(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-06-25
(54)【発明の名称】清掃装置
(51)【国際特許分類】
A47L 11/18 20060101AFI20240618BHJP
A47L 11/24 20060101ALI20240618BHJP
A47L 11/20 20060101ALI20240618BHJP
【FI】
A47L11/18
A47L11/24
A47L11/20
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023577740
(86)(22)【出願日】2022-06-02
(85)【翻訳文提出日】2023-12-15
(86)【国際出願番号】 CN2022096916
(87)【国際公開番号】W WO2022262593
(87)【国際公開日】2022-12-22
(31)【優先権主張番号】202110663606.3
(32)【優先日】2021-06-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522152360
【氏名又は名称】北京石頭世紀科技股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Roborock Technology Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room 1001, Floor 10, Building 3, Yard 17, Anju Road, Changping District, Beijing,P.R.China
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100132241
【氏名又は名称】岡部 博史
(72)【発明者】
【氏名】楊 雲龍
(72)【発明者】
【氏名】喬 亮
(72)【発明者】
【氏名】張 磊
(57)【要約】
本開示の実施例は清掃装置に関し、本体(3)、清掃アセンブリ(1)および接続機構(2)を含み、前記清掃装置は、洗浄液貯蔵装置(301)および洗浄液出力管路(6)を含み、前記洗浄液貯蔵装置(301)が前記洗浄液出力管路(6)と連通する洗浄液供給システムと、汚れ貯蔵装置(303)、汚れ吸引管路(5)およびファンアセンブリ(302)を含み、前記汚れ貯蔵装置(303)が前記汚れ吸引管路(5)と連通し、前記汚れ貯蔵装置(303)が前記ファンアセンブリ(302)と流体に流通する汚れ回収システムと、を含む、ここで、前記接続機構(2)は、前記本体(3)と前記清掃アセンブリ(1)とを接続するように構成され、少なくとも2つの回転接続部(201、202)を含み、前記少なくとも2つの回転接続部(201、202)の回転軸線(9、10)が互いに平行でないように設定され、前記少なくとも2つの回転接続部(201、202)は、前記少なくとも2つの回転接続部(201、202)中の各回転接続部(201、202)の回転軸線(9、10)のまわりに、清掃アセンブリ(1)に対して本体(3)を回転させるように構成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体、清掃アセンブリおよび接続機構を含む清掃装置であって、
前記清掃装置は、
洗浄液貯蔵装置および洗浄液出力管路を含み、前記洗浄液貯蔵装置が前記洗浄液出力管路と連通する洗浄液供給システムと、
汚れ貯蔵装置、汚れ吸引管路およびファンアセンブリを含み、前記汚れ貯蔵装置が前記汚れ吸引管路と連通し、前記汚れ貯蔵装置が前記ファンアセンブリと流体に流通する汚れ回収システムと、
をさらに含み、
前記接続機構は、前記本体と前記清掃アセンブリとを接続するように構成され、少なくとも2つの回転接続部を含み、前記少なくとも2つの回転接続部の回転軸線が互いに平行でなく、前記少なくとも2つの回転接続部は、少なくとも2つの回転接続部中の各回転接続部の回転軸線のまわりに、前記清掃アセンブリに対して前記本体を回転させるように構成される、清掃装置。
【請求項2】
前記少なくとも2つの回転接続部は第1回転接続部および第2回転接続部を含み、前記第1回転接続部は、前記第1回転接続部の第1回転軸線のまわりに、前記清掃アセンブリに対して前記本体を回転させるように構成され、前記第2回転接続部は、前記第2回転接続部の第2回転軸線のまわりに、前記清掃アセンブリに対して前記本体を回転させるように構成され、前記第1回転軸線は前記第2回転軸線に対して互いに垂直である、請求項1に記載の清掃装置。
【請求項3】
前記第1回転軸線は前記清掃装置の動作時の進行方向である第1方向に沿って延在する、請求項2に記載の清掃装置。
【請求項4】
前記第1回転接続部および前記第2回転接続部は、前記本体の長手方向に沿って順次設けられる、請求項2に記載の清掃装置。
【請求項5】
前記第1回転接続部は、第1接続部材、第2接続部材および少なくとも1つの第1枢動部材を含み、前記第1接続部材は前記本体に接続され、前記第2接続部材は前記少なくとも1つの第1枢動部材を介して前記第1接続部材に回転可能に接続される、請求項2~4のいずれか1項に記載の清掃装置。
【請求項6】
前記少なくとも1つの第1枢動部材は2つの第1枢動部材を含み、前記2つの第1枢動部材はそれぞれに前記第1接続部材の両側に配置され、第1方向と垂直する方向に沿って同軸に設けられる、請求項5に記載の清掃装置。
【請求項7】
前記2つの第1枢動部材の各々は第1回転軸を含み、前記第1回転軸は前記第1接続部材に回転可能に接続され、前記第2接続部材に固定的に接続される、請求項6に記載の清掃装置。
【請求項8】
前記第1回転軸は締結具を介して前記第2接続部材に固定的に接続される、請求項7に記載の清掃装置。
【請求項9】
前記第1回転軸は前記第2接続部材と一体的に成形され、第1回転軸は前記第1接続部材を貫通して前記第1接続部材に回転可能に接続される、請求項7に記載の清掃装置。
【請求項10】
前記第1回転接続部は、回路および洗浄液出力管路を配設するための第1通路、および、汚れ吸引管路を配設するための第2通路をさらに含む、請求項5または6に記載の清掃装置。
【請求項11】
前記第1接続部材および前記第2接続部材は両方とも中空構造であり、前記第1通路は前記第1接続部材と前記第2接続部材との間に位置し、前記第2通路は前記第1接続部材および前記第2接続部材を貫通する、請求項10に記載の清掃装置。
【請求項12】
前記第1接続部材における前記第1枢動部材に対応する位置に窪みが設けられ、前記接続機構は、前記窪みを着脱可能に覆うカバーをさらに含む、請求項7に記載の清掃装置。
【請求項13】
前記カバーの外面は第1接続部材の外面と面一である、請求項12に記載の清掃装置。
【請求項14】
前記第2回転接続部は第2枢動部材および第3接続部材を含み、前記第3接続部材は前記清掃アセンブリに取り付けられ、前記第2接続部材は前記第2枢動部材を介して前記第3接続部材に回転可能に接続され、前記第2枢動部材の回転軸線の延在方向は第1方向と垂直する、請求項3に記載の清掃装置。
【請求項15】
前記第3接続部材は第1枠体および第2枠体を含み、前記第1枠体は前記第2枠体に着脱可能に接続され、前記第1枠体の両側に第1凹部が設けられ、前記第2枠体の両側に第2凹部が設けられ、
前記第1枠体が前記第2枠体に接続されるとき、前記第1凹部と前記第2凹部が組み合わされて、前記第2枢動部材の第2回転軸を受け入れるための貫通孔を形成して、第2枢動部材と前記第3接続部材との間の回転可能な接続を形成する、請求項14に記載の清掃装置。
【請求項16】
前記第2回転軸は前記第2接続部材と一体的に成形される、請求項15に記載の清掃装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願)
本出願は、2021年6月15日に出願された中国特許出願202110663606.3の優先権を主張し、上記の中国特許出願のすべての開示内容は参照により本出願の一部として本明細書に組み込まれる。
【0002】
本開示の実施例は清掃装置に関する。
【背景技術】
【0003】
清掃装置は通常被清掃面の汚れを清掃するために使用されている。清掃装置は一般に、本体、清掃ヘッドおよびモータを含む。清掃装置は、被清掃面に洗浄液を噴射し、清掃ヘッドで被清掃面を叩いたり擦ったりして、被清掃面の汚れを汚水に完全に溶解させ、その後、モータによって供給される風力により、清掃ヘッドの吸引ノズルを介して汚水を回収通路から回収タンク内に吸引させる。しかしながら、本発明者によって知られている清掃装置の清掃ヘッドと本体との間の調整可能な角度が小さく、清掃装置の柔軟性が悪く、ユーザの使い勝手が悪という問題がある。
【発明の概要】
【0004】
簡略化された形態の一連の概念が発明の概要部分で説明されたが、これらは具体的な実施形態でさらに詳細に説明される。本開示の発明の概要は、特許請求される技術的解決策の主要な特徴および必須の技術的特徴を限定しようとするものではなく、特許請求される技術的解決策の保護範囲を決定しようとするものでもない。
【0005】
本開示の少なくとも1つの実施例は、清掃装置を提供し、本体、清掃アセンブリおよび接続機構を含み、前記本体は前記接続機構を介して前記清掃アセンブリに接続され、前記清掃装置は、
前記本体に設けられ、洗浄液貯蔵装置および洗浄液出力管路を含み、前記洗浄液貯蔵装置が前記洗浄液出力管路と連通する洗浄液供給システムと、
前記本体に設けられ、汚れ貯蔵装置、汚れ吸引管路およびファンアセンブリを含み、前記汚れ貯蔵装置が前記汚れ吸引管路と連通し、前記汚れ貯蔵装置が前記ファンアセンブリと流体に流通する汚れ回収システムと、さらにを含み、
前記接続機構は少なくとも2つの回転接続部を含み、前記少なくとも2つの回転接続部中の任意の2つの回転接続部の回転軸線が平行でないように設定され、前記少なくとも2つの回転接続部は、前記少なくとも2つの回転接続部中の各回転接続部の回転軸線のまわりに、前記清掃アセンブリに対して前記本体を回転させるように構成される。
【0006】
本開示の以下の添付図面はここで本開示の実施例の一部として本開示を理解するために使用される。添付図面では本開示の実施例およびその説明が示され、本開示の原理を解釈するために使用される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】本開示の1つの実施例による清掃装置の構造図
【
図3】本開示の1つの実施例による清掃アセンブリの断面図
【
図4】本開示の1つの実施例による第1回転接続部の構造概略図
【
図6】本開示の別の実施例による第1回転接続部の構造概略図
【
図8】本開示の1つの実施例による第1回転接続部の使用状態図
【
図9】本開示の別の実施例の第1回転接続部の使用状態図
【
図10】本開示の1つの実施例による接続機構の構造概略図
【符号の説明】
【0008】
1 清掃アセンブリ
101 フロントローラブラシ
102 リアローラブラシ
2 接続機構
201 第1回転接続部
2011 第1接続部材
2012 第2接続部材
2013 カバー
2014 第1枢動部材
20141 第1回転軸
20142 締結具
20143 第1回転軸
2015 第1接続ラグ
2016 第2接続ラグ
202 第2回転接続部
2021 第3接続部材
20211 第1枠体
20212 第2枠体
2022 第2回転軸
2023 貫通孔
20231 第1凹部
20232 第2凹部
203 回転接続部
3 本体
301 洗浄液貯蔵装置
302 ファンアセンブリ
303 汚れ貯蔵装置
4 ハンドル
5 汚れ吸引管路
6 洗浄液出力管路
7 制限部
8 軸体
9 第1回転軸線
10 第2回転軸線
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下の説明では、本開示のより完全な理解を提供するために、多数の具体的な詳細が与えられる。しかしながら、当業者には、本開示は、これらの詳細のうちの1つまたは複数がなくても実施され得ることが明らかであろう。
【0010】
本明細書で使用される用語は、特定の実施例を説明するためだけのものであり、本開示による例示的な実施例を限定することを意図するものではないことに留意されたい。本明細書で使用される場合、単数形は、文脈が明確に指示しない限り、複数形を含むことも意図される。さらに、本明細書で使用される用語「含む」及び/又は「含む」は、記載された特徴、整数、ステップ、操作、要素及び/又は構成要素が存在することを意味するが、1つ又は複数の他の特徴、整数、ステップ、操作、要素、構成要素及び/又はそれらの組み合わせが存在又は追加されることを排除するものではないことも理解されるべきである。
【0011】
次に、本開示による例示的な実施例を、添付図面を参照してより詳細に説明する。しかしながら、これらの例示的な実施例は、多くの異なる形態で具体化されてもよく、本明細書に記載された実施例に対する限定として解釈されるべきではない。これらの実施例は、本開示の内容が徹底的かつ完全であり、当業者にその概念を十分に伝えることを可能にするために提供されることを理解されたい。
【0012】
図1、
図2および
図4に示すように、本開示の少なくとも1つの実施例は清掃装置を提供し、清掃装置は、本体3、清掃アセンブリ1および接続機構2を含む。前記清掃装置は掃液供給システムをさらに含み、前記洗浄液供給システムは洗浄液貯蔵装置301および洗浄液出力管路6を含み、洗浄液貯蔵装置301は洗浄液出力管路6と連通する。前記清掃装置は前記汚れ回収システムをさらに含み、前記汚れ回収システムは、汚れ貯蔵装置303、汚れ吸引管路5およびファンアセンブリ302を含み、汚れ貯蔵装置303は汚れ吸引管路5と連通し、汚れ貯蔵装置303はさらにファンアセンブリ302と流体に流通する。前記接続機構2は、前記本体3と前記清掃アセンブリ1とを接続するように構成され、ここで、前記接続機構は少なくとも2つの回転接続部を含み、前記少なくとも2つの回転接続部の任意2つの回転接続部の回転軸線は平行でないように設定され、前記少なくとも2つの回転接続部は、前記少なくとも2つの回転接続部中の各回転接続部の回転軸線のまわりに、前記清掃アセンブリ1に対して前記本体3を回転させるように構成される。
【0013】
例えば、清掃装置は、床、壁、卓上、絨毯、壁またはガラスなどの領域を清掃する手持ち式床モップ掛け装置または手持ち式床洗浄装置などであってもよいが、これらに限定されない。
【0014】
図1に示すように、本体3の第1端は接続機構2を介して清掃アセンブリ1に回転可能に接続され、本体3の第2端にハンドル4が設けられる。ハンドル4は、ユーザが本体3と被清掃面との間の角度の調節を容易にし、ユーザはハンドル4に作用力を加えることで被清掃面上の清掃アセンブリ1の進行方向および速度を制御することができる。本体3の内部に、清掃装置の各種部品などを収容するための収容キャビティが設けられる。
【0015】
図3に示すように、清掃アセンブリ1は少なくとも2つの異なる軸のローラブラシを含み、被清掃面の汚れを清掃するために使用される。本開示のいくつかの実施例では、清掃アセンブリ1はフロントローラブラシ101およびリアローラブラシ102を含み、フロントローラブラシ101およびリアローラブラシ102は並列に配置され、異なる周方向に沿って回転し、最終的に被清掃面上のごみまたは汚れをフロントローラブラシ101とリアローラブラシ102との間に収容するように構成される。本開示の1つの実施例では、清掃アセンブリに姿勢センサが設けられ、例えばローラブラシに設けられてもよく、清掃アセンブリ1の運動方向情報を感知するために使用され、清掃アセンブリ1が前方に移動することが検出された場合、フロントローラブラシ101の回転速度がリアローラブラシ102の回転速度よりも大きいように制御し、清掃アセンブリ1が後方に移動することが検出された場合、フロントローラブラシ101の回転速度がリアローラブラシ102の回転速度よりも大きいように制御し、清掃過程中に補助を提供し、ユーザ体験を向上させることができる。本開示の別の実施例では、姿勢センサは前記清掃装置の他の位置に設けられるが、本開示では特に限定されない。
【0016】
図2および
図4に示すように、本開示の1つの実施例では、前記清掃装置は洗浄液供給システムを含み、前記洗浄液供給システムは洗浄液貯蔵装置301および洗浄液出力管路6を含み、前記洗浄液貯蔵装置301は前記洗浄液出力管路6と流体に連通する。前記洗浄液供給システムはノズルをさらに含み、前記ノズルは洗浄液出力管路6に設けられ、清掃アセンブリ1に洗浄液を分配するように構成される。本体3に、洗浄液貯蔵装置301を収容するように構成される取付溝が設けられる。前記洗浄液供給システムはポンプをさらに含み、前記ポンプは前記洗浄液出力管路6に設けられ、十分な量の洗浄液を適時にノズルに供給し、それによって被清掃面を濡らし、清掃アセンブリ1のフロントローラブラシ101およびリアローラブラシ102によって濡れた被清掃面を擦り、被清掃面の洗い効果を達成する。
【0017】
図3に示すように、前記清掃装置は汚れ回収システムを含み、前記汚れ回収システムは汚れ貯蔵装置303および少なくとも1つの汚れ吸引管路5を含み、フロントローラブラシ101とリアローラブラシ102との間に収容された汚れやごみ、または被清掃面上の汚れやごみを回収するように構成される。本開示の1つの実施例では、汚れ吸引管路5は入口と出口を有し、汚れ吸引管路5の入口はフロントローラブラシ101のリアローラブラシ102に隣接する位置の上方に設けられ、前記被清掃面に面するように設けられ、汚れ吸引管路5の出口は汚れ貯蔵装置303に接続される。汚れ貯蔵装置303はファンアセンブリ302と流体に流通し、ファンアセンブリ302は負圧を提供し、汚れが負圧作用下で汚れ吸引管路5の入口から汚れ貯蔵装置303に吸引され、汚れの回収役割を果たす。
【0018】
理解できるように、洗浄液は、清浄水、洗浄剤、清浄水と洗浄剤の混合液のいずれか1つであってもよい。汚れは、被清掃面上のごみおよび汚水などを含んでもよい。洗浄液貯蔵装置および汚れ貯蔵装置は収容キャビティを有する容器を表し、本開示ではその形状およびサイズが限定されない。
【0019】
本開示のいくつかの実施例では、前記清掃装置は検出装置、プロセッサおよび電池アセンブリをさらに含む。
【0020】
前記検出装置は、清掃アセンブリの物理的属性値を検出するように構成される。本開示の1つの実施例では、前記検出装置は清掃アセンブリ1に設けられる。本開示の別の実施例では、前記検出装置は清掃アセンブリ1に対向して設けられる。検出装置は、光学的検出装置であってもよく、電気的検出装置であってもよいが、本開示では厳密に限定されない。
【0021】
前記プロセッサは、前記検出装置に電気的に接続され、前記検出装置によって検出された値の属性値を取得し、前記値の属性値に基づいて被清掃面の汚れ程度を決定するように構成される。プロセッサが値の属性値に基づいて被清掃面の汚れ程度をインテリジェントに決定し、手動判定が必要なく、清掃装置の清掃動作に被清掃面の情報を提供し、清掃装置のインテリジェンスを向上させる同時にユーザの使用体験を向上させることができる。プロセッサは、様々な特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、マイクロプロセッサ、および他の電子素子によって実装されてもよい。
【0022】
前記電池アセンブリは充電電池、充電回路および充電電極を含む。前記充電回路は充電電池に電気的に接続され、前記充電電極は本体3の底部に設けられる。本開示のいくつかの実施例では、充電回路は充電制御回路、充電温度検出回路および充電電圧検出回路を含む。本開示のいくつかの実施例では、充電電極は、帯状であり、2つの電極を含む。
【0023】
本開示の1つの実施例では、
図1に示すように、本体3は接続機構2を介して清掃アセンブリ1に接続される。接続機構2は少なくとも2つの回転接続部203を含み、本体3は清掃アセンブリ1に対して各回転接続部203の回転軸線のまわりに回転する。ここで、任意の2つの回転接続部203の回転軸線の間には角度が形成され、すなわち任意の2つの回転接続部材の回転軸線は平行でない。これにより、各回転軸線のまわりに本体3の回転方向が異なり、ユーザは、その場でわずかな操作のみで、複数の方向に本体3と清掃アセンブリ1との間の角度を調整することができ、これにより、清掃アセンブリ1の柔軟性を高めるだけでなく、清掃アセンブリ1のユーザの制御を容易にし、ユーザの操作を容易にする。さらに、本体3が清掃アセンブリ1と垂直するとき、すなわち本体3が直立位置にあるとき、清掃装置が非動作状態となり、清掃装置の電源が切られる。本体3が清掃アセンブリ1に対して傾斜状態、あるいは垂直に近い状態にあるとき、清掃装置が電源オンされ、動作状態に切り替えられ、このように、清掃アセンブリ1に対する本体3の傾斜角度を介して清掃装置の自動的なオンオフを達成し、ユーザの操作をさらに容易にし、清掃装置のインテリジェンスを向上させることができる。
【0024】
本開示の1つの実施例では、
図1および
図11に示すように、前記少なくとも2つの回転接続部203は第1回転接続部201および第2回転接続部202を含み、第1回転接続部201は、を第1回転接続部201の第1回転軸線9のまわりに、清掃アセンブリ1に対して本体3回転させるように構成され、第2回転接続部202は、第2回転接続部202の第2回転軸線10のまわりに、清掃アセンブリ1に対して本体3を回転させるように構成され、第1回転軸線9は第2回転軸線10と互いに垂直する。
【0025】
前記接続機構が2つの回転接続部を含み、2つの回転接続部の回転軸線が互いに垂直であることにより、複数の方向に本体3と清掃アセンブリ1との間の角度を調整でき、回転接続部の数を極力少なくして、回転機構の構造を簡素化し、製造の容易化を図っている。
【0026】
本開示のいくつかの実施例では、
図8および
図9に示すように、第1回転軸線9は、清掃装置の動作時の進行方向である第1方向に沿って延在する。
【0027】
上記実施例では、第2回転軸線10が第1回転軸線9に対して垂直であり、すなわち第2回転軸線10が清掃装置の動作時の進行方向に垂直であるため、清掃装置を使用するとき、本体3は第2回転軸10のまわりに回転し、本体3と第1方向との角度を変化させ、本体3が第1方向に対して傾斜状態となり、このように、ユーザがハンドル4を押して、清掃アセンブリ1を第1方向上に進行させ、第1方向に沿って被清掃面を清掃することができる。さらに、本体3と第1方向との角度を変化させることにより、異なる身長のユーザの使用ニーズを満たすことができ、本体3の重力によって発生する圧力により、清掃アセンブリ1が被清掃面により密接にフィットすることができる同時に、ユーザがハンドル4を使用して清掃装置を押すことが容易であり、より少ない労力でよい。
【0028】
低い物体(例えば床またはテーブルの底部)の下方を清掃する場合、第2回転軸線10のまわりに大きな角度で本体3を回転させ、本体3と第1方向との角度を減少でき、これにより、ユーザはかがむことなく、清掃アセンブリ1を低い物体の下方に移動させて清掃することができ、ユーザの使用の快適性を向上させることができる。
【0029】
清掃装置の清掃方向を調整する必要がある場合、本体3が第1回転軸線9のまわりに回転し、本体3と第1方向に垂直な第2方向との角度を変化させ、その結果、ユーザがハンドル4を押し、清掃アセンブリ1を第2方向に沿って進行させ、清掃装置全体を持ち上げて方向を変化させる必要がなく、その場で清掃装置の清掃方向を変化させることができる。例示的に、
図8に示すように、清掃装置を右側に進行させる必要がある場合、ハンドル4に左の作用力F1を加え、第1回転軸線9のまわりに左側に本体3を回転させ、本体3を左側に傾斜させることで、清掃アセンブリ1を右側に進行させ、清掃装置の進行方向を変更することができる。このように、ユーザがハンドル4に左の作用力を加えることにより、清掃装置の進行方向を右に変更することができる。同様に、
図9に示すように、清掃装置を左側に進行させる必要がある場合、ハンドル4に右の作用力F2を加え、を第1回転軸線9のまわりに右側に本体3回転させ、本体3を右側に傾斜させ、このように、ユーザがハンドル4に右の作用力を加えることにより、清掃アセンブリ1を左側に進行させ、清掃装置の進行方向を変更することができる。ここで、左の作用力F1と右の作用力F2の方向が反対であり、2つの方向は第1回転軸線9に対して垂直である。その結果、操作者のより小さな操作幅で清掃方向を変更することができ、操作の快適性および利便性が向上し、特に比較的狭い空間の清掃に適している。
【0030】
本開示の1つの実施例では、
図1に示すように、第1回転接続部201および第2回転接続部202は本体3の長手方向に沿って順次設けられ、清掃装置の空間を合理的に活用し、構造をよりコンパクトにし、清掃装置の全体体積を小さくすることができる。
【0031】
本開示の1つの実施例では、
図1および
図11に示すように、第1回転接続部201は第2回転接続部202の前記ハンドルに近い側に配置され、本体3を第1回転軸線9のまわりに回転させ、本体3と第2方向上の角度を変更する過程中、本体3が清掃アセンブリ1と干渉することを防止し、角度調整範囲を拡大することができる。
【0032】
本開示の1つの実施例では、
図4および
図6に示すように、第1回転接続部201は第1接続部材2011、第2接続部材2012および第1枢動部材2014を含み、第1接続部材2011は本体3に接続され、第2接続部材2012は第1枢動部材2014を介して第1接続部材2011に回転可能に接続される。
【0033】
第1接続部材2011は任意形状の構造であってもよく、本実施例では厳密に限定されない。いくつかの可能な実施態様では、第1接続部材2011は細長い中空円筒構造であり、第2接続部材2012は第1接続部材2011と同様の構造を有し、すなわち、第1接続部材2011が細長い中空円筒構造である場合、第2接続部材2012も同様の中空円筒構造を有し、これにより、第1接続部材2011との接続を容易にする。
【0034】
本開示の1つの実施例では、
図4および
図6に示すように、第1回転接続部201は2つの第1枢動部材2014を含み、2つの第1枢動部材2014はそれぞれに第1接続部材2011の両側に設けられ、2つの第1枢動部材2014は第1回転軸線に沿って同軸に設けられる。2つの第1枢動部材2014は第1回転軸線に沿って同軸に設けられるとは、2つの第1枢動部材2014の中心軸線が第1回転軸線に設けられ、本体3が第1回転軸線9のまわりに回転することができることを意味する。
【0035】
第1枢動部材2014は異なる構造を採用して第1接続部材2011と第2接続部材2012との回転可能な接続を実現し、以下、異なる構造の第1枢動部材2014をそれぞれ詳細に説明する。
【0036】
第1構造において、
図4および
図10に示すように、各第1枢動部材2014は第1回転軸20141および締結具20142を含み、第1接続部材2011は第1回転軸20141に回転可能に接続され、第1回転軸20141は締結具20142を介して第2接続部材2012に固定的に接続される。
【0037】
例えば、第1接続部材2011の対向する両側にそれぞれに第1接続ラグ2015が設けられ、各第1接続ラグ2015に第1回転軸20141に適合するシャフト孔が設けられる。第2接続部材2012の対向する両側にそれぞれに第2接続ラグ2016が設けられる。
図5および
図10に示すように、第1回転軸20141は軸体8および軸体8の第2接続部材2012から離れた端の制限部7を含み、軸体8の制限部7から離れた端が第1接続ラグ2015上のシャフト孔を貫通して締結具20142により第2接続部材2012の第2接続ラグ2016に固定的に接続され、同時に、制限部7がシャフト孔の縁に当接され、軸体8がシャフト孔から外れるのを防止する。これにより、シャフト孔が軸体8に対して回転することができ、第1接続部材2011が第1枢動部材2014の中心線のまわりに第2接続部材2012に対して回転することができ、すなわち、本体3が第1回転軸線9のまわりに清掃アセンブリ1に対して回転することができる。締結具20142は、ネジなどの固定機能を有する既存の部品であればよく、本実施例では厳密に限定されない。
【0038】
この構造の第1枢動部材2014は分割構造であってもよく、第1枢動部材2014の製造複雑度や煩雑度を低減するだけでなく、第1枢動部材2014が摩耗した場合、第1枢動部材2014の交換が容易になる。
【0039】
第2構造において、
図6に示すように、各第1枢動部材2014は第1回転軸20143を含み、第1回転軸20143は第2接続部材2012に一体的に成形され、第1回転軸20143は第1接続部材2011を貫通して第1接続部材2011との回転可能な接続を形成する。
【0040】
第1接続部材2011および第2接続部材2012の構造は上記実施例の構造であってもよく、ここでは繰り返さない。
図7および
図10に示すように、第1回転軸20143は軸体8および軸体8の一端に設けられた制限部7を含み、軸体8の制限部7から離れた一端が第2接続部材2012の第2接続ラグ2016に接続され、第1接続ラグ2015のシャフト孔が軸体8に外嵌され、制限部7はシャフト孔の縁に当接され、軸体8がシャフト孔から外れるのを防止することができる。これにより、シャフト孔が軸体8に対して回転し、第1接続部材2011が第1枢動部材2014の中心線のまわりに第2接続部材2012に対して回転し、すなわち、本体3が第1回転軸線9のまわりに清掃アセンブリ1に対して回転することができる。
【0041】
この構造の第1枢動部材2014は直接第2接続部材2012と一体的に成形され、第1枢動部材2014を第2接続部材2012に固定的に接続するための締結具が不要であり、第1枢動部材2014の部品点数が削減され、第1枢動部材2014の構造が簡素化され、第1枢動部材2014と第2接続部材2012の組立接続が必要なく、組立工程も簡素化される。
【0042】
第1枢動部材2014の第1回転軸20143が前記第1接続部材2011に回転可能に接続される同時に、前記第1回転軸20143が前記第2接続部材2012に固定的に接続されることにより、第1接続部材と第2接続部材との間の回転可能な接続が実現される。
【0043】
さらに、
図4および
図6に示すように、第1接続部材2011における第1枢動部材2014に対応する位置が内側に窪み、窪みは着脱可能なカバー2013で覆われている。
【0044】
第1接続部材2011における第1枢動部材2014に対応する位置に内側に窪み、第1枢動部材2014に対する受容キャビティを形成し、構造がよりコンパクトになり、占有空間をより低減することができる。カバー2013は第1枢動部材2014を保護する役割を果たし、物体等などによる第1枢動部材2014に対する衝突などに起因する第1枢動部材2014の損傷を防止し、第1枢動部材2014の耐用年数を延ばすことができる。そして、着脱可能なカバー2013は、カバー2013の着脱を容易にすることができ、保護役割を果たすだけでなく、第1枢動部材2014の交換操作を妨げることがなくなる。ここで、着脱可能な接続は、クランプまたはボルト接続などの既存の接続手段によって実現されてもよく、本実施例では特に限定されない。
【0045】
さらに、
図10に示すように、カバー2013の外面、第1接続部材2011の外面および第2接続部材2012の外面は面一であり、これにより、接続機構2全体として突出部分がなく、進行過程中物品が接続機構2に衝突する確率を低減することができ、接続機構2のサイズおよび占有空間を低減することができる。
【0046】
図10に示すように、第2回転接続部202は第2枢動部材および第3接続部材2021を含み、第3接続部材2021は清掃アセンブリ1に取り付けられ、第2接続部材2012は第2枢動部材を介して第3接続部材2021に回転可能に接続され、第2枢動部材の回転軸線の延在方向は第2方向と同じであり、第2方向は第1方向に対して垂直である。
【0047】
第2枢動部材の中心軸は第2回転軸線10であり、このように、第2接続部材2012は第2枢動部材の中心軸のまわりに、第3接続部材2021に対して回転し、これにより、本体3が第2回転軸線10のまわりに、清掃アセンブリ1に対して回転することができる。
【0048】
本開示の1つの実施例では、
図8および
図9に示すように、清掃アセンブリ1の上面に受容溝が設けられ、受容溝が第1方向上に開口を有し、開口により、第2接続部材2012が第2枢動部材の中心軸のまわりに第3接続部材2021に対して回転するのが妨げられるのを回避し、第3接続部材2021は受容溝内に設けられ、構造のコンパクト性を改善し、清掃装置全体のサイズおよび占有空間を低減することができる。
【0049】
本開示の1つの実施例では、
図11に示すように、第3接続部材2021は第1枠体20211および第2枠体20212を含み、第1枠体20211は第2枠体20212に着脱可能に接続され、第1枠体20211の両側にそれぞれに第1凹部20231が設けられ、第2枠体20212の両側にそれぞれに第2凹部20232が設けられ、第1枠体20211が第2枠体20212に接続されるとき、第1凹部20231と第2凹部20232が組み合わされて第2枢動部材に適合する貫通孔2023を形成して、第2枢動部材が貫通孔2023に設けられ、第3接続部材2021と回転可能な接続を形成する。
【0050】
第1枠体20211と第2枠体20212との着脱可能な接続は、クランプまたはボルト接続などの既存の接続手段によって実現されてもよいが、本開示の実施例では特に限定されない。第1枠体20211と第2枠体20212との着脱可能な接続により、第3接続部材2021と第2枢動部材の組立を容易にし、第2枢動部材が摩耗したとき第2枢動部材を容易に交換することができる。
【0051】
本開示の1つの実施例では、
図11に示すように、第2枢動部材は第2回転軸2022を含み、第2回転軸2022は第2接続部材2012と一体的に成形される。
【0052】
図11および
図12に示すように、第2回転軸2022は軸体8および軸体8の両端に設けられた制限部7を含み、軸体8の中部が第3接続部材2021の第1凹部20231と第2凹部20232によって形成された貫通孔2023に設けられ、制限部7が貫通孔2023の縁に当接され、軸体8が貫通孔2023から外れるのを防止する。このように、第2接続部材2012は軸体8を貫通孔2023内で回転させ、第2接続部材2012は第2枢動部材の中心線のまわりに第3接続部材2021に対して回転し、すなわち本体3は第2回転軸線10のまわりに清掃アセンブリ1に対して回転する。
【0053】
第2回転軸2022は第2接続部材2012と一体的に成形され、固定的接続のための締結具20142が不要であるため、部品点数が削減され、第2枢動部材の構造が簡素化され、第2枢動部材と第2接続部材2012の組立接続が必要なく、組立工程も簡素化される。
【0054】
本開示の1つの実施例では、
図4および
図6に示すように、第1接続部材2011および第2接続部材2012に、回路および洗浄液出力管路6を配設する第1通路60、および汚れ吸引管路5を配設するための第2通路50がさらに設けられる。
【0055】
洗浄液出力管路6および汚れ吸引管路5は、プラスチックホースなどの軟質材料の管路であってもよい。これにより、本体3が清掃アセンブリ1に対して回転する過程中、洗浄液出力管路6および汚れ吸引管路5が回転に伴って曲げられ、円滑な回転を確保するだけでなく、管路の通常の使用に影響を与えることを防止することができる。
【0056】
本開示の実施例では、第1通路60および第2通路50を設けることにより、異なる管路を便利に配設することができ、洗浄液出力管路6と汚れ吸引管路5との間の相互影響や干渉を低減することができる。
【0057】
本開示の1つの実施例では、
図4および
図6に示すように、第1接続部材2011および第2接続部材2012は両方とも中空構造であり、第1通路60は第1接続部材2011と第2接続部材2012との間、すなわち第1枢動部材2014の外側の洗浄液出力管路6を収容する空間に配置され、第2通路50は第1接続部材2011と第2接続部材2022を貫通し、すなわち2つの第1枢動部材2014の間の汚れ吸引管路5を収容する空間であり、2つの通路が別個に設けられる。これにより、本体3が清掃アセンブリ1に対して回転する過程中、洗浄液出力管路6および汚れ吸引管路5が曲げられても、互いに接触して干渉することがない。
【0058】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記回転接続部は第1回転接続部および第2回転接続部を含み、前記第1回転接続部は、前記第1回転接続部の第1回転軸線のまわりに、前記清掃アセンブリに対して前記本体を回転させるように構成され、前記第2回転接続部は、前記第2回転接続部の第2回転軸線のまわりに、前記清掃アセンブリに対して前記本体を回転させるように構成され、前記第1回転軸線は前記第2回転軸線に対して互いに垂直である。
【0059】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記第1回転軸線は前記清掃装置の動作時の進行方向である第1方向に沿って延在する。
【0060】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記第1回転接続部および前記第2回転接続部は、前記本体の長手方向に沿って順次設けられる。
【0061】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記第1回転接続部は前記本体に接続されるように構成され、前記第2回転接続部は前記清掃アセンブリに接続されるように構成される。
【0062】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記第1回転接続部は第1接続部材、第2接続部材および少なくとも1つの第1枢動部材を含み、前記第1接続部材は前記本体に接続され、前記第2接続部材は前記少なくとも1つの第1枢動部材を介して前記第1接続部材に回転可能に接続される。
【0063】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記少なくとも1つの第1枢動部材は2つの第1枢動部材を含み、前記2つの第1枢動部材はそれぞれに前記第1接続部材の両側に配置され、第1方向に垂直な方向に沿って同軸に設けられる。
【0064】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記2つの第1枢動部材中の各々は第1回転軸を含み、前記第1回転軸は前記第1接続部材に回転可能に接続され、前記第2接続部材に固定的に接続される。
【0065】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記第1回転軸は締結具を介して前記第2接続部材に固定的に接続される。
【0066】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記第1回転軸は前記第2接続部材と一体的に成形され、第1回転軸は前記第1接続部材を貫通して前記第1接続部材に回転可能に接続される。
【0067】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記第1回転接続部は、回路および洗浄液出力管路を配設するための第1通路、および汚れ吸引管路を配設するための第2通路、をさらに含む。
【0068】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記第1接続部材と前記第2接続部材は両方とも中空構造であり、前記第1通路は前記第1接続部材と前記第2接続部材との間に配置され、前記第2通路は前記第1接続部材と前記第2接続部材を貫通する。
【0069】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記第1接続部材における前記第1枢動部材に対応する位置に窪みが設けられ、前記接続機構は、前記窪みを着脱可能に覆うためのカバーをさらに含む。
【0070】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記カバーの外面は第1接続部材の外面と面一である。
【0071】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記第2回転接続部は第2枢動部材および第3接続部材を含み、前記第3接続部材は前記清掃アセンブリに取り付けられ、前記第2接続部材は前記第2枢動部材を介して前記第3接続部材に回転可能に接続され、前記第2枢動部材の回転軸線の延在方向は第1方向と垂直する。
【0072】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記第3接続部材は第1枠体および第2枠体を含み、前記第1枠体は前記第2枠体に着脱可能に接続され、前記第1枠体の両側に第1凹部が設けられ、前記第2枠体の両側に第2凹部が設けられ、前記第1枠体が前記第2枠体に接続されると、前記第1凹部と前記第2凹部が組み合わされて、前記第2枢動部材の第2回転軸を受け入れるための貫通孔を形成し、第2枢動部材と前記第3接続部材との間の回転可能な接続を形成する。
【0073】
本開示のいくつかの実施例によれば、前記第2回転軸は前記第2接続部材と一体的に成形される。
【0074】
本開示の実施例が提供する清掃装置によれば、該清掃装置の本体は異なる回転接続部の回転軸線のまわりに清掃アセンブリに対して回転し、ユーザはその場でわずかな幅の操作で本体と清掃アセンブリとの間の角度を複数方向に調整することができ、これにより、清掃アセンブリの柔軟性を高めるだけでなく、清掃アセンブリのユーザ制御を容易にし、ユーザの操作を容易にすることができる。
【0075】
上記実施例によって本開示を説明したが、上記実施例は例示および説明の目のでのみ使用され、本開示を説明される実施例の範囲内に限定するものではない。加えて、当業者であれば、本開示は上記実施例に限定されなく、本開示の教示に従って様々な多くの変形および修正を行うことができ、これらの変形および修正はすべて本開示が保護しようとする範囲内に含まれることを理解されたい。本開示の保護範囲は添付の特許請求の範囲およびその同等範囲によって定義されるものとする。
【国際調査報告】