(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-06-21
(54)【発明の名称】気液分離器及び空調装置
(51)【国際特許分類】
F25B 43/00 20060101AFI20240614BHJP
【FI】
F25B43/00 D
F25B43/00 W
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023566980
(86)(22)【出願日】2022-06-10
(85)【翻訳文提出日】2023-12-22
(86)【国際出願番号】 CN2022098116
(87)【国際公開番号】W WO2022262653
(87)【国際公開日】2022-12-22
(31)【優先権主張番号】202110665946.X
(32)【優先日】2021-06-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】515266108
【氏名又は名称】浙江盾安人工環境股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Zhejiang DunAn Artificial Environment Co., Ltd
【住所又は居所原語表記】Diankou Industry Zone, Zhuji, Zhejiang, China
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【氏名又は名称】内藤 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100108213
【氏名又は名称】阿部 豊隆
(72)【発明者】
【氏名】馮 忠波
(72)【発明者】
【氏名】王 飛氷
(57)【要約】
気液分離器(100)及び空調装置(200)を提供する。この気液分離器は、ハウジング(1)、排気管(2)、濾過部材(3)及び固定ホルダ(4)を含む。ハウジング(1)には、液体貯留室(11)が設けられる。排気管(2)は、少なくとも一部が液体貯留室(11)内に設けられ、排気管(2)の液体貯留室(11)内に位置する部分には、濾過口(21)が設けられる。濾過部材(3)は、濾過口(21)から排気管(2)に入ってくる媒体を濾過するように、排気管(2)の濾過口(21)に固定接続される。固定ホルダ(4)は、ハウジング(1)と濾過部材(3)とを固定接続する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体貯留室に設けられるハウジングと、
少なくとも一部が前記液体貯留室内に設けられ、前記排気管の前記液体貯留室内に位置する部分には濾過口が設けられる排気管と、
前記濾過口から前記排気管に入ってくる媒体を濾過するように、前記排気管の前記濾過口に固定接続される濾過部材と、
前記ハウジングと前記濾過部材とを固定接続する固定ホルダと、
を含む、気液分離器。
【請求項2】
前記濾過部材は、フィルタ、コネクタ、及び、前記フィルタと前記コネクタとを接続するメイン座本体を含み、
前記コネクタは、前記濾過口に入り込んで、前記排気管に固定接続される、請求項1に記載の気液分離器。
【請求項3】
前記固定ホルダには、係合孔が設けられ、
前記固定ホルダは、前記係合孔を通して前記コネクタの外側に嵌合される、請求項2に記載の気液分離器。
【請求項4】
前記固定ホルダの前記係合孔が設けられた部位は、前記排気管と前記メイン座本体との間に当接する、請求項3に記載の気液分離器。
【請求項5】
前記固定ホルダの一端は前記ハウジングの内壁に溶接され、他端には前記係合孔が設けられる、請求項3に記載の気液分離器。
【請求項6】
前記固定ホルダは、第1接続板及び第2接続板を含み、
前記第1接続板及び前記第2接続板は、L字形に接続され、
前記第1接続板の前記第2接続板から離れた一端は、前記ハウジングに接続され、
前記第2接続板の前記第1接続板から離れた一端は、前記濾過部材に接続される、請求項5に記載の気液分離器。
【請求項7】
前記固定ホルダの両端は、前記ハウジングの内壁に溶接され、
前記係合孔は、前記固定ホルダの中間部に設けられる、請求項3に記載の気液分離器。
【請求項8】
前記固定ホルダの両端は、90°折り曲げられてフランジ構造を形成し、
前記固定ホルダは、前記フランジ構造によって前記ハウジングに溶接される、請求項7に記載の気液分離器。
【請求項9】
前記係合孔の内径をdとし、前記固定ホルダの幅をhとすると、
d及びhは、関係式:0.3h≦d≦0.7hを満たす、請求項3に記載の気液分離器。
【請求項10】
前記メイン座本体は、テーパ管状をなし、
前記メイン座本体の外径は、前記コネクタに近接した一端から前記コネクタから離れた他端に向かって徐々に増加し、
前記フィルタは、円筒状をなし、前記メイン座本体の前記コネクタから離れた一端に覆設される、請求項2に記載の気液分離器。
【請求項11】
気液分離器を含み、
前記気液分離器は、
液体貯留室が設けられるハウジングと、
少なくとも一部が前記液体貯留室内に設けられ、前記排気管の前記液体貯留室内に位置する部分には濾過口が設けられる排気管と、
前記濾過口から前記排気管に入ってくる媒体を濾過するように、前記排気管の前記濾過口に固定接続される濾過部材と、
前記ハウジングと前記濾過部材とを固定接続する固定ホルダと、
を含む、空調装置。
【請求項12】
前記濾過部材は、フィルタ、コネクタ、及び、前記フィルタと前記コネクタとを接続するメイン座本体を含み、
前記コネクタは、前記濾過口に入り込んで前記排気管に固定接続される、請求項11に記載の空調装置。
【請求項13】
前記固定ホルダには、係合孔が設けられ、
前記固定ホルダは、前記係合孔を通して前記コネクタの外側に嵌合される、請求項12に記載の空調装置。
【請求項14】
前記係合孔の内径をdとし、前記固定ホルダの幅をhとすると、
d及びhは、関係式:0.3h≦d≦0.7hを満たす、請求項13に記載の空調装置。
【請求項15】
前記メイン座本体は、テーパ管状をなし、
前記メイン座本体の外径は、前記コネクタに近接した一端から前記コネクタから離れた他端に向かって徐々に増加し、
前記フィルタは、円筒状をなし、前記メイン座本体の前記コネクタから離れた一端に覆設される、請求項12に記載の空調装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、2021年6月16日に出願された、出願番号が202110665946.Xであり、発明の名称が「気液分離器及び空調装置」である中国特許出願の優先権を主張しており、その全ての内容は参照により本出願に組み込まれる。
【0002】
本出願は冷却の技術分野に関し、特に、気液分離器及び空調装置に関する。
【背景技術】
【0003】
気液分離器は、ハウジング、排気管及び固定ホルダを含み、ハウジングには液体貯留室が設けられ、排気管は液体貯留室内に設けられ、排気管には、濾過口から排気管に入ってくる媒体を濾過するように、濾過部材が設けられる。通常、排気管は、固定ホルダによりハウジングに固定接続され、排気管はU字形をなし、U字形の排気管の底端は固定ホルダに係合される。しかし排気管は、形状が不規則であり、ボリュームが大きいため、排気管と固定ホルダとの接続難易度が大きく、更には排気管をハウジングに固定接続することが困難である。
【発明の概要】
【0004】
本出願の様々な実施例に基づいて、気液分離器及び空調装置を提供する。
【0005】
本出願は、ハウジング、排気管、濾過部材及び固定ホルダを含む、気液分離器を提供する。ハウジングには液体貯留室が設けられる。排気管は少なくとも一部が液体貯留室内に設けられ、排気管の液体貯留室内に位置する部分には濾過口が設けられる。濾過部材は、濾過口から排気管に入ってくる媒体を濾過するように、排気管の濾過口に固定接続される。固定ホルダは、ハウジングと濾過部材とを固定接続する。
【0006】
本出願の一実施例では、濾過部材は、フィルタと、コネクタと、フィルタとコネクタとを接続するメイン座本体と、を含み、コネクタは、濾過口に入り込んで排気管に固定接続される。
【0007】
本出願の一実施例では、固定ホルダには係合孔が設けられ、固定ホルダは係合孔を通してコネクタの外側に嵌合される。
【0008】
本出願の一実施例では、固定ホルダの係合孔が設けられた部位は、排気管とメイン座本体との間に当接する。
【0009】
本出願の一実施例では、固定ホルダの一端はハウジングの内壁に溶接され、他端には係合孔が設けられる。
【0010】
本出願の一実施例では、固定ホルダは、第1接続板及び第2接続板を含み、第1接続板及び第2接続板はL字形に接続され、第1接続板の第2接続板から離れた一端はハウジングに接続され、第2接続板の第1接続板から離れた一端は濾過部材に接続される。
【0011】
本出願の一実施例では、固定ホルダの両端はハウジングの内壁に溶接され、係合孔は固定ホルダの中間部に設けられる。
【0012】
本出願の一実施例では、固定ホルダの両端は90°折り曲げられてフランジ構造を形成し、固定ホルダはフランジ構造によってハウジングに溶接される。
【0013】
本出願の一実施例では、係合孔の内径をdとし、固定ホルダの幅をhとすると、d及びhは、関係式:0.3h≦d≦0.7hを満たす。
【0014】
本出願の一実施例では、メイン座本体は、テーパ管状をなし、メイン座本体の外径は、コネクタに近接した一端からコネクタから離れた他端に向かって徐々に増加し、フィルタは、円筒状をなし、メイン座本体のコネクタから離れた一端に覆設される。
【0015】
本出願は、上記のいずれかの実施例に記載の気液分離器を含む空調装置を更に提供する。
【0016】
本出願の1つ以上の実施例の詳細を、以下の図面及び記述において提示する。本出願の他の特徴、目的及び利点は、明細書、図面及び特許請求の範囲により明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0017】
ここに開示されているこれらの出願の実施例及び/又は例示をよりよく記述及び説明するために、1つ以上の図面を参照することができる。図面を説明するために用いられる追加の詳細又は例示は、開示された出願、ここで説明する実施例及び/又は例示、並びにここで理解されるこれらの出願の最適な形態のうちのいずれかの範囲を制限するものとしてみなされるべきではない。
【0018】
【
図1】1つ以上の実施例による気液分離器の断面図である。
【
図3】1つ以上の実施例による固定ホルダの構成模式
図1である。
【
図4】1つ以上の実施例による固定ホルダの構成模式
図2である。
【
図5】1つ以上の実施例による気液分離器の断面
図1である。
【
図6】1つ以上の実施例による気液分離器の断面
図2である。
【
図7】1つ以上の実施例による固定ホルダの構成模式図である。
【
図8】1つ以上の実施例による空調装置の構成模式図である。
【0019】
100 気液分離器、1 ハウジング、11 液体貯留室、2 排気管、21 濾過口、3 濾過部材、31 メイン座本体、32 フィルタ、33 コネクタ、4 固定ホルダ、41 係合孔、42 第1接続板、43 第2接続板、44 フランジ構造、200 空調装置。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本出願の実施形態における図面を参照して、本出願の実施形態における技術態様を明確且つ完全に説明するが、説明される実施形態は、本出願の一部の実施形態にすぎず、全ての実施形態ではないことは言うまでもない。本出願における実施形態に基づいて、当業者が創造的な労力なしに得られた全ての他の実施形態は、いずれも本出願の保護の範囲に属する。
【0021】
説明すべきこととして、アセンブリが別のアセンブリに「装着される」とされる場合、別のアセンブリに直接装着されてもよく、又は、間に置かれるアセンブリが存在してもよい。1つのアセンブリが別のアセンブリに「設けられる」とみなされる場合、別のアセンブリに直接設けられてもよく、又は、間に置かれるアセンブリが同時に存在してもよい。1つのアセンブリが別のアセンブリに「固定される」とみなされる場合、別のアセンブリに直接固定されてもよく、又は、間に置かれるアセンブリが同時に存在してもよい。
【0022】
特に定義しない限り、本出願で使用される全ての技術及び科学用語は、本出願の当業者によって一般に理解される意味と同じである。本出願の明細書に使用される用語は、実施形態の目的を具体的に説明するためのものにすぎず、本出願を制限する意図のものではない。本出願で使用される「及び/又は」という用語は、関連する項目の任意及び全ての組み合わせを1つ以上含む。
【0023】
図1、
図2、
図5及び
図6を参照すると、本出願は、ハウジング1、流入管(未図示)、排気管2、濾過部材3、及び、固定ホルダ4を含む気液分離器100を提供する。ハウジング1には液体貯留室11が設けられる。排気管2は少なくとも一部が液体貯留室11内に設けられ、排気管2の液体貯留室11内に位置する部分には濾過口21が設けられる。濾過部材3は、濾過口21から排気管2に入ってくる媒体を濾過するように、排気管2の濾過口21に固定接続される。
【0024】
通常、気液二相の冷媒は流入管から液体貯留室11に入り、冷媒には圧縮機用の潤滑油が一部混ざっている。冷媒が液体貯留室11に入ってきた後、ガス状冷媒は上昇して排気管2に入り、潤滑油が混ざっている液状冷媒は液体貯留室11の底部に直接沈降する。液状冷媒と潤滑油とは、密度が異なり、且つ溶解し合うことができないため、液体貯留室11の底部では、液状冷媒と潤滑油とが重力の作用により層状になり、潤滑油が液状冷媒の上に浮かぶことになる。その後、潤滑油は、濾過部材3を通って排気管2に入り、ガス状冷媒と共に圧縮機に還流する。液体貯留室11の底部に残っている液状冷媒も、気化された後に液体貯留室11内を上昇して排気管2に入り、最終的には圧縮機に還流することができる。
【0025】
本実施例では、
図1、
図2、
図5及び
図6に示すように、排気管2には濾過部材3が固定接続され、固定ホルダ4はハウジング1と濾過部材3とを固定接続するため、排気管2とハウジング1との固定接続が実現される。排気管2と比べて、固定ホルダ4は濾過部材3に固定接続することが容易であり、固定ホルダ4と濾過部材3との接続難易度が低いため、本出願は、固定ホルダ4を濾過部材3に固定接続することによって、排気管2とハウジング1との接続難易度を大幅に低減させている。
【0026】
説明すべきこととして、固定接続は溶接及び係合を含み、即ち、濾過部材3は排気管2の濾過口21に係合されてもよく、排気管2の濾過口21に溶接されてもよい。同様に、固定ホルダ4は、ハウジング1に溶接されてもよく、ハウジング1に係合されてもよく、固定ホルダ4は、濾過部材3に溶接されてもよく、濾過部材3に係合されてもよい。また、これに限定されず、固定接続はネジ接続、リベット接続等の接続方式を含んでもよい。
【0027】
更に、
図2に示すように、濾過部材3は、フィルタ32、コネクタ33、及び、フィルタ32とコネクタ33とを接続するメイン座本体31を含み、コネクタ33は、濾過口21に入り込んで、排気管2に固定接続される。濾過部材3は、コネクタ33が濾過口21に入り込んで、排気管2に固定接続されることによって、濾過部材3と排気管2との接続強度が増加する。具体的には、メイン座本体31は、テーパ管状をなし、メイン座本体31の外径は、コネクタ33に近接した一端からコネクタ33から離れた他端に向かって徐々に増加する。フィルタ32は、円筒状をなし、メイン座本体31のコネクタ33から離れた一端に覆設される。これにより、フィルタ32の濾過面積を増加させることに有利になり、気液分離器100の油戻り効率が効果的に向上する。
【0028】
一実施例では、
図1から
図7に示すように、固定ホルダ4には係合孔41が設けられ、固定ホルダ4は係合孔41を通してコネクタ33の外側に嵌合される。このようにすると、固定ホルダ4と濾過部材3との組み立てがより堅牢になる。具体的には、固定ホルダ4を係合孔41を通してコネクタ33の外側に嵌合してから、コネクタ33を濾過口21に挿入し、排気管2に固定接続する。更に、コネクタ33の外側と固定ホルダ4の係合孔41とを溶接することによって、固定ホルダ4と濾過部材3との接続の堅牢さを更に向上させる。
【0029】
また更に、
図2に示すように、固定ホルダ4の係合孔41が設けられた部位は、排気管2とメイン座本体31との間に当接する。これにより、固定ホルダ4の濾過部材3に接続された一端が緩みにくくなるため、気液分離器100の構造強度が効果的に増加する。
【0030】
一実施例では、
図1から
図4に示すように、固定ホルダ4の一端はハウジング1の内壁に溶接され、他端には係合孔41が設けられる。即ち、固定ホルダ4の一端はハウジング1に接続され、他端は濾過部材3に接続される。これにより、固定ホルダ4の構造がより簡単になり、気液分離器100の加工製造に有利になる。更に、固定ホルダ4は第1接続板42及び第2接続板43を含み、第1接続板42及び第2接続板43はL字形に接続され、第1接続板42の第2接続板43から離れた一端はハウジング1に接続され、第2接続板43の第1接続板42から離れた一端は濾過部材3に接続される。このようにすると、固定ホルダ4の構造強度が増加し、固定ホルダ4が湾曲しにくく且つ変形しにくくなる。
【0031】
別の実施例では、
図5から
図7に示すように、固定ホルダ4の両端はハウジング1の内壁に溶接され、係合孔41は固定ホルダ4の中間部に設けられる。これにより、固定ホルダ4とハウジング1との溶接点が増加し、固定ホルダ4とハウジング1との接続強度が増加する。具体的には、固定ホルダ4の両端は90°折り曲げられてフランジ構造44を形成し、固定ホルダ4はフランジ構造44によってハウジング1に溶接される。これにより、固定ホルダ4とハウジング1との溶接面積が更に増加し、固定ホルダ4とハウジング1との溶接強度が増加する。
【0032】
一実施例では、
図4から
図7に示すように、係合孔41の内径をdとし、固定ホルダ4の幅をhとすると、d及びhは、関係式:0.3h≦d≦0.7hを満たす。d≧0.3hであり、即ち、h≦10d/3であることによって、固定ホルダ4の幅が大きすぎて、固定ホルダ4の液体貯留室11内での組み付け自由度に影響を与えることを防止する。d≦0.7hであることによって、係合孔41の内径が大きすぎて固定ホルダ4の構造強度に影響を与えることを防止する。
【0033】
図8に示すように、本出願は、上記のいずれかの実施例に記載の気液分離器100を含む空調装置200を更に提供する。
【0034】
本出願によって提供される気液分離器100及び空調装置200は、排気管2に濾過部材3が固定接続され、固定ホルダ4がハウジング1と濾過部材3とを固定接続するため、排気管2とハウジング1との固定接続が実現される。排気管2と比べて、固定ホルダ4は濾過部材3に固定接続することが容易であり、固定ホルダ4と濾過部材3との接続難易度が低いため、本出願は、固定ホルダ4を濾過部材3に固定接続することによって、排気管2とハウジング1との接続難易度を大幅に低減させている。
【0035】
上述した実施形態の各技術特徴は、任意の組み合わせが可能であり、説明を簡潔にするために、上記の実施形態における各技術特徴の可能な組み合わせについては全て説明されていないが、これらの技術特徴の組み合わせに矛盾がない限り、いずれも本明細書に記載された範囲とみなされるべきである。
【0036】
当業者は、以上の実施形態は、本出願を説明するためのものにすぎず、本出願に対する限定として用いられるものではなく、本出願の実質的な精神の範囲内で、以上の実施形態についてなされた適度な変更及び変化は、いずれも本出願が保護を求めている範囲内に入ることを認識すべきである。
【国際調査報告】