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特表2024-524107フォーム処理方法、装置、電子機器、媒体及びプログラム製品
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-05
(54)【発明の名称】フォーム処理方法、装置、電子機器、媒体及びプログラム製品
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/109 20230101AFI20240628BHJP
【FI】
G06Q10/109
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023577614
(86)(22)【出願日】2022-10-27
(85)【翻訳文提出日】2023-12-15
(86)【国際出願番号】 CN2022127991
(87)【国際公開番号】W WO2023072203
(87)【国際公開日】2023-05-04
(31)【優先権主張番号】202111257767.9
(32)【優先日】2021-10-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】チェン,インユアン
【テーマコード(参考)】
5L010
【Fターム(参考)】
5L010AA13
(57)【要約】
本出願は、コンピュータ技術の分野に適用されるフォーム処理方法、装置、電子機器、媒体及びプログラム製品に関し、前記方法は、オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対する操作に応答して、ワークフロー画面を表示することと、ワークフロー画面においてオンラインフォームのデータ内容又は時間に関連付けられるトリガー条件、及びオンラインフォームのデータ内容又はターゲット対象に関連付けられるトリガー操作とを受けることと、トリガー条件が所定の時間に基づいてトリガーされることであれば、所定の時間に基づいてトリガー操作を実行すること、又は、トリガー条件がオンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガーされることであれば、オンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガー操作を実行することと、を含む。本出願は、トリガー時間設定の柔軟性を向上させ、より多くの業務シナリオのニーズに対応することができる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対する操作に応答して、ワークフロー画面を表示することと、
前記ワークフロー画面において、前記オンラインフォームのデータ内容又は時間に関連付けられるトリガー条件、及び、前記オンラインフォームの前記データ内容又はターゲット対象に関連付けられるトリガー操作を受けることと、
前記トリガー条件が所定の時間に基づいてトリガーされる場合に、前記所定の時間に基づいて前記トリガー操作を実行すること、又は、
前記トリガー条件が前記オンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガーされる場合に、前記オンラインフォームに記録されている時間に基づいて前記トリガー操作を実行することと、を含む、
フォーム処理方法。
【請求項2】
前記ワークフロー画面において前記トリガー条件及び前記トリガー操作を受けた後に、
前記トリガー条件が前記オンラインフォームに記録されている前記データ内容の更新に基づいてトリガーされる場合であって、前記オンラインフォームに記録されているデータ内容が更新されるときには、前記トリガー操作を実行すること、をさらに含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記トリガー操作は、メッセージを送信する操作を含み、
前記トリガー操作を実行することは、
予め関連付けられたインスタントメッセージングアプリケーションにおける前記ターゲット対象に所定のメッセージを送信することを含み、
前記ターゲット対象は、ターゲットユーザ及び/又はターゲットグループを含む、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記オンラインフォームに記録されている時間に基づいて前記トリガー操作を実行することは、
前記オンラインフォームに記録されている前記時間、及び前記トリガー条件に予め設定されたターゲット期間に基づいて、トリガー時間を決定することと、
前記トリガー時間が到来するときに、前記トリガー操作を実行することと、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ワークフロー画面は、条件コントロールを表示する第1の領域と、操作コントロールを表示する第2の領域とを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の領域には、所定のトリガー条件に対応する少なくとも1つの条件コントロールが表示され、
前記ワークフロー画面においてトリガー条件を受けることは、
前記条件コントロールのうちの第1のターゲット条件コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記所定のトリガー条件から、前記オンラインフォームに記録されている前記時間に基づいてトリガーされるトリガー条件を選択することと、
フォーム選択操作に応答して、前記オンラインフォームからターゲットフォームを選択することと、
時間フィールド選択操作に応答して、前記ターゲットフォームからターゲット時間フィールドを選択することと、を含み、
又は、
前記条件コントロールのうちの第2のターゲット条件コントロールに対する選択操作に応答して、前記所定のトリガー条件から、タイミングに基づいてトリガーされるトリガー条件を選択することと、
時間設定操作に応答して、前記所定の時間を設定することと、を含む、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第2の領域には、所定のトリガー操作に対応する少なくとも1つの操作コントロールが表示され、
前記ワークフロー画面においてトリガー操作を受けることは、
前記操作コントロールのうちのターゲット操作コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記所定のトリガー操作から前記トリガー操作を選択すること、を含む、
請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記ワークフロー画面を表示した後に、
前記第1の領域の第1のコントロールパネルにおける前記条件コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記第1のコントロールパネルを第2のコントロールパネルに置き換えることと、
前記第2のコントロールパネル以外の所定のコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記第2のコントロールパネルと前記第1の領域で空間的に関連付けられている第3のコントロールパネルを前記第1の領域において生成することと、をさらに含む、
請求項5に記載の方法。
【請求項9】
前記ワークフロー画面を表示した後に、
前記第2の領域の第4のコントロールパネルにおける前記操作コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記第4のコントロールパネルを第5のコントロールパネルに置き換えることと、
前記第5のコントロールパネル以外の所定のコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記第5のコントロールパネルと前記第2の領域で空間的に関連付けられている第6のコントロールパネルを前記第2の領域において生成することと、をさらに含む、
請求項5に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の領域の前記条件コントロールはアクティブ状態にあり、前記第2の領域の前記操作コントロールは非アクティブ状態にある、
請求項5に記載の方法。
【請求項11】
前記第1の領域の前記条件コントロールがトリガーされたことに応答して、前記第2の領域の前記操作コントロールをアクティブ化すること、をさらに含む、
請求項10に記載の方法。
【請求項12】
オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対する操作に応答して、ワークフロー画面を表示することは、
前記オンラインフォームにおける前記ターゲットコントロールに対するトリガー操作に応答して、ワークフロー作成画面を表示することと、
前記ワークフロー作成画面における、カスタマイズワークフローを作成するための第1の作成コントロール又は所定のテンプレートワークフローを作成するための第2の作成コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記ワークフロー画面を表示することと、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項13】
オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対する操作に応答して、ワークフロー画面を表示することは、
前記オンラインフォームにおける前記ターゲットコントロールに対するトリガー操作に応答して、アクションシートを介して前記オンラインフォームの画面の上に位置するワークフロー作成画面を表示することと、
前記ワークフロー作成画面における所定の作成コントロールに対するトリガー操作に応答して、ワークフロー画面を用いて前記ワークフロー作成画面を置き換えることと、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記オンラインフォームは、1つ又は複数のデータテーブルを含むデータベーステーブルであり、前記データテーブルは、1つ又は複数のフォームビューを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項15】
オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対する操作に応答して、ワークフロー画面を表示するためのワークフロー画面表示モジュールと、
前記ワークフロー画面において、前記オンラインフォームのデータ内容又は時間に関連付けられるトリガー条件、及び、前記オンラインフォームのデータ内容又はターゲット対象に関連付けられるトリガー操作を受けるための受付モジュールと、
前記トリガー条件が所定の時間に基づいてトリガーされる場合に、前記所定の時間に基づいて前記トリガー操作を実行するための第1のトリガーモジュールと、
前記トリガー条件が前記オンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガーされる場合に、前記オンラインフォームに記録されている前記時間に基づいて前記トリガー操作を実行するための第2のトリガーモジュールと、を備える、
フォーム処理装置。
【請求項16】
メモリに格納されたコンピュータプログラムを実行するためのプロセッサを備え、
前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1~14のいずれか1項に記載の方法のステップを実現する、
電子機器。
【請求項17】
コンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1~14のいずれか1項に記載の方法のステップを実現する、
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項18】
コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに請求項1~14のいずれか1項に記載の方法のステップを実行させる、
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
〔関連出願への相互参照〕
本出願は、出願番号が202111257767.9であり、出願日が2021年10月27日であり、名称が「フォーム処理方法、装置、電子機器、媒体及びプログラム製品」である中国特許出願に基づいて提出され、当該中国特許出願の優先権を主張しており、当該中国特許出願の全ての内容は参照により本出願に組み込まれている。
〔技術分野〕
本出願は、コンピュータ技術の分野に関し、特に、フォーム処理方法、装置、電子機器、媒体及びプログラム製品に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、データベーステーブル製品は、ユーザに対してカスタマイズ設定可能なルールを提供することが可能であり、ルールには、トリガー条件とトリガー操作とが含まれてもよく、トリガー条件が満たされる場合には、指定されたトリガー操作が自動的に実行されてもよい。例えば、データベーステーブルは、締め切りになる前に、テーブル内の対応するレコードを修正するよう、指定者に促すことができるので、タスク/注文管理などのシナリオに適用されてもよい。しかし、上記した方法は特別なシナリオに適合ではない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記技術的課題を解決するために、又は少なくともその一部を解決するために、本出願は、フォーム処理方法、装置、電子機器、媒体及びプログラム製品を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本出願の第1の態様によれば、
オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対する操作に応答して、ワークフロー画面を表示することと、
前記ワークフロー画面において、前記オンラインフォームのデータ内容又は時間に関連付けられるトリガー条件、及び、前記オンラインフォームのデータ内容又はターゲット対象に関連付けられるトリガー操作を受けることと、
前記トリガー条件が所定の時間に基づいてトリガーされる場合に、前記所定の時間に基づいて前記トリガー操作を実行すること、又は、
前記トリガー条件が前記オンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガーされる場合に、前記オンラインフォームに記録されている時間に基づいて前記トリガー操作を実行することと、を含む、フォーム処理方法を提供する。
【0005】
随意的に、前記ワークフロー画面において前記トリガー条件と前記トリガー操作とを受けた後に、当該方法は、
前記トリガー条件が前記オンラインフォームに記録されている前記データ内容の更新に基づいてトリガーされる場合であって、前記オンラインフォームに記録されているデータ内容が更新されるときには、前記トリガー操作を実行すること、をさらに含む。
【0006】
随意的に、前記トリガー操作は、メッセージを送信する操作を含み、
前記した、前記トリガー操作を実行することは、
予め関連付けられたインスタントメッセージングアプリケーションにおける前記ターゲット対象に所定のメッセージを送信することを含み、前記ターゲット対象は、ターゲットユーザ及び/又はターゲットグループを含む。
【0007】
随意的に、前記した、前記オンラインフォームに記録されている時間に基づいて、前記トリガー操作を実行することは、
前記オンラインフォームに記録されている前記時間、及び前記トリガー条件に予め設定されたターゲット期間とによって、トリガー時間を決定することと、
前記トリガー時間が到来するときに、前記トリガー操作を実行することと、を含む。
【0008】
随意的に、前記ワークフロー画面は、条件コントロールを表示する第1の領域と、操作コントロールを表示する第2の領域とを含む。
【0009】
随意的に、前記第1の領域には、所定のトリガー条件に対応する少なくとも1つの条件コントロールが表示され、
前記ワークフローインタフェースにおいてトリガー条件を受けることは、
前記条件コントロールのうちの第1のターゲット条件コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記所定のトリガー条件から、前記オンラインフォームに記録されている前記時間に基づいてトリガーされるトリガー条件を選択することと、
フォーム選択操作に応答して、前記オンラインフォームからターゲットフォームを選択することと、
時間フィールド選択操作に応答して、前記ターゲットフォームからターゲット時間フィールドを選択することと、を含み、
又は、
前記条件コントロールのうちの第2のターゲット条件コントロールに対する選択操作に応答して、前記所定のトリガー条件から、タイミングに基づいてトリガーされるトリガー条件を選択することと、
時間設定操作に応答して、前記所定の時間を設定することと、を含む。
【0010】
随意的に、前記第2の領域には、所定のトリガー操作に対応する少なくとも1つの操作コントロールが表示され、
前記ワークフローインタフェースにおいてトリガー操作を受けることは、
前記操作コントロールのうちのターゲット操作コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記所定のトリガー操作から前記トリガー操作を選択することを含む。
【0011】
随意的に、前記ワークフロー画面を表示した後に、
前記第1の領域の第1のコントロールパネルにおける前記条件コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記第1のコントロールパネルを第2のコントロールパネルに置き換えることと、
前記第2のコントロールパネル以外の所定のコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記第1の領域において前記第2のコントロールパネルと前記第1の領域で空間的に関連付けられた第3のコントロールパネルを生成することと、をさらに含む。
【0012】
随意的に、前記ワークフロー画面を表示した後に、
前記第2の領域の第4のコントロールパネルにおける前記操作コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記第4のコントロールパネルを第5のコントロールパネルに置き換えることと、
前記第5のコントロールパネル以外の所定のコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記第2の領域において前記第5のコントロールパネルと前記第2の領域で空間的に関連付けられている第6のコントロールパネルを生成することと、をさらに含む。
【0013】
随意的に、前記第1の領域の前記条件コントロールはアクティブ状態にあり、前記第2の領域の前記操作コントロールは非アクティブ状態にある。
【0014】
随意的に、前記方法は、
前記第1の領域の前記条件コントロールがトリガーされたことに応答して、前記第2の領域の前記操作コントロールをアクティブ化することをさらに含む。
【0015】
随意的に、前記オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対する操作に応答して、ワークフロー画面を表示することは、
前記オンラインフォームにおける前記ターゲットコントロールに対するトリガー操作に応答して、ワークフロー作成画面を表示することと、
前記ワークフロー作成画面における、カスタマイズワークフローを作成するための第1の作成コントロール又は所定のテンプレートワークフローを作成するための第2の作成コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記ワークフロー画面を表示することと、を含む。
【0016】
随意的に、前記オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対する操作に応答して、ワークフロー画面を表示することは、
前記オンラインフォームにおける前記ターゲットコントロールに対するトリガー操作に応答して、アクションシートを介して前記オンラインフォームの画面の上に位置するワークフロー作成画面を表示することと、
前記ワークフロー作成画面における所定の作成コントロールに対するトリガー操作に応答して、ワークフロー画面を用いて前記ワークフロー作成画面を置き換えることと、を含む。
【0017】
随意的に、前記オンラインフォームは、1つ又は複数のデータテーブルを含むデータベーステーブルであり、前記データテーブルは、1つ又は複数のフォームビューを含む。
【0018】
本発明の第2の態様によれば、
オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対する操作に応答して、ワークフロー画面を表示するためのワークフロー画面表示モジュールと、
前記ワークフロー画面において、前記オンラインフォームのデータ内容又は時間に関連付けられるトリガー条件、及び、前記オンラインフォームのデータ内容又はターゲット対象に関連付けられるトリガー操作を受けるための受付モジュールと、
前記トリガー条件が所定の時間に基づいてトリガーされる場合に、前記所定の時間に基づいて前記トリガー操作を実行するための第1のトリガーモジュールと、
前記トリガー条件が前記オンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガーされる場合に、前記オンラインフォームに記録されている前記時間に基づいて前記トリガー操作を実行するための第2のトリガーモジュールと、を備える、フォーム処理装置を提供する。
【0019】
随意的に、前記装置は、
前記トリガー条件が前記オンラインフォームに記録されている前記データ内容の更新に基づいてトリガーされる場合であって、前記オンラインフォームに記録されている前記データ内容が更新されるときに、前記トリガー操作を実行するための第3のトリガーモジュール、をさらに備える。
【0020】
随意的に、前記トリガー操作は、メッセージを送信する操作を含み、
第1のトリガーモジュール、第2のトリガーモジュール及び第3のトリガーモジュールは、
予め関連付けられているインスタントメッセージングアプリケーションにおける前記ターゲット対象に所定のメッセージを送信することにより、前記トリガー操作の実行を実現し、前記ターゲット対象は、ターゲットユーザ及び/又はターゲットグループを含む。
【0021】
随意的に、前記第2のトリガーモジュールは、具体的には、前記トリガー条件が前記オンラインフォームに記録されている前記時間に基づいてトリガーされる場合に、前記オンラインフォームに記録されている時間、及び前記トリガー条件に予め設定されたターゲット期間に基づいて、トリガー時間を決定することと、前記トリガー時間が到来するときに、前記トリガー操作を実行することと、のために使用される。
【0022】
随意的に、前記ワークフロー画面は、条件コントロールを表示する第1の領域と、操作コントロールを表示する第2の領域とを含む。
【0023】
随意的に、前記第1の領域には、所定のトリガー条件に対応する少なくとも1つの条件コントロールが表示され、
前記受付モジュールは、具体的には、
前記条件コントロールのうちの第1のターゲット条件コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記所定のトリガー条件から、前記オンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガーされるトリガー条件を選択することと、
フォーム選択操作に応答して、前記オンラインフォームからターゲットフォームを選択することと、
時間フィールド選択操作に応答して、前記ターゲットフォームからターゲット時間フィールドを選択することとによって、前記ワークフローインタフェースにおいてトリガー条件を受けることを実現するために使用され、
又は、
前記条件コントロールのうちの第2のターゲット条件コントロールに対する選択操作に応答して、前記所定のトリガー条件から、タイミングに基づいてトリガーされるトリガー条件を選択することと、
時間設定操作に応答して、前記所定の時間を設定することとによって、前記ワークフローインタフェースにおいてトリガー条件を受けることを実現するために使用される。
【0024】
随意的に、前記第2の領域には、所定のトリガー操作に対応する少なくとも1つの操作コントロールが表示され、
前記受付モジュールは、具体的には、
前記操作コントロールのうちのターゲット操作コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記所定のトリガー操作から前記トリガー操作を選択することによって、前記ワークフローインタフェースにおいてトリガー操作を受けることを実現するために使用される。
【0025】
随意的に、前記装置は、
前記第1の領域の第1のコントロールパネルにおける前記条件コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記第1のコントロールパネルを第2のコントロールパネルに置き換えるための第1のコントロールパネル置換モジュールと、
前記第2のコントロールパネル以外の所定のコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記第1の領域において前記第2のコントロールパネルと前記第1の領域で空間的に関連付けられた第3のコントロールパネルを生成するための第1のコントロールパネル生成モジュールと、をさらに備える。
【0026】
随意的に、前記装置は、
前記第2の領域の第4のコントロールパネルにおける前記操作コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記第4のコントロールパネルを第5のコントロールパネルに置き換えるための第2のコントロールパネル置換モジュールと、
前記第5のコントロールパネル以外の所定のコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記第2の領域において前記第5のコントロールパネルと前記第2の領域で空間的に関連付けられた第6のコントロールパネルを生成するための第2のコントロールパネル生成モジュールと、をさらに備える。
【0027】
随意的に、前記第1の領域の前記条件コントロールはアクティブ状態にあり、前記第2の領域の前記操作コントロールは非アクティブ状態にある。
【0028】
随意的に、前記装置は、
前記第1の領域の前記条件コントロールがトリガーされたことに応答して、前記第2の領域の前記操作コントロールをアクティブ化するためのコントロールアクティブ化モジュールをさらに備える。
【0029】
随意的に、前記ワークフロー画面表示モジュールは、具体的には、前記オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対するトリガー操作に応答して、ワークフロー作成画面を表示することと、前記ワークフロー作成画面における、カスタマイズワークフローを作成するための第1の作成コントロール又は所定のテンプレートワークフローを作成するための第2の作成コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記ワークフロー画面を表示することと、のために使用される。
【0030】
随意的に、前記ワークフロー画面表示モジュールは、具体的には、前記オンラインフォームにおける前記ターゲットコントロールに対するトリガー操作に応答して、アクションシートを介して前記オンラインフォームの画面の上に位置するワークフロー作成画面を表示することと、前記ワークフロー作成画面における予め設定された作成コントロールに対するトリガー操作に応答して、ワークフロー画面を用いて前記ワークフロー作成画面を置き換えることと、のために使用される。
【0031】
随意的に、前記オンラインフォームは、1つ又は複数のデータテーブルを含むデータベーステーブルであり、前記データテーブルは、1つ又は複数のフォームビューを含む。
【0032】
本出願の第3の態様によれば、メモリに格納されたコンピュータプログラムを実行するためのプロセッサを備え、前記コンピュータプログラムは、プロセッサによって実行されると、第1の態様に記載の方法を実現する、電子機器を提供する。
【0033】
本発明の第4の態様によれば、コンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、第1の態様に記載の方法を実現する、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【0034】
本発明の第5の態様によれば、コンピュータにおいて動作するときに、第1の態様に記載の方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム製品を提供する。
【0035】
本出願の実施例により提供される技術案は、従来技術と比較して以下の利点を有する:
ユーザは、オンラインフォームに対応するワークフロー画面において、トリガー条件とトリガー操作とを設定してもよく、トリガー条件は、所定の時間に基づいてトリガーされてもよく、又は、オンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガーされてもよく、すなわち、オンラインフォームに記録されている時間に基づいて対応するトリガー操作を実行してもよい。例えば、オンラインフォームに記録されている時間が到来するときに、対応するトリガー操作を実行してもよい。これにより、ワークフローのトリガー時間の設定がより柔軟になり、例えば、注文期限のリマインドなど、より多くの業務シナリオでのニーズに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
ここでの図面は、明細書に組み込まれて本明細書の一部を構成し、本出願に合致する実施例を示し、明細書とともに本出願の原理を解釈するために用いられる。
【0037】
本出願の実施例及び従来技術の技術案をより明確に説明するため、以下、実施例又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に説明し、当業者にとって、創造的な労働を払うことなく、これらの図面から他の図面をさらに得ることができる。
【0038】
図1】本出願の実施例に係るフォーム処理方法の例示的な応用環境に適用可能なシステムアーキテクチャを示す模式図である。
【0039】
図2】本出願の実施例に係るフォーム処理方法のフローチャートである。
【0040】
図3】本出願の実施例に係るワークフローを確立するフローチャートである。
【0041】
図4A】本出願の実施例に係るワークフロー作成画面の模式図である。
【0042】
図4B】本出願の実施例に係るワークフロー画面の模式図である。
【0043】
図5】本出願の実施例に係るワークフロー画面の他の模式図である。
【0044】
図6】本出願の実施例に係るフォーム処理方法の他のフローチャートである。
【0045】
図7】本出願の実施例に係るワークフロー画面の他の模式図である。
【0046】
図8】本出願の実施例に係るワークフロー画面の他の模式図である。
【0047】
図9】本出願の実施例に係るフォーム処理装置の構成の模式図である。
【0048】
図10】本出願の実施例に係る電子機器の構成の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0049】
本出願の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下、本出願の技術案をより詳細に説明する。なお、矛盾しない限り、本出願における実施例及び実施例における特徴は互いに組み合わせられてもよい。
【0050】
以下の説明では、本出願を十分に理解するために、多くの具体的な詳細を述べるが、本出願は、ここで述べられる態様とは異なる他の態様で実施されてもよく、明細書における実施例は本出願の一部の実施例にすぎず、全ての実施例ではない。
【0051】
図1は本出願の実施例に係るフォーム処理方法の例示的な応用環境に適用可能なシステムアーキテクチャを示す模式図である。
【0052】
図1に示すように、システムアーキテクチャ100は、端末機器101、端末機器102、端末機器103等の1つ又は複数の端末機器と、ネットワーク104と、サーバ105と、を備える。ネットワーク104は、端末機器101、端末機器102、端末機器103、サーバ105の間に通信リンクを提供する媒体として使用される。ネットワーク104は、例えば有線、無線通信リンク又は光ファイバケーブルなどの様々な接続タイプを含んでもよい。端末機器101、端末機器102、端末機器103は、様々な電子機器であってもよく、デスクトップコンピュータ、ポータブルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等を含むが、これらに限定されるものではない。図1における端末機器、ネットワーク、サーバの数が模式的に示されるものに過ぎないと理解されるべきである。実際のニーズに応じて、任意の数の端末機器、ネットワーク、サーバを有してもよい。サーバ105は、例えば、複数のサーバからなるサーバクラスタなどであってもよい。
【0053】
本出願の実施例により提供されるフォーム処理方法は、通常、サーバ105によって実行されるものであり、そのため、フォーム処理装置はサーバ105に設けられていてもよい。しかし、当業者にとって容易に理解できるように、本出願の実施例により提供されるフォーム処理方法は、端末機器101、端末機器102、端末機器103によって実行されてもよい。例を挙げると、端末機器101、端末機器102、端末機器103は、トリガー条件とトリガー操作とを含むワークフローを予め確立し、当該ワークフローをサーバ105にアップロードしてもよい。
【0054】
サーバ105は、ワークフローにおけるトリガー条件とトリガー操作とを取得した後に、トリガー条件としてオンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガーされるということを決定する場合には、オンラインフォームに記録されている時間に基づいて、トリガー操作を実行する。
【0055】
以下、まず、本出願の実施例に係るフォーム処理方法について詳細に説明する。
【0056】
図2を参照すると、図2は、本出願の実施例に係るフォーム処理方法のフローチャートであり、以下のステップを含んでもよい。
【0057】
ステップS210:オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対する操作に応答して、ワークフロー画面を表示する。
【0058】
本出願の実施例において、オンラインフォームは、オンラインで編集可能なテーブルであり、1つ又は複数のユーザによるオンライン編集をサポートすることができ、例えば、データベーステーブル等であってもよい。オンラインフォームは、1つ又は複数のデータテーブルを含んでもよく、複数のデータテーブルは、異なるシートに位置してもよく、データテーブルは、1つ又は複数のフォームビューを含んでもよい。フォームビューは、データテーブルにおけるデータの変換状況を表示するために使用される。
【0059】
オンラインフォームは、ワークフローを確立するためのターゲットコントロールである入口を含んでもよく、ユーザが当該ターゲットコントロールに対してトリガー操作を行うときに、ワークフロー画面は表示されてもよい。ワークフローとは、データベーステーブルの自動化ワークの流れということである。ユーザは、業務ニーズによって、業務ニーズに合致するワークフローを確立してもよい。データの自動更新と、リマインダ通知の自動送信と、スケジュールタスクの設定などをトリガーするフォーム操作をワークフローで指定することができ、繁雑な手動操作を削減することができる。各ワークフローは、トリガー条件とトリガー操作とを含んでもよく、トリガー条件が満たされるときに、対応するトリガー操作が実行されるようにされてもよい。
【0060】
ステップS220:ワークフロー画面においてトリガー条件及びトリガー操作を受ける。
【0061】
ワークフロー画面において、ユーザは、業務ニーズによって、対応するトリガー条件とトリガー操作とを設定してもよい。トリガー条件は、所定のトリガー時間が到来するときにトリガーされる時間型トリガー条件と、オンラインフォームにおけるデータが変更されるとトリガーされるデータ変更型トリガー条件と、を含んでもよい。従って、トリガー条件は、オンラインフォームのデータ内容又は時間に関連付けられてもよい。
【0062】
ワークフロー画面においてトリガー時間(締め切り時間)を設定してもよく、例えば、所定の時間を締め切り時間として直接設定してもよく、又は、オンラインフォームに含まれる時間を締め切り時間としてもよく、例えば、オンラインフォームにおいて時間フィールドを選択し、その時間フィールドに対応する時間を締め切り時間としてもよい。このようにして、オンラインフォームに記録されている時間フィールドに対応する時間に基づいてトリガー操作を行うことができる。
【0063】
例を挙げると、注文管理シナリオの場合に、注文管理データテーブルには注文期限時間フィールドが含まれ、ワークフローを確立するときに、注文管理データテーブルと注文期限時間フィールドとを選択してもよい。このようにして、注文管理データテーブルにおける注文期限時間フィールドに対応する時間に基づいて直接トリガー操作を行うことができるので、ユーザは注文管理データテーブルからその注文期限時間フィールドに対応する時間をチェックしてからトリガー条件にその時間を設定する必要がなく、トリガー時間の設定手順を簡略化することができる。特に、オンラインフォームに記録されている時間が変わった場合に、トリガー時間の設定手順をさらに簡略化することができる。
【0064】
トリガー操作は、ターゲット対象にメッセージを送信するトリガー操作と、オンラインフォームにおけるデータに対して修正を行う操作とを含んでもよく、そのため、トリガー操作はオンラインフォームのデータ内容又はターゲット対象に関連付けられる。ターゲット対象は、ターゲットユーザ及び/又はターゲットグループを含んでもよい。すなわち、本出願は、1つ又は複数のユーザへのメッセージの送信をサポートすることができ、1つ又は複数のグループへのメッセージの送信をサポートすることもできる。
【0065】
ステップS230:トリガー条件が所定の時間に基づいてトリガーされる場合に、所定の時間に応じて、トリガー操作を実行する。
【0066】
トリガー条件が所定の時間に基づいてトリガーされる場合に、所定の時間になると、トリガー操作を実行してもよい。所定の時間を中間時間とし、所定の時間の設定時にターゲット期間を設定し、所定の時間よりもターゲット期間だけ早くトリガーする機能を提供してもよい。
【0067】
ステップS240:トリガー条件がオンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガーされる場合に、オンラインフォームに記録されている時間に基づいて、トリガー操作を実行する。
【0068】
所定の時間に基づいてトリガー操作を実行することと類似し、オンラインフォームに記録されている時間が到来するときに、トリガー操作を実行してもよい。それを中間時間とし、N日、Y時間、やM分だけ早くトリガーする機能を提供してもよく、N、Y、Mはいずれも正の整数である。
【0069】
本出願の実施例に係るフォーム処理方法において、ユーザは、オンラインフォームに対応するワークフロー画面において、トリガー条件とトリガー操作とを設定してもよく、トリガー条件は、所定の時間に基づいてトリガーされるほかに、オンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガーされてもよく、すなわち、オンラインフォームに記録されている時間に基づいて対応するトリガー操作を実行してもよい。例えば、オンラインフォームに記録されている時間が到来するときに、対応するトリガー操作を実行してもよい。これにより、ワークフローのトリガー時間の設定がより柔軟になり、例えば注文期限のリマインドなど、より多くの業務シナリオでのニーズに対応することができる。
【0070】
図3を参照し、図3は、本出願の実施例に係るワークフローを確立するフローチャートであり、即ち、図2の実施例に係るワークフローの確立方法のフローチャートであり、以下のステップを含んでもよい。
【0071】
ステップS310:オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対する操作に応答して、ワークフロー画面を表示する。
【0072】
オンラインフォームは、ターゲットコントロールである自動化ワークフローの入口を含んでもよく、ユーザはそのターゲットコントロールによってワークフロー画面にアクセスすることができる。ユーザは、ターゲットコントロールをトリガーした後に、ワークフロー画面に直接アクセスしてもよく、先にワークフロー作成画面にアクセスして、ワークフロー作成画面においてトリガー操作を行ってから、ワークフロー画面にアクセスしてもよい。
【0073】
選択的な実施形態において、オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対するトリガー操作に応答して、ワークフロー作成画面が表示され、ワークフロー作成画面における第1の作成コントロール又は第2の作成コントロールに対するトリガー操作に応答して、ワークフロー画面が表示される。第1の作成コントロールはカスタマイズワークフローを作成するためのものであり、第2の作成コントロールは所定のテンプレートワークフローを作成するためのものである。
【0074】
ワークフロー作成画面において、ユーザに対して異なる所定のテンプレートワークフローを複数提供してもよく、異なるテンプレートワークフローは異なる第2の作成コントロールに対応し、テンプレートワークフローがユーザの実際のニーズを満たす場合に、ユーザは直接第2の作成コントロールをトリガーして対応するテンプレートワークフローを選択してもよい。テンプレートワークフローがユーザの実際のニーズを満たさない場合に、ユーザは第1の作成コントロールをトリガーして、新しいカスタマイズワークフローを作成してもよい。例えば、「カスタマイズフロー新規追加」ボタンをクリックすることでワークフローを新規作成する。
【0075】
図4Aを参照すると、図4Aは、本出願の実施例に係るワークフロー作成画面の模式図であり、カスタマイズワークフローを作成するための1つの第1の作成コントロールと、テンプレートワークフローを作成するための5つの第2の作成コントロールと、を備えている。ユーザは、実際のニーズに応じて、第1の作成コントロール又は第2の作成コントロールを選択することができる。
【0076】
選択的な実施形態において、オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対するトリガー操作に応答して、ワークフロー作成画面が表示され、ワークフロー作成画面は、アクションシートを介してオンラインフォームの画面の上に位置する。つまり、ワークフロー作成画面は、新規追加された独立した画面であってもよい。ユーザは、後の操作手順において、この画面を更新してもよい。ワークフロー作成画面における所定の作成コントロールに対するトリガー操作に応答して、ワークフロー画面を用いてワークフロー作成画面を置き換える。所定の作成コントロールは、上記の第1の作成コントロール又は第2の作成コントロールであってもよい。
【0077】
本出願の実施例において、ワークフロー画面は、条件コントロールが表示される第1の領域と、操作コントロールが表示される第2の領域と、を含んでもよい。第1の領域には、所定のトリガー条件に対応する少なくとも1つの条件コントロールが表示されてもよく、第2の領域には、所定のトリガー操作に対応する少なくとも1つの操作コントロールが表示されてもよい。
【0078】
図4Bを参照し、図4Bは、本出願の実施例におけるワークフロー画面の模式図であり、ワークフロー画面は、左右2つの領域を含み、左側の第1の領域には、「レコード内容変更時」、「フォームレコード新規追加時」、「レコードにおける時間になる時」、「タイミングトリガー」の4つの条件コントロールが表示され、それぞれ4つの所定のトリガー条件に対応し、ユーザは必要なトリガー条件を選択することができる。右側の第2の領域には、「メッセージ送信」、「レコード新規追加」、「レコード修正」の3つの操作コントロールが表示され、それぞれ3つの所定のトリガー操作に対応し、ユーザは必要なトリガー操作を選択することができる。ワークフロー画面における条件コントロールと操作コントロールのタイプ及び数は、これらに限定されるものではないと理解されるであろう。
【0079】
ステップS320:条件コントロールのうちの第1のターゲット条件コントロールに対するトリガー操作に応答して、予め設定されたトリガー条件から、フォームに記録されている時間に基づいてトリガーされるトリガー条件を選択する。
【0080】
本出願の実施例において、第1のターゲット条件コントロールは、第1の領域における1つの条件コントロールであり、対応するトリガー条件は、オンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガーされることであり、例えば、図4Bにおける、「レコードにおける時間になる時」という条件コントロールは第1のターゲット条件コントロールである。この条件コントロールがトリガーされた後に、フォーム選択画面が表示されてもよく、ユーザはこのフォーム選択画面においてさらにフォームを選択してもよい。
【0081】
ステップS330:フォーム選択操作に応答して、オンラインフォームからターゲットフォームを選択する。
【0082】
ステップS340:時間フィールド選択操作に応答して、ターゲットフォームからターゲット時間フィールドを選択する。
【0083】
ターゲットフォームは、オンラインフォームにおけるテーブルであり、このテーブルは、ユーザが選択しようとする時間フィールドを含む。トリガー条件の設定は、ターゲットフォームとターゲット時間フィールドを選択することで完了する。
【0084】
図5を参照し、図5は、本出願の実施例に係るワークフロー画面の他の模式図であり、ユーザが「レコードにおける時間になる時」を選択した後に、フォーム選択ボタンが表示されてもよい。ユーザはフォーム選択操作を引き続き実行し、データテーブルAであるターゲットフォームを選択してもよい。ユーザは、ターゲットフォームから、対応する時間を有するターゲット時間フィールドをさらに選択してもよく、図5に示すターゲット時間フィールドは、「締切日付」である。
【0085】
ステップS350:条件コントロールのうちの第2のターゲット条件コントロールに対する選択操作に応答して、予め設定されたトリガー条件から、タイミングに基づいてトリガーされるトリガー条件を選択する。
【0086】
ユーザは、さらに、第2のターゲット条件コントロールをトリガーし、所定の時間に基づいてトリガーされるトリガー条件を選択してもよく、例えば、図4Bにおける、「タイミングトリガー」という条件コントロールは第2のターゲット条件コントロールである。その後、ユーザは所定の時間をさらに設定してもよい。
【0087】
ステップS360:時間設定操作に応答して、所定の時間を設定する。
【0088】
本出願の実施例において、ユーザがトリガー条件を設定するときに、第1の領域の条件コントロールはアクティブ状態にあり、このときに、第2の領域の操作コントロールは非アクティブ状態にあってもよい。つまり、ユーザは、順番でトリガー条件を先に設定した後にトリガー操作を設定してもよい。トリガー条件の設定を完了していない場合には、トリガー操作の設定を不可能にしてもよい。
【0089】
ステップS370:操作コントロールのうちのターゲット操作コントロールに対するトリガー操作に応答して、予め設定されたトリガー操作から前記トリガー操作を選択する。
【0090】
トリガー条件が決定された後、所定のトリガー操作から、図2の実施例のワークフローにおけるトリガー操作をさらに選択してもよい。同様に、トリガー操作は、予め設定された複数のトリガー操作のうちの1つ又は複数であってもよい。例えば、トリガー操作は、レコード修正とメッセージ送信であってもよく、すなわち、レコードを修正すると同時にメッセージを送信してもよい。
【0091】
ユーザが第1の領域と第2の領域とにおけるコントロールを操作している間に、第1の領域と第2の領域とにおける画面も同期して更新されてもよいことが理解されるであろう。第1の領域の第1のコントロールパネルにおける条件コントロールに対するトリガー操作に応答して、第1のコントロールパネルを第2のコントロールパネルに置き換える。例えば、図5に示すように、左側が第1の領域であり、第1の領域内の灰色の領域は、4つの条件コントロールを含む第1のコントロールパネルであり、ユーザがいずれかの条件コントロールに対してトリガー操作を実行した後、第1のコントロールパネルは第2のコントロールパネルに更新されてもよい。もちろん、ユーザが異なる条件コントロールを選択すると、対応する第2のコントロールパネルも異なる。
【0092】
本出願の実施例において、ユーザは、所定のトリガー条件を1つ設定してもよいし、所定のトリガー条件を複数設定してもよい。予め設定されたトリガー条件が複数設定されると、予め設定された複数のトリガー条件が同時に満たされた場合に、トリガー操作が実行される。例えば、ユーザは、所定のコントロールに対してトリガー操作を実行して、所定のトリガー条件を複数設定してもよい。第2のコントロールパネル以外の所定のコントロールに対するトリガー操作に応答して、第3のコントロールパネルが第1の領域に生成される。
【0093】
例えば、図5に示すように、第1の領域には「+」コントロールが含まれ、この「+」コントロールは所定のコントロールであり、ユーザがこのコントロールをトリガーすることにより、第1の領域で第2のコントロールパネルと空間的に関連付けられる第3のコントロールパネルは、第1の領域に生成されてもよい。このようにして、ユーザは、第2のコントロールパネル及び第3のコントロールパネルのそれぞれにおいて所定のトリガー条件を選択することができる。
【0094】
第2の領域の第4のコントロールパネルにおける操作コントロールに対するトリガー操作に応答して、第4のコントロールパネルを第5のコントロールパネルに置き換える。第5のコントロールパネル以外の所定のコントロールに対するトリガー操作に応答して、第2の領域で第5のコントロールパネルと空間的に関連付けられた第6のコントロールパネルは、第2の領域に生成される。
なお、第2の領域におけるコントロールパネルの更新は、第1の領域におけるコントロールパネルの更新と類似し、その詳細について、第1の領域におけるコントロールパネルの更新を参照し、ここでは繰り返し説明しない。
【0095】
ワークフローを生成する時に、デフォルトでこのワークフローが有効にされてもよく、「有効」ボタンをユーザに提供してもよく、ユーザが当該「有効」ボタンをクリックするとこのワークフローを有効にする。このワークフローが有効になった後、このワークフローにおけるトリガー条件によって、トリガー操作が自動的に実行されてもよい。
【0096】
図6を参照すると、図6は、本出願の実施例に係るフォーム処理方法の他のフローチャートであり、以下のステップを含んでもよい。
【0097】
ステップS610:オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対する操作に応答して、ワークフロー画面を表示する。
【0098】
ステップS620:ワークフロー画面においてトリガー条件とトリガー操作を受け付け、トリガー条件は、オンラインフォームのデータ内容又は時間に関連付けられ、トリガー操作は、オンラインフォームのデータ内容又はターゲット対象に関連付けられている。
【0099】
ステップS630:トリガー条件が所定の時間に基づいてトリガーされる場合に、所定の時間に基づいて、トリガー操作を実行する。
【0100】
上記したステップS610~S630は、図2の実施例のステップS210~S230と同様であり、その詳細について、図2の実施例の説明を参照し、ここで繰り返し説明しない。
【0101】
ステップS640:トリガー条件がオンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガーされる場合に、オンラインフォームに記録されている時間に基づいて、トリガー操作を実行する。
【0102】
本出願の実施例において、オンラインフォームに記録されている時間を直接にトリガー時間としてもよく、オンラインフォームに記録されている時間と、トリガー条件に予め設定されたターゲット期間とに基づいて、トリガー時間を決定してもよく、トリガー時間が到来するときに、トリガー操作を実行する。ターゲット期間は、分、時間、日、週、又は月の単位で設定可能である。例えば、オンラインフォームに記録されている時間が10月12日の8:00であり、ターゲット期間が5分間である場合には、10月12日の7:55になるときに、トリガー操作を実行してもよく、又は、10月12日の8:05になるときに、トリガー操作を実行してもよい。すなわち、実際のニーズに応答して、トリガー操作を早めに実行してもよく、又は、トリガー操作を遅らせて実行してもよい。
【0103】
図7を参照し、図7は、本出願の実施例に係るワークフロー画面の他の模式図であり、ユーザは、ターゲット時間フィールドに対応する時間をトリガー時間としてもよく、又は、早めるターゲット期間や遅らせるターゲット期間を選択してもよい。なお、ターゲット時間フィールドに対応する時間が比較的精確であり、例えば分や時などまで精確であると、設定されたトリガー時間は、オンラインフォームに記録されている時間が到来するときであってもよく、ターゲット期間だけ早められる時間又は遅らせられる時間になるときであってもよい。ターゲット時間フィールドに対応する時間がそれほど精確ではない場合に、指定するトリガー時間を設定してもよく、例えば、当日の何時何分を設定してもよく、ターゲット期間だけ早められる時間又はターゲット期間だけ遅らせられる時間などであってもよい。
【0104】
ステップS650:トリガー条件がオンラインフォームに記録されているデータ内容の更新に基づいてトリガーされる場合であって、オンラインフォームに記録されているデータ内容が更新されるときに、トリガー操作を実行する。
【0105】
上記のステップS630及びステップS640は、いずれも時間型トリガー条件に属するが、本出願は、データ変更型トリガー条件も提供する。ユーザは、ワークフローを確立する際に、データ変更型トリガー条件を選択してもよく、例えば、図4Bにおいて、「レコード内容変更時」又は「フォームレコード新規追加時」を選択してもよい。オンラインフォームに記録されているデータ内容の更新は、レコード内容の変更と、フォームレコードの新規追加のほかに、フォームレコードの削除などを含んでもよい。
【0106】
トリガー条件がオンラインフォームに記録されているデータの更新に基づいてトリガーされる場合に、トリガー操作は「レコード新規追加」又は「レコード修正」であり、トリガー条件に対応するフォームとトリガー操作に対応するフォームとは異なるフォームであってもよい。例えば、フォームAにおけるデータ内容が変更されると、フォームBにおけるデータ内容の修正をトリガーしてもよく、フォームCにおけるデータ内容の新規追加をトリガーしてもよい。
【0107】
本出願の実施例において、トリガー操作は、メッセージを送信する操作を含んでもよく、随意的に、予め関連付けられたインスタントメッセージングアプリケーションにおけるターゲット対象に所定のメッセージを送信してもよく、ターゲット対象は、ターゲットユーザ及び/又はターゲットグループを含む。すなわち、本出願は、ユーザ及び/又はグループを送信先として選択することをサポートする。送信先がターゲットグループであれば、所定のメッセージは、ターゲットグループ内の各ユーザに送信される。ターゲットグループ内のユーザが増減した場合に、所定のメッセージを送信する際に、トリガーのときのターゲットグループ内の最新のメンバリストに準じ、ユーザが送信先を手動で調整する必要はない。
【0108】
図8を参照すると、図8は、本出願の実施例に係るワークフロー画面の他の模式図であり、トリガー操作がメッセージを送信する操作であれば、ワークフローを確立する際に、ユーザは複数の所定のトリガー操作から「メッセージ送信」を選択した後、送信先と送信する所定のメッセージをさらに設定してもよい。ユーザがワークフロー画面において実行したインスタントメッセージングアプリケーションにおけるターゲット対象に対する選択操作に応答して、ターゲット対象を選択し、そして、ユーザがワークフロー画面において実行したメッセージ編集操作に応答して、所定のメッセージを編集して生成する。
【0109】
ターゲット対象を選択するときに、インスタントメッセージングアプリケーションから直接ターゲット対象を選択してもよく、フォームからメンバーフィールドを選択してもよく、このメンバーフィールドに対応するユーザのメンバー名称は、インスタントメッセージングアプリケーションにおける当該ユーザのメンバー名称と同じであってもよい。
【0110】
本出願の実施例に係るフォーム処理方法において、予め確立されたワークフローにおけるトリガー条件は、オンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガーされることであってもよく、すなわち、オンラインフォームに記録されている時間に基づいて対応するトリガー操作を実行してもよい。例えば、オンラインフォームに記録されている時間が到来するときに、対応するトリガー操作を実行してもよい。又は、オンラインフォームに記録されている時間を中間時間として、所定のターゲット期間だけ早く、又は、所定のターゲット期間だけ遅らせてトリガーする機能を提供してもよい。これでわかるように、ワークフローのトリガー時間の設定がより柔軟になり、例えば注文期限のリマインドなどの、より多くの業務シナリオでのニーズに対応することができる。トリガー操作がメッセージを送信する操作である場合に、グループ単位で送信先として所定のメッセージを送信することができ、通知メッセージを大規模に送信する場合にユーザごとに1人ずつ追加する必要があるという課題を解決する。そして、グループのメンバーが変わった場合に、送信先を手動で修正する必要がなく、送信先の変更が間に合わないことに起因して情報の同期の遅れや情報漏洩の課題を回避する。
【0111】
上記の方法の実施例に対応して、本出願の実施例は、フォーム処理装置をさらに提供し、図9を参照し、フォーム処理装置900は、
オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対する操作に応答して、ワークフロー画面を表示するためのワークフロー画面表示モジュール910と、
ワークフロー画面においてオンラインフォームのデータ内容又は時間に関連付けられるトリガー条件、及びオンラインフォームのデータ内容又はターゲット対象に関連付けられるトリガー操作を受けるための受付モジュール920と、
トリガー条件が所定の時間に基づいてトリガーされる場合に、所定の時間に基づいてトリガー操作を実行するための第1のトリガーモジュール930と、
トリガー条件がオンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガーされる場合に、オンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガー操作を実行するための第2のトリガーモジュール940と、を備える。
【0112】
随意的に、上記フォーム処理装置900は、
トリガー条件がオンラインフォームに記録されているデータ内容の更新に基づいてトリガーされる場合であって、オンラインフォームに記録されているデータ内容が更新されるときには、トリガー操作を実行するための第3のトリガーモジュール、をさらに備える。
【0113】
随意的に、トリガー操作は、メッセージを送信する操作を含み、
第1のトリガーモジュール930、第2のトリガーモジュール940及び第3のトリガーモジュールは、
予め関連付けられたインスタントメッセージングアプリケーションにおけるターゲット対象に所定のメッセージを送信することによって、トリガー操作を実行し、ターゲット対象は、ターゲットユーザ及び/又はターゲットグループを含む。
【0114】
随意的に、第2のトリガーモジュール940は、具体的には、トリガー条件がオンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガーされる場合に、オンラインフォームに記録されている時間と、トリガー条件に予め設定されたターゲット期間とに基づいて、トリガー時間を決定することと、トリガー時間が到来するときにトリガー操作を実行することと、のために使用される。
随意的に、ワークフロー画面は、条件コントロールが表示される第1の領域と、操作コントロールが表示される第2の領域とを含む。
【0115】
随意的に、第1の領域には、所定のトリガー条件に対応する少なくとも1つの条件コントロールが表示され、
受付モジュール920は、具体的には、
条件コントロールのうちの第1のターゲット条件コントロールに対するトリガー操作に応答して、所定のトリガー条件から、フォームに記録されている時間に基づいてトリガーされるトリガー条件を選択することと、
フォーム選択操作に応答して、オンラインフォームからターゲットフォームを選択することと、
時間フィールド選択操作に応答して、ターゲットフォームからターゲット時間フィールドを選択することとによって、ワークフローインタフェースにおいてトリガー条件を受けることを実現するために使用され、
又は、
条件コントロールのうちの第2のターゲット条件コントロールに対する選択操作に応答して、所定のトリガー条件から、タイミングに基づいてトリガーされるトリガー条件を選択することと、
時間設定操作に応答して、所定の時間を設定することとによって、ワークフローインタフェースにおいてトリガー条件を受けることを実現するために使用される。
【0116】
随意的に、第2の領域には、所定のトリガー操作に対応する少なくとも1つの操作コントロールが表示され、
受付モジュール920は、具体的には、
操作コントロールのうちのターゲット操作コントロールに対するトリガー操作に応答して、所定のトリガー操作からトリガー操作を選択することにより、ワークフローインタフェースにおいてトリガー操作を受けることを実現するために使用される。
【0117】
随意的に、上記フォーム処理装置900は、
第1の領域の第1のコントロールパネルにおける条件コントロールに対するトリガー操作に応答して、第1のコントロールパネルを第2のコントロールパネルに置き換えるための第1のコントロールパネル置換モジュールと、
第2のコントロールパネル以外の所定のコントロールに対するトリガー操作に応答して、第1の領域において第2のコントロールパネルと第1の領域で空間的に関連付けられた第3のコントロールパネルを生成するための第1のコントロールパネル生成モジュールと、をさらに備える。
【0118】
随意的に、上記フォーム処理装置900は、
第2の領域の第4のコントロールパネルにおける操作コントロールに対するトリガー操作に応答して、第4のコントロールパネルを第5のコントロールパネルに置き換えるための第2のコントロールパネル置換モジュールと、
第5のコントロールパネル以外の所定のコントロールに対するトリガー操作に応答して、第2の領域において第5のコントロールパネルと第2の領域で空間的に関連付けられた第6のコントロールパネルを生成するための第2のコントロールパネル生成モジュールと、をさらに備える。
【0119】
随意的に、第1の領域の条件コントロールはアクティブ状態にあり、第2の領域の操作コントロールは非アクティブ状態にある。
【0120】
随意的に、上記フォーム処理装置900は、
第1の領域の条件コントロールがトリガーされたことに応答して、第2の領域の操作コントロールをアクティブ化するためのコントロールアクティブ化モジュールをさらに備える。
【0121】
随意的に、ワークフロー画面表示モジュール910は、具体的には、オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対するトリガー操作に応答して、ワークフロー作成画面を表示することと、ワークフロー作成画面における、カスタマイズワークフローを作成するための第1の作成コントロール又は所定のテンプレートワークフローを作成するための第2の作成コントロールに対するトリガー操作に応答して、ワークフロー画面を表示することと、のために使用される。
【0122】
随意的に、ワークフロー画面表示モジュール910は、具体的には、オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対するトリガー操作に応答して、アクションシートを介してオンラインフォームの画面の上に位置するワークフロー作成画面を表示することと、ワークフロー作成画面における所定の作成コントロールに対するトリガー操作に応答して、ワークフロー画面を用いてワークフロー作成画面を置き換えることと、のために使用される。
【0123】
随意的に、オンラインフォームは、1つ又は複数のフォームビューを含む1つ又は複数のデータテーブルを含むデータベーステーブルである。
【0124】
上記の装置における各モジュール又はユニットの詳細は、対応する方法において詳細に説明されているので、ここで繰り返し説明しない。
【0125】
以上の詳細な説明においては、動作を実行するための機器のいくつかのモジュール又はユニットに言及したが、このような分割は強制的なものではないことに留意されたい。実際に、本出願の実施形態によれば、以上に説明した2つ以上のモジュール又は2つ以上のユニットの特徴及び機能は、1つのモジュール又は1つのユニット内で具体化されてもよい。逆に、以上に説明した1つのモジュール又は1つのユニットの特徴及び機能は、複数のモジュール又は複数のユニットによって具体化されるようにさらに分割されてもよい。
【0126】
本出願の例示的な実施例において、電子機器をさらに提供し、電子機器は、プロセッサと、プロセッサが実行可能な命令を格納するためのメモリと、を含み、プロセッサは、本例示的な実施形態における上記フォーム処理方法を実行するように構成される。
【0127】
図10は本出願の実施例に係る電子機器の構成の模式図である。なお、図10に示す電子機器1000は一例に過ぎず、本出願の実施例の機能及び使用範囲を制限するものではない。
【0128】
図10に示すように、電子機器1000は、読み取り専用メモリ(ROM)1002に記憶されたプログラム、又は記憶部1008からランダムアクセスメモリ(RAM)1003にロードされたプログラムに従って、様々な適切な動作及び処理を実行することができる中央処理ユニット(CPU)1001を含む。RAM1003には、システム操作に必要な各種のプログラムやデータも格納されている。中央処理ユニット1001、ROM1002、及びRAM1003は、バス1004を介して互いに接続されている。入出力(I/O)インターフェース1005もバス1004に接続されている。
【0129】
キーボード、マウスなどを含む入力部1006と、例えば陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカなどを含む出力部1007と、例えばハードディスクなどを含む記憶部1008と、例えばローカルエリアネットワーク(LAN)カードやモデムなどのネットワークインタフェースカードを含む通信部1009とは、I/Oインターフェース1005に接続されている。通信部1009は、例えばインターネット等のネットワークを介して通信処理を実行する。ドライバ1010も、必要に応じてI/Oインターフェース1005に接続される。例えば磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等のリムーバブルメディア1011は、必要に応じてドライバ1010に取り付けられ、これにより、そこから読み出されたコンピュータプログラムが必要に応じて記憶部1008にインストールされる。
【0130】
特に、本出願の実施例によれば、上記したフローチャートを参照して説明したプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現され得る。例えば、本出願の実施例はコンピュータプログラム製品を含む。該コンピュータプログラム製品は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に担持されるコンピュータプログラムを含み、該コンピュータプログラムは、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、当該コンピュータプログラムは、通信部1009を介してネットワークからダウンロードされてインストールされてもよく、及び/又はリムーバブルメディア1011からインストールされてもよい。当該コンピュータプログラムが中央処理ユニット1001によって実行される際に、本出願の装置に限定された様々な機能が実行される。
【0131】
本出願の実施例において、コンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータプログラムは、プロセッサによって実行されると、上記したフォーム処理方法を実現させる。
【0132】
なお、本出願に示されるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又は任意以上の組み合わせであってもよいが、これらに限定されるものではない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ、読み取り専用メモリ、消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD‐ROM)、光学メモリデバイス、磁気メモリデバイス、又は上記任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されるものではない。本出願において、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって、又はそれらと組み合わせて使用されることができるプログラムを含む又は格納する任意の有形媒体であってもよい。コンピュータ読み取り可能な媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適切な媒体で伝送されてもよく、無線、ワイヤ、光ケーブル、RFなど、又は上記任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されるものではない。
【0133】
本出願の実施例において、コンピュータ上で動作すると、上記フォーム処理方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
【0134】
なお、本文において、例えば「第1」と「第2」などの関係用語は、一つの実体又は操作を別の実体又は操作から区別するためにのみ使用され、これらの実体又は操作の間にそのような実際の関係又は順序が存在することを必ずしも要求したり示唆したりするわけではない。そして、「含む」、「含める」といった用語或いは何れの他のバリエーションは非排他的な包含を意味することで、一連の要素の過程、方法、物品或いは機器がそれらの要素だけでなく、明確に列挙されていない他の要素も含み、或いはこの種の過程、方法、物品或いは機器に固有の要素も含むようにする。それ以上の制限がない状況で、「1つの・・・を含む」という文により限定される要素は、前記要素を含む過程、方法、物品又は機器の中に他の同じ要素がさらに存在することを除外しない。
【0135】
以上に述べたことは、当業者が本出願を理解又は実現することができる、本出願の具体的な実施形態にすぎない。これらの実施例に対するさまざまな変更は当業者にとって明らかであり、従って、本出願は、本文で説明されたこれらの実施例に限定されることなく、本文で開示した原理と新規特徴に一致する最も広い範囲に合致する。
図1
図2
図3
図4A
図4B
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【手続補正書】
【提出日】2023-12-15
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対する操作に応答して、ワークフロー画面を表示することと、
前記ワークフロー画面において、前記オンラインフォームのデータ内容又は時間に関連付けられるトリガー条件、及び、前記オンラインフォームの前記データ内容又はターゲット対象に関連付けられるトリガー操作を受けることと、
前記トリガー条件が所定の時間に基づいてトリガーされる場合に、前記所定の時間に基づいて前記トリガー操作を実行すること、又は、
前記トリガー条件が前記オンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガーされる場合に、前記オンラインフォームに記録されている時間に基づいて前記トリガー操作を実行することと、を含む、
フォーム処理方法。
【請求項2】
前記ワークフロー画面において前記トリガー条件及び前記トリガー操作を受けた後に、
前記トリガー条件が前記オンラインフォームに記録されている前記データ内容の更新に基づいてトリガーされる場合であって、前記オンラインフォームに記録されているデータ内容が更新されるときには、前記トリガー操作を実行すること、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記トリガー操作は、メッセージを送信する操作を含み、
前記トリガー操作を実行することは、
予め関連付けられたインスタントメッセージングアプリケーションにおける前記ターゲット対象に所定のメッセージを送信することを含み、
前記ターゲット対象は、ターゲットユーザ及び/又はターゲットグループを含む、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記オンラインフォームに記録されている時間に基づいて前記トリガー操作を実行することは、
前記オンラインフォームに記録されている前記時間、及び前記トリガー条件に予め設定されたターゲット期間に基づいて、トリガー時間を決定することと、
前記トリガー時間が到来するときに、前記トリガー操作を実行することと、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ワークフロー画面は、条件コントロールを表示する第1の領域と、操作コントロールを表示する第2の領域とを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の領域には、所定のトリガー条件に対応する少なくとも1つの条件コントロールが表示され、
前記ワークフロー画面においてトリガー条件を受けることは、
前記条件コントロールのうちの第1のターゲット条件コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記所定のトリガー条件から、前記オンラインフォームに記録されている前記時間に基づいてトリガーされるトリガー条件を選択することと、
フォーム選択操作に応答して、前記オンラインフォームからターゲットフォームを選択することと、
時間フィールド選択操作に応答して、前記ターゲットフォームからターゲット時間フィールドを選択することと、を含み、
又は、
前記条件コントロールのうちの第2のターゲット条件コントロールに対する選択操作に応答して、前記所定のトリガー条件から、タイミングに基づいてトリガーされるトリガー条件を選択することと、
時間設定操作に応答して、前記所定の時間を設定することと、を含む、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第2の領域には、所定のトリガー操作に対応する少なくとも1つの操作コントロールが表示され、
前記ワークフロー画面においてトリガー操作を受けることは、
前記操作コントロールのうちのターゲット操作コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記所定のトリガー操作から前記トリガー操作を選択すること、を含む、
請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記ワークフロー画面を表示した後に、
前記第1の領域の第1のコントロールパネルにおける前記条件コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記第1のコントロールパネルを第2のコントロールパネルに置き換えることと、
前記第2のコントロールパネル以外の所定のコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記第2のコントロールパネルと前記第1の領域で空間的に関連付けられている第3のコントロールパネルを前記第1の領域において生成することと、をさらに含む、
請求項5に記載の方法。
【請求項9】
前記ワークフロー画面を表示した後に、
前記第2の領域の第4のコントロールパネルにおける前記操作コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記第4のコントロールパネルを第5のコントロールパネルに置き換えることと、
前記第5のコントロールパネル以外の所定のコントロールに対するトリガー操作に応答して、前記第5のコントロールパネルと前記第2の領域で空間的に関連付けられている第6のコントロールパネルを前記第2の領域において生成することと、をさらに含む、
請求項5に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の領域の前記条件コントロールはアクティブ状態にあり、前記第2の領域の前記操作コントロールは非アクティブ状態にある、
請求項5に記載の方法。
【請求項11】
前記第1の領域の前記条件コントロールがトリガーされたことに応答して、前記第2の領域の操作コントロールをアクティブ化すること、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】
オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対する操作に応答して、ワークフロー画面を表示することは、
前記オンラインフォームにおける前記ターゲットコントロールに対するトリガー操作に応答して、ワークフロー作成画面を表示することと、
前記ワークフロー作成画面における、カスタマイズワークフローを作成するための第1の作成コントロール又は所定のテンプレートワークフローを作成するための第2の作成コントロールに対するトリガー操作に応答して、前記ワークフロー画面を表示することと、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項13】
オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対する操作に応答して、ワークフロー画面を表示することは、
前記オンラインフォームにおける前記ターゲットコントロールに対するトリガー操作に応答して、アクションシートを介して前記オンラインフォームの画面の上に位置するワークフロー作成画面を表示することと、
前記ワークフロー作成画面における所定の作成コントロールに対するトリガー操作に応答して、ワークフロー画面を用いて前記ワークフロー作成画面を置き換えることと、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記オンラインフォームは、1つ又は複数のデータテーブルを含むデータベーステーブルであり、前記データテーブルは、1つ又は複数のフォームビューを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項15】
オンラインフォームにおけるターゲットコントロールに対する操作に応答して、ワークフロー画面を表示するためのワークフロー画面表示モジュールと、
前記ワークフロー画面において、前記オンラインフォームのデータ内容又は時間に関連付けられるトリガー条件、及び、前記オンラインフォームのデータ内容又はターゲット対象に関連付けられるトリガー操作を受けるための受付モジュールと、
前記トリガー条件が所定の時間に基づいてトリガーされる場合に、前記所定の時間に基づいて前記トリガー操作を実行するための第1のトリガーモジュールと、
前記トリガー条件が前記オンラインフォームに記録されている時間に基づいてトリガーされる場合に、前記オンラインフォームに記録されている前記時間に基づいて前記トリガー操作を実行するための第2のトリガーモジュールと、を備える、
フォーム処理装置。
【請求項16】
メモリに格納されたコンピュータプログラムを実行するためのプロセッサを備え、
前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1~2、4~14のいずれか1項に記載の方法のステップを実現する、
電子機器。
【請求項17】
コンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1~2、4~14のいずれか1項に記載の方法のステップを実現する、
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項18】
コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに請求項1~2、4~14のいずれか1項に記載の方法のステップを実行させる、
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
【国際調査報告】