(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-05
(54)【発明の名称】例えば機体および他の構造において有用な製造方法および関連構造
(51)【国際特許分類】
B29C 45/14 20060101AFI20240628BHJP
B29C 44/00 20060101ALI20240628BHJP
B29C 44/12 20060101ALI20240628BHJP
B29B 11/04 20060101ALI20240628BHJP
B29B 11/08 20060101ALI20240628BHJP
【FI】
B29C45/14
B29C44/00 D
B29C44/12
B29B11/04
B29B11/08
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024501686
(86)(22)【出願日】2022-07-12
(85)【翻訳文提出日】2024-03-05
(86)【国際出願番号】 US2022036824
(87)【国際公開番号】W WO2023287790
(87)【国際公開日】2023-01-19
(32)【優先日】2021-07-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】524013414
【氏名又は名称】イマジン エアロ インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】弁理士法人RYUKA国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ハルバーソン、ケヴィン
【テーマコード(参考)】
4F201
4F206
4F214
【Fターム(参考)】
4F201BA03
4F201BC02
4F201BD05
4F201BM02
4F201BM06
4F201BM12
4F206AB02
4F206AD03
4F206AD05
4F206AG20
4F206AH31
4F206JA04
4F206JA07
4F206JB12
4F206JL02
4F214AB02
4F214AD03
4F214AD05
4F214AG20
4F214AH31
4F214UA08
4F214UB01
4F214UB14
4F214UC02
4F214UF05
4F214UL11
(57)【要約】
製造方法であって、2つまたはそれよりも多くの部品(例えば、非押出成形部)または押出成形部(例えば、金属押出成形部またはプラスチック押出成形部)をアセンブリへ組み立てる段階;前記アセンブリを金型へ配置する段階;前記アセンブリが前記金型内で保持されている間、コア材料(例えば、膨張可能な発泡体)を前記アセンブリの内部またはキャビティへ射出する段階;および結果として得られる構造を前記金型から取り外す段階を備える、方法。部品または押出成形部は、コア材料を射出する前に処理され得る。コア材料は、硬質化または硬化され得る。部品または押出成形部は、外板部および一体的な補強構造またはスティフナ、共に互いに固定するための一体的な相補的接合部またはフィーチャ、および/またはコアを捕捉および/または把持するように成形および配置されたリテーナまたは構造的フィーチャを含み得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
製造方法であって、
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部をアセンブリへ組み立てる段階;
前記アセンブリを金型へ配置する段階;
前記アセンブリが前記金型内で保持されている間、コア材料を前記アセンブリの内部またはキャビティへ射出する段階;および
結果として得られる構造を前記金型から取り外す段階
を備える、方法。
【請求項2】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階の前に、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を押し出す段階
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階の前に、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を金属押出成形部として押し出す段階
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階の前に、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部をプラスチック押出成形部として押し出す段階
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部をアセンブリへ組み立てる段階は、2つまたはそれよりも多くの押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部をアセンブリへ組み立てる段階は、少なくとも1つの型打ちされた部品および少なくとも1つの他の部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階の前に、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のうちの少なくとも一方を処理する段階
をさらに備える、請求項2から6のいずれかに記載の方法。
【請求項8】
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階の後に、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のうちの少なくとも一方を処理する段階
をさらに備える、請求項2から6のいずれかに記載の方法。
【請求項9】
前記アセンブリを前記金型へ配置する段階の前に、1つまたは複数の追加の構成要素または構造を前記アセンブリに追加する段階
をさらに備える、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
【請求項10】
前記アセンブリを前記金型へ配置する段階の後に、1つまたは複数の追加の構成要素または構造を前記アセンブリに追加する段階
をさらに備える、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
【請求項11】
前記コア材料を硬化または硬質化されたコアへ硬化または硬質化する段階
をさらに備える、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
【請求項12】
前記結果として得られる構造を前記金型から取り外す段階の前に、前記コア材料を硬化または硬質化されたコアへ硬化または硬質化する段階
をさらに備える、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
【請求項13】
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階は、前記それぞれの部品または押出成形部と一体である1つまたは複数の接合部またはフィーチャを介して、前記2つまたはそれよりも多くの部品のうちの物理的に結合された隣接するものを互いに有する、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
【請求項14】
前記アセンブリが前記金型内で保持されている間、コア材料を前記アセンブリの内部またはキャビティへ射出する段階は、前記アセンブリが前記金型内で保持されている間、膨張可能な発泡体を前記アセンブリの前記内部または前記キャビティへ射出する段階を有する、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
【請求項15】
内部またはキャビティを中に有する、2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のアセンブリ;
前記アセンブリを金型へ配置する段階;および
前記アセンブリに構造的剛性を提供する、前記アセンブリの前記内部または前記キャビティ内の硬化または硬質化されたコア材料でできたコア
を備える製造品。
【請求項16】
前記硬化または硬質化されたコア材料は、硬質化または硬化されることができるようにされた膨張可能な発泡体材料である、請求項15に記載の製造品。
【請求項17】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部は各々、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の他方の1つまたは複数の接合部またはフィーチャに相補的に物理的に結合された1つまたは複数の接合部またはフィーチャを含む、請求項15または16のいずれかに記載の製造品。
【請求項18】
前記1つまたは複数の接合部またはフィーチャは、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部と一体である、請求項17に記載の製造品。
【請求項19】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の各々は、外板部を含み、前記1つまたは複数の接合部またはフィーチャは、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の外板部と一体である、請求項15または16のいずれかに記載の製造品。
【請求項20】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の各々は、外板部、および、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の前記外板部と一体である複数の補強構造またはスティフナを含む、請求項15または16のいずれかに記載の製造品。
【請求項21】
前記複数の補強構造またはスティフナは、ストリンガである、請求項17に記載の製造品。
【請求項22】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の各々は、外板部、および、前記コアを捕捉および/または把持するように成形および配置された複数のリテーナまたは構造的フィーチャを含む、請求項15または16のいずれかに記載の製造品。
【請求項23】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の各々は、外板部、複数の補強構造またはスティフナ、および、成形された複数のリテーナまたは構造的フィーチャ、および前記コアを捕捉および/または把持するための位置を含み、前記複数のリテーナまたは構造的フィーチャは、前記複数の補強構造またはスティフナのそれぞれと一体である、請求項15または16のいずれかに記載の製造品。
【請求項24】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のうちの少なくとも一方は、金属部品または金属押出成形部である、請求項15または16のいずれかに記載の製造品。
【請求項25】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のうちの少なくとも一方は、プラスチック部品またはプラスチック押出成形部である、請求項15または16のいずれかに記載の製造品。
【請求項26】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のうちの少なくとも一方は、型打ちされた部品である、請求項15または16のいずれかに記載の製造品。
【請求項27】
製造品は、機体の構成要素である、請求項15または16のいずれかに記載の製造品。
【請求項28】
製造品は、車両の構成要素である、請求項15または16のいずれかに記載の製造品。
【請求項29】
製造品は、建物の構成要素である、請求項15または16のいずれかに記載の製造品。
【請求項30】
製造品は、貯蔵コンテナまたは一貫輸送コンテナの構成要素である、請求項15または16のいずれかに記載の製造品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、概して、多種多様な用途で、例えば、機体または他の構造の費用対効果が高い製造および/または組み立てで用いられ得る製造方法および関連構造に関し、特に、ポリマまたは他の軽量の(例えば、連続または独立気泡)コアを有する部品(例えば、押し出し成形された部品)のアセンブリから形成される製造物および構造に関する。
【背景技術】
【0002】
[関連技術の説明]
機体および他の構造の製造および/または組み立てには、現在使用されている様々な手法が存在する。
【0003】
1つの手法は、型打ちされた金属薄板を使用する。そのような手法では、典型的には、様々な要素を共に物理的に結合するのに非常に多数の締結具が必要とされる。例えば、翼の金属外板は、多数の締結具により、翼のリブ、スパーおよび/またはストリンガまたは他の基礎となるフレーム構造へ物理的に結合され得る。また、例えば、胴体(例えば、モノコック胴体)の外板は、多数の締結具により、胴体のストリンガまたは他の基礎となるフレーム構造(例えば、フレーム)へ物理的に結合され得る。これらの締結具は、典型的には、例えば空圧プーラを用いて各穴に締結具を個々に手動で固定するよりも、金属薄板にドリルで多数の穴をあけることにより設置される。労働のコスト、ならびに、典型的には所与のアセンブリに必要とされる多数の締結具および関連付けられた治具のコストが、製造のコスト全体に対して大幅に追加される。
【0004】
別の手法は、成形発泡コアの製造を使用する。そのような手法は、複合物を加えた後に発泡レイアップの後成形を使用し得る。結果として得られる粗い未完成の面は、許容可能な完成面を生産するのに相当の時間および労力を必要とする。
【0005】
さらに別の手法は、マンドレル巻き複合物を使用する。そのような手法では、複合物(例えば、エポキシまたはフェノール樹脂などのプリプレグまたはグラスファイバ強化ポリマ母材)が、マンドレルに巻き付けられ、典型的には、大きいオートクレーブ内で硬化される。この手法に伴うツーリングは、複雑および/または高価であり得るので、設計および調達に長い期間を必要とし得る。この手法を用いて完成した構造の完了に必要とされるサイクル時間は、大量生産の妨げとなり、概して、大量生産に十分適したものではない。
【0006】
別の可能手法は、付加製造(例えば、3次元(3D)プリンティング)である。付加製造は、大きい構造、例えば、典型的には機体(例えば、翼、外板、胴体外板)に関連付けられた構造の製造に特に適しているわけではない。また、付加製造は、典型的には材料コストが高くなってしまうので、非常に不経済であり、大量生産に特に適しているわけではない。
【発明の概要】
【0007】
最小の追加労力で完成品の低コスト生産を可能にする、独自の製造方法またはプロセスおよび結果として得られる構造が、本明細書において説明される。生産のコストは、例えば、原材料のコストに近づき得る。説明されている製造方法またはプロセスは、例えば、有利なことに、典型的には型打ち、機械加工または他の取り外し技術に関連付けられた材料の低減を回避できる。説明されている製造方法またはプロセスは、有利なことに、例えば、長きにわたり確立されている材料(例えば、2024-T3、6061-T6、3003-H14、7075-T6および/または5052-H32アルミニウム合金などのアルミニウム合金;チタン)を有利に使用しつつ、広範な物理特性の選択を可能にし得る。
【0008】
説明されている製造方法またはプロセスおよび結果として得られる構造は、例えば、アセンブリが金型内に保持されているとき(例えば、射出成形)に、例えば、アセンブリ内の複数の部品(例えば、金属押出成形部、プラスチック押出成形部、他のタイプの押出成形部、非押出成形部品)を接合すること、および、アセンブリの内部にポリマまたは他の軽量(例えば、連続気泡または独立気泡)コアを提供することを含み得る。例えば、1つまたは複数の部品が押し出され得る。また、例えば、1つまたは複数の部品は、非押出成形されてよく、例えば、圧延され、型打ちされ、曲げられ、および/または機械加工されてよい。押出成形部は、例えば、金属押出成形部、プラスチック押出成形部、金属およびプラスチック押出成形部の組み合わせ、または他のタイプの押出成形部、または様々な異なるタイプの押し出し成形材料の組み合わせであり得る。例えば、部品または押出成形部は各々、1つまたは複数の一体的またはモノリシック補強構造またはスティフナ(例えば、ストリンガ、スパー)を有する外板のそれぞれの部分を含み得る。部品または押出成形部は各々、例えば、構造(例えば、機体構造)内の隣接する部品または押出成形部上の相補的接合フィーチャに嵌合する1つまたは複数の接合フィーチャを含み得る。接合フィーチャは、例えば、隣接する部品または押出成形部を共にロックし得る。これらの部品は、例えば接合フィーチャを介して組み立てられ、アセンブリを形成し得る。例えば、アセンブリは、輪郭内で見られた場合、例えば連続または閉曲面を有する部分的に閉じた構造であり得るが、アセンブリは、それらの一端または両端において開放していてよい。1つまたは複数の主スティフナまたは他の支持部材、例えば、1つまたは複数の主スパーまたはフレームが、任意選択的に、アセンブリに追加され得る。結果として得られる構造は、金型内(例えば、金型の2つまたはそれよりも多くの部分の間)に、および、キャビティへ射出され、またはそうでなければ提供されるコア材料(例えば、ポリマまたは他の軽量コア材料、例えば、連続または独立気泡)内に位置し得る。コア材料(例えば、連続または独立気泡)は、膨張して部品または押出成形部の外板を金型の内面に対して押し当てることで、組み立て構造を形成する個々の部品または押出成形部の各々の精密な位置合わせを提供し得る。結果として得られる構造の外面は、金型の内部のかなり精密な類似物である。部品または押出成形部は、当該構造の少なくとも一部の破壊なしに分離できないユニタリまたはモノリシック構造を組み立て部品または押出成形部およびポリマまたは膨張した発泡体が形成するように、膨張しているポリマまたは発泡体を閉じ込める1つまたは複数の捕捉フィーチャを含み得る。
【0009】
押出成形部の準原材料のコストは、例えば典型的には航空用途で用いられる金属合金といった金属について最も実際的ではない製造手法であり、長きにわたり確立されている材料を用いて既知の特性を提供する。部品または押出成形部は、アセンブリへ組み立てられ、または完成した構造へ成形される前に、例えば、陽極酸化、塗装、粉末塗装、粉末コーティングを介して、出荷前に塗装済みであってよく、これにより、有利なことに、労働コストおよび時間がさらに低減される。内部構造、例えば、流体の輸送または格納用の導管は、本明細書において説明されるものと同じまたは類似の技術を用いて容易に製造される。同様に、様々な他のタイプの構造と共に、電気配線、油圧器具、アクチュエータ(例えば、プッシュロッド、制御ケーブル)に用いられ得る構造は、本明細書において説明されるものと同じまたは類似の技術を用いて容易に製造され得る。
【0010】
説明されている製造方法またはプロセスおよび結果として得られる構造は、例えば、航空機および機体に特に有用であり得ると共に、例えば、比較的大きい構造(例えば、翼、垂直スタビライザ、水平スタビライザ、他のエーロフォイル、胴体および尾翼)、操縦面(例えば、ラダー、補助翼、フラップ、スラット、スポイラ、トリムタブ)および/または内部構造(例えば、負荷受け床、流体用の導管、制御ケーブル、電力線、電気配線用の導管)を製造するために用いられ得る。説明されている製造方法またはプロセスおよび結果として得られる構造は、様々な他の構造、例えば、水上および水中船、水上船舶または車両、貯蔵コンテナ、一貫輸送コンテナ、筐体、建物および多数の他の製造された構造に、例えば、特に有用に適用され得る。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】少なくとも1つの示される実装による、前縁押出成形部の形態の部品または押出成形部の側方等角図である。
【0012】
【
図2】少なくとも1つの示される実装による、押出成形機から押し出されている部品または押出成形部の等角図である。
【0013】
【
図3】少なくとも1つの示される実装による、アセンブリの一部を形成するために相補的接合部またはフィーチャを介して共に接合された、前縁押出成形部および下側前縁外板押出成形部を含む2つの部品または押出成形部の側方等角図である。
【0014】
【
図4】
図3の相補的接合を介して共に接合された2つの部品または押出成形部の、それらの相補的接合部またはフィーチャをより良く示すための拡大側方等角図である。
【0015】
【
図5】少なくとも1つの示される実装による、アセンブリの一部を形成するために相補的接合部またはフィーチャを介して共に接合された、前縁押出成形部、下側前縁外板押出成形部および上側前縁外板押出成形部を含む3つの部品または押出成形部の側方等角図である。
【0016】
【
図6】少なくとも1つの示される実装による、アセンブリの一部を形成するために相補的接合部またはフィーチャを介して共に接合された、前縁押出成形部、下側前縁外板押出成形部、上側前縁外板押出成形部および下側後縁外板押出成形部を含む4つの部品または押出成形部の側方等角図である。
【0017】
【
図7】少なくとも1つの示される実装による、アセンブリを形成するために相補的接合部またはフィーチャを介して共に接合された、前縁押出成形部、下側前縁外板押出成形部、上側前縁外板押出成形部、下側後縁外板押出成形部および上側後縁外板押出成形部を含む5つの部品または押出成形部の側方等角図である。
【0018】
【
図8】少なくとも1つの示される実装による、アセンブリを形成するために相補的接合部またはフィーチャを介して共に接合された、前縁押出成形部、下側前縁外板押出成形部、上側前縁外板押出成形部、下側後縁外板押出成形部、上側後縁外板押出成形部および後縁外板押出成形部を含む6つの部品または押出成形部の側方等角図である。
【0019】
【
図9】少なくとも1つの示される実装による、主スパーの形態の主支持構造が追加された
図8のアセンブリの側方等角図である。
【0020】
【
図10】少なくとも1つの示される実装による、
図8のアセンブリの内部から外側に延在する主スパーを有する
図9の組み立て構造の上面側方等角図である。
【0021】
【
図11】少なくとも1つの示される実装による、例えば
図9および
図10の組み立て構造を使用した、1つまたは複数の部品または押出成形部を備える完成した構造を製造する際に使用され得る金型の上面側方等角図である。
【0022】
【
図12】
図10の組み立て構造がキャビティに挿入されまたは受け入れられた、少なくとも1つの示される実装による
図11の金型の上面側方等角図である。
【0023】
【
図13】
図11の金型のキャビティへ、および
図10の組み立て構造の内部へ、組み立て構造が金型のキャビティに受け入れられている間ずっとコア材料を射出するように動作可能な、少なくとも1つの示される実装による射出システムの等角図である。
【0024】
【
図14】
図10の組み立て構造がキャビティに受け入れられており、かつ、コアが
図10の組み立て構造の内部へ射出されている、少なくとも1つの示される実装による
図11の金型の上面側方等角図である。
【0025】
【
図15】少なくとも1つの示される実装による、
図11の金型から取り外された、
図8のアセンブリならびに主スパーおよびコアを備える、結果として得られるまたは完成した構造の上面側方等角図である。
【0026】
【
図16】少なくとも1つの示される実装による製造方法のフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
様々な開示される実施形態の十分な理解を提供すべく、以下の説明において、特定の具体的な詳細が記載される。しかしながら、これらの具体的な詳細のうちの1つまたは複数を用いることなく、または他の方法、構成要素、材料等を用いて、実装および実施形態が実施され得ることを、当業者であれば認識するであろう。様々な実装および実施形態の説明を不必要に曖昧にすることを回避するために、他の事例では、押出成形、共有押出成形、射出成形および様々な押出成形部、アセンブリおよび/または構造に関連付けられた特定の構造が、詳細には図示または説明されていない。
【0028】
文脈上別段の解釈が必要でない限り、本明細書およびその後に続く特許請求の範囲の全体にわたって、「備える(comprise)」という語、およびその変形、例えば、「備える(comprises)」および「備える(comprising)」は、「を含むが、これに限定されない」として、開放型の包括的な意味で解釈されるべきである。本明細書の全体にわたる、「1つの実装」または「一実装」、または「1つの実施形態」または「一実施形態」への言及は、実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造または特性が少なくとも1つの実装または少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、「1つの実装」または「一実装」、または「1つの実施形態」または「一実施形態」という文言が本明細書の全体にわたる様々な箇所に現れたとしても、その全てが必ずしも同じ実装または同じ実施形態に言及しているわけではない。さらに、特定の特徴、構造または特性は、1つまたは複数の実装において、または1つまたは複数の実施形態において、任意の適した方式で組み合わされ得る。
【0029】
本明細書および添付の特許請求の範囲において用いられる場合、内容上明らかに別段の意味を示していない限り、単数形「a」、「an」および「the」は、複数の指示対象を含む。内容上明らかに別段の意味を示していない限り、「または」という用語は概して、「および/または」を含む意味で使用されることにも留意されたい。
【0030】
本明細書において提供される本開示の見出しおよび要約書は、便宜のみのためのものであり、これらの実装または実施形態の範囲または意味を解釈しない。
【0031】
図1は、少なくとも1つの示される実装による、前縁押出成形部102の形態の1つの部品または押出成形部としてのアセンブリの部分100を示す。前縁押出成形部102は、外板104、および、例えばストリンガ106a、106b(2つのみに符号が付されている)の形態の複数の補強構造またはスティフナを含む。外板104は、典型的には、周縁のセットの間の閉曲面を提供する。ストリンガ106a、106bは、前縁押出成形部102の長さまたは最も長い寸法に沿って延在し、主軸108を中心として配列され得る。前縁押出成形部102は、例えば、エーロフォイルの前縁を形成し得る。
【0032】
前縁押出成形部102は、1つまたは複数の相補的接合部またはフィーチャ110a、110bを含む。後述のように、相補的接合部またはフィーチャ110a、110bにより、前縁押出成形部102は、1つまたは複数の他の部品または押出成形部に物理的に結合または接合されることが可能になる。
【0033】
前縁押出成形部102は、挿入および/または膨張および/または硬化された場合のコア(例えば、ポリマ、連続または独立気泡)を捕捉および/または把持するように成形および配置された1つまたは複数のリテーナまたは構造的フィーチャ112(
図1において、5つ示されており、1つのみに符号が付されている)を含み得る。例えば、リテーナまたは構造的フィーチャ112は、例えばストリンガ106a、106bの遠位端に形成された、捕捉領域113を有する頭部または広げられたエリアの形態を取り得る。リテーナまたは構造的フィーチャ112は、例えば、矢じりに似ていてよく、矢印の軸に似たリテーナまたは構造的フィーチャ112の端部に配置されてよい。とりわけ、例えば、リテーナまたは構造的フィーチャ112の各々が、(例えば、矢じりが軸に接続する)凹部を有し得る。リテーナまたは構造的フィーチャ112は、例えば、互いに正反対または部分的に反対に分散され得る。外板104およびリテーナまたは構造的フィーチャ112は、例えば、有利なことに、押出成形部を介して形成された一体的なモノリシック構造であり得る。
【0034】
アセンブリの部品は、1つまたは複数の金属部品、プラスチック部品、複合部品、または、金属および/またはプラスチック以外の、またはこれらと別の材料で形成された部品を含み得る。部品が平坦であり、または比較的単純な幾何学的形状を有する場合、任意の様々な製造オペレーション、例えば、型打ち、圧延、曲げおよび/または機械加工を介して形成されることは、部品にとって有利になり得る。部品が比較的複雑な幾何学的形状または輪郭を有する場合、押出成形部が好ましいことがある。押出成形部は、金属押出成形部、プラスチック押出成形部、または金属およびプラスチック押出成形部の組み合わせ、またはさらには、他の材料で、または材料の他の組み合わせで作られた押出成形部の形態を取り得る。押出成形部またはさらには金属押出成形部のアセンブリに関していくつかの実装が説明されているが、そのようなものは、特許請求の範囲において、押出成形部またはさらには金属押出成形部と明示的に記載されていない限り、限定的であるようには意図されていない。
【0035】
図2は、少なくとも1つの示される実装による、部品または押出成形部202を押し出す押出成形機200を示す。押出成形機200は、指定された形状の金属および/またはポリマなどの材料(本明細書において、コア材料とも称される)を押し出すように動作可能な押出成形機または共有押出成形機の形態を取り得る。
【0036】
図3は、少なくとも1つの示される実装による、前縁押出成形部102(
図1)および下側前縁外板押出成形部302の形態の2つの部品または押出成形部のアセンブリの部分300を示す。下側前縁外板押出成形部302は、外板104、および、例えばストリンガ106a、106b(2つのみに符号が付されている)の形態の複数の補強構造またはスティフナを含む。前縁押出成形部102および下側前縁外板押出成形部302は各々、相補的接合部またはフィーチャ110a、110b、310a、310bを含む。相補的接合部またはフィーチャ110a、110b、310a、310bは、アセンブリ300の当該部分を形成するために、前縁押出成形部102および下側前縁外板押出成形部302を接合部において共に物理的に結合または接合している。相補的接合部またはフィーチャ110a、110b、310a、310bは、互いに物理的に係合した場合、ロック接合部、または、ロックを有するフィーチャの形態を共に取り得る。
【0037】
下側前縁外板押出成形部302は、挿入および/または膨張および/または硬化された場合のコア(例えば、ポリマ、連続または独立気泡)を捕捉および/または把持するように成形および配置された1つまたは複数のリテーナまたは構造的フィーチャ112(
図3において、1つのみに符号が付されている)を含み得る。例えば、リテーナまたは構造的フィーチャ312は、例えばストリンガ106a、106bの遠位端に形成された頭部または広げられたエリアの形態を取り得る。
【0038】
図4は、
図3の接合部またはフィーチャ110a、110b、310a、310bにより形成された接合部を介して共に接合された前縁押出成形部102および下側前縁外板押出成形部302の拡大図を示し、それらの相補的接合部またはフィーチャ110a、110b、310a、310bをより良く示している。
【0039】
図5は、少なくとも1つの示される実装による、前縁押出成形部102、下側前縁外板押出成形部302および上側前縁外板押出成形部502の形態の3つの部品または押出成形部のアセンブリの部分500を示す。上側前縁外板押出成形部502は、外板104、および、例えばストリンガ106a、106b(2つのみに符号が付されている)の形態の複数の補強構造またはスティフナを含む。下側前縁外板押出成形部302および上側前縁外板押出成形部502は各々、相補的接合部またはフィーチャ310a、310b、510a、510bを含む。下側前縁外板押出成形部302および上側前縁外板押出成形部502は各々、アセンブリの部分500を形成するために、相補的接合部またはフィーチャ310a、310b、510a、510b、110a、110bを介して形成された接合部において前縁押出成形部102に物理的に結合または接合されている。
【0040】
上側前縁外板押出成形部502は、挿入および/または膨張および/または硬化された場合のコア(例えば、ポリマ、連続または独立気泡)を捕捉および/または把持するように成形および配置された1つまたは複数のリテーナまたは構造的フィーチャ112(
図4において、1つのみに符号が付されている)を含み得る。例えば、リテーナまたは構造的フィーチャ112は、例えばストリンガ106a、106bの遠位端に形成された頭部または広げられたエリアの形態を取り得る。
【0041】
図6は、少なくとも1つの示される実装による、前縁押出成形部102、下側前縁外板押出成形部302、上側前縁外板押出成形部502および下側後縁外板押出成形部602の形態の4つの部品または押出成形部のアセンブリの部分600を示す。下側後縁外板押出成形部602は、外板104、および、例えばストリンガ106a、106b(2つのみに符号が付されている)の形態の複数の補強構造またはスティフナを含む。前縁押出成形部102、下側前縁外板押出成形部302、上側前縁外板押出成形部502および下側後縁外板押出成形部602は各々、相補的接合部またはフィーチャ110a、110b、310a、310b、510a、510b、610a、610bを含む。アセンブリの部分600を形成するために、下側前縁外板押出成形部302および上側前縁外板押出成形部502は各々、相補的接合部またはフィーチャ310a、310b、510a、510b、110a、110bを介して形成された接合部において前縁押出成形部102に物理的に結合または接合されており、下側後縁外板押出成形部602は、相補的接合部またはフィーチャ610a、610b、310a、310bを介して形成された接合部において下側前縁外板押出成形部302に物理的に結合または接合されている。
【0042】
下側後縁押出成形部602は、挿入および/または膨張および/または硬化された場合のコア(例えば、ポリマ、連続または独立気泡)を捕捉および/または把持するように成形および配置された1つまたは複数のリテーナまたは構造的フィーチャ112(
図6において、1つのみに符号が付されている)を含み得る。例えば、リテーナまたは構造的フィーチャ112は、例えばストリンガ106a、106bの遠位端に形成された頭部または広げられたエリアの形態を取り得る。
【0043】
図7は、少なくとも1つの示される実装による、前縁押出成形部102、下側前縁外板押出成形部302、上側前縁外板押出成形部502、下側後縁外板押出成形部602および上側後縁外板押出成形部702の形態の5つの部品または押出成形部のアセンブリの部分700を示す。上側後縁外板押出成形部702は、外板104、および、例えばストリンガ106a、106b(2つのみに符号が付されている)の形態の複数の補強構造またはスティフナを含む。前縁押出成形部102、下側前縁外板押出成形部302、上側前縁外板押出成形部502、下側後縁外板押出成形部602および上側後縁外板押出成形部702は各々、相補的接合部またはフィーチャ110a、110b、310a、310b、510a、510b、610a、610b、710a、710bを含む。アセンブリの部分700を形成するために、下側前縁外板押出成形部302および上側前縁外板押出成形部502は各々、相補的接合部またはフィーチャ310a、310b、510a、510b、110a、110bを介して形成された接合部において前縁押出成形部102に物理的に結合または接合されており、下側後縁外板押出成形部602は、相補的接合部またはフィーチャ610a、610b、310a、310bを介して形成された接合部において下側前縁外板押出成形部302に物理的に結合または接合されており、上側後縁外板押出成形部702は、相補的接合部またはフィーチャ710a、710b、710a、710bを介して接合部において上側前縁外板押出成形部502に物理的に結合または接合されている。
【0044】
上側後縁押出成形部702は、挿入および/または膨張および/または硬化された場合のコア(例えば、ポリマ、連続または独立気泡)を捕捉および/または把持するように成形および配置された1つまたは複数のリテーナまたは構造的フィーチャ112(
図7において、1つのみに符号が付されている)を含み得る。例えば、リテーナまたは構造的フィーチャ112は、例えばストリンガ106a、106bの遠位端に形成された頭部または広げられたエリアの形態を取り得る。
【0045】
図8は、少なくとも1つの示される実装による、前縁押出成形部102、下側前縁外板押出成形部302、上側前縁外板押出成形部502、下側後縁外板押出成形部602、上側後縁外板押出成形部702および後縁外板押出成形部802の形態の6つの部品または押出成形部のアセンブリ800を示す。後縁外板押出成形部302は、外板104、および、例えばストリンガ106a、106b(2つのみに符号が付されている)の形態の複数の補強構造またはスティフナを含む。前縁押出成形部102、下側前縁外板押出成形部302、上側前縁外板押出成形部502、下側後縁外板押出成形部602、上側後縁外板押出成形部702および後縁外板押出成形部802は各々、相補的接合部またはフィーチャ110a、110b、310a、310b、510a、510b、610a、610b、710a、710b、810a、810bを含む。アセンブリ800を形成するために、下側前縁外板押出成形部302および上側前縁外板押出成形部502は各々、相補的接合部またはフィーチャ310a、310b、510a、510b、110a、110bを介して形成された接合部において前縁押出成形部102に物理的に結合または接合されており、下側後縁外板押出成形部602は、相補的接合部またはフィーチャ610a、610b、310a、310bを介して形成された接合部において下側前縁外板押出成形部302に物理的に結合または接合されており、上側後縁外板押出成形部702は、相補的接合部またはフィーチャ710a、710b、710a、710bを介して接合部において上側前縁外板押出成形部502に物理的に結合または接合されており、下側後縁外板押出成形部602および上側後縁外板押出成形部702は各々、相補的接合部またはフィーチャ610a、610b、710a、710b、810a、810bを介して後縁外板押出成形部802に結合または接合されている。
【0046】
後縁押出成形部802は、挿入および/または膨張および/または硬化された場合のコア(例えば、ポリマ、連続または独立気泡)を捕捉および/または把持するように成形および配置された1つまたは複数のリテーナまたは構造的フィーチャ112(
図8において、1つのみに符号が付されている)を含み得る。例えば、リテーナまたは構造的フィーチャ112は、例えばストリンガ106a、106bの遠位端に形成された頭部または広げられたエリアの形態を取り得る。
【0047】
とりわけ、アセンブリ800は、外板により形成された閉曲面814を有しており(少なくとも、輪郭内で見た場合)、内部またはキャビティ816が、アセンブリの閉曲面により描かれている。アセンブリ800は、閉曲面814の一端または両端818において開放されていてよい。
【0048】
図9および
図10は、少なくとも1つの示される実装による、主スパー902の形態の主支持構造が追加された
図8のアセンブリ800により形成された組み立て構造900の側方等角図を示す。主スパー902は、例えば、少なくとも1つの示される実装による
図8のアセンブリ800の内部またはキャビティ816から外側に延在し得る。主スパー902は、押出成形部であってよく、またはそうでなくてよい。
【0049】
図11は、少なくとも1つの示される実装による金型1100を示す。金型1100は、2つまたはそれよりも多くの部分1100a、1100b(2つが示されている)、および内面がある金型キャビティ1102を有してよく、金型キャビティ1102は、1つまたは複数の押出成形部を備える構造を製造する際に使用されるように、例えば
図9および
図10の組み立て構造900を使用してサイズが設定されている。部分1100a、1100bは、組み立て構造900が金型キャビティへ配置され、次に、組み立て構造900が動くのを防ぐべく部分1100a、1100bが互いに固定されることを可能にするために、例えば、互いに分離可能であってよい。金型1100の一端は、密閉されていてよく、一方、他端は、流体またはコロイドサスペンション(例えば、流体またはコロイドサスペンションの形態のコア材料)が入るのを可能にするための少なくとも1つのアパーチャまたは開口を有する。
【0050】
図12は、少なくとも1つの示される実装による、組み立て構造900(
図9および
図10)が金型1100の金型キャビティ1102に挿入されまたは受け入れられた、少なくとも1つの示される実装による
図11の金型を示す。本明細書において説明されるように、特に、アセンブリ800または組み立て構造900の内部にコアが提供または形成されるとき、金型1100は、様々な部品または押出成形部(例えば、102、302、502、602、702、802)を比較的固定された関係に保持する。
【0051】
図13は、
図11の金型のキャビティへ、および
図10の構造の内部へ、構造が金型のキャビティに受け入れられている間ずっとコア材料を射出するように動作可能な、少なくとも1つの示される実装による射出システム1300を示す。射出システム1300は、1つまたは複数の材料1304a、1304b(例えば、2つまたはそれよりも多くの貯蔵器の各々のための1つの材料)を含む1つまたは複数の貯蔵器1302a、1302b(2つが示されている)を含み得る。コア材料は、例えば、ポリマ、エポキシ、または、好ましくは、体積当たりの重量が軽い発泡体、例えば、連続または独立気泡(例えば、ポリウレタン発泡体、イソシアネートおよびポリオール樹脂、発泡体ゴム)の形態を取り得る。コア材料は、少なくとも、例えばポンプ1306からの圧力下で流動可能であることが好ましく、ひとたびキャビティ(例えば、アセンブリ800および/または金型キャビティ1102の内部またはキャビティ816)へ射出されると、圧力下で自己膨張可能または膨張可能であることが好ましい。
【0052】
図14は、組み立て構造900(
図9および
図10)がキャビティ1102に受け入れられており、かつ、コアがアセンブリ800または組み立て構造900(
図9および
図10)の内部またはキャビティ816へ射出されている膨張した発泡コア1400の形態である、少なくとも1つの示される実装による金型1100を示す。
【0053】
コア材料は、キャビティへ射出またはそうでなければ提供された場合、有利なことに、圧力下で自己膨張可能または膨張可能であってよく、例えば、有利なことに低重量体積比を有する、膨張可能な発泡体の形態を取る。様々な連続または独立気泡、例えば、ポリウレタン発泡体が使用され得る。コア材料の膨張は、部品または押出成形部に径方向外側の力を加え得るので、結果として、部品または押出成形部は、金型のキャビティの内面により、および/または様々な接合部により、所定の位置に物理的に押し込められる。少なくともいくつかの実装において、径方向外側に加えられた力が、組み立て構造900の外側面を金型1100のキャビティ1102の内面に適合させ得るので、少なくとも、金型1100のキャビティ1102の内面の全体的な形状が似ることがある。
【0054】
少なくともいくつかの実装において、コア材料は、例えば、十分な期間にわたって空気にさらされた場合、または、刺激(例えば、選択された波長(例えば、紫外光)の電磁エネルギーへの曝露)に応答して、または、2つまたはそれよりも多くの化学物質(例えば、2つの部分からなるエポキシ)の間の化学反応に応答して、または、上記のことの組み合わせにおいて、必然的に硬質化または硬化でき得る。ひとたび硬質化または硬化されると、結果として得られる構造1500
図15は、少なくとも1つの示される実装による、金型1100(
図11)から取り外された、完成した構造とも称される、結果として得られる構造1500であって、主スパー902および膨張した発泡コア1400(
図14)を有するアセンブリ800(
図8)から形成された組み立て構造900(
図9および
図10)を備える、結果として得られる構造1500を示す。結果として得られる構造1500において、膨張した発泡コア1400(
図14)は、前述のように硬質化または硬化され得る。結果として得られる構造1500の部品または押出成形部は、相補的接合部またはフィーチャ110a、110bおよび膨張した発泡コア1400(
図14)を介して、および/または、リテーナまたは構造的フィーチャ112と膨張した発泡コア1400との物理的相互作用を介して、共にしっかりと結合されている。膨張した発泡コア1400は、構造1500の全体に重量をほとんど追加せずに、追加された構造的剛性を提供する。少なくともいくつかの実装において、膨張した発泡コア1400(
図14)が硬質化または硬化された場合、結果として得られる構造1500は、1つまたは複数の部分の破壊(例えば、膨張した発泡コア1400の破壊)なしに分解できない。
【0055】
図16は、少なくとも1つの示される実装による製造方法1600を示す。
【0056】
1602において、1つまたは複数の押出成形機が、1つまたは複数の部品または押出成形部を押し出す。
【0057】
任意選択的に、1604において、1つまたは複数の部品または押出成形部が処理される。例えば、1つまたは複数の部品または押出成形部は、従来技術を用いて、陽極酸化、塗装、粉末コーティングされ得る。部品または押出成形部がアセンブリへ組み立てられた後、処理が、代替的に、または追加的に行われ得る。
【0058】
1606において、部品または押出成形部がアセンブリへ組み立てられる。例えば、これらの部品は、それぞれの部品または押出成形部と一体であり得る1つまたは複数の接合部またはフィーチャを介して、互いに物理的に結合され得る(例えば、すぐ隣の部品または押出成形部に物理的に結合され得る)。
【0059】
任意選択的に、1608において、1つまたは複数の追加の構成要素(例えば、主スパー)または構造がアセンブリに追加され得る。
【0060】
1610において、組み立て構造が金型へ配置される。
【0061】
1612において、組み立て構造が金型により把持または保持されている間、コア材料が組み立てられ構造内のキャビティへ射出される。
【0062】
任意選択的に、1614において、コア材料が、硬化(cured)または硬質化された(hardend)コアへ、硬化され、または硬質化できるようにされる。
【0063】
1616において、結果として得られる構造(例えば、完成した構造)が金型から取り外される。
[例]
【0064】
[例1]
製造方法であって、
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部をアセンブリへ組み立てる段階;
前記アセンブリを金型へ配置する段階;
前記アセンブリが前記金型内で保持されている間、コア材料を前記アセンブリの内部またはキャビティへ射出する段階;および
結果として得られる構造を前記金型から取り外す段階
を備える、方法。
【0065】
[例2]
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階の前に、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を押し出す段階
をさらに備える、例1に記載の方法。
【0066】
[例3]
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階の前に、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を金属押出成形部として押し出す段階
をさらに備える、例1に記載の方法。
【0067】
[例4]
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階の前に、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部をプラスチック押出成形部として押し出す段階
をさらに備える、例1に記載の方法。
【0068】
[例5]
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部をアセンブリへ組み立てる段階は、2つまたはそれよりも多くの押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階を有する、例1に記載の方法。
【0069】
[例6]
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部をアセンブリへ組み立てる段階は、少なくとも1つの型打ちされた部品および少なくとも1つの他の部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階を有する、例1に記載の方法。
【0070】
[例7]
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階の前に、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のうちの少なくとも一方を処理する段階
をさらに備える、例2から6のいずれかに記載の方法。
【0071】
[例8]
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階の後に、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のうちの少なくとも一方を処理する段階
をさらに備える、例2から6のいずれかに記載の方法。
【0072】
[例9]
前記アセンブリを前記金型へ配置する段階の前に、1つまたは複数の追加の構成要素(例えば、主スパー)または構造を前記アセンブリに追加する段階
をさらに備える、例1から8のいずれかに記載の方法。
【0073】
[例10]
前記アセンブリを前記金型へ配置する段階の後に、1つまたは複数の追加の構成要素(例えば、主スパー)または構造を前記アセンブリに追加する段階
をさらに備える、例1から9のいずれかに記載の方法。
【0074】
[例11]
前記コア材料を硬化または硬質化されたコアへ硬化または硬質化する段階
をさらに備える、例1から10のいずれかに記載の方法。
【0075】
[例12]
前記結果として得られる構造を前記金型から取り外す段階の前に、前記コア材料を硬化または硬質化されたコアへ硬化または硬質化する段階
をさらに備える、例1から11のいずれかに記載の方法。
【0076】
[例13]
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階は、前記それぞれの部品または押出成形部と一体である1つまたは複数の接合部またはフィーチャを介して、前記2つまたはそれよりも多くの部品のうちの物理的に結合された隣接するものを互いに有する、例1から12のいずれかに記載の方法。
【0077】
[例14]
前記アセンブリが前記金型内で保持されている間、コア材料を前記アセンブリの内部またはキャビティへ射出する段階は、前記アセンブリが前記金型内で保持されている間、膨張可能な発泡体を前記アセンブリの前記内部または前記キャビティへ射出する段階を有する、例1から13のいずれかに記載の方法。
【0078】
[例15]
内部またはキャビティを中に有する、2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のアセンブリ;
前記アセンブリを金型へ配置する段階;および
前記アセンブリに構造的剛性を提供する、前記アセンブリの前記内部または前記キャビティ内の硬化または硬質化されたコア材料でできたコア
を備える製造品。
【0079】
[例16]
前記硬化または硬質化されたコア材料は、硬質化または硬化されることができるようにされた膨張可能な発泡体材料である、例15に記載の製造品。
【0080】
[例17]
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部は各々、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の他方の1つまたは複数の接合部またはフィーチャに相補的に物理的に結合された1つまたは複数の接合部またはフィーチャを含む、例15または16のいずれかに記載の製造品。
【0081】
[例18]
前記1つまたは複数の接合部またはフィーチャは、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部と一体である、例17に記載の製造品。
【0082】
[例19]
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の各々は、外板部を含み、前記1つまたは複数の接合部またはフィーチャは、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の外板部と一体である、例の15から18のいずれかに記載の製造品。
【0083】
[例20]
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の各々は、外板部、および、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の前記外板部と一体である複数の補強構造またはスティフナを含む、例15から19のいずれかに記載の製造品。
【0084】
[例21]
前記補強構造またはスティフナは、ストリンガである、例17に記載の製造品。
【0085】
[例22]
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の各々は、外板部、および、前記コアを捕捉および/または把持するように成形および配置された複数のリテーナまたは構造的フィーチャを含む、例15から21のいずれかに記載の製造品。
[例23]
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の各々は、外板部、複数の補強構造またはスティフナ、および、前記コアを捕捉および/または把持するように成形および配置された複数のリテーナまたは構造的フィーチャを含み、前記リテーナまたは前記構造的フィーチャは、前記補強構造または前記スティフナのそれぞれと一体である、例15から22のいずれかに記載の製造品。
【0086】
[例24]
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のうちの少なくとも一方は、金属部品または金属押出成形部である、例15から23のいずれかに記載の製造品。
【0087】
[例25]
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のうちの少なくとも一方は、プラスチック部品またはプラスチック押出成形部である、例15から23のいずれかに記載の製造品。
【0088】
[例26]
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のうちの少なくとも一方は、型打ちされた部品である、例15から23のいずれかに記載の製造品。
【0089】
[例27]
製造品は、機体の構成要素である、例15から26のいずれかに記載の製造品。
【0090】
[例28]
製造品は、車両の構成要素である、例15から26のいずれかに記載の製造品。
【0091】
[例29]
製造品は、建物の構成要素である、例15から26のいずれかに記載の製造品。
【0092】
[例30]
製造品は、貯蔵コンテナまたは一貫輸送コンテナの構成要素である、例15から26のいずれかに記載の製造品。
【0093】
[例31]
本明細書において図示および説明される製造方法。
【0094】
[例32]
本明細書において図示および説明される製造品。
【0095】
上で説明された様々な実施形態は、さらなる実施形態を提供するために組み合わされ得る。上記の詳細な説明に鑑みて、実施形態に対してこれらのおよび他の変更を行うことができる。国際公開第2020/077121号として公開された国際特許出願第PCT/US2019/055687号;2021年4月23日に出願された米国仮特許出願第63/178,948号;2021年7月12日に出願された米国仮特許出願第63/220,696号を含むがこれらに限定されない、本明細書において言及され、および/または出願データシートにおいて列挙された、同一出願人による米国特許出願公開、米国特許出願、外国特許および外国特許出願の全ては、参照により、その全体が本明細書に組み込まれる。概して、以下の特許請求の範囲において、用いられている用語は、特許請求の範囲を本明細書および特許請求の範囲において開示されている具体的な実装または実施形態に限定するように解釈されるべきではなく、そのような特許請求の範囲が法的に認められる均等物の全範囲と共に、全ての可能な実装または実施形態を含むように解釈されるべきである。したがって、特許請求の範囲は、本開示により限定されない。
【手続補正書】
【提出日】2024-03-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
製造方法であって、
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部をアセンブリへ組み立てる段階;
前記アセンブリを金型へ配置する段
階、ここで、前記2つまたはそれよりも多くの部品は、前記アセンブリの内部またはキャビティを画定する1つまたは複数の外板部を含む;
前記アセンブリが前記金型内で保持されている間、コア材料を前記アセンブリ
の前記内部また
は前記キャビティへ射出する段階;および
結果として得られる構造を前記金型から取り外す段階
を備える、方法。
【請求項2】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階の前に、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を押し出す段階
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階の前に、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を金属押出成形部として押し出す段階
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階の前に、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部をプラスチック押出成形部として押し出す段階
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部をアセンブリへ組み立てる段階は、2つまたはそれよりも多くの押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部をアセンブリへ組み立てる段階は、少なくとも1つの型打ちされた部品および少なくとも1つの他の部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階の前に、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のうちの少なくとも一方を処理する段階
をさらに備える、請求項2から6のいずれ
か一項に記載の方法。
【請求項8】
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階の後に、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のうちの少なくとも一方を処理する段階
をさらに備える、請求項2から6のいずれ
か一項に記載の方法。
【請求項9】
前記アセンブリを前記金型へ配置する段階の前に、1つまたは複数の追加の構成要素または構造を前記アセンブリに追加する段階
をさらに備える、請求項1から6のいずれ
か一項に記載の方法。
【請求項10】
前記アセンブリを前記金型へ配置する段階の後に、1つまたは複数の追加の構成要素または構造を前記アセンブリに追加する段階
をさらに備える、請求項1から6のいずれ
か一項に記載の方法。
【請求項11】
前記コア材料を硬化または硬質化されたコアへ硬化または硬質化する段階
をさらに備える、請求項1から6のいずれ
か一項に記載の方法。
【請求項12】
前記結果として得られる構造を前記金型から取り外す段階の前に、前記コア材料を硬化または硬質化されたコアへ硬化または硬質化する段階
をさらに備える、請求項1から6のいずれ
か一項に記載の方法。
【請求項13】
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部を前記アセンブリへ組み立てる段階は、前記それぞれの部品または押出成形部と一体である1つまたは複数の接合部またはフィーチャを介して、前記2つまたはそれよりも多くの部品のうち
の隣接するものを互いに物理的に結
合する段階を有する、請求項1から6のいずれ
か一項に記載の方法。
【請求項14】
前記アセンブリが前記金型内で保持されている間、コア材料を前記アセンブリの内部またはキャビティへ射出する段階は、前記アセンブリが前記金型内で保持されている間、膨張可能な発泡体を前記アセンブリの前記内部または前記キャビティへ射出する段階を有する、請求項1から6のいずれ
か一項に記載の方法。
【請求項15】
2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のアセンブ
リ、ここで、前記2つまたはそれよりも多くの部品は、前記アセンブリの内部またはキャビティを画定する1つまたは複数の外板部を含む;および
前記アセンブリに構造的剛性を提供する、前記アセンブリの前記内部または前記キャビティ内の硬化または硬質化されたコア材料でできたコア
を備える製造品。
【請求項16】
前記硬化または硬質化されたコア材料は、硬質化または硬化されることができるようにされた膨張可能な発泡体材料である、請求項15に記載の製造品。
【請求項17】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部は各々、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の他方の1つまたは複数の接合部またはフィーチャに相補的に物理的に結合された1つまたは複数の接合部またはフィーチャを含む、請求項15または16のいずれ
か一項に記載の製造品。
【請求項18】
前記1つまたは複数の接合部またはフィーチャは、前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部と一体である、請求項17に記載の製造品。
【請求項19】
前記1つまたは複数の接合部またはフィーチャは
、前記1つまたは複数の外板部と一体である、請求
項17に記載の製造品。
【請求項20】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の各々は
、前記1つまたは複数の外板部と一体である複数の補強構造またはスティフナを含む、請求
項17に記載の製造品。
【請求項21】
前記複数の補強構造またはスティフナは、ストリンガである、請求
項20に記載の製造品。
【請求項22】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の各々は
、前記コアを捕捉および/または把持するように成形および配置された複数のリテーナまたは構造的フィーチャを含む、請求項15または16のいずれ
か一項に記載の製造品。
【請求項23】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部の各々は
、複数の補強構造またはスティフナ、および
、前記コアを捕捉および/または把持するように成形および配置された複数のリテーナまたは構造的フィーチ
ャを含み、前記複数のリテーナまたは構造的フィーチャは、前記複数の補強構造またはスティフナのそれぞれと一体である、請求項15または16のいずれ
か一項に記載の製造品。
【請求項24】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のうちの少なくとも一方は、金属部品または金属押出成形部である、請求項15または16のいずれ
か一項に記載の製造品。
【請求項25】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のうちの少なくとも一方は、プラスチック部品またはプラスチック押出成形部である、請求項15または16のいずれ
か一項に記載の製造品。
【請求項26】
前記2つまたはそれよりも多くの部品または押出成形部のうちの少なくとも一方は、型打ちされた部品である、請求項15または16のいずれ
か一項に記載の製造品。
【請求項27】
前記製造品は、機体の構成要素である、請求項15または16のいずれ
か一項に記載の製造品。
【請求項28】
前記製造品は、車両の構成要素である、請求項15または16のいずれ
か一項に記載の製造品。
【請求項29】
前記製造品は、建物の構成要素である、請求項15または16のいずれ
か一項に記載の製造品。
【請求項30】
前記製造品は、貯蔵コンテナまたは一貫輸送コンテナの構成要素である、請求項15または16のいずれ
か一項に記載の製造品。
【国際調査報告】