(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-02
(54)【発明の名称】アクセスポイント、ステーション及び無線通信方法
(51)【国際特許分類】
H04W 84/12 20090101AFI20240625BHJP
H04W 28/06 20090101ALI20240625BHJP
H04W 16/28 20090101ALI20240625BHJP
【FI】
H04W84/12
H04W28/06 110
H04W16/28 130
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023578040
(86)(22)【出願日】2021-06-24
(85)【翻訳文提出日】2023-12-18
(86)【国際出願番号】 CN2021102224
(87)【国際公開番号】W WO2022266977
(87)【国際公開日】2022-12-29
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100152205
【氏名又は名称】吉田 昌司
(74)【代理人】
【識別番号】100137523
【氏名又は名称】出口 智也
(72)【発明者】
【氏名】ホアン、レイ
(72)【発明者】
【氏名】ルオ、チャオミン
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
5K067KK03
(57)【要約】
アクセスポイント(AP)、ステーション(STA)及び無線通信方法を提供する。前記無線通信方法は、STAが動作モード情報を決定することであって、前記動作モード情報は、超ハイスループット(EHT)物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を送信又は受信する際に、前記STAによってサポートされる最大空間ストリーム数(NSS)を含む、ことと、STAが、前記STAの動作チャネル幅及びEHT PPDUの帯域幅(BW)に基づいて、最大NSSを決定することと、を含む。これにより、従来技術における問題点を解決し、動作モード(OM)を効率的に変更し、良好な通信性能及び/又は高い信頼性を提供することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信方法であって、
ステーション(STA)が動作モード情報を決定することであって、前記動作モード情報は、超ハイスループット(EHT)物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を送信又は受信するときに、前記STAによってサポートされる最大空間ストリーム数(NSS)を含む、ことと、
前記STAが、前記STAの動作チャネル幅及び前記EHT PPDUの帯域幅(BW)に基づいて、前記最大NSSを決定することと、を含む、無線通信方法。
【請求項2】
前記動作モード情報は、前記動作チャネル幅をさらに含み、前記動作モード情報は、動作モード通知フレーム又は動作モード通知要素で搬送され、前記動作モード通知要素は、1つのメディアアクセス制御(MAC)フレームに含まれ、前記動作モード通知フレーム及び前記動作モード通知要素は、いずれも動作モードフィールド及びEHT動作モードフィールドを含む、
請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項3】
前記動作モード情報が前記動作モード通知フレームで搬送される場合、前記動作モード通知フレームはベリーハイスループット(VHT)アクションフレームである、
請求項2に記載の無線通信方法。
【請求項4】
前記動作モードフィールドは、チャネル幅サブフィールド及び160/80+80BWサブフィールドを含み、前記EHT動作モードフィールドは、320BWサブフィールドを含み、前記チャネル幅サブフィールド、前記160/80+80BWサブフィールド、及び前記320BWサブフィールドによって、前記動作チャネル幅を指示する、
請求項2に記載の無線通信方法。
【請求項5】
前記動作モードフィールドは、Rx NSSタイプサブフィールドをさらに含み、前記Rx NSSタイプサブフィールドが所定値である場合、前記チャネル幅サブフィールド、前記160/80+80BWサブフィールド、及び前記320BWサブフィールドによって、受信時及び送信時にサポートされる前記動作チャネル幅を指示する、
請求項4に記載の無線通信方法。
【請求項6】
前記チャネル幅サブフィールドが2であり、前記160/80+80BWサブフィールドが0であり、前記320BWサブフィールドが1である場合、前記動作チャネル幅が320MHzであることを指示する、
請求項4に記載の無線通信方法。
【請求項7】
前記動作モードフィールドは、Rx NSSサブフィールドを含み、前記EHT動作モードフィールドは、Rx NSS拡張サブフィールドを含み、前記Rx NSS拡張サブフィールド及び前記Rx NSSサブフィールドは、受信時にサポートされる最大NSSを指示するために使用される、
請求項2に記載の無線通信方法。
【請求項8】
前記動作チャネル幅が所定のBWより小さいか等しい場合、前記Rx NSS拡張サブフィールドは前記Rx NSSサブフィールドとともに、前記動作チャネル幅より小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示する、
請求項7に記載の無線通信方法。
【請求項9】
前記動作チャネル幅が所定のBWより大きい場合、前記Rx NSS拡張サブフィールドは前記Rx NSSサブフィールドとともに、特定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示し、前記特定のBWは前記所定のBWより小さいか等しい、
請求項7に記載の無線通信方法。
【請求項10】
前記Rx NSS拡張サブフィールドは、受信のための最大NSSの最上位ビット(MSB)を提供し、Rx NSSサブフィールドは、受信のための最大NSSの最下位ビット(LSB)の数を提供する、
請求項7に記載の無線通信方法。
【請求項11】
前記EHT動作モードフィールドは、所定のBWに対応するRx NSSサブフィールドを含み、前記動作チャネル幅が前記所定のBWである場合、前記Rx NSSサブフィールドは、前記所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示する、
請求項2に記載の無線通信方法。
【請求項12】
前記EHT動作モードフィールドは、Tx NSSサブフィールドを含み、前記Tx NSSサブフィールドは、送信時にサポートされる最大NSSを指示するために使用される、
請求項2に記載の無線通信方法。
【請求項13】
前記動作チャネル幅が所定のBWより小さいか等しい場合、前記Tx NSSサブフィールドは、前記動作チャネル幅より小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの送信時にサポートされる最大NSSを指示する、
請求項12に記載の無線通信方法。
【請求項14】
前記動作チャネル幅が所定のBWより大きい場合、前記Tx NSSサブフィールドは、特定のBWを有するEHT PPDUの送信時にサポートされる最大NSSを指示し、前記特定のBWは前記所定のBWより小さいか等しい、
請求項12に記載の無線通信方法。
【請求項15】
前記動作チャネル幅が所定のBWである場合、前記Tx NSSサブフィールドは、前記所定のBWを有するEHT PPDUの送信時にサポートされる最大NSSを指示する、
請求項12に記載の無線通信方法。
【請求項16】
前記所定のBWは80MHzである、
請求項8及び13のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項17】
前記所定のBWは80MHzであり、前記特定のBWは20MHz、40MHz又は80MHzである、
請求項9及び14のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項18】
前記所定のBWは160MHz又は320MHzである、
請求項11及び15のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項19】
前記EHT動作モードフィールドは、アップリンク(UL)マルチユーザ(MU)無効化サブフィールド及びULMUデータ無効化サブフィールドを含み、前記UL MU無効化サブフィールド及び前記UL MUデータ無効化サブフィールドは、許可されたUL MU動作及びトリガフレームに対する応答として伝送される許可されたフレームタイプを決定するために使用され、前記UL MU無効化サブフィールド及び前記UL MUデータ無効化サブフィールドがいずれも第1の値に設定される場合、すべてのトリガベースのUL MU伝送を有効にし、前記UL MU無効化サブフィールドが第2の値に設定され、且つ前記UL MUデータ無効化サブフィールドが前記第1の値に設定される場合、すべてのトリガベースのUL MU伝送を一時停止し、受信したトリガフレームに対して応答しなくなり、前記UL MU無効化サブフィールドが前記第1の値に設定され、且つ前記UL MUデータ無効化サブフィールドが前記第2の値に設定される場合、基本トリガフレームに対するトリガベースのUL MUデータフレームの応答は一時停止されるが、他のトリガベースのUL MU伝送は有効のままである、
請求項2に記載の無線通信方法。
【請求項20】
前記EHT動作モードフィールドは、ダウンリンク(DL)マルチユーザ(MU)-多入力多出力(MIMO)再測定(Resound)推薦サブフィールドを含み、前記DL MU-MIMO再測定推薦サブフィールドは、チャネルの再測定、又はチャネルサウンディング周波数の増加に関連する推奨を指示する、
請求項2に記載の無線通信方法。
【請求項21】
前記動作モード情報は、前記動作チャネル幅をさらに含み、前記動作モード情報は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素で搬送され、前記EHT動作モード通知要素は、1つのメディアアクセス制御(MAC)フレームに含まれ、前記EHT動作モード通知フレーム及び前記EHT動作モード通知要素は、いずれもEHT動作モードフィールドを含む、
請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項22】
前記動作モード情報が前記EHT動作モード通知フレームで搬送される場合、前記EHT動作モード通知フレームは、EHTアクションフレームである、
請求項21に記載の無線通信方法。
【請求項23】
前記EHT動作モードフィールドは、チャネル幅サブフィールドを含み、前記チャネル幅サブフィールドは、受信時及び送信時にサポートされる前記動作チャネル幅を指示する、
請求項21に記載の無線通信方法。
【請求項24】
前記チャネル幅サブフィールドが所定値である場合、前記動作チャネル幅は320MHzである、
請求項23に記載の無線通信方法。
【請求項25】
前記EHT動作モードフィールドは、Rx NSSサブフィールドを含み、前記Rx NSSサブフィールドは、受信時にサポートされる最大NSSを指示するために使用される、
請求項21に記載の無線通信方法。
【請求項26】
前記動作チャネル幅が所定のBWより小さいか等しい場合、前記Rx NSSサブフィールドは、前記動作チャネル幅より小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示する、
請求項25に記載の無線通信方法。
【請求項27】
前記動作チャネル幅が所定のBWより大きい場合、前記Rx NSSサブフィールドは、特定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示し、前記特定のBWは前記所定のBWより小さいか等しい、
請求項25に記載の無線通信方法。
【請求項28】
前記動作チャネル幅が所定のBWに等しい場合、前記Rx NSSサブフィールドは、前記所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示する、
請求項25に記載の無線通信方法。
【請求項29】
前記EHT動作モードフィールドは、Tx NSSサブフィールドを含み、前記Tx NSSサブフィールドは、送信時にサポートされる最大NSSを指示するために使用される、
請求項21に記載の無線通信方法。
【請求項30】
前記動作チャネル幅が所定のBWより小さいか等しい場合、前記Tx NSSサブフィールドは、前記動作チャネル幅より小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの送信時にサポートされる最大NSSを指示する、
請求項29に記載の無線通信方法。
【請求項31】
前記動作チャネル幅が所定のBWより大きい場合、前記Tx NSSサブフィールドは、特定のBWを有するEHT PPDUの送信時にサポートされる最大NSSを指示し、前記特定のBWは前記所定のBWより小さいか等しい、
請求項29に記載の無線通信方法。
【請求項32】
前記動作チャネル幅が所定のBWに等しい場合、前記Tx NSSサブフィールドは、前記所定のBWを有するEHT PPDUの送信時にサポートされる最大NSSを指示する、
請求項29に記載の無線通信方法。
【請求項33】
前記所定のBWは80MHzである、
請求項26及び30のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項34】
前記所定のBWは80MHzであり、前記特定のBWは20MHz、40MHz又は80MHzである、
請求項27及び31のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項35】
前記所定のBWは160MHz又は320MHzである、
請求項28及び32のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項36】
前記EHT動作モードフィールドは、アップリンク(UL)マルチユーザ(MU)無効化サブフィールド及びULMUデータ無効化サブフィールドを含み、前記UL MU無効化サブフィールド及び前記UL MUデータ無効化サブフィールドは、許可されたUL MU動作及びトリガフレームに対する応答として伝送される許可されたフレームタイプを決定するために使用され、前記UL MU無効化サブフィールド及び前記UL MUデータ無効化サブフィールドがいずれも第1の値に設定される場合、すべてのトリガベースのUL MU伝送を有効にし、前記UL MU無効化サブフィールドが第2の値に設定され、且つ前記UL MUデータ無効化サブフィールドが前記第1の値に設定される場合、すべてのトリガベースのUL MU伝送を一時停止し、受信したトリガフレームに対して応答しなくなり、前記UL MU無効化サブフィールドが前記第1の値に設定され、且つ前記UL MUデータ無効化サブフィールドが前記第2の値に設定される場合、基本トリガフレームに対するトリガベースのUL MUデータフレームの応答は一時停止されるが、他のトリガベースのUL MU伝送は有効のままである、
請求項21に記載の無線通信方法。
【請求項37】
前記EHT動作モードフィールドは、ダウンリンク(DL)マルチユーザ(MU)-多入力多出力(MIMO)再測定(Resound)推薦サブフィールドを含み、前記DL MU-MIMO再測定推薦サブフィールドは、チャネルの再測定、又はチャネルサウンディング周波数の増加に関連する推奨を指示する、
請求項21に記載の無線通信方法。
【請求項38】
前記動作モード情報は、前記動作チャネル幅をさらに含み、前記動作モード情報は、データフレーム又は管理フレームの高効率(HE)バリアントハイスループット(HT)制御フィールドで搬送され、前記HEバリアントHT制御フィールドは、動作モード(OM)制御サブフィールド及びEHT OM制御サブフィールドを含む、
請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項39】
前記OM制御サブフィールドは、チャネル幅サブフィールドを含み、前記EHT OM制御サブフィールドは、チャネル幅拡張サブフィールドを含み、前記チャネル幅拡張サブフィールドは前記チャネル幅サブフィールドとともに、前記動作チャネル幅を指示する、
請求項38に記載の無線通信方法。
【請求項40】
前記OM制御サブフィールドは、Rx NSSサブフィールドを含み、前記EHT OM制御サブフィールドは、Rx NSS拡張サブフィールドを含み、前記Rx NSS拡張サブフィールド及び前記Rx NSSサブフィールドは、受信時にサポートされる最大NSSを指示するために使用される、
請求項38に記載の無線通信方法。
【請求項41】
前記動作チャネル幅が第1所定のBWより小さいか等しい場合、前記Rx NSS拡張サブフィールドは前記Rx NSSサブフィールドとともに、前記動作チャネル幅より小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示する、
請求項40に記載の無線通信方法。
【請求項42】
前記動作チャネル幅が第2所定のBWに等しい場合、前記Rx NSS拡張サブフィールドは前記Rx NSSサブフィールドとともに、第1所定のBWより小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示し、前記第1所定のBWは前記第2所定のBWより小さい、
請求項40に記載の無線通信方法。
【請求項43】
前記動作チャネル幅が第2所定のBWに等しい場合、前記Rx NSS値と1つの比率との積のフロア(floor)関数によって、前記第2所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記Rx NSS値は、前記EHT OM制御サブフィールド及び前記OM制御サブフィールドから導出され、前記比率は、前記第2所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSと、第1所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSとの比率であり、前記第1所定のBWは前記第2所定のBWより小さい、
請求項40に記載の無線通信方法。
【請求項44】
EHT能力要素に基づいて、前記第1所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値のうちの前記最大受信NSSと、前記第2所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値のうちの前記最大受信NSSとを決定する、
請求項43に記載の無線通信方法。
【請求項45】
前記OM制御サブフィールドは、Tx NSTSサブフィールドを含み、前記EHT OM制御サブフィールドは、Tx NSTS拡張サブフィールドを含み、前記Tx NSTS拡張サブフィールド及び前記Tx NSTSサブフィールドは、送信時にサポートされる最大時空間ストリーム数(NSTS)を指示するために使用される、
請求項38に記載の無線通信方法。
【請求項46】
前記動作チャネル幅が第1所定のBWより小さいか等しい場合、前記Tx NSTS拡張サブフィールドは前記Tx NSTSサブフィールドとともに、前記動作チャネル幅より小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの送信時にサポートされる最大NSTSを指示し、前記送信時にサポートされる最大NSTSは、前記送信時にサポートされる最大NSSに等しい、
請求項45に記載の無線通信方法。
【請求項47】
前記動作チャネル幅が第2所定のBWに等しい場合、前記Tx NSTS拡張サブフィールドは前記Tx NSTSサブフィールドとともに、第1所定のより小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの送信時にサポートされる最大NSTSを指示し、前記第1所定のBWは、前記第2所定のBWより小さく、前記送信時にサポートされる最大NSTSは、前記送信時にサポートされる最大NSSに等しい、
請求項45に記載の無線通信方法。
【請求項48】
前記動作チャネル幅が第2所定のBWに等しい場合、Tx NSTS値と1つの比率との積のフロア(floor)関数によって、前記第2所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記Tx NSTS値は、前記EHT OM制御サブフィールド及び前記OM制御サブフィールドから導出され、前記比率は、前記第2所定のBWにおけるすべてのTx EHT-MCS値に対応する最大送信NSSと、第1所定のBWにおけるすべてのTx EHT-MCS値に対応する最大送信NSSとの比率であり、前記第1所定のBWは前記第2所定のBWより小さい、
請求項45に記載の無線通信方法。
【請求項49】
EHT能力要素に基づいて、前記第1所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値のうちの前記最大送信NSSと、前記第2所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値のうちの前記最大送信NSSとを決定する、
請求項45に記載の無線通信方法。
【請求項50】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、前記Rx NSS拡張サブフィールドは前記Rx NSSサブフィールドとともに、第1所定のBWより小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示し、前記第1所定のBWは前記第3所定のBWより小さい、
請求項40に記載の無線通信方法。
【請求項51】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、Rx NSS値と1つの比率との積のフロア(floor)関数によって、第2所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記第2所定のBWは前記第3所定のBWより小さく、前記Rx NSS値は、前記EHT OM制御サブフィールド及び前記OM制御サブフィールドから導出され、前記比率は、前記第2所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSと、第1所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSとの比率であり、前記第1所定のBWは前記第2所定のBWより小さい、
請求項40に記載の無線通信方法。
【請求項52】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、Rx NSS値と1つの比率との積のフロア(floor)関数によって、前記第3所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記Rx NSS値は、前記EHT OM制御サブフィールド及び前記OM制御サブフィールドから導出され、前記比率は、前記第3所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSと、第1所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSとの比率であり、前記第1所定のBWは前記第3所定のBWより小さい、
請求項40に記載の無線通信方法。
【請求項53】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、前記Tx NSTS拡張サブフィールドは前記Tx NSTSサブフィールドとともに、第1所定のBWより小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの送信時にサポートされる最大NSTSを指示し、前記第1所定のBWは前記第3所定のBWより小さく、前記送信時にサポートされる最大NSTSは、前記送信時にサポートされる最大NSSに等しい、
請求項45に記載の無線通信方法。
【請求項54】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、Tx NSTS値と1つの比率との積のフロア(floor)関数によって、第2所定のBWを有するEHT PPDUの送信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記第2所定のBWは前記第3所定のBWより小さく、前記Tx NSTS値は、前記EHT OM制御サブフィールド及び前記OM制御サブフィールドから導出され、前記比率は、前記第2所定のBWにおけるすべてのTx EHT-MCS値に対応する最大送信NSSと、第1所定のBWにおけるすべてのTx EHT-MCS値に対応する最大送信NSSとの比率であり、前記第1所定のBWは前記第2所定のBWより小さい、
請求項45に記載の無線通信方法。
【請求項55】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、Tx NSTS値と1つの比率との積のフロア(floor)関数によって、前記第3所定のBWを有するEHT PPDUの送信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記Tx NSTS値は、前記EHT OM制御サブフィールド及び前記OM制御サブフィールドから導出され、前記比率は、前記第3所定のBWにおけるすべてのTx EHT-MCS値に対応する最大送信NSSと、第1所定のBWにおけるすべてのTx EHT-MCS値に対応する最大送信NSSとの比率であり、前記第1所定のBWは前記第3所定のBWより小さい、
請求項45に記載の無線通信方法。
【請求項56】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、第2所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSと比率との積のフロア(floor)関数によって、前記第3所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記比率は、前記第3所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSと、前記第2所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSとの比率であり、前記第2所定のBWは、第1所定のBWより大きく、且つ前記第3所定のBWより小さい、
請求項40に記載の無線通信方法。
【請求項57】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、第2所定のBWを有するEHT PPDUの送信時にサポートされる最大NSSと比率との積のフロア(floor)関数によって、前記第3所定のBWを有するEHT PPDUの送信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記比率は、前記第3所定のBWにおけるすべてのTx EHT-MCS値に対応する最大送信NSSと、前記第2所定のBWにおけるすべてのTx EHT-MCS値に対応する最大送信NSSとの比率であり、前記第2所定のBWは、第1所定のBWより大きく、且つ前記第3所定のBWより小さい、
請求項45に記載の無線通信方法。
【請求項58】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、前記Rx NSS拡張サブフィールドは前記Rx NSSサブフィールドとともに、第2所定のBWより小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示し、前記第2所定のBWは前記第3所定のBWより小さい、
請求項40に記載の無線通信方法。
【請求項59】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、Rx NSS値と比率との積のフロア(floor)関数によって、前記第3所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記Rx NSS値は、前記EHT OM制御サブフィールド及び前記OM制御サブフィールドから導出され、前記比率は、前記第3所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSと、第2所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSとの比率であり、前記第2所定のBWは、第1所定のBWより大きく、且つ前記第3所定のBWより小さい、
請求項40に記載の無線通信方法。
【請求項60】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、Rx NSS値と比率との積のfloor関数によって、第1所定のBWより小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記Rx NSS値は、前記EHT OM制御サブフィールド及び前記OM制御サブフィールドから導出され、前記比率は、前記第1所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSと、第2所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSとの比率であり、前記第2所定のBWは、前記第1所定のBWより大きく、且つ前記第3所定のBWより小さい、
請求項40に記載の無線通信方法。
【請求項61】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、前記Tx NSTS拡張サブフィールドは前記Tx NSTSサブフィールドとともに、第2所定のBWより小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの送信時にサポートされる最大NSTSを指示し、前記第1所定のBWは前記第3所定のBWより小さく、前記送信時にサポートされる最大NSTSは、前記送信時にサポートされる最大NSSに等しい、
請求項45に記載の無線通信方法。
【請求項62】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、Tx NSTS値と比率との積のfloor関数によって、前記第3所定のBWを有するEHT PPDUの送信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記Tx NSTS値は、前記EHT OM制御サブフィールド及び前記OM制御サブフィールドから導出され、前記比率は、前記第3所定のBWにおけるすべてのTx EHT-MCS値に対応する最大送信NSSと、第2所定のBWにおけるすべてのTx EHT-MCS値に対応する最大送信NSSとの比率であり、前記第2所定のBWは、第1所定のBWより大きく、且つ前記第3所定のBWより小さい、
請求項45に記載の無線通信方法。
【請求項63】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、Tx NSTS値と比率との積のfloor関数によって、第1所定のBWより小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの送信時にサポートされる最大NSTSを指示し、前記Tx NSTS値は、前記EHT OM制御サブフィールド及び前記OM制御サブフィールドから導出され、前記比率は、前記第1所定のBWにおけるすべてのTx EHT-MCS値に対応する最大送信NSSと、第2所定のBWにおけるすべてのTx EHT-MCS値に対応する最大送信NSSとの比率であり、前記第2所定のBWは、前記第1所定のBWより大きく、且つ前記第3所定のBWより小さい、
請求項45に記載の無線通信方法。
【請求項64】
前記EHT OM制御サブフィールドは、計算方法サブフィールドを含み、前記計算方法サブフィールドに従って、320MHzの動作チャネル幅に対して、送信又は受信のためにサポートされる最大NSSを決定する、
請求項38に記載の無線通信方法。
【請求項65】
前記OM制御サブフィールドは、アップリンク(UL)マルチユーザ(MU)無効化サブフィールド及びUL MUデータ無効化サブフィールドを含み、前記UL MU無効化サブフィールド及び前記UL MUデータ無効化サブフィールドは、許可されたUL MU動作及びトリガフレームに対する応答として伝送される許可されたフレームタイプを決定するために使用され、前記UL MU無効化サブフィールド及び前記UL MUデータ無効化サブフィールドがいずれも第1の値に設定される場合、すべてのトリガベースのUL MU伝送を有効にし、前記UL MU無効化サブフィールドが第2の値に設定され、且つ前記UL MUデータ無効化サブフィールドが前記第1の値に設定される場合、すべてのトリガベースのUL MU伝送を一時停止し、受信したトリガフレームに対して応答しなくなり、前記UL MU無効化サブフィールドが前記第1の値に設定され、且つ前記UL MUデータ無効化サブフィールドが前記第2の値に設定される場合、基本トリガフレームのトリガベースのUL MUデータフレーム伝送は一時停止されるが、他のトリガベースのUL MU伝送は有効のままである、
請求項38に記載の無線通信方法。
【請求項66】
前記OM制御サブフィールドは、ダウンリンク(DL)マルチユーザ(MU)-多入力多出力(MIMO)再測定推薦サブフィールドを含み、前記DL MU-MIMO再測定推薦サブフィールドは、チャネルの再測定、又はチャネルサウンディング周波数の増加に関連する推奨を指示する。
請求項38に記載の無線通信方法。
【請求項67】
前記Rx NSS拡張サブフィールドは、受信のための最大NSSの最上位ビット(MSB)を提供し、Rx NSSサブフィールドは、受信のための最大NSSの最下位ビット(LSB)の数を提供する、
請求項40及び48のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項68】
前記Tx NSTS拡張サブフィールドは、送信のための最大NSTSの最上位ビット(MSB)を提供し、Tx NSTSサブフィールドは、送信のための最大NSTSの最下位ビット(LSB)の数を提供する、
請求項44及び51のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項69】
前記第1所定のBWは80MHzである、
請求項41及び43のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項70】
前記第1所定のBWは80MHzであり、前記第2所定のBWは160MHzである、
請求項42、41、47及び48のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項71】
前記第1所定のBWは80MHzであり、前記第3所定のBWは320MHzである、
請求項49、52、53及び55のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項72】
前記第2所定のBWは160MHzであり、前記第3所定のBWは320MHzである、
請求項58及び61のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項73】
前記第1所定のBWは80MHzであり、前記第2所定のBWは160MHzであり、前記第3所定のBWは320MHzである、
請求項49、54、56、57、59、60、62、及び63のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項74】
前記動作チャネル幅が所定のBWより大きいか等しい場合、前記所定のBWより小さいか等しい特定のBWを有するEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大受信NSSは、
前記特定のBWに対応するEHT能力要素のEHT-MCSマッピングサブフィールドにおける前記所与のEHT-MCS値に対する最大受信NSSの値、
動作モード通知フレーム又は動作モード通知要素のRx NSSフィールド及びRx NSS拡張フィールドの値が指示する、受信時にサポートされる最大NSS、又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素のRx NSSフィールドの値が指示する、受信時にサポートされる最大NSS、又は、EHT OM制御サブフィールドのRx NSS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのRx NSSフィールドの値がとともに指示する、受信時にサポートされる最大NSS、のうちの小さい方に等しい、
請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項75】
前記動作チャネル幅が所定のBWより大きいか等しい場合、前記所定のBWを有するEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大受信NSSは、
前記所定のBWに対応するEHT能力要素のEHT-MCSマッピングサブフィールドにおける前記所与のEHT-MCS値に対する最大受信NSSの値、
動作モード通知フレームのRx NSSフィールドの値が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、EHT OM制御サブフィールドのRx NSS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのRx NSSフィールドの値がとともに指示する、サポートされる最大受信NSS、のうちの小さい方に等しい、
請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項76】
前記動作チャネル幅が所定のBWに等しい場合、前記所定のBWを有するEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大受信NSSは、
前記所定のBWに対応するEHT能力要素のEHT-MCSマッピングサブフィールドにおける前記所与のEHT-MCS値に対する最大受信NSSの値、
動作モード通知フレームのRx NSSフィールドの値が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、EHT OM制御サブフィールドのRx NSS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのRx NSSフィールドの値がとともに指示する、サポートされる最大受信NSS、のうちの小さい方に等しい、
請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項77】
前記動作チャネル幅が所定のBWより大きいか等しい場合、前記所定のBWより小さいか等しい特定のBWを有するEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大送信NSSは、
前記特定のBWに対応するEHT能力要素のEHT-MCSマッピングサブフィールドにおける前記所与のEHT-MCS値に対する最大送信NSSの値、
動作モード通知フレームのTx NSTSフィールドの値が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、EHT OM制御サブフィールドのTx NSTS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのTx NSTSフィールドの値がとともに指示する、サポートされる最大送信NSS、のうちの小さい方に等しい、
請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項78】
前記動作チャネル幅が所定のBWより大きいか等しい場合、前記所定のBWを有するEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大送信NSSは、
前記所定のBWに対応するEHT能力要素のEHT-MCSマッピングサブフィールドにおける前記所与のEHT-MCS値に対する最大送信NSSの値、
動作モード通知フレームのTx NSSフィールドの値が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、EHT OM制御サブフィールドのTx NSTS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのTx NSTSフィールドの値がとともに指示する、サポートされる最大送信NSS、のうちの小さい方に等しい、
請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項79】
前記動作チャネル幅が所定のBWに等しい場合、前記所定のBWを有するEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大送信NSSは、
前記所定のBWに対応するEHT能力要素のEHT-MCSマッピングサブフィールドにおける前記所与のEHT-MCS値に対する最大送信NSSの値、
動作モード通知フレームのTx NSSフィールドの値が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、EHT OM制御サブフィールドのTx NSTS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのTx NSTSフィールドの値がとともに指示する、サポートされる最大送信NSS、のうちの小さい方に等しい、
請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項80】
無線通信方法であって、
アクセスポイント(AP)が動作モード情報を決定することであって、前記動作モード情報は、超ハイスループット(EHT)物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を送信又は受信するときに、前記APによってサポートされる最大空間ストリーム数(NSS)を含む、ことと、
前記APが、前記APの動作チャネル幅及び前記EHT PPDUの帯域幅(BW)に基づいて、前記最大NSSを決定することと、を含む、無線通信方法。
【請求項81】
前記動作モード情報は、前記動作チャネル幅をさらに含み、前記動作モード情報は、動作モード通知フレーム又は動作モード通知要素で搬送され、前記動作モード通知要素は、1つのメディアアクセス制御(MAC)フレームに含まれ、前記動作モード通知フレーム及び前記動作モード通知要素は、いずれも動作モードフィールド及びEHT動作モードフィールドを含む、
請求項80に記載の無線通信方法。
【請求項82】
前記動作モード情報が前記動作モード通知フレームで搬送される場合、前記動作モード通知フレームはベリーハイスループット(VHT)アクションフレームである、
請求項81に記載の無線通信方法。
【請求項83】
前記動作モードフィールドは、チャネル幅サブフィールド及び160/80+80BWサブフィールドを含み、前記EHT動作モードフィールドは、320BWサブフィールドを含み、前記チャネル幅サブフィールド、前記160/80+80BWサブフィールド、及び前記320BWサブフィールドによって、前記動作チャネル幅を指示する、
請求項81に記載の無線通信方法。
【請求項84】
前記動作モードフィールドは、Rx NSSタイプサブフィールドをさらに含み、前記Rx NSSタイプサブフィールドが所定値である場合、前記チャネル幅サブフィールド、前記160/80+80BWサブフィールド、及び前記320BWサブフィールドによって、受信時及び送信時にサポートされる前記動作チャネル幅を指示する、
請求項83に記載の無線通信方法。
【請求項85】
前記チャネル幅サブフィールドが2であり、前記160/80+80BWサブフィールドが0であり、前記320BWサブフィールドが1である場合、前記動作チャネル幅は320MHzであることを指示する、
請求項83に記載の無線通信方法。
【請求項86】
前記動作モードフィールドは、Rx NSSサブフィールドを含み、前記EHT動作モードフィールドは、Rx NSS拡張サブフィールドを含み、前記Rx NSS拡張サブフィールド及び前記Rx NSSサブフィールドは、受信時にサポートされる最大NSSを指示するために使用される、
請求項81に記載の無線通信方法。
【請求項87】
前記動作チャネル幅が所定のBWより小さいか等しい場合、前記Rx NSS拡張サブフィールドは前記Rx NSSサブフィールドとともに、前記動作チャネル幅より小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示する、
請求項86に記載の無線通信方法。
【請求項88】
前記動作チャネル幅が所定のBWより大きい場合、前記Rx NSS拡張サブフィールドは前記Rx NSSサブフィールドとともに、特定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示し、前記所定のBWより小さいか等しい、
請求項86に記載の無線通信方法。
【請求項89】
前記Rx NSS拡張サブフィールドは、受信のための最大NSSの最上位ビット(MSB)を提供し、Rx NSSサブフィールドは、受信のための最大NSSの最下位ビット(LSB)の数を提供する、
請求項86に記載の無線通信方法。
【請求項90】
前記EHT動作モードフィールドは、所定のBWに対応するRx NSSサブフィールドを含み、前記動作チャネル幅が前記所定のBWである場合、前記Rx NSSサブフィールドは、前記所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示する、
請求項81に記載の無線通信方法。
【請求項91】
前記所定のBWは80MHzである、
請求項87に記載の無線通信方法。
【請求項92】
前記所定のBWは80MHzであり、前記特定のBWは20MHz、40MHz又は80MHzである、
請求項88に記載の無線通信方法。
【請求項93】
前記所定のBWは160MHz又は320MHzである、
請求項90に記載の無線通信方法。
【請求項94】
前記動作モード情報は、前記動作チャネル幅をさらに含み、前記動作モード情報は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素で搬送され、前記EHT動作モード通知フレーム又は前記EHT動作モード通知要素は、メディアアクセス制御(MAC)フレームに含まれ、前記EHT動作モード通知フレーム及び前記EHT動作モード通知要素は、いずれもEHT動作モードフィールドを含む、
請求項80に記載の無線通信方法。
【請求項95】
前記動作モード情報が前記EHT動作モード通知フレームで搬送される場合、前記EHT動作モード通知フレームは、EHTアクションフレームである、
請求項94に記載の無線通信方法。
【請求項96】
前記EHT動作モードフィールドは、チャネル幅サブフィールドを含み、前記チャネル幅サブフィールドは、受信時及び送信時にサポートされる前記動作チャネル幅を指示する、
請求項94に記載の無線通信方法。
【請求項97】
前記チャネル幅サブフィールドが所定値である場合、前記動作チャネル幅は320MHzである、
請求項96に記載の無線通信方法。
【請求項98】
前記EHT動作モードフィールドは、Rx NSSサブフィールドを含み、前記Rx NSSサブフィールドは、受信時にサポートされる最大NSSを指示するために使用される、
請求項94に記載の無線通信方法。
【請求項99】
前記動作チャネル幅が所定のBWより小さいか等しい場合、前記Rx NSSサブフィールドは、前記動作チャネル幅より小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示する、
請求項98に記載の無線通信方法。
【請求項100】
前記動作チャネル幅が所定のBWより大きい場合、前記Rx NSSサブフィールドは、特定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示し、前記特定のBWは前記所定のBWより小さいか等しい、
請求項98に記載の無線通信方法。
【請求項101】
前記動作チャネル幅が所定のBWに等しい場合、前記Rx NSSサブフィールドは、前記所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示する、
請求項98に記載の無線通信方法。
【請求項102】
前記所定のBWは80MHzである、
請求項99に記載の無線通信方法。
【請求項103】
前記所定のBWは80MHzであり、前記特定のBWは20MHz、40MHz又は80MHzである、
請求項100に記載の無線通信方法。
【請求項104】
前記所定のBWは160MHz又は320MHzである、
請求項101に記載の無線通信方法。
【請求項105】
前記動作モード情報は、前記動作チャネル幅をさらに含み、前記動作モード情報は、データフレーム又は管理フレームの高効率(HE)バリアントハイスループット(HT)制御フィールドで搬送され、前記HEバリアントHT制御フィールドは、動作モード(OM)制御サブフィールド及びEHT OM制御サブフィールドを含む、
請求項80に記載の無線通信方法。
【請求項106】
前記OM制御サブフィールドは、チャネル幅サブフィールドを含み、前記EHT OM制御サブフィールドは、チャネル幅拡張サブフィールドを含み、前記チャネル幅拡張サブフィールドは前記チャネル幅サブフィールドとともに、前記動作チャネル幅を指示する、
請求項105に記載の無線通信方法。
【請求項107】
前記OM制御サブフィールドは、Rx NSSサブフィールドを含み、前記EHT OM制御サブフィールドは、Rx NSS拡張サブフィールドを含み、前記Rx NSS拡張サブフィールド及び前記Rx NSSサブフィールドは、受信時にサポートされる最大NSSを指示するために使用される、
請求項105に記載の無線通信方法。
【請求項108】
前記動作チャネル幅が第1所定のBWより小さいか等しい場合、前記Rx NSS拡張サブフィールドは前記Rx NSSサブフィールドとともに、前記動作チャネル幅より小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示する、
請求項107に記載の無線通信方法。
【請求項109】
前記動作チャネル幅が第2所定のBWに等しい場合、前記Rx NSS拡張サブフィールドは前記Rx NSSサブフィールドとともに、第1所定のBWより小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示し、前記第1所定のBWは前記第2所定のBWより小さい、
請求項107に記載の無線通信方法。
【請求項110】
前記動作チャネル幅が第2所定のBWに等しい場合、Rx NSS値と比率との積のfloor関数によって、前記第2所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記Rx NSS値は、前記EHT OM制御サブフィールド及び前記OM制御サブフィールドから導出され、前記比率は、前記第2所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSと、第1所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSとの比率であり、前記第1所定のBWは前記第2所定のBWより小さい、
請求項107に記載の無線通信方法。
【請求項111】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、前記Rx NSS拡張サブフィールドは前記Rx NSSサブフィールドとともに、第1所定のBWより小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示し、前記第1所定のBWは前記第3所定のBWより小さい、
請求項107に記載の無線通信方法。
【請求項112】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、Rx NSS値と比率との積のfloor関数によって、第2所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記第2所定のBWは前記第3所定のBWより小さく、前記Rx NSS値は、前記EHT OM制御サブフィールド及び前記OM制御サブフィールドから導出され、前記比率は、前記第2所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSと、第1所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSとの比率であり、前記第1所定のBWは前記第2所定のBWより小さい、
請求項107に記載の無線通信方法。
【請求項113】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、Rx NSS値と比率との積のfloor関数によって、前記第3所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記Rx NSS値は、前記EHT OM制御サブフィールド及び前記OM制御サブフィールドから導出され、前記比率は、前記第3所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSと、第1所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSとの比率であり、前記第1所定のBWは前記第3所定のBWより小さい、
請求項107に記載の無線通信方法。
【請求項114】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、第2所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSと比率との積のfloor関数によって、前記第3所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記比率は、前記第3所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSと、前記第2所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSとの比率であり、前記第2所定のBWは、第1所定のBWより大きく、且つ前記第3所定のBWより小さい、
請求項107に記載の無線通信方法。
【請求項115】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、前記Rx NSS拡張サブフィールドは、第2所定のBWより小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示し、前記第2所定のBWは前記第3所定のBWより小さい、
請求項107に記載の無線通信方法。
【請求項116】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、Rx NSS値と比率との積のfloor関数によって、前記第3所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記Rx NSS値は、前記EHT OM制御サブフィールド及び前記OM制御サブフィールドから導出され、前記比率は、前記第3所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSと、第2所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSとの比率であり、前記第2所定のBWは、第1所定のBWより大きく、且つ前記第3所定のBWより小さい、
請求項107に記載の無線通信方法。
【請求項117】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、Rx NSS値と比率との積のfloor関数によって、第1所定のBWより小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記Rx NSS値は、前記EHT OM制御サブフィールド及び前記OM制御サブフィールドから導出され、前記比率は、前記第1所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSと、第2所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSとの比率であり、前記第2所定のBWは、前記第1所定のBWより大きく、且つ前記第3所定のBWより小さい、
請求項107に記載の無線通信方法。
【請求項118】
前記Rx NSS拡張サブフィールドは、受信のための最大NSSの最上位ビット(MSB)を提供し、Rx NSSサブフィールドは、受信のための最大NSSの最下位ビット(LSB)の数を提供する、
請求項107及び111のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項119】
前記第1所定のBWは80MHzである、
請求項108に記載の無線通信方法。
【請求項120】
前記第1所定のBWは80MHzであり、前記第2所定のBWは160MHzである、
請求項109及び110のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項121】
前記第1所定のBWは80MHzであり、前記第3所定のBWは320MHzである、
請求項111及び113のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項122】
前記第2所定のBWは160MHzであり、前記第3所定のBWは320MHzである、
請求項115に記載の無線通信方法。
【請求項123】
前記第1所定のBWは80MHzであり、前記第2所定のBWは160MHzであり、前記第3所定のBWは320MHzである、
請求項114、116、及び117のいずれか一項に記載の無線通信方法。
【請求項124】
前記動作チャネル幅が所定のBWより大きいか等しい場合、前記所定のBWより小さいか等しい特定のBWを有するEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大受信NSSは、
前記特定のBWに対応するEHT能力要素のEHT-MCSマッピングサブフィールドにおける前記所与のEHT-MCS値に対する最大受信NSSの値、
動作モード通知フレーム又は動作モード通知要素のRx NSSフィールド及びRx NSS拡張フィールドの値が指示する、受信時にサポートされる最大NSS、又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素のRx NSSフィールドの値が指示する、受信時にサポートされる最大NSS、又は、EHT OM制御サブフィールドのRx NSS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのRx NSSフィールドの値がとともに指示する、受信時にサポートされる最大NSS、のうちの小さい方に等しい、
請求項80に記載の無線通信方法。
【請求項125】
前記動作チャネル幅が所定のBWより大きいか等しい場合、前記所定のBWを有するEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大受信NSSは、
前記所定のBWに対応するEHT能力要素のEHT-MCSマッピングサブフィールドにおける前記所与のEHT-MCS値に対する最大受信NSSの値、
動作モード通知フレームのRx NSSフィールドの値が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、EHT OM制御サブフィールドのRx NSS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのRx NSSフィールドの値がとともに指示する、サポートされる最大受信NSS、のうちの小さい方に等しい、
請求項80に記載の無線通信方法。
【請求項126】
前記動作チャネル幅が所定のBWに等しい場合、前記所定のBWを有するEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大受信NSSは、
前記所定のBWに対応するEHT能力要素のEHT-MCSマッピングサブフィールドにおける前記所与のEHT-MCS値に対する最大受信NSSの値、
動作モード通知フレームのRx NSSフィールドの値が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、EHT OM制御サブフィールドのRx NSS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのRx NSSフィールドの値がとともに指示する、サポートされる最大受信NSS、のうちの小さい方に等しい、
請求項80に記載の無線通信方法。
【請求項127】
前記動作チャネル幅が所定のBWより大きいか等しい場合、前記所定のBWより小さいか等しい特定のBWを有するEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大送信NSSは、
前記特定のBWに対応するEHT能力要素のEHT-MCSマッピングサブフィールドにおける前記所与のEHT-MCS値に対する最大送信NSSの値、
動作モード通知フレームのTx NSTSフィールドの値が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、EHT OM制御サブフィールドのTx NSTS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのTx NSTSフィールドの値がとともに指示する、サポートされる最大送信NSS、のうちの小さい方に等しい、
請求項80に記載の無線通信方法。
【請求項128】
前記動作チャネル幅が所定のBWより大きいか等しい場合、前記所定のBWを有するEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大送信NSSは、
前記所定のBWに対応するEHT能力要素のEHT-MCSマッピングサブフィールドにおける前記所与のEHT-MCS値に対する最大送信NSSの値、
動作モード通知フレームのTx NSSフィールドの値が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、EHT OM制御サブフィールドのTx NSTS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのTx NSTSフィールドの値がとともに指示する、サポートされる最大送信NSS、のうちの小さい方に等しい、
請求項80に記載の無線通信方法。
【請求項129】
前記動作チャネル幅が所定のBWに等しい場合、前記所定のBWを有するEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大送信NSSは、
前記所定のBWに対応するEHT能力要素のEHT-MCSマッピングサブフィールドにおける前記所与のEHT-MCS値に対する最大送信NSSの値、
動作モード通知フレームのTx NSSフィールドの値が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、EHT OM制御サブフィールドのTx NSTS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのTx NSTSフィールドの値がとともに指示する、サポートされる最大送信NSS、のうちの小さい方に等しい、
請求項80に記載の無線通信方法。
【請求項130】
ステーション(STA)であって、
メモリと、
トランシーバと、
前記メモリと前記トランシーバに結合されたプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、請求項1~79のいずれか一項に記載の方法を実行する、ステーション。
【請求項131】
アクセスポイント(AP)であって、
メモリと、
トランシーバと、
前記メモリと前記トランシーバに結合されたプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、請求項80~129のいずれか一項に記載の方法を実行する、アクセスポイント。
【請求項132】
コンピュータによって実行されるときに、前記コンピュータに、請求項1~129のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令が記憶された、非一時的機械可読記憶媒体。
【請求項133】
チップであって、
メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行し、前記チップが搭載された機器に、請求項1~129のいずれか一項に記載の方法を実行させるプロセッサを備える、チップ。
【請求項134】
コンピュータに、請求項1~129のいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラムが記憶された、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項135】
コンピュータに、請求項1~129のいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラムを含む、コンピュータプログラム製品。
【請求項136】
コンピュータに、請求項1~129のいずれか一項に記載の方法を実行させる、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、通信システム分野に関し、特に、良好な通信性能及び/又は高い信頼性を提供できる、アクセスポイント(AP:Access Point)、ステーション(STA:Station)及び無線通信方法に関する。
【背景技術】
【0002】
音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために、無線通信システムなどの通信システムが広く普及している。このような通信システムは、利用可能なシステムリソース(時間、周波数、電力など)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートできるマルチアクセスシステムであり得る。無線ネットワークは、1つ又は複数のステーション(STA)又はモバイル機器と通信できるアクセスポイント(AP)を含み得、無線ネットワークは、Wi-Fi(電気電子技術者協会(IEEE:Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11)ネットワークなどのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Network)である。WLANを使用すると、ユーザは、家庭、オフィス、又は特定のサービスエリア内の無線周波数技術に基づいてインターネットにワイヤレスアクセスできる。携帯端末には、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、デスクトップコンピュータ、携帯マルチメディアプレーヤー(PMP:Portable Multimedia Player)、スマートフォンなどがある。APは、インターネットなどのネットワークに接続され得、モバイル機器がネットワークを介して通信(又はAPに接続された他のデバイスと通信)できるようにすることができる。無線機器はネットワーク機器と双方向で通信できる。例えば、WLANでは、STAはダウンリンクとアップリンクを介して関連付けられたAPと通信できる。ダウンリンクはAPからSTAへの通信リンクを指し、アップリンクはSTAからAPへの通信リンクを指す。
【0003】
IEEE 802.11TGbeは新しいIEEE 802.11修正案を開発している。この修正案では、超ハイスループット(EHT:Extremely High Throughput)物理層(PHY:PHYsical layer)及びメディアアクセスコントロール(MAC:Medium Access Control)層を定義し、30ギガビット/秒(Gbps)の最大スループットをサポートする。このため、最大チャネル帯域幅を320MHzに増加させ、最大16個の空間ストリームをサポートすることが提案されている。しかしながら、IEEE 802.11be EHT WLANの動作モード(OM:Operating Mode)を効率的に変更することはまだ、未解決の課題である。
【0004】
したがって、従来技術における課題を解決し、OMを効率的に変更し、良好な通信性能及び/又は高い信頼性を提供できるアクセスポイント(AP)、ステーション(STA)及び無線通信方法が必要とされている。
【発明の概要】
【0005】
本発明の目的は、従来技術における問題点を解決し、OMを効率的に変更し、良好な通信性能及び/又は高い信頼性を提供できる、アクセスポイント(AP)、ステーション(STA)及び無線通信方法を提案することにある。
【0006】
本発明の第1態様によれば、無線通信方法は、ステーション(STA)が動作モード情報を決定することであって、前記動作モード情報は、超ハイスループット(EHT)物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を送信又は受信するときに、前記STAによってサポートされる最大空間ストリーム数(NSS)を含む、ことと、STAが、前記STAの動作チャネル幅及びEHT PPDUの帯域幅(BW)に基づいて、最大NSSを決定することと、を含む。
【0007】
本発明の第2態様によれば、無線通信方法は、アクセスポイント(AP)が動作モード情報を決定することであって、前記動作モード情報は、超ハイスループット(EHT)物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を送信又は受信するときに、前記APによってサポートされる最大空間ストリーム数(NSS)を含む、ことと、APが、前記APの動作チャネル幅及びEHT PPDUの帯域幅(BW)に基づいて、最大NSSを決定することと、を含む。
【0008】
本発明の第3態様によれば、ステーション(STA)は、メモリと、トランシーバと、メモリとトランシーバに結合されたプロセッサと、を備える。前記プロセッサは、動作モード情報を決定することであって、前記動作モード情報は、超ハイスループット(EHT)物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を送信又は受信するときに、前記STAによってサポートされる最大空間ストリーム数(NSS)を含む、ことと、前記STAの動作チャネル幅及びEHT PPDUの帯域幅(BW)に基づいて、最大NSSを決定することと、を実行するように構成される。
【0009】
本発明の第4態様によれば、アクセスポイント(AP)は、メモリと、トランシーバと、メモリとトランシーバに結合されたプロセッサと、を備える。前記プロセッサは、動作モード情報を決定することであって、前記動作モード情報は、超ハイスループット(EHT)物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を送信又は受信するときに、前記APによってサポートされる最大空間ストリーム数(NSS)を含む、ことと、前記APの動作チャネル幅及びEHT PPDUの帯域幅(BW)に基づいて、最大NSSを決定することと、を実行するように構成される。
【0010】
本発明の第5態様によれば、非一時的機械可読記憶媒体には、命令が記憶され、コンピュータによって実行されるときに、前記命令は、前記コンピュータに、上記に記載の方法を実行させる。
【0011】
本発明の第6態様によれば、チップは、プロセッサを備え、前記プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行し、チップが搭載された機器に上記に記載の方法を実行させる。
【0012】
本発明の第7態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに上記に記載の方法を実行させる。
【0013】
本発明の第8態様によれば、コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに上記に記載の方法を実行させる。
【0014】
本発明の第9態様によれば、コンピュータプログラムは、コンピュータに上記に記載の方法を実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明の実施例による無線通信システムの一例を示す模式図である。
【
図2】本発明の実施例による無線通信システムにおける1つ又は複数のステーション(STA)と1つのアクセスポイント(AP)との間の通信のブロック図である。
【
図3】本発明の実施例によるAPによって実行される無線通信方法のフローチャートである。
【
図4】本発明の別の実施例によるSTAによって実行される無線通信方法のフローチャートである。
【
図5A】本発明の実施例による、サポートされるEHT-MCS及びNSSセットフィールドの例示的なフォーマットを示す模式図である。
【
図5B】本発明の実施例によるEHT-MCSマッピングの例示的なフォーマットを示す模式図である。
【
図6A】本発明の第1実施例による動作モード通知要素の例示的なフォーマットを示す模式図である。
【
図6B】本発明の第1実施例による動作モードフィールドの例示的なフォーマットを示す模式図である。
【
図6C】本発明の第1実施例によるEHT動作モードフィールドの例示的なフォーマットを示す模式図である。
【
図7A】本発明の第2実施例によるEHT動作モード通知要素の例示的なフォーマットを示す模式図である。
【
図7B】本発明の第2実施例によるEHT動作モードフィールドの例示的なフォーマットを示す模式図である。
【
図8A】本発明の第3実施例による高効率(HE:High Efficiency)バリアント(variant)ハイスループット(HT:High Throughput)制御フィールドの例示的なフォーマットを示す模式図である。
【
図8B】本発明の第3実施例によるOM制御サブフィールド内の制御情報フィールドの例示的なフォーマットを示す模式図である。
【
図8C】本発明の第3実施例によるEHT OM制御サブフィールド内の制御情報フィールドの例示的なフォーマットを示す模式図である。
【
図9】本発明の実施例による無線通信システムのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明又は関連技術における実施例をより明確に説明するために、実施例の簡単な説明において上記の図面を説明する。明らかに、これらの図面は、本発明のいくつかの実施例に過ぎず、当業者にとっては、創造的な労力を払わなくても、これらの図面に基づいて他の関連図面を得ることができる。
【0017】
上記の図面を参照して、本発明の実施例の技術的内容、構造的特徴、実現目的及び技術的効果について詳細に説明する。具体的に、本発明の実施例における用語は、特定の実施例を説明する目的でのみ使用され、本発明を限定するものではない。
【0018】
以下の表に、本発明のいくつかの実施例で使用できるいくつかの略語を示す。
【0019】
本発明の革新的な側面を説明する目的で、以下では特定の実施形態について説明する。しかしながら、当業者であれば、本明細書の教示を様々な方法で適用できることを容易に認識することができる。説明される実施形態は、以下の技術のいずれかに従って、無線周波数(RF:Radio Frequency)信号の送受信が可能な任意の装置、システム、又はネットワークに実装することができる。即ち、IEEE 802.11規格、Bluetooth(R)規格、コード分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)、周波数分割多元接続(FDMA:Frequency Division Multiple Access)、時分割多元接続(TDMA:Time Division Multiple Access)、グローバル移動通信システム(GSM:Global System for Mobile communication)、GSM/ユニバーサルパケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)、拡張型データGSM環境(EDGE:Enhanced Data GSM Environment)、地上クラスタ無線(TETRA:TErrestrial Trunked RAdio)、広帯域CDMA(W-CDMA:Wideband-CDMA)、エボリューションデータ最適化(EV-DO:EVolution Data Optimized)、1×EV-DO、EV-DO Rev A、EV-DO Rev B、高速パケットアクセス(HSPA:High Speed Packet Access)、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA:High Speed Downlink Packet Access)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA:High Speed Uplink Packet Access)、エボリューション高速パケットアクセス(HSPA+:Evolved High Speed Packet Access)、ロングエボリューション(LTE:Long Term Evolution)、AMPS、又は用于在無線ネットワーク、セルラーネットワーク又はモノのインターネット(IOT:Internet Of Thing)で通信するために使用されるその他の既知の信号、例えば、3G、4G又は5Gを利用するシステム又はそれらのさらなる実装及び技術である。
【0020】
図1には、本発明の実施例による無線通信システムの一例が示されている。無線通信システムは、本発明の様々な態様に従って構成されるワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)100(Wi-Fiネットワークとも呼ばれる)の一例として、次世代ネットワーク、NBT(Next Big Thing)、UHT(Ultra-High Throughput)又はEHT Wi-Fiネットワークが挙げられる。上記に記述されたように、次世代、NBT、UHT、及びEHT という用語は同義であり、それぞれが大容量の時空間ストリームをサポートする1つのWi-Fiネットワークに対応できる。WLAN100は、AP10及び複数の関連付けられたSTA20を含み得、STA20は、移動局、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、その他のハンドヘルドデバイス、ネットブック、ラップトップ、タブレット、ラップトップ、ディスプレイデバイス(TV、コンピュータモニタなど)、プリンタなどのデバイスとして表され得る。AP10及び関連付けられたステーション20は、基本サービスセット(BSS:Basic Service Set)又は拡張サービスセット(ESS:Extended Service Set)を表すことができる。ネットワーク内の各種STA20は、AP10を介して相互に通信することができる。
図1にはまた、WLAN100の基本サービスエリア(BSA:Basic Service Area)を表すことができる、AP10のカバレッジエリア110が示されている。WLAN100に関連付けられた拡張ネットワークステーション(図示せず)は、有線配信システム又は無線配信システムに接続され得、当該有線配信システム又は無線配信システムに接続は、ESS内で複数のAP10に接続できるようにする。
【0021】
いくつかの実施例では、STA20は、複数のカバレッジエリア110の交差点に位置し、複数のAP10に関連付けられ得る。単一のAP10と、関連付けられた1セットのSTA20をBSSと呼ぶことができる。ESSは、接続された1セットのBSSである。配信システム(図示せず)は、ESS内のAP10に接続するために使用され得る。場合によっては、AP10のカバレッジエリア110をセクタ(図示せず)に分割してもよい。WLAN100は、異なるタイプのAP10(メトロポリタンエリア、ホームネットワークなど)を含み得、異なるカバレッジエリア110及び重複するカバレッジエリア110を有する。2つのSTA20は、両方のSTA20が同じカバレッジエリア110内に位置するかどうかに関係なく、直接無線リンク125を介して直接通信することもできる。直接無線リンク120の例としては、Wi-Fi直接接続、Wi-Fiチャネル直接リンク確立(TDLS:Tunneled Direct Link Setup)リンク、及びその他のグループ接続を含み得る。STA20及びAP10は、IEEE 802.11の物理層及びメディアアクセス制御(MAC)層のWLAN無線プロトコル及びベースバンドプロトコルに従って通信することができる。IEEE 802.11のバージョンには、802.11b、802.11g、802.11a、802.11n、802.11ac、802.11ad、802.11ah、802.11ax、802.11ayなどが含まれるが、これらに限定されない。別のいくつかの実施形態では、WLAN100においてポイントツーポイント接続又はアドホックネットワークを実装することができる。
【0022】
図2は、本発明の実施例による無線通信システム700における1つ又は複数のステーション(STA)20と1つのアクセスポイント(AP)10との間の通信のブロック図である。
図2に示すように、無線通信システム700は、アクセスポイント(AP)10及び1つ又は複数のステーション(STA)20を含む。AP10は、メモリ12、トランシーバ13、及びメモリ12とトランシーバ13に結合されたプロセッサ11と、を備える。1つ又は複数のSTA20は、メモリ22、トランシーバ23、及びメモリ22とトランシーバ23に結合されたプロセッサ21と、を備える。プロセッサ11又はプロセッサ21は、本明細書で説明される提案された機能、手順、及び/又は方法を実装するように構成されてもよい。無線インターフェースプロトコル層は、プロセッサ11又はプロセッサ21に実装されてもよい。メモリ12又はメモリ22は、プロセッサ11又はプロセッサ21と動作可能に結合され、メモリ12又はメモリ22は、プロセッサ11又はプロセッサ21を動作させるための様々な情報を記憶する。トランシーバ13又はトランシーバ23は、プロセッサ11又はプロセッサ21と動作可能に結合され、トランシーバ13又はトランシーバ23は、無線信号を送信及び/又は受信する。
【0023】
プロセッサ11又はプロセッサ21は、特定用途向け集積回路(ASIC:Application-Specific Integrated Circuit)、他のチップセット、論理回路、及び/又はデータ処理機器を含み得る。メモリ12又はメモリ22は、読み取り専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、記憶媒体及び/又は他の記憶装置を含み得る。トランシーバ13又はトランシーバ23は、無線周波数信号を処理するためのベースバンド回路を含み得る。ソフトウェアで実施例を実現する場合、本明細書で説明される技術は、本明細書で説明される機能を実行するモジュール(プロセス、機能など)によって実現することができる。モジュールは、メモリ12又はメモリ22に記憶され、プロセッサ11又はプロセッサ21によって実行され得る。メモリ12又はメモリ22は、プロセッサ11又はプロセッサ21の内部、又はプロセッサ11又はプロセッサ21の外部に実装され得、プロセッサ11又はプロセッサ21の外部に実装される場合、メモリ12又はメモリ22は、当技術分野で周知されている様々な装置を介してプロセッサ11又はプロセッサ21と通信可能に結合することができる。
【0024】
いくつかの実施例では、プロセッサ11は、動作モード情報を決定するように構成され、前記動作モード情報は、超ハイスループット(EHT:Extremely High Throughput)物理層プロトコルデータユニット(PPDU:Physical Layer Protocol Data Unit)において、APによって送信又は受信のためにサポートされる最大空間ストリーム数(NSS:Number of Spatial Stream)を含み、プロセッサ11はさらに、APの動作チャネル幅及びEHT PPDUの帯域幅(BW:BandWidth)に基づいて前記最大NSSを決定するように構成される。いくつかの実施例では、APは、独立したAP又はAP MLDに付属するAPを指し、非AP STAは、独立した非AP STA又は非AP MLDに付属する非AP STAを指す。これにより、従来技術における問題点を解決し、OMを効率的に変更し、良好な通信性能及び/又は高い信頼性を提供することができる。
【0025】
いくつかの実施例では、プロセッサ21は、動作モード情報を決定するように構成され、前記動作モード情報は、超ハイスループット(EHT)物理層プロトコルデータユニット(PPDU)において、STAによって送信又は受信のためにサポートされる最大空間ストリーム数(NSS)を含み、プロセッサ21はさらに、STAの動作チャネル幅及びEHT PPDUの帯域幅(BW)に基づいて前記最大NSSを決定するように構成される。これにより、従来技術における問題点を解決し、OMを効率的に変更し、良好な通信性能及び/又は高い信頼性を提供することができる。
【0026】
図3には、本発明の実施例によるAPによって実行される無線通信方法800が示されている。いくつかの実施例では、方法800は、動作802において、アクセスポイント(AP)が、動作モード情報を決定することであって、前記動作モード情報は、超ハイスループット(EHT)物理層プロトコルデータユニット(PPDU)において、APによって送信又は受信のためにサポートされる最大空間ストリーム数(NSS)を含む、ことと、動作804において、APが、APの動作チャネル幅及びEHT PPDUの帯域幅(BW)に基づいて前記最大NSSを決定することと、を含む。いくつかの実施例では、APは、単一のAP又はAP MLDに付属するAPを指し、非AP STAは、単一の非AP STA又は非AP MLDに付属する非AP STAを指す。これにより、従来技術における問題点を解決し、OMを効率的に変更し、良好な通信性能及び/又は高い信頼性を提供することができる。
【0027】
図4には、本発明の実施例によるSTAによって実行される無線通信方法900が示されている。いくつかの実施例では、方法900は、動作902において、ステーション(STA)が、動作モード情報を決定することであって、前記動作モード情報は、超ハイスループット(EHT)物理層プロトコルデータユニット(PPDU)において、STAによって送信又は受信のためにサポートされる最大空間ストリーム数(NSS)を含む、ことと、動作904において、STAがSTAの動作チャネル幅及びEHT PPDUの帯域幅(BW)に基づいて前記最大NSSを決定することと、を含む。これにより、従来技術における問題点を解決し、OMを効率的に変更し、良好な通信性能及び/又は高い信頼性を提供することができる。
【0028】
本発明によれば、STAがAPとの関連付けを確立すると、STAとAPの両方はそれぞれの初期動作モード情報(例えば、動作チャネル幅、送信又は受信のためにサポートされる最大空間ストリーム数)を決定し、交換することができる。その後、STA(又はAP)は、何らかの目的(省電力など)のために動作モードを変更し、MACフレームを介してAP(又はSTA)に動作モードの変更を通知することができる。
【0029】
本発明によれば、STAは、プローブ要求フレーム、アソシエーション要求フレーム又は再アソシエーション要求フレームでEHT能力要素を送信することができる。APは、ビーコンフレーム、プローブ応答フレーム、アソシエーション応答フレーム又は再アソシエーション応答フレームでEHT能力要素を送信することができる。EHT能力要素は、サポートされるEHT-MCS及びNSSセット(Supported EHT-MCS And NSS Set)フィールドを含み、これは、STAによって受信のためにサポートされるEHT-MCS 0~EHT-MCS 13と、空間ストリーム数(NSS)との組み合わせ、及びSTAによって送信のためにサポートされる組み合わせを指示する。
図5Aには、サポートされるEHT-MCS及びNSSセットフィールドの例示的なフォーマットが示されている。
【0030】
STAの動作チャネル幅が80MHzより大きいか等しい場合、EHT-MCSマッピング(BW≦80MHz、20MHzのSTAのみ除く)サブフィールドは、BWが20MHz、40MHz又は80MHzであるEHT PPDUにおいて、各EHT-MCS値について、STAによって受信のためにサポートされる最大空間ストリーム数及びSTAが伝送可能な最大空間ストリーム数を指示する。STAの動作チャネル幅が160MHzより大きいか等しい場合、EHT-MCSマッピング(BW=160MHz)サブフィールドは、BWが160MHzであるEHT PPDUにおいて、各EHT-MCS値について、STAによって受信のためにサポートされる最大空間ストリーム数及びSTAが伝送可能な最大空間ストリーム数を指示する。STAの動作チャネル幅が320MHzに等しい場合、EHT-MCSマッピング(BW=320MHz)サブフィールドは、BWが320MHzであるEHT PPDUにおいて、各EHT-MCS値について、STAによって受信のためにサポートされる最大空間ストリーム数及びSTAが伝送可能な最大空間ストリーム数を指示する。EHT-MCSマッピング(BW≦80MHz、20MHzのSTAのみ除く)、EHT-MCSマッピング(BW=160MHz)、及びEHT-MCSマッピング(BW=320MHz)サブフィールドは、
図5Bに示すような例示的なフォーマットを有する。
【0031】
第1実施例
第1実施例によれば、動作モード通知フレーム又は動作モード通知要素で動作モード情報を搬送でき、前記動作モード通知要素は、1つのMACフレーム(例えば、アソシエーション要求フレーム又は再アソシエーション要求フレーム)に含まれ得る。
【0032】
第1実施例によれば、
図6Aには、動作モード通知要素の例示的なフォーマットが示されている。
【0033】
動作モード通知フレームは、VHTアクションフレームである。第1実施例によれば、動作モード通知フレームのアクションフィールドは、表1に示すような情報を含む。
【表1】
【0034】
図6A及び表1に示すように、動作モードフィールド及びEHT動作モードフィールドは、動作モード通知フレーム及び動作モード通知要素内に存在する。
図6B及び
図6Cには、それぞれ動作モードフィールド及びEHT動作モードフィールドが示されている。
【0035】
第1実施例によれば、Rx NSSタイプのサブフィールドが0である場合、動作モードフィールドのチャネル幅サブフィールドは、動作モードフィールドの160/80+80BWサブフィールド及びEHT動作モードフィールドの320BWサブフィールドとともに、STAによって受信及び送信のためにサポートされる動作チャネル幅を指示する。チャネル幅サブフィールドと、160/80+80BWサブフィールド及び320BWサブフィールドの符号化例を表2に示す。
【表2】
【0036】
第1実施例によれば、Rx NSSタイプサブフィールドが0であり、且つSTAによってサポートされる動作チャネル幅が80MHzより小さいか等しい場合、EHT動作モードフィールドのRx NSS拡張(BW≦80MHz)サブフィールドは、動作モードフィールドのRx NSS(BW≦80MHz)サブフィールドとともに、BWがSTAによってサポートされる動作チャネル幅より小さいか等しいEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。ここで、Rx NSS拡張(BW≦80MHz)サブフィールドは、NSSの最上位ビット(MSB:Most Significant Bit)を提供し、Rx NSS(BW≦80MHz)サブフィールドは、NSSの3つの最下位ビット(LSB:Least Significant Bit)を提供する。この場合、EHT動作モードフィールドのRx NSS(BW=160MHz)サブフィールドとRx NSS(BW=320MHz)サブフィールドは予約される。
【0037】
第1実施例によれば、Rx NSSタイプサブフィールドが0であり、STAによってサポートされる動作チャネル幅が80MHzより大きい場合、EHT動作モードフィールドのRx NSS拡張(BW≦80MHz)サブフィールドは、動作モードフィールドのRx NSS(BW≦80MHz)サブフィールドとともに、BWが20MHz、40MHz、及び80MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。ここで、Rx NSS拡張(BW≦80MHz)サブフィールドは、NSSのMSBを提供し、Rx NSS(BW≦80MHz)サブフィールドは、NSSの3つのLSBを提供する。EHT動作モードフィールドのRx NSS(BW=160MHz)サブフィールドは、BWが160MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。Rx NSSタイプサブフィールドが0であり、且つSTAによってサポートされる動作チャネル幅が160MHzである場合、EHT動作モードフィールドのRx NSS(BW=320MHz)サブフィールドは予約される。Rx NSSタイプサブフィールドが0であり、且つSTAによってサポートされる動作チャネル幅が320MHzである場合、EHT動作モードフィールドのRx NSS(BW=320MHz)サブフィールドは、BWが320MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。
【0038】
第1実施例によれば、STAによってサポートされる動作チャネル幅が80MHzより小さいか等しい場合、EHT動作モードフィールドのTx NSS(BW≦80MHz)サブフィールドは、BWがSTAによってサポートされる動作チャネル幅より小さいか等しいEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。この場合、EHT動作モードフィールドのTx NSS(BW=160MHz)サブフィールドとTx NSS(BW=320MHz)サブフィールドは予約される。
【0039】
第1実施例によれば、STAによってサポートされる動作チャネル幅が80MHzより大きい場合、EHT動作モードフィールドのTx NSS(BW≦80MHz)サブフィールドは、BWが20MHz、40MHz又は80MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。EHT動作モードフィールドのTx NSS(BW=160MHz)サブフィールドは、BWが160MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。STAによってサポートされる動作チャネル幅が160MHzである場合、EHT動作モードフィールドのTx NSS(BW=320MHz)サブフィールドは予約される。STAによってサポートされる動作チャネル幅が320MHzである場合、EHT動作モードフィールドのTx NSS(BW=320MHz)サブフィールドは、BWが320MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。
【0040】
第1実施例によれば、UL MU無効化サブフィールド及びUL MUデータ無効化サブフィールドによって、許可されたUL MU動作及びトリガフレームに対する応答として伝送される許可されたフレームタイプを決定する。例えば、UL MU無効化サブフィールド及びUL MUデータ無効化サブフィールドをいずれも0に設定する場合、STAはすべてのトリガベースのUL MU伝送を有効にする。UL MU無効化サブフィールドを1に設定し、且つUL MUデータ無効化サブフィールドを0に設定する場合、STAはすべてのトリガベースのUL MU伝送を一時停止し、STAは受信したトリガフレームに対して応答しなくなる。UL MU無効化サブフィールドを0に設定し、且つUL MUデータ無効化サブフィールドを1に設定する場合、基本トリガフレームに応答するトリガベースのUL MUデータフレームの伝送は、STAによって一時停止できるが、STAによって、他のトリガベースのUL MU伝送は有効のままになることができる。
【0041】
第1実施例によれば、STAは、DL MU-MIMO再測定推荐(Resound Recommendation)サブフィールドを1に設定して、APがSTAとともにチャネルを再測定するか、又はチャネルサウンディング周波数の増加させるのを推奨するように、STAに指示する。前記サブフィールドを0に設定して、APチャネルサウンディング周波数に関する推奨がないことをSTAに指示する。
【0042】
第1実施例によれば、APが動作モード通知フレーム又は動作モード通知要素を送信する場合、Tx NSS(BW≦80MHz)サブフィールド、Tx NSS(BW=160MHz)サブフィールド、Tx NSS(BW=320MHz)サブフィールド、DL MU-MIMO推薦サブフィールド、UL MU無効化サブフィールド、及びUL MUデータ無効化サブフィールドは予約される。
【0043】
第2実施例
第2実施例によれば、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素で動作モード情報を搬送でき、前記EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素は、MACフレーム(アソシエーション要求フレーム又は再アソシエーション要求フレームなど)に含まれる。
図7Aには、第2実施例によるEHT動作モード通知要素の例示的なフォーマットが示されている。
【0044】
EHT動作モード通知フレームは、EHTアクションフレームである。第2実施例によれば、EHT動作モード通知フレームのアクションフィールドは、表3に示すような情報を含む。
【表3】
【0045】
図7A及び表3に示すように、EHT動作モードフィールドは、EHT動作モード通知フレーム及びEHT動作モード通知要素内に存在する。
図7Bには、第2実施例によるEHT動作モードフィールドの例示的なフォーマットが示されている。
【0046】
第2実施例によれば、EHT動作モードフィールドのチャネル幅サブフィールドは、STAによってサポートされる受信時及び送信時の動作チャネル幅を指示する。第2実施例によるチャネル幅サブフィールドの符号化例を表4に示す。
【表4】
【0047】
第2実施例によれば、STAによってサポートされる動作チャネル幅が80MHzより小さいか等しい場合、EHT動作モードフィールドのRx NSS(BW≦80MHz)サブフィールドは、BWがSTAによってサポートされる動作チャネル幅より小さいか等しいEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。この場合、EHT動作モードフィールドのRx NSS(BW=160MHz)サブフィールドとRx NSS(BW=320MHz)サブフィールドは予約される。
【0048】
第2実施例によれば、STAによってサポートされる動作チャネル幅が80MHzより大きい場合、EHT動作モードフィールドのRx NSS(BW≦80MHz)サブフィールドは、BWが20MHz、40MHz又は80MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。EHT動作モードフィールドのRx NSS(BW=160MHz)サブフィールドは、BWが160MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。STAによってサポートされる動作チャネル幅が160MHzである場合、EHT動作モードフィールドのRx NSS(BW=320MHz)サブフィールドは予約される。STAによってサポートされる動作チャネル幅が320MHzである場合、EHT動作モードフィールドのRx NSS(BW=320MHz)サブフィールドは、BWが320MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。
【0049】
第2実施例によれば、STAによってサポートされる動作チャネル幅が80MHzより小さいか等しい場合、EHT動作モードフィールドのTx NSS(BW≦80MHz)サブフィールドは、BWがSTAによってサポートされる動作チャネル幅より小さいか等しいEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。この場合、EHT動作モードフィールドのTx NSS(BW=160MHz)サブフィールドとTx NSS(BW=320MHz)サブフィールドは予約される。
【0050】
第2実施例によれば、STAによってサポートされる動作チャネル幅が80MHzより大きい場合、EHT動作モードフィールドのTx NSS(BW≦80MHz)サブフィールドは、BWが20MHz、40MHz又は80MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。EHT動作モードフィールドのTx NSS(BW=160MHz)サブフィールドは、BWが160MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。STAによってサポートされる動作チャネル幅が160MHzである場合、EHT動作モードフィールドのTx NSS(BW=320MHz)サブフィールドは予約される。STAによってサポートされる動作チャネル幅が320MHzである場合、EHT動作モードフィールドのTx NSS(BW=320MHz)サブフィールドは、BWが320MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。
【0051】
第2実施例によれば、UL MU無効化サブフィールド及びUL MUデータ無効化サブフィールドによって、許可されたUL MU動作及びトリガフレームに対する応答として伝送される許可されたフレームタイプを決定する。例えば、UL MU無効化サブフィールド及びUL MUデータ無効化サブフィールドをいずれも0に設定する場合、STAはすべてのトリガベースのUL MU伝送を有効にする。UL MU無効化サブフィールドを1に設定し、且つUL MUデータ無効化サブフィールドを0に設定する場合、STAはすべてのトリガベースのUL MU伝送を一時停止し、STAは受信したトリガフレームに対して応答しなくなる。UL MU無効化サブフィールドを0に設定し、且つUL MUデータ無効化サブフィールドを1に設定する場合、基本トリガフレームに応答するトリガベースのUL MUデータフレームの伝送は、STAによって一時停止できるが、STAによって、他のトリガベースのUL MU伝送は有効のままになることができる。
【0052】
第2実施例によれば、STAは、DL MU-MIMO再測定推荐サブフィールドを1に設定して、APがSTAとともにチャネルを再測定すること、又はチャネルサウンディング周波数の増加させることを推奨するようにSTAに指示する。サブフィールドを0に設定して、APチャネルサウンディング周波数に関する推奨がないことをSTAに指示する。
【0053】
第2実施例によれば、APがEHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素を送信する場合、Tx NSS(BW≦80MHz)サブフィールド、Tx NSS(BW=160MHz)サブフィールド、Tx NSS(BW=320MHz)サブフィールド、DL MU-MIMO再測定推薦サブフィールド、UL MU無効化サブフィールド、及びUL MUデータ無効化サブフィールドは予約される。
【0054】
第3実施例
第3実施例によれば、データフレーム又は管理フレームのHEバリアントHT制御フィールドで動作モード情報を搬送できる。HEバリアントHT制御フィールドは、A-制御(A-Control)サブフィールドを含む。A-制御サブフィールドは、OM制御サブフィールド及びEHT OM制御サブフィールドを含み得る。
図8Aには、HEバリアントHT制御フィールドの例示的なフォーマットが示されている。ここで、ビットB0及びビットB1をいずれも1に設定して、HEバリアントHT制御フィールドを指示する。OM制御サブフィールドは、4ビットの制御IDフィールド(1に設定される)と12ビットの制御情報フィールドを含み、EHT OM制御サブフィールドは、4ビットの制御IDフィールド(7に設定される)と6ビットの制御情報フィールドを含む。
図8B及び
図8Cには、OM制御サブフィールド内の制御情報フィールドの例示的なフォーマットとEHT OM制御サブフィールド内の制御情報フィールドの例示的なフォーマットがそれぞれ示されている。
【0055】
EHT OM制御サブフィールド内のチャネル幅拡張サブフィールドはOM制御サブフィールド内のチャネル幅サブフィールドとともに、STAによってサポートされる受信時及び送信時の動作チャネル幅を指示する。チャネル幅サブフィールドとチャネル幅拡張サブフィールドの符号化例を表5に示す。
【表5】
【0056】
第3実施例によれば、STAの動作チャネル幅が80MHzより小さいか等しい場合、EHT OM制御サブフィールド内のRx NSS拡張サブフィールドはOM制御サブフィールド内のRx NSSサブフィールドとともに、BWがSTAの動作チャネル幅より小さいか等しいEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。ここで、Rx NSS拡張サブフィールドは、NSSのMSBを提供し、Rx NSSサブフィールドはNSSの3つのLSBを提供する。
【0057】
第3実施例によれば、STAの動作チャネル幅が160MHzである場合、EHT OM制御サブフィールド内のRx NSS拡張サブフィールドはOM制御サブフィールド内のRx NSSサブフィールドとともに、BWが80MHzより小さいか等しいEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。ここで、Rx NSS拡張サブフィールドは、NSSのMSBを提供し、Rx NSSサブフィールドはNSSの3つのLSBを提供する。
【0058】
第3実施例によれば、STAの動作チャネル幅が160MHzである場合、式1によって、BWが160MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定する。
【数1】
【0059】
【0060】
第3実施例によれば、STAの動作チャネル幅が80MHzより小さいか等しい場合、EHT OM制御サブフィールド内のTx NSTS拡張サブフィールドはOM制御サブフィールド内のTx NSTSサブフィールドとともに、BWがSTAの動作チャネル幅より小さいか等しいEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大時空間ストリーム数NSTSを指示し、NSTS-1に設定される。ここで、Tx NSTS拡張サブフィールドはNSTSのMSBを提供し、Tx NSTSサブフィールドはNSTSの3つのLSBを提供する。注意すべきこととして、EHT PPDUはSTBCをサポートしていないため、STAによってサポートされる送信時の最大時空間ストリーム数NSTSは、STAによってサポートされる送信時の最大空間ストリーム数NSSに等しい。
【0061】
第3実施例によれば、STAの動作チャネル幅が160MHzである場合、EHT OM制御サブフィールド内のTx NSTS拡張サブフィールドはOM制御サブフィールド内のTx NSTSサブフィールドとともに、BWが80MHzより小さいか等しいEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大時空間ストリーム数NSTSを指示し、NSTS-1に設定される。ここで、Tx NSTS拡張サブフィールドはNSTSのMSBを提供し、Tx NSTSサブフィールドはNSTSの3つのLSBを提供する。上記に記述されたように、EHT PPDUはSTBCをサポートしていないため、STAによってサポートされる送信時の最大時空間ストリーム数NSTSは、STAによってサポートされる送信時の最大空間ストリーム数NSSに等しい。
【0062】
第3実施例によれば、STAの動作チャネル幅が160MHzである場合、式2によって、BWが160MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定する。
【数2】
【0063】
【0064】
第3実施例によれば、STAの動作チャネル幅が320MHzである場合、STAによってサポートされる受信時又は送信時の最大空間ストリーム数を決定するために、以下のオプションが使用される。
【0065】
第1オプション
第1オプションによれば、STAの動作チャネル幅が320MHzである場合、EHT OM制御サブフィールド内のRx NSS拡張サブフィールドはOM制御サブフィールド内のRx NSSサブフィールドとともに、BWが80MHzより小さいか等しいEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。ここで、Rx NSS拡張サブフィールドは、NSSのMSBを提供し、Rx NSSサブフィールドはNSSの3つのLSBを提供する。
【0066】
第1オプションによれば、STAの動作チャネル幅が320MHzである場合、式1によって、BWが160MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定し、また、式3によって、BWが320MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定する。
【数3】
【0067】
【0068】
第1オプションによれば、STAの動作チャネル幅が320MHzである場合、EHT OM制御サブフィールド内のTx NSTS拡張サブフィールドはOM制御サブフィールド内のTx NSTSサブフィールドとともに、BWが80MHzより小さいか等しいEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大時空間ストリーム数NSTSを指示し、NSTS-1に設定される。ここで、Tx NSTS拡張サブフィールドは、NSSのMSBを提供し、Tx NSTSサブフィールドはNSTSの3つのLSBを提供する。上記に記述されたように、EHT PPDUはSTBCをサポートしていないため、STAによってサポートされる送信時の最大時空間ストリーム数NSTSは、STAによってサポートされる送信時の最大空間ストリーム数NSSに等しい。
【0069】
第1オプションによれば、STAの動作チャネル幅が320MHzである場合、式2によって、BWが160MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定し、また、式4によって、BWが320MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定する。
【数4】
【0070】
【0071】
第2オプション
第2オプションによれば、STAの動作チャネル幅が320MHzである場合、EHT OM制御サブフィールド内のRx NSS拡張サブフィールドはOM制御サブフィールド内のRx NSSサブフィールドとともに、BWが80MHzより小さいか等しいEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。ここで、Rx NSS拡張サブフィールドは、NSSのMSBを提供し、Rx NSSサブフィールドはNSSの3つのLSBを提供する。
【0072】
第2オプションによれば、STAの動作チャネル幅が320MHzである場合、式1によって、BWが160MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定し、また、式5によって、BWが320MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定する。
【数5】
【0073】
【0074】
第2オプションによれば、STAの動作チャネル幅が320MHzである場合、EHT OM制御サブフィールド内のTx NSTS拡張サブフィールドはOM制御サブフィールド内のTx NSTSサブフィールドとともに、BWが80MHzより小さいか等しいEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大時空間ストリーム数NSTSを指示し、NSTS-1に設定される。ここで、Tx NSTS拡張サブフィールドはNSTSのMSBを提供し、Tx NSTSサブフィールドはNSTSの3つのLSBを提供する。上記に記述されたように、EHT PPDUはSTBCをサポートしていないため、STAによってサポートされる送信時の最大時空間ストリーム数NSTSは、STAによってサポートされる送信時の最大空間ストリーム数NSSに等しい。
【0075】
第2オプションによれば、STAの動作チャネル幅が320MHzである場合、式2によって、BWが160MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定し、また、式6によって、BWが320MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定する。
【数6】
【0076】
【0077】
第3オプション
第3オプションによれば、STAの動作チャネル幅が320MHzである場合、EHT OM制御サブフィールド内のRx NSS拡張サブフィールドはOM制御サブフィールド内のRx NSSサブフィールドとともに、BWが160MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数NSSを指示し、NSS-1に設定される。ここで、Rx NSS拡張サブフィールドは、NSSのMSBを提供し、Rx NSSサブフィールドはNSSの3つのLSBを提供する。
【0078】
第3オプションによれば、STAの動作チャネル幅が320MHzである場合、式7によって、BWが320MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定する。
【数7】
【0079】
式8によって、BWが80MHzより小さいか等しいEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定する。
【数8】
【0080】
第3オプションによれば、STAの動作チャネル幅が320MHzである場合、EHT OM制御サブフィールド内のTx NSTS拡張サブフィールドはOM制御サブフィールド内のTx NSTSサブフィールドとともに、BWが160MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大時空間ストリーム数NSTSを指示し、ここで、Tx NSTS拡張サブフィールドはNSTSのMSBを提供し、Tx NSTSサブフィールドはNSTSの3つのLSBを提供し、NSTS-1に設定される。上記に記述されたように、EHT PPDUはSTBCをサポートしていないため、STAによって送信のためにサポートされる最大時空間ストリーム数NSTSは、STAによってサポートされる送信時の最大空間ストリーム数NSSに等しい。
【0081】
第3オプションによれば、STAの動作チャネル幅が320MHzである場合、式9によって、BWが320MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定する。
【数9】
【0082】
式10によって、BWが80MHzより小さいか等しいEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定する。
【数10】
【0083】
第3実施例によれば、STAの動作チャネル幅が320MHzである場合、STAによって受信又は送信のためにサポートされる最大空間ストリーム数を決定するために、計算方法サブフィールドの設定に応じて、上記の3つのオプションのうちどれを使用するかを決定する。例えば、計算方法サブフィールドを0に設定する場合、第1オプションを使用することを表し、計算方法サブフィールドを1に設定する場合、第2オプションを使用することを表し、計算方法サブフィールドを2に設定する場合、第3オプションを使用することを表す。
【0084】
第3実施例によれば、UL MU無効化サブフィールド及びUL MUデータ無効化サブフィールドによって、許可されたUL MU動作及びトリガフレームに対する応答として伝送される許可されたフレームタイプを決定する。例えば、UL MU無効化サブフィールド及びUL MUデータ無効化サブフィールドをいずれも0に設定する場合、STAはすべてのトリガベースのUL MU伝送を有効にする。UL MU無効化サブフィールドを1に設定し、且つUL MUデータ無効化サブフィールドを0に設定する場合、STAはすべてのトリガベースのUL MU伝送を一時停止し、STAは受信したトリガフレームに対して応答しなくなる。UL MU無効化サブフィールドを0に設定し、且つUL MUデータ無効化サブフィールドを1に設定する場合、基本トリガフレームに応答するトリガベースのUL MUデータフレームの伝送は、STAによって一時停止(中断)できるが、STAによって、他のトリガベースのUL MU伝送は有効のままになることができる。
【0085】
第3実施例によれば、STAは、DL MU-MIMO再測定推荐サブフィールドを1に設定して、APがSTAとともにチャネルを再測定すること、又はチャネルサウンディング周波数の増加させることを推奨するようにSTAに指示する。サブフィールドを0に設定して、APチャネルサウンディング周波数に関する推奨がないことをSTAに指示する。
【0086】
第3実施例によれば、APがEHT OM制御サブフィールド及びOM制御サブフィールドを送信する場合、Tx NSTSサブフィールド、Tx NSTS拡張サブフィールド、DL MU-MIMO再測定推薦サブフィールド、UL MU無効化サブフィールド、及びUL MUデータ無効化サブフィールドは予約される。
【0087】
本発明によれば、STAが送信したEHT能力要素に基づいて、第1所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSS、第2所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSS、及び第3所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSを決定する。
【0088】
本発明によれば、STAが送信したEHT能力要素に基づいて、第1所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大送信NSS、第2所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大送信NSS、及び第3所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大送信NSSを決定する。
【0089】
本発明によれば、STAの動作チャネル幅が80MHzより大きいか等しい場合、BWが20MHz、40MHz又は80MHzであるEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大受信NSSは、以下のうちの小さい方に等しい。
【0090】
-所与のEHT-MCS値に対応する、EHT能力要素のEHT-MCSマッピング(BW≦80MHz、20MHzのSTAのみ除く)サブフィールドのうち、EHT-MCS 0~9フィールドをサポートする最大受信NSS(Rx Max Nss)の値、EHT-MCS 10~11フィールドをサポートする最大受信NSSの値又はEHT-MCS 12~13フィールドをサポートする最大受信NSSの値のいずれか1つ;
-Rx NSSタイプの値が0である場合、動作モード通知フレーム又は動作モード通知要素のRx NSS(BW≦80MHz)フィールドとRx NSS拡張(BW≦80MHz)フィールドの値が指示する、サポートされる最大NSS;又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素のRx NSS(BW≦80MHz)フィールドの値が指示する、サポートされる最大NSS;又は、EHT OM制御サブフィールドのRx NSS拡張フィールドとOM制御サブフィールドのRx NSSフィールドの値がともに指示する、サポートされる最大NSS。
【0091】
本発明によれば、STAの動作チャネル幅が160MHzより大きいか等しい場合、BWが160MHzであるEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大受信NSSは、以下のうちの小さい方に等しい。
【0092】
-所与のEHT-MCS値に対応する、EHT能力要素のEHT-MCSマッピング(BW=160MHz)サブフィールドのうち、EHT-MCS 0~9フィールドをサポートする最大受信NSSの値、EHT-MCS 10~11フィールドをサポートする最大送信NSSの値、又はEHT-MCS 12~13フィールドをサポートする最大受信NSSの値のいずれか1つ;
-Rx NSSタイプの値が0である場合、動作モード通知フレーム又は動作モード通知要素のRx NSS(BW=160MHz)フィールドの値が指示する、サポートされる最大NSS;又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素のRx NSS(BW=160MHz)フィールドの値が指示する、サポートされる最大NSS;又は、EHT OM制御サブフィールドのRx NSS拡張フィールドとOM制御サブフィールドのRx NSSフィールドの値がともに指示する、サポートされる最大NSS。
【0093】
本発明によれば、STAの動作チャネル幅が320MHzに等しい場合、BWが320MHzであるEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大受信NSSは、以下のうちの小さい方に等しい。
【0094】
-所与のEHT-MCS値に対応する、EHT能力要素のEHT-MCSマッピング(BW=320MHz)サブフィールドのうち、EHT-MCS 0~9フィールドをサポートする最大受信NSSの値、EHT-MCS 10~11フィールドをサポートする最大送信NSSの値、又はEHT-MCS 12~13フィールドをサポートする最大受信NSSの値のいずれか1つ;
-Rx NSSタイプの値が0である場合、動作モード通知フレーム又は動作モード通知要素のRx NSS(BW=320MHz)フィールドの値が指示する、サポートされる最大NSS;又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素のRx NSS(BW=320MHz)フィールドの値が指示する、サポートされる最大NSS;又は、EHT OM制御サブフィールドのRx NSS拡張フィールドとOM制御サブフィールドのRx NSSフィールドの値がともに指示する、サポートされる最大NSS。
【0095】
本発明によれば、STAの動作チャネル幅が80MHzより大きいか等しい場合、BWが20MHz、40MHz又は80MHzであるEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大送信NSSは、以下のうちの小さい方に等しい。
【0096】
-所与のEHT-MCS値に対応する、EHT能力要素のEHT-MCSマッピング(BW≦80MHz、20MHzのSTAのみ除く)サブフィールドのうち、EHT-MCS 0~9フィールドをサポートする最大送信NSS(Tx Max Nss)の値、EHT-MCS 10~11フィールドをサポートする最大送信NSSの値、又はEHT-MCS 12~13フィールドをサポートする最大送信NSSの値のいずれか1つ;
-動作モード通知フレーム又は動作モード通知要素のTx NSS(BW≦80MHz)フィールドの値が指示する、サポートされる最大NSS;又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素のTx NSS(BW≦80MHz)フィールドの値が指示する、サポートされる最大NSS;又は、EHT OM制御サブフィールドのTx NSTS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのTx NSTSフィールドの値がともに指示する、サポートされる最大NSS。
【0097】
本発明によれば、STAの動作チャネル幅が160MHzより大きいか等しい場合、BWが160MHzであるEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大送信NSSは、以下のうちの小さい方に等しい。
【0098】
-所与のEHT-MCS値に対応する、EHT能力要素のEHT-MCSマッピング(BW=160MHz)サブフィールドのうち、EHT-MCS 0~9フィールドをサポートする最大送信NSSの値、EHT-MCS 10~11フィールドをサポートする最大送信NSSの値、又はEHT-MCS 12~13フィールドをサポートする最大送信NSSの値のいずれか1つ;
-動作モード通知フレーム又は動作モード通知要素のTx NSS(BW=160MHz)フィールドの値が指示する、サポートされる最大NSS;又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素のTx NSS(BW=160MHz)フィールドの値が指示する、サポートされる最大NSS;又は、EHT OM制御サブフィールドのTx NSTS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのTx NSTSフィールドの値がともに指示する、サポートされる最大NSS。
【0099】
本発明によれば、STAの動作チャネル幅が320MHzに等しい場合、BWが320MHzであるEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大送信NSSは、以下のうちの小さい方に等しい。
【0100】
-所与のEHT-MCS値に対応する、EHT能力要素のEHT-MCSマッピング(BW=320MHz)サブフィールドのうち、EHT-MCS 0~9フィールドをサポートする最大送信NSSの値、EHT-MCS 10~11フィールドをサポートする最大送信NSSの値、又はEHT-MCS 12~13フィールドをサポートする最大送信NSSの値のいずれか1つ;
-動作モード通知フレーム又は動作モード通知要素のTx NSS(BW=320MHz)フィールドの値が指示する、サポートされる最大NSS;又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素のTx NSS(BW=320MHz)フィールドの値が指示する、サポートされる最大NSS;又は、EHT OM制御サブフィールドのTx NSTS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのTx NSTSフィールドの値がともに指示する、サポートされる最大NSS。
【0101】
本発明の第1実施例に対応する実施形態では、フレームが動作モード通知フレームであり、又はフレームが動作モード通知要素を含む場合、前記フレームは、チャネル幅サブフィールド、160/80+80BWサブフィールド、及び320BWサブフィールドを含み、STAによって受信及び送信のためにサポートされる動作チャネル幅を指示する。
【0102】
-チャネル幅サブフィールドを2に設定し、160/80+80BWサブフィールドを0に設定し、320BWサブフィールドを1に設定して、STAによって受信及び送信のためにサポートされる動作チャネル幅が320MHzであることを指示する。
【0103】
本発明の第1実施例に対応する実施形態では、前記フレームが動作モード通知フレームであり、又は前記フレームが動作モード通知要素を含む場合、前記フレームは、Rx NSS(BW≦80MHz)サブフィールド及びRx NSS拡張(BW≦80MHz)サブフィールドを含む。
【0104】
-STAによってサポートされる動作チャネル幅が80MHzより小さいか等しい場合、Rx NSS拡張(BW≦80MHz)サブフィールドはRx NSS(BW≦80MHz)サブフィールドとともに、BWがSTAによってサポートされる動作チャネル幅より小さいか等しいEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を指示する。
【0105】
-STAによってサポートされる動作チャネル幅が80MHzより大きい場合、Rx NSS拡張(BW≦80MHz)サブフィールドはRx NSS(BW≦80MHz)サブフィールドとともに、BWが20MHz、40MHz又は80MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を指示する。
【0106】
本発明の第2実施例に対応する実施形態では、前記フレームがEHT動作モード通知フレームであり、又は前記フレームがEHT動作モード通知要素を含む場合、前記フレームは、Rx NSS(BW≦80MHz)サブフィールドを含む。
【0107】
-STAによってサポートされる動作チャネル幅が80MHzより小さいか等しい場合、Rx NSS(BW≦80MHz)サブフィールドは、BWがSTAによってサポートされる動作チャネル幅より小さいか等しいEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を指示する。
【0108】
-STAによってサポートされる動作チャネル幅が80MHzより大きい場合、Rx NSS(BW≦80MHz)サブフィールドは、BWが20MHz、40MHz又は80MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を指示する。
【0109】
本発明の第1実施例及び第2実施例に対応する実施形態では、フレームが動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知フレームである場合、又はフレームが動作モード通知要素又はEHT動作モード通知要素を含む場合、前記フレームは、Rx NSS(BW=160MHz)サブフィールド及びRx NSS(BW=320BW)サブフィールドを含む。
【0110】
-STAによってサポートされる動作チャネル幅が80MHzより大きい場合、Rx NSS(BW=160MHz)サブフィールドは、BWが160MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を指示する。
【0111】
-STAによってサポートされる動作チャネル幅が320MHzである場合、Rx NSS(BW=320MHz)サブフィールドは、BWが320MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を指示する。
【0112】
本発明の第1実施例及び第2実施例に対応する実施形態では、フレームが動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知フレームである場合、又はフレームが動作モード通知要素又はEHT動作モード通知要素を含む場合、前記フレームは、Tx NSS(BW≦80MHz)サブフィールド、Tx NSS(BW=160MHz)サブフィールド、及びTx NSS(BW=320BW)サブフィールドを含む。
【0113】
-STAによってサポートされる動作チャネル幅が80MHzより小さいか等しい場合、Tx NSS(BW≦80MHz)サブフィールドは、BWがSTAによってサポートされる動作チャネル幅より小さいか等しいEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を指示する。
【0114】
-STAによってサポートされる動作チャネル幅が80MHzより大きい場合、Tx NSS(BW≦80MHz)サブフィールドは、BWが20MHz、40MHz又は80MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を指示する。Tx NSS(BW=160MHz)サブフィールドは、BWが160MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を指示する。
【0115】
-STAによってサポートされる動作チャネル幅が320MHzである場合、Tx NSS(BW=320MHz)サブフィールドは、BWが320MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を指示する。
【0116】
本発明の第1実施例及び第2実施例に対応する実施形態では、フレームが動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知フレームである場合、又はフレームが動作モード通知要素又はEHT動作モード通知要素を含む場合、前記フレームは、UL MU無効化サブフィールド及びUL MUデータ無効化サブフィールドを含み、許可されたUL MU動作及びトリガフレームに対する応答として伝送される許可されたフレームタイプを決定することができる。
【0117】
-UL MU無効化サブフィールド及びUL MUデータ無効化サブフィールドをいずれも0に設定する場合、STAはすべてのトリガベースのUL MU伝送を有効にする。
【0118】
-UL MU無効化サブフィールドを1に設定し、且つUL MUデータ無効化サブフィールドを0に設定する場合、STAはすべてのトリガベースのUL MU伝送を一時停止し、STAは受信したトリガフレームに対して応答しなくなる。
【0119】
-UL MU無効化サブフィールドを0に設定し、且つUL MUデータ無効化サブフィールドを1に設定する場合、基本トリガフレームに応答するトリガベースのUL MUデータフレームの伝送は、STAによって一時停止できるが、STAによって、他のトリガベースのUL MU伝送は有効のままになることができる。
【0120】
本発明の第1実施例及び第2実施例に対応する実施形態では、フレームが動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知フレームである場合、又はフレームが動作モード通知要素又はEHT動作モード通知要素を含む場合、前記フレームは、DL MU-MIMO再測定推薦サブフィールドを含み、前記DL MU-MIMO再測定推薦サブフィールドを1に設定して、APがSTAとともにチャネルを再測定するか、又はチャネルサウンディング周波数の増加させることを推奨するようにSTAに指示し、また、前記DL MU-MIMO再測定推薦サブフィールドを0に設定して、APチャネルサウンディング周波数に関する推奨がないことをSTAに指示する。
【0121】
本発明の第3実施例の第2オプションに対応する実施形態では、フレームがEHT OM制御サブフィールド及びOM制御サブフィールドを含む場合、STAの動作チャネル幅が320MHzであると、次の式によって、BWが320MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定する。
【数11】
【0122】
【0123】
【0124】
本発明の第3実施例の第3オプションに対応する実施形態では、フレームがEHT OM制御サブフィールド及びOM制御サブフィールドを含む場合、STAの動作チャネル幅が320MHzであると、次の式によって、BWが320MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定する。
【数13】
【0125】
【0126】
本発明の第3実施例の第3オプションに対応する実施形態では、フレームがEHT OM制御サブフィールド及びOM制御サブフィールドを含む場合、STAの動作チャネル幅が320MHzであると、次の式によって、BWが80MHzより小さいか等しいEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定する。
【数14】
【0127】
【0128】
本発明の第3実施例の第1オプションに対応する実施形態では、フレームがEHT OM制御サブフィールド及びOM制御サブフィールドを含む場合、STAの動作チャネル幅が320MHzであると、次の式によって、BWが320MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定する。
【数15】
【0129】
【0130】
本発明の第3実施例の第2オプションに対応する実施形態では、フレームがEHT OM制御サブフィールド及びOM制御サブフィールドを含む場合、STAの動作チャネル幅が320MHzであると、次の式によって、BWが320MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定する。
【数16】
【0131】
【0132】
【0133】
本発明の第3実施例の第3オプションに対応する実施形態では、フレームがEHT OM制御サブフィールド及びOM制御サブフィールドを含む場合、STAの動作チャネル幅が320MHzである場合、次の式によって、BWが320MHzであるEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定する。
【数18】
【0134】
【0135】
本発明の第3実施例の第3オプションに対応する実施形態では、フレームがEHT OM制御サブフィールド及びOM制御サブフィールドを含む場合、STAの動作チャネル幅が320MHzであると、次の式によって、BWが80MHzより小さいか等しいEHT PPDUを送信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定する。
【数19】
【0136】
【0137】
いくつかの実施例の商業的利益は以下の通りである。1.従来技術における問題点を解決する。2.OMを効率的に変更する。3.良好な通信性能を提供する。4.高い信頼性を提供する。5.本発明のいくつかの実施例は、チップセットサプライヤ、通信システム開発サプライヤ、乗用車、電車、トラック、バス、自転車、バイク、ヘルメットなどの自動車メーカー、ドローン(無人航空機)、スマートフォンメーカー、公安用通信機器、AR/VR機器メーカー(ゲーム、会議/セミナー、教育目的など)によって使用される。
【0138】
図9は、本発明の実施例による無線通信のための例示的なシステム700のブロック図である。任意の適切に構成されたハードウェア及び/又はソフトウェアを使用して本明細書で説明される実施例をシステムに実装させることができる。
図9には、システム700が示され、システム700は、無線周波数(RF)回路710、ベースバンド回路720、アプリケーション回路730、メモリ/記憶装置740、ディスプレイ750、カメラ760、センサ770、入力/出力(I/O)インターフェース780(少なくとも図示のようにお互いに結合されている)を含む。アプリケーション回路730は、1つ又は複数のシングルコア又はマルチコアプロセッサなどの回路を含み得るが、これらに限定されない。プロセッサは、グラフィックプロセッサ及び応用プロセッサなどの汎用プロセッサ及び専用プロセッサの任意の組み合せを含み得る。プロセッサは、メモリ/ストレージと結合されることができ、メモリ/ストレージに記憶された命令を実行して、様々なアプリケーション及び/又はオペレーティングシステムがシステム上で実行できるように構成される。
【0139】
ベースバンド回路720は、1つ又は複数のシングルコア又はマルチコアプロセッサなどの回路を含み得るが、これらに限定されない。プロセッサは、ベースバンドプロセッサを含み得る。ベースバンド回路は、RF回路を介して1つ又は複数の無線ネットワークとの通信を可能にする様々な無線制御機能を処理することができる。無線制御機能は、信号変調、エンコード、デコード、無線周波数シフトなどを含み得るが、これらに限定されない。いくつかの実施例では、ベースバンド回路は、1つ又は複数の無線技術と互換性のある通信を提供することができる。例えば、いくつかの実施例では、ベースバンド回路は、進化型汎用陸上無線アクセスネットワーク(EUTRAN:Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)、及び/又は他のワイヤレスメトロポリタンエリアネットワーク(WMAN:Wireless Metropolitan Area Network)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Network)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN:Wireless Personal Area Network)との通信をサポートすることができる。実施例では、1つのタイプ以上のワイヤレスプロトコルの無線通信をサポートするように構成されたベースバンド回路は、マルチモードベースバンド回路と称されることができる。
【0140】
様々な実施例では、ベースバンド回路720は、厳密な意味でベースバンド周波数にあると見なされない信号を使用して動作する回路を含み得る。例えば、いくつかの実施例では、ベースバンド回路は、ベースバンド周波数と無線周波数の間の中間周波数を有する信号を動作させる回路を含み得る。RF回路710は、変調された電磁放射を使用して、非固体媒体を介して無線ネットワークと通信することができる。様々な実施例では、RF回路は、無線ネットワークとの通信を容易にするために、スイッチ、フィルタ、増幅器などを含み得る。様々な実施例では、RF回路710は、厳密に無線周波数にあると見なされない信号で動作する回路を含み得る。例えば、いくつかの実施例では、RF回路は、ベースバンド周波数と無線周波数の間の中間周波数を有する信号を動作させる回路を含み得る。
【0141】
様々な実施例では、AP又はSTAに関して上記で説明した送信機回路、制御回路又は受信機回路は、RF回路、ベースバンド回路及びアプリケーション回路の1つ又は複数の回路で完全に又は部分的に具体化され得る。本明細書で使用される「回路」とは、特定用途向け集積回路(ASIC)、電子回路、プロセッサ(共有、専用又はグループ)、及び/又は1つ又は複数のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するためのメモリ(共有、専用、又はグループ)、論理回路組み合わせ、及び/又は説明された機能を提供する他の適切なハードウェアコンポーネントを指すことができる。いくつかの実施例では、電子装置回路は、1つ又は複数のソフトウェア又はファームウェアモジュールによって実現されることができ、又は回路に関する機能は、1つ又は複数のソフトウェア又はファームウェアモジュールによって実現され得る。いくつかの実施例では、ベースバンド回路、アプリケーション回路及び/又はメモリ/ストレージの構成要素の一部又は全ては、システムオンチップ(SOC:System On a Chip)で一緒に実現されてもよい。メモリ/ストレージ740は、例えば、システムのためのデータ及び/又は命令などをロード及び記憶するために使用され得る。実施例におけるメモリ/記憶装置は、適切な揮発性メモリの任意の組み合わせ、例えば、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic Random Access Memory)、及び/又は非揮発性メモリ、例えば、フラッシュメモリなどを含み得る。
【0142】
様々な実施例では、I/Oインターフェース780は、ユーザがシステムと相互作用できるように設計された1つ又は複数のユーザインターフェース及び/又は周辺部品がシステムと相互作用できるように設計された周辺コンポーネントインターフェースを含み得る。ユーザインターフェースは、物理キーボード又はキーパット、タッチパッド、スピーカ、マイクなどを含み得るが、これらに限定されない。周辺コンポーネントインターフェースは、非揮発性メモリポート、汎用シリアルバス(USB:Universal Serial Bus)ポート、オーディオジャック及び電源インターフェースを含み得るが、これらに限定されない。様々な実施例では、センサ770は、システムに関する環境条件及び/又は位置情報を決定するために、1つ又は複数の感知機器を含み得る。いくつかの実施例では、センサは、ジャイロセンサ、加速度計、近接センサ、環境光センサ及びポジショニングユニットを含み得るが、これらに限定されない。測位ユニットは、ベースバンド回路及び/又はRF回路の一部であってもよいし、又はベースバンド回路及び/又はRF回路と相互作用して、測位ネットワークのコンポーネント(例えば、全地球測位システム(GPS:Global Positioning System)衛星)と通信してもよい。
【0143】
様々な実施例では、ディスプレイ750は、液晶ディスプレイ及びタッチスクリーンディスプレイなどのディスプレイを含み得る。様々な実施例では、システム700は、ノートブックコンピューティング機器、タブレットコンピューティング機器、ネットブック、ウルトラブック、スマートフォン、AR/VRメガネなどのモバイルコンピューティング機器であってもよいが、これらに限定されない。様々な実施例では、システムは、より多い又はより少ないコンポーネント、及び/又は異なるアーキテクチャを有することができる。適切な場合、本発明で説明される方法は、コンピュータプログラムとして実現され得る。前記コンピュータプログラムは、非一時的記憶媒体などの記憶媒体に記憶されてもよい。
【0144】
当業者は、本発明の実施例で説明及び開示された各ユニット、アルゴリズム及びステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータ用のソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合せによって実現されることを理解すべきである。これらの機能がハードウェアで実行されるかソフトウェアで実行されるかは、技術的解決策の特定の適用条件及び設計要件に依存する。当業者は、異なる方式を使用して各特定応用の機能を実現することができ、このような実現は本発明の範囲を超えてはならない。当業者は、前記システム、装置及びユニットの作業プロセスはほぼ同じであり、前記実施例におけるシステム、装置及びユニットの作業プロセスを参照することができることを理解すべきである。説明の便宜上及び簡潔のために、本発明はこれらの作業プロセスについては再び詳細に説明しない。
【0145】
理解すべきこととして、他の方式を使用して本発明の実施例に開示されたシステム、機器及びユニットを実現できる。上記の実施例は、例示のみである。ユニットの分割は、単に論理機能に基づき、実現中には他の分割も存在する。複数のユニット又はコンポーネントは、別のシステムに組み合わせ又は統合されることができる。特定の機能を省略又はスキップすることもできる。一方、示された又は説明した相互結合、直接結合、又は通信結合は、電気的、機械的、又は他の形の一部のポート、デバイス又はユニットを介して間接的に又は通信的に動作する。個別のパーツとして説明されたユニットは、物理的に分離されている場合とされていない場合がある。表示するために使用されるユニットは、物理ユニットである場合も、物理ユニットでない場合もあり、即ち、1つの位置に配置されてもよいし、複数のネットワークユニットに分散されてもよい実施形態の目的に従って、ユニットの一部又は全部を使用することができる。また、各実施例における各能力要素は、1つの物理的に独立した処理ユニット又は2つ以上のユニットを有する1つの処理ユニットに統合されてもよい。
【0146】
ソフトウェア能力要素が実装され、また製品として販売される場合、ソフトウェア能力要素をコンピュータの読み取り可能記憶媒体に記憶することができる。このような理解に基づいて、本発明で提案する技術的解決案は、本質的に又は部分的に、ソフトウェア製品の形で実装され得る。又は、従来技術に有益な技術的解決案の一部は、ソフトウェア製品の形で実装され得る。コンピュータ内のソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、コンピューティング機器(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器など)に、本発明の実施例によって開示されるステップのすべて又は一部を実行させる複数のコマンドを含む。前記記憶媒体は、USBディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フロッピーディスク又はプログラムコードを記憶できる他の媒体を含む。
【0147】
本発明は、最も実用的で好ましい実施例と考えられるものに関連して説明したが、理解すべきこととして、本発明は開示された実施例に限定されず、添付の特許請求の範囲の最も広い解釈の範囲から逸脱することなくなされる様々な配置をカバーすることを意図する。
【手続補正書】
【提出日】2024-05-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信方法であって、
ステーション(STA)が動作モード情報を決定することであって、前記動作モード情報は、超ハイスループット(EHT)物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を送信又は受信するときに、前記STAによってサポートされる最大空間ストリーム数(NSS)を含む、ことと、
前記STAが、前記STAの動作チャネル幅及び前記EHT PPDUの帯域幅(BW)に基づいて、前記最大NSSを決定することと、を含む、無線通信方法。
【請求項2】
前記動作モード情報は、前記動作チャネル幅をさらに含み、前記動作モード情報は、データフレーム又は管理フレームの高効率(HE)バリアントハイスループット(HT)制御フィールドで搬送され、前記HEバリアントHT制御フィールドは、動作モード(OM)制御サブフィールド及びEHT OM制御サブフィールドを含む、
請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項3】
前記OM制御サブフィールドは、チャネル幅サブフィールドを含み、前記EHT OM制御サブフィールドは、チャネル幅拡張サブフィールドを含み、前記チャネル幅拡張サブフィールドは前記チャネル幅サブフィールドとともに、前記動作チャネル幅を指示する、
請求項2に記載の無線通信方法。
【請求項4】
前記OM制御サブフィールドは、Rx NSSサブフィールドを含み、前記EHT OM制御サブフィールドは、Rx NSS拡張サブフィールドを含み、前記Rx NSS拡張サブフィールド及び前記Rx NSSサブフィールドは、受信時にサポートされる最大NSSを指示するために使用される、
請求項2に記載の無線通信方法。
【請求項5】
前記動作チャネル幅が第2所定のBWに等しい場合、前記Rx NSS拡張サブフィールドは前記Rx NSSサブフィールドとともに、第1所定のBWより小さいか等しいBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを指示し、前記第1所定のBWは前記第2所定のBWより小さく、
前記第1所定のBWは80MHzであり、前記第2所定のBWは160MHzである、
請求項4に記載の無線通信方法。
【請求項6】
前記動作チャネル幅が第2所定のBWに等しい場合、前記Rx NSS値と1つの比率との積のフロア(floor)関数によって、前記第2所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記Rx NSS値は、前記EHT OM制御サブフィールド及び前記OM制御サブフィールドから導出され、前記比率は、前記第2所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSと、第1所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSとの比率であり、前記第1所定のBWは前記第2所定のBWより小さく、
EHT能力要素に基づいて、前記第1所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値のうちの前記最大受信NSSと、前記第2所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値のうちの前記最大受信NSSとを決定し、
前記第1所定のBWは80MHzであり、前記第2所定のBWは160MHzである、
請求項4に記載の無線通信方法。
【請求項7】
前記OM制御サブフィールドは、Tx NSTSサブフィールドを含み、前記EHT OM制御サブフィールドは、Tx NSTS拡張サブフィールドを含み、前記Tx NSTS拡張サブフィールド及び前記Tx NSTSサブフィールドは、送信時にサポートされる最大時空間ストリーム数(NSTS)を指示するために使用される、
請求項2に記載の無線通信方法。
【請求項8】
前記動作チャネル幅が第3所定のBWに等しい場合、Rx NSS値と1つの比率との積のフロア(floor)関数によって、前記第3所定のBWを有するEHT PPDUの受信時にサポートされる最大NSSを決定し、前記Rx NSS値は、前記EHT OM制御サブフィールド及び前記OM制御サブフィールドから導出され、前記比率は、前記第3所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSと、第1所定のBWにおけるすべてのRx EHT-MCS値に対応する最大受信NSSとの比率であり、前記第1所定のBWは前記第3所定のBWより小さく、
前記第1所定のBWは80MHzであり、前記第3所定のBWは320MHzである、
請求項4に記載の無線通信方法。
【請求項9】
前記Rx NSS拡張サブフィールドは、受信のための最大NSSの最上位ビット(MSB)を提供し、Rx NSSサブフィールドは、受信のための最大NSSの最下位ビット(LSB)の数を提供する、
請求項4に記載の無線通信方法。
【請求項10】
前記動作チャネル幅が所定のBWより大きいか等しい場合、前記所定のBWを有するEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大受信NSSは、
前記所定のBWに対応するEHT能力要素のEHT-MCSマッピングサブフィールドにおける前記所与のEHT-MCS値に対する最大受信NSSの値、
動作モード通知フレームのRx NSSフィールドの値が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、EHT OM制御サブフィールドのRx NSS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのRx NSSフィールドの値がとともに指示する、サポートされる最大受信NSS、のうちの小さい方に等しい、
請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項11】
前記動作チャネル幅が所定のBWに等しい場合、前記所定のBWを有するEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大受信NSSは、
前記所定のBWに対応するEHT能力要素のEHT-MCSマッピングサブフィールドにおける前記所与のEHT-MCS値に対する最大受信NSSの値、
動作モード通知フレームのRx NSSフィールドの値が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大受信NSS、又は、EHT OM制御サブフィールドのRx NSS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのRx NSSフィールドの値がとともに指示する、サポートされる最大受信NSS、のうちの小さい方に等しい、
請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項12】
前記動作チャネル幅が所定のBWより大きいか等しい場合、前記所定のBWを有するEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大送信NSSは、
前記所定のBWに対応するEHT能力要素のEHT-MCSマッピングサブフィールドにおける前記所与のEHT-MCS値に対する最大送信NSSの値、
動作モード通知フレームのTx NSSフィールドの値が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、EHT OM制御サブフィールドのTx NSTS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのTx NSTSフィールドの値がとともに指示する、サポートされる最大送信NSS、のうちの小さい方に等しい、
請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項13】
前記動作チャネル幅が所定のBWに等しい場合、前記所定のBWを有するEHT PPDUにおいて、所与のEHT-MCS値の最大送信NSSは、
前記所定のBWに対応するEHT能力要素のEHT-MCSマッピングサブフィールドにおける前記所与のEHT-MCS値に対する最大送信NSSの値、
動作モード通知フレームのTx NSSフィールドの値が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、EHT動作モード通知フレーム又はEHT動作モード通知要素が指示する、サポートされる最大送信NSS、又は、EHT OM制御サブフィールドのTx NSTS拡張フィールドの値とOM制御サブフィールドのTx NSTSフィールドの値がとともに指示する、サポートされる最大送信NSS、のうちの小さい方に等しい、
請求項1に記載の無線通信方法。
【請求項14】
前記STAの動作チャネル幅が160MHzである場合、式1によって、BWが160MHzであるEHT PPDUを受信するときに、STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定し、
【数1】
前記STAの動作チャネル幅が320MHzである場合、式1によって、BWが160MHzであるEHT PPDUを受信するときに、前記STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定し、また、式3によって、BWが320MHzであるEHT PPDUを受信するときに、前記STAによってサポートされる最大空間ストリーム数を決定し、
【数3】
請求項5又は6に記載の無線通信方法。
【請求項15】
ステーション(STA)であって、
メモリと、
トランシーバと、
前記メモリと前記トランシーバに結合されたプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、請求項1~14のいずれか一項に記載の方法を実行する、ステーション。
【国際調査報告】