(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-05
(54)【発明の名称】キーワード辞典を利用して投資キーワードを管理するサーバ及び方法
(51)【国際特許分類】
G06F 16/38 20190101AFI20240628BHJP
【FI】
G06F16/38
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023578904
(86)(22)【出願日】2022-06-28
(85)【翻訳文提出日】2024-02-20
(86)【国際出願番号】 KR2022009227
(87)【国際公開番号】W WO2023277522
(87)【国際公開日】2023-01-05
(31)【優先権主張番号】10-2021-0084712
(32)【優先日】2021-06-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2022-0046980
(32)【優先日】2022-04-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523478056
【氏名又は名称】イノフィン インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100087398
【氏名又は名称】水野 勝文
(74)【代理人】
【識別番号】100128783
【氏名又は名称】井出 真
(74)【代理人】
【識別番号】100128473
【氏名又は名称】須澤 洋
(74)【代理人】
【識別番号】100160886
【氏名又は名称】久松 洋輔
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,ジャン ヒ
【テーマコード(参考)】
5B175
【Fターム(参考)】
5B175DA01
5B175FB03
(57)【要約】
キーワード辞典を利用して投資キーワードを管理するサーバは、予め設定された投資目標分野に対応するキーワード辞典を構築するキーワード辞典構築部と、キーワード辞典に登録された複数の登録キーワードのうち投資に関する投資コンテンツと関連した少なくとも1つの登録キーワードを抽出するキーワード抽出部と、抽出された少なくとも1つの登録キーワードに関するメタデータに含まれた抽出回数に基づいて投資コンテンツに関するコンテンツキーワードを選定するコンテンツキーワード選定部と、投資コンテンツ及びコンテンツキーワードに基づいて投資コンテンツ情報テーブルを生成するコンテンツ情報テーブル生成部と、投資コンテンツ情報テーブル及びキーワード辞典を連動して管理する管理部とを含んでいても良い。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キーワード辞典を利用して投資キーワードを管理するサーバにおいて、
予め設定された投資目標分野に対応するキーワード辞典を構築するキーワード辞典構築部と、
前記キーワード辞典に登録された複数の登録キーワードのうち投資に関する投資コンテンツと関連した少なくとも1つの登録キーワードを抽出するキーワード抽出部と、
前記抽出された少なくとも1つの登録キーワードに関するメタデータに含まれた抽出回数に基づいて前記投資コンテンツに関するコンテンツキーワードを選定するコンテンツキーワード選定部と、
前記投資コンテンツ及び前記コンテンツキーワードに基づいて投資コンテンツ情報テーブルを生成するコンテンツ情報テーブル生成部と、
前記投資コンテンツ情報テーブル及び前記キーワード辞典を連動して管理する管理部と
を含む、キーワード抽出サーバ。
【請求項2】
前記キーワード辞典構築部は、前記投資目標分野の専門家端末から入力された複数のキーワードのうち予め設定されたキーワード採択基準を通過したキーワードに基づいて前記キーワード辞典を構築する、請求項1に記載のキーワード抽出サーバ。
【請求項3】
前記キーワード辞典は、前記登録キーワードにマッピングされた識別コード及び前記登録キーワードに関するメタデータをさらに含み、
前記メタデータは、前記登録キーワードが前記キーワード辞典に登録された登録日、及び前記キーワード辞典から前記登録キーワードが抽出された抽出回数を含む、請求項2に記載のキーワード抽出サーバ。
【請求項4】
前記予め設定されたキーワード採択基準を通過するキーワードが前記キーワード辞典に既に格納されている登録キーワードである場合、前記キーワード辞典構築部は、前記登録キーワードの登録日をアップデートする、請求項3に記載のキーワード抽出サーバ。
【請求項5】
前記投資コンテンツ情報テーブルは、前記投資コンテンツに対する識別子と、前記コンテンツキーワードにマッピングされた識別コードと、前記コンテンツキーワードに関するメタデータとをさらに含む、請求項1に記載のキーワード抽出サーバ。
【請求項6】
前記キーワード辞典において前記投資コンテンツと関連した登録キーワードが変更された場合、前記管理部は、前記投資コンテンツ情報テーブルに含まれた前記コンテンツキーワードのうち前記変更された登録キーワードに対応するコンテンツキーワードを前記変更された登録キーワードに変更する、請求項4に記載のキーワード抽出サーバ。
【請求項7】
キーワード抽出サーバによって実行されるキーワード辞典を利用して投資キーワードを管理する方法において、
予め設定された投資目標分野に対応するキーワード辞典を構築するステップと、
前記キーワード辞典に登録された複数の登録キーワードのうち投資に関する投資コンテンツと関連した少なくとも1つの登録キーワードを抽出するステップと、
前記抽出された少なくとも1つの登録キーワードに関するメタデータに含まれた抽出回数に基づいて前記投資コンテンツに関するコンテンツキーワードを選定するステップと、
前記投資コンテンツ及び前記コンテンツキーワードに基づいて投資コンテンツ情報テーブルを生成するステップと、
前記投資コンテンツ情報テーブル及び前記キーワード辞典を連動して管理するステップと
を含む、キーワード抽出方法。
【請求項8】
前記キーワード辞典を構築するステップは、
前記投資目標分野の専門家端末から入力された複数のキーワードのうち予め設定されたキーワード採択基準を通過したキーワードに基づいて前記キーワード辞典を構築するステップを含む、請求項7に記載のキーワード抽出方法。
【請求項9】
前記キーワード辞典は、前記登録キーワードにマッピングされた識別コード及び前記登録キーワードに関するメタデータをさらに含み、
前記メタデータは、前記登録キーワードが前記キーワード辞典に登録された登録日、及び前記キーワード辞典から前記登録キーワードが抽出された抽出回数を含む、請求項8に記載のキーワード抽出方法。
【請求項10】
前記予め設定されたキーワード採択基準を通過するキーワードが前記キーワード辞典に既に格納されている登録キーワードである場合、前記登録キーワードの登録日をアップデートするステップをさらに含む、請求項10に記載のキーワード抽出方法。
【請求項11】
前記投資コンテンツ情報テーブルは、前記投資コンテンツに対する識別子と、前記コンテンツキーワードにマッピングされた識別コードと、前記コンテンツキーワードに関するメタデータとをさらに含む、請求項7に記載のキーワード抽出方法。
【請求項12】
前記キーワード辞典において前記投資コンテンツと関連した登録キーワードが変更された場合、前記投資コンテンツ情報テーブルに含まれた前記コンテンツキーワードのうち前記変更された登録キーワードに対応するコンテンツキーワードを前記変更された登録キーワードに変更するステップをさらに含む、請求項10に記載のキーワード抽出方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キーワード辞典を利用して投資キーワードを管理するサーバ及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、非定型データの生産量が幾何級数的に増加するにつれて、主要情報を抽出しようとする要求が高まっている。
【0003】
既存の非定型データに対するキーワード抽出方式は、
図1を参照すると、非定型コンテンツに対して形態素を分析し、形態素の分析結果に基づいて特定単語の言及回数(又は比重)に応じてコンテンツキーワードを抽出する。
【0004】
このとき、形態素の分析は、オープンソースに基づく変形された形態の技術を通じて行われる。殆どのオープンソースは英語圏のアルゴリズムに基づいており、ハングルの場合、用言構造などの構造的特殊性によって、キーワード抽出において正確度が低い。
【0005】
具体的に、ハングルの構造的特殊性によって、形態素分析段階から正確度が低く、これにより、コンテンツキーワードの抽出時に非定型コンテンツの文脈とはかけ離れた単語をコンテンツキーワードとして選定してしまうため、その正確度が顕著に低い。
【0006】
特に、金融投資分野において、用語の専門性と特殊性により、一般文章に基づくオープンソースの使用時にコンテンツキーワードの正確度がさらに低下する現象が現われる。
【0007】
一方、同じコンテンツであるとしても、コンテンツの需要目的によって主なキーワードが変わらなければならないイシューが発生する。例えば、アートオークションに関するコンテンツを分析する場合、アーティストにとっては、対象の芸術性、歴史性など、芸術的価値のキーワードが重要であるのに対し、投資者の立場では、収益率、未来価値などに関するキーワードが重要となり、分析の目的に合うキーワード分析技術が必要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】韓国公開特許公報第2015-0083620号(2015年7月20日付にて公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためのものであり、予め設定された投資目標分野に対応するキーワード辞典を利用し、投資コンテンツの分析目的に合わせて投資コンテンツに関する投資キーワードを管理することを目的とする。
【0010】
但し、本実施例が解決しようとする技術的課題は、上記したような技術的課題に限定されるものではなく、また他の技術的課題が存在し得る。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上述した技術的課題を解決するための技術的手段として、本発明の第1の側面に係るキーワード辞典を利用して投資キーワードを管理するサーバは、予め設定された投資目標分野に対応するキーワード辞典を構築するキーワード辞典構築部と、前記キーワード辞典に登録された複数の登録キーワードのうち投資に関する投資コンテンツと関連した少なくとも1つの登録キーワードを抽出するキーワード抽出部と、前記抽出された少なくとも1つの登録キーワードに関するメタデータに含まれた抽出回数に基づいて前記投資コンテンツに関するコンテンツキーワードを選定するコンテンツキーワード選定部と、前記投資コンテンツ及び前記コンテンツキーワードに基づいて投資コンテンツ情報テーブルを生成するコンテンツ情報テーブル生成部と、前記投資コンテンツ情報テーブル及び前記キーワード辞典を連動して管理する管理部とを含んでいても良い。
【0012】
本発明の第2の側面に係るキーワード抽出サーバによって実行されるキーワード辞典を利用して投資キーワードを管理する方法は、予め設定された投資目標分野に対応するキーワード辞典を構築するステップと、前記キーワード辞典に登録された複数の登録キーワードのうち投資に関する投資コンテンツと関連した少なくとも1つの登録キーワードを抽出するステップと、前記抽出された少なくとも1つの登録キーワードに関するメタデータに含まれた抽出回数に基づいて前記投資コンテンツに関するコンテンツキーワードを選定するステップと、前記投資コンテンツ及び前記コンテンツキーワードに基づいて投資コンテンツ情報テーブルを生成するステップと、前記投資コンテンツ情報テーブル及び前記キーワード辞典を連動して管理するステップとを含んでいても良い。
【0013】
上述した課題を解決するための手段は、単なる例示であり、本発明を制限する意図で解釈されてはならない。上述した例示的な実施例の他にも、図面及び発明の詳細な説明に記載された追加の実施例が存在し得る。
【発明の効果】
【0014】
上述した本発明の課題を解決するための手段の何れか1つによれば、本発明は、予め設定された投資目標分野に対応するキーワード辞典を利用し、投資コンテンツの分析目的に合わせて投資コンテンツに関する投資キーワードを管理することができる。
【0015】
これにより、本発明は、非定型の投資コンテンツのキーワードの正確度を大幅に改善することができ、キーワード辞典を利用して投資コンテンツの分析目的に合うキーワードを抽出することができる。また、このように抽出されたキーワードは、複合投資コンテンツに関する総合キーワードの抽出を含め、感性分析などの定形化技術において根源データとしての役割を果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】既存の非定型データのキーワード抽出方式を説明するための図である。
【
図2】本発明の一実施例に係る、キーワード抽出サーバのブロック図である。
【
図3a】本発明の一実施例に係る、キーワード辞典を利用したキーワード抽出方法を説明するための図である。
【
図3b】本発明の一実施例に係る、キーワード辞典を利用したキーワード抽出方法を説明するための図である。
【
図4】本発明の一実施例に係る、キーワード辞典及び投資コンテンツ情報テーブルを連動して管理する方法を説明するための図である。
【
図5a】本発明の一実施例に係る、投資コンテンツ別のキーワードを活用する方法を説明するための図である。
【
図5b】本発明の一実施例に係る、投資コンテンツ別のキーワードを活用する方法を説明するための図である。
【
図5c】本発明の一実施例に係る、投資コンテンツ別のキーワードを活用する方法を説明するための図である。
【
図5d】本発明の一実施例に係る、投資コンテンツ別のキーワードを活用する方法を説明するための図である。
【
図6】本発明の一実施例に係る、キーワード辞典を利用して投資キーワードを管理する方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下では、添付した図面を参照しながら、本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者が容易に実施できるように本発明の実施例を詳しく説明する。ところが、本発明は様々な異なる形態に具現されることができ、ここで説明する実施例に限定されるものではない。そして、図面において、本発明を明確に説明するために、説明とは関係ない部分は省略しており、明細書全体に亘って類似した部分に対しては類似した図面符号を付けている。
【0018】
明細書全体において、ある部分が他の部分と「連結」されているという場合、これは「直接的に連結」されている場合だけでなく、その中間に他の素子を挟んで「電気的に連結」されている場合も含む。また、ある部分がある構成要素を「含む」という場合、これは、特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除くのではなく、他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。
【0019】
本明細書において「部」とは、ハードウェアによって実現されるユニット(unit)、ソフトウェアによって実現されるユニット、両方を利用して実現されるユニットを含む。また、1つのユニットが2つ以上のハードウェアを利用して実現されても良く、2つ以上のユニットが1つのハードウェアによって実現されても良い。
【0020】
本明細書において、端末又はデバイスが行うと記述された動作や機能のうち一部は、当該端末又はデバイスと連結されたサーバにおいて代わりに行われても良い。それと同様に、サーバが行うと記述された動作や機能のうち一部も、当該サーバと連結された端末又はデバイスにおいて行われても良い。
【0021】
以下、添付された構成図又は処理フローチャートを参照しながら、本発明を実施するための具体的な内容を説明することとする。
【0022】
図2は、本発明の一実施例に係る、キーワード抽出サーバ20のブロック図である。
【0023】
図2を参照すると、キーワード抽出サーバ20は、キーワード辞典構築部200と、キーワード抽出部210と、コンテンツキーワード選定部220と、コンテンツ情報テーブル生成部230と、管理部240と、キーワードサービス提供部250とを含んでいても良い。但し、
図2に示されたキーワード抽出サーバ20は本発明の一具現例に過ぎず、
図2に示された構成要素を基に様々な変形が可能である。
【0024】
キーワード辞典構築部200は、予め設定された投資目標分野に対応するキーワード辞典を構築しても良い。ここで、予め設定された投資目標分野は、例えば、価値投資目標、イベント投資目標などを含んでいても良い。
【0025】
キーワード辞典構築部200は、予め設定された投資目標分野が複数存在する場合、複数の投資目標分野の各々に対応するキーワード辞典を構築しても良い。
【0026】
例えば、キーワード辞典構築部200は、「価値投資目標」に対応する第1のキーワード辞典を構築し、「イベント投資目標」に対応する第2のキーワード辞典を構築しても良い。
【0027】
キーワード辞典構築部200は、予め設定された投資目標分野の専門家端末から予め設定された投資目標分野と関連した最新キーワードをリアルタイムで入力されても良い。
【0028】
キーワード辞典構築部200は、予め設定された投資目標分野の専門家端末から入力された複数のキーワードのうち予め設定されたキーワード採択基準を通過したキーワードに基づいてキーワード辞典を構築しても良い。
【0029】
以下では、予め設定されたキーワード採択基準を通過してキーワード辞典に登録されたキーワードを登録キーワードと称する。
【0030】
キーワード辞典構築部200は、設定されたキーワード採択基準を通過した登録キーワード、登録キーワードにマッピングされた識別コード及び登録キーワードに関するメタデータをキーワード辞典に格納しても良い。ここで、登録キーワードに関するメタデータは、登録キーワードがキーワード辞典に登録された登録日、及びキーワード辞典から登録キーワードが抽出された抽出回数を含んでいても良い。
【0031】
管理部240は、登録キーワードの最新性維持条件に基づき、予め設定された補修周期毎にキーワード辞典をアップデートしても良い。
【0032】
管理部240は、予め設定されたキーワード採択基準を通過するキーワードがキーワード辞典に既に格納されている登録キーワードである場合、キーワード辞典における当該登録キーワードの登録日をアップデートしても良い。
【0033】
キーワード辞典構築部200は、予め設定されたキーワード採択基準を通過するキーワードがキーワード辞典に存在しない新規キーワードである場合、当該キーワードを新規登録キーワードとしてキーワード辞典に追加登録し、新規登録キーワード、新規登録キーワードにマッピングされた識別コード、及び新規登録キーワードに関するメタデータをキーワード辞典に追加格納しても良い。
【0034】
キーワード抽出部210は、キーワード辞典に登録された複数の登録キーワードのうち投資に関する投資コンテンツと関連した少なくとも1つの登録キーワードを抽出しても良い。例えば、キーワード抽出部210は、キーワード辞典と投資コンテンツとで重複する複数の登録キーワードをコンテンツキーワードとして抽出しても良い。
【0035】
ここで、投資コンテンツは、例えば、投資に関する資料として、投資報告書、ニュース記事、公示資料、銘柄分析資料及び銘柄関連掲示物などを含んでいても良い。
【0036】
例えば、コンテンツキーワード選定部220は、抽出された少なくとも1つの登録キーワードに関するメタデータに含まれた抽出回数に基づき、投資コンテンツに関するコンテンツキーワードを選定しても良い。
【0037】
例えば、
図3aを参照すると、キーワード抽出部210は、第1の投資目標分野に対応するキーワード辞典301から第1の投資コンテンツ303と関連した第1の登録キーワード、第2の登録キーワード及び第3の登録キーワードを抽出しても良い。
【0038】
管理部240は、抽出された第1の登録キーワード、第2の登録キーワード及び第3の登録キーワードの各々に関するメタデータに含まれた抽出回数をキーワード辞典においてアップデートしても良い。
【0039】
次に、キーワード抽出部210は、第1の投資目標分野に対応するキーワード辞典から第1の登録キーワード、第2の登録キーワード及び第3の登録キーワードの各々に関するメタデータに含まれた抽出回数をフィルタリングしても良い。
【0040】
キーワード抽出部210は、第1の登録キーワード、第2の登録キーワード及び第3の登録キーワードの各々の抽出回数を降順に整列した後、第1の登録キーワード、第2の登録キーワード及び第3の登録キーワードのうち予め設定された回数範囲(例えば、5回以上の抽出回数を含む範囲)に属する第1の登録キーワード及び第2の登録キーワードを第1の投資コンテンツに関するコンテンツキーワードとして選定しても良い。
【0041】
コンテンツ情報テーブル生成部230は、投資コンテンツ及びコンテンツキーワードに基づいて投資コンテンツに関する投資コンテンツ情報テーブルを生成しても良い。
【0042】
例えば、
図3bを参照すると、投資コンテンツに関する投資コンテンツ情報テーブル30は、投資コンテンツに対する識別子305と、コンテンツキーワードに関するメタデータ307と、投資コンテンツのコンテンツタイプ309と、投資コンテンツの出典情報311と、コンテンツキーワードにマッピングされた識別コード313とを含んでいても良い。
【0043】
ここで、コンテンツキーワードにマッピングされた識別コードは、当該コンテンツキーワードに対応する登録キーワード(キーワード辞典に登録されているキーワード)にマッピングされた識別コードと同一である。
【0044】
コンテンツキーワードに関するメタデータは、当該コンテンツキーワードに対応する登録キーワードに関するメタデータ(即ち、登録キーワードがキーワード辞典に登録された登録日、キーワード辞典から登録キーワードが抽出された抽出回数を含む)を含み、コンテンツキーワードに対応する登録キーワードがキーワード辞典から抽出された抽出日情報をさらに含み、コンテンツキーワードに対する最新性加重値をさらに含んでいても良い。
【0045】
管理部240は、投資コンテンツ情報テーブル及びキーワード辞典を連動して管理しても良い。
【0046】
管理部240は、キーワード辞典において特定の登録キーワードが変更された場合、投資コンテンツ情報テーブルに含まれたコンテンツキーワードのうち当該登録キーワードに対応するコンテンツキーワードを変更された登録キーワードに変更しても良い。例えば、
図4を参照すると、キーワード辞典401に登録されている第1の登録キーワード403(例えば、「#バーチャル仮想事業」)が新規登録キーワード(例えば、「#メタバース」)へと変更された場合、管理部240は、投資コンテンツ別の投資コンテンツ情報テーブル405から第1の登録キーワード403に対応するコンテンツキーワードを含む投資コンテンツ情報テーブルを抽出しても良い。
【0047】
例えば、管理部240は、複数の投資コンテンツ情報テーブル405の各々を有する投資コンテンツのうち「#バーチャル仮想事業」の登録キーワードに対応するコンテンツキーワードを含む投資コンテンツ(例えば、「#バーチャル仮想事業」のコンテンツキーワードを含む株式コンテンツ、ニュースコンテンツ、スケジュールコンテンツなど)を全て抽出しても良い。
【0048】
管理部240は、抽出された投資コンテンツ別の投資コンテンツ情報テーブルに含まれた複数のコンテンツキーワードのうち第1の登録キーワードの識別コード407と対応するコンテンツキーワードの識別コード409を抽出し、抽出されたコンテンツキーワードの識別コード409がマッピングされた既存のコンテンツキーワード(「#バーチャル仮想事業」)を新規登録キーワード(例えば、「#メタバース」)へと一括変更しても良い。また、管理部240は、抽出されたコンテンツキーワードの識別コード409がマッピングされた既存のコンテンツキーワードに関するメタデータ411を新規登録キーワードに関するメタデータ413へと一括変更しても良い。
【0049】
他の実施例において、「A株式コンテンツ」(例えば、セルトリオン株式)と関連して「M&A」キーワードと「コロナ19」キーワードを専門家端末から入力された場合、管理部240は、入力された「M&A」登録キーワードと「コロナ19」登録キーワードにマッピングされた識別コードをキーワード辞典から抽出しても良い。
【0050】
次に、キーワード辞典に「M&A」登録キーワードと「コロナ19」登録キーワードがキーワード辞典に存在する場合、管理部240は、「M&A」登録キーワードと「コロナ19」登録キーワードの各々に関するメタデータ(例えば、登録日(更新日)、抽出回数、コンテンツタイプ、出典情報など)をキーワード辞典においてアップデートしても良い。
【0051】
管理部240は、複数の投資コンテンツの各々に対応する投資コンテンツ情報テーブルのうち「M&A」登録キーワードの識別コード及び「コロナ19」登録キーワードの識別コードの各々に対応するコンテンツキーワードの識別コードが存在する投資コンテンツの投資コンテンツ情報テーブルを検索しても良い。
【0052】
検索された投資コンテンツの投資コンテンツ情報テーブルに「コロナ19」登録キーワードに対応するコンテンツキーワードの識別コードのみが存在する場合、管理部240は、当該検索された投資コンテンツの投資コンテンツ情報テーブルに「M&A」登録キーワードに対応するコンテンツキーワード及び「M&A」登録キーワードの識別コードに対応するコンテンツキーワードの識別コードを含むメタデータを追加入力しても良い。
【0053】
管理部240は、当該検索された投資コンテンツの投資コンテンツ情報テーブルにおいて「コロナ19」登録キーワードに対応するコンテンツキーワードの登録日(更新日)、コンテンツタイプなどを含むメタデータをアップデートしても良い。
【0054】
キーワードサービス提供部250は、投資コンテンツ別の投資コンテンツ情報テーブルを利用して投資コンテンツと関連したコンテンツキーワードを通じたキーワードサービスを提供しても良い。
【0055】
例えば、
図5aを参照すると、キーワードサービス提供部250は、「三星電子」の株式コンテンツに関する投資コンテンツ情報テーブルから「三星電子」の株式コンテンツと関連した複数のコンテンツキーワードを抽出し、抽出された複数のコンテンツを含むキーワードタグマップ50を投資者端末に提供しても良い。このとき、キーワードタグマップ50は、コンテンツキーワードに対する加重値が高い順に複数のコンテンツキーワードが整列されて表示されても良い。
【0056】
投資者がキーワードタグマップ50に含まれた複数のコンテンツキーワードのうち少なくとも1つを選択した場合、管理部240は、投資者によって選択されたコンテンツキーワードに対する最新性加重値をアップデートしても良い。
【0057】
株式キーワード入力インターフェース52を通じて投資者端末から入力された「三星電子」の株式コンテンツと関連した入力キーワードが既存のキーワード辞典に既に登録されている登録キーワードである場合、管理部240は、入力キーワードに対する最新性加重値をアップデートしても良い。
【0058】
例えば、
図5bを参照すると、キーワードサービス提供部250は、SNSコンテンツサービス(例えば、テレグラム、フェイスブック、カカオストーリー、インスタグラムなど)に連動された投資コンテンツ54の場合、予め設定された特殊記号(例えば、「@」又は「#」など)を通じて投資コンテンツ54を投資者端末から入力され、管理部240は、入力された投資コンテンツ54と関連した複数のコンテンツキーワードに基づいて投資コンテンツ情報テーブル及びキーワード辞典を連動してアップデートしても良い。
【0059】
例えば、
図5cを参照すると、キーワードサービス提供部250は、投資者端末から入力された検索キーワード56(例えば、「コロナ」)と関連してニュースコンテンツを検索し、投資者端末に検索されたニュースコンテンツを提供しても良い。また、キーワードサービス提供部250は、投資者端末から入力された検索キーワード56と関連した「株式」投資コンテンツ58に関する複数のコンテンツキーワード60を投資者端末に提供しても良い。
【0060】
例えば、
図5dを参照すると、投資者端末から特定の投資コンテンツに関するスケジュール管理情報62を入力された場合、管理部240は、当該投資コンテンツと関連した複数のコンテンツキーワードに最新性加重値をアップデートしても良い。
【0061】
一方、当業者であれば、キーワード辞典構築部200、キーワード抽出部210、コンテンツキーワード選定部220、コンテンツ情報テーブル生成部230、管理部240、及びキーワードサービス提供部250の各々が分離して具現されたり、このうち1つ以上が統合されて具現され得ることを十分に理解できるはずである。
【0062】
図6は、本発明の一実施例に係る、キーワード辞典を利用して投資キーワードを管理する方法を示すフローチャートである。
【0063】
図6を参照すると、ステップS601において、キーワード抽出サーバ20は、予め設定された投資目標分野に対応するキーワード辞典を構築しても良い。
【0064】
ステップS603において、キーワード抽出サーバ20は、キーワード辞典に登録された複数の登録キーワードのうち投資に関する投資コンテンツと関連した少なくとも1つの登録キーワードを抽出しても良い。
【0065】
ステップS605において、キーワード抽出サーバ20は、抽出された少なくとも1つの登録キーワードに関するメタデータに含まれた抽出回数に基づいて投資コンテンツに関するコンテンツキーワードを選定しても良い。
【0066】
ステップS607において、キーワード抽出サーバ20は、投資コンテンツ及びコンテンツキーワードに基づいて投資コンテンツ情報テーブルを生成しても良い。
【0067】
ステップS609において、キーワード抽出サーバ20は、投資コンテンツ情報テーブル及びキーワード辞典を連動して管理しても良い。
【0068】
上述した説明において、ステップS601乃至S609は、本発明の具現例によって追加のステップにさらに分割されたり、より少ないステップに組み合わせられたりしても良い。また、一部のステップは必要に応じて省略されても良く、ステップ間の順番が変更されても良い。
【0069】
本発明の一実施例は、コンピュータにより実行されるプログラムモジュールのようなコンピュータにより実行可能な命令語を含む記録媒体の形態に具現されても良い。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の可用媒体であっても良く、揮発性及び不揮発性の媒体、分離型及び非分離型の媒体を全て含む。また、コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ格納媒体を全て含んでいても良い。コンピュータ格納媒体は、コンピュータ読み取り可能な命令語、データ構造、プログラムモジュール、又はその他のデータのような情報格納のための任意の方法又は技術で具現された揮発性及び不揮発性、分離型及び非分離型の媒体を全て含む。
【0070】
上述した本発明の説明は例示のためのものであり、本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想や必須の特徴を変更せずに他の具体的な形態に容易に変形可能であるということを理解できるはずである。それゆえ、上記した実施例は全ての面において例示的なものであり、限定的なものではないと理解すべきである。例えば、単一型で説明されている各構成要素は分散して実施されても良く、同様に、分散したものと説明されている構成要素も結合された形態で実施されても良い。
【0071】
本発明の範囲は、詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、並びにその均等概念から導出される全ての変更又は変形された形態が本発明の範囲に含まれると解釈されなければならない。
【国際調査報告】