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特表2024-522979メッセージ表示方法、装置、コンピュータ機器及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-06-25
(54)【発明の名称】メッセージ表示方法、装置、コンピュータ機器及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/00 20240101AFI20240618BHJP
【FI】
G06Q50/00 300
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023571472
(86)(22)【出願日】2022-08-19
(85)【翻訳文提出日】2023-12-12
(86)【国際出願番号】 CN2022113543
(87)【国際公開番号】W WO2023045650
(87)【国際公開日】2023-03-30
(31)【優先権主張番号】202111124113.9
(32)【優先日】2021-09-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ANDROID
2.IOS
(71)【出願人】
【識別番号】514187420
【氏名又は名称】テンセント・テクノロジー・(シェンジェン)・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】シエ,ジャウェン
(72)【発明者】
【氏名】ジュ,シェンビン
【テーマコード(参考)】
5L050
【Fターム(参考)】
5L050CC12
(57)【要約】
本出願は、メッセージ表示方法、装置、コンピュータ機器及び記憶媒体を開示し、インターネットソーシャル分野に関し、前記メッセージ表示方法は、編集状態にある第1メッセージを表示するステップと、候補ユーザアカウントに対する選択操作に応答して、候補ユーザアカウントのうちの選択されたユーザアカウントを、第1メッセージの参与者ユーザアカウントとして決定するステップと、第1メッセージの編集が完了した後、第1参与者マークを含む前記第1メッセージを表示するステップと、を含み、前記第1参与者マークを含む前記第1メッセージは投稿済み状態にあり、前記第1参与者マークは、前記参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用され、前記対象は前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者である。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータ機器が実行する、メッセージ表示方法であって、前記コンピュータ機器に第1クライアントが設定されており、前記第1クライアントに第1ユーザアカウントがログインし、前記メッセージ表示方法は、
編集状態にある第1メッセージを表示するステップと、
候補ユーザアカウントに対する選択操作に応答して、前記候補ユーザアカウントのうちの選択されたユーザアカウントを、前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントとして決定するステップと、
前記第1メッセージの編集が完了した後、第1参与者マークを含む前記第1メッセージを表示するステップと、を含み、
前記第1参与者マークを含む前記第1メッセージは投稿済み状態にあり、前記第1参与者マークは、前記参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用され、前記対象は前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者である、メッセージ表示方法。
【請求項2】
前記編集状態にある第1メッセージを表示するステップは、
第1ユーザインターフェースに編集状態にある第1メッセージを表示するステップであって、前記第1ユーザインターフェースに参与者マーク入口が含まれる、ステップを含み、
前記候補ユーザアカウントに対する選択操作に応答して、前記候補ユーザアカウントのうちの選択されたユーザアカウントを、前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントとして決定するステップは、
前記参与者マーク入口に対するトリガー操作に応答して、少なくとも1つの前記候補ユーザアカウントを表示するステップと、
前記候補ユーザアカウントに対する選択操作に応答して、前記候補ユーザアカウントのうちの選択されたユーザアカウントを、前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントとして決定するステップと、を含む、ことを特徴とする
請求項1に記載のメッセージ表示方法。
【請求項3】
前記第1メッセージはソーシャルサークルメッセージであり、前記候補ユーザアカウントは前記第1ユーザアカウントのアドレス帳におけるマーク可能条件を満たすユーザアカウントであり、前記マーク可能条件は、前記第1ユーザアカウントのソーシャルサークルのアクセス権限を有することである、ことを特徴とする
請求項2に記載のメッセージ表示方法。
【請求項4】
前記メッセージ表示方法は、
前記アドレス帳における前記アクセス権限を有しないユーザアカウントを選別して除去し、除去後の残りのユーザアカウントを、前記マーク可能条件を満たすユーザアカウントとして決定するステップをさらに含み、
前記アクセス権限を有しないユーザアカウントは、
前記第1ユーザアカウントのアドレス帳のブラックリストにあるユーザアカウントと、
前記第1ユーザアカウントのソーシャルサークルのアクセス権限を有しないユーザアカウントと、のうちの少なくとも1つを含む、ことを特徴とする
請求項3に記載のメッセージ表示方法。
【請求項5】
前記第1参与者マークは、前記参与者ユーザアカウントの識別情報及び参与と示すための記述情報を含む、ことを特徴とする
請求項1に記載のメッセージ表示方法。
【請求項6】
前記メッセージ表示方法は、
少なくとも1つの第1マークメッセージを表示するステップをさらに含み、前記第1マークメッセージは、前記第1ユーザアカウントに関連する参与者マークを含むメッセージを含む、ことを特徴とする
請求項1に記載のメッセージ表示方法。
【請求項7】
前記第1マークメッセージは、
前記第1ユーザアカウントによって投稿された、参与者マークを含むメッセージと、
他のユーザアカウントによって投稿された、参与者マークを含むターゲットメッセージと、のうちの少なくとも1つを含み、前記ターゲットメッセージに対応する参与者ユーザアカウントは前記第1ユーザアカウントを含む、ことを特徴とする
請求項6に記載のメッセージ表示方法。
【請求項8】
前記第1マークメッセージは、第2ユーザアカウントによって投稿された第2メッセージを含み、前記第2メッセージの参与者ユーザアカウントは前記第1ユーザアカウントを含み、前記第2ユーザアカウントは前記第1ユーザアカウントと社交関係を有し、前記メッセージ表示方法はさらに、
前記第1ユーザアカウントが前記第2ユーザアカウントと社交関係を解除した場合、前記第2メッセージの表示を取り消すステップ、を含む、ことを特徴とする
請求項7に記載のメッセージ表示方法。
【請求項9】
前記第1参与者マークを含む前記第1メッセージを表示する前に、前記メッセージ表示方法はさらに、
前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントと社交関係を解除した場合、前記第1メッセージに対する投稿操作に応答して、再編集入口を表示するステップと、
前記再編集入口に対するトリガー操作に応答して、編集状態に回復した前記第1メッセージを表示するステップと、を含む、ことを特徴とする
請求項1に記載のメッセージ表示方法。
【請求項10】
コンピュータ機器が実行する、メッセージ表示方法であって、前記コンピュータ機器に第2クライアントが設定されており、前記第2クライアントに第3ユーザアカウントがログインしており、前記メッセージ表示方法は、
第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを受信するステップと、
前記第1メッセージを表示するステップであって、前記第1メッセージは第2参与者マークを有し、前記第2参与者マークは、少なくとも1つの参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用され、前記対象は前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者である、ステップと、を含む、メッセージ表示方法。
【請求項11】
前記第1メッセージはソーシャルサークルメッセージであり、前記第1メッセージを表示するステップは、
第3ユーザインターフェースに前記第2参与者マークを有する前記第1メッセージを表示するステップを含み、前記第2参与者マークは、表示条件を満たす参与者ユーザアカウントを含み、前記表示条件は、
前記参与者ユーザアカウントが前記第3ユーザアカウントであること、
前記参与者ユーザアカウントが前記第3ユーザアカウントと社交関係を有すること、のうちの少なくとも1つを含む、ことを特徴とする
請求項10に記載のメッセージ表示方法。
【請求項12】
前記表示条件は、
前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントと社交関係を有すること、又は
前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントのソーシャルサークルメッセージのアクセス権限を有すること、をさらに含む、ことを特徴とする
請求項11に記載のメッセージ表示方法。
【請求項13】
前記第1ユーザアカウントが前記参与者ユーザアカウントのアドレス帳のブラックリストに存在しないこと、
前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントのアドレス帳に存在すること、
前記参与者ユーザアカウントが、前記第1ユーザアカウントのみに対してチャット権限を開放するように設定していないこと、及び
前記参与者ユーザアカウントが、前記第1ユーザアカウントのソーシャルサークルメッセージを遮断するように設定していないこと、を満たす場合、
前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントのソーシャルサークルメッセージのアクセス権限を有することを決定する、ことを特徴とする
請求項12に記載のメッセージ表示方法。
【請求項14】
前記表示条件は、
前記参与者ユーザアカウントが、前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者として表示されることを拒否するように設定していないことをさらに含む、ことを特徴とする
請求項11に記載のメッセージ表示方法。
【請求項15】
前記参与者ユーザアカウントは前記第3ユーザアカウントを含み、前記メッセージ表示方法はさらに、
前記第1メッセージに対する表示拒否操作に応答して、前記第2参与者マークにおける前記第3ユーザアカウントに対応する識別情報の表示を取り消すステップを含む、ことを特徴とする
請求項11に記載のメッセージ表示方法。
【請求項16】
前記参与者ユーザアカウントは前記第3ユーザアカウントを含み、前記メッセージ表示方法はさらに、
リマインドメッセージを受信するステップを含み、前記リマインドメッセージは、前記第3ユーザアカウントが前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントとしてマークされたことにリマインドするために使用される、ことを特徴とする
請求項10に記載のメッセージ表示方法。
【請求項17】
前記メッセージ表示方法はさらに、
少なくとも1つの第2マークメッセージを表示するステップを含み、前記第2マークメッセージは、前記第3ユーザアカウント及び第4ユーザアカウントに関連する参与者マークを含むソーシャルサークルメッセージを含み、前記第4ユーザアカウントは、前記第3ユーザアカウントが現在アクセスしているユーザアカウントである、ことを特徴とする
請求項10に記載のメッセージ表示方法。
【請求項18】
前記第2マークメッセージは、
前記第3ユーザアカウントによって投稿されたメッセージであって、前記第3ユーザアカウントによって投稿されたメッセージに対応する参与者ユーザアカウントが前記第4ユーザアカウントを含む、メッセージと、
前記第4ユーザアカウントによって投稿されたメッセージであって、前記第4ユーザアカウントによって投稿されたメッセージに対応する参与者ユーザアカウントが前記第3ユーザアカウントを含む、メッセージと、
他のユーザによって投稿されたメッセージであって、前記他のユーザによって投稿されたメッセージに対応する参与者ユーザアカウントが前記第3ユーザアカウントと前記第4ユーザアカウントを含む、メッセージと、のうちの少なくとも1つを含む、ことを特徴とする
請求項17に記載のメッセージ表示方法。
【請求項19】
前記第2マークメッセージは、第5ユーザアカウントによって投稿された第3メッセージを含み、前記第3メッセージに対応する参与者ユーザアカウントは前記第3ユーザアカウント及び前記第4ユーザアカウントを含み、前記第5ユーザアカウントは前記第3ユーザアカウントと前記第4ユーザアカウントの両方ともと社交関係を有し、前記メッセージ表示方法はさらに、
前記第3ユーザアカウントが前記第5ユーザアカウントと社交関係を解除した場合、前記第3メッセージの表示を取り消すステップ、又は
前記第4ユーザアカウントが前記第5ユーザアカウントと社交関係を解除した場合、前記第3メッセージの表示を取り消すステップ、を
含む、ことを特徴とする
請求項18に記載のメッセージ表示方法。
【請求項20】
コンピュータ機器が実行する、メッセージ転送方法であって、
第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを受信するステップであって、前記第1メッセージは第1参与者マークを含み、前記第1参与者マークは、前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用され、前記対象は前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者である、ステップと、
第1メッセージを第2クライアントに送信するステップであって、前記第2クライアントに第3ユーザアカウントがログインしている、ステップと、を含む、メッセージ転送方法。
【請求項21】
前記第1メッセージはソーシャルサークルメッセージであり、前記第1メッセージを第2クライアントに送信するステップは、
前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントから、表示条件を満たすユーザアカウントを選別するステップと、
前記表示条件を満たすユーザアカウントに基づいて前記第1メッセージの第2参与者マークを生成するステップと、
前記第2参与者マークを含む第1メッセージを前記第2クライアントに送信するステップと、を含む、ことを特徴とする
請求項20に記載のメッセージ転送方法。
【請求項22】
前記参与者ユーザアカウントが前記第3ユーザアカウントを含み、前記メッセージ転送方法はさらに、
リマインドメッセージを前記第2クライアントに送信するステップを含み、前記リマインドメッセージは、前記第3ユーザアカウントが前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントとしてマークされたことにリマインドするために使用される、ことを特徴とする
請求項20に記載のメッセージ転送方法。
【請求項23】
コンピュータ機器が実行する、メッセージ表示方法であって、
集約表示インターフェースに対する閲覧操作を受けるステップと、
前記閲覧操作に応答して、少なくとも1つのマークメッセージを集約表示インターフェースに纏めて表示するステップであって、前記マークメッセージは、第6ユーザアカウントに関連する参与者マークを含むメッセージを含み、前記第6ユーザアカウントは現在クライアントにログインしているユーザアカウントであり、前記参与者マークは、前記マークメッセージのメッセージ内容の参与者を示すために使用される、ステップと、を含む、メッセージ表示方法。
【請求項24】
前記集約表示インターフェースは、第3集約表示インターフェースを含み、
前記少なくとも1つのマークメッセージを集約表示インターフェースに纏めて表示するステップは、
少なくとも1つの第3マークメッセージを第3集約表示インターフェースに纏めて表示するステップを含み、前記第3マークメッセージは、前記第6ユーザアカウントに関連する参与者マークを含むメッセージを含み、前記第3マークメッセージは、
前記第6ユーザアカウントによって投稿された参与者マークを含むメッセージと、
他のユーザアカウントによって投稿されたメッセージであって、前記他のユーザアカウントによって投稿されたメッセージに対応する参与者ユーザアカウントが前記第6ユーザアカウントを含む、メッセージと、のうちの少なくとも1つを含む、ことを特徴とする
請求項23に記載のメッセージ表示方法。
【請求項25】
前記少なくとも1つのマークメッセージを纏めて表示するステップは、
少なくとも1つの第4マークメッセージを第4集約表示インターフェースに纏めて表示するステップを含み、前記第4マークメッセージは、前記第6ユーザアカウント及び第7ユーザアカウントに関連する参与者マークを含むメッセージを含み、前記第7ユーザアカウントは、前記第6ユーザアカウントが現在アクセスしているユーザアカウントであり、前記第4マークメッセージは、
前記第6ユーザアカウントによって投稿されたメッセージであって、前記第6ユーザアカウントによって投稿されたメッセージに対応する参与者ユーザアカウントが前記第7ユーザアカウントを含む、メッセージと、
前記第7ユーザアカウントによって投稿されたメッセージであって、前記第7ユーザアカウントによって投稿されたメッセージに対応する参与者ユーザアカウントが前記第6ユーザアカウントを含む、メッセージと、
他のユーザによって投稿されたメッセージであって、前記他のユーザによって投稿されたメッセージに対応する参与者ユーザアカウントが前記第6ユーザアカウントと前記第7ユーザアカウントを含む、メッセージと、のうちの少なくとも1つを含む、ことを特徴とする
請求項23に記載のメッセージ表示方法。
【請求項26】
メッセージ表示装置であって、前記メッセージ表示装置に第1ユーザアカウントがログインしており、前記メッセージ表示装置は、
編集状態にある第1メッセージを表示するように構成される表示モジュールと、
候補ユーザアカウントに対する選択操作に応答して、前記候補ユーザアカウントのうちの選択されたユーザアカウントを前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントとして決定するように構成される決定モジュールと、を含み、
前記表示モジュールはさらに、前記第1メッセージの編集が完了した後、第1参与者マークを含む前記第1メッセージを表示するように構成され、
前記第1参与者マークを含む前記第1メッセージが投稿済み状態にあり、前記第1参与者マークは、前記参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用され、前記対象は前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者である、メッセージ表示装置。
【請求項27】
メッセージ表示装置であって、前記メッセージ表示装置に第3ユーザアカウントがログインしており、前記メッセージ表示装置は、
第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを受信するように構成される受信モジュールと、
前記第1メッセージを表示するように構成される表示モジュールであって、前記第1メッセージは第2参与者マークを有し、前記第2参与者マークは、少なくとも1つの参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用され、前記対象は前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者である、表示モジュールと、を含む、メッセージ表示装置。
【請求項28】
メッセージ転送装置であって、
第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを受信するように構成される受信モジュールであって、前記第1メッセージは第1参与者マークを含み、前記第1参与者マークは、前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用され、前記対象は前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者である、受信モジュールと、
第1メッセージを第2クライアントに送信するように構成される送信モジュールであって、前記第2クライアントに第3ユーザアカウントがログインしている、送信モジュールと、を含む、メッセージ転送装置。
【請求項29】
メッセージ表示装置であって、
集約表示インターフェースに対する閲覧操作を受けるように構成される受信モジュールと、
前記閲覧操作に応答して、少なくとも1つのマークメッセージを集約表示インターフェースに纏めて表示するように構成される表示モジュールであって、前記マークメッセージは、第6ユーザアカウントに関連する参与者マークを含むメッセージを含み、前記第6ユーザアカウントは現在クライアントにログインしているユーザアカウントであり、前記参与者マークは、前記マークメッセージのメッセージ内容の参与者を示すために使用される、表示モジュールと、を含む、メッセージ表示装置。
【請求項30】
プロセッサと、メモリとを含むコンピュータ機器であって、前記メモリに少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットが記憶され、前記少なくとも1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセット又は命令セットが前記プロセッサによってロード及び実行されて、請求項1~9のいずれか一項に記載のメッセージ表示方法、又は請求項10~19のいずれか一項に記載のメッセージ表示方法、又は請求項20~22のいずれか一項に記載のメッセージ転送方法、又は請求項23~25のいずれか一項に記載のメッセージ表示方法を実現する、コンピュータ機器。
【請求項31】
コンピュータに請求項1~9のいずれか一項に記載のメッセージ表示方法、又は請求項10~19のいずれか一項に記載のメッセージ表示方法、又は請求項20~22のいずれか一項に記載のメッセージ転送方法、又は請求項23~25のいずれか一項に記載のメッセージ表示方法を実行させる、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願への相互参照)
本出願は、出願番号が202111124113.9であり、出願日が2021年09月24日である中国特許出願に基づいて提出され、該中国特許出願の優先権を主張し、該中国特許出願の全ての内容が参照により本出願に組み込まれる。
【0002】
本出願は、インターネットソーシャル分野に関し、特に、メッセージ表示方法、装置、コンピュータ機器、記憶媒体及びプログラム製品に関する。
【背景技術】
【0003】
ユーザは、ネットワークコミュニティの動態、個人ブログ、ショートビデオなど、様々な形式のメッセージをネットワークプラットフォームで投稿する。ソーシャルサークルメッセージを例として、ユーザはネットワークソーシャルプラットフォームで自分のソーシャルサークル内の友人メンバーのすべてまたは一部に動的メッセージを投稿する。ソーシャルサークルメッセージは、画像と文字を組み合わせたメッセージであってもよく、例えば、9枚の画像と1段の文字で構成される。
【0004】
関連技術では、ユーザはメッセージを投稿するときに「誰かに伝える」ことを選択することができ、例えば、マイクロブログを投稿するときに、関係ユーザアカウントにメッセージを確認するようにリマインドするために、関係ユーザアカウントに@(アットマーク)をつける。該ユーザアカウントは、アットマークされた後にリマインドメッセージを受け取るが、それは、関係ユーザアカウントにメッセージを確認するようにリマインドするだけであり、ユーザのネットワークソーシャルニーズを満たすことができない。
【発明の概要】
【0005】
本出願の実施例は、メッセージ表示方法、装置、コンピュータ機器、コンピュータ記憶媒体及びプログラム製品を提供し、メッセージにおいて該メッセージの参与者をマークすることを実現することができる。
【0006】
本出願の実施例は、第1クライアントが実行するメッセージ表示方法を提供し、前記第1クライアントに第1ユーザアカウントがログインしており、前記メッセージ表示方法は、
編集状態にある第1メッセージを表示するステップと、
候補ユーザアカウントに対する選択操作に応答して、前記候補ユーザアカウントのうちの選択されたユーザアカウントを、前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントとして決定するステップと、
前記第1メッセージの編集が完了した後、第1参与者マークを含む前記第1メッセージを表示するステップと、を含み、
前記第1参与者マークを含む前記第1メッセージは投稿済み状態にあり、前記第1参与者マークは、前記参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用され、前記対象は前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者である。
【0007】
本出願の実施例は、第2クライアントに適用されるメッセージ表示方法を提供し、前記第2クライアントに第3ユーザアカウントがログインしており、前記メッセージ表示方法は、
第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを受信するステップと、
前記第1メッセージを表示するステップであって、前記第1メッセージは第2参与者マークを有し、前記第2参与者マークは、少なくとも1つの参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用され、前記対象は前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者である、ステップと、を含む。
【0008】
本出願の実施例は、メッセージ転送方法を提供し、前記メッセージ転送方法は、
第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを受信するステップであって、前記第1メッセージは第1参与者マークを含み、前記第1参与者マークは、前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用され、前記対象は前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者である、ステップと、
第1メッセージを第2クライアントに送信するステップであって、前記第2クライアントに第3ユーザアカウントがログインしている、ステップと、を含む。
【0009】
本出願の実施例は、メッセージ表示方法を提供し、前記メッセージ表示方法は、
集約表示インターフェースに対する閲覧操作を受けるステップと、
少なくとも1つのマークメッセージを集約表示インターフェースに纏めて表示するステップであって、前記マークメッセージは、参与者マークを含む第6ユーザアカウントに関連するメッセージを含み、前記第6ユーザアカウントは現在クライアントにログインしているユーザアカウントであり、前記参与者マークは、前記マークメッセージのメッセージ内容の参与者を示すために使用される、ステップと、を含む。
【0010】
本出願の実施例は、メッセージ表示装置を提供し、前記メッセージ表示装置に第1ユーザアカウントがログインしており、前記メッセージ表示装置は、
編集状態にある第1メッセージを表示するように構成される表示モジュールと、
候補ユーザアカウントに対する選択操作に応答して、前記候補ユーザアカウントのうちの選択されたユーザアカウントを前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントとして決定するように構成される決定モジュールと、を含み、
前記表示モジュールはさらに、前記第1メッセージの編集が完了した後、第1参与者マークを含む前記第1メッセージを表示するように構成され、
ここで、前記第1参与者マークを含む前記第1メッセージが投稿済み状態にあり、前記第1参与者マークは、前記参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用され、前記対象は前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者である。
【0011】
本出願の実施例は、メッセージ表示装置を提供し、前記メッセージ表示装置に第3ユーザアカウントがログインしており、前記メッセージ表示装置は、
第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを受信するように構成される受信モジュールと、
前記第1メッセージを表示するように構成される表示モジュールであって、前記第1メッセージは第2参与者マークを有し、前記第2参与者マークは、少なくとも1つの参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用され、前記対象は前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者である、表示モジュールと、を含む。
【0012】
本出願の実施例は、メッセージ転送装置を提供し、前記メッセージ転送装置は、
第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを受信するように構成される受信モジュールであって、前記第1メッセージは第1参与者マークを含み、前記第1参与者マークは、前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用され、前記対象は前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者である、受信モジュールと、
第1メッセージを第2クライアントに送信するように構成される送信モジュールであって、前記第2クライアントに第3ユーザアカウントがログインしている、送信モジュールと、を含む。
【0013】
本出願の実施例は、メッセージ表示装置を提供し、前記メッセージ表示装置は、
集約表示インターフェースに対する閲覧操作を受けるように構成される受信モジュールと、
前記閲覧操作に応答して、少なくとも1つのマークメッセージを集約表示インターフェースに纏めて表示するように構成される表示モジュールであって、前記マークメッセージは、参与者マークを含む第6ユーザアカウントに関連するメッセージを含み、前記第6ユーザアカウントは現在クライアントにログインしているユーザアカウントであり、前記参与者マークは、前記マークメッセージのメッセージ内容の参与者を示すために使用される、表示モジュールと、を含む。
【0014】
本出願の実施例は、コンピュータ機器を提供し、前記コンピュータ機器は、プロセッサと、メモリとを含み、前記メモリに少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットが記憶され、前記少なくとも1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセット又は命令セットが前記プロセッサによってロード及び実行されて、本出願の実施例によって提供されるメッセージ表示方法又はメッセージ転送方法を実現する。
【0015】
本出願の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体に少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットが記憶され、前記少なくとも1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセット又は命令セットがプロセッサによってロード及び実行されて、本出願の実施例によって提供されるメッセージ表示方法又はメッセージ転送方法を実現する。
【0016】
本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品に少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットが記憶され、前記少なくとも1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセット又は命令セットがプロセッサによってロード及び実行されて、本出願の実施例によって提供されるメッセージ表示方法又はメッセージ転送方法を実現する。
【0017】
本出願の実施例は、以下の有益な効果を奏する。
【0018】
候補ユーザアカウントからメッセージのメッセージ内容の参与者を選択し、投稿されたメッセージに参与者を示すための参与者マークを表示することで、メッセージに共同参与者をマークする。これにより、メッセージの参与者をマークすることでより良い記録という目的を達成する方法を提供するだけでなく、メッセージに含まれる情報の次元が豊かになり、メッセージに含まれる有効情報が増加し、機器の表示リソースの利用率を向上させ、同時に、投稿されたメッセージに参与者マークが含まれるため、参与者又は他のユーザは該参与者マークに基づいて、該メッセージに対するやり取り操作を実行することができ、ネットワークプラットフォーム上のユーザ間のやり取りの品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本出願の実施例によるソーシャルサークルメッセージの表示方法におけるインターフェースの概略図である。
図2】本出願の実施例によるソーシャルサークルメッセージの思い出アルバムのインターフェースの概略図である。
図3】本出願の実施例によるコンピュータシステムの構造的ブロック図である。
図4】本出願の実施例によるメッセージ表示方法のフローチャートである。
図5】本出願の実施例によるメッセージ表示方法のフローチャートである。
図6】本出願の実施例によるソーシャルサークルメッセージの表示方法におけるインターフェースの概略図である。
図7】本出願の実施例によるメッセージを再編集して投稿するインターフェースの概略図である。
図8】本出願の実施例による参与者ユーザアカウントが表示拒否操作を行うインターフェースの概略図である。
図9】本出願の実施例によるソーシャルサークルメッセージの集約表示インターフェース(思い出アルバム)のインターフェースの概略図である。
図10】本出願の実施例によるメッセージ転送方法のフローチャートである。
図11】本出願の実施例によるメッセージ表示方法のフローチャートである。
図12】本出願の実施例によるメッセージ表示装置の構造的ブロック図である。
図13】本出願の実施例によるメッセージ表示装置の構造的ブロック図である。
図14】本出願の実施例によるメッセージ転送装置の構造的ブロック図である。
図15】本出願の実施例によるメッセージ表示装置の構造的ブロック図である。
図16】本出願の実施例による端末のブロック図である。
図17】本出願の実施例によるサーバのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本出願の目的、技術案及び利点をより明確にするために、下記において図面を参照しながら本出願の実施形態をさらに詳細に説明する。
【0021】
本出願の実施例の記述において、別途に記載しない限り、「複数」とは2つ又は2つ以上を指す。
【0022】
下記に記載される「いくつかの実施例」について、全ての可能な実施例のサブセットが記載されているが、理解可能なこととして、「いくつかの実施例」は全ての可能な実施例の同じサブセット又は異なるサブセットであってよく、しかも矛盾でなければ互いに組み合わせることができる。
【0023】
下記に記載される用語「第1/第2」は、単に類似する対象を区別するものであり、対象に対する特定の順序を表すものではなく、理解可能なこととして、「第1/第2」は、本明細書で説明される本出願の実施例が本明細書で図示又は説明される以外の順序で実施できるように、許可された場合に特定の順序又は前後順序を交換することができる。
【0024】
まず、本出願の実施例に係る用語について説明する。
【0025】
友人削除:アドレス帳から友人を削除することで、2つのユーザアカウント間の社交関係を双方向で解除する。友人を削除した後、双方とも相手のソーシャルサークルにアクセスする権限を有しなくなる。例えば、ユーザアカウントAが、ユーザアカウントAと社交関連関係(友人)を有するユーザアカウントBをアドレス帳から削除すると、ユーザアカウントAのアドレス帳にユーザアカウントBが存在せず、ユーザアカウントBのアドレス帳にユーザアカウントAが存在する可能性があるが、ユーザアカウントAとユーザアカウントBは、いずれも相手のモーメンツにアクセスすることができない。
【0026】
アドレス帳のブラックリストに入れること(ブロック):友人のユーザアカウントをアドレス帳のブラックリストに入れることで、2つのユーザアカウント間の社交関係を一方的に解除する。ブロック後、双方とも相手のソーシャルサークルにアクセスする権限を有しなくなる。例えば、ユーザアカウントAがユーザアカウントBをブロックし、即ちユーザアカウントBをアドレス帳のブラックリストに入れると、ユーザアカウントAのアドレス帳にユーザアカウントBが存在せず、ユーザアカウントBのアドレス帳にユーザアカウントAが存在する可能性があるが、ユーザアカウントAとユーザアカウントBは、いずれも相手のモーメンツにアクセスすることができない。ブロックと友人削除との違いは、友人をブロックした後、友人をブラックリストから移出するだけで正常な社交関係を回復するができ、ブロックされた友人からブロック実施者に送信されたチャットメッセージは拒否され、ブロック実施者でも該チャットメッセージを表示しないが、友人を削除した後、社交関係を回復するために友人を再度追加する必要があることである。
【0027】
自分の投稿を非表示する:友人に「自分の投稿を非表示する」と設定した後、友人は設定者のソーシャルサークルにアクセスする権限を有しなくなる。例えば、ユーザアカウントAがユーザアカウントBに「自分の投稿を非表示する」と設定した場合、ユーザアカウントBはユーザアカウントAのソーシャルサークルにアクセスする権限を有しない。他の機能は影響を受けない。
【0028】
彼の投稿を非表示する:即ち友人のソーシャルサークルメッセージを遮断する。友人に「彼の投稿を非表示する」と設定した後、設定者は友人のソーシャルサークルにアクセスする権限を有しなくなる。例えば、ユーザアカウントAがユーザアカウントBに「彼の投稿を非表示する」と設定した場合、ユーザアカウントAはユーザアカウントBのソーシャルサークルにアクセスする権限を有しない。他の機能は影響を受けない。
【0029】
チャットのみ:友人に「チャットのみ」と設定した後、双方は相互にメッセージを送信する権限のみを有し、双方とも相手のソーシャルサークルにアクセスする権限を有しない。
【0030】
思い出アルバム:本出願で提案される参与者マークを含むソーシャルサークルメッセージに基づいて、ユーザと友人の共通の思い出を表示するために用いられ、例えば、ユーザの個人アルバムに、ユーザに関連する参与者マークを含むソーシャルサークルメッセージを表示するための専用モジュールを設定する。
【0031】
ユーザアカウントA&ユーザアカウントB:ユーザアカウントAによって投稿されたソーシャルサークルメッセージにおいて、ユーザアカウントBを該ソーシャルサークルメッセージの参与者ユーザアカウントとしてマークすることを示す。
【0032】
メッセージがモーメンツメッセージであることを例として、本出願のメッセージ表示方法を簡単に示す。図1に示すように、ユーザ名が「KK」であるユーザアカウントはモーメンツメッセージのグラフィック内容を編集し、友達「友人1」、「友人2」、「友人3」、及び「友人4」を該モーメンツの参与者としてマークする。ユーザ名が「KK」であるユーザアカウントは該モーメンツメッセージを投稿した後、該モーメンツメッセージの表示効果は、モーメンツ閲覧インターフェース200上のモーメンツメッセージ201に示されるとおりであり、モーメンツメッセージのグラフィック内容の下に参与者マーク203「友人1、友人2、友人3及び友人4と一緒に」が添付されている。また、「いいね」(Like)、「返信」などの操作のためのコントロール202もある。さらに、該モーメンツメッセージの参与者としてマークされた友人1、友人2、友人3、友人4はそれぞれ、モーメンツメッセージの参与者としてマークされたリマインドメッセージを受け取ることができ、例えば、モーメンツの入口に数字の付いた赤丸を表示するか、又はインスタントメッセージングクライアントのデスクトップアイコンの周りにリマインドメッセージを表す赤点を表示する。
【0033】
さらに、ユーザが参与者マークを含むモーメンツメッセージをより手軽で素早く閲覧するようにするために、ユーザに関連する参与者マークを含むモーメンツメッセージを該ユーザの「思い出アルバム」に纏めて表示する。
【0034】
例示的に図2に示すように、ユーザアカウントAの思い出アルバムインターフェース300が表示される。思い出アルバムインターフェース300に、ユーザアカウントAによって投稿された「友人1」、「友人2」、「友人3」、及び「友人4」を参与者としてマークしたモーメンツメッセージ301が表示され、該モーメンツメッセージ301の下方に参与者マーク303「友人1、友人2、友人3及び友人4と一緒に」が含まれる。思い出アルバムインターフェース300に、ユーザアカウントAによって投稿された参与者マークを含むソーシャルサークルメッセージのほかに、ユーザアカウントAの友人によって投稿された、ユーザアカウントAを参与者としてマークするソーシャルサークルメッセージ、例えば、ユーザアカウント「友人1」によって投稿された、ユーザアカウントAを参与者としてマークするモーメンツメッセージ302もある。
【0035】
図3は、本出願の実施例によるコンピュータシステムの構造的ブロック図を示す。該コンピュータシステム100は、第1端末110、サーバ120、及び第2端末130を含む。
【0036】
第1端末110は、社交機能をサポートする第1クライアント111をインストールして実行し、該第1クライアント111は、社交機能を有するアプリケーションプログラム又はウェブページクライアントであってもよい。第1端末110が第1クライアント111を実行する場合、第1端末110のスクリーンに第1クライアント111のユーザインターフェースを表示する。該アプリケーションプログラムは、インスタントメッセージングプログラム、内容公開プログラム、ネットワークコミュニティプログラム、支払いプログラム、ショッピングプログラム、ソーシャルプログラム、結婚及び恋愛プログラムのうちのいずれか1つであり得る。本出願の実施例では、該アプリケーションプログラムがソーシャルプログラムであることを例として説明する。第1端末110は、第1ユーザ112が使用する端末であり、第1クライアント111に第1ユーザ112の第1ユーザアカウントがログインしている。
【0037】
第2端末130は、社交機能をサポートする第2クライアント131をインストールして実行し、該第2クライアント131は、社交機能を有するアプリケーションプログラム又はウェブページクライアントであってもよい。第2端末130が第2クライアント131を実行する場合、第2端末130のスクリーンに第2クライアント131のユーザインターフェースを表示する。該アプリケーションプログラムは、インスタントメッセージングプログラム、マイクロブログプログラム、ネットワークコミュニティプログラム、支払いプログラム、ショッピングプログラム、友達作りプログラム、結婚及び恋愛プログラムのうちのいずれか1つであり得る。本実施例では、該アプリケーションプログラムがソーシャルプログラムであることを例として説明する。第2端末130は、第2ユーザ132が使用する端末であり、第2クライアント131に第2ユーザ132の第2ユーザアカウントがログインする。
【0038】
いくつかの実施例では、第1端末110及び第2端末130にインストールされるアプリケーションプログラムは同じであり、又は2つの端末にインストールされるアプリケーションプログラムは、異なるオペレーティングシステムプラットフォーム(Android又はIOS)上の同じタイプのアプリケーションプログラムである。第1端末110は、複数の端末のうちの1つを広く指すことができ、第2端末130は、複数の端末のうちの他の1つを広く指すことができ、本実施例では、第1端末110と第2端末130のみを例として説明する。第1端末110と第2端末130のデバイスタイプは、同じ又は異なり、該デバイスタイプは、スマートフォン、タブレットコンピュータ、電子書籍リーダー、MP3プレイヤー、MP4プレイヤー、ラップトップコンピュータ及びデスクトップコンピュータのうちの少なくとも1つを含む。
【0039】
図3において2つの端末のみが示されるが、異なる実施例ではサーバ120にアクセスできる複数の他の端末140が存在する。いくつかの実施例では、1つ又は複数の端末140が開発者に対応する端末であることも存在し、社交機能をサポートするクライアントの開発及び編集プラットフォームが端末140にインストールされ、開発者は端末140でクライアントを編集及び更新し、更新後のアプリケーションインストールパッケージを有線又は無線ネットワークを介してサーバ120に伝送することができ、第1端末110及び第2端末130は、サーバ120からアプリケーションインストールパッケージをダウンロードすることによってクライアントに対する更新を実現することができる。
【0040】
第1端末110、第2端末130、及び他の端末140は、無線ネットワーク又は有線ネットワークを介してサーバ120に接続される。
【0041】
サーバ120は、1つのサーバ、複数のサーバ、クラウドコンピューティングプラットフォーム及び仮想化センターのうちの少なくとも1つを含む。サーバ120は、社交機能をサポートするクライアントにバックグラウンドサービスを提供するように構成される。いくつかの実施例では、サーバ120が主なコンピューティング作業を担当し、端末が二次的なコンピューティング作業を担当し、又は、サーバ120が二次的なコンピューティング作業を担当し、端末が主なコンピューティング作業を担当し、又は、サーバ120及び端末は、分散コンピューティングアーキテクチャを採用して共同コンピューティングを行う。
【0042】
1つの概略的な例では、サーバ120は、プロセッサ122、ユーザアカウントデータベース123、社交サービスモジュール124、及びユーザ向けの入力/出力インターフェース(I/Oインターフェース:Input/Output Interface)125を含む。ここで、プロセッサ122は、サーバ121に記憶された命令をロードし、ユーザアカウントデータベース123及び社交サービスモジュール124におけるデータを処理するように構成される。ユーザアカウントデータベース123は、第1端末110、第2端末130及び他の端末140によって使用されたユーザアカウントのデータ、例えば、ユーザアカウントのプロフィール画像、ユーザアカウントのニックネーム、ユーザアカウントが位置するグループなどを記憶するように構成される。社交サービスモジュール124は、ユーザにインスタントメッセージングのチャット、表情の送信、ラッキーマネーの送信など、又はソーシャルサークルメッセージの投稿と閲覧を行うための複数のチャットルーム(2人チャット又は複数人チャット)を提供するように構成される。ユーザ向けのI/Oインターフェース125は、無線ネットワーク又は有線ネットワークを介して第1端末110及び/又は第2端末130と通信を確立し、データを交換するように構成される。
【0043】
上述した実施環境の説明を組み合わせて、本出願の実施例によるメッセージ表示方法について説明し、該方法の実行主体が図3に示す端末で実行されるクライアントであることを例として説明する。該端末はクライアントを実行し、該クライアントは社交機能をサポートするアプリケーションプログラムである。
【0044】
図4は、本出願の実施例によるメッセージ表示方法のフローチャートを示す。本実施例は、該方法が図3に示す第1クライアントと第2クライアントによって実行されることを例として説明され、ここで、第1クライアントは第1端末に設定され、第2クライアントは第2端末に設定され、第1クライアントに第1ユーザアカウントがログインし、第2クライアントに第3ユーザアカウントがログインしている。該方法は、ステップ420~460を含む。
【0045】
ステップ420において、編集状態にある第1メッセージを表示する。
【0046】
実際の応用では、ユーザが第1クライアントによってメッセージ編集を行おうとする場合、第1端末が第1ユーザインターフェース(即ちメッセージ編集インターフェース)を表示することをトリガーし、第1ユーザインターフェースによってメッセージ編集を行い、第1ユーザインターフェースに編集状態にある第1メッセージを表示する。第1ユーザインターフェースは、第1クライアントに表示される、メッセージを編集するためのインターフェースである。ユーザが編集を開始した後、第1ユーザインターフェースに編集状態にある第1メッセージを含む。いくつかの実施例では、第1ユーザインターフェースに画像追加コントロール、所在位置追加コントロール、メッセージ権限設定入口などをさらに含み得る。
【0047】
例示的に、第1メッセージは、文字メッセージ、画像メッセージ、ビデオメッセージ、オーディオメッセージ、及びシンボルメッセージのうちの少なくとも1つであり得る。例えば、第1メッセージは、ソーシャルサークル内の友人動態、個人ブログの記事、撮影されたショートビデオメッセージ、作成された歌のメッセージなどであり得る。
【0048】
例示的に、第1クライアントにログインする第1ユーザアカウントに対応する対象(ユーザ)がソーシャルアプリケーションプログラム内のメッセージ追加コントロールをクリックすると、第1クライアントに第1ユーザインターフェースが表示される。第1ユーザアカウントに対応する対象は、第1ユーザインターフェースに文字の入力、画像の挿入、現在位置の座標の選択などの方式により第1メッセージを編集する。
【0049】
ステップ430において、候補ユーザアカウントに対する選択操作に応答して、候補ユーザアカウントのうちの選択されたユーザアカウントを、第1メッセージの参与者ユーザアカウントとして決定する。
【0050】
第1メッセージは、第1ユーザインターフェースに表示される編集状態にあるメッセージである。
【0051】
ここで、第1メッセージの内容に関連する対象は、少なくとも2つを含み、例えば、該メッセージの内容が画像を含む場合、該画像に少なくとも2つの対象が含まれ、第1メッセージの参与者は、該少なくとも2つの対象のうちの少なくとも1つを指す。候補ユーザアカウントは、第1メッセージのメッセージ内容の参与者として選択され得るユーザアカウントである。
【0052】
いくつかの実施例では、第1メッセージはソーシャルサークルメッセージであり、候補ユーザアカウントは、第1ユーザアカウントと社交関係を有するユーザアカウントである。例えば、候補ユーザアカウントは、第1ユーザアカウントのアドレス帳友人である。別の例として、候補ユーザアカウントは、第1ユーザアカウントがフォローするユーザアカウントである。別の例として、候補ユーザアカウントは、第1ユーザアカウントのソーシャルサークルにアクセスする権限を有するユーザアカウントである。別の例として、候補ユーザアカウントは、第1ユーザアカウントが登録しているネットワークソーシャルプラットフォーム上の任意のユーザアカウントである。本出願では、候補ユーザアカウントの範囲を制限しない。
【0053】
いくつかの実施例では、第1ユーザアカウントが候補ユーザアカウントを第1メッセージの参与者ユーザアカウントとして選択したにも関わらず、参与者ユーザアカウントとして選択された候補ユーザアカウントがそれを知らない状況の発生を防止するために、候補ユーザアカウントが第1ユーザアカウントのアドレス帳におけるマーク可能条件を満たすユーザアカウントであると限定する。ここで、マーク可能条件は、該ユーザアカウントが第1ユーザアカウントのソーシャルサークルのアクセス権限を有することである。
【0054】
例示的に、第1ユーザアカウントの候補ユーザアカウントに対する選択操作は、候補ユーザアカウントに対応するリスト項目に対するクリック操作、ダブルクリック操作、長押し操作、チェック操作、左スワイプ操作、及び右スワイプ操作のうちの少なくとも1つであってもよい。
【0055】
例示的に、候補ユーザアカウントが参与者選択ユーザインターフェースに表示され、参与者選択ユーザインターフェースは、第1ユーザインターフェース上の参与者マーク入口に対するトリガー操作によって、遷移したユーザインターフェースである。又は、候補ユーザアカウントは、ポップアップの形式で第1ユーザインターフェースに表示される。本出願では、候補ユーザアカウントを表示するユーザインターフェースを制限しない。
【0056】
いくつかの実施例では、第1ユーザインターフェースに参与者マーク入口を含み、参与者マーク入口に対するトリガー操作に応答して、参与者選択ユーザインターフェースを表示し、参与者選択ユーザインターフェースは少なくとも1つの候補ユーザアカウントを含み、候補ユーザアカウントに対する選択操作に応答して、候補ユーザアカウントのうちの選択されたユーザアカウントを、第1メッセージの参与者ユーザアカウントとして決定する。
【0057】
ステップ440において、第1メッセージの編集が完了した後、第1参与者マークを含む第1メッセージを表示する。
【0058】
実際の応用では、第1メッセージの編集が完了した後、ユーザがメッセージ投稿命令をトリガーする場合、第1端末はページ遷移を実行し、第1ユーザインターフェースの表示から第2ユーザインターフェースの表示に切り替え、第2ユーザインターフェースに投稿済み状態にある第1参与者マークを含む第1メッセージを表示する。第2ユーザインターフェースは、第1クライアントに表示されるユーザインターフェースであり、投稿済み状態にある第1メッセージを含む。いくつかの実施例では、第2ユーザインターフェースに、他のユーザアカウントによって投稿されたメッセージ、及び投稿済みのメッセージに対して少なくとも1つの操作を実行するように構成されるコントロールをさらに含み、例えば、該操作は、返信、いいねなどであってもよい。
【0059】
第1参与者マークは、第1メッセージのメッセージ内容の参与者であり、参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用される。
【0060】
例示的に、第1参与者マークは、参与者ユーザアカウントに対応する識別情報(ニックネーム、プロフィール画像など)及び参与と示すための記述情報を含む。
【0061】
いくつかの実施例では、第1クライアントが第1メッセージをサーバによって第2クライアントに転送する場合、第1参与者マークにおける参与と示すための記述情報を送信することなく、第1参与者マークにおける参与者ユーザアカウントに関連する識別情報のみを送信することができ、これによりメッセージ伝送のビット数を減らす。対応して、第2クライアントは、サーバによって転送された第1メッセージを受け取った後、参与と示す記述情報を第2参与者マークに追加し、完全な第1メッセージを表示する。
【0062】
いくつかの実施例では、参与者ユーザアカウントに対応する識別情報は、参与者ユーザアカウントのユーザ名であってもよく、又は、第1ユーザアカウントが参与者ユーザアカウントのために設定する備考名であってもよく、又は、第1ユーザアカウント又は参与者ユーザアカウントによってカスタマイズされた他の識別情報、プレフィックス、サフィックスなどであってもよい。
【0063】
いくつかの実施例では、参与と示すための記述情報は、予め設定された情報であってもよく、又は、第1ユーザアカウント又は参与者ユーザアカウントは、参与と示す記述情報をカスタマイズしてもよい。
【0064】
いくつかの実施例では、第1ユーザアカウント又は参与者ユーザアカウントによって参与と示す記述情報に対して行われるカスタマイズは、事前にカスタマイズされたものであってもよく、当該カスタマイズが、次回の再度カスタマイズの前のすべてのメッセージにおける参与者マークに適用され、又は、第1メッセージが投稿されるときに行われるリアルタイムカスタマイズであってもよく、該カスタマイズのルールは、現在投稿される第1メッセージにのみ適用される。
【0065】
例示的に、第1ユーザアカウントは、ユーザアカウントA、ユーザアカウントB、及びユーザアカウントCを第1メッセージの参与者ユーザアカウントとしてマークする。参与と示す記述情報を「……と一緒に」と予め設定した場合、第2ユーザインターフェースに表示される第1参与者マークが「ユーザアカウントA、ユーザアカウントB、及びユーザアカウントCと一緒に」として表示される。又は、第2ユーザアカウントに対応する識別情報が第1ユーザアカウントによって第2ユーザアカウントに命名された備考名であるように表示すると設定した場合、第2ユーザインターフェースに表示される第1参与者マークは、「弟、仲良し、小Cと一緒に」である。又は、第1ユーザアカウントが参与と示す記述情報を「……と楽しく一緒に」とカスタマイズした場合、第2ユーザインターフェースに表示される第1参与者マークは、「ユーザアカウントA、ユーザアカウントB、及びユーザアカウントCと楽しく一緒に」である。本出願では、第1参与者マークにおける参与者ユーザアカウントに対応する識別情報及び参与と示す記述情報を限定しない。
【0066】
ステップ450において、第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを受信する。
【0067】
例示的に、第1ユーザアカウントは第1メッセージを編集完了して投稿した後、該第1メッセージをサーバに送信し、サーバは第1メッセージを受信した後、第1メッセージを第2クライアントに転送し、第2クライアントは第1クライアントによって投稿された第1メッセージを受信する。
【0068】
いくつかの実施例では、サーバは第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを受信した後、それを直ちに第2クライアントに転送することができ、又は、第3ユーザアカウントが第2クライアントにログインするときに送信することができ、又は、第3ユーザアカウントが第3ユーザインターフェースを開いてリフレッシュするときに送信することができる。
【0069】
第2クライアントに第3ユーザアカウントがログインしており、第3ユーザアカウントは、第1ユーザアカウントと社交関係を有するユーザアカウントであってもよい。いくつかの実施例では、社交関係は、第3ユーザアカウントが第1ユーザアカウントのアドレス帳友人であること、又は、第3ユーザアカウントがソーシャルプラットフォームで第1ユーザアカウントをフォローしたこと、又は、第3ユーザアカウントが第1ユーザアカウントのソーシャルサークルに対するアクセス権限を有することなどであってもよい。
【0070】
ステップ460において、第3ユーザインターフェースに第1メッセージを表示する。
【0071】
第3ユーザインターフェースは、第2クライアントに表示されるユーザインターフェースであり、第3ユーザインターフェースは第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを含む。いくつかの実施例では、第3ユーザインターフェースは、他のユーザアカウントによって投稿されたメッセージ、及びメッセージに対して少なくとも1つの操作を行うコントロールも含むことができ、例えば、該操作は、いいね、コメントなどであってもよい。
【0072】
いくつかの実施例では、第3ユーザインターフェースに第1参与者マークを含む第1メッセージを表示する。即ち、第1メッセージに参与者ユーザアカウントとしてマークされたすべてのユーザアカウントが表示される。
【0073】
いくつかの実施例では、第3ユーザインターフェースに第2参与者マークを含む第1メッセージを表示し、第2参与者マークによって示されるユーザアカウントは、第1参与者マークの全部又は一部である。即ち、第1メッセージに参与者ユーザアカウントとしてマークされた全部又は一部のユーザアカウントが表示される。
【0074】
例示的に、第3ユーザインターフェースに第1メッセージを表示し、第1メッセージは第2参与者マークを有し、第2参与者マークは、少なくとも1つの参与者ユーザアカウントが第1メッセージのメッセージ内容の参与者であることを示すために使用される。
【0075】
いくつかの実施例では、メッセージはソーシャルサークルメッセージであり、知人社交の背景で、参与者ユーザアカウントのプライバシーを高めるために、参与者ユーザアカウントが閲覧者に見ることができる表示条件を設定する。
【0076】
例示的に、第3ユーザインターフェースに第2参与者マークを有する第1メッセージを表示し、第2参与者マークは、表示条件を満たす参与者ユーザアカウントを含み、表示条件は、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントであること、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントと社交関係を有すること、のうちの少なくとも1つを含む。
【0077】
例示的に、第1ユーザアカウントはユーザアカウントAとユーザアカウントBを第1メッセージの参与者ユーザアカウントとしてマークするため、第1参与者マークは「ユーザアカウントA及びユーザアカウントBと一緒に」である。第3ユーザアカウントがユーザアカウントAであり、ユーザアカウントAがユーザアカウントBと社交関係を有する場合、第2参与者マークは「ユーザアカウントA及びユーザアカウントBと一緒に」である。第3ユーザアカウントがユーザアカウントAであり、ユーザアカウントAがユーザアカウントBと社交関係を有しない場合、第2参与者マークは「ユーザアカウントAなどの友達と一緒に」である。第3ユーザアカウントDが第1ユーザアカウント、ユーザアカウントA及びユーザアカウントBとすべて社交関係を有する場合、第2参与者マークは「ユーザアカウントA及びユーザアカウントBと一緒に」である。第3ユーザアカウントDが第1ユーザアカウント及びユーザアカウントAのみと社交関係を有する場合、第2参与者マークは「ユーザアカウントAなどの友達と一緒に」である。第3ユーザアカウントDが第1ユーザアカウントのみと社交関係を有する場合、第2参与者マークは「友達と一緒に」である。
【0078】
いくつかの実施例では、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントである場合、第3ユーザアカウントに対応する識別情報を「私」と表示し、例えば、第3ユーザアカウントに対応する識別情報「私」を優先的に表示ように設定することができる。即ち、前の段落の例では、第3ユーザアカウントがユーザアカウントAであり、ユーザアカウントAがユーザアカウントBと社交関係を有する場合、第2参与者マークは「私、ユーザアカウントBと一緒に」である。第3ユーザアカウントがユーザアカウントAであり、ユーザアカウントAがユーザアカウントBと社交関係を有しない場合、第2参与者マークは「私、他の友達と一緒に」である。
【0079】
注意すべきこととして、ステップ420、ステップ430、及びステップ440は、第1クライアントによって実行され得、1つの単独の実施例になる。ステップ450及びステップ460は、第2クライアントによって実行され得、1つの単独の実施例になる。上述したステップも第1クライアントと第2クライアントとによって共同で遂行しても良く、1つの実施例として組み合わせる。
【0080】
以上に記述するように、本出願の実施例によって提供されるメッセージ表示方法は、候補ユーザアカウントから参与者ユーザアカウントを選択することで、第2ユーザインターフェースに第1参与者マークを含む第1メッセージを表示し、第2クライアントが第1メッセージを受信した後、第3ユーザインターフェースに第1メッセージを表示する。本出願の実施例によって提供される方法により、ユーザは、メッセージに該メッセージのメッセージ内容の共同参与者をマークすることができ、メッセージに含まれる情報の次元が豊かになり、メッセージに含まれる有効情報が増加し、ユーザがメッセージを投稿することで友達と一緒にいる光陰を記録するのを実現できるだけでなく、参与者をマークする方式でユーザアカウント間のやり取りが強化され、ソーシャルサークルのやり取りの品質が向上する。
【0081】
以下の実施例では、メッセージがソーシャルサークルメッセージであることを例として、本出願の実施例によって提供されるメッセージ表示方法について説明する。インスタント通信アプリケーションにおけるモーメンツメッセージを例として、本出願におけるメッセージ表示方法におけるインターフェースの概略図を示す。
【0082】
図5は、本出願の実施例によるメッセージ表示方法のフローチャートを示す。本出願の実施例は、該方法が図3に示す第1クライアントと第2クライアントとによって実行されることを例として説明され、ここで、第1クライアントに第1ユーザアカウントがログインし、第2クライアントに第1ユーザアカウントと社交関係を有する第3ユーザアカウントがログインしている。該方法は、ステップ520~560を含む。
【0083】
ステップ520において、端末は第1ユーザインターフェースを表示する。
【0084】
第1ユーザインターフェースは第1クライアントに表示された、ソーシャルサークルメッセージを編集するためのインターフェースであり、第1クライアントは端末に設定される。第1ユーザインターフェースは、編集状態にある第1メッセージを含む。いくつかの実施例では、第1ユーザインターフェースに画像追加コントロール、所在位置追加コントロール、ソーシャルサークルメッセージ権限設定入口などをさらに含み得る。
【0085】
例示的に、第1クライアントにログインする第1ユーザアカウントがソーシャルアプリケーションプログラムにおけるソーシャルサークルメッセージ追加コントロールをクリックし、第1クライアントに第1ユーザインターフェースが表示される。第1ユーザアカウントは、第1ユーザインターフェースに文字の入力、画像の挿入、現在位置の座標の選択などの方式によりソーシャルサークルメッセージを編集する。
【0086】
例示的に、図6に示すモーメンツメッセージの編集インターフェース10に示すように、第1クライアントに第1ユーザインターフェースが表示される。図示されるモーメンツメッセージの編集インターフェース10から分かるように、第1ユーザインターフェースに参与者マーク入口11、画像プレビュー領域12、画像追加コントロール13、文字プレビュー領域14、所在位置選択入口15、モーメンツメッセージ開放権限選択入口16、モーメンツメッセージ投稿コントロール17等が含まれる。
【0087】
ステップ532において、参与者マーク入口に対するトリガー操作に応答して、参与者選択ユーザインターフェースを表示する。
【0088】
例示的に、第1ユーザインターフェースに参与者マーク入口が含まれる。参与者マーク入口に対するトリガー操作に応答して、参与者選択ユーザインターフェースを表示する。
【0089】
いくつかの実施例では、参与者選択ユーザインターフェースに参与者としてマークできる候補ユーザアカウントのみが表示され、又は、参与者選択ユーザインターフェースに第1ユーザアカウントのすべてのアドレス帳友人ユーザアカウントが表示されるが、参与者としてマークできないユーザアカウントをグレーにマークし、参与者としてマークできる候補ユーザアカウントのみが選択可能な状態で表示される。
【0090】
いくつかの実施例では、参与者選択ユーザインターフェース上の候補ユーザアカウントは、ユーザアカウントに対応する名前の音順に従ってソートされるか、又は第1ユーザアカウントの候補ユーザアカウントに対する備考名の音順に従ってソートされる。
【0091】
いくつかの実施例では、参与者選択ユーザインターフェースに検索コントロールをさらに含み、第1ユーザアカウントは検索機能により数多くの友人の中からマークしようとする参与者を迅速に選択することができる。
【0092】
例示的に、図6に示すように、モーメンツ編集インターフェース10上の参与者マーク入口11に対するトリガー操作、即ち、モーメンツ編集インターフェース10上の「誰と一緒に」表示領域に対するトリガー操作に応答して、参与者選択ユーザインターフェース20を表示する。参与者選択ユーザインターフェース20にマーク可能条件を満たす候補ユーザアカウントが表示され、候補ユーザアカウントは、第1ユーザアカウントのその友人ユーザアカウントの備考名の音順に従ってソートされる。また、参与者選択ユーザインターフェース20に候補ユーザアカウントの選択コントロール21、候補ユーザアカウントの検索コントロール22、及び参与者選択完了コントロール23をさらに含む。
【0093】
ステップ534において、候補ユーザアカウントに対する選択操作に応答して、候補ユーザアカウントのうちの選択されたユーザアカウントを第1メッセージの参与者ユーザアカウントとして決定する。
【0094】
候補ユーザアカウントは、第1メッセージの参与者として選択できるユーザアカウントである。
【0095】
第1ユーザアカウントが候補ユーザアカウントを第1メッセージの参与者ユーザアカウントとして選択したにも関わらず、参与者ユーザアカウントとして選択された候補ユーザアカウントがそれを知らないことに起因する、参与者ユーザアカウントの意思違反の発生を防止するために、候補ユーザアカウントの範囲を制限する。
【0096】
例示的に、候補ユーザアカウントは第1ユーザアカウントのアドレス帳におけるマーク可能条件を満たすユーザアカウントである。ここで、マーク可能条件は、ユーザアカウントが第1ユーザアカウントのソーシャルサークルのアクセス権限を有することである。例えば、第1ユーザアカウントのソーシャルサークルのアクセス権限を有しない状況は、第1ユーザアカウントによってアドレス帳のブラックリストに入れられたこと、第1ユーザアカウントによってアドレス帳から削除されたこと、及び第1ユーザアカウントによってソーシャルサークルのアクセス権限が取り消されたこと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0097】
例示的に、第1クライアントは、アドレス帳におけるアクセス権限を有しないユーザアカウントを選別して除去し、除去後の残りのユーザアカウントを、マーク可能条件を満たすユーザアカウントとして決定し、ここで、アクセス権限を有しないユーザアカウントは、第1ユーザアカウントによってアドレス帳のブラックリストに入れられたユーザアカウント、即ち、第1ユーザアカウントのアドレス帳のブラックリストにあるユーザアカウント、第1ユーザアカウントによってアドレス帳から削除されたユーザアカウント、第1ユーザアカウントによってソーシャルサークルのアクセス権限が取り消されたユーザアカウント、のうちの少なくとも1つを含む。
【0098】
ソーシャルアプリケーションがインスタント通信アプリケーションであることを例として、マーク可能条件を満たす候補ユーザアカウントは、第1ユーザアカウントのアドレス帳における、第1ユーザアカウントによってブロックされていないユーザアカウント、友人が削除されていないユーザアカウント、「自分の投稿を非表示する」と設定されていないユーザアカウントである。
【0099】
例示的に、図6に示すように、参与者選択ユーザインターフェース20上の候補ユーザアカウントの選択コントロール21に対するトリガー操作に応答して、候補ユーザアカウントのうちの選択されたユーザアカウントを、第1メッセージの参与者ユーザアカウントとして決定し、次に、参与者選択ユーザインターフェース20の右上隅にある参与者選択完了コントロール23をクリックすることで、参与者の選択を完了する。ユーザインターフェースはモーメンツ編集インターフェース10に遷移し、ユーザはモーメンツメッセージの編集を続けることができる。
【0100】
ステップ540において、第1メッセージの編集が完了した後、第2ユーザインターフェースに第1参与者マークを含む第1メッセージを表示する。
【0101】
第2ユーザインターフェースは、第1クライアントに表示されるユーザインターフェースであり、投稿済みのソーシャルサークルメッセージを表示するために使用される。第2ユーザインターフェースに投稿済み状態にある第1メッセージを含む。いくつかの実施例では、第2ユーザインターフェースに、第1ユーザアカウントと社交関係を有する他のユーザアカウントによって投稿されたソーシャルサークルメッセージ、及び投稿済みのソーシャルサークルメッセージに対して少なくとも1つの操作を実行するためのコントロールをさらに含む。例えば、該操作は、いいね、コメントなどであってもよい。
【0102】
第1参与者マークは、参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用され、該対象は第1メッセージのメッセージ内容の参与者である。第1参与者マークは、参与者ユーザアカウントに対応する識別情報及び参与と示すための記述情報を含む。
【0103】
いくつかの実施例では、第1ユーザアカウントは、第1ユーザアカウントと社交関係を有する第3ユーザアカウントを、第1メッセージの参与者ユーザアカウントとしてマークする。参与者ユーザアカウントが一方的に第1ユーザアカウントとの社交関係を解除した場合、第1メッセージに対する投稿操作に応答して、再編集入口を表示し、再編集入口に対するトリガー操作に応答して、第1ユーザインターフェースを表示し、第1ユーザインターフェースは編集状態に回復した第1メッセージを含む。
【0104】
例示的に、第3ユーザアカウントは一方的に第1ユーザアカウントとの社交関係を解除したが、第1ユーザアカウントはそれを知らず、依然として第3ユーザアカウントを第1メッセージの参与者ユーザアカウントとしてマークした。第1ユーザアカウントが第1メッセージを投稿した後、再編集入口を表示し、第1ユーザアカウントが再編集入口に対してトリガー操作を行った後、第1ユーザインターフェースを表示し、第1ユーザインターフェース上の第1メッセージが編集可能な状態に回復する。
【0105】
いくつかの実施例では、第1メッセージに対する投稿操作に応答して、ユーザインターフェースにさらに第1メッセージの投稿に失敗したことを示すための通知メッセージを表示する。例えば、通知メッセージは「第1メッセージが投稿されない」である。
【0106】
いくつかの実施例では、第1メッセージに対する投稿操作に応答して、ユーザインターフェースにさらに条件を満たさない参与者ユーザアカウントを示すための通知メッセージを表示する。例えば、通知メッセージは「ユーザアカウントBが既にあなたを削除した」である。
【0107】
いくつかの実施例では、第1ユーザインターフェースに再編集入口を表示し、例えば、第1ユーザインターフェースにポップアップの形式で再編集入口を表示し、第1ユーザアカウントは、再編集入口をトリガーすることで、第1メッセージの参与者ユーザアカウント又は第1メッセージの他の内容を修正し、又は、第2ユーザインターフェースに再編集入口を表示し、即ち、第1ユーザアカウントが第1メッセージの投稿を選択した後、ユーザインターフェースは第2ユーザインターフェースに遷移するが、第1メッセージの投稿に失敗したため、第2ユーザインターフェースに第1メッセージを表示せず、再編集入口が表示され、第1ユーザアカウントが再編集入口をトリガーした後、ユーザインターフェースは第1ユーザインターフェースに遷移し、第1ユーザアカウントは第1メッセージを再編集することができ、又は、第1メッセージの詳細ユーザインターフェースに再編集入口を表示し、例えば、第1ユーザアカウントが第1メッセージの投稿を選択した後、第2ユーザインターフェースに第1メッセージの投稿に失敗したことを示すための通知メッセージコントロールが表示され、該通知メッセージコントロールに対するトリガー操作に応答して、第1メッセージの詳細ユーザインターフェースを表示し、該詳細ユーザインターフェース上の再編集入口をトリガーした後、第1ユーザインターフェースを表示する。本出願では再編集入口の表示方法を限定しない。
【0108】
いくつかの実施例では、編集可能な状態に回復する第1メッセージのグラフィック内容、位置座標、開放権限などの編集済みの内容は変更されないままであるが、第1ユーザアカウントと社交関係が解除された上述の第3ユーザアカウントを参与者ユーザアカウントから自動的に削除する。
【0109】
例示的に、図6に示すように、モーメンツメッセージの編集が完了した後、モーメンツ編集インターフェースの投稿コントロール17をクリックすることで、該モーメンツメッセージをモーメンツに投稿する。第1ユーザアカウントによって投稿されたモーメンツメッセージ31は、第1ユーザアカウントのモーメンツインターフェース30に表示され、第1ユーザアカウントによって投稿されたモーメンツメッセージ31は、第1参与者マーク32を有し、第1参与者マーク32は、第1ユーザアカウントによって選択された参与者ユーザアカウントに対応する識別情報「友人3」、「友人4」、及び参与と示す記述情報「……と一緒に」を含む。図に示すように、モーメンツインターフェース30は、第1ユーザアカウントの友人ユーザアカウントによって投稿されたモーメンツメッセージ33、投稿済みのモーメンツメッセージに対して返信、いいねなどの操作を行うためのコントロール34などをさらに含む。
【0110】
例示的に、図7に示すように、ユーザアカウントAは、モーメンツ編集インターフェース700でモーメンツメッセージを編集する。参与者マーク入口701をトリガーすることで、ユーザは、友人ユーザアカウントB及びCをモーメンツメッセージの参与者としてマークし、ここで、ユーザアカウントBは、ユーザアカウントAをアドレス帳のブラックリストに入れたか又は削除したが、ユーザアカウントAはそれを知らない。ユーザアカウントAの編集が完了した後、投稿コントロール702をクリックして該モーメンツメッセージを投稿する。ユーザインターフェースはモーメンツメッセージインターフェース710に遷移し、該モーメンツメッセージの投稿に失敗したため、モーメンツメッセージインターフェース710に該モーメンツメッセージが表示されることなく、該モーメンツメッセージの投稿に失敗したことを示すための通知メッセージ、例えば、図7における通知メッセージコントロール711を表示し、通知メッセージコントロール711に「内容が投稿されない」という文字が表示される。通知メッセージコントロール711をクリックすることで、未投稿のモーメンツメッセージの詳細ページ720に遷移する。詳細ページ720にモーメンツメッセージの投稿に失敗したことを示すための原因、例えば、図における通知メッセージ721「ユーザアカウントBの設定により、「彼と一緒に」をマークすることができず、再編集してから投稿することができる」と表示され、それから分かるように、ユーザアカウントBは既にユーザアカウントAをブロックしたか、又は削除した。詳細ページ720上の再編集入口722をクリックすることで、モーメンツ編集インターフェース700が表示され、モーメンツ編集インターフェース700に編集可能な状態に回復するモーメンツメッセージが表示され、ここで、モーメンツメッセージのグラフィック内容、公開権限、位置マークなどの内容は前回の編集結果のままに維持されるが、参与者ユーザマークから条件を満たさないユーザアカウントBが自動的に削除され、図に示すように、参与者マーク入口701に表示されるように、Cのみが参与者ユーザアカウントとして保持される。
【0111】
ステップ550において、第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを受信する。
【0112】
例示的に、第1ユーザアカウントが第1メッセージを編集完了して投稿した後、第1クライアントは第1メッセージをサーバに送信し、サーバを介して第2クライアントに転送する。第2クライアントは、第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを受信する。
【0113】
いくつかの実施例では、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントを含む場合、第2クライアントはサーバによって送信されたリマインドメッセージを受信し、リマインドメッセージは、第3ユーザアカウントが第1メッセージの参与者ユーザアカウントとしてマークされたことにリマインドするために使用される。
【0114】
例示的に、第2クライアントがリマインドメッセージを受信した後、クライアントのデスクトップアイコンの周囲に数字の付いた赤丸が表示され、又は第3ユーザインターフェースの入口に赤点が表示され、又は第2クライアントはポップアップの形式でリマインドメッセージを送信する。本出願では、第2クライアントのリマインドメッセージの表示形式を制限しない。
【0115】
例示的に、第2クライアントはオンラインであり又は再びオンラインになるとき、リマインドメッセージを受信し、第3ユーザアカウントが第3ユーザインターフェースを開いたことに応答して、第2クライアントはサーバにリフレッシュ要求を送信し、サーバは第2クライアントによって送信されたリフレッシュ要求を受信した後、第1メッセージを第2クライアントに送信し、第2クライアントは該第1メッセージを受信する。
【0116】
ここで、第2クライアントに第1ユーザアカウントと社交関係を有する第3ユーザアカウントがログインしている。
【0117】
いくつかの実施例では、第3ユーザアカウントは、第1ユーザアカウントのソーシャルサークルへのアクセス権限を有する。
【0118】
アプリケーションプログラムがインスタント通信アプリケーションであることを例として、第3ユーザアカウントが第1ユーザアカウントのモーメンツへのアクセス権限を有することは、第3ユーザアカウントと第1ユーザアカウントが互いにアドレス帳における友人ユーザアカウントであること、即ち、第1ユーザアカウントと第3ユーザアカウントがいずれも相手のユーザアカウントをブロック又は削除していないこと、及び第1ユーザアカウントが第3ユーザアカウントに対して「自分の投稿を非表示する」と設定しておらず、第3ユーザアカウントが第1ユーザアカウントに対して「彼の投稿を非表示する」又は「チャットのみ」と設定していないこと、という条件を満たす必要がある。
【0119】
いくつかの実施例では、第1メッセージの伝送に必要なビット数を減らすために、第1クライアントは、第1参与者マークにおける参与者ユーザアカウントのみをサーバを介して第2クライアントに転送する。したがって、第2クライアントは、受信した参与者ユーザアカウント以外に、対応する参与と示す記述情報を追加する必要があり、それによって、完全な第2参与者マークを生成し、さらに第3ユーザインターフェースに第1メッセージを完全に表示する。
【0120】
ステップ560において、第3ユーザインターフェースに第2参与者マークを有する第1メッセージを表示する。
【0121】
第3ユーザインターフェースは、第2クライアントに表示される、ソーシャルサークルメッセージを表示するためのユーザインターフェースであり、第3ユーザインターフェースは、第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを含む。いくつかの実施例では、第3ユーザインターフェースも、他のユーザアカウントによって投稿されたソーシャルサークルメッセージと、ソーシャルサークルメッセージに対応するいいね、コメントなどの少なくとも1つの操作を行うコントロールとを含み得る。
【0122】
例示的に、第3ユーザインターフェースに第2参与者マークを有する第1メッセージが表示され、第2参与者マークは、少なくとも1つの参与者ユーザアカウントが第1メッセージのメッセージ内容の参与者であることを示すために使用される。
【0123】
いくつかの実施例では、参与者ユーザアカウントのプライバシーを高めるために、参与者ユーザアカウントが第2参与者マークに表示される表示条件を設定する。例えば、第3ユーザアカウントと社交関係を有しないユーザアカウントの表示を取り消す。
【0124】
例示的に、第3ユーザインターフェースに第2参与者マークを有する第1メッセージを表示し、第2参与者マークは、表示条件を満たす参与者ユーザアカウントを含み、表示条件は、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントであること、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントと社交関係を有すること、のうちの少なくとも1つを含む。即ち、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントを含む場合、第2参与者マークに、第3ユーザアカウント及び第3ユーザアカウントと社交関係を有する参与者ユーザアカウントに対応する識別情報が表示され、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントを含まない場合、第2参与者マークに、第3ユーザアカウントと社交関係を有する参与者ユーザアカウントに対応する識別情報のみが表示される。
【0125】
いくつかの実施例では、表示条件は、参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントと社交関係を有すること、又は前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントのソーシャルサークルメッセージのアクセス権限を有することをさらに含む。即ち、インスタント通信アプリケーションでは、参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントを削除していないこと、又は、参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントをアドレス帳のブラックリストに入れておらず、即ち、第1ユーザアカウントが参与者ユーザアカウントのアドレス帳のブラックリストに存在しないこと、参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントをアドレス帳から削除していないこと、参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントにチャット権限のみを開放するように設定していないこと、参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントのソーシャルサークルメッセージを遮断すると設定していないことである。
【0126】
例えば、参与者ユーザアカウントのプライバシーを高める以外、より多くの限定される表示条件により、参与者ユーザアカウントのほうで第1ユーザアカウントによって投稿されたソーシャルサークルメッセージが見られないことによって引き起こされる情報の非対称性を回避することができる。そのため、表示条件は、参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントのソーシャルサークルメッセージのアクセス権限を有することをさらに含む。具体的に、参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントのソーシャルサークルメッセージのアクセス権限を有することは、参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントをアドレス帳のブラックリストに入れていないこと、参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントをアドレス帳から削除していないこと、参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントに対してチャット権限のみを開放するように設定していないこと、及び参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントのソーシャルサークルメッセージを遮断するように設定していないこと、を含む。
【0127】
また、参与者ユーザアカウントのプライバシーを保護し、参与者ユーザアカウントと第1ユーザアカウントとの情報の非対称性の問題を回避する以外、表示条件を設定することで参与者ユーザアカウントの願望をさらに表現することができる。したがって、表示条件は、参与者ユーザアカウントが第1メッセージのメッセージ内容の参与者として表示されることを拒否するように設定していないことをさらに含む。
【0128】
いくつかの実施例では、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントである場合、第3ユーザアカウントに対応する識別情報は「私」として表示され、例えば、第3ユーザアカウントに対応する識別情報「私」が優先的に表示されるように設定することができる。
【0129】
例示的に、第2参与者マークは、表示条件を満たす参与者ユーザアカウントに対応する識別情報と、「小A、二ちゃんと一緒に」、「私、小Dと一緒に」、「友達と一緒に」、「ビッグQなどの友達と一緒に」などの参与と示す記述情報とを含む。
【0130】
参与者ユーザアカウントの表示条件に対する上記の説明に基づいて、表1は、1つの可能な実施形態では、異なる状況に対応する第2参与者マークによって表示される文章を詳細に示す。ここで、xは第1ユーザアカウントによって参与者ユーザアカウントとしてマークされたユーザアカウントの数を表し、yは表示条件を満たすユーザアカウントの数を表す。
【0131】
【表1】
以下、表1における異なる状況を具体的に説明する。
【0132】
(1)y=0について、即ち表示条件を満たすユーザアカウントの数は0である。
【0133】
第1ユーザアカウントによって参与者ユーザアカウントとしてマークされたユーザアカウントがいずれも表示条件を満たさないため、参与者ユーザアカウントに具体的に対応する識別情報は表示されないが、参与者マークを表示しないことに起因する第1メッセージの曖昧さを回避するために、友達と一緒にという情報を残し、第2参与者マークで表示される文章は「友達と一緒に」である。即ち、参与者ユーザアカウントがいずれも表示条件を満たさない場合、第2参与者マークに、第1メッセージのメッセージ内容に参与する参与者が存在することを示すための記述情報が表示される。
【0134】
(2)y=1について、即ち表示条件を満たすユーザアカウントの数は1である。
【0135】
(a)表示条件を満たすユーザアカウントは、第3ユーザアカウントを含む。
【0136】
この場合、表示条件を満たすユーザアカウントは第3ユーザアカウントである。
【0137】
y<xの場合、即ち表示条件を満たさない他の参与者ユーザアカウントが存在する場合、他の参与者ユーザアカウントを表示しないことに起因する第1メッセージの曖昧さを回避するために、他の友達と一緒にという情報を補足し、第2参与者マークで表示される文章は「私、他の友達と一緒に」である。即ち、第3ユーザアカウントが表示条件を満たす参与者ユーザアカウントであり、且つ、表示条件を満たさない参与者ユーザアカウントが存在する場合、第2参与者マークに、第3ユーザアカウントに対応する識別情報と、第1メッセージのメッセージ内容に参与する参与者がさらに存在することを示すための記述情報とが表示される。
【0138】
y=xの場合、即ち、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントのみを含み、第3ユーザアカウントが表示条件を満たす場合、第2参与者マークで表示される文章は「私と一緒に」である。即ち、第3ユーザアカウントが表示条件を満たし、且つ、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントのみを含む場合、第2参与者マークに、第3ユーザアカウントに対応する識別情報と、第1メッセージのメッセージ内容に参与することを示す記述情報とが表示される。
【0139】
(b)表示条件を満たすユーザアカウントは、第3ユーザアカウントを含まない。
【0140】
この場合、表示条件を満たすユーザアカウントは、第1ユーザアカウントと第3ユーザアカウントとの共通の友人ユーザアカウントBである。
【0141】
y<xの場合、即ち一部の参与者ユーザアカウントが表示条件を満たさない場合、他の参与者ユーザアカウントを表示しないことに起因する第1メッセージの曖昧さを回避するために、他の友達と一緒にという情報を補足する。第2参与者マークで表示される文章は「B、他の友達と一緒に」である。即ち、第3ユーザアカウント以外の表示条件を満たす参与者ユーザアカウントが1つだけであり、且つ、表示条件を満たさない他の参与者ユーザアカウントが存在する場合、第2参与者マークに、表示条件を満たす参与者ユーザアカウントに対応する識別情報と、第1メッセージのメッセージ内容に参与する参与者がさらに存在することを示すための記述情報とが表示される。
【0142】
y=xの場合、即ち、参与者ユーザアカウントがユーザアカウントBのみを含み、且つ、ユーザアカウントBが表示条件を満たす場合、第2参与者マークで表示される文章は「Bと一緒に」である。即ち、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウント以外の1つのユーザアカウントのみを含み、且つ、該ユーザアカウントが表示条件を満たす場合、第2参与者マークに、該参与者ユーザアカウントに対応する識別情報と、第1メッセージのメッセージ内容に参与することを示すための記述情報とが表示される。
【0143】
(3)y>1について、即ち表示条件を満たすユーザアカウントの数は1より大きい。
【0144】
(a)表示条件を満たすユーザアカウントは、第3ユーザアカウントを含む。
【0145】
この場合、第3ユーザアカウントと少なくとも1つの他の参与者ユーザアカウントが表示条件を満たす。
【0146】
y<xの場合、即ち表示条件を満たさない他の参与者ユーザアカウントが存在する場合、他の参与者ユーザアカウントを表示しないことに起因する第1メッセージの曖昧さを回避するために、他の友達と一緒にという情報を補足する。y=2を例として、第3ユーザアカウントに対応する識別情報が優先的に表示され、第2参与者マークで表示される文章は「私、Bなどの友達と一緒に」である。即ち、第3ユーザアカウントと他の少なくとも1つのユーザアカウントが表示条件を満たす参与者ユーザアカウントであり、且つ、表示条件を満たさない参与者ユーザアカウントが存在する場合、第2参与者マークに、表示条件を満たすユーザアカウントに対応する識別情報と、第1メッセージのメッセージ内容に参与する参与者がさらに存在することを示すための記述情報とが表示される。
【0147】
y=xの場合、即ち、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントを含み、参与者ユーザアカウントがいずれも表示条件を満たす場合、第2参与者マークは全ての参与者ユーザアカウントに対応する識別情報を含む。y=4を例として、第3ユーザアカウントに対応する識別情報が優先的に表示され、第2参与者マークで表示される文章は「私、B、C及びDと一緒に」である。即ち、参与者ユーザアカウントがいずれも表示条件を満たし、且つ、第3ユーザアカウントが参与者ユーザアカウントである場合、第2参与者マークに、全ての参与者ユーザアカウントに対応する識別情報と、第1メッセージのメッセージ内容に参与することを示すための記述情報とが表示される。
【0148】
(b)表示条件を満たすユーザアカウントは、第3ユーザアカウントを含まない。
【0149】
この場合、表示条件を満たすユーザアカウントは、第1ユーザアカウントと第3ユーザアカウントとの1つ以上の共通の友人ユーザアカウントである。
【0150】
y<xの場合、即ち一部の参与者ユーザアカウントが表示条件を満たさない場合、他の参与者ユーザアカウントを表示しないことに起因する第1メッセージの曖昧さを回避するために、他の友達と一緒にという情報を補足する。y=2を例として、第2参与者マークで表示される文章は「B、Cなどの友達と一緒に」である。即ち、第3ユーザアカウント以外の1つ以上のユーザアカウントが表示条件を満たす参与者ユーザアカウントであり、且つ、表示条件を満たさない参与者ユーザアカウントが存在する場合、第2参与者マークに、表示条件を満たす参与者ユーザアカウントに対応する識別情報と、第1メッセージのメッセージ内容に参与する参与者がさらに存在することを示すための記述情報とが表示される。
【0151】
y=xの場合、即ち、参与者ユーザアカウントがいずれも表示条件を満たす場合、第2参与者マークは全ての参与者ユーザアカウントに対応する識別情報を含む。y=3を例として、第2参与者マークで表示される文章は「B、C及びDと一緒に」である。即ち、参与者ユーザアカウントがいずれも表示条件を満たし、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントを含まない場合、第2参与者マークに、全ての参与者ユーザアカウントに対応する識別情報と、第1メッセージのメッセージ内容に参与することを示すための記述情報とが表示される。
【0152】
いくつかの実施例では、参与者ユーザアカウントの願望を尊重するために、参与者ユーザアカウントは、第1メッセージの参与者として表示されることを拒否するかどうかを選択することができる。
【0153】
例示的に、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントを含む場合、第1メッセージに対する表示拒否操作に応答して、第2参与者マークにおける第3ユーザアカウントに対応する識別情報の表示を取り消す。
【0154】
例示的に図6に示すように、第2クライアントに第3ユーザアカウントのモーメンツインターフェース40を表示し、第3ユーザアカウントのモーメンツインターフェース40に第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージ41、第1メッセージに含まれる第2参与者マーク42、いいね、返信などの操作のためのコントロール43、及び他の友人ユーザアカウントによって投稿されたモーメンツメッセージ44が含まれる。図6に示す場合では、第3ユーザアカウントが同時に第1ユーザアカウント、友人1、友人2、及び友人3の友人であるが、第3ユーザアカウントが友人4と友人関係を持たず、友人1、友人2及び友人3がいずれも参与者としての表示を拒否していない場合、取得された第2参与者マーク42は「友人1、友人2、友人3と一緒に」である。
【0155】
例示的に図8に示すように、第2クライアントに第1ユーザアカウントによって投稿されたモーメンツメッセージの詳細ページ60が表示され、該モーメンツメッセージの参与者マーク61に第3ユーザアカウントのみが含まれ、即ち「私と一緒に」が表示される。詳細ページ60上の表示拒否コントロール62をクリックすることで、詳細ページ60の下端にポップアップ63が表示され、ポップアップ63は、表示拒否操作を行うのを決定するか否かを第3ユーザアカウントに問い合わせるために使用される。表示拒否操作領域64に対するクリックにより、第3ユーザアカウントは、該モーメンツメッセージの参与者として表示されるのを拒否することを決定し、新たな参与者マーク65が「友達と一緒に」として表示される。
【0156】
注意すべきこととして、上述したステップ520、ステップ532、ステップ534及びステップ540は、第1クライアントによって実行され得、1つの単独の実施例になる。ステップ550及びステップ560は、第2クライアントによって実行され得、1つの単独の実施例になる。上述したステップも第1クライアントと第2クライアントとによって共同で遂行され得、組み合わせられて1つの実施例になる。
【0157】
以上に記述するように、本出願の実施例によって提供されるメッセージ表示方法は、第1ユーザインターフェース上の参与者マーク入口をトリガーすることで、参与者選択ユーザインターフェースを表示し、候補ユーザアカウントに対する選択操作により、候補ユーザアカウントから第1メッセージの参与者ユーザアカウントを選択し、第1メッセージが投稿された後、第1クライアントは、第1参与者マークを含む第1メッセージを第2ユーザインターフェースに表示し、第2クライアントは、第2参与者マークを含む第1メッセージを第3ユーザインターフェースに表示する。本方法では、ソーシャルサークルメッセージに参与者マークを追加することで、メッセージに含まれる情報の次元を豊かにし、機器の表示リソースの使用率を向上させることができ、同時にソーシャルサークルメッセージによりユーザが友達、同僚、家族と一緒にいる光陰をよりよく記録することができ、ユーザアカウント間のやり取りを促進することができる。
【0158】
また、本出願の実施例によって提供される方法では、マーク可能条件を設定することで、第1ユーザアカウントはブロックされた又は削除されたアドレス帳友人に対して参与者マーク操作を行うことが不可能になり、ソーシャルプラットフォームの非友人ユーザアカウントへの頻繁な嫌がらせを回避し、参与者としてマークされたユーザアカウントが第1ユーザアカウントのソーシャルサークルにアクセスできないことによって引き起こされる情報の非対称性又は他のユーザの誤解も回避し、ユーザアカウント間のやり取りの品質が向上する。
【0159】
また、本出願の実施例で提供される方法では、表示条件を設定することで、参与者としてマークされたユーザアカウントが表示条件を満たす一部の友人ユーザアカウントのみから見ることができるようになり、ソーシャルシーンにおけるユーザのプライバシー保護が強化される。
【0160】
また、本出願の実施例で提供される方法では、参与者としてマークされたユーザアカウントに、表示されるかどうかを自主的に選択させることで、ユーザのソーシャル願望をより体現することができ、ソーシャルの品質が向上する。
【0161】
上記では、メッセージ内において、どのように共同で参与するユーザアカウントをメッセージの参与者としてマークするか、及び参与者マークが投稿者の視点及び閲覧者の視点でどのように表示されるかを詳細に説明した。明らかに、参与者マークを含むメッセージは、ユーザが友達と一緒にいる素晴らしい思い出である。そこで、ユーザがこのようなメッセージをより手軽で素早く閲覧することができるようにするために、ユーザに関連する、参与者マークを含むメッセージを集約表示ページ「思い出アルバム」の形式で表示することができる。以下、ユーザが自分の第1集約表示インターフェースにアクセスする視点、及び他のユーザアカウントの第2集約表示インターフェースにアクセスする視点から集約表示ページ「思い出アルバム」について説明する。
【0162】
いくつかの実施例では、第1集約表示インターフェースに少なくとも1つの第1マークメッセージを纏めて表示し、第1マークメッセージは、第1ユーザアカウントに関連する参与者マークを含むメッセージを含む。即ち、第1集約表示インターフェースは、第1ユーザアカウントが自分の「思い出アルバム」にアクセスするものである。
【0163】
ここで、第1マークメッセージは、
第1ユーザアカウントによって投稿された、参与者マークを含むメッセージと、
第1ユーザアカウント以外の他のユーザアカウントによって投稿されたメッセージと、のうちの少なくとも1つを含み、該メッセージに対応する参与者マークに第1ユーザアカウントが含まれる。
【0164】
図9に示すように、第1クライアントにログインする第1ユーザアカウントは、自分の個人アルバムインターフェース70に入る。第1ユーザアカウントの個人アルバムインターフェース70に、第1集約表示インターフェース入口71と、第1ユーザアカウントによって投稿されたすべてのメッセージ72とが含まれる。第1集約表示インターフェース入口71に対するトリガー操作により、第1クライアントに第1集約表示インターフェース80、即ち第1ユーザアカウントの「思い出アルバム」が表示される。第1集約表示インターフェース80に、第1ユーザアカウントによって投稿された参与者マークを含むメッセージ81と、第1ユーザアカウント以外の他のユーザアカウントによって投稿された、参与者マークに第1ユーザアカウントが含まれるメッセージ82とが表示される。
【0165】
いくつかの実施例では、メッセージがソーシャルサークルメッセージである場合、ソーシャルサークルユーザのプライバシーに対する要求を確保するために、第1ユーザアカウントの現在の最新の社交関係に基づいて、第1集約表示インターフェースに表示されるソーシャルサークルメッセージに対して選別及び更新を行う。
【0166】
例示的に、第1マークメッセージは、第2ユーザアカウントによって投稿された第2メッセージを含み、第2メッセージの参与者ユーザアカウントは第1ユーザアカウントを含む。第1ユーザアカウントが第2ユーザアカウントと社交関係を解除した場合、第1集約表示インターフェースに第2メッセージの表示が取り消される。
【0167】
図9におけるソーシャルサークルメッセージ82を例として、それは第2ユーザアカウント「友人1」によって投稿された第2メッセージであり、該第2メッセージの参与者ユーザアカウントは第1ユーザアカウントを含む。第1ユーザアカウントが第2ユーザアカウントと社交関係を解除すると、例えば、第1ユーザアカウントがアドレス帳から第2ユーザアカウントを削除すると、第1集約表示インターフェース80にソーシャルサークルメッセージ82の表示が取り消される。
【0168】
また、本出願で提案されるソーシャルサークルメッセージの表示方法は、ユーザが友人、家族、同僚などと一緒に過ごした光陰を記録し、大切にすることを提唱することを目的とし、ソーシャルサークルメッセージの内容は主に人物の集合写真である。第1集約表示インターフェースが複数人の参与する雰囲気を際立たせるために、限られた空間内でできるだけ多くの画像を表示することができる。
【0169】
いくつかの実施例では、第1集約表示インターフェースは、複数の画像の統合表示方式を採用する。例えば、図8におけるソーシャルサークルメッセージ82に示す複数の画像の統合表示方式により、3枚の画像を1枚の大きな画像と2枚の小さな画像の方式で統合して表示する。また、2枚の画像の同時表示、9枚の画像の同時表示、人物の集合写真の優先展示などの方式をさらに選択することができる。本出願では、複数の画像の統合表示方式について制限しない。
【0170】
別の実施例では、第2クライアントにログインする第3ユーザアカウントは、第4ユーザアカウントの個人アルバムインターフェース上の第2集約表示インターフェース入口をトリガーすることで、第2クライアントに第2集約表示インターフェースを表示し、即ち第3ユーザアカウントは第4ユーザアカウントの「思い出アルバム」にアクセスする。
【0171】
例示的に、少なくとも1つの第2マークメッセージが第2集約表示インターフェースに表示され、第2マークメッセージは、第3ユーザアカウント及び第4ユーザアカウントに関連する参与者マークを含むメッセージを含み、第4ユーザアカウントは第3ユーザアカウントが現在アクセスしているユーザアカウントである。
【0172】
例えば、第2マークメッセージは、
第3ユーザアカウントによって投稿されたメッセージであって、該メッセージに対応する参与者ユーザアカウントが第4ユーザアカウントを含むメッセージと、
第4ユーザアカウントによって投稿されたメッセージであって、該メッセージに対応する参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントを含むメッセージと、
他のユーザによって投稿されたメッセージであって、該メッセージに対応する参与者ユーザアカウントが同時に第3ユーザアカウントと第4ユーザアカウントを含むメッセージと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0173】
即ち、第2集約表示インターフェースは、
現在の閲覧者によって投稿された、アクセス宛先の者を参与者としてマークするメッセージと、
アクセス宛先の者によって投稿された、現在の閲覧者を参与者としてマークするメッセージと、
現在の閲覧者とアクセス宛先の者の共通の友人によって投稿された、閲覧者とアクセス宛先の者を一緒に参与者としてマークするメッセージと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0174】
いくつかの実施例では、メッセージがソーシャルサークルメッセージである場合、ソーシャルサークルユーザのプライバシーに対する要求を確保するために、第3ユーザアカウントと第4ユーザアカウントとの現在の最新の社交関係に基づいて、第2集約表示インターフェースに表示されるソーシャルサークルメッセージに対して選別及び更新を行う。
【0175】
例示的に、第2マークメッセージは、第5ユーザアカウントによって投稿された第3メッセージを含み、第3メッセージの参与者に第3ユーザアカウントと第4ユーザアカウントが含まれる。つまり、第5ユーザアカウントは、第3ユーザアカウントと第4ユーザアカウントの共通の友人であり、第3メッセージは第5ユーザアカウントによって投稿された、第3ユーザアカウントと第4ユーザアカウントをすべて参与者ユーザアカウントとしてマークするソーシャルサークルメッセージである。第5ユーザアカウントと社交関係を解除した場合、第2集約表示インターフェースにおける第3メッセージの表示を取り消し、又は、第4ユーザアカウントが第5ユーザアカウントと社交関係を解除した場合、第2集約表示インターフェースにおける第3メッセージの表示を取り消す。
【0176】
いくつかの実施例では、参与者ユーザアカウントの願望に違反しないために、第2集約表示インターフェースに表示されるソーシャルサークルメッセージに含まれる参与者マークは、同様に参与者ユーザアカウントが表示拒否できる上記の規則に準拠する。即ちソーシャルサークルメッセージの参与者ユーザアカウントは、自分のアカウントに対応する識別情報が参与者マークに表示されるか否かを自主的に選択することができる。
【0177】
例示的に、ユーザ1によって投稿されたメッセージがユーザ2とユーザ3をメッセージの参与者としてマークするが、ユーザ3が該メッセージの参与者として表示されることを拒否した場合、ユーザ1の第1集約表示インターフェースに表示される参与者マークは、「ユーザ2、ユーザ3と一緒に」であり、ユーザ4がユーザ1の「思い出アルバム」にアクセスする第2集約表示インターフェースに表示される参与者マークは、「ユーザ2などの友達と一緒に」である。
【0178】
また、本出願で提案されるメッセージ表示方法は、ユーザが友人、家族、同僚などと一緒に過ごした光陰を記録し、大切にすることを提唱することを目的とし、メッセージの内容は主に人物の集合写真である。集約表示インターフェースが複数人の参与する雰囲気を際立たせるために、限られた空間内でできるだけ多くの画像を表示することができる。いくつかの実施例では、集約表示インターフェースは、複数の画像の統合表示方式、例えば、2枚の画像の同時表示、3枚の画像の同時表示、9枚の画像の同時表示、人物の集合写真の拡大展示、人物の集合写真の優先展示などの方式を採用する。本出願では、複数の画像の統合表示方式について制限しない。
【0179】
図10は、本出願の実施例によって提供されるメッセージ転送方法のフローチャートを示す。本実施例は、該方法がサーバによって実行されることを例として説明される。該方法は、ステップ920~ステップ940を含む。
【0180】
ステップ920において、第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを受信する。
【0181】
第1メッセージは、第1参与者マークを含み、第1参与者マークは、第1メッセージの参与者ユーザアカウントを示すために使用される。
【0182】
第1クライアントにログインする第1ユーザアカウントが第1メッセージの編集を完了して投稿を選択した後、第1クライアントは第1メッセージをサーバに送信する。
【0183】
例示的に、サーバは、第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを受信する。
【0184】
ステップ940において、第1メッセージを第2クライアントに送信する。
【0185】
第2クライアントに第3ユーザアカウントがログインしている。
【0186】
いくつかの実施例では、第3ユーザアカウントは、第1ユーザアカウントと社交関係を有するユーザアカウントである。
【0187】
例示的に、第1メッセージの参与者ユーザアカウントから、表示条件を満たすユーザアカウントを選別し、表示条件を満たすユーザアカウントに基づいて、第1メッセージの第2参与者マークを生成し、第2参与者マークを含む第1メッセージを第2クライアントに送信する。
【0188】
例示的に、表示条件は、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントであること、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントと社交関係を有すること、のうちの少なくとも1つを含む。
【0189】
いくつかの実施例では、表示条件はさらに、参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントのソーシャルサークルメッセージのアクセス権限を有すること、参与者ユーザアカウントが、第1メッセージのメッセージ内容の参与者として表示されることを拒否するように設定していないこと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0190】
実際の応用では、参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントのソーシャルサークルメッセージのアクセス権限を有することは、参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントをアドレス帳のブラックリストに入れていないこと、即ち、第1ユーザアカウントが参与者ユーザアカウントのアドレス帳のブラックリストに存在しないこと、参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントをアドレス帳から削除していないこと、参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントのみに対してチャット権限を開放するように設定していないこと、及び参与者ユーザアカウントが第1ユーザアカウントのソーシャルサークルメッセージを遮断するように設定していないこと、を含む。
【0191】
例示的に、サーバは、第3ユーザアカウントの社交関係、第1ユーザアカウントと参与者ユーザアカウントとの権限開放関係、及び参与者ユーザアカウントの表示拒否操作記録を取得し、次に、サーバは、第3ユーザアカウントの社交関係、第1ユーザアカウントと参与者ユーザアカウントとの権限開放関係、及び参与者ユーザアカウントの表示拒否操作記録に基づいて、上記の表示条件を満たすユーザアカウントを選別し、さらに、サーバは、選別された表示条件を満たすユーザアカウントに基づいて、第1メッセージの第2参与者マークを生成し、最後に、サーバは第2参与者マークを含む第1メッセージを第2クライアントに送信する。
【0192】
いくつかの実施例では、サーバが表示条件を満たすユーザアカウントに基づいて第1メッセージの第2参与者マークを生成するルールは、前述の実施例で具体的に説明された表1を参照することができるが、ここでは繰り返さない。
【0193】
実際の応用では、サーバは、選別によって得られた、表示条件を満たす上記のユーザアカウントの識別情報のみを第2クライアントに送信し、第2参与者マークにおける参与と示す記述情報を送信しなく、これによりメッセージ伝送のビット数を減らす。対応して、第2クライアントは、サーバによって送信された第1メッセージを受け取った後、参与と示す記述情報を第2参与者マークに追加し、完全な第1メッセージを表示する。
【0194】
いくつかの実施例では、サーバは、第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを受信した後、それを直ちに第2クライアントに転送することができ、又は、第3ユーザアカウントが第2クライアントにログインするときに送信することができ、又は、第3ユーザアカウントが第3ユーザインターフェースを開いてリフレッシュするときに送信することができる。
【0195】
いくつかの実施例では、参与者ユーザアカウントが第3ユーザアカウントを含む場合、サーバは第2クライアントにリマインドメッセージを送信し、リマインドメッセージは、第3ユーザアカウントが第1メッセージの参与者ユーザアカウントとしてマークされたことにリマインドするために使用される。
【0196】
図11は、本出願の実施例によって提供されるメッセージ表示方法のフローチャートを示す。本実施例は、該方法が図3に示すクライアントによって実行されることを例として説明され、該クライアントが端末に設定され、現在のクライアントに第6ユーザアカウントがログインする。該方法は、ステップ820~ステップ840を含む。
【0197】
ステップ820において、集約表示インターフェースに対する閲覧操作を受ける。
【0198】
例えば、集約表示インターフェース入口に対するトリガー操作に応答して、集約表示インターフェース入口に対する閲覧操作を受ける。
【0199】
集約表示インターフェースは、第3集約表示インターフェースと第4集約表示インターフェースを含み、ここで、第3集約表示インターフェースは、現在のクライアントにログインするユーザアカウントに関連する参与者マークを含むメッセージを表示するために使用され、第4集約表示インターフェースは、現在のクライアントにログインするユーザアカウント及び現在アクセスするユーザアカウントに関連する参与者マークを含むメッセージを表示するために使用される。即ち、現在のクライアントにログインする第6ユーザアカウントは、第3集約表示インターフェースにおいて、第6ユーザアカウント自身に関連する参与者マークを含むメッセージに閲覧する。現在のクライアントにログインする第6ユーザアカウントは第7ユーザアカウントの集約表示インターフェースにアクセスする場合、第4集約表示インターフェースにおいて、第6ユーザアカウント及び第7ユーザアカウントに関連する参与者マークを含むメッセージに閲覧する。
【0200】
対応して、集約表示インターフェース入口は、第3集約表示インターフェース入口と第4集約表示インターフェース入口とを含む。
【0201】
例示的に、第3集約表示インターフェース入口は、第6ユーザアカウントの個人詳細インターフェースにある可能性があり、又は第6ユーザアカウントのソーシャルサークル表示インターフェースにある可能性があり、又はアプリケーションプログラムの機能インターフェースなどにある可能性がある。本出願では、第3集約表示インターフェース入口の表示位置について制限しない。
【0202】
例示的に、第4集約表示インターフェース入口は、第7ユーザアカウントのプロフィールインターフェースにある可能性があり、又は第7ユーザアカウントのソーシャルサークル表示インターフェースにある。例えば、第7ユーザアカウントのプロフィール画像をクリックすることで、第7ユーザアカウントのプロフィールインターフェースが表示され、プロフィールインターフェース上の第4集約表示インターフェース入口に対するトリガー操作により、第4集約表示インターフェースが表示され、又は、まず第7ユーザアカウントのソーシャルサークルの表示をトリガーし、ソーシャルサークルメッセージの表示インターフェース上の第4集約表示インターフェース入口に対するトリガー操作により、第4集約表示インターフェースが表示される。
【0203】
ステップ840において、少なくとも1つのマークメッセージを集約表示インターフェースに纏めて表示する。
【0204】
例示的に、マークメッセージは、参与者マークを含む第6ユーザアカウントに関連するメッセージを含む。第6ユーザアカウントは、現在クライアントにログインしているユーザアカウントであり、参与者マークは、マークメッセージのメッセージ内容の参与者を示すために使用される。
【0205】
例示的に、集約表示インターフェースは、第3集約表示インターフェース及び第4集約表示インターフェースを含む。
【0206】
例示的に、少なくとも1つの第3マークメッセージを第3集約表示インターフェースに纏めて表示し、第3マークメッセージは、参与者マークを含む第6ユーザアカウントに関連するメッセージを含む。
【0207】
ここで、第3マークメッセージは、
第6ユーザアカウントによって投稿された参与者マークを含むメッセージと、
第6ユーザアカウント以外の他のユーザアカウントによって投稿されたメッセージであって、該メッセージに対応する参与者マークに第6ユーザアカウントが含まれる、メッセージと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0208】
例示的に、少なくとも1つの第4マークメッセージを第4集約表示インターフェースに纏めて表示し、第4マークメッセージは、第6ユーザアカウント及び第7ユーザアカウントに関連する参与者マークを含むメッセージを含み、第7ユーザアカウントは第6ユーザアカウントが現在アクセスしているユーザアカウントである。
【0209】
ここで、第4マークメッセージは、
第6ユーザアカウントによって投稿されたメッセージであって、該メッセージに対応する参与者ユーザアカウントが第7ユーザアカウントを含むメッセージと、
第7ユーザアカウントによって投稿されたメッセージであって、該メッセージに対応する参与者ユーザアカウントが第6ユーザアカウントを含むメッセージと、
他のユーザアカウントによって投稿されたメッセージであって、該メッセージに対応する参与者ユーザアカウントが同時に第6ユーザアカウントと第7ユーザアカウントを含むメッセージと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0210】
いくつかの実施例では、メッセージにおける画像を複数の画像の統合表示方式で集約表示インターフェースに表示することで、限られた空間内でできるだけ多くの画像を表示することができるため、ユーザを閲覧に浸させ、集約表示インターフェースの雰囲気がより濃くなることができる。
【0211】
いくつかの実施例では、例えば、前述の集約表示インターフェースのプライバシーを強めるために、ユーザアカウント間の開放された権限に基づいて、ユーザ間の集約表示インターフェースへのアクセスを制限する。
【0212】
メッセージがモーメンツメッセージであり、ユーザアカウントAがモーメンツメッセージを投稿するときにユーザアカウントB及びCをメッセージの参与者としてマークし、集約表示インターフェースが思い出アルバムであることを例として、1つの可能な実現形態では、ユーザが異なる場合に見ることができる集約表示インターフェースが異なる。
【0213】
実際の応用では、第6ユーザアカウントが第7ユーザアカウントをメッセージの参与者ユーザアカウントとしてマークした後、第7ユーザアカウントの第6ユーザアカウントのソーシャルサークルへのアクセス権限を取り消した(ブロック/チャットのみの設定/自分の投稿を非表示する)場合、第6ユーザアカウントと第7ユーザアカウントがそれぞれアクセスする自分の集約表示インターフェースに該メッセージが残され、第6ユーザアカウントが第7ユーザアカウントにアクセスする集約表示インターフェースにも該メッセージが残されるが、第7ユーザアカウントが第6ユーザアカウントの集約表示インターフェースにアクセスする入口がない。
【0214】
例示的に、ユーザアカウントAがモーメンツの動向を投稿するときにユーザアカウントB及びCを該モーメンツの動向の参与者としてマークした後、ユーザアカウントBをブロックするか、又はユーザアカウントBに対してチャットのみを設定するか、ユーザアカウントBにモーメンツを非表示した場合、ユーザアカウントA及びユーザアカウントBはまだ、それぞれ自分の思い出アルバムでこのモーメンツの動向を見ることができ、ユーザアカウントAはユーザアカウントBの思い出アルバムでこのモーメンツの動向を見ることができるが、ユーザアカウントBからユーザアカウントAの思い出アルバムにアクセスする入口がない。Cは影響を受けず、依然としてユーザアカウントAとユーザアカウントBの思い出アルバムでこのモーメンツの動向を見ることができる。
【0215】
例えば、第6ユーザアカウントが第7ユーザアカウントをメッセージの参与者ユーザアカウントとしてマークした後、第7ユーザアカウントを削除した場合、第6ユーザアカウントと第7ユーザアカウントがそれぞれアクセスする自分の集約表示インターフェースに該メッセージが残されるが、第6ユーザアカウントと第7ユーザアカウントがいずれも相手の集約表示インターフェースにアクセスする入口がない。
【0216】
例示的に、ユーザアカウントAがモーメンツの動向を投稿したときにユーザアカウントBとCを該モーメンツの動向の参与者としてマークした後、ユーザアカウントBを削除した場合、ユーザアカウントA及びユーザアカウントBはまだ、それぞれ自分の思い出アルバムでこのモーメンツの動向を見ることができるが、相手の思い出アルバムにアクセスする入口がいずれもない。ユーザアカウントCは影響を受けず、依然としてユーザアカウントAとユーザアカウントBの思い出アルバムでこのモーメンツの動向を見ることができる。
【0217】
例えば、第6ユーザアカウントが第7ユーザアカウントをメッセージの参与者ユーザアカウントとしてマークした後、自分のみが閲覧する権限を有するように該メッセージを設定した場合、第6ユーザアカウントが自分と第7ユーザアカウントの集約表示インターフェースを閲覧する集約表示インターフェースのみに該メッセージが表示されるが、第7ユーザアカウントは該メッセージを閲覧することができない。
【0218】
例示的に、ユーザアカウントAがモーメンツの動向を投稿したときに、ユーザアカウントBとCを該モーメンツの動向の参与者としてマークした後、該モーメンツの動向に対してプライバシー(自分だけが見ることができる)を設定する場合、ユーザアカウントAはユーザアカウントAとユーザアカウントBの思い出アルバムでこのモーメンツの動向を見ることができるが、ユーザアカウントBとユーザアカウントCは、どのインターフェースでもこのモーメンツの動向を見ることができない。
【0219】
例えば、第6ユーザアカウントが第7ユーザアカウントをメッセージの参与者ユーザアカウントとしてマークした後、該メッセージを削除した場合、該メッセージはどの集約表示インターフェースでも表示されない。
【0220】
例示的に、ユーザアカウントAがモーメンツの動向を投稿するときに、ユーザアカウントBとユーザアカウントCを該モーメンツの動向の参与者としてマークした後、該モーメンツの動向を削除した場合、どの人でも、どのインターフェースでもこのモーメンツの動向を見ることができない。
【0221】
以上に記述するように、本出願の実施例によって提供される方法では、ユーザに関連する参与者マークを含むソーシャルサークルメッセージを集約表示インターフェースに表示するため、ユーザは、参与者マークを含むソーシャルサークルメッセージを効率的に見つけることができ、メッセージに含まれる情報の次元が豊かになり、メッセージに含まれる有効情報が増加し、友人ユーザの集約表示インターフェースに閲覧することで、ユーザは友人と共同で参与した活動を思い出すことができ、ユーザアカウント間の社交が強化され、社交品質が向上する。
【0222】
図12は、本出願の実施例によるメッセージ表示装置の構造的ブロック図を示す。該装置に第1ユーザアカウントがログインしており、前記装置は、
編集状態にある第1メッセージを表示するように構成される表示モジュール1020と、
候補ユーザアカウントに対する選択操作に応答して、前記候補ユーザアカウントのうちの選択されたユーザアカウントを前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントとして決定するように構成される決定モジュール1040と、を含み、
前記表示モジュール1020はさらに、前記第1メッセージの編集が完了した後、第1参与者マークを含む前記第1メッセージを表示するように構成される。
【0223】
ここで、前記第1参与者マークを含む前記第1メッセージが投稿済み状態にあり、前記第1参与者マークは、前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者である、前記参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用される。
【0224】
いくつかの実施例では、前記第1ユーザインターフェースに参与者マーク入口が含まれ、前記表示モジュール1020は、前記参与者マーク入口に対するトリガー操作に応答して、参与者選択ユーザインターフェースを表示するように構成され、前記参与者選択ユーザインターフェースは少なくとも1つの前記候補ユーザアカウントを含み、前記決定モジュール1040は、前記候補ユーザアカウントに対する選択操作に応答して、前記候補ユーザアカウントのうちの選択されたユーザアカウントを前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントとして決定するように構成される。
【0225】
いくつかの実施例では、前記候補ユーザアカウントは、前記第1ユーザアカウントのアドレス帳におけるマーク可能条件を満たすユーザアカウントであり、前記マーク可能条件は、前記ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントのソーシャルサークルのアクセス権限を有することである。
【0226】
いくつかの実施例では、前記決定モジュール1040は、アドレス帳における前記アクセス権限を有しないユーザアカウントを選別して除去するように構成され、前記決定モジュール1040は、除去後の残りのユーザアカウントを、前記マーク可能条件を満たすユーザアカウントとして決定するように構成される。ここで、前記アクセス権限を有しないユーザアカウントは、前記第1ユーザアカウントによってアドレス帳のブラックリストに入れられたユーザアカウント、前記第1ユーザアカウントによってアドレス帳から削除されたユーザアカウント、及び前記第1ユーザアカウントによってソーシャルサークルのアクセス権限が取り消されたユーザアカウント、のうちの少なくとも1つを含む。
【0227】
いくつかの実施例では、前記第1参与者マークは、前記参与者ユーザアカウントに対応する識別情報と、参与と示す記述情報とを含む。
【0228】
いくつかの実施例では、前記表示モジュール1020は、第1集約表示インターフェースに少なくとも1つの第1マークメッセージを纏めて表示するように構成され、前記第1マークメッセージは、前記第1ユーザアカウントに関連する参与者マークを含むソーシャルサークルメッセージを含む。
【0229】
いくつかの実施例では、前記第1マークメッセージは、前記第1ユーザアカウントによって投稿された参与者マークを含むソーシャルサークルメッセージと、第1ユーザアカウント以外の他のユーザアカウントによって投稿された、参与者マークに前記第1ユーザアカウントが含まれるソーシャルサークルメッセージと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0230】
いくつかの実施例では、前記第1マークメッセージは、第2ユーザアカウントによって投稿された第2メッセージを含み、前記第2メッセージの参与者ユーザアカウントは前記第1ユーザアカウントを含み、前記表示モジュール1020は、前記第1ユーザアカウントが前記第2ユーザアカウントと社交関係を解除した場合、前記第1集約表示インターフェースにおける前記第2メッセージの表示を取り消すように構成される。
【0231】
いくつかの実施例では、前記表示モジュール1020は、前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントと社交関係を解除した場合、前記第1メッセージに対する投稿操作に応答して、再編集入口を表示し、前記再編集入口に対するトリガー操作に応答して、前記第1ユーザインターフェースを表示するように構成され、前記第1ユーザインターフェースは、編集状態に回復した前記第1メッセージを含む。
【0232】
図13は、本出願の実施例によるメッセージ表示装置の構造的ブロック図を示す。前記装置に第2ユーザアカウントがログインしており、前記装置は、
第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを受信するように構成される受信モジュール1120と、
前記第1メッセージを表示するように構成される表示モジュール1140であって、前記第1メッセージは第2参与者マークを有し、前記第2参与者マークは、前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者である、少なくとも1つの参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用される、表示モジュール1140と、を含む。
【0233】
いくつかの実施例では、前記表示モジュール1140は、前記第3ユーザインターフェースに前記第2参与者マークを有する前記第1メッセージを表示するように構成され、前記第2参与者マークは表示条件を満たす参与者ユーザアカウントを含み、前記表示条件は、前記参与者ユーザアカウントが前記第3ユーザアカウントであること、前記参与者ユーザアカウントが前記第3ユーザアカウントと社交関係を有すること、のうちの少なくとも1つを含む。
【0234】
いくつかの実施例では、前記表示条件は、前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントと社交関係を有すること、又は前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントのソーシャルサークルメッセージのアクセス権限を有することをさらに含む。
【0235】
いくつかの実施例では、前記表示条件は、前記参与者ユーザアカウントが、前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者として表示されることを拒否するように設定していないことをさらに含む。
【0236】
いくつかの実施例では、前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントのソーシャルサークルメッセージのアクセス権限を有することは、前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントをアドレス帳のブラックリストに入れていないこと、前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントをアドレス帳から削除していないこと、前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントのみに対してチャット権限を開放するように設定していないこと、及び前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントのソーシャルサークルメッセージを遮断するように設定していないこと、を含む。
【0237】
いくつかの実施例では、前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントのソーシャルサークルメッセージのアクセス権限を有することは、前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントをアドレス帳のブラックリストに入れていないこと、前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントをアドレス帳から削除していないこと、前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントのみに対してチャット権限を開放するように設定していないこと、及び前記参与者ユーザアカウントが前記第1ユーザアカウントのソーシャルサークルメッセージを遮断するように設定していないこと、を含む。
【0238】
いくつかの実施例では、前記参与者ユーザアカウントは前記第3ユーザアカウントを含み、前記表示モジュール1140は、前記第1メッセージに対する表示拒否操作に応答して、前記第2参与者マークにおける前記第3ユーザアカウントに対応する識別情報の表示を取り消すように構成される。
【0239】
いくつかの実施例では、前記参与者ユーザアカウントは前記第3ユーザアカウントを含み、前記受信モジュール1120はリマインドメッセージを受信するように構成され、前記リマインドメッセージは、前記第3ユーザアカウントが前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントとしてマークされたことにリマインドするために使用される。
【0240】
いくつかの実施例では、前記表示モジュール1140は、第2集約表示インターフェースに少なくとも1つの第2マークメッセージを纏めて表示するように構成され、前記第2マークメッセージは、前記第3ユーザアカウント及び第4ユーザアカウントに関連する参与者マークを含むソーシャルサークルメッセージを含み、前記第4ユーザアカウントは、前記第3ユーザアカウントが現在アクセスしているユーザアカウントである。
【0241】
いくつかの実施例では、前記第2マークメッセージは、前記第3ユーザアカウントによって投稿された、参与者ユーザアカウントが前記第4ユーザアカウントを含むソーシャルサークルメッセージと、前記第4ユーザアカウントによって投稿された、参与者ユーザアカウントが前記第3ユーザアカウントを含むソーシャルサークルメッセージと、他のユーザによって投稿された、参与者ユーザアカウントが同時に前記第3ユーザアカウントと前記第4ユーザアカウントを含むソーシャルサークルメッセージと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0242】
いくつかの実施例では、前記第2マークメッセージは、第5ユーザアカウントによって投稿された第3メッセージを含み、前記第3メッセージの参与者は前記第3ユーザアカウント及び前記第4ユーザアカウントを含み、前記表示モジュール1140は、前記第5ユーザアカウントと社交関係を解除した場合、前記第2集約表示インターフェースにおける前記第3メッセージの表示を取り消すように構成され、又は前記第4ユーザアカウントが前記第5ユーザアカウントと社交関係を解除した場合、前記第2集約表示インターフェースにおける前記第3メッセージの表示を取り消すように構成される。
【0243】
図14は、本出願の実施例によるメッセージ転送装置の構造的ブロック図を示す。前記装置は、
第1ユーザアカウントによって投稿された第1メッセージを受信するように構成される受信モジュール1220であって、前記第1メッセージは第1参与者マークを含み、前記第1参与者マークは、前記第1メッセージのメッセージ内容の参与者である、前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントに対応する対象を示すために使用される、受信モジュール1220と、
第1メッセージを第2クライアントに送信するように構成される送信モジュール1240であって、前記第2クライアントに第3ユーザアカウントがログインしており、前記第3ユーザアカウントは前記第1ユーザアカウントと社交関係を有するユーザアカウントである、送信モジュール1240と、を含む。
【0244】
いくつかの実施例では、前記送信モジュール1240は、前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントから、表示条件を満たすユーザアカウントを選別し、前記表示条件を満たすユーザアカウントに基づいて前記第1メッセージの第2参与者マークを生成し、前記第2参与者マークを含む第1メッセージを第2クライアントに送信するように構成される。
【0245】
いくつかの実施例では、前記送信モジュール1240は、リマインドメッセージを前記第2クライアントに送信するように構成され、前記リマインドメッセージは、前記第3ユーザアカウントが前記第1メッセージの参与者ユーザアカウントとしてマークされたことにリマインドするために使用される。
【0246】
図15は、本出願の例示的な実施例によるメッセージ表示装置の構造的ブロック図を示す。前記装置は、
集約表示インターフェースに対する閲覧操作を受けるように構成される受信モジュール1420と、
前記閲覧操作に応答して、少なくとも1つのマークメッセージを集約表示インターフェースに纏めて表示するように構成される表示モジュール1440であって、前記マークメッセージは、第6ユーザアカウントに関連する参与者マークを含むメッセージを含み、前記第6ユーザアカウントは現在クライアントにログインしているユーザアカウントであり、前記参与者マークは、前記マークメッセージのメッセージ内容の参与者を示すために使用される、表示モジュール1440と、を含む。
【0247】
いくつかの実施例では、前記集約表示インターフェースは、第3集約表示インターフェースを含み、前記表示モジュール1440は、少なくとも1つの第3マークメッセージを第3集約表示インターフェースに纏めて表示するように構成され、前記第3マークメッセージは、前記第6ユーザアカウントに関連する参与者マークを含むメッセージを含み、前記第3マークメッセージは、前記第6ユーザアカウントによって投稿された参与者マークを含むメッセージと、第6ユーザアカウント以外の他のユーザアカウントによって投稿された、参与者マークに前記第6ユーザアカウントが含まれるメッセージと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0248】
いくつかの実施例では、前記集約表示インターフェースは、第4集約表示インターフェースを含み、前記表示モジュール1440は、少なくとも1つの第4マークメッセージを第4集約表示インターフェースに纏めて表示するように構成され、前記第4マークメッセージは、前記第6ユーザアカウント及び前記第7ユーザアカウントに関連する参与者マークを含むメッセージを含み、前記第7ユーザアカウントは、前記第6ユーザアカウントが現在アクセスしているユーザアカウントであり、前記第4マークメッセージは、前記第6ユーザアカウントによって投稿された、参与者ユーザアカウントが前記第7ユーザアカウントを含むメッセージと、前記7ユーザアカウントによって投稿された、参与者ユーザアカウントが前記第6ユーザアカウントを含むメッセージと、他のユーザアカウントによって投稿された、参与者ユーザアカウントが同時に前記第6ユーザアカウントと前記第7ユーザアカウントを含むメッセージと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0249】
説明すべきこととして、上記の実施例によって提供されるメッセージ表示装置は、上記の各機能モジュールの構成のみを例に挙げて説明したが、実際の応用では、上記の機能を必要に応じて異なる機能モジュールによって遂行することができ、即ち機器の内部構造を異なる機能モジュールに分割して、上記で説明された機能の全部又は一部を遂行する。また、上記の実施例で提供されるメッセージ表示装置及びメッセージ表示方法の実施例は同じ概念に属し、その具体的な実現プロセスは方法の実施例を詳細に参照し、ここでは繰り返さない。
【0250】
同様に、上記の実施例によって提供されるメッセージ転送装置は、上記の各機能モジュールの構成のみを例に挙げて説明したが、実際の応用では、上記の機能を必要に応じて異なる機能モジュールによって遂行することができ、即ち機器の内部構造を異なる機能モジュールに分割して、上記で説明された機能の全部又は一部を遂行する。また、上記の実施例で提供されるメッセージ転送装置及びメッセージ転送方法の実施例は同じ概念に属し、その具体的な実現プロセスは方法の実施例を詳細に参照し、ここでは繰り返さない。
【0251】
本出願はさらに、コンピュータ機器(端末)を提供し、該コンピュータ機器は、プロセッサと、メモリとを含み、メモリに少なくとも1つの命令が記憶され、少なくとも1つの命令がプロセッサによってロード及び実行されて、上記の各方法の実施例によって提供されるメッセージ表示方法を実現する。説明すべきこととして、該コンピュータ機器は、図16に示すコンピュータ機器であってもよい。
【0252】
図16に示すように、上記のコンピュータ機器1000は、プロセッサ1001、ネットワークインターフェース1004、及びメモリ1005を含むことができ、また、上記のコンピュータ機器1000は、ターゲットユーザインターフェース1003及び少なくとも1つの通信バス1002をさらに含むことができる。ここで、通信バス1002は、これらの構成要素間の接続及び通信を実現するために使用される。ここで、ターゲットユーザインターフェース1003は、ディスプレイ(Display)、キーボード(Keyboard)を含むことができ、選択可能なターゲットユーザインターフェース1003は、標準の有線インターフェース及び無線インターフェースをさらに含むことができる。オプションとして、ネットワークインターフェース1004は、標準の有線インターフェース及び無線インターフェース(WI-FIインターフェースなど)を含むことができる。メモリ1005は、高速RAMメモリであってもよく、少なくとも1つのディスクメモリなどの不揮発性メモリ(non-volatile memory)であってもよい。オプションとして、メモリ1005はさらに、前述のプロセッサ1001から離れた少なくとも1つの記憶装置であってもよい。図13に示すように、コンピュータ可読記憶媒体としてのメモリ1005に、オペレーティングシステム、ネットワーク通信モジュール、ターゲットユーザインターフェースモジュール、及びデバイス制御アプリケーションプログラムが含まれ得る。
【0253】
図16に示すコンピュータ機器1000では、ネットワークインターフェース1004はネットワーク通信機能を提供することができ、ターゲットユーザインターフェース1003は主にターゲットユーザに入力インターフェースを提供するために使用され、プロセッサ1001は、メモリ1005に記憶されたデバイス制御アプリケーションプログラムを呼び出してメッセージ表示方法を実現するために使用されてもよい。
【0254】
理解すべきこととして、本出願の実施例で説明されるコンピュータ機器1000は、上記の図4図5図11に対応する実施例におけるメッセージ表示方法に対する記述を実行することができ、ここでは繰り返さない。
【0255】
図17は、本出願の例示的な実施例によるサーバの概略的な構造図である。前記サーバ1300は、中央処理ユニット(CPU:Central Processing Unit)1301と、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)1302及び読み取り専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)1303を含むシステムメモリ1304と、システムメモリ1304及び中央処理ユニット1301を接続するシステムバス1305と、を含む。前記コンピュータ機器1300は、コンピュータ機器内の各デバイス間の情報伝送を支援する基本的な入出力システム(I/Oシステム:Input/Output)1306、及びオペレーティングシステム1313、アプリケーションプログラム1314及び他のプログラムモジュール1315を記憶するための大容量記憶装置1307をさらに含む。
【0256】
前記基本的な入出力システム1306は、情報を表示するためのディスプレイ1308と、ユーザが情報を入力するためのマウスやキーボードなどの入力装置1309を含む。ここで、前記ディスプレイ1308と入力装置1309は両方とも、システムバス1305に接続された入出力コントローラ1310を介して中央処理ユニット1301に接続される。前記基本的な入出力システム1306は、キーボード、マウス、又は電子スタイラスなどの他の複数のデバイスからの入力を受信して処理するための入出力コントローラ1310をさらに含むことができる。同様に、入出力コントローラ1310は、ディスプレイスクリーン、プリンタ、又は他のタイプの出力装置に出力をさらに提供する。
【0257】
前記大容量記憶装置1307は、システムバス1305に接続された大容量記憶コントローラ(図示せず)を介して中央処理ユニット1301に接続される。前記大容量記憶装置1307及びそれに関連するコンピュータ機器可読媒体は、コンピュータ機器1300に不揮発性ストレージを提供する。即ち、前記大容量記憶装置1307は、ハードディスク又はコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM:Compact Disc Read-Only Memory)ドライブなどのコンピュータ可読媒体(図示せず)を含むことができる。
【0258】
一般性を失うことなく、前記コンピュータ機器可読媒体は、コンピュータ機器記憶媒体及び通信媒体を含むことができる。コンピュータ機器記憶媒体は、コンピュータ機器可読命令、データ構造、プログラムモジュール、又は他のデータなどの情報を記憶するための任意の方法又は技術によって実現される揮発性及び不揮発性、リムーバブル及びノンリムーバブル媒体を含む。コンピュータ機器記憶媒体は、RAM、ROM、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable Programmable Read Only Memory)、電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、CD-ROM、デジタルビデオディスク(DVD:Digital Video Disc)、又はその他の光学ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置、又はその他の磁気記憶装置を含む。もちろん、前記コンピュータ機器記憶媒体が上記のいくつかのものに限定されないことが当業者によって理解され得る。上述したシステムメモリ1304及び大容量記憶装置1307を総称してメモリということができる。
【0259】
本開示の各実施例によれば、前記サーバ1300はさらに、インターネットなどのネットワークを介してネットワーク上のリモートコンピュータ機器に接続されて実行され得る。即ち、コンピュータ機器1300は、前記システムバス1305に接続されたネットワークインターフェースユニット1312を介してネットワーク1311に接続され得、又は、ネットワークインターフェースユニット1312を使用して他のタイプのネットワーク又はリモートコンピュータ機器システム(図示せず)に接続され得る。
【0260】
前記メモリは1つ又は1つ以上のプログラムをさらに含み、前記1つ又は1つ以上のプログラムはメモリに記憶され、中央処理ユニット1301は該1つ又は1つ以上のプログラムを実行することで上記のメッセージ転送方法のステップの全部又は一部を実現する。
【0261】
本出願は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記記憶媒体に少なくとも1つの命令が記憶され、前記少なくとも1つの命令がプロセッサによってロード及び実行されて、上記の各方法の実施例によって提供されるメッセージ表示方法又はメッセージ転送方法を実現する。
【0262】
本出願は、コンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラム製品がコンピュータで実行される場合、コンピュータに上記の各方法の実施例によって提供されるメッセージ表示方法又はメッセージ転送方法を実行させる。
【0263】
本出願の上記の実施例のシリアル番号は説明のためだけであり、実施例の優劣を表すものではない。
【0264】
当業者は、上記の実施例を実現するステップの全部又は一部がハードウェアによって遂行されてもよく、プログラムによって関連するハードウェアを命令することで遂行されてもよいことを理解することができる。上述のプログラムはコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、上述した記憶媒体は読み取り専用メモリ、磁気ディスク又は光ディスクなどであってもよい。
【0265】
以上に記載されるものは、本出願の選択可能な実施例にすぎず、本出願を限定するものではなく、本出願の精神及び原則の範囲内で行われるいかなる修正、同等の置換、改良等は、いずれも本出願の保護範囲内に含まれるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
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図10
図11
図12
図13
図14
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図16
図17
【国際調査報告】