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特表2024-522087アバターステッカーエディタユーザインタフェース
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-06-11
(54)【発明の名称】アバターステッカーエディタユーザインタフェース
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/04842 20220101AFI20240604BHJP
【FI】
G06F3/04842
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023572180
(86)(22)【出願日】2022-05-18
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2024-06-03
(85)【翻訳文提出日】2023-11-21
(86)【国際出願番号】 US2022029811
(87)【国際公開番号】W WO2022245928
(87)【国際公開日】2022-11-24
(31)【優先権主張番号】63/191,864
(32)【優先日】2021-05-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】17/746,179
(32)【優先日】2022-05-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
2.BLUETOOTH
3.Linux
4.UNIX
5.OS X
6.WINDOWS
7.VXWORKS
8.FIREWIRE
9.JAVA
10.JAVASCRIPT
11.Yahoo!ウィジェット
12.Blu-ray
(71)【出願人】
【識別番号】503260918
【氏名又は名称】アップル インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】Apple Inc.
【住所又は居所原語表記】One Apple Park Way,Cupertino, California 95014, U.S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100139712
【弁理士】
【氏名又は名称】那須 威夫
(74)【代理人】
【識別番号】100170209
【弁理士】
【氏名又は名称】林 陽和
(72)【発明者】
【氏名】トリヴェリオ マルコ
(72)【発明者】
【氏名】フォルセル リサ ケイ
(72)【発明者】
【氏名】ペイン マドリン
(72)【発明者】
【氏名】サルズマン ポール ダブリュ
(72)【発明者】
【氏名】ファン オース マルセル
(72)【発明者】
【氏名】ウィルソン クリストファー アイ
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA27
5E555AA64
5E555BA04
5E555BB04
5E555BC17
5E555BC18
5E555CA12
5E555CA42
5E555CB12
5E555CB34
5E555CB42
5E555CB45
5E555CB66
5E555CB67
5E555CC05
5E555CC22
5E555DB11
5E555DB18
5E555DB32
5E555DB53
5E555DC05
5E555DC18
5E555DC19
5E555DC30
5E555EA22
5E555FA00
(57)【要約】
本開示は概して、アバターを編集するためのユーザインタフェースに関する。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースは、アバター及びアバターステッカーを編集するために示される。いくつかの実施形態では、1つ以上のアバター特徴の色を編集するためのユーザインタフェースが示される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて、
前記表示生成構成要素を介して、アバター編集インタフェースであって、
複数のアバター特徴を有する仮想アバターの表現であって、前記仮想アバターは、第1のポーズの前記仮想アバターを示す第1のアバターステッカーと、前記第1のポーズとは異なる第2のポーズの前記仮想アバターを示す第2のアバターステッカーとを含むステッカーのセットに関連付けられている、仮想アバターの表現と、
前記仮想アバターの前記表現において見える前記複数のアバター特徴のうちの第1のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセットと、
を含む、アバター編集インタフェースを表示することと、
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記複数のアバター特徴のうちの第2のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出することと、
前記入力を検出したことに応じて、
前記第2のアバター特徴を含み、前記仮想アバターの外観に基づく外観を有する前記第1のアバターステッカーの表現を表示することと、
前記第1のアバターステッカーにおいて見える前記アバター特徴のうちの1つ以上を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを表示することと、
を含んで、前記アバター編集インタフェースの表示を更新することと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記第1のポーズの前記仮想アバターを示す前記第1のアバターステッカーが、前記アバター編集インタフェースに表示されている前記仮想アバターの前記表現において見えない前記仮想アバターの第1の部分を含み、
前記第2のポーズの前記仮想アバターを示す前記第2のアバターステッカーが、前記アバター編集インタフェースに表示されている前記仮想アバターの前記表現において見えない前記仮想アバターの第2の部分を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1のアバターステッカーの前記表現を表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、第2の入力を検出することと、
前記第2の入力を検出したことに応じて、前記第2のアバター特徴を含み、前記仮想アバターの外観に基づく外観を有する前記第2のアバターステッカーの表現を表示することと、
を更に含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
第1の外観を有する前記第2のアバターステッカーの前記表現を表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記仮想アバターの外観を変更する要求に対応する入力を含む1つ以上の入力のセットを検出することと、
前記1つ以上の入力のセットを検出したことに応じて、前記第1の外観とは異なる第2の外観を有し、前記仮想アバターの前記外観を変更するための前記要求に基づく前記第2のアバターステッカーの前記表現を表示することと、
を更に含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記複数のアバター特徴のうちの第3のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出することと、
前記複数のアバター特徴のうちの前記第3のアバター特徴に対する編集オプションを表示する前記要求に対応する前記入力を検出したことに応じて、前記第3のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第3のセットを表示することと、
を更に含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のアバターステッカーの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記複数のアバター特徴のうちの第4のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出することと、
前記複数のアバター特徴のうちの前記第4のアバター特徴に対する編集オプションを表示する前記要求に対応する前記入力を検出したことに応じて、前記第4のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第4のセットを表示することと、
を更に含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のアバター特徴の第1の外観を有する前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第1のセット内の前記グラフィカルインタフェースオブジェクトのうちの1つの選択を検出することと、
1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第1のセット内の前記グラフィカルインタフェースオブジェクトのうちの1つの前記選択を検出したことに応じて、前記第1の外観とは異なり、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第1のセット内の前記選択されたグラフィカルインタフェースオブジェクトに基づく前記第1のアバター特徴の第2の外観を有する前記仮想アバターの前記表現を表示することと、
を更に含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記第2のアバター特徴の第1の外観を有する前記第1のアバターステッカーの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第2のセット内の前記グラフィカルインタフェースオブジェクトのうちの1つの選択を検出することと、
前記選択を検出したことに応じて、前記第1の外観とは異なり、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第2のセット内の前記選択されたグラフィカルインタフェースオブジェクトに基づく前記第2のアバター特徴の第2の外観を有する前記第1のアバターステッカーの前記表現を表示することと、
を更に含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記第2のアバター特徴が、アバターの衣類を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第2のアバター特徴が、アバターの腕を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示することが、前記仮想アバターの前記表現のアニメーションを表示することを含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
前記仮想アバターの前記表現の前記アニメーションが、前記コンピュータシステムに関連付けられた1つ以上のカメラによって検出される顔に基づいている、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第1のアバターステッカーの前記表現が静的である、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示することが、前記仮想アバターの前記表現を前記仮想アバターの第1の顔のポーズと共に表示することを含み、前記方法は、
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを前記仮想アバターの前記第1の顔のポーズと共に表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、第1の入力を検出することと、
前記第1の入力を検出したことに応じて、前記仮想アバターの前記表現を、前記仮想アバターの前記第1の顔のポーズから、前記第1の顔のポーズとは異なる前記仮想アバターの第2の顔のポーズに遷移させることと、
を更に含む、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
ステッカーの前記セット内の個別のアバターステッカーの表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、所定の時間量の満了を検出することと、
前記所定の時間量の満了を検出したことに応じて、前記個別のアバターステッカーとは異なるステッカーの前記セット内の後続のアバターステッカーの表現を表示することと、
を更に含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項16】
ステッカーの前記セットが、編集のために現在選択されている個別のアバター特徴を示す1つ以上のアバターステッカーと、編集のために現在選択されている前記個別のアバター特徴を示さない1つ以上のアバターステッカーとを含み、
前記個別のアバターステッカー及び前記後続のアバターステッカーは、前記個別のアバター特徴を示す複数のステッカーを含み、前記個別のアバター特徴を示さないステッカーを含まない、アバターステッカーの第1のサブセットから選択される、
請求項15に記載の方法。
【請求項17】
ステッカーの前記セットからのステッカーの表現を表示している間に、前記複数のアバター特徴のうちの第5のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出することと、
前記第5のアバター特徴に対する編集オプションを表示する前記要求に対応する前記入力を検出したことに応じて、前記第5のアバター特徴を示す複数のステッカーを含み、前記第5のアバター特徴を示さないステッカーを含まない、アバターステッカーの第2のサブセットから選択された第1のステッカーの表現を表示することと、
を更に含む、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記アバター編集インタフェースの表示を更新することが、前記第1のアバターステッカーの前記表現に遷移する前記仮想アバターの前記表現のアニメーションを表示することを含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
前記第1のアバターステッカーの前記表現に遷移する前記仮想アバターの前記表現の前記アニメーションが、前記仮想アバターの前記表現のズームレベルを調整することと、前記仮想アバターの前記表現の前記ズームレベルを調整した後に、前記第1のアバターステッカーの前記表現を表示することとを含む、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記第1のアバターステッカーの前記表現に遷移する前記仮想アバターの前記表現の前記アニメーションが、前記第1のアバターステッカーの前記表現に示される前記第1のポーズに移動する前記仮想アバターの前記表現の顔の特徴を表示することを含む、請求項18又は19に記載の方法。
【請求項21】
前記表示生成構成要素を介して、第1の参加者と第2の参加者との間の会話のためのメッセージングインタフェースを表示することであって、前記メッセージングインタフェースは、ステッカーの前記セット内に1つ以上のアバターステッカーを含むステッカー表示領域を含み、前記アバターステッカーは、個別のアバターステッカーを前記会話に追加するプロセスを開始するために選択可能である、表示すること
を更に含む、請求項1から20のいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
前記ステッカー表示領域が、前記第1アバターステッカー及び前記第2アバターステッカーを含むステッカーの前記セット内のステッカーとは異なる1つ以上のステッカーを含む前記仮想アバターに基づいて、ステッカーの第2セットからの1つ以上のステッカーを含む、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムが、請求項1から22のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項24】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムであって、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、
を備え、前記1つ以上のプログラムが、請求項1から22のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、コンピュータシステム。
【請求項25】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムであって、
請求項1から22のいずれか一項に記載の方法を実行する手段
を備える、コンピュータシステム。
【請求項26】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムであって、請求項1から22いずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む1つ以上のプログラムを備える、コンピュータプログラム製品。
【請求項27】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
前記表示生成構成要素を介して、アバター編集インタフェースであって、
複数のアバター特徴を有する仮想アバターの表現であって、前記仮想アバターは、第1のポーズの前記仮想アバターを示す第1のアバターステッカーと、前記第1のポーズとは異なる第2のポーズの前記仮想アバターを示す第2のアバターステッカーとを含むステッカーのセットに関連付けられている、仮想アバターの表現と、
前記仮想アバターの前記表現において見える前記複数のアバター特徴のうちの第1のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセットと、
を含む、アバター編集インタフェースを表示し、
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記複数のアバター特徴のうちの第2のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出し、
前記入力を検出したことに応じて、
前記第2のアバター特徴を含み、前記仮想アバターの外観に基づく外観を有する前記第1のアバターステッカーの表現を表示することと、
前記第1のアバターステッカーにおいて見える前記アバター特徴のうちの1つ以上を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを表示することと、
を含んで、前記アバター編集インタフェースの表示を更新する、
命令を含む、
非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項28】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムであって、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、
を備え、前記1つ以上のプログラムが、
前記表示生成構成要素を介して、アバター編集インタフェースであって、
複数のアバター特徴を有する仮想アバターの表現であって、前記仮想アバターは、第1のポーズの前記仮想アバターを示す第1のアバターステッカーと、前記第1のポーズとは異なる第2のポーズの前記仮想アバターを示す第2のアバターステッカーとを含むステッカーのセットに関連付けられている、仮想アバターの表現と、
前記仮想アバターの前記表現において見える前記複数のアバター特徴のうちの第1のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセットと、
を含む、アバター編集インタフェースを表示し、
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記複数のアバター特徴のうちの第2のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出し、
前記入力を検出したことに応じて、
前記第2のアバター特徴を含み、前記仮想アバターの外観に基づく外観を有する前記第1のアバターステッカーの表現を表示することと、
前記第1のアバターステッカーにおいて見える前記アバター特徴のうちの1つ以上を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを表示することと、
を含んで、前記アバター編集インタフェースの表示を更新する、
命令を含む、
コンピュータシステム。
【請求項29】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムであって、
前記表示生成構成要素を介して、アバター編集インタフェースであって、
複数のアバター特徴を有する仮想アバターの表現であって、前記仮想アバターは、第1のポーズの前記仮想アバターを示す第1のアバターステッカーと、前記第1のポーズとは異なる第2のポーズの前記仮想アバターを示す第2のアバターステッカーとを含むステッカーのセットに関連付けられている、仮想アバターの表現と、
前記仮想アバターの前記表現において見える前記複数のアバター特徴のうちの第1のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセットと、
を含む、アバター編集インタフェースを表示する手段と、
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記複数のアバター特徴のうちの第2のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出する手段と、
前記入力を検出したことに応じて、
前記第2のアバター特徴を含み、前記仮想アバターの外観に基づく外観を有する前記第1のアバターステッカーの表現を表示することと、
前記第1のアバターステッカーにおいて見える前記アバター特徴のうちの1つ以上を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを表示することと、
を含んで、前記アバター編集インタフェースの表示を更新する手段と、
を含む、コンピュータシステム。
【請求項30】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを備えるコンピュータプログラム製品であって、前記1つ以上のプログラムが、
前記表示生成構成要素を介して、アバター編集インタフェースであって、
複数のアバター特徴を有する仮想アバターの表現であって、前記仮想アバターは、第1のポーズの前記仮想アバターを示す第1のアバターステッカーと、前記第1のポーズとは異なる第2のポーズの前記仮想アバターを示す第2のアバターステッカーとを含むステッカーのセットに関連付けられている、仮想アバターの表現と、
前記仮想アバターの前記表現において見える前記複数のアバター特徴のうちの第1のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセットと、
を含む、アバター編集インタフェースを表示し、
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記複数のアバター特徴のうちの第2のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出し、
前記入力を検出したことに応じて、
前記第2のアバター特徴を含み、前記仮想アバターの外観に基づく外観を有する前記第1のアバターステッカーの表現を表示することと、
前記第1のアバターステッカーにおいて見える前記アバター特徴のうちの1つ以上を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを表示することと、
を含んで、前記アバター編集インタフェースの表示を更新する、
命令を含む、
コンピュータプログラム製品。
【請求項31】
方法であって、
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて、
前記表示生成構成要素を介して、アバター編集インタフェースであって、
仮想アバターの表現であって、前記仮想アバターの前記表現が第1のアバター特徴を含み、前記第1のアバター特徴が第1の色を含む、仮想アバターの表現と、
第2の色を含むように前記第1のアバター特徴の外観を修正するためのプロセスを開始するために選択可能な第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトと、
前記第1のアバター特徴の特性を修正するための複数の選択可能なオプションであって、前記複数の選択可能なオプションは前記第1のアバター特徴のそれぞれの表現を含み、前記第1のアバター特徴は前記第1の色を含む、複数の選択可能なオプションと、
を含む、アバター編集インタフェースを表示することと、
前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出することと、
前記第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた前記入力を検出したことに応じて、
前記仮想アバターの更新された表現を表示することであって、前記仮想アバターの前記更新された表現が前記第1のアバター特徴を含み、前記第1のアバター特徴が前記第1の色及び前記第2の色を含む、表示することと、
更新された複数の選択可能なオプションを表示することであって、前記更新された複数の選択可能なオプションは、前記第1のアバター特徴のそれぞれの更新された表現を含み、前記第1のアバター特徴が前記第1の色及び前記第2の色を含む、表示することと、
前記入力を検出する前に表示されなかった前記第2の色を修正するためのコントロールを表示することと、
を含んで、前記アバター編集インタフェースの表示を更新することと、
を含む、方法。
【請求項32】
前記第2の色が、前記第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた前記入力を検出したことに応じて、色オプションのセットから選択される、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記アバター編集インタフェースの表示を更新することが、第3の色を含むように前記第1のアバター特徴の前記外観を修正するためのプロセスを開始するために選択可能な第2のグラフィカルインタフェースオブジェクトを表示することを含む、請求項31又は32に記載の方法。
【請求項34】
前記アバター編集インタフェースの表示を更新した後、前記アバター編集インタフェースが、前記第1のアバター特徴の第1の部分に関連付けられた第1の選択可能なオブジェクトと、前記第1のアバター特徴の第2の部分に関連付けられた第2の選択可能なオブジェクトとを含み、前記方法は、
第4の色の選択を含む1つ以上の入力のセットを受信することと、
前記第4の色の選択を含む1つ以上の入力の前記セットを受信したことに応じて、前記第4の色を有する前記第1のアバター特徴を表示することであって、
前記第4の色が選択されたときに前記第1の選択可能オブジェクトが選択状態にあるという判定に従って、前記第4の色を有する前記アバター特徴の前記第1の部分を表示することと、
前記第4の色が選択されたときに前記第2の選択可能オブジェクトが選択状態にあるという判定に従って、前記第4の色を有する前記アバター特徴の前記第2の部分を表示することと、
を含んで表示することと、
を更に含む、請求項31から33のいずれか一項に記載の方法。
【請求項35】
前記複数の選択可能なオプションを表示することは、前記表示生成構成要素に対して第1の位置に前記複数の選択可能なオプションを表示することを含み、前記更新された複数の選択可能なオプションを表示することは、前記ユーザインタフェースの第1の領域に前記更新された複数の選択可能なオプションを表示することを含み、前記方法は、
前記アバター編集インタフェースの表示を更新した後、1つ以上の入力のセットを受信することと、
1つ以上の入力の前記セットを受信したことに応じて、前記仮想アバターの前記表現を更新することであって、
1つ以上の入力の前記セットが、前記第1のアバター特徴の前記第1の色を変更する要求に対応する入力を含むという判定に従って、前記複数の選択可能なオプションを前記ユーザインタフェースの前記第1の領域に表示している間に、前記第1のアバター特徴の前記第1の色を変更することと、
1つ以上の入力の前記セットが、前記第1のアバター特徴の前記第2の色を変更する要求に対応する入力を含むという判定に従って、前記更新された複数の選択可能なオプションを前記ユーザインタフェースの前記第1の領域に表示している間に、前記第1のアバター特徴の前記第2の色を変更することと、
を含んで、更新することと、
を更に含む、請求項31から34のいずれか一項に記載の方法。
【請求項36】
前記入力を検出する前に表示されなかった前記第2の色を修正するための前記コントロールを表示することが、前記第1のアバター特徴から前記第2の色を除去するためのプロセスを開始するために選択可能なオプションを表示することを含み、
前記第1のアバター特徴から前記第2の色を除去するためのプロセスを開始するために選択可能な前記オプションは、前記第1のアバター特徴が前記第2の色を含む間に表示される、
請求項31から35のいずれか一項に記載の方法。
【請求項37】
前記第1のアバター特徴が、前記仮想アバターのアクセサリである、請求項31から36のいずれか一項に記載の方法。
【請求項38】
前記第1のアバター特徴が、前記仮想アバターの身体の一部である、請求項31から36のいずれか一項に記載の方法。
【請求項39】
前記第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトを含む前記アバター編集インタフェースを表示することが、
前記第1のアバター特徴が第1のタイプのアバター特徴であるという判定に従って、前記第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトは、前記第1のタイプのアバター特徴に基づく第1のテキストを含み、
前記第1のアバター特徴が前記第1のタイプのアバター特徴とは異なる第2のタイプのアバター特徴であるという判定に従って、前記第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトは、前記第1のテキストとは異なり、前記第2のタイプのアバター特徴に基づく、第2のテキストを含む、
ということを含む、請求項31から38のいずれか一項に記載の方法。
【請求項40】
前記第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた前記入力を検出する前に、
前記アバター編集インタフェースは、前記第1の色を修正するためのコントロールを含み、
前記第1の色を修正するための前記コントロールは、第3のテキストを含み、
前記アバター編集インタフェースの表示を更新することは、前記第3のテキストとは異なる第4のテキストを有する前記第1の色を修正するための前記コントロールを表示することを含む、
請求項31から39のいずれか一項に記載の方法。
【請求項41】
前記第1のアバター特徴がアバターの髪を含み、
前記入力を検出する前に表示されなかった前記第2の色を修正するための前記コントロールを表示することが、アバターの髪ハイライトスタイルを第1のハイライトスタイルから、前記第1のスタイルとは異なる第2のハイライトスタイルに変更するために選択可能な1つ以上のアバターの髪ハイライトスタイルオプションを表示することを含む、
請求項31から40のいずれか一項に記載の方法。
【請求項42】
前記1つ以上のアバターの髪ハイライトスタイルオプションを表示することが、
前記第2の色と、前記1つ以上のアバターの髪ハイライトスタイルオプションのうちの第1のアバターの髪ハイライトスタイルオプションに対応する第1の髪ハイライトスタイルとを有する前記仮想アバターの第1の表現を表示することと、
前記第2の色と、前記1つ以上のアバターの髪ハイライトスタイルオプションのうちの第2のアバターの髪ハイライトスタイルオプションに対応する第2の髪ハイライトスタイルとを有する前記仮想アバターの第2の表現を表示することと、
を含む、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
1つ以上のアバターの髪ハイライトスタイルオプションを表示することが、
前記第1の髪ハイライトスタイルの指示を表示することと、
前記第2の髪ハイライトスタイルの指示を表示することと、
を含む、請求項41又は42に記載の方法。
【請求項44】
前記入力を検出する前に表示されなかった前記第2の色を修正するための前記コントロールを表示することが、前記第2の色を修正するように調整可能な選択可能要素を有する色スライダを表示することを含み、前記方法は、
前記選択可能要素を前記色スライダ上の第1の位置に調整する要求に対応する入力を受信することと、
前記選択可能要素を前記色スライダ上の前記第1の位置に調整する要求に対応する前記入力を受信したことに応じて、
第1のセットの基準が満たされるという判定に従って、前記選択可能要素を、前記第1の位置とは異なり、前記第1の色に対応する、前記色スライダ上の第2の位置に調整することと、
前記第1のセットの基準が満たされていないという判定に従って、前記選択可能要素を前記色スライダ上の前記第1の位置に調整することと、
を更に含む、請求項31から43のいずれか一項に記載の方法。
【請求項45】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムが、請求項31から44のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項46】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムであって、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、
を備え、前記1つ以上のプログラムが、請求項31から44のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、コンピュータシステム。
【請求項47】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムであって、
請求項31から44のいずれか一項に記載の方法を実行する手段
を備える、コンピュータシステム。
【請求項48】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムであって、前記1つ以上のプログラムが、請求項31から44いずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、コンピュータプログラム製品。
【請求項49】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
前記表示生成構成要素を介して、アバター編集インタフェースであって、
仮想アバターの表現であって、前記仮想アバターの前記表現が第1のアバター特徴を含み、前記第1のアバター特徴が第1の色を含む、仮想アバターの表現と、
第2の色を含むように前記第1のアバター特徴の外観を修正するためのプロセスを開始するために選択可能な第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトと、
前記第1のアバター特徴の特性を修正するための複数の選択可能なオプションであって、前記複数の選択可能なオプションは前記第1のアバター特徴のそれぞれの表現を含み、前記第1のアバター特徴は前記第1の色を含む、複数の選択可能なオプションと、
を含む、アバター編集インタフェースを表示し、
前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出し、
前記第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた前記入力を検出したことに応じて、
前記仮想アバターの更新された表現を表示することであって、前記仮想アバターの前記更新された表現が前記第1のアバター特徴を含み、前記第1のアバター特徴が前記第1の色及び前記第2の色を含む、表示することと、
更新された複数の選択可能なオプションを表示することであって、前記更新された複数の選択可能なオプションは、前記第1のアバター特徴のそれぞれの更新された表現を含み、前記第1のアバター特徴が前記第1の色及び前記第2の色を含む、表示することと、
前記入力を検出する前に表示されなかった前記第2の色を修正するためのコントロールを表示することと、
を含んで、前記アバター編集インタフェースの表示を更新する、
命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項50】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムであって、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、
を備え、前記1つ以上のプログラムが、
前記表示生成構成要素を介して、アバター編集インタフェースであって、
仮想アバターの表現であって、前記仮想アバターの前記表現が第1のアバター特徴を含み、前記第1のアバター特徴が第1の色を含む、仮想アバターの表現と、
第2の色を含むように前記第1のアバター特徴の外観を修正するためのプロセスを開始するために選択可能な第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトと、
前記第1のアバター特徴の特性を修正するための複数の選択可能なオプションであって、前記複数の選択可能なオプションは前記第1のアバター特徴のそれぞれの表現を含み、前記第1のアバター特徴は前記第1の色を含む、複数の選択可能なオプションと、
を含む、アバター編集インタフェースを表示し、
前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出し、
前記第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた前記入力を検出したことに応じて、
前記仮想アバターの更新された表現を表示することであって、前記仮想アバターの前記更新された表現が前記第1のアバター特徴を含み、前記第1のアバター特徴が前記第1の色及び前記第2の色を含む、表示することと、
更新された複数の選択可能なオプションを表示することであって、前記更新された複数の選択可能なオプションは、前記第1のアバター特徴のそれぞれの更新された表現を含み、前記第1のアバター特徴が前記第1の色及び前記第2の色を含む、表示することと、
前記入力を検出する前に表示されなかった前記第2の色を修正するためのコントロールを表示することと、
を含んで、前記アバター編集インタフェースの表示を更新する、
命令を含む、
コンピュータシステム。
【請求項51】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムであって、
前記表示生成構成要素を介して、アバター編集インタフェースであって、
仮想アバターの表現であって、前記仮想アバターの前記表現が第1のアバター特徴を含み、前記第1のアバター特徴が第1の色を含む、仮想アバターの表現と、
第2の色を含むように前記第1のアバター特徴の外観を修正するためのプロセスを開始するために選択可能な第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトと、
前記第1のアバター特徴の特性を修正するための複数の選択可能なオプションであって、前記複数の選択可能なオプションは前記第1のアバター特徴のそれぞれの表現を含み、前記第1のアバター特徴は前記第1の色を含む、複数の選択可能なオプションと、
を含む、アバター編集インタフェースを表示する手段と、
前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出する手段と、
前記第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた前記入力を検出したことに応じて、
前記仮想アバターの更新された表現を表示することであって、前記仮想アバターの前記更新された表現が前記第1のアバター特徴を含み、前記第1のアバター特徴が前記第1の色及び前記第2の色を含む、表示することと、
更新された複数の選択可能なオプションを表示することであって、前記更新された複数の選択可能なオプションは、前記第1のアバター特徴のそれぞれの更新された表現を含み、前記第1のアバター特徴が前記第1の色及び前記第2の色を含む、表示することと、
前記入力を検出する前に表示されなかった前記第2の色を修正するためのコントロールを表示することと、
を含んで、前記アバター編集インタフェースの表示を更新する、手段と、
を含む、コンピュータシステム。
【請求項52】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを備えるコンピュータプログラム製品であって、前記1つ以上のプログラムが、
前記表示生成構成要素を介して、アバター編集インタフェースであって、
仮想アバターの表現であって、前記仮想アバターの前記表現が第1のアバター特徴を含み、前記第1のアバター特徴が第1の色を含む、仮想アバターの表現と、
第2の色を含むように前記第1のアバター特徴の外観を修正するためのプロセスを開始するために選択可能な第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトと、
前記第1のアバター特徴の特性を修正するための複数の選択可能なオプションであって、前記複数の選択可能なオプションは前記第1のアバター特徴のそれぞれの表現を含み、前記第1のアバター特徴は前記第1の色を含む、複数の選択可能なオプションと、
を含む、アバター編集インタフェースを表示し、
前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出し、
前記第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた前記入力を検出したことに応じて、
前記仮想アバターの更新された表現を表示することであって、前記仮想アバターの前記更新された表現が前記第1のアバター特徴を含み、前記第1のアバター特徴が前記第1の色及び前記第2の色を含む、表示することと、
更新された複数の選択可能なオプションを表示することであって、前記更新された複数の選択可能なオプションは、前記第1のアバター特徴のそれぞれの更新された表現を含み、前記第1のアバター特徴が前記第1の色及び前記第2の色を含む、表示することと、
前記入力を検出する前に表示されなかった前記第2の色を修正するためのコントロールを表示することと、
を含んで、前記アバター編集インタフェースの表示を更新する、
命令を含む、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年5月21日に出願された「AVATAR STICKER EDITOR USER INTERFACES」と題する米国仮特許出願第63/191,864号、及び2022年5月17日に出願された「AVATAR STICKER EDITOR USER INTERFACES」と題する米国特許出願第17/746,179号の利益を主張する。これらの出願の内容は、全体が、参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本開示は、一般に、コンピュータユーザインタフェースに関し、より具体的には、アバターを編集するための技術に関する。
【背景技術】
【0003】
アバターは、電子デバイスのユーザを表すために使用される。アバターは、ユーザの外観を表すことができ、あるいはユーザの理想化された表現又は完全に架空の表現を表すことができる。その後、アバターは、他のユーザへのアバターの外観が、ユーザとの関連付け又はリンクをトリガするように、ユーザに関連付けられ得る。マルチメディア通信における使用を含む、このような用途のために、アバターを作成し、編集することができる。
【発明の概要】
【0004】
しかし、電子デバイスを使用してアバターを編集する一部の技術は、概して面倒であり、非効率である。例えば、いくつかの既存の技術では、複数回のキー押圧又は打鍵を含む場合がある、複雑かつ時間のかかるユーザインタフェースが使用されている。既存の技術は、必要以上の時間を要し、ユーザの時間及びデバイスのエネルギを浪費する。この後者の考慮事項は、バッテリ動作式デバイスにおいて特に重要である。
【0005】
したがって、本技術は、アバターステッカーを編集するための、より速く、より効率的な方法及びインタフェースを電子デバイスに提供する。このような方法及びインタフェースは、アバターを編集する他の方法を任意選択的に補完するか、又は置き換える。そのような方法及びインタフェースは、ユーザにかかる認識的負担を低減し、より効率的なヒューマン-マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式コンピューティングデバイスの場合、そのような方法及びインタフェースは、電力を節約し、バッテリ充電の間隔を長くする。
【0006】
いくつかの実施形態によれば、方法が記載される。本方法は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて実行される。この方法は、表示生成構成要素を介して、複数のアバター特徴を有する仮想アバターの表現であって、仮想アバターは、第1のポーズの仮想アバターを示す第1のアバターステッカーと、第1のポーズとは異なる第2のポーズの仮想アバターを示す第2のアバターステッカーとを含むステッカーのセットに関連付けられている、仮想アバターの表現と、仮想アバターの表現において見える複数のアバター特徴のうちの第1のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセットと、を含む、アバター編集インタフェースを表示することと、仮想アバターの表現を含むアバター編集インタフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、複数のアバター特徴のうちの第2のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出することと、入力を検出したことに応じて、第2のアバター特徴を含み、仮想アバターの外観に基づく外観を有する第1のアバターステッカーの表現を表示することと、第1のアバターステッカーにおいて見えるアバター特徴のうちの1つ以上を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを表示することと、を含んで、アバター編集インタフェースの表示を更新することと、を含む。
【0007】
いくつかの実施形態によれば、非一時的コンピュータ可読記憶媒体が記載される。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、表示生成構成要素を介して、複数のアバター特徴を有する仮想アバターの表現であって、仮想アバターは、第1のポーズの仮想アバターを示す第1のアバターステッカーと、第1のポーズとは異なる第2のポーズの仮想アバターを示す第2のアバターステッカーとを含むステッカーのセットに関連付けられている、仮想アバターの表現と、仮想アバターの表現において見える複数のアバター特徴のうちの第1のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセットと、を含む、アバター編集インタフェースを表示し、仮想アバターの表現を含むアバター編集インタフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、複数のアバター特徴のうちの第2のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出し、入力を検出したことに応じて、第2のアバター特徴を含み、仮想アバターの外観に基づく外観を有する第1のアバターステッカーの表現を表示することと、第1のアバターステッカーにおいて見えるアバター特徴のうちの1つ以上を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを表示することと、を含んで、アバター編集インタフェースの表示を更新する、命令を含む。
【0008】
いくつかの実施形態によれば、一時的コンピュータ可読記憶媒体が記載される。一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、表示生成構成要素を介して、複数のアバター特徴を有する仮想アバターの表現であって、仮想アバターは、第1のポーズの仮想アバターを示す第1のアバターステッカーと、第1のポーズとは異なる第2のポーズの仮想アバターを示す第2のアバターステッカーとを含むステッカーのセットに関連付けられている、仮想アバターの表現と、仮想アバターの表現において見える複数のアバター特徴のうちの第1のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセットと、を含む、アバター編集インタフェースを表示し、仮想アバターの表現を含むアバター編集インタフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、複数のアバター特徴のうちの第2のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出し、入力を検出したことに応じて、第2のアバター特徴を含み、仮想アバターの外観に基づく外観を有する第1のアバターステッカーの表現を表示することと、第1のアバターステッカーにおいて見えるアバター特徴のうちの1つ以上を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを表示することと、を含んで、アバター編集インタフェースの表示を更新する、命令を含む。
【0009】
いくつかの実施形態によれば、コンピュータシステムが記載される。コンピュータシステムは、表示生成構成要素と、1つ以上の入力デバイスと、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、1つ以上のプログラムは、表示生成構成要素を介して、複数のアバター特徴を有する仮想アバターの表現であって、仮想アバターは、第1のポーズの仮想アバターを示す第1のアバターステッカーと、第1のポーズとは異なる第2のポーズの仮想アバターを示す第2のアバターステッカーとを含むステッカーのセットに関連付けられている、仮想アバターの表現と、仮想アバターの表現において見える複数のアバター特徴のうちの第1のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセットと、を含む、アバター編集インタフェースを表示し、仮想アバターの表現を含むアバター編集インタフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、複数のアバター特徴のうちの第2のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出し、入力を検出したことに応じて、第2のアバター特徴を含み、仮想アバターの外観に基づく外観を有する第1のアバターステッカーの表現を表示することと、第1のアバターステッカーにおいて見えるアバター特徴のうちの1つ以上を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを表示することと、を含んで、アバター編集インタフェースの表示を更新する、命令を含む。
【0010】
いくつかの実施形態によれば、コンピュータシステムが記載される。コンピュータシステムは、表示生成構成要素と、1つ以上の入力デバイスと、表示生成構成要素を介して、通信要求インタフェースを表示する手段とを備え、通信要求インタフェースは、表示生成構成要素を介して、複数のアバター特徴を有する仮想アバターの表現であって、仮想アバターは、第1のポーズの仮想アバターを示す第1のアバターステッカーと、第1のポーズとは異なる第2のポーズの仮想アバターを示す第2のアバターステッカーとを含むステッカーのセットに関連付けられている、仮想アバターの表現と、仮想アバターの表現において見える複数のアバター特徴のうちの第1のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセットと、を含むアバター編集インタフェースを表示する手段と、仮想アバターの表現を含むアバター編集インタフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、複数のアバター特徴のうちの第2のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出する手段と、入力を検出したことに応じて、第2のアバター特徴を含み、仮想アバターの外観に基づく外観を有する第1のアバターステッカーの表現を表示することと、第1のアバターステッカーにおいて見えるアバター特徴のうちの1つ以上を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを表示することと、を含んで、アバター編集インタフェースの表示を更新する手段と、を含む。
【0011】
いくつかの実施形態によれば、コンピュータプログラム製品が記載される。コンピュータプログラム製品は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを備え、1つ以上のプログラムが、表示生成構成要素を介して、複数のアバター特徴を有する仮想アバターの表現であって、仮想アバターは、第1のポーズの仮想アバターを示す第1のアバターステッカーと、第1のポーズとは異なる第2のポーズの仮想アバターを示す第2のアバターステッカーとを含むステッカーのセットに関連付けられている、仮想アバターの表現と、仮想アバターの表現において見える複数のアバター特徴のうちの第1のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセットと、を含む、アバター編集インタフェースを表示し、仮想アバターの表現を含むアバター編集インタフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、複数のアバター特徴のうちの第2のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出し、入力を検出したことに応じて、第2のアバター特徴を含み、仮想アバターの外観に基づく外観を有する第1のアバターステッカーの表現を表示することと、第1のアバターステッカーにおいて見えるアバター特徴のうちの1つ以上を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを表示することと、を含んで、アバター編集インタフェースの表示を更新する、命令を含む。
【0012】
いくつかの実施形態によれば、方法が記載される。本方法は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて実行される。方法は、表示生成構成要素を介して、仮想アバターの表現であって、仮想アバターの表現が第1のアバター特徴を含み、第1のアバター特徴が第1の色を含む、仮想アバターの表現と、第2の色を含むように第1のアバター特徴の外観を修正するためのプロセスを開始するために選択可能な第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトと、第1のアバター特徴の特性を修正するための複数の選択可能なオプションであって、複数の選択可能なオプションは第1のアバター特徴のそれぞれの表現を含み、第1のアバター特徴は第1の色を含む、複数の選択可能なオプションと、を含む、アバター編集インタフェースを表示することと、アバター編集インタフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出することと、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出したことに応じて、仮想アバターの更新された表現を表示することであって、仮想アバターの更新された表現が第1のアバター特徴を含み、第1のアバター特徴が第1の色及び第2の色を含む、表示することと、更新された複数の選択可能なオプションを表示することであって、更新された複数の選択可能なオプションは、第1のアバター特徴のそれぞれの更新された表現を含み、第1のアバター特徴が第1の色及び第2の色を含む、表示することと、入力を検出する前に表示されなかった第2の色を修正するためのコントロールを表示することと、を含んで、アバター編集インタフェースの表示を更新することと、を含む。
【0013】
いくつかの実施形態によれば、非一時的コンピュータ可読記憶媒体が記載される。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、表示生成構成要素を介して、仮想アバターの表現であって、仮想アバターの表現が第1のアバター特徴を含み、第1のアバター特徴が第1の色を含む、仮想アバターの表現と、第2の色を含むように第1のアバター特徴の外観を修正するためのプロセスを開始するために選択可能な第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトと、第1のアバター特徴の特性を修正するための複数の選択可能なオプションであって、複数の選択可能なオプションは第1のアバター特徴のそれぞれの表現を含み、第1のアバター特徴は第1の色を含む、複数の選択可能なオプションと、を含む、アバター編集インタフェースを表示し、アバター編集インタフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出し、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出したことに応じて、仮想アバターの更新された表現を表示することであって、仮想アバターの更新された表現が第1のアバター特徴を含み、第1のアバター特徴が第1の色及び第2の色を含む、表示することと、更新された複数の選択可能なオプションを表示することであって、更新された複数の選択可能なオプションは、第1のアバター特徴のそれぞれの更新された表現を含み、第1のアバター特徴が第1の色及び第2の色を含む、表示することと、入力を検出する前に表示されなかった第2の色を修正するためのコントロールを表示することと、を含んで、アバター編集インタフェースの表示を更新する、命令を含む。
【0014】
いくつかの実施形態によれば、一時的コンピュータ可読記憶媒体が記載される。一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、表示生成構成要素を介して、仮想アバターの表現であって、仮想アバターの表現が第1のアバター特徴を含み、第1のアバター特徴が第1の色を含む、仮想アバターの表現と、第2の色を含むように第1のアバター特徴の外観を修正するためのプロセスを開始するために選択可能な第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトと、第1のアバター特徴の特性を修正するための複数の選択可能なオプションであって、複数の選択可能なオプションは第1のアバター特徴のそれぞれの表現を含み、第1のアバター特徴は第1の色を含む、複数の選択可能なオプションと、を含む、アバター編集インタフェースを表示し、アバター編集インタフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出し、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出したことに応じて、仮想アバターの更新された表現を表示することであって、仮想アバターの更新された表現が第1のアバター特徴を含み、第1のアバター特徴が第1の色及び第2の色を含む、表示することと、更新された複数の選択可能なオプションを表示することであって、更新された複数の選択可能なオプションは、第1のアバター特徴のそれぞれの更新された表現を含み、第1のアバター特徴が第1の色及び第2の色を含む、表示することと、入力を検出する前に表示されなかった第2の色を修正するためのコントロールを表示することと、を含んで、アバター編集インタフェースの表示を更新する、命令を含む。
【0015】
いくつかの実施形態によれば、コンピュータシステムが記載される。コンピュータシステムは、表示生成構成要素と、1つ以上の入力デバイスと、1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、1つ以上のプログラムが、表示生成構成要素を介して、仮想アバターの表現であって、仮想アバターの表現が第1のアバター特徴を含み、第1のアバター特徴が第1の色を含む、仮想アバターの表現と、第2の色を含むように第1のアバター特徴の外観を修正するためのプロセスを開始するために選択可能な第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトと、第1のアバター特徴の特性を修正するための複数の選択可能なオプションであって、複数の選択可能なオプションは第1のアバター特徴のそれぞれの表現を含み、第1のアバター特徴は第1の色を含む、複数の選択可能なオプションと、を含む、アバター編集インタフェースを表示し、アバター編集インタフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出し、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出したことに応じて、仮想アバターの更新された表現を表示することであって、仮想アバターの更新された表現が第1のアバター特徴を含み、第1のアバター特徴が第1の色及び第2の色を含む、表示することと、更新された複数の選択可能なオプションを表示することであって、更新された複数の選択可能なオプションは、第1のアバター特徴のそれぞれの更新された表現を含み、第1のアバター特徴が第1の色及び第2の色を含む、表示することと、入力を検出する前に表示されなかった第2の色を修正するためのコントロールを表示することと、を含んで、アバター編集インタフェースの表示を更新する、命令を含む。
【0016】
いくつかの実施形態によれば、コンピュータシステムが記載される。コンピュータシステムは、表示生成構成要素と、1つ以上の入力デバイスと、表示生成構成要素を介して、仮想アバターの表現であって、仮想アバターの表現が第1のアバター特徴を含み、第1のアバター特徴が第1の色を含む、仮想アバターの表現と、第2の色を含むように第1のアバター特徴の外観を修正するためのプロセスを開始するために選択可能な第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトと、第1のアバター特徴の特性を修正するための複数の選択可能なオプションであって、複数の選択可能なオプションは第1のアバター特徴のそれぞれの表現を含み、第1のアバター特徴は第1の色を含む、複数の選択可能なオプションと、を含む、アバター編集インタフェースを表示する手段と、アバター編集インタフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出する手段と、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出したことに応じて、仮想アバターの更新された表現を表示することであって、仮想アバターの更新された表現が第1のアバター特徴を含み、第1のアバター特徴が第1の色及び第2の色を含む、表示することと、更新された複数の選択可能なオプションを表示することであって、更新された複数の選択可能なオプションは、第1のアバター特徴のそれぞれの更新された表現を含み、第1のアバター特徴が第1の色及び第2の色を含む、表示することと、入力を検出する前に表示されなかった第2の色を修正するためのコントロールを表示することと、を含んで、アバター編集インタフェースの表示を更新する、手段と、を含む。
【0017】
いくつかの実施形態によれば、コンピュータプログラム製品が記載される。コンピュータプログラム製品は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを備え、1つ以上のプログラムが、表示生成構成要素を介して、仮想アバターの表現であって、仮想アバターの表現が第1のアバター特徴を含み、第1のアバター特徴が第1の色を含む、仮想アバターの表現と、第2の色を含むように第1のアバター特徴の外観を修正するためのプロセスを開始するために選択可能な第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトと、第1のアバター特徴の特性を修正するための複数の選択可能なオプションであって、第1のアバター特徴のそれぞれの表現を含み、第1のアバター特徴は第1の色を含む、複数の選択可能なオプションと、を含む、アバター編集インタフェースを表示し、アバター編集インタフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出し、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出したことに応じて、仮想アバターの更新された表現を表示することであって、仮想アバターの更新された表現が第1のアバター特徴を含み、第1のアバター特徴が第1の色及び第2の色を含む、表示することと、更新された複数の選択可能なオプションを表示することであって、更新された複数の選択可能なオプションは、第1のアバター特徴のそれぞれの更新された表現を含み、第1のアバター特徴が第1の色及び第2の色を含む、表示することと、入力を検出する前に表示されなかった第2の色を修正するためのコントロールを表示することと、を含んで、アバター編集インタフェースの表示を更新する、命令を含む。
【0018】
これらの機能を実行する実行可能命令は、任意選択的に、1つ以上のプロセッサによって実行されるために構成された非一時的コンピュータ可読記憶媒体又は他のコンピュータプログラム製品内に含まれる。これらの機能を実行する実行可能命令は、任意選択的に、1つ以上のプロセッサによって実行されるために構成された一時的コンピュータ可読記憶媒体又は他のコンピュータプログラム製品内に含まれる。
【0019】
したがって、アバターを編集するための、より速く、より効率的な方法及びインタフェースがデバイスに提供され、それにより、そのようなデバイスの有効性、効率、及びユーザ満足度が増す。このような方法及びインタフェースは、アバターを編集する他の方法を補完するか、又は置き換えることができる。
【0020】
説明される様々な実施形態をより良く理解するため、以下の図面と併せて、以下の「発明を実施するための形態」が参照されるべきであり、類似の参照番号は、以下の図の全てを通じて、対応する部分を指す。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1A】いくつかの実施形態に係る、タッチ感知ディスプレイを備えたポータブル多機能デバイスを示すブロック図である。
【0022】
図1B】いくつかの実施形態に係る、イベント処理のための例示的な構成要素を示すブロック図である。
【0023】
図2】いくつかの実施形態に係る、タッチスクリーンを有するポータブル多機能デバイスを示す図である。
【0024】
図3】いくつかの実施形態に係る、ディスプレイ及びタッチ感知面を有する例示的な多機能デバイスのブロック図である。
【0025】
図4A】いくつかの実施形態に係る、ポータブル多機能デバイス上のアプリケーションのメニューの例示的なユーザインタフェースを示す。
【0026】
図4B】いくつかの実施形態に係る、ディスプレイとは別個のタッチ感知面を有する多機能デバイスの例示的なユーザインタフェースを示す。
【0027】
図5A】いくつかの実施形態に係る、パーソナル電子デバイスを示す。
【0028】
図5B】いくつかの実施形態に係る、パーソナル電子デバイスを示すブロック図である。
【0029】
図6A】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図6B】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図6C】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図6D】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図6E】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図6F】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図6G】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図6H】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図6I】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図6J】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図6K】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図6L】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図6M】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図6N】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図6O】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図6P】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図6Q】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図6R】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【0030】
図7】いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための方法を示すフロー図である。
【0031】
図8A】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8B】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8C】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8D】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8E】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8F】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8G】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8H】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8I】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8J】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8K】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8L】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8M】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8N】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8O】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8P】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8Q】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8R】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8S】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8T】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図8U】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【0032】
図9】いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための方法を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
以下の説明は、例示的な方法、パラメータなどについて記載する。しかしながら、そのような説明は、本開示の範囲に対する限定として意図されるものではなく、むしろ例示的な実施形態の説明として提供されることを認識されたい。
【0034】
アバターを編集する効率的な方法及びインタフェースを提供する電子デバイスが必要とされている。そのような技術は、アバターを編集するユーザの認識的負担を軽減し、それにより、生産性を高めることができる。更に、そのような技術は、普通なら冗長なユーザ入力に浪費されるプロセッサ及びバッテリの電力を低減することができる。
【0035】
以下、図1A図1B図2図3図4A図4B、及び図5A図5Bは、アバターを編集する技術を実行するための例示的なデバイスの説明を提供する。図6A図6Rは、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。図7は、いくつかの実施形態に係るアバターステッカーを編集する方法を示すフロー図である。図6A図6Rのユーザインタフェースは、図7のプロセスを含む、後述するプロセスを示すために使用される。図8A図8Uは、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。図9は、いくつかの実施形態に係る、アバターを編集する方法を示すフロー図である。図8A図8Uのユーザインタフェースは、図9の処理を含む、後述の処理を示すために使用される。
【0036】
更に、1つ以上のステップが満たされている1つ以上の条件を条件とする本明細書に記載の方法では、記載の方法は、繰り返しの過程にわたって、本方法のステップが条件とする条件の全てが本方法の異なる繰り返しで満たされるように、複数の繰り返しで繰り返されることができることを理解されたい。例えば、ある方法が、条件が満たされた場合に第1のステップを実行し、条件が満たされなかった場合に第2のステップを実行することを必要とする場合、当業者であれば、条件が満たされ、満たされなくなるまで、請求項に記載のステップが、特定の順序で繰り返されることを理解するであろう。したがって、満たされた1つ以上の条件に依存する1つ以上のステップで説明される方法は、方法に記載された各条件が満たされるまで繰り返される方法として書き換えられることができる。しかしながら、これは、システム又はコンピュータ可読媒体が、対応する1つ以上の条件の充足に基づいて条件付き動作を実行するための命令を含み、したがって、方法のステップが条件付きである全ての条件が満たされるまで、方法のステップを明示的に繰り返すことなく偶発性が満たされたか否かを判定することができる、システム又はコンピュータ可読媒体の請求項には必要とされない。当業者はまた、条件付きステップを有する方法と同様に、システム又はコンピュータ可読記憶媒体が、条件付きステップの全てが実行されたことを確実にするために必要な回数だけ方法のステップを繰り返すことができることを理解するであろう。
【0037】
以下の説明では、様々な要素について説明するために、「第1の」、「第2の」などの用語を使用するが、これらの要素は、それらの用語によって限定されるべきではない。いくつかの実施形態では、これらの用語は、1つの要素を別の要素と区別するために使用される。例えば、記載する様々な実施形態の範囲から逸脱することなく、第1のタッチを第2のタッチと呼ぶこともでき、同様に第2のタッチを第1のタッチと呼ぶこともできる。いくつかの実施形態では、第1のタッチ及び第2のタッチは、同じタッチに対する2つの別個の参照である。第1のタッチ及び第2のタッチはどちらもタッチであるが、これらは同じタッチではない。
【0038】
本明細書に記載する様々な実施形態の説明で使用される術語は、特定の実施形態を説明することのみを目的とし、限定的であることは意図されていない。記載する様々な実施形態の説明及び添付の特許請求の範囲では、単数形の「a(1つ、一)」、「an(1つ、一)」、及び「the(その、この)」は、文脈上別途明白に記載しない限り、複数形も同様に含むことが意図される。また、本明細書で使用されるとき、用語「及び/又は」は、関連する列挙された項目のうちの1つ以上のいずれか及び全ての考えられる組み合わせを指し、かつこれを含むことを理解されたい。用語「includes(含む)」、「including(含む)」、「comprises(含む、備える)」、及び/又は「comprising(含む、備える)」は、本明細書で使用する場合、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を指定するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらのグループの存在又は追加を除外しないことが更に理解されるであろう。
【0039】
「~の場合(if)」という用語は、任意選択的に、文脈に従って、「~とき(when)」若しくは「~とき(upon)」、又は「~と判定したことに応じて(in response to determining)」若しくは「~を検出したことに応じて(in response to detecting)」を意味すると解釈される。同様に、「~と判定された場合(if it is determined)」又は「[記載の条件又はイベント]が検出された場合(if [a stated condition or event] is detected)」という語句は、任意選択的に、文脈に従って、「~と判定したとき(upon determining)」若しくは「~と判定したことに応じて(in response to determining)」、又は「[記載の条件又はイベント]を検出したとき(upon detecting[the stated condition or event])」若しくは「[記載の条件又はイベント]を検出したことに応じて(in response to detecting[the stated condition or event])」を意味すると解釈される。
【0040】
電子デバイス、そのようなデバイス用のユーザインタフェース、及びそのようなデバイスを使用する関連するプロセスの実施形態が説明される。いくつかの実施形態では、デバイスは、PDA機能及び/又は音楽プレーヤ機能などの他の機能も含む、携帯電話などのポータブル通信デバイスである。ポータブル多機能デバイスの例示的な実施形態としては、カリフォルニア州クパチーノのApple Inc.からのiPhone(登録商標)、iPod Touch(登録商標)、及びiPad(登録商標)のデバイスが挙げられるが、これらに限定されない。任意選択的に、タッチ感知面(例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び/又はタッチパッド)を有するラップトップコンピュータ又はタブレットコンピュータなどの他のポータブル電子デバイスも使用される。また、いくつかの実施形態では、デバイスはポータブル通信デバイスではなく、タッチ感知面(例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び/又はタッチパッド)を有するデスクトップコンピュータであることも理解されたい。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、表示生成構成要素と通信している(例えば、有線通信を介して、無線通信を介して)コンピュータシステムである。表示生成構成要素は、CRTディスプレイを介した表示、LEDディスプレイを介した表示、又は画像投影を介した表示などの視覚的な出力を提供するように構成されている。いくつかの実施形態では、表示生成構成要素は、コンピュータシステムと一体化される。いくつかの実施形態では、表示生成構成要素は、コンピュータシステムとは別個である。本明細書で使用するとき、「表示する」コンテンツは、コンテンツを視覚的に生成するために、有線又は無線接続で、データ(例えば、画像データ又はビデオデータ)を、一体型又は外部の表示生成構成要素に送信することによって、コンテンツ(例えば、ディスプレイコントローラ156によってレンダリング又はデコードされたビデオデータ)を表示させることを含む。
【0041】
以下の論考では、ディスプレイ及びタッチ感知面を含む電子デバイスについて説明する。しかしながら、電子デバイスは、任意選択的に、物理キーボード、マウス、及び/又はジョイスティックなどの1つ以上の他の物理ユーザインタフェースデバイスを含むことを理解されたい。
【0042】
デバイスは、通常、描画アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション、ワードプロセッシングアプリケーション、ウェブサイト作成アプリケーション、ディスクオーサリングアプリケーション、スプレッドシートアプリケーション、ゲームアプリケーション、電話アプリケーション、テレビ会議アプリケーション、電子メールアプリケーション、インスタントメッセージングアプリケーション、トレーニングサポートアプリケーション、写真管理アプリケーション、デジタルカメラアプリケーション、デジタルビデオカメラアプリケーション、ウェブブラウジングアプリケーション、デジタル音楽プレーヤアプリケーション、及び/又はデジタルビデオプレーヤアプリケーションのうちの1つ以上などの様々なアプリケーションをサポートする。
【0043】
本デバイス上で実行される様々なアプリケーションは、タッチ感知面などの、少なくとも1つの共通の物理ユーザインタフェースデバイスを、任意選択的に使用する。タッチ感知面の1つ以上の機能、並びにデバイス上に表示される対応する情報は、アプリケーション毎に、及び/又は個別のアプリケーション内で、任意選択的に、調整及び/又は変更される。このように、デバイスの共通の物理アーキテクチャ(タッチ感知面など)は、任意選択的に、ユーザにとって直観的かつ透明なユーザインタフェースを備える様々なアプリケーションをサポートする。
【0044】
ここで、タッチ感知ディスプレイを備えるポータブルデバイスの実施形態に注意を向ける。図1Aは、いくつかの実施形態に係る、タッチ感知ディスプレイシステム112を有するポータブル多機能デバイス100を示すブロック図である。タッチ感知ディスプレイ112は、便宜上「タッチスクリーン」と呼ばれることがあり、「タッチ感知ディスプレイシステム」として知られている又は呼ばれることがある。デバイス100は、メモリ102(任意選択的に、1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体を含む)、メモリコントローラ122、1つ以上の処理ユニット(CPU)120、周辺機器インタフェース118、RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、入出力(I/O)サブシステム106、他の入力コントロールデバイス116、及び外部ポート124を含む。デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の光学センサ164を含む。デバイス100は、任意選択的に、デバイス100上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ165(例えば、デバイス100のタッチ感知ディスプレイシステム112などのタッチ感知面)を含む。デバイス100は、任意選択的に、デバイス100上で触知出力を生成する(例えばデバイス100のタッチ感知ディスプレイシステム112又はデバイス300のタッチパッド355などのタッチ感知面上で触知出力を生成する)1つ以上の触知出力生成器167を含む。これらの構成要素は、任意選択的に、1つ以上の通信バス又は信号ライン103を介して通信する。
【0045】
本明細書及び特許請求において使用されるとき、タッチ感知面上の接触の「強度」という用語は、タッチ感知面上の接触(例えば、指の接触)の力若しくは圧力(単位面積当たりの力)、又はタッチ感知面上の接触の力若しくは圧力に対する代理(プロキシ)を指す。接触の強度は、少なくとも4つの別個の値を含み、より典型的には、数百の(例えば、少なくとも256の)別個の値を含む、値の範囲を有する。接触の強度は、任意選択的に、様々な手法、及び様々なセンサ又はセンサの組み合わせを使用して、判定(又は測定)される。例えば、タッチ感知面の下又はそれに隣接する1つ以上の力センサは、任意選択的に、タッチ感知面上の様々なポイントにおける力を測定するために使用される。いくつかの実装形態では、複数の力センサからの力測定値が、接触の推定される力を判定するために組み合わされる(例えば、加重平均される)。同様に、スタイラスの感圧性先端部が、任意選択的に、タッチ感知面上のスタイラスの圧力を判定するために使用される。あるいは、タッチ感知面上で検出される接触エリアのサイズ及び/若しくはその変更、接触に近接するタッチ感知面の電気容量及び/若しくはその変更、並びに/又は、接触に近接するタッチ感知面の抵抗及び/若しくはその変更が、任意選択的に、タッチ感知面上の接触の力又は圧力の代替物として使用される。一部の実装形態では、接触の力又は圧力の代替測定値が、強度閾値を上回っているか否かを判定するために直接使用される(例えば、強度閾値は、代替測定値に対応する単位で記述される)。いくつかの実装形態では、接触力又は圧力の代理測定値は、力又は圧力の推定値に変換され、力又は圧力の推定値が、強度閾値を上回っているか否かを判定するために使用される(例えば、強度閾値は、圧力の単位で測定される圧力閾値である)。接触の強度をユーザ入力の属性として使用することにより、アフォーダンスを表示する実装面積が限られている低減されたサイズのデバイス上で、ユーザが他の方法ではアクセス不可能であり得る追加のデバイス機能にユーザがアクセスすること(例えば、タッチ感知ディスプレイ上で)、及び/又は、ユーザ入力を受信すること(例えば、タッチ感知ディスプレイ、タッチ感知面、又は、ノブ若しくはボタンなどの物理的/機械的コントロールを介して)が可能となる。
【0046】
本明細書及び特許請求の範囲で使用されるように、用語「触知出力」は、ユーザの触覚でユーザによって検出されることになる、デバイスの従前のポジションに対するそのデバイスの物理的変位、デバイスの構成要素(例えば、タッチ感知面)の、そのデバイスの別の構成要素(例えば、筐体)に対する物理的変位、又は、デバイスの質量中心に対する構成要素の変位を指す。例えば、デバイス又はデバイスの構成要素が、タッチに敏感なユーザの表面(例えば、ユーザの手の指、手のひら、又は他の部分)に接触している状況では、物理的変位によって生成された触知出力は、そのデバイス又はデバイスの構成要素の物理的特性の認識される変更に相当する触感として、ユーザによって解釈されることになる。例えば、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイ又はトラックパッド)の移動は、ユーザによって、物理アクチュエータボタンの「ダウンクリック」又は「アップクリック」として、任意選択的に解釈される。場合によっては、ユーザの動作により物理的に押圧された(例えば、変位された)タッチ感知面に関連付けられた物理アクチュエータボタンの移動がないときでさえ、ユーザは「ダウンクリック」又は「アップクリック」などの触感を感じる。別の実施例として、タッチ感知面の移動は、タッチ感知面の平滑度に変更がない場合であっても、ユーザによって、そのタッチ感知面の「粗さ」として、任意選択的に解釈又は感知される。そのようなユーザによるタッチの解釈は、ユーザの個人的な感覚認知に左右されるが、大多数のユーザに共通する、多くのタッチの感覚認知が存在する。したがって、触知出力が、ユーザの特定の感覚認知(例えば、「アップクリック」「ダウンクリック」、「粗さ」)に対応するものと記述される場合、別途記載のない限り、生成された触知出力は、典型的な(又は、平均的な)ユーザの記述された感覚認知を生成するデバイス、又はデバイスの構成要素の物理的変位に対応する。
【0047】
デバイス100は、ポータブル多機能デバイスの一例に過ぎず、デバイス100は、任意選択的に、示されているものよりも多くの構成要素又は少ない構成要素を有するものであり、任意選択的に、2つ以上の構成要素を組み合わせるものであり、又は、任意選択的に、それらの構成要素の異なる構成若しくは配置を有するものであることを理解されたい。図1Aに示す様々な構成要素は、1つ以上の信号処理回路及び/又は特定用途向け集積回路を含む、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの両方の組み合わせで実装される。
【0048】
メモリ102は、任意選択的に、高速ランダムアクセスメモリを含み、また任意選択的に、1つ以上の磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステートメモリデバイスなどの不揮発性メモリを含む。メモリコントローラ122は、任意選択的に、デバイス100の他の構成要素によるメモリ102へのアクセスを制御する。
【0049】
周辺機器インタフェース118は、デバイスの入力及び出力周辺機器をCPU120及びメモリ102に結合するために使用することができる。1つ以上のプロセッサ120は、メモリ102に記憶された様々なソフトウェアプログラム((例えば、命令を含む)コンピュータプログラムなど)及び/又は命令セットを動作させる又は実行して、デバイス100のための様々な機能を実施し、データを処理する。いくつかの実施形態では、周辺機器インタフェース118、CPU120、及びメモリコントローラ122は、任意選択的に、チップ104などの単一のチップ上に実装される。いくつかの他の実施形態では、それらは別々のチップ上に任意選択的に実装される。
【0050】
RF(radio frequency、無線周波数)回路108は、電磁信号とも呼ばれるRF信号を送受信する。RF回路108は、電気信号を電磁信号に又は電磁信号を電気信号に変換し、電磁信号を介して通信ネットワーク及び他の通信デバイスと通信する。RF回路108は、任意選択的に、これらの機能を実行するための周知の回路を含み、それらの回路としては、限定するものではないが、アンテナシステム、RF送受信機、1つ以上の増幅器、同調器、1つ以上の発振器、デジタル信号プロセッサ、CODECチップセット、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)カード、メモリなどが挙げられる。RF回路108は、任意選択的に、ワールドワイドウェブ(World Wide Web、WWW)とも呼ばれるインターネット、イントラネット、並びに/又はセルラ電話ネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(local area network、LAN)及び/若しくはメトロポリタンエリアネットワーク(metropolitan area network、MAN)などの無線ネットワークなどのネットワークと、また他のデバイスと、無線通信によって通信する。RF回路108は、任意選択的に、短距離通信無線機などによって近距離通信(near field communication、NFC)フィールドを検出するよく知られている回路を含む。無線通信は、任意選択的に、それだけに限定されるものではないが、モバイル通信用グローバルシステム(Global System for Mobile Communications、GSM)、拡張データGSM環境(Enhanced Data GSM Environment、EDGE)、高速ダウンリンクパケットアクセス(high-speed downlink packet access、HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(high-speed uplink packet access、HSUPA)、エボリューションデータオンリ(Evolution,Data-Only、EV-DO)、HSPA、HSPA+、デュアルセルHSPA(Dual-Cell HSPA、DC-HSPDA)、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)、近距離通信(NFC)、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、W-CDMA)、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)、時分割多元接続(time division multiple access、TDMA)、Bluetooth、Bluetoothローエネルギ(Bluetooth Low Energy、BTLE)、ワイヤレスフィデリティ(Wireless Fidelity、Wi-Fi)(例えば、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11n、及び/若しくはIEEE802.11ac)、ボイスオーバインターネットプロトコル(voice over Internet Protocol、VoIP)、Wi-MAX、電子メール用プロトコル(例えば、インターネットメッセージアクセスプロトコル(Internet message access protocol、IMAP)及び/若しくはポストオフィスプロトコル(post office protocol、POP))、インスタントメッセージング(例えば、拡張可能なメッセージング及びプレゼンスプロトコル(extensible messaging and presence protocol、XMPP)、インスタントメッセージング及びプレゼンスレベレイジングエクステンション用のセッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions、SIMPLE)、インスタントメッセージング及びプレゼンスサービス(Instant Messaging and Presence Service、IMPS))、並びに/若しくはショートメッセージサービス(Short Message Service、SMS)、又は本明細書の出願日の時点でまだ開発されていない通信プロトコルを含む任意の他の適切な通信プロトコルを含む、複数の通信規格、プロトコル、及び技術のうちのいずれかを使用する。
【0051】
オーディオ回路110、スピーカ111、及びマイクロフォン113は、ユーザとデバイス100との間のオーディオインタフェースを提供する。オーディオ回路110は、周辺機器インタフェース118からオーディオデータを受信し、このオーディオデータを電気信号に変換し、この電気信号をスピーカ111に送信する。スピーカ111は、電気信号を人間の可聴音波に変換する。また、オーディオ回路110は、マイクロフォン113によって音波から変換された電気信号を受信する。オーディオ回路110は、電気信号をオーディオデータに変換し、このオーディオデータを処理のために周辺機器インタフェース118に送信する。オーディオデータは、任意選択的に、周辺機器インタフェース118によって、メモリ102及び/若しくはRF回路108から取り出され、かつ/又はメモリ102及び/若しくはRF回路108に送信される。いくつかの実施形態では、オーディオ回路110はまた、ヘッドセットジャック(例えば、図2の212)を含む。ヘッドセットジャックは、オーディオ回路110と、出力専用ヘッドホン又は出力(例えば片耳又は両耳用のヘッドホン)及び入力(例えばマイクロフォン)の両方を備えるヘッドセットなどの着脱可能なオーディオ入出力周辺機器との間のインタフェースを提供する。
【0052】
I/Oサブシステム106は、タッチスクリーン112及び他の入力コントロールデバイス116などのデバイス100上の入出力周辺機器を、周辺機器インタフェース118に結合する。I/Oサブシステム106は、任意選択的に、ディスプレイコントローラ156、光学センサコントローラ158、深度カメラコントローラ169、強度センサコントローラ159、触覚フィードバックコントローラ161、及び、他の入力デバイス若しくはコントロールデバイス用の1つ以上の入力コントローラ160を含む。1つ以上の入力コントローラ160は、他の入力コントロールデバイス116からの電気信号の受信/他の入力コントロールデバイス116への電気信号の送信を行う。他の入力コントロールデバイス116は、任意選択的に、物理ボタン(例えば、プッシュボタン、ロッカボタンなど)、ダイヤル、スライダスイッチ、ジョイスティック、クリックホイールなどを含む。いくつかの実施形態では、入力コントローラ(単数又は複数)160は、任意選択的に、キーボード、赤外線ポート、USBポート、及びマウスなどのポインタデバイスのうちのいずれかに結合される(又はいずれにも結合されない)。1つ以上のボタン(例えば、図2の208)は、任意選択的に、スピーカ111及び/又はマイクロフォン113の音量制御のためのアップ/ダウンボタンを含む。1つ以上のボタンは、任意選択的に、プッシュボタン(例えば、図2の206)を含む。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスと通信する(例えば、有線通信を介した無線通信を介して)コンピュータシステムである。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力デバイスは、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイの一部としてのトラックパッド)を含む。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力デバイスは、入力としてのユーザのジェスチャ(例えば、手のジェスチャ及び/又はエアジェスチャ)を追跡するためなど、1つ以上のカメラセンサ(例えば、1つ以上の光学センサ164及び/又は1つ以上の深度カメラセンサ175)を含む。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力デバイスは、コンピュータシステムと一体化される。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力デバイスは、コンピュータシステムとは別個である。いくつかの実施形態では、エアジェスチャは、ユーザがデバイスの一部である入力要素に触れることなく(又はデバイスの一部である入力要素から独立して)検出されるジェスチャであり、絶対的な基準に対するユーザの身体の動き(例えば、地面に対するユーザの腕の角度、又は地面に対するユーザの手の距離)、ユーザの身体の別の部分に対するユーザの身体の動き(例えば、ユーザの肩に対するユーザの手の動き、ユーザの一方の手に対するユーザの他方の手の移動、及び/又はユーザの手の別の指若しくは部分に対するユーザの指の移動)、及び/又は、ユーザの身体の一部の絶対的な動き(例えば、所定の量及び/又は速さによる所定のポーズでの手の移動を含むタップジェスチャ、又はユーザの身体の一部の所定の速さ又は量の回転を含むシェイクジェスチャ)を含む、ユーザの身体の一部の検出された動きに基づく。
【0053】
全体が参照により本明細書に組み込まれる、2005年12月23日出願の米国特許出願第11/322,549号、「Unlocking a Device by Performing Gestures on an Unlock Image」、米国特許第7,657,849号に記載されているように、プッシュボタンの素早い押圧は、任意選択的に、タッチスクリーン112のロックを解放し、又は任意選択的に、タッチスクリーン上のジェスチャを使用してデバイスをロック解除するプロセスを開始する。プッシュボタン(例えば、206)のより長い押圧は、任意選択的に、デバイス100への電力をオン又はオフにする。ボタンのうちの1つ以上の機能性は、任意選択的に、ユーザによってカスタマイズ可能である。タッチスクリーン112は、仮想又はソフトボタン及び1つ以上のソフトキーボードを実装するために使用される。
【0054】
タッチ感知ディスプレイ112は、デバイスとユーザとの間の入力インタフェース及び出力インタフェースを提供する。ディスプレイコントローラ156は、タッチスクリーン112からの電気信号の受信、及び/又はタッチスクリーン112への電気信号の送信を行う。タッチスクリーン112は、ユーザに対して視覚的出力を表示する。この視覚的出力は、グラフィック、テキスト、アイコン、動画、及びそれらの任意の組み合わせ(総称して「グラフィック」)を任意選択的に含む。いくつかの実施形態では、視覚的出力の一部又は全ては、任意選択的に、ユーザインタフェースオブジェクトに対応する。
【0055】
タッチスクリーン112は、触覚及び/又は触知接触に基づくユーザからの入力を受け入れるタッチ感知面、センサ、又はセンサのセットを有する。タッチスクリーン112及びディスプレイコントローラ156は、(メモリ102内の任意の関連モジュール及び/又は命令セットと共に)、タッチスクリーン112上で接触(及び任意の接触の移動又は中断)を検出し、検出された接触をタッチスクリーン112に表示されたユーザインタフェースオブジェクト(例えば、1つ以上のソフトキー、アイコン、ウェブページ、又は画像)との相互作用に変換する。例示的な実施形態では、タッチスクリーン112とユーザとの間の接触点は、ユーザの指に対応する。
【0056】
タッチスクリーン112は、任意選択的に、LCD(液晶ディスプレイ)技術、LPD(発光ポリマーディスプレイ)技術、又はLED(発光ダイオード)技術を使用するが、他の実施形態では、他のディスプレイ技術も使用される。タッチスクリーン112及びディスプレイコントローラ156は、任意選択的に、それだけに限定されるものではないが、容量性、抵抗性、赤外線、及び表面音波の技術、並びにタッチスクリーン112との1つ以上の接触点を判定する他の近接センサアレイ又は他の要素を含む、現在知られている又は今後開発される複数のタッチ感知技術のうちのいずれかを使用して、接触及びそのあらゆる移動又は中断を検出する。例示的な実施形態では、カリフォルニア州クパチーノのApple Inc.からのiPhone(登録商標)及びiPod Touch(登録商標)に見られるものなどの、投影型相互静電容量感知技術が使用される。
【0057】
タッチスクリーン112のいくつかの実施形態におけるタッチ感知ディスプレイは、任意選択的に、それぞれ全体が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許第6,323,846号(Westermanら)、同第6,570,557号(Westermanら)、及び/若しくは同第6,677,932号(Westerman)、並びに/又は米国特許出願公開第2002/0015024(A1)号に記載されているマルチタッチ感知タッチパッドに類似している。しかし、タッチスクリーン112はデバイス100からの視覚的出力を表示するのに対して、タッチ感知タッチパッドは視覚的出力を提供しない。
【0058】
タッチスクリーン112のいくつかの実施形態におけるタッチ感知ディスプレイは、以下の出願、(1)2006年5月2日出願の米国特許出願第11/381,313号、「Multipoint Touch Surface Controller」、(2)2004年5月6日出願の米国特許出願第10/840,862号、「Multipoint Touchscreen」、(3)2004年7月30日出願の米国特許出願第10/903,964号、「Gestures For Touch Sensitive Input Devices」、(4)2005年1月31日出願の米国特許出願第11/048,264号、「Gestures For Touch Sensitive Input Devices」、(5)2005年1月18日出願の米国特許出願第11/038,590号、「Mode-Based Graphical User Interfaces For Touch Sensitive Input Devices」、(6)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,758号、「Virtual Input Device Placement On A Touch Screen User Interface」、(7)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,700号、「Operation Of A Computer With A Touch Screen Interface」、(8)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,737号、「Activating Virtual Keys Of A Touch-Screen Virtual Keyboard」、及び(9)2006年3月3日出願の米国特許出願第11/367,749号、「Multi-Functional Hand-Held Device」で説明されている。これらの出願は全て、全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0059】
タッチスクリーン112は、任意選択的に、100dpiを超える動画解像度を有する。いくつかの実施形態では、タッチスクリーンは、約160dpiの動画解像度を有する。ユーザは、任意選択的に、スタイラス、指などの任意の適したオブジェクト又は付属物を使用して、タッチスクリーン112に接触する。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースは、指ベースの接触及びジェスチャを主に使用して動作するように設計されるが、これは、タッチスクリーン上の指の接触面積がより大きいため、スタイラスベースの入力ほど正確でない可能性がある。いくつかの実施形態では、デバイスは、指による粗い入力を、ユーザによって所望されているアクションを実行するための、正確なポインタ/カーソルのポジション又はコマンドに変換する。
【0060】
いくつかの実施形態では、タッチスクリーンに加えて、デバイス100は、任意選択的に、特定の機能をアクティブ化又は非アクティブ化するためのタッチパッドを含む。いくつかの実施形態では、タッチパッドは、タッチスクリーンとは異なり、視覚的出力を表示しない、デバイスのタッチ感知エリアである。タッチパッドは、任意選択的に、タッチスクリーン112とは別個のタッチ感知面又はタッチスクリーンによって形成されるタッチ感知面の拡張部である。
【0061】
デバイス100は、様々な構成要素に電力を供給する電力システム162も含む。電力システム162は、任意選択的に、電力管理システム、1つ以上の電源(例えば、バッテリ、交流(AC))、再充電システム、停電検出回路、電力コンバータ又はインバータ、電力状況インジケータ(例えば、発光ダイオード(LED))、並びにポータブルデバイス内での電力の生成、管理、及び分配に関連付けられた任意の他の構成要素を含む。
【0062】
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の光学センサ164を含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の光学センサコントローラ158に結合された光学センサを示す。光学センサ164は、任意選択的に、電荷結合デバイス(charge-coupled device、CCD)又は相補的金属酸化物半導体(complementary metal-oxide semiconductor、CMOS)フォトトランジスタを含む。光学センサ164は、1つ以上のレンズを通って投影された環境からの光を受信し、その光を、画像を表すデータに変換する。光学センサ164は、撮像モジュール143(カメラモジュールとも呼ばれる)と連携して、任意選択的に、静止画像又は動画をキャプチャする。いくつかの実施形態では、光学センサは、デバイスの前面にあるタッチスクリーンディスプレイ112とは反対側のデバイス100の裏面に位置し、したがってタッチスクリーンディスプレイは、静止画像及び/又は動画の取得のためのビューファインダとして使用することが可能である。いくつかの実施形態では、ユーザが他のビデオ会議参加者をタッチスクリーンディスプレイ上で見ている間、ユーザの画像が、任意選択的に、テレビ会議のために取得されるように、光学センサはデバイスの前面に配置される。いくつかの実施形態では、光学センサ164のポジションは、ユーザによって(例えば、デバイス筐体内でレンズ及びセンサを回転させることによって)変更することができ、したがって単一の光学センサ164が、タッチスクリーンディスプレイと共に、テレビ会議にも静止画像及び/又は動画の取得にも使用される。
【0063】
デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の深度カメラセンサ175もまた含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の深度カメラコントローラ169に結合された深度カメラセンサを示す。深度カメラセンサ175は、環境からデータを受信して、視点(例えば、深度カメラセンサ)からのシーン内のオブジェクト(例えば、顔面)の3次元モデルを作成する。いくつかの実施形態では、撮像モジュール143(カメラモジュールとも呼ばれる)と連携して、深度カメラセンサ175は、任意選択的に、撮像モジュール143によってキャプチャされた画像の異なる部分の深度マップを判定するために使用される。いくつかの実施形態では、ユーザが他のテレビ会議参加者をタッチスクリーンディスプレイ上で見ている間、任意選択的に、深度情報を有するユーザの画像をテレビ会議のために取得し、また、深度マップデータを有する自撮り画像をキャプチャするために、デバイス100の前面に深度カメラセンサが配置されている。いくつかの実施形態では、深度カメラセンサ175は、デバイスの背面に、又はデバイス100の背面及び前面に配置される。いくつかの実施形態では、深度カメラセンサ175のポジションは、ユーザによって(例えば、デバイス筐体内でレンズ及びセンサを回転させることによって)変更することができ、したがって深度カメラセンサ175が、タッチスクリーンディスプレイと共に、テレビ会議にも静止画像及び/又は動画の取得にも使用される。
【0064】
いくつかの実施形態では、深度マップ(例えば、深度マップ画像)は、視点(例えば、カメラ、光センサ、深度カメラセンサ)からのシーン内のオブジェクトの距離に関する情報(例えば、値)を含む。深度マップの一実施形態では、各深度ピクセルは、その対応する2次元ピクセルが配置されている、その視点のZ軸におけるポジションを定義するものである。いくつかの実施形態では、深度マップは画素で構成されており、各画素は、値(例えば、0~255)によって定義される。例えば、値「0」は、「3次元」シーン内で最も遠い場所に配置されているピクセルを表し、値「255」は、その「3次元」シーン内で視点(例えば、カメラ、光センサ、深度カメラセンサ)の最も近くに配置されているピクセルを表す。他の実施形態では、深度マップは、シーン内のオブジェクトと視点の平面との間の距離を表す。いくつかの実施形態では、深度マップは、深度カメラから見た、対象オブジェクトの様々な特徴部の相対深度(例えば、ユーザの顔面の目、鼻、口、耳の相対深度)に関する情報を含む。いくつかの実施形態では、深度マップは、z方向での対象オブジェクトの輪郭をデバイスが判定することを可能にする、情報を含む。
【0065】
デバイス100はまた、任意選択的に、1つ以上の接触強度センサ165を含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の強度センサコントローラ159に結合された接触強度センサを示す。接触強度センサ165は、任意選択的に、1つ以上のピエゾ抵抗ひずみゲージ、容量性力センサ、電気力センサ、圧電力センサ、光学力センサ、容量性タッチ感知面、又は他の強度センサ(例えば、タッチ感知面上の接触の力(若しくは圧力)を測定するために使用されるセンサ)を含む。接触強度センサ165は、接触強度情報(例えば、圧力情報、又は圧力情報に対するプロキシ)を環境から受信する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの接触強度センサは、タッチ感知面(例えばタッチ感知ディスプレイシステム112)と並置される、又はそれに近接される。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの接触強度センサは、デバイス100の前面に配置されたタッチスクリーンディスプレイ112の反対側である、デバイス100の背面に配置される。
【0066】
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の近接センサ166を含む。図1Aは、周辺機器インタフェース118に結合された近接センサ166を示す。あるいは、近接センサ166は、任意選択的に、I/Oサブシステム106内の入力コントローラ160に結合される。近接センサ166は、任意選択的に、全体が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許出願第11/241,839号、「Proximity Detector In Handheld Device」、同第11/240,788号、「Proximity Detector In Handheld Device」、同第11/620,702号、「Using Ambient Light Sensor To Augment Proximity Sensor Output」、同第11/586,862号、「Automated Response To And Sensing Of User Activity In Portable Devices」、及び同第11/638,251号、「Methods And Systems For Automatic Configuration Of Peripherals」で記載されているように機能する。いくつかの実施形態では、多機能デバイスが、ユーザの耳の近くに置かれた場合(例えば、ユーザが電話をかけている場合)、近接センサは、タッチスクリーン112をオフにして無効化する。
【0067】
デバイス100はまた、任意選択的に、1つ以上の触知出力生成器167を含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の触覚フィードバックコントローラ161に結合された触知出力生成器を示す。触知出力生成器167は、任意選択的に、スピーカ若しくは他のオーディオ構成要素などの1つ以上の電気音響デバイス、及び/又はモータ、ソレノイド、電気活性ポリマー、圧電アクチュエータ、静電アクチュエータ、若しくは他の触知出力生成構成要素(例えば、デバイス上で電気信号を触知出力に変換する構成要素)などのエネルギを直線の動きに変換する電気機械デバイスを含む。接触強度センサ165は、触知フィードバック生成命令を触覚フィードバックモジュール133から受信し、デバイス100のユーザが感知することが可能な触知出力をデバイス100上に生成する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの触知出力生成器は、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイシステム112)と並置される、又はそれに近接しており、任意選択的に、タッチ感知面を垂直方向(例えば、デバイス100の表面の内/外)に、又は水平方向(例えば、デバイス100の表面と同じ平面内の前後)に移動させることによって、触知出力を生成する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの触知出力生成器センサは、デバイス100の前面に配置されたタッチスクリーンディスプレイ112の反対側である、デバイス100の背面に配置される。
【0068】
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の加速度計168を含む。図1Aは、周辺機器インタフェース118に結合された加速度計168を示す。あるいは、加速度計168は、任意選択的に、I/Oサブシステム106内の入力コントローラ160に結合される。加速度計168は、任意選択的に、どちらも全体が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許出願公開第20050190059号、「Acceleration-based Theft Detection System for Portable Electronic Devices」、及び米国特許出願公開第20060017692号、「Methods And Apparatuses For Operating A Portable Device Based On An Accelerometer」に記載されているように機能する。いくつかの実施形態では、情報は、1つ以上の加速度計から受信したデータの分析に基づいて、縦長表示又は横長表示でタッチスクリーンディスプレイに表示される。デバイス100は、加速度計(単数又は複数)168に加えて、磁気計並びにデバイス100のロケーション及び配向(例えば、縦方向又は横方向)に関する情報を取得するためのGPS(又はGLONASS又は他のグローバルナビゲーションシステム)受信機を任意選択的に含む。
【0069】
いくつかの実施形態では、メモリ102内に記憶されているソフトウェア構成要素は、オペレーティングシステム126、通信モジュール(又は命令セット)128、接触/動きモジュール(又は命令セット)130、グラフィックモジュール(又は命令セット)132、テキスト入力モジュール(又は命令セット)134、全地球測位システム(Global Positioning System、GPS)モジュール(又は命令セット)135、及びアプリケーション(又は命令セット)136を含む。更に、いくつかの実施形態では、メモリ102(図1A)又は370(図3)は、図1A及び図3に示されるように、デバイス/グローバル内部状態157を記憶する。デバイス/グローバル内部状態157は、現在アクティブ状態のアプリケーションがある場合に、どのアプリケーションがアクティブであるかを示すアクティブアプリケーション状態、どのアプリケーション、ビュー、又は他の情報がタッチスクリーンディスプレイ112の様々な領域を占めているかを示す表示状態、デバイスの様々なセンサ及び入力コントロールデバイス116から取得した情報を含むセンサ状態、並びにデバイスのロケーション及び/又は姿勢に関するロケーション情報のうちの1つ以上を含む。
【0070】
オペレーティングシステム126(例えば、Darwin、RTXC、LINUX、UNIX、OS X、iOS、WINDOWS、又はVxWorksなどの組込み型オペレーティングシステム)は、全般的なシステムタスク(例えば、メモリ管理、記憶デバイス制御、電力管理など)を制御及び管理する様々なソフトウェア構成要素及び/又はドライバを含み、様々なハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との間の通信を容易にする。
【0071】
通信モジュール128は、1つ以上の外部ポート124を介して他のデバイスとの通信を容易にし、RF回路108及び/又は外部ポート124が受信したデータを処理するための様々なソフトウェア構成要素をも含む。外部ポート124(例えば、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus、USB)、FIREWIREなど)は、直接的に、又はネットワーク(例えばインターネット、無線LANなど)を介して間接的に、他のデバイスに結合するように適合されている。いくつかの実施形態では、外部ポートは、iPod(登録商標)(Apple Inc.の商標)デバイス上で使用される30ピンコネクタと同じ若しくは同様であり、かつ/又はそれに適合しているマルチピン(例えば、30ピン)コネクタである。
【0072】
接触/動きモジュール130は、任意選択的に、タッチスクリーン112及び他のタッチ感知デバイス(例えば、タッチパッド又は物理クリックホイール)との接触を(ディスプレイコントローラ156と連携して)検出する。接触/動きモジュール130は、接触が生じたか否かを判定すること(例えば、指ダウンイベントを検出すること)、接触の強度(例えば、接触の力若しくは圧力、又は接触の力若しくは圧力の代替物)を判定すること、接触の移動が存在するか否かを判定し、タッチ感知面を横断する移動を追跡すること(例えば、指をドラッグする1つ以上のイベントを検出すること)、及び接触が中止したか否かを判定すること(例えば、指アップイベント又は接触の中断を検出すること)などの、接触の検出に関する様々な動作を実行するための、様々なソフトウェア構成要素を含む。接触/動きモジュール130は、タッチ感知面から接触データを受信する。一連の接触データによって表される、接触点の移動を判定することは、任意選択的に、接触点の速さ(大きさ)、速度(大きさ及び方向)、及び/又は加速度(大きさ及び/又は方向の変更)を判定することを含む。これらの動作は、任意選択的に、単一の接触(例えば、1本の指の接触)又は複数の同時接触(例えば、「マルチタッチ」/複数の指の接触)に適用される。いくつかの実施形態では、接触/動きモジュール130及びディスプレイコントローラ156は、タッチパッド上の接触を検出する。
【0073】
いくつかの実施形態では、接触/動きモジュール130は、ユーザによって動作が実行されたか否かを判定するために(例えば、ユーザがアイコン上で「クリック」したか否かを判定するために)、1つ以上の強度閾値のセットを使用する。いくつかの実施形態では、強度閾値の少なくともサブセットは、ソフトウェアパラメータに従って判定される(例えば、強度閾値は、特定の物理アクチュエータのアクティブ化閾値によって判定されるのではなく、デバイス100の物理ハードウェアを変更することなく調整することができる)。例えば、トラックパッド又はタッチスクリーンディスプレイのマウス「クリック」閾値は、トラックパッド又はタッチスクリーンディスプレイハードウェアを変更することなく、広範囲の予め定義された閾値のうちのいずれかに設定することができる。加えて、いくつかの実装形態では、デバイスのユーザに、(例えば、個々の強度閾値を調整すること、及び/又は複数の強度閾値をシステムレベルのクリック「強度」パラメータによって一度に調整することによって)強度閾値のセットのうちの1つ以上を調整するソフトウェア設定が提供される。
【0074】
接触/動きモジュール130は、任意選択的に、ユーザによるジェスチャ入力を検出する。タッチ感知面上の異なるジェスチャは、異なる接触パターンを有する(例えば検出される接触の動き、タイミング、及び/又は強度が異なる)。したがって、ジェスチャは、任意選択的に、特定の接触パターンを検出することによって検出される。例えば、指タップジェスチャを検出することは、指ダウンイベントを検出し、それに続いて指ダウンイベントと同じポジション(又は実質的に同じポジション)(例えば、アイコンのポジション)で指アップ(リフトオフ)イベントを検出することを含む。別の例として、タッチ感知面上で指スワイプジェスチャを検出することは、指ダウンイベントを検出し、それに続いて1つ以上の指ドラッグイベントを検出し、その後それに続いて指アップ(リフトオフ)イベントを検出することを含む。
【0075】
グラフィックモジュール132は、表示されるグラフィックの視覚的な影響(例えば、輝度、透明度、彩度、コントラスト、又は他の視覚的プロパティ)を変更する構成要素を含む、タッチスクリーン112又は他のディスプレイ上にグラフィックをレンダリング及び表示する様々な既知のソフトウェア構成要素を含む。本明細書では、「グラフィック」という用語は、それだけに限定されるものではないが、文字、ウェブページ、アイコン(ソフトキーを含むユーザインタフェースオブジェクトなど)、デジタル画像、動画、アニメーションなどを含む、ユーザに表示することができる任意のオブジェクトを含む。
【0076】
いくつかの実施形態では、グラフィックモジュール132は、使用されることになるグラフィックを表すデータを記憶する。各グラフィックには、任意選択的に、対応するコードが割り当てられる。グラフィックモジュール132は、アプリケーションなどから、必要に応じて、座標データ及び他のグラフィックプロパティデータと共に、表示されることとなるグラフィックを指定する1つ以上のコードを受信し、次にディスプレイコントローラ156に出力するスクリーンの画像データを生成する。
【0077】
触覚フィードバックモジュール133は、触知出力生成器(単数又は複数)167によって使用される命令を生成するための様々なソフトウェア構成要素を含み、ユーザのデバイス100との相互作用に応じて、デバイス100上の1つ以上のロケーションでの触知出力を生成する。
【0078】
テキスト入力モジュール134は、任意選択的に、グラフィックモジュール132の構成要素であり、様々なアプリケーション(例えば、連絡先137、電子メール140、IM141、ブラウザ147、及びテキスト入力を必要とする任意の他のアプリケーション)でテキストを入力するためのソフトキーボードを提供する。
【0079】
GPSモジュール135は、デバイスのロケーションを判定し、様々なアプリケーション内で使用するためにこの情報を提供する(例えば、ロケーションベースのダイアリングで使用するために電話138へ、ピクチャ/ビデオメタデータとしてカメラ143へ、及び気象ウィジェット、ローカルイエローページウィジェット、及び地図/ナビゲーションウィジェットなどのロケーションベースのサービスを提供するアプリケーションへ)。
【0080】
アプリケーション136は、任意選択的に、以下のモジュール(又は命令セット)又はそれらのサブセット若しくはスーパーセットを含む。
●連絡先モジュール137(アドレス帳又は連絡先リストと呼ばれることもある)、
●電話モジュール138、
●テレビ会議モジュール139、
●電子メールクライアントモジュール140、
●インスタントメッセージング(Instant messaging、IM)モジュール141、
●トレーニングサポートモジュール142、
●静止画像及び/又は動画用のカメラモジュール143、
●画像管理モジュール144、
●動画プレーヤモジュール、
●音楽プレーヤモジュール、
●ブラウザモジュール147、
●カレンダーモジュール148、
●任意選択的に、気象ウィジェット149-1、株価ウィジェット149-2、計算機ウィジェット149-3、アラーム時計ウィジェット149-4、辞書ウィジェット149-5、及びユーザによって取得された他のウィジェット、並びにユーザ作成ウィジェット149-6のうちの1つ以上を含むウィジェットモジュール149、
●ユーザ作成ウィジェット149-6を作成するためのウィジェットクリエータモジュール150、
●検索モジュール151、
●動画プレーヤモジュール及び音楽プレーヤモジュールを一体化した動画及び音楽プレーヤモジュール152、
●メモモジュール153、
●地図モジュール154、及び/又は、
●オンライン動画モジュール155。
【0081】
任意選択的にメモリ102に記憶される他のアプリケーション136の例としては、他のワードプロセッシングアプリケーション、他の画像編集アプリケーション、描画アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション、JAVA対応アプリケーション、暗号化、デジタル著作権管理、音声認識、及び音声複製が挙げられる。
【0082】
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と共に、連絡先モジュール137は、任意選択的に、(例えば、メモリ102又はメモリ370内の連絡先モジュール137のアプリケーション内部状態192に記憶される)アドレス帳又は連絡先リストを管理するために用いられ、それには、アドレス帳に名前(単数又は複数)を追加すること、アドレス帳から名前(単数又は複数)を削除すること、電話番号(単数又は複数)、電子メールアドレス(単数又は複数)、住所(単数又は複数)、又は他の情報を名前に関連付けること、画像を名前に関連付けること、名前を分類して並べ替えること、電話番号又は電子メールアドレスを提供して、電話138、テレビ会議モジュール139、電子メール140、又はIM141による通信を開始及び/又は促進することなどを含む。アドレス帳又は連絡先リストを管理するために使用される。
【0083】
電話モジュール138は、RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、任意選択的に、電話番号に対応する一連の文字の入力、連絡先モジュール137内の1つ以上の電話番号へのアクセス、入力された電話番号の修正、個別の電話番号のダイヤル、通話の実行、並びに通話終了時の接続解除及び通話停止のために使用される。前述したように、無線通信は、任意選択的に、複数の通信規格、プロトコル、及び技術のうちのいずれかを使用する。
【0084】
テレビ会議モジュール139は、RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、光学センサ164、光学センサコントローラ158、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、連絡先モジュール137、及び電話モジュール138と連携して、ユーザの命令に従ってユーザと1人以上の他の参加者との間のテレビ会議を開始、実行、及び終了するための実行可能な命令を含む。
【0085】
電子メールクライアントモジュール140は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、ユーザの命令に応じて電子メールを作成、送信、受信、及び管理するための実行可能な命令を含む。画像管理モジュール144と連携して、電子メールクライアントモジュール140は、カメラモジュール143で撮影された静止画像又は動画画像を有する電子メールの作成及び送信を非常に容易にする。
【0086】
インスタントメッセージングモジュール141は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、インスタントメッセージに対応する一連の文字の入力、以前に入力された文字の修正、(例えば、電話通信ベースのインスタントメッセージ向けのショートメッセージサービス(Short Message Service、SMS)若しくはマルチメディアメッセージサービス(Multimedia Message Service、MMS)プロトコル、又はインターネットベースのインスタントメッセージ向けのXMPP、SIMPLE、若しくはIMPSを使用する)個別のインスタントメッセージの送信、インスタントメッセージの受信、及び受信したインスタントメッセージの閲覧のための実行可能な命令を含む。いくつかの実施形態では、送信される及び/又は受信されるインスタントメッセージは、任意選択的に、MMS及び/又は拡張メッセージングサービス(Enhanced Messaging Service、EMS)でサポートされるようなグラフィック、写真、オーディオファイル、動画ファイル、及び/又は他の添付ファイルを含む。本明細書では、「インスタントメッセージング」とは、電話通信ベースのメッセージ(例えば、SMS又はMMSを使用して送信されるメッセージ)と、インターネットベースのメッセージ(例えば、XMPP、SIMPLE、又はIMPSを使用して送信されるメッセージ)との両方を指す。
【0087】
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、GPSモジュール135、地図モジュール154、及び音楽プレーヤモジュールと連携して、トレーニングサポートモジュール142は、実行可能命令を含み、実行可能命令は、トレーニング(例えば、時間、距離、及び/又はカロリー燃焼の目標を有する)を作成し、トレーニングセンサ(スポーツデバイス)と通信し、トレーニングセンサデータを受信し、トレーニングをモニタするために使用されるセンサを較正し、トレーニングのための音楽を選択及び再生し、並びに、トレーニングデータを表示、記憶、及び送信する。
【0088】
カメラモジュール143は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、光学センサ(単数又は複数)164、光学センサコントローラ158、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及び画像管理モジュール144と連携して、静止画像若しくは(動画ストリームを含む)動画のキャプチャ及びメモリ102内への記憶、静止画像若しくは動画の特性の修正、又はメモリ102からの静止画像若しくは動画を削除するための実行可能な命令を含む。
【0089】
画像管理モジュール144は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びカメラモジュール143と連携して、静止画像及び/若しくは動画の配置、修正(例えば、編集)、又はその他の操作、ラベル付け、削除、(例えば、デジタルスライドショー若しくはアルバムにおける)提示、及び記憶のための実行可能な命令を含む。
【0090】
ブラウザモジュール147は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、ウェブページ又はその一部、並びにウェブページにリンクされた添付ファイル及び他のファイルの検索、リンク、受信、及び表示を含む、ユーザの命令に従ってインターネットをブラウジングするための実行可能な命令を含む。
【0091】
カレンダーモジュール148は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、電子メールクライアントモジュール140、及びブラウザモジュール147と連携して、ユーザの命令に従って、カレンダー及びカレンダーに関連付けられたデータ(例えば、カレンダーアイテム、to-doリストなど)を作成、表示、修正、及び記憶するための実行可能な命令を含む。
【0092】
ウィジェットモジュール149は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びブラウザモジュール147と連携して、任意選択的に、ユーザによってダウンロード及び使用されるミニアプリケーション(例えば、気象ウィジェット149-1、株価ウィジェット149-2、計算機ウィジェット149-3、アラーム時計ウィジェット149-4、及び辞書ウィジェット149-5)、又はユーザによって作成されたミニアプリケーション(例えば、ユーザ作成ウィジェット149-6)である。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、HTML(Hypertext Markup Language、ハイパーテキストマークアップ言語)ファイル、CSS(Cascading Style Sheets、カスケーディングスタイルシート)ファイル、及びJavaScriptファイルを含む。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、XML(Extensible Markup Language、拡張可能マークアップ言語)ファイル及びJavaScriptファイル(例えば、Yahoo!ウィジェット)を含む。
【0093】
ウィジェットクリエータモジュール150は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びブラウザモジュール147と連携して、任意選択的に、ウィジェットを作成する(例えば、ウェブページのユーザ指定部分をウィジェットにする)ために、ユーザによって使用される。
【0094】
検索モジュール151は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、ユーザの命令に従って1つ以上の検索基準(例えば、1つ以上のユーザ指定検索語)と一致するメモリ102内の文字、音楽、サウンド、画像、動画、及び/又は他のファイルを検索するための実行可能な命令を含む。
【0095】
動画及び音楽プレーヤモジュール152は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、オーディオ回路110、スピーカ111、RF回路108、及びブラウザモジュール147と連携して、MP3又はAACファイルなどの1つ以上のファイル形式で記憶された録音済みの音楽及び他のサウンドファイルをユーザがダウンロード及び再生できるようにする実行可能な命令、並びに動画を(例えば、タッチスクリーン112上又は外部ポート124を介して接続された外部のディスプレイ上に)表示、提示、又は別の方法で再生するための実行可能な命令を含む。いくつかの実施形態では、デバイス100は、任意選択的に、iPod(Apple Inc.の商標)などのMP3プレーヤの機能を含む。
【0096】
メモモジュール153は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、ユーザの命令に従ってメモ、to-doリストなどを作成及び管理するための実行可能な命令を含む。
【0097】
地図モジュール154は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、GPSモジュール135、及びブラウザモジュール147と連携して、任意選択的に、ユーザの命令に従って、地図及び地図に関連付けられたデータ(例えば、運転の道順、特定のロケーション又はその付近の店舗及び他の見どころに関するデータ、並びに他のロケーションベースのデータ)を受信、表示、修正、及び記憶するために使用される。
【0098】
オンライン動画モジュール155は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、オーディオ回路110、スピーカ111、RF回路108、テキスト入力モジュール134、電子メールクライアントモジュール140、及びブラウザモジュール147と連携して、ユーザが特定のオンライン動画へのアクセス、特定のオンライン動画のブラウジング、(例えば、ストリーミング及び/又はダウンロードによる)受信、(例えば、タッチスクリーン上又は外部ポート124を介して接続された外部ディスプレイ上の)再生、特定のオンライン動画へのリンクを有する電子メールの送信、並びにH.264などの1つ以上のファイル形式のオンライン動画の他の管理を行うことを可能にする命令を含む。いくつかの実施形態では、特定のオンライン動画へのリンクを送信するために、電子メールクライアントモジュール140ではなく、インスタントメッセージングモジュール141が使用される。オンライン動画アプリケーションについての追加の説明は、その内容の全体が参照により本明細書に組み込まれる、2007年6月20日出願の米国仮特許出願第60/936,562号、「Portable Multifunction Device,Method,and Graphical User Interface for Playing Online Videos」、及び2007年12月31日出願の米国特許出願第11/968,067号、「Portable Multifunction Device,Method,and Graphical User Interface for Playing Online Videos」を参照されたい。
【0099】
上記で識別したモジュール及びアプリケーションは各々、前述した1つ以上の機能及び本出願に記載した方法(例えば、本明細書に記載したコンピュータにより実行される方法及び他の情報処理方法)を実行する実行可能な命令のセットに対応する。これらのモジュール(例えば、命令セット)は、それぞれのソフトウェアプログラム((例えば、命令を含む)コンピュータプログラムなど)、手順、又はモジュールとして実装される必要はなく、したがって様々な実施形態では、これらのモジュールの様々なサブセットが、任意選択的に組み合わされ、又は他の方法で再構成される。例えば、動画プレーヤモジュールは、任意選択的に、音楽プレーヤモジュールと組み合わされて、単一のモジュール(例えば、図1Aの動画及び音楽プレーヤモジュール152)にされる。いくつかの実施形態では、メモリ102は、任意選択的に、上記で識別したモジュール及びデータ構造のサブセットを記憶する。更に、メモリ102は、上記で説明されていない追加のモジュール及びデータ構造を任意選択的に記憶する。
【0100】
いくつかの実施形態では、デバイス100は、そのデバイスにおける既定の機能のセットの動作がタッチスクリーン及び/又はタッチパッドのみを介して実行されるデバイスである。デバイス100が動作するための主要な入力コントロールデバイスとしてタッチスクリーン及び/又はタッチパッドを使用することにより、任意選択的に、デバイス100上の物理的な入力コントロールデバイス(プッシュボタン、ダイヤルなど)の数が削減される。
【0101】
タッチスクリーン及び/又はタッチパッドを通じてのみ実行される既定の機能のセットは、任意選択的に、ユーザインタフェース間のナビゲーションを含む。いくつかの実施形態では、タッチパッドは、ユーザによってタッチされたときに、デバイス100上に表示される任意のユーザインタフェースから、メインメニュー、ホームメニュー、又はルートメニューにデバイス100をナビゲートする。このような実施形態では、「メニューボタン」は、タッチパッドを使用して実装される。いくつかの他の実施形態では、メニューボタンは、タッチパッドではなく、物理プッシュボタン又はその他の物理入力コントロールデバイスである。
【0102】
図1Bは、いくつかの実施形態に係る、イベント処理のための例示的な構成要素を示すブロック図である。いくつかの実施形態では、メモリ102(図1A)又は370(図3)は、イベントソート部170(例えば、オペレーティングシステム126内)と、個別のアプリケーション136-1(例えば、前述のアプリケーション137~151、155、380~390のうちのいずれか)とを含む。
【0103】
イベントソート部170は、イベント情報を受信し、イベント情報を配信するアプリケーション136-1、及びアプリケーション136-1のアプリケーションビュー191を判定する。イベントソート部170は、イベントモニタ171及びイベントディスパッチャモジュール174を含む。いくつかの実施形態では、アプリケーション136-1は、アプリケーションがアクティブ又は実行中であるときにタッチ感知ディスプレイ112に表示される現在のアプリケーションビュー(単数又は複数)を示すアプリケーション内部状態192を含む。いくつかの実施形態では、デバイス/グローバル内部状態157は、どのアプリケーション(単数又は複数)が現在アクティブであるかを判定するためにイベントソート部170によって使用され、アプリケーション内部状態192は、イベント情報が配信されるアプリケーションビュー191を判定するためにイベントソート部170によって使用される。
【0104】
いくつかの実施形態では、アプリケーション内部状態192は、アプリケーション136-1が実行を再開するときに使用すべき再開情報、アプリケーション136-1によって表示されている情報を示す又は表示する準備ができたユーザインタフェース状態情報、ユーザがアプリケーション136-1の前の状態又はビューに戻ることを可能にする状態キュー、及びユーザによって行われた前のアクションのリドゥ/アンドゥキューのうちの1つ以上などの追加情報を含む。
【0105】
イベントモニタ171は、周辺機器インタフェース118からイベント情報を受信する。イベント情報は、サブイベント(例えば、タッチ感知ディスプレイ112でのマルチタッチジェスチャの一部としてのユーザタッチ)に関する情報を含む。周辺機器インタフェース118は、I/Oサブシステム106、又は近接センサ166、加速度計(単数又は複数)168、及び/若しくは(オーディオ回路110を介した)マイクロフォン113などのセンサから受信する情報を送信する。周辺機器インタフェース118がI/Oサブシステム106から受信する情報は、タッチ感知ディスプレイ112又はタッチ感知面からの情報を含む。
【0106】
いくつかの実施形態では、イベントモニタ171は、所定の間隔で周辺機器インタフェース118に要求を送信する。それに応じて、周辺機器インタフェース118は、イベント情報を送信する。他の実施形態では、周辺機器インタフェース118は、重要なイベント(例えば、所定のノイズ閾値を上回る及び/又は所定の持続時間を超える入力の受信)があるときのみイベント情報を送信する。
【0107】
いくつかの実施形態では、イベントソート部170はまた、ヒットビュー判定モジュール172及び/又はアクティブイベント認識部判定モジュール173を含む。
【0108】
ヒットビュー判定モジュール172は、タッチ感知ディスプレイ112が2つ以上のビューを表示しているときに、サブイベントが1つ以上のビュー内のどこで起きたかを判定するソフトウェア手順を提供する。ビューは、ユーザがディスプレイ上で見ることができる制御装置及び他の要素から構成されている。
【0109】
アプリケーションに関連付けられたユーザインタフェースの別の態様は、本明細書ではアプリケーションビュー又はユーザインタフェースウィンドウと呼ばれることもあるビューのセットであり、その中で情報が表示され、タッチに基づくジェスチャが生じる。タッチが検出される(個別のアプリケーションの)アプリケーションビューは、任意選択的に、アプリケーションのプログラム階層又はビュー階層内のプログラムレベルに対応する。例えば、タッチが検出される最下位レベルビューは、任意選択的に、ヒットビューと呼ばれ、また、適切な入力として認識されるイベントのセットは、任意選択的に、タッチによるジェスチャを開始する初期タッチのヒットビューに少なくとも部分的に基づいて判定される。
【0110】
ヒットビュー判定モジュール172は、タッチに基づくジェスチャのサブイベントに関連する情報を受信する。アプリケーションが階層状に構成された複数のビューを有するとき、ヒットビュー判定モジュール172は、サブイベントを処理すべき階層内の最下位のビューとして、ヒットビューを識別する。ほとんどの状況では、ヒットビューは、開始サブイベント(例えば、イベント又は潜在的イベントを形成する一連のサブイベントにおける第1のサブイベント)が発生する最も低いレベルのビューである。ヒットビューがヒットビュー判定モジュール172によって識別されると、ヒットビューは、通常、ヒットビューとして識別されたタッチ又は入力ソースと同じタッチ又は入力ソースに関係する全てのサブイベントを受信する。
【0111】
アクティブイベント認識部判定モジュール173は、ビュー階層内のどのビュー(単数又は複数)が特定の一連のサブイベントを受信すべきかを判定する。いくつかの実施形態では、アクティブイベント認識部判定モジュール173は、ヒットビューのみが特定の一連のサブイベントを受信すべきであると判定する。他の実施形態では、アクティブイベント認識部判定モジュール173は、サブイベントの物理的ロケーションを含む全てのビューがアクティブに関わりがあるビューであると判定し、したがって、全てのアクティブに関わりがあるビューが、特定の一連のサブイベントを受信すべきであると判定する。他の実施形態では、タッチサブイベントが1つの特定のビューに関連付けられたエリアに完全に限定された場合でも、階層内の上位のビューは、依然としてアクティブに関わりがあるビューであり続ける。
【0112】
イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をイベント認識部(例えばイベント認識部180)にディスパッチする。アクティブイベント認識部判定モジュール173を含む実施形態では、イベントディスパッチャモジュール174は、アクティブイベント認識部判定モジュール173により判定されたイベント認識部にイベント情報を配信する。いくつかの実施形態では、イベントディスパッチャモジュール174は、個別のイベント受信部182によって取り出されるイベント情報をイベントキューに記憶する。
【0113】
いくつかの実施形態では、オペレーティングシステム126は、イベントソート部170を含む。あるいは、アプリケーション136-1がイベントソート部170を含む。更に他の実施形態では、イベントソート部170は、独立型のモジュールであり、又は接触/動きモジュール130などのメモリ102内に記憶されている別のモジュールの一部である。
【0114】
いくつかの実施形態では、アプリケーション136-1は、各々がアプリケーションのユーザインタフェースの個別のビュー内で発生するタッチイベントを処理する命令を含む、複数のイベント処理部190及び1つ以上のアプリケーションビュー191を含む。アプリケーション136-1の各アプリケーションビュー191は、1つ以上のイベント認識部180を含む。典型的には、個別のアプリケーションビュー191は、複数のイベント認識部180を含む。他の実施形態では、イベント認識部180のうちの1つ以上は、ユーザインタフェースキット、又は、アプリケーション136-1がメソッド及び他のプロパティを継承する上位レベルのオブジェクトなどの、別個のモジュールの一部である。いくつかの実施形態では、個別のイベント処理部190は、データ更新部176、オブジェクト更新部177、GUI更新部178、及び/又はイベントソート部170から受信されたイベントデータ179、のうちの1つ以上を含む。イベント処理部190は、任意選択的に、データ更新部176、オブジェクト更新部177、又はGUI更新部178を利用し又は呼び出して、アプリケーション内部状態192を更新する。あるいは、アプリケーションビュー191のうちの1つ以上が、1つ以上のそれぞれのイベント処理部190を含む。また、いくつかの実施形態では、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178のうちの1つ以上は、個別のアプリケーションビュー191に含まれる。
【0115】
個別のイベント認識部180は、イベントソート部170からイベント情報(例えば、イベントデータ179)を受信し、イベント情報からイベントを識別する。イベント認識部180は、イベント受信部182及びイベント比較部184を含む。いくつかの実施形態では、イベント認識部180はまた、メタデータ183及びイベント配信命令188(任意選択的にサブイベント配信命令を含む)の少なくともサブセットも含む。
【0116】
イベント受信部182は、イベントソート部170からイベント情報を受信する。イベント情報は、サブイベント、例えば、タッチ又はタッチの移動についての情報を含む。サブイベントに応じて、イベント情報はまた、サブイベントのロケーションなどの追加情報を含む。サブイベントがタッチの動きに関わるとき、イベント情報はまた任意選択的に、サブイベントの速さ及び方向を含む。いくつかの実施形態では、イベントは、1つの配向から別の配向への(例えば、縦向きから横向きへ、又はその逆の)デバイスの回転を含み、イベント情報は、デバイスの現在の配向(デバイスの姿勢とも呼ぶ)についての対応する情報を含む。
【0117】
イベント比較部184は、イベント情報を、定義済みのイベント又はサブイベントの定義と比較し、その比較に基づいて、イベント又はサブイベントを判定するか、あるいはイベント又はサブイベントの状態を判定若しくは更新する。いくつかの実施形態では、イベント比較部184は、イベント定義186を含む。イベント定義186は、例えばイベント1(187-1)及びイベント2(187-2)などのイベント(例えば、既定の一連のサブイベント)の定義を含む。いくつかの実施形態では、イベント(187-1及び/又は187-2)内のサブイベントは、例えば、タッチの開始、タッチの終了、タッチの移動、タッチのキャンセル、及び複数のタッチを含む。一実施例では、イベント1(187-1)についての定義は、表示されたオブジェクト上のダブルタップである。ダブルタップは、例えば、所定の段階に対する表示オブジェクト上の第1のタッチ(タッチ開始)、所定の段階に対する第1のリフトオフ(タッチ終了)、所定の段階に対する表示オブジェクト上の第2のタッチ(タッチ開始)、及び所定の段階に対する第2のリフトオフ(タッチ終了)を含む。別の実施例では、イベント2(187-2)の定義は、表示されたオブジェクト上のドラッグである。ドラッグは、例えば、所定の段階に対する表示オブジェクト上のタッチ(又は接触)、タッチ感知ディスプレイ112にわたるタッチの移動、及びタッチのリフトオフ(タッチ終了)を含む。いくつかの実施形態では、イベントは、1つ以上の関連付けられたイベント処理部190に関する情報も含む。
【0118】
いくつかの実施形態では、イベント定義186は、個別のユーザインタフェースオブジェクトについてのイベントの定義を含む。いくつかの実施形態では、イベント比較部184は、どのユーザインタフェースオブジェクトがサブイベントに関連付けられているかを判定するヒットテストを実行する。例えば、タッチ感知ディスプレイ112に3つのユーザインタフェースオブジェクトが表示されているアプリケーションビュー内で、タッチ感知ディスプレイ112上でタッチが検出されると、イベント比較部184は、ヒットテストを実行して、3つのユーザインタフェースオブジェクトのうちのどれがタッチ(サブイベント)に関連付けられているかを判定する。表示された各オブジェクトが、個別のイベント処理部190に関連付けられている場合、イベント比較部は、ヒットテストの結果を用いて、どのイベント処理部190をアクティブ化すべきかを判定する。例えば、イベント比較部184は、ヒットテストをトリガするサブイベント及びオブジェクトに関連付けられたイベント処理部を選択する。
【0119】
いくつかの実施形態では、個別のイベント187の定義は、一連のサブイベントがイベント認識部のイベントタイプに対応するか否かが判定されるまで、イベント情報の配信を遅らせる遅延アクションも含む。
【0120】
個別のイベント認識部180は、一連のサブイベントがイベント定義186のイベントのいずれとも一致しないと判定した場合、個別のイベント認識部180は、イベント不可能、イベント失敗、又はイベント終了の状態に入り、その後は、タッチに基づくジェスチャの次のサブイベントを無視する。この状況では、ヒットビューについてアクティブのままである他のイベント認識部があれば、そのイベント認識部は、進行中のタッチによるジェスチャのサブイベントの追跡及び処理を続行する。
【0121】
いくつかの実施形態では、個別のイベント認識部180は、イベント配信システムがどのようにサブイベント配信を実行すべきかをアクティブに関与しているイベント認識部に示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを有するメタデータ183を含む。いくつかの実施形態では、メタデータ183は、イベント認識部が互いにどのように相互作用するか、又はイベント認識部が互いにどのように相互作用することが可能となるかを示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを含む。いくつかの実施形態では、メタデータ183は、サブイベントがビュー階層又はプログラム階層における多様なレベルに配信されるかを示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを含む。
【0122】
いくつかの実施形態では、個別のイベント認識部180は、イベントの1つ以上の特定のサブイベントが認識されるときに、イベントに関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。いくつかの実施形態では、個別のイベント認識部180は、イベントに関連付けられたイベント情報をイベント処理部190に配信する。イベント処理部190をアクティブ化することは、個別のヒットビューにサブイベントを送信する(及び、送信を延期する)こととは別個である。いくつかの実施形態では、イベント認識部180は、認識したイベントに関連付けられたフラグを投入し、そのフラグに関連付けられたイベント処理部190は、そのフラグを捕らえ、既定のプロセスを実行する。
【0123】
いくつかの実施形態では、イベント配信命令188は、イベント処理部をアクティブ化することなく、サブイベントについてのイベント情報を配信するサブイベント配信命令を含む。代わりに、サブイベント配信命令は、一連のサブイベントと関連付けられたイベント処理部に、又はアクティブに関与しているビューにイベント情報を配信する。一連のサブイベント又はアクティブに関与しているビューと関連付けられたイベント処理部は、イベント情報を受信し、所定のプロセスを実行する。
【0124】
いくつかの実施形態では、データ更新部176は、アプリケーション136-1で使用されるデータを作成及び更新する。例えば、データ更新部176は、連絡先モジュール137で使用される電話番号を更新し、又は動画プレーヤモジュールで使用される動画ファイルを記憶する。いくつかの実施形態では、オブジェクト更新部177は、アプリケーション136-1で使用されるオブジェクトを作成及び更新する。例えば、オブジェクト更新部177は、新しいユーザインタフェースオブジェクトを作成し、又はユーザインタフェースオブジェクトのポジションを更新する。GUI更新部178は、GUIを更新する。例えば、GUI更新部178は、表示情報を準備し、タッチ感知ディスプレイ上に表示するために表示情報をグラフィックモジュール132に送る。
【0125】
いくつかの実施形態では、イベント処理部(単数又は複数)190は、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178を含む又はそれらへのアクセスを有する。いくつかの実施形態では、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178は、個別のアプリケーション136-1又はアプリケーションビュー191の単一モジュールに含まれる。他の実施形態では、それらは、2つ以上のソフトウェアモジュールに含まれる。
【0126】
タッチ感知ディスプレイ上のユーザのタッチのイベント処理に関する前述の記載は、入力デバイスを用いて多機能デバイス100を動作させるための他の形態のユーザ入力にも適用されるが、それらの全てがタッチスクリーン上で開始されるわけではないことを理解されたい。例えば、キーボードの単一又は複数の押圧若しくは保持と任意選択的に連携される、マウスの移動及びマウスボタンの押圧、タッチパッド上のタップ、ドラッグ、スクロールなどの接触の移動、ペンスタイラス入力、デバイスの移動、口頭による命令、検出された目の移動、バイオメトリック入力、並びに/又はそれらの任意の組み合わせを、任意選択的に、認識するイベントを定義するサブイベントに対応する入力として利用する。
【0127】
図2は、いくつかの実施形態に係る、タッチスクリーン112を有するポータブル多機能デバイス100を示す。タッチスクリーンは、任意選択的に、ユーザインタフェース(user interface、UI)200内に1つ以上のグラフィックを表示する。本実施形態、並びに以下で説明される他の実施形態では、ユーザは、例えば、1本以上の指202(図には正確な縮尺では描かれていない)又は1つ以上のスタイラス203(図には正確な縮尺では描かれていない)を使用して、グラフィック上でジェスチャを実施することによって、それらのグラフィックのうちの1つ以上を選択することが可能となる。いくつかの実施形態では、1つ以上のグラフィックの選択は、ユーザが、その1つ以上のグラフィックとの接触を中断する場合に実施される。いくつかの実施形態では、ジェスチャは、デバイス100と接触した指の、1回以上のタップ、1回以上のスワイプ(左から右へ、右から左へ、上向きに及び/若しくは下向きに)、並びに/又は、ローリング(右から左へ、左から右へ、上向きに及び/若しくは下向きに)を、任意選択的に含む。いくつかの実装形態又は状況では、グラフィックとの不測の接触は、そのグラフィックを選択するものではない。例えば、選択に対応するジェスチャがタップである場合、アプリケーションアイコンの上をスイープするスワイプジェスチャは、任意選択的に、対応するアプリケーションを選択するものではない。
【0128】
デバイス100はまた、任意選択的に、「ホーム」ボタン又はメニューボタン204などの1つ以上の物理ボタンを含む。前述したように、メニューボタン204は、任意選択的にデバイス100上で実行されるアプリケーションのセット内の任意のアプリケーション136にナビゲートするために、任意選択的に使用される。あるいは、いくつかの実施形態では、メニューボタンは、タッチスクリーン112に表示されるGUI内のソフトキーとして実装される。
【0129】
いくつかの実施形態では、デバイス100は、タッチスクリーン112、メニューボタン204、デバイスの電源をオン/オフにしてデバイスをロックするプッシュボタン206、音量調整ボタン(単数又は複数)208、加入者識別モジュール(SIM)カードスロット210、ヘッドセットジャック212、及びドッキング/充電用外部ポート124を含む。プッシュボタン206は、任意選択的に、ボタンを押し下げて、既定の期間にわたってボタンを押し下げた状態に保持することによって、デバイスの電源をオン/オフするため、ボタンを押し下げて、既定の時間が経過する前にボタンを解放することによってデバイスをロックするため、及び/又はデバイスをロック解除する、若しくはロック解除プロセスを開始するために、使用される。代替の実施形態では、デバイス100は、マイクロフォン113を介して、いくつかの機能をアクティブ化又は非アクティブ化するための口頭入力もまた受け入れる。デバイス100は、任意選択的に、タッチスクリーン112上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ165、及び/又はデバイス100のユーザに対する触知出力を生成する1つ以上の触知出力生成器167もまた含む。
【0130】
図3は、いくつかの実施形態に係る、ディスプレイ及びタッチ感知面を有する例示的な多機能デバイスのブロック図である。デバイス300は、ポータブル型である必要はない。いくつかの実施形態では、デバイス300は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、マルチメディアプレーヤデバイス、ナビゲーションデバイス、教育的デバイス(子供の学習玩具など)、ゲームシステム、又はコントロールデバイス(例えば、家庭用又は業務用コントローラ)である。デバイス300は、通常、1つ以上の処理ユニット(CPU)310、1つ以上のネットワーク又は他の通信インタフェース360、メモリ370、及びこれらの構成要素を相互接続する1つ以上の通信バス320を含む。通信バス320は、任意選択的に、システム構成要素間の通信を相互接続及び制御する回路(チップセットと呼ばれることもある)を含む。デバイス300は、ディスプレイ340を含む入出力(I/O)インタフェース330を含み、ディスプレイ340は、通常、タッチスクリーンディスプレイである。I/Oインタフェース330はまた、任意選択的に、キーボード及び/又はマウス(若しくは他のポインティングデバイス)350並びにタッチパッド355と、デバイス300上に触知出力を生成する(例えば、図1Aを参照して前述した触知出力生成器(単数又は複数)167に類似している)触知出力生成器357と、センサ359(例えば、光、加速度、近接、タッチ感知、及び/又は図1Aを参照して前述した、接触強度センサ(単数又は複数)165に類似している接触強度センサ)とを含む。メモリ370は、DRAM、SRAM、DDR RAM、又は他のランダムアクセスソリッドステートメモリデバイスなどの高速ランダムアクセスメモリを含み、任意選択的に、1つ以上の磁気ディスク記憶デバイス、光ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステート記憶デバイスなどの不揮発性メモリを含む。メモリ370は、任意選択的に、CPU(単数又は複数)310からリモートに位置する1つ以上の記憶デバイスを含む。いくつかの実施形態では、メモリ370は、ポータブル多機能デバイス100(図1A)のメモリ102内に記憶されているプログラム、モジュール、及びデータ構造に類似したプログラム、モジュール、及びデータ構造、又はそのサブセットを記憶する。更に、メモリ370は、任意選択的に、ポータブル多機能デバイス100のメモリ102に存在しない追加のプログラム、モジュール、及びデータ構造を記憶する。例えば、デバイス300のメモリ370は、任意選択的に、描画モジュール380、プレゼンテーションモジュール382、ワードプロセッシングモジュール384、ウェブサイト作成モジュール386、ディスクオーサリングモジュール388、及び/又はスプレッドシートモジュール390を記憶するのに対して、ポータブル多機能デバイス100(図1A)のメモリ102は、任意選択的に、これらのモジュールを記憶しない。
【0131】
図3の上記で識別した要素は各々、任意選択的に、前述したメモリデバイスのうちの1つ以上の中に記憶される。上記で識別したモジュールは各々、前述した機能を実行する命令セットに対応する。上記で識別したモジュール又はコンピュータプログラム(例えば、命令セット又は命令を含む)は、別個のソフトウェアプログラム((例えば、命令を含む)コンピュータプログラムなど)、手順、又はモジュールとして実装される必要はなく、したがって様々な実施形態では、これらのモジュールの様々なサブセットが、任意選択的に組み合わされ、又は他の方法で再構成される。いくつかの実施形態では、メモリ370は、任意選択的に、上記で識別したモジュール及びデータ構造のサブセットを記憶する。更に、メモリ370は、上記で説明されていない追加のモジュール及びデータ構造を任意選択的に記憶する。
【0132】
次に、任意選択的に、例えばポータブル多機能デバイス100に実装されるユーザインタフェースの実施形態に注意を向ける。
【0133】
図4Aは、いくつかの実施形態に係る、ポータブル多機能デバイス100上のアプリケーションのメニューの例示的なユーザインタフェースを示す。同様のユーザインタフェースは、デバイス300上に任意選択的に実装される。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェース400は、以下の要素、又はそれらのサブセット若しくはスーパーセットを含む。
●セルラ信号及びWi-Fi信号などの無線通信(単数又は複数)用の信号強度インジケータ(単数又は複数)402、
●時刻404、
●Bluetoothインジケータ405、
●バッテリ状況インジケータ406、
●以下のような、頻繁に使用されるアプリケーションのアイコンを有するトレイ408
○不在着信又はボイスメールメッセージの数のインジケータ414を任意選択的に含む、「電話」とラベル付けされた、電話モジュール138のアイコン416、
○未読電子メールの数のインジケータ410を任意選択的に含む、「メール」とラベル付けされた、電子メールクライアントモジュール140のアイコン418、
○「ブラウザ」とラベル付けされた、ブラウザモジュール147のアイコン420、及び
○「iPod」とラベル付けされる、iPod(Apple Inc.の商標)モジュール152とも称される動画及び音楽プレーヤモジュール152用のアイコン422、及び
●以下のような、他のアプリケーションのアイコン、
○「メッセージ」とラベル付けされた、IMモジュール141のアイコン424、
○「カレンダー」とラベル付けされた、カレンダーモジュール148のアイコン426、
○「写真」とラベル付けされた、画像管理モジュール144のアイコン428、
○「カメラ」とラベル付けされた、カメラモジュール143のアイコン430、
○「オンライン動画」とラベル付けされた、オンライン動画モジュール155のアイコン432、
○「株価」とラベル付けされた、株価ウィジェット149-2のアイコン434、
○「地図」とラベル付けされた、地図モジュール154のアイコン436、
○「天気」とラベル付けされた、気象ウィジェット149-1のアイコン438、
○「時計」とラベル付けされた、アラーム時計ウィジェット149-4のアイコン440、
○「トレーニングサポート」とラベル付けされた、トレーニングサポートモジュール142のアイコン442、
○「メモ」とラベル付けされた、メモモジュール153のアイコン444、及び
○デバイス100及びその様々なアプリケーション136の設定へのアクセスを提供する、「設定」とラベル付けされた、設定アプリケーション又はモジュールのアイコン446。
【0134】
図4Aに示すアイコンラベルは、単なる例示であることに留意されたい。例えば、動画及び音楽プレーヤモジュール152のアイコン422は、「音楽」又は「音楽プレーヤ」とラベル付けされる。他のラベルが、様々なアプリケーションアイコンのために、任意選択的に使用される。いくつかの実施形態では、個別のアプリケーションアイコンに関するラベルは、個別のアプリケーションアイコンに対応するアプリケーションの名前を含む。いくつかの実施形態では、特定のアプリケーションアイコンのラベルは、その特定のアプリケーションアイコンに対応するアプリケーションの名前とは異なる。
【0135】
図4Bは、ディスプレイ450(例えば、タッチスクリーンディスプレイ112)とは別個のタッチ感知面451(例えば、図3のタブレット又はタッチパッド355)を有するデバイス(例えば、図3のデバイス300)上の例示的なユーザインタフェースを示す。デバイス300はまた、任意選択的に、タッチ感知面451上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ(例えば、センサ359のうちの1つ以上)、及び/又はデバイス300のユーザに対して触知出力を生成する1つ以上の触知出力生成器357を含む。
【0136】
以下の実施例のうちのいくつかは、タッチスクリーンディスプレイ112(タッチ感知面及びディスプレイが組み合わされている)上の入力を参照して与えられるが、いくつかの実施形態では、デバイスは、図4Bに示されるように、ディスプレイとは別個のタッチ感知面上の入力を検出する。いくつかの実施形態では、タッチ感知面(例えば、図4Bの451)は、ディスプレイ(例えば、450)上の一次軸(例えば、図4Bの453)に対応する一次軸(例えば、図4Bの452)を有する。これらの実施形態によれば、デバイスは、ディスプレイ上のそれぞれのロケーションに対応するロケーション(例えば、図4Bでは、460は468に対応し、462は470に対応する)で、タッチ感知面451との接触(例えば、図4Bの460及び462)を検出する。このようにして、タッチ感知面(例えば、図4Bの451)上でデバイスによって検出されるユーザ入力(例えば、接触460及び462、並びにこれらの移動)は、タッチ感知面がディスプレイとは別個であるとき、多機能デバイスのディスプレイ(例えば、図4Bの450)上のユーザインタフェースを操作するために、デバイスによって使用される。同様の方法が、本明細書に記載の他のユーザインタフェースに任意選択的に使用されることを理解されたい。
【0137】
加えて、以下の例は、主に指入力(例えば、指接触、指タップジェスチャ、指スワイプジェスチャ)を参照して与えられる一方、いくつかの実施形態では、指入力のうちの1つ以上が別の入力デバイスからの入力(例えば、マウスベースの入力又はスタイラス入力)に置き換えられることを理解されたい。例えば、スワイプジェスチャは、任意選択的に、(例えば、接触の代わりに、)マウスクリックであって、その後に(例えば、接触の移動の代わりに)スワイプの経路に沿ったカーソルの移動を伴うマウスクリックによって置き換えられる。別の例として、タップジェスチャは、任意選択的に、カーソルがタップジェスチャのロケーション上に位置している間、(例えば、接触を検出して、それに続いて接触の検出を中止する代わりに)マウスクリックによって置き換えられる。同様に、複数のユーザ入力が同時に検出されるとき、複数のコンピュータマウスが、任意選択的に、同時に使用され、又はマウス及び指の接触が、任意選択的に、同時に使用されることを理解されたい。
【0138】
図5Aは、例示的なパーソナル電子デバイス500を示す。デバイス500は、本体502を含む。いくつかの実施形態では、デバイス500は、デバイス100及び300(例えば、図1A図4B)に関して説明された機能のうちのいくつか又は全てを含むことができる。いくつかの実施形態では、デバイス500は、タッチ感知ディスプレイスクリーン504、以下ではタッチスクリーン504を有する。あるいは、又はタッチスクリーン504に加えて、デバイス500は、ディスプレイ及びタッチ感知面を有する。デバイス100及び300と同様に、いくつかの実施形態では、タッチスクリーン504(又はタッチ感知面)は、任意選択的に、加えられている接触(例えば、タッチ)の強度を検出する1つ以上の強度センサを含む。タッチスクリーン504(又はタッチ感知面)の1つ以上の強度センサは、タッチの強度を表す出力データを提供することができる。デバイス500のユーザインタフェースは、タッチ(複数)に、その強度に基づいて応答することができ、これは、異なる強度のタッチが、デバイス500上で異なるユーザインタフェース動作を呼び出すことができることを意味する。
【0139】
タッチ強度を検出し処理する例示的な技術は、例えば、それぞれ全体が参照により本明細書に組み込まれる関連出願である、国際公開第2013/169849号として公開された、2013年5月8日出願の国際特許出願第PCT/US2013/040061号、「Device,Method,and Graphical User Interface for Displaying User Interface Objects Corresponding to an Application」、及び国際公開第2014/105276号として公開された、2013年11月11日出願の国際特許出願第PCT/US2013/069483号、「Device,Method,and Graphical User Interface for Transitioning Between Touch Input to Display Output Relationships」を参照されたい。
【0140】
いくつかの実施形態では、デバイス500は、1つ以上の入力機構506及び508を有する。入力機構506及び508は、含まれる場合、物理的であり得る。物理的入力機構の例としては、プッシュボタン及び回転可能機構が挙げられる。いくつかの実施形態では、デバイス500は、1つ以上のアタッチメント機構を有する。そのようなアタッチメント機構は、含まれる場合、例えば帽子、眼鏡類、イアリング、ネックレス、シャツ、ジャケット、ブレスレット、ウォッチのバンド、チェーン、ズボン、ベルト、靴、財布、バックパックなどにデバイス500を取り付けることを可能にすることができる。これらのアタッチメント機構は、ユーザがデバイス500を着用することを可能にする。
【0141】
図5Bは、例示的なパーソナル電子デバイス500を示す。いくつかの実施形態では、デバイス500は、図1A図1B、及び図3に関して説明した構成要素のうちのいくつか又は全てを含むことができる。デバイス500は、I/Oセクション514を1つ以上のコンピュータプロセッサ516及びメモリ518に動作可能に結合するバス512を有する。I/Oセクション514は、ディスプレイ504に接続することができ、ディスプレイ504は、タッチ感知構成要素522と、任意選択的に強度センサ524(例えば、接触強度センサ)とを有することができる。加えて、I/Oセクション514は、Wi-Fi、Bluetooth、近距離通信(near field communication、NFC)、セルラ、及び/又は他の無線通信技術を使用してアプリケーション及びオペレーティングシステムデータを受信する通信ユニット530と接続することができる。デバイス500は、入力機構506及び/又は508を含むことができる。入力機構506は、任意選択的に、例えば、回転可能な入力デバイスであるか、又は押下可能かつ回転可能な入力デバイスである。いくつかの実施例では、入力機構508は、任意選択的にボタンである。
【0142】
いくつかの実施例では、入力機構508は、任意選択的にマイクロフォンである。パーソナル電子デバイス500は、任意選択的に、GPSセンサ532、加速度計534、方向センサ540(例えば、コンパス)、ジャイロスコープ536、動きセンサ538、及び/又はそれらの組み合わせなどの様々なセンサを含み、それらは全て、I/Oセクション514に動作可能に接続することができる。
【0143】
パーソナル電子デバイス500のメモリ518は、コンピュータ実行可能命令を記憶するための、1つ以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含むことができ、それら命令は、1つ以上のコンピュータプロセッサ516によって実行されるとき、例えば、コンピュータプロセッサに、プロセス700及びプロセス900(図7及び図9)を含めた、後述する技法を行わせることができる。コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、若しくはデバイスによって、又は命令実行システム、装置、若しくはデバイスに関連して、使用されるコンピュータ実行可能命令を、有形に含み又は記憶することができる任意の媒体であり得る。いくつかの実施例では、記憶媒体は、一時的コンピュータ可読記憶媒体である。いくつかの実施例では、記憶媒体は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、それらに限定されるものではないが、磁気記憶装置、光学記憶装置、及び/又は半導体記憶装置を含むことができる。そのような記憶装置の例としては、磁気ディスク、CD、DVD、又はBlu-ray技術に基づく光学ディスク、並びにフラッシュ、ソリッドステートドライブなどの永続性ソリッドステートメモリなどが挙げられる。パーソナル電子デバイス500は、図5Bの構成要素及び構成に限定されるものではなく、他の又は追加の構成要素を複数の構成で含むことができる。
【0144】
本明細書で使用されるとき、「アフォーダンス」という用語は、任意選択的にデバイス100、300、及び/又は500(図1A図3、及び図5A図5B)のディスプレイスクリーンに表示される、ユーザ相互作用グラフィカルユーザインタフェースオブジェクトを指す。例えば、画像(例えば、アイコン)、ボタン、及び文字(例えば、ハイパーリンク)は各々、任意選択的に、アフォーダンスを構成する。
【0145】
本明細書で使用される「フォーカスセレクタ」という用語は、ユーザが相互作用しているユーザインタフェースの現在の部分を示す入力要素を指す。カーソル又は他のロケーションマーカーを含むいくつかの実装形態では、カーソルが「フォーカスセレクタ」として作用し、したがってカーソルが特定のユーザインタフェース要素(例えば、ボタン、ウィンドウ、スライダ、又は他のユーザインタフェース要素)の上に位置している間、入力(例えば、押圧入力)がタッチ感知面(例えば、図3のタッチパッド355又は図4Bのタッチ感知面451)上で検出されたとき、特定のユーザインタフェース要素は、検出された入力に従って調整される。タッチスクリーンディスプレイ上のユーザインタフェース要素との直接相互作用を可能にするタッチスクリーンディスプレイ(例えば、図1Aのタッチ感知ディスプレイシステム112又は図4Aのタッチスクリーン112)を含むいくつかの実装形態では、タッチスクリーン上の検出された接触が「フォーカスセレクタ」として作用し、したがってタッチスクリーンディスプレイ上の特定のユーザインタフェース要素(例えば、ボタン、ウィンドウ、スライダ、又は他のユーザインタフェース要素)のロケーションで入力(例えば、接触による押圧入力)が検出されたとき、特定のユーザインタフェース要素が、検出された入力に従って調整される。いくつかの実装形態では、(例えば、フォーカスを1つのボタンから別のボタンへ動かすためにタブキー又は矢印キーを使用することによって)タッチスクリーンディスプレイ上の対応するカーソルの移動又は接触の移動なしに、フォーカスがユーザインタフェースの1つの領域からユーザインタフェースの別の領域に動かされ、これらの実装形態では、フォーカスセレクタは、ユーザインタフェースの種々の領域間でのフォーカスの移動に従って移動する。フォーカスセレクタが取る具体的な形態に関わらず、フォーカスセレクタは、概して、ユーザが意図するユーザインタフェースとの相互作用を(例えば、ユーザがそれを通じて相互作用することを意図しているユーザインタフェースの要素をデバイスに示すことによって)通信するためにユーザによって制御されるユーザインタフェース要素(又はタッチスクリーンディスプレイ上の接触)である。例えば、タッチ感知面(例えば、タッチパッド又はタッチスクリーン)上で押圧入力が検出されている間の、個別のボタンの上のフォーカスセレクタ(例えば、カーソル、接触、又は選択ボックス)の位置は、その個別のボタンを(そのデバイスのディスプレイ上に示される他のユーザインタフェース要素ではなく)アクティブ化することをユーザが意図していることを示すものである。
【0146】
本明細書及び特許請求の範囲において使用されるとき、接触の「特性強度」という用語は、接触の1つ以上の強度に基づく、その接触の特性を指す。いくつかの実施形態では、特性強度は複数の強度サンプルに基づく。特性強度は、任意選択的に、既定の数の強度サンプル、すなわち、既定のイベント(例えば、接触を検出した後、接触のリフトオフを検出する前、接触の移動の開始を検出する前若しくは後、接触の終了を検出する前、接触の強度の増大を検出する前若しくは後、及び/又は、接触の強度の減少を検出する前若しくは後の)に関連する所定の時間(例えば、0.05、0.1、0.2、0.5、1、2、5、10秒)の間に収集された強度サンプルのセットに基づく。接触の特性強度は、任意選択的に、接触の強度の最大値、接触の強度の平均(mean)値、接触の強度の平均(average)値、接触の強度の上位10パーセンタイル値、接触の強度の最大の2分の1の値、接触の強度の最大の90パーセントの値などのうちの1つ以上に基づいている。いくつかの実施形態では、特性強度を判定する際に(例えば、特性強度が経時的な接触の強度の平均であるときに)、接触の持続期間が使用される。いくつかの実施形態では、特性強度は、ユーザによって動作が実行されたか否かを判定するために、1つ以上の強度閾値のセットと比較される。例えば、1つ以上の強度閾値のセットは、任意選択的に、第1の強度閾値及び第2の強度閾値を含む。この実施例では、第1の閾値を超えない特性強度を有する接触は第1の動作をもたらし、第1の強度閾値を上回るが第2の強度閾値を超えない特性強度を有する接触は第2の動作をもたらし、第2の閾値を超える特性強度を有する接触は第3の動作をもたらす。いくつかの実施形態では、特性強度と1つ以上の閾値との間の比較は、第1の動作を実行するべきか、それとも第2の動作を実行するべきかを判定するために使用されるのではなく、1つ以上の動作を実行するべきか否か(例えば、個別の動作を実行するべきか、それとも個別の動作を実行するのを取り止めるべきか)を判定するために使用される。
【0147】
次に、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500などの電子デバイス上で実施されるユーザインタフェース(「UI」)及び関連プロセスの実施形態に注意を向ける。
【0148】
図6A図6Rは、いくつかの実施形態に係る、アバターステッカーを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。これらの図におけるユーザインタフェースは、図7におけるプロセスを含む後述のプロセスを説明するために使用される。
【0149】
図6Aは、ディスプレイ601(例えば、タッチ感知ディスプレイ)を介して、アバター(例えば、仮想アバター)及び/又はアバターステッカーの外観を編集するためのインタフェースである編集インタフェース604を表示するデバイス600を示す。デバイス600は、ユーザ615の外観を検出するためのカメラ602を含み、これは、いくつかの実施形態では、表示されたポーズ又は表示されたアバターの外観を制御又は修正して、ユーザの顔を追跡するために使用される。例えば、ユーザ615が自分の頭を動かして異なる顔の表情をするとき、デバイス600は、カメラ602を使用してユーザの動き、ポーズ、及び顔の表情を検出し、ユーザ615の動き、ポーズ、及び顔の表情を複製するためにアバター605の外観をリアルタイムで修正する。デバイス600は、デバイス100、300、又は500の1つ以上の要素を含む。
【0150】
図6Aでは、編集インタフェース604はアバター605を含む。アバター605の外観は、様々なアバター特徴カテゴリ606から異なるアバター特徴オプションを選択することによって編集される。例えば、図6Aでは、帽子カテゴリ606-1が現在選択されており(「帽子」の中央の太字の外観によって示されるように)、異なる帽子オプション610が、アバター605の帽子を修正するために表示されている。色オプション608を選択して、選択された帽子オプションの色を修正することができる。図6Aでは、帽子オプション610-1が現在選択されている。帽子オプション610-1は、帽子なしオプションに対応し、したがって、アバター605は、帽子なしで表示される。
【0151】
図6Aでは、デバイス600は、帽子オプション610-2を選択する入力612及び眼鏡類カテゴリ606-2を選択する入力614を検出し、それに応じて、図6Bに示されるように編集インタフェース604を更新する。入力612に応じて、デバイス600は、帽子オプション610-2に対応する帽子616を含むようにアバター605の外観を更新する。入力614に応じて、デバイス600は、眼鏡類カテゴリ606-2を選択し、眼鏡類オプション618を表示する。
【0152】
図6Bでは、ユーザ615は、舌を突き出し、頭を傾ける。デバイス600は、カメラ602を使用してポーズの変化を検出し、それに応じて、アバター605の外観を修正して、アバターの頭部を傾け、その舌を突き出す。デバイス600は、入力620を介して眼鏡オプション618-1の選択を検出し、特徴カテゴリ上のスワイプジェスチャ622を検出する。それに応じて、デバイス600は、図6Cに示されるように、眼鏡オプション618-1に対応する眼鏡626を有するようにアバターを更新し、服装カテゴリ606-3を選択する。
【0153】
いくつかの実施形態では、特定のアバター特徴が編集のために選択されると、デバイス600は、表示された動的なアバターを、編集のために選択されている1つ以上の特徴を有するアバターの表現を示す静的なアバターステッカーで置き換える。例えば、図6Cにおいて、服装カテゴリ606-3は、アバターの服装を編集するためのカテゴリであり、アバター605と共に表示されない。したがって、デバイス600は、アバター605の表示から、アバターの服装(及び、任意選択で、腕、手、及び首などの他の関連する特徴)を示すアバターステッカーの表示に遷移し、その結果、ユーザは、アバター上の服装及びユーザが服装に対して行った任意の変更を見ることができる。いくつかの実施形態では、遷移は、アバターがステッカーに変わるアニメーションを含む。例えば、図6Cは、動的アバターからアバターステッカーに遷移するアバターの中間描写624を示す。この描写は、帽子616及び眼鏡626を有するアバターの更新された外観を示し、アバターの身体を表示し始めるためのズームアウト効果を示す。加えて、アバターは、アバターの頭部及び顔の特徴が図6Dに示されるステッカーのポーズに遷移すると、ユーザの顔の追跡を停止する。図6Cに示されるように、アバターは、アバターの頭部が直立位置に移動するにつれて、その目を閉じ、その口を閉じている(舌を引っ込めている)ように示され、一方、ユーザ615は、頭部を傾けて舌を出したポーズを維持する。いくつかの実施形態では、遷移は、アバターからアバターステッカーへのクロスフェードとして描写され、アバターステッカーは、アバターがフェードアウトするにつれてフェードインする。
【0154】
図6Dは、アバター605からアバターステッカー625への完了した遷移を示す。アバターステッカー625は、図6A及び図6Bで編集されたアバターの現在の外観を表す。したがって、ステッカー625は、帽子616及び眼鏡626を含む。ステッカー625は、アバター頭部625-1、胴体625-2、及び腕625-3を含み、服装オプション630-1に対応する服装632と共に示されている。アバター605とは対照的に、アバターステッカー625は静的である。したがって、デバイス600は、ユーザの顔を追跡するためにアバターステッカーの外観を修正しない。例えば、図6Dにおいて、ユーザ615は、目を開けて笑顔にして前方を見ているが、ステッカー625は、笑顔ではなく目を閉じた祈るポーズのアバターを示す。
【0155】
服装カテゴリ606-3が選択されると、編集インタフェース604は、(アバターステッカー上に示される)アバターの服装を選択するための服装オプション630と、選択された服装の色を選択するための色オプション628とを含むように更新される。図6Dでは、デバイス600は、服装オプション630-2を選択する入力634を検出する。それに応じて、デバイス600は、図6Eに示されるように、服装オプション630-2に対応する服装636を表示するようにステッカー625を更新する。
【0156】
いくつかの実施形態では、ユーザは、デバイス600と対話して、編集インタフェース604に表示されているステッカーを変更することができる。例えば、図6Eにおいて、デバイス600は、異なるステッカーを表示するために、表示されたステッカーをスワイプするようにユーザに促すプロンプト628を表示する。いくつかの実施形態では、デバイス600によって表示されるステッカーは、ステッカーのより大きなコレクションのサブセットであり、サブセット中のステッカーは、編集のために現在選択されているアバター特徴を描写するステッカーを含み、編集のために現在選択されているアバター特徴を描写しないステッカーを含まない。ユーザがアバターの服装を現在編集しているので、デバイス600によって表示されるために現在利用可能なステッカーは、アバターの服装を示すステッカーである。例えば、入力638に応じて、デバイス600は、ステッカー625を、手を上げたポーズのアバターを有するアバターの服装を描写する異なるステッカーであるステッカー627で置き換える。ステッカー627は、選択されたアバターオプション630-2に対応する服装636を着用している間のアバターの頭部627-1、胴体627-2、及び腕627-3を示す。
【0157】
図6Fでは、デバイス600は、服装オプション630-3を選択する入力640を検出し、それに応じて、図6Gに示されるように、服装642を含むようにアバターステッカー627を更新する。図6Gでは、デバイス600は、腕カテゴリ606-4を選択する入力644を検出する。図6Hでは、デバイス600は、編集インタフェース604を更新して、腕オプション648及び色オプション646を表示する。アバター腕オプション648-1が現在選択されている。デバイス600は、腕オプション648-2を選択する入力650を検出する。いくつかの実施形態では、腕オプションの選択は、アバターの両腕に適用することができる。いくつかの実施形態では、腕オプションの選択をアバターの左腕又は右腕に適用することができる。いくつかの実施形態では、編集インタフェース604は、選択された腕オプションがアバターの左腕、右腕、又は両方に適用されるか否かを決定するために選択され得るオプションを含む。図6Iでは、デバイス600は、選択されたアバターの腕オプション648-2に対応するアバターの腕652を有するステッカー627を示す。
【0158】
いくつかの実施形態では、編集インタフェース804は、メッセージングアプリケーションからアクセスすることができ、いくつかの実施形態では、編集インタフェース804を使用するステッカー編集は、メッセージングアプリケーションにおいて使用され得る。例えば、図6Iでは、デバイス600は、図6Jに示されるように、入力654を検出し、それに応じて、メッセージングインタフェース656を表示する。メッセージインタフェース656は、グループメッセージング会話の参加者に送信されたメッセージを示すメッセージ表示領域656-1を含む。メッセージングインタフェース656はまた、メッセージ会話に追加されるように選択され得るステッカー658を表示するステッカー領域656-3を含む。例えば、ステッカー658-1を選択することができ、それに応じて、デバイス600は、メッセージ作成領域656-2及び/又はメッセージ表示領域656-1にステッカー658-1を表示する。ステッカー658は、アバターの服装又は腕を編集している間に表示に利用可能なサブセットに含まれていたステッカー(例えば、ステッカー658-1、658-2、及び658-3)と、これらのステッカーがアバターの服装又は腕の表現を含まないためにサブセットに含まれなかったステッカー(例えば、ステッカー658-4、658-5、及び658-6)とを含む。
【0159】
図6K図6Rは、デバイス650上に表示されるアバター編集インタフェースの例示的な実施形態を示す。デバイス650は、ディスプレイ651(例えば、タッチ感知ディスプレイ)及び入力機構652を含む。デバイス650は、デバイス100、300、500、又は600の1つ以上の要素を含む。
【0160】
図6Kでは、デバイス650は、(アバター605と同様の)アバター660と、アバター660の特徴を編集するために選択することができるアバター特徴カテゴリオプション662、664、及び666とを含む編集インタフェース670を表示する。いくつかの実施形態では、アバター660を選択して、異なる顔の表情を有するアバターを表示することができる。例えば、入力668に応じて、デバイス650は、図6Lに示されるように、その舌を突き出すアバター660を表示する。いくつかの実施形態では、デバイス650は、入力機構652を使用する入力(例えば、入力機構の回転及び/又は押下)に応じて、異なる顔の表情を有するアバターを表示する。
【0161】
図6Mでは、デバイス650は、図6Lの服装オプション664上の入力674に応じて服装編集インタフェース676を表示する。服装編集インタフェース676は、例えば、図6Dに示されるものと同様に、アバター660の服装を編集するためのインタフェースである。服装編集インタフェース676が表示されるとき、アバターの腕678及び服装680などのアバターの追加の特徴が、アバターの服装に対する変更を示すために表示される。いくつかの実施形態では、アバターの服装は、入力機構652を使用して修正される。いくつかの実施形態では、アバターの服装は、ディスプレイ651上のタッチ入力を使用して修正される。
【0162】
いくつかの実施形態では、デバイス650は、編集のために現在選択されているアバター特徴に対応する様々なステッカーを表示することを繰り返す。例えば、入力682又は入力684に応じて(又は、いくつかの実施形態では、所定の時間量の後に)、デバイス650は、図6Nに示すように、ステッカー685を表示する。ステッカー685はステッカー625と同様であるが、図6F及び図6Hで選択された特徴を反映するように更新される。したがって、ステッカー685は、帽子686(帽子616に類似)、眼鏡688(眼鏡626に類似)、アバターの腕678(腕652に類似)、及び服装680(服装642に類似)を有するアバターを示す。入力681、入力683に応じて、又は所定の時間量の後、デバイス650は、図6Oに示されるステッカー690に循環する。図6M図6Oに示す実施形態では、デバイス650は、アバターの服装を編集しており、したがって、アバターの服装を示すステッカーを循環し、アバターの服装を示さないステッカーを循環しない。
【0163】
図6Pでは、デバイス650は、図6Lの肌オプション662上の入力672に応じて、肌編集インタフェース692を表示する。肌編集インタフェース692は、アバター660の肌を編集するためのインタフェースである。肌編集インタフェース692が表示されるとき、アバターの腕及び服装は表示されない。いくつかの実施形態では、アバターの肌は、入力機構652を使用して修正される。いくつかの実施形態では、アバターの肌は、ディスプレイ651上のタッチ入力を使用して修正される。
【0164】
図6Q及び図6Rに示すように、デバイス650は、アバターの肌を示すステッカーを表示するが、アバターの服装又は腕を含むステッカーを表示しないことを繰り返す。例えば、入力691、入力693に応じて、又は所定の時間量の後に、デバイス650は、図6Qに示すように、ステッカー694を表示する。入力695、入力697に応じて、又は所定の時間量の後、デバイス650は、図6Rに示されるように、ステッカー696を表示する。
【0165】
図7は、いくつかの実施形態に係る、コンピュータシステムを使用してアバターステッカーを編集するための方法を示すフロー図である。方法700は、表示生成構成要素(例えば、ディスプレイコントローラ、タッチ感知ディスプレイシステム)及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチ感知面)と通信しているコンピュータシステム(例えば、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ)において実行される。方法700のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
【0166】
後述するように、方法700は、アバターステッカーを編集するための直感的な仕方を提供する。この方法は、アバターステッカーを編集する際のユーザの認識的負担を軽減し、それにより、より効率的なヒューマン-マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式コンピューティングデバイスの場合、ユーザがより高速かつ効率的にアバターステッカーを編集することを有効化することで、電力を節約し、バッテリ充電間の時間を延ばす。
【0167】
コンピュータシステム(例えば、600又は650)は、表示生成構成要素(例えば、601又は651)を介して、アバター編集インタフェース(例えば、604又は670)(例えば、アバターキャラクタの1つ以上の特徴を編集するためのインタフェース)を表示し(702)、このアバター編集インタフェースは、(704)複数のアバター特徴(例えば、616及び/又は626)を有する仮想アバター(例えば、605又は660)(例えば、コンピュータシステムのユーザによってカスタマイズされ、任意選択で作成され得るアバター)(例えば、ユーザの顔の動きを追跡する仮想アバターのライブプレビュー)の表現であって、仮想アバターが、第1のポーズの仮想アバターを示す第1のアバターステッカー(例えば、625又は685)と、第1のポーズとは異なる第2のポーズ(例えば、ユーザがカスタマイズ可能な(例えば、選択可能又は構成可能な)アバター特徴)の仮想アバターを示す第2のアバターステッカー(例えば、627又は690)とを含むステッカーのセットに関連付けられてる、表現と、(706)仮想アバターの表現において見える複数のアバター特徴(例えば、異なる服装オプション、異なる腕オプション、異なる帽子オプション、異なる目の色オプション)のうちの第1のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクト(例えば、610又は618)の第1のセットと、を含む(例えば、同時に表示する)。いくつかの実施形態では、仮想アバターは、人間のキャラクタを表すようにモデル化されており、アバター特徴は、人間の身体的特性に概ね対応する。例えば、そのようなアバターは、様々な身体的な人間の特徴又は特性を有する個人の表現(例えば、浅黒い肌の色及び長い茶色の直毛を有する高齢の女性)を含んでよい。そのようなアバターは、通常は人間の外観に関連付けられる様々な人間以外の特性(例えば、装飾用の拡張、帽子、眼鏡、サングラスなど)を有する個人の表現も含む。いくつかの実施形態では、仮想アバターの表現は、アバターの頭部と、顔の特徴、アバターの首、帽子、眼鏡など、アバターの頭部上に位置する、又はアバターの頭部に直接隣接するアバター特徴とを含む。いくつかの実施形態では、仮想アバターの表現は、アバターの頭部上に位置しないか、又はアバターの頭部に直接隣接しないアバターの身体又はアバター特徴など、アバターの一部分を含まない。
【0168】
仮想アバターの表現を含むアバター編集インタフェースを表示している間に、コンピュータシステム(例えば、600又は650)は、1つ以上の入力デバイス(例えば、601、602、651、及び/又は652)を介して、複数のアバター特徴(例えば、622又は674)のうちの第2のアバター特徴(例えば、アバターの身体の特徴(例えば、アバターの服装(例えば、シャツ)又はアバターの腕))の編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出する(708)。
【0169】
入力(例えば、622)を検出したことに応じて(いくつかの実施形態では、入力(例えば、674)を検出した後)、コンピュータシステム(例えば、600又は650)は、コンピュータシステムが、第2のアバター特徴(例えば、632、636、642、652、678、及び/又は680)を含んで、仮想アバターの外観に基づく、外観を有する、第1のアバターステッカー(例えば、625又は685)の表現(例えば、第2のアバター特徴と、任意選択的に、アバターの外観を作成及び/又は修正するために使用される特徴(例えば、帽子、サングラス、髪型/色、肌の色調など)と、を含むアバターに基づく静的なポーズと外観を有するアバターの静的な表現)を、(例えば、仮想アバターの表現の少なくとも一部によって以前に占められていたアバター編集インタフェースの領域に)表示すること(712)と、コンピュータシステムが、第1のアバターステッカーにおいて見えるアバター特徴(例えば、第2のアバター特徴)のうちの1つ以上を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクト(例えば、630又は648)の第2のセット(例えば、異なる服装オプション、異なる腕オプション、異なる帽子オプション、異なる目の色オプション)を表示すること(714)(いくつかの実施形態では、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセットを1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットで置き換える)(いくつかの実施形態では、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを使用して修正される1つ以上のアバター特徴は、第2のアバターステッカーにおいても見える)と、を含んで、アバター編集インタフェース(例えば、604又は670)の表示を更新する(710)。第2のアバター特徴を含み、仮想アバターの外観に基づく外観を有する第1のアバターステッカーの表現を表示することにより、ユーザからの追加の入力を必要とせずに、編集されているアバター特徴を強調するように仮想アバターの表示された外観を自動的に調整することによって、コンピュータシステム(例えば、600又は650)における入力の数を低減する。動作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0170】
いくつかの実施形態では、入力に応じて表示されている特定のアバターステッカーは、コンピュータシステム(例えば、600又は650)によって(例えば、更なるユーザ入力なしに)自動的に選択され、第2のアバター特徴を強調するように選択される。いくつかの実施形態では、アバターステッカーは、例えば、シャツ、腕、及び/又は手など、アバターの頭部上に位置しない、又はアバターの頭部に直接隣接しない1つ以上のアバター特徴を含む。いくつかの実施形態では、アバターステッカーは、特定の表情、感情、情緒などを伝えるためにアバターの外観を修正するように表示される特徴(例えば、仮想アバターの表現と比較した追加の特徴)を含む。例えば、ステッカーには愛を伝えるためにアバターの両目の上にハートを入れたり、悲しみを伝えるためにアバターの目(単数又は複数)の下に涙を入れたりすることができる。いくつかの実施形態では、アバターステッカーは、アバターの全体的な認識可能な表現を依然として保持しながら、アバターの一部分を変更するなど、アバターの外観に対するわずかな変更を含む。そのような変更の1つの例は、ステッカーがアバターの頭部の上部が取り除かれ、アバターの脳の爆発状態を表示するアバターの表現である「びっくり」ステッカーである。
【0171】
いくつかの実施形態では、第1のポーズの仮想アバターを示す第1のアバターステッカー(例えば、625又は685)は、アバター編集インタフェース(例えば、604)に表示されている仮想アバター(例えば、605)の表現において見えない仮想アバター(例えば、625-2又は625-3)の第1の部分(例えば、アバターの腕(単数又は複数))を含む(例えば、仮想アバターの第1の部分は、仮想アバターの表現に表示されない)。いくつかの実施形態では、第2のポーズの仮想アバターを示す第2のアバターステッカー(例えば、627又は690)は、アバター編集インタフェース(例えば、604)に表示されている仮想アバター(例えば、627)の表現において見えない仮想アバター(例えば、627-2又は605-3)の第2の部分(例えば、アバターの胴)(いくつかの実施形態では、仮想アバターの第2の部分は第1の部分と同じである)を含む(例えば、仮想アバターの第2の部分は仮想アバターの表現に表示されない)。第1のポーズの仮想アバターを示し、仮想アバターの表現において見えない仮想アバターの第1の部分を含む第1のアバターステッカーを表示し、第2のポーズの仮想アバターを示し、仮想アバターの表現において見えない仮想アバターの第2の部分を含む第2のアバターステッカーを表示することは、仮想アバターの第1又は第2の部分が編集されている(又は少なくとも編集されているアバターの特徴に関連する)というフィードバックをコンピュータシステム(例えば、600又は650)のユーザに提供し、ユーザからの追加の入力を必要とせずに編集されている特徴を強調するように仮想アバターの表示を自動的に調整することによってコンピュータシステムにおける入力の数を低減する。改善されたフィードバックを提供し、動作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0172】
いくつかの実施形態では、第1のアバターステッカー(例えば、625)の表現を表示している間に、コンピュータシステム(例えば、600又は650)は、1つ以上の入力デバイス(例えば、601、602、651、652)を介して、第2の入力(例えば、638)(例えば、第1のアバターステッカーの表現に対するタップ又はスワイプジェスチャ)を検出する。第2の入力を検出したことに応じて、コンピュータシステムは、第2のアバター特徴(例えば、627-2又は627-3)を含み、仮想アバターの外観に基づく外観を有する第2のアバターステッカー(例えば、627)の表現を(例えば、第1のアバターステッカーの表現の少なくとも一部によって以前に占められていたアバター編集インタフェースの領域に)表示する。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、第1のアバターステッカー(及び/又は第2のアバターステッカー)内で見えるアバター特徴のうちの1つ以上を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを表示し続ける。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、第2のアバターステッカーにおいて見えるアバター特徴のうちの1つ以上を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトのセットを表示する(いくつかの実施形態では、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの異なるセットで置き換える)。第2のアバター特徴を含み、仮想アバターの外観に基づく外観を有する第2のアバターステッカーの表現を表示することにより、ユーザからの追加の入力を必要とせずに、編集されているアバター特徴を強調するように仮想アバターの表示された外観を自動的に調整することによって、コンピュータシステムにおける入力の数を低減する。動作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0173】
いくつかの実施形態では、第1の外観(例えば、627)を有する第2のアバターステッカーの表現(例えば、第2のアバターステッカーは、第1の服装を着用している仮想アバターを示す)を表示している間に、コンピュータシステム(例えば、600又は650)は、1つ以上の入力デバイス(例えば、601、602、651、及び/又は652)を介して、仮想アバター(例えば、640)の外観を変更する要求(例えば、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセット内のグラフィカルインタフェースオブジェクトのうちの1つの選択)に対応する入力(例えば、仮想アバターの異なる服装を選択する)を含む1つ以上の入力のセットを検出する。1つ以上の入力のセットを検出したことに応じて、コンピュータシステムは、第1の外観とは異なる第2の外観を有し、仮想アバターの外観を変更する要求に基づく第2のアバターステッカー(例えば、図6Iの627)の表現を表示する(例えば、仮想アバターに対して選択された異なる服装を有する第2のアバターステッカーを表示する)。第1の外観とは異なる第2の外観を有し、仮想アバターの外観を変更する要求に基づく第2のアバターステッカーの表現を表示することにより、仮想アバター特徴が編集されたというフィードバックをコンピュータシステムのユーザに提供し、ユーザからの追加の入力を必要とせずに、編集されているアバター特徴を強調するように仮想アバターの表示された外観を自動的に調整することによって、コンピュータシステムにおける入力の数を低減する。改善されたフィードバックを提供し、動作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0174】
いくつかの実施形態では、仮想アバター(例えば、605)の表現を含むアバター編集インタフェース(例えば、604)を表示している間に、コンピュータシステム(例えば、600、650)は、1つ以上の入力デバイス(例えば、601、602、651、及び/又は652)を介して、複数のアバター特徴のうちの第3のアバター特徴(例えば、アバター眼鏡類)に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力(例えば、614)を検出する。複数のアバター特徴のうちの第3のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出したことに応じて、コンピュータシステムは、第3のアバター特徴を修正する(いくつかの実施形態では、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセットを1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第3のセットで置き換える)ために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクト(例えば、618)(例えば、アバター眼鏡類オプション)の第3のセットを表示する。仮想アバターの表現を含むアバター編集インタフェースを表示している間に、第3のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第3のセットを表示することにより、第3のアバター特徴が編集のために選択されたというフィードバックをコンピュータシステムのユーザに提供し、ユーザからの追加の入力を必要とせずに、編集されているアバター特徴を強調するように仮想アバターの表示された外観を自動的に調整することによって、コンピュータシステムにおける入力の数を低減する。改善されたフィードバックを提供し、動作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0175】
いくつかの実施形態では、第1のアバターステッカー(例えば、625)の表現を含むアバター編集インタフェース(例えば、604)を表示している間に、コンピュータシステム(例えば、600、650)は、1つ以上の入力デバイス(例えば、601、602、651、及び/又は652)を介して、複数のアバター特徴のうちの第4のアバター特徴(例えば、アバターの腕)に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力(例えば、644)を検出する。複数のアバター特徴のうちの第4のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出したことに応じて、コンピュータシステムは、第4のアバター特徴を修正する(いくつかの実施形態では、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第4のセットで置き換える)ために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクト(例えば、648)(例えば、アバターの腕オプション)の第4のセットを表示する。第1のアバターステッカーの表現を含むアバター編集インタフェースを表示している間に、第4のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第4のセットを表示することにより、第4のアバター特徴が編集のために選択されているという改善されたフィードバックをコンピュータシステムのユーザに提供し、ユーザからの追加の入力を必要とせずに、編集されているアバター特徴を強調するように仮想アバターの表示された外観を自動的に調整することによって、コンピュータシステムにおける入力の数を低減する。改善されたフィードバックを提供し、動作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0176】
いくつかの実施形態では、第1のアバター特徴の第1の外観を有する仮想アバター(例えば、605)の表現を含むアバター編集インタフェース(例えば、604)を表示している間に(例えば、第1のアバターステッカーの表現を表示する前に)、コンピュータシステム(例えば、600又は650)は、1つ以上の入力デバイス(例えば、601、602、651、及び/又は652)を介して、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクト(例えば、610)の第1のセット内のグラフィカルインタフェースオブジェクト(例えば、610-2)のうちの1つの選択(例えば、612)を検出する(例えば、仮想アバターの帽子を選択する)。1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセット内のグラフィカルインタフェースオブジェクトのうちの1つの選択を検出したことに応じて、コンピュータシステムは、第1の外観とは異なり、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセット内の選択されたグラフィカルインタフェースオブジェクト(例えば、図6Bの605)に基づく第1のアバター特徴の第2の外観を有する仮想アバターの表現を表示する(例えば、選択された帽子を有する仮想アバターの表現を表示する)。第1の外観とは異なり、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセット内の選択されたグラフィカルインタフェースオブジェクトに基づく第1のアバター特徴の第2の外観を有する仮想アバターの表現を、仮想アバターの表現を含むアバター編集インタフェースを表示している間に表示することにより、仮想アバターの外観が編集されたというフィードバックをコンピュータシステムのユーザに提供し、ユーザからの追加の入力を必要とせずに、編集されているアバター特徴を強調するように仮想アバターの表示された外観を自動的に調整することによって、コンピュータシステムにおける入力の数を低減する。改善されたフィードバックを提供し、動作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0177】
いくつかの実施形態では、第2のアバター特徴(例えば、625-2又は625-3)の第1の外観を有する第1のアバターステッカー(例えば、625)の表現を含むアバター編集インタフェース(例えば、604)を表示している間に、コンピュータシステム(例えば、600、650)は、1つ以上の入力デバイス(例えば、601、602、651、及び/又は652)を介して、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクト(例えば、630)の第2のセットにおけるグラフィカルインタフェースオブジェクト(例えば、630-2)のうちの1つの選択(例えば、634)を検出する(例えば、仮想アバターに対して異なる服装を選択する、仮想アバターに対して異なる腕を選択する)。選択を検出したことに応じて、コンピュータシステムは、第1の外観とは異なる第2のアバター特徴の第2の外観を有し、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクト(例えば、図6Eの625)の第2のセット内の選択されたグラフィカルインタフェースオブジェクトに基づく第1のアバターステッカーの表現を表示する(例えば、仮想アバターのために選択された異なる服装を有する第1のアバターステッカーの表現を表示する、仮想アバターのために選択された異なる腕を有する第1のアバターステッカーの表現を表示する)。第1の外観とは異なり、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセット内の選択されたグラフィカルインタフェースオブジェクトに基づく第2のアバター特徴の第2の外観を有する第1のアバターステッカーの表現を表示することにより、仮想アバターの外観が編集されたというフィードバックをコンピュータシステムのユーザに提供し、ユーザからの追加の入力を必要とせずに、編集されているアバター特徴を強調するように仮想アバターの表示された外観を自動的に調整することによって、コンピュータシステムにおける入力の数を低減する。改善されたフィードバックを提供し、動作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0178】
いくつかの実施形態では、第2のアバター特徴は、アバターの衣類(例えば、616、626、632、636、又は642)(例えば、帽子又は服装)を含む。いくつかの実施形態では、第2のアバター特徴は、アバターの腕(例えば、625-3、627-3、又は652)(例えば、アバターの腕のスタイル又はタイプ)を含む。
【0179】
いくつかの実施形態では、仮想アバター(例えば、605)の表現を含むアバター編集インタフェース(例えば、604)を表示することは、仮想アバター(例えば、図6Bの605)の表現のアニメーションを表示することを含む(例えば、仮想アバターは、ポーズ及び/又は顔の表情を変える)。いくつかの実施形態では、仮想アバターの表現のアニメーションは、コンピュータシステム(例えば、600又は650)に関連付けられた(例えば、通信している)1つ以上のカメラ(例えば、602)(例えば、可視光カメラ、深度カメラ、及び/又は赤外線カメラ)によって検出された顔(例えば、ユーザ615の顔)(例えば、コンピュータシステムのユーザの1つ以上の顔の特徴)に基づく(例えば、仮想アバターの表現は、1つ以上のカメラの視野内に位置する顔の1つ以上の変化(例えば、ポーズ、位置、及び/又は向きの変化)を検出したことに応じて変化する(例えば、仮想アバターの表現は、1つ以上のカメラ(例えば、コンピュータシステムと通信している1つ以上のカメラ)の視野内で検出された顔の動き及び/又は顔の表情の変化を模倣する))。コンピュータシステムに関連付けられた1つ以上のカメラによって検出された顔に基づいて仮想アバターの表現をアニメーション化することにより、追加の表示されたコントロールでユーザインタフェースを混乱させることなく、仮想アバターの異なる特徴を見るための追加のコントロールを提供する。追加の表示されたコントロールでユーザインタフェースを混乱させることなくコンピュータシステムの追加のコントロールオプションを提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザ-システムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0180】
いくつかの実施形態では、第1のアバターステッカー(例えば、625、627、685、又は690)の表現は静的である(例えば、仮想アバターは、時間と共にポーズ及び/又は顔の表情を変化させない)(例えば、第1のアバターステッカーの外観は、ユーザの顔の変化に応答しない)。第1のアバターステッカーの静的な表現を表示することにより、ユーザが仮想アバターの外観を修正し、修正されているアバター特徴を見るために特定のポーズを維持する必要なしに対応する変化を見ることを可能にすることによってユーザ体験を向上させ、ユーザが仮想アバターを編集している間にユーザの顔を追跡する必要をなくすことによってコンピュータシステム(例えば、600、650)における入力の数を低減する。ユーザ体験を向上させ、動作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0181】
いくつかの実施形態では、仮想アバター(例えば、660)の表現を含むアバター編集インタフェース(例えば、670)を表示することは、仮想アバターの第1の顔のポーズ(例えば、図6Kの660)(及び、いくつかの実施形態では、第1のアバター特徴)を有する仮想アバターの表現を表示することを含む(例えば、仮想アバターの表現は、第1の顔の表情(例えば、驚きの表情)を有する)。仮想アバターの第1の顔のポーズを有する仮想アバターの表現を含むアバター編集インタフェースを表示している間に、コンピュータシステム(例えば、600、650)は、1つ以上の入力デバイス(例えば、601、602、651、652)を介して、第1の入力(例えば、668)(例えば、タップジェスチャ、スワイプジェスチャ)(例えば、仮想アバターの表現に向けられた入力)を検出する。第1の入力を検出したことに応じて、コンピュータシステムは、仮想アバターの表現を、仮想アバターの第1の顔のポーズから、第1の顔のポーズ(及び、いくつかの実施形態では、第1のアバター特徴)とは異なる仮想アバターの第2の顔ポーズ(例えば、図6Lの660)に遷移させる(例えば、仮想アバターの表現は、第2の顔の表情(例えば、舌を出す、ウィンクする表情)に変化する)。仮想アバターの表現を仮想アバターの第1の顔のポーズから第1の顔のポーズとは異なる仮想アバターの第2の顔のポーズに遷移させることは、ユーザインタフェースを追加の表示されたコントロールで混乱させることなく、第1のアバター特徴を示す異なるポーズを表示するようにアバターのビューを調整するためのコントロールを提供する。追加の表示されたコントロールでユーザインタフェースを混乱させることなくコンピュータシステムの追加のコントロールオプションを提供することで、コンピュータシステム(例えば、600、650)の操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザ-システムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。いくつかの実施形態では(例えば、仮想アバターの表現がユーザの顔の変化に応答しないとき)、コンピュータシステムは、仮想アバターの表現に対する入力を検出したことに応じて、仮想アバターの表現の顔のポーズ(例えば、顔の表情)を変更する。
【0182】
いくつかの実施形態では、ステッカーのセット(例えば、685)内の個別のアバターステッカーの表現を含むアバター編集インタフェース(例えば、670)を表示している間に、コンピュータシステム(例えば、600又は650)は、所定の時間量の満了を検出する。所定の時間量の満了を検出したことに応じて、コンピュータシステムは、個別のアバターステッカーとは異なるステッカーのセット内の後続のアバターステッカー(例えば、690)の表現を表示する(例えば、ステッカーのセット内の第1のステッカーの表示からステッカーのセット内の第2のステッカーへ自動的に(例えば、ユーザ入力なしに)遷移する)。所定の時間量の満了を検出したことに応じて、個別のアバターステッカーとは異なるステッカーのセット内の後続のアバターステッカーの表現を表示することにより、追加のユーザ入力を必要とせずに、編集されている個別のアバター特徴を示す異なるポーズを表示するようにアバターのビューを自動的に調整する。条件のセットが満たされたときに動作を自動的に実行することにより、コンピュータシステム(例えば、600又は650)における入力の数を低減し、コンピュータシステムの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用を低減し、バッテリ寿命が改善される。
【0183】
いくつかの実施形態では、ステッカーのセットは、編集のために現在選択されている個別のアバター特徴(例えば、第2のアバター特徴)を示す1つ以上のアバターステッカー(例えば、625、627、658-1、658-2、658-3、685、又は690)と、編集のために現在選択されている個別のアバター特徴を示さない1つ以上のアバターステッカー(例えば、658-4、658-5、658-6、694、又は696)とを含む。いくつかの実施形態では、個別のアバターステッカー(例えば、625又は685)及び後続のアバターステッカー(例えば、627又は690)は、個別のアバター特徴を示す複数のステッカーを含み、個別のアバター特徴を示さないステッカーを含まない、アバターステッカーの第1のサブセットから選択される。個別のアバター特徴を示す複数のステッカーを含み、個別のアバター特徴を示さないステッカーを含まない、アバターステッカーの第1のサブセットから選択されたステッカーを表示することは、編集されている特徴を示すアバターステッカーのみを表示し、ユーザに関連しないステッカーの表示を排除することによって計算リソースを節約する。計算リソースを節約することにより、コンピュータシステム(例えば、600又は650)の操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムがアバターステッカーを循環するとき、コンピュータシステムは、編集のために現在選択されているアバター特徴に対応する(例えば、示す又は描写する)アバターステッカーを表示し、編集のために現在選択されているアバター特徴に対応しないアバターステッカーを表示しない(例えば、表示をスキップする)。
【0184】
いくつかの実施形態では、ステッカーのセット(例えば、個別のアバターステッカー又は後続のアバターステッカー)からのステッカー(例えば、685又は690)の表現を表示している間に、コンピュータシステム(例えば、600又は650)は、複数のアバター特徴のうちの第5のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力(例えば、672)を検出する。第5のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出したことに応じて(いくつかの実施形態では、検出した後に)、コンピュータシステムは、第5のアバター特徴を示す複数のステッカーを含み、第5のアバター特徴を示さないステッカーを含まないアバターステッカーの第2のサブセットから選択される第1のステッカー(例えば、694又は696)の表現を表示する。第5のアバター特徴を示す複数のステッカーを含み、第5のアバター特徴を示さないステッカーを含まないアバターステッカーの第2のサブセットから選択された第1のステッカーの表現を表示することは、編集されている特徴を示すアバターステッカーのみを表示し、ユーザに関連しないステッカーの表示を排除することによって計算リソースを節約する。計算リソースを節約することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、アバターステッカーの第2のサブセットから選択された第1のステッカー表示することから、アバターステッカーの第2のサブセットから選択された第2のステッカーを表示することに遷移する。いくつかの実施形態では、第2のサブセット内の第1のステッカーから第2のサブセット内の第2のステッカーへの遷移は、自動的に(例えば、所定の時間量の満了後に)又は手動で(例えば、入力(例えば、第2のサブセット内の第1のステッカーへの入力)に応じて)行われる。
【0185】
いくつかの実施形態では、アバター編集インタフェース(例えば、604又は670)の表示を更新することは、第1のアバターステッカー(例えば、625)の表現に遷移する仮想アバター(例えば、605)の表現のアニメーション(例えば、624)(例えば、順序付けられたグラフィカル遷移)を表示することを含む。第1のアバターステッカーの表現に遷移する仮想アバターの表現のアニメーションを表示することにより、異なるアバター特徴が編集のために選択されたというフィードバックをコンピュータシステム(例えば、600又は650)のユーザに提供する。改善されたフィードバックを提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。いくつかの実施形態では、遷移は、仮想アバターの表現が第1のアバターステッカーの表現に遷移するアニメーションとして示される。
【0186】
いくつかの実施形態では、第1のアバターステッカー(例えば、625)の表現に遷移する仮想アバター(例えば、605)の表現のアニメーション(例えば、624)は、仮想アバターの表現のズームレベルを調整すること(例えば、ズームアウトすること)と、仮想アバターの表現のズームレベルを調整した後に、第1のアバターステッカーの表現を表示することとを含む。仮想アバターの表現のズームレベルを調整し、次いで第1のアバターステッカーの表現を表示することを含んでアニメーションを表示することにより、編集のために選択されたアバター特徴が第1のアバターステッカーの表現において強調又は表示されていることを示すフィードバックをコンピュータシステム(例えば、600又は650)のユーザに提供する。改善されたフィードバックを提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。いくつかの実施形態では、アニメーションは、第1のアバターステッカーの表現がビュー内に徐々にフェードインする一方で、仮想アバターの表現が徐々にフェードアウトするクロスフェード効果を含む。
【0187】
いくつかの実施形態では、第1のアバターステッカー(例えば、625)の表現に遷移する仮想アバター(例えば、605)の表現のアニメーション(例えば、624)は、第1のアバターステッカーの表現に示される第1のポーズに移動する仮想アバターの表現の顔の特徴を表示することを含む。第1のアバターステッカーの表現に示される第1のポーズに移動する仮想アバターの表現の顔の特徴を表示することにより、編集のために選択されたアバター特徴が第1のアバターステッカーの表現に示されるポーズで強調又は表示されていることを示すフィードバックをコンピュータシステム(例えば、600又は650)のユーザに提供する。改善されたフィードバックを提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0188】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステム(例えば、600又は650)は、表示生成構成要素(例えば、601又は651)を介して、第1の参加者と第2の参加者との間の会話のためのメッセージングインタフェース(例えば、656)を表示し、メッセージングインタフェースは、ステッカーのセット(例えば、第1のアバターステッカー及び/又は第2のアバターステッカー)内の1つ以上のアバターステッカー(例えば、658)を含むステッカー表示領域(例えば、656-3)を含み、アバターステッカーは、個別のアバターステッカー(例えば、658-2)(例えば、アバターステッカーの表現)を会話(例えば、656-1)に追加するプロセスを開始するために選択可能である。ステッカーのセット内にアバターステッカーを含むステッカー表示領域を含むメッセージングインタフェースを表示することにより、追加の表示されたコントロールでユーザインタフェースを混乱させることなく、アバターステッカーを会話に追加するための追加のコントロールを提供する。追加の表示されたコントロールでユーザインタフェースを混乱させることなくコンピュータシステムの追加のコントロールオプションを提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザ-システムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。いくつかの実施形態では、メッセージングインタフェースは、メッセージ表示領域(例えば、会話の参加者によって受信又は送信されるメッセージを含む領域、会話のために作成されているメッセージを含む領域)を含む。いくつかの実施形態では、個別のアバターステッカーを選択すると、アバターステッカーがメッセージ表示領域に追加される。
【0189】
いくつかの実施形態では、ステッカー表示領域656-3は、第1のアバターステッカー(例えば、658-2)及び第2のアバターステッカー(例えば、658-1)を含むステッカーのセット内のステッカーとは異なる1つ以上のステッカーを含む仮想アバターに基づく第2のステッカーのセットからの1つ以上のステッカー(例えば、658-4、658-5、又は658-6)を含む。いくつかの実施形態では、ステッカーの第2のセットは、アバター編集インタフェースにおいてアクセス可能ではない。例えば、そのようなステッカーは、アバター編集インタフェースを使用して編集することができる仮想アバターの部分を含まないステッカー(例えば、アバターの腕/手/胴を含まないステッカー)を含むことができる。
【0190】
方法700(例えば、図7)に関して上述したプロセスの詳細はまた、後述の方法に類似する方式でも適用可能であることに留意されたい。例えば、方法900は、方法700を参照して上述した様々な方法の特性のうちの1つ以上を任意選択的に含む。例えば、編集のためのアバターステッカーの表示は、図8A図8Uに示され、方法900に関して説明されたアバター編集と組み合わせて使用することができる。簡潔にするために、これらの詳細は繰り返されていない。
【0191】
図8A図8Uは、いくつかの実施形態に係る、アバターを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。これらの図におけるユーザインタフェースは、図9におけるプロセスを含む後述のプロセスを説明するために使用される。
【0192】
図8Aは、アバター及び/又はアバターステッカーの外観を編集するためのインタフェースである(編集インタフェース604と同様の)編集インタフェース804を表示するデバイス600を示す。編集インタフェース804は、アバター805(アバター605と同様)を含む。アバター805の外観は、様々なアバター特徴カテゴリ806(特徴カテゴリ606と同様)から異なるアバター特徴オプションを選択することによって編集される。例えば、図8Aでは、ヘアスタイルカテゴリ806-1が現在選択されており(「ヘアスタイル」の中央の太字の外観によって示されるように)、ヘアスタイルオプション812が、アバター805のヘアスタイルを修正するために表示されている。加えて、編集インタフェース804は、アバター805及びスライダ814の髪の色を選択するための色オプション810を含み、これは、トラック814-2に沿ってタブ814-1を移動させることによって、選択された色を修正するように調整可能である。図8Aでは、色オプション810-1が現在選択されており、アバターの髪805-1(及びヘアスタイルオプション812の髪)は、選択された色オプション810-1に対応する色を有する。
【0193】
いくつかの実施形態では、編集インタフェース804は、個別のアバター特徴に対して表示される色オプションを追加してその間で切り替えるために選択可能なタブを含む。図8Aでは、編集インタフェース804は、ヘアタブ816及びハイライトタブ818を含む。図8Aに示すように、ヘアタブ816は、タブの拡大された外観、及び任意選択で太字の外観によって選択される。ヘアタブ816が選択されると、デバイス600は、アバターの髪の色を修正するための色オプション810を表示する。ヘアタブ816は、色オプション810によって修正される特徴を示すテキスト816-1と、いくつかの実施形態では、アバターの髪に対して現在選択されている色を示す色インジケータ816-2とを含む。したがって、図8Aでは、色インジケータ816-2は、色オプション810-1と同じ色である。ハイライトタブ818は、ハイライトがアバターの髪に対して現在無効にされていることを示す陰影効果を有して示されている。
【0194】
ハイライトタブ818を選択して、アバターの髪のハイライトを有効にすることができる。例えば、図8Aでは、デバイス600は、ハイライトタブ818上の入力820を検出し、それに応じて、図8Bに示されるように、色オプション810を色オプション822で置き換える。デバイス600は、選択された色オプション822-1によって示されるように、ハイライトに対する色オプションを自動的に選択する。したがって、アバターの髪805-1は、選択された色オプション822-1に対応する色を有するハイライト805-2を含むように修正される。選択されたハイライト色は、ヘアスタイルオプション812にも適用される。ハイライトタブ818は、タブの拡大された太字の外観によって示されるように、選択された外観を有するように修正される。加えて、タブ818からシェーディングが除去され、テキスト818-1が現れ、色インジケータ818-2が表示されて、ハイライトのために選択されている現在の色を示す。除去アフォーダンス826は、ハイライトタブ826上に表示され、アバターからハイライトを除去するために選択可能である。
【0195】
ハイライトタブ818が選択されると、デバイス600は、アバターの髪のハイライトスタイルを変更するために選択可能なハイライトスタイルオプション824を表示する。図8Bでは、モダンスタイル824-1が現在選択されている。デバイス600は、グラデーションスタイル824-2を選択する入力828を検出し、それに応じて、図8Cに示されるように、ハイライト805-2及びヘアスタイルオプション812上に示されたハイライトをグラデーションスタイルに更新する。
【0196】
図8Cでは、デバイス600は、ハイライト色822-2を選択する入力830を検出し、それに応じて、ハイライト805-2、色インジケータ818-2、並びにヘアスタイルオプション812及びハイライトスタイルオプション824に示されるハイライトを、図8Dに示されるように、色オプション822-2の選択された色に更新する。デバイス600は、ヘアタブ816を選択する入力832を検出し、それに応じて、図8Eに示されるように、色オプション810を表示するように編集インタフェース804を更新する。
【0197】
図8Eでは、デバイス600は、髪の色オプション810-2を選択する入力834を検出し、それに応じて、図8Fに示されるように、ハイライトを表示し続けながら、アバターの髪805-1、色インジケータ816-2、及びヘアスタイルオプション812を、選択された髪の色オプション810-2を有するように更新する。図8Fでは、デバイス600は、除去アフォーダンス826を選択する入力836を検出する。それに応じて、デバイス600は、図8Gに示されるように、アバターの髪805-1及びヘアスタイルオプション812からハイライトを除去し、ハイライトタブ818を無効状態に戻すことによって、編集インタフェース804を更新する。デバイス600は、特徴カテゴリ806に対する入力838を検出し、それに応じて、図8Hに示されるように、アバターの目のカテゴリ806-2に変化する。
【0198】
図8H図8Lは、目の色を選択するための例示的な実施形態を示す。図8Hでは、デバイス600は、目の色オプション840、目スタイルオプション842、並びに目の色タブ844及び846を有する編集インタフェース804を表示する。タブ846が無効にされると、タブ846は、タブ846の選択が第2の目の色の選択を可能にすることを示すテキスト846-1を含み、タブ844は、アバターの目805-3a及び805-3bの両方の色を変更するために色オプション840が選択可能であることを示すテキスト844-1を含む。目の色840-1は、現在、両方のアバターの目に対して選択されており、アバターの目805-3a及び805-3b、目スタイルオプション842、並びに色インジケータ844-2に示されている。デバイス600は、目の色オプション840-2を選択する入力848を検出し、それに応じて、図8Iに示されるように、アバターの目の色を更新する。
【0199】
図8Iでは、デバイス600は、タブ846を選択する入力850を検出し、それに応じて、編集インタフェース804を更新して、図8Jに示されるように、色を個別のアバターの目805-3a及び805-3bについて別々に選択することができるモードを有効にする。したがって、タブ846は、色オプション852がアバターの右目805-3aの右目の色を選択するために選択可能であることを示す色インジケータ846-2及びテキスト846-3を表示するように更新される。同様に、タブ844は、タブ844が選択され、別個の目の色が有効化されているときに、色オプション840がアバターの左目805-3bの左目の色を選択するために選択可能であることを示すテキスト844-3を表示するように更新される。タブ846はまた、除去アフォーダンス854を含み、これは、アバターの右目805-3aの別個の目の色を除去するために選択可能であり、図8Iに示されるものと同様に、両方のアバターの目に対して単一の目の色が一緒に選択されるモードに戻る。図8Jでは、デバイス600は、アバターの右目805-3aの色を変更するための色オプション852-2上の入力856と、タブ844を選択して左目の色を選択するための色オプションに戻るための入力858とを検出する。
【0200】
図8Kは、入力856及び858に応じた編集インタフェース804を示す。具体的には、デバイス600は、色オプション840(ここでは左目の色を選択するために選択可能である)を表示し、アバターの右目805-3a、色インジケータ846-2、及び選択された色オプション852-2に対応する色を有するアバターの目スタイルオプション842内のアバターの右目を表示する。デバイス600は、左目805-3bの色オプション844-2を選択する入力860を検出する。したがって、デバイス600は、図8Lに示されるように、アバターの左目805-3b、色インジケータ844-2、及び選択された色オプション840-3に対応する色を有するアバターの目スタイルオプション842内のアバターの左目を表示する。図8Lでは、デバイス600はアバター特徴カテゴリ806上の入力862を検出し、それに応じて、図8Mに示されるように、アバターの帽子カテゴリ806-3に変化する。
【0201】
図8M図8Uは、アバターアクセサリの色を選択するための例示的な実施形態を示す。図8Mでは、帽子カテゴリ806-3が選択され、編集インタフェース804は、帽子色オプション864、帽子オプション866、並びに帽子色タブ868及び870を含む。タブ868が選択されると、デバイス600は、アバターの帽子の色のメイン色を修正するための色オプション864を表示する。タブ868は、色インジケータ868-2と、帽子のメイン部分がタブ868に関連付けられた色オプションによって修正されることを示すテキスト868-1とを含む。タブ870は、現在無効化されており、タブ870を使用してアバターの帽子に色を追加できることを示すテキスト870-1を含む。帽子オプション866-1が選択され、アバター805は、帽子オプション866-1に対応する帽子805-4と共に示される。タブ868が現在選択されているので、色オプション864は、選択された帽子オプション(例えば、帽子805-4)の色を選択するために選択可能である。色オプション864-1が現在選択されており、アバターの帽子805-4、色インジケータ868-2、及びアバターの帽子オプション866は、選択された色オプション864-1に対応する色を有する。
【0202】
図8Mでは、デバイス600は、タブ870上の入力872を検出して、図8Nに示されるように、第2の色を帽子805-4に追加する。デバイス600は、編集インタフェース804を更新して、第1のアクセント色オプション876を表示し、これは、アバターの帽子のアクセント色を選択するために選択可能である。アクセント色オプション876-1が選択され、帽子805-4が、メイン色オプション864-1を有するメイン部分873と、アクセント色オプション876-1を有するアクセント部分875と共に示される。帽子オプション866は、2つの色を含むように同様に更新され、色インジケータ870-2は、アクセントタブ870上の選択された色と共に示される。
【0203】
いくつかの実施形態では、色がアバター特徴に追加されると、アバター特徴に後続の色を追加するための追加オプションが表示される。例えば、図8Nでは、アバターの帽子に第2の色を追加した後、デバイス600は、アバターの帽子に第3の色を追加するために選択可能なタブ874を表示する。タブ874は、タブ874を使用して追加のアクセント色を追加できることを示すテキスト874-1を含む。デバイス600は、タブ874を選択する入力878を検出し、それに応じて、図8Oに示されるように、第3の色(例えば、第2のアクセント色)をアバターの帽子に追加する。
【0204】
図8Oでは、デバイス600は、オプション880-1が選択された状態で、第2のアクセント色オプション880を表示するように編集インタフェース804を更新する。したがって、デバイス600は、第2のアクセント部分877を含むように更新されたアバター帽子805-4を表示する(帽子オプション866は、第3の色を含むように同様に更新される)。図8Oに示されるように、第2のアクセント部分877、色インジケータ874-2、及びアバターの帽子オプション866は、オプション880-1に対応する色を含む。タブ870及び874に示されるテキストは、第2のアクセント色の追加に基づいて更新される。具体的には、テキスト870-1は、タブ870が第1のアクセント色に対応することを示し、テキスト874-1は、タブ874が第2のアクセント色に対応することを示す。タブ870は、第1のアクセント色を除去するために選択可能な除去アフォーダンス881を含み、タブ874は、第2のアクセント色を除去するために選択可能な除去アフォーダンス883を含む。デバイス600は、メイン色タブ868を選択するための入力882を検出し、それに応じて、アバターの帽子のメイン色を選択するために選択可能な色オプション864を表示する。
【0205】
いくつかの実施形態では、スライダ814を使用して、シェーディング、ハイライト、輝度、色調、色相、コントラスト、又は他の視覚特性など、選択された色オプションの1つ以上の視覚特性を修正することができる。例えば、図8P図8Uでは、スライダ814は、選択された色オプションのシェーディングを修正するために使用される。図8Pでは、デバイス600は、メイン色オプション864-1に対応する色のシェーディングを低減するために、スライダトラック814-2の遠端にタブ814-1をドラッグする入力884を検出する。図8Qでは、アバター帽子805-4のメイン色部分873がシェーディングなしで示され、帽子オプション866が同様に更新される。いくつかの実施形態では、スライダを調整することは、編集インタフェース804に表示されている対応する色オプション(例えば、864-1)及び色インジケータ(例えば、868-2)も調整する。図8Qでは、デバイス600は、第2のアクセント色タブ874を選択する入力886を検出し、それに応じて、図8Rに示されるように、色オプション880を表示する。
【0206】
いくつかの実施形態では、スライダ814を使用して二次色(例えば、第1のアクセント色又は第2のアクセント色)を調整するとき、スライダは、メインアクセサリ色に一致するトラック814-2に沿った位置を達成するようにバイアスされる。したがって、ユーザがメインアクセサリ色に一致するトラック814-2上の位置の閾値距離内にタブ814-1を配置する場合、デバイス600は、アクセサリ色がメイン色に一致するようにタブを一致位置に自動的にスナップし、それによって、ユーザがアクセサリ色をメイン色に容易かつ正確に一致させることを可能にする。図8R図8Uは、そのような実施形態の一例を示す。
【0207】
図8Rでは、デバイス600は、メイン色オプション864-1と同じ色である第2のアクセサリ色オプション880-2を選択する入力888を検出する。デバイス600は、図8Sに示されるように、選択に応じて編集インタフェース804を更新する。したがって、メイン色部分873及び第2のアクセント部分877は、アバターの帽子805-4及び帽子オプション866において(同じハッチングパターンによって示されるように)同じ色を有するように示されている。デバイス600は、図8Tに示されるように、タブ814-1を右に移動させるがトラック814-2の終わりにまでは移動させないドラッグジェスチャである入力890を検出する。図8Tでは、入力890は維持され、デバイス600は、帽子805-4及び帽子オプション866上に明るいシェーディングを有する第2のアクセント部分877によって示されるように、第2のアクセント色のシェーディングを更新する。次に、ユーザは、図8Tに示される位置でジェスチャを開放する。タブ814-1の位置がメイン部分873の色の対応するシェーディング位置の閾値距離内にない場合、デバイス600は、入力が解放されたときにタブ814-1を同じ位置に維持する。しかしながら、図8T及び図8Uに示される実施形態では、タブ814-1の場所は、メイン部分873の色のシェーディングに対応するトラック814-2内の位置の閾値距離内にある。したがって、タブ814-1が図8Tに示される位置にある間に入力890が終了されると、デバイス600は、図8Uに示されるように、メイン部分873の色のシェーディングに対応するトラック814-2の遠端にタブ814-1をスナップする。いくつかの実施形態では、デバイス600は、図8Uに示されるように、タブ814-1がある位置(例えば、トラック814-2の端部)にスナップされると、触覚応答892を生成する。
【0208】
図9は、いくつかの実施形態に係る、コンピュータシステムを使用してアバターを編集するための方法を示すフロー図である。方法900は、ディスプレイ生成構成要素(例えば、ディスプレイコントローラ、タッチ感知ディスプレイシステム)及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチ感知面)と通信しているコンピュータシステム(例えば、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ)において実行される。方法900のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
【0209】
後述するように、方法900は、アバターを編集するための直感的な仕方を提供する。この方法は、アバターステッカーを編集する際のユーザの認識的負担を軽減し、それにより、より効率的なヒューマン-マシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作式コンピューティングデバイスの場合、ユーザがより高速かつ効率的にアバターを編集することを有効化することで、電力を節約し、バッテリ充電間の時間を延ばす。
【0210】
コンピュータシステム(例えば、600又は650)は、表示生成構成要素(例えば、601又は651)を介して、アバター編集インタフェース(例えば、804)(例えば、アバターキャラクタの1つ以上の特徴を編集するためのインタフェース)を表示し(902)、このアバター編集インタフェースは、(904)仮想アバター(例えば、805)(例えば、コンピュータシステムのユーザによってカスタマイズされ、任意選択で作成され得るアバター)(例えば、ユーザの顔の動きを追跡する仮想アバターのライブプレビュー)の表現であって、仮想アバターの表現は、第1のアバター特徴(例えば、805-1、805-3、又は805-4)を含み、第1のアバター特徴は、第1の色(例えば、810-1、840-1、又は864-1)を含む(及び、任意選択で第2の色を含まない)(例えば、アバターのヘアスタイル特徴、アバターの服装特徴(例えば、シャツ)、アバターの腕の特徴、帽子の特徴、アバターの目の特徴)、表現と、(906)第2の色を含むように(例えば、第1の色と共に表示される第2の色、すなわち第1の色とは異なる色を追加するように)第1のアバター特徴の外観を修正するためのプロセスを開始するために選択可能な第1のグラフィカルインタフェースオブジェクト(例えば、818、846、又は870)(例えば、「色追加」アフォーダンス)と、(908)第1のアバター特徴の特性を修正するための複数の選択可能なオプション(例えば、812、842、又は866)(例えば、異なるヘアスタイルオプション、異なる服装オプション、異なる腕オプション、異なる帽子オプション、異なる目の色オプション)(例えば、選択可能なオプションはそれぞれ、第1の服装オプション、第2の服装オプション、第3の服装オプションなどの特性の値を表す)であって、複数の選択可能なオプションは第1のアバター特徴のそれぞれの表現を含み、第1のアバター特徴は第1の色を含む(例えば、各アバターの服装オプションは、第1の色を有する第1のアバター特徴(例えば、アバター服装又はシャツ)の表現を含む)、複数の選択可能なオプションと、(例えば、同時に表示すること)を含む。
【0211】
アバター編集インタフェースを表示している間に、コンピュータシステム(例えば、600又は650)は、1つ以上の入力デバイス(例えば、601、602、651、又は652)を介して、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクト(例えば、818、846、又は870)に向けられた入力(例えば、820、850、又は872)を検出する(910)。第1のグラフィカルインタフェースオブジェクト(例えば、818、846、又は870)に向けられた入力(例えば、820、850、又は872)を検出したことに応じて、コンピュータシステム(例えば、600、650)は、仮想アバター(例えば、805)の更新された表現を表示すること(914)を含む、アバター編集インタフェース(例えば、804)の表示を更新する(912)。仮想アバターの更新された表現は、第1のアバター特徴(例えば、805-1、805-3、又は805-4)を含み、第1のアバター特徴は、第1の色(例えば、810-1、840-1、又は864-1)及び第2の色(例えば、822-1、852-1、又は876-1)を含む(例えば、アバターは、第1のアバター特徴(例えば、服装又はシャツ)が第1の色及び第2の色を有するように更新される)。第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出したことに応じて、コンピュータシステムは、更新された複数の選択可能なオプション(例えば、図8Bの812、図8Jの842、又は図8Nの866)を表示する(916)。更新された複数の選択可能なオプションは、第1のアバター特徴のそれぞれの更新された表現を含み、第1のアバター特徴は、第1の色及び第2の色を含む(例えば、各アバターの服装オプションについて、第1のアバター特徴(例えば、アバターの服装又はシャツ)の表現は、第1の色及び第2の色を有するように更新される)。第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出したことに応じて、コンピュータシステムは、入力を検出する前に表示されなかった第2の色を変更する(例えば、第1の色を選択するための第1のセットの色オプションの表示を、第2の色を選択するための第2のセットの色オプションで置き換える)ためのコントロール(例えば、822、852、又は876)(例えば、第2の色を選択するための異なる色オプションのセット)を表示する(918)。入力を検出する前に表示されなかった第2の色を修正するためのコントロールを表示することは、追加の表示されたコントロールが所望されるまでユーザインタフェースを混乱させることなく追加のコントロールオプションを提供し、追加のコントロールオプションが表示されない間の偶発的入力を回避する。追加の表示されたコントロールでユーザインタフェースを混乱させることなくコンピュータシステムの追加のコントロールオプションを提供して偶発的入力を回避することで、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザ-システムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0212】
いくつかの実施形態では、第2の色(例えば、822-1、852-1、又は876-1)は、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクト(例えば、818、846、又は870)に向けられた入力(例えば、820、850、又は872)を検出したことに応じて、色オプション(例えば、822、852、又は876)(例えば、第2の色を修正するためにコントロールを介して選択することができる色オプション)のセットから(例えば、自動的に、コンピュータシステムのユーザからの更なる入力なしに)選択される。第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出したことに応じて色オプションのセットから第2の色を選択することは、追加のユーザ入力を必要とすることなく、仮想アバターの表現及び複数の選択可能なオプションに第2の色を自動的に適用する。条件のセットが満たされたときに動作を自動的に実行することにより、コンピュータシステム(例えば、600、650)における入力の数を低減し、コンピュータシステムの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインタフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用を低減し、バッテリ寿命が改善される。
【0213】
いくつかの実施形態では、アバター編集インタフェース(例えば、804)の表示を更新することは、第1のアバター特徴(例えば、805-4)の外観を第3の色(例えば、880-1)を含むように修正する(例えば、第1及び第2の色と共に表示される第3の色を追加する)ためのプロセスを開始するために選択可能な第2のグラフィカルインタフェースオブジェクト(例えば、874)(例えば、第2の「色追加」アフォーダンス)を表示することを含む。第3の色を含むように第1のアバター特徴の外観を修正するためのプロセスを開始するために選択可能な第2のグラフィカルインタフェースオブジェクトを表示することは、追加の表示されたコントロールが所望されるまでユーザインタフェースを混乱させることなく、第1のアバター特徴に色を追加するための追加のコントロールオプションを提供し、追加のコントロールオプションが表示されない間の偶発的な入力を回避する。追加の表示されたコントロールでユーザインタフェースを混乱させることなくコンピュータシステムの追加のコントロールオプションを提供して偶発的入力を回避することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザ-システムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0214】
いくつかの実施形態では、アバター編集インタフェース(例えば、804)の表示を更新した後(例えば、第2の色を含むように第1のアバター特徴の外観を修正した後)、アバター編集インタフェースは、第1のアバター特徴(例えば、805-4)の第1の部分(例えば、873)(例えば、アバター帽子のクラウン部分)に関連付けられた第1の選択可能なオブジェクト(例えば、868)(例えば、原色タブ(例えば、「メイン」色タブ))と、第1のアバター特徴の第2の部分(例えば、875)(例えば、アバター帽子のつば部分)に関連付けられた第2の選択可能なオブジェクト(例えば、870又は874)(例えば、二次色タブ(例えば、「アクセント」色タブ))とを含む。いくつかの実施形態では、コンピュータシステム(例えば、600、650)は、(例えば、第2のセットの色からの)第4の色の選択(例えば、884、888、又は890)を含む1つ以上の入力(例えば、882、884、886、888、又は890)のセットを受信する。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力は、第1の選択可能オブジェクト及び/又は第2の選択可能オブジェクトの選択を含む。いくつかの実施形態では、第2の色のセットに対応する選択可能なオプションが、第2の色を修正するためのコントロールの一部として表示される。いくつかの実施形態では、第2のセットの色に対応する選択可能なオプションが、第1の色を修正するためのコントロールの少なくとも一部として表示される。第4の色の選択を含む1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、第4の色(例えば、864-1又は880-2)を有する第1のアバター特徴(例えば、805-4)を表示することは、第4の色が選択されたときに第1の選択可能オブジェクト(例えば、868)が選択状態にある(例えば、第1の選択可能オブジェクトが第2の選択可能オブジェクトに対してハイライト、太字、輪郭、又は他の方法で視覚的に強調されている)という判定に従って、第4の色を有するアバター特徴の第1の部分(例えば、805-4の部分873は、図8Qにおいて864-1の色を有する)を表示すること(例えば、アバター特徴の第1の部分の色を第4の色に変更すること)(いくつかの実施形態では、アバター特徴の第2の部分の色を変更することを見送る(例えば、以前に選択された色(例えば、第2の色)を有するアバター特徴の第2の部分を表示し続ける))と、第4の色が選択されたときに、第2の選択可能なオブジェクト(例えば、874)が選択状態にある(例えば、第2の選択可能なオブジェクトが第1の選択可能なオブジェクトに対してハイライト、太字、輪郭、又は他の方法で視覚的に強調されている)という判定に従って、第4の色を有するアバター特徴の第2の部分(例えば、805-4の部分877が図8Sの880-2の色を有する)を表示すること(例えば、アバター特徴の第2の部分の色を第4の色に変更すること)(いくつかの実施形態では、アバター特徴の第1の部分の色を変更することを見送る(例えば、以前に選択された色(例えば、第1の色)を有するアバター特徴の第1の部分を表示し続ける))と、を含む。第4の色が選択されている場合に第1の選択可能オブジェクトが選択状態にあるときに第4の色を有するアバター特徴の第1の部分を表示し、第4の色が選択されている場合に第2の選択可能オブジェクトが選択状態にあるときに第4の色を有するアバター特徴の第2の部分を表示することは、表示されたときに複数の選択可能オプションを画面外に移動させ、それによって色を調整している間に複数の選択可能オプションに示されたアバター特徴に対する変更をユーザが見ることを防止する追加のコントロールで、ユーザインタフェースを混乱させることなく、第1のアバター特徴の第1又は第2の部分に第4の色を適用するための追加のコントロールオプションを提供する、アバター特徴の色を調整するための強化されたコントロールスキームを提供する。追加の表示されたコントロールでユーザインタフェースを混乱させることなくコンピュータシステムの追加のコントロールオプションを提供することにより、コンピュータシステム(例えば、600又は650)の操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザ-システムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。いくつかの実施形態では、第1又は第2の選択可能オブジェクトのうちの一方は、デフォルトで選択状態にある(及び他方の選択可能オブジェクトは、非選択又は選択解除状態にある)。いくつかの実施形態では、第1又は第2の選択可能オブジェクトは、個別の選択可能オブジェクトに向けられた入力に応じて(個別の選択可能オブジェクトが現在選択されていない(例えば、選択解除されている)ときに)選択状態に遷移する(例えば、選択される)。いくつかの実施形態では、第1の選択可能オブジェクトを選択することは、第2の選択可能オブジェクトの選択を解除し、逆もまた同様である。
【0215】
いくつかの実施形態では、複数の選択可能なオプション(例えば、812、842、又は866)を表示することは、複数の選択可能なオプションを、表示生成構成要素(例えば、601又は651)に対する第1の位置(例えば、図8Hに示される位置又は図8Mに示される位置)(例えば、表示生成構成要素上の位置に対応する位置)に表示することを含む。更新された複数の選択可能オプションを表示することは、更新された複数の選択可能オプションをユーザインタフェースの第1の領域に(例えば、表示生成構成要素に対して第1の位置に)表示することを含む。アバター編集インタフェース(例えば、804)の表示を更新した後(例えば、第2の色を含むように第1のアバター特徴の外観を修正した後)、コンピュータシステム(例えば、600又は651)は、1つ以上の入力(例えば、848、856、860)のセットを受信する(例えば、複数の選択可能なオプションを第1の位置に表示している間に、更新された複数の選択可能なオプションを第1の位置に表示している間に)。1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、コンピュータシステムは、仮想アバター(例えば、805)の表現を更新し、これは、1つ以上の入力のセットが第1のアバター特徴の第1の色を変更する要求に対応する入力(例えば、860)を含むという判定に従って、ユーザインタフェースの第1の領域に複数の選択可能なオプションを表示している間に(例えば、アバターの目805-3bが図8Lの色844-2に変化する)、第1のアバター特徴の第1の色を変更すること(いくつかの実施形態では、ユーザがアバター特徴の第1の色を選択/変更する際に、複数の選択可能なオプション(例えば、異なるヘアスタイルオプション、異なる服装オプション、異なる腕オプション、異なる帽子オプション、異なる目の色オプション)が固定位置に表示されたままである)と、1つ以上の入力のセットが第1のアバター特徴の第2の色を変更する要求に対応する入力(例えば、856)を含むという判定に従って、更新された複数の選択可能なオプションをユーザインタフェースの第1の領域に表示している間に、第1のアバター特徴の第2の色を変更すること(例えば、アバターの目805-3aは図8Kの色852-2に変化し、目スタイルオプション842は同じ位置に表示されたままである)と、を含む。ユーザインタフェースの第1の領域に複数の選択可能オプションを表示している間に第1のアバター特徴の第1の色を変更し、ユーザインタフェースの第1の領域に更新された複数の選択可能オプションを表示している間に第1のアバター特徴の第2の色を変更することは、ユーザが色の変化をより容易に観察できるように、変更された色を示す選択可能オプションの固定位置を維持しながら、第1のアバター特徴の色の変化を示すフィードバックをコンピュータシステム(例えば、600又は650)のユーザに提供する。改善されたフィードバックを提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。いくつかの実施形態では、更新された複数の選択可能なオプション(例えば、異なるヘアスタイルオプション、異なる服装オプション、異なる腕オプション、異なる帽子オプション、異なる目の色オプション)は、ユーザがアバター特徴の第2の色を選択/変更しても、固定位置に表示されたままである。
【0216】
いくつかの実施形態では、入力を検出する前に表示されなかった第2の色を修正するためのコントロールを表示することは、第1のアバター特徴(例えば、805-1、805-3、又は805-4)(例えば、アバターの髪)から第2の色(例えば、ハイライト色)を除去するためのプロセスを開始するために選択可能なオプション(例えば、826、854、881、又は883)を表示することを含む。いくつかの実施形態では、第1のアバター特徴(例えば、805-1、805-3、又は805-4)が第2の色を含む間(例えば、第2の色が第1のアバター特徴に適用される間)、第1のアバター特徴から第2の色を除去するプロセスを開始するために選択可能なオプションが表示される。第1のアバター特徴が第2の色を含む間に第1のアバター特徴から第2の色を除去するためのプロセスを開始するために選択可能なオプションを表示することは、追加の表示されたコントロールが所望されるまでユーザインタフェースを混乱させることなく第2の色を除去するための追加のコントロールオプションを提供し、追加のコントロールオプションが表示されない間の偶発的な入力を回避する。追加の表示されたコントロールでユーザインタフェースを混乱させることなくコンピュータシステムの追加のコントロールオプションを提供して偶発的入力を回避することにより、コンピュータシステム(例えば、600又は650)の操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザ-システムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。いくつかの実施形態では、オプションに向けられた入力を検出したことに応じて、コンピュータシステムは、第1のアバター特徴から第2の色を除去し、アバター編集インタフェースの表示を更新し、これは、第2の色を伴わない(かつ第1の色を伴う)第1のアバター特徴を含む仮想アバターの表現を表示することと、第2の色を伴わない(かつ第1の色を伴う)第1のアバター特徴のそれぞれの表現を含む複数の選択可能なオプションを表示することと、第1の色を修正するためのコントロールを表示すること(及び第2の色を修正するためのコントロールの表示を停止すること)と、を含む。いくつかの実施形態では、第2の色を除去するオプションは、いくつかのアバター特徴に対して表示され、他のアバター特徴に対しては表示されない。例えば、いくつかの実施形態では、アバターの身体の一部の色(例えば、アバターの髪ハイライト色、目の色、及び/又は肌の色)を除去するオプションが表示されるが、アバターのアクセサリ(例えば、帽子、シャツ、及び/又は眼鏡などの衣料品)の色を除去するオプションは表示されない。
【0217】
いくつかの実施形態では、第1のアバター特徴は、仮想アバター(例えば、805)のアクセサリ(例えば、805-4)(例えば、帽子、シャツ、眼鏡などの衣類品)である。いくつかの実施形態では、第1のアバター特徴は、仮想アバターの身体(例えば、805-1、805-3)の一部(例えば、アバターの目、髪などのアバターの身体の一部)である。
【0218】
いくつかの実施形態では、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクト(例えば、818、846、又は870)を含むアバター編集インタフェース(例えば、804)を表示することは、第1のアバター特徴が第1のタイプのアバター特徴(例えば、805-1)(例えば、アバターの髪)であるという判定に従って、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトが、第1のタイプのアバター特徴に基づく第1のテキスト(例えば、818-1)を含む(例えば、「ハイライト」と書かれたテキストを有する)(例えば、第2の色が第1のアバター特徴にどのように適用されるかを示すテキストを有する、又は第1のアバター特徴のどの部分が第2の色を受け取るかを示す)ということと、第1のアバター特徴が第1のタイプのアバター特徴とは異なる第2のタイプのアバター特徴(例えば、805-4)(例えば、アバターの衣類)であるという判定に従って、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトが、第1のテキストとは異なり、(例えば、「アクセント」と書かれたテキストを有する)第2のタイプのアバター特徴に基づく(例えば、第2の色が第1のアバター特徴にどのように適用されるかを示すテキストを有する、又は第1のアバター特徴のどの部分が第2の色を受け取るかを示す)第2のテキスト(例えば、870-1)を含む、ということと、を含む。第1のアバター特徴が第1のタイプであるとき、第1のタイプのアバター特徴に基づく第1のテキストを含む第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトを表示し、第1のアバター特徴が第2のタイプであるとき、第1のテキストとは異なり、第2のタイプのアバター特徴に基づく第2のテキストを含む第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトを表示することにより、第1のアバター特徴のタイプに応じて、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに関連付けられたコントロールの機能に関するフィードバックをコンピュータシステム(例えば、600又は650)のユーザに提供する。改善されたフィードバックを提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。いくつかの実施形態では、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクト上に表示されるテキストは、第2の色を追加するためにどのアバター特徴が修正されているかに応じて変化する。例えば、第1のアバター特徴がアバターの髪である場合、テキストは「ハイライト」と書かれる。別の例として、第1のアバター特徴がアバターの衣類である場合、テキストは「アクセント」と書かれる。更に別の例として、第1のアバター特徴がアバターの目である場合、テキストは「色」と書かれる。
【0219】
いくつかの実施形態では、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクト(例えば、818、846、又は870)に向けられた入力を検出する前に、アバター編集インタフェース(例えば、804)は、第1の色を修正するためのコントロール(例えば、844)(例えば、目の色タブ)を含み、第1の色を修正するためのコントロールは、第3のテキスト(例えば、844-1)(例えば、「目の色」)を含み、アバター編集インタフェースの表示を更新することは、第3のテキストとは異なる第4のテキスト(例えば、844-3)(例えば、「左」)を有する第1の色を修正するためのコントロールを表示することを含む。第3のテキストとは異なる第4のテキストを有する第1の色を修正するためのコントロールを表示することにより、第2の色が第1のアバター特徴に追加された後に第1の色を修正するためのコントロールの機能に関するフィードバックをコンピュータシステム(例えば、600又は650)のユーザに提供する。改善されたフィードバックを提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。いくつかの実施形態では、第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトは、コンピュータシステムが第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトに向けられた入力を検出する前に、第5のテキスト(例えば、「色追加」)を含む。いくつかの実施形態では、アバター編集インタフェースの表示を更新することは、第5のテキストとは異なる第6のテキスト(例えば、「right」)を有する第1のグラフィカルインタフェースオブジェクトを表示することを含む。
【0220】
いくつかの実施形態では、第1のアバター特徴はアバターの髪(例えば、805-4)を含む。いくつかの実施形態では、入力を検出する前に表示されなかった第2の色を修正するためのコントロールを表示することは、アバターの髪ハイライトスタイル(例えば、複数のアバターヘアスタイルオプションで表示されているアバター髪ハイライトスタイル)を第1のハイライトスタイル(例えば、824-1)(例えば、デフォルトスタイル又はユーザカスタマイズスタイル)から第1のスタイルとは異なる第2のハイライトスタイル(例えば、824-2)(例えば、既定のスタイル)に変更するために選択可能な1つ以上のアバター髪ハイライトスタイルオプション(例えば、824)(及び、任意選択的に、アバターの髪ハイライト色のグラデーションを調整するためのスライダであって、ハイライトスタイルオプションがスライダに隣接して(例えば、下及び/又は上に)表示される、スライダ)を表示することを含む。1つ以上のアバターの髪ハイライトスタイルオプションを表示することは、入力が検出されるまで追加の表示されたコントロールでユーザインタフェースを混乱させることなくアバターの髪ハイライトスタイルを変更するための追加のコントロールオプションを提供し、追加のコントロールオプションが表示されない間の偶発的な入力を回避する。いくつかの実施形態では、方法は、第1のアバターの髪ハイライトスタイルオプションが選択され、第1のハイライトスタイル及び第2の色を有する複数のアバターヘアスタイルオプションが表示されている間に、第2のアバターの髪ハイライトスタイルオプションの選択を検出することと、第2のアバターの髪ハイライトスタイルオプションの選択を検出したことに応じて、複数のアバターヘアスタイルオプションを第1のハイライトスタイル及び第2の色を有するものから第2のハイライトスタイル及び第2の色を有するものに修正することとを含む。いくつかの実施形態では、アバターの髪ハイライトスタイルオプションは、ユーザが、作成する1つ以上の追加のコントロール及び/又はオプションに向けられた1つ以上の追加の入力を提供しなければならない、既定のハイライトスタイル(髪の長さ、カール、ストレートなど)に対応する。
【0221】
いくつかの実施形態では、1つ以上のアバターの髪ハイライトスタイルオプション(例えば、824)を表示することは、第2の色と、1つ以上のアバターの髪ハイライトスタイルオプション(例えば、824-1)のうちの第1のアバターの髪ハイライトスタイルオプションに対応する第1の髪ハイライトスタイルとを有する仮想アバターの第1の表現(例えば、第1の髪ハイライトスタイルと第2の色とを有するアバターのプレビュー)を表示することと、第2の色と、1つ以上のアバターの髪ハイライトスタイルオプション(例えば、824-2)のうちの第2のアバターの髪ハイライトスタイルオプションに対応する第2の髪ハイライトスタイルとを有する仮想アバターの第2の表現(例えば、第2の髪ハイライトスタイルと第2の色とを有するアバターのプレビュー)を表示することと、を含む。
【0222】
いくつかの実施形態では、1つ以上のアバターの髪ハイライトスタイルオプション(例えば、824)を表示することは、第1の髪ハイライトスタイルの指示(例えば、824-1)(例えば、ハイライトスタイル(例えば、モダン、クラシック、及び/又はグラデーション)を記述するテキスト又はラベル)を表示することと、第2の髪ハイライトスタイルの指示(例えば、824-1)(例えば、ハイライトスタイル(例えば、モダン、クラシック、及び/又はグラデーション)を説明するテキスト又はラベル)を表示することと、を含む。
【0223】
いくつかの実施形態では、入力を検出する前に表示されなかった第2の色を修正するためのコントロールを表示することは、第2の色(例えば、880-2)を修正するように調整可能な選択可能要素(例えば、814-1)を有する色スライダ(例えば、814)を表示することを含む。いくつかの実施形態では、コンピュータシステム(例えば、600、650)は、選択可能要素を色スライダ上の第1の位置(例えば、図8Tに示される位置)に調整する要求に対応する入力(例えば、第2の色を修正するために選択可能要素を色スライダ上の第1の位置に移動させる入力)(例えば、890)を受信する。選択可能要素を色スライダ上の第1の位置に調整する要求に対応する入力を受け取ったことに応じて、コンピュータシステムは以下の項目を実行する。第1のセットの基準が満たされる(例えば、第1の位置が、第1の色に一致する色スライダ上の色値から閾値距離内にある)という判定に従って、コンピュータシステムは、選択可能要素を、第1の位置とは異なり、第1の色に対応する色スライダ上の第2の位置(例えば、図8Uに示されるトラック814-2上の右端位置)に調整する(例えば、選択可能要素を第1の色に一致する色スライダ上の色値にスナップし、第2の色を第1の色を有するように更新する)(例えば、任意選択的に、触覚及び/又は音声出力を生成する)。第1のセットの基準が満たされない(例えば、第1の位置が、第1の色に一致する色スライダ上の色値から閾値距離内にない)という判定に従って、コンピュータシステムは、選択可能要素を色スライダ上の第1の位置に調整する(例えば、選択可能要素を色スライダ上の第1の位置に対応する色値に移動させ、色スライダ上の第1の位置に対応する色値を有するように第2の色を更新する)。第1のセットの基準が満たされるという判定に従って、第1の位置とは異なり、第1の色に対応する色スライダ上の第2の位置に選択可能要素を調整することにより、ユーザは、試行錯誤法を使用して色を一致させる必要なく、第1の色に一致する第2の色を容易かつ便利に選択することができる。更なるユーザ入力を必要とせずに条件のセットが満たされたときに動作を行うことにより、デバイスの操作性が高められ、(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザ-デバイスインタフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
【0224】
方法900に関して上述したプロセス(例えば、図9)の詳細はまた、上述した方法にも類似の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法700は、方法900を参照して上述した様々な方法の特性のうちの1つ以上を任意選択的に含む。例えば、色編集機能を使用して、アバターステッカーを編集することができる。簡潔にするために、これらの詳細は繰り返されていない。
【0225】
上記は、説明を目的として、特定の実施形態を参照して記述されている。しかしながら、上記の例示的な論考は、網羅的であること、又は開示される厳密な形態に本発明を限定することを意図するものではない。上記の教示を考慮して、多くの修正及び変形が可能である。本技術の原理、及びそれらの実際の用途を最も良く説明するために、実施形態が選択及び記載されている。それにより、他の当業者は、意図された具体的な用途に適するような様々な修正を用いて、本技術及び様々な実施形態を最も良好に利用することが可能となる。
【0226】
添付図面を参照して、本開示及び例を十分に説明してきたが、様々な変更及び修正が、当業者には明らかとなるであろうことに留意されたい。そのような変更及び修正は、特許請求の範囲によって定義されるような、本開示及び例の範囲内に含まれるものとして理解されたい。
【0227】
上述したように、本技術の一態様は、様々なソースから入手可能なデータを収集及び使用してアバターを表示及び/又は編集することである。本開示は、いくつかの場合には、この収集されたデータが、特定の人を一意に識別する個人情報データ、又は特定の人に連絡する若しくはその所在を突き止めるために使用できる個人情報データを含み得ることを考察する。そのような個人情報データとしては、人口統計データ、ロケーションベースのデータ、電話番号、電子メールアドレス、ソーシャルネットワークID、自宅の住所、ユーザの健康若しくはフィットネスレベルに関するデータ若しくは記録(例えば、バイタルサイン測定値、投薬情報、運動情報)、誕生日、又は任意の他の識別情報若しくは個人情報を挙げることができる。
【0228】
本開示は、本技術におけるそのような個人情報データの使用がユーザの利益になる使用であり得る点を認識するものである。例えば、個人情報データを使用することにより、ユーザがより興味を示す特定の外観又は特徴を有するアバターを配信することができる。したがって、そのような個人情報データの使用は、ユーザによる配信されるコンテンツの計算された制御を可能にする。更に、ユーザに利益をもたらす個人情報データに関する他の使用も本開示によって意図されている。例えば、健康データ及びフィットネスデータは、ユーザの全般的なウェルネスについての洞察を提供するために使用することができ、又は、ウェルネスの目標を追求する技術を使用している個人への、積極的なフィードバックとして使用することもできる。
【0229】
本開示は、そのような個人情報データの収集、分析、開示、送信、記憶、又は他の使用に関与するエンティティが、確固たるプライバシーポリシー及び/又はプライバシー慣行を遵守するものとなることを想到する。具体的には、そのようなエンティティは、個人情報データを秘密として厳重に保守するための、業界又は政府の要件を満たしているか又は上回るものとして一般に認識されている、プライバシーのポリシー及び慣行を実施し、一貫して使用するべきである。そのようなポリシーは、ユーザによって容易にアクセス可能とするべきであり、データの収集及び/又は使用が変更されるにつれて更新されるべきである。ユーザからの個人情報は、そのエンティティの合法的かつ正当な使用のために収集されるべきであり、それらの合法的使用を除いては、共有又は販売されるべきではない。更には、そのような収集/共有は、ユーザに告知して同意を得た後に実施されるべきである。その上、そのようなエンティティは、そのような個人情報データへのアクセスを保護及び安全化し、個人情報データへのアクセス権を有する他者が、それらのプライバシーポリシー及び手順を忠実に守ることを保証するための、あらゆる必要な措置を講じることを考慮するべきである。更に、そのようなエンティティは、広く受け入れられているプライバシーポリシー及び慣行に対する自身の遵守を証明するために、サードパーティによる評価を自らが受けることができる。更には、ポリシー及び慣行は、収集及び/又はアクセスされる具体的な個人情報データのタイプに適合されるべきであり、また、管轄権固有の考慮事項を含めた、適用可能な法令及び規格に適合されるべきである。例えば、アメリカ合衆国では、特定の健康データの収集又はそれへのアクセスは、医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律(HIPAA)などの、連邦法及び/又は州法に準拠し得る。その一方で、他国における健康データは、他の規制及びポリシーの対象となり得るものであり、それに従って対処されるべきである。それゆえ、各国において、異なる個人データのタイプに関して異なるプライバシー慣行が保たれるべきである。
【0230】
前述のことがらにも関わらず、本開示はまた、個人情報データの使用又は個人情報データへのアクセスを、ユーザが選択的に阻止する実施形態も想到する。すなわち、本開示は、そのような個人情報データへのアクセスを防止又は阻止するために、ハードウェア要素及び/又はソフトウェア要素が提供され得ることを意図している。例えば、本技術は、ユーザが、個人情報データの収集への参加の「オプトイン」又は「オプトアウト」を選択することを可能にするように構成することができる。「オプトイン」及び「オプトアウト」のオプションを提供することに加えて、本開示は、個人情報のアクセス又は使用に関する通知を提供することを意図している。例えば、ユーザの個人情報データにアクセスすることとなるアプリのダウンロード時にユーザに知らされ、その後、個人情報データがアプリによってアクセスされる直前に再びユーザに注意してもよい。
【0231】
更には、本開示の意図は、個人情報データを、非意図的若しくは許可のないアクセス又は使用の危険性を最小限に抑える方法で、管理及び処理するべきであるという点である。データの収集を制限し、データがもはや必要とされなくなると削除することにより、リスクを最小化することができる。追加的に、特定の健康関連アプリケーションにおいて適用可能な場合、ユーザのプライバシーを保護するために、データの匿名化を使用することができる。非特定化は、適切な場合には、特定の識別子(例えば、生年月日など)を除去すること、記憶されたデータの量又は特異性を制御すること(例えば、ロケーションデータを住所レベルよりも都市レベルで収集すること)、データがどのように記憶されるかを制御すること(例えば、データをユーザ全体にわたって集約すること)及び/又は他の方法によって、容易にすることができる。
【0232】
それゆえ、本開示は、1つ以上の様々な開示された実施形態を実施するための、個人情報データの使用を広範に網羅するものであるが、本開示はまた、そのような個人情報データにアクセスすることを必要とせずに、それらの様々な実施形態を実施することも可能であることを想到する。すなわち、本技術の様々な実施形態は、そのような個人情報データの全て又は一部が欠如することにより、動作不可能にされるものではない。例えば、ユーザに関連付けられたデバイスによって要求されているコンテンツなどの非個人情報データ若しくは必要最小限の個人情報、デバイスが入手可能な他の非個人情報、又は公的に入手可能な情報に基づき嗜好を推測することによって、アバターコンテンツを選択し、ユーザに配信することができる。
図1A
図1B
図2
図3
図4A
図4B
図5A
図5B
図6A
図6B
図6C
図6D
図6E
図6F
図6G
図6H
図6I
図6J
図6K
図6L
図6M
図6N
図6O
図6P
図6Q
図6R
図7
図8A
図8B
図8C
図8D
図8E
図8F
図8G
図8H
図8I
図8J
図8K
図8L
図8M
図8N
図8O
図8P
図8Q
図8R
図8S
図8T
図8U
図9
【手続補正書】
【提出日】2023-11-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムであって、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、
を備え、前記1つ以上のプログラムが、
前記表示生成構成要素を介して、アバター編集インタフェースであって、
複数のアバター特徴を有する仮想アバターの表現であって、前記仮想アバターは、第1のポーズの前記仮想アバターを示す第1のアバターステッカーと、前記第1のポーズとは異なる第2のポーズの前記仮想アバターを示す第2のアバターステッカーとを含むステッカーのセットに関連付けられている、仮想アバターの表現と、
前記仮想アバターの前記表現において見える前記複数のアバター特徴のうちの第1のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセットと、
を含む、アバター編集インタフェースを表示し、
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記複数のアバター特徴のうちの第2のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出し、
前記入力を検出したことに応じて、前記アバター編集インタフェースの表示を更新する、命令を含む、コンピュータシステムであって、前記アバター編集インタフェースの前記表示を更新することは、
前記第2のアバター特徴を含み、前記仮想アバターの外観に基づく外観を有する前記第1のアバターステッカーの表現を表示することと、
前記第1のアバターステッカーにおいて見える前記アバター特徴のうちの1つ以上を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを表示することと、
を含む、コンピュータシステム。
【請求項2】
前記第1のポーズの前記仮想アバターを示す前記第1のアバターステッカーが、前記アバター編集インタフェースに表示されている前記仮想アバターの前記表現において見えない前記仮想アバターの第1の部分を含み、
前記第2のポーズの前記仮想アバターを示す前記第2のアバターステッカーが、前記アバター編集インタフェースに表示されている前記仮想アバターの前記表現において見えない前記仮想アバターの第2の部分を含む、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項3】
前記1つ以上のプログラムは、
前記第1のアバターステッカーの前記表現を表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、第2の入力を検出し、
前記第2の入力を検出したことに応じて、前記第2のアバター特徴を含み、前記仮想アバターの外観に基づく外観を有する前記第2のアバターステッカーの表現を表示する、命令を更に含む、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項4】
前記1つ以上のプログラムは、
第1の外観を有する前記第2のアバターステッカーの前記表現を表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記仮想アバターの外観を変更する要求に対応する入力を含む1つ以上の入力のセットを検出し、
前記1つ以上の入力のセットを検出したことに応じて、前記第1の外観とは異なる第2の外観を有し、前記仮想アバターの前記外観を変更するための前記要求に基づく前記第2のアバターステッカーの前記表現を表示する、
命令を更に含む、請求項3に記載のコンピュータシステム。
【請求項5】
前記1つ以上のプログラムは、
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記複数のアバター特徴のうちの第3のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出し、
前記複数のアバター特徴のうちの前記第3のアバター特徴に対する編集オプションを表示する前記要求に対応する前記入力を検出したことに応じて、前記第3のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第3のセットを表示する、
命令を更に含む、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項6】
前記1つ以上のプログラムは、
前記第1のアバターステッカーの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記複数のアバター特徴のうちの第4のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出し、
前記複数のアバター特徴のうちの前記第4のアバター特徴に対する編集オプションを表示する前記要求に対応する前記入力を検出したことに応じて、前記第4のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第4のセットを表示する、
命令を更に含む、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項7】
前記1つ以上のプログラムは、
前記第1のアバター特徴の第1の外観を有する前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第1のセット内の前記グラフィカルインタフェースオブジェクトの選択を検出し、
1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第1のセット内の前記グラフィカルインタフェースオブジェクトの前記選択を検出したことに応じて、前記第1の外観とは異なり、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第1のセット内の前記選択されたグラフィカルインタフェースオブジェクトに基づく前記第1のアバター特徴の第2の外観を有する前記仮想アバターの前記表現を表示する、
命令を更に含む、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項8】
前記1つ以上のプログラムは、
前記第2のアバター特徴の第1の外観を有する前記第1のアバターステッカーの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第2のセット内の前記グラフィカルインタフェースオブジェクトの選択を検出し、
前記選択を検出したことに応じて、前記第1の外観とは異なり、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第2のセット内の前記選択されたグラフィカルインタフェースオブジェクトに基づく前記第2のアバター特徴の第2の外観を有する前記第1のアバターステッカーの前記表現を表示する、
命令を更に含む、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項9】
前記第2のアバター特徴が、アバターの衣類を含む、請求項8に記載のコンピュータシステム。
【請求項10】
前記第2のアバター特徴が、アバターの腕を含む、請求項8に記載のコンピュータシステム。
【請求項11】
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示することが、前記仮想アバターの前記表現のアニメーションを表示することを含む、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項12】
前記仮想アバターの前記表現の前記アニメーションが、前記コンピュータシステムに関連付けられた1つ以上のカメラによって検出される顔に基づいている、請求項11に記載のコンピュータシステム。
【請求項13】
前記第1のアバターステッカーの前記表現が静的である、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項14】
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示することが、前記仮想アバターの前記表現を前記仮想アバターの第1の顔のポーズと共に表示することを含み、前記1つ以上のプログラムは、
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを前記仮想アバターの前記第1の顔のポーズと共に表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、第1の入力を検出し、
前記第1の入力を検出したことに応じて、前記仮想アバターの前記表現を、前記仮想アバターの前記第1の顔のポーズから、前記第1の顔のポーズとは異なる前記仮想アバターの第2の顔のポーズに遷移させる、
命令を更に含む、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項15】
前記1つ以上のプログラムは、
ステッカーの前記セット内の個別のアバターステッカーの表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、所定の時間量の満了を検出し、
前記所定の時間量の満了を検出したことに応じて、前記個別のアバターステッカーとは異なるステッカーの前記セット内の後続のアバターステッカーの表現を表示する、
命令を更に含む、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項16】
ステッカーの前記セットが、編集のために現在選択されている個別のアバター特徴を示す1つ以上のアバターステッカーと、編集のために現在選択されている前記個別のアバター特徴を示さない1つ以上のアバターステッカーとを含み、
前記個別のアバターステッカー及び前記後続のアバターステッカーは、前記個別のアバター特徴を示す複数のステッカーを含み、前記個別のアバター特徴を示さないステッカーを含まない、アバターステッカーの第1のサブセットから選択される、請求項15に記載のコンピュータシステム。
【請求項17】
前記1つ以上のプログラムは、
ステッカーの前記セットからのステッカーの表現を表示している間に、前記複数のアバター特徴のうちの第5のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出し、
前記第5のアバター特徴に対する編集オプションを表示する前記要求に対応する前記入力を検出したことに応じて、前記第5のアバター特徴を示す複数のステッカーを含み、前記第5のアバター特徴を示さないステッカーを含まない、アバターステッカーの第2のサブセットから選択された第1のステッカーの表現を表示する、
命令を更に含む、請求項15に記載のコンピュータシステム。
【請求項18】
前記アバター編集インタフェースの表示を更新することが、前記第1のアバターステッカーの前記表現に遷移する前記仮想アバターの前記表現のアニメーションを表示することを含む、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項19】
前記第1のアバターステッカーの前記表現に遷移する前記仮想アバターの前記表現の前記アニメーションが、前記仮想アバターの前記表現のズームレベルを調整することと、前記仮想アバターの前記表現の前記ズームレベルを調整した後に、前記第1のアバターステッカーの前記表現を表示することとを含む、請求項18に記載のコンピュータシステム。
【請求項20】
前記第1のアバターステッカーの前記表現に遷移する前記仮想アバターの前記表現の前記アニメーションが、前記第1のアバターステッカーの前記表現に示される前記第1のポーズに移動する前記仮想アバターの前記表現の顔の特徴を表示することを含む、請求項18に記載のコンピュータシステム。
【請求項21】
前記1つ以上のプログラムは、
前記表示生成構成要素を介して、第1の参加者と第2の参加者との間の会話のためのメッセージングインタフェースであって、前記メッセージングインタフェースは、ステッカーの前記セット内に1つ以上のアバターステッカーを含むステッカー表示領域を含み、前記アバターステッカーは、個別のアバターステッカーを前記会話に追加するプロセスを開始するために選択可能である、メッセージングインタフェースを表示する
命令を更に含む、請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項22】
前記ステッカー表示領域が、前記第1アバターステッカー及び前記第2アバターステッカーを含むステッカーの前記セット内のステッカーとは異なる1つ以上のステッカーを含む前記仮想アバターに基づいて、ステッカーの第2セットからの1つ以上のステッカーを含む、請求項21に記載のコンピュータシステム。
【請求項23】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
前記表示生成構成要素を介して、アバター編集インタフェースであって、
複数のアバター特徴を有する仮想アバターの表現であって、前記仮想アバターは、第1のポーズの前記仮想アバターを示す第1のアバターステッカーと、前記第1のポーズとは異なる第2のポーズの前記仮想アバターを示す第2のアバターステッカーとを含むステッカーのセットに関連付けられている、仮想アバターの表現と、
前記仮想アバターの前記表現において見える前記複数のアバター特徴のうちの第1のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセットと、
を含む、アバター編集インタフェースを表示し、
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記複数のアバター特徴のうちの第2のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出し、
前記入力を検出したことに応じて、前記アバター編集インタフェースの表示を更新する、命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記アバター編集インタフェースの前記表示を更新することは、
前記第2のアバター特徴を含み、前記仮想アバターの外観に基づく外観を有する前記第1のアバターステッカーの表現を表示することと、
前記第1のアバターステッカーにおいて見える前記アバター特徴のうちの1つ以上を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを表示することと、
を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項24】
方法であって、
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて、
前記表示生成構成要素を介して、アバター編集インタフェースであって、
複数のアバター特徴を有する仮想アバターの表現であって、前記仮想アバターは、第1のポーズの前記仮想アバターを示す第1のアバターステッカーと、前記第1のポーズとは異なる第2のポーズの前記仮想アバターを示す第2のアバターステッカーとを含むステッカーのセットに関連付けられている、仮想アバターの表現と、
前記仮想アバターの前記表現において見える前記複数のアバター特徴のうちの第1のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第1のセットと、
を含む、アバター編集インタフェースを表示することと、
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記複数のアバター特徴のうちの第2のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出することと、
前記入力を検出したことに応じて、前記アバター編集インタフェースの表示を更新することと、を含む方法であって、前記アバター編集インタフェースの前記表示を更新することは、
前記第2のアバター特徴を含み、前記仮想アバターの外観に基づく外観を有する前記第1のアバターステッカーの表現を表示することと、
前記第1のアバターステッカーにおいて見える前記アバター特徴のうちの1つ以上を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第2のセットを表示することと、
を含む、方法。
【請求項25】
前記第1のポーズの前記仮想アバターを示す前記第1のアバターステッカーが、前記アバター編集インタフェースに表示されている前記仮想アバターの前記表現において見えない前記仮想アバターの第1の部分を含み、
前記第2のポーズの前記仮想アバターを示す前記第2のアバターステッカーが、前記アバター編集インタフェースに表示されている前記仮想アバターの前記表現において見えない前記仮想アバターの第2の部分を含む、請求項23に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項26】
前記1つ以上のプログラムは、
前記第1のアバターステッカーの前記表現を表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、第2の入力を検出し、
前記第2の入力を検出したことに応じて、前記第2のアバター特徴を含み、前記仮想アバターの外観に基づく外観を有する前記第2のアバターステッカーの表現を表示する、
命令を更に含む、請求項23に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項27】
前記1つ以上のプログラムは、
第1の外観を有する前記第2のアバターステッカーの前記表現を表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記仮想アバターの外観を変更する要求に対応する入力を含む1つ以上の入力のセットを検出し、
前記1つ以上の入力のセットを検出したことに応じて、前記第1の外観とは異なる第2の外観を有し、前記仮想アバターの前記外観を変更するための前記要求に基づく前記第2のアバターステッカーの前記表現を表示する、
命令を更に含む、請求項26に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項28】
前記1つ以上のプログラムは、
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記複数のアバター特徴のうちの第3のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出し、
前記複数のアバター特徴のうちの前記第3のアバター特徴に対する編集オプションを表示する前記要求に対応する前記入力を検出したことに応じて、前記第3のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第3のセットを表示する、
命令を更に含む、請求項23に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項29】
前記1つ以上のプログラムは、
前記第1のアバターステッカーの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記複数のアバター特徴のうちの第4のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出し、
前記複数のアバター特徴のうちの前記第4のアバター特徴に対する編集オプションを表示する前記要求に対応する前記入力を検出したことに応じて、前記第4のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第4のセットを表示する、
命令を更に含む、請求項23に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項30】
前記1つ以上のプログラムは、
前記第1のアバター特徴の第1の外観を有する前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第1のセット内の前記グラフィカルインタフェースオブジェクトの選択を検出し、
1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第1のセット内の前記グラフィカルインタフェースオブジェクトの前記選択を検出したことに応じて、前記第1の外観とは異なり、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第1のセット内の前記選択されたグラフィカルインタフェースオブジェクトに基づく前記第1のアバター特徴の第2の外観を有する前記仮想アバターの前記表現を表示する、
命令を更に含む、請求項23に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項31】
前記1つ以上のプログラムは、
前記第2のアバター特徴の第1の外観を有する前記第1のアバターステッカーの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第2のセット内の前記グラフィカルインタフェースオブジェクトの選択を検出し、
前記選択を検出したことに応じて、前記第1の外観とは異なり、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第2のセット内の前記選択されたグラフィカルインタフェースオブジェクトに基づく前記第2のアバター特徴の第2の外観を有する前記第1のアバターステッカーの前記表現を表示する、
命令を更に含む、請求項23に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項32】
前記第2のアバター特徴が、アバターの衣類を含む、請求項31に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項33】
前記第2のアバター特徴が、アバターの腕を含む、請求項31に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項34】
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示することが、前記仮想アバターの前記表現のアニメーションを表示することを含む、請求項23に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項35】
前記仮想アバターの前記表現の前記アニメーションが、前記コンピュータシステムに関連付けられた1つ以上のカメラによって検出される顔に基づいている、請求項34に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項36】
前記第1のアバターステッカーの前記表現が静的である、請求項23に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項37】
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示することが、前記仮想アバターの前記表現を前記仮想アバターの第1の顔のポーズと共に表示することを含み、前記1つ以上のプログラムは、
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを前記仮想アバターの前記第1の顔のポーズと共に表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、第1の入力を検出し、
前記第1の入力を検出したことに応じて、前記仮想アバターの前記表現を、前記仮想アバターの前記第1の顔のポーズから、前記第1の顔のポーズとは異なる前記仮想アバターの第2の顔のポーズに遷移させる、
命令を更に含む、請求項23に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項38】
前記1つ以上のプログラムは、
ステッカーの前記セット内の個別のアバターステッカーの表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、所定の時間量の満了を検出し、
前記所定の時間量の満了を検出したことに応じて、前記個別のアバターステッカーとは異なるステッカーの前記セット内の後続のアバターステッカーの表現を表示する、
命令を更に含む、請求項23に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項39】
ステッカーの前記セットが、編集のために現在選択されている個別のアバター特徴を示す1つ以上のアバターステッカーと、編集のために現在選択されている前記個別のアバター特徴を示さない1つ以上のアバターステッカーとを含み、
前記個別のアバターステッカー及び前記後続のアバターステッカーは、前記個別のアバター特徴を示す複数のステッカーを含み、前記個別のアバター特徴を示さないステッカーを含まない、アバターステッカーの第1のサブセットから選択される、請求項38に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項40】
前記1つ以上のプログラムは、
ステッカーの前記セットからのステッカーの表現を表示している間に、前記複数のアバター特徴のうちの第5のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出し、
前記第5のアバター特徴に対する編集オプションを表示する前記要求に対応する前記入力を検出したことに応じて、前記第5のアバター特徴を示す複数のステッカーを含み、前記第5のアバター特徴を示さないステッカーを含まない、アバターステッカーの第2のサブセットから選択された第1のステッカーの表現を表示する、
命令を更に含む、請求項38に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項41】
前記アバター編集インタフェースの表示を更新することが、前記第1のアバターステッカーの前記表現に遷移する前記仮想アバターの前記表現のアニメーションを表示することを含む、請求項23に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項42】
前記第1のアバターステッカーの前記表現に遷移する前記仮想アバターの前記表現の前記アニメーションが、前記仮想アバターの前記表現のズームレベルを調整することと、前記仮想アバターの前記表現の前記ズームレベルを調整した後に、前記第1のアバターステッカーの前記表現を表示することとを含む、請求項41に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項43】
前記第1のアバターステッカーの前記表現に遷移する前記仮想アバターの前記表現の前記アニメーションが、前記第1のアバターステッカーの前記表現に示される前記第1のポーズに移動する前記仮想アバターの前記表現の顔の特徴を表示することを含む、請求項41に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項44】
前記1つ以上のプログラムは、
前記表示生成構成要素を介して、第1の参加者と第2の参加者との間の会話のためのメッセージングインタフェースであって、前記メッセージングインタフェースは、ステッカーの前記セット内に1つ以上のアバターステッカーを含むステッカー表示領域を含み、前記アバターステッカーは、個別のアバターステッカーを前記会話に追加するプロセスを開始するために選択可能である、メッセージングインタフェースを表示する命令を更に含む、請求項23のいずれか一項に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項45】
前記ステッカー表示領域が、前記第1アバターステッカー及び前記第2アバターステッカーを含むステッカーの前記セット内のステッカーとは異なる1つ以上のステッカーを含む前記仮想アバターに基づいて、ステッカーの第2セットからの1つ以上のステッカーを含む、請求項44に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項46】
前記第1のポーズの前記仮想アバターを示す前記第1のアバターステッカーが、前記アバター編集インタフェースに表示されている前記仮想アバターの前記表現において見えない前記仮想アバターの第1の部分を含み、
前記第2のポーズの前記仮想アバターを示す前記第2のアバターステッカーが、前記アバター編集インタフェースに表示されている前記仮想アバターの前記表現において見えない前記仮想アバターの第2の部分を含む、請求項24に記載の方法。
【請求項47】
前記第1のアバターステッカーの前記表現を表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、第2の入力を検出することと、
前記第2の入力を検出したことに応じて、前記第2のアバター特徴を含み、前記仮想アバターの外観に基づく外観を有する前記第2のアバターステッカーの表現を表示することと、
を更に含む、請求項24に記載の方法。
【請求項48】
第1の外観を有する前記第2のアバターステッカーの前記表現を表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記仮想アバターの外観を変更する要求に対応する入力を含む1つ以上の入力のセットを検出することと、
前記1つ以上の入力のセットを検出したことに応じて、前記第1の外観とは異なる第2の外観を有し、前記仮想アバターの前記外観を変更するための前記要求に基づく前記第2のアバターステッカーの前記表現を表示することと、
を更に含む、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記複数のアバター特徴のうちの第3のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出することと、
前記複数のアバター特徴のうちの前記第3のアバター特徴に対する編集オプションを表示する前記要求に対応する前記入力を検出したことに応じて、前記第3のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第3のセットを表示することと、
を更に含む、請求項24に記載の方法。
【請求項50】
前記第1のアバターステッカーの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記複数のアバター特徴のうちの第4のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出することと、
前記複数のアバター特徴のうちの前記第4のアバター特徴に対する編集オプションを表示する前記要求に対応する前記入力を検出したことに応じて、前記第4のアバター特徴を修正するために選択可能な1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの第4のセットを表示することと、
を更に含む、請求項24に記載の方法。
【請求項51】
前記第1のアバター特徴の第1の外観を有する前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第1のセット内の前記グラフィカルインタフェースオブジェクトの選択を検出することと、
1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第1のセット内の前記グラフィカルインタフェースオブジェクトの前記選択を検出したことに応じて、前記第1の外観とは異なり、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第1のセット内の前記選択されたグラフィカルインタフェースオブジェクトに基づく前記第1のアバター特徴の第2の外観を有する前記仮想アバターの前記表現を表示することと、
を更に含む、請求項24に記載の方法。
【請求項52】
前記第2のアバター特徴の第1の外観を有する前記第1のアバターステッカーの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第2のセット内の前記グラフィカルインタフェースオブジェクトの選択を検出することと、
前記選択を検出したことに応じて、前記第1の外観とは異なり、1つ以上のグラフィカルインタフェースオブジェクトの前記第2のセット内の前記選択されたグラフィカルインタフェースオブジェクトに基づく前記第2のアバター特徴の第2の外観を有する前記第1のアバターステッカーの前記表現を表示することと、
を更に含む、請求項24に記載の方法。
【請求項53】
前記第2のアバター特徴が、アバターの衣類を含む、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
前記第2のアバター特徴が、アバターの腕を含む、請求項52に記載の方法。
【請求項55】
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示することが、前記仮想アバターの前記表現のアニメーションを表示することを含む、請求項24に記載の方法。
【請求項56】
前記仮想アバターの前記表現の前記アニメーションが、前記コンピュータシステムに関連付けられた1つ以上のカメラによって検出される顔に基づいている、請求項55に記載の方法。
【請求項57】
前記第1のアバターステッカーの前記表現が静的である、請求項24に記載の方法。
【請求項58】
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示することが、前記仮想アバターの前記表現を前記仮想アバターの第1の顔のポーズと共に表示することを含み、前記方法は、
前記仮想アバターの前記表現を含む前記アバター編集インタフェースを前記仮想アバターの前記第1の顔のポーズと共に表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、第1の入力を検出することと、
前記第1の入力を検出したことに応じて、前記仮想アバターの前記表現を、前記仮想アバターの前記第1の顔のポーズから、前記第1の顔のポーズとは異なる前記仮想アバターの第2の顔のポーズに遷移させることと、
を更に含む、請求項24に記載の方法。
【請求項59】
ステッカーの前記セット内の個別のアバターステッカーの表現を含む前記アバター編集インタフェースを表示している間に、所定の時間量の満了を検出することと、
前記所定の時間量の満了を検出したことに応じて、前記個別のアバターステッカーとは異なるステッカーの前記セット内の後続のアバターステッカーの表現を表示することと、
を更に含む、請求項24に記載の方法。
【請求項60】
ステッカーの前記セットが、編集のために現在選択されている個別のアバター特徴を示す1つ以上のアバターステッカーと、編集のために現在選択されている前記個別のアバター特徴を示さない1つ以上のアバターステッカーとを含み、
前記個別のアバターステッカー及び前記後続のアバターステッカーは、前記個別のアバター特徴を示す複数のステッカーを含み、前記個別のアバター特徴を示さないステッカーを含まない、アバターステッカーの第1のサブセットから選択される、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
ステッカーの前記セットからのステッカーの表現を表示している間に、前記複数のアバター特徴のうちの第5のアバター特徴に対する編集オプションを表示する要求に対応する入力を検出することと、
前記第5のアバター特徴に対する編集オプションを表示する前記要求に対応する前記入力を検出したことに応じて、前記第5のアバター特徴を示す複数のステッカーを含み、前記第5のアバター特徴を示さないステッカーを含まない、アバターステッカーの第2のサブセットから選択された第1のステッカーの表現を表示することと、
を更に含む、請求項59に記載の方法。
【請求項62】
前記アバター編集インタフェースの表示を更新することが、前記第1のアバターステッカーの前記表現に遷移する前記仮想アバターの前記表現のアニメーションを表示することを含む、請求項24に記載の方法。
【請求項63】
前記第1のアバターステッカーの前記表現に遷移する前記仮想アバターの前記表現の前記アニメーションが、前記仮想アバターの前記表現のズームレベルを調整することと、前記仮想アバターの前記表現の前記ズームレベルを調整した後に、前記第1のアバターステッカーの前記表現を表示することとを含む、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
前記第1のアバターステッカーの前記表現に遷移する前記仮想アバターの前記表現の前記アニメーションが、前記第1のアバターステッカーの前記表現に示される前記第1のポーズに移動する前記仮想アバターの前記表現の顔の特徴を表示することを含む、請求項62に記載の方法。
【請求項65】
前記表示生成構成要素を介して、第1の参加者と第2の参加者との間の会話のためのメッセージングインタフェースであって、前記メッセージングインタフェースは、ステッカーの前記セット内に1つ以上のアバターステッカーを含むステッカー表示領域を含み、前記アバターステッカーは、個別のアバターステッカーを前記会話に追加するプロセスを開始するために選択可能である、メッセージングインタフェースを表示すること
を更に含む、請求項24に記載の方法。
【請求項66】
前記ステッカー表示領域が、前記第1アバターステッカー及び前記第2アバターステッカーを含むステッカーの前記セット内のステッカーとは異なる1つ以上のステッカーを含む前記仮想アバターに基づいて、ステッカーの第2セットからの1つ以上のステッカーを含む、請求項65に記載の方法。
【国際調査報告】