(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-05
(54)【発明の名称】トレーラカメラ通信システム
(51)【国際特許分類】
H04N 7/18 20060101AFI20240628BHJP
B60R 11/02 20060101ALI20240628BHJP
B60R 1/26 20220101ALI20240628BHJP
【FI】
H04N7/18 J
B60R11/02 Z
B60R1/26 100
B60R1/26 200
【審査請求】未請求
【予備審査請求】有
(21)【出願番号】P 2023578946
(86)(22)【出願日】2022-06-23
(85)【翻訳文提出日】2024-02-21
(86)【国際出願番号】 US2022034710
(87)【国際公開番号】W WO2022271940
(87)【国際公開日】2022-12-29
(32)【優先日】2021-06-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】519088568
【氏名又は名称】ストーンリッジ エレクトロニクス アーベー
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100111235
【氏名又は名称】原 裕子
(74)【代理人】
【識別番号】100195257
【氏名又は名称】大渕 一志
(72)【発明者】
【氏名】ジャーメイン、 ジョン エス.
(72)【発明者】
【氏名】マークス、 ドミニク
(72)【発明者】
【氏名】シューマッカー、 ダレン
【テーマコード(参考)】
3D020
5C054
【Fターム(参考)】
3D020BA20
5C054CA04
5C054CC02
5C054DA08
5C054EA03
5C054EJ05
5C054HA30
(57)【要約】
カメラ監視システムは、少なくとも1つの制御信号に応答するトレーラ構成要素を有するトレーラと、トレーラ構成要素と通信し、トラクタと通信するコネクタを有する配線ハーネスとを有する。配線ハーネスは、少なくとも1つの制御信号をトレーラ構成要素に伝送する。センサがトレーラに設けられ、センサ信号を生成する。プロセッサが、センサと配線ハーネスとの間に相互接続される。プロセッサは、配線ハーネス内の共通電線を使用して、配線ハーネスを介して送信するためにセンサ信号を少なくとも1つの制御信号に変換する。フィルタが、プロセッサとトレーラ構成要素の少なくとも1つとの間に相互接続され、少なくとも1つの制御信号からノイズをフィルタリングする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
トラクタ及びトレーラを含む車両用のカメラ監視システムにおいて、
少なくとも1つの制御信号に応答するトレーラ構成要素を有するトレーラと、
前記トレーラ構成要素と通信する配線ハーネスであって、トラクタと通信するように構成されるコネクタを有し、かつ前記少なくとも1つの制御信号を前記トレーラ構成要素に伝送するように構成される配線ハーネスと、
前記トレーラに設けられ、かつセンサ信号を生成するように構成されるセンサと、
前記センサと前記配線ハーネスとの間に相互接続されるプロセッサであって、前記配線ハーネス内の共通電線を使用して前記配線ハーネスを介して送信するために前記センサ信号を前記少なくとも1つの制御信号に変換するように構成されるプロセッサと、
前記プロセッサと前記トレーラ構成要素の少なくとも1つとの間に相互接続され、かつ前記少なくとも1つの制御信号からノイズをフィルタリングするように構成されるフィルタと
を備える、カメラ監視システム。
【請求項2】
前記トレーラ構成要素は、マーカライト、ブレーキライト、テールライト、方向指示器、及びアンチロックブレーキシステム構成要素のうちの少なくとも1つを含み、前記トレーラ構成要素のそれぞれは、前記少なくとも1つの制御信号のうちの1つを受信するように構成される、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記ノイズは、前記トレーラ構成要素によって生成される、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記共通電線は、非シールド電線によって提供され、前記共通電線は、前記少なくとも1つの制御信号及び前記センサ信号を伝送する、請求項2に記載のシステム。
【請求項5】
前記共通電線は、前記トレーラ構成要素の1つのための電力線及び接地電線を前記配線ハーネス内に含み、前記少なくとも1つの制御信号及び前記センサ信号は、前記共通電線を介して送信されるように構成される、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
チップセットが、前記プロセッサ及びエンコーダを含んでおり、前記エンコーダは、前記センサ信号を前記少なくとも1つの制御信号に埋め込むように構成される、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
追加の電気装置を備えており、
前記センサ及び前記追加の電気装置は、前記プロセッサの複数の入力に接続され、
前記チップセットは、前記センサ信号を前記センサ及び電気装置の出力として提供するように前記複数の入力を結合すように構成されるマルチプレクサを含む、請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
プロセッサは入力を含んでおり、前記センサは、イーサネットケーブルによって前記入力に接続される、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記センサは、カメラ、レーダ、ライダ、赤外線センサ、及び超音波センサのうちの少なくとも1つである、請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
前記センサはカメラであり、前記センサ信号は、前記プロセッサによって、前記共通電線を介して少なくとも15Mb/sの速度で送信される、請求項8に記載のシステム。
【請求項11】
車両運転室を有するトラクタと、
前記トラクタに取り付けられ、かつクラスII及びクラスIVのビューのうちの少なくとも1つの視野を有するカメラシステムと、
前記車両運転室内に配置され、前記カメラシステムと通信し、かつ前記視野を表示するように構成される少なくとも1つのディスプレイと、
前記カメラシステム及び前記少なくとも1つのディスプレイと通信するコントローラであって、前記センサ信号は前記コントローラに送信されるように構成される、コントローラと
を含む車両用カメラミラーシステムを備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項12】
前記センサは、前記センサ信号を前記少なくとも1つのディスプレイに提供するように構成されるカメラである、請求項11に記載のシステム。
【請求項13】
前記センサ信号は、遅延時間が200ms未満の非圧縮信号である、請求項12に記載のシステム。
【請求項14】
前記プロセッサは第2のプロセッサであり、前記フィルタは第2のフィルタであり、前記トラクタは、非シールドツイストペア線によって第1のフィルタに接続される第1のプロセッサを有し、前記第1のフィルタは前記共通電線に接続され、前記第1のプロセッサは、前記第1のフィルタを介して前記センサ信号を受信し、かつ前記センサ信号をコントローラに送信するように構成される、請求項11に記載のシステム。
【請求項15】
前記第1のプロセッサは、前記センサ信号を前記少なくとも1つの制御信号から分離するように構成されるデマルチプレクサ及びデコーダを含む、請求項14に記載のシステム。
【請求項16】
前記デコーダは、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方によって提供される、請求項15に記載のシステム。
【請求項17】
前記第1及び第2のプロセッサのうちの少なくとも1つは、パルス振幅変調を実行して前記共通電線上の前記制御信号のノイズを低減するように構成される、請求項14に記載のシステム。
【請求項18】
前記トレーラ構成要素のうちの1つは、マーカライト、テールライト、ブレーキライト、及び方向指示器のうちの少なくとも1つを含むライトハウジングであり、
前記センサは、前記ライトハウジング内に設けられる、請求項1に記載のシステム。
【請求項19】
前記トレーラ構成要素のうちの1つは、マーカライト、テールライト、ブレーキライト、及び方向指示器のうちの少なくとも1つを含むライトハウジングであり、
赤外線LEDのアレイが前記ライトハウジング内に設けられ、前記センサはカメラである、請求項1に記載のシステム。
【請求項20】
前記カメラは、前記ライトハウジング内に設けられる、請求項19に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、商用トラックで使用するためのカメラ監視システム(CMS)に関し、特に、トレーラ搭載カメラ等のセンサとCMSとの間の通信を提供するためのシステムに関する。
【0002】
(関連出願への相互参照)
本出願は、2021年6月23日に出願された米国仮出願第63/213938号への優先権を主張する。
【背景技術】
【0003】
ミラー置換システム、及びミラーのビューを補完するカメラシステムは、車両の操作者が周囲の環境を見る能力を高めるために商用車両に利用されている。 カメラ監視システム(CMS)は、1つ以上のカメラを利用して、車両操作者に強化された視野を提供する。いくつかの例では、ミラー置換システムは、従来のミラーよりも広い視野をカバーし、又は従来のミラーを介して完全には得られないビューを含む。
【0004】
トレーラの背後の領域は、従来のミラーシステムにおける典型的な死角である。操作者にトレーラの後方における視界を提供することが望ましい。
【発明の概要】
【0005】
1つの例示的な実施形態では、トラクタ及びトレーラを含む車両用のカメラ監視システムは、少なくとも1つの制御信号に応答するトレーラ構成要素を有するトレーラと、前記トレーラ構成要素と通信する配線ハーネスであって、前記トラクタと通信するように構成されるコネクタを有する配線ハーネスとを含む。前記配線ハーネスは、前記少なくとも1つの制御信号を前記トレーラ構成要素に伝送るように構成される。前記システムは、前記トレーラに設けられかつセンサ信号を生成するように構成されるセンサをさらに含む。前記システムは、前記センサと前記配線ハーネスとの間に相互接続されるプロセッサをさらに含む。前記プロセッサは、前記配線ハーネス内の共通電線を使用して、前記配線ハーネスを介して送信するために前記センサ信号を前記少なくとも1つの制御信号に変換する。前記システムは、前記プロセッサと前記トレーラ構成要素の少なくとも1つとの間に相互接続され、かつ前記少なくとも1つの制御信号からのノイズをフィルタリングするように構成されるフィルタをさらに含む。
【0006】
上記のいずれかのさらなる実施形態では、前記トレーラ構成要素は、マーカライト、ブレーキライト、テールライト、方向指示器、及びアンチロックブレーキシステム構成要素のうちの少なくとも1つを含む。前記トレーラ構成要素のそれぞれは、前記少なくとも1つの制御信号のうちの1つを受信するように構成される。
【0007】
上記のいずれかのさらなる実施形態では、前記ノイズは前記トレーラ構成要素によって生成される。
【0008】
上記のいずれかのさらなる実施形態では、前記共通電線は非シールド電線によって提供される。前記共通電線は、前記少なくとも1つの制御信号及び前記センサ信号を伝送する。
【0009】
上記のいずれかのさらなる実施形態では、前記共通電線は、前記トレーラ構成要素の1つのための電力線及び接地電線を前記配線ハーネス内に含む。前記少なくとも1つの制御信号及び前記センサ信号は、前記共通電線を介して送信されるように構成される。
【0010】
上記のいずれかのさらなる実施形態では、チップセットが、前記プロセッサ及びエンコーダを含む。前記エンコーダは、前記センサ信号を前記少なくとも1つの制御信号に埋め込むように構成される。
【0011】
上記のいずれかのさらなる実施形態では、前記システムは、追加の電気装置を含む。前記センサ及び前記追加の電気装置は、前記プロセッサの複数の入力に接続される。前記チップセットは、電気装置及びセンサの出力として前記センサ信号を提供するように複数の入力を結合するように構成されるマルチプレクサを含む。
【0012】
上記のいずれかのさらなる実施形態では、前記プロセッサは入力を含む。前記センサは、イーサネット(登録商標)ケーブルによって前記入力に接続される。
【0013】
上記のいずれかのさらなる実施形態では、前記センサは、カメラ、レーダ、ライダ、赤外線センサ、及び超音波センサのうちの少なくとも1つである。
【0014】
上記のいずれかのさらなる実施形態において、前記センサはカメラであり、前記センサ信号は、前記プロセッサによって、前記共通電線を介して少なくとも15Mb/sの速度で送信される。
【0015】
上記のいずれかのさらなる実施形態では、前記システムは、車両運転室を有するトラクタと、前記トラクタに取り付けられ、かつクラスII及びクラスIVビューの少なくとも1つの視野を有するカメラシステムと、前記車両運転室内に配置され、前記カメラシステムと通信し、かつ前記視野を表示するように構成される少なくとも1つのディスプレイと、前記カメラシステム及び前記少なくとも1つのディスプレイと通信するコントローラとを含む車両用カメラミラーシステムを含む。前記センサ信号は、前記コントローラに送信されるように構成される。
【0016】
上記のいずれかのさらなる実施形態において、前記センサは、前記センサ信号を前記少なくとも1つのディスプレイに提供するように構成されるカメラである。
【0017】
上記のいずれかのさらなる実施形態において、前記センサ信号は、遅延時間が200ms未満の非圧縮信号である。
【0018】
上記のいずれかのさらなる実施形態では、前記プロセッサは第2のプロセッサであり、前記フィルタは第2のフィルタである。前記トラクタは、非シールドツイストペア線によって第1のフィルタに接続される第1のプロセッサを有する。前記第1のフィルタは、前記共通電線に接続される。前記第1のプロセッサは、前記第1のフィルタを介してセンサ信号を受信し、かつ前記センサ信号をコントローラに送信するように構成される。
【0019】
上記のいずれかのさらなる実施形態において、前記第1のプロセッサは、前記センサ信号を前記少なくとも1つの制御信号から分離するように構成されるデマルチプレクサ及びデコーダを含む。
【0020】
上記のいずれかのさらなる実施形態では、前記デコーダは、ハードウェア及びソフトウェアのうちの少なくとも1つによって提供される。
【0021】
上記のいずれかのさらなる実施形態において、前記第1及び第2のプロセッサのうちの少なくとも1つは、前記共通電線上の前記制御信号のノイズを低減するためにパルス振幅変調を実行するように構成される。
【0022】
上記のいずれかのさらなる実施形態では、前記トレーラ構成要素のうちの1つは、マーカライト、テールライト、ブレーキライト、及び方向指示器のうちの少なくとも1つを含むライトハウジングである。前記センサは、前記ライトハウジング内に設けられる。
【0023】
上記のいずれかのさらなる実施形態では、前記トレーラ構成要素のうちの1つは、ライトハウジングであり、マーカライト、テールライト、ブレーキライト、及び方向指示器のうちの少なくとも1つを含む。赤外線LEDのアレイが前記ライトハウジング内に設けられ、前記センサはカメラである。
【0024】
上記のいずれかのさらなる実施形態では、前記カメラは、前記ライトハウジング内に設けられる。
【0025】
本開示は、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を参照することによって、さらに理解することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【
図1A】少なくともクラスII及びクラスIVのビューを提供するために使用されるカメラ監視システム(CMS)を備えた商用トラックの概略正面図である。
【0027】
【
図1B】クラスII、クラスIV、クラスV及びクラスVIのビューを提供するカメラミラーシステムを備えた商用トラックの概略上面図である。
【0028】
【
図2】トレーラカメラ通信システムの概略図である。
【0029】
【
図3】トレーラ配線ハーネスコネクタの端面図である。
【0030】
【
図4】トレーラ配線ハーネス内のフィルタをプロセッサと接続するために使用される非シールドツイストペア線を示す。
【0031】
【
図5】トレーラカメラ通信システムの実装例の概略図である。
【0032】
【
図6】
図6A及び
図6Bは、トレーラライトハウジングに一体化されたセンサの例である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
上述の段落の実施形態、例示及び代替物、請求項、又は以下の記載及び図面は、それらの様々な態様又はそれぞれの個別の特徴のいずれかを含めて、独立して、又は任意の組み合わせで採用されてもよい。1つの実施形態に関連して記述された特徴は、そのような特徴に互換性がない場合を除き、全ての実施形態に適用可能である。
【0034】
商用車両10の概略図を
図1A及び
図1 Bに示す。車両10は、トレーラ14を牽引するための車両運転室又はトラクタ12を含む。本開示では商用トラックが検討されているが、本開示のシステムは他のタイプの車両に適用されてもよい。車両10にはカメラ監視システム(CMS)15(
図2)が組み込まれており、これには運転席及び助手席側のカメラアーム16a、16bが車両運転室12の外側に取り付けられている。必要に応じて、カメラアーム16a、16bには、それらと一体化した従来のミラーも含まれ得るが、CMS 15を使用してミラーを完全に交換することもできる。追加の例では、各側に複数のカメラアーム16が含まれてよく、各アーム16は1つ以上のカメラ及び/又はミラーを収容する。
【0035】
各カメラアーム16a、16bは、例えば運転室12に固定されたベースを含む。旋回アームはベースによって支持されており、それに対して関節接続されてもよい。少なくとも1つの後向きカメラ20a、20bがカメラアーム16a、16b、例えば、旋回アーム内にそれぞれ配置されている。車外カメラ20a、20bはそれぞれ、商用トラック業界で法的に規定されたビューであるクラスIIビュー及びクラスIVビュー(
図11B)又は類似のビューの少なくとも1つをそれぞれ含む車外視野FOV
EX1、FOV
EX2を提供する。車両10の所与の側のクラスIIビューは、車両10の同じ側のクラスIVビューのサブセットである。必要に応じて、これらのビューを提供するために、各カメラアーム16a、16bに複数のカメラが使用されてもよい。各アーム16a、16bは、CMS15の様々な特徴を提供するように構成される電子機器を囲むハウジングも提供してもよい。
【0036】
第1及び第2の映像ディスプレイ18a,18bは、Aピラー19a,19b上の又はその近くの車両運転室12内の運転席側及び助手席側のそれぞれに配置され、車両10のそれぞれの側にクラスII及びクラスIVのビューを表示し、これは車外カメラ20a,20bによって撮影された車両10に沿った後面側のビューを提供する。
【0037】
クラスV及びクラスVIのビューの映像も必要な場合、これらのビューを提供するために、車両10の前面又はその近くにカメラハウジング16c及びカメラ20cが配置されてもよい(
図1b)。フロントガラスの上部中心付近の運転室12内に配置された第3のディスプレイ18cを使用して、車両10の前方に向かうクラスV及びクラスVIのビューを運転者に表示することができる。
【0038】
クラスVIIIのビューの映像が必要な場合、カメラハウジングを車両10の側面及び後部に配置して、車両10のクラスVIIIゾーンの一部又は全てを含む視野を提供することができる。このような例では、第3のディスプレイ18cは、クラスVIIIのビューを表示する1つ以上のフレームを含み得る。代替的に、第1、第2及び第3のディスプレイ18a、18b、18cの近くに追加のディスプレイを追加して、クラスVIIIのビューを提供する専用のディスプレイを提供することもできる。
【0039】
概略的に説明するよりも多く又は少数のディスプレイが使用されてもよく、複数のカメラからの表示画像が1つのディスプレイに結合されてもよく、又は特定の視野からの画像が別の画像から分離した別個のディスプレイに提供されてもよいことを理解するべきである。
【0040】
トレーラの後方の領域14は、どの車両にとっても共通の死角であるが、商用トラックにとっては特に死角となる。そのため、
図1Bに示すように、カメラ20d等のセンサを使用して、トレーラの後部にある見えない物体について操作者にある程度の認識を与えることが望ましい。トレーラの後部でカメラを使用する上での課題は、運転室のディスプレイに映像信号を送信するために使用され得る長い電線である。専用の配線であれば、システムに大きなコストがかかるであろう。さらに、物体がリアルタイムで表示されるように、画像は最小限又は無遅延で送信する必要がある。
【0041】
図2を参照すると、トレーラ14は、マーカライト32a、アンチロックブレーキシステム構成要素32b、方向指示器(右32c、左32d)、テールライト32e、及びブレーキライト32f等のトレーラ構成要素32を含む。トレーラ構成要素の各々32a‐32f(集合的にトレーラ構成要素32)は、1つ以上の車両制御装置30、例えばスイッチ30a‐30dからの制御信号に応答する。トレーラ14上のトレーラ構成要素32は、典型的な配線ハーネス34によってトラクタ12に接続される。一例として、標準的な7ピンのジャンパケーブル35は、典型的な構成(例えば、
図3)のコネクタ34a、34bでトラクタ12及びトレーラ14を相互接続する。その結果、開示されたシステムは、業界における既存のユビキタスなトレーラ配線ハーネス及び電気コネクタと共に使用することができる。
【0042】
システムには様々な接地線44があり、その一部のみが示されている。共通配線ハーネス34内の電線は、非シールド銅線であり、典型的には、ポリマー絶縁体で覆われた複数の銅より線である。
図3に示す標準的な7ピン構成の場合、共通接地44が設けられ、マーカライト32a、アンチロックブレーキシステム構成要素32b、方向指示器(右32c、左32d)、テールライト32e、及びブレーキライト32fのための制御信号が、それぞれ、電力線46a‐46fを介して送られる。
【0043】
カメラ20dは、高い送信速度で送る必要があるセンサ信号を生成する画像キャプチャユニットを有する。開示されたシステムは、トレーラ14の後部からトラクタ12にまで延びる専用配線を必要とせずにこの送信を達成し、これにより、設置が大幅に簡素化され、コストが削減される。所望のセンサ信号送信は、制御信号をトレーラ構成要素32に送信するために使用されるトレーラ14上の全く同じ電力線を介して達成される。
【0044】
トラクタ12は、操作者に表示するために受信したセンサ信号をCMS15に送信する第1のプロセッサ36を有する。第2のプロセッサ38は、トレーラ14上に配置され、センサ20dと配線ハーネス34との間に相互接続される。第2のプロセッサ38は、制御信号をトレーラ構成要素32に伝送するために使用される配線ハーネス線と共通電線を使用して、配線ハーネス34を介して送信するためにセンサ信号を制御信号に変換するように構成される。別の言い方をすると、既存の電線のいくつか、例えば、電力線及び接地線は、二重の目的を有する。すなわち、制御信号及びセンサ信号を伝送することである。使用可能なチップセットの例は、Valens Semiconductor社からVA6000として入手可能であるが、他のプロセッサも使用可能であり、開示されたシステムの範囲内にあることを理解されたい。別のチップセットの例は、Yamar Electronics社から入手可能なDCB1Mである。
【0045】
ノイズがトレーラ構成要素32によって生成され、それによって使用可能な画像信号が第1及び第2のプロセッサ36、38に提供されない可能性がある。したがって、第1及び第2のフィルタ40a、40bが、プロセッサに送信する前にノイズをフィルタリングして除去するために、例えば、それぞれトラクタ及びトレーラ配線ハーネス内の信号タップ位置で使用される。フィルタ40a、40bのそれぞれは、非シールドツイストペア線42a、42b(
図4で「42」と表示されている)によって、それぞれの第1及び第2のプロセッサ36、38に接続される。ツイストペア線は、非シールド銅線であり、
図4に示すように、ポリマー絶縁体50で覆われた典型的には複数の銅より線48である。
【0046】
第2のプロセッサ38は入力を含み、カメラ20dは、イーサネット(登録商標)ケーブルのような高速送信ケーブル39によって入力に接続される。第2のプロセッサ38は、プロセッサ及びエンコーダを含むチップセットによって提供されてもよく、これは、(複数の)電力線に沿って第1のプロセッサ36に送信するための制御信号にセンサ信号を埋め込むように構成される。追加の電気装置は、プロセッサ上に提供される場合、複数の入力に接続されてもよい。他の入力は、例えば、カメラ20dに関連する赤外線LEDを収容してもよい。チップセットは、電気装置からの出力と共にセンサの出力としてセンサ信号を提供するように入力を結合するように構成されるマルチプレクサを含んでもよい。
【0047】
第1のプロセッサ36は、制御信号からセンサ信号を分離するように構成されるデコーダ及びデマルチプレクサを含み、これらは同じチップセット上に又は別々に提供され得る。デコーダは、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方によって提供される。
【0048】
第1及び第2のプロセッサ36、38の少なくとも一方は、共通電力線上の制御信号のノイズを低減するためにパルス振幅変調を実行するように構成される。
【0049】
動作中、
図5を参照すると、第2のプロセッサ38は、カメラ20dからセンサ信号を受信し、センサ信号をCMSコントローラ15に送信するように構成される。第2のプロセッサ38は、ABS及びマーカライト電力線46a、48b等を介して、トレーラ構成要素32の電力線上にセンサ信号を制御信号に埋め込む。この組み合わされたセンサ/制御信号は、トレーラ構成要素からのノイズをフィルタリングするために、トレーラ配線ハーネス34に沿って第2のフィルタ40bに送信される。理想的には、第2のフィルタ40bは、ノイズをより容易にフィルタリングすることができ、かつ第2のフィルタ40と第2のプロセッサ38との間の電線の長さを短くすることができる場所及び電力線上に配置される。
【0050】
結合されたセンサ/制御信号は、車両構成要素スイッチ54a、54bから第1のプロセッサ36への「下流」のポイントまでトラクタ14に送信され、そこでセンサ信号はデコードされかつ表示のためにCMSコントローラ15に送信される。センサ信号及び/又は制御信号のそれぞれ又は両方は、必要に応じて双方向に送信されてもよい。車両構成要素スイッチ54a、54b(例えば、トレーラのマーカライトスイッチ及びブレーキペダル)は、電圧、すなわち制御信号をトレーラ構成要素に選択的に供給するために、車両のバッテリ等の電源52に接続される。第1のフィルタ40aは、第2のフィルタ40bと同じ一対の送電線上に配置されなければならない。第1のフィルタ40は、第2のプロセッサ38から送られた画像信号を分離するように電力線からのノイズをフィルタリングする。
【0051】
センサは、カメラ20dとして上述されているが、レーダセンサ、ライダセンサ、赤外線センサ及び超音波センサ等の他のセンサも、カメラに加えて又はカメラの代わりに使用されてもよいことを理解されたい。カメラの場合、第1のプロセッサ36と第2のプロセッサ38との間でセンサ信号を少なくとも15Mb/sの速度で共通電線を介してCMS15に送信することが望ましい。センサ信号を圧縮すると、望ましくない遅延時間が生じる可能性がある。開示されたシステムは、CMSシステムで必要とされる最小遅延時間、すなわち200ms未満で、非圧縮の所望の送信速度を達成することが可能である。
【0052】
さらに効率を高めるために、
図6A及び
図6Bに示すように、センサはトレーラ14上のライトハウジングに組み込まれ得る。
図6Bを参照すると、ライトハウジング60(例えば、マーカライト、テールライト、ブレーキライト及び方向指示器)は、ハウジング60内に設けられたカメラ20d等のセンサ64を有する。ライト62は、可視光を放射するLED62又は白熱電球によって提供されてもよい。また、カメラに暗視が望まれる場合は、電線146eによって給電される赤外線LED66のアレイがハウジング66内に提供されてもよい。ライトハウジング60は、同様にセンサを覆い得るレンズ68によって封止される。所望の場合、用途に応じて、別のレンズ70がセンサ64の上で使用され、レンズ68と一体化されてもよい。
図6Aのライトハウジング160は、レンズ168を使用し、赤外線LEDを備えていない。
【0053】
赤外線LED、及び任意選択的にカメラをユビキタスなテールライトアセンブリに組み込むことにより、トレーラの後部に暗視又は他のビューを追加する際に、特別な取り付けブラケット又はハードウェアを必要としなくなる。
【0054】
CMSにおけるコントローラは、本願で開示されている様々な機能を実装するために使用され得る。コントローラは、1つ以上の個別ユニットを含んでもよい。第1のプロセッサ36は、CMSコントローラに組み込まれても、又は分離されていてもよいが、第2のプロセッサがトレーラ14上にあるので、第2のプロセッサ38は、第1のプロセッサ36から分離される。さらに、コントローラの一部が車両内に設けられてもよく、コントローラの別の部分が別の場所に配置されてもよい。ハードウェアアーキテクチャに関しては、このようなコンピュータ装置には、ローカルインターフェースを介して通信可能に結合されるプロセッサ、メモリ、及び1つ以上の入出力(I/O)装置インターフェースが含まれ得る。ローカルインターフェースには、例えば、1つ以上のバス及び/又はその他の有線又は無線接続が含まれ得るが、これに限定されない。ローカルインターフェースには、簡略化のために省略されているが、コントローラ、バッファ(キャッシュ)、ドライバ、リピータ、及び通信を可能にする受信機等の追加の要素が含まれてもよい。さらに、ローカルインターフェースには、前述の構成要素間の適切な通信を可能にするためのアドレス、制御、及び/又はデータ接続が含まれてもよい。
【0055】
コントローラは、ソフトウェア、特にメモリに記憶されたソフトウェアを実行するためのハードウェア装置であってもよい。コントローラは、カスタムメイド又は市販のプロセッサ、中央処理装置(CPU)、コントローラに関連するいくつかのプロセッサの中の補助プロセッサ、(マイクロチップ又はチップセットの形式の)半導体ベースのマイクロプロセッサ、又は汎用的にソフトウェア命令を実行するための任意の装置であり得る。
【0056】
メモリは、揮発性メモリ素子(例えば、ランダムアクセスメモリ(DRAM、SRAM、SDRAM、VRAM等のRAM))及び/又は不揮発性メモリ素子(例えば、ROM、ハードドライブ、テープ、CD-ROM等)の任意の1つ又は組み合わせを含み得る。さらに、メモリは、電子、磁気、光学、及び/又は他のタイプの記憶媒体を組み込んでもよい。メモリは、様々な構成要素が互いに遠隔に配置されるが、プロセッサからアクセスすることができる分散アーキテクチャを有してもよい。
【0057】
メモリ内のソフトウェアには、1つ以上の別個のプログラムが含まれてもよく、それぞれに、論理関数を実装するための実行可能命令の順序付きリストが含まれる。ソフトウェアとして具現化されたシステム構成要素は、ソースプログラム、実行可能プログラム(オブジェクトコード)、スクリプト、又は実行される命令のセットを含むその他の任意のエンティティとして構築されてもよい。ソースプログラムとして構築された場合、プログラムはコンパイラ、アセンブラ、インタプリタ等を介して翻訳されるが、これらはメモリ内に含まれても含まれなくてもよい。
【0058】
(複数の)システムI/Oインターフェースに結合され得る本開示の入出力装置は、例えば、キーボード、マウス、スキャナ、マイク、カメラ、モバイル装置、近接装置等の入力装置を含み得るが、これらに限定されない。さらに、出力装置は、例えば、ディスプレイ、大気候装置、微気候装置等を含み得るが、これらに限定されない。最後に、入出力装置は、例えば、変調器/復調器(モデム、すなわち、別のデバイス、システム、又はネットワークにアクセスするため)、無線周波数(RF)又は他のトランシーバ、電話インターフェース、ブリッジ、ルータ等の入力及び出力の両方として通信する装置をさらに含み得るが、これらに限定されない。
【0059】
コントローラが動作しているとき、プロセッサは、メモリ内に格納されたソフトウェアを実行し、メモリとの間でデータを通信し、ソフトウェアに応じてコンピュータ装置の動作を全般的に制御するように構成されてもよい。メモリ内のソフトウェアは、全体又は一部がプロセッサによって読み取られ、多くの場合プロセッサ内でバッファされてから実行される。
【0060】
また、例示された実施形態では特定の構成要素の配置が開示されているが、他の配置も本開示から利益を得られることも理解するべきである。特定のステップシーケンスが示され、説明され、請求項に記載されているが、特に示されていない限り、ステップは任意の順序で実行されてもよく、分離又は結合されてもよく、それでも本発明の利益を得られることを理解するべきである。
【0061】
異なる例示は図示された特定の構成要素を有しているが、本発明の実施形態は、それらの特定の組み合わせに限定されない。ある例示のいくつかの構成要素又は機能を、別の例示の機能又は構成要素と組み合わせて使用することもできる。
【0062】
例示的な実施形態が開示されてきたが、当業者であれば、所定の修正が請求項の範囲内に入ることを認識するであろう。そのため、以下の請求項については、その真の範囲及び内容を判断するように検討されるべきである。
【手続補正書】
【提出日】2024-02-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
トラクタ及びトレーラを含む車両
通信システムにおいて、
トレーラ構成要素と通信するように構成される少なくとも1つの制御信号
と、
トラクタに設けられ、かつ非シールドツイストペア線によって第1のフィルタに接続されるように構成される第1のプロセッサと、
前記トレーラ構成要素と通信する
ように構成される配線ハーネスであって、トラクタと通信するように構成されるコネクタを有し、かつ前記少なくとも1つの制御信号を前記トレーラ構成要素に伝送するように構成される配線ハーネスと、
前記トレーラに設けられ
るように構成され、かつセンサ信号を生成するように構成されるセンサ
であって、前記第1のプロセッサは前記第1のフィルタを介して前記センサ信号を受信するように構成される、センサと、
前記センサと前記配線ハーネスとの間に相互接続される
第2のプロセッサであって、
前記第2のプロセッサは、トレーラに設けられるように構成され、かつ前記配線ハーネス内の共通電線を使用して前記配線ハーネスを介して送信するために前記センサ信号を前記少なくとも1つの制御信号に変換するように構成され
、前記第1のフィルタは前記共通電線に接続される、第2のプロセッサと、
前記
第2のプロセッサと前記トレーラ構成要素の少なくとも1つとの間に相互接続され、かつ前記少なくとも1つの制御信号からノイズをフィルタリングするように構成される
第2のフィルタと
を備える、カメラ監視システム。
【請求項2】
前記トレーラ構成要素は、マーカライト、ブレーキライト、テールライト、方向指示器、及びアンチロックブレーキシステム構成要素のうちの少なくとも1つを含み、前記トレーラ構成要素のそれぞれは、前記少なくとも1つの制御信号のうちの1つを受信するように構成される、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記ノイズは、前記トレーラ構成要素によって生成される、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記共通電線は、非シールド電線によって提供され、前記共通電線は、前記少なくとも1つの制御信号及び前記センサ信号を伝送する、請求項2に記載のシステム。
【請求項5】
前記共通電線は、前記トレーラ構成要素の1つのための電力線及び接地電線を前記配線ハーネス内に含み、前記少なくとも1つの制御信号及び前記センサ信号は、前記共通電線を介して送信されるように構成される、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
チップセットが、前記プロセッサ及びエンコーダを含んでおり、前記エンコーダは、前記センサ信号を前記少なくとも1つの制御信号に埋め込むように構成される、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
追加の電気装置を備えており、
前記センサ及び前記追加の電気装置は、前記プロセッサの複数の入力に接続され、
前記チップセットは、前記センサ信号を前記センサ及び電気装置の出力として提供するように前記複数の入力を結合すように構成されるマルチプレクサを含む、請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
プロセッサは入力を含んでおり、前記センサは、イーサネットケーブルによって前記入力に接続される、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記センサは、カメラ、レーダ、ライダ、赤外線センサ、及び超音波センサのうちの少なくとも1つである、請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
前記センサはカメラであり、前記センサ信号は、前記プロセッサによって、前記共通電線を介して少なくとも15Mb/sの速度で送信される、請求項8に記載のシステム。
【請求項11】
前記トラクタに取り付けられ、かつクラスII及びクラスIVのビューのうちの少なくとも1つの視野を
提供するように構成されるカメラ
と、
前記
トラクタ内に配置され、
かつ前記カメラ
と通信
するように構成される少なくとも1つのディスプレイであって、
前記視野を表示するように構成される少なくとも1つのディスプレイと、
前記カメラ
及び前記少なくとも1つのディスプレイと通信する
CMSコントローラであって、前記センサ信号は前記
CMSコントローラに送信されるように構成される、コントローラと
を含む
カメラ
監視システム
(CMS)を備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項12】
前記センサは、前記センサ信号を前記少なくとも1つのディスプレイに提供するように構成される
別のカメラである、請求項11に記載のシステム。
【請求項13】
前記センサ信号は、遅延時間が200ms未満の非圧縮信号である、請求項12に記載のシステム。
【請求項14】
前記第1のプロセッサは、
前記センサ信号を
CMSコントローラに送信するように構成される、請求項11に記載のシステム。
【請求項15】
前記第1のプロセッサは、前記センサ信号を前記少なくとも1つの制御信号から分離するように構成されるデマルチプレクサ及びデコーダを含む、請求項14に記載のシステム。
【請求項16】
前記デコーダは、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方によって提供される、請求項15に記載のシステム。
【請求項17】
前記第1及び第2のプロセッサのうちの少なくとも1つは、パルス振幅変調を実行して前記共通電線上の前記制御信号のノイズを低減するように構成される、請求項14に記載のシステム。
【請求項18】
前記トレーラ構成要素のうちの1つは、マーカライト、テールライト、ブレーキライト、及び方向指示器のうちの少なくとも1つを含むライトハウジングであり、
前記センサは、前記ライトハウジング内に設けられる、請求項1に記載のシステム。
【請求項19】
前記トレーラ構成要素のうちの1つは、マーカライト、テールライト、ブレーキライト、及び方向指示器のうちの少なくとも1つを含むライトハウジングであり、
赤外線LEDのアレイが前記ライトハウジング内に設けられ、前記センサはカメラである、請求項1に記載のシステム。
【請求項20】
前記カメラは、前記ライトハウジング内に設けられる、請求項19に記載のシステム。
【国際調査報告】