IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司の特許一覧

特表2024-523907ビデオプレイプログレスバーの表示方法、装置、機器及び記憶媒体
<>
  • 特表-ビデオプレイプログレスバーの表示方法、装置、機器及び記憶媒体 図1
  • 特表-ビデオプレイプログレスバーの表示方法、装置、機器及び記憶媒体 図2
  • 特表-ビデオプレイプログレスバーの表示方法、装置、機器及び記憶媒体 図3
  • 特表-ビデオプレイプログレスバーの表示方法、装置、機器及び記憶媒体 図4
  • 特表-ビデオプレイプログレスバーの表示方法、装置、機器及び記憶媒体 図5
  • 特表-ビデオプレイプログレスバーの表示方法、装置、機器及び記憶媒体 図6
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-02
(54)【発明の名称】ビデオプレイプログレスバーの表示方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 5/93 20060101AFI20240625BHJP
   H04N 23/63 20230101ALI20240625BHJP
   G06F 3/0481 20220101ALI20240625BHJP
【FI】
H04N5/93
H04N23/63
H04N5/93 050
G06F3/0481
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023578192
(86)(22)【出願日】2022-08-05
(85)【翻訳文提出日】2023-12-19
(86)【国際出願番号】 CN2022110432
(87)【国際公開番号】W WO2023020296
(87)【国際公開日】2023-02-23
(31)【優先権主張番号】202110948822.2
(32)【優先日】2021-08-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ワン,セン
(72)【発明者】
【氏名】シァオ,ジュンポン
(72)【発明者】
【氏名】グァン,ウェイリン
(72)【発明者】
【氏名】ハン,シュアイ
【テーマコード(参考)】
5C122
5E555
【Fターム(参考)】
5C122EA42
5C122EA61
5C122FE03
5C122FH07
5C122FK12
5C122FK28
5C122FK34
5C122FK37
5C122FK38
5C122FK40
5C122HA13
5C122HA35
5C122HB01
5C122HB05
5E555AA26
5E555BA02
5E555BA04
5E555BB02
5E555BB04
5E555BC04
5E555CA12
5E555DA02
5E555DB22
5E555DC35
5E555DC82
5E555DC86
5E555DD06
5E555FA00
(57)【要約】
本開示は、ビデオプレイプログレスバーの表示方法、装置、機器及び記憶媒体を提供し、前記方法は、現在の時間の所定の時間周期に達することを検出した場合、ターゲットビデオのプレイ時間を取得するステップと、ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を決定するステップと、該比例関係に基づいて、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定するステップと、該位置情報に基づいて、第1カラーバーの終了位置及び第2カラーバーの開始位置を決定するステップと、第1カラーバーの終了位置に基づいて第1カラーバーを制作し、また、第2カラーバーの開始位置に基づいて第2カラーバーを制作するステップと、第1カラーバー及び第2カラーバーに基づいて、ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示するステップと、を含む。従来のビデオプレイプログレスバーの表示方法に比べて、本開示の実施例は、ビデオプレイプログレスバーの表示方法を強化し、プレイプログレスバーに対するますます多くのビデオタイプの異なる表示ニーズを満たす。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオプレイプログレスバーの表示方法であって、
現在の時間が所定の時間周期に達することを検出した場合、ターゲットビデオのプレイ時間を取得するステップと、
前記ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を決定するステップと、
前記比例関係に基づいて、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定するステップと、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、前記ターゲットビデオのプレイ時間を特徴づけるために使用される第1カラーバーの終了位置及び前記ターゲットビデオの未プレイ時間を特徴づけるために使用される第2カラーバーの開始位置を決定するステップであって、前記第1カラーバーのカラーは、前記第2カラーバーのカラーと異なるステップと、
前記第1カラーバーの終了位置に基づいて前記第1カラーバーを制作し、また、前記第2カラーバーの開始位置に基づいて前記第2カラーバーを制作するステップと、
前記第1カラーバー及び前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示するステップと、を含む、方法。
【請求項2】
前記第1カラーバー及び前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示する前記ステップの前に、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作するステップを更に含み、
それに応じて、前記第1カラーバー及び前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示する前記ステップは、
前記所定の動画、及び前記第1カラーバーと前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作する前記ステップの前に、
前記比例関係に基づいて、所定の動画の前記比例関係に比例する拡大倍率を決定するステップを更に含み、
それに応じて、前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作する前記ステップは、
前記拡大倍率に基づいて、前記所定の動画に対応する初期サイズの元図を拡大して、拡大後の動画を取得するステップと、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、前記拡大後の動画を制作するステップと、を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作する前記ステップの前に、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報は、前記ビデオプレイプログレスバーの終点位置であるかどうかを決定するステップと、
それに応じて、前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作するステップを更に含み、
前記位置情報が前記ビデオプレイプログレスバーの終点位置ではないことを決定した場合、前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作するステップを含む、請求項2又は3に記載の方法。
【請求項5】
前記ターゲットビデオは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプに属し、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーは、ドラッグ機能及びクリック機能をサポートしない、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1カラーバーの終了位置に基づいて前記第1カラーバーを制作し、また、前記第2カラーバーの開始位置に基づいて前記第2カラーバーを制作する前記ステップの前に、
前記ビデオプレイプログレスバーの始点位置を前記第1カラーバーの開始位置に決定し、また、前記ビデオプレイプログレスバーの終点位置を前記第2カラーバーの終了位置に決定するステップを更に含み、
それに応じて、前記第1カラーバーの終了位置に基づいて前記第1カラーバーを制作し、また、前記第2カラーバーの開始位置に基づいて前記第2カラーバーを制作する前記ステップは、
前記第1カラーバーの開始位置及び終了位置に基づいて、前記第1カラーバーを制作するステップと、
前記第2カラーバーの開始位置及び終了位置に基づいて、前記第2カラーバーを制作するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
ビデオプレイプログレスバーの表示装置であって、
現在の時間が所定の時間周期に達することを検出した場合、ターゲットビデオのプレイ時間を取得するための第1取得モジュールと、
前記ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を決定するための第1決定モジュールと、
前記比例関係に基づいて、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定するための第2決定モジュールと、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、第1カラーバーの終了位置及び第2カラーバーの開始位置を決定するための第3決定モジュールであって、前記第1カラーバーは、前記ターゲットビデオのプレイ時間を特徴づけるために使用され、前記第2カラーバーは、前記ターゲットビデオの未プレイ時間を特徴づけるために使用され、前記第1カラーバーのカラーは、前記第2カラーバーのカラーと異なる第3決定モジュールと、
前記第1カラーバーの終了位置に基づいて前記第1カラーバーを制作し、また、前記第2カラーバーの開始位置に基づいて前記第2カラーバーを制作するための第1制作モジュールと、
前記第1カラーバー及び前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示するための表示モジュールと、を含む、装置。
【請求項8】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体に命令が記憶され、前記命令が端末機器で実行される場合、前記端末機器は、請求項1~6のいずれか1項に記載の方法を実装する、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項9】
機器であって、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで実行され得るコンピュータプログラムと、を含み、前記プロセッサで前記コンピュータプログラムが実行される場合、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法が実装される、機器。
【請求項10】
コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム/命令を含み、プロセッサで前記コンピュータプログラム/命令が実行される場合、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法が実装される、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2021年8月18日に出願された「ビデオプレイプログレスバーの表示方法、装置、機器及び記憶媒体」と題する中国特許出願第202110948822.2号の優先権を主張し、本願の内容全体は、参照により本願に組み込まれる。
【0002】
本開示は、データ処理の技術分野に関し、特にビデオプレイプログレスバーの表示方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
イインターネットビデオの分野では、ビデオプレイの進行状況を表示するために、ビデオプレイプログレスバーが使用される。
【0004】
現在、通常、システムの長板状の矩形コントロールは、ビデオプレイの進行状況を表示するためのキャリアとして使用され、すなわち、プレイの進行状況の成長を表示するために、ある固定方向に成長するように矩形の画像が制作される。上記方法で表示されるビデオプレイプログレスバーは、ドラッグ可能、クリック可能などの機能を備え、それによって上記ビデオプレイプログレスバーに基づいてプレイされるビデオは、リプレイなどの機能をサポートする。
【0005】
インターネットショートビデオテクノロジの継続的な発展に伴い、ビデオタイプに対する人々の要求はますます多様化しており、ビデオタイプが異なれば、プレイプログレスバーの表示要件も異なる場合があり、そのため、ますます多くのビデオタイプのプレイプログレスバーの様々な表示ニーズを満たすために、ビデオプレイプログレスバーの表示方法を強化する方法は、早急に解決する必要がある技術的問題である。
【発明の概要】
【0006】
上記技術的問題を解決、又は少なくとも上記技術的問題を部分的に解決するために、本開示は、従来のビデオプレイプログレスバーの表示方法を提供し、それは、ビデオプレイプログレスバーの表示方法を強化し、プレイプログレスバーに対するますます多くのビデオタイプの異なる表示ニーズを満たす。
【0007】
第1態様では、本開示は、ビデオプレイプログレスバーの表示方法を提供し、前記方法は、
【0008】
現在の時間の所定の時間周期に達することを検出した場合、ターゲットビデオのプレイ時間を取得するステップと、
前記ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を決定するステップと、
前記比例関係に基づいて、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定するステップと、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、第1カラーバーの終了位置及び第2カラーバーの開始位置を決定するステップであって、前記第1カラーバーは、前記ターゲットビデオのプレイ時間を特徴づけるために使用され、前記第2カラーバーは、前記ターゲットビデオの未プレイ時間を特徴づけるために使用され、前記第1カラーバーのカラーは、前記第2カラーバーのカラーと異なるステップと、
前記第1カラーバーの終了位置に基づいて前記第1カラーバーを制作し、また、前記第2カラーバーの開始位置に基づいて前記第2カラーバーを制作するステップと、
前記第1カラーバー及び前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示するステップと、を含む。
【0009】
任意選択的な一実施形態では、前記第1カラーバー及び前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示する前記ステップの前に、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作するステップを更に含み、
それに応じて、前記第1カラーバー及び前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示する前記ステップは、
前記所定の動画、及び前記第1カラーバーと前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示するステップを含む。
【0010】
任意選択的な一実施形態では、前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作する前記ステップの前に、
前記比例関係に基づいて、所定の動画の拡大倍率を決定するステップであって、前記拡大倍率は、前記比例関係に比例するステップを更に含み、
それに応じて、前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作する前記ステップは、
前記拡大倍率に基づいて、前記所定の動画に対応する初期サイズの元図を拡大して、拡大後の動画を取得するステップと、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、前記拡大後の動画を制作するステップと、を含む。
【0011】
任意選択的な一実施形態では、前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作する前記ステップの前に、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報は、前記ビデオプレイプログレスバーの終点位置であるかどうかを決定するステップを更に含み、
それに応じて、前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作するス前記テップは、
前記位置情報が前記ビデオプレイプログレスバーの終点位置ではないことを決定した場合、前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作するステップを含む。
【0012】
任意選択的な一実施形態では、前記ターゲットビデオは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプに属し、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーは、ドラッグ機能及びクリック機能をサポートしない。
【0013】
任意選択的な一実施形態では、前記第1カラーバーの終了位置に基づいて前記第1カラーバーを制作し、また、前記第2カラーバーの開始位置に基づいて前記第2カラーバーを制作する前記ステップの前に、
前記ビデオプレイプログレスバーの始点位置を前記第1カラーバーの開始位置に決定し、また、前記ビデオプレイプログレスバーの終点位置を前記第2カラーバーの終了位置に決定するステップを更に含み、
それに応じて、前記第1カラーバーの終了位置に基づいて前記第1カラーバーを制作し、また、前記第2カラーバーの開始位置に基づいて前記第2カラーバーを制作する前記ステップは、
前記第1カラーバーの開始位置及び終了位置に基づいて、前記カラーバーを制作するステップと、
前記第2カラーバーの開始位置及び終了位置に基づいて、前記第2カラーバーを制作するステップと、を含む。
【0014】
第2態様では、本開示は、ビデオプレイプログレスバーの表示装置を提供し、前記装置は、
現在の時間の所定の時間周期に達することを検出した場合、ターゲットビデオのプレイ時間を取得するための第1取得モジュールと、
前記ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を決定するための第1決定モジュールと、
前記比例関係に基づいて、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定するための第2決定モジュールと、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、第1カラーバーの終了位置及び第2カラーバーの開始位置を決定するための第3決定モジュールであって、前記第1カラーバーは、前記ターゲットビデオのプレイ時間を特徴づけるために使用され、前記第2カラーバーは、前記ターゲットビデオの未プレイ時間を特徴づけるために使用され、前記第1カラーバーのカラーは、前記第2カラーバーのカラーと異なる第3決定モジュールと、
前記第1カラーバーの終了位置に基づいて前記第1カラーバーを制作し、また、前記第2カラーバーの開始位置に基づいて前記第2カラーバーを制作するための第1制作モジュールと、
前記第1カラーバー及び前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示するための表示モジュールと、を含む。
【0015】
第3態様では、本開示は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体に命令が記憶され、前記命令が端末機器で実行される場合、前記端末機器は、上記方法を実装する。
【0016】
第4態様では、本開示は、機器を提供し、該機器は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで実行され得るコンピュータプログラムと、を含み、前記プロセッサで前記コンピュータプログラムが実行される場合、上記方法が実装される。
第5態様では、本開示は、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム/命令を含み、プロセッサで前記コンピュータプログラム/命令が実行される場合、上記方法が実装される。
【0017】
従来技術に比べて、本開示の実施例によって提供される技術的解決手段は、少なくとも以下の利点を有する。
【0018】
本開示の実施例は、ビデオプレイプログレスバーの表示方法を提供し、まず、現在の時間の所定の時間周期に達することを検出した場合、ターゲットビデオのプレイ時間を取得し、ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を決定する。次に、該比例関係に基づいて、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定し、該位置情報に基づいて、第1カラーバーの終了位置及び第2カラーバーの開始位置を決定する。更に、第1カラーバーの終了位置に基づいて第1カラーバーを制作し、また、第2カラーバーの開始位置に基づいて第2カラーバーを制作し、第1カラーバー及び第2カラーバーに基づいて、ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示する。現在、システムの長板状の矩形コントロールをビデオプレイの進行状況を表示するためのキャリアとして使用してビデオのプレイプログレスを表示する方法に比べて、本開示の実施例によって提供されたビデオプレイプログレスバーの表示方法は、ビデオプレイプログレスバーの表示方法を強化し、プレイプログレスバーに対するますます多くのビデオタイプの異なる表示ニーズを満たす。
【図面の簡単な説明】
【0019】
本明細書に組み込まれ、その一部を構成する添付の図面は、本開示と一致する実施例を示し、説明とともに、本開示の原理を説明するのに役立つ。
【0020】
本開示の実施例又は従来技術の技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、実施例又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に紹介し、明らかに、当業者にとって、創造的な労働なしで、これらの図面に基づいて他の図面を取得することができる。
【0021】
図1】本公開の実施例によって提供されたビデオプレイプログレスバーの表示方法の流れ図である。
図2】本開示の実施例によって提供されたビデオプレイプログレスバーの概略図である。
図3】本開示の実施例によって提供されたビデオプレイインターフェースの概略図である。
図4】本公開の実施例によって提供された別のビデオプレイプログレスバーの表示方法の流れ図である。
図5】本開示の実施例によって提供されたビデオプレイプログレスバーの表示装置の構造概略図である。
図6】本開示の実施例によって提供されたビデオプレイプログレスバーの表示機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本開示の上記目的、特徴及び利点をより明確にするために、以下では、本開示を更に説明する。なお、衝突がないという条件で、本開示の実施例及び実施例の特徴は、相互に組み合わせることができる。
【0023】
以下の説明では、本開示を完全に理解するために、多数の詳細が記載され、しかし、本開示は、ここで説明した以外の方法で実施することもでき、明らかに、明細書における実施例は、本開示の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。
【0024】
インターネットショートビデオテクノロジの継続的な発展に伴い、ビデオタイプに対する人々の要求はますます多様化しており、ビデオタイプが異なれば、プレイプログレスバーの表示要件も異なる場合がある。
【0025】
例えば、一瞬だけあるビデオタイプは、各ユーザ(ビデオ作成者を除く)に対して1回しかプレイできないビデオタイプである。一瞬だけあるビデオタイプが1回しかプレイできないという特徴に基づいて、明らかに、現在のビデオプレイプログレスバーがドラッグ可能、クリック可能などの表示方法は、一瞬だけあるビデオの要件を満たさない。
【0026】
そのため、ますます多くのビデオタイプのプレイプログレスバーの様々な表示ニーズを満たすために、ビデオプレイプログレスバーの表示方法を強化する方法は、早急に解決する必要がある技術的問題である。
【0027】
そのため、本開示の実施例は、ビデオプレイプログレスバーの表示方法を提供し、まず、現在の時間の所定の時間周期に達することを検出した場合、ターゲットビデオのプレイ時間を取得し、ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を決定する。次に、該比例関係に基づいて、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定し、該位置情報に基づいて、第1カラーバーの終了位置及び第2カラーバーの開始位置を決定する。更に、第1カラーバーの終了位置に基づいて第1カラーバーを制作し、また、第2カラーバーの開始位置に基づいて第2カラーバーを制作し、第1カラーバー及び第2カラーバーに基づいて、ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示する。現在、システムの長板状の矩形コントロールをビデオプレイの進行状況を表示するためのキャリアとして使用してビデオのプレイプログレスを表示する方法に比べて、本開示の実施例によって提供されたビデオプレイプログレスバーの表示方法は、ビデオプレイプログレスバーの表示方法を強化し、プレイプログレスバーに対するますます多くのビデオタイプの異なる表示ニーズを満たす。
【0028】
それに基づいて、本開示の実施例は、ビデオプレイプログレスバーの表示方法を提供し、図1は本公開の実施例によって提供されたビデオプレイプログレスバーの表示方法の流れ図を示し、該方法は、
S101、現在の時間の所定の時間周期に達することを検出した場合、ターゲットビデオのプレイ時間を取得する。
【0029】
本開示の実施例では、ビデオプレイプログレスバーを制作するための時間周期を予め設定し、例えば、所定の時間周期は、0.2秒として設定することができる。すなわち、ターゲットビデオのプレイ時間を0.2秒ごとに取得する。
【0030】
実際の用途では、タイマーを使用して、所定の時間周期ごと(例えば、0.2秒ごと)にターゲットビデオのプレイ時間を取得することができる。また、ターゲットビデオの合計時間を予め取得することもできる。
【0031】
本開示の実施例は、ターゲットビデオのプレイ時間及びビデオの合計時間の取得方法を限定しない。
【0032】
S102、前記ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を決定する。
【0033】
本開示の実施例では、ビデオのプレイ時間及びビデオの合計時間を取得した後、プレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を計算する。プレイ時間とビデオの合計時間との比例関係は、ターゲットビデオの現在のプレイ進行状況を特徴づけることができる。
【0034】
任意選択的な一実施形態では、プレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を決定した後、まず、該比例関係が0又は1であるかどうかを判断し、該比例関係が0であることを決定した場合、ターゲットビデオがプレイされないことを示し、該比例関係が1であることを決定した場合、ターゲットビデオのプレイが終了することを示す。
【0035】
S103、前記比例関係に基づいて、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定する。
【0036】
本開示の実施例では、プレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を決定した後、該比例関係に基づいて、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定する。具体的には、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を使用して、前記ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を表示する。
【0037】
ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報は、基準バーがビデオプレイプログレスバーの開始位置又は終了位置から離れる距離を含み得、プログレスバーは、予め設定された透明な垂直バーであり得、基準バーは、ビデオプレイプログレスバーの制作参照バーとして使用することができる。
【0038】
実際の用途では、ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係が0である場合と仮定すると、ターゲットビデオがプレイされないことを示し、この場合、基準バーがビデオプレイプログレスバーの一番左の位置にあることを決定できる。ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係が1である場合と仮定すると、ターゲットビデオのプレイが終了することを示し、この場合、基準バーがビデオプレイプログレスバーの一番右の位置にあることを決定できる。実際の用途では、ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係が1/2である場合と仮定すると、ターゲットビデオがプレイ中であることを示し、この場合、基準バーがビデオプレイプログレスバーの中央の位置にあることを決定できる。ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係が他の数値であるという状況について、上記内容を参照することができ、ここでは説明を省略する。
【0039】
S104、前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、第1カラーバーの終了位置及び第2カラーバーの開始位置を決定する。
【0040】
前記第1カラーバーは、前記ターゲットビデオのプレイ時間を特徴づけるために使用され、前記第2カラーバーは、前記ターゲットビデオの未プレイ時間を特徴づけるために使用され、前記第1カラーバーのカラーは、前記第2カラーバーのカラーと異なる。
【0041】
本開示の実施例では、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定した後、該位置情報を第1カラーバーの終了位置に決定し、また、該位置情報を第2カラーバーの開始位置に決定する。
【0042】
第1カラーバーがターゲットビデオのプレイ時間を特徴づけるために使用されるため、第1カラーバーの開始位置は、ターゲットビデオの開始時刻、すなわち、ビデオプレイプログレスバーの一番左の位置に対応する。従って、本開示の実施例では、ビデオプレイプログレスバーの一番左の位置を第1カラーバーの開始位置に決定し、また、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を第1カラーバーの終了位置に決定する。
【0043】
同様に、第2カラーバーは、ターゲットビデオの未プレイ時間を特徴づけるために使用されるため、第2カラーバーの終了位置は、ターゲットビデオの終了時刻、すなわち、ビデオプレイプログレスバーの一番右の位置に対応する。従って、本開示の実施例では、ビデオプレイプログレスバーの一番右の位置を第2カラーバーの終了位置に決定し、また、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を第2カラーバーの開始位置に決定する。
【0044】
実際の用途では、ビデオプレイプログレスバーの起点位置を第1カラーバーの開始位置に決定し、また、ビデオプレイプログレスバーの終点位置を第2カラーバーの終了位置に決定することで、第1カラーバーの開始位置及び終了位置に基づいて、第1カラーバーを制作、また、第2カラーバーの開始位置及び終了位置に基づいて、第2カラーバーを制作することができる。
【0045】
また、ビデオプレイプログレスバーに基づいてターゲットビデオの進行状況を表示できるように、明白なコントラストを持つ2つの異なる色を、それぞれ第1カラーバーと第2カラーバーの色として使用することができる。例えば、第1カラーバーはグラデーショングレーバーであり得、第2カラーバーは白色バーであり得る。
【0046】
S105、前記第1カラーバーの終了位置に基づいて前記第1カラーバーを制作し、また、前記第2カラーバーの開始位置に基づいて前記第2カラーバーを制作する。
【0047】
本開示の実施例では、第1カラーバーの開始位置、終了位置及びカラーを決定した後、カラーバーを制作する。また、第2カラーバーの開始位置、終了位置及びカラーを決定した後、第2カラーバーを制作する。
【0048】
任意選択的な一実施形態では、ターゲットビデオのプレイページの下方及びビデオプログレスバーの表示領域には、第1カラーバー及び第2カラーバーを制作する。
【0049】
S106、前記第1カラーバー及び前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示する。
【0050】
本開示の実施例では、第1カラーバー及び第2カラーバーの制作が完了した後、第1カラーバー及び第2カラーバーで構成されるターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示する。図2は、本開示の実施例によって提供されたビデオプレイプログレスバーの概略図を示す。第1カラーバーは灰色バー、第2カラーバーは白色バーであり、第1カラーバーと第2カラーバーで構成されるビデオプレイプログレスバーに基づいて、ターゲットビデオのプレイ進行状況を表示する。図3は、本開示の実施例によって提供されたビデオプレイインターフェースの概略図を示し、ビデオのプレイページの下方には、ビデオプレイプログレスバーを表示する。
【0051】
本開示の実施例によって提供されたビデオプレイプログレスバーの表示方法では、まず、現在の時間の所定の時間周期に達することを検出した場合、ターゲットビデオのプレイ時間を取得し、ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を決定する。次に、該比例関係に基づいて、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定し、該位置情報に基づいて、第1カラーバーの終了位置及び第2カラーバーの開始位置を決定する。更に、第1カラーバーの終了位置に基づいて第1カラーバーを制作し、また、第2カラーバーの開始位置に基づいて第2カラーバーを制作し、第1カラーバー及び第2カラーバーに基づいて、ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示する。現在、システムの長板状の矩形コントロールをビデオプレイの進行状況を表示するためのキャリアとして使用してビデオのプレイプログレスを表示する方法に比べて、本開示の実施例によって提供されたビデオプレイプログレスバーの表示方法は、ビデオプレイプログレスバーの表示方法を強化し、プレイプログレスバーに対するますます多くのビデオタイプの異なる表示ニーズを満たす。
【0052】
本開示の実施例では、ターゲットビデオは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプ、すなわち、上記一瞬だけあるビデオタイプに属し、従って、本開示の実施例におけるターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーは、ドラッグ機能及びクリック機能をサポートしないため、ターゲットビデオが各ユーザに対して1回しかプレイできない。
【0053】
ビデオプレイプログレスバーの表示効果を更に向上させるために、本開示の実施例は、ビデオプレイプログレスバーに所定の動画を制作することができ、それによってターゲットビデオのプレイ過程におけるビデオプレイプログレスバーの表現力を向上させる。
【0054】
従って、本開示の実施例は、ビデオプレイプログレスバーの表示方法を更に提供し、図4は、本公開の実施例によって提供されたビデオプレイプログレスバーの表示方法の流れ図を示し、該方法は、以下を含む。
【0055】
S401、現在の時間の所定の時間周期に達することを検出した場合、ターゲットビデオのプレイ時間を取得する。
【0056】
S402、前記ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を決定する。
【0057】
S403、前記比例関係に基づいて、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定する。
【0058】
S404、前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、第1カラーバーの終了位置及び第2カラーバーの開始位置を決定する。
【0059】
前記第1カラーバーは、前記ターゲットビデオのプレイ時間を特徴づけるために使用され、前記第2カラーバーは、前記ターゲットビデオの未プレイ時間を特徴づけるために使用され、前記第1カラーバーのカラーは、前記第2カラーバーのカラーと異なる。
【0060】
S405、前記第1カラーバーの終了位置に基づいて前記第1カラーバーを制作し、また、前記第2カラーバーの開始位置に基づいて前記第2カラーバーを制作する。
【0061】
本開示の実施例におけるS401~S405について、上記実施例におけるS101~S105を参照することができ、ここでは説明を省略する。
【0062】
S406、前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作する。
【0063】
本開示の実施例では、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定した後、該位置情報を所定の動画の制作位置に決定し、該制作位置に所定の動画を制作する。
【0064】
図2に示すように、所定の動画は、炎が燃えるという動画であり得、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定した後、該位置情報箇所に炎が燃えるという動画を制作することで、ターゲットビデオのプレイ過程では、ビデオプレイプログレスバーに炎が燃えるという効果を達成し、一瞬だけあるビデオタイプの「読み込むと消える」、各ユーザに対して1回しかプレイできないという特徴を表す。
【0065】
ビデオプレイプログレスバーの表示効果を更に向上させるために、本開示の実施例では、ターゲットビデオのプレイ過程において、プレイ時間が大きくなると、制作される所定の動画も大きくなる。
【0066】
実際の用途では、所定の動画を制作する前に、まず、ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を決定し、次に、該比例関係に基づいて、所定の動画の拡大倍率を決定し、拡大倍率は、該比例関係に比例し、すなわち、該比例関係が大きいほど、所定の動画の拡大倍率も大きくなる。
【0067】
任意選択的な一実施形態では、拡大倍率は比例関係に比例し、具体的には、拡大倍率=1+0.5*比例関係となる。
【0068】
所定の動画の拡大倍率を決定した後、決定した拡大倍率に基づいて、所定の動画に対応する初期サイズの元図を拡大して、拡大後の動画を取得する。次に、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報に基づいて、該拡大後の動画を制作する。
【0069】
S407、前記所定の動画、及び前記第1カラーバーと前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示するために使用される。
【0070】
本開示の実施例では、所定の動画、第1カラーバー及び第2カラーバーの制作が完了した後、第1カラーバー、第2カラーバー及び所定の動画で構成されるターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示する。
【0071】
なお、ビデオプレイプログレスバーにおける所定の動画は、通常、ビデオプレイが完了する場合に表示されないため、本開示の実施例では、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定した後、該位置情報がビデオプレイプログレスバーの終点位置、すなわち、最終の位置であるかどうかを決定し、該位置情報がビデオプレイプログレスバーの終点位置ではないことを決定した場合、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作し、そうではない場合、ターゲットビデオがプレイの終了状態にあることを示し、この場合、ビデオプレイプログレスバーに所定の動画を制作しない。
【0072】
現在、システムの長板状の矩形コントロールをビデオプレイの進行状況を表示するためのキャリアとして使用してビデオのプレイプログレスを表示する方法に比べて、本開示の実施例によって提供されたビデオプレイプログレスバーの表示方法は、ビデオプレイプログレスバーの表示方法を強化し、プレイプログレスバーに対するますます多くのビデオタイプの異なる表示ニーズを満たす。
【0073】
なお、本開示の実施例では、更に、ビデオプレイプログレスバーに炎が燃えるような動画効果を表示することができ、それは、ビデオプレイプログレスバーの表示効果を更に向上させ、ユーザ体験を向上させる。
【0074】
上記方法の実施例と同じ発明概念に基づいて、本開示は、ビデオプレイプログレスバーの表示装置を更に提供し、図5は、本開示の実施例によって提供されたビデオプレイプログレスバーの表示装置の構造概略図を開示し、前記装置は、
現在の時間の所定の時間周期に達することを検出した場合、ターゲットビデオのプレイ時間を取得するための第1取得モジュール501と、
前記ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を決定するための第1決定モジュール502と、
前記比例関係に基づいて、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定するための第2決定モジュール503と、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、第1カラーバーの終了位置及び第2カラーバーの開始位置を決定するための第3決定モジュール504であって、前記第1カラーバーは、前記ターゲットビデオのプレイ時間を特徴づけるために使用され、前記第2カラーバーは、前記ターゲットビデオの未プレイ時間を特徴づけるために使用され、前記第1カラーバーのカラーは、前記第2カラーバーのカラーと異なる第3決定モジュール504と、
前記第1カラーバーの終了位置に基づいて前記第1カラーバーを制作し、また、前記第2カラーバーの開始位置に基づいて前記第2カラーバーを制作するための第1制作モジュール505と、
前記第1カラーバー及び前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示するための表示モジュール506と、を含む。
【0075】
任意選択的な一実施形態では、前記装置は、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作するための第2制作モジュールを更に含み、
それに応じて、前記表示モジュールは、具体的には、
前記所定の動画、及び前記第1カラーバーと前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示するために使用される。
【0076】
任意選択的な一実施形態では、前記装置は、
前記比例関係に基づいて、所定の動画の拡大倍率を決定するための第4決定モジュールであって、前記拡大倍率は、前記比例関係に比例する第4決定モジュールを更に含み、
それに応じて、前記第2制作モジュールは、
前記拡大倍率に基づいて、前記所定の動画に対応する初期サイズの元図を拡大して、拡大後の動画を取得するための拡大サブモジュールと、
第2制作モジュールは、前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、前記拡大後の動画を制作するための第1制作サブモジュールと、を含む。
【0077】
任意選択的な一実施形態では、前記装置は、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報は、前記ビデオプレイプログレスバーの終点位置であるかどうかを決定するための第5決定モジュールを更に含み、
それに応じて、前記第2制作モジュールは、
前記第5決定モジュールによって前記位置情報が前記ビデオプレイプログレスバーの終点位置ではないことを決定した場合、前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作するための第2制作サブモジュールを含む。
【0078】
任意選択的な一実施形態では、前記ターゲットビデオは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプに属し、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーは、ドラッグ機能及びクリック機能をサポートしない。
【0079】
任意選択的な一実施形態では、前記装置は、
前記ビデオプレイプログレスバーの始点位置を前記第1カラーバーの開始位置に決定し、また、前記ビデオプレイプログレスバーの終点位置を前記第2カラーバーの終了位置に決定するための第6決定モジュールを更に含む。
【0080】
それに応じて、前記第1制作モジュールは、
前記第1カラーバーの開始位置及び終了位置に基づいて、前記カラーバーを制作するための第3制作サブモジュールと、
前記第2カラーバーの開始位置及び終了位置に基づいて、前記第2カラーバーを制作するための第4制作サブモジュールと、を含む。
【0081】
上記方法及び装置に加えて、本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、コンピュータ可読記憶媒体に命令が記憶され、前記命令が端末機器で実行される場合、前記端末機器は、本開示の実施例に記載のビデオプレイプログレスバーの表示方法を実装する。
【0082】
本開示は、コンピュータプログラム製品を更に提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム/命令を含み、プロセッサで前記コンピュータプログラム/命令が実行される場合、本開示の実施例に記載のビデオプレイプログレスバーの表示方法が実装される。
【0083】
なお、本開示の実施例は、ビデオプレイプログレスバーの表示機器を更に提供し、図6に示すように、該機器は、
プロセッサ601と、メモリ602と、入力装置603と、出力装置604とを更に含み得る。ビデオプレイプログレスバーの表示機器内のプロセッサ601は1つ以上であり得るが、図6では、1つのプロセッサを例に挙げている。本開示のいくつかの実施例では、プロセッサ601、メモリ602、入力装置603、及び出力装置604は、バス又は他の方法によって接続され得、図6では、バスによる接続を例に挙げている。
【0084】
メモリ602は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶するために使用され得、プロセッサ601は、メモリ602内に記憶されたソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することで、ビデオプレイプログレスバーの表示機器の各種の機能アプリケーション及びデータ処理を実行する。メモリ602は主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含み、プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、機能に必要な少なくとも1つのアプリケーションプログラムなどを記憶することができる。なお、メモリ602は、高速ランダムメモリを含み得、更に、少なくとも1つの磁気ディスク装置、フラッシュメモリ装置、又は他の揮発性固体メモリなどの不揮発性メモリも含み得る。入力装置603は、入力数値又は文字情報を受信し、ビデオプログレスバーの表示機器のユーザ設定及び機能制御に関連する信号入力を生成するために使用され得る。
【0085】
具体的には、本実施例では、プロセッサ601は、以下の命令に従って、1つ以上のアプリケーションプログラムのプロセスに対応する実行可能ファイルをメモリ602にロードし、プロセッサ601は、メモリ602に記憶されるアプリケーションプログラムを実行し、それによって上記ビデオプログレスバーの表示機器の各種の機能を実現する。
【0086】
本明細書では、「第1」及び「第2」などの関係用語は、あるエンティティ又は操作を別のエンティティ又は操作から区別するためにのみ使用され、これらのエンティティ又は操作間にこれらの実際の関係又は順序があることを要求又は暗示することではない。且つ、「含む」、「備える」という用語又はそれらの任意の他の変形は、一連の要素を含む過程、方法、物品又は機器は、必ずしもそれら元素のみに限定されず、明確には列挙されない他の要素、又はそのような過程、方法、物品又は機器に固有の要素を包含することができるために、非排他的な包含を網羅することを意図する。特に限定されない場合、「……を含む」という言葉によって限定された要素は、その要素を含むプロセス、方法、物品又は機器における追加の同一要素の存在を排除しない。
【0087】
上記説明は、本開示の特定の実施形態に過ぎず、当業者が本開示を理解又は実装できるようにするものである。これらの実施形態に対する様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義される一般的な原理は、本開示の精神又は範囲から逸脱することなく他の実施形態で実施することができる。従って、本開示は、本明細書に記載の実施例に限定されることを意図するものではなく、本明細書に開示される原理及び新規な特徴と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2023-12-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオプレイプログレスバーの表示方法であって、
現在の時間が所定の時間周期に達することを検出した場合、ターゲットビデオのプレイ時間を取得するステップと、
前記ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を決定するステップと、
前記比例関係に基づいて、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定するステップと、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、前記ターゲットビデオのプレイ時間を特徴づけるために使用される第1カラーバーの終了位置及び前記ターゲットビデオの未プレイ時間を特徴づけるために使用される第2カラーバーの開始位置を決定するステップであって、前記第1カラーバーのカラーは、前記第2カラーバーのカラーと異なるステップと、
前記第1カラーバーの終了位置に基づいて前記第1カラーバーを制作し、また、前記第2カラーバーの開始位置に基づいて前記第2カラーバーを制作するステップと、
前記第1カラーバー及び前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示するステップと、を含む、方法。
【請求項2】
前記第1カラーバー及び前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示する前記ステップの前に、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作するステップを更に含み、
それに応じて、前記第1カラーバー及び前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示する前記ステップは、
前記所定の動画、及び前記第1カラーバーと前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作する前記ステップの前に、
前記比例関係に基づいて、所定の動画の前記比例関係に比例する拡大倍率を決定するステップを更に含み、
それに応じて、前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作する前記ステップは、
前記拡大倍率に基づいて、前記所定の動画に対応する初期サイズの元図を拡大して、拡大後の動画を取得するステップと、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、前記拡大後の動画を制作するステップと、を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作する前記ステップの前に、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報は、前記ビデオプレイプログレスバーの終点位置であるかどうかを決定するステップと、
それに応じて、前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作するステップを更に含み、
前記位置情報が前記ビデオプレイプログレスバーの終点位置ではないことを決定した場合、前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、所定の動画を制作するステップを含む、請求項2又は3に記載の方法。
【請求項5】
前記ターゲットビデオは、各ユーザに対して1回しかプレイできないビデオタイプに属し、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーは、ドラッグ機能及びクリック機能をサポートしない、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1カラーバーの終了位置に基づいて前記第1カラーバーを制作し、また、前記第2カラーバーの開始位置に基づいて前記第2カラーバーを制作する前記ステップの前に、
前記ビデオプレイプログレスバーの始点位置を前記第1カラーバーの開始位置に決定し、また、前記ビデオプレイプログレスバーの終点位置を前記第2カラーバーの終了位置に決定するステップを更に含み、
それに応じて、前記第1カラーバーの終了位置に基づいて前記第1カラーバーを制作し、また、前記第2カラーバーの開始位置に基づいて前記第2カラーバーを制作する前記ステップは、
前記第1カラーバーの開始位置及び終了位置に基づいて、前記第1カラーバーを制作するステップと、
前記第2カラーバーの開始位置及び終了位置に基づいて、前記第2カラーバーを制作するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
ビデオプレイプログレスバーの表示装置であって、
現在の時間が所定の時間周期に達することを検出した場合、ターゲットビデオのプレイ時間を取得するための第1取得モジュールと、
前記ターゲットビデオのプレイ時間とビデオの合計時間との比例関係を決定するための第1決定モジュールと、
前記比例関係に基づいて、ビデオプレイプログレスバーにおける基準バーの位置情報を決定するための第2決定モジュールと、
前記ビデオプレイプログレスバーにおける前記基準バーの位置情報に基づいて、第1カラーバーの終了位置及び第2カラーバーの開始位置を決定するための第3決定モジュールであって、前記第1カラーバーは、前記ターゲットビデオのプレイ時間を特徴づけるために使用され、前記第2カラーバーは、前記ターゲットビデオの未プレイ時間を特徴づけるために使用され、前記第1カラーバーのカラーは、前記第2カラーバーのカラーと異なる第3決定モジュールと、
前記第1カラーバーの終了位置に基づいて前記第1カラーバーを制作し、また、前記第2カラーバーの開始位置に基づいて前記第2カラーバーを制作するための第1制作モジュールと、
前記第1カラーバー及び前記第2カラーバーに基づいて、前記ターゲットビデオのビデオプレイプログレスバーを表示するための表示モジュールと、を含む、装置。
【請求項8】
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体に命令が記憶され、前記命令が端末機器で実行される場合、前記端末機器は、請求項1~のいずれか1項に記載の方法を実装する、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項9】
機器であって、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで実行され得るコンピュータプログラムと、を含み、前記プロセッサで前記コンピュータプログラムが実行される場合、請求項1~のいずれか一項に記載の方法が実装される、機器。
【請求項10】
コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム/命令を含み、プロセッサで前記コンピュータプログラム/命令が実行される場合、請求項1~のいずれか一項に記載の方法が実装される、コンピュータプログラム製品。
【国際調査報告】