(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-06-28
(54)【発明の名称】車両の安全に関連する物体を認識する方法
(51)【国際特許分類】
G06T 7/00 20170101AFI20240621BHJP
G08G 1/16 20060101ALI20240621BHJP
G08G 1/00 20060101ALI20240621BHJP
【FI】
G06T7/00 660Z
G06T7/00 650Z
G08G1/16 C
G08G1/00 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023575509
(86)(22)【出願日】2022-04-20
(85)【翻訳文提出日】2024-02-06
(86)【国際出願番号】 EP2022060418
(87)【国際公開番号】W WO2022258250
(87)【国際公開日】2022-12-15
(31)【優先権主張番号】102021002918.6
(32)【優先日】2021-06-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】598051819
【氏名又は名称】メルセデス・ベンツ グループ アクチェンゲゼルシャフト
【氏名又は名称原語表記】Mercedes-Benz Group AG
【住所又は居所原語表記】Mercedesstrasse 120,70372 Stuttgart,Germany
(74)【代理人】
【識別番号】100176946
【氏名又は名称】加藤 智恵
(74)【代理人】
【識別番号】110003649
【氏名又は名称】弁理士法人真田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ステューダー ステファン
【テーマコード(参考)】
5H181
5L096
【Fターム(参考)】
5H181AA01
5H181CC03
5H181CC04
5H181CC11
5H181CC12
5H181CC14
5H181FF04
5H181FF10
5L096BA04
5L096BA18
5L096CA01
5L096FA67
5L096HA13
5L096JA28
(57)【要約】
本発明は、車両(1)の周辺における車両(1)の安全に関連する物体(O1~O4)を認識する方法に関する。
周辺及びこの周辺にある物体(O1~O4)が、車両(1)の周辺センサ系(1.1)の検出信号から検知される。車両(1)の車両乗員の視線が所定の最小視線持続時間よりも長く各物体(O1~O4)に留まることが車両側の視線検出装置(1.4)により認識されると、車両(1)の物体認識装置(1.2)により認識された、最初は車両(1)の安全に関連しないと分類された各物体(O1~O4)が潜在的に関連するものとして分類され、車両乗員の検出された視線方向から、分類された各移動物体(O1、O2)が車両乗員によって所定期間追跡されると判定され、車両(1)により各物体(O1、O2)に対して反応が必要な場合、分類された各移動物体(O1、O2)の軌道(T)が所定期間の経過後に車両(1)の安全に関連するものとして識別される。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両(1)の周辺における前記車両(1)の安全に関連する物体(O1~O4)を認識する方法であって、前記周辺及び前記周辺にある物体(O1~O4)が、前記車両(1)の周辺センサ系(1.1)の検出信号をもとにして検知される方法において、
-前記車両(1)の少なくとも1人の車両乗員の視線が所定の最小視線持続時間よりも長く前記それぞれの物体(O1~O4)にとどまることが車両側の視線検出装置(1.4)により認識される場合、前記車両(1)の物体認識装置(1.2)により認識された、最初は前記車両(1)の安全に関連しないものとして分類された前記それぞれの物体(O1~O4)が潜在的に関連するものとして分類され、
-前記少なくとも1人の車両乗員の検出された視線方向をもとにして、潜在的に関連するものとして分類されたそれぞれの移動物体(O1、O2)が前記少なくとも1人の車両乗員によって少なくとも所定期間追跡されると判定され、
-前記車両(1)により前記それぞれの物体(O1、O2)に対して反応されることが必要な場合、前記車両(1)にとって潜在的に関連するものとして分類された、前記検出されたそれぞれの移動物体(O1、O2)の軌道(T)が前記所定期間の経過後に前記車両(1)の安全に関連するものとして識別される
ことを特徴とする、方法。
【請求項2】
安全に関連するものとして識別された移動物体(O1、O2)の前記それぞれの軌道(T)が、安全に関連する交通案内として前記車両(1)のデジタルマップ及び/又は前記車両(1)とデータ技術的に結合された計算ユニットに保存される
ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記車両(1)及び/又は前記計算ユニットに保存された前記デジタルマップが他の車両に提供される
ことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
後の時点に検出された別の物体は、前記保存された安全に関連する交通案内のうちの1つにおける前記別の物体の存在に応じて関連するものとして分類される
ことを特徴とする、請求項2又は3に記載の方法。
【請求項5】
ランドマーク及び/又は関心のある場所を認識するために、モデルを用いて潜在的に関連するものとしてのそれぞれの静止物体(O3、O4)が分類され、前記潜在的に関連するものとして分類されたそれぞれの静止物体(O3、O4)が少なくとも1人の車両乗員に表示され、前記車両乗員は、潜在的に関連するものとして分類された前記それぞれの静止物体(O3、O4)をランドマーク及び/又は関心のある場所として等級付けする
ことを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記潜在的に関連するものとして分類された静止物体(O3、O4)は、ランドマーク及び/又は関心のある場所として前記デジタルマップに保存される
ことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の周辺における車両の安全に関連する物体を認識する方法に関し、周辺及び周辺にある物体が、車両の周辺センサ系の検出信号をもとにして検知される。
【背景技術】
【0002】
独国特許出願公開第102019004075号明細書から、自動車の運転者支援システムを用いて、自動車との自動車の周辺における物体の関連性を決定する方法及びそのような運転者支援システムが知られている。この方法は、自動車の周辺における運転者支援システムの検出装置によって検出された物体が、運転者支援システムの電子計算器によって運転者支援システムの記憶装置に記憶されている物体と比較され、比較に応じて、電子計算器によって物体が特徴付けられることを企図する。この場合、自動車の運転者の視線方向が運転者支援システムの視線方向検出器によって検出され、検出された視線方向に応じて、特徴付けられた物体との関連性が決定される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、車両の安全に関連する物体を認識する方法を提供するという課題に基づいている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この課題は、本発明における、請求項1に示されている特徴を有する方法によって解決される。
【0005】
本発明の有利な実施形態は、従属請求項の主題である。
【0006】
車両の周辺における車両の安全に関連する物体、特に交通案内、ランドマーク、及び関心のある場所を認識する方法は、周辺及びここにある物体が、車両の周辺センサ系の検出信号をもとにして検知されることを企図する。本発明によれば、車両の少なくとも1人の車両乗員、特に車両の全ての乗員の視線が所定の最小視線持続時間よりも長くそれぞれの物体にとどまることが車両側の視線検出装置により認識される場合、車両の物体認識装置により認識された、最初は車両の安全に関連しないものとして分類されたそれぞれの物体が潜在的に関連するものとして分類される。それに加えて、少なくとも1人の車両乗員、特に全ての車両乗員の検出された視線方向をもとにして、潜在的に関連するものとして分類されたそれぞれの移動物体が少なくとも1人の車両乗員によって、特に全ての乗員によって、少なくとも所定期間追跡されると判定され、車両により、例えばステアリング運動並びに/或いは運転者又は運転者支援システムによる制動又は加速によって、それぞれの物体に対して反応されることが必要な場合、車両にとって潜在的に関連するものとして分類された、検出されたそれぞれの移動物体の軌道が所定期間の経過後に車両の安全に関連するものとして識別される。
【0007】
この方法を適用することにより、特に運転者支援システムの機能に関して、安全に関連する軌道上の物体に注意を払うことによって安全性を高めることができる。その場合、それぞれの物体の関連性は、車両の運転タスクに関連する。
【0008】
この方法をもってすれば、識別された安全に関連する軌道上において、物体を車両の安全に関連するものとして簡単に識別することができる。特に、以前の時点に安全に関連するものとして識別された軌道上に物体がある場合、これらの物体は安全に関連するものとして認識される。
【0009】
方法の一実施形態では、安全に関連するものとして識別された移動物体のそれぞれの軌道が、安全に関連する交通案内として車両のデジタルマップ、及び/又は車両とデータ技術的に結合された計算ユニットに保存される。このために、物体が安全に関連するものとして等級付けされる場合にはいつも、軌道が位置情報と共にデジタルマップに記録され、例えばプロットされることにより、比較的多くの走行に関するそのような情報が更にデジタルマップに集められる。すなわち、交通案内の関連性は、この関連性自体がデジタルマップに保存される前に数回にわたって確認されてから、この交通案内は安全に関連するものとしてデジタルマップに記憶される。
【0010】
方法の一発展形態では、車両及び/又は計算ユニットに保存されたデジタルマップが他の車両に提供される。その場合、運転者支援システムに軌道が提供され、それにより将来、これらの軌道上の物体を車両及び他の車両の運転タスクに関連するものとして見なすことができる。
【0011】
このために、別の実施形態では、後の時点に検出された物体は、保存された安全に関連する交通案内のうちの1つにおけるこの物体の存在に応じて関連するものとして分類される。後から検出された物体が以前に安全に関連するものとして決定された軌道上にある場合、この物体は車両の安全に関連する移動物体を表す。
【0012】
更に、方法の考えられる実施形態は、ランドマーク及び/又は関心のある場所を認識するために、モデルを用いて潜在的に関連するものとしてのそれぞれの静止物体が分類され、潜在的に関連するものとして分類されたそれぞれの静止物体が少なくとも1人の車両乗員に表示され、車両乗員は、潜在的に関連するものとして分類されたそれぞれの静止物体をランドマーク及び/又は関心のある場所として等級付けすることを企図する。すなわち、ランドマークと関心のある場所とが区別され、ランドマークをナビゲーションのために用いること、及び関心のある場所により運転経験を向上させ得ることが企図されている。
【0013】
更に、方法の一発展形態では、潜在的に関連するものとして分類された静止物体が、ランドマーク及び/又は関心のある場所としてデジタルマップに保存される。それによって、それぞれのランドマーク及び/又はそれぞれの関心のある場所が車両に表示され、例えばラリー走行時に、ナビゲーションのために、及び、例えば関心のある場所まで運転することによって、運転経験を向上させるために用いることができる。
【0014】
以下では、本発明の実施例を、図面に基づき詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】2つの対向車線と右側車線を走行する車両を含む道路部分の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1は、2つの対向車線F1、F2を有する道路部分Fを示す。右側車線F1を車両1が走行し、その前を第1の車両2が走行し、これらの車両に対向して第2の車両3が左側車線F2を走行する。
【0017】
道路部分Fの車両1の直ぐ前に位置する区間において、右側車線F1への進入路F3が合流し、第1の物体O1としての第3の車両4が右側車線F1に進入しようとしている。左側車線F2から農道F4が延び、この農道F4を、第2の物体O2としてのトラクタ5が左側車線F2の方向に走行する。
【0018】
右側車線F1の隣には2つの別の物体O3、O4があり、第3の物体O3はヤシの木6であり、第4の物体O4は展望タワー7である。
【0019】
車両1は、車両1に配置された、詳しく図示されない複数の検出ユニットを含む周辺センサ系1.1を有する。例えば、検出ユニットは、ライダベース、レーダベース、超音波ベースのセンサ及び/又は多機能カメラとして設計されている。
【0020】
周辺センサ系1.1は視野S1を有し、車両1の乗員の別の視野S2は周辺センサ系1.1の視野S1又はその一部にほぼ相当する。特に、車両1内には2人の車両乗員がいる。
【0021】
周辺センサ系1.1の検出信号をもとにして、車両1の周辺及びそこにある物体O1~O4が検知され、車両1の物体認識装置1.2によって複数の物体O1~O4が認識される。
【0022】
その場合、個々の認識された物体O1~O4に関するコンテキスト情報がなければ、車両1にとってのそれらの物体の関連性を評価できないか、又は不十分に評価される可能性があるという問題が生じ得る。その場合、この関連性は、ナビゲーションのために、及び/又は関心のある場所として、運転タスクと物体O3、O4の両方に関連する。
【0023】
車両1にとってのそれぞれの物体O1~O4の関連性を決定するために、以下に説明する方法が企図される。
【0024】
この方法によれば、詳しく図示されない車両1の運転者支援システムによって運転タスクに関連しないものとして分類される、認識された全ての物体O1~O4が選択される。これらの物体O1~O4は、最初に、潜在的に関連するものとして分類される。
【0025】
運転者支援システムは、衛星に基づく測位ユニット、ナビゲーションデータ、周辺センサ系1.1、物体認識装置1.2、及び視線検出装置1.4を含む室内カメラ1.3を有する。運転者支援システムは、通常、物体O1~O4を選択し、例えば計算時間を短縮するために他の物体を破棄する。考えられる実施形態では、これは車両1の自動化された、例えば高度に自動化された運転操作のための運転者支援システムであり得る。
【0026】
特に、所定期間の時点t1に車両1の車両乗員の視線が所定の最小視線持続時間よりも長くそれぞれの物体O1~O4にとどまることが車両側の視線検出装置1.4により認識される場合、これらの物体O1~O4は、潜在的に関連するものとして分類される。このための前提条件は、周辺センサ系1.1の視野S1が車両乗員の視野(周辺センサ系1.1の視野S1とは別の視野)S2に実質的に相当することである。
【0027】
車両1の安全に関連する交通案内の認識に関しては、移動物体O1、O2が認識された場合、それぞれの物体O1、O2の移動及び車両1の移動により、すなわちその後の経過において、この物体が車両1の運転タスクに関して関連することになるかどうかが観察されることが企図されている。例えば、第2の物体O2としてのトラクタ5は、農道F4から来て道路部分Fに向かって走行し、所定期間が経過する別の時点t2に車両1の安全に関連することになる可能性がある。
【0028】
進入路F3上の第1の移動物体O1としての第3の車両4も、別の時点t2に車両1にとって関連がある可能性がある。特に、第3の車両4及び/又はトラクタ5の軌道Tに基づいて、車両1が、例えばステアリング運動並びに/或いは運転者又は運転者支援システムによる制動又は加速によって、それぞれの物体O1、O2に対して反応することが必要な場合、車両1にとって潜在的に関連するものとして分類された、検出されたそれぞれの移動物体O1、O2の軌道Tが所定期間の経過後に車両1の安全に関連するものとして識別される。
【0029】
安全に関連するものとして識別された移動物体O1、O2の軌道Tは、車両1が属する車両群の詳しく図示されない他の車両の運転タスクにとっての関連性を数回にわたって確認した後、安全に関連する交通案内としてデジタルマップに保存される。
【0030】
このデジタルマップは、車両1及び/又は車両1とデータ技術的に結合された詳しく図示されない計算ユニットに保存されている。例えば、デジタルマップを保存された安全に関連する交通案内と共に、車両1及び/又は計算ユニットを介して他の車両に提供することができる。例えば、この提供は、特に、それぞれの別の車両が対応する道路部分Fにある場合に行われる。特に、安全に関連する交通案内は、運転者支援システムに提供される。
【0031】
ランドマーク及び/又は関心のある場所の認識に関しては、この方法は、保存されたモデル、特に機械学習モデルを用いて、物体認識装置1.2により認識されたそれぞれの物体O3、O4がヤシの木6及び展望タワー7の形態の静止物体O3、O4として分類されることを企図する。
【0032】
その場合、それぞれの物体O3、O4は、車両1の車両乗員に、特に、表示ユニットに、例えば計器パネルの領域に表示される。その場合、1人の車両乗員又は複数の車両乗員は、それぞれの物体O3、O4をランドマーク及び/又は関心のある場所として等級付けることが可能である。例えば、このために、表示ユニットに質問が表示される。その場合、このようなランドマークは、特に車両1のナビゲーション、例えばランドマークによりナビゲートされるラリー走行に関連する。
【0033】
この場合も、ランドマーク及び関心のある場所はデジタルマップに保存され、したがって車両1及び場合によっては、少なくとも同じ車両群の他の車両に提供されることが企図されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0034】
【特許文献1】独国特許出願公開第102019004075号明細書
【手続補正書】
【提出日】2024-02-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両(1)の周辺における前記車両(1)の安全に関連する物体(O1~O4)を認識する方法であって、前記周辺及び前記周辺にある物体(O1~O4)が、前記車両(1)の周辺センサ系(1.1)の検出信号をもとにして検知される方法において、
-前記車両(1)の少なくとも1人の車両乗員の視線が所定の最小視線持続時間よりも長く前記それぞれの物体(O1~O4)にとどまることが車両側の視線検出装置(1.4)により認識される場合、前記車両(1)の物体認識装置(1.2)により認識された、最初は前記車両(1)の安全に関連しないものとして分類された前記それぞれの物体(O1~O4)が潜在的に関連するものとして分類され、
-前記少なくとも1人の車両乗員の検出された視線方向をもとにして、潜在的に関連するものとして分類されたそれぞれの移動物体(O1、O2)が前記少なくとも1人の車両乗員によって少なくとも所定期間追跡されると判定され、
-前記車両(1)により前記それぞれの物体(O1、O2)に対して反応されることが必要な場合、前記車両(1)にとって潜在的に関連するものとして分類された、前記検出されたそれぞれの移動物体(O1、O2)の軌道(T)が前記所定期間の経過後に前記車両(1)の安全に関連するものとして識別される
ことを特徴とする、方法。
【請求項2】
安全に関連するものとして識別された移動物体(O1、O2)の前記それぞれの軌道(T)が、安全に関連する交通案内として前記車両(1)のデジタルマップ及び/又は前記車両(1)とデータ技術的に結合された計算ユニットに保存される
ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記車両(1)及び/又は前記計算ユニットに保存された前記デジタルマップが他の車両に提供される
ことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
後の時点に検出された別の物体は、前記保存された安全に関連する交通案内のうちの1つにおける前記別の物体の存在に応じて関連するものとして分類される
ことを特徴とする、請求項
2に記載の方法。
【請求項5】
ランドマーク及び/又は関心のある場所を認識するために、モデルを用いて潜在的に関連するものとしてのそれぞれの静止物体(O3、O4)が分類され、前記潜在的に関連するものとして分類されたそれぞれの静止物体(O3、O4)が少なくとも1人の車両乗員に表示され、前記車両乗員は、潜在的に関連するものとして分類された前記それぞれの静止物体(O3、O4)をランドマーク及び/又は関心のある場所として等級付けする
ことを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記潜在的に関連するものとして分類された静止物体(O3、O4)は、ランドマーク及び/又は関心のある場所として前記デジタルマップに保存される
ことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
【国際調査報告】