(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-06-06
(54)【発明の名称】リソース処理方法、装置、電子機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04W 72/00 20230101AFI20240530BHJP
H04W 36/00 20090101ALI20240530BHJP
H04W 72/04 20230101ALI20240530BHJP
【FI】
H04W72/00
H04W36/00
H04W72/04
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023579341
(86)(22)【出願日】2022-06-20
(85)【翻訳文提出日】2023-12-22
(86)【国際出願番号】 CN2022099736
(87)【国際公開番号】W WO2022268012
(87)【国際公開日】2022-12-29
(31)【優先権主張番号】202110706400.4
(32)【優先日】2021-06-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100159329
【氏名又は名称】三縄 隆
(72)【発明者】
【氏名】▲鐘▼ ▲ティン▼▲ティン▼
(72)【発明者】
【氏名】▲謝▼ 振▲華▼
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA11
5K067EE10
5K067EE16
(57)【要約】
本出願は、リソース処理方法、装置、電子機器及び記憶媒体を開示し、通信分野に属し、本出願の実施例のリソース処理方法は、ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する時にターゲットリソースに対してターゲット処理を実行することを含み、第一のターゲット処理と、第二のターゲット処理とを含み、第一のターゲット処理は、ターゲットノードにより決定される実装と、ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、ターゲットリソースがすでに確立されている時にターゲットリソースをリリースすることと、ターゲットリソースがまだ確立されていない時にターゲットリソースを確立することとを含む。第二のターゲット処理は、ターゲットリソースがハンドオーバーシナリオにおけるソース基地局とコアネットワーク機能との間のリソースである場合、第三のターゲット処理を採用することと、ターゲットリソースがハンドオーバーシナリオにおけるターゲット基地局とコアネットワーク機能との間のリソースである場合、第三のターゲット処理を採用することとのうちの少なくとも一つを含み、第三のターゲット処理は、ターゲットノードにより決定される実装と、ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、ターゲットリソースがすでに確立されている時にターゲットリソースをリリースすることと、ターゲットリソースがまだ確立されていない時にターゲットリソースを確立することとを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
リソース処理方法であって、
ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する場合に、ターゲットノードがターゲットリソースに対してターゲット処理を実行することを含み、
ここで、前記ターゲット処理は、
第一のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間で前記ターゲット業務に用いられるリソースである第一のターゲット処理と、
第二のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいて前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間でターゲット業務に用いられるリソースである第二のターゲット処理とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第二のターゲット処理は、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてソース基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することと、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてターゲット基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第三のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含む、リソース処理方法。
【請求項2】
前記ターゲットノードは、基地局であり、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能である、請求項1に記載のリソース処理方法。
【請求項3】
前記ターゲットノードは、コアネットワーク機能であり、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能である、請求項1に記載のリソース処理方法。
【請求項4】
前記ターゲットノードは、コアネットワーク機能であり、前記通信相手ノードは、基地局である、請求項1に記載のリソース処理方法。
【請求項5】
前記ターゲットノードは、端末であり、前記通信相手ノードは、基地局である、請求項1に記載のリソース処理方法。
【請求項6】
前記の、ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することは、ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することを含む、請求項1に記載のリソース処理方法。
【請求項7】
前記の、ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することは、
前記ターゲットノードが基地局である場合に、前記コアネットワーク機能により送信される第一の指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することと、
前記ターゲットノードがハンドオーバーシナリオにおけるターゲット基地局である場合に、ソース基地局により送信される第二の指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項6に記載のリソース処理方法。
【請求項8】
前記第二の指示情報は、
ハンドオーバー要求メッセージHandover Requestと、
Xnインターフェース確立要求メッセージXn SETUP REQUESTと、
ノード構成更新メッセージNG-RAN NODE CONFIGURATION UPDATEとのうちの少なくとも一つに含まれる、請求項7に記載のリソース処理方法。
【請求項9】
前記ターゲットノードがターゲットリソースに対してターゲット処理を実行することは、
前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行することを含む、請求項2から5のいずれか1項に記載のリソース処理方法。
【請求項10】
前記ターゲットノードがターゲットリソースに対してターゲット処理を実行することは、
ハンドオーバーシナリオにある場合に、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行することを含む、請求項2から5のいずれか1項に記載のリソース処理方法。
【請求項11】
前記ターゲットノードがターゲットリソースに対してターゲット処理を実行することは、
ハンドオーバーシナリオにある場合に、前記ターゲットノードが得られた前記ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することを含む、請求項8に記載のリソース処理方法。
【請求項12】
得られた前記ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することは、以下の少なくとも一つを含み、
前記ターゲット指示情報が前記第一の指示情報のみを含む場合に、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行し、
前記ターゲット指示情報が前記第二の指示情報のみを含む場合に、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行し、
前記ターゲット指示情報が前記第一の指示情報と前記第二の指示情報とを含む場合に、
前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行することと、
前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行することと、
前記第一の指示情報と前記第二の指示情報を受信した順序に基づいて、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することと、
前記第一のターゲット処理と前記第二のターゲット処理との優先度に基づいて、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することとのうちの少なくとも一つを実行する、請求項11に記載のリソース処理方法。
【請求項13】
前記の、前記第一の指示情報と前記第二の指示情報を受信した順序に基づいて、前記ターゲットリソースに対してターゲット処理を実行することは、
前記第一の指示情報を受信した時間が前記第二の指示情報を受信した時間よりも早い場合に、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行することと、
前記第二の指示情報を受信した時間が前記第一の指示情報を受信した時間よりも早い場合に、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項12に記載のリソース処理方法。
【請求項14】
前記の、ターゲットリソースの状態をリザーブすることは、
ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリザーブすることと、
ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立しないこととのうちの少なくとも一つを含む、請求項2から8のいずれか1項又は10から13のいずれか1項に記載のリソース処理方法。
【請求項15】
前記の、前記ターゲットリソースをリザーブすることは、
前記ターゲットリソースをリリースしないことと、
前記ターゲットリソースの構成情報をリザーブすることとのうちの少なくとも一つを含む、請求項14に記載のリソース処理方法。
【請求項16】
前記ターゲットノードが基地局又はコアネットワーク機能である場合に、前記方法は、以下をさらに含み、
前記ターゲット業務がアクティブ化状態に変化した場合に、
前記ターゲットリソースが存在しない場合に、前記ターゲットリソースを確立することと、
前記ターゲット業務のアクティブ化通知を送信することと、
前記ターゲットリソースが存在せず且つ前記ターゲットリソースに対応する基地局の下で前記ターゲット業務を実行する必要がある端末があると決定した場合に、前記ターゲットリソースを確立することと、
ターゲットリソースに対応する基地局の下で前記ターゲット業務を実行する必要がある端末があると決定した場合に、前記ターゲット業務のアクティブ化通知を送信することとのうちの少なくとも一つを実行する、請求項2から8のいずれか1項又は10から13のいずれか1項に記載のリソース処理方法。
【請求項17】
リソース処理装置であって、
ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する場合に、ターゲットリソースに対してターゲット処理を実行するための第一の実行モジュールを含み、
ここで、前記ターゲット処理は、
第一のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間で前記ターゲット業務に用いられるリソースである第一のターゲット処理と、
第二のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいて前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間でターゲット業務に用いられるリソースである第二のターゲット処理とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第二のターゲット処理は、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてソース基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することと、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてターゲット基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第三のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含む、リソース処理装置。
【請求項18】
前記ターゲットノードは、基地局であり、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能である、請求項17に記載のリソース処理装置。
【請求項19】
前記ターゲットノードは、コアネットワーク機能であり、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能である、請求項17に記載のリソース処理装置。
【請求項20】
前記ターゲットノードは、コアネットワーク機能であり、前記通信相手ノードは、基地局である、請求項17に記載のリソース処理装置。
【請求項21】
前記ターゲットノードは、端末であり、前記通信相手ノードは、基地局である、請求項17に記載のリソース処理装置。
【請求項22】
前記第一の実行モジュールはさらに、
ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定するために用いられる、請求項17に記載のリソース処理装置。
【請求項23】
前記第一の実行モジュールはさらに、
前記ターゲットノードが基地局である場合に、前記コアネットワーク機能により送信される第一の指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することと、
前記ターゲットノードがハンドオーバーシナリオにおけるターゲット基地局である場合に、ソース基地局により送信される第二の指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することとのうちの少なくとも一つに用いられる、請求項22に記載のリソース処理装置。
【請求項24】
前記第二の指示情報は、
ハンドオーバー要求メッセージHandover Requestと、
Xnインターフェース確立要求メッセージXn SETUP REQUESTと、
ノード構成更新メッセージNG-RAN NODE CONFIGURATION UPDATEとのうちの少なくとも一つに含まれる、請求項23に記載のリソース処理装置。
【請求項25】
前記第一の実行モジュールはさらに、
前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行するために用いられる、請求項18から21のいずれか1項に記載のリソース処理装置。
【請求項26】
前記第一の実行モジュールはさらに、
ハンドオーバーシナリオにある場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行するために用いられる、請求項18から21のいずれか1項に記載のリソース処理装置。
【請求項27】
前記第一の実行モジュールはさらに、
ハンドオーバーシナリオにある場合に、得られた前記ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行するために用いられる、請求項23に記載のリソース処理装置。
【請求項28】
前記第一の実行モジュールはさらに、以下の少なくとも一つに用いられ、
前記ターゲット指示情報が前記第一の指示情報のみを含む場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行し、
前記ターゲット指示情報が前記第二の指示情報のみを含む場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行し、
前記ターゲット指示情報が前記第一の指示情報と前記第二の指示情報とを含む場合に、
前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行することと、
前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行することと、
前記第一の指示情報と前記第二の指示情報を受信した順序に基づいて、前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することと、
前記第一のターゲット処理と前記第二のターゲット処理との優先度に基づいて、前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することとのうちの少なくとも一つを実行する、請求項27に記載のリソース処理装置。
【請求項29】
前記第一の実行モジュールはさらに、
前記第一の指示情報を受信した時間が前記第二の指示情報を受信した時間よりも早い場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行することと、
前記第二の指示情報を受信した時間が前記第一の指示情報を受信した時間よりも早い場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行することとのうちの少なくとも一つに用いられる、請求項28に記載のリソース処理装置。
【請求項30】
前記第一の実行モジュールはさらに、
ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリザーブすることと、
ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立しないこととのうちの少なくとも一つに用いられる、請求項18から24のいずれか1項又は26から29のいずれか1項に記載のリソース処理装置。
【請求項31】
前記第一の実行モジュールはさらに、
前記ターゲットリソースをリリースしないことと、
前記ターゲットリソースの構成情報をリザーブすることとのうちの少なくとも一つに用いられる、請求項30に記載のリソース処理装置。
【請求項32】
前記ターゲットノードが基地局又はコアネットワーク機能である場合に、前記装置は、
前記ターゲット業務がアクティブ化状態に変化した場合に、
前記ターゲットリソースが存在しない場合に、前記ターゲットリソースを確立することと、
前記ターゲット業務のアクティブ化通知を送信することと、
前記ターゲットリソースが存在せず且つ前記ターゲットリソースに対応する基地局の下で前記ターゲット業務を実行する必要がある端末があると決定した場合に、前記ターゲットリソースを確立することと、
ターゲットリソースに対応する基地局の下で前記ターゲット業務を実行する必要がある端末があると決定した場合に、前記ターゲット業務のアクティブ化通知を送信することとのうちの少なくとも一つを実行するための第二の実行モジュールをさらに含む、請求項18から24のいずれか1項又は26から29のいずれか1項に記載のリソース処理装置。
【請求項33】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から16のいずれか1項に記載のリソース処理方法のステップを実現する、ターゲットノード。
【請求項34】
プログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1から16のいずれか1項に記載のリソース処理方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【請求項35】
プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、請求項1から16のいずれか1項に記載のリソース処理方法のステップを実現するために用いられる、チップ。
【請求項36】
非一時的記憶媒体に記憶されており、少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、請求項1から16のいずれか1項に記載のリソース処理方法のステップを実現する、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年6月24日に提出された、出願番号が2021107064004であり、発明名称が「リソース処理方法、装置、電子機器及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張しており、その内容のすべては、援用により本出願に取り込まれる。
【0002】
本出願は、通信技術分野に属し、具体的にリソース処理方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
従来のグループキャスト業務では、基地局とコアネットワーク部分に対応するリソースは、常に存在している。
【0004】
しかし、通信業務にアクティブ化状態と非アクティブ化状態が導入されているため、一つのグループキャスト業務が非アクティブ化状態にある時、対応するリソースの処理方式は、不明である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本出願の実施例は、グループキャスト業務が非アクティブ化状態にある時に対応するリソースの処理方式が不明であるという問題を解決できるリソース処理方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第一の態様によれば、リソース処理方法を提供し、この方法は、
ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する場合に、ターゲットノードがターゲットリソースに対してターゲット処理を実行することを含み、
ここで、前記ターゲット処理は、
第一のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間で前記ターゲット業務に用いられるリソースである第一のターゲット処理と、
第二のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいて前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間でターゲット業務に用いられるリソースである第二のターゲット処理とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第二のターゲット処理は、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてソース基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することと、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてターゲット基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第三のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0007】
第二の態様によれば、リソース処理装置を提供し、この装置は、
ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する場合に、ターゲットリソースに対してターゲット処理を実行するための第一の実行モジュールを含み、
ここで、前記ターゲット処理は、
第一のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間で前記ターゲット業務に用いられるリソースである第一のターゲット処理と、
第二のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいて前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間でターゲット業務に用いられるリソースである第二のターゲット処理とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第二のターゲット処理は、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてソース基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することと、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてターゲット基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第三のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0008】
第三の態様によれば、ターゲットノードを提供し、このターゲットノードは、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様に記載のリソース処理方法のステップを実現する。
【0009】
第四の態様によれば、端末を提供し、この端末は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0010】
第五の態様によれば、ターゲットノードを提供し、このターゲットノードは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、ここで、前記プロセッサは、
ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する場合に、ターゲットリソースに対してターゲット処理を実行するために用いられ、
ここで、前記ターゲット処理は、
第一のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間で前記ターゲット業務に用いられるリソースである第一のターゲット処理と、
第二のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいて前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間でターゲット業務に用いられるリソースである第二のターゲット処理とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第二のターゲット処理は、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてソース基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することと、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてターゲット基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第三のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0011】
第六の態様によれば、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体上には、プログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0012】
第七の態様によれば、チップを提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、第一の態様に記載の方法のステップを実現するために用いられる。
【0013】
第八の態様によれば、コンピュータプログラム/プログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム/プログラム製品は、非一時的記憶媒体に記憶されており、前記プログラム/プログラム製品は、少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
【発明の効果】
【0014】
本出願の実施例では、ターゲット業務が非アクティブ化状態にある時、対応するターゲット業務の処理方式を決定することにより、ターゲットリソースに対する確立又はリリース又は状態維持の処理を実現し、且つハンドオーバーシナリオでの異なるターゲットリソースと処理方式を応用することにより、リソースの使用効率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本出願の実施例が適用可能な無線通信システムの構造図を示す。
【
図2】本出願の実施例によるリソース処理方法のフローチャートである。
【
図3】本出願の実施例によるリソース処理装置の構造概略図である。
【
図4】本出願の実施例による通信機器の構造概略図である。
【
図5】本出願の実施例の端末を実現するハードウェア構造概略図である。
【
図6】本出願の実施例の基地局を実現するハードウェア構造概略図である。
【
図7】本出願の実施例のコアネットワーク機能を実現するハードウェア構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭に記述し、明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者により得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0017】
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用される用語は、適切な場合に交換可能であり、それにより本出願の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能であり、且つ「第一」、「第二」によって区別される対象は、一般的には同一種類であり、対象の個数を限定せず、例えば第一の対象は、一つであってもよく、複数であってもよい。なお、明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「/」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0018】
指摘すべきこととして、本出願の実施例に記述された技術は、ロングタームエボリューション型(Long Term Evolution、LTE)/LTEの進化(LTE-Advanced、LTE-A)システムに限らず、他の無線通信システム、例えば符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、CDMA)、時分割多重接続(Time Division Multiple Access、TDMA)、周波数分割多重接続(Frequency Division Multiple Access、FDMA)、直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、OFDMA)、単一キャリア周波数分割多重接続(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access、SC-FDMA)と他のシステムにも適用できる。本出願の実施例における用語である「システム」と「ネットワーク」は、常に交換可能に使用され、記述された技術は、以上に言及されたシステムとラジオ技術に用いられてもよく、他のシステムとラジオ技術に用いられてもよい。以下の記述は、例示の目的でニューラジオ(New Radio、NR)システムを記述しているとともに、以下の大部分の記述においてNR用語を使用しているが、これらの技術は、NRシステム応用以外の応用、例えば第六世代(6th Generation、6G)通信システムに適用されてもよい。
【0019】
図1は、本出願の実施例が適用可能な無線通信システムの構造図を示す。無線通信システムは、端末11とネットワーク側機器12を含む。ここで、端末11は、端末機器又はユーザ端末(User Equipment、UE)と呼ばれてもよく、端末11は、携帯電話、タブレットパソコン(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)(又は、ノートパソコンと呼ばれる)、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、パームトップコンピュータ、ネットブック、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、モバイルインターネットディバイス(Mobile Internet Device、MID)、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)又は車載機器(VUE)、歩行者端末(PUE)などの端末側機器であってもよく、ウェアラブルデバイスは、スマートウォッチ、ブレスレット、イヤホン、メガネなどを含む。説明すべきこととして、本出願の実施例は、端末11の具体的なタイプを限定するものではない。ネットワーク側機器12は、基地局又はコアネットワークであってもよく、ここで、基地局は、ノードB、進化ノードB、アクセスポイント、ベーストランシーバステーション(Base Transceiver Station、BTS)、ラジオ基地局、ラジオ送受信機、ベーシックサービスセット(Basic Service Set、BSS)、拡張サービスセット(Extended Service Set、ESS)、Bノード、進化型Bノード(eNB)、家庭用Bノード、家庭用進化型Bノード、WLANアクセスポイント、WiFiノード、トランスミッションポイント(Transmitting Receiving Point、TRP)又は当分野における他のある適切な用語と呼ばれてもよく、同じ技術的効果が達成される限り、前記基地局は、特定の技術用語に限らず、説明すべきこととして、本出願の実施例においてNRシステムにおける基地局のみを例にするが、基地局の具体的なタイプを限定するものではない。コアネットワーク機器は、コアネットワークノード、コアネットワーク機能、移動管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)、アクセス移動管理機能(Access and Mobility Management Function、AMF)、セッション管理機能(Session Management Function、SMF)、ユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)、ポリシー制御機能(Policy Control Function、PCF)、ポリシーと課金ルール機能ユニット(Policy and Charging Rules Function、PCRF)、エッジアプリケーションサービス発見機能(Edge Application Server Discovery Function、EASDF)、統一データ管理(Unified Data Management、UDM)、統一データリポジトリ(Unified Data Repository、UDR)、帰属ユーザサーバ(Home Subscriber Server、HSS)、集中式ネットワーク構成(Centralized network configuration、CNC)、ネットワーク記憶機能(Network Repository Function、NRF)、ネットワーク露出機能(Network Exposure Function、NEF)、ローカルNEF(Local NEF、又はL-NEF)、バインディングサポート機能(Binding Support Function、BSF)、アプリケーション機能(Application Function、AF)などを含んでもよいが、それらに限らない。説明すべきこととして、本出願の実施例においてNRシステムにおけるコアネットワーク機器のみを例にして紹介し、コアネットワーク機器の具体的なタイプを限定するものではない。
【0020】
以下では、図面を結び付けながら、いくつかの実施例及びその応用シナリオによって本出願の実施例によるリソース処理方法及び装置を詳細に説明する。
【0021】
図2は、本出願の実施例によるリソース処理方法のフローチャートであり、
図2に示すように、この方法は、以下のようなステップを含む。
【0022】
ステップ200、ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する場合に、ターゲットノードは、ターゲットリソースに対してターゲット処理を実行し、
ここで、前記ターゲット処理は、
第一のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間で前記ターゲット業務に用いられるリソースである第一のターゲット処理と、
第二のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいて前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間でターゲット業務に用いられるリソースである第二のターゲット処理とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第二のターゲット処理は、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてソース基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することと、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてターゲット基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第三のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0023】
通信システムでは、グループキャスト業務にアクティブ化状態(active state)と非アクティブ化状態(inactive state)が導入されているため、あるグループキャスト業務が非アクティブ化にある時に、N3などのリソースの処理詳細が決定される必要があり、例えばすでに確立されているリソースをリリースすることによってリソースの使用効率を向上させる。
【0024】
そのため、本出願の実施例は、グループキャスト業務が非アクティブ化状態にある時、グループキャスト業務のユーザプレーンリソース及び特定のシナリオ(例えば、ハンドオーバー)でのグループキャスト業務のユーザプレーンリソースの処理方式を決定するためのリソース処理方法を提供する。
【0025】
選択的に、ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する場合に、前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間で前記ターゲット業務に用いられるターゲットリソースに対して、ターゲットノードは、ターゲットリソースに対して第一のターゲット処理を実行してもよく、即ち、
ターゲットノードにより決定される実装(it is up to implementation)であり、即ち標準化を必要とせず、メーカによってリソース処理方法が異なってもよいことと、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブし、即ちターゲットリソースがまだ確立されていない時、このターゲットリソースを確立せず、ターゲットリソースがすでに確立されている時、現在確立されているターゲットリソースをリザーブすることであって、現在確立されているターゲットリソースをリザーブすることは、ターゲットリソースをリリースしないこと及び/又はターゲットリソースの構成情報をリザーブすることを含むことと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを実行してもよい。
【0026】
選択的に、ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する場合に、前記ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいて前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間でターゲット業務に用いられるターゲットリソースであれば、ターゲットノードは、ターゲットリソースに対して第二のターゲット処理を実行してもよく、第二のターゲット処理は、ハンドオーバーシナリオにのみ適用され、即ち、
ターゲットノードにより決定される実装(it is up to implementation)であり、即ち標準化を必要とせず、メーカによってリソース処理方法が異なってもよいことと、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブし、即ちターゲットリソースがまだ確立されていない時、このターゲットリソースを確立せず、ターゲットリソースがすでに確立されている時、現在確立されているターゲットリソースをリザーブすることであって、現在確立されているターゲットリソースをリザーブすることは、ターゲットリソースをリリースしないこと及び/又はターゲットリソースの構成情報をリザーブすることを含むことと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを実行してもよい。
【0027】
本出願の実施例では、ターゲット業務が非アクティブ化状態にある時、対応するターゲット業務の処理方式を決定することにより、ターゲットリソースに対する確立又はリリース又は状態維持の処理を実現し、且つハンドオーバーシナリオでの異なるターゲットリソースと処理方式を応用することにより、リソースの使用効率を向上させる。
【0028】
選択的に、前記ターゲットノードは、基地局であり、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能である。選択的に、前記ターゲットノードは、基地局であってもよく、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能、例えばユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)、マルチキャストブロードキャストユーザプレーン機能(Multicast Broadcast-UPF、MB-UPF)であってもよく、ターゲットリソースは、基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるユーザプレーンリソースであってもよい。
【0029】
選択的に、前記ターゲットノードは、基地局であってもよく、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能、例えばアクセスとモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function、AMF)であってもよく、ターゲットリソースは、基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるシグナリングプレーンリソースであってもよい。
【0030】
選択的に、前記ターゲットノードは、コアネットワーク機能であり、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能である。
【0031】
選択的に、前記ターゲットノードは、コアネットワーク機能、例えばマルチキャストブロードキャストユーザプレーン機能(Multicast Broadcast-UPF、MB-UPF)であってもよく、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能、例えばユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)であり、ターゲットリソースは、2つのコアネットワーク機能の間でターゲット業務に用いられるユーザプレーンリソースである。
【0032】
選択的に、前記ターゲットノードは、コアネットワーク機能、例えばUPFであってもよく、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能、例えばマルチキャストブロードキャストユーザプレーン機能(Multicast Broadcast-UPF、MB-UPF)であってもよく、ターゲットリソースは、2つのコアネットワーク機能の間でターゲット業務に用いられるユーザプレーンリソースである。
【0033】
選択的に、前記ターゲットノードは、コアネットワーク機能であり、前記通信相手ノードは、基地局である。
【0034】
選択的に、前記ターゲットノードは、コアネットワーク機能であってもよく、前記通信相手ノードは、基地局であってもよく、ここで、コアネットワーク機能は、セッション管理機能(Session Management Function、SMF)又はアプリケーションサービスプロバイダなどのサードパーティによって送信された非アクティブ化指示に基づいてターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することができ、
選択的に、前記ターゲットノードは、端末であり、前記通信相手ノードは、基地局である。
【0035】
選択的に、前記ターゲットノードは、端末であってもよく、前記通信相手ノードは、基地局であってもよく、ここで、ターゲットリソースは、端末と基地局との間でターゲット業務に用いられるユーザプレーンリソース又はシグナリングプレーンリソースであってもよく、
選択的に、前記の、ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することは、ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することを含む。
【0036】
ターゲットノードが基地局である場合に、ターゲットノードは、ターゲット指示情報に基づいてターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することができる。
【0037】
選択的に、前記の、ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することは、
前記ターゲットノードが基地局である場合に、前記コアネットワーク機能により送信される第一の指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することと、
前記ターゲットノードがハンドオーバーシナリオにおけるターゲット基地局である場合に、ソース基地局により送信される第二の指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0038】
選択的に、ターゲットノードが基地局である場合に、ターゲットノードが、ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する方法は、
コアネットワーク機能(例えば、AMF、UPF、MB-UPF)が第一の指示情報を基地局に送信し、基地局が前記コアネットワーク機能により送信される第一の指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することと、
ハンドオーバーシナリオで、ソース(source)基地局により第二の指示情報をターゲットノード、即ちハンドオーバーシナリオにおけるターゲット基地局に送信し、ターゲット基地局がソース基地局により送信される第二の指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0039】
選択的に、前記第二の指示情報は、
ハンドオーバー要求メッセージHandover Requestと、
Xnインターフェース確立要求メッセージXn SETUP REQUESTと、
ノード構成更新メッセージNG-RAN NODE CONFIGURATION UPDATEとのうちの少なくとも一つに含まれる。
【0040】
選択的に、ハンドオーバーシナリオで、ソース(source)基地局により第二の指示情報をターゲットノード、即ちハンドオーバーシナリオにおけるターゲット基地局に送信することは、
ハンドオーバー要求メッセージ(HandoverRequest)において指示し、例えばUE Context Information IEにこの第二の指示情報を含ませることと、
Xn Setup procedureのxnインターフェース確立要求メッセージ(Xn SETUP REQUEST)において指示することと、
NG-RAN node Configuration Update procedureのNG-RANノード構成更新メッセージ(NG-RAN NODE CONFIGURATION UPDATE)において指示することとのうちの少なくとも一つの方法を含む。
【0041】
選択的に、前記ターゲットノードがターゲットリソースを処理することは、
前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行することを含む。
【0042】
選択的に、ターゲットノードがターゲットリソースを処理する時に、ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行してもよく、即ち、
ターゲットノードにより決定される実装(it is up to implementation)であり、即ち標準化を必要とせず、メーカによってリソース処理方法が異なってもよいことと、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブし、即ちターゲットリソースがまだ確立されていない時、このターゲットリソースを確立せず、ターゲットリソースがすでに確立されている時、現在確立されているターゲットリソースをリザーブすることであって、現在確立されているターゲットリソースをリザーブすることは、ターゲットリソースをリリースしないこと及び/又はターゲットリソースの構成情報をリザーブすることを含むことと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを実行してもよい。
【0043】
選択的に、前記ターゲットノードがターゲットリソースを処理することは、
ハンドオーバーシナリオにある場合に、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行することを含む。
【0044】
例えば、ターゲットノードがコアネットワーク機能であり、通信相手ノードがコアネットワーク機能である時、二つのコアネットワーク機能の間でターゲット業務に用いられるターゲットリソースに対して、
ターゲットノードにより決定される実装(it is up to implementation)であり、即ち標準化を必要とせず、メーカによってリソース処理方法が異なってもよいことと、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブし、即ちターゲットリソースがまだ確立されていない時、このターゲットリソースを確立せず、ターゲットリソースがすでに確立されている時、現在確立されているターゲットリソースをリザーブすることであって、現在確立されているターゲットリソースをリザーブすることは、ターゲットリソースをリリースしないこと及び/又はターゲットリソースの構成情報をリザーブすることを含むことと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを実行してもよい。
【0045】
例えば、ターゲットノードがコアネットワーク機能であり、通信相手ノードが基地局である時、又は、ターゲットノードが基地局であり、通信相手ノードがコアネットワーク機能である時、コアネットワーク機能と基地局の間でターゲット業務に用いられるターゲットリソースに対して、
ターゲットノードにより決定される実装(it is up to implementation)であり、即ち標準化を必要とせず、メーカによってリソース処理方法が異なってもよいことと、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブし、即ちターゲットリソースがまだ確立されていない時、このターゲットリソースを確立せず、ターゲットリソースがすでに確立されている時、現在確立されているターゲットリソースをリザーブすることであって、現在確立されているターゲットリソースをリザーブすることは、ターゲットリソースをリリースしないこと及び/又はターゲットリソースの構成情報をリザーブすることを含むことと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを実行してもよい。
【0046】
選択的に、ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する場合に、前記ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいて前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間でターゲット業務に用いられるターゲットリソースであれば、ターゲットノードは、ターゲットリソースに対して第二のターゲット処理を実行してもよく、第二のターゲット処理は、ハンドオーバーシナリオにのみ適用され、即ち、
ターゲットノードにより決定される実装(it is up to implementation)であり、即ち標準化を必要とせず、メーカによってリソース処理方法が異なってもよいことと、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブし、即ちターゲットリソースがまだ確立されていない時、このターゲットリソースを確立せず、ターゲットリソースがすでに確立されている時、現在確立されているターゲットリソースをリザーブすることであって、現在確立されているターゲットリソースをリザーブすることは、ターゲットリソースをリリースしないこと及び/又はターゲットリソースの構成情報をリザーブすることを含むことと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを実行してもよい。
【0047】
選択的に、前記ターゲットノードがターゲットリソースを処理することは、
ハンドオーバーシナリオにある場合に、前記ターゲットノードが得られた前記ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することを含む。
【0048】
選択的に、ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する場合に、前記ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいて前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間でターゲット業務に用いられるターゲットリソースであれば、ターゲットノードは、得られた前記ターゲット指示情報に基づいて、ターゲットリソースに対して実行する処理方式を決定することで、
ターゲットノードにより決定される実装(it is up to implementation)であり、即ち標準化を必要とせず、メーカによってリソース処理方法が異なってもよいことと、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブし、即ちターゲットリソースがまだ確立されていない時、このターゲットリソースを確立せず、ターゲットリソースがすでに確立されている時、現在確立されているターゲットリソースをリザーブすることであって、現在確立されているターゲットリソースをリザーブすることは、ターゲットリソースをリリースしないこと及び/又はターゲットリソースの構成情報をリザーブすることを含むことと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを実現してもよい。
【0049】
選択的に、得られた前記ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することは、以下の少なくとも一つを含み、
前記ターゲット指示情報が前記第一の指示情報のみを含む場合に、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行し、
前記ターゲット指示情報が前記第二の指示情報のみを含む場合に、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行し、
前記ターゲット指示情報が前記第一の指示情報と前記第二の指示情報とを含む場合に、
前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行することと、
前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行することと、
前記第一の指示情報と前記第二の指示情報を受信した順序に基づいて、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することと、
前記第一のターゲット処理と前記第二のターゲット処理との優先度に基づいて、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することとのうちの少なくとも一つを実行する。
【0050】
選択的に、前記ターゲット指示情報が前記第一の指示情報のみを含む場合、即ち基地局が、ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する方法は、コアネットワーク機能により第一の指示情報を基地局に送信することだけであり、この場合、前記ターゲットノードは、前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行してもよい。
【0051】
選択的に、前記ターゲット指示情報が前記第二の指示情報のみを含む場合、即ち基地局が、ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する方法は、ハンドオーバーシナリオにおけるソース基地局により第二の指示情報を基地局に送信することだけであり、この場合、前記ターゲットノードは、前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行してもよく、即ちソース基地局とコアネットワーク機能との間のターゲットリソースに対して、第三のターゲット処理を実行し、及び/又はターゲット基地局とコアネットワーク機能との間のターゲットリソースに対して、第三のターゲット処理を実行する。
【0052】
選択的に、前記ターゲット指示情報が前記第一の指示情報と前記第二の指示情報とを含む場合、即ち基地局が、ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する方法は、ハンドオーバーシナリオにおけるソース基地局により第二の指示情報を基地局に送信すること、及びコアネットワーク機能により第一の指示情報を基地局に送信することを含み、この場合、以下の少なくとも一つを実行してもよい。
【0053】
前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行し、即ちターゲットノードとコアネットワーク機能との間のターゲットリソースに対して、第一のターゲット処理を実行し、
前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行し、即ちソース基地局とコアネットワーク機能との間のターゲットリソースに対して、第三のターゲット処理を実行し、及び/又はターゲット基地局とコアネットワーク機能との間のターゲットリソースに対して、第三のターゲット処理を実行し、
前記第一の指示情報と前記第二の指示情報を受信した順序に基づいて、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することであって、例えば基地局がまず第一の指示情報を受信してから第二の指示情報を受信した場合、ターゲット基地局とコアネットワーク機能との間のターゲットリソースに対して、第一のターゲット処理を実行してもよく、例えば基地局がまず第二の指示情報を受信してから第一の指示情報を受信した場合、ソース基地局とコアネットワーク機能との間のターゲットリソースに対して、第三のターゲット処理を実行し、及び/又はターゲット基地局とコアネットワーク機能との間のターゲットリソースに対して、第三のターゲット処理を実行してもよく、
前記第一のターゲット処理と前記第二のターゲット処理との優先度に基づいて、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することであって、例えば第一のターゲット処理の内容と第二のターゲット処理の内容との優先度を比較し、且つ優先度のより高い行動を実行し、ここで、優先度順序は、「ターゲットノードにより決定される実装」と、「前記ターゲットリソースの状態をリザーブすること」と、「前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすること」と、「前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立すること」との任意の順番であってもよく、本出願の実施例は、これに対して限定しない。
【0054】
例えば、第一のターゲット処理の内容は、前記ターゲットリソース状態をリザーブすることであり、第二のターゲット処理の内容は、ソース基地局とコアネットワーク機能との間で前記ターゲット業務に用いられるターゲットリソースについて、ターゲットノードにより決定される実装であり、ターゲット基地局とコアネットワーク機能との間で前記ターゲット業務に用いられるターゲットリソースについて、前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることであり、優先度順序は、前記ターゲットリソースの状態をリザーブすること>前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすること>前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立すること>ターゲットノードにより決定される実装である。すると、優先度のより高い行動である「前記ターゲットリソースの状態をリザーブすること」を実行し、ターゲット基地局とコアネットワーク機能との間で前記ターゲット業務に用いられるターゲットリソースについて、前記ターゲットリソースの状態をリザーブし、ソース基地局とコアネットワーク機能との間で前記ターゲット業務に用いられるターゲットリソースについて、前記ターゲットリソースの状態をリザーブする。
【0055】
選択的に、前記の、前記第一の指示情報と前記第二の指示情報を受信した順序に基づいて、前記ターゲットリソースに対してターゲット処理を実行することは、
前記第一の指示情報を受信した時間が前記第二の指示情報を受信した時間よりも早い場合に、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行することと、
前記第二の指示情報を受信した時間が前記第一の指示情報を受信した時間よりも早い場合に、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0056】
選択的に、前記第一の指示情報と前記第二の指示情報を受信した順序に基づいて、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行してもよく、例えば基地局がまず第一の指示情報を受信してから第二の指示情報を受信した場合、ターゲットノードとコアネットワーク機能との間のターゲットリソースに対して、第一のターゲット処理を実行してもよく、例えば基地局がまず第二の指示情報を受信してから第一の指示情報を受信した場合、ソース基地局とコアネットワーク機能との間のターゲットリソースに対して、第三のターゲット処理を実行し、及び/又はターゲット基地局とコアネットワーク機能との間のターゲットリソースに対して、第三のターゲット処理を実行してもよい。
【0057】
選択的に、前記の、ターゲットリソースの状態をリザーブすることは、
ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリザーブすることと、
ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立しないこととのうちの少なくとも一つを含む。
【0058】
選択的に、ターゲットリソースの状態をリザーブすることに係わる場合に、ターゲットリソースがまだ確立されていない時、このターゲットリソースを確立せず、ターゲットリソースがすでに確立されている時、現在確立されているターゲットリソースをリザーブすることであってもよく、ここで、現在確立されているターゲットリソースをリザーブすることは、ターゲットリソースをリリースしないこと及び/又はターゲットリソースの構成情報をリザーブすることを含む。
【0059】
選択的に、前記の、前記ターゲットリソースをリザーブすることは、
前記ターゲットリソースをリリースしないことと、
前記ターゲットリソースの構成情報をリザーブすることとのうちの少なくとも一つを含む。
【0060】
選択的に、ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリザーブすることは、前記ターゲットリソースをリリースしないことを含んでもよく、
選択的に、ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリザーブすることは、前記ターゲットリソースの構成情報をリザーブすることを含んでもよい。
【0061】
選択的に、前記ターゲットノードが基地局又はコアネットワーク機能である場合に、前記方法は、以下をさらに含み、
前記ターゲット業務がアクティブ化状態に変化した場合に、
前記ターゲットリソースが存在しない場合に、前記ターゲットリソースを確立することと、
前記ターゲット業務のアクティブ化通知を送信することと、
前記ターゲットリソースが存在せず且つ前記ターゲットリソースに対応する基地局の下で前記ターゲット業務を実行する必要がある端末があると決定した場合に、前記ターゲットリソースを確立することと、
ターゲットリソースに対応する基地局の下で前記ターゲット業務を実行する必要がある端末があると決定した場合に、前記ターゲット業務のアクティブ化通知を送信することとのうちの少なくとも一つを実行する。
【0062】
選択的に、前記ターゲットノードが基地局又はコアネットワーク機能である場合に、前記ターゲットノードがターゲットリソースに対してターゲット処理を実行した後に、ターゲット業務が非アクティブ化状態からアクティブ化状態に変化すれば、ターゲットノードの行動は、
ターゲットリソースが存在していなければ、ターゲットリソースを確立することと、
ターゲット業務のアクティブ化通知を送信することと、
ターゲットリソースが存在せず且つ対応する基地局の下でターゲット業務に関心がある端末があれば、ターゲットリソースを確立することと、
対応する基地局の下でターゲット業務に関心がある端末があれば、ターゲット業務のアクティブ化通知を送信することとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0063】
本出願の実施例では、ターゲット業務が非アクティブ化状態にある時、対応するターゲット業務の処理方式を決定することにより、ターゲットリソースに対する確立又はリリース又は状態維持の処理を実現し、且つハンドオーバーシナリオでの異なるターゲットリソースと処理方式を応用することにより、リソースの使用効率を向上させる。
【0064】
説明すべきこととして、本出願の実施例によるリソース処理方法では、実行本体は、リソース処理装置、又は、このリソース処理装置におけるリソース処理方法を実行するための制御モジュールであってもよい。本出願の実施例では、リソース処理装置によるリソース処理方法の実行を例にして、本出願の実施例によるリソース処理装置を説明する。
【0065】
図3は、本出願の実施例によるリソース処理装置の構造概略図であり、
図3に示すように、第一の実行モジュール310を含み、通信相手と通信するための通信モジュール320をさらに含んでもよく、
ここで、第一の実行モジュール310は、ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する場合に、ターゲットリソースに対してターゲット処理を実行するために用いられ、
ここで、前記ターゲット処理は、
第一のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間で前記ターゲット業務に用いられるリソースである第一のターゲット処理と、
第二のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいて前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間でターゲット業務に用いられるリソースである第二のターゲット処理とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第二のターゲット処理は、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてソース基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することと、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてターゲット基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第三のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0066】
本出願の実施例では、ターゲット業務が非アクティブ化状態にある時、対応するターゲット業務の処理方式を決定することにより、ターゲットリソースに対する確立又はリリース又は状態維持の処理を実現し、且つハンドオーバーシナリオでの異なるターゲットリソースと処理方式を応用することにより、リソースの使用効率を向上させる。
【0067】
選択的に、前記ターゲットノードは、基地局であり、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能である。
【0068】
選択的に、前記ターゲットノードは、コアネットワーク機能であり、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能である。
【0069】
選択的に、前記ターゲットノードは、コアネットワーク機能であり、前記通信相手ノードは、基地局である。
【0070】
選択的に、前記ターゲットノードは、端末であり、前記通信相手ノードは、基地局である。
【0071】
選択的に、前記第一の実行モジュールはさらに、
ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定するために用いられる。
【0072】
選択的に、前記第一の実行モジュールはさらに、
前記ターゲットノードが基地局である場合に、前記コアネットワーク機能により送信される第一の指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することと、
前記ターゲットノードがハンドオーバーシナリオにおけるターゲット基地局である場合に、ソース基地局により送信される第二の指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することとのうちの少なくとも一つに用いられる。
【0073】
選択的に、前記第二の指示情報は、
ハンドオーバー要求メッセージHandover Requestと、
Xnインターフェース確立要求メッセージXn SETUP REQUESTと、
ノード構成更新メッセージNG-RAN NODE CONFIGURATION UPDATEとのうちの少なくとも一つに含まれる。
【0074】
選択的に、前記第一の実行モジュールはさらに、
前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行するために用いられる。
【0075】
選択的に、前記第一の実行モジュールはさらに、
ハンドオーバーシナリオにある場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行するために用いられる。
【0076】
選択的に、前記第一の実行モジュールはさらに、
ハンドオーバーシナリオにある場合に、得られた前記ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行するために用いられる。
【0077】
選択的に、前記第一の実行モジュールはさらに、以下の少なくとも一つに用いられ、
前記ターゲット指示情報が前記第一の指示情報のみを含む場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行し、
前記ターゲット指示情報が前記第二の指示情報のみを含む場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行し、
前記ターゲット指示情報が前記第一の指示情報と前記第二の指示情報とを含む場合に、
前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行することと、
前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行することと、
前記第一の指示情報と前記第二の指示情報を受信した順序に基づいて、前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することと、
前記第一のターゲット処理と前記第二のターゲット処理との優先度に基づいて、前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することとのうちの少なくとも一つを実行する。
【0078】
選択的に、前記第一の実行モジュールはさらに、
前記第一の指示情報を受信した時間が前記第二の指示情報を受信した時間よりも早い場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行することと、
前記第二の指示情報を受信した時間が前記第一の指示情報を受信した時間よりも早い場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行することとのうちの少なくとも一つに用いられる。
【0079】
選択的に、前記第一の実行モジュールはさらに、
ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリザーブすることと、
ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立しないこととのうちの少なくとも一つに用いられる。
【0080】
選択的に、前記第一の実行モジュールはさらに、
前記ターゲットリソースをリリースしないことと、
前記ターゲットリソースの構成情報をリザーブすることとのうちの少なくとも一つに用いられる。
【0081】
選択的に、前記ターゲットノードが基地局又はコアネットワーク機能である場合に、前記装置は、
前記ターゲット業務がアクティブ化状態に変化した場合に、
前記ターゲットリソースが存在しない場合に、前記ターゲットリソースを確立することと、
前記ターゲット業務のアクティブ化通知を送信することと、
前記ターゲットリソースが存在せず且つ前記ターゲットリソースに対応する基地局の下で前記ターゲット業務を実行する必要がある端末があると決定した場合に、前記ターゲットリソースを確立することと、
ターゲットリソースに対応する基地局の下で前記ターゲット業務を実行する必要がある端末があると決定した場合に、前記ターゲット業務のアクティブ化通知を送信することとのうちの少なくとも一つを実行するための第二の実行モジュールをさらに含む。
【0082】
本出願の実施例では、ターゲット業務が非アクティブ化状態にある時、対応するターゲット業務の処理方式を決定することにより、ターゲットリソースに対する確立又はリリース又は状態維持の処理を実現し、且つハンドオーバーシナリオでの異なるターゲットリソースと処理方式を応用することにより、リソースの使用効率を向上させる。
【0083】
本出願の実施例におけるリソース処理装置は、装置であってもよく、オペレーティングシステムを有する装置又は電子機器、端末における部材、集積回路、又はチップであってもよい。この装置又は電子機器は、移動端末であってもよく、非移動端末であってもよい。例示的には、移動端末は、以上に列挙された端末11のタイプを含んでもよいが、それらに限らず、非移動端末は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ(Network Attached Storage、NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer、PC)、テレビ(television、TV)、預入支払機又はセルフサービス機などであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
【0084】
本出願の実施例によるリソース処理装置は、
図1から
図2の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0085】
選択的に、本出願の実施例は、ターゲットノードをさらに提供し、前記ターゲットノードは、基地局であってもよく、コアネットワーク機能であってもよく、端末であってもよく、前記通信相手ノードは、基地局であってもよい。
【0086】
選択的に、
図4は、本出願の実施例による通信機器の構造概略図であり、
図4に示すように、本出願の実施例は、通信機器400をさらに提供し、プロセッサ401と、メモリ402と、メモリ402に記憶されており、且つ前記プロセッサ401上で運行できるプログラム又は命令とを含み、例えばこの通信機器400が端末である場合、このプログラム又は命令がプロセッサ401により実行される時、上記リソース処理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。この通信機器400がネットワーク側機器である場合、このプログラム又は命令がプロセッサ401により実行される時、上記リソース処理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0087】
選択的に、ターゲット通信機器は、基地局であってもよく、端末であってもよく、コアネットワーク機能であってもよく、本出願の実施例は、端末をさらに提供し、この端末は、プロセッサと通信インターフェースとを含み、プロセッサは、
ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する場合に、ターゲットリソースに対してターゲット処理を実行するために用いられ、
ここで、前記ターゲット処理は、
第一のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間で前記ターゲット業務に用いられるリソースである第一のターゲット処理と、
第二のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいて前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間でターゲット業務に用いられるリソースである第二のターゲット処理とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第二のターゲット処理は、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてソース基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することと、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてターゲット基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第三のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0088】
この端末の実施例は、上記端末側方法の実施例に対応し、上記方法の実施例の各実施プロセスと実現方式は、この端末の実施例に適用でき、且つ同じ技術的効果を達成することができる。具体的には、
図5は、本出願の実施例の端末を実現するハードウェア構造概略図である。
【0089】
この端末500は、無線周波数ユニット501、ネットワークモジュール502、オーディオ出力ユニット503、入力ユニット504、センサ505、表示ユニット506、ユーザ入力ユニット507、インターフェースユニット508、メモリ509、及びプロセッサ510などのうちの少なくとも一部の部材を含むが、それらに限らない。
【0090】
当業者であれば理解できるように、端末500は、各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ510にロジック的に接続されてもよく、それにより電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。
図5に示す端末構造は、端末に対する限定を構成せず、端末は、図示された部材の数よりも多く又は少ない部材、又はいくつかの部材の組み合わせ、又は異なる部材の配置を含んでもよく、ここでこれ以上説明しない。
【0091】
理解すべきこととして、本出願の実施例では、入力ユニット504は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)5041とマイクロホン5042を含んでもよく、グラフィックスプロセッサ5041は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。表示ユニット506は、表示パネル5061を含んでもよく、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオードなどの形式で表示パネル5061が構成されてもよい。ユーザ入力ユニット507は、タッチパネル5071及び他の入力機器5072を含む。タッチパネル5071は、タッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル5071は、タッチ検出装置とタッチコントローラという二つの部分を含んでもよい。他の入力機器5072は、物理的キーボード、機能キー(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らず、ここでこれ以上説明しない。
【0092】
本出願の実施例では、無線周波数ユニット501は、ネットワーク側機器からの下りリンクのデータを受信した後に、プロセッサ510に処理させ、また、上りリンクのデータをネットワーク側機器に送信する。一般的には、無線周波数ユニット501は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限らない。
【0093】
メモリ509は、ソフトウェアプログラム又は命令及び様々なデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ509は、主にプログラム又は命令記憶領域とデータ記憶領域を含んでもよく、ここで、プログラム又は命令記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム又は命令(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができる。なお、メモリ509は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリを含んでもよく、ここで、非揮発性メモリは、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(Electrically EPROM、EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非揮発性ソリッドステートメモリデバイスであってもよい。
【0094】
プロセッサ510は、一つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。選択的に、プロセッサ510は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを統合してもよい。ここで、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインターフェースとアプリケーションプログラム又は命令などを処理するものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するものであり、例えばベースバンドプロセッサである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ510に統合されなくてもよい。
【0095】
ここで、プロセッサ510は、ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する場合に、ターゲットリソースに対してターゲット処理を実行するために用いられ、
ここで、前記ターゲット処理は、
第一のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間で前記ターゲット業務に用いられるリソースである第一のターゲット処理と、
第二のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいて前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間でターゲット業務に用いられるリソースである第二のターゲット処理とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第二のターゲット処理は、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてソース基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することと、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてターゲット基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第三のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0096】
本出願の実施例では、ターゲット業務が非アクティブ化状態にある時、対応するターゲット業務の処理方式を決定することにより、ターゲットリソースに対する確立又はリリース又は状態維持の処理を実現し、且つハンドオーバーシナリオでの異なるターゲットリソースと処理方式を応用することにより、リソースの使用効率を向上させる。
【0097】
選択的に、前記ターゲットノードは、基地局であり、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能である。
【0098】
選択的に、前記ターゲットノードは、コアネットワーク機能であり、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能である。
【0099】
選択的に、前記ターゲットノードは、コアネットワーク機能であり、前記通信相手ノードは、基地局である。
【0100】
選択的に、前記ターゲットノードは、端末であり、前記通信相手ノードは、基地局である。
【0101】
選択的に、プロセッサ510はさらに、
ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定するために用いられる。
【0102】
選択的に、プロセッサ510はさらに、
前記ターゲットノードが基地局である場合に、前記コアネットワーク機能により送信される第一の指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することと、
前記ターゲットノードがハンドオーバーシナリオにおけるターゲット基地局である場合に、ソース基地局により送信される第二の指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することとのうちの少なくとも一つに用いられる。
【0103】
選択的に、前記第二の指示情報は、
ハンドオーバー要求メッセージHandover Requestと、
Xnインターフェース確立要求メッセージXn SETUP REQUESTと、
ノード構成更新メッセージNG-RAN NODE CONFIGURATION UPDATEとのうちの少なくとも一つに含まれる。
【0104】
選択的に、プロセッサ510はさらに、
前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行するために用いられる。
【0105】
選択的に、プロセッサ510はさらに、
ハンドオーバーシナリオにある場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行するために用いられる。
【0106】
選択的に、プロセッサ510はさらに、
ハンドオーバーシナリオにある場合に、得られた前記ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行するために用いられる。
【0107】
選択的に、プロセッサ510はさらに、以下の少なくとも一つに用いられ、
前記ターゲット指示情報が前記第一の指示情報のみを含む場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行し、
前記ターゲット指示情報が前記第二の指示情報のみを含む場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行し、
前記ターゲット指示情報が前記第一の指示情報と前記第二の指示情報とを含む場合に、
前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行することと、
前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行することと、
前記第一の指示情報と前記第二の指示情報を受信した順序に基づいて、前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することと、
前記第一のターゲット処理と前記第二のターゲット処理との優先度に基づいて、前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することとのうちの少なくとも一つを実行する。
【0108】
選択的に、プロセッサ510はさらに、
前記第一の指示情報を受信した時間が前記第二の指示情報を受信した時間よりも早い場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行することと、
前記第二の指示情報を受信した時間が前記第一の指示情報を受信した時間よりも早い場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行することとのうちの少なくとも一つに用いられる。
【0109】
選択的に、プロセッサ510はさらに、
ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリザーブすることと、
ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立しないこととのうちの少なくとも一つに用いられる。
【0110】
選択的に、プロセッサ510はさらに、
前記ターゲットリソースをリリースしないことと、
前記ターゲットリソースの構成情報をリザーブすることとのうちの少なくとも一つに用いられる。
【0111】
選択的に、プロセッサ510はさらに、
前記ターゲットノードが基地局又はコアネットワーク機能である場合に、
前記ターゲットリソースが存在しない場合に、前記ターゲットリソースを確立することと、
前記ターゲット業務のアクティブ化通知を送信することと、
前記ターゲットリソースが存在せず且つ前記ターゲットリソースに対応する基地局の下で前記ターゲット業務を実行する必要がある端末があると決定した場合に、前記ターゲットリソースを確立することと、
ターゲットリソースに対応する基地局の下で前記ターゲット業務を実行する必要がある端末があると決定した場合に、前記ターゲット業務のアクティブ化通知を送信することとのうちの少なくとも一つを実行するために用いられる。
【0112】
本出願の実施例では、ターゲット業務が非アクティブ化状態にある時、対応するターゲット業務の処理方式を決定することにより、ターゲットリソースに対する確立又はリリース又は状態維持の処理を実現し、且つハンドオーバーシナリオでの異なるターゲットリソースと処理方式を応用することにより、リソースの使用効率を向上させる。
【0113】
本出願の実施例は、ネットワーク側機器(基地局又はコアネットワーク機器)をさらに提供し、この機器は、プロセッサと通信インターフェースとを含み、プロセッサは、ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する場合に、ターゲットリソースに対してターゲット処理を実行するために用いられ、
ここで、前記ターゲット処理は、
第一のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間で前記ターゲット業務に用いられるリソースである第一のターゲット処理と、
第二のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいて前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間でターゲット業務に用いられるリソースである第二のターゲット処理とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第二のターゲット処理は、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてソース基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することと、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてターゲット基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第三のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0114】
このネットワーク側機器の実施例は、上記ネットワーク側機器の方法の実施例に対応し、上記方法の実施例の各実施プロセスと実現方式は、いずれもこのネットワーク側機器の実施例に適用でき、且つ同じ技術的効果を達成することができる。
【0115】
具体的には、本出願の実施例は、基地局をさらに提供する。
図6は、本出願の実施例の基地局を実現するハードウェア構造概略図である。
図6に示すように、この基地局600は、アンテナ601、無線周波数装置602、ベースバンド装置603を含む。アンテナ601と無線周波数装置602とが接続される。上りリンク方向において、無線周波数装置602は、アンテナ601を介して情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置603に送信して処理させる。下りリンク方向において、ベースバンド装置603は、送信する情報を処理し、無線周波数装置602に送信し、無線周波数装置602は、受信した情報を処理した後にアンテナ601を介して送出する。
【0116】
上記周波数帯域処理装置は、ベースバンド装置603に位置してもよく、以上の実施例においてネットワーク側機器により実行される方法は、ベースバンド装置603に実現されてもよく、このベースバンド装置603は、プロセッサ604とメモリ605とを含む。
【0117】
ベースバンド装置603は、例えば少なくとも一つのベースバンドボードを含んでもよく、このベースバンドボード上に複数のチップが設置され、
図6に示すように、そのうちの一つのチップは、例えばプロセッサ604であり、メモリ605と接続されて、メモリ605におけるプログラムを呼び出し、以上の方法の実施例に示すネットワーク機器操作を実行する。
【0118】
このベースバンド装置603は、ネットワークインターフェース606をさらに含んでもよく、無線周波数装置602との情報のやり取りに用いられ、このインターフェースは、例えば共通公衆無線インターフェース(common public radio interface、CPRIと略称)である。
【0119】
具体的には、本発明の実施例のネットワーク側機器は、メモリ605に記憶されており、且つプロセッサ604上で運行できる命令又はプログラムをさらに含み、プロセッサ604は、メモリ605における命令又はプログラムを呼び出し、
図3に示す各モジュールにより実行される方法を実行し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0120】
ここで、プロセッサ610は、ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する場合に、ターゲットリソースに対してターゲット処理を実行するために用いられ、
ここで、前記ターゲット処理は、
第一のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間で前記ターゲット業務に用いられるリソースである第一のターゲット処理と、
第二のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいて前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間でターゲット業務に用いられるリソースである第二のターゲット処理とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第二のターゲット処理は、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてソース基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することと、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてターゲット基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第三のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0121】
本出願の実施例では、ターゲット業務が非アクティブ化状態にある時、対応するターゲット業務の処理方式を決定することにより、ターゲットリソースに対する確立又はリリース又は状態維持の処理を実現し、且つハンドオーバーシナリオでの異なるターゲットリソースと処理方式を応用することにより、リソースの使用効率を向上させる。
【0122】
選択的に、前記ターゲットノードは、基地局であり、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能である。
【0123】
選択的に、前記ターゲットノードは、コアネットワーク機能であり、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能である。
【0124】
選択的に、前記ターゲットノードは、コアネットワーク機能であり、前記通信相手ノードは、基地局である。
【0125】
選択的に、前記ターゲットノードは、端末であり、前記通信相手ノードは、基地局である。
【0126】
選択的に、プロセッサ610はさらに、
ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定するために用いられる。
【0127】
選択的に、プロセッサ610はさらに、
前記ターゲットノードが基地局である場合に、前記コアネットワーク機能により送信される第一の指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することと、
前記ターゲットノードがハンドオーバーシナリオにおけるターゲット基地局である場合に、ソース基地局により送信される第二の指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することとのうちの少なくとも一つに用いられる。
【0128】
選択的に、前記第二の指示情報は、
ハンドオーバー要求メッセージHandover Requestと、
Xnインターフェース確立要求メッセージXn SETUP REQUESTと、
ノード構成更新メッセージNG-RAN NODE CONFIGURATION UPDATEとのうちの少なくとも一つに含まれる。
【0129】
選択的に、プロセッサ610はさらに、
前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行するために用いられる。
【0130】
選択的に、プロセッサ610はさらに、
ハンドオーバーシナリオにある場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行するために用いられる。
【0131】
選択的に、プロセッサ610はさらに、
ハンドオーバーシナリオにある場合に、得られた前記ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行するために用いられる。
【0132】
選択的に、プロセッサ610はさらに、以下の少なくとも一つに用いられ、
前記ターゲット指示情報が前記第一の指示情報のみを含む場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行し、
前記ターゲット指示情報が前記第二の指示情報のみを含む場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行し、
前記ターゲット指示情報が前記第一の指示情報と前記第二の指示情報とを含む場合に、
前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行することと、
前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行することと、
前記第一の指示情報と前記第二の指示情報を受信した順序に基づいて、前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することと、
前記第一のターゲット処理と前記第二のターゲット処理との優先度に基づいて、前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することとのうちの少なくとも一つを実行する。
【0133】
選択的に、プロセッサ610はさらに、
前記第一の指示情報を受信した時間が前記第二の指示情報を受信した時間よりも早い場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行することと、
前記第二の指示情報を受信した時間が前記第一の指示情報を受信した時間よりも早い場合に、前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行することとのうちの少なくとも一つに用いられる。
【0134】
選択的に、プロセッサ610はさらに、
ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリザーブすることと、
ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立しないこととのうちの少なくとも一つに用いられる。
【0135】
選択的に、プロセッサ610はさらに、
前記ターゲットリソースをリリースしないことと、
前記ターゲットリソースの構成情報をリザーブすることとのうちの少なくとも一つに用いられる。
【0136】
選択的に、プロセッサ610はさらに、
前記ターゲットノードが基地局又はコアネットワーク機能である場合に、
前記ターゲットリソースが存在しない場合に、前記ターゲットリソースを確立することと、
前記ターゲット業務のアクティブ化通知を送信することと、
前記ターゲットリソースが存在せず且つ前記ターゲットリソースに対応する基地局の下で前記ターゲット業務を実行する必要がある端末があると決定した場合に、前記ターゲットリソースを確立することと、
ターゲットリソースに対応する基地局の下で前記ターゲット業務を実行する必要がある端末があると決定した場合に、前記ターゲット業務のアクティブ化通知を送信することとのうちの少なくとも一つを実行するために用いられる。
【0137】
本出願の実施例では、ターゲット業務が非アクティブ化状態にある時、対応するターゲット業務の処理方式を決定することにより、ターゲットリソースに対する確立又はリリース又は状態維持の処理を実現し、且つハンドオーバーシナリオでの異なるターゲットリソースと処理方式を応用することにより、リソースの使用効率を向上させる。
【0138】
具体的には、本出願の実施例は、コアネットワーク機能をさらに提供する。
図7は、本出願の実施例のコアネットワーク機能を実現するハードウェア構造概略図である。
図7に示すように、このコアネットワーク機能700は、プロセッサ701、送受信機702、メモリ703、ユーザインターフェース704とバスインターフェースを含み、ここで、
本発明の実施例では、コアネットワーク機能700は、メモリ703に記憶されており、且つプロセッサ701上で運行できるコンピュータプログラムをさらに含み、コンピュータプログラムは、プロセッサ701により実行されて、
図3に示す各モジュールにより実行される方法を実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0139】
図7において、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバスとブリッジを含んでもよく、具体的にはプロセッサ701により代表される一つ又は複数のプロセッサとメモリ703により代表されるメモリの様々な回路でリンクされる。バスアーキテクチャは、周辺機器、電圧レギュレータとパワー管理回路などのような様々な他の回路をリンクしてもよく、これらは、すべて当分野で公知のものであるため、本明細書は、それをさらに記述しない。バスインターフェースは、インターフェースを提供する。送受信機702は、複数の素子であってもよく、即ち送信機と受信機とを含み、伝送媒体で様々な他の装置と通信するためのユニットを提供する。異なるユーザ機器について、ユーザインターフェース704は、必要な機器に外接や内接することができるインターフェースであってもよく、接続された機器は、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロホン、ジョイスティックなどを含むが、それらに限らない。
【0140】
プロセッサ701は、バスアーキテクチャと一般的な処理の管理を担当し、メモリ703は、プロセッサ701の操作の実行時に使用されるデータを記憶している。
【0141】
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記リソース処理方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0142】
ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載の端末におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ可読記憶媒体、例えばコンピュータリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
【0143】
本出願の実施例は、チップをさらに提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、上記リソース処理方法の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0144】
理解すべきこととして、本出願の実施例に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。
【0145】
説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「……を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。なお、指摘すべきこととして、本出願の実施の形態における方法と装置の範囲は、図示又は討論された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行することができるとともに、様々なステップを追加、省略又は組み合わせることができる。また、いくつかの例を参照して記述された特徴は、他の例で組み合わせられることができる。
【0146】
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されることができる。無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者は、より好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案が実質には又は従来の技術に寄与した部分は、コンピュータソフトウェア製品の形式で具現化されてもよく、このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器などであってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。
【0147】
以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施の形態に限らない。上記の具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆で、本出願の趣旨と特許請求の範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【符号の説明】
【0148】
11 端末
12 ネットワーク側機器
200 ステップ
310 第一の実行モジュール
320 通信モジュール
400 通信機器
401 プロセッサ
402 メモリ
500 端末
501 無線周波数ユニット
502 ネットワークモジュール
503 オーディオ出力ユニット
504 入力ユニット
505 センサ
506 表示ユニット
507 ユーザ入力ユニット
508 インターフェースユニット
509 メモリ
510 プロセッサ
600 基地局
601 アンテナ
602 無線周波数装置
603 ベースバンド装置
604 プロセッサ
605 メモリ
606 ネットワークインターフェース
610 プロセッサ
700 コアネットワーク機能
701 プロセッサ
702 送受信機
703 メモリ
704 ユーザインターフェース
5041 グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)
5042 マイクロホン
5061 表示パネル
5071 タッチパネル
5072 入力機器
【手続補正書】
【提出日】2023-12-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
リソース処理方法であって、
ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定する場合に、ターゲットノードがターゲットリソースに対してターゲット処理を実行することを含み、
ここで、前記ターゲット処理は、
第一のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間で前記ターゲット業務に用いられるリソースである第一のターゲット処理と、
第二のターゲット処理であって、前記ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいて前記ターゲットノードと通信相手ノードとの間でターゲット業務に用いられるリソースである第二のターゲット処理とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第二のターゲット処理は、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてソース基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することと、
ターゲットリソースが、ハンドオーバーシナリオにおいてターゲット基地局とコアネットワーク機能との間でターゲット業務に用いられるリソースである場合に、前記ターゲットリソースに対して第三のターゲット処理を採用することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第三のターゲット処理は、
ターゲットノードにより決定される実装と、
前記ターゲットリソースの状態をリザーブすることと、
前記ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリリースすることと、
前記ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立することとのうちの少なくとも一つを含む、リソース処理方法。
【請求項2】
前記の、ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することは、ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することを含む、請求項1に記載のリソース処理方法。
【請求項3】
前記の、ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することは、
前記ターゲットノードが基地局である場合に、前記コアネットワーク機能により送信される第一の指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することと、
前記ターゲットノードがハンドオーバーシナリオにおけるターゲット基地局である場合に、ソース基地局により送信される第二の指示情報に基づいて、前記ターゲット業務が非アクティブ化状態にあると決定することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項2に記載のリソース処理方法。
【請求項4】
前記第二の指示情報は、
ハンドオーバー要求メッセージHandover Requestと、
Xnインターフェース確立要求メッセージXn SETUP REQUESTと、
ノード構成更新メッセージNG-RAN NODE CONFIGURATION UPDATEとのうちの少なくとも一つに含まれる、請求項3に記載のリソース処理方法。
【請求項5】
前記ターゲットノードは、基地局であり、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能であ
り、又は、
前記ターゲットノードは、コアネットワーク機能であり、前記通信相手ノードは、コアネットワーク機能であり、又は、
前記ターゲットノードは、コアネットワーク機能であり、前記通信相手ノードは、基地局であり、又は、
前記ターゲットノードは、端末であり、前記通信相手ノードは、基地局である、請求項1に記載のリソース処理方法。
【請求項6】
前記ターゲットノードがターゲットリソースに対してターゲット処理を実行することは、
前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行すること
、又は、
ハンドオーバーシナリオにある場合に、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行すること、の少なくとも1つを含む、請求項2に記載のリソース処理方法。
【請求項7】
前記ターゲットノードがターゲットリソースに対してターゲット処理を実行することは、
ハンドオーバーシナリオにある場合に、前記ターゲットノードが得られた前記ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することを含む、請求項
4に記載のリソース処理方法。
【請求項8】
得られた前記ターゲット指示情報に基づいて、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することは、以下の少なくとも一つを含み、
前記ターゲット指示情報が前記第一の指示情報のみを含む場合に、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行し、
前記ターゲット指示情報が前記第二の指示情報のみを含む場合に、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行し、
前記ターゲット指示情報が前記第一の指示情報と前記第二の指示情報とを含む場合に、
前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行することと、
前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行することと、
前記第一の指示情報と前記第二の指示情報を受信した順序に基づいて、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することと、
前記第一のターゲット処理と前記第二のターゲット処理との優先度に基づいて、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記ターゲット処理を実行することとのうちの少なくとも一つを実行する、請求項
7に記載のリソース処理方法。
【請求項9】
前記の、前記第一の指示情報と前記第二の指示情報を受信した順序に基づいて、前記ターゲットリソースに対してターゲット処理を実行することは、
前記第一の指示情報を受信した時間が前記第二の指示情報を受信した時間よりも早い場合に、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第一のターゲット処理を実行することと、
前記第二の指示情報を受信した時間が前記第一の指示情報を受信した時間よりも早い場合に、前記ターゲットノードが前記ターゲットリソースに対して前記第二のターゲット処理を実行することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項
8に記載のリソース処理方法。
【請求項10】
前記の、ターゲットリソースの状態をリザーブすることは、
ターゲットリソースがすでに確立されている場合に、前記ターゲットリソースをリザーブすることと、
ターゲットリソースがまだ確立されていない場合に、前記ターゲットリソースを確立しないこととのうちの少なくとも一つを含
み、前記の、前記ターゲットリソースをリザーブすることは、
前記ターゲットリソースをリリースしないことと、
前記ターゲットリソースの構成情報をリザーブすることとのうちの少なくとも一つを含む、請求項2に記載のリソース処理方法。
【請求項11】
前記ターゲットノードが基地局又はコアネットワーク機能である場合に、前記方法は、以下をさらに含み、
前記ターゲット業務がアクティブ化状態に変化した場合に、
前記ターゲットリソースが存在しない場合に、前記ターゲットリソースを確立することと、
前記ターゲット業務のアクティブ化通知を送信することと、
前記ターゲットリソースが存在せず且つ前記ターゲットリソースに対応する基地局の下で前記ターゲット業務を実行する必要がある端末があると決定した場合に、前記ターゲットリソースを確立することと、
ターゲットリソースに対応する基地局の下で前記ターゲット業務を実行する必要がある端末があると決定した場合に、前記ターゲット業務のアクティブ化通知を送信することとのうちの少なくとも一つを実行する、請求項
2に記載のリソース処理方法。
【請求項12】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から
11のいずれか1項に記載のリソース処理方法のステップを実現する、ターゲットノード。
【請求項13】
プログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1から
11のいずれか1項に記載のリソース処理方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【請求項14】
プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、請求項1から
11のいずれか1項に記載のリソース処理方法のステップを実現するために用いられる、チップ。
【請求項15】
非一時的記憶媒体に記憶されており、少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、請求項1から
11のいずれか1項に記載のリソース処理方法のステップを実現する、コンピュータプログラム。
【国際調査報告】