(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-06-28
(54)【発明の名称】ビデオ処理方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04N 21/454 20110101AFI20240621BHJP
H04N 5/765 20060101ALI20240621BHJP
H04N 21/4627 20110101ALI20240621BHJP
【FI】
H04N21/454
H04N5/765
H04N21/4627
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023578706
(86)(22)【出願日】2022-08-05
(85)【翻訳文提出日】2023-12-20
(86)【国際出願番号】 CN2022110516
(87)【国際公開番号】W WO2023020303
(87)【国際公開日】2023-02-23
(31)【優先権主張番号】202110948294.0
(32)【優先日】2021-08-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ワン,セン
(72)【発明者】
【氏名】シャオ,ジュンポン
(72)【発明者】
【氏名】グアン,ウェイリン
(72)【発明者】
【氏名】ハン,シュアイ
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ジェンユイ
(72)【発明者】
【氏名】スン,ルオンダ
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164FA06
5C164SD12S
5C164UB41S
5C164UC11P
5C164UC26P
5C164YA10
(57)【要約】
本開示は、ビデオ処理方法、装置、機器及び記憶媒体を提供し、前記方法は、まず、ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属するかどうかを決定するステップであって、所定のビデオタイプは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプであるステップと、該ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属することを決定した場合、該ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属するかどうかを決定するステップであって、ビデオ状態の識別子は、サーバ側に記録された該ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを特徴づけるために使用されるステップと、次に、ビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属しないことを決定した場合、該ターゲットビデオをプレイするステップと、を含む。本開示の実施例では、サーバ側に記録される現在のユーザに対するターゲットビデオのプレイ状態に基づいて、ターゲットビデオが現在の端末にプレイするかどうかを決定するという方法に基づいて、一瞬だけあるビデオに対する効果を確保し、ビデオ視聴ユーザの体験が向上する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオ処理方法であって、
ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属するかどうかを決定するステップであって、前記所定のビデオタイプは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプであるステップと、
前記ターゲットビデオが前記所定のビデオタイプに属することを決定した場合、前記ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属するかどうかを決定するステップであって、前記ビデオ状態の識別子は、サーバ側に記録された前記ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを特徴づけるために使用されるステップと、
前記ビデオ状態の識別子が前記プレイ識別子に属しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイするステップと、を含む、方法。
【請求項2】
前記ターゲットビデオをプレイする前記ステップの前に、
ローカル履歴から、前記ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属するかどうかをクエリするステップを更に含み、
それに応じて、前記ターゲットビデオをプレイする前記ステップは、
前記ローカル履歴に前記ターゲットビデオが前記現在のユーザに対して前記プレイ状態に属しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイするステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ターゲットビデオをプレイする前記ステップの後に、
前記ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になる履歴を前記ローカル履歴に記憶するステップを更に含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ローカル履歴に前記ターゲットビデオが前記現在のユーザに対して前記プレイ状態に属することを決定した場合、前記ターゲットビデオの所定の処分状態を表示するステップを更に含む、請求項2又は3に記載の方法。
【請求項5】
ローカル履歴は、ビデオ識別子及びユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報を含み、前記ローカル履歴から、前記ターゲットビデオが前記現在のユーザに対してプレイ状態に属するかどうかをクエリする前記ステップは、
前記ターゲットビデオのビデオ識別子及び前記現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報がローカル履歴内に存在するかどうかを決定するステップを含み、
それに応じて、前記ローカル履歴に前記ターゲットビデオが前記現在のユーザに対して前記プレイ状態に属しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイする前記ステップは、
前記ターゲットビデオのビデオ識別子及び前記現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報が前記ローカル履歴内に存在しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイするステップを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記ビデオ状態の識別子が前記プレイ識別子に属することを決定した場合、前記ターゲットビデオの所定の処分状態を表示するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記ターゲットビデオをプレイする前記ステップの後に、
前記ターゲットビデオのビデオ識別子及び前記現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報を前記サーバ側に報告するステップであって、前記ビデオプレイ履歴情報は、前記サーバ側に前記現在のユーザに対する前記ターゲットビデオのプレイ状態を更新するために使用されるステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
ビデオ処理装置であって、
ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属するかどうかを決定するための第1決定モジュールであって、前記所定のビデオタイプは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプである第1決定モジュールと、
前記ターゲットビデオが前記所定のビデオタイプに属することを決定した場合、前記ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属するかどうかを決定するための第2決定モジュールであって、前記ビデオ状態の識別子は、サーバ側に記録された前記ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを特徴づけるために使用される第2決定モジュールと、
前記ビデオ状態の識別子が前記プレイ識別子に属しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイするためのプレイモジュールと、を含む、装置。
【請求項9】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体に命令が記憶され、前記命令が端末機器で実行される場合、前記端末機器は、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法を実装する、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項10】
機器であって、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで実行され得るコンピュータプログラムと、を含み、前記プロセッサで前記コンピュータプログラムが実行される場合、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法が実装される、機器。
【請求項11】
コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム/命令を含み、プロセッサで前記コンピュータプログラム/命令が実行される場合、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法が実装される、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2021年8月18日に出願された第202110948294.0号の中国特許出願の「ビデオ処理方法、装置、機器及び記憶媒体」の優先権を主張し、本願の内容全体は、参照により本願に組み込まれる。
【0002】
本開示は、データ処理の技術分野に関し、特に、ビデオ処理方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネットショートビデオ技術の継続的な発展に伴い、ビデオタイプに対する人々の要求はますます多様化し、時代の要求に応じて様々なデオタイプが登場する。
【0004】
現在、各ユーザ(ビデオ作成者を除く)に対して1回しかプレイできないビデオタイプ(一瞬だけあるビデオタイプとも呼ばれる)は人々の注目を集める。具体的には、ユーザが一瞬だけあるビデオを観る場合、ビデオプレイヤは通常どおりビデオをプレイでき、いずれのシナリオでも、同じユーザが該一瞬だけあるビデオの視聴を再度トリガすると、ビデオプレイヤはプレイできないことを表示し、該一瞬だけあるビデオは1回しかプレイできないことをユーザに示す。
【0005】
しかし、現在のほとんどのシナリオではビデオをリプレイでき、一瞬だけあるビデオを処理する経験が不足するため、ユーザの一瞬だけあるビデオ視聴期待に応え、それによってユーザの視聴体験を向上させるために、各一瞬だけあるビデオが各ユーザに対して1回しかプレイできないように一瞬だけあるビデオのプレイ効果を確保する方法は、早急に解決する必要がある技術的問題である。
【発明の概要】
【0006】
上記技術的問題を解決、又は少なくとも上記技術的問題を部分的に解決するために、本開示は、ビデオ処理方法を提供し、該方法は、サーバ側に記録される現在のユーザに対するターゲットビデオのプレイ状態に基づいて、ターゲットビデオが現在の端末にプレイするかどうかを決定するという方法に基づいて、一瞬だけあるビデオに対する効果を確保し、ビデオ視聴ユーザの体験が向上する。
【0007】
第1態様では、本開示は、ビデオ処理方法を提供し、前記方法は、
【0008】
ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属するかどうかを決定するステップであって、前記所定のビデオタイプは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプであるステップと、
前記ターゲットビデオが前記所定のビデオタイプに属することを決定した場合、前記ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属するかどうかを決定するステップであって、前記ビデオ状態の識別子は、サーバ側に記録された前記ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを特徴づけるために使用されるステップと、
前記ビデオ状態の識別子が前記プレイ識別子に属しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイするステップと、を含む。
【0009】
任意選択的な一実施形態では、前記ターゲットビデオをプレイする前記ステップの前に、
ローカル履歴から、前記ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属するかどうかをクエリするステップを更に含み、
それに応じて、前記ターゲットビデオをプレイする前記ステップは、
前記ローカル履歴に前記ターゲットビデオが前記現在のユーザに対して前記プレイ状態に属しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイするステップを含む。
【0010】
任意選択的な一実施形態では、前記ターゲットビデオをプレイする前記ステップの後に、
前記ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になる履歴を前記ローカル履歴に記憶するステップを更に含む。
【0011】
任意選択的な一実施形態では、前記方法は、
前記ローカル履歴に前記ターゲットビデオが前記現在のユーザに対して前記プレイ状態に属することを決定した場合、前記ターゲットビデオの所定の処分状態を表示するステップを更に含む。
【0012】
任意選択的な一実施形態では、ローカル履歴は、ビデオ識別子及びユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報を含み、前記ローカル履歴から、前記ターゲットビデオが前記現在のユーザに対してプレイ状態に属するかどうかをクエリする前記ステップは、
前記ターゲットビデオのビデオ識別子及び前記現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報がローカル履歴内に存在するかどうかを決定するステップを含み、
それに応じて、前記ローカル履歴に前記ターゲットビデオが前記現在のユーザに対して前記プレイ状態に属しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイする前記ステップは、
前記ターゲットビデオのビデオ識別子及び前記現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報が前記ローカル履歴内に存在しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイするステップを含む。
【0013】
任意選択的な一実施形態では、前記方法は、
前記ビデオ状態の識別子が前記プレイ識別子に属することを決定した場合、前記ターゲットビデオの所定の処分状態を表示するステップを更に含む。
【0014】
任意選択的な一実施形態では、前記ターゲットビデオをプレイする前記ステップの後に、
前記ターゲットビデオのビデオ識別子及び前記現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報を前記サーバ側に報告するステップであって、前記ビデオプレイ履歴情報は、前記サーバ側に前記現在のユーザに対する前記ターゲットビデオのプレイ状態を更新するために使用されるステップを更に含む。
【0015】
第2態様では、本開示は、ビデオ処理装置を提供し、前記装置は、
ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属するかどうかを決定するための第1決定モジュールであって、前記所定のビデオタイプは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプである第1決定モジュールと、
前記ターゲットビデオが前記所定のビデオタイプに属することを決定した場合、前記ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属するかどうかを決定するための第2決定モジュールであって、前記ビデオ状態の識別子は、サーバ側に記録された前記ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを特徴づけるために使用される第2決定モジュールと、
前記ビデオ状態の識別子が前記プレイ識別子に属しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイするためのプレイモジュールと、を含む。
【0016】
第3態様では、本開示は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体に命令が記憶され、前記命令が端末機器で実行される場合、前記端末機器は、上記方法を実装する。
【0017】
第4態様では、本開示は、機器を提供し、該機器は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで実行され得るコンピュータプログラムと、を含み、前記プロセッサで前記コンピュータプログラムが実行される場合、上記方法が実装される。
【0018】
第5態様では、本開示は、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム/命令を含み、プロセッサで前記コンピュータプログラム/命令が実行される場合、上記方法が実装される。
【0019】
従来技術に比べて、本開示の実施例によって提供される技術的解決手段は、以下の利点を有する。
【0020】
本開示の実施例は、ビデオ処理方法を提供し、まず、ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属するかどうかを決定し、所定のビデオタイプは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプであり、該ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属することを決定した場合、該ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属するかどうかを決定し、ビデオ状態の識別子は、サーバ側に記録された該ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを特徴づけるために使用され、次に、ビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属しないことを決定した場合、該ターゲットビデオをプレイする。本開示の実施例では、サーバ側に記録される現在のユーザに対するターゲットビデオのプレイ状態に基づいて、ターゲットビデオが現在の端末にプレイするかどうかを決定するという方法に基づいて、一瞬だけあるビデオに対する効果を確保し、ビデオ視聴ユーザの体験が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0021】
本明細書に組み込まれ、その一部を構成する添付の図面は、本開示と一致する実施例を示し、説明とともに、本開示の原理を説明するのに役立つ。
【0022】
本開示の実施例又は従来技術の技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、実施例又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に紹介し、明らかに、当業者にとって、創造的な労働なしで、これらの図面に基づいて他の図面を取得することができる。
【0023】
【
図1】本公開の実施例によって提供されたビデオ処理方法の流れ図である。
【
図2】本開示の実施例によって提供されたターゲットビデオのプレイインターフェースの概略図である。
【
図3】本公開の実施例によって提供された別のビデオ処理方法の流れ図である。
【
図4】本公開の実施例によって提供されたビデオ処理装置の構造概略図である。
【
図5】本公開の実施例によって提供されたビデオ処理機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本開示の上記目的、特徴及び利点をより明確にするために、以下では、本開示を更に説明する。なお、衝突がないという条件で、本開示の実施例及び実施例の特徴は、相互に組み合わせることができる。
【0025】
以下の説明では、本開示を完全に理解するために、多数の詳細が記載され、しかし、本開示は、ここで説明した以外の方法で実施することもでき、明らかに、明細書における実施例は、本開示の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。
【0026】
一瞬だけあるビデオタイプは、各ユーザ(ビデオ作成者を除く)に対して1回しかプレイできないビデオタイプである。現在のほとんどのビデオタイプのビデオがリプレイでき、一瞬だけあるビデオを処理する経験が不足するため、ユーザの一瞬だけあるビデオ視聴期待に応え、それによってユーザの視聴体験を向上させるために、各一瞬だけあるビデオが各ユーザに対して1回しかプレイできないように一瞬だけあるビデオのプレイ効果を確保する方法は、早急に解決する必要がある技術的問題である。
【0027】
そのゆえ、本開示の実施例は、ビデオ処理方法を提供し、まず、ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属するかどうかを決定し、所定のビデオタイプは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプであり、該ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属することを決定した場合、該ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属するかどうかを決定し、ビデオ状態の識別子は、サーバ側に記録された該ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを特徴づけるために使用され、次に、ビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属しないことを決定した場合、該ターゲットビデオをプレイする。本開示の実施例では、サーバ側に記録される現在のユーザに対するターゲットビデオのプレイ状態に基づいて、ターゲットビデオが現在の端末にプレイするかどうかを決定するという方法に基づいて、一瞬だけあるビデオに対する効果を確保し、ビデオ視聴ユーザの体験が向上する。
【0028】
それに基づいて、本開示の実施例は、ビデオ処理方法を提供し、
図1は、本公開の実施例によって提供されたビデオ処理方法の流れ図を示し、該方法は、
S101、ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属するかどうかを決定する。
【0029】
所定のビデオタイプは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプである。
【0030】
本開示の実施例によって提供されたビデオ処理方法は、クライアントに適用され得、クライアントは、スマートフォンに配置されるクライアントやタブレットに配置されるクライアントなどを含む。
【0031】
ビデオプレイシナリオでは、クライアントがターゲットビデオをプレイする前に、まず、ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属するかどうかを決定し、所定のビデオタイプは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプであり、例えば、所定のビデオタイプは、一瞬だけあるビデオタイプ、又は読み込むと消えるビデオタイプなどと呼ばれる。
【0032】
実際の用途では、ターゲットビデオに対するプレイトリガ操作を受信する場合、クライアントは、まず、サーバ側からターゲットビデオをリクエストし、サーバ側は、ターゲットビデオをクライアントに返すと同時に、ターゲットビデオのビデオタイプの識別子をクライアントに返し、ビデオタイプの識別子は、ターゲットビデオが属するビデオタイプを一意に識別するために使用される。クライアントは、ターゲットビデオのビデオタイプの識別子に基づいて、ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属するかどうかを決定し、すなわち、ターゲットビデオが一瞬だけあるビデオタイプに属するかどうかを決定する。
【0033】
例えば、ビデオタイプの識別子「1」が所定のビデオタイプ、すなわち、一瞬だけあるビデオタイプを識別するために使用されると仮定すると、ターゲットビデオのビデオタイプの識別子が「1」であることを決定した場合、該ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属することを決定でき、ターゲットビデオのビデオタイプの識別子が「1」ではないことを決定した場合、該ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属しないことを決定できる。
【0034】
S102、ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属することを決定した場合、ターゲットビデオのビデオ状態がプレイ識別子に属するかどうかを決定する。
【0035】
ビデオ状態の識別子は、サーバ側に記録されたターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを特徴づけるために使用される。
【0036】
本開示の実施例では、クライアントは、サーバ側と通信接続し、クライアントとサーバ側との間の通信接続に基づいて、ターゲットビデオがクライアントにプレイされる場合、クライアントは、サーバ側にターゲットビデオのビデオプレイ履歴情報を報告でき、ビデオプレイ履歴情報は、ターゲットビデオプレイ履歴情報を特徴づけるために使用される。
【0037】
クライアントは、クライアントが報告したビデオプレイ履歴情報に基づいて、ターゲットビデオのビデオ状態の識別子を決定して、クライアントにターゲットビデオを発行すると同時に、ビデオ状態の識別子をクライアントに発行することができ、ビデオ状態の識別子は、サーバ側に記録されたターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを特徴づけるために使用される。
【0038】
サーバ側がビデオプレイ履歴情報に基づいてターゲットビデオのビデオ状態の識別子を決定するという具体的な実装方法は、後の実施例において紹介されるため、ここでは説明を省略する。
【0039】
本開示の実施例では、所定のビデオタイプは、各ユーザに対して1回しかプレイできないものであるため、クライアントは、ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属することを決定した後、ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを更に決定する必要がある。具体的には、クライアントは、ターゲットビデオのビデオ状態の識別子に基づいて、ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを決定し、すなわち、ターゲットビデオのビデオ状態がプレイ識別子に属するかどうかを決定することができる。
【0040】
任意選択的な一実施形態では、ターゲットビデオのビデオ状態の識別子は、ターゲットビデオのhasViewedフィールドの値によって表すことができる。hasViewedフィールドの値がtrueの場合、ターゲットビデオのビデオ状態の識別子は、プレイ識別子に属することを表し、逆に、hasViewedフィールドの値がfalseの場合、ターゲットビデオのビデオ状態の識別子は、プレイ識別子に属しないことを表す。具体的には、クライアントは、ターゲットビデオのビデオ状態に基づいてターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを決定し、サーバ側が発行したターゲットビデオのhasViewedフィールドの値がtrueの場合、サーバに記録された該ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になることを決定し、サーバ側が発行しうたターゲットビデオのhasViewedフィールドの値がfalseの場合、サーバに記録された該ターゲットビデオが現在のユーザに対して未プレイ状態になることを決定する。
【0041】
S103、ビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属しないことを決定した場合、ターゲットビデオをプレイする。
【0042】
本開示の実施例では、ビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属しないことを決定した場合、サーバ側に記録されたターゲットビデオが現在のユーザに対して未プレイ状態になることを表し、すなわち、各ユーザに対して1回しかプレイできないというルールに従って、ターゲットビデオは、現在のユーザに対してプレイすることもできる。したがって、ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属しないことを決定した場合、該ターゲットビデオを直接プレイすることができる。
【0043】
例えば、クライアントはサーバ側が発行したターゲットビデオのhasViewedフィールドの値がfalseであることを決定した場合、サーバ側に記録された該ターゲットビデオが現在のユーザに対して未プレイ状態になることを表し、この場合、現在のユーザに対して該ターゲットビデオをプレイでき、ターゲットビデオが各ユーザに対して1回しかプレイできないというルールと合致する。
【0044】
任意選択的な一実施形態では、ビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属することを決定した場合、ターゲットビデオの所定の処分状態を表示する。
【0045】
本開示の実施例では、ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属することを決定した場合、サーバ側に記録された該ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になることを表し、各ユーザに対して1回しかプレイできないというルールに従って、クライアントは、現在のユーザに対して該ターゲットビデオを再度プレイできず、それをユーザに示すために、該ターゲットビデオの所定の処分状態を現在のユーザに表示することができる。所定の処分状態は、ターゲットビデオが1回しかプレイできないビデオタイプに属して、該ターゲットビデオが既に現在のユーザによってプレイされて再度プレイできないことを現在のユーザに示す。
【0046】
本開示の実施例では、ターゲットビデオの所定の処分状態の表示方法は、数種であり得、例えば、
図2は、本開示の実施例によって提供されたターゲットビデオのプレイインターフェースの概略図を示し、ターゲットビデオのプレイインターフェースにマスクレイヤを表示し、マスクレイヤに「一度しか表示できません、作品は処分されます」などのテキストメッセージを表示する。
【0047】
本開示の実施例によって提供されたビデオ処理方法では、まず、ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属するかどうかを決定し、所定のビデオタイプは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプであり、該ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属することを決定した場合、該ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属するかどうかを決定し、ビデオ状態の識別子は、サーバ側に記録された該ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを特徴づけるために使用され、次に、ビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属しないことを決定した場合、該ターゲットビデオをプレイする。本開示の実施例では、サーバ側に記録される現在のユーザに対するターゲットビデオのプレイ状態に基づいて、ターゲットビデオが現在の端末にプレイするかどうかを決定するという方法に基づいて、一瞬だけあるビデオに対する効果を確保し、ビデオ視聴ユーザの体験が向上する。
【0048】
上記実施例における内容に基づいて、ターゲットビデオのビデオ状態の識別子は、サーバ側がビデオプレイ履歴情報に基づいて決定してクライアントに発行するものであり、異なるサーバ側インターフェース間では、ビデオプレイ履歴情報が適時に更新されないという問題があり、例えば、現在のユーザは、シナリオA(例えば、おすすめシナリオ)で所定のビデオタイプのターゲットビデオをプレイし、すぐにシナリオB(例えば、ターゲットビデオの作成者のホームページ)に切り替えて、ターゲットビデオを再度プレイし、シナリオBのインターフェースは該ターゲットビデオがプレイされたという情報を受信しないため、サーバ側は、シナリオBのインターフェースのビデオプレイ履歴情報に基づいてターゲットビデオのビデオ状態の識別子が違いである可能性があると決定し、それによってクライアントに発行するビデオ状態の識別子がプレイ識別子(例えば、hasViewed=false)に属しない可能性があることをもたらし、更に、クライアントはサーバ側が発行するビデオ状態の識別子に基づいて該ターゲットビデオが現在のユーザに対して未プレイ状態になることを決定することをもたらし、その結果、所定のビデオタイプに属するターゲットビデオが現在のユーザに対して数回プレイするという現象を引き起こし、ユーザ体験に影響を与える。
【0049】
したがって、所定のビデオタイプのターゲットビデオが各ユーザに対して1回しかプレイできないという効果を更に確保できるように、上記実施例に基づいて、クライアントのローカル履歴を参照して、ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属するかどうかを決定し、それによって所定のビデオタイプのターゲットビデオをプレイする場合のユーザの使用体験を更に保障する。
【0050】
任意選択的な一実施形態では、ターゲットビデオをプレイする前に、ローカル履歴から、ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属するかどうかをクエリし、ローカル履歴において該ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属しないことを決定した場合、該ターゲットビデオをプレイする。
【0051】
本開示の実施例では、ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属しないことを決定した場合、サーバ側に記録されたターゲットビデオが現在のユーザに対して未プレイ状態に属し、サーバ側のインターフェースの間にビデオプレイ履歴情報が適時に更新されないことによってビデオ状態の識別子の違いをもたらすという問題を回避するために、本開示の実施例では、クライアントのローカル履歴から、ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属するかどうかをクエリすることができる。ローカル履歴には、ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属するかどうかを特徴づけるデータが記憶され、クライアントは、ローカル履歴に対してクエリ操作を行うことができる。例えば、ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属するかどうかに関するデータを記憶するための重複排除辞書をクライアントに設定して、クライアントは重複排除辞書に対してクエリ操作を行うことができる。
【0052】
本開示の実施例では、ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属しないことを決定して、ローカル履歴において該ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属しないことを決定した後、現在のユーザに対して該ターゲットビデオをプレイすることができる。
【0053】
任意選択的な一実施形態では、ローカル履歴にターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属することを決定した場合、ターゲットビデオの所定の処分状態を表示する。
【0054】
本開示の実施例では、ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属しないことを決定した場合、ローカル履歴において該ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属すことを決定した場合、異なるサーバ側のインターフェースの間にビデオプレイ履歴情報が適時に更新されない可能性があることによってサーバ側がビデオプレイ履歴情報に基づいて決定したターゲットビデオのビデオ状態の識別子が違いであることをもたらすことを示す。
【0055】
クライアントはローカル履歴に記録された該ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属することを決定したため、各ユーザに対して1回しかプレイできないというルールに従って、クライアントは、現在のユーザに対して該ターゲットビデオを再度プレイできず、それをユーザに示すために、該ターゲットビデオの所定の処分状態を現在のユーザに表示することができる。ターゲットビデオの所定の処分状態を表示する方法は、上記実施例におけるS103の方法を参照することができ、ここでは説明を省略する。
【0056】
任意選択的な一実施形態では、ローカル履歴は、ビデオ識別子及びユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報を含み、ビデオプレイ履歴情報は、ユーザ識別子に対応するユーザが該ビデオ識別子に対応するターゲットビデオに対してプレイ状態になることを記録するために使用される。まず、ローカル履歴には、ターゲットビデオのビデオ識別子及び現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報が存在するかどうかを決定し、ローカル履歴には、ターゲットビデオのビデオ識別子及び現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報が存在しないことを決定した場合、該ユーザ識別子に対応するユーザが該ビデオ識別子に対応するターゲットビデオに対して未プレイ状態になることを示し、該ターゲットビデオをプレイする。ローカル履歴には、ターゲットビデオのビデオ識別子及び現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報が存在することを決定した場合、該ユーザ識別子に対応するユーザが該ビデオ識別子に対応するターゲットビデオに対してプレイ状態になることを示し、ターゲットビデオの所定の処分状態を表示する。
【0057】
例えば、ローカル履歴(例えば、重複排除辞書)から、ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属するかどうかをクエリし、具体的には、ターゲットビデオのビデオ識別子(例えば、item ID0)及び現在のユーザのユーザ識別子(例えば、user id0)をキーkeyとして使用し、重複排除辞書から、item ID0及びuser id0を持つビデオプレイ履歴情報が記憶されるかどうかをクエリし、重複排除辞書には、item ID0及びuser id0を持つビデオプレイ履歴情報が存在しないことを決定した場合、該ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイされないことを示し、該ターゲットビデオをプレイすることができる。重複排除辞書には、item ID0及びuser id0を持つビデオプレイ履歴情報が存在することを決定した場合、該ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイされたことを示し、この場合、現在のユーザに該ターゲットビデオをプレイできず、現在のユーザに該ターゲットビデオの所定の処分状態を表示するだけで済む。
【0058】
任意選択的な一実施形態では、ターゲットビデオをプレイした後、ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるという履歴をローカル履歴に記憶する。
【0059】
本開示の実施例では、ローカル履歴(例えば、重複排除辞書)には、ターゲットビデオのビデオ識別子(例えば、item ID0)及び現在のユーザのユーザ識別子(例えば、user id0)を持つビデオプレイ履歴情報が存在しないことを決定した場合、該ターゲットビデオをプレイし、また、ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるという履歴をローカル履歴に記憶する。例えば、item ID0及びuser id0を持つビデオプレイ履歴情報を重複排除辞書に記憶する。
【0060】
現在のユーザがターゲットビデオに対するプレイ操作を再度トリガする場合、重複排除辞書において該ターゲットビデオ(ビデオ識別子がitem ID0)が現在のユーザ(ユーザ識別子がuser id0)に対してプレイ状態に属するビデオプレイ履歴情報に基づいて、現在のユーザに該ターゲットビデオの所定の処分状態を表示する。
【0061】
本開示の実施例では、クライアントのローカル履歴を参照して、ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属するかどうかを決定し、それによって一瞬だけあるビデオに対する効果を更に確保し、その結果、ビデオ視聴ユーザの体験をよりよく向上させることができる。
【0062】
本開示の実施例では、ターゲットビデオをプレイした後、クライアントのローカル履歴にビデオ履歴情報を記憶するだけでなく、サーバ側に該ビデオプレイ履歴情報を報告する必要があり、サーバ側は、該ビデオプレイ履歴情報を記憶する。サーバ側は、ローカルに記憶されたビデオプレイ履歴に基づいて、クライアントによってリクエストされた所定のビデオタイプのターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属するかどうかを決定することができる。例えば、サーバ側は、ビデオプレイ履歴情報に基づいてhasViewedフィールドの値を決定することができ、具体的には、サーバ側がクライアントによって報告されたビデオプレイ履歴情報を受信した場合、ローカル履歴には、現在のユーザによる該ターゲットビデオのプレイ履歴情報が存在することを示し、hasViewedフィールドの値は、trueとして設定され、hasViewedフィールドの値がtrueの場合、ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属することを示す。サーバ側は、クライアントによって報告されたビデオプレイ履歴情報を受信しない場合、ローカル履歴には、現在のユーザによる該ターゲットビデオのプレイ履歴情報が存在しないことを示し、hasViewedフィールドの値は、falseとして設定され、hasViewedフィールドの値がfalseの場合、ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属しないことを示す。
【0063】
任意選択的な一実施形態では、ターゲットビデオをプレイした後、クライアントは、ターゲットビデオのビデオ識別子及び現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴方法をサーバ側に報告する。
【0064】
ビデオプレイ履歴情報は、サーバ側において現在のユーザに対するターゲットビデオのプレイ情報を更新するために使用される。
【0065】
本開示の実施例では、ターゲットビデオをプレイした後、クライアントは、ターゲットビデオのビデオ識別子(例えば、item ID0)及び現在のユーザのユーザ識別子(例えば、user id0)を持つビデオプレイ履歴情報をサーバ側に報告し、サーバ側は、該ビデオ履歴情報に基づいて、現在のユーザに対する該ターゲットビデオのプレイ状態を更新し、それにより、現在のユーザがターゲットビデオに対するプレイ操作を再度トリガする場合、サーバ側は、更新後のビデオ状態の識別子をクライアントに発行することができる。例えば、該ターゲットビデオのビデオ状態の識別子をプレイ識別子(例えば、hasViewedの値をtrueに更新)に更新することができ、それにより、現在のユーザがターゲットビデオに対するプレイ操作を再度トリガする場合、サーバ側は、hasViewedフィールドの値がtrueのビデオ状態の識別子をクライアントに発行することができ、更に、クライアントは、更新後のビデオ状態の識別子に基づいて、該ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイされたことを決定することができ、それにより、現在のユーザに該ターゲットビデオの所定の処分状態を表示する。
【0066】
本開示の実施例では、クライアントがサーバ側にターゲットビデオに対応するビデオプレイ履歴情報を報告する場合、デュアルリンク報告方法を使用して、ビデオプレイ履歴情報の報告の安全性を確保することができる。
【0067】
なお、本開示の実施例では、専用リンクの1つを使用して、所定のビデオタイプに属するビデオに対応するビデオプレイ履歴情報を報告することもでき、それによって報告の遅延を回避し、サーバ側にビデオプレイ履歴情報を適時に報告し、その結果、後のサーバ側がビデオプレイ履歴情報に基づいてターゲットビデオのビデオ状態識別子を決定することの正確さを確保する。
【0068】
上記実施例では、本開示は、ビデオ処理方法の特定の応用シナリオを提供する。
図3は、本公開の実施例によって提供された別のビデオ処理方法の流れ図を示し、所定のビデオタイプが一瞬だけあるビデオタイプであり、ターゲットビデオのhasViewedフィールドの値を使用してビデオ状態の識別子を表示することは一例として挙げられ、それは、
S301、現在のユーザのターゲットビデオのプレイリクエストを受信する。
【0069】
本開示の実施例では、ユーザがターゲットビデオに対するプレイ操作をトリガする場合、クライアントは、該ターゲットビデオに対するプレイリクエストを受信し、サーバ側に対してターゲットビデオをリクエストする。
【0070】
S302、ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属するかどうかを決定し、そうではない場合、S303を実行し、そうである場合、S304を実行する。
【0071】
所定のビデオタイプは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプである。
【0072】
本開示の実施例では、サーバ側は、ターゲットビデオをクライアントに返すと同時に、ターゲットビデオのビデオタイプの識別子をクライアントに返し、ビデオタイプの識別子は、ターゲットビデオが属するビデオタイプを一意に識別するために使用される。所定のビデオタイプが一瞬だけあるビデオタイプは一例として挙げられると、ビデオタイプの識別子「1」が一瞬だけあるビデオタイプを識別するために使用されると仮定すると、ターゲットビデオのビデオタイプの識別子が「1」であることを決定した場合、該ターゲットビデオは一瞬だけあるビデオタイプに属することを決定し、その後、S304を実行する。ターゲットビデオのビデオタイプの識別子が「1」ではないことを決定した場合、該ターゲットビデオは一瞬だけあるビデオタイプに属しないことを決定し、その後、S303を実行する。
【0073】
S303、現在のユーザにターゲットビデオをプレイする。
【0074】
本開示の実施例では、上記S302に基づいて、ターゲットビデオが一瞬だけあるビデオタイプに属しないことを決定した場合、現在のユーザに該ターゲットビデオを直接プレイする。
【0075】
S304、ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ状態に属するかどうかを決定し、そうである場合、S305を実行し、そうではない場合、S306を実行する。
【0076】
ビデオ状態の識別子は、サーバ側に記録されたターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを特徴づけるために使用される。
【0077】
本開示の実施例では、ターゲットビデオのビデオ状態の識別子は、クライアントから報告されたビデオプレイ履歴情報に基づいてサーバ側によって決定され、クライアントにターゲットビデオを発行すると同時に、ビデオ状態の識別子をクライアントに発行し、ビデオプレイ履歴情報は、ターゲットビデオのプレイ履歴情報を特徴づけるために使用される。
【0078】
ターゲットビデオのhasViewedフィールドの値を使用してビデオ状態の識別子を表示することは一例として挙げられると、hasViewedフィールドの値がtrueの場合、ターゲットビデオのビデオ状態の識別がプレイ識別子に属することを示し、サーバに記録された該ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になることを決定し、その後、S305を実行する。hasViewedフィールドの値がfalseの場合、ターゲットビデオのビデオ状態の識別がプレイ識別子に属することを示し、サーバに記録された該ターゲットビデオが現在のユーザに対して未プレイ状態になることを決定し、その後、S306を実行する。
【0079】
S305、現在のユーザにターゲットビデオの所定の処分状態を表示する。
【0080】
本開示の実施例では、上記S304に基づいて、ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になることを決定した場合、各ユーザに対して1回しかプレイできないというルールに従って、クライアントは、現在のユーザに対して該ターゲットビデオを再度プレイできず、それをユーザに示すために、ターゲットビデオの所定の処分状態を現在のユーザに表示することができる。
図2に示すように、ターゲットビデオプレイインターフェースにマスクレイヤを表示し、マスクレイヤに「一度しか表示できません、作品は処分されます」のテキストメッセージを表示する。
【0081】
S306、ローカル履歴には、ターゲットビデオのビデオ識別子及び現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報が存在するかどうかを決定し、そうである場合、S305を実行し、そうではない場合、S307を実行する。
【0082】
本開示の実施例では、ローカル履歴は、ビデオ識別子(例えば、item ID0)及びユーザ識別子(例えば、user id0)を持つビデオプレイ履歴情報を含み、ビデオプレイ履歴情報は、ユーザ識別子に対応するユーザが該ビデオ識別子に対応するターゲットビデオに対してプレイ状態になることを記録するために使用される。
【0083】
ローカル履歴(例えば、重複排除辞書)には、ターゲットビデオのビデオ識別子及び現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報が存在するかどうかを決定し、存在しない場合、該ユーザ識別子(user id0)に対応するユーザが該ビデオ識別子(item ID0)に対応するビデオに対して未プレイ状態になることを示し、その後、S307を実行する。存在する場合、該ユーザ識別子(user id0)に対応するユーザが該ビデオ識別子(item ID0)に対応するビデオに対してプレイ状態になることを示し、その後、S305を実行し、ターゲットビデオの所定の処分状態を表示し、具体的な所定の処分状態は、上記S305における例と同じであり得、ここでは説明を省略する。
【0084】
本開示の実施例では、上記S304に基づいて、ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属しないことを決定した場合、ローカル履歴において該ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属すことを決定した場合、異なるサーバ側のインターフェースの間にビデオプレイ履歴情報が適時に更新されない可能性があることによってサーバ側がビデオプレイ履歴情報に基づいて決定したターゲットビデオのビデオ状態の識別子が違いであることをもたらすことを示す。
【0085】
S307、現在のユーザにターゲットビデオをプレイして、ローカル履歴には、ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるという履歴を記憶する。
【0086】
本開示の実施例では、上記S306に基づいて、ローカル履歴(例えば、重複排除辞書)には、ターゲットビデオのビデオ識別子(例えば、item ID0)及び現在のユーザのユーザ識別子(例えば、user id0)を持つビデオプレイ履歴情報が存在しないことを決定した場合、該ターゲットビデオをプレイすることができる。なお、ターゲットビデオのビデオ識別子及び現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報をクライアントのローカル履歴に記憶し、例えば、item ID0及びuser id0を持つビデオプレイ履歴情報を重複排除辞書に記憶する。
【0087】
現在のユーザがターゲットビデオに対するプレイ操作を再度トリガする場合、重複排除辞書において該ターゲットビデオ(ビデオ識別子がitem ID0)が現在のユーザ(ユーザ識別子がuser id0)に対してプレイ状態に属するビデオプレイ履歴情報に基づいて、現在のユーザに該ターゲットビデオの所定の処分状態を表示する。
【0088】
本開示の実施例によって提供されたビデオ処理方法では、ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属するかどうかを決定し、属しない場合、現在のユーザに該ターゲットビデオをプレイし、属する場合、ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属するかどうかを決定し続け、属する場合、現在のユーザに該ターゲットビデオの所定の処分状態を表示し、属しない場合、ローカル履歴には、ターゲットビデオのビデオ識別子及び現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報が存在するかどうかを決定し続け、存在する場合、現在のユーザに該ターゲットビデオの所定の処分状態を表示し、存在しない場合、現在のユーザに該ターゲットビデオをプレイして、ローカル履歴には、ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるという履歴を記憶する。
【0089】
それから分かるように、本開示の実施例では、クライアントのローカル履歴を参照して、ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属するかどうかを決定し、サーバ側のインターフェースの間にビデオプレイ履歴情報が適時に更新されないことによってビデオ状態の識別子の違いをもたらすという問題を効果的に回避し、それによって一瞬だけあるビデオに対する効果を更に確保し、その結果、ビデオ視聴ユーザの体験をよりよく向上させることができる。
【0090】
上記方法の実施例と同じ発明概念に基づいて、本開示は、ビデオ処理装置を400更に提供し、
図4は、本公開の実施例によって提供されたビデオ処理装置の構造概略図を示し、前記ビデオ処理装置400は、
ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属するかどうかを決定するための第1決定モジュール401であって、前記所定のビデオタイプは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプである第1決定モジュール401と、
前記ターゲットビデオが前記所定のビデオタイプに属することを決定した場合、前記ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属するかどうかを決定するための第2決定モジュール402であって、前記ビデオ状態の識別子は、サーバ側に記録された前記ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを特徴づけるために使用される第2決定モジュール402と、
前記ビデオ状態の識別子が前記プレイ識別子に属しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイするためのプレイモジュール403と、を含む。
【0091】
任意選択的な一実施形態では、前記装置は、
ローカル履歴から、前記ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属するかどうかをクエリするためのクエリモジュールを更に含み、
それに応じて、前記プレイモジュール403は、
前記ローカル履歴に前記ターゲットビデオが前記現在のユーザに対して前記プレイ状態に属しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイするためのプレイサブモジュールを含む。
【0092】
任意選択的な一実施形態では、前記装置は、
前記ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になる履歴を前記ローカル履歴に記憶するための記憶モジュールを更に含む。
【0093】
任意選択的な一実施形態では、前記装置は、
前記ローカル履歴に前記ターゲットビデオが前記現在のユーザに対して前記プレイ状態に属することを決定した場合、前記ターゲットビデオの所定の処分状態を表示するスための第1表示モジュールを更に含む。
【0094】
任意選択的な一実施形態では、前記ローカル履歴は、ビデオ識別子及びユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報を含み、前記クエリモジュールは、
前記ターゲットビデオのビデオ識別子及び前記現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報がローカル履歴内に存在するかどうかを決定するための決定サブモジュールを含み、
それに応じて、前記プレイサブモジュールは、更に、
前記ターゲットビデオのビデオ識別子及び前記現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報が前記ローカル履歴内に存在しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイするために使用される。
【0095】
任意選択的な一実施形態では、前記装置は、
前記ビデオ状態の識別子が前記プレイ識別子に属することを決定した場合、前記ターゲットビデオの所定の処分状態を表示するための第2表示モジュールを更に含む。
【0096】
任意選択的な一実施形態では、前記装置は、
前記ターゲットビデオのビデオ識別子及び前記現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報を前記サーバ側に報告するための報告モジュールであって、前記ビデオプレイ履歴情報は、前記サーバ側に前記現在のユーザに対する前記ターゲットビデオのプレイ状態を更新するために使用される報告モジュールを更に含む。
【0097】
本開示の実施例によって提供されたビデオ処理装置では、まず、ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属するかどうかを決定し、所定のビデオタイプは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプであり、該ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属することを決定した場合、該ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属するかどうかを決定し、ビデオ状態の識別子は、サーバ側に記録された該ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを特徴づけるために使用され、次に、ビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属しないことを決定した場合、該ターゲットビデオをプレイする。本開示の実施例では、サーバ側に記録される現在のユーザに対するターゲットビデオのプレイ状態に基づいて、ターゲットビデオが現在の端末にプレイするかどうかを決定するという方法に基づいて、一瞬だけあるビデオに対する効果を確保し、ビデオ視聴ユーザの体験が向上する。
【0098】
上記方法及び装置に加えて、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、コンピュータ可読記憶媒体に命令が記憶され、前記命令が端末機器で実行される場合、前記端末機器は、本開示の実施例に記載のビデオ処理方法を実装する。
【0099】
本開示は、コンピュータプログラム製品を更に提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム/命令を含み、プロセッサで前記コンピュータプログラム/命令が実行される場合、本開示の実施例に記載のビデオ処理方法が実装される。
【0100】
なお、本開示の実施例は、ビデオ処理機器500を更に提供し、
図5は、本公開の実施例によって提供されたビデオ処理機器の構造概略図を示し、前記ビデオ処理機器500は、
プロセッサ501と、メモリ502と、入力装置503と、出力装置504とを更に含み得る。ビデオ処理機器内のプロセッサ501は1つ以上であり得るが、
図5では、1つのプロセッサを例に挙げている。本開示のいくつかの実施例では、プロセッサ501、メモリ502、入力装置503、及び出力装置504は、バス又は他の方法によって接続され得、
図5では、バスによる接続を例に挙げている。
【0101】
メモリ502は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶するために使用され得、プロセッサ501は、メモリ502内に記憶されたソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することで、処理機器の各種の機能アプリケーション及びデータ処理を実行する。メモリ502は主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含み、プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、機能に必要な少なくとも1つのアプリケーションプログラムなどを記憶することができる。なお、メモリ502は、高速ランダムメモリを含み得、更に、少なくとも1つの磁気ディスク装置、フラッシュメモリ装置、又は他の揮発性固体メモリなどの不揮発性メモリも含み得る。入力装置503は、入力数値又は文字情報を受信し、ビデオ処理機器のユーザ設定及び機能制御に関連する信号入力を生成するために使用され得る。
【0102】
具体的には、本実施例では、プロセッサ501は、以下の命令に従って、1つ以上のアプリケーションプログラムのプロセスに対応する実行可能ファイルをメモリ502にロードし、プロセッサ501は、メモリ502に記憶されるアプリケーションプログラムを実行し、それによって上記ビデオ処理機器の各種の機能を実現する。
【0103】
本明細書では、「第1」及び「第2」などの関係用語は、あるエンティティ又は操作を別のエンティティ又は操作から区別するためにのみ使用され、これらのエンティティ又は操作間にこれらの実際の関係又は順序があることを要求又は暗示することではない。かつ、「含む」、「備える」という用語又はそれらの任意の他の変形は、一連の要素を含む過程、方法、物品又は機器は、必ずしもそれら元素のみに限定されず、明確には列挙されない他の要素、又はそのような過程、方法、物品又は機器に固有の要素を包含することができるために、非排他的な包含を網羅することを意図する。特に限定されない場合、「……を含む」という言葉によって限定された要素は、その要素を含むプロセス、方法、物品又は機器における追加の同一要素の存在を排除しない。
【0104】
上記説明は、本開示の特定の実施形態に過ぎず、当業者が本開示を理解又は実装できるようにするものである。これらの実施形態に対する様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義される一般的な原理は、本開示の精神又は範囲から逸脱することなく他の実施形態で実施することができる。したがって、本開示は、本明細書に記載の実施例に限定されることを意図するものではなく、本明細書に開示される原理及び新規な特徴と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。
【手続補正書】
【提出日】2023-12-20
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオ処理方法であって、
ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属するかどうかを決定するステップであって、前記所定のビデオタイプは、各ユーザに対して1
回プレイ
するビデオタイプであるステップと、
前記ターゲットビデオが前記所定のビデオタイプに属することを決定した場合、前記ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属するかどうかを決定するステップであって、前記ビデオ状態の識別子は、サーバ側に記録された前記ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを特徴づけるために使用されるステップと、
前記ビデオ状態の識別子が前記プレイ識別子に属しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイするステップと、を含む、方法。
【請求項2】
前記ターゲットビデオをプレイする前記ステップの前に、
ローカル履歴から、前記ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態に属するかどうかをクエリするステップを更に含み、
それに応じて、前記ターゲットビデオをプレイする前記ステップは、
前記ローカル履歴に前記ターゲットビデオが前記現在のユーザに対して前記プレイ状態に属しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイするステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ターゲットビデオをプレイする前記ステップの後に、
前記ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になる履歴を前記ローカル履歴に記憶するステップを更に含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ローカル履歴に前記ターゲットビデオが前記現在のユーザに対して前記プレイ状態に属することを決定した場合、前記ターゲットビデオの所定の処分状態を表示するステップを更に含む、請求項
2に記載の方法。
【請求項5】
ローカル履歴は、ビデオ識別子及びユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報を含み、前記ローカル履歴から、前記ターゲットビデオが前記現在のユーザに対してプレイ状態に属するかどうかをクエリする前記ステップは、
前記ターゲットビデオのビデオ識別子及び前記現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報がローカル履歴内に存在するかどうかを決定するステップを含み、
それに応じて、前記ローカル履歴に前記ターゲットビデオが前記現在のユーザに対して前記プレイ状態に属しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイする前記ステップは、
前記ターゲットビデオのビデオ識別子及び前記現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報が前記ローカル履歴内に存在しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイするステップを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記ビデオ状態の識別子が前記プレイ識別子に属することを決定した場合、前記ターゲットビデオの所定の処分状態を表示するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記ターゲットビデオをプレイする前記ステップの後に、
前記ターゲットビデオのビデオ識別子及び前記現在のユーザのユーザ識別子を持つビデオプレイ履歴情報を前記サーバ側に報告するステップであって、前記ビデオプレイ履歴情報は、前記サーバ側に前記現在のユーザに対する前記ターゲットビデオのプレイ状態を更新するために使用されるステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
ビデオ処理装置であって、
ターゲットビデオが所定のビデオタイプに属するかどうかを決定するための第1決定モジュールであって、前記所定のビデオタイプは、各ユーザに対して1
回プレイ
するビデオタイプである第1決定モジュールと、
前記ターゲットビデオが前記所定のビデオタイプに属することを決定した場合、前記ターゲットビデオのビデオ状態の識別子がプレイ識別子に属するかどうかを決定するための第2決定モジュールであって、前記ビデオ状態の識別子は、サーバ側に記録された前記ターゲットビデオが現在のユーザに対してプレイ状態になるかどうかを特徴づけるために使用される第2決定モジュールと、
前記ビデオ状態の識別子が前記プレイ識別子に属しないことを決定した場合、前記ターゲットビデオをプレイするためのプレイモジュールと、を含む、装置。
【請求項9】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体に命令が記憶され、前記命令が端末機器で実行される場合、前記端末機器は、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法を実装する、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項10】
機器であって、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで実行され得るコンピュータプログラムと、を含み、前記プロセッサで前記コンピュータプログラムが実行される場合、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法が実装される、機器。
【請求項11】
コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム/命令を含み、プロセッサで前記コンピュータプログラム/命令が実行される場合、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法が実装される、コンピュータプログラム製品。
【国際調査報告】