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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-06-28
(54)【発明の名称】プッシュプルガーデンハンドツール
(51)【国際特許分類】
   A01B 1/22 20060101AFI20240621BHJP
【FI】
A01B1/22
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023578799
(86)(22)【出願日】2022-06-22
(85)【翻訳文提出日】2023-12-19
(86)【国際出願番号】 US2022034614
(87)【国際公開番号】W WO2022271887
(87)【国際公開日】2022-12-29
(31)【優先権主張番号】63/213,210
(32)【優先日】2021-06-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523477174
【氏名又は名称】ガーデン プロス ホールディングス リミテッド ライアビリティ カンパニー
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100098475
【弁理士】
【氏名又は名称】倉澤 伊知郎
(74)【代理人】
【識別番号】100130937
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100144451
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 博子
(72)【発明者】
【氏名】シュルツ グロリア ジーン
(72)【発明者】
【氏名】オングリー エルトン ケイ
(72)【発明者】
【氏名】シュルティーズ ドン
(57)【要約】
増加された園芸および造園機能を備えたより容易にされた園芸を可能にするためのガーデンツールが説明されている。ハンドツールは、多数の機能を提供するヘッドを有する。ハンドルは、改良された人間工学を提供することができ、改良された作動のために、ユーザによって印加された力をヘッドに差し向ける。ツールのシャフトは、ツールの人間工学を改良するための湾曲部を有することができる。
【選択図】 図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガーデンツールであって、該ガーデンツールは、
ハンドルと、
前記ハンドルに連結された第1の端を備えたシャフト部分と、
前記シャフト部分の第2の端に連結されたヘッドと、を含み、前記ヘッドは、V形尖端で接合する金属ストリップの第1のブレード部分および第2のブレード部分を有し、前記第1のブレード部分および前記第2のブレード部分は、平面上で隣り合い、頂部ブレード面は、底部ブレード面まで下降する角度付きエッジを有し、前記ヘッドは、第1のアーム部分および第2のアーム部分を有し、前記第1のアーム部分および前記第2のアーム部分は、それぞれ、前記第1のブレード部分および前記第2のブレード部分の延長部であり、前記第1のアーム部分および前記第2のアーム部分は、前記第1のブレード部分および前記第2のブレード部分から前記シャフト部分まで直角のない連続湾曲部で前記金属ストリップを延長させ、前記連続湾曲部の内側湾曲面は、前記頂部ブレード面を形成する前記金属ストリップの面であり、前記連続湾曲部の外側湾曲面は、前記底部ブレード面を形成する前記金属ストリップの面である、ガーデンツール。
【請求項2】
前記V形尖端は、Vの尖端で互いに溶接された2つの金属ピースを含む、請求項1に記載のガーデンツール。
【請求項3】
前記V形尖端は、単一の金属ピースを含む、請求項1に記載のガーデンツール。
【請求項4】
前記V形尖端は、V形の尖端の代わりにノッチを含む、請求項1に記載のガーデンツール。
【請求項5】
前記アーム部分の連続湾曲部は、前記ブレード部分の平面を、約30°~50°の間の第1の角度で前記シャフト部分の長手方向軸線と交差させる、請求項1に記載のガーデンツール。
【請求項6】
前記シャフト部分は、前記第1の角度と略同じ第2の角度で前記ブレード部分の前記長手方向軸線と交差する前記ハンドルから印加される力ベクトルを生じさせるベンドを有し、請求項1に記載のガーデンツール。
【請求項7】
前記第2の角度は、前記第1の角度よりも小さい約5°~10°の間である、請求項6に記載のガーデンツール。
【請求項8】
前記第1の角度および前記第2の角度は、約40°である、請求項5に記載のガーデンツール。
【請求項9】
前記シャフト部分は、前記第1の角度と略同じ第2の角度で前記シャフト部分の前記長手方向と交差する前記ハンドルから印加される力ベクトルを生じさせるように湾曲されている、請求項5に記載のガーデンツール。
【請求項10】
前記ハンドルは、閉鎖ループを含む、請求項1に記載のガーデンツール。
【請求項11】
前記ハンドルは、開放ループを含む、請求項1に記載のガーデンツール。
【請求項12】
前記ハンドルは、フィンガグリップを含む、請求項1に記載のガーデンツール。
【請求項13】
ガーデンツールであって、該ガーデンツールは、
ハンドルと、
前記ハンドルに連結された第1の端を備えたシャフト部分と、
2つのブレード部分を備えたヘッドと、を含み、前記ブレード部分は、該ブレード部分を備えたV形ヘッドを形成するように該ブレード部分の平面上で隣り合う平らな金属ストリップであり、前記各ブレード部分は、前記ブレード部分の前記金属ストリップの第1の面から前記ブレードの第2の面までの角度付きエッジを備えた、該ブレード部分の外側エッジ上のベベルを含み、前記ベベル付きエッジは、前記V形ヘッドの尖端を形成するように隣り合い、前記ヘッドは、前記ブレード部分を前記シャフトに連結するためのアーム部分を含み、前記各アーム部分は、それぞれのブレード部分の前記金属ストリップの延長部であり、前記各アーム部分は、前記ヘッドと前記シャフトの間の前記アーム部分における直角から応力箇所を導入することなく前記ブレードに直接力を伝達するために前記それぞれのブレード部分と前記シャフトの間で湾曲され、前記それぞれの湾曲捩れ部は、前記それぞれのブレード部分から前記シャフトまで真っ直ぐなエッジなく全体的な湾曲で前記各それぞれの前記金属ストリップを延長させ、
前記湾曲捩れ部は、前記ブレード部分の前記平面を、約30°~50°の間の角度で前記シャフトの前記長手方向軸線と交差させる、ガーデンツール。
【請求項14】
前記シャフトは、前記第1の角度と略同じ第2の角度で前記ブレード部分の前記長手方向軸線と交差する前記ハンドルから印加される力ベクトルを生じさせるベンドを有する、請求項13に記載のガーデンツール。
【請求項15】
前記第2の角度は、前記第1の角度よりも小さい約5°~10°の間である、請求項14に記載のガーデンツール。
【請求項16】
前記第1の角度および前記第2の角度は、約40°である、請求項14に記載のガーデンツール。
【請求項17】
前記シャフトは、前記第1の角度と略同じ第2の角度で前記シャフト部分の前記長手方向と交差する前記ハンドルから印加される力ベクトルを生じさせるように湾曲されている、請求項14に記載のガーデンツール。
【請求項18】
前記ハンドルは、閉鎖ループを含む、請求項1に記載のガーデンツール。
【請求項19】
前記ハンドルは、開放ループを含む、請求項1に記載のガーデンツール。
【請求項20】
前記ハンドルは、フィンガグリップを含む、請求項1に記載のガーデンツール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2021年6月22日に出願された米国仮出願第63/213210号に基づき、かつ、優先権を主張する非仮出願である。
【0002】
本明細書は、一般的には、ガーデンツールに関し、さらに詳しくは、本明細書は、プッシュプル手持ち式ガーデンツールに関する。
【背景技術】
【0003】
種々のヘッドを備えた、ガーデンハンドツールの数多くのバージョンがある。ツールのヘッドは、シャフトを介して、ユーザがツールを使用するのに把持することとなるハンドルに連結されている。多くのツールの機能は、単一の機能に限定されている。多くのツールにおけるヘッドへのハンドルの連結は、人間工学的ではなく、ツールが使用されるときに、ユーザの手または手首にストレスを生じさせ得る。
【図面の簡単な説明】
【0004】
以下の説明は、実施の例として与えられた例解を有する図の議論を含む。図面は、例として理解されるべきであり、制限として理解されるべきではない。本願で使用されているように、1つまたはそれ以上の例への言及は、本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれる特定の特徴、構造、または、特性を説明するものとして理解されるべきである。本願に現れている「1つの例に」、「代替例に」のような句は、本発明の実施の例を提供し、すべては、必ずしも同じ実施に言及するものではない。しかしながら、それらはまた、必ずしも互いに排他的なものでもない。
【0005】
図1図1A-1Cは、V形ブレードおよびループハンドルを備えたハンドツールの例を示す。
図2】湾曲部を備えたシャフトを備えたハンドルツールの例を示す。
図3】湾曲シャフトを備えたハンドルツールの例を示す。
図4】鋭利なノッチを備えたV形ブレードを備えたハンドルツールの例を示す。
図5】V形ブレードおよび開放ハンドルを備えたハンドツールの例を示す。
図6】ブレードまで延びるアームに延入するシャフトを備えたハンドツールの例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0006】
いくつかの詳細および実施形態は、以下のとおりであり、いくつかのまたはすべての例、および、他の潜在的な例を含み得る、図面の非制限的な説明を含む。
【0007】
本願で説明されているように、増加された園芸および造園機能を備えたより容易にされた園芸を可能にするためのガーデンツールが説明されている。ハンドツールは、多数の機能を提供するヘッドを有する。ハンドルは、改良された人間工学を提供することができ、改良された作動のために、ユーザによって印加された力をヘッドに差し向ける。ツールのシャフトは、ツールの人間工学を改良するための湾曲部を有することができる。
【0008】
本明細書は、プッシュプル作動を可能にするヘッドを有するハンドツールの例を含む。ヘッドは、一般的に、米国特許第8708057号の記載に従うことができる。ヘッド(「スキッジャーヘッド“Skidger head”」)は、ヘッドが、シャフトをハンドルに米国特許第8708057号の記載と同じ仕方で連結することができる点において米国特許第8708057号の記載と異なることができ、或いは、以下の例に従うハンドルへの代替的な連結部を有することができる。SKIDGERは、Skidger LLCの登録商標であり、ID(識別)の目的で使用されている。
【0009】
図1A-1Cは、V形ブレードおよびループハンドルを備えたプッシュプルハンドツールの例を示している。
【0010】
図1Aは、スキッジャーヘッドを備えた手持ち式ガーデンツールを示す、ツール100の図102を提供する。ツール100は、鋭利なチップを備えたブレード部分を有し、ブレードは前後が鋭利にされている。ブレード部分は、シャフト部分まで連続的な湾曲部を有するアーム部分に連続的に延入している。シャフト部分は、人間工学的なハンドルに連結している。ハンドルは、閉鎖されたループハンドルであることができる。1つの例では、把持を可能にする輪郭を有し、それらの輪郭は、手の指の間隔に従って間隔を隔てて配置されている。
【0011】
図102に示されているように、ヘッド110は、2つのブレード部分でできているブレードである、ブレード112を含む。ブレード112は、頂部122および底部124を示している。頂部122は、ブレード112の平面が地面上に載るときの、ブレードの頂部であり、底部124は、頂部122の反対のブレード112の側である。ブレード112は、内側ベベル114を有し、内側ベベル114は、ツールの内側上の、或いは開口部120に向かう、頂部122から底部124まで延びる鋭利なエッジであり、開口部120は、ブレード112から延びる湾曲アームによって形成されている。外側ベベル116が、開口部120からブレード112の反対側で、ツール100の先導エッジ上の頂部122から底部124に向かって延びている。
【0012】
ヘッド110は、ブレード112におけるV形尖端を備えたV形ヘッドである。ブレード112のV形尖端は、ブレード部分が隣り合う場所にある。ブレード112は、平面上で、若しくは、略平面上で、或いは、部分が、平面上ではなく、角度をなして隣り合う場合には、ブレードの平面を通して隣り合う2つの部分であることができる。
【0013】
ヘッド110は、ブレード112からシャフト130までの湾曲部118または湾曲捩れ部を含む。湾曲部118は、ブレード122からアーム部分の湾曲または捩れを経て延びるアームであり、ブレード112をシャフト130またはシャフト部分に連結する。湾曲部118は、ブレード部分を構成するストリップをその平面から連続的な湾曲を経てシャフト130に移行させる。いかにして、湾曲部118の連続的な湾曲が、90度の角度、或いは他の明確なベンド(すなわち、連続的な湾曲とは反対の、測定可能な角度をなしたベンド)なくハンドル部分まで上方におよび回って接続することが観察されるであろう。むしろ、より楕円形の湾曲がある。
【0014】
ヘッド110は、ブレード112を形成する、それぞれ、第1のブレード部分および第2のブレード部分の延長部である、第1のアーム部分および第2のアーム部分を有することができる。アーム部分は、シャフト部分まで直角なしに連続的な湾曲でブレード112の金属ストリップを延長させ、湾曲部118の内側湾曲面または内側面は、頂部122または頂部ブレード面を形成する金属ストリップの面であり、湾曲部118の外側湾曲面または外側面は、底部124または底部ブレード面を形成する金属ストリップの面である。
【0015】
各アーム部分は、ヘッド110とハンドル140の間のアームに直角からの応力箇所を導入することなくハンドル140からシャフト130を通してブレード110まで直接力を伝達するために、ブレードの2つの側の間で湾曲されたブレード112の金属ストリップの延長部であることができる。湾曲部118の湾曲された捩れ部は、ブレード部分の平面を、図2に関してより詳細に説明されているように、約30°~50°の間でシャフト130の長手方向軸線と交差させる。
【0016】
1つの例では、湾曲部118は、それぞれ、内方に向いたブレードエッジ(例えば、1つの開口部120に向いたブレードエッジ)および外方に向いたブレードエッジに対応する「内側弧」および「外側弧」を通して達成されると考えられることができる。1つの例では、内側弧は、外側弧よりもタイトな半径を有する。内側弧および外側弧は、アーム部分において明確なアングルまたはベンドなく連続的に湾曲されている。外側弧の湾曲は、内側弧の湾曲よりも長い。かくして、ツールの2つの側(2つのアーム)の弧は、開口部の開放領域の内側の楕円領域を形成する。2つの外側弧による楕円領域は、2つの内側弧によって形成される楕円領域よりも大きい。弧の1つの利点は、90度(或いは他の明確な角度)のベンドを使用する比較可能なツールに対してハンドル部分に印加される力の改善された伝達である。1つの例では、アーム部分がシャフト部分に連結する場所からアーム部分上に平らな面がないことである。これは、連続的な湾曲部の理解の1つの例である。異なる半径(或いはモーメント、円形であるよりはむしろ楕円形であると考えられる)の2つの弧のもう1つの利点は、直角で保持されるときに、ツールが材料の一時的な捕獲を可能にするので、ツールは、材料を掬い上げ、広げるのに使用されることができることである。
【0017】
1つの例では、ハンドル140は、ループ142で表される、閉鎖ループを有する。かくして、ユーザが手でハンドルを掴むハンドルの頂部部分は、ユーザの指がハンドル140の頂部部分の回りを掴むこととなる領域の回りのループで連続する。ループ142は、かくして、ユーザの掴む指の回りでループを提供する。グリップ144の輪郭は、ユーザの指があることとなる窪みを有するように間隔を隔てて配置されており、指の間の間隔のより高い部分は、ユーザがハンドル140を掴むときに指の間の自然な分離を可能にする。グリップ144は、増大された心地よさおよびツール100の使用の容易さを提供することができる。
【0018】
図102は、シャフト130がヘッド110に連結する箇所である連結部132を示している。1つの例では、ヘッド110は、ブレード112までの湾曲部118を備えて曲げられている、単一の金属ピースである。連結部132は、シャフト130とヘッド110の1つまたは複数の金属ストリップの間の溶接部であることができる。1つの例では、シャフト130は、その長手方向に沿ってシャフト130中にヘッド110の金属ストリップを通して延びるリベットまたはねじを通してヘッド110に連結されている。
【0019】
図1Bは、ツール100の図104として示されている、図1Aの斜視図である。図104は、図102に関して上記の同じ構成要素を示している。図104は、ブレード112の部分をシャフト130に連結する湾曲部118によって提供されるアーム部分の異なる湾曲の斜視図を示している。連結部132は、シャフト130とヘッド110(すなわち、スキッジャーヘッド)との溶接部である。シャフトをヘッドに溶接する代替例として、ヘッドは、シャフトとの連結箇所に穴を有することができ、ボルトが開口部120の内側からシャフト内まで取り付けられることができる。例えば、シャフト130は、シャフト130をヘッド110に取る付けるためのボルトを受け入れるために、シャフトの内側上にねじ切りを有することができる。
【0020】
図1Cは、ツール100の図106に示されている、図1Aの斜視図である。図106は、図102に関して上記した同じ構成要素を示している。図106は、なお別の角度からブレート112に連結されたアーム部分の湾曲を示している。ツール100は、ヘッド110のアーム部分に溶接された丸い金属ピースとしてシャフト130を表している。1つの例では、ブレード112は、単一の金属ストリップで作られることができ、金属ストリップの一方の側は1つのアーム部分内に湾曲され、金属ストリップの他方の側は他方のアーム内に湾曲されている。金属は、ブレードチップで接合されることができる。代替的には、2つの異なる金属ピースが、湾曲され、次いで、ブレードチップ、および、アーム部分上の両方で接合されることができる。むしろ丸いロッドよりは、1つの例では、シャフト130は、正方形または矩形の横断面を有する。
【0021】
図2は、湾曲部を備えたシャフトを備えたハンドツールの1つの例を示している。ダイアグラムは、プッシュプルハンドツールである、ツール200の斜視図を提供している。ツール200は、ツール200が特にシャフトに湾曲部を示している、ツール100に従うツールの例である。
【0022】
ツール200は、シャフト230まで連続的な湾曲部で延びるアーム部分内に上方に延びる2つのブレード部分でできたブレード222を備えたヘッド210を含む。連続的な湾曲部は、湾曲部218によって示されている。ブレード222は、開口部に向かうブレードの内側部分の鋭利部としての内側ベベル224、および、開口部から離れるブレードの外側部分の鋭利部として外側ベベル226を有する。内側ベベル224は、ツール200が引かれるときの鋭利なブレード先導エッジであり、外側ベベル226は、ツール200が押されるときの鋭利なブレードの先導エッジである。
【0023】
ツール200は、ハンドル240を含み、ハンドル240は、ループ242として示されている閉鎖ループを含むことができる。代替的には、ハンドル240は、真っ直ぐであるか、或いは、開放プールであることができる。ハンドル240は、グリップ244として示されているような輪郭付きグリップを有することができる。代替的には、ハンドル240は、非輪郭付きハンドルであることができる。
【0024】
ツール200は、ハンドル240とヘッド210の間に連結されたシャフト230を含む。1つの例では、シャフト230は、湾曲部238によって表されている、湾曲部を含む。ベンド238は、ツール200ついてわかる、ハンドル240がヘッド210に連結されるところで角度を変える。ツール200は、シャフト230をヘッド210に連結するための連結部232を有することができる。連結部232は、上記の任意の連結部に従うことができる。
【0025】
ユーザがツールを押すときに、ハンドル240から印加される力ベクトルがあり、その力ベクトルは、上側部分234の長手方向軸線に沿う。上側部分234の長手方向軸線は、角度(Φ)で下側部分236の長手軸線と交差する。かくして、ユーザからハンドル240に印加される力ベクトルは、角度Φでヘッド210に連結するシャフト230の部分の長手方向軸線と交差する。
【0026】
ブレード222は、平面上にある平らな金属ストリップであることができる。1つの代替的な例では、ブレード222は、単一の平面上にあるのではなく、ブレードの2つの部分が角度をなして連結する。かかる実施形態では、ブレード部分は、ブレードの平面の上方で始まり、平面と交差し、平面の下方で連結する。平面は、たとえ、ブレード部分が平面に対して角度をなして連結されても、なおブレードの一般的な平面である。
【0027】
ブレード222の平面は、ハンドル部分と略同じ角度で下側部分236の長手方向軸線と交差する。かくして、両方の角度は、Φとして示されている。角度は、正確に同じである必要はない。1つの例では、ブレードがシャフト230と交差する角度は、ハンドル240がシャフト230と交差する角度と5°~10°異なることができる。この5°~10°は、上側部分上でより小さい5°~10°であることができ、ハンドルの頂部部分上でより小さい角度をなす。
【0028】
角度が異なることができると、同じ角度、或いはほとんど同じ角度を有する場合に対して、ハンドル240から印加される力が、ブレード222の運動ベクトルと同じまたは略同じベクトルで印加されるようになる点で、利点がある。かくして、シャフト230に対する湾曲部238の角度は、人間工学的使用を可能にすることができ、角度をベンド238と一致させることで、使用の人間工学を維持しながら、ハンドル240からブレードへの力の印加を最大にすることができる。
【0029】
ツール200は、ツール100の真っ直ぐなシャフトと反対に、ハンドル240に連結するベンドシャフト230を示しており、ベンドシャフト230は、角度をなしてハンドル240に連結する。一般的に、シャフトに対するブレードの角度は、約20-50°であることができる。ハンドルの平面が、平面がハンドルの概して楕円形の開口部の後方部分および前方部分と交差することとなる場所にあることを考慮すると、ハンドルの平面は、どこでも、シャフトがブレード部分と交差する角度(例えば、20-50°)に等しい角度に対して約10°の間の角度をなしてシャフトと交差することができる。かかる角度は、ブレード部分の平面と平行なハンドルの平面を作ることとなるであろう。
【0030】
ブレード部分の平面と平行なハンドルの平面を有することに対する利点は、ハンドルに印加される力が、ブレードの2つの部分が交差するブレードのチップに大変効率的に伝達されることとなるということである。ブレード部分の平面に対してオフセットされた角度を有する(一般的に、ブレード部分に対するシャフトの角度よりも小さいシャフトに対する角度を有する)ことに対する利点は、チップブレードおよびチップが、ハンドルの力の印加に対して角度をなしたままとなることである。かかる作動は、押すときにブレードを地面中に雑草の根まで打ち込み、引くときにほこりと雑草を持ち上げることができる。両方の構成は、利点を有する。
【0031】
図3は、湾曲シャフトを備えたハンドツールの例を示している。ダイアグラムは、プッシュプルハンドツールである、ツール300の斜視図を提供する。ツール300は、ツール300が特に湾曲シャフトを示す場合の、ツール100に従うヘッド310に連結されることができる。1つの例では、ハンドル340は、ループ342によって表される、閉鎖ループである。1つの例では、ハンドル340は、開放ループである。
【0032】
ツール300は、ツール200に合致する同様な角度を採用し、ハンドルの平面は、ブレードの平面と略平行であり、短いシャフトを備える。ベンドまたは湾曲部を備えた長いシャフトである代わりに、シャフト330は、ハンドル340をヘッド310に連結することを可能にする湾曲を有することができることが観察されることとなる。このダイアグラムでは、或いはその他の任意のダイアダイアグラムでは、シャフトは、いくつかの仕方で、或いは、ほとんどの仕方でハンドル中に延びることができる。シャフトがハンドル中に延びるのが長ければ長いほど、それだけますますハンドルをツールにより確実に取り付けることとなる。
【0033】
シャフト330は、シャフト330について示されているよりも長いことができ、ヘッド310をハンドル340に連結するための‘S’湾曲部を備えるように、連続的に湾曲されることができる。シャフト330は、ツール200のシャフト230に存在する真っ直ぐな部分を欠くことができ、或いは、著しくより短い真っ直ぐな部分を有することができる。
【0034】
図4は、鋭利なノッチを備えたV形ブレードを備えたハンドツールの例を示している。ダイアグラムは、プッシュプルハンドツールである、ツール400の斜視図を提供する。ツール400は、ツール400が特にノッチ付きブレードを示す場合に、ツール100に従うツールの例を提供する。
【0035】
ツール400は、シャフト430を介してハンドル400に連結されたヘッド410を含む。ヘッド410は、ブレード412を含み、ブレード412は、連結部432でシャフト430に連結する湾曲部418内に延びている。湾曲部418は、内側開放空間または開口部420を創出し、開口部420は、ヘッド410を通る空間または開口部を表す。シャフト430は、上記の任意の例に従ってヘッド410に連結されることができる。1つの例では、ハンドル440は、輪郭付きグリップを含む。1つの例では、ハンドル440は、閉鎖ループである。1つの例では、ハンドル440は、開放ループである。
【0036】
例のツール400に従うと、ヘッド410は、上記の任意の例に従うことができる。1つの例では、示されているように、ヘッド410は、ブレード部分上のチップの代わりに、ノッチ414によって示されているような、ノッチを有する。ノッチ414は、ノッチの開口部の両側にベベルを備えて、鋭利であることができる。
【0037】
ツール400は、シャフト430によって示されている、シャフトのもう1つの例を備えた、ハンドル440のヘッド410への連結部のもう1つの例を表している。シャフト430は、記載されているハンドル440とヘッド410の間の連結の任意の角度を提供することができる。1つの例では、シャフト430は、シャフト430において異なる場所に連結し、ヘッド410に連結するために、異なる角度をなしてハンドル440から延びることができる。
【0038】
一般的に、記載されている任意のツールに従うハンドツールのシャフトは、約1インチ(2.54cm)または2インチ(5.08cm)~6インチ(15.24cm)-8インチ(20.32cm)であることができる。異なるシャフトの長さは、異なる利点を有することができる。より長いシャフトは、より背の高い個人、および、上方に延びる著しい植物の葉があることができるバレルまたはプランターにおける支持のための使用に利益を与えることができる。より短いシャフトは、ガーデンベッドまたは茂みの下において大変有用であることができる。もちろん、より長いシャフトおよびより短いシャフトの両方は、本願で記載されている任意のツールで使用されることができる。
【0039】
1つの例では、ノッチ414は、より長い根をもつ雑草の除草を可能にする。ノッチ414は、根が捕獲することができるブレード412における凹部を提供することができ、根をより容易に切断するためにツールによる根に対する力の印加を可能にする。ノッチ414は、ユーザに、根がどこにあるかという「感じ」を提供し、雑草を捕獲し、ユーザに追加の押しによってユーザが根を切断することを可能にすることができる。ノッチ414の寸法および形状は可変的であり、異なる実施形態毎に変更されることができる。制限としてなく、例の目的で、ノッチは、それ自体、V形(ブレードのV形の反対方向のV)、U形、半円、弧、或いは別の形状であることができる。ノッチの深さは、可変的であることができる。1つの例では、ノッチの深さは、ブレードの幅の約1/10~1/4の間である。ノッチの他の深さがまた、使用されることができる。1つの例では、尖端チップは、ブレードに切り欠かれるよりは単純に平らであるノッチと同じ幅であることができる扁平な部分に置き換えられる。
【0040】
図5は、V形ブレードおよび開放ハンドルを備えたハンドツールの例を示している。ダイアグラムは、プッシュプルツール500である、ツール200の斜視図を提供する。ツール500は、ツール500が特に開放ハンドルを示す場合の、ハンドル100に従うツールの例を提供する。
【0041】
ツール500は、鋭利なチップを備えたブレード部分を有し、ブレードは、前部および後部が鋭利である。ブレード部分は、シャフト部分まで連続的な湾曲部を有するアーム部分に連続的に延入する。シャフト部分は、人間工学的ハンドルに連結している。ハンドルは、閉鎖ループであることができる。1つの例では、ハンドルは、把持を可能にするための輪郭を有し、輪郭は、手の指の間隔に従って間隔を隔てて配置されている。
【0042】
示されているように、ヘッド510は、ブレード522を含み、ブレード522は、2つのブレード部分で作られている。ブレード522は、内側ベベル524を有し、内側ベベル524は、ツールの内側上に、または、開口部520に向かって、ブレードの頂部から底部まで延びる鋭利なエッジを有し、開口部520は、ブレード522から延びる湾曲アームによって形成された開口部を表している。外側べベル526が、ブレード522の開口部520から反対側で、外側エッジ上で、または、ツール500の外側エッジ上で頂部から底部まで延びている。湾曲部518が、ブレード部分を構成するストリップをその平面から上方に連続的な湾曲部を経てシャフト530まで移行させる。
【0043】
ヘッド510は、ブレード522からシャフト530までの湾曲部518、または湾曲捩れ部を含む。湾曲部518は、ブレード522からアーム部分の湾曲または捩れを経て、ブレード522をシャフト530またはシャフト部分に連結する。湾曲部518は、ブレード部分を構成するストリップをその平面から連続的な湾曲部を経てシャフト530まで移行させる。
【0044】
1つの例では、ハンドル540は、閉鎖ループではない。開口部542は、ハンドル540が、ユーザがハンドル540を握るときに、ハンドル540が、ユーザの指を完全に閉じないことを表している。ハンドル540は、ループで十分に連結することなく湾曲された前方部分および後方部分を含む。十分なループに対する利点は、ツールを使用するときにユーザの指および手を保護することである。開放ループまたは湾曲ハンドルに対する利点は、手袋を装着するときに、または、より大きな手を有する人々のために、フィットがより心地よくなり得ることである。
【0045】
1つの例では、ハンドル540は、ユーザの指のために改良された把持を提供するグリップまたは輪郭を含む。グリップ544の輪郭は、ユーザの指があることなる場所に窪みを有し、指の間の間隔のより高い部分が、ユーザがハンドル540を握るときに指の間の自然な分離を可能にするように間隔を隔てて配置されていることができる。グリップ544は、増大された心地よさ、および、ツール500の使用の容易さを提供することができる。
【0046】
ツール500は、シャフト530がヘッド522に連結する箇所である連結部532を示している。1つの例では、ヘッド510は、ブレード522まで湾曲部518を備えて回って曲げられた単一の金属ピースである。連結部532は、シャフト530とヘッド510の1つまたは複数の金属ストリップの間の溶接部であることができる。1つの例では、シャフト530は、リベットまたはねじを通してヘッド510に連結されており、リベットまたはねじは、その長手方向軸線に沿ってシャフト中まで上方にヘッド510の金属ストリップを通して延びている。
【0047】
図6は、ブレードまで延びるアーム中に延びるシャフトを備えたハンドツールの例を示している。ダイアグラムは、プッシュプルハンドツールである、ツール600の斜視図を提供する。ツール600は、ツール600が特にシャフトにおける湾曲部を示している、ツール100に従うツールの例を提供する。
【0048】
ツール600は、シャフト630まで連続的湾曲部で延びるアーム部分中に上方に延びる2つのブレード部分で作られているブレード612を備えたヘッド610を含む。連続的な湾曲部は、湾曲部618によって示されている。ブレード612は、ブレード612の前部および後部上で鋭利なエッジであることができる。
【0049】
ツール600は、ハンドル640を含み、ハンドル640は、本願に記載されている任意のハンドルに従うことができる。ハンドル640は、異なるタイプのハンドルである。ハンドルは、ユーザが掴むための比較的平らな真っ直ぐな部分を備えた、伝統的なハンドル以上のものである。特には示されていないけれども、シャフト630は、上記のハンドル640とヘッド610の間で任意の連結角度を提供することができる。
【0050】
ハンドル640は、シャフトとヘッドの間の異なるタイプの連結部を示している。連結部632は、シャフト630をヘッド610に連結している。アームの平らな部分への溶接部、または、アームの平らな部分を通してのボルトの代わりに、連結部632は、シャフト630の端におけるアームまたはアーム部分の湾曲部を表している。シャフト630は、アーム部分への溶接部を通してアーム部分に連結することができる。アームは、互いに溶接されたそれらの内側面を有することができ、連結部632は、シャフト630にも連結されている。
【0051】
代替的には、ヘッド610のアーム部分は、互いに向かい合う内側面を有するように上方に湾曲し、シャフト630は、ヘッド610への連結のためにシャフト630の端で平らな部分に移行することができる。次いで、シャフト630の平らなまたは扁平化された部分は、アーム部分の間に位置決めされることができる。平らな部分は、溶接されることができ、または、ツール600は、シャフト630をヘッド610に取り付けるために、2つのアーム部分を通して(すなわち、2つのアーム部分が出会う場所で)、かつ、シャフトの平らな部分を通して延びるリベットまたはボルトを有することができる。
【0052】
本願の説明によれば、1つの観点では、ガーデンツールは、ハンドルと、前記ハンドルに連結された第1の端を備えたシャフト部分と、前記シャフト部分の第2の端に連結されたヘッドと、を含み、前記ヘッドは、V形尖端で接合する金属ストリップの第1のブレード部分および第2のブレード部分を有し、前記第1のブレード部分および前記第2のブレード部分は、平面上で接合し、頂部ブレード面は、底部ブレード面まで下降する角度付きエッジを有し、前記ヘッドは、第1のアーム部分および第2のアーム部分を有し、前記第1のアーム部分および前記第2のアーム部分は、それぞれ、前記第1のブレード部分および前記第2のブレード部分の延長部であり、前記第1のアーム部分および前記第2のアーム部分は、前記第1のアーム部分および前記第2のアーム部分は、前記第1のブレード部分および前記第2のブレード部分から前記シャフト部分まで直角のない連続湾曲部で前記金属ストリップを延長させ、前記連続湾曲部の内側湾曲面は、前記頂部ブレード面を形成する前記金属ストリップの面であり、前記連続湾曲部の外側湾曲面は、前記底部ブレード面を形成する前記金属ストリップの面である。
【0053】
ガーデンツールの1つの例では、前記V形尖端は、Vの尖端で互いに溶接された2つの金属ピースを含む。ガーデンツールの任意の先行例によれば、前記V形尖端は、単一の金属ピースを含む。ガーデンツールの任意の先行例によれば、前記V形尖端は、V形の尖端の代わりにノッチを含む。ガーデンツールの任意の先行例によれば、前記アーム部分の湾曲捩れ部は、前記ブレード部分の平面を、約30°~50°の間の第1の角度で前記シャフト部分の長手方向軸線と交差させる。ガーデンツールの任意の先行例によれば、前記シャフト部分は、前記第1の角度と略同じ第2の角度で前記ブレード部分の前記長手方向軸線と交差する前記前記ハンドルから印加される力ベクトルを生じさせるベンドを有する。ガーデンツールの任意の先行例によれば、前記第2の角度は、前記第1の角度よりも小さい約5°~10°の間である。ガーデンツールの任意の先行例によれば、前記第1の角度および前記第2の角度は、約40°である。ガーデンツールの任意の先行例によれば、前記シャフト部分は、前記第1の角度と略同じ第2の角度で前記シャフト部分の前記長手方向と交差する前記ハンドルから印加される力ベクトルを生じさせるように湾曲されている。ガーデンツールの任意の先行例によれば、前記ハンドルは、閉鎖ループを含む。ガーデンツールの任意の先行例によれば、前記ハンドルは、開放ループを含む。ガーデンツールの任意の先行例によれば、前記ハンドルは、フィンガグリップを含む。
【0054】
本願の説明によれば、1つの観点では、第2のガーデンツールは、ハンドルと、前記ハンドルに連結された第1の端を備えたシャフト部分と、2つのブレード部分を備えたヘッドと、を含み、前記ブレード部分は、該ブレード部分を備えたV形ヘッドを形成するように該ブレード部分の平面上で隣り合う平らな金属ストリップであり、前記各ブレード部分は、前記ブレード部分の前記金属ストリップの第1の面から前記ブレードの第2の面までの角度付きエッジを備えた、該ブレード部分の外側エッジ上のベベルを含み、前記ベベル付きエッジは、前記V形ヘッドの尖端を形成するように隣り合い、前記ヘッドは、前記ブレード部分を前記シャフトに連結するためのアーム部分を含み、前記各アーム部分は、それぞれのブレード部分の前記金属ストリップの延長部であり、前記各アーム部分は、前記ヘッドと前記シャフトの間の前記アーム部分における直角から応力箇所を導入することなく前記ブレードに直接力を伝達するために前記それぞれのブレード部分と前記シャフトの間で湾曲され、前記それぞれの湾曲捩れ部は、前記それぞれのブレード部分から前記シャフトまで真っ直ぐなエッジなく全体的な湾曲で前記各それぞれの前記金属ストリップを延長させ、前記湾曲捩れ部は、前記ブレード部分の前記平面を約30°~50°の間の角度で前記シャフトの前記長手方向軸線と交差させる。前記シャフトは、前記第1の角度と略同じ第2の角度で前記ブレード部分の前記長手方向軸線と交差する前記ハンドルから印加される力ベクトルを生じさせるベンドを有する。
【0055】
前記第2のガーデンツールの1つの例では、前記シャフトは、前記ハンドルから印加される力ベクトルを生じさせるベンドを有し、前記ベンドは、前記第1の角度と略同じ第2の角度で前記ブレード部分の前記長手方向軸線と交差する、前記ハンドルから印加される力ベクトルを生じさせる。前記第2のガーデンツールの任意の先行例によれば、前記第2の角度は、前記第1の角度よりも小さい約5°~10°の間である。前記第2のガーデンツールの任意の先行例によれば、前記第1の角度および前記第2の角度は、約40°である。前記第2のガーデンツールの任意の先行例によれば、前記シャフトは、前記第1の角度と略同じ第2の角度で前記シャフト部分の前記長手方向と交差する前記ハンドルから印加される力ベクトルを生じさせるように湾曲されている。前記第2のガーデンツールの任意の先行例によれば、前記ハンドルは、閉鎖ループを含む。前記第2のガーデンツールの任意の先行例によれば、前記ハンドルは、開放ループを含む。前記第2のガーデンツールの任意の先行例によれば、前記ハンドルは、フィンガグリップを含む。
【0056】
本願で記載されているものとは別に、本発明の範囲から逸脱することなく、本発明の開示されている例および実施形態に対して種々の変更をなし得る。したがって、本願の例解および例は、例解として解釈されるべきで、制限的な意味に解釈されるべきではない。本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲を参照してのみ測定されるべきである。
【符号の説明】
【0057】
100、200、300、400、500、600 ツール
110、210、310、410、510、610 ヘッド
112、222、322、412、522、612 ブレード
130、230、330、430、530、630 シャフト
140、240、340、440、540、640 ハンドル
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【国際調査報告】