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特表2024-524323カードの紐付け方法、ユーザ端末、サーバ、システム及び記憶媒体
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-05
(54)【発明の名称】カードの紐付け方法、ユーザ端末、サーバ、システム及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06Q 20/34 20120101AFI20240628BHJP
   G06F 21/31 20130101ALI20240628BHJP
【FI】
G06Q20/34
G06F21/31
【審査請求】有
【予備審査請求】有
(21)【出願番号】P 2023579683
(86)(22)【出願日】2022-02-15
(85)【翻訳文提出日】2023-12-26
(86)【国際出願番号】 CN2022076375
(87)【国際公開番号】W WO2023029384
(87)【国際公開日】2023-03-09
(31)【優先権主張番号】202111038223.3
(32)【優先日】2021-09-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517404197
【氏名又は名称】チャイナ ユニオンペイ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100087398
【弁理士】
【氏名又は名称】水野 勝文
(74)【代理人】
【識別番号】100128783
【弁理士】
【氏名又は名称】井出 真
(74)【代理人】
【識別番号】100128473
【弁理士】
【氏名又は名称】須澤 洋
(74)【代理人】
【識別番号】100160886
【弁理士】
【氏名又は名称】久松 洋輔
(72)【発明者】
【氏名】ツァイ,ジャンボ
(72)【発明者】
【氏名】シャン,チャンシェン
(72)【発明者】
【氏名】ニー,デツォン
(72)【発明者】
【氏名】グオ,ユーハン
(72)【発明者】
【氏名】パン,チェンユー
(72)【発明者】
【氏名】ルー,ルイ
【テーマコード(参考)】
5L020
【Fターム(参考)】
5L020AA66
(57)【要約】
カードの紐付け方法、ユーザ端末、サーバ、システム及び記憶媒体を提供し、データ処理の技術分野に関する。当該方法は、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンして指示される第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受け付け、且つ情報キャリアパターンによって指示される対象カードのカード番号を取得すること(S201)と、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得すること(S202)と、リダイレクトされたカードの紐付けページに対応する第2のページアドレスをユーザ端末に送信し(S203)、カードの紐付けページが対象カードのカード番号の少なくとも一部を含むことと、ユーザ端末からカードの紐付けページにより送信された、対象ユーザのアイデンティティ情報を指示するためのカードの紐付けの確認メッセージを受信すること(S204)と、アイデンティティ情報を利用して、カード発行サーバ及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了すること(S205)と、を含む。当該方法は、アプリケーションプログラムでのカードの紐付けの効率を向上させることができる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カードの紐付けサーバに適用されるカードの紐付け方法であって、
第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンして指示される第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受け付け、且つ前記情報キャリアパターンによって指示される対象カードのカード番号を取得することと、
前記第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得し、前記対象ユーザが前記第1のアプリケーションプログラムにログインしたユーザであり、前記ユーザ情報が前記第1のアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子を含むことと、
リダイレクトされたカードの紐付けページに対応する第2のページアドレスを前記ユーザ端末に送信し、前記カードの紐付けページが前記対象カードのカード番号の少なくとも一部を含むことと、
前記ユーザ端末から前記カードの紐付けページにより送信されたカードの紐付けの確認メッセージを受信し、前記カードの紐付けの確認メッセージが前記対象ユーザのアイデンティティ情報を指示するためのものであることと、
前記アイデンティティ情報を利用して、カード発行サーバ及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、前記対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了し、前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第1のアプリケーションプログラムを含むことと、を含む、
カードの紐付け方法。
【請求項2】
前記情報キャリアパターンは、二次元コードを含み、前記二次元コードに記録された情報は、前記第1のページアドレス及び前記対象カードのカード番号を含み、又は、前記二次元コードに記録された情報は、前記第1のページアドレス及び暗号化された前記対象カードのカード番号を含み、
あるいは、
前記情報キャリアパターンは、前記対象カードのカード面パターンを含み、前記カード面パターンは、ページジャンプ識別子と前記対象カードのカード番号とを含み、前記ページジャンプ識別子は、前記第1のページアドレスと対応関係を有する、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記アイデンティティ情報を利用して、カード発行サーバ及び前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、前記対象カードのカード識別子と前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了することは、
カード発行サーバが前記アイデンティティ情報を利用してカードの紐付けの有効化検証を行うように、前記カード発行サーバに、前記対象カードのカード番号と前記アイデンティティ情報とを含むカードの紐付けの有効化メッセージを送信することと、
前記カード発行サーバから送信されたカードの紐付けの有効化検証の結果情報を受信することと、
前記カードの紐付けの有効化検証の結果情報が、カードの紐付けの有効化検証に成功したことを指示する場合、前記第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバが前記対象カードのカード識別子と前記第1のアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了するように、前記第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバに、前記カードの紐付けの有効化検証の結果情報と前記対象カードのカード識別子とを含む第1のカードの紐付けの通知メッセージを送信することと、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記カードの紐付けページは、前記カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムのオプションをさらに含み、前記カードの紐付けの確認メッセージは、さらに選択された前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムを指示するために用いられ、前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第2のアプリケーションプログラムをさらに含み、
前記アイデンティティ情報を利用して、カード発行サーバ及び前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、前記対象カードのカード識別子と前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了することは、
前記第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバが前記アイデンティティ情報とマッチングするユーザ識別子を検索するように、前記第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバに前記アイデンティティ情報を含むカードの紐付けのマッチングメッセージを送信することと、
前記アイデンティティ情報と一致するユーザ識別子を検索した場合、第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバによって送信された、前記対象カードのカード識別子を要求するためのカードの紐付けの要求メッセージを受信することと、
前記第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバが前記対象カードのカード識別子と前記第2のアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了するように、前記第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバに、前記対象カードのカード識別子を含む第2のカードの紐付けの通知メッセージを送信して、前記第2のアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子は、前記アイデンティティ情報とマッチングするユーザ識別子であることと、をさらに含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記カードの紐付けページは、アイデンティティ情報の記入領域をさらに含み、又は、
前記ユーザ情報は、前記アイデンティティ情報をさらに含み、前記カードの紐付けページは、前記アイデンティティ情報をさらに含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記ユーザ端末から前記対象カードのカード番号を取得することは、
前記ユーザ端末によって送信された第1の鍵によって暗号化された前記対象カードのカード番号を受信することと、
予め記憶している前記第1の鍵と対になる第2の鍵を利用して、前記暗号化された前記対象カードのカード番号を復号して、前記対象カードのカード番号を取得することと、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記アイデンティティ情報を利用して、カード発行サーバ及び前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、前記対象カードのカード識別子と前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了すること前に、
前記ユーザ端末によって送信されたダイナミック認証コードの要求メッセージを受信することと、
前記ユーザ端末に第1のダイナミック認証コードを送信することと、
前記ユーザ端末によって送信された第2のダイナミック認証コードを受信することと、をさらに含み、
前記アイデンティティ情報を利用して、カード発行サーバ及び前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、前記対象カードのカード識別子と前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了することは、
前記第1のダイナミック認証コードと前記第2のダイナミック認証コードとが一致する場合、前記アイデンティティ情報を利用して前記カード発行サーバ及び前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、前記対象カードのカード識別子と前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了すること、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項8】
ユーザ端末の第1のアプリケーションプログラムによる第1のページアドレスへのアクセスを受け付け、且つ前記ユーザ端末から前記対象カードのカード番号を取得した後に、
前記第1のアプリケーションプログラムが、前記カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムであるかどうかを判定すること、をさらに含み、
前記第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザの前記ユーザ情報を取得することは、
前記第1のアプリケーションプログラムが前記カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムである場合、前記第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザの前記ユーザ情報を取得すること、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記アイデンティティ情報を利用して、カード発行サーバ及び前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、前記対象カードのカード識別子と前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了した後に、
リダイレクトされたカードの紐付けの結果ページに対応する第3のページアドレスを前記ユーザ端末に送信し、前記カードの紐付けの結果ページは、前記対象カードのカード識別子と、前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けが完了したことを示すために用いられることと、
前記第3のページアドレスへの前記ユーザ端末のアクセスを受け付けることと、をさらに含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項10】
カードの紐付けの管理ページに対応する第4のページアドレスへの前記ユーザ端末のアクセスを受け付け、前記カードの紐付けの管理ページは、前記対象カードのカード識別子と前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付け関係を含むことと、
ユーザ端末の管理操作コマンドを受信し、前記管理操作コマンドによって指示される紐付け関係に対して管理操作を実行することと、をさらに含み、
前記管理操作は、ディアクティベート操作、アクティベート操作、決済限度額の設定操作のうちの1つ又は2つ以上を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記カード識別子は、カード番号及び/又はカード決済識別子トークンを含む、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
ユーザ端末に適用されるカードの紐付け方法であって、
第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンし、前記情報キャリアパターンによって指示されるカードの紐付けサーバの第1のページアドレスにアクセスし、且つ、前記カードの紐付けサーバが前記第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得することをトリガーするように、前記カードの紐付けサーバに前記情報キャリアパターンによって指示される対象カードのカード番号を送信し、前記対象ユーザが前記第1のアプリケーションプログラムにログインしたユーザであり、前記ユーザ情報が前記第1のアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子を含むことと、
前記カードの紐付けサーバによって送信された第2のページアドレスを受信して当該第2のページアドレスにアクセスし、前記第2のページアドレスに対応するカードの紐付けページを表示し、前記カードの紐付けページが前記対象カードのカード番号の少なくとも一部を含むことと、
前記カードの紐付けサーバがアイデンティティ情報を利用してカード発行サーバ及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、前記対象カードのカード識別子と前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了するように、ユーザによる前記カードの紐付けページへの入力に応答して、前記対象ユーザの前記アイデンティティ情報を指示するための前記カードの紐付けの確認メッセージを前記カードの紐付けサーバに送信し、前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムが前記第1のアプリケーションプログラムを含むことと、を含む、
カードの紐付け方法。
【請求項13】
前記情報キャリアパターンは、二次元コードを含み、前記二次元コードに記録された情報は、前記第1のページアドレス及び前記対象カードのカード番号を含み、又は、前記二次元コードに記録された情報は、前記第1のページアドレス及び暗号化された前記対象カードのカード番号を含み、
あるいは、
前記情報キャリアパターンは、前記対象カードのカード面パターンを含み、前記カード面パターンは、ページジャンプ識別子と前記対象カードのカード番号とを含み、前記ページジャンプ識別子は、前記第1のページアドレスと対応関係を有する、
請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記カードの紐付けページは、前記カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムのオプションをさらに含み、前記カードの紐付けの確認メッセージは、さらに、選択された前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムを指示するために用いられ、前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第2のアプリケーションプログラムをさらに含む、
請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記カードの紐付けページは、アイデンティティ情報の記入領域をさらに含み、又は、
前記ユーザ情報は、前記アイデンティティ情報をさらに含み、前記カードの紐付けページは、前記アイデンティティ情報をさらに含む、
請求項12に記載の方法。
【請求項16】
前記カードの紐付けサーバに前記対象カードのカード番号を送信することは、
第1の鍵によって暗号化された前記対象カードのカード番号を前記カードの紐付けサーバに送信し、前記カードの紐付けサーバが前記第1の鍵と対になる第2の鍵を記憶していること、を含む、
請求項12に記載の方法。
【請求項17】
前記カードの紐付けサーバによって送信された第2のページアドレスを受信して当該第2のページアドレスにアクセスした後に、
前記カードの紐付けサーバにダイナミック認証コードの要求メッセージを送信することと、
前記カードの紐付けサーバから送信された第1のダイナミック認証コードを受信することと、
前記カードの紐付けサーバにダイナミック認証コードの認証を実行させるように、前記カードの紐付けサーバに第2のダイナミック認証コードを送信することと、をさらに含む、
請求項12に記載の方法。
【請求項18】
前記カードの紐付けサーバによって送信された、前記カードの紐付けの結果ページに対応する第3のページアドレスを受信して当該第3のページアドレスにアクセスし、前記カードの紐付けの結果ページを表示し、前記カードの紐付けの結果ページが前記対象カードの前記カード識別子と前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザの前記ユーザ識別子との紐付けが完了したことを示すために用いられること、をさらに含む、
請求項12に記載の方法。
【請求項19】
前記カードの紐付けサーバの第4のページアドレスにアクセスし、前記第4のページアドレスに対応するカードの紐付けの管理ページを表示し、前記カードの紐付けの管理ページが前記対象カードのカード識別子と前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付け関係を含むことと、
ユーザの入力に応答して、前記カードの紐付けサーバに管理操作コマンドを送信し、前記管理操作は、カードの紐付けサーバが紐付け関係の管理操作を行うことを指示することと、をさらに含み、
前記管理操作は、ディアクティベート操作、アクティベート操作、決済限度額の設定操作のうちの1つ又は2つ以上を含む、
請求項12に記載の方法。
【請求項20】
前記カード識別子は、カード番号及び/又はカード決済識別子トークンを含む、請求項12乃至19のいずれか一項に記載の方法。
【請求項21】
カードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバに適用されるカードの紐付け方法であって、
前記アプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムであり、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンして指示される第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスをカードの紐付けサーバが受け付けた場合、前記カードの紐付けサーバに対象ユーザのユーザ情報を送信し、前記対象ユーザが前記第1のアプリケーションプログラムにログインしたユーザであり、前記ユーザ情報が前記第1のアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子を含むことと、
カードの紐付けサーバがカードの紐付けの確認メッセージを受信した場合、前記カードの紐付けサーバとインタラクションして、対象カードのカード識別子と前記第1のアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了し、前記カードの紐付けの確認メッセージは、前記ユーザ端末からユーザによるカードの紐付けページへの入力に応答して送信され、前記対象ユーザのアイデンティティ情報を指示するためのものであり、前記カードの紐付けページが前記対象カードのカード番号の少なくとも一部を含み、前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムが前記第1のアプリケーションプログラムを含むことと、を含む、
カードの紐付け方法。
【請求項22】
前記情報キャリアパターンは、二次元コードを含み、前記二次元コードに記録された情報は、前記第1のページアドレス及び前記対象カードのカード番号を含み、又は、前記二次元コードに記録された情報は、前記第1のページアドレス及び暗号化された前記対象カードのカード番号を含み、
あるいは、
前記情報キャリアパターンは、前記対象カードのカード面パターンを含み、前記カード面パターンは、ページジャンプ識別子と前記対象カードのカード番号とを含み、前記ページジャンプ識別子は、前記第1のページアドレスと対応関係を有する、
請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記カードの紐付けサーバとインタラクションして、前記対象カードのカード識別子と前記第1のアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了することは、
前記カードの紐付けサーバが、前記カードの紐付けの有効化検証に成功したことを指示するカードの紐付けの有効化検証の結果を受信した場合、前記カードの紐付けサーバによって送信された第1のカードの紐付けの通知メッセージを受信し、前記第1のカードの紐付けの通知メッセージが前記カードの紐付けの有効化検証の結果情報と前記対象カードのカード識別子とを含むことと、
前記対象カードのカード識別子と、前記第1のアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子とを紐付けすることと、を含む、
請求項21に記載の方法。
【請求項24】
前記カードの紐付けページは、前記カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムのオプションをさらに含み、前記カードの紐付けの確認メッセージは、さらに選択された前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムを指示するために用いられ、前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第2のアプリケーションプログラムをさらに含み、
前記方法は、
前記アプリケーションプログラムが第2のアプリケーションプログラムであり、前記カードの紐付けサーバが前記ユーザ端末から送信された前記カードの紐付けの確認メッセージを受信した場合、前記カードの紐付けサーバとインタラクションして、前記対象カードのカード識別子と前記第2のアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了すること、をさらに含む、
請求項21に記載の方法。
【請求項25】
前記カードの紐付けサーバとインタラクションして、前記対象カードのカード識別子と前記第2のアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了することは、
前記カードの紐付けサーバから送信されたカードの紐付けのマッチングメッセージを受信し、前記カードの紐付けのマッチングメッセージは前記アイデンティティ情報を含むことと、
前記アイデンティティ情報とマッチングするユーザ識別子を検索し、前記アイデンティティ情報とマッチングするユーザ識別子を前記第2のアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子として特定することと、
前記カードの紐付けサーバに、前記対象カードのカード識別子を要求するためのカードの紐付けの要求メッセージを送信することと、
前記カードの紐付けサーバから送信された、前記対象カードのカード識別子を含む第2のカードの紐付けの通知メッセージを受信することと、
前記対象カードのカード識別子と前記第2のアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子とを紐付けすることと、を含む、
請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記カードの紐付けページは、アイデンティティ情報の記入領域をさらに含み、又は
前記ユーザ情報は、前記アイデンティティ情報をさらに含み、前記カードの紐付けページは、前記アイデンティティ情報をさらに含む、
請求項21に記載の方法。
【請求項27】
前記カード識別子は、カード番号及び/又はカード決済識別子トークンを含む、請求項21乃至26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項28】
インタラクションモジュールを含むサーバであって、
前記インタラクションモジュールは受信ユニットと送信ユニットとを含み、
前記インタラクションモジュールは、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンして指示される第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受け付け、且つ前記情報キャリアパターンによって指示される対象カードのカード番号を取得するために用いられ、且つ、前記第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザの前記ユーザ情報を取得するために用いられ、前記対象ユーザは前記第1のアプリケーションプログラムにログインしたユーザであり、前記ユーザ情報は前記第1のアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子を含み、
前記送信ユニットは、リダイレクトされたカードの紐付けページに対応する第2のページアドレスを前記ユーザ端末に送信するために用いられ、前記カードの紐付けページが前記対象カードのカード番号の少なくとも一部を含み、
前記受信ユニットは、前記ユーザ端末から前記カードの紐付けページにより送信されたカードの紐付けの確認メッセージを受信するために用いられ、前記カードの紐付けの確認メッセージが前記対象ユーザのアイデンティティ情報を指示するために用いられ、
前記インタラクションモジュールは、前記アイデンティティ情報を利用して、カード発行サーバ及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、前記対象カードのカード識別子と、前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了し、前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムが前記第1のアプリケーションプログラムを含む、
サーバ。
【請求項29】
スキャンモジュールと、インタラクションモジュールと、表示モジュールとを含むユーザ端末であって、
インタラクションモジュールは送信ユニットを含み、
前記スキャンモジュールは、第1のアプリケーションプログラムが呼び出される場合に情報キャリアパターンをスキャンするために用いられ、
前記インタラクションモジュールは、前記情報キャリアパターンをスキャンして指示されるカードの紐付けサーバの第1のページアドレスにアクセスし、且つ前記カードの紐付けサーバが前記第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得することをトリガーするように、前記カードの紐付けサーバに前記情報キャリアパターンによって指示される対象カードのカード番号を送信するために用いられ、前記対象ユーザが前記第1のアプリケーションプログラムにログインしたユーザであり、前記ユーザ情報が前記第1のアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子を含み、
前記インタラクションモジュールは、前記カードの紐付けサーバによって送信された第2のページアドレスを受信して当該第2のページアドレスにアクセスするために用いられ、
前記表示モジュールは、前記第2のページアドレスに対応するカードの紐付けページを表示するために用いられ、前記カードの紐付けページが前記対象カードのカード番号の少なくとも一部を含み、
前記送信ユニットは、さらに、前記カードの紐付けサーバが前記アイデンティティ情報を利用してカード発行サーバ及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、前記対象カードのカード識別子と前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了するように、ユーザによる前記カードの紐付けページの入力に応答して、前記カードの紐付けサーバにカードの紐付けの確認メッセージを送信するために用いられ、前記カードの紐付けの確認メッセージが前記対象ユーザのアイデンティティ情報を指示するためのものであり、前記カードの紐付けのアプリケーションプログラムが前記第1のアプリケーションプログラムを含む、
ユーザ端末。
【請求項30】
インタラクションモジュールを含むサーバであって、
前記インタラクションモジュールは、送信ユニットを含み、
前記送信ユニットは、アプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムであり、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンして指示される第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスをカードの紐付けサーバが受け付けた場合、対象ユーザのユーザ情報を前記カードの紐付けサーバに送信し、前記対象ユーザが前記第1のアプリケーションプログラムにアクセスしたユーザであり、前記ユーザ情報が前記第1のアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子を含み、
前記インタラクションモジュールは、カードの紐付けサーバがカードの紐付けの確認メッセージを受信した場合、前記カードの紐付けサーバとインタラクションし、対象カードのカード識別子と前記第1のアプリケーションプログラムにおける前記対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了し、
前記カードの紐付けの確認メッセージは、前記ユーザ端末からユーザによるカードの紐付けページへの入力に応答して送信され、前記対象ユーザのアイデンティティ情報を指示するためのものであり、前記カードの紐付けページが前記対象カードのカード番号の少なくとも一部を含み、カードの紐付けのアプリケーションプログラムが前記第1のアプリケーションプログラムを含む、
サーバ。
【請求項31】
プロセッサと、コンピュータプログラムコマンドを記憶しているメモリとを含むサーバであって、
前記プロセッサが前記コンピュータプログラムコマンドを実行すると、請求項1乃至11のいずれか一項に記載のカードの紐付け方法を実現する、
サーバ。
【請求項32】
プロセッサと、コンピュータプログラムコマンドを記憶しているメモリとを含むユーザ端末であって、
前記プロセッサが前記コンピュータプログラムコマンドを実行すると、請求項12乃至20のいずれか一項に記載のカードの紐付け方法を実現する、
ユーザ端末。
【請求項33】
プロセッサと、コンピュータプログラムコマンドを記憶しているメモリとを含むサーバであって、
前記プロセッサが前記コンピュータプログラムコマンドを実行すると、請求項21乃至27のいずれか一項に記載のカードの紐付け方法を実現する、
サーバ。
【請求項34】
請求項31に記載のサーバと、請求項32に記載のユーザ端末と、請求項33に記載のサーバとを備える、
カードの紐付けシステム。
【請求項35】
コンピュータプログラムコマンドを記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムコマンドがプロセッサによって実行されると、請求項1乃至請求項27のいずれか一項に記載の紐付け方法を実現する、
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2021年9月6日に提出された名称が「カードの紐付け方法、ユーザ端末、サーバ、システム及び記憶媒体」である中国特許出願202111038223.3の優先権を主張し、当該出願の全ての内容は引用により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本願は、データ処理の技術分野に関し、特にカードの紐付け方法、ユーザ端末、サーバ、システム及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
電子情報技術の発展に伴い、電子決済の応用範囲はますます広くなっている。ユーザは、ユーザ端末におけるアプリケーションプログラムに対する操作によって、銀行カードによる電子決済を実現することができる。
【0004】
アプリケーションプログラムによって銀行カードの電子決済を実現する前に、まず銀行カードとアプリケーションプログラムのユーザアカウントとを紐付けする必要がある。しかし、アプリケーションプログラムの多様性により、異なるアプリケーションプログラムにおけるカードの紐付け機能の起動案内の設置方法が異なり、且つアプリケーションプログラムにおいて紐付け機能の起動案内を探すことが不便であり、ユーザがアプリケーションプログラムにおいてカードの紐付け機能の起動案内を探すのに長い時間を要し、ユーザがアプリケーションプログラムを利用してカードを紐付けする効率を低下させている。
【発明の概要】
【0005】
本願の実施例は、カードの紐付け方法、ユーザ端末、サーバ、システム及び記憶媒体を提供し、アプリケーションプログラムでのカードの紐付けの効率を向上させることができる。
【0006】
第1の態様において、本願の実施例は、カードの紐付けサーバに適用されるカードの紐付け方法であって、カードの紐付けサーバに適用されるカードの紐付け方法であって、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンして指示される第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受け付け、且つ情報キャリアパターンによって指示される対象カードのカード番号を取得することと、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得し、対象ユーザが第1のアプリケーションプログラムにログインしたユーザであり、ユーザ情報が第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子を含むことと、リダイレクトされたカードの紐付けページに対応する第2のページアドレスをユーザ端末に送信し、カードの紐付けページが対象カードのカード番号の少なくとも一部を含むことと、ユーザ端末からカードの紐付けページにより送信されたカードの紐付けの確認メッセージを受信し、カードの紐付けの確認メッセージが対象ユーザのアイデンティティ情報を指示するためのものであることと、アイデンティティ情報を利用して、カード発行サーバ及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了し、カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第1のアプリケーションプログラムを含むことと、を含む、カードの紐付け方法を提供する。
【0007】
第2の態様において、本願の実施例は、ユーザ端末に適用されるカードの紐付け方法であって、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンし、情報キャリアパターンによって指示されるカードの紐付けサーバの第1のページアドレスにアクセスし、且つ、カードの紐付けサーバが第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得することをトリガーするように、カードの紐付けサーバに情報キャリアパターンによって指示される対象カードのカード番号を送信し、対象ユーザが第1のアプリケーションプログラムにログインしたユーザであり、ユーザ情報が第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子を含むことと、
カードの紐付けサーバによって送信された第2のページアドレスを受信して当該第2のページアドレスにアクセスし、第2のページアドレスに対応するカードの紐付けページを表示し、カードの紐付けページが対象カードのカード番号の少なくとも一部を含むことと、カードの紐付けサーバがアイデンティティ情報を利用してカード発行サーバ及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、対象カードのカード識別子とカードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了するように、ユーザによるカードの紐付けページへの入力に応答して、対象ユーザのアイデンティティ情報を指示するためのカードの紐付けの確認メッセージをカードの紐付けサーバに送信し、カードの紐付けのアプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムを含むことと、を含む、カードの紐付け方法を提供する。
【0008】
第3の態様において、本願の実施例は、アプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバに適用されるカードの紐付け方法であって、アプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムであり、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンして指示される第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスをカードの紐付けサーバが受け付けた場合、カードの紐付けサーバに対象ユーザのユーザ情報を送信し、対象ユーザが第1のアプリケーションプログラムにログインしたユーザであり、ユーザ情報が第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子を含むことと、カードの紐付けサーバがカードの紐付けの確認メッセージを受信した場合、カードの紐付けサーバとインタラクションして、対象カードのカード識別子と第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了し、カードの紐付けの確認メッセージは、ユーザ端末からユーザによるカードの紐付けページへの入力に応答して送信され、対象ユーザのアイデンティティ情報を指示するためのものであり、カードの紐付けページが対象カードのカード番号の少なくとも一部を含み、カードの紐付けのアプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムを含むことと、を含む、カードの紐付け方法を提供する。
【0009】
第4の態様において、本願の実施例は、インタラクションモジュールを含むサーバであって、インタラクションモジュールは受信ユニットと送信ユニットとを含み、インタラクションモジュールは、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンして指示される第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受け付け、且つ情報キャリアパターンによって指示される対象カードのカード番号を取得するために用いられ、且つ、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得するために用いられ、対象ユーザは第1のアプリケーションプログラムにログインしたユーザであり、ユーザ情報は第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子を含み、送信ユニットは、リダイレクトされたカードの紐付けページに対応する第2のページアドレスをユーザ端末に送信するために用いられ、カードの紐付けページが対象カードのカード番号の少なくとも一部を含み、受信ユニットは、ユーザ端末からカードの紐付けページにより送信されたカードの紐付けの確認メッセージを受信するために用いられ、カードの紐付けの確認メッセージが対象ユーザのアイデンティティ情報を指示するために用いられ、インタラクションモジュールは、アイデンティティ情報を利用して、カード発行サーバ及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了し、カードの紐付けのアプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムを含む、サーバを提供する。
【0010】
第5の態様において、本願の実施例は、スキャンモジュールと、インタラクションモジュールと、表示モジュールとを含むユーザ端末であって、インタラクションモジュールは送信ユニットを含み、スキャンモジュールは、第1のアプリケーションプログラムが呼び出される場合に情報キャリアパターンをスキャンするために用いられ、インタラクションモジュールは、情報キャリアパターンをスキャンして指示されるカードの紐付けサーバの第1のページアドレスにアクセスし、且つカードの紐付けサーバが第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得することをトリガーするように、カードの紐付けサーバに情報キャリアパターンによって指示される対象カードのカード番号を送信するために用いられ、対象ユーザが第1のアプリケーションプログラムにログインしたユーザであり、ユーザ情報が第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子を含み、インタラクションモジュールは、カードの紐付けサーバによって送信された第2のページアドレスを受信して当該第2のページアドレスにアクセスするために用いられ、表示モジュールは、第2のページアドレスに対応するカードの紐付けページを表示するために用いられ、カードの紐付けページが対象カードのカード番号の少なくとも一部を含み、送信ユニットは、さらに、カードの紐付けサーバがアイデンティティ情報を利用してカード発行サーバ及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、対象カードのカード識別子とカードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了するように、ユーザによるカードの紐付けページの入力に応答して、カードの紐付けサーバにカードの紐付けの確認メッセージを送信するために用いられ、カードの紐付けの確認メッセージが対象ユーザのアイデンティティ情報を指示するためのものであり、カードの紐付けのアプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムを含む、ユーザ端末を提供する。
【0011】
第6の態様において、本願の実施例は、インタラクションモジュールを含むサーバであって、インタラクションモジュールは、送信ユニットを含み、送信ユニットは、アプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムであり、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンして指示される第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスをカードの紐付けサーバが受け付けた場合、対象ユーザのユーザ情報をカードの紐付けサーバに送信し、対象ユーザが第1のアプリケーションプログラムにアクセスしたユーザであり、ユーザ情報が第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子を含み、インタラクションモジュールは、カードの紐付けサーバがカードの紐付けの確認メッセージを受信した場合、カードの紐付けサーバとインタラクションし、対象カードのカード識別子と第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了し、カードの紐付けの確認メッセージは、ユーザ端末からユーザによるカードの紐付けページへの入力に応答して送信され、対象ユーザのアイデンティティ情報を指示するためのものであり、カードの紐付けページが対象カードのカード番号の少なくとも一部を含み、カードの紐付けのアプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムを含む、サーバを提供する。
【0012】
第7の態様において、本願の実施例は、プロセッサと、コンピュータプログラムコマンドを記憶しているメモリとを含むサーバであって、プロセッサがコンピュータプログラムコマンドを実行すると、第1の態様のカードの紐付け方法を実現する、サーバを提供する。
【0013】
第8の態様において、本願の実施例は、プロセッサと、コンピュータプログラムコマンドを記憶しているメモリとを含むユーザ端末であって、プロセッサがコンピュータプログラムコマンドを実行すると、第2の態様のカードの紐付け方法を実現する、ユーザ端末を提供する。
【0014】
第9の態様において、本願の実施例は、プロセッサと、コンピュータプログラムコマンドを記憶しているメモリとを含むサーバであって、プロセッサがコンピュータプログラムコマンドを実行すると、第3の態様のカードの紐付け方法を実現する、サーバを提供する。
【0015】
第10の態様において、本願の実施例は、第7の態様のサーバと、第8の態様のユーザ端末と、第9の態様のサーバとを含む、カードの紐付けシステムを提供する。
【0016】
第11の態様において、本願の実施例は、コンピュータプログラムコマンドを記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータプログラムコマンドがプロセッサによって実行されると、第1の態様のカードの紐付け方法、第2の態様のカードの紐付け方法又は第3の態様のカードの紐付け方法を実現する、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【0017】
本願の実施例は、カードの紐付け方法、ユーザ端末、サーバ、システム、及び記憶媒体を提供し、ユーザ端末は、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンし、アクセス情報キャリアパターンによって指示されるカードの紐付けサーバの第1のページアドレスへのアクセスをトリガーし、且つカードの紐付けサーバが第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから第1のアプリケーションプログラムにログインした対象ユーザのユーザ情報を取得することをトリガーするように、情報キャリアパターンのスキャンによって指示される対象カードのカード番号をカードの紐付けサーバに送信する。ユーザ端末は、カードの紐付けページに対応する第2のページアドレスを受信してアクセスし、カードの紐付けページを表示する。ユーザ端末は、カードの紐付けの確認情報により、カードの紐付けサーバにユーザが確認したアイデンティティ情報を送信して、カードの紐付けサーバがカード発行サーバとのインタラクション、カードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとのインタラクションにより、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了する。ユーザは、アプリケーションプログラムにおいて、カードの紐付け機能の起動案内を検索する必要がなく、ユーザ端末のスキャン機能を直接的に利用することができ、カードの紐付けページにジャンプして、カードの紐付けを行うことにより、ユーザがカードを紐付けするのに要する時間を減少させ、ユーザがアプリケーションプログラムを利用してカードを紐付けするする効率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
本願の実施例の技術案をより明確に説明するために、以下は本願の実施例に必要な図面を簡単に紹介するが、当業者であれば、創造的な労働をしない前提であっても、これらの図面に基づいて他の図面をさらに得ることができる。
図1】本願の実施例に係る、カードの紐付け方法の適用シーンの一例の模式図である。
図2】本願の第1の態様に係る、カードの紐付け方法の一実施例のフローチャートである。
図3】本願の実施例に係る、ユーザ端末に表示されるカードの紐付けページの一例の模式図である。
図4】本願の第1の態様に係る、カードの紐付け方法の別の実施例のフローチャートである。
図5】本願の実施例に係る、ユーザ端末に表示されるカードの紐付けページの別の例の模式図である。
図6】本願の実施例に係る、ユーザ端末に表示されるカードの紐付けページの他の例の模式図である。
図7】本願の実施例に係る、ユーザ端末に表示されるカードの紐付けページの更なる例の模式図である。
図8】本願の第1の態様に係る、カードの紐付け方法の他の実施例のフローチャートである。
図9】本願の第1の態様に係る、カードの紐付け方法の更なる実施例のフローチャートである。
図10】本願の第2の態様に係る、カードの紐付け方法の一実施例のフローチャートである。
図11】本願の第2の態様に係る、カードの紐付け方法の別の実施例のフローチャートである。
図12】本願の第3の態様に係る、カードの紐付け方法の一実施例のフローチャートである。
図13】本願の第3の態様に係る、カードの紐付け方法の別の実施例のフローチャートである。
図14】本願の第3の態様に係る、カードの紐付け方法の他の実施例のフローチャートである。
図15】本願の第3の態様に係る、カードの紐付け方法の更なる実施例のフローチャートである。
図16】本願の実施例に係る、カードの紐付けのプロセスの一例のフローチャートである。
図17】本願の第4の態様に係るサーバの一実施例の構造模式図である。
図18】本願の第4の態様に係るサーバの別の実施例の構造模式図である。
図19】本願の第4の態様に係るサーバの他の実施例の構造模式図である。
図20】本願の第4の態様に係るサーバの更なる実施例の構造模式図である。
図21】本願の第5の態様に係るユーザ端末の一実施例の構造模式図である。
図22】本願の第6の態様に係るサーバの一実施例の構造模式図である。
図23】本願の第6の態様に係るサーバの別の実施例の構造模式図である。
図24】本願の第6の態様に係るサーバの他の実施例の構造模式図である。
図25】本願の第7の態様に係るサーバの一実施例の構造模式図である。
図26】本願の第8の態様に係るユーザ端末の一実施例の構造模式図である。
図27】本願の第9の態様に係るサーバの一実施例の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下に本願の各態様の特徴及び例示的な実施例を詳細に説明し、本願の目的、技術案及び利点をより明確にするために、以下に図面及び具体的な実施例を結合して、本願をさらに詳細に説明する。理解すべきことは、ここで説明する具体的な実施例は本願を説明するためのみに設けられたものであり、本願を限定するものではない。当業者であれば、本願はこれらの具体的な細部のいくつかの細部を必要とせずに実施されることができる。以下の実施例の説明は、本願の例示を示すことにより本願をよりよく理解するためである。
【0020】
電子情報技術が発展し続けることに伴い、電子決済の応用範囲がますます広くなっている。ユーザは、ユーザ端末におけるアプリケーションプログラム(Application、APP)に対する操作によって、銀行カードによる電子決済を実現することができる。アプリケーションプログラムによって銀行カードの電子決済を実現する前に、まず銀行カードとアプリケーションプログラムのユーザアカウントとを紐付けする必要があり、当該ユーザアカウントにログインしてアプリケーションプログラムを使用する際に、アプリケーションプログラムにおける当該ユーザアカウントに紐付けされた銀行カードを利用して決済を行うことができる。しかし、アプリケーションプログラムにおける紐付け機能の起動案内を探すことは、ユーザにとって困難であり、且つ異なるアプリケーションプログラムにおけるカードの紐付け機能の起動案内の設定も異なり、ユーザがアプリケーションプログラムによってカードの紐付け機能の起動案内を探すのに長い時間を要し、ユーザがアプリケーションプログラムを利用してカードを紐付けする効率を低下させている。
【0021】
本願の実施例は、カードの紐付け方法、ユーザ端末、サーバ、システム及び記憶媒体を提供する。ユーザは、アプリケーションプログラムにおいてカードの紐付け機能の起動案内を探す必要がなく、ユーザ端末のスキャン機能を直接利用して、カードの紐付けページにジャンプしてカードの紐付けを行うことができるため、ユーザがカードを紐付けするのに要する時間を減少させ、ユーザがアプリケーションプログラムを利用してカードを紐付けする効率を向上させる。
【0022】
本願の実施例におけるカードの紐付け方法は、ユーザ端末、各アプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバ、カードの紐付けサーバ及びカード発行サーバに関する。図1は、本願の実施例におけるカードの紐付け方法の適用シーンの一例の模式図である。図1に示すように、ユーザ端末11は、各アプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバ12と通信インタラクションを行ってもよく、ユーザ端末11は、カードの紐付けサーバ13と通信インタラクションを行ってもよく、カードの紐付けサーバ13は、各アプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバ12と通信インタラクションを行ってもよく、カードの紐付けサーバ13は、カード発行サーバ14と通信インタラクションを行ってもよい。図1において、異なるプログラムのバックグラウンドサーバを区別するために、異なる符号で異なるプログラムに対応するバックグラウンドサーバを示し、バックグラウンドサーバ121がアプリケーションプログラムA1のバックグラウンドサーバであり、バックグラウンドサーバ122がアプリケーションプログラムA2のバックグラウンドサーバであり、バックグラウンドサーバ123がアプリケーションプログラムA3のバックグラウンドサーバである。
【0023】
ユーザ端末11は、ユーザとマン‐マシン・インタラクションを行うことができる。ユーザ端末11は、二つ以上のアプリケーションプログラムをインストール可能である。具体的には、ユーザ端末11は、携帯電話、タブレットコンピュータなどの端末装置を含んでもよく、ここでは限定しない。
【0024】
バックグラウンドサーバ12は、アプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバである。異なるアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバは、異なるバックグラウンドサーバであってもよく、同じバックグラウンドサーバであってもよく、ここでは限定しない。バックグラウンドサーバ12は、ユーザ端末11とインタラクションし、ユーザ端末11中の対応するアプリケーションプログラムに必要な情報などを提供し、且つ対応するアプリケーションプログラムがユーザ端末11を介して送信したコマンドなどを受信することができる。
【0025】
カードの紐付けサーバ13は、カードの紐付け機能を提供することができる。本願の実施例において、カードの紐付けサーバ13は、ユーザ端末11とインタラクションすることができ、ユーザがユーザ端末によってカードの紐付けをさらに操作するように、ユーザ端末に対してカードの紐付けページを提供し、また、ユーザ端末11によってフィードバックされた情報などを取得することができる。カードの紐付けサーバ13は、アプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバ12とインタラクションし、アプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバ12からカードの紐付けに必要な情報などを取得することができる。
【0026】
カード発行サーバ14は、カード発行機関のサーバであり、銀行カードの情報及びカード所有者であるユーザの情報などを記録している。カード発行サーバ14は、カードの紐付けサーバ13とインタラクションして、カードの紐付けサーバに提供された情報に対応する銀行カード及びユーザに対して身元認証を行うことができる。
【0027】
以下、本願の実施例に係るカードの紐付け方法、ユーザ端末、サーバ、システム及び記憶媒体を説明する。
【0028】
本願の第1の態様は、カードの紐付けサーバに適用されるカードの紐付け方法を提供し、即ち、当該カードの紐付け方法は、カードの紐付けサーバによって実行されることができる。図2は、本願の第1の態様に係る、カードの紐付け方法の一実施例のフローチャートである。図2に示すように、当該カードの紐付け方法は、ステップS201~ステップS205を含むことができる。
【0029】
ステップS201において、第1のアプリケーションプログラムを呼び出し情報キャリアパターンをスキャンして指示される第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受け付け、情報キャリアパターンによって指示される対象カードのカード番号を取得する。
【0030】
情報キャリアパターンは、第1のページアドレスと対象カードのカード番号のキャリアとすることができる。ユーザがログインしてユーザ端末の第1のアプリケーションプログラムに進んだ場合、ユーザ端末は、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンし、これにより、第1のページアドレスと対象カードのカード番号を取得することができる。
【0031】
本願の実施例において、情報キャリアパターンの形態は限定されない。いくつかの例において、情報キャリアパターンは、二次元コードを含むことができる。二次元コードに記録されている情報は、第1のページアドレスと、対象カードのカード番号とを含むことができる。即ち、ユーザ端末は、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して二次元コードをスキャンすることで、第1のページアドレスと対象カードのカード番号を読み取ることができる。ユーザ端末は、第1のページアドレスにジャンプして第1のページアドレスにアクセスし、対象カードのカード番号をカードの紐付けサーバに送信することができる。それに対応して、カードの紐付けサーバは、第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受け付け、ユーザ端末によって送信された対象カードのカード番号を受信する。
【0032】
いくつかの別の例において、情報キャリアパターンは、二次元コードを含むことができる。二次元コードに記録されている情報は、第1のページアドレスと、暗号化された対象カードのカード番号とを含むことができる。具体的には、暗号化された対象カードのカード番号は、上述の実施例における、第1の鍵を利用して暗号化された対象カードのカード番号である。ユーザ端末は、第1のページアドレスにジャンプして第1のページアドレスにアクセスし、暗号化された対象カードのカード番号をカードの紐付けサーバに送信することができる。それに対応して、カードの紐付けサーバは、第1のページアドレスに対するユーザ端末のアクセスを受け付け、暗号化された対象カードのカード番号を受信する。
【0033】
上記の例における二次元コードは、具体的には、カードをキャリアとしてカード面に印刷されたものであってもよく、用紙をキャリアとして用紙に印刷されたものであってもよく、電子二次元コードとして表示されたものであってもよく、ここでは限定しない。二次元コードは、カード発行サーバの所有者が標準に従って生成でき、カード所有者に提供する。二次元コードは、カードの紐付けサーバの所有者が標準に従って生成され、インターフェースを介してカード所有者に提供してもよい。
【0034】
いくつかの他の例において、情報キャリアパターンは、対象カードのカード面パターンを含むことができる。カード面パターンは、ページジャンプ識別子と対象カードのカード番号とを含む。ページジャンプ識別子は、特定のパターンであってもよく、ここでは限定しない。ユーザ端末は、当該ページジャンプ識別子に対応する第1のページアドレスを記憶することができ、ユーザ端末が第1のアプリケーションプログラムを呼び出してページジャンプ識別子をスキャンすると、第1のページアドレスへのアクセスがトリガーされる。ユーザ端末は、対象カードのカード番号をカードの紐付けサーバに直接的に送信することができ、即ち、カードの紐付けサーバは、ユーザ端末から対象カードのカード番号を取得する。ユーザ端末は、第1の鍵を用いて対象カードのカード番号を暗号化し、暗号化された対象カードのカード番号をカードの紐付けサーバに送信してもよく、即ち、カードの紐付けサーバは、ユーザ端末から暗号化された対象カードのカード番号を取得する。
【0035】
情報キャリアパターンが第1のページアドレスと対象カードのカード番号のベアラとされることにより、ユーザ端末は、第1のアプリケーションプログラムを呼び出してキャリアパターンをスキャンすることによって第1のページアドレスに直接アクセスすることができ、それによって、カードの紐付け動作を開始することができ、ユーザが第1のアプリケーションプログラムにおいてカードの紐付けのサービスの起動案内を探す必要がなく、ユーザがカードを紐付けする過程における操作をさらに減少させることができる。
【0036】
第1のページアドレスは、カードの紐付けサーバの1つのページアドレスである。第1のページアドレスは、異なるユーザ、異なるアプリケーションプログラム、異なるユーザ端末に対して同じページアドレスであってもよい。例として、同一のユーザが同一のユーザ端末において複数の異なるアプリケーションプログラムにログインし、ユーザ端末の異なるアプリケーションプログラムによっていずれも同一のページアドレスである第1のページアドレスにジャンプして当該第1のページアドレスにアクセスすることができる。また、例として、異なるユーザが異なるユーザ端末において同じアプリケーションプログラムにログインし、異なるユーザ端末の当該アプリケーションプログラムによっていずれも同一のページアドレスである第1のページアドレスにジャンプして第1のページアドレスにアクセスすることができる。さらに、例として、異なるユーザは、異なるユーザ端末において異なるアプリケーションプログラムにログインし、異なるユーザ端末の異なるアプリケーションプログラムによっていずれも同一のページアドレスである第1のページアドレスにジャンプして第1のページアドレスにアクセスすることができる。
【0037】
ここで、ユーザ端末の、第1のページアドレスへのアクセスと、カードの紐付けサーバへの対象カードのカード番号の送信との実行タイミング関係を限定せず、即ち、カードの紐付けサーバが第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受け付けること及びユーザ端末から対象カードのカード番号を取得することの実行タイミング関係を限定するものではない。いくつかの例において、ユーザ端末は、第1のページアドレスにアクセスすることができるとともに、カードの紐付けサーバがユーザ端末から対象カードのカード番号を取得するように、対象カードのカード番号を一緒にカードの紐付けサーバに送信することができる。いくつかの他の例において、ユーザ端末の、第1のページアドレスへのアクセスと、カードの紐付けサーバへの対象カードのカード番号の送信とは、順序に従って行うことができる。
【0038】
対象カードは、紐付けられるカードであってもよい。対象カードは、銀行カード、会員カードなどの決済が可能なカードを含むことができるが、ここでは限定しない。
【0039】
いくつかの例において、カードの紐付けサーバは、暗号化された対象カードのカード番号をユーザ端末から取得する。それに対応して、カードの紐付けサーバは、暗号化された対象カードのカード番号を復号して、対象カードのカード番号を取得することができる。具体的には、カードの紐付けサーバはユーザ端末から送信された第1の鍵によって暗号化された対象カードのカード番号を受信する。カードの紐付けサーバは、予め記憶している第1の鍵と対になる第2の鍵を利用して暗号化された対象カードのカード番号を復号して、対象カードのカード番号を取得する。第1の鍵と第2の鍵は対称鍵であってもよく、即ち、第1の鍵と第2の鍵は同じである。第1の鍵と第2の鍵は、非対称鍵であってもよく、即ち、第1の鍵と第2の鍵は異なる。ここで、第1の鍵と第2の鍵の具体的なタイプは限定しない。
【0040】
対象カードのカード番号を暗号化して伝送することにより、対象カードのカード番号が漏えいするリスクを低減させ、対象カードのカード番号の安全性を保証し、これにより、カードの紐付け処理の安全性を向上させることができる。
【0041】
ステップS202において、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得する。
【0042】
カードの紐付けサーバは、第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスに応答して、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得する。ユーザ端末は、第1のアプリケーションプログラムにより第1のページアドレスにジャンプして第1のページアドレスにアクセスし、カードの紐付けサーバは、第1のページアドレスにアクセスするアプリケーションプログラム及び当該アプリケーションプログラムにログインしたユーザを特定することができる。対象ユーザは、第1のアプリケーションプログラムにログインしたユーザである。
【0043】
具体的には、カードの紐付けサーバは、第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスに応答して、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバにユーザ情報要求メッセージを送信することができる。ユーザ情報要求メッセージは、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバに対象ユーザのユーザ情報を要求するために用いられる。第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバは、ユーザ情報要求メッセージに応答して、対象ユーザのユーザ情報をカードの紐付けサーバにフィードバックする。いくつかの例において、ユーザ情報要求メッセージは、対象ユーザの一時的識別子を含んでもよく、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバは、当該一時的識別子に基づいて、対象ユーザを特定してもよい。
【0044】
ユーザ情報は、第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子を含む。第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子は、第1のアプリケーションプログラムにおいて対象ユーザを識別するために用いられる。ユーザ識別子は、ユーザ登録アカウント、ユーザ登録番号、ユーザ登録名などであってもよく、ここでは限定しない。同一の対象ユーザの異なるアプリケーションプログラムにおけるユーザ識別子は同じであってもよく、異なってもよく、ここでは限定しない。
【0045】
ユーザ情報は、他の情報をさらに含んでもよく、ここでは限定しない。いくつかの例において、ユーザ情報は、アイデンティティ情報をさらに含むことができる。対象ユーザのアイデンティティ情報は、対象ユーザの個人身元を明らかにすることができる情報である。例えば、アイデンティティ情報は、氏名、証明書番号、携帯電話番号、メールアドレスなどの情報のうちの1つ又は複数を含むが、これらに限定されない。
【0046】
いくつかの例において、カードの紐付けサーバは、まず、第1のアプリケーションプログラムを認証し、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得するか否かを特定してもよい。具体的には、第1のアプリケーションプログラムによる第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受け付け、ユーザ端末から対象カードのカード番号を取得した後、カードの紐付けサーバは、まず第1のアプリケーションプログラムが、カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムでるあるかどうかを判定する。第1のアプリケーションプログラムが、カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムにである場合、カードの紐付けサーバは、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得する。第1のアプリケーションプログラムが、カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムでない場合、カードの紐付けサーバは、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得しない。カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムは、ホワイトリスト内のアプリケーションプログラムであり、第1のアプリケーションプログラムが紐付けサーバによってサポートされているか否かを予め判定することによって、不正のアプリケーションプログラム又は要求に適合しないアプリケーションプログラムに対してカードの紐付けを行うことを回避して、カードの紐付けの安全性及び信頼性を保証することができる。
【0047】
ステップS203において、リダイレクトされたカードの紐付けページに対応する第2のページアドレスをユーザ端末に送信する。
【0048】
カードの紐付けサーバは、対象ユーザのユーザ情報を取得した場合、ユーザ端末がアクセスしたページアドレスをリダイレクトしてもよい。カードの紐付けサーバは、ユーザ端末が第2のページアドレスにアクセスしてカードの紐付けページを表示するように、カードの紐付けページに対応する第2のページアドレスをユーザ端末に送信する。カードの紐付けページに含まれるリソース情報は、カードの紐付けサーバによって提供される。
【0049】
いくつかの例において、カードの紐付けページは、対象カードのカード番号の少なくとも一部を含む。対象カードのカード番号は、ステップS201で取得された対象カードのカード番号である。カードの紐付けページは、対象カードの完全なカード番号を含んでもよく、対象カードの一部のシンボルを隠したカード番号を含んでもよく、ここでは限定しない。例えば、カードの紐付けページは、中間の4桁のシンボルを隠したカード番号を含むことができる。
【0050】
カードの紐付けページは、対象カードのカード番号の少なくとも一部を含み、対象カードのカード番号は、ユーザによって手動で入力される必要がなく、手動でカード番号を入力する可能性があるエラーを回避し、ユーザのカードの紐付け過程における操作を減少させ、これにより、カードの紐付けの成功率を向上させるとともに、カードの紐付けの手順を簡素化する。
【0051】
例えば、図3は、本願の実施例に係る、ユーザ端末に表示されるカードの紐付けページの一例の模式図である。図3に示すように、当該カードの紐付けページは、対象カードの中間4桁のシンボルを隠したカード番号6259****0101を含む。
【0052】
ステップS204において、ユーザ端末からカードの紐付けページに基づいて送信したカードの紐付けの確認メッセージを受信する。
【0053】
カードの紐付けの確認メッセージは、ユーザ端末によってユーザによるカードの紐付けページへの入力に応答して送信され、対象ユーザを指示するためのアイデンティティ情報である。
【0054】
カードの紐付けサーバが第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから取得したユーザ情報は対象ユーザのアイデンティティ情報を含まない場合、ユーザ端末は、ユーザ端末のカードの紐付けページに対するユーザの入力によって対象ユーザのアイデンティティ情報を取得し、対象ユーザのアイデンティティ情報をカードの紐付けの確認メッセージによってカードの紐付けサーバに送信することができる。
【0055】
カードの紐付けサーバが第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから取得したユーザ情報に対象ユーザのアイデンティティ情報が含まれている場合、カードの紐付けページは当該アイデンティティ情報を含んでもよく、それに対応して、カードの紐付けの確認メッセージは身元確認情報を含み、身元確認情報は、カードの紐付けページに含まれるアイデンティティ情報が正しいことを示す。
【0056】
ステップS205において、アイデンティティ情報を用いて、カード発行サーバ及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、対象カードのカード識別子とカードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了する。
【0057】
カードの紐付けサーバは、カード発行サーバとインタラクションして、対象カード及び対象ユーザのアイデンティティ情報を認証する。カードの紐付けサーバは、カードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションして、カードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバに対象カードのカード識別子を提供し、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを実現する。カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第1のアプリケーションプログラムを含む。
【0058】
対象カードのカード識別子は、カードの紐付けサーバによって割り当てられてもよい。いくつかの例において、カード識別子は、カード番号及び/又はカード決済識別子トークン(Token)を含むことができる。カード識別子がカード決済識別子トークンを含む場合、同一のカードに対応する異なるアプリケーションプログラムは、異なるカード決済識別子トークンを有する。カード決済識別子トークンはカードのカード番号の1つの代替値であり、13から19桁の数字からなるが、これに限定されない。カード決済識別子トークンを用いてカードの紐付けを行うことにより、カードの紐付けの安全性をさらに向上させることができる。
【0059】
本願の実施例において、カードの紐付けサーバは、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンして指示される第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受け付け、情報キャリアパターンによって指示される対象カードのカード番号を取得する。第1のページアドレスは、カードの紐付けサーバによって一括して提供される。カードの紐付けサーバは、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから、当該第1のアプリケーションプログラムにログインした対象ユーザのユーザ情報を取得する。ユーザ端末の第1のページアドレスへのアクセスは、カードの紐付けサーバが、リダイレクトされたカードの紐付けページに対応する第2のページアドレスをユーザ端末に送信することをトリガーするため、ユーザ端末が第2のページアドレスにアクセスしてカードの紐付けページを表示する。カードの紐付けサーバは、ユーザ端末からカードの紐付けページに基づいて送信されたカードの紐付けの確認メッセージにより、対象ユーザのアイデンティティ情報を確定し、これにより、カード発行サーバとのインタラクション、カードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとのインタラクションによって、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了することができる。ユーザがアプリケーションプログラムにおいてカードの紐付け機能の起動案内を探す必要がなく、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンし、カードの紐付けページにジャンプしてカードの紐付けを行うことにより、ユーザがカードを紐付けするのに要する時間を減少させ、ユーザがアプリケーションプログラムを利用してカードを紐付けする効率を向上させる。
【0060】
次に、対象カードのカード識別子と第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との具体的な紐付けプロセスについて説明する。図4は、本願の第1の態様に係る、カードの紐付け方法の別の実施例のフローチャートである。図4図2と異なる点は、図2におけるステップS205が具体的に図6におけるステップS2051乃至ステップS2053に細分化されることである。
【0061】
ステップS2051において、カード発行サーバがアイデンティティ情報を利用してカードの紐付けの有効化検証を行うように、カード発行サーバにカードの紐付けの有効化メッセージを送信する。
【0062】
カードの紐付けの有効化メッセージは、対象カードのカード番号及びアイデンティティ情報を含む。カードの紐付けの有効化検証は、対象カードのカード番号と対象ユーザのアイデンティティ情報とがマッチングするか否かの検証である。カード発行サーバは、カードのカード番号とカードのカード所有者のアイデンティティ情報との対応関係を記憶しており、対象ユーザのアイデンティティ情報がカード発行サーバに記憶している対象カードのカード所有者のアイデンティティ情報と一致すれば、対象ユーザが対象カードのカード所有者であると特定し、即ち、対象カードのカード番号と対象ユーザのアイデンティティ情報とがマッチングすると特定し、カードの紐付けの有効化検証が成功する。対象ユーザのアイデンティティ情報がカード発行サーバに記憶している対象カードのカード所有者のアイデンティティ情報と一致しない場合、対象ユーザが対象カードのカード所有者ではないと特定し、即ち、対象カードのカード番号と対象ユーザのアイデンティティ情報とがマッチングしないと特定し、カードの紐付けの有効化検証が失敗する。カードの紐付けの有効化検証によって、対象ユーザが対象カードのカード所有者であるか否かを特定することができ、これにより、カードの紐付けの安全性を保証する。
【0063】
ステップS2052において、カード発行サーバから送信されたカードの紐付けの有効化検証の結果情報を受信する。
【0064】
カードの紐付けの有効化検証の結果情報は、カードの紐付けの有効化検証が成功したか否かを示すために用いられる。
【0065】
ステップS2053において、カードの紐付けの有効化検証の結果情報が、カードの紐付けの有効化検証に成功したことを指示する場合、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバが対象カードのカード識別子と第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了するように、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバに第1のカードの紐付けの通知メッセージを送信する。
【0066】
第1のカードの紐付けの通知メッセージは、カードの紐付けの有効化検証の結果情報と、対象カードのカード識別子とを含む。カードの紐付けの有効化検証に成功し、カードの紐付けサーバは、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバによる対象カードの紐付けを許可し、即ち、対象カードのカード識別子と第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを許可する。
【0067】
カードの紐付けの有効化検証の結果情報が、カードの紐付けの有効化検証に失敗したことを示す場合、カードの紐付けサーバは、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバに対して、カードの紐付けの失敗通知メッセージを送信することができ、カードの紐付けの失敗通知メッセージは、カードの紐付けの有効化検証の結果情報を含むことができる。カードの紐付けの有効化検証の結果情報がカードの紐付けの有効化検証に失敗したことを示す場合、カードの紐付けサーバは、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバに対象カードのカード識別子を送信しない、即ち、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバによる対象カードの紐付けを許可しない。
【0068】
いくつかの例において、カードの紐付けページは、カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムのオプションをさらに含む。それに対応して、カードの紐付けの確認メッセージは、選択されたカードの紐付けのアプリケーションプログラムを指示するためにも用いられる。カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムのオプションは、ユーザによって選択されて、カードの紐付けを必要とするアプリケーションプログラムを選択することができる。例えば、図5は、本願の実施例に係る、ユーザ端末に表示されるカードの紐付けページの別の例の模式図である。図5に示すように、当該カードの紐付けページは、対象カードのカード番号及びアプリケーションプログラムのオプションを含み、対象カードのカード番号は6259****0101であり、アプリケーションプログラムのオプションは、ユーザが選択可能な「A1アプリケーションプログラムに紐付けされている」、「A2アプリケーションプログラムに紐付けされている」、「A3アプリケーションプログラムに紐付けされている」、及び「A4アプリケーションプログラムに紐付けされている」という4つのオプションを含む。
【0069】
いくつかの他の例において、カードの紐付けページは、アイデンティティ情報の記入領域をさらに含んでもよく、アイデンティティ情報の記入領域は、ユーザがアイデンティティ情報を手動で記入する必要があり、その後、当該アイデンティティ情報を利用して対象ユーザを身元認証することに有利である。例えば、図6は、本願の実施例に係る、ユーザ端末に表示されるカードの紐付けページの他の例の模式図である。図6は、図5と比較して、カードの紐付けページにアイデンティティ情報の記入領域P1が追加されている。図6に示すように、アイデンティティ情報の記入領域は、真実の氏名の記入領域P11、証明書のタイプの記入領域P12、証明書番号の記入領域P13及び携帯電話番号の記入領域P14を含むことができる。
【0070】
いくつかの他の例において、ユーザ情報がアイデンティティ情報をさらに含む場合、カードの紐付けページはアイデンティティ情報をさらに含むことができる。例えば、図7は、本願の実施例に係る、ユーザ端末に表示されるカードの紐付けページの更なる例の概略図である。図7は、図5と比較して、カードの紐付けページにアイデンティティ情報が追加され、アイデンティティ情報は、氏名、証明書のタイプ、証明書番号及び携帯電話番号を含む。
【0071】
カードの紐付けページはアイデンティティ情報をさらに含み、ユーザがアイデンティティ情報を手動で入力する必要がなく、アイデンティティ情報を利用して対象ユーザに身元認証を行うことができるの上で、手動でアイデンティティ情報が入力する可能性があるエラーを回避し、ユーザのカードの紐付け過程における操作を減少し、これにより、カードの紐付けの成功率を向上させ、カードの紐付けの手順を簡素化する。
【0072】
上記実施例において、カードの紐付けの確認メッセージは、カードの紐付けのアプリケーションプログラムの識別子又は他のカードの紐付けのアプリケーションプログラムを示すことができる情報を含んでもよく、ここでは限定しない。
【0073】
カードの紐付けページがさらに、カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムのオプションを含み、カードの紐付けの確認メッセージが、選択されたカードの紐付けのプアプリケーションプログラムを指示すためにさらに用いられる場合、カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、ユーザがカードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムのオプションから選択されたアプリケーションプログラムを含む。具体的には、カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第1のアプリケーションプログラム及び第2のアプリケーションプログラムを含むことができる。第2のアプリケーションプログラムは、第1のアプリケーションプログラムとは異なり、即ち、第2のアプリケーションプログラムは、カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムのうち、第1のアプリケーションプログラムの以外の少なくとも1つのアプリケーションプログラムを含む。第2のアプリケーションプログラムは、1つのアプリケーションプログラムを含んでもよく、2つ以上のアプリケーションプログラムを含んでもよく、ここで、第2のアプリケーションプログラムの数を限定しない。例えば、ユーザ操作後のカードの紐付けページは、図7に示すように、且つ第1のアプリケーションプログラムがA1アプリケーションプログラムである場合、第2のアプリケーションプログラムはA2アプリケーションプログラム及びA4アプリケーションプログラムを含む。
【0074】
以下、対象カードのカード識別子と第2のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との具体的なカードの紐付けプロセスについて説明する。図8は、本願の第1の態様に係る、カードの紐付け方法の他の実施例のフローチャートである。図8図4と異なる点は、図2におけるステップS205がさらに図8におけるS2054乃至ステップS2056に細分化されることである。
【0075】
ステップS2054において、第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバがアイデンティティ情報とマッチングするユーザ識別子を検索するように、第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバにカードの紐付けのマッチングメッセージを送信する。
【0076】
カードの紐付けのマッチングメッセージは、アイデンティティ情報を含む。第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバは、ユーザの第2のアプリケーションプログラムにおけるユーザ識別子とアイデンティティ情報との対応関係を記憶している。第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバは、カードの紐付けのマッチングメッセージから対象ユーザのアイデンティティ情報を取得し、カードの紐付けのマッチングメッセージにおけるアイデンティティ情報を、第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバに記憶しているユーザのアイデンティティ情報とマッチングを行い、カードの紐付けのマッチングメッセージにおけるアイデンティティ情報と一致するアイデンティティ情報に対応するユーザ識別子を、カードの紐付けのマッチングメッセージにおけるアイデンティティ情報とマッチングするユーザ識別子として特定する。
【0077】
ステップS2055において、アイデンティティ情報とマッチングするユーザ識別子を検索した場合、第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから送信されたカードの紐付けの要求情報を受信する。
【0078】
第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバは、アイデンティティ情報とマッチングするユーザ識別子を検索したことは、対象ユーザが第2のアプリケーションプログラムに登録したこと、即ち、第2のアプリケーションプログラムの登録ユーザに対象ユーザが含まれることを示す。第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバは、対象カードの紐付けサーバに対して、対象カードのカード識別子を要求するためのカードの紐付けの要求メッセージを送信することができる。
【0079】
第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバがアイデンティティ情報とマッチングするユーザ識別子を検索できないことは、対象ユーザが第2のアプリケーションプログラムに登録していないこと、即ち、第2のアプリケーションプログラムの登録ユーザに対象ユーザが含まれず、対象カードの第2のアプリケーションプログラムにおける紐付けを行わないことを示す。
【0080】
いくつかの例において、カードの紐付けのマッチングメッセージは有効期間を有する。有効期間長内に、カードの紐付けのマッチングメッセージは有効である。有効期間を超えたら、カードの紐付けのマッチングメッセージが失効する。即ち、カードの紐付けサーバは、第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから送信されたカードの紐付けの要求メッセージを有効期間長内に受信しない場合、第2のアプリケーションプログラムについて、当該カードの紐付けプロセスが終了する。
【0081】
ステップS2056において、第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバが対象カードのカード識別子と第2のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了するように、第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバに第2のカードの紐付けの通知メッセージを送信する。
【0082】
第2のカードの紐付けの通知メッセージは、対象カードのカード識別子を含む。第2のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子は、アイデンティティ情報にマッチングするユーザ識別子である。第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバは、第2のカードの紐付けの通知メッセージを受信して、対象カードのカード識別子と第2のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了することができる。
【0083】
いくつかの例において、ステップS2055において、第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから送信されたカードの紐付けの要求メッセージを受信する前に、第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバは、検索された、アイデンティティ情報とマッチングするユーザ識別子に対応するユーザに、確認要求メッセージのプッシュを行ってもよい。確認要求メッセージは、ユーザに促してカードを紐付けするか否かを特定するために用いられ、確認要求メッセージの形式はここでは限定されない。第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバは、ユーザからユーザ端末によりフィードバックしたカードの紐付けを特定するメッセージを受信した場合、カードの紐付けサーバに対してカードの紐付けの要求メッセージを送信する。つまり、アイデンティティ情報とマッチングしているユーザ識別子が検索され、且つ第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバがユーザからユーザ端末によりフィードバックしたカードの紐付けを特定するメッセージを受信した場合、カードの紐付けサーバは第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから送信されたカードの紐付けの要求メッセージを受信する。ユーザの再確認により、カードの紐付けの安全性がより保証される。
【0084】
カードの紐付けのアプリケーションプログラムが複数の第2のアプリケーションプログラムを含む場合、各第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバについて、カードの紐付けサーバは上記ステップS2054乃至ステップS2056を実行することができる。
【0085】
ステップS2051乃至ステップS2053は、ステップS2054乃至ステップS2056と前後して実行されてもよく、ステップS2051乃至ステップS2053は、ステップS2054乃至S2056と同期して実行されてもよく、本願の実施例において、ステップS2051乃至ステップS2053、及びステップS2054乃至S2056の間の実行タイミングは限定されない。
【0086】
カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第1のアプリケーションプログラムと、第2のアプリケーションプログラムとを含む。アイデンティティ情報を利用して、カード発行サーバ及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションして、対象カードのカード識別子とカードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了し、複数のアプリケーションプログラムのカードの紐付け操作を一括して開始することができ、それぞれに各アプリケーションプログラムに進んでアクセスしてカードの紐付け操作を開始する必要がなく、複数のアプリケーションプログラムのカードの紐付けシートにおけるカードの紐付けプロセスを簡略化する。また、複数のアプリケーションプログラムのカードの紐付け操作を一括して開始し、同一のカードに紐付けされた複数のアプリケーションプログラム間の相互関連性も強化され、ユーザが管理しやすくなる。
【0087】
いくつかの実施例において、カードの紐付けの安全性をさらに保証するために、カードの紐付けサーバとユーザ端末との間は、ダイナミック認証コードによってさらなる安全認証を行うことができる。図9は、本願の第1の態様に係る、カードの紐付け方法の更なる実施例のフローチャートである。図9図2と異なる点は、図9に示すカードの紐付け方法が、ステップS206乃至ステップS208をさらに含んでもよく、図2におけるステップS205は、具体的に図9におけるステップS2057に細分化することができることである。
【0088】
ステップS206において、ユーザ端末から送信されたダイナミック認証コードの要求メッセージを受信する。
【0089】
いくつかの例において、ユーザ端末は、ユーザの入力に応答して、カードの紐付けサーバにダイナミック認証コードの要求メッセージを送信することができる。ダイナミック認証コードの要求メッセージは、ダイナミック認証コードをカードの紐付けサーバに要求するために用いられる。
【0090】
ステップS207において、ユーザ端末に第1のダイナミック認証コードを送信する。
【0091】
第1のダイナミック認証コードは、カードの紐付けサーバがユーザ端末に送信するダイナミック認証コードである。例えば、カードの紐付けサーバは、対象ユーザのアイデンティティ情報から対象ユーザの携帯電話番号を取得し、ショートメッセージを介して当該対象ユーザのユーザ端末に第1のダイナミック認証コードを送信することができる。
【0092】
ステップS208において、ユーザ端末から送信された第2のダイナミック認証コードを受信する。
【0093】
第2のダイナミック認証コードは、ユーザ端末が受信した、ユーザの入力によるダイナミック認証コードである。第1のダイナミック認証コードは、第2のダイナミック認証コードと同じであってもよく、異なってもよい。
【0094】
ステップS2057において、第1のダイナミック認証コードと第2のダイナミック認証コードとが一致する場合、アイデンティティ情報を利用してカード発行サーバ及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了する。
【0095】
カードの紐付けサーバは、第1のダイナミック認証コード及び第2のダイナミック認証コードを利用してダイナミック認証コードの認証を行う。第1のダイナミック認証コードは、第2のダイナミック認証コードと一致し、ダイナミック認証コードの認証にパスしたことを示し、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを行うことができる。第1のダイナミック認証コードと第2のダイナミック認証コードとが一致しない場合、カードの紐付けの過程は中止される。
【0096】
ダイナミック認証コードが認証にパスしたのみの場合に、カードの紐付けプロセスを継続し、これにより、不正ユーザによるカードの紐付けを回避するので、カードの紐付けの安全性をさらに向上させる。
【0097】
いくつかの実施例において、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けが完了した後、カードの紐付けサーバは、リダイレクトされたカードの紐付けの結果ページに対応する第3のページアドレスをユーザ端末に送信することができる。カードの紐付けサーバは、第3のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受け付けることができる。
【0098】
カードの紐付けの結果ページは、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けが完了したことを示すために用いられる。ユーザ端末は、第3のページアドレスにアクセスし、カードの紐付けの結果ページを表示することによって、カードの紐付けに成功したことをユーザに指示する。
【0099】
いくつかの実施例において、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを許可しない、即ち、カードの紐付けが失敗した場合、カードの紐付けサーバは、リダイレクトされたカードの紐付けの失敗提示ページに対応するページアドレスをユーザ端末に送信して、ユーザ端末を介してユーザにカードの紐付けの失敗提示ページを表示して、カードの紐付けの失敗をユーザに指示する。
【0100】
いくつかの実施例において、カードの紐付けサーバは、ユーザが対象カードの紐付け関係を管理するように、ユーザ端末にカードの紐付けの管理ページを提供してもよい。具体的には、カードの紐付けサーバは、カードの紐付けの管理ページに対応する第4のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受け付けることができる。カードの紐付けの管理ページは、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付け関係を含む。カードの紐付けサーバは、ユーザ端末の管理操作コマンドを受信し、管理操作コマンドによって指示される紐付け関係に対して管理操作を実行する。
【0101】
管理操作は、ディアクティベート操作、アクティベート操作、決済限度額の設定操作のうちの1つ又は2つ以上を含むことができる。管理操作は、他のタイプの操作をさらに含んでもよく、ここでは限定しない。
【0102】
ディアクティベート操作は、対象カードのカード識別子と、ある一つ又は複数のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付け関係をディアクティベートする操作である。ある紐付け関係に対してディアクティベート操作を実行し、即ち、当該紐付け関係に対応するアプリケーションプログラムにおいて当該対象カードによる決済をディアクティベートする。
【0103】
アクティベート操作は、対象カードのカード識別子と、ある一つ又は複数のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付け関係を有効にする操作である。ある紐付け関係に対してアクティベート操作を実行し、即ち、当該紐付け関係に対応するアプリケーションプログラムにおいて当該対象カードによる決済を有効にする。
【0104】
決済限度額の設定操作は、対象カードのカード識別子と、ある一つ又は複数のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付け関係に対して決済の限度額を設定するための操作である。ある紐付け関係に対して決済限度額の設定操作を実行し、即ち、当該紐付け関係に対応するアプリケーションプログラムにおいて対象カードの決済限度額を設定する。
【0105】
なお、上記の実施例における第1のページアドレス、第2のページアドレス、第3のページアドレス及び第4のページアドレスは、具体的には、ユニフォーム・リソース・ロケーター(Uniform Resource Locator、URL)アドレスを含むことができるが、ここでは限定しない。
【0106】
本願の第2の態様は、ユーザ端末に適用されるカードの紐付け方法を提供し、すなわち、当該カードの紐付け方法は、ユーザ端末によって実行されることができる。図10は、本願の第2の態様に係る、カードの紐付け方法の一実施例のフローチャートである。図10に示すように、当該カードの紐付け方法は、ステップS301乃至ステップS303を含むことができる。
【0107】
ステップS301において、カードの紐付けサーバが第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得することをトリガーするように、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンし、情報キャリアパターンによって指示されるカードの紐付けサーバの第1のページアドレスにアクセスし、且つ情報キャリアパターンによって指示される対象カードのカード番号をカードの紐付けサーバに送信する。
【0108】
ユーザ端末は、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンすることができ、これにより、ブラウザにジャンプしてカードの紐付けサーバの第1のページアドレスにアクセスする。ユーザ端末が第1のページアドレスにアクセスすることは、カードの紐付けサーバが第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得することをトリガーすることができる。対象ユーザは、第1のアプリケーションプログラムにログインしたユーザである。ユーザ情報は、第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子を含む。
【0109】
ユーザ端末は、暗号化されていない対象カードのカード番号をカードの紐付けサーバに送信することができる。ユーザ端末は、暗号化された対象カードのカード番号をカードの紐付けサーバに送信してもよく、即ち、第1の鍵によって暗号化された対象カードのカード番号をカードの紐付けサーバに送信してもよい。カードの紐付けサーバは、第1の鍵と対になる第2の鍵を記憶しており、カードの紐付けサーバは、第2の鍵を利用して、暗号化された対象カードのカード番号を復号することができる。いくつかの例において、ユーザ端末が取得したものは、暗号化された対象カードのカード番号であってもよい。いくつかの他の例において、ユーザ端末が取得したものは、暗号化されていない対象カードのカード番号であってもよい。ユーザ端末により第1の鍵を用いて対象カードのカード番号を暗号化し、暗号化された対象カードのカード番号を取得することができる。
【0110】
いくつかの例において、情報キャリアパターンは、二次元コードを含む。二次元コードに記録される情報は、第1のページアドレスと、対象カードのカード番号とを含む。
【0111】
いくつかの別の例において、情報キャリアパターンは、二次元コードを含む。二次元コードに記録される情報は、第1のページアドレスと、暗号化された対象カードのカード番号とを含む。
【0112】
いくつかの他の例において、情報キャリアパターンは、対象カードのカード面パターンを含む。カード面パターンは、ページジャンプ識別子と対象カードのカード番号とを含む。ページジャンプ識別子は、第1のページアドレスと対応関係を有する。
【0113】
ステップS302において、カードの紐付けサーバによって送信された第2のページアドレスを受信して当該第2のページアドレスにアクセスし、第2のページアドレスに対応するカードの紐付けページを表示する。
【0114】
カードの紐付けページは、対象カードのカード番号の少なくとも一部を含む。
【0115】
いくつかの例において、カードの紐付けページは、さらに、カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムのオプションを含む。
【0116】
いくつかの別の例において、カードの紐付けページは、アイデンティティ情報の記入領域をさらに含むことができる。
【0117】
いくつかの他の例において、ユーザ情報はアイデンティティ情報をさらに含んでもよく、それに対応して、カードの紐付けページはアイデンティティ情報をさらに含むことができる。
【0118】
ステップS303において、カードの紐付けサーバがアイデンティティ情報を利用してカード発行サーバ及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了するように、ユーザによるカードの紐付けページへの入力に応答して、カードの紐付けサーバにカードの紐付けの確認メッセージを送信する。
【0119】
カードの紐付けの確認メッセージは、対象ユーザのアイデンティティ情報を指示する。カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第1のアプリケーションプログラムを含む。
【0120】
いくつかの例において、カードの紐付けページにさらにカードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムのオプションを含む場合、カードの紐付けの確認メッセージは、選択されたカードの紐付けのアプリケーションプログラムを指示するためにも用いられる。カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第1のアプリケーションプログラムと異なる第2のアプリケーションプログラムをさらに含む。
【0121】
ユーザによるカードの紐付けページへの入力は、カードの紐付けページの内容に関連することができる。例えば、カードの紐付けページは、対象カードのカード番号の少なくとも一部を含み、又は、カードの紐付けページは、対象カードのカード番号の少なくとも一部とアイデンティティ情報を含み、ユーザによるカードの紐付けページへの入力は、アプリケーションプログラムへの特定な入力を含むことができる。別の例として、カードの紐付けページは、対象カードのカード番号の少なくとも一部と、アイデンティティ情報の記入領域とを含み、ユーザによるカードの紐付けページへの入力は、アイデンティティ情報の記入領域の記入入力への確認入力を含むことができる。他の例として、カードの紐付けページは、対象カードのカード番号の少なくとも一部と、カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムのオプションと、アイデンティティ情報の記入領域とを含み、ユーザによるカードの紐付けページへの入力は、確認入力と、アプリケーションプログラムに対する選択入力と、アイデンティティ情報の記入領域に対する記入入力とを含むことができる。
【0122】
いくつかの例において、カード識別子は、カード番号及び/又はカード決済識別子トークン(Token)を含む。
【0123】
ステップS301乃至ステップS303における具体的な内容については、上記実施例における関連説明を参照することができ、ここでは説明しない。
【0124】
本願の実施例において、カードの紐付けサーバが第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから、第1のアプリケーションプログラムにログインした対象ユーザのユーザ情報を取得することをトリガーするように、ユーザ端末は、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンし、情報キャリアパターンによって指示されるカードの紐付けサーバの第1のページアドレスへのアクセスをトリガーし、且つカードの紐付けサーバに情報キャリアパターンによって指示される対象カードのカード番号を送信する。ユーザ端末は、カードの紐付けページに対応する第2のページアドレスを受信して第2のページアドレスにアクセスし、カードの紐付けページを表示する。ユーザ端末は、カードの紐付けの確認メッセージによって、ユーザが確認したアイデンティティ情報と選択されたカードの紐付けのアプリケーションプログラムをカードの紐付けサーバに送信し、これにより、カードの紐付けサーバは、カード発行サーバとのインタラクション、カードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとのインタラクションによって、対象カードのカード識別子とカードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了する。ユーザは、アプリケーションプログラムにおいて、カードの紐付け機能の起動案内を探す必要がなく、ユーザ端末のスキャン機能を直接的に利用することができ、カードの紐付けページにジャンプして、カードの紐付けを行うことにより、ユーザがカードを紐付けするのに要する時間を減少させ、ユーザがアプリケーションプログラムを利用してカードを紐付けする効率を向上させる。
【0125】
カードの紐付けのアプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムと第2のアプリケーションプログラムを含む場合、ユーザ端末は、カードの紐付けの確認メッセージによって、ユーザが確認したアイデンティティ情報と選択されたカードの紐付けのアプリケーションプログラムとをカードの紐付けサーバに送信することで、カードの紐付けサーバがカード発行サーバとのインタラクション、及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとのインタラクションによって、対象カードのカード識別子とカードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了し、複数のアプリケーションプログラムのカードの紐付け操作を一括して開始することができ、各アプリケーションプログラムにそれぞれにアクセスしてカードの紐付け操作を開始する必要がなく、複数のアプリケーションプログラムのカードの紐付けシートにおけるカードの紐付けプロセスを簡略化する。また、複数のアプリケーションプログラムのカードの紐付け操作を一括して開始し、同一のカードの紐付けの複数のアプリケーションプログラム間の相互関連性も強化され、ユーザが管理しやすくなる。
【0126】
いくつかの実施例において、カードの紐付けの安全性をさらに保証するために、ユーザ端末とカードの紐付けサーバとの間は、ダイナミック認証コードによってさらなる安全認証を行うことができる。図11は、本願の第2の態様に係る、カードの紐付け方法の別の実施例のフローチャートである。図11図10と異なる点は、図11に示すカードの紐付け方法がステップS304乃至ステップS306をさらに含むことである。
【0127】
ステップS304において、紐付けサーバにダイナミック認証コードの要求メッセージを送信する。
【0128】
ステップS305において、カードの紐付けサーバから送信された第1のダイナミック認証コードを受信する。
【0129】
ステップS306において、カードの紐付けサーバにダイナミック認証コードの認証を実行させるように、カードの紐付けサーバに第2のダイナミック認証コードを送信する。
【0130】
なお、カードの紐付け方法がステップS304乃至ステップS306を含む際に、カードの紐付けサーバのダイナミック認証コードの認証に成功したのみ場合、カードの紐付けサーバは、アイデンティティ情報を利用してカード発行サーバ及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了する。
【0131】
ステップS304乃至ステップS306の具体的な内容については、上記実施例における関連内容を参照することができ、ここでは説明しない。
【0132】
いくつかの実施例において、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けが完了した後、ユーザ端末は、カードの紐付けサーバから送信された、カードの紐付けの結果ページに対応する第3のページアドレスを受信して第3のページアドレスにアクセスし、カードの紐付けの結果ページを表示する。カードの紐付けの結果ページは、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けが完了したことを示すために用いられる。
【0133】
いくつかの実施例において、対象カードのカード識別子とカードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを許可しない、即ち、カードの紐付けが失敗した場合、ユーザ端末は、カードの紐付けサーバによって送信されたリダイレクトされたカードの紐付けの失敗提示ページに対応するページアドレスを受信して当該ページアドレスにアクセスし、カードの紐付けの失敗提示ページを表示し、カードの紐付けの失敗をユーザに指示することができる。
【0134】
いくつかの実施例において、カードの紐付けサーバは、ユーザが対象カードの紐付け関係を管理するように、ユーザ端末にカードの紐付けの管理ページを提供してもよい。ユーザ端末がカードの紐付けサーバの第4のページアドレスにアクセスし、第4のページアドレスに対応するカードの紐付けの管理ページを表示する。カードの紐付けの管理ページは、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付け関係を含む。ユーザ端末は、ユーザの入力に応答して、管理操作コマンドをカードの紐付けサーバに送信し、管理操作コマンドは、紐付け関係を管理操作するようにカードの紐付けサーバに指示する。
【0135】
管理操作は、ディアクティベート操作、アクティベート操作、決済限度額の設定操作のうちの1つ又は2つ以上を含む。
【0136】
第4のページアドレス、カードの紐付けの管理ページ、紐付け関係、管理操作などの具体的な内容は、上記実施例における関連説明を参照することができ、ここでは説明しない。
【0137】
本願の第3の態様は、アプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバに適用されるカードの紐付け方法を提供し、即ち、当該カードの紐付け方法は、アプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバによって実行されることができる。当該バックグラウンドに対応するアプリケーションプログラムである当該バックグラウンドサーバは、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバである。図12は、本願の第3の態様に係る、カードの紐付け方法の一実施例のフローチャートである。図12に示すように、当該カードの紐付け方法は、ステップS401とステップS402を含むことができる。
【0138】
ステップS401において、アプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムである際に、カードの紐付けサーバは第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンして指示される第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受け付けた場合、対象ユーザのユーザ情報をカードの紐付けサーバに送信する。
【0139】
対象ユーザは、第1のアプリケーションプログラムにログインしたユーザである。ユーザ情報は、第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子を含む。
【0140】
いくつかの例において、情報キャリアパターンは、二次元コードを含む。二次元コードに記録される情報は、第1のページアドレスと、対象カードのカード番号とを含む。
【0141】
いくつかの別の例では、情報キャリアパターンは、二次元コードを含む。二次元コードに記録される情報は、第1のページアドレスと、暗号化された対象カードのカード番号とを含む。
【0142】
いくつかの他の例において、情報キャリアパターンは、対象カードのカード面パターンを含む。カード面パターンは、ページジャンプ識別子と対象カードのカード番号とを含む。ページジャンプ識別子は、第1のページアドレスと対応関係を有する。
【0143】
ステップS402において、カードの紐付けサーバがカードの紐付けの確認メッセージを受信した場合、カードの紐付けサーバとインタラクションし、対象カードのカード識別子と第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了する。
【0144】
カードの紐付けの確認メッセージは、ユーザ端末によってユーザによるカードの紐付けページへの入力に応答して送信され、対象ユーザのアイデンティティ情報を指示するために用いられる。カードの紐付けページは、対象カードのカード番号の少なくとも一部を含む。カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第1のアプリケーションプログラムを含む。
【0145】
いくつかの例において、カードの紐付けページは、アイデンティティ情報の記入領域をさらに含む。
【0146】
いくつかの別の例において、ユーザ情報はアイデンティティ情報をさらに含み、カードの紐付けページはアイデンティティ情報をさらに含む。
【0147】
いくつかの例において、カード識別子は、カード番号及び/又はカード決済識別子トークン(Token)を含む。
【0148】
ステップS401及びステップS402の具体的な内容については、上記実施例における関連説明を参照することができ、ここでは説明しない。
【0149】
本願の実施例において、カードの紐付けサーバは、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンして指示される第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受け付けた場合、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとして、カードの紐付けサーバに対象ユーザのユーザ情報を送信することができる。ユーザ端末は、カードの紐付けページに対応する第2のページアドレスを受信して当該の第2のページアドレスにアクセスし、カードの紐付けページを表示する。ユーザ端末は、カードの紐付けの確認メッセージによって、ユーザが確認したアイデンティティ情報と選択されたカードの紐付けのアプリケーションプログラムをカードの紐付けサーバに送信する。第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとしては、紐付けサーバとインタラクションし、対象カードのカード識別子と第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了することができる。ユーザがアプリケーションプログラムにおいてカードの紐付け機能の起動案内を探す必要がなく、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンすることによって、カードの紐付けページにジャンプしてカードの紐付けを行うことにより、ユーザがカードを紐付けするのに要する時間を減少させ、ユーザがアプリケーションプログラムを利用してカードを紐付けする効率を向上させる。
【0150】
アプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムである場合、バックグラウンドサーバとカードの紐付けサーバとのインタラクションの具体的なプロセスを紹介する。図13は、本願の第3の態様に係る、カードの紐付け方法の別の実施例のフローチャートである。図13図12と異なる点は、図12におけるステップS402が具体的に図13におけるステップS4021とステップS4022に細分化されることである。
【0151】
ステップS4021において、カードの紐付けサーバが、カードの紐付けの有効化検証に成功したことを指示するカードの紐付けの有効化検証の結果を受信した場合、カードの紐付けサーバから送信された第1のカードの紐付けの通知メッセージを受信する。
【0152】
第1のカードの紐付けの通知メッセージは、カードの紐付けの有効化検証の結果情報と、対象カードのカード識別子とを含む。
【0153】
ステップS4022において、対象カードのカード識別子と第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子とを紐付けする。
【0154】
ステップS4021及びステップS4022の具体的な内容については、上記実施例における関連説明を参照することができ、ここでは説明しない。
【0155】
いくつかの実施例において、カードの紐付けページは、カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムのオプションをさらに含み、カードの紐付けの確認メッセージは、選択されたカードの紐付けのアプリケーションプログラムを指示するためにも用いられ、カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第2のアプリケーションプログラムをさらに含む。第1のアプリケーションプログラムは、第2のアプリケーションプログラムと異なる。図14は、本願の第3の態様に係る、カードの紐付け方法の他の実施例のフローチャートである。図14図12と異なる点は、図14がさらにステップS403を含むことができることである。
【0156】
ステップS403において、アプリケーションプログラムが第2のアプリケーションプログラムであり、カードの紐付けサーバが、ユーザ端末から送信されたカードの紐付けの確認メッセージを受信した場合、紐付けサーバとインタラクションして、対象カードのカード識別子と第2のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了する。
【0157】
バックグラウンドサーバに対応するアプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムとして使用される場合、紐付けサーバとインタラクションして、対象カードのカード識別子と第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了することができる。バックグラウンドサーバに対応するアプリケーションプログラムが第2のアプリケーションプログラムとして使用される場合、当該バックグラウンドサーバは、紐付けサーバとインタラクションして、対象カードのカード識別子と第2のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了することもできる。アプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバは、ユーザ端末とカードの紐付けサーバに合わせることで、複数のアプリケーションプログラムのカードの紐付け操作を一括して開始することができ、各アプリケーションプログラムにそれぞれにアクセスしてカードの紐付け操作を開始する必要がなく、複数のアプリケーションプログラムのカードの紐付けシートにおけるカードの紐付けプロセスを簡素化する。また、複数のアプリケーションプログラムのカードの紐付け操作を一括して開始し、同一のカードに紐付けされた複数のアプリケーションプログラム間の相互関連性も強化され、ユーザが管理しやすくなる。
【0158】
アプリケーションプログラムが第2のアプリケーションプログラムである場合、バックグラウンドサーバとカードの紐付けサーバとのインタラクションの具体的なプロセスを紹介する。図15は、本願の第3の態様に係る、カードの紐付け方法の更なる実施例のフローチャートである。図15図14と異なる点は、図14におけるステップS403が具体的に図15におけるステップS4031乃至ステップS4035に細分化されることである。
【0159】
ステップS4031において、カードの紐付けサーバから送信されたカードの紐付けのマッチングメッセージを受信し、カードの紐付けのマッチングメッセージはアイデンティティ情報を含む。
【0160】
ステップS4032において、アイデンティティ情報とマッチングするユーザ識別子を検索し、アイデンティティ情報とマッチングするユーザ識別子を第2のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子として特定する。
【0161】
ステップS4033において、カードの紐付けの要求情報をカードの紐付けサーバに送信する。
【0162】
カードの紐付けの要求メッセージは、対象カードのカード識別子を要求するために用いられる。
【0163】
ステップS4034において、カードの紐付けサーバから送信された第2のカードの紐付けの通知メッセージを受信する。
【0164】
第2のカードの紐付けの通知メッセージは、対象カードのカード識別子を含む。
【0165】
ステップS4035において、対象カードのカード識別子と第2のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子とを紐付けする。
【0166】
ステップS4031乃至ステップS4035の具体的な内容については、上記実施例における関連説明を参照することができ、ここでは説明しない。
【0167】
理解を容易にするために、以下、一例として上記実施例におけるカードの紐付け方法の全体的な流れを説明する。図16は、本願の実施例に係る、カードの紐付けのプロセスの一例のフローチャートである。ここで、第1のバックグラウンドサーバは、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバであり、第2のバックグラウンドサーバは、第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバである。図16に示すように、当該カードの紐付けプロセスは、ステップS501乃至ステップS524を含むことができる。
【0168】
ステップS501において、ユーザ端末は、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンする。
【0169】
ステップS502において、ユーザ端末は、情報キャリアパターンをスキャンして指示されるカードの紐付けサーバの第1のページアドレスにアクセスする。
【0170】
ステップS503において、ユーザ端末は、情報キャリアパターンが指示するカード番号をカードの紐付けサーバに送信する。
【0171】
ステップS504において、カードの紐付けサーバは、第1のバックグラウンドサーバにユーザ情報要求メッセージを送信し、第1のバックグラウンドサーバに対して第1のアプリケーションプログラムにログインした対象ユーザのユーザ情報を要求する。
【0172】
ステップS505において、第1のバックグラウンドサーバは、カードの紐付けサーバの身元を認証する。
【0173】
ステップS506において、紐付けサーバの身元認証に成功した場合、第1のバックグラウンドサーバは、紐付けサーバに対象ユーザのユーザ情報をフィードバックする。
【0174】
ここで、ユーザ情報は、第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子と対象ユーザのアイデンティティ情報とを含む。説明を容易にするために、第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子を第1のユーザ識別子と称する。
【0175】
ステップS507において、カードの紐付けサーバは、リダイレクトされた第2のページアドレスをユーザ端末に送信する。
【0176】
第2のページアドレスは、カードの紐付けページのアドレスである。
【0177】
ステップS508において、ユーザ端末は、第2のページアドレスにアクセスする。
【0178】
ステップS509において、ユーザ端末は、カードの紐付けページを表示する。
【0179】
ステップS510において、ユーザ端末は、ユーザによるカードの紐付けページへの入力を受信し、カードの紐付けの確認メッセージを生成する。
【0180】
ステップS511において、ユーザ端末は、カードの紐付けの確認メッセージをカードの紐付けサーバに送信する。
【0181】
カードの紐付けの確認メッセージは、対象ユーザのアイデンティティ情報及び選択されたカードの紐付けのアプリケーションプログラムを指示するために用いられる。カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第1のアプリケーションプログラムと、第2のアプリケーションプログラムとを含む。説明を容易にするために、ここで、第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバを第2のバックグラウンドサーバと称する。
【0182】
ステップS512において、カードの紐付けサーバは、カード発行サーバにカードの紐付けの有効化メッセージを送信する。
【0183】
ステップS513において、カード発行サーバは、カードの紐付けの有効化メッセージからカード番号と対象ユーザのアイデンティティ情報を取得し、カード番号と対象ユーザのアイデンティティ情報を利用してカードの紐付けの有効化検証を行い、カードの紐付けの有効化検証の結果情報を得る。
【0184】
ステップS514において、カード発行サーバは、カードの紐付けの有効化検証の結果情報をカードの紐付けサーバに送信する。
【0185】
ステップS515において、カードの紐付けの有効化検証の結果情報が、カードの紐付けの有効化検証に成功したことを示す場合、カードの紐付けサーバは、第1のカードの紐付けの通知メッセージを第1のバックグラウンドサーバに送信する。
【0186】
第1のカードの紐付けの通知メッセージは、カード識別子を含む。
【0187】
ステップS516において、第1のバックグラウンドサーバは、カード識別子と第1のユーザ識別子とを紐付けする。
【0188】
ステップS517において、カードの紐付けサーバは、第2のバックグラウンドサーバにカードの紐付けのマッチングメッセージを送信する。
【0189】
カードの紐付けのマッチングメッセージは、対象ユーザのアイデンティティ情報を含む。
【0190】
ステップS518において、第2のバックグラウンドサーバは当該アイデンティティ情報とマッチングするユーザ識別子を検索し、当該アイデンティティ情報にマッチングするユーザ識別子を第2のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子として特定する。
【0191】
説明を容易にするために、ここで、第2のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子を第2のユーザ識別子と称する。
【0192】
ステップS519において、第2のバックグラウンドサーバは、カード識別子を要求するために、カードの紐付けの要求メッセージをカードの紐付けサーバに送信する。
【0193】
ステップS520において、カードの紐付けサーバは、第2のバックグラウンドサーバに第2のカードの紐付けの通知メッセージを送信する。
【0194】
第2のカードの紐付けの通知メッセージは、カード識別子を含む。
【0195】
ステップS521において、第2のバックグラウンドサーバがカード識別子と第2のユーザ識別子を紐付けする。
【0196】
ステップS522において、カードの紐付けサーバは、ユーザ端末に第3のページアドレスを送信する。
【0197】
第3のページアドレスは、カードの紐付けの結果ページである。
【0198】
ステップS523において、ユーザ端末は、第3のページアドレスにアクセスする。
【0199】
ステップS524において、ユーザ端末は、カードの紐付けの結果ページを表示する。
【0200】
上記ステップS501乃至ステップS524の具体的な内容については、上記実施例における関連説明を参照することができ、ここでは説明しない。
【0201】
本願の第4の態様は、サーバを提供し、当該サーバは、上記の実施例におけるカードの紐付けサーバである。図17は、本願の第4の態様に係るサーバの一実施例の構造模式図である。図17に示すように、当該サーバ600は、インタラクションモジュール601を含んでもよく、インタラクションモジュール601は、受信ユニット6011及び送信ユニット6012を含むことができる。
【0202】
インタラクションモジュール601は、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンして指示される第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受け付け、情報キャリアパターンによって指示される対象カードのカード番号を取得するために用いられ、また、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得するために用いられることができる。
【0203】
対象ユーザは、第1のアプリケーションプログラムにログインしたユーザである。ユーザ情報は、第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子を含む。
【0204】
いくつかの例において、情報キャリアパターンは二次元コードを含み、二次元コードに記録された情報は、第1のページアドレスと対象カードのカード番号とを含む。
【0205】
いくつかの別の例において、情報キャリアパターンは二次元コードを含み、二次元コードに記録された情報は、第1のページアドレスと暗号化された対象カードのカード番号とを含む。
【0206】
いくつかの他の例において、情報キャリアパターンは対象カードのカード面パターンを含み、カード面パターンはページジャンプ識別子と対象カードのカード番号を含み、ページジャンプ識別子は第1のページアドレスと対応関係を有する。
【0207】
送信ユニット6012は、リダイレクトされたカードの紐付けページに対応する第2のページアドレスをユーザ端末に送信するために用いられる。
【0208】
カードの紐付けページは、対象カードのカード番号の少なくとも一部を含む。
【0209】
いくつかの例において、カードの紐付けページは、カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムのオプションをさらに含むことができる。
【0210】
いくつかの別の例において、カードの紐付けページは、アイデンティティ情報の記入領域をさらに含むことができる。
【0211】
いくつかの他の例において、ユーザ情報はアイデンティティ情報をさらに含んでもよく、カードの紐付けページはアイデンティティ情報をさらに含むことができる。
【0212】
受信ユニット6011は、さらに、ユーザ端末によってカードの紐付けページに基づいて送信されたカードの紐付けの確認情報を受信するために用いられることができる。
【0213】
カードの紐付けの確認情報は、対象ユーザのアイデンティティ情報を指示するために用いられる。
【0214】
インタラクションモジュール601は、アイデンティティ情報を利用して、カード発行サーバ及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションして、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了する。
【0215】
カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第1のアプリケーションプログラムを含む。
【0216】
いくつかの例において、カード識別子は、カード番号及び/又はカードの紐付けの識別子トークン(Token)を含む。
【0217】
本願の実施例において、カードの紐付けサーバは、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンして指示される第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受け付け、情報キャリアパターンによって指示される対象カードのカード番号を取得する。第1のページアドレスは、カードの紐付けサーバによって一括して提供される。カードの紐付けサーバは、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから、当該第1のアプリケーションプログラムにログインした対象ユーザのユーザ情報を取得する。ユーザ端末が第2のページアドレスにアクセスしてカードの紐付けページを表示するように、ユーザ端末の第1のページアドレスへのアクセスは、カードの紐付けサーバがユーザ端末にリダイレクトされたカードの紐付けページに対応する第2のページアドレスを送信することをトリガーする。カードの紐付けサーバは、ユーザ端末がカードの紐付けページによって送信されたカードの紐付けの確認情報に基づいて、対象ユーザのアイデンティティ情報を特定することにより、カード発行サーバとのインタラクション、カードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとのインタラクションによって、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了することができる。ユーザがアプリケーションプログラムにおいてカードの紐付け機能の起動案内を探す必要がなく、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンし、カードの紐付けページにジャンプしてカードの紐付けを行うことにより、ユーザがカードを紐付けするのに要する時間を減少させ、ユーザがアプリケーションプログラムを利用してカードを紐付けする効率を向上させる。
【0218】
いくつかの実施例において、上記送信ユニット6012は、カード発行サーバがアイデンティティ情報を利用してカードの紐付けの有効化検証を行うように、カード発行サーバにカードの紐付けの有効化情報を送信するために用いられることができる。
【0219】
カードの紐付けの有効化情報は、対象カードのカード番号及びアイデンティティ情報を含む。
【0220】
上記受信ユニット6011は、カード発行サーバによって送信されたカードの紐付けの有効化検証の結果情報を受信するために用いられることができる。
【0221】
上記送信ユニット6012は、カードの紐付けの有効化検証の結果情報がカードの紐付けの有効化検証に成功したことを指示している場合、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバが対象カードのカード識別子と第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了するように、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバに第1のカードの紐付けの通知メッセージを送信する。
【0222】
第1のカードの紐付けの通知メッセージは、カードの紐付けの有効化検証の結果情報と、対象カードのカード識別子とを含む。
【0223】
いくつかの実施例において、カードの紐付けページがカードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムのオプションをさらに含むことができる場合、カードの紐付けの確認メッセージは、選択されたカードの紐付けのアプリケーションプログラムを指示するためにも用いられ、カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第1のアプリケーションプログラムと異なる第2のアプリケーションプログラムをさらに含む。
【0224】
上記送信ユニット6012は、さらに、第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバがアイデンティティ情報とマッチングするユーザ識別子を検索するように、第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバにカードの紐付けのマッチングメッセージを送信するために用いられることができる。
【0225】
カードの紐付けのマッチングメッセージは、アイデンティティ情報を含む。
【0226】
上記受信ユニット6011は、アイデンティティ情報と一致するユーザ識別子が検索した場合、第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバによって送信されたカードの紐付けの要求メッセージを受信するために用いられることができる。
【0227】
カードの紐付けの要求メッセージは、対象カードのカード識別子を要求するために用いられる。
【0228】
上記送信ユニット6012は、第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバに第2のカードの紐付けの通知メッセージを送信して、第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバが対象カードのカード識別子と第2のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了するために用いられることができる。
【0229】
第2のカードの紐付けの通知メッセージは、対象カードのカード識別子を含む。第2のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子は、アイデンティティ情報にマッチングするユーザ識別子である。
【0230】
図18は、本願の第4の態様に係るサーバの別の実施例の構造模式図である。図18図17と異なる点は、図18に示すサーバ600が復号モジュール602をさらに含んでもよいことである。
【0231】
上記受信ユニット6011は、ユーザ端末から送信された第1の鍵によって暗号化された対象カードのカード番号を受信する。
【0232】
復号モジュール602は、予め記憶している第1の鍵と対になる第2の鍵を利用して暗号化された対象カードのカード番号を復号し、対象カードのカード番号を取得する。
【0233】
いくつかの実施例において、上記受信ユニット6011は、ユーザ端末から送信されたダイナミック認証コードの要求メッセージを受信する。
【0234】
上記送信ユニット6012は、第1のダイナミック認証コードをユーザ端末に送信するために用いられることができる。
【0235】
上記受信ユニット6011は、ユーザ端末によって送信された第2のダイナミック認証コードを受信するために用いられることができる。
【0236】
上記インタラクションモジュール601は、第1のダイナミック認証コードと第2のダイナミック認証コードとが一致している場合、アイデンティティ情報を利用してカード発行サーバ及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了する。
【0237】
図19は、本願の第4の態様に係るサーバの他の実施例の構造模式図である。図19図17と異なる点は、図19に示すサーバ600が認証モジュール603をさらに含んでもよいことである。
【0238】
認証モジュール603は、第1のアプリケーションプログラムが、カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムであるかどうかを判定するために用いられる。
【0239】
上記受信ユニット6011は、第1のアプリケーションプログラムがカードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムである場合、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得する。
【0240】
いくつかの実施例において、上記送信ユニット6012は、リダイレクトされたカードの紐付けの結果ページに対応する第3のページアドレスをユーザ端末に送信するために用いられる。
【0241】
カードの紐付けの結果ページは、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けが完了したことを示すために用いられる。
【0242】
上記インタラクションモジュール601は、第3のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受信するために用いられることができる。
【0243】
図20は、本願の第4の態様に係るサーバの更なる実施例の構造模式図である。図20図17と異なる点は、図20に示すサーバ600が実行モジュール604をさらに含んでもよいことである。
【0244】
上記インタラクションモジュール601は、カードの紐付けの管理ページに対応する第4のページアドレスへのユーザ端末のアクセスを受けいれるために用いられる。
【0245】
カードの紐付けの管理ページは、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付け関係を含む。
【0246】
上記受信ユニット6011は、ユーザ端末の管理操作コマンドを受信するために用いられることができる。
【0247】
実行モジュール604は、管理操作コマンドに従って、管理操作コマンドによって指示される紐付け関係に対して管理操作を実行するために用いられることができる。
【0248】
いくつかの例において、管理操作は、ディアクティベート操作、アクティベート操作、決済限度額の設定操作のうちの1つ又は2つ以上を含む。
【0249】
本願の第5の態様は、ユーザ端末を提供する。図21は、本願の第5の態様に係るユーザ端末の一実施例の構造模式図である。図21に示すように、当該ユーザ端末700は、スキャンモジュール701、インタラクションモジュール702及び表示モジュール703を含むことができる。インタラクションモジュール702は、送信ユニット7021を含むことができる。いくつかの例において、インタラクションモジュール702は、受信ユニット7022をさらに含むことができる。
【0250】
スキャンモジュール701は、第1のアプリケーションプログラムが呼び出された場合に情報キャリアパターンをスキャンするために用いられることができる。
【0251】
インタラクションモジュール702は、カードの紐付けサーバが第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから対象ユーザのユーザ情報を取得することをトリガーするように、情報キャリアパターンをスキャンして指示されるカードの紐付けサーバの第1のページアドレスにアクセスし、且つ、カードの紐付けサーバにキャリアパターンによって指示される対象カードのカード番号を送信するために用いられることができる。
【0252】
対象ユーザは、第1のアプリケーションプログラムにログインしたユーザである。ユーザ情報は、第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子を含む。
【0253】
いくつかの例において、情報キャリアパターンは二次元コードを含み、二次元コードに記録された情報は、第1のページアドレスと対象カードのカード番号とを含む。
【0254】
いくつかの別の例において、情報キャリアパターンは二次元コードを含み、二次元コードに記録された情報は、第1のページアドレスと暗号化された対象カードのカード番号とを含む。
【0255】
いくつかの他の例において、情報キャリアパターンは対象カードのカード面パターンを含み、カード面パターンはページジャンプ識別子と対象カードのカード番号を含み、ページジャンプ識別子は第1のページアドレスと対応関係を有する。
【0256】
インタラクションモジュール702は、カードの紐付けサーバによって送信された第2のページアドレスを受信して当該第2のページアドレスにアクセスするために用いられることができる。
【0257】
表示モジュール703は、第2のページアドレスに対応するカードの紐付けページを表示するために用いられることができる。
【0258】
カードの紐付けページは、対象カードのカード番号の少なくとも一部を含む。
【0259】
いくつかの例において、カードの紐付けページは、カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムのオプションをさらに含む。それに対応して、カードの紐付けの確認メッセージは、選択されたカードの紐付けのアプリケーションプログラムを指示するためにも用いられ、カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第1のアプリケーションプログラムと異なる第2のアプリケーションプログラムをさらに含む。
【0260】
いくつかの別の例において、カードの紐付けページは、アイデンティティ情報の記入領域をさらに含む。
【0261】
いくつかの他の例において、ユーザ情報はアイデンティティ情報をさらに含み、カードの紐付けページはアイデンティティ情報をさらに含む。
【0262】
送信ユニット7021は、カードの紐付けサーバがアイデンティティ情報を利用してカード発行サーバ及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムプログラムのバックグラウンドサーバとインタラクションし、対象カードのカード識別子とカードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了するように、ユーザによるカードの紐付けページへの入力に応答して、カードの紐付けサーバにカードの紐付けの確認メッセージを送信するために用いられることができる。
【0263】
カードの紐付けの確認メッセージは、対象ユーザのアイデンティティ情報を示す。カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第1のアプリケーションプログラムを含む。
【0264】
いくつかの例において、カード識別子は、カード番号及び/又はカード決済識別子トークン(Token)を含む。
【0265】
本願の実施例において、ユーザ端末は、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンし、アクセス情報キャリアパターンによって指示されるカードの紐付けサーバの第1のページアドレスへのアクセスをトリガーし、且つ、カードの紐付けサーバが第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバから第1のアプリケーションプログラムにログインした対象ユーザのユーザ情報を取得することをトリガーするように、情報キャリアパターンによって指示される対象カードのカード番号をカードの紐付けサーバに送信する。ユーザ端末は、カードの紐付けページに対応する第2のページアドレスを受信して当該第2のページアドレスにアクセスし、カードの紐付けページを表示する。ユーザ端末は、カードの紐付けの確認メッセージにより、ユーザが確認したアイデンティティ情報及び選択されたカードの紐付けのアプリケーションプログラムをカードの紐付けサーバに送信することで、カードの紐付けサーバがカード発行サーバとのインタラクション、カードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとのインタラクションにより、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了する。ユーザは、アプリケーションプログラムにおいてカードの紐付け機能の起動案内を探す必要がなく、ユーザ端末のスキャン機能を直接利用することができ、カードの紐付けページにジャンプしてカードの紐付けを行うことにより、ユーザがカードを紐付けするのに要する時間を減少させ、ユーザがアプリケーションプログラムを利用してカードを紐付けするする効率を向上させる。
【0266】
カードの紐付けのアプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムと第2のアプリケーションプログラムを含む場合、ユーザ端末は、カードの紐付けの確認情報によって、ユーザが確認したアイデンティティ情報と選択されたカードの紐付けのアプリケーションプログラムとをカードの紐付けサーバに送信して、カードの紐付けサーバがカード発行サーバとのインタラクション、及びカードの紐付けのアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとのインタラクションによって、対象カードのカード識別子とカードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了し、複数のアプリケーションプログラムのカードの紐付け操作を一括して開始することができ、各アプリケーションプログラムにそれぞれにアクセスしてカードの紐付け操作を開始する必要がなく、複数のアプリケーションプログラムのカードの紐付けシートにおけるカードの紐付けプロセスを簡略化する。また、複数のアプリケーションプログラムのカードの紐付け操作を一括して開始し、同一のカードに紐付けされた複数のアプリケーションプログラム間の相互関連性も強化され、ユーザが管理しやすくなる。
【0267】
いくつかの実施例において、上記送信ユニット7021は、第1の鍵によって暗号化された対象カードのカード番号をカードの紐付けサーバに送信するために用いられることができる。
【0268】
カードの紐付けサーバは、第1の鍵と対になる第2の鍵を記憶している。
【0269】
いくつかの実施例において、上記送信ユニット7021は、カードの紐付けサーバにダイナミック認証コードの要求情報を送信する。
【0270】
上記受信ユニット7022は、さらに、カードの紐付けサーバによって送信された第1のダイナミック認証コードを受信するために用いられることができる。
【0271】
上記送信ユニット7021は、さらに、カードの紐付けサーバがダイナミック認証コードを行うように、カードの紐付けサーバに第2のダイナミック認証コードを送信するために用いられることができる。
【0272】
いくつかの実施例において、上記インタラクションモジュール702は、カードの紐付けサーバによって送信された、カードの紐付けの結果ページに対応する第3のページアドレスを受信して第3のページアドレスにアクセスし、カードの紐付けの結果ページを表示する。
【0273】
カードの紐付けの結果ページは、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けが完了したことを表すために用いられる。
【0274】
いくつかの実施例において、インタラクションモジュール702は、さらに、カードの紐付けサーバの第4のページアドレスにアクセスするために用いられることができる。
【0275】
いくつかの実施例において、表示モジュール703は、さらに、第4のページアドレスに対応するカードの紐付けの管理ページを表示するために用いられることができる。
【0276】
カードの紐付けの管理ページは、対象カードのカード識別子と、カードの紐付けのアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付け関係を含む。
【0277】
送信ユニット7021は、ユーザの入力に応答して、管理操作コマンドをカードの紐付けサーバに送信するために用いられることができる。
【0278】
管理操作コマンドは、紐付け関係を管理操作するようにカードの紐付けサーバに指示する。
【0279】
いくつかの例において、管理操作は、ディアクティベート操作、アクティベート操作、決済限度額の設定操作のうちの1つ又は2つ以上を含む。
【0280】
本願の第6の態様は、サーバを提供し、当該サーバは、上記の実施例におけるバックグラウンドサーバである。当該バックグラウンドサーバに対応するアプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムとして使用される場合、当該バックグラウンドサーバは、上記の実施例における第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバであり、当該バックグラウンドサーバに対応するアプリケーションプログラムが第2のアプリケーションプログラムとして使用される場合、当該バックグラウンドサーバは、上記の実施例における第2のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバである。図22は、本願の第6の態様に係るサーバの一実施例の構造模式図である。図22に示すように、当該サーバ800は、インタラクションモジュール801を含むことができる。インタラクションモジュール801は、送信ユニット8011を含むことができる。いくつかの例において、インタラクションモジュール801は、受信ユニット8012をさらに含むことができる。
【0281】
送信ユニット8011は、アプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムであり、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンして指示される第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスをカードの紐付けサーバが受け付けた場合、対象ユーザのユーザ情報をカードの紐付けサーバに送信するために用いられることができる。
【0282】
対象ユーザは、第1のアプリケーションプログラムにログインしたユーザである。ユーザ情報は、第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子を含む。
【0283】
いくつかの例において、情報キャリアパターンは二次元コードを含み、二次元コードに記録された情報は、第1のページアドレスと対象カードのカード番号とを含む。
【0284】
いくつかの別の例において、情報キャリアパターンは二次元コードを含み、二次元コードに記録された情報は、第1のページアドレスと暗号化された対象カードのカード番号とを含む。
【0285】
いくつかの他の例において、情報キャリアパターンは対象カードのカード面パターンを含み、カード面パターンはページジャンプ識別子と対象カードのカード番号を含み、ページジャンプ識別子は第1のページアドレスと対応関係を有する。
【0286】
インタラクションモジュール801は、カードの紐付けサーバがカードの紐付けの確認メッセージを受信した場合、カードの紐付けサーバとインタラクションし、対象カードのカード識別子と第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了するために用いられることができる。
【0287】
カードの紐付けの確認メッセージは、ユーザ端末によってユーザによる紐付けページへの入力に応答して送信され、対象ユーザのアイデンティティ情報を指示するために用いられる。カードの紐付けページは、対象カードのカード番号の少なくとも一部を含む。カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第1のアプリケーションプログラムを含む。
【0288】
いくつかの例において、カードの紐付けページは、さらに、カードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムのオプションを含む。
【0289】
いくつかの別の例において、カードの紐付けページは、アイデンティティ情報の記入領域をさらに含む。
【0290】
いくつかの他の例において、ユーザ情報はアイデンティティ情報をさらに含み、カードの紐付けページはアイデンティティ情報をさらに含む。
【0291】
いくつかの例において、カード識別子は、カード番号及び/又はカード決済識別子トークン(Token)を含む。
【0292】
本願の実施例において、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンして指示される第1のページアドレスへのユーザ端末のアクセスをカードの紐付けサーバが受け付けた場合、第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとして、カードの紐付けサーバに対象ユーザのユーザ情報を送信することができる。ユーザ端末は、カードの紐付けページに対応する第2のページアドレスを受信して第2のページアドレスにアクセスし、カードの紐付けページを表示する。ユーザ端末は、カードの紐付けの確認情報によって、ユーザが確認したアイデンティティ情報と選択されたカードの紐付けのアプリケーションプログラムをカードの紐付けサーバに送信する。第1のアプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバとしては、紐付けサーバとインタラクションし、対象カードのカード識別子と第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了することができる。ユーザがアプリケーションプログラムにおいてカードの紐付け機能の起動案内を探す必要がなく、第1のアプリケーションプログラムを呼び出して情報キャリアパターンをスキャンすることによって、カードの紐付けページにジャンプしてカードの紐付けを行うことにより、ユーザがカードを紐付けするのに要する時間を減少させ、ユーザがアプリケーションプログラムを利用してカードを紐付けする効率を向上させる。
【0293】
図23は、本願の第6の態様に係るサーバの別の実施例の構造模式図である。図23図22と異なる点は、サーバ800が紐付けモジュール802をさらに含んでもよいことである。
【0294】
上記受信ユニット8012は、カードの紐付けサーバが、カードの紐付けの有効化検証に成功したことを指示するカードの紐付けの有効化検証の結果を受信した場合、カードの紐付けサーバから送信された第1のカードの紐付けの通知メッセージを受信する。
【0295】
第1のカードの紐付けの通知メッセージは、カードの紐付けの有効化検証の結果情報と、対象カードのカード識別子とを含む。
【0296】
紐付けモジュール802は、対象カードのカード識別子及び第1のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子を紐付けするために用いられることができる。
【0297】
いくつかの実施例において、カードの紐付けページがカードの紐付けサーバによってサポートされるアプリケーションプログラムのオプションをさらに含む場合、カードの紐付けの確認メッセージは、選択されたカードの紐付けのアプリケーションプログラムを指示するために用いられ、カードの紐付けのアプリケーションプログラムは、第1のアプリケーションプログラムと異なる第2のアプリケーションプログラムをさらに含む。
【0298】
インタラクションモジュール801は、アプリケーションプログラムが第2のアプリケーションプログラムであり、カードの紐付けサーバが、ユーザ端末から送信されたカードの紐付けの確認メッセージを受信した場合、紐付けサーバとインタラクションして、対象カードのカード識別子と第2のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子との紐付けを完了するために用いられることができる。
【0299】
図24は、本願の第6の態様に係るサーバの他の実施例の構造模式図である。図24図23と異なる点は、サーバ800が検索モジュール803をさらに含んでもよいことである。
【0300】
上記受信ユニット8012は、カードの紐付けサーバから送信されたカードの紐付けのマッチングメッセージを受信し、カードの紐付けのマッチングメッセージはアイデンティティ情報を含む。
【0301】
検索モジュール803は、アイデンティティ情報とマッチングしたユーザ識別子を検索し、アイデンティティ情報とマッチングしたユーザ識別子を第2のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子として特定する。
【0302】
上記送信ユニット8011は、カードの紐付けサーバにカードの紐付けの要求メッセージを送信するために用いられ、カードの紐付けの要求メッセージは対象カードのカード識別子を要求するために用いられることができる。
【0303】
上記受信ユニット8012は、カードの紐付けサーバによって送信された第2のカードの紐付けの通知メッセージを受信するために用いられ、第2のカードの紐付けの通知メッセージは、対象カードのカード識別子を含む。
【0304】
紐付けモジュール803は、対象カードのカード識別子と第2のアプリケーションプログラムにおける対象ユーザのユーザ識別子とを紐付けするために用いられることができる。
【0305】
本願の第7の態様は、サーバを提供する。図25は、本願の第7の態様に係るサーバの一実施例の構造模式図である。図25に示すように、サーバ900は、メモリ901と、プロセッサ902と、メモリ901に記憶された、プロセッサ902で実行可能なコンピュータプログラムとを含む。
【0306】
一例において、上記プロセッサ902は、中央処理装置(CPU)、又は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)を含んでもよく、又は本願の実施例の1つ又は複数の集積回路を実施するように配置されることができる。
【0307】
メモリ901は、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク記憶媒体機器、光記憶媒体機器、フラッシュメモリ機器、電気、光学又は他の物理/有形のメモリ記憶機器を含むことができる。したがって、一般的に、メモリは、コンピュータ実行可能な指令を含むソフトウェアをコードした一つ以上の有形(非一時的)コンピュータ可読記憶媒体(例えば、メモリ機器)を含み、かつ当該ソフトウェアが実行される(例えば、一つ又は複数のプロセッサにより)場合、それは、本願の実施例におけるカードの紐付けサーバに適用されるカードの紐付け方法で説明された操作を実行するように操作される。
【0308】
プロセッサ902は、メモリ901に記憶されたコンピュータプログラム指令を読み出して実行可能なプログラムコードに対応するコンピュータプログラムを実行することにより、上記実施例におけるカードの紐付けサーバに適用される紐付け方法を実現する。
【0309】
一例において、サーバ900は、通信インタフェース903及びバス904をさらに含むことができる。図25に示すように、メモリ901、プロセッサ902、通信インタフェース903は、バス904を介して接続され、互いの通信を完了する。
【0310】
通信インターフェース903は、主に、本願の実施例における各モジュール、装置、ユニット及び/又は機器間の通信を実現するために用いられる。通信インターフェース903を介して入力デバイス及び/又は出力デバイスを接続することもできる。
【0311】
バス904は、ハードウェア、ソフトウェア又は両者を含み、サーバ900の構成を互いに結合する。例えば、バス904は、アクセラブルグラフィーポート(Acerated Graphics Port、AGP)又は他のグラフィックスバス、拡張業界標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture、EISA)バス、フロントサイドバス(Front Side Bus、FSB)、ハイパートランスポート(Hyper Transport、HT)相互接続、業界標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture、ISA)バス、無限帯域幅相互接続、低ピンイン数(Low pin count、LPC)バス、メモリバス、マイクロチャネルアーキテクチャ(Micro Channel Architecture、MCA)バス、周辺機器コンポーネント相互接続(Peripheral Component Interconnect、PCI)バス、PCI-Express(PCI-E)バス、シリアル高度な技術アクセサリ(Serial Advanced Technology Attachment、SATA)バス、ビデオ電子標準協会ローカル(Video Electronics Standards Association Local Bus、VLB)バス又は他の適切なバス又は二つ以上のこれらの組み合わせを含むことができるが、これらに限定されない。適切な場合に、バス904は、一つ又は複数のバスを含むことができる。本願の実施例は、特定のバスを説明して示したが、本願は、あらゆる任意の適切なバス又は相互接続を考慮する。
【0312】
本願の第8の態様は、ユーザ端末を提供する。図26は、本願の第8の態様に係るユーザ端末の一実施例の構造模式図である。図26に示すように、ユーザ端末1000は、メモリ1001と、プロセッサ1002と、メモリ1001に記憶された、プロセッサ1002で実行可能なコンピュータプログラムとを含む。
【0313】
一例において、上記プロセッサ1002は、中央処理装置(CPU)、又は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)を含んでもよく、又は本願の実施例の1つ又は複数の集積回路を実施するように配置されることができる。
【0314】
メモリ1001は、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体機器、光記憶媒体機器、フラッシュメモリ機器、電気、光学又は他の物理/有形のメモリ記憶機器を含むことができる。したがって、一般的に、メモリは、コンピュータ実行可能な指令を含むソフトウェアをコードした一つ以上の有形(非一時的)コンピュータ可読記憶媒体(例えば、メモリ機器)を含み、かつ当該ソフトウェアが実行される(例えば、一つ又は複数のプロセッサにより)場合、それは、本願の実施例におけるカードの紐付けサーバに適用されるカードの紐付け方法で説明された操作を実行するように操作される。
【0315】
プロセッサ1002は、メモリ1001に記憶している実行可能なプログラムコードを読み取って実行可能なプログラムコードに対応するコンピュータプログラムを実行することにより、上記実施例におけるカードの紐付けサーバに適用される紐付け方法を実現する。
【0316】
一例において、サーバ1000は、通信インタフェース1003及びバス1004をさらに含むことができる。図26に示すように、メモリ1001、プロセッサ1002、通信インタフェース1003は、バス1004を介して接続され、互いの通信を完了する。
【0317】
通信インターフェース1003は、主に、本願の実施例における各モジュール、装置、ユニット及び/又はデバイス間の通信を実現するために用いられる。通信インターフェース1003を介して入力デバイス及び/又は出力デバイスを接続することもできる。
【0318】
バス1004は、ハードウェア、ソフトウェア又は両者を含み、サーバ900の構成を互いに結合する。例えば、バス904は、アクセラブルグラフィーポート(Acerated Graphics Port、AGP)又は他のグラフィックスバス、拡張業界標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture、EISA)バス、フロントサイドバス(Front Side Bus、FSB)、ハイパートランスポート(Hyper Transport、HT)相互接続、業界標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture、ISA)バス、無限帯域幅相互接続、低ピンイン数(Low pin count、LPC)バス、メモリバス、マイクロチャネルアーキテクチャ(Micro Channel Architecture、MCA)バス、周辺機器コンポーネント相互接続(Peripheral Component Interconnect、PCI)バス、PCI-Express(PCI-E)バス、シリアル高度な技術アクセサリ(Serial Advanced Technology Attachment、SATA)バス、ビデオ電子標準協会ローカル(Video Electronics Standards Association Local Bus、VLB)バス又は他の適切なバス又は二つ以上のこれらの組み合わせを含むことができるが、これらに限定されない。適切な場合に、バス1004は、一つ又は複数のバスを含むことができる。本願の実施例は、特定のバスを説明して示したが、本願は、あらゆる任意の適切なバス又は相互接続を考慮する。
【0319】
本願の第9の態様は、サーバを提供する。図27は、本願の第9の態様に係るサーバの一実施例の構造模式図である。図27に示すように、サーバ1100は、メモリ1101と、プロセッサ1102と、メモリ1101に記憶された、プロセッサ1102で実行可能なコンピュータプログラムとを含む。
【0320】
一例において、上記プロセッサ1102は、中央処理装置(CPU)、又は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)を含んでもよく、又は本願の実施例の1つ又は複数の集積回路を実装するように配置されることができる。
【0321】
メモリ1101は、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体機器、光記憶媒体機器、フラッシュメモリ機器、電気、光学又は他の物理/有形のメモリ記憶機器を含むことができる。したがって、一般的に、メモリは、コンピュータ実行可能な指令を含むソフトウェアをコードした一つ以上の有形(非一時的)コンピュータ可読記憶媒体(例えば、メモリ機器)を含み、かつ当該ソフトウェアが実行される(例えば、一つ又は複数のプロセッサにより)場合、それは、本願の実施例におけるカードの紐付けサーバに適用されるカードの紐付け方法で説明された操作を実行するように操作される。
【0322】
プロセッサ1102は、メモリ1101に記憶している実行可能なプログラムコードを読み取って実行可能なプログラムコードに対応するコンピュータプログラムを実行することにより、上記実施例におけるカードの紐付けサーバに適用される紐付け方法を実現する。
【0323】
一例において、サーバ1100は、通信インタフェース1103及びバス1104をさらに含むことができる。図27に示すように、メモリ1101、プロセッサ1102、通信インタフェース1103は、バス1104を介して接続され、互いの通信を完了する。
【0324】
通信インターフェース1103は、主に、本願の実施例における各モジュール、装置、ユニット及び/又は機器間の通信を実現するために用いられる。通信インターフェース1103を介して入力デバイス及び/又は出力デバイスを接続することもできる。
【0325】
バス1104は、ハードウェア、ソフトウェア又は両者を含み、サーバ900の構成を互いに結合する。例えば、バス904は、アクセラブルグラフィーポート(Acerated Graphics Port、AGP)又は他のグラフィックスバス、拡張業界標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture、EISA)バス、フロントサイドバス(Front Side Bus、FSB)、ハイパートランスポート(Hyper Transport、HT)相互接続、業界標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture、ISA)バス、無限帯域幅相互接続、低ピンイン数(Low pin count、LPC)バス、メモリバス、マイクロチャネルアーキテクチャ(Micro Channel Architecture、MCA)バス、周辺機器コンポーネント相互接続(Peripheral Component Interconnect、PCI)バス、PCI-Express(PCI-E)バス、シリアル高度な技術アクセサリ(Serial Advanced Technology Attachment、SATA)バス、ビデオ電子標準協会ローカル(Video Electronics Standards Association Local Bus、VLB)バス又は他の適切なバス又は二つ以上のこれらの組み合わせを含むことができるが、これらに限定されない。適切な場合に、バス1004は、一つ又は複数のバスを含むことができる。本願の実施例は、特定のバスを説明して示したが、本願は、あらゆる任意の適切なバス又は相互接続を考慮する。
【0326】
本願の第10の態様は、上記の実施例におけるカードの紐付けサーバと、ユーザ端末と、アプリケーションプログラムのサーバとを含むことができるカードの紐付けシステムを提供する。カードの紐付けサーバ、ユーザ端末及びアプリケーションプログラムのサーバの具体的な内容と、カードの紐付けサーバ、ユーザ端末及びアプリケーションプログラムのサーバとの間のインタラクションの具体的な内容については、上記実施例における関連説明を参照することができ、ここでは説明しない。
【0327】
本願の第11の態様はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、当該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体はコンピュータプログラムコマンドを記憶している。当該コンピュータプログラムコマンドがプロセッサによって実行されると、上記実施例におけるカードの紐付け方法を実現でき、且つ同じ技術的効果を奏することができ、重複を避けるために、ここでは説明しない。ここで、上記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の例は、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory RAM)、磁気ディスク、または、光ディスクなどの非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでもよく、ここでは限定しない。
【0328】
なお、本明細書における各実施例は、漸進的に説明され、各実施例の間の同一又は類似の部分は互いに参照すればよく、各実施例は、他の実施例との相違点を主に説明する。サーバの実施例、ユーザ端末の実施例、システムの実施例及びコンピュータ可読記憶媒体の実施例について、関連する箇所には方法の実施例の説明部分を参照することができる。本願は、上記で説明した特定のステップ及び構造に限定されない。当業者であれば、本願の精神を逸脱した後に、様々な変更、修正及び追加、又はステップの間の順序を変更することができる。なお、簡単のため、ここでは、既知の方法技術についての詳細な説明を省略する。
【0329】
以上は、本願の実施例に係る方法、装置(システム)及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して本願の各態様を説明したする。理解すべきことは、フローチャート及び/又はブロック図における各ブロック及びフローチャート及び/又はブロック図における各ブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令によって実現されてもよい。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供され、それにより機械を生成することにより、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサにより実行されたこれらの命令は、フローチャート及び/又はブロック図の一つ又は複数のブロックに指定された機能/動作の実現を可能にする。このようなプロセッサは、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、特殊アプリケーションプロセッサ又はフィールドプログラマブルロジック回路であってもよいが、それらに限定されない。理解できるように、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、指定された機能又は動作を実行する専用ハードウェアで実現されてもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせで実現されてもよい。
【0330】
当業者であれば理解できるように、上記実施例は、いずれも例示的なものではない。異なる実施例に現れた異なる技術的特徴を組み合わせることにより、有益な効果を得ることができる。当業者であれば、図面、明細書及び特許請求の範囲を研究した上で、開示された実施例の他の変化の実施例を理解しかつ実現することができる。特許請求の範囲において、「含む」という用語は、他の装置又はステップを排除するものではない。「一つ」という数量語も複数を排除するものではない。「第1の」、「第2の」という用語は、名称を表示するために用いられ、いかなる任意の特定の順序を示すものではない。特許請求の範囲における任意の図面標記は、いずれも保護範囲を限定するものと理解すべきではない。請求項に記載の複数の部分の機能は、一つの単独のハードウェア又はソフトウェアモジュールにより実現することができる。ある技術的特徴が異なる従属請求項に現れている場合、これらの技術的特徴を組み合わせて有益な効果を達成することができないという意味ではない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
図25
図26
図27
【国際調査報告】