(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-02
(54)【発明の名称】情報伝送方法、装置、通信機器と記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04W 28/18 20090101AFI20240625BHJP
H04W 48/08 20090101ALI20240625BHJP
H04W 76/10 20180101ALI20240625BHJP
【FI】
H04W28/18
H04W48/08
H04W76/10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023575531
(86)(22)【出願日】2022-06-07
(85)【翻訳文提出日】2024-01-22
(86)【国際出願番号】 CN2022097330
(87)【国際公開番号】W WO2022257912
(87)【国際公開日】2022-12-15
(31)【優先権主張番号】202110648662.X
(32)【優先日】2021-06-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001151
【氏名又は名称】あいわ弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】柯 小婉
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD34
5K067EE10
5K067EE16
(57)【要約】
本出願は、情報伝送方法、装置、通信機器と記憶媒体を開示し、通信技術分野に属し、本出願の実施例の情報伝送方法は、第一の通信機器は、第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することを含み、前記第一の情報は、データパケットのデータ記述情報と、データセット関連情報と、第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含み、前記第一の通信機器は、前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報に基づいて、データパケットに対してQoS制御操作を実行する。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報伝送方法であって、
第一の通信機器は、第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することであって、前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記第一の通信機器は、前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報に基づいて、データパケットに対してサービス品質QoS制御操作を実行することとを含む、情報伝送方法。
【請求項2】
前記データパケットのデータ記述情報は、
前記データパケットが属するデータセットの記述情報及び/又は前記データパケットが属するデータセットの記述情報を指示するためのインデックス情報と、
前記データパケットを識別するための情報と、
前記データパケットのタイプ情報と、
前記データパケットの重要性レベルと、
前記データパケットのタイムスタンプ情報とのうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の情報伝送方法。
【請求項3】
前記データセットの記述情報は、
前記データセットを識別するための情報と、
前記データセットの重要性レベル情報と、
前記データセットのタイプ情報と、
前記データセットのタグ情報と、
前記データセットの番号とのうちの少なくとも一つを含む、請求項2に記載の情報伝送方法。
【請求項4】
前記データセットを識別するための情報は、
前記データセットの記述情報を指示するためのインデックス情報と、
前記データセットの重要性レベル情報と、
前記データセットのタイプ情報と、
前記データセットのタグ情報と、
前記データセットの番号とのうちの少なくとも一つを含む、請求項3に記載の情報伝送方法。
【請求項5】
前記データセット関連情報は、
データセットAが依存するデータセットの記述情報と、
データセットAに依存するデータセットの記述情報と、
データパケットが属するデータセットに関連付けられたデータセットの記述情報と、
関連関係が存在するデータセットの記述情報と、
データセットグループの記述情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記データセットグループは、関連関係が存在する二つ又は二つ以上のデータセットを含む、請求項1に記載の情報伝送方法。
【請求項6】
前記第一の操作指示情報は、操作情報を含み、又は、
前記第一の操作指示情報は、操作情報及び
第三のデータの記述情報及び/又は第四のデータの記述情報と、
第三のデータセットの記述情報及び/又は第四のデータセットの記述情報と、
第五のデータセットの記述情報と、
第一のデータセットグループの記述情報と、
第一の期間と、
タイムスタンプの差異区間の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の期間は、前記第一の期間内における前記操作情報の実行と、前記操作情報の有効化期間とのうちの一つを指示するために用いられる、請求項1に記載の情報伝送方法。
【請求項7】
第三のデータの記述情報及び第四のデータの記述情報は、第三のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、
及び/又は
第三のデータの記述情報は、第三のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、同じデータセットにおける第三のデータに依存する他のデータと、同じデータセットにおける第三のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第三のデータの重要性レベルより低い他のデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、同じデータセットは、第三のデータが属するデータセットであり、
及び/又は
第四のデータの記述情報は、第一の条件を満たすデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、第一の条件は、同じデータセットにおける第四のデータが依存するデータと、同じデータセットにおける第四のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第四のデータの重要性レベルより高い他のデータとのうちの少なくとも一つを含み、同じデータセットは、第四のデータが属するデータセットであり、
及び/又は
第三のデータセットの記述情報及び第四のデータセットの記述情報は、第三のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、
及び/又は
第三のデータセットの記述情報は、第三のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、前記第三のデータセットに依存するデータセットのデータと、第一のデータセットと関連関係が存在するデータセットのデータと、重要性レベルが第三のデータセットの重要性レベルより低いデータセットのデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、
及び/又は
第四のデータセットの記述情報は、第二の条件を満たすデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、第二の条件は、第四のデータセットが依存するデータセットと、第四のデータセットに関連するデータセットと、重要性レベルが第四のデータセットの重要性レベルより高いデータセットとのうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は
前記第五のデータセットの記述情報は、前記操作情報が適用されるデータセットを指示するために用いられ、
及び/又は
前記第一のデータセットグループ記述情報は、前記操作情報が適用されるデータセットを指示するために用いられる、請求項6に記載の情報伝送方法。
【請求項8】
前記操作情報は、
データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことと、
データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことと、
データパケットに対して並べ替え操作を行うことと、
重要性レベルに基づいてデータパケットを送信することと、
データセット粒度のQoS保障と、
同一データチャネルにおいて重要性レベルの高いデータを優先的に保障することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる、請求項6に記載の情報伝送方法。
【請求項9】
QoS制御操作は、
データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことと、
データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことと、
データパケットに対して並べ替え操作を行うことと、
重要性レベルに基づいてデータパケットを送信することと、
データセット粒度のQoS保障と、
同一データチャネルにおいて重要性レベルの高いデータを優先的に保障することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の情報伝送方法。
【請求項10】
データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことは、
第一のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、同じデータセットにおける第一のデータに依存する他のデータと、同じデータセットにおける第一のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第一のデータの重要性レベルより低い他のデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないことであって、同じデータセットは、第一のデータが属するデータセットであることと、
第四の条件を満たすデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第二のデータを破棄するか又は送信しないことであって、第四の条件は、同じデータセットにおける第二のデータが依存するデータと、同じデータセットにおける第二のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第二のデータの重要性レベルより高い他のデータとのうちの少なくとも一つを含み、同じデータセットは、第二のデータが属するデータセットであることと、
第一のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、前記第一のデータセットに依存するデータセットのデータと、第一のデータセットと関連関係が存在するデータセットのデータと、重要性レベルが第三のデータセットの重要性レベルより低いデータセットのデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないことと、
第五の条件を満たすデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第二のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないことであって、第五の条件は、第二のデータセットが依存するデータセットと、第二のデータセットに関連するデータセットと、重要性レベルが第二のデータセットの重要性レベルより高いデータセットとのうちの少なくとも一つを含むことと、
第三のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータを破棄するか又は送信しないことと、
第三のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、同じデータセットにおける第三のデータに依存する他のデータと、同じデータセットにおける第三のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第三のデータの重要性レベルより低い他のデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないことであって、同じデータセットは、第三のデータが属するデータセットであることと、
第六の条件を満たすデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータを破棄するか又は送信しないことであって、第六の条件は、同じデータセットにおける第四のデータが依存するデータと、同じデータセットにおける第四のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第四のデータの重要性レベルより高い他のデータとのうちの少なくとも一つを含み、同じデータセットは、第四のデータが属するデータセットであることと、
第三のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないことと、
第三のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、前記第三のデータセットに依存する他のデータセットのデータと、第一のデータセットと関連関係が存在する他のデータセットのデータと、重要性レベルが第三のデータセットの重要性レベルより低いデータセットのデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないことと、
第七の条件を満たすデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないことであって、第七の条件は、第四のデータセットが依存するデータセットと、第四のデータセットに関連するデータセットと、重要性レベルが第四のデータセットの重要性レベルより高いデータセットとのうちの少なくとも一つを含むことと、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は
前記データパケットに対して並べ替え操作を行うことは、データセットの重要性レベル及び/又はデータセット関連情報に基づき、データセットのデータパケット及び/又はデータパケットのタイムスタンプに対して並べ替えを行うことを含む、請求項8又は9に記載の情報伝送方法。
【請求項11】
前記第一のデータは、データセットにおけるいずれか一つのデータと、第二のデータと関連関係が存在するデータとのうちの一つであり、
及び/又は
前記第二のデータは、データセットにおけるいずれか一つのデータと、第一のデータと関連関係が存在するデータとのうちの一つであり、
及び/又は
前記データセットは、データチャネルにおけるいずれか一つのデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第三のデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第四のデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第五のデータセットと、又は第一の操作指示情報に含まれる第一のデータセットグループにおけるいずれか一つのデータセットとのうちの一つであり、
及び/又は
前記第一のデータセットは、データチャネルにおけるいずれか一つのデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第五のデータセットと、又は第一の操作指示情報に含まれる第一のデータセットグループにおけるいずれか一つのデータセットと、第二のデータセットと関連関係が存在するデータセットとのうちの一つであり、
及び/又は
前記第二のデータセットは、データチャネルにおけるいずれか一つのデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第五のデータセットと、又は第一の操作指示情報に含まれる第一のデータセットグループにおけるいずれか一つのデータセットと、第一のデータセットと関連関係が存在するデータセットとのうちの一つである、請求項10に記載の情報伝送方法。
【請求項12】
前記データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことは、第三の条件を満たすデータパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことを含み、
前記第三の条件は、
前記データパケットが属するデータセットは、同じであることと、
前記データパケットが属するデータセットには、関連関係が存在し又は前記データパケットが属するデータセットには、依存関係が存在することと、
前記データパケットのタイムスタンプが同じであるか又はタイムスタンプの差異時間は、タイムスタンプの差異区間の範囲内に位置することと、
前記データパケットが属するデータセットは、前記第一の操作指示情報における第五のデータセットの記述情報により指示されるデータセットと合致することと、
前記データパケットが属するデータセットは、前記第一の操作指示情報における第一のデータセットグループの記述情報により指示されるデータセットと合致することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項8又は9に記載の情報伝送方法。
【請求項13】
前記データパケットに対して並べ替え操作を行うことは、データセットの重要性レベルと、データセット関連情報と、データパケットのタイムスタンプとのうちの少なくとも一つに基づいてデータパケットに対して並べ替えを行うことを含み、
及び/又は
重要性レベルに基づくデータパケット送信における前記重要性レベルは、データパケットの重要性レベルと、データセットの重要性レベルとのうちの少なくとも一つである、請求項8又は9に記載の情報伝送方法。
【請求項14】
前記第一の通信機器が第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を取得することは、
制御プレーンシグナリング及び/又はデータパケットの第一のヘッダから、前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することと、
又は、ローカル構成に基づいて前記第一の情報を取得することとのうちの一つを含み、
前記データパケットの第一のヘッダは、第一のプロトコルのヘッダである、請求項1に記載の情報伝送方法。
【請求項15】
制御プレーンシグナリング及び/又はデータパケットの第一のヘッダから、前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することは、
前記データパケットの第一のヘッダからデータパケットのデータ記述情報を受信し、及び/又は、制御プレーンシグナリングから前記第一の情報における前記データパケットのデータ記述情報以外の他のコンテンツを受信することと、
制御プレーンシグナリングから第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することと、
前記データパケットの第一のヘッダから前記第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項14に記載の情報伝送方法。
【請求項16】
情報伝送方法であって、
第二の通信機器は、データパケットを受信し、
第二の通信機器は、受信したデータパケットに対して第二の操作を実行することを含み、前記第二の操作は、
データパケットがデータ特徴情報に合致するデータであるか否かを識別することと、
データ特徴情報に合致するデータパケットの第一のヘッダに前記データ特徴情報に合致するターゲット情報を追加することと、
データ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
いずれか一つの非デフォルトデータセットマッピングルールにおけるデータ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
データパケットに対して並べ替えを行うことと、
前記データパケットからデータセットへのマッピング操作を実行することとのうちの少なくとも一つを含み、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、情報伝送方法。
【請求項17】
データパケットがデータ特徴情報に合致するデータであるか否かを識別する操作は、
データパケットの第二のプロトコルのヘッダ情報に基づいて、データパケットの識別データパケットがデータ特徴情報に合致するデータであるか否かを識別することを含む、請求項16に記載の情報伝送方法。
【請求項18】
前記第一のヘッダとは、第一のプロトコルのヘッダであり、前記第一のプロトコルは、第一の通信機器と第二の通信機器との間のインターフェースプロトコルを含む、請求項16に記載の情報伝送方法。
【請求項19】
前記第二の通信機器が受信した前記データに対して第二の操作を実行することは、
前記第二の通信機器は、第一の操作ルール及び/又は第一の操作ルールの有効化時間情報を取得し、前記第二の通信機器は、第一の操作ルール及び/又は第一の操作ルールの有効化時間情報に基づいて、受信した前記データに対して第二の操作を実行することを含み、
前記第一の操作ルールは、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含む、請求項16に記載の情報伝送方法。
【請求項20】
情報伝送方法であって、
第三の通信機器が第三の操作を実行することを含み、
前記第三の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一の操作ルールを決定することと、
第一の操作ルールの有効時間を決定することと、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を決定することと、
前記第一の操作ルールを送信し、又は、第一の操作ルール及び第一の操作ルールの有効時間を送信し、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の操作ルールは、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、情報伝送方法。
【請求項21】
前記第三の操作を実行することは、
第三の情報を取得することであって、前記第三の情報は、第一のポリシー情報と、第一のポリシー情報の有効化時間情報と、第五の情報とのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記第三の情報に基づいて、第三の操作を実行することとを含み、
前記第一のポリシー情報は、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
前記データ特徴情報に対応する第一の情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第五の情報は、
第一のサービスデータのデータ特徴情報と、
第一のサービス発生の時間情報と、
前記第一のサービスデータに対応する第一の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含む、請求項20に記載の情報伝送方法。
【請求項22】
情報伝送方法であって、
第四の通信機器は、第四の操作を実行することを含み、
前記第四の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一のポリシー情報を決定することと、
第一のポリシー情報の有効化時間情報を決定することと、
第一のポリシー情報を送信し、又は、第一のポリシー情報及び第一のポリシー情報の有効化時間情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一のポリシー情報は、
データ特徴情報と、
データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
前記データ特徴情報に対応する第一の情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、情報伝送方法。
【請求項23】
前記データセットマッピングルールは、
データ特徴情報と、データセットの記述情報と、前記データセットマッピングルールを識別するための情報と、前記データセットマッピングルールの優先度とのうちの少なくとも一つを含む、請求項22に記載の情報伝送方法。
【請求項24】
データセットのマッピング操作を実行することは、
異なるデータフレームのデータと、タイプが異なるデータフレームのデータと、重要性レベルが異なるデータフレームのデータと、タイプが異なるデータと、重要性レベルが異なるデータと、同一データフレームにおけるタイプが異なるデータと、同一データフレームにおける重要性レベルが異なるデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを異なるデータセットにマッピングすることと、
同一データフレームのデータと、タイプが同じデータフレームのデータと、重要性レベルが同じデータフレームのデータと、タイプが同じデータと、重要性レベルが同じデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを同一データセットにマッピングすることと、
データフレームの重要性レベル又はデータの重要性レベルをデータフレームの重要性レベルにマッピングすることと、
データフレームAがデータフレームBに依存し、且つデータフレームAとデータフレームBがマッピングされるデータセットが異なる場合、データフレームAのデータセットの優先度をデータフレームBのデータセットの優先度より高く設定することと、
データAがデータBに依存し、且つデータAとデータBがマッピングされるデータセットが異なる場合、データAのデータセットの優先度をデータBのデータセットの優先度より高く設定することとのうちの少なくとも一つを含み、データAとデータBのデータフレームは、同じである、請求項22に記載の情報伝送方法。
【請求項25】
前記第四の通信機器が第一のデータ操作ポリシーを決定することは、
第五の情報を取得し、
前記第四の通信機器が第五の情報に基づいて、第一のデータ操作ポリシーを決定することを含む、請求項22に記載の情報伝送方法。
【請求項26】
情報伝送方法であって、
第五の通信機器は、第五の情報を送信することを含み、前記第五の情報は、
第一のサービスデータのデータ特徴情報と、
第一のサービス発生の時間情報と、
前記第一のサービスデータに対応する第一の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、情報伝送方法。
【請求項27】
前記データ特徴情報は、サービスの記述情報と、データ特徴記述と、データ特徴情報に対応する第二のヘッダ情報と、データ特徴情報が属するプロトコル情報と、データ特徴情報が属するプロトコル階層情報と、データの関連情報とのうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記第一のサービス発生の時間情報は、開始時間と、終了時間と、時間長とのうちの少なくとも一つを含む、請求項26に記載の情報伝送方法。
【請求項28】
情報伝送装置であって、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信するための受信モジュールであって、前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む受信モジュールと、
前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報に基づいて、データパケットに対してサービス品質QoS制御操作を実行するための実行モジュールとを含む、情報伝送装置。
【請求項29】
情報伝送装置であって、
データパケットを受信するための受信モジュールと、
受信したデータパケットに対して第二の操作を実行するための実行モジュールとを含み、前記第二の操作は、
データパケットがデータ特徴情報に合致するデータであるか否かを識別することと、
データ特徴情報に合致するデータパケットの第一のヘッダに前記データ特徴情報に合致するターゲット情報を追加することと、
データ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
いずれか一つの非デフォルトデータセットマッピングルールにおけるデータ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
データパケットに対して並べ替えを行うことと、
前記データパケットからデータセットへのマッピング操作を実行することとのうちの少なくとも一つを含み、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、情報伝送装置。
【請求項30】
情報伝送装置であって、
第三の操作を実行するための実行モジュールを含み、
前記第三の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一の操作ルールを決定することと、
第一の操作ルールの有効時間を決定することと、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を決定することと、
前記第一の操作ルールを送信し、又は、第一の操作ルール及び第一の操作ルールの有効時間を送信し、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の操作ルールは、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、情報伝送装置。
【請求項31】
情報伝送装置であって、
第四の操作を実行するための実行モジュールを含み、
前記第四の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一のポリシー情報を決定することと、
第一のポリシー情報の有効化時間情報を決定することと、
第一のポリシー情報を送信し、又は、第一のポリシー情報及び第一のポリシー情報の有効化時間情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一のポリシー情報は、
データ特徴情報と、
データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
前記データ特徴情報に対応する第一の情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、情報伝送装置。
【請求項32】
情報伝送装置であって、
第五の情報を送信するための送信モジュールを含み、前記第五の情報は、
第一のサービスデータのデータ特徴情報と、
第一のサービス発生の時間情報と、
前記第一のサービスデータに対応する第一の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、情報伝送装置。
【請求項33】
通信機器であって、メモリ、プロセッサ及び前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令を含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から15のいずれか1項に記載の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項16から19のいずれか1項に記載の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項20から21のいずれか1項に記載の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項22から25のいずれか1項に記載の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項26から27のいずれか1項に記載の情報伝送方法におけるステップを実現する、通信機器。
【請求項34】
プログラム又は命令が記憶されている可読記憶媒体であって、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から15のいずれか1項に記載の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項16から19のいずれか1項に記載の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項20から21のいずれか1項に記載の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項22から25のいずれか1項に記載の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項26から27のいずれか1項に記載の情報伝送方法におけるステップを実現する、可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年06月10日に中国で提出された中国特許出願No.202110648662.Xの優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。
本出願は、通信技術分野に関し、特に情報伝送方法、装置、通信機器と記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
いくつかの通信システム通信機器がデータパケットスケジューリングを行う時、いずれも受信したデータパケットに基づいてサービス品質(Quality of Service、QoS)制御を行い、且つネットワーク側機器は、データパケットに関連する情報を取得することができず、例えば:拡張現実(Extended Reality、XR)サービスのデータパケットに対してQoS制御を行う時、ネットワーク側機器は、データパケットに関連する情報を取得することができない。これで分かるように、現在では、データパケットのQoS制御性能が比較的悪いという問題が存在する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本出願の実施例は、データパケットのQoS制御性能が低いという問題を解決するための情報伝送方法、装置、通信機器と記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第一の態様によれば、本出願の実施例は、情報伝送方法を提供し、この情報伝送方法は、
第一の通信機器は、第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することであって、前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記第一の通信機器は、前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報に基づいて、データパケットに対してQoS制御操作を実行することとを含む。
【0005】
第二の態様によれば、本出願の実施例は、情報伝送方法を提供し、この情報伝送方法は、
第二の通信機器は、データパケットを受信し、
第二の通信機器は、受信したデータパケットに対して第二の操作を実行することを含み、ここで、前記第二の操作は、
データパケットがデータ特徴情報に合致するデータであるか否かを識別することと、
データ特徴情報に合致するデータパケットの第一のヘッダに前記データ特徴情報に合致するターゲット情報を追加することと、
データ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
いずれか一つの非デフォルトデータセットマッピングルールにおけるデータ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
データパケットに対して並べ替えを行うことと、
前記データパケットからデータセットへのマッピング操作を実行することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0006】
第三の態様によれば、本出願の実施例は、情報伝送方法を提供し、この情報伝送方法は、
第三の通信機器が第三の操作を実行することを含み、
ここで、前記第三の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一の操作ルールを決定することと、
第一の操作ルールの有効時間を決定することと、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を決定することと、
前記第一の操作ルールを送信し、又は、第一の操作ルール及び第一の操作ルールの有効時間を送信し、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記第一の操作ルールは、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0007】
第四の態様によれば、本出願の実施例は、情報伝送方法を提供し、この情報伝送方法は、
第四の通信機器は、第四の操作を実行することを含み、
前記第四の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一のポリシー情報を決定することと、
第一のポリシー情報の有効化時間情報を決定することと、
第一のポリシー情報を送信し、又は、第一のポリシー情報及び第一のポリシー情報の有効化時間情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一のポリシー情報は、
データ特徴情報と、
データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
前記データ特徴情報に対応する第一の情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の情報は、データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0008】
第五の態様によれば、本出願の実施例は、情報伝送方法を提供し、この情報伝送方法は、
第五の通信機器は、第五の情報を送信することを含み、前記第五の情報は、
第一のサービスデータのデータ特徴情報と、
第一のサービス発生の時間情報と、
前記第一のサービスデータに対応する第一の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0009】
第六の態様によれば、本出願の実施例は、情報伝送装置を提供し、この情報伝送装置は、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信するための受信モジュールであって、前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む受信モジュールと、
前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報に基づいて、データパケットに対してQoS制御操作を実行するための実行モジュールとを含む。
【0010】
第七の態様によれば、本出願の実施例は、情報伝送装置を提供し、この情報伝送装置は、
データパケットを受信するための受信モジュールと、
受信したデータパケットに対して第二の操作を実行するための実行モジュールとを含み、ここで、前記第二の操作は、
データパケットがデータ特徴情報に合致するデータであるか否かを識別することと、
データ特徴情報に合致するデータパケットの第一のヘッダに前記データ特徴情報に合致するターゲット情報を追加することと、
データ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
いずれか一つの非デフォルトデータセットマッピングルールにおけるデータ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
データパケットに対して並べ替えを行うことと、
前記データパケットからデータセットへのマッピング操作を実行することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0011】
第八の態様によれば、本出願の実施例は、情報伝送装置を提供し、この情報伝送装置は、
第三の操作を実行するための実行モジュールを含み、
ここで、前記第三の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一の操作ルールを決定することと、
第一の操作ルールの有効時間を決定することと、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を決定することと、
前記第一の操作ルールを送信し、又は、第一の操作ルール及び第一の操作ルールの有効時間を送信し、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記第一の操作ルールは、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0012】
第九の態様によれば、本出願の実施例は、情報伝送装置を提供し、この情報伝送装置は、
第四の操作を実行するための実行モジュールを含み、
前記第四の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一のポリシー情報を決定することと、
第一のポリシー情報の有効化時間情報を決定することと、
第一のポリシー情報を送信し、又は、第一のポリシー情報及び第一のポリシー情報の有効化時間情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一のポリシー情報は、
データ特徴情報と、
データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
前記データ特徴情報に対応する第一の情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の情報は、データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0013】
第十の態様によれば、本出願の実施例は、情報伝送装置を提供し、この情報伝送装置は、
第五の情報を送信するための送信モジュールを含み、前記第五の情報は、
第一のサービスデータのデータ特徴情報と、
第一のサービス発生の時間情報と、
前記第一のサービスデータに対応する第一の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0014】
第五の態様によれば、端末を提供し、この端末は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第二の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第三の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第四の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第五の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現する。
【0015】
第六の態様によれば、通信機器を提供し、この通信機器は、プロセッサと通信インターフェースとを含み、ここで、前記プロセッサ又は前記通信インターフェースは、第一の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実行し、又は、第二の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実行し、又は、第三の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実行し、又は、第四の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実行し、又は、第五の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実行するために用いられる。
【0016】
第九の態様によれば、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体にはプログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第二の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第三の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第四の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第五の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現する。
【0017】
第十の態様によれば、コンピュータプログラム/プログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム/プログラム製品が非揮発性の記憶媒体に記憶されており、前記プログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、本出願の実施例による第一の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、本出願の実施例による第二の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、本出願の実施例による第三の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、本出願の実施例による第四の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、本出願の実施例による第五の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現する。
【発明の効果】
【0018】
本出願の実施例では、第一の通信機器は、第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信し、前記第一の情報は、データパケットのデータ記述情報と、データセット関連情報と、第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含み、前記第一の通信機器は、前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報に基づいて、データパケットに対して第一の操作を実行する。このように前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報に基づいて、データパケットに対してQoS制御操作を実行し、ネットワーク側機器がQoS制御を行う時にデータパケットに関連する情報を取得できない従来技術と比較して、本出願の実施例は、データパケットのQoS制御操作性能を向上させることができる。
【0019】
以下の好ましい実施の形態の詳細な記述を読むことによって、様々な他の利点と利益は、当業者にとって明らかになる。図面は、好ましい実施の形態の目的を示すために用いられるだけであるが、本出願に対する制限と考えられない。そして、図面全体で、同じ参照符号で同じ部材を表す。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】本出願の実施例による無線通信システムのアーキテクチャ概略図である。
【
図2】本出願の実施例によるデータセットの概略図である。
【
図3】本出願の実施例による情報伝送方法のフローチャートである。
【
図4】本出願の実施例による別の情報伝送方法のフローチャートである。
【
図5】本出願の実施例による別の情報伝送方法のフローチャートである。
【
図6】本出願の実施例による別の情報伝送方法のフローチャートである。
【
図7】本出願の実施例による別の情報伝送方法のフローチャートである。
【
図8】本出願の実施例による情報伝送方法の概略図である。
【
図10】本出願による別の情報伝送装置の構造図である。
【
図11】本出願による別の情報伝送装置の構造図である。
【
図12】本出願による別の情報伝送装置の構造図である。
【
図13】本出願による別の情報伝送装置の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述する。明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0022】
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「含む」及びその任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、例えば一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は機器は、必ずしも明瞭にリストアップされているそれらのステップ又はユニットに限らず、明瞭にリストアップされていない又はこれらのプロセス、方法、製品又は機器に固有の他のステップ又はユニットを含んでもよい。なお、明細書及び請求項に使用された「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、例えばA及び/又はBは、単独のA、単独のB、及びAとBの組み合わせという三つのケースを含むことを表す。
【0023】
本出願の実施例では、「例示的」又は「例えば」などの用語は、例、例証、又は説明として表すために用いられる。本出願の実施例では、「例示的」又は「例えば」と記述される任意の実施例又は設計案は、他の実施例又は設計案に比べてより好ましいか、又はより優位性があると解釈されるべきではない。正確に言うと、「例示的」又は「例えば」などの用語を使用することは、関連概念を具体的な方式で示すことを意図する。
【0024】
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「含む」及びその任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、例えば一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は機器は、必ずしも明瞭にリストアップされているそれらのステップ又はユニットに限らず、明瞭にリストアップされていない又はこれらのプロセス、方法、製品又は機器に固有の他のステップ又はユニットを含んでもよい。なお、明細書及び請求項に使用された「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、例えばA及び/又はBは、単独のA、単独のB、及びAとBの組み合わせという三つのケースを含むことを表す。
【0025】
本出願の実施例では、取得することは、生成すること、配置から取得すること、受信すること、要求後に受信することと、自己学習で取得すること、受信していない情報に基づいて導出して取得すること又は受信した情報に基づいて処理した後に取得することとして理解されてもよく、具体的に実際の必要に応じて決定してもよく、本出願の実施例は、これに対して限定しない。
【0026】
本出願の実施例では、送信は、ブロードキャスト、システムメッセージにおけるブロードキャスト、要求に応答した後の戻し、専用シグナリング送信などを含んでもよい。
【0027】
本出願の実施例では、前記ネットワークは、移動通信ネットワークを含む。
【0028】
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用される用語は、適切な場合に交換可能であり、それにより本出願の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能であり、且つ「第一」、「第二」によって区別される対象は、一般的には同一種類であり、対象の個数を限定せず、例えば第一の対象は、一つであってもよく、複数であってもよい。なお、明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「/」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。いくつかの実施の形態では、「第一」、「第二」によって指示される対象は、同じであっても異なっていてもよい。
【0029】
本出願の実施例による方法及び通信機器は、無線通信システムに適用することができる。この無線通信システムは、第五世代の移動通信(Fifth-generation、5G)システム、又は進化のパケットシステム(Evolved Packet System、EPS)、又は後続の進化通信システムであってもよい。本出願の実施例において、無線通信ネットワークは、第五世代の移動通信ネットワーク(Fifth-generation system、5GS)又はロングタームエボリューション型(Long Term Evolution、LTE)/LTEネットワークであってもよい。
【0030】
以下は、図面を結び付けて本出願の実施例を紹介する。本出願の実施例による情報伝送方法、装置、通信機器と記憶媒体は、LTE/LTEの進化(LTE-Advanced、LTE-A)システムに限らず、他の無線通信システム、例えば符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、CDMA)、時分割多重接続(Time Division Multiple Access、TDMA)、周波数分割多重接続(Frequency Division Multiple Access、FDMA)、直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、OFDMA)、単一キャリア周波数分割多重接続(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access、SC-FDMA)と他のシステムにも適用できる。本出願の実施例における用語である「システム」と「ネットワーク」は、常に交換可能に使用され、記述された技術は、以上に言及されたシステムとラジオ技術に用いられてもよく、他のシステムとラジオ技術に用いられてもよい。しかしながら、以下の記述は、例示の目的でニューラジオ(New Radio、NR)システムを記述しているとともに、以下の大部分の記述においてNR用語を使用しているが、これらの技術は、NRシステム応用以外の応用、例えば第六世代(Sixth-Generation、6G)通信システムに適用されてもよい。
【0031】
以下は、図面を結び付けて本出願の実施例を紹介する。本出願の実施例による情報伝送方法、装置、通信機器と記憶媒体は、
図1に示すネットワークシステムに用いられることができ、
図1に示すこのネットワークシステムは、端末11と、無線アクセスネットワークネットワークエレメント12と、コアネットワークネットワークエレメント13とを含む。
【0032】
本出願の一つの実施例では、通信機器は、通信ネットワークエレメント機器と端末とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0033】
本出願の一つの実施例では、通信ネットワークエレメントは、コアネットワークネットワークエレメントと無線アクセスネットワークネットワークエレメントとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0034】
本出願の実施例では、コアネットワークネットワークエレメント13は、コアネットワーク機器、コアネットワークノード、コアネットワーク機能、コアネットワークユニットとのうちの少なくとも一つと呼ばれてもよい。コアネットワークネットワークエレメントは、移動管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)と、アクセス移動管理機能(AccessManagementFunction、AMF)と、セッション管理機能(SessionManagementFunction、SMF)と、ユーザプレーン機能(UserPlaneFunction、UPF)と、サービスゲートウェイ(serving Gate Way、SGW)と、パケットデータネットワークゲートウェイ(Packet Data Network Gate Way、PDNゲートウェイ)と、ポリシー制御機能(Policy Control Function、PCF)、ポリシーと課金ルール機能ユニット(PolicyandChargingRulesFunction、PCRF)と、汎用パケットラジオ業務(GeneralPacketRadioService、GPRS)サービスサポートノード(ServingGPRSSupportNode、SGSN)と、ゲートウェイGPRSサポートノード(GatewayGPRSSupportNode、GGSN)と、統合データ管理(UnifiedDataManagement、UDM)と、統一データリポジトリ(UnifiedDataRepository、UDR)と、ホームユーザサーバ(HomeSubscriberServer、HSS)と、応用機能(ApplicationFunction、AF)と、集中式ネットワーク構成(Centralizednetworkconfiguration、CNC)とのうちの少なくとも一つを含んでもよいが、これらに限らない。
【0035】
本出願の実施例では、無線アクセスネットワークネットワークエレメント12は、無線アクセスネットワーク機器、無線アクセスネットワークノード、無線アクセスネットワーク機能、無線アクセスネットワークユニットとのうちの少なくとも一つと呼ばれてもよい。無線アクセスネットワークネットワークエレメントは、無線アクセスネットワーク機器、無線アクセスネットワークノード、無線アクセスネットワーク機能、無線アクセスネットワークユニット、第三世代パートナーシッププロジェクト(Third Generation Partnership Project、3GPP)無線アクセスネットワーク、非3GPP無線アクセスネットワーク、集中ユニット(Centralized Unit、CU)、分布式ユニット(Distributed Unit、DU)、基地局、進化型基地局(evolved Node B、eNB)、5G基地局(gNB)、無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller、RNC)、基地局(NodeB)、非3GPPインターワーキング機能(Non-3GPP Inter Working Function、N3IWF)、アクセス制御(Access Controller、AC)ノード、アクセスポイント(Access Point、AP)機器又はワイアレスローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Networks、WLAN)ノード、N3IWFのうちの少なくとも一つを含んでもよいが、これらに限らない。
【0036】
基地局は、グローバル移動通信システム(Global System for Mobile Communications、GSM)又は符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、CDMA)における基地局(BTS、Base Transceiver Station)であってもよく、ブロードバンド符号分割多重接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA)における基地局(NodeB)であってもよく、LTEにおける進化型基地局(eNB又はe-NodeB、evolutional Node B)及び5G基地局(gNB)であってもよく、本出願の実施例では、限定しない。
【0037】
本出願の実施例では、UEは、端末である。端末11は、端末機能をサポートする中継及び/又は中継機能をサポートする端末を含んでもよい。端末は、端末機器又はユーザ端末(User Equipment、UE)と呼ばれてもよい。端末は、携帯電話、タブレットパソコン(Tablet Personal Computerr)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、モバイルインターネットディバイス(Mobile Internet Device、MID)、拡張現実(augmented reality、AR)/仮想現実(virtual reality、VR)機器、ロボット、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)又は車載機器などの端末側機器であってもよく、説明すべきこととして、本出願の実施例では端末の具体的なタイプを限定するものではない。
【0038】
また、本出願の実施例は、4G、5G、6Gなどの通信システムに用いられてもよい。
【0039】
本発明の実施例による情報伝送方法は、以下の技術的問題を解決することができる。
【0040】
シナリオ1:XRにおけるビデオストリームのデータは、イントラ符号化(intra picture、I)フレーム、前方向予測符号化(predictive、P)フレーム及び双方向予測補間符号化(bi-directional interpolated prediction、B)フレームと区別されることができる。Iフレームは、独立デコーディングフレームとも呼ばれる。Iフレーム間のフレームは、Pフレーム又はBフレームである。Pフレーム又はBフレームに関連するIフレームは、タイムラインが前方向で前記Pフレーム又はBフレームに最も近いIフレームである。Iフレームが欠落しているためデコーディングできないが、Iフレームは、非Iフレームが欠落している場合に独立してデコーディングすることができる。示されるIフレームは、非Iフレームよりも重要性が高い。Iフレーム及び非IフレームのQoS用件は、異なってもよい。例えばIフレームの優先度は、非Iフレームより高い。非Iフレームの送信レートは、Iフレームよりも高くてもよい。
【0041】
したがって、一つのXRサービスデータが一つのQoSフローにマッピングされるシナリオでは、さらに以下の問題を解決する必要がある。
【0042】
問題1:一つのQoSフローにマッピングされる場合、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)ネットワークエレメントは、Iフレームのデータ及び非Iフレームのデータを識別できないため、XRサービスにおけるIフレームと非Iフレームのデータに対する区別スケジューリング及びQoS保障を行うことができない。
【0043】
シナリオ2:XRサービスに左目と右目のデータが存在し、左目と右目のデータは、一緒にスケジューリングする必要がある。左目及び右目のデータ重要性レベルは、平等である。しかしながら左目と右目のデータには、現在タイムスタンプが付与されているが、準同期されているのみであり、即ち一定の差異が存在する可能性がある。
【0044】
したがって、一つのXRサービスデータが一つのQoSフローにマッピングされるシナリオでは、さらに以下の問題を解決する必要がある。
【0045】
問題2:一つのQoSフローにマッピングされる場合、RANネットワークエレメントは、左目フレームのデータと右目フレームのデータを識別できないため、左目と右目の同時送信を保持することができない。
【0046】
以下では、本出願の実施例に係る通信用語を説明する。
【0047】
本出願の一つの実施例では、データとデータパケットは、同一の意味を表し、混用してもよい。
【0048】
本出願の一つの実施例では、データチャネルの記述情報は、前記データチャネルを識別するための情報を含む。前記データチャネルがQoSフローである場合、前記データチャネルの記述情報は、QoSフロー識別子と、5QIとのうちの少なくとも一つであってもよい。
【0049】
本出願の一つの実施例では、データチャネルは、プロトコルデータユニット(Protocol Data Unit、PDU)セッションと、PDN接続と、QoSフローと、ベアラと、インターネットセキュリティプロトコル(Internet Protocol Security、IPsec)チャネルとのうちの一つを含んでもよいが、それらに限らず、ここで、ベアラは、進化の無線アクセスベアラ(Evolved Radio Access Bearer、E-RAB)、無線アクセスベアラ(Radio Access Bearer、RAB)、データ無線ベアラ(Data Radio Bearer、DRB)、シグナリング無線ベアラ(signalling radio bearers、SRB)などであってもよい。
【0050】
本出願の一つの実施例では、第一のヘッダは、第一のプロトコルのヘッダであり、
本出願の一つの実施例では、前記第一のプロトコルは、第一の通信機器と第二の通信機器との間のインターフェースプロトコルである。
【0051】
一つの実施の形態では、第一の通信機器がRANネットワークエレメントであり、第二の通信機器がゲートウェイである場合、前記第一の通信機器と第二の通信機器との間のインターフェースプロトコルは、RANネットワークエレメントとゲートウェイとの間のインターフェースプロトコルであってもよく、例えばNGインターフェースユーザプレーンのインターフェースプロトコル、GPRSトンネルユーザプレーンプロトコル(GPRS Tunneling Protocol user、GTP-U)である。第一のプロトコルヘッダは、GTP-U Containerであってもよい。GTPの全称は、GPRSトンネリングプロトコル(GPRS Tunneling Protocol、GTP)である。
一つの実施の形態では、第一の通信機器がRANネットワークエレメントであり、第二の通信機器が端末である場合、前記第一の通信機器と第二の通信機器との間のインターフェースプロトコルは、RANネットワークエレメントと端末との間のインターフェースプロトコルであってもよく、例えば無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)プロトコルである。
【0052】
本出願の一つの実施例では、データセットは、データフレームを含む。本出願の別の実施例では、データセットは、一つ又は複数のデータパケットを含む。データフレームは、データセットと一対一に対応する又は複数のデータフレームは、一つのデータセットにマッピングされる。
【0053】
一つの実施の形態では、前記データフレームは、ビデオサービスのデータフレームを含む。データフレームのタイプは、例えばIフレームと、Pフレームと、Bフレームと、左目フレームと、右目フレームとのうちの一つである。
【0054】
本出願の一つの実施例では、データパケットのタイプ情報、データのタイプ情報、又は、データセットのタイプ情報は、Iフレームと、非Iフレームと、左目フレームと、右目フレームと、第一のタイプと、第一のタイプに依存する他のタイプとのうちの少なくとも一つを含む。一つの実施の形態では、第一のタイプは、キータイプと呼ばれてもよい。
【0055】
本出願の一つの選択的な実施例では、データフレームは、一つ又は複数の同じ内容又は連続的なデータパケット、例えば、Iフレーム、非Iフレーム、Pフレーム、Bフレーム、左目フレーム、右目フレームを含んでもよい。
【0056】
一つの実施の形態では、非Iフレームは、Pフレームと、Bフレームとのうちの少なくとも一つを含む。
【0057】
本出願の一つの選択的な実施例では、第一のデータセットグループの記述情報は、前記データセットグループを識別するための情報と、一つ又は複数のデータセットの記述情報とを含む。
【0058】
本出願の一つの選択的な実施例では、一つのデータセットは、同一タイプの複数のデータパケット、又は同一フレーム又は複数のフレームのデータパケットを含んでもよい。例えば、
図2aに示すように、一つのデータセットは、Iフレームのデータパケットを含み、別のデータセットは、非Iフレームのデータパケットを含み、即ちPフレーム及びBフレームのデータパケットを含み、
図2bに示すように、一つのデータセットは、Iフレームのデータパケットを含み、別のデータセットは、Pフレームのデータパケットを含み、別のデータセットは、Bフレームのデータパケットを含む。
図2cに示すように、一つのデータセットは、Iフレームのデータパケット及び非Iフレームのデータパケットを含む。ここで、このデータセットにおけるIフレームのデータパケットは、第一の重要性レベルであり、非Iフレームのデータパケットは、第二の重要性レベルである。
図2dに示すように、一つのデータセットは、左目のデータパケットを含み、別のデータセットは、右目のデータパケットを含み、
図2eに示すように、一つのデータセットは、左目と右目のデータパケットを含む。
【0059】
一つの実施の形態では、異なるタイプのデータフレームは、異なるデータセットをマッピングしてもよい。異なるデータセットの番号は異なる。例えばIPBIPPIというデータセットシーケンスの番号は、I-1、P-1、B-1、I-2、P-2、P-3、I-3であり、
別の実施の形態では、異なるタイプのデータフレームは、同じタイプのデータセットをマッピングしてもよく、例えばPフレーム及びBフレームは、非Iフレームのためのデータセットをマッピングしてもよい。例えばIPBIPPIというデータセットシーケンスの番号は、I-1、非I-1、非I-1、I-2、非I-2、非I-2、I-3であり、
さらに、一つの実施の形態では、同じタイプのデータセットにマッピングされた異なるタイプのデータフレームに対応するデータセット番号は、異なり、例えば、IPBIPPIというデータセットシーケンスの番号は、I-1、非I-1、非I-2、I-2、非I-3、非I-4、I-3である。
【0060】
さらに、別の実施の形態では、同じタイプのデータセットにマッピングされた異なるタイプのデータフレームに対応するデータセット番号は、同じであり、例えばIPBIPPIというデータセットシーケンスの番号は、1、2、2、2、1、2、2、1である。
【0061】
別の実施の形態では、異なるタイプであるが関連関係(例えば依存関係)が存在するデータフレームが一つのデータセットにマッピングされ、例えばIPBIPPIというデータセットシーケンスの番号は、1112223である。
【0062】
本出願の一つの実施例では、重要性レベルは、一つ又は複数の重要性レベルを含んでもよい。前記重要性レベル情報は、平等と、前記重要性レベルを識別するための情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0063】
一つの実施の形態では、前記重要性レベルを識別するための情報は、重要性レベル番号(例えば第Nの重要性レベル)を含む。一つの実施の形態では、重要性レベル番号が大きいほど、重要性レベルが高くなり、別の実施の形態では、重要性レベル番号が小さいほど、重要性レベルは、低くなる。
【0064】
一つの実施の形態では、前記重要性レベルは、優先度と呼ばれる。
【0065】
本出願の一つの選択的な実施の形態では、第一のデータセットと関連関係が存在するデータセットは、第一のデータセットに依存するデータセットを含む。
【0066】
本出願の一つの選択的な実施の形態では、第二のデータセットと関連関係が存在するデータセットは、第二のデータセットに依存するデータセットを含む。
【0067】
本出願の一つの選択的な実施の形態では、第一のデータと関連関係が存在するデータは、属するデータセットが第一のデータの属するデータセットと同じであるデータと、第一のデータに依存するデータとのうちの少なくとも一つを含む。
【0068】
本出願の一つの選択的な実施の形態では、第二のデータと関連関係が存在するデータは、属するデータセットが第二のデータの属するデータセットと同じであるデータと、第二のデータに依存されるデータとのうちの少なくとも一つを含む。
【0069】
本出願の一つの選択的な実施の形態では、データパケットが属するデータセットは、前記データパケットのデータ特徴情報がマッピングされるデータセットである。
【0070】
本出願の一つの選択的な実施の形態では、前記データ特徴情報のターゲット情報は、前記データ特徴情報がマッピングされるデータセットに対応する第一の情報を含む。データ特徴情報に合致するデータパケットの第一のヘッダに前記データ特徴情報に合致するターゲット情報を追加した後、前記データパケットが属するデータセットは、前記データ特徴情報がマッピングされるデータセットである。
【0071】
本出願の一つの選択的な実施の形態では、データ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加した後、前記データ特徴情報に合致しないデータパケットが属するデータセットは、前記デフォルトデータセットである。一つのデータチャネルに複数のデータセットが存在する場合、前記デフォルトデータセットの重要性レベルは、最も低い。
【0072】
本出願の一つの選択的な実施の形態では、いずれか一つの非デフォルトデータセットマッピングルールにおけるデータ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加した後、前記データパケットが属するデータセットは、前記デフォルトデータセットであり、
本出願の一つの選択的な実施例では、前記タイムスタンプは、デコーディングタイムスタンプと、表示タイムスタンプと、送信タイムスタンプとのうちの少なくとも一つを含む。
【0073】
本出願の一つの選択的な実施例では、タイムスタンプの差異区間の範囲は、一つの時間値を含み、正負の時間差を表す。例えばタイムスタンプの差異区間の範囲が5msとなる場合である。タイムスタンプの差異が正負5ms以下であるものは、いずれもタイムスタンプの差異区間の範囲内に属する。
【0074】
本出願の一つの選択的な実施例では、前記データ特徴情報は、サービスの記述情報と、データ特徴記述と、データの関連関係と、データ特徴情報に対応する第二のヘッダ情報と、データ特徴情報が属するプロトコル情報と、データ特徴情報が属するプロトコル階層情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0075】
(1)本出願の一つの選択的な実施例では、前記サービスは、データが属するサービスフローである。一つの実施の形態では、サービスの記述情報は、サービスタイプ情報と、完全修飾ドメイン名(Fully Qualified Domain Name、FQDN)と、ソースインターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)アドレスと、ターゲットIPアドレスと、ソースポートと、ターゲットポートと、プロトコル番号と、ソースメディアアクセス制御層(Media Access Control、MAC)アドレスと、ターゲットMACアドレスと、サービスのアプリケーション(Application)識別子と、オペレーティングシステム(operating system、OS)識別子と、パケット検出ルール(packet detection rule、PDR)と、データネットワーク名(Data Network Name、DNN)とのうちの少なくとも一つを含む。
【0076】
(2)本出願の一つの選択的な実施例では、データ特徴記述は、データのタイプ情報と、タイムスタンプ情報とのうちの少なくとも一つを含む。前記データのタイプ情報は、例えばデータフレームのタイプ情報である。前記データフレームのタイプ情報は、データフレームのタイプ、例えば、Iフレームと、Pフレームと、Bフレームと、左目フレームと、右目フレームとのうちの少なくとも一つを含む。
【0077】
(3)一つの実施の形態では、第二のヘッダ情報とは、データパケットの第二のプロトコルのヘッダである。第二のプロトコルがムービングピクチャーエキスパートグループ(Moving Picture Experts Group、MPEG)プロトコルである場合、第二のヘッダ情報は、MPEGプロトコルのネットワーク抽象化層(Network Abstract Layer、NAL)であってもよい。
【0078】
一つの実施の形態では、データパケットの第二のヘッダ情報におけるデータ特徴情報を判断することによって前記データが第一のデータであるか否かを判断してもよい。
【0079】
一つの実施の形態では、前記データ特徴情報は、前記第二のヘッダ情報から取得してもよい。例えばIフレームは、MPEGプロトコルのNALヘッダを読み取ることによって取得してもよい。
【0080】
(4)本出願の一つの選択的な実施例では、前記プロトコル情報は、前記プロトコルの名称と、前記プロトコルのバージョン番号と、前記プロトコルを識別するための情報とのうちの少なくとも一つを含む。一つの実施の形態では、前記プロトコルは、MPEGプロトコル(例えばH.264、H.265などのうちの一つである)を含む。
【0081】
(5)本出願の一つの選択的な実施例では、データ特徴情報が属するプロトコル階層情報は、データ最外層プロトコルからデータ特徴情報が属するプロトコルまでの間の階層数であってもよい。例えば一つのIフレームに対応するデータパケット構造がIP(TCP(MPEG))である場合、データ特徴情報が属するプロトコル階層情報は、第三の層であり、データ特徴情報が属するプロトコル情報は、MPEGプロトコルであり、データ特徴情報に対応するヘッダ情報は、Iフレームである。前記データ特徴情報が属するプロトコル階層情報に基づいて、前記データパケットがIフレームであることを識別することができる。
【0082】
(5)本出願の一つの選択的な実施例では、データの関連関係情報は、データBのデータ記述情報を含む。前記データBは、前記データ特徴記述によって指示されるデータAに関連付けられたデータである。
【0083】
データAがデータフレームである場合、前記データの関連関係情報は、データAの参照フレーム情報を含む。例えばPフレームの参照フレームは、Iフレームである。
【0084】
本出願の一つの選択的な実施例では、関連関係は、依存関係と、被依存関係とのうちの少なくとも一つを含む。例えば左目フレームと右目フレームは、関連関係である。IフレームとPフレームは、被依存と依存の関係である。即ちIフレームは、Pフレームに依存され、Pフレームは、Iフレームに依存する。
【0085】
データAがデータBに依存する場合、データAが独立してデコーディングできず、データBを基礎としてデコーディングする必要があることを示すことができる。
【0086】
本出願の一つの選択的な実施の形態では、前記協調スケジューリングは、関連関係が存在するデータセット及び/又はデータパケットに対して協調スケジューリング及び/又はQoS保障などを行うことを含む。例えば連続送信と、同時送信と、一括送信と、同一時間区間での送信とのうちの少なくとも一つである。
【0087】
本出願の一つの選択的な実施の形態では、前記データセットの記述情報を指示するためのインデックス情報とは、前記インデックス情報とデータセットの記述情報の値との間にマッピング関係が存在することを指し、前記インデックス情報に基づいて前記データセットの記述情報の値を知ることができる。
【0088】
本出願の一つの選択的な実施の形態では、有効化時間情報は、有効化期間情報を含む。
【0089】
本出願の一つの選択的な実施の形態では、前記データセットは、データセグメントと、データフレームと、アプリケーションデータとのうちの一つと呼ばれてもよい。
【0090】
本出願の一つの選択的な実施の形態では、前記データセットマッピングルールは、データ特徴情報と、データセットの記述情報と、前記データセットマッピングルールを識別するための情報と、前記データセットマッピングルールの優先度とのうちの少なくとも一つを含む。
【0091】
一つの実施の形態では、前記データ特徴情報の値がいずれかのデータ又は未定義である場合、前記データセットは、デフォルトデータセットであり、前記データセットマッピングルールは、デフォルトデータセットマッピングルールである。
【0092】
一つの実施の形態では、前記データ特徴情報は、前記データ特徴情報に合致するデータパケットに対して、それを前記データセットの記述情報により指示されるデータセットにマッピングすることを表す。
【0093】
一つの実施の形態では、前記データセットは、デフォルトデータセットであり、前記データ特徴情報に合致しないデータをマッピングするために用いられる。一つのデータチャネルに複数のデータセットが存在する場合、前記デフォルトデータセットの重要性レベルは、最も低い。
【0094】
データセットのマッピング操作を実行することは、
異なるデータフレームのデータと、タイプが異なるデータフレームのデータと、重要性レベルが異なるデータフレームのデータと、タイプが異なるデータと、重要性レベルが異なるデータと、同一データフレームにおけるタイプが異なるデータと、同一データフレームにおける重要性レベルが異なるデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを異なるデータセットにマッピングすることと、
同一データフレームのデータと、タイプが同じデータフレームのデータと、重要性レベルが同じデータフレームのデータと、タイプが同じデータと、重要性レベルが同じデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを同一データセットにマッピングすることと、
データフレームの重要性レベル又はデータの重要性レベルをデータフレームの重要性レベルにマッピングすることと、
データフレームAがデータフレームBに依存し、且つデータフレームAとデータフレームBがマッピングされるデータセットが異なる場合、データフレームAのデータセットの優先度をデータフレームBのデータセットの優先度より高く設定することと、
データAがデータBに依存し、且つデータAとデータBがマッピングされるデータセットが異なる場合、データAのデータセットの優先度をデータBのデータセットの優先度より高く設定することとのうちの少なくとも一つを含み、ここで、データAとデータBのデータフレームは、同じである。
【0095】
本出願の一つの選択的な実施例では、端末が通信ネットワークの制御プレーンシグナリングから取得した情報は、端末の通信モジュールが通信ネットワークの制御プレーンシグナリングから取得した情報を含む。本出願の一つの選択的な実施例では、前記通信モジュールは、ネットワークと通信するためのチップを含んでもよい。前記制御プレーンシグナリングは、非アクセス層(Non-Access Stratum、NAS)シグナリングと、アクセス層(Access Stratum、AS)シグナリング(RRCシグナリングとも呼ばれる)とのうちの少なくとも一つを含む。
【0096】
別の実施の形態では、端末が通信ネットワークの制御プレーンシグナリングから取得する情報は、通信ネットワークによって生成された情報であってもよい。前記情報は、アプリケーションクライアントを介してアプリケーション層によってアプリケーションサーバに送信される必要がある情報である。容易に理解できるように、アプリケーション層によって送信される情報は、通信ネットワークでは、ユーザプレーンデータにパケット化されることで、制御プレーンインターフェースへの影響を低減することができる。
【0097】
以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述する。明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0098】
図3を参照すると、本出願の実施例は、第一の通信機器に用いられる情報伝送方法を提供する。この第一の通信機器は、RANネットワークエレメントを含むが、それらに限らない。前記方法は、
ステップ301において、第一の通信機器は、第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信し、前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0099】
ステップ302において、前記第一の通信機器は、前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報に基づいて、データパケットに対してQoS制御操作を実行する。
【0100】
一つの実施の形態では、第一の通信機器は、無線アクセスネットワークネットワークエレメントを含む。
【0101】
一つの実施の形態では、第一の通信機器は、端末を含む。
【0102】
一つの実施の形態では、第一の通信機器は、第二の通信機器から上記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信してもよく、第二の通信機器は、コアネットワークエレメント、例えばUPFを含んでもよく、又は第二の通信機器は、端末を含んでもよい。
【0103】
一つの実施の形態では、上記第一の情報の値を指示するためのインデックス情報は、第一の情報の値のインデックス情報であってもよく、このインデックス情報によって上記第一の情報を決定することができる。
【0104】
一つの実施の形態では、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報に基づいて第一の情報を決定することができる。
【0105】
上記ステップによって、前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報に基づいて、データパケットに対してQoS制御操作を実行することを実現でき、それによりデータパケットのQoS制御操作性能を向上させることができる。
【0106】
選択的に、前記データパケットのデータ記述情報は、
前記データパケットが属するデータセットの記述情報及び/又は前記データパケットが属するデータセットの記述情報を指示するためのインデックス情報と、
前記データパケットを識別するための情報と、
前記データパケットのタイプ情報と、
前記データパケットの重要性レベルと、
前記データパケットのタイムスタンプ情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0107】
一つの実施の形態では、上記データパケットが属するデータセットの記述情報によって、データパケットが属するデータセットの関連情報、例えば、重要性レベル情報、タイプ情報、タグ情報及び番号を決定することができ、それによりQoS制御の制御効果を向上させる。例えば、非Iフレームのデータパケットは、関連するIフレームのシーケンス番号を運び、それによりXRサービスにおけるIフレームと非Iフレームの協調スケジューリング及びQoS保障を行う。また例えば、一つのQoSフローにマッピングされた場合、データパケットのタイムスタンプに基づいて同期スケジューリングでき、即ち同じタイムスタンプ、又はタイムスタンプドリフト区間内のデータパケットに基づいて同期スケジューリングされる必要がある。又はタイムスタンプに基づいて同期スケジューリングでき、即ち同じタイムスタンプ、又はタイムスタンプドリフト区間内で、且つ重要性レベルタグが平等なデータパケットは、同期スケジューリングされる必要がある。
【0108】
一つの実施の形態では、上記前記データパケットを識別するための情報によって、データパケットを識別することができ、それによりQoS制御の制御効果を向上させる。
【0109】
一つの実施の形態では、上記データパケットのタイプ情報により、データパケットのタイプを識別することができ、それによりQoS制御の制御効果を向上させる。
【0110】
一つの実施の形態では、上記データパケットの重要性レベルにより、データパケットの重要性レベルを識別することができ、それによりQoS制御の制御効果を向上させる。
【0111】
一つの実施の形態では、上記データパケットのタイムスタンプ情報により、データパケットのタイムスタンプ情報を識別でき、それによりQoS制御の制御効果を向上させる。
【0112】
選択的に、前記データセットの記述情報は、
前記データセットを識別するための情報と、
前記データセットの重要性レベル情報と、
前記データセットのタイプ情報と、
前記データセットのタグ情報と、
前記データセットの番号とのうちの少なくとも一つを含む。
【0113】
一つの実施の形態では、前記データセットは、一つ又は複数のデータパケットから構成される。二つのデータパケットのデータセット番号が同じである場合、二つのデータパケットの重要性レベルは、異なっても同じであってもよい。
【0114】
一つの実施の形態では、二つのデータパケットのデータセットのタイプは、同じであるが、属するデータセットの番号は、異なってもよい。例えばIPBIPPIというフレームシーケンスに対して、第一のフレーム、第四のフレーム及び第七のフレームは、Iフレームタイプのためのデータセットに対応するが、これらのフレームに対応するデータセット番号は、例えば1、2、3のように、異なってもよい。
【0115】
一つの実施の形態では、データセットは、一つ又は複数のデータフレームのデータをマッピングするために用いられてもよい。
【0116】
一つの実施の形態では、上記データセットの重要性レベル情報、タイプ情報、タグ情報及び番号により、データセットの重要性レベル情報、タイプ情報、タグ情報及び番号を識別することができ、それによりこれらの内容に基づいてQoS制御操作を行う時、QoS制御の制御効果を向上させることができる。
【0117】
選択的に、前記データセットを識別するための情報は、
前記データセットの記述情報を指示するためのインデックス情報と、
前記データセットの重要性レベル情報と、
前記データセットのタイプ情報と、
前記データセットのタグ情報と、
前記データセットの番号とのうちの少なくとも一つを含む。
【0118】
一つの実施の形態では、前記データセットの記述情報を指示するためのインデックス情報は、データセットの記述情報の値のインデックス情報であってもよく、このインデックス情報によって上記データセットの記述情報を決定することができる。
【0119】
一つの実施の形態では、異なるデータセットの重要性レベルが異なる場合、データセットの重要性レベル情報によって前記データセットを識別することができる。容易に理解できるように、一つのデータチャネルにおけるデータが属するデータセットの重要性レベルは、それぞれ異なってもよく、従ってデータセットの重要性レベル情報によって前記データを識別すればよい。
【0120】
別の実施の形態では、異なるデータセットの重要性レベルは、同じであってもよい。この時、データセットの重要性レベル情報によってデータセットを識別することができない。
【0121】
一つの実施の形態では、重要性レベル情報は、異なる重要性レベル番号によって区別される。
【0122】
一つの実施の形態では、前記データチャネルは、QoSフローを含む。
【0123】
一つの実施の形態では、前記データセットのタグ情報は、データセットのタイプ、重要性レベルなどの情報を識別するためのタグ情報を含んでもよい。
【0124】
一つの実施の形態では、異なるタイプのデータフレームは、異なるデータセットをマッピングしてもよい。異なるデータセットの番号は、異なり、例えばIPBIPPIというデータセットシーケンスの番号は、I-1、P-1、B-1、I-2、P-2、P-3、I-3であり、
別の実施の形態では、異なるタイプのデータフレームは、同じタイプのデータセットをマッピングしてもよく、例えばPフレーム及びBフレームは、非Iフレームのためのデータセットをマッピングしてもよい。
【0125】
さらに、一つの実施の形態では、同じタイプのデータセットにマッピングされた異なるタイプのデータフレームに対応するデータセット番号は、異なり、例えば、IPBIPPIというデータセットシーケンスの番号は、I-1、非I-1、非I-2、I-2、非I-3、非I-4、I-3である。
【0126】
さらに、別の実施の形態では、同じタイプのデータセットにマッピングされた異なるタイプのデータフレームに対応するデータセット番号は、同じであり、例えばIPBIPPIというデータセットシーケンスの番号は、1、2、2、2、1、2、2、1である。
【0127】
別の実施の形態では、異なるタイプであるが関連関係(例えば依存関係)が存在するデータフレームが一つのデータセットにマッピングされ、例えばIPBIPPIというデータセットシーケンスの番号は、1112223である。
【0128】
一つの実施の形態では、上記データセットの重要性レベル情報、タイプ情報、タグ情報及び番号により、データセットの重要性レベル情報、タイプ情報、タグ情報及び番号を識別することができ、それによりこれらの内容に基づいてQoS制御操作を行う時、QoS制御の制御効果を向上させることができる。
【0129】
選択的に、前記データセット関連情報は、
データセットAが依存するデータセットの記述情報と、
データセットAに依存するデータセットの記述情報と、
データパケットが属するデータセットに関連付けられたデータセットの記述情報と、
関連関係が存在するデータセットの記述情報と、
データセットグループの記述情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記データセットグループは、関連関係が存在する二つ又は二つ以上のデータセットを含む。
【0130】
一つの実施の形態では、データセットAは、前記データパケットが属するデータセットであってもよい。
【0131】
一つの実施の形態では、データセットAに関連付けられたデータセットは、前記データセットAが依存するデータセットと、前記データセットAに依存するデータセットとのうちの少なくとも一つを含む。
【0132】
例えば、データセットAが非Iフレームのためのデータである場合、データセットBは、Iフレームのためのデータセットであってもよい。この時、データセットBは、データセットAに依存するデータセットである。
【0133】
例えば、データセットAがIフレームのためのデータである場合、データセットBは、非Iフレームのためのデータセットであってもよい。この時、データセットBは、第一のデータセットが依存するデータセットである。
【0134】
例えば、データセットAは、左目のためのデータであり、データセットBは、右目のためのデータであり、前記データセットAとデータBとの間に関連関係が存在する。即ち前記データセットAに関連付けられたデータセットは、データセットBであってもよく、逆も同様である。
【0135】
一つの実施の形態では、データセットの記述情報又はデータセットグループの記述情報によって、関連するデータセットを識別することができる。それによりこれらの関連するデータセットに対して対応するQoS制御操作を行い、それによりQoS制御の制御効果を向上させる。
【0136】
選択的に、前記第一の操作指示情報は、操作情報を含み、又は、
前記第一の操作指示情報は、操作情報及び
第三のデータの記述情報及び/又は第四のデータの記述情報と、
第三のデータセットの記述情報及び/又は第四のデータセットの記述情報と、
第五のデータセットの記述情報と、
第一のデータセットグループの記述情報と、
第一の期間と、
タイムスタンプの差異区間の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の期間は、前記第一の期間内における前記操作情報の実行と、前記操作情報の有効化期間とのうちの一つを指示するために用いられる。
【0137】
一つの実施の形態では、第三のデータ及び第四のデータは、
第四のデータが属するデータセットは、第三のデータが属するデータセットと同じであることと、
第四のデータのタイプは、第三のデータのタイプと異なることと、
第四のデータの重要性レベルは、第三のデータの重要性レベルと異なることと、
第四のデータは、第三のデータに依存するか又は第三のデータは、第四のデータに依存されることと、
第四のデータと第三のデータとは、関連関係が存在することと、
第四のデータの重要性レベルは、第三のデータの重要性レベルよりも低いこととのうちの少なくとも一つの特徴を備えてもよい。
【0138】
例えば、前記第三のデータと第四のデータは、同一データセットにおける異なるタイプ又は異なる重要性レベルのデータであってもよい。
【0139】
一つの実施の形態では、前記第四のデータセットは、
前記第三のデータセットに依存するデータセットと、
第三のデータセットと関連関係が存在するデータセットと、
重要性レベルが第三のデータセットの重要性レベルより低いデータセットとのうちの少なくとも一つを含む。
【0140】
一つの実施の形態では、データセットグループは、複数のデータセットを含み、且つ同一タイプ、互いに関連する複数のデータセットを含んでもよい。
【0141】
選択的に、第三のデータの記述情報及び第四のデータの記述情報は、第三のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、
及び/又は
第三のデータの記述情報は、第三のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、同じデータセットにおける第三のデータに依存する他のデータと、同じデータセットにおける第三のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第三のデータの重要性レベルより低い他のデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、ここで、同じデータセットは、第三のデータが属するデータセットであり、
及び/又は
第四のデータの記述情報は、第一の条件を満たすデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、ここで、第一の条件は、同じデータセットにおける第四のデータが依存するデータと、同じデータセットにおける第四のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第四のデータの重要性レベルより高い他のデータとのうちの少なくとも一つを含み、ここで、同じデータセットは、第四のデータが属するデータセットであり、
及び/又は
第三のデータセットの記述情報及び第四のデータセットの記述情報は、第三のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、
及び/又は
第三のデータセットの記述情報は、第三のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、前記第三のデータセットに依存するデータセットのデータと、第一のデータセットと関連関係が存在するデータセットのデータと、重要性レベルが第三のデータセットの重要性レベルより低いデータセットのデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、
及び/又は
第四のデータセットの記述情報は、第二の条件を満たすデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、ここで、第二の条件は、第四のデータセットが依存するデータセットと、第四のデータセットに関連するデータセットと、重要性レベルが第四のデータセットの重要性レベルより高いデータセットとのうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は
前記第五のデータセットの記述情報は、前記操作情報が適用されるデータセットを指示するために用いられ、
及び/又は
前記第一のデータセットグループ記述情報は、前記操作情報が適用されるデータセットを指示するために用いられる。
【0142】
選択的に、前記操作情報は、
データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことと、
データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことと、
データパケットに対して並べ替え操作を行うことと、
重要性レベルに基づいてデータパケットを送信することと、
データセット粒度のQoS保障と、
同一データチャネルにおいて重要性レベルの高いデータを優先的に保障することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。
【0143】
選択的に、前記QoS制御操作は、
データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことと、
データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことと、
データパケットに対して並べ替え操作を行うことと、
重要性レベルに基づいてデータパケットを送信することと、
データセット粒度のQoS保障と、
同一データチャネルにおいて重要性レベルの高いデータを優先的に保障することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。
【0144】
一つの実施の形態では、上記データパケットを破棄するか又は送信しない操作により、データパケットに対して協調スケジューリング操作を行い、データパケットに対して並べ替え操作を行い、重要性レベルに基づいてデータパケットを送信し、データセット粒度のQoS保障を行い、同一データチャネルにおいて重要性レベルの高いデータを優先的に保障し、データパケットのQoS保障を向上させることができる。
【0145】
選択的に、データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことは、
第一のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、同じデータセットにおける第一のデータに依存する他のデータと、同じデータセットにおける第一のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第一のデータの重要性レベルより低い他のデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、同じデータセットは、第一のデータが属するデータセットであることと、
第四の条件を満たすデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第二のデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、第四の条件は、同じデータセットにおける第二のデータが依存するデータと、同じデータセットにおける第二のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第二のデータの重要性レベルより高い他のデータとのうちの少なくとも一つを含み、ここで、同じデータセットは、第二のデータが属するデータセットであることと、
第一のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、前記第一のデータセットに依存するデータセットのデータと、第一のデータセットと関連関係が存在するデータセットのデータと、重要性レベルが第三のデータセットの重要性レベルより低いデータセットのデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないことと、
第五の条件を満たすデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第二のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、第五の条件は、第二のデータセットが依存するデータセットと、第二のデータセットに関連するデータセットと、重要性レベルが第二のデータセットの重要性レベルより高いデータセットとのうちの少なくとも一つを含むことと、
第三のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータを破棄するか又は送信しないことと、
第三のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、同じデータセットにおける第三のデータに依存する他のデータと、同じデータセットにおける第三のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第三のデータの重要性レベルより低い他のデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、同じデータセットは、第三のデータが属するデータセットであることと、
第六の条件を満たすデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、第六の条件は、同じデータセットにおける第四のデータが依存するデータと、同じデータセットにおける第四のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第四のデータの重要性レベルより高い他のデータとのうちの少なくとも一つを含み、ここで、同じデータセットは、第四のデータが属するデータセットであることと、
第三のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないことと、
第三のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、前記第三のデータセットに依存する他のデータセットのデータと、第一のデータセットと関連関係が存在する他のデータセットのデータと、重要性レベルが第三のデータセットの重要性レベルより低いデータセットのデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないことと、
第七の条件を満たすデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、第七の条件は、第四のデータセットが依存するデータセットと、第四のデータセットに関連するデータセットと、重要性レベルが第四のデータセットの重要性レベルより高いデータセットとのうちの少なくとも一つを含むことと、のうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記データパケットに対して並べ替え操作を行うことは、データセットの重要性レベル及び/又はデータセット関連情報に基づき、データセットのデータパケット及び/又はデータパケットのタイムスタンプに対して並べ替えを行うことを含むこと、とのうちの少なくとも一つを含み、
一つの実施の形態では、前記第一のデータは、第一の重要性レベル又は第一のタイプのデータ、例えばIフレームのデータであってもよい。
【0146】
一つの実施の形態では、第一のデータは、データチャネルにおけるいずれか一つのデータであってもよい。又は、第一のデータは、データセットにおけるいずれか一つのデータであってもよい。
【0147】
一つの実施の形態では、前記左目フレームと右目フレームは、同一データセットにマッピングされ、第一のデータは、第一のタイプデータであってもよく、例えば左目フレームのデータであり、第一のデータに関連する他のデータは、第二のタイプデータであってもよく、例えば右目フレームに用いられるデータである。この時、左目フレームと右目フレームのデータの重要性レベルは、同じであってもよい。
【0148】
選択的に、前記第一のデータは、データセットにおけるいずれか一つのデータと、第二のデータと関連関係が存在するデータとのうちの一つであり、
及び/又は
前記第二のデータは、データセットにおけるいずれか一つのデータと、第一のデータと関連関係が存在するデータとのうちの一つであり、
及び/又は
前記データセットは、データチャネルにおけるいずれか一つのデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第三のデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第四のデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第五のデータセットと、又は第一の操作指示情報に含まれる第一のデータセットグループにおけるいずれか一つのデータセットとのうちの一つであり、
及び/又は
前記第一のデータセットは、データチャネルにおけるいずれか一つのデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第五のデータセットと、又は第一の操作指示情報に含まれる第一のデータセットグループにおけるいずれか一つのデータセットと、第二のデータセットと関連関係が存在するデータセットとのうちの一つであり、
及び/又は
前記第二のデータセットは、データチャネルにおけるいずれか一つのデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第五のデータセットと、又は第一の操作指示情報に含まれる第一のデータセットグループにおけるいずれか一つのデータセットと、第一のデータセットと関連関係が存在するデータセットとのうちの一つである。
【0149】
選択的に、前記データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことは、第三の条件を満たすデータパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことを含み、
ここで、前記第三の条件は、
前記データパケットが属するデータセットは、同じであることと、
前記データパケットが属するデータセットには、関連関係が存在し又は前記データパケットが属するデータセットには、依存関係が存在することと、
前記データパケットのタイムスタンプが同じであるか又はタイムスタンプの差異時間は、タイムスタンプの差異区間の範囲内に位置することと、
前記データパケットが属するデータセットは、前記第一の操作指示情報における第五のデータセットの記述情報により指示されるデータセットと合致することと、
前記データパケットが属するデータセットは、前記第一の操作指示情報における第一のデータセットグループの記述情報により指示されるデータセットと合致することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0150】
一つの実施の形態では、データパケットに対して協調スケジューリングが行われている前記データパケットは、二つ以上のデータパケットである。
【0151】
一つの実施の形態では、前記データパケットが属するデータセットが同じであることは、前記データパケットが属するデータセットの番号が同じであることを含む。
【0152】
選択的に、前記データパケットに対して並べ替え操作を行うことは、データセットの重要性レベルと、データセット関連情報と、データパケットのタイムスタンプとのうちの少なくとも一つに基づいてデータパケットに対して並べ替えを行うことを含み、
及び/又は
重要性レベルに基づくデータパケット送信における前記重要性レベルは、データパケットの重要性レベルと、データセットの重要性レベルとのうちの少なくとも一つである。
【0153】
選択的に、前記第一の通信機器が第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を取得することは、
制御プレーンシグナリング及び/又はデータパケットの第一のヘッダから、前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することと、
又は、ローカル構成に基づいて前記第一の情報を取得することとのうちの一つを含み、
ここで、前記データパケットの第一のヘッダは、第一のプロトコルのヘッダである。
【0154】
一つの実施の形態では、制御プレーンシグナリングから前記第一の情報を受信することは、制御プレーンシグナリングから前記データパケットのデータ記述情報を受信することを含み、
一つの実施の形態では、第一のデータの第一のヘッダから前記第一の情報を受信することは、データパケットの第一のヘッダから前記データパケットのデータ記述情報を受信することを含む。
【0155】
一つの実施の形態では、前記第一のプロトコルは、GTPプロトコルである。
【0156】
一つの実施の形態では、前記第一のヘッダは、GTP-Uプロトコルである。
【0157】
選択的に、制御プレーンシグナリング及び/又はデータパケットの第一のヘッダから、前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することは、
前記データパケットの第一のヘッダからデータパケットのデータ記述情報を受信し、及び/又は、制御プレーンシグナリングから前記第一の情報における前記データパケットのデータ記述情報以外の他のコンテンツを受信することと、
制御プレーンシグナリングから第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信し、前記データパケットの第一のヘッダから前記第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0158】
一つの実施の形態では、前記データパケットの第一のヘッダからデータパケットのデータ記述情報を受信し、且つ、制御プレーンシグナリングからデータセット関連情報及び/又は第一の操作指示情報を受信する。
【0159】
本出願の実施例では、第一の通信機器は、第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信し、前記第一の情報は、データパケットのデータ記述情報と、データセット関連情報と、第一の操作指示情報ととのうちの少なくとも一つを含み、前記第一の通信機器は、前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報に基づいて、データパケットに対してQoS制御操作を実行する。このように前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報に基づいて、データパケットに対してQoS制御操作を実行し、ネットワーク側機器がQoS制御を行う時にデータパケットに関連する情報を取得できない従来技術と比較して、本出願の実施例は、データパケットのQoS制御操作性能を向上させることができる。
【0160】
図4を参照すると、本出願の実施例は、情報伝送方法を提供する。この第二の通信機器は、コアネットワーク(Core Network、CN)ネットワークエレメント(例えばゲートウェイであり、前記ゲートウェイは、UPFを含む)と、端末とのうちの少なくとも一つを含むが、それらに限られない。前記方法は、
ステップ401において、第二の通信機器は、データパケットを受信し、
ステップ402において、第二の通信機器は、受信したデータパケットに対して第二の操作を実行することを含み、ここで、前記第二の操作は、
データパケットがデータ特徴情報に合致するデータであるか否かを識別することと、
データ特徴情報に合致するデータパケットの第一のヘッダに前記データ特徴情報に合致するターゲット情報を追加することと、
データ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
いずれか一つの非デフォルトデータセットマッピングルールにおけるデータ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
データパケットに対して並べ替えを行うことと、
前記データパケットからデータセットへのマッピング操作を実行することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0161】
一つの実施の形態では、第二の通信機器は、UEのアプリケーション層からデータパケットを受信するUEを含んでもよい。
【0162】
一つの実施の形態では、第二の通信機器は、ゲートウェイを含んでもよい。ゲートウェイは、第三の通信機器からデータパケットを受信し、例えばUPFは、SMFからデータパケットを受信する。
【0163】
一つの実施の形態では、上記第一のサービスデータは、Iフレームのデータパケット、又は左目のデータパケット又は右目のデータパケットなどであってもよい。
【0164】
一つの実施の形態では、データパケットに対して並べ替えを行うことは、データパケットにおけるタイムスタンプに基づいて並べ替えを行うことを含む。
【0165】
一つの実施の形態では、デフォルトデータセットは、前記データ特徴情報に合致しないデータをマッピングするために用いられる。一つのデータチャネルに複数のデータセットが存在する場合、前記デフォルトデータセットの重要性レベルは、最も低い。
【0166】
一つの実施の形態では、第一の情報は、
図2に示す実施例の該当する説明を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0167】
本出願の実施例では、データパケットが第一のサービスデータであるか又は第一のサービスデータではないかを識別するため、データパケットのQoS制御効果を向上させることに有利であり、また、第一のサービスデータの第一のヘッダに前記第一のサービスデータに合致するターゲット情報を追加し、同様にデータパケットのQoS制御効果を向上させることに有利である。
【0168】
選択的に、データパケットが第一のサービスデータであるか又は第一のサービスデータではないかを識別する操作は、
データパケットの第二のヘッダ情報(例えば第二のプロトコルのヘッダにおける情報)におけるデータ特徴情報に基づいて、データパケットが第一のサービスデータであるか又は第一のサービスデータではないかを識別することを含む。
【0169】
一つの実施の形態では、前記第二のヘッダ情報は、
リアルタイム伝送プロトコル(Real-time Transport Protocol、RTP)ヘッダ情報と、
MPEGプロトコルパケット情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0170】
一つの実施の形態では、上記データ特徴情報識別データのタイプは、例えば、Iフレーム、Pフレーム、Bフレーム、左目フレーム、右目フレームである。
【0171】
選択的に、前記第一のヘッダとは、第一のプロトコルのヘッダであり、前記第一のプロトコルは、第一の通信機器と第二の通信機器との間のインターフェースプロトコル(例えばGTP-U)を含む。
【0172】
選択的に、前記第二の通信機器が受信した前記データに対して第二の操作を実行することは、
前記第二の通信機器は、第一の操作ルール及び/又は第一の操作ルールの有効化時間情報を取得し、
前記第二の通信機器は、第一の操作ルール及び/又は第一の操作ルールの有効化時間情報に基づいて、受信した前記データに対して第二の操作を実行することを含み、
ここで、
前記第一の操作ルールは、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含む。
【0173】
一つの実施の形態では、前記データセットのマッピング操作は、具体的に第四の通信機器(例えばPCF)の実施例に記述したとおりであり、ここでこれ以上説明しない。
【0174】
一つの実施の形態では、前記データ特徴情報に対応するターゲット情報における第一の情報は、前記データ特徴情報がマッピングされるデータセットの記述情報である。
【0175】
一つの実施の形態では、第一の操作ルールの有効化時間情報は、第一のサービス発生の時間情報に基づいて決定されてもよい。
【0176】
一つの実施の形態では、第二の通信機器は、第三の通信機器から第一のデータ操作ルール及び/又は期間情報を受信する。
【0177】
一つの実施の形態では、前記第一のサービスデータのデータ特徴情報に基づいて、受信した前記データが第一のサービスデータであるか又は第一のサービスデータではないかを識別することができる。
【0178】
一つの実施の形態では、第二の通信機器は、第三の通信機器から第一のデータ操作ルール及び/又は期間情報を受信する。
【0179】
一つの実施の形態では、前記第一のサービスデータのデータ特徴情報に基づいて、受信した前記データが第一のサービスデータであるか又は第一のサービスデータではないかを識別することができる。
【0180】
一つの実施の形態では、データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報は、データパケットにおける第二のヘッダ情報におけるタイムスタンプに基づいてデータパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報を含む。
【0181】
一つの実施の形態では、第二のヘッダ情報は、タイムスタンプ情報を含む。
【0182】
一つの実施の形態では、上記第一の操作ルールによってデータパケットに対して操作を行うことにより、データパケットに対する操作効果を向上させることができる。
【0183】
本出願の実施例では、第二の通信機器は、データパケットを受信し、第二の通信機器は、受信したデータパケットに対して上記第二の操作を実行し、第二の操作は、データパケットが第一のサービスデータであるか又は第一のサービスデータではないかを識別することと、第一のサービスデータの第一のヘッダに前記第一のサービスデータに合致するターゲット情報を追加することとのうちの少なくとも一つを含む。このように第一の通信機器がデータパケットに対してQoS制御操作を行うことを支援し、さらにQoS制御効果を向上させることができる。
【0184】
図5を参照すると、本出願の実施例は、第三の通信機器に用いられる情報伝送方法を提供する。この第三の通信機器は、CNネットワークエレメント(例えばSMF)を含むが、それらに限らない。前記方法は、
ステップ501において、第三の通信機器は、第三の操作を実行し、
ここで、前記第三の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一の操作ルールを決定することと、
第一の操作ルールの有効時間を決定することと、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を決定することと、
前記第一の操作ルールを送信し、又は、第一の操作ルール及び第一の操作ルールの有効時間を送信し、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記第一の操作ルールは、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0185】
一つの実施の形態では、前記データセットのマッピング操作は、具体的に第四の通信機器(例えばPCF)の実施例に記述したとおりであり、ここでこれ以上説明しない。
【0186】
一つの実施の形態では、前記データ特徴情報に対応するターゲット情報は、前記データ特徴情報がマッピングされるデータセットの記述情報である。
【0187】
一つの実施の形態では、第一の操作ルールの有効時間は、第一のサービス発生の時間情報に基づいて決定されてもよい。
【0188】
一つの実施の形態では、前記第三の通信機器は、第一の通信機器に前記第一の情報を送信し、及び/又は、第二の通信機器に前記第一のデータ操作ルールを送信し、
本出願の実施例では、上記第一の操作ルール及び第一の情報を決定するため、このようにデータパケットに対して操作を行う時、データパケットに対する操作効果を向上させることができる。
【0189】
一つの実施の形態では、第一の情報は、
図3に示す実施例の該当する説明を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0190】
選択的に、第三の操作を実行することは、
第三の情報を取得することであって、前記第三の情報は、第一のポリシー情報と、第一のポリシー情報の有効化時間情報と、第五の情報とのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記第三の情報に基づいて、第三の操作を実行することとを含み、
ここで、前記第一のポリシー情報は、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
前記データ特徴情報に対応する第一の情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記第五の情報は、
第一のサービスデータのデータ特徴情報と、
第一のサービス発生の時間情報と、
前記第一のサービスデータに対応する第一の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0191】
一つの実施の形態では、第一のポリシー情報の有効化時間情報は、第一のサービス発生の時間情報に基づいて決定されてもよい。
【0192】
一つの実施の形態では、第三の通信機器は、第四の通信機器によって送信された第三の情報を受信する。
【0193】
本出願の実施例では、上記第一の操作ルール及び第一の情報を決定するため、このようにデータパケットに対してQoS制御操作を行い、それによりデータパケットに対するQoS制御効果を向上させることができる。
【0194】
図6を参照すると、本出願の実施例は、第四の通信機器に用いられる情報伝送方法を提供する。この第四の通信機器は、CNネットワークエレメント(例えばPCF)を含むが、それらに限らない。前記方法は、
ステップ601において、第四の通信機器は、第四の操作を実行することを含み、
前記第四の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一のポリシー情報を決定することと、
第一のポリシー情報の有効化時間情報を決定することと、
第一のポリシー情報を送信し、又は、第一のポリシー情報及び第一のポリシー情報の有効化時間情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一のポリシー情報は、
データ特徴情報と、
データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
前記データ特徴情報に対応する第一の情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の情報は、データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0195】
一つの実施の形態では、前記データ特徴情報に対応するターゲット情報は、前記データ特徴情報がマッピングされるデータセットの記述情報である。
【0196】
一つの実施の形態では、第四の通信機器は、第一の通信機器、第二の通信機器又は第三の通信機器に第一のポリシー情報を送信し、又は、第一のポリシー情報及び第一のポリシー情報の有効化時間情報を送信する。
【0197】
一つの実施の形態では、前記第四の通信機器は、第三の通信機器に前記第一のデータ操作ポリシーを送信し、
一つの実施の形態では、第一のポリシー情報の有効化時間情報は、第一のサービス発生の時間情報に基づいて決定されてもよい。
【0198】
一つの実施の形態では、上記第一のポリシー情報及び第一の情報を決定するため、このようにデータパケットに対して操作を行う時、データパケットに対する操作効果を向上させることができる。
【0199】
一つの実施の形態では、第一の情報は、
図2に示す実施例の該当する説明を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0200】
選択的に、前記データセットマッピングルールは、
データ特徴情報と、データセットの記述情報と、前記データセットマッピングルールを識別するための情報と、前記データセットマッピングルールの優先度とのうちの少なくとも一つを含む。
【0201】
一つの実施の形態では、前記データ特徴情報は、前記データ特徴情報に合致するデータパケットに対して、それを前記データセットの記述情報により指示されるデータセットにマッピングすることを表す。
【0202】
一つの実施の形態では、前記データセットは、デフォルトデータセットであり、前記データ特徴情報に合致しないデータをマッピングするために用いられる。一つのデータチャネルに複数のデータセットが存在する場合、前記デフォルトデータセットの重要性レベルは、最も低い。
【0203】
選択的に、データセットのマッピング操作を実行することは、
異なるデータフレームのデータと、タイプが異なるデータフレームのデータと、重要性レベルが異なるデータフレームのデータと、タイプが異なるデータと、重要性レベルが異なるデータと、同一データフレームにおけるタイプが異なるデータと、同一データフレームにおける重要性レベルが異なるデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを異なるデータセットにマッピングすることと、
同一データフレームのデータと、タイプが同じデータフレームのデータと、重要性レベルが同じデータフレームのデータと、タイプが同じデータと、重要性レベルが同じデータ(重要性レベルが同じであるがタイプが異なるデータフレームのデータを含み、例えばPフレーム及びBフレームのデータは、非Iフレームのためのデータセットにマッピングされてもよい)とのうちの少なくとも一つを満たすデータを同一データセットにマッピングすることと、
データフレームの重要性レベル又はデータの重要性レベルをデータフレームの重要性レベルにマッピングすることと、
データフレームAがデータフレームBに依存し、且つデータフレームAとデータフレームBがマッピングされるデータセットが異なる場合、データフレームAのデータセットの優先度をデータフレームBのデータセットの優先度より高く設定することと、
データAがデータBに依存し、且つデータAとデータBがマッピングされるデータセットが異なる場合、データAのデータセットの優先度をデータBのデータセットの優先度より高く設定することとのうちの少なくとも一つを含み、ここで、データAとデータBのデータフレームは、同じである。
【0204】
一つの実施の形態では、重要性レベルが同じデータは、重要性レベルが同じであるがタイプが異なるデータフレームのデータを含み、例えばPフレーム及びBフレームのデータは、非Iフレームのためのデータセットにマッピングされてもよい。
【0205】
一つの実施の形態では、データフレームAは、上記データパケットが属するデータフレームであってもよい。
【0206】
一つの実施の形態では、データAは、上記データパケットが属するデータであってもよい。
【0207】
選択的に、前記第四の通信機器が第一のデータ操作ポリシーを決定することは、
前記第四の通信機器が第五の情報に基づいて、第一のデータ操作ポリシーを決定することを含む。
【0208】
選択的に、前記第四の操作は、第一のサービス発生時間の関連操作を決定することをさらに含み、
ここで、第一のサービス発生時間の関連操作を決定することは、
第一のサービス発生の時間情報に基づいて第一のポリシー情報の有効化時間情報又は第一の情報における第一の期間情報を生成することを含む。
【0209】
一つの実施の形態では、前記第一のサービスデータのデータ特徴情報に基づいて第一のポリシー情報におけるデータ特徴情報を生成する。
【0210】
一つの実施の形態では、データの関連情報に基づいて第一の情報におけるデータセット関連情報を生成する
一つの実施の形態では、前記第五の情報は、
第一のサービスデータのデータ特徴情報と、
第一のサービス発生の時間情報と、
前記第一のサービスデータに対応する第一の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
一つの実施の形態では、第四の通信機器は、第五の通信機器から前記第五の情報を受信する。第五の情報は、直接受信されるか、又は他の転送機器(例えばネットワークサービス露出機能(Network Exposure Function、NEF))から間接的に受信されてもよい。
【0211】
本出願の実施例では、上記第一のポリシー情報及び第一の情報を決定するため、このようにデータパケットに対してQoS制御操作を行い、それによりデータパケットに対するQoS制御効果を向上させることができる。
【0212】
図7を参照すると、本出願の実施例は、第五の通信機器に用いられる情報伝送方法を提供する。この第五の通信機器は、CNネットワークエレメント(例えばAF)と、UEとのうちの少なくとも一つを含むが、それらに限らない。前記方法は、
ステップ701において、第五の通信機器は、第五の情報を送信することを含み、前記第五の情報は、
第一のサービスデータのデータ特徴情報と、
第一のサービス発生の時間情報と、
前記第一のサービスデータに対応する第一の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0213】
一つの実施の形態では、第五の通信機器は、AF又はUEを含んでもよい。
【0214】
一つの実施の形態では、第五の通信機器は、第四の通信機器に第五の情報を送信してもよい。
【0215】
一つの実施の形態では、第一のサービスデータのデータ特徴情報、第一のサービス発生の時間情報及び前記第一のサービスデータに対応する第一の情報を送信するため、このようにこれらの情報に基づいてデータパケットに対してQoS制御操作を行うことができ、それによりデータパケットに対するQoS制御効果を向上させることができる。
【0216】
一つの実施の形態では、第一の情報は、
図3に示す実施例の該当する説明を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0217】
一つの実施の形態では、第一のサービスデータに対応する第一の情報は、第一のサービスデータのデータ特徴情報に対応する第一の情報を含む。
選択的に、前記データ特徴情報は、サービスの記述情報と、データ特徴記述と、データ特徴情報に対応する第二のヘッダ情報と、データ特徴情報が属するプロトコル情報と、データ特徴情報が属するプロトコル階層情報と、データの関連情報とのうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は
前記第一のサービス発生の時間情報は、開始時間と、終了時間と、時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0218】
一つの実施の形態では、データ特徴記述は、データフレームのタイプ情報であってもよい。例えばIフレーム、Pフレーム、Bフレーム、左目フレーム、右目フレームである。
【0219】
一つの実施の形態では、データ特徴情報が属するプロトコル情報は、MPEGプロトコル情報、RTPプロトコル情報、GTPプロトコル情報、GTP-Uプロトコル情報であってもよい。
【0220】
一つの実施の形態では、前記第一のサービス発生の時間情報は、第一のサービスの開始時間、第一のサービスの終了時間、第一のサービスの時間長を含む。
【0221】
本出願の実施例では、第一のサービスデータのデータ特徴情報、第一のサービス発生の時間情報及び前記第一のサービスデータに対応する第一の情報を送信するため、このようにこれらの情報に基づいてデータパケットに対してQoS制御操作を行うことができ、それによりデータパケットに対するQoS制御効果を向上させることができる。
【0222】
以下、
図8に示す実施例によって、本出願の実施例による情報伝送方法を例示的に説明する。
【0223】
【0224】
ステップ801において、AFは、NEFにAFセッション確立要求を送信する。
【0225】
上記セッション確立要求は、第五の情報(具体的に第五の通信機器の実施例に記載のとおりである)を含んでもよい。例示的に、前記第五の情報は、
第一のサービスデータのデータ特徴情報と、
第一のサービス発生の時間情報と、
前記第一のサービスデータに対応する第一の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0226】
ステップ802において、NEFは、PCFにAFセッション確立要求を送信する。
【0227】
ステップ803において、PCFは、SMFにポリシー関連修正要求を送信する。
【0228】
上記ポリシー関連修正要求は、第一のポリシー情報を含んでもよい。又は、第一のポリシー情報及び第一のポリシー情報の有効化時間情報を含み、
ここで、前記第一のポリシー情報は、
データ特徴情報と、
データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
前記データ特徴情報に対応する第一の情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0229】
ステップ804において、SMFは、UPFにセッション修正要求を送信する。
【0230】
上記セッション修正要求は、前記第一の操作ルール、又は、第一の操作ルール及び第一の操作ルールの有効時間を含んでもよく、
上記セッション修正要求は、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報をさらに含んでもよく、
ここで、前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0231】
ステップ805において、SMFは、AMFにN1N2メッセージを送信する。
【0232】
上記N1N2メッセージは、ターゲット情報を含んでもよく、ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0233】
ステップ806において、AMFは、RANにPDUセッション修正要求を送信する。
【0234】
ここで、上記PDUセッション修正要求は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0235】
図9は、本出願の実施例による情報伝送装置の構造図であり、
図8に示すように、情報伝送装置900は、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信するための受信モジュール901であって、前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む受信モジュール901と、
前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報に基づいて、データパケットに対してサービス品質QoS制御操作を実行するための実行モジュール902とを含む。
【0236】
選択的に、前記データパケットのデータ記述情報は、
前記データパケットが属するデータセットの記述情報及び/又は前記データパケットが属するデータセットの記述情報を指示するためのインデックス情報と、
前記データパケットを識別するための情報と、
前記データパケットのタイプ情報と、
前記データパケットの重要性レベルと、
前記データパケットのタイムスタンプ情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0237】
選択的に、前記データセットの記述情報は、
前記データセットを識別するための情報と、
前記データセットの重要性レベル情報と、
前記データセットのタイプ情報と、
前記データセットのタグ情報と、
前記データセットの番号とのうちの少なくとも一つを含む。
【0238】
選択的に、前記データセットを識別するための情報は、
前記データセットの記述情報を指示するためのインデックス情報と、
前記データセットの重要性レベル情報と、
前記データセットのタイプ情報と、
前記データセットのタグ情報と、
前記データセットの番号とのうちの少なくとも一つを含む。
【0239】
選択的に、前記データセット関連情報は、
データセットAが依存するデータセットの記述情報と、
データセットAに依存するデータセットの記述情報と、
データパケットが属するデータセットに関連付けられたデータセットの記述情報と、
関連関係が存在するデータセットの記述情報と、
データセットグループの記述情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記データセットグループは、関連関係が存在する二つ又は二つ以上のデータセットを含む。
【0240】
選択的に、前記第一の操作指示情報は、操作情報を含み、又は、
前記第一の操作指示情報は、操作情報及び
第三のデータの記述情報及び/又は第四のデータの記述情報と、
第三のデータセットの記述情報及び/又は第四のデータセットの記述情報と、
第五のデータセットの記述情報と、
第一のデータセットグループの記述情報と、
第一の期間と、
タイムスタンプの差異区間の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記第一の期間は、前記第一の期間内における前記操作情報の実行と、前記操作情報の有効化期間とのうちの一つを指示するために用いられる。
【0241】
選択的に、第三のデータの記述情報及び第四のデータの記述情報は、第三のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、
及び/又は
第三のデータの記述情報は、第三のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、同じデータセットにおける第三のデータに依存する他のデータと、同じデータセットにおける第三のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第三のデータの重要性レベルより低い他のデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、ここで、同じデータセットは、第三のデータが属するデータセットであり、
及び/又は
第四のデータの記述情報は、第一の条件を満たすデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、ここで、第一の条件は、同じデータセットにおける第四のデータが依存するデータと、同じデータセットにおける第四のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第四のデータの重要性レベルより高い他のデータとのうちの少なくとも一つを含み、ここで、同じデータセットは、第四のデータが属するデータセットであり、
及び/又は
第三のデータセットの記述情報及び第四のデータセットの記述情報は、第三のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、
及び/又は
第三のデータセットの記述情報は、第三のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、前記第三のデータセットに依存するデータセットのデータと、第一のデータセットと関連関係が存在するデータセットのデータと、重要性レベルが第三のデータセットの重要性レベルより低いデータセットのデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、
及び/又は
第四のデータセットの記述情報は、第二の条件を満たすデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、ここで、第二の条件は、第四のデータセットが依存するデータセットと、第四のデータセットに関連するデータセットと、重要性レベルが第四のデータセットの重要性レベルより高いデータセットとのうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は
前記第五のデータセットの記述情報は、前記操作情報が適用されるデータセットを指示するために用いられ、
及び/又は
前記第一のデータセットグループ記述情報は、前記操作情報が適用されるデータセットを指示するために用いられる。
【0242】
選択的に、前記操作情報は、
データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことと、
データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことと、
データパケットに対して並べ替え操作を行うことと、
重要性レベルに基づいてデータパケットを送信することと、
データセット粒度のQoS保障と、
同一データチャネルにおいて重要性レベルの高いデータを優先的に保障することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。
【0243】
選択的に、前記QoS制御操作は、
データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことと、
データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことと、
データパケットに対して並べ替え操作を行うことと、
重要性レベルに基づいてデータパケットを送信することと、
データセット粒度のQoS保障と、
同一データチャネルにおいて重要性レベルの高いデータを優先的に保障することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0244】
選択的に、データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことは、
第一のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、同じデータセットにおける第一のデータに依存する他のデータと、同じデータセットにおける第一のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第一のデータの重要性レベルより低い他のデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、同じデータセットは、第一のデータが属するデータセットであることと、
第四の条件を満たすデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第二のデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、第四の条件は、同じデータセットにおける第二のデータが依存するデータと、同じデータセットにおける第二のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第二のデータの重要性レベルより高い他のデータとのうちの少なくとも一つを含み、ここで、同じデータセットは、第二のデータが属するデータセットであることと、
第一のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、前記第一のデータセットに依存するデータセットのデータと、第一のデータセットと関連関係が存在するデータセットのデータと、重要性レベルが第三のデータセットの重要性レベルより低いデータセットのデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないことと、
第五の条件を満たすデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第二のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、第五の条件は、第二のデータセットが依存するデータセットと、第二のデータセットに関連するデータセットと、重要性レベルが第二のデータセットの重要性レベルより高いデータセットとのうちの少なくとも一つを含むことと、
第三のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータを破棄するか又は送信しないことと、
第三のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、同じデータセットにおける第三のデータに依存する他のデータと、同じデータセットにおける第三のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第三のデータの重要性レベルより低い他のデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、同じデータセットは、第三のデータが属するデータセットであることと、
第六の条件を満たすデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、第六の条件は、同じデータセットにおける第四のデータが依存するデータと、同じデータセットにおける第四のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第四のデータの重要性レベルより高い他のデータとのうちの少なくとも一つを含み、ここで、同じデータセットは、第四のデータが属するデータセットであることと、
第三のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないことと、
第三のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、前記第三のデータセットに依存する他のデータセットのデータと、第一のデータセットと関連関係が存在する他のデータセットのデータと、重要性レベルが第三のデータセットの重要性レベルより低いデータセットのデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないことと、
第七の条件を満たすデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、第七の条件は、第四のデータセットが依存するデータセットと、第四のデータセットに関連するデータセットと、重要性レベルが第四のデータセットの重要性レベルより高いデータセットとのうちの少なくとも一つを含むことと、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は
ここで、前記データパケットに対して並べ替え操作を行うことは、データセットの重要性レベル及び/又はデータセット関連情報に基づき、データセットのデータパケット及び/又はデータパケットのタイムスタンプに対して並べ替えを行うことを含む。
【0245】
選択的に、前記第一のデータは、データセットにおけるいずれか一つのデータと、第二のデータと関連関係が存在するデータとのうちの一つであり、
及び/又は
前記第二のデータは、データセットにおけるいずれか一つのデータと、第一のデータと関連関係が存在するデータとのうちの一つであり、
及び/又は
前記データセットは、データチャネルにおけるいずれか一つのデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第三のデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第四のデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第五のデータセットと、又は第一の操作指示情報に含まれる第一のデータセットグループにおけるいずれか一つのデータセットとのうちの一つであり、
及び/又は
前記第一のデータセットは、データチャネルにおけるいずれか一つのデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第五のデータセットと、又は第一の操作指示情報に含まれる第一のデータセットグループにおけるいずれか一つのデータセットと、第二のデータセットと関連関係が存在するデータセットとのうちの一つであり、
及び/又は
前記第二のデータセットは、データチャネルにおけるいずれか一つのデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第五のデータセットと、又は第一の操作指示情報に含まれる第一のデータセットグループにおけるいずれか一つのデータセットと、第一のデータセットと関連関係が存在するデータセットとのうちの一つである。
【0246】
選択的に、前記データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことは、第三の条件を満たすデータパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことを含み、
ここで、前記第三の条件は、
前記データパケットが属するデータセットは、同じであることと、
前記データパケットが属するデータセットには、関連関係が存在し又は前記データパケットが属するデータセットには、依存関係が存在することと、
前記データパケットのタイムスタンプが同じであるか又はタイムスタンプの差異時間は、タイムスタンプの差異区間の範囲内に位置することと、
前記データパケットが属するデータセットは、前記第一の操作指示情報における第五のデータセットの記述情報により指示されるデータセットと合致することと、
前記データパケットが属するデータセットは、前記第一の操作指示情報における第一のデータセットグループの記述情報により指示されるデータセットと合致することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0247】
選択的に、前記データパケットに対して並べ替え操作を行うことは、データセットの重要性レベルと、データセット関連情報と、データパケットのタイムスタンプとのうちの少なくとも一つに基づいてデータパケットに対して並べ替えを行うことを含み、
及び/又は
重要性レベルに基づくデータパケット送信における前記重要性レベルは、データパケットの重要性レベルと、データセットの重要性レベルとのうちの少なくとも一つである。
【0248】
選択的に、前記第一の通信機器が第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を取得することは、
制御プレーンシグナリング及び/又はデータパケットの第一のヘッダから、前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することと、
又は、ローカル構成に基づいて前記第一の情報を取得することとのうちの一つを含み、
ここで、前記データパケットの第一のヘッダは、第一のプロトコルのヘッダである。
【0249】
選択的に、制御プレーンシグナリング及び/又はデータパケットの第一のヘッダから、前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することは、
前記データパケットの第一のヘッダからデータパケットのデータ記述情報を受信し、及び/又は、制御プレーンシグナリングから前記第一の情報における前記データパケットのデータ記述情報以外の他のコンテンツを受信することと、
制御プレーンシグナリングから第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することと、
前記データパケットの第一のヘッダから前記第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0250】
本出願の実施例における指示情報送信装置は、装置、オペレーティングシステムを有する装置又は電子機器であってもよく、第一の通信機器における部材、集積回路、又はチップであってもよい。
【0251】
本出願の実施例による指示情報送信装置は、
図3の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0252】
図10は、本出願の実施例による情報伝送装置の構造図であり、
図10に示すように、情報伝送装置1000は、
データパケットを受信するための受信モジュール1001と、
受信したデータパケットに対して第二の操作を実行するための実行モジュール1002とを含み、ここで、前記第二の操作は、
データパケットがデータ特徴情報に合致するデータであるか否かを識別することと、
データ特徴情報に合致するデータパケットの第一のヘッダに前記データ特徴情報に合致するターゲット情報を追加することと、
データ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
いずれか一つの非デフォルトデータセットマッピングルールにおけるデータ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
データパケットに対して並べ替えを行うことと、
前記データパケットからデータセットへのマッピング操作を実行することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0253】
選択的に、データパケットがデータ特徴情報に合致するデータであるか否かを識別する操作は、
データパケットの第二のプロトコルのヘッダ情報に基づいて、データパケットの識別データパケットがデータ特徴情報に合致するデータであるか否かを識別することを含む。
【0254】
選択的に、前記第一のヘッダとは、第一のプロトコルのヘッダであり、前記第一のプロトコルは、第一の通信機器と第二の通信機器との間のインターフェースプロトコルを含む。
【0255】
選択的に、前記第二の通信機器が受信した前記データに対して第二の操作を実行することは、
前記第二の通信機器は、第一の操作ルール及び/又は第一の操作ルールの有効化時間情報を取得し、前記第二の通信機器は、第一の操作ルール及び/又は第一の操作ルールの有効化時間情報に基づいて、受信した前記データに対して第二の操作を実行することを含み、
ここで、
前記第一の操作ルールは、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含む。
【0256】
本出願の実施例における指示情報送信装置は、装置、オペレーティングシステムを有する装置又は電子機器であってもよく、第二の通信機器における部材、集積回路、又はチップであってもよい。
【0257】
本出願の実施例による指示情報送信装置は、
図4の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0258】
図11は、本出願の実施例による情報伝送装置の構造図であり、
図11に示すように、情報伝送装置1100は、
第三の操作を実行するための実行モジュール1101を含み、
ここで、前記第三の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一の操作ルールを決定することと、
第一の操作ルールの有効時間を決定することと、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を決定することと、
前記第一の操作ルールを送信し、又は、第一の操作ルール及び第一の操作ルールの有効時間を送信し、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記第一の操作ルールは、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0259】
選択的に、第三の操作を実行することは、
第三の情報を取得することであって、前記第三の情報は、第一のポリシー情報と、第一のポリシー情報の有効化時間情報と、第五の情報とのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記第三の情報に基づいて、第三の操作を実行することとを含み、
ここで、前記第一のポリシー情報は、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
前記データ特徴情報に対応する第一の情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記第五の情報は、
第一のサービスデータのデータ特徴情報と、
第一のサービス発生の時間情報と、
前記第一のサービスデータに対応する第一の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0260】
本出願の実施例における指示情報送信装置は、装置、オペレーティングシステムを有する装置又は電子機器であってもよく、第三の通信機器における部材、集積回路、又はチップであってもよい。
【0261】
本出願の実施例による指示情報送信装置は、
図5の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0262】
図12は、本出願の実施例による情報伝送装置の構造図であり、
図12に示すように、情報伝送装置1200は、
第四の操作を実行するための実行モジュール1201を含み、
前記第四の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一のポリシー情報を決定することと、
第一のポリシー情報の有効化時間情報を決定することと、
第一のポリシー情報を送信し、又は、第一のポリシー情報及び第一のポリシー情報の有効化時間情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一のポリシー情報は、
データ特徴情報と、
データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
前記データ特徴情報に対応する第一の情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の情報は、データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0263】
選択的に、前記データセットマッピングルールは、
データ特徴情報と、データセットの記述情報と、前記データセットマッピングルールを識別するための情報と、前記データセットマッピングルールの優先度とのうちの少なくとも一つを含む。
【0264】
選択的に、データセットのマッピング操作を実行することは、
異なるデータフレームのデータと、タイプが異なるデータフレームのデータと、重要性レベルが異なるデータフレームのデータと、タイプが異なるデータと、重要性レベルが異なるデータと、同一データフレームにおけるタイプが異なるデータと、同一データフレームにおける重要性レベルが異なるデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを異なるデータセットにマッピングすることと、
同一データフレームのデータと、タイプが同じデータフレームのデータと、重要性レベルが同じデータフレームのデータと、タイプが同じデータと、重要性レベルが同じデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを同一データセットにマッピングすることと、
データフレームの重要性レベル又はデータの重要性レベルをデータフレームの重要性レベルにマッピングすることと、
データフレームAがデータフレームBに依存し、且つデータフレームAとデータフレームBがマッピングされるデータセットが異なる場合、データフレームAのデータセットの優先度をデータフレームBのデータセットの優先度より高く設定することと、
データAがデータBに依存し、且つデータAとデータBがマッピングされるデータセットが異なる場合、データAのデータセットの優先度をデータBのデータセットの優先度より高く設定することとのうちの少なくとも一つを含み、ここで、データAとデータBのデータフレームは、同じである。
【0265】
選択的に、前記第四の通信機器が第一のデータ操作ポリシーを決定することは、
第五の情報を取得し、
前記第四の通信機器が第五の情報に基づいて、第一のデータ操作ポリシーを決定することを含む。
【0266】
本出願の実施例における指示情報送信装置は、装置、オペレーティングシステムを有する装置又は電子機器であってもよく、第四の通信機器における部材、集積回路、又はチップであってもよい。
【0267】
本出願の実施例による指示情報送信装置は、
図6の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0268】
図13は、本出願の実施例による情報伝送装置の構造図であり、
図13に示すように、情報伝送装置1300は、
第五の情報を送信するための送信モジュール1301を含み、前記第五の情報は、
第一のサービスデータのデータ特徴情報と、
第一のサービス発生の時間情報と、
前記第一のサービスデータに対応する第一の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0269】
選択的に、前記データ特徴情報は、サービスの記述情報と、データ特徴記述と、データ特徴情報に対応する第二のヘッダ情報と、データ特徴情報が属するプロトコル情報と、データ特徴情報が属するプロトコル階層情報と、データの関連情報とのうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記第一のサービス発生の時間情報は、開始時間と、終了時間と、時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0270】
本出願の実施例における指示情報送信装置は、装置、オペレーティングシステムを有する装置又は電子機器であってもよく、第五の通信機器における部材、集積回路、又はチップであってもよい。
【0271】
本出願の実施例による指示情報送信装置は、
図7の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0272】
図14は、本発明の実施例による通信機器の構造図である。
図14に示すように、通信機器1400は、メモリ1401、プロセッサ1402及びメモリ1401に記憶されており、且つプロセッサ1402上で運行できるプログラム又は命令14011を含む。
【0273】
ここで、通信機器1400が上記方法の実施例における第一の通信機器として実装される場合、プログラム又は命令14011がプロセッサ1402により実行される時、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信するステップであって、前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含むステップと、
前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報に基づいて、データパケットに対してサービス品質QoS制御操作を実行するステップとを実現する。
【0274】
選択的に、前記データパケットのデータ記述情報は、
前記データパケットが属するデータセットの記述情報及び/又は前記データパケットが属するデータセットの記述情報を指示するためのインデックス情報と、
前記データパケットを識別するための情報と、
前記データパケットのタイプ情報と、
前記データパケットの重要性レベルと、
前記データパケットのタイムスタンプ情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0275】
選択的に、前記データセットの記述情報は、
前記データセットを識別するための情報と、
前記データセットの重要性レベル情報と、
前記データセットのタイプ情報と、
前記データセットのタグ情報と、
前記データセットの番号とのうちの少なくとも一つを含む。
【0276】
選択的に、前記データセットを識別するための情報は、
前記データセットの記述情報を指示するためのインデックス情報と、
前記データセットの重要性レベル情報と、
前記データセットのタイプ情報と、
前記データセットのタグ情報と、
前記データセットの番号とのうちの少なくとも一つを含む。
【0277】
選択的に、前記データセット関連情報は、
データセットAが依存するデータセットの記述情報と、
データセットAに依存するデータセットの記述情報と、
データパケットが属するデータセットに関連付けられたデータセットの記述情報と、
関連関係が存在するデータセットの記述情報と、
データセットグループの記述情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記データセットグループは、関連関係が存在する二つ又は二つ以上のデータセットを含む。
【0278】
選択的に、前記第一の操作指示情報は、操作情報を含み、又は、
前記第一の操作指示情報は、操作情報及び
第三のデータの記述情報及び/又は第四のデータの記述情報と、
第三のデータセットの記述情報及び/又は第四のデータセットの記述情報と、
第五のデータセットの記述情報と、
第一のデータセットグループの記述情報と、
第一の期間と、
タイムスタンプの差異区間の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の期間は、前記第一の期間内における前記操作情報の実行と、前記操作情報の有効化期間とのうちの一つを指示するために用いられる。
【0279】
選択的に、第三のデータの記述情報及び第四のデータの記述情報は、第三のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、
及び/又は
第三のデータの記述情報は、第三のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、同じデータセットにおける第三のデータに依存する他のデータと、同じデータセットにおける第三のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第三のデータの重要性レベルより低い他のデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられる。ここで、同じデータセットは、第三のデータが属するデータセットであり、
及び/又は
第四のデータの記述情報は、第一の条件を満たすデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、ここで、第一の条件は、同じデータセットにおける第四のデータが依存するデータと、同じデータセットにおける第四のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第四のデータの重要性レベルより高い他のデータとのうちの少なくとも一つを含み、ここで、同じデータセットは、第四のデータが属するデータセットであり、
及び/又は
第三のデータセットの記述情報及び第四のデータセットの記述情報は、第三のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、
及び/又は
第三のデータセットの記述情報は、第三のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、前記第三のデータセットに依存するデータセットのデータと、第一のデータセットと関連関係が存在するデータセットのデータと、重要性レベルが第三のデータセットの重要性レベルより低いデータセットのデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、
及び/又は
第四のデータセットの記述情報は、第二の条件を満たすデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないように指示するために用いられ、ここで、第二の条件は、第四のデータセットが依存するデータセットと、第四のデータセットに関連するデータセットと、重要性レベルが第四のデータセットの重要性レベルより高いデータセットとのうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は
前記第五のデータセットの記述情報は、前記操作情報が適用されるデータセットを指示するために用いられ、
及び/又は
前記第一のデータセットグループ記述情報は、前記操作情報が適用されるデータセットを指示するために用いられる。
【0280】
選択的に、前記操作情報は、
データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことと、
データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことと、
データパケットに対して並べ替え操作を行うことと、
重要性レベルに基づいてデータパケットを送信することと、
データセット粒度のQoS保障と、
同一データチャネルにおいて重要性レベルの高いデータを優先的に保障することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。
【0281】
選択的に、前記QoS制御操作は、
データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことと、
データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことと、
データパケットに対して並べ替え操作を行うことと、
重要性レベルに基づいてデータパケットを送信することと、
データセット粒度のQoS保障と、
同一データチャネルにおいて重要性レベルの高いデータを優先的に保障することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0282】
選択的に、データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことは、
第一のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、同じデータセットにおける第一のデータに依存する他のデータと、同じデータセットにおける第一のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第一のデータの重要性レベルより低い他のデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、同じデータセットは、第一のデータが属するデータセットであることと、
第四の条件を満たすデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第二のデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、第四の条件は、同じデータセットにおける第二のデータが依存するデータと、同じデータセットにおける第二のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第二のデータの重要性レベルより高い他のデータとのうちの少なくとも一つを含み、ここで、同じデータセットは、第二のデータが属するデータセットであることと、
第一のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、前記第一のデータセットに依存するデータセットのデータと、第一のデータセットと関連関係が存在するデータセットのデータと、重要性レベルが第三のデータセットの重要性レベルより低いデータセットのデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないことと、
第五の条件を満たすデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第二のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、第五の条件は、第二のデータセットが依存するデータセットと、第二のデータセットに関連するデータセットと、重要性レベルが第二のデータセットの重要性レベルより高いデータセットとのうちの少なくとも一つを含むことと、
第三のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータを破棄するか又は送信しないことと、
第三のデータが紛失し又は送信に失敗した場合、同じデータセットにおける第三のデータに依存する他のデータと、同じデータセットにおける第三のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第三のデータの重要性レベルより低い他のデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、同じデータセットは、第三のデータが属するデータセットであることと、
第六の条件を満たすデータが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、第六の条件は、同じデータセットにおける第四のデータが依存するデータと、同じデータセットにおける第四のデータに関連する他のデータと、同じデータセットにおける他のデータと、同じデータセットにおける重要性レベルが第四のデータの重要性レベルより高い他のデータとのうちの少なくとも一つを含み、ここで、同じデータセットは、第四のデータが属するデータセットであることと、
第三のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないことと、
第三のデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、前記第三のデータセットに依存する他のデータセットのデータと、第一のデータセットと関連関係が存在する他のデータセットのデータと、重要性レベルが第三のデータセットの重要性レベルより低いデータセットのデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを破棄するか又は送信しないことと、
第七の条件を満たすデータセットが紛失し又は送信に失敗した場合、第四のデータセットのデータを破棄するか又は送信しないことであって、ここで、第七の条件は、第四のデータセットが依存するデータセットと、第四のデータセットに関連するデータセットと、重要性レベルが第四のデータセットの重要性レベルより高いデータセットとのうちの少なくとも一つを含むことと、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は
ここで、前記データパケットに対して並べ替え操作を行うことは、データセットの重要性レベル及び/又はデータセット関連情報に基づき、データセットのデータパケット及び/又はデータパケットのタイムスタンプに対して並べ替えを行うことを含む。
【0283】
選択的に、前記第一のデータは、データセットにおけるいずれか一つのデータと、第二のデータと関連関係が存在するデータとのうちの一つであり、
及び/又は
前記第二のデータは、データセットにおけるいずれか一つのデータと、第一のデータと関連関係が存在するデータとのうちの一つであり、
及び/又は
前記データセットは、データチャネルにおけるいずれか一つのデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第三のデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第四のデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第五のデータセットと、又は第一の操作指示情報に含まれる第一のデータセットグループにおけるいずれか一つのデータセットとのうちの一つであり、
及び/又は
前記第一のデータセットは、データチャネルにおけるいずれか一つのデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第五のデータセットと、又は第一の操作指示情報に含まれる第一のデータセットグループにおけるいずれか一つのデータセットと、第二のデータセットと関連関係が存在するデータセットとのうちの一つであり、
及び/又は
前記第二のデータセットは、データチャネルにおけるいずれか一つのデータセットと、第一の操作指示情報に含まれる第五のデータセットと、又は第一の操作指示情報に含まれる第一のデータセットグループにおけるいずれか一つのデータセットと、第一のデータセットと関連関係が存在するデータセットとのうちの一つである。
【0284】
選択的に、前記データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことは、第三の条件を満たすデータパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことを含み、
ここで、前記第三の条件は、
前記データパケットが属するデータセットは、同じであることと、
前記データパケットが属するデータセットには、関連関係が存在し又は前記データパケットが属するデータセットには、依存関係が存在することと、
前記データパケットのタイムスタンプが同じであるか又はタイムスタンプの差異時間は、タイムスタンプの差異区間の範囲内に位置することと、
前記データパケットが属するデータセットは、前記第一の操作指示情報における第五のデータセットの記述情報により指示されるデータセットと合致することと、
前記データパケットが属するデータセットは、前記第一の操作指示情報における第一のデータセットグループの記述情報により指示されるデータセットと合致することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0285】
選択的に、前記データパケットに対して並べ替え操作を行うことは、データセットの重要性レベルと、データセット関連情報と、データパケットのタイムスタンプとのうちの少なくとも一つに基づいてデータパケットに対して並べ替えを行うことを含み、
及び/又は
重要性レベルに基づくデータパケット送信における前記重要性レベルは、データパケットの重要性レベルと、データセットの重要性レベルとのうちの少なくとも一つである。
【0286】
選択的に、前記第一の通信機器が第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を取得することは、
制御プレーンシグナリング及び/又はデータパケットの第一のヘッダから、前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することと、
又は、ローカル構成に基づいて前記第一の情報を取得することとのうちの一つを含み、
ここで、前記データパケットの第一のヘッダは、第一のプロトコルのヘッダである。
【0287】
選択的に、制御プレーンシグナリング及び/又はデータパケットの第一のヘッダから、前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することは、
前記データパケットの第一のヘッダからデータパケットのデータ記述情報を受信し、及び/又は、制御プレーンシグナリングから前記第一の情報における前記データパケットのデータ記述情報以外の他のコンテンツを受信することと、
制御プレーンシグナリングから第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することと、
前記データパケットの第一のヘッダから前記第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0288】
ここで、通信機器1400が上記方法の実施例における第二の通信機器として実装される場合、プログラム又は命令14011がプロセッサ1402により実行される時、
データパケットを受信し、
受信データパケットに対して第二の操作を実行するステップを実現し、ここで、前記第二の操作は、
データパケットがデータ特徴情報に合致するデータであるか否かを識別することと、
データ特徴情報に合致するデータパケットの第一のヘッダに前記データ特徴情報に合致するターゲット情報を追加することと、
データ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
いずれか一つの非デフォルトデータセットマッピングルールにおけるデータ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
データパケットに対して並べ替えを行うことと、
前記データパケットからデータセットへのマッピング操作を実行することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0289】
選択的に、データパケットがデータ特徴情報に合致するデータであるか否かを識別する操作は、
データパケットの第二のプロトコルのヘッダ情報に基づいて、データパケットの識別データパケットがデータ特徴情報に合致するデータであるか否かを識別することを含む。
【0290】
選択的に、前記第一のヘッダとは、第一のプロトコルのヘッダであり、前記第一のプロトコルは、第一の通信機器と第二の通信機器との間のインターフェースプロトコルを含む。
【0291】
選択的に、前記第二の通信機器が受信した前記データに対して第二の操作を実行することは、
前記第二の通信機器は、第一の操作ルール及び/又は第一の操作ルールの有効化時間情報を取得し、前記第二の通信機器は、第一の操作ルール及び/又は第一の操作ルールの有効化時間情報に基づいて、受信した前記データに対して第二の操作を実行することを含み、
ここで、
前記第一の操作ルールは、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含む。
【0292】
ここで、通信機器1400が上記方法の実施例における第三の通信機器として実装される場合、プログラム又は命令14011がプロセッサ1402により実行される時、
第三の操作を実行するステップを実現し、
ここで、前記第三の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一の操作ルールを決定することと、
第一の操作ルールの有効時間を決定することと、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を決定することと、
前記第一の操作ルールを送信し、又は、第一の操作ルール及び第一の操作ルールの有効時間を送信し、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記第一の操作ルールは、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0293】
選択的に、第三の操作を実行することは、
第三の情報を取得することであって、前記第三の情報は、第一のポリシー情報と、第一のポリシー情報の有効化時間情報と、第五の情報とのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記第三の情報に基づいて、第三の操作を実行することとを含み、
ここで、前記第一のポリシー情報は、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
前記データ特徴情報に対応する第一の情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記第五の情報は、
第一のサービスデータのデータ特徴情報と、
第一のサービス発生の時間情報と、
前記第一のサービスデータに対応する第一の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0294】
ここで、通信機器1400が上記方法の実施例における第四の通信機器として実装される場合、プログラム又は命令14011がプロセッサ1402により実行される時、
第四の操作を実行するステップを実現し、
前記第四の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一のポリシー情報を決定することと、
第一のポリシー情報の有効化時間情報を決定することと、
第一のポリシー情報を送信し、又は、第一のポリシー情報及び第一のポリシー情報の有効化時間情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一のポリシー情報は、
データ特徴情報と、
データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
前記データ特徴情報に対応する第一の情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、前記第一の情報は、データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0295】
選択的に、前記データセットマッピングルールは、
データ特徴情報と、データセットの記述情報と、前記データセットマッピングルールを識別するための情報と、前記データセットマッピングルールの優先度とのうちの少なくとも一つを含む。
【0296】
選択的に、データセットのマッピング操作を実行することは、
異なるデータフレームのデータと、タイプが異なるデータフレームのデータと、重要性レベルが異なるデータフレームのデータと、タイプが異なるデータと、重要性レベルが異なるデータと、同一データフレームにおけるタイプが異なるデータと、同一データフレームにおける重要性レベルが異なるデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを異なるデータセットにマッピングすることと、
同一データフレームのデータと、タイプが同じデータフレームのデータと、重要性レベルが同じデータフレームのデータと、タイプが同じデータと、重要性レベルが同じデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを同一データセットにマッピングすることと、
データフレームの重要性レベル又はデータの重要性レベルをデータフレームの重要性レベルにマッピングすることと、
データフレームAがデータフレームBに依存し、且つデータフレームAとデータフレームBがマッピングされるデータセットが異なる場合、データフレームAのデータセットの優先度をデータフレームBのデータセットの優先度より高く設定することと、
データAがデータBに依存し、且つデータAとデータBがマッピングされるデータセットが異なる場合、データAのデータセットの優先度をデータBのデータセットの優先度より高く設定することとのうちの少なくとも一つを含み、ここで、データAとデータBのデータフレームは、同じである。
【0297】
選択的に、前記第四の通信機器が第一のデータ操作ポリシーを決定することは、
第五の情報を取得し、
前記第四の通信機器が第五の情報に基づいて、第一のデータ操作ポリシーを決定することを含む。
【0298】
ここで、通信機器1400が上記方法の実施例における第五の通信機器として実装される場合、プログラム又は命令14011がプロセッサ1402により実行される時、
第五の情報を送信するステップを実現し、前記第五の情報は、
第一のサービスデータのデータ特徴情報と、
第一のサービス発生の時間情報と、
前記第一のサービスデータに対応する第一の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
ここで、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む。
【0299】
選択的に、前記データ特徴情報は、サービスの記述情報と、データ特徴記述と、データ特徴情報に対応する第二のヘッダ情報と、データ特徴情報が属するプロトコル情報と、データ特徴情報が属するプロトコル階層情報と、データの関連情報とのうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記第一のサービス発生の時間情報は、開始時間と、終了時間と、時間長とのうちの少なくとも一つを含む。
【0300】
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供する。前記可読記憶媒体にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記情報伝送方法の様々な実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0301】
ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載の端末又はネットワーク機器におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ可読記憶媒体、例えばコンピュータリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
【0302】
本出願の実施例は、チップをさらに提供する。前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、上記情報伝送方法の様々な実施例の各プロセスを実現するために用いられ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0303】
理解すべきこととして、本出願の実施例に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。
【0304】
説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「・・・を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。なお、指摘すべきこととして、本出願の実施の形態における方法と装置の範囲は、図示又は討論された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよい。例えば記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行することができるとともに、様々なステップを追加、省略又は組み合わせることができる。また、いくつかの例を参照して記述された特徴は、他の例で組み合わせられることができる。
【0305】
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されることができる。無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者は、より好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案は、実質には又は従来の技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって具現化されてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶されており、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器などであってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。
【0306】
以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施の形態に限らない。上記の具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆で、本出願の趣旨と請求項が保護する範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【手続補正書】
【提出日】2024-01-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
第十一の態様によれば、端末を提供し、この端末は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第二の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第三の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第四の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第五の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
第十二の態様によれば、通信機器を提供し、この通信機器は、プロセッサと通信インターフェースとを含み、ここで、前記プロセッサ又は前記通信インターフェースは、第一の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実行し、又は、第二の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実行し、又は、第三の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実行し、又は、第四の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実行し、又は、第五の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実行するために用いられる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】
第十三の態様によれば、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体にはプログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第二の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第三の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第四の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第五の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0017】
第十四の態様によれば、コンピュータプログラム/プログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム/プログラム製品が非揮発性の記憶媒体に記憶されており、前記プログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、本出願の実施例による第一の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、本出願の実施例による第二の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、本出願の実施例による第三の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、本出願の実施例による第四の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現し、又は、前記プログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、本出願の実施例による第五の通信機器側の情報伝送方法におけるステップを実現する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0082
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0082】
(6)本出願の一つの選択的な実施例では、データの関連関係情報は、データBのデータ記述情報を含む。前記データBは、前記データ特徴記述によって指示されるデータAに関連付けられたデータである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0142
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0142】
選択的に、前記操作情報は、
データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことと、
データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことと、
データパケットに対して並べ替え操作を行うことと、
重要性レベルに基づいてデータパケットを送信することと、
データセット粒度のQoS保障を行うことと、
同一データチャネルにおいて重要性レベルの高いデータを優先的に保障することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0143
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0143】
選択的に、前記QoS制御操作は、
データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことと、
データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことと、
データパケットに対して並べ替え操作を行うことと、
重要性レベルに基づいてデータパケットを送信することと、
データセット粒度のQoS保障を行うことと、
同一データチャネルにおいて重要性レベルの高いデータを優先的に保障することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0235
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0235】
図9は、本出願の実施例による情報伝送装置の構造図であり、図
9に示すように、情報伝送装置900は、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信するための受信モジュール901であって、前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む受信モジュール901と、
前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報に基づいて、データパケットに対してサービス品質QoS制御操作を実行するための実行モジュール902とを含む。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0242
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0242】
選択的に、前記操作情報は、
データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことと、
データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことと、
データパケットに対して並べ替え操作を行うことと、
重要性レベルに基づいてデータパケットを送信することと、
データセット粒度のQoS保障を行うことと、
同一データチャネルにおいて重要性レベルの高いデータを優先的に保障することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0243
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0243】
選択的に、前記QoS制御操作は、
データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことと、
データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことと、
データパケットに対して並べ替え操作を行うことと、
重要性レベルに基づいてデータパケットを送信することと、
データセット粒度のQoS保障を行うことと、
同一データチャネルにおいて重要性レベルの高いデータを優先的に保障することとのうちの少なくとも一つを含む。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0280
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0280】
選択的に、前記操作情報は、
データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことと、
データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことと、
データパケットに対して並べ替え操作を行うことと、
重要性レベルに基づいてデータパケットを送信することと、
データセット粒度のQoS保障を行うことと、
同一データチャネルにおいて重要性レベルの高いデータを優先的に保障することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0281
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0281】
選択的に、前記QoS制御操作は、
データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことと、
データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことと、
データパケットに対して並べ替え操作を行うことと、
重要性レベルに基づいてデータパケットを送信することと、
データセット粒度のQoS保障を行うことと、
同一データチャネルにおいて重要性レベルの高いデータを優先的に保障することとのうちの少なくとも一つを含む。
【手続補正13】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報伝送方法であって、
第一の通信機器は、第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信することであって、前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記第一の通信機器は、前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報に基づいて、データパケットに対してサービス品質QoS制御操作を実行することとを含む、情報伝送方法。
【請求項2】
前記データパケットのデータ記述情報は、
前記データパケットが属するデータセットの記述情報及び/又は前記データパケットが属するデータセットの記述情報を指示するためのインデックス情報と、
前記データパケットを識別するための情報と、
前記データパケットのタイプ情報と、
前記データパケットの重要性レベルと、
前記データパケットのタイムスタンプ情報とのうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の情報伝送方法。
【請求項3】
前記データセットの記述情報は、
前記データセットを識別するための情報と、
前記データセットの重要性レベル情報と、
前記データセットのタイプ情報と、
前記データセットのタグ情報と、
前記データセットの番号とのうちの少なくとも一つを含む、請求項2に記載の情報伝送方法。
【請求項4】
前記データセットを識別するための情報は、
前記データセットの記述情報を指示するためのインデックス情報と、
前記データセットの重要性レベル情報と、
前記データセットのタイプ情報と、
前記データセットのタグ情報と、
前記データセットの番号とのうちの少なくとも一つを含む、請求項3に記載の情報伝送方法。
【請求項5】
前記データセット関連情報は、
データセットAが依存するデータセットの記述情報と、
データセットAに依存するデータセットの記述情報と、
データパケットが属するデータセットに関連付けられたデータセットの記述情報と、
関連関係が存在するデータセットの記述情報と、
データセットグループの記述情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記データセットグループは、関連関係が存在する二つ又は二つ以上のデータセットを含む、請求項1に記載の情報伝送方法。
【請求項6】
前記第一の操作指示情報は、操作情報を含み、又は、
前記第一の操作指示情報は、操作情報及び
第三のデータの記述情報及び/又は第四のデータの記述情報と、
第三のデータセットの記述情報及び/又は第四のデータセットの記述情報と、
第五のデータセットの記述情報と、
第一のデータセットグループの記述情報と、
第一の期間と、
タイムスタンプの差異区間の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の期間は、前記第一の期間内における前記操作情報の実行と、前記操作情報の有効化期間とのうちの一つを指示するために用いられる、請求項1に記載の情報伝送方法。
【請求項7】
前記操作情報は、
データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことと、
データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことと、
データパケットに対して並べ替え操作を行うことと、
重要性レベルに基づいてデータパケットを送信することと、
データセット粒度のQoS保障を行うことと、
同一データチャネルにおいて重要性レベルの高いデータを優先的に保障することとのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる、請求項6に記載の情報伝送方法。
【請求項8】
QoS制御操作は、
データパケットに対して破棄するか又は送信しない操作を行うことと、
データパケットに対して協調スケジューリング操作を行うことと、
データパケットに対して並べ替え操作を行うことと、
重要性レベルに基づいてデータパケットを送信することと、
データセット粒度のQoS保障を行うことと、
同一データチャネルにおいて重要性レベルの高いデータを優先的に保障することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の情報伝送方法。
【請求項9】
情報伝送方法であって、
第二の通信機器は、データパケットを受信し、
第二の通信機器は、受信したデータパケットに対して第二の操作を実行することを含み、前記第二の操作は、
データパケットがデータ特徴情報に合致するデータであるか否かを識別することと、
データ特徴情報に合致するデータパケットの第一のヘッダに前記データ特徴情報に合致するターゲット情報を追加することと、
データ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
いずれか一つの非デフォルトデータセットマッピングルールにおけるデータ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
データパケットに対して並べ替えを行うことと、
前記データパケットからデータセットへのマッピング操作を実行することとのうちの少なくとも一つを含み、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、情報伝送方法。
【請求項10】
データパケットがデータ特徴情報に合致するデータであるか否かを識別する操作は、
データパケットの第二のプロトコルのヘッダ情報に基づいて、データパケットの識別データパケットがデータ特徴情報に合致するデータであるか否かを識別することを含む、請求項9に記載の情報伝送方法。
【請求項11】
前記第一のヘッダとは、第一のプロトコルのヘッダであり、前記第一のプロトコルは、第一の通信機器と第二の通信機器との間のインターフェースプロトコルを含む、請求項9に記載の情報伝送方法。
【請求項12】
前記第二の通信機器が受信した前記データに対して第二の操作を実行することは、
前記第二の通信機器は、第一の操作ルール及び/又は第一の操作ルールの有効化時間情報を取得し、前記第二の通信機器は、第一の操作ルール及び/又は第一の操作ルールの有効化時間情報に基づいて、受信した前記データに対して第二の操作を実行することを含み、
前記第一の操作ルールは、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含む、請求項9に記載の情報伝送方法。
【請求項13】
情報伝送方法であって、
第三の通信機器が第三の操作を実行することを含み、
前記第三の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一の操作ルールを決定することと、
第一の操作ルールの有効時間を決定することと、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を決定することと、
前記第一の操作ルールを送信し、又は、第一の操作ルール及び第一の操作ルールの有効時間を送信し、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の操作ルールは、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、情報伝送方法。
【請求項14】
前記第三の操作を実行することは、
第三の情報を取得することであって、前記第三の情報は、第一のポリシー情報と、第一のポリシー情報の有効化時間情報と、第五の情報とのうちの少なくとも一つを含むことと、
前記第三の情報に基づいて、第三の操作を実行することとを含み、
前記第一のポリシー情報は、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
前記データ特徴情報に対応する第一の情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第五の情報は、
第一のサービスデータのデータ特徴情報と、
第一のサービス発生の時間情報と、
前記第一のサービスデータに対応する第一の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含む、請求項13に記載の情報伝送方法。
【請求項15】
情報伝送方法であって、
第四の通信機器は、第四の操作を実行することを含み、
前記第四の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一のポリシー情報を決定することと、
第一のポリシー情報の有効化時間情報を決定することと、
第一のポリシー情報を送信し、又は、第一のポリシー情報及び第一のポリシー情報の有効化時間情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一のポリシー情報は、
データ特徴情報と、
データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
前記データ特徴情報に対応する第一の情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、情報伝送方法。
【請求項16】
前記データセットマッピングルールは、
データ特徴情報と、データセットの記述情報と、前記データセットマッピングルールを識別するための情報と、前記データセットマッピングルールの優先度とのうちの少なくとも一つを含む、請求項15に記載の情報伝送方法。
【請求項17】
データセットのマッピング操作を実行することは、
異なるデータフレームのデータと、タイプが異なるデータフレームのデータと、重要性レベルが異なるデータフレームのデータと、タイプが異なるデータと、重要性レベルが異なるデータと、同一データフレームにおけるタイプが異なるデータと、同一データフレームにおける重要性レベルが異なるデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを異なるデータセットにマッピングすることと、
同一データフレームのデータと、タイプが同じデータフレームのデータと、重要性レベルが同じデータフレームのデータと、タイプが同じデータと、重要性レベルが同じデータとのうちの少なくとも一つを満たすデータを同一データセットにマッピングすることと、
データフレームの重要性レベル又はデータの重要性レベルをデータフレームの重要性レベルにマッピングすることと、
データフレームAがデータフレームBに依存し、且つデータフレームAとデータフレームBがマッピングされるデータセットが異なる場合、データフレームAのデータセットの優先度をデータフレームBのデータセットの優先度より高く設定することと、
データAがデータBに依存し、且つデータAとデータBがマッピングされるデータセットが異なる場合、データAのデータセットの優先度をデータBのデータセットの優先度より高く設定することとのうちの少なくとも一つを含み、データAとデータBのデータフレームは、同じである、請求項15に記載の情報伝送方法。
【請求項18】
情報伝送方法であって、
第五の通信機器は、第五の情報を送信することを含み、前記第五の情報は、
第一のサービスデータのデータ特徴情報と、
第一のサービス発生の時間情報と、
前記第一のサービスデータに対応する第一の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、情報伝送方法。
【請求項19】
前記データ特徴情報は、サービスの記述情報と、データ特徴記述と、データ特徴情報に対応する第二のヘッダ情報と、データ特徴情報が属するプロトコル情報と、データ特徴情報が属するプロトコル階層情報と、データの関連情報とのうちの少なくとも一つを含み、及び/又は
前記第一のサービス発生の時間情報は、開始時間と、終了時間と、時間長とのうちの少なくとも一つを含む、請求項18に記載の情報伝送方法。
【請求項20】
前記第二のヘッダ情報は、
リアルタイム伝送プロトコル(RTP)ヘッダ情報と、
ムービングピクチャーエキスパートグループ(MPEG)プロトコルパケット情報とのうちの少なくとも一つを含む、請求項19に記載の情報伝送方法。
【請求項21】
情報伝送装置であって、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を受信するための受信モジュールであって、前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む受信モジュールと、
前記第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報に基づいて、データパケットに対してサービス品質QoS制御操作を実行するための実行モジュールとを含む、情報伝送装置。
【請求項22】
情報伝送装置であって、
データパケットを受信するための受信モジュールと、
受信したデータパケットに対して第二の操作を実行するための実行モジュールとを含み、前記第二の操作は、
データパケットがデータ特徴情報に合致するデータであるか否かを識別することと、
データ特徴情報に合致するデータパケットの第一のヘッダに前記データ特徴情報に合致するターゲット情報を追加することと、
データ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
いずれか一つの非デフォルトデータセットマッピングルールにおけるデータ特徴情報に合致しないデータパケットの第一のヘッダにデフォルトデータセットに対応するターゲット情報を追加することと、
データパケットに対して並べ替えを行うことと、
前記データパケットからデータセットへのマッピング操作を実行することとのうちの少なくとも一つを含み、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、情報伝送装置。
【請求項23】
情報伝送装置であって、
第三の操作を実行するための実行モジュールを含み、
前記第三の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一の操作ルールを決定することと、
第一の操作ルールの有効時間を決定することと、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を決定することと、
前記第一の操作ルールを送信し、又は、第一の操作ルール及び第一の操作ルールの有効時間を送信し、
第一の情報及び/又は第一の情報の値を指示するためのインデックス情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の操作ルールは、
データ特徴情報と、
前記データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、情報伝送装置。
【請求項24】
情報伝送装置であって、
第四の操作を実行するための実行モジュールを含み、
前記第四の操作は、
データセットのマッピング操作と、
第一のポリシー情報を決定することと、
第一のポリシー情報の有効化時間情報を決定することと、
第一のポリシー情報を送信し、又は、第一のポリシー情報及び第一のポリシー情報の有効化時間情報を送信することとのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一のポリシー情報は、
データ特徴情報と、
データ特徴情報に対応するターゲット情報と、
前記データ特徴情報に合致するデータにターゲット情報を追加するように指示するための操作情報と、
データパケットに対して並べ替えを行うように指示するための情報と、
データパケットの第二のヘッダ情報をデータパケットの第一のヘッダにコピーするように指示するための情報と、
前記データ特徴情報に対応する第一の情報と、
データセットマッピングルールとのうちの少なくとも一つを含み、
前記ターゲット情報は、第一の情報と、第一の情報の値を指示するためのインデックス情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、情報伝送装置。
【請求項25】
情報伝送装置であって、
第五の情報を送信するための送信モジュールを含み、前記第五の情報は、
第一のサービスデータのデータ特徴情報と、
第一のサービス発生の時間情報と、
前記第一のサービスデータに対応する第一の情報とのうちの少なくとも一つを含み、
前記第一の情報は、
データパケットのデータ記述情報と、
データセット関連情報と、
第一の操作指示情報とのうちの少なくとも一つを含む、情報伝送装置。
【国際調査報告】