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特表2024-523983半導体デバイスのための3次元印刷相互接続及び共振器
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-05
(54)【発明の名称】半導体デバイスのための3次元印刷相互接続及び共振器
(51)【国際特許分類】
   H01L 21/60 20060101AFI20240628BHJP
   H01L 21/3205 20060101ALI20240628BHJP
   H05K 1/03 20060101ALN20240628BHJP
【FI】
H01L21/60 311S
H01L21/88 T
H01L21/88 B
H05K1/03 610B
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023571561
(86)(22)【出願日】2022-06-28
(85)【翻訳文提出日】2024-01-12
(86)【国際出願番号】 US2022035195
(87)【国際公開番号】W WO2023278362
(87)【国際公開日】2023-01-05
(31)【優先権主張番号】17/364,930
(32)【優先日】2021-07-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】516132747
【氏名又は名称】メイコム テクノロジー ソリューションズ ホールディングス インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【弁理士】
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100184343
【弁理士】
【氏名又は名称】川崎 茂雄
(74)【代理人】
【識別番号】100197561
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 三喜男
(72)【発明者】
【氏名】ロング,ラスナイト
(72)【発明者】
【氏名】ストラブル,ウェイン
(72)【発明者】
【氏名】カールソン,ダグラス
【テーマコード(参考)】
5F033
5F044
【Fターム(参考)】
5F033GG02
5F033GG03
5F033HH07
5F033HH08
5F033HH11
5F033HH13
5F033HH14
5F033HH15
5F033HH18
5F033HH21
5F033PP26
5F033RR03
5F033RR04
5F033RR05
5F033RR21
5F033TT04
5F033UU03
5F033VV07
5F044LL13
5F044QQ01
5F044QQ03
5F044QQ04
(57)【要約】
フリップチップ相互接続を形成することに関する技術が提供される。例えば、本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態は、3次元印刷技術に適合する導電性インク材料を含む3次元印刷フリップチップ相互接続を有することができる。3次元印刷フリップチップ相互接続は、半導体チップの金属表面上に位置することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
3次元印刷技術に適合する導電性インク材料を含む3次元印刷フリップチップ相互接続であって、半導体チップの金属表面上に位置する3次元印刷フリップチップ相互接続を有する、
半導体デバイス。
【請求項2】
前記3次元印刷技術は、直接書き込み印刷技術、インクジェット印刷技術、又はエアロゾルジェット印刷技術である、
請求項1に記載の半導体デバイス。
【請求項3】
前記導電性インク材料は、金、アルミニウム、銅、タンタル、コバルト、ルテニウム、チタン、スズ、銀、はんだ、又はそれらの合金からなる群から選択される少なくとも1つの要素を有する、
請求項1に記載の半導体デバイス。
【請求項4】
前記3次元印刷フリップチップ相互接続は、円筒形状を有する、
請求項3に記載の半導体デバイス。
【請求項5】
前記金属表面は、金、アルミニウム、銅、タングステン、タンタル、銀、及びパラジウムからなる群から選択される少なくとも1つの金属を有するチップパッドである、
請求項1に記載の半導体デバイス。
【請求項6】
前記3次元印刷フリップチップ相互接続は、前記3次元印刷技術にも適合する第2導電性インク材料をさらに含む、
請求項1に記載の半導体デバイス。
【請求項7】
前記3次元印刷フリップチップ相互接続の遠位端は、多角形状表面を有する、
請求項1に記載の半導体デバイス。
【請求項8】
半導体を製造する方法であって、
半導体デバイスのチップパッド上に導電性インク材料を堆積することによってフリップチップ相互接続を形成することを有し、
前記堆積することは、3次元印刷技術によって実行される、
方法。
【請求項9】
半導体基板上に金属を堆積することによって前記チップパッドを形成することをさらに有し、
前記金属は、金、アルミニウム、銅、タングステン、タンタル、銀、及びパラジウムからなる群からの少なくとも1つの要素を有する、
請求項8に記載の方法。
【請求項10】
半導体チップ上の前記チップパッドの位置を規定する印刷マップを生成することをさらに有し、
前記導電性インク材料は、前記印刷マップに基づいて前記3次元印刷技術によって堆積される、
請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記導電性インク材料は、金、アルミニウム、銅、タンタル、コバルト、ルテニウム、チタン、スズ、銀、又はそれらの合金からなる群から選択される少なくとも1つの要素を有する、
請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記3次元印刷技術は、直接書き込み印刷技術、インクジェット印刷技術、又はエアロゾルジェット印刷技術である、
請求項8に記載の方法。
【請求項13】
半導体を処理する方法であって、
半導体デバイスの共振器の表面にインク材料を堆積することによって半導体デバイスの共振器を調整することを有し、
前記堆積することは、3次元印刷技術によって実行される、
方法。
【請求項14】
圧電層に隣接する電極を有する共振器を提供することをさらに有し、
前記インク材料は、前記電極及び前記圧電層の少なくとも1つの上に堆積される、
請求項13に記載の方法。
【請求項15】
半導体チップ上の共振器の位置を規定する印刷マップを生成することをさらに有し、
前記インク材料は、前記印刷マップに基づいて前記3次元印刷技術によって堆積される、
請求項13に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
(背景)
本開示は、半導体デバイスの3次元(「3D」)印刷された特徴に関し、より具体的には、半導体デバイスのフリップチップアセンブリのための相互接続及び/又は調整共振器(tune resonator)を形成することができる3次元印刷(3D printing)技術に関する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0002】
(概要)
以下に、本発明の1つ又は複数の実施形態の基本的な理解を提供するための概要を提示する。本概要は、主要あるいは重要な要素を特定すること、又は特定の実施形態の範囲あるいは特許請求の範囲を規定することを意図していない。唯一の目的は、後に提示されるより詳細な説明の前置きとして簡略化した形で概念を提示することである。本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態において、半導体デバイスの1つ又は複数の特徴を達成及び/又は変更するために3次元印刷を用いることができるシステム、方法、装置及び/又はデバイスが記載される。
【0003】
一実施形態によれば、1つのデバイスが提供される。前記デバイスは、3次元印刷技術に適合する(compatible)導電性インク材料を含むことができる3次元印刷フリップチップ相互接続(flip chip interconnect)を有することができる。3次元印刷フリップチップ相互接続は、半導体チップの金属表面上に位置することができる。
【0004】
一実施形態によれば、1つの方法が提供される。前記方法は、半導体デバイスのチップパッド上に導電性インク材料を堆積することによってフリップチップ相互接続を形成することを有することができる。前記堆積することは、3次元印刷技術によって実行することができる。
【0005】
一実施形態によれば、1つの方法が提供される。前記方法は、半導体デバイスの共振器の表面にインク材料を堆積することによって半導体デバイスの共振器を調整することを有することができる。前記堆積することは、3次元印刷技術によって実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1A】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従ったフリップチップアセンブリに用いることができる3次元印刷相互接続の例示的且つ非限定的な断面図を示す。
図1B】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った1つ又は複数の3次元印刷相互接続を含むことができるフリップチップアセンブリの例示的且つ非限定的な断面図を示す。
図2】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従ったフリップチップアセンブリに用いることができる、1つ又は複数の3次元印刷相互接続によって具体化することができる例示的な幾何学の例示的且つ非限定的な上から見た図を示す。
図3】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った製造の第1段階中の3次元印刷相互接続の例示的且つ非限定的な断面図を示す。
図4A】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った製造の第2段階中の例示的且つ非限定的な3次元印刷相互接続の図を示す。
図4B】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った製造の第2段階中の例示的且つ非限定的な3次元印刷相互接続の図を示す。
図4C】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った製造の第2段階中の例示的且つ非限定的な3次元印刷相互接続の図を示す。
図4D】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った製造の第2段階中の例示的且つ非限定的な3次元印刷相互接続の図を示す。
図5A】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った製造の第3段階中の例示的且つ非限定的な3次元印刷相互接続の図を示す。
図5B】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った製造の第3段階中の例示的且つ非限定的な3次元印刷相互接続の図を示す。
図5C】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った製造の第3段階中の例示的且つ非限定的な3次元印刷相互接続の図を示す。
図6A】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従ったフリップチップアセンブリに用いることができる1つ又は複数の3次元印刷相互接続の例示的且つ非限定的な上から見た図を示す。
図6B】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従ったフリップチップアセンブリに用いることができる1つ又は複数の3次元印刷相互接続の例示的且つ非限定的な上から見た図を示す。
図7】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った1つ又は複数の構造の3次元印刷を容易にするために生成することができる例示的且つ非限定的な印刷マップの図を示す。
図8】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った1つ又は複数の3次元印刷技術によって調整された半導体デバイスの共振器の例示的且つ非限定的な断面図を示す。
図9】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った調整の第1段階中の半導体デバイスの共振器の例示的且つ非限定的な断面図を示す。
図10A】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った調整の第2段階中の半導体デバイスの共振器の例示的且つ非限定的な断面図を示す。
図10B】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った調整の第2段階中の半導体デバイスの共振器の例示的且つ非限定的な断面図を示す。
図10C】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った調整の第2段階中の半導体デバイスの共振器の例示的且つ非限定的な断面図を示す。
図10D】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った調整の第2段階中の半導体デバイスの共振器の例示的且つ非限定的な断面図を示す。
図11A】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った調整の第3段階中の例示的且つ非限定的な3次元印刷相互接続の図を示す。
図11B】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った調整の第3段階中の例示的且つ非限定的な3次元印刷相互接続の図を示す。
図11C】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った調整の第3段階中の例示的且つ非限定的な3次元印刷相互接続の図を示す。
図12】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従ったフリップチップアセンブリに用いることができる1つ又は複数の3次元印刷相互接続を製造することを容易にすることができる例示的且つ非限定的な方法のフロー図を示す。
図13】本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った1つ又は複数の3次元印刷技術によって半導体デバイスの1つ又は複数の共振器を調整することを容易にすることができる例示的且つ非限定的な方法のフロー図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(詳細な説明)
以下の詳細な説明は、単なる例示であり、実施形態及び/又は実施形態の適用あるいは使用を限定することを意図していない。さらに、前述の「背景」又は「概要」部分、あるいは「詳細な説明」部分において提示された明示的又は黙示的な情報に拘束される意図はない。
【0008】
次に、1つ又は複数の実施形態は、図面を参照して説明されるが、参照される同様の数字は、全体を通じて同様の要素を言及するために使用される。以下の説明では、説明のために、1つ又は複数の実施形態のより詳細な理解を提供するために多数の具体的な詳細が記載される。しかしながら、様々な場合において、1つ又は複数の実施形態は、これらの特定の詳細がなくても実施可能であることは明らかである。さらに、同様の陰影、クロスハッチング、及び/又は着色を用いて図面に描かれた特徴は、共有された組成及び/又は材料を有することができる。
【0009】
フリップチップアセンブリは、1つ又は複数の半導体デバイス(例えば、集積回路チップ、集積受動デバイス、微小電気化学システム、及び/又は同様のもの)を外部回路(例えば、パッケージアセンブリ)と接続するために用いることができる。1つ又は複数の半導体デバイスは、1つ又は複数の第1チップ上に配置することができ、外部回路は、1つ又は複数の第2チップ上に配置することができる。第1チップは、1つ又は複数のチップパッドをさらに有することができ、それは、第2チップ上の1つ又は複数のチップパッドと位置調整することができる。導電性材料は、チップパッド上に堆積することができる。第1チップが第2チップ上に配置されるとき、導電性材料は、相互接続を確立するために第1及び第2チップの位置調整されたチップパッドに接触することができる。
【0010】
通常、導電性材料は、多層ピラー又はスタッドバンプとしてチップパッド上に堆積される。しかしながら、多層ピラーの形成は、フリップチップアセンブリの1つ又は複数の特徴を害する、損なう、及び/又は阻害する可能性のある完全なウエハ処理と多数の処理ステップを必要とする。さらに、スタッドバンプの寸法及び/又は幾何学の制御は、実質的に制限される可能性がある。例えば、スタッドバンプの上面は、堆積される材料の流れを乱すことから形成されたネック部を含み、ネック部の寸法及び/又は幾何学は、それぞれの実施によって変えることができる。
【0011】
本明細書に記載される様々な実施形態は、半導体デバイスの1つ又は複数のフリップチップ相互接続を形成する及び/又は1つ又は複数の共振器を調整するための3次元印刷技術の使用とみなすことができる。1つ又は複数の実施形態において、3次元印刷相互接続は、1つ又は複数のチップパッドに直接印刷することができる。さらに、相互接続を形成するために用いられる3次元印刷技術は、正確に規定されたサイズ及び/又は幾何学の形成を可能することができる。1つ又は複数の実施形態において、半導体デバイスの1つ又は複数の共振器は、1つ又は複数の3次元印刷技術によって調整することができる。例えば、材料は、1つ又は複数の共振器によって示される動作周波数を変更するために、1つ又は複数の共振器の表面に追加することができる。
【0012】
本明細書に記載されるように、用語「1つの堆積プロセス」及び/又は「複数の堆積プロセス」は、1つ又は複数の第1材料を1つ又は複数の第2材料上に成長する、被覆する、堆積する、及び/又は他の方法で移す任意のプロセスに言及することができる。例示的な堆積プロセスは、物理気相成長(「PVD」)、化学気相成長(「CVD」)、電気化学堆積(「ECD」)、原子層堆積(「ALD」)、低圧化学気相成長(「LPCVD」)、プラズマ励起化学気相成長(「PECVD」)、高密度プラズマ化学気相成長(「HDPCVD」)、準大気圧化学気相成長(「SACVD」)、急速熱化学気相成長(「RTCVD」)、in-situラジカルアシスト堆積、高温酸化膜堆積(「HTO」)、低温酸化膜堆積(「LTO」)、限定反応処理化学気相成長(「LRPCVD」)、超高真空化学気相成長(「UHVCVD」)、有機金属化学気相成長(「MOCVD」)、物理気相成長(「PVD」)、化学酸化、スパッタリング、メッキ、蒸着、スピンオンコート、イオンビーム堆積、電子ビーム堆積、レーザーアシスト堆積、化学溶液堆積、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものを含むことができるが、それらに限定されない。
【0013】
本明細書に記載されるように、用語「1つのリソグラフィプロセス」及び/又は「複数のリソグラフィプロセス」は、半導体基板にパターンをその後に転写するための半導体基板上の3次元レリーフ画像又はパターンの形成に言及することができる。半導体リソグラフィでは、パターンは、フォトレジストと呼ばれる感光性ポリマーによって形成することができる。半導体デバイスを作り上げる複雑な構造、及び回路の様々な特徴を接続する多数の配線を構築するために、リソグラフィプロセス及び/又はエッチングパターン転写ステップは、複数回繰り返され得る。ウエハ上に印刷される各パターンは、以前に形成されたパターンに位置合わせされ、ゆっくりと主題の特徴(例えば、導体、絶縁体、及び/又は選択ドープ領域)は、最終デバイスを形成するために構築され得る。
【0014】
図1Aは、本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った1つ又は複数のフリップチップアセンブリ内に3次元印刷され得る及び/又は用いられ得る1つ又は複数の相互接続102を有するチップ構造100の例示的且つ非限定的な断面図を示す。本明細書に記載される他の実施形態に用いられる同様の要素の繰り返しの説明は、簡潔にするために省略される。図1Aに示すように、1つ又は複数の相互接続102は、チップ構造100の1つ又は複数のチップパッド104上に位置付けることができる。さらに、1つ又は複数のチップパッド104は、1つ又は複数の半導体基板106上に位置付けることができる。さらに、1つ又は複数の相互接続102は、1つ又は複数の中間層108及び/又は保護層110などの1つ又は複数の層によって少なくとも部分的に囲まれ得る。
【0015】
半導体基板106は、結晶質、半結晶質、微結晶質、又は非晶質であってもよい。半導体基板106は、本質的に(例えば汚染物質を除く)単一元素(例えばシリコン又はゲルマニウム)及び/又は化合物(例えば酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、ガリウムヒ素、炭化ケイ素、シリコンゲルマニウム、それらの組み合わせ、及び/又は同様のもの)から構成することができる。半導体基板106は、絶縁体上半導体基板(「SeOI」)、絶縁体上シリコン基板(「SOI」)、絶縁体上ゲルマニウム基板(「GeOI」)、絶縁体上シリコンゲルマニウム基板(「SGOI」)、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものなど、複数の材料層を有することもできるが、それらに限定されない。さらに、半導体基板106は、高誘電率を有する酸化物(「High-K酸化物」)及び/又は窒化物など、他の層を有することもできる。1つ又は複数の実施形態において、半導体基板106は、シリコンウエハであり得る。様々な実施形態において、半導体基板106は、単結晶シリコン(Si)、シリコンゲルマニウム(例えば、化学式SiGeによって特徴付けられる)、III-V族半導体ウエハ又は表面/活性層、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものを有することができる。
【0016】
1つ又は複数のチップパッド104は、1つ又は複数の金属表面とすることができる。1つ又は複数のチップパッド104を構成し得る例示的な金属は、金、アルミニウム、銅、タングステン、タンタル、銀、パラジウム、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものを含むことができるが、これらに限定されない。1つ又は複数の実施形態において、1つ又は複数のチップパッド104は、円形又は多角形形状を有することができる。例えば、1つ又は複数のチップパッド104は、(例えば、図1Aに示すように)矩形形状を有することができる。1つ又は複数のチップパッド104は、例えば、0.1マイクロメートル(μm)以上6μm以下の範囲の合計厚さ(例えば、図1Aに示すY軸に沿って)を有することができる。1つ又は複数のチップパッド104は、例えば、30μm以上300μm以下の範囲の幅(例えば、図1に示すX軸に沿って)を有することができる。図1Aに示すように、1つ又は複数のチップパッド104は、半導体基板106上に位置付けることができる。
【0017】
図1Aに示すように、1つ又は複数の中間層108及び/又は保護層110は、半導体基板106上に位置付けることもできる。さらに、1つ又は複数の中間層108及び/又は保護層110は、1つ又は複数のチップパッド104の少なくとも一部上に位置付けることができる。様々な実施形態において、1つ又は複数の中間層108は、金属又は誘電体とすることができる。1つ又は複数の中間層108を構成し得る例示的な材料は、窒化ケイ素(S)、窒化アルミニウム(AlN)、ベンゾシクロブテン(BCB)、酸化アルミニウム(Al)、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものを含むことができるが、それらに限定されない。さらに、1つ又は複数の中間層108は、例えば、0.05μm以上8μm以下の範囲の厚さ(例えば、図1Aに示すY軸に沿って)を有することができる。様々な実施形態において、1つ又は複数の保護層110は、チップ構造100の1つ又は複数の表面を周囲の環境から保護することができる。1つ又は複数の保護層110を構成し得る例示的な材料は、窒化ケイ素(S)、窒化アルミニウム(AlN)、ベンゾシクロブテン(BCB)、酸化アルミニウム(Al)、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものを含むことができるが、それらに限定されない。さらに、1つ又は複数の保護層110は、例えば、0.05μm以上8μm以下の範囲の厚さ(例えば、図1Aに示すY軸に沿って)を有することができる。様々な実施形態において、1つ又は複数の中間層108及び/又は保護層110は、例えば、0.05μm以上8μm以下の範囲の距離「D」だけ、1つ又は複数の相互接続102から離間され得る。
【0018】
1つ又は複数の実施形態において、1つ又は複数の相互接続102は、1つ又は複数の3次元印刷技術によって1つ又は複数のチップパッド104上に印刷され得る。例えば、1つ又は複数の相互接続102は、1つ又は複数の3次元印刷技術に適合する1つ又は複数の導電性インク材料を有することができる。例えば、導電性インク材料は、金、アルミニウム、銅、タンタル、コバルト、ルテニウム、チタン、錫銀、はんだ、それらの合金、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものを含むが、それらに限定されない1つ又は複数の金属を有することができる。1つ又は複数の実施形態において、1つ又は複数の相互接続102は、(例えば、図1Aに示すように)実質的に均質な組成を有することができる。1つ又は複数の実施形態において、1つ又は複数の相互接続102は、複数のタイプの導電性インク材料を有することができる(例えば、多層相互接続を形成するために積層方向に配置される)。
【0019】
1つ又は複数の相互接続102は、例えば、20μm以上150μm以下の範囲の厚さ(例えば、図1Aに示すY軸に沿って)を有することができる。さらに、1つ又は複数の相互接続102は、例えば、20μm以上200μm以下の範囲の幅(例えば、図1Aに示すX軸に沿って)を有することができる。様々な実施形態において、1つ又は複数の相互接続102の幾何学は、1つ又は複数の相互接続102の用途及び/又は所望の物理的特性に応じて変化することができる。図1Aは、実質的に円筒形状を有する1つ又は複数の相互接続102を図示しているが、1つ又は複数の相互接続102の構造は、そのように限定されない。例えば、1つ又は複数の相互接続102は、球形状、立方体形状、ピラミッド形状、プリズム形状、多面体形状、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものを有することができる。1つ又は複数の実施形態において、1つ又は複数の相互接続102の上面は、凸形状(例えば、図1Aに示すように)、凹形状、平坦形状、及び/又はそれらの組み合わせを有することができる。
【0020】
図1Bは、本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った例示的なフリップチップアセンブリ112に用いられる例示的且つ非限定的なチップ構造100の図を示す。本明細書に記載される他の実施形態に用いられる同様の要素の繰り返しの説明は、簡潔にするために省略される。図1Bに示すように、1つ又は複数の相互接続102は、例示的なフリップチップアセンブリ112の隣接するチップ上にそれぞれ配置された、位置調整されたチップパッド104間に配置することができる。
【0021】
図1Aに示すチップ構造100は、例示的なフリップチップアセンブリ112の1つ又は複数の第1半導体チップ及び/又は第2半導体チップに含むことができる。例えば、チップ構造100は、例示的なフリップチップアセンブリ112の1つ又は複数の半導体デバイスをさらに含むチップ内に構成することができる。例示的な半導体デバイスは、バルク音響波デバイス、モノリシックマイクロ波集積回路、集積回路、受動集積回路、微小電気化学システム、磁性材料ベース回路、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものを含むことができるが、それらに限定されない。例えば、チップ構造100は、共振器、抵抗器、キャパシタ、インダクタ、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものを含むが、それらに限定されない1つ又は複数の半導体特徴をさらに含むチップ内に構成することができる。別の例では、チップ構造100は、例示的なフリップチップアセンブリ112の1つ又は複数の外部回路をさらに含むチップ内に構成することができる。
【0022】
例えば、図1Bは、チップ構造100が例示的なフリップチップアセンブリ112の第1チップ(例えば、1つ又は複数の半導体デバイスをさらに有する)内に構成することができる例示的な実施形態を図示する。さらに、例示的なフリップチップアセンブリの第2チップは、印刷回路板114及び/又は1つ又は複数の追加のチップパッド104を有することができる。図1Bに示すように、1つ又は複数の相互接続102は、例示的なフリップチップアセンブリ112を形成するためにチップが接合されるとき、第1及び第2チップのそれぞれのチップパッド104の間に配置することができる。
【0023】
図2は、本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った1つ又は複数の相互接続102によって具体化することができる様々な幾何学の例示的且つ非限定的な上から見た図を示す。本明細書に記載される他の実施形態に用いられる同様の要素の繰り返しの説明は、簡潔にするために省略される。図2は、図1Aに例示される1つ又は複数の相互接続102の上面202を示す。例えば、図1Aに示される1つ又は複数の相互接続102の遠位端の例示的な幾何学が図2に示される。
【0024】
図2に示すように、1つ又は複数の相互接続102の上面202は、1つ又は複数の相互接続102の所望の用途及び/又は特性に応じて様々な幾何学を有することができる。例えば、上面202は、円形状、三角形状、五角形状、六角形状、十字形状、星型形状、多角形形状、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものを有することができるが、それらに限定されない。様々な実施形態において、上面202の形状は、1つ又は複数の他のチップパッド104と接触することができる1つ又は複数の相互接続102の表面領域の量に影響を及ぼすことができる。それによって、上面202の形状は、1つ又は複数の相互接続102によって連結されたチップ間の電気的接続に影響を及ぼすことができる(例えば、図1Bに示す例示的なフリップチップアセンブリ112のチップ間の電気的接続に影響を及ぼすことができる)。例えば、より大きい表面領域を有する上面202を有する相互接続102は、接地に対する電気抵抗及び/又はインダクタンスを最小化することができる。しかしながら、チップアセンブリ112の1つ又は複数のチップに対する特別な制約は、相互接続の可能なサイズに影響を及ぼす可能性がある。本明細書に記載される様々な実施形態は、増加される表面領域と1つ又は複数のチップに対する特別な制約との関係を管理するために、様々な相互接続102の形状及び/又は幾何学を可能にすることができる。
【0025】
図3は、本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った製造の第1段階中の例示的且つ非限定的なチップ構造100の図を示す。本明細書に記載される他の実施形態に用いられる同様の要素の繰り返しの説明は、簡潔にするために省略される。製造の第1段階中、1つ又は複数のチップパッド104は、1つ又は複数の相互接続102の後続の印刷のために提供及び/又は準備することができる。
【0026】
様々な実施形態において、1つ又は複数のチップパッド104は、1つ又は複数の堆積プロセスによって半導体基板106の1つ又は複数の目標位置上に形成することができる。さらに、1つ又は複数の中間層108及び/又は保護層110は、半導体基板106及び/又はチップパッド104の一部上に形成することができる。さらに、1つ又は複数の中間層108及び/又は保護層110は、1つ又は複数の相互接続102の後続の位置決めのために1つ又は複数のチップパッド104の一部において露出させるために1つ又は複数のリソグラフィプロセスによってパターニングされ得る。それによって、1つ又は複数のチップパッド104は、1つ又は複数の相互接続102の形成のために提供され得る。
【0027】
図4A図4Dは、本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った製造の第2段階中の例示的且つ非限定的なチップ構造100の図を示す。本明細書に記載される他の実施形態に用いられる同様の要素の繰り返しの説明は、簡潔にするために省略される。製造の第2段階中、1つ又は複数の相互接続102は、1つ又は複数の3次元印刷技術によって1つ又は複数のチップパッド104上に印刷することができる。製造の第2段階の結果として、1つ又は複数の相互接続102の少なくとも第1部分102aは、1つ又は複数のチップパッド104上に形成することができる。
【0028】
様々な実施形態において、3次元印刷技術は、1つ又は複数の相互接続102のインク材料(例えば、導電性インク材料)を1つ又は複数のチップパッド104上に堆積することができる。例えば、1つ又は複数の3次元印刷技術は、追加のプロセスによって1つ又は複数の相互接続102を印刷することができ、インク材料(例えば、導電性インク材料)は、所望の3次元形状が達成されるまで繰り返し互いの上部に配置される連続層によって堆積することができる。1つ又は複数の相互接続102を印刷するために用いることができる例示的な3次元印刷技術は、直接書き込み印刷技術、インクジェット印刷技術、エアロゾルジェット印刷技術、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものを含むことができるが、それらに限定されない。
【0029】
例えば、図4A及び図4Cは、3次元印刷技術の例示的なノズル402を図示する。1つ又は複数の相互接続102を構成する導電性インク材料は、3次元印刷技術を実行するときにノズル402から排出することができる。例えば、図4A及び図4Cは、インク材料(例えば、導電性インク材料)が例示的なノズル402から1つ又は複数のチップパッド104上に排出されることを図示する。図4A図4Bに示すように、例示的なノズル402は、印刷方向(例えば、図4A図4Bに矢印「P」によって表される)に沿って移動することができる。例示的なノズル402が印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)に沿って移動するにつれて、ノズル402は、インク材料(例えば、導電性インク材料)を1つ又は複数のチップパッド104上に堆積することもできる。
【0030】
図4Aは、3次元印刷技術の実行中のチップパッド104の上方の第1位置にあるノズル402を図示する。第1位置から、ノズル402は、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)に沿って、図4Cに図示される第2位置に移動することができる。図4Bに示すように、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)は、X軸、Z軸、及び/又はそれらの組み合わせに沿って、1つ又は複数のチップパッド104を横断することができる。さらに、印刷方向は、直線、曲線、波線、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものに従うことができる。それによって、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)は、1つ又は複数の相互接続102によって占有される1つ又は複数のチップパッド104上の領域を横断することができる。さらに、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)の経路は、1つ又は複数の相互接続102の幾何学によって規定することができる。従って、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)の位置及び/又は経路は、1つ又は複数の相互接続102の所望の幾何学に基づくことができる。例えば、図4Bに示す印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)の経路は、1つ又は複数の相互接続102の矩形プリズム及び/又は立方体幾何学を印刷するために用いることができる。
【0031】
ノズル402が印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)を横断するにつれて、インク材料(例えば、導電性インク材料)は、1つ又は複数のチップパッド104上に堆積することができる。例えば、図4C図4Dは、図4Bに示す例示的な印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)を横断する例示的なノズル402から形成される1つ又は複数の相互接続102の第1部分102aを図示する。さらに、図4C図4Dは、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)に沿ってチップパッド104上へのインク材料(例えば、導電性インク材料)の連続的な、又はほぼ連続的な堆積を図示するが、3次元印刷の構造は、そのように限定されない。例えば、インク材料(例えば、導電性インク材料)が周期的に(例えば、1つ又は複数の予定された間隔に従って)堆積される実施形態も想定される。
【0032】
様々な実施形態において、1つ又は複数の印刷技術の1つ又は複数の例示的なノズル402は、1つ又は複数の通信接続406(例えば、直接的な電気接続及び/又は無線接続)を介して、1つ又は複数のコンピュータデバイス404によって制御することができる。1つ又は複数の通信接続406は、セルラーネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)(例えば、インターネット)又はローカルエリアネットワーク(LAN)を含むが、それらに限定されない、有線及び無線ネットワークを有することができる。例えば、1つ又は複数のコンピュータデバイス404は、例えば、セルラー、WAN、ワイヤレスフィデリティ(Wi-Fi)、Wi-Max、WLAN、ブルートゥース(登録商標)技術、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものを含むが、それらに限定されない、実質的に任意の所望の有線又は無線技術を使用して、3次元印刷技術の装置と通信することができる。
【0033】
例示的なコンピュータデバイス404は、パーソナルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、携帯電話(例えば、スマートフォン)、コンピュータタブレット(例えば、プロセッサを有する)、スマートウォッチ、キーボード、タッチスクリーン、マウス、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものを含むことができるが、それらに限定されない。1つ又は複数のコンピュータデバイス404は、1つ又は複数の印刷技術の実行を容易にするために用いることができる。例えば、1つ又は複数のコンピュータデバイス404は、使用されるインク材料のタイプ及び/又はノズル402によって横断される1つ又は複数の印刷方向を規定するために、データを送信する及び/又は他の方法で1つ又は複数の3次元印刷技術の装置を制御することができる。
【0034】
様々な実施形態において、1つ又は複数のコンピュータデバイス404及び/又は通信接続406は、1つ又は複数の3次元印刷技術によって印刷される1つ又は複数の3次元構造の位置、サイズ、形状、及び/又は幾何学を規定する(例えば、1つ又は複数の相互接続102の位置、サイズ、形状、及び/又は幾何学を規定する)ために用いることができる。例えば、1つ又は複数のコンピュータデバイス404は、1つ又は複数のノズル402の動作を指示し、それによってインク材料(例えば、導電性インク材料)の堆積を指示するために、製造の第2段階及び/又は第3段階(例えば、少なくとも図5A図5Cに関して以下に記載される)中に用いられ得る1つ又は複数の印刷方向を規定するために、3次元印刷ソフトウェアを実行することができる。
【0035】
図5A図5Cは、本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った製造の第3段階中の例示的且つ非限定的なチップ構造100の図を示す。本明細書に記載される他の実施形態に用いられる同様の要素の繰り返しの説明は、簡潔にするために省略される。製造の第3段階中、1つ又は複数の相互接続102は、1つ又は複数の3次元印刷技術によって1つ又は複数のチップパッド104上にさらに印刷することができる。製造の第3段階の結果として、1つ又は複数の相互接続102の1つ又は複数の第2部分102bは、1つ又は複数のチップパッド104上に形成することができる。
【0036】
図5A図5Cに示すように、製造の第2段階の1つ又は複数の特徴は、1つ又は複数の相互接続102をさらに印刷するために繰り返すことができる。例えば、1つ又は複数の3次元印刷技術は、1つ又は複数の相互接続102の1つ又は複数の以前に形成された部分上に(例えば、1つ又は複数の相互接続102の少なくとも第1部分102a上に)インク材料(例えば、導電性インク材料)を堆積するためにさらに実行することができる。相互接続102の1つ又は複数の以前に形成された部分上に(例えば、第1部分102a上に)追加のインク材料を堆積することによって、製造の第3段階は、1つ又は複数の相互接続102を所望の高さにさらに印刷することができる(例えば、図5A及び/又は図5Cに示すY軸に沿って、1つ又は複数の相互接続102をさらに印刷することができる)。
【0037】
様々な実施形態において、製造の第3段階は、1つ又は複数の相互接続102を所望の幾何学及び/又は高さ(例えば、図5A及び/又は図5CのY軸に沿って)に印刷するために複数回繰り返すことができる。例えば、製造の第3段階の各実施によって、追加のインク材料(例えば、導電性インク材料)は、1つ又は複数の相互接続102をさらに印刷するために、以前に堆積されたインク材料上に堆積することができる。さらに、製造の第3段階の各実施は、インク材料堆積の1つ又は複数の以前の領域より同じサイズの領域、より小さい領域、及び/又はより大きい領域にインク材料を堆積することができる。例えば、製造の第3段階の各実施は、同じ1つ又は複数の印刷方向、又は1つ又は複数の異なる印刷方向に従うことができる。
【0038】
1つ又は複数の実施形態において、1つ又は複数の3次元印刷技術は、製造の第2段階から製造の第3段階に移行する間に、インク材料(例えば、導電性インク材料)を連続的に堆積することができる。同様に、1つ又は複数の実施形態において、1つ又は複数の3次元印刷技術は、製造の第3段階の1つの実施から製造の第3段階の別の実施に移行する間に、インク材料(例えば、導電性インク材料)を連続的に堆積することができる。
【0039】
様々な実施形態において、3次元印刷技術は、製造の第3段階の1つ又は複数の実施中に、製造の第2段階中に用いられた1つ又は複数の印刷方向(例えば、「P」矢印によって表される)に従うことができる。1つ又は複数の実施形態において、3次元印刷技術は、製造の第3段階の1つ又は複数の実施中に、製造の第2段階中に用いられた1つ又は複数の印刷方向とは異なる1つ又は複数の印刷方向(例えば、「P」矢印によって表される)に従うことができる。例えば、図5Bは、製造の第3段階中に用いられる例示的な印刷方向(例えば、「P」矢印によって表される)を図示し、それは、製造の第2段階中に用いられた印刷方向(例えば、「P」矢印によって表される)の逆である。別の例では、製造の第3段階中に用いられる1つ又は複数の印刷方向は、製造の第2段階中に用いられる1つ又は複数の印刷方向に平行又は直交とすることができる。
【0040】
図5Bに示すように、製造の第3段階の1つ又は複数の実施中に用いられる印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)は、X軸、Z軸、及び/又はそれらの組み合わせに沿って、以前に堆積されたインク材料を横断することができる。さらに、印刷方向は、直線、曲線、波線、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものに従うことができる。それによって、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)は、1つ又は複数の相互接続102の追加部分によって占有される領域を横断することができる(例えば、1つ又は複数の第2部分102bによって占有される領域を横断することができる)。さらに、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)の経路は、1つ又は複数の相互接続102の幾何学によって規定することができる。従って、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)の位置及び/又は経路は、製造の第3段階の所定の実施中に印刷される所定の高さにある1つ又は複数の相互接続102の所望の幾何学に基づくことができる。例えば、図5Bに示す印刷方向の経路(例えば、矢印「P」によって表される)は、図5A図5Cに示す製造の第2段階中に規定される矩形プリズム及び/又は立方体幾何学を高くするために用いることができる。
【0041】
製造の第3段階の1つ又は複数の実施中にノズル402が印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)を横断するにつれて、インク材料(例えば、導電性インク材料)は、以前に堆積されたインク材料上に堆積することができる。例えば、図5Cは、図5Bに示す例示的な印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)を横断する例示的なノズル402から形成される1つ又は複数の相互接続102の第2部分102bを図示する。さらに、図5A図5Cは、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)に沿って、以前に堆積されたインク材料(例えば、導電性インク材料)上にインク材料(例えば、導電性インク材料)の連続的な又はほぼ連続的な堆積を示しているが、3次元印刷の構造は、そのように限定されない。例えば、インク材料(例えば、導電性インク材料)が周期的に(例えば、1つ又は複数の予定された間隔に従って)堆積される実施形態も想定される。
【0042】
図6A図6Bは、本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った3次元印刷を受けるチップの例示的且つ非限定的な上から見た図を示す。本明細書に記載される他の実施形態に用いられる同様の要素の繰り返しの説明は、簡潔にするために省略される。図6A図6Bに示すように、1つ又は複数の3次元印刷技術は、チップ及び/又は半導体デバイスの複数の位置に用いることができる。例えば、図6A図6Bは、複数の相互接続102が複数のチップパッド104(例えば、所定のチップの周囲に位置する)上に3次元印刷される例示的なチップ構造100とみなすことができる。
【0043】
図6Aは、製造の第1段階中のチップ構造100の上面図を図示する。また、図6Aに示すように、製造の第1段階は、1つ又は複数の3次元技術を用いることができる位置を特定することを含むことができる。例えば、図6Aは、1つ又は複数の相互接続102のための印刷位置602を図示する。1つ又は複数の実施形態において、1つ又は複数の3次元技術を用いる実体は、1つ又は複数の3次元印刷技術によって形成される3次元構造の中心点を規定することによってインク材料を堆積するために印刷位置602を特定することができる。例えば、1つ又は複数の相互接続102の製造者は、3次元印刷プロセス(例えば、製造の第2及び/又は第3段階)の結果として1つ又は複数の相互接続102の中心が位置付けられ得る1つ又は複数の印刷位置602を特定することができる。1つ又は複数の実施形態において、1つ又は複数の3次元技術を用いる実体は、3次元印刷される構造によって占有される表面領域を規定することによってインク材料を堆積するために印刷位置602を特定することができる。例えば、1つ又は複数の相互接続102の製造者は、1つ又は複数の相互接続102が(例えば、製造の第2及び/又は第3段階によって)印刷される1つ又は複数のチップパッド104上の1つ又は複数の表面領域の境界を特定することができる。
【0044】
様々な実施形態において、印刷位置602は、1つ又は複数の3次元印刷技術を制御するために用いることができる1つ又は複数のコンピュータデバイス404に送信することができる。例えば、1つ又は複数のコンピュータデバイス404における3次元印刷ソフトウェアは、1つ又は複数の3次元印刷技術によって(例えば、本明細書に記載される製造の第2段階及び/又は製造の第3段階によって)印刷される1つ又は複数の3次元構造(例えば、1つ又は複数の相互接続102)のサイズ、形状、及び/又は幾何学を規定することができる1つ又は複数の印刷ファイルを生成するために用いることができる。例えば、1つ又は複数の印刷ファイルは、3次元印刷プロセス中に用いられる1つ又は複数の印刷方向を規定することができる。別の例では、1つ又は複数の印刷ファイルは、堆積されるインク材料のタイプ、及び/又は1つ又は複数の3次元印刷技術に関連する1つ又は複数の設定(例えば、圧力設定、流量設定、速度設定、それらの組み合わせ、及び/又は同様のもの)をさらに規定することができる。さらに、1つ又は複数の印刷ファイルは、1つ又は複数の3次元印刷された構造のための印刷位置602を規定する位置データを用いて補足することができる。例えば、所定のチップ上の印刷位置602は、1つ又は複数のコンピュータデバイス404によって生成される及び/又は用いられる1つ又は複数の印刷ファイルによって規定される1つ又は複数の特徴に関連する位置データ(例えば、仮想グリッドに関連する座標データ)に変換することができる。
【0045】
1つ又は複数の実施形態において、製造の第2段階及び/又は第3段階中に用いられる1つ又は複数の3次元印刷技術は、相互接続102を同時に、並行して、及び/又は連続して印刷することができる。例えば、第1相互接続102(例えば、第1チップパッド104上に位置する)は、第2相互接続102(例えば、第2チップパッド104上に位置する)と同時に、並行して、及び/又は連続して印刷することができる。例えば、それぞれのノズル402は、チップ構造100の製造を促進させるためにそれぞれの相互接続102の印刷に関して用いることができる。さらに、図6Bに示すように、所定のチップの1つ又は複数の第1相互接続102は、所定のチップの1つ又は複数の第2相互接続102とは異なるサイズ及び/又は幾何学を有することができる。例えば、図6Bは、円形上面202を有する1つ又は複数の相互接続102、矩形上面202を有する1つ又は複数の相互接続102、及び/又は星形上面202を有する1つ又は複数の相互接続102を含む例示的なチップ構造100を図示する。
【0046】
図7は、本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った1つ又は複数の3次元印刷の実行を容易にするために生成することができる例示的且つ非限定的な印刷マップ700の図を示す。本明細書に記載される他の実施形態に用いられる同様の要素の繰り返しの説明は、簡潔にするために省略される。様々な実施形態において、1つ又は複数の印刷マップ700は、本明細書に記載される3次元印刷技術を容易にするために1つ又は複数のコンピュータデバイス404によって実行可能な1つ又は複数の印刷ファイルに含むことができる。
【0047】
図7に示すように、1つ又は複数の印刷マップ700は、Z軸及び/又はX軸に沿った座標に関して印刷位置602を描くことができる。例えば、Z軸及び/又はX軸は、1つ又は複数の印刷技術によって印刷するために利用可能な領域の境界を規定することができ、Z軸及び/又はX軸に沿った座標は、利用可能な印刷領域内に印刷位置602を描くことができる。例えば、図7に示す例示的な印刷マップ700に図示される印刷位置602は、図6A図6Bに示す例示的なチップ構造に対応することができる。さらに、図7に示すように、1つ又は複数の印刷マップ700は、1つ又は複数の印刷位置602と関連する1つ又は複数の印刷方向を含むことができる。例えば、1つ又は複数の印刷マップ700は、各印刷位置602に用いられる印刷方向を含むことができる。例えば、図7に示す例示的な印刷マップ700に図示される印刷方向(例えば、P矢印によって表される)は、図4Bに示す例示的な印刷方向に対応することができる。様々な実施形態において、それぞれの印刷位置602は、印刷位置602において印刷される3次元構造(例えば、相互接続102)の幾何学に応じてそれぞれの印刷方向と関連付けることができる。
【0048】
1つ又は複数の実施形態において、複数の印刷マップ700は、3次元構造(例えば、相互接続102)を印刷するために1つ又は複数のコンピュータデバイス404によって用いることができる。例えば、第1印刷マップ700は、本明細書に記載される製造の第2段階中の印刷位置602及び/又は印刷方向を描くために用いることができ、第2印刷マップ700は、本明細書に記載される製造の第3段階中の印刷位置602及び/又は印刷方向を描くために用いることができ、1つ又は複数の追加の印刷マップ700は、製造の第3段階の追加の繰り返し中の印刷位置602及び/又は印刷方向を描くために用いることができる。
【0049】
図8は、本明細書に記載される1つ又は複数の印刷技術によって印刷された1つ又は複数の調整層808を含むことができる例示的且つ非限定的な共振器構造800の図を示す。本明細書に記載される他の実施形態に用いられる同様の要素の繰り返しの説明は、簡潔にするために省略される。様々な実施形態において、共振器構造800は、フリップチップアセンブリ(例えば、例示的なフリップチップアセンブリ112)の1つ又は複数のチップ上に含むことができる。例えば、共振器構造800は、バルク音響波デバイス内に構成することができる。
【0050】
図8に示すように、共振器構造800は、半導体基板106上に配置された1つ又は複数の圧電層802を有することができる。1つ又は複数の圧電層802内に備えられ得る材料の例示的なタイプは、酸化亜鉛、硫化カドミウム、セレン化カドミウム、窒化アルミニウム、窒化アルミニウムスカンジウム(例えば、アルミニウム対スカンジウム比を変化させたもの)、ニオブ酸リチウム、チタン酸鉛、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものを含むことができるが、それらに限定されない。様々な実施形態において、1つ又は複数の圧電層802は、例えば、0.03μm以上10μm以下の範囲の厚さ(例えば、図8に示す「Y」軸に沿って)を有することができる。さらに、共振器構造800は、1つ又は複数の圧電層802に隣接して配置される第1電極804及び/又は第2電極806を有することができる。例えば、第1電極804は、図8に示す「Y」軸に沿って1つ又は複数の圧電層802の上に配置することができ、第2電極806は、「Y」軸に沿って(例えば、図8に示すように)1つ又は複数の圧電層802の下に配置することができる。様々な実施形態において、第1電極804は、1つ又は複数の圧電層802の第1表面と接触することができ、第2電極806は、1つ又は複数の圧電層802の第2表面(例えば、第1表面の反対側)と接触することができる(例えば、図8に示すように)。さらに、第1電極804及び第2電極806は、実質的に同じ組成又は異なる組成を有することができる。第1電極804及び/又は第2電極806内に備えられ得る例示的な材料は、モリブデン、アルミニウム、タングステン、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものを含むことができるが、それらに限定されない。
【0051】
1つ又は複数の実施形態において、半導体基板106は、互いに間隔をあけて配置され得る第1半導体基板部分106a及び第2半導体基板部分106bを有することができる。さらに、第2電極806は、第1半導体基板部分106a及び第2半導体基板部分106bの間に配置することができる(例えば、図8に示すように)。1つ又は複数の実施形態において、1つ又は複数の圧電層802は、適用された機械的応力から内部電荷を生成し、電荷を第1電極804及び/又は第2電極806に供給することができる。例えば、共振器構造800は、共振機械振動に応答して、規定された周波数の発振信号を生成することができる。
【0052】
様々な実施形態において、共振器構造800の動作周波数は、本明細書に記載される1つ又は複数の相互接続102を形成するために用いられる印刷技術に従った1つ又は複数の3次元印刷技術によって第1電極804及び/又は1つ又は複数の圧電層802上に印刷することができる、1つ又は複数の調整層808によって調整することができる。例えば、1つ又は複数の調整層808は、本明細書に記載される1つ又は複数の3次元印刷技術に適合するインク材料から構成することができる。1つ又は複数の調整層808内に備えられ得る例示的なインク材料は、金、アルミニウム、銅、タンタル、コバルト、ルテニウム、チタン、スズ、銀、はんだ材料、それらの合金、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものを含むことができるが、それらに限定されない。様々な実施形態において、1つ又は複数の調整層808は、第1電極804のみ、1つ又は複数の圧電層802のみ、又は第1電極804の少なくとも一部と1つ又は複数の圧電層802の少なくとも一部との組み合わせ(例えば、図8に示すように)に印刷することができる。
【0053】
1つ又は複数の調整層808は、例えば、0.01μm以上20μm以下の範囲の厚さ(例えば、図8に示す「Y」軸に沿って)を有することができる。様々な実施形態において、1つ又は複数の調整層808は、実質的に均一な厚さを有することができる(例えば、図8に示すように)。あるいは、1つ又は複数の調整層808は、それぞれの厚さ(例えば、より厚い部分、又はより薄い部分)を有する複数の部分を有することができる。さらに、1つ又は複数の調整層808の上面810は、共振器構造800の所望の動作周波数に応じて様々な幾何学を有することができる。例えば、1つ又は複数の調整層808の上面810は、円形及び/又は多角形の幾何学(例えば、図2に示す1つ又は複数の相互接続102の上面202の幾何学など)を有することができる。様々な実施形態において、上面810の形状は、1つ又は複数の調整層808内に備えられるインク材料の量に影響を及ぼすことができる。
【0054】
1つ又は複数の調整層808を形成するためにインク材料が第1電極804及び/又は1つ又は複数の圧電層802上に印刷されるにつれて、インク材料の存在は、共振器構造800の動作周波数を変化させることができる。それによって、1つ又は複数の調整層808の組成、位置、寸法、及び/又は幾何学は、共振器構造800の動作周波数に影響を及ぼすことができる。さらに、共振器構造800の目標動作周波数を達成するために、組成、位置、寸法、及び/又は幾何学を選択することができる。例えば、1つ又は複数の調整層808を形成するためにより多くのインク材料が1つ又は複数の圧電層802及び/又は第1電極804上に堆積されるにつれて、共振器構造800の動作周波数は増加させることができる。本明細書に記載される様々な実施形態は、半導体デバイスのそれぞれの共振器構造800をそれぞれに調整するために用いることができ、それによって、共振器構造800の組み合わせは、所望の中心周波数及び/又は帯域幅を達成するように調整されたフィルタを形成することができる。
【0055】
図8は、フィルムバルク音響波共振器(「FBAR」)として具体化された例示的な共振器構造800を図示し、1つ又は複数の圧電層802は、第1半導体基板部分106a及び第2半導体基板部分106bの間のエアブリッジによって懸架され得るが、共振器構造800の構造は、そのように限定されない。例えば、共振器構造800は、固体実装共振器(「SMR」)として具体化することもでき、1つ又は複数の圧電層802は、半導体基板106上に配置することができる低インピーダンス材料及び高インピーダンス材料の交互層の1つ又は複数のスタック上に配置することができる。さらに、1つ又は複数のスタックは、ブラッグ反射器に基づいて構築することができ、音響ミラー作用を示すことができる。例えば、交互層の1つ又は複数のスタックは、1つ又は複数の圧電層802の近傍に音響波を閉じ込めるために反射器として機能する1/4波長層を有することできる。1つ又は複数のスタック内の交互層の数は、層の数対共振器Q及び結合係数の関数としての共振応答の解析と同様に、層間の機械的インピーダンス及び/又は半導体基板106に依存することができる。共振器構造800がSMR構造を具体化する場合、1つ又は複数の調整層808は、本明細書に記載される様々な実施形態に従った1つ又は複数の圧電層802及び/又は第1電極804上に依然として配置することができる。
【0056】
図9は、本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った調整の第1段階中の例示的且つ非限定的な共振器構造800の図を示す。本明細書に記載される他の実施形態に用いられる同様の要素の繰り返しの説明は、簡潔にするために省略される。調整の第1段階中、調整されていない共振器構造800は、1つ又は複数の調整層808の後続の印刷のために提供及び/又は準備され得る。例えば、調整される前に、共振器構造800は、1つ又は複数の調整層808のない、半導体基板106、1つ又は複数の圧電層802、第1電極804、及び/又は第2電極806を有することができる。様々な実施形態において、共振器構造800は、初期動作周波数を決定するために、調整の第1段階中に動作させることができる。初期動作周波数に基づいて、(例えば、本明細書に記載される調整の1つ又は複数の第2及び/又は第3段階によって)加えられるインク材料の量は、目標動作周波数を達成するために決定することができる。
【0057】
図10A図10Dは、本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った調整の第2段階中の例示的且つ非限定的な共振器構造800の図を示す。本明細書に記載される他の実施形態に用いられる同様の要素の繰り返しの説明は、簡潔にするために省略される。調整の第2段階中、1つ又は複数の調整層808は、1つ又は複数の3次元印刷技術によって1つ又は複数の圧電層802及び/又は第1電極804上に印刷することができる。調整の第2段階の結果として、1つ又は複数の調整層808の少なくとも第1部分808aは、1つ又は複数の圧電層802及び/又は第1電極804上に形成することができる。
【0058】
様々な実施形態において、3次元印刷技術は、1つ又は複数の調整層808のインク材料(例えば、金属材料)を、1つ又は複数の圧電層802及び/又は第1電極804上に堆積することができる。例えば、1つ又は複数の3次元印刷技術は、追加プロセスによって1つ又は複数の調整層808を印刷することができ、インク材料(例えば、導電性インク材料)は、所望の3次元形状が達成されるまで繰り返し互いの上部に配置された連続層によって堆積することができる。1つ又は複数の相互接続102を印刷するために用いることができる例示的な3次元印刷技術は、直接書き込み印刷技術、インクジェット印刷技術、エアロゾルジェット印刷技術、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものを含むことができるが、それらに限定されない。
【0059】
例えば、図10A及び図10Cは、3次元印刷技術の例示的なノズル402を図示する。1つ又は複数の調整層808を構成するインク材料(例えば、金属材料)は、3次元印刷技術を実行するときにノズル402から排出することができる。例えば、図10A及び図10Cは、インク材料(例えば、金属材料)が例示的なノズル402から1つ又は複数の圧電層802及び/又は第1電極804上に排出されることを図示する。図10A図10Bに示すように、例示的なノズル402は、本明細書に記載される様々な実施形態に従った印刷方向(例えば、図10A図10Bの矢印「P」によって表される)に沿って移動することができる。例示的なノズル402が印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)に沿って移動するにつれて、ノズル402は、インク材料(例えば、金属インク材料)を1つ又は複数の圧電層802及び/又は第1電極804上に堆積することもできる。
【0060】
図10Aは、3次元印刷技術の実行中の1つ又は複数の圧電層802の上方の第1位置にあるノズル402を図示する。第1位置から、ノズル402は、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)に沿って、図10Cに図示される第2位置に移動することができる。図10Bに示すように、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)は、X軸、Z軸、及び/又はそれらの組み合わせに沿って1つ又は複数の圧電層802及び/又は第1電極804を横断することができる。さらに、印刷方向は、直線、曲線、波線、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものに従うことができる。それによって、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)は、1つ又は複数の調整層808によって占有される領域を横断することができる。さらに、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)の経路は、1つ又は複数の調整層808の幾何学によって規定することができる。従って、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)の位置及び/又は経路は、1つ又は複数の調整層808の所望の幾何学に基づくことができる。例えば、図10Bに示す印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)の経路は、1つ又は複数の調整層808の矩形プリズム及び/又は立方体幾何学を印刷するために用いることができる。
【0061】
ノズル402が印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)を横断するにつれて、インク材料(例えば、金属インク材料)は、1つ又は複数の圧電層802及び/又は第1電極804上に堆積することができる。例えば、図10C図10Dは、図10Bに示す例示的な印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)を横断する例示的なノズル402から形成される1つ又は複数の調整層808の第1部分808aを図示する。さらに、図10C図10Dは、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)に沿って、チップパッド104上にインク材料(例えば、導電性インク材料)の連続的な又はほぼ連続的な堆積を示しているが、3次元印刷の構造は、そのように限定されない。例えば、インク材料(例えば、金属インク材料)が周期的に(例えば、1つ又は複数の予定された間隔に従って)堆積される実施形態も想定される。
【0062】
様々な実施形態において、1つ又は複数の印刷技術の1つ又は複数の例示的なノズル402は、本明細書に記載される様々な実施形態に従った1つ又は複数の通信接続406(例えば、直接的な電気接続及び/又は無線接続)によって、1つ又は複数のコンピュータデバイス404によって制御することができる。例えば、1つ又は複数のコンピュータデバイス404は、使用されるインク材料のタイプ及び/又はノズル402によって横断される1つ又は複数の印刷方向を規定するために、データを送信する及び/又は他の方法で1つ又は複数の3次元印刷技術の装置を制御することができる。様々な実施形態において、1つ又は複数のコンピュータデバイス404は、1つ又は複数のノズル402の動作を指示し、それによってインク材料(例えば、金属インク材料)の堆積を指示するために、共振器構造800の調整(例えば、少なくとも図10A図10Cに関して以下に記載される)中に用いられ得る1つ又は複数の印刷方向を規定するために、3次元印刷ソフトウェアを実行することができる。
【0063】
図11A図11Cは、本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った調整の第3段階中の例示的且つ非限定的な共振器構造800の図を示す。本明細書に記載される他の実施形態に用いられる同様の要素の繰り返しの説明は、簡潔にするために省略される。調整の第3段階中、1つ又は複数の調整層808は、1つ又は複数の3次元印刷技術によって、1つ又は複数の圧電層802及び/又は第1電極804上にさらに印刷することができる。調整の第3段階の結果として、1つ又は複数の調整層808の1つ又は複数の第2部分808bを形成することができる。
【0064】
図11A図11Cに示すように、調整の第2段階の1つ又は複数の特徴は、1つ又は複数の調整層808をさらに印刷するために繰り返すことができる。例えば、1つ又は複数の3次元印刷技術は、インク材料(例えば、金属インク材料)を1つ又は複数の調整層808の1つ又は複数の以前に形成された部分上に(例えば、1つ又は複数の調整層808の少なくとも第1部分808a上に)堆積するためにさらに実行することができる。調整層808の1つ又は複数の以前に形成された部分上に(例えば、調整層808の第1部分808a上に)追加のインク材料を堆積することによって、調整の第3段階は、1つ又は複数の調整層808を所望の高さにさらに印刷することができる(例えば、図11A及び/又は図11Cに示すY軸に沿って1つ又は複数の調整層808をさらに印刷することができる)。
【0065】
様々な実施形態において、調整の第3段階は、1つ又は複数の調整層808を所望の幾何学及び/又は高さ(例えば、図11A及び/又は図11CのY軸に沿って)に印刷するために複数回繰り返すことができる。例えば、調整の第3段階の各実施によって、追加のインク材料(例えば、金属インク材料)は、1つ又は複数の調整層808をさらに印刷するために、以前に堆積されたインク材料上に堆積することができる。さらに、調整の第3段階の各実施は、インク材料堆積の1つ又は複数の以前の領域より同じサイズの領域、より小さい領域、及び/又はより大きい領域にインク材料を堆積することができる。例えば、調整の第3段階の各実施は、同じ1つ又は複数の印刷方向、又は1つ又は複数の異なる印刷方向に従うことができる。
【0066】
1つ又は複数の実施形態において、1つ又は複数の3次元印刷技術は、調整の第2段階から調整の第3段階に移行する間に、インク材料(例えば、金属インク材料)を連続的に堆積することができる。同様に、1つ又は複数の実施形態において、1つ又は複数の3次元印刷技術は、調整の第3段階の1つの実施から調整の第3段階の別の実施に移行する間に、インク材料(例えば、金属インク材料)を連続的に堆積することができる。
【0067】
様々な実施形態において、3次元印刷技術は、調整の第3段階の1つ又は複数の実施中に、調整の第2段階中に用いられた1つ又は複数の印刷方向(例えば、「P」矢印によって表される)に従うことができる。1つ又は複数の実施形態において、3次元印刷技術は、調整の第3段階の1つ又は複数の実施中に、調整の第2段階中に用いられた1つ又は複数の印刷方向とは異なる1つ又は複数の印刷方向(例えば、「P」矢印によって表される)に従うことができる。例えば、図11Bは、調整の第2段階中に用いられた印刷方向(例えば、「P」矢印によって表される)の逆である、調整の第3段階中に用いられる例示的な印刷方向(例えば、「P」矢印によって表される)を図示する。別の例では、製造の第3段階中に用いられる1つ又は複数の印刷方向は、調整の第2段階中に用いられる1つ又は複数の印刷方向に平行又は直交とすることができる。
【0068】
図11Bに示すように、調整の第3段階の1つ又は複数の実施中に用いられる印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)は、X軸、Z軸、及び/又はそれらの組み合わせに沿って、以前に堆積されたインク材料を横断することができる。さらに、印刷方向は、直線、曲線、波線、それらの組み合わせ、及び/又は同様のものに従うことができる。それによって、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)は、1つ又は複数の調整層808の追加部分によって占有される領域を横断することができる(例えば、1つ又は複数の第2部分102bによって占有される領域を横断することができる)。さらに、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)の経路は、1つ又は複数の調整層808の幾何学によって規定することができる。従って、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)の位置及び/又は経路は、製造の第3段階の所定の実施中に印刷される所定の高さにある1つ又は複数の調整層808の所望の幾何学に基づくことができる。例えば、図11Bに示す印刷方向の経路(例えば、矢印「P」によって表される)は、図11A図11Cに示す調整の第2段階中に規定される矩形プリズム及び/又は立方体幾何学を高くするために用いることができる。
【0069】
調整の第3段階の1つ又は複数の実施中にノズル402が印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)を横断するにつれて、インク材料(例えば、金属インク材料)は、以前に堆積されたインク材料上に堆積することができる。例えば、図11Cは、図11Bに示す例示的な印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)を横断する例示的なノズル402から形成される1つ又は複数の調整層808の第2部分808bを図示する。さらに、図11A図11Cは、印刷方向(例えば、矢印「P」によって表される)に沿って、以前に堆積されたインク材料上にインク材料(例えば、金属インク材料)の連続的な又はほぼ連続的な堆積を示しているが、3次元印刷の構造は、そのように限定されない。例えば、インク材料(例えば、金属インク材料)が周期的に(例えば、1つ又は複数の予定された間隔に従って)堆積される実施形態も想定される。
【0070】
様々な実施形態において、1つ又は複数の印刷マップ700は、共振器構造800の調整を容易にするために、1つ又は複数のコンピュータデバイス404によって用いることができる。例えば、半導体デバイス(例えば、バルク音響波デバイスなどのモノリシックマイクロ波集積回路(「MMIS」))は、1つ又は複数の共振器構造800を有し、1つ又は複数の印刷マップ700は、半導体デバイスにおいて調整される共振器構造800の1つ又は複数に対応する印刷位置602を描くことができる。さらに、1つ又は複数の印刷マップ700は、調整中に(例えば、本明細書に記載される調整の第2及び/又は第3段階の1つ又は複数の繰り返しに従って)1つ又は複数の調整層808を形成するために用いられる1つ又は複数の印刷方向を描くことができる。本明細書に記載される様々な実施形態に従って、複数の印刷マップ700は、調整の第2及び/又は第3段階を容易にするために1つ又は複数のコンピュータデバイス404によって生成する及び/又は用いることができる。
【0071】
図12は、本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った1つ又は複数の3次元印刷フリップチップ相互接続102の製造を容易にすることができる例示的且つ非限定的な方法1200のフロー図を示す。本明細書に記載される他の実施形態に用いられる同様の要素の繰り返しの説明は、簡潔にするために省略される。
【0072】
1202において、方法1200は、半導体基板106上に金属を堆積することによって、1つ又は複数のチップパッド104を形成することを有することができる。例えば、1202における1つ又は複数のチップパッド104の形成は、本明細書に記載される製造の第1段階に従って実行することができる。1204において、方法1200は、半導体チップ上の1つ又は複数のチップパッド104の1つ又は複数の位置(例えば、印刷位置)を規定することができる1つ又は複数の印刷マップ700を生成することを有することができる。さらに、1つ又は複数の印刷マップ700は、1つ又は複数の3次元印刷技術の実行中に利用される1つ又は複数の印刷方向を規定することができる。様々な実施形態において、1つ又は複数の実体は、1204において生成された1つ又は複数の印刷マップ700の生成及び/又は使用を容易にするために1つ又は複数のコンピュータデバイス404を用いることができる。例えば、1204において1つ又は複数の印刷マップ700を生成することは、本明細書に記載される製造の第2及び/又は第3段階の準備のために、本明細書に記載される製造の第1段階中に実行することができる。さらに、1204における1つ又は複数の印刷マップ700の生成は、少なくとも図6A図7に関して本明細書に記載される1つ又は複数の特徴を含むことができる。
【0073】
1206において、方法1200は、1つ又は複数の印刷マップ700に基づいて1つ又は複数の3次元印刷技術によって1つ又は複数のフリップチップパッド104上に導電性インク材料を堆積することによって1つ又は複数のフリップチップ相互接続102を形成することを有することができる。本明細書に記載される様々な実施形態に従って、1つ又は複数の3次元印刷技術は、1つ又は複数の相互接続102を、規定された形状、幾何学、及び/又は寸法を有する3次元構造に構築するために、導電性インク材料を1つ又は複数のチップパッド104上に印刷するために(例えば、1つ又は複数のコンピュータデバイス404によって)用いることができる。例えば、1206において1つ又は複数の相互接続部102を形成することは、本明細書に記載される製造の第2及び/又は第3段階の1つ又は複数の繰り返しに従って実行することができる。
【0074】
図13は、本明細書に記載される1つ又は複数の実施形態に従った1つ又は複数の3次元印刷技術によって1つ又は複数の共振器構造800の調整を容易にすることができる例示的且つ非限定的な方法1300のフロー図を示す。本明細書に記載される他の実施形態に用いられる同様の要素の繰り返しの説明は、簡潔にするために省略される。
【0075】
1302において、方法1300は、半導体デバイス(例えば、共振器構造800)の1つ又は複数の共振器を提供することを有することができ、1つ又は複数の共振器は、1つ又は複数の圧電層802に隣接する1つ又は複数の電極を有することができる。例えば、1302において提供される1つ又は複数の共振器は、本明細書に記載される共振器構造800を具体化することができる。1304において、方法1300は、1つ又は複数の共振器(例えば、共振器構造800)の初期動作周波数を決定することを有することができる。例えば、1つ又は複数の共振器は、共振器の初期動作周波数を測定するために、本明細書に記載される調整の第1段階中に動作することができる。
【0076】
1306において、方法1300は、半導体チップ上の1つ又は複数の共振器(例えば、共振器構造800)の1つ又は複数の位置を規定することができる1つ又は複数の印刷マップ700を生成することを有することができる。さらに、1つ又は複数の印刷マップ700は、1つ又は複数の3次元印刷技術の実行中に利用される1つ又は複数の印刷方向を規定することができる。様々な実施形態において、1つ又は複数の実体は、1306において生成された1つ又は複数の印刷マップ700の生成及び/又は使用を容易にするために、1つ又は複数のコンピュータデバイス404を用いることができる。例えば、1306において1つ又は複数の印刷マップ700を生成することは、本明細書に記載される調整の第2及び/又は第3段階に備えて、本明細書に記載される調整の第1段階中に実行することができる。
【0077】
1308において、方法1300は、1つ又は複数の印刷マップ700に基づいて1つ又は複数の共振器の表面にインク材料(例えば、3次元印刷技術に適合する)を堆積することによって、1つ又は複数の共振器(例えば、共振器構造800)を調整することを有することができ、前記堆積は、1つ又は複数の3次元印刷技術によって実行することができる。例えば、インク材料は、1つ又は複数の3次元印刷技術によって、1つ又は複数の共振器(例えば、共振器構造800)の1つ又は複数の圧電層802及び/又は電極(例えば、第1電極804)上に印刷することができる。例えば、1308において堆積することは、本明細書に記載される調整の第2及び/又は第3段階の1つ又は複数の繰り返しに従って実行することができる。様々な実施形態において、1つ又は複数の共振器上にインク材料を堆積することは、共振器の動作周波数を初期動作周波数から目標動作周波数に変化させることができる。例えば、インク材料が1つ又は複数の共振器に加えられるにつれて、1つ又は複数の共振器の動作周波数は、増加させることができる。
【0078】
加えて、用語「又は」は、排他的な「又は」ではなく包括的な「又は」を意味することが意図される。 つまり、別段の指定がない限り又は文脈から明らかでない限り、「XがA又はBを用いる」とは、あらゆる自然な包括的な置換を意味することを意図している。つまり、XがAを用いる場合、XがBを用いる場合、又はXがAとBの両方を用いる場合、「XがA又はBを用いる」は、前述のいずれの場合でも満たされる。さらに、本明細書及び付属図面に使用される冠詞「1つの(a)」及び「1つの(an)」は一般に、別段の指定がない限り又は文脈から単数形に向けられることが明らかでない限り、「1つ又は複数」を意味すると解釈されるべきである。本明細書に使用される場合、用語「例(example)」及び/又は「例示的(exemplary)」は、例(example)、例示(instance)、又は実例(illustration)として機能することを意味するために使用される。誤解を避けるために、本明細書に開示された主題は、そのような例によって限定されない。加えて、本明細書に「例(example)」及び/又は「例示的(exemplary)」として記載されるあらゆる態様又は設計は、必ずしも他の態様又は設計より好ましい又は有利であると解釈されるものではなく、当業者に公知の同等の例示的構造及び技術を排除することを意味するものでもない。
【0079】
当然、本開示を説明するために、考えられる限りのすべての構成要素、製品及び/又は方法の組み合わせを記載することは不可能であるが、当業者は、本開示の多くのさらなる組み合わせ及び変更が可能であることを認識することができる。さらに、「含む(includes)」、「有する(has)」、「所有する(possesses)」などの用語が詳細な説明、特許請求の範囲、付録及び図面において使用される範囲において、そのような用語は、特許請求の範囲において移行語として用いられる場合に「有する(comprising)」が解釈されるような「有する(comprising)」という用語と同様の方法で、包括的であることを意図している。様々な実施形態の記載は、説明のために提示されているが、開示された実施形態を網羅する又は限定することを意図していない。記載された実施形態の範囲及び精神から逸脱することなく、当業者には多くの修正及び変形が明らかであろう。本明細書に使用される用語は、実施形態の原理、実際の適用、又は市場で見られる技術を超える技術的改良を最もよく説明するために、又は他の当業者が本明細書に開示された実施形態を理解することを可能にするために選択された。
図1A
図1B
図2
図3
図4A
図4B
図4C
図4D
図5A
図5B
図5C
図6A
図6B
図7
図8
図9
図10A
図10B
図10C
図10D
図11A
図11B
図11C
図12
図13
【国際調査報告】