではない場合、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を要求するために用いられ、予め設定された種別を持つ第2の要求を第2のサーバに送信することと、第2のサーバがジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動状態に更新したことを示すための第1の識別子、ジェスチャアニメーションの再生機能が使用可能であることを示すための第2の識別子、予め設定された種別を持つ第2の応答を第2のサーバから受信することと、第2の識別子を受信した後、ジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別することとに用いられる。
【0166】
いくつかの実施例では、第1の処理モジュール102は、さらに、起動状態にあるオンオフコントロールでのトリガ操作を受け付けると、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させると決定することに用いられる。
【0167】
いくつかの実施例では、第1の処理モジュール102は、具体的には、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させる場合、ジェスチャアニメーションの再生機能の起動の停止を要求するために用いられ、予め設定された種別を持つ第3の要求を第2のサーバに送信することと、第2のサーバがジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動停止状態に更新したことを示すための第3の識別子、ジェスチャアニメーションの再生機能の使用の停止を示すための第4の識別子、予め設定された種別を持つ第3の応答を第2のサーバから受信することと、第4の識別子を受信した後、ジェスチャ種別とジェスチャ位置の識別を停止させることとに用いられる。
【0168】
本開示によるジェスチャベースのインタラクション装置は、上記方法実施例を実行することができ、その具体的な実現原理と技術効果は、上記方法実施例を参照すればよく、本開示はここではこれ以上説明しない。
【0169】
例示的に、本開示は、ジェスチャベースのインタラクション装置を提供する。
【0170】
図9を参照し、図9は、本開示の実施例によるジェスチャベースのインタラクション装置の構成概略図である。本開示のジェスチャベースのインタラクション装置は、電子機器に設置され、上記図1図7の実施例によるジェスチャベースのインタラクション方法に対応する視聴ユーザのクライアントの操作を実現することができる。
【0171】
図9に示すように、本開示によるジェスチャベースのインタラクション装置200は、受信モジュール201と第2の処理モジュール202とを含み得る。
【0172】
受信モジュール201は、第1のサーバを介して、配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合に配信ユーザのクライアントによって送信された、ジェスチャアニメーションの再生状況を示すための第1のコンテンツを配信ユーザのクライアントから受信するためのものである。
【0173】
第2の処理モジュール202は、第1のコンテンツに基づき、配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ位置に対応する第2の領域にジェスチャアニメーションを再生し、第2の領域での、配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのトリガ操作を検出するためのものである。
【0174】
いくつかの実施例では、第1のコンテンツには、ジェスチャアニメーションの再生開始を示すための開始識別子、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための予め設定された種別、第2の領域を決定するためのジェスチャ位置、及び/又は、ターゲットページのウェブアドレス又はターゲットページの視聴ユーザのクライアントにおけるページ識別子を示すためのトリガ識別子が含まれる。
【0175】
いくつかの実施例では、第2の処理モジュール202は、さらに、第2の領域には、ターゲットページの表示をトリガするためのジェスチャコントロールが含まれ、ジェスチャコントローラでのトリガ操作を受け付けると、ターゲットページを表示する。
【0176】
いくつかの実施例では、第2の処理モジュール202は、さらに、第1のサーバを介して、ジェスチャアニメーションの再生停止状況を示すために用いられ、ジェスチャアニメーションの再生終了時に配信ユーザのクライアントによって送信された第2のコンテンツを配信ユーザのクライアントから受信することと、第2のコンテンツに基づき、第2の領域におけるジェスチャアニメーションの再生を停止させ、第2の領域でのトリガ操作をマスクすることとに用いられる。
【0177】
いくつかの実施例では、第2のコンテンツには、ジェスチャアニメーションの再生終了を示すための終了識別子と、ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための予め設定された種別が含まれる。
【0178】
本開示によるジェスチャベースのインタラクション装置は、上記方法実施例を実行することができ、その具体的な実現原理と技術効果は、上記方法実施例を参照すればよく、本開示はここではこれ以上説明しない。
【0179】
図10を参照し、図10は、本開示の実施例による配信ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション方法1000の流れを示す図である。
【0180】
図10に示すように、本開示による配信ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション方法1000は、識別ステップS1001と第1の処理ステップS1002とを含み得る。
【0181】
識別ステップS1001では、配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別する。
【0182】
第1の処理ステップS1002では、前記ジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合、前記ジェスチャ位置に対応する第1の領域に前記ジェスチャアニメーションを再生し、第1のサーバを介して、前記ジェスチャアニメーションの再生状況を示すための第1のコンテンツを視聴ユーザのクライアントに送信することにより、前記視聴ユーザのクライアントが、前記第1のコンテンツに基づき、前記ジェスチャ位置に対応する第2の領域に前記ジェスチャアニメーションを再生し、前記第2の領域での、前記配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのトリガ操作を検出する。
【0183】
ステップS1001とステップS1002は、例えば、配信ユーザのクライアントによって実現されてもよい。より具体的には、ステップS1001とステップS1002は、例えば、配信ユーザのクライアントのプロセッサがコンピュータプログラムを実行することにより実現されてもよい。
【0184】
図11を参照し、図11は、本開示の実施例による視聴ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション方法1100の流れを示す図である。
【0185】
図11に示すように、本開示による視聴ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション方法1100は、受信ステップS1101と第2の処理ステップS1102とを含み得る。
【0186】
受信ステップS1101では、第1のサーバを介して、前記配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合に前記配信ユーザのクライアントによって送信された、前記ジェスチャアニメーションの再生状況を示すための第1のコンテンツを前記配信ユーザのクライアントから受信する。
第2の処理ステップS1102では、前記第1のコンテンツに基づき、前記配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ位置に対応する第2の領域に前記ジェスチャアニメーションを再生し、前記第2の領域での、前記配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのトリガ操作を検出する。
【0187】
ステップS1101とステップS1102は、例えば、視聴ユーザのクライアントによって実現されてもよい。より具体的には、ステップS1101とステップS1102は、例えば、視聴ユーザのクライアントのプロセッサがコンピュータプログラムを実行することにより実現されてもよい。
【0188】
例示的に、本開示は、1つ又は複数のプロセッサと、メモリと、メモリに記憶された1つ又は複数のコンピュータプログラムと、を含むクライアントであって、1つ又は複数のコンピュータプログラムが1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、上記実施例のジェスチャベースのインタラクション方法を実現させるクライアントを提供する。
【0189】
例示的に、本開示は、ディスプレイ、メモリ、センサを含む電子機器に応用されるチップシステムであって、メモリに記憶されたコンピュータ命令を実行すると、電子機器に上記実施例のジェスチャベースのインタラクション方法を実行させるプロセッサを含むチップシステムを提供する。
【0190】
例示的に、本開示は、プロセッサによって実行されると、電子機器に上記実施例のジェスチャベースのインタラクション方法を実行させるコンピュータプログラムが記憶された非一時的なコンピュータ可読記録媒体を提供する。
【0191】
例示的に、本開示は、コンピュータで稼動すると、コンピュータに上記実施例のジェスチャベースのインタラクション方法を実行させるコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータプログラム製品を提供する。
【0192】
例示的に、本開示は、コンピュータで稼動すると、コンピュータに上記実施例のジェスチャベースのインタラクション方法を実行させるコンピュータプログラムを提供する。
【0193】
上記実施例の全部又は一部の機能は、ソフトウェア、ハードウェア又はそれらの組み合わせによって実現されてもよい。ソフトウェアによって実現される場合、その全部又は一部がコンピュータプログラム製品の形で実現されてもよい。コンピュータプログラム製品は、1つ又は複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータにロードされて実行されると、本開示の実施例のプロセス又は機能の全部又は一部が生じる。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又はその他のプログラマブル装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる如何なる使用可能な媒体であってもよいし、又は、1つ又は複数の使用可能な媒体が集積されたサーバ、データセンタなどのデータ記憶デバイスであってもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、又は半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(solid state disk、SSD))などであり得る。
【0194】
なお、本明細書において、「第1」及び「第2」などのような関係用語は、単に一のエンティティ又は動作を他のエンティティ又は動作と区別する目的だけに用いられ、これらエンティティ又は動作間にこのような実際の関係又は順序が存在することを要求又は暗示するものではない。さらに、用語「含む」、「包含する」又はその任意の他の変体は、非排他的な含有を示し、これにより、一系列の要素を含む過程、方法、物品又は機器は、それらの要素だけでなく、明示されていない他の要素も含み、又はこのような過程、方法、物品又は機器のために固有の要素も含む。さらに多い制限がない場合に、「1つの・・・を含む」によって限定される要素は、前記要素を含む過程、方法、物品又は機器にほかの同じ要素も含むことを除外しない。
【0195】
以上は本開示の具体的な実施形態にすぎず、当業者が本開示を理解又は実現することを可能にするために用いられる。これらの実施例に対する様々な修正は、当業者には自明となり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することない場合、他の実施例において実現され得る。従って、本開示は、本明細書のこれら実施例に限定されるものではなく、本明細書で開示される原理及び新規の特徴に適合する最も広い範囲を有する。
図1
図2A
図2B
図2C
図2D
図2E
図2F
図2G
図2H
図2I
図2J
図2K
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【手続補正書】
【提出日】2023-12-01
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
配信ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション方法であって、
配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別することと、
前記ジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合、前記ジェスチャ位置に対応する第1の領域に前記ジェスチャアニメーションを再生し、第1のサーバを介して、前記ジェスチャアニメーションの再生状況を示すための第1のコンテンツを視聴ユーザのクライアントに送信することにより、前記視聴ユーザのクライアントが、前記第1のコンテンツに基づき、前記ジェスチャ位置に対応する第2の領域に前記ジェスチャアニメーションを再生し、前記第2の領域での、前記配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのトリガ操作を検出することとを含む、方法。
【請求項2】
前記第1のコンテンツには、前記ジェスチャアニメーションの再生開始を示すための開始識別子、前記ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための予め設定された種別、前記第2の領域を決定するための前記ジェスチャ位置、及び/又は、前記ターゲットページのウェブアドレス又は前記ターゲットページの前記視聴ユーザのクライアントにおけるページ識別子を示すためのトリガ識別子が含まれる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法は、さらに、
前記ジェスチャアニメーションの再生が終了すると、前記第1の領域における前記ジェスチャアニメーションの再生を停止させ、前記第1のサーバを介して、前記ジェスチャアニメーションの再生停止状況を示すための第2のコンテンツを前記視聴ユーザのクライアントに送信することにより、前記視聴ユーザのクライアントが、前記第2のコンテンツに基づき、前記第2の領域における前記ジェスチャアニメーションの再生を停止させ、前記第2の領域でのトリガ操作をマスクすることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第2のコンテンツには、前記ジェスチャアニメーションの再生終了を示すための終了識別子と、前記ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための前記予め設定された種別が含まれる、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、さらに、
バナー領域でのトリガ操作を受け付けると、前記ジェスチャアニメーションの再生機能を起動するか否かのポータルを提供するために用いられる設定ページであって、前記ジェスチャアニメーションの再生機能を起動し又は起動を停止させるためのオンオフコントロールを含む設定ページを表示することと、
起動停止状態にある前記オンオフコントロールでのトリガ操作を受け付けると、前記ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオのリソースパッケージがダウンロードされたか否かを決定することと、
前記リソースパッケージがダウンロードされていない場合、前記ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されると決定することと、
前記リソースパッケージがダウンロードされた場合、前記ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されるものではないと決定することとを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動される場合、前記方法は、
前記ジェスチャアニメーションの再生機能の起動及び前記リソースパッケージのダウンロードを要求するために用いられ、前記予め設定された種別を持つ第1の要求を第2のサーバに送信することと、
前記第2のサーバが前記ジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動状態に更新したことを示すための第1の識別子、前記ジェスチャアニメーションの再生機能が使用可能であることを示すための第2の識別子、前記予め設定された種別及び前記リソースパッケージを持つ第1の応答を前記第2のサーバから受信することと、
前記第2の識別子を受信した後、前記予め設定された種別と前記リソースパッケージを記憶し、前記ジェスチャ種別と前記ジェスチャ位置を識別することとをさらに含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ジェスチャアニメーションの再生機能が初めて起動されるものではない場合、前記方法は、
前記ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を要求するために用いられ、前記予め設定された種別を持つ第2の要求を第2のサーバに送信することと、
前記第2のサーバが前記ジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動状態に更新したことを示すための第1の識別子、前記ジェスチャアニメーションの再生機能が使用可能であることを示すための第2の識別子、前記予め設定された種別を持つ第2の応答を前記第2のサーバから受信することと、
前記第2の識別子を受信した後、前記ジェスチャ種別と前記ジェスチャ位置を識別することとをさらに含む、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、
起動状態にある前記オンオフコントロールでのトリガ操作を受け付けると、前記ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させると決定することをさらに含む、請求項5に記載の方法。
【請求項9】
前記ジェスチャアニメーションの再生機能の起動を停止させる場合、前記方法は、
前記ジェスチャアニメーションの再生機能の起動の停止を要求するために用いられ、前記予め設定された種別を持つ第3の要求を第2のサーバに送信することと、
前記第2のサーバが前記ジェスチャアニメーションの再生機能の現在の状態を起動停止状態に更新したことを示すための第3の識別子、前記ジェスチャアニメーションの再生機能の使用の停止を示すための第4の識別子、及び前記予め設定された種別を持つ第3の応答を前記第2のサーバから受信することと、
前記第4の識別子を受信した後、前記ジェスチャ種別と前記ジェスチャ位置の識別を停止させることとをさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
視聴ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション方法であって、
第1のサーバを介して、配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合に前記配信ユーザのクライアントによって送信された、前記ジェスチャアニメーションの再生状況を示すための第1のコンテンツを前記配信ユーザのクライアントから受信することと、
前記第1のコンテンツに基づき、前記配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ位置に対応する第2の領域に前記ジェスチャアニメーションを再生し、前記第2の領域での、前記配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのトリガ操作を検出することとを含む、方法。
【請求項11】
前記第1のコンテンツには、前記ジェスチャアニメーションの再生開始を示すための開始識別子、前記ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための予め設定された種別、前記第2の領域を決定するための前記ジェスチャ位置、及び/又は、前記ターゲットページのウェブアドレス又は前記ターゲットページの前記視聴ユーザのクライアントにおけるページ識別子を示すためのトリガ識別子が含まれる、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記第2の領域には、前記ターゲットページの表示をトリガするためのジェスチャコントロールが含まれ、前記方法は、さらに、
ジェスチャコントローラでのトリガ操作を受け付けると、前記ターゲットページを表示することを含む、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
前記方法は、
前記第1のサーバを介して、前記ジェスチャアニメーションの再生停止状況を示すために用いられ、前記ジェスチャアニメーションの再生終了時に前記配信ユーザのクライアントによって送信された第2のコンテンツを前記配信ユーザのクライアントから受信することと、
前記第2のコンテンツに基づいて、前記第2の領域における前記ジェスチャアニメーションの再生を停止させ、前記第2の領域でのトリガ操作をマスクすることとをさらに含む、請求項10に記載の方法。
【請求項14】
前記第2のコンテンツには、前記ジェスチャアニメーションの再生終了を示すための終了識別子と、前記ジェスチャアニメーションのオーディオ・ビデオを決定するための前記予め設定された種別が含まれる、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
配信ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション装置であって、
配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別とジェスチャ位置を識別するための識別モジュールと、
前記ジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合、前記ジェスチャ位置に対応する第1の領域に前記ジェスチャアニメーションを再生し、第1のサーバを介して、前記ジェスチャアニメーションの再生状況を示すための第1のコンテンツを視聴ユーザのクライアントに送信することにより、前記視聴ユーザのクライアントが、前記第1のコンテンツに基づき、前記ジェスチャ位置に対応する第2の領域に前記ジェスチャアニメーションを再生し、前記第2の領域での、前記配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのトリガ操作を検出するための第1の処理モジュールとを含む、装置。
【請求項16】
視聴ユーザのクライアントに応用されるジェスチャベースのインタラクション装置であって、
第1のサーバを介して、前記配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ種別がジェスチャアニメーションの予め設定された種別にマッチングする場合に前記配信ユーザのクライアントによって送信された、前記ジェスチャアニメーションの再生状況を示すための第1のコンテンツを前記配信ユーザのクライアントから受信するための受信モジュールと、
前記第1のコンテンツに基づき、前記配信ユーザのジェスチャに対応するジェスチャ位置に対応する第2の領域に前記ジェスチャアニメーションを再生し、前記第2の領域での、前記配信ユーザとのインタラクションのポータルを提供するためのターゲットページの表示をトリガするためのトリガ操作を検出するための第2の処理モジュールと、を含む、装置。
【請求項17】
1つ又は複数のプロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶された1つ又は複数のコンピュータプログラムと、を含むクライアントであって、前記1つ又は複数のコンピュータプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記クライアントに請求項1~9のいずれか1項に記載のジェスチャベースのインタラクション方法を実現させ、且つ/又は前記クライアントに請求項10~14のいずれか1項に記載のジェスチャベースのインタラクション方法を実現させる、クライアント。
【請求項18】
電子機器で稼動されると、前記電子機器に請求項1~9のいずれか1項に記載のジェスチャベースのインタラクション方法を実行させ、且つ/又は前記電子機器に請求項10~14のいずれか1項に記載のジェスチャベースのインタラクション方法を実行させるコンピュータ命令を含む、非一時的なコンピュータ記憶媒体。
【請求項19】
コンピュータで稼動されると、前記コンピュータに請求項1~9のいずれか1項に記載のジェスチャベースのインタラクション方法を実行させ、且つ/又は前記コンピュータに請求項10~14のいずれか1項に記載のジェスチャベースのインタラクション方法を実行させるコンピュータプログラムが記憶された、コンピュータプログラム製品。
【請求項20】
コンピュータで稼動されると、前記コンピュータに請求項1~9のいずれか1項に記載のジェスチャベースのインタラクション方法を実行させ、且つ/又は前記コンピュータに請求項10~14のいずれか1項に記載のジェスチャベースのインタラクション方法を実行させる、コンピュータプログラム。
【手続補正書】
【提出日】2023-12-18
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
図2A
図2B
図2C
図2D
図2E
図2F
図2G
図2H
図2I
図2J
図2K
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【国際調査報告】