(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-06-25
(54)【発明の名称】新たなNRG1融合体、融合接合部及びそれらを検出するための方法
(51)【国際特許分類】
C12N 15/62 20060101AFI20240618BHJP
C12N 15/12 20060101ALI20240618BHJP
C07K 19/00 20060101ALI20240618BHJP
C07K 14/705 20060101ALI20240618BHJP
C07K 14/47 20060101ALI20240618BHJP
C12N 15/63 20060101ALI20240618BHJP
C12N 1/15 20060101ALI20240618BHJP
C12N 1/19 20060101ALI20240618BHJP
C12N 1/21 20060101ALI20240618BHJP
C12N 5/10 20060101ALI20240618BHJP
C12P 21/02 20060101ALI20240618BHJP
C12Q 1/6886 20180101ALI20240618BHJP
C12Q 1/6806 20180101ALI20240618BHJP
C07K 16/28 20060101ALI20240618BHJP
C07K 16/18 20060101ALI20240618BHJP
C12Q 1/6844 20180101ALI20240618BHJP
A01K 67/0275 20240101ALI20240618BHJP
A61K 31/7088 20060101ALI20240618BHJP
A61K 38/02 20060101ALI20240618BHJP
A61P 35/00 20060101ALI20240618BHJP
A61K 39/395 20060101ALI20240618BHJP
【FI】
C12N15/62 Z ZNA
C12N15/12
C07K19/00
C07K14/705
C07K14/47
C12N15/63 Z
C12N1/15
C12N1/19
C12N1/21
C12N5/10
C12P21/02 C
C12Q1/6886 Z
C12Q1/6806 Z
C07K16/28
C07K16/18
C12Q1/6844 Z
A01K67/0275
A61K31/7088
A61K38/02
A61P35/00
A61K39/395 T
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023574675
(86)(22)【出願日】2022-06-01
(85)【翻訳文提出日】2023-12-04
(86)【国際出願番号】 NL2022050302
(87)【国際公開番号】W WO2022255871
(87)【国際公開日】2022-12-08
(32)【優先日】2021-06-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】NL
(32)【優先日】2021-12-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】NL
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】510340757
【氏名又は名称】メルス ナムローゼ フェンノートシャップ
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】アーネスト・アイザック・ワッサーマン
(72)【発明者】
【氏名】イェルン・イレス・ランメルツ・ファン・ビューレン
【テーマコード(参考)】
4B063
4B064
4B065
4C084
4C085
4C086
4H045
【Fターム(参考)】
4B063QQ03
4B064AG01
4B064CA19
4B064CC24
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4C085DD62
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4C086AA01
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4C086ZB26
4H045AA10
4H045AA20
4H045AA30
4H045BA10
4H045BA41
4H045CA40
4H045DA50
4H045EA28
4H045FA74
(57)【要約】
本開示は、ニューレグリン-1(NRG1)融合体の分野、そのような融合体を検出するための方法、そのような融合体を有する患者を特定又は診断するための方法、及びNRG1融合体を含むがん、腫瘍又は異常細胞を治療する方法に関する。また、本開示は、NRG1融合体を含むErbB-2/ErbB-3陽性がんを有する対象の治療のための治療用(ヒト)化合物の分野に関する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
-NRG1核酸配列若しくは前記NRG1配列の対立遺伝子変異体と融合したPVALB核酸配列若しくは前記PVALB配列の対立遺伝子変異体、又は
-NRG1核酸配列若しくは前記NRG1配列の対立遺伝子変異体と融合したASPH核酸配列若しくは前記ASPH配列の対立遺伝子変異体、又は
-NRG1核酸配列若しくは前記NRG1配列の対立遺伝子変異体と融合したDAAM1核酸配列若しくは前記DAAM1配列の対立遺伝子変異体、又は
-NRG1核酸配列若しくは前記NRG1配列の対立遺伝子変異体と融合したZFAT核酸配列若しくは前記ZFAT配列の対立遺伝子変異体、又は
-NRG1核酸配列若しくは前記NRG1配列の対立遺伝子変異体と融合したDSCAML1核酸配列若しくは前記DSCAML1配列の対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチド。
【請求項2】
-前記PVALB核酸配列が、配列番号439~444のうちのいずれか1つ、若しくは配列番号439~444のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか若しくはそれからなり、前記NRG1核酸配列が、配列番号125~138のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる、
-前記DAAM1核酸配列が、配列番号606~631のうちのいずれか1つ、若しくは配列番号606~631のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか若しくはそれからなり、前記NRG1核酸配列が、配列番号125~138のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる、
-前記ZFAT核酸配列が、配列番号830~846のうちのいずれか1つ、若しくは配列番号830~846のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか若しくはそれからなり、前記NRG1核酸配列が、配列番号125~138のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる、又は
-前記DSCAML1核酸配列が、配列番号870~903のうちのいずれか1つ、若しくは配列番号870~903のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか若しくはそれからなり、前記NRG1核酸配列が、配列番号125~138のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる、請求項1に記載のポリヌクレオチド。
【請求項3】
前記PVALB、DAAM1、ZFAT又はDSCAML1核酸配列(又は前記その対立遺伝子変異体)が、前記NRG1核酸配列(又は前記その対立遺伝子変異体)に対して5’である、請求項1又は2に記載のポリヌクレオチド。
【請求項4】
-前記PVALB核酸配列の前記対立遺伝子変異体が、配列番号439~444のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有し、前記NRG1核酸配列の前記対立遺伝子変異体が、配列番号125~138のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有する、
-前記DAAM1核酸配列の前記対立遺伝子変異体が、配列番号606~631のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有し、前記NRG1核酸配列の前記対立遺伝子変異体が、配列番号125~138のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有する、
-前記ZFAT核酸配列の前記対立遺伝子変異体が、配列番号830~846のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有し、前記NRG1核酸配列の前記対立遺伝子変異体が、配列番号125~138のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有する、又は
-前記DSCAML1核酸配列の前記対立遺伝子変異体が、配列番号870~903のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有し、前記NRG1核酸配列の前記対立遺伝子変異体が、配列番号125~138のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有する、請求項1~3のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【請求項5】
-前記PVALB核酸と前記NRG1核酸との融合体が、好ましくは102位及び103位の核酸を含む、配列番号437からの2~約40個の連続した核酸を含む、
-前記DAAM1核酸と前記NRG1核酸との融合体が、好ましくは75位及び76位の核酸を含む、配列番号605からの2~約40個の連続した核酸を含む、
-前記ZFAT核酸と前記NRG1核酸との融合体が、好ましくは75位及び76位の核酸を含む、配列番号828からの2~約40個の連続した核酸を含む、又は
-前記DSCAML1核酸と前記NRG1核酸との融合体が、好ましくは75位及び76位の核酸を含む、配列番号868からの2~約40個の連続した核酸を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【請求項6】
前記NRG1タンパク質配列(又は前記その対立遺伝子変異体)をコードする核酸が、NRG1のEGF様ドメイン、好ましくは、配列番号163に記載のEGF様ドメインを含むか又はコードする、請求項1~5のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【請求項7】
-NRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合したVAPBのエクソン1の一部分若しくはエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分、
-CADM1のエクソン7の一部分若しくはエクソン7の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-CD44のエクソン5の一部分若しくはエクソン5の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-SLC3A2の転写バージョン6のエクソン1の一部分若しくはエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン5若しくはエクソン5の対立遺伝子変異体の一部分、
-VTCN1のエクソン2の一部分若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-CDH1のエクソン11の一部分若しくはエクソン11の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-CXADRのエクソン1の一部分若しくはエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-GTF2E2のエクソン2の一部分若しくはエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-CSMD1のエクソン23の一部分若しくはエクソン23の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-PTNのエクソン4の一部分若しくはエクソン4の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-ST14のエクソン11の一部分若しくはエクソン11の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-THBS1のエクソン9の一部分若しくはエクソン9の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-AGRNのエクソン12の一部分若しくはエクソン12の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-PVALBのエクソン4の一部分若しくはエクソン4の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-SLC3A2の転写バージョン3のエクソン2の一部分若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-APPのエクソン14の一部分若しくはエクソン14の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-WRNのエクソン33の一部分若しくはエクソン33の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-DAAM1のエクソン1の一部分若しくはエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン1若しくはエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分、
-ASPHのエクソン22の一部分若しくはエクソン22の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-NOTCH2のエクソン6の一部分若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-CD74のエクソン2の一部分若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-SDC4のエクソン2の一部分若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-CD44のエクソン5の一部分若しくはエクソン5の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-SLC4A4のエクソン14の一部分若しくはエクソン14の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-SDC4のエクソン4の一部分若しくはエクソン4の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-ZFATのエクソン12の一部分若しくはエクソン12の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、又は
-DSCAML1のエクソン3の一部分若しくはエクソン3の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリヌクレオチド。
【請求項8】
VAPBのエクソン1が、配列番号17のエクソンであり、CADM1のエクソン7が、配列番号39のエクソンであり、CD44のエクソン5が、配列番号65のエクソンであり、SLC3A2のエクソン1が、配列番号103のエクソンであり、VTCN1のエクソン2が、配列番号169のエクソンであり、CDH1のエクソン11が、配列番号198のエクソンであり、CXADRのエクソン1が、配列番号219のエクソンであり、GTF2E2のエクソン2が、配列番号236のエクソンであり、CSMD1のエクソン23が、配列番号279のエクソンであり、PTNのエクソン4が、配列番号318のエクソンであり、ST14のエクソン11が、配列番号342のエクソンであり、THBS1のエクソン9が、配列番号386のエクソンであり、AGRNのエクソン12が、配列番号416のエクソンであり、PVALBのエクソン4が、配列番号442のエクソンであり、SLC3A2のエクソン2が、配列番号457のエクソンであり、APPのエクソン14が、配列番号501のエクソンであり、WRNのエクソン33が、配列番号562のエクソンであり、DAAM1のエクソン1が、配列番号606のエクソンであり、ASPHのエクソン22が、配列番号658のエクソンであり、NOTCH2のエクソン6が、配列番号700のエクソンであり、CD74のエクソン2が、配列番号720のエクソンであり、SDC4のエクソン2が、配列番号746のエクソンであり、CD44のエクソン5が、配列番号65のエクソンであり、SLC4A4のエクソン14が、配列番号780のエクソンであり、SDC4のエクソン4が、配列番号748のエクソンであり、ZFATのエクソン12が、配列番号841のエクソンであり、DSCAML1のエクソン3が、配列番号872のエクソンであり、NRG1のエクソン1、2、5、及び6が、それぞれ、配列番号125、126、129及び130のエクソンである、請求項7に記載のポリヌクレオチド。
【請求項9】
-VAPBのエクソン1又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン2又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-CADM1のエクソン7又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン6又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-CD44のエクソン5又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン2又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-SLC3A2のエクソン1又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン5又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-VTCN1のエクソン2又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン2又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-CDH1のエクソン11又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン2又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-CXADRのエクソン1又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン2又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-GTF2E2のエクソン2又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン2又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-エクソン23 CSMD1又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン6又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-PTNのエクソン4又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン2又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-ST14のエクソン11又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン6又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-THBS1のエクソン9又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン6又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-AGRNのエクソン12又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン6又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-PVALBのエクソン4又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン6又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-SCL3A2のエクソン2又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン6又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-APPのエクソン14又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン6又は前記エクソン6の対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-WRNのエクソン33又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン6又は前記エクソン6の対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-DAAM1のエクソン1又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン1又は前記エクソン1の対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-ASPHのエクソン22又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン2又は前記エクソン2の対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-NOTCH2のエクソン6又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン6又は前記エクソン6の対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-CD74のエクソン2又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン2又は前記エクソン2の対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-SDC4のエクソン2又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン2又は前記エクソン2の対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-CD44のエクソン5又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン6又は前記エクソン6の対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-SLC4A4のエクソン14又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン6又は前記エクソン6の対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-SDC4のエクソン4又は前記その対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン2又は前記エクソン2の対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、
-ZFATのエクソン12又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン6又は前記エクソン6の対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’であり、かつ
-DSCAML1のエクソン3又は前記その対立遺伝子変異体の前記一部分が、NRG1のエクソン2又は前記エクソン2の対立遺伝子変異体の前記一部分に対して5’である、請求項7又は8に記載のポリヌクレオチド。
【請求項10】
-VAPBのエクソン1の前記対立遺伝子変異体が、配列番号17に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-CADM1のエクソン7の前記対立遺伝子変異体が、配列番号39に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-CD44のエクソン5の前記対立遺伝子変異体が、配列番号65に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-SLC3A2のエクソン1の前記対立遺伝子変異体が、配列番号103に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-VTCN1のエクソン2の前記対立遺伝子変異体が、配列番号169に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-CDH1のエクソン11の前記対立遺伝子変異体が、配列番号198に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-NRG1のエクソン2の前記対立遺伝子変異体が、配列番号126に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-NRG1のエクソン5の前記対立遺伝子変異体が、配列番号129に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-NRG1のエクソン6の前記対立遺伝子変異体が、配列番号130に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-CXADRのエクソン1の前記対立遺伝子変異体が、配列番号219に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-GTF2E2のエクソン2の前記対立遺伝子変異体が、配列番号236に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-CSMD1のエクソン23の前記対立遺伝子変異体が、配列番号279に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-PTNのエクソン4の前記対立遺伝子変異体が、配列番号318に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-ST14のエクソン11の前記対立遺伝子変異体が、配列番号342に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-THBS1のエクソン9の前記対立遺伝子変異体が、配列番号386に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-AGRNのエクソン12の前記対立遺伝子変異体が、配列番号416に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-PVALBのエクソン4の前記対立遺伝子変異体が、配列番号442に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-SCL3A2のエクソン2の前記対立遺伝子変異体が、配列番号457に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-APPのエクソン14の前記対立遺伝子変異体が、配列番号501に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-WRNのエクソン33の前記対立遺伝子変異体が、配列番号562に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-DAAM1のエクソン1の前記対立遺伝子変異体が、配列番号606に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-NRG1のエクソン1の前記対立遺伝子変異体が、配列番号125に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-ASPHのエクソン22の前記対立遺伝子変異体が、配列番号658に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-NOTCH2のエクソン6の前記対立遺伝子変異体が、配列番号700に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-CD74のエクソン2の前記対立遺伝子変異体が、配列番号720に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-SDC4のエクソン2の前記対立遺伝子変異体が、配列番号746に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-CD44のエクソン5の前記対立遺伝子変異体が、配列番号65に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-SLC4A4のエクソン14の前記対立遺伝子変異体が、配列番号780に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-SDC4のエクソン4の前記対立遺伝子変異体が、配列番号748に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-ZFATのエクソン12の前記対立遺伝子変異体が、配列番号841に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、かつ
-DSCAML1のエクソン3の前記対立遺伝子変異体が、配列番号872に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有する、請求項7~9のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【請求項11】
-VAPBとNRG1との前記融合体が、43位及び44位の核酸を含む、配列番号3からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-CADM1とNRG1との前記融合体が、53位及び54位の核酸を含む、配列番号7からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-CD44とNRG1との前記融合体が、52位及び53位の核酸を含む、配列番号11からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-SLC3A2とNRG1との前記融合体が、53位及び54位の核酸を含む、配列番号15からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-VTCN1とNRG1との前記融合体が、65位及び66位の核酸を含む、配列番号166からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-CDH1とNRG1との前記融合体が、119位及び120位の核酸を含む、配列番号186からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-CXADRとNRG1との前記融合体が、43位及び44位の核酸を含む、配列番号217からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-GTF2E2とNRG1との前記融合体が、141位及び142位の核酸を含む、配列番号233からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-CSMD1とNRG1との前記融合体が、88位及び89位の核酸を含む、配列番号255からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-PTNとNRG1との前記融合体が、102位及び103位の核酸を含む、配列番号313からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-ST14とNRG1との前記融合体が、95位及び96位の核酸を含む、配列番号330からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-THBS1とNRG1との前記融合体が、56位及び57位の核酸を含む、配列番号376からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-AGRNとNRG1との前記融合体が、106位及び107位の核酸を含む、配列番号403からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-PVALBとNRG1との前記融合体が、102位及び103位の核酸を含む、配列番号437からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-SLC3A2とNRG1との前記融合体が、93位及び94位の核酸を含む、配列番号454からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-APPとNRG1との前記融合体が、54位及び55位の核酸を含む、配列番号486からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-WRNとNRG1との前記融合体が、96位及び97位の核酸を含む、配列番号528からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-DAAM1とNRG1との前記融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号605からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-ASPHとNRG1との前記融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号635からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-NOTCH2とNRG1との前記融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号693からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-CD74とNRG1との前記融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号717からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-SDC4とNRG1との前記融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号743からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-CD44とNRG1との前記融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号761からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-SLC4A4とNRG1との前記融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号765からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-SDC4とNRG1との前記融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号824からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-ZFATとNRG1との前記融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号828からの2~約40個の連続した核酸を含み、かつ、
-DSCAML1とNRG1との前記融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号868からの2~約40個の連続した核酸を含む、請求項7~10のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【請求項12】
-VAPBとNRG1との前記融合体が、配列番号3又はその対立遺伝子変異体を含み、
-CADM1とNRG1との前記融合体が、配列番号7又はその対立遺伝子変異体を含み、
-CD44とNRG1との前記融合体が、配列番号11又はその対立遺伝子変異体を含み、
-SLC3A2とNRG1との前記融合体が、配列番号15又はその対立遺伝子変異体を含み、
-VTCN1とNRG1との前記融合体が、配列番号166又はその対立遺伝子変異体を含み、
-CDH1とNRG1との前記融合体が、配列番号186又はその対立遺伝子変異体を含み、
-CXADRとNRG1との前記融合体が、配列番号217又はその対立遺伝子変異体を含み、
-GTF2E2とNRG1との前記融合体が、配列番号233又はその対立遺伝子変異体を含み、
-CSMD1とNRG1との前記融合体が、配列番号255又はその対立遺伝子変異体を含み、
-PTNとNRG1との前記融合体が、配列番号313又はその対立遺伝子変異体を含み、
-ST14とNRG1との前記融合体が、配列番号330又はその対立遺伝子変異体を含み、
-THBS1とNRG1との前記融合体が、配列番号376又はその対立遺伝子変異体を含み、
-AGRNとNRG1との前記融合体が、配列番号403又はその対立遺伝子変異体を含み、
-PVALBとNRG1との前記融合体が、配列番号437又はその対立遺伝子変異体を含み、
-SLC3A2とNRG1との前記融合体が、配列番号454又はその対立遺伝子変異体を含み、
-APPとNRG1との前記融合体が、配列番号486又はその対立遺伝子変異体を含み、
-WRNとNRG1との前記融合体が、配列番号528又はその対立遺伝子変異体を含み、
-DAAM1とNRG1との前記融合体が、配列番号605又はその対立遺伝子変異体を含み、
-ASPHとNRG1との前記融合体が、配列番号635又はその対立遺伝子変異体を含み、
-NOTCH2とNRG1との前記融合体が、配列番号693又はその対立遺伝子変異体を含み、
-CD74とNRG1との前記融合体が、配列番号717又はその対立遺伝子変異体を含み、
-SDC4とNRG1との前記融合体が、配列番号743又はその対立遺伝子変異体を含み、
-CD44とNRG1との前記融合体が、配列番号761又はその対立遺伝子変異体を含み、
-SLC4A4とNRG1との前記融合体が、配列番号765又はその対立遺伝子変異体を含み、
-SDC4とNRG1との前記融合体が、配列番号824又はその対立遺伝子変異体を含み、
-ZFATとNRG1との前記融合体が、配列番号828又はその対立遺伝子変異体を含み、かつ
-DSCAML1とNRG1との前記融合体が、配列番号868又はその対立遺伝子変異体を含む、請求項7~11のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【請求項13】
-VAPBのエクソン1の前記一部分が、配列番号1又は対立遺伝子変異体配列番号1であるか、又はそれを含み、
-CADM1のエクソン7の前記一部分が、配列番号5又は配列番号5の対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-CD44のエクソン5の前記一部分が、配列番号9又は対立遺伝子変異体配列番号9であるか、又はそれを含み、
-SLC3A2のエクソン1の前記一部分が、配列番号13又は対立遺伝子変異体配列番号13であるか、又はそれを含み、
-VTCN1のエクソン2の前記一部分が、配列番号164又は対立遺伝子変異体配列番号164であるか、又はそれを含み、
-CDH1のエクソン11の前記一部分が、配列番号184又は対立遺伝子変異体配列番号184であるか、又はそれを含み、
-CXADRのエクソン1の前記一部分が、配列番号215又は対立遺伝子変異体配列番号215であるか、又はそれを含み、
-GTF2E2のエクソン2の前記一部分が、配列番号231又は対立遺伝子変異体配列番号231であるか、又はそれを含み、
-CSMD1のエクソン23の前記一部分が、配列番号253又は対立遺伝子変異体配列番号253であるか、又はそれを含み、
-PTNのエクソン4の前記一部分が、配列番号311又は対立遺伝子変異体配列番号311であるか、又はそれを含み、
-ST14のエクソン11の前記一部分が、配列番号328又は対立遺伝子変異体配列番号328であるか、又はそれを含み、
-THBS1のエクソン9の前記一部分が、配列番号374又は対立遺伝子変異体配列番号374であるか、又はそれを含み、
-AGRNのエクソン12の前記一部分が、配列番号401又は対立遺伝子変異体配列番号401であるか、又はそれを含み、
-PVALBのエクソン4の前記一部分が、配列番号435又は対立遺伝子変異体配列番号435であるか、又はそれを含み、
-SLC3A2のエクソン2の前記一部分が、配列番号452又は対立遺伝子変異体配列番号452であるか、又はそれを含み、
-NRG1のエクソン2の前記一部分が、配列番号165又は対立遺伝子変異体配列番号165であるか、又はそれを含み、
-NRG1のエクソン5の前記一部分が、配列番号14又は対立遺伝子変異体配列番号14であるか、又はそれを含み、
-NRG1のエクソン6の前記一部分が、配列番号6又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-APPのエクソン14の前記一部分が、配列番号484又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-WRNのエクソン33の前記一部分が、配列番号526又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-DAAM1のエクソン1の前記一部分が、配列番号603又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-ASPHのエクソン22の前記一部分が、配列番号633又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-NOTCH2のエクソン6の前記一部分が、配列番号691又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-CD74のエクソン2の前記一部分が、配列番号715又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-SDC4のエクソン2の前記一部分が、配列番号741又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-CD44のエクソン5の前記一部分が、配列番号759又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-SLC4A4のエクソン14の前記一部分が、配列番号763又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-SDC4のエクソン4の前記一部分が、配列番号822又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-ZFATのエクソン12の前記一部分が、配列番号826又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-DSCAML1のエクソン3の前記一部分が、配列番号866又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、かつ
-NRG1のエクソン1の前記一部分が、配列番号604又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含む、請求項7~12のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【請求項14】
-VAPBとNRG1との前記融合体が、VAPBのエクソン1とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号3のVAPBの43位の核酸とNRG1の44位の核酸との間の接合部を含み、
-CADM1とNRG1との前記融合体が、CADM1のエクソン7とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号7のCADM1の53位の核酸とNRG1の54位の核酸との間の接合部を含み、
-CD44とNRG1との前記融合体が、CD44のエクソン5とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号11のCD44の52位の核酸とNRG1の53位の核酸との間の接合部を含み、
-SLC3A2とNRG1との前記融合体が、SLC3A2のエクソン1とNRG1のエクソン5との間の融合接合部、好ましくは、配列番号15のSLC3A2の53位の核酸とNRG1の54位の核酸との間の接合部を含み、
-VTCN1とNRG1との前記融合体が、VTCN1のエクソン2とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号166のVTCN1の65位の核酸とNRG1の66位の核酸との間の接合部を含み、
-CDH1とNRG1との前記融合体が、CDH1のエクソン11とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号186のCDH1の119位の核酸とNRG1の120位の核酸との間の接合部を含み、
-CXADRとNRG1との前記融合体が、CXADRのエクソン1とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号217のCXADRの43位の核酸とNRG1の44位の核酸との間の接合部を含み、
-GTF2E2とNRG1との前記融合体が、GTF2E2のエクソン2とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号233のGTF2E2の141位の核酸とNRG1の142位の核酸との間の接合部を含み、
-CSMD1とNRG1との前記融合体が、CSMD1のエクソン23とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号255のCSMD1の88位の核酸とNRG1の89位の核酸との間の接合部を含み、
-PTNとNRG1との前記融合体が、PTNのエクソン4とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号313のPTNの102位の核酸とNRG1の103位の核酸との間の接合部を含み、
-ST14とNRG1との前記融合体が、ST14のエクソン11とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号330のST14の95位の核酸とNRG1の96位の核酸との間の接合部を含み、
-THBS1とNRG1との前記融合体が、THBS1のエクソン9とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号376のTHBS1の56位の核酸とNRG1の57位の核酸との間の接合部を含み、
-AGRNとNRG1との前記融合体が、AGRNのエクソン12とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号403のAGRNの106位の核酸とNRG1の107位の核酸との間の接合部を含み、
-PVALBとNRG1との前記融合体が、PVALBのエクソン4とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号437のPVALBの102位の核酸とNRG1の103位の核酸との間の接合部を含み、
-SLC3A2とNRG1との前記融合体が、SLC3A2のエクソン2とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号454のSLC3A2の93位の核酸とNRG1の94位の核酸との間の接合部を含み、
-APPとNRG1との前記融合体が、APPのエクソン14とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号486のAPPの54位の核酸とNRG1の55位の核酸との間の接合部を含み、
-WRNとNRG1との前記融合体が、WRNのエクソン33とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号528のWRNの96位の核酸とNRG1の97位の核酸との間の接合部を含み、
-DAAM1とNRG1との前記融合体が、DAAM1のエクソン1とNRG1のエクソン1との間の融合接合部、好ましくは、配列番号605のDAAM1の75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、
-ASPHとNRG1との前記融合体が、ASPHのエクソン22とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号635のASPHの75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、
-NOTCH2とNRG1との前記融合体が、NOTCH2のエクソン6とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号693のNOTCH2の75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、
-CD74とNRG1との前記融合体が、CD74のエクソン2とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号717のCD74の75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、
-SDC4とNRG1との前記融合体が、SDC4のエクソン2とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号743のSDC4の75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、
-CD44とNRG1との前記融合体が、CD44のエクソン5とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号761のCD44の75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、
-SLC4A4とNRG1との前記融合体が、SLC4A4のエクソン14とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号765のSLC4A4の75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、
-SDC4とNRG1との前記融合体が、SDC4のエクソン4とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号824のSDC4の75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、
-ZFATとNRG1との前記融合体が、ZFATのエクソン12とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号828のZFATの75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、かつ
-DSCAML1とNRG1との前記融合体が、DSCAML1のエクソン3とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号868のDSCAML1の75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含む、請求項7~12のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【請求項15】
単離又は精製される、先行請求項のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【請求項16】
前記融合体のうちのいずれか1つが、フレーム内融合体である、先行請求項のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【請求項17】
哺乳類ポリヌクレオチド、好ましくはヒトポリヌクレオチドである、先行請求項のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【請求項18】
先行請求項のいずれか一項に記載のポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体。
【請求項19】
請求項1~17のいずれか一項に記載のポリヌクレオチドを含むベクター。
【請求項20】
請求項1~17のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド又は請求項19に記載のベクターを含む組換え宿主細胞。
【請求項21】
請求項18に記載のポリペプチド融合体を作製する方法であって、請求項20に記載の宿主細胞により含まれる前記ポリヌクレオチドの発現に好適な条件下で前記宿主細胞を維持することを含み、それによって前記ポリヌクレオチドが発現され、ポリペプチド融合体が産生され、続いて前記ポリペプチド融合体を単離又は精製することを含む、方法。
【請求項22】
組換え宿主細胞を作製するための方法であって、請求項19に記載のベクターを宿主細胞に導入することを含む、方法。
【請求項23】
請求項1~17のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体の存在を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対を含む検出アッセイ。
【請求項24】
請求項1~17のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対。
【請求項25】
10~40ヌクレオチドの長さを有する、請求項24に記載の核酸プローブ、プライマー又はプライマー対。
【請求項26】
検出される前記融合体が、
-配列番号3を含むか又はそれからなる、VAPBとNRG1との融合体であって、好ましくは43位及び44位に核酸を含む、融合体、
-配列番号7を含むか又はそれからなる、CADM1とNRG1との融合体であって、好ましくは53位及び54位に核酸を含む、融合体、
-配列番号11を含むか又はそれからなる、CD44とNRG1との融合体であって、好ましくは52位及び53位に核酸を含む、融合体、
-配列番号15を含むか又はそれからなる、SLC3A2とNRG1との融合体であって、好ましくは53位及び54位に核酸を含む、融合体、
-配列番号166を含むか又はそれからなる、VTCN1とNRG1との融合体であって、好ましくは65位及び66位に核酸を含む、融合体、
-配列番号186を含むか又はそれからなる、CDH1とNRG1との融合体であって、好ましくは119位及び120位に核酸を含む、融合体、
-配列番号217を含むか又はそれからなる、CXADRとNRG1との融合体であって、好ましくは43位及び44位に核酸を含む、融合体、
-配列番号233を含むか又はそれからなる、GTF2E2とNRG1との融合体であって、好ましくは141位及び142位に核酸を含む、融合体、
-配列番号255を含むか又はそれからなる、CSMD1とNRG1との融合体であって、好ましくは88位及び89位に核酸を含む、融合体、
-配列番号313を含むか又はそれからなる、PTNとNRG1との融合体であって、好ましくは102位及び103位に核酸を含む、融合体、
-配列番号330を含むか又はそれからなる、ST14とNRG1との融合体であって、好ましくは95位及び96位に核酸を含む、融合体、
-配列番号376を含むか又はそれからなる、THBS1とNRG1との融合体であって、好ましくは56位及び57位に核酸を含む、融合体、
-配列番号403を含むか又はそれからなる、AGRNとNRG1との融合体であって、好ましくは106位及び107位に核酸を含む、融合体、
-配列番号437を含むか又はそれからなる、PVALBとNRG1との融合体であって、好ましくは102位及び103位に核酸を含む、融合体、
-配列番号454を含むか又はそれからなる、SLC3A2とNRG1との融合体であって、好ましくは93位及び94位に核酸を含む、融合体、
-配列番号486を含むか又はそれからなる、APPとNRG1との融合体であって、好ましくは54位及び55位に核酸を含む、融合体、
-配列番号528を含むか又はそれからなる、WRNとNRG1との融合体であって、好ましくは96位及び97位に核酸を含む、融合体、
-配列番号605を含むか又はそれからなる、DAAM1とNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、
-配列番号635を含むか又はそれからなる、ASPHとNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、
-配列番号693を含むか又はそれからなる、NOTCH2とNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、
-配列番号717を含むか又はそれからなる、CD74とNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、
-配列番号743を含むか又はそれからなる、SDC4とNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、
-配列番号761を含むか又はそれからなる、CD44とNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、
-配列番号765を含むか又はそれからなる、SLC4A4とNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、
-配列番号824を含むか又はそれからなる、SDC4とNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、
-配列番号828を含むか又はそれからなる、ZFATとNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、並びに
-配列番号868を含むか又はそれからなる、DSCAML1とNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体を含む、請求項24又は25に記載の核酸プローブ、プライマー又はプライマー対。
【請求項27】
-VAPBとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、VAPBからのエクソン1により含まれる配列若しくはエクソン1の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-CADM1とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、CADM1からのエクソン7により含まれる配列若しくはエクソン7の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-CD44とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、CD44からのエクソン5により含まれる配列若しくはエクソン5の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-SLC3A2の転写バージョン6とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、前記SLC3A2からのエクソン1により含まれる配列若しくはエクソン1の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン5により含まれる配列若しくはエクソン5の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-VTCN1とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、VTCN1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-CDH1とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、CDH1からのエクソン11により含まれる配列若しくはエクソン11の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-CXADRとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、CXADRからのエクソン1により含まれる配列若しくはエクソン1の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-GTF2E2とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、GTF2E2からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-CSMD1とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、CSMD1からのエクソン23により含まれる配列若しくはエクソン23の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-PTNとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、PTNからのエクソン4により含まれる配列若しくはエクソン4の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-ST14とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、ST14からのエクソン11により含まれる配列若しくはエクソン11の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-THBS1とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、THBS1からのエクソン9により含まれる配列若しくはエクソン9の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-AGRNとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、AGRNからのエクソン12により含まれる配列若しくはエクソン12の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-PVALBとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、PVALBからのエクソン4により含まれる配列若しくはエクソン4の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-SLC3A2の転写バージョン3とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、前記SLC3A2からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-APPとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、APPからのエクソン14により含まれる配列若しくはエクソン14の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-WRNとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、WRNからのエクソン33により含まれる配列若しくはエクソン33の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-DAAM1とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、DAAM1からのエクソン1により含まれる配列若しくはエクソン1の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン1により含まれる配列若しくはエクソン1の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-ASPHとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、ASPHからのエクソン22により含まれる配列若しくはエクソン22の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-NOTCH2とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、NOTCH2からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-CD74とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、CD74からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-SDC4とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、SDC4からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-CD44とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、CD44からのエクソン5により含まれる配列若しくはエクソン5の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-SLC4A4とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、SLC4A4からのエクソン14により含まれる配列若しくはエクソン14の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-SDC4とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、SDC4からのエクソン4により含まれる配列若しくはエクソン4の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-ZFATとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、ZFATからのエクソン12により含まれる配列若しくはエクソン12の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、あるいは
-DSCAML1とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、DSCAML1からのエクソン3により含まれる配列若しくはエクソン3の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、請求項24~26のいずれか一項に記載の核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対。
【請求項28】
-VAPBからのエクソン1が、配列番号17又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-CADM1からのエクソン7が、配列番号39又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-CD44からのエクソン5が、配列番号65又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-SLC3A2からのエクソン1が、配列番号103又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-VTCN1からのエクソン2が、配列番号169又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-CDH1からのエクソン11が、配列番号198又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-CXADRからのエクソン1が、配列番号219又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-GTF2E2からのエクソン2が、配列番号236又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-CSMD1からのエクソン23が、配列番号279又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-PTNからのエクソン4が、配列番号318又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-ST14からのエクソン11が、配列番号342又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-THBS1からのエクソン9が、配列番号386又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-AGRNからのエクソン12が、配列番号416又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-PVALBからのエクソン4が、配列番号442又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-SLC3A2からのエクソン2が、配列番号457又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-APPからのエクソン14が、配列番号501又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-WRNからのエクソン33が、配列番号562又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-DAAM1からのエクソン1が、配列番号606又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-ASPHからのエクソン22が、配列番号658又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-NOTCH2からのエクソン6が、配列番号700又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-CD74からのエクソン2が、配列番号720又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-SDC4からのエクソン2が、配列番号746又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-CD44からのエクソン5が、配列番号65又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-SLC4A4からのエクソン14が、配列番号780又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-SDC4からのエクソン4が、配列番号748又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-ZFATからのエクソン12が、配列番号841又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-DSCAML1からのエクソン3が、配列番号872又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、かつ
-NRG1からのエクソン1、2、5、及び6が、それぞれ、配列番号125、126、129、及び130、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる、請求項27に記載の核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対。
【請求項29】
-VAPBとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号17により含まれる配列若しくはその対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-CADM1とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号57により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-CD44とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号99により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-SLC3A2とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号103により含まれる配列、及び/又は配列番号157により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-VTCN1とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号181により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-CDH1とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号213により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-CXADRとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号219により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-GTF2E2とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号252により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-CSMD1とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号309により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-PTNとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号326により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-ST14とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号372により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-THBS1とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号399により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-AGRNとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号433により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-PVALBとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号450により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-SLC3A2とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号482により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-APPとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号524により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-WRNとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号601により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-DAAM1とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号606により含まれる配列、及び/又は配列番号138により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-ASPHとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号689により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-NOTCH2とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号713により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-CD74とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号739により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-SDC4とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号757により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-CD44とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号99により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-SLC4A4とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号820により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-SDC4とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号940により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-ZFATとNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号864により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、かつ
-DSCAML1とNRG1との前記融合体を検出するための前記プローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号938により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、請求項27に記載の核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対。
【請求項30】
請求項1~17のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体を検出するための、インサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブであって、
-前記第1のプローブが、配列番号3の43位の核酸から5’に位置するVAPB配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号3の44位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号7の53位の核酸から5’に位置するCADM1配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号7の54位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号11の52位の核酸から5’に位置するCD44配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号11の53位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号15の53位の核酸から5’に位置するSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号15の54位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号166の65位の核酸から5’に位置するVTCN1配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号166の66位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号186の119位の核酸から5’に位置するCDH1配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号186の120位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号217の43位の核酸から5’に位置するCXADR配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号217の44位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号233の141位の核酸から5’に位置するGTF2E2配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号233の142位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号255の88位の核酸から5’に位置するCSMD1配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号255の89位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号313の102位の核酸から5’に位置するPTN配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号313の103位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号330の95位の核酸から5’に位置するST14配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号330の96位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号376の56位の核酸から5’に位置するTHBS1配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号376の57位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号403の106位の核酸から5’に位置するAGRN配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号403の107位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号437の102位の核酸から5’に位置するPVALB配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号437の103位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号454の93位の核酸から5’に位置するSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号454の94位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号486の54位の核酸から5’に位置するAPP配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号486の55位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号528の96位の核酸から5’に位置するWRN配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号528の97位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号605の75位の核酸から5’に位置するDAAM1配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号605の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号635の75位の核酸から5’に位置するASPH配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号635の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号693の75位の核酸から5’に位置するNOTCH2配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号693の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号717の75位の核酸から5’に位置するCD74配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号717の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号743の75位の核酸から5’に位置するSDC4配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号743の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号761の75位の核酸から5’に位置するCD44配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号761の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号765の75位の核酸から5’に位置するSLC4A4配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号765の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号824の75位の核酸から5’に位置するSDC4配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号824の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-前記第1のプローブが、配列番号828の75位の核酸から5’に位置するZFAT配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号828の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、又は
-前記第1のプローブが、配列番号868の75位の核酸から5’に位置するDSCAML1配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号868の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、第1及び第2の核酸プローブ。
【請求項31】
請求項1~17のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体によってコードされたポリペプチドを検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体対のセット。
【請求項32】
請求項1~17のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体によってコードされたポリペプチドの存在を検出するための第1の抗体又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイであって、前記第1の抗体又は第1及び第2の抗体のセットが、好ましくは、請求項31に記載の第1の抗体又は第1及び第2の抗体のセットである、検出アッセイ。
【請求項33】
前記第1の抗体が、VAPB-NRG1、CADM1-NRG1、CD44-NRG1、SLC3A2-NRG1、VTCN1-NRG1、CDH1-NRG1、CXADR-NRG1、GTF2E2-NRG1、CSMD1-NRG1、PTN-NRG1、ST14-NRG1、THBS1-NRG1、AGRN-NRG1、PVALB-NRG1、APP-NRG1、WRN-NRG1、ASPH-NRG1、NOTCH2-NRG1、CD74-NRG1、SDC4-NRG1、SLC4A4-NRG1、ZFAT-NRG1又はDSCAML1-NRG1から選択されるポリペプチド融合体に結合し、前記第1及び第2の抗体のセットが、それぞれVAPB及びNRG1又はCADM1及びNRG1、又はCD44及びNRG1、SLC3A2及びNRG1、VTCN1及びNRG1、CDH1及びNRG1、CXADR及びNRG1、GTF2E2及びNRG1、CSMD1及びNRG1、PTN及びNRG1、ST14及びNRG1、THBS1及びNRG1、AGRN及びNRG1、PVALB及びNRG1、APP及びNRG1、WRN及びNRG1、ASPH及びNRG1、NOTCH2及びNRG1、CD74及びNRG1、SDC4及びNRG1、SLC4A4及びNRG1、ZFAT及びNRG1、又はDSCAML1及びNRG1に結合する、請求項31に記載の第1の抗体若しくは第1及び第2の抗体のセット、又は請求項32に記載の検出アッセイ。
【請求項34】
試料中の請求項1~17のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドを特定するための方法であって、対象から得られた試料を試験して、前記試料中の前記融合体の存在を検出することを含む、方法。
【請求項35】
試料中の請求項1~17のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドの存在を検出するための方法であって、対象から得られた試料を試験して、前記試料中の前記融合体の存在を検出することを含む、方法。
【請求項36】
対象由来の異常細胞が、請求項1~17のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドを含むかどうかを確立するための方法であって、前記試料中の前記融合体の存在について、前記対象から得られた前記異常細胞の前記ポリヌクレオチド又はポリペプチド含有物を試験することを含む、方法。
【請求項37】
請求項1~17のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドを有する対象を特定するための方法であって、対象から得られた試料を試験して、前記試料中の前記融合体の存在を検出することを含む、方法。
【請求項38】
前記試験が、前記ポリヌクレオチドに特異的に結合する結合剤、例えば、請求項24~29に記載の核酸プローブ、プライマー若しくはプライマー対、又はそれからコードされたポリペプチドを利用すること、あるいは前記ポリヌクレオチド融合体を含むポリヌクレオチドに結合する結合剤を利用することによって、前記融合体を検出することを含む、請求項34~37のいずれか一項に記載の方法。
【請求項39】
前記試験が、前記ポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドの存在と不在とを区別する配列を増幅又は検出することを含む、請求項34~38のいずれか一項に記載の方法。
【請求項40】
前記ポリヌクレオチド融合体が、NRG1のEGF様ドメインを含むポリヌクレオチド融合体を発現する異常細胞から得られる、請求項34~39のいずれか一項に記載の方法。
【請求項41】
対象から前記試料を得、続いて前記試料から前記ポリヌクレオチド又はそれからコードされたポリペプチドを単離するステップを含む、請求項34~40のいずれか一項に記載の方法。
【請求項42】
前記試料から前記ポリヌクレオチド又はポリペプチドを精製又は単離するステップを含む、請求項34~41のいずれか一項に記載の方法。
【請求項43】
前記結合剤が、プライマー、プライマー対、プローブ、又は抗体であるか、又はそれを含む、請求項34~42のいずれか一項に記載の方法。
【請求項44】
前記試験が、エクスビボ法、好ましくはインビトロ法である、請求項34~43のいずれか一項に記載の方法。
【請求項45】
前記結合剤が、検出可能な標識を含むか、又はそれと会合している、請求項34~44のいずれか一項に記載の方法。
【請求項46】
前記試料が、ホルマリン固定パラフィン包埋組織(FFPE)試料などの液体生検試料又は固体試料である、請求項34~45のいずれか一項に記載の方法。
【請求項47】
前記試料が、血液、血清、血漿、胸膜液、尿、精液、羊水、又は腹膜液を含む、請求項34~46のいずれか一項に記載の方法。
【請求項48】
前記試料が、腫瘍細胞若しくはがん細胞などの異常細胞、又はそのポリヌクレオチド若しくはポリペプチド含有物を含む、請求項34~47のいずれか一項に記載の方法。
【請求項49】
ポリヌクレオチド融合体を含む、及び/又はそれからコードされた融合ポリペプチドを発現する、ErbB-2及び/又はErbB-3陽性がん又は腫瘍を有する対象を治療する方法であって、前記対象に、有効量のErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤を投与することを含み、前記融合体が、請求項1~17のいずれか一項に記載の融合体である、方法。
【請求項50】
ポリヌクレオチド融合体を含む、及び/又はそれからコードされた融合ポリペプチドを発現する、ErbB-2及びErbB-3陽性がん又は腫瘍の対象における進行を阻害するための方法であって、前記対象に、有効量のErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤を投与することを含み、前記融合体が、請求項1~17のいずれか一項に記載の融合体である、方法。
【請求項51】
ポリヌクレオチド融合体を含む、及び/又はそれからコードされた融合ポリペプチドを発現する、ErbB-2及びErbB-3陽性がん又は腫瘍を有する対象の治療に使用するためのErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤であって、前記治療が、前記対象に、有効量の前記ErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤を投与することを含み、前記融合体が、請求項1~17のいずれか一項に記載の融合体である、ErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤。
【請求項52】
請求項1~17のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドを含む異常細胞について対象を診断するための方法であって、対象から得られた試料を試験して、前記試料中の前記融合体の存在を検出することを含む、方法。
【請求項53】
前記試験が、前記ポリヌクレオチドに特異的に結合する結合剤、例えば、請求項24~29のいずれか一項に記載の核酸プローブ、プライマー若しくはプライマー対、又はそれからコードされたポリペプチドを利用すること、あるいは前記ポリヌクレオチド融合体を含むポリヌクレオチドに結合する結合剤を利用することによって、前記融合体を検出することを含む、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
対象が、がん若しくは腫瘍に罹患しているか、又はがん若しくは腫瘍に罹患しやすいかどうかを評価するための方法であって、対象から得られた試料を試験して、前記試料中の、請求項1~17のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドの存在を検出することと、前記ポリヌクレオチド又はポリペプチド融合体の存在を特定することによって、前記対象が、前記がん若しくは腫瘍に罹患しているか、又は前記がん若しくは腫瘍に罹患しやすいかを評価することと、を含む方法。
【請求項55】
前記ErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤が、ErbB-2の細胞外部に結合する第1の抗原結合部位及びErbB-3の細胞外部に結合する第2の抗原結合部位を含む多重特異性抗体、ErbB-2のチロシンキナーゼ阻害剤、ErbB-2の細胞外部に結合する抗原結合部位を含む単一特異性二価抗体、ErbB-3の細胞外部に結合する抗原結合部位を含む単一特異性二価抗体、又はそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、請求項49~51のいずれか一項に記載の方法又は使用。
【請求項56】
前記ErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤が、ゼノクツズマブである、請求項49~51、又は55のいずれか一項に記載の方法又は使用。
【請求項57】
前記異常細胞、がん細胞、腫瘍細胞、又は試料が、請求項1~17に記載のポリヌクレオチド融合体、又はそれによってコードされたポリペプチドを含み、前記細胞又は試料により含まれる前記ポリヌクレオチド融合体が、NRG1のEGF様ドメインをコードするコード配列のフレーム内融合体を更に含む、請求項35~56のいずれか一項に記載の方法又は使用。
【請求項58】
前記異常細胞が、がんからのものであり、特に、前記がんが、腺がん、より具体的には粘液性腺がん、膵臓がん、特に膵臓腺がん、より具体的には膵管腺がん、腎細胞がん、肉腫、膀胱、結腸、直腸、結腸直腸、胆嚢、頭頸部がん、前立腺、子宮、乳がん、卵巣がん、肝臓がん、子宮内膜がん、肺がん、好ましくは非小細胞肺がん、好ましくは、より好ましくは浸潤性粘液性腺がん、又は原発性若しくは転移性がんである、請求項35~57のいずれか一項に記載の方法又は使用。
【請求項59】
請求項1~17のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体を含む、及び/又はそれからコードされたポリペプチド融合体を発現するインビボ動物モデルであって、好ましくは、前記動物モデルにより含まれる前記ポリヌクレオチド融合体又はポリペプチド融合体が、前記動物モデルに存在する生着異常細胞により含まれるか、又は前記動物モデルのゲノムにより含まれる、インビボ動物モデル。
【請求項60】
ErbB-2の細胞外部に結合する第1の抗原結合部位及びErbB-3の細胞外部に結合する第2の抗原結合部位を含む多重特異性抗体、ErbB-2のチロシンキナーゼ阻害剤、ErbB-2の細胞外部に結合する抗原結合部位を含む単一特異性二価抗体、ErbB-3の細胞外部に結合する抗原結合部位を含む単一特異性二価抗体、又はそれらの任意の組み合わせからなる群から選択されるErb2及び/又はErb3標的化剤により、請求項59に記載のインビボ動物モデルを治療する方法であって、前記動物に、前記Erb2及び/又はErb3標的化剤を投与することを含む、方法。
【請求項61】
VAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1の遺伝子再配列を検出するための、インサイチュハイブリダイゼーションアッセイにおいて使用するための第1及び第2の核酸プローブであって、
-VAPBの遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号1の43位の核酸から5’にあるVAPB配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号1の43位の核酸から3’にあるVAPB配列に特異的にハイブリダイズする、
-CADM1の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号5の53位の核酸から5’にあるCADM1配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号5の53位の核酸から3’にあるCADM1配列に特異的にハイブリダイズする、
-CD44の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号9の52位の核酸から5’にあるCD44配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号9の52位の核酸から3’にあるCD44配列に特異的にハイブリダイズする、
-SLC3A2の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号13の53位の核酸から5’にあるSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号13の53位の核酸から3’にあるSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズする、
-VTCN1の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号164の65位の核酸から5’にあるVTCN1配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号164の65位の核酸から3’にあるVTCN1配列に特異的にハイブリダイズする、
-CDH1の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号184の119位の核酸から5’にあるCDH1配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号184の119位の核酸から3’にあるCDH1配列に特異的にハイブリダイズする、
-CXADRの遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号215の43位の核酸から5’にあるCXADR配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号215の43位の核酸から3’にあるCXADR配列に特異的にハイブリダイズする、
-GTF2E2の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号231の141位の核酸から5’にあるGTF2E2配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号231の141位の核酸から3’にあるGTF2E2配列に特異的にハイブリダイズする、
-CSMD1の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号253の88位の核酸から5’にあるCSMD1配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号253の88位の核酸から3’にあるCSMD1配列に特異的にハイブリダイズする、
-PTNの遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号311の102位の核酸から5’にあるPTN配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号311の102位の核酸から3’にあるPTN配列に特異的にハイブリダイズする、
-ST14の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号328の95位の核酸から5’にあるST14配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号328の95位の核酸から3’にあるST14配列に特異的にハイブリダイズする、
-AGRNの遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号401の106位の核酸から5’にあるAGRN配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号401の106位の核酸から3’にあるAGRN配列に特異的にハイブリダイズする、
-THBS1の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号374の56位の核酸から5’にあるTHBS1配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号374の56位の核酸から3’にあるTHBS1配列に特異的にハイブリダイズする、
-PVALBの遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号435の102位の核酸から5’にあるPVALB配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号435の102位の核酸から3’にあるPVALB配列に特異的にハイブリダイズする、
-SLC3A2の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号452の93位の核酸から5’にあるSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号452の93位の核酸から3’にあるSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズする、
-APPの遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号484の54位の核酸から5’にあるAPP配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号484の54位の核酸から3’にあるAPP配列に特異的にハイブリダイズする、
-WRNの遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号526の96位の核酸から5’にあるWRN配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号526の96位の核酸から3’にあるWRN配列に特異的にハイブリダイズする、
-DAAM1の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号603の75位の核酸から5’にあるDAAM1配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号603の75位の核酸から3’にあるDAAM1配列に特異的にハイブリダイズする、
-ASPHの遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号633の75位の核酸から5’にあるASPH配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号633の75位の核酸から3’にあるASPH配列に特異的にハイブリダイズする、
-NOTCH2の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号691の75位の核酸から5’にあるNOTCH2配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号691の75位の核酸から3’にあるNOTCH2配列に特異的にハイブリダイズする、
-CD74の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号715の75位の核酸から5’にあるCD74配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号715の75位の核酸から3’にあるCD74配列に特異的にハイブリダイズする、
-SDC4の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号741の75位の核酸から5’にあるSDC4配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号741の75位の核酸から3’にあるSDC4配列に特異的にハイブリダイズする、
-CD44の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号759の75位の核酸から5’にあるCD44配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号759の75位の核酸から3’にあるCD44配列に特異的にハイブリダイズする、
-SLC4A4の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号763の75位の核酸から5’にあるSLC4A4配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号763の75位の核酸から3’にあるSLC4A4配列に特異的にハイブリダイズする、
-SDC4の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号822の75位の核酸から5’にあるSDC4配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号822の75位の核酸から3’にあるSDC4配列に特異的にハイブリダイズする、
-ZFATの遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号826の75位の核酸から5’にあるZFAT配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号826の75位の核酸から3’にあるZFAT配列に特異的にハイブリダイズする、又は
-DSCAML1の遺伝子再配列を検出するための前記第1のプローブが、配列番号866の75位の核酸から5’にあるDSCAML1配列に特異的にハイブリダイズし、前記第2のプローブが、配列番号866の75位の核酸から3’にあるDSCAML1配列に特異的にハイブリダイズする、第1及び第2の核酸プローブ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、ニューレグリン-1(NRG1)融合体の分野、そのような融合体を検出するための方法、そのような融合体を有する患者を特定又は診断するための方法、及びNRG1融合体を含むがん、腫瘍又は異常細胞を治療する方法に関する。また、本開示は、NRG1融合体を含むErbB-2/ErbB-3陽性がんを有する対象の治療のための治療用(ヒト)化合物の分野に関する。
【背景技術】
【0002】
膜貫通型NRG1アイソフォームの細胞外ドメインのタンパク質分解処理は、可溶性因子を放出する。HRG1-β1は、NRG1遺伝子によってコードされたタンパク質のうちの1つである。NRG1は、Igドメイン、及び受容体チロシンキナーゼErbB-3及びErbB-4への直接結合に必要なEGF様ドメインを含む。NRG1遺伝子及びアイソフォームは、以下のようないくつかの異なる別名の下で知られている:ニューレグリン1、Pro-NRG1、HRGA、SMDF、HGL、GGF、NDF、NRG1イントロニック転写産物2(非タンパク質コード)、ヘレグリン、アルファ(45kD、ERBB2 P185-活性化剤)、アセチルコリン受容体誘導活性、Pro-ニューレグリン-1、膜結合型アイソフォーム、感覚及び運動ニューロン由来因子、Neu分化因子、グリア成長因子2、NRG1-IT2、MSTP131、MST131、ARIA、GGF2、HRG1、及びHRG。NRG1遺伝子の外部Idは、HGNC:7997、Entrez Gene:3084、Ensembl:ENSG00000157168、OMIM:142445及びUniProtKB:Q02297である。
【0003】
NRG1のアイソフォームは、選択的スプライシングによって作製され、膜貫通型、外膜結合型、脱落型、分泌型又は細胞内型を含む(Exp Cell Res 284:14-30、2003、Hayes and Gullick in J.Mammary Gland Biol Neoplasia 13:205-214、2008に含まれる)。それらは、ErbB-3又はErbB-4に結合し、これは、ErbB-2(HER2)によるヘテロ二量体形成を促進すると理解されている。NRG1コードタンパク質は、通常、マイトジェンとして考えられるが、それらはまた、強力にアポトーシス促進性であり得る:特に、細胞内でNRG1を発現することは、発現細胞のアポトーシスを引き起こすことができる(Weinstein et al.in oncogene 17:2107-2113,1998を参照されたい)。
【0004】
NRG1融合体を有する腫瘍タイプの多様な配列を考慮すると、より迅速でより安定な診断に対する必要性があり、新たな融合パートナー及びNRG1と融合パートナーとの間の新たな破断点に基づく、これまで知られていなかったNRG1融合体の特定に対する必要性がある。
【発明の概要】
【0005】
本開示は、一般的に、NRG1及び新規の融合パートナーを含む融合体、並びにそれからコードされたポリペプチド融合体を提供する。本開示は、新規の融合パートナーとしてのNRG1及びVAPB、NRG1及びPVALB、NRG1及びDAAM1、NRG1及びASPH、NRG1及びZFAT、又はNRG1及びDSCAML1を含む融合体を提供し、本明細書では、それぞれ、一般的な用語としてVAPB-NRG1、PVALB-NRG1、DAAM1-NRG1、ASPH-NRG1、ZFAT-NRG1及びDSCAML1-NRG1として示される。より具体的には、本開示のこの態様は、
NRG1核酸配列若しくはNRG1核酸配列の一部分と融合したVAPB核酸配列若しくはVAPB核酸配列の一部分を含むポリヌクレオチド、又は
NRG1核酸配列若しくはNRG1核酸配列の一部分と融合したPVALB核酸配列若しくはPVALB核酸配列の一部分を含むポリヌクレオチド、又は
NRG1核酸配列若しくはNRG1核酸配列の一部分と融合したDAAM1核酸配列若しくはDAAM1核酸配列の一部分を含むポリヌクレオチド、又は
NRG1核酸配列若しくはNRG1核酸配列の一部分と融合したASPH核酸配列若しくはASPH核酸配列の一部分を含むポリヌクレオチド、又は
NRG1核酸配列若しくはNRG1核酸配列の一部分と融合したZFAT核酸配列若しくはZFAT核酸配列の一部分を含むポリヌクレオチド、又は
NRG1核酸配列若しくはNRG1核酸配列の一部分と融合したDSCAML1核酸配列若しくはDSCAML1核酸配列の一部分を含むポリヌクレオチドに関する。
【0006】
好ましくは、VAPB核酸配列は、配列番号17~23の配列のうちのいずれか1つ、又は配列番号17~23のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体(の一部分)を含むか又はそれからなる。好ましくは、NRG1核酸配列は、配列番号125~138の配列のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体(の一部分)を含むか又はそれからなる。
【0007】
代替的又は追加的に、本開示は、NRG1のエクソン2の一部分、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、VAPBのエクソン1の一部分、又はエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、VAPBのエクソン1は、配列番号17を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号17の変異体である。NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号126の変異体である。
【0008】
好ましくは、PVALB核酸配列は、配列番号439~444の配列のうちのいずれか1つ、又は配列番号439~444のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体(の一部分)を含むか又はそれからなる。好ましくは、NRG1核酸配列は、配列番号125~138の配列のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体(の一部分)を含むか又はそれからなる。
【0009】
代替的又は追加的に、本開示は、NRG1のエクソン6の一部分、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、PVALBのエクソン4の一部分、又はエクソン4の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、PVALBのエクソン4は、配列番号442を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号442の変異体である。NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号130の変異体である。
【0010】
好ましくは、DAAM1核酸配列は、配列番号606~631の配列のうちのいずれか1つ、又は配列番号606~631のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体(の一部分)を含むか又はそれからなる。好ましくは、NRG1核酸配列は、配列番号125~138の配列のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体(の一部分)を含むか又はそれからなる。
【0011】
代替的又は追加的に、本開示は、NRG1のエクソン1の一部分、又はエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、DAAM1のエクソン1の一部分、又はエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、DAAM1のエクソン1は、配列番号606を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号606の変異体である。NRG1のエクソン1は、好ましくは配列番号125を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号125の変異体である。
【0012】
好ましくは、ASPH核酸配列は、配列番号637~662の配列のうちのいずれか1つ、又は配列番号637~662のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体(の一部分)を含むか又はそれからなる。好ましくは、NRG1核酸配列は、配列番号125~138の配列のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体(の一部分)を含むか又はそれからなる。
【0013】
代替的又は追加的に、本開示は、NRG1のエクソン2の一部分、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、ASPHのエクソン22の一部分、又はエクソン22の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、ASPHのエクソン22は、配列番号658を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号658の変異体である。NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号126の変異体である。
【0014】
好ましくは、ZFAT核酸配列は、配列番号830~846の配列のうちのいずれか1つ、又は配列番号830~846のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体(の一部分)を含むか又はそれからなる。好ましくは、NRG1核酸配列は、配列番号125~138の配列のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体(の一部分)を含むか又はそれからなる。
【0015】
代替的又は追加的に、本開示は、NRG1のエクソン6の一部分、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、ZFATのエクソン12の一部分、又はエクソン12の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、ZFATのエクソン12は、配列番号841を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号841の変異体である。NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号130の変異体である。
【0016】
好ましくは、DSCAML1核酸配列は、配列番号870~903の配列のうちのいずれか1つ、又は配列番号870~903のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体(の一部分)を含むか又はそれからなる。好ましくは、NRG1核酸配列は、配列番号125~138の配列のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体(の一部分)を含むか又はそれからなる。
【0017】
代替的又は追加的に、本開示は、NRG1のエクソン2の一部分、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、DSCAML1のエクソン3の一部分、又はエクソン3の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、DSCAML1のエクソン3は、配列番号872を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号872の変異体である。NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号126の変異体である。
【0018】
加えて、本開示は、以前に開示されていない融合接合部を有するNRG1を含む融合体、及びそれからコードされたポリペプチド融合体を提供する。特に、本開示は、一般的な用語として本明細書でCADM1-NRG1として示されるNRG1及びCADM1を含む融合体を更に提供し、本開示はまた、一般的な用語として本明細書でCD44-NRG1として示されるNRG1及びCD44を含む融合体を提供し、本開示は、一般的な用語として本明細書でSLC3A2-NRG1として示されるNRG1及びSLC3A2を含む融合体を提供し、本開示は、一般的な用語として本明細書でVTCN1-NRG1として示されるNRG1及びVTCN1を含む融合体を提供し、本開示は、一般的な用語として本明細書でCDH1-NRG1として示されるNRG1及びCDH1を含む融合体を提供し、本開示は、一般的な用語として本明細書でCXADR-NRG1として示されるNRG1及びCXADRを含む融合体を提供し、本開示は、一般的な用語として本明細書でGTF2E2-NRG1として示されるNRG1及びGTF2E2を含む融合体を提供し、本開示は、一般的な用語として本明細書でCSMD1-NRG1として示されるNRG1及びCSMD1を含む融合体を提供し、本開示は、一般的な用語として本明細書でPTN-NRG1として示されるNRG1及びPTNを含む融合体を提供し、本開示は、一般的な用語として本明細書でST14-NRG1として示されるNRG1及びST14を含む融合体を提供し、本開示は、一般的な用語として本明細書でTHBS1-NRG1として示されるNRG1及びTHBS1を含む融合体を提供し、本開示は、一般的な用語として本明細書でAGRN-NRG1として示されるNRG1及びAGRNを含む融合体を提供し、本開示はまた、一般的な用語として本明細書でAPP-NRG1として示されるNRG1及びAPPを含む融合体を提供し、本開示はまた、一般的な用語として本明細書でNOTCH2-NRG1として示されるNRG1及びNOTCH2を含む融合体を提供し、本開示はまた、一般的な用語として本明細書でCD74-NRG1として示されるNRG1及びCD74を含む融合体を提供し、本開示はまた、一般的な用語として本明細書でSDC4-NRG1として示されるNRG1及びSDC4を含む融合体を提供し、本開示はまた、一般的な用語として本明細書でSLC4A4-NRG1として示されるNRG1及びSLC4A4を含む融合体を提供する。
【0019】
本開示は、以下の新規の融合接合部を提供する。特に、本開示は、NRG1のエクソン6、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CADM1のエクソン7、又はエクソン7の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、CADM1のエクソン7は、配列番号39を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号39の変異体である。NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号130の変異体である。
【0020】
特に、本開示は、NRG1のエクソン2、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CD44のエクソン5、又はエクソン5の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、CD44のエクソン5は、配列番号65を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号65の変異体である。NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号126の変異体である。
【0021】
特に、本開示は、NRG1のエクソン6、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CD44のエクソン5、又はエクソン5の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、CD44のエクソン5は、配列番号65を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号65の変異体である。NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号130の変異体である。
【0022】
特に、本開示は、NRG1のエクソン5、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、SLC3A2の転写バージョン6のエクソン1、又は転写バージョン6のエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、SLC3A2の該エクソンは、配列番号103を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号103の変異体である。NRG1のエクソン5は、好ましくは配列番号129を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号129の変異体である。
【0023】
特に、本開示は、NRG1のエクソン2、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、VTCN1のエクソン2、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、VTCN1のエクソン2は、配列番号169を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号169の変異体である。NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号126の変異体である。
【0024】
特に、本開示は、NRG1のエクソン2、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CDH1のエクソン11、又はエクソン11の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、CDH1のエクソン11は、配列番号198を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号198の変異体である。NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号126の変異体である。
【0025】
特に、本開示は、NRG1のエクソン2、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CXADRのエクソン1、又はエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、CXADRのエクソン1は、配列番号219を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号219の変異体である。NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号126の変異体である。
【0026】
特に、本開示は、NRG1のエクソン2、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、GTF2E2のエクソン2、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、GTF2E2のエクソン2は、配列番号236を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号236の変異体である。NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号126の変異体である。
【0027】
特に、本開示は、NRG1のエクソン6、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CSMD1のエクソン23、又はエクソン23の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、CSMD1のエクソン23は、配列番号279を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号279の変異体である。NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号130の変異体である。
【0028】
特に、本開示は、NRG1のエクソン2、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、PTNのエクソン4、又はエクソン4の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、PTNのエクソン4は、配列番号318を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号318の変異体である。NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号126の変異体である。
【0029】
特に、本開示は、NRG1のエクソン6、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、ST14のエクソン11、又はエクソン11の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、ST14のエクソン11は、配列番号342を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号342の変異体である。NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号130の変異体である。
【0030】
特に、本開示は、NRG1のエクソン6、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、THBS1のエクソン9、又はエクソン9の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、THBS1のエクソン9は、配列番号386を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号386の変異体である。NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号130の変異体である。
【0031】
特に、本開示は、NRG1のエクソン6、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、AGRNのエクソン12、又はエクソン12の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、AGRNのエクソン12は、配列番号416を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号416の変異体である。NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号130の変異体である。
【0032】
特に、本開示は、NRG1のエクソン6、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、PVALBのエクソン4、又はエクソン4の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、PVALBのエクソン4は、配列番号442を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号442の変異体である。NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号130の変異体である。
【0033】
特に、本開示は、NRG1のエクソン6、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、SLC3A2の転写バージョン3のエクソン2、又は転写バージョン3のエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、SLC3A2の該エクソンは、配列番号457を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号457の変異体である。NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号130の変異体である。
【0034】
特に、本開示は、NRG1のエクソン6、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、APPのエクソン14、又はエクソン14の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、APPのエクソン14は、配列番号501を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号501の変異体である。NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号130の変異体である。
【0035】
特に、本開示は、NRG1のエクソン6、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、WRNのエクソン33、又はエクソン33の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、WRNのエクソン33は、配列番号562を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号562の変異体である。NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号130の変異体である。
【0036】
特に、本開示は、NRG1のエクソン6、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、NOTCH2のエクソン6、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、NOTCH2のエクソン6は、配列番号700を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号700の変異体である。NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号130の変異体である。
【0037】
特に、本開示は、NRG1のエクソン2、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CD74のエクソン2、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、CD74のエクソン2は、配列番号720を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号720の変異体である。NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号126の変異体である。
【0038】
特に、本開示は、NRG1のエクソン2、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、SDC4のエクソン2、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、SDC4のエクソン2は、配列番号746を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号746の変異体である。NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号126の変異体である。
【0039】
特に、本開示は、NRG1のエクソン2、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、SDC4のエクソン4、又はエクソン4の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、SDC4のエクソン4は、配列番号748を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号748の変異体である。NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号126の変異体である。
【0040】
特に、本開示は、NRG1のエクソン6、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、SLC4A4のエクソン14、又はエクソン14の対立遺伝子変異体の一部分を含む、ポリヌクレオチドを提供する。好ましくは、SLC4A4のエクソン14は、配列番号780を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号780の変異体である。NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130を含むか又はそれからなり、対立遺伝子変異体は、好ましくは配列番号130の変異体である。
【0041】
本明細書で提供されるNRG1融合体は全て、患者由来試料、具体的にはがんと診断された患者において観察されている。
【0042】
これらのNRG1融合体及び遺伝子再配列の開示された特定は、生体試料中又は生体試料からのNRG1ポリヌクレオチド融合体又はポリペプチドの存在を決定するための新たな方法、NRG1ポリペプチド融合体の活性をアッセイするための方法、NRG1ポリペプチド融合体を発現するがん、腫瘍又は異常細胞を診断するための方法、並びにNRG1ポリペプチド融合体を発現するがん、腫瘍若しくは異常細胞を治療するための、及び/又はNRG1ポリヌクレオチド融合体若しくはポリペプチドの発現によって特徴付けられるがん発生の進行を阻害するための方法を提供する。したがって、これら及びより多くの態様もまた本開示によって提供され、以下でより詳細に説明される。
【0043】
本開示はまた、VAPB-NRG1、CADM1-NRG1 CD44-NRG1、SLC3A2-NRG1、VTCN1-NRG1、CDH1-NRG1、CXADR-NRG1、GTF2E2-NRG1、CSMD1-NRG1、PTN-NRG1、ST14-NRG1、THBS1-NRG1、AGRN-NRG1、PVALB-NRG1、APP-NRG1、WRN-NRG1、ASPH-NRG1、NOTCH2-NRG1、CD74-NRG1、SDC4-NRG1、SLC4A4-NRG1、ZFAT-NRG1及びDSCAML1-NRG1から選択されるポリヌクレオチド融合体のうちのいずれか1つによってコードされたポリペプチド融合体を提供する。本開示のポリペプチド融合体のうちのいずれか1つは、本明細書に記載の異常細胞により発現される場合、好ましくはNRG1のEGF様ドメインも含む。本開示の任意のポリヌクレオチド融合体は、本明細書に記載の異常な細胞により含有される場合、好ましくは、EGF様ドメイン、例えば、NRG1のエクソン6、7又は8、より好ましくは、NRG1ポリヌクレオチド配列のエクソン6及び7をコードするNRG1エクソンを含む。
【0044】
また、本開示のポリヌクレオチド融合体を含むベクター、該ポリヌクレオチド及び/又は該ベクターを含む組換え宿主細胞も提供される。また、本開示のポリペプチドを作製する方法であって、ポリヌクレオチドの発現に好適な条件下で該組換え宿主細胞を維持することを含み、それによってポリヌクレオチド融合体が発現され、ポリペプチド融合体が産生され、続いてポリペプチドを単離又は精製することを含む、方法も提供される。また、組換え宿主細胞を作製するための方法であって、該ベクターを宿主細胞に導入することを含む、方法も提供される。
【0045】
また、本開示のポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー又はプライマー対、及び本開示のポリヌクレオチド融合体の存在を検出するための核酸プローブ、プライマー又はプライマー対を含む検出アッセイも提供される。そのような核酸プローブ、プライマー、又は本開示のプライマー対は、10~40ヌクレオチドの好ましい長さを有する。
【0046】
また、本開示のポリヌクレオチド融合体によってコードされたポリペプチドを検出するための第1の抗体、又は第1の抗体及び第2の抗体のセット、並びに本開示のポリヌクレオチド融合体によってコードされたポリペプチドの存在を検出するための第1の抗体又は第1の抗体及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供される。好ましくは、第1の抗体は、VAPB-NRG1、CADM1-NRG1、CD44-NRG1、SLC3A2-NRG1、VTCN1-NRG1、CDH1-NRG1、CXADR-NRG1、GTF2E2-NRG1、CSMD1-NRG1、PTN-NRG1、ST14-NRG1、THBS1-NRG1、AGRN-NRG1、PVALB-NRG1、APP-NRG1、WRN-NRG1、ASPH-NRG1、NOTCH2-NRG1、CD74-NRG1、SDC4-NRG1、SLC4A4-NRG1、ZFAT-NRG1及びDSCAML1-NRG1から選択されるポリペプチド融合体に結合し、第1及び第1及び第2の抗体のセットは、それぞれVAPB及びNRG1、又はCADM1及びNRG1、又はCD44及びNRG1、又はSLC3A2及びNRG1、又はVTCN1及びNRG1、又はCDH1及びNRG1、又はCXADR及びNRG1、又はGTF2E2及びNRG1、又はCSMD1及びNRG1、又はPTN及びNRG1、又はST14及びNRG1、又はTHBS1及びNRG1、又はAGRN及びNRG1、又はPVALB及びNRG1、APP及びNRG1、又はWRN及びNRG1、又はASPH及びNRG1、又はNOTCH2及びNRG1、又はCD74及びNRG1、又はSDC4及びNRG1、又はSLC4A4及びNRG1、又はZFAT及びNRG1、又はDSCAML1及びNRG1に結合する。
【0047】
ヒト対象におけるNRG1融合体を特定又は検出する方法を含む本開示は、固形腫瘍を含む、NRG1融合体関連疾病の改善のための、診断、治療選択、並びに薬剤及びそれらの組み合わせによる治癒的治療の方法を更に包含する。とりわけ、本開示は、対象が、がん、腫瘍、又は異常細胞に罹患しているか、又は罹患しやすいかどうかを迅速に評価するための、簡単な手段又はアッセイを提供する。そのようなNRG1融合情報は、有利には、診断ツールにおけるバイオマーカーとして使用され得る。
【0048】
したがって、本明細書で言及されるポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドのうちのいずれか1つを試料中で特定するための方法もまた提供され、該方法は、対象から得られた試料を試験して、試料中の融合体の存在を検出することを含む。
【0049】
また、本明細書で言及されるポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドのうちのいずれか1つの存在を試料中で検出するための方法もまた提供され、該方法は、対象から得られた試料を試験すること、及び試料中の融合体の存在を検出することを含む。
【0050】
また、対象由来のがん細胞又は腫瘍細胞などの異常細胞が、本明細書に記載されるポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドのうちのいずれか1つを含むかどうかを確立するための方法も提供され、該方法は、試料中の融合体の存在について、対象から得られた細胞、又は該細胞のポリヌクレオチド若しくはポリペプチド含有物を試験することを含む。
【0051】
また、本明細書で言及されるポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドのうちのいずれか1つを有する対象を特定するための方法もまた提供され、該方法は、対象から得られた試料を試験すること、及び試料中の融合体の存在を検出することを含む。
【0052】
本明細書に記載の試料の試験は、好ましくは、インビトロ分析又はそのような方法、又はエクスビボ分析又はそのような方法の一部である。
【0053】
好ましくは、対象は、哺乳動物又はヒト対象であり、ポリヌクレオチド又はポリペプチドは、哺乳動物又はヒトポリヌクレオチド又はポリペプチドである。
【0054】
好ましくは、本明細書に記載される任意のポリヌクレオチド融合体及び/又は本明細書に記載されるそれからコードされたポリペプチドは、単離及び/若しくは精製されるか、又は実質的に単離されるか、又は実質的に精製される。
【0055】
本開示は、がん、特に固形がん又は腫瘍に罹患しているか、又は罹患している疑いのある対象に関する。特に、そのようながんは、腺がん、より具体的には粘液性腺がん、膵臓がん、より具体的には膵臓腺がん、又は腎細胞がん、胆管がん、脳がん、膠芽腫、胆管がん、神経膠腫、膵管腺がん、肉腫、膀胱がん、結腸がん、直腸がん、結腸直腸がん、胆嚢がん、頭頸部がん、前立腺がん、子宮がん、乳がん、卵巣がん、肝臓がん、子宮内膜がん、肺がん、特に非小細胞肺がん又は浸潤性粘液性腺がんである。がんは、原発がん又は転移性がんであってもよい。
【0056】
本開示はまた、がん又は腫瘍などのErbB-2及び/又はErbB-3陽性異常細胞を有する対象を治療する方法を提供し、該異常細胞は、本明細書に記載のポリヌクレオチド融合体、及び/又はそれからコードされたポリペプチド融合体を発現するそのような細胞を含み、該方法は、対象に、治療量のErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤を投与することを含む。好ましくは、該薬剤の投与は、本明細書に記載のポリヌクレオチド又はポリペプチド融合体の検出後に行われる。
【0057】
本開示はまた、ErbB-2及びErbB-3陽性異常細胞を有する対象における進行を阻害するための方法を提供し、該異常細胞は、本明細書に記載のポリヌクレオチド融合体を含む、及び/又はそれからコードされたポリペプチド融合体を発現し、該方法は、対象に、治療量のErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤を投与することを含む。好ましくは、該薬剤の投与は、本明細書に記載のポリヌクレオチド又はポリペプチド融合体の検出後に行われる。
【0058】
本開示はまた、本明細書に記載のポリヌクレオチド融合体を含む、及び/又はそれからコードされたポリペプチド融合体を発現する、ErbB-2及びErbB-3陽性がん又は腫瘍を有する対象の治療に使用するためのErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤を提供し、該治療は、対象に、治療量のErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤を投与することを含む。好ましくは、該薬剤の投与は、本明細書に記載のポリヌクレオチド又はポリペプチド融合体の検出後に行われる。
【0059】
本開示はまた、本明細書に記載のポリヌクレオチド融合、又はそれからコードされたポリペプチドを含む異常細胞を有する対象を診断するための方法を提供し、この方法は、対象から得られた試料を試験して、試料中の融合体の存在を検出することを含む。
【0060】
本開示はまた、ERB2及び/又はErb3標的化剤の治療又は使用の方法を提供し、対象は、本明細書に記載のNRG1融合体の存在についてスクリーニングされ、続いてErb2及び/又はErb3剤の投与が行われる。
【0061】
本開示はまた、本明細書に記載のポリヌクレオチド融合体を含む、及び/又はそれからコードされたポリペプチド融合体を発現する、それらのゲノム又は生着異常細胞内で発現する異種移植片又はトランスジェニック動物モデルなどのインビボモデル、並びに、ERB2及び/若しくはErb3標的化剤又は他の標的化剤の治療活性を評価するための、そのような薬剤によるそのようなモデルの治療を含む。好ましくは、動物モデルは、非ヒト動物モデルである。
【発明を実施するための形態】
【0062】
本開示は、NRG1及び新規の融合パートナーを含む融合体、並びにそれからコードされたポリペプチド融合体を提供する。また、本開示は、以前に開示されていない融合接合部を有するNRG1を含む融合体、及びそれからコードされたポリペプチド融合体を提供する。
【0063】
一般的に、本開示は、NRG1、及びVAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT、又はDSCAML1から選択される融合パートナーを含む融合体を提供する。該融合体は、本明細書において、VAPB-NRG1、CADM1-NRG1、CD44-NRG1、SLC3A2-NRG1、VTCN1-NRG1、CDH1-NRG1、CXADR-NRG1、GTF2E2-NRG1、CSMD1-NRG1、PTN-NRG1、ST14-NRG1、THBS1-NRG1、AGRN-NRG1、PVALB-NRG1、APP-NRG1、WRN-NRG1、DAAM1-NRG1、ASPH-NRG1、NOTCH2-NRG1、CD74-NRG1、SDC4-NRG1、SLC4A4-NRG1、ZFAT-NRG1又はDSCAML1-NRG1として示される。本開示のNRG1融合体のうちのいずれか1つの存在は、それがポリヌクレオチドであれ、それから翻訳されたポリペプチドであれ、がん又は腫瘍などの異常細胞の存在を示す。
【0064】
NRG1
NRG1遺伝子は、NRG1の様々なアイソフォームをコードする。様々なアイソフォーム及びそれらの期待される機能は、Adelaide et al.Genes Chromosomes Cancer,Aug;37(4):333-45(2003)に記載されている。GGF及びGGF2アイソフォームは、クリングル様配列+Ig及びEGF様ドメインを含有し、SMDFアイソフォームは、EGF様ドメインのみを他のアイソフォームと共有する。NRG1アイソフォームの受容体は、チロシンキナーゼ膜貫通受容体のErbBファミリーである。このファミリーは、ヒト上皮成長因子(EGF)受容体ファミリー(HER)とも称される。ファミリーには、ErbB(赤芽球腫)-1、ErbB-2、ErbB-3及びErbB-4の4つのメンバーがある。受容体(Yarden and Pines,Nat Rev Cancer.2012 Jul 12;12(8):553-63においてレビューされている)は、上皮細胞上で広く発現される。ヘレグリン(HRG)又は上皮成長因子(EGF)などのHER受容体又はそのリガンドの上方制御は、ヒトがんにおいて頻繁な事象である(Wilson,Fridlyand et al.,Nature.2012 Jul 26;487(7408):505-509)。特に、ErbB-1及びErbB-2の過剰発現は、上皮性腫瘍において生じ、腫瘍浸潤、転移、化学療法に対する耐性、及び予後不良と関連する(Zhang,H.,Berezov,A.,Wang,Q.,Zhang,G.,Drebin,J.,Murali,R.,et al.(2007)Erbb receptors:from oncogenes to targeted cancer therapies.J.Clin.Invest.,117,2051-2058)。正常な乳房では、ErbB-3は管腔上皮の成長及び分化に重要であることが示されている。例えば、ErbB-3の喪失/阻害は、管腔上皮上での基底の選択的膨張をもたらす(Balko,Miller et al.,2012 PNAS January 3,2012 109(1)221-226)。受容体チロシンキナーゼの細胞外ドメインへのリガンドの結合は、同じ(ホモ二量体化)及び異なる(ヘテロ二量体化)受容体サブタイプの両方の受容体二量体化を誘導する。二量体化は、細胞内チロシンキナーゼドメインを活性化することができ、それは、自己リン酸化を受け、次いで、マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MAPK)及び生存促進経路Aktによって媒介されるものを含む、いくつかの下流増殖促進シグナル伝達経路を活性化することができる(Yarden and Pines,2012においてレビューされている)。ErbB-3は、そのリガンドの係合によって活性化され得る。これらのリガンドには、ニューレグリン(NRG)及びヘレグリン(HRG)並びにNRG1融合体が含まれるが、これらに限定されない。
【0065】
様々なNRG1融合遺伝子が、Dhanasekaran et al.Nature Communications 5:5893,2014及びJonna et al.,Clin Cancer Res August 15 2019,25(16)4966-4972において説明されている。
【0066】
本明細書で使用される「NRG1」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意図せず、文脈によりどの形態が意図されるかが明示されない限り、そのような全ての形態を含むことを意図する。NRG1遺伝子及びアイソフォームは、以下のようないくつかの異なる別名の下で知られている:ニューレグリン1、Pro-NRG1、HRGA、SMDF、HGL、GGF、NDF、NRG1イントロニック転写産物2(非タンパク質コード)、ヘレグリン、アルファ(45kD、ERBB2 P185-活性化剤)、アセチルコリン受容体誘導活性、Pro-ニューレグリン-1、膜結合型アイソフォーム、感覚及び運動ニューロン由来因子、Neu分化因子、グリア成長因子2、NRG1-IT2、MSTP131、MST131、ARIA、GGF2、HRG1、及びHRG。NRG1遺伝子の外部Idは、HGNC:7997、Entrez Gene:3084、Ensembl:ENSG00000157168、OMIM:142445及びUniProtKB:Q02297である。誤解を避けるために、NRG1配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_001159999.3又はNM_001159999.3の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。好ましくは、転写される本開示のNRG1の全ポリヌクレオチド配列は、配列番号138に従い、翻訳されたNRG1ポリペプチド配列は、配列番号152に従う。
【0067】
好ましくは、NRG1タンパク質配列、又はNRG1のエクソンをコードするポリヌクレオチド融合体の一部は、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードする。融合体中のNRG1遺伝子、例えば、NRG1遺伝子の3’末端は、好ましくは、エクソン6、7又は8のコード配列を含む。このドメインは、NRG1遺伝子の3’に位置する一部(例えば、エクソン6~8)によってコードされ、ErbB-3への結合に必要である。NRG1融合遺伝子は、好ましくは、NRG1のEGF様ドメインをコードする核酸配列を含む。本開示のNRG1融合体は、好ましくは、融合体分子の3’末端にこのEGF様ドメインのフレーム内コード領域を保持する。EGF様ドメインは、典型的には約30~40個のアミノ酸残基長の配列であり、そのうちのプロトタイプは、上皮増殖因子(EGF)の配列に見出される[PMID:2288911、PMID:6334307、PMID:1522591、PMID:6607417、PMID:3282918、PMID:11498013]。それは、多かれ少なかれ保存された形態で、多数の他の、主に動物性タンパク質に存在することが知られている。EGF様ドメインの共通の特徴は、膜結合タンパク質の細胞外ドメイン又は分泌されることが知られているタンパク質(例外:プロスタグランジンG/H合成酵素)に見出されることである。EGFドメインは、典型的には、(EGFにおいて)ジスルフィド結合に関与することが示されている6つのシステイン残基を含む。主な構造は、2本鎖ベータシートであり、続いてC末端の短い2本鎖シートへのループである。保存されたシステイン間のサブドメインは長さが異なる。本開示の例示的なEGF様ドメインは、好ましくは、NCBI参照配列NM_001159999.3のエクソン6~8、より好ましくは6及び7により含まれるが、本開示は、NRG1の任意の機能的EGF様ドメインに関連する。したがって、NRG1のEGF様ドメインは、好ましくは、例示的な配列HLVKCAEKEKTFCVNGGECFMVKDLSNPSRYLCKCPNEFTGDRCQNYVMASF(配列番号163)、又はそれと少なくとも85%の同一性、又はそれと少なくとも90%、92%、94%、95%、96%、又は更には少なくとも98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体を含む。
【0068】
本開示の任意のNRG1融合ポリヌクレオチドは、好ましくは、NRG1核酸配列の3’部分に融合した融合パートナーとしてVAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT、又はDSCAML1の少なくとも5’部分を含む。翻訳されたポリペプチド融合体は、NRG1融合ポリペプチドの遊離C末端及び融合パートナーの遊離N末端を含む。この配向を分子融合レベルで反映するために、NRG1の任意の融合パートナーが最初に言及され、続いてNRG1がその融合パートナーとして言及される。
【0069】
VAPB
VAPB又は小胞関連膜タンパク質関連タンパク質B/Cは、VAMP関連タンパク質B及びC、VAMP(小胞関連膜タンパク質)関連タンパク質B及びC、VAP-B、VAPB、ALS8、VAMP関連33KDaタンパク質、VAMP関連タンパク質B/C、VAMP-B/VAMP-C、VAP-B/VAP-C、VAMP-B及びVAP-Cなどのいくつかの異なる名称で知られている。VAPB遺伝子の外部IDは、HGNC:12649、Entrez Gene:9217、Ensembl:ENSG00000124164、OMIM:605704、及びUniProtKB:O95292である。本明細書で使用される「VAPB」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意図せず、文脈によりどの形態が意図されるかが明示されない限り、そのような全ての形態を含むことを意図する。誤解を避けるために、VAPB配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_004738.4又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0070】
CADM1
CADM1又は細胞接着分子1は、肺がんにおける腫瘍サプレッサー1、TSLC1、TSLC-1、精子産生免疫グロブリンスーパーファミリー、SgIgSF、SgIGSF、免疫グロブリンスーパーファミリーメンバー4、IGSF4、IgSF4、IGSF4A、シナプス細胞接着分子、SynCAM1、SYNCAM1、SynCAM、SYNCAM、ネクチン様タンパク質2、NECL2、NECL-2、ネクチン様2、Necl-2、RA175、ST17、BL2、免疫グロブリンスーパーファミリー、メンバー4D変異体1、免疫グロブリンスーパーファミリー、メンバー4D変異体2、免疫グロブリンスーパーファミリー、メンバー4、TSLC1/ネクチン様2/IGSF4、切断CADM1タンパク質及びSTSLC-1などのいくつかの異なる名称で知られている。CADM1の外部Idは、HGNC:5951、Entrez Gene:23705、Ensembl:ENSG00000182985、OMIM:605686、及びUniProtKB:Q9BY67である。本明細書で使用される「CADM1」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意図せず、文脈により意図される対象の形態が指定されない限り、そのような全ての形態を含むことを意図する。誤解を避けるために、CADM1配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_001301045.1又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0071】
CD44
CD44は、CD44分子(インド血液群)、造血細胞E-及びL-セレクチンリガンド、GP90リンパ球ホーミング/接着受容体、コンドロイチン硫酸プロテオグリカン8、細胞外マトリックス受容体III、ヘパラン硫酸プロテオグリカン、食細胞糖タンパク質1、ヒアルロン酸受容体、ヘルメス抗原、CD44抗原、ECMR-III、HUTCH-I、エピカン、MDU2、MDU3、MIC4、LHR、CD44抗原(ホーミング機能及びインド血液群系)、ホーミング機能及びインド血液群系、細胞表面糖タンパク質CD44、インド血液群抗原、食細胞糖タンパク質I、可溶性CD44、CDW44、CSPG8、HCELL、CDw44、PGP-1、MC56、Pgp1、及びINなどのいくつかの異なる名称で知られている。CD44遺伝子の外部Idは、HGNC:1681、Entrez Gene:960、Ensembl:ENSG00000026508、OMIM:107269、及びUniProtKB:P16070である。本明細書で使用される「CD44」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意図せず、文脈により意図される対象の形態が指定されない限り、そのような全ての形態を含むことを意図する。誤解を避けるために、CD44配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_000610.4又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0072】
SLC3A2
SLC3A2又は溶質担体ファミリー3メンバー2は、リンパ球活性化抗原4F2大サブユニット、溶質担体ファミリー3(二塩基性及び中性アミノ酸輸送の活性化剤)、メンバー2、モノクローナル抗体4F2、TRA1.10、TROP4、及びT43によって識別される抗原、溶質担体ファミリー3(アミノ酸トランスポーター重鎖)、メンバー2、4F2細胞表面抗原重鎖、CD98重鎖、4F2HC、MDU1、モノクローナル抗体4F2、重鎖によって定義される抗原、モノクローナル抗体4F2によって定義される抗原、4F2重鎖抗原、CD98抗原、CD98HC、4T2HC、NACAE、CD98及び4F2などのいくつかの異なる名称で知られている。SLC3A2の外部Idは、HGNC:11026、Entrez Gene:6520、Ensembl:ENSG00000168003、OMIM:158070、及びUniProtKB:P08195である。本明細書で使用される「SLC3A2」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意図せず、文脈により意図される対象の形態が指定されない限り、そのような全ての形態を含むことを意図する。誤解を避けるために、SCL3A2転写バージョン6配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_001013251.3又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。また、SCL3A2転写バージョン3配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_002394.6又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0073】
VTCN1
VTCN1は、T細胞活性化阻害剤1を含有するV-Setドメイン、B7-H4、B7H4、免疫共刺激タンパク質B7-H4、B7スーパーファミリーメンバー1、B7ファミリーメンバー、H4、B7ホモログ4、B7h.5、B7S1、T細胞共刺激分子B7x、タンパク質B7S1、FLJ22418、PRO1291、VCTN1、VTCN1及びB7Xなどのいくつかの異なる名称で知られている。VTCN1の外部Idは、HGNC:28873、NCBI Entrez Gene:79679 Ensembl:ENSG00000134258 OMIM(登録商標):608162及びUniProtKB/Swiss-Prot:Q7Z7D3である。本明細書で使用される「VTCN1」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意図せず、文脈により意図される対象の形態が指定されない限り、そのような全ての形態を含むことを意図する。誤解を避けるために、VTCN1配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_024626.4又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0074】
CDH1
CDH1又はカドヘリン1は、ウボモルリン、カドヘリン1、1型、E-カドヘリン(上皮)、上皮カドヘリン、E-カドヘリン、カドヘリン-1、CAM120/80、CD324、CDHE、UVO、カルシウム依存性接着タンパク質、上皮、精巣上体分泌精子結合タンパク質、カドヘリン1、E-カドヘリン(上皮)、細胞-CAM120/80、CD324抗原、E-カドヘリン、Arc-1、BCDS1、ECAD、及びLCAMなどのいくつかの異なる名称で知られている。CDH1の外部Idは、HGNC:1748、NCBI Entrez Gene:999、Ensembl:ENSG00000039068、OMIM(登録商標):192090及びUniProtKB/Swiss-Prot:P12830である。本明細書で使用される「CDH1」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意図せず、文脈により意図される対象の形態が指定されない限り、そのような全ての形態を含むことを意図する。誤解を避けるために、CDH1配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_001317185.2又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0075】
CXADR
CXADR、又はコクサッキーウイルス及びアデノウイルス受容体は、B群コクサッキーウイルス及びサブグループCアデノウイルスのI型膜受容体である。この遺伝子について、異なるアイソフォームをコードするいくつかの転写変異体が見出されている。CXADRと関連する疾患としては、心筋炎及び角膜結膜炎が挙げられる。その関連する経路の中には、接着及び同種移植片拒絶がある。これは、同種親和性細胞接着分子として機能し得る上皮性頂端接合部複合体の成分であり、密着接合部の完全性に不可欠である。また、白血球の形質膜の膜貫通タンパク質であるJAMLとの接着相互作用を介した白血球の経上皮移動にも関与している。両方の受容体間の相互作用はまた、上皮に存在し、組織恒常性及び修復に関与するT細胞の亜集団であるガンマデルタT細胞の活性化を媒介する。上皮CXADR結合時に、JAMLは、PI3-キナーゼ及びMAPキナーゼを介して、ガンマ-デルタT細胞において下流細胞シグナル伝達イベントを誘導する。それは、T細胞によるサイトカイン及び成長因子の増殖及び産生をもたらし、これは次いで上皮組織修復を刺激する。CXADRの外部Idは、HGNC:2559 NCBI Entrez Gene:1525 Ensembl:ENSG00000154639 OMIM(登録商標):602621 UniProtKB/Swiss-Prot:P78310を含む。本明細書で使用される「CXADR」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意図せず、文脈により意図される対象の形態が指定されない限り、そのような全ての形態を含むことを意図する。誤解を避けるために、CXADR配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_001207063.2又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0076】
GTF2E2
GTF2E2、又は一般転写因子IIE(TFIIE)は、RNAポリメラーゼII転写開始複合体の一部であり、TFIIHを動員し、RNAポリメラーゼIIによるプロモータークリアランスに不可欠である。TFIIEは、アルファ及びベータサブユニットのヘテロ二量体(及び時にヘテロ四量体)である。この遺伝子によってコードされたタンパク質は、TFIIEのベータサブユニットを表す。GTF2E2と関連する疾患としては、裂毛症6、非光感受性及び裂毛症が挙げられる。その関連する経路の中には、滑膜線維芽細胞におけるアポトーシス経路及びマクロファージにおけるCCR5経路がある。GTF2E2の外部Idは、HGNC:4651 NCBI Entrez Gene:2961 Ensembl:ENSG00000197265 OMIM(登録商標):189964 UniProtKB/Swiss-Prot:P29084を含む。本明細書で使用される「GTF2E2」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意図せず、文脈により意図される対象の形態が指定されない限り、そのような全ての形態を含むことを意図する。誤解を避けるために、GTF2E2配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_002095.6又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0077】
CSMD1
CSMD1(又はCUB及びSushiマルチプルドメイン1)は、自閉症及び統合失調症を含む疾患と関連するタンパク質である。CSMD1の外部Idは、HGNC:14026 NCBI Entrez Gene:64478 Ensembl:ENSG00000183117 OMIM(登録商標):608397 UniProtKB/Swiss-Prot:Q96PZ7を含む。本明細書で使用される「CSMD1」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意図せず、文脈により意図される対象の形態が指定されない限り、そのような全ての形態を含むことを意図する。誤解を避けるために、CSMD1配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_033225.6又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0078】
PTN
タンパク質としてのプレイオトロフィン、又はPTNは、分泌型ヘパリン結合成長因子である。このタンパク質は、細胞増殖及び生存、細胞移動、血管新生、並びに腫瘍新生において重要な役割を有する。PTN(プレイオトロフィン)は、タンパク質コード遺伝子である。PTNと関連する疾患としては、ペイロニー病及び鼻腔嗅神経芽腫が挙げられる。その関連する経路の中には、滑膜線維芽細胞におけるGPCR経路及びアポトーシス経路がある。PTNの外部Idは、HGNC:9630 NCBI Entrez Gene:5764 Ensembl:ENSG00000105894 OMIM(登録商標):162095 UniProtKB/Swiss-Prot:P21246を含む。本明細書で使用される「PTN」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意図せず、文脈により意図される対象の形態が指定されない限り、そのような全ての形態を含むことを意図する。誤解を避けるために、PTN配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_001321386.2又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0079】
ST14
ST14又はST14膜貫通セリンプロテアーゼマトリプターゼは、上皮由来の一体型膜セリンプロテアーゼである。このプロテアーゼは、クーニッツ型セリンプロテアーゼ阻害剤、HAI-1と複合体を形成し、スフィンゴシン1-リン酸によって活性化されることが分かっている。このプロテアーゼは、肝細胞成長因子/散乱因子及びウロキナーゼプラスミノーゲン活性化剤を切断して活性化することが示されており、他のプロテアーゼ及び潜在的な成長因子の上皮膜活性化剤としてのこのプロテアーゼの機能を示唆している。ST14と関連する疾患としては、様々なタイプの魚鱗癬が挙げられる。その関連する経路の中には、発達生物学及び接着がある。ST14の外部Idは、HGNC:11344 NCBI Entrez Gene:6768 Ensembl:ENSG00000149418 OMIM(登録商標):606797 UniProtKB/Swiss-Prot:Q9Y5Y6を含む。本明細書で使用される「ST14」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意図せず、文脈により意図される対象の形態が指定されない限り、そのような全ての形態を含むことを意図する。誤解を避けるために、ST14配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_021978.4又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0080】
THBS1
THBS1、又はトロンボスポンジン1は、ジスルフィド結合ホモ三量体タンパク質のサブユニットである。このタンパク質は、細胞対細胞及び細胞対マトリックス相互作用を媒介する接着性糖タンパク質である。このタンパク質は、フィブリノーゲン、フィブロネクチン、ラミニン、V型コラーゲン、及びインテグリンアルファ-V/ベータ-1に結合することができる。このタンパク質は、血小板凝集、血管新生、及び腫瘍形成に関与することが示されている。THBS1と関連する疾患としては、血栓性血小板減少性紫斑病及びPeters-Plus症候群が挙げられる。その関連する経路の中には、がんにおけるプロテオグリカン及び細胞外マトリックスの分解がある。この遺伝子に関連する遺伝子オントロジー(GO)注釈には、カルシウムイオン結合及びヘパリン結合が含まれる。THBS1の外部Idは、HGNC:11785 NCBI Entrez Gene:7057 Ensembl:ENSG00000137801 OMIM(登録商標):188060 UniProtKB/Swiss-Prot:P07996を含む。本明細書で使用される「THBS1」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意味するものではなく、文脈が意図される形態を特定しない限り、そのような全ての形態を含むことを意味する。誤解を避けるために、THBS1配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_003246.4又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0081】
AGRN
AGRN又はAgrinは、神経筋接合部の発達に重要ないくつかのタンパク質のうちの1つである。コードされたタンパク質は、いくつかのラミニンG、Kazal型セリンプロテアーゼ阻害剤、及び表皮成長因子ドメインを含有する。更なる翻訳後修飾は、グリコサミノグリカン及びジスルフィド結合を加えるように生じる。肢帯筋に影響を及ぼす先天性筋無力症候群の1つのファミリーでは、この遺伝子の突然変異が見られた。AGRNと関連する疾患としては、筋無力症候群、先天性、8及びシナプス前先天性筋無力症候群が挙げられる。その関連する経路の中には、神経筋接合部及び血液脳関門におけるアグリン相互作用、並びに免疫細胞の移動がある。AGRNの外部Idは、HGNC:329 NCBI Entrez Gene:375790 Ensembl:ENSG00000188157 OMIM(登録商標):103320 UniProtKB/Swiss-Prot:O00468を含む。本明細書で使用される「AGRN」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意味するものではなく、文脈が意図される形態を特定しない限り、そのような全ての形態を含むことを意味する。誤解を避けるために、AGRN配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_001305275.2、又はその任意の対立遺伝子変異体からのような任意のポリペプチド配列、又はその任意の部分も意味する。
【0082】
PVALB
PVALP、又はパルブアルブミンは、カルモジュリン及びトロポニンCと構造的及び機能的に類似する高親和性カルシウムイオン結合タンパク質である。このコードされたタンパク質は、筋弛緩に関与していると考えられている。PVALBと関連する疾患としては、魚アレルギー及び胎児アルコール症候群が挙げられる。この遺伝子に関連する遺伝子オントロジー注釈には、カルシウムイオン結合及びタンパク質ヘテロ二量体化活性が含まれる。PVALBの外部Idは、HGNC:9704 NCBI Entrez Gene:5816 Ensembl:ENSG00000100362 OMIM(登録商標):168890 UniProtKB/Swiss-Prot:P20472を含む。本明細書で使用される「PVALB」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意味するものではなく、文脈が意図される形態を特定しない限り、そのような全ての形態を含むことを意味する。誤解を避けるために、PVALB配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_002854.3、又はその任意の対立遺伝子変異体からのような任意のポリペプチド配列、又はその任意の部分も意味する。
【0083】
APP
APPは、アミロイドベータ前駆体タンパク質、アルファ-SAPP、AD1、アルツハイマー病アミロイドA4タンパク質ホモログ、アミロイドベータ(A4)前駆体タンパク質、アルツハイマー病アミロイドタンパク質、脳血管アミロイドペプチド、アミロイドベータ前駆体タンパク質、アミロイド前駆体タンパク質、ペプチダーゼネキシン-II、プロテアーゼネキシン-II、PN-II、PreA4、ABPP、APPI、CVAP、ベータアミロイド前駆体タンパク質、精巣組織タンパク質Li2、ベータアミロイドペプチド(1-40)、ベータアミロイドペプチド(1-42)、アミロイドベータA4タンパク質、ベータアミロイドペプチド、アルツハイマー病、CTFガンマ、ABETA、AAA、PN2、及びA4などのいくつかの異なる名称で知られている。APP遺伝子の外部Idは、HGNC:620、Entrez Gene:351、Ensembl:ENSG00000142192、OMIM(登録商標):104760及びUniProtKB/Swiss-Prot:P05067である。本明細書で使用される「APP」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意味するものではなく、文脈が意図される形態を特定しない限り、そのような全ての形態を含むことを意味する。誤解を避けるために、APP配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_001136130.3、又はその任意の対立遺伝子変異体からのような任意のポリペプチド配列、又はその任意の部分も意味する。
【0084】
WRN
WRN又はWerner症候群ATP依存性ヘリカーゼは、WRN RecQ様ヘリカーゼ、RECQL2、RECQ3、Werner症候群RecQ様ヘリカーゼ、DNAヘリカーゼ、RecQ様3型、RecQタンパク質様2、エキソヌクレアーゼWRN、Werner症候群、RecQヘリカーゼ様、Werner症候群、EC3.6.4.12、RECQL3、及びRecQ3などのいくつかの異なる名称で知られている。WRN遺伝子の外部Idは、HGNC:12791、NCBI Entrez Gene:7486、Ensembl:ENSG00000165392、OMIM(登録商標):604611、及びUniProtKB/Swiss-Prot:Q14191である。本明細書で使用される「WRN」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意味するものではなく、文脈が意図される形態を特定しない限り、そのような全ての形態を含むことを意味する。誤解を避けるために、WRN配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_000553.6、又はその任意の対立遺伝子変異体からのような任意のポリペプチド配列、又はその任意の部分も意味する。
【0085】
DAAM1
DAAM1又は形態形成のDishevelled関連アクチベータ1は、KIAA0666、及び形態形成のDisheveled関連アクチベータ1などのいくつかの異なる名称で知られている。DAAM1遺伝子の外部Idは、HGNC:18142、NCBI Entrez Gene:23002、Ensembl:ENSG00000100592、OMIM(登録商標):606626、及びUniProtKB/Swiss-Prot:Q9Y4D1である。本明細書で使用される「DAAM1」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意味するものではなく、文脈が意図される形態を特定しない限り、そのような全ての形態を含むことを意味する。誤解を避けるために、DAAM1配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_001270520.2又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0086】
ASPH
ASPH又はアスパラギン酸ベータ-ヒドロキシラーゼは、BAH、CASQ2BP1、JCTN、HAAH、アスパルチル/アスパラギニルベータ-ヒドロキシラーゼ、ペプチド-アスパルテートベータ-ジオキシゲナーゼ、ASPベータ-ヒドロキシラーゼ、ジャンクテート(Junctate)、ジャンクチン(Junctin)、ハムバグ(Humbug)、心臓ジャンクチン、EC1.14.11.16、AベータH-J-J、FDLAB、及びAAHなどのいくつかの異なる名称で知られている。ASPH遺伝子の外部IDは、HGNC:757、Entrez Gene:444、Ensembl:ENSG00000198363、OMIM(登録商標):600582及びUniProtKB/Swiss-Prot:Q12797である。本明細書で使用される「ASPH」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意味するものではなく、文脈が意図される形態を特定しない限り、そのような全ての形態を含むことを意味する。誤解を避けるために、ASPH配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_001164750.2又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0087】
NOTCH2
NOTCH2又はNotch受容体2は、Notch2、神経因性遺伝子座Notchホモログタンパク質2、HN2、Notch(ショウジョウバエ)ホモログ2、Notchホモログ2(ショウジョウバエ)、Notchホモログ2、HJCYS、及びAGS2などのいくつかの異なる名称で知られている。NOTCH2遺伝子の外部Idは、HGNC:7882、NCBI Entrez Gene:4853、Ensembl:ENSG00000134250、OMIM(登録商標):600275、及びUniProtKB/Swiss-Prot:Q04721である。本明細書で使用される「NOTCH2」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意味するものではなく、文脈が意図される形態を特定しない限り、そのような全ての形態を含むことを意味する。誤解を避けるために、NOTCH2配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_024408.4又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0088】
CD74
CD74は、CD74分子、DHLAG、CD74分子、主要組織適合性複合体、クラスII不変鎖、HLAクラスII組織適合性抗原ガンマ鎖、クラスII MHC関連不変鎖ペプチド、HLA-DR抗原関連不変鎖、クラスII抗原のガンマ鎖、Ia関連不変鎖、MHC HLA-DRガンマ鎖、HLA-DR-ガンマ、CLIP、Ia抗原関連不変鎖、CD74抗原、Ia-ガンマ、HLADG、P33、II、及びIiなどのいくつかの異なる名称で知られている。CD74遺伝子の外部Idは、HGNC:1697、NCBI Entrez Gene:972、Ensembl:ENSG00000019582、OMIM(登録商標):142790、及びUniProtKB/Swiss-Prot:P04233である。本明細書で使用される「CD74」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意味するものではなく、文脈が意図される形態を特定しない限り、そのような全ての形態を含むことを意味する。誤解を避けるために、CD74配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_001025159.3又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0089】
SDC4
SDC4又はシンデカン4は、アンフィグリカン、SYND4、シンデカン4(アンフィグリカン、リュードカン)、シンデカンプロテオグリカン4、リュードカンコアタンパク質、シンデカン-4、リュードカン、及びリュードカンアンフィグリカンなどのいくつかの異なる名称で知られている。SDC4遺伝子の外部Idは、HGNC:10661、NCBI Entrez Gene:6385、Ensembl:ENSG00000124145、OMIM(登録商標):600017、及びUniProtKB/Swiss-Prot:P31431である。本明細書で使用される「SDC4」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意味するものではなく、文脈が意図される形態を特定しない限り、そのような全ての形態を含むことを意味する。誤解を避けるために、SDC4配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_002999.4又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0090】
SLC4A4
SLC4A4又は溶質担体ファミリー4メンバー4は、NBC1、HNBC1、HhNMC、NBC2、PNBC、溶質担体ファミリー4(重炭酸ナトリウム共輸送体)、メンバー4、電気発生重炭酸ナトリウム共輸送体1、Na(+)/HCO3(-)共輸送体、SLC4A5、KNBC1、重炭酸ナトリウム共輸送体1(重炭酸ナトリウム共輸送体、腎臓、重炭酸ナトリウム共輸送体、膵臓)、溶質担体ファミリー4、重炭酸ナトリウム共輸送体、メンバー4、脳型、溶質担体ファミリー4、重炭酸ナトリウム共輸送体、メンバー4、溶質担体ファミリー4、重炭酸ナトリウム共輸送体、メンバー4、溶質担体ファミリー4、重炭酸ナトリウム共輸送体、メンバー5、重炭酸ナトリウム共輸送体、NBCe1-A、NBCE1、KNBC、及びNBCなどのいくつかの異なる名称で知られている。SLC4A4遺伝子の外部Idは、HGNC:11030、NCBI Entrez Gene:8671、Ensembl:ENSG00000080493、OMIM(登録商標):603345、及びUniProtKB/Swiss-Prot:Q9Y6R1である。本明細書で使用される「SLC4A4」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意味するものではなく、文脈が意図される形態を特定しない限り、そのような全ての形態を含むことを意味する。誤解を避けるために、SLC4A4配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_001098484.3又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0091】
ZFAT
ZFAT又はジングフィンガー及びAT-フックドメイン含有は、ジンクフィンガータンパク質406、KIAA1485、ZNF406、ZFAT1、ジンクフィンガータンパク質ZFAT、自己免疫甲状腺疾患におけるジンクフィンガー遺伝子、AITD感受性領域におけるジンクフィンガー遺伝子、及びAITD3などのいくつかの異なる名称で知られている。ZFAT遺伝子の外部Idは、HGNC:19899、NCBI Entrez Gene:57623、Ensembl:ENSG00000066827、OMIM(登録商標):610931、及びUniProtKB/Swiss-Prot:Q9P243である。本明細書で使用される「ZFAT」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意味するものではなく、文脈が意図される形態を特定しない限り、そのような全ての形態を含むことを意味する。誤解を避けるために、ZFAT配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_020863.4又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0092】
DSCAML1
DSCAML1又はDS細胞接着分子様1は、KIAA1132、ダウン症候群細胞接着分子様タンパク質1、ダウン症候群細胞接着分子2、DSCAM2、ダウン(Downs)症候群細胞接着分子様1、ダウン(Down)症候群細胞接着分子様1、及びDSCAM様1などのいくつかの異なる名称で知られている。DSCAML1遺伝子の外部Idは、HGNC:14656、NCBI Entrez Gene:57453、Ensembl:ENSG00000177103、OMIM(登録商標):611782、及びUniProtKB/Swiss-Prot:Q8TD84である。本明細書で使用される「DSCAML1」という用語は、タンパク質、RNA、mRNA、cDNA、又はDNA配列などの任意の形態に限定されることを意味するものではなく、文脈が意図される形態を特定しない限り、そのような全ての形態を含むことを意味する。誤解を避けるために、DSCAML1配列とは、コード配列又は任意のエクソンを含む任意のポリヌクレオチド配列を意味するが、NCBI参照配列NM_020693.4又はその任意の対立遺伝子変異体などの任意のポリペプチド配列又はその任意の部分も意味する。
【0093】
NRG1ポリヌクレオチド融合体
本開示によれば、NRG1が融合パートナーと融合しているNRG1融合産物の発現をもたらす、これまで知られていなかった遺伝子再配列がここで提供される。特に、VAPB-NRG1、CADM1-NRG1、CD44-NRG1、SLC3A2-NRG1、VTCN1-NRG1、CDH1-NRG1、CXADR-NRG1、GTF2E2-NRG1、CSMD1-NRG1、PTN-NRG1、ST14-NRG1、THBS1-NRG1、AGRN-NRG1、PVALB-NRG1、APP-NRG1、WRN-NRG1、DAAM1-NRG1、ASPH-NRG1、NOTCH2-NRG1、CD74-NRG1、SDC4-NRG1、SLC4A4-NRG1、ZFAT-NRG1、又はDSCAML1-NRG1を含む、NRG1を含むポリヌクレオチド融合体が提供される。具体的には、そのような融合体は、がんと診断されたヒト患者に存在するか、又は特定されており、以下のセクションでより詳細に言及される。
【0094】
ある特定の実施形態では、NRG1融合体は、EGF様ドメインをコードする核酸配列の追加の下流融合パートナー3’を含み得る。
【0095】
VAPB-NRG1ポリヌクレオチド融合体
本開示によれば、NRG1核酸配列(又はNRG1核酸配列の一部分)と融合したVAPB核酸配列(又はVAPB核酸配列の一部分)を含むポリヌクレオチドが提供される。該融合体には、VAPB及びNRG1核酸配列の対立遺伝子変異体も含まれる。
【0096】
好ましくは、VAPB核酸配列又はその一部分は、配列番号17~23のうちのいずれか1つ、又は配列番号17~23のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか又はそれからなり、NRG1核酸配列又はその一部分は、配列番号125~138のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか又はそれからなる。より好ましくは、VAPB核酸配列は、配列番号23の一部分、又は配列番号23の対立遺伝子変異体を含み、NRG1核酸配列は、好ましくは、配列番号138の一部分、又は配列番号138の対立遺伝子変異体を含む。配列番号17~22は、それぞれ、NM_004738.4に従うVAPBの個々のエクソン1~6に対応する。配列番号23は、NM_004738.4に従うVAPBのエクソン1~6に対応する。配列番号125~137は、それぞれ、NM_001159999に従うNRG1配列の個々のエクソン1~13に対応する。配列番号138は、NM_001159999に従うNRG1のエクソン1~13に対応する。
【0097】
好ましい実施形態では、VAPB核酸配列の一部分は、配列番号17~23のうちのいずれか1つ、又は配列番号17~23のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体に由来する、2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含み、NRG1核酸配列の一部分は、配列番号125~138のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体に由来する、2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含む。
【0098】
好ましくは、VAPB核酸配列又はその一部分は、NRG1核酸配列又はその一部分に対して5’である。
【0099】
好ましくは、NRG1核酸配列又は該配列の一部分と融合したVAPBのVAPB核酸配列又は該配列の一部分を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。VAPB-NRG1ポリヌクレオチド融合体を含むか、又はポリペプチド融合体を発現する異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。検出、診断又は特定の目的のために、VAPBとNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0100】
好ましくは、VAPB核酸配列の対立遺伝子変異体は、配列番号17~23のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1核酸配列の対立遺伝子変異体は、配列番号125~138のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0101】
好ましい実施形態では、NRG1核酸と融合したVAPB核酸を含むポリヌクレオチドは、配列番号3からの2~約10個、約20個、約30個、若しくは最大約40個、又は更には全ての連続した核酸、好ましくは43位及び44位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号3の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも43位及び44位に核酸を含む。
【0102】
好ましい実施形態では、配列番号3に従うポリヌクレオチド、又は配列番号3からの約20個、約30個、約40個、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは43位及び44位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号3の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも43位及び44位に核酸を含む。
【0103】
好ましくは、NRG1核酸配列のポリヌクレオチド部(又はその対立遺伝子変異体)は、NRG1のEGF様ドメイン、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメインをコードする。
【0104】
代替の態様では、NRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合した、VAPBのエクソン1の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドが提供される。好ましくは、VAPBのエクソン1は、配列番号17のエクソンである。好ましくは、NRG1のエクソン2は、配列番号126のエクソンである。VAPBのエクソン1の該部分は、好ましくは、配列番号1又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン2の該部分は、好ましくは、配列番号2又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、NRG1のエクソン2からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号17及び126が存在するだけで十分であり得る。NRG1のエクソン2からの任意の配列3’は、配列番号127~137(又は配列番号127~137の任意の対立遺伝子変異体)のうちの1つ又は全てを含むか、又はそれからなる。
【0105】
好ましくは、VAPBのエクソン1の対立遺伝子変異体は、配列番号17に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン2の対立遺伝子変異体は、配列番号126に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0106】
好ましい実施形態では、VAPBのエクソン1の一部分は、配列番号1を含むか、又はそれからなり、その対立遺伝子変異体は、配列番号1に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。この融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、好ましくは配列番号2を含むか、又はそれからなり、その対立遺伝子変異体は、配列番号2に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。そのような短いポリヌクレオチド配列は、VAPBとNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合体の存在を検出し、そのような融合体は、NRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。より好ましくは、VAPBのエクソン1の一部分は、配列番号1からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも43位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号1の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも43位の核酸を含む。より好ましくは、VAPBのエクソン1の一部分は、配列番号1、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。
【0107】
代替的に、VAPBのエクソン1の一部分は、配列番号17(又は配列番号17の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも399位の核酸を含む。好ましくは、VAPBのエクソン1の一部分は、配列番号17からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも399位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号17の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも399位の核酸を含む。この代替例では、VAPBのエクソン1の一部分は、より好ましくは、配列番号17、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、VAPBとの融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、配列番号126からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号126の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0108】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン2の一部分と融合したVAPBのエクソン1の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号3からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、43位及び44位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号3の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも43位及び44位に核酸を含む。配列番号3は、VAPBとNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、VAPBに由来する43位の核酸とNRG1に由来する44位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分と融合したVAPBのエクソン1の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号3のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0109】
好ましくは、本明細書に提供される任意のVAPB-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、VAPBとNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、VAPBのエクソン1、又はエクソン1の一部分と、NRG1のエクソン2、又はエクソン2の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号3の融合体、又はその対立遺伝子変異体である。
【0110】
好ましくは、VAPBのエクソン1又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、VAPBのN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるVAPB-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、VAPBからのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、VAPB-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、肺がん又は腺がん、特に肺腺がん又は非小細胞肺がんを含むヒトがんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0111】
CADM1-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン6の一部分と融合したCADM1のエクソン7の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。CADM1のエクソン7は、好ましくは配列番号39、又は配列番号39の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130、又は配列番号130の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0112】
好ましくは、CADM1のエクソン7の対立遺伝子変異体は、配列番号39に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン6の対立遺伝子変異体は、配列番号130に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0113】
好ましくは、CADM1のエクソン7の一部分は、配列番号5を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号5に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。CADM1との融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、好ましくは、配列番号6に従う配列であるか、又はそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号6に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。そのような短いポリヌクレオチド配列は、CADM1とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合体の存在を検出し、そのような融合体は、NRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。より好ましくは、CADM1のエクソン7の一部分は、配列番号5からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも53位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号5の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも53位の核酸を含む。より好ましくは、CADM1のエクソン7の一部分は、配列番号5、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。
【0114】
代替的に、CADM1のエクソン7の一部分は、配列番号39(又は配列番号39の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも173位の核酸を含む。好ましくは、CADM1のエクソン7の一部分は、配列番号39からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも173位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号39の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも173位の核酸を含む。この代替例では、CADM1のエクソン7の一部分は、より好ましくは、配列番号39、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、CADM1との融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、配列番号130からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号130の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0115】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン6の一部分と融合したCADM1のエクソン7の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号7からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、53位及び54位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号7の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも53位及び54位に核酸を含む。配列番号7は、CADM1とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、CADM1に由来する53位の核酸とNRG1に由来する54位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分と融合したCADM1のエクソン7の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号7のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0116】
好ましい実施形態では、配列番号7に従うポリヌクレオチド、又は配列番号7からの約20個、約30個、約40個、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは53位及び54位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号7の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも53位及び54位に核酸を含む。
【0117】
好ましくは、本明細書に提供される任意CADM1-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、CADM1とNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、CADM1のエクソン7、又はエクソン7の一部分と、NRG1のエクソン6、又はエクソン6の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号7の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0118】
好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したCADM1のエクソン7の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。CADM1を含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、CADM1とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0119】
好ましくは、CADM1のエクソン7又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、CADM1のN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるCADM1-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、CADM1からのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、CADM1-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、肺がん又は腺がん、特に肺腺がんを含むヒトがんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0120】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該CADM1-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、CADM1のエクソン7からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン6からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号39及び130が存在するだけで十分であり得る。CADM1のエクソン7からの任意の配列5’は、配列番号33~38のうちの1つ又は全て(又は配列番号33~38の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン6の任意の配列3’は、配列番号131~137のうちのいずれか1つ又は全て(又は配列番号131~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0121】
CD44-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン2の一部分と融合したCD44のエクソン5の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。CD44のエクソン5は、好ましくは配列番号65、又は配列番号65の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126、又は配列番号126の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0122】
好ましくは、CD44のエクソン5の対立遺伝子変異体は、配列番号65に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン2の対立遺伝子変異体は、配列番号126に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0123】
好ましくは、CD44のエクソン5の一部分は、配列番号9を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号9に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。CD44との融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、好ましくは、配列番号10に従う配列であるか、又はそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号10に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、CD44のエクソン5の一部分は、配列番号9からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも52位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号9の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも52位の核酸を含む。より好ましくは、CD44のエクソン5の一部分は、配列番号9、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、CD44とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合体の存在を検出し、そのような融合体は、NRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0124】
代替的に、CD44のエクソン5の一部分は、配列番号65(又は配列番号65の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも231位の核酸を含む。好ましくは、CD44のエクソン5の一部分は、配列番号65からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも231位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号65の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも231位の核酸を含む。この代替例では、CD44のエクソン5の一部分は、より好ましくは、配列番号231、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、CD44との融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、配列番号126からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号126の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0125】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン2の一部分と融合したCD44のエクソン5の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号11からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、52位及び53位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号11の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも52位及び53位に核酸を含む。配列番号11は、CD44とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、CD44に由来する52位の核酸とNRG1に由来する53位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分と融合したCD44のエクソン5の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号15のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0126】
好ましい実施形態では、配列番号11に従うポリヌクレオチド、又は配列番号11からの約20個、約30個、約40個、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは52位及び53位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号11の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも52位及び53位に核酸を含む。
【0127】
好ましくは、本明細書に提供される任意のCD44-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、CD44とNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、CD44のエクソン5(又はエクソン5の一部分)と、NRG1のエクソン2(又はエクソン2の一部分)とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号11の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0128】
好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したCD44のエクソン5の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。CD44を含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、CD44とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0129】
好ましくは、CD44のエクソン5又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、CD44のN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるCD44-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、CD44からのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、CD44-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、膵臓がん又は膵臓腺がん、特に膵管腺がんを含むヒトがんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0130】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該CD44-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、CD44のエクソン5からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン2からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号65及び126が存在するだけで十分であり得る。CD44のエクソン5からの任意の配列5’は、配列番号61~64のうちの1つ又は全て(又は配列番号61~64の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン2の任意の配列3’は、配列番号127~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号127~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0131】
更に、NRG1のエクソン6の一部分と融合したCD44のエクソン5の一部分を含むポリヌクレオチド融合体が提供される。該CD44のエクソン5は、好ましくは配列番号65、又は配列番号65の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130、又は配列番号130の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0132】
好ましくは、該CD44のエクソン5の対立遺伝子変異体は、配列番号65に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン6の対立遺伝子変異体は、配列番号130に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0133】
好ましくは、該CD44のエクソン5の一部分は、配列番号759を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号759に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。CD44との融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、好ましくは、配列番号760に従う配列であるか、又はそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号760に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、CD44のエクソン5の一部分は、配列番号759からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも75位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号759の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位の核酸を含む。より好ましくは、該CD44のエクソン5の一部分は、配列番号759、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、該CD44とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合体の存在を検出し、そのような融合体は、NRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0134】
代替的に、該CD44のエクソン5の一部分は、配列番号65(又は配列番号65の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも231位の核酸を含む。好ましくは、該CD44のエクソン5の一部分は、配列番号65からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも231位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号65の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも231位の核酸を含む。この代替例では、CD44のエクソン5の一部分は、より好ましくは、配列番号65、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、CD44との融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、配列番号130からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号130の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0135】
好ましくは、本明細書に提供される任意のCD44-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、CD44とNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、CD44のエクソン5又はエクソン5の一部分と、NRG1のエクソン6又はNRG1のエクソン6の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号761の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0136】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン6の一部分と融合した該CD44のエクソン5の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号761からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含み、75位及び76位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号761の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位及び76位に核酸を含む。配列番号761は、該CD44とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、CD44に由来する75位の核酸とNRG1に由来する76位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分と融合したCD44のエクソン5の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号761のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0137】
好ましい実施形態では、配列番号761に従うポリヌクレオチド、又は配列番号761からの約20個、約30個、約40個、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは75位及び76位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号761の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも75位及び76位に核酸を含む。
【0138】
好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したCD44のエクソン5の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。該CD44を含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、該CD44とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0139】
好ましくは、CD44のエクソン5又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、CD44のN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるCD44-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、CD44からのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、CD44-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に膵臓がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0140】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、CD44のエクソン5からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン6からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号65及び130が存在するだけで十分であり得る。CD44のエクソン5からの任意の配列5’は、配列番号61~64のうちの1つ又は全て(又は配列番号61~64の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン6の任意の配列3’は、配列番号131~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号131~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0141】
SLC3A2-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン5の一部分と融合した転写バージョン6 SLC3A2のエクソン1の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。該SLC3A2のエクソン1は、好ましくは配列番号103、又は配列番号103の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン5は、好ましくは配列番号129、又は配列番号129の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0142】
好ましくは、該SLC3A2のエクソン1の対立遺伝子変異体は、配列番号103に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン5の対立遺伝子変異体は、配列番号129に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0143】
好ましくは、該SLC3A2のエクソン1の一部分は、配列番号13を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号13に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。SLC3A2との融合体におけるNRG1のエクソン5の一部分は、好ましくは、配列番号14に従う配列であるか、又はそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号14に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、SLC3A2のエクソン1の一部分は、配列番号13からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも53位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号13の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも53位の核酸を含む。より好ましくは、該SLC3A2のエクソン1の一部分は、配列番号13、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、該SLC3A2とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合体の存在を検出し、そのような融合体は、NRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0144】
代替的に、該SLC3A2のエクソン1の一部分は、配列番号103(又は配列番号103の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも552位の核酸を含む。好ましくは、該SLC3A2のエクソン1の一部分は、配列番号103からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも552位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号103の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも552位の核酸を含む。この代替例では、SLC3A2のエクソン1の一部分は、より好ましくは、配列番号103、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、該SLC3A2との融合体におけるNRG1のエクソン5の一部分は、配列番号157からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号157の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0145】
好ましくは、本明細書に提供される任意のSLC3A2-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、SLC3A2とNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、SLC3A2転写バージョン6のエクソン1又はエクソン1の一部分と、NRG1のエクソン5又はNRG1のエクソン5の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号15の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0146】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン5の一部分と融合した該SLC3A2のエクソン1の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号15からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含み、53位及び54位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号15の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも53位及び54位に核酸を含む。配列番号15は、該SLC3A2とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、SLC3A2に由来する53位の核酸とNRG1に由来する54位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン5の一部分と融合したSLC3A2のエクソン1の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号15のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0147】
好ましい実施形態では、配列番号15に従うポリヌクレオチド、又は配列番号15からの約20個、約30個、約40個、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは53位及び54位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号15の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも53位及び54位に核酸を含む。
【0148】
好ましくは、NRG1のエクソン5の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したSLC3A2の転写バージョン6のエクソン1の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。該SLC3A2を含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、該SLC3A2とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0149】
好ましくは、SLC3A2の転写バージョン6のエクソン1又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン5又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、SLC3A2のN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるSLC3A2-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、SLC3A2からのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、SLC3A2-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、肺がん又は腺がん、特に肺腺がんを含むヒトがんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0150】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該SCL3A2-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、NRG1のエクソン5からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号103及び129が存在するだけで十分であり得る。NRG1のエクソン5の任意の配列3’は、配列番号130~137(又は配列番号130~137の任意の対立遺伝子変異体)のうちの1つ又は全てを含むか、又はそれからなる。
【0151】
更に、NRG1のエクソン6の一部分と融合した転写バージョン3 SLC3A2のエクソン2の一部分を含むポリヌクレオチド融合体が提供される。該SLC3A2のエクソン2は、好ましくは配列番号457、又は配列番号457の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130、又は配列番号130の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0152】
好ましくは、該SLC3A2のエクソン2の対立遺伝子変異体は、配列番号457に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン6の対立遺伝子変異体は、配列番号130に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0153】
好ましくは、該SLC3A2のエクソン2の一部分は、配列番号452を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号452に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。SLC3A2との融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、好ましくは、配列番号453に従う配列であるか、又はそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号453に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、SLC3A2のエクソン2の一部分は、配列番号452からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも93位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号452の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも93位の核酸を含む。より好ましくは、該SLC3A2のエクソン2の一部分は、配列番号452、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、該SLC3A2とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合体の存在を検出し、そのような融合体は、NRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0154】
代替的に、該SLC3A2のエクソン2の一部分は、配列番号457(又は配列番号457の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも93位の核酸を含む。好ましくは、該SLC3A2のエクソン2の一部分は、配列番号457からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも93位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号457の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも93位の核酸を含む。この代替例では、SLC3A2のエクソン2の一部分は、より好ましくは、配列番号457、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、SLC3A2の転写バージョン3との融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、配列番号130からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号130の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0155】
好ましくは、本明細書に提供される任意のSLC3A2-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、SLC3A2とNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、SLC3A2転写バージョン3のエクソン2又はエクソン2の一部分と、NRG1のエクソン6又はNRG1のエクソン6の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号454の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0156】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン6の一部分と融合した該SLC3A2のエクソン2の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号454からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含み、93位及び94位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号454の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも93位及び94位に核酸を含む。配列番号454は、該SLC3A2とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、SLC3A2に由来する93位の核酸とNRG1に由来する94位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分と融合したSLC3A2のエクソン2の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号454のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0157】
好ましい実施形態では、配列番号454に従うポリヌクレオチド、又は配列番号454からの約20個、約30個、約40個、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは93位及び94位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号454の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも93位及び94位に核酸を含む。
【0158】
好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したSLC3A2の転写バージョン3のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。該SLC3A2を含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、該SLC3A2とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0159】
好ましくは、SLC3A2の転写バージョン3のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、SLC3A2のN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるSLC3A2-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、SLC3A2からのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、SLC3A2-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、肺がん又は腺がん、特に肺腺がんを含むヒトがんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0160】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該SCL3A2-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、NRG1のエクソン6からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号457及び130が存在するだけで十分であり得る。NRG1のエクソン6の任意の配列3’は、配列番号131~137(又は配列番号131~137の任意の対立遺伝子変異体)のうちの1つ又は全てを含むか、又はそれからなる。
【0161】
VTCN1-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン2の一部分と融合したVTCN1のエクソン2の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。VTCN1のエクソン2は、好ましくは配列番号169、又は配列番号169の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126、又は配列番号126の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0162】
好ましくは、VTCN1のエクソン2の対立遺伝子変異体は、配列番号169に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン2の対立遺伝子変異体は、配列番号126に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0163】
好ましくは、VTCN1のエクソン2の一部分は、配列番号164を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号164に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。VTCN1との融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、好ましくは、配列番号165に従う配列であるか、又はそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号165に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、VTCN1のエクソン2の一部分は、配列番号164からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも65位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号164の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも65位の核酸を含む。より好ましくは、VTCN1のエクソン2の一部分は、配列番号164、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、VTCN1とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合体の存在を検出し、そのような融合体は、NRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0164】
好ましくは、本明細書に提供される任意のVTCN1-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、VTCN1とNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、VTCN1のエクソン2又はエクソン2の一部分と、NRG1のエクソン2又はNRG1のエクソン2の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号166の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0165】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン2の一部分と融合したVTCN1のエクソン2の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号166からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、65位及び66位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号166の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも65位及び66位に核酸を含む。配列番号166は、VTCN1とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、VTCN1に由来する65位の核酸とNRG1に由来する66位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分と融合したVTCN1のエクソン2の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号166のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。好ましくは、VTCN1との融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、配列番号126からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号126の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0166】
好ましい実施形態では、配列番号166に従うポリヌクレオチド、又は配列番号166からの約20個、約30個、約40個、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは65位及び66位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号166の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも65位及び66位に核酸を含む。
【0167】
好ましくは、VTCN1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したVTCN1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。VTCN1を含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、VTCN1とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0168】
好ましくは、VTCN1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、VTCN1のN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるVTCN1-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、VTCN1からのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、VTCN1-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に腺がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0169】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、VTCN1のエクソン2からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン2からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号169及び126が存在するだけで十分であり得る。VTCN1のエクソン2からの任意の配列5’は、配列番号168(又は配列番号168の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン2の任意の配列3’は、配列番号127~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号127~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0170】
CDH1-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン2の一部分と融合したCDH1のエクソン11の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。CDH1のエクソン11は、好ましくは配列番号198、又は配列番号198の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126、又は配列番号126の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0171】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、CDH1のエクソン11からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン2からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号198及び126が存在するだけで十分であり得る。CDH1のエクソン11からの任意の配列5’は、配列番号188~197のうちの1つ又は全て(又は配列番号188~197の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン2の任意の配列3’は、配列番号127~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号127~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0172】
好ましくは、CDH1のエクソン11の対立遺伝子変異体は、配列番号198に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン2の対立遺伝子変異体は、配列番号126に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0173】
好ましくは、CDH1のエクソン11の一部分は、配列番号184を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号184に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。CDH1との融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、好ましくは、配列番号185に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号185に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、CDH1のエクソン11の一部分は、配列番号184からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも119位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号184の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも119位の核酸を含む。より好ましくは、CDH1のエクソン11の一部分は、配列番号184、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、CDH1とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合体の存在を検出し、そのような融合体は、NRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0174】
代替的に、CDH1のエクソン11の一部分は、配列番号198(又は配列番号198の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも146位の核酸を含む。好ましくは、CDH1のエクソン11の一部分は、配列番号198からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも146位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号198の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも146位の核酸を含む。この代替例では、CDH1のエクソン11の一部分は、より好ましくは、配列番号198、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。
【0175】
好ましくは、本明細書に提供される任意のCDH1-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、CDH1とNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、CDH1のエクソン11又はエクソン2の一部分と、NRG1のエクソン2又はNRG1のエクソン2の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号186の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0176】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン2の一部分と融合したCDH1のエクソ11の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号186からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、119位及び120位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号186の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも119位及び120位の核酸を含む。配列番号186は、CDH1とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、CDH1に由来する119位の核酸とNRG1に由来する120位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分と融合したCDH1のエクソン11の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号186のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0177】
好ましい実施形態では、配列番号186に従うポリヌクレオチド、又は配列番号186からの約20個、約30個、約40個、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは119位及び120位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号186の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも119位及び120位に核酸を含む。
【0178】
好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したCDH1のエクソン11の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。CDH1を含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、CDH1とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0179】
好ましくは、CDH1のエクソン11又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、CDH1のN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるCDH1-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、CDH1からのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、CDH1-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に腺がん、より具体的には膵管腺がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0180】
CXADR-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン2の一部分と融合したCXADRのエクソン1の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。CXADRのエクソン1は、好ましくは配列番号219、又は配列番号219の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126、又は配列番号126の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0181】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、CXADRのエクソン1からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン2からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号219及び126が存在するだけで十分であり得る。NRG1のエクソン2の任意の配列3’は、配列番号127~137(又は配列番号127~137の任意の対立遺伝子変異体)のうちの1つ又は全てを含むか、又はそれからなる。
【0182】
好ましくは、CXADRのエクソン1の対立遺伝子変異体は、配列番号219に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン2の対立遺伝子変異体は、配列番号126に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0183】
好ましくは、CXADRのエクソン1の一部分は、配列番号215を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号215に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。CXADRとの融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、好ましくは、配列番号216に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号216に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、CXADRのエクソン1の一部分は、配列番号215からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも43位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号215の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも43位の核酸を含む。より好ましくは、CXADRのエクソン1の一部分は、配列番号215、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、CXADRとNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合体の存在を検出し、そのような融合体は、NRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0184】
代替的に、CXADRのエクソン1の一部分は、配列番号219(又は配列番号219の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも130位の核酸を含む。好ましくは、CXADRのエクソン1の一部分は、配列番号219からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも130位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号219の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも130位の核酸を含む。この代替例では、CXADRのエクソン1の一部分は、より好ましくは、配列番号219、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。
【0185】
好ましくは、本明細書に提供される任意のCXADR-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、CXADRとNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、CXADRのエクソン1又はエクソン2の一部分と、NRG1のエクソン2又はNRG1のエクソン2の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号217の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0186】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン2の一部分と融合したCXADRのエクソン1の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号217からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、43位及び44位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号217の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも43位及び44位に核酸を含む。配列番号217は、CXADRとNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、CXADRに由来する43位の核酸とNRG1に由来する44位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分と融合したCXADRのエクソン1の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号217のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。好ましくは、CXADRとの融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、配列番号126からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号126の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0187】
好ましい実施形態では、配列番号217に従うポリヌクレオチド、又は配列番号217からの約20個、約30個、約40個、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは43位及び44位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号217の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも43位及び44位に核酸を含む。
【0188】
好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したCXADRのエクソン1の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。CXADRを含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、CXADRとNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0189】
好ましくは、CXADRのエクソン1又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、CXADRのN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるCXADR-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、CXADRからのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、CXADR-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に結腸がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0190】
GTF2E2-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン2の一部分と融合したGTF2E2のエクソン2の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。GTF2E2のエクソン2は、好ましくは配列番号236、又は配列番号236の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126、又は配列番号126の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0191】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、GTF2E2のエクソン2からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン2からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号236及び126が存在するだけで十分であり得る。GTF2E2のエクソン2からの任意の配列5’は、配列番号235のうちの1つ又は全て(又は配列番号235の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン2の任意の配列3’は、配列番号127~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号127~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0192】
好ましくは、GTF2E2のエクソン2の対立遺伝子変異体は、配列番号236に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン2の対立遺伝子変異体は、配列番号126に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0193】
好ましくは、GTF2E2のエクソン2の一部分は、配列番号231を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号231に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。GTF2E2との融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、好ましくは、配列番号232に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号232に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、GTF2E2のエクソン2の一部分は、配列番号231からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも141位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号231の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも141位の核酸を含む。より好ましくは、GTF2E2のエクソン2の一部分は、配列番号231、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、GTF2E2とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合体の存在を検出し、そのような融合体は、NRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0194】
代替的に、GTF2E2のエクソン2の一部分は、配列番号236(又は配列番号236の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも170位の核酸を含む。好ましくは、GTF2E2のエクソン2の一部分は、配列番号236からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも170位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号236の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも170位の核酸を含む。この代替例では、GTF2E2のエクソン2の一部分は、より好ましくは、配列番号236、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、GTF2E2との融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、配列番号126からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号126の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0195】
好ましくは、本明細書に提供される任意のGTF2E2-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、GTF2E2とNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、GTF2E2のエクソン2又はエクソン2の一部分と、NRG1のエクソン2又はNRG1のエクソン2の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号233の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0196】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン2の一部分と融合したGTF2E2のエクソン2の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号233からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、141位及び142位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号233の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも141位及び142位の核酸を含む。配列番号233は、GTF2E2とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、GTF2E2に由来する141位の核酸とNRG1に由来する142位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分と融合したGTF2E2のエクソン2の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号233のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0197】
好ましい実施形態では、配列番号233に従うポリヌクレオチド、又は配列番号233からの約20個、約30個、約40個、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは141位及び142位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号233の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも141位及び142位に核酸を含む。
【0198】
好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したGTF2E2のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。GTF2E2を含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、GTF2E2とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0199】
好ましくは、GTF2E2のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、GTF2E2のN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるGTF2E2-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、GTF2E2からのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、GTF2E2-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に腺がん、より具体的には(転移性)乳腺がんNOSのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0200】
CSMD1-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン6の一部分と融合したCSMD1のエクソン23の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。CSMD1のエクソン23は、好ましくは配列番号279、又は配列番号279の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130、又は配列番号130の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0201】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、CSMD1のエクソン23からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン6からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号279及び130が存在するだけで十分であり得る。CSMD1のエクソン23からの任意の配列5’は、配列番号257~278のうちの1つ又は全て(又は配列番号257~278の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン6の任意の配列3’は、配列番号131~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号131~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0202】
好ましくは、CSMD1のエクソン23の対立遺伝子変異体は、配列番号279に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン6の対立遺伝子変異体は、配列番号130に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0203】
好ましくは、CSMD1のエクソン23の一部分は、配列番号253を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号253に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。CSMD1との融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、好ましくは、配列番号254に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号254に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、CSMD1のエクソン23の一部分は、配列番号253からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも88位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号253の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも88位の核酸を含む。より好ましくは、CSMD1のエクソン23の一部分は、配列番号253、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、CSMD1とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合の存在を検出し、そのような融合がNRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0204】
代替的に、CSMD1のエクソン23の一部分は、配列番号279(又は配列番号279の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも157位の核酸を含む。好ましくは、CSMD1のエクソン23の一部分は、配列番号279からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも157位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号279の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも157位の核酸を含む。この代替例では、CSMD1のエクソン23の一部分は、より好ましくは、配列番号279、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、CSMD1との融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、配列番号130からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号130の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0205】
好ましくは、本明細書に提供される任意のCSMD1-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、CSMD1とNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、CSMD1のエクソン23又はエクソン6の一部分と、NRG1のエクソン6又はNRG1のエクソン6の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号255の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0206】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン6の一部分と融合したCSMD1のエクソン23の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号255からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、88位及び89位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号255の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも88位及び89位に核酸を含む。配列番号255は、CSMD1とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、CSMD1に由来する88位の核酸とNRG1に由来する89位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分と融合したCSMD1のエクソン23の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号255のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0207】
好ましい実施形態では、配列番号255に従うポリヌクレオチド、又は配列番号255からの約20個、約30個、約40個、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは88位及び89位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号255の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも88位及び89位に核酸を含む。
【0208】
好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したCSMD1のエクソン23の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。CSMD1を含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、CSMD1とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0209】
好ましくは、CSMD1のエクソン23又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、CSMD1のN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるCSMD1-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、CSMD1からのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、CSMD1-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に腺がん、より具体的には膵管腺がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0210】
PTN-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン2の一部分と融合したPTNのエクソン4の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。PTNのエクソン4は、好ましくは配列番号318、又は配列番号318の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126、又は配列番号126の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0211】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、PTNのエクソン4からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン2からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号318及び126が存在するだけで十分であり得る。PTNのエクソン4からの任意の配列5’は、配列番号315~317のうちの1つ又は全て(又は配列番号315~317の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン2の任意の配列3’は、配列番号127~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号127~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0212】
好ましくは、PTNのエクソン4の対立遺伝子変異体は、配列番号318に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン2の対立遺伝子変異体は、配列番号126に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0213】
好ましくは、PTNのエクソン4の一部分は、配列番号311を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号311に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。PTNとの融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、好ましくは、配列番号312に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号312に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、PTNのエクソン4の一部分は、配列番号311からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも102位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号311の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも102位の核酸を含む。より好ましくは、PTNのエクソン4の一部分は、配列番号311、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、PTNとNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合の存在を検出し、そのような融合がNRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0214】
代替的に、PTNのエクソン4の一部分は、配列番号318(又は配列番号318の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも162位の核酸を含む。好ましくは、PTNのエクソン4の一部分は、配列番号318からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも162位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号318の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも162位の核酸を含む。この代替例では、PTNのエクソン4の一部分は、より好ましくは、配列番号318、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、PTNとの融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、配列番号126からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号126の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0215】
好ましくは、本明細書に提供される任意のPTN-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、PTNとNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、PTNのエクソン4又はエクソン2の一部分と、NRG1のエクソン2又はNRG1のエクソン2の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号313の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0216】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン2の一部分と融合したPTNのエクソン4の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号313からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、102位及び103位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号313の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも102位及び103位の核酸を含む。配列番号313は、PTNとNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、PTNに由来する102位の核酸とNRG1に由来する103位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分と融合したPTNのエクソン4の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号313のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0217】
好ましい実施形態では、配列番号313に従うポリヌクレオチド、又は配列番号313からの約20個、約30個、約40個、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは102位及び103位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号313の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも102位及び103位に核酸を含む。
【0218】
好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したPTNのエクソン4の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。PTNを含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、PTNとNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0219】
好ましくは、PTNのエクソン4又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、PTNのN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるPTN-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、PTNからのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、PTN-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に腺がん、より具体的には膵管腺がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0220】
ST14-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン6の一部分と融合したST14のエクソン11の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。ST14のエクソン11は、好ましくは配列番号342、又は配列番号342の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130、又は配列番号130の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0221】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、ST14のエクソン11からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン6からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号342及び130が存在するだけで十分であり得る。ST14のエクソン11からの任意の配列5’は、配列番号332~341のうちの1つ又は全て(又は配列番号332~341の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン6の任意の配列3’は、配列番号131~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号131~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0222】
好ましくは、ST14のエクソン11の対立遺伝子変異体は、配列番号342に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン6の対立遺伝子変異体は、配列番号130に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0223】
好ましくは、ST14のエクソン11の一部分は、配列番号328を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号328に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。ST14との融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、好ましくは、配列番号329に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号329に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、ST14のエクソン11の一部分は、配列番号328からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも95位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号328の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも95位の核酸を含む。より好ましくは、ST14のエクソン11の一部分は、配列番号328、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、ST14とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合の存在を検出し、そのような融合がNRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0224】
代替的に、ST14のエクソン11の一部分は、配列番号342(又は配列番号342の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも131位の核酸を含む。好ましくは、ST14のエクソン11の一部分は、配列番号342からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも131位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号342の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも131位の核酸を含む。この代替例では、ST14のエクソン11の一部分は、より好ましくは、配列番号342、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、ST14との融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、配列番号130からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号130の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0225】
好ましくは、本明細書に提供される任意のST14-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、ST14とNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、ST14のエクソン11又はエクソン6の一部分と、NRG1のエクソン6又はNRG1のエクソン6の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号330の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0226】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン6の一部分と融合したST14のエクソン11の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号330からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、95位及び96位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号330の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも95位及び96位に核酸を含む。配列番号330は、ST14とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、ST14に由来する95位の核酸とNRG1に由来する96位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分と融合したST14のエクソン11の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号330のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0227】
好ましい実施形態では、配列番号330に従うポリヌクレオチド、又は配列番号330からの約20個、約30個、約40個、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは95位及び96位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号330の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも95位及び96位に核酸を含む。
【0228】
好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したST14のエクソン11の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。ST14を含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、ST14とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0229】
好ましくは、ST14のエクソン11又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、ST14のN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるST14-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、ST14からのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、ST14-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に腺がん、より具体的には膵管腺がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0230】
THBS1-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン6の一部分と融合したTHBS1のエクソン9の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。THBS1のエクソン9は、好ましくは配列番号386、又は配列番号386の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130、又は配列番号130の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0231】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、THBS1のエクソン9からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン6からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号386及び130が存在するだけで十分であり得る。THBS1のエクソン9からの任意の配列5’は、配列番号378~385のうちの1つ又は全て(又は配列番号378~385の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン6の任意の配列3’は、配列番号131~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号131~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0232】
好ましくは、THBS1のエクソン9の対立遺伝子変異体は、配列番号386に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン6の対立遺伝子変異体は、配列番号130に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0233】
好ましくは、THBS1のエクソン9の一部分は、配列番号374を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号374に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。THBS1との融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、好ましくは、配列番号375に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号375に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、THBS1のエクソン9の一部分は、配列番号374からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも56位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号374の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも56位の核酸を含む。より好ましくは、THBS1のエクソン9の一部分は、配列番号374、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、THBS1とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合の存在を検出し、そのような融合がNRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0234】
代替的に、THBS1のエクソン9の一部分は、配列番号386(又は配列番号386の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも177位の核酸を含む。好ましくは、THBS1のエクソン9の一部分は、配列番号386からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも177位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号386の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも177位の核酸を含む。この代替例では、THBS1のエクソン9の一部分は、より好ましくは、配列番号386、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、THBS1との融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、配列番号130からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号130の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0235】
好ましくは、本明細書に提供される任意のTHBS1-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、THBS1とNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、THBS1のエクソン9又はエクソン6の一部分と、NRG1のエクソン6又はNRG1のエクソン6の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号376の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0236】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン6の一部分と融合したTHBS1のエクソン9の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号376からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、56位及び57位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号376の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも56位及び57位に核酸を含む。配列番号376は、THBS1とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、THBS1に由来する56位の核酸とNRG1に由来する57位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分と融合したTHBS1のエクソン9の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号376のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0237】
好ましい実施形態では、配列番号376に従うポリヌクレオチド、又は配列番号376からの約20個、約30個、約40個、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは56位及び57位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号376の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも56位及び57位に核酸を含む。
【0238】
好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したTHBS1のエクソン9の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。THBS1を含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、THBS1とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0239】
好ましくは、THBS1のエクソン9又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、THBS1のN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるTHBS1-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、THBS1からのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、THBS1-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に腺がん、より具体的には膵管腺がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0240】
AGRN-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン6の一部分と融合したAGRNのエクソン12の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。AGRNのエクソン12は、好ましくは配列番号416、又は配列番号416の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130、又は配列番号130の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0241】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、AGRNのエクソン12からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン6からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号416及び130が存在するだけで十分であり得る。AGRNのエクソン12からの任意の配列5’は、配列番号405~415のうちの1つ又は全て(又は配列番号405~415の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン6の任意の配列3’は、配列番号131~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号131~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0242】
好ましくは、AGRNのエクソン12の対立遺伝子変異体は、配列番号416に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン6の対立遺伝子変異体は、配列番号130に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0243】
好ましくは、AGRNのエクソン12の一部分は、配列番号401を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号401に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。AGRNとの融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、好ましくは、配列番号402に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号402に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、AGRNのエクソン12の一部分は、配列番号401からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも106位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号401の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも106位の核酸を含む。より好ましくは、AGRNのエクソン12の一部分は、配列番号401、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、AGRNとNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合の存在を検出し、そのような融合がNRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0244】
代替的に、AGRNのエクソン12の一部分は、配列番号416(又は配列番号416の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも106位の核酸を含む。好ましくは、AGRNのエクソン12の一部分は、配列番号416からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも106位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号416の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも106位の核酸を含む。この代替例では、AGRNのエクソン12の一部分は、より好ましくは、配列番号416、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、AGRNとの融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、配列番号130からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号130の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0245】
好ましくは、本明細書に提供される任意のAGRN-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、AGRNとNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、AGRNのエクソン12又はエクソン12の一部分と、NRG1のエクソン6又はNRG1のエクソン6の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号403の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0246】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン6の一部分と融合したAGRNのエクソン12の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号403からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、106位及び107位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号403の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも106位及び107位の核酸を含む。配列番号403は、AGRNとNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、AGRNに由来する106位の核酸とNRG1に由来する107位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分と融合したAGRNのエクソン12の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号403のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0247】
好ましい実施形態では、配列番号403に従うポリヌクレオチド、又は配列番号403からの約20個、約30個、約40個、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは106位及び107位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号403の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも106位及び107位に核酸を含む。
【0248】
好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したAGRNのエクソン12の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。AGRNを含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、AGRNとNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0249】
好ましくは、AGRNのエクソン12又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、AGRNのN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるAGRN-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、AGRNからのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、AGRN-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に腺がん、より具体的には膵管腺がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0250】
PVALB-NRG1ポリヌクレオチド融合体
本開示によれば、NRG1核酸配列(又はNRG1核酸配列の一部分)と融合したPVALB核酸配列(又はPVALB核酸配列の一部分)を含むポリヌクレオチドもまた提供される。該融合体には、PVALB及びNRG1核酸配列の対立遺伝子変異体も含まれる。
【0251】
好ましくは、PVALB核酸配列又はその一部分は、配列番号439~444のうちのいずれか1つ、又は配列番号439~444のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか又はそれからなり、NRG1核酸配列又はその一部分は、配列番号125~138のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか又はそれからなる。より好ましくは、PVALB核酸配列は、配列番号444の一部分、又は配列番号444の対立遺伝子変異体を含み、NRG1核酸配列は、好ましくは、配列番号138の一部分、又は配列番号138の対立遺伝子変異体を含む。配列番号439~443は、それぞれ、NM_002854.3に従うPVALBの個々のエクソン1~5に対応する。配列番号444は、NM_002854.3に従うPVALBのエクソン1~5に対応する。配列番号125~137は、それぞれ、NM_001159999に従うNRG1配列の個々のエクソン1~13に対応する。配列番号138は、NM_001159999に従うNRG1のエクソン1~13に対応する。
【0252】
好ましい実施形態では、PVALB核酸配列の一部分は、配列番号439~444のうちのいずれか1つ、又は配列番号439~444のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体に由来する、2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含み、NRG1核酸配列の一部分は、配列番号125~138のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体に由来する、2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含む。
【0253】
NRG1のエクソン6の一部分と融合したPVALBのエクソン4の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。PVALBのエクソン4は、好ましくは配列番号442、又は配列番号442の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130、又は配列番号130の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0254】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、PVALBのエクソン4からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン6からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号442及び130が存在するだけで十分であり得る。PVALBのエクソン4からの任意の配列5’は、配列番号439~441のうちの1つ又は全て(又は配列番号439~441)の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン6の任意の配列3’は、配列番号131~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号131~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0255】
好ましくは、PVALBのエクソン4の対立遺伝子変異体は、配列番号442に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン6の対立遺伝子変異体は、配列番号130に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0256】
好ましくは、PVALBのエクソン4の一部分は、配列番号435を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号435に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。PVALBとの融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、好ましくは、配列番号436に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号436に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、PVALBのエクソン4の一部分は、配列番号435からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも102位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号435の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも102位の核酸を含む。より好ましくは、PVALBのエクソン4の一部分は、配列番号435、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、PVALBとNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合の存在を検出し、そのような融合がNRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0257】
代替的に、PVALBのエクソン4の一部分は、配列番号442(又は配列番号442の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも110位の核酸を含む。好ましくは、PVALBのエクソン4の一部分は、配列番号442からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも110位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号442の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも110位の核酸を含む。この代替例では、PVALBのエクソン4の一部分は、より好ましくは、配列番号442、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、PVALBとの融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、配列番号130からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号130の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0258】
好ましくは、本明細書に提供される任意のPVALB-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、PVALBとNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、PVALBのエクソン4又はエクソン4の一部分と、NRG1のエクソン6又はNRG1のエクソン6の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号437の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0259】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン6の一部分と融合したPVALBのエクソン4の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号437からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、102位及び103位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号437の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも102位及び103位の核酸を含む。配列番号437は、PVALBとNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、PVALBに由来する102位の核酸とNRG1に由来する103位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分と融合したPVALBのエクソン4の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号437のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0260】
好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したPVALBのエクソン4の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。PVALBを含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、PVALBとNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0261】
好ましくは、PVALBのエクソン4又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、PVALBのN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるPVALB-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、PVALBからのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、PVALB-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に腺がん、より具体的には膵管腺がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0262】
APP-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン6の一部分と融合したAPPのエクソン14の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。APPのエクソン14は、好ましくは配列番号501のエクソン、又は配列番号501の対立遺伝子変異体であり、NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130のエクソン、又は配列番号130の対立遺伝子変異体である。
【0263】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、APPのエクソン14からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン6からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号501及び130が存在するだけで十分であり得る。APPのエクソン14からの任意の配列5’は、配列番号488~500のうちの1つ又は全て(又は配列番号488~500の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン6の任意の配列3’は、配列番号131~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号131~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0264】
好ましくは、APPのエクソン14の対立遺伝子変異体は、配列番号501に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン6の対立遺伝子変異体は、配列番号130に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0265】
好ましくは、APPのエクソン14の一部分は、配列番号484を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号484に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。APPとの融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、好ましくは、配列番号485に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号485に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、APPのエクソン14の一部分は、配列番号484からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも54位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号484の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも54位の核酸を含む。より好ましくは、APPのエクソン14の一部分は、配列番号484、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、APPとNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合の存在を検出し、そのような融合がNRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0266】
代替的に、APPのエクソン14の一部分は、配列番号501(又は配列番号501の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも54位の核酸を含む。好ましくは、APPのエクソン14の一部分は、配列番号501からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも54位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号501の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも54位の核酸を含む。この代替例では、APPのエクソン14の一部分は、より好ましくは、配列番号501、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、APPとの融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、配列番号130からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号130の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0267】
好ましくは、本明細書に提供される任意のAPP-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、APPとNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、APPのエクソン14又はエクソン14の一部分と、NRG1のエクソン6又はNRG1のエクソン6の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号486の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0268】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン6の一部分と融合したAPPのエクソン14の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号486からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、54位及び55位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号486の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも54位及び55位に核酸を含む。配列番号486は、APPとNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、APPに由来する54位の核酸とNRG1に由来する55位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分と融合したAPPのエクソン14の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号486のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0269】
好ましい実施形態では、配列番号486に従うポリヌクレオチド、又は配列番号486からの約20、約30、約40、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは54位及び55位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号486の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも54位及び55位に核酸を含む。
【0270】
好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したAPPのエクソン14の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。APPを含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、APPとNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0271】
好ましくは、APPのエクソン14又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、APPのN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるAPP-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、APPからのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、APP-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に腺がん、より具体的には膵管腺がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0272】
WRN-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン6の一部分と融合したWRNのエクソン33の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。WRNのエクソン33は、好ましくは配列番号562のエクソン、又は配列番号562の対立遺伝子変異体であり、NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130のエクソン、又は配列番号130の対立遺伝子変異体である。
【0273】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、WRNのエクソン33からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン6からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号562及び130が存在するだけで十分であり得る。WRNのエクソン33からの任意の配列5’は、配列番号530~561のうちの1つ又は全て(又は配列番号530~561の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン6の任意の配列3’は、配列番号131~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号131~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0274】
好ましくは、WRNのエクソン33の対立遺伝子変異体は、配列番号562に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン6の対立遺伝子変異体は、配列番号130に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0275】
好ましくは、WRNのエクソン33の一部分は、配列番号526を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号526に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。WRNとの融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、好ましくは、配列番号527に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号527に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、WRNのエクソン33の一部分は、配列番号526からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも96位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号526の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも96位の核酸を含む。より好ましくは、WRNのエクソン33の一部分は、配列番号526、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、WRNとNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合の存在を検出し、そのような融合がNRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0276】
代替的に、WRNのエクソン33の一部分は、配列番号562(又は配列番号562の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも163位の核酸を含む。好ましくは、WRNのエクソン33の一部分は、配列番号562からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも163位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号562の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも163位の核酸を含む。この代替例では、WRNのエクソン33の一部分は、より好ましくは、配列番号562、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、WRNとの融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、配列番号130からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号130の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0277】
好ましくは、本明細書に提供される任意のWRN-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、WRNとNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、WRNのエクソン33又はエクソン33の一部分と、NRG1のエクソン6又はNRG1のエクソン6の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号528の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0278】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン6の一部分と融合したWRNのエクソン33の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号528からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、96位及び97位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号528の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも96位及び97位に核酸を含む。配列番号528は、WRNとNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、WRNに由来する96位の核酸とNRG1に由来する97位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分と融合したWRNのエクソン33の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号528のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0279】
好ましい実施形態では、配列番号528に従うポリヌクレオチド、又は配列番号528からの約20、約30、約40、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは96位及び97位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号528の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも96位及び97位に核酸を含む。
【0280】
好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したWRNのエクソン33の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。WRNを含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、WRNとNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0281】
好ましくは、WRNのエクソン33又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、WRNのN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるWRN-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、WRNからのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、WRN-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に乳がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0282】
DAAM1-NRG1ポリヌクレオチド融合体
本開示によれば、NRG1核酸配列(又はNRG1核酸配列の一部分)と融合したDAAM1核酸配列(又はDAAM1核酸配列の一部分)を含むポリヌクレオチドもまた提供される。該融合体には、DAAM1及びNRG1核酸配列の対立遺伝子変異体も含まれる。
【0283】
好ましくは、DAAM1核酸配列又はその一部分は、配列番号606~631のうちのいずれか1つ、又は配列番号606~631のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか又はそれからなり、NRG1核酸配列又はその一部分は、配列番号125~138のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか又はそれからなる。より好ましくは、DAAM1核酸配列は、配列番号631の一部分、又は配列番号631の対立遺伝子変異体を含み、NRG1核酸配列は、配列番号138の一部分、又は配列番号138の対立遺伝子変異体を含むことが好ましい。配列番号606~630は、それぞれ、NM_001270520.2に従うDAAM1の個々のエクソン1~25に対応する。配列番号631は、NM_001270520.2に従うDAAM1のエクソン1~25に対応する。配列番号125~137は、それぞれ、NM_001159999.3に従うNRG1配列の個々のエクソン1~13に対応する。配列番号138は、NM_001159999.3に従うNRG1のエクソン1~13に対応する。
【0284】
好ましい実施形態では、DAAM1核酸配列の一部分は、配列番号606~631のうちのいずれか1つ、又は配列番号606~631のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体に由来する、2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含み、NRG1核酸配列の一部分は、配列番号125~138のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体に由来する、2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含む。
【0285】
好ましくは、DAAM1核酸配列の対立遺伝子変異体は、配列番号606~631のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1核酸配列の対立遺伝子変異体は、配列番号125~138のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0286】
好ましくは、DAAM1核酸配列又はその一部分は、NRG1核酸配列又はその一部分に対して5’である。
【0287】
好ましくは、NRG1核酸配列又は該配列の一部分と融合したDAAM1のDAAM1核酸配列又は該配列の一部分を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。DAAM1-NRG1ポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。検出、診断又は特定の目的のために、DAAM1とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合核酸がNRG1のEGF様ドメインをコードするような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0288】
NRG1のエクソン1の一部分と融合したDAAM1のエクソン1の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。DAAM1のエクソン1は、好ましくは配列番号606、又は配列番号606の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン1は、好ましくは配列番号125、又は配列番号125の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0289】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、DAAM1のエクソン1からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン1からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号606及び125が存在するだけで十分であり得る。DAAM1のエクソン1からの任意の配列5’は、配列番号606(又は配列番号606の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン1の任意の配列3’は、配列番号126~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号126~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0290】
好ましくは、DAAM1のエクソン1の対立遺伝子変異体は、配列番号606に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン1の対立遺伝子変異体は、配列番号125に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0291】
好ましくは、DAAM1のエクソン1の一部分は、配列番号603を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号603に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。DAAM1との融合体におけるNRG1のエクソン1の一部分は、好ましくは、配列番号604に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号604に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、DAAM1のエクソン1の一部分は、配列番号603からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも75位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号603の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位の核酸を含む。より好ましくは、DAAM1のエクソン1の一部分は、配列番号603、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、DAAM1とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合の存在を検出し、そのような融合がNRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0292】
代替的に、DAAM1のエクソン1の一部分は、配列番号606(又は配列番号606の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも102位の核酸を含む。好ましくは、DAAM1のエクソン1の一部分は、配列番号606からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも102位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号606の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも102位の核酸を含む。この代替例では、DAAM1のエクソン1の一部分は、より好ましくは、配列番号606、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、DAAM1との融合体におけるNRG1のエクソン1の一部分は、配列番号125からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号125の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0293】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン1の一部分と融合したDAAM1のエクソン1の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号605からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、75位及び76位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号605の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位及び76位に核酸を含む。配列番号605は、DAAM1とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、DAAM1に由来する75位の核酸とNRG1に由来する76位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン1の一部分と融合したDAAM1のエクソン1の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号605のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0294】
好ましくは、本明細書に提供される任意のDAAM1-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、DAAM1の非翻訳領域の一部分とNRG1の非翻訳領域の一部分との融合体である。より好ましくは、該融合体は、DAAM1のエクソン1又はエクソン1の一部分と、NRG1のエクソン1又はNRG1のエクソン1の一部分とを含む融合体である。該融合体は、好ましくは、配列番号605の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0295】
好ましくは、DAAM1のエクソン1又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン1又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。したがって、NRG1タンパク質は、DAAM1プロモーターの下流に位置し、該プロモーターによって転写的に制御されることが予想される。したがって、得られた融合体は、非タンパク質融合NRG1タンパク質の発現をもたらし、したがってEGF様ドメインを含む。それによって、ヒトがん、具体的には乳がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力。
【0296】
ASPH-NRG1ポリヌクレオチド融合体
本開示によれば、NRG1核酸配列(又はNRG1核酸配列の一部分)と融合したASPH核酸配列(又はASPH核酸配列の一部分)を含むポリヌクレオチドもまた提供される。該融合体には、ASPH及びNRG1核酸配列の対立遺伝子変異体も含まれる。
【0297】
好ましくは、ASPH核酸配列又はその一部分は、配列番号637~662のうちのいずれか1つ、又は配列番号637~662のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか又はそれからなり、NRG1核酸配列又はその一部分は、配列番号125~138のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか又はそれからなる。より好ましくは、ASPH核酸配列は、配列番号662の一部分、又は配列番号662の対立遺伝子変異体を含み、NRG1核酸配列は、好ましくは、配列番号138の一部分、又は配列番号138の対立遺伝子変異体を含む。配列番号637~661は、それぞれ、NM_001164750.2に従うASPHの個々のエクソン1~25に対応する。配列番号662は、NM_001164750.2に従うASPHのエクソン1~25に対応する。配列番号125~137は、それぞれ、NM_001159999.3に従うNRG1配列の個々のエクソン1~13に対応する。配列番号138は、NM_001159999.3に従うNRG1のエクソン1~13に対応する。
【0298】
好ましい実施形態では、ASPH核酸配列の一部分は、配列番号637~662のうちのいずれか1つ、又は配列番号637~662のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体に由来する、2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含み、NRG1核酸配列の一部分は、配列番号125~138のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体に由来する、2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含む。
【0299】
好ましくは、ASPH核酸配列の対立遺伝子変異体は、配列番号637~662のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1核酸配列の対立遺伝子変異体は、配列番号125~138のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0300】
好ましくは、ASPH核酸配列又はその一部分は、NRG1核酸配列又はその一部分に対して5’である。
【0301】
好ましくは、NRG1核酸配列又は該配列の一部分と融合したASPHのASPH核酸配列又は該配列の一部分を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。ASPH-NRG1ポリヌクレオチド融合体を含むか、又はポリペプチド融合体を発現する異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。検出、診断又は特定の目的のために、ASPHとNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0302】
NRG1のエクソン2の一部分と融合したASPHのエクソン22の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。ASPHのエクソン22は、好ましくは配列番号658、又は配列番号658の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126、又は配列番号126の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0303】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、ASPHのエクソン22からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン2からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号658及び126が存在するだけで十分であり得る。ASPHのエクソン22からの任意の配列5’は、配列番号637~657のうちの1つ又は全て(又は配列番号637~657の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン2の任意の配列3’は、配列番号127~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号127~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0304】
好ましくは、ASPHのエクソン22の対立遺伝子変異体は、配列番号658に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン2の対立遺伝子変異体は、配列番号126に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0305】
好ましくは、ASPHのエクソン22の一部分は、配列番号633を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号633に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。ASPHとの融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、好ましくは、配列番号634に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号634に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、ASPHのエクソン22の一部分は、配列番号633からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも75位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号633の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位の核酸を含む。より好ましくは、ASPHのエクソン22の一部分は、配列番号633、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、ASPHとNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合の存在を検出し、そのような融合がNRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0306】
代替的に、ASPHのエクソン22の一部分は、配列番号658(又は配列番号658の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも136位の核酸を含む。好ましくは、ASPHのエクソン22の一部分は、配列番号658からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも136位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号658の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも136位の核酸を含む。この代替例では、ASPHのエクソン22の一部分は、より好ましくは、配列番号658、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、ASPHとの融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、配列番号126からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号126の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0307】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン2の一部分と融合したASPHのエクソン22の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号635からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、75位及び76位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号635の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位及び76位に核酸を含む。配列番号635は、ASPHとNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、ASPHに由来する75位の核酸とNRG1に由来する76位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分と融合したASPHのエクソン22の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号635のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0308】
好ましくは、本明細書に提供される任意のASPH-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、ASPHとNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、ASPHのエクソン22又はエクソン22の一部分と、NRG1のエクソン2又はNRG1のエクソン2の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号635の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0309】
好ましくは、ASPHのエクソン22又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、ASPHのN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド生成物をもたらす。また、本明細書で提供されるASPH-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、ASPHからのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、ASPH-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に腺がん、より具体的には結腸直腸腺がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0310】
NOTCH2-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン6の一部分と融合したNOTCH2のエクソン6の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。NOTCH2のエクソン6は、好ましくは配列番号700、又は配列番号700の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130、又は配列番号130の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0311】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、NOTCH2のエクソン6からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン6からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号700及び130が存在するだけで十分であり得る。NOTCH2のエクソン6からの任意の配列5’は、配列番号695~699のうちの1つ又は全て(又は配列番号695~699の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン6の任意の配列3’は、配列番号131~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号131~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0312】
好ましくは、NOTCH2のエクソン6の対立遺伝子変異体は、配列番号700に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン6の対立遺伝子変異体は、配列番号130に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0313】
好ましくは、NOTCH2のエクソン6の一部分は、配列番号691を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号691に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。NOTCH2との融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、好ましくは、配列番号692に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号692に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、NOTCH2のエクソン6の一部分は、配列番号691からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも75位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号691の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位の核酸を含む。より好ましくは、NOTCH2のエクソン6の一部分は、配列番号691、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、NOTCH2とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合の存在を検出し、そのような融合がNRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0314】
代替的に、NOTCH2のエクソン6の一部分は、配列番号700(又は配列番号700の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも234位の核酸を含む。好ましくは、NOTCH2のエクソン6の一部分は、配列番号700からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも234位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号700の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも234位の核酸を含む。この代替例では、NOTCH2のエクソン6の一部分は、より好ましくは、配列番号700、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、NOTCH2との融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、配列番号130からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号130の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0315】
好ましくは、本明細書に提供される任意のNOTCH2-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、NOTCH2とNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、NOTCH2のエクソン6又はエクソン6の一部分と、NRG1のエクソン6又はNRG1のエクソン6の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号693の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0316】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン6の一部分と融合したNOTCH2のエクソン6の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号693からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、75位及び76位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号693の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位及び76位に核酸を含む。配列番号693は、NOTCH2とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、NOTCH2に由来する75位の核酸とNRG1に由来する76位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分と融合したNOTCH2のエクソン6の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号693のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0317】
好ましい実施形態では、配列番号693に従うポリヌクレオチド、又は配列番号693からの約20、約30、約40、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは75位及び76位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号693の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも75位及び76位に核酸を含む。
【0318】
好ましくは、NOTCH2のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したNRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。NOTCH2を含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、NOTCH2とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0319】
好ましくは、NOTCH2のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、NOTCH2のN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるNOTCH2-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、NOTCH2からのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、NOTCH2-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に腺がん、より具体的には膵管腺がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0320】
CD74-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン2の一部分と融合したCD74のエクソン2の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。CD74のエクソン2は、好ましくは配列番号720、又は配列番号720の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126、又は配列番号126の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0321】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、CD74のエクソン2からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン2からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号720及び126が存在するだけで十分であり得る。CD74のエクソン2からの任意の配列5’は、配列番号719(又は配列番号719の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン2の任意の配列3’は、配列番号127~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号127~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0322】
好ましくは、CD74のエクソン2の対立遺伝子変異体は、配列番号720に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン2の対立遺伝子変異体は、配列番号126に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0323】
好ましくは、CD74のエクソン2の一部分は、配列番号715を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号715に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。CD74との融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、好ましくは、配列番号716に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号716に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、CD74のエクソン2の一部分は、配列番号715からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも75位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号715の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位の核酸を含む。より好ましくは、CD74のエクソン2の一部分は、配列番号715、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、CD74とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合の存在を検出し、そのような融合がNRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0324】
代替的に、CD74のエクソン2の一部分は、配列番号720(又は配列番号720の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも173位の核酸を含む。好ましくは、CD74のエクソン2の一部分は、配列番号720からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも173位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号720の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも173位の核酸を含む。この代替例では、CD74のエクソン2の一部分は、より好ましくは、配列番号720、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、CD74との融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、配列番号126からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号126の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0325】
好ましくは、本明細書に提供される任意のCD74-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、CD74とNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、CD74のエクソン2又はエクソン2の一部分と、NRG1のエクソン2又はNRG1のエクソン2の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号717の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0326】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン2の一部分と融合したCD74のエクソン2の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号717からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、75位及び76位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号717の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位及び76位に核酸を含む。配列番号717は、CD74とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、CD74に由来する75位の核酸とNRG1に由来する76位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分と融合したCD74のエクソン2の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号717のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0327】
好ましい実施形態では、配列番号717に従うポリヌクレオチド、又は配列番号717からの約20、約30、約40、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは75位及び76位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号717の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも75位及び76位に核酸を含む。
【0328】
好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したCD74のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。CD74を含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、CD74とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0329】
好ましくは、CD74のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、CD74のN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるCD74-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、CD74からのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、CD74-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に肺がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0330】
SDC4-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン2の一部分と融合したSDC4のエクソン2の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。該SDC4のエクソン2は、好ましくは配列番号746、又は配列番号746の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126、又は配列番号126の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0331】
好ましくは、該SDC4のエクソン2の対立遺伝子変異体は、配列番号746に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン2の対立遺伝子変異体は、配列番号126に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0332】
好ましくは、該SDC4のエクソン2の一部分は、配列番号741を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号741に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。SDC4との融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、好ましくは、配列番号742に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号742に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、SDC4のエクソン2の一部分は、配列番号741からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも75位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号741の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位の核酸を含む。より好ましくは、該SDC4のエクソン2の一部分は、配列番号741、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、該SDC4とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合体の存在を検出し、そのような融合体は、NRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0333】
代替的に、該SDC4のエクソン2の一部分は、配列番号746(又は配列番号746の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも139位の核酸を含む。好ましくは、該SDC4のエクソン2の一部分は、配列番号746からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも139位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号746の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも139位の核酸を含む。この代替例では、SDC4のエクソン2の一部分は、より好ましくは、配列番号746、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、該SDC4との融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、配列番号126からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号126の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0334】
好ましくは、本明細書に提供される任意のSDC4-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、SDC4とNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、SDC4のエクソン2又はエクソン2の一部分と、NRG1のエクソン2又はNRG1のエクソン2の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号743の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0335】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン2の一部分と融合した該SDC4のエクソン2の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号743からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含み、75位及び76位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号743の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位及び76位に核酸を含む。配列番号743は、該SDC4とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、SDC4に由来する75位の核酸とNRG1に由来する76位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分と融合したSDC4のエクソン2の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号743のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0336】
好ましい実施形態では、配列番号743に従うポリヌクレオチド、又は配列番号743からの約20、約30、約40、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは75位及び76位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号743の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも75位及び76位に核酸を含む。
【0337】
好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したSDC4のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。該SDC4を含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、該SDC4とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0338】
好ましくは、SDC4のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、SDC4のN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるSDC4-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、SDC4からのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、SDC4-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に肺がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0339】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、SDC4のエクソン2からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン2からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号746及び126が存在するだけで十分であり得る。SDC4のエクソン2からの任意の配列5’は、配列番号745(又は配列番号745の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン2の任意の配列3’は、配列番号127~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号127~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0340】
更に、NRG1のエクソン2の一部分と融合したSDC4のエクソン4の一部分を含むポリヌクレオチド融合体が提供される。該SDC4のエクソン4は、好ましくは配列番号748、又は配列番号748の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126、又は配列番号126の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0341】
好ましくは、該SDC4のエクソン4の対立遺伝子変異体は、配列番号748に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン2の対立遺伝子変異体は、配列番号126に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0342】
好ましくは、該SDC4のエクソン4の一部分は、配列番号822を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号822に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。SDC4との融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、好ましくは、配列番号823に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号823に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、SDC4のエクソン4の一部分は、配列番号822からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも75位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号822の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位の核酸を含む。より好ましくは、該SDC4のエクソン4の一部分は、配列番号822、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、該SDC4とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合体の存在を検出し、そのような融合体は、NRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0343】
代替的に、該SDC4のエクソン4の一部分は、配列番号748(又は配列番号748の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも199位の核酸を含む。好ましくは、該SDC4のエクソン4の一部分は、配列番号748からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも199位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号748の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも199位の核酸を含む。この代替例では、SDC4のエクソン4の一部分は、より好ましくは、配列番号748、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、SDC4との融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、配列番号126からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号126の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0344】
好ましくは、本明細書に提供される任意のSDC4-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、SDC4とNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、SDC4のエクソン4又はエクソン4の一部分と、NRG1のエクソン2又はNRG1のエクソン2の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号824の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0345】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン2の一部分と融合した該SDC4のエクソン4の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号824からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含み、75位及び76位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号824の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位及び76位に核酸を含む。配列番号824は、該SDC4とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、SDC4に由来する75位の核酸とNRG1に由来する76位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分と融合したSDC4のエクソン4の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号824のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0346】
好ましい実施形態では、配列番号824に従うポリヌクレオチド、又は配列番号824からの約20、約30、約40、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは75位及び76位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号824の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも75位及び76位に核酸を含む。
【0347】
好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したSDC4のエクソン4の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。該SDC4を含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、該SDC4とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0348】
好ましくは、SDC4のエクソン4又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、SDC4のN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるSDC4-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、SDC4からのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、SDC4-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、肺がん、特に非小細胞肺がんを含むヒトがんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0349】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、SDC4のエクソン4からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン2からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号748及び126が存在するだけで十分であり得る。SDC4のエクソン4からの任意の配列5’は、配列番号745~747のうちの1つ又は全て(又は配列番号745~747の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン2の任意の配列3’は、配列番号127~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号127~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0350】
SLC4A4-NRG1ポリヌクレオチド融合体
NRG1のエクソン6の一部分と融合したSLC4A4のエクソン14の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。SLC4A4のエクソン14は、好ましくは配列番号780、又は配列番号780の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130、又は配列番号130の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0351】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、SLC4A4のエクソン14からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン6からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号780及び130が存在するだけで十分であり得る。SLC4A4のエクソン14からの任意の配列5’は、配列番号767~779のうちの1つ又は全て(又は配列番号767~779の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン6の任意の配列3’は、配列番号131~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号131~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0352】
好ましくは、SLC4A4のエクソン14の対立遺伝子変異体は、配列番号780に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン6の対立遺伝子変異体は、配列番号130に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0353】
好ましくは、SLC4A4のエクソン14の一部分は、配列番号763を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号763に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。SLC4A4との融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、好ましくは、配列番号764に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号764に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、SLC4A4のエクソン14の一部分は、配列番号763からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも75位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号763の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位の核酸を含む。より好ましくは、SLC4A4のエクソン14の一部分は、配列番号763、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。かかる短いポリヌクレオチド配列は、SLC4A4とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合の存在を検出し、かかる融合がNRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0354】
代替的に、SLC4A4のエクソン14の一部分は、配列番号780(又は配列番号780の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも272位の核酸を含む。好ましくは、SLC4A4のエクソン14の一部分は、配列番号780からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも272位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号780の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも272位の核酸を含む。この代替例では、SLC4A4のエクソン14の一部分は、より好ましくは、配列番号780、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、SLC4A4との融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、配列番号130からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号130の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0355】
好ましくは、本明細書に提供される任意のSLC4A4-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、SLC4A4とNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、SLC4A4のエクソン14又はエクソン14の一部分と、NRG1のエクソン6又はNRG1のエクソン6の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号765の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0356】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン6の一部分と融合したSLC4A4のエクソン14の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列765からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、75位及び76位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号765の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位及び76位に核酸を含む。配列番号765は、SLC4A4とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、SLC4A4に由来する75位の核酸とNRG1に由来する76位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分と融合したSLC4A4のエクソン14の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号765のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0357】
好ましい実施形態では、配列番号765に従うポリヌクレオチド、又は配列番号765からの約20、約30、約40、若しくは全ての連続した核酸を含み、好ましくは75位及び76位の核酸を含むポリヌクレオチドが提供される。連続した核酸の数は、配列番号765の18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、好ましくは、少なくとも75位及び76位に核酸を含む。
【0358】
好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体と融合したSLC4A4のエクソン14の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを更に含むか、又はコードするより長いポリヌクレオチドの一部である。SLC4A4を含むか、又はポリペプチド融合体を発現するポリヌクレオチド融合体を含む異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。迅速な検出、診断又は特定の目的のために、SLC4A4とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0359】
好ましくは、SLC4A4のエクソン14又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、SLC4A4のN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるSLC4A4-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、SLC4A4からのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、SLC4A4-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に膵臓がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0360】
ZFAT-NRG1ポリヌクレオチド融合体
本開示によれば、NRG1核酸配列(又はNRG1核酸配列の一部分)と融合したZFAT核酸配列(又はZFAT核酸配列の一部分)を含むポリヌクレオチドもまた提供される。該融合体には、ZFAT及びNRG1核酸配列の対立遺伝子変異体も含まれる。
【0361】
好ましくは、ZFAT核酸配列又はその一部分は、配列番号830~846のうちのいずれか1つ、又は配列番号830~846のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか又はそれからなり、NRG1核酸配列又はその一部分は、配列番号125~138のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか又はそれからなる。より好ましくは、ZFAT核酸配列は、配列番号846の一部分、又は配列番号846の対立遺伝子変異体を含み、NRG1核酸配列は、好ましくは、配列番号138の一部分、又は配列番号138の対立遺伝子変異体を含む。配列番号830~845は、それぞれ、NM_020863.4に従うZFATの個々のエクソン1~16に対応する。配列番号846は、NM_020863.4に従うZFATの個々のエクソン1~16に対応する。配列番号125~137は、それぞれ、NM_001159999.3に従うNRG1配列の個々のエクソン1~13に対応する。配列番号138は、NM_001159999.3に従うNRG1のエクソン1~13に対応する。
【0362】
好ましい実施形態では、ZFAT核酸配列の一部分は、配列番号830~846のうちのいずれか1つ、又は配列番号830~846のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体に由来する、2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含み、NRG1核酸配列の一部分は、配列番号125~138のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体に由来する、2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含む。
【0363】
好ましくは、ZFAT核酸配列の対立遺伝子変異体は、配列番号830~846のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1核酸配列の対立遺伝子変異体は、配列番号125~138のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0364】
好ましくは、ZFAT核酸配列又はその一部分は、NRG1核酸配列又はその一部分に対して5’である。
【0365】
好ましくは、NRG1核酸配列又は該配列の一部分と融合したZFATのZFAT核酸配列又は該配列の一部分を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。
【0366】
ZFAT-NRG1ポリヌクレオチド融合体を含むか、又はポリペプチド融合体を発現する異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。検出、診断又は特定の目的のために、ZFATとNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0367】
NRG1のエクソン6の一部分と融合したZFATのエクソン12の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。ZFATのエクソン12は、好ましくは配列番号841、又は配列番号841の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン6は、好ましくは配列番号130、又は配列番号130の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0368】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、ZFATのエクソン12からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン6からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号841及び130が存在するだけで十分であり得る。ZFATのエクソン12からの任意の配列5’は、配列番号830~840のうちの1つ又は全て(又は配列番号830~840の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン6の任意の配列3’は、配列番号131~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号131~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0369】
好ましくは、ZFATのエクソン12の対立遺伝子変異体は、配列番号841に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン6の対立遺伝子変異体は、配列番号130に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0370】
好ましくは、ZFATのエクソン12の一部分は、配列番号826を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号826に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。ZFATとの融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、好ましくは、配列番号827に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号827に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、ZFATのエクソン12の一部分は、配列番号826からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも75位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号826の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位の核酸を含む。より好ましくは、ZFATのエクソン12の一部分は、配列番号826、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。そのような短いポリヌクレオチド配列は、ZFATとNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合の存在を検出し、そのような融合がNRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0371】
代替的に、ZFATのエクソン12の一部分は、配列番号841(又は配列番号841の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも139位の核酸を含む。好ましくは、ZFATのエクソン12の一部分は、配列番号841からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも139位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号841の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも139位の核酸を含む。この代替例では、ZFATのエクソン12の一部分は、より好ましくは、配列番号841、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、ZFATとの融合体におけるNRG1のエクソン6の一部分は、配列番号130からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号130の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0372】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン6の一部分と融合したZFATのエクソン12の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号828からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、75位及び76位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号828の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位及び76位に核酸を含む。配列番号828は、ZFATとNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、ZFATに由来する75位の核酸とNRG1に由来する76位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン6の一部分と融合したZFATのエクソン12の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号828のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0373】
好ましくは、本明細書に提供される任意のZFAT-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、ZFATとNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、ZFATのエクソン12又はエクソン12の一部分と、NRG1のエクソン6又はNRG1のエクソン6の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号828の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0374】
好ましくは、ZFATのエクソン12又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、ZFATのN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるZFAT-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、ZFATからのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、ZFAT-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に非小細胞肺がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0375】
DSCAML1-NRG1ポリヌクレオチド融合体
本開示によれば、NRG1核酸配列(又はNRG1核酸配列の一部分)と融合したDSCAML1核酸配列(又はDSCAML1核酸配列の一部分)を含むポリヌクレオチドもまた提供される。該融合体には、DSCAML1及びNRG1核酸配列の対立遺伝子変異体も含まれる。
【0376】
好ましくは、DSCAML1核酸配列又はその一部分は、配列番号870~903のうちのいずれか1つ、又は配列番号870~903のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか又はそれからなり、NRG1核酸配列又はその一部分は、配列番号125~138のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか又はそれからなる。より好ましくは、DSCAML1核酸配列は、配列番号903の一部分、又は配列番号903の対立遺伝子変異体を含み、NRG1核酸配列は、好ましくは、配列番号138の一部分、又は配列番号138の対立遺伝子変異体を含む。配列番号870~902は、それぞれ、NM_020693.4に従うDSCAML1の個々のエクソン1~33に対応する。配列番号903は、NM_020693.4に従うDSCAML1のエクソン1~33に対応する。配列番号125~137は、それぞれ、NM_001159999.3に従うNRG1配列の個々のエクソン1~13に対応する。配列番号138は、NM_001159999.3に従うNRG1のエクソン1~13に対応する。
【0377】
好ましい実施形態では、DSCAML1核酸配列の一部分は、配列番号870~903のうちのいずれか1つ、又は配列番号870~903のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体に由来する、2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含み、NRG1核酸配列の一部分は、配列番号125~138のうちのいずれか1つ、又は配列番号125~138のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体に由来する、2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含む。
【0378】
好ましくは、DSCAML1核酸配列の対立遺伝子変異体は、配列番号870~903のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1核酸配列の対立遺伝子変異体は、配列番号125~138のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0379】
好ましくは、DSCAML1核酸配列又はその一部分は、NRG1核酸配列又はその一部分に対して5’である。
【0380】
好ましくは、NRG1核酸配列又は該配列の一部分と融合したDSCAML1のDSCAML1核酸配列又は該配列の一部分を含むポリヌクレオチドは、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。
【0381】
DSCAML1-NRG1ポリヌクレオチド融合体を含むか、又はポリペプチド融合体を発現する異常細胞は、NRG1のEGF様ドメインを含むか、又はコードする。検出、診断又は特定の目的のために、DSCAML1とNRG1との間の融合接合部がフレーム内にあり、得られる融合生成物、核酸又はタンパク質がNRG1のEGF様ドメインを含むような位置で生じることを示すだけで十分であり得る。該EGF様ドメインは、好ましくは、配列番号163に従うEGF様ドメイン、又は配列番号163に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0382】
NRG1のエクソン2の一部分と融合したDSCAML1のエクソン3の一部分を含むポリヌクレオチド融合体もまた提供される。DSCAML1のエクソン3は、好ましくは配列番号872、又は配列番号872の対立遺伝子変異体のエクソンであり、NRG1のエクソン2は、好ましくは配列番号126、又は配列番号126の対立遺伝子変異体のエクソンである。
【0383】
患者又は対象の異常な細胞に存在する場合、該ポリヌクレオチド融合体は、好ましくは、DSCAML1のエクソン3からの任意の配列5’及びNRG1のエクソン2からの任意の配列3’を更に含み、ポリヌクレオチドベースの検出アッセイを使用して融合接合部を検出することを可能にするために、少なくとも配列番号872及び126が存在するだけで十分であり得る。DSCAML1のエクソン3からの任意の配列5’は、配列番号870~871のうちの1つ又は全て(又は配列番号870~871の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、NRG1のエクソン2の任意の配列3’は、配列番号127~137のうちの1つ又は全て(又は配列番号127~137の任意の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなる。
【0384】
好ましくは、DSCAML1のエクソン3の対立遺伝子変異体は、配列番号872に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有し、NRG1のエクソン2の対立遺伝子変異体は、配列番号126に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0385】
好ましくは、DSCAML1のエクソン3の一部分は、配列番号866を含むか、又はそれに従い、その対立遺伝子変異体は、配列番号866に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。DSCAML1との融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、好ましくは、配列番号867に従う配列であるか、若しくはそれを含み、その対立遺伝子変異体は、配列番号867に対して少なくとも85%の同一性、好ましくは、それに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、若しくはより好ましくは、少なくとも98%の配列同一性を有する。より好ましくは、DSCAML1のエクソン3の一部分は、配列番号866からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも75位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号866の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位の核酸を含む。より好ましくは、DSCAML1のエクソン3の一部分は、配列番号866、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。かかる短いポリヌクレオチド配列は、DSCAML1とNRG1との間のより大きいポリヌクレオチド融合の存在を検出し、かかる融合がNRG1のEGF様ドメインを含むフレーム内発がん性融合であることを確立するために特に有用である。
【0386】
代替的に、DSCAML1のエクソン3の一部分は、配列番号872(又は配列番号872の対立遺伝子変異体)を含むか、又はそれからなり、少なくとも147位の核酸を含む。好ましくは、DSCAML1のエクソン3の一部分は、配列番号872からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも147位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号872の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも147位の核酸を含む。この代替例では、DSCAML1のエクソン3の一部分は、より好ましくは、配列番号872、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれに従う。好ましくは、DSCAML1との融合体におけるNRG1のエクソン2の一部分は、配列番号126からの、又はその対立遺伝子変異体からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は更には全ての連続した核酸を含むか、又はそれからなり、少なくとも1位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号126の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも1位の核酸を含む。
【0387】
代替的に好ましい実施形態では、NRG1のエクソン2の一部分と融合したDSCAML1のエクソン3の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号868からの2~約10個、約20個、約30個、又は最大約40個、又は全ての連続した核酸を含み、75位及び76位の核酸を含む。連続した核酸の数は、配列番号868の2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個又は全ての核酸であってもよく、少なくとも75位及び76位に核酸を含む。配列番号868は、DSCAML1とNRG1との間の接合部を含み、特に、接合部は、DSCAML1に由来する75位の核酸とNRG1に由来する76位の核酸との間である。好ましくは、NRG1のエクソン2の一部分と融合したDSCAML1のエクソン3の一部分を含むポリヌクレオチドは、配列番号868のポリヌクレオチド配列、又はその対立遺伝子変異体を有する。
【0388】
好ましくは、本明細書に提供される任意のDSCAML1-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、DSCAML1とNRG1とのフレーム内融合体である。より好ましくは、該融合体は、DSCAML1のエクソン3又はエクソン3の一部分と、NRG1のエクソン2又はNRG1のエクソン2の一部分とを含むフレーム内融合体である。該フレーム内融合体は、好ましくは、配列番号868の融合体、又はそれに対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、若しくは98%の同一性を有するその対立遺伝子変異体である。
【0389】
好ましくは、DSCAML1のエクソン3又はその対立遺伝子変異体の一部分は、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である。核酸レベルでのこの配向は、DSCAML1のN末端及びNRG1のC末端を含有する融合ポリペプチド産物をもたらす。また、本明細書で提供されるDSCAML1-NRG1ポリヌクレオチド融合体は、タンパク質融合体を産生し、N末端から融合接合部への部分は、DSCAML1からのポリペプチド配列であり、接合部からC末端への部分は、NRG1ポリペプチド配列であり、NRG1部は、そのEGF様ドメインも提供する。したがって、DSCAML1-NRG1融合タンパク質は、NRG1のEGF様ドメインを保持し、ヒトがん、特に腺がん、より具体的には膵管腺がんのサブセットの増殖及び生存を促進する能力を保持する。
【0390】
VAPB-NRG1、CADM1-NRG1、CD44-NRG1、SLC3A2-NRG1、VTCN1-NRG1、CDH1-NRG1、CXADR-NRG1、GTF2E2-NRG1、CSMD1-NRG1、PTN-NRG1、ST14-NRG1、THBS1-NRG1、AGRN-NRG1、PVALB-NRG1、APP-NRG1、WRN-NRG1、DAAM1-NRG1、ASPH-NRG1、NOTCH2-NRG1、CD74-NRG1、SDC4-NRG1、SLC4A4-NRG1、ZFAT-NRG1、又はDSCAML1-NRG1を含む、NRG1を含む本明細書で言及されるポリヌクレオチド融合体の各々は、好ましくは単離される。本発明の任意の方法は、好ましくは、試料から1つ以上のポリヌクレオチド含有成分を単離することを含む。1つ以上のポリヌクレオチド含有成分は、典型的には、試料中の任意の細胞又は細胞材料から単離される。
【0391】
NRG1ポリペプチド融合体
本開示によれば、VAPB-NRG1、CADM1-NRG1、CD44-NRG1、SLC3A2-NRG1、VTCN1-NRG1、CDH1-NRG1、CXADR-NRG1、GTF2E2-NRG1、CSMD1-NRG1、PTN-NRG1、ST14-NRG1、THBS1-NRG1、AGRN-NRG1、PVALB-NRG1、APP-NRG1、WRN-NRG1、ASPH-NRG1、NOTCH2-NRG1、CD74-NRG1、SDC4-NRG1、SLC4A4-NRG1、ZFAT-NRG1及びDSCAML1-NRG1を含む、NRG1を含むポリペプチド融合体が提供される。具体的には、そのような融合体は、がんと診断されたヒト患者に存在するか、又は特定されており、以下のセクションでより詳細に言及される。
【0392】
VAPB-NRG1ポリペプチド融合体
本開示によれば、NRG1核酸配列(又はNRG1核酸配列の一部分)と融合したVAPB核酸配列(又はVAPB核酸配列の一部分)を含むポリヌクレオチドによりコードされたポリペプチド融合体が提供される。VAPB核酸配列又はその一部分は、好ましくは、配列番号24~30のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる配列、又はこれらの配列番号のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体をコードする。NRG1核酸配列又はその一部分は、好ましくは、配列番号139~152のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる配列、又はこれらの配列番号のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体をコードする。
【0393】
配列番号24~30のうちのいずれか1つのVAPB対立遺伝子変異体は、好ましくは、それと少なくとも85%の配列同一性、より好ましくはそれと90%、92%、94%、96%、又は更により好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。配列番号139~152のうちのいずれか1つのNRG1対立遺伝子変異体は、好ましくは、それと少なくとも85%の配列同一性、より好ましくはそれと90%、92%、94%、96%、又は更により好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0394】
好ましくは、該融合体のVAPB核酸配列の一部分は、配列番号24~30のうちのいずれか1つに由来する8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は配列番号24~30のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなるVAPBのポリペプチド部をコードする。好ましくは、該融合体のNRG1核酸配列の一部分は、配列番号139~152のうちのいずれか1つに由来する8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は配列番号139~152のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなるNRG1のポリペプチド部をコードする。
【0395】
好ましくは、本開示の任意のVAPB-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号24~30のポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号24~30のうちのいずれか1つのポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号24~30のポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1個、2個、3個、4個、又は5個の点変異を有する、配列番号24~34のうちのいずれか1つのポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号24~30のポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1個、2個、又は3個の点変異を有する、配列番号24~30のうちのいずれか1つのポリペプチド配列を含む。
【0396】
好ましい実施形態では、VAPBのエクソン1の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体が提供される。VAPBのエクソン1によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号24、又は配列番号24の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号140、又は配列番号140の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号141~151のうちのいずれか1つ又は全て、又は配列番号141~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号141~151は、それぞれ、NRG1のエクソン3~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン2の該一部分はまた、配列番号154に従うか、又は配列番号154の対立遺伝子変異体であってもよく、この配列は、エクソン2~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0397】
好ましくは、VAPBのエクソン1の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号24由来、又は対立遺伝子変異体配列番号24由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号24に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン2の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号140由来、又は対立遺伝子変異体配列番号140由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号140に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0398】
好ましくは、本開示の任意のVAPB-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号4に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号4は、VAPBとNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、14位のアミノ酸(1~13位のアミノ酸と共に、VAPBに由来する)と16位のアミノ酸(17~31位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。15位には、予測されないNRG1とVAPBとのフレーム内融合により、アラニン(A、Ala)残基が存在する。好ましくは、VAPB-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号4からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくとも14、15、及び16位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0399】
好ましい実施形態では、配列番号4に従うポリペプチド配列、又は配列番号4からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸、又は少なくとも14位、15位及び16位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含むポリペプチドが提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号4に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0400】
好ましくは、本開示の任意のVAPB-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号4を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号4のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号4を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号4のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号4を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号4のポリペプチドのポリペプチド配列を含む。
【0401】
好ましくは、NRG1とVAPBとの間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がVAPBからのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。VAPB-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0402】
CADM1-NRG1ポリペプチド融合体
CADM1のエクソン7の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。CADM1のエクソン7によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号51、又は配列番号51の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号144、又は配列番号144の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号45~50のうちのいずれか1つ若しくは全て、又は配列番号45~50のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を更に含み、好ましくは、配列番号145~151のうちのいずれか1つ、又は配列番号145~151のうちのいずれか1つの任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号45~50は、それぞれ、CADM1のエクソン1~7によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。配列番号145~151は、それぞれ、NRG1のエクソン7~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン6の該一部分はまた、配列番号156、又は配列番号156の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン6~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0403】
好ましくは、CADM1のエクソン7の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号51由来、又は対立遺伝子変異体配列番号51由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号51に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン6の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号144由来、又は対立遺伝子変異体配列番号144由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号144に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0404】
好ましくは、本開示の任意のCADM1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号8に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号8は、CADM1とNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、17位のアミノ酸(1~16位のアミノ酸と共に、CADM1に由来する)と19位のアミノ酸(20~28位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。18位には、予測されないNRG1とCADM1とのフレーム内融合により、アラニン(A、Ala)残基が存在する。好ましくは、CADM1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号8からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその17、18、及び19位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0405】
好ましい実施形態では、配列番号8に従うポリペプチド配列、又は配列番号8からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸、又は少なくとも17位、18位及び19位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含むポリペプチドが提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号8に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0406】
好ましくは、本開示の任意のCADM1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号8を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号8のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号8を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号8のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号8を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号8のポリペプチドのポリペプチド配列を含む。
【0407】
好ましくは、NRG1とCADM1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がCADM1からのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。CADM1-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0408】
CD44-NRG1ポリペプチド融合体
CD44のエクソン5の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。CD44のエクソン5によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号84、又は配列番号84の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号140、又は配列番号140の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号80~83のうちのいずれか1つ若しくは全て、又は配列番号80~83のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を更に含み、好ましくは、配列番号141~151のうちのいずれか1つ、又は配列番号141~151のうちのいずれか1つの任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号80~83は、それぞれ、CD44のエクソン1~4によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。配列番号141~151は、それぞれ、NRG1のエクソン3~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン2の該一部分はまた、配列番号154、又は配列番号154の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン2~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0409】
好ましくは、CD44のエクソン5の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号84由来、又は対立遺伝子変異体配列番号84由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号84に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン2の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号140由来、又は対立遺伝子変異体配列番号140由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号140に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0410】
好ましくは、本開示の任意のCD44-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号12に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号12は、CD44とNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、17位のアミノ酸(1~16位のアミノ酸と共に、CD44に由来する)と19位のアミノ酸(20~36位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。18位には、予測されないNRG1とCD44とのフレーム内融合により、トレオニン(T、Thr)残基が存在する。好ましくは、CD44-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号12からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその17、18、及び19位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0411】
好ましい実施形態では、配列番号12に従うポリペプチド配列、又は配列番号12からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸、又は少なくとも17位、18位及び19位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含むポリペプチドが提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号12に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0412】
好ましくは、本開示の任意のCD44-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号12を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号12のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号12を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号12のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号12を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号12のポリペプチドのポリペプチド配列を含む。
【0413】
好ましくは、NRG1とCD44との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がCD44からのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。CD44-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0414】
CD44のエクソン5の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。CD44のエクソン5によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号84、又は配列番号84の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号144、又は配列番号144の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号80~83のうちのいずれか1つ、又は配列番号80~83の対立遺伝子変異体を更に含み、好ましくは、配列番号145~151、又は配列番号145~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号80~83は、CD44のエクソン1~4によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。配列番号145~151は、それぞれ、NRG1のエクソン7~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン6の該一部分はまた、配列番号156、又は配列番号156の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン6~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0415】
好ましくは、CD44のエクソン5の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号84由来、又は対立遺伝子変異体配列番号84由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号84に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン6の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号144由来、又は対立遺伝子変異体配列番号144由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号144に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0416】
好ましくは、本開示の任意のCD44-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号762に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号762は、CD44とNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、24位のアミノ酸(1~23位のアミノ酸と共に、CD44に由来する)と26位のアミノ酸(27~49位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。25位には、予測されないNRG1とCD44とのフレーム内融合により、トレオニン(T、Thr)残基が存在する。好ましくは、CD44-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号762からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその24、25、及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0417】
好ましい実施形態では、配列番号762に従うポリペプチド配列、又は配列番号762からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸、又は少なくとも24位、25位及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含むポリペプチドが提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号762に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0418】
好ましくは、本開示の任意のCD44-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号762を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号762のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号762を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号762のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号762を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号762のポリペプチド配列を含む。
【0419】
好ましくは、CD44とNRG1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がCD44からのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。CD44-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0420】
SLC3A2-NRG1ポリペプチド融合体
SLC3A2の転写バージョン6のエクソン1の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン5の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。該SLC3A2のエクソン1によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号113、又は配列番号113の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン5によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号143、又は配列番号143の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号144~151のうちのいずれか1つ、又は配列番号144~151のいずれか1つの任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号144~151は、それぞれ、NRG1のエクソン6~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン5の該一部分はまた、配列番号158、又は配列番号158の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン6~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応し、エクソン5の最も3’のフレーム内トリプレットによってコードされた追加のセリン残基を含む。
【0421】
好ましくは、SLC3A2の転写バージョン6のエクソン1の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号113由来、又は対立遺伝子変異体配列番号113由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号113に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。好ましい実施形態では、SLC3A2-NRG1融合体中のNRG1のエクソン5の一部分は、配列番号143の16位に少なくともアミノ酸、又は配列番号143の対立遺伝子変異体の対応するアミノ酸を含む。対立遺伝子変異体は、配列番号143に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0422】
好ましくは、本開示のSLC3A2-NRG1ポリペプチド融合体の任意の転写バージョン6は、配列番号16に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号16は、SLC3A2とNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、17位のアミノ酸(1~16位のアミノ酸と共に、SLC3A2に由来する)と19位のアミノ酸(20~29位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。18位には、予測されないNRG1と該SLC3A2バージョンとのフレーム内融合により、アラニン(A、Ale)残基が存在する。好ましくは、SLC3A2-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号16からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は配列番号16の少なくとも17、18、及び19位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0423】
好ましい実施形態では、配列番号16に従うポリペプチド配列、又は配列番号16からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸、又は少なくとも17位、18位及び19位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含むポリペプチドが提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号16に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0424】
好ましくは、本開示のSLC3A2-NRG1ポリペプチド融合体の任意の転写バージョン6は、配列番号16を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号16のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号16を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号16のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号16を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号16のポリペプチドのポリペプチド配列を含む。
【0425】
好ましくは、NRG1とSLC3A2の転写バージョン6との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がSLC3A2からのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。SLC3A2-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0426】
SLC3A2の転写バージョン3のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。該SLC3A2のエクソン2によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号470、又は配列番号470の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号144、又は配列番号144の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号469若しくは145~151のうちのいずれか1つ、又は配列番号469若しくは145~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号145~151は、それぞれ、NRG1のエクソン7~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン6の該一部分はまた、配列番号156、又は配列番号156の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン6~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0427】
好ましくは、SLC3A2の転写バージョン3のエクソン2の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号470由来、又は対立遺伝子変異体配列番号470由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号470に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。好ましい実施形態では、SLC3A2-NRG1融合体中のNRG1のエクソン6の一部分は、配列番号144に従う配列、又は配列番号144の対立遺伝子変異体を含むか、若しくはそれである。対立遺伝子変異体は、配列番号144に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0428】
好ましくは、本開示のSLC3A2-NRG1ポリペプチド融合体の任意の転写バージョン3は、配列番号455に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号455は、SLC3A2とNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、30位のアミノ酸(1~29位のアミノ酸と共に、該SLC3A2バージョンに由来する)と32位のアミノ酸(33~39位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。31位には、予測されないNRG1と該SLC3A2バージョンとのフレーム内融合により、アラニン(A、ala)残基が存在する。好ましくは、SLC3A2-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号455からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は配列番号455の少なくとも30、31、及び32位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0429】
好ましい実施形態では、配列番号455に従うポリペプチド配列、又は配列番号455からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸、又は少なくとも30位、31位及び32位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含むポリペプチドが提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号455に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0430】
好ましくは、本開示のSLC3A2-NRG1ポリペプチド融合体の任意の転写バージョン3は、配列番号455を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号455のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号455を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号455のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号455を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号455のポリペプチドのポリペプチド配列を含む。
【0431】
好ましくは、NRG1とSLC3A2の転写バージョン6との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がSLC3A2からのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。SLC3A2-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0432】
VTCN1-NRG1ポリペプチド融合体
VTCN1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。VTCN1のエクソン2によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号176、又は配列番号176の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号140、又は配列番号140の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号175、又は配列番号175の任意の対立遺伝子変異体を更に含み、好ましくは、配列番号141~151のうちのいずれか1つ、又は配列番号141~151のうちのいずれか1つの任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号175は、VTCN1のエクソン1によってコードされたポリペプチド配列に対応する。配列番号141~151は、それぞれ、NRG1のエクソン3~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン2の該一部分はまた、配列番号154、又は配列番号154の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン2~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0433】
好ましくは、VTCN1のエクソン2の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号176由来、又は対立遺伝子変異体配列番号176由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号176に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン2の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号140由来、又は対立遺伝子変異体配列番号140由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号140に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0434】
好ましくは、本開示の任意のVTCN1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号167に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号167は、VTCN1とNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、21位のアミノ酸(1~20位のアミノ酸と共に、VTCN1に由来する)と23位のアミノ酸(24~30位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。22位には、予測されないNRG1とVTCN1とのフレーム内融合により、アラニン(A、ala)残基が存在する。好ましくは、VTCN1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号167からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその21、22、及び23位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0435】
好ましい実施形態では、配列番号167に従うポリペプチド配列、又は配列番号167からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸、又は少なくとも21位、22位及び23位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含むポリペプチドが提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号167に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0436】
好ましくは、本開示の任意のVTCN1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号167を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号167のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号167を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号167のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号167を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号167のポリペプチド配列を含む。
【0437】
好ましくは、VTCN1とNRG1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がVTCN1からのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。VTCN1-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0438】
CDH1-NRG1ポリペプチド融合体
CDH1のエクソン11の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。CDH1のエクソン11によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号206、又は配列番号206の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号140、又は配列番号140の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号205、又は配列番号205の任意の対立遺伝子変異体を更に含み、好ましくは、配列番号141~151のうちのいずれか1つ、又は配列番号141~151のうちのいずれか1つの任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号205は、CDH1のエクソン10によってコードされたポリペプチド配列に対応する。配列番号141~151は、それぞれ、NRG1のエクソン3~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン2の該一部分はまた、配列番号154、又は配列番号154の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン2~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0439】
好ましくは、CDH1のエクソン11の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号206由来、又は対立遺伝子変異体配列番号206由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号206に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン2の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号140由来、又は対立遺伝子変異体配列番号140由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号140に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0440】
好ましくは、本開示の任意のCDH1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号187に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号187は、CDH1とNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、39位のアミノ酸(1~38位のアミノ酸と共に、CDH1に由来する)と41位のアミノ酸(42~49位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。40位には、予測されないNRG1とCDH1とのフレーム内融合により、アラニン(A、ala)残基が存在する。好ましくは、CDH1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号187からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその39、40、及び41位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0441】
好ましい実施形態では、配列番号187に従うポリペプチド配列、又は配列番号187からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸、又は少なくとも39位、40位及び41位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含むポリペプチドが提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号187に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0442】
好ましくは、本開示の任意のCDH1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号187を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号187のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号187を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号187のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号187を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号187のポリペプチド配列を含む。
【0443】
好ましくは、CDH1とNRG1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がCDH1からのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。CDH1-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0444】
CXADR-NRG1ポリペプチド融合体
CXADRのエクソン1の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。CXADRのエクソン1によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号225、又は配列番号225の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号140、又は配列番号140の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号141~151、又は配列番号141~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号225は、CXADRのエクソン1によってコードされたポリペプチド配列に対応する。配列番号141~151は、それぞれ、NRG1のエクソン3~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン2の該一部分はまた、配列番号154、又は配列番号154の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン2~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0445】
好ましくは、CXADRのエクソン1の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号225由来、又は対立遺伝子変異体配列番号225由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号225に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン2の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号140由来、又は対立遺伝子変異体配列番号140由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号140に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0446】
好ましくは、本開示の任意のCXADR-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号218に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号218は、CXADRとNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、14位のアミノ酸(1~13位のアミノ酸と共に、CXADRに由来する)と16位のアミノ酸(17~33位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。15位には、予測されないNRG1とCXADRとのフレーム内融合により、アラニン(A、ala)残基が存在する。好ましくは、CXADR-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号218からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその14、15、及び16位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0447】
好ましい実施形態では、配列番号218に従うポリペプチド配列、又は配列番号218からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸、又は少なくとも14位、15位及び16位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含むポリペプチドが提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号218に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0448】
好ましくは、本開示の任意のCXADR-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号218を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号218のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号218を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号218のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号218を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号218のポリペプチド配列を含む。
【0449】
好ましくは、CXADRとNRG1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がCXADRからのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。CXADR-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0450】
GTF2E2-NRG1ポリペプチド融合体
GTF2E2のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。GTF2E2のエクソン2によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号244、又は配列番号244の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号140、又は配列番号140の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号141~151、又は配列番号141~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号141~151は、それぞれ、NRG1のエクソン3~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン2の該一部分はまた、配列番号154、又は配列番号154の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン2~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0451】
好ましくは、GTF2E2のエクソン2の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号244由来、又は対立遺伝子変異体配列番号244由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号244に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン2の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号140由来、又は対立遺伝子変異体配列番号140由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号140に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0452】
好ましくは、本開示の任意のGTF2E2-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号234に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号234は、GTF2E2とNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、46位のアミノ酸(1~45位のアミノ酸と共に、GTF2E2に由来する)と48位のアミノ酸(49~88位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。47位には、予測されないNRG1とGTF2E2とのフレーム内融合により、アラニン(A、ala)残基が存在する。好ましくは、GTF2E2-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号234からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその46、47、及び48位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0453】
好ましい実施形態では、配列番号234に従うポリペプチド配列、又は配列番号234からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸、又は少なくとも46位、47位及び48位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含むポリペプチドが提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号234に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0454】
好ましくは、本開示の任意のGTF2E2-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号234を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号234のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号234を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号234のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号234を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号234のポリペプチド配列を含む。
【0455】
好ましくは、GTF2E2とNRG1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がGTF2E2からのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。GTF2E2-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0456】
CSMD1-NRG1ポリペプチド融合体
CSMD1のエクソン23の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。CSMD1のエクソン23によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号305、又は配列番号305の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号144、又は配列番号144の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号283~304のうちのいずれか1つ、又は配列番号283~304の対立遺伝子変異体を更に含み、好ましくは、配列番号145~151、又は配列番号145~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号283~304は、それぞれ、CSMD1のエクソン1~22によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。配列番号145~151は、それぞれ、NRG1のエクソン7~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン6の該一部分はまた、配列番号156、又は配列番号156の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン6~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0457】
好ましくは、CSMD1のエクソン23の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号305由来、又は対立遺伝子変異体配列番号305由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号305に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン6の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号144由来、又は対立遺伝子変異体配列番号144由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号144に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0458】
好ましくは、本開示の任意のCSMD1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号256に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号256は、CSMD1とNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、29位のアミノ酸(1~28位のアミノ酸と共に、CSMD1に由来する)と31位のアミノ酸(32~50位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。30位には、予測されないNRG1とCSMD1とのフレーム内融合により、トレオニン(T、thr)残基が存在する。好ましくは、CSMD1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号256からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその29、30、及び31位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0459】
好ましい実施形態では、配列番号256に従うポリペプチド配列、又は配列番号256からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸、又は少なくとも29位、30位及び31位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含むポリペプチドが提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号256に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0460】
好ましくは、本開示の任意のCSMD1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号256を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号256のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号256を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号256のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号256を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号256のポリペプチド配列を含む。
【0461】
好ましくは、CSMD1とNRG1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がCSMD1からのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。CSMD1-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0462】
PTN-NRG1ポリペプチド融合体
PTNのエクソン4の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。PTNのエクソン4によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号323、又は配列番号323の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号140、又は配列番号140の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号321及び/若しくは322、又は配列番号321及び/若しくは322の任意の対立遺伝子変異体を更に含み、好ましくは、配列番号141~151、又は配列番号141~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号321、322、及び323は、それぞれ、PTNのエクソン2,3,4によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。配列番号141~151は、それぞれ、NRG1のエクソン3~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン2の該一部分はまた、配列番号154、又は配列番号154の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン2~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0463】
好ましくは、PTNのエクソン4の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号323由来、又は対立遺伝子変異体配列番号323由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号323に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン2の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号140由来、又は対立遺伝子変異体配列番号140由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号140に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0464】
好ましくは、本開示の任意のPTN-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号314に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号314は、PTNとNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、33位のアミノ酸(1~32のアミノ酸と共に、PTNに由来する)と35位のアミノ酸(36~67位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。34位には、予測されないNRG1とPTNとのフレーム内融合により、アラニン(A、ala)残基が存在する。好ましくは、PTN-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号314からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその33、34、及び35位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0465】
好ましい実施形態では、配列番号314に記載のポリペプチド配列、又は配列番号314からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸を含むポリペプチド、又は少なくとも33、34、及び35位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体が提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号314に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0466】
好ましくは、本開示の任意のPTN-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号314を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号314のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号314を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号314のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号314を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号314のポリペプチド配列を含む。
【0467】
好ましくは、PTNとNRG1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がPTNからのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。PTN-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0468】
ST14-NRG1ポリペプチド融合体
ST14のエクソン11の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。ST14のエクソン11によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号362、又は配列番号362の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号144、又は配列番号144の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号352~361のうちのいずれか1つ、又は配列番号352~361の対立遺伝子変異体を更に含み、好ましくは、配列番号145~151、又は配列番号145~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号352~361は、それぞれ、ST14のエクソン1~10によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。配列番号145~151は、それぞれ、NRG1のエクソン7~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン6の該一部分はまた、配列番号156、又は配列番号156の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン6~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0469】
好ましくは、ST14のエクソン11の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号362由来、又は対立遺伝子変異体配列番号362由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号362に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン6の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号144由来、又は対立遺伝子変異体配列番号144由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号144に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0470】
好ましくは、本開示の任意のST14-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号331に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号331は、ST14とNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、31位のアミノ酸(1~30位のアミノ酸と共に、ST14に由来する)と33位のアミノ酸(34~60位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。32位には、予測されないNRG1とST14とのフレーム内融合により、プロリン(P、pro)残基が存在する。好ましくは、ST14-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号331からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその31、32、及び33位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0471】
好ましい実施形態では、配列番号331に記載のポリペプチド配列、又は配列番号331からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸を含むポリペプチド、又は少なくとも31、32、及び33位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体が提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号455に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0472】
好ましくは、本開示の任意のST14-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号331を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号331のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号331を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号331のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号331を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号331のポリペプチド配列を含む。
【0473】
好ましくは、ST14とNRG1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がST14からのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。ST14-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0474】
THBS1-NRG1ポリペプチド融合体
THBS1のエクソン9の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。THBS1のエクソン9によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号396、又は配列番号396の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号144、又は配列番号144の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号389~395のうちのいずれか1つ、又は配列番号389~395の対立遺伝子変異体を更に含み、好ましくは、配列番号145~151、又は配列番号145~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号389~395は、それぞれ、THBS1のエクソン2~8によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。配列番号145~151は、それぞれ、NRG1のエクソン7~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン6の該一部分はまた、配列番号156、又は配列番号156の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン6~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0475】
好ましくは、THBS1のエクソン9の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号396由来、又は対立遺伝子変異体配列番号396由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号396に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン6の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号144由来、又は対立遺伝子変異体配列番号144由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号144に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0476】
好ましくは、本開示の任意のTHBS1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号377に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号377は、THBS1とNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、18位のアミノ酸(1~16位のアミノ酸と共に、THBS1に由来する)と20位のアミノ酸(20~48位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。19位には、予測されないNRG1とTHBS1とのフレーム内融合により、トレオニン(T、the)残基が存在する。好ましくは、THBS1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号377からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその18、19、及び20位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0477】
好ましい実施形態では、配列番号377に記載のポリペプチド配列、又は配列番号377からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸を含むポリペプチド、又は少なくとも18、19、及び20位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体が提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号377に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0478】
好ましくは、本開示の任意のTHBS1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号377を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号377のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号377を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号377のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号377を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号377のポリペプチド配列を含む。
【0479】
好ましくは、THBS1とNRG1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がTHBS1からのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。THBS1-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0480】
AGRN-NRG1ポリペプチド融合体
AGRNのエクソン12の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。AGRNのエクソン12によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号430、又は配列番号430の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号144、又は配列番号144の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号419~429のうちのいずれか1つ、又は配列番号419~429の対立遺伝子変異体を更に含み、好ましくは、配列番号145~151、又は配列番号145~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号419~429は、AGRNのエクソン1~11によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。配列番号145~151は、それぞれ、NRG1のエクソン7~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン6の該一部分はまた、配列番号156、又は配列番号156の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン6~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0481】
好ましくは、AGRNのエクソン12の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号430由来、又は対立遺伝子変異体配列番号430由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号430に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン6の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号144由来、又は対立遺伝子変異体配列番号144由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号1440に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0482】
好ましくは、本開示の任意のAGRN-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号404に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号404は、AGRNとNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、35位のアミノ酸(1~34位のアミノ酸と共に、AGRNに由来する)と37位のアミノ酸(38~69位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。36位には、予測されないNRG1とAGRNとのフレーム内融合により、アラニン(A、ala)残基が存在する。好ましくは、AGRN-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号404からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその35、36、及び37位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0483】
好ましい実施形態では、配列番号404に記載のポリペプチド配列、又は配列番号404からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸を含むポリペプチド、又は少なくとも35、36、及び37位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体が提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号404に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0484】
好ましくは、本開示の任意のAGRN-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号404を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号404のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号404を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号404のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号404を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号404のポリペプチド配列を含む。
【0485】
好ましくは、AGRNとNRG1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がAGRNからのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。AGRN-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0486】
PVALB-NRG1ポリペプチド融合体
本開示によれば、NRG1核酸配列(又はNRG1核酸配列の一部分)と融合したPVALB核酸配列(又はPVALB核酸配列の一部分)を含むポリヌクレオチドによりコードされたポリペプチド融合体が提供される。PVALB核酸配列又はその一部分は、好ましくは、配列番号445~449のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる配列、又はこれらの配列番号のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体をコードする。NRG1核酸配列又はその一部分は、好ましくは、配列番号139~152のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる配列、又はこれらの配列番号のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体をコードする。
【0487】
配列番号445~449のうちのいずれか1つのPVALB対立遺伝子変異体は、好ましくは、それと少なくとも85%の配列同一性、より好ましくはそれと90%、92%、94%、96%、又は更により好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。配列番号139~152のうちのいずれか1つのNRG1対立遺伝子変異体は、好ましくは、それと少なくとも85%の配列同一性、より好ましくはそれと90%、92%、94%、96%、又は更により好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0488】
好ましくは、該融合体のPVALB核酸配列の一部分は、配列番号445~449のうちのいずれか1つに由来する8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は配列番445~449のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなるPVALBのポリペプチド部をコードする。好ましくは、該融合体のNRG1核酸配列の一部分は、配列番号139~152のうちのいずれか1つに由来する8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は配列番号139~152のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなるNRG1のポリペプチド部をコードする。
【0489】
好ましくは、本開示の任意のPVALB-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号445~449のポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号445~449のうちのいずれか1つのポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号445~449ポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1個、2個、3個、4個、又は5個の点変異を有する、配列番号445~449のうちのいずれか1つのポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号445~449のポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1個、2個、又は3個の点変異を有する、配列番号445~449のうちのいずれか1つのポリペプチド配列を含む。
【0490】
好ましい実施形態では、PVALBのエクソン4の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体が提供される。PVALBのエクソン4によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号447、又は配列番号447の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号144、又は配列番号144の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号445及び446のうちのいずれか1つ、並びに配列番号145~151のうちのいずれか1つ、又は配列番号145~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号145~151は、それぞれ、NRG1のエクソン7~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン6の該一部分はまた、配列番号156、又は配列番号156の対立遺伝子変異体に従ってもよく、この配列は、エクソン6~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0491】
好ましくは、PVALBのエクソン4の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号447由来、又は対立遺伝子変異体配列番号447由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号447に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン6の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号144由来、又は対立遺伝子変異体配列番号144由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号144に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0492】
好ましくは、本開示の任意のPVALB-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号438に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号438は、PVALBとNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、33位のアミノ酸(1~32位のアミノ酸と共に、PVALBに由来する)と35位のアミノ酸(36~75位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。34位には、予測されないNRG1とPVALBとのフレーム内融合により、アラニン(A、Ala)残基が存在する。好ましくは、PVALB-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号438からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくとも33、34、及び35位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0493】
好ましい実施形態では、配列番号438に記載のポリペプチド配列、又は配列番号438からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸を含むポリペプチド、又は少なくとも33、34、及び35位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体が提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号438に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0494】
好ましくは、本開示の任意のPVALB-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号438を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号438のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号438を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号438のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号438を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号438のポリペプチドのポリペプチド配列を含む。
【0495】
好ましくは、NRG1とPVALBとの間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がPVALBからのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。PVALB-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0496】
APP-NRG1ポリペプチド融合体
APPのエクソン14の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。APPのエクソン14によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号519、又は配列番号519の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号144、又は配列番号144の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号506~518のうちのいずれか1つ、又は配列番号506~518の対立遺伝子変異体を更に含み、好ましくは、配列番号145~151、又は配列番号145~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号506~518は、APPのエクソン1~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。配列番号145~151は、それぞれ、NRG1のエクソン7~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン6の該一部分はまた、配列番号156、又は配列番号156の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン6~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0497】
好ましくは、APPのエクソン14の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号519由来、又は対立遺伝子変異体配列番号519由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号519に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン6の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号144由来、又は対立遺伝子変異体配列番号144由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号144に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0498】
好ましくは、本開示の任意のAPP-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号487に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号487は、APPとNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、17位のアミノ酸(1~16位のアミノ酸と共に、APPに由来する)と19位のアミノ酸(20~46位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。18位には、予測されないNRG1とAPPとのフレーム内融合により、アラニン(A、ala)残基が存在する。好ましくは、APP-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号487からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその17、18、及び19位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0499】
好ましい実施形態では、配列番号487に記載のポリペプチド配列、又は配列番号487からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸を含むポリペプチド、又は少なくとも17、18、及び19位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体が提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号487に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0500】
好ましくは、本開示の任意のAPP-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号487を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号487のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号487を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号487のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号487を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号487のポリペプチド配列を含む。
【0501】
好ましくは、APPとNRG1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がAPPからのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。APP-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0502】
WRN-NRG1ポリペプチド融合体
WRNのエクソン33の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。WRNのエクソン33によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号597、又は配列番号597の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号144、又は配列番号144の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号566~596のうちのいずれか1つ、又は配列番号566~596の対立遺伝子変異体を更に含み、好ましくは、配列番号145~151、又は配列番号145~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号566~596は、WRNのエクソン2~32によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。配列番号145~151は、それぞれ、NRG1のエクソン7~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン6の該一部分はまた、配列番号156、又は配列番号156の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン6~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0503】
好ましくは、WRNのエクソン33の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号597由来、又は対立遺伝子変異体配列番号597由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号597に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン6の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号144由来、又は対立遺伝子変異体配列番号144由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号144に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0504】
好ましくは、本開示の任意のWRN-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号528に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号528は、WRNとNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、31位のアミノ酸(1~30位のアミノ酸と共に、WRNに由来する)と33位のアミノ酸(34~60位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。32位には、予測されないNRG1とWRNとのフレーム内融合により、アラニン(A、ala)残基が存在する。好ましくは、WRN-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号528からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその31、32、及び33位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0505】
好ましい実施形態では、配列番号528に記載のポリペプチド配列、又は配列番号528からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸を含むポリペプチド、又は少なくとも31、32、及び33位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体が提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号528に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0506】
好ましくは、本開示の任意のWRN-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号528を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号528のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号528を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号528のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号528を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号528のポリペプチド配列を含む。
【0507】
好ましくは、WRNとNRG1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がWRNからのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。WRN-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0508】
ASPH-NRG1ポリペプチド融合体
本開示によれば、NRG1核酸配列(又はNRG1核酸配列の一部分)と融合したASPH核酸配列(又はASPH核酸配列の一部分)を含むポリヌクレオチドによりコードされたポリペプチド融合体が提供される。ASPH核酸配列又はその一部分は、好ましくは、配列番号663~688のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる配列、又はこれらの配列番号のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体をコードする。NRG1核酸配列又はその一部分は、好ましくは、配列番号139~152のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる配列、又はこれらの配列番号のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体をコードする。
【0509】
配列番号663~688のうちのいずれか1つのASPH対立遺伝子変異体は、好ましくは、それと少なくとも85%の配列同一性、より好ましくはそれと90%、92%、94%、96%、又は更により好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。配列番号139~152のうちのいずれか1つのNRG1対立遺伝子変異体は、好ましくは、それと少なくとも85%の配列同一性、より好ましくはそれと90%、92%、94%、96%、又は更により好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0510】
好ましくは、該融合体のASPH核酸配列の一部分は、配列番号663~688のうちのいずれか1つに由来する8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は配列番号663~688のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなるASPHのポリペプチド部をコードする。好ましくは、該融合体のNRG1核酸配列の一部分は、配列番号139~152のうちのいずれか1つに由来する8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は配列番号139~152のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなるNRG1のポリペプチド部をコードする。
【0511】
好ましくは、本開示の任意のASPH-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号663~688のポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号663~688のうちのいずれか1つのポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号663~688ポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1個、2個、3個、4個、又は5個の点変異を有する、配列番号663~688のうちのいずれか1つのポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号663~688のポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1個、2個、又は3個の点変異を有する、配列番号663~688のうちのいずれか1つのポリペプチド配列を含む。
【0512】
好ましい実施形態では、ASPHのエクソン22の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体が提供される。ASPHのエクソン22によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号684、又は配列番号684の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号140、又は配列番号140の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号663~683のうちのいずれか1つ、及び配列番号141~151のうちのいずれか1つ、又は配列番号663~683若しくは配列番号141~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号663~683は、ASPHのエクソン1~21によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応し、配列番号141~151は、それぞれ、NRG1のエクソン3~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン2の該一部分はまた、配列番号154に従うか、又は配列番号154の対立遺伝子変異体であってもよく、この配列は、エクソン3~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0513】
好ましくは、ASPHのエクソン22の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号684由来、又は対立遺伝子変異体配列番号684由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号684に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン2の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号140由来、又は対立遺伝子変異体配列番号140由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号140に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0514】
好ましくは、本開示の任意のASPH-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号636に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号636は、ASPHとNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、24位のアミノ酸(1~23位のアミノ酸と共に、ASPHに由来する)と26位のアミノ酸(27~49位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。25位には、予測されないNRG1とASPHとのフレーム内融合により、アラニン(A、Ala)残基が存在する。好ましくは、ASPH-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号636からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくとも24、25、及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0515】
好ましい実施形態では、配列番号636に記載のポリペプチド配列、又は配列番号636からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸を含むポリペプチド、又は少なくとも24、25、及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体が提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号636に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0516】
好ましくは、本開示の任意のASPH-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号636を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号636のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号636を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号636のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号636を含むポリペプチドのアミノ酸のいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3点変異を有する配列番号636のポリペプチド配列を含む。
【0517】
好ましくは、NRG1とASPHとの間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がASPHからのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。ASPH-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0518】
NOTCH2-NRG1ポリペプチド融合体
NOTCH2のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。NOTCH2のエクソン6によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号709、又は配列番号709の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号144、又は配列番号144の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号704~708のうちのいずれか1つ、又は配列番号704~708の対立遺伝子変異体を更に含み、好ましくは、配列番号145~151、又は配列番号145~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号566~596は、NOTCH2のエクソン1~5によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。配列番号145~151は、それぞれ、NRG1のエクソン7~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン6の該一部分はまた、配列番号156、又は配列番号156の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン6~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0519】
好ましくは、NOTCH2のエクソン6の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号709由来、又は対立遺伝子変異体配列番号709由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号709に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン6の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号144由来、又は対立遺伝子変異体配列番号144由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号144に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0520】
好ましくは、本開示の任意のNOTCH2-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号694に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号694は、NOTCH2とNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、24位のアミノ酸(1~23位のアミノ酸と共に、NOTCH2に由来する)と26位のアミノ酸(27~49位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。25位には、予測されないNRG1とNOTCH2とのフレーム内融合により、アラニン(A、ala)残基が存在する。好ましくは、NOTCH2-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号694からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその24、25、及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0521】
好ましい実施形態では、配列番号694に記載のポリペプチド配列、又は配列番号694からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸を含むポリペプチド、又は少なくとも24、25、及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体が提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号694に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0522】
好ましくは、本開示の任意のNOTCH2-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号694を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号694のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号694を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号694のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号694を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号694のポリペプチド配列を含む。
【0523】
好ましくは、NOTCH2とNRG1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がNOTCH2からのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。NOTCH2-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0524】
CD74-NRG1ポリペプチド融合体
CD74のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。CD74のエクソン2によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号730、又は配列番号730の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号140、又は配列番号140の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号729若しくは配列番号141~151のうちのいずれか1つ、又は配列番号729若しくは配列番号141~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号729は、CD74のエクソン1によってコードされたポリペプチド配列に対応する。配列番号141~151は、それぞれ、NRG1のエクソン3~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン2の該一部分はまた、配列番号154、又は配列番号154の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン2~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0525】
好ましくは、CD74のエクソン2の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号730由来、又は対立遺伝子変異体配列番号730由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号730に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン2の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号140由来、又は対立遺伝子変異体配列番号140由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号140に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0526】
好ましくは、本開示の任意のCD74-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号718に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号718は、CD74とNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、24位のアミノ酸(1~23位のアミノ酸と共に、CD74に由来する)と26位のアミノ酸(27~49位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。25位には、予測されないNRG1とCD74とのフレーム内融合により、プロリン(P、pro)残基が存在する。好ましくは、CD74-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号718からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその24、25、及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0527】
好ましい実施形態では、配列番号718に記載のポリペプチド配列、又は配列番号718からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸を含むポリペプチド、又は少なくとも24、25、及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体が提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号718に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0528】
好ましくは、本開示の任意のCD74-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号718を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号718のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号718を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号718のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号718を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号718のポリペプチド配列を含む。
【0529】
好ましくは、CD74とNRG1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がCD74からのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。CD74-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0530】
SDC4-NRG1ポリペプチド融合体
SDC4のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。SDC4のエクソン2によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号752、又は配列番号752の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号140、又は配列番号140の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号751若しくは配列番号141~151のうちのいずれか1つ、又は配列番号751若しくは配列番号141~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号751は、SDC4のエクソン1によってコードされたポリペプチド配列に対応する。配列番号141~151は、それぞれ、NRG1のエクソン3~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン2の該一部分はまた、配列番号154、又は配列番号154の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン2~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0531】
好ましくは、SDC4のエクソン2の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号752由来、又は対立遺伝子変異体配列番号752由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号752に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン2の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号140由来、又は対立遺伝子変異体配列番号140由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号140に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0532】
好ましくは、本開示の任意のSDC4-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号744に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号744は、SDC4とNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、24位のアミノ酸(1~23位のアミノ酸と共に、SDC4に由来する)と26位のアミノ酸(27~49位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。25位には、予測されないNRG1とSDC4とのフレーム内融合により、アラニン(A、ala)残基が存在する。好ましくは、SDC4-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号744からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその24、25、及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0533】
好ましい実施形態では、配列番号744に記載のポリペプチド配列、又は配列番号744からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸を含むポリペプチド、又は少なくとも24、25、及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体が提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号744に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0534】
好ましくは、本開示の任意のSDC4-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号744を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号744のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号744を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号744のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号744を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号744のポリペプチド配列を含む。
【0535】
好ましくは、SDC4とNRG1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がSDC4からのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。SDC4-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0536】
SDC4のエクソン4の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。SDC4のエクソン4によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号754、又は配列番号754の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号140、又は配列番号140の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号751~753若しくは配列番号141~151のうちのいずれか1つ、又は配列番号751~753若しくは配列番号141~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号751~753は、SDC4のエクソン1~3によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。配列番号141~151は、それぞれ、NRG1のエクソン3~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン2の該一部分はまた、配列番号154、又は配列番号154の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン2~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0537】
好ましくは、SDC4のエクソン4の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号754由来、又は対立遺伝子変異体配列番号754由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号754に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン2の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号140由来、又は対立遺伝子変異体配列番号140由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号140に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0538】
好ましくは、本開示の任意のSDC4-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号825に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号825は、SDC4とNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、24位のアミノ酸(1~23位のアミノ酸と共に、SDC4に由来する)と26位のアミノ酸(27~49位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。25位には、予測されないNRG1とSDC4とのフレーム内融合により、アラニン(A、ala)残基が存在する。好ましくは、SDC4-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号825からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその24、25、及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0539】
好ましい実施形態では、配列番号825に記載のポリペプチド配列、又は配列番号825からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸を含むポリペプチド、又は少なくとも24、25、及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体が提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号825に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0540】
好ましくは、本開示の任意のSDC4-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号825を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号825のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号825を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号825のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号825を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号825のポリペプチド配列を含む。
【0541】
好ましくは、SDC4とNRG1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がSDC4からのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。SDC4-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0542】
SLC4A4-NRG1ポリペプチド融合体
SLC4A4のエクソン14の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体もまた提供される。SLC4A4のエクソン14によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号806、又は配列番号806の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号144、又は配列番号144の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号794~805のうちのいずれか1つ、又は配列番号794~805の対立遺伝子変異体を更に含み、好ましくは、配列番号145~151、又は配列番号145~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号794~805は、SLC4A4のエクソン2~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。配列番号145~151は、それぞれ、NRG1のエクソン7~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン6の該一部分はまた、配列番号156、又は配列番号156の対立遺伝子変異体により含まれてもよく、この配列は、エクソン6~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0543】
好ましくは、SLC4A4のエクソン14の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号806由来、又は対立遺伝子変異体配列番号806由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号806に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン6の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号144由来、又は対立遺伝子変異体配列番号144由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号144に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0544】
好ましくは、本開示の任意のSLC4A4-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号766に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号766は、SLC4A4とNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、24位のアミノ酸(1~23位のアミノ酸と共に、SLC4A4に由来する)と26位のアミノ酸(27~49位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。25位には、予測されないNRG1とSLC4A4とのフレーム内融合により、アラニン(A、ala)残基が存在する。好ましくは、SLC4A4-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号766からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくともその24、25、及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0545】
好ましい実施形態では、配列番号766に記載のポリペプチド配列、又は配列番号766からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸を含むポリペプチド、又は少なくとも24、25、及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体が提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号766に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0546】
好ましくは、本開示の任意のSLC4A4-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号766を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号766のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号766を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号766のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号766を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3個の点突然変異を有する、配列番号766のポリペプチド配列を含む。
【0547】
好ましくは、SLC4A4とNRG1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がSLC4A4からのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。SLC4A4-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0548】
ZFAT-NRG1ポリペプチド融合体
本開示によれば、NRG1核酸配列(又はNRG1核酸配列の一部分)と融合したZFAT核酸配列(又はZFAT核酸配列の一部分)を含むポリヌクレオチドによりコードされたポリペプチド融合体が提供される。ZFAT核酸配列又はその一部分は、好ましくは、配列番号847~863のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる配列、又はこれらの配列番号のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体をコードする。NRG1核酸配列又はその一部分は、好ましくは、配列番号139~152のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる配列、又はこれらの配列番号のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体をコードする。
【0549】
配列番号847~863のうちのいずれか1つのZFAT対立遺伝子変異体は、好ましくは、それと少なくとも85%の配列同一性、より好ましくはそれと90%、92%、94%、96%、又は更により好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。配列番号139~152のうちのいずれか1つのNRG1対立遺伝子変異体は、好ましくは、それと少なくとも85%の配列同一性、より好ましくはそれと90%、92%、94%、96%、又は更により好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0550】
好ましくは、該融合体のZFAT核酸配列の一部分は、配列番号847~863のうちのいずれか1つに由来する8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は配列番号847~863のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなるZFATのポリペプチド部をコードする。好ましくは、該融合体のNRG1核酸配列の一部分は、配列番号139~152のうちのいずれか1つに由来する8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は配列番号139~152のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなるNRG1のポリペプチド部をコードする。
【0551】
好ましくは、本開示の任意のZFAT-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号847~863のポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号847~863のうちのいずれか1つのポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号847~863ポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1個、2個、3個、4個、又は5個の点変異を有する、配列番号847~863のうちのいずれか1つのポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号847~863のポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1個、2個、又は3個の点変異を有する、配列番号847~863のうちのいずれか1つのポリペプチド配列を含む。
【0552】
好ましい実施形態では、ZFATのエクソン12の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン6の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体が提供される。ZFATのエクソン12によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号858、又は配列番号858の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号144、又は配列番号144の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号847~857のうちのいずれか1つ、及び配列番号145~151のうちのいずれか1つ、又は配列番号847~857若しくは配列番号145~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号847~857は、ZFATのエクソン1~11によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応し、配列番号145~151は、それぞれ、NRG1のエクソン7~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン6の該一部分はまた、配列番号156、又は配列番号156の対立遺伝子変異体に従ってもよく、この配列は、エクソン6~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0553】
好ましくは、ZFATのエクソン12の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号858由来、又は対立遺伝子変異体配列番号858由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号858に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン6の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号144由来、又は対立遺伝子変異体配列番号144由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号144に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0554】
好ましくは、本開示の任意のZFAT-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号829に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号829は、ZFATとNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、24位のアミノ酸(1~23位のアミノ酸と共に、ZFATに由来する)と26位のアミノ酸(27~49位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。25位には、予測されないNRG1とZFATとのフレーム内融合により、アラニン(A、Ala)残基が存在する。好ましくは、ZFAT-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号829からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくとも24、25、及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0555】
好ましい実施形態では、配列番号829に記載のポリペプチド配列、又は配列番号829からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸を含むポリペプチド、又は少なくとも24、25、及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体が提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号829に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0556】
好ましくは、本開示の任意のZFAT-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号829を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号829のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号829を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号829のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号829を含むポリペプチドのアミノ酸のいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3点変異を有する配列番号829のポリペプチド配列を含む。
【0557】
好ましくは、NRG1とZFATとの間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がZFATからのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。ZFAT-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0558】
DSCAML1-NRG1ポリペプチド融合体
本開示によれば、NRG1核酸配列(又はNRG1核酸配列の一部分)と融合したDSCAML1核酸配列(又はDSCAML1核酸配列の一部分)を含むポリヌクレオチドによりコードされたポリペプチド融合体が提供される。DSCAML1核酸配列又はその一部分は、好ましくは、配列番号904~937のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる配列、又はこれらの配列番号のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体をコードする。NRG1核酸配列又はその一部分は、好ましくは、配列番号139~152のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる配列、又はこれらの配列番号のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体をコードする。
【0559】
配列番号904~937のうちのいずれか1つのDSCAML1対立遺伝子変異体は、好ましくは、それと少なくとも85%の配列同一性、より好ましくはそれと90%、92%、94%、96%、又は更により好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。配列番号139~152のうちのいずれか1つのNRG1対立遺伝子変異体は、好ましくは、それと少なくとも85%の配列同一性、より好ましくはそれと90%、92%、94%、96%、又は更により好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0560】
好ましくは、該融合体のDSCAML1核酸配列の一部分は、配列番号904~937のうちのいずれか1つに由来する8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は配列番号904~937のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなるDSCAML1のポリペプチド部をコードする。好ましくは、該融合体のNRG1核酸配列の一部分は、配列番号139~152のうちのいずれか1つに由来する8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は配列番号139~152のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなるNRG1のポリペプチド部をコードする。
【0561】
好ましくは、本開示の任意のDSCAML1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号904~937のポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号904~937のうちのいずれか1つのポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号904~937ポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1個、2個、3個、4個、又は5個の点変異を有する、配列番号904~937のうちのいずれか1つのポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号904~937のポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1個、2個、又は3個の点変異を有する、配列番号904~937のうちのいずれか1つのポリペプチド配列を含む。
【0562】
好ましい実施形態では、DSCAML1のエクソン3の一部分、又はその対立遺伝子変異体、及びNRG1のエクソン2の一部分、又はその対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体が提供される。DSCAML1のエクソン3によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号906、又は配列番号906の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチドは、好ましくは、配列番号140、又は配列番号140の対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号904~905のうちのいずれか1つ、及び配列番号141~151のうちのいずれか1つ、又は配列番号904~905若しくは配列番号141~151の任意の対立遺伝子変異体を更に含む。配列番号904~905は、DSCAML1のエクソン1~2によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応し、配列番号141~151は、それぞれ、NRG1のエクソン3~13によってコードされた個々のポリペプチド配列に対応する。NRG1のエクソン2の該一部分はまた、配列番号154に従うか、又は配列番号154の対立遺伝子変異体であってもよく、この配列は、エクソン2~13の全てによってコードされたポリペプチド配列に対応する。
【0563】
好ましくは、DSCAML1のエクソン3の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号906由来、又は対立遺伝子変異体配列番号906由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号906に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。また、NRG1のエクソン2の一部分によってコードされたポリペプチドは、配列番号140由来、又は対立遺伝子変異体配列番号140由来の8、9、10、11、12、13、又は14個の連続したアミノ酸を含むか、又はそれからなる。対立遺伝子変異体は、配列番号140に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0564】
好ましくは、本開示の任意のDSCAML1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号869に従うポリペプチド配列、又はその対立遺伝子変異体を含む。配列番号869は、DSCAML1とNRG1との間の融合接合部を含み、この融合体は、24位のアミノ酸(1~23位のアミノ酸と共に、DSCAML1に由来する)と26位のアミノ酸(27~49位のアミノ酸と共に、NRG1に由来する)との間に位置する。25位には、予測されないNRG1とDSCAML1とのフレーム内融合により、アラニン(A、Ala)残基が存在する。好ましくは、DSCAML1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号869からの8、9、10、11、12、13、若しくは14個の連続したアミノ酸、又は少なくとも24、25、及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体を含む。
【0565】
好ましい実施形態では、配列番号869に記載のポリペプチド配列、又は配列番号869からの8、9、10、11、12、13、14個若しくは全ての連続したアミノ酸を含むポリペプチド、又は少なくとも24、25、及び26位のアミノ酸を含むその対立遺伝子変異体が提供される。該ポリペプチド配列は、配列番号869に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有する。
【0566】
好ましくは、本開示の任意のDSCAML1-NRG1ポリペプチド融合体は、配列番号869を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1つ以上(即ち、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10個)の点突然変異を有する、配列番号869のポリペプチド配列を含む。好ましくは、該ポリペプチド融合体は、配列番号869を含むポリペプチドのアミノ酸のうちのいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、3、4、又は5個の点突然変異を有する、配列番号869のポリペプチド配列を含む。より好ましくは、該ポリヌクレオチド融合体は、配列番号869を含むポリペプチドのアミノ酸のいずれかを付加、欠失、又は置換する1、2、又は3点変異を有する配列番号869のポリペプチド配列を含む。
【0567】
好ましくは、NRG1とDSCAML1との間の本明細書に提供されるポリペプチド融合体は、融合接合部へのN末端にまたがる部分がDSCAML1からのポリペプチド配列であり、C末端への融合接合部にまたがる部分がNRG1ポリペプチド配列であるように配向される。好ましくは、NRG1ポリペプチド配列は、EGF様ドメインを含むか、又はコードする。DSCAML1-NRG1ポリペプチド融合体を含有する該EGF様ドメインは、好ましくは、本明細書で言及される異常細胞により含まれる。
【0568】
VAPB-NRG1、CADM1-NRG1、CD44-NRG1、SLC3A2-NRG1、VTCN1-NRG1、CDH1-NRG1、CXADR-NRG1、GTF2E2-NRG1、CSMD1-NRG1、PTN-NRG1、ST14-NRG1、THBS1-NRG1、AGRN-NRG1、PVALB-NRG1、APP-NRG1、WRN-NRG1、DAAM1-NRG1、ASPH-NRG1、NOTCH2-NRG1、CD74-NRG1、SDC4-NRG1、SLC4A4-NRG1、ZFAT-NRG1、及びDSCAML1-NRG1を含む、NRG1を含む本明細書で言及されるポリペプチド融合体の各々は、好ましくは単離される。本発明の任意の方法は、好ましくは、試料から1つ以上のポリペプチド含有成分を単離することを含む。1つ以上のポリペプチド含有成分は、典型的には、試料中の任意の細胞又は細胞材料から単離される。
【0569】
NRG1融合体を検出又は特定するためのアッセイ
典型的には、検出される任意のポリヌクレオチド又はポリペプチド融合体は、NRG1のEGF様ドメインを含むポリヌクレオチド融合体を発現する異常細胞から得られるか、又はそれに由来する。検出アッセイは、NRG1のEGF様ドメインを更に含有するポリヌクレオチド又はポリペプチドの存在を示す実際の融合接合部を単に検出するだけで十分であり得るため、EGF様ドメインの存在を特定することを目的としていなくてもよい。EGF様ドメインの存在は、NRG1と任意の融合パートナーとの間のフレーム内ポリヌクレオチド融合を特異的に検出又は特定することから推測することができるが、これはそのような融合接合部がNRG1のEGF様ドメインに対して5’であることが見出されるためである。
【0570】
ヒト対象から得られた試料中の既知のポリヌクレオチド又はポリペプチド融合体を検出するための様々な技術が当業者に利用可能であり、これらの各々は、典型的には、目的の標的に特異的に結合する結合剤を含む。そのような結合剤は、標的を特異的に検出することを目的とした標的配列への選択的結合を可能にするプライマー、プライマー対、プローブ、又は抗体などの薬剤を指す。結合は、典型的には標的の増幅及び/若しくは検出のためのポリヌクレオチド配列へのハイブリダイゼーション若しくはアニーリング、又は標的の検出を可能にするための高親和性及び特異性を有する抗体によるエピトープの結合を含む。
【0571】
ポリヌクレオチド融合に特異的に結合するプライマー、プライマー対、又はプローブの使用に基づく技術は、当該技術分野で周知である。同様に、ポリペプチドが結合剤に基づいて検出される技術は、当該技術分野で周知であり、特に、ポリペプチドに特異的に結合する抗体が利用可能である。
【0572】
本開示のプライマー、プライマー対、又はプローブを使用する他の手法には、次世代配列決定(NGS)、又は融合を検出するための多重アッセイを含むパネルの使用(例えば、既知のエクソンを標的とするアンカー多重PCR(AMP(商標))技術を利用するArcher FusionPlex(商標)Custom Solid Panel)、又は例えばQX200(商標)AutoDG(商標)Droplet Digital PCR System(BioRad製)を使用するデジタル液滴PCR(ddPCR(商標))が挙げられる。他の手段には、SYBR(商標)グリーン、蛍光インサイチュハイブリダイゼーション(FISH)、次世代配列決定(NGS)、ddPCR(商標)、アンカー多重PCR、半定量PCR又は定量PCRなどのTaqMan(商標)プローブ又はインターカレート蛍光色素を使用する分子ビーコン又は定量PCR(Q-PCR)の使用が挙げられる。
【0573】
本開示のプローブを使用して、本明細書に記載の融合パートナーとのNRG1のポリヌクレオチド融合体を検出するための更に他の方法は、IHC又はFISH、例えば、目的の遺伝子の2つの末端が異なる色で標識されているbreak apart FISHによるものである。本明細書に記載される融合体を含むNRG1を検出するために、好ましくは、hg38 chr8:31,639,222-32,764,405の前方鎖を使用して、任意の融合体の検出を可能にするために、NRG1遺伝子の2つの末端を標識するための好適なプローブを設計する。
【0574】
本開示は、本明細書に記載の任意のポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対を提供する。本明細書に記載の任意のポリヌクレオチド融合の存在を検出するための該核酸プローブ、プライマー又はプライマー対を含む検出アッセイも提供される。かかる核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、目的のポリヌクレオチドの検出を可能にする長さを有するが、好ましい長さは、約10~約40ヌクレオチドである。
【0575】
好ましくは、ポリヌクレオチド融合体の検出に使用される任意の核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、本明細書に記載される検出可能な標識を含む。
【0576】
好ましくは、VAPB-NRG1、CADM1-NRG1、CD44-NRG1、SLC3A2-NRG1、VTCN1-NRG1、CDH1-NRG1、CXADR-NRG1、GTF2E2-NRG1、CSMD1-NRG1、PTN-NRG1、ST14-NRG1、THBS1-NRG1、AGRN-NRG1、PVALB-NRG1、APP-NRG1、WRN-NRG1、DAAM1-NRG1、ASPH-NRG1、NOTCH2-NRG1、CD74-NRG1、SDC4-NRG1、SLC4A4-NRG1、ZFAT-NRG1又はDSCAML1-NRG1から選択されるポリヌクレオチド融合体の存在を検出するためのアッセイにおいて、特に該ポリヌクレオチド融合体における本明細書に開示される融合接合体の存在を検出するためのアッセイにおいて、任意の核酸プローブ、プライマー又はプライマー対が使用される。
【0577】
好ましくは、本明細書で言及される任意のポリヌクレオチド融合体の存在を検出することは、NRG1とその融合パートナーとの間の核酸接合部にまたがる該プローブ、プライマー又はプライマー対を使用することによって、融合接合部の増幅及びその検出を可能にすることである。
【0578】
VAPB-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、VAPB核酸配列(又はNRG1核酸配列(若しくはNRG1核酸配列の一部分)と融合したVAPB核酸配列の一部分)を含むポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対又はプローブを提供する。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号23に従うポリヌクレオチド、又は配列番号23の対立遺伝子変異体、及び配列番号138に従うポリヌクレオチド、又は配列番号138の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。
【0579】
また、本開示は、配列番号3を含むか又はそれからなるVAPB-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、43位及び44位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号3に従うポリヌクレオチド、又は配列番号3の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは43位及び44位の核酸を含む。
【0580】
好ましくは、VAPBとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン(gain-of-allele)検出アッセイにおいて使用される、VAPBからのエクソン1により含まれる配列、若しくはエクソン1の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列、若しくはエクソン2の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、VAPBとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号17により含まれる配列、若しくは配列番号17の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号153により含まれる配列、若しくは配列番号153の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0581】
好ましくは、VAPBからのエクソン1は、配列番号17又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0582】
CADM1-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号7を含むか又はそれからなるCADM1-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、53位及び54位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号7に従うポリヌクレオチド、又は配列番号7の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは53位及び54位の核酸を含む。
【0583】
好ましくは、CADM1とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、CADM1からのエクソン7により含まれる配列、若しくはエクソン7の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列、若しくはエクソン6の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、CADM1とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号57により含まれる配列、若しくは配列番号57の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号155により含まれる配列、若しくは配列番号155の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0584】
好ましくは、CADM1由来のエクソン7は、配列番号39又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0585】
CD44-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号11を含むか又はそれからなるCD44-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、52位及び53位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号11に従うポリヌクレオチド、又は配列番号11の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは52位及び53位の核酸を含む。
【0586】
好ましくは、CD44とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、CD44からのエクソン5により含まれる配列、若しくはエクソン5の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列、若しくはエクソン2の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、CD44とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号99により含まれる配列、若しくは配列番号99の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号153により含まれる配列、若しくは配列番号153の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0587】
好ましくは、CD44からのエクソン5は、配列番号65又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0588】
本開示はまた、配列番号761を含むか又はそれからなるCD44-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、75位及び76位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号761に従うポリヌクレオチド、又は配列番号761の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは75位及び76位の核酸を含む。
【0589】
好ましくは、CD44とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、CD44からのエクソン5により含まれる配列、若しくはエクソン5の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列、若しくはエクソン6の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、CD44とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号99により含まれる配列、若しくは配列番号99の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号155により含まれる配列、若しくは配列番号155の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0590】
好ましくは、CD44からのエクソン5は、配列番号65又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0591】
SLC3A2-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号15を含むか又はそれからなるSLC3A2転写バージョン6-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、53位及び54位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号15に従うポリヌクレオチド、又は配列番号15の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは53位及び54位の核酸を含む。
【0592】
好ましくは、SLC3A2の転写バージョン6とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、該SLC3A2からのエクソン1により含まれる配列、若しくはエクソン1の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン5により含まれる配列、若しくはエクソン5の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、該SLC3A2とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号103により含まれる配列、若しくは配列番号103の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号157により含まれる配列、若しくは配列番号157の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0593】
好ましくは、SLC3A2からのエクソン1は、配列番号103又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0594】
本開示はまた、配列番号454を含むか又はそれからなるSLC3A2転写バージョン3-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、93位及び94位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号454に従うポリヌクレオチド、又は配列番号454の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは93位及び94位の核酸を含む。
【0595】
好ましくは、SLC3A2の転写バージョン3とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、該SLC3A2からのエクソン2により含まれる配列、若しくはエクソン2の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列、若しくはエクソン6の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、該SLC3A2とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号482により含まれる配列、若しくは配列番号482の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号155により含まれる配列、若しくは配列番号155の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0596】
好ましくは、SLC3A2の転写バージョン3からのエクソン2は、配列番号457又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0597】
VTCN1-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号166を含むか又はそれからなるVTCN1-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、65位及び66位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号166に従うポリヌクレオチド、又は配列番号166の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは65位及び66位の核酸を含む。
【0598】
好ましくは、VTCN1とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、VTCN1からのエクソン2により含まれる配列、若しくはエクソン2の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列、若しくはエクソン2の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、VTCN1とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号181により含まれる配列、若しくは配列番号181の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号153により含まれる配列、若しくは配列番号153の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0599】
好ましくは、VTCN1からのエクソン2は、配列番号169又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0600】
CDH1-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号186を含むか又はそれからなるCDH1-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、119位及び120位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号186に従うポリヌクレオチド、又は配列番号186の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは119位及び120位の核酸を含む。
【0601】
好ましくは、CDH1とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、CDH1からのエクソン11により含まれる配列、若しくはエクソン11の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列、若しくはエクソン2の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、CDH1とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号213により含まれる配列、若しくは配列番号213の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号153により含まれる配列、若しくは配列番号153の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0602】
好ましくは、CDH1からのエクソン11は、配列番号198又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0603】
CXADR-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号217を含むか又はそれからなるCXADR-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、43位及び44位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号217に従うポリヌクレオチド、又は配列番号217の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは43位及び44位の核酸を含む。
【0604】
好ましくは、CXADRとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、CXADRからのエクソン1により含まれる配列、若しくはエクソン1の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列、若しくはエクソン2の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、CXADRとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号219により含まれる配列、若しくは配列番号219の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号153により含まれる配列、若しくは配列番号153の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0605】
好ましくは、CXADRからのエクソン1は、配列番号219又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0606】
GTF2E2-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号233を含むか又はそれからなるGTF2E2-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、141位及び142位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号233に従うポリヌクレオチド、又は配列番号233の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは141位及び142位の核酸を含む。
【0607】
好ましくは、GTF2E2とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、GTF2E2からのエクソン2により含まれる配列、若しくはエクソン2の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列、若しくはエクソン2の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、GTF2E2とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号252により含まれる配列、若しくは配列番号252の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号153により含まれる配列、若しくは配列番号153の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0608】
好ましくは、GTF2E2からのエクソン2は、配列番号236又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0609】
CSMD1-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号255を含むか又はそれからなるCSMD1-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、88位及び89位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号255に従うポリヌクレオチド、又は配列番号255の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは88位及び89位の核酸を含む。
【0610】
好ましくは、CSMD1とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、CSMD1からのエクソン23により含まれる配列、若しくはエクソン23の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列、若しくはエクソン6の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、CSMD1とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号309により含まれる配列、若しくは配列番号309の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号155により含まれる配列、若しくは配列番号155の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0611】
好ましくは、CSMD1からのエクソン23は、配列番号279又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0612】
PTN-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号313を含むか又はそれからなるPTN-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、102位及び103位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号313に従うポリヌクレオチド、又は配列番号313の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは102位及び103位の核酸を含む。
【0613】
好ましくは、PTNとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、PTNからのエクソン4により含まれる配列、若しくはエクソン4の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列、若しくはエクソン2の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、PTNとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号326により含まれる配列、若しくは配列番号326の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号153により含まれる配列、若しくは配列番号153の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0614】
好ましくは、PTNからのエクソン4は、配列番号318又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0615】
ST14-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号330を含むか又はそれからなるST14-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、95位及び96位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号330に従うポリヌクレオチド、又は配列番号330の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは95位及び96位の核酸を含む。
【0616】
好ましくは、ST14とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、ST14からのエクソン11により含まれる配列、若しくはエクソン11の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列、若しくはエクソン6の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、ST14とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号372により含まれる配列、若しくは配列番号372の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号155により含まれる配列、若しくは配列番号155の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0617】
好ましくは、ST14からのエクソン11は、配列番号362又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0618】
THBS1-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号376を含むか又はそれからなるTHBS1-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、56位及び57位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号376に従うポリヌクレオチド、又は配列番号376の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは56位及び57位の核酸を含む。
【0619】
好ましくは、THBS1とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、THBS1からのエクソン9により含まれる配列、若しくはエクソン9の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列、若しくはエクソン6の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、THBS1とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号399により含まれる配列、若しくは配列番号399の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号155により含まれる配列、若しくは配列番号155の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0620】
好ましくは、THBS1からのエクソン9が、配列番号386又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0621】
AGRN-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号403を含むか又はそれからなるAGRN-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、106位及び107位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号403に従うポリヌクレオチド、又は配列番号403の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは106位及び107位の核酸を含む。
【0622】
好ましくは、AGRNとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、AGRNからのエクソン12により含まれる配列、若しくはエクソン12の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列、若しくはエクソン6の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、AGRNとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号433により含まれる配列、若しくは配列番号433の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号155により含まれる配列、若しくは配列番号155の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0623】
好ましくは、AGRNからのエクソン12は、配列番号416又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0624】
PVALB-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、PVALB核酸配列(又はNRG1核酸配列(若しくはNRG1核酸配列の一部分)と融合したPVALB核酸配列の一部分)を含むポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対又はプローブを提供する。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号444に従うポリヌクレオチド、又は配列番号444の対立遺伝子変異体、及び配列番号138に従うポリヌクレオチド、又は配列番号138の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。
【0625】
また、本開示は、配列番号437を含むか又はそれからなるPVALB-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、102位及び103位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号437に従うポリヌクレオチド、又は配列番号437の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは102位及び103位の核酸を含む。
【0626】
好ましくは、PVALBとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、PVALBからのエクソン4により含まれる配列、若しくはエクソン4の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列、若しくはエクソン6の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、PVALBとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号450により含まれる配列、若しくは配列番号450の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号155により含まれる配列、若しくは配列番号155の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0627】
好ましくは、PVALBからのエクソン4が、配列番号442又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0628】
APP-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号486を含むか又はそれからなるAPP-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、54位及び55位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号486に従うポリヌクレオチド、又は配列番号486の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは54位及び55位の核酸を含む。
【0629】
好ましくは、APPとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、APPからのエクソン14により含まれる配列、若しくはエクソン14の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列、若しくはエクソン6の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、APPとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号524により含まれる配列、若しくは配列番号524の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号155により含まれる配列、若しくは配列番号155の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0630】
好ましくは、APPからのエクソン14は、配列番号501又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0631】
WRN-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号528を含むか又はそれからなるWRN-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、96位及び97位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号528に従うポリヌクレオチド、又は配列番号528の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは96位及び97位の核酸を含む。
【0632】
好ましくは、WRNとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、WRNからのエクソン33により含まれる配列、若しくはエクソン33の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列、若しくはエクソン6の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、WRNとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号601により含まれる配列、若しくは配列番号601の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号155により含まれる配列、若しくは配列番号155の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0633】
好ましくは、WRNからのエクソン33が、配列番号562又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0634】
DAAM1-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号605を含むか又はそれからなるDAAM1-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、75位及び76位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号605に従うポリヌクレオチド、又は配列番号605の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは75位及び76位の核酸を含む。
【0635】
好ましくは、DAAM1とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、DAAM1からのエクソン1により含まれる配列、及び/又はNRG1からのエクソン1により含まれる配列、若しくはエクソン1の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、DAAM1とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号606により含まれる配列、若しくは配列番号606の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号153により含まれる配列、若しくは配列番号153の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0636】
好ましくは、DAAM1からのエクソン1が、配列番号606又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0637】
ASPH-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、ASPH核酸配列(又はNRG1核酸配列(若しくはNRG1核酸配列の一部分)と融合したASPH核酸配列の一部分)を含むポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対又はプローブを提供する。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号662に従うポリヌクレオチド、又は配列番号662の対立遺伝子変異体、及び配列番号138に従うポリヌクレオチド、又は配列番号138の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。
【0638】
また、本開示は、配列番号635を含むか又はそれからなるASPH-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、75位及び76位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号635に従うポリヌクレオチド、又は配列番号635の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは75位及び76位の核酸を含む。
【0639】
好ましくは、ASPHとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、ASPHからのエクソン22により含まれる配列、若しくはエクソン22の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列、若しくはエクソン2の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、ASPHとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号689により含まれる配列、若しくは配列番号689の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号153により含まれる配列、若しくは配列番号153の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0640】
好ましくは、ASPHからのエクソン22は、配列番号658又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0641】
NOTCH2-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号693を含むか又はそれからなるNOTCH2-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、75位及び76位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号693に従うポリヌクレオチド、又は配列番号693の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは75位及び76位の核酸を含む。
【0642】
好ましくは、NOTCH2とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、NOTCH2からのエクソン6により含まれる配列、若しくはエクソン6の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列、若しくはエクソン6の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、NOTCH2とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号713により含まれる配列、若しくは配列番号713の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号155により含まれる配列、若しくは配列番号155の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0643】
好ましくは、NOTCH2からのエクソン6は、配列番号700又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0644】
CD74-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号717を含むか又はそれからなるCD74-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、75位及び76位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号717に従うポリヌクレオチド、又は配列番号717の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは75位及び76位の核酸を含む。
【0645】
好ましくは、CD74とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、CD74からのエクソン2により含まれる配列、若しくはエクソン2の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列、若しくはエクソン2の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、CD74とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号739により含まれる配列、若しくは配列番号739の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号153により含まれる配列、若しくは配列番号153の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0646】
好ましくは、CD74からのエクソン2は、配列番号720又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0647】
SDC4-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号743を含むか又はそれからなるSDC4-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、75位及び76位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号743に従うポリヌクレオチド、又は配列番号743の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは75位及び76位の核酸を含む。
【0648】
好ましくは、SDC4とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、SDC4からのエクソン2により含まれる配列、若しくはエクソン2の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列、若しくはエクソン2の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、SDC4とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号757により含まれる配列、若しくは配列番号757の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号153により含まれる配列、若しくは配列番号153の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0649】
好ましくは、SDC4からのエクソン2は、配列番号746又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0650】
本開示は、配列番号824を含むか又はそれからなるSDC4-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、75位及び76位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号824に従うポリヌクレオチド、又は配列番号824の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは75位及び76位の核酸を含む。
【0651】
好ましくは、SDC4とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、SDC4からのエクソン4により含まれる配列、若しくはエクソン4の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列、若しくはエクソン2の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、SDC4とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号940により含まれる配列、若しくは配列番号940の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号153により含まれる配列、若しくは配列番号153の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0652】
好ましくは、SDC4からのエクソン2は、配列番号748又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0653】
SLC4A4-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、配列番号765を含むか又はそれからなるSLC4A4-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、75位及び76位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号765に従うポリヌクレオチド、又は配列番号765の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは75位及び76位の核酸を含む。
【0654】
好ましくは、SLC4A4とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、SLC4A4からのエクソン14により含まれる配列、若しくはエクソン14の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列、若しくはエクソン6の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、SLC4A4とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号820により含まれる配列、若しくは配列番号820の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号155により含まれる配列、若しくは配列番号155の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0655】
好ましくは、SLC4A4からのエクソン14は、配列番号780又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0656】
ZFAT-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、ZFAT核酸配列(又はNRG1核酸配列(若しくはNRG1核酸配列の一部分)と融合したZFAT核酸配列の一部分)を含むポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対又はプローブを提供する。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号846に従うポリヌクレオチド、又は配列番号846の対立遺伝子変異体、及び配列番号138に従うポリヌクレオチド、又は配列番号138の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。
【0657】
また、本開示は、配列番号828を含むか又はそれからなるZFAT-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、75位及び76位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号828に従うポリヌクレオチド、又は配列番号828の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは75位及び76位の核酸を含む。
【0658】
好ましくは、ZFATとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、ZFATからのエクソン12により含まれる配列、若しくはエクソン12の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列、若しくはエクソン6の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、ZFATとNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号864により含まれる配列、若しくは配列番号864の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号155により含まれる配列、若しくは配列番号155の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0659】
好ましくは、ZFATからのエクソン12は、配列番号841又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0660】
DSCAML1-NRG1融合体を検出するためのアッセイで使用するためのプライマー又はプローブ
本開示は、DSCAML1核酸配列(又はNRG1核酸配列(若しくはNRG1核酸配列の一部分)と融合したDSCAML1核酸配列の一部分)を含むポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対又はプローブを提供する。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号903に従うポリヌクレオチド、又は配列番号903の対立遺伝子変異体、及び配列番号138に従うポリヌクレオチド、又は配列番号138の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。
【0661】
また、本開示は、配列番号868を含むか又はそれからなるDSCAML1-NRG1ポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プライマー、プライマー対、又はプローブを提供し、その配列は、75位及び76位の核酸を含む。好ましくは、核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号868に従うポリヌクレオチド、又は配列番号868の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有し、その配列は、好ましくは75位及び76位の核酸を含む。
【0662】
好ましくは、DSCAML1とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、例えば対立遺伝子ゲイン検出アッセイにおいて使用される、DSCAML1からのエクソン3により含まれる配列、若しくはエクソン3の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列、若しくはエクソン2の3’に位置する配列、例えば、NRG1の遺伝子配列などの配列に特異的にハイブリダイズする(又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する)。好ましくは、DSCAML1とNRG1との融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対は、配列番号938により含まれる配列、若しくは配列番号938の対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号153により含まれる配列、若しくは配列番号153の対立遺伝子変異体に特異的にハイブリダイズするか、又はそれらと約12~約40ヌクレオチドの長さにわたって95%、96%、97%、98%、99%、若しくは好ましくは100%の配列同一性を有する。該エクソンのうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含む融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対も提供される。
【0663】
好ましくは、DSCAML1からのエクソン3は、配列番号872又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる。
【0664】
インサイチュハイブリダイゼーションに使用するためのプローブ
VAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1を含む任意の遺伝子再配列を検出するための、インサイチュハイブリダイゼーション(ISH)アッセイにおいて使用するためのプローブもまた提供される。特に、プローブは、蛍光インサイチュハイブリダイゼーション(FISH)又はbreak apart FISHで使用するためのものである。遺伝子再配列は、好ましくは、VAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1 CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1とNRG1との遺伝的融合であるが、これらのISHアッセイは、本明細書に開示される融合接合部の5’側及び3’側を標的とするため、ISHアッセイを使用して、該遺伝子を含む任意の遺伝子再配列を検出することができる。
【0665】
したがって、特に、VAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1の遺伝子再配列を検出するための、インサイチュハイブリダイゼーションアッセイにおいて使用するための第1及び第2の核酸プローブが提供され、
-VAPBの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号1の42位若しくは43位の核酸から5’に位置するVAPB配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号1の42位若しくは43位の核酸から3’に位置するVAPB配列に特異的にハイブリダイズする、
-CADM1の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号5の53位の核酸から5’に位置するCADM1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号5の53位の核酸から3’に位置するCADM1配列に特異的にハイブリダイズする、
-CD44の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号9の52位の核酸から5’に位置するCD44配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号9の52位の核酸から3’に位置するCD44配列に特異的にハイブリダイズする、
-CD44の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号759の75位の核酸から5’に位置するCD44配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号759の75位の核酸から3’に位置するCD44配列に特異的にハイブリダイズする、
-SLC3A2の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号13の53位の核酸から5’に位置するSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号13の53位の核酸から3’に位置するSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズする、
-VTCN1の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号164の65位の核酸から5’に位置するVTCN1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号164の65位の核酸から3’に位置するVTCN1配列に特異的にハイブリダイズする、
-CDH1の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号184の119位の核酸から5’に位置するCDH1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号184の119位の核酸から3’に位置するCDH1配列に特異的にハイブリダイズする、
-CXADRの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号215の43位の核酸から5’に位置するCXADR配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号215の43位の核酸から3’に位置するCXADR配列に特異的にハイブリダイズする、
-GTF2E2の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号231の141位の核酸から5’に位置するGTF2E2配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号231の141位の核酸から3’に位置するGTF2E2配列に特異的にハイブリダイズする、
-CSMD1の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号253の88位の核酸から5’に位置するCSMD1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号253の88位の核酸から3’に位置するCSMD1配列に特異的にハイブリダイズする、
-PTNの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号311の102位の核酸から5’に位置するPTN配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号311の102位の核酸から3’に位置するPTN配列に特異的にハイブリダイズする、
-ST14の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号328の95位の核酸から5’に位置するST14配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号328の95位の核酸から3’に位置するST14配列に特異的にハイブリダイズする、
-THBS1の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号374の56位の核酸から5’に位置するTHBS1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号374の56位の核酸から3’に位置するTHBS1配列に特異的にハイブリダイズする、
-AGRNの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号401の106位の核酸から5’に位置するAGRN配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号401の106位の核酸から3’に位置するAGRN配列に特異的にハイブリダイズする、
-PVALBの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号435の102位の核酸から5’に位置するPVALB配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号435の102位の核酸から3’に位置するPVALB配列に特異的にハイブリダイズする、
-SLC3A2の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号452の93位の核酸から5’に位置するSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号452の93位の核酸から3’に位置するSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズする、
-APPの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号484の54位の核酸から5’に位置するAPP配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号484の54位の核酸から3’に位置するAPP配列に特異的にハイブリダイズする、
-WRNの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号526の96位の核酸から5’に位置するWRN配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号526の96位の核酸から3’に位置するWRN配列に特異的にハイブリダイズする、
-DAAM1の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号603の75位の核酸から5’に位置するDAAM1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号603の75位の核酸から3’に位置するDAAM1配列に特異的にハイブリダイズする、
-ASPHの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号633の75位の核酸から5’に位置するASPH配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号633の75位の核酸から3’に位置するASPH配列に特異的にハイブリダイズする、
-NOTCH2の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号691の75位の核酸から5’に位置するNOTCH2配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号691の75位の核酸から3’に位置するNOTCH2配列に特異的にハイブリダイズする、
-CD74の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号715の75位の核酸から5’に位置するCD74配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号715の75位の核酸から3’に位置するCD74配列に特異的にハイブリダイズする、
-SDC4の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号741の75位の核酸から5’に位置するSDC4配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号741の75位の核酸から3’に位置するSDC4配列に特異的にハイブリダイズする、
-SDC4の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号822の75位の核酸から5’に位置するSDC4配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号822の75位の核酸から3’に位置するSDC4配列に特異的にハイブリダイズする、
-SLC4A4の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号763の75位の核酸から5’に位置するSLC4A4配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号763の75位の核酸から3’に位置するSLC4A4配列に特異的にハイブリダイズする、
-ZFATの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号826の75位の核酸から5’に位置するZFAT配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号826の75位の核酸から3’に位置するZFAT配列に特異的にハイブリダイズする、又は
-DSCAML1の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号866の75位の核酸から5’に位置するDSCAML1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号866の75位の核酸から3’に位置するDSCAML1配列に特異的にハイブリダイズする。
【0666】
代替的に、VAPB-NRG1、CADM1-NRG1、CD44-NRG1、SLC3A2-NRG1、VTCN1-NRG1、CDH1-NRG1、CXADR-NRG1、GTF2E2-NRG1、CSMD1-NRG1、PTN-NRG1、ST14-NRG1、THBS1-NRG1、AGRN-NRG1、PVALB-NRG1、APP-NRG1、WRN-NRG1、DAAM1-NRG1、ASPH-NRG1、NOTCH2-NRG1、CD74-NRG1、SDC4-NRG1、SLC4A4-NRG1、ZFAT-NRG1又はDSCAML1-NRG1から選択される任意のポリヌクレオチド融合体が検出される、好ましいISHアッセイが提供される。該アッセイは、第1及び第2のプローブを利用し、第1のプローブが融合接合部の5’側の配列にハイブリダイズする場合、第2のプローブは他方の側の配列にハイブリダイズする、又は第1のプローブが融合接合部の3’側の配列にハイブリダイズする場合、第2のプローブは他方の側の配列にハイブリダイズし、第1のプローブは、VAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1から選択される配列にハイブリダイズし、第2のプローブは、NRG1配列、好ましくは本明細書で言及されるようなEGF様ドメインの配列にハイブリダイズする。EGF様ドメインにハイブリダイズするプローブを含むと、該ドメインは、NRG1融合パートナー配列の近傍に配置される。
【0667】
特に、VAPB-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブが提供され、第1のプローブは、配列番号3の42位又は43位の核酸から5’に位置するVAPB配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号3の43位又は44位の核酸から3’に位置するNRG1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0668】
特に、CADM1-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号7の53位の核酸から5’に位置するCADM1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号7の54位の核酸から3’に位置するNRG1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0669】
特に、CD44-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号11の52位の核酸から5’に位置するCD44配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号11の53位の核酸から3’に位置するNRG1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0670】
特に、CD44-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号761の75位の核酸から5’に位置するCD44配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号761の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0671】
特に、SLC3A2-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号15の53位の核酸から5’に位置するSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号15の54位の核酸から3’に位置するNRG1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0672】
特に、VTCN1-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号166の65位の核酸から5’に位置するVTCN1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号166の66位の核酸から3’に位置するVTCN1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0673】
特に、CDH1-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号186の119位の核酸から5’に位置するCDH1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号186の120位の核酸から3’に位置するCDH1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0674】
特に、CXADR-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号217の43位の核酸から5’に位置するCXADR配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号217の44位の核酸から3’に位置するCXADR配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0675】
特に、GTF2E2-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号233の141位の核酸から5’に位置するGTF2E2配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号233の142位の核酸から3’に位置するGTF2E2配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0676】
特に、CSMD1-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号255の88位の核酸から5’に位置するCSMD1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号255の89位の核酸から3’に位置するCSMD1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0677】
特に、PTN-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号313の102位の核酸から5’に位置するPTN配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号313の103位の核酸から3’に位置するPTN配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0678】
特に、ST14-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号330の95位の核酸から5’に位置するST14配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号330の96位の核酸から3’に位置するST14配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0679】
特に、THBS1-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号376の56位の核酸から5’に位置するTHBS1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号376の57位の核酸から3’に位置するTHBS1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0680】
特に、AGRN-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号403の106位の核酸から5’に位置するAGRN配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号403の107位の核酸から3’に位置するAGRN配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0681】
特に、PVALB-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号437の102位の核酸から5’に位置するPVALB配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号437の103位の核酸から3’に位置するPVALB配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0682】
特に、SLC3A2-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号454の93位の核酸から5’に位置するSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号454の94位の核酸から3’に位置するSLC3A2配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0683】
特に、APP-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号486の54位の核酸から5’に位置するAPP配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号486の55位の核酸から3’に位置するNRG1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0684】
特に、WRN-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号528の96位の核酸から5’に位置するWRN配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号528の97位の核酸から3’に位置するNRG1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0685】
特に、DAAM1-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号605の75位の核酸から5’に位置するDAAM1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号605の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0686】
特に、ASPH-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号635の75位の核酸から5’に位置するASPH配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号635の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0687】
特に、NOTCH2-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号693の75位の核酸から5’に位置するNOTCH2配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号693の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0688】
特に、CD74-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号717の75位の核酸から5’に位置するCD74配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号717の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0689】
特に、SDC4-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号743の75位の核酸から5’に位置するSDC4配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号743の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0690】
特に、SDC4-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号824の75位の核酸から5’に位置するSDC4配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号824の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0691】
特に、SLC4A4-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号765の75位の核酸から5’に位置するSLC4A4配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号765の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0692】
特に、ZFAT-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号828の75位の核酸から5’に位置するZFAT配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号828の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0693】
特に、DSCAML1-NRG1融合体を検出するためのインサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブもまた提供され、第1のプローブは、配列番号868の75位の核酸から5’に位置するDSCAML1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブは、配列番号868の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列、例えば、本開示のEGF様ドメインにより含まれる配列、特に配列番号163の配列に特異的にハイブリダイズする。
【0694】
本明細書で言及される核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対のうちのいずれかは、好ましくは、VAPB-NRG1、CADM1-NRG1、CD44-NRG1、SLC3A2-NRG1、VTCN1-NRG1、CDH1-NRG1、CXADR-NRG1、GTF2E2-NRG1、CSMD1-NRG1、PTN-NRG1、ST14-NRG1、THBS1-NRG1、AGRN-NRG1、PVALB-NRG1、APP-NRG1、WRN-NRG1、DAAM1-NRG1、ASPH-NRG1、NOTCH2-NRG1、CD74-NRG1、SDC4-NRG1、SLC4A4-NRG1、ZFAT-NRG1及びDSCAML1-NRG1から選択される、そのポリヌクレオチド、ポリペプチド融合体、部分、又は対立遺伝子変異体のうちのいずれか1つを検出するための以下の特定又は検出方法において使用される。
【0695】
NRGポリヌクレオチド融合体を検出するためのアッセイ
本開示によれば、本明細書で言及される任意のポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドを試料中で特定するための方法が提供され、該方法は、対象から得られた試料を試験して、試料中の融合体の存在を検出することを含む。
【0696】
また、ポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドの存在を試料中で検出するための方法も提供され、該方法は、対象から得られた試料を試験して、試料中の融合体の存在を検出することを含む。
【0697】
また、対象由来の異常細胞が、ポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドを含むかどうかを確立するための方法も提供され、該方法は、試料中の融合体の存在について、対象から得られた異常細胞のポリヌクレオチド又はポリペプチド含有物を試験することを含む。
【0698】
また、ポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドを有する対象を特定するための方法も提供され、該方法は、対象から得られた試料を試験し、試料中の融合体の存在を検出することを含む。試験の後に、好ましくは、試料中で検出された融合体を、融合体を有するものとして対象と関連付けるステップが続く。
【0699】
好ましくは、該試験は、ポリヌクレオチドに特異的に結合する結合剤、例えば本明細書で言及される任意の核酸プローブ、プライマー、若しくはプライマー対に特異的に結合する、又は本明細書で言及される任意のポリヌクレオチド融合体からコードされたポリペプチドに特異的に結合する結合剤を利用することによって、あるいは代替的に、ポリヌクレオチド融合体を含むポリヌクレオチドに結合する結合剤を利用することによって、本明細書で言及される任意のポリヌクレオチド又はポリペプチド融合体を検出することを含む。結合剤は、検出ステップの一部として、又は検出を可能にするために、次のステップとして利用される。したがって、本開示の方法のうちのいずれか1つにおける試験は、好ましくは、そのような融合を検出するために、任意のポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされた任意のポリペプチドに特異的に結合する結合剤を利用することを含む。該結合剤は、好ましくは、プライマー、プライマー対、プローブ又は抗体を含むか、又はそれからなる。また、結合剤は、好ましくは、検出可能な標識を含む。
【0700】
代替的に、試験は、ポリヌクレオチド融合体を含むポリヌクレオチドに結合する結合剤を利用して、融合体を検出することを含む。この代替例では、結合剤は、NRG1とその融合パートナーとの間の実際の接合部を含有するポリヌクレオチド融合体の5’及び/又は3’に位置するポリヌクレオチドに結合する。結合剤がアニール又はハイブリダイズするポリヌクレオチドは、ポリヌクレオチド融合体にライゲーションされる、又は別様に結合されるアダプタとして機能し、その後、融合体が検出される。そのようなアダプタは、好ましくは、次世代配列決定を含む配列決定方法論で使用されるような、タグ又は分子バーコードを含む。好ましくはバーコード又はタグを含むそのようなアダプタは、増幅後の該融合体の検出を可能にするポリヌクレオチド融合体に結合される。特に、結合剤は、アンカー多重PCR(又はAMP)で使用することができ、mRNAからcDNAを生成した後、NGSのための標的濃縮ライブラリが得られる。
【0701】
好ましくは、該結合剤は、配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号5、配列番号6、配列番号7、配列番号9、配列番号10、配列番号11、配列番号13、配列番号14、配列番号15、配列番号164、配列番号165、配列番号166、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号215、配列番号216、配列番号217、配列番号231、配列番号232、配列番号233、配列番号253、配列番号254、配列番号255、配列番号311、配列番号312、配列番号313、配列番号328、配列番号329、配列番号330、配列番号374、配列番号375、配列番号376、配列番号401、配列番号402、配列番号403、配列番号435、配列番号436、配列番号437、配列番号452、配列番号453、配列番号454、配列番号484、配列番号485、配列番号486、配列番号526、配列番号527、配列番号528、配列番号603、配列番号604、配列番号605、配列番号633、配列番号634、配列番号635、配列番号691、配列番号692、配列番号693、配列番号715、配列番号716、配列番号717、配列番号741、配列番号742、配列番号743、配列番号759、配列番号760、配列番号761、配列番号763、配列番号764、配列番号765、配列番号822、配列番号823、配列番号824、配列番号826、配列番号827、配列番号828、配列番号866、配列番号867又は配列番号868のいずれかに従うポリヌクレオチド配列に特異的に結合する。これらの配列は、目的の融合接合部に近接した特異的ハイブリダイゼーションを可能にするか、又は更には融合接合部を含有して、該結合剤による結合のための良好な候補配列を作製する。
【0702】
代替的に、結合剤は、配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号5、配列番号6、配列番号7、配列番号9、配列番号10、配列番号11、配列番号13、配列番号14、配列番号15、配列番号164、配列番号165、配列番号166、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号215、配列番号216、配列番号217、配列番号231、配列番号232、配列番号233、配列番号253、配列番号254、配列番号255、配列番号311、配列番号312、配列番号313、配列番号328、配列番号329、配列番号330、配列番号374、配列番号375、配列番号376、配列番号401、配列番号402、配列番号403、配列番号435、配列番号436、配列番号437、配列番号452、配列番号453、配列番号454、配列番号484、配列番号485、配列番号486、配列番号526、配列番号527、配列番号528、配列番号603、配列番号604、配列番号605、配列番号633、配列番号634、配列番号635、配列番号691、配列番号692、配列番号693、配列番号715、配列番号716、配列番号717、配列番号741、配列番号742、配列番号743、配列番号759、配列番号760、配列番号761、配列番号763、配列番号764、配列番号765、配列番号822、配列番号823、配列番号824、配列番号826、配列番号827、配列番号828、配列番号866、配列番号867又は配列番号868のいずれかに従う配列を含むポリヌクレオチド配列に特異的に結合する。この代替例の好ましい態様では、結合剤は、好ましくはライゲーションによってポリヌクレオチド融合体配列に結合されるアダプタ配列に好ましくはアニールするか、又はハイブリダイズする。好ましくはバーコード又はタグを含むそのようなアダプタは、増幅後の該融合体の検出を可能にするポリヌクレオチド融合体に結合される。追加的又は代替的に、結合剤は、遺伝子特異的プライマー、プライマー対、又はプローブを含み、それらのいずれも融合破断点から5’又は3’に位置するヌクレオチド配列に結合して、VAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1とのNRG1の接合部の増幅を可能にする。
【0703】
また、本開示の任意のポリヌクレオチド融合体の存在についての試験は、好ましくは、DNAポリメラーゼ、より好ましくは、熱安定性DNAポリメラーゼ又はTaqポリメラーゼを使用して、NRG1融合体を担持するポリヌクレオチド、又はその一部分を増幅することを含む。
【0704】
好ましくは、結合剤は、本明細書で言及される任意のポリヌクレオチド融合体を検出するために、NRG1配列及びVAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1配列を含むヌクレオチド配列を増幅するための第1及び第2のプライマーを含む。より好ましくは、融合体のNRG1配列部に特異的なヌクレオチド配列にハイブリダイズ又はアニールする第1のプライマー、及びVAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1から選択される融合パートナーに特異的なヌクレオチド配列にハイブリダイズ又はアニールする第2のプライマーが提供される。好ましくは、第1及び第2のプライマーは、融合接合部に近接して結合し、NRG1配列の一部及びVAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1の配列の一部を含む配列を増幅する。第1又は第2のプライマーはまた、融合接合部にまたがる位置に結合し得る。典型的には、増幅された配列は、最大1000、900、800、700、600、500、400、又は300塩基対を含む。通常は、増幅された配列は、NRG1融合接合部にまたがる。
【0705】
したがって、本開示のVAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1のNRG1とのポリヌクレオチド融合体を検出するための、10~40ヌクレオチドの長さの核酸プローブ又はプライマーであるか、又はそれを含む結合剤も提供され、この融合は、それぞれ、配列番号3の43位及び44位の核酸、配列番号7の53位及び54位の核酸、配列番号11の52位及び53位の核酸、配列番号15の53位及び54位の核酸、配列番号166の65位及び66位の核酸、配列番号186の119位及び120位の核酸、配列番号217の43位及び44位の核酸、配列番号233の141位及び142位の核酸、配列番号255の88位及び89位の核酸、配列番号313の102位及び103位の核酸、配列番号330の95位及び96位の核酸、配列番号376の56位及び57位の核酸、配列番号403の106位及び107位の核酸、配列番号437の102位及び103位の核酸、又は配列番号454の93位及び94位の核酸、配列番号486の54位及び55位の核酸、配列番号528の96位及び97位の核酸、配列番号605の75位及び76位の核酸、配列番号635の75位及び76位の核酸、配列番号693の75位及び76位の核酸、配列番号717の75位及び76位の核酸、配列番号743の75位及び76位の核酸、配列番号761の75位及び76位の核酸、配列番号765の75位及び76位の核酸、配列番号824の75位及び76位の核酸、配列番号828の75位及び76位の核酸、配列番号868の75位及び76位の核酸を含む。これらの位置の核酸は、NRG1とその融合パートナーとの間の破断点又は融合接合部を画定する。
【0706】
好ましくは、本明細書で言及される該試験は、ポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドの存在と不在とを区別する配列を増幅又は検出することを含む。
【0707】
好ましい実施形態では、結合剤はポリペプチドであり、その存在を検出することは、好ましくは、フローサイトメトリー(FC)、蛍光インサイチュハイブリダイゼーション(FISH)、免疫細胞化学(ICC)、免疫組織化学(IHC)又は免疫蛍光(IF)によるものである。FC、IHC、FISH、ICC、又はIFを使用して試料中の本開示のNRG1融合体を検出するための様々な技術が、当業者に利用可能である。例えば、ICCは、NRG1を標的とする第1の抗体、及びVAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1から選択されるNRG1融合パートナーを標的とする第1の抗体及び第2の抗体を使用することによって行うことができる。第1及び第2の抗体のシグナルの共局在化、又はタンパク質サイズベース識別アッセイを使用して予測されるサイズのポリペプチド産物の存在を検出することにより、それぞれのNRG1融合産物の存在が明らかになる。好ましくは、抗NRG1抗体は、NRG1のEGF様ドメインを標的とし、第2の抗体は、VAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1等の融合パートナーの細胞外ドメインを標的とする。FISHプロトコルの一例は、Frithiofらにより、OncoTargets and therapy vol.9,7095-7103,16 Nov.2016において提供されている。加えて、抗体は、蛍光顕微鏡における2つの異なるチャネルの使用と組み合わせて、2つの異なる蛍光検出システムを使用して検出することができる。結果は、2つの蛍光シグナルの重複又は非重複の出現に基づいて解釈される。既知の構造及び配列のポリペプチドに対する抗体を開発することは、当業者の範囲内にある。
【0708】
好ましくは、検出されるポリヌクレオチド又はポリペプチド融合体は、ポリヌクレオチド融合体を含むNRG1 EGF様ドメインを発現する異常細胞から得られる。好ましくは、本開示の任意の検出方法は、対象から試料を得るステップ、続いてそこからコードされたポリヌクレオチド又はポリペプチドを試料から単離するステップを含む。また、該方法は、好ましくは、試料からポリヌクレオチド又はポリペプチドを精製又は単離するステップを含む。
【0709】
好ましくは、試料は、異常細胞、がん又は腫瘍に罹患しているか、又は罹患している疑いのある対象から得られる。試料は、液体生検試料、又は固形がん若しくは固形腫瘍から採取された試料であり得る。固体試料は、異常細胞、がんの切片、又は腫瘍の切片のいずれか1つを含有するホルマリン包埋パラフィン固定試料であることが好ましい。固形がん又は固形腫瘍から生検を採取することは、調査中の腫瘍に到達するための皮膚、場合によっては内部器官の肉体的無傷の衝撃的な破壊を伴う。血液、血清、血漿、胸水、唾液、尿、精液、痰、膣液、羊水、腹膜液、脳脊髄液、骨髄、無細胞洗浄液又は別の生体液から選択されるような液体生検を使用することは、そのような方法よりも、より手頃な、迅速で信頼性が高く、侵襲性の低いサンプリングを可能にする。したがって、好ましくは、試料は、液体生検試料である。
【0710】
NRG1融合体を検出又は特定するための抗体ベースアッセイ
ポリペプチドベース検出アッセイ及びそこで使用するための抗体もまた提供される。検出アッセイは、本開示の任意のポリペプチドNRG1融合体、特に、本開示のVAPB-NRG1、CADM1-NRG1、CD44-NRG1、SLC3A2-NRG1、VTCN1-NRG1、CDH1-NRG1、CXADR-NRG1、GTF2E2-NRG1、CSMD1-NRG1、PTN-NRG1、ST14-NRG1、THBS1-NRG1、AGRN-NRG1、PVALB-NRG1、APP-NRG1、WRN-NRG1、ASPH-NRG1、NOTCH2-NRG1、CD74-NRG1、SDC4-NRG1、SLC4A4-NRG1、ZFAT-NRG1及びDSCAML1-NRG1融合体を検出することを目的とする。
【0711】
本明細書で言及される任意のポリペプチド融合体、好ましくは本明細書で言及される任意のポリヌクレオチド融合体によってコードされた任意のポリペプチド融合体の検出に好適な第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットが提供される。本明細書に開示されるようなポリペプチド融合体への特異的結合が可能であり、その特異的結合に好適な抗体を設計、開発、及び産生することは、当業者の能力の範囲内にある。
【0712】
第1の抗体が第2の抗体なしで使用される場合、第1の抗体は、NRG1ポリペプチド融合体に固有のエピトープを特異的に検出する。そのようなエピトープは、NRG1とその融合パートナーとの間のポリペプチド融合にまたがるエピトープを含む。代替的に、第1の抗体が第2の抗体なしで使用され、第1の抗体が、以下で更に考察されるような検出アッセイで使用される場合、該アッセイは、非融合ポリペプチドと区別するステップ(例えば、サイズ又は電荷に基づく分離ステップ、例えば、CIEX又はHPLC)を含む。第1及び第2の抗体が使用される場合、第1の抗体は、ポリペプチド融合体の一方の部分(即ち、VAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1)を検出し、第2の抗体は、ポリペプチド融合体のNRG1を含む部分を検出する。
【0713】
より具体的には、本開示は、NRG1のタンパク質配列をコードする核酸、又はNRG1の対立遺伝子変異体と融合した、VAPBのタンパク質配列をコードする核酸、又はVAPBの対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチド融合体によってコードされたポリペプチドを検出するための、第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを提供する。
【0714】
好ましくは、第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットは、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異の一部分と融合した、VAPBのエクソン1によってコードされたポリペプチド、又はエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するためのものである。また、VAPB及びNRG1を含むポリヌクレオチド融合体によってコードされたポリペプチドの存在を検出するための第1の抗体又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくは、VAPB-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくは、VAPB及びNRG1に結合する。
【0715】
また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CADM1のエクソン7によってコードされたポリペプチド、又はエクソン7の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットも提供される。また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CADM1のエクソン7によってコードされたポリペプチド、又はエクソン7の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはCADM1-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれCADM1及びNRG1に結合する。
【0716】
また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CD44のエクソン5によってコードされたポリペプチド、又はエクソン5の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体対のセットも提供される。また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CD44のエクソン5によってコードされたポリペプチド、又はエクソン5の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはCD44-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれCD44及びNRG1に結合する。
【0717】
また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CD44のエクソン5によってコードされたポリペプチド、又はエクソン5の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットも提供される。また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CD44のエクソン5によってコードされたポリペプチド、又はエクソン5の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはCD44-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれCD44及びNRG1に結合する。
【0718】
また、NRG1のエクソン5によってコードされたポリペプチド、又はエクソン5の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、SLC3A2の転写バージョン6のエクソン1によってコードされたポリペプチド、又はエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットも提供される。また、NRG1のエクソン5によってコードされたポリペプチド、又はエクソン5の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、該SLC3A2のエクソン1によってコードされたポリペプチド、又はエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチドの存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはSLC3A2転写バージョン6のSLC3A2-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれ該SLC3A2及びNRG1に結合する。
【0719】
また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、VTCN1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体対のセットも提供される。また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、VTCN1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはVTCN1-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれVTCN1及びNRG1に結合する。
【0720】
また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CDH1のエクソン11によってコードされたポリペプチド、又はエクソン11の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体対のセットも提供される。また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CDH1のエクソン11によってコードされたポリペプチド、又はエクソン11の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはCDH1-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれCDH1及びNRG1に結合する。
【0721】
また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CXADRのエクソン1によってコードされたポリペプチド、又はエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体対のセットも提供される。また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CXADRのエクソン1によってコードされたポリペプチド、又はエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはCXADR-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれCXADR及びNRG1に結合する。
【0722】
また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、GFT2E2のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体対のセットも提供される。また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、GFT2E2のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはGFT2E2-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれGFT2E2及びNRG1に結合する。
【0723】
また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CSMD1のエクソン23によってコードされたポリペプチド、又はエクソン23の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体対のセットも提供される。また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CSMD1のエクソン23によってコードされたポリペプチド、又はエクソン23の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはCSMD1-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれCSMD1及びNRG1に結合する。
【0724】
また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、PTNのエクソン4によってコードされたポリペプチド、又はエクソン4の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体対のセットも提供される。また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、PTNのエクソン4によってコードされたポリペプチド、又はエクソン4の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはPTN-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれPTN及びNRG1に結合する。
【0725】
また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、ST14のエクソン11によってコードされたポリペプチド、又はエクソン11の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体対のセットも提供される。また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、ST14のエクソン11によってコードされたポリペプチド、又はエクソン11の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはST14-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれST14及びNRG1に結合する。
【0726】
また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、THBS1のエクソン9によってコードされたポリペプチド、又はエクソン9の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体対のセットも提供される。また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、THBS1のエクソン9によってコードされたポリペプチド、又はエクソン9の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはTHBS1-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれTHBS1及びNRG1に結合する。
【0727】
また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、AGRNのエクソン12によってコードされたポリペプチド、又はエクソン12の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体対のセットも提供される。また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、AGRNのエクソン12によってコードされたポリペプチド、又はエクソン12の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはAGRN-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれAGRN及びNRG1に結合する。
【0728】
また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、PVALBのエクソン4によってコードされたポリペプチド、又はエクソン4の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体対のセットも提供される。また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、PVALBのエクソン4によってコードされたポリペプチド、又はエクソン4の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはPVALB-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれPVALB及びNRG1に結合する。
【0729】
また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、SLC3A2の転写バージョン3のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体対のセットも提供される。また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、該SLC3A2のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチドの存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくは転写バージョン3のSLC3A2-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれ該SLC3A2及びNRG1に結合する。
【0730】
また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、APPのエクソン14によってコードされたポリペプチド、又はエクソン14の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットも提供される。また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、APPのエクソン14によってコードされたポリペプチド、又はエクソン14の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはAPP-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれAPP及びNRG1に結合する。
【0731】
また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、WRNのエクソン33によってコードされたポリペプチド、又はエクソン33の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットも提供される。また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、WRNのエクソン33によってコードされたポリペプチド、又はエクソン33の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはWRN-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれWRN及びNRG1に結合する。
【0732】
本開示はまた、NRG1のタンパク質配列をコードする核酸、又はNRG1の対立遺伝子変異体と融合した、ASPHのタンパク質配列をコードする核酸、又はASPHの対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチド融合体によってコードされたポリペプチドを検出するための、第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを提供する。
【0733】
より具体的には、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、ASPHのエクソン22によってコードされたポリペプチド、又はエクソン22の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットが提供される。また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、ASPHのエクソン22によってコードされたポリペプチド、又はエクソン22の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはASPH-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれASPH及びNRG1に結合する。
【0734】
また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、NOTCH2のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットも提供される。また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、NOTCH2のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはNOTCH2-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれNOTCH2及びNRG1に結合する。
【0735】
また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CD74のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットも提供される。また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、CD74のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはCD74-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれCD74及びNRG1に結合する。
【0736】
また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、SDC4のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットも提供される。また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、SDC4のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはSDC4-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれSDC4及びNRG1に結合する。
【0737】
また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、SDC4のエクソン4によってコードされたポリペプチド、又はエクソン4の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットも提供される。また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、SDC4のエクソン4によってコードされたポリペプチド、又はエクソン4の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはSDC4-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれSDC4及びNRG1に結合する。
【0738】
また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、SLC4A4のエクソン14によってコードされたポリペプチド、又はエクソン14の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットも提供される。また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、SLC4A4のエクソン14によってコードされたポリペプチド、又はエクソン14の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはSLC4A4-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれSLC4A4及びNRG1に結合する。
【0739】
本開示はまた、NRG1のタンパク質配列をコードする核酸、又はNRG1の対立遺伝子変異体と融合した、ZFATのタンパク質配列をコードする核酸、又はZFATの対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチド融合体によってコードされたポリペプチドを検出するための、第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを提供する。
【0740】
より具体的には、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、ZFATのエクソン12によってコードされたポリペプチド、又はエクソン12の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットが提供される。また、NRG1のエクソン6によってコードされたポリペプチド、又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、ZFATのエクソン12によってコードされたポリペプチド、又はエクソン12の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはZFAT-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれZFAT及びNRG1に結合する。
【0741】
本開示はまた、NRG1のタンパク質配列をコードする核酸、又はNRG1の対立遺伝子変異体と融合した、DSCAML1のタンパク質配列をコードする核酸、又はDSCAML1の対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチド融合体によってコードされたポリペプチドを検出するための、第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを提供する。
【0742】
より具体的には、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、DSCAML1のエクソン3によってコードされたポリペプチド、又はエクソン3の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットが提供される。また、NRG1のエクソン2によってコードされたポリペプチド、又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合した、DSCAML1のエクソン3によってコードされたポリペプチド、又はエクソン3の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリペプチド融合体の存在を検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイも提供され、第1の抗体は、好ましくはDSCAML1-NRG1ポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットは、好ましくはそれぞれDSCAML1及びNRG1に結合する。
【0743】
好ましくは、抗NRG1抗体は、好ましくはNRG1のEGF様ドメインに結合する。本開示のポリペプチド融合体中のEGF様ドメインの存在の検出は、EGF様ドメインが翻訳され、したがって融合パートナーとしてのVAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1とのフレーム内融合の一部であることを示すため、有利である。
【0744】
本明細書で言及される、NRG1、VAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1に対する抗体は、フローサイトメトリー(FC)、蛍光インサイチュハイブリダイゼーション(FISH)、免疫細胞化学(ICC)、免疫組織化学(IHC)又は免疫蛍光(IF)において使用することができる。
【0745】
治療方法
本開示の融合体は、異常細胞を有するヒト患者、特にがんと診断された患者において存在するか、又は特定されている。特に、本開示のがんは、膵臓がん、より具体的には、膵管腺がん、肉腫、膀胱がん、結腸がん、直腸がん、結腸直腸がん、胆嚢がん、頭頸部がん、前立腺がん、子宮がん、乳がん、卵巣がん、肝臓がん、子宮内膜がん、肺がん、特に非小細胞肺がん又は浸潤性粘液性腺がんである。
【0746】
一般的に、本開示はまた、がん、腫瘍などの異常細胞を有する対象の治療方法を提供し、該がん、腫瘍、又は異常細胞は、本開示のNRG1ポリヌクレオチド融合体を含むか、又は本開示によるNRG1ポリペプチド融合体を発現する。
【0747】
本NRG1融合体は、eNRGy試験及び早期アクセスプログラム(それぞれNCT02912949及びNCT04100694)と称される臨床試験の一部として特定されている。2022年4月12日のカットオフ日時点で、特定されたNRG1融合体を有する登録された非除外患者の合計約70%が、融合パートナーにわたり、及び複数の異なるがんタイプにおいて、RECIST1.1基準に従って観察された治験責任医師が評価した応答を示した。治験責任医師が評価した応答は、表1の各カテゴリーで観察された。反応が観察された適応症には、膵管腺がん、非小細胞肺がん、乳がん、及び胆管がんが含まれる。
【表1】
【0748】
好ましくは、異常細胞、がん(若しくはがん細胞)又は腫瘍(若しくは腫瘍細胞)は、NRG1のEGF様ドメインをコードするコード配列のフレーム内融合体を更に含む、本開示のポリヌクレオチド融合体を含む。
【0749】
本開示はまた、本明細書で言及されるNRG1ポリヌクレオチド融合体を含むか、又はNRG1ポリペプチド融合体を発現する、ErbB-2及び/又はErbB-3陽性異常細胞、がん細胞、又は腫瘍細胞を有する対象を治療する方法を提供し、該方法は、本明細書で言及される任意のポリヌクレオチド又はポリペプチド融合体の存在を検出し、続いて対象に有効量のErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤を投与し、それによって対象におけるがんを治療することを含む。本開示のNRG1融合体のうちのいずれか1つの存在は、ポリヌクレオチドであっても、又はそれから翻訳されたポリペプチドであっても、がんを示す。
【0750】
また、本明細書で言及されるNRG1ポリヌクレオチド融合体を含むか、又はNRG1ポリペプチド融合体を発現する、ErbB-2及びErbB-3陽性がんの対象における進行を阻害するための方法も提供され、該方法は、本明細書で言及される任意のポリヌクレオチド又はポリペプチド融合体の存在を検出し、続いて対象に有効量のErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤を投与することを含む。
【0751】
また、本明細書で言及されるNRG1ポリヌクレオチド融合体を含む、又はNRG1ポリペプチド融合体を発現する、ErbB-2及びErbB-3陽性がんを有する対象の治療に使用するためのErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤も提供され、該治療は、本明細書で言及される任意のポリヌクレオチド又はポリペプチド融合体の存在を検出し、続いて対象に有効量のErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤を投与することを含む。
【0752】
また、本明細書で言及されるNRG1ポリヌクレオチド融合体を含む、又はNRG1ポリペプチド融合体を発現する、ErbB-2及びErbB-3陽性がんを有する対象の治療のための医薬の製造に使用するためのErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤も提供され、該治療は、本明細書で言及される任意のポリヌクレオチド又はポリペプチド融合体の存在を検出し、続いて対象に有効量のErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤を投与することを含む。
【0753】
更に、対象ががんに罹患しているか、又はがんに罹患しやすいかどうかを評価するための方法が提供され、方法は、対象から得られた試料を試験して、試料中の本明細書で言及されるNRG1ポリヌクレオチド融合体又はNRG1ポリペプチド融合体の存在を検出することと、該融合体の存在を特定することによって、該対象が、該がんに罹患しているか、又はそれに罹患しやすいかを評価することと、を含む。試験は、好ましくは、該ポリヌクレオチドに特異的に結合する結合剤を利用することによって、又は該ポリヌクレオチド融合体を含むポリヌクレオチドに結合する結合剤を利用することによって、融合体を検出することを含む。該ポリヌクレオチド融合体を含むポリヌクレオチドに結合する結合剤の更なる詳細は、以下に示される。
【0754】
好ましくは、本明細書で言及される診断方法は、試料中のNRG1融合体の検出を、本明細書で言及されるNRG1ポリペプチドを発現するがんと関連付けて、対象を、該NRG1ポリペプチド融合体を発現するがんを有すると診断するステップを含む。NRG1融合体分子の検出は、NRG1融合ポリペプチドを発現するがんを有する対象を特定し、そのようながんを有する該対象を診断することを可能にする。がんの根本的な発がん要因に関する知識を有することは、改善された、又はより適切に調整された治療を選択し、処方することを可能にする。したがって、融合ポリペプチド又はポリヌクレオチドなどの融合体分子の対象由来の試料中の検出は、NRG1関連がんを有する対象の生存の機会を改善することを可能にする。
【0755】
したがって、本開示は、がんを治療するための方法を提供する。がんは、好ましくは、再発がん若しくは転移がんである。再発とは、典型的には、局所再発を指し、がんが元のがんと同じ場所にあるか、それに非常に近い場所にあることを意味する。腫瘍は、典型的には、腫瘍が元のがんの近くのリンパ節又は組織に移動した場合、又は元のがんから離れたより遠い臓器又は組織に広がった場合に転移した腫瘍であると言われる。そのような場合、両方の適応症を使用することができる。
【0756】
特に、がんは、膵臓がん、膵臓腺がん、膵管腺がん、肉腫、膀胱がん、結腸直腸がん、胆嚢がん、頭頸部がん、前立腺がん、子宮がん、乳がん、卵巣がん、肝がん、子宮内膜がん、非小細胞肺がんなどの肺がん、特に非小細胞肺がん、より具体的には浸潤性粘液性腺がんである。好ましくは、腫瘍ゲノムは、EGFR、KRAS、cKIT-BRCA1-2、MET、ROS、RET、ALK、好ましくはKRASからなる群から選択される1つ以上の遺伝子における変異の存在又は不在を示す。
【0757】
本開示は、NRG1融合ポリペプチドを発現するがんの治療のために、ErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤を使用し、がんは、好ましくは、ErbB-2及び/又はErbB-3陽性がんである。該標的化剤は、ErbB-2の細胞外部に結合する第1の抗原結合部位及びErbB-3の細胞外部に結合する第2の抗原結合部位を含む多重特異性抗体、ErbB-2のチロシンキナーゼ阻害剤、ErbB-2の細胞外部に結合する抗原結合部位を含む単一特異性二価抗体、ErbB-3の細胞外部に結合する抗原結合部位を含む単一特異性二価抗体、又はそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される。
【0758】
また、PI3キナーゼ経路の構成要素の阻害剤、MAPK経路の構成要素の阻害剤、微小管破壊薬、及びヒストンデアセチラーゼ(HDAC)の阻害剤からなる群から選択される1つ以上の化合物の投与が、がんの治療に含まれる。該阻害剤は、好ましくは、チロシンキナーゼ阻害剤、PI3Ka阻害剤、Akt阻害剤、mTOR阻害剤、又はSrc阻害剤を含む。該チロシンキナーゼ阻害剤は、好ましくは、アファチニブ、ラパチニブ、及び/又はネラチニブである。該PI3Ka阻害剤は、好ましくはBYL719である。一実施形態では、該Akt阻害剤は、MK-2206である。好ましい一実施形態では、該mTOR阻害剤は、エベロリムスである。好ましい一実施形態では、該Src阻害剤は、サラカチニブである。好ましい一実施形態では、該微小管破壊薬は、パクリタキセルである。好ましい一実施形態では、該HDAC阻害剤は、ボリノスタットである。一実施形態では、ErbB2及びErbB3に特異的である該結合化合物は、MM111である。
【0759】
ErbB-2標的化剤は、好ましくは、ErbB-2の細胞外部に結合する抗原結合部位を含む単一特異性二価抗体を有する。そのような抗体は、好ましくは、トラスツズマブ、ペルツズマブ、又はトラスツズマブ-エムタンシンである。ErbB-2標的化治療は、好ましくはErbB-2TKIである。ErbB-2TKIは、好ましくは、ラパチニブ、カネルチニブ、ネラチニブ、ツカチニブ(又はイルビニチニブ)、CP-724714、タルロキシチニブ、ムブリチニブ、アファチニブ、バルリチニブ、及びダコミチニブのうちの1つ以上、好ましくはアファチニブである。ErbB-2TKIはまた、ErbB-1シグナル伝達にも影響を及ぼし得るが、ErbB-2に対して顕著な活性を有するという点で、ErbB-1TKIとは異なる。ErbB-3標的化治療は、好ましくは、ErbB-3の細胞外部に結合する抗原結合部位を含む単一特異性二価抗体によるものである。そのような抗体は、好ましくは、パトリツマブ、セリバンツマブ、ルムレツズマブ、エルゲムツマブ、GSK2849330、KTN3379、又はAV-203である。
【0760】
好ましくは、ErbB-3の細胞外部に結合する抗原結合部位を含む単一特異性二価抗体は、パトリツマブ、セリバンツマブ、ルムレツズマブ、エルゲムツマブ、GSK2849330、KTN3379、又はAV-203を含む。
【0761】
チロシンキナーゼ阻害剤は、好ましくは、アファチニブ、ラパチニブ、及び/又はネラチニブである。
【0762】
より好ましくは、ErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤は、ErbB-2の細胞外部に結合する第1の抗原結合部位及びErbB-3の細胞外部に結合する第2の抗原結合部位を含む多重特異性、より好ましくは二重特異性抗体である。特に、該二重特異性抗体は、ゼノクツズマブである。
【0763】
抗体は、好ましくは、ErbB-2及びErbB-3陽性細胞上のErbB-3のリガンド誘導受容体機能を低減させ得る。また、抗体は、好ましくは、ErbB-2及びErbB-3陽性細胞のリガンド誘導増殖を減少させることができる。抗体は、好ましくは、ErbB-2の細胞外部に結合する第1の抗原結合部位及びErbB-3の細胞外部に結合する第2の抗原結合部位を含む多重特異性又は二重特異性抗体である。
【0764】
対象は、好ましくは、ヒト対象である。対象は、好ましくは、トラスツズマブ等のErbB-2特異性抗体を使用したモノクローナル抗体療法に適格な対象である。好ましい実施形態では、対象は、腫瘍/がん、好ましくはErbB-2/ErbB-3陽性がん、好ましくはErbB-2療法耐性表現型及び/又はヘレグリン耐性表現型、好ましくはモノクローナル抗体耐性表現型を有する腫瘍/がんを含む。そのような表現型を伴う腫瘍は、ErbB-2に対するモノクローナル抗体療法(但しこれに限定されない)などの現在の抗HER2レジメンによる処置を免れることができる。
【0765】
特に、がんは、転移腫瘍である腫瘍を含み、好ましくは、腫瘍は、元のがんの近くのリンパ節若しくは組織に移動したか、又は元のがんから離れたより遠い器官若しくは組織に広がった腫瘍である。
【0766】
本開示はまた、本明細書に記載のポリヌクレオチド融合体を含む、及び/又はそれからコードされたポリペプチド融合体を発現する、それらのゲノム又は生着異常細胞内で発現する異種移植片又はトランスジェニック動物モデルなどのインビボモデル、並びに、ERB2及び/若しくはErb3標的化剤又は他の標的化剤の治療活性を評価するための、そのような薬剤によるそのようなモデルの治療を含む。好ましくは、動物モデルは、非ヒト動物モデルである。
【0767】
開示される実施形態では、該インビボ動物モデルは、本開示によるポリヌクレオチド融合体を含む、及び/又はそれからコードされたポリペプチド融合体を発現し、好ましくは、動物モデルにより含まれるポリヌクレオチド融合体又はポリペプチド融合体は、動物モデルに存在する生着異常細胞により含まれるか、又は動物モデルのゲノムにより含まれる。
【0768】
開示される実施形態では、本開示は、ErbB-2の細胞外部に結合する第1の抗原結合部位及びErbB-3の細胞外部に結合する第2の抗原結合部位を含む多重特異性抗体、ErbB-2のチロシンキナーゼ阻害剤、ErbB-2の細胞外部に結合する抗原結合部位を含む単一特異性二価抗体、ErbB-3の細胞外部に結合する抗原結合部位を含む単一特異性二価抗体、又はそれらの任意の組み合わせからなる群から選択されるErb2及び/又はErb3標的化剤により、該インビボ動物モデルを治療する方法を提供し、該方法は、動物に、該Erb2及び/又はErb3標的化剤を投与することを含む。
【0769】
開示される実施形態では、本開示は、該インビボ動物モデルの治療に使用するための、ErbB-2の細胞外部に結合する第1の抗原結合部位及びErbB-3の細胞外部に結合する第2の抗原結合部位を含む多重特異性抗体、ErbB-2のチロシンキナーゼ阻害剤、ErbB-2の細胞外部に結合する抗原結合部位を含む単一特異性二価抗体、ErbB-3の細胞外部に結合する抗原結合部位を含む単一特異性二価抗体、又はそれらの任意の組み合わせからなる群から選択されるErb2及び/又はErb3標的化剤を提供する。該方法は、好ましくは、該Erb2及び/又はErb3標的化剤を動物に投与することを含む。
【0770】
投薬及び投与
本開示の薬学的組成物中の、又は任意の治療方法で投与される活性成分の実際の用量レベルは、患者に毒性であることなく、特定の患者、組成物、及び投与方法に対して所望の治療応答を達成するのに有効な活性成分の量を得るように変更され得る。選択される用量レベルは、用いられる本開示の特定の組成物の活性、投与経路、投与時間、用いられている特定の化合物の排出速度、治療期間、用いられる特定の組成物と組み合わせて使用される他の薬物、化合物、及び/又は材料、治療されている患者の年齢、性別、体重、状態、一般的な健康及び過去の病歴を含む様々な薬物動態学的要因、並びに医学分野で周知の同様の要因に依存する。該活性成分は、好ましくは、本開示の任意のErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤である。臨床試験を受けている任意の承認された活性成分又は薬物は、特に臨床試験の第2相に入ったら、医師により、承認された用量計画又は臨床試験用量計画に従って投与されることが考慮される。
【0771】
患者に投与される本明細書で言及される任意のErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤の量は、典型的には、治療窓内にあり、治療効果を得るために十分な量が使用されるが、量は、許容できない程度の副作用をもたらす閾値を超えないことを意味する。所望の治療効果を得るために必要な治療物質の量が少ないほど、治療窓は典型的には大きくなる。選択された投薬量レベルは、投与経路、投与時間、用いられる特定の化合物の排泄速度、治療期間、組み合わせて使用される他の薬物、化合物、及び/又は材料、治療される対象の年齢、性別、体重、状態、一般的な健康状態及び過去の病歴を含む様々な要因、並びに医学分野で周知の同様の要因に依存する。
【0772】
ゼノクツズマブに関して、これは比較的高い投薬量で良好な安全性プロファイルを有し、したがって、他の標的化又は細胞毒性の化学療法剤と比較して大きな治療窓を提供する。本開示の二重特異性抗体の投薬は、750mgの毎週、隔週、又は3週毎の投与レジメン、好ましくは750mgの隔週投薬量に従う。この投薬は、好ましくは、膵臓がん、NSCLC、又は固形腫瘍を有する対象であり、NRG1融合体を有する固形腫瘍を有する任意の対象を含み、そのような対象は、化学療法、標準治療、又はErbB-2若しくはErbB-3標的化剤、又はTKIの投与時に進行している。代替的には、400mgの毎週の一律投薬量投与、好ましくは800mgの単回投与後に開始される投薬レジメンに従う。この代替投薬レジメンに続いて、本開示の二重特異性抗体は、好ましくは、3週間400mgの毎週投薬量を投与され、続いて1週間投薬されない。次いで、400mgの3週毎の一律投薬量、続いて1週間投与なしからなる4週間の期間の1つ以上のサイクルが続く。これは、好ましくは、治療効果が観察されるまで続く。
【0773】
投薬は、好ましくは、完全用量に到達するために、好ましくは360mg超の抗体を投薬する場合、本開示の二重特異性抗体の2回の注入の静脈内注射を含む。代替的に、例えば、360mg以下の抗体を投薬する場合、より低い投薬量に対して、完全用量の単回注入を与えてもよい。注入関連反応を軽減するための投薬レジメンに前投薬が含まれる場合がある。
【0774】
一般
冠詞「a」及び「an」は、冠詞の1つ又は1つより多く(即ち、1つ又は少なくとも1つ)の文法的目的語を指すために本明細書で使用される。
【0775】
本明細書及び添付の特許請求の範囲を通して、「含む(comprise)」、「含む(include)」、及び「有する(having)」という単語、並びに「含む(comprises)」、「含む(comprising)」、「含む(includes)」、及び「含む(including)」などの変形は、包括的に解釈されるものとする。即ち、これらの単語は、内容が許容する場合、具体的に列挙されていない他の要素又は整数の可能な包含を伝えることを意図している。
【0776】
核酸配列又はアミノ酸配列に関する「同一性パーセント(%)」は、最適比較目的のために配列を整列させた後の、選択された配列内の残基と同一の候補配列内の残基のパーセンテージとして定義される。これらの2つの配列間のアラインメントを最適化するために、比較されるこれらの2つの配列のうちのいずれかにギャップが導入され得る。かかるアラインメントは、比較される配列の全長にわたって行うことができる。代替的に、アラインメントは、より短い長さ、例えば、約20、約50、約100以上の核酸/ベース又はアミノ酸にわたって行われ得る。配列同一性は、報告された整列した領域にわたるこれらの2つの配列間の完全な一致のパーセンテージである。
【0777】
配列の比較及び2つの配列間の配列同一性のパーセンテージの決定は、数学アルゴリズムを使用して達成することができる。当業者であれば、2つの配列を整列させて2つの配列間の同一性を決定するためのいくつかの異なるコンピュータプログラムが利用可能であるという事実を認識するであろう(Kruskal,J.B.(1983)An overview of sequence comparison In D.Sankoff and J.B.Kruskal,(ed.),Time warps,string edits and macromolecules:the theory and practice of sequence comparison,pp.1-44 Addison Wesley)。2つのアミノ酸配列又は核酸配列間の配列同一性パーセントは、2つの配列のアラインメントのためのNeedleman及びWunschアルゴリズムを使用して決定され得る。(Needleman,S.B.and Wunsch,C.D.(1970)J.Mol.Biol.48,443-453)。Needleman-Wunschアルゴリズムは、コンピュータプログラムNEEDLEに実装されている。本開示の目的のために、EMBOSSパッケージからのNEEDLEプログラムを使用して、アミノ酸及び核酸配列の同一性パーセントを決定する(バージョン2.8.0以上、EMBOSS:The European Molecular Biology Open Software Suite(2000)Rice,P.LongdenJ.and Bleasby,A.Trends in Genetics 16,(6)pp276-277,http://emboss.bioinformatics.nl/)。タンパク質配列については、EBLOSUM62が置換マトリックスに使用される。DNA配列については、DNAFULLが使用される。使用されるパラメータは、ギャップオープンペナルティ10及びギャップ伸長ペナルティ0.5である。
【0778】
上述のようにプログラムNEEDLEによるアラインメントの後、クエリ配列と本開示の配列との間の配列同一性のパーセンテージは、以下のように計算される:アラインメントにおける対応する位置の数は、両方の配列内の同一のアミノ酸又は同一のヌクレオチドを、アラインメントにおけるギャップの総数の減算後のアラインメントの総長で除したものを示す。
【0779】
「対立遺伝子変異体」は、患者由来試料中で特定された特定の配列の天然に存在する対立遺伝子を意味し、特定された配列には配列番号が割り当てられ、変異体は変動性の定義された範囲内にある。変動性は、それが対立遺伝子変異体であることが示されている配列に対して少なくとも85%の配列同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、92%、94%、95%、96%、又はより好ましくは少なくとも98%の配列同一性を有すると定義されるそのような変異体は、それが比較される配列の対立遺伝子とみなされ、したがって、依然として、それが変異体である遺伝子として適格である。本明細書で特定の対立遺伝子変異体に関して明示的に言及されていない場合、これらの配列同一性パーセンテージは、依然として、言及される対立遺伝子変異体に適用可能である。
【0780】
「二重特異性抗体」は、抗体の1つの可変ドメインが第1の抗原に結合する一方で、抗体の第2の可変ドメインが第2の抗原に結合する抗体を意味し、該第1及び第2の抗原は同一ではない。「二重特異性抗体」という用語は、二重パラトピック抗体も包含し、抗体の1つの可変ドメインが抗原上の第1のエピトープに結合する一方で、抗体の第2の可変ドメインが同じ抗原上の第2のエピトープに結合する。この用語は、少なくとも1つのVHが、第1の抗原を特異的に認識することができ、免疫グロブリン可変ドメイン内の少なくとも1つのVHと対合されるVLが、第2の抗原を特異的に認識することができる抗体を更に含む。得られたVH/VL対は、抗原1又は抗原2のいずれかに結合し、例えば、WO2008/027236、WO2010/108127、及びSchaefer et al(Cancer Cell 20,472-486,October 2011)に記載される「ツー-イン-ワン抗体」と呼ばれる。本開示による二重特異性抗体は、任意の特定の二重特異性形式又はその産生の方法に限定されない。
【0781】
「検出可能な標識」は、目的の分子、好ましくは本明細書ではポリヌクレオチド又はポリペプチドの存在を検出することを可能にする、蛍光、質量、残基、染料、放射性同位体、標識、又はタグ修飾などを含むがこれらに限定されない、化学的、生物学的、又は他の修飾を意味する。好ましくは、検出可能な標識は、可視標識、蛍光色素、消光剤、UV検出可能標識、発色標識、放射性標識、電気化学標識、タグ、酵素に特異的な基質と接触したときに検出可能な標識を生成する該酵素、又は分子バーコードである。例示的な蛍光色素には、以下の参考文献に開示されるように、水溶性ローダミン色素、フルオレセイン、4,7-ジクロロフルオレセイン、ベンゾキサンテン色素、及びエネルギー移動色素が含まれる:Handbook of Molecular Probes and Research Reagents,8th ed.(2002),Molecular Probes,Eugene,Oreg.、WO2001/32783、米国特許公開第2002-0081616号、同第2002-0086985号、及びLee et al.,1997,Nucleic Acids Research 25:2816-2822。
【0782】
「単離された」又は「精製された」は、その天然環境から除去された、単離された、又は分離された核酸又はアミノ酸配列を意味する。「単離された」核酸分子は、核酸分子の天然源に存在する他の核酸分子から分離されたものを含む。また、cDNA分子などの「単離された」核酸分子は、組換え技術によって生成された場合、他の細胞材料若しくは培地を含まない状態、又は化学的に合成された場合、化学的前駆体若しくは他の化学物質を実質的に含まない状態を含む。
【0783】
本明細書における「試料」は、対象又は患者から得られた試料を意味する。そのような試料は、生体試料又は患者試料であり、本明細書で言及される試料は、患者から得られた生体試料であるため、本明細書で交換可能に使用される用語である。「試料」という用語には、液体生検試料、固形がん又は腫瘍から採取された試料を含み、任意の処理が適用される前にポリヌクレオチド融合体及び/又はポリペプチド融合体を含む。特に、試料は、腫瘍細胞又はがん細胞などの異常細胞を含む。
【0784】
「他の細胞材料又は培地を含まない」という言語は、分子が単離れるか、又は組換え的に産生される細胞の細胞成分から分離される核酸分子の調製物を含む。
【0785】
「プライマー」は、本明細書においてハイブリダイゼーション又はアニーリングとも称される、目的のヌクレオチド配列に特異的にハイブリダイズして、第2のプライマーと共に、ポリメラーゼ連鎖反応、又はPCRで増幅される目的の領域を定義する、標的化又は選択されたヌクレオチド配列に特異的に結合することを可能にする、十分な長さの一本鎖ヌクレオチド分子を意味する。本明細書において、第1及び第2のプライマー、又はプライマー対は、NRG1融合接合部にまたがるヌクレオチド領域を増幅するように特定して設計される。特に、融合接合部の一方の側でNRG1配列部分に特異的なヌクレオチド配列にハイブリダイズする第1のプライマーと、融合接合部の他方の側でVAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1から選択される融合パートナーに特異的なヌクレオチド配列にハイブリダイズする第2のプライマーとの組み合わせが使用される。典型的には、プライマー自体は、検出可能な標識を含まない。NRG1融合ポリヌクレオチドにおけるその標的配列の全長にわたって、プライマーは、典型的には、標的配列に対して少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約97%、少なくとも約98%、又は少なくとも約99%の配列同一性を有する。ポリヌクレオチドプライマーは、最も好ましくは、その標的配列に相補的である(全長にわたって100%の配列同一性)。本明細書の全ての事例において、配列同一性は、典型的には、非変異体/標的配列の全長にわたって測定される。
【0786】
「プローブ」又は「核酸プローブ」は、目的のヌクレオチド配列に特異的にハイブリダイズする十分な長さの一本鎖ヌクレオチド分子を意味する。特に、本開示の文脈において、プローブは、VAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1において生じる融合体、特にVAPB-NRG1、CADM1-NRG1、CD44-NRG1、SLC3A2-NRG1、VTCN1-NRG1、CDH1-NRG1、CXADR-NRG1、GTF2E2-NRG1、CSMD1-NRG1、PTN-NRG1、ST14-NRG1、THBS1-NRG1、AGRN-NRG1、PVALB-NRG1、APP-NRG1、WRN-NRG1、DAAM1-NRG1、ASPH-NRG1、NOTCH2-NRG1、CD74-NRG1、SDC4-NRG1、SLC4A4-NRG1、ZFAT-NRG1及びDSCAML1-NRG1から選択される融合体の検出を可能にする。プローブは、典型的には、1つ又は2つの検出可能な標識を含む。NRG1融合ポリヌクレオチドにおけるその標的配列の全長にわたって、ポリヌクレオチドプローブは、典型的には、標的配列に対して少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約97%、少なくとも約98%、又は少なくとも約99%の配列同一性を有する。ポリヌクレオチドプライマーは、最も好ましくは、その標的配列に相補的である(全長にわたって100%の配列同一性)。本明細書の全ての事例において、配列同一性は、典型的には、非変異体/標的配列の全長にわたって測定される。
【0787】
ポリヌクレオチドプローブは、好ましくは、DNAプローブ、TaqManプローブ、分子ビーコン、スコーピオンプローブ、又はFISHに使用されるプローブである。DNAプローブは、典型的には相補的な標的配列にハイブリダイズし、次いで、例えば検出可能な標識を使用して検出することができる。TaqManプローブは、当該技術分野で既知であり、5’末端に蛍光色素が結合し、3’末端に消光剤を有するポリヌクレオチドである。PCRで使用されるポリメラーゼは、ハイブリダイズされたプローブを切断し、蛍光色素をクエンチから解放し、その結果それを検出することができる。分子ビーコンプローブは、当該技術分野で既知であり、TaqManプローブと同様であるが、但し(切断を使用して染料を消光剤から分離するのではなく)標的配列へのハイブリダイゼーションが染料を消光剤から分離する。スコーピオンプローブは、当該技術分野で既知であり、分子ビーコンと同様であるが、但し、3’末端が、ハイブリダイゼーションでプローブを開いて染料の検出することを可能にする5’末端のプライマーの伸長生成物に相補的な配列も含有する。ポリヌクレオチドプローブは、好ましくはTaqManプローブである。ポリヌクレオチドプローブは、好ましくはTaqManプローブであり、上で考察されたPCR方法のいずれかで使用される。
【0788】
FISH、又はbreak apart FISHなどの技術で使用されるプローブは、好適な長さを有し、単一の検出可能な標識を含む。FISHは、蛍光顕微鏡を使用した検出を可能にするために可視化された、中間期又は中期染色体のいずれかにハイブリダイズされた非常に特異的なDNAプローブの検出を伴う。break apart FISHは、融合破断点の検出に特に好適である。その場合、目的の遺伝子の2つの末端は異なる色で標識され、融合を引き起こす転座が発生すると、2つの個々の色が共局在せず、2つの原色が観察される。目的の標識遺伝子の正常コピーを有する正常細胞では、2つの色が共局在し、融合シグナルを生じる。
【0789】
細胞により含まれる融合ポリヌクレオチドを特定するためのプローブ又はプライマーは、標準的な分子生物学的技術を使用して単離若しくは精製され得るか、又は本明細書に記載のデータベース記録中の配列情報に基づいて合成され得る。本明細書に記載のそのような核酸分子は、標準的なハイブリダイゼーション及びクローニング技術を使用して単離され得る(例えば、Sambrook et al.,ed.,Molecular Cloning:A Laboratory Manual,2nd ed.,Cold Spring Harbor Laboratory Press,Cold Spring Harbor,NY,1989に記載の通り)。また、融合ポリヌクレオチドは、任意の好適な標準的な分子生物学的技法を使用して単離、精製又は合成され得る。いくつかの実施形態では、プライマー又はプローブは、cDNAに特異的である。例えば、いくつかの実施形態では、プライマー又はプローブは、cDNAにおけるエクソン-エクソン接合部に特異的である。
【0790】
「ポリヌクレオチド融合体」は、2つのポリヌクレオチド間の共有結合接続を意味し、融合接合部の一方の側には、1つの遺伝子からのヌクレオチド配列が存在し、他方の側には、別の遺伝子からのヌクレオチド配列が存在する。ポリヌクレオチド融合体の文脈において、接続は、タンパク質への転写を可能にする様式で作動可能に連結される。一方の側において、該ヌクレオチド配列は、好ましくはVAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1からのものであり、好ましくは、融合接合部の反対側のNRG1からのものである。
【0791】
「ポリペプチド融合」は、2つのアミノ酸間の共有結合接続を意味し、融合接合部の一方の側には、1つのポリペプチドからのアミノ酸配列が存在し、他方の側には、別のポリペプチドからのアミノ酸配列が存在する。一方の側において、該アミノ酸配列は、好ましくはVAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1からのものであり、好ましくは、融合接合部の反対側のNRG1からのものである。
【0792】
「融合パートナー」は、遺伝子再配列に起因してNRG1遺伝子又はポリペプチドとの融合が生じた遺伝子又はポリペプチドを意味する。本開示において、融合パートナーは、VAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT、又はDSCAML1のうちの1つである。典型的には、融合パートナーは、NRG1遺伝子の上流(センス鎖の5’末端)に位置し、フレーム内で融合され、融合パートナーの一部及びNRG1部を含むキメラタンパク質への翻訳につながる。融合遺伝子は、2つの異なる遺伝子の部分を結合することから生じ、融合ポリペプチドは、そのような融合遺伝子からの翻訳産物である。
【0793】
「融合点」は、アミノ酸又はヌクレオチド配列の一方の側にNRG1配列が存在し、他方の側にNRG1融合パートナー配列が存在する、アミノ酸又はヌクレオチド配列における位置を意味する。これは、キメラ遺伝子、mRNA及び/又はタンパク質配列を形成する遺伝的再配列が生じる接合部又は位置である。本明細書における「融合点」という用語は、「接合部」又は「融合接合部」と交換可能である。
【0794】
「3’に位置する遺伝子配列」は、遺伝子の一部として言及され、遺伝子の一部であると考えられる該遺伝子の下流又は3’に位置する、調節性であるか否かにかかわらず、任意のエレメントを意味する。本明細書における調節エレメントは、エンハンサー、サイレンサー、応答エレメント、イントロン、エクソン、埋め込まれたプロモーターを含み、このエレメントは、融合接合部への近接性に起因する独自の様式での融合の増幅及び特定を可能にするように関与する遺伝子に特異的である。この文脈における3’に位置する遺伝子配列は、関与する融合体を一意に特定するために使用され得る、任意の調節エレメントの間に配置された任意の遺伝子配列も含む。
【0795】
「5’に位置する遺伝子配列」は、遺伝子の一部として言及され、遺伝子の一部であると考えられる該遺伝子の上流又は5’に位置する、調節性であるか否かにかかわらず、任意のエレメントを意味する。本明細書における調節エレメントはプロモーター、エンハンサー、サイレンサー、応答エレメント、イントロン、エクソン、埋め込まれたプロモーターを含み、このエレメントは、融合接合部への近接性に起因する独自の様式での融合の増幅及び特定を可能にするように関与する遺伝子に特異的である。この文脈における5’に位置する遺伝子配列は、関与する融合体を一意に特定するために使用され得る、任意の調節エレメントの間に配置された任意の遺伝子配列も含む。
【0796】
本明細書で使用される「ErbB-2」という用語は、ヒトにおいてERBB-2遺伝子によってコードされるタンパク質を指す。遺伝子又はタンパク質の代替名としては、CD340、HER-2、HER-2/neu、MLN19、NEU、NGL、TKR1が挙げられる。ERBB-2遺伝子は、(ヒト上皮成長因子受容体2から)HER2と呼ばれることが多い。本明細書においてErbB-2が参照される場合、参照はヒトErbB-2を指す。ErbB-2に結合する抗原結合部位を含む抗体は、ヒトErbB-2に結合する。ErbB-2抗原結合部位は、ヒトと他の哺乳類オーソログとの間の配列及び三次構造の類似性に起因して、かかるオーソログにも結合し得るが、必ずしもそうではない。ヒトErbB-2タンパク質及びそれをコードする遺伝子のデータベース受入番号は、(NP_001005862.1、NP_004439.2 NC_000017.10 NT_010783.15 NC_018928.2)である。受入番号は、主に、ErbB-2を標的として特定する更なる方法を提供するために与えられ、抗体によって結合されたErbB-2タンパク質の実際の配列は、例えば、いくつかのがんなどで生じる変異などのコード遺伝子における変異のため、変化し得る。ErbB-2抗原結合部位は、ErbB-2及びその様々な変異体、例えば、いくつかのErbB-2陽性腫瘍細胞によって発現されるものに結合する。ErbB-2に結合する抗原結合部位は、好ましくは、ErbB-2のドメインIに結合する。
【0797】
本明細書で使用される「ErbB-3」という用語は、ヒトにおいてERBB3遺伝子によってコードされるタンパク質を指す。遺伝子又はタンパク質の代替名は、HER3、LCCS2、MDA-BF-1、c-ErbB-3、c-ErbB3、ErbB3-S、p180-ErbB3、p45-sErbB3、及びp85-sErbB3である。本明細書においてErbB-3が参照される場合、参照はヒトErbB-3を指す。ErbB-3に結合する抗原結合部位を含む抗体は、ヒトErbB-3に結合する。ErbB-3抗原結合部位は、ヒトと他の哺乳類オーソログとの間の配列及び三次構造の類似性に起因して、かかるオーソログにも結合し得るが、必ずしもそうではない。ヒトErbB-3タンパク質及びそれをコードする遺伝子のデータベース受入番号は、(NP_001005915.1、NP_001973.2、NC_000012.11、NC_018923.2、NT_029419.12)である。受入番号は、主に、ErbB-3を標的として特定する更なる方法を提供するために与えられ、抗体によって結合されたErbB-3タンパク質の実際の配列は、例えば、いくつかのがんなどで生じる変異などのコード遺伝子における変異のため、変化し得る。ErbB-3抗原結合部位は、ErbB-3及びその様々な変異体、例えば、いくつかのErbB-3陽性腫瘍細胞によって発現されるものに結合する。ErbB-3に結合する抗原結合部位は、好ましくは、ErbB-3のドメインIIIに結合する。
【0798】
ErbB-2若しくはErbB-3又はそれらの名前の代替名について言及される場合、その言及は、ヒトErbB-2又はErbB-3に対してである。本明細書で言及される抗体は、がんに見出されるように、ErbB-2又はErbB-3、及び多くの突然変異型ErbB-2又はErbB-3タンパク質に結合する。
【0799】
本明細書で言及される任意の範囲の数値による配列番号は、関連する範囲内にある全ての個々の配列番号を明示的に含み、その端点を含む。したがって、疑問を避けるために、例えば、配列番号17~23が参照される場合、配列番号の範囲が言及される文脈において、配列番号17、配列番号18、配列番号19、配列番号20、配列番号21、配列番号22、及び配列番号23への言及及びそれらの開示が意図される。
【0800】
項
以下の項は、例示的な実施形態を説明する。
【0801】
1.NRG1核酸配列又はNRG1配列の対立遺伝子変異体と融合したVAPB核酸配列又はVAPB配列の対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチド。
【0802】
2.VAPB核酸配列が、配列番号17~23のうちのいずれか1つ、又は配列番号17~23のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか又はそれからなり、NRG1核酸配列が、配列番号125~138のうちのいずれか1つを含むか又はそれからなる、項1に記載のポリヌクレオチド。
【0803】
3.VAPB核酸配列(又はその対立遺伝子変異体)が、NRG1核酸配列(又はその対立遺伝子変異体)に対して5’である、項1又は2に記載のポリヌクレオチド。
【0804】
4.VAPB核酸配列の対立遺伝子変異体が、配列番号17~23のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有し、NRG1核酸配列の対立遺伝子変異体が、配列番号125~138のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有する、上記項のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【0805】
5.VAPB核酸とNRG1核酸との融合体が、好ましくは43位及び44位の核酸を含む、配列番号3からの2~約40個の連続した核酸を含む、上記項のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【0806】
6.NRG1タンパク質配列(又はその対立遺伝子変異体)をコードする核酸が、NRG1のEGF様ドメイン、好ましくは、配列番号163に記載のEGF様ドメインを含むか又はコードする、上記項のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【0807】
7.
-NRG1核酸配列若しくはNRG1配列の対立遺伝子変異体と融合したPVALB核酸配列若しくはPVALB配列の対立遺伝子変異体、又は
-NRG1核酸配列若しくはNRG1配列の対立遺伝子変異体と融合したASPH核酸配列若しくはASPH配列の対立遺伝子変異体、又は
-NRG1核酸配列若しくはNRG1配列の対立遺伝子変異体と融合したDAAM1核酸配列若しくはDAAM1配列の対立遺伝子変異体、又は
-NRG1核酸配列若しくはNRG1配列の対立遺伝子変異体と融合したZFAT核酸配列若しくはZFAT配列の対立遺伝子変異体、又は
-NRG1核酸配列若しくはNRG1配列の対立遺伝子変異体と融合したDSCAML1核酸配列若しくはDSCAML1配列の対立遺伝子変異体を含むポリヌクレオチド。
【0808】
8.
-PVALB核酸配列が、配列番号439~444のうちのいずれか1つ、若しくは配列番号439~444のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか若しくはそれからなり、NRG1核酸配列が、配列番号125~138のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる、
-DAAM1核酸配列が、配列番号606~631のうちのいずれか1つ、若しくは配列番号606~631のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか若しくはそれからなり、NRG1核酸配列が、配列番号125~138のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる、
-ZFAT核酸配列が、配列番号830~846のうちのいずれか1つ、若しくは配列番号830~846のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか若しくはそれからなり、NRG1核酸配列が、配列番号125~138のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる、又は
-DSCAML1核酸配列が、配列番号870~903のうちのいずれか1つ、若しくは配列番号870~903のうちのいずれか1つの対立遺伝子変異体を含むか若しくはそれからなり、NRG1核酸配列が、配列番号125~138のうちのいずれか1つを含むか若しくはそれからなる、項7に記載のポリヌクレオチド。
【0809】
9.PVALB、DAAM1、ZFAT又はDSCAML1核酸配列(又はその対立遺伝子変異体)が、NRG1核酸配列(又はその対立遺伝子変異体)に対して5’である、項7又は8に記載のポリヌクレオチド。
【0810】
10.
-PVALB核酸配列の対立遺伝子変異体が、配列番号439~444のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有し、NRG1核酸配列の対立遺伝子変異体が、配列番号125~138のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有する、
-DAAM1核酸配列の対立遺伝子変異体が、配列番号606~631のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有し、NRG1核酸配列の対立遺伝子変異体が、配列番号125~138のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有する、
-ZFAT核酸配列の対立遺伝子変異体が、配列番号830~846のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有し、NRG1核酸配列の対立遺伝子変異体が、配列番号125~138のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有する、又は
-DSCAML1核酸配列の対立遺伝子変異体が、配列番号870~903のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有し、NRG1核酸配列の対立遺伝子変異体が、配列番号125~138のうちのいずれか1つに対して少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性を有する、項7~9のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【0811】
11.
-PVALB核酸とNRG1核酸との融合体が、好ましくは102位及び103位の核酸を含む、配列番号437からの2~約40個の連続した核酸を含む、
-DAAM1核酸とNRG1核酸との融合体が、好ましくは75位及び76位の核酸を含む、配列番号605からの2~約40個の連続した核酸を含む、
-ZFAT核酸とNRG1核酸との融合体が、好ましくは75位及び76位の核酸を含む、配列番号828からの2~約40個の連続した核酸を含む、又は
-DSCAML1核酸とNRG1核酸との融合体が、好ましくは75位及び76位の核酸を含む、配列番号868からの2~約40個の連続した核酸を含む、項7~10のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【0812】
12.NRG1タンパク質配列(又はその対立遺伝子変異体)をコードする核酸が、NRG1のEGF様ドメイン、好ましくは、配列番号163に記載のEGF様ドメインを含むか又はコードする、項7~11のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【0813】
13.
-NRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分と融合したVAPBのエクソン1の一部分若しくはエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分、
-CADM1のエクソン7の一部分若しくはエクソン7の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-CD44のエクソン5の一部分若しくはエクソン5の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-SLC3A2の転写バージョン6のエクソン1の一部分若しくはエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン5若しくはエクソン5の対立遺伝子変異体の一部分、
-VTCN1のエクソン2の一部分若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-CDH1のエクソン11の一部分若しくはエクソン11の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-CXADRのエクソン1の一部分若しくはエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-GTF2E2のエクソン2の一部分若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-CSMD1のエクソン23の一部分若しくはエクソン23の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-PTNのエクソン4の一部分若しくはエクソン4の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-ST14のエクソン11の一部分若しくはエクソン11の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-THBS1のエクソン9の一部分若しくはエクソン9の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-AGRNのエクソン12の一部分若しくはエクソン12の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-PVALBのエクソン4の一部分若しくはエクソン4の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-SLC3A2の転写バージョン3のエクソン2の一部分若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-APPのエクソン14の一部分若しくはエクソン14の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-WRNのエクソン33の一部分若しくはエクソン33の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-DAAM1のエクソン1の一部分若しくはエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン1若しくはエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分、
-ASPHのエクソン22の一部分若しくはエクソン22の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-NOTCH2のエクソン6の一部分若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-CD74のエクソン2の一部分若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-SDC4のエクソン2の一部分若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-CD44のエクソン5の一部分若しくはエクソン5の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-SLC4A4のエクソン14の一部分若しくはエクソン14の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、
-SDC4のエクソン4の一部分若しくはエクソン4の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分、
-ZFATのエクソン12の一部分若しくはエクソン12の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン6若しくはエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分、又は
-DSCAML1のエクソン3の一部分若しくはエクソン3の対立遺伝子変異体の一部分、及びNRG1のエクソン2若しくはエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分を含むポリヌクレオチド。
【0814】
14.VAPBのエクソン1が、配列番号17のエクソンであり、CADM1のエクソン7が、配列番号39のエクソンであり、CD44のエクソン5が、配列番号65のエクソンであり、SLC3A2のエクソン1が、配列番号103のエクソンであり、VTCN1のエクソン2が、配列番号169のエクソンであり、CDH1のエクソン11が、配列番号198のエクソンであり、CXADRのエクソン1が、配列番号219のエクソンであり、GTF2E2のエクソン2が、配列番号236のエクソンであり、CSMD1のエクソン23が、配列番号279のエクソンであり、PTNのエクソン4が、配列番号318のエクソンであり、ST14のエクソン11が、配列番号342のエクソンであり、THBS1のエクソン9が、配列番号386のエクソンであり、AGRNのエクソン12が、配列番号416のエクソンであり、PVALBのエクソン4が、配列番号442のエクソンであり、SLC3A2のエクソン2が、配列番号457のエクソンであり、APPのエクソン14が、配列番号501のエクソンであり、WRNのエクソン33が、配列番号562のエクソンであり、DAAM1のエクソン1が、配列番号606のエクソンであり、ASPHのエクソン22が、配列番号658のエクソンであり、NOTCH2のエクソン6が、配列番号700のエクソンであり、CD74のエクソン2が、配列番号720のエクソンであり、SDC4のエクソン2が、配列番号746のエクソンであり、CD44のエクソン5が、配列番号65のエクソンであり、SLC4A4のエクソン14が、配列番号780のエクソンであり、SDC4のエクソン4が、配列番号748のエクソンであり、ZFATのエクソン12が、配列番号841のエクソンであり、DSCAML1のエクソン3が、配列番号872のエクソンであり、NRG1のエクソン1、2、5、及び6が、それぞれ、配列番号125、126、129及び130のエクソンである、項13に記載のポリヌクレオチド。
【0815】
15.-VAPBのエクソン1又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-CADM1のエクソン7又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-CD44のエクソン5又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-SLC3A2のエクソン1又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン5又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-VTCN1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-CDH1のエクソン11又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-CXADRのエクソン1又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-GTF2E2のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-エクソン23 CSMD1又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-PTNのエクソン4又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-エクソン11 ST14又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-エクソン9 THBS1又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-エクソン12 AGRN又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-エクソン4 PVALB又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-エクソン2 SCL3A2又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-APPのエクソン14又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン6又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-WRNのエクソン33又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン6又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-DAAM1のエクソン1又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン1又はエクソン1の対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-ASPHのエクソン22又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン2又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-NOTCH2のエクソン6又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン6又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-CD74のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン2又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-SDC4のエクソン2又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン2又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-CD44のエクソン5又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン6又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-SLC4A4のエクソン14又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン6又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-SDC4のエクソン4又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン2又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、
-ZFATのエクソン12又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン6又はエクソン6の対立遺伝子変異体の一部分に対して5’であり、かつ
-DSCAML1のエクソン3又はその対立遺伝子変異体の一部分が、NRG1のエクソン2又はエクソン2の対立遺伝子変異体の一部分に対して5’である、項13又は14に記載のポリヌクレオチド。
【0816】
16.
-VAPBのエクソン1の対立遺伝子変異体が、配列番号17に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-CADM1のエクソン7の対立遺伝子変異体が、配列番号39に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-CD44のエクソン5の対立遺伝子変異体が、配列番号65に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の配列同一性、又は
好ましくは少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-SLC3A2のエクソン1の対立遺伝子変異体が、配列番号103に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-VTCN1のエクソン2の対立遺伝子変異体が、配列番号169に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-CDH1のエクソン11の対立遺伝子変異体が、配列番号198に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-NRG1のエクソン2の対立遺伝子変異体が、配列番号126に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-NRG1のエクソン5の対立遺伝子変異体が、配列番号129に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-NRG1のエクソン6の対立遺伝子変異体が、配列番号130に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-CXADRのエクソン1の対立遺伝子変異体が、配列番号219に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-GTF2E2のエクソン2の対立遺伝子変異体が、配列番号236に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-CSMD1のエクソン23の対立遺伝子変異体が、配列番号279に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-PTNのエクソン4の対立遺伝子変異体が、配列番号318に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-ST14のエクソン11の対立遺伝子変異体が、配列番号342に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-THBS1のエクソン9の対立遺伝子変異体が、配列番号386に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-AGRNのエクソン12の対立遺伝子変異体が、配列番号416に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-PVALBのエクソン4の対立遺伝子変異体が、配列番号442に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-SCL3A2のエクソン2の対立遺伝子変異体が、配列番号457に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-APPのエクソン14の対立遺伝子変異体が、配列番号501に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-WRNのエクソン33の対立遺伝子変異体が、配列番号562に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-DAAM1のエクソン1の対立遺伝子変異体が、配列番号606に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-NRG1のエクソン1の対立遺伝子変異体が、配列番号125に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-ASPHのエクソン22の対立遺伝子変異体が、配列番号658に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-NOTCH2のエクソン6の対立遺伝子変異体が、配列番号700に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-CD74のエクソン2の対立遺伝子変異体が、配列番号720に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-SDC4のエクソン2の対立遺伝子変異体が、配列番号746に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-CD44のエクソン5の対立遺伝子変異体が、配列番号65に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-SLC4A4のエクソン14の対立遺伝子変異体が、配列番号780に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-SDC4のエクソン4の対立遺伝子変異体が、配列番号748に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、
-ZFATのエクソン12の対立遺伝子変異体が、配列番号841に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有し、かつ
-DSCAML1のエクソン3の対立遺伝子変異体が、配列番号872に対して少なくとも85%の同一性、好ましくはそれに対して少なくとも90%、92%、94%、96%、又は更には98%の同一性を有する、項13~15のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【0817】
17.
-VAPBとNRG1との融合体が、43位及び44位の核酸を含む、配列番号3からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-CADM1とNRG1との融合体が、53位及び54位の核酸を含む、配列番号7からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-CD44とNRG1との融合体が、52位及び53位の核酸を含む、配列番号11からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-SLC3A2とNRG1との融合体が、53位及び54位の核酸を含む、配列番号15からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-VTCN1とNRG1との融合体が、65位及び66位の核酸を含む、配列番号166からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-CDH1とNRG1との融合体が、119位及び120位の核酸を含む、配列番号186からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-CXADRとNRG1との融合体が、43位及び44位の核酸を含む、配列番号217からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-GTF2E2とNRG1との融合体が、141位及び142位の核酸を含む、配列番号233からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-CSMD1とNRG1との融合体が、88位及び89位の核酸を含む、配列番号255からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-PTNとNRG1との融合体が、102位及び103位の核酸を含む、配列番号313からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-ST14とNRG1との融合体が、95位及び96位の核酸を含む、配列番号330からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-THBS1とNRG1との融合体が、56位及び57位の核酸を含む、配列番号376からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-AGRNとNRG1との融合体が、106位及び107位の核酸を含む、配列番号403からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-PVALBとNRG1との融合体が、102位及び103位の核酸を含む、配列番号437からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-SLC3A2とNRG1との融合体が、93位及び94位の核酸を含む、配列番号454からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-APPとNRG1との融合体が、54位及び55位の核酸を含む、配列番号486からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-WRNとNRG1との融合体が、96位及び97位の核酸を含む、配列番号528からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-DAAM1とNRG1との融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号605からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-ASPHとNRG1との融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号635からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-NOTCH2とNRG1との融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号693からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-CD74とNRG1との融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号717からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-SDC4とNRG1との融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号743からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-CD44とNRG1との融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号761からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-SLC4A4とNRG1との融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号765からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-SDC4とNRG1との融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号824からの2~約40個の連続した核酸を含み、
-ZFATとNRG1との融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号828からの2~約40個の連続した核酸を含み、かつ
-DSCAML1とNRG1との融合体が、75位及び76位の核酸を含む、配列番号868からの2~約40個の連続した核酸を含む、項13~16のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【0818】
18.
-VAPBとNRG1との融合体が、配列番号3又はその対立遺伝子変異体を含む、
-CADM1とNRG1との融合体が、配列番号7又はその対立遺伝子変異体を含む、
-CD44とNRG1との融合体が、配列番号11又はその対立遺伝子変異体を含む、
-SLC3A2とNRG1との融合体が、配列番号15又はその対立遺伝子変異体を含む、
-VTCN1とNRG1との融合体が、配列番号166又はその対立遺伝子変異体を含む、
-CDH1とNRG1との融合体が、配列番号186又はその対立遺伝子変異体を含む、
-CXADRとNRG1との融合体が、配列番号217又はその対立遺伝子変異体を含む、
-GTF2E2とNRG1との融合体が、配列番号233又はその対立遺伝子変異体を含む、
-CSMD1とNRG1との融合体が、配列番号255又はその対立遺伝子変異体を含む、
-PTNとNRG1との融合体が、配列番号313又はその対立遺伝子変異体を含む、
-ST14とNRG1との融合体が、配列番号330又はその対立遺伝子変異体を含む、
-THBS1とNRG1との融合体が、配列番号376又はその対立遺伝子変異体を含む、
-AGRNとNRG1との融合体が、配列番号403又はその対立遺伝子変異体を含む、
-PVALBとNRG1との融合体が、配列番号437又はその対立遺伝子変異体を含む、
-SLC3A2とNRG1との融合体が、配列番号454又はその対立遺伝子変異体を含む、
-APPとNRG1との融合体が、配列番号486又はその対立遺伝子変異体を含む、
-WRNとNRG1との融合体が、配列番号528又はその対立遺伝子変異体を含む、
-DAAM1とNRG1との融合体が、配列番号605又はその対立遺伝子変異体を含む、
-ASPHとNRG1との融合体が、配列番号635又はその対立遺伝子変異体を含む、
-NOTCH2とNRG1との融合体が、配列番号693又はその対立遺伝子変異体を含む、
-CD74とNRG1との融合体が、配列番号717又はその対立遺伝子変異体を含む、
-SDC4とNRG1との融合体が、配列番号743又はその対立遺伝子変異体を含む、
-CD44とNRG1との融合体が、配列番号761又はその対立遺伝子変異体を含む、
-SLC4A4とNRG1との融合体が、配列番号765又はその対立遺伝子変異体を含む、
-SDC4とNRG1との融合体が、配列番号824又はその対立遺伝子変異体を含む、
-ZFATとNRG1との融合体が、配列番号828又はその対立遺伝子変異体を含む、並びに
-DSCAML1とNRG1との融合体が、配列番号868又はその対立遺伝子変異体を含む、項13~17のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【0819】
19.
-VAPBのエクソン1の一部分が、配列番号1又は対立遺伝子変異体配列番号1であるか、又はそれを含み、
-CADM1のエクソン7の一部分が、配列番号5又は配列番号5の対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-CD44のエクソン5の一部分が、配列番号9又は対立遺伝子変異体配列番号9であるか、又はそれを含み、
-SLC3A2のエクソン1の一部分が、配列番号13又は対立遺伝子変異体配列番号13であるか、又はそれを含み、
-VTCN1のエクソン2の一部分が、配列番号164又は対立遺伝子変異体配列番号164であるか、又はそれを含み、
-CDH1のエクソン11の一部分が、配列番号184又は対立遺伝子変異体配列番号184であるか、又はそれを含み、
-CXADRのエクソン1の一部分が、配列番号219又は対立遺伝子変異体配列番号219であるか、又はそれを含み、
-GTF2E2のエクソン2の一部分が、配列番号236又は対立遺伝子変異体配列番号236であるか、又はそれを含み、
-CXADRのエクソン23の一部分が、配列番号279又は対立遺伝子変異体配列番号279であるか、又はそれを含み、
-PTNのエクソン4の一部分が、配列番号318又は対立遺伝子変異体配列番号318であるか、又はそれを含み、
-ST14のエクソン11の一部分が、配列番号342又は対立遺伝子変異体配列番号342であるか、又はそれを含む。
-THBS1のエクソン9の一部分が、配列番号385又は対立遺伝子変異体配列番号386であるか、又はそれを含み、
-AGRNのエクソン12の一部分が、配列番号416又は対立遺伝子変異体配列番号416であるか、又はそれを含み、
-PVALBのエクソン4の一部分が、配列番号442又は対立遺伝子変異体配列番号442であるか、又はそれを含み、
-SLC3A2のエクソン2の一部分が、配列番号457又は対立遺伝子変異体配列番号457であるか、又はそれを含み、
-NRG1のエクソン2の一部分が、配列番号165又は対立遺伝子変異体配列番号165であるか、又はそれを含み、
-NRG1のエクソン5の一部分が、配列番号14又は対立遺伝子変異体配列番号14であるか、又はそれを含み、
-NRG1のエクソン6の一部分が、配列番号6又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-APPのエクソン14の一部分が、配列番号484又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-WRNのエクソン33の一部分が、配列番号526又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-DAAM1のエクソン1の一部分が、配列番号603又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-ASPHのエクソン22の一部分が、配列番号633又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-NOTCH2のエクソン6の一部分が、配列番号691又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-CD74のエクソン2の一部分が、配列番号715又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-SDC4のエクソン2の一部分が、配列番号741又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-CD44のエクソン5の一部分が、配列番号759又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-SLC4A4のエクソン14の一部分が、配列番号763又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-SDC4のエクソン4の一部分が、配列番号822又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-ZFATのエクソン12の一部分が、配列番号826又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、
-DSCAML1のエクソン3の一部分が、配列番号866又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含み、かつ
-NRG1のエクソン1の一部分が、配列番号604又はその対立遺伝子変異体であるか、又はそれを含む、項13~18のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【0820】
20.
-VAPBとNRG1との融合体が、VAPBのエクソン1とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号3のVAPBの43位の核酸とNRG1の44位の核酸との間の接合部を含み、
-CADM1とNRG1との融合体が、CADM1のエクソン7とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号7のCADM1の53位の核酸とNRG1の54位の核酸との間の接合部を含み、
-CD44とNRG1との融合体が、CD44のエクソン5とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号11のCD44の52位の核酸とNRG1の53位の核酸との間の接合部を含み、
-SLC3A2とNRG1との融合体が、SLC3A2のエクソン1とNRG1のエクソン5との間の融合接合部、好ましくは、配列番号15のSLC3A2の53位の核酸とNRG1の54位の核酸との間の接合部を含み、
-VTCN1とNRG1との融合体が、VTCN1のエクソン2とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号166のVTCN1の65位の核酸とNRG1の66位の核酸との間の接合部を含み、
-CDH1とNRG1との融合体が、CDH1のエクソン11とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号186のCDH1の119位の核酸とNRG1の120位の核酸との間の接合部を含み、
-CXADRとNRG1との融合体が、CXADRのエクソン1とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号217のCXADRの43位の核酸とNRG1の44位の核酸との間の接合部を含み、
-GTF2E2とNRG1との融合体が、GTF2E2のエクソン2とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号233のGTF2E2の141位の核酸とNRG1の142位の核酸との間の接合部を含み、
-CSMD1とNRG1との融合体が、CSMD1のエクソン23とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号255のCSMD1の88位の核酸とNRG1の89位の核酸との間の接合部を含み、
-PTNとNRG1との融合体が、PTNのエクソン4とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号313のPTNの102位の核酸とNRG1の103位の核酸との間の接合部を含み、
-ST14とNRG1との融合体が、ST14のエクソン11とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号330のST14の95位の核酸とNRG1の96位の核酸との間の接合部を含み、
-THBS1とNRG1との融合体が、THBS1のエクソン9とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号376のTHBS1の56位の核酸とNRG1の57位の核酸との間の接合部を含み、
-AGRNとNRG1との融合体が、AGRNのエクソン12とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号403のAGRNの106位の核酸とNRG1の107位の核酸との間の接合部を含み、
-PVALBとNRG1との融合体が、PVALBのエクソン4とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号437のPVALBの102位の核酸とNRG1の103位の核酸との間の接合部を含み、
-SLC3A2とNRG1との融合体が、SLC3A2のエクソン2とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号454のSLC3A2の93位の核酸とNRG1の94位の核酸との間の接合部を含み、
-APPとNRG1との融合体が、APPのエクソン14とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号486のAPPの54位の核酸とNRG1の55位の核酸との間の接合部を含み、
-WRNとNRG1との融合体が、WRNのエクソン33とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号528のWRNの96位の核酸とNRG1の97位の核酸との間の接合部を含み、
-DAAM1とNRG1との融合体が、DAAM1のエクソン1とNRG1のエクソン1との間の融合接合部、好ましくは、配列番号605のDAAM1の75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、
-ASPHとNRG1との融合体が、ASPHのエクソン22とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号635のASPHの75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、
-NOTCH2とNRG1との融合体が、NOTCH2のエクソン6とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号693のNOTCH2の75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、
-CD74とNRG1との融合体が、CD74のエクソン2とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号717のCD74の75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、
-SDC4とNRG1との融合体が、SDC4のエクソン2とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号743のSDC4の75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、
-CD44とNRG1との融合体が、CD44のエクソン5とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号761のCD44の75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、
-SLC4A4とNRG1との融合体が、SLC4A4のエクソン14とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号765のSLC4A4の75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、
-SDC4とNRG1との融合体が、SDC4のエクソン4とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号824のSDC4の75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、
-ZFATとNRG1との融合体が、ZFATのエクソン12とNRG1のエクソン6との間の融合接合部、好ましくは、配列番号828のZFATの75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含み、かつ
-DSCAML1とNRG1との融合体が、DSCAML1のエクソン3とNRG1のエクソン2との間の融合接合部、好ましくは、配列番号868のDSCAML1の75位の核酸とNRG1の76位の核酸との間の接合部を含む、項13~18のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【0821】
21.単離又は精製される、上記項のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【0822】
22.融合体のうちのいずれか1つが、フレーム内融合体である、上記項のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【0823】
23.哺乳類ポリヌクレオチド、好ましくはヒトポリヌクレオチドである、上記項のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド。
【0824】
24.上記項のいずれか一項に記載のポリヌクレオチドによってコードされたポリペプチド融合体。
【0825】
25.項1~23のいずれか一項に記載のポリヌクレオチドを含むベクター。
【0826】
26.項1~23のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド又は項25に記載のベクターを含む組換え宿主細胞。
【0827】
27.項24に記載のポリペプチド融合体を作製する方法であって、項26に記載の宿主細胞により含まれるポリヌクレオチドの発現に好適な条件下で宿主細胞を維持することを含み、それによってポリヌクレオチドが発現され、ポリペプチド融合体が産生され、続いてポリペプチド融合体を単離又は精製することを含む、方法。
【0828】
28.組換え宿主細胞を作製するための方法であって、項25に記載のベクターを宿主細胞に導入することを含む、方法。
【0829】
29.項1~23のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体の存在を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対を含む検出アッセイ。
【0830】
30.項1~23のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体を検出するための核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対。
【0831】
31.10~40ヌクレオチドの長さを有する、項30に記載の核酸プローブ、プライマー又はプライマー対。
【0832】
32.検出される融合体が、
-配列番号3を含むか又はそれからなる、VAPBとNRG1との融合体であって、好ましくは43位及び44位に核酸を含む、融合体、
-配列番号7を含むか又はそれからなる、CADM1とNRG1との融合体であって、好ましくは53位及び54位に核酸を含む、融合体、
-配列番号11を含むか又はそれからなる、CD44とNRG1との融合体であって、好ましくは52位及び53位に核酸を含む、融合体、
-配列番号15を含むか又はそれからなる、SLC3A2とNRG1との融合体であって、好ましくは53位及び54位に核酸を含む、融合体、
-配列番号166を含むか又はそれからなる、VTCN1とNRG1との融合体であって、好ましくは65位及び66位に核酸を含む、融合体、
-配列番号186を含むか又はそれからなる、CDH1とNRG1との融合体であって、好ましくは119位及び120位に核酸を含む、融合体、
-配列番号217を含むか又はそれからなる、CXADRとNRG1との融合体であって、好ましくは43位及び44位に核酸を含む、融合体、
-配列番号233を含むか又はそれからなる、GTF2E2とNRG1との融合体であって、好ましくは141位及び142位に核酸を含む、融合体、
-配列番号255を含むか又はそれからなる、CSMD1とNRG1との融合体であって、好ましくは88位及び89位に核酸を含む、融合体、
-配列番号313を含むか又はそれからなる、PTNとNRG1との融合体であって、好ましくは102位及び103位に核酸を含む、融合体、
-配列番号330を含むか又はそれからなる、ST14とNRG1との融合体であって、好ましくは95位及び96位に核酸を含む、融合体、
-配列番号376を含むか又はそれからなる、THBS1とNRG1との融合体であって、好ましくは56位及び57位に核酸を含む、融合体、
-配列番号403を含むか又はそれからなる、AGRNとNRG1との融合体であって、好ましくは106位及び107位に核酸を含む、融合体、
-配列番号437を含むか又はそれからなる、PVALBとNRG1との融合体であって、好ましくは102位及び103位に核酸を含む、融合体、
-配列番号454を含むか又はそれからなる、SLC3A2とNRG1との融合体であって、好ましくは93位及び94位に核酸を含む、融合体、
-配列番号486を含むか又はそれからなる、APPとNRG1との融合体であって、好ましくは54位及び55位に核酸を含む、融合体、
-配列番号528を含むか又はそれからなる、WRNとNRG1との融合体であって、好ましくは96位及び97位に核酸を含む、融合体、
-配列番号605を含むか又はそれからなる、DAAM1とNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、
-配列番号635を含むか又はそれからなる、ASPHとNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、
-配列番号693を含むか又はそれからなる、NOTCH2とNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、
-配列番号717を含むか又はそれからなる、CD74とNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、
-配列番号743を含むか又はそれからなる、SDC4とNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、
-配列番号761を含むか又はそれからなる、CD44とNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、
-配列番号765を含むか又はそれからなる、SLC4A4とNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、
-配列番号824を含むか又はそれからなる、SDC4とNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、
-配列番号828を含むか又はそれからなる、ZFATとNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体、並びに
-配列番号868を含むか又はそれからなる、DSCAML1とNRG1との融合体であって、好ましくは75位及び76位に核酸を含む、融合体を含む、項30又は31に記載の核酸プローブ、プライマー又はプライマー対。
【0833】
33.
-VAPBとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、VAPBからのエクソン1により含まれる配列若しくはエクソン1の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-CADM1とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、CADM1からのエクソン7により含まれる配列若しくはエクソン7の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-CD44とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、CD44からのエクソン5により含まれる配列若しくはエクソン5の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-SLC3A2の転写バージョン6とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、該SLC3A2からのエクソン1により含まれる配列若しくはエクソン1の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン5により含まれる配列若しくはエクソン5の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-VTCN1とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、VTCN1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-CDH1とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、CDH1からのエクソン11により含まれる配列若しくはエクソン11の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-CXADRとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、CXADRからのエクソン1により含まれる配列若しくはエクソン1の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-GTF2E2とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、GTF2E2からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-CSMD1とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、CSMD1からのエクソン23により含まれる配列若しくはエクソン23の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-PTNとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、PTNからのエクソン4により含まれる配列若しくはエクソン4の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-ST14とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、ST14からのエクソン11により含まれる配列若しくはエクソン11の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-THBS1とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、THBS1からのエクソン9により含まれる配列若しくはエクソン9の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-AGRNとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、AGRNからのエクソン12により含まれる配列若しくはエクソン12の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-PVALBとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、PVALBからのエクソン4により含まれる配列若しくはエクソン4の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-SLC3A2の転写バージョン3とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、該SLC3A2からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-APPとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、APPからのエクソン14により含まれる配列若しくはエクソン14の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-WRNとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、WRNからのエクソン33により含まれる配列若しくはエクソン33の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-DAAM1とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、DAAM1からのエクソン1により含まれる配列若しくはエクソン1の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン1により含まれる配列若しくはエクソン1の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-ASPHとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、ASPHからのエクソン22により含まれる配列若しくはエクソン22の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-NOTCH2とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、NOTCH2からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-CD74とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、CD74からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-SDC4とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、SDC4からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-CD44とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、CD44からのエクソン5により含まれる配列若しくはエクソン5の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-SLC4A4とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、SLC4A4からのエクソン14により含まれる配列若しくはエクソン14の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-SDC4とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、SDC4からのエクソン4により含まれる配列若しくはエクソン4の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、
-ZFATとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、ZFATからのエクソン12により含まれる配列若しくはエクソン12の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン6により含まれる配列若しくはエクソン6の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、あるいは
-DSCAML1とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、DSCAML1からのエクソン3により含まれる配列若しくはエクソン3の5’に位置する配列、及び/又はNRG1からのエクソン2により含まれる配列若しくはエクソン2の3’に位置する配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、項30~32のいずれか一項に記載の核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対。
【0834】
34.
-VAPBからのエクソン1が、配列番号17又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-CADM1からのエクソン7が、配列番号39又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-CD44からのエクソン5が、配列番号65又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-SLC3A2からのエクソン1が、配列番号103又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-VTCN1からのエクソン2が、配列番号169又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-CDH1からのエクソン11が、配列番号198又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-CXADRからのエクソン1が、配列番号219又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-GTF2E2からのエクソン2が、配列番号236又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-CSMD1からのエクソン23が、配列番号279又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-PTNからのエクソン4が、配列番号318又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-ST14からのエクソン11が、配列番号342又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-THBS1からのエクソン9が、配列番号386又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-AGRNからのエクソン12が、配列番号416又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-PVALBからのエクソン4が、配列番号442又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-SLC3A2からのエクソン2が、配列番号457又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-APPからのエクソン14が、配列番号501又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-WRNからのエクソン33が、配列番号562又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-DAAM1からのエクソン1が、配列番号606又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-ASPHからのエクソン22が、配列番号658又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-NOTCH2からのエクソン6が、配列番号700又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-CD74からのエクソン2が、配列番号720又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-SDC4からのエクソン2が、配列番号746又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-CD44からのエクソン5が、配列番号65又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-SLC4A4からのエクソン14が、配列番号780又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-SDC4からのエクソン4が、配列番号748又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-ZFATからのエクソン12が、配列番号841又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、
-DSCAML1からのエクソン3が、配列番号872又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなり、かつ
-NRG1からのエクソン1、2、5、及び6が、それぞれ、配列番号125、126、129、及び130、又はその対立遺伝子変異体を含むか、又はそれからなる、項33に記載の核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対。
【0835】
35.
-VAPBとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号17により含まれる配列若しくはその対立遺伝子変異体、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-CADM1とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号57により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-CD44とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号99により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-SLC3A2とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号103により含まれる配列、及び/又は配列番号157により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-VTCN1とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号181により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-CDH1とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号213により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-CXADRとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号219により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-GTF2E2とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号252により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-CSMD1とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号309により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-PTNとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号326により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-ST14とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号372により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-THBS1とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号399により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-AGRNとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号433により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-PVALBとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号450により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-SLC3A2とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号482により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-APPとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号524により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-WRNとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号601により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-DAAM1とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号606により含まれる配列、及び/又は配列番号138により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-ASPHとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号689により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-NOTCH2とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号713により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-CD74とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号739により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-SDC4とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号757により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-CD44とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号99により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-SLC4A4とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号820により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-SDC4とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号940により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、
-ZFATとNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号864により含まれる配列、及び/又は配列番号155により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有し、かつ
-DSCAML1とNRG1との融合体を検出するためのプローブ、プライマー、又はプライマー対が、配列番号938により含まれる配列、及び/又は配列番号153により含まれる配列に特異的にハイブリダイズするか、又はそれと95%以上の相補配列同一性を有する、項33に記載の核酸プローブ、プライマー、又はプライマー対。
【0836】
36.項1~23のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体を検出するための、インサイチュハイブリダイゼーションアッセイで使用するための第1及び第2の核酸プローブであって、
-第1のプローブが、配列番号3の43位の核酸から5’に位置するVAPB配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号3の44位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号7の53位の核酸から5’に位置するCADM1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号7の54位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号11の52位の核酸から5’に位置するCD44配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号11の53位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号15の53位の核酸から5’に位置するSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号15の54位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号166の65位の核酸から5’に位置するVTCN1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号166の66位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号186の119位の核酸から5’に位置するCDH1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号186の120位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号217の43位の核酸から5’に位置するCXADR配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号217の44位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号233の141位の核酸から5’に位置するGTF2E2配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号233の142位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号255の88位の核酸から5’に位置するCSMD1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号255の89位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号313の102位の核酸から5’に位置するPTN配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号313の103位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号330の95位の核酸から5’に位置するST14配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号330の96位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号376の56位の核酸から5’に位置するTHBS1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号376の57位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号403の106位の核酸から5’に位置するAGRN配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号403の107位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号437の102位の核酸から5’に位置するPVALB配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号437の103位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号454の93位の核酸から5’に位置するSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号454の94位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号486の54位の核酸から5’に位置するAPP配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号486の55位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号528の96位の核酸から5’に位置するWRN配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号528の97位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号605の75位の核酸から5’に位置するDAAM1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号605の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号635の75位の核酸から5’に位置するASPH配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号635の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号693の75位の核酸から5’に位置するNOTCH2配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号693の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号717の75位の核酸から5’に位置するCD74配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号717の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号743の75位の核酸から5’に位置するSDC4配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号743の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号761の75位の核酸から5’に位置するCD44配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号761の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号765の75位の核酸から5’に位置するSLC4A4配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号765の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号824の75位の核酸から5’に位置するSDC4配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号824の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、
-第1のプローブが、配列番号828の75位の核酸から5’に位置するZFAT配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号828の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、又は
-第1のプローブが、配列番号868の75位の核酸から5’に位置するDSCAML1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号868の76位の核酸から3’に位置するNRG1配列に特異的にハイブリダイズする、第1及び第2の核酸プローブ。
【0837】
37.項1~23のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体によってコードされたポリペプチドを検出するための第1の抗体、又は第1及び第2の抗体対のセット。
【0838】
38.項1~23のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体によってコードされたポリペプチドの存在を検出するための第1の抗体又は第1及び第2の抗体のセットを含む検出アッセイであって、該第1の抗体又は第1及び第2の抗体のセットが、好ましくは、項34に記載の第1の抗体又は第1及び第2の抗体のセットである、検出アッセイ。
【0839】
39.第1の抗体が、VAPB-NRG1、CADM1-NRG1、CD44-NRG1、SLC3A2-NRG1、CDH1-NRG1、CXADR-NRG1、GTF2E2-NRG1、CSMD1-NRG1、PTN-NRG1、ST14-NRG1、THBS1-NRG1、AGRN-NRG1、PVALB-NRG1、APP-NRG1、WRN-NRG1、ASPH-NRG1、NOTCH2-NRG1、CD74-NRG1、SDC4-NRG1、SLC4A4-NRG1、ZFAT-NRG1又はDSCAML1-NRG1から選択されるポリペプチド融合体に結合し、第1及び第2の抗体のセットが、それぞれVAPB及びNRG1又はCADM1及びNRG1、又はCD44及びNRG1、SLC3A2及びNRG1、CDH1及びNRG1、CXADR及びNRG1、GTF2E2及びNRG1、CSMD1及びNRG1、PTN及びNRG1、ST14及びNRG1、THBS1及びNRG1、AGRN及びNRG1、PVALB及びNRG1、APP及びNRG1、WRN及びNRG1、ASPH及びNRG1、NOTCH2及びNRG1、CD74及びNRG1、SDC4及びNRG1、SLC4A4及びNRG1、ZFAT及びNRG1、又はDSCAML1及びNRG1に結合する、項38に記載の第1の抗体若しくは第1及び第2の抗体のセット、又は項32に記載の検出アッセイ。
【0840】
40.試料中の項1~23のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドを特定するための方法であって、対象から得られた試料を試験して、試料中の融合体の存在を検出することを含む、方法。
【0841】
41.試料中の項1~23のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドの存在を検出するための方法であって、対象から得られた試料を試験して、試料中の融合体の存在を検出することを含む、方法。
【0842】
42.対象由来の異常細胞が、項1~23のいずれか一項に記載の融合体、又はそれからコードされたポリペプチドを含むかどうかを確立するための方法であって、試料中の融合体の存在について、対象から得られた異常細胞のポリヌクレオチド又はポリペプチド含有物を試験することを含む、方法。
【0843】
43.項1~23のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドを有する対象を特定するための方法であって、対象から得られた試料を試験して、試料中の融合体の存在を検出することを含む、方法。
【0844】
44.試験が、ポリヌクレオチドに特異的に結合する結合剤、例えば、項31~36に記載の核酸プローブ、プライマー若しくはプライマー対、又はそれからコードされたポリペプチドを利用すること、あるいはポリヌクレオチド融合体を含むポリヌクレオチドに結合する結合剤を利用することによって、融合体を検出することを含む、項37~40のいずれか一項に記載の方法。
【0845】
45.試験が、ポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドの存在と不在とを区別する配列を増幅又は検出することを含む、項40~44のいずれか一項に記載の方法。
【0846】
46.ポリヌクレオチド融合体が、NRG1のEGF様ドメインを含むポリヌクレオチド融合体を発現する異常細胞から得られる、項41~45のいずれか一項に記載の方法。
【0847】
47.対象から試料を得、続いて試料からポリヌクレオチド又はそれからコードされたポリペプチドを単離するステップを含む、項40~46のいずれか一項に記載の方法。
【0848】
48.試料からポリヌクレオチド又はポリペプチドを精製又は単離するステップを含む、項40~47のいずれか一項に記載の方法。
【0849】
49.結合剤が、プライマー、プライマー対、プローブ、又は抗体であるか、又はそれを含む、項40~48のいずれか一項に記載の方法。
【0850】
50.試験が、エクスビボ法、好ましくはインビトロ法である、項40~49のいずれか一項に記載の方法。
【0851】
51.結合剤が、検出可能な標識を含むか、又はそれと会合している、項40~50のいずれか一項に記載の方法。
【0852】
52.試料が、ホルマリン固定パラフィン包埋組織(FFPE)試料などの液体生検試料又は固体試料である、項40~51のいずれか一項に記載の方法。
【0853】
53.試料が、血液、血清、血漿、胸膜液、尿、精液、羊水、又は腹膜液を含む、項40~52のいずれか一項に記載の方法。
【0854】
54.試料が、腫瘍細胞若しくはがん細胞などの異常細胞、又はそのポリヌクレオチド若しくはポリペプチド含有物を含む、項40~53のいずれか一項に記載の方法。
【0855】
55.ポリヌクレオチド融合体を含む、及び/又はそれからコードされた融合ポリペプチドを発現する、ErbB-2及び/又はErbB-3陽性がん又は腫瘍を有する対象を治療する方法であって、対象に、有効量のErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤を投与することを含み、融合体が、項1~23のいずれか一項に記載の融合体である、方法。
【0856】
56.ポリヌクレオチド融合体を含む、及び/又はそれからコードされた融合ポリペプチドを発現する、ErbB-2及びErbB-3陽性がん又は腫瘍の対象における進行を阻害するための方法であって、対象に、有効量のErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤を投与することを含み、該融合体が、項1~23のいずれか一項に記載の融合体である、方法。
【0857】
57.ポリヌクレオチド融合体を含む、及び/又はそれからコードされた融合ポリペプチドを発現する、ErbB-2及びErbB-3陽性がん又は腫瘍を有する対象の治療に使用するためのErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤であって、該治療が、対象に、有効量のErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤を投与することを含み、該融合体が、項1~23のいずれか一項に記載の融合体である、ErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤。
【0858】
58.項1~13のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドを含む異常細胞について対象を診断するための方法であって、対象から得られた試料を試験して、試料中の融合体の存在を検出することを含む、方法。
【0859】
59.試験が、ポリヌクレオチドに特異的に結合する結合剤、例えば、項30~35のいずれか一項に記載の核酸プローブ、プライマー若しくはプライマー対、又はそれからコードされたポリペプチドを利用すること、あるいはポリヌクレオチド融合体を含むポリヌクレオチドに結合する結合剤を利用することによって、融合体を検出することを含む、項58に記載の方法。
【0860】
60.対象が、がん若しくは腫瘍に罹患しているか、又はがん若しくは腫瘍に罹患しやすいかどうかを評価するための方法であって、対象から得られた試料を試験して、試料中の、項1~23のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体、又はそれからコードされたポリペプチドの存在を検出することと、該ポリヌクレオチド又はポリペプチド融合体の存在を特定することによって、該対象が、該がん若しくは腫瘍に罹患しているか、又は該がん若しくは腫瘍に罹患しやすいかを評価することと、を含む方法。
【0861】
61.ErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤が、ErbB-2の細胞外部に結合する第1の抗原結合部位及びErbB-3の細胞外部に結合する第2の抗原結合部位を含む多重特異性抗体、ErbB-2のチロシンキナーゼ阻害剤、ErbB-2の細胞外部に結合する抗原結合部位を含む単一特異性二価抗体、ErbB-3の細胞外部に結合する抗原結合部位を含む単一特異性二価抗体、又はそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、項55~58のいずれか一項に記載の方法又は使用。
【0862】
62.ErbB-2及び/又はErbB-3標的化剤が、ゼノクツズマブである、項55~58、又は61のいずれか一項に記載の方法又は使用。
【0863】
63.異常細胞、がん細胞、又は腫瘍細胞が、項1~23に記載のポリヌクレオチド融合体、又はそれによってコードされたポリペプチドを含み、細胞により含まれるポリヌクレオチド融合体が、NRG1のEGF様ドメインをコードするコード配列のフレーム内融合体を更に含む、項41~62のいずれか一項に記載の方法又は使用。
【0864】
64.異常細胞が、がんからのものであり、特に、該がんが、腺がん、より具体的には粘液性腺がん、膵臓がん、特に膵臓腺がん、より具体的には膵管腺がん、腎細胞がん、肉腫、膀胱、結腸、直腸、結腸直腸、胆嚢、頭頸部がん、前立腺、子宮、乳がん、卵巣がん、肝臓がん、子宮内膜がん、肺がん、好ましくは非小細胞肺がん、好ましくは、より好ましくは浸潤性粘液性腺がん、又は原発性若しくは転移性がんである、項41~63のいずれか一項に記載の方法又は使用。
【0865】
65.項1~23のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド融合体を含む、及び/又はそれからコードされたポリペプチド融合体を発現するインビボ動物モデルであって、好ましくは、動物モデルにより含まれるポリヌクレオチド融合体又はポリペプチド融合体が、動物モデルに存在する生着異常細胞により含まれる、又は動物モデルのゲノムにより含まれる、インビボ動物モデル。
【0866】
66.ErbB-2の細胞外部に結合する第1の抗原結合部位及びErbB-3の細胞外部に結合する第2の抗原結合部位を含む多重特異性抗体、ErbB-2のチロシンキナーゼ阻害剤、ErbB-2の細胞外部に結合する抗原結合部位を含む単一特異性二価抗体、ErbB-3の細胞外部に結合する抗原結合部位を含む単一特異性二価抗体、又はそれらの任意の組み合わせからなる群から選択されるErb2及び/又はErb3標的化剤により、項66に記載のインビボ動物モデルを治療する方法であって、動物に、該Erb2及び/又はErb3標的化剤を投与することを含む、方法。
【0867】
67.VAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、THBS1、AGRN、PVALB、APP、WRN、DAAM1、ASPH、NOTCH2、CD74、SDC4、SLC4A4、ZFAT又はDSCAML1の遺伝子再配列を検出するための、インサイチュハイブリダイゼーションアッセイにおいて使用するための第1及び第2の核酸プローブであって、
-VAPBの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号1の42位若しくは43位の核酸から5’にあるVAPB配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号1の42位若しくは43位の核酸から3’にあるVAPB配列に特異的にハイブリダイズする、
-CADM1の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号5の53位の核酸から5’にあるCADM1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号5の53位の核酸から3’にあるCADM1配列に特異的にハイブリダイズする、
-CD44の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号9の52位の核酸から5’にあるCD44配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号9の52位の核酸から3’にあるCD44配列に特異的にハイブリダイズする、
-SLC3A2の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号13の53位の核酸から5’にあるSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号13の53位の核酸から3’にあるSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズする、
-VTCN1の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号164の65位の核酸から5’にあるVTCN1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号164の65位の核酸から3’にあるVTCN1配列に特異的にハイブリダイズする、
-CDH1の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号184の119位の核酸から5’にあるCDH1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号184の119位の核酸から3’にあるCDH1配列に特異的にハイブリダイズする、
-CXADRの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号215の43位の核酸から5’にあるCXADR配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号215の43位の核酸から3’にあるCXADR配列に特異的にハイブリダイズする、
-GTF2E2の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号231の141位の核酸から5’にあるGTF2E2配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号231の141位の核酸から3’にあるGTF2E2配列に特異的にハイブリダイズする、
-CSMD1の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号253の88位の核酸から5’にあるCSMD1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号253の88位の核酸から3’にあるCSMD1配列に特異的にハイブリダイズする、
-PTNの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号311の102位の核酸から5’にあるPTN配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号311の102位の核酸から3’にあるPTN配列に特異的にハイブリダイズする、
-ST14の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号328の95位の核酸から5’にあるST14配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号328の95位の核酸から3’にあるST14配列に特異的にハイブリダイズする、
-AGRNの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号401の106位の核酸から5’にあるAGRN配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号401の106位の核酸から3’にあるAGRN配列に特異的にハイブリダイズする、
-THBS1の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号374の56位の核酸から5’にあるTHBS1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号374の56位の核酸から3’にあるTHBS1配列に特異的にハイブリダイズする、
-PVALBの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号435の102位の核酸から5’にあるPVALB配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号435の102位の核酸から3’にあるPVALB配列に特異的にハイブリダイズする、
-SLC3A2の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号452の93位の核酸から5’にあるSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号452の93位の核酸から3’にあるSLC3A2配列に特異的にハイブリダイズする、
-APPの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号484の54位の核酸から5’にあるAPP配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号484の54位の核酸から3’にあるAPP配列に特異的にハイブリダイズする、
-WRNの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号526の96位の核酸から5’にあるWRN配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号526の96位の核酸から3’にあるWRN配列に特異的にハイブリダイズする、
-DAAM1の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号603の75位の核酸から5’にあるDAAM1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号603の75位の核酸から3’にあるDAAM1配列に特異的にハイブリダイズする、
-ASPHの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号633の75位の核酸から5’にあるASPH配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号633の75位の核酸から3’にあるASPH配列に特異的にハイブリダイズする、
-NOTCH2の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号691の75位の核酸から5’にあるNOTCH2配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号691の75位の核酸から3’にあるNOTCH2配列に特異的にハイブリダイズする、
-CD74の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号715の75位の核酸から5’にあるCD74配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号715の75位の核酸から3’にあるCD74配列に特異的にハイブリダイズする、
-SDC4の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号741の75位の核酸から5’にあるSDC4配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号741の75位の核酸から3’にあるSDC4配列に特異的にハイブリダイズする、
-CD44の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号759の75位の核酸から5’にあるCD44配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号759の75位の核酸から3’にあるCD44配列に特異的にハイブリダイズする、
-SLC4A4の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号763の75位の核酸から5’にあるSLC4A4配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号763の75位の核酸から3’にあるSLC4A4配列に特異的にハイブリダイズする、
-SDC4の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号822の75位の核酸から5’にあるSDC4配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号822の75位の核酸から3’にあるSDC4配列に特異的にハイブリダイズする、
-ZFATの遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号826の75位の核酸から5’にあるZFAT配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号826の75位の核酸から3’にあるZFAT配列に特異的にハイブリダイズする、又は
-DSCAML1の遺伝子再配列を検出するための第1のプローブが、配列番号866の75位の核酸から5’にあるDSCAML1配列に特異的にハイブリダイズし、第2のプローブが、配列番号866の75位の核酸から3’にあるDSCAML1配列に特異的にハイブリダイズする、第1及び第2の核酸プローブ。
【実施例】
【0868】
実施例1:試験試料調製
液体試料又は生検試料には、血液、血清、血漿、胸水、尿、精液、膣スワブ、羊水、腹膜液、無細胞洗浄液又は他の生体液が含まれる。
【0869】
血液を出発材料として使用する場合、採取後の血液細胞の溶解を防止し、正常細胞からの野生型DNA/RNAの汚染を最小限に抑える無細胞DNA BCT管(Streck)などの細胞安定剤で処理された管に血液を採取することができる。
【0870】
実施例2:血漿からの循環DNAの精製
この実施例のプロトコルは、1mlの血漿試料からのcfDNAの単離に関連して記載されているが、プロトコルはまた、より高い収率が望まれる場合には他の体積からの単離を、並びに尿及び血清などの他の試料タイプからの単離を適切に可能にする。プロトコルは、QIAamp(登録商標)循環核酸キット(CNA)(Qiagen、カタログ番号55114)及び10/2019付けのハンドブック(HB-0202-006)に基づいている。
【0871】
開始する前に、ヒト対象からの血漿試料を、好適な冷蔵温度での保存から、又は患者から抽出した直後のいずれかで、室温に平衡化させる。全ての遠心分離ステップは室温で行われる。必要に応じて、体積が1ml未満の試料はリン酸緩衝生理食塩水(PBS)で合計1mlに調整する。
【0872】
緩衝液及び試薬の調製。
緩衝液ACB、ACW1及びACW2は、製造元の指示に従って調製される。簡単に述べると、使用前に、200mlのイソプロパノール(100v/v%)を300mlの緩衝液ACB濃縮物に添加して、500mlの緩衝液ACBを得る。イソプロパノールを添加した後、得られた緩衝液を十分に混合する。使用前に、25mlのエタノール96~100(v/v%)を19mlの緩衝液ACW1濃縮物に添加して、44mlの緩衝液ACW1を得る。エタノールを添加した後、得られた液体を十分に混合する。使用前に、30mlのエタノール(96~100%)を13mlの緩衝液ACW2濃縮物に添加して、43mlの緩衝液を得、これをその後十分に混合する。例えば、1mlの血漿の12試料を処理するために、10.6mlの緩衝液ACLを67.5μlの担体RNA含有AVE緩衝液と混合する。
【0873】
血漿からのcfDNAの単離
手順:100μlのQIAGENプロテイナーゼKを50mlの遠心管にピペットで移し、1mlの血漿を50mlのチューブに添加する。0.8mlのACL緩衝液(1.0μgの担体RNAを含有する)を添加し、その後キャップを閉じ、30秒間パルスボルテックスによって混合し、その間管内で目に見える渦が形成される。試料及びACL緩衝液を完全に混合し、均質な溶液を得る。試料は、60℃で30分間インキュベートすることによって直ちに溶解される。1.8mlのACB緩衝液を管内の溶解物に添加し、その後キャップを閉じ、15~30秒間パルスボルテックスによって完全に混合する。溶解物-ACB緩衝液混合物を、管内で氷上で5分間インキュベートする。QIAamp Miniカラムを、製造元の指示に従って設定されたQIAvac 24 PlusのVacConnectorに挿入する。20mlの拡張管を、開いたQIAamp Miniカラムにしっかりと挿入する。
【0874】
氷上でインキュベートした後、溶解物-ACB緩衝液混合物をQIAamp Miniカラムの拡張管に適用する。真空ポンプをオンにし、全ての溶解物がカラムを通して完全に引き出されたら、真空ポンプをオフにし、圧力を0mbarに解放する。拡張管を慎重に取り外して廃棄する。QIAvac接続システムの一部である場合、真空レギュレータを使用することができる。相互汚染は、拡張管を隣接するQIAampミニカラムの上に動かさないことで回避される。600μlのACW1緩衝液をQIAamp Miniカラムに適用する。カラムの蓋を開けたままにし、真空ポンプをオンにする。全てのACW1緩衝液がQIAamp Miniカラムを通して引き出された後、真空ポンプをオフにし、圧力を0mbarに解放する。750μlのACW2緩衝液をQIAamp Miniカラムに適用する。カラムの蓋を開けたままにし、真空ポンプをオンにする。全てのACW2緩衝液がQIAamp Miniカラムを通して引き出された後、真空ポンプをオフにし、圧力を0mbarに解放する。750μlのエタノール(96v/v%)をQIAamp Miniカラムに適用する。カラムの蓋を開けたままにし、真空ポンプをオンにする。全てのエタノールがスピンカラムを通して引き出された後、真空ポンプをオフにし、圧力を0mbarに解放する。QIAamp Miniカラムの蓋を閉じ、カラムを真空マニホールドから取り外した後、VacConnectorを廃棄する。QIAamp Miniカラムを清潔な2ml収集管に入れ、最高速度(20,000×g、14,000rpm)で3分間遠心分離する。QIAamp Miniカラムを、新しい2ml収集管に設置する。蓋を開け、アセンブリを56℃で10分間インキュベートして、膜を完全に乾燥させる。QIAamp Miniカラムを清潔な1.5ml溶出管に入れ、最後に使用した2ml収集管を廃棄する。QIAamp Mini膜の中央に20μlのAVE緩衝液を慎重に適用する。蓋を閉じ、室温で3分間インキュベートする。溶出緩衝液AVEを室温に平衡化する。回収された溶出液量は、QIAamp Miniカラムに適用された溶出量よりも約5μl少ない。カラムを微量遠心機で最高速度(20,000×g、14,000rpm)で1分間遠心分離し、細胞不含DNAが得られるように核酸を溶出させる。
【0875】
自由循環細胞不含DNAは、AVE緩衝液中に溶出され、いつでも増幅反応で使用されるか、又は-30~-15℃で保管される。精製された核酸は、タンパク質、ヌクレアーゼ、及び他の不純物を含まない。
【0876】
次に、定量増幅アッセイなどの製造元の推奨に従うNRG1融合増幅及び検出分析の前に、核酸の濃度を決定する。
【0877】
1~24個のQIAGENスピンカラムの真空処理のためのQIAvac 24 Plus System用の材料のリスト。QIAvac 24 Plus:QIAvac 24 Plus真空マニホールド、ルアープラグ、クイックカップリングを含む1~24個のスピンカラムを処理するための真空マニホールド(カタログ番号19413)。VacConnectors(500):ルアースロット又はVacValvesのQIAampミニカラムで使用するための500個の使い捨てコネクタ(カタログ番号19407)。VacValves(24):QIAvac 24 Plusと共に使用するための24個の弁(カタログ番号19408)。真空レギュレータ:QIAvacマニホールドと共に使用するため(カタログ番号19530)。真空ポンプ(230V、50Hz):ユニバーサル真空ポンプ(容量34L/分、8mbar絶対真空)(カタログ番号84020)。QIAvac接続システム:真空マニホールドを真空ポンプを接続するためのシステム:トレイ、廃液ボトル、配管、カップリング、弁、ゲージ、24 VacValvesを含む(カタログ番号19419)。
【0878】
実施例3:循環腫瘍RNA(cfRNA)
血清からの循環RNAの精製
この実施例のプロトコルは、4mlの血清試料からの循環RNAの単離に関連して記載されているが、プロトコルはまた、より高い収率が望まれる場合には他の体積からの単離を、並びに尿及び血漿などの他の試料タイプからの単離を適切に可能にする。プロトコルは、QIAamp(登録商標)循環核酸キット(CNA)(Qiagen、カタログ番号55114)及び10/2019付けのハンドブック(HB-0202-006)に基づいている。
【0879】
開始する前に、ヒト対象からの血清試料を、好適な冷蔵温度での保存から、又は患者から抽出した直後のいずれかで、室温に平衡化させる。全ての遠心分離ステップは室温で行われる。必要に応じて、体積が4ml未満の試料はリン酸緩衝生理食塩水(PBS)で合計4mlに調整する。
【0880】
緩衝液及び試薬の調製。
緩衝液ACB、ACW1及びACW2は、製造元の指示に従って調製される。簡単に述べると、使用前に、200mlのイソプロパノール(100v/v%)を300mlの緩衝液ACB濃縮物に添加して、500mlの緩衝液ACBを得る。イソプロパノールを添加した後、得られた緩衝液を十分に混合する。使用前に、25mlのエタノール96~100(v/v%)を19mlの緩衝液ACW1濃縮物に添加して、44mlの緩衝液ACW1を得る。エタノールを添加した後、得られた液体を十分に混合する。使用前に、30mlのエタノール(96~100%)を13mlの緩衝液ACW2濃縮物に添加して、43mlの緩衝液を得、これをその後十分に混合する。例えば、4mlの血清の12試料を処理するために、42.2mlの緩衝液ACLを67.5μlの担体RNA含有AVE緩衝液と混合する。
【0881】
血清からのcfRNAの単離
手順:400μlのQIAGENプロテイナーゼKを50mlの遠心管にピペットで移し、4mlの血清を50mlのチューブに添加する。3.2mlのACL緩衝液(1.0μgの担体RNAを含有する)を添加し、その後キャップを閉じ、30秒間パルスボルテックスによって混合し、その間管内で目に見える渦が形成される。試料及びACL緩衝液を完全に混合し、均質な溶液を得る。試料は、60℃で30分間インキュベートすることによって直ちに溶解される。7.2mlのACB緩衝液を管内の溶解物に添加し、その後キャップを閉じ、15~30秒間パルスボルテックスによって完全に混合する。溶解物-ACB緩衝液混合物を、管内で氷上で5分間インキュベートする。QIAamp Miniカラムを、製造元の指示に従って設定されたQIAvac 24 PlusのVacConnectorに挿入する。20mlの拡張管を、開いたQIAamp Miniカラムにしっかりと挿入する。
【0882】
氷上でインキュベートした後、溶解物-ACB緩衝液混合物をQIAamp Miniカラムの拡張管に適用する。真空ポンプをオンにし、全ての溶解物がカラムを通して完全に引き出されたら、真空ポンプをオフにし、圧力を0mbarに解放する。拡張管を慎重に取り外して廃棄する。QIAvac接続システムの一部である場合、真空レギュレータを使用することができる。相互汚染は、拡張管を隣接するQIAampミニカラムの上に動かさないことで回避される。600μlのACW1緩衝液をQIAamp Miniカラムに適用する。カラムの蓋を開けたままにし、真空ポンプをオンにする。全てのACW1緩衝液がQIAamp Miniカラムを通して引き出された後、真空ポンプをオフにし、圧力を0mbarに解放する。750μlのACW2緩衝液をQIAamp Miniカラムに適用する。カラムの蓋を開けたままにし、真空ポンプをオンにする。全てのACW2緩衝液がQIAamp Miniカラムを通して引き出された後、真空ポンプをオフにし、圧力を0mbarに解放する。750μlのエタノール(96v/v%)をQIAamp Miniカラムに適用する。カラムの蓋を開けたままにし、真空ポンプをオンにする。全てのエタノールがスピンカラムを通して引き出された後、真空ポンプをオフにし、圧力を0mbarに解放する。QIAamp Miniカラムの蓋を閉じ、カラムを真空マニホールドから取り外した後、VacConnectorを廃棄する。QIAamp Miniカラムを清潔な2ml収集管に入れ、最高速度(20,000×g、14,000rpm)で3分間遠心分離する。QIAamp Miniカラムを、新しい2ml収集管に設置する。蓋を開け、アセンブリを56℃で10分間インキュベートして、膜を完全に乾燥させる。QIAamp Miniカラムを清潔な1.5ml溶出管に入れ、最後に使用した2ml収集管を廃棄する。QIAamp Mini膜の中央に20μlのAVE緩衝液を慎重に適用する。蓋を閉じ、室温で3分間インキュベートする。溶出緩衝液AVEを室温に平衡化する。回収された溶出液量は、QIAamp Miniカラムに適用された溶出量よりも約5μl少ない。カラムを微量遠心機で最高速度(20,000×g、14,000rpm)で1分間遠心分離し、細胞不含RNAが得られるように核酸を溶出させる。
【0883】
自由循環細胞不含RNAは、AVE緩衝液中に溶出され、いつでも増幅反応で使用されるか、又は-30~-15℃で保管される。精製された核酸は、タンパク質、ヌクレアーゼ、及び他の不純物を含まない。
【0884】
次に、定量増幅アッセイなどの製造元の推奨に従うNRG1融合増幅及び検出分析の前に、核酸の濃度を決定する。
【0885】
1~24個のQIAGENスピンカラムの真空処理のためのQIAvac 24 Plus System用の材料のリスト。QIAvac 24 Plus:QIAvac 24 Plus真空マニホールド、ルアープラグ、クイックカップリングを含む1~24個のスピンカラムを処理するための真空マニホールド(カタログ番号19413)。VacConnectors(500):ルアースロット又はVacValvesのQIAampミニカラムで使用するための500個の使い捨てコネクタ(カタログ番号19407)。VacValves(24):QIAvac 24 Plusと共に使用するための24個の弁(カタログ番号19408)。真空レギュレータ:QIAvacマニホールドと共に使用するため(カタログ番号19530)。真空ポンプ(230V、50Hz):ユニバーサル真空ポンプ(容量34L/分、8mbar絶対真空)(カタログ番号84020)。QIAvac接続システム:真空マニホールドを真空ポンプを接続するためのシステム:トレイ、廃液ボトル、配管、カップリング、弁、ゲージ、24 VacValvesを含む(カタログ番号19419)。
【0886】
精製中及び精製後の生体材料からのRNAの損失を回避するために、プラスチック製品又はガラス製品を最初に徹底的に洗浄して、RNase汚染の可能性を排除する。不注意によるRNaseの分離手順への導入は、RNase不含環境を形成及び維持することによって回避される。
【0887】
実施例4:循環腫瘍細胞の単離
このプロトコルは、上皮及び腫瘍関連抗原を介した腫瘍細胞の免疫磁気的富化を可能にするAdnaTest BreastCancerSelectキット(ADNAGEN、カタログ#T-1-508)を使用した全血からの循環腫瘍細胞の単離を説明する。上皮及び腫瘍関連抗原に対する抗体を、末梢血中の腫瘍細胞を標識するために磁気ビーズ(Dynabeads)にコンジュゲートさせる。標識された細胞を磁性粒子濃縮器(AdnaMag-L及びAdnaMag-S)によって抽出し、続いて溶解させる。mRNAを得られた溶解物から単離し、NRG1融合検出に使用する。
【0888】
全血(少なくとも5mlであるが、10mlも可能)を、EDTAを含有する管(例えば、Sarstedtの「S Monovette(登録商標)Kalium EDTA」、Becton Dickinsonの「BD Vacutainer(登録商標)K3EDTA」)に収集し、採取後直ちに氷上に置き、4時間以内に処理する。
【0889】
選択したビーズの調製:BreastSelect Beads(キットに付属)を、ピペットで完全に再懸濁する。全ての試料に必要なBreastSelect Beadsの体積を計算し、計算した体積を1.5mlの反応管に移す。管を、AdnaMag-S磁性粒子濃縮器(AdnaGen GmbH、カタログ番号T-1-800)に置く。上清を1分後に取り除く、ビーズを1mLのPBS(リン酸緩衝生理食塩水、pH7.0~7.3)で3回洗浄する。管をAdnaMag-Sから取り出し、100μlのPBSに再懸濁させる。
【0890】
腫瘍細胞の選択:5mlの血液試料を最初にピペットで15ml管にピペッティングした。100μlの再懸濁したBreastSelect Beadsを各血液試料に加える。管を、装置上で、傾斜及び回転の両方を可能にしながら、30分間室温でゆっくり(約5rpm)回転させる。次いで、管を、磁気スライダーを外したAdnaMag-L(AdnaGen GmbH、カタログ番号T-1-700)に置き、これを下向きに振ってキャップに捕捉された血液滴を放出する。次に、磁気スライダーを挿入し、管を3分間室温でインキュベートする。ビーズに触れることなく、血液上清を10mlのピペットで完全に除去する。まずAdnaMag-Lから磁気スライダーを外し、管に5mlのPBSを加え、磁気ビーズ/細胞複合体を穏やかに再懸濁することで、洗浄を3回行う。磁気スライダーをAdnaMag-Lに戻し、管を1分間室温でインキュベートし、続いて上清をピペットで除去する。洗浄後、磁気スライダーを除去し、ビーズ/細胞複合体を1mlのPBSに再懸濁し、1.5mlの反応管に移す。反応管を、磁気スライダーを挿入したAdnaMag-Sの中に置く。1分後、後の細胞溶解のために上清を完全に取り除く。
【0891】
磁気スライダーをAdnaMag-Sから取り除き、200μlの室温で平衡化させた溶解/結合緩衝液(キットに付属)を各反応管に加え、次にピペットで5回再懸濁した。磁気スライダーをAdnaMag-Sに挿入し、1分間インキュベートする。細胞溶解物を含む上清を新しい1.5mlの反応管に移し、ビーズを含む管を廃棄する。細胞溶解物は、mRNA単離に好適であるか、又は-20℃で保存する。溶解物のmRNAを、逆転写(RT-PCR)反応においてオリゴ(dT)プライマーを使用して単離し、cDNA鋳型に転写する。その後、NRG1融合体をPCR媒介増幅によって検出する。
【0892】
実施例5:細胞外小胞及びエクソソーム
全小胞RNAを、ExoRNeasy Maxiキット(カタログ番号77023、QIAGEN GmbH、Hilden,Germany)を使用して血液から得る。これは、無細胞生体液からエクソソーム及び他のEVを単離するための膜ベースの親和性結合ステップに基づく。
【0893】
ステップ1は、血漿分離及び保存を含む。EDTAを含むBD Vacutainer(登録商標)Venous Blood Collection Tube(カタログ番号367525)(又はPAXgene(登録商標)Blood ccfDNA Tube[カタログ番号768115]、及びStreckからのCell-Free DNA BCT(登録商標)[RNA BCTではない])に全血を収集した。管を室温又は4℃で保存し、1時間以内に処理する。血液試料を、一本目の採血管中、1900×g(3000rpm)及び4℃で、スイングバケットローターを使用して10分間遠心分離する。上部(黄色)の血漿相を、中間のバフィーコート層(白血球及び血小板を含む)を乱すことなく慎重に新しい管(円錐形の底部を有する)に移す。血漿試料を、円錐管中、15分間3000×g(又は10分間16,000×g-上記参照)及び4℃で遠心分離するか、又は0.8μmフィルタ(Sartorius(登録商標)Minisart(登録商標)NML[Sartoriusカタログ番号16592])に通す。清澄化した上清を、ペレットを乱すことなく慎重に新しい管に移す。血漿は、2~8℃で最大6時間保管し、同日に処理する。
【0894】
ステップ2は、4mlの血漿からのエクソソーム及び他の細胞外小胞(EV)の捕捉及び溶解を説明する。4mlの結合緩衝液XBPを4mlの血漿試料に加え、管を5回穏やかに反転させることによって直ちによく混合する。血漿/XBP混合物をexoEasyスピンカラム(EVを膜に結合させる膜親和性カラム)に加え、1分間500×gで遠心分離する。素通り画分を廃棄し、カラムを同じ収集管に戻す。10mlの洗浄緩衝液XWPをexoEasy Maxiスピンカラムに加え、5分間5000xgで遠心分離する。素通り画分を、収集管と一緒に廃棄する。スピンカラムを、新しい収集管に移す。700μlのQIAzolを、小胞の溶解のために膜に加え、5分間5000×gで遠心分離して、溶解物を収集し、2ml管に完全に移す。
【0895】
ステップ3は、溶解物からの全RNAの単離を説明する。緩衝液RWT及びRPEを、製造業者の指示に従って調製する。溶解物を含む管を短時間ボルテックスし、室温で5分間インキュベートする。次に、90μlのクロロホルムを管に加え、15秒間激しく振盪する。室温で2~3分間インキュベートした後、管を15分間12,000×g、4℃で遠心分離する。上部水相を新しい収集管に移し、2体積の100%エタノールを加え、完全に混合する。700μlの試料を、2mlの収集管中のRNeasy MinEluteスピンカラムにピペットし、8000×g以上(10,000rpm以上)で、15秒間室温で遠心分離する。素通り画分を廃棄した後、このステップを、試料の残りを使用して繰り返す。700μlの緩衝液RWTをRNeasy MinEluteスピンカラムに加え、15秒間8000×g以上(10,000rpm以上)で遠心分離し、続いて500μlの緩衝液RPEを15秒間8000×g以上(10,000rpm以上)で遠心分離する。素通り画分を各ステップで破棄する。最後に、500μlの緩衝液RPEをRNeasy MinEluteスピンカラムに加え、2分間8000×g以上(10,000rpm以上)で遠心分離する。収集管を素通り画分とともに廃棄する。
【0896】
RNeasy MinEluteスピンカラムを新しい2ml収集管に入れ、膜を乾燥させるために蓋を開けて全速で5分間遠心分離する。収集管を素通り画分とともに廃棄する。RNAを、14μlのRNase不含水を加えることによって溶出し、カラムを1分間放置し、1分間全速で遠心分離する。
【0897】
実施例6:腫瘍教育血小板(TEP[tumor-educated platelet])
腫瘍細胞は、(変異型)RNAを血小板に移し、その後、腫瘍関連RNAマーカーを検出するために使用されることが知られている。このプロトコルにより、血小板mRNAの分解が最小限に抑えられ、また赤血球及び白血球などの他の細胞型による汚染が最小限に抑えられる(Amisten S,Methods Mol Biol.2012)。次に、血小板から得られたRNAを使用して、NRG1融合体を増幅及び検出する。
【0898】
抗体コンジュゲート磁気ビーズの調製:1mlのDynabead洗浄緩衝液(0.1%(w/v)BSAを含むPBS、pH7.4)を、250μlのDynabeadスラリー(Dynabeads(登録商標)Pan Mouse IgG、Invitrogen)と混合し、Dynamag磁石(DynaMag(商標)-2又はDynaMag(商標)-15、Invitrogen)中に1分間置いた後、液体を除去する。もう一度洗浄した後、ビーズを磁石から除去し、250μLの洗浄緩衝液中に再懸濁する。15μlの抗CD235a抗体(マウス、抗ヒトCD235a、赤血球表面マーカー、BD Inc、NJ,USA)及び15μlの抗CD45抗体(マウス抗ヒトCD45、白血球表面マーカー、BD Inc、NJ,USA)をビーズに加え、混合し、穏やかに傾斜及び回転させながら少なくとも30分間インキュベートする。管を磁石に1分間置くことにより、上清を取り除き、ビーズを250μlの洗浄緩衝液に再懸濁した後、4℃で保管する。
【0899】
血液採取及び血小板の精製:血小板阻害カクテルを、18mLのACD(滅菌抗凝固剤:クエン酸-デキストロース溶液、Sigma Aldrich)、12μlの1mMのPGE1(Prostaglandin E1、エタノール中1mMストック、Sigma Aldrich)、120μlの30mMアセチルサリチル酸(エタノール中30mMストック、Sigma Aldrich)、及び480μlの0.5M EDTA(Sigma Aldrich)を用いて調製する。8.5mlの血液を、1.5mlの血小板阻害カクテルを更に含む15ml管の管に収集する。室温、200g、20分で遠心分離した後、上層の上部85%である血小板が豊富な血漿(PRP)を新しい15mL管に移す。白血球及び赤血球を更に除去するためにもう1ラウンド遠心分離(200g、10分、室温)を行った後、PRPの85%を50ml管に移す。次に、PRPを、白血球除去のため、AutoStop(商標)BC高効率フィルタで濾過する(Pall Inc、カタログ番号ATSBC1E)、濾液を抗体コンジュゲート磁気ビーズと混合し、室温で45分間、傾斜及び回転させながらインキュベートする。PRP/ビーズ混合物をDynaMag(商標)-2に2分間配置し、上清を新しい管に移して枯渇したPRPを得る。PRP枯渇ステップを繰り返した後、上清を遠心分離し、800g、10分、室温で血小板を採取する。血小板ペレットを秤量し、重量が100mg未満の試料については最低1mLのTRIzolで、100mgのペレット当たり1mlのTRIzol(Invitrogen)を使用して溶解する。
【0900】
血小板RNAの単離:TRIzolに溶解した血小板試料を室温で5分間インキュベートし、200μlのクロロホルム(Sigma Aldrich)を各管に加える。15~30回激しく振盪した後、管を2~3分間室温でインキュベートし、12,000gで15分間4℃で遠心分離する。10μg超高純度グリコーゲン(UltraPure(商標)Glycogen、Invitrogen、カタログ番号10814-010)を新しいRNase不含管に加える。TRIzol/クロロホルム混合物の水相を、グリコーゲン含有管に慎重に加え、続いて500μlの冷却イソプロパノール(Sigma Aldrich)を加える。管を混ぜ合わせ、一晩-20℃で放置する。12,000gで15分、4℃で遠心分離した後、上清を取り出し、RNAペレットを1mLの75%エタノールで洗浄する。乾燥RNAペレットを、RNase不含水に溶解し、これはcDNAへの逆転写に更に使用することができる。
【0901】
実施例7:ddPCR核酸増幅及び融合体検出
液滴デジタルポリメラーゼ連鎖反応(ddPCR)を使用して、標的核酸融合体を液体生検cfDNA及びcfRNA試料から検出する。
【0902】
Bio-RadのQX100(商標)又はQX200(商標)Droplet Digital PCRシステムで行うDroplet Digital Polymerase Chain反応(ddPCR)により、液体生検DNA及び/又はRNA(cDNA)試料から標的核酸融合体を検出することができる。
【0903】
プライマー及びプローブ:プライマーを、60~200bpのサイズのNRG1融合生成物を増幅するために、融合接合部又は破断点の周りに設計する。Primer3プログラム(Whitehead Institute for Biomedical Research,Massachusetts Institute of Technology)を使用して、二次構造及びプライマーダイマーを避けて、GC含有量が50~60%、Tmが50~65℃(50mMの塩濃度及び300nMのオリゴヌクレオチド濃度)のプライマーを設計する。
【0904】
配列特異的であり、FAM、HEX、又はVIC染料で蛍光標識したTaqMan(商標)加水分解プローブを使用する。プローブ配列を、増幅子の2つのプライマーの間にあるように選択する。加水分解プローブのTmはプライマーのものよりも3~10℃高く、GC含有量は30~80%である。プローブのヌクレオチド長は30未満である。
【0905】
試料調製:入力DNA/RNAの濃度を、A260分光法を使用して評価し、ロードされる標的DNA/RNA濃度が検出のダイナミックレンジ内にあることを確実にする。QX100又はQX200 Systemの推奨DNAダイナミックレンジは、1~120,000コピー/反応物20μlである。制限消化も、製造業者の推奨に従って、4カッター又は6カッターの酵素及び10ユニットの酵素/DNA1μgを使用して、ゲノムDNAについて行う。消化されたDNAは、更なる使用まで-20℃で保管する。
【0906】
出発物質としてcfDNAを用いて実験を行う場合、融合変異体の配列を含む合成DNAを陽性対照として使用する。融合配列は、融合部位に加えて、PCR増幅子を覆うために各側に隣接する十分な長さを含む。得られたヌクレオチド配列は、50~250ntdである。T7プロモーター配列(5’-CAGAGATGCATAATACGACTCACTATAGGGAGA-3’)を標的配列の5’末端に付加する。合成配列を、二本鎖デオキシリボ核酸(DNA)断片としてIDT(www.idtdna.com)から順序付け、Tris-EDTA(TE)緩衝液中で、10ng/μlの最終濃度まで再構成する。
【0907】
RNAを出発物質として使用する場合、RT-PCRを使用して、例えば、オリゴ(dT)又は遺伝子特異的プライミングのためのBio-RadのiScript(商標)Select cDNA Synthesis Kitを用いて、cDNAを最初に生成する。cDNA合成は、製造業者のマニュアルに従って行う。cDNAの濃度を、約0.2ng/μLのRNA当量に減少させ、Droplet Digital PCR反応(総体積20μL)当たり5μLを使用する。
【0908】
cfRNAの陽性対照の生成のために、60ngの合成DNAを、インビトロ転写を使用してRNAに変換し、得られたRNA転写産物を、フェノール/グアニジン系試薬を使用して精製する。DNase Iを加えて、残留鋳型DNAを除去する。RNAの質を、ゲル電気泳動によって評価する。得られたRNAを、試験試料中で出力される所望のコピー数に基づいて、0.25~2.5fgの範囲の濃度に希釈する。陽性対照に使用するための10μlの分析RNAを-80℃で保存する。
【0909】
ヌクレアーゼを含まない水を、cfDNA及びcfRNAの両方について陰性対照として使用する。
【0910】
ddPCR反応:試料核酸(50ng/μlの最終濃度を有する1μgのDNA又はcDNA)、プローブ用の2倍ddPCRスーパーミックス((Bio-Rad、カタログ番号1863023、2’-デオキシウリジン5’-三リン酸なし)-10μl、20倍融合体特異的プライマー/プローブセット(450nmol/Lのプライマー、250nmol/LのFAMプローブ)-1μl、20倍対照標的プライマー/プローブセット(450nmol/Lのプライマー、250nmol/LのHEXプローブ)-1μl、及びヌクレアーゼ不含水を含む20μlのPCR混合物を調製する。20μl(22~25μl)をわずかに超える初期反応プールを作成し、20μlの混合物がDG8カートリッジ(Bio-Rad、カタログ番号1864007)に確実に移されるようにする。反応混合物を、液滴発生器カートリッジ内ではなく、別個の管内で組み合わせ、よく混合する。次いで、反応混合物を、DG8 Cartridge Holder(Bio-Rad、カタログ番号1863051)に既に予装填されているDG8 Cartridgeに移す。
【0911】
20μlのPCR反応物を充填した後、70μlのDroplet Generation Oil(Bio-Rad、カタログ番号1863005)をDG8 Cartridgeの底部ウェルに充填する。ガスケットを、QX200 Droplet Generatorに入れたDG8 Cartridgeの上部に取り付ける。Droplet Generatorにより、8つの試料について約2.5分で1試料当たり約20,000個の液滴を生成する。次いで、液滴を、穏やかにピペットすることによって、96ウェルプレートに移す。PCRプレートは、Bio-Rad’s PX1(商標)PCR Plate Sealer及び突き刺し可能なホイルヒートシールを使用してヒートシールする。次に、PCRプレートを、PCRのための96ディープウェル反応モジュールを有するC1000 Touch(商標)Thermal Cyclerに置く。熱サイクル条件は以下のとおりである:95℃での酵素活性化(10分、1サイクル)、40サイクルの変性(94℃、30秒)及びアニーリング/伸長(55℃、1分)、98℃、10分、1サイクルでの酵素不活性化。2℃/秒の傾斜速度を使用する。
【0912】
液滴中の核酸標的のPCR増幅に続いて、液滴を含むプレートをQX100又はQX200 Droplet Readerに置き、これにおいて、QuantaSoft Softwareを使用して、各液滴を2色検出システム(FAM及びHEXを検出するように設定)を使用して個別に分析する。標的DNA/RNA分子の少なくとも1つのコピーを含む陽性液滴は、陰性液滴と比較して増加した蛍光を呈する。報告される濃度は、最終1倍ddPCR反応1μl当たりのコピー単位である。閾値化ツールを使用して、液滴集団を二重陰性(FAM及びHEXの両方で陰性)、FAM陽性、HEX陽性、及び二重陽性(FAM及びHEXの両方で陽性)として正しく指定する。ABS分析を使用して、標的の絶対定量を、コピー/マイクロリットル及びコピー/液滴で得る。
【0913】
実施例8:アンカー多重PCR
アンカー多重PCR(AMP)は、遺伝子融合体の検出及び目的の遺伝子への複数の融合体を検出するために使用される。以下のプロトコルは、Archer FusionPlex Solid Tumorキット(ArcherDX、カタログ番号AB0005)に基づいており、例えば、実施例6からの液体生検から得られたRNAを使用して行うためのものである。
【0914】
ライブラリの調製:
少なくともいくつかの確認された遺伝子融合体を含む陽性対照を含める。非鋳型対照を、追加の試料として全ての実行に含める。
【0915】
ランダムプライミング、第1及び第2鎖cDNA合成:アッセイのための所望の投入物は200ngのRNAであり、これを10mMのTris HCl pH8.0で希釈する。20μlの希釈したRNAを、予冷したRandom Priming試薬ストリップ管(キットに付属)に加える。混合及び短時間のスピンの後、混合物を96ウェルPCRプレートに移し、RTフィルム(USA Scientific、カタログ番号2921-7800)で密封し、サーモサイクラーブロック中65℃で5分間インキュベートする(蓋を加熱)。
【0916】
ランダムプライミング生成物を第1鎖試薬ストリップ管(予冷したアルミニウムブロックに配置)に移し、混合し、短時間スピンし、96ウェルPCRプレートに移す。以下のサーモサイクラープログラムを使用した:25℃ 10分、42℃ 30分、80℃ 20分、4℃保持(蓋を加熱)。
【0917】
第1鎖生成物の1:10希釈を、ヌクレアーゼ不含水中でPCRストリップ管の新しいセットにおいて作製し、事前配列精度管理(QC)アッセイに使用する。QCアッセイは、主に、非鋳型対照からのcDNA合成がないことを検証するために使用する。QCアッセイは、製造業者のプロトコルに従って実行する。
【0918】
第2鎖cDNA合成のために、21μlのヌクレアーゼ不含水を残りの第1鎖生成物に加え、この生成物40μlを第2鎖試薬ストリップ管(キットに付属、予冷したアルミニウムブロックに配置)に加える。混合及び短時間のスピンの後、混合物を96ウェルPCRプレートに移し、密封する。プレートをサーモサイクラーブロックに挿入し、使用した次のサーモサイクラープログラムは以下である:16℃ 60分、75℃ 20分、4℃保持(蓋を加熱)。
【0919】
末端修復:40μlの第2鎖生成物を、末端修復試薬ストリップ管(キットに付属、予冷したアルミニウムブロックに配置)に移す。混合して短時間スピンした後、ストリップ管をサーモサイクラーブロック中25℃で30分でインキュベートし、その後4℃で保持する。末端修復生成物を室温で精製ビーズ(Agencourt AMPure XP Beads、Bechman Coulter、カタログ番号A63881)に加える。混合後、混合物を室温で5分間インキュベートし、続いて磁石上で5分間インキュベートする(Alpaqua、カタログ番号A32782)。上清を廃棄し、ビーズを200μlの70%エタノールで2回洗浄し、30秒間インキュベートし、5分間空気乾燥させる。ビーズを22μlの10mM Tris HCl、pH8.0に再懸濁し、3分間磁石からインキュベートし、続いて磁石上で2分間インキュベートする。
【0920】
ライゲーションステップ1:末端修復ビーズ精製プレートから20μlをライゲーションステップ1ストリップ管(キットに付属、予冷したアルミニウムブロックに配置)に移す。混合及び短時間のスピンの後、混合物を、サーモサイクラーブロック中の96ウェルPCRプレートにおいて37℃で15分間インキュベートし、4℃で保持する(蓋を加熱)。ライゲーションステップ1生成物の全体積を、室温で平衡化したビーズ50μlに加える。混合後、混合物を室温で5分間インキュベートし、続いて磁石上で5分間インキュベートする。上清を廃棄し、ビーズを200μlの70%エタノールで2回洗浄し、30秒間インキュベートする。最終洗浄後、70%のエタノールを全て除去し、ビーズを5分間空気乾燥させる。ビーズを磁石から取り除き、42μlの10mM Tris HCl、pH8.0に再懸濁し、3分間磁石からインキュベートし、続いて磁石上で2分間インキュベートする。
【0921】
ライゲーションステップ2:
MBCアダプターストリップ管試薬(キットに付属)を、4℃での保管から取り出し、適当に付番する。試料特異的インデックスも、配列決定目的で記録する。
【0922】
ライゲーションステップ1ビーズ精製プレートから40μlをMBCアダプターストリップ管(ArcherDX、カタログ番号AK0016-48、予冷したアルミニウムブロックに配置)に移す。混合及び短時間のスピンの後、混合物をライゲーションステップ2試薬ストリップ管(キットに付属、これも予冷したアルミニウムブロックに配置)に移す。混合及び短時間のスピンの後、混合物をサーモサイクラー中22℃で5分間インキュベートし、4℃で保持する。
【0923】
ライゲーションクリーンアップビーズ(室温で平衡化)をボルテックスし、50μlをPCRストリップ管の新しいセットに加える。磁石上で1分間インキュベーションした後、上清を廃棄する。ストリップ管を磁石から取り外し、50μlのライゲーションクリーンアップ緩衝液に再懸濁する。
【0924】
ライゲーションステップ2の生成物をライゲーションクリーンアップビーズストリップ管に加え、ボルテックスによって混合し、室温で5分間インキュベートする。混合及びインキュベーションを繰り返し、その後、試料を磁石上で1分間インキュベートし、上清を廃棄する。200μlのライゲーションクリーンアップ緩衝液を、再懸濁のために加え、素早いスピンの後、混合物を磁石上に1分間置く。ライゲーションクリーンアップ緩衝液による洗浄を繰り返す。同じ洗浄を、超純水を使用して行い、その後、ビーズを20μlの5mM NaOHに再懸濁し、サーモサイクラーブロック中で以下のようにPCRプレートにおいてインキュベートする:75℃ 10分、4℃保持(蓋を加熱)。PCRプレートを磁石上に少なくとも3分間置く。
【0925】
第1のPCR:2μlのNRG1特異的プライマー(GSP1プライマー)を第1のPCR試薬ストリップ管(キットに付属)の各ウェルに加え、18μlのライゲーション2のクリーンアップ生成物と混合する。短時間のスピンの後、混合物を、以下のプログラムを用いてサーモサイクラー中でインキュベートする:95℃ 3分、15サイクル95℃ 30秒~65℃ 5分(傾斜率100%)、72℃ 3分、4℃保持(蓋を加熱)。
【0926】
20μlの第1のPCR生成物を、24μlの室温で平衡化したビーズに加え、混合し、室温で5分間、及び磁石上で2分間インキュベートする。上清を除去した後、ビーズを、200μlの70%エタノールで2回洗浄し、30秒間インキュベーションし、空気乾燥させ、24μlの10mM Tris HCl pH8.0に再懸濁する。
【0927】
第2のPCR及びライブラリ定量
2μlの追加のNRG1特異的プライマー(GSP2プライマー)を、冷却したアルミニウムブロック中の適当にラベル付けした第2のPCR試薬ストリップ管(キットに付属)の各ウェルに加え、18μlの第1のPCRのクリーンアップ生成物と混合する。短時間のスピンの後、混合物を、以下のとおりサーモサイクラー中でインキュベートする:95℃ 3分、18サイクル95℃ 30秒~65℃ 5分(傾斜率100%)、72℃ 3分、4℃保持(蓋を加熱)。
【0928】
20μlの第2のPCRの生成物を、24μlの室温で平衡化したビーズに加え、混合し、室温で5分間、及び磁石上で2分間インキュベートする。上清を除去した後、ビーズを、200μlの70%エタノールで2回洗浄し、30秒間インキュベーションし、空気乾燥させ、24μlの10mM Tris HCl pH8.0に再懸濁する。磁石上で2分間インキュベーションした後、20μlの第2のPCRのクリーンアップ生成物を新しいPCRプレートに移し、定量する。
【0929】
各ライブラリの濃度を、製造業者の指示に従って、lllumina番号KK4973のためのKapa Biosystems Library Quantification Kitを使用してqPCRによって決定する。第2のPCRの生成物を、10mMのTris HCl pH8.0 0.05%Tweenを使用して連続希釈する。ウェル当たり6μlのライブラリ定量マスターミックス(Kapa Biosystems、カタログ番号KK4973)を光学96ウェルプレートに加え、続いて4μlの適当な希釈又は標準(Kapa Biosystems、カタログ番号KK4906、KK4903)を加える。以下のqPCRプログラムを使用する:1サイクル95℃ 5分、35サイクル95℃ 30秒(4.4℃/秒の傾斜速度)~60℃ 45秒(2.2℃/秒の傾斜速度)。ライブラリの定量化が完了した後、全てのライブラリを正規化し、各正規化されたライブラリ10μlを1つの1.5mlの微小遠心管に組み合わせることによってプールする。
【0930】
ライブラリの配列決定:
シーケンサー試薬カートリッジを冷蔵庫から取り出し、少なくとも1時間、充填ラインまで脱イオン水中に入れる。シーケンサー試薬キット(MiSeq Reagent Kit v3-600サイクル、Illumina、カタログ番号MS-102-3003)を室温で平衡化させる。10μlのライブラリプールを10μlの0.2N NaOHと組み合わせて、変性増幅子ライブラリ(DAL)プールを作製し、室温で5分間インキュベートする。10μlの200mMのTris HCl、pH7.0をDALに加え、続いて970μlのHT1緩衝液(キットに付属)を加える。
【0931】
最終的なロード管を、300μlのHT1と、25μlの20pM PhiXと、675μlのDALプールとを組み合わせることによって作製する。混合及び短時間のスピンの後、ロード管の体積全体をシーケンサー試薬カートリッジの試料ウェルに加え、カートリッジを2×8インデックスリードで2×151bpリードを実行するシーケンサーにロードする(MiSeqDx System-Illumina)。
【0932】
RNA融合体データを、適切な生体情報データ分析ソフトウェアを使用して分析する。
【0933】
実施例9:次世代配列決定
次世代配列決定は、とりわけ、単一ヌクレオチド多型、挿入/欠失、及びDNA再配列、並びに融合事象を含む変異体を検出するために、DNAを使用し、カスタムヒトエクソームパネルを使用して腫瘍突然変異プロファイリングを提供するMI-Exomeテスト(Caris Molecular Intelligence(登録商標)、Caris Life Sciences)を使用して、DNA試料を用いて行われる。
【0934】
5つのパネルのブレンドである以下のカスタムエクソームパネルを使用する。パネルは、Illumina NovaSeq 6000機器との併用について認証されている。このブレンドには、Agilentの2つの既製パネルと、Carisが開発及び最適化した3つのパネルとが含まれる:
Agilent Human All Exon V7 Panel(48MB)
Agilent SNP Backbone Panel(分解能1MBの3MBパネル)
Caris719-Gene Targeted Clinical Panel(1MB)
Caris Intronic Fusion Panel(0.1MB)
Caris Pathogenic Panel(0.1MB)
【0935】
出発物質としてのRNAについての次世代配列決定は、全トランスクリプトームアッセイ、例えば、MI Transcriptome(商標)アッセイ(Caris Molecular Intelligence(登録商標)、Caris Life Sciences)を使用して行う。アッセイは、Illumina NovaSeq機器上で配列決定する場合、Agilent SureSelect Human All Exon Panelを使用して遺伝子融合体及びスプライス変異体を検出する。
【0936】
実施例10:蛍光インサイツハイブリダイゼーション(FISH)
分裂(break-apart)プローブによるFISHを、血漿又は血液又は他の液体生検試料から得られた循環腫瘍細胞(CTC)に対して実施する。例えば、循環腫瘍細胞は、CellSearch(登録商標)(Menarini silicon biosystems、Italy)又はISET(登録商標)(Rarecells Diagnostics、Paris,France)システムのいずれかを使用して、血漿、血清などから精製し、スライド上に固定する。
【0937】
簡潔には、全血から濃縮されたCTCを個々のスライドガラスに載せる(Frithiof,Henrik et al.OncoTargets and therapy vol.9,7095-7103,16 Nov.2016)。CTC含有溶液(約900μL)を1.5mLのエッペンドルフ管に移し、磁気トレイに置く。10分間のインキュベーション後、非接着性溶媒を除去する。細胞を10μLの1倍リン酸緩衝生理食塩水に再懸濁し、スーパーフロストスライド(ThermoScientific、Germany)に載せ、これを37℃で30分間インキュベートする。スライドを100%メタノールに5分間浸漬することによって固定を達成する。試料を、更なる評価まで-20℃で保管する。
【0938】
細胞の前処理は、ZytoLight(登録商標)FISH-Tissue Implementation Kit(ZytoVision、カタログ番号Z-2028-5)を使用して行う。緩衝液PT1、ES1、WB1、WB2、及びMT7は、キットに付属のものである。
【0939】
スライドを10分間70℃でインキュベートし、続いて、キシレン中で2×10分間インキュベートする。次に、スライドを、各々100%、100%、90%、70%のエタノールのエタノール系を使用して5分間再水和させ、最後に脱イオン水又は蒸留水で2×2分間洗浄する。スライドを、98℃で予備加温した熱前処理溶液クエン酸(PT1)中で15分間インキュベートし、直ちに脱イオン水又は蒸留水に移して2×2分間洗浄する。水を吸い取った後、ペプシン溶液(ES1)を試料に塗布し、湿度チャンバ内で15分間37℃でインキュベートし、洗浄緩衝液SSC(WB1)で5分間洗浄する。スライドを脱イオン水で1分間洗浄し、各々70%、90%、及び100%のエタノールのエタノール系で1分間脱水し、空気乾燥させる。
【0940】
ZytoLight SPEC NRG1 Dual Color Break Apart Probe(PL140)は、ZyGreen及びZyOrange標識ポリヌクレオチドからなる。これらのプローブは、目的の遺伝子、例えば、VAPB、CADM1、CD44、SLC3A2、VTCN1、CDH1、CXADR、GTF2E2、CSMD1、PTN、ST14、AGRN、THBS1、又はPVALBに生じる場合、破断点の遠位側及び近位側の両方にマッピングする配列を標的とする。10μlのプローブを、各前処理した検体上にピペットし、22mm×22mmのカバースリップで覆い、密封する。変性は、スライドをハイブリダイザーに10分間75℃で置き、その後、スライドを湿度チャンバに移し、37℃で一晩ハイブリダイゼーションすることによって行う。
【0941】
翌日、スライドを1倍洗浄緩衝液A(WB2)に37℃で1~3分間浸漬してカバースリップを除去し、洗浄緩衝液Aで2×5分間37°で再度洗浄する。スライドを70%、90%、及び100%のエタノールで各々1分間インキュベートし、空気乾燥させる。25μlのDAPI/DuraTect-Solution(MT7)をスライド上にピペットし、カバーリップで覆い、暗所で15分間インキュベートする。次いで、試料蛍光を、ZyGreen(励起503nm/発光528nm)及びZyOrange(励起580nm/発光599nm)のための適切なフィルタを使用して、蛍光顕微鏡によって評価する。結果は、緑色及び橙色のシグナルの重複又は非重複の外観に基づいて解釈する。
【0942】
実施例11:免疫細胞化学(ICC)
免疫細胞化学を、NRG1融合タンパク質の発現を検出するために、血漿又は血液又は他の液体生検試料から得られた循環腫瘍細胞に対して実施する。循環腫瘍細胞は、CellSearch(登録商標)(Menarini silicon biosystems、Italy)又はISET(登録商標)(Rarecells Diagnostics、Paris,France)システムのいずれかを使用して、血漿、血清などから精製し、スライド上に固定する。
【0943】
簡潔には、全血から濃縮されたCTCを個々のスライドガラスに載せる(Frithiof,Henrik et al.OncoTargets and therapy vol.9,7095-7103,16 Nov.2016)。CTC含有溶液(約900μL)を1.5mLのエッペンドルフ管に移し、磁気トレイに置く。10分間のインキュベーション後、非接着性溶媒を除去する。細胞を10μLの1倍リン酸緩衝生理食塩水に再懸濁し、スーパーフロストスライド(ThermoScientific、Germany)に載せ、これを37℃で30分間インキュベートする。スライドを100%メタノールに5分間浸漬することによって固定を達成する。試料を、更なる評価まで-20℃で保管する。
【0944】
固定後、スライド上のタンパク質の検出を、適切な免疫染色システム(例えば、Ventana Discovery automated immunostaining system、Ventana Medical Systems、Tucson,AZ,USA)を使用して実施する。簡単に説明すると、スーパーフロストスライドに載せた細胞を、EDTA系緩衝液中pH8.0で前処理する。2つの一次抗体を、本開示のNRG1融合体に適用する。例えば、融合接合部のC末端側に位置する領域(例えば、NRG1のEGFRドメイン)を標的とする抗NRG1抗体、及び融合接合部のN末端に位置するCD44のエピトープ又はドメインを標的とする別の一次抗体である。適切な希釈剤を用いて抗体希釈を行う。抗体を、適切な二次抗体及び2つの異なる蛍光検出システムを使用して検出する。免疫染色は、蛍光顕微鏡内の異なるチャネルを使用して視覚化する。結果は、2つの蛍光シグナルの重複又は非重複の外観に基づいて解釈する。
【0945】
実施例12:治療プロトコル
以下の融合体:VAPB-NRG1、CADM1-NRG1、CD44-NRG1、SLC3A2-NRG1、VTCN1-NRG1、CDH1-NRG1、CXADR-NRG1、GTF2E2-NRG1、CSMD1-NRG1、PTN-NRG1、ST14-NRG1、THBS1-NRG1、AGRN-NRG1、PVALB-NRG1、APP-NRG1、WRN-NRG1、DAAM1-NRG1、ASPH-NRG1、NOTCH2-NRG1、CD74-NRG1、SLC4A4-NRG1、SDC4-NRG1、ZFAT-NRG1、及びDSCAML1-NRG1の各々を用いて診断された患者におけるゼノクツズマブによる治療は、以下のとおりである。
【0946】
最初の注入では4時間かけて750mgのゼノクツズマブを投薬し、その後、各後続注入では4週サイクルで隔週で2時間投薬することからなる隔週スケジュールに従う。また、IRR(注入関連反応)を管理するために前投薬を含め、これは、全ての注入について解熱剤及び抗ヒスタミン剤からなる。コルチコステロイドを、1日目のサイクル1用量の前に含め、その後、これは、治験責任医師の裁量に従って、IRRを管理するために投与される。
【0947】
実施例13:患者由来VAPB-NRG1融合体データ
肺腺がんと診断された68歳の男性患者から得られた、右壁側胸膜からの腫瘍細胞60%を有する腫瘍物質のパラフィン固定試料を得て、これに対して、以下のように分子バイオテクノロジー分析を行った。
【0948】
14個の遺伝子(ALK、BRAF、EGFR、FGFR1、FGFR2、FGFR3、KRAS、MET、NRG1、NTRK1、NTRK2、NTRK3、RET、ROS1)のパネルにおける検出を可能にするArcher FusionPlex(商標)パネルを使用した。ライブラリを製造業者の指示に従って調製し、次世代配列決定(NGS)をIllumina MiSeq機で行い、試料分析をArcher Analysis 6.0サイトを使用して行った。
【0949】
このパネルでは、試料はVAPB-NRG1融合体について陽性であった。この試料に対して行った配列決定により、配列番号3に従う配列が同定された。VAPBのエクソン1とNRG1のエクソン2との間にある融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~43は、VAPBをコードする遺伝子のエクソン1(NM_004738.4)の一部に対応する。ヌクレオチド44~94は、NRG1をコードする遺伝子の一部に対応する。
【化1】
【0950】
実施例14:患者由来CADM1-NRG1融合体データ
転移性肺腺がんNOSと診断された男性患者からの腫瘍物質を含むホルマリン固定パラフィンブロックを得て、これに対して、以下のように分子バイオテクノロジー分析を行った。
【0951】
分子試験は、承認されている顕微解剖技法を用いて転移性脳組織を採取した後に行った。候補スライドを顕微鏡下で検査し、腫瘍細胞(及び試験に必要な場合は別に正常細胞)を含む領域を丸で囲んだ。研究室技術者が、解剖顕微鏡を使用して、印を付けた領域から抽出するために標的組織を採取した。印を付けて抽出した領域を、顕微解剖後のスライド上で顕微鏡的に再度検査し、顕微解剖の妥当性を見直した。
【0952】
試料から得られたcDNAに対して行ったRNA-Seqにより、配列番号7に従う配列が同定された。接合部がCADM1遺伝子のエクソン7とNRG1遺伝子のエクソン6との間に生じるインフレーム融合の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~53は、CADM1遺伝子のエクソン7(NM_001301045.1)の一部に対応する。ヌクレオチド54~85は、NRG1をコードする遺伝子(NM_001159999.3)の一部に対応する。
【化2】
【0953】
Illumina NextSeqプラットフォームを使用して、ホルマリン固定パラフィン包埋腫瘍試料から単離されたゲノムDNAからの次世代配列決定(NGS)分析に基づいて、腫瘍変異負荷分析を行った。腫瘍変異負荷は、生殖細胞系の変化として以前に報告されていないミスセンス変異のみを使用して計算する。高い変異負荷は、免疫療法応答の可能性のある指標である(Hellman et al.,NEJM,2018、Le et al.,NEJM,2015、Rizvi et al.,Science,2015、Rosenberg et al.,Lancet 2016、Snyder et al.,NEJM,2014)。NSCLCのカットオフポイントは、TMBがメガベース当たり10個以上の変異を有する患者が、免疫チェックポイント阻害剤併用療法で治療された場合、化学療法で治療された患者よりも長い無増悪生存期間を有することを示した大規模な第3相臨床試験に基づいている(Hellman et al.,NEJM,2018)。高:10個以上の変異/メガベース、及び低:1メガベース当たり9個以下の変異。患者試料のTMBスコアは9であった。
【0954】
NGSによって試料に対して行ったマイクロサテライト不安定性(MSI)分析は、安定したMSIシグネチャを示した。NGSによるMSI状態(MSI-NGS)を、592個の既知の遺伝子のパネルで配列決定された既知のマイクロサテライト領域の直接分析によって測定した。臨床閾値を確立するために、MSI-NGS結果を、従来のPCRベースの方法で分析した2,000を超える一致臨床症例の結果と比較した。マイクロサテライト遺伝子座におけるゲノム変異体は、変異検出に使用するのと同じ深度及び頻度基準を使用して検出する。このアッセイでは、タンデム反復の数の変化をもたらす挿入及び欠失のみを考慮した。各試料中のマイクロサテライト変化の総数を計数し、高、曖昧、及び安定の3つのカテゴリーにグループ分けした。MSI-低の結果は、安定カテゴリーで報告される。
【0955】
試料に対して行った免疫組織化学検査では、ALK及びPD-L1の結果が陰性であり、MLH1、MSH2、MSH6、PMS2、及びPTENの結果が陽性であることが示された。
【0956】
NGS又はRNA-Seq分析を使用すると、以下のがん型関連バイオマーカーにおいて、得られた試料中に融合又は変異は検出されなかった:NTRK1、NTRK2、NTRK3、KRAS、ALK、DOR2、ErbB2、ErbB3、ErbB4、PIK3CA、TP53、MET、PD-L1、RET、ROS1、STKI1、TP53。
【0957】
実施例15:患者由来CD44-NRG1融合体及び患者データ
46歳の男性患者の肝臓からの腫瘍物質の生体試料を得て、これに対して、以下のように分子生物学的分析を行った。
【0958】
腫瘍試料中の遺伝子融合を検出するために、以前に報告された染色体再配列の62個のエクソンを標的とするAnchored Multiplex PCR(AMP(商標))技術を利用するArcher FusionPlex(商標)Custom Solid Panelを使用した。単方向遺伝子特異的プライマー(GSP)を、62個の標的エクソンに対して設計した。アダプター特異的プライマーと組み合わせたGPSは、既知及び新規の融合転写産物を増幅する。濃縮された増幅子をIllumina MiSeq機器上で配列決定した。
【0959】
この治験パネルでは、試料はCD44-NRG1融合体について陽性であった。この試料に対して行った配列決定により、配列番号11に従う配列が同定された。接合部がCD44のエクソン5とNRG1のエクソン2との間に生じるインフレーム融合の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~52は、CD44遺伝子のエクソン5(NM_000610)の一部に対応する。ヌクレオチド53~110は、NRG1をコードする遺伝子のエクソン2の一部に対応する。
【化3】
【0960】
この臨床的に立証されたパネルでは試料は陰性であると試験され、ALKのエクソン20(NM_004304)、ERGのエクソン2、4、8(NM_004449)、EWSR1のエクソン6、7、8、10、11(NM_005243)、FGFR3のエクソン17、18(NM_00142)、FGFR2のエクソン17(NM_00141.4)、FOXO1のエクソン2(NM_002015)、NTRK3のエクソン11、12、14、15(NM_002530)、RETのエクソン12(NM_020975)、ROSのエクソン34、35(NM_002944)、SS18のエクソン10(NM_001007559)、STAT6のエクソン16、17、19(NM_001178078)、TAF15のエクソン6(NM_139215)、TFE3のエクソン6(NM_006521)、BRAFのエクソン7、9、11(NM_004333)、NTRK1のエクソン12(NM_002529)、FUSのエクソン5、8(NM_004960)、CICのエクソン20(NM_015125)について、合計62個のエクソン標的があった。
【0961】
実施例16:患者由来SLC3A2-NRG1融合体データ
肺腺がんと診断された女性患者から左下葉切除を介して得られた原発の腺がん組織学を示す腫瘍物質を得て、これに対して、以下のように分子バイオテクノロジー分析を行った。
【0962】
以下の標的遺伝子の配列決定による腫瘍細胞の採取後に、Archer Lung Fusion Plex、Illumina MiniSEQを使用して、分子試験を行った:ALK、BRAF、FGFR1、FGFR2、FGFR3、KRAS、MET、NRG1、NTRK1、NTRK2、NTRK3、RET、ROS1。参照ゲノムは、GRCh37/hg19であった。
【0963】
試料から得られたcDNAに対して行ったRNA-Seqにより、配列番号15に従う配列が同定された。SLC3A2遺伝子のエクソン1とNRG1遺伝子のエクソン5との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~53は、SLC3A2をコードする遺伝子のエクソン1(NM_001013251)の一部に対応する。残りの35個のヌクレオチド、すなわちヌクレオチド54~88は、NRG1遺伝子のエクソン5の一部に対応する。
【化4】
【0964】
実施例17:患者由来VTCN1-NRG1融合体データ
腫瘍細胞を含む選択された組織ブロックからの転移性腫瘍生検物質を、肺腺がんと診断された患者からの右傍胸骨部位から得て、これに対して、以下のように分子バイオテクノロジー分析を行った。
【0965】
分子試験を、腫瘍細胞の採取及びTNA抽出後に得られた材料について、Sophia DDMバージョン5.7.4-b127-31a209c、パイプラインID ILL1AM1R2/v5.5.24.1/GEN1GN1FSQ2を使用して、Nextseqペアエンドを介して実現される配列決定により、Archer Fusion Plex RNA CTL_V6(Archerdx)キットを使用して行った。
【0966】
示されるキットにより、以下の標的領域における変異の検出が可能になる(エクソンは括弧内):AKT1(3)、ALK(22、23、24、25)、AXL(5、11、15、17)、BRAF(11、15)、CTNNB1(3)、CYSLTR2(6)、DDR2(17)、EGFR(18、19、20、21)、ERBB2(20)、FGFR1(2、8、9、10、17)、FGFR2(2、5、7、8、9、10)、FGFR3(3、5、8、9、10)、GNA11(4、5)、GNAS(8、9)、GNAQ(4、5)、HRAS(2、3、4)、IDH1(4)、IDH2(4)、KEAP1(完全)、KIT(11、13、17)、KRAS(2、3、4)、MAP2K1(2、3)、MET(13 a 19)、NRAS(2、3、4)、PIK3CA(9、20)、POLE(9 a 14)、RAF1(4、5、6、7、9、10、11、12)、RET(11、13、14、15、16)、ROS1(38)、STK11(完全)、TP53(完全).以下の転写融合体の検出:ALK、AXL、BRAF、CCND1、EGFR、FGFR1、FGFR2、FGFR3、MAP2K1、MET、NRG1、NTRK1、NTRK2、NTRK3、PPARG、RAF1、RET、ROS1。及び以下の発現:ALK、CCND1、EGFR、ERBB2、FGFR1、FGFR2、FGFR3、MET、NTRK1、NTRK2、NTRK3、RET、ROS1。
【0967】
EGFR遺伝子のエクソン18~21に変異は認められず、KRAS遺伝子のエクソン2及び3に変異は認められず、BRAF遺伝子のエクソン11及び15に変異は認められず、ERBB2遺伝子のエクソン20に変異は検出されず、PIK3CA遺伝子のエクソン9及び20に変異は検出されず、MET遺伝子のエクソン14に変異は検出されず、IDH1遺伝子のエクソン4に変異395G>Tが検出され、R132Lアミノ酸変化につながり、VTCN1のエクソン2とNRG1のエクソン2との間の転写融合体が検出された。
【0968】
ALK、ROS1、RET、NTRK1、NTRK2、NTRK3、FGFR1、FGFR2、及びFGFR3遺伝子が関与する転写融合体は検出されなかった。
【0969】
ERBB2又はMETの過剰発現は検出されなかった。
【0970】
試料から得られたcDNAに対して行ったRNA-Seqにより、配列番号166に従う配列が同定された。VTCN1遺伝子のエクソン2とNRG1のエクソン2との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~65は、VTCN1をコードする遺伝子のエクソン2、アクセッション番号NM_024626.4の一部に対応する。残りの28個のヌクレオチド、すなわちヌクレオチド66~93は、NRG1のエクソン2の一部に対応する。
【化5】
【0971】
実施例18:患者由来CDH1-NRG1融合体データ
膵臓腺がんと診断された女性患者から腫瘍物質を得て、これに対して、以下のように分子バイオテクノロジー分析を行った。自動RNA抽出を、Maxwell(Promega)FFPE LEVキットを用いて行った。
【0972】
分子試験を、Archer Fusion Plex NGSを使用して行った。NGS(S5XL-Life Technologies)をOncomine Comprehensive Assay V3(OCAV3)パネル上で行い、このパネルには、161個の遺伝子が含まれ、そのうち81個をホットスポット遺伝子、48個を全長遺伝子、47個をコピー数遺伝子とみなした。試料から得られたcDNAに対して行ったRNA-Seqにより、配列番号186に従う配列が同定された。
【0973】
CDH1遺伝子のエクソン11とNRG1のエクソン2との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~119は、CDH1をコードする遺伝子のエクソン11(NM_001317185.2)の一部に対応する。残りの30個のヌクレオチド、すなわちヌクレオチド120~149は、NRG1遺伝子のエクソン2の一部に対応する。また、NGSにより、FGFR3遺伝子のエクソン10に1172C>Tの変異が存在し、アミノ酸変化Ala391Valを生じさせることが明らかになった。
【化6】
【化7】
【0974】
実施例19:患者由来CXADR-NRG1融合体データ
結腸がんと診断された男性患者から腫瘍物質を得て、それに対して、以下のように分子バイオテクノロジー分析を行った。提出された組織標本又はスライドの腫瘍の領域を周囲の組織から顕微解剖し、標準的な方法を使用して総RNAを単離した。単離されたRNAを逆転写に供し、二本鎖DNAを構築した。標本をユニバーサルタグ付け及びバーコード化し、遺伝子特異的プライマー及びユニバーサルタグ特異的プライマー(Archer FusionPlex chemistry)を使用して半入れ子多重PCRに供した。生成物を調製し、Illumina NextSeq v2 chemistryを使用して配列決定した。配列データを、Archer Analysis Software,v4.1を使用して分析した。分析感度は、融合体をコードするおよそ5つのRNA分子であり、存在する特定の融合事象に依存する。融合は、報告された参照転写産物に対するものである。
【0975】
分子分析により、CXADR遺伝子のエクソン1とNRG1のエクソン2との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~43は、CXADRをコードする遺伝子のエクソン1(NM_001207063.2)の一部に対応する。残りの58個のヌクレオチド、すなわちヌクレオチド44~101は、NRG1遺伝子のエクソン2の一部に対応する。
【化8】
【0976】
実施例20:患者由来GTF2E2-NRG1融合体データ
転移性乳腺がんNOSと診断された女性患者からの腫瘍物質を含むホルマリン固定パラフィンブロックを得て、これに対して、以下のように分子バイオテクノロジー分析を行った。
【0977】
分子試験は、承認されている顕微解剖技法を用いて組織を採取した後に行った。候補スライドを顕微鏡下で検査し、腫瘍細胞(及び試験に必要な場合は別に正常細胞)を含む領域を丸で囲んだ。研究室技術者が、解剖顕微鏡を使用して、印を付けた領域から抽出するために標的組織を採取した。印を付けて抽出した領域を、顕微解剖後のスライド上で顕微鏡的に再度検査し、顕微解剖の妥当性を見直した。
【0978】
遺伝子融合体及び変異体転写物検出を、FFPE組織に対して最適化したAgilent SureSelectXT Low Input Library調合化学を、SureSelect Human All Exon V7ベイトパネル(48.2Mb)及びIllumina NovaSeqと併用して、ホルマリン固定パラフィン包埋腫瘍試料から単離したmRNAに対して行った。このアッセイは、遺伝子内の既知及び新規の破断点で生じる融合体を検出するように設計されている。この分析により、配列番号233に従う配列が同定された。接合部がGTF2E2遺伝子のエクソン2とNRG1遺伝子のエクソン2との間に生じるインフレーム融合の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~141は、GTF2E2遺伝子のエクソン2(NM_002095.6)の一部に対応する。ヌクレオチド142~268は、NRG1をコードする遺伝子(NM_001159999.3)の一部に対応する。
【化9】
【0979】
Illumina NextSeqプラットフォームを使用して、ホルマリン固定パラフィン包埋腫瘍試料から単離されたゲノムDNAからの次世代配列決定(NGS)分析に基づいて、腫瘍変異負荷分析(TMB)を行った。腫瘍変異負荷は、生殖細胞系の変化として以前に報告されていないミスセンス変異のみを使用して計算する。腫瘍変異負荷の定義された閾値レベル及び確立されたカットオフポイントを以下のように使用した:
●高:17個の変異/メガベース(17個以上の変異/Mb)。
●中:7個以上17個未満の変異/メガベース(7個以上17個未満の変異/Mb)。
●低:6個以下の変異/メガベース(6個以下の変異/Mb)。患者試料のTMBスコアは9であることが示された。
【0980】
NGSによるマイクロサテライト不安定性(MSI)分析を使用すると、マイクロサテライト不安定性は検出されなかった。
【0981】
NGS分析を使用すると、GATA3のエクソン6(c.1305_1327del23、タンパク質変化P436fs)及びロスオフ機能変異体NTRK2(タンパク質変化p.Q172 c.514C>T、(NM_006180.4)においてフレームシフト変異が検出された。
【0982】
実施例21:患者由来CSMD1-NRG1融合体データ
大腸がんと診断された男性患者から腫瘍物質を得て、それに対して、以下の分子バイオテクノロジー分析を行った。
【0983】
単一ヌクレオチド変異体、インデル、及び転座を有する596個の遺伝子からなるカスタム腫瘍学試験パネルに、ハイブリッドキャプチャ次世代配列決定を使用した。全ゲノムトランスクリプトームRNA配列決定を、IDT xGen Exomeリサーチパネルv1.0ハイブリダイゼーションプローブを使用して行い、再配列された遺伝子から発現された融合転写産物の偏りのない検出を可能にした。
【0984】
CSMD1遺伝子のエクソン23とNRG1のエクソン6との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~88は、CSMD1をコードする遺伝子のエクソン23(NM_033225.6)の一部に対応する。残りのヌクレオチド、すなわちヌクレオチド89~150は、NRG1遺伝子のエクソン6の一部に対応する。関連性がある患者報告では、このCSMD1-NRG1融合体に関係するFDA承認療法としてアファチニブ及びエルロチニブが言及され、一方でGSK2849330が治験薬として言及された。また、CSMD1-NRG1融合体に関して、臨床試験TAPUR(NCT02693535)が言及された。
【0985】
患者物質において病原性生殖細胞変異は同定されず、いずれもKRAS又はNRASにおいて同定された病原性単一ヌクレオチド多型ではなかった。以下の4つの体細胞ゲノム変異体が患者物質中で同定された:TP53におけY220Cミスセンス変異、APCにおけるR564*ストップゲイン変異、APCにおけるN1455fsフレームシフト変異、及びBRAFにおけるG469Aミスセンス変異。MSI状態は、安定であり、腫瘍変異負荷は4.6m/MBであることが確認された。
【0986】
意義不明の同定された変異体には、APOBにおけるc.3332+1G>Aスプライス領域変異体(NM_000384)、GATA3におけるc.425C>T p.S142Lミスセンス変異体(NM_001002295)、LZTR1におけるc.352C>T p.R118Cミスセンス変異体(NM_006767)、CTC1におけるc.227A>T p.H76Lミスセンス変異体(NM_025099)、CYP1B1におけるc.239G>A p.R80Hミスセンス変異体(NM_000104)、RECQL4におけるc.1099C>T p.R367Wミスセンス変異体(NM_004260)、SOX2におけるc.871A>G p.R291Gミスセンス変異体(NM_003106)、及びTCF7L2におけるc85_87del pE29delインフレーム欠失(NM_001146274)が含まれた。
【0987】
患者の前治療には、フルオロウラシル、ロイコボリン、イリノテカン、ベバシズマブ、及びオキサリプラチンが含まれた。
【化10】
【0988】
実施例22:患者由来PTN-NRG1融合データ
転移性乳がんNOSと診断された女性患者からの腫瘍物質を含むホルマリン固定パラフィンブロックを得て、これに対して、以下のように分子バイオテクノロジー分析を行った。
【0989】
分子試験は、承認されている顕微解剖技法を用いて組織を採取した後に行った。候補スライドを顕微鏡下で検査し、腫瘍細胞(及び試験に必要な場合は別に正常細胞)を含む領域を丸で囲んだ。研究室技術者が、解剖顕微鏡を使用して、印を付けた領域から抽出するために標的組織を採取した。印を付けて抽出した領域を、顕微解剖後のスライド上で顕微鏡的に再度検査し、顕微解剖の妥当性を見直した。
【0990】
遺伝子融合体及び変異体転写物検出を、FFPE組織に対して最適化したAgilent SureSelectXT Low Input Library調合化学を、SureSelect Human All Exon V7ベイトパネル(48.2Mb)及びIllumina NovaSeqと併用して、ホルマリン固定パラフィン包埋腫瘍試料から単離したmRNAに対して行った。このアッセイは、遺伝子内の既知及び新規の破断点で生じる融合体を検出するように設計されている。この分析により、配列番号313に従う配列が同定された。接合部がPTN遺伝子のエクソン4とNRG1遺伝子のエクソン2との間に生じるインフレーム融合の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~102は、PTN遺伝子のエクソン2(NM_001321386.2)の一部に対応する。ヌクレオチド103~205は、NRG1をコードする遺伝子(NM_001159999.3)の一部に対応する。
【化11】
【0991】
Illumina NextSeqプラットフォームを使用して、ホルマリン固定パラフィン包埋腫瘍試料から単離されたゲノムDNAからの次世代配列決定(NGS)分析に基づいて、腫瘍変異負荷分析(TMB)を行った。腫瘍変異負荷は、生殖細胞系の変化として以前に報告されていないミスセンス変異のみを使用して計算する。腫瘍変異負荷の定義された閾値レベル及び確立されたカットオフポイントを以下のように使用した:
●高:17個の変異/メガベース(17個以上の変異/Mb)。
●中:7個以上17個未満の変異/メガベース(7個以上17個未満の変異/Mb)。
●低:6個以下の変異/メガベース(6個以下の変異/Mb)。患者試料のTMBスコアは低いことが示された。
【0992】
NGSによるマイクロサテライト不安定性(MSI)分析を使用すると、マイクロサテライト不安定性は検出されなかった。
【0993】
NGS分析を使用すると、TP53のエクソン10におけるp.E336*、c.1006G>T変異が検出された(NM_000546.5)。NTRK1/2/3、AKT1、BRCA1/2、ERBB2、ESR1、PIK3CA、PTENにおいて変化は検出されず、PD-L1については陰性IHC結果が得られた(22c3及びSP142に基づく)。
【0994】
実施例23:患者由来ST14-NRG1融合体データ
非小細胞肺がんと診断された患者から得られた腫瘍物質に対して行った分子分析により、配列番号330に従う配列によって構成される、ST14遺伝子のエクソン11とNRG1のエクソン6との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~95は、ST14をコードする遺伝子のエクソン11(NM_021978.4)の一部に対応する。残りの87個のヌクレオチド、すなわちヌクレオチド96~182は、NRG1遺伝子のエクソン6の一部に対応する。
【化12】
【0995】
実施例24:患者由来THBS1-NRG1融合体データ
膵臓腺がんと診断された患者から得られた、腫瘍DNAを抽出した元である腫瘍物質を有する新鮮な、凍結された、又はホルマリン固定されたパラフィンブロックを得て、これに対して、以下のように分子バイオテクノロジー分析を行った。
【0996】
抽出されたDNAを、再配列の検出のために447個のがん遺伝子及び60個の遺伝子にわたる191個の領域のエキソンDNA配列の存在について調査した。DNAを、少なくとも20%の腫瘍核を含む組織から単離し、溶液相Agilent SureSelectハイブリッドキャプチャキット及びIllumina HiSeq 2500シークエンサーを使用して大規模並列配列決定を行うことによって分析した。
【0997】
分子分析により、配列番号376に従う配列によって構成される、THBS1遺伝子のエクソン9とNRG1のエクソン6との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~56は、THBS1をコードする遺伝子のエクソン9(NM_003246.4)の一部に対応する。ヌクレオチド57~145は、NRG1遺伝子のエクソン6の一部に対応する。
【化13】
【0998】
更なる分子分析では、ALK、NTRK1、NTRK2、NTRK3、ROS1における融合体は明らかにされず、BRCA1、BRCA2、又はPALB2に関与する病原性変異、コピー数変化、又は構造変異体は検出されなかった。以下の変異が同定された:TP53におけるc.783-10_787delinsCCTG、17p13.1でのTP53の単一コピー欠失、c.*178T>A、CDKN1Bのエクソン3、ERCC2のエクソン12におけるc.1205A>C(p.N402T)、FANCD2のエクソン21におけるc.1858T>C(p.C620R)、KIF1Bのエクソン5におけるc.398A>C(p.N133T)、NAB2におけるc.1092-7T>C、NOTCH1のエクソン20におけるc.3245G>A(p.R1082H)、PTPN14のエクソン13におけるc.1798C>T(p.R600W)、及びRASA1のエクソン9におけるc.1273C>A(p.H425N)。
【0999】
実施例25:患者由来AGRN-NRG1融合体データ
膵臓がん(PDAC)と診断された男性患者から腫瘍物質を得て、それに対して、以下の分子バイオテクノロジー分析を行った。
【1000】
単一ヌクレオチド変異体、インデル、及び転座を有する648個の遺伝子からなるカスタム腫瘍学試験パネルに、ハイブリッドキャプチャ次世代配列決定を使用した。全ゲノムトランスクリプトームRNA配列決定を行い、再配列された遺伝子から発現された融合転写産物の偏りのない検出を可能にした。アッセイの検出限界は、5%の変異体対立遺伝子画分(VAF)であり、単一ヌクレオチド変異体の感度は98.2%、インデルの感度は91.8%、転座の感度は91.7%である。
【1001】
この分析により、配列番号403に従う配列が同定された。接合部がAGRN遺伝子のエクソン12とNRG1遺伝子のエクソン6との間に生じるインフレーム融合の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~106は、AGRN遺伝子のエクソン12(NM_001305275.2)の一部に対応する。ヌクレオチド107~207は、NRG1をコードする遺伝子(NM_001159999.3)の一部に対応する。
【化14】
【1002】
また、FGFR1の過剰発現が検出された。
【1003】
実施例26:患者由来PVALB-NRG1融合体データ
非小細胞肺がんと診断された患者から得られた腫瘍物質に対して行った分子分析により、配列番号437に従う配列によって構成される、PVALB遺伝子のエクソン4とNRG1のエクソン6との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~102は、PVALBをコードする遺伝子のエクソン4(NM_002854.3)の一部に対応する。ヌクレオチド103~227は、NRG1遺伝子のエクソン6の一部に対応する。
【化15】
【1004】
実施例27:患者由来SLC3A2-NRG1融合体データ
肺がんと診断された患者から腫瘍物質を得て、それに対して、以下のように分子バイオテクノロジー分析を行った。Maxwell RSC及びReliaPrep(商標)FFPE Total RNA Promegaキット、続いてArcher Dx CTL fusionplexを使用して、全RNAをホルマリン固定パラフィンブロックから抽出した。生体情報分析を、Archer Analysis Version6.2.7を使用して行った。
【1005】
この分析により、配列番号454に従う配列によって構成される、SLC3A2遺伝子のエクソン2とNRG1のエクソン6との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~93は、SLC3A2をコードする遺伝子のエクソン2(NM_002394.6)の一部に対応する。ヌクレオチド94~121は、NRG1遺伝子のエクソン6の一部に対応する。
【化16】
【1006】
実施例28:患者由来APP-NRG1融合体データ
分子バイオテクノロジー分析を行った、膵臓がんと診断された患者から得られた腫瘍物質により、配列番号486に従う配列によって構成される、APP遺伝子のエクソン14とNRG1遺伝子のエクソン6との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~54は、APPをコードする遺伝子のエクソン14(NM_001136130.3)の一部に対応する。ヌクレオチド55~141は、NRG1遺伝子のエクソン6の一部に対応する。
【化17】
【1007】
実施例29:患者由来WRN-NRG1融合体データ
分子バイオテクノロジー分析を行った、乳がんと診断された患者から得られた腫瘍物質により、配列番号528に従う配列によって構成される、WRN遺伝子のエクソン33とNRG1遺伝子のエクソン6との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~96は、APPをコードする遺伝子のエクソン33(NM_000553.6)の一部に対応する。ヌクレオチド97~182は、NRG1遺伝子のエクソン6の一部に対応する。
【化18】
【1008】
実施例30:患者由来DAAM1-NRG1融合体データ
分子バイオテクノロジー分析を行った、乳がんと診断された患者から得られた腫瘍物質により、配列番号605に従う配列によって構成される、DAAM1遺伝子のエクソン1とNRG1遺伝子のエクソン1との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~75は、DAAM1をコードする遺伝子のエクソン1(NM_001270520.2)の一部に対応する。ヌクレオチド76~150は、NRG1遺伝子のエクソン1の一部に対応する。
【化19】
【1009】
実施例31:患者由来ASPH-NRG1融合体データ
分子バイオテクノロジー分析を行った、大腸腺がんと診断された患者から得られた腫瘍物質により、配列番号635に従う配列によって構成される、ASPH遺伝子のエクソン22とNRG1遺伝子のエクソン2との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~75は、ASPHをコードする遺伝子のエクソン1(NM_001164750.2)の一部に対応する。ヌクレオチド76~150は、NRG1遺伝子のエクソン2の一部に対応する。
【化20】
【1010】
実施例32:患者由来NOTCH2-NRG1融合体データ
分子バイオテクノロジー分析を行った、膵臓がんと診断された患者から得られた腫瘍物質により、配列番号693に従う配列によって構成される、NOTCH2遺伝子のエクソン6とNRG1遺伝子のエクソン6との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~75は、NOTCH2をコードする遺伝子のエクソン6(NM_024408.4)の一部に対応する。ヌクレオチド76~150は、NRG1遺伝子のエクソン6の一部に対応する。
【化21】
【1011】
実施例33:患者由来CD74-NRG1融合体データ
分子バイオテクノロジー分析を行った、肺がんと診断された患者から得られた腫瘍物質により、配列番号717に従う配列によって構成される、CD74遺伝子のエクソン2とNRG1遺伝子のエクソン2との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~75は、CD74をコードする遺伝子のエクソン2(NM_001025159.3)の一部に対応する。ヌクレオチド76~150は、NRG1遺伝子のエクソン2の一部に対応する。
【化22】
【1012】
実施例34:患者由来SDC4-NRG1融合体データ
分子バイオテクノロジー分析を行った、肺がんと診断された患者から得られた腫瘍物質により、配列番号743に従う配列によって構成される、SDC4遺伝子のエクソン2とNRG1遺伝子のエクソン2との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~75は、SDC4をコードする遺伝子のエクソン2(NM_002999.4)の一部に対応する。ヌクレオチド76~150は、NRG1遺伝子のエクソン2の一部に対応する。
【化23】
【1013】
実施例35:患者由来CD44-NRG1融合体データ
分子バイオテクノロジー分析を行った、がんと診断された患者から得られた腫瘍物質により、配列番号761に従う配列によって構成される、CD44遺伝子の5エクソンとNRG1遺伝子のエクソン6との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~75は、CD44をコードする遺伝子のエクソン5(NM_000610.4)の一部に対応する。ヌクレオチド76~150は、NRG1遺伝子のエクソン6の一部に対応する。
【化24】
【1014】
実施例36:患者由来SLC4A4-NRG1融合体データ
分子バイオテクノロジー分析を行った、膵臓がんと診断された患者から得られた腫瘍物質により、配列番号765に従う配列によって構成される、SLC4A4遺伝子のエクソン14とNRG1遺伝子のエクソン6との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~75は、SLC4A4をコードする遺伝子のエクソン14(NM_001098484.3)の一部に対応する。ヌクレオチド76~150は、NRG1遺伝子のエクソン6の一部に対応する。
【化25】
【1015】
実施例37:患者由来SDC4-NRG1融合体データ
分子バイオテクノロジー分析を行った、肺がんと診断された患者から得られた腫瘍物質により、配列番号824に従う配列によって構成される、遺伝子SDC4のエクソン4とNRG1遺伝子のエクソン2との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~75は、SDC4をコードする遺伝子のエクソン4(NM_002999.4)の一部に対応する。ヌクレオチド76~150は、NRG1遺伝子のエクソン2の一部に対応する。
【化26】
【1016】
実施例38:患者由来ZFAT-NRG1融合体データ
分子バイオテクノロジー分析を行った、肺がんと診断された患者から得られた腫瘍物質により、配列番号828に従う配列によって構成される、ZFAT遺伝子のエクソン12とNRG1遺伝子のエクソン6との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~75は、ZFATをコードする遺伝子のエクソン12(NM_020863.4)の一部に対応する。ヌクレオチド76~150は、NRG1遺伝子のエクソン6の一部に対応する。
【化27】
【1017】
実施例39:患者由来DSCAML1-NRG1融合体データ
分子バイオテクノロジー分析を行った、膵臓がんと診断された患者から得られた腫瘍物質により、配列番号868に従う配列によって構成される、遺伝子DSCAML1のエクソン3とNRG1遺伝子のエクソン2との間に生じるインフレーム融合接合部の存在が明らかになった。下線を引いた配列、ヌクレオチド1~75は、DSCAML1をコードする遺伝子のエクソン3(NM_020693.4)の一部に対応する。ヌクレオチド76~150は、NRG1遺伝子のエクソン2の一部に対応する。
【化28】
【1018】
実施例40:PDX動物モデル
ポリヌクレオチド融合体を含み、そこからコードされるポリペプチド融合体を発現する異常細胞を移植した患者由来異種移植片(PDX)動物モデルを、治療活性を評価するためのERB2及び/又はErb3標的化剤としてのゼノクツズマブによる治療のために調製する。
【1019】
PDXモデルは、膵臓腺がんと診断された女性患者の本例におけるものなどのがん又は腫瘍を含む試料と、CDH1-NRG1ポリヌクレオチ融合体(実施例18参照)とから生成することができ、これは、全体が本出願に組み込まれるPuig et al.,A Personalized Preclinical Model to Evaluate the Metastatic Potential of Patient-Derived Colon Cancer Initiating Cells,Clin Cancer Res;19(24),6787-6801(2013)に本質的に記載されているとおりである。
【1020】
全てのマウス試験に、6~8週齢の雌のNOD.CB17/AlhnRj-Prkdcscid/Rjマウス(Janvier Labs)を使用する。
【1021】
モデルは、皮下で、又は免疫不全マウスの膵臓に同所性に、注射を受け得る。同所性モデルは、リンパ節、肝臓、肺、又はがん腫において局所及び遠隔転移を生じさせ、PDAC患者における進行性疾患を再現する。
【1022】
6週目に、ビヒクル又はゼノクツズマブで治療した全てのマウスを屠殺し、治療の有効性について分析する。
【1023】
統計的に関連性のある数のNOD-SCIDマウスに、該PDXモデルに由来する1*10^6腫瘍細胞の同所性膵臓注射を行うことができる。注射後15日から、毎週のCT撮影を使用してマウスをモニタリングし、膵臓における原発性腫瘍を検出する。治療は、少なくとも80%の動物の膵臓で原発性腫瘍が成長した後で開始する。
【1024】
マウスは、手術後の死亡、原発腫瘍のない状態、腫瘍が大きすぎるマウス、不十分な体重、及び疾患の一般的な徴候を含む以下の定性的基準に準拠していないことに基づいて、試験から除外する。投薬及び治療体制は実施例12に従うが、標準的な手順及び計算を使用して、マウスに関連する条件をヒトの状況から適切に変換するように配慮をする。
【1025】
本開示の配列情報
VAPB配列情報
配列番号1 VAPB-NRG1融合体からのVAPB5’のエクソン1の配列
CAGGTCCTGAGCCTCGAGCCGCAGCACGAGCTCAAATTCCGAG
配列番号2 VAPB-NRG1融合体からのNRG13’のエクソン2の配列
CCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTT
配列番号3 VAPB-NRG1ポリヌクレオチド配列
CAGGTCCTGAGCCTCGAGCCGCAGCACGAGCTCAAATTCCGAGCCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTT
配列番号4 VAPB-NRG1ポリペプチド配列
QVLSLEPQHELKFRALPPRLKEMKSQESAAG
配列番号17 エクソン1 VAPB
AGTCCCCGCCCCTGGAGCCGGCGGCGCAGGGCGCAGCTTCCCGCCGCCAGAGCGGGCCAGCCTGCTGCGTGCGTGCGTGTGTACGACTCTGCGTGCGTGCGTGCGTGCGTGCGTGCCGTCAGCTCGCCGGGCACCGCGGCCTCGCCCTCGCCCTCCGCCCCTGCGCCTGCACCGCGTAGACCGACCCCCCCCCAGCGCGCCCACCCGGTAGAGGACCCCCGCCCGTGCCCCGACCGGTCCCCGCCTTTTTGTAAAACTTAAAGCGGGCGCAGCATTAACGCTTCCCGCCCCGGTGACCTCTCAGGGGTCTCCCCGCCAAAGGTGCTCCGCCGCTAAGGAACATGGCGAAGGTGGAGCAGGTCCTGAGCCTCGAGCCGCAGCACGAGCTCAAATTCCGAG
配列番号18 エクソン2 VAPB
GTCCCTTCACCGATGTTGTCACCACCAACCTAAAGCTTGGCAACCCGACAGACCGAAATGTGTGTTTTAAGGTGAAGACTACAGCACCACGTAGGTACTGTGTGAGGCCCAACAGCGGAATCATCGATGCAGGGGCCTCAATTAATGTATCTG
配列番号19 エクソン3 VAPB
TGATGTTACAGCCTTTCGATTATGATCCCAATGAGAAAAGTAAACACAAGTTTATGGTTCAGTCTATGTTTGCTCCAACTGACACTTCAGATATGGAAGCAGTA
配列番号20 エクソン4 VAPB
TGGAAGGAGGCAAAACCGGAAGACCTTATGGATTCAAAACTTAGATGTGTGTTTGAATTGCCAGCAGAGAATGATAAACCA
配列番号21 エクソン5 VAPB
CATGATGTAGAAATAAATAAAATTATATCCACAACTGCATCAAAGACAGAAACACCAATAGTGTCTAAGTCTCTGAGTTCTTCTTTGGATGACACCGAAGTTAAGAAGGTTATGGAAGAATGTAAGAGGCTGCAAGGTGAAGTTCAGAGGCTACGGGAGGAGAACAAGCAGTTCAAG
配列番号22 エクソン6 VAPB
GAAGAAGATGGACTGCGGATGAGGAAGACAGTGCAGAGCAACAGCCCCATTTCAGCATTAGCCCCAACTGGGAAGGAAGAAGGCCTTAGCACCCGGCTCTTGGCTCTGGTGGTTTTGTTCTTTATCGTTGGTGTAATTATTGGGAAGATTGCCTTGTAGAGGTAGCATGCACAGGATGGTAAATTGGATTGGTGGATCCACCATATCATGGGATTTAAATTTATCATAACCATGTGTAAAAAGAAATTAATGTATGATGACATCTCACAGGTCTTGCCTTTAAATTACCCCTCCCTGCACACACATACACAGATACACACACACAAATATAATGTAACGATCTTTTAGAAAGTTAAAAATGTATAGTAACTGATTGAGGGGGAAAAGAATGATCTTTATTAATGACAAGGGAAACCATGAGTAATGCCACAATGGCATATTGTAAATGTCATTTTAAACATTGGTAGGCCTTGGTACATGATGCTGGATTACCTCTCTTAAAATGACACCCTTCCTCGCCTGTTGGTGCTGGCCCTTGGGGAGCTGGAGCCCAGCATGCTGGGGAGTGCGGTCAGCTCCACACAGTAGTCCCCACGTGGCCCACTCCCGGCCCAGGCTGCTTTCCGTGTCTTCAGTTCTGTCCAAGCCATCAGCTCCTTGGGACTGATGAACAGAGTCAGAAGCCCAAAGGAATTGCACTGTGGCAGCATCAGACGTACTCGTCATAAGTGAGAGGCGTGTGTTGACTGATTGACCCAGCGCTTTGGAAATAAATGGCAGTGCTTTGTTCACTTAAAGGGACCAAGCTAAATTTGTATTGGTTCATGTAGTGAAGTCAAACTGTTATTCAGAGATGTTTAATGCATATTTAACTTATTTAATGTATTTCATCTCATGTTTTCTTATTGTCACAAGAGTACAGTTAATGCTGCGTGCTGCTGAACTCTGTTGGGTGAACTGGTATTGCTGCTGGAGGGCTGTGGGCTCCTCTGTCTCTGGAGAGTCTGGTCATGTGGAGGTGGGGTTTATTGGGATGCTGGAGAAGAGCTGCCAGGAAGTGTTTTTTCTGGGTCAGTAAATAACAACTGTCATAGGGAGGGAAATTCTCAGTAGTGACAGTCAACTCTAGGTTACCTTTTTTAATGAAGAGTAGTCAGTCTTCTAGATTGTTCTTATACCACCTCTCAACCATTACTCACACTTCCAGCGCCCAGGTCCAAGTCTGAGCCTGACCTCCCCTTGGGGACCTAGCCTGGAGTCAGGACAAATGGATCGGGCTGCAGAGGGTTAGAAGCGAGGGCACCAGCAGTTGTGGGTGGGGAGCAAGGGAAGAGAGAAACTCTTCAGCGAATCCTTCTAGTACTAGTTGAGAGTTTGACTGTGAATTAATTTTATGCCATAAAAGACCAACCCAGTTCTGTTTGACTATGTAGCATCTTGAAAAGAAAAATTATAATAAAGCCCCAAAATTAAGAATTCTTTTGTCATTTTGTCACATTTGCTCTATGGGGGGAATTATTATTTTATCATTTTTATTATTTTGCCATTGGAAGGTTAACTTTAAAATGAGCCCTATCACTGAGAAATACGTGTTTCATGATTTAACTCTGTGTGTGTGTGTGTGTGTGTGTGTGTGTGTGTGTGTATTTTTTTTTTGGTTGTCTTCAGCTGACAGTATGAAAAATGAAACTGCTGAAAAAGCTGAGCACCTGGTCACCCTTGGCCTTCCATTGCTTTGGCCTTCAGTAAAAAGCAGCCTCCCTTCTAGGTCAGGGAACCATGCCATTGAGACTAGTAACGGGCGTTCTGGGCACAGTCCCACTGTGCACAGGTTTGAGAGGACAAGTTCATCAGAAGGAAGGCAGTCCTTAGAAGTCACATACGTTGAGCCACGTTGCTCCTAAGCCTGGCTCTGTCAAGCTGGGTCAGGGGCCTTGAAACTGGAGAAGTGGAAGTCTATGGTTGGTCTGAGTAAGTAACTTCCTGTCTTCATGAAAAAAGTTGACTTTGAATCCCAGGTACTCACAGAAATGGTGAACAGACTTAGTTGTTACCCAGGCACCCATGGATTGTGTTGAGTGTGCAGACAGGGAGGCCACCCCAATAGGAATTCGTCTCCAGGATTTTTCCCATGTGTCCCCCAGTACTTATAAAAGGGAGTGAAAAGACCGAGCTGTAAGGCATGTGCCTTCTGCCACCTGACTTTCCGTGAGGGGACTAAAATTTACTAATTGTAGTTGCTGCAGCCAGTTAAGTCCTGTAGCTTCCAGGCCCTCATGTCTTTGATAGGAGAGTGCTTAGGTGGTCCCCAACAGTGCCTAGGGGTACAGTACAGTCCCATTACACTAGAGCAGGGCTCTATTTATTTTTAAAGGATATGGCCGTGTGTTTTGATAAAACTTTATTCACAAAAACAGCCGGGTCATGGGATTTGGCTTGTGAGTCTGTAACAGTTCTTAAAAAGAATATCTGAGAAACTACTCTGTTTTAGACCTTTGAAGGTGATTTAGAGTTTTGTGTACATCTAGGAGAAGGTGTTCAGCTTCTCAGAGGATGTGGACATTTTGGTTGCAGCTAAAAATCAGTCTCTGAAGTCTCTCTCCCTTCTAGAGGTTAGGACTTGGTGAACATGTTTGTGGGCCTTTTGACTGAGTGGCAGAAGGAAACTGCTCAGGAAGAGAAACAGGTGACTGATGGGAAGGTTGATTATTTTCTCAGTCATCCTGGCAGCCAAAAATGTGCCAGGAAAAGAAAGAATGTGGAGCACGCGTGGCTCCTGGAGGACTTGGAGATGCATGCACATTTAGGGTGTTTTCCCTAGAATTACATAATGAAAAAAAGAATAAGGCAAAGAGGAGGTGAATATGGGGCCTGTCACAACGGCCTGCCCTGCCCCAAGAGGGTTAAGAGTCAGATAATCGGGACGAAACTGGCATGGAAAGAGCGAGCCTAGGGAGGATGCCGCTGGGCAGTGTGCATGGGGGAGCTGCTGCCAGGCTGCCCTCCAGTCTGCTCCTGTGGTTACTGGCTCCACAGCACCTCAGAGAGGGCGGCCCTGGCTTCAGAAATGCCAGCCATAGTGCTCACAAATGCAGAAGAGATGGAAGCGGTGACAGAATCCTGAAAGTTTTTATTGATTGAAGTTTTAAATTGGTAACTTAAGCTTCCTTGGCACGATACAAAATACCTCTTAAAGACAGCAGGCTTTTTTATTTGTAGGTGTGAGGAACTGGCTTTAACTTTTTTCTCCTCCTAGTTTGCATGTTTTCCTTCTCTCGTCTTCTGAACTGCTGGCACCAGCAGTAATACATACTGATAAAATCAAAATTGATTTTTACCAGTGGCCAGTTTATGGCTAGAGAGACGACTTATACCTCCATAACACAGAAGGGGGAAAAATGAAGAACCTCCAGTGATCCGTGAAAACCTAAACGCTTTCAAACAAATCCCAGGAACAGAATTGCTATCGAAAGATATCATTGCCCAGTTTGCAGGCTATGTTGAGTCAGATAGAACTGAATGTAGTGAGAGCTCAGAGCTACAGAGCCTTTCAGATGAATTTGAAAACAGACTCTGTGTGTGTGTGCATGTGTGCATGTGTGCATGTGTGGCATATGTGCCGTATGTCAGTAGCTTGACAGTTTTCAAATCGTGCCTATATTTTTTTGCATACACAAATTTTTGTGTTTGCAAACTCAGAATCCATGCCAAAATACAATGTTATATGTCATTTTCAGCTCCTTCTCTAAAGGAATGGCCCATTTCTCATTGTAGTTTGAGAAATACATGTATGAAGAGATAGGGGTCTTGGGCTTCCCAGTGTCACTTTGAACACCTGAATAACATTTAACTCCTGAGACCTTCTCGGTGTAGAGGCCACTGCTTCCCCCTGCTGGAGATGGCATTTCATTGAAGGGCCTCTCGTGGCTTTCCCTGCCCCCGGCTGTCTGGCCTGAAGAAGGAGAAAGAACCAAACTGAACTATGAAAAGTTACCACTCTGAGGAGACCTCTCTTAATTAACACTTGGGGCCATGTTTGCTGTTGTTGAGAAGGAGTGTTCTCAAAGATGAGCTGGAATGGAATTGTATTTAGAAAGGCCCCTGCAAAGTATATAGATGGATGACTCTAGTTCATGACATACAAATCCCATAAGGCCAACGACCACTCTTCTGGAACACCAAGAGCAGCTCTGAGATCATGCTGGCCCTACGCGAATTGAGTTTCTGTGGCCTAATTGGATTTGGAGAACGCCTTCCCTGGCCCCTTTTCCTCAGACAGATCTGCTCTGATAGGAACCTTTTCAAGAAAGTTACTGTTGTTTCAATGCCACTCCTTACCTGTATAGAACATTTCCAATACATTCGCTCATTGAACTTAATCCTTGCAACTGTGACTGGGGGGTAGATGGCTCTGTTTGCATACGAAGAAATAAAGGCTCCAGGAGGTTAAATCGGGCAACTTTTTAGAACTAAATCAGTCTCTGTAAGGCCTACATTGCTAAGATACCATTTCAGCTCTGAAAATCTGCTTCAGGGAAGTGAGTGGATGAGGCCTTCCTGCCTCAGCTACTCTGCCCGTCTGTACATCTTTTGTGTCTGCCTCCGTACCTTATTCAGTTATTTTCACACTAAAGTAAGTAGAATTAAGACTGTAGTTCAGATGCTTTTTCTTTTTCTGTTGGAAACTGAACACACTACAGACAGTGAAAAAAGGTACATATTCCATTTTCTCATTGCCTGAAGATCTCTGCTGATGCTCCTGGAGAATGACTTTGGGGGCTTTAGAAAGAATATTGCCAGTCCGTCTCGGCAAGGAGATGATGGGAGCGCTTTATATGGAGGCTTTACATGACTTGTAAATTAAATGTGAATGAGGGCAGTTGATTAAAATTGGTATTACAGAAGGGCCCTGCTGAGGTTTGAAAACAGCTGAGCTGCTGATGTCTCAGGCCTTTCCCTGAATTAGCACTGCGGTTCTCCAGGATATCAGCAAAGAGGGCAAGTAATAGAAGCCCCTGATAAGGAGCGTCAGCCGACAGGCAAGCTTGGGAGGCTGTGGGAATGGGTCTGCCCCCAGCTTCACAGACCTCTTCCTCCAGCCTCTGAATCCCATTAGCCACA
GCCTAGAACATTAGCTGAGCTGCACAAGCTCACCCACCCCTGTGCCAGGGGGCCCTGACCTCCCTCCATGCCATGTTTTTGGCTGTATCTACGGCACTTAACAATAGGGGCTTTTTATTTTCATTACAGAGATATTTTGAAAAATTTAAAAGACATGAACTCACATAAACAGTTATGGATGATAGTTAAAAGAGAAACGGGTGGAGGTGGATGAGAGGTTGTCTTCATGAATATAATTACTTGAGATTTTTTTTTCTTAATGGAATTAGTTTATTAGAAAATGTCTGTGTTAAATCCGTAGAAAAGGAAGAAAAGTGTAGCAACAAAAATGTAGCCATTATCTAACTTGCCATAAATATTTGCAGTTATGATACCTTGGAATGTTGCCACGATATGGATTGCTTTGATTAAAAGATGTCAGTTGAATAAAACAGTACTGTGGGAGAATCGCTTTCTGCTGCTAGATAAATGCTGATGTTTATTTTTAAACCAGGAAACATTGATCCTGTAACAATGCCCGATTACAATTGCTTTATTACACCCCAGGGCTGATGGAGATGTAATCACTTGGCTAATGGATGTGGGTGCAGGACAGATGCTCGCTTGCTGGCCTGCTTTCCTGCTTGCATTCTGATGAGCTGCAGGAGTGCGCCTGGCCTTCTGCAGGTGGAGCTGCTGTCAGAGCTTCGTTTCACTGATACCCAAAGCCATGTCTGACTGAAATAAAACAGGTTCCCTTTTTTTTTCCCTTTGGAAAATGCCAACTAAGGGAGACTAATCAGATATCTTAACACAATTTCATCCAGGCTTAGTGCTAACAAGATTGCGGGGCTTTTTAGGGTTTAAGAAGATGAGAAATGAGTGTGCACGTTTCACACGTTGACTTGCCGGTTTTTCCATGTCATACAAAAAAGTCCTGGCTGTTTCTCCGAACTGGCTGCCTGCATTCCCGTCTTTCTTTTGTTTTTAAGAAATAGACTGAATTCAGCTGTTAATCCTCTAGTACAGTATCCATGTTAAAATGTTTTTCCATTGCATCTTTTATGTGAATTCAAAGGTCAGAATTTATTGTCTGTGATATTGAGACCATGTGTACAAGAACTACTTTTTGCTTTTCATCATTCACTCCTTAGCAAACGTTTCGTAAGTACCCTCTGTCTGTTTGCTACTATATGAGGTGCTGCGAAATTAGTGGGCGTGGCTTTTTATATTTTTCATTCGTGTGTAGCCTAAGTAAGGTGACTCAAGATGATACACCGAGAGAAAAATGCAAAATATATTTGGTTCTCATTTCTGTTGCTGTCGTTTCCTTTTTAAAGACGATTTATCAACTGCTGCCATTTGGAACTTCCTATAAGAAACTAAAAATGATCTATTTCAGTGTTCCTTTCGCCTTTCCTCTGCTTTCTGAATAAATGGTTTCAGTAACCCATGCTGTTCTCTCCCTATTCTACGTCTTTCTCCCTATGTTGAAAAAAGATTCCCACAGTTTCTGATGTGTGTGTTTATAGTCTTCAATGTATGTTAACATGTTAGGAACTGAGTATCTTAAGAGATGTCTTAGAATGCTTTAGTTTTCATAATTTGTCCTTTATGTATTTTTCATTGTATTTGCTGTTTTGACATGGAAGTAATTTAAAAAGTTGGTGCAGGAAAGGACTCTTTACTGTTGCACATTTTGGTTTTCTGATATGTAATAAATTCATGGCTTGGCAGCTGACATGATGTTTCCCAGAGAGAAGGAGATGTATTTCTGCAGGGTCCAGACCAAAAGAGCCATTTACAGCATGTTCTCCCATGTTCCATTATCAGCCTGATGAAACCTGCCCTGCCAAGGCATAAACTTTTGTACTAGCTGTCTCCATATTATGTTCAATAAATTCTGTGCTCTGAATATATTTAAAAAAAAAAAAA
配列番号23 連続順でのVAPBの6個全てのエクソン1~6からのポリヌクレオチド配列
配列番号24 エクソン1 VAPBの翻訳されたポリペプチド配列
MAKVEQVLSLEPQHELKFR
配列番号25 エクソン2 VAPBの翻訳されたポリペプチド配列
PFTDVVTTNLKLGNPTDRNVCFKVKTTAPRRYCVRPNSGIIDAGASINVS
配列番号26 エクソン3 VAPBの翻訳されたポリペプチド配列
MLQPFDYDPNEKSKHKFMVQSMFAPTDTSDMEAV
配列番号27 エクソン4 VAPBの翻訳されたポリペプチド配列
WKEAKPEDLMDSKLRCVFELPAENDKP
配列番号28 エクソン5 VAPBの翻訳されたポリペプチド配列
HDVEINKIISTTASKTETPIVSKSLSSSLDDTEVKKVMEECKRLQGEVQRLREENKQFK
配列番号29 エクソン6 VAPBの翻訳されたポリペプチド配列
EEDGLRMRKTVQSNSPISALAPTGKEEGLSTRLLALVVLFFIVGVIIGKIAL
配列番号30 VAPBポリペプチド配列
MAKVEQVLSLEPQHELKFRGPFTDVVTTNLKLGNPTDRNVCFKVKTTAPRRYCVRPNSGIIDAGASINVSVMLQPFDYDPNEKSKHKFMVQSMFAPTDTSDMEAVWKEAKPEDLMDSKLRCVFELPAENDKPHDVEINKIISTTASKTETPIVSKSLSSSLDDTEVKKVMEECKRLQGEVQRLREENKQFKEEDGLRMRKTVQSNSPISALAPTGKEEGLSTRLLALVVLFFIVGVIIGKIAL
CADM1配列情報
配列番号5 CADM1-NRG1融合体からのCADM15’のエクソン7の配列
AGCTTCAAACATAGTGGGGAAAGCTCACTCGGATTATATGCTGTATGTATACG
配列番号6 CADM1-NRG1融合体からのNRG13’のエクソン6の配列
CTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCAT
配列番号7 CADM1-NRG1ポリヌクレオチド配列
AGCTTCAAACATAGTGGGGAAAGCTCACTCGGATTATATGCTGTATGTATACGCTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCAT
配列番号8 CADM1-NRG1ポリペプチド配列
ASNIVGKAHSDYMLYVYATSTSTTGTSH
配列番号33 エクソン1 CADM1
GGTTGGGCTCGCGGCGCTGTGATTGGTCTGCCCGGACTCCGCCTCCAGCGCATGTCATTAGCATCTCATTAGCTGTCCGCTCGGGCTCCGGAGGCAGCCAACGCCGCCAGTCTGAGGCAGGTGCCCGACATGGCGAGTGTAGTGCTGCCGAGCGGATCCCAGTGTGCGGCGGCAGCGGCGGCGGCGGCGCCTCCCGGGCTCCGGCTCCGGCTTCTGCTGTTGCTCTTCTCCGCCGCGGCACTGATCCCCACAG
配列番号34 エクソン2 CADM1
GTGATGGGCAGAATCTGTTTACGAAAGACGTGACAGTGATCGAGGGAGAGGTTGCGACCATCAGTTGCCAAGTCAATAAGAGTGACGACTCTGTGATTCAGCTACTGAATCCCAACAGGCAGACCATTTATTTCAGGGACTTCAGGC
配列番号35 エクソン3 CADM1
CTTTGAAGGACAGCAGGTTTCAGTTGCTGAATTTTTCTAGCAGTGAACTCAAAGTATCATTGACAAACGTCTCAATTTCTGATGAAGGAAGATACTTTTGCCAGCTCTATACCGATCCCCCACAGGAAAGTTACACCACCATCACAGTCCTGG
配列番号36 エクソン4 CADM1
TCCCACCACGTAATCTGATGATCGATATCCAGAAAGACACTGCGGTGGAAGGTGAGGAGATTGAAGTCAACTGCACTGCTATGGCCAGCAAGCCAGCCACGACTATCAGGTGGTTCAAAGGGAACACAGAGCTAAAAG
配列番号37 エクソン5 CADM1
GCAAATCGGAGGTGGAAGAGTGGTCAGACATGTACACTGTGACCAGTCAGCTGATGCTGAAGGTGCACAAGGAGGACGATGGGGTCCCAGTGATCTGCCAGGTGGAGCACCCTGCGGTCACTGGAAACCTGCAGACCCAGCGGTATCTAGAAGTACAGT
配列番号38 エクソン6 CADM1
ATAAGCCTCAAGTGCACATTCAGATGACTTATCCTCTACAAGGCTTAACCCGGGAAGGGGACGCGCTTGAGTTAACATGTGAAGCCATCGGGAAGCCCCA
配列番号39 エクソン7 CADM1
GCCTGTGATGGTAACTTGGGTGAGAGTCGATGATGAAATGCCTCAACACGCCGTACTGTCTGGGCCCAACCTGTTCATCAATAACCTAAACAAAACAGATAATGGTACATACCGCTGTGAAGCTTCAAACATAGTGGGGAAAGCTCACTCGGATTATATGCTGTATGTATACG
配列番号40 エクソン8 CADM1
ACACAACGGCGACGACAGAACCAGCAGTTCACG
配列番号41 エクソン9 CADM1
GCCTTACTCAGTTGCCCAATTCCGCAGAAGAACTGGACAGTGAGGACCTCTCAG
配列番号42 エクソン10 CADM1
ATTCCCGAGCAGGTGAAGAAGGCTCGATCAGGGCAGTGGATCATGCCGTGATCGGTGGCGTCGTGGCGGTGGTGGTGTTCGCCATGCTGTGCTTGCTCATCATTCTGGGGCGCTATTTTGCCAGACATAAAG
配列番号43 エクソン11 CADM1
GTACATACTTCACTCATGAAGCCAAAGGAGCCGATGACGCAGCAGACGCAGACACAGCTATAATCAATGCAGAAGGAGGACAGAACAACTCCGAAGAAAAGAAAGAGTACTTCATCTAGATCAGCCTTTTTGTTTCAATGAGGTGTCCAACTGGCCCTATTTAGATGATAAAGAGACAGTGATATTGGAACTTGCGAGAAATTCGTGTGTTTTTTTATGAATGGGTGGAAAGGTGTGAGACTGGGAAGGCTTGGGATTTGCTGTGTAAAAAAAAAAAAAATGTTCTTTGGAAAGTACACTCTGCTGTTTGACACCTCTTTTTTCGTTTGTTTGTTTGTTTAATTTTTATTTCTTCCTACCAAGTCAAACTTGGATACTTGGATTTAGTTTCAGTAGATTGCAGAAAATTCTGTGCCTTGTTTTTTGTTTGTTTGTTGCGTTCCTTTCTTTTCCCCCTTTGTGCACATTTATTTCCTCCCTCTACCCCAATTTCGGATTTTTTCCAAAATCTCCCATTTTGGAATTTGCCTGCTGGGATTCCTTAGACTCTTTTCCTTCCCTTTTCTGTTCTAGTTTTTTACTTTTGTTTATTTTTATGGTAACTGCTTTCTGTTCCAAATTCAGTTTCATAAAAGGAGAACCAGCACAGCTTAGATTTCATAGTTCAGAATTTAGTGTATCCATAATGCATTCTTCTCTGTTGTCGTAAAGATTTGGGTGAACAAACAATGAAAACTCTTTGCTGCTGCCCATGTTTCAAATACTTAGAGCAGTGAAGACTAGAAAATTAGACTGTGATTCAGAAAATGTTCTGTTTGCTGTGGAACTACATTACTGTACAGGGTTATCTGCAAGTGAGGTGTGTCACAATGAGATTGAATTTCACTGTCTTTAATTCTGTATCTGTAGACGGCTCAGTATAGATACCCTACGCTGTCCAGAAAGGTTTGGGGCAGAAAGGACTCCTCCTTTTTCCATGCCCTAAACAGACCTGACAGGTGAGGTCTGTTCCTTTTATATAAGTGGACAAATTTTGAGTTGCCACAGGAGGGGAAGTAGGGAGGGGGGAAATACAGTTCTGCTCTGGTTGTTTCTGTTCCAAATGATTCCATCCACCTTTCCCAATCGGCCTTACTTCTCACTAATTTGTAGGAAAAAGCAAGTTCGTCTGTTGTGCGAATGACTGAATGGGACAGAGTTGATTTTTTTTTTTTTTTCCTTTGTGCTTAGTTAGGAAGGCAGTAGGATGTGGCCTGCATGTACTGTATATTACAGATATTTGTCATGCTGGGATTTCCAACTCGAATCTGTGTGAAACTTTCATTCCTTCAGATTTGGCTTGACAAAGGCAGGAGGTACAAAAGAAGGGCTGGTATTGTTCTCACACTGGTCTGCTGTCGCTCTCAGTTCTCGATAGGTCAGAGCAGAGGTGGAAAAACAGCATGTACGGATTTTCAGTTACTTAATCAAAACTCAAATGTGAGTGTTTTTATCTTTTTACCTTTCATACACTAGCCTTGGCCTCTTTCCTCAGCCTTAAGAACCATCTGCCAAAAATTACTGATCCTCGCATGATGGCAGCCATAGTGCATAGCTACTAAAATCAGTGACCTTGAACATATCTTAGATGGGGAGCCTCGGGAAAAGGTAGAGGAGTCACGTTACCATTTACATGTTTTAAAGAAAGAAGTGTGGGGATTTTCACTGAAACGTCTAGGAAATCTAGAAGTAGTCCTGAAGGACAGAAACTAAACTCTTACCATATGTTTGGTAAGACTCCAGACTCCAGCTAACAGTCCCTATGGAAAGATGGCATCAAAAAAGATAGATCTATATATATATATAAATATATATTCTATTACATTTTCAGTGAGTAATTTTGGATTTTGCAAGGTGCATTTTTACTATTGTTACATTATGTGGAAAACTTATGCTGATTTATTTAAGGGGGAAAAAGTGTCAACTCTTTGTTATTTGAAAACATGTTTATTTTTCTTGTCTTTATTTTAACCTTTGATAGAACCATTGCAATATGGGGGCCTTTTGGGAACGGACTGGTATGTAAAAGAAAATCCATTATCGAGCAGCATTTTATTTACCCCTCCCCTATCCCTAGGCACTTAACCAAGACAAAAAGCCACAATGAACATCCCTTTTTCAATGAATTTTATAATCTGCAGCTCTATTCCGAGCCCTTAGCACCCATTCCGACCATAGTATAATCATATCAAAGGGTGAGAATCATTTAGCATGTTGTTGAAAGGTTTTTTTTCAGTTGTTCTTTTTAGAAAAAAAGAAAAACAAAAACAAAAACAAAAAAAAAAAATCACACCATTGCTCACAGAATTGGCATCTCATTTTTGGGACCTCCCATCTTTCTGTTTTGAAAAGTGTACAGTAGTGCAGTGTTCCTGATGTAACTTTATGGCTTACAATGTTGACATGTCTCAGGTTCATGTGTTGCGATTGGTGTTTTCCGTCTCAGGTAGATTGCAAAGTGTAGGCCCCACACATTGGAAAAAATAATAATAAAACAAAGCAAAAACAGGAAATTATGGATTTTAGTTGTATATTGGTTTATGTATTTTTTCTTAAGTATACAGTGCACTGTTTGAAATGTATTGTTGAGTATTACTTTGTACAGGTTGATCACTTTTTTTAGAGTGAAGAAAGAACAAACTTGTTTTTTGTGTTTTTTAAAGGAATATAAAATAATGAAGGATGTATAATTGATGCCAAATAAGCTTGTTCTTTAGTCACACCGACGTCTTATTTTTCCCTTTAGGCCAGTTCTGTTTTTAAGGTGTACATGGACAATGTTACAGTGTAAGAAACTCCATATCCATATGTTCCCATTCGCATTTTGTATTGGTTCATGTATACCATTTTTACAAAAAAAAAAAGAAAAAAAAGAAGTACTATAAAATATCTGTCTTCTTAATAAAAAAAAATTAATGTTACAAAGTGA
配列番号44 連続順でのCADM1の11個全てのエクソン1~11からのポリヌクレオチド配列
配列番号45 エクソン1 CADM1の翻訳されたポリペプチド配列
MASVVLPSGSQCAAAAAAAAPPGLRLRLLLLLFSAAALIPT
配列番号46 エクソン2 CADM1の翻訳されたポリペプチド配列
DGQNLFTKDVTVIEGEVATISCQVNKSDDSVIQLLNPNRQTIYFRDFR
配列番号47 エクソン3 CADM1の翻訳されたポリペプチド配列
LKDSRFQLLNFSSSELKVSLTNVSISDEGRYFCQLYTDPPQESYTTITVL
配列番号48 エクソン4 CADM1の翻訳されたポリペプチド配列
PPRNLMIDIQKDTAVEGEEIEVNCTAMASKPATTIRWFKGNTELK
配列番号49 エクソン5 CADM1の翻訳されたポリペプチド配列
KSEVEEWSDMYTVTSQLMLKVHKEDDGVPVICQVEHPAVTGNLQTQRYLEVQ
配列番号50 エクソン6 CADM1の翻訳されたポリペプチド配列
KPQVHIQMTYPLQGLTREGDALELTCEAIGKP
配列番号51 エクソン7 CADM1の翻訳されたポリペプチド配列
PVMVTWVRVDDEMPQHAVLSGPNLFINNLNKTDNGTYRCEASNIVGKAHSDYMLYVY
配列番号52 エクソン8 CADM1の翻訳されたポリペプチド配列
TTATTEPAVH
配列番号53 エクソン9 CADM1の翻訳されたポリペプチド配列
LTQLPNSAEELDSEDLS
配列番号54 エクソン10 CADM1の翻訳されたポリペプチド配列
SRAGEEGSIRAVDHAVIGGVVAVVVFAMLCLLIILGRYFARHK
配列番号55 エクソン11 CADM1の翻訳されたポリペプチド配列
TYFTHEAKGADDAADADTAIINAEGGQNNSEEKKEYFI
配列番号56 CADM1ポリペプチド配列
MASVVLPSGSQCAAAAAAAAPPGLRLRLLLLLFSAAALIPTGDGQNLFTKDVTVIEGEVATISCQVNKSDDSVIQLLNPNRQTIYFRDFRPLKDSRFQLLNFSSSELKVSLTNVSISDEGRYFCQLYTDPPQESYTTITVLVPPRNLMIDIQKDTAVEGEEIEVNCTAMASKPATTIRWFKGNTELKGKSEVEEWSDMYTVTSQLMLKVHKEDDGVPVICQVEHPAVTGNLQTQRYLEVQYKPQVHIQMTYPLQGLTREGDALELTCEAIGKPQPVMVTWVRVDDEMPQHAVLSGPNLFINNLNKTDNGTYRCEASNIVGKAHSDYMLYVYDTTATTEPAVHGLTQLPNSAEELDSEDLSDSRAGEEGSIRAVDHAVIGGVVAVVVFAMLCLLIILGRYFARHKGTYFTHEAKGADDAADADTAIINAEGGQNNSEEKKEYFI
配列番号57 連続順でのCADM1の7個全てのエクソン1~7からのポリヌクレオチド配列
配列番号58 連続順でのCADM1エクソン1~7の翻訳されたポリペプチド配列
MASVVLPSGSQCAAAAAAAAPPGLRLRLLLLLFSAAALIPTGDGQNLFTKDVTVIEGEVATISCQVNKSDDSVIQLLNPNRQTIYFRDFRPLKDSRFQLLNFSSSELKVSLTNVSISDEGRYFCQLYTDPPQESYTTITVLVPPRNLMIDIQKDTAVEGEEIEVNCTAMASKPATTIRWFKGNTELKGKSEVEEWSDMYTVTSQLMLKVHKEDDGVPVICQVEHPAVTGNLQTQRYLEVQYKPQVHIQMTYPLQGLTREGDALELTCEAIGKPQPVMVTWVRVDDEMPQHAVLSGPNLFINNLNKTDNGTYRCEASNIVGKAHSDYMLYVY
CD44配列情報
配列番号9 CD44-NRG1融合体からのCD44 5’のエクソン5の配列
GACGAAGACAGTCCCTGGATCACCGACAGCACAGACAGAATCCCTGCTACCA
配列番号10 CD44-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン2の配列
CCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACT
配列番号11 CD44-NRG1ポリヌクレオチド配列
GACGAAGACAGTCCCTGGATCACCGACAGCACAGACAGAATCCCTGCTACCACCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACT
配列番号12 CD44-NRG1ポリペプチド配列
DEDSPWITDSTDRIPATTLPPRLKEMKSQESAAGSK
配列番号61 エクソン1 CD44
CTCATTGCCCAGCGGACCCCAGCCTCTGCCAGGTTCGGTCCGCCATCCTCGTCCCGTCCTCCGCCGGCCCCTGCCCCGCGCCCAGGGATCCTCCAGCTCCTTTCGCCCGCGCCCTCCGTTCGCTCCGGACACCATGGACAAGTTTTGGTGGCACGCAGCCTGGGGACTCTGCCTCGTGCCGCTGAGCCTGGCGCAGATCG
配列番号62 エクソン2 CD44
ATTTGAATATAACCTGCCGCTTTGCAGGTGTATTCCACGTGGAGAAAAATGGTCGCTACAGCATCTCTCGGACGGAGGCCGCTGACCTCTGCAAGGCTTTCAATAGCACCTTGCCCACAATGGCCCAGATGGAGAAAGCTCTGAGCATCGGATTTGAGACCTGCAG
配列番号63 エクソン3 CD44
GTATGGGTTCATAGAAGGGCACGTGGTGATTCCCCGGATCCACCCCAACTCCATCTGTGCAGCAAACAACACAGGGGTGTACATCCTCACATCCAACACCTCCCAGTATGACACATATTGCTTCAATGCTTCAG
配列番号64 エクソン4 CD44
CTCCACCTGAAGAAGATTGTACATCAGTCACAGACCTGCCCAATGCCTTTGATGGACCAATTACCATAA
配列番号65 エクソン5 CD44
CTATTGTTAACCGTGATGGCACCCGCTATGTCCAGAAAGGAGAATACAGAACGAATCCTGAAGACATCTACCCCAGCAACCCTACTGATGATGACGTGAGCAGCGGCTCCTCCAGTGAAAGGAGCAGCACTTCAGGAGGTTACATCTTTTACACCTTTTCTACTGTACACCCCATCCCAGACGAAGACAGTCCCTGGATCACCGACAGCACAGACAGAATCCCTGCTACCA
配列番号66 エクソン6 CD44
CTTTGATGAGCACTAGTGCTACAGCAACTGAGACAGCAACCAAGAGGCAAGAAACCTGGGATTGGTTTTCATGGTTGTTTCTACCATCAGAGTCAAAGAATCATCTTCACACAACAACACAAATGGCTG
配列番号67 エクソン7 CD44
GTACGTCTTCAAATACCATCTCAGCAGGCTGGGAGCCAAATGAAGAAAATGAAGATGAAAGAGACAGACACCTCAGTTTTTCTGGATCAGGCATTGATGATGATGAAGATTTTATCTCCAGCACCA
配列番号68 エクソン8 CD44
TTTCAACCACACCACGGGCTTTTGACCACACAAAACAGAACCAGGACTGGACCCAGTGGAACCCAAGCCATTCAAATCCGGAAGTGCTACTTCAGACAACCACAAGGATGACTG
配列番号69 エクソン9 CD44
ATGTAGACAGAAATGGCACCACTGCTTATGAAGGAAACTGGAACCCAGAAGCACACCCTCCCCTCATTCACCATGAGCATCATGAGGAAGAAGAGACCCCACATTCTACAAGCACAA
配列番号70 エクソン10 CD44 TCCAGGCAACTCCTAGTAGTACAACGGAAGAAACAGCTACCCAGAAGGAACAGTGGTTTGGCAACAGATGGCATGAGGGATATCGCCAAACACCCAAAGAAGACTCCCATTCGACAACAGGGACAGCTG
配列番号71 エクソン11 CD44 CAGCCTCAGCTCATACCAGCCATCCAATGCAAGGAAGGACAACACCAAGCCCAGAGGACAGTTCCTGGACTGATTTCTTCAACCCAATCTCACACCCCATGGGACGAGGTCATCAAGCAGGAAGAAGGATGG
配列番号72 エクソン12 CD44
ATATGGACTCCAGTCATAGTATAACGCTTCAGCCTACTGCAAATCCAAACACAGGTTTGGTGGAAGATTTGGACAGGACAGGACCTCTTTCAATGACAACGC
配列番号73 エクソン13 CD44
AGCAGAGTAATTCTCAGAGCTTCTCTACATCACATGAAGGCTTGGAAGAAGATAAAGACCATCCAACAACTTCTACTCTGACATCAAGCA
配列番号74 エクソン14 CD44
ATAGGAATGATGTCACAGGTGGAAGAAGAGACCCAAATCATTCTGAAGGCTCAACTACTTTACTGGAAGGTTATACCTCTCATTACCCACACACGAAGGAAAGCAGGACCTTCATCCCAGTGACCTCAGCTAAGACTGGGTCCTTTGGAGTTACTGCAGTTACTGTTGGAGATTCCAACTCTAATGTCAATCGTTCCTTATCAG
配列番号75 エクソン15 CD44
GAGACCAAGACACATTCCACCCCAGTGGGGGGTCCCATACCACTCATGGATCTGAATCAGATG
配列番号76 エクソン16 CD44
GACACTCACATGGGAGTCAAGAAGGTGGAGCAAACACAACCTCTGGTCCTATAAGGACACCCCAAATTCCAG
配列番号77 エクソン17 CD44
AATGGCTGATCATCTTGGCATCCCTCTTGGCCTTGGCTTTGATTCTTGCAGTTTGCATTGCAGTCAACAGTCGAAGAAG
配列番号78 エクソン18 CD44
GTGTGGGCAGAAGAAAAAGCTAGTGATCAACAGTGGCAATGGAGCTGTGGAGGACAGAAAGCCAAGTGGACTCAACGGAGAGGCCAGCAAGTCTCAGGAAATGGTGCATTTGGTGAACAAGGAGTCGTCAGAAACTCCAGACCAGTTTATGACAGCTGATGAGACAAGGAACCTGCAGAATGTGGACATGAAGATTGGGGTGTAACACCTACACCATTATCTTGGAAAGAAACAACCGTTGGAAACATAACCATTACAGGGAGCTGGGACACTTAACAGATGCAATGTGCTACTGATTGTTTCATTGCGAATCTTTTTTAGCATAAAATTTTCTACTCTTTTTGTTTTTTGTGTTTTGTTCTTTAAAGTCAGGTCCAATTTGTAAAAACAGCATTGCTTTCTGAAATTAGGGCCCAATTAATAATCAGCAAGAATTTGATCGTTCCAGTTCCCACTTGGAGGCCTTTCATCCCTCGGGTGTGCTATGGATGGCTTCTAACAAAAACTACACATATGTATTCCTGATCGCCAACCTTTCCCCCACCAGCTAAGGACATTTCCCAGGGTTAATAGGGCCTGGTCCCTGGGAGGAAATTTGAATGGGTCCATTTTGCCCTTCCATAGCCTAATCCCTGGGCATTGCTTTCCACTGAGGTTGGGGGTTGGGGTGTACTAGTTACACATCTTCAACAGACCCCCTCTAGAAATTTTTCAGATGCTTCTGGGAGACACCCAAAGGGTGAAGCTATTTATCTGTAGTAAACTATTTATCTGTGTTTTTGAAATATTAAACCCTGGATCAGTCCTTTGATCAGTATAATTTTTTAAAGTTACTTTGTCAGAGGCACAAAAGGGTTTAAACTGATTCATAATAAATATCTGTACTTCTTCGATCTTCACCTTTTGTGCTGTGATTCTTCAGTTTCTAAACCAGCACTGTCTGGGTCCCTACAATGTATCAGGAAGAGCTGAGAATGGTAAGGAGACTCTTCTAAGTCTTCATCTCAGAGACCCTGAGTTCCCACTCAGACCCACTCAGCCAAATCTCATGGAAGACCAAGGAGGGCAGCACTGTTTTTGTTTTTTGTTTTTTGTTTTTTTTTTTTGACACTGTCCAAAGGTTTTCCATCCTGTCCTGGAATCAGAGTTGGAAGCTGAGGAGCTTCAGCCTCTTTTATGGTTTAATGGCCACCTGTTCTCTCCTGTGAAAGGCTTTGCAAAGTCACATTAAGTTTGCATGACCTGTTATCCCTGGGGCCCTATTTCATAGAGGCTGGCCCTATTAGTGATTTCCAAAAACAATATGGAAGTGCCTTTTGATGTCTTACAATAAGAGAAGAAGCCAATGGAAATGAAAGAGATTGGCAAAGGGGAAGGATGATGCCATGTAGATCCTGTTTGACATTTTTATGGCTGTATTTGTAAACTTAAACACACCAGTGTCTGTTCTTGATGCAGTTGCTATTTAGGATGAGTTAAGTGCCTGGGGAGTCCCTCAAAAGGTTAAAGGGATTCCCATCATTGGAATCTTATCACCAGATAGGCAAGTTTATGACCAAACAAGAGAGTACTGGCTTTATCCTCTAACCTCATATTTTCTCCCACTTGGCAAGTCCTTTGTGGCATTTATTCATCAGTCAGGGTGTCCGATTGGTCCTAGAACTTCCAAAGGCTGCTTGTCATAGAAGCCATTGCATCTATAAAGCAACGGCTCCTGTTAAATGGTATCTCCTTTCTGAGGCTCCTACTAAAAGTCATTTGTTACCTAAACTTATGTGCTTAACAGGCAATGCTTCTCAGACCACAAAGCAGAAAGAAGAAGAAAAGCTCCTGACTAAATCAGGGCTGGGCTTAGACAGAGTTGATCTGTAGAATATCTTTAAAGGAGAGATGTCAACTTTCTGCACTATTCCCAGCCTCTGCTCCTCCCTGTCTACCCTCTCCCCTCCCTCTCTCCCTCCACTTCACCCCACAATCTTGAAAAACTTCCTTTCTCTTCTGTGAACATCATTGGCCAGATCCATTTTCAGTGGTCTGGATTTCTTTTTATTTTCTTTTCAACTTGAAAGAAACTGGACATTAGGCCACTATGTGTTGTTACTGCCACTAGTGTTCAAGTGCCTCTTGTTTTCCCAGAGATTTCCTGGGTCTGCCAGAGGCCCAGACAGGCTCACTCAAGCTCTTTAACTGAAAAGCAACAAGCCACTCCAGGACAAGGTTCAAAATGGTTACAACAGCCTCTACCTGTCGCCCCAGGGAGAAAGGGGTAGTGATACAAGTCTCATAGCCAGAGATGGTTTTCCACTCCTTCTAGATATTCCCAAAAAGAGGCTGAGACAGGAGGTTATTTTCAATTTTATTTTGGAATTAAATACTTTTTTCCCTTTATTACTGTTGTAGTCCCTCACTTGGATATACCTCTGTTTTCACGATAGAAATAAGGGAGGTCTAGAGCTTCTATTCCTTGGCCATTGTCAACGGAGAGCTGGCCAAGTCTTCACAAACCCTTGCAACATTGCCTGAAGTTTATGGAATAAGATGTATTCTCACTCCCTTGATCTCAAGGGCGTAACTCTGGAAGCACAGCTTGACTACACGTCATTTTTACCAATGATTTTCAGGTGACCTGGGCTAAGTCATTTAAACTGGGTCTTTATAAAAGTAAAAGGCCAACATTTAATTATTTTGCAAAGCAACCTAAGAGCTAAAGATGTAATTTTTCTTGCAATTGTAAATCTTTTGTGTCTCCTGAAGACTTCCCTTAAAATTAGCTCTGAGTGAAAAATCAAAAGAGACAAAAGACATCTTCGAATCCATATTTCAAGCCTGGTAGAATTGGCTTTTCTAGCAGAACCTTTCCAAAAGTTTTATATTGAGATTCATAACAACACCAAGAATTGATTTTGTAGCCAACATTCATTCAATACTGTTATATCAGAGGAGTAGGAGAGAGGAAACATTTGACTTATCTGGAAAAGCAAAATGTACTTAAGAATAAGAATAACATGGTCCATTCACCTTTATGTTATAGATATGTCTTTGTGTAAATCATTTGTTTTGAGTTTTCAAAGAATAGCCCATTGTTCATTCTTGTGCTGTACAATGACCACTGTTATTGTTACTTTGACTTTTCAGAGCACACCCTTCCTCTGGTTTTTGTATATTTATTGATGGATCAATAATAATGAGGAAAGCATGATATGTATATTGCTGAGTTGAAAGCACTTATTGGAAAATATTAAAAGGCTAACATTAAAAGACTAAAGGAAACAGA
配列番号79 連続順でのCD44の18個全てのエクソン1~18からのポリヌクレオチド配列
配列番号80 エクソン1 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
MDKFWWHAAWGLCLVPLSLAQI
配列番号81 エクソン2 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
LNITCRFAGVFHVEKNGRYSISRTEAADLCKAFNSTLPTMAQMEKALSIGFETC
配列番号82 エクソン3 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
YGFIEGHVVIPRIHPNSICAANNTGVYILTSNTSQYDTYCFNAS
配列番号83 エクソン4 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
PPEEDCTSVTDLPNAFDGPITI
配列番号84 エクソン5 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
IVNRDGTRYVQKGEYRTNPEDIYPSNPTDDDVSSGSSSERSSTSGGYIFYTFSTVHPIPDEDSPWITDSTDRIPAT
配列番号85 エクソン6 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
LMSTSATATETATKRQETWDWFSWLFLPSESKNHLHTTTQMA
配列番号86 エクソン7 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
TSSNTISAGWEPNEENEDERDRHLSFSGSGIDDDEDFISST
配列番号87 エクソン8 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
STTPRAFDHTKQNQDWTQWNPSHSNPEVLLQTTTRMT
配列番号88 エクソン9 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
VDRNGTTAYEGNWNPEAHPPLIHHEHHEEEETPHSTST
配列番号89 エクソン10 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
QATPSSTTEETATQKEQWFGNRWHEGYRQTPKEDSHSTTGTA
配列番号90 エクソン11 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
ASAHTSHPMQGRTTPSPEDSSWTDFFNPISHPMGRGHQAGRRM
配列番号91 エクソン12 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
MDSSHSITLQPTANPNTGLVEDLDRTGPLSMTT
配列番号92 エクソン13 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
QSNSQSFSTSHEGLEEDKDHPTTSTLTSS
配列番号93 エクソン14 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
RNDVTGGRRDPNHSEGSTTLLEGYTSHYPHTKESRTFIPVTSAKTGSFGVTAVTVGDSNSNVNRSLS
配列番号94 エクソン15 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
DQDTFHPSGGSHTTHGSESD
配列番号95 エクソン16 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
HSHGSQEGGANTTSGPIRTPQIP
配列番号96 エクソン17 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
WLIILASLLALALILAVCIAVNSRR
配列番号97 エクソン18 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
CGQKKKLVINSGNGAVEDRKPSGLNGEASKSQEMVHLVNKESSETPDQFMTADETRNLQNVDMKIGV
配列番号98 CD44ポリペプチド配列
MDKFWWHAAWGLCLVPLSLAQIDLNITCRFAGVFHVEKNGRYSISRTEAADLCKAFNSTLPTMAQMEKALSIGFETCRYGFIEGHVVIPRIHPNSICAANNTGVYILTSNTSQYDTYCFNASAPPEEDCTSVTDLPNAFDGPITITIVNRDGTRYVQKGEYRTNPEDIYPSNPTDDDVSSGSSSERSSTSGGYIFYTFSTVHPIPDEDSPWITDSTDRIPATTLMSTSATATETATKRQETWDWFSWLFLPSESKNHLHTTTQMAGTSSNTISAGWEPNEENEDERDRHLSFSGSGIDDDEDFISSTISTTPRAFDHTKQNQDWTQWNPSHSNPEVLLQTTTRMTDVDRNGTTAYEGNWNPEAHPPLIHHEHHEEEETPHSTSTIQATPSSTTEETATQKEQWFGNRWHEGYRQTPKEDSHSTTGTAAASAHTSHPMQGRTTPSPEDSSWTDFFNPISHPMGRGHQAGRRMDMDSSHSITLQPTANPNTGLVEDLDRTGPLSMTTQQSNSQSFSTSHEGLEEDKDHPTTSTLTSSNRNDVTGGRRDPNHSEGSTTLLEGYTSHYPHTKESRTFIPVTSAKTGSFGVTAVTVGDSNSNVNRSLSGDQDTFHPSGGSHTTHGSESDGHSHGSQEGGANTTSGPIRTPQIPEWLIILASLLALALILAVCIAVNSRRRCGQKKKLVINSGNGAVEDRKPSGLNGEASKSQEMVHLVNKESSETPDQFMTADETRNLQNVDMKIGV
配列番号99 連続順でのCD44の5個全てのエクソン1~5からのポリヌクレオチド配列
配列番号100 エクソン1~5 CD44の翻訳されたポリペプチド配列
MDKFWWHAAWGLCLVPLSLAQIDLNITCRFAGVFHVEKNGRYSISRTEAADLCKAFNSTLPTMAQMEKALSIGFETCRYGFIEGHVVIPRIHPNSICAANNTGVYILTSNTSQYDTYCFNASAPPEEDCTSVTDLPNAFDGPITITIVNRDGTRYVQKGEYRTNPEDIYPSNPTDDDVSSGSSSERSSTSGGYIFYTFSTVHPIPDEDSPWITDSTDRIPAT
SLC3A2転写バージョン6配列情報
配列番号13 SLC3A2-NRG1融合体からのSLC3A2 5’のエクソン1の配列
CCGCATCGGCGACCTTCAGGCCTTCCAGGGCCACGGCGCGGGCAACCTGGCGG
配列番号14 SLC3A2-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン5の配列
CATCTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCAT
配列番号15 SLC3A2-NRG1ポリヌクレオチド配列
CCGCATCGGCGACCTTCAGGCCTTCCAGGGCCACGGCGCGGGCAACCTGGCGGCATCTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCAT
配列番号16 SLC3A2-NRG1ポリペプチド配列
RIGDLQAFQGHGAGNLAASTSTSTTGTSH
配列番号103 エクソン1 SLC3A2
AGATGCAGTAGCCGAAACTGCGCGGAGGCACAGAGGCCGGGGAGAGCGTTCTGGGTCCGAGGGTCCAGGTAGGGGTTGAGCCACCATCTGACCGCAAGCTGCGTCGTGTCGCCGGTTCTGCAGGCACCATGAGCCAGGACACCGAGGTGGATATGAAGGAGGTGGAGCTGAATGAGTTAGAGCCCGAGAAGCAGCCGATGAACGCGGCGTCTGGGGCGGCCATGTCCCTGGCGGGAGCCGAGAAGAATGGTCTGGTGAAGATCAAGGTGGCGGAAGACGAGGCGGAGGCGGCAGCCGCGGCTAAGTTCACGGGCCTGTCCAAGGAGGAGCTGCTGAAGGTGGCAGGCAGCCCCGGCTGGGTACGCACCCGCTGGGCACTGCTGCTGCTCTTCTGGCTCGGCTGGCTCGGCATGCTTGCTGGTGCCGTGGTCATAATCGTGCGAGCGCCGCGTTGTCGCGAGCTACCGGCGCAGAAGTGGTGGCACACGGGCGCCCTCTACCGCATCGGCGACCTTCAGGCCTTCCAGGGCCACGGCGCGGGCAACCTGGCGG
配列番号104 エクソン2 SLC3A2
GTCTGAAGGGGCGTCTCGATTACCTGAGCTCTCTGAAGGTGAAGGGCCTTGTGCTGGGTCCAATTCACAAGAACCAGAAGGATGATGTCGCTCAGACTGACTTGCTGCAGATCGACCCCAATTTTGGCTCCAAGGAAGATTTTGACAGTCTCTTGCAATCGGCTAAAAAAAAGA
配列番号105 エクソン3 SLC3A2
GCATCCGTGTCATTCTGGACCTTACTCCCAACTACCGGGGTGAGAACTCGTGGTTCTCCACTCAGGTTGACACTGTGGCCACCAAGGTGAA
配列番号106 エクソン4 SLC3A2
GATGCTCTGGAGTTTTGGCTGCAAGCTGGCGTGGATGGGTTCCAGGTTCGGGACATAGAGAATCTGAAG
配列番号107 エクソン5 SLC3A2
GATGCATCCTCATTCTTGGCTGAGTGGCAAAATATCACCAAGGGCTTCAGTGAAGACAG
配列番号108 エクソン6 SLC3A2
GCTCTTGATTGCGGGGACTAACTCCTCCGACCTTCAGCAGATCCTGAGCCTACTCGAATCCAACAAAGACTTGCTGTTGACTAGCTCATACCTGTCTGATTCTGGTTCTACTGGGGAGCATACAAAATCCCTAGTCACACAGTATTTGAATGCCACTGGCAATCGCTGGTGCAGCTGGAGT
配列番号109 エクソン7 SLC3A2
TTGTCTCAGGCAAGGCTCCTGACTTCCTTCTTGCCGGCTCAACTTCTCCGACTCTACCAGCTGATGCTCTTCACCCTGCCAGGGACCCCTGTTTTCAGCTACGGGGATGAGATTGGCCTGGATGCAGCTGCCCTTCCTGGACAG
配列番号110 エクソン8 SLC3A2
CCTATGGAGGCTCCAGTCATGCTGTGGGATGAGTCCAGCTTCCCTGACATCCCAGGGGCTGTAAGTGCCAACATGACTGTGAAG
配列番号111 エクソン9 SLC3A2
GGCCAGAGTGAAGACCCTGGCTCCCTCCTTTCCTTGTTCCGGCGGCTGAGTGACCAGCGGAGTAAGGAGCGCTCCCTACTGCATGGGGACTTCCACGCGTTCTCCGCTGGGCCTGGACTCTTCTCCTATATCCGCCACTGGGACCAGAATGAGCGTTTTCTGGTAGTGCTTAACTTTGGGGATGTGGGCCTCTCGGCTGGACTGCAGGCCTCCGACCTGCCTGCCAGCGCCAGCCTGCCAGCCAAGGCTGACCTCCTGCTCAGCACCCAGCCAGGCCGTGAGGAGGGCTCCCCTCTTGAGCTGGAACGCCTGAAACTGGAGCCTCACGAAGGGCTGCTGCTCCGCTTCCCCTACGCGGCCTGACTTCAGCCTGACATGGACCCACTACCCTTCTCCTTTCCTTCCCAGGCCCTTTGGCTTCTGATTTTTCTCTTTTTTAAAAACAAACAAACAAACTGTTGCAGATTATGAGTGAACCCCCAAATAGGGTGTTTTCTGCCTTCAAATAAAAGTCACCCCTGCATGGTGAA
配列番号112 連続順での9個全てのエクソン1~9のポリヌクレオチド配列
配列番号113 エクソン1 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
MSQDTEVDMKEVELNELEPEKQPMNAASGAAMSLAGAEKNGLVKIKVAEDEAEAAAAAKFTGLSKEELLKVAGSPGWVRTRWALLLLFWLGWLGMLAGAVVIIVRAPRCRELPAQKWWHTGALYRIGDLQAFQGHGAGNLA
配列番号114 エクソン2 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
LKGRLDYLSSLKVKGLVLGPIHKNQKDDVAQTDLLQIDPNFGSKEDFDSLLQSAKKK
配列番号115 エクソン3 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
IRVILDLTPNYRGENSWFSTQVDTVATKV
配列番号116 エクソン4 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
DALEFWLQAGVDGFQVRDIENLK
配列番号117 エクソン5 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
DASSFLAEWQNITKGFSED
配列番号118 エクソン6 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
LLIAGTNSSDLQQILSLLESNKDLLLTSSYLSDSGSTGEHTKSLVTQYLNATGNRWCSWS
配列番号119 エクソン7 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
LSQARLLTSFLPAQLLRLYQLMLFTLPGTPVFSYGDEIGLDAAALPGQ
配列番号120 エクソン8 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
PMEAPVMLWDESSFPDIPGAVSANMTVK
配列番号121 エクソン9 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
GQSEDPGSLLSLFRRLSDQRSKERSLLHGDFHAFSAGPGLFSYIRHWDQNERFLVVLNFGDVGLSAGLQASDLPASASLPAKADLLLSTQPGREEGSPLELERLKLEPHEGLLLRFPYAA
配列番号122 SLC3A2ポリペプチド配列
MSQDTEVDMKEVELNELEPEKQPMNAASGAAMSLAGAEKNGLVKIKVAEDEAEAAAAAKFTGLSKEELLKVAGSPGWVRTRWALLLLFWLGWLGMLAGAVVIIVRAPRCRELPAQKWWHTGALYRIGDLQAFQGHGAGNLAGLKGRLDYLSSLKVKGLVLGPIHKNQKDDVAQTDLLQIDPNFGSKEDFDSLLQSAKKKSIRVILDLTPNYRGENSWFSTQVDTVATKVKDALEFWLQAGVDGFQVRDIENLKDASSFLAEWQNITKGFSEDRLLIAGTNSSDLQQILSLLESNKDLLLTSSYLSDSGSTGEHTKSLVTQYLNATGNRWCSWSLSQARLLTSFLPAQLLRLYQLMLFTLPGTPVFSYGDEIGLDAAALPGQPMEAPVMLWDESSFPDIPGAVSANMTVKGQSEDPGSLLSLFRRLSDQRSKERSLLHGDFHAFSAGPGLFSYIRHWDQNERFLVVLNFGDVGLSAGLQASDLPASASLPAKADLLLSTQPGREEGSPLELERLKLEPHEGLLLRFPYAA
NRG1配列情報
配列番号125 エクソン1 NRG1
AGTAAGCCTCCGCAGCCCACTCGGACTGCAGCCTGTTTGCCGCCCGTCCTCCCATTGCAGCACTCGGGGCGACAGAGAGGGAGGAGGCGCGCGGGGACGGGGACGCCCAGGAGGACCCACTCGCGGGTCCCGCTCCGCTCCGGCAGCAGCATGGGGAAAGGACGCGCGGGCCGAGTTGGCACCACAG
配列番号126 エクソン2 NRG1
CCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACTAGTCCTTCGGTGTGAAACCAGTTCTGAATACTCCTCTCTCAGATTCAAGTGGTTCAAGAATGGGAATGAATTGAATCGAAAAAACAAACCACAAAATATCAAGATACAAAAAAAGCCAGG
配列番号127 エクソン3 NRG1
GAAGTCAGAACTTCGCATTAACAAAGCATCACTGGCTGATTCTGGAGAGTATATGTGCAAAGTGATCAGCAAATTAGGAAATGACAGTGCCTCTGCCAATATCACCATCGTGGAATCAAACG
配列番号128 エクソン4 NRG1
AGATCATCACTGGTATGCCAGCCTCAACTGAAGGAGCATATGTGTCTTCAG
配列番号129 エクソン5 NRG1
AGTCTCCCATTAGAATATCAGTATCCACAGAAGGAGCAAATACTTCTTCAT
配列番号130 エクソン6 NRG1
CTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATGGAGGGGAGTGCTTCATGGTGAAAGACCTTTCAAACCCCTCGAGATACTTGTGCAA
配列番号131 エクソン7 NRG1
GTGCCCAAATGAGTTTACTGGTGATCGCTGCCAAAACTACGTAATGGCCAGCTTCTACA
配列番号132 エクソン8 NRG1
AGCATCTTGGGATTGAATTTATGG
配列番号133 エクソン9 NRG1
AGGCGGAGGAGCTGTACCAGAAGAGAGTGCTGACCATAACCGGCATCTGCATCGCCCTCCTTGTGGTCGGCATCATGTGTGTGGTGGCCTACTGCAAAACCAA
配列番号134 エクソン10 NRG1
GAAACAGCGGAAAAAGCTGCATGACCGTCTTCGGCAGAGCCTTCGGTCTGAACGAAACAATATGATGAACATTGCCAATGGGCCTCACCATCCTAACCCACCCCCCGAGAATGTCCAGCTGGTGAAT
配列番号135 エクソン11 NRG1
CAATACGTATCTAAAAACGTCATCTCCAGTGAGCATATTGTTGAGAGAGAAGCAGAGACATCCTTTTCCACCAGTCACTATACTTCCACAGCCCATCACTCCACTACTGTCACCCAGACTCCTAGCCACAG
配列番号136 エクソン12 NRG1
CTGGAGCAACGGACACACTGAAAGCATCCTTTCCGAAAGCCACTCTGTAATCGTGATGTCATCCGTAGAAAACAGTAGGCACAGCAGCCCAACTGGGGGCCCAAGAGGACGTCTTAATGGCACAGGAGGCCCTCGTGAATGTAACAGCTTCCTCAGGCATGCCAGAGAAACCCCTGATTCCTACCGAGACTCTCCTCATAGTGAAAG
配列番号137 エクソン13 NRG1
GTATGTGTCAGCCATGACCACCCCGGCTCGTATGTCACCTGTAGATTTCCACACGCCAAGCTCCCCCAAATCGCCCCCTTCGGAAATGTCTCCACCCGTGTCCAGCATGACGGTGTCCATGCCTTCCATGGCGGTCAGCCCCTTCATGGAAGAAGAGAGACCTCTACTTCTCGTGACACCACCAAGGCTGCGGGAGAAGAAGTTTGACCATCACCCTCAGCAGTTCAGCTCCTTCCACCACAACCCCGCGCATGACAGTAACAGCCTCCCTGCTAGCCCCTTGAGGATAGTGGAGGATGAGGAGTATGAAACGACCCAAGAGTACGAGCCAGCCCAAGAGCCTGTTAAGAAACTCGCCAATAGCCGGCGGGCCAAAAGAACCAAGCCCAATGGCCACATTGCTAACAGATTGGAAGTGGACAGCAACACAAGCTCCCAGAGCAGTAACTCAGAGAGTGAAACAGAAGATGAAAGAGTAGGTGAAGATACGCCTTTCCTGGGCATACAGAACCCCCTGGCAGCCAGTCTTGAGGCAACACCTGCCTTCCGCCTGGCTGACAGCAGGACTAACCCAGCAGGCCGCTTCTCGACACAGGAAGAAATCCAGGCCAGGCTGTCTAGTGTAATTGCTAACCAAGACCCTATTGCTGTATAAAACCTAAATAAACACATAGATTCACCTGTAAAACTTTATTTTATATAATAAAGTATTCCACCTTAAATTAAACAATTTATTTTATTTTAGCAGTTCTGCAAATAGAAAACAGGAAAAAAACTTTTATAAATTAAATATATGTATGTAAAAATGTGTTATGTGCCATATGTAGCAATTTTTTACAGTATTTCAAAACGAGAAAGATATCAATGGTGCCTTTATGTTATGTTATGTCGAGAGCAAGTTTTGTACAGTTACAGTGATTGCTTTTCCACAGTATTTCTGCAAAACCTCTCATAGATTCAGTTTTTGCTGGCTTCTTGTGCATTGCATTATGATGTTGACTGGATGTATGATTTGCAAGACTTGCAACTGTCCCTCTGTTTGCTTGTAGTAGCACCCGATCAGTATGTCTTGTAATGGCACATCCATCCAGATATGCCTCTCTTGTGTATGAAGTTTTCTTTGCTTTCAGAATATGAAATGAGTTGTGTCTACTCTGCCAGCCAAAGGTTTGCCTCATTGGGCTCTGAGATAATAGTAGATCCAACAGCATGCTACTATTAAATACAGCAAGAAACTGCATTAAGTAATGTTAAATATTAGGAAGAAAGTAATACTGTGATTTAAAAAAAACTATATTATTAATCAGAAGACAGCTTGCTCTTACTAAAAGGAGCTCTCATTTACTTTATTTGATTTTATTTTTCTTGACAAAAAGCAACAGTTTTAGGGATAGCTTAGAAAATGGGTTCTGGCTTGCTATCAGGGTAAATCTAACACCTTACAAGAGGACTGAGTGTCACTTTCTCTCTGGGGGAATGATCCAGCAGCTTATCTAGTTGACAATCAAAACACGGCTGATAAAGGTGCAATCATTTCTGACATGTATTTTTCACTGATTTTGAAGCTAGTGATTGGTTGTGTCTTCTTGGCTCAAAAAGAAGCATATTACGGCACAAAAAGCCCAGCCCAGACAGCACATGCAGCATTTTGTCTGAAATACTTCTAGAGTCAAACGTGCCTGCTGTACATAGCGATGACTTGTCATCATAGGGAAGTATTTCCATCGTAGAGTGTTCAGAAGGAGTGACTGTATAGGTGGAGAGAAGCTTAGTGACTCCGTTGAAATTTTAAAATGTGGATGACCACCCCTTTCTCCCCCTTATTTTTCTTTTATCTTTCCATGTTGCCTTGATCAGGTCATAACTATGCATGAACATTTTTTATCAGGAATGGCCGATGTGTATGTGATTTGTAATCACAAGTAATGATTCATCAGGAAATGTCAATCCTGTTGGAAAGATTGCACCTTTACTTGCAGAAGTGACCCCCACCTGTGTCCTGACCTCTCCATTTACAGGCTCTCTCACCCATTTCCCCCACCTCCTTTAATTTTTGCTTTACTGTCATAAAGTAGGACTAAGATTGGTCTAAGCATTGCATGTTCTTTTGTGATGGTAAATCCAAAGGAAGGCCTATAAGTATTAACATTTGAAATAACTGCTAATTCAGGAAAATGGAAGAAAAAAAATTATTTGAAACACAGAACCCATTTCATGGCCTGCCTGATATCTGTGAAATCAGGGCTGGAGCTTTACTTAGGATTCACATGGCCTCCTAGGAACCATGGGACAAATGGGAAACAGGTTATCGGGGGATTCATGAAGTCAGTGAGAGTAATTGCTTCTTTTTTGCGGGTGAACTGAATGTATTTCTTCACCAAATCTTGATGTTAACAATTAAAAAGAAGAAATGACATGCAAGTAGGTCTTAGCAGAAAAATGCAGGCTGGGCATGAGTCATGTTGTTACCCTCCCACATGCTCCTACAATCCACAGAGATGCCTGTCTGCAGGTTCTTGAAGTTATTGTTAGTATTTGGTATCTCAAATTTTTCGTCACTGTTCACATGCCACTTTCTCTGTGCACAGTGGTATCCTCATTTGCTTTTTAACCTACACTGAGGAGTCTTTGTCAGGTTGCACTGATTTTCCAATTCTGCAGTAATGAGTAAGCTCACGGCATGGGGAAGAAGACAGTCAGTCCAATGAAGTTCTCTAAATTATTTTAACATTGCCTTTGAAGGCCTTGACTCATCCTTAGCTATTTCAATGAAGAAATTCCTACCATGAATTTAAAACCCTAAAAATTCTGTTTCAAATTCTTTGGGCATTGGGGTACTCAGATATCCCATTGTGGAAGAATTTTAAGAATAAATAGAAGTTTCTGTTGAGAACCATGAGCAACATGTTTCTTACAATGAGAATTGCTATGCATTTTAAAATTGCAAATATATATGAAAATTGAAGACAAGAGGAAATTGTATTTCTAACTTGATTCTGATCACTCACAGAGGTGGCATATTATTATAGTTGGGACATCCTTTGCACCCTTCATAAAAAAGGCCAGCTGACTGCTCAGCATCACCTGCCAAGGCCACTAGATTTGTGTTTACAGGGGTATCTCTGTGATGCTTGTCACATCACTCTTGACCACCTCTGTTAATAAATTCCGACAGTGCAGTGGCGATCGGAGTGTGAACTTATGTTCCCAGCATATGGAAAGCTATCTTAGGTTTTAAGGTAGTAGAAATTGCCCAGGAGTTTGACAGCAACTTTGTTTCCCGGGTCTAAAATCGTATCCCACTGAGGTGTATGCAGTGGAGCATAATACATGCAAATACATGCAAAACTCCTTTTGTTTCACCTAAGATTCACTTTCTATCTTACTTTCCCTTCCTGCCTAGTGTGACTTTTGCCCCCAAGAGTGCCTGGACAGCATTCTAGTTTCTACAAAATGGTCCTCTGTGTAGGTGAATGTGTCCCAAACCTGCTATCACTTTCTTGTTTCAGTGTGACTGTCTTGTTAGAGGTGAAGTTTATCCAGGGTAACTTGCTCACTAACTATTCCTTTTTATGGCCTGGGGTTAAAGGGCGCATGGCTCACACTGGTGAAAATAAGGAAGGCCTGGTCTTATCTTGTATTAATAATACTGGCTGCATTCCACCAGCCAGAGATTTCTATCTGCGAAGACCTATGAAACACTGAAGAGAAATGTAGGCAGAAGGAAATGGCCACATATCACAAGTTCTATTATATATTCTTTTGTAAATACATATTGTATATTACTTGGATGTTTTCTTATATCATTTACTGTCTTTTTGAGTTAATGTCAGTTTTTACTCTCTCAACTTACTATGTAACATTGTAAATAACATAATGTCCTTTATTATTTATATTTAAGCATCTAACATATAGAGTTGTTTTCATATAAGTTTAAGATAAATGTCAAAAATATATGTTCTTTTGTTTTTCTTTGCTTTAAAATTATGTATCTTTTCCTTTTCTTTTTTTTAAGAATAATTTATTGTTCAGGAGAAAGAATGTATATGTAACTGAAACTATCTGAAGAATGCACATTGAAGGCCGTGAGGTACTGATAAACTAAAGAATTTATTATTCAAAATACTAAGCAATAAGTAATTGTGATTTATTTAAAGTTTTGTCCATTTTCCATGAAAGACATACTGCAATAAAAATGCTACTCTGTGGAGACCTGGGAGTGTTGCTCAGCAGACTACAGCTTCAGTCTGTTAGACCAGCACCTTTCATCTCATTCCCATAGTTATGCTAATTTAGGATTGTGTTCCATGGACCCCATGATCACCTTGTCTATACGTTGCTTCTTGTCTGTCCATTGCTTTTGCCACACCACCTGTTCTCAAATCATCTCCTCCCTACCAATGCTGTTTATCACTTTCTTCCTTGTTGAAGAGGCCACACAACCAGACAGTACTATGCTTCCTTTTTCCTCCATACACAATAACAGAGAGAGAATATTCTAGGGCATGACTGCCTGGATCCTGGCTGTTGCTATCTTTTGTAGTGGCAGTAAGAAACTCCTTCAGACTAATGAAAATGTCAACGTGCCATTCAATCACGAAAGGTAACGAAAAATGCTCTCATGGTTCAAATAGTCCAATGGCCCATAGTGGCCTAAAAGGCAGCCAGTTGACACCTGGCCATGCTAAGCTTCCTTATACCATCCGCTAATGACTTTCCATTGGGCCCACAATTTACGGATTCATAATTTTAAAAGAGGAGAAGGCCAAGTTAGGTTCATTCCCCTTATTCTGTCAATAAAACAAATCAAACTCATGTCTATCTAACTGCTCAGGGAGGAGCCTTTGCATGAGAAAATTCTCATATTCTAAGACTGAGTCATAGAAATGAGGGTATTACTTTTCTTACTGCAATTAACCTAAACAAAAGCCATATTTTAACAAATAGATATTTGCATGGTACCCTTCATATATTCCAAGCATTTCACTCATTATTCCAGGTAGGTTAAGAGCTTCTGAAGTGTATGAAGTAAAGGTCAGCAATCCTTTGGGGTGAACAGTGGCCTCCTTTGGAGTTTGGGGGTAACCTGAGACTTCCCACCAATGTCCACCTCCATCTGTG
TACCTAATTCCTATTACCTAGTTATGGCTCCTCTAGGATCATTTCCAAACACTCTGGATGTCCAGGAAATTTAAATTGTAGCTTTTGACTGAGCTAGTTTTTCCTATTTATATTAATAAATTTTCAAAAATGCTTGAAATCTTCACATTTGCAACAACTTTAGTTTTCATGCACATACAAACACAGAGAGACAAAAATTCCAAACAGACACTCTCCAAAAGCCACCACACTCTTTCACTTGCTCTATAGTCATTTAGCCAACCAGCCATGCAGAGAATATTTAAAACTTAAAGATTGAGACATTATTCTCAGTTTTTGCTGAGGCTTTGTAACGAAATTGAACACTATAAGCAGCTATTGTAGTAATTTTGGTTAAAATTGTTTGCCTGGGATATAGTATTTGAGGCAGAAGCACGTGTGTGAAGGAGGTGAGGTGGTTTGGAAAGAGTGAAGACTCGCAGCCAGATTGAATGTCTGGATAATTACTATAATTCTCCCTTCTTGGTTGAAACCATGTTCTCTCTTGATTTTTAAACCCAGGCTGCCTCTGGAAACAAGCAAACCTGAGTCTTTCTAACCTGAGTCTTCCCAATCATTAGATTTCTTTTCTGTCCTAACGATGAATGATAAAAGGACTTGATGTTCACAATTTGGGGTTATAAGGCAGGTCTGAAATCTGGAGACTCAAGATGCTGGAAGGAGTGGAAAGTTTCGATGACTTTATATGAATCACTTTGCACTCTATGTTTGGCTTGTCCTCTTTGAAACTGATTTACTAAAATAAATGTAAGGGAACTATTACTCCAAAAGATTAACTTGGCAGGAAATACCAATACTTTCAGTTTATGAAAGACAAAACTGTCTTGTTGCTACAGGAAGCTGCAATGTTCCTAACCTTTAAGGTTGGTGTTGAATAGGGTGGTCATGCCCTCCCCTGCAGGTATCTTTAGGCTCCTGTTGACCTCCTGGTACTATAACTGTTCGTCTTCTCTGGGTAGCTATTGATTTTGAACTTTAACATGCTTCAAAACTTTATTCATCAGGGAAATAGGAAAAGAGTTTTGTTACCTGGAGGAAATCTATTGTGATCTACCTGAGCTTTTTAAAAACAGACCAGGAGAAGGAAACCAGTAATTTTTAAAGAAGAGACAGAGAATGGGATAATAGTTTCACCCAGGATCTCTTTCTAACCCTTTCCCTTCAAATGAACTTATTGGAACAGAATTGGAAAGAAGAAAGGACATCTCTGCCCACCCCACAGGATGCCAAAAAGGCTAAAGAATTACCTCTGTAGATTTAAACATCTTTAATGGCTTATGTATAGATTTGCTAATACAGAGAGAAATGAACTATTAAATAAAAATCACATTTTATAATATTTTTATGGCTTAAAACATCCTTTATCTCCTTTTTGTTCTCTCTACATGATATGGTAAGTGATGAGGAAAATTTAGGCTCAGGAAGGTTAAAATCTTTCTTGGAGTTACACATCTAAGAGAGCTGCAGAGCTGACACTTGTACCCAGGTTTTCTGACTGCAAATCCAGTTTCTTTCTATTGCGTTCTTCCCCTTTCCCTGCCTCAAGCAGAAACAGGTTTTTTATTTTCAACCTTTATGTATACAGTATGTTATGTTACATCTACAGCTAAGTTTCTTTTTAGAAGAATGTGAGCCCTTCTAGCTTTGGTTTAGAGTGATTCTAGAAGCCAATTTCCTTGGCTTAGTGATTCTATGCACCTTTCCTAAACTTAGCTTTCTAAGGAAATGAAGTGTACGAGTGAGAATGAATTCACAATTTCGACATGTAGGTAGCATCCTAAAGTGAAAAGAGGAGGAAATTTGTGGTCAAAGCACTCTCCCCACCACTTAGAAACTTACTGACTGTGGGCAGCTTCCTCCTCCAAGTTTCCTTCCTGATTTACAAGACCGTGGTGTGGTCAGGATTAAACTTGAATACATGTAAGGAAGCCTGAAAGTGTCTAACACATAGCGAGTATTCAAATGCCACCTTCTATTTGATCCTTCCCCTCCAGTTCCTTAAGTTTTGGAATCTAGGTTTCTCAGTTCCAAATGGATTGACATTTGCATATCCCCATTGCACAATGGATCAAATAAACTTTATGTTATCATTTCTCCAACATAGTGCCAGTAAGCAAATCCTTTTTAATAACAACAGTATGTTGAGAAACATATCACCAAATAATATTTAACTTTGTAGCTTTGATAAGTTCTTTAGGTTTTGGTTTTGGTTTTGTTTTCTGAGACAGGGTCTTGATCTGTCACCCAGACTGGAGTGCAATGGTTCAATTTTAGCTCACTGCAACCTGTAACTCCTGAGCTCAAGTGATCCTCCCACCTCAGCCTCTCAAGTAGCTGGGACTACAGGTGTGCTCCACCATGCCCAGCGATTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTGGTAGGGACAAGGTCTCGCTATGTTGCCCAGGCTGGTCTTCAATTCCTGGCCTTAAGTGATCCTCCTGCCTCGGCCTCCCAAAGTGCTGGAATTACAGGCATGAGCCACCACCCATAACTTTATGTTTGTTTTTTTGATGCAGTATAAGTTCAGCTTGCTTCTTATGCAGCCATACCATTTCATGTTAACTCTGATTTTTAGCAGCTTATTACATTAGTGTTTTATTATTAATATAATTTTACAGAAATTTACTAAACCATGACTCTGTAGAGTTTTAATAATACTACCTCCAAACATCATTGCAAACATCTAGAAGAATGAACAAAAATGATCTTAGATCGACAGTATATCTGTTTGTCTTAGTTTCTACACAGGATGTTCAGACATATTCCATTTCTTTAAAAAAAAAATATATATATATATATATATATATAGGCCTGGCACGGTGGCTCATGACTGTAATCCCAGCACTTTGGGAGGCTTAGGCAGGCAAATCACCTGAGGTCAGGAGTTTGAGACTGGCCTGACCAACATGGTGAAACCTCGTCTCTATTAAAATTACAAAAATTAGCCGGGCGTGGTGGCACATGCCTGTAATCCCAGCTACTCGGGAGGCTGAGGCAGGAGAATCACTTGAACCTGGGAGGCAGAGGTTGCAGTGAGTTGAGATCACGCCATTGCACTCCAGCCTTGGTGACAAGAGTGAAACTCCGTCTCAAAAAAAAAAAAAATATGTATATATATATATATATATATATATATATATATATATATATATATATAAAATCCCACCAAAAGTCTGCAGAGTGACCAAATTAGACGGCTCTGGTTTCAGATTAAATTCTAAATGTGAGAAACCACATAGCTCCCATGATCCATCCAATAATTCCTCACGTCCTCTTCACTCTTTACTCCATGCATAAAACAGAATTTTTTTTTCTCATCCTGGGTATGAAGCAATTAATAATTTACGGATTTAGCCTATTTGGATTCAATCCCTTCAAACTCCATACTACATCCAAGGTGGAAGTGACTTAAACTCTGATATCAATCATCAGGCTTGTAATATAGGCTTTGTTAATGGCAGGAGAGTCTAATAAAACTTTCTGTTCCTTATCCTTCATTTAAATGAAAAACTTTTTATTGAAAACAATCATAACTCTAGCTCATCATAAATATAATTCATGAGGACATTTTATTATTTTTATATTAAAGAAATAATATTATAGATGTAAACTTTGCACCTTTCTAATTATTATCATGAGTTAAGCTAATACTTGTCTTCTGGTCCCTAGATGATGATTCTTTTTTGCCTTACTGGAGGAGCCCTTGTCTTGAAGTGAGTTGCTTCAACAGCAGAGGACTTCTAGTTTCTCCCAGTTGAGCCTAAAGTGAACTTTTCATCTTCTTCAGAGGAAGGGGCTTCCTTGATTTGTACTTTTGTGGCTCCTCAGATAACACAGACAATTTTATCTTGGATCCCAGGTTCTCTTCACCATTAAGAATAAGAAAGAGAGAAAATGCTGTGCATGACAGCCACCTACTCCAAACTACCCAACCCCCTGTAACCAGGTACCTTCCAACAACGAGATGATTCTGCCCTCACTCAAGAGTCTCCCCCACAAAGATTCCATTCTCCCTTTACTTTTTATTTTTTATTTTTTTGCAAAACAAAGGCCTCCTTTAGTACCTCCTTAGTTTATAACCCTTATCTTCCCAGCTCTTCCCTTCACTGATACCTCTGATTTCAAAAGTTCTGAAGTCGGAAGACCACACAATTTCAGACTGTGAACAGAAATTCAGTCAGAAATTATTGGAGTTAGAAAGAATTTAGAGAAATTGTATTGAACTAGAAAGTCCTCTTTGATTAGTGGTGGCCCTTTAGAAAGTTCTAGGGCAGAGTCCCATGGTGTTTCATCTTTTCCATGATTTGCTTGACCAAAAACTTTTCTTTCACAACATGAAAATATGCTAATCCACCACACATTTTGGATTCTGCTCTGTTTGCCTGAGGTGTTAGATCTCTAGCCAGGACTGTGAAGGGAAGGAACTTGAATCCTTCCTATTGAGCTATTAATGCAGAGTCAGTGAGATGAAGGGTTCCACTCGGGGTCAAAATCATGTCAGTTACCAAGCAAAGGAGCAAGTAAGGGGAAACATCTCCTCATCTGGTTAGTGGAGCCACATTTCACCCACTGATCAAGCCAGACCTGAGCAATAGTCTAGATTTCTCCCTCCACATCTAATTGGTGACAATGGTGATTGTACCACTGACAGGTCACACAAGTCCACACCCTCCTTCACAGCCTCACTGCTTCGGCTCTTGTTTATGCTCTTATCAGCATCTGTCACTAGGATCCATTTGTCTCCTGACTCATCTACTTCCTTTCACTCCCCTGGGCCATCCTTCACATCATGCTAGAAGACTGTGTCTAACTTGCAGAACTTATTGTGTCAATCTCCTGGTTACGGCCCCTCCATGGCTCCCCACCTGACATAGGAGGCCCTTCACAATCTGGCTTCTGTCACTCATAACTTGTCTCCAGCCTTCATTCTTCAGTCTGATTTTATGGTTTTCTAGTTCCCCAATACACCACACCAGTGTTTATGAAACCCTAGTCATTGGCCTACGAACTTTATGATTATTGACATATTCATGTACCACCTGTATTATTTTTTGCAT
AGTGTTTATTTTTAATTGACTACATTTTTAACTACAATAAAGTAATTTCAACTAAAA
配列番号138 連続順でのNRG1の13個全てのエクソン1~13からのポリヌクレオチド配列
配列番号139 エクソン1 NRG1の翻訳されたポリペプチド配列
MGKGRAGRVGTT
配列番号140 エクソン2 NRG1の翻訳されたポリペプチド配列
LPPRLKEMKSQESAAGSKLVLRCETSSEYSSLRFKWFKNGNELNRKNKPQNIKIQKKP
配列番号141 エクソン3 NRG1の翻訳されたポリペプチド配列
KSELRINKASLADSGEYMCKVISKLGNDSASANITIVESN
配列番号142 エクソン4 NRG1の翻訳されたポリペプチド配列
IITGMPASTEGAYVSS
配列番号143 エクソン5 NRG1の翻訳されたポリペプチド配列
SPIRISVSTEGANTSS
配列番号144 エクソン6 NRG1の翻訳されたポリペプチド配列
TSTSTTGTSHLVKCAEKEKTFCVNGGECFMVKDLSNPSRYLC
配列番号145 エクソン7 NRG1の翻訳されたポリペプチド配列
CPNEFTGDRCQNYVMASFY
配列番号146 エクソン8 NRG1の翻訳されたポリペプチド配列
HLGIEFM
配列番号147 エクソン9 NRG1の翻訳されたポリペプチド配列
AEELYQKRVLTITGICIALLVVGIMCVVAYCKT
配列番号148 エクソン10 NRG1の翻訳されたポリペプチド配列
KQRKKLHDRLRQSLRSERNNMMNIANGPHHPNPPPENVQLVN
配列番号149 エクソン11 NRG1の翻訳されたポリペプチド配列
QYVSKNVISSEHIVEREAETSFSTSHYTSTAHHSTTVTQTPSH
配列番号150 エクソン12 NRG1の翻訳されたポリペプチド配列
WSNGHTESILSESHSVIVMSSVENSRHSSPTGGPRGRLNGTGGPRECNSFLRHARETPDSYRDSPHSE
配列番号151 エクソン13 NRG1の翻訳されたポリペプチド配列
YVSAMTTPARMSPVDFHTPSSPKSPPSEMSPPVSSMTVSMPSMAVSPFMEEERPLLLVTPPRLREKKFDHHPQQFSSFHHNPAHDSNSLPASPLRIVEDEEYETTQEYEPAQEPVKKLANSRRAKRTKPNGHIANRLEVDSNTSSQSSNSESETEDERVGEDTPFLGIQNPLAASLEATPAFRLADSRTNPAGRFSTQEEIQARLSSVIANQDPIAV
配列番号152 NRG1ポリペプチド配列
MGKGRAGRVGTTALPPRLKEMKSQESAAGSKLVLRCETSSEYSSLRFKWFKNGNELNRKNKPQNIKIQKKPGKSELRINKASLADSGEYMCKVISKLGNDSASANITIVESNEIITGMPASTEGAYVSSESPIRISVSTEGANTSSSTSTSTTGTSHLVKCAEKEKTFCVNGGECFMVKDLSNPSRYLCKCPNEFTGDRCQNYVMASFYKHLGIEFMEAEELYQKRVLTITGICIALLVVGIMCVVAYCKTKKQRKKLHDRLRQSLRSERNNMMNIANGPHHPNPPPENVQLVNQYVSKNVISSEHIVEREAETSFSTSHYTSTAHHSTTVTQTPSHSWSNGHTESILSESHSVIVMSSVENSRHSSPTGGPRGRLNGTGGPRECNSFLRHARETPDSYRDSPHSERYVSAMTTPARMSPVDFHTPSSPKSPPSEMSPPVSSMTVSMPSMAVSPFMEEERPLLLVTPPRLREKKFDHHPQQFSSFHHNPAHDSNSLPASPLRIVEDEEYETTQEYEPAQEPVKKLANSRRAKRTKPNGHIANRLEVDSNTSSQSSNSESETEDERVGEDTPFLGIQNPLAASLEATPAFRLADSRTNPAGRFSTQEEIQARLSSVIANQDPIAV
配列番号153 連続順でのNRG1の12個全てのエクソン2~13からのポリヌクレオチド配列
配列番号154 エクソン2~13 NRG1からの翻訳されたポリペプチド配列
LPPRLKEMKSQESAAGSKLVLRCETSSEYSSLRFKWFKNGNELNRKNKPQNIKIQKKPGKSELRINKASLADSGEYMCKVISKLGNDSASANITIVESNEIITGMPASTEGAYVSSESPIRISVSTEGANTSSSTSTSTTGTSHLVKCAEKEKTFCVNGGECFMVKDLSNPSRYLCKCPNEFTGDRCQNYVMASFYKHLGIEFMEAEELYQKRVLTITGICIALLVVGIMCVVAYCKTKKQRKKLHDRLRQSLRSERNNMMNIANGPHHPNPPPENVQLVNQYVSKNVISSEHIVEREAETSFSTSHYTSTAHHSTTVTQTPSHSWSNGHTESILSESHSVIVMSSVENSRHSSPTGGPRGRLNGTGGPRECNSFLRHARETPDSYRDSPHSERYVSAMTTPARMSPVDFHTPSSPKSPPSEMSPPVSSMTVSMPSMAVSPFMEEERPLLLVTPPRLREKKFDHHPQQFSSFHHNPAHDSNSLPASPLRIVEDEEYETTQEYEPAQEPVKKLANSRRAKRTKPNGHIANRLEVDSNTSSQSSNSESETEDERVGEDTPFLGIQNPLAASLEATPAFRLADSRTNPAGRFSTQEEIQARLSSVIANQDPIAV
配列番号155 連続順でのNRG1の8個全てのエクソン6~13からのポリヌクレオチド配列
配列番号156 エクソン6~13 NRG1の翻訳されたポリペプチド配列
TSTSTTGTSHLVKCAEKEKTFCVNGGECFMVKDLSNPSRYLCKCPNEFTGDRCQNYVMASFYKHLGIEFMEAEELYQKRVLTITGICIALLVVGIMCVVAYCKTKKQRKKLHDRLRQSLRSERNNMMNIANGPHHPNPPPENVQLVNQYVSKNVISSEHIVEREAETSFSTSHYTSTAHHSTTVTQTPSHSWSNGHTESILSESHSVIVMSSVENSRHSSPTGGPRGRLNGTGGPRECNSFLRHARETPDSYRDSPHSERYVSAMTTPARMSPVDFHTPSSPKSPPSEMSPPVSSMTVSMPSMAVSPFMEEERPLLLVTPPRLREKKFDHHPQQFSSFHHNPAHDSNSLPASPLRIVEDEEYETTQEYEPAQEPVKKLANSRRAKRTKPNGHIANRLEVDSNTSSQSSNSESETEDERVGEDTPFLGIQNPLAASLEATPAFRLADSRTNPAGRFSTQEEIQARLSSVIANQDPIAV
配列番号157 連続順でのNRG1のエクソン5の、ヌクレオチドCATを含む8個全てのエクソン6~13からのポリヌクレオチド配列
配列番号158 エクソン5+CAT及びエクソン6~13 NRG1の翻訳されたポリペプチド配列
STSTSTTGTSHLVKCAEKEKTFCVNGGECFMVKDLSNPSRYLCKCPNEFTGDRCQNYVMASFYKHLGIEFMEAEELYQKRVLTITGICIALLVVGIMCVVAYCKTKKQRKKLHDRLRQSLRSERNNMMNIANGPHHPNPPPENVQLVNQYVSKNVISSEHIVEREAETSFSTSHYTSTAHHSTTVTQTPSHSWSNGHTESILSESHSVIVMSSVENSRHSSPTGGPRGRLNGTGGPRECNSFLRHARETPDSYRDSPHSERYVSAMTTPARMSPVDFHTPSSPKSPPSEMSPPVSSMTVSMPSMAVSPFMEEERPLLLVTPPRLREKKFDHHPQQFSSFHHNPAHDSNSLPASPLRIVEDEEYETTQEYEPAQEPVKKLANSRRAKRTKPNGHIANRLEVDSNTSSQSSNSESETEDERVGEDTPFLGIQNPLAASLEATPAFRLADSRTNPAGRFSTQEEIQARLSSVIANQDPIAV
配列番号161 連続順でのNRG1のエクソン5の、ヌクレオチドCATを除く5個全てのエクソン1~5からのポリヌクレオチド配列
AGTAAGCCTCCGCAGCCCACTCGGACTGCAGCCTGTTTGCCGCCCGTCCTCCCATTGCAGCACTCGGGGCGACAGAGAGGGAGGAGGCGCGCGGGGACGGGGACGCCCAGGAGGACCCACTCGCGGGTCCCGCTCCGCTCCGGCAGCAGCATGGGGAAAGGACGCGCGGGCCGAGTTGGCACCACAGCCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACTAGTCCTTCGGTGTGAAACCAGTTCTGAATACTCCTCTCTCAGATTCAAGTGGTTCAAGAATGGGAATGAATTGAATCGAAAAAACAAACCACAAAATATCAAGATACAAAAAAAGCCAGGGAAGTCAGAACTTCGCATTAACAAAGCATCACTGGCTGATTCTGGAGAGTATATGTGCAAAGTGATCAGCAAATTAGGAAATGACAGTGCCTCTGCCAATATCACCATCGTGGAATCAAACGAGATCATCACTGGTATGCCAGCCTCAACTGAAGGAGCATATGTGTCTTCAGAGTCTCCCATTAGAATATCAGTATCCACAGAAGGAGCAAATACTTCTT
配列番号162 翻訳されたエクソン5の最もC末端にあるアミノ酸(S)を除くNRG1エクソン1~5の翻訳されたポリペプチド配列
MGKGRAGRVGTTALPPRLKEMKSQESAAGSKLVLRCETSSEYSSLRFKWFKNGNELNRKNKPQNIKIQKKPGKSELRINKASLADSGEYMCKVISKLGNDSASANITIVESNEIITGMPASTEGAYVSSESPIRISVSTEGANTS
配列番号163 配列番号152に従うNRG1配列のEGF様ドメイン
HLVKCAEKEKTFCVNGGECFMVKDLSNPSRYLCKCPNEFTGDRCQNYVMASF
VTCN1配列情報
配列番号164 VTCN1-NRG1融合体からのVTCN1 5’のエクソン2の配列
CATAATTAGCATCATCATTATTCTGGCTGGAGCAATTGCACTCATCATTGGCTTTGGTATTTCAG
配列番号165 VTCN1-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン2の配列
CCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAA
配列番号166 VTCN1-NRG1ポリヌクレオチド配列
CATAATTAGCATCATCATTATTCTGGCTGGAGCAATTGCACTCATCATTGGCTTTGGTATTTCAGCCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAA
配列番号167 VTCN1-NRG1ポリペプチド配列
IISIIIILAGAIALIIGFGISALPPRLKEM
配列番号168 エクソン1 VTCN1
GTGAGTCACCAAGGAAGGCAGCGGCAGCTCCACTCAGCCAGTACCCAGATACGCTGGGAACCTTCCCCAGCCATGGCTTCCCTGGGGCAGATCCTCTTCTGGAG
配列番号169 エクソン2 VTCN1
CATAATTAGCATCATCATTATTCTGGCTGGAGCAATTGCACTCATCATTGGCTTTGGTATTTCAG
配列番号170 エクソン3 VTCN1
GGAGACACTCCATCACAGTCACTACTGTCGCCTCAGCTGGGAACATTGGGGAGGATGGAATCCTGAGCTGCACTTTTGAACCTGACATCAAACTTTCTGATATCGTGATACAATGGCTGAAGGAAGGTGTTTTAGGCTTGGTCCATGAGTTCAAAGAAGGCAAAGATGAGCTGTCGGAGCAGGATGAAATGTTCAGAGGCCGGACAGCAGTGTTTGCTGATCAAGTGATAGTTGGCAATGCCTCTTTGCGGCTGAAAAACGTGCAACTCACAGATGCTGGCACCTACAAATGTTATATCATCACTTCTAAAGGCAAGGGGAATGCTAACCTTGAGTATAAAACTGGAG
配列番号171 エクソン4 VTCN1
CCTTCAGCATGCCGGAAGTGAATGTGGACTATAATGCCAGCTCAGAGACCTTGCGGTGTGAGGCTCCCCGATGGTTCCCCCAGCCCACAGTGGTCTGGGCATCCCAAGTTGACCAGGGAGCCAACTTCTCGGAAGTCTCCAATACCAGCTTTGAGCTGAACTCTGAGAATGTGACCATGAAGGTTGTGTCTGTGCTCTACAATGTTACGATCAACAACACATACTCCTGTATGATTGAAAATGACATTGCCAAAGCAACAGGGGATATCAAAGTGACAG
配列番号172 エクソン5 VTCN1
AATCGGAGATCAAAAGGCGGAGTCACCTACAGCTGCTAAACTCAAAGGCTTCTCTGTGTGTCTCTTCTTTCTTTGCCATCAGCTGGGCACTTCTGCCTCTCAGCCCTTACCTGATGCTAAAATAATGTGCCTCGGCCACAAAAAAGCATGCAAAGTCATTGTTACAACAG
配列番号173 エクソン6 VTCN1
GGATCTACAGAACTATTTCACCACCAGATATGACCTAGTTTTATATTTCTGGGAGGAAATGAATTCATATCTAGAAGTCTGGAGTGAGCAAACAAGAGCAAGAAACAAAAAGAAGCCAAAAGCAGAAGGCTCCAATATGAACAAGATAAATCTATCTTCAAAGACATATTAGAAGTTGGGAAAATAATTCATGTGAACTAGACAAGTGTGTTAAGAGTGATAAGTAAAATGCACGTGGAGACAAGTGCATCCCCAGATCTCAGGGACCTCCCCCTGCCTGTCACCTGGGGAGTGAGAGGACAGGATAGTGCATGTTCTTTGTCTCTGAATTTTTAGTTATATGTGCTGTAATGTTGCTCTGAGGAAGCCCCTGGAAAGTCTATCCCAACATATCCACATCTTATATTCCACAAATTAAGCTGTAGTATGTACCCTAAGACGCTGCTAATTGACTGCCACTTCGCAACTCAGGGGCGGCTGCATTTTAGTAATGGGTCAAATGATTCACTTTTTATGATGCTTCCAAAGGTGCCTTGGCTTCTCTTCCCAACTGACAAATGCCAAAGTTGAGAAAAATGATCATAATTTTAGCATAAACAGAGCAGTCGGCGACACCGATTTTATAAATAAACTGAGCACCTTCTTTTTAAACAAACAAATGCGGGTTTATTTCTCAGATGATGTTCATCCGTGAATGGTCCAGGGAAGGACCTTTCACCTTGTCTATATGGCATTATGTCATCACAAGCTCTGAGGCTTCTCCTTTCCATCCTGCGTGGACAGCTAAGACCTCAGTTTTCAATAGCATCTAGAGCAGTGGGACTCAGCTGGGGTGATTTCGCCCCCCATCTCCGGGGGAATGTCTGAAGACAATTTTGGTTACCTCAATGAGGGAGTGGAGGAGGATACAGTGCTACTACCAACTAGTGGATAGAGGCCAGGGATGCTGCTCAACCTCCTACCATGTACAGGACGTCTCCCCATTACAACTACCCAATCCGAAGTGTCAACTGTGTCAGGGCTAAGAAACCCTGGTTTTGAGTAGAAAAGGGCCTGGAAAGAGGGGAGCCAACAAATCTGTCTGCTTCCTCACATTAGTCATTGGCAAATAAGCATTCTGTCTCTTTGGCTGCTGCCTCAGCACAGAGAGCCAGAACTCTATCGGGCACCAGGATAACATCTCTCAGTGAACAGAGTTGACAAGGCCTATGGGAAATGCCTGATGGGATTATCTTCAGCTTGTTGAGCTTCTAAGTTTCTTTCCCTTCATTCTACCCTGCAAGCCAAGTTCTGTAAGAGAAATGCCTGAGTTCTAGCTCAGGTTTTCTTACTCTGAATTTAGATCTCCAGACCCTGCCTGGCCACAATTCAAATTAAGGCAACAAACATATACCTTCCATGAAGCACACACAGACTTTTGAAAGCAAGGACAATGACTGCTTGAATTGAGGCCTTGAGGAATGAAGCTTTGAAGGAAAAGAATACTTTGTTTCCAGCCCCCTTCCCACACTCTTCATGTGTTAACCACTGCCTTCCTGGACCTTGGAGCCACGGTGACTGTATTACATGTTGTTATAGAAAACTGATTTTAGAGTTCTGATCGTTCAAGAGAATGATTAAATATACATTTCCTACACCA
配列番号174 連続順でのVTCN1の6個全てのエクソン1~6からのポリヌクレオチド配列
配列番号175 エクソン1 VTCN1の翻訳されたポリペプチド配列
MASLGQILFW
配列番号176 エクソン2 VTCN1の翻訳されたポリペプチド配列
IISIIIILAGAIALIIGFGIS
配列番号177 エクソン3 VTCN1の翻訳されたポリペプチド配列
RHSITVTTVASAGNIGEDGILSCTFEPDIKLSDIVIQWLKEGVLGLVHEFKEGKDELSEQDEMFRGRTAVFADQVIVGNASLRLKNVQLTDAGTYKCYIITSKGKGNANLEYKTG
配列番号178 エクソン4 VTCN1の翻訳されたポリペプチド配列
FSMPEVNVDYNASSETLRCEAPRWFPQPTVVWASQVDQGANFSEVSNTSFELNSENVTMKVVSVLYNVTINNTYSCMIENDIAKATGDIKVT
配列番号179 エクソン5 VTCN1の翻訳されたポリペプチド配列
SEIKRRSHLQLLNSKASLCVSSFFAISWALLPLSPYLMLK
配列番号180 VTCN1ポリペプチド配列
MASLGQILFWSIISIIIILAGAIALIIGFGISGRHSITVTTVASAGNIGEDGILSCTFEPDIKLSDIVIQWLKEGVLGLVHEFKEGKDELSEQDEMFRGRTAVFADQVIVGNASLRLKNVQLTDAGTYKCYIITSKGKGNANLEYKTGAFSMPEVNVDYNASSETLRCEAPRWFPQPTVVWASQVDQGANFSEVSNTSFELNSENVTMKVVSVLYNVTINNTYSCMIENDIAKATGDIKVTESEIKRRSHLQLLNSKASLCVSSFFAISWALLPLSPYLMLK
配列番号181 VTCN1のエクソン1及び2
GTGAGTCACCAAGGAAGGCAGCGGCAGCTCCACTCAGCCAGTACCCAGATACGCTGGGAACCTTCCCCAGCCATGGCTTCCCTGGGGCAGATCCTCTTCTGGAGCATAATTAGCATCATCATTATTCTGGCTGGAGCAATTGCACTCATCATTGGCTTTGGTATTTCAG
配列番号182 VTCN1のエクソン1及び2の翻訳されたポリペプチド配列
MASLGQILFWSIISIIIILAGAIALIIGFGIS
CDH1配列情報
配列番号184 CDH1-NRG1融合体からのCDH1 5’のエクソン11の配列
CTGGCTGGAGATTAATCCGGACACTGGTGCCATTTCCACTCGGGCTGAGCTGGACAGGGAGGATTTTGAGCACGTGAAGAACAGCACGTACACAGCCCTAATCATAGCTACAGACAATG
配列番号185 CDH1-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン2の配列
CCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAA
配列番号186 CDH1-NRG1ポリヌクレオチド配列
CTGGCTGGAGATTAATCCGGACACTGGTGCCATTTCCACTCGGGCTGAGCTGGACAGGGAGGATTTTGAGCACGTGAAGAACAGCACGTACACAGCCCTAATCATAGCTACAGACAATGCCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAA
配列番号187 CDH1-NRG1ポリペプチド配列
WLEINPDTGAISTRAELDREDFEHVKNSTYTALIIATDNALPPRLKEMK
配列番号188 エクソン1 CDH1
AGTGGCGTCGGAACTGCAAAGCACCTGTGAGCTTGCGGAAGTCAGTTCAGACTCCAGCCCGCTCCAGCCCGGCCCGACCCGACCGCACCCGGCGCCTGCCCTCGCTCGGCGTCCCCGGCCAGCCATGGGCCCTTGGAGCCGCAGCCTCTCGGCGCTGCTGCTGCTGCTGCAG
配列番号189 エクソン2 CDH1
GTCTCCTCTTGGCTCTGCCAGGAGCCGGAGCCCTGCCACCCTGGCTTTGACGCCGAGAGCTACACGTTCACGGTGCCCCGGCGCCACCTGGAGAGAGGCCGCGTCCTGGGCAGAG
配列番号190 エクソン3 CDH1
TGAATTTTGAAGATTGCACCGGTCGACAAAGGACAGCCTATTTTTCCCTCGACACCCGATTCAAAGTGGGCACAGATGGTGTGATTACAGTCAAAAGGCCTCTACGGTTTCATAACCCACAGATCCATTTCTTGGTCTACGCCTGGGACTCCACCTACAGAAAGTTTTCCACCAAAGTCACGCTGAATACAGTGGGGCACCACCACCGCCCCCCGCCCCATCAG
配列番号191 エクソン4 CDH1
GCCTCCGTTTCTGGAATCCAAGCAGAATTGCTCACATTTCCCAACTCCTCTCCTGGCCTCAGAAGACAGAAGAGAGACTGGGTTATTCCTCCCATCAGCTGCCCAGAAAATGAAAAAGGCCCATTTCCTAAAAACCTGGTTCAG
配列番号192 エクソン5 CDH1
ATCAAATCCAACAAAGACAAAGAAGGCAAGGTTTTCTACAGCATCACTGGCCAAGGAGCTGACACACCCCCTGTTGGTGTCTTTATTATTGAAAGAGAAACAGGATGGCTGAAGGTGACAGAGCCTCTGGATAGAGAACGCATTGCCACATACACT
配列番号193 エクソン6 CDH1
CTCTTCTCTCACGCTGTGTCATCCAACGGGAATGCAGTTGAGGATCCAATGGAGATTTTGATCACGGTAACCGATCAGAATGACAACAAGCCCGAATTCACCCAGGAGGTCTTTAAGGGGTCTGTCATGGAAGGTGCTCTTCCAG
配列番号194 エクソン7 CDH1
GAACCTCTGTGATGGAGGTCACAGCCACAGACGCGGACGATGATGTGAACACCTACAATGCCGCCATCGCTTACACCATCCTCAGCCAAGATCCTGAGCTCCCTGACAAAAATATGTTCACCATTAACAGGAACACAGGAGTCATCAGTGTGGTCACCACTGGGCTGGACCGAGAG
配列番号195 エクソン8 CDH1
AGTTTCCCTACGTATACCCTGGTGGTTCAAGCTGCTGACCTTCAAGGTGAGGGGTTAAGCACAACAGCAACAGCTGTGATCACAGTCACTGACACCAACGATAATCCTCCGATCTTCAATCCCACCACG
配列番号196 エクソン9 CDH1
TACAAGGGTCAGGTGCCTGAGAACGAGGCTAACGTCGTAATCACCACACTGAAAGTGACTGATGCTGATGCCCCCAATACCCCAGCGTGGGAGGCTGTATACACCATATTGAATGATGATGGTGGACAATTTGTCGTCACCACAAATCCAGTGAACAACGATGGCATTTTGAAAACAGCAAAGGTTTGTATGGTACCTGGCAAGATGCAGAAACTGGCATCCTCACAGCTGTTCATACCCTTGTCCCCTG
配列番号197 エクソン10 CDH1
GGCTTGGATTTTGAGGCCAAGCAGCAGTACATTCTACACGTAGCAGTGACGAATGTGGTACCTTTTGAGGTCTCTCTCACCACCTCCACAGCCACCGTCACCGTGGATGTGCTGGATGTGAATGAAGCCCCCATCTTTGTGCCTCCTGAAAAGAGAGTGGAAGTGTCCGAGGACTTTGGCGTGGGCCAGGAAATCACATCCTACACTGCCCAGGAGCCAGACACATTTATGGAACAGAAAATAAC
配列番号198 エクソン11 CDH1
ATATCGGATTTGGAGAGACACTGCCAACTGGCTGGAGATTAATCCGGACACTGGTGCCATTTCCACTCGGGCTGAGCTGGACAGGGAGGATTTTGAGCACGTGAAGAACAGCACGTACACAGCCCTAATCATAGCTACAGACAATG
配列番号199 エクソン12 CDH1
GTTCTCCAGTTGCTACTGGAACAGGGACACTTCTGCTGATCCTGTCTGATGTGAATGACAACGCCCCCATACCAGAACCTCGAACTATATTCTTCTGTGAGAGGAATCCAAAGCCTCAGGTCATAAACATCATTGATGCAGACCTTCCTCCCAATACATCTCCCTTCACAGCAGAACTAACACACGGGGCGAGTGCCAACTGGACCATTCAGTACAACGACCCAA
配列番号200 エクソン13 CDH1
CCCAAGAATCTATCATTTTGAAGCCAAAGATGGCCTTAGAGGTGGGTGACTACAAAATCAATCTCAAGCTCATGGATAACCAGAATAAAGACCAAGTGACCACCTTAGAGGTCAGCGTGTGTGACTGTGAAGGGGCCGCTGGCGTCTGTAGGAAGGCACAGCCTGTCGAAGCAGGATTGCAAATTCCTGCCATTCTGGGGATTCTTGGAGGAATTCTTGCTTTGCTAA
配列番号201 エクソン14 CDH1
TTCTGATTCTGCTGCTCTTGCTGTTTCTTCGGAGGAGAGCGGTGGTCAAAGAGCCCTTACTGCCCCCAGAGGATGACACCCGGGACAACGTTTATTACTATGATGAAGAAGGAGGCGGAGAAGAGGACCAG
配列番号202 エクソン15 CDH1
GACTTTGACTTGAGCCAGCTGCACAGGGGCCTGGACGCTCGGCCTGAAGTGACTCGTAACGACGTTGCACCAACCCTCATGAGTGTCCCCCGGTATCTTCCCCGCCCTGCCAATCCCGATGAAATTGGAAATTTTATTGATGAA
配列番号203 エクソン16 CDH1
AATCTGAAAGCGGCTGATACTGACCCCACAGCCCCGCCTTATGATTCTCTGCTCGTGTTTGACTATGAAGGAAGCGGTTCCGAAGCTGCTAGTCTGAGCTCCCTGAACTCCTCAGAGTCAGACAAAGACCAGGACTATGACTACTTGAACGAATGGGGCAATCGCTTCAAGAAGCTGGCTGACATGTACGGAGGCGGCGAGGACGACTAGGGGACTCGAGAGAGGCGGGCCCCAGACCCATGTGCTGGGAAATGCAGAAATCACGTTGCTGGTGGTTTTTCAGCTCCCTTCCCTTGAGATGAGTTTCTGGGGAAAAAAAAGAGACTGGTTAGTGATGCAGTTAGTATAGCTTTATACTCTCTCCACTTTATAGCTCTAATAAGTTTGTGTTAGAAAAGTTTCGACTTATTTCTTAAAGCTTTTTTTTTTTTCCCATCACTCTTTACATGGTGGTGATGTCCAAAAGATACCCAAATTTTAATATTCCAGAAGAACAACTTTAGCATCAGAAGGTTCACCCAGCACCTTGCAGATTTTCTTAAGGAATTTTGTCTCACTTTTAAAAAGAAGGGGAGAAGTCAGCTACTCTAGTTCTGTTGTTTTGTGTATATAATTTTTTAAAAAAAATTTGTGTGCTTCTGCTCATTACTACACTGGTGTGTCCCTCTGCCTTTTTTTTTTTTTTAAGACAGGGTCTCATTCTATCGGCCAGGCTGGAGTGCAGTGGTGCAATCACAGCTCACTGCAGCCTTGTCCTCCCAGGCTCAAGCTATCCTTGCACCTCAGCCTCCCAAGTAGCTGGGACCACAGGCATGCACCACTACGCATGACTAATTTTTTAAATATTTGAGACGGGGTCTCCCTGTGTTACCCAGGCTGGTCTCAAACTCCTGGGCTCAAGTGATCCTCCCATCTTGGCCTCCCAGAGTATTGGGATTACAGACATGAGCCACTGCACCTGCCCAGCTCCCCAACTCCCTGCCATTTTTTAAGAGACAGTTTCGCTCCATCGCCCAGGCCTGGGATGCAGTGATGTGATCATAGCTCACTGTAACCTCAAACTCTGGGGCTCAAGCAGTTCTCCCACCAGCCTCCTTTTTATTTTTTTGTACAGATGGGGTCTTGCTATGTTGCCCAAGCTGGTCTTAAACTCCTGGCCTCAAGCAATCCTTCTGCCTTGGCCCCCCAAAGTGCTGGGATTGTGGGCATGAGCTGCTGTGCCCAGCCTCCATGTTTTAATATCAACTCTCACTCCTGAATTCAGTTGCTTTGCCCAAGATAGGAGTTCTCTGATGCAGAAATTATTGGGCTCTTTTAGGGTAAGAAGTTTGTGTCTTTGTCTGGCCACATCTTGACTAGGTATTGTCTACTCTGAAGACCTTTAATGGCTTCCCTCTTTCATCTCCTGAGTATGTAACTTGCAATGGGCAGCTATCCAGTGACTTGTTCTGAGTAAGTGTGTTCATTAATGTTTATTTAGCTCTGAAGCAAGAGTGATATACTCCAGGACTTAGAATAGTGCCTAAAGTGCTGCAGCCAAAGACAGAGCGGAACTATGAAAAGTGGGCTTGGAGATGGCAGGAGAGCTTGTCATTGAGCCTGGCAATTTAGCAAACTGATGCTGAGGATGATTGAGGTGGGTCTACCTCATCTCTGAAAATTCTGGAAGGAATGGAGGAGTCTCAACATGTGTTTCTGACACAAGATCCGTGGTTTGTACTCAAAGCCCAGAATCCCCAAGTGCCTGCTTTTGATGATGTCTACAGAAAATGCTGGCTGAGCTGAACACATTTGCCCAATTCCAGGTGTGCACAGAAAACCGAGAATATTCAAAATTCCAAATTTTTTTCTTAGGAGCAAGAAGAAAATGTGGCCCTAAAGGGGGTTAGTTGAGGGGTAGGGGGTAGTGAGGATCTTGATTTGGATCTCTTTTTATTTAAATGTGAATTTCAACTTTTGACAATCAAAGAAAAGACTTTTGTTGAAATAGCTTTACTGTTTCTCAAGTGTTTTGGAGAAAAAAATCAACCCTGCAATCACTTTTTGGAATTGTCTTGATTTTTCGGCAGTTCAAGCTATATCGAATATAGTTCTGTGTAGAGAATGTCACTGTAGTTTTGAGTGTATACATGTGTGGGTGCTGATAATTGTGTATTTTCTTTGGGGGTGGAAAAGGAAAACAATTCAAGCTGAGAAAAGTATTCTCAAAGATGCATTTTTATAAATTTTATTAAACAATTTTGTTAAA
配列番号204 連続順でのCDH1の16個全てのエクソン1~16からのポリヌクレオチド配列
配列番号205 エクソン10 CDH1の翻訳されたポリペプチド配列
MEQKI
配列番号206 エクソン11 CDH1の翻訳されたポリペプチド配列
YRIWRDTANWLEINPDTGAISTRAELDREDFEHVKNSTYTALIIATDN
配列番号207 エクソン12 CDH1の翻訳されたポリペプチド配列
SPVATGTGTLLLILSDVNDNAPIPEPRTIFFCERNPKPQVINIIDADLPPNTSPFTAELTHGASANWTIQYNDP
配列番号208 エクソン13 CDH1の翻訳されたポリペプチド配列
QESIILKPKMALEVGDYKINLKLMDNQNKDQVTTLEVSVCDCEGAAGVCRKAQPVEAGLQIPAILGILGGILALL
配列番号209 エクソン14 CDH1の翻訳されたポリペプチド配列
LILLLLLFLRRRAVVKEPLLPPEDDTRDNVYYYDEEGGGEEDQ
配列番号210 エクソン15 CDH1の翻訳されたポリペプチド配列
DFDLSQLHRGLDARPEVTRNDVAPTLMSVPRYLPRPANPDEIGNFIDE
配列番号211 エクソン16 CDH1の翻訳されたポリペプチド配列
NLKAADTDPTAPPYDSLLVFDYEGSGSEAASLSSLNSSESDKDQDYDYLNEWGNRFKKLADMYGGGEDD
配列番号212 CDH1ポリペプチド配列
MEQKITYRIWRDTANWLEINPDTGAISTRAELDREDFEHVKNSTYTALIIATDNGSPVATGTGTLLLILSDVNDNAPIPEPRTIFFCERNPKPQVINIIDADLPPNTSPFTAELTHGASANWTIQYNDPTQESIILKPKMALEVGDYKINLKLMDNQNKDQVTTLEVSVCDCEGAAGVCRKAQPVEAGLQIPAILGILGGILALLILILLLLLFLRRRAVVKEPLLPPEDDTRDNVYYYDEEGGGEEDQDFDLSQLHRGLDARPEVTRNDVAPTLMSVPRYLPRPANPDEIGNFIDENLKAADTDPTAPPYDSLLVFDYEGSGSEAASLSSLNSSESDKDQDYDYLNEWGNRFKKLADMYGGGEDD
配列番号213 連続順でのCDH1の11個全てのエクソン1~11からのポリヌクレオチド配列
配列番号214 エクソン1~11の翻訳されたポリペプチド配列
MEQKIYRIWRDTANWLEINPDTGAISTRAELDREDFEHVKNSTYTALIIATDN
CXADR配列情報
配列番号215 CXADR-NRG1融合体からのCXADR 5’のエクソン1の配列
ATGGCGCTCCTGCTGTGCTTCGTGCTCCTGTGCGGAGTAGTGG
配列番号216 CXADR-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン2の配列
CCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACT
配列番号217 CXADR-NRG1ポリヌクレオチド配列
ATGGCGCTCCTGCTGTGCTTCGTGCTCCTGTGCGGAGTAGTGGCCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACT
配列番号218 CXADR-NRG1ポリペプチド配列
MALLLCFVLLCGVVALPPRLKEMKSQESAAGSK
配列番号219 エクソン1 CXADR
AGTCGGGAGCGCGCGAGGCGCGGGGAGCCTGGGACCAGGAGCGAGAGCCGCCTACCTGCAGCCGCCGCCCACGGCACGGCAGCCACCATGGCGCTCCTGCTGTGCTTCGTGCTCCTGTGCGGAGTAGTGG
配列番号220 エクソン2 CXADR
ATTTCGCCAGAAGTTTGAGTATCACTACTCCTGAAGAGATGATTGAAAAAGCCAAAGGGGAAACTGCCTATCTGCCATGCAAATTTACGCTTAGTCCCGAAGACCAGGGACCGCTGGACATCGAGTGGCTGATATCACCAGCTGATAATCAGAAGGTGGATCAAGTG
配列番号221 エクソン3 CXADR
ATTATTTTATATTCTGGAGACAAAATTTATGATGACTACTATCCAGATCTGAAAGGCCGAGTACATTTTACGAGTAATGATCTCAAATCTGGTGATGCATCAATAAATGTAACGAATTTACAACTGTCAGATATTGGCACATATCAGTGCAAAGTGAAAAAAGCTCCTGGTGTTGCAAATAAGAAGATTCATCTGGTAGTTCTTG
配列番号222 エクソン4 CXADR
TTAAGCCTTCAGGTGCGAGATGTTACGTTGATGGATCTGAAGAAATTGGAAGTGACTTTAAGATAAAATGTGAACCAAAAGAAGGTTCACTTCCATTACAGTATGAGTGGCAAAAATTGTCTGACTCACAGAAAATGCCCACTTCATGGTTAGCAG
配列番号223 エクソン5 CXADR
GGAAGATGTGCCACCTCCAAAGAGCCGTACGTCCACTGCCAGAAGCTACATCGGCAGTAATCATTCATCCCTGGGGTCCATGTCTCCTTCCAACATGGAAGGATATTCCAAGACTCAGTATAACCAAGTACCAAGTGAAGACTTTGAACGCACTCCTCAGAGTCCGACTCTCCCACCTGCTAAGGTAGCTGCCCCTAATCTAAGTCGAATGGGTGCGATTCCTGTGATGATTCCAGCACAGAGCAAGGATGGGTCTATAGTATAGAGCCTCCATATGTCTCATCTGTGCTCTCCGTGTTCCTTTCCTTTTTTTGATATATGAAAACCTATTCTGGTCTAAATTGTGTTACTAGCCTCAAAATACATCAAAAAATAAGTTAATCAGGAACTGTACGGAATATATTTTTAAAAATTTTTGTTTGGTTATATCGAAATAGTTACAGGCACTAAAGTTAGTAAAGAAAAGTTTACCATCTGAAAAAGCTGGATTTTCTTTAAGAGGTTGATTATAAAGTTTTCTAAATTTATCAGTACCTAAGTAAGATGTAGCGCTTTGAATATGAAATCATAGGTGAAGACATGGGTGAACTTACTTGCATACCAAGTTGATACTTGAATAACCATCTGAAAGTGGTACTTGATCATTTTTACCATTATTTTTAGGATGTGTATTTCATTTATTTATGGCCCACCAGTCTCCCCCAAATTAGTACAGAAATATCCATGACAAAATTACTTACGTATGTTTGTACTTGGTTTTACAGCTCCTTTGAAAACTCTGTGTTTGGAATATCTCTAAAAACATAGAAAACACTACAGTGGTTTAGAAATTACTAATTTTACTTCTAAGTCATTCATAAACCTTGTCTATGAAATGACTTCTTAAATATTTAGTTGATAGACTGCTACAGGTAATAGGGACTTAGCAAGCTCTTTTATATGCTAAAGGAGCATCTATCAGATTAAGTTAGAACATTTGCTGTCAGCCACATATTGAGATGACACTAGGTGCAATAGCAGGGATAGATTTTGTTGGTGAGTAGTCTCATGCCTTGAGATCTGTGGTGGTCTTCAAAATGGTGGCCAGCCAGATCAAGGATGTAGTATCTCATAGTTCCCAGGTGATATTTTTCTTATTAGAAAAATATTATAACTCATTTGTTGTTTGACACTTATAGATTGAAATTTCCTAATTTATTCTAAATTTTAAGTGGTTCTTTGGTTCCAGTGCTTTATGTTGTTGTTGTTTTTGGATGGTGTTACATATTATATGTTCTAGAAACATGTAATCCTAAATTTACCCTCTTGAATATAATCCCTGGATGATATTTTTTATCATAAATGCAGAATAATCAAATACATTTTAAGCAAGTTAAGTGTCCTCCATCAATTCTGTATTCCAGACTTGGGAGGATGTACAGTTGCTGTTGTGTGATCAAACATGTCTCTGTGTAGTTCCAGCAAATCAAGCTGAGCTTTGAAAAAGTTTGTCTTAGTTTTGTGAAGGTGATTTATTCTTAAAAAAAAAAAAGAAAGAAAAAGAAAAAAAGATAAGAAGGAGGAGTAAAGGGACTACTCCTCCTTGCCAAATGTGCTAAATATCATTTTAGGAGAAGAAAGTGGGTTTATTGTATTTCCCTTAAGATTGTGAGGGAGTGTGGATACAGTAGAATGAGCCAACAGTTTCTTTATAATAAATACGGTCTGCAATAAATTATTTCACTAGCTCTAAAACCTTTCCCTAGATTTTAGTAGGGAGTTGGTTTCTGTTAATATCTTTGGGTGCTGTGGTGGTAAATGCTATATTATGAACGGTGGCATGTATTTACAGTTAGAGTATTGTGTGTACACTTTTTAATGGTAAACTTAAGCTGAATGTGTAATGGATTTGTGTATAGTTTTACATATTTGGAAGCATTTTAAAAACAGGTTTTAACCTTATGTAAAATTACTTTTATACTCGTGTTAACATTTTCATCTGTGCCTTTTGGTAATTTAATTTCTATTATGAATTTCTGGTGCCTATGAGCTAGCTATCACCTACCTGAAAGGTGCTTAGAGGTGAAGGTACTGTTTCTAAAAACACATCACTGTGATACCTTTCTATCCTCACATTTTCAAGCTTGCCTCTTTTCTGTTCTTTGTGGATATAACTTAAGCAATTGTGTTATTCATAAAGGTTTAGAAATTTCAATATTCCCAACACTCTATGTTTCTGATTTTATAACAGTAGCCATTTTTGAAAGTCAGATGTTTGGCCTGTTTTATATGAATAAAGTTTATTTATAAAATATTATAAAAAATAAGTAAATAAACAGAACATTAATAATAAAGTTTTGGTTCTTCCTATTCCTGACTTTCATATAATGAAAATTATCCTATTGATCTAAGTAGAAGTTATCATAGAAAGTGGACACGTATAAGACTTTCCTTCCTTTTTTTTTTTAATAACATATGAGGAACAAGACTTCTCTTCCCATATACTTCATATTTTAGAGGACATTGTTTTAAAGGCTTATGTCTCACTGTAAAATTCTGTCAGCCAAATAGTACCAATACGTTTTCAAGTAGTTCTCACTGATAATTTAGTTGAACCAGAGATCAAATATTTGCTCCCGAATTACTACTGGTAATCAAGTAGTTGAACAAAAAATTACTAAAGCATTTCCGTTAGATCAGTCAAGGACAGTACTGCATCTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTAAGACGGAGTCTCGGTCTGTCACCCAGGCTGGAGTGCAGTGGCGGGATCTCGGCTCACTGCAAGCTCCGCCTCCCAGGTTCACGCCATTCTCCTGCCTCAGCCTCCCGAGCAGCTGGGACTACAGGCTCCCATCACCACGCTCGGCTAAGTTTTTGTAATTTTAGTAGAGACAGGGTTTCACCGTGTTAGCCAGGATGGTCTCGATCTCCTGACCTCGTGATCTGCCTGCCTCGGCCTCCCAAAGTGCTGGGATTACAGGCGTGAACCACTGCACCCGGCCCAGTACTGCATCTTAACAGCAAAGCCATTTTATTCTACTTTATAACTGAGAGACTTGATACCATCCATCTCTTTAGGTTACAGAGGATAATTTGAAGAGAAATGTTACTGTAGAATATATAGTTCTGTACTTTTTTTTTTTTTTTTTAAGAGATAGGGTTTCACTATTGCTCAGGCTGGTCTCAAACTGCTGGGCTCAGGAGATCCTCCTGCCTTGGCCTCCCAAATTGCTGGGATTACAGGTGTGAGCCGCAGCATCCAGCCAGTTCTGTACTTTGAATATGGAGTAGTTTACAGCTATTTTTTTTTCTTACTGGTAATCTTAACTAATATGATTCCCTTGTTAGAGAGCCTCTCACTCCCCCACCCCCAAAAATGTCTACTATTCATGACAGTAACCAATTATTCTGGACAAATTGCTTCTTTTTAATTTGAGCTATCTGCCATGGACTTTCTAAAATGGAAACACAGCCTGAGTGTATCTTAGGGAGAGTTTGATTGAAAAAATCCAAATCACTATCCATATAGATCATGGATATAAAGAGATACCTGATTTTTATTAAAAAGATACTTTTTCAAATTTAAGAGTTAATCTTGGAAATTTGGAACAAGTAAAGGGGCAAGTAAACCTTTTGATGAAATATAAAAGGAACTCATTGCATGAAGTTGACTATCAAATTCTGTGATGTGTGGCTTCTTAAAAATATTCTCAGTGTCTTTTGTGTGCGTGCAGCATGTACATTTGATGTTATGTGAATGTTGAGTTTTTTCTTCTAATTTTCACTTCAGCAGTGTTTAGGGCTTTCAGATGCCTTATTCCAGTGTGAACAGAAAAAGTTCATATTTTATGTGGTTAATGCTTTGATGTGTCACATAAAGAGTAGTTTGTAGAAAATGTTGGCACAATTTTAACTTCTTAGTGGCTTGTGACATTATATATTATATATATATATGTACATATATCTTTATAACATTCCTGTGTTTAGTAGTGTAAATGTTCTGGGCAAGTTTTAATATTTTGAATGCCTTTGGATATTCCAGCAATAAAGGCATCATGTTCTGCAATAGGATTTCTTACTCATTTACCTATTTTAACACTAAAATAGACCACAACTGAGCACAAATTCCTTTTATAAATGTTATAGAAGCAGGGAAGAATAATAAACACATTTGTGAATTGTGGTTCAGTTTATTTATCTTTAGGGAAGGCTGATCATTTATCTTATAGCAGATAACCCCAGCCTCTTATTCATTATGGTTAACTTTTATAATTTATCTTATTTTATAATTTAAGAATATAGTACATATCAGTTGGGTTTGGTTTTGGTCATCGAGACTAAAAGCTCCATCAAAACAGAACTTTGTGTTTTCTGCTAACTTATTTAATGACACAAGTTTTAAGAGAACCACAATTCATTGATTCACTTATTCTTTTCCCTAATTGTGAATTTTAGTGATAAATACACCTGTACTACTGAGGAAAATATTCTGACACTTCACGTGTGCAAAGTATAGAACTGACAGTGTCAGTTTCAGATTTTGTATGTACGATTTCTGGCTTATATATCCAATGGTGCAGATTTTGAAATTTGTAAGAACAAAATTTGTTAAGAAAAACAACTTGCTCTAGTTTTGTGACCTTGTGTACTTTTGAAATAAAATCAAGAAAGCAGTTCTCTGCCTC
配列番号224 連続順でのCXADRの5個全てのエクソン1~5からのポリヌクレオチド配列
配列番号225 エクソン1 CXADRの翻訳されたポリペプチド配列
MALLLCFVLLCGVV
配列番号226 エクソン2 CXADRの翻訳されたポリペプチド配列
FARSLSITTPEEMIEKAKGETAYLPCKFTLSPEDQGPLDIEWLISPADNQKVDQV
配列番号227 エクソン3 CXADRの翻訳されたポリペプチド配列
IILYSGDKIYDDYYPDLKGRVHFTSNDLKSGDASINVTNLQLSDIGTYQCKVKKAPGVANKKIHLVVL
配列番号228 エクソン4 CXADRの翻訳されたポリペプチド配列
KPSGARCYVDGSEEIGSDFKIKCEPKEGSLPLQYEWQKLSDSQKMPTSWLA
配列番号229 エクソン5 CXADRの翻訳されたポリペプチド配列
KMCHLQRAVRPLPEATSAVIIHPWGPCLLPTWKDIPRLSITKYQVKTLNALLRVRLSHLLR
配列番号230 CDAXRポリペプチド配列
MALLLCFVLLCGVVDFARSLSITTPEEMIEKAKGETAYLPCKFTLSPEDQGPLDIEWLISPADNQKVDQVIILYSGDKIYDDYYPDLKGRVHFTSNDLKSGDASINVTNLQLSDIGTYQCKVKKAPGVANKKIHLVVLVKPSGARCYVDGSEEIGSDFKIKCEPKEGSLPLQYEWQKLSDSQKMPTSWLAGKMCHLQRAVRPLPEATSAVIIHPWGPCLLPTWKDIPRLSITKYQVKTLNALLRVRLSHLLR
GTF2E2配列情報
配列番号231 GTF2E2-NRG1融合体からのGTF2E2 5’のエクソン2の配列
GGGAGCTGTTCAAAAAACGAGCTCTTTCTACTCCTGTAGTAGAAAAACGTTCAGCATCTTCTGAGTCATCATCATCATCGTCAAAGAAGAAGAAAACAAAGGTAGAACATGGAGGATCGTCAGGCTCTAAACAAAATTCTG
配列番号232 GTF2E2-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン2の配列
CCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACTAGTCCTTCGGTGTGAAACCAGTTCTGAATACTCCTCTCTCAGATTCAAGTGGTTCAAGAATGGGAATGA
配列番号233 GTF2E2-NRG1ポリヌクレオチド配列
GGGAGCTGTTCAAAAAACGAGCTCTTTCTACTCCTGTAGTAGAAAAACGTTCAGCATCTTCTGAGTCATCATCATCATCGTCAAAGAAGAAGAAAACAAAGGTAGAACATGGAGGATCGTCAGGCTCTAAACAAAATTCTGCCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACTAGTCCTTCGGTGTGAAACCAGTTCTGAATACTCCTCTCTCAGATTCAAGTGGTTCAAGAATGGGAATGA
配列番号234 GTF2E2-NRG1ポリペプチド配列
ELFKKRALSTPVVEKRSASSESSSSSSKKKKTKVEHGGSSGSKQNSALPPRLKEMKSQESAAGSKLVLRCETSSEYSSLRFKWFKNGN
配列番号235 エクソン1 GTF2E2
ACTGAGCTCCTAGCACCCGATCGGGAAGTGGCGGGCGGAGTCCCGGGTCCAGTCGCCGCCTCAGCTACCGCCGCTGCCGCCGCCGCCGCCGCCACCGCCAGTGGTGAGACCCCGACCTGGCGGGTCAGCGCTGGGCGTGCGTGCGGGCAGGCGGGGGCGCTGACGAGAAGCAGGAAGAGGGTGCAGTGCCGGCGTGGGCGGCCGGCCGAGGCGGAGGCGCAGGAAGGGGGCGGCGAGTCGTGCGAGGCTGCCCTTCTCACTCAG
配列番号236 エクソン2 GTF2E2
CATTATGGATCCAAGCCTGTTGAGAGAAAGGGAGCTGTTCAAAAAACGAGCTCTTTCTACTCCTGTAGTAGAAAAACGTTCAGCATCTTCTGAGTCATCATCATCATCGTCAAAGAAGAAGAAAACAAAGGTAGAACATGGAGGATCGTCAGGCTCTAAACAAAATTCTG
配列番号237 エクソン3 GTF2E2
ATCATAGCAATGGATCATTTAACTTGAAAGCTTTGTCAGGAAGCTCTGGATATAAGTTTGGTGTTCTTGCTAAGATTGTGAATTACATGAAG
配列番号238 エクソン4 GTF2E2
ACACGGCATCAGCGAGGAGATACGCATCCTCTAACCTTAGATGAAATTTTGGATGAAACACAACATTTAGATATTGGACTCAAGCAGAAACAATGGCTAATGACTGAG
配列番号239 エクソン5 GTF2E2
GCTTTAGTCAACAATCCCAAAATTGAAGTAATAGATGGGAAGTATGCTTTCAAGCCCAAGTACAACGTGAGAGATAAGAAGGCCCTACTTAGGCTCTTAGATCAGCATGACCAGCGAGGATTAGGAGGAATTCTTTTAGAAGACATAGAAGAAGCACTGCCCAATTCCCAGAAAGCTGTCAAG
配列番号240 エクソン6 GTF2E2
GCTTTGGGGGACCAGATACTATTTGTAAATCGTCCCGATAAGAAGAAAATACTTTTCTTCAATGATAAGAGCTGTCAGTTTTCTGTGGATGAAG
配列番号241 エクソン7 GTF2E2
AATTTCAGAAACTGTGGAGGAGTGTCACTGTAGATTCCATGGACGAGGAGAAAATTGAAGAATATCTGAAGCGACAGGGTATTTCTTCCATGCAGGAATCTGGACCAAAGAAAGTG
配列番号242 エクソン8 GTF2E2
GCCCCTATTCAGAGAAGGAAAAAGCCTGCTTCACAGAAAAAGCGACGCTTTAAGACTCATAACGAACACTTGGCTGGAGTGCTGAAGGATTACTCTGACATTACTTCCAGCAAATAGGGAACAGTTTTGCCCTGGAACAGAGTTACAGATACACAATCAAGAGTGTTCTTGCTGATGCTCGGGGTCTGAAGACTGTCTTCCTATCTGCTTCTTGCGGCTGAGGAGAGGAGCAGTTCAGTTTACAAAACAAGTGCAAATTACCAAACTCAAAGCTTATTTGAGTAGAATGGGCTCATGGGCAATGTGATGTTCCCTGTTAACCTTCTGTTACTCCCTGGGAGAAAGGCGCTGAGCGTGGCATGCAGGTGTCTTTGCTGTGTTTTTCTCCACTTCTAAATGGTTCCTGGTTCCTTTCTTCCTCGTTTGTTACTTTAGAGCAAGTTTGCCCATAGTCTTGAATGCAATATTTGTTTATTCCAAAAGAACATATTTATAATAAAATCACTGTAGAAGGATTTTTAAGATGTTAGTGAATTCTGTTTCTTTTCATTCTCGGAAATGGCAGGAAGCAGCTCCAGTCTCTGATTTCCATGGGTCACGTGCTGGGGATGTGATGAAGCCTGCAGTCTGCACTGTGTTGCTGAGCACATGGATTTCACCACTGGAACACAGGTGTGCTGCTTGTTAGCAAGCAGAGCAATAAAGATGTGCTGGATGTCA
配列番号243 連続順でのGTF2E2の8個全てのエクソン1~8からのポリヌクレオチド配列
配列番号244 エクソン2 GTF2E2の翻訳されたポリペプチド配列
MDPSLLRERELFKKRALSTPVVEKRSASSESSSSSSKKKKTKVEHGGSSGSKQNS
配列番号245 エクソン3 GTF2E2の翻訳されたポリペプチド配列
HSNGSFNLKALSGSSGYKFGVLAKIVNYMK
配列番号246 エクソン4 GTF2E2の翻訳されたポリペプチド配列
TRHQRGDTHPLTLDEILDETQHLDIGLKQKQWLMTE
配列番号247 エクソン5 GTF2E2の翻訳されたポリペプチド配列
ALVNNPKIEVIDGKYAFKPKYNVRDKKALLRLLDQHDQRGLGGILLEDIEEALPNSQKAVK
配列番号248 エクソン6 GTF2E2の翻訳されたポリペプチド配列
ALGDQILFVNRPDKKKILFFNDKSCQFSVDE
配列番号249 エクソン7 GTF2E2の翻訳されたポリペプチド配列
FQKLWRSVTVDSMDEEKIEEYLKRQGISSMQESGPKKV
配列番号250 エクソン8 GTF2E2の翻訳されたポリペプチド配列
APIQRRKKPASQKKRRFKTHNEHLAGVLKDYSDITSSK
配列番号251 完全タンパク質配列
MDPSLLRERELFKKRALSTPVVEKRSASSESSSSSSKKKKTKVEHGGSSGSKQNSDHSNGSFNLKALSGSSGYKFGVLAKIVNYMKTRHQRGDTHPLTLDEILDETQHLDIGLKQKQWLMTEALVNNPKIEVIDGKYAFKPKYNVRDKKALLRLLDQHDQRGLGGILLEDIEEALPNSQKAVKALGDQILFVNRPDKKKILFFNDKSCQFSVDEEFQKLWRSVTVDSMDEEKIEEYLKRQGISSMQESGPKKVAPIQRRKKPASQKKRRFKTHNEHLAGVLKDYSDITSSK
配列番号252 エクソン1~2
ACTGAGCTCCTAGCACCCGATCGGGAAGTGGCGGGCGGAGTCCCGGGTCCAGTCGCCGCCTCAGCTACCGCCGCTGCCGCCGCCGCCGCCGCCACCGCCAGTGGTGAGACCCCGACCTGGCGGGTCAGCGCTGGGCGTGCGTGCGGGCAGGCGGGGGCGCTGACGAGAAGCAGGAAGAGGGTGCAGTGCCGGCGTGGGCGGCCGGCCGAGGCGGAGGCGCAGGAAGGGGGCGGCGAGTCGTGCGAGGCTGCCCTTCTCACTCAGCATTATGGATCCAAGCCTGTTGAGAGAAAGGGAGCTGTTCAAAAAACGAGCTCTTTCTACTCCTGTAGTAGAAAAACGTTCAGCATCTTCTGAGTCATCATCATCATCGTCAAAGAAGAAGAAAACAAAGGTAGAACATGGAGGATCGTCAGGCTCTAAACAAAATTCTG
CSMD1配列情報
配列番号253 CSMD1-NRG1融合体からのCSMD1 5’のエクソン23の配列
ATCCTAAACAGCACATCCAATCACCTGTGGCTAGAGTTCAACACCAATGGATCTGACACCGACCAAGGTTTTCAACTCACCTATACCA
配列番号254 CSMD1-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン6の配列
CTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACT
配列番号255 CSMD1-NRG1ポリヌクレオチド配列
ATCCTAAACAGCACATCCAATCACCTGTGGCTAGAGTTCAACACCAATGGATCTGACACCGACCAAGGTTTTCAACTCACCTATACCACTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACT
配列番号256 CSMD1-NRG1ポリペプチド配列
ILNSTSNHLWLEFNTNGSDTDQGFQLTYTTTSTSTTGTSHLVKCAEKEKT
配列番号257 エクソン1 CSMD1
CTCCACGGCAGCGGCTCCTTGTGCCACTAGCAGCCCTTCTTCTGCGCTCTCCGCCTTTTCTCTCTAGACTGGATCTCTCCTCCCCCCCGCGCCCCCCTCCCCGCATCTCCCACTCGCTGGCTCTCTCTCCAGCTGCCTCCTCTCCAGGTCTCTCCTGGCTGCGCGCGCTCCTCTCCCCGCTTCTCCCCCTCCCGCAGCCTCGCCGCCTTGGTGCCTTCCTGCCCGGCTCGGCCGGCGCTCGTCCCCGGCCCCGGCCCCGCCAGCCCGGGTCTCCGCGCTCGGAGCAGCTCAGCCCTGCAGTGGCTCGGGACCCGATGCTATGAGAGGGAAGCGAGCCGGGCGCCCAGACCTTCAGGAGGCGTCGGATGCGCGGCGGGTCTTGGGACCGGGCTCTCTCTCCGGCTCGCCTTGCCCTCGGGTGATTATTTGGCTCCGCTCATAGCCCTGCCTTCCTCGGAGGAGCCATCGGTGTCGCGTGCGTGTGGAGTATCTGCAGACATGACTGCGTGGAGGAGATTCCAGTCGCTGCTCCTGCTTCTCGGGCTGCTGGTGCTGTGCGCGAGGCTCCTCACTGCAGCGAAGG
配列番号258 エクソン2 CSMD1
GTCAGAACTGTGGAGGCTTAGTCCAGGGTCCCAATGGCACTATTGAGAGCCCAGGGTTTCCTCACGGGTATCCGAACTATGCCAACTGCACCTGGATCATCATCACGGGCGAGCGCAATAGGATACAGTTGTCCTTCCATACCTTTGCTCTTGAAGAAGATTTTGATATTTTATCAGTTTACGATGGACAGCCTCAACAAGGGAATTTAAAAGTGAG
配列番号259 エクソン3 CSMD1
ATTATCGGGATTTCAGCTGCCCTCCTCTATAGTGAGTACAGGATCTATCCTCACTCTGTGGTTCACGACAGACTTCGCTGTGAGTGCCCAAGGTTTCAAAGCATTATATGAAG
配列番号260 エクソン4 CSMD1
TTTTACCTAGCCACACTTGTGGAAATCCTGGAGAAATCCTGAAAGGAGTTCTGCATGGAACGAGATTCAACATAGGAGACAAAATCCGGTACAGCTGCCTCCCTGGCTACATCTTGGAAGGCCACGCCATCCTGACCTGCATCGTCAGCCCAGGAAATGGTGCATCGTGGGACTTCCCAGCTCCCTTTTGCAGAG
配列番号261 エクソン5 CSMD1
CTGAGGGAGCCTGCGGAGGAACCTTACGCGGGACCAGCAGCTCCATCTCCAGCCCGCACTTCCCTTCAGAGTACGAGAACAACGCGGACTGCACCTGGACCATTCTGGCTGAGCCCGGGGACACCATTGCGCTGGTCTTCACTGACTTTCAGCTAGAAGAAGGATATGATTTCTTAGAGATCAGTGGCACGGAAGCTCCATCCATATG
配列番号262 エクソン6 CSMD1
GCTAACTGGCATGAACCTCCCCTCTCCAGTTATCAGTAGCAAGAATTGGCTACGACTCCATTTCACCTCTGACAGCAACCACCGACGCAAAGGATTTAACGCTCAGTTCCAAG
配列番号263 エクソン7 CSMD1
TGAAAAAGGCGATTGAGTTGAAGTCAAGAGGAGTCAAGATGCTGCCCAGCAAGGATGGAAGCCATAAAAACTCTGTCT
配列番号264 エクソン8 CSMD1
TGAGCCAAGGAGGTGTTGCATTGGTCTCTGACATGTGTCCAGATCCTGGGATTCCAGAAAATGGTAGAAGAGCAGGTTCCGACTTCAG
配列番号265 エクソン9 CSMD1
GGTTGGTGCAAATGTACAGTTTTCATGTGAGGACAATTACGTGCTCCAGGGATCTAAAAGCATCACCTGTCAGAGAGTTACAGAGACGCTCGCTGCTTGGAGTGACCACAGGCCCATCTGCCGAG
配列番号266 エクソン10 CSMD1
CGAGAACATGTGGATCCAATCTGCGTGGGCCCAGCGGCGTCATTACCTCCCCTAATTATCCGGTTCAGTATGAAGATAATGCACACTGTGTGTGGGTCATCACCACCACCGACCCGGACAAG
配列番号267 エクソン11 CSMD1
GTCATCAAGCTTGCCTTTGAAGAGTTTGAGCTGGAGCGAGGCTATGACACCCTGACGGTTGGTGATGCTGGGAAGGTGGGAGACACCAGATCGGTCTTGTACGT
配列番号268 エクソン12 CSMD1
GCTCACGGGATCCAGTGTTCCTGACCTCATTGTGAGCATGAGCAACCAGATGTGGCTACATCTGCAGTCGGATGATAGCATTGGCTCACCTGGGTTTAAAGCTGTTTACCAAG
配列番号269 エクソン13 CSMD1
AAATTGAAAAGGGAGGGTGTGGGGATCCTGGAATCCCCGCCTATGGGAAGCGGACGGGCAGCAGTTTCCTCCATGGAGATACACTCACCTTTGAATGCCCGGCGGCCTTTGAGCTGGTGGGGGAGAGAGTTATCACCTGTCAGCAGAACAATCAGTGGTCTGGCAACAAGCCCAGCTGTGTAT
配列番号270 エクソン14 CSMD1
TTTCATGTTTCTTCAACTTTACGGCATCATCTGGGATTATTCTGTCACCAAATTATCCAGAGGAATATGGGAACAACATGAACTGTGTCTGGTTGATTATCTCGGAGCCAGGAAGTCGAATTCACCTAATCTTTAATGATTTTGATGTTGAGCCTCAGTTTGACTTTCTCGCGGTCAAGGATGATGGCATTTCTGACATAACTGTCCTGGGTACTTTTTCTGGCAATGAAGTGCCTTCCCAGCTGGCCAGCAGTGGGCATATAGTTCGCTTGGAATTTCAGTCTGACCATTCCACTACTGGCAGAGGGTTCAACATCACTTACACCA
配列番号271 エクソン15 CSMD1
CATTTGGTCAGAATGAGTGCCATGATCCTGGCATTCCTATAAACGGACGACGTTTTGGTGACAGGTTTCTACTCGGGAGCTCGGTTTCTTTCCACTGTGATGATGGCTTTGTCAAGACCCAGGGATCCGAGTCCATTACCTGCATACTGCAAGACGGGAACGTGGTCTGGAGCTCCACCGTGCCCCGCTGTGAAG
配列番号272 エクソン16 CSMD1
CTCCATGTGGTGGACATCTGACAGCGTCCAGCGGAGTCATTTTGCCTCCTGGATGGCCAGGATATTATAAGGATTCTTTACATTGTGAATGGATAATTGAAGCAAAACCAGGCCACTCTATCAAAATAACTTTTGACAG
配列番号273 エクソン17 CSMD1
ATTTCAGACAGAGGTCAATTATGACACCTTGGAGGTCAGAGATGGGCCAGCCAGTTCGTCCCCACTGATCGGCGAGTACCACGGCACCCAGGCACCCCAGTTCCTCATCAGCACCGGGAACTTCATGTACCTGCTGTTCACCACTGACAACAGCCGCTCCAGCATCGGCTTCCTCATCCACTATGAGA
配列番号274 エクソン18 CSMD1
GTGTGACGCTTGAGTCGGATTCCTGCCTGGACCCGGGCATCCCTGTGAACGGCCATCGCCACGGTGGAGACTTTGGCATCAGGTCCACAGTGACTTTCAGCTGTGACCCGGGGTACACACTAAGTGACGACGAGCCCCTCGTCTGTGAGAGGAACCACCAGTGGAACCACGCCTTGCCCAGCTGCGACG
配列番号275 エクソン19 CSMD1
CTCTATGTGGAGGCTACATCCAAGGGAAGAGTGGAACAGTCCTTTCTCCTGGGTTTCCAGATTTTTATCCAAACTCTCTAAACTGCACGTGGACCATTGAAGTGTCTCATGGGAAAG
配列番号276 エクソン20 CSMD1
GAGTTCAAATGATCTTTCACACCTTTCATCTTGAGAGTTCCCACGACTATTTACTGATCACAGAGGATGGAAGTTTTTCCGAGCCCGTTGCCAGGCTCACCGGGTCGGTGTTGCCTCATACGATCAAGGCAGGCCTGTTTGGAAACTTCACTGCCCAGCTTCGGTTTATATCAGACTTCTCAATTTCGTACGAGGGCTTCAATATCACATTTTCAG
配列番号277 エクソン21 CSMD1
AATATGACCTGGAGCCATGTGATGATCCTGGAGTCCCTGCCTTCAGCCGAAGAATTGGTTTTCACTTTGGTGTGGGAGACTCTCTGACGTTTTCCTGCTTCCTGGGATATCGTTTAGAAGGTGCCACCAAGCTTACCTGCCTGGGTGGGGGCCGCCGTGTGTGGAGTGCACCTCTGCCAAGGTGTGTGG
配列番号278 エクソン22 CSMD1
CCGAATGTGGAGCAAGTGTCAAAGGAAATGAAGGAACATTACTGTCTCCAAATTTTCCATCCAATTATGATAATAACCATGAGTGTATCTATAAAATAGAAACAGAAGCCGGCAAGGGCATCCACCTTAGAACACGAAGCTTCCAGCTGTTTGAAGGAGATACTCTAAAG
配列番号279 エクソン23 CSMD1
GTATATGATGGAAAAGACAGTTCCTCACGTCCACTGGGCACGTTCACTAAAAATGAACTTCTGGGGCTGATCCTAAACAGCACATCCAATCACCTGTGGCTAGAGTTCAACACCAATGGATCTGACACCGACCAAGGTTTTCAACTCACCTATACCA
配列番号280 エクソン24 CSMD1
GTTTTGATCTGGTAAAATGTGAGGATCCGGGCATCCCTAACTACGGCTATAGGATCCGTGATGAAGGCCACTTTACCGACACTGTAGTTCTGTACAGTTGCAACCCGGGGTACGCCATGCATGGCAGCAACACCCTGACCTGTTTGAGTGGAGACAGGAGAGTGTGGGACAAACCACTACCTTCGTGCATAG
配列番号281 連続順でのCSMD1の47個全てのエクソン24~70からのポリヌクレオチド配列
配列番号282 連続順でのCSMD1の70個全てのエクソン1~70からのポリヌクレオチド配列
CTCCACGGCAGCGGCTCCTTGTGCCACTAGCAGCCCTTCTTCTGCGCTCTCCGCCTTTTCTCTCTAGACTGGATCTCTCCTCCCCCCCGCGCCCCCCTCCCCGCATCTCCCACTCGCTGGCTCTCTCTCCAGCTGCCTCCTCTCCAGGTCTCTCCTGGCTGCGCGCGCTCCTCTCCCCGCTTCTCCCCCTCCCGCAGCCTCGCCGCCTTGGTGCCTTCCTGCCCGGCTCGGCCGGCGCTCGTCCCCGGCCCCGGCCCCGCCAGCCCGGGTCTCCGCGCTCGGAGCAGCTCAGCCCTGCAGTGGCTCGGGACCCGATGCTATGAGAGGGAAGCGAGCCGGGCGCCCAGACCTTCAGGAGGCGTCGGATGCGCGGCGGGTCTTGGGACCGGGCTCTCTCTCCGGCTCGCCTTGCCCTCGGGTGATTATTTGGCTCCGCTCATAGCCCTGCCTTCCTCGGAGGAGCCATCGGTGTCGCGTGCGTGTGGAGTATCTGCAGACATGACTGCGTGGAGGAGATTCCAGTCGCTGCTCCTGCTTCTCGGGCTGCTGGTGCTGTGCGCGAGGCTCCTCACTGCAGCGAAGGGTCAGAACTGTGGAGGCTTAGTCCAGGGTCCCAATGGCACTATTGAGAGCCCAGGGTTTCCTCACGGGTATCCGAACTATGCCAACTGCACCTGGATCATCATCACGGGCGAGCGCAATAGGATACAGTTGTCCTTCCATACCTTTGCTCTTGAAGAAGATTTTGATATTTTATCAGTTTACGATGGACAGCCTCAACAAGGGAATTTAAAAGTGAGATTATCGGGATTTCAGCTGCCCTCCTCTATAGTGAGTACAGGATCTATCCTCACTCTGTGGTTCACGACAGACTTCGCTGTGAGTGCCCAAGGTTTCAAAGCATTATATGAAGTTTTACCTAGCCACACTTGTGGAAATCCTGGAGAAATCCTGAAAGGAGTTCTGCATGGAACGAGATTCAACATAGGAGACAAAATCCGGTACAGCTGCCTCCCTGGCTACATCTTGGAAGGCCACGCCATCCTGACCTGCATCGTCAGCCCAGGAAATGGTGCATCGTGGGACTTCCCAGCTCCCTTTTGCAGAGCTGAGGGAGCCTGCGGAGGAACCTTACGCGGGACCAGCAGCTCCATCTCCAGCCCGCACTTCCCTTCAGAGTACGAGAACAACGCGGACTGCACCTGGACCATTCTGGCTGAGCCCGGGGACACCATTGCGCTGGTCTTCACTGACTTTCAGCTAGAAGAAGGATATGATTTCTTAGAGATCAGTGGCACGGAAGCTCCATCCATATGGCTAACTGGCATGAACCTCCCCTCTCCAGTTATCAGTAGCAAGAATTGGCTACGACTCCATTTCACCTCTGACAGCAACCACCGACGCAAAGGATTTAACGCTCAGTTCCAAGTGAAAAAGGCGATTGAGTTGAAGTCAAGAGGAGTCAAGATGCTGCCCAGCAAGGATGGAAGCCATAAAAACTCTGTCTTGAGCCAAGGAGGTGTTGCATTGGTCTCTGACATGTGTCCAGATCCTGGGATTCCAGAAAATGGTAGAAGAGCAGGTTCCGACTTCAGGGTTGGTGCAAATGTACAGTTTTCATGTGAGGACAATTACGTGCTCCAGGGATCTAAAAGCATCACCTGTCAGAGAGTTACAGAGACGCTCGCTGCTTGGAGTGACCACAGGCCCATCTGCCGAGCGAGAACATGTGGATCCAATCTGCGTGGGCCCAGCGGCGTCATTACCTCCCCTAATTATCCGGTTCAGTATGAAGATAATGCACACTGTGTGTGGGTCATCACCACCACCGACCCGGACAAGGTCATCAAGCTTGCCTTTGAAGAGTTTGAGCTGGAGCGAGGCTATGACACCCTGACGGTTGGTGATGCTGGGAAGGTGGGAGACACCAGATCGGTCTTGTACGTGCTCACGGGATCCAGTGTTCCTGACCTCATTGTGAGCATGAGCAACCAGATGTGGCTACATCTGCAGTCGGATGATAGCATTGGCTCACCTGGGTTTAAAGCTGTTTACCAAGAAATTGAAAAGGGAGGGTGTGGGGATCCTGGAATCCCCGCCTATGGGAAGCGGACGGGCAGCAGTTTCCTCCATGGAGATACACTCACCTTTGAATGCCCGGCGGCCTTTGAGCTGGTGGGGGAGAGAGTTATCACCTGTCAGCAGAACAATCAGTGGTCTGGCAACAAGCCCAGCTGTGTATTTTCATGTTTCTTCAACTTTACGGCATCATCTGGGATTATTCTGTCACCAAATTATCCAGAGGAATATGGGAACAACATGAACTGTGTCTGGTTGATTATCTCGGAGCCAGGAAGTCGAATTCACCTAATCTTTAATGATTTTGATGTTGAGCCTCAGTTTGACTTTCTCGCGGTCAAGGATGATGGCATTTCTGACATAACTGTCCTGGGTACTTTTTCTGGCAATGAAGTGCCTTCCCAGCTGGCCAGCAGTGGGCATATAGTTCGCTTGGAATTTCAGTCTGACCATTCCACTACTGGCAGAGGGTTCAACATCACTTACACCACATTTGGTCAGAATGAGTGCCATGATCCTGGCATTCCTATAAACGGACGACGTTTTGGTGACAGGTTTCTACTCGGGAGCTCGGTTTCTTTCCACTGTGATGATGGCTTTGTCAAGACCCAGGGATCCGAGTCCATTACCTGCATACTGCAAGACGGGAACGTGGTCTGGAGCTCCACCGTGCCCCGCTGTGAAGCTCCATGTGGTGGACATCTGACAGCGTCCAGCGGAGTCATTTTGCCTCCTGGATGGCCAGGATATTATAAGGATTCTTTACATTGTGAATGGATAATTGAAGCAAAACCAGGCCACTCTATCAAAATAACTTTTGACAGATTTCAGACAGAGGTCAATTATGACACCTTGGAGGTCAGAGATGGGCCAGCCAGTTCGTCCCCACTGATCGGCGAGTACCACGGCACCCAGGCACCCCAGTTCCTCATCAGCACCGGGAACTTCATGTACCTGCTGTTCACCACTGACAACAGCCGCTCCAGCATCGGCTTCCTCATCCACTATGAGAGTGTGACGCTTGAGTCGGATTCCTGCCTGGACCCGGGCATCCCTGTGAACGGCCATCGCCACGGTGGAGACTTTGGCATCAGGTCCACAGTGACTTTCAGCTGTGACCCGGGGTACACACTAAGTGACGACGAGCCCCTCGTCTGTGAGAGGAACCACCAGTGGAACCACGCCTTGCCCAGCTGCGACGCTCTATGTGGAGGCTACATCCAAGGGAAGAGTGGAACAGTCCTTTCTCCTGGGTTTCCAGATTTTTATCCAAACTCTCTAAACTGCACGTGGACCATTGAAGTGTCTCATGGGAAAGGAGTTCAAATGATCTTTCACACCTTTCATCTTGAGAGTTCCCACGACTATTTACTGATCACAGAGGATGGAAGTTTTTCCGAGCCCGTTGCCAGGCTCACCGGGTCGGTGTTGCCTCATACGATCAAGGCAGGCCTGTTTGGAAACTTCACTGCCCAGCTTCGGTTTATATCAGACTTCTCAATTTCGTACGAGGGCTTCAATATCACATTTTCAGAATATGACCTGGAGCCATGTGATGATCCTGGAGTCCCTGCCTTCAGCCGAAGAATTGGTTTTCACTTTGGTGTGGGAGACTCTCTGACGTTTTCCTGCTTCCTGGGATATCGTTTAGAAGGTGCCACCAAGCTTACCTGCCTGGGTGGGGGCCGCCGTGTGTGGAGTGCACCTCTGCCAAGGTGTGTGGCCGAATGTGGAGCAAGTGTCAAAGGAAATGAAGGAACATTACTGTCTCCAAATTTTCCATCCAATTATGATAATAACCATGAGTGTATCTATAAAATAGAAACAGAAGCCGGCAAGGGCATCCACCTTAGAACACGAAGCTTCCAGCTGTTTGAAGGAGATACTCTAAAGGTATATGATGGAAAAGACAGTTCCTCACGTCCACTGGGCACGTTCACTAAAAATGAACTTCTGGGGCTGATCCTAAACAGCACATCCAATCACCTGTGGCTAGAGTTCAACACCAATGGATCTGACACCGACCAAGGTTTTCAACTCACCTATACCAGTTTTGATCTGGTAAAATGTGAGGATCCGGGCATCCCTAACTACGGCTATAGGATCCGTGATGAAGGCCACTTTACCGACACTGTAGTTCTGTACAGTTGCAACCCGGGGTACGCCATGCATGGCAGCAACACCCTGACCTGTTTGAGTGGAGACAGGAGAGTGTGGGACAAACCACTACCTTCGTGCATAGCGGAATGTGGTGGTCAGATCCATGCAGCCACATCAGGACGAATATTGTCCCCTGGCTATCCAGCTCCGTATGACAACAACCTCCACTGCACCTGGATTATAGAGGCAGACCCAGGAAAGACCATTAGCCTCCATTTCATTGTTTTCGACACGGAGATGGCTCACGACATCCTCAAGGTCTGGGACGGGCCGGTGGACAGTGACATCCTGCTGAAGGAGTGGAGTGGCTCCGCCCTTCCGGAGGACATCCACAGCACCTTCAACTCACTCACCCTGCAGTTCGACAGCGACTTCTTCATCAGCAAGTCTGGCTTCTCCATCCAGTTCTCCACCTCAATTGCAGCCACCTGTAACGATCCAGGTATGCCCCAAAATGGCACCCGCTATGGAGACAGCAGAGAGGCTGGAGACACCGTCACATTCCAGTGTGACCCTGGCTATCAGCTCCAAGGACAAGCCAAAATCACCTGTGTGCAGCTGAATAACCGGTTCTTTTGGCAACCAGACCCTCCTACATGCATAGCTGCTTGTGGAGGGAATCTGACGGGCCCAGCAGGTGTTATTTTGTCACCCAACTACCCACAGCCGTATCCTCCTGGGAAGGAATGTGACTGGAGAGTAAAAGTGAACCCGGACTTTGTCATCGCCTTGATATTCAAAAGTTTCAACATGGAGCCCAGCTATGACTTCCTACACATCTATGAAGGGGAAGATTCCAACAGCCCCCTCATTGGGAGTTACCAGGGCTCTCAGGCCCCAGAAAGAATAGAGAGTAGCGGAAACAGCCTGTTTCTGGCATTT
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配列番号283 エクソン1 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
MTAWRRFQSLLLLLGLLVLCARLLTAAK
配列番号284 エクソン2 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
QNCGGLVQGPNGTIESPGFPHGYPNYANCTWIIITGERNRIQLSFHTFALEEDFDILSVYDGQPQQGNLKV
配列番号285 エクソン3 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
LSGFQLPSSIVSTGSILTLWFTTDFAVSAQGFKALYE
配列番号286 エクソン4 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
LPSHTCGNPGEILKGVLHGTRFNIGDKIRYSCLPGYILEGHAILTCIVSPGNGASWDFPAPFCR
配列番号287 エクソン5 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
EGACGGTLRGTSSSISSPHFPSEYENNADCTWTILAEPGDTIALVFTDFQLEEGYDFLEISGTEAPSI
配列番号288 エクソン6 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
LTGMNLPSPVISSKNWLRLHFTSDSNHRRKGFNAQFQ
配列番号289 エクソン7 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
KKAIELKSRGVKMLPSKDGSHKNSV
配列番号290 エクソン8 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
SQGGVALVSDMCPDPGIPENGRRAGSDF
配列番号291 エクソン9 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
VGANVQFSCEDNYVLQGSKSITCQRVTETLAAWSDHRPICR
配列番号292 エクソン10 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
RTCGSNLRGPSGVITSPNYPVQYEDNAHCVWVITTTDPDK
配列番号293 エクソン11 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
VIKLAFEEFELERGYDTLTVGDAGKVGDTRSVLY
配列番号294 エクソン12 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
LTGSSVPDLIVSMSNQMWLHLQSDDSIGSPGFKAVYQ
配列番号295 エクソン13 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
IEKGGCGDPGIPAYGKRTGSSFLHGDTLTFECPAAFELVGERVITCQQNNQWSGNKPSCV
配列番号296 エクソン14 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
SCFFNFTASSGIILSPNYPEEYGNNMNCVWLIISEPGSRIHLIFNDFDVEPQFDFLAVKDDGISDITVLGTFSGNEVPSQLASSGHIVRLEFQSDHSTTGRGFNITYT
配列番号297 エクソン15 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
FGQNECHDPGIPINGRRFGDRFLLGSSVSFHCDDGFVKTQGSESITCILQDGNVVWSSTVPRCE
配列番号298 エクソン16 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
PCGGHLTASSGVILPPGWPGYYKDSLHCEWIIEAKPGHSIKITFD
配列番号299 エクソン17 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
FQTEVNYDTLEVRDGPASSSPLIGEYHGTQAPQFLISTGNFMYLLFTTDNSRSSIGFLIHYE
配列番号300 エクソン18 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
VTLESDSCLDPGIPVNGHRHGGDFGIRSTVTFSCDPGYTLSDDEPLVCERNHQWNHALPSCD
配列番号301 エクソン19 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
LCGGYIQGKSGTVLSPGFPDFYPNSLNCTWTIEVSHGK
配列番号302 エクソン20 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
VQMIFHTFHLESSHDYLLITEDGSFSEPVARLTGSVLPHTIKAGLFGNFTAQLRFISDFSISYEGFNITFS
配列番号303 エクソン21 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
YDLEPCDDPGVPAFSRRIGFHFGVGDSLTFSCFLGYRLEGATKLTCLGGGRRVWSAPLPRCV
配列番号304 エクソン22 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
ECGASVKGNEGTLLSPNFPSNYDNNHECIYKIETEAGKGIHLRTRSFQLFEGDTLK
配列番号305 エクソン23 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
VYDGKDSSSRPLGTFTKNELLGLILNSTSNHLWLEFNTNGSDTDQGFQLTYT
配列番号306 エクソン24 CSMD1の翻訳されたポリペプチド配列
FDLVKCEDPGIPNYGYRIRDEGHFTDTVVLYSCNPGYAMHGSNTLTCLSGDRRVWDKPLPSCI
配列番号307 連続順でのエクソン24~70からの47個全てのエクソンの翻訳されたポリペプチド配列
配列番号308 完全タンパク質配列
MTAWRRFQSLLLLLGLLVLCARLLTAAKGQNCGGLVQGPNGTIESPGFPHGYPNYANCTWIIITGERNRIQLSFHTFALEEDFDILSVYDGQPQQGNLKVRLSGFQLPSSIVSTGSILTLWFTTDFAVSAQGFKALYEVLPSHTCGNPGEILKGVLHGTRFNIGDKIRYSCLPGYILEGHAILTCIVSPGNGASWDFPAPFCRAEGACGGTLRGTSSSISSPHFPSEYENNADCTWTILAEPGDTIALVFTDFQLEEGYDFLEISGTEAPSIWLTGMNLPSPVISSKNWLRLHFTSDSNHRRKGFNAQFQVKKAIELKSRGVKMLPSKDGSHKNSVLSQGGVALVSDMCPDPGIPENGRRAGSDFRVGANVQFSCEDNYVLQGSKSITCQRVTETLAAWSDHRPICRARTCGSNLRGPSGVITSPNYPVQYEDNAHCVWVITTTDPDKVIKLAFEEFELERGYDTLTVGDAGKVGDTRSVLYVLTGSSVPDLIVSMSNQMWLHLQSDDSIGSPGFKAVYQEIEKGGCGDPGIPAYGKRTGSSFLHGDTLTFECPAAFELVGERVITCQQNNQWSGNKPSCVFSCFFNFTASSGIILSPNYPEEYGNNMNCVWLIISEPGSRIHLIFNDFDVEPQFDFLAVKDDGISDITVLGTFSGNEVPSQLASSGHIVRLEFQSDHSTTGRGFNITYTTFGQNECHDPGIPINGRRFGDRFLLGSSVSFHCDDGFVKTQGSESITCILQDGNVVWSSTVPRCEAPCGGHLTASSGVILPPGWPGYYKDSLHCEWIIEAKPGHSIKITFDRFQTEVNYDTLEVRDGPASSSPLIGEYHGTQAPQFLISTGNFMYLLFTTDNSRSSIGFLIHYESVTLESDSCLDPGIPVNGHRHGGDFGIRSTVTFSCDPGYTLSDDEPLVCERNHQWNHALPSCDALCGGYIQGKSGTVLSPGFPDFYPNSLNCTWTIEVSHGKGVQMIFHTFHLESSHDYLLITEDGSFSEPVARLTGSVLPHTIKAGLFGNFTAQLRFISDFSISYEGFNITFSEYDLEPCDDPGVPAFSRRIGFHFGVGDSLTFSCFLGYRLEGATKLTCLGGGRRVWSAPLPRCVAECGASVKGNEGTLLSPNFPSNYDNNHECIYKIETEAGKGIHLRTRSFQLFEGDTLKVYDGKDSSSRPLGTFTKNELLGLILNSTSNHLWLEFNTNGSDTDQGFQLTYTSFDLVKCEDPGIPNYGYRIRDEGHFTDTVVLYSCNPGYAMHGSNTLTCLSGDRRVWDKPLPSCIAECGGQIHAATSGRILSPGYPAPYDNNLHCTWIIEADPGKTISLHFIVFDTEMAHDILKVWDGPVDSDILLKEWSGSALPEDIHSTFNSLTLQFDSDFFISKSGFSIQFSTSIAATCNDPGMPQNGTRYGDSREAGDTVTFQCDPGYQLQGQAKITCVQLNNRFFWQPDPPTCIAACGGNLTGPAGVILSPNYPQPYPPGKECDWRVKVNPDFVIALIFKSFNMEPSYDFLHIYEGEDSNSPLIGSYQGSQAPERIESSGNSLFLAFRSDASVGLSGFAIEFKEKPREACFDPGNIMNGTRVGTDFKLGSTITYQCDSGYKILDPSSITCVIGADGKPSWDQVLPSCNAPCGGQYTGSEGVVLSPNYPHNYTAGQICLYSITVPKEFVVFGQFAYFQTALNDLAELFDGTHAQARLLSSLSGSHSGETLPLATSNQILLRFSAKSGASARGFHFVYQAVPRTSDTQCSSVPEPRYGRRIGSEFSAGSIVRFECNPGYLLQGSTALHCQSVPNALAQWNDTIPSCVVPCSGNFTQRRGTILSPGYPEPYGNNLNCIWKIIVTEGSGIQIQVISFATEQNWDSLEIHDGGDVTAPRLGSFSGTTVPALLNSTSNQLYLHFQSDISVAAAGFHLEYKTVGLAACQEPALPSNSIKIGDRYMVNDVLSFQCEPGYTLQGRSHISCMPGTVRRWNYPSPLCIATCGGTLSTLGGVILSPGFPGSYPNNLDCTWRISLPIGYGAHIQFLNFSTEANHDFLEIQNGPYHTSPMIGQFSGTDLPAALLSTTHETLIHFYSDHSQNRQGFKLAYQAYELQNCPDPPPFQNGYMINSDYSVGQSVSFECYPGYILIGHPVLTCQHGINRNWNYPFPRCDAPCGYNVTSQNGTIYSPGFPDEYPILKDCIWLITVPPGHGVYINFTLLQTEAVNDYIAVWDGPDQNSPQLGVFSGNTALETAYSSTNQVLLKFHSDFSNGGFFVLNFHAFQLKKCQPPPAVPQAEMLTEDDDFEIGDFVKYQCHPGYTLVGTDILTCKLSSQLQFEGSLPTCEAQCPANEVRTGSSGVILSPGYPGNYFNSQTCSWSIKVEPNYNITIFVDTFQSEKQFDALEVFDGSSGQSPLLVVLSGNHTEQSNFTSRSNQLYLRWSTDHATSKKGFKIRYAAPYCSLTHPLKNGGILNRTAGAVGSKVHYFCKPGYRMVGHSNATCRRNPLGMYQWDSLTPLCQAVSCGIPESPGNGSFTGNEFTLDSKVVYECHEGFKLESSQQATAVCQEDGLWSNKGKPPTCKPVACPSIEAQLSEHVIWRLVSGSLNEYGAQVLLSCSPGYYLEGWRLLRCQANGTWNIGDERPSCRVISCGSLSFPPNGNKIGTLTVYGATAIFTCNTGYTLVGSHVRECLANGLWSGSETRCLAGHCGSPDPIVNGHISGDGFSYRDTVVYQCNPGFRLVGTSVRICLQDHKWSGQTPVCVPITCGHPGNPAHGFTNGSEFNLNDVVNFTCNTGYLLQGVSRAQCRSNGQWSSPLPTCRVVNCSDPGFVENAIRHGQQNFPESFEYGMSILYHCKKGFYLLGSSALTCMANGLWDRSLPKCLAISCGHPGVPANAVLTGELFTYGAVVHYSCRGSESLIGNDTRVCQEDSHWSGALPHCTGNNPGFCGDPGTPAHGSRLGDDFKTKSLLRFSCEMGHQLRGSPERTCLLNGSWSGLQPVCEAVSCGNPGTPTNGMIVSSDGILFSSSVIYACWEGYKTSGLMTRHCTANGTWTGTAPDCTIISCGDPGTLANGIQFGTDFTFNKTVSYQCNPGYVMEAVTSATIRCTKDGRWNPSKPVCKAVLCPQPPPVQNGTVEGSDFRWGSSISYSCMDGYQLSHSAILSCEGRGVWKGEIPQCLPVFCGDPGIPAEGRLSGKSFTYKSEVFFQCKSPFILVGSSRRVCQADGTWSGIQPTCIDPAHNTCPDPGTPHFGIQNSSRGYEVGSTVFFRCRKGYHIQGSTTRTCLANLTWSGIQTECIPHACRQPETPAHADVRAIDLPTFGYTLVYTCHPGFFLAGGSEHRTCKADMKWTGKSPVCKSKGVREVNETVTKTPVPSDVFFVNSLWKGYYEYLGKRQPATLTVDWFNATSSKVNATFSEASPVELKLTGIYKKEEAHLLLKAFQIKGQADIFVSKFENDNWGLDGYVSSGLERGGFTFQGDIHGKDFGKFKLERQDPLNPDQDSSSHYHGTSSGSVAAAILVPFFALILSGFAFYLYKHRTRPKVQYNGYAGHENSNGQASFENPMYDTNLKPTEAKAVRFDTTLNTVCTVV-
配列番号309 連続順でのCSMD1の23個全てのエクソン1~23からのポリヌクレオチド配列
配列番号310 連続順でのCSMD1の23個全てのエクソン1~23からの翻訳されたポリペプチド配列
PTN配列情報
配列番号311 PTN-NRG1融合体からのPTN 5’のエクソン4の配列
CCAGAACTGGAAGTCTGAAGCGAGCCCTGCACAATGCCGAATGCCAGAAGACTGTCACCATCTCCAAGCCCTGTGGCAAACTGACCAAGCCCAAACCTCAAG
配列番号312 PTN-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン2の配列
CCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACTAGTCCTTCGGTGTGAAACCAGTTCTGAATACTCCTCTCTCAGATT
配列番号313 PTN-NRG1ポリヌクレオチド配列
CCAGAACTGGAAGTCTGAAGCGAGCCCTGCACAATGCCGAATGCCAGAAGACTGTCACCATCTCCAAGCCCTGTGGCAAACTGACCAAGCCCAAACCTCAAGCCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACTAGTCCTTCGGTGTGAAACCAGTTCTGAATACTCCTCTCTCAGATT
配列番号314 PTN-NRG1ポリペプチド配列
RTGSLKRALHNAECQKTVTISKPCGKLTKPKPQALPPRLKEMKSQESAAGSKLVLRCETSSEYSSLR
配列番号315 エクソン1 PTN
AAGGGGAAATAAGGGACAAGAGAGACCCTCTCATATTGTTTTATATTATTTCATACTCAGAAAAGGAAAGAGAAGCCAAACAAAAGGCAGGTAACCCAGCGCCTAGGAACCAGACCCGAAACCAAGGAACCAGATCTGAAACCAGGCCTGGGCCTGCCTGACCTAAGCCTGGTAGTAAAAATTCCACCCCTGACCTGACCTGGCAACTGTTGTTATCTACAGATTCCAGACATTGTATGGAAGGACACTGTGAAACCTCCCGTTCTGTTCTGTTTCACTCTGACCATCGGTGCTCACAGCCCCTATCACGTACCCCCTGGCTTGCTCAGTCGATCACGACCCTCTCACGTGGACCCCCTTAGAGTTGTTAGCCCTTAAAAGGGACAGAAGTTGAGCACCTGAGGAGCTCAGATTTTAAGACGCTAGGCTGCTGATGCTCCCAGCTGATTAAAGCCACTCCCTTCACTATCTCGGTGTCTCCTGTCCGCGGCTCGTCCTGCTACATTTCTTGGTTCCCTGACCGGCAAGCGAG
配列番号316 エクソン2 PTN
AATGCAGGCTCAACAGTACCAGCAGCAGCGTCGAAAATTTGCAGCTGCCTTCTTGGCATTCATTTTCATACTGGCAGCTGTGGATACTGCTGAAGCAGGGAAGAAAGAGAAACCAG
配列番号317 エクソン3 PTN
AAAAAAAAGTGAAGAAGTCTGACTGTGGAGAATGGCAGTGGAGTGTGTGTGTGCCCACCAGTGGAGACTGTGGGCTGGGCACACGGGAGGGCACTCGGACTGGAGCTGAGTGCAAGCAAACCATGAAGACCCAGAGATGTAAGATCCCCTGCAACTGGAAGAAGCAATTTGGCG
配列番号318 エクソン4 PTN
CGGAGTGCAAATACCAGTTCCAGGCCTGGGGAGAATGTGACCTGAACACAGCCCTGAAGACCAGAACTGGAAGTCTGAAGCGAGCCCTGCACAATGCCGAATGCCAGAAGACTGTCACCATCTCCAAGCCCTGTGGCAAACTGACCAAGCCCAAACCTCAAG
配列番号319 エクソン5 PTN
CAGAATCTAAGAAGAAGAAAAAGGAAGGCAAGAAACAGGAGAAGATGCTGGATTAAAAGATGTCACCTGTGGAACATAAAAAGGACATCAGCAAACAGGATCAGTTAACTATTGCATTTATATGTACCGTAGGCTTTGTATTCAAAAATTATCTATAGCTAAGTACACAATAAGCAAAAACAAAAAGAAAAGAAAATTTTTGTAGTAGCGTTTTTTAAATGTATACTATAGTACCAGTAGGGGCTTATAATAAAGGACTGTAATCTTATTTAGGAAGTTGACTTATAGTACATGATAAATGATAGACAATTGAGGTAAGTTTTTTGAAATTATGTGACATTTTACATTAAATTTTTTTTACATTTTTTGGGCAGCAATTTAAATGTTATGACTATGTAAACTACTTCTCTTGTTAGGTAATTTTTTTCACCTAGATTTTTTTCCCAATTGAGAAAAATATATACTAAACAAAATAGCAATAAAACATAATCACTCTATTTGAAGAAAATATCTTGTTTTCTGCCAATAGATTTTTTAAAATGTAGTCAGCAAAATGGGGGTGGGGAAGCAGAGCATGTCCTAGTTCAATGTTGACTTTTTTTTTTTTTAAAGAAAAGCATTAAGACATAAAATTCTTTCACTTTGGCAGAAGCATTTGTTTTCTTGATGAAATTATTTTTCCATCTGAGGAAAAAAATACTAGGAAAATAAATCAAGGTGATGCTGAAAAAAAAA
配列番号320 連続順でのPTNの5個全てのエクソン1~5からのポリヌクレオチド配列
配列番号321 エクソン2 PTNの翻訳されたポリペプチド配列
MQAQQYQQQRRKFAAAFLAFIFILAAVDTAEAGKKEKP
配列番号322 エクソン3 PTNの翻訳されたポリペプチド配列
KKVKKSDCGEWQWSVCVPTSGDCGLGTREGTRTGAECKQTMKTQRCKIPCNWKKQFG
配列番号323 エクソン4 PTNの翻訳されたポリペプチド配列
ECKYQFQAWGECDLNTALKTRTGSLKRALHNAECQKTVTISKPCGKLTKPKPQ
配列番号324 エクソン5 PTN
ESKKKKKEGKKQEKMLD
配列番号325 完全タンパク質配列
MQAQQYQQQRRKFAAAFLAFIFILAAVDTAEAGKKEKPEKKVKKSDCGEWQWSVCVPTSGDCGLGTREGTRTGAECKQTMKTQRCKIPCNWKKQFGAECKYQFQAWGECDLNTALKTRTGSLKRALHNAECQKTVTISKPCGKLTKPKPQAESKKKKKEGKKQEKMLD
配列番号326 連続順でのPTNの4個全てのエクソン1~4からのポリヌクレオチド配列
配列番号327 連続順でのPTNの3個全てのエクソン2~4からの翻訳されたポリペプチド配列
ST14配列情報
配列番号328 ST14-NRG1融合体からのST14 5’のエクソン11の配列
CAACAGCAACAAGATCACAGTTCGCTTCCACTCAGATCAGTCCTACACCGACACCGGCTTCTTAGCTGAATACCTCTCCTACGACTCCAGTGACC
配列番号329 ST14-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン6の配列
CTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATGGAGGGGAGTGCT
配列番号330 ST14-NRG1ポリヌクレオチド配列
CAACAGCAACAAGATCACAGTTCGCTTCCACTCAGATCAGTCCTACACCGACACCGGCTTCTTAGCTGAATACCTCTCCTACGACTCCAGTGACCCTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATGGAGGGGAGTGCT
配列番号331 ST14-NRG1ポリペプチド配列
NSNKITVRFHSDQSYTDTGFLAEYLSYDSSDPTSTSTTGTSHLVKCAEKEKTFCVNGGEC
配列番号332 エクソン1 ST14
GTGAGAGCGGAGCTGCAGCCGGAGAAAGAGGAAGAGGGAGAGAGAGCGCGCCAGGGCGAGGGCACCGCCGCCGGTCGGGCGCGCTGGGCCTGCCCGGAATCCCGCCGCCTGCGCCCCGCGCCCCGCGCCCTGCGGGCCATGGGAGCCGGCCGCCGGCAGGGACGACGCCTGTGAGACCCGCGAGCGGCCTCGGGGACCATGGGGAGCGATCGGGCCCGCAAGGGCGGAGGGGGCCCGAAGGACTTCGGCGCGGGACTCAAGTACAACTCCCGGCACGAG
配列番号333 エクソン2 ST14
AAAGTGAATGGCTTGGAGGAAGGCGTGGAGTTCCTGCCAGTCAACAACGTCAAGAAGGTGGAAAAGCATGGCCCGGGGCGCTGGGTGGTGCTGGCAGCCGTGCTGATCGGCCTCCTCTTGGTCTTGCTGGGGATCGGCTTCCTGGTGTGGCATTTGCAGT
配列番号334 エクソン3 ST14
ACCGGGACGTGCGTGTCCAGAAGGTCTTCAATGGCTACATGAGGATCACAAATGAGAATTTTGTGGATGCCTACGAGAACTCCAACTCCACTGAGTTTGTAAGCCTGGCCAGCAAGGTGAAGGACGCG
配列番号335 エクソン4 ST14
CTGAAGCTGCTGTACAGCGGAGTCCCATTCCTGGGCCCCTACCACAAGGAGTCGGCTGTGACGGCCTTCAG
配列番号336 エクソン5 ST14
CGAGGGCAGCGTCATCGCCTACTACTGGTCTGAGTTCAGCATCCCGCAGCACCTGGTGGAGGAGGCCGAGCGCGTCATGGCCGAGGAGCGCGTAGTCATGCTGCCCCCGCGGGCGCGCTCCCTGAAGTCCTTTGTGGTCACCTCAGTGGTGGCTTTCC
配列番号337 エクソン6 ST14
CCACGGACTCCAAAACAGTACAGAGGACCCAGGACA
配列番号338 エクソン7 ST14
ACAGCTGCAGCTTTGGCCTGCACGCCCGCGGTGTGGAGCTGATGCGCTTCACCACGCCCGGCTTCCCTGACAGCCCCTACCCCGCTCATGCCCGCTGCCAGTGGGCCCTGCGGGGGGACGCCGACTCAGTGCTGAGCCTCACCTTCCGCAGCTTTGACCTTGCGTCCTGCGACGAGCGCGGCAGCGACCTGGTGACGGTGTACAACACCCTGAGCCCCATGGAGCCCCACGCCCTGGTGCA
配列番号339 エクソン8 ST14
GTTGTGTGGCACCTACCCTCCCTCCTACAACCTGACCTTCCACTCCTCCCAGAACGTCCTGCTCATCACACTGATAACCAACACTGAGCGGCGGCATCCCGGCTTTGAGGCCACCTTCTTCCAGCTGCCTAGGATGAGCA
配列番号340 エクソン9 ST14
GCTGTGGAGGCCGCTTACGTAAAGCCCAGGGGACATTCAACAGCCCCTACTACCCAGGCCACTACCCACCCAACATTGACTGCACATGGAACATTGAG
配列番号341 エクソン10 ST14
GTGCCCAACAACCAGCATGTGAAGGTGCGCTTCAAATTCTTCTACCTGCTGGAGCCCGGCGTGCCTGCGGGCACCTGCCCCAAGGACTACGTGGAGATCAACGGGGAGAA
配列番号342 エクソン11 ST14
ATACTGCGGAGAGAGGTCCCAGTTCGTCGTCACCAGCAACAGCAACAAGATCACAGTTCGCTTCCACTCAGATCAGTCCTACACCGACACCGGCTTCTTAGCTGAATACCTCTCCTACGACTCCAGTGACC
配列番号343 エクソン12 ST14
CATGCCCGGGGCAGTTCACGTGCCGCACGGGGCGGTGTATCCGGAAGGAGCTGCGCTGTGATGGCTGGGCCGACTGCACCGACCACAGCGATGAGCTCAACTGCA
配列番号344 エクソン13 ST14
GTTGCGACGCCGGCCACCAGTTCACGTGCAAGAACAAGTTCTGCAAGCCCCTCTTCTGGGTCTGCGACAGTGTGAACGACTGCGGAGACAACAGCGACGAGCAGGGGTGCA
配列番号345 エクソン14 ST14
GTTGTCCGGCCCAGACCTTCAGGTGTTCCAATGGGAAGTGCCTCTCGAAAAGCCAGCAGTGCAATGGGAAGGACGACTGTGGGGACGGGTCCGACGAGGCCTCCTGCCCCAAGG
配列番号346 エクソン15 ST14
TGAACGTCGTCACTTGTACCAAACACACCTACCGCTGCCTCAATGGGCTCTGCTTGAGCAAGGGCAACCCTGAGTGTGACGGGAAGGAGGACTGTAGCGACGGCTCAGATGAGAAGGACTGCG
配列番号347 エクソン16 ST14
ACTGTGGGCTGCGGTCATTCACGAGACAGGCTCGTGTTGTTGGGGGCACGGATGCGGATGAGGGCGAGTGGCCCTGGCAGGTAAGCCTGCATGCTCTGGGCCAGGGCCACATCTGCGGTGCTTCCCTCATCTCTCCCAACTGGCTGGTCTCTGCCGCACACTGCTACATCGATGACAGAGGATTCAG
配列番号348 エクソン17 ST14
GTACTCAGACCCCACGCAGTGGACGGCCTTCCTGGGCTTGCACGACCAGAGCCAGCGCAGCGCCCCTGGGGTGCAGGAGCGCAGGCTCAAGCGCATCATCTCCCACCCCTTCTTCAATGACTTCACCTTCGACTATGACATCGCGCTGCTGGAGCTGGAGAAACCGGCAGAGTACAGCTCCATGGTGCGGCCCATCTGCCTGCCGGACGCCTCCCATGTCTTCCCTGCCGGCAAGGCCATCTGGGTCACGGGCTGGGGACACACCCAGTATGGAG
配列番号349 エクソン18 ST14
GCACTGGCGCGCTGATCCTGCAAAAGGGTGAGATCCGCGTCATCAACCAGACCACCTGCGAGAACCTCCTGCCGCAGCAGATCACGCCGCGCATGATGTGCGTGGGCTTCCTCAGCGGCGGCGTGGACTCCTGCCAG
配列番号350 エクソン19 ST14
GGTGATTCCGGGGGACCCCTGTCCAGCGTGGAGGCGGATGGGCGGATCTTCCAGGCCGGTGTGGTGAGCTGGGGAGACGGCTGCGCTCAGAGGAACAAGCCAGGCGTGTACACAAGGCTCCCTCTGTTTCGGGACTGGATCAAAGAGAACACTGGGGTATAGGGGCCGGGGCCACCCAAATGTGTACACCTGCGGGGCCACCCATCGTCCACCCCAGTGTGCACGCCTGCAGGCTGGAGACTGGACCGCTGACTGCACCAGCGCCCCCAGAACATACACTGTGAACTCAATCTCCAGGGCTCCAAATCTGCCTAGAAAACCTCTCGCTTCCTCAGCCTCCAAAGTGGAGCTGGGAGGTAGAAGGGGAGGACACTGGTGGTTCTACTGACCCAACTGGGGGCAAAGGTTTGAAGACACAGCCTCCCCCGCCAGCCCCAAGCTGGGCCGAGGCGCGTTTGTGCATATCTGCCTCCCCTGTCTCTAAGGAGCAGCGGGAACGGAGCTTCGGGGCCTCCTCAGTGAAGGTGGTGGGGCTGCCGGATCTGGGCTGTGGGGCCCTTGGGCCACGCTCTTGAGGAAGCCCAGGCTCGGAGGACCCTGGAAAACAGACGGGTCTGAGACTGAAATTGTTTTACCAGCTCCCAGGGTGGACTTCAGTGTGTGTATTTGTGTAAATGAGTAAAACATTTTATTTCTTTTTA
配列番号351 完全mRNAポリヌクレオチド配列
配列番号352 エクソン1 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
MGSDRARKGGGGPKDFGAGLKYNSRHE
配列番号353 エクソン2 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
KVNGLEEGVEFLPVNNVKKVEKHGPGRWVVLAAVLIGLLLVLLGIGFLVWHLQ
配列番号354 エクソン3 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
RDVRVQKVFNGYMRITNENFVDAYENSNSTEFVSLASKVKDA
配列番号355 エクソン4 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
LKLLYSGVPFLGPYHKESAVTAF
配列番号356 エクソン5 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
EGSVIAYYWSEFSIPQHLVEEAERVMAEERVVMLPPRARSLKSFVVTSVVAF
配列番号357 エクソン6 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
TDSKTVQRTQD
配列番号358 エクソン7 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
SCSFGLHARGVELMRFTTPGFPDSPYPAHARCQWALRGDADSVLSLTFRSFDLASCDERGSDLVTVYNTLSPMEPHALV
配列番号359 エクソン8 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
LCGTYPPSYNLTFHSSQNVLLITLITNTERRHPGFEATFFQLPRMS
配列番号360 エクソン9 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
CGGRLRKAQGTFNSPYYPGHYPPNIDCTWNIE
配列番号361 エクソン10 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
VPNNQHVKVRFKFFYLLEPGVPAGTCPKDYVEINGE
配列番号362 エクソン11 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
YCGERSQFVVTSNSNKITVRFHSDQSYTDTGFLAEYLSYDSSD
配列番号363 エクソン12 ST14 NM_021978.4の翻訳されたポリペプチド配列
CPGQFTCRTGRCIRKELRCDGWADCTDHSDELNC
配列番号364 エクソン13 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
CDAGHQFTCKNKFCKPLFWVCDSVNDCGDNSDEQGC
配列番号365 エクソン14 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
CPAQTFRCSNGKCLSKSQQCNGKDDCGDGSDEASCPK
配列番号366 エクソン15 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
NVVTCTKHTYRCLNGLCLSKGNPECDGKEDCSDGSDEKDC
配列番号367 エクソン16 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
CGLRSFTRQARVVGGTDADEGEWPWQVSLHALGQGHICGASLISPNWLVSAAHCYIDDRGF
配列番号368 エクソン17 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
YSDPTQWTAFLGLHDQSQRSAPGVQERRLKRIISHPFFNDFTFDYDIALLELEKPAEYSSMVRPICLPDASHVFPAGKAIWVTGWGHTQYG
配列番号369 エクソン18 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
TGALILQKGEIRVINQTTCENLLPQQITPRMMCVGFLSGGVDSCQ
配列番号370 エクソン19 ST14の翻訳されたポリペプチド配列
GDSGGPLSSVEADGRIFQAGVVSWGDGCAQRNKPGVYTRLPLFRDWIKENTGV
配列番号371 完全タンパク質配列
MGSDRARKGGGGPKDFGAGLKYNSRHEKVNGLEEGVEFLPVNNVKKVEKHGPGRWVVLAAVLIGLLLVLLGIGFLVWHLQYRDVRVQKVFNGYMRITNENFVDAYENSNSTEFVSLASKVKDALKLLYSGVPFLGPYHKESAVTAFSEGSVIAYYWSEFSIPQHLVEEAERVMAEERVVMLPPRARSLKSFVVTSVVAFPTDSKTVQRTQDNSCSFGLHARGVELMRFTTPGFPDSPYPAHARCQWALRGDADSVLSLTFRSFDLASCDERGSDLVTVYNTLSPMEPHALVQLCGTYPPSYNLTFHSSQNVLLITLITNTERRHPGFEATFFQLPRMSSCGGRLRKAQGTFNSPYYPGHYPPNIDCTWNIEVPNNQHVKVRFKFFYLLEPGVPAGTCPKDYVEINGEKYCGERSQFVVTSNSNKITVRFHSDQSYTDTGFLAEYLSYDSSDPCPGQFTCRTGRCIRKELRCDGWADCTDHSDELNCSCDAGHQFTCKNKFCKPLFWVCDSVNDCGDNSDEQGCSCPAQTFRCSNGKCLSKSQQCNGKDDCGDGSDEASCPKVNVVTCTKHTYRCLNGLCLSKGNPECDGKEDCSDGSDEKDCDCGLRSFTRQARVVGGTDADEGEWPWQVSLHALGQGHICGASLISPNWLVSAAHCYIDDRGFRYSDPTQWTAFLGLHDQSQRSAPGVQERRLKRIISHPFFNDFTFDYDIALLELEKPAEYSSMVRPICLPDASHVFPAGKAIWVTGWGHTQYGGTGALILQKGEIRVINQTTCENLLPQQITPRMMCVGFLSGGVDSCQGDSGGPLSSVEADGRIFQAGVVSWGDGCAQRNKPGVYTRLPLFRDWIKENTGV
配列番号372 連続順でのST14の11個全てのエクソン1~11からのポリヌクレオチド配列
配列番号373 連続順でのST14の11個全てのエクソン1~11からの翻訳されたポリペプチド配列
THBS1配列情報
配列番号374 THBS1-NRG1融合体からのTHBS1 5’のエクソン9の配列
ACCCTGTGAAGGCGAAGCGCGGGAGACCAAAGCCTGCAAGAAAGACGCCTGCCCCA
配列番号375 THBS1-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン6の配列
CTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATGGAGGGGAGTGCTTC
配列番号376 THBS1-NRG1ポリヌクレオチド配列
ACCCTGTGAAGGCGAAGCGCGGGAGACCAAAGCCTGCAAGAAAGACGCCTGCCCCACTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATGGAGGGGAGTGCTTC
配列番号377 THBS1-NRG1ポリペプチド配列
PCEGEARETKACKKDACPTTSTSTTGTSHLVKCAEKEKTFCVNGGECF
配列番号378 エクソン1 THBS1
AGCCGCTGCGCCCGAGCTGGCCTGCGAGTTCAGGGCTCCTGTCGCTCTCCAGGAGCAACCTCTACTCCGGACGCACAGGCATTCCCCGCGCCCCTCCAGCCCTCGCCGCCCTCGCCACCGCTCCCGGCCGCCGCGCTCCGGTACACACAG
配列番号379 エクソン2 THBS1
GATCCCTGCTGGGCACCAACAGCTCCACCATGGGGCTGGCCTGGGGACTAGGCGTCCTGTTCCTGATGCATGTGTGTGGCACCAACCGCATTCCAG
配列番号380 エクソン3 THBS1
AGTCTGGCGGAGACAACAGCGTGTTTGACATCTTTGAACTCACCGGGGCCGCCCGCAAGGGGTCTGGGCGCCGACTGGTGAAGGGCCCCGACCCTTCCAGCCCAGCTTTCCGCATCGAGGATGCCAACCTGATCCCCCCTGTGCCTGATGACAAGTTCCAAGACCTGGTGGATGCTGTGCGGGCAGAAAAGGGTTTCCTCCTTCTGGCATCCCTGAGGCAGATGAAGAAGACCCGGGGCACGCTGCTGGCCCTGGAGCGGAAAGACCACTCTGGCCAGGTCTTCAGCGTGGTGTCCAATGGCAAGGCGGGCACCCTGGACCTCAGCCTGACCGTCCAAGGAAAGCAGCACGTGGTGTCTGTGGAAGAAGCTCTCCTGGCAACCGGCCAGTGGAAGAGCATCACCCTGTTTGTGCAGGAAGACAGGGCCCAGCTGTACATCGACTGTGAAAAGATGGAGAATGCTGAGTTGGACGTCCCCATCCAAAGCGTCTTCACCAGAGACCTGGCCAGCATCGCCAGACTCCGCATCGCAAAGGGGGGCGTCAATGACAATTTCCAG
配列番号381 エクソン4 THBS1
GGGGTGCTGCAGAATGTGAGGTTTGTCTTTGGAACCACACCAGAAGACATCCTCAGGAACAAAGGCTGCTCCAGCT
配列番号382 エクソン5 THBS1
CTACCAGTGTCCTCCTCACCCTTGACAACAACGTGGTGAATGGTTCCAGCCCTGCCATCCGCACTAACTACATTGGCCACAAGACAAAGGACTTGCAAGCCATCTGCGGCATCTCCTGTGATGAGCTGTCCAGCATGGTCCTGGAACTCAGGGGCCTGCGCACCATTGTGACCACGCTGCAGGACAGCATCCGCAAAGTG
配列番号383 エクソン6 THBS1
ACTGAAGAGAACAAAGAGTTGGCCAATGAGCTGAGGCGGCCTCCCCTATGCTATCACAACGGAGTTCAGTACAGAAATAACGAGGAATGGACTGTTGATAGCTGCACTGAGTGTCACTGTCAG
配列番号384 エクソン7 THBS1
AACTCAGTTACCATCTGCAAAAAGGTGTCCTGCCCCATCATGCCCTGCTCCAATGCCACAGTTCCTGATGGAGAATGCTGTCCTCGCTGTTGGC
配列番号385 エクソン8 THBS1
CCAGCGACTCTGCGGACGATGGCTGGTCTCCATGGTCCGAGTGGACCTCCTGTTCTACGAGCTGTGGCAATGGAATTCAGCAGCGCGGCCGCTCCTGCGATAGCCTCAACAACCGATGTGAGGGCTCCTCGGTCCAGACACGGACCTGCCACATTCAGGAGTGTGACAAGAGAT
配列番号386 エクソン9 THBS1
TTAAACAGGATGGTGGCTGGAGCCACTGGTCCCCGTGGTCATCTTGTTCTGTGACATGTGGTGATGGTGTGATCACAAGGATCCGGCTCTGCAACTCTCCCAGCCCCCAGATGAACGGGAAACCCTGTGAAGGCGAAGCGCGGGAGACCAAAGCCTGCAAGAAAGACGCCTGCCCCA
配列番号387 連続順でのTHBS1の13個全てのエクソン10~22からのポリヌクレオチド配列
TTAAACAGGATGGTGGCTGGAGCCACTGGTCCCCGTGGTCATCTTGTTCTGTGACATGTGGTGATGGTGTGATCACAAGGATCCGGCTCTGCAACTCTCCCAGCCCCCAGATGAACGGGAAACCCTGTGAAGGCGAAGCGCGGGAGACCAAAGCCTGCAAGAAAGACGCCTGCCCCATCAATGGAGGCTGGGGTCCTTGGTCACCATGGGACATCTGTTCTGTCACCTGTGGAGGAGGGGTACAGAAACGTAGTCGTCTCTGCAACAACCCCACACCCCAGTTTGGAGGCAAGGACTGCGTTGGTGATGTAACAGAAAACCAGATCTGCAACAAGCAGGACTGTCCAATTGATGGATGCCTGTCCAATCCCTGCTTTGCCGGCGTGAAGTGTACTAGCTACCCTGATGGCAGCTGGAAATGTGGTGCTTGTCCCCCTGGTTACAGTGGAAATGGCATCCAGTGCACAGATGTTGATGAGTGCAAAGAAGTGCCTGATGCCTGCTTCAACCACAATGGAGAGCACCGGTGTGAGAACACGGACCCCGGCTACAACTGCCTGCCCTGCCCCCCACGCTTCACCGGCTCACAGCCCTTCGGCCAGGGTGTCGAACATGCCACGGCCAACAAACAGGTGTGCAAGCCCCGTAACCCCTGCACGGATGGGACCCACGACTGCAACAAGAACGCCAAGTGCAACTACCTGGGCCACTATAGCGACCCCATGTACCGCTGCGAGTGCAAGCCTGGCTACGCTGGCAATGGCATCATCTGCGGGGAGGACACAGACCTGGATGGCTGGCCCAATGAGAACCTGGTGTGCGTGGCCAATGCGACTTACCACTGCAAAAAGGATAATTGCCCCAACCTTCCCAACTCAGGGCAGGAAGACTATGACAAGGATGGAATTGGTGATGCCTGTGATGATGACGATGACAATGATAAAATTCCAGATGACAGGGACAACTGTCCATTCCATTACAACCCAGCTCAGTATGACTATGACAGAGATGATGTGGGAGACCGCTGTGACAACTGTCCCTACAACCACAACCCAGATCAGGCAGACACAGACAACAATGGGGAAGGAGACGCCTGTGCTGCAGACATTGATGGAGACGGTATCCTCAATGAACGGGACAACTGCCAGTACGTCTACAATGTGGACCAGAGAGACACTGATATGGATGGGGTTGGAGATCAGTGTGACAATTGCCCCTTGGAACACAATCCGGATCAGCTGGACTCTGACTCAGACCGCATTGGAGATACCTGTGACAACAATCAGGATATTGATGAAGATGGCCACCAGAACAATCTGGACAACTGTCCCTATGTGCCCAATGCCAACCAGGCTGACCATGACAAAGATGGCAAGGGAGATGCCTGTGACCACGATGATGACAACGATGGCATTCCTGATGACAAGGACAACTGCAGACTCGTGCCCAATCCCGACCAGAAGGACTCTGACGGCGATGGTCGAGGTGATGCCTGCAAAGATGATTTTGACCATGACAGTGTGCCAGACATCGATGACATCTGTCCTGAGAATGTTGACATCAGTGAGACCGATTTCCGCCGATTCCAGATGATTCCTCTGGACCCCAAAGGGACATCCCAAAATGACCCTAACTGGGTTGTACGCCATCAGGGTAAAGAACTCGTCCAGACTGTCAACTGTGATCCTGGACTCGCTGTAGGTTATGATGAGTTTAATGCTGTGGACTTCAGTGGCACCTTCTTCATCAACACCGAAAGGGACGATGACTATGCTGGATTTGTCTTTGGCTACCAGTCCAGCAGCCGCTTTTATGTTGTGATGTGGAAGCAAGTCACCCAGTCCTACTGGGACACCAACCCCACGAGGGCTCAGGGATACTCGGGCCTTTCTGTGAAAGTTGTAAACTCCACCACAGGGCCTGGCGAGCACCTGCGGAACGCCCTGTGGCACACAGGAAACACCCCTGGCCAGGTGCGCACCCTGTGGCATGACCCTCGTCACATAGGCTGGAAAGATTTCACCGCCTACAGATGGCGTCTCAGCCACAGGCCAAAGACGGGTTTCATTAGAGTGGTGATGTATGAAGGGAAGAAAATCATGGCTGACTCAGGACCCATCTATGATAAAACCTATGCTGGTGGTAGACTAGGGTTGTTTGTCTTCTCTCAAGAAATGGTGTTCTTCTCTGACCTGAAATACGAATGTAGAGATCCCTAATCATCAAATTGTTGATTGAAAGACTGATCATAAACCAATGCTGGTATTGCACCTTCTGGAACTATGGGCTTGAGAAAACCCCCAGGATCACTTCTCCTTGGCTTCCTTCTTTTCTGTGCTTGCATCAGTGTGGACTCCTAGAACGTGCGACCTGCCTCAAGAAAATGCAGTTTTCAAAAACAGACTCAGCATTCAGCCTCCAATGAATAAGACATCTTCCAAGCATATAAACAATTGCTTTGGTTTCCTTTTGAAAAAGCATCTACTTGCTTCAGTTGGGAAGGTGCCCATTCCACTCTGCCTTTGTCACAGAGCAGGGTGCTATTGTGAGGCCATCTCTGAGCAGTGGACTCAAAAGCATTTTCAGGCATGTCAGAGAAGGGAGGACTCACTAGAATTAGCAAACAAAACCACCCTGACATCCTCCTTCAGGAACACGGGGAGCAGAGGCCAAAGCACTAAGGGGAGGGCGCATACCCGAGACGATTGTATGAAGAAAATATGGAGGAACTGTTACATGTTCGGTACTAAGTCATTTTCAGGGGATTGAAAGACTATTGCTGGATTTCATGATGCTGACTGGCGTTAGCTGATTAACCCATGTAAATAGGCACTTAAATAGAAGCAGGAAAGGGAGACAAAGACTGGCTTCTGGACTTCCTCCCTGATCCCCACCCTTACTCATCACCTGCAGTGGCCAGAATTAGGGAATCAGAATCAAACCAGTGTAAGGCAGTGCTGGCTGCCATTGCCTGGTCACATTGAAATTGGTGGCTTCATTCTAGATGTAGCTTGTGCAGATGTAGCAGGAAAATAGGAAAACCTACCATCTCAGTGAGCACCAGCTGCCTCCCAAAGGAGGGGCAGCCGTGCTTATATTTTTATGGTTACAATGGCACAAAATTATTATCAACCTAACTAAAACATTCCTTTTCTCTTTTTTCCTGAATTATCATGGAGTTTTCTAATTCTCTCTTTTGGAATGTAGATTTTTTTTAAATGCTTTACGATGTAAAATATTTATTTTTTACTTATTCTGGAAGATCTGGCTGAAGGATTATTCATGGAACAGGAAGAAGCGTAAAGACTATCCATGTCATCTTTGTTGAGAGTCTTCGTGACTGTAAGATTGTAAATACAGATTATTTATTAACTCTGTTCTGCCTGGAAATTTAGGCTTCATACGGAAAGTGTTTGAGAGCAAGTAGTTGACATTTATCAGCAAATCTCTTGCAAGAACAGCACAAGGAAAATCAGTCTAATAAGCTGCTCTGCCCCTTGTGCTCAGAGTGGATGTTATGGGATTCTTTTTTTCTCTGTTTTATCTTTTCAAGTGGAATTAGTTGGTTATCCATTTGCAAATGTTTTAAATTGCAAAGAAAGCCATGAGGTCTTCAATACTGTTTTACCCCATCCCTTGTGCATATTTCCAGGGAGAAGGAAAGCATATACACTTTTTTCTTTCATTTTTCCAAAAGAGAAAAAAATGACAAAAGGTGAAACTTACATACAAATATTACCTCATTTGTTGTGTGACTGAGTAAAGAATTTTTGGATCAAGCGGAAAGAGTTTAAGTGTCTAACAAACTTAAAGCTACTGTAGTACCTAAAAAGTCAGTGTTGTACATAGCATAAAAACTCTGCAGAGAAGTATTCCCAATAAGGAAATAGCATTGAAATGTTAAATACAATTTCTGAAAGTTATGTTTTTTTTCTATCATCTGGTATACCATTGCTTTATTTTTATAAATTATTTTCTCATTGCCATTGGAATAGATATCTCAGATTGTGTAGATATGCTATTTAAATAATTTATCAGGAAATACTGCCTGTAGAGTTAGTATTTCTATTTTTATATAATGTTTGCACACTGAATTGAAGAATTGTTGGTTTTTTCTTTTTTTTGTTTTGTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTGCTTTTGACCTCCCATTTTTACTATTTGCCAATACCTTTTTCTAGGAATGTGCTTTTTTTTGTACACATTTTTATCCATTTTACATTCTAAAGCAGTGTAAGTTGTATATTACTGTTTCTTATGTACAAGGAACAACAATAAATCATATGGAAATTTATATTTATACTTACTGTATCCATGCTTATTTGTTCTCTACTGGCTTTATGTCATGAAGTATATGCGTAAATACCATTCATAAATCAATATAGCATATACAAAAATAAATTACAGTAAGTCATAGCAACATTCACAGTTTGTATGTGATTGAGAAAGACTGAGTTGCTCAGGCCTAGGCTTAGAATTTGCTGCGTTTGTGGAATAAAAGAACAAAATGATACATTAGCCTGCCATATCAA
配列番号388 完全mRNAポリヌクレオチド配列
配列番号389 エクソン2 THBS1の翻訳されたポリペプチド配列
MGLAWGLGVLFLMHVCGTNRIP
配列番号390 エクソン3 THBS1の翻訳されたポリペプチド配列
SGGDNSVFDIFELTGAARKGSGRRLVKGPDPSSPAFRIEDANLIPPVPDDKFQDLVDAVRAEKGFLLLASLRQMKKTRGTLLALERKDHSGQVFSVVSNGKAGTLDLSLTVQGKQHVVSVEEALLATGQWKSITLFVQEDRAQLYIDCEKMENAELDVPIQSVFTRDLASIARLRIAKGGVNDNFQ
配列番号391 エクソン4 THBS1の翻訳されたポリペプチド配列
GVLQNVRFVFGTTPEDILRNKGCSS
配列番号392 エクソン5 THBS1の翻訳されたポリペプチド配列
TSVLLTLDNNVVNGSSPAIRTNYIGHKTKDLQAICGISCDELSSMVLELRGLRTIVTTLQDSIRKV
配列番号393 エクソン6 THBS1の翻訳されたポリペプチド配列
TEENKELANELRRPPLCYHNGVQYRNNEEWTVDSCTECHCQ
配列番号394 エクソン7 THBS1の翻訳されたポリペプチド配列
NSVTICKKVSCPIMPCSNATVPDGECCPRCW
配列番号395 エクソン8 THBS1の翻訳されたポリペプチド配列
SDSADDGWSPWSEWTSCSTSCGNGIQQRGRSCDSLNNRCEGSSVQTRTCHIQECDKR
配列番号396 エクソン9 THBS1の翻訳されたポリペプチド配列
KQDGGWSHWSPWSSCSVTCGDGVITRIRLCNSPSPQMNGKPCEGEARETKACKKDACP
配列番号397 連続順でのTHBS1の13個全てのエクソン10~22からの翻訳されたポリペプチド配列
KQDGGWSHWSPWSSCSVTCGDGVITRIRLCNSPSPQMNGKPCEGEARETKACKKDACPINGGWGPWSPWDICSVTCGGGVQKRSRLCNNPTPQFGGKDCVGDVTENQICNKQDCPIDGCLSNPCFAGVKCTSYPDGSWKCGACPPGYSGNGIQCTDVDECKEVPDACFNHNGEHRCENTDPGYNCLPCPPRFTGSQPFGQGVEHATANKQVCKPRNPCTDGTHDCNKNAKCNYLGHYSDPMYRCECKPGYAGNGIICGEDTDLDGWPNENLVCVANATYHCKKDNCPNLPNSGQEDYDKDGIGDACDDDDDNDKIPDDRDNCPFHYNPAQYDYDRDDVGDRCDNCPYNHNPDQADTDNNGEGDACAADIDGDGILNERDNCQYVYNVDQRDTDMDGVGDQCDNCPLEHNPDQLDSDSDRIGDTCDNNQDIDEDGHQNNLDNCPYVPNANQADHDKDGKGDACDHDDDNDGIPDDKDNCRLVPNPDQKDSDGDGRGDACKDDFDHDSVPDIDDICPENVDISETDFRRFQMIPLDPKGTSQNDPNWVVRHQGKELVQTVNCDPGLAVGYDEFNAVDFSGTFFINTERDDDYAGFVFGYQSSSRFYVVMWKQVTQSYWDTNPTRAQGYSGLSVKVVNSTTGPGEHLRNALWHTGNTPGQVRTLWHDPRHIGWKDFTAYRWRLSHRPKTGFIRVVMYEGKKIMADSGPIYDKTYAGGRLGLFVFSQEMVFFSDLKYECRDP
配列番号398 完全タンパク質配列
MGLAWGLGVLFLMHVCGTNRIPESGGDNSVFDIFELTGAARKGSGRRLVKGPDPSSPAFRIEDANLIPPVPDDKFQDLVDAVRAEKGFLLLASLRQMKKTRGTLLALERKDHSGQVFSVVSNGKAGTLDLSLTVQGKQHVVSVEEALLATGQWKSITLFVQEDRAQLYIDCEKMENAELDVPIQSVFTRDLASIARLRIAKGGVNDNFQGVLQNVRFVFGTTPEDILRNKGCSSSTSVLLTLDNNVVNGSSPAIRTNYIGHKTKDLQAICGISCDELSSMVLELRGLRTIVTTLQDSIRKVTEENKELANELRRPPLCYHNGVQYRNNEEWTVDSCTECHCQNSVTICKKVSCPIMPCSNATVPDGECCPRCWPSDSADDGWSPWSEWTSCSTSCGNGIQQRGRSCDSLNNRCEGSSVQTRTCHIQECDKRFKQDGGWSHWSPWSSCSVTCGDGVITRIRLCNSPSPQMNGKPCEGEARETKACKKDACPINGGWGPWSPWDICSVTCGGGVQKRSRLCNNPTPQFGGKDCVGDVTENQICNKQDCPIDGCLSNPCFAGVKCTSYPDGSWKCGACPPGYSGNGIQCTDVDECKEVPDACFNHNGEHRCENTDPGYNCLPCPPRFTGSQPFGQGVEHATANKQVCKPRNPCTDGTHDCNKNAKCNYLGHYSDPMYRCECKPGYAGNGIICGEDTDLDGWPNENLVCVANATYHCKKDNCPNLPNSGQEDYDKDGIGDACDDDDDNDKIPDDRDNCPFHYNPAQYDYDRDDVGDRCDNCPYNHNPDQADTDNNGEGDACAADIDGDGILNERDNCQYVYNVDQRDTDMDGVGDQCDNCPLEHNPDQLDSDSDRIGDTCDNNQDIDEDGHQNNLDNCPYVPNANQADHDKDGKGDACDHDDDNDGIPDDKDNCRLVPNPDQKDSDGDGRGDACKDDFDHDSVPDIDDICPENVDISETDFRRFQMIPLDPKGTSQNDPNWVVRHQGKELVQTVNCDPGLAVGYDEFNAVDFSGTFFINTERDDDYAGFVFGYQSSSRFYVVMWKQVTQSYWDTNPTRAQGYSGLSVKVVNSTTGPGEHLRNALWHTGNTPGQVRTLWHDPRHIGWKDFTAYRWRLSHRPKTGFIRVVMYEGKKIMADSGPIYDKTYAGGRLGLFVFSQEMVFFSDLKYECRDP
配列番号399 連続順でのTHBS1の9個全てのエクソン1~9からのポリヌクレオチド配列
配列番号400 連続順でのTHBS1の8個全てのエクソン2~9からの翻訳されたポリペプチド配列
AGRN配列情報
配列番号401 AGRN-NRG1融合体からのAGRN 5’のエクソン12の配列
GTGTGCGGCTCAGATGGGGTCACCTACAGCACCGAGTGTGAGCTGAAGAAGGCCAGGTGTGAGTCACAGCGAGGGCTCTACGTAGCGGCCCAGGGAGCCTGCCGAG
配列番号402 AGRN-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン6の配列
CTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATGGAGGGGAGTGCTTCATGGTGAAAGAC
配列番号403 AGRN-NRG1ポリヌクレオチド配列
GTGTGCGGCTCAGATGGGGTCACCTACAGCACCGAGTGTGAGCTGAAGAAGGCCAGGTGTGAGTCACAGCGAGGGCTCTACGTAGCGGCCCAGGGAGCCTGCCGAGCTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATGGAGGGGAGTGCTTCATGGTGAAAGAC
配列番号404 AGRN-NRG1ポリペプチド配列
VCGSDGVTYSTECELKKARCESQRGLYVAAQGACRATSTSTTGTSHLVKCAEKEKTFCVNGGECFMVKD
配列番号405 エクソン1 AGRN
AGTCCCGTCCCCGGCGCGGCCCGCGCGCTCCTCCGCCGCCTCTCGCCTGCGCCATGGCCGGCCGGTCCCACCCGGGCCCGCTGCGGCCGCTGCTGCCGCTCCTTGTGGTGGCCGCGTGCGTCCTGCCCGGAGCCGGCGGGACATGCCCGGAGCGCGCGCTGGAGCGGCGCGAGGAGGAGGCGAACGTGGTGCTCACCGGGACGGTGGAGGAGATCCTCAACGTGGACCCGGTGCAGCACACGTACTCCTGCAAG
配列番号406 エクソン2 AGRN
GTTCGGGTCTGGCGGTACTTGAAGGGCAAAGACCTGGTGGCCCGGGAGAGCCTGCTGGACGGCGGCAACAAGGTGGTGATCAGCGGCTTTGGAGACCCCCTCATCTGTGACAACCAGGTGTCCACTGGGGACACCAGGATCTTCTTTGTGAACCCTGCACCCCCATACCTGTGGCCAGCCCACAAGAACGAGCTGATGCTCAACTCCAGCCTCATGCGGATCACCCTGCGGAACCTGGAGGAGGTGGAGTTCTGTGTGGAAG
配列番号407 エクソン3 AGRN
ATAAACCCGGGACCCACTTCACTCCAGTGCCTCCGACGCCTCCTGATG
配列番号408 エクソン4 AGRN
CGTGCCGGGGAATGCTGTGCGGCTTCGGCGCCGTGTGCGAGCCCAACGCGGAGGGGCCGGGCCGGGCGTCCTGCGTCTGCAAGAAGAGCCCGTGCCCCAGCGTGGTGGCGCCTGTGTGTGGGTCGGACGCCTCCACCTACAGCAACGAATGCGAGCTGCAGCGGGCGCAGTGCAGCCAGCAGCGCCGCATCCGCCTGCTCAGCCGCGGGCCGTGCG
配列番号409 エクソン5 AGRN
GCTCGCGGGACCCCTGCTCCAACGTGACCTGCAGCTTCGGCAGCACCTGTGCGCGCTCGGCCGACGGGCTGACGGCCTCGTGCCTGTGCCCCGCGACCTGCCGTGGCGCCCCCGAGGGGACCGTCTGCGGCAGCGACGGCGCCGACTACCCCGGCGAGTGCCAGCTCCTGCGCCGCGCCTGCGCCCGCCAGGAGAATGTCTTCAAGAAGTTCGACGGCCCTTGTG
配列番号410 エクソン6 AGRN
ACCCCTGTCAGGGCGCCCTCCCTGACCCGAGCCGCAGCTGCCGTGTGAACCCGCGCACGCGGCGCCCTGAGATGCTCCTACGGCCCGAGAGCTGCCCTGCCCGGCAGGCGCCAGTGTGTGGGGACGACGGAGTCACCTACGAAAACGACTGTGTCATGGGCCGATCGGGGGCCGCCCGGGGTCTCCTCCTGCAGAAAGTGCGCTCCGGCCAGTGCCAGGGTCGAG
配列番号411 エクソン7 AGRN
ACCAGTGCCCGGAGCCCTGCCGGTTCAATGCCGTGTGCCTGTCCCGCCGTGGCCGTCCCCGCTGCTCCTGCGACCGCGTCACCTGTGACGGGGCCTACAGGCCCGTGTGTGCCCAGGACGGGCGCACGTATGACAGTGATTGCTGGCGGCAGCAGGCTGAGTGCCGGCAGCAGCGTGCCATCCCCAGCAAGCACCAGGGCCCGTGTG
配列番号412 エクソン8 AGRN
ACCAGGCCCCGTCCCCATGCCTCGGGGTGCAGTGTGCATTTGGGGCGACGTGTGCTGTGAAGAACGGGCAGGCAGCGTGTGAATGCCTGCAGGCGTGCTCGAGCCTCTACGATCCTGTGTGCGGCAGCGACGGCGTCACATACGGCAGCGCGTGCGAGCTGGAGGCCACGGCCTGTACCCTCGGGCGGGAGATCCAGGTGGCGCGCAAAGGACCCTGTG
配列番号413 エクソン9 AGRN
ACCGCTGCGGGCAGTGCCGCTTTGGAGCCCTGTGCGAGGCCGAGACCGGGCGCTGCGTGTGCCCCTCTGAATGCGTGGCTTTGGCCCAGCCCGTGTGTGGCTCCGACGGGCACACGTACCCCAGCGAGTGCATGCTGCACGTGCACGCCTGCACACACCAGATCAGCCTGCACGTGGCCTCAGCTGGACCCTGTG
配列番号414 エクソン10 AGRN
AGACCTGTGGAGATGCCGTGTGTGCTTTTGGGGCTGTGTGCTCCGCAGGGCAGTGTGTGTGTCCCCGGTGTGAGCACCCCCCGCCCGGCCCCGTGTGTGGCAGCGACGGTGTCACCTACGGCAGTGCCTGCGAGCTACGGGAAGCCGCCTGCCTCCAGCAGACACAGATCGAGGAGGCCCGGGCAGGGCCGTGCGAGCAGG
配列番号415 エクソン11 AGRN
CCGAGTGCGGTTCCGGAGGCTCTGGCTCTGGGGAGGACGGTGACTGTGAGCAGGAGCTGTGCCGGCAGCGCGGTGGCATCTGGGACGAGGACTCGGAGGACGGGCCGTGTGTCTGTGACTTCAGCTGCCAGAGTGTCCCAGGCAGCCCG
配列番号416 エクソン12 AGRN
GTGTGCGGCTCAGATGGGGTCACCTACAGCACCGAGTGTGAGCTGAAGAAGGCCAGGTGTGAGTCACAGCGAGGGCTCTACGTAGCGGCCCAGGGAGCCTGCCGAG
配列番号417 連続順でのAGRNの27個全てのエクソン13~39からのポリヌクレオチド配列
GCCCCACCTTCGCCCCGCTGCCGCCTGTGGCCCCCTTACACTGTGCCCAGACGCCCTACGGCTGCTGCCAGGACAATATCACCGCAGCCCGGGGCGTGGGCCTGGCTGGCTGCCCCAGTGCCTGCCAGTGCAACCCCCATGGCTCTTACGGCGGCACCTGTGACCCAGCCACAGGCCAGTGCTCCTGCCGCCCAGGTGTGGGGGGCCTCAGGTGTGACCGCTGTGAGCCTGGCTTCTGGAACTTTCGAGGCATCGTCACCGATGGCCGGAGTGGCTGTACACCCTGCAGCTGTGATCCCCAAGGCGCCGTGCGGGATGACTGTGAGCAGATGACGGGGCTGTGCTCGTGTAAGCCCGGGGTGGCTGGACCCAAGTGTGGGCAGTGTCCAGACGGCCGTGCCCTGGGCCCCGCGGGCTGTGAAGCTGACGCTTCTGCGCCTGCGACCTGTGCGGAGATGCGCTGTGAGTTCGGTGCGCGGTGCGTGGAGGAGTCTGGCTCAGCCCACTGTGTCTGCCCGATGCTCACCTGTCCAGAGGCCAACGCTACCAAGGTCTGTGGGTCAGATGGAGTCACATACGGCAACGAGTGTCAGCTGAAGACCATCGCCTGCCGCCAGGGCCTGCAAATCTCTATCCAGAGCCTGGGCCCGTGCCAGGAGGCTGTTGCTCCCAGCACTCACCCGACATCTGCCTCCGTGACTGTGACCACCCCAGGGCTCCTCCTGAGCCAGGCACTGCCGGCCCCCCCCGGCGCCCTCCCCCTGGCTCCCAGCAGTACCGCACACAGCCAGACCACCCCTCCGCCCTCATCACGACCTCGGACCACTGCCAGCGTCCCCAGGACCACCGTGTGGCCCGTGCTGACGGTGCCCCCCACGGCACCCTCCCCTGCACCCAGCCTGGTGGCGTCCGCCTTTGGTGAATCTGGCAGCACTGATGGAAGCAGCGATGAGGAACTGAGCGGGGACCAGGAGGCCAGTGGGGGTGGCTCTGGGGGGCTCGAGCCCTTGGAGGGCAGCAGCGTGGCCACCCCTGGGCCACCTGTCGAGAGGGCTTCCTGCTACAACTCCGCGTTGGGCTGCTGCTCTGATGGGAAGACGCCCTCGCTGGACGCAGAGGGCTCCAACTGCCCCGCCACCAAGGTGTTCCAGGGCGTCCTGGAGCTGGAGGGCGTCGAGGGCCAGGAGCTGTTCTACACGCCCGAGATGGCTGACCCCAAGTCAGAACTGTTCGGGGAGACAGCCAGGAGCATTGAGAGCACCCTGGACGACCTCTTCCGGAATTCAGACGTCAAGAAGGATTTTCGGAGTGTCCGCTTGCGGGACCTGGGGCCCGGCAAATCCGTCCGCGCCATTGTGGATGTGCACTTTGACCCCACCACAGCCTTCAGGGCACCCGACGTGGCCCGGGCCCTGCTCCGGCAGATCCAGGTGTCCAGGCGCCGGTCCTTGGGGGTGAGGCGGCCGCTGCAGGAGCACGTGCGATTTATGGACTTTGACTGGTTTCCTGCGTTTATCACGGGGGCCACGTCAGGAGCCATTGCTGCGGGAGCCACGGCCAGAGCCACCACTGCATCGCGCCTGCCGTCCTCTGCTGTGACCCCTCGGGCCCCGCACCCCAGTCACACAAGCCAGCCCGTTGCCAAGACCACGGCAGCCCCCACCACACGTCGGCCCCCCACCACTGCCCCCAGCCGTGTGCCCGGACGTCGGCCCCCGGCCCCCCAGCAGCCTCCAAAGCCCTGTGACTCACAGCCCTGCTTCCACGGGGGGACCTGCCAGGACTGGGCATTGGGCGGGGGCTTCACCTGCAGCTGCCCGGCAGGCAGGGGAGGCGCCGTCTGTGAGAAGGTGCTTGGCGCCCCTGTGCCGGCCTTCGAGGGCCGCTCCTTCCTGGCCTTCCCCACTCTCCGCGCCTACCACACGCTGCGCCTGGCACTGGAATTCCGGGCGCTGGAGCCTCAGGGGCTGCTGCTGTACAATGGCAACGCCCGGGGCAAGGACTTCCTGGCATTGGCGCTGCTAGATGGCCGCGTGCAGCTCAGGTTTGACACAGGTTCGGGGCCGGCGGTGCTGACCAGTGCCGTGCCGGTAGAGCCGGGCCAGTGGCACCGCCTGGAGCTGTCCCGGCACTGGCGCCGGGGCACCCTCTCGGTGGATGGTGAGACCCCTGTTCTGGGCGAGAGTCCCAGTGGCACCGACGGCCTCAACCTGGACACAGACCTCTTTGTGGGCGGCGTACCCGAGGACCAGGCTGCCGTGGCGCTGGAGCGGACCTTCGTGGGCGCCGGCCTGAGGGGGTGCATCCGTTTGCTGGACGTCAACAACCAGCGCCTGGAGCTTGGCATTGGGCCGGGGGCTGCCACCCGAGGCTCTGGCGTGGGCGAGTGCGGGGACCACCCCTGCCTGCCCAACCCCTGCCATGGCGGGGCCCCATGCCAGAACCTGGAGGCTGGAAGGTTCCATTGCCAGTGCCCGCCCGGCCGCGTCGGACCAACCTGTGCCGATGAGAAGAGCCCCTGCCAGCCCAACCCCTGCCATGGGGCGGCGCCCTGCCGTGTGCTGCCCGAGGGTGGTGCTCAGTGCGAGTGCCCCCTGGGGCGTGAGGGCACCTTCTGCCAGACAGCCTCGGGGCAGGACGGCTCTGGGCCCTTCCTGGCTGACTTCAACGGCTTCTCCCACCTGGAGCTGAGAGGCCTGCACACCTTTGCACGGGACCTGGGGGAGAAGATGGCGCTGGAGGTCGTGTTCCTGGCACGAGGCCCCAGCGGCCTCCTGCTCTACAACGGGCAGAAGACGGACGGCAAGGGGGACTTCGTGTCGCTGGCACTGCGGGACCGCCGCCTGGAGTTCCGCTACGACCTGGGCAAGGGGGCAGCGGTCATCAGGAGCAGGGAGCCAGTCACCCTGGGAGCCTGGACCAGGGTCTCACTGGAGCGAAACGGCCGCAAGGGTGCCCTGCGTGTGGGCGACGGCCCCCGTGTGTTGGGGGAGTCCCCGAAATCCCGCAAGGTTCCGCACACCGTCCTCAACCTGAAGGAGCCGCTCTACGTAGGGGGCGCTCCCGACTTCAGCAAGCTGGCCCGTGCTGCTGCCGTGTCCTCTGGCTTCGACGGTGCCATCCAGCTGGTCTCCCTCGGAGGCCGCCAGCTGCTGACCCCGGAGCACGTGCTGCGGCAGGTGGACGTCACGTCCTTTGCAGGTCACCCCTGCACCCGGGCCTCAGGCCACCCCTGCCTCAATGGGGCCTCCTGCGTCCCGAGGGAGGCTGCCTATGTGTGCCTGTGTCCCGGGGGATTCTCAGGACCGCACTGCGAGAAGGGGCTGGTGGAGAAGTCAGCGGGGGACGTGGATACCTTGGCCTTTGACGGGCGGACCTTTGTCGAGTACCTCAACGCTGTGACCGAGAGCGAACTGGCCAATGAGATCCCCGTCCCCGAAACTCTGGATTCCGGGGCCCTTCACAGCGAGAAGGCACTGCAGAGCAACCACTTTGAACTGAGCCTGCGCACTGAGGCCACGCAGGGGCTGGTGCTCTGGAGTGGCAAGGCCACGGAGCGGGCAGACTATGTGGCACTGGCCATTGTGGACGGGCACCTGCAACTGAGCTACAACCTGGGCTCCCAGCCCGTGGTGCTGCGTTCCACCGTGCCCGTCAACACCAACCGCTGGTTGCGGGTCGTGGCACATAGGGAGCAGAGGGAAGGTTCCCTGCAGGTGGGCAATGAGGCCCCTGTGACCGGCTCCTCCCCGCTGGGCGCCACGCAGCTGGACACTGATGGAGCCCTGTGGCTTGGGGGCCTGCCGGAGCTGCCCGTGGGCCCAGCACTGCCCAAGGCCTACGGCACAGGCTTTGTGGGCTGCTTGCGGGACGTGGTGGTGGGCCGGCACCCGCTGCACCTGCTGGAGGACGCCGTCACCAAGCCAGAGCTGCGGCCCTGCCCCACCCCATGAGCTGGCACCAGAGCCCCGCGCCCGCTGTAATTATTTTCTATTTTTGTAAACTTGTTGCTTTTTGATATGATTTTCTTGCCTGAGTGTTGGCCGGAGGGACTGCTGGCCCGGCCTCCCTTCCGTCCAGGCAGCCGTGCTGCAGACAGACCTAGTGCCGAGGGATGGACAGGCGAGGTGGCAGCGTGGAGGGCTCGGCGTGGATGGCAGCCTCAGGACACACACCCCTGCCTCAAGGTGCTGAGCCCCCGCCTTGCACTGCGCCTGCCCCACGGTGTCCCCGCCGGGAAGCAGCCCCGGCTCCTGAATCACCCTCGCTCCGTCAGGCGGGACTCGTGTCCCAGAGAGGAAGGGGCTGCTGAGGTCTGATGGGGCCCTTCCTCCGGGTGACCCCACAGGGCCTTTCCAAGCCCCCATTTGAGCTGCTCCTTCCTGTGTGTGCTCTGGGCCCTGCCTCGGCCTCCTGCGCCAATACTGTGACTTCCAAACAATGTTACTGCTGGGCACAGCTCTGCGTTGCTCCCGTGCTGCCTGCGCCAGCCCCAGGCTGCTGAGGAGCAGAGGCCAGACCAGGGCCGATCTGGGTGTCCTGACCCTCAGCTGGCCCTGCCCAGCCACCCTGGACGTGACCGTATCCCTCTGCCACACCCCAGGCCCTGCGAGGGGCTATCGAGAGGAGCTCACTGTGGGATGGGGTTGACCTCTGCCGCCTGCCTGGGTATCTGGGCCTGGCCATGGCTGTGTTCTTCATGTGTTGATTTTATTTGACCCCTGGAGTGGTGGGTCTCATCTTTCCCATCTCGCCTGAGAGCGGCTGAGGGCTGCCTCACTGCAAATCCTCCCCACAGCGTCAGTGAAAGTCGTCCTTGTCTCAGAATGACCAGGGGCCAGCCAGTGTCTGACCAAGGTCAAGGGGCAGGTGCAGAGGTGGCAGGGATGGCTCCGAAGCCAGAAATGCCTTAAACTGCAACGTCCCGTCCCTTCCCCACCCCCATCCCATCCCCACCCCCAGCCCCAGCCCAGTCCTCCTAGGAGCAGGACCCGATGAAGCGGGCGGCGGTGGGGCTGGGTGCCGTGTTACTAACTCTAGTATGTTTCTGTGTCAATCGCTGTGAAATAAAGTCTGAAAACTTTAAAA
配列番号418 完全mRNAポリヌクレオチド配列
配列番号419 エクソン1 AGRNの翻訳されたポリペプチド配列
MAGRSHPGPLRPLLPLLVVAACVLPGAGGTCPERALERREEEANVVLTGTVEEILNVDPVQHTYSCK
配列番号420 エクソン2 AGRNの翻訳されたポリペプチド配列
VRVWRYLKGKDLVARESLLDGGNKVVISGFGDPLICDNQVSTGDTRIFFVNPAPPYLWPAHKNELMLNSSLMRITLRNLEEVEFCVE
配列番号421 エクソン3 AGRNの翻訳されたポリペプチド配列
KPGTHFTPVPPTPPD
配列番号422 エクソン4 AGRNの翻訳されたポリペプチド配列
CRGMLCGFGAVCEPNAEGPGRASCVCKKSPCPSVVAPVCGSDASTYSNECELQRAQCSQQRRIRLLSRGPC
配列番号423 エクソン5 AGRNの翻訳されたポリペプチド配列
SRDPCSNVTCSFGSTCARSADGLTASCLCPATCRGAPEGTVCGSDGADYPGECQLLRRACARQENVFKKFDGPC
配列番号424 エクソン6 AGRNの翻訳されたポリペプチド配列
PCQGALPDPSRSCRVNPRTRRPEMLLRPESCPARQAPVCGDDGVTYENDCVMGRSGAARGLLLQKVRSGQCQGR
配列番号425 エクソン7 AGRNの翻訳されたポリペプチド配列
QCPEPCRFNAVCLSRRGRPRCSCDRVTCDGAYRPVCAQDGRTYDSDCWRQQAECRQQRAIPSKHQGPC
配列番号426 エクソン8 AGRNの翻訳されたポリペプチド配列
QAPSPCLGVQCAFGATCAVKNGQAACECLQACSSLYDPVCGSDGVTYGSACELEATACTLGREIQVARKGPC
配列番号427 エクソン9 AGRNの翻訳されたポリペプチド配列
RCGQCRFGALCEAETGRCVCPSECVALAQPVCGSDGHTYPSECMLHVHACTHQISLHVASAGPC
配列番号428 エクソン10 AGRNの翻訳されたポリペプチド配列
TCGDAVCAFGAVCSAGQCVCPRCEHPPPGPVCGSDGVTYGSACELREAACLQQTQIEEARAGPCEQ
配列番号429 エクソン11 AGRNの翻訳されたポリペプチド配列
ECGSGGSGSGEDGDCEQELCRQRGGIWDEDSEDGPCVCDFSCQSVPGSP
配列番号430 エクソン12 AGRNの翻訳されたポリペプチド配列
VCGSDGVTYSTECELKKARCESQRGLYVAAQGACR
配列番号431 連続順でのAGRNの27個全てのエクソン12~39からの翻訳されたポリペプチド配列
VCGSDGVTYSTECELKKARCESQRGLYVAAQGACRGPTFAPLPPVAPLHCAQTPYGCCQDNITAARGVGLAGCPSACQCNPHGSYGGTCDPATGQCSCRPGVGGLRCDRCEPGFWNFRGIVTDGRSGCTPCSCDPQGAVRDDCEQMTGLCSCKPGVAGPKCGQCPDGRALGPAGCEADASAPATCAEMRCEFGARCVEESGSAHCVCPMLTCPEANATKVCGSDGVTYGNECQLKTIACRQGLQISIQSLGPCQEAVAPSTHPTSASVTVTTPGLLLSQALPAPPGALPLAPSSTAHSQTTPPPSSRPRTTASVPRTTVWPVLTVPPTAPSPAPSLVASAFGESGSTDGSSDEELSGDQEASGGGSGGLEPLEGSSVATPGPPVERASCYNSALGCCSDGKTPSLDAEGSNCPATKVFQGVLELEGVEGQELFYTPEMADPKSELFGETARSIESTLDDLFRNSDVKKDFRSVRLRDLGPGKSVRAIVDVHFDPTTAFRAPDVARALLRQIQVSRRRSLGVRRPLQEHVRFMDFDWFPAFITGATSGAIAAGATARATTASRLPSSAVTPRAPHPSHTSQPVAKTTAAPTTRRPPTTAPSRVPGRRPPAPQQPPKPCDSQPCFHGGTCQDWALGGGFTCSCPAGRGGAVCEKVLGAPVPAFEGRSFLAFPTLRAYHTLRLALEFRALEPQGLLLYNGNARGKDFLALALLDGRVQLRFDTGSGPAVLTSAVPVEPGQWHRLELSRHWRRGTLSVDGETPVLGESPSGTDGLNLDTDLFVGGVPEDQAAVALERTFVGAGLRGCIRLLDVNNQRLELGIGPGAATRGSGVGECGDHPCLPNPCHGGAPCQNLEAGRFHCQCPPGRVGPTCADEKSPCQPNPCHGAAPCRVLPEGGAQCECPLGREGTFCQTASGQDGSGPFLADFNGFSHLELRGLHTFARDLGEKMALEVVFLARGPSGLLLYNGQKTDGKGDFVSLALRDRRLEFRYDLGKGAAVIRSREPVTLGAWTRVSLERNGRKGALRVGDGPRVLGESPKSRKVPHTVLNLKEPLYVGGAPDFSKLARAAAVSSGFDGAIQLVSLGGRQLLTPEHVLRQVDVTSFAGHPCTRASGHPCLNGASCVPREAAYVCLCPGGFSGPHCEKGLVEKSAGDVDTLAFDGRTFVEYLNAVTESELANEIPVPETLDSGALHSEKALQSNHFELSLRTEATQGLVLWSGKATERADYVALAIVDGHLQLSYNLGSQPVVLRSTVPVNTNRWLRVVAHREQREGSLQVGNEAPVTGSSPLGATQLDTDGALWLGGLPELPVGPALPKAYGTGFVGCLRDVVVGRHPLHLLEDAVTKPELRPCPTP
配列番号432 完全タンパク質配列
MAGRSHPGPLRPLLPLLVVAACVLPGAGGTCPERALERREEEANVVLTGTVEEILNVDPVQHTYSCKVRVWRYLKGKDLVARESLLDGGNKVVISGFGDPLICDNQVSTGDTRIFFVNPAPPYLWPAHKNELMLNSSLMRITLRNLEEVEFCVEDKPGTHFTPVPPTPPDACRGMLCGFGAVCEPNAEGPGRASCVCKKSPCPSVVAPVCGSDASTYSNECELQRAQCSQQRRIRLLSRGPCGSRDPCSNVTCSFGSTCARSADGLTASCLCPATCRGAPEGTVCGSDGADYPGECQLLRRACARQENVFKKFDGPCDPCQGALPDPSRSCRVNPRTRRPEMLLRPESCPARQAPVCGDDGVTYENDCVMGRSGAARGLLLQKVRSGQCQGRDQCPEPCRFNAVCLSRRGRPRCSCDRVTCDGAYRPVCAQDGRTYDSDCWRQQAECRQQRAIPSKHQGPCDQAPSPCLGVQCAFGATCAVKNGQAACECLQACSSLYDPVCGSDGVTYGSACELEATACTLGREIQVARKGPCDRCGQCRFGALCEAETGRCVCPSECVALAQPVCGSDGHTYPSECMLHVHACTHQISLHVASAGPCETCGDAVCAFGAVCSAGQCVCPRCEHPPPGPVCGSDGVTYGSACELREAACLQQTQIEEARAGPCEQAECGSGGSGSGEDGDCEQELCRQRGGIWDEDSEDGPCVCDFSCQSVPGSPVCGSDGVTYSTECELKKARCESQRGLYVAAQGACRGPTFAPLPPVAPLHCAQTPYGCCQDNITAARGVGLAGCPSACQCNPHGSYGGTCDPATGQCSCRPGVGGLRCDRCEPGFWNFRGIVTDGRSGCTPCSCDPQGAVRDDCEQMTGLCSCKPGVAGPKCGQCPDGRALGPAGCEADASAPATCAEMRCEFGARCVEESGSAHCVCPMLTCPEANATKVCGSDGVTYGNECQLKTIACRQGLQISIQSLGPCQEAVAPSTHPTSASVTVTTPGLLLSQALPAPPGALPLAPSSTAHSQTTPPPSSRPRTTASVPRTTVWPVLTVPPTAPSPAPSLVASAFGESGSTDGSSDEELSGDQEASGGGSGGLEPLEGSSVATPGPPVERASCYNSALGCCSDGKTPSLDAEGSNCPATKVFQGVLELEGVEGQELFYTPEMADPKSELFGETARSIESTLDDLFRNSDVKKDFRSVRLRDLGPGKSVRAIVDVHFDPTTAFRAPDVARALLRQIQVSRRRSLGVRRPLQEHVRFMDFDWFPAFITGATSGAIAAGATARATTASRLPSSAVTPRAPHPSHTSQPVAKTTAAPTTRRPPTTAPSRVPGRRPPAPQQPPKPCDSQPCFHGGTCQDWALGGGFTCSCPAGRGGAVCEKVLGAPVPAFEGRSFLAFPTLRAYHTLRLALEFRALEPQGLLLYNGNARGKDFLALALLDGRVQLRFDTGSGPAVLTSAVPVEPGQWHRLELSRHWRRGTLSVDGETPVLGESPSGTDGLNLDTDLFVGGVPEDQAAVALERTFVGAGLRGCIRLLDVNNQRLELGIGPGAATRGSGVGECGDHPCLPNPCHGGAPCQNLEAGRFHCQCPPGRVGPTCADEKSPCQPNPCHGAAPCRVLPEGGAQCECPLGREGTFCQTASGQDGSGPFLADFNGFSHLELRGLHTFARDLGEKMALEVVFLARGPSGLLLYNGQKTDGKGDFVSLALRDRRLEFRYDLGKGAAVIRSREPVTLGAWTRVSLERNGRKGALRVGDGPRVLGESPKSRKVPHTVLNLKEPLYVGGAPDFSKLARAAAVSSGFDGAIQLVSLGGRQLLTPEHVLRQVDVTSFAGHPCTRASGHPCLNGASCVPREAAYVCLCPGGFSGPHCEKGLVEKSAGDVDTLAFDGRTFVEYLNAVTESELANEIPVPETLDSGALHSEKALQSNHFELSLRTEATQGLVLWSGKATERADYVALAIVDGHLQLSYNLGSQPVVLRSTVPVNTNRWLRVVAHREQREGSLQVGNEAPVTGSSPLGATQLDTDGALWLGGLPELPVGPALPKAYGTGFVGCLRDVVVGRHPLHLLEDAVTKPELRPCPTP
配列番号433 連続順でのAGRNの12個全てのエクソン1~12からのポリヌクレオチド配列
配列番号434 連続順でのAGRNの12個全てのエクソン1~12からの翻訳されたポリペプチド配列
PVALB配列情報
配列番号435 PVALB-NRG1融合体からのPVALB 5’のエクソン4の配列
TAAAAGGCTTCTCCCCAGATGCCAGAGACCTGTCTGCTAAAGAAACCAAGATGCTGATGGCTGCTGGAGACAAAGATGGGGACGGCAAAATTGGGGTTGACG
配列番号436 PVALB-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン6の配列
CTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATGGAGGGGAGTGCTTCATGGTGAAAGACCTTTCAAACCCCTCGAGATACTTG
配列番号437 PVALB-NRG1ポリヌクレオチド配列
TAAAAGGCTTCTCCCCAGATGCCAGAGACCTGTCTGCTAAAGAAACCAAGATGCTGATGGCTGCTGGAGACAAAGATGGGGACGGCAAAATTGGGGTTGACGCTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATGGAGGGGAGTGCTTCATGGTGAAAGACCTTTCAAACCCCTCGAGATACTTG
配列番号438 PVALB-NRG1ポリペプチド配列
KGFSPDARDLSAKETKMLMAAGDKDGDGKIGVDATSTSTTGTSHLVKCAEKEKTFCVNGGECFMVKDLSNPSRYL
配列番号439 エクソン1 PVALB
ACTTCCCGACAGGACTTCCCACCAGCCCAGCCTTTCAGTGCAGGCTCCAGCCCTCCACCCCCACCCGAG
配列番号440 エクソン2 PVALB
TTGCAGGATGTCGATGACAGACTTGCTGAACGCTGAGGACATCAAGAAGGCGGTGGGAGCCTTTAGCG
配列番号441 エクソン3 PVALB
CTACCGACTCCTTCGACCACAAAAAGTTCTTCCAAATGGTCGGCCTGAAGAAAAAGAGTGCGGATGATGTGAAGAAGGTGTTTCACATGCTGGACAAGGACAAAAGTGGCTTCATCGAGGAGGATGAGCTGGG
配列番号442 エクソン4 PVALB
ATTCATCCTAAAAGGCTTCTCCCCAGATGCCAGAGACCTGTCTGCTAAAGAAACCAAGATGCTGATGGCTGCTGGAGACAAAGATGGGGACGGCAAAATTGGGGTTGACG
配列番号443 エクソン5 PVALB
AATTCTCCACTCTGGTGGCTGAAAGCTAAGAAGCACTGACTGCCCCTGGTCTTCCACCTCTCTGCCCTGAACACCCAATCTCGGCCCCTCTCGCCACCCTCCTGCATTTCTGTTCAGTTCGTTTATGTTATTTTTTACTCCCCCATCCCCTGTGGCCCTCTAATGACACCATTCTTCTGGAAAATGCTGGAGAAGCAATAAAGGTTGTACCAGTCA
配列番号444 完全mRNAポリヌクレオチド配列
ACTTCCCGACAGGACTTCCCACCAGCCCAGCCTTTCAGTGCAGGCTCCAGCCCTCCACCCCCACCCGAGTTGCAGGATGTCGATGACAGACTTGCTGAACGCTGAGGACATCAAGAAGGCGGTGGGAGCCTTTAGCGCTACCGACTCCTTCGACCACAAAAAGTTCTTCCAAATGGTCGGCCTGAAGAAAAAGAGTGCGGATGATGTGAAGAAGGTGTTTCACATGCTGGACAAGGACAAAAGTGGCTTCATCGAGGAGGATGAGCTGGGATTCATCCTAAAAGGCTTCTCCCCAGATGCCAGAGACCTGTCTGCTAAAGAAACCAAGATGCTGATGGCTGCTGGAGACAAAGATGGGGACGGCAAAATTGGGGTTGACGAATTCTCCACTCTGGTGGCTGAAAGCTAAGAAGCACTGACTGCCCCTGGTCTTCCACCTCTCTGCCCTGAACACCCAATCTCGGCCCCTCTCGCCACCCTCCTGCATTTCTGTTCAGTTCGTTTATGTTATTTTTTACTCCCCCATCCCCTGTGGCCCTCTAATGACACCATTCTTCTGGAAAATGCTGGAGAAGCAATAAAGGTTGTACCAGTCA
配列番号445 エクソン2 PVALBの翻訳されたポリペプチド配列
MSMTDLLNAEDIKKAVGAFS
配列番号446 エクソン3 PVALBの翻訳されたポリペプチド配列
TDSFDHKKFFQMVGLKKKSADDVKKVFHMLDKDKSGFIEEDEL
配列番号447 エクソン4 PVALBの翻訳されたポリペプチド配列
FILKGFSPDARDLSAKETKMLMAAGDKDGDGKIGVD
配列番号448 エクソン5 PVALBの翻訳されたポリペプチド配列
FSTLVAES
配列番号449 完全タンパク質配列
MSMTDLLNAEDIKKAVGAFSATDSFDHKKFFQMVGLKKKSADDVKKVFHMLDKDKSGFIEEDELGFILKGFSPDARDLSAKETKMLMAAGDKDGDGKIGVDEFSTLVAES
配列番号450 連続順でのPVALBの4個全てのエクソン1~4からのポリヌクレオチド配列
配列番号451 連続順でのPVALBの3個全てのエクソン2~4からの翻訳されたポリペプチド配列
SLC3A2 転写バージョン3配列情報
配列番号452 SLC3A2-NRG1融合体からのSLC3A2 5’のエクソン2の配列
AGTTGGGGTCTCACTGTGTTGCCCAGACTGGTCTCGAACTCTTGGCCTCAGGTGATCCTCTTCCCTCAGCTTCCCAGAATGCCGAGATGATAG
配列番号453 SLC3A2-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン6の配列
CTACATCTACATCCACCACTGGGACAAG
配列番号454 SLC3A2-NRG1ポリヌクレオチド配列
AGTTGGGGTCTCACTGTGTTGCCCAGACTGGTCTCGAACTCTTGGCCTCAGGTGATCCTCTTCCCTCAGCTTCCCAGAATGCCGAGATGATAGCTACATCTACATCCACCACTGGGACAAG
配列番号455 SLC3A2-NRG1ポリペプチド配列
LGSHCVAQTGLELLASGDPLPSASQNAEMIATSTSTTGT
配列番号456 エクソン1 SLC3A2
GCATTGCGGCTTGGTTTTCTCACCCAGTGCATGTGGCAGGAGCGGTGAGATCACTGCCTCACGGCGATCCTGGACTGACGGTCACGACTGCCTACCCTCTAACCCTGTTCTGAGCTGCCCCTTGCCCACACACCCCAAACCTGTGTGCAGGATCCGCCTCCATGGAGCTACAGCCTCCTGAAGCCTCGATCGCCGTCGTGTCGATTCCGCGCCAGTTGCCTGGCTCACATTCGGAGGCTGGTGTCCAGGGTCTCAGCGCGGGGGACGACTCAG
配列番号457 エクソン2 SLC3A2
AGTTGGGGTCTCACTGTGTTGCCCAGACTGGTCTCGAACTCTTGGCCTCAGGTGATCCTCTTCCCTCAGCTTCCCAGAATGCCGAGATGATAG
配列番号458 エクソン3 SLC3A2
AGACGGGGTCTGACTGTGTTACCCAGGCTGGTCTTCAACTCTTGGCCTCAAGTGATCCTCCTGCCTTAGCTTCCAAGAATGCTGAGGTTACAG
配列番号459 エクソン4 SLC3A2
GCACCATGAGCCAGGACACCGAGGTGGATATGAAGGAGGTGGAGCTGAATGAGTTAGAGCCCGAGAAGCAGCCGATGAACGCGGCGTCTGGGGCGGCCATGTCCCTGGCGGGAGCCGAGAAGAATGGTCTGGTGAAGATCAAGGTGGCGGAAGACGAGGCGGAGGCGGCAGCCGCGGCTAAGTTCACGGGCCTGTCCAAGGAGGAGCTGCTGAAGGTGGCAGGCAGCCCCGGCTGGGTACGCACCCGCTGGGCACTGCTGCTGCTCTTCTGGCTCGGCTGGCTCGGCATGCTTGCTGGTGCCGTGGTCATAATCGTGCGAGCGCCGCGTTGTCGCGAGCTACCGGCGCAGAAGTGGTGGCACACGGGCGCCCTCTACCGCATCGGCGACCTTCAGGCCTTCCAGGGCCACGGCGCGGGCAACCTGGCGG
配列番号460 エクソン5 SLC3A2
GTCTGAAGGGGCGTCTCGATTACCTGAGCTCTCTGAAGGTGAAGGGCCTTGTGCTGGGTCCAATTCACAAGAACCAGAAGGATGATGTCGCTCAGACTGACTTGCTGCAGATCGACCCCAATTTTGGCTCCAAGGAAGATTTTGACAGTCTCTTGCAATCGGCTAAAAAAAAGA
配列番号461 エクソン6 SLC3A2
GCATCCGTGTCATTCTGGACCTTACTCCCAACTACCGGGGTGAGAACTCGTGGTTCTCCACTCAGGTTGACACTGTGGCCACCAAGGTGAAG
配列番号462 エクソン7 SLC3A2
GATGCTCTGGAGTTTTGGCTGCAAGCTGGCGTGGATGGGTTCCAGGTTCGGGACATAGAGAATCTGAAG
配列番号463 エクソン8 SLC3A2
GATGCATCCTCATTCTTGGCTGAGTGGCAAAATATCACCAAGGGCTTCAGTGAAGACAG
配列番号464 エクソン9 SLC3A2
GCTCTTGATTGCGGGGACTAACTCCTCCGACCTTCAGCAGATCCTGAGCCTACTCGAATCCAACAAAGACTTGCTGTTGACTAGCTCATACCTGTCTGATTCTGGTTCTACTGGGGAGCATACAAAATCCCTAGTCACACAGTATTTGAATGCCACTGGCAATCGCTGGTGCAGCTGGAGT
配列番号465 エクソン10 SLC3A2
TTGTCTCAGGCAAGGCTCCTGACTTCCTTCTTGCCGGCTCAACTTCTCCGACTCTACCAGCTGATGCTCTTCACCCTGCCAGGGACCCCTGTTTTCAGCTACGGGGATGAGATTGGCCTGGATGCAGCTGCCCTTCCTGGACAG
配列番号466 エクソン11 SLC3A2
CCTATGGAGGCTCCAGTCATGCTGTGGGATGAGTCCAGCTTCCCTGACATCCCAGGGGCTGTAAGTGCCAACATGACTGTGAAG
配列番号467 エクソン12 SLC3A2
GGCCAGAGTGAAGACCCTGGCTCCCTCCTTTCCTTGTTCCGGCGGCTGAGTGACCAGCGGAGTAAGGAGCGCTCCCTACTGCATGGGGACTTCCACGCGTTCTCCGCTGGGCCTGGACTCTTCTCCTATATCCGCCACTGGGACCAGAATGAGCGTTTTCTGGTAGTGCTTAACTTTGGGGATGTGGGCCTCTCGGCTGGACTGCAGGCCTCCGACCTGCCTGCCAGCGCCAGCCTGCCAGCCAAGGCTGACCTCCTGCTCAGCACCCAGCCAGGCCGTGAGGAGGGCTCCCCTCTTGAGCTGGAACGCCTGAAACTGGAGCCTCACGAAGGGCTGCTGCTCCGCTTCCCCTACGCGGCCTGACTTCAGCCTGACATGGACCCACTACCCTTCTCCTTTCCTTCCCAGGCCCTTTGGCTTCTGATTTTTCTCTTTTTTAAAAACAAACAAACAAACTGTTGCAGATTATGAGTGAACCCCCAAATAGGGTGTTTTCTGCCTTCAAATAAAAGTCACCCCTGCATGGTGAA
配列番号468 SLC3A2の完全mRNAポリヌクレオチド配列
配列番号469 エクソン1 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
MELQPPEASIAVVSIPRQLPGSHSEAGVQGLSAGDDS
配列番号470 エクソン2 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
LGSHCVAQTGLELLASGDPLPSASQNAEMI
配列番号471 エクソン3 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
TGSDCVTQAGLQLLASSDPPALASKNAEVT
配列番号472 エクソン4 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
TMSQDTEVDMKEVELNELEPEKQPMNAASGAAMSLAGAEKNGLVKIKVAEDEAEAAAAAKFTGLSKEELLKVAGSPGWVRTRWALLLLFWLGWLGMLAGAVVIIVRAPRCRELPAQKWWHTGALYRIGDLQAFQGHGAGNLA
配列番号473 エクソン5 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
LKGRLDYLSSLKVKGLVLGPIHKNQKDDVAQTDLLQIDPNFGSKEDFDSLLQSAKKK
配列番号474 エクソン6 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
IRVILDLTPNYRGENSWFSTQVDTVATKVK
配列番号475 エクソン7 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
DALEFWLQAGVDGFQVRDIENLK
配列番号476 エクソン8 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
DASSFLAEWQNITKGFSED
配列番号477 エクソン9 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
LLIAGTNSSDLQQILSLLESNKDLLLTSSYLSDSGSTGEHTKSLVTQYLNATGNRWCSWS
配列番号478 エクソン10 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
LSQARLLTSFLPAQLLRLYQLMLFTLPGTPVFSYGDEIGLDAAALPGQ
配列番号479 エクソン11 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
PMEAPVMLWDESSFPDIPGAVSANMTVK
配列番号480 エクソン12 SLC3A2の翻訳されたポリペプチド配列
GQSEDPGSLLSLFRRLSDQRSKERSLLHGDFHAFSAGPGLFSYIRHWDQNERFLVVLNFGDVGLSAGLQASDLPASASLPAKADLLLSTQPGREEGSPLELERLKLEPHEGLLLRFPYAA
配列番号481 SLC3A2の完全タンパク質配列
MELQPPEASIAVVSIPRQLPGSHSEAGVQGLSAGDDSELGSHCVAQTGLELLASGDPLPSASQNAEMIETGSDCVTQAGLQLLASSDPPALASKNAEVTGTMSQDTEVDMKEVELNELEPEKQPMNAASGAAMSLAGAEKNGLVKIKVAEDEAEAAAAAKFTGLSKEELLKVAGSPGWVRTRWALLLLFWLGWLGMLAGAVVIIVRAPRCRELPAQKWWHTGALYRIGDLQAFQGHGAGNLAGLKGRLDYLSSLKVKGLVLGPIHKNQKDDVAQTDLLQIDPNFGSKEDFDSLLQSAKKKSIRVILDLTPNYRGENSWFSTQVDTVATKVKDALEFWLQAGVDGFQVRDIENLKDASSFLAEWQNITKGFSEDRLLIAGTNSSDLQQILSLLESNKDLLLTSSYLSDSGSTGEHTKSLVTQYLNATGNRWCSWSLSQARLLTSFLPAQLLRLYQLMLFTLPGTPVFSYGDEIGLDAAALPGQPMEAPVMLWDESSFPDIPGAVSANMTVKGQSEDPGSLLSLFRRLSDQRSKERSLLHGDFHAFSAGPGLFSYIRHWDQNERFLVVLNFGDVGLSAGLQASDLPASASLPAKADLLLSTQPGREEGSPLELERLKLEPHEGLLLRFPYAA
配列番号482 連続順でのSLC3A2のエクソン1及び2からのポリヌクレオチド配列
配列番号483 連続順でのSLC3A2のエクソン1~2からの翻訳されたポリペプチド配列
APP配列情報
配列番号484 APP-NRG1融合体からのAPP 5’のエクソン14からの配列
TTGAGCCTGTTGATGCCCGCCCTGCTGCCGACCGAGGACTGACCACTCGACCAG
配列番号485 APP-NRG1融合体NRG1 3’のエクソン6の配列
CTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATGGAGGGGAGTGCT
配列番号486 APP-NRG1ポリヌクレオチド配列
TTGAGCCTGTTGATGCCCGCCCTGCTGCCGACCGAGGACTGACCACTCGACCAGCTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATGGAGGGGAGTGCT
配列番号487 APP-NRG1ポリペプチド配列
EPVDARPAADRGLTTRPATSTSTTGTSHLVKCAEKEKTFCVNGGEC
配列番号488 エクソン1 APP
GTCAGTTTCCTCGGCAGCGGTAGGCGAGAGCACGCGGAGGAGCGTGCGCGGGGGCCCCGGGAGACGGCGGCGGTGGCGGCGCGGGCAGAGCAAGGACGCGGCGGATCCCACTCGCACAGCAGCGCACTCGGTGCCCCGCGCAGGGTCGCGATGCTGCCCGGTTTGGCACTGCTCCTGCTGGCCGCCTGGACGGCTCGGGCGCTGGAG
配列番号489 エクソン2 APP
GTCTACCCTGAACTGCAGATCACCAATGTGGTAGAAGCCAACCAACCAGTGACCATCCAGAACTGGTGCAAGCGGGGCCGCAAGCAGTGCAAGACCCATCCCCACTTTGTGATTCCCTACCGCTGCTTAG
配列番号490 エクソン3 APP
TTGGTGAGTTTGTAAGTGATGCCCTTCTCGTTCCTGACAAGTGCAAATTCTTACACCAGGAGAGGATGGATGTTTGCGAAACTCATCTTCACTGGCACACCGTCGCCAAAGAG
配列番号491 エクソン4 APP
ACATGCAGTGAGAAGAGTACCAACTTGCATGACTACGGCATGTTGCTGCCCTGCGGAATTGACAAGTTCCGAGGGGTAGAGTTTGTGTGTTGCCCACTGGCTGAAGAAAGTGACAATGTGGATTCTGCTGATGCGGAGGAGGATGACTCGGATGTCTGGTGGGGCGGAGCAGACACAGACTATGCAGATGGGAG
配列番号492 エクソン5 APP
TGAAGACAAAGTAGTAGAAGTAGCAGAGGAGGAAGAAGTGGCTGAGGTGGAAGAAGAAGAAGCCGATGATGACGAGGACGATGAGGATGGTGATGAGGTAGAGGAAGAGGCTGAGGAACCCTACGAAGAAGCCACAGAGAGAACCACCAGCATTGCCACCACCACCACCACCACCACAGAGTCTGTGGAAGAGGTGGTTCGAG
配列番号493 エクソン6 APP
AGGTGTGCTCTGAACAAGCCGAGACGGGGCCGTGCCGAGCAATGATCTCCCGCTGGTACTTTGATGTGACTGAAGGGAAGTGTGCCCCATTCTTTTACGGCGGATGTGGCGGCAACCGGAACAACTTTGACACAGAAGAGTACTGCATGGCCGTGTGTGGCAGCGCCA
配列番号494 エクソン7 APP
TGTCCCAAAGTTTACTCAAGACTACCCAGGAACCTCTTGCCCGAGATCCTGTTAAAC
配列番号495 エクソン8 APP
TTCCTACAACAGCAGCCAGTACCCCTGATGCCGTTGACAAGTATCTCGAGACACCTGGGGATGAGAATGAACATGCCCATTTCCAGAAAGCCAAAGAGAGGCTTGAGGCCAAGCACCGAGAGAGAATGTCCCAG
配列番号496 エクソン9 APP
GTCATGAGAGAATGGGAAGAGGCAGAACGTCAAGCAAAGAACTTGCCTAAAGCTGATAAGAAGGCAGTTATCCAG
配列番号497 エクソン10 APP
CATTTCCAGGAGAAAGTGGAATCTTTGGAACAGGAAGCAGCCAACGAGAGACAGCAGCTGGTGGAGACACACATGGCCAGAGTGGAAGCCATGCTCAATGACCGCCGCCGCCTGGCCCTGGAGAACTACATCACCGCTCTGCAGGCTGTTCCTCCTCGG
配列番号498 エクソン11 APP
CCTCGTCACGTGTTCAATATGCTAAAGAAGTATGTCCGCGCAGAACAGAAGGACAGACAGCACACCCTAAAGCATTTCGAGCATGTGCGCATGGTGGATCCCAAGAAAGCCGCTCAGATCCGGTCCCAG
配列番号499 エクソン12 APP
GTTATGACACACCTCCGTGTGATTTATGAGCGCATGAATCAGTCTCTCTCCCTGCTCTACAACGTGCCTGCAGTGGCCGAGGAGATTCAGGATGAAGTTG
配列番号500 エクソン13 APP
ATGAGCTGCTTCAGAAAGAGCAAAACTATTCAGATGACGTCTTGGCCAACATGATTAGTGAACCAAGGATCAGTTACGGAAACGATGCTCTCATGCCATCTTTGACCGAAACGAAAACCACCGTGGAGCTCCTTCCCGTGAATGGAGAGTTCAGCCTGGACGATCTCCAGCCGTGGCATTCTTTTGGGGCTGACTCTGTGCCAGCCAACACAGAAAACGAAG
配列番号501 エクソン14 APP
TTGAGCCTGTTGATGCCCGCCCTGCTGCCGACCGAGGACTGACCACTCGACCAG
配列番号502 エクソン15 APP
GTTCTGGGTTGACAAATATCAAGACGGAGGAGATCTCTGAAGTGAAGATGGATGCAGAATTCCGACATGACTCAGGATATGAAGTTCATCATCAAAAATTG
配列番号503 エクソン16 APP
GTGTTCTTTGCAGAAGATGTGGGTTCAAACAAAGGTGCAATCATTGGACTCATGGTGGGCGGTGTTGTCATAGCGACAGTGATCGTCATCACCTTGGTGATGCTGAAGAAGAAACAGTACACATCCATTCATCATGGTGTGGTGGAG
配列番号504 エクソン17 APP
GTTGACGCCGCTGTCACCCCAGAGGAGCGCCACCTGTCCAAGATGCAGCAGAACGGCTACGAAAATCCAACCTACAAGTTCTTTGAGCAGATGCAGAACTAGACCCCCGCCACAGCAGCCTCTGAAGTTGGACAGCAAAACCATTGCTTCACTACCCATCGGTGTCCATTTATAGAATAATGTGGGAAGAAACAAACCCGTTTTATGATTTACTCATTATCGCCTTTTGACAGCTGTGCTGTAACACAAGTAGATGCCTGAACTTGAATTAATCCACACATCAGTAATGTATTCTATCTCTCTTTACATTTTGGTCTCTATACTACATTATTAATGGGTTTTGTGTACTGTAAAGAATTTAGCTGTATCAAACTAGTGCATGAATAGATTCTCTCCTGATTATTTATCACATAGCCCCTTAGCCAGTTGTATATTATTCTTGTGGTTTGTGACCCAATTAAGTCCTACTTTACATATGCTTTAAGAATCGATGGGGGATGCTTCATGTGAACGTGGGAGTTCAGCTGCTTCTCTTGCCTAAGTATTCCTTTCCTGATCACTATGCATTTTAAAGTTAAACATTTTTAAGTATTTCAGATGCTTTAGAGAGATTTTTTTTCCATGACTGCATTTTACTGTACAGATTGCTGCTTCTGCTATATTTGTGATATAGGAATTAAGAGGATACACACGTTTGTTTCTTCGTGCCTGTTTTATGTGCACACATTAGGCATTGAGACTTCAAGCTTTTCTTTTTTTGTCCACGTATCTTTGGGTCTTTGATAAAGAAAAGAATCCCTGTTCATTGTAAGCACTTTTACGGGGCGGGTGGGGAGGGGTGCTCTGCTGGTCTTCAATTACCAAGAATTCTCCAAAACAATTTTCTGCAGGATGATTGTACAGAATCATTGCTTATGACATGATCGCTTTCTACACTGTATTACATAAATAAATTAAATAAAATAACCCCGGGCAAGACTTTTCTTTGAAGGATGACTACAGACATTAAATAATCGAAGTAATTTTGGGTGGGGAGAAGAGGCAGATTCAATTTTCTTTAACCAGTCTGAAGTTTCATTTATGATACAAAAGAAGATGAAAATGGAAGTGGCAATATAAGGGGATGAGGAAGGCATGCCTGGACAAACCCTTCTTTTAAGATGTGTCTTCAATTTGTATAAAATGGTGTTTTCATGTAAATAAATACATTCTTGGAGGAGCA
配列番号505 APPの完全mRNAポリヌクレオチド配列
GTCAGTTTCCTCGGCAGCGGTAGGCGAGAGCACGCGGAGGAGCGTGCGCGGGGGCCCCGGGAGACGGCGGCGGTGGCGGCGCGGGCAGAGCAAGGACGCGGCGGATCCCACTCGCACAGCAGCGCACTCGGTGCCCCGCGCAGGGTCGCGATGCTGCCCGGTTTGGCACTGCTCCTGCTGGCCGCCTGGACGGCTCGGGCGCTGGAGGTCTACCCTGAACTGCAGATCACCAATGTGGTAGAAGCCAACCAACCAGTGACCATCCAGAACTGGTGCAAGCGGGGCCGCAAGCAGTGCAAGACCCATCCCCACTTTGTGATTCCCTACCGCTGCTTAGTTGGTGAGTTTGTAAGTGATGCCCTTCTCGTTCCTGACAAGTGCAAATTCTTACACCAGGAGAGGATGGATGTTTGCGAAACTCATCTTCACTGGCACACCGTCGCCAAAGAGACATGCAGTGAGAAGAGTACCAACTTGCATGACTACGGCATGTTGCTGCCCTGCGGAATTGACAAGTTCCGAGGGGTAGAGTTTGTGTGTTGCCCACTGGCTGAAGAAAGTGACAATGTGGATTCTGCTGATGCGGAGGAGGATGACTCGGATGTCTGGTGGGGCGGAGCAGACACAGACTATGCAGATGGGAGTGAAGACAAAGTAGTAGAAGTAGCAGAGGAGGAAGAAGTGGCTGAGGTGGAAGAAGAAGAAGCCGATGATGACGAGGACGATGAGGATGGTGATGAGGTAGAGGAAGAGGCTGAGGAACCCTACGAAGAAGCCACAGAGAGAACCACCAGCATTGCCACCACCACCACCACCACCACAGAGTCTGTGGAAGAGGTGGTTCGAGAGGTGTGCTCTGAACAAGCCGAGACGGGGCCGTGCCGAGCAATGATCTCCCGCTGGTACTTTGATGTGACTGAAGGGAAGTGTGCCCCATTCTTTTACGGCGGATGTGGCGGCAACCGGAACAACTTTGACACAGAAGAGTACTGCATGGCCGTGTGTGGCAGCGCCATGTCCCAAAGTTTACTCAAGACTACCCAGGAACCTCTTGCCCGAGATCCTGTTAAACTTCCTACAACAGCAGCCAGTACCCCTGATGCCGTTGACAAGTATCTCGAGACACCTGGGGATGAGAATGAACATGCCCATTTCCAGAAAGCCAAAGAGAGGCTTGAGGCCAAGCACCGAGAGAGAATGTCCCAGGTCATGAGAGAATGGGAAGAGGCAGAACGTCAAGCAAAGAACTTGCCTAAAGCTGATAAGAAGGCAGTTATCCAGCATTTCCAGGAGAAAGTGGAATCTTTGGAACAGGAAGCAGCCAACGAGAGACAGCAGCTGGTGGAGACACACATGGCCAGAGTGGAAGCCATGCTCAATGACCGCCGCCGCCTGGCCCTGGAGAACTACATCACCGCTCTGCAGGCTGTTCCTCCTCGGCCTCGTCACGTGTTCAATATGCTAAAGAAGTATGTCCGCGCAGAACAGAAGGACAGACAGCACACCCTAAAGCATTTCGAGCATGTGCGCATGGTGGATCCCAAGAAAGCCGCTCAGATCCGGTCCCAGGTTATGACACACCTCCGTGTGATTTATGAGCGCATGAATCAGTCTCTCTCCCTGCTCTACAACGTGCCTGCAGTGGCCGAGGAGATTCAGGATGAAGTTGATGAGCTGCTTCAGAAAGAGCAAAACTATTCAGATGACGTCTTGGCCAACATGATTAGTGAACCAAGGATCAGTTACGGAAACGATGCTCTCATGCCATCTTTGACCGAAACGAAAACCACCGTGGAGCTCCTTCCCGTGAATGGAGAGTTCAGCCTGGACGATCTCCAGCCGTGGCATTCTTTTGGGGCTGACTCTGTGCCAGCCAACACAGAAAACGAAGTTGAGCCTGTTGATGCCCGCCCTGCTGCCGACCGAGGACTGACCACTCGACCAGGTTCTGGGTTGACAAATATCAAGACGGAGGAGATCTCTGAAGTGAAGATGGATGCAGAATTCCGACATGACTCAGGATATGAAGTTCATCATCAAAAATTGGTGTTCTTTGCAGAAGATGTGGGTTCAAACAAAGGTGCAATCATTGGACTCATGGTGGGCGGTGTTGTCATAGCGACAGTGATCGTCATCACCTTGGTGATGCTGAAGAAGAAACAGTACACATCCATTCATCATGGTGTGGTGGAGGTTGACGCCGCTGTCACCCCAGAGGAGCGCCACCTGTCCAAGATGCAGCAGAACGGCTACGAAAATCCAACCTACAAGTTCTTTGAGCAGATGCAGAACTAGACCCCCGCCACAGCAGCCTCTGAAGTTGGACAGCAAAACCATTGCTTCACTACCCATCGGTGTCCATTTATAGAATAATGTGGGAAGAAACAAACCCGTTTTATGATTTACTCATTATCGCCTTTTGACAGCTGTGCTGTAACACAAGTAGATGCCTGAACTTGAATTAATCCACACATCAGTAATGTATTCTATCTCTCTTTACATTTTGGTCTCTATACTACATTATTAATGGGTTTTGTGTACTGTAAAGAATTTAGCTGTATCAAACTAGTGCATGAATAGATTCTCTCCTGATTATTTATCACATAGCCCCTTAGCCAGTTGTATATTATTCTTGTGGTTTGTGACCCAATTAAGTCCTACTTTACATATGCTTTAAGAATCGATGGGGGATGCTTCATGTGAACGTGGGAGTTCAGCTGCTTCTCTTGCCTAAGTATTCCTTTCCTGATCACTATGCATTTTAAAGTTAAACATTTTTAAGTATTTCAGATGCTTTAGAGAGATTTTTTTTCCATGACTGCATTTTACTGTACAGATTGCTGCTTCTGCTATATTTGTGATATAGGAATTAAGAGGATACACACGTTTGTTTCTTCGTGCCTGTTTTATGTGCACACATTAGGCATTGAGACTTCAAGCTTTTCTTTTTTTGTCCACGTATCTTTGGGTCTTTGATAAAGAAAAGAATCCCTGTTCATTGTAAGCACTTTTACGGGGCGGGTGGGGAGGGGTGCTCTGCTGGTCTTCAATTACCAAGAATTCTCCAAAACAATTTTCTGCAGGATGATTGTACAGAATCATTGCTTATGACATGATCGCTTTCTACACTGTATTACATAAATAAATTAAATAAAATAACCCCGGGCAAGACTTTTCTTTGAAGGATGACTACAGACATTAAATAATCGAAGTAATTTTGGGTGGGGAGAAGAGGCAGATTCAATTTTCTTTAACCAGTCTGAAGTTTCATTTATGATACAAAAGAAGATGAAAATGGAAGTGGCAATATAAGGGGATGAGGAAGGCATGCCTGGACAAACCCTTCTTTTAAGATGTGTCTTCAATTTGTATAAAATGGTGTTTTCATGTAAATAAATACATTCTTGGAGGAGCA
配列番号506 エクソン1 APPの翻訳されたポリペプチド配列
MLPGLALLLLAAWTARALE
配列番号507 エクソン2 APPの翻訳されたポリペプチド配列
VYPELQITNVVEANQPVTIQNWCKRGRKQCKTHPHFVIPYRCL
配列番号508 エクソン3 APPの翻訳されたポリペプチド配列
GEFVSDALLVPDKCKFLHQERMDVCETHLHWHTVAKE
配列番号509 エクソン4 APPの翻訳されたポリペプチド配列
TCSEKSTNLHDYGMLLPCGIDKFRGVEFVCCPLAEESDNVDSADAEEDDSDVWWGGADTDYADG
配列番号510 エクソン5 APPの翻訳されたポリペプチド配列
EDKVVEVAEEEEVAEVEEEEADDDEDDEDGDEVEEEAEEPYEEATERTTSIATTTTTTTESVEEVVR
配列番号511 エクソン6 APPの翻訳されたポリペプチド配列
VCSEQAETGPCRAMISRWYFDVTEGKCAPFFYGGCGGNRNNFDTEEYCMAVCGSA
配列番号512 エクソン7 APPの翻訳されたポリペプチド配列
SQSLLKTTQEPLARDPVK
配列番号513 エクソン8 APPの翻訳されたポリペプチド配列
PTTAASTPDAVDKYLETPGDENEHAHFQKAKERLEAKHRERMSQ
配列番号514 エクソン9 APPの翻訳されたポリペプチド配列
VMREWEEAERQAKNLPKADKKAVIQ
配列番号515 エクソン10 APPの翻訳されたポリペプチド配列
HFQEKVESLEQEAANERQQLVETHMARVEAMLNDRRRLALENYITALQAVPPR
配列番号516 エクソン11 APPの翻訳されたポリペプチド配列
PRHVFNMLKKYVRAEQKDRQHTLKHFEHVRMVDPKKAAQIRSQ
配列番号517 エクソン12 APPの翻訳されたポリペプチド配列
VMTHLRVIYERMNQSLSLLYNVPAVAEEIQDEV
配列番号518 エクソン13 APPの翻訳されたポリペプチド配列
ELLQKEQNYSDDVLANMISEPRISYGNDALMPSLTETKTTVELLPVNGEFSLDDLQPWHSFGADSVPANTENE
配列番号519 エクソン14 APPの翻訳されたポリペプチド配列
EPVDARPAADRGLTTRP
配列番号520 エクソン15 APPの翻訳されたポリペプチド配列
SGLTNIKTEEISEVKMDAEFRHDSGYEVHHQKL
配列番号521 エクソン16 APPの翻訳されたポリペプチド配列
VFFAEDVGSNKGAIIGLMVGGVVIATVIVITLVMLKKKQYTSIHHGVVE
配列番号522 エクソン17 APPの翻訳されたポリペプチド配列
VDAAVTPEERHLSKMQQNGYENPTYKFFEQMQN
配列番号523 APPの完全タンパク質配列
MLPGLALLLLAAWTARALEVYPELQITNVVEANQPVTIQNWCKRGRKQCKTHPHFVIPYRCLVGEFVSDALLVPDKCKFLHQERMDVCETHLHWHTVAKETCSEKSTNLHDYGMLLPCGIDKFRGVEFVCCPLAEESDNVDSADAEEDDSDVWWGGADTDYADGSEDKVVEVAEEEEVAEVEEEEADDDEDDEDGDEVEEEAEEPYEEATERTTSIATTTTTTTESVEEVVREVCSEQAETGPCRAMISRWYFDVTEGKCAPFFYGGCGGNRNNFDTEEYCMAVCGSAMSQSLLKTTQEPLARDPVKLPTTAASTPDAVDKYLETPGDENEHAHFQKAKERLEAKHRERMSQVMREWEEAERQAKNLPKADKKAVIQHFQEKVESLEQEAANERQQLVETHMARVEAMLNDRRRLALENYITALQAVPPRPRHVFNMLKKYVRAEQKDRQHTLKHFEHVRMVDPKKAAQIRSQVMTHLRVIYERMNQSLSLLYNVPAVAEEIQDEVDELLQKEQNYSDDVLANMISEPRISYGNDALMPSLTETKTTVELLPVNGEFSLDDLQPWHSFGADSVPANTENEVEPVDARPAADRGLTTRPGSGLTNIKTEEISEVKMDAEFRHDSGYEVHHQKLVFFAEDVGSNKGAIIGLMVGGVVIATVIVITLVMLKKKQYTSIHHGVVEVDAAVTPEERHLSKMQQNGYENPTYKFFEQMQN
配列番号524 連続順でのAPPの全てのエクソン1~14からのポリヌクレオチド配列
配列番号525 連続順でのAPPの全てのエクソン1~14からの翻訳されたポリペプチド配列
WRN配列情報
配列番号526 WRN-NRG1融合体からのWRN 5’のエクソン33からの配列
AAGCTGGCTGCCCCCTTGATTTGGAGCGAGCAGGCCTGACTCCAGAGGTTCAGAAGATTATTGCTGATGTTATCCGAAACCCTCCCGTCAACTCAG
配列番号527 WRN-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン6の配列
CTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATGGAGGGGAGTGCT
配列番号528 WRN-NRG1ポリヌクレオチド配列
AAGCTGGCTGCCCCCTTGATTTGGAGCGAGCAGGCCTGACTCCAGAGGTTCAGAAGATTATTGCTGATGTTATCCGAAACCCTCCCGTCAACTCAGCTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATGGAGGGGAGTGC
配列番号529 WRN-NRG1ポリペプチド配列
AGCPLDLERAGLTPEVQKIIADVIRNPPVNSATSTSTTGTSHLVKCAEKEKTFCVNGGEC
配列番号530 エクソン1 WRN
GTGTACTGTGTGCGCCGGGGAGGCGCCGGCTTGTACTCGGCAGCGCGGGAATAAAGTTTGCTGATTTGGTGTCTAGCCTGGATGCCTGGGTTGCAGGCCCTGCTTGTGGTGGCGCTCCACAGTCATCCGGCTGAAGAAGACCTGTTGGACTGGATCTTCTCGGG
配列番号531 エクソン2 WRN
TTTTCTTTCAGATATTGTTTTGTATTTACCCATGAAGACATTGTTTTTTGGACTCTGCAAATAGGACATTTCAAAGATGAGTGAAAAAAAATTGGAAACAACTGCACAGCAGCGGAAATGTCCTGAATGGATGAATGTGCAGAATAAAAGATGTGCTGTAGAAGAAAGAAAG
配列番号532 エクソン3 WRN
GCATGTGTTCGGAAGAGTGTTTTTGAAGATGACCTCCCCTTCTTAGAATTCACTGGATCCATTGTGTATAGTTACGATGCTAGTGATTGCTCTTTCCTGTCAGAAGATATTAG
配列番号533 エクソン4 WRN
CATGAGTCTATCAGATGGGGATGTGGTGGGATTTGACATGGAGTGGCCACCATTATACAATAGAGGGAAACTTGGCAAAGTTGCACTAATTCAGTTGTGTGTTTCTGAGAGCAAATGTTACTTGTTCCACGTTTCTTCCATGTCAG
配列番号534 エクソン5 WRN
TTTTTCCCCAGGGATTAAAAATGTTGCTTGAAAATAAAGCAGTTAAAAAGGCAGGTGTAGGAATTGAAGGAGATCAGTGGAAACTTCTACGTGACTTTGATATCAAATTGAAGAATTTTGTGGAGTTGACAGATGTTGCCAATAAAAAG
配列番号535 エクソン6 WRN
CTGAAATGCACAGAGACCTGGAGCCTTAACAGTCTGGTTAAACACCTCTTAGGTAAACAGCTCCTGAAAGACAAGTCTATCCGCTGTAGCAATTGGAGTAAATTTCCTCTCACTGAGGACCAGAAACTGTATGCAGCCACTGATGCTTAT
配列番号536 エクソン7 WRN
GCTGGTTTTATTATTTACCGAAATTTAGAGATTTTGGATGATACTGTGCAAAGGTTTGCTATAAATAAAG
配列番号537 エクソン8 WRN
AGGAAGAAATCCTACTTAGCGACATGAACAAACAGTTGACTTCAATCTCTGAGGAAGTGATGGATCTGGCTAAGCATCTTCCTCATGCTTTCAGTAAATTGGAAAACCCACGGAG
配列番号538 エクソン9 WRN
GGTTTCTATCTTACTAAAGGATATTTCAGAAAATCTATATTCACTGAGGAGGATGATAATTGGGTCTACTAACATTGAGACTGAACTGAGGCCCAGCAATAATTTAAACTTATTATCCTTTGAAGATTCAACTACTGGGGGAGTACAACAGAAACAAATTAGAGAACATGAAGTTTTAATTCACGTTGAAGATGAAACATGGGACCCAACACTTGATCATTTAGCTAAACATGATGGAGAAGATGTACTTGGAAATAAAGTGGAACGAAAAGAAGATGGATTTGAAGATGGAGTAGAAGACAACAAATTGAAAGAGAATATGGAAAGAGCTTGTTTGATGTCGTTAGATATTACAGAACATGAACTCCAAATTTTGGAACAGCAGTCTCAGGAAGAATATCTTAGTGATATTGCTTATAAATCTACTGAG
配列番号539 エクソン10 WRN
CATTTATCTCCCAATGATAATGAAAACGATACGTCCTATGTAATTGAGAGTGATGAAGATTTAGAAATGGAGATGCTTAAG
配列番号540 エクソン11 WRN
CATTTATCTCCCAATGATAATGAAAACGATACGTCCTATGTAATTGAGAGTGATGAAGATTTAGAAATGGAGATGCTTAAG
配列番号541 エクソン12 WRN
TCTTTAGAAAACCTCAATAGTGGCACGGTAGAACCAACTCATTCTAAATGCTTAAAAATGGAAAGAAATCTGGGTCTTCCTACTAAAGAAGAAGAAGAAGATGATGAAAATGAAGCTAATGAAGGGGAAGAAGATGATGATAAGG
配列番号542 エクソン13 WRN
ACTTTTTGTGGCCAGCACCCAATGAAGAGCAAGTTACTTGCCTCAAGATGTACTTTGGCCATTCCAGTTTTAAACC
配列番号543 エクソン14 WRN
AGTTCAGTGGAAAGTGATTCATTCAGTATTAGAAGAAAGAAGAGATAATGTTGCTGTCATGGCAACTG
配列番号544 エクソン15 WRN
GATATGGAAAGAGTTTGTGCTTCCAGTATCCACCTGTTTATGTAGGCAAGATTGGCCTTGTTATCTCTCCCCTTATTTCTCTGATGGAAGACCAAGTGCTACAGCTTAA
配列番号545 エクソン16 WRN
AATGTCCAACATCCCAGCTTGCTTCCTTGGATCAGCACAGTCAGAAAATGTTCTAACAGATATTAAATT
配列番号546 エクソン17 WRN
AGGTAAATACCGGATTGTATACGTAACTCCAGAATACTGTTCAGGTAACATGGGCCTGCTCCAGCAACTTGAGGCTGATATTG
配列番号547 エクソン18 WRN
GTATCACGCTCATTGCTGTGGATGAGGCTCACTGTATTTCTGAGTGGGGGCATGATTTTAGGGATTCATTCAGGAAGTTGGGCTCCCTAAAGACAGCACTGCCAATG
配列番号548 エクソン19 WRN
GTTCCAATCGTTGCACTTACTGCTACTGCAAGTTCTTCAATCCGGGAAGACATTGTACGTTGCTTAAATCTGAGAAATCCTCAGATCACCTGTACTGGTTTTGATCGACCAAACCTGTATTTAGAAGTTAGGCGAAAAACAGGGAATATCCTTCAGGATCTGCAGCCATTTCTTGTCAAAACAAG
配列番号549 エクソン20 WRN
TTCCCACTGGGAATTTGAAGGTCCAACAATCATCTACTGTCCTTCTAGAAAAATGACACAACAAGTTACAGGTGAACTTAGGAAACTGAATCTATCCTGTGGAACATACCATGCGGGCATGAGTTTTAGCACAAGGAAAGACATTCATCATAGGTTTGTAAGAGATGAAATTCAG
配列番号550 エクソン21 WRN
TGTGTCATAGCTACCATAGCTTTTGGAATGGGCATTAATAAAGCTGACATTCGCCAAGTCATTCATTACGGTGCTCCTAAGGACATGGAATCATATTATCAGGAGATTGGTAGAGCTGGTCGTGATGGACTTCAAAGTTCTTGTCACGTCCTCTGGGCTCCTGCAGACATTAACTTAAATAG
配列番号551 エクソン22 WRN
GCACCTTCTTACTGAGATACGTAATGAGAAGTTTCGATTATACAAATTAAAGATGATGGCAAAGATGGAAAAATATCTTCATTCTAGCAGATGTAGGAGACA
配列番号552 エクソン23 WRN
AATCATCTTGTCTCATTTTGAGGACAAACAAGTACAAAAAGCCTCCTTGGGAATTATGGGAACTGAAAAATGCTGTGATAATTGCAGGTCCAG
配列番号553 エクソン24 WRN
ATTGGATCATTGCTATTCCATGGATGACTCAGAGGATACATCCTGGGACTTTGGTCCACAAGCATTTAAGCTTTTGTCTGCTGTGGACATCTTAGGCGAAAAATTTGGAATTGGGCTTCCAATTTTATTTCTCCGAGGATCT
配列番号554 エクソン25 WRN
AATTCTCAGCGTCTTGCCGATCAATATCGCAGGCACAGTTTATTTGGCACTGGCAAGGATCAAACAGAGAGTTGGTGGAAGGCTTTTTCCCGTCAGCTGATCACTGAGGGATTCTTGGTAGAAGTTTCTCGGTATAACAAATTTATGAAGATTTGCGCCCTTACGAAAAAG
配列番号555 エクソン26 WRN
GGTAGAAATTGGCTTCATAAAGCTAATACAGAATCTCAGAGCCTCATCCTTCAAGCTAATGAAGAATTGTGTCCAAAGAAGTTGCTTCTGCCTAG
配列番号556 エクソン27 WRN
TTCGAAAACTGTATCTTCGGGCACCAAAGAGCATTGTTATAATCAAGTACCAGTTGAATTAAGTACAGAGAAGAAG
配列番号557 エクソン28 WRN
TCTAACTTGGAGAAGTTATATTCTTATAAACCATGTGATAAGATTTCTTCTGGGAGTAACATTTCTAAAAAAAG
配列番号558 エクソン29 WRN
TATCATGGTACAGTCACCAGAAAAAGCTTACAGTTCCTCACAGCCTGTTATTTCGGCACAAGAGCAGGAGACTCAG
配列番号559 エクソン30 WRN
ATTGTGTTATATGGCAAATTGGTAGAAGCTAGGCAGAAACATGCCAATAAAATGGATGTTCCCCCAGCTATTCTGGCAACAAACAAGATACTGGTGGATATGGCCAAAATGAG
配列番号560 エクソン31 WRN
ACCAACTACGGTTGAAAACGTAAAAAGGATTGATGGTGTTTCTGAAGGCAAAGCTGCCATGTTGGCCCCTCTGTTGGAAGTCATCAAACATTTCTGCCAAACAAATAGTGTTCAG
配列番号561 エクソン32 WRN
ACAGACCTCTTTTCAAGTACAAAACCTCAAGAAGAACAGAAGACGAGTCTGGTAGCAAAAAATAAAATATGCACACTTTCACAGTCTATGGCCATCACATACTCTTTATTCCAAGAAAAGAAGATGCCTTTG
配列番号562 エクソン33 WRN
AAGAGCATAGCTGAGAGCAGGATTCTGCCTCTCATGACAATTGGCATGCACTTATCCCAAGCGGTGAAAGCTGGCTGCCCCCTTGATTTGGAGCGAGCAGGCCTGACTCCAGAGGTTCAGAAGATTATTGCTGATGTTATCCGAAACCCTCCCGTCAACTCAG
配列番号563 エクソン34 WRN
ATATGAGTAAAATTAGCCTAATCAGAATGTTAGTTCCTGAAAACATTGACACGTACCTTATCCACATGGCAATTGAGATCCTTAAACATGGTCCTGACAGCGGACTTCAACCTTCATGTGATGTCAACAAAAGGAGATGTTTTCCCGGTTCTGAAGAGATCTGTTCAAGTTCTAAGAGAAGCAAGGAAGAAGTAGGCATCAATACTGAG
配列番号564 エクソン35 WRN
ACTTCATCTGCAGAGAGAAAGAGACGATTACCTGTGTGGTTTGCCAAAGGAAGTGATACCAGCAAGAAATTAATGGACAAAACGAAAAGGGGAGGTCTTTTTAGTTAAGCTGGCAATTACCAGAACAATTATGTTTCTTGCTGTATTATAAGAGGATAGCTATATTTTATTTCTGAAGAGTAAGGAGTAGTATTTTGGCTTAAAAATCATTCTAATTACAAAGTTCACTGTTTATTGAAGAACTGGCATCTTAAATCAGCCTTCCGCAATTCATGTAGTTTCTGGGTCTTCTGGGAGCCTACGTGAGTACATCACCTAACAGAATATTAAATTAGACTTCCTGTAAGATTGCTTTAAGAAACTGTTACTGTCCTGTTTTCTAATCTCTTTATTAAAACAGTGTATTTGGAAAATGTTATGTGCTCTGATTTGATATAGATAACAGATTAGTAGTTACATGGTAATTATGTGATATAAAATATTCATATATTATCAAAATTCTGTTTTGTAAATGTAAGAAAGCATAGTTATTTTACAAATTGTTTTTACTGTCTTTTGAAGAAGTTCTTAAATACGTTGTTAAATGGTATTAGTTGACCAGGGCAGTGAAAATGAAACCGCATTTTGGGTGCCATTAAATAGGGAAAAAACATGTAAAAAATGTAAAATGGAGACCAATTGCACTAGGCAAGTGTATATTTTGTATTTTATATACAATTTCTATTATTTTTCAAGTAATAAAACAATGTTTTTCATACTGAATATTATATATATATTTTTTAGCTTTCATTTACTTAATTATTTTAAGTACCTTTATTTTTCCAGGATGTCAGAATTTGATTCTAATCTCTCTTATGTAGCACATGTGACTTAATTTAAAACCTATACTGTGACACAGAGTTGGGTAAACGATGATTATTTAACTTTAAGCAGTTCACCATCCATTTCAAAGCCTTTGATTGGCTTTTTTGTAAATAAAAATAACTTGTTAAGAAACAAATATATCTGTCATAGAAGAACTAGAAAATCCAGGGAAGTGAGAAAAATGAAAATAAAAATCATTCATAGTTTTACTAGTAGCTAATCACAGTCAACCTCTTTTGTGTATCCCACCAGACTTTTTTATATTCATTTGTTTTTAGTTAAAATATAAAAGTCTCGTATATTCCCATTTTTCTGCATTGCATTACCAGAAGGTAGTGGCGCCTATTAAATATGTGATATGTTGTTGTCCAGCCATGGCTTCTGCATTTGCATGCTTTTGTGTGTGCATCTGCAATACCCTGTGAATATCCTGTGTGATGGAGTGGCAAGTACGCACAGACACGTCTGCTGCATGCCTAGGTACGAGGCTGTCTCCAGGAGAAGCACTTGTTTGATTATTTGAGTTGCCAATTGAATTTGCTGCTTTTTTTCATGGCTTGCCATTTTCACTGAAAAGAATGACTAATGAAAAACGATGATTGGTTATTAGATTTGGATGTTTGGCAGACATTTTCTCAAAATTGAACTAAGTTGGCCTCTTCACGGAAAACAACTGGTATTTGTTGTGCCAATGATAAAATTGGAGATTTCTAGCAAAATGTATAATTTTGGAAAAGTTGTGTTCCTCCACTGGAAGCTTGACAGCTTTCCTTAACATAAAGACTTCTCTTTCTCTTCGCTTTCACTACTACTACTACTAATTCTTCTTCTGATTCTTCTTCTTCTCCTTCTTCCTTCTTCCTTCCTTCCTCCTCCTCCTCCTTCTTCTTCCTCTTCCTCTTCTTCTTTCTCTCTTTCCTTCCTTCCCTTCCCTTCCCCTTCCTTCCTTCCTTCCTTCCTTCCTCCCTCCCTCCCTCCCTCCCTCCCTCCCTCCTTTCTTTTTCTTTCTCTTTCTTTCTTTCTTTCTCTCTCTCTCTCTCTTTCTTTCTTTTTCTTTCTCTTTTTCTTTCTTTCAAGCAGTCCTCCCGCCTCAGTCCCCCAAAATAGTGGGATTACAGGTGTGAGCCACCATGCACAGCCTTACATAAAGCCTTTTCTAATGAGATGGATAGTAATTAACAAATGTGAGTTTTTGATATTATATAAAGATTTTTTCTGTGTTTCGAAGATCCGTATAACTCAGTGAATCAGTATGTTCTGGATGACTAATATGTGATGTTAAGAAATCATGACTGAGGCCGGGCGCGGTGGCTCACGCCTGTAATCCCAGCACTTTGGGAGGCCGAGGCGGGCGGATCACGAGATCAGGAGATCGAGACCACCCTGGCCAACATGGTGAAACCCCGTCTCTACTAAAAATACAAAAATTAGCTGGGTGTGTTGGTGCGTGCCTATAATCCCAGCTACTCGGGAGGCTGAGGCAGGAGAATCGCTTGAACTCAGGAGGCGGAGATTGCAGTGAGCTGAGACTGCGCCACTGCACCCCAGCCTGGCGACAGAGCAAGACTCCGTCTCAAAAATAAAAAAAGAAATCATGACTGGGTAAAAGATCTGTTCAGAGTACAAGATGGACCAATGGATTTGATATATTTGAATATAACAGAGTATGAAAAAGTTTATTGATATAGTTTCAGATTACACACTGCAACTAATCTTTAAGAAACTATTACTTGTCCACTTTTTGGTAAAATTTCAGAGAACAATGTCCACCATTATCTGAACAGGCTATTAAAATACTCTTCTCTTTTCCAACTACGTGCCTGTGCAAAGTCAGATTTTTTTCATATACTTCAGCCAAAACAGCATATCAAAATGGATTGAATGCAGAAGTAGATCTGAGAATACAGCCACTTTTGTTAAGCCAGACAATGAGATTTGCAAAATGTAAACAATGCTGCTGTTCTCAGTTTTTAAAAATATGTTTTTTAAAAGTATTTATGTTAATGTGTACTTGGTTTACTACTGCTATTTTTAAATAAAACAAGAAACATTTTTAAATGTCTGTTTTAATTTCTAAAGTGGTAGTGATAGATATAACCCATATTAATAAAAGCTCTTTGGGGTCCTCAGTGATTTTTTTTTAAGAGTATGGAAGGGTTCTCAGACCTAAGAGATTGAGAAATGCTGATGTAATGTTTTATTATAAAGGTGTACCATGAATTATGTACCTTACTTCATATTGTTGGACATTAAAGTTGCTTTCAGTTTTTTTGTTTTAAA
配列番号565 WRNの完全mRNAポリヌクレオチド配列
GTGTACTGTGTGCGCCGGGGAGGCGCCGGCTTGTACTCGGCAGCGCGGGAATAAAGTTTGCTGATTTGGTGTCTAGCCTGGATGCCTGGGTTGCAGGCCCTGCTTGTGGTGGCGCTCCACAGTCATCCGGCTGAAGAAGACCTGTTGGACTGGATCTTCTCGGGTTTTCTTTCAGATATTGTTTTGTATTTACCCATGAAGACATTGTTTTTTGGACTCTGCAAATAGGACATTTCAAAGATGAGTGAAAAAAAATTGGAAACAACTGCACAGCAGCGGAAATGTCCTGAATGGATGAATGTGCAGAATAAAAGATGTGCTGTAGAAGAAAGAAAGGCATGTGTTCGGAAGAGTGTTTTTGAAGATGACCTCCCCTTCTTAGAATTCACTGGATCCATTGTGTATAGTTACGATGCTAGTGATTGCTCTTTCCTGTCAGAAGATATTAGCATGAGTCTATCAGATGGGGATGTGGTGGGATTTGACATGGAGTGGCCACCATTATACAATAGAGGGAAACTTGGCAAAGTTGCACTAATTCAGTTGTGTGTTTCTGAGAGCAAATGTTACTTGTTCCACGTTTCTTCCATGTCAGTTTTTCCCCAGGGATTAAAAATGTTGCTTGAAAATAAAGCAGTTAAAAAGGCAGGTGTAGGAATTGAAGGAGATCAGTGGAAACTTCTACGTGACTTTGATATCAAATTGAAGAATTTTGTGGAGTTGACAGATGTTGCCAATAAAAAGCTGAAATGCACAGAGACCTGGAGCCTTAACAGTCTGGTTAAACACCTCTTAGGTAAACAGCTCCTGAAAGACAAGTCTATCCGCTGTAGCAATTGGAGTAAATTTCCTCTCACTGAGGACCAGAAACTGTATGCAGCCACTGATGCTTATGCTGGTTTTATTATTTACCGAAATTTAGAGATTTTGGATGATACTGTGCAAAGGTTTGCTATAAATAAAGAGGAAGAAATCCTACTTAGCGACATGAACAAACAGTTGACTTCAATCTCTGAGGAAGTGATGGATCTGGCTAAGCATCTTCCTCATGCTTTCAGTAAATTGGAAAACCCACGGAGGGTTTCTATCTTACTAAAGGATATTTCAGAAAATCTATATTCACTGAGGAGGATGATAATTGGGTCTACTAACATTGAGACTGAACTGAGGCCCAGCAATAATTTAAACTTATTATCCTTTGAAGATTCAACTACTGGGGGAGTACAACAGAAACAAATTAGAGAACATGAAGTTTTAATTCACGTTGAAGATGAAACATGGGACCCAACACTTGATCATTTAGCTAAACATGATGGAGAAGATGTACTTGGAAATAAAGTGGAACGAAAAGAAGATGGATTTGAAGATGGAGTAGAAGACAACAAATTGAAAGAGAATATGGAAAGAGCTTGTTTGATGTCGTTAGATATTACAGAACATGAACTCCAAATTTTGGAACAGCAGTCTCAGGAAGAATATCTTAGTGATATTGCTTATAAATCTACTGAGCATTTATCTCCCAATGATAATGAAAACGATACGTCCTATGTAATTGAGAGTGATGAAGATTTAGAAATGGAGATGCTTAAGCATTTATCTCCCAATGATAATGAAAACGATACGTCCTATGTAATTGAGAGTGATGAAGATTTAGAAATGGAGATGCTTAAGTCTTTAGAAAACCTCAATAGTGGCACGGTAGAACCAACTCATTCTAAATGCTTAAAAATGGAAAGAAATCTGGGTCTTCCTACTAAAGAAGAAGAAGAAGATGATGAAAATGAAGCTAATGAAGGGGAAGAAGATGATGATAAGGACTTTTTGTGGCCAGCACCCAATGAAGAGCAAGTTACTTGCCTCAAGATGTACTTTGGCCATTCCAGTTTTAAACCAGTTCAGTGGAAAGTGATTCATTCAGTATTAGAAGAAAGAAGAGATAATGTTGCTGTCATGGCAACTGGATATGGAAAGAGTTTGTGCTTCCAGTATCCACCTGTTTATGTAGGCAAGATTGGCCTTGTTATCTCTCCCCTTATTTCTCTGATGGAAGACCAAGTGCTACAGCTTAAAATGTCCAACATCCCAGCTTGCTTCCTTGGATCAGCACAGTCAGAAAATGTTCTAACAGATATTAAATTAGGTAAATACCGGATTGTATACGTAACTCCAGAATACTGTTCAGGTAACATGGGCCTGCTCCAGCAACTTGAGGCTGATATTGGTATCACGCTCATTGCTGTGGATGAGGCTCACTGTATTTCTGAGTGGGGGCATGATTTTAGGGATTCATTCAGGAAGTTGGGCTCCCTAAAGACAGCACTGCCAATGGTTCCAATCGTTGCACTTACTGCTACTGCAAGTTCTTCAATCCGGGAAGACATTGTACGTTGCTTAAATCTGAGAAATCCTCAGATCACCTGTACTGGTTTTGATCGACCAAACCTGTATTTAGAAGTTAGGCGAAAAACAGGGAATATCCTTCAGGATCTGCAGCCATTTCTTGTCAAAACAAGTTCCCACTGGGAATTTGAAGGTCCAACAATCATCTACTGTCCTTCTAGAAAAATGACACAACAAGTTACAGGTGAACTTAGGAAACTGAATCTATCCTGTGGAACATACCATGCGGGCATGAGTTTTAGCACAAGGAAAGACATTCATCATAGGTTTGTAAGAGATGAAATTCAGTGTGTCATAGCTACCATAGCTTTTGGAATGGGCATTAATAAAGCTGACATTCGCCAAGTCATTCATTACGGTGCTCCTAAGGACATGGAATCATATTATCAGGAGATTGGTAGAGCTGGTCGTGATGGACTTCAAAGTTCTTGTCACGTCCTCTGGGCTCCTGCAGACATTAACTTAAATAGGCACCTTCTTACTGAGATACGTAATGAGAAGTTTCGATTATACAAATTAAAGATGATGGCAAAGATGGAAAAATATCTTCATTCTAGCAGATGTAGGAGACAAATCATCTTGTCTCATTTTGAGGACAAACAAGTACAAAAAGCCTCCTTGGGAATTATGGGAACTGAAAAATGCTGTGATAATTGCAGGTCCAGATTGGATCATTGCTATTCCATGGATGACTCAGAGGATACATCCTGGGACTTTGGTCCACAAGCATTTAAGCTTTTGTCTGCTGTGGACATCTTAGGCGAAAAATTTGGAATTGGGCTTCCAATTTTATTTCTCCGAGGATCTAATTCTCAGCGTCTTGCCGATCAATATCGCAGGCACAGTTTATTTGGCACTGGCAAGGATCAAACAGAGAGTTGGTGGAAGGCTTTTTCCCGTCAGCTGATCACTGAGGGATTCTTGGTAGAAGTTTCTCGGTATAACAAATTTATGAAGATTTGCGCCCTTACGAAAAAGGGTAGAAATTGGCTTCATAAAGCTAATACAGAATCTCAGAGCCTCATCCTTCAAGCTAATGAAGAATTGTGTCCAAAGAAGTTGCTTCTGCCTAGTTCGAAAACTGTATCTTCGGGCACCAAAGAGCATTGTTATAATCAAGTACCAGTTGAATTAAGTACAGAGAAGAAGTCTAACTTGGAGAAGTTATATTCTTATAAACCATGTGATAAGATTTCTTCTGGGAGTAACATTTCTAAAAAAAGTATCATGGTACAGTCACCAGAAAAAGCTTACAGTTCCTCACAGCCTGTTATTTCGGCACAAGAGCAGGAGACTCAGATTGTGTTATATGGCAAATTGGTAGAAGCTAGGCAGAAACATGCCAATAAAATGGATGTTCCCCCAGCTATTCTGGCAACAAACAAGATACTGGTGGATATGGCCAAAATGAGACCAACTACGGTTGAAAACGTAAAAAGGATTGATGGTGTTTCTGAAGGCAAAGCTGCCATGTTGGCCCCTCTGTTGGAAGTCATCAAACATTTCTGCCAAACAAATAGTGTTCAGACAGACCTCTTTTCAAGTACAAAACCTCAAGAAGAACAGAAGACGAGTCTGGTAGCAAAAAATAAAATATGCACACTTTCACAGTCTATGGCCATCACATACTCTTTATTCCAAGAAAAGAAGATGCCTTTGAAGAGCATAGCTGAGAGCAGGATTCTGCCTCTCATGACAATTGGCATGCACTTATCCCAAGCGGTGAAAGCTGGCTGCCCCCTTGATTTGGAGCGAGCAGGCCTGACTCCAGAGGTTCAGAAGATTATTGCTGATGTTATCCGAAACCCTCCCGTCAACTCAGATATGAGTAAAATTAGCCTAATCAGAATGTTAGTTCCTGAAAACATTGACACGTACCTTATCCACATGGCAATTGAGATCCTTAAACATGGTCCTGACAGCGGACTTCAACCTTCATGTGATGTCAACAAAAGGAGATGTTTTCCCGGTTCTGAAGAGATCTGTTCAAGTTCTAAGAGAAGCAAGGAAGAAGTAGGCATCAATACTGAGACTTCATCTGCAGAGAGAAAGAGACGATTACCTGTGTGGTTTGCCAAAGGAAGTGATACCAGCAAGAAATTAATGGACAAAACGAAAAGGGGAGGTCTTTTTAGTTAAGCTGGCAATTACCAGAACAATTATGTTTCTTGCTGTATTATAAGAGGATAGCTATATTTTATTTCTGAAGAGTAAGGAGTAGTATTTTGGCTTAAAAATCATTCTAATTACAAAGTTCACTGTTTATTGAAGAACTGGCATCTTAAATCAGCCTTCCGCAATTCATGTAGTTTCTGGGTCTTCTGGGAGCCTACGTGAGTACATCACCTAACAGAATATTAAATTAGACTTCCTGTAAGATTGCTTTAAGAAACTGTTACTGTCCTGTTTTCTAATCTCTTTATTAAAACAGTGTATTTGGAAAATGTTATGTGCTCTGATTTGATATAGATAACAGATTAGTAGTTACATGGTAATTATGTGATATAAAATATTCATATATTATCAAAATTCTGTTTTGTAAATGTAAGAAAGCATAGTTATTTTACAAATTGTTTTTACTGTCTTTTGAAGAAGTTCTTAAATACGTTGTTAAATGGTATTAGTTGACCAGGGCAGTGAAAATGAAACCGCATTTTGGGTGCCATTAAATAGGGAAAAAACATGTAAAAAATGTAAAATGGAGACCAATTGCACTAGGCA
AGTGTATATTTTGTATTTTATATACAATTTCTATTATTTTTCAAGTAATAAAACAATGTTTTTCATACTGAATATTATATATATATTTTTTAGCTTTCATTTACTTAATTATTTTAAGTACCTTTATTTTTCCAGGATGTCAGAATTTGATTCTAATCTCTCTTATGTAGCACATGTGACTTAATTTAAAACCTATACTGTGACACAGAGTTGGGTAAACGATGATTATTTAACTTTAAGCAGTTCACCATCCATTTCAAAGCCTTTGATTGGCTTTTTTGTAAATAAAAATAACTTGTTAAGAAACAAATATATCTGTCATAGAAGAACTAGAAAATCCAGGGAAGTGAGAAAAATGAAAATAAAAATCATTCATAGTTTTACTAGTAGCTAATCACAGTCAACCTCTTTTGTGTATCCCACCAGACTTTTTTATATTCATTTGTTTTTAGTTAAAATATAAAAGTCTCGTATATTCCCATTTTTCTGCATTGCATTACCAGAAGGTAGTGGCGCCTATTAAATATGTGATATGTTGTTGTCCAGCCATGGCTTCTGCATTTGCATGCTTTTGTGTGTGCATCTGCAATACCCTGTGAATATCCTGTGTGATGGAGTGGCAAGTACGCACAGACACGTCTGCTGCATGCCTAGGTACGAGGCTGTCTCCAGGAGAAGCACTTGTTTGATTATTTGAGTTGCCAATTGAATTTGCTGCTTTTTTTCATGGCTTGCCATTTTCACTGAAAAGAATGACTAATGAAAAACGATGATTGGTTATTAGATTTGGATGTTTGGCAGACATTTTCTCAAAATTGAACTAAGTTGGCCTCTTCACGGAAAACAACTGGTATTTGTTGTGCCAATGATAAAATTGGAGATTTCTAGCAAAATGTATAATTTTGGAAAAGTTGTGTTCCTCCACTGGAAGCTTGACAGCTTTCCTTAACATAAAGACTTCTCTTTCTCTTCGCTTTCACTACTACTACTACTAATTCTTCTTCTGATTCTTCTTCTTCTCCTTCTTCCTTCTTCCTTCCTTCCTCCTCCTCCTCCTTCTTCTTCCTCTTCCTCTTCTTCTTTCTCTCTTTCCTTCCTTCCCTTCCCTTCCCCTTCCTTCCTTCCTTCCTTCCTTCCTCCCTCCCTCCCTCCCTCCCTCCCTCCCTCCTTTCTTTTTCTTTCTCTTTCTTTCTTTCTTTCTCTCTCTCTCTCTCTTTCTTTCTTTTTCTTTCTCTTTTTCTTTCTTTCAAGCAGTCCTCCCGCCTCAGTCCCCCAAAATAGTGGGATTACAGGTGTGAGCCACCATGCACAGCCTTACATAAAGCCTTTTCTAATGAGATGGATAGTAATTAACAAATGTGAGTTTTTGATATTATATAAAGATTTTTTCTGTGTTTCGAAGATCCGTATAACTCAGTGAATCAGTATGTTCTGGATGACTAATATGTGATGTTAAGAAATCATGACTGAGGCCGGGCGCGGTGGCTCACGCCTGTAATCCCAGCACTTTGGGAGGCCGAGGCGGGCGGATCACGAGATCAGGAGATCGAGACCACCCTGGCCAACATGGTGAAACCCCGTCTCTACTAAAAATACAAAAATTAGCTGGGTGTGTTGGTGCGTGCCTATAATCCCAGCTACTCGGGAGGCTGAGGCAGGAGAATCGCTTGAACTCAGGAGGCGGAGATTGCAGTGAGCTGAGACTGCGCCACTGCACCCCAGCCTGGCGACAGAGCAAGACTCCGTCTCAAAAATAAAAAAAGAAATCATGACTGGGTAAAAGATCTGTTCAGAGTACAAGATGGACCAATGGATTTGATATATTTGAATATAACAGAGTATGAAAAAGTTTATTGATATAGTTTCAGATTACACACTGCAACTAATCTTTAAGAAACTATTACTTGTCCACTTTTTGGTAAAATTTCAGAGAACAATGTCCACCATTATCTGAACAGGCTATTAAAATACTCTTCTCTTTTCCAACTACGTGCCTGTGCAAAGTCAGATTTTTTTCATATACTTCAGCCAAAACAGCATATCAAAATGGATTGAATGCAGAAGTAGATCTGAGAATACAGCCACTTTTGTTAAGCCAGACAATGAGATTTGCAAAATGTAAACAATGCTGCTGTTCTCAGTTTTTAAAAATATGTTTTTTAAAAGTATTTATGTTAATGTGTACTTGGTTTACTACTGCTATTTTTAAATAAAACAAGAAACATTTTTAAATGTCTGTTTTAATTTCTAAAGTGGTAGTGATAGATATAACCCATATTAATAAAAGCTCTTTGGGGTCCTCAGTGATTTTTTTTTAAGAGTATGGAAGGGTTCTCAGACCTAAGAGATTGAGAAATGCTGATGTAATGTTTTATTATAAAGGTGTACCATGAATTATGTACCTTACTTCATATTGTTGGACATTAAAGTTGCTTTCAGTTTTTTTGTTTTAAA
配列番号566 エクソン2 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
MSEKKLETTAQQRKCPEWMNVQNKRCAVEERK
配列番号567 エクソン3 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
ACVRKSVFEDDLPFLEFTGSIVYSYDASDCSFLSEDI
配列番号568 エクソン4 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
MSLSDGDVVGFDMEWPPLYNRGKLGKVALIQLCVSESKCYLFHVSSMS
配列番号569 エクソン5 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
FPQGLKMLLENKAVKKAGVGIEGDQWKLLRDFDIKLKNFVELTDVANKK
配列番号570 エクソン6 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
LKCTETWSLNSLVKHLLGKQLLKDKSIRCSNWSKFPLTEDQKLYAATDAY
配列番号571 エクソン7 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
AGFIIYRNLEILDDTVQRFAINK
配列番号572 エクソン8 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
EEILLSDMNKQLTSISEEVMDLAKHLPHAFSKLENPR
配列番号573 エクソン9 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
VSILLKDISENLYSLRRMIIGSTNIETELRPSNNLNLLSFEDSTTGGVQQKQIREHEVLIHVEDETWDPTLDHLAKHDGEDVLGNKVERKEDGFEDGVEDNKLKENMERACLMSLDITEHELQILEQQSQEEYLSDIAYKSTE
配列番号574 エクソン10 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
HLSPNDNENDTSYVIESDEDLEMEMLK
配列番号575 エクソン11 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
HLSPNDNENDTSYVIESDEDLEMEMLK
配列番号576 エクソン12 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
SLENLNSGTVEPTHSKCLKMERNLGLPTKEEEEDDENEANEGEEDDDK
配列番号577 エクソン13 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
FLWPAPNEEQVTCLKMYFGHSSFK
配列番号578 エクソン14 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
VQWKVIHSVLEERRDNVAVMAT
配列番号579 エクソン15 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
YGKSLCFQYPPVYVGKIGLVISPLISLMEDQVLQL
配列番号580 エクソン16 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
MSNIPACFLGSAQSENVLTDIK
配列番号581 エクソン17 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
GKYRIVYVTPEYCSGNMGLLQQLEADI
配列番号582 エクソン18 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
ITLIAVDEAHCISEWGHDFRDSFRKLGSLKTALPM
配列番号583 エクソン19 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
VPIVALTATASSSIREDIVRCLNLRNPQITCTGFDRPNLYLEVRRKTGNILQDLQPFLVKT
配列番号584 エクソン20 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
SHWEFEGPTIIYCPSRKMTQQVTGELRKLNLSCGTYHAGMSFSTRKDIHHRFVRDEIQ
配列番号585 エクソン21 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
CVIATIAFGMGINKADIRQVIHYGAPKDMESYYQEIGRAGRDGLQSSCHVLWAPADINLN
配列番号586 エクソン22 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
HLLTEIRNEKFRLYKLKMMAKMEKYLHSSRCRR
配列番号587 エクソン23 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
IILSHFEDKQVQKASLGIMGTEKCCDNCRS
配列番号588 エクソン24 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
LDHCYSMDDSEDTSWDFGPQAFKLLSAVDILGEKFGIGLPILFLRGS
配列番号589 エクソン25 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
NSQRLADQYRRHSLFGTGKDQTESWWKAFSRQLITEGFLVEVSRYNKFMKICALTKK
配列番号590 エクソン26 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
GRNWLHKANTESQSLILQANEELCPKKLLLP
配列番号591 エクソン27 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
SKTVSSGTKEHCYNQVPVELSTEKK
配列番号592 エクソン28 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
SNLEKLYSYKPCDKISSGSNISKK
配列番号593 エクソン29 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
IMVQSPEKAYSSSQPVISAQEQETQ
配列番号594 エクソン30 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
IVLYGKLVEARQKHANKMDVPPAILATNKILVDMAKM
配列番号595 エクソン31 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
PTTVENVKRIDGVSEGKAAMLAPLLEVIKHFCQTNSVQ
配列番号596 エクソン32 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
TDLFSSTKPQEEQKTSLVAKNKICTLSQSMAITYSLFQEKKMPL
配列番号597 エクソン33 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
KSIAESRILPLMTIGMHLSQAVKAGCPLDLERAGLTPEVQKIIADVIRNPPVNS
配列番号598 エクソン34 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
MSKISLIRMLVPENIDTYLIHMAIEILKHGPDSGLQPSCDVNKRRCFPGSEEICSSSKRSKEEVGINTE
配列番号599 エクソン35 WRNの翻訳されたポリペプチド配列
TSSAERKRRLPVWFAKGSDTSKKLMDKTKRGGLFS
配列番号600 WRNの完全タンパク質配列
MSEKKLETTAQQRKCPEWMNVQNKRCAVEERKACVRKSVFEDDLPFLEFTGSIVYSYDASDCSFLSEDISMSLSDGDVVGFDMEWPPLYNRGKLGKVALIQLCVSESKCYLFHVSSMSVFPQGLKMLLENKAVKKAGVGIEGDQWKLLRDFDIKLKNFVELTDVANKKLKCTETWSLNSLVKHLLGKQLLKDKSIRCSNWSKFPLTEDQKLYAATDAYAGFIIYRNLEILDDTVQRFAINKEEEILLSDMNKQLTSISEEVMDLAKHLPHAFSKLENPRRVSILLKDISENLYSLRRMIIGSTNIETELRPSNNLNLLSFEDSTTGGVQQKQIREHEVLIHVEDETWDPTLDHLAKHDGEDVLGNKVERKEDGFEDGVEDNKLKENMERACLMSLDITEHELQILEQQSQEEYLSDIAYKSTEHLSPNDNENDTSYVIESDEDLEMEMLKHLSPNDNENDTSYVIESDEDLEMEMLKSLENLNSGTVEPTHSKCLKMERNLGLPTKEEEEDDENEANEGEEDDDKDFLWPAPNEEQVTCLKMYFGHSSFKPVQWKVIHSVLEERRDNVAVMATGYGKSLCFQYPPVYVGKIGLVISPLISLMEDQVLQLKMSNIPACFLGSAQSENVLTDIKLGKYRIVYVTPEYCSGNMGLLQQLEADIGITLIAVDEAHCISEWGHDFRDSFRKLGSLKTALPMVPIVALTATASSSIREDIVRCLNLRNPQITCTGFDRPNLYLEVRRKTGNILQDLQPFLVKTSSHWEFEGPTIIYCPSRKMTQQVTGELRKLNLSCGTYHAGMSFSTRKDIHHRFVRDEIQCVIATIAFGMGINKADIRQVIHYGAPKDMESYYQEIGRAGRDGLQSSCHVLWAPADINLNRHLLTEIRNEKFRLYKLKMMAKMEKYLHSSRCRRQIILSHFEDKQVQKASLGIMGTEKCCDNCRSRLDHCYSMDDSEDTSWDFGPQAFKLLSAVDILGEKFGIGLPILFLRGSNSQRLADQYRRHSLFGTGKDQTESWWKAFSRQLITEGFLVEVSRYNKFMKICALTKKGRNWLHKANTESQSLILQANEELCPKKLLLPSSKTVSSGTKEHCYNQVPVELSTEKKSNLEKLYSYKPCDKISSGSNISKKSIMVQSPEKAYSSSQPVISAQEQETQIVLYGKLVEARQKHANKMDVPPAILATNKILVDMAKMRPTTVENVKRIDGVSEGKAAMLAPLLEVIKHFCQTNSVQTDLFSSTKPQEEQKTSLVAKNKICTLSQSMAITYSLFQEKKMPLKSIAESRILPLMTIGMHLSQAVKAGCPLDLERAGLTPEVQKIIADVIRNPPVNSDMSKISLIRMLVPENIDTYLIHMAIEILKHGPDSGLQPSCDVNKRRCFPGSEEICSSSKRSKEEVGINTETSSAERKRRLPVWFAKGSDTSKKLMDKTKRGGLFS
配列番号601 連続順でのWRNの全てのエクソン1~33からのポリヌクレオチド配列
配列番号602 連続順でのWRNの全てのエクソン1~33からの翻訳されたポリペプチド配列
DAAM1配列情報
配列番号603 DAAM1-NRG1融合体からのDAAM1 5’の5’UTR/エクソン1からの配列 GAAGGAAACTGTTTAACCGGATCCCATTGTACCCAGAGTGCAGAGCCGCCTTTCCAGCATGCAGGGGCTGCTCAG
配列番号604 DAAM1-NRG1融合体からのNRG1 3’の5’UTR/エクソン1の配列
GACAGAGAGGGAGGAGGCGCGCGGGGACGGGGACGCCCAGGAGGACCCACTCGCGGGTCCCGCTCCGCTCCGGCA
配列番号605 DAAM1-NRG1ポリヌクレオチド配列
GAAGGAAACTGTTTAACCGGATCCCATTGTACCCAGAGTGCAGAGCCGCCTTTCCAGCATGCAGGGGCTGCTCAGGACAGAGAGGGAGGAGGCGCGCGGGGACGGGGACGCCCAGGAGGACCCACTCGCGGGTCCCGCTCCGCTCCGGCA
配列番号606 エクソン1 DAAM1
GCGAGTTAGTAACCTACGAGCGGCTGTGAAGGAAACTGTTTAACCGGATCCCATTGTACCCAGAGTGCAGAGCCGCCTTTCCAGCATGCAGGGGCTGCTCAG
配列番号607 エクソン2 DAAM1
CGTTTAGTCACATCAAGAAATAGAACAGAATTCAGCCATGGCCCCAAGAAAGAGAGGTGGACGAGGTATTTCATTCATCTTTTGCTGTTTCCGAAATAATGATCACCCAGAAATCACGTATCGGCTGCGAAATGATAGCAACTTTGCGCTTCAGACCATGGAACCAGCATTGCCCATGCCCCCTGTGGAGGAGCTGGATGTCATGTTCAGTGAACTGGTG
配列番号608 エクソン3 DAAM1
GATGAACTGGACCTCACAGACAAACACAGAGAAGCCATGTTTGCACTTCCAGCTGAGAAAAAATGGCAAATATACTGTAGCAAGAAAAAG
配列番号609 エクソン4 DAAM1
GACCAGGAAGAAAACAAGGGAGCTACAAGTTGGCCTGAATTCTACATTGATCAGCTCAATTCCATGGCTGCT
配列番号610 エクソン5 DAAM1
AGAAAATCTCTGCTGGCTTTAGAGAAGGAAGAAGAAGAAGAAAGAAGTAAAACTATAGAGAGTTTAAAGACAGCACTGAGGACAAAACCAATGAG
配列番号611 エクソン6 DAAM1
GTTTGTAACCAGATTCATCGACTTGGATGGCCTATCATGTATCCTCAACTTTCTAAAGACCATGGACTACGAGACCTCAGAGTCTCGAATACATACTTCTCTCATTGGCTGTATAAAGGCGTTAATGAACAACTCTCAAGGCCGGGCTCACGTCCTGGCTCATTCTGAGAGTATTAATGTAATTGCTCAGAGTCTGAGCACAGAGAACATTAAAACGAAGGTGGCCGTGCTGGAAATCTTGGGCGCCGTGTGCCTGGTTCCCGGGGGCCACAAGAAGGTTCTGCAGGCCATGCTGCACTACCAGAAGTATGCCAGCGAAAGGACCCGCTTTCAG
配列番号612 エクソン7 DAAM1
ACATTAATTAACGACTTGGATAAAAGCACTGGGCGGTATCGAGATGAAGTGAGTCTCAAGACTGCCATCATGTCCTTCATTAATGCAGTGCTCAGCCAAGGTGCAGGAGTG
配列番号613 エクソン8 DAAM1
GAGAGTTTGGACTTTAGACTTCATCTTCGCTATGAATTTCTGATGTTAGGAATTCAACCTGTAATAGATAAATTAAGGGAACACGAAAATTCAACATTAGATAG
配列番号614 エクソン9 DAAM1
GCATTTAGACTTTTTTGAAATGCTCCGAAATGAAGATGAACTAGAATTTGCCAAAAGATTTGAACTG
配列番号615 エクソン10 DAAM1
GTTCACATAGACACAAAAAGTGCAACTCAGATGTTTGAGCTGACCAGGAAGAGGCTGACACATAGTGAAGCTTACCCGCATTTCATGTCCATCCTGCACCACTGCCTCCAAATGCCTT
配列番号616 エクソン11 DAAM1
ACAAGAGGAGTGGCAACACTGTTCAGTACTGGCTACTACTAGATAGAATTATACAGCAGATAGTTATCCAGAATGACAAAGGACAGGACCCTGACTCCACACCTTTGGAAAACTTTAATATTAAGAATGTCGTACGAAT
配列番号617 エクソン12 DAAM1
GTTGGTTAATGAAAATGAAGTTAAGCAGTGGAAAGAACAAGCGGAAAAAATGAGAAAAG
配列番号618 エクソン13 DAAM1
AGCACAATGAGCTACAACAGAAACTGGAAAAGAAAGAACGAGAATGTGATGCTAAGACTCAAGAGAAGGAAGAGATGATGCAGACCTTAAATAAAATGAAAGAGAAACTTGAAAAGGAGACTACTGAGCATAAGCAAGTCAAGCAGCAGGTGGCGGACCTCACAGCACAGCTCCATGAGCTCAGCAGG
配列番号619 エクソン14 DAAM1
AGGGCCGTCTGTGCTTCAATCCCAGGTGGACCCTCGCCTGGAGCACCAGGAGGGCCCTTTCCTTCCTCTGTGCCTGGATCTCTCCTTCCTCCCCCACCACCCCCACCTCTACCAGGTGGGATGCTTCCCCCTCCACCGCCTCCCCTCCCTCCAGGTGGCCCTCCTCCTCCCCCAGGGCCTCCTCCCTTAGGGGCAATCATGCCACCTCCTGGTGCTCCAATGGGCCTAGCACTGAAGAAGAAAAGCATTCCTCAGCCCACAAATGCCCTGAAATCCTTCAACTGGTCTAAACTGCCCGAG
配列番号620 エクソン15 DAAM1
AACAAACTGGAAGGAACAGTATGGACCGAAATTGATGATACAAAAGTCTTCAAAATTCTAGATCTTGAAGACCTGGAAAGAACCTTCTCTGCCTATCAAAGACAGCAG
配列番号621 エクソン16 DAAM1
AAAGAAGCAGATGCCATTGATGACACTCTGAGTTCCAAACTTAAAGTTAAAGAGCTTTCGGTGATTGATGGTCGGAGAGCTCAGAATTGCAACATCCTTCTATCGAG
配列番号622 エクソン17 DAAM1
GTTGAAATTATCCAATGACGAAATCAAACGGGCAATTCTAACAATGGACGAACAGGAAGATCTGCCCAAGGACATGTTGGAACAG
配列番号623 エクソン18 DAAM1
CTCTTGAAATTTGTTCCTGAAAAAAGTGACATTGACCTATTGGAGGAACATAAACACGAACTGGATCGGATGGCCAAGGCTGATAGGTTCCTTTTTGAGATGAGCCG
配列番号624 エクソン19 DAAM1
AATTAATCACTATCAGCAAAGGTTGCAATCGCTGTACTTCAAAAAGAAGTTTGCAGAGCGTGTGGCAGAAGTGAAACCTAAAGTGGAAG
配列番号625 エクソン20 DAAM1
CAATTCGTTCTGGCTCAGAAGAGGTGTTTAGGAGTGGTGCCCTCAAGCAGTTGCTGGAGGTGGTTTTGGCATTTGGAAATTATATGAATAAAGGTCAAAGAGGGAATGCATATGGATTCAAGATATCTAGCCTAAACAAAATTGCTGACACAAAATCCAGCATCGACAA
配列番号626 エクソン21 DAAM1
AAACATTACCCTTTTGCACTATCTCATCACTATTGTGGAAAATAAGTACCCCAGTGTTCTCAATCTAAATGAAGAATTGCGAGATATTCCTCAAGCTGCGAAAGTAAA
配列番号627 エクソン22 DAAM1
CATGACTGAGCTGGACAAAGAAATAAGTACCTTGAGAAGTGGCTTGAAAGCAGTAGAGACA
配列番号628 エクソン23 DAAM1
GAGCTGGAATATCAGAAGTCTCAGCCCCCACAGCCCGGAGATAAGTTTGTGTCTGTTGTCAGCCAGTTCATCACAGTAGCCAGCTTCAGCTTCTCTGATGTTGAAGACCTTCTAGCAGAAGCTAAAGACCTG
配列番号629 エクソン24 DAAM1
TTTACTAAAGCAGTGAAGCACTTTGGGGAAGAGGCTGGCAAAATACAACCAGATGAGTTCTTTGGCATTTTTGATCAATTTCTTCAAGCTGTGTCAGAAGCCAAACAAGAAAACGAAAATATGAGAAAGAAAAAGGAGGAAGAAGAACGTCGAGCTCGCATGGAAGCTCAG
配列番号630 エクソン25 DAAM1
CTCAAAGAACAACGTGAAAGGGAACGTAAAATGAGAAAAGCTAAAGAGAATAGTGAAGAAAGCGGAGAGTTTGATGACCTTGTTTCAGCTTTACGCTCAGGAGAAGTGTTTGACAAAGACCTTTCTAAATTGAAACGGAATCGCAAACGTATTACCAACCAGATGACTGACAGCAGCAGAGAGAGACCAATCACAAAACTTAATTTCTAATTTTCCATGAATACTTTTTTTTAGAAAGCTCATTAGCAGCCCTCTAAAGTGACTAGAACGTTTCATTACACTGCCTTGCAATCCAAACAGTGGCAATTTTTTCCTTCATCTGTGAGTGAATGTGTGAACGTGTGTATGTAAATGTATGTGTGTATATATTAAAAAATGTATATAGATGTCTGAGTGTTGTCTGGAGACCTATACGTATGGTTAAAAAGATTTATGTTAATGTATGTGCTCCAAAACCTTTCGTGTATGCATTCACATTGAGTGTGGCTCATTTTCTTTCCCCGAACGCCATGACTGTTCAGAAGCACAATACTATCTCCTGAAAGAGATAAGAGACATTCCCTAGATTCAAAGGCAAAACAGAAGAAACAAACAAACAAACAAAAAAAGCTTGCAAAATATTTTATGGTTTCCAAGCTTGATATCCTTTAAAATTATTTTCATTGATGGAACTGGAGTTGTTGGAAAAACATAGATTTAAAATGATTTTTGATAGCTGACATTGTGATGTTGATGTATCACATCAGTAATAGGACCAGCTTTGAATTTCTGACATTGGTGTGGGGATACAGTCTGTAAATGTTTATTGAGAACATCTTGCACACAATTTGAATTATGTAGAATGTCAATCAAGTTTTTGTATATTTAAAAGTTGGACATCAATTTTTTCCCCTGATTTCATCAAGTTATCTCTGCCAAGTGCTCTTGATAATTTCTTCAGATTTTTGGAAAAAAACACTATATAAATGCAATCCATGCTTTTTTTAAAGAACAACATTGCCAGAGTATGCTTGTTCTAACAATATAGATATATAAACCTTAAAAATAATAAAATATCTCACCCAAGACTTAAAGGAAGAATTCTCTGAAGGGATAAAGATTACTAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAATTAATGGGGTGCCTTTTTGTTATAGTTTCTATTTTCTGTTTTGTAGGACAAGCTGCATTTTCTGTAAATATAGGTCTGGACTAAAGGATACATAAAGAATGCACAAAATGTCAACATCAGCAGAGATGCCCAGATCTATTTATCTCTAAGTATATTTGAAGTGATTGCTGTTTATATGTTGTCATTTTAAAATTGTGTGTCAGTAAAGCTACCTGTAAAATTTCAGTCCAAAAAAATAAAGCTCTCAGGGAGACATGAATAAAATCAATGAACATTAGAAAATAAAATATAGATGCTTACCATTAACCTACCAACTCTTAATATCCTTAAATTATGTGATATATAAAGAGGACTGTTACTTTTTTACTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTGGCTTTGCTTTATTTATTTGTAGTTGGGGGCTAACGTTTTCTCTTTTCTTTCTATTGATCCTGTTGTGGTTGGGTTTCCTGTGGAGAGAGTAGTTTGTCCTGTTGCACTAGAACATTATTTACTCACTAAATTGAGTTTTTCAGTCAATTAACAAATATTTATTAAGTTCCTACTATGTACCAGGCATAGTAGGGCTACAATGGTAAGCAAGACAGAGTCCCTGCCCCCAAAGAGCTTATATTCTAATGGGGATATTAAGGGATGAATAGAATACCAATGTGTGCACTGTACAGGAATCATACTATTTAAAAATAATTTGTATAAACTATAATGCTTAGCACAGATGGCGAGTTATCTGTGCTATGTGAAAGCTGTGAAATAGTGCTCTAAGAGTTGTCAAGAGCTGTGGTTTTACATCTTTTCCTCATTGCAAATTTAGTGACTTTCTACACACTATATGGAAATAAATGACTAGCAAATAAAACAGTCATAAATACAAAGCAGAGGTTGCACTCCCCCAATCCCGAGTTAACCCAGGTCTGCAATAACACCATGTTAAAGGTGCAGATAGAGACTTGGCTCAAAAAGGCTTGGAGATGAGGAAGATTGGAATATAATGATGGTTTTGTCTGTTCCTTAACTAAAGTGCCTCTATGTATATTCTTTTCTATTTGTAGCAGGATAAATTTGGTCTGGCTCAGTTTTGGAACTGTATTTTGAAAATGGCTTTGTCTTACAGTTTAAGGAATAGACAGGTGGAGGGAAAGTCACATAAAGGAGCAAGTTTGTGTAGCTGTCCCTCTTGCCCCTTTTAATCATCCTCCTTTGATATGGCCATCCTGGTGGGCCTCCTTTGCCATTTCCATTTTTGGTTTCTTTCCCTGAAAACTGTGTGCAGGTAATTCCATGTGCCATTGTTGAAAAGAAAAAAAAAAAACAAAAAAAAAACCTACTTTTTAGATTGGTGCTGGTGTAAGTAGCCACTTTTCTCTCTTGGGTGTGTATTTTAAACTTTTTTTGTTTTTTTAAATTAATGCCAAAAAGAAAATGCATAATTTGTAAACTTAATTATATGTCTTATATCTTATTAGCTTAGTAGTTGGAACCACTTAGTCTTTAGGTGCAAGACTGTTGTTAGATAGTACTGAGAAAAAAAAAGTATGTGTTATGAGACTGTACATGTTTTTTTAAAAATAGCAATATGCAATAAAGAGATGAATTCATTGGGTGTA
配列番号631 DAAM1の完全mRNAポリヌクレオチド配列
GCGAGTTAGTAACCTACGAGCGGCTGTGAAGGAAACTGTTTAACCGGATCCCATTGTACCCAGAGTGCAGAGCCGCCTTTCCAGCATGCAGGGGCTGCTCAGCGTTTAGTCACATCAAGAAATAGAACAGAATTCAGCCATGGCCCCAAGAAAGAGAGGTGGACGAGGTATTTCATTCATCTTTTGCTGTTTCCGAAATAATGATCACCCAGAAATCACGTATCGGCTGCGAAATGATAGCAACTTTGCGCTTCAGACCATGGAACCAGCATTGCCCATGCCCCCTGTGGAGGAGCTGGATGTCATGTTCAGTGAACTGGTGGATGAACTGGACCTCACAGACAAACACAGAGAAGCCATGTTTGCACTTCCAGCTGAGAAAAAATGGCAAATATACTGTAGCAAGAAAAAGGACCAGGAAGAAAACAAGGGAGCTACAAGTTGGCCTGAATTCTACATTGATCAGCTCAATTCCATGGCTGCTAGAAAATCTCTGCTGGCTTTAGAGAAGGAAGAAGAAGAAGAAAGAAGTAAAACTATAGAGAGTTTAAAGACAGCACTGAGGACAAAACCAATGAGGTTTGTAACCAGATTCATCGACTTGGATGGCCTATCATGTATCCTCAACTTTCTAAAGACCATGGACTACGAGACCTCAGAGTCTCGAATACATACTTCTCTCATTGGCTGTATAAAGGCGTTAATGAACAACTCTCAAGGCCGGGCTCACGTCCTGGCTCATTCTGAGAGTATTAATGTAATTGCTCAGAGTCTGAGCACAGAGAACATTAAAACGAAGGTGGCCGTGCTGGAAATCTTGGGCGCCGTGTGCCTGGTTCCCGGGGGCCACAAGAAGGTTCTGCAGGCCATGCTGCACTACCAGAAGTATGCCAGCGAAAGGACCCGCTTTCAGACATTAATTAACGACTTGGATAAAAGCACTGGGCGGTATCGAGATGAAGTGAGTCTCAAGACTGCCATCATGTCCTTCATTAATGCAGTGCTCAGCCAAGGTGCAGGAGTGGAGAGTTTGGACTTTAGACTTCATCTTCGCTATGAATTTCTGATGTTAGGAATTCAACCTGTAATAGATAAATTAAGGGAACACGAAAATTCAACATTAGATAGGCATTTAGACTTTTTTGAAATGCTCCGAAATGAAGATGAACTAGAATTTGCCAAAAGATTTGAACTGGTTCACATAGACACAAAAAGTGCAACTCAGATGTTTGAGCTGACCAGGAAGAGGCTGACACATAGTGAAGCTTACCCGCATTTCATGTCCATCCTGCACCACTGCCTCCAAATGCCTTACAAGAGGAGTGGCAACACTGTTCAGTACTGGCTACTACTAGATAGAATTATACAGCAGATAGTTATCCAGAATGACAAAGGACAGGACCCTGACTCCACACCTTTGGAAAACTTTAATATTAAGAATGTCGTACGAATGTTGGTTAATGAAAATGAAGTTAAGCAGTGGAAAGAACAAGCGGAAAAAATGAGAAAAGAGCACAATGAGCTACAACAGAAACTGGAAAAGAAAGAACGAGAATGTGATGCTAAGACTCAAGAGAAGGAAGAGATGATGCAGACCTTAAATAAAATGAAAGAGAAACTTGAAAAGGAGACTACTGAGCATAAGCAAGTCAAGCAGCAGGTGGCGGACCTCACAGCACAGCTCCATGAGCTCAGCAGGAGGGCCGTCTGTGCTTCAATCCCAGGTGGACCCTCGCCTGGAGCACCAGGAGGGCCCTTTCCTTCCTCTGTGCCTGGATCTCTCCTTCCTCCCCCACCACCCCCACCTCTACCAGGTGGGATGCTTCCCCCTCCACCGCCTCCCCTCCCTCCAGGTGGCCCTCCTCCTCCCCCAGGGCCTCCTCCCTTAGGGGCAATCATGCCACCTCCTGGTGCTCCAATGGGCCTAGCACTGAAGAAGAAAAGCATTCCTCAGCCCACAAATGCCCTGAAATCCTTCAACTGGTCTAAACTGCCCGAGAACAAACTGGAAGGAACAGTATGGACCGAAATTGATGATACAAAAGTCTTCAAAATTCTAGATCTTGAAGACCTGGAAAGAACCTTCTCTGCCTATCAAAGACAGCAGAAAGAAGCAGATGCCATTGATGACACTCTGAGTTCCAAACTTAAAGTTAAAGAGCTTTCGGTGATTGATGGTCGGAGAGCTCAGAATTGCAACATCCTTCTATCGAGGTTGAAATTATCCAATGACGAAATCAAACGGGCAATTCTAACAATGGACGAACAGGAAGATCTGCCCAAGGACATGTTGGAACAGCTCTTGAAATTTGTTCCTGAAAAAAGTGACATTGACCTATTGGAGGAACATAAACACGAACTGGATCGGATGGCCAAGGCTGATAGGTTCCTTTTTGAGATGAGCCGAATTAATCACTATCAGCAAAGGTTGCAATCGCTGTACTTCAAAAAGAAGTTTGCAGAGCGTGTGGCAGAAGTGAAACCTAAAGTGGAAGCAATTCGTTCTGGCTCAGAAGAGGTGTTTAGGAGTGGTGCCCTCAAGCAGTTGCTGGAGGTGGTTTTGGCATTTGGAAATTATATGAATAAAGGTCAAAGAGGGAATGCATATGGATTCAAGATATCTAGCCTAAACAAAATTGCTGACACAAAATCCAGCATCGACAAAAACATTACCCTTTTGCACTATCTCATCACTATTGTGGAAAATAAGTACCCCAGTGTTCTCAATCTAAATGAAGAATTGCGAGATATTCCTCAAGCTGCGAAAGTAAACATGACTGAGCTGGACAAAGAAATAAGTACCTTGAGAAGTGGCTTGAAAGCAGTAGAGACAGAGCTGGAATATCAGAAGTCTCAGCCCCCACAGCCCGGAGATAAGTTTGTGTCTGTTGTCAGCCAGTTCATCACAGTAGCCAGCTTCAGCTTCTCTGATGTTGAAGACCTTCTAGCAGAAGCTAAAGACCTGTTTACTAAAGCAGTGAAGCACTTTGGGGAAGAGGCTGGCAAAATACAACCAGATGAGTTCTTTGGCATTTTTGATCAATTTCTTCAAGCTGTGTCAGAAGCCAAACAAGAAAACGAAAATATGAGAAAGAAAAAGGAGGAAGAAGAACGTCGAGCTCGCATGGAAGCTCAGCTCAAAGAACAACGTGAAAGGGAACGTAAAATGAGAAAAGCTAAAGAGAATAGTGAAGAAAGCGGAGAGTTTGATGACCTTGTTTCAGCTTTACGCTCAGGAGAAGTGTTTGACAAAGACCTTTCTAAATTGAAACGGAATCGCAAACGTATTACCAACCAGATGACTGACAGCAGCAGAGAGAGACCAATCACAAAACTTAATTTCTAATTTTCCATGAATACTTTTTTTTAGAAAGCTCATTAGCAGCCCTCTAAAGTGACTAGAACGTTTCATTACACTGCCTTGCAATCCAAACAGTGGCAATTTTTTCCTTCATCTGTGAGTGAATGTGTGAACGTGTGTATGTAAATGTATGTGTGTATATATTAAAAAATGTATATAGATGTCTGAGTGTTGTCTGGAGACCTATACGTATGGTTAAAAAGATTTATGTTAATGTATGTGCTCCAAAACCTTTCGTGTATGCATTCACATTGAGTGTGGCTCATTTTCTTTCCCCGAACGCCATGACTGTTCAGAAGCACAATACTATCTCCTGAAAGAGATAAGAGACATTCCCTAGATTCAAAGGCAAAACAGAAGAAACAAACAAACAAACAAAAAAAGCTTGCAAAATATTTTATGGTTTCCAAGCTTGATATCCTTTAAAATTATTTTCATTGATGGAACTGGAGTTGTTGGAAAAACATAGATTTAAAATGATTTTTGATAGCTGACATTGTGATGTTGATGTATCACATCAGTAATAGGACCAGCTTTGAATTTCTGACATTGGTGTGGGGATACAGTCTGTAAATGTTTATTGAGAACATCTTGCACACAATTTGAATTATGTAGAATGTCAATCAAGTTTTTGTATATTTAAAAGTTGGACATCAATTTTTTCCCCTGATTTCATCAAGTTATCTCTGCCAAGTGCTCTTGATAATTTCTTCAGATTTTTGGAAAAAAACACTATATAAATGCAATCCATGCTTTTTTTAAAGAACAACATTGCCAGAGTATGCTTGTTCTAACAATATAGATATATAAACCTTAAAAATAATAAAATATCTCACCCAAGACTTAAAGGAAGAATTCTCTGAAGGGATAAAGATTACTAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAATTAATGGGGTGCCTTTTTGTTATAGTTTCTATTTTCTGTTTTGTAGGACAAGCTGCATTTTCTGTAAATATAGGTCTGGACTAAAGGATACATAAAGAATGCACAAAATGTCAACATCAGCAGAGATGCCCAGATCTATTTATCTCTAAGTATATTTGAAGTGATTGCTGTTTATATGTTGTCATTTTAAAATTGTGTGTCAGTAAAGCTACCTGTAAAATTTCAGTCCAAAAAAATAAAGCTCTCAGGGAGACATGAATAAAATCAATGAACATTAGAAAATAAAATATAGATGCTTACCATTAACCTACCAACTCTTAATATCCTTAAATTATGTGATATATAAAGAGGACTGTTACTTTTTTACTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTGGCTTTGCTTTATTTATTTGTAGTTGGGGGCTAACGTTTTCTCTTTTCTTTCTATTGATCCTGTTGTGGTTGGGTTTCCTGTGGAGAGAGTAGTTTGTCCTGTTGCACTAGAACATTATTTACTCACTAAATTGAGTTTTTCAGTCAATTAACAAATATTTATTAAGTTCCTACTATGTACCAGGCATAGTAGGGCTACAATGGTAAGCAAGACAGAGTCCCTGCCCCCAAAGAGCTTATATTCTAATGGGGATATTAAGGGATGAATAGAATACCAATGTGTGCACTGTACAGGAATCATACTATTTAAAAATAATTTGTATAAACTATAATGCTTAGCACAGATGGCGAGTTATCTGTGCTATGTGAAAGCTGTGAAATAGTGCTCTAAGAGTTGTCAAGAGCTGTGGTTTTACATCTTTTCCTCATTGCAAATTTAGTGACTTTCTACACACTATATGGAA
ATAAATGACTAGCAAATAAAACAGTCATAAATACAAAGCAGAGGTTGCACTCCCCCAATCCCGAGTTAACCCAGGTCTGCAATAACACCATGTTAAAGGTGCAGATAGAGACTTGGCTCAAAAAGGCTTGGAGATGAGGAAGATTGGAATATAATGATGGTTTTGTCTGTTCCTTAACTAAAGTGCCTCTATGTATATTCTTTTCTATTTGTAGCAGGATAAATTTGGTCTGGCTCAGTTTTGGAACTGTATTTTGAAAATGGCTTTGTCTTACAGTTTAAGGAATAGACAGGTGGAGGGAAAGTCACATAAAGGAGCAAGTTTGTGTAGCTGTCCCTCTTGCCCCTTTTAATCATCCTCCTTTGATATGGCCATCCTGGTGGGCCTCCTTTGCCATTTCCATTTTTGGTTTCTTTCCCTGAAAACTGTGTGCAGGTAATTCCATGTGCCATTGTTGAAAAGAAAAAAAAAAAACAAAAAAAAAACCTACTTTTTAGATTGGTGCTGGTGTAAGTAGCCACTTTTCTCTCTTGGGTGTGTATTTTAAACTTTTTTTGTTTTTTTAAATTAATGCCAAAAAGAAAATGCATAATTTGTAAACTTAATTATATGTCTTATATCTTATTAGCTTAGTAGTTGGAACCACTTAGTCTTTAGGTGCAAGACTGTTGTTAGATAGTACTGAGAAAAAAAAAGTATGTGTTATGAGACTGTACATGTTTTTTTAAAAATAGCAATATGCAATAAAGAGATGAATTCATTGGGTGTA
配列番号632 DAAM1の完全タンパク質配列
MAPRKRGGRGISFIFCCFRNNDHPEITYRLRNDSNFALQTMEPALPMPPVEELDVMFSELVDELDLTDKHREAMFALPAEKKWQIYCSKKKDQEENKGATSWPEFYIDQLNSMAARKSLLALEKEEEEERSKTIESLKTALRTKPMRFVTRFIDLDGLSCILNFLKTMDYETSESRIHTSLIGCIKALMNNSQGRAHVLAHSESINVIAQSLSTENIKTKVAVLEILGAVCLVPGGHKKVLQAMLHYQKYASERTRFQTLINDLDKSTGRYRDEVSLKTAIMSFINAVLSQGAGVESLDFRLHLRYEFLMLGIQPVIDKLREHENSTLDRHLDFFEMLRNEDELEFAKRFELVHIDTKSATQMFELTRKRLTHSEAYPHFMSILHHCLQMPYKRSGNTVQYWLLLDRIIQQIVIQNDKGQDPDSTPLENFNIKNVVRMLVNENEVKQWKEQAEKMRKEHNELQQKLEKKERECDAKTQEKEEMMQTLNKMKEKLEKETTEHKQVKQQVADLTAQLHELSRRAVCASIPGGPSPGAPGGPFPSSVPGSLLPPPPPPPLPGGMLPPPPPPLPPGGPPPPPGPPPLGAIMPPPGAPMGLALKKKSIPQPTNALKSFNWSKLPENKLEGTVWTEIDDTKVFKILDLEDLERTFSAYQRQQKEADAIDDTLSSKLKVKELSVIDGRRAQNCNILLSRLKLSNDEIKRAILTMDEQEDLPKDMLEQLLKFVPEKSDIDLLEEHKHELDRMAKADRFLFEMSRINHYQQRLQSLYFKKKFAERVAEVKPKVEAIRSGSEEVFRSGALKQLLEVVLAFGNYMNKGQRGNAYGFKISSLNKIADTKSSIDKNITLLHYLITIVENKYPSVLNLNEELRDIPQAAKVNMTELDKEISTLRSGLKAVETELEYQKSQPPQPGDKFVSVVSQFITVASFSFSDVEDLLAEAKDLFTKAVKHFGEEAGKIQPDEFFGIFDQFLQAVSEAKQENENMRKKKEEEERRARMEAQLKEQRERERKMRKAKENSEESGEFDDLVSALRSGEVFDKDLSKLKRNRKRITNQMTDSSRERPITKLNF
ASPH配列情報
配列番号633 ASPH-NRG1融合体からのASPH 5’のエクソン22からの配列
AAGGTCTCTTCCTGCCTGAGGATGAAAACCTGAGGGAAAAAGGGGACTGGAGCCAGTTCACGCTGTGGCAGCAAG
配列番号634 ASPH-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン2の配列
CCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACTAGTCCTTCGGTGTGAAA
配列番号635 ASPH-NRG1ポリヌクレオチド配列
AAGGTCTCTTCCTGCCTGAGGATGAAAACCTGAGGGAAAAAGGGGACTGGAGCCAGTTCACGCTGTGGCAGCAAGCCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACTAGTCCTTCGGTGTGAAA
配列番号636 ASPH-NRG1ポリペプチド配列
GLFLPEDENLREKGDWSQFTLWQQALPPRLKEMKSQESAAGSKLVLRCE
配列番号637 エクソン1 ASPH
AGTCTCAAGCTCTGGTAGGCAAGTGCATGCAGTGTGCCTAAAACCTGCCAGCAGTACTTTTGAGTTTTTTTTTTTGTTTTGTTTTACTTTAGCATTTATTATTCATGGATTGAAGAAATCAAAATGGCTGAAGATAAAG
配列番号638 エクソン2 ASPH
AGACAAAGCATGGAGGACACAAGAATGGGAGGAAAGGCGGACTCTCAGGAACTTCATTCTTCACGTGGTTTATGGTGATTGCATTGCTGGGCGTCTGGACATCTGTAGCTGTCGTTTGGTTTGATCTTGTTGACTATGAGGAAGTTCTAG
配列番号639 エクソン3 ASPH
GAAAACTAGGAATCTATGATGCTGATGGTGATGGAGATTTTGATGTGGATGATGCCAAAGTTTTATTAG
配列番号640 エクソン4 ASPH
GACTTAAAGAGAGATCTACTTCAGAGCCAGCAGTCCCGCCAGAAGAGGCTGAGCCACACACTGAGCCCGAGGAGCAGGTTCCTGTGGAGGCAG
配列番号641 エクソン5 ASPH
AACCCCAGAATATCGAAGATGAAGCAAAAGAACAAATTCAGTCCCTTCTCCATGAAATGGTACACGCAGAACATG
配列番号642 エクソン6 ASPH
TTGAGGGAGAAGACTTGCAACAAGAAGATGGACCCACAGGAGAACCACAACAAGAGGATGATGAGTTTCTTATGGCGACTGATGTAGATGATAGATTTGAGACCCTGGAACCTGAAGTATCTCATGAAG
配列番号643 エクソン7 ASPH
AAACCGAGCATAGTTACCACGTGGAAGAGACAG
配列番号644 エクソン8 ASPH
TTTCACAAGACTGTAATCAGGATATGGAAGAGATGATGTCTGAGCAGGAAAATCCAG
配列番号645 エクソン9 ASPH
ATTCCAGTGAACCAGTAGTAGAAGATGAAAGATTGCACCATGATACAG
配列番号646 エクソン10 ASPH
ATGATGTAACATACCAAGTCTATGAGGAACAAG
配列番号647 エクソン11 ASPH
CAGTATATGAACCTCTAGAAAATGAAGGGATAGAAATCACAG
配列番号648 エクソン12 ASPH
AAGTAACTGCTCCCCCTGAGGATAATCCTGTAGAAGATTCACAGGTAATTGTAGAAG
配列番号649 エクソン13 ASPH
AAGTAAGCATTTTTCCTGTGGAAGAACAGCAGGAAGTACCACCAG
配列番号650 エクソン14 ASPH
AAACAAATAGAAAAACAGATGATCCAGAACAAAAAGCAAAAG
配列番号651 エクソン15 ASPH
TTAAGAAAAAGAAGCCTAAACTTTTAAATAAATTTGATAAGACTATTAAAGCTGAACTTGATGCTGCAGAAAAACTCCGTAAAAGG
配列番号652 エクソン16 ASPH
GGAAAAATTGAGGAAGCAGTGAATGCATTTAAAGAACTAGTACGCAAATACCCTCAGAGTCCACGAGCAAGATATGGGAAGGCGCAG
配列番号653 エクソン17 ASPH
TGTGAGGATGATTTGGCTGAGAAGAGGAGAAGTAATGAGGTGCTACGTGGAGCCATCGAGACCTACCAAGAGGTGGCCAGCCTACCTGATGTCCCTGCAGACCTGCTGAAGCTGAGTTTGAAGCGTCGCTCAGACAGGCAACAATTTCTAG
配列番号654 エクソン18 ASPH
GTCATATGAGAGGTTCCCTGCTTACCCTGCAGAGATTAGTTCAACTATTTCCCAATGATACTTCCTTAAAAAATGACCTTGGCGTGGGATACCTCTTGATAGGAGATAATGACAATGCAAAGAAAGTTTATGAAGAG
配列番号655 エクソン19 ASPH
GTGCTGAGTGTGACACCTAATGATGGCTTTGCTAAAGTCCATTATGGCTTCATCCTGAAGGCACAGAACAAAATTGCTGAGAGCATCCCATATTTAAAG
配列番号656 エクソン20 ASPH
GAAGGAATAGAATCCGGAGATCCTGGCACTGATGATGGGAGATTTTATTTCCACCTGGGGGATGCCATGCAGAGGGTTGGGAACAAAGAG
配列番号657 エクソン21 ASPH
GCATATAAGTGGTATGAGCTTGGGCACAAGAGAGGACACTTTGCATCTGTCTGGCAACGCTCACTCTACAATGTGAATGGACTGAAAGCACAGCCTTGGTGGACCCCAAAAGAAACGGGCTACACAGAGTTAGTAAAG
配列番号658 エクソン22 ASPH
TCTTTAGAAAGAAACTGGAAGTTAATCCGAGATGAAGGCCTTGCAGTGATGGATAAAGCCAAAGGTCTCTTCCTGCCTGAGGATGAAAACCTGAGGGAAAAAGGGGACTGGAGCCAGTTCACGCTGTGGCAGCAAG
配列番号659 エクソン23 ASPH
GAAGAAGAAATGAAAATGCCTGCAAAGGAGCTCCTAAAACCTGTACCTTACTAGAAAAGTTCCCCGAGACAACAGGATGCAGAAGAGGACAG
配列番号660 エクソン24 ASPH
ATCAAATATTCCATCATGCACCCCGGGACTCACGTGTGGCCGCACACAGGGCCCACAAACTGCAGGCTCCGAATGCACCTGGGCTTGGTGATTCCCAAGGAAGGCTGCAAGATTCGATGTGCCAACGAGACCAA
配列番号661 エクソン25 ASPH
GACCTGGGAGGAAGGCAAGGTGCTCATCTTTGATGACTCCTTTGAGCACGAGGTATGGCAGGATGCCTCATCTTTCCGGCTGATATTCATCGTGGATGTGTGGCATCCGGAACTGACACCACAGCAGAGACGCAGCCTTCCAGCAATTTAGCATGAATTCATGCAAGCTTGGGAAACTCTGGAGAGAGGCTGCCTTTCTGGTTCCATCTCCTTGGGTGTGAGGATAGAATTTCGAACACCAAGAGTCAATTCCCTTGACTTGCAGCCCGAGTAATTCAAAGCCTCCTCCTAGGGTCAGAAGACACTAAAGGGAATATTTGCCTCGCTGCAATTCATTTAGGAAACACCCTGCTGTGTGTCATCTCATGACAGCACTGGTCTTCTGCCAGTATTTAAGGTGAACATTTGATAGCTTCTACCTTACCAGCCAAAGATATTTTTTCCACATAGAATAGGTCTAATTCAATGTATAATGAGAACATATGTAGAAACTGTGAATGGATTGCTTTAGTTTGTAATTTTTCTATGCAGTTATATTTTTCTAGTGTAGCTAGACTATTTTGTCATCATGTACCACTACATTTTTGTTTATTTTAATGACAAGCTGTATAAATGCTTTACTTCTAGCTATTTAATGGTAGCATTACTGGGGAACTCAGACTTCCCTCTTTTAATTCTTCTTAGTAAAAGATACTCATGAAAAAAGCAGTTTTATTTTCCTAACAAAAAAGAAAGAGCTCATTATGTCAGTGTCTATGAACTGTACCCATCCCAACTCTCAAATCGTTTGGTTTTTTTTATCTTGATTGAGATCCTCTTCTCACTATGCTAGTGGTGGAGATATTGACAAAATCCTATTTCTTTCAAAGAGGAACTTTTCACACCGAAAAAAGAGCATGGAATTATTTTATATTGTTATAAAAATCCCAGATGCAAATTTTTTTAATGCCAATTATTAGAGCTTCTGGGGAAAAAGTATAGTTCACGGAAATAAAACTATGTTCTTTCAGGGTTGGGTGGATAGGTGGCTGCTAGGGTGTCTGGCTCCTGGCGGCTTTGCCATCCATGAGGCAAGGGCTGGGAACACAGTGTCTTTGCCTATGGTAGATCCATGTGAATGTCAGGAAGCCAGCTCTTCAGTCTTGGAGATGATTTCTGCTACAATTCTGTAGAAAGATTAAGGATGGCAGAGTAAAAGGTTACCAAGAATGCCAGGATGTTTTTCTTGGGCGTAGGAGGTCCAGATTACTTTCCTTTTTGATGAAAGAGTTTGGAAGACTGTCCCATCTCTCTGGCTTGAGAAATCTCTGCCATTTTAAACATCACTGTGAAATAGCAATTATTATCATCTGTATTTAGTTTTAACATTACCCACAACATAGAAATAATAGGTAAAAATCGTCTTGCCTACTCATTCCAAAGATGATCAAGTCATTAATCTAGCAAAGTATTCATGTATCAGATTTTGTATATTTTGAATCAAAGCTAACTAGGAATGTTAGATATAAGAATGTAATGATATTCATGCACTGAATTCTAAGCCAATATGAACAAAAATGCTGCATGAATGGCACATATAGGTCACCAAAGTTCATTCACAGGTAGAAAAAACTTGTGCTTTCTTTTCCATCTAAAAACAAAAGGAGACTTTCTTTATCTCATTTAAAGAACAGCTCTTTGAAATTGAAATTGACCCTTTTTGCTTGACCTTAAGGAGATTAGCTTCCAGTAGATGAGTTTGCAAAATACTTTTCCTGTTCTTTTGTTTTGCTGGTATTGAAAACATCCCACTAAATCAGATGAAGAGGCATGGGAGGAAAAATATCCAAATTAATTACTAAAATCGAGAAGAGAAGGCAAACTCTTGAAAAGTAAAAAGGTGTTTGTGACCTTCAGTATTTATTGAACAGAGGAAATAACTGACAAGGGCAATACAATTCAATGTTCATGTAGTAACATTCATGTCACTTGTTGAATTTGGTTCTCATATGTATATTGCATACACATAAATTCAAACTATAAGTCGTCATTTTTGAGCCATCATCTTACATTCATGTAATGAAATTATGGAAGAGAGTAAAAACTAGCTCTTAACTTAGTAAATATAATATGGTATTTAAAATCAGGTCACTACAGTAAGGTTCTAAGTATTGCCAATTGAAAAGCTAGAAATGGTATTACTGTTGCAAAGTGTTGTCAATAATTGACTCCAATAGCATTGTAAATACTTGTATCCCACAACTATTTTAAACCCAAGCAATAAAATGGATTTTCTAATTCACTTCAATTCTTTATTTCTCTTACCTATCTATGTCTTGGTACATAAGAAAAGTGTTTCCATCACTGCATTGGTAGAATTATTTCAGTGTTATTATTTTTGTGATTTCGTATGTCTACACAAAAATGAATTAGTTTAATTTATATTGTGATACAGTTGTTTGAGAAATATTTTTAATTCTGTTTCAACTTTATTTCTCCAAGTGTATAATATAAAAATTACTTCTGTTATTGTTCTCTACCAATAGGGGAAAAAATTAAAACATTAGATCCATTGAGAAAGAGATGATGTAATAAATAATTAAGATTAGTAATAATATTATCAGGGGTGATTATGACCAGTTGAATAATCTCTTTCCCTTGAATTATTTAGCTAACAAATTAACTCTCCCAAATATTTAAAATAATGTAAAATCATATTTTACTGCCCATTATTAACTAAAATATTTTTGTTTGACTTTGAGCACCAACTGGTAATACTAATAAATACCCATGTCATGCAGATGGCTGGGCGAATAAGAGATGTCTAAAAATATGCACTGGTCTTGGAAAACATGGCACAAGTAAGGATATCATATATGATGTCTGTTTATTTTATGTCTGATTTCTTTTGAATGAGTAGTTGGGGACTCCATTTCTAAGGAGACTAGGTAAATAAAATGACCTTTGACATTTCA
配列番号662 ASPHの完全mRNAポリヌクレオチド配列
AGTCTCAAGCTCTGGTAGGCAAGTGCATGCAGTGTGCCTAAAACCTGCCAGCAGTACTTTTGAGTTTTTTTTTTTGTTTTGTTTTACTTTAGCATTTATTATTCATGGATTGAAGAAATCAAAATGGCTGAAGATAAAGAGACAAAGCATGGAGGACACAAGAATGGGAGGAAAGGCGGACTCTCAGGAACTTCATTCTTCACGTGGTTTATGGTGATTGCATTGCTGGGCGTCTGGACATCTGTAGCTGTCGTTTGGTTTGATCTTGTTGACTATGAGGAAGTTCTAGGAAAACTAGGAATCTATGATGCTGATGGTGATGGAGATTTTGATGTGGATGATGCCAAAGTTTTATTAGGACTTAAAGAGAGATCTACTTCAGAGCCAGCAGTCCCGCCAGAAGAGGCTGAGCCACACACTGAGCCCGAGGAGCAGGTTCCTGTGGAGGCAGAACCCCAGAATATCGAAGATGAAGCAAAAGAACAAATTCAGTCCCTTCTCCATGAAATGGTACACGCAGAACATGTTGAGGGAGAAGACTTGCAACAAGAAGATGGACCCACAGGAGAACCACAACAAGAGGATGATGAGTTTCTTATGGCGACTGATGTAGATGATAGATTTGAGACCCTGGAACCTGAAGTATCTCATGAAGAAACCGAGCATAGTTACCACGTGGAAGAGACAGTTTCACAAGACTGTAATCAGGATATGGAAGAGATGATGTCTGAGCAGGAAAATCCAGATTCCAGTGAACCAGTAGTAGAAGATGAAAGATTGCACCATGATACAGATGATGTAACATACCAAGTCTATGAGGAACAAGCAGTATATGAACCTCTAGAAAATGAAGGGATAGAAATCACAGAAGTAACTGCTCCCCCTGAGGATAATCCTGTAGAAGATTCACAGGTAATTGTAGAAGAAGTAAGCATTTTTCCTGTGGAAGAACAGCAGGAAGTACCACCAGAAACAAATAGAAAAACAGATGATCCAGAACAAAAAGCAAAAGTTAAGAAAAAGAAGCCTAAACTTTTAAATAAATTTGATAAGACTATTAAAGCTGAACTTGATGCTGCAGAAAAACTCCGTAAAAGGGGAAAAATTGAGGAAGCAGTGAATGCATTTAAAGAACTAGTACGCAAATACCCTCAGAGTCCACGAGCAAGATATGGGAAGGCGCAGTGTGAGGATGATTTGGCTGAGAAGAGGAGAAGTAATGAGGTGCTACGTGGAGCCATCGAGACCTACCAAGAGGTGGCCAGCCTACCTGATGTCCCTGCAGACCTGCTGAAGCTGAGTTTGAAGCGTCGCTCAGACAGGCAACAATTTCTAGGTCATATGAGAGGTTCCCTGCTTACCCTGCAGAGATTAGTTCAACTATTTCCCAATGATACTTCCTTAAAAAATGACCTTGGCGTGGGATACCTCTTGATAGGAGATAATGACAATGCAAAGAAAGTTTATGAAGAGGTGCTGAGTGTGACACCTAATGATGGCTTTGCTAAAGTCCATTATGGCTTCATCCTGAAGGCACAGAACAAAATTGCTGAGAGCATCCCATATTTAAAGGAAGGAATAGAATCCGGAGATCCTGGCACTGATGATGGGAGATTTTATTTCCACCTGGGGGATGCCATGCAGAGGGTTGGGAACAAAGAGGCATATAAGTGGTATGAGCTTGGGCACAAGAGAGGACACTTTGCATCTGTCTGGCAACGCTCACTCTACAATGTGAATGGACTGAAAGCACAGCCTTGGTGGACCCCAAAAGAAACGGGCTACACAGAGTTAGTAAAGTCTTTAGAAAGAAACTGGAAGTTAATCCGAGATGAAGGCCTTGCAGTGATGGATAAAGCCAAAGGTCTCTTCCTGCCTGAGGATGAAAACCTGAGGGAAAAAGGGGACTGGAGCCAGTTCACGCTGTGGCAGCAAGGAAGAAGAAATGAAAATGCCTGCAAAGGAGCTCCTAAAACCTGTACCTTACTAGAAAAGTTCCCCGAGACAACAGGATGCAGAAGAGGACAGATCAAATATTCCATCATGCACCCCGGGACTCACGTGTGGCCGCACACAGGGCCCACAAACTGCAGGCTCCGAATGCACCTGGGCTTGGTGATTCCCAAGGAAGGCTGCAAGATTCGATGTGCCAACGAGACCAAGACCTGGGAGGAAGGCAAGGTGCTCATCTTTGATGACTCCTTTGAGCACGAGGTATGGCAGGATGCCTCATCTTTCCGGCTGATATTCATCGTGGATGTGTGGCATCCGGAACTGACACCACAGCAGAGACGCAGCCTTCCAGCAATTTAGCATGAATTCATGCAAGCTTGGGAAACTCTGGAGAGAGGCTGCCTTTCTGGTTCCATCTCCTTGGGTGTGAGGATAGAATTTCGAACACCAAGAGTCAATTCCCTTGACTTGCAGCCCGAGTAATTCAAAGCCTCCTCCTAGGGTCAGAAGACACTAAAGGGAATATTTGCCTCGCTGCAATTCATTTAGGAAACACCCTGCTGTGTGTCATCTCATGACAGCACTGGTCTTCTGCCAGTATTTAAGGTGAACATTTGATAGCTTCTACCTTACCAGCCAAAGATATTTTTTCCACATAGAATAGGTCTAATTCAATGTATAATGAGAACATATGTAGAAACTGTGAATGGATTGCTTTAGTTTGTAATTTTTCTATGCAGTTATATTTTTCTAGTGTAGCTAGACTATTTTGTCATCATGTACCACTACATTTTTGTTTATTTTAATGACAAGCTGTATAAATGCTTTACTTCTAGCTATTTAATGGTAGCATTACTGGGGAACTCAGACTTCCCTCTTTTAATTCTTCTTAGTAAAAGATACTCATGAAAAAAGCAGTTTTATTTTCCTAACAAAAAAGAAAGAGCTCATTATGTCAGTGTCTATGAACTGTACCCATCCCAACTCTCAAATCGTTTGGTTTTTTTTATCTTGATTGAGATCCTCTTCTCACTATGCTAGTGGTGGAGATATTGACAAAATCCTATTTCTTTCAAAGAGGAACTTTTCACACCGAAAAAAGAGCATGGAATTATTTTATATTGTTATAAAAATCCCAGATGCAAATTTTTTTAATGCCAATTATTAGAGCTTCTGGGGAAAAAGTATAGTTCACGGAAATAAAACTATGTTCTTTCAGGGTTGGGTGGATAGGTGGCTGCTAGGGTGTCTGGCTCCTGGCGGCTTTGCCATCCATGAGGCAAGGGCTGGGAACACAGTGTCTTTGCCTATGGTAGATCCATGTGAATGTCAGGAAGCCAGCTCTTCAGTCTTGGAGATGATTTCTGCTACAATTCTGTAGAAAGATTAAGGATGGCAGAGTAAAAGGTTACCAAGAATGCCAGGATGTTTTTCTTGGGCGTAGGAGGTCCAGATTACTTTCCTTTTTGATGAAAGAGTTTGGAAGACTGTCCCATCTCTCTGGCTTGAGAAATCTCTGCCATTTTAAACATCACTGTGAAATAGCAATTATTATCATCTGTATTTAGTTTTAACATTACCCACAACATAGAAATAATAGGTAAAAATCGTCTTGCCTACTCATTCCAAAGATGATCAAGTCATTAATCTAGCAAAGTATTCATGTATCAGATTTTGTATATTTTGAATCAAAGCTAACTAGGAATGTTAGATATAAGAATGTAATGATATTCATGCACTGAATTCTAAGCCAATATGAACAAAAATGCTGCATGAATGGCACATATAGGTCACCAAAGTTCATTCACAGGTAGAAAAAACTTGTGCTTTCTTTTCCATCTAAAAACAAAAGGAGACTTTCTTTATCTCATTTAAAGAACAGCTCTTTGAAATTGAAATTGACCCTTTTTGCTTGACCTTAAGGAGATTAGCTTCCAGTAGATGAGTTTGCAAAATACTTTTCCTGTTCTTTTGTTTTGCTGGTATTGAAAACATCCCACTAAATCAGATGAAGAGGCATGGGAGGAAAAATATCCAAATTAATTACTAAAATCGAGAAGAGAAGGCAAACTCTTGAAAAGTAAAAAGGTGTTTGTGACCTTCAGTATTTATTGAACAGAGGAAATAACTGACAAGGGCAATACAATTCAATGTTCATGTAGTAACATTCATGTCACTTGTTGAATTTGGTTCTCATATGTATATTGCATACACATAAATTCAAACTATAAGTCGTCATTTTTGAGCCATCATCTTACATTCATGTAATGAAATTATGGAAGAGAGTAAAAACTAGCTCTTAACTTAGTAAATATAATATGGTATTTAAAATCAGGTCACTACAGTAAGGTTCTAAGTATTGCCAATTGAAAAGCTAGAAATGGTATTACTGTTGCAAAGTGTTGTCAATAATTGACTCCAATAGCATTGTAAATACTTGTATCCCACAACTATTTTAAACCCAAGCAATAAAATGGATTTTCTAATTCACTTCAATTCTTTATTTCTCTTACCTATCTATGTCTTGGTACATAAGAAAAGTGTTTCCATCACTGCATTGGTAGAATTATTTCAGTGTTATTATTTTTGTGATTTCGTATGTCTACACAAAAATGAATTAGTTTAATTTATATTGTGATACAGTTGTTTGAGAAATATTTTTAATTCTGTTTCAACTTTATTTCTCCAAGTGTATAATATAAAAATTACTTCTGTTATTGTTCTCTACCAATAGGGGAAAAAATTAAAACATTAGATCCATTGAGAAAGAGATGATGTAATAAATAATTAAGATTAGTAATAATATTATCAGGGGTGATTATGACCAGTTGAATAATCTCTTTCCCTTGAATTATTTAGCTAACAAATTAACTCTCCCAAATATTTAAAATAATGTAAAATCATATTTTACTGCCCATTATTAACTAAAATATTTTTGTTTGACTTTGAGCACCAACTGGTAATACTAATAAATACCCATGTCATGCAGATGGCTGGGCGAATAAGAGATGTCTAAAAATATGCACTGGTCTTGGAAAACATGGCACAAGTAAGGATATCATATATGATGTCTGTTTATTTTATGTCTGATTTCTTTTGAATGAGTAGTTGGGGACTCCATTTCTAAGGAGACTAGGTAAATAAAATGACCTTTGACATTTCA
配列番号663 エクソン1 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
MAEDK
配列番号664 エクソン2 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
TKHGGHKNGRKGGLSGTSFFTWFMVIALLGVWTSVAVVWFDLVDYEEVL
配列番号665 エクソン3 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
KLGIYDADGDGDFDVDDAKVLL
配列番号666 エクソン4 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
LKERSTSEPAVPPEEAEPHTEPEEQVPVEA
配列番号667 エクソン5 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
PQNIEDEAKEQIQSLLHEMVHAEH
配列番号668 エクソン6 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
EGEDLQQEDGPTGEPQQEDDEFLMATDVDDRFETLEPEVSHE
配列番号669 エクソン7 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
TEHSYHVEET
配列番号670 エクソン8 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
SQDCNQDMEEMMSEQENP
配列番号671 エクソン9 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
SSEPVVEDERLHHDT
配列番号672 エクソン10 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
DVTYQVYEEQ
配列番号673 エクソン11 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
VYEPLENEGIEIT
配列番号674 エクソン12 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
VTAPPEDNPVEDSQVIVE
配列番号675 エクソン13 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
VSIFPVEEQQEVPP
配列番号676 エクソン14 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
TNRKTDDPEQKAK
配列番号677 エクソン15 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
KKKKPKLLNKFDKTIKAELDAAEKLRKR
配列番号678 エクソン16 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
GKIEEAVNAFKELVRKYPQSPRARYGKAQ
配列番号679 エクソン17 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
CEDDLAEKRRSNEVLRGAIETYQEVASLPDVPADLLKLSLKRRSDRQQFL
配列番号680 エクソン18 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
HMRGSLLTLQRLVQLFPNDTSLKNDLGVGYLLIGDNDNAKKVYEE
配列番号681 エクソン19 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
VLSVTPNDGFAKVHYGFILKAQNKIAESIPYLK
配列番号682 エクソン20 ASPHお翻訳されたポリペプチド配列
EGIESGDPGTDDGRFYFHLGDAMQRVGNKE
配列番号683 エクソン21 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
AYKWYELGHKRGHFASVWQRSLYNVNGLKAQPWWTPKETGYTELVK
配列番号684 エクソン22 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
SLERNWKLIRDEGLAVMDKAKGLFLPEDENLREKGDWSQFTLWQQ
配列番号685 エクソン23 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
RRNENACKGAPKTCTLLEKFPETTGCRRGQ
配列番号686 エクソン24 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
IKYSIMHPGTHVWPHTGPTNCRLRMHLGLVIPKEGCKIRCANET
配列番号687 エクソン25 ASPHの翻訳されたポリペプチド配列
TWEEGKVLIFDDSFEHEVWQDASSFRLIFIVDVWHPELTPQQRRSLPAI
配列番号688 ASPHの完全タンパク質配列
MAEDKETKHGGHKNGRKGGLSGTSFFTWFMVIALLGVWTSVAVVWFDLVDYEEVLGKLGIYDADGDGDFDVDDAKVLLGLKERSTSEPAVPPEEAEPHTEPEEQVPVEAEPQNIEDEAKEQIQSLLHEMVHAEHVEGEDLQQEDGPTGEPQQEDDEFLMATDVDDRFETLEPEVSHEETEHSYHVEETVSQDCNQDMEEMMSEQENPDSSEPVVEDERLHHDTDDVTYQVYEEQAVYEPLENEGIEITEVTAPPEDNPVEDSQVIVEEVSIFPVEEQQEVPPETNRKTDDPEQKAKVKKKKPKLLNKFDKTIKAELDAAEKLRKRGKIEEAVNAFKELVRKYPQSPRARYGKAQCEDDLAEKRRSNEVLRGAIETYQEVASLPDVPADLLKLSLKRRSDRQQFLGHMRGSLLTLQRLVQLFPNDTSLKNDLGVGYLLIGDNDNAKKVYEEVLSVTPNDGFAKVHYGFILKAQNKIAESIPYLKEGIESGDPGTDDGRFYFHLGDAMQRVGNKEAYKWYELGHKRGHFASVWQRSLYNVNGLKAQPWWTPKETGYTELVKSLERNWKLIRDEGLAVMDKAKGLFLPEDENLREKGDWSQFTLWQQGRRNENACKGAPKTCTLLEKFPETTGCRRGQIKYSIMHPGTHVWPHTGPTNCRLRMHLGLVIPKEGCKIRCANETKTWEEGKVLIFDDSFEHEVWQDASSFRLIFIVDVWHPELTPQQRRSLPAI
配列番号689 連続順でのASPHの全てのエクソン1~22からのポリヌクレオチド配列
配列番号690 連続順でのASPHの全てのエクソン1~22からの翻訳されたポリペプチド配列
NOTCH2配列情報
配列番号691 NOTCH2-NRG1融合体からのNOTCH2 5’のエクソン6の配列
CCTCCTGTACTCCAGGCTCCACCTGCATCGACCGTGTGGCCTCCTTCTCTTGCATGTGCCCAGAGGGGAAGGCAG
配列番号692 NOTCH2-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン6の配列
CTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATG
配列番号693 Notch2-NRG1ポリヌクレオチド配列
CCTCCTGTACTCCAGGCTCCACCTGCATCGACCGTGTGGCCTCCTTCTCTTGCATGTGCCCAGAGGGGAAGGCAGCTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATG
配列番号694 Notch2-NRG1ポリペプチド配列
SCTPGSTCIDRVASFSCMCPEGKAATSTSTTGTSHLVKCAEKEKTFCVN
配列番号695 エクソン1 NOTCH2
AGGCTGCTTCGTTGCACACCCGAGAAAGTTTCAGCCAAACTTCGGGCGGCGGCTGAGGCGGCGGCCGAGGAGCGGCGGACTCGGGGCGCGGGGAGTCGAGGCATTTGCGCCTGGGCTTCGGAGCGTAGCGCCAGGGCCTGAGCCTTTGAAGCAGGAGGAGGGGAGGAGAGAGTGGGGCTCCTCTATCGGGACCCCCTCCCCATGTGGATCTGCCCAGGCGGCGGCGGCGGCGGCGGAGGAGGAGGCGACCGAGAAGATGCCCGCCCTGCGCCCCGCTCTGCTGTGGGCGCTGCTGGCGCTCTGGCTGTGCTGCGCGGCCCCCGCGCATG
配列番号696 エクソン2 NOTCH2
CATTGCAGTGTCGAGATGGCTATGAACCCTGTGTAAATGAAGGAATGTGTGTTACCTACCACAATGGCACAGGATACTGCAA
配列番号697 エクソン3 NOTCH2
ATGTCCAGAAGGCTTCTTGGGGGAATATTGTCAACATCGAGACCCCTGTGAGAAGAACCGCTGCCAGAATGGTGGGACTTGTGTGGCCCAGGCCATGCTGGGGAAAGCCACGTGCCGATGTGCCTCAGGGTTTACAGGAGAGGACTGCCAGTACTCAACATCTCATCCATGCTTTGTGTCTCGACCCTGCCTGAATGGCGGCACATGCCATATGCTCAGCCGGGATACCTATGAGTGCACCTGTCAAGTCGGGTTTACAG
配列番号698 エクソン4 NOTCH2
GTAAGGAGTGCCAATGGACGGATGCCTGCCTGTCTCATCCCTGTGCAAATGGAAGTACCTGTACCACTGTGGCCAACCAGTTCTCCTGCAAATGCCTCACAGGCTTCACAGGGCAGAAATGTGAGACTGATGTCAATGAGTGTGACATTCCAGGACACTGCCAGCATGGTGGCACCTGCCTCAACCTGCCTGGTTCCTACCAGTGCCAGTGCCCTCAGGGCTTCACAGGCCAGTACTGTGACAGCCTGTATGTGCCCTGTGCACCCTCACCTTGTGTCAATGGAGGCACCTGTCGGCAGACTGGTGACTTCACTTTTGAGTGCAACTGCCTTCCAG
配列番号699 エクソン5 NOTCH2
GTTTTGAAGGGAGCACCTGTGAGAGGAATATTGATGACTGCCCTAACCACAGGTGTCAGAATGGAGGGGTTTGTGTGGATGGGGTCAACACTTACAACTGCCGCTGTCCCCCACAATGGACAG
配列番号700 エクソン6 NOTCH2
GACAGTTCTGCACAGAGGATGTGGATGAATGCCTGCTGCAGCCCAATGCCTGTCAAAATGGGGGCACCTGTGCCAACCGCAATGGAGGCTATGGCTGTGTATGTGTCAACGGCTGGAGTGGAGATGACTGCAGTGAGAACATTGATGATTGTGCCTTCGCCTCCTGTACTCCAGGCTCCACCTGCATCGACCGTGTGGCCTCCTTCTCTTGCATGTGCCCAGAGGGGAAGGCAG
配列番号701 エクソン7 NOTCH2
GTCTCCTGTGTCATCTGGATGATGCATGCATCAGCAATCCTTGCCACAAGGGGGCACTGTGTGACACCAACCCCCTAAATGGGCAATATATTTGCACCTGCCCACAAGGCTACAAAGGGGCTGACTGCACAGAAGATGTGGATGAATGTGCCATGG
配列番号702 エクソン8~34 NOTCH2
CCAATAGCAATCCTTGTGAGCATGCAGGAAAATGTGTGAACACGGATGGCGCCTTCCACTGTGAGTGTCTGAAGGGTTATGCAGGACCTCGTTGTGAGATGGACATCAATGAGTGCCATTCAGACCCCTGCCAGAATGATGCTACCTGTCTGGATAAGATTGGAGGCTTCACATGTCTGTGCATGCCAGGTTTCAAAGGTGTGCATTGTGAATTAGAAATAAATGAATGTCAGAGCAACCCTTGTGTGAACAATGGGCAGTGTGTGGATAAAGTCAATCGTTTCCAGTGCCTGTGTCCTCCTGGTTTCACTGGGCCAGTTTGCCAGATTGATATTGATGACTGTTCCAGTACTCCGTGTCTGAATGGGGCAAAGTGTATCGATCACCCGAATGGCTATGAATGCCAGTGTGCCACAGGTTTCACTGGTGTGTTGTGTGAGGAGAACATTGACAACTGTGACCCCGATCCTTGCCACCATGGTCAGTGTCAGGATGGTATTGATTCCTACACCTGCATCTGCAATCCCGGGTACATGGGCGCCATCTGCAGTGACCAGATTGATGAATGTTACAGCAGCCCTTGCCTGAACGATGGTCGCTGCATTGACCTGGTCAATGGCTACCAGTGCAACTGCCAGCCAGGCACGTCAGGGGTTAATTGTGAAATTAATTTTGATGACTGTGCAAGTAACCCTTGTATCCATGGAATCTGTATGGATGGCATTAATCGCTACAGTTGTGTCTGCTCACCAGGATTCACAGGGCAGAGATGTAACATTGACATTGATGAGTGTGCCTCCAATCCCTGTCGCAAGGGTGCAACATGTATCAACGGTGTGAATGGTTTCCGCTGTATATGCCCCGAGGGACCCCATCACCCCAGCTGCTACTCACAGGTGAACGAATGCCTGAGCAATCCCTGCATCCATGGAAACTGTACTGGAGGTCTCAGTGGATATAAGTGTCTCTGTGATGCAGGCTGGGTTGGCATCAACTGTGAAGTGGACAAAAATGAATGCCTTTCGAATCCATGCCAGAATGGAGGAACTTGTGACAATCTGGTGAATGGATACAGGTGTACTTGCAAGAAGGGCTTTAAAGGCTATAACTGCCAGGTGAATATTGATGAATGTGCCTCAAATCCATGCCTGAACCAAGGAACCTGCTTTGATGACATAAGTGGCTACACTTGCCACTGTGTGCTGCCATACACAGGCAAGAATTGTCAGACAGTATTGGCTCCCTGTTCCCCAAACCCTTGTGAGAATGCTGCTGTTTGCAAAGAGTCACCAAATTTTGAGAGTTATACTTGCTTGTGTGCTCCTGGCTGGCAAGGTCAGCGGTGTACCATTGACATTGACGAGTGTATCTCCAAGCCCTGCATGAACCATGGTCTCTGCCATAACACCCAGGGCAGCTACATGTGTGAATGTCCACCAGGCTTCAGTGGTATGGACTGTGAGGAGGACATTGATGACTGCCTTGCCAATCCTTGCCAGAATGGAGGTTCCTGTATGGATGGAGTGAATACTTTCTCCTGCCTCTGCCTTCCGGGTTTCACTGGGGATAAGTGCCAGACAGACATGAATGAGTGTCTGAGTGAACCCTGTAAGAATGGAGGGACCTGCTCTGACTACGTCAACAGTTACACTTGCAAGTGCCAGGCAGGATTTGATGGAGTCCATTGTGAGAACAACATCAATGAGTGCACTGAGAGCTCCTGTTTCAATGGTGGCACATGTGTTGATGGGATTAACTCCTTCTCTTGCTTGTGCCCTGTGGGTTTCACTGGATCCTTCTGCCTCCATGAGATCAATGAATGCAGCTCTCATCCATGCCTGAATGAGGGAACGTGTGTTGATGGCCTGGGTACCTACCGCTGCAGCTGCCCCCTGGGCTACACTGGGAAAAACTGTCAGACCCTGGTGAATCTCTGCAGTCGGTCTCCATGTAAAAACAAAGGTACTTGCGTTCAGAAAAAAGCAGAGTCCCAGTGCCTATGTCCATCTGGATGGGCTGGTGCCTATTGTGACGTGCCCAATGTCTCTTGTGACATAGCAGCCTCCAGGAGAGGTGTGCTTGTTGAACACTTGTGCCAGCACTCAGGTGTCTGCATCAATGCTGGCAACACGCATTACTGTCAGTGCCCCCTGGGCTATACTGGGAGCTACTGTGAGGAGCAACTCGATGAGTGTGCGTCCAACCCCTGCCAGCACGGGGCAACATGCAGTGACTTCATTGGTGGATACAGATGCGAGTGTGTCCCAGGCTATCAGGGTGTCAACTGTGAGTATGAAGTGGATGAGTGCCAGAATCAGCCCTGCCAGAATGGAGGCACCTGTATTGACCTTGTGAACCATTTCAAGTGCTCTTGCCCACCAGGCACTCGGGGCCTACTCTGTGAAGAGAACATTGATGACTGTGCCCGGGGTCCCCATTGCCTTAATGGTGGTCAGTGCATGGATAGGATTGGAGGCTACAGTTGTCGCTGCTTGCCTGGCTTTGCTGGGGAGCGTTGTGAGGGAGACATCAACGAGTGCCTCTCCAACCCCTGCAGCTCTGAGGGCAGCCTGGACTGTATACAGCTCACCAATGACTACCTGTGTGTTTGCCGTAGTGCCTTTACTGGCCGGCACTGTGAAACCTTCGTCGATGTGTGTCCCCAGATGCCCTGCCTGAATGGAGGGACTTGTGCTGTGGCCAGTAACATGCCTGATGGTTTCATTTGCCGTTGTCCCCCGGGATTTTCCGGGGCAAGGTGCCAGAGCAGCTGTGGACAAGTGAAATGTAGGAAGGGGGAGCAGTGTGTGCACACCGCCTCTGGACCCCGCTGCTTCTGCCCCAGTCCCCGGGACTGCGAGTCAGGCTGTGCCAGTAGCCCCTGCCAGCACGGGGGCAGCTGCCACCCTCAGCGCCAGCCTCCTTATTACTCCTGCCAGTGTGCCCCACCATTCTCGGGTAGCCGCTGTGAACTCTACACGGCACCCCCCAGCACCCCTCCTGCCACCTGTCTGAGCCAGTATTGTGCCGACAAAGCTCGGGATGGCGTCTGTGATGAGGCCTGCAACAGCCATGCCTGCCAGTGGGATGGGGGTGACTGTTCTCTCACCATGGAGAACCCCTGGGCCAACTGCTCCTCCCCACTTCCCTGCTGGGATTATATCAACAACCAGTGTGATGAGCTGTGCAACACGGTCGAGTGCCTGTTTGACAACTTTGAATGCCAGGGGAACAGCAAGACATGCAAGTATGACAAATACTGTGCAGACCACTTCAAAGACAACCACTGTGACCAGGGGTGCAACAGTGAGGAGTGTGGTTGGGATGGGCTGGACTGTGCTGCTGACCAACCTGAGAACCTGGCAGAAGGTACCCTGGTTATTGTGGTATTGATGCCACCTGAACAACTGCTCCAGGATGCTCGCAGCTTCTTGCGGGCACTGGGTACCCTGCTCCACACCAACCTGCGCATTAAGCGGGACTCCCAGGGGGAACTCATGGTGTACCCCTATTATGGTGAGAAGTCAGCTGCTATGAAGAAACAGAGGATGACACGCAGATCCCTTCCTGGTGAACAAGAACAGGAGGTGGCTGGCTCTAAAGTCTTTCTGGAAATTGACAACCGCCAGTGTGTTCAAGACTCAGACCACTGCTTCAAGAACACGGATGCAGCAGCAGCTCTCCTGGCCTCTCACGCCATACAGGGGACCCTGTCATACCCTCTTGTGTCTGTCGTCAGTGAATCCCTGACTCCAGAACGCACTCAGCTCCTCTATCTCCTTGCTGTTGCTGTTGTCATCATTCTGTTTATTATTCTGCTGGGGGTAATCATGGCAAAACGAAAGCGTAAGCATGGCTCTCTCTGGCTGCCTGAAGGTTTCACTCTTCGCCGAGATGCAAGCAATCACAAGCGTCGTGAGCCAGTGGGACAGGATGCTGTGGGGCTGAAAAATCTCTCAGTGCAAGTCTCAGAAGCTAACCTAATTGGTACTGGAACAAGTGAACACTGGGTCGATGATGAAGGGCCCCAGCCAAAGAAAGTAAAGGCTGAAGATGAGGCCTTACTCTCAGAAGAAGATGACCCCATTGATCGACGGCCATGGACACAGCAGCACCTTGAAGCTGCAGACATCCGTAGGACACCATCGCTGGCTCTCACCCCTCCTCAGGCAGAGCAGGAGGTGGATGTGTTAGATGTGAATGTCCGTGGCCCAGATGGCTGCACCCCATTGATGTTGGCTTCTCTCCGAGGAGGCAGCTCAGATTTGAGTGATGAAGATGAAGATGCAGAGGACTCTTCTGCTAACATCATCACAGACTTGGTCTACCAGGGTGCCAGCCTCCAGGCCCAGACAGACCGGACTGGTGAGATGGCCCTGCACCTTGCAGCCCGCTACTCACGGGCTGATGCTGCCAAGCGTCTCCTGGATGCAGGTGCAGATGCCAATGCCCAGGACAACATGGGCCGCTGTCCACTCCATGCTGCAGTGGCAGCTGATGCCCAAGGTGTCTTCCAGATTCTGATTCGCAACCGAGTAACTGATCTAGATGCCAGGATGAATGATGGTACTACACCCCTGATCCTGGCTGCCCGCCTGGCTGTGGAGGGAATGGTGGCAGAACTGATCAACTGCCAAGCGGATGTGAATGCAGTGGATGACCATGGAAAATCTGCTCTTCACTGGGCAGCTGCTGTCAATAATGTGGAGGCAACTCTTTTGTTGTTGAAAAATGGGGCCAACCGAGACATGCAGGACAACAAGGAAGAGACACCTCTGTTTCTTGCTGCCCGGGAGGGGAGCTATGAAGCAGCCAAGATCCTGTTAGACCATTTTGCCAATCGAGACATCACAGACCATATGGATCGTCTTCCCCGGGATGTGGCTCGGGATCGCATGCACCATGACATTGTGCGCCTTCTGGATGAATACAATGTGACCCCAAGCCCTCCAGGCACCGTGTTGACTTCTGCTCTCTCACCTGTCATCTGTGGGCCCAACAGATCTTTCCTCAGCCTGAAGCACACCCCAATGGGCAAGAAGTCTAGACGGCCCAGTGCCAAGAGTACCATGCCTACTAGCCTCCCTAACCTTGCCAAGGAGGCAAAGGATGCCAAGGGTA
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配列番号703 NOTCH2の完全mRNAポリヌクレオチド配列
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ACTCCCAGGGGGAACTCATGGTGTACCCCTATTATGGTGAGAAGTCAGCTGCTATGAAGAAACAGAGGATGACACGCAGATCCCTTCCTGGTGAACAAGAACAGGAGGTGGCTGGCTCTAA
AGTCTTTCTGGAAATTGACAACCGCCAGTGTGTTCAAGACTCAGACCACTGCTTCAAGAACACGGATGCAGCAGCAGCTCTCCTGGCCTCTCACGCCATACAGGGGACCCTGTCATACCCTCTTGTGTCTGTCGTCAGTGAATCCCTGACTCCAGAACGCACTCAGCTCCTCTATCTCCTTGCTGTTGCTGTTGTCATCATTCTGTTTATTATTCTGCTGGGGGTAATCATGGCAAAACGAAAGCGTAAGCATGGCTCTCTCTGGCTGCCTGAAGGTTTCACTCTTCGCCGAGATGCAAGCAATCACAAGCGTCGTGAGCCAGTGGGACAGGATGCTGTGGGGCTGAAAAATCTCTCAGTGCAAGTCTCAGAAGCTAACCTAATTGGTACTGGAACAAGTGAACACTGGGTCGATGATGAAGGGCCCCAGCCAAAGAAAGTAAAGGCTGAAGATGAGGCCTTACTCTCAGAAGAAGATGACCCCATTGATCGACGGCCATGGACACAGCAGCACCTTGAAGCTGCAGACATCCGTAGGACACCATCGCTGGCTCTCACCCCTCCTCAGGCAGAGCAGGAGGTGGATGTGTTAGATGTGAATGTCCGTGGCCCAGATGGCTGCACCCCATTGATGTTGGCTTCTCTCCGAGGAGGCAGCTCAGATTTGAGTGATGAAGATGAAGATGCAGAGGACTCTTCTGCTAACATCATCACAGACTTGGTCTACCAGGGTGCCAGCCTCCAGGCCCAGACAGACCGGACTGGTGAGATGGCCCTGCACCTTGCAGCCCGCTACTCACGGGCTGATGCTGCCAAGCGTCTCCTGGATGCAGGTGCAGATGCCAATGCCCAGGACAACATGGGCCGCTGTCCACTCCATGCTGCAGTGGCAGCTGATGCCCAAGGTGTCTTCCAGATTCTGATTCGCAACCGAGTAACTGATCTAGATGCCAGGATGAATGATGGTACTACACCCCTGATCCTGGCTGCCCGCCTGGCTGTGGAGGGAATGGTGGCAGAACTGATCAACTGCCAAGCGGATGTGAATGCAGTGGATGACCATGGAAAATCTGCTCTTCACTGGGCAGCTGCTGTCAATAATGTGGAGGCAACTCTTTTGTTGTTGAAAAATGGGGCCAACCGAGACATGCAGGACAACAAGGAAGAGACACCTCTGTTTCTTGCTGCCCGGGAGGGGAGCTATGAAGCAGCCAAGATCCTGTTAGACCATTTTGCCAATCGAGACATCACAGACCATATGGATCGTCTTCCCCGGGATGTGGCTCGGGATCGCATGCACCATGACATTGTGCGCCTTCTGGATGAATACAATGTGACCCCAAGCCCTCCAGGCACCGTGTTGACTTCTGCTCTCTCACCTGTCATCTGTGGGCCCAACAGATCTTTCCTCAGCCTGAAGCACACCCCAATGGGCAAGAAGTCTAGACGGCCCAGTGCCAAGAGTACCATGCCTACTAGCCTCCCTAACCTTGCCAAGGAGGCAAAGGATGCCAAGGGTAGTAGGAGGAAGAAGTCTCTGAGTGAGAAGGTCCAACTGTCTGAGAGTTCAGTAACTTTATCCCCTGTTGATTCCCTAGAATCTCCTCACACGTATGTTTCCGACACCACATCCTCTCCAATGATTACATCCCCTGGGATCTTACAGGCCTCACCCAACCCTATGTTGGCCACTGCCGCCCCTCCTGCCCCAGTCCATGCCCAGCATGCACTATCTTTTTCTAACCTTCATGAAATGCAGCCTTTGGCACATGGGGCCAGCACTGTGCTTCCCTCAGTGAGCCAGTTGCTATCCCACCACCACATTGTGTCTCCAGGCAGTGGCAGTGCTGGAAGCTTGAGTAGGCTCCATCCAGTCCCAGTCCCAGCAGATTGGATGAACCGCATGGAGGTGAATGAGACCCAGTACAATGAGATGTTTGGTATGGTCCTGGCTCCAGCTGAGGGCACCCATCCTGGCATAGCTCCCCAGAGCAGGCCACCTGAAGGGAAGCACATAACCACCCCTCGGGAGCCCTTGCCCCCCATTGTGACTTTCCAGCTCATCCCTAAAGGCAGTATTGCCCAACCAGCGGGGGCTCCCCAGCCTCAGTCCACCTGCCCTCCAGCTGTTGCGGGCCCCCTGCCCACCATGTACCAGATTCCAGAAATGGCCCGTTTGCCCAGTGTGGCTTTCCCCACTGCCATGATGCCCCAGCAGGACGGGCAGGTAGCTCAGACCATTCTCCCAGCCTATCATCCTTTCCCAGCCTCTGTGGGCAAGTACCCCACACCCCCTTCACAGCACAGTTATGCTTCCTCAAATGCTGCTGAGCGAACACCCAGTCACAGTGGTCACCTCCAGGGTGAGCATCCCTACCTGACACCATCCCCAGAGTCTCCTGACCAGTGGTCAAGTTCATCACCCCACTCTGCTTCTGACTGGTCAGATGTGACCACCAGCCCTACCCCTGGGGGTGCTGGAGGAGGTCAGCGGGGACCTGGGACACACATGTCTGAGCCACCACACAACAACATGCAGGTTTATGCGTGAGAGAGTCCACCTCCAGTGTAGAGACATAACTGACTTTTGTAAATGCTGCTGAGGAACAAATGAAGGTCATCCGGGAGAGAAATGAAGAAATCTCTGGAGCCAGCTTCTAGAGGTAGGAAAGAGAAGATGTTCTTATTCAGATAATGCAAGAGAAGCAATTCGTCAGTTTCACTGGGTATCTGCAAGGCTTATTGATTATTCTAATCTAATAAGACAAGTTTGTGGAAATGCAAGATGAATACAAGCCTTGGGTCCATGTTTACTCTCTTCTATTTGGAGAATAAGATGGATGCTTATTGAAGCCCAGACATTCTTGCAGCTTGGACTGCATTTTAAGCCCTGCAGGCTTCTGCCATATCCATGAGAAGATTCTACACTAGCGTCCTGTTGGGAATTATGCCCTGGAATTCTGCCTGAATTGACCTACGCATCTCCTCCTCCTTGGACATTCTTTTGTCTTCATTTGGTGCTTTTGGTTTTGCACCTCTCCGTGATTGTAGCCCTACCAGCATGTTATAGGGCAAGACCTTTGTGCTTTTGATCATTCTGGCCCATGAAAGCAACTTTGGTCTCCTTTCCCCTCCTGTCTTCCCGGTATCCCTTGGAGTCTCACAAGGTTTACTTTGGTATGGTTCTCAGCACAAACCTTTCAAGTATGTTGTTTCTTTGGAAAATGGACATACTGTATTGTGTTCTCCTGCATATATCATTCCTGGAGAGAGAAGGGGAGAAGAATACTTTTCTTCAACAAATTTTGGGGGCAGGAGATCCCTTCAAGAGGCTGCACCTTAATTTTTCTTGTCTGTGTGCAGGTCTTCATATAAACTTTACCAGGAAGAAGGGTGTGAGTTTGTTGTTTTTCTGTGTATGGGCCTGGTCAGTGTAAAGTTTTATCCTTGATAGTCTAGTTACTATGACCCTCCCCACTTTTTTAAAACCAGAAAAAGGTTTGGAATGTTGGAATGACCAAGAGACAAGTTAACTCGTGCAAGAGCCAGTTACCCACCCACAGGTCCCCCTACTTCCTGCCAAGCATTCCATTGACTGCCTGTATGGAACACATTTGTCCCAGATCTGAGCATTCTAGGCCTGTTTCACTCACTCACCCAGCATATGAAACTAGTCTTAACTGTTGAGCCTTTCCTTTCATATCCACAGAAGACACTGTCTCAAATGTTGTACCCTTGCCATTTAGGACTGAACTTTCCTTAGCCCAAGGGACCCAGTGACAGTTGTCTTCCGTTTGTCAGATGATCAGTCTCTACTGATTATCTTGCTGCTTAAAGGCCTGCTCACCAATCTTTCTTTCACACCGTGTGGTCCGTGTTACTGGTATACCCAGTATGTTCTCACTGAAGACATGGACTTTATATGTTCAAGTGCAGGAATTGGAAAGTTGGACTTGTTTTCTATGATCCAAAACAGCCCTATAAGAAGGTTGGAAAAGGAGGAACTATATAGCAGCCTTTGCTATTTTCTGCTACCATTTCTTTTCCTCTGAAGCGGCCATGACATTCCCTTTGGCAACTAACGTAGAAACTCAACAGAACATTTTCCTTTCCTAGAGTCACCTTTTAGATGATAATGGACAACTATAGACTTGCTCATTGTTCAGACTGATTGCCCCTCACCTGAATCCACTCTCTGTATTCATGCTCTTGGCAATTTCTTTGACTTTCTTTTAAGGGCAGAAGCATTTTAGTTAATTGTAGATAAAGAATAGTTTTCTTCCTCTTCTCCTTGGGCCAGTTAATAATTGGTCCATGGCTACACTGCAACTTCCGTCCAGTGCTGTGATGCCCATGACACCTGCAAAATAAGTTCTGCCTGGGCATTTTGTAGATATTAACAGGTGAATTCCCGACTCTTTTGGTTTGAATGACAGTTCTCATTCCTTCTATGGCTGCAAGTATGCATCAGTGCTTCCCACTTACCTGATTTGTCTGTCGGTGGCCCCATATGGAAACCCTGCGTGTCTGTTGGCATAATAGTTTACAAATGGTTTTTTCAGTCCTATCCAAATTTATTGAACCAACAAAAATAATTACTTCTGCCCTGAGATAAGCAGATTAAGTTTGTTCATTCTCTGCTTTATTCTCTCCATGTGGCAACATTCTGTCAGCCTCTTTCATAGTGTGCAAACATTTTATCATTCTAAATGGTGACTCTCTGCCCTTGGACCCATTTATTATTCACAGATGGGGAGAACCTATCTGCATGGACCTCTGTGGACCACAGCGTACCTGCCCCTTTCTGCCCTCCTGCTCCAGCCCCACTTCTGAAAGTATCAGCTACTGATCCAGCCACTGGATATTTTATATCCTCCCTTTTCCTTAAGCACAATGTCAGACCAAATTGCTTGTTTCTTTTTCTTGGACTACTTTAATTTGGATCCTTTGGGTTTGGAGAAAGGGAATGTGAAAGCTGTCATTACAGACAACAGGTTTCAGTGATGAGGAGGACAACACTGCCTTTCAAACTTTTTACTGATCTCTTAGATTTTAAGAACTCTTGAATTGTGTGGTATCTAATAAAAGGGAAGGTAAGATGGATAATCACTTTCTCATTTG
GGTTCTGAATTGGAGACTCAGTTTTTATGAGACACATCTTTTATGCCATGTATAGATCCTCCCCTGCTATTTTTGGTTTATTTTTATTGTTATAAATGCTTTCTTTCTTTGACTCCTCTTCTGCCTGCCTTTGGGGATAGGTTTTTTTGTTTGTTTATTTGCTTCCTCTGTTTTGTTTTAAGCATCATTTTCTTATGTGAGGTGGGGAAGGGAAAGGTATGAGGGAAAGAGAGTCTGAGAATTAAAATATTTTAGTATAAGCAATTGGCTGTGATGCTCAAATCCATTGCATCCTCTTATTGAATTTGCCAATTTGTAATTTTTGCATAATAAAGAACCAAAGGTGTAATGTTTTGTTGAGAGGTGGTTTAGGGATTTTGGCCCTAACCAATACATTGAATGTATGATGACTATTTGGGAGGACACATTTATGTACCCAGAGGCCCCCACTAATAAGTGGTACTATGGTTACTTCCTTGTGTACATTTCTCTTAAAAGTGATATTATATCTGTTTGTATGAGAAACCCAGTAACCAATAAAATGACCGCATATTCCTGACTAAACGTAGTAAGGAAAATGCACACTTTGTTTTTACTTTTCCGTTTCATTCTAAAGGTAGTTAAGATGAAATTTATATGAAAGCATTTTTATCACAAAATAAAAAAGGTTTGCCAAGCTCAGTGGTGTTGTATTTTTTATTTTCCAATACTGCATCCATGGCCTGGCAGTGTTACCTCATGATGTCATAATTTGCTGAGAGAGCAAATTTTCTTTTCTTTCTGAATCCCACAAAGCCTAGCACCAAACTTCTTTTTTTCTTCCTTTAATTAGATCATAAATAAATGATCCTGGGGAAAAAGCATCTGTCAAATAGGAAACATCACAAAACTGAGCACTCTTCTGTGCACTAGCCATAGCTGGTGACAAACAGATGGTTGCTCAGGGACAAGGTGCCTTCCAATGGAAATGCGAAGTAGTTGCTATAGCAAGAATTGGGAACTGGGATATAAGTCATAATATTAATTATGCTGTTATGTAAATGATTGGTTTGTAACATTCCTTAAGTGAAATTTGTGTAGAACTTAATATACAGGATTATAAAATAATATTTTGTGTATAAATTTGTTATAAGTTCACATTCATACATTTATTTATAAAGTCAGTGAGATATTTGAACATGAA
配列番号704 エクソン1 NOTCH2の翻訳されたポリペプチド配列
MPALRPALLWALLALWLCCAAPAH
配列番号705 エクソン2 NOTCH2の翻訳されたポリペプチド配列
LQCRDGYEPCVNEGMCVTYHNGTGYC
配列番号706 エクソン3 NOTCH2の翻訳されたポリペプチド配列
CPEGFLGEYCQHRDPCEKNRCQNGGTCVAQAMLGKATCRCASGFTGEDCQYSTSHPCFVSRPCLNGGTCHMLSRDTYECTCQVGFT
配列番号707 エクソン4 NOTCH2の翻訳されたポリペプチド配列
KECQWTDACLSHPCANGSTCTTVANQFSCKCLTGFTGQKCETDVNECDIPGHCQHGGTCLNLPGSYQCQCPQGFTGQYCDSLYVPCAPSPCVNGGTCRQTGDFTFECNCLP
配列番号708 エクソン5 NOTCH2の翻訳されたポリペプチド配列
FEGSTCERNIDDCPNHRCQNGGVCVDGVNTYNCRCPPQWT
配列番号709 エクソン6 NOTCH2の翻訳されたポリペプチド配列
QFCTEDVDECLLQPNACQNGGTCANRNGGYGCVCVNGWSGDDCSENIDDCAFASCTPGSTCIDRVASFSCMCPEGKA
配列番号710 エクソン7 NOTCH2の翻訳されたポリペプチド配列
LLCHLDDACISNPCHKGALCDTNPLNGQYICTCPQGYKGADCTEDVDECAM
配列番号711 エクソン8~34 NOTCH2の翻訳されたポリペプチド配列
NSNPCEHAGKCVNTDGAFHCECLKGYAGPRCEMDINECHSDPCQNDATCLDKIGGFTCLCMPGFKGVHCELEINECQSNPCVNNGQCVDKVNRFQCLCPPGFTGPVCQIDIDDCSSTPCLNGAKCIDHPNGYECQCATGFTGVLCEENIDNCDPDPCHHGQCQDGIDSYTCICNPGYMGAICSDQIDECYSSPCLNDGRCIDLVNGYQCNCQPGTSGVNCEINFDDCASNPCIHGICMDGINRYSCVCSPGFTGQRCNIDIDECASNPCRKGATCINGVNGFRCICPEGPHHPSCYSQVNECLSNPCIHGNCTGGLSGYKCLCDAGWVGINCEVDKNECLSNPCQNGGTCDNLVNGYRCTCKKGFKGYNCQVNIDECASNPCLNQGTCFDDISGYTCHCVLPYTGKNCQTVLAPCSPNPCENAAVCKESPNFESYTCLCAPGWQGQRCTIDIDECISKPCMNHGLCHNTQGSYMCECPPGFSGMDCEEDIDDCLANPCQNGGSCMDGVNTFSCLCLPGFTGDKCQTDMNECLSEPCKNGGTCSDYVNSYTCKCQAGFDGVHCENNINECTESSCFNGGTCVDGINSFSCLCPVGFTGSFCLHEINECSSHPCLNEGTCVDGLGTYRCSCPLGYTGKNCQTLVNLCSRSPCKNKGTCVQKKAESQCLCPSGWAGAYCDVPNVSCDIAASRRGVLVEHLCQHSGVCINAGNTHYCQCPLGYTGSYCEEQLDECASNPCQHGATCSDFIGGYRCECVPGYQGVNCEYEVDECQNQPCQNGGTCIDLVNHFKCSCPPGTRGLLCEENIDDCARGPHCLNGGQCMDRIGGYSCRCLPGFAGERCEGDINECLSNPCSSEGSLDCIQLTNDYLCVCRSAFTGRHCETFVDVCPQMPCLNGGTCAVASNMPDGFICRCPPGFSGARCQSSCGQVKCRKGEQCVHTASGPRCFCPSPRDCESGCASSPCQHGGSCHPQRQPPYYSCQCAPPFSGSRCELYTAPPSTPPATCLSQYCADKARDGVCDEACNSHACQWDGGDCSLTMENPWANCSSPLPCWDYINNQCDELCNTVECLFDNFECQGNSKTCKYDKYCADHFKDNHCDQGCNSEECGWDGLDCAADQPENLAEGTLVIVVLMPPEQLLQDARSFLRALGTLLHTNLRIKRDSQGELMVYPYYGEKSAAMKKQRMTRRSLPGEQEQEVAGSKVFLEIDNRQCVQDSDHCFKNTDAAAALLASHAIQGTLSYPLVSVVSESLTPERTQLLYLLAVAVVIILFIILLGVIMAKRKRKHGSLWLPEGFTLRRDASNHKRREPVGQDAVGLKNLSVQVSEANLIGTGTSEHWVDDEGPQPKKVKAEDEALLSEEDDPIDRRPWTQQHLEAADIRRTPSLALTPPQAEQEVDVLDVNVRGPDGCTPLMLASLRGGSSDLSDEDEDAEDSSANIITDLVYQGASLQAQTDRTGEMALHLAARYSRADAAKRLLDAGADANAQDNMGRCPLHAAVAADAQGVFQILIRNRVTDLDARMNDGTTPLILAARLAVEGMVAELINCQADVNAVDDHGKSALHWAAAVNNVEATLLLLKNGANRDMQDNKEETPLFLAAREGSYEAAKILLDHFANRDITDHMDRLPRDVARDRMHHDIVRLLDEYNVTPSPPGTVLTSALSPVICGPNRSFLSLKHTPMGKKSRRPSAKSTMPTSLPNLAKEAKDAKGSRRKKSLSEKVQLSESSVTLSPVDSLESPHTYVSDTTSSPMITSPGILQASPNPMLATAAPPAPVHAQHALSFSNLHEMQPLAHGASTVLPSVSQLLSHHHIVSPGSGSAGSLSRLHPVPVPADWMNRMEVNETQYNEMFGMVLAPAEGTHPGIAPQSRPPEGKHITTPREPLPPIVTFQLIPKGSIAQPAGAPQPQSTCPPAVAGPLPTMYQIPEMARLPSVAFPTAMMPQQDGQVAQTILPAYHPFPASVGKYPTPPSQHSYASSNAAERTPSHSGHLQGEHPYLTPSPESPDQWSSSSPHSASDWSDVTTSPTPGGAGGGQRGPGTHMSEPPHNNMQVYA
配列番号712 NOTCH2の完全タンパク質配列
MPALRPALLWALLALWLCCAAPAHALQCRDGYEPCVNEGMCVTYHNGTGYCKCPEGFLGEYCQHRDPCEKNRCQNGGTCVAQAMLGKATCRCASGFTGEDCQYSTSHPCFVSRPCLNGGTCHMLSRDTYECTCQVGFTGKECQWTDACLSHPCANGSTCTTVANQFSCKCLTGFTGQKCETDVNECDIPGHCQHGGTCLNLPGSYQCQCPQGFTGQYCDSLYVPCAPSPCVNGGTCRQTGDFTFECNCLPGFEGSTCERNIDDCPNHRCQNGGVCVDGVNTYNCRCPPQWTGQFCTEDVDECLLQPNACQNGGTCANRNGGYGCVCVNGWSGDDCSENIDDCAFASCTPGSTCIDRVASFSCMCPEGKAGLLCHLDDACISNPCHKGALCDTNPLNGQYICTCPQGYKGADCTEDVDECAMANSNPCEHAGKCVNTDGAFHCECLKGYAGPRCEMDINECHSDPCQNDATCLDKIGGFTCLCMPGFKGVHCELEINECQSNPCVNNGQCVDKVNRFQCLCPPGFTGPVCQIDIDDCSSTPCLNGAKCIDHPNGYECQCATGFTGVLCEENIDNCDPDPCHHGQCQDGIDSYTCICNPGYMGAICSDQIDECYSSPCLNDGRCIDLVNGYQCNCQPGTSGVNCEINFDDCASNPCIHGICMDGINRYSCVCSPGFTGQRCNIDIDECASNPCRKGATCINGVNGFRCICPEGPHHPSCYSQVNECLSNPCIHGNCTGGLSGYKCLCDAGWVGINCEVDKNECLSNPCQNGGTCDNLVNGYRCTCKKGFKGYNCQVNIDECASNPCLNQGTCFDDISGYTCHCVLPYTGKNCQTVLAPCSPNPCENAAVCKESPNFESYTCLCAPGWQGQRCTIDIDECISKPCMNHGLCHNTQGSYMCECPPGFSGMDCEEDIDDCLANPCQNGGSCMDGVNTFSCLCLPGFTGDKCQTDMNECLSEPCKNGGTCSDYVNSYTCKCQAGFDGVHCENNINECTESSCFNGGTCVDGINSFSCLCPVGFTGSFCLHEINECSSHPCLNEGTCVDGLGTYRCSCPLGYTGKNCQTLVNLCSRSPCKNKGTCVQKKAESQCLCPSGWAGAYCDVPNVSCDIAASRRGVLVEHLCQHSGVCINAGNTHYCQCPLGYTGSYCEEQLDECASNPCQHGATCSDFIGGYRCECVPGYQGVNCEYEVDECQNQPCQNGGTCIDLVNHFKCSCPPGTRGLLCEENIDDCARGPHCLNGGQCMDRIGGYSCRCLPGFAGERCEGDINECLSNPCSSEGSLDCIQLTNDYLCVCRSAFTGRHCETFVDVCPQMPCLNGGTCAVASNMPDGFICRCPPGFSGARCQSSCGQVKCRKGEQCVHTASGPRCFCPSPRDCESGCASSPCQHGGSCHPQRQPPYYSCQCAPPFSGSRCELYTAPPSTPPATCLSQYCADKARDGVCDEACNSHACQWDGGDCSLTMENPWANCSSPLPCWDYINNQCDELCNTVECLFDNFECQGNSKTCKYDKYCADHFKDNHCDQGCNSEECGWDGLDCAADQPENLAEGTLVIVVLMPPEQLLQDARSFLRALGTLLHTNLRIKRDSQGELMVYPYYGEKSAAMKKQRMTRRSLPGEQEQEVAGSKVFLEIDNRQCVQDSDHCFKNTDAAAALLASHAIQGTLSYPLVSVVSESLTPERTQLLYLLAVAVVIILFIILLGVIMAKRKRKHGSLWLPEGFTLRRDASNHKRREPVGQDAVGLKNLSVQVSEANLIGTGTSEHWVDDEGPQPKKVKAEDEALLSEEDDPIDRRPWTQQHLEAADIRRTPSLALTPPQAEQEVDVLDVNVRGPDGCTPLMLASLRGGSSDLSDEDEDAEDSSANIITDLVYQGASLQAQTDRTGEMALHLAARYSRADAAKRLLDAGADANAQDNMGRCPLHAAVAADAQGVFQILIRNRVTDLDARMNDGTTPLILAARLAVEGMVAELINCQADVNAVDDHGKSALHWAAAVNNVEATLLLLKNGANRDMQDNKEETPLFLAAREGSYEAAKILLDHFANRDITDHMDRLPRDVARDRMHHDIVRLLDEYNVTPSPPGTVLTSALSPVICGPNRSFLSLKHTPMGKKSRRPSAKSTMPTSLPNLAKEAKDAKGSRRKKSLSEKVQLSESSVTLSPVDSLESPHTYVSDTTSSPMITSPGILQASPNPMLATAAPPAPVHAQHALSFSNLHEMQPLAHGASTVLPSVSQLLSHHHIVSPGSGSAGSLSRLHPVPVPADWMNRMEVNETQYNEMFGMVLAPAEGTHPGIAPQSRPPEGKHITTPREPLPPIVTFQLIPKGSIAQPAGAPQPQSTCPPAVAGPLPTMYQIPEMARLPSVAFPTAMMPQQDGQVAQTILPAYHPFPASVGKYPTPPSQHSYASSNAAERTPSHSGHLQGEHPYLTPSPESPDQWSSSSPHSASDWSDVTTSPTPGGAGGGQRGPGTHMSEPPHNNMQVYA
配列番号713 連続順でのNOTCH2の全てのエクソン1~6からのポリヌクレオチド配列
配列番号714 連続順でのNOTCH2の全てのエクソン1~6からの翻訳されたポリペプチド配列
CD74配列情報
配列番号715 CD74-NRG1融合体からのCD74 5’のエクソン2の配列
AGGGCCGGCTGGACAAACTGACAGTCACCTCCCAGAACCTGCAGCTGGAGAACCTGCGCATGAAGCTTCCCAAGC
配列番号716 CD74-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン2の配列
CCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACTAGTCCTTCGGTGTGAAA
配列番号717 CD74-NRG1ポリヌクレオチド配列
AGGGCCGGCTGGACAAACTGACAGTCACCTCCCAGAACCTGCAGCTGGAGAACCTGCGCATGAAGCTTCCCAAGCCCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACTAGTCCTTCGGTGTGAAA
配列番号718 CD74-NRG1ポリペプチド配列
GRLDKLTVTSQNLQLENLRMKLPKPLPPRLKEMKSQESAAGSKLVLRCE
配列番号719 エクソン1 CD74
ATCCTGCCCCGCAAAAGGCAGCTTCACCAAAGTGGGGTATTTCCAGCCTTTGTAGCTTTCACTTCCACATCTACCAAGTGGGCGGAGTGGCCTTCTGTGGACGAATCAGATTCCTCTCCAGCACCGACTTTAAGAGGCGAGCCGGGGGGTCAGGGTCCCAGATGCACAGGAGGAGAAGCAGGAGCTGTCGGGAAGATCAGAAGCCAGTCATGGATGACCAGCGCGACCTTATCTCCAACAATGAGCAACTGCCCATGCTGGGCCGGCGCCCTGGGGCCCCGGAGAG
配列番号720 エクソン2 CD74
CAAGTGCAGCCGCGGAGCCCTGTACACAGGCTTTTCCATCCTGGTGACTCTGCTCCTCGCTGGCCAGGCCACCACCGCCTACTTCCTGTACCAGCAGCAGGGCCGGCTGGACAAACTGACAGTCACCTCCCAGAACCTGCAGCTGGAGAACCTGCGCATGAAGCTTCCCAAGC
配列番号721 エクソン3 CD74
CTCCCAAGCCTGTGAGCAAGATGCGCATGGCCACCCCGCTGCTGATGCAGGCGCTGCCCATGGGAGCCCTGCCCCAGGGG
配列番号722 エクソン4 CD74
CCCATGCAGAATGCCACCAAGTATGGCAACATGACAGAGGACCATGTGATGCACCTGCTCCAG
配列番号723 エクソン5 CD74
AATGCTGACCCCCTGAAGGTGTACCCGCCACTGAAGGGGAGCTTCCCGGAGAACCTGAGACACCTTAAGAACACCATGGAGACCATAGACTGGAAG
配列番号724 エクソン6 CD74
GTCTTTGAGAGCTGGATGCACCATTGGCTCCTGTTTGAAATGAGCAGGCACTCCTTGGAGCAAAAGCCCACTGACGCTCCACCGAAAG
配列番号725 エクソン7 CD74
TACTGACCAAGTGCCAGGAAGAGGTCAGCCACATCCCTGCTGTCCACCCGGGTTCATTCAGGCCCAAGTGCGACGAGAACGGCAACTATCTGCCACTCCAGTGCTATGGGAGCATCGGCTACTGCTGGTGTGTCTTCCCCAACGGCACGGAGGTCCCCAACACCAGAAGCCGCGGGCACCATAACTGCAGTG
配列番号726 エクソン8 CD74
AGTCACTGGAACTGGAGGACCCGTCTTCTGGGCTGGGTGTGACCAAGCAGGATCTGGGCCCAG
配列番号727 エクソン9 CD74
TCCCCATGTGAGAGCAGCAGAGGCGGTCTTCAACATCCTGCCAGCCCCACACAGCTACAGCTTTCTTGCTCCCTTCAGCCCCCAGCCCCTCCCCCATCTCCCACCCTGTACCTCATCCCATGAGACCCTGGTGCCTGGCTCTTTCGTCACCCTTGGACAAGACAAACCAAGTCGGAACAGCAGATAACAATGCAGCAAGGCCCTGCTGCCCAATCTCCATCTGTCAACAGGGGCGTGAGGTCCCAGGAAGTGGCCAAAAGCTAGACAGATCCCCGTTCCTGACATCACAGCAGCCTCCAACACAAGGCTCCAAGACCTAGGCTCATGGACGAGATGGGAAGGCACAGGGAGAAGGGATAACCCTACACCCAGACCCCAGGCTGGACATGCTGACTGTCCTCTCCCCTCCAGCCTTTGGCCTTGGCTTTTCTAGCCTATTTACCTGCAGGCTGAGCCACTCTCTTCCCTTTCCCCAGCATCACTCCCCAAGGAAGAGCCAATGTTTTCCACCCATAATCCTTTCTGCCGACCCCTAGTTCCCTCTGCTCAGCCAAGCTTGTTATCAGCTTTCAGGGCCATGGTTCACATTAGAATAAAAGGTAGTAATTAGAA
配列番号728 CD74の完全mRNAポリヌクレオチド配列
ATCCTGCCCCGCAAAAGGCAGCTTCACCAAAGTGGGGTATTTCCAGCCTTTGTAGCTTTCACTTCCACATCTACCAAGTGGGCGGAGTGGCCTTCTGTGGACGAATCAGATTCCTCTCCAGCACCGACTTTAAGAGGCGAGCCGGGGGGTCAGGGTCCCAGATGCACAGGAGGAGAAGCAGGAGCTGTCGGGAAGATCAGAAGCCAGTCATGGATGACCAGCGCGACCTTATCTCCAACAATGAGCAACTGCCCATGCTGGGCCGGCGCCCTGGGGCCCCGGAGAGCAAGTGCAGCCGCGGAGCCCTGTACACAGGCTTTTCCATCCTGGTGACTCTGCTCCTCGCTGGCCAGGCCACCACCGCCTACTTCCTGTACCAGCAGCAGGGCCGGCTGGACAAACTGACAGTCACCTCCCAGAACCTGCAGCTGGAGAACCTGCGCATGAAGCTTCCCAAGCCTCCCAAGCCTGTGAGCAAGATGCGCATGGCCACCCCGCTGCTGATGCAGGCGCTGCCCATGGGAGCCCTGCCCCAGGGGCCCATGCAGAATGCCACCAAGTATGGCAACATGACAGAGGACCATGTGATGCACCTGCTCCAGAATGCTGACCCCCTGAAGGTGTACCCGCCACTGAAGGGGAGCTTCCCGGAGAACCTGAGACACCTTAAGAACACCATGGAGACCATAGACTGGAAGGTCTTTGAGAGCTGGATGCACCATTGGCTCCTGTTTGAAATGAGCAGGCACTCCTTGGAGCAAAAGCCCACTGACGCTCCACCGAAAGTACTGACCAAGTGCCAGGAAGAGGTCAGCCACATCCCTGCTGTCCACCCGGGTTCATTCAGGCCCAAGTGCGACGAGAACGGCAACTATCTGCCACTCCAGTGCTATGGGAGCATCGGCTACTGCTGGTGTGTCTTCCCCAACGGCACGGAGGTCCCCAACACCAGAAGCCGCGGGCACCATAACTGCAGTGAGTCACTGGAACTGGAGGACCCGTCTTCTGGGCTGGGTGTGACCAAGCAGGATCTGGGCCCAGTCCCCATGTGAGAGCAGCAGAGGCGGTCTTCAACATCCTGCCAGCCCCACACAGCTACAGCTTTCTTGCTCCCTTCAGCCCCCAGCCCCTCCCCCATCTCCCACCCTGTACCTCATCCCATGAGACCCTGGTGCCTGGCTCTTTCGTCACCCTTGGACAAGACAAACCAAGTCGGAACAGCAGATAACAATGCAGCAAGGCCCTGCTGCCCAATCTCCATCTGTCAACAGGGGCGTGAGGTCCCAGGAAGTGGCCAAAAGCTAGACAGATCCCCGTTCCTGACATCACAGCAGCCTCCAACACAAGGCTCCAAGACCTAGGCTCATGGACGAGATGGGAAGGCACAGGGAGAAGGGATAACCCTACACCCAGACCCCAGGCTGGACATGCTGACTGTCCTCTCCCCTCCAGCCTTTGGCCTTGGCTTTTCTAGCCTATTTACCTGCAGGCTGAGCCACTCTCTTCCCTTTCCCCAGCATCACTCCCCAAGGAAGAGCCAATGTTTTCCACCCATAATCCTTTCTGCCGACCCCTAGTTCCCTCTGCTCAGCCAAGCTTGTTATCAGCTTTCAGGGCCATGGTTCACATTAGAATAAAAGGTAGTAATTAGAA
配列番号729 エクソン1 CD74の翻訳されたポリペプチド配列
MHRRRSRSCREDQKPVMDDQRDLISNNEQLPMLGRRPGAPE
配列番号730 エクソン2 CD74の翻訳されたポリペプチド配列
KCSRGALYTGFSILVTLLLAGQATTAYFLYQQQGRLDKLTVTSQNLQLENLRMKLPK
配列番号731 エクソン3 CD74の翻訳されたポリペプチド配列
PKPVSKMRMATPLLMQALPMGALPQG
配列番号732 エクソン4 CD74の翻訳されたポリペプチド配列
PMQNATKYGNMTEDHVMHLLQ
配列番号733 エクソン5 CD74の翻訳されたポリペプチド配列
NADPLKVYPPLKGSFPENLRHLKNTMETIDWK
配列番号734 エクソン6 CD74の翻訳されたポリペプチド配列
VFESWMHHWLLFEMSRHSLEQKPTDAPPK
配列番号735 エクソン7 CD74の翻訳されたポリペプチド配列
LTKCQEEVSHIPAVHPGSFRPKCDENGNYLPLQCYGSIGYCWCVFPNGTEVPNTRSRGHHNCS
配列番号736 エクソン8 CD74の翻訳されたポリペプチド配列
SLELEDPSSGLGVTKQDLGP
配列番号737 エクソン9 CD74の翻訳されたポリペプチド配列
PM
配列番号738 CD74の完全タンパク質配列
MHRRRSRSCREDQKPVMDDQRDLISNNEQLPMLGRRPGAPESKCSRGALYTGFSILVTLLLAGQATTAYFLYQQQGRLDKLTVTSQNLQLENLRMKLPKPPKPVSKMRMATPLLMQALPMGALPQGPMQNATKYGNMTEDHVMHLLQNADPLKVYPPLKGSFPENLRHLKNTMETIDWKVFESWMHHWLLFEMSRHSLEQKPTDAPPKVLTKCQEEVSHIPAVHPGSFRPKCDENGNYLPLQCYGSIGYCWCVFPNGTEVPNTRSRGHHNCSESLELEDPSSGLGVTKQDLGPVPM
配列番号739 連続順でのCD74の全てのエクソン1~2からのポリヌクレオチド配列
配列番号740 連続順でのCD74の全てのエクソン1~2からの翻訳されたポリペプチド配列
SDC4配列情報
配列番号741 SDC4-NRG1融合体からのSDC4 5’のエクソン2からの配列
TACCAGACGATGAGGATGTAGTGGGGCCCGGGCAGGAATCTGATGACTTTGAGCTGTCTGGCTCTGGAGATCTGG
配列番号742 SDC4-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン2の配列
CCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACTAGTCCTTCGGTGTGAAA
配列番号743 SDC4-NRG1ポリヌクレオチド配列
TACCAGACGATGAGGATGTAGTGGGGCCCGGGCAGGAATCTGATGACTTTGAGCTGTCTGGCTCTGGAGATCTGGCCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACTAGTCCTTCGGTGTGAAA
配列番号744 SDC4-NRG1ポリペプチド配列
PDDEDVVGPGQESDDFELSGSGDLALPPRLKEMKSQESAAGSKLVLRCE
配列番号745 エクソン1 SDC4
ACTCGCCGCAGCCTGCGCGCCTTCTCCAGTCCGCGGTGCCATGGCCCCCGCCCGTCTGTTCGCGCTGCTGCTGTTCTTCGTAGGCGGAGTCGCCGAGTCG
配列番号746 エクソン2 SDC4
ATCCGAGAGACTGAGGTCATCGACCCCCAGGACCTCCTAGAAGGCCGATACTTCTCCGGAGCCCTACCAGACGATGAGGATGTAGTGGGGCCCGGGCAGGAATCTGATGACTTTGAGCTGTCTGGCTCTGGAGATCTGG
配列番号747 エクソン3 SDC4
ATGACTTGGAAGACTCCATGATCGGCCCTGAAGTTGTCCATCCCTTG
配列番号748 エクソン4 SDC4
GTGCCTCTAGATAACCATATCCCTGAGAGGGCAGGGTCTGGGAGCCAAGTCCCCACCGAACCCAAGAAACTAGAGGAGAATGAGGTTATCCCCAAGAGAATCTCACCCGTTGAAGAGAGTGAGGATGTGTCCAACAAGGTGTCAATGTCCAGCACTGTGCAGGGCAGCAACATCTTTGAGAGAACGGAGGTCCTGGCAG
配列番号749 エクソン5 SDC4
CTCTGATTGTGGGTGGCATCGTGGGCATCCTCTTTGCCGTCTTCCTGATCCTACTGCTCATGTACCGTATGAAGAAGAAGGATGAAGGCAGCTATGACCTGGGCAAGAAACCCATCTACAAGAAAGCCCCCACCAATGAGTTCTACGCGTGAAGCTTGCTTGTGGGCACTGGCTTGGACTTTAGCGGGGAGGGAAGCCAGGGGATTTTGAAGGGTGGACATTAGGGTAGGGTGAGGTCAACCTAATACTGACTTGTCAGTATCTCCAGCTCTGATTACCTTTGAAGTGTTCAGAAGAGACATTGTCTTCTACTGTTCTGCCAGGTTCTTCTTGAGCTTTGGGCCTCAGTTGCCCTGGCAGAAAAATGGATTCAACTTGGCCTTTCTGAAGGCAAGACTGGGATTGGATCACTTCTTAAACTTCCAGTTAAGAATCTAGGTCCGCCCTCAAGCCCATACTGACCATGCCTCATCCAGAGCTCCTCTGAAGCCAGGGGGCTAACGGATGTTGTGTGGAGTCCTGGCTGGAGGTCCTCCCCCAGTGGCCTTCCTCCCTTCCTTTCACAGCCGGTCTCTCTGCCAGGAAATGGGGGAAGGAACTAGAACCACCTGCACCTTGAGATGTTTCTGTAAATGGGTACTTGTGATCACACTACGGGAATCTCTGTGGTATATACCTGGGGCCATTCTAGGCTCTTTCAAGTGACTTTTGGAAATCAACCTTTTTTATTTGGGGGGGAGGATGGGGAAAAGAGCTGAGAGTTTATGCTGAAATGGATTTATAGAATATTTGTAAATCTATTTTTAGTGTTTGTTCGTTTTTTTAACTGTTCATTCCTTTGTGCAGAGTGTATATCTCTGCCTGGGCAAGAGTGTGGAGGTGCCGAGGTGTCTTCATTCTCTCGCACATTTCCACAGCACCTGCTAAGTTTGTATTTAATGGTTTTTGTTTTTGTTTTTGTTTGTTTCTTGAAAATGAGAGAAGAGCCGGAGAGATGATTTTTATTAATTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTACTATTTATAGCTTTAGATAGGGCCTCCCTTCCCCTCTTCTTTCTTTGTTCTCTTTCATTAAACCCCTTCCCCAGTTTTTTTTTTATACTTTAAACCCCGCTCCTCATGGCCTTGGCCCTTTCTGAAGCTGCTTCCTCTTATAAAATAGCTTTTGCCGAAACATAGTTTTTTTTTAGCAGATCCCAAAATATAATGAAGGGGATGGTGGGATATTTGTGTCTGTGTTCTTATAATATATTATTATTCTTCCTTGGTTCTAGAAAAATAGATAAATATATTTTTTTCAGGAAATAGTGTGGTGTTTCCAGTTTGATGTTGCTGGGTGGTTGAGTGAGTGAATTTTCATGTGGCTGGGTGGGTTTTTGCCTTTTTCTCTTGCCCTGTTCCTGGTGCCTTCTGATGGGGCTGGAATAGTTGAGGTGGATGGTTCTACCCTTTCTGCCTTCTGTTTGGGACCCAGCTGGTGTTCTTTGGTTTGCTTTCTTCAGGCTCTAGGGCTGTGCTATCCAATACAGTAACCACATGCGGCTGTTTAAAGTTAAGCCAATTAAAATCACATAAGATTAAAAATTCCTTCCTCAGTTGCACTAACCACGTTTCTAGAGGCGTCACTGTATGTAGTTCATGGCTACTGTACTGACAGCGAGAGCATGTCCATCTGTTGGACAGCACTATTCTAGAGAACTAAACTGGCTTAACGAGTCACAGCCTCAGCTGTGCTGGGACGACCCTTGTCTCCCTGGGTAGGGGGGGGGGAATGGGGGAGGGCTGATGAGGCCCCAGCTGGGGCCTGTTGTCTGGGACCCTCCCTCTCCTGAGAGGGGAGGCCTGGTGGCTTAGCCTGGGCAGGTCGTGTCTCCTCCTGACCCCAGTGGCTGCGGTGAGGGGAACCACCCTCCCTTGCTGCACCAGTGGCCATTAGCTCCCGTCACCACTGCAACCCAGGGTCCCAGCTGGCTGGGTCCTCTTCTGCCCCCAGTGCCCTTCCCCTTGGGCTGTGTTGGAGTGAGCACCTCCTCTGTAGGCACCTCTCACACTGTTGTCTGTTACTGATTTTTTTTGATAAAAAGATAATAAAACCTGGTACTTTCTAAA
配列番号750 SDC4の完全mRNAポリヌクレオチド配列
ACTCGCCGCAGCCTGCGCGCCTTCTCCAGTCCGCGGTGCCATGGCCCCCGCCCGTCTGTTCGCGCTGCTGCTGTTCTTCGTAGGCGGAGTCGCCGAGTCGATCCGAGAGACTGAGGTCATCGACCCCCAGGACCTCCTAGAAGGCCGATACTTCTCCGGAGCCCTACCAGACGATGAGGATGTAGTGGGGCCCGGGCAGGAATCTGATGACTTTGAGCTGTCTGGCTCTGGAGATCTGGATGACTTGGAAGACTCCATGATCGGCCCTGAAGTTGTCCATCCCTTGGTGCCTCTAGATAACCATATCCCTGAGAGGGCAGGGTCTGGGAGCCAAGTCCCCACCGAACCCAAGAAACTAGAGGAGAATGAGGTTATCCCCAAGAGAATCTCACCCGTTGAAGAGAGTGAGGATGTGTCCAACAAGGTGTCAATGTCCAGCACTGTGCAGGGCAGCAACATCTTTGAGAGAACGGAGGTCCTGGCAGCTCTGATTGTGGGTGGCATCGTGGGCATCCTCTTTGCCGTCTTCCTGATCCTACTGCTCATGTACCGTATGAAGAAGAAGGATGAAGGCAGCTATGACCTGGGCAAGAAACCCATCTACAAGAAAGCCCCCACCAATGAGTTCTACGCGTGAAGCTTGCTTGTGGGCACTGGCTTGGACTTTAGCGGGGAGGGAAGCCAGGGGATTTTGAAGGGTGGACATTAGGGTAGGGTGAGGTCAACCTAATACTGACTTGTCAGTATCTCCAGCTCTGATTACCTTTGAAGTGTTCAGAAGAGACATTGTCTTCTACTGTTCTGCCAGGTTCTTCTTGAGCTTTGGGCCTCAGTTGCCCTGGCAGAAAAATGGATTCAACTTGGCCTTTCTGAAGGCAAGACTGGGATTGGATCACTTCTTAAACTTCCAGTTAAGAATCTAGGTCCGCCCTCAAGCCCATACTGACCATGCCTCATCCAGAGCTCCTCTGAAGCCAGGGGGCTAACGGATGTTGTGTGGAGTCCTGGCTGGAGGTCCTCCCCCAGTGGCCTTCCTCCCTTCCTTTCACAGCCGGTCTCTCTGCCAGGAAATGGGGGAAGGAACTAGAACCACCTGCACCTTGAGATGTTTCTGTAAATGGGTACTTGTGATCACACTACGGGAATCTCTGTGGTATATACCTGGGGCCATTCTAGGCTCTTTCAAGTGACTTTTGGAAATCAACCTTTTTTATTTGGGGGGGAGGATGGGGAAAAGAGCTGAGAGTTTATGCTGAAATGGATTTATAGAATATTTGTAAATCTATTTTTAGTGTTTGTTCGTTTTTTTAACTGTTCATTCCTTTGTGCAGAGTGTATATCTCTGCCTGGGCAAGAGTGTGGAGGTGCCGAGGTGTCTTCATTCTCTCGCACATTTCCACAGCACCTGCTAAGTTTGTATTTAATGGTTTTTGTTTTTGTTTTTGTTTGTTTCTTGAAAATGAGAGAAGAGCCGGAGAGATGATTTTTATTAATTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTACTATTTATAGCTTTAGATAGGGCCTCCCTTCCCCTCTTCTTTCTTTGTTCTCTTTCATTAAACCCCTTCCCCAGTTTTTTTTTTATACTTTAAACCCCGCTCCTCATGGCCTTGGCCCTTTCTGAAGCTGCTTCCTCTTATAAAATAGCTTTTGCCGAAACATAGTTTTTTTTTAGCAGATCCCAAAATATAATGAAGGGGATGGTGGGATATTTGTGTCTGTGTTCTTATAATATATTATTATTCTTCCTTGGTTCTAGAAAAATAGATAAATATATTTTTTTCAGGAAATAGTGTGGTGTTTCCAGTTTGATGTTGCTGGGTGGTTGAGTGAGTGAATTTTCATGTGGCTGGGTGGGTTTTTGCCTTTTTCTCTTGCCCTGTTCCTGGTGCCTTCTGATGGGGCTGGAATAGTTGAGGTGGATGGTTCTACCCTTTCTGCCTTCTGTTTGGGACCCAGCTGGTGTTCTTTGGTTTGCTTTCTTCAGGCTCTAGGGCTGTGCTATCCAATACAGTAACCACATGCGGCTGTTTAAAGTTAAGCCAATTAAAATCACATAAGATTAAAAATTCCTTCCTCAGTTGCACTAACCACGTTTCTAGAGGCGTCACTGTATGTAGTTCATGGCTACTGTACTGACAGCGAGAGCATGTCCATCTGTTGGACAGCACTATTCTAGAGAACTAAACTGGCTTAACGAGTCACAGCCTCAGCTGTGCTGGGACGACCCTTGTCTCCCTGGGTAGGGGGGGGGGAATGGGGGAGGGCTGATGAGGCCCCAGCTGGGGCCTGTTGTCTGGGACCCTCCCTCTCCTGAGAGGGGAGGCCTGGTGGCTTAGCCTGGGCAGGTCGTGTCTCCTCCTGACCCCAGTGGCTGCGGTGAGGGGAACCACCCTCCCTTGCTGCACCAGTGGCCATTAGCTCCCGTCACCACTGCAACCCAGGGTCCCAGCTGGCTGGGTCCTCTTCTGCCCCCAGTGCCCTTCCCCTTGGGCTGTGTTGGAGTGAGCACCTCCTCTGTAGGCACCTCTCACACTGTTGTCTGTTACTGATTTTTTTTGATAAAAAGATAATAAAACCTGGTACTTTCTAAA
配列番号751 エクソン1 SDC4の翻訳されたポリペプチド配列
MAPARLFALLLFFVGGVAES
配列番号752 エクソン2 SDC4の翻訳されたポリペプチド配列
IRETEVIDPQDLLEGRYFSGALPDDEDVVGPGQESDDFELSGSGDL
配列番号753 エクソン3 SDC4の翻訳されたポリペプチド配列
DLEDSMIGPEVVHPL
配列番号754 エクソン4 SDC4の翻訳されたポリペプチド配列
VPLDNHIPERAGSGSQVPTEPKKLEENEVIPKRISPVEESEDVSNKVSMSSTVQGSNIFERTEVLA
配列番号755 エクソン5 SDC4の翻訳されたポリペプチド配列
LIVGGIVGILFAVFLILLLMYRMKKKDEGSYDLGKKPIYKKAPTNEFYA
配列番号756 SDC4の完全タンパク質配列
MAPARLFALLLFFVGGVAESIRETEVIDPQDLLEGRYFSGALPDDEDVVGPGQESDDFELSGSGDLDDLEDSMIGPEVVHPLVPLDNHIPERAGSGSQVPTEPKKLEENEVIPKRISPVEESEDVSNKVSMSSTVQGSNIFERTEVLAALIVGGIVGILFAVFLILLLMYRMKKKDEGSYDLGKKPIYKKAPTNEFYA
配列番号757 連続順でのSDC4の全てのエクソン1~2からのポリヌクレオチド配列
配列番号758 連続順でのSDC4の全てのエクソン1~2からの翻訳されたポリペプチド配列
CD44(2)配列情報
配列番号759 CD44-NRG1融合体からのCD44 5’のエクソン5からの配列
TTTCTACTGTACACCCCATCCCAGACGAAGACAGTCCCTGGATCACCGACAGCACAGACAGAATCCCTGCTACCA
配列番号760 CD44-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン6の配列
CTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATG
配列番号761 CD44-NRG1ポリヌクレオチド配列
TTTCTACTGTACACCCCATCCCAGACGAAGACAGTCCCTGGATCACCGACAGCACAGACAGAATCCCTGCTACCACTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATG
配列番号762 CD44-NRG1ポリペプチド配列
STVHPIPDEDSPWITDSTDRIPATTTSTSTTGTSHLVKCAEKEKTFCVN
SLC4A4配列情報
配列番号763 SLC4A4-NRG1融合体からのSLC4A4 5’のエクソン14からの配列
ACTACCCCATCAACTCCAACTTCAAAGTGGGCTACAACACTCTCTTTTCCTGTACCTGTGTGCCACCTGACCCAG
配列番号764 SLC4A4-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン6の配列
CTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATG
配列番号765 SCL4A4-NRG1ポリヌクレオチド配列
ACTACCCCATCAACTCCAACTTCAAAGTGGGCTACAACACTCTCTTTTCCTGTACCTGTGTGCCACCTGACCCAGCTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATG
配列番号766 SCL4A4-NRG1ポリペプチド配列
YPINSNFKVGYNTLFSCTCVPPDPATSTSTTGTSHLVKCAEKEKTFCVN
配列番号767 エクソン1 SLC4A4
GGCGGCGCGCCGGGCAGCGCTTCGGTGGCGGCGGCGGCCGCGGTGGCAGCGAAGGCGGCGGCGGCGGCGGCAGTGGCAGTGGCCGCTGCAGCCCCACACTCCGCCGCCAAACTGGAGGAGCGACGGAAGCCAGACCCCAGGAG
配列番号768 エクソン2 SLC4A4
GATGGAGGATGAAGCTGTCCTGGACAGAGGGGCTTCCTTCCTCAAGCATGTGTGTGATGAAGAAGAAGTAGAAG
配列番号769 エクソン3 SLC4A4
GCCACCATACCATTTACATCGGAGTCCATGTGCCGAAGAGTTACAGGAGAAGGAGACGTCACAAGAGAAAGACAGGGCACAAAGAAAAGAAGGAAAAGGAGAGAATCTCTGAGAACTACTCTGACAAATCAGATATTGAAAATGCTGATGAATCCAGCAGCAGCATCCTAAAACCTCTCA
配列番号770 エクソン4 SLC4A4
TCTCTCCTGCTGCAGAACGCATCCGATTCATCTTGGGAGAGGAGGATGACAGCCCAGCTCCCCCTCAGCTCTTCACGGAACTGGATGAGCTGCTGGCCGTGGATGGGCAGGAGATGGAGTGGAAGGAAACAGCCAG
配列番号771 エクソン5 SLC4A4
GTGGATCAAGTTTGAAGAAAAAGTGGAACAGGGTGGGGAAAGATGGAGCAAGCCCCATGTGGCCACATTGTCCCTTCATAGTTTATTTGAGCTGAGGACATGTATGGAGAAAGGATCCATCATGCTTGATCGGGAGGCTTCTTCTCTCCCACAGTTGGTGG
配列番号772 エクソン6 SLC4A4
AGATGATTGTTGACCATCAGATTGAGACAGGCCTATTGAAACCTGAACTTAAGGATAAGGTGACCTATACTTTGCTCCGGAAGCACCGGCATCAAACCAAGAAATCCAACCTTCGGTCCCTGGCTGACATTGGGAAGACAGTCTCCAGTGCAAGTAGGATGTTTACCAACCCTGATAATG
配列番号773 エクソン7 SLC4A4
GTAGCCCAGCCATGACCCATAGGAATCTGACTTCCTCCAGTCTGAATGACATTTCTGATAAACCGGAGAAGGACCAG
配列番号774 エクソン8 SLC4A4
CTGAAGAATAAGTTCATGAAAAAATTGCCACGTGATGCAGAAGCTTCCAACGTGCTTGTTGGGGAGGTTGACTTTTTGGATACTCCTTTCATTGCCTTTGTTAGGCTACAGCAGGCTGTCATGCTGGGTGCCCTGACTGAAGTTCCTGTGCCCACAAG
配列番号775 エクソン9 SLC4A4
GTTCTTGTTCATTCTCTTAGGTCCTAAGGGGAAAGCCAAGTCCTACCACGAGATTGGCAGAGCCATTGCCACCCTGATGTCTGATGAG
配列番号776 エクソン10 SLC4A4
GTGTTCCATGACATTGCTTATAAAGCAAAAGACAGGCACGACCTGATTGCTGGTATTGATGAGTTCCTAGATGAAGTCATCGTCCTTCCACCTGGGGAATGGGATCCAGCAATTAGGATAGAGCCTCCTAAGAGTCTTCCATCCTCTGACAAAAG
配列番号777 エクソン11 SLC4A4
AAAGAATATGTACTCAGGTGGAGAGAATGTTCAGATGAATGGGGATACGCCCCATGATGGAGGTCACGGAGGAGGAGGACATGGGGATTGTGAAGAATTGCAGCGAACTGGACG
配列番号778 エクソン12 SLC4A4
GTTCTGTGGTGGACTAATTAAAGACATAAAGAGGAAAGCGCCATTTTTTGCCAGTGATTTTTATGATGCTTTAAATATTCAAGCTCTTTCGGCAATTCTCTTCATTTATCTGGCAACTGTAACTAATGCTATCACTTTTGGAGGACTGCTTGGGGATGCCACTGACAACATGCAG
配列番号779 エクソン13 SLC4A4
GGCGTGTTGGAGAGTTTCCTGGGCACTGCTGTCTCTGGAGCCATCTTTTGCCTTTTTGCTGGTCAACCACTCACTATTCTGAGCAGCACCGGACCTGTCCTAGTTTTTGAGAGGCTTCTATTTAATTTCAGCAA
配列番号780 エクソン14 SLC4A4
GGACAATAATTTTGACTATTTGGAGTTTCGCCTTTGGATTGGCCTGTGGTCCGCCTTCCTATGTCTCATTTTGGTAGCCACTGATGCCAGCTTCTTGGTTCAATACTTCACACGTTTCACGGAGGAGGGCTTTTCCTCTCTGATTAGCTTCATCTTTATCTATGATGCTTTCAAGAAGATGATCAAGCTTGCAGATTACTACCCCATCAACTCCAACTTCAAAGTGGGCTACAACACTCTCTTTTCCTGTACCTGTGTGCCACCTGACCCAG
配列番号781 エクソン15 SLC4A4
CTAATATCTCAATATCTAATGACACCACACTGGCCCCAGAGTATTTGCCAACTATGTCTTCTACTGACATG
配列番号782 エクソン16 SLC4A4
TACCATAATACTACCTTTGACTGGGCATTTTTGTCGAAGAAGGAGTGTTCAAAATACGGAGGAAACCTCGTCGGGAACAACTGTAATTTTGTTCCTGATATCACACTCATGTCTTTTATCCTCTTCTTGGGAACCTACACCTCTTCCATGGCTCTGAAAAAATTCAAAACTAGTCCTTATTTTCCAACCACA
配列番号783 エクソン17 SLC4A4
GCAAGAAAACTGATCAGTGATTTTGCCATTATCTTGTCCATTCTCATCTTTTGTGTAATAGATGCCCTAGTAGGCGTGGACACCCCAAAACTAATTGTGCCAAGTGAGTTCAAG
配列番号784 エクソン18 SLC4A4
CCAACAAGTCCAAACCGAGGTTGGTTCGTTCCACCGTTTGGAGAAAACCCCTGGTGGGTGTGCCTTGCTGCTGCTATCCCGGCTTTGTTGGTCACTATACTGATTTTCATGGACCAACAAATTACAGCTGTGATTGTAAACAGGAAAGAACATAAACTCAAG
配列番号785 エクソン19 SLC4A4
AAAGGAGCAGGGTATCACTTGGATCTCTTTTGGGTGGCCATCCTCATGGTTATATGCTCCCTCATGGCTCTTCCGTGGTATGTAGCTGCTACGGTCATCTCCATTGCTCACATCGACAGTTTGAAGATGGAGACAGAGACTTCTGCACCTGGAGAACAACCAAAGTTTCTAGGAGTGAG
配列番号786 エクソン20 SLC4A4
GGAACAAAGAGTCACTGGAACCCTTGTGTTTATTCTGACTGGTCTGTCAGTCTTTATGGCTCCCATCTTGAAG
配列番号787 エクソン21 SLC4A4
GTTTATACCCATGCCTGTACTCTATGGTGTGTTCCTGTATATGGGAGTAGCATCCCTTAATGGTGTGCAG
配列番号788 エクソン22 SLC4A4
TTCATGGATCGTCTGAAGCTGCTTCTGATGCCTCTGAAGCATCAGCCTGACTTCATCTACCTGCGTCATGTTCCTCTGCGCAGAGTCCACCTGTTCACTTTCCTGCAGGTGTTGTGTCTGGCCCTGCTTTGGATCCTCAAGTCAACGGTGGCTGCTATCATTTTTCCAGTAATG
配列番号789 エクソン23 SLC4A4
ATCTTGGCACTTGTAGCTGTCAGAAAAGGCATGGACTACCTCTTCTCCCAGCACGACCTCAGCTTCCTGGATGATGTCATTCCAGAAAAGGACAAGAAAAAGAAGGAGGATGAGAAGAAAAAGAAAAAGAAGAAGGGAAGTCTGGACAGTGACAATGATGAT
配列番号790 エクソン24 SLC4A4
TCTGACTGCCCATACTCAGAAAAAGTTCCAAGTATTAAAATTCCAATGGACATCATGGAACAGCAACCTTTCCTAAGCGATAGCAAACCTTCTGACA
配列番号791 エクソン25 SLC4A4
GAGAAAGATCACCAACATTCCTTGAACGCCACACATCATGCTGATAAAATTCCTTTCCTTCAGTCACTCGGTATGCCAAG
配列番号792 エクソン26 SLC4A4
TCCTCCTAGAACTCCAGTAAAAGTTGTGCCTCAAATTAGAATAGAACTTGAACCTGAAGACAATGATTATTTCTGGAGGAGCAAGGGAACAGAAACTACATTGTAACCTGTTTGTCTTTCTTAAAACTGACATTTGTTGTTAATGTCATTTGTTTTTGTTTGGCTGTTTGTTTATTTTTTAACTTTTATTTCGTCTCAGTTTTTGGTCACAGGCCAAATAATACAGCGCTCTCTCTGCTTCTCTCTTGCATAGACACAATCAAGACAATAGTGCACCGTTCCTTAAAAACAGCATCTGAGGAATCCCCCTTTTGTTCTTAAACTTTCAGATGTGTCCTTTGATAACCAAATTCTGTCACTCAAGACACAGACACGCACAGACCCTGTCCTTTGCCTCTATTAAGCAGAGGATGGAAGTATTAAGGATTTTGTAACACCTTTTATGAAAATGTTGAAGGAACTTAAAACTTTAGCTTTGGAGCTGTGCTTACTGGCTTGTCTTTGTCTGGTAGAACAAACCTTGACCTCCAGACAGAGTCCCTTCTCACTTATAGAGCTCTCCAGGACTGGAAAAAGTGCTGCTATTTTAACTTGCTCTTGCTTGTAAATCCTAATCTTAGAGTTATCAAAAGAAGAAAAAACTGAAGGTACTTTACTCCCTATAGAGAAACCATTGCCATCATTGTAGCAAGTGCTGGAATGTCCCTTTTTTCCTATGCAACTTTTTTTAACCCTTTAATGAACTTATCTGTTGAGTACATTGAAGAATATTTTTCTTCCTAGATTTTGTTGTTTAAATTATGGGGCCTAACCTGCCACTTATTTTTTGTCAATTTTTAAAACTTTTTTTTAATTACTGTAAAGAAAATGAATTTTTTCCTGCAGCAGGAAACATAGTTTTGAGTAGTTCTACCTCTTATTTGTAGCTGCCAGGCTTTCTGTAAAAATTGTATTGTATATAATGTGATTTTTACACATACATACACACACAAATACACAATCTCTAGGGTAAGCCAGAAGGCAAGATCAGATTAAAAACACCATGTTTCTAAGCATCCATTTTTCCCTTTCTTTAAAAGAAACTTAACTGTTCTATGAAGGAGATTGAGGGAGAAGAGACAAACTCCTATGTCATGAGAATAACCGATGTTCTGATAATAGTAGCATCTAGGTACAGATGCTGGTTGTATTACCACGTCAATGTCCTATGCAGTATTGTTAGACATTTTCTCATTTTGAAATATTTGTGTGTTTGTGTATGTGCTCTGTGCCATGGCTGGTGTATATATGTGCAATGTTAGAAGGCAAAAGAGTGATGGTAGGCAGAGGGCAAAGTCATTGAATCTCTTATGCCAGTTTTCATAAAACCCAAACCACATATGAAAAAATCCATTAAGGGTCCAAGAAGTCTGTCCATATGAAAATGAGGGTAAATATAGTTTATTTCCCAGGTATCAGTCATTATAATTGATATAATAGCTCTAACATGCAATATAAAATTCATAGGAGTATTAATAGCCCATTTACACATCTATAAAATGTAATGGGATTGCAGAGCTGCAGAGTACAGTGTAACAGTACTCTCATGCAATTTTTTTCAGGATGCAAAGGCAATTATTCTTTGTAAGCGGGACATTTAGAATATATTTGTGTACATATTATATGTATGTATATTTCAAAGTACCACACTGAAAATTAGACATTTATTAACCAAATTTAACGTGGTATTTAAAGGTAATATTTTTAATATGATACATTACATATTGTGAATGTATACTAAAAAAACATTTTAAATGTTAAAATTATAATTTCAGATTCATATAACCACAACTGTGATATATCCTAACTATAACCAGTTGTTGAGGGGTATACTAGAAGCAGAATGAAACCACATTTTTTGGTTTGATAATATGCACTTATTGACTCCCACTCATTGTTATGTTAATTAAGTTATTATTCTGTCTCCTTGTAATTTTGATTACAAAAATTTTATTATCCTGAGTTAGCTGTTACTTTTACAGTACCTGATACTCCTAAAACTTTTAACTTATACAAATTAGTCAATAATGACCCCAATTTTTTCATTAAAATAATAGTGGTGAATTATATGTTATTGTGTTAAAACCTCACTTGCCAAATTCTGGCTTCACATTTGTATTTAGGGCTATCCTTAAAATGATGAGTCTATATTATCTAGCTTTCTATTACCCTAATATAAACTGGTATAAGAAGACTTTCCTTTTTTCTTTATGCATGGAAGCATCAATAAATTGTTTAAAAACCATGTATAGTAAATTCAGCTTAACCCGTGATCTTCTTAAGTTAAAGGTACTTTTGTTTTATAAAAGCTCTAGATAAAACTTTCTTTTCTGATCATGAATCAAGTATCTGTGGTTTCATGCCCCTCTCTATACCTTTCAAAGAACTCCTGAAGCAACTTAACTCATCATTTCAGCCTCTGAGTAGAGGTAAAACCTATGTGTACTTCTGTTTATGATCCATATTGATATTTATGACATGAACACAGAATAGTACCTTACATTTGCTAAACAGACAGTTAATATCAAATCCTTTCAATATTCTGGGAACCCAGGGAAGTTTTTAAAAATGTCATTACTTTCAAAGGAACAGAAGTAGTTAACCAAACTAACAAGCAAAACCTGAGGTTTACCTAGTGACACCAAATTATCGGTATTTTAACTGAATTTACCCATTGACTAAGAATGAACCAGATTTGGTGGTGGTTTTGTTTCTATGCAAACTGGACACAAATTACAACAGTAAATTTTTTTATAAGTGCTTCTCCCTTCTCCATGATGTGACTTCCGGAGATAAAGGATTCAAAAGATAAAGACAAAGTACGCTCAGAGTTGTTAACCAGAAAGTCCTGGCTGTGGTTGCAGAAACACTGTTGGAAGAAAAGAGATGACTAAGTCAAGTGTCTGCCTTATCAAAAGAGCAAAAATGCCTCTGGTTTTGTGTTTGGGAGAAAAGTATCTTGGACGCACTGTTTTCCTTGATAAAAGTCATCTTCTCTACTGTGTGAAATGAATACTTGGAATTCTAATTGTTTTGTGTGCCAGGGGCAGTAATGTCCCTGCCTCTTCTCCCAATCAAGGTTGAGGAGTGGGGCTGGGGAGAGGACTTAACTGACTTAAGAAGTAGGAAAACAAAAACCTCTCTCCTCAGCCTTCCACCTCCAAGAGAGGAGGAAAAACAGTTGTCTGCTGTCTGTAATTCAGTTTGCGTGTATTTTATGCTCATGCACCAACCCATACAGAGTAAATCTTTTATCAACTGTATACTGGTGTTTAATAGAGAATGATTGTCTTCCGAGTTTTTTGGTTCCTTTTTTAACTGTGTTAAAGTACTTGAAATGTATTGACTGCTGACTATATTTTAAAAACAAAATGAAATAATTTGAGTTGTATTACAGAGGTTGACATTGTTCAGGGATGGGACAAAGCCTTCTTCAATCCTTTTCATACTACTTAATGATTTTGGTGCAGGAACCTGAGATTTTCTGATTTATATTTCATGATATTTCACATTTGCTCTTCACAGCATGAGCATGAAGCCCAGTGGCACCAAATGGCTGGGTACAATCAAGTGATATTTTGTAGCACCTCACTATCTGAAAGGCCATGAGTTTTCAGATGATTTCATTGAGCTTCATTGCAGCCTGAAATTTTAAAAAAGTTGTGTAATACGCCAACCAGTCAAGTTGTGTTTTGGCCAGAGATTTAGATATGTCCAATTTCCTGGCTCATTTCATTGTGCTCTATGGGTACGTATAAAAAGCAAGAATTCTGTTTCCTAGGCAAACATTGCAACTCAGGGCTAAAGTCATCCAGTGAAACTTTTAGAGCCAGAAGTAACTTTGTCCCAGTCCTACAATGTGAAAAGAGTGAATAGTTGCCTCTTTTTAGCCATTTTCATGGCTGGTACATATTCGTACGCATTACTTTTCAGAATCAATACGCACTTTCAGATATTCTTATTTTTATTCTCTTAAGTCTTTATTAACTTTGGAGAGAGAAATGATGCATCTTTTTATTTTAAATGAAGTAGATCAACATGGTGGAACAAAATGATAAAGAACAGAAAACATTTCAATATATTACTAATAACTTTTTCCAATATAAATCCTAAAATTCCTATAACATAGTATTTTACAGTTTTATGAAGCTTTCTATTGTGACTTTTATGGAATTAAGAGATGAAGAAGATGAGATATTTTAGCATTTATATTTTTCAAAATTATATGTATACTTAAAAATAAAGTAACTTTATGCA
配列番号793 SLC4A4の完全mRNAポリヌクレオチド配列
GGCGGCGCGCCGGGCAGCGCTTCGGTGGCGGCGGCGGCCGCGGTGGCAGCGAAGGCGGCGGCGGCGGCGGCAGTGGCAGTGGCCGCTGCAGCCCCACACTCCGCCGCCAAACTGGAGGAGCGACGGAAGCCAGACCCCAGGAGGATGGAGGATGAAGCTGTCCTGGACAGAGGGGCTTCCTTCCTCAAGCATGTGTGTGATGAAGAAGAAGTAGAAGGCCACCATACCATTTACATCGGAGTCCATGTGCCGAAGAGTTACAGGAGAAGGAGACGTCACAAGAGAAAGACAGGGCACAAAGAAAAGAAGGAAAAGGAGAGAATCTCTGAGAACTACTCTGACAAATCAGATATTGAAAATGCTGATGAATCCAGCAGCAGCATCCTAAAACCTCTCATCTCTCCTGCTGCAGAACGCATCCGATTCATCTTGGGAGAGGAGGATGACAGCCCAGCTCCCCCTCAGCTCTTCACGGAACTGGATGAGCTGCTGGCCGTGGATGGGCAGGAGATGGAGTGGAAGGAAACAGCCAGGTGGATCAAGTTTGAAGAAAAAGTGGAACAGGGTGGGGAAAGATGGAGCAAGCCCCATGTGGCCACATTGTCCCTTCATAGTTTATTTGAGCTGAGGACATGTATGGAGAAAGGATCCATCATGCTTGATCGGGAGGCTTCTTCTCTCCCACAGTTGGTGGAGATGATTGTTGACCATCAGATTGAGACAGGCCTATTGAAACCTGAACTTAAGGATAAGGTGACCTATACTTTGCTCCGGAAGCACCGGCATCAAACCAAGAAATCCAACCTTCGGTCCCTGGCTGACATTGGGAAGACAGTCTCCAGTGCAAGTAGGATGTTTACCAACCCTGATAATGGTAGCCCAGCCATGACCCATAGGAATCTGACTTCCTCCAGTCTGAATGACATTTCTGATAAACCGGAGAAGGACCAGCTGAAGAATAAGTTCATGAAAAAATTGCCACGTGATGCAGAAGCTTCCAACGTGCTTGTTGGGGAGGTTGACTTTTTGGATACTCCTTTCATTGCCTTTGTTAGGCTACAGCAGGCTGTCATGCTGGGTGCCCTGACTGAAGTTCCTGTGCCCACAAGGTTCTTGTTCATTCTCTTAGGTCCTAAGGGGAAAGCCAAGTCCTACCACGAGATTGGCAGAGCCATTGCCACCCTGATGTCTGATGAGGTGTTCCATGACATTGCTTATAAAGCAAAAGACAGGCACGACCTGATTGCTGGTATTGATGAGTTCCTAGATGAAGTCATCGTCCTTCCACCTGGGGAATGGGATCCAGCAATTAGGATAGAGCCTCCTAAGAGTCTTCCATCCTCTGACAAAAGAAAGAATATGTACTCAGGTGGAGAGAATGTTCAGATGAATGGGGATACGCCCCATGATGGAGGTCACGGAGGAGGAGGACATGGGGATTGTGAAGAATTGCAGCGAACTGGACGGTTCTGTGGTGGACTAATTAAAGACATAAAGAGGAAAGCGCCATTTTTTGCCAGTGATTTTTATGATGCTTTAAATATTCAAGCTCTTTCGGCAATTCTCTTCATTTATCTGGCAACTGTAACTAATGCTATCACTTTTGGAGGACTGCTTGGGGATGCCACTGACAACATGCAGGGCGTGTTGGAGAGTTTCCTGGGCACTGCTGTCTCTGGAGCCATCTTTTGCCTTTTTGCTGGTCAACCACTCACTATTCTGAGCAGCACCGGACCTGTCCTAGTTTTTGAGAGGCTTCTATTTAATTTCAGCAAGGACAATAATTTTGACTATTTGGAGTTTCGCCTTTGGATTGGCCTGTGGTCCGCCTTCCTATGTCTCATTTTGGTAGCCACTGATGCCAGCTTCTTGGTTCAATACTTCACACGTTTCACGGAGGAGGGCTTTTCCTCTCTGATTAGCTTCATCTTTATCTATGATGCTTTCAAGAAGATGATCAAGCTTGCAGATTACTACCCCATCAACTCCAACTTCAAAGTGGGCTACAACACTCTCTTTTCCTGTACCTGTGTGCCACCTGACCCAGCTAATATCTCAATATCTAATGACACCACACTGGCCCCAGAGTATTTGCCAACTATGTCTTCTACTGACATGTACCATAATACTACCTTTGACTGGGCATTTTTGTCGAAGAAGGAGTGTTCAAAATACGGAGGAAACCTCGTCGGGAACAACTGTAATTTTGTTCCTGATATCACACTCATGTCTTTTATCCTCTTCTTGGGAACCTACACCTCTTCCATGGCTCTGAAAAAATTCAAAACTAGTCCTTATTTTCCAACCACAGCAAGAAAACTGATCAGTGATTTTGCCATTATCTTGTCCATTCTCATCTTTTGTGTAATAGATGCCCTAGTAGGCGTGGACACCCCAAAACTAATTGTGCCAAGTGAGTTCAAGCCAACAAGTCCAAACCGAGGTTGGTTCGTTCCACCGTTTGGAGAAAACCCCTGGTGGGTGTGCCTTGCTGCTGCTATCCCGGCTTTGTTGGTCACTATACTGATTTTCATGGACCAACAAATTACAGCTGTGATTGTAAACAGGAAAGAACATAAACTCAAGAAAGGAGCAGGGTATCACTTGGATCTCTTTTGGGTGGCCATCCTCATGGTTATATGCTCCCTCATGGCTCTTCCGTGGTATGTAGCTGCTACGGTCATCTCCATTGCTCACATCGACAGTTTGAAGATGGAGACAGAGACTTCTGCACCTGGAGAACAACCAAAGTTTCTAGGAGTGAGGGAACAAAGAGTCACTGGAACCCTTGTGTTTATTCTGACTGGTCTGTCAGTCTTTATGGCTCCCATCTTGAAGTTTATACCCATGCCTGTACTCTATGGTGTGTTCCTGTATATGGGAGTAGCATCCCTTAATGGTGTGCAGTTCATGGATCGTCTGAAGCTGCTTCTGATGCCTCTGAAGCATCAGCCTGACTTCATCTACCTGCGTCATGTTCCTCTGCGCAGAGTCCACCTGTTCACTTTCCTGCAGGTGTTGTGTCTGGCCCTGCTTTGGATCCTCAAGTCAACGGTGGCTGCTATCATTTTTCCAGTAATGATCTTGGCACTTGTAGCTGTCAGAAAAGGCATGGACTACCTCTTCTCCCAGCACGACCTCAGCTTCCTGGATGATGTCATTCCAGAAAAGGACAAGAAAAAGAAGGAGGATGAGAAGAAAAAGAAAAAGAAGAAGGGAAGTCTGGACAGTGACAATGATGATTCTGACTGCCCATACTCAGAAAAAGTTCCAAGTATTAAAATTCCAATGGACATCATGGAACAGCAACCTTTCCTAAGCGATAGCAAACCTTCTGACAGAGAAAGATCACCAACATTCCTTGAACGCCACACATCATGCTGATAAAATTCCTTTCCTTCAGTCACTCGGTATGCCAAGTCCTCCTAGAACTCCAGTAAAAGTTGTGCCTCAAATTAGAATAGAACTTGAACCTGAAGACAATGATTATTTCTGGAGGAGCAAGGGAACAGAAACTACATTGTAACCTGTTTGTCTTTCTTAAAACTGACATTTGTTGTTAATGTCATTTGTTTTTGTTTGGCTGTTTGTTTATTTTTTAACTTTTATTTCGTCTCAGTTTTTGGTCACAGGCCAAATAATACAGCGCTCTCTCTGCTTCTCTCTTGCATAGACACAATCAAGACAATAGTGCACCGTTCCTTAAAAACAGCATCTGAGGAATCCCCCTTTTGTTCTTAAACTTTCAGATGTGTCCTTTGATAACCAAATTCTGTCACTCAAGACACAGACACGCACAGACCCTGTCCTTTGCCTCTATTAAGCAGAGGATGGAAGTATTAAGGATTTTGTAACACCTTTTATGAAAATGTTGAAGGAACTTAAAACTTTAGCTTTGGAGCTGTGCTTACTGGCTTGTCTTTGTCTGGTAGAACAAACCTTGACCTCCAGACAGAGTCCCTTCTCACTTATAGAGCTCTCCAGGACTGGAAAAAGTGCTGCTATTTTAACTTGCTCTTGCTTGTAAATCCTAATCTTAGAGTTATCAAAAGAAGAAAAAACTGAAGGTACTTTACTCCCTATAGAGAAACCATTGCCATCATTGTAGCAAGTGCTGGAATGTCCCTTTTTTCCTATGCAACTTTTTTTAACCCTTTAATGAACTTATCTGTTGAGTACATTGAAGAATATTTTTCTTCCTAGATTTTGTTGTTTAAATTATGGGGCCTAACCTGCCACTTATTTTTTGTCAATTTTTAAAACTTTTTTTTAATTACTGTAAAGAAAATGAATTTTTTCCTGCAGCAGGAAACATAGTTTTGAGTAGTTCTACCTCTTATTTGTAGCTGCCAGGCTTTCTGTAAAAATTGTATTGTATATAATGTGATTTTTACACATACATACACACACAAATACACAATCTCTAGGGTAAGCCAGAAGGCAAGATCAGATTAAAAACACCATGTTTCTAAGCATCCATTTTTCCCTTTCTTTAAAAGAAACTTAACTGTTCTATGAAGGAGATTGAGGGAGAAGAGACAAACTCCTATGTCATGAGAATAACCGATGTTCTGATAATAGTAGCATCTAGGTACAGATGCTGGTTGTATTACCACGTCAATGTCCTATGCAGTATTGTTAGACATTTTCTCATTTTGAAATATTTGTGTGTTTGTGTATGTGCTCTGTGCCATGGCTGGTGTATATATGTGCAATGTTAGAAGGCAAAAGAGTGATGGTAGGCAGAGGGCAAAGTCATTGAATCTCTTATGCCAGTTTTCATAAAACCCAAACCACATATGAAAAAATCCATTAAGGGTCCAAGAAGTCTGTCCATATGAAAATGAGGGTAAATATAGTTTATTTCCCAGGTATCAGTCATTATAATTGATATAATAGCTCTAACATGCAATATAAAATTCATAGGAGTATTAATAGCCCATTTACACATCTATAAAATGTAATGGGATTGCAGAGCTGCAGAGTACAGTGTAACAGTACTCTCATGCAATTTTTTTCAGGATGCAAAGGCAATTATTCTTTGTAAGCGGGACATTTAGAATATATTTGTGTACATATTATATGTATGTATATTTCAAAGTACCACACTGAAAATTAGAC
ATTTATTAACCAAATTTAACGTGGTATTTAAAGGTAATATTTTTAATATGATACATTACATATTGTGAATGTATACTAAAAAAACATTTTAAATGTTAAAATTATAATTTCAGATTCATATAACCACAACTGTGATATATCCTAACTATAACCAGTTGTTGAGGGGTATACTAGAAGCAGAATGAAACCACATTTTTTGGTTTGATAATATGCACTTATTGACTCCCACTCATTGTTATGTTAATTAAGTTATTATTCTGTCTCCTTGTAATTTTGATTACAAAAATTTTATTATCCTGAGTTAGCTGTTACTTTTACAGTACCTGATACTCCTAAAACTTTTAACTTATACAAATTAGTCAATAATGACCCCAATTTTTTCATTAAAATAATAGTGGTGAATTATATGTTATTGTGTTAAAACCTCACTTGCCAAATTCTGGCTTCACATTTGTATTTAGGGCTATCCTTAAAATGATGAGTCTATATTATCTAGCTTTCTATTACCCTAATATAAACTGGTATAAGAAGACTTTCCTTTTTTCTTTATGCATGGAAGCATCAATAAATTGTTTAAAAACCATGTATAGTAAATTCAGCTTAACCCGTGATCTTCTTAAGTTAAAGGTACTTTTGTTTTATAAAAGCTCTAGATAAAACTTTCTTTTCTGATCATGAATCAAGTATCTGTGGTTTCATGCCCCTCTCTATACCTTTCAAAGAACTCCTGAAGCAACTTAACTCATCATTTCAGCCTCTGAGTAGAGGTAAAACCTATGTGTACTTCTGTTTATGATCCATATTGATATTTATGACATGAACACAGAATAGTACCTTACATTTGCTAAACAGACAGTTAATATCAAATCCTTTCAATATTCTGGGAACCCAGGGAAGTTTTTAAAAATGTCATTACTTTCAAAGGAACAGAAGTAGTTAACCAAACTAACAAGCAAAACCTGAGGTTTACCTAGTGACACCAAATTATCGGTATTTTAACTGAATTTACCCATTGACTAAGAATGAACCAGATTTGGTGGTGGTTTTGTTTCTATGCAAACTGGACACAAATTACAACAGTAAATTTTTTTATAAGTGCTTCTCCCTTCTCCATGATGTGACTTCCGGAGATAAAGGATTCAAAAGATAAAGACAAAGTACGCTCAGAGTTGTTAACCAGAAAGTCCTGGCTGTGGTTGCAGAAACACTGTTGGAAGAAAAGAGATGACTAAGTCAAGTGTCTGCCTTATCAAAAGAGCAAAAATGCCTCTGGTTTTGTGTTTGGGAGAAAAGTATCTTGGACGCACTGTTTTCCTTGATAAAAGTCATCTTCTCTACTGTGTGAAATGAATACTTGGAATTCTAATTGTTTTGTGTGCCAGGGGCAGTAATGTCCCTGCCTCTTCTCCCAATCAAGGTTGAGGAGTGGGGCTGGGGAGAGGACTTAACTGACTTAAGAAGTAGGAAAACAAAAACCTCTCTCCTCAGCCTTCCACCTCCAAGAGAGGAGGAAAAACAGTTGTCTGCTGTCTGTAATTCAGTTTGCGTGTATTTTATGCTCATGCACCAACCCATACAGAGTAAATCTTTTATCAACTGTATACTGGTGTTTAATAGAGAATGATTGTCTTCCGAGTTTTTTGGTTCCTTTTTTAACTGTGTTAAAGTACTTGAAATGTATTGACTGCTGACTATATTTTAAAAACAAAATGAAATAATTTGAGTTGTATTACAGAGGTTGACATTGTTCAGGGATGGGACAAAGCCTTCTTCAATCCTTTTCATACTACTTAATGATTTTGGTGCAGGAACCTGAGATTTTCTGATTTATATTTCATGATATTTCACATTTGCTCTTCACAGCATGAGCATGAAGCCCAGTGGCACCAAATGGCTGGGTACAATCAAGTGATATTTTGTAGCACCTCACTATCTGAAAGGCCATGAGTTTTCAGATGATTTCATTGAGCTTCATTGCAGCCTGAAATTTTAAAAAAGTTGTGTAATACGCCAACCAGTCAAGTTGTGTTTTGGCCAGAGATTTAGATATGTCCAATTTCCTGGCTCATTTCATTGTGCTCTATGGGTACGTATAAAAAGCAAGAATTCTGTTTCCTAGGCAAACATTGCAACTCAGGGCTAAAGTCATCCAGTGAAACTTTTAGAGCCAGAAGTAACTTTGTCCCAGTCCTACAATGTGAAAAGAGTGAATAGTTGCCTCTTTTTAGCCATTTTCATGGCTGGTACATATTCGTACGCATTACTTTTCAGAATCAATACGCACTTTCAGATATTCTTATTTTTATTCTCTTAAGTCTTTATTAACTTTGGAGAGAGAAATGATGCATCTTTTTATTTTAAATGAAGTAGATCAACATGGTGGAACAAAATGATAAAGAACAGAAAACATTTCAATATATTACTAATAACTTTTTCCAATATAAATCCTAAAATTCCTATAACATAGTATTTTACAGTTTTATGAAGCTTTCTATTGTGACTTTTATGGAATTAAGAGATGAAGAAGATGAGATATTTTAGCATTTATATTTTTCAAAATTATATGTATACTTAAAAATAAAGTAACTTTATGCA
配列番号794 エクソン2 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
MEDEAVLDRGASFLKHVCDEEEVE
配列番号795 エクソン3 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
HHTIYIGVHVPKSYRRRRRHKRKTGHKEKKEKERISENYSDKSDIENADESSSSILKPL
配列番号796 エクソン4 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
SPAAERIRFILGEEDDSPAPPQLFTELDELLAVDGQEMEWKETA
配列番号797 エクソン5 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
WIKFEEKVEQGGERWSKPHVATLSLHSLFELRTCMEKGSIMLDREASSLPQLV
配列番号798 エクソン6 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
MIVDHQIETGLLKPELKDKVTYTLLRKHRHQTKKSNLRSLADIGKTVSSASRMFTNPDN
配列番号799 エクソン7 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
SPAMTHRNLTSSSLNDISDKPEKDQ
配列番号800 エクソン8 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
LKNKFMKKLPRDAEASNVLVGEVDFLDTPFIAFVRLQQAVMLGALTEVPVPT
配列番号801 エクソン9 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
FLFILLGPKGKAKSYHEIGRAIATLMSDE
配列番号802 エクソン10 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
VFHDIAYKAKDRHDLIAGIDEFLDEVIVLPPGEWDPAIRIEPPKSLPSSDK
配列番号803 エクソン11 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
KNMYSGGENVQMNGDTPHDGGHGGGGHGDCEELQRTG
配列番号804 エクソン12 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
FCGGLIKDIKRKAPFFASDFYDALNIQALSAILFIYLATVTNAITFGGLLGDATDNMQ
配列番号805 エクソン13 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
GVLESFLGTAVSGAIFCLFAGQPLTILSSTGPVLVFERLLFNFS
配列番号806 エクソン14 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
DNNFDYLEFRLWIGLWSAFLCLILVATDASFLVQYFTRFTEEGFSSLISFIFIYDAFKKMIKLADYYPINSNFKVGYNTLFSCTCVPPDP
配列番号807 エクソン15 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
NISISNDTTLAPEYLPTMSSTDM
配列番号808 エクソン16 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
YHNTTFDWAFLSKKECSKYGGNLVGNNCNFVPDITLMSFILFLGTYTSSMALKKFKTSPYFPTT
配列番号809 エクソン17 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
ARKLISDFAIILSILIFCVIDALVGVDTPKLIVPSEFK
配列番号810 エクソン18 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
PTSPNRGWFVPPFGENPWWVCLAAAIPALLVTILIFMDQQITAVIVNRKEHKLK
配列番号811 エクソン19 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
KGAGYHLDLFWVAILMVICSLMALPWYVAATVISIAHIDSLKMETETSAPGEQPKFLGV
配列番号812 エクソン20 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
EQRVTGTLVFILTGLSVFMAPILK
配列番号813 エクソン21 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
FIPMPVLYGVFLYMGVASLNGVQ
配列番号814 エクソン22 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
FMDRLKLLLMPLKHQPDFIYLRHVPLRRVHLFTFLQVLCLALLWILKSTVAAIIFPVM
配列番号815 エクソン23 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
ILALVAVRKGMDYLFSQHDLSFLDDVIPEKDKKKKEDEKKKKKKKGSLDSDNDD
配列番号816 エクソン24 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
SDCPYSEKVPSIKIPMDIMEQQPFLSDSKPSD
配列番号817 エクソン25 SLC4A4の翻訳されたポリペプチド配列
ERSPTFLERHTSC
配列番号819 SLC4A4の完全タンパク質配列
MEDEAVLDRGASFLKHVCDEEEVEGHHTIYIGVHVPKSYRRRRRHKRKTGHKEKKEKERISENYSDKSDIENADESSSSILKPLISPAAERIRFILGEEDDSPAPPQLFTELDELLAVDGQEMEWKETARWIKFEEKVEQGGERWSKPHVATLSLHSLFELRTCMEKGSIMLDREASSLPQLVEMIVDHQIETGLLKPELKDKVTYTLLRKHRHQTKKSNLRSLADIGKTVSSASRMFTNPDNGSPAMTHRNLTSSSLNDISDKPEKDQLKNKFMKKLPRDAEASNVLVGEVDFLDTPFIAFVRLQQAVMLGALTEVPVPTRFLFILLGPKGKAKSYHEIGRAIATLMSDEVFHDIAYKAKDRHDLIAGIDEFLDEVIVLPPGEWDPAIRIEPPKSLPSSDKRKNMYSGGENVQMNGDTPHDGGHGGGGHGDCEELQRTGRFCGGLIKDIKRKAPFFASDFYDALNIQALSAILFIYLATVTNAITFGGLLGDATDNMQGVLESFLGTAVSGAIFCLFAGQPLTILSSTGPVLVFERLLFNFSKDNNFDYLEFRLWIGLWSAFLCLILVATDASFLVQYFTRFTEEGFSSLISFIFIYDAFKKMIKLADYYPINSNFKVGYNTLFSCTCVPPDPANISISNDTTLAPEYLPTMSSTDMYHNTTFDWAFLSKKECSKYGGNLVGNNCNFVPDITLMSFILFLGTYTSSMALKKFKTSPYFPTTARKLISDFAIILSILIFCVIDALVGVDTPKLIVPSEFKPTSPNRGWFVPPFGENPWWVCLAAAIPALLVTILIFMDQQITAVIVNRKEHKLKKGAGYHLDLFWVAILMVICSLMALPWYVAATVISIAHIDSLKMETETSAPGEQPKFLGVREQRVTGTLVFILTGLSVFMAPILKFIPMPVLYGVFLYMGVASLNGVQFMDRLKLLLMPLKHQPDFIYLRHVPLRRVHLFTFLQVLCLALLWILKSTVAAIIFPVMILALVAVRKGMDYLFSQHDLSFLDDVIPEKDKKKKEDEKKKKKKKGSLDSDNDDSDCPYSEKVPSIKIPMDIMEQQPFLSDSKPSDRERSPTFLERHTSC
配列番号820 連続順でのSLC4A4の全てのエクソン1~14からのポリヌクレオチド配列
配列番号821 連続順でのSLC4A4の全てのエクソン1~14からの翻訳されたポリペプチド配列
SDC4(2)配列情報
配列番号822 SDC4-NRG1融合体からのSDC4 5’のエクソン4からの配列
ATGTGTCCAACAAGGTGTCAATGTCCAGCACTGTGCAGGGCAGCAACATCTTTGAGAGAACGGAGGTCCTGGCAG
配列番号823 SDC4-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン2の配列
CCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACTAGTCCTTCGGTGTGAAA
配列番号824 SDC4-NRG1ポリヌクレオチド配列
ATGTGTCCAACAAGGTGTCAATGTCCAGCACTGTGCAGGGCAGCAACATCTTTGAGAGAACGGAGGTCCTGGCAGCCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACTAGTCCTTCGGTGTGAAA
配列番号825 SDC4-NRG1ポリペプチド配列
VSNKVSMSSTVQGSNIFERTEVLAALPPRLKEMKSQESAAGSKLVLRCE
配列番号940 連続順でのSDC4の全てのエクソン1~4からのポリヌクレオチド配列
配列番号941 連続順でのSDC4の全てのエクソン1~4からの翻訳されたポリペプチド配列
ZFAT配列情報
配列番号826 ZFAT-NRG1融合体からのZFAT 5’のエクソン12からの配列
ACAGGAAGCACCCTAATGAGGAGTATGCCAACGTGGGCACCGGGGAGCTGGCAGCGGAGGTGCTCATCCAGCAAG
配列番号827 ZFAT-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン6の配列
CTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATG
配列番号828 ZFAT-NRG1ポリヌクレオチド配列
ACAGGAAGCACCCTAATGAGGAGTATGCCAACGTGGGCACCGGGGAGCTGGCAGCGGAGGTGCTCATCCAGCAAGCTACATCTACATCCACCACTGGGACAAGCCATCTTGTAAAATGTGCGGAGAAGGAGAAAACTTTCTGTGTGAATG
配列番号829 ZFAT-NRG1ポリペプチド配列
RKHPNEEYANVGTGELAAEVLIQQATSTSTTGTSHLVKCAEKEKTFCVN
配列番号830 エクソン1 ZFAT
ATCCGCCATGTTGGATGCCGCAGATTCGCCATAACCTCGCCGGCTCTTTTCTTAAAAAAATAAAAATAAAAAGCGAAGCGTCAGCAGGGCGCCCCGCCCCCTCGGTCGGCACGGGAGGGGGCCCGGAAGAGCCCGAGGCTTTTTTTTCCTCCGCGGTGGGGCGTTGCCATGGAGACGCGGGCGGCAG
配列番号831 エクソン2 ZFAT
AAAACACGGCCATCTTTATGTGTAAATGTTGTAACCTCTTCTCACCAAATCAGTCGGAACTCCTCTCCCACGTTTCAGAGAAGCACATGGAAGAAGGGGTTAATGTTGATGAGATTATTATTCCCCTTAGGCCTCTGAGTACACCTGAACCCCCCAACTCAAGCAAAACCGGAGATG
配列番号832 エクソン3 ZFAT
AGTTTTTGGTCATGAAGAGGAAGAGAGGCAGGCCTAAGGGGTCCACGAAGAAGTCCAGCACAGAAGAGGAGCTGGCAGAAAACATCGTGAGTCCGACTGAGGACAGCCCGCTGGCTCCGGAGGAAGGGAACAGCCTGCCTCCAAGCAGCTTGGAGTGTAGCAAGTGCTGTCGGAAGTTCTCCAACACGCGCCAGCTGCGGAAGCACATCTGCATTATCGTGCTGAATTTGGGTGAGGAGGAAGGAGAAGCAG
配列番号833 エクソン4 ZFAT
GTAACGAGTCTGACCTTGAACTAGAAAAGAAGTGTAAGGAAGATGATCGGGAAAAAGCCTCGAAAAGACCACGGTCACAGAAAACAGAGAAAGTCCAGAAGATCTCAGGAAAGGAGGCCAGACAGCTTTCTGGGGCGAAGAAACCCATCATAAGTGTGGTTTTAACTGCACACGAAGCAATTCCAG
配列番号834 エクソン5 ZFAT
GTGCTACCAAGATTGTGCCAGTGGAGGCTGGGCCCCCTGAAACAGGAGCTACAAATTCTGAGACCACTTCAGCAGACCTGGTGCCTCGGAGAGGCTACCAGGAATACGCCATTCAGCAGACACCTTATGAGCAACCAATGAAGTCAAGCAG
配列番号835 エクソン6 ZFAT
GCTAGGTCCCACTCAGCTCAAAATCTTCACTTGTGAATACTGCAACAAGGTCTTCAAGTTCAAGCACTCGCTGCAGGCCCACCTGAGGATCCACACCAATGAAAAGCCATACAAGTGCCCCCAGTGCAGCTATGCCAGTGCCATCAAGGCCAACCTCAATGTGCACCTGCGCAAGCACACTGGAGAGAAGTTCGCCTGCGACTATTGCTCGTTCACCTGCCTGAGCAAGGGCCACCTCAAGGTGCACATCGAGCGAGTGCACAAGAAGATCAAGCAGCACTGCCGCTTCTGCAAGAAGAAGTACTCTGACGTCAAGAACCTCATCAAGCACATCCGAGACGCGCATGACCCACAGGACAAGAAGGTCAAAGAGGCCTTGGACGAGCTCTGCCTGATGACGAGGGAGGGCAAGCGGCAGCTGCTCTATGACTGCCACATCTGTGAGCGCAAGTTCAAGAACGAGCTGGACCGTGACCGCCATATGCTGGTCCACGGAGACAAGTGGCCTTTTGCCTGTGAGCTCTGTGGCCATGGGGCCACCAAGTACCAGGCGCTGGAACTGCATGTCAGGAAGCACCCCTTCGTGTACGTCTGTGCCGTCTGCCGCAAGAAGTTCGTCAGCTCCATCAGGCTGCGCACCCACATCAAAGAGGTGCACGGGGCTGCCCAGGAGGCCTTGGTCTTCACCAGTTCCATCAACCAGAGCTTCTGCCTCCTGGAACCTGGTGGGGACATCCAGCAAGAAGCTCTGGGGGACCAGCTACAGCTGGTGGAAGAGGAGTTTGCCCTCCAGGGCGTGAATGCACTCAAGGAAGAGGCCTGTCCTGGGGACACTCAGCTGGAGGAGGGCCGGAAGGAGCCGGAGGCCCCTGGGGAAATGCCTGCCCCAGCTGTGCACCTGGCCTCCCCGCAGGCCGAAAGCACAGCCCTGCCACCCTGTGAGCTGGAAACCACCGTGGTCTCCTCCTCAGACCTGCATTCTCAAGAGGTGGTTTCAGATGATTTTTTGTTGAAAAATGATACCTCCTCCGCAGAGGCTCATGCTGCTCCTGAGAAGCCCCCAGACATGCAGCACAGAAGCTCAGTCCAGACGCAAGGTGAAGTGATCACACTACTGCTGTCCAAGGCCCAGAGTGCTGGGTCAGATCAGGAAAGCCATGGCGCCCAGAGCCCCCTAGGGGAAGGGCAGAACATGGCTGTGCTTTCAGCTGGTGACCCAGATCCCAGCAGGTGTCTCAGGTCAAACCCAGCTGAGGCCTCAGACCTCCTCCCTCCAGTAGCTGGTGGTGGGGACACCATCACACATCAGCCTGACTCTTGCAAAGCTGCCCCTGAGCACCGGTCAGGCATCACCGCTTTCATGAAGGTCCTGAACAGTTTACAGAAGAAGCAAATGAACACCAGCTTGTGTGAGCGGATCCGGAAGGTTTATGGAGACCTGGAGTGTGAATACTGTG
配列番号836 エクソン7 ZFAT
GCAAACTTTTTTGGTACCAAGTGCATTTTGATATGCATGTCCGCACCCACACCCGGGAACATCTGTATTATTGCTCTCAGTGTCATTATTCTTCCATCACCAAAAACTGCCTTAAACGCCACGTAATTCAGAAACACAGTAACATCTTGCTGAAGTGTCCCACCGATGGCTGTGACTACTCAACTCCAGATAAATATAAGCTACAGGCACATCTTAAAGTTCACACAGCACTG
配列番号837 エクソン8 ZFAT
GACAAAAGGAGTTATTCTTGTCCTGTTTGTGAAAAGTCTTTTTCAGAGGATCGATTGATAAAGTCACATATCAAGACCAACCATCCTG
配列番号838 エクソン9 ZFAT
AGGTCTCCATGAGCACCATTTCTGAGGTTCTCGGGAGGAGGGTTCAGCTGAAAGGGCTAATTGGAAAGAGAGCCATGAAATGCCCATATTGTGACTTTTATTTCATGAAGAATGGCTCAGACCTTCAGCGTCATATTTGGGCTCATGAAG
配列番号839 エクソン10 ZFAT
GTGTGAAGCCCTTCAAGTGTTCTTTGTGTGAGTATGCAACTCGTAGCAAGAGTAACCTCAAGGCTCATATGAATCGTCACAGCACTGAGAAAACCCACCTATGTGACATGTGTGGCAAGAAATTCAAATCAAAAGGGACACTGAAAAGTCACAAACTCCTTCACACTGCAGATG
配列番号840 エクソン11 ZFAT
GGAAGCAGTTTAAGTGCACGGTGTGTGACTACACAGCGGCCCAGAAGCCACAGCTGCTGCGGCACATGGAACAGCATGTCTCCTTCAAG
配列番号841 エクソン12 ZFAT
CCTTTCCGCTGTGCCCATTGCCATTACTCCTGCAACATATCTGGCTCTCTGAAGCGGCACTACAACAGGAAGCACCCTAATGAGGAGTATGCCAACGTGGGCACCGGGGAGCTGGCAGCGGAGGTGCTCATCCAGCAAG
配列番号842 エクソン13 ZFAT
GTGGTTTGAAGTGTCCTGTTTGCAGCTTTGTATATGGCACCAAATGGGAGTTCAATAGGCACTTGAAGAACAAACATGGCTTGAAGGTGGTGGAAATTGATGGAGACCCCAAGTGGGAG
配列番号843 エクソン14 ZFAT
ACAGCAACAGAAGCTCCTGAGGAGCCCTCCACCCAGTATCTCCACATCACAGAGGCCGAAGAAGACGTTCAAGGGACACAGGCAGCGGTGGCCGCGCTCCAGGACCTGAGATACACCTCTGAGAGTG
配列番号844 エクソン15 ZFAT
GCGACCGACTGGACCCCACGGCCGTGAACATCCTGCAGCAGATCATTGAGCTGGGCGCCGAGACCCATGACGCCACTGCCCTTGCCTCGGTGGTTGCCATGGCACCAGGGACGGTGACTGTGGTTAAGCAG
配列番号845 エクソン16 ZFAT
GTCACCGAGGAGGAGCCCAGCTCCAACCACACGGTCATGATCCAGGAGACGGTCCAGCAAGCGTCCGTGGAGCTTGCCGAGCAGCACCACCTGGTGGTGTCCTCCGACGACGTGGAGGGCATTGAGACGGTGACTGTCTACACGCAGGGCGGGGAGGCCTCGGAGTTCATCGTCTACGTGCAGGAGGCCATGCAGCCTGTGGAGGAGCAGGCTGTGGAGCAGCCGGCCCAGGAACTCTAGAGGACATGTGGCATCGGATGGCCACAGGGCGGGGCTGCCAGGCTCTGCAGGCACCCAGGGTGGGGAGGCCACCCTTCCTGCCCTACCCGCAGAATGGTGCTCTCCTTTGCCCTCCCTGCCCAGCAGCCTGATAGGACTCTCCTAGTCCAACTTGGGGTGGGCAAGGCAGTCAGCATCACCAGCAATACCACAGGACCCTCACCCCAGCATAGACACACACCCCCTGACCCTTACCATCTGCTTCCTGAAAGACTTCAGTGTCAGCTCCCCTACACACACCCCACACCTTCACCCCTTGCTTCAAGATTCAAACAGAGACTCCCAGTCCCCCTCAGCATCTTCCCTGAATCACAGCCCCAGCTCCTTGACCCCCATCTAGGTGCCAAATGTTCATCTGCAACCGCTATGCAGTCTGGTGAGAGGGAGACAGCCATCACATAGAAAGTGACCGTACGGGTTTTTAATCACTGCTGGGTGGGGTGGGGGTAGGGGGATTGTCCTGGCTTTGTCGACAAAGTCCCACTTCCCCGAGTATTAAGGGCCCTTGGTATCAAGTGAGGTAAATTCACCCATCACAGGGTCTCGCCCTACCATCCTGGAATTATTTCACTTTTAAGATAAATGCACTATTTCACTGTTCGCCTCCCATTCTAAGGAGGTGAGGTGGTTGGAATAAAAACAGTTCCTGTCTGAA
配列番号846 ZFATの完全mRNAポリヌクレオチド配列
ATCCGCCATGTTGGATGCCGCAGATTCGCCATAACCTCGCCGGCTCTTTTCTTAAAAAAATAAAAATAAAAAGCGAAGCGTCAGCAGGGCGCCCCGCCCCCTCGGTCGGCACGGGAGGGGGCCCGGAAGAGCCCGAGGCTTTTTTTTCCTCCGCGGTGGGGCGTTGCCATGGAGACGCGGGCGGCAGAAAACACGGCCATCTTTATGTGTAAATGTTGTAACCTCTTCTCACCAAATCAGTCGGAACTCCTCTCCCACGTTTCAGAGAAGCACATGGAAGAAGGGGTTAATGTTGATGAGATTATTATTCCCCTTAGGCCTCTGAGTACACCTGAACCCCCCAACTCAAGCAAAACCGGAGATGAGTTTTTGGTCATGAAGAGGAAGAGAGGCAGGCCTAAGGGGTCCACGAAGAAGTCCAGCACAGAAGAGGAGCTGGCAGAAAACATCGTGAGTCCGACTGAGGACAGCCCGCTGGCTCCGGAGGAAGGGAACAGCCTGCCTCCAAGCAGCTTGGAGTGTAGCAAGTGCTGTCGGAAGTTCTCCAACACGCGCCAGCTGCGGAAGCACATCTGCATTATCGTGCTGAATTTGGGTGAGGAGGAAGGAGAAGCAGGTAACGAGTCTGACCTTGAACTAGAAAAGAAGTGTAAGGAAGATGATCGGGAAAAAGCCTCGAAAAGACCACGGTCACAGAAAACAGAGAAAGTCCAGAAGATCTCAGGAAAGGAGGCCAGACAGCTTTCTGGGGCGAAGAAACCCATCATAAGTGTGGTTTTAACTGCACACGAAGCAATTCCAGGTGCTACCAAGATTGTGCCAGTGGAGGCTGGGCCCCCTGAAACAGGAGCTACAAATTCTGAGACCACTTCAGCAGACCTGGTGCCTCGGAGAGGCTACCAGGAATACGCCATTCAGCAGACACCTTATGAGCAACCAATGAAGTCAAGCAGGCTAGGTCCCACTCAGCTCAAAATCTTCACTTGTGAATACTGCAACAAGGTCTTCAAGTTCAAGCACTCGCTGCAGGCCCACCTGAGGATCCACACCAATGAAAAGCCATACAAGTGCCCCCAGTGCAGCTATGCCAGTGCCATCAAGGCCAACCTCAATGTGCACCTGCGCAAGCACACTGGAGAGAAGTTCGCCTGCGACTATTGCTCGTTCACCTGCCTGAGCAAGGGCCACCTCAAGGTGCACATCGAGCGAGTGCACAAGAAGATCAAGCAGCACTGCCGCTTCTGCAAGAAGAAGTACTCTGACGTCAAGAACCTCATCAAGCACATCCGAGACGCGCATGACCCACAGGACAAGAAGGTCAAAGAGGCCTTGGACGAGCTCTGCCTGATGACGAGGGAGGGCAAGCGGCAGCTGCTCTATGACTGCCACATCTGTGAGCGCAAGTTCAAGAACGAGCTGGACCGTGACCGCCATATGCTGGTCCACGGAGACAAGTGGCCTTTTGCCTGTGAGCTCTGTGGCCATGGGGCCACCAAGTACCAGGCGCTGGAACTGCATGTCAGGAAGCACCCCTTCGTGTACGTCTGTGCCGTCTGCCGCAAGAAGTTCGTCAGCTCCATCAGGCTGCGCACCCACATCAAAGAGGTGCACGGGGCTGCCCAGGAGGCCTTGGTCTTCACCAGTTCCATCAACCAGAGCTTCTGCCTCCTGGAACCTGGTGGGGACATCCAGCAAGAAGCTCTGGGGGACCAGCTACAGCTGGTGGAAGAGGAGTTTGCCCTCCAGGGCGTGAATGCACTCAAGGAAGAGGCCTGTCCTGGGGACACTCAGCTGGAGGAGGGCCGGAAGGAGCCGGAGGCCCCTGGGGAAATGCCTGCCCCAGCTGTGCACCTGGCCTCCCCGCAGGCCGAAAGCACAGCCCTGCCACCCTGTGAGCTGGAAACCACCGTGGTCTCCTCCTCAGACCTGCATTCTCAAGAGGTGGTTTCAGATGATTTTTTGTTGAAAAATGATACCTCCTCCGCAGAGGCTCATGCTGCTCCTGAGAAGCCCCCAGACATGCAGCACAGAAGCTCAGTCCAGACGCAAGGTGAAGTGATCACACTACTGCTGTCCAAGGCCCAGAGTGCTGGGTCAGATCAGGAAAGCCATGGCGCCCAGAGCCCCCTAGGGGAAGGGCAGAACATGGCTGTGCTTTCAGCTGGTGACCCAGATCCCAGCAGGTGTCTCAGGTCAAACCCAGCTGAGGCCTCAGACCTCCTCCCTCCAGTAGCTGGTGGTGGGGACACCATCACACATCAGCCTGACTCTTGCAAAGCTGCCCCTGAGCACCGGTCAGGCATCACCGCTTTCATGAAGGTCCTGAACAGTTTACAGAAGAAGCAAATGAACACCAGCTTGTGTGAGCGGATCCGGAAGGTTTATGGAGACCTGGAGTGTGAATACTGTGGCAAACTTTTTTGGTACCAAGTGCATTTTGATATGCATGTCCGCACCCACACCCGGGAACATCTGTATTATTGCTCTCAGTGTCATTATTCTTCCATCACCAAAAACTGCCTTAAACGCCACGTAATTCAGAAACACAGTAACATCTTGCTGAAGTGTCCCACCGATGGCTGTGACTACTCAACTCCAGATAAATATAAGCTACAGGCACATCTTAAAGTTCACACAGCACTGGACAAAAGGAGTTATTCTTGTCCTGTTTGTGAAAAGTCTTTTTCAGAGGATCGATTGATAAAGTCACATATCAAGACCAACCATCCTGAGGTCTCCATGAGCACCATTTCTGAGGTTCTCGGGAGGAGGGTTCAGCTGAAAGGGCTAATTGGAAAGAGAGCCATGAAATGCCCATATTGTGACTTTTATTTCATGAAGAATGGCTCAGACCTTCAGCGTCATATTTGGGCTCATGAAGGTGTGAAGCCCTTCAAGTGTTCTTTGTGTGAGTATGCAACTCGTAGCAAGAGTAACCTCAAGGCTCATATGAATCGTCACAGCACTGAGAAAACCCACCTATGTGACATGTGTGGCAAGAAATTCAAATCAAAAGGGACACTGAAAAGTCACAAACTCCTTCACACTGCAGATGGGAAGCAGTTTAAGTGCACGGTGTGTGACTACACAGCGGCCCAGAAGCCACAGCTGCTGCGGCACATGGAACAGCATGTCTCCTTCAAGCCTTTCCGCTGTGCCCATTGCCATTACTCCTGCAACATATCTGGCTCTCTGAAGCGGCACTACAACAGGAAGCACCCTAATGAGGAGTATGCCAACGTGGGCACCGGGGAGCTGGCAGCGGAGGTGCTCATCCAGCAAGGTGGTTTGAAGTGTCCTGTTTGCAGCTTTGTATATGGCACCAAATGGGAGTTCAATAGGCACTTGAAGAACAAACATGGCTTGAAGGTGGTGGAAATTGATGGAGACCCCAAGTGGGAGACAGCAACAGAAGCTCCTGAGGAGCCCTCCACCCAGTATCTCCACATCACAGAGGCCGAAGAAGACGTTCAAGGGACACAGGCAGCGGTGGCCGCGCTCCAGGACCTGAGATACACCTCTGAGAGTGGCGACCGACTGGACCCCACGGCCGTGAACATCCTGCAGCAGATCATTGAGCTGGGCGCCGAGACCCATGACGCCACTGCCCTTGCCTCGGTGGTTGCCATGGCACCAGGGACGGTGACTGTGGTTAAGCAGGTCACCGAGGAGGAGCCCAGCTCCAACCACACGGTCATGATCCAGGAGACGGTCCAGCAAGCGTCCGTGGAGCTTGCCGAGCAGCACCACCTGGTGGTGTCCTCCGACGACGTGGAGGGCATTGAGACGGTGACTGTCTACACGCAGGGCGGGGAGGCCTCGGAGTTCATCGTCTACGTGCAGGAGGCCATGCAGCCTGTGGAGGAGCAGGCTGTGGAGCAGCCGGCCCAGGAACTCTAGAGGACATGTGGCATCGGATGGCCACAGGGCGGGGCTGCCAGGCTCTGCAGGCACCCAGGGTGGGGAGGCCACCCTTCCTGCCCTACCCGCAGAATGGTGCTCTCCTTTGCCCTCCCTGCCCAGCAGCCTGATAGGACTCTCCTAGTCCAACTTGGGGTGGGCAAGGCAGTCAGCATCACCAGCAATACCACAGGACCCTCACCCCAGCATAGACACACACCCCCTGACCCTTACCATCTGCTTCCTGAAAGACTTCAGTGTCAGCTCCCCTACACACACCCCACACCTTCACCCCTTGCTTCAAGATTCAAACAGAGACTCCCAGTCCCCCTCAGCATCTTCCCTGAATCACAGCCCCAGCTCCTTGACCCCCATCTAGGTGCCAAATGTTCATCTGCAACCGCTATGCAGTCTGGTGAGAGGGAGACAGCCATCACATAGAAAGTGACCGTACGGGTTTTTAATCACTGCTGGGTGGGGTGGGGGTAGGGGGATTGTCCTGGCTTTGTCGACAAAGTCCCACTTCCCCGAGTATTAAGGGCCCTTGGTATCAAGTGAGGTAAATTCACCCATCACAGGGTCTCGCCCTACCATCCTGGAATTATTTCACTTTTAAGATAAATGCACTATTTCACTGTTCGCCTCCCATTCTAAGGAGGTGAGGTGGTTGGAATAAAAACAGTTCCTGTCTGAA
配列番号847 エクソン1 ZFATの翻訳されたポリペプチド配列
METRA
配列番号848 エクソン2 ZFATの翻訳されたポリペプチド配列
NTAIFMCKCCNLFSPNQSELLSHVSEKHMEEGVNVDEIIIPLRPLSTPEPPNSSKTGD
配列番号849 エクソン3 ZFATの翻訳されたポリペプチド配列
FLVMKRKRGRPKGSTKKSSTEEELAENIVSPTEDSPLAPEEGNSLPPSSLECSKCCRKFSNTRQLRKHICIIVLNLGEEEGEA
配列番号850 エクソン4 ZFATの翻訳されたポリペプチド配列
NESDLELEKKCKEDDREKASKRPRSQKTEKVQKISGKEARQLSGAKKPIISVVLTAHEAIP
配列番号851 エクソン5 ZFATの翻訳されたポリペプチド配列
ATKIVPVEAGPPETGATNSETTSADLVPRRGYQEYAIQQTPYEQPMKSS
配列番号852 エクソン6 ZFATの翻訳されたポリペプチド配列
LGPTQLKIFTCEYCNKVFKFKHSLQAHLRIHTNEKPYKCPQCSYASAIKANLNVHLRKHTGEKFACDYCSFTCLSKGHLKVHIERVHKKIKQHCRFCKKKYSDVKNLIKHIRDAHDPQDKKVKEALDELCLMTREGKRQLLYDCHICERKFKNELDRDRHMLVHGDKWPFACELCGHGATKYQALELHVRKHPFVYVCAVCRKKFVSSIRLRTHIKEVHGAAQEALVFTSSINQSFCLLEPGGDIQQEALGDQLQLVEEEFALQGVNALKEEACPGDTQLEEGRKEPEAPGEMPAPAVHLASPQAESTALPPCELETTVVSSSDLHSQEVVSDDFLLKNDTSSAEAHAAPEKPPDMQHRSSVQTQGEVITLLLSKAQSAGSDQESHGAQSPLGEGQNMAVLSAGDPDPSRCLRSNPAEASDLLPPVAGGGDTITHQPDSCKAAPEHRSGITAFMKVLNSLQKKQMNTSLCERIRKVYGDLECEYC
配列番号853 エクソン7 ZFATの翻訳されたポリペプチド配列
KLFWYQVHFDMHVRTHTREHLYYCSQCHYSSITKNCLKRHVIQKHSNILLKCPTDGCDYSTPDKYKLQAHLKVHTAL
配列番号854 エクソン8 ZFATの翻訳されたポリペプチド配列
DKRSYSCPVCEKSFSEDRLIKSHIKTNHP
配列番号855 エクソン9 ZFATの翻訳されたポリペプチド配列
VSMSTISEVLGRRVQLKGLIGKRAMKCPYCDFYFMKNGSDLQRHIWAHE
配列番号856 エクソン10 ZFATの翻訳されたポリペプチド配列
VKPFKCSLCEYATRSKSNLKAHMNRHSTEKTHLCDMCGKKFKSKGTLKSHKLLHTAD
配列番号857 エクソン11 ZFATの翻訳されたポリペプチド配列
KQFKCTVCDYTAAQKPQLLRHMEQHVSFK
配列番号858 エクソン12 ZFATの翻訳されたポリペプチド配列
PFRCAHCHYSCNISGSLKRHYNRKHPNEEYANVGTGELAAEVLIQQ
配列番号859 エクソン13 ZFATの翻訳されたポリペプチド配列
GLKCPVCSFVYGTKWEFNRHLKNKHGLKVVEIDGDPKWE
配列番号860 エクソン14 ZFATの翻訳されたポリペプチド配列
TATEAPEEPSTQYLHITEAEEDVQGTQAAVAALQDLRYTSES
配列番号861 エクソン15 ZFATの翻訳されたポリペプチド配列
DRLDPTAVNILQQIIELGAETHDATALASVVAMAPGTVTVVKQ
配列番号862 エクソン16 ZFATの翻訳されたポリペプチド配列
VTEEEPSSNHTVMIQETVQQASVELAEQHHLVVSSDDVEGIETVTVYTQGGEASEFIVYVQEAMQPVEEQAVEQPAQEL
配列番号863 ZFATの完全タンパク質配列
METRAAENTAIFMCKCCNLFSPNQSELLSHVSEKHMEEGVNVDEIIIPLRPLSTPEPPNSSKTGDEFLVMKRKRGRPKGSTKKSSTEEELAENIVSPTEDSPLAPEEGNSLPPSSLECSKCCRKFSNTRQLRKHICIIVLNLGEEEGEAGNESDLELEKKCKEDDREKASKRPRSQKTEKVQKISGKEARQLSGAKKPIISVVLTAHEAIPGATKIVPVEAGPPETGATNSETTSADLVPRRGYQEYAIQQTPYEQPMKSSRLGPTQLKIFTCEYCNKVFKFKHSLQAHLRIHTNEKPYKCPQCSYASAIKANLNVHLRKHTGEKFACDYCSFTCLSKGHLKVHIERVHKKIKQHCRFCKKKYSDVKNLIKHIRDAHDPQDKKVKEALDELCLMTREGKRQLLYDCHICERKFKNELDRDRHMLVHGDKWPFACELCGHGATKYQALELHVRKHPFVYVCAVCRKKFVSSIRLRTHIKEVHGAAQEALVFTSSINQSFCLLEPGGDIQQEALGDQLQLVEEEFALQGVNALKEEACPGDTQLEEGRKEPEAPGEMPAPAVHLASPQAESTALPPCELETTVVSSSDLHSQEVVSDDFLLKNDTSSAEAHAAPEKPPDMQHRSSVQTQGEVITLLLSKAQSAGSDQESHGAQSPLGEGQNMAVLSAGDPDPSRCLRSNPAEASDLLPPVAGGGDTITHQPDSCKAAPEHRSGITAFMKVLNSLQKKQMNTSLCERIRKVYGDLECEYCGKLFWYQVHFDMHVRTHTREHLYYCSQCHYSSITKNCLKRHVIQKHSNILLKCPTDGCDYSTPDKYKLQAHLKVHTALDKRSYSCPVCEKSFSEDRLIKSHIKTNHPEVSMSTISEVLGRRVQLKGLIGKRAMKCPYCDFYFMKNGSDLQRHIWAHEGVKPFKCSLCEYATRSKSNLKAHMNRHSTEKTHLCDMCGKKFKSKGTLKSHKLLHTADGKQFKCTVCDYTAAQKPQLLRHMEQHVSFKPFRCAHCHYSCNISGSLKRHYNRKHPNEEYANVGTGELAAEVLIQQGGLKCPVCSFVYGTKWEFNRHLKNKHGLKVVEIDGDPKWETATEAPEEPSTQYLHITEAEEDVQGTQAAVAALQDLRYTSESGDRLDPTAVNILQQIIELGAETHDATALASVVAMAPGTVTVVKQVTEEEPSSNHTVMIQETVQQASVELAEQHHLVVSSDDVEGIETVTVYTQGGEASEFIVYVQEAMQPVEEQAVEQPAQEL
配列番号864 連続順でのZFATの全てのエクソン1~12からのポリヌクレオチド配列
配列番号865 連続順でのZFATの全てのエクソン1~12からの翻訳されたポリペプチド配列
DSCAML1配列情報
配列番号866 DSCAML1-NRG1融合体からのDSCAML1 5’のエクソン3からの配列
GCCTCATCCCCTCTTCAGTGCAGGAATATGTTAGCGTTGTATCTTGGGAGAAAGACACAGTCTCCATCATCCCAG
配列番号867 DSCAML1-NRG1融合体からのNRG1 3’のエクソン2の配列
CCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACTAGTCCTTCGGTGTGAAA
配列番号868 DSCAML1-NRG1ポリヌクレオチド配列
GCCTCATCCCCTCTTCAGTGCAGGAATATGTTAGCGTTGTATCTTGGGAGAAAGACACAGTCTCCATCATCCCAGCCTTGCCTCCCCGATTGAAAGAGATGAAAAGCCAGGAATCGGCTGCAGGTTCCAAACTAGTCCTTCGGTGTGAAA
配列番号869 DSCAML1-NRG1ポリペプチド配列
LIPSSVQEYVSVVSWEKDTVSIIPALPPRLKEMKSQESAAGSKLVLRCE
配列番号870 エクソン1 DSCAML1
AGCCGAGCGCTGGGCTGAGGAGCAGAGAGAGCGGGGCGCCGAGTGCGGGCGGCTGGGAGCGCGCTGAGCGGGGGAGAGGCGCTGCCGCACGGCCGGCCACAGGACCACCTCCCCGGAGAATAGGGCCTCTTTATGGCATGTGGCTGGTAACTTTCCTCCTGCTCCTGGACTCTTTACACAAAG
配列番号871 エクソン2 DSCAML1
CCCGCCCTGAAGATGTTGGCACCAGCCTCTACTTTGTAAATGACTCCTTGCAGCAGGTGACCTTTTCCAGCTCCGTGGGGGTGGTGGTGCCCTGCCCGGCCGCGGGCTCCCCCAGCGCGGCCCTTCGATGGTACCTGGCCACAGGGGACGACATCTACGACGTGCCGCACATCCGGCACGTCCACGCCAACGGGACGCTGCAGCTCTACCCCTTCTCCCCCTCCGCCTTCAATAGCTTTATCCACGACAATGACTACTTCTGCACCGCGGAGAACGCTGCCGGCAAGATCCGGAGCCCCAACATCCGCGTCAAAGCAG
配列番号872 エクソン3 DSCAML1
TTTTCAGGGAACCCTACACCGTCCGGGTGGAGGATCAAAGGTCAATGCGTGGCAACGTGGCCGTCTTCAAGTGCCTCATCCCCTCTTCAGTGCAGGAATATGTTAGCGTTGTATCTTGGGAGAAAGACACAGTCTCCATCATCCCAG
配列番号873 エクソン4 DSCAML1
AACACAGGTTTTTTATTACCTACCACGGCGGGCTGTACATCTCTGACGTACAGAAGGAGGACGCCCTCTCCACCTATCGCTGCATCACCAAGCACAAGTATAGCGGGGAGACCCGGCAGAGCAATGGGGCACGCCTCTCTGTGACAG
配列番号874 エクソン5 DSCAML1
ACCCTGCTGAGTCGATCCCCACCATCCTGGATGGCTTCCACTCCCAGGAAGTGTGGGCCGGCCACACCGTGGAGCTGCCCTGCACCGCCTCGGGCTACCCTATCCCCGCCATCCGCTGGCTCAAGGATGGCCGGCCCCTCCCGGCTGACAGCCGCTGGACCAAGCGCATCACAGGGCTGACCATCAGCGACTTGCGGACCGAGGACAGCGGCACCTACATTTGTGAGGTCACCAACACCTTCGGTTCGGCAGAGGCCACAGGCATCCTCATGGTCATTG
配列番号875 エクソン6 DSCAML1
ATCCCCTTCATGTGACCCTGACACCAAAGAAGCTGAAGACCGGCATTGGCAGCACGGTCATCCTCTCCTGTGCCCTGACGGGCTCCCCAGAGTTCACCATCCGCTGGTATCGCAACACGGAGCTGGTGCTGCCTGACGAGGCCATCTCCATCCGCGGGCTCAGCAACGAGACGCTGCTCATCACCTCGGCCCAGAAGAGCCATTCCGGGGCCTACCAGTGCTTCGCTACCCGCAAGGCCCAGACCGCCCAGGACTTTGCCATCATTGCACTTGAGG
配列番号876 エクソン7 DSCAML1
ATGGCACGCCCCGCATCGTCTCGTCCTTCAGCGAGAAGGTGGTCAACCCCGGGGAGCAGTTCTCACTGATGTGTGCGGCCAAGGGCGCCCCGCCCCCCACGGTCACCTGGGCCCTCGACGATGAGCCCATCGTGCGGGATGGCAGCCACCGCACCAACCAGTACACCATGTCGGACGGCACCACCATCAGCCACATGAACGTCACAGGCCCCCAGATCCGCGACGGGGGCGTGTACCGGTGCACAGCGCGGAACTTGGTGGGCAGTGCTGAATATCAGGCGCGAATAAACGTAAGAG
配列番号877 エクソン8 DSCAML1
GCCCACCCAGCATCCGGGCTATGCGGAACATCACAGCAGTCGCCGGGCGGGACACCCTTATCAACTGCAGGGTCATCGGCTATCCCTACTACTCCATCAAGTGGTACAAGGATGCCCTGCTGCTGCCAGACAACCACCGCCAGGTGGTGTTTGAGAATGGGACCCTCAAGCTGACTGACGTGCAGAAGGGCATGGATGAGGGGGAGTACCTGTGCAGTGTCCTCATCCAGCCCCAGCTCTCCATCAGCCAGAGCGTTCACGTAGCCGTCAAAG
配列番号878 エクソン9 DSCAML1
TGCCCCCTCTGATCCAGCCCTTCGAATTCCCACCCGCCTCCATCGGCCAGCTGCTCTACATTCCCTGTGTGGTGTCCTCGGGGGACATGCCCATCCGTATCACCTGGAGGAAGGACGGACAGGTGATCATCTCAGGCTCGGGCGTGACCATCGAGAGCAAGGAATTCATGAGCTCCCTGCAGATCTCTAGCGTCTCCCTCAAGCACAACGGCAACTATACATGCATCGCCAGCAACGCAGCCGCCACCGTGAGCCGGGAGCGCCAGCTCATCGTGCGTG
配列番号879 エクソン10 DSCAML1
TGCCCCCTCGATTTGTGGTGCAACCCAACAACCAGGATGGCATCTACGGCAAAGCTGGTGTGCTCAACTGCTCGGTGGACGGCTACCCCCCACCCAAGGTCATGTGGAAGCATGCCAAGG
配列番号880 エクソン11 DSCAML1
GGAGCGGGAACCCCCAGCAGTACCACCCTGTGCCCCTCACTGGCCGCATCCAGATCCTGCCCAACAGCTCGCTGCTGATCCGCCACGTCCTAGAAGAGGACATCGGCTACTACCTCTGCCAGGCCAGCAACGGCGTAGGCACCGACATCAGCAAGTCCATGTTCCTCACAGTCAAGA
配列番号881 エクソン12 DSCAML1
TCCCGGCCATGATCACTTCCCACCCCAACACCACCATCGCCATCAAGGGCCATGCGAAGGAGCTAAACTGCACGGCACGGGGTGAGCGGCCCATCATCATCCGCTGGGAGAAGGGGGACACAGTCATCGACCCTGACCGCGTCATGCGGTATGCCATCGCCACCAAGGACAACGGCGACGAGGTCGTCTCCACACTGAAG
配列番号882 エクソン13 DSCAML1
CTCAAGCCCGCTGACCGTGGGGACTCTGTGTTCTTCAGCTGCCATGCCATCAACTCGTATGGGGAGGACCGGGGCTTGATCCAACTCACTGTGCAAG
配列番号883 エクソン14 DSCAML1
AGCCCCCCGACCCCCCAGAGCTGGAGATCCGGGAGGTGAAGGCCCGGAGCATGAACCTGCGCTGGACCCAGCGATTCGACGGGAACAGCATCATCACGGGCTTCGACATTGAATACAAGAACAAATCAG
配列番号884 エクソン15 DSCAML1
ATTCCTGGGACTTCAAGCAGTCCACACGCAACATCTCCCCCACCATCAACCAGGCCAACATTGTGGACTTGCACCCGGCATCTGTGTACAGCATCCGCATGTACTCTTTCAACAAGATTGGCCGCAGTGAACCAAGCAAGGAGCTCACCATCAGCACTGAGGAGGCCG
配列番号885 エクソン16 DSCAML1
CTCCCGATGGGCCCCCCATGGATGTTACCTTGCAGCCAGTGACCTCACAGAGCATCCAGGTGACCTGGAAG
配列番号886 エクソン17 DSCAML1
GCACCCAAGAAGGAGCTGCAGAACGGTGTCATCCGGGGCTACCAGATTGGCTACAGAGAGAACAGCCCCGGCAGCAACGGGCAGTACAGCATCGTGGAGATGAAGGCCACGGGGGACAGCGAGGTCTACACCCTGGACAACCTCAAGAAGTTCGCCCAGTATGGGGTGGTGGTCCAAGCCTTCAATCGGGCTGGCACGGGGCCCTCTTCCAGCGAGATCAATGCCACCACTCTGGAGGATG
配列番号887 エクソン18 DSCAML1
TGCCCAGCCAGCCCCCTGAGAACGTCCGGGCCCTGTCCATCACTTCTGACGTGGCCGTCATCTCCTGGTCAGAGCCCCCGCGCAGCACCCTCAATGGCGTCCTCAAAGGCTATCGGGTCATCTTCTGGTCCCTCTATGTTGATGGGG
配列番号888 エクソン19 DSCAML1
AGTGGGGCGAGATGCAGAACATCACCACCACGCGGGAGCGGGTGGAGCTGCGGGGCATGGAGAAGTTCACCAACTACAGCGTCCAGGTGCTGGCCTACACCCAGGCTGGGGACGGCGTACGCAGCAGTGTGCTCTACATCCAGACCAAGGAGGACG
配列番号889 エクソン20 DSCAML1
TTCCAGGTCCCCCTGCTGGCATCAAAGCTGTCCCTTCATCAGCTAGCAGTGTGGTTGTGTCTTGGCTCCCCCCTACCAAGCCCAACGGGGTGATCCGCAAGTACACCATCTTCTGTTCCAGCCCCGGGTCTGGCCAGCCG
配列番号890 エクソン21 DSCAML1
GCTCCCAGCGAGTACGAGACGAGTCCAGAGCAGCTCTTCTACCGGATCGCCCACCTAAACCGCGGTCAGCAGTATCTGCTGTGGGTGGCCGCCGTCACCTCTGCCGGCCGGGGCAACAGCAGCGAGAAGGTGACCATCGAGCCTGCTGGCAAGG
配列番号891 エクソン22 DSCAML1
CCCCAGCAAAGATCATCTCCTTTGGGGGCACCGTGACAACACCTTGGATGAAAGATGTTCGGCTGCCTTGCAATTCAGTGGGAGATCCAGCCCCTGCTGTGAAGTGGACCAAGGACAG
配列番号892 エクソン23 DSCAML1
TGAAGACTCGGCCATTCCAGTGTCCATGGATGGGCACCGGCTCATCCACACCAATGGCACACTGCTGCTGCGTGCAGTGAAGGCTGAGGACTCTGGCTACTACACGTGCACGGCCACCAACACTGGTGGCTTTGACACCATCATCGTCAACCTTCTGGTGCAAG
配列番号893 エクソン24 DSCAML1
TTCCCCCGGACCAGCCCCGCCTCACTGTCTCCAAAACCTCAGCTTCGTCCATCACCCTGACCTGGATTCCAGGTGACAATGGGGGCAGCTCCATCCGAG
配列番号894 エクソン25 DSCAML1
GCTTCGTGCTACAGTACTCGGTGGACAACAGCGAGGAGTGGAAGGATGTGTTCATCAGCTCCAGCGAGCGCTCCTTCAAGCTGGACAGCCTCAAGTGTGGCACGTGGTACAAGGTGAAGCTGGCAGCCAAGAACAGCGTGGGCTCTGGGCGCATCAGCGAGATCATCGAGGCCAAGACCCACGGGCGGG
配列番号895 エクソン26 DSCAML1
AGCCCTCCTTCAGCAAAGACCAACACCTCTTCACCCACATCAACTCCACGCATGCTCGGCTTAACCTGCAGGGCTGGAACAATGGGGGCTGCCCTATCACAGCCATCGTTCTGGAGTACCGGCCCAAGGGGACCTGGGCCTGGCAGGGCCTCCGGGCCAACAGCTCCGGGGAGGTGTTTCTGACGGAACTGCGAGAGGCCACGTGGTACGAGCTGCGCATGAGGGCTTGCAACAGTGCGGGCTGCGGCAATGAAACAGCCCAGTTCGCCACCCTGGACTACGATGGCA
配列番号896 エクソン27 DSCAML1
GCACCATTCCACCCATCAAGTCTGCTCAAGGTGAAGGGGATGATGTGAAGAAGCTGTTCACCATCGGCTGCCCTGTCATCCTGGCCACACTGGGGGTGGCACTGCTCTTCATCGTACGCAAGAAGAGGAAGGAGAAACGGCTGAAGCGACTCCGAG
配列番号897 エクソン28 DSCAML1
ATGCAAAGAGTTTGGCAGAAATGTTGATAAG
配列番号898 エクソン29 DSCAML1
CAAGAACAATAGAAGCTTTGACACCCCTGTGAAAGGGCCACCCCAGGGCCCACGGCTACACATTGACATCCCCAGGGTCCAGCTGCTCATCGAGGACAAAGAAGGCATCAAGCAACTGG
配列番号899 エクソン30 DSCAML1
GAGATGACAAGGCCACCATCCCTGTGACAGATGCTGAGTTCAGCCAAGCTGTCAACCCACAGAGCTTCTGTACTGGCGTCTCCTTGCACCACCCAACCCTCATCCAGAGCACAGGACCCCTCATCGACATGTCTGACATCCGGCCAGGAACCA
配列番号900 エクソン31 DSCAML1
ATCCAGTGTCCAGGAAGAATGTGAAGTCAGCCCACAGCACCCGGAACCGGTACTCAAGCCAGTGGACCCTGACCAAGTGCCAGGCCTCCACACCTGCCCGCACCCTCACCTCCGACTGGCGCACCGTGGGCTCCCAGCATGGTGTCACGGTCACTGAGAGTGACAGCTACAGTGCCAGCCTGTCCCAGGACACAG
配列番号901 エクソン32 DSCAML1
ACAAAGGAAGGAACAGCATGGTGTCCACTGAGAGTGCCTCTTCCACCTACGAGGAGCTGGCCCGGGCCTATGAGCATGCCAAGCTGGAGGAGCAGCTGCAGCACGCCAAGTTTGAGATCACCGAGTGCTTCATCTCTGACAGTTCCTCTGACCAGATGACCACAGGCACCAACGAGAACGCCGACAGCATGACATCCATGAGCACACCCTCAGAGCCTGGCATCTGCCGCTTTACCGCCTCACCACCCAAGCCCCAGGATGCGGACCGGGGCAAAAACGTGGCTGTGCCCATCCCTCACCGGGCCAACAAGA
配列番号902 エクソン33 DSCAML1
GTGACTACTGCAACCTGCCCCTGTATGCCAAGTCAGAGGCCTTCTTTCGAAAGGCAGATGGACGTGAGCCCTGCCCCGTGGTCCCACCCCGTGAGGCCTCCATCCGGAACCTGGCTCGAACCTACCACACCCAGGCTCGCCACCTGACCCTGGACCCTGCCAGCAAGTCCTTGGGCCTTCCCCACCCAGGGGCCCCCGCTGCCGCCTCCACAGCCACCTTACCTCAGAGGACTCTGGCCATGCCAGCCCCCCCAGCCGGCACAGCCCCCCCAGCCCCCGGCCCCACCCCTGCTGAGCCACCCACCGCCCCCAGCGCTGCCCCTCCGGCCCCCAGCACCGAGCCTCCACGAGCCGGGGGCCCACACACCAAAATGGGGGGCTCCAGGGACTCGCTTCTCGAGATGAGCACATCGGGGGTAGGGAGGTCTCAGAAGCAGGGGGCCGGGGCCTACTCCAAATCCTACACCCTGGTGTAGGGCCCGCAGGAAGAGCAGCCACGCCTGGACCGCGCCGCGCCGCAGCCCCACACGCCAGCTCGGCTGTTTTTCTGCATTATTTATATTCAACTGACAGACAAAAACCAACCAACGACAAAACAAAAACCCCCAATCATGAACGCCTGTACATAGAACTCTTTTGTACAAATGAAACTATTTTCTTCTTCTCCATGAAGCCAGGGCACAAAGAATTTGACAGTACAAGTCAAATCCCCCACCCCACAAAATATGTGTGGAGATATATATACATATATAGACAGACAGGAACGCGTCCACGAGCTATATATCTATATATTTCTCTCACCCTATTTTGAGACAGAGGCACAAAGACTCAGCAATTTTTTTCCCTCCTCCTCACCTTCCCCCCAGTCTAGGTGGTTTTGACAAAGACCAAAATCCCAACTCAGAGACACTGCATGCGATTTTACTGTTCCAAGAAAACCAGGAGTTGCTTCAATTTGCAGATGCTTATGTGTTAATACCTTTTTCTATGAAAAAAGACCCAGCGCCGTGTGCAATAAAGGTTATGTTTCTA
配列番号903 DSCAML1の完全mRNAポリヌクレオチド配列
AGCCGAGCGCTGGGCTGAGGAGCAGAGAGAGCGGGGCGCCGAGTGCGGGCGGCTGGGAGCGCGCTGAGCGGGGGAGAGGCGCTGCCGCACGGCCGGCCACAGGACCACCTCCCCGGAGAATAGGGCCTCTTTATGGCATGTGGCTGGTAACTTTCCTCCTGCTCCTGGACTCTTTACACAAAGCCCGCCCTGAAGATGTTGGCACCAGCCTCTACTTTGTAAATGACTCCTTGCAGCAGGTGACCTTTTCCAGCTCCGTGGGGGTGGTGGTGCCCTGCCCGGCCGCGGGCTCCCCCAGCGCGGCCCTTCGATGGTACCTGGCCACAGGGGACGACATCTACGACGTGCCGCACATCCGGCACGTCCACGCCAACGGGACGCTGCAGCTCTACCCCTTCTCCCCCTCCGCCTTCAATAGCTTTATCCACGACAATGACTACTTCTGCACCGCGGAGAACGCTGCCGGCAAGATCCGGAGCCCCAACATCCGCGTCAAAGCAGTTTTCAGGGAACCCTACACCGTCCGGGTGGAGGATCAAAGGTCAATGCGTGGCAACGTGGCCGTCTTCAAGTGCCTCATCCCCTCTTCAGTGCAGGAATATGTTAGCGTTGTATCTTGGGAGAAAGACACAGTCTCCATCATCCCAGAACACAGGTTTTTTATTACCTACCACGGCGGGCTGTACATCTCTGACGTACAGAAGGAGGACGCCCTCTCCACCTATCGCTGCATCACCAAGCACAAGTATAGCGGGGAGACCCGGCAGAGCAATGGGGCACGCCTCTCTGTGACAGACCCTGCTGAGTCGATCCCCACCATCCTGGATGGCTTCCACTCCCAGGAAGTGTGGGCCGGCCACACCGTGGAGCTGCCCTGCACCGCCTCGGGCTACCCTATCCCCGCCATCCGCTGGCTCAAGGATGGCCGGCCCCTCCCGGCTGACAGCCGCTGGACCAAGCGCATCACAGGGCTGACCATCAGCGACTTGCGGACCGAGGACAGCGGCACCTACATTTGTGAGGTCACCAACACCTTCGGTTCGGCAGAGGCCACAGGCATCCTCATGGTCATTGATCCCCTTCATGTGACCCTGACACCAAAGAAGCTGAAGACCGGCATTGGCAGCACGGTCATCCTCTCCTGTGCCCTGACGGGCTCCCCAGAGTTCACCATCCGCTGGTATCGCAACACGGAGCTGGTGCTGCCTGACGAGGCCATCTCCATCCGCGGGCTCAGCAACGAGACGCTGCTCATCACCTCGGCCCAGAAGAGCCATTCCGGGGCCTACCAGTGCTTCGCTACCCGCAAGGCCCAGACCGCCCAGGACTTTGCCATCATTGCACTTGAGGATGGCACGCCCCGCATCGTCTCGTCCTTCAGCGAGAAGGTGGTCAACCCCGGGGAGCAGTTCTCACTGATGTGTGCGGCCAAGGGCGCCCCGCCCCCCACGGTCACCTGGGCCCTCGACGATGAGCCCATCGTGCGGGATGGCAGCCACCGCACCAACCAGTACACCATGTCGGACGGCACCACCATCAGCCACATGAACGTCACAGGCCCCCAGATCCGCGACGGGGGCGTGTACCGGTGCACAGCGCGGAACTTGGTGGGCAGTGCTGAATATCAGGCGCGAATAAACGTAAGAGGCCCACCCAGCATCCGGGCTATGCGGAACATCACAGCAGTCGCCGGGCGGGACACCCTTATCAACTGCAGGGTCATCGGCTATCCCTACTACTCCATCAAGTGGTACAAGGATGCCCTGCTGCTGCCAGACAACCACCGCCAGGTGGTGTTTGAGAATGGGACCCTCAAGCTGACTGACGTGCAGAAGGGCATGGATGAGGGGGAGTACCTGTGCAGTGTCCTCATCCAGCCCCAGCTCTCCATCAGCCAGAGCGTTCACGTAGCCGTCAAAGTGCCCCCTCTGATCCAGCCCTTCGAATTCCCACCCGCCTCCATCGGCCAGCTGCTCTACATTCCCTGTGTGGTGTCCTCGGGGGACATGCCCATCCGTATCACCTGGAGGAAGGACGGACAGGTGATCATCTCAGGCTCGGGCGTGACCATCGAGAGCAAGGAATTCATGAGCTCCCTGCAGATCTCTAGCGTCTCCCTCAAGCACAACGGCAACTATACATGCATCGCCAGCAACGCAGCCGCCACCGTGAGCCGGGAGCGCCAGCTCATCGTGCGTGTGCCCCCTCGATTTGTGGTGCAACCCAACAACCAGGATGGCATCTACGGCAAAGCTGGTGTGCTCAACTGCTCGGTGGACGGCTACCCCCCACCCAAGGTCATGTGGAAGCATGCCAAGGGGAGCGGGAACCCCCAGCAGTACCACCCTGTGCCCCTCACTGGCCGCATCCAGATCCTGCCCAACAGCTCGCTGCTGATCCGCCACGTCCTAGAAGAGGACATCGGCTACTACCTCTGCCAGGCCAGCAACGGCGTAGGCACCGACATCAGCAAGTCCATGTTCCTCACAGTCAAGATCCCGGCCATGATCACTTCCCACCCCAACACCACCATCGCCATCAAGGGCCATGCGAAGGAGCTAAACTGCACGGCACGGGGTGAGCGGCCCATCATCATCCGCTGGGAGAAGGGGGACACAGTCATCGACCCTGACCGCGTCATGCGGTATGCCATCGCCACCAAGGACAACGGCGACGAGGTCGTCTCCACACTGAAGCTCAAGCCCGCTGACCGTGGGGACTCTGTGTTCTTCAGCTGCCATGCCATCAACTCGTATGGGGAGGACCGGGGCTTGATCCAACTCACTGTGCAAGAGCCCCCCGACCCCCCAGAGCTGGAGATCCGGGAGGTGAAGGCCCGGAGCATGAACCTGCGCTGGACCCAGCGATTCGACGGGAACAGCATCATCACGGGCTTCGACATTGAATACAAGAACAAATCAGATTCCTGGGACTTCAAGCAGTCCACACGCAACATCTCCCCCACCATCAACCAGGCCAACATTGTGGACTTGCACCCGGCATCTGTGTACAGCATCCGCATGTACTCTTTCAACAAGATTGGCCGCAGTGAACCAAGCAAGGAGCTCACCATCAGCACTGAGGAGGCCGCTCCCGATGGGCCCCCCATGGATGTTACCTTGCAGCCAGTGACCTCACAGAGCATCCAGGTGACCTGGAAGGCACCCAAGAAGGAGCTGCAGAACGGTGTCATCCGGGGCTACCAGATTGGCTACAGAGAGAACAGCCCCGGCAGCAACGGGCAGTACAGCATCGTGGAGATGAAGGCCACGGGGGACAGCGAGGTCTACACCCTGGACAACCTCAAGAAGTTCGCCCAGTATGGGGTGGTGGTCCAAGCCTTCAATCGGGCTGGCACGGGGCCCTCTTCCAGCGAGATCAATGCCACCACTCTGGAGGATGTGCCCAGCCAGCCCCCTGAGAACGTCCGGGCCCTGTCCATCACTTCTGACGTGGCCGTCATCTCCTGGTCAGAGCCCCCGCGCAGCACCCTCAATGGCGTCCTCAAAGGCTATCGGGTCATCTTCTGGTCCCTCTATGTTGATGGGGAGTGGGGCGAGATGCAGAACATCACCACCACGCGGGAGCGGGTGGAGCTGCGGGGCATGGAGAAGTTCACCAACTACAGCGTCCAGGTGCTGGCCTACACCCAGGCTGGGGACGGCGTACGCAGCAGTGTGCTCTACATCCAGACCAAGGAGGACGTTCCAGGTCCCCCTGCTGGCATCAAAGCTGTCCCTTCATCAGCTAGCAGTGTGGTTGTGTCTTGGCTCCCCCCTACCAAGCCCAACGGGGTGATCCGCAAGTACACCATCTTCTGTTCCAGCCCCGGGTCTGGCCAGCCGGCTCCCAGCGAGTACGAGACGAGTCCAGAGCAGCTCTTCTACCGGATCGCCCACCTAAACCGCGGTCAGCAGTATCTGCTGTGGGTGGCCGCCGTCACCTCTGCCGGCCGGGGCAACAGCAGCGAGAAGGTGACCATCGAGCCTGCTGGCAAGGCCCCAGCAAAGATCATCTCCTTTGGGGGCACCGTGACAACACCTTGGATGAAAGATGTTCGGCTGCCTTGCAATTCAGTGGGAGATCCAGCCCCTGCTGTGAAGTGGACCAAGGACAGTGAAGACTCGGCCATTCCAGTGTCCATGGATGGGCACCGGCTCATCCACACCAATGGCACACTGCTGCTGCGTGCAGTGAAGGCTGAGGACTCTGGCTACTACACGTGCACGGCCACCAACACTGGTGGCTTTGACACCATCATCGTCAACCTTCTGGTGCAAGTTCCCCCGGACCAGCCCCGCCTCACTGTCTCCAAAACCTCAGCTTCGTCCATCACCCTGACCTGGATTCCAGGTGACAATGGGGGCAGCTCCATCCGAGGCTTCGTGCTACAGTACTCGGTGGACAACAGCGAGGAGTGGAAGGATGTGTTCATCAGCTCCAGCGAGCGCTCCTTCAAGCTGGACAGCCTCAAGTGTGGCACGTGGTACAAGGTGAAGCTGGCAGCCAAGAACAGCGTGGGCTCTGGGCGCATCAGCGAGATCATCGAGGCCAAGACCCACGGGCGGGAGCCCTCCTTCAGCAAAGACCAACACCTCTTCACCCACATCAACTCCACGCATGCTCGGCTTAACCTGCAGGGCTGGAACAATGGGGGCTGCCCTATCACAGCCATCGTTCTGGAGTACCGGCCCAAGGGGACCTGGGCCTGGCAGGGCCTCCGGGCCAACAGCTCCGGGGAGGTGTTTCTGACGGAACTGCGAGAGGCCACGTGGTACGAGCTGCGCATGAGGGCTTGCAACAGTGCGGGCTGCGGCAATGAAACAGCCCAGTTCGCCACCCTGGACTACGATGGCAGCACCATTCCACCCATCAAGTCTGCTCAAGGTGAAGGGGATGATGTGAAGAAGCTGTTCACCATCGGCTGCCCTGTCATCCTGGCCACACTGGGGGTGGCACTGCTCTTCATCGTACGCAAGAAGAGGAAGGAGAAACGGCTGAAGCGACTCCGAGATGCAAAGAGTTTGGCAGAAATGTTGATAAGCAAGAACAATAGAAGCTTTGACACCCCTGTGAAAGGGCCACCCCAGGGCCCACGGCTACACATTGACATCCCCAGGG
TCCAGCTGCTCATCGAGGACAAAGAAGGCATCAAGCAACTGGGAGATGACAAGGCCACCATCCCTGTGACAGATGCTGAGTTCAGCCAAGCTGTCAACCCACAGAGCTTCTGTACTGGCGTCTCCTTGCACCACCCAACCCTCATCCAGAGCACAGGACCCCTCATCGACATGTCTGACATCCGGCCAGGAACCAATCCAGTGTCCAGGAAGAATGTGAAGTCAGCCCACAGCACCCGGAACCGGTACTCAAGCCAGTGGACCCTGACCAAGTGCCAGGCCTCCACACCTGCCCGCACCCTCACCTCCGACTGGCGCACCGTGGGCTCCCAGCATGGTGTCACGGTCACTGAGAGTGACAGCTACAGTGCCAGCCTGTCCCAGGACACAGACAAAGGAAGGAACAGCATGGTGTCCACTGAGAGTGCCTCTTCCACCTACGAGGAGCTGGCCCGGGCCTATGAGCATGCCAAGCTGGAGGAGCAGCTGCAGCACGCCAAGTTTGAGATCACCGAGTGCTTCATCTCTGACAGTTCCTCTGACCAGATGACCACAGGCACCAACGAGAACGCCGACAGCATGACATCCATGAGCACACCCTCAGAGCCTGGCATCTGCCGCTTTACCGCCTCACCACCCAAGCCCCAGGATGCGGACCGGGGCAAAAACGTGGCTGTGCCCATCCCTCACCGGGCCAACAAGAGTGACTACTGCAACCTGCCCCTGTATGCCAAGTCAGAGGCCTTCTTTCGAAAGGCAGATGGACGTGAGCCCTGCCCCGTGGTCCCACCCCGTGAGGCCTCCATCCGGAACCTGGCTCGAACCTACCACACCCAGGCTCGCCACCTGACCCTGGACCCTGCCAGCAAGTCCTTGGGCCTTCCCCACCCAGGGGCCCCCGCTGCCGCCTCCACAGCCACCTTACCTCAGAGGACTCTGGCCATGCCAGCCCCCCCAGCCGGCACAGCCCCCCCAGCCCCCGGCCCCACCCCTGCTGAGCCACCCACCGCCCCCAGCGCTGCCCCTCCGGCCCCCAGCACCGAGCCTCCACGAGCCGGGGGCCCACACACCAAAATGGGGGGCTCCAGGGACTCGCTTCTCGAGATGAGCACATCGGGGGTAGGGAGGTCTCAGAAGCAGGGGGCCGGGGCCTACTCCAAATCCTACACCCTGGTGTAGGGCCCGCAGGAAGAGCAGCCACGCCTGGACCGCGCCGCGCCGCAGCCCCACACGCCAGCTCGGCTGTTTTTCTGCATTATTTATATTCAACTGACAGACAAAAACCAACCAACGACAAAACAAAAACCCCCAATCATGAACGCCTGTACATAGAACTCTTTTGTACAAATGAAACTATTTTCTTCTTCTCCATGAAGCCAGGGCACAAAGAATTTGACAGTACAAGTCAAATCCCCCACCCCACAAAATATGTGTGGAGATATATATACATATATAGACAGACAGGAACGCGTCCACGAGCTATATATCTATATATTTCTCTCACCCTATTTTGAGACAGAGGCACAAAGACTCAGCAATTTTTTTCCCTCCTCCTCACCTTCCCCCCAGTCTAGGTGGTTTTGACAAAGACCAAAATCCCAACTCAGAGACACTGCATGCGATTTTACTGTTCCAAGAAAACCAGGAGTTGCTTCAATTTGCAGATGCTTATGTGTTAATACCTTTTTCTATGAAAAAAGACCCAGCGCCGTGTGCAATAAAGGTTATGTTTCTA
配列番号904 エクソン1 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
MWLVTFLLLLDSLHK
配列番号905 エクソン2 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
RPEDVGTSLYFVNDSLQQVTFSSSVGVVVPCPAAGSPSAALRWYLATGDDIYDVPHIRHVHANGTLQLYPFSPSAFNSFIHDNDYFCTAENAAGKIRSPNIRVKA
配列番号906 エクソン3 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
FREPYTVRVEDQRSMRGNVAVFKCLIPSSVQEYVSVVSWEKDTVSIIP
配列番号907 エクソン4 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
HRFFITYHGGLYISDVQKEDALSTYRCITKHKYSGETRQSNGARLSVT
配列番号908 エクソン5 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
PAESIPTILDGFHSQEVWAGHTVELPCTASGYPIPAIRWLKDGRPLPADSRWTKRITGLTISDLRTEDSGTYICEVTNTFGSAEATGILMVI
配列番号909 エクソン6 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
PLHVTLTPKKLKTGIGSTVILSCALTGSPEFTIRWYRNTELVLPDEAISIRGLSNETLLITSAQKSHSGAYQCFATRKAQTAQDFAIIALE
配列番号910 エクソン7 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
GTPRIVSSFSEKVVNPGEQFSLMCAAKGAPPPTVTWALDDEPIVRDGSHRTNQYTMSDGTTISHMNVTGPQIRDGGVYRCTARNLVGSAEYQARINVR
配列番号911 エクソン8 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
PPSIRAMRNITAVAGRDTLINCRVIGYPYYSIKWYKDALLLPDNHRQVVFENGTLKLTDVQKGMDEGEYLCSVLIQPQLSISQSVHVAVK
配列番号912 エクソン9 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
PPLIQPFEFPPASIGQLLYIPCVVSSGDMPIRITWRKDGQVIISGSGVTIESKEFMSSLQISSVSLKHNGNYTCIASNAAATVSRERQLIVR
配列番号913 エクソン10 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
PPRFVVQPNNQDGIYGKAGVLNCSVDGYPPPKVMWKHAK
配列番号914 エクソン11 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
SGNPQQYHPVPLTGRIQILPNSSLLIRHVLEEDIGYYLCQASNGVGTDISKSMFLTVK
配列番号915 エクソン12 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
PAMITSHPNTTIAIKGHAKELNCTARGERPIIIRWEKGDTVIDPDRVMRYAIATKDNGDEVVSTLK
配列番号916 エクソン13 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
LKPADRGDSVFFSCHAINSYGEDRGLIQLTVQ
配列番号917 エクソン14 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
PPDPPELEIREVKARSMNLRWTQRFDGNSIITGFDIEYKNKS
配列番号918 エクソン15 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
SWDFKQSTRNISPTINQANIVDLHPASVYSIRMYSFNKIGRSEPSKELTISTEEA
配列番号919 エクソン16 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
PDGPPMDVTLQPVTSQSIQVTWK
配列番号920 エクソン17 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
APKKELQNGVIRGYQIGYRENSPGSNGQYSIVEMKATGDSEVYTLDNLKKFAQYGVVVQAFNRAGTGPSSSEINATTLED
配列番号921 エクソン18 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
PSQPPENVRALSITSDVAVISWSEPPRSTLNGVLKGYRVIFWSLYVDG
配列番号922 エクソン19 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
WGEMQNITTTRERVELRGMEKFTNYSVQVLAYTQAGDGVRSSVLYIQTKED
配列番号923 エクソン20 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
PGPPAGIKAVPSSASSVVVSWLPPTKPNGVIRKYTIFCSSPGSGQP
配列番号924 エクソン21 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
APSEYETSPEQLFYRIAHLNRGQQYLLWVAAVTSAGRGNSSEKVTIEPAGK
配列番号925 エクソン22 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
PAKIISFGGTVTTPWMKDVRLPCNSVGDPAPAVKWTKD
配列番号926 エクソン23 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
EDSAIPVSMDGHRLIHTNGTLLLRAVKAEDSGYYTCTATNTGGFDTIIVNLLVQ
配列番号927 エクソン24 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
PPDQPRLTVSKTSASSITLTWIPGDNGGSSIR
配列番号928 エクソン25 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
FVLQYSVDNSEEWKDVFISSSERSFKLDSLKCGTWYKVKLAAKNSVGSGRISEIIEAKTHGR
配列番号929 エクソン26 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
PSFSKDQHLFTHINSTHARLNLQGWNNGGCPITAIVLEYRPKGTWAWQGLRANSSGEVFLTELREATWYELRMRACNSAGCGNETAQFATLDYDG
配列番号930 エクソン27 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
TIPPIKSAQGEGDDVKKLFTIGCPVILATLGVALLFIVRKKRKEKRLKRLR
配列番号931 エクソン28 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
AKSLAEMLI
配列番号932 エクソン29 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
KNNRSFDTPVKGPPQGPRLHIDIPRVQLLIEDKEGIKQL
配列番号933 エクソン30 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
DDKATIPVTDAEFSQAVNPQSFCTGVSLHHPTLIQSTGPLIDMSDIRPGT
配列番号934 エクソン31 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
PVSRKNVKSAHSTRNRYSSQWTLTKCQASTPARTLTSDWRTVGSQHGVTVTESDSYSASLSQDT
配列番号935 エクソン32 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
KGRNSMVSTESASSTYEELARAYEHAKLEEQLQHAKFEITECFISDSSSDQMTTGTNENADSMTSMSTPSEPGICRFTASPPKPQDADRGKNVAVPIPHRANK
配列番号936 エクソン33 DSCAML1の翻訳されたポリペプチド配列
DYCNLPLYAKSEAFFRKADGREPCPVVPPREASIRNLARTYHTQARHLTLDPASKSLGLPHPGAPAAASTATLPQRTLAMPAPPAGTAPPAPGPTPAEPPTAPSAAPPAPSTEPPRAGGPHTKMGGSRDSLLEMSTSGVGRSQKQGAGAYSKSYTLV
配列番号937 DSCAML1の完全タンパク質配列
MWLVTFLLLLDSLHKARPEDVGTSLYFVNDSLQQVTFSSSVGVVVPCPAAGSPSAALRWYLATGDDIYDVPHIRHVHANGTLQLYPFSPSAFNSFIHDNDYFCTAENAAGKIRSPNIRVKAVFREPYTVRVEDQRSMRGNVAVFKCLIPSSVQEYVSVVSWEKDTVSIIPEHRFFITYHGGLYISDVQKEDALSTYRCITKHKYSGETRQSNGARLSVTDPAESIPTILDGFHSQEVWAGHTVELPCTASGYPIPAIRWLKDGRPLPADSRWTKRITGLTISDLRTEDSGTYICEVTNTFGSAEATGILMVIDPLHVTLTPKKLKTGIGSTVILSCALTGSPEFTIRWYRNTELVLPDEAISIRGLSNETLLITSAQKSHSGAYQCFATRKAQTAQDFAIIALEDGTPRIVSSFSEKVVNPGEQFSLMCAAKGAPPPTVTWALDDEPIVRDGSHRTNQYTMSDGTTISHMNVTGPQIRDGGVYRCTARNLVGSAEYQARINVRGPPSIRAMRNITAVAGRDTLINCRVIGYPYYSIKWYKDALLLPDNHRQVVFENGTLKLTDVQKGMDEGEYLCSVLIQPQLSISQSVHVAVKVPPLIQPFEFPPASIGQLLYIPCVVSSGDMPIRITWRKDGQVIISGSGVTIESKEFMSSLQISSVSLKHNGNYTCIASNAAATVSRERQLIVRVPPRFVVQPNNQDGIYGKAGVLNCSVDGYPPPKVMWKHAKGSGNPQQYHPVPLTGRIQILPNSSLLIRHVLEEDIGYYLCQASNGVGTDISKSMFLTVKIPAMITSHPNTTIAIKGHAKELNCTARGERPIIIRWEKGDTVIDPDRVMRYAIATKDNGDEVVSTLKLKPADRGDSVFFSCHAINSYGEDRGLIQLTVQEPPDPPELEIREVKARSMNLRWTQRFDGNSIITGFDIEYKNKSDSWDFKQSTRNISPTINQANIVDLHPASVYSIRMYSFNKIGRSEPSKELTISTEEAAPDGPPMDVTLQPVTSQSIQVTWKAPKKELQNGVIRGYQIGYRENSPGSNGQYSIVEMKATGDSEVYTLDNLKKFAQYGVVVQAFNRAGTGPSSSEINATTLEDVPSQPPENVRALSITSDVAVISWSEPPRSTLNGVLKGYRVIFWSLYVDGEWGEMQNITTTRERVELRGMEKFTNYSVQVLAYTQAGDGVRSSVLYIQTKEDVPGPPAGIKAVPSSASSVVVSWLPPTKPNGVIRKYTIFCSSPGSGQPAPSEYETSPEQLFYRIAHLNRGQQYLLWVAAVTSAGRGNSSEKVTIEPAGKAPAKIISFGGTVTTPWMKDVRLPCNSVGDPAPAVKWTKDSEDSAIPVSMDGHRLIHTNGTLLLRAVKAEDSGYYTCTATNTGGFDTIIVNLLVQVPPDQPRLTVSKTSASSITLTWIPGDNGGSSIRGFVLQYSVDNSEEWKDVFISSSERSFKLDSLKCGTWYKVKLAAKNSVGSGRISEIIEAKTHGREPSFSKDQHLFTHINSTHARLNLQGWNNGGCPITAIVLEYRPKGTWAWQGLRANSSGEVFLTELREATWYELRMRACNSAGCGNETAQFATLDYDGSTIPPIKSAQGEGDDVKKLFTIGCPVILATLGVALLFIVRKKRKEKRLKRLRDAKSLAEMLISKNNRSFDTPVKGPPQGPRLHIDIPRVQLLIEDKEGIKQLGDDKATIPVTDAEFSQAVNPQSFCTGVSLHHPTLIQSTGPLIDMSDIRPGTNPVSRKNVKSAHSTRNRYSSQWTLTKCQASTPARTLTSDWRTVGSQHGVTVTESDSYSASLSQDTDKGRNSMVSTESASSTYEELARAYEHAKLEEQLQHAKFEITECFISDSSSDQMTTGTNENADSMTSMSTPSEPGICRFTASPPKPQDADRGKNVAVPIPHRANKSDYCNLPLYAKSEAFFRKADGREPCPVVPPREASIRNLARTYHTQARHLTLDPASKSLGLPHPGAPAAASTATLPQRTLAMPAPPAGTAPPAPGPTPAEPPTAPSAAPPAPSTEPPRAGGPHTKMGGSRDSLLEMSTSGVGRSQKQGAGAYSKSYTLV
配列番号938 連続順でのDSCAML1の全てのエクソン1~3からのポリヌクレオチド配列
配列番号939 連続順でのDSCAML1の全てのエクソン1~3からの翻訳されたポリペプチド配列
【配列表】
【国際調査報告】