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特表2024-522240セル決定、サポート指示方法及び装置、通信装置及び記憶媒体
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  • 特表-セル決定、サポート指示方法及び装置、通信装置及び記憶媒体 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-06-11
(54)【発明の名称】セル決定、サポート指示方法及び装置、通信装置及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 48/08 20090101AFI20240604BHJP
   H04W 48/16 20090101ALI20240604BHJP
【FI】
H04W48/08
H04W48/16 131
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023578751
(86)(22)【出願日】2021-06-23
(85)【翻訳文提出日】2023-12-20
(86)【国際出願番号】 CN2021101908
(87)【国際公開番号】W WO2022266904
(87)【国際公開日】2022-12-29
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ブルートゥース
(71)【出願人】
【識別番号】516180667
【氏名又は名称】北京小米移動軟件有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.018, Floor 8, Building 6, Yard 33, Middle Xierqi Road, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100108213
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 豊隆
(72)【発明者】
【氏名】リウ,シャウフェイ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
5K067JJ11
(57)【要約】
本開示はセル決定方法及び装置、通信装置及び記憶媒体に関し、前記方法は、アクセスすべきターゲットスライスと前記ターゲットスライスに関連付けられた少なくとも1つの周波数とを決定するステップと、少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップと、を含む。本開示によれば、端末は、後続の使用のために、ターゲットスライスに関連する周波数に対応するセルの中から、ターゲットスライスをサポートするセルを候補セルとして決定することができ、例えば、セル再選択のために使用されることができ、これにより、候補セルがターゲットスライスをサポートすることを確保することができ、ターゲットセルに再選択した後、端末はターゲットスライスにアクセスし、これによってターゲットスライスの関連サービスを受け入れ、端末の良好な通信効果を確保することができる。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
セル決定方法であって、端末に適用され、前記方法は、
アクセスすべきターゲットスライスと前記ターゲットスライスに関連付けられた少なくとも1つの周波数とを決定するステップと、
少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップと、
を含む、
ことを特徴とするセル決定方法。
【請求項2】
前記方法は、
前記ターゲットスライスに関連付けられた複数の周波数間の優先度関係を決定するステップと、
前記周波数の優先度に基づいて前記候補セルの中からセル再選択を行うステップと、
をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のセル決定方法。
【請求項3】
前記ターゲットスライスが前記端末の予想されるスライスのうちの少なくとも1つのスライスである、
ことを特徴とする請求項2に記載のセル決定方法。
【請求項4】
前記ターゲットスライスは前記予想されるスライスのうちの最高優先度スライスを含む、
ことを特徴とする請求項3に記載のセル決定方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて少なくとも1つの前記周波数に対応するセルが前記最高優先度スライスをサポートするか否かを決定するステップと、
少なくとも1つの前記周波数に対応するセルがいずれも前記最高優先度スライスをサポートする場合、少なくとも1つの前記周波数に対応するセルが前記候補セルであると決定するステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項4に記載のセル決定方法。
【請求項6】
前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて少なくとも1つの前記周波数に対応するセルによってサポートされるスライスを決定するステップと、
少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から前記最高優先度スライスをサポートするセルが前記候補セルであると決定するステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項4に記載のセル決定方法。
【請求項7】
前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて少なくとも1つの前記周波数に対応するセルのうち、前記最高優先度スライスをサポートするセルのリストを決定するステップと、
前記セルのリスト中のセルが前記候補セルであると決定するステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項4に記載のセル決定方法。
【請求項8】
前記周波数の優先度に基づいて前記候補セルの中からセル再選択を行うステップは、
前記最高優先度スライスに関連付けられた最高優先度周波数に対応する候補セルを決定するステップと、
最高優先度周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップと、
最高優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルが決定されない場合、ターゲットセルが決定され、またはすべての優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルがすべて決定されないまで、1レベル低い優先度の周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップを繰り返すステップと、
信号品質に基づいて決定されたターゲットセルをソートするステップと、
ターゲットセルのソートに基づいてソートされたターゲットセルの中からセル再選択を行うステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項4に記載のセル決定方法。
【請求項9】
前記方法は、
最高優先度スライスに関連付けられたすべての周波数に対応するセルの中からターゲットセルがすべて決定されない場合、ネットワーク側デバイスによって指示される周波数の優先度に基づいてセル再選択を行うステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項8に記載のセル決定方法。
【請求項10】
前記ターゲットスライスは前記予想されるスライスのうちの他のスライスをさらに含む、
ことを特徴とする請求項8に記載のセル決定方法。
【請求項11】
前記周波数の優先度に基づいて前記候補セルの中からセル再選択を行うステップは、
最高優先度スライスに関連付けられたすべての周波数に対応するセルの中からターゲットセルがすべて決定されない場合、前記他のスライスから1レベル低い優先度のスライスを決定し、ターゲットセルが決定され、またはすべての優先度のターゲットスライスに関連付けられた周波数に対応するセルの中からターゲットセルがすべて決定されないまで、1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップを繰り返すステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項10に記載のセル決定方法。
【請求項12】
前記在1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップは、
1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた最高優先度周波数に対応する候補セルを決定するステップと、
最高優先度周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップと、
最高優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルが決定されない場合、ターゲットセルが決定され、またはすべての優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルがすべて決定されないまで、1レベル低い優先度の周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップを繰り返すステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項11に記載のセル決定方法。
【請求項13】
1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルが決定された場合、前記ターゲットセルのソートに基づいてソートされたターゲットセルの中からセル再選択を行うステップは、
1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセルが、適切なセルである場合、ソートが最も高いターゲットセルに再選択するステップと、
1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセルが、適切なセルではなく、且つ1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセル及びその同じ周波数セルが前記1レベル低い優先度のスライスのみをサポートする場合、予め設定された時間長内に1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセル及びその同じ周波数セルの中からセル再選択を行わないステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項11に記載のセル決定方法。
【請求項14】
前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
前記周波数がサポートするターゲットスライスのリストを決定するステップと、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて前記リストが前記周波数に対応するすべてのセルに適用するか否かを決定するステップと、
前記リストが前記周波数に対応するすべてのセルに適用する場合、前記周波数に対応するすべてのセルが前記周波数に関連付けられたターゲットスライスに対応する候補セルであると決定するステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項10に記載のセル決定方法。
【請求項15】
前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
前記周波数がサポートするターゲットスライスのリストを決定するステップと、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて前記リストが適用するセルを決定するステップと、
前記リストが適用するセルが、前記周波数に関連付けられたターゲットスライスに対応する候補セルであると決定するステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項10に記載のセル決定方法。
【請求項16】
前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて各前記周波数に対応するセルによってサポートされるスライスを決定するステップと、
各前記周波数に対応するセルの中から前記周波数に関連付けられたターゲットスライスをサポートするセルが、前記周波数に関連付けられたターゲットスライスに対応する候補セルであると決定するステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項10に記載のセル決定方法。
【請求項17】
セル再選択を行う方式は同じ優先度周波数及び/又は低い優先度周波数のセル再選択を含み、前記方法は、
現在のサービスセルの信号品質が第1の品質閾値より低い、または前記ターゲットスライスをサポートしない場合、前記候補セルの中から現在のサービスセルの同じ優先度周波数及び/又は低い優先度周波数セルの信号品質を測定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項8~16のいずれかに記載のセル決定方法。
【請求項18】
前記候補セルの中から現在のサービスセルの同じ優先度周波数セルの信号品質を測定する場合、前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
現在のサービスセルの同じ優先度周波数セルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップを含み、セル再選択を行う方式が同じ優先度周波数のセル再選択である、
ことを特徴とする請求項17に記載のセル決定方法。
【請求項19】
前記候補セルの中から現在のサービスセルの低い優先度周波数セルの信号品質を測定する場合、前記方法は、
現在のサービスセルの信号品質が第2の品質閾値より低い場合、現在のサービスセルの低い優先度周波数セルの中から前記ターゲットスライスをサポートし、信号品質が第3の品質閾値より高いセルが候補セルであると決定するステップをさらに含み、セル再選択を行う方式が低い優先度周波数のセル再選択である、
ことを特徴とする請求項17に記載のセル決定方法。
【請求項20】
セル再選択を行う方式は高優先度周波数のセル再選択を含み、前記方法は、
現在のサービスセルに対応する高優先度周波数が存在するか否か、且つ前記高優先度周波数が前記ターゲットスライスに関連付けられた周波数であると決定するステップと、
存在する場合、高優先度周波数セルの信号品質を測定するステップと、
をさらに含む、
ことを特徴とする請求項17に記載のセル決定方法。
【請求項21】
前記方法は、
現在のサービスセルの高優先度周波数セルの中から、前記ターゲットスライスをサポートし、信号品質が第4の品質閾値より高いセルが候補セルであると決定するステップをさらに含み、セル再選択を行う方式が高優先度周波数のセル再選択である、
ことを特徴とする請求項20に記載のセル決定方法。
【請求項22】
前記方法は、
現在のサービスセルの信号品質が第2の品質閾値より低い、または前記ターゲットスライスをサポートせず、且つ現在のサービスセルの同じ周波数セルに前記ターゲットスライスをサポートするセルが存在する場合、前記候補セルの中から現在のサービスセルの同じ周波数セルの信号品質を測定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項17に記載のセル決定方法。
【請求項23】
前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
現在のサービスセルの同じ周波数セルの中から前記ターゲットスライスをサポートするセルが候補セルであると決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項22に記載のセル決定方法。
【請求項24】
前記方法は、
前記ターゲットスライスに関連付けられた複数の周波数間の優先度関係を決定するステップと、
前記周波数の優先度に基づいて前記周波数に対応するセルをソートするステップと、
ソートされたセルの中からソートが最も高く、前記ターゲットスライスをサポートするセルをセル再選択のターゲットセルとして決定するステップと、
をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のセル決定方法。
【請求項25】
前記ソートされたセルの中からソートが最も高く、前記ターゲットスライスをサポートするセルをセル再選択のターゲットセルとして決定するステップは、
ソートが最も高いセルが、前記ターゲットスライスをサポートするか否かを決定するステップと、
サポートする場合、ソートが最も高いセルが前記ターゲットセルであると決定するステップと、
サポートしない場合、前記ターゲットスライスをサポートするセルが決定され、またはすべてのセルが前記ターゲットスライスをすべてサポートしないと決定するまで、1順番低いセルが前記ターゲットスライスをサポートするか否かを決定するステップを繰り返すステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項24に記載のセル決定方法。
【請求項26】
前記ターゲットスライスは前記端末の予想されるスライスのうちの最高優先度スライスを含む、
ことを特徴とする請求項24に記載のセル決定方法。
【請求項27】
前記ターゲットスライスは前記端末の予想されるスライスを含み、前記方法は、
予想されるスライスのうちの最高優先度スライスに対して請求項25のステップを実行するステップと、
ターゲットセルが決定されない場合、ターゲットセルが決定され、または予想されるスライスのうちのすべてのスライスに対してターゲットセルがすべて決定されないまで、予想されるスライスのうちの1レベル低い優先度のスライスに対して請求項25のステップを実行するステップを繰り返すステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項24に記載のセル決定方法。
【請求項28】
サポート指示方法であって、
ネットワーク側デバイスに適用され、前記方法は、
端末に指示情報を送信するステップであって、前記指示情報は、前記端末が、アクセスすべきターゲットスライスに関連付けられた少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するために使用されるステップを含む、
ことを特徴とするサポート指示方法。
【請求項29】
前記ターゲットスライスは前記端末の予想されるスライスのうちの最高優先度スライスを含む、
ことを特徴とする請求項28に記載のサポート指示方法。
【請求項30】
前記指示情報は前記周波数に対応するセルが前記最高優先度スライスをサポートするか否かを指示するために使用される、
ことを特徴とする請求項29に記載のサポート指示方法。
【請求項31】
前記指示情報は少なくとも1つの前記周波数に対応するセルが前記最高優先度スライスをサポートするか否かを指示するために使用される、
ことを特徴とする請求項29に記載のサポート指示方法。
【請求項32】
前記指示情報は少なくとも1つの前記周波数に対応するセルによってサポートされるスライスを指示するために使用される、
ことを特徴とする請求項29に記載のサポート指示方法。
【請求項33】
前記ターゲットスライスは前記予想されるスライスのうちの他のスライスをさらに含む、
ことを特徴とする請求項28に記載のサポート指示方法。
【請求項34】
前記指示情報は、前記周波数がサポートするターゲットスライスのリストが前記周波数に対応するすべてのセルに適用するか否かを指示するために使用される、
ことを特徴とする請求項33に記載のサポート指示方法。
【請求項35】
前記指示情報は前記周波数がサポートするターゲットスライスのリストが適用するセルを指示するために使用される、
ことを特徴とする請求項33に記載のサポート指示方法。
【請求項36】
前記指示情報は各前記周波数に対応するセルによってサポートされるスライスを指示するために使用される、
ことを特徴とする請求項33に記載のサポート指示方法。
【請求項37】
セル決定装置であって、
端末に適用され、前記装置は1つまたは複数のプロセッサを含み、前記プロセッサは、アクセスすべきターゲットスライスと前記ターゲットスライスに関連付けられた少なくとも1つの周波数とを決定し、少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するように構成される、
ことを特徴とするセル決定装置。
【請求項38】
サポート指示装置であって、
ネットワーク側デバイスに適用され、前記装置は1つまたは複数のプロセッサを含み、前記プロセッサは端末に指示情報を送信するように構成され、前記指示情報は、前記端末が、アクセスすべきターゲットスライスに関連付けられた少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するために使用される、
ことを特徴とするサポート指示装置。
【請求項39】
通信装置であって、
プロセッサと、
コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、を含み、
前記コンピュータプログラムはプロセッサによって実行される場合、請求項1~27のいずれかに記載のセル決定方法を実現する、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項40】
通信装置であって、
プロセッサと、
コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、を含み、
前記コンピュータプログラムはプロセッサによって実行される場合、請求項28~36のいずれかに記載のサポート指示方法を実現する、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項41】
コンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムはプロセッサによって実行される場合、請求項1~27のいずれかに記載のセル決定方法のステップを実現する、
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項42】
コンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムはプロセッサによって実行される場合、請求項28~36のいずれかに記載のサポート指示方法のステップを実現する、
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は通信技術の分野に関し、具体的には、セル決定方法、サポート指示方法、セル決定装置、サポート指示装置、通信装置、およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
ネットワークスライスは、特定のユーザに完全なエンドツーエンド仮想ネットワークを提供できる。ネットワークリソースを複数の5Gネットワークスライスに分割することにより、5Gネットワークスライスは、異なるサービス要件(例えば、遅延、信頼性、容量、隔離、及びその他の機能)を持つユーザに差別化サービスを提供することができる。オペレーターネットワークは「ベストエフォート(Best Effort)伝送」を通信需要の特徴とする情報消費系トラフィックにサービスを提供するだけでなく、「確実性伝送」を通信需要とする生産制御系サービスを満たすこともでき、通信需要が大きく異なるサービスに論理的または物理的に隔離されたネットワークリソースを割り当てることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これを考慮して、本開示の実施例は、関連技術における技術的課題を解決するために、セル決定方法、サポート指示方法、セル決定装置、サポート指示装置、通信装置、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の実施例の第1の態様によれば、セル決定方法を提案し、端末に適用され、前記方法は、アクセスすべきターゲットスライスと前記ターゲットスライスに関連付けられた少なくとも1つの周波数とを決定するステップと、少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップと、を含む。
【0005】
本開示の実施例の第2の態様によれば、サポート指示方法を提案し、ネットワーク側デバイスに適用され、前記方法は、端末に指示情報を送信するステップを含み、前記指示情報は、前記端末が、アクセスすべきターゲットスライスに関連付けられた少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するために使用される。
【0006】
本開示の実施例の第3の態様によれば、セル決定装置を提案し、端末に適用され、前記装置は1つまたは複数のプロセッサを含み、前記プロセッサは、アクセスすべきターゲットスライスと前記ターゲットスライスに関連付けられた少なくとも1つの周波数とを決定し、少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するように構成される。
【0007】
本開示の実施例の第4の態様によれば、サポート指示装置を提案し、ネットワーク側デバイスに適用され、前記装置は1つまたは複数のプロセッサを含み、前記プロセッサは端末に指示情報を送信するように構成され、前記指示情報は、前記端末が、アクセスすべきターゲットスライスに関連付けられた少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するために使用される。
【0008】
本開示の実施例の第5の態様によれば、通信装置を提案し、プロセッサと、コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、を含み、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、上記のセル決定方法を実現する。
【0009】
本開示の実施例の第6の態様によれば、通信装置を提案し、プロセッサと、コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、を含み、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、上記のサポート指示方法を実現する。
【0010】
本開示の実施例の第7の態様によれば、コンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提案し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、上記のセル決定方法のステップを実現する。
【0011】
本開示の実施例の第8の態様によれば、コンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提案し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、上記のサポート指示方法のステップを実現する。
【0012】
本開示の実施例によれば、端末はターゲットスライスに関連する周波数に対応するセルの中から、後続の使用のために、例えばセル再選択のために、ターゲットスライスをサポートするセルを候補セルとして決定することができ、これにより、候補セルがターゲットスライスをサポートすることを確保することができ、ターゲットセルに再選択した後、端末はターゲットスライスにアクセスし、これによってターゲットスライスの関連サービスを受け入れ、端末の良好な通信効果を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
本開示の実施例の技術案をより明確に説明するために、以下、実施例の説明の使用すべきな図面を簡単に説明し、明らかに、以下の説明の図面は本開示の一部の実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な労力を払わない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
図1】本開示の実施例によって示されるセル決定方法的概略フローチャットである。
図2】本開示の実施例によって示されるセル再選択のシナリオの概略図である。
図3】本開示の実施例によって示される別のセル決定方法の概略フローチャットである。
図4】本開示の実施例によって示されるもう1つのセル決定方法の概略フローチャットである。
図5】本開示の実施例によって示されるもう1つのセル決定方法の概略フローチャットである。
図6】本開示の実施例によって示されるもう1つのセル決定方法の概略フローチャットである。
図7】本開示の実施例によって示されるもう1つのセル決定方法の概略フローチャットである。
図8】本開示の実施例によって示されるサポート指示方法の概略フローチャットである。
図9】本開示の実施例によって示されるセル決定のための装置の概略ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本開示の実施例の図面と併せて、本開示の実施例における技術案に対して、明確に完全に説明するが、説明された実施例は、全ての実施例ではなく、本開示の一部の実施例にすぎないことは明らかである。本開示の実施例に基づいて、当業者は、創造的な労働がなされていない前提で取得される他のすべての実施例は、本開示の保護の範囲に属する。
【0015】
本開示の実施例に使用される用語は、特定の実施例を説明するためのものにすぎず、本開示の実施例を制限することを意図していない。本開示の実施例と添付請求項に使用される単数形の「一」と「当該」も、コンテキストにおいて他の意味を明確に示さない限り、複数形を含むことを意図する。なお、本明細書で使用される用語の「及び/又は」とは、1つ又は複数の関連する列挙項目の任意の組み合わせ又とは全ての可能な組み合わせを指す。
【0016】
本開示の実施例では、第1、第2、第3などの用語を使用して様々な情報を説明する可能性があるが、これらの情報は、これらの用語に限定すべきではないことを理解されたい。これらの用語は、単に同じタイプの情報を区別するために使用される。例えば、本開示の実施例の範囲から逸脱しない限り、第1の情報は第2の情報と呼ぶことができ、同様に、第2の情報は第1の情報と呼ぶこともできる。文脈によっては、使用される単語「もし」は、「・・・のとき」又は「・・・の場合」又は「決定に応答する」として解釈することができる。
【0017】
簡潔さと理解を容易にするために、本明細書で大きさ関係を特徴付ける場合、「より大きい」または「より小さい」、「より高い」または「より低い」という用語を使うしかしながら、当業者であれば、「より大きい」という用語は「以上」という意味も含み、「より小さい」は「以下」という意味も含み、「より高い」というは「以上」という意味を含み、「より低い」は「以下」という意味も含む
【0018】
図1は本開示の実施例によって示されるセル決定方法的概略フローチャットである。本実施例に係るセル決定方法は、端末に適用されることができ、前記端末は、携帯電話、タブレットコンピュータ、ウェアラブルデバイス、センサ、モノのインターネットデバイスなどの通信装置を含むがこれらに限定されない。前記端末は、ユーザイクイップメントとしてネットワーク側デバイスと通信することができ、前記ネットワークデバイスは4G、5G、6Gなどの通信システムにおける基地局、コアネットワークなどのネットワーク側デバイスを含むがこれらに限定されない。
【0019】
なお、本開示のすべての実施例のスライスは、具体的にはネットワークスライスを指し、例えば5Gネットワークスライスであってもよいし、他の通信システムにおけるネットワークスライスであってもよい。
【0020】
図1に示すように、前記セル決定方法は以下のステップS101を含む。
【0021】
ステップS101において、アクセスすべきターゲットスライスと前記ターゲットスライスに関連付けられた少なくとも1つの周波数とを決定する。
【0022】
ステップS102において、少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定する。
【0023】
一実施例では、端末は、周波数優先度がより高く、または信号品質がより良いセルに常駐するために、アイドル状態または非アクティブ状態にあるときにセル再選択を行うことができる。例えば、ネットワーク側デバイスが各周波数の優先度を直接指示し、端末はネットワーク側デバイスの指示に基づいて各周波数の優先度を決定し、さらにできるだけ高い優先度の周波数に対応するセルの中から信号品質の良いセルを選択してセル再選択を行うことができる。しかし、このようなセル再選択方式にはいくつかの問題がある。
【0024】
図2は本開示の実施例によって示されるセル再選択のシナリオの概略図である。
【0025】
端末はスライスを考慮してセル再選択を行う場合、異なるスライスは異なる周波数を関連付け、1つの周波数は複数のセルに対応することができる。図2に示すように、追跡領域TA1とTA2に対して、セルC1とC2がTA1中に位置し、セルC3とC4がTA2中に位置し、スライス1が周波数f1とf2を関連付け、スライス2が周波数f2とf3を関連付け、f1がセルC1に対応し、f2がセルC2とC4に対応し、f3がセルC3に対応し、すなわち、セルC1とC2がスライス1をサポートし、セルC3とC4がスライス2をサポートする。
【0026】
端末はTA1とTA2の間、具体的にC2とC4の間に位置し、端末の予想される(intended)スライスはスライス1であり、予想されるスライスとは端末がアクセを希望するスライスを指してもよく、requested NSSAI(登録を希望するスライス)、またはallowed NSSAI(ネットワークが使用を許可するスライス)、またはconfigured NSSAI(ネットワーク設定UEが使用するスライス)、またはトラフィック(traffic)に対応するS-NSSAI(トラフィック伝送に対応するスライス)、のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。ネットワーク側デバイスによって指示される周波数優先度度に基づいてセル再選択を行う場合、端末はスライス1をサポートしないセルC4に再選択する可能性があり、これにより、端末が、セル再選択の結果に基づいて予想されるスライスをサポートしないセルに常駐し、これによって端末が予想されるスライスによって提供される関連サービスを受け入れことができず、端末の通信効果に影響を与えることになる。
【0027】
一実施例では、端末はアクセスすべきターゲットスライスを決定することができ、ターゲットスライスが前記端末の予想されるスライスのうちの少なくとも1つのスライスであり、例えば予想されるスライスのうちの各スライスが異なる優先度を有し、ターゲットスライスはそのうちの最高優先度スライスであってもよいし、予想されるスライスのうちのすべてまたは一部のスライスであってもよい。
【0028】
一実施例では、ターゲットスライスは複数の周波数を関連付けることができ、例えばターゲットスライスが1つのスライスである場合、この1つのスライスは複数の周波数を関連付けることができ、例えばターゲットスライスが複数のスライスを含む場合、複数のスライスのうちの各スライスはそれぞれ複数の周波数を関連付けることができる。
【0029】
一実施例では、複数のターゲットスライス間の優先度と特定のターゲットスライスは、端末の非アクセス(NAS)層によって決定され、AS(アクセス)層に提供されることができる。ターゲットスライスは、S-NSSAI(Single Network Slice Selection Assistance Information、単一ネットワークスライス選択支援情報)、SST(Slice/Service type、スライス/サービスタイプ)、slice/slice group ID(スライス/スライスグループ識別子)、オペレータが定義したアクセスタイプ(operator-defined)またはスライスを一意に指示可能な他の任意のスライス情報によって決定されることができる。
【0030】
本開示の実施例によれば、端末はターゲットスライスに関連する周波数に対応するセルの中から、後続の使用のために、例えばセル再選択のために、ターゲットスライスをサポートするセルを候補セルとして決定することができ、これにより、候補セルがターゲットスライスをサポートすることを確保することができ、ターゲットセルに再選択した後、端末はターゲットスライスにアクセスし、これによってターゲットスライスの関連サービスを受け入れ、端末の良好な通信効果を確保することができる。
【0031】
例えば、ターゲットスライスがスライス1であり、スライス1に関連付けられる周波数はf1とf2であってもよい。各周波数はセルに対応することもでき、例えばセルがこの周波数で動作し、例えばf1がセルC1に対応し、f2がセルC2とC4に対応する。各セルはそれぞれスライスをサポートすることができ、サポートされるスライスは異なってもよく、セルがスライスをサポートすることとは、このセルに常駐する端末がこのスライスにアクセスすることができることを指し、例えばC1とC2がスライス1をサポートし、C4がスライス2をサポートする。
【0032】
本開示の実施例によれば、端末はターゲットスライスがスライス1であり、スライス1に関連付けられた周波数がf1とf2であり、f1がセルC1に対応し、f2がセルC2とC4に対応すると決定し、C1とC2がスライス1をサポートし、因此可以将C1とC2を候補セルとする。これにより、後続のセル再選択時にC 1またはC 2を再選択しても、C1とC2の両方がスライス1をサポートするため、端末が再選択されたセルに常駐することを確保でき、スライス1によって提供される関連サービスを受け入れ、端末の良好な通信効果を確保することができる。
【0033】
なお、各スライスに関連付けられた周波数は1つまたは複数であってもよく、各周波数に対応するセルは1つまたは複数であってもよく、各セルによってサポートされるスライスは1つまたは複数であってもよく、具体的には必要に応じてセットすることができる。また、候補セルは、セル再選択以外に、必要に応じて他の用途として使用されることができ、具体的には必要に応じて選択してもよく、本開示は限定しない。
【0034】
図3は本開示の実施例によって示される別のセル決定方法の概略フローチャットである。図3に示すように、前記方法は以下のステップS301~S302をさらに含む。
【0035】
ステップS301では、前記ターゲットスライスに関連付けられた複数の周波数間の優先度関係を決定する。
【0036】
ステップS302では、前記周波数の優先度に基づいて前記候補セルの中からセル再選択を行う。
【0037】
一実施例では、ターゲットスライスに関連付けられた少なくとも1つの周波数が決定された後、ターゲットスライスが複数の周波数を関連付ける場合、さらに複数の周波数間の優先度関係をさらに決定することができ、例えば上記スライス1が周波数f1とf2を関連付け、f1とf2間の優先度関係がf2>f1であり、すなわちf2優先度がf1より高い。
【0038】
一実施例では、前記スライスに関連する周波数優先度は基地局によってブロードキャストシステムメッセージ及び/又は専用シグナリングを介して提供されることができ、周波数優先度が専用シグナリングによって提供される場合、ブロードキャストシステムメッセージによって提供される周波数優先度をカバレッジする。
【0039】
スライスに関連する周波数優先度は、すべての隣接周波数(例えば、現在のサービスセル隣接セルに対応する周波数)を含むことができ、また、最高優先度スライスをサポートする周波数のみを含むことができる。最高優先度に関連する周波数のみを含む場合、他の周波数の優先度はブロードキャストシステムメッセージまたは専用シグナリングによって提供されることができ、優先度はスライスに関連する周波数の優先度より低い。
【0040】
さらに、周波数の優先度に基づいて候補セルの中から再選択を行うことができ、例えば、最高優先度周波数に対応する候補セルの信号品質が要求を満みたしているか否かを優先的に考慮することができ、要求が満たされている場合、最高優先度周波数に対応するセルをターゲットセルとしてソートし、要求が満たされていない場合、1レベル低い優先度周波数に対応する候補セルの信号品質が要求を満たしているか否かを考慮し、要求が満たされている候補セルが決定されるまで、またはすべての周波数に対応する候補セルに対して要求が満たされている候補セルが決定されないまで、以下同様である。
【0041】
例えば、f2の優先度がf1より高い場合、f2に対応する候補セルC2を優先的に考慮することができる。
【0042】
C2の信号品質が要求を満たす場合、C2をソートすることができ、C2が1つのセルにすぎないため、C2に直接再選択することができ、C2が複数のセル、例えば2つのセルC21とC22である場合、R基準に基づいてC21とC22をソートし、ソートの高いセルを優先的に選択して再選択することができ、例えばC21がC22の前にソートされた場合、C21に再選択する。
【0043】
C2の信号品質が要求を満たしていない場合、f1に対応するセルC1を考慮することができ、C1の信号品質が要求を満たしている場合、C1をソートすることができ、C2が1つのセルにすぎないため、C1に直接再選択することができ、C1が複数のセルである場合、C2が複数のセルである場合と同様であるため、は説明しない。
【0044】
なお、関連技術では、ネットワーク側デバイスは周波数の優先度を端末に直接指示することができるが、これとスライスに関連付けられた複数の周波数間の優先度関係とは異なってもよく、本開示の実施例では、セル再選択を行う場合、スライスに関連付けられた複数の周波数間の優先度関係を優先的に考慮し、複数の周波数の優先度に基づいてセル再選択を行うことに失敗すると、ネットワーク側デバイスによって指示される周波数優先度に基づいてセル再選択を行うなど、関連技術のメカニズムに戻ることができる。
【0045】
以下、いくつかの実施例により、ターゲットスライスが予想されるスライスのうちの最高優先度スライスを含む場合に対して、例示的に説明する。
【0046】
一実施例では、前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて少なくとも1つの前記周波数に対応するセルが前記最高優先度スライスをサポートするか否かを決定するステップと、
少なくとも1つの前記周波数に対応するセルがいずれも前記最高優先度スライスをサポートする場合、少なくとも1つの前記周波数に対応するセルが前記候補セルであると決定するステップと、を含む。
【0047】
一実施例では、周波数に対応するセルが最高優先度スライスをサポートするか否かは、ネットワーク側デバイスから送信された指示情報に基づいて決定されることができる。例えばネットワーク側デバイスは指示情報(例えば1ビットを占有する)によって周波数に対応するセルがいずれも最高優先度スライスをサポートするか否かを指示することができ、すべてサポートする場合、各周波数に対応するセルを候補セルとして決定することができる。
【0048】
一実施例では、前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて少なくとも1つの前記周波数に対応するセルによってサポートされるスライスを決定するステップと、
少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から前記最高優先度スライスをサポートするセルが前記候補セルであると決定するステップと、を含む。
【0049】
一実施例では、ネットワーク側デバイスは、指示情報(占有されたビットがスライス数に関連する)によってに対応するセルによってサポートされるスライスを指示することができ、端末は、指示情報に基づいて、最高優先度スライスをサポートするセルが候補セルであると決定することができる。
【0050】
一実施例では、前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて少なくとも1つの前記周波数に対応するセルのうち、前記最高優先度スライスをサポートするセルのリストを決定するステップと、
前記セルのリスト中のセルが前記候補セルであると決定するステップと、を含む。
【0051】
一実施例では、ネットワーク側デバイスは最高優先度スライスをサポートするセルを決定し、セルのリストを生成して端末に送信することができ、端末はセルのリストのうちのすべてのセルが候補セルであると決定することができる。
【0052】
図4は本開示の実施例によって示されるもう1つのセル決定方法の概略フローチャットである。図4に示すように、前記周波数の優先度に基づいて前記候補セルの中からセル再選択を行うステップは、以下のステップS401~S405を含む。
【0053】
ステップS401では、前記最高優先度スライスに関連付けられた最高優先度周波数に対応する候補セルを決定する。
【0054】
ステップS402では、最高優先度周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定する。
【0055】
ステップS403では、最高優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルが決定されない場合、ターゲットセルが決定され、またはすべての優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルがすべて決定されないまで、1レベル低い優先度の周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップを繰り返す。
【0056】
ステップS404では、信号品質に基づいて決定されたターゲットセルをソートする。
【0057】
ステップS405では、ターゲットセルのソートに基づいてソートされたターゲットセルの中からセル再選択を行う。
【0058】
一実施例では、最高優先度スライスに対して、関連付けられた周波数の中から最高優先度周波数を決定し、さらに最高優先度周波数に対応する候補セルを決定し、その後に最高優先度周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定することができる。信号品質に基づいてターゲットセルを決定する方式は、S基準に基づいてターゲットセルを決定することであってもよい。
【0059】
最高優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルが決定されない場合、例えばS基準が満たされているセルがない場合、1レベル低い優先度の周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定することができ、例えば、このステップを繰り返し、優先度の高い順から低い順に、優先度ごとの周波数に対応するセルの中からターゲットセルを決定する。これにより、決定されたターゲットセルの信号品質が要求を満たすことが確保でき、対応する周波数の優先度ができるだけ高くなる。
【0060】
ターゲットセルが決定された後、1つのターゲットセルが決定された場合、ターゲットセルに直接再選択することができ、複数のターゲットセルが決定された場合、信号品質に基づいて決定されたターゲットセルをソートすることができ、例えばR基準に基づいてソートし、さらにターゲットセルのソートに基づいてソートされたターゲットセルの中からセル再選択を行い、例えばソートが最も高いセルに優先的に再選択することができる。
【0061】
なお、S基準とR基準に基づいて、関連技術ですでに説明されており、本開示は、関連技術におけるS基準とR基準の意味を踏襲しており、は説明を省略する。
【0062】
一実施例では、前記方法は、
最高優先度スライスに関連付けられたすべての周波数に対応するセルの中からターゲットセルがすべて決定されない場合、ネットワーク側デバイスによって指示される周波数の優先度に基づいてセル再選択を行うステップをさらに含む。
【0063】
最高優先度スライスのみが考慮される場合、最高優先度スライスに関連付けられたすべての優先度周波数に対応するセルの中からターゲットセルがすべて決定されない場合、ネットワーク側デバイスによって指示される周波数の優先度に基づいてセル再選択を行うことができ、すなわち、端末が少なくともセル再選択を完成できることを確保するために、関連技術におけるセル再選択のメカニズムに戻ってセル再選択を行う。
【0064】
この実施例に対応して、後続の図5に示す実施例では、予想されるスライスのうちの他のスライスが考慮される場合、最高優先度スライスに関連付けられたすべての周波数に対応するセルの中からターゲットセルがすべて決定されない場合、他のスライスに関連する周波数に対応する候補セルの中にターゲットセルが存在するか否かをさらに決定することができ、他のスライスに関連する周波数に対応する候補セルの中からもターゲットセルが決定されない場合、ネットワーク側デバイスによって指示される周波数の優先度に基づいてセル再選択を行うことができる。
【0065】
一実施例では、前記ターゲットセルのソートに基づいてソートされたターゲットセルの中からセル再選択を行うステップは、
ソートが最も高い(ソートが最も上位と呼ぶこともできる)ターゲットセルが適切(suitable)なセルである場合、ソートが最も高いターゲットセルに再選択するステップと、
ソートが最も高いターゲットセルが適切なセルではない場合、予め設定された時間長内にソートが最も高いターゲットセル及びその同じ周波数セルの中からセル再選択を行わないステップと、を含む。
【0066】
一実施例では、最高優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセルが適切なセルであるか否かを決定することができ、適切なセルは、禁止されていないことと、禁止されている追跡領域に属しないことと、セルのPLMN(Public Land Mobile Network、公衆陸上移動網)が要求を満たすことと、のうちの少なくとも1つの条件を満たす。
【0067】
ソートが最も高いターゲットセルが適切なセルである場合、ソートが最も高いターゲットセルに再選択することができ、ソートが最も高いターゲットセルが、それに対応する周波数での適切なセルである可能性が最も高いため、ソートが最も高いターゲットセルが適切なセルではない場合、ソートが最も高いターゲットセルに対応する周波数でのすべてのセルは適切なセルではなくなり、従って、リソースの無駄を回避するために、予め設定された時間長(ニーズに応じてセットでき、例えば5分であってもよい)内にソートが最も高いターゲットセル及びその同じ周波数セルの中からセル再選択を行わなくてもよい。
【0068】
以下、いくつかの実施例により、ターゲットスライスが予想されるスライスのうちの最高優先度スライスと他のスライスとを含む場合に対して、例えば、予想されるスライスのうちのすべてのスライスを含む場合を例示的に説明する。
【0069】
一実施例では、前記ターゲットスライスは前記予想されるスライスのうちの他のスライスをさらに含む。すなわち、ターゲットスライスは予想されるスライスのうちのすべてまたは一部のスライス(最高優先度スライス以外の少なくとも1つのスライス)を含み、これによってすべてまたは一部のスライスに関連付けられた周波数に対してターゲットセルを決定することができる。
【0070】
図5は本開示の実施例によって示されるもう1つのセル決定方法の概略フローチャットである。図5に示すように、前記周波数の優先度に基づいて前記候補セルの中からセル再選択を行うステップは以下のステップS501をさらに含む。
【0071】
ステップS501では、最高優先度スライスに関連付けられたすべての周波数に対応するセルの中からターゲットセルがすべて決定されない場合、前記他のスライスから1レベル低い優先度のスライスを決定し、ターゲットセルが決定され、またはすべての優先度のターゲットスライスに関連付けられた周波数に対応するセルの中からターゲットセルがすべて決定されないまで、1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップを繰り返す。
【0072】
一実施例では、最高優先度スライスに関連付けられたすべての周波数に対応するセルの中からターゲットセルがすべて決定されない場合、他のスライスに関連付けられた周波数に対応する候補セルを考慮することができ、例えば、スライスの優先度ごとのスライスに従って決定されることができ、先に1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定することができ、決定されない場合、1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定し、以下同様であり、ターゲットセルが停止したと決定され、またはすべてのターゲットスライスに関連付けられた周波数に対応するセルの中からターゲットセルがすべて決定されないまで、ネットワーク側デバイスによって指示される周波数の優先度に基づいてセル再選択を行うことができる。
【0073】
一実施例では、前記在1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップは、
1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた最高優先度周波数に対応する候補セルを決定するステップと、
最高優先度周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップと、
最高優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルが決定されない場合、ターゲットセルが決定され、またはすべての優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルがすべて決定されないまで、1レベル低い優先度の周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップを繰り返すステップと、を含む。
【0074】
一実施例では、1レベル低い優先度のスライスに対して、関連付けられた周波数の中から最高優先度周波数を決定し、さらに最高優先度周波数に対応する候補セルを決定し、その後に最高優先度周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定することができる。信号品質に基づいてターゲットセルを決定する方式は、S基準に基づいてターゲットセルを決定することであってもよい。
【0075】
最高優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルが決定されない場合、例えばS基準が満たされているセルがない場合、1レベル低い優先度の周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定することができ、例えば、このステップを繰り返し、優先度の高い順から低い順に、優先度ごとの周波数に対応するセルの中からターゲットセルを決定する。これにより、決定されたターゲットセルの信号品質が要求を満たすことが確保でき、対応する周波数の優先度ができるだけ高くなる。
【0076】
なお、この実施例のステップは上記図4に示す実施例のステップS404の前に実行されることができ、この実施例のステップの実行が完了した後、ステップS404とステップS405を引き続き実行し、すなわち、他のスライスに関連付けられた周波数に対応するセルの中からターゲットセルが決定された場合、信号品質に基づいて決定されたターゲットセルをソートし、ターゲットセルのソートに基づいてソートされたターゲットセルの中からセル再選択を行うこともできる。
【0077】
一実施例では、1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルが決定された場合、前記ターゲットセルのソートに基づいてソートされたターゲットセルの中からセル再選択を行うステップは、
1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセルが、適切なセルである場合、ソートが最も高いターゲットセルに再選択するステップと、
1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセルが、適切なセルではなく、且つ1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセル及びその同じ周波数セルが前記1レベル低い優先度のスライスのみをサポートする場合、予め設定された時間長内に1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセル及びその同じ周波数セルの中からセル再選択を行わないステップと、を含む。
【0078】
一実施例では、1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセルが、適切なセルであるか否かを決定することができ、適切なセルは、禁止されていないことと、禁止されている追跡領域に属しないことと、セルのPLMNが要求を満たすことと、のうちの少なくとも1つの条件を満たす。
【0079】
1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセルが、適切なセルである場合、ソートが最も高いターゲットセルに再選択することができ、ソートが最も高いターゲットセルが、それに対応する周波数での適切なセルである可能性が最も高いため、ソートが最も高いターゲットセルが適切なセルではない場合、ソートが最も高いターゲットセルに対応する周波数でのすべてのセルは適切なセルではなくなり、従って、リソースの無駄を回避するために、予め設定された時間長(ニーズに応じてセットでき、例えば5分であってもよい)内に1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセル及びその同じ周波数セルの中からセル再選択を行わなくてもよい。
【0080】
一実施例では、前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
前記周波数がサポートするターゲットスライスのリストを決定するステップであって、端末は基地局から送信された周波数とスライスとの間の対応関係に基づいてこのリストを決定できるステップと、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて前記リストが前記周波数に対応するすべてのセルに適用するか否かを決定するステップと、
前記リストが前記周波数に対応するすべてのセルに適用する場合、前記周波数に対応するすべてのセルが前記周波数に関連付けられたターゲットスライスに対応する候補セルであると決定すると、を含む。
【0081】
一実施例では、周波数に対応するセルが最高優先度スライスをサポートするか否かは、ネットワーク側デバイスから送信された指示情報に基づいて決定されることができる。
【0082】
複数のターゲットスライスに対して考慮する場合、1つの周波数は複数のスライスを関連付けることができ、従って周波数がサポートするターゲットスライスのリストを決定することができ、さらにネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて(例えば1ビットを占有する)前記リストが前記周波数に対応するすべてのセルに適用するか否かを決定することができ、前記リストが前記周波数に対応するすべてのセルに適用する場合、前記周波数に対応するすべてのセルがリスト中のスライスをサポートし、これによって前記周波数に対応するすべてのセルが前記周波数に関連付けられたターゲットスライスに対応する候補セルであると決定することができる。
【0083】
例えば特定の周波数f0にとっては、周波数はスライス1とスライス2をサポートし、前記リストにはスライス1とスライス2という2つのスライスが含まれ、リストがこの周波数f0でのすべてのセルに適用する場合、周波数f0でのすべてのセルがスライス1とスライス2をサポートすると決定できるため、周波数でのすべてのセルがスライス1に対応する候補セルであり、スライス2に対応する候補セルでもあると決定することができる。
【0084】
一実施例では、前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
前記周波数がサポートするターゲットスライスのリストを決定するステップと、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて前記リストが適用するセルを決定するステップと、
前記リストが適用するセルが、前記周波数に関連付けられたターゲットスライスに対応する候補セルであると決定するステップと、を含む。
【0085】
一実施例では、複数のターゲットスライスに対して考慮する場合、1つの周波数は複数のスライスを関連付けることができ、従って周波数がサポートするターゲットスライスのリストを決定することができ、その後にネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて(ビットを占用する数占用比特位の数が、リストが適用するセルの数に関連する)前記リストが適用するセルを決定し、さらに前記リストが適用するセルが、前記周波数に関連付けられたターゲットスライスに対応する候補セルであると決定することができる。
【0086】
例えば特定の周波数f0にとっては、周波数はスライス1とスライス2をサポートし、前記リストにはスライス1とスライス2という2つのスライスが含まれ、リストがセルC1とC2に適用する場合、C1とC2がスライス1に対応する候補セルであり、スライス2に対応する候補セルでもあると決定することができる。
【0087】
一実施例では、前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて各前記周波数に対応するセルによってサポートされるスライスを決定するステップと、
各前記周波数に対応するセルの中から前記周波数に関連付けられたターゲットスライスをサポートするセルが、前記周波数に関連付けられたターゲットスライスに対応する候補セルであると決定するステップと、を含む。
【0088】
一実施例では、複数のターゲットスライスに対して考慮する場合、ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて各前記周波数に対応するセルによってサポートされるスライスを決定し、さらに各前記周波数に対応するセルの中から前記周波数に関連付けられたターゲットスライスをサポートするセルが、前記周波数に関連付けられたターゲットスライスに対応する候補セルであると決定することができる。
【0089】
例えば、特定の周波数f0にとっては、f0に関連付けられたスライスはスライス1とスライス2であり、セルC1とC3に対応し、C1がスライス1とスライス2をサポートし、C3がスライス1とスライス3をサポートする場合、スライス1に対応する候補セルがC1とC3であり、スライス2に対応する候補セルがC1であると決定することができる。
【0090】
セル再選択の中に、主にセル信号品質の測定、セルのソート、セルの再選択などのいくつかのステップを含み、以下、いくつかの実施例により、セル再選択の中に信号品質測定とセル再選択のステップを例示的に説明する。
【0091】
セル再選択の方式によって、慮すべきセルの周波数は異なり、例えば異なる周波数(inter-freq)セル再選択とシステム間(inter-RAT)セル再選択に対して、一般的に高優先度周波数のセル再選択、同じ優先度周波数のセル再選択、低い優先度周波数のセル再選択という3つの方式を含むことができ、これら3つの方式が考慮すべきセルの周波数は異なる。同じ周波数(intra-freq)セル再選択に対して、周波数セルのみを考慮する必要がある。
【0092】
なお、後続のいくつかの実施例におけるセル再選択方式は、選択的に行わってもよいし、複数のセル再選択方式を実行してもよく、実行順序は、高優先度周波数のセル再選択を優先的に実行し、その後、同じ優先度周波数のセル再選択を実行し、最後に低い優先度セル周波数の再選択を実行することである。
【0093】
一実施例では、セル再選択を行う方式は同じ優先度周波数及び/又は低い優先度周波数のセル再選択を含み、前記方法は、
現在のサービスセルの信号品質が第1の品質閾値より低い、または前記ターゲットスライスをサポートしない場合、前記候補セルの中から現在のサービスセルの同じ優先度周波数及び/又は低い優先度周波数セルの信号品質を測定するステップをさらに含む。
【0094】
同じ優先度周波数のセル再選択を行う場合、端末の現在のサービスセルが要求を満たすか否かを考慮することができ、例えば現在のサービスセルの信号品質が第1の品質閾値より低いか否か、現在のサービスセルがターゲットスライスをサポートするか否かを判断でき、現在のサービスセルの信号品質が第1の品質閾値より低い、または現在のサービスセルが前記ターゲットスライスをサポートしない場合、現在のサービスセルが要求を満たしないと決定し、これによって候補セルの中から現在サービスサービスセルの同じ優先度周波数セルの信号品質を決定し、測定された信号品質に基づいて同じ優先度周波数のセル再選択を行うことができる。
【0095】
同様に、低い優先度周波数のセル再選択を行う場合、端末の現在のサービスセルが要求を満たすか否かを考慮することができ、例えば現在のサービスセルの信号品質が第1の品質閾値より低いか否か、現在のサービスセルがターゲットスライスをサポートするか否かを判断でき、現在のサービスセルの信号品質が第1の品質閾値より低い、または現在のサービスセルが前記ターゲットスライスをサポートしない場合、現在のサービスセルが要求を満たしないと決定し、これによって候補セルの中から現在サービスサービスセルの低い優先度周波数セルの信号品質を決定し、測定された信号品質に基づいて同じ優先度周波数のセル再選択を行うことができる。
【0096】
なお、本実施例と後続のいくつかの実施例では、ターゲットスライスが最高優先度スライスのみを含む場合、セルがターゲットスライスをサポートすることとは、セルが最高優先度スライスをサポートすることを指し、ターゲットスライスが他のスライスをさらに含む場合、セルがターゲットスライスをサポートすることとは、セルが現在考慮されているスライスをサポートすることを指し、例えば、最高優先度スライスの後にセカンダリ高優先度スライスにターゲットセルが存在するか否かを考慮する場合、セルがターゲットスライスをサポートすることとはセルがセカンダリ高優先度スライスをサポートすることを指す。
【0097】
高優先度周波数セルとは、現在のサービスセルの周波数よりも高い優先度周波数を有するセルを指し、同じ優先度周波数セルとは現在のサービスセルの周波数と同じ優先度周波数(同じ周波数であってもよいし、同じ優先度であるが異なる周波数であってもよい)を有するセルを指し、低い優先度周波数セルとは現在のサービスセルの周波数よりも低い優先度周波数を有するセルを指し、周波数の優先度は現在考慮されているスライスに関連付けられた周波数間の優先度関係に基づいて決定される。
【0098】
一実施例では、前記候補セルの中から現在のサービスセルの同じ優先度周波数セルの信号品質を測定する場合、前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
現在のサービスセルの同じ優先度周波数セルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップであって、セル再選択を行う方式が同じ優先度周波数のセル再選択であるステップを含む。
【0099】
同じ優先度周波数のセル再選択を行う場合、候補セルを決定することとは現在のサービスセルの同じ優先度周波数セルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定することを指し、これにより決定された候補セルがターゲットスライスをサポートし、同じ優先度周波数セルでもあることが保証されることができる。決定された候補セルはS基準を満たすこともできる。
【0100】
一実施例では、前記候補セルの中から現在のサービスセルの低い優先度周波数セルの信号品質を測定する場合、前記方法は、
現在のサービスセルの信号品質が第2の品質閾値より低い場合、現在のサービスセルの低い優先度周波数セルの中から前記ターゲットスライスをサポートし、信号品質が第3の品質閾値より高いセルが候補セルであると決定するステップであって、セル再選択を行う方式が低い優先度周波数のセル再選択であるステップをさらに含む。
【0101】
低い優先度周波数のセル再選択を行う場合、候補セルを決定することとは、現在のサービスセルの低い優先度周波数セルの中から、前記ターゲットスライスをサポートし、信号品質が第3の品質閾値より高いセルが、候補セルであると決定することを指し、これにより、決定された候補セル既がターゲットスライスをサポートし、低い優先度周波数セルでもあり、信号品質が要求も満たすことが保証されることができる。決定された候補セルはS基準を満たすこともできる。
【0102】
一実施例では、セル再選択を行う方式は高優先度周波数のセル再選択を含み、前記方法は、
現在のサービスセルに対応する高優先度周波数が存在するか否か、且つ前記高優先度周波数が前記ターゲットスライスに関連付けられた周波数であると決定するステップと、
存在する場合、高優先度周波数セルの信号品質を測定するステップと、をさらに含む。
【0103】
高優先度周波数セルの再選択を行う場合、端末の現在のサービスセルが要求を満たすか否かを考慮する必要はなく、現在のサービスセルに対する高優先度周波数が存在するか否かを考慮する必要があり、この高優先度周波数は現在考慮されているターゲットスライスに関連付けられたものであり、高優先度周波数が存在する場合、高優先度周波数セルの信号品質を測定し、測定された信号品質に基づいて同じ優先度周波数のセル再選択を行うことができる。
【0104】
一実施例では、前記方法は、
現在のサービスセルの高優先度周波数セルの中から、前記ターゲットスライスをサポートし、信号品質が第4の品質閾値より高いセルが候補セルであると決定するステップであって、セル再選択を行う方式が高優先度周波数のセル再選択であるステップをさらに含む。
【0105】
高優先度周波数のセル再選択を行う際に、候補セルを決定することとは、現在のサービスセルの高優先度周波数セルの中から、前記ターゲットスライスをサポートし、信号品質が第3の品質閾値より高いセルが、候補セルであると決定することを指し、これにより、決定された候補セルがターゲットスライスをサポートし、高優先度周波数セルでもあり、信号品質も要求に満たすことが保証されることができる。決定された候補セルはS基準を満たすこともできる。
【0106】
なお、高優先度周波数のセル再選択、同じ優先度周波数のセル再選択、低い優先度周波数のセル再選択所依据の基準は、本開示の主要な発明点ではなく、関連技術の基準を参照することができ、本開示は限定しない。
【0107】
一実施例では、前記方法は、
現在のサービスセルの信号品質が第2の品質閾値より低い、または前記ターゲットスライスをサポートせず、且つ現在のサービスセルの同じ周波数セルに前記ターゲットスライスをサポートするセルが存在する場合、前記候補セルの中から現在のサービスセルの同じ周波数セルの信号品質を測定するステップをさらに含む。
【0108】
同じ周波数のセル再選択を行う際に、現在のサービスセルが要求を満たすか否か、及び要求を満たす同じ周波数セルが存在するか否かを判断でき、現在のサービスセルが要求を満たしなく、例えば信号品質が第2の品質閾値より低く、または前記ターゲットスライスをサポートしなく、且つ現在のサービスセルの同じ周波数セルに要求を満たすセルが存在し、例えば前記ターゲットスライスをサポートする場合、前記候補セルの中から現在のサービスセルの同じ周波数セルの信号品質を測定することができる。
【0109】
一実施例では、前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
現在のサービスセルの同じ周波数セルの中から前記ターゲットスライスをサポートするセルが候補セルであると決定するステップを含む。
【0110】
同じ周波数のセル再選択を行う場合、候補セルを決定することとは、現在のサービスセルの同じ周波数セルの中から、前記ターゲットスライスをサポートし、信号品質が第3の品質閾値より高いセルが、候補セルであると決定することを指し、これにより、決定された候補セルがターゲットスライスをサポートして、同じ周波数セルでもあることが保証されることができる。決定された候補セルはS基準を満たすこともできる。
【0111】
図6は、本開示の実施例によって示されるもう1つのセル決定方法の概略フローチャットである。図6に示すように、前記方法は以下のステップS601~S603をさらに含む。
【0112】
ステップS601では、前記ターゲットスライスに関連付けられた複数の周波数間の優先度関係を決定する。
【0113】
ステップS602では、前記周波数の優先度に基づいて前記周波数に対応するセルをソートする。
【0114】
ステップS603では、ソートされたセルの中からソートが最も高く、前記ターゲットスライスをサポートするセルをセル再選択のターゲットセルとして決定する。
【0115】
一実施例では、ターゲットスライスに関連付けられた少なくとも1つの周波数が決定された後、ターゲットスライスが複数の周波数を関連付ける場合、さらに複数の周波数間の優先度関係をさらに決定することができ、例えば上記スライス1が周波数f1とf2を関連付け、f1とf2間の優先度関係がf2>f1であり、すなわちf2優先度がf1より高い。
【0116】
一実施例では、前記スライスに関連する周波数優先度は基地局によってブロードキャストシステムメッセージ及び/又は専用シグナリングを介して提供されることができ、周波数優先度が専用シグナリングによって提供される場合、ブロードキャストシステムメッセージによって提供される周波数優先度をカバレッジする。
【0117】
スライスに関連する周波数優先度は、すべての隣接周波数(例えば、現在のサービスセル隣接セルに対応する周波数)を含むことができ、また、最高優先度スライスをサポートする周波数のみを含むことができる。最高優先度に関連する周波数のみを含む場合、他の周波数の優先度はブロードキャストシステムメッセージまたは専用シグナリングによって提供されることができ、優先度はスライスに関連する周波数の優先度より低い。
【0118】
さらに前記周波数の優先度に基づいて前記周波数に対応するセルをソートし、例えば先に最高優先度周波数に対応するセルに対してソートし、ターゲットセルを決定でき、ターゲットセルが決定されない場合、1レベル低い優先度周波数に対応するセルをソートし、ターゲットセルを決定する。周波数に対応するセルに対してソートするには、セルの信号品質に基づいてソートし、例えば、具体的にR基準に基づいてソートすることができる。
【0119】
最後に、ソートされたセルの中からソートが最も高く、前記ターゲットスライスをサポートするセルをセル再選択のターゲットセルとして決定することができる。これにより、再選択されたターゲットセルがターゲットスライスをサポートし、ソートが最も高いことが確保されることができ、すなわち、信号品質が比較的に良く、良好な通信効果を確保するのに有利である。
【0120】
図3に示す実施例と異なるのは、図6に示す実施例が、セルをソートした後、ソートが最も高いセルが、ターゲットスライスをサポートするか否かを考慮し、図3に示す実施例では、先にターゲットスライスをサポートするセルを決定し、さらにセルをソートすることである。
【0121】
なお、セル再選択のターゲットセルを決定するには、さらに禁止されていないことと、禁止されている追跡領域に属しないことと、セルのPLMNが要求を満たすことと、のうちの少なくとも1つの条件を満たすことができる。
【0122】
一実施例では、ステップS603ではターゲットセルを決定することは、具体的にソートが最も高いセルが適切なセルであるか否かを決定でき、適切なセルである場合、セル再選択のターゲットセルとすることができる。本実施例の適切なセルは、関連技術の適切なセルが満たす必要がある条件に加えて、ターゲットスライスをサポートするという条件を満たす必要がある。
【0123】
一実施例では、ステップS603ではターゲットセルを決定することは、具体的にソートが最も高いセルが、新たに定義されたタイプのセルであるか否かを決定でき、新たに定義されたタイプのセルである場合、セル再選択のターゲットセルとすることができる。新たに定義されたタイプ的セル関連技術では心適切なセルが満たす必要がある条件に加えて、ターゲットスライスをサポートするという条件を満たす必要がある。
【0124】
図7は本開示の実施例によって示されるもう1つのセル決定方法の概略フローチャットである。図7に示すように、前記ソートされたセルの中からソートが最も高く、前記ターゲットスライスをサポートするセルをセル再選択のターゲットセルとして決定するステップS701~S703は以下のステップを含む。
【0125】
ステップS701では、ソートが最も高いセルが、前記ターゲットスライスをサポートするか否かを決定する。
【0126】
ステップS702では、サポートする場合、ソートが最も高いセルが前記ターゲットセルであると決定する。
【0127】
ステップS703では、サポートしない場合、前記ターゲットスライスをサポートするセルが決定され、またはすべてのセルが前記ターゲットスライスをすべてサポートしないと決定するまで、1順番低いセルが前記ターゲットスライスをサポートするか否かを決定するステップを繰り返す。
【0128】
ソートが最も高いセルが、ターゲットスライスをサポートするか否かを先に考慮でき、サポートする場合、ターゲットセルとして決定でき、サポートしない場合、1順番低いセルが前記ターゲットスライスをサポートするか否かを考慮でき、サポートしない場合、またより1順番低いセルが前記ターゲットスライスをサポートするか否かを考慮し、ターゲットスライスをサポートするセルが決定され、またはすべてのセルに対してターゲットスライスをサポートしないと決定されるまで、以下同様である。
【0129】
一実施例では、前記ターゲットスライスは前記端末の予想されるスライスのうちの最高優先度スライスを含む。この場合、セルがターゲットスライスをサポートすることとはセルが最高優先度スライスをサポートすることを指す。
【0130】
一実施例では、前記ターゲットスライスは前記端末の予想されるスライスを含み、前記方法は、
予想されるスライスのうちの最高優先度スライスに対して図7に示す実施例のステップを実行するステップと、
ターゲットセルが決定されない場合、ターゲットセルが決定され、または予想されるスライスのうちのすべてのスライスに対してターゲットセルがすべて決定されないまで、予想されるスライスのうちの1レベル低い優先度のスライスを図7に示す実施例のステップを実行するステップを繰り返すステップと、を含む。
【0131】
ターゲットセルが予想されるスライスのうちの最高優先度スライスだけでなく、予想されるスライスのうちの他のスライスも含む場合、図7に示す実施例のステップに従って最高優先度スライスに対してターゲットセルが決定されない場合、図7に示す実施例のステップに従って1レベル低い優先度のスライスに対して決定ターゲットセルを決定でき、決定されない場合、図7に示す実施例のステップに従ってより1レベル低い優先度のスライスに対してターゲットセルを決定でき、ターゲットスライスをサポートするセルが決定され、またはすべてのスライスに対してターゲットセルがすべて決定されないまで、以下同様である。
【0132】
なお、予想されるスライスのうちの他のスライスに対して、図7に示す実施例のステップを1つずつを実行しなくてもよく、例えばネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて考慮すべきスライス、または考慮すべきではないスライスを決定でき、考慮すべきスライスに対してのみ図7に示す実施例のステップを実行することができる。
【0133】
図8は本開示の実施例によって示されるサポート指示方法の概略フローチャットである。本実施例に示されるサポート指示方法はネットワーク側デバイスに適用されることができ、前記ネットワーク側デバイスは4G、5G、6Gなどの通信システムにおけるネットワーク側デバイス、例えば、基地局、コアネットワークなどを含むが、これらに限定されない。前記ネットワーク側デバイスは、端末と通信することができ、前記端末は携帯電話、タブレット、ウェアラブルデバイス、センサ、モノのインターネットデバイスなどの通信装置を含むが、これらに限定されない。
【0134】
図8に示すように、前記サポート指示方法は以下ステップS801を含むことができる。
【0135】
ステップS801では、端末に指示情報を送信し、前記指示情報は、前記端末が、アクセスすべきターゲットスライスに関連付けられた少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するために使用される。
【0136】
一実施例では、前記ターゲットスライスは前記端末の予想されるスライスのうちの最高優先度スライスを含む。
【0137】
一実施例では、前記指示情報は前記周波数に対応するセルが前記最高優先度スライスをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0138】
一実施例では、前記指示情報は少なくとも1つの前記周波数に対応するセルが前記最高優先度スライスをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0139】
一実施例では、前記指示情報は少なくとも1つの前記周波数に対応するセルによってサポートされるスライスを指示するために使用される。
【0140】
一実施例では、前記ターゲットスライスは前記予想されるスライスのうちの他のスライスをさらに含む。
【0141】
一実施例では、前記指示情報は、前記周波数がサポートするターゲットスライスのリストが前記周波数に対応するすべてのセルに適用するか否かを指示するために使用される。
【0142】
一実施例では、前記指示情報は前記周波数がサポートするターゲットスライスのリストが適用するセルを指示するために使用される。
【0143】
一実施例では、前記指示情報は各前記周波数に対応するセルによってサポートされるスライスを指示するために使用される。
【0144】
前記のセル決定方法の実施例に対応して、本開示はセル決定装置の実施例をさらに提供する。
【0145】
本開示の実施例はセル決定装置をさらに提案し、端末に適用され、前記端末は携帯電話、タブレット、ウェアラブルデバイス、センサ、モノのインターネットデバイスなどの通信装置を含むが、これらに限定されない。前記端末は、ユーザイクイップメントとしてネットワーク側デバイスと通信することができ、前記ネットワークデバイスは4G、5G、6Gなどの通信システムにおける基地局、コアネットワークなどのネットワーク側デバイスを含むがこれらに限定されない。
【0146】
前記装置は1つまたは複数のプロセッサを含み、前記プロセッサは、アクセスすべきターゲットスライスと前記ターゲットスライスに関連付けられた少なくとも1つの周波数とを決定し、少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するように構成される。
【0147】
一実施例では、前記プロセッサは、さらに前記ターゲットスライスに関連付けられた複数の周波数間の優先度関係を決定し、前記周波数の優先度に基づいて前記候補セルの中からセル再選択を行うように構成される。
【0148】
一実施例では、前記ターゲットスライスが前記端末の予想されるスライスのうちの少なくとも1つのスライスである。
【0149】
一実施例では、前記ターゲットスライスは前記予想されるスライスのうちの最高優先度スライスを含む。
【0150】
一実施例では、前記プロセッサは、ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて少なくとも1つの前記周波数に対応するセルが前記最高優先度スライスをサポートするか否かを決定し、少なくとも1つの前記周波数に対応するセルがいずれも前記最高優先度スライスをサポートする場合、少なくとも1つの前記周波数に対応するセルが前記候補セルであると決定するように構成される。
【0151】
一実施例では、前記プロセッサは、ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて少なくとも1つの前記周波数に対応するセルによってサポートされるスライスを決定し、少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から前記最高優先度スライスをサポートするセルが前記候補セルであると決定するように構成される。
【0152】
一実施例では、前記プロセッサは、ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて少なくとも1つの前記周波数に対応するセルのうち、前記最高優先度スライスをサポートするセルのリストを決定し、前記セルのリスト中のセルが前記候補セルであると決定するように構成される。
【0153】
一実施例では、前記プロセッサは、前記最高優先度スライスに関連付けられた最高優先度周波数に対応する候補セルを決定し、
最高優先度周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定し、
最高優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルが決定されない場合、ターゲットセルが決定され、またはすべての優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルがすべて決定されないまで、1レベル低い優先度の周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップを繰り返し、
信号品質に基づいて決定されたターゲットセルをソートし、
ターゲットセルのソートに基づいてソートされたターゲットセルの中からセル再選択を行うように構成される。
【0154】
一実施例では、前記プロセッサは、さらに最高優先度スライスに関連付けられたすべての周波数に対応するセルの中からターゲットセルがすべて決定されない場合、ネットワーク側デバイスによって指示される周波数の優先度に基づいてセル再選択を行うように構成される。
【0155】
一実施例では、前記プロセッサは、ソートが最も高いターゲットセルが適切なセルである場合、ソートが最も高いターゲットセルに再選択し、ソートが最も高いターゲットセルが適切なセルではない場合、予め設定された時間長内にソートが最も高いターゲットセル及びその同じ周波数セルの中からセル再選択を行わないように構成される。
【0156】
一実施例では、前記ターゲットスライスは前記予想されるスライスのうちの他のスライスをさらに含む。
【0157】
一実施例では、前記プロセッサは、さらに、最高優先度スライスに関連付けられたすべての周波数に対応するセルの中からターゲットセルがすべて決定されない場合、前記他のスライスから1レベル低い優先度のスライスを決定し、ターゲットセルが決定され、またはすべての優先度のターゲットスライスに関連付けられた周波数に対応するセルの中からターゲットセルがすべて決定されないまで、1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップを繰り返すように構成される。
【0158】
一実施例では、前記プロセッサは、1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた最高優先度周波数に対応する候補セルを決定し、
最高優先度周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定し、
最高優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルが決定されない場合、ターゲットセルが決定され、またはすべての優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルがすべて決定されないまで、1レベル低い優先度の周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップを繰り返すように構成される。
【0159】
一実施例では、1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルが決定された場合、前記プロセッサは、1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセルが、適切なセルである場合、ソートが最も高いターゲットセルに再選択し、
1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセルが、適切なセルではなく、且つ1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセル及びその同じ周波数セルが前記1レベル低い優先度のスライスのみをサポートする場合、予め設定された時間長内に1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセル及びその同じ周波数セルの中からセル再選択を行わないように構成される。
【0160】
一実施例では、前記プロセッサは、前記周波数がサポートするターゲットスライスのリストを決定し、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて前記リストが前記周波数に対応するすべてのセルに適用するか否かを決定し、
前記リストが前記周波数に対応するすべてのセルに適用する場合、前記周波数に対応するすべてのセルが前記周波数に関連付けられたターゲットスライスに対応する候補セルであると決定するように構成される。
【0161】
一実施例では、前記プロセッサは、前記周波数がサポートするターゲットスライスのリストを決定し、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて前記リストが適用するセルを決定し、
前記リストが適用するセルが、前記周波数に関連付けられたターゲットスライスに対応する候補セルであると決定するように構成される。
【0162】
一実施例では、前記プロセッサは、ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて各前記周波数に対応するセルによってサポートされるスライスを決定し、各前記周波数に対応するセルの中から前記周波数に関連付けられたターゲットスライスをサポートするセルが、前記周波数に関連付けられたターゲットスライスに対応する候補セルであると決定するように構成される。
【0163】
一実施例では、セル再選択を行う方式は同じ優先度周波数及び/又は低い優先度周波数のセル再選択を含み、前記プロセッサは、さらに現在のサービスセルの信号品質が第1の品質閾値より低い、または前記ターゲットスライスをサポートしない場合、前記候補セルの中から現在のサービスセルの同じ優先度周波数及び/又は低い優先度周波数セルの信号品質を測定するように構成される。
【0164】
一実施例では、前記候補セルの中から現在のサービスセルの同じ優先度周波数セルの信号品質を測定する場合、前記プロセッサは、現在のサービスセルの同じ優先度周波数セルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するように構成され、セル再選択を行う方式が同じ優先度周波数のセル再選択である。
【0165】
一実施例では、前記候補セルの中から現在のサービスセルの低い優先度周波数セルの信号品質を測定する場合、前記プロセッサは、さらに現在のサービスセルの信号品質が第2の品質閾値より低い場合、現在のサービスセルの低い優先度周波数セルの中から前記ターゲットスライスをサポートし、信号品質が第3の品質閾値より高いセルが候補セルであると決定するように構成され、セル再選択を行う方式が低い優先度周波数のセル再選択である。
【0166】
一実施例では、セル再選択を行う方式は高優先度周波数のセル再選択を含み、前記プロセッサはさらに現在のサービスセルに対応する高優先度周波数が存在するか否か、且つ前記高優先度周波数が前記ターゲットスライスに関連付けられた周波数であると決定し、
存在する場合、高優先度周波数セルの信号品質を測定するように構成される。
【0167】
一実施例では、前記プロセッサはさらに現在のサービスセルの高優先度周波数セルの中から、前記ターゲットスライスをサポートし、信号品質が第4の品質閾値より高いセルが候補セルであると決定するように構成され、セル再選択を行う方式が高優先度周波数のセル再選択である。
【0168】
一実施例では、前記プロセッサはさらに現在のサービスセルの信号品質が第2の品質閾値より低い、または前記ターゲットスライスをサポートせず、且つ現在のサービスセルの同じ周波数セルに前記ターゲットスライスをサポートするセルが存在する場合、前記候補セルの中から現在のサービスセルの同じ周波数セルの信号品質を測定するように構成される。
【0169】
一実施例では、前記プロセッサは、現在のサービスセルの同じ周波数セルの中から前記ターゲットスライスをサポートするセルが候補セルであると決定するように構成される。
【0170】
一実施例では、前記プロセッサは、さらに前記ターゲットスライスに関連付けられた複数の周波数間の優先度関係を決定し、
前記周波数の優先度に基づいて前記周波数に対応するセルをソートし、
ソートされたセルの中からソートが最も高く、前記ターゲットスライスをサポートするセルをセル再選択のターゲットセルとして決定するように構成される。
【0171】
一実施例では、前記プロセッサは、ソートが最も高いセルが、前記ターゲットスライスをサポートするか否かを決定し、
サポートする場合、ソートが最も高いセルが前記ターゲットセルであると決定し、
サポートしない場合、前記ターゲットスライスをサポートするセルが決定され、またはすべてのセルが前記ターゲットスライスをすべてサポートしないと決定するまで、1順番低いセルが前記ターゲットスライスをサポートするか否かを決定するステップを繰り返すように構成される。
【0172】
一実施例では、前記ターゲットスライスは前記端末の予想されるスライスのうちの最高優先度スライスを含む。
【0173】
一実施例では、前記ターゲットスライスは前記端末の予想されるスライスを含み、前記プロセッサは、さらに予想されるスライスのうちの最高優先度スライスに対して上記ターゲットセルを決定する操作を実行し、ターゲットセルが決定されない場合、ターゲットセルが決定され、または予想されるスライスのうちのすべてのスライスに対してターゲットセルがすべて決定されないまで、予想されるスライスのうちの1レベル低い優先度のスライスに上記ターゲットセルを決定する操作を実行するステップを繰り返すように構成される。
【0174】
上記実施例の装置について、各モジュールが操作を実行する具体的な態様は、関連する方法の実施例において詳細に説明されており、は詳細な説明を省略する。
【0175】
本開示の実施例はサポート指示装置をさらに提案し、前記サポート指示装置はネットワーク側デバイスに適用されることができ、前記ネットワーク側デバイスは4G、5G、6Gなどの通信システムにおける基地局、コアネットワークなどのネットワーク側デバイスを含むがこれらに限定されない、前記ネットワーク側デバイスは端末と通信することができ、前記端末は携帯電話、タブレット、ウェアラブルデバイス、センサ、モノのインターネットデバイスなどの通信装置を含むが、これらに限定されない。
【0176】
前記装置は1つまたは複数のプロセッサを含み、前記プロセッサは端末に指示情報を送信するように構成され、前記指示情報は、前記端末が、アクセスすべきターゲットスライスに関連付けられた少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するために使用される。
【0177】
一実施例では、前記ターゲットスライスは前記端末の予想されるスライスのうちの最高優先度スライスを含む。
【0178】
一実施例では、前記指示情報は前記周波数に対応するセルが前記最高優先度スライスをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0179】
一実施例では、前記指示情報は少なくとも1つの前記周波数に対応するセルが前記最高優先度スライスをサポートするか否かを指示するために使用される。
【0180】
一実施例では、前記指示情報は少なくとも1つの前記周波数に対応するセルによってサポートされるスライスを指示するために使用される。
【0181】
一実施例では、前記ターゲットスライスは前記予想されるスライスのうちの他のスライスをさらに含む。
【0182】
一実施例では、前記指示情報は、前記周波数がサポートするターゲットスライスのリストが前記周波数に対応するすべてのセルに適用するか否かを指示するために使用される。
【0183】
一実施例では、前記指示情報は前記周波数がサポートするターゲットスライスのリストが適用するセルを指示するために使用される。
【0184】
一実施例では、前記指示情報は各前記周波数に対応するセルによってサポートされるスライスを指示するために使用される。
【0185】
装置の実施例に対して、基本的に方法の実施例に対応するため、関連する点は方法の実施例の一部の説明を参照すればよい。上記説明された装置の実施例は単なる概略的であり、分離部品として説明されるモジュールは、物理的に分離されてもよく、物理的に分離されなくてもよい、モジュールとして表示された部品は物理モジュールであってもよく、物理モジュールでなくてもよい、すなわち1つの場所に位置してもよく、または複数のネットワークモジュールに分布してもよい。実際の需要に応じて、そのうちの一部または全部のモジュールを選択して本実施例の方案の目的を実現することができる。当業者は、創造的な労働を支払わない場合、理解し、実施することができる。
【0186】
本開示の実施例は、プロセッサと、コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、を含む通信装置をさらに提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、上記のいずれかの実施例に記載のセル決定方法を実現する。
【0187】
本開示の実施例は、プロセッサと、コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、を含む通信装置をさらに提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、上記のいずれかの実施例に記載のサポート指示方法を実現する。
【0188】
本開示の実施例は、コンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、上記のいずれかの実施例に記載のサポート指示方法におけるステップを実現する。
【0189】
本開示の実施例は、コンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、上記のいずれかの実施例に記載のサポート指示方法におけるステップを実現する。
【0190】
図9は、本開示の実施例によって示されるセル決定のための装置900の概略ブロック図である。例えば、装置900は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージングデバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療デバイス、フィットネスデバイス、パーソナルデジタルアシスタントなどであってもよい。
【0191】
図9を参照すると、装置900は、処理コンポーネント902、メモリ904、電源コンポーネント906、マルチメディアコンポーネント908、オーディオコンポーネント910、入力/出力(I/O)のインターフェース912、センサコンポーネント914、および通信コンポーネント916、1つまたは複数のコンポーネントを含むことができる。
【0192】
処理コンポーネント902は、通常、表示、電話の呼び出し、データ通信、カメラ操作、及び記録操作に関連する操作のような装置900の全体の操作を制御する。処理コンポーネント902は、上記方法の全てまたは一部のステップを完成するために、命令を実行するための1つまたは複数のプロセッサ920を含むことができる。また、他のコンポーネントとのインタラクションを容易にするために、処理コンポーネント902は、1つ又は複数のモジュールを含むことができる。例えば、処理コンポーネント902は、マルチメディアコンポーネント908と処理コンポーネント902とのインタラクションを容易にするために、マルチメディアモジュールを含むことができる。
【0193】
メモリ904は、装置900での操作をサポートするために、様々なタイプのデータを記憶するように構成される。これらのデータの例は、装置900で操作するためのあらゆるアプリケーションプログラムまたは方法の命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオなどを含む。メモリ904は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、または光ディスクのような、あらゆるタイプの揮発性または不揮発性の記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよい。
【0194】
電源コンポーネント906は、装置900の各種類のコンポーネントに電力を提供する。電源コンポーネント906は、電源管理システムと、1つまたは複数の電源と、装置900の電力の生成、管理、及び配分に関連する他のコンポーネントとを含むことができる。
【0195】
マルチメディアコンポーネント908は、前記装置900とユーザとの間の出力インターフェースを提供するスクリーンに含まれる。いくつかの実施例では、スクリーンは、液晶ディスプレイ(LCD)とタッチパネル(TP)を含むことができる。スクリーンがタッチパネルを含む場合、スクリーンは、ユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンとして実現されることができる。タッチパネルには、タッチ、スライド、タッチパネルのジェスチャーを感知するように、1つまたは複数のタッチセンサが含まれる。前記タッチセンサは、タッチまたはスライド動作の境界を感知するだけでなく、タッチまたはスライド操作に関連する持続時間と圧力を検出することができる。いくつかの実施例では、マルチメディアコンポーネント908は、1つのフロントカメラおよび/またはバックカメラを含む。装置900が撮影モードやビデオモードなどの操作モードにある場合、フロントカメラおよび/またはバックカメラは、外部のマルチメディアデータを受信することができる。各フロントカメラおよびバックカメラは、1つの固定的な光学レンズシステムであってもよく、または焦点距離と光学ズーム能力を備えてもよい。
【0196】
オーディオコンポーネント910は、オーディオ信号を出力および/または入力するように構成される。例えば、オーディオコンポーネント910は、装置900が呼び出しモード、記録モード、および音声認識モードのような操作モードにある場合、外部オーディオ信号を受信するように構成されるマイクロフォン(MIC)を含む。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ904に記憶されてもよく、または通信コンポーネント916によって送信されてもよい。いくつかの実施例では、オーディオコンポーネント910は、オーディオ信号を出力するためのスピーカをさらに含む。
【0197】
I/Oインターフェース912は、処理コンポーネント902と周囲インターフェースモジュールとの間のインターフェースを提供し、上記の周囲インターフェースモジュールはキーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、音量ボタン、スタートボタン、およびロックボタンを含むことができるが、これらに限定されない。
【0198】
センサコンポーネント914は、装置900に様々な態様の状態評価を提供するように、1つまたは複数のセンサを含む。例えば、センサコンポーネント914は、装置900のオン/オフ状態、コンポーネントの相対的な位置決めを検出でき、例えば、前記コンポーネントは装置900のディスプレイおよびキーパッドであり、センサコンポーネント914は、装置900または装置900のコンポーネントの位置変更、ユーザが装置900との接触が存在または存在しないか、装置900の方位または加速/減速および装置900の温度変化を検出することもできる。センサコンポーネント914は、任意の物理的接触がない場合、付近の物体の存在を検出するように構成される近接センサを含むこともできる。センサコンポーネント914は、イメージングアプリケーションに使用されるCMOSまたはCCDイメージセンサのような光センサをさらに含むことができる。いくつかの実施例では、当該センサコンポーネント914は、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサ、または温度センサをさらに含むことができる。
【0199】
通信コンポーネント916は、装置900と他のデバイスとの間の有線または無線方式の通信を容易にするように構成される。装置900は、通信規格に基づく無線ネットワーク、例えばWiFi、2 Gまたは3 G、4G LTE、5G NRまたはこれらの組み合わせにアクセスすることができる。例示的な一実施例では、通信コンポーネント916は、ブロードキャストチャネルを介して外部ブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号またはブロードキャスト関連情報を受信する。例示的な実施例では、前記通信コンポーネント916は、短距離通信を容易にするために、近距離通信(NFC)モジュールをさらに含む。例えば、NFCモジュールは、無線周波数認識(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(BT)技術、および他の技術に基づいて実現されてもよい。
【0200】
例示的な実施例では、装置900は、上記方法を実行するように、専用集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品のような1つまたは複数のアプリケーションによって実現されてもよい。
【0201】
例示的な実施例では、命令を含む非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えば、命令を含むメモリ904をさらに提供し、上記命令は、上記方法を完成するために、装置900のプロセッサ920によって実行されてもよい。例えば、前記非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体はROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶デバイスであってもよい。
【0202】
当業者は、明細書を検討し、かつ、本明細書で開示された発明を実践した後、本開示の他の実施案を容易に想到し得る。本開示は、本開示のいかなる変形、用途または適宜な変化をカバーすることを意図し、これらの変形、用途または適宜な変化は、本開示の一般原理に従うとともに、本開示で開示されていない当分野の公知常識または慣用技術手段を含む。明細書および実施例は、単なる例示と見なされ、本開示の真の範囲および精神は、以下の特許請求の範囲によって指摘される。
【0203】
なお、本開示は、上記に記載され、図面に示されている厳密な構造に限定されず、その範囲から逸脱しない限り、様々な修正や変更を行うことができる。本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲のみによって限定される。
【0204】
なお、本明細書では、第1および第2のような関係用語は、1つのエンティティまたは操作を他のエンティティまたは操作と区別するためにのみ使用され、これらのエンティティまたは操作の間にこのような実際的な関係または順序が存在することを必ずしも要求しない、または暗示しない。「含む」、「含まれる」という用語、または他の任意の変形は、一連の要素を含むプロセス、方法、物品、またはデバイスがそれらの要素だけでなく、明示的に列挙されていない他の要素、またはこのようなプロセス、方法、物品、またはデバイスに固有の要素をさらに含むように、非排他的な「含む」をカバーすることを意図している。これ以上の制限がない場合、文「1つを含む」によって限定される要素は、その要素を含むプロセス、方法、物品、またはデバイスに別の同じ要素が存在することを除外するものではない。
【0205】
以上、本開示の実施例によって提供される方法および装置に対して詳細に説明したが、本明細書では具体的な例を応用して本開示の原理および実施形態を説明し、以上の実施例の説明は、本開示の方法および核心思想を理解するためのものに過ぎない。同時に、当業者に対しては、本開示の思想により、具体的な実施形態及び適用範囲において変更点があり、以上のように、本明細書の内容は本開示を制限するものではない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【手続補正書】
【提出日】2023-12-20
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
セル決定方法であって、端末に適用され、前記方法は、
アクセスすべきターゲットスライスと前記ターゲットスライスに関連付けられた少なくとも1つの周波数とを決定するステップと、
少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップと、
を含む、
ことを特徴とするセル決定方法。
【請求項2】
前記方法は、
前記ターゲットスライスに関連付けられた複数の周波数間の優先度関係を決定するステップと、
前記周波数の優先度に基づいて前記候補セルの中からセル再選択を行うステップと、
をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のセル決定方法。
【請求項3】
前記ターゲットスライスが前記端末の予想されるスライスのうちの少なくとも1つのスライスであり、
前記ターゲットスライスは前記予想されるスライスのうちの最高優先度スライスを含む、
ことを特徴とする請求項2に記載のセル決定方法。
【請求項4】
前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて少なくとも1つの前記周波数に対応するセルが前記最高優先度スライスをサポートするか否かを決定するステップと、
少なくとも1つの前記周波数に対応するセルがいずれも前記最高優先度スライスをサポートする場合、少なくとも1つの前記周波数に対応するセルが前記候補セルであると決定するステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項に記載のセル決定方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて少なくとも1つの前記周波数に対応するセルによってサポートされるスライスを決定するステップと、
少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から前記最高優先度スライスをサポートするセルが前記候補セルであると決定するステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項に記載のセル決定方法。
【請求項6】
前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて少なくとも1つの前記周波数に対応するセルのうち、前記最高優先度スライスをサポートするセルのリストを決定するステップと、
前記セルのリスト中のセルが前記候補セルであると決定するステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項に記載のセル決定方法。
【請求項7】
前記周波数の優先度に基づいて前記候補セルの中からセル再選択を行うステップは、
前記最高優先度スライスに関連付けられた最高優先度周波数に対応する候補セルを決定するステップと、
最高優先度周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップと、
最高優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルが決定されない場合、ターゲットセルが決定され、またはすべての優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルがすべて決定されないまで、1レベル低い優先度の周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップを繰り返すステップと、
信号品質に基づいて決定されたターゲットセルをソートするステップと、
ターゲットセルのソートに基づいてソートされたターゲットセルの中からセル再選択を行うステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項に記載のセル決定方法。
【請求項8】
前記方法は、
最高優先度スライスに関連付けられたすべての周波数に対応するセルの中からターゲットセルがすべて決定されない場合、ネットワーク側デバイスによって指示される周波数の優先度に基づいてセル再選択を行うステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項に記載のセル決定方法。
【請求項9】
前記ターゲットスライスは前記予想されるスライスのうちの他のスライスをさらに含み、
前記周波数の優先度に基づいて前記候補セルの中からセル再選択を行うステップは、
最高優先度スライスに関連付けられたすべての周波数に対応するセルの中からターゲットセルがすべて決定されない場合、前記他のスライスから1レベル低い優先度のスライスを決定し、ターゲットセルが決定され、またはすべての優先度のターゲットスライスに関連付けられた周波数に対応するセルの中からターゲットセルがすべて決定されないまで、1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップを繰り返すステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項に記載のセル決定方法。
【請求項10】
前記在1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップは、
1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた最高優先度周波数に対応する候補セルを決定するステップと、
最高優先度周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップと、
最高優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルが決定されない場合、ターゲットセルが決定され、またはすべての優先度周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルがすべて決定されないまで、1レベル低い優先度の周波数に対応する候補セルの中から、信号品質に基づいてターゲットセルを決定するステップを繰り返すステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項に記載のセル決定方法。
【請求項11】
1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応する候補セルの中からターゲットセルが決定された場合、前記ターゲットセルのソートに基づいてソートされたターゲットセルの中からセル再選択を行うステップは、
1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセルが、適切なセルである場合、ソートが最も高いターゲットセルに再選択するステップと、
1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセルが、適切なセルではなく、且つ1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセル及びその同じ周波数セルが前記1レベル低い優先度のスライスのみをサポートする場合、予め設定された時間長内に1レベル低い優先度のスライスに関連付けられた周波数に対応するソートが最も高いターゲットセル及びその同じ周波数セルの中からセル再選択を行わないステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項に記載のセル決定方法。
【請求項12】
前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
前記周波数がサポートするターゲットスライスのリストを決定するステップと、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて前記リストが前記周波数に対応するすべてのセルに適用するか否かを決定するステップと、
前記リストが前記周波数に対応するすべてのセルに適用する場合、前記周波数に対応するすべてのセルが前記周波数に関連付けられたターゲットスライスに対応する候補セルであると決定するステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項に記載のセル決定方法。
【請求項13】
前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
前記周波数がサポートするターゲットスライスのリストを決定するステップと、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて前記リストが適用するセルを決定するステップと、
前記リストが適用するセルが、前記周波数に関連付けられたターゲットスライスに対応する候補セルであると決定するステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項に記載のセル決定方法。
【請求項14】
前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
ネットワーク側デバイスの指示情報に基づいて各前記周波数に対応するセルによってサポートされるスライスを決定するステップと、
各前記周波数に対応するセルの中から前記周波数に関連付けられたターゲットスライスをサポートするセルが、前記周波数に関連付けられたターゲットスライスに対応する候補セルであると決定するステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項に記載のセル決定方法。
【請求項15】
セル再選択を行う方式は同じ優先度周波数及び/又は低い優先度周波数のセル再選択を含み、前記方法は、
現在のサービスセルの信号品質が第1の品質閾値より低い、または前記ターゲットスライスをサポートしない場合、前記候補セルの中から現在のサービスセルの同じ優先度周波数及び/又は低い優先度周波数セルの信号品質を測定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項に記載のセル決定方法。
【請求項16】
前記候補セルの中から現在のサービスセルの同じ優先度周波数セルの信号品質を測定する場合、前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
現在のサービスセルの同じ優先度周波数セルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップを含み、セル再選択を行う方式が同じ優先度周波数のセル再選択である、
ことを特徴とする請求項15に記載のセル決定方法。
【請求項17】
前記候補セルの中から現在のサービスセルの低い優先度周波数セルの信号品質を測定する場合、前記方法は、
現在のサービスセルの信号品質が第2の品質閾値より低い場合、現在のサービスセルの低い優先度周波数セルの中から前記ターゲットスライスをサポートし、信号品質が第3の品質閾値より高いセルが候補セルであると決定するステップをさらに含み、セル再選択を行う方式が低い優先度周波数のセル再選択である、
ことを特徴とする請求項15に記載のセル決定方法。
【請求項18】
セル再選択を行う方式は高優先度周波数のセル再選択を含み、前記方法は、
現在のサービスセルに対応する高優先度周波数が存在するか否か、且つ前記高優先度周波数が前記ターゲットスライスに関連付けられた周波数であると決定するステップと、
存在する場合、高優先度周波数セルの信号品質を測定するステップと、
をさらに含み、
前記方法は、
現在のサービスセルの高優先度周波数セルの中から、前記ターゲットスライスをサポートし、信号品質が第4の品質閾値より高いセルが候補セルであると決定するステップをさらに含み、セル再選択を行う方式が高優先度周波数のセル再選択である、
ことを特徴とする請求項15に記載のセル決定方法。
【請求項19】
前記方法は、
現在のサービスセルの信号品質が第2の品質閾値より低い、または前記ターゲットスライスをサポートせず、且つ現在のサービスセルの同じ周波数セルに前記ターゲットスライスをサポートするセルが存在する場合、前記候補セルの中から現在のサービスセルの同じ周波数セルの信号品質を測定するステップをさらに含み、
前記少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するステップは、
現在のサービスセルの同じ周波数セルの中から前記ターゲットスライスをサポートするセルが候補セルであると決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項15に記載のセル決定方法。
【請求項20】
前記方法は、
前記ターゲットスライスに関連付けられた複数の周波数間の優先度関係を決定するステップと、
前記周波数の優先度に基づいて前記周波数に対応するセルをソートするステップと、
ソートされたセルの中からソートが最も高く、前記ターゲットスライスをサポートするセルをセル再選択のターゲットセルとして決定するステップと、
をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のセル決定方法。
【請求項21】
前記ソートされたセルの中からソートが最も高く、前記ターゲットスライスをサポートするセルをセル再選択のターゲットセルとして決定するステップは、
ソートが最も高いセルが、前記ターゲットスライスをサポートするか否かを決定するステップと、
サポートする場合、ソートが最も高いセルが前記ターゲットセルであると決定するステップと、
サポートしない場合、前記ターゲットスライスをサポートするセルが決定され、またはすべてのセルが前記ターゲットスライスをすべてサポートしないと決定するまで、1順番低いセルが前記ターゲットスライスをサポートするか否かを決定するステップを繰り返すステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項20に記載のセル決定方法。
【請求項22】
前記ターゲットスライスは前記端末の予想されるスライスのうちの最高優先度スライスを含む、
ことを特徴とする請求項20に記載のセル決定方法。
【請求項23】
前記ターゲットスライスは前記端末の予想されるスライスを含み、前記方法は、
予想されるスライスのうちの最高優先度スライスに対して請求項21のステップを実行するステップと、
ターゲットセルが決定されない場合、ターゲットセルが決定され、または予想されるスライスのうちのすべてのスライスに対してターゲットセルがすべて決定されないまで、予想されるスライスのうちの1レベル低い優先度のスライスに対して請求項21のステップを実行するステップを繰り返すステップと、
を含む、
ことを特徴とする請求項20に記載のセル決定方法。
【請求項24】
サポート指示方法であって、
ネットワーク側デバイスに適用され、前記方法は、
端末に指示情報を送信するステップであって、前記指示情報は、前記端末が、アクセスすべきターゲットスライスに関連付けられた少なくとも1つの前記周波数に対応するセルの中から、前記ターゲットスライスをサポートする候補セルを決定するために使用されるステップを含む、
ことを特徴とするサポート指示方法。
【請求項25】
前記ターゲットスライスは前記端末の予想されるスライスのうちの最高優先度スライスを含む、
ことを特徴とする請求項24に記載のサポート指示方法。
【請求項26】
前記指示情報は前記周波数に対応するセルが前記最高優先度スライスをサポートするか否かを指示するために使用される、
ことを特徴とする請求項25に記載のサポート指示方法。
【請求項27】
前記指示情報は少なくとも1つの前記周波数に対応するセルが前記最高優先度スライスをサポートするか否かを指示するために使用される、
ことを特徴とする請求項25に記載のサポート指示方法。
【請求項28】
前記指示情報は少なくとも1つの前記周波数に対応するセルによってサポートされるスライスを指示するために使用される、
ことを特徴とする請求項25に記載のサポート指示方法。
【請求項29】
前記ターゲットスライスは前記予想されるスライスのうちの他のスライスをさらに含む、
ことを特徴とする請求項24に記載のサポート指示方法。
【請求項30】
前記指示情報は、前記周波数がサポートするターゲットスライスのリストが前記周波数に対応するすべてのセルに適用するか否かを指示するために使用される、
ことを特徴とする請求項29に記載のサポート指示方法。
【請求項31】
前記指示情報は前記周波数がサポートするターゲットスライスのリストが適用するセルを指示するために使用される、
ことを特徴とする請求項29に記載のサポート指示方法。
【請求項32】
前記指示情報は各前記周波数に対応するセルによってサポートされるスライスを指示するために使用される、
ことを特徴とする請求項29に記載のサポート指示方法。
【請求項33】
通信装置であって、
プロセッサと、
コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、を含み、
前記コンピュータプログラムはプロセッサによって実行される場合、請求項1~23のいずれかに記載のセル決定方法を実現する、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項34】
通信装置であって、
プロセッサと、
コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、を含み、
前記コンピュータプログラムはプロセッサによって実行される場合、請求項24~32のいずれかに記載のサポート指示方法を実現する、
ことを特徴とする通信装置。
【国際調査報告】