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特表2024-524883殺有害生物的に活性なジアジン-アミド化合物
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-09
(54)【発明の名称】殺有害生物的に活性なジアジン-アミド化合物
(51)【国際特許分類】
   C07D 403/04 20060101AFI20240702BHJP
   A61P 33/14 20060101ALI20240702BHJP
   A61P 33/10 20060101ALI20240702BHJP
   C07D 401/14 20060101ALI20240702BHJP
   A61K 31/497 20060101ALI20240702BHJP
   C07D 403/14 20060101ALI20240702BHJP
   C07F 7/18 20060101ALI20240702BHJP
   A01P 7/04 20060101ALN20240702BHJP
   A01N 43/60 20060101ALN20240702BHJP
【FI】
C07D403/04
A61P33/14
A61P33/10
C07D401/14 CSP
A61K31/497
C07D403/14
C07F7/18 T
A01P7/04
A01N43/60
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023575975
(86)(22)【出願日】2022-06-02
(85)【翻訳文提出日】2024-01-29
(86)【国際出願番号】 EP2022065034
(87)【国際公開番号】W WO2022258481
(87)【国際公開日】2022-12-15
(31)【優先権主張番号】202111025712
(32)【優先日】2021-06-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IN
(31)【優先権主張番号】202111032997
(32)【優先日】2021-07-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IN
(31)【優先権主張番号】21211839.2
(32)【優先日】2021-12-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】520222106
【氏名又は名称】シンジェンタ クロップ プロテクション アクチェンゲゼルシャフト
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100119013
【弁理士】
【氏名又は名称】山崎 一夫
(74)【代理人】
【識別番号】100123777
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 さつき
(74)【代理人】
【識別番号】100111796
【弁理士】
【氏名又は名称】服部 博信
(74)【代理人】
【識別番号】100123766
【弁理士】
【氏名又は名称】松田 七重
(74)【代理人】
【識別番号】100212509
【弁理士】
【氏名又は名称】太田 知子
(72)【発明者】
【氏名】ル シャペラン カミーユ
(72)【発明者】
【氏名】ホール ロジャー グラハム
(72)【発明者】
【氏名】ヴァイス マティアス
(72)【発明者】
【氏名】ベラルドッツィ シモーネ
(72)【発明者】
【氏名】キラル ジャガディーシュ プラタープ
(72)【発明者】
【氏名】ファード マンガラ
(72)【発明者】
【氏名】ピターナ トーマス
(72)【発明者】
【氏名】ジャンゲナ アンドレ
(72)【発明者】
【氏名】エル カスミ ミリアム
【テーマコード(参考)】
4C086
4H011
4H049
【Fターム(参考)】
4C086AA01
4C086AA02
4C086AA03
4C086BC48
4C086GA07
4C086GA08
4C086MA01
4C086MA04
4C086NA14
4C086ZB37
4C086ZB39
4H011AC01
4H011BB09
4H049VN01
4H049VP01
4H049VQ59
4H049VR23
4H049VR41
(57)【要約】
式(I)(式中、置換基は、請求項1に定義されるとおりである)の化合物並びにそれらの化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体及びN-オキシドは、殺虫剤として使用され得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I
【化1】
(式中、
Xは、O又はSであり;
1は、H、C1~C6アルキル、C1~C6シアノアルキル、アミノカルボニルC1~C6アルキル、ヒドロキシカルボニルC1~C6アルキル、トリメチルシリルC1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C2~C6アルケニル、C2~C6ハロアルケニル、C2~C6アルキニル、C2~C6ハロアルキニル、C3~C4シクロアルキルC1~C2アルキル、C3~C4シクロアルキルC1~C2アルキル(ここで、C3~C4シクロアルキル基は、1個若しくは2個のハロ原子で置換されている)、オキセタン-3-イル-CH2-、ベンジル又はハロゲンで置換されたベンジルであり;
2aは、H、ハロゲン、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルキルチオ、C1~C3アルコキシ、C1~C3ハロアルコキシ、SF5、CN、C3~C6シクロアルキル;C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、シアノ、C1~C3アルコキシ及びハロゲンから独立して選択される1~3個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキル;C3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、シアノ、及びハロゲンから独立して選択される1~5個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C5シアノアルキル、C1~C4アルキルスルホニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル、C1~C4アルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C3~C6シクロアルキルスルファニル、C3~C6シクロアルキルスルフィニル、又はC3~C6シクロアルキルスルホニルであり;
2bは、H、ハロゲン、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルキルチオ、C1~C3アルコキシ、C1~C3ハロアルコキシ、SF5、又はCNであり;
Aは、N又はC-R2cであり;
2cは、H、ハロゲン、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C1~C3アルコキシ、又はC1~C3ハロアルコキシであり;
3は、C1~C3アルキル又はC1~C3ハロアルキルであり;
4は、
【化2】
であり、
ここで、R4aは、水素、ハロゲン、CN、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C3~C4シクロアルキル、C1~C3アルコキシ、C1~C3ハロアルコキシ及びC(=O)NR4aa4ab(ここで、R4aa及びR4abは、互いに独立して、水素、C1~C3アルキル、C3~C5シクロアルキルから選択されるか、又はR4aa及びR4abは、それらが結合する窒素原子と一緒に、酸素及びイオウから選択されるヘテロ原子をさらに含有し得る3~12員の飽和若しくは部分不飽和ヘテロシクリルを形成し、上記ヘテロシクリルは、1~3個の置換基で置換されていてもよい)
から選択され;
4bは、水素、ハロゲン、CN、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C3~C4シクロアルキル、C1~C3アルコキシ、C1~C3ハロアルコキシ及びC(=O)NR4aa4ab(ここで、R4aa及びR4abは、互いに独立して、水素、C1~C3アルキル、C3~C5シクロアルキルから選択されるか、又はR4aa及びR4abは、それらが結合する窒素原子と一緒に、酸素及びイオウから選択されるヘテロ原子をさらに含有し得る3~12員の飽和若しくは部分不飽和ヘテロシクリルを形成し、上記ヘテロシクリルは、1~3個の置換基で置換されていてもよい)
から選択され;
4cは、水素、ハロゲン、CN、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C3~C4シクロアルキル、C1~C3アルコキシ、及びC1~C3ハロアルコキシ、又はR4a、及びR4cから選択され;
5a及びR5bは、互いに独立して、水素、ハロゲン、CN、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C3~C4シクロアルキル、C1~C3アルコキシ、及びC1~C3ハロアルコキシから選択される)
の化合物;或いは式Iの化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体及びN-オキシド。
【請求項2】
3がメチルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
AがNである、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
AがC-R2cであり、ここで、R2cは、水素又はハロゲン、好ましくは水素である、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【請求項5】
1が、水素、メチル、エチル、n-プロピル、イソブチル、シクロプロピルメチル又はHCH≡CCH2-である、請求項1~4のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項6】
2aが、ハロゲン、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルキルチオ、C1~C3アルコキシ、C1~C3ハロアルコキシ、CN、C3~C6シクロアルキル、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、シアノ、C1~C3アルコキシ及びハロゲンから独立して選択される1~3個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキル、C3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、シアノ、及びハロゲンから独立して選択される1~5個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル、C1~C5シアノアルキル、C1~C4アルキルスルホニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル、C1~C4アルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C3~C6シクロアルキルスルファニル、C3~C6シクロアルキルスルフィニル、又はC3~C6シクロアルキルスルホニルである、請求項1~5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項7】
2bが、ハロゲン、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルキルチオ、C1~C3アルコキシ、C1~C3ハロアルコキシ、又はCNである、請求項1~6のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項8】
4a、R4b、及びR4cが、互いに独立して、水素、ハロゲン、CN、C1~C3ハロアルキル及びC1~C3ハロアルコキシから選択される、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
4b及びR4cが、各々、水素であり、R4aが、水素、ハロゲン、CN、C1~C3ハロアルキル若しくはC1~C3ハロアルコキシである、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
5a及びR5bが、互いに独立して、水素、ハロゲン C1~C3アルキル、C1~C3アルコキシ、及びC1~C3ハロアルコキシから選択される、請求項1~9のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
請求項1~10のいずれか一項に記載の化合物、1種以上の助剤及び希釈剤、並びに任意にもう1種の他の有効成分を含む組成物。
【請求項12】
(i)昆虫、ダニ類、線虫又は軟体動物を駆除及び防除する方法であって、有害生物、有害生物の生息地、又は有害生物による攻撃を受けやすい植物に、殺虫的、殺ダニ的、殺線虫的又は殺軟体動物的に有効な量の、請求項1~10のいずれか一項に記載の化合物又は請求項11に記載の組成物を適用することを含む方法、又は
(ii)昆虫、ダニ類、線虫又は軟体動物による攻撃からの植物繁殖材料の保護のための方法であって、前記繁殖材料又は前記繁殖材料が植えられている場所を、有効量の、請求項1~10のいずれか一項に記載の化合物又は請求項11に記載の組成物で処理することを含む方法、又は
(iii)請求項1~10のいずれか一項に記載の化合物又は請求項11に記載の組成物を有効量で投与することを含む、必要としている動物の体内又は体表において寄生虫を防除する方法。
【請求項13】
請求項1~10のいずれか一項に記載の化合物又は請求項11に記載の組成物を含むか、又はそれで処理されているか若しくはそれに付着されている、種子などの植物繁殖材料。
【請求項14】
式II又はIIb
【化3】
(式中、R1、R3、R4a、R4b、R4c、R5a及びR5bは、互いに独立して、請求項1、2、5、8及び9のいずれか1項に記載の式Iにおいて定義されているとおりである)
の化合物。
【請求項15】
式VIIIa、VIIIa’又はVIIISi
【化4】
(式中、(RA13Siは、トリ(C1~C4アルキル)-シリルであり;
3、R4a、R4b、R4c、R5a及びR5bは、互いに独立して、請求項1、2、5、8及び9のいずれか1項に記載の式Iにおいて定義されているとおりであるか;
又はR3は、メチルであり、R4aは、水素、Cl、若しくはC1~C3アルコキシ、例えばH、Cl、若しくはメトキシであり、R4b、R4c、R5a及びR5bは、それぞれ水素である)
の化合物。
【請求項16】
式XLII又はXLII’:
【化5】
(式中、R3、R4a、R4b、R4c、R5a及びR5bは、互いに独立して、請求項1、2、5、8及び9のいずれか1項に記載の式Iにおいて定義されているとおりであるか;
又はR3は、メチルであり、R4aは、水素、Cl、OH若しくはC1~C3アルコキシ、例えばH、Cl、OH、若しくはメトキシであり、R4b、R4c、R5a及びR5bは、それぞれ水素である)
の化合物。
【請求項17】
式XLIX又はXLIX’:
【化6】
(式中、R3、R4a、R4b、R4c、R5a及びR5bは、互いに独立して、請求項1、2、5、8及び9のいずれか1項に記載の式Iにおいて定義されているとおりであるか;
又はR3は、メチルであり、R4aは、水素、若しくはClであり、R4b、R4c、R5a及びR5bは、それぞれ水素である)
の化合物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、殺有害生物的に有効である、特に殺虫的に有効な化合物、その調製プロセス、これらの化合物を含む組成物及び節足動物、特に昆虫又はダニ目(Acarina)の代表的なものを含む動物有害生物を防除するためのそれらの使用に関する。
【背景技術】
【0002】
国際公開第2020/070049号、同第2020/201398号及び同第2021/068179号は、特定のジアジン-アミド化合物を記載している。
【0003】
新規殺有害生物性活性ビスピラジンアミド化合物がここに見出されている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
従って、本発明は、第1の態様において、式I
【化1】
(式中、
Xは、O又はSであり;
1は、H、C1~C6アルキル、C1~C6シアノアルキル、アミノカルボニルC1~C6アルキル、ヒドロキシカルボニルC1~C6アルキル、トリメチルシリルC1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C2~C6アルケニル、C2~C6ハロアルケニル、C2~C6アルキニル、C2~C6ハロアルキニル、C3~C4シクロアルキルC1~C2アルキル、C3~C4シクロアルキルC1~C2アルキル(ここで、C3~C4シクロアルキル基は、1個若しくは2個のハロ原子で置換されている)、オキセタン-3-イル-CH2-、ベンジル又はハロゲンで置換されたベンジルであり;
2aは、H、ハロゲン、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルキルチオ、C1~C3アルコキシ、C1~C3ハロアルコキシ、SF5、CN、C3~C6シクロアルキル;C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、シアノ、C1~C3アルコキシ及びハロゲンから独立して選択される1~3個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキル;C3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、シアノ、及びハロゲンから独立して選択される1~5個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C5シアノアルキル、C1~C4アルキルスルホニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル、C1~C4アルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C3~C6シクロアルキルスルファニル、C3~C6シクロアルキルスルフィニル、又はC3~C6シクロアルキルスルホニルであり;
2bは、H、ハロゲン、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルキルチオ、C1~C3アルコキシ、C1~C3ハロアルコキシ、SF5、又はCNであり;
Aは、N又はC-R2cであり;
2cは、H、ハロゲン、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C1~C3アルコキシ、又はC1~C3ハロアルコキシであり;
3は、C1~C3アルキル又はC1~C3ハロアルキルであり;
4は、
【化2】
であり、ここで、R4aは、水素、ハロゲン、CN、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C3~C4シクロアルキル、C1~C3アルコキシ、C1~C3ハロアルコキシ及びC(=O)NR4aa4ab(ここで、R4aa及びR4abは、互いに独立して、水素、C1~C3アルキル、C3~C5シクロアルキルから選択されるか、又はR4aa及びR4abは、それらが結合する窒素原子と一緒に、酸素及びイオウから選択されるヘテロ原子をさらに含有し得る3~12員の飽和若しくは部分不飽和ヘテロシクリルを形成し、上記ヘテロシクリルは、1~3個の置換基で置換されていてもよい)
から選択され;
4bは、水素、ハロゲン、CN、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C3~C4シクロアルキル、C1~C3アルコキシ、C1~C3ハロアルコキシ及びC(=O)NR4aa4ab(ここで、R4aa及びR4abは、互いに独立して、水素、C1~C3アルキル、C3~C5シクロアルキルから選択されるか、又はR4aa及びR4abは、それらが結合する窒素原子と一緒に、酸素及びイオウから選択されるヘテロ原子をさらに含有し得る3~12員の飽和若しくは部分不飽和ヘテロシクリルを形成し、上記ヘテロシクリルは、1~3個の置換基で置換されていてもよい)
から選択され;
4cは、水素、ハロゲン、CN、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C3~C4シクロアルキル、C1~C3アルコキシ、及びC1~C3ハロアルコキシ、又はR4a、及びR4cから選択され;
5a及びR5bは、互いに独立して、水素、ハロゲン、CN、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C3~C4シクロアルキル、C1~C3アルコキシ、及びC1~C3ハロアルコキシから選択される)
の化合物;或いは式Iの化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体及びN-オキシドに関する。
【発明を実施するための形態】
【0005】
少なくとも1つの塩基性中心(basic centre)を有する式Iの化合物は、例えば、酸付加塩、例えば無機強酸、例えば鉱酸、例えば過塩素酸、硫酸、硝酸、亜硝酸、リン酸又はハロゲン化水素酸との酸付加塩、強有機カルボン酸、例えば非置換であるか又は例えばハロゲンで置換されるC1~C4アルカンカルボン酸、例えば酢酸、例えば飽和又は不飽和ジカルボン酸、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸又はフタル酸、例えばヒドロキシカルボン酸、例えばアスコルビン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸又はクエン酸、又は例えば安息香酸との酸付加塩、又は有機スルホン酸、例えば非置換であるか又は例えばハロゲンで置換されるC1~C4アルカン-又はアリールスルホン酸、例えばメタン-又はp-トルエンスルホン酸との酸付加塩を形成することができる。少なくとも1つの酸性基を有する式Iの化合物は、例えば、塩基との塩、例えば無機塩、例えばアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩又はマグネシウム塩、又はアンモニア又は有機アミンとの塩、例えばモルホリン、ピペリジン、ピロリジン、モノ-、ジ-又はトリ-低級アルキルアミン、例えばエチル-、ジエチル-、トリエチル-又はジメチルプロピルアミン、又はモノ-、ジ-又はトリヒドロキシ-低級アルキルアミン、例えばモノ-、ジ-又はトリエタノールアミンを形成することができる。
【0006】
各事例において、本発明に係る式Iの化合物は、遊離形態、N-オキシドとして酸化型又は塩形態であり、例えば農学的に使用可能な塩形態である。
【0007】
N-オキシドは、第三級アミンの酸化型又は窒素含有芳香族複素環式化合物の酸化型である。これらは、例えば、書籍“Heterocyclic N-oxides”,A.Albini and S.Pietra,CRC Press,Boca Raton 1991に記載されている。
【0008】
本発明に係る式Iの化合物は、塩形成中に形成され得る水和物も含む。
【0009】
本明細書において用いられる場合、「C1~Cnアルキル」という用語は、炭素原子のいずれかを介して結合している、1~n個の炭素原子を有する飽和直鎖又は分岐炭化水素ラジカルを指し、例えばラジカルであるメチル、エチル、n-プロピル、1-メチルブチル、2-メチルブチル、3-メチルブチル、2,2-ジメチルプロピル、1-エチルプロピル、n-ヘキシル、n-ペンチル、1,1-ジメチルプロピル、1,2-ジメチルプロピル、1-メチルペンチル、2-メチルペンチル、3-メチルペンチル、4-メチルペンチル、1,1-ジメチルブチル、1,2-ジメチルブチル、1,3-ジメチルブチル、2,2-ジメチルブチル、2,3-ジメチルブチル、3,3-ジメチルブチル、1-エチルブチル、2-エチルブチル、1,1,2-トリメチルプロピル、1,2,2-トリメチルプロピル、1-エチル-1-メチルプロピル又は1-エチル-2-メチルプロピルのいずれか1つである。
【0010】
本明細書において用いられる場合、「C1~Cnハロアルキル」という用語は、炭素原子のいずれかを介して結合している、1~n個の炭素原子を有する直鎖又は分岐飽和アルキルラジカルを指し(上記のとおり)、ここで、これらのラジカル中の水素原子のいくつか又はすべては、フッ素、塩素、臭素及び/又はヨウ素によって置換され得、すなわち例えばクロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、2-フルオロエチル、2-クロロエチル、2-ブロモエチル、2-ヨードエチル、2,2-ジフルオロエチル、2,2,2-トリフルオロエチル、2-クロロ-2-フルオロエチル、2-クロロ-2,2-ジフルオロエチル、2,2-ジクロロ-2-フルオロエチル、2,2,2-トリクロロエチル、ペンタフルオロエチル、2-フルオロプロピル、3-フルオロプロピル、2,2-ジフルオロプロピル、2,3-ジフルオロプロピル、2-クロロプロピル、3-クロロプロピル、2,3-ジクロロプロピル、2-ブロモプロピル、3-ブロモプロピル、3,3,3-トリフルオロプロピル、3,3,3-トリクロロプロピル、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル、ヘプタフルオロプロピル、1-(フルオロメチル)-2-フルオロエチル、1-(クロロメチル)-2-クロロエチル、1-(ブロモメチル)-2-ブロモエチル、4-フルオロブチル、4-クロロブチル、4-ブロモブチル又はノナフルオロブチルのいずれか1つである。「C1~C2フルオロアルキル」という用語は、1、2、3、4又は5個のフッ素原子を有するC1~C2アルキルラジカルを指し、例えばジフルオロメチル、トリフルオロメチル、1-フルオロエチル、2-フルオロエチル、2,2-ジフルオロエチル、2,2,2-トリフルオロエチル、1,1,2,2-テトラフルオロエチル又はペンタフルオロエチルのいずれか1つであろう。
【0011】
本明細書において用いられる場合、「C1~Cnアルコキシ」という用語は、酸素原子を介して結合している、1~n個の炭素原子(上記のとおり)を有する直鎖又は分岐飽和アルキルラジカルを指し、すなわち例えばメトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、1-メチルエトキシ、n-ブトキシ、1-メチルプロポキシ、2-メチルプロポキシ又は1,1-ジメチルエトキシラジカルのいずれか1つである。本明細書において用いられる場合、「ハロC1~Cnアルコキシ」という用語は、アルキルラジカル上の1個以上の水素原子が、同一の又は異なるハロ原子によって置換されたC1~Cnアルコキシラジカル(例としては、トリフルオロメトキシ、2-フルオロエトキシ、3-フルオロプロポキシ、3,3,3-トリフルオロプロポキシ、4-クロロブトキシが挙げられる)を指す。
【0012】
本明細書において用いられる場合、「C1~Cnシアノアルキル」という用語は、1~n個の炭素原子を有する直鎖又は分岐飽和C1~Cnアルキルラジカル(上記のとおり)を指し、ここで、これらのラジカル中の水素原子の1個がシアノ基によって置換されており、例えばシアノメチル、2-シアノエチル、2-シアノプロピル、3-シアノプロピル、1-(シアノメチル)-2-エチル、1-(メチル)-2-シアノエチル、4-シアノブチル等である。
【0013】
本明細書において用いられる場合、「C3~Cnシクロアルキル」という用語は、シクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン及びシクロヘキサンなどの3~n員シクロアルキル基を指す。
【0014】
本明細書において用いられる場合、「C3~C4シクロアルキル-C1~C2アルキル-」という用語は、メチレン又はエチレン基のいずれかを有する3又は4員シクロアルキル基を指し、このメチレン又はエチレン基は、分子の残部に結合している。この場合、C3~C4シクロアルキル-C1~C2アルキル-基は、置換され、置換基は、シクロアルキル基及び/又はアルキル基上にあり得る。
【0015】
本明細書において用いられる場合、「アミノカルボニルC1~Cnアルキル」という用語は、アルキルラジカルを指し、ここで、ラジカル中の水素原子の1個は、CONH2基によって置換されている。
【0016】
本明細書において用いられる場合、「ヒドロキシカルボニルC1~Cnアルキル」という用語は、ラジカル中の水素原子の1個がCOOH基によって置換されているアルキルラジカルを指す。
【0017】
本明細書において用いられる場合、「C1~Cnアルキルスルファニル」という用語は、硫黄原子を介して結合しているC1~Cnアルキル部分を指す。同様に、本明細書において用いられる場合、「C1~Cnハロアルキルチオ」又は「C1~Cnハロアルキルスルファニル」という用語は、硫黄原子を介して結合しているC1~Cnハロアルキル部分を指す。同様に、「C3~Cnシクロアルキルスルファニル」という用語は、硫黄原子を介して結合している3~n員シクロアルキル部分を指す。
【0018】
本明細書において用いられる場合、「C1~Cnアルキルスルフィニル」という用語は、S(=O)基の硫黄原子を介して結合しているC1~Cnアルキル部分を指す。同様に、本明細書において用いられる場合、「C1~Cnハロアルキルスルフィニル」又は「C1~Cnハロアルキルスルフィニル」という用語は、S(=O)基の硫黄原子を介して結合しているC1~Cnハロアルキル部分を指す。同様に、「C3~Cnシクロアルキルスルフィニル」という用語は、S(=O)基の硫黄原子を介して結合している3~n員シクロアルキル部分を指す。
【0019】
本明細書において用いられる場合、「C1~Cnアルキルスルホニル」という用語は、S(=O)2基の硫黄原子を介して結合しているC1~Cnアルキル部分を指す。同様に、本明細書において用いられる場合、「C1~Cnハロアルキルスルホニル」又は「C1~Cnハロアルキルスルホニル」という用語は、S(=O)2基の硫黄原子を介して結合しているC1~Cnハロアルキル部分を指す。同様に、「C3~Cnシクロアルキルスルホニル」という用語は、S(=O)2基の硫黄原子を介して結合している3~n員シクロアルキル部分を指す。
【0020】
本明細書において用いられる場合、「トリメチルシリルC1~Cnアルキル」という用語は、C1~Cnラジカルを指し、ここで、ラジカル中の水素原子の1個は、-Si(CH33基によって置換されている。
【0021】
本明細書において用いられる場合、「C2~Cnアルケニル」という用語は、2~n個の炭素原子及び1つ又は2つの二重結合を有する直鎖又は分岐アルケニル鎖を指し、例えばエテニル、プロプ-1-エニル、ブタ-2-エニルである。
【0022】
本明細書において用いられる場合、「C2~Cnハロアルケニル」という用語は、同一であるか又は異なり得る1個以上のハロ原子で置換されているC2~Cnアルケニル部分を指す。
【0023】
本明細書において用いられる場合、「C2~Cnアルキニル」という用語は、2~n個の炭素原子及び1つの三重結合を有する直鎖又は分岐アルキニル鎖を指し、例えばエチニル、プロプ-2-イニル、ブタ-3-イニルである。
【0024】
本明細書において用いられる場合、「C2~Cnハロアルキニル」という用語は、同一であるか又は異なり得る1個以上のハロ原子で置換されているC2~Cnアルキニル部分を指す。
【0025】
4aa及びR4abに関連して本明細書で使用される用語「ヘテロシクリル」は、2-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル、6-オキサ-3-アザビシクロ[3.1.1]ヘプタン-3-イル、1,4-オキサゼパン-4-イル、チオモルホリン-4-イル、1,1-ジオキシドチオモルホリン-4-イル、4-メチルピペラジン-1-イル、モルホリン-4-イル、ピペリジン-1-イル、ピロリジン-1-イル、アゼチジン-1-イル、3-オキソピペラジン-1-イル、4-メチル-3-オキソ-ピペラジン-1-イル、3,5-ジオキソピペラジン-1-イル、3,3-ジメチル-1,3-アザシリナン-1-イル、チオモルホリン-4-イルであってよく、ここで、モルホリン-4-イル、ピペリジン-1-イル、ピロリジン-1-イル及びアゼチジン-1-イルは、フッ素、ヒドロキシ、メチル、メトキシ、1,2,4-オキサジアゾリル、及び2-メチルピラゾリルからなる群から選択される1~4個の置換基で任意に置換されていてもよい。
【0026】
ハロゲン又は「ハロ」は、一般にフッ素、塩素、臭素又はヨウ素である。これは、相応して、ハロゲンと他の意味、例えば、ハロアルキルとの組合せにも適用される。
【0027】
本明細書において用いられる場合、「防除する」という用語は、植物又は植物由来産物に対する被害が低減するように有害生物の数を低減させ、有害生物を駆除し、且つ/又はさらなる有害生物による被害を予防することを指す。
【0028】
本明細書において用いられる場合、例えばR4及びK-1における波線は、化合物の残部に対する結合点/接続点を表す。
【0029】
本明細書において用いられる場合、「有害生物」という用語は、農業、園芸、林業、植物由来産物(果実、穀粒及びひき材など)の保管において見られる昆虫及び軟体動物;並びに人工構造物の被害に関連する有害生物を指す。有害生物という用語は、有害生物のライフサイクルにおけるすべてのステージを包含する。
【0030】
本明細書において用いられる場合、「有効量」という用語は、単一回又は複数回の適用で所望の効果がもたらされる化合物又はその塩の量を指す。
【0031】
有効量は、公知の技術の使用により及び類似する状況下で得られる結果を観察することにより、当業者によって容易に判定される。有効量の判定では、特に、これらに限定されないが、適用される植物の種類又は植物に由来する産物の種類;防除される有害生物及びそのライフサイクル;適用される特定の化合物;適用の種類;並びに他の関連する状況を含む多数の要因が考慮される。
【0032】
当業者が理解するであろうとおり、式Iの化合物は、以下の構造中においてアスタリスクで示すステレオジエン中心を含み、
【化3】
式中、A、X、R1、R2a、R2b、R3、R4、R5a及びR5bは、第1の態様において定義されているとおりである。
【0033】
本発明は、ラセミ化合物及び個々の鏡像異性体の両方を企図する。好ましい立体化学を有する化合物を以下に示す。
【化4】
【0034】
特に好ましい本発明の化合物は、式I’a:
(式中、A、X、R1、R2a、R2b、R3、R4、R5a及びR5bは、第1の態様において定義されているとおりである)
の化合物並びに式(I’a)の化合物の立体異性体、鏡像異性体、互変異性体及びN-オキシド、並びに農芸化学的に許容可能な塩である。
【0035】
本明細書において用いられる場合、「任意に置換されていてもよい」という用語は、言及されている基が無置換であるか、又は、指定の置換基によって置換されていてもよいことを意味し、例えば、「C3~C4シクロアルキルは1個又は2個のハロ原子で任意に置換されていてもよい」とは、C3~C4シクロアルキル、1個のハロ原子で置換されたC3~C4シクロアルキル、及び、2個のハロ原子で置換されたC3~C4シクロアルキルを意味する。
【0036】
本発明に係る実施形態は以下のとおり提供される。
【0037】
本発明の各態様の一実施形態において、Xは、Oである。
【0038】
本発明の各態様の一実施形態において、R1は、
A.水素、メチル、エチル、n-プロピル、イソブチル、シクロプロピルメチル若しくはHCH≡CCH2-であるか;又は
B.水素、メチル、若しくはシクロプロピルメチルであるか;又は
C.水素であるか;又は
D.メチルであるか;又は
E.シクロプロピルメチル(すなわち、C35CH2)であるか;又は
F.水素若しくはメチル
である。
【0039】
本発明の各態様の一実施形態において、Aは、
A.Nであるか;又は
B.C-R2cであり、ここで、R2cは、水素又はハロゲン(Cl、F、Br及びIなど)であり;好ましくは、R2cは、水素であり;又は
C.CH
である。
【0040】
本発明の各態様の一実施形態において、R2aは、
A.ハロゲン、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルキルチオ、C1~C3アルコキシ、C1~C3ハロアルコキシ、CN、C3~C6シクロアルキル;C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、シアノ、C1~C3アルコキシ、及びハロゲンから独立して選択される1~3個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキル;C3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、シアノ、及びハロゲンから独立して選択される1~5個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C5シアノアルキル、C1~C4アルキルスルホニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル、C1~C4アルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C3~C6シクロアルキルスルファニル、C3~C6シクロアルキルスルフィニル、若しくはC3~C6シクロアルキルスルホニルであるか;又は
B.ハロゲン、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルキルチオ、C1~C3アルコキシ、C1~C3ハロアルコキシ、CN、C3~C6シクロアルキル;C1~C3ハロアルキル、シアノ、C1~C3アルコキシ及びハロゲンから独立して選択される1個若しくは2個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキル;C3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C3ハロアルキル、シアノ、及びハロゲンから独立して選択される1~3個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C5シアノアルキル、C1~C4アルキルスルホニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル、C1~C4アルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C3~C6シクロアルキルスルファニル、C3~C6シクロアルキルスルフィニル、若しくはC3~C6シクロアルキルスルホニルであるか;又は
C.ハロゲン、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルキルチオ、C1~C3ハロアルコキシ、C3~C6シクロアルキル;C1~C3ハロアルキル、シアノ、C1~C3アルコキシ及びハロゲンから独立して選択される1個若しくは2個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキル;C3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C3ハロアルキル、シアノ、及びハロゲンから独立して選択される1~3個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C5シアノアルキル、C1~C4アルキルスルホニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル、C1~C4アルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C3~C6シクロアルキルスルファニル、C3~C6シクロアルキルスルフィニル、若しくはC3~C6シクロアルキルスルホニルであるか;又は
D.ハロゲン、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルコキシ、C1~C5シアノアルキル、若しくはC1~C4ハロアルキルスルホニルであるか;又は
E.塩素、臭素、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、1-シアノ-シクロプロピル、若しくはトリフルオロメチルスルホニルであるか;又は
F.塩素、臭素、ヨウ素、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、1-シアノ-シクロプロピル、1-シアノ-1-メチルエチル、メチルスルホニル、若しくはトリフルオロメチルスルホニルであるか;又は。
【0041】
本発明の各態様の一実施形態において、R2bは、
A.ハロゲン、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルキルチオ、C1~C3アルコキシ、C1~C3ハロアルコキシ、若しくはCNであるか;又は
B.ハロゲン、C1~C3ハロアルキル、若しくはC1~C3ハロアルコキシであるか;又は
C.ハロゲン若しくはC1~C3ハロアルキルであるか;又は
D.塩素、臭素、トリフルオロメチル、若しくはジフルオロメチルであるか;又は
E.塩素、臭素、若しくはトリフルオロメチルであるか;又は
F.塩素、臭素、ヨウ素、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、若しくはトリフルオロメチル
である。
【0042】
本発明の各態様の一実施形態において、R3は、
A.C1~C3アルキル若しくはC1~C3ハロアルキルであるか;又は
B.メチル
である。
【0043】
本発明の各態様の一実施形態において、R4aは、
A.水素、ハロゲン、CN、C1~C3ハロアルキル若しくはC1~C3ハロアルコキシであるか;又は
B.水素、ハロゲン、CN、CF3、O-CF3、若しくはO-CHF2であり、
C.水素、Cl、Br、CN、若しくはCF3であるか;又は
D.水素、Cl、若しくはCNであるか;又は
E.水素
である。
【0044】
本発明の各態様の一実施形態において、R4bは、
A.水素、ハロゲン、CN、C1~C3ハロアルキル若しくはC1~C3ハロアルコキシであるか;又は
B.水素、ハロゲン、CN、CF3、O-CF3、若しくはO-CHF2であり、
C.水素、Cl、Br、CN、若しくはCF3であるか;又は
D.水素
である。
【0045】
本発明の各態様の一実施形態において、R4cは、
A.水素、ハロゲン、CN、C1~C3ハロアルキル若しくはC1~C3ハロアルコキシであるか;又は
B.水素、ハロゲン、CN、CF3、O-CF3、若しくはO-CHF2であり、
C.水素、Cl、Br、CN、若しくはCF3であるか;又は
D.水素
である。
【0046】
本発明の各態様の一実施形態において、以下の表Zに関連して、R4は、
A.R4-1、R4-2、R4-3、R4-4、若しくはR4-5;又は
B.R4-1、R4-2、若しくはR4-4;又は
C.R4-4;又は
D.R4-2;又は
E.R4-1;又は
【0047】
本発明の各態様の一実施形態において、R5a及びR5bは、互いに独立して及びQ1~Q4から独立して、
A.水素、ハロゲンC1~C3アルキル、C1~C3アルコキシ、及びC1~C3ハロアルコキシから選択され、又は
B.水素、ハロゲン、メチル、メトキシ、及びハロメトキシから選択され、又は
C.水素、Cl、メチル、メトキシ、及びOCF2Hから選択され、又は
D.メチル及び水素から選択される。
【0048】
本発明の各態様の一実施形態において、R5aはメチルであり、R5bは水素である。
【0049】
本発明の各態様の一実施形態において、R5aは水素であり、R5bは水素である。
【0050】
従って、本発明は、上記に定義されている置換基R1、R2a、R2b、R3、R4a、R4b、R4c、R5a、R5b、X、及びAを、あらゆる組み合わせ/それぞれの順列で有する式Iの化合物を利用可能とする。従って、例えば、Aが第1の態様(すなわち、Aは、N又はC-R2cであり、ここで、R2cは、H、ハロゲン、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C1~C3アルコキシ、若しくはC1~C3ハロアルコキシである)のものであり;XがO若しくはSであり;R1が実施形態B(すなわち、水素、メチル、若しくはシクロプロピルメチル)であり;R2aが実施形態C(すなわち、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルキルチオ、C1~C3ハロアルコキシ、C3~C6シクロアルキル;C1~C3ハロアルキル、シアノ、C1~C3アルコキシ及びハロゲンから独立して選択される1個又は2個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキル;C3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C3ハロアルキル、シアノ、及びハロゲンから独立して選択される1~3個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C5シアノアルキル、C1~C4アルキルスルホニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル、C1~C4アルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C3~C6シクロアルキルスルファニル、C3~C6シクロアルキルスルフィニル、又はC3~C6シクロアルキルスルホニル)であり;R2bが実施形態B(すなわち、ハロゲン、C1~C3ハロアルキル、又はC1~C3ハロアルコキシ)であり;R3が実施形態B(すなわち、メチル)であり;R4a、R4b、及びR4cが、互いに独立して、第1の態様(すなわち、R4a、R4b、及びR4cは、互いに独立して、水素、ハロゲン、CN、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C3~C4シクロアルキル、C1~C3アルコキシ、及びC1~C3ハロアルコキシから選択される)であり;R5aが実施形態A(すなわち、水素、ハロゲンC1~C3アルキル、C1~C3アルコキシ、及びC1~C3ハロアルコキシから選択される)であり;R5bが実施形態C(すなわち、水素、Cl、メチル、メトキシ、及びOCF2Hから選択される)である式Iの化合物が利用可能とされている。
【0051】
一実施形態において、式Iの化合物は、
【化5】
として表すことができ、式中、R1、R3、R4a、R4b、R4c、R5a、及びR5bは、第1の態様において定義されている通りであり、Xは、Oであり、R2は、第1の態様で定義されている、A並びに置換基R2a及びR2bを含有する環式基である。
【0052】
本発明の各態様の一実施形態において、R2(A並びに置換基R2a及びR2bを含有する環式基)は、
A.K-1~K-24、及びK-25~K-41:
【化6】
【化7】
から選択され、
B.K-1、K-2、K-3、K-5、K-6、K-7、K-9、K-10、K-11、K-12、K-14、K-16、K-18、K-21、K-22、K-23及びK-24から選択され;又は
C.K-1、K-2、K-5、K-7、K-9、K-10、K-11、K-12、K-14、K-16、K-18、K-21、K-22及びK-23から選択され;又は
D.K-1、K-5、K-9、K-12、K-14、K-16、K-21及びK-23から選択され;又は
E.K-1、K-7、K-9、K-10、K-11、K-13、K-18、K-21及びK-23から選択され;又は
F.K-1、K-7、K-10、K-11、K-18、K-21及びK-23から選択され;又は
G.K-1、K-9、K-10、K-14、K-21及びK-23から選択され;又は
H.K-1、K-9、K-10、K-11、K-21及びK-23から選択され;又は
I.K-1;又は
J.K-10;又は
K.K-9;又は
L.K-1、K-3、K-4、K-5、K-7、K-8、K-9、K-10、K-11、K-13、K-14、K-17、K-19、K-21、K-23、K-24、K-25、K-26、K-27、K-28、K-29、K-30、K-31、K-32、K-33、K-34、K-35、K-36、K-37、K-38、K-39、K-40、及びK-41から選択され;又は
M.K-3、K-7、K-19、K-20、K-27、K-28、K-29、若しくはK-30から選択され;又は
N.K-11、K-17、K-24、若しくはK-34から選択され;又は
O.K-1、K-3、K-4、K-5、K-7、K-8、K-9、K-11、K-13、K-14、K-17、K-19、K-23、K-24、K-25、K-26、K-27、K-28、K-29、K-30、K-31、K-32、K-33、K-34、K-35、K-36、K-37、K-38、K-39、K-40、及びK-41から選択され;又は
P.K-23、K-32、K-33、K-36、K-37、K-38、K-39、K-40、及びK-41から選択され;又は
Q.K-14、K-25、K-27、K-28、及びK-41から選択され;又は
R.K-1、K-3、K-4、K-5、K-7、K-8、K-9、K-11、K-13、K-14、K-17、K-19、K-26、K-31、K-32、K-33から選択され;又は
S.K-7、K-8、K29、K-30、及びK-31から選択される。
【0053】
本発明の各態様の一実施形態において、式Iの化合物は、Xとして、酸素を有し;R1として、水素、メチル、エチル、n-プロピル、イソブチル、シクロプロピルメチル又はHCH≡CCH2-を有し;
2aとして、ハロゲン、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルキルチオ、C1~C3ハロアルコキシ、C3~C6シクロアルキル;C1~C3ハロアルキル、シアノ、C1~C3アルコキシ、及びハロゲンから独立して選択される1若しくは2個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキル;C3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C3ハロアルキル、シアノ、及びハロゲンから独立して選択される1~3個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C5シアノアルキル、C1~C4アルキルスルホニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル、C1~C4アルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C3~C6シクロアルキルスルファニル、C3~C6シクロアルキルスルフィニル、又はC3~C6シクロアルキルスルホニルを有し;
2bとして、ハロゲン又はC1~C3ハロアルキルを有し;
Aとして:N、CCl、CBr、CF、Cl又はCHを有し;
3として、メチルを有し;
4a、R4b、及びR4cとして、互いに独立して、水素、ハロゲン、CN、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C3~C4シクロアルキル、C1~C3アルコキシ、又はC1~C3ハロアルコキシを有し;R5a及びR5bとして、互いに独立して、水素、ハロゲンC1~C3アルキル、C1~C3アルコキシ、及びC1~C3ハロアルコキシから選択される。
【0054】
本発明の各態様の一実施形態において、式Iの化合物は、Xとして、酸素を有し;R1として、水素、メチル、又はシクロプロピルメチルを有し;
2aとして、ハロゲン、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルキルチオ、C1~C3ハロアルコキシ、C3~C6シクロアルキル;C1~C3ハロアルキル、シアノ、C1~C3アルコキシ及びハロゲンから独立して選択される1若しくは2個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキル;C3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C3ハロアルキル、シアノ、及びハロゲンから独立して選択される1~3個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C5シアノアルキル、C1~C4アルキルスルホニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル、C1~C4アルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C3~C6シクロアルキルスルファニル、C3~C6シクロアルキルスルフィニル、又はC3~C6シクロアルキルスルホニルを有し;
2bとして、ハロゲン又はC1~C3ハロアルキルを有し;
Aとして、N又はCHを有し;
3として、メチルを有し;
4a、R4b、及びR4cとして、互いに独立して、水素、ハロゲン、CN、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C3~C4シクロアルキル、C1~C3アルコキシ、又はC1~C3ハロアルコキシを有し;R5a及びR5bとして、互いに独立して、水素、ハロゲンC1~C3アルキル、C1~C3アルコキシ、及びC1~C3ハロアルコキシから選択される。
【0055】
本発明の各態様の一実施形態において、式Iの化合物は、Xとして、酸素を有し;R1として、水素、メチル、又はシクロプロピルメチルを有し;
2aとして、ハロゲン、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルキルチオ、C1~C3ハロアルコキシ、C3~C6シクロアルキル;C1~C3ハロアルキル、シアノ、C1~C3アルコキシ及びハロゲンから独立して選択される1若しくは2個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキル;C3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C3ハロアルキル、シアノ、及びハロゲンから独立して選択される1~3個の置換基で置換されたC3~C6シクロアルキルC1~C4アルキル;C1~C5シアノアルキル、C1~C4アルキルスルホニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル、C1~C4アルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C3~C6シクロアルキルスルファニル、C3~C6シクロアルキルスルフィニル、又はC3~C6シクロアルキルスルホニルを有し;
2bとして、ハロゲン又はC1~C3ハロアルキルを有し;
Aとして、N又はCHを有し;
3として、メチルを有し;
4a、R4b、及びR4cとして、互いに独立して、水素、ハロゲン、CN、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C3~C4シクロアルキル、C1~C3アルコキシ、又はC1~C3ハロアルコキシを有し;R5a及びR5bとして、互いに独立して、水素、Cl、メチル、メトキシ、及びOCF2Hから選択される。
【0056】
本発明の各態様の一実施形態において、式Iの化合物は、Xとして、酸素を有し;R1として、水素、メチル、又はシクロプロピルメチルを有し;
2aとして、ハロゲン、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルコキシ、C1~C5シアノアルキル、又はC1~C4ハロアルキルスルホニルを有し;
2bとして、ハロゲン又はC1~C3ハロアルキルを有し;
Aとして、N又はCHを有し;
3として、メチルを有し;
4a、R4b、及びR4cとして、互いに独立して、水素、ハロゲン、CN、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C3~C4シクロアルキル、C1~C3アルコキシ、又はC1~C3ハロアルコキシを有し;R5a及びR5bとして、互いに独立して、水素、Cl、メチル、メトキシ、及びOCF2Hから選択される。
【0057】
本発明の各態様の一実施形態において、式Iの化合物は、Xとして、酸素を有し;R1として、水素、メチル、又はシクロプロピルメチルを有し;
2aとして、ハロゲン、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルコキシ、C1~C5シアノアルキル、又はC1~C4ハロアルキルスルホニルを有し;
2bとして、ハロゲン又はC1~C3ハロアルキルを有し;
Aとして、N又はCHを有し;
3として、メチルを有し;
4a、R4b、及びR4cとして、互いに独立して、水素、ハロゲン、CN、CF3、O-CF3、又はO-CHF2を有し;R5a及びR5bとして、互いに独立して、水素、Cl、メチル、メトキシ、及びOCF2Hから選択される。
【0058】
本発明の各態様の一実施形態において、式Iの化合物は、Xとして、酸素を有し;R1として、水素、メチル、又はシクロプロピルメチルを有し;
2aとして、ハロゲン、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルコキシ、C1~C5シアノアルキル、又はC1~C4ハロアルキルスルホニルを有し;
2bとして、ハロゲン又はC1~C3ハロアルキルを有し;
Aとして、N又はCHを有し;
3として、メチルを有し;
4a、R4b、及びR4cとして、互いに独立して、水素、Cl、Br、CN、又はCF3を有し;R5a及びR5bとして、互いに独立して、水素、Cl、メチル、メトキシ、及びOCF2Hから選択される。
【0059】
本発明の各態様の一実施形態において、式Iの化合物は、Xとして、酸素を有し;R1として、水素、メチル、又はシクロプロピルメチルを有し;
2aとして、ハロゲン、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルコキシ、C1~C5シアノアルキル、又はC1~C4ハロアルキルスルホニルを有し;
2bとして、ハロゲン又はC1~C3ハロアルキルを有し;
Aとして、N又はCHを有し;
3として、メチルを有し;
4b及びR4cとして、それぞれ、水素を有し;
4aとして、水素、ハロゲン、CN、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C3~C4シクロアルキル、C1~C3アルコキシ、又はC1~C3ハロアルコキシを有し;
5a及びR5bとして、互いに独立して、水素、Cl、メチル、メトキシ、及びOCF2Hから選択される。
【0060】
本発明の各態様の一実施形態において、式Iの化合物は、Xとして、酸素を有し;R1として、水素、メチル、又はシクロプロピルメチルを有し;
2aとして、ハロゲン、C1~C3ハロアルキル、C1~C3ハロアルコキシ、C1~C5シアノアルキル、又はC1~C4ハロアルキルスルホニルを有し;
2bとして、ハロゲン又はC1~C3ハロアルキルを有し;
Aとして、N又はCHを有し;
3として、メチルを有し;
4b及びR4cとして、それぞれ水素を有し;
4aとして、水素、ハロゲン、CN、CF3、O-CF3、又はO-CHF2を有し;
5a及びR5bとして、互いに独立して、水素、Cl、メチル、メトキシ、及びOCF2Hから選択される。
【0061】
本発明の各態様の一実施形態において、式I-1又は式I-1’aの化合物は、R1として、水素、メチル、エチル、n-プロピル、イソブチル、シクロプロピルメチル又はHCH≡CCH2-を有し;
2として、K-1~K-24の1つを有し;
3として、メチルを有し;
4a、R4b、及びR4cとして、互いに独立して、水素、ハロゲン、CN、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C3~C4シクロアルキル、C1~C3アルコキシ、又はC1~C3ハロアルコキシを有し;R5a及びR5bとして、互いに独立して、水素、ハロゲンC1~C3アルキル、C1~C3アルコキシ、及びC1~C3ハロアルコキシから選択される。
【0062】
本発明の各態様の一実施形態において、式I-1又は式I-1’aの化合物は、R1として、水素、メチル、又はシクロプロピルメチルを有し;
2として、K-1~K-24の1つを有し;
3として、メチルを有し;
4a、R4b、及びR4cとして、互いに独立して、水素、ハロゲン、CN、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C3~C4シクロアルキル、C1~C3アルコキシ、又はC1~C3ハロアルコキシを有し;R5a及びR5bとして、互いに独立して、水素、ハロゲンC1~C3アルキル、C1~C3アルコキシ、及びC1~C3ハロアルコキシから選択される。
【0063】
本発明の各態様の一実施形態において、式I-1又は式I-1’aの化合物は、R1として、水素、メチル、又はシクロプロピルメチルを有し;
2として、K-1~K-24の1つを有し;
3として、メチルを有し;
4a、R4b、及びR4cとして、互いに独立して、水素、ハロゲン、CN、CF3、O-CF3、又はO-CHF2を有し;
5a及びR5bとして、互いに独立して、水素、ハロゲンC1~C3アルキル、C1~C3アルコキシ、及びC1~C3ハロアルコキシから選択される。
【0064】
本発明の各態様の一実施形態において、式I-1又は式I-1’aの化合物は、R1として、水素、メチル、又はシクロプロピルメチルを有し;
2として、K-1~K-24の1つを有し;
3として、メチルを有し;
4b及びR4cとして、それぞれ水素を有し;
4aとして、水素、ハロゲン、CN、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、C3~C4シクロアルキル、C1~C3アルコキシ、又はC1~C3ハロアルコキシを有し;R5a及びR5bとして、互いに独立して、水素、ハロゲンC1~C3アルキル、C1~C3アルコキシ、及びC1~C3ハロアルコキシから選択される。
【0065】
本発明の各態様の一実施形態において、式I-1又は式I-1’aの化合物は、R1として、水素、メチル、又はシクロプロピルメチルを有し;
2として、K-1~K-24の1つを有し;
3として、メチルを有し;
4b及びR4cとして、それぞれ水素を有し;
4aとして、水素、ハロゲン、CN、CF3、O-CF3、又はO-CHF2を有し;R5a及びR5bとして、互いに独立して、水素、ハロゲンC1~C3アルキル、C1~C3アルコキシ、及びC1~C3ハロアルコキシから選択される。
【0066】
また、例えば、式Iの化合物が利用可能にされ、ここで、Aは、CH又はNであり;Xは、Oであり;R1は、水素又はメチルであり;R2aは、臭素、塩素、ヨウ素、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、1-シアノ-1-メチルエチル、1-シアノシクロプロピル、メチルスルホニル、又はジフルオロメチルスルホニルであり;R2bは、臭素、塩素、ヨウ素、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、又はトリフルオロメトキシであり;R3は、メチルであり;R4aは、H、Cl又はシアノであり;R4b、R4c、R5a及びR5bは、それぞれ水素である。
【0067】
さらに、例えば、式Iの化合物が利用可能にされ、ここで、Aは、CHであり;Xは、Oであり;R1は、水素であり;R2aは、臭素、塩素、ヨウ素、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、1-シアノ-1-メチルエチル、1-シアノシクロプロピル、メチルスルホニル、又はジフルオロメチルスルホニルであり;R2bは、塩素、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、又はトリフルオロメトキシであり;R3は、メチルであり;R4aは、H、Cl又はシアノであり、例えば、R4aは、Hであり;R4b、R4c、R5a及びR5bは、それぞれ水素である。
【0068】
また、例えば、式Iの化合物が利用可能にされ、ここで、Aは、CHであり;Xは、Oであり;R1は、水素であり;R2aは、塩素、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、1-シアノ-1-メチルエチル、1-シアノシクロプロピル、メチルスルホニル、又はジフルオロメチルスルホニルであり;R2bは、塩素、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、又はトリフルオロメトキシであり;R3は、メチルであり;R4aは、Hであり;R4b、R4c、R5a及びR5bは、それぞれ水素である。
【0069】
さらに、例えば、式Iの化合物が利用可能にされ、ここで、Aは、Nであり;Xは、Oであり;R1は、水素又はメチルであり;R2aは、塩素、1-シアノ-1-メチルエチル、又は1-シアノシクロプロピルであり;R2bは、臭素、塩素、又はトリフルオロメチルであり;R3は、メチルであり;R4aは、Hであり;R4b、R4c、R5a及びR5bは、それぞれ水素である。
【0070】
また、例えば、式Iの化合物が利用可能にされ、ここで、Aは、Nであり;Xは、Oであり;R1は、水素であり;R2aは、1-シアノ-1-メチルエチル、又は1-シアノシクロプロピルであり;R2bは、臭素、塩素、又はトリフルオロメチルであり;R3は、メチルであり;R4aは、Hであり;R4b、R4c、R5a及びR5bは、それぞれ水素である。
【0071】
また、例えば、式Iの化合物が利用可能にされ、ここで、Aは、Nであり;Xは、Oであり;R1は、水素であり;R2aは、ジフルオロメチル、又はトリフルオロメチルであり;R2bは、臭素、塩素、又はトリフルオロメチルであり;R3は、メチルであり;R4aは、Hであり;R4b、R4c、R5a及びR5bは、それぞれ水素である。
【0072】
また、例えば、式Iの化合物が利用可能にされ、ここで、Aは、Nであり;Xは、Oであり;R1は、水素であり;R2aは、ジフルオロメチル、又はトリフルオロメチルであり;R2bは、臭素、又はトリフルオロメチルであり;R3は、メチルであり;R4aは、Hであり;R4b、R4c、R5a及びR5bは、それぞれ水素である。
【0073】
第2の態様では、本発明は、第1の態様において定義されている式Iの化合物、1種以上の助剤及び希釈剤並びに任意に1種以上の他の有効成分を含む組成物を利用可能にする。
【0074】
第3の態様では、本発明は、昆虫、ダニ類、線虫又は軟体動物を駆除及び防除する方法を利用可能にし、これは、有害生物、有害生物の生息地又は有害生物による攻撃を受けやすい植物に、殺虫的、殺ダニ的、殺線虫的又は殺軟体動物的に有効な量の、第1の態様において定義されている化合物又は第2の態様において定義されている組成物を適用するステップを含む。
【0075】
第4の態様では、本発明は、昆虫、ダニ類、線虫又は軟体動物による攻撃からの植物繁殖材料の保護の方法を利用可能にし、これは、繁殖材料又は繁殖材料が植えられている場所を、有効量の、第1の態様において定義されている式Iの化合物又は第2の態様において定義されている組成物で処理するステップを含む。
【0076】
第5の態様では、本発明は、第1の態様において定義されている式Iの化合物又は第2の態様において定義されている組成物を含むか、又はそれで処理されているか若しくはそれに付着されている、種子などの植物繁殖材料を利用可能にする。
【0077】
さらなる態様において、本発明は、寄生生物の防除を、それを必要としている動物内又は上で行う方法であって、有効量の、第1の態様において定義されている式Iの化合物を投与するステップを含む方法を提供する。本発明は、外寄生生物の防除を、それを必要としている動物上で行う方法であって、有効量の、第1の態様の化合物を投与するステップを含む方法をさらに提供する。本発明は、外寄生生物によって感染する病害を予防及び/又は処置する方法であって、それを必要としている動物に、有効量の、第1の態様において定義されている式Iの化合物を投与するステップを含む方法をさらに提供する。
【0078】
式Iの化合物は、公知の方法に従うことにより、当業者によって調製可能である。より具体的には、式I及びI’aの化合物及び中間体は、従って、スキーム及び実施例において以下に記載のとおり調製可能である。特定のステレオジエン中心は、簡潔さのために不特定のままとされており、決してスキームによる教示を限定することを意図されていない。
【0079】
本発明に係る式Iの化合物を調製するためのプロセスは、当業者に公知の方法によって実施される。
【0080】
式I
【化8】
の化合物は、式II
【化9】
のアミン(式中、R1、R3、R4、R5a、及びR5bは、式Iにおいて定義されているとおりである)、又はその塩(例えば、ハロゲン化水素酸塩、好ましくは塩酸塩若しくは臭化水素酸塩、又はトリフルオロ酢酸塩、又はいずれかその他の同等の塩)と、式III
【化10】
のカルボン酸誘導体(式中、A、R2a、R2b、及びXは、式Iにおいて定義されているとおりである)との反応によって調製可能である。化学反応は、スキーム1においてより詳細に記載されており、ここで、Xは、酸素である。
スキーム1:
【化11】
【0081】
スキーム1において、式IIIの化合物(ここで、R2a、R2b、及びAは、式Iに定義されているとおりである)は、当業者に公知であると共に、例えばTetrahedron,61(46),10827-10852,2005に記載されている方法により、式IIIaの化合物に活性化される。例えば、X0がハロゲンである化合物は、触媒量のDMFの存在下における、ジクロロメタン(DCM)又はテトラヒドロフラン(THF)などの不活性溶剤中、20℃~100℃、好ましくは25℃の温度での、例えば、塩化オキサリル又は塩化チオニルによる、式IIIの化合物の処理によって形成される。式IIの化合物(ここで、R1、R3、R4、R5a、及びR5bは、式Iにおいて定義されているとおりである)、又はその塩(例えば、ハロゲン化水素酸塩、好ましくは塩酸塩若しくは臭化水素酸塩、又はトリフルオロ酢酸塩、又はいずれかその他の同等の塩)による、任意に、塩基、例えば、炭酸ナトリウム、カリウム若しくはセシウム、又は例えばトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン若しくはピリジンの存在下でのIIIaの処理によって、式Iの化合物が得られる。この反応は、希釈せずに、又は溶媒中で、好ましくは、有機溶媒、例えば酢酸エチル、アセトニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド若しくはN,N-ジメチルアセトアミド、又はそれらの混合物などの溶媒中で、-100~+300℃、好ましくは0℃~100℃の温度範囲で実施され得る。代わりに、式Iの化合物は、活性化種IIIa(ここで、X0は、X01又はX02である)がもたらされる、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)又は1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDC)による、例えばピリジン、又はTHFといった不活性溶剤中、任意に、例えばトリエチルアミンといった塩基の存在下における、50~180℃の温度での式IIIの化合物の処理によって調製され得る。さらに、式IIIの酸は、例えば、Synthesis 2013,45,1569及びJournal Prakt.Chemie 1998,340,581に記載されている、式IIIaの化合物(ここで、X0は、X03又はX04である)がもたらされる、プロパンホスホン酸無水物(T3P(登録商標))又はO-(7-アザ-1-ベンゾトリアゾリル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウム-ヘキサフルオロホスフェート(HATU)などのカップリング試薬との反応によっても活性化可能である。式IIのアミンとのその後の反応で式Iの化合物がもたらされる。
【0082】
式IIの中間体(ここで、R1、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iにおいて定義されているとおりである)は、スキーム2に従って調製され得る。
スキーム2:
【化12】
【0083】
化合物IVm(ここで、Mは、金属であり、R3、R5a及びR5bは、式Iにおいて定義されているとおりである)及び化合物Vm(ここで、Mは、金属であり、R4a、R4b及びR4cは、上で定義されているとおりである)は公知であるか、或いはそれらは、式IVの化合物(ここで、X05は、塩素、臭素、ヨウ素、アリールスルホネート、アルキルスルホネート若しくはトリフルオロメタンスルホネートなどの脱離基であり、R3、R5a及びR5bは、式Iにおいて定義されているとおりである)又は化合物V(ここで、X05は、塩素、臭素、ヨウ素、アリールスルホネート、アルキルスルホネート若しくはトリフルオロメタンスルホネートなどの脱離基であり、R4a、R4b及びR4cは、上で定義されているとおりである)からの公知のメタル化反応により調製することもできる。こうした化合物及び変換は、文献に見出すことができ、例えば、その場合、Mは、亜鉛(例えば、ZnCl)であり(国際公開第2008019357号を参照)、Mは、マグネシウム(例えば、MgCl)であり(Angewandte Chemie,International Edition(2020),59(19),7372-7376を参照)、Mは、ホウ素(例えば、B(OH)2である(Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters(2010),20(7),2326-2329を参照されたい)。このようなメタル化反応は、例えば、パラジウム触媒のような遷移金属触媒の存在下又は非存在下、塩基の存在下、又は塩基なしで、例えばテトラヒドロフランのような溶媒中、-100℃~200℃、好ましくは-78℃~100℃の範囲の温度で、マイクロ波で加熱するか、若しくは加熱せずに、ブチルリチウム、又はマグネシウム、又は塩化イソプロピルマグネシウム、又はピナコルボラン、又はビスピナコルボランを用いた処理による、ヘテロ芳香族ハロゲン化物(例えば、臭化物など)の処理によって実施することができる。多くのこのような変換は、当業者に周知である。
【0084】
式VIの化合物(ここで、R3、R4、R5a、及びR5bは、式Iにおいて定義されているとおりである)は、式IVの化合物と、式Vmの化合物とのC-Cカップリング反応、又は式IVmの化合物と式Vの化合物とのC-Cカップリング反応により製造することができる。通常、こうしたC-Cカップリング反応は、触媒、例えば、パラジウム触媒の存在下で実施される。C-Cカップリング反応は、DMF、アセトニトリル、若しくはジオキサンなどの不活性溶媒中で、炭酸セシウム又はナトリウムtert-ブトキシなどの塩基の存在下、任意にヨウ化銅(I)などの銅塩の存在下、20~180℃、好ましくは60~120℃の温度で達成され得る。遷移金属触媒方法を含む追加の方法は、文献に見出すことができる。多くのこのような変換は、当業者に周知である。
【0085】
式VIの化合物は、国際公開第2002/088073号、第35ページと同様に、例えば、好ましくは、還元試薬としてのNaBH3CNと共に、NaBH(OAc)3又はNaBH3CNの存在下、好適な溶剤、好ましくは酢酸中で、室温で、式VIIの化合物(ここで、R1は、式Iにおいて定義されているとおりである)で処理されて、式IIの化合物(ここで、R1、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iにおいて定義されているとおりである)を形成し得る。還元的アミノ化のための別の試薬系は、式VIIのアミンの存在下で、Ti(OiPr)4及びNaBH4の組み合わせを使用して、式IIの化合物(Synthesis 2003(14),2206を参照されたい)を得る。
【0086】
或いは、式IIの中間体(ここで、R1、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iにおいて定義されているとおりである)は、スキーム3に従って調製することができる。
スキーム3:
【化13】
【0087】
代替的なプロセス(スキーム3)において、式VIのケトン(ここで、R3、R4、R5a、及びR5bは、式Iにおいて定義されているとおりである)は、好ましくは、溶媒としてのMeOH中、通常の方法で(例えば国際公開第2012/082997号、第141ページを参照されたい)、例えばNaBH4による還元によって、式VIIIのアルコールへと還元され得る。不活性溶媒、好ましくは、ジクロロメタン若しくはテトラヒドロフラン中、及び例えばトリエチルアミンといった塩基の存在下における、式Xの化合物(ここで、Yは、CH3、CF3又はp-CH3-C64である)による、式VIIIのアルコールのその後の活性化により、式IXの化合物(ここで、X07は、OMs(OSO2CH3))、OTs(OSO264-p-CH3)又はOTf(OSO2CF3)である)が得られる。式VIIIのアルコールはまた、当業者に公知の方法によって、リン化合物、例えばP(X03(ここで、X0は、塩素又は臭素である)を用いた処理によって、ハロゲン化アルキルX(ここで、X07は、Cl又はBrである)へと活性化され得る。このような一般的な官能基変換は、例えば、Organische Chemie.4.Auflage,Wiley-VCH Verlag,Weinheim 2005,p.393以降及びChem Commun.2014,50,5756に記載されている。最後に、式VIIのアミンによる、式IXの化合物の求核置換反応により、式IIの化合物(ここで、R1、R3、R4、R5a、及びR5bは、式Iにおいて定義されているとおりである)が得られる。
【0088】
また別の代替的なプロセス(スキーム3)において、式VIIIのアルコールは、式VIIISiのシリルエーテルから、脱保護、例えば、テトラヒドロフランなどの不活性溶媒中、例えばフッ化テトラブチルアンモニウムなどのフッ化物を用いた処理によって製造することができる。反応は、-10℃~80℃、例えば0℃~30℃の温度範囲で実施され得る。こうした脱保護反応は、当業者には周知であり、例えば、Protective Groups in Organic Synthesis,3rd Edition Theodora W.Green(The Rowland Institute for Science)及びPeter G.M.Wuts(Pharmacia and Upjohn Company).John Wiley & Sons,Inc.,New York,NY.1999,ISBN 0-471-16019-9といった文献に記載されている。
【0089】
式VIIISiのシリルエーテルは、式VIIIA1の化合物(ここで、XA1は、ヨウ素若しくは臭素などのハロゲンである)から、例えば、ターボグリニャール試薬(iPrMgCl・LiCl)又はブチルリチウムを用いた処理によるメタル化によって製造することができる。こうしたメタル化は、当業者には周知であり、例えば、Carey,Francis A.(2007).“Organometallic compounds of Group I and II metals”.Advanced Organic Chemistry:Reaction and Synthesis Pt.B(Kindle ed.).Springer.ISBN 978-0-387-44899-2といった文献に記載されている。こうして製造されたリチウム又はマグネシウム種は、例えば、ハロゲン化亜鉛、例えば、塩化亜鉛とトランスメタル化した後、例えば、テトラヒドロフランなどの不活性溶媒中、パラジウム触媒、例えばトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)、及びリガンド、例えばホスフィンリガンドの存在下で、式VIIA1の化合物(ここで、R4は、式Iにおいて上に付与された意味を有し、XC1は、例えば、ヨウ素若しくは臭素などのハロゲンである)とカップリングさせることができる。反応は、-100℃~100℃、例えば-78℃~80℃の温度範囲で実施され得る。この変換は、例えば、根岸クロスカップリングとして、当業者には周知であり、また、例えば、Jie Jack Li,Name Reactions,A Collection of Detailed Mechanisms and Synthetic Applications,Springer,ISBN:978-3-030-50865-4といった文献に記載されている。
【0090】
式VIIIA1の化合物は、式VIIIB1の化合物から、例えばテトラヒドロフランなどの不活性溶媒中、例えばイミダゾールといったアミン塩基などの塩基の存在下で、式VIIB1(ここで、(RA13Siは、トリアルキルシリル、例えば、ジメチル-tert-ブチルシリルであり、XB1は、塩化物、臭化物、ヨウ化物若しくはトリフレートなどの脱離基である)のシリル化剤を用いた処理によって製造することができる。化合物VIIB1において、RA1は、メチル又はtert-ブチルなどの直鎖若しくは分岐C1~C4アルキルである。反応は、0℃~100℃、例えば10℃~80℃の温度範囲で実施され得る。こうしたシリル化反応は、当業者には周知であり、例えば:Protective Groups in Organic Synthesis,3rd Edition Theodora W.Green(The Rowland Institute for Science)及びPeter G.M.Wuts(Pharmacia and Upjohn Company).John Wiley & Sons,Inc.,New York,NY.1999,ISBN 0-471-16019-9といった文献に記載されている。
【0091】
式VIIIB1の化合物は、式VIIIC1の化合物(ここで、R5a、R5b及びXA1は、前述したものと同じ意味を有する)から、塩基、例えば、リチウムアミド塩基、例えば、リチウム2,2,6,6-テトラメチルピリジンによる処理の後、リチオ化種と式VIIC1のアルデヒド(ここで、R3は、式Iで前述したものと同じ意味を有する)の反応によって製造することができる。この反応は、希釈せずに、又は有機溶媒中で、例えば、溶媒としてのテトラヒドロフラン中で実施することができる。反応は、-100℃~100℃、例えば-80℃~0℃の温度範囲で、例えば0℃又は-78℃で実施され得る。
【0092】
式VIIC1及びVIIIC1の化合物は、周知であるか、又は市販されている。
【0093】
式IVのケトン(ここで、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iにおいて定義されているとおりであり、X05は、上に定義されているとおりである)は、市販のものであるか、又はスキーム4に示されているように調製することができる。
スキーム4:
【化14】
【0094】
スキーム4に示されるように、式XIの化合物(ここで、R5a及びR5bは、式Iにおいて定義されているとおりであり、Z1は、C1~C4アルキルであり、X05は、式IVにおいて定義されている脱離基である)は、3つの一連の工程によって、式XIIの化合物(ここで、R5a、R5b及びZ1は、式XIで上に定義されているとおりである)に転化され得る:当該技術分野において公知の方法(例えば、国際公開第2011/143365号、第138ページを参照)によるカルボン酸への添加、カルボン酸の活性化(スキーム1を参照)及びN-メトキシ-N-メチルアミンによる処理(Weinreb et al.Tetrahedron Lett.1981,39,3815に従って)。より低い温度、好ましくは0~25℃での、グリニャール試薬R3MgBr、例えばMeMgBrによる式XIIの化合物(ここで、R3は、式Iにおいて定義されているとおりである)の処理により、式IVのアルキルケトン(ここで、R3、X05、R5a及びR5bは、上記のように定義されている)が得られる。
【0095】
式IVの化合物はまた、式VIの化合物の、式IIの化合物への転化のために記載されている還元的アミノ化方法(上記のスキーム2を参照)に従い、式VII(ここで、R1は、式Iにおいて定義されているとおりである)の試薬を用いて、式XIIIの化合物(スキーム4)(ここで、R1、R3、R5a及びR5bは、式Iにあるように定義されており、X05は、脱離基、好ましくは、Cl又はBrである)の調製に使用され得る。
【0096】
式XIIIの化合物(ここで、R1、R3、R5a及びR5bは、式Iにあるように定義されるとおりである)は、その後、別の一連の合成のための出発材料として使用することにより、スキーム5に示されるように、式Iの化合物が得られる。
スキーム5:
【化15】
【0097】
式XIIIの化合物は、一般式IIIaの活性化カルボン酸と反応させて、一般式XIVのアミド(ここで、A、R1、R2a、R2b、R3、R5a及びR5bは、式Iにあるように定義されており、X05は、ハロゲン:F、Br、Cl、I、又はOTf、好ましくは、Cl又はBrなどの脱離基である)が得られる。この変換のための方法は、上記のスキーム1に記載されている。式XIVの化合物は、スキーム2について上に記載された方法に従って、式Vmの化合物(スキーム2で定義されている置換基)とのC-Cカップリング反応によって式Iの化合物へと転化され得る。
【0098】
一般式IIの化合物の特定のサブクラス、すなわち、化合物IIa(ここで、R3、R4、R5a及びR5bは、式IIについて定義されているとおりであり、R1は、水素である)又はその塩(例えば、ハロゲン化水素酸塩、好ましくは塩酸塩若しくは臭化水素酸塩、又はトリフルオロ酢酸塩、又はいずれかその他の同等の塩)を調製するためのさらなる方法が、スキーム6に概説されている。
スキーム6:
【化16】
【0099】
保護基を備えた式IIの化合物(例えばR1はベンジルである)は、溶剤、例えばMeOH又はEtOH中で、パラジウム炭素などのパラジウム触媒の存在下で、水素を用いた水素化分解に供されて、式IIaの化合物(ここで、R3、R4、R5a、及びR5bは、式Iにあるように定義されている)(例えば、Synlett,2010,(18),page 2708を参照)が得られる。代わりに、式IIの化合物(ここで、R1は、アリルであり、R3、R4、R5a、及びR5bは、式Iにおいて定義されているとおりである)はまた、J.Org.Chem.1993,58,6109に従って、好適な溶剤、例えばCH2Cl2中で、Pd触媒、好ましくは、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)の存在下で、N,N’-ジメチルバルビツール酸との反応によって、式IIaの化合物に転化されて、式IIaの化合物が得られる。
【0100】
或いは、式IIaの化合物(ここで、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iにおいて定義されているとおりである)、又はその塩(例えば、ハロゲン化水素酸塩、好ましくは塩酸塩若しくは臭化水素酸塩、又はトリフルオロ酢酸塩、又はいずれかその他の同等の塩)は、式VIIIZ3(ここで、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iにおいて定義されているとおりであり、Z3は、-NPhth(N-フタルイミド基)又は-NBoc2(N-ビス(tert-ブチルオキシカルボニル)基)の中間体から、当業者には周知であり、例えば、以下:Protective Groups in Organic Synthesis,3rd Edition Theodora W.Green(The Rowland Institute for Science)及びPeter G.M.Wuts(Pharmacia and Upjohn Company),John Wiley & Sons,Inc.,New York,NY.1999,ISBN 0-471-16019-9などの文献に記載されている脱保護条件下で、典型的には、エタノール若しくはイソプロパノールなどのアルコール溶媒中のヒドラジン(好ましくは、ヒドラジン水和物若しくはヒドラジン一水和物)(Z3は、-NPhth)、又はジクロロメタン、テトラヒドロフラン若しくはジオキサンなどの好適な溶媒の存在下のトリフルオロ酢酸若しくは塩酸などの酸(Z3は、-NBoc2)のいずれかを用いた処理によって調製することができる(スキーム6a)。
スキーム6a:
【化17】
【0101】
式VIIIZ3の化合物(ここで、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iに記載されているとおりであり、Z3は、-NPhth(N-フタルイミド基)又は-NBoc2(N-ビス(tert-ブチルオキシカルボニル)基)は、式VIIIのアルコール化合物(ここで、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iにおいて定義されているとおりである)から、光延反応により調製することができる。こうした反応はトリフェニルホスフィン若しくはトリブチルホスフィンなどのホスフィン、及びフタルイミド(-NPhth)若しくはビス(tert-ブトキシカルボニル)アミン(NBoc2)などのアミンの存在下で、式VIIIのアルコールをアゾジカルン酸ジエチル又はアゾジカルン酸ジイソプロピルなどのアゾジカルボキシレートで処理することを含む。光延反応(及びそれらを実施するための条件)は、当業者には周知であり、例えば、Chem.Rev.2009,109,2551-2651に記載されている。
【0102】
式IIIのカルボン酸は、公知であるか、又は以下のスキームに記載されている方法によって調製され得る。
スキーム7:
【化18】
【0103】
従って、式IIIb(スキーム7)の化合物(ここで、R2b及びAは、式Iにおいて定義されているとおりである)は、MeOH、THF、及び水又はそれらの混合物のような好適な溶剤中、通常は室温~還流の温度での加熱下における、式XXIの化合物(ここで、R2b及びAは、式Iにおいて定義されているとおりであり、Z1は、C1~C4アルキルである)と、水酸化ナトリウム又は水酸化リチウムなどの好適な塩基との反応によって調製され得る。式XXIの化合物は、溶剤、好ましくは、CH2Cl2、又はCHCl3又はH2O、MeCN及びCCl4の混合物中での、例えばmCPBA又はNaIO4/RuCl3による、式XXaの化合物の酸化によって調製される。このような変換は、当業者に公知であり、例えば、J.Med.Chem.2008,51,6902又は国際公開第2004/9086号、第24~25ページにおいて記載されている。最後に、式XXaの化合物(ここで、R2b及びAは、式Iにおいて定義されているとおりであり、Z1は、C1~C4アルキルである)は、例えば、アセトニトリル又はDMFといった好適な溶剤中、通常は20~150℃の温度、好ましくは40℃~反応混合物の沸点の温度での加熱下における、式XVIIIaの化合物と、式XIXの好適なトリフルオロメチルチオール化銅試薬(ここで、R2b及びAは、式Iにおいて定義されているとおりであり、X08は、Br又はClである)との反応(リガンドは、例えば1,10-フェナントロリン又は4,4’-ジ-tert-ブチルビピリジンである)によって調製され得る。このようなプロセスは、例えば、Angew.Chem.Int.Ed.2013,52,1548-1552、Angew.Chem.Int.Ed.2011,50,3793、Org.Lett.2014,16,1744、J.Org.Chem.2017,82,11915において既に記載されている。
【0104】
式XXのさらなる中間体(ここで、R2a、R2b、及びAは、式Iにおいて定義されているとおりであり、Z1は、C1~C4アルキルである)は、一般に知られており、又は当業者によって容易に調製され得る。式XXの化合物のこのような合成の典型例は、スキーム8に示されている。
スキーム8:
【化19】
【0105】
例えば、式XXの化合物は、例えば、Pd(PPh34といったパラジウム触媒の存在下、例えば、トルエン/水、1,4-ジオキサン/水といった好適な溶剤中、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム又は炭酸セシウム又はリン酸三カリウムなどの好適な塩基の存在下、通常は室温~200℃の温度、好ましくは20℃~反応混合物の沸点の温度での加熱下、任意にマイクロ波加熱条件下における、式XVIIIbの化合物(ここで、R2b及びAは、式Iについて定義されているとおりであり、X05は、塩素、臭素、ヨウ素、OMs、OTs又はOTfである)と、式XXIIIの化合物(ここで、R2aは、式Iにおいて定義されているとおりである)との反応によって調製され得る。このようなプロセスは、例えば、Tetrahedron Letters 2002,43,6987-6990において既に記載されている。
【0106】
式XXの化合物はまた、例えば、PdCl2(dppf)といったパラジウム触媒の存在下、例えば、トルエン/水、1,4-ジオキサン/水を含み得る好適な溶剤中、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム又は炭酸セシウム又はリン酸三カリウムなどの好適な塩基の存在下、通常は室温~200℃の温度、好ましくは20℃~反応混合物の沸点の温度での加熱下、任意にマイクロ波加熱条件下における、式XXIVの化合物(ここで、R2b及びA及びZ1は、式XXにおいて定義されているとおりである)と、式XXVの化合物(ここで、R2aは、式Iにおいて定義されているとおりであり、X05は、例えば、臭素又はヨウ素といった脱離基である)との反応によって調製され得る。このようなプロセスは、例えば、国際公開第12139775号、第73ページにおいて既に記載されている。
【0107】
式XXIVの化合物(ここで、R2b及びA及びZ1は、式Iにおいて定義されているとおりである)は、例えば、PdCl2(dppf)といったパラジウム触媒の存在下、例えば、トルエン/水、1,4-ジオキサン/水を含み得る好適な溶剤中、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム又は炭酸セシウム又は酢酸カリウムなどの好適な塩基の存在下、通常は室温~200℃の温度、好ましくは20℃~反応混合物の沸点の温度での加熱下、任意にマイクロ波加熱条件下における、式XVIIIbの化合物(ここで、R2b及びA及びZ1は、式XXIVにおいて定義されているとおりであり、X05は、Cl、Br、I、OMs、OTs又はOTfである)と、式XXIIの化合物、例えばビス(ピナコラト)ジボロン(Bpin)2との反応によって調製され得る。このようなプロセスは、例えば、Bioorg.Med.Chem.Lett.2015,25,1730、及び国際公開第12139775号、第67ページにおいて既に記載されている。
【0108】
式IIIのカルボン酸は、例えば、THF/MeOH混合物を含み得る好適な溶剤中、通常は室温~100℃の温度、好ましくは20℃~反応混合物の沸点の温度での加熱下における、例えばLiOH、NaOH又はKOH水溶液による処理によって、スキーム7において概説されているように式XXVIIIの化合物から調製され得る(スキーム9も参照されたい)。
【0109】
式XXVIII(スキーム9)の化合物(ここで、R2b及びAは、式Iにおいて定義されており、Z1は、C1~C4アルキルである)は、式XXVIIの化合物の処理によって調製され得、式XXVIIの化合物は、市販されているか、又は(Org.Lett.2016,18,2471と同様に)Fe触媒及び塩基、好ましくは、CsFの存在下、0~50℃、好ましくは、20℃の温度で、溶剤としてのDMA中で、式XXVIの化合物、例えば(トリフルオロエチル)-ジフェニル-スルホニウムトリフレート(Ph2+CH2CF3 -OTf)を用いて、当業者に公知の方法によって調製され得る(例えば、Angew.Chem.Int.Ed.2004,43,1132及びPure Appl.Chem.1985,57,1771を参照されたい)。式XXVIIIの化合物は、立体異性体と、主要な異性体であるトランス異性体との混合物として得られる。
【0110】
式XXVIIIの化合物を調製するためのさらに別の方法は、Fe触媒の存在下で、トリフルオロエチルアミン塩酸塩/NaNO2/NaOAcを使用し;この反応は、H2O中;又はCH2Cl2及びH2Oの混合物中で、室温で行われる(例えば、Angew.Chem.Int.Ed.2010,49,938及びChemm.Commun.2018,54,5110を参照されたい)。
【0111】
スキーム9:
【化20】
式IIIcのカルボン酸(ここで、R2b及びAは、式Iにおいて定義されているとおりである)は、スキーム7に既に示されるのとかなり類似した方法で調製され得る。
【0112】
式XXIXの化合物(ここで、R2b及びAは、式Iにおいて定義されているとおりであり、Z1は、C1~C4アルキルである)は、70~110℃の温度で、好適な溶剤、好ましくは、THF又はトルエン中、NH4Brの存在下での、式XXVIIの化合物(ACS Med.Chem.Lett.2013,4,514又はTetrahedron Lett.2001,42,4083と同様に合成される)と、(ブロモジフルオロメチル)-トリメチルシランとの反応によって調製される。エステル中間体XXIXのその後の鹸化により、式IIIdの化合物が得られる(スキーム10)。
スキーム10:
【化21】
【0113】
式IIIeのカルボン酸(ここで、R2b及びAは、式Iにおいて定義されているとおりである)は、反応スキーム11に従って調製され得る。従って、式XVIIIaの化合物(ここで、R2b及びAは、式Iにあるように定義されており、Z1は、C1~C4アルキルであり、X08は、臭素又はヨウ素である)を、iPrMgCl/LiCl-錯体で処理し;CuCNとのその後の反応及び式XXXなどのシクロプロパンカルボニルクロリドによるクエンチにより、式XXXIの化合物が得られる(国際公開第2006/067445号、第148ページと同様に)。例えば1,2-ジメトキシエタンといった溶剤中又は溶剤の非存在下での、2,2-ジフルオロ-1,3-ジメチルイミダゾリンによるフッ素化(Chem.Commun.2002,(15),1618を参照)の後、式XXXIIの化合物が得られる。例えば、既に記載されているようなLiOHを用いたその後の加水分解により、式IIIeのカルボン酸が得られる。
スキーム11:
【化22】
【0114】
化合物IIIの特定の基は、タイプXXXVIの対応するエステル(ここで、A及びR2bは、式Iにあるように定義されており、Z1は、C1~C4アルキルである)から加水分解によって得ることができる。式XXXVIの化合物を得るための合成方法が、以下のスキーム12に示されている。
【0115】
フッ化亜鉛(II)(ZnF2)、及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジ-パラジウム(0)-クロロホルム付加物(Pd2(dba)3CHCl3)などのパラジウム(0)触媒の存在下、例えばキサントホス又はBINAPといったリガンドと共に、N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)などの不活性溶剤中、100~180℃の温度で、任意にマイクロ波加熱下における、トリメチルシリル アセトニトリル(Me3SiCH2CN)による、式XVIIIcの化合物(ここで、R2b及びAは、式Iにおいて定義されているとおりであり、X09は、脱離基、例えばハロゲン又はスルホネート、好ましくは、塩素、臭素、ヨウ素又はトリフルオロメタンスルホネートであり、Z1は、C1~C4アルキルである)の処理により、式XXXVの化合物(ここで、R2b、Z1、及びAは、式XVIIIcにおいて定義されているとおりである)が得られる。このような方法は、例えば、Org.Lett.16(24),6314-6317,2014といった文献において記載されている。代わりに、フッ化カリウム(KF)、及びビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(Pd(PPh32Cl2)などのパラジウム触媒の存在下、ジメチルスルホキシドDMSOなどの不活性溶剤中、任意に水との混合物中、40~150℃の温度で、任意にマイクロ波加熱下における、式XVIIIcの化合物と、4-イソキサゾールボロン酸又は4-イソキサゾールボロン酸ピナコールエステルとの反応により、式XXXVIIの化合物(ここで、R2b、Aは、式Iにおいて定義されているとおりであり、Z1は、C1~C4アルキルである)が得られる。ジメチルスルホキシドDMSO又はメタノールなどの不活性溶剤中、20~150℃の温度で、任意にマイクロ波加熱下における、式XXXVIIの化合物と、フッ化カリウム水溶液(0.5~3M、好ましくは1MのKF濃度)との反応により、式XXXVの化合物(ここで、R2b、Z1及びAは、式XVIIIcにおいて定義されているとおりである)が得られる。このような化学反応は、例えば、J.Am.Chem.Soc.2011,133,6948-6951といった文献において記載されている。
スキーム12:
【化23】
【0116】
式XXXVの化合物(ここで、R2b及びAは、式Iにおいて定義されているとおりであり、Z1は、C1~C4アルキルである)は、水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、又は炭酸セシウムなどの塩基の存在下、N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)、アセトン、又はアセトニトリルなどの不活性溶剤中、0~120℃の温度で、式XXXIVの化合物(ここで、X10は、ハロゲン(好ましくは、塩素、臭素又はヨウ素)などの脱離基である)でさらに処理されて、式XXXVIの化合物(ここで、R2b、及びAは、上記式Iにおいて定義されているとおりであり、Z1は、C1~C4アルキルである)が得られる。
【0117】
代わりに、式XXXVIの化合物は、Pd2(dba)3などの触媒の存在下、BINAPなどのリガンド、リチウムヘキサメチルジシラザン(LiHMDS)などの強塩基と共に、テトラヒドロフラン(THF)などの不活性溶剤中、30~80℃の温度での、式XXXVIIIの化合物による処理によって、式XVIIIcの化合物から直接調製され得る。このような化学反応は、例えば、J.Am.Chem.Soc.127(45),15824-15832,2005において記載されている。
【0118】
式XXXVの化合物を調製するためのさらに別の方法において、式XVIIIcの化合物(ここで、R2b、及びAは、式Iにおいて定義されているとおりであり、Z1は、C1~C4アルキルであり、X09は、脱離基、例えばハロゲン又はスルホネート、好ましくは、塩素、臭素、ヨウ素又はトリフルオロメタンスルホネートである)は、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム又は炭酸セシウム、又は水素化ナトリウム、ナトリウムメトキシド又はエトキシド、カリウムtert-ブトキシドなどの塩基の存在下、任意にパラジウム(例えばPd(PPh32Cl2を含む)又は銅(例えばCuIを含む)触媒反応などの遷移金属触媒の存在下、例えばトルエン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドン(NMP)又はジメチルスルホキシド(DMSO)などの適切な溶剤中、任意に例えばテトラブチルアンモニウムブロミド又はトリエチルベンジルアンモニウムクロリドTEBACなどの相間移動触媒PTCの存在下、室温~180℃の温度で、式XXXVIIIの試薬(ここで、Z2は、C1~C4アルキルである)と反応され、式XXXIXの化合物(ここで、R2b、及びAは、式Iにおいて定義されているとおりであり、Z1及びZ2は、それぞれ、互いに独立して、C1~C4アルキルである)が得られる。式XXXIXの化合物は、湿潤DMSO中での加熱などの条件を用いて、任意に塩化リチウム又は塩化ナトリウムの存在下、50℃~180℃の温度で脱炭酸されて、式XXXVの化合物が得られる。同様の化学反応が、例えば、Synthesis 2010,No.19,3332-3338において記載されている。
【0119】
式I’a
【化24】
の化合物は、式IIbのアミン
【化25】
(ここで、R1、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iにおいて記載されているとおりである)、又はその塩(例えば、ハロゲン化水素酸塩、好ましくは塩酸塩若しくは臭化水素酸塩、又はトリフルオロ酢酸塩、又はいずれかその他の同等の塩)と、式III
【化26】
(ここで、A、X、R2a及びR2bは、式Iにおいて上記のように記載されている)のカルボン酸誘導体との反応により調製することができる。
【0120】
この化学反応は、スキーム14(ここで、Xは、酸素である)において、より詳細に記載されている。
スキーム14:
【化27】
【0121】
式IIIaの化合物(ここで、A、R2a、R2b及びX0は、スキーム1において記載されているとおりである)は、スキーム1に詳細に記載されている条件下で、式IIbの化合物(ここで、R1、R3、R4、R5a、及びR5bは、式Iにおいて記載されているとおりである)、又はその塩(例えば、ハロゲン化水素酸塩、好ましくは塩酸塩若しくは臭化水素酸塩、又はトリフルオロ酢酸塩、又はいずれかその他の同等の塩)で処理することができる。式IIIの化合物からの式IIIaの化合物の形成をスキーム1に記載する。
【0122】
代わりに、式I’aの化合物はまた、スキーム15に示されているように、式XLの化合物(ここで、A、R1、R2a、R2b、R3、R5a、及びR5bは、式Iにおいて定義されており、X05は、塩素、臭素、ヨウ素、アリールスルホネート、アルキルスルホネート又はトリフルオロメタンスルホネートなどの脱離基である)の、式Vの化合物(スキーム2において上記のように記載されている)とのカップリングによって調製され得る。
スキーム15:
【化28】
【0123】
このようなC-Cカップリング反応は、20~180℃、好ましくは60~120℃の温度で、DMF、アセトニトリル、又はジオキサンなどの不活性溶媒中、炭酸セシウム又はナトリウムtert-ブトキシドなどの塩基の存在下、任意に、ヨウ化銅(I)などの銅塩の存在下で達成され得る。遷移金属触媒方法を含むさらなる方法が、文献、例えば、J.Paradies in Metal-Catalyzed Cross-Coupling Reactions and More(Eds.A.de Meijere,S.Braese,and M.Oestreich),Wiely-VCH(Weinheim),2014,Vol.3.,p.995に見出され得る。式XLの化合物は、スキーム1に詳述されている条件に従って、式XIIIaのアミン(ここで、R1、R3、R5a、及びR5bは、式Iにおいて定義されており、X05は、塩素、臭素、ヨウ素、アリールスルホネート、アルキルスルホネート又はトリフルオロメタンスルホネートなどの脱離基である)と、式IIIaの化合物との間のカップリングによって合成され得る。
【0124】
式IIbの化合物の形成は、スキーム16において概説されている。
スキーム16:
【化29】
【0125】
式IIbの化合物は、国際公開第2002/088073号、第35ページと同様に、例えばNaBH(OAc)3又はNaBH3CNの存在下、好適な溶剤、好ましくは酢酸中、室温で、式XLIの化合物(ここで、R1は、式Iにおいて定義されている)による、式IIcの化合物(ここで、R3、R4、R5a、及びR5bは、式Iにおいて定義されている)の処理によって調製され得る。代わりに、還元的アミノ化のための別の試薬系は、Ti(i-OiPr)4及びNaBH4の組み合わせを使用する(Synthesis 2003(14),2206を参照されたい)。
【0126】
式IIcのアミンは、式IIaのアミンの生体触媒脱ラセミ化によって得られる。これは、例えば、リパーゼ、例えば、最終的に固定化形態(例えばNovozym(登録商標)435)におけるカンジダ・アンタークティカ(Candida Antarctica)リパーゼB又は蛍光菌(Pseudomonas fluorescens)リパーゼを用いて、アシル供与体、例えばメトキシ酢酸エチル又は酢酸ビニルの存在下、アセトニトリル又はメチルtert-ブチルエーテルなどの好適な溶剤中、20℃~100℃の温度で、行われ得る。このようなプロセスは、例えば、J.Org.Chem.2007,72,6918-6923又はAdv.Synth.Catal.2007,349,1481-1488において記載されている。このような酵素的脱ラセミ化の予測される立体化学的結果は、当業者に知られており、例えば、J.Org.Chem.1991,56,2656-2665又はJ.Am.Chem.Soc.2015,137,3996-4009といった文献において実証されている。
【0127】
代替的なプロセスにおいて、式IIcの化合物、又はその塩(例えば、ハロゲン化水素酸塩、好ましくは塩酸塩若しくは臭化水素酸塩、又はトリフルオロ酢酸塩、又はいずれかその他の同等の塩)は、スキーム17に記載されている合成に従って、VIIIa(ここで、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iにおいて記載されているとおりである)から得ることができる。
スキーム17:
【化30】
【0128】
式IIcのアミンは、式XLIIの中間体(ここで、R3、R4、R5a、及びR5bは、式Iにおいて記載されており、Z3は、NPhth又はNBoc2である)から得られる。このような中間体は、トリフェニルホスフィン又はトリブチルホスフィンなどのホスフィン及びフタルイミド又はビス(tert-ブトキシカルボニル)アミンなどのアミンの存在下で、アゾジカルボン酸ジイソプロピルによって、式VIIIaのアルコールを処理することを含む光延反応によって、式XIIaのアルコールから得られる。光延反応は、例えば、Chem.Rev.2009,109,2551-2651において記載されているように、立体中心の反転を進めることが当業者によって知られている。次に、式XLIIのアミンは、Z3=NPhthである場合、ヒドラジンによる、又はZ3=NBoc2である場合、TFAによる処理によって、式IIcのアミンへと変換され得る。
【0129】
代わりに、式IIcのアミンは、トリフェニルホスフィン及び水(シュタウディンガー反応)による処理によって、又は例えば水素の存在下でパラジウム触媒を用いた水素化によって、式XLIIIのアジド(ここで、R3、R4、R5a、及びR5bは、式Iにおいて記載されている)の還元によって得られる。式XLIIIのアジドは、トルエン又はTHFなどの溶剤中、DBUなどの塩基の存在下における、ジフェニルホスホリルアジドなどのアジ化試薬による、式VIIIaのアルコール(ここで、R3、R4、R5a、及びR5bは、式Iにおいて記載されているとおりである)の処理によって得られる。このようなプロセスは、立体中心の反転を進めることが当業者によって知られており、例えば、Adv.Synth.Catal.2018,360,2157-2165といった文献において記載されている。
【0130】
式VIIIaのアルコールは、式VIのケトンのエナンチオ選択的還元によって得られる。このような還元は、RuCl[(R,R)-TsDPEN](メシチレン)又はRuBF4[(R,R)-TsDPEN](p-シメン)などのキラルリガンドと共に、例えばルテニウム又はロジウム触媒といった触媒を用いて、例えばHCOOH/Et3N又はHCO2NH4などの水素供与系の存在下で行われ得る。このようなプロセスは、例えば、J.Org.Chem.2017,82,5607といった文献において記載されている。
【0131】
代わりに、式IIcの化合物はまた、スキーム18において概説されるように調製され得る。
スキーム18:
【化31】
【0132】
式IIcのアミン、又はその塩(例えば、ハロゲン化水素酸塩、好ましくは塩酸塩若しくは臭化水素酸塩、又はトリフルオロ酢酸塩、又はいずれかその他の同等の塩)は、任意に、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、若しくはジオキサンなどの好適な溶媒の存在下、例えば、トリフルオロ酢酸又は塩酸などの酸を用いた、式XLIXのアミン(ここで、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iに記載されている)の脱保護によって調製され得る。式XLIXのアミンは、式XLVIIのジケトン(ここで、R3及びR4は、式Iに記載されているとおりである)での、式XLVIIIのジアミン(ここで、R5a、及びR5bは、式Iに記載されているとおりである)の縮合によって得ることができる。この縮合は、エタノール又はイソプロパノールなどの好適な溶媒の存在下、空気又はDDQなどの酸化剤の存在下で行われ得る。式XLVIIのジケトンは、式XLVIのヒドロキシケトン(ここで、R3及びR4は、式Iに記載されるとおりである)の酸化によって形成され得る。この酸化は、ジクロロメタン若しくはジメチルスルホキシドDMSO、又はそれらの混合物、及び塩基、例えばトリエチルアミン若しくはN,N-ジイソプロピルエチルアミン、又は代わりに次亜塩素酸ナトリウムの存在下、TEMPO/Bu4NHSO4などの触媒の存在下で、例えば、SO3-ピリジンを必要とし得る。このような酸化の例は、例えば、Synlett,2014,25,596又はJ.Am.Chem.Soc.1990,112,5290-5313といった文献に見出され得る。式XLVIのヒドロキシケトンは、式XLIVのアルデヒド(ここで、R4は、式Iに記載されるとおりである)と、式XLVのアルデヒド(ここで、R3は、式Iに記載されるとおりである)とのクロスベンゾイン縮合によって合成され得る。式XLIVのアルデヒドは、例えば、Boc-L-アラニナール(CAS 79069-50-4)又はtert-ブチルN-[(1S)-1-(シクロプロピルメチル)-2-オキソ-エチル]カルバメート(CAS 881902-36-9)のようなキラル形態で市販されている。クロスベンゾイン縮合は、カリウムtert-ブトキシド又はN,N-ジイソプロピルエチルアミンなどの塩基の存在下、ジクロロメタン若しくはテトラヒドロフランなどの好適な溶媒中、-20℃から溶媒の沸点までの温度で、トリアゾリウム塩又はチアゾリウム塩などの有機触媒を用いることによる通常の方法で行われる。このような変換のための触媒の例は、例えば、J.Am.Chem.Soc.2014,136,7539-7542又はOrg.Lett.2016,18,4518-4521といった文献に記載されている。
【0133】
式XIIIaのアミンは、例えば、1つの鏡像異性体の選択的アシル化を含む脱ラセミ化手順方法によって調製され得る。このような例をスキーム19に、より詳細に記載する。
スキーム19:
【化32】
【0134】
式XIIIaのアミンは、式XIIIのアミンの生体触媒脱ラセミ化によって得られる。これは、例えば、最終的に固定化形態(例えばNovozym(登録商標)435)におけるリパーゼ、例えばカンジダ・アンタークティカ(Candida Antarctica)リパーゼB又は蛍光菌(Pseudomonas fluorescens)リパーゼを用いて、アシル供与体、例えばメトキシ酢酸エチル又は酢酸ビニルの存在下、アセトニトリル又はメチルtert-ブチルエーテルなどの好適な溶剤中、20℃~100℃の温度で、行われ得る。このようなプロセスは、例えば、J.Org.Chem.2007,72,6918-6923又はAdv.Synth.Catal.2007,349,1481-1488において記載されている。このような酵素的脱ラセミ化の予測される立体化学的結果は、当業者に知られており、例えば、J.Org.Chem.1991,56,2656-2665又はJ.Am.Chem.Soc.2015,137,3996-4009といった文献において実証されている。
【0135】
式XIIIのアミンは、水素化物供与体、例えば、NaBH(OAc)3又はNaBH3CNの存在下、例えば、式IVのケトンを、窒素源、例えば酢酸アンモニウム又はアンモニアで処理することによって起こり得る、ケトンIVの還元的アミノ化によって形成され得る。
【0136】
代わりに、式XIIIbのアミン(ここで、R3、R5a、及びR5bは、式Iにおいて記載されている)の分割が、スキーム20において記載されているように、キラル補助基を用いて達成され得る。
スキーム20:
【化33】
【0137】
式XIIIcのアミン(ここで、R3、R5a、及びR5bは、スキーム1において記載されており、X05は、臭素、塩素、ヨウ素、メシレート、トシレート又はトリフレートなどの脱離基である)は、HClなどの酸又はNaOHなどの塩基による処理によって、式Lの中間体(ここで、R3、R5a、及びR5bは、スキーム1において記載されており、X05は、臭素、塩素、ヨウ素、メシレート、トシレート又はトリフレートなどの脱離基であり、X12 *は、キラル補助基である)から調製され得る。式LIのキラル補助基(ここで、X11 *は、キラル補助基であり、X0は、スキーム1において記載されているとおりである)は、例えばマンデル酸又はクロロギ酸(1R)-メンチルである。式Lのアミンは、スキーム1に詳述される条件に従って、式LIのキラル補助基の、式XIIIbのアミンとのカップリングによって形成され得る。このような脱ラセミ化の例は、例えば、J.Org.Chem.2007,72,485-493といった文献において報告されている。
【0138】
或いは、式XIIIcのアミン、又はその塩(例えば、ハロゲン化水素酸塩、好ましくは塩酸塩若しくは臭化水素酸塩、又はトリフルオロ酢酸塩、又はいずれかその他の同等の塩)は、スキーム21に記載されるように形成することもできる。
スキーム21:
【化34】
【0139】
式XIIIcのアミンは、式LIIIの中間体(ここで、R3、R5a、及びR5bは、式Iにおいて記載されたとおりであり、X05は、上記の脱離基であり、Z3は、NPhth又はNBoc2である)から得られる。そのような中間体は、光延反応によって、式LIIのアルコール(ここで、R3、R5a、及びR5bは、式Iにおいて記載されており、X05は、上記の脱離基である)から得られ、トリフェニルホスフィン又はトリブチルホスフィンなどのホスフィン及びフタルイミド又はビス(tert-ブトキシカルボニル)アミンなどのアミンの存在下で、アゾジカルボン酸ジイソプロピルによって式LIIのアルコールを処理することを含む。光延反応は、例えば、Chem.Rev.2009,109,2551-2651において記載されているように、立体中心の反転を進めることが当業者によって知られている。次に、式LIIIのアミンは、Z3=NPhthである場合、ヒドラジンによる、又はZ3=NBoc2である場合、TFAによる処理によって、式XIIIcのアミンへと変換され得る。
【0140】
代わりに、式XIIIcのアミンは、トリフェニルホスフィン及び水(シュタウディンガー反応)による処理によって、又は例えば水素の存在下でパラジウム触媒を用いた水素化によって、式LIVのアジド(ここで、R3、R5a、及びR5bは、式Iにおいて記載されているとおりであり、X05は、上記の脱離基である)の還元によって得られる。式LIVのアジドは、トルエン又はTHFなどの溶剤中、DBUなどの塩基の存在下における、ジフェニルホスホリルアジドなどのアジ化試薬による、式LIIのアルコールの処理によって得られる。このようなプロセスは、立体中心の反転を進めることが当業者によって知られており、例えば、Adv.Synth.Catal.2018,360,2157-2165といった文献において記載されている。
【0141】
式LIIのアルコールは、式IVのケトンのエナンチオ選択的還元によって得られる。このような還元は、RuCl[(R,R)-TsDPEN](メシチレン)又はRuBF4[(R,R)-TsDPEN](p-シメン)などのキラルリガンドと共に、例えばルテニウム又はロジウム触媒といった触媒を用いて、例えばHCOOH/Et3N又はHCO2NH4などの水素供与系の存在下で行われ得る。このようなプロセスは、例えば、J.Org.Chem.2017,82,5607といった文献において記載されている。
【0142】
或いは、式Iの化合物(ここで、R1は、水素とは異なり、Xは、酸素である)は、例えば、スキーム22に示すように製造することができる。
スキーム22:
【化35】
【0143】
式Iaの化合物(ここで、A、R2a、R2b、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iに記載されているとおりである)を、式R1~X3の化合物(ここで、R1は、式Iに定義されているとおりであるが、水素ではなく、X3は、例えば、塩化物、臭化物、ヨウ化物若しくはメシレートといったハロゲン又はスルホネートなどの脱離基である)と反応させて、式Iの化合物(ここで、A、R2a、R2b、R1、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iに記載されているとおりである)を取得することができる。この反応は、未希釈で、或いは、溶媒、好ましくは有機溶媒、例えば、N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)若しくはN,N-ジメチルアセトアミド(DMA)、又はそれらの混合物などの溶媒中で、-100~+300℃、好ましくは0℃~200℃の温度範囲で、例えば、炭酸ナトリウム、カリウム若しくはセシウムといった無機塩基、又は例えば、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン若しくはピリジンのような有機塩基などの塩基を添加して、又は添加せずに実施することができる。アミンのアルキル化の方法、及びそれらを実施するための様々な条件は、当業者には周知である。
【0144】
式Iaの化合物(ここで、A、R2a、R2b、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iに記載されるとおりである)は、スキーム1に詳しく記載されている条件下で、式IIaのアミン(ここで、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iに記載されるとおりである)、又はその塩(例えば、ハロゲン化水素酸塩、好ましくは塩酸塩若しくは臭化水素酸塩、又はトリフルオロ酢酸塩、又はいずれかその他の同等の塩)を、式IIIaのカルボン酸誘導体(ここで、A、R2a及びR2bは、式Iに記載されるとおりであり、X0は、スキーム1で定義されるとおりである)と反応させることにより調製することができる。
【0145】
同様に、式I’aの化合物(ここで、R1は、水素とは異なり、Xは、酸素である)は、例えば、スキーム23に示すように製造することができる。
スキーム23:
【化36】
【0146】
式I’aaの化合物(ここで、A、R2a、R2b、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iに記載されているとおりである)を、スキーム22に詳しく記載されている条件下で、式R1~X3の化合物(ここで、R1は、式Iで定義されるとおりであるが、水素とは異なり、X3は、例えば、塩化物、臭化物、ヨウ化物若しくはメシレートといったハロゲン又はスルホネートなどの脱離基である)と反応させて、式I’aの化合物(ここで、A、R2a、R2b、R1、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iに記載されるとおりである)を取得することができる。
【0147】
式I’aaの化合物(ここで、A、R2a、R2b、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iに記載されているとおりである)は、スキーム1に詳しく記載されている条件下で、式IIcのアミン(ここで、R3、R4、R5a及びR5bは、式Iに記載されるとおりである)、又はその塩(例えば、ハロゲン化水素酸塩、好ましくは塩酸塩若しくは臭化水素酸塩、又はトリフルオロ酢酸塩、又はいずれかその他の同等の塩)を、式IIIaのカルボン酸誘導体(ここで、A、R2a及びR2bは、式Iに記載されるとおりであり、X0は、スキーム1で定義されるとおりである)と反応させることにより調製することができる。
【0148】
スキーム24に示すように、式Ia-CNの化合物は、式Iの化合物(ここで、Xは、酸素であり、R1は、水素であり、R4aは、CNであり、A、R2a、R2b、R3、R4b、R4c、R5a及びR5bは、式Iに定義されているとおりである)に対応している。式Ia-CNの化合物は、スキーム24に示すように、式Ia-Xの化合物(ここで、A、R2a、R2b、R3、R4b、R4c、R5a及びR5bは、式Iに記載されているとおりであり、X4は、ハロゲン(又はトリフレートなどの擬ハロゲン脱離基)、好ましくは臭素若しくは塩素、さらに好ましくは塩素である)から、シアン化反応を介して調製することができる。
スキーム24:
【化37】
【0149】
こうしたシアノ化反応は、中でも、シアン化ナトリウムNaCN、シアン化カリウムKCN、シアン化銅CuCN、シアン化亜鉛Zn(CN)2又はフェロシアン化カリウムK4[Fe(CN)6]の存在下で、任意にパラジウム触媒及びリガンド、並びに任意にマイクロ波照射下で実施することができる。パラジウム触媒の例としては、とりわけ、酢酸パラジウム(II)Pd(OAc)2又はトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)Pd2(dba)3が挙げられ、リガンドの例としては、他のホスフィンベースのリガンドの中でも、1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンdppf、ジシクロヘキシル[2’,4’,6’-トリス(プロパン-2-イル)[1,1’-ビフェニル)-2-イル]ホスファンXPhos又は(9,9-ジメチル-9H-キサンテン-4,5-ジイル)ビス(ジフェニルホスファン)Xantphosが挙げられる。触媒/リガンドの組合せの他の例としては、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)Pd(PPh34、[1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(PdCl2(dppf))、第2世代XPhosプレ触媒XPhos Pd G2又は第3世代XPhosプレ触媒XPhos Pd G3などが挙げられる。反応は、中でも、N,N-ジメチルホルムアミドDMF、ジオキサン、トルエン、キシレン、アセトニトリルなどの溶媒の存在下、室温から反応混合物の沸点までの温度範囲で行うことができる。
【0150】
式Ia-Xの化合物(ここで、A、R2a、R2b、R3、R4b、R4c、R5a及びR5bは、式Iで定義されるとおりであり、X4は、ハロゲン(又はトリフレートなどの擬ハロゲン脱離基)、好ましくは臭素若しくは塩素、さらに好ましくは塩素である)は、スキーム1に詳しく記載されている条件下で、式IIa-Xのアミン(ここで、R3、R4b、R4c、R5a及びR5bは、式Iに記載されるとおりであり、X4は、ハロゲン(又はトリフレートなどの擬ハロゲン脱離基)、好ましくは臭素若しくは塩素、さらに好ましくは塩素である)、又はその塩(例えば、ハロゲン化水素酸塩、好ましくは塩酸塩若しくは臭化水素酸塩、又はトリフルオロ酢酸塩、又はいずれかその他の同等の塩)を、式IIIaのカルボン酸誘導体(ここで、A、R2a及びR2bは、式Iに記載されるとおりであり、X0は、スキーム1に定義されているとおりである)と反応させることにより調製することができる。
【0151】
式IIa-Xの化合物(ここで、R3、R4b、R4c、R5a及びR5bは、式Iに定義されているとおりであり、X4は、ハロゲン、好ましくは臭素若しくは塩素、さらに好ましくは塩素である)、又はその塩(例えば、ハロゲン化水素酸塩、好ましくは塩酸塩若しくは臭化水素酸塩、又はトリフルオロ酢酸塩、又はいずれかその他の同等の塩)は、スキーム25に示されるように、式VIIIZ3-Xの化合物(ここで、R3、R4b、R4c、R5a及びR5bは、式Iにおいて定義されているとおりであり、X4は、ハロゲン、好ましくは臭素若しくは塩素、さらに好ましくは塩素であり、Z3は、-NPhth(N-フタルイミド基)である)から、スキーム6aに既に説明した脱保護条件下で調製することができる。
スキーム25:
【化38】
【0152】
式VIIIZ3-Xの化合物(ここで、R3、R4b、R4c、R5a及びR5bは、式Iに記載されるとおりであり、X4は、ハロゲン、好ましくは臭素若しくは塩素、さらに好ましくは塩素であり、Z3は、-NPhth(N-フタルイミド基)である)は、式VIIIZ3-2の化合物(ここで、R3、R4b、R4c、R5a及びR5bは、式Iに記載されるとおりであり、Z3は、-NPhth(N-フタルイミド基)である)から、トルエン若しくはクロロベンゼンなどの不活性溶媒中、室温から反応混合物の沸点までの温度範囲で、とりわけ、オキシ塩化リン若しくは五塩化リンなどのリン試薬を用いた処理により調製することができる。
【0153】
式VIIIZ3-2の化合物(ここで、R3、R4b、R4c、R5a及びR5bは、式Iに記載されるとおりであり、Z3は、-NPhth(N-フタルイミド基)である)は、式VIIIZ3-1の化合物(ここで、R3、R4b、R4c、R5a及びR5bは、式Iに記載されるとおりであり、Z3は、-NPhth(N-フタルイミド基)である)から、任意に、テトラヒドロフラン若しくはジオキサンなどの溶媒の存在下、室温から反応混合物の沸点までの温度範囲で、例えば、塩酸などの酸を伴う加水分解反応によって調製することができる。
【0154】
式VIIIZ3-1の化合物(ここで、R3、R4b、R4c、R5a及びR5bは、式Iに記載されるとおりであり、Z3は、-NPhth(N-フタルイミド基)である)は、式VIIIZ3の化合物(ここで、R3、R4b、R4c、R5a及びR5bは、式Iに記載されるとおりであり、Raは、C1~C3アルコキシであり、Z3は、-NPhth(N-フタルイミド基)である)の特定の部分群を規定する。従って、これらの化合物は、スキーム6aに詳細に示されるように、式VIIIの化合物から調製することができる。
【0155】
手法又は反応条件に応じて、反応体を塩基の存在下で反応させることが可能である。好適な塩基の例は、アルカリ金属又はアルカリ土類金属水酸化物、アルカリ金属又はアルカリ土類金属水素化物、アルカリ金属又はアルカリ土類金属アミド、アルカリ金属又はアルカリ土類金属アルコキシド、アルカリ金属又はアルカリ土類金属酢酸塩、アルカリ金属又はアルカリ土類金属炭酸塩、アルカリ金属又はアルカリ土類金属ジアルキルアミド又はアルカリ金属又はアルカリ土類金属アルキルシリルアミド、アルキルアミド、アルキレンジアミド、遊離又はN-アルキル化飽和又は不飽和シクロアルキルアミン、塩基性複素環、水酸化アンモニウム及び炭素環式アミンである。挙げられる例は、水酸化ナトリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメトキシド、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、カリウムtert-ブトキシド、水酸化カリウム、炭酸カリウム、水素化カリウム、リチウムジイソプロピルアミド、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド、水素化カルシウム、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリエチレンジアミン、シクロヘキシルアミン、N-シクロヘキシル-N,N-ジメチルアミン、N,N-ジエチルアニリン、ピリジン、4-(N,N-ジメチルアミノ)ピリジン、キヌクリジン、N-メチルモルホリン、水酸化ベンジルトリメチルアンモニウム及び1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン(DBU)である。
【0156】
反応剤は、そのままで、すなわち溶媒又は希釈剤を加えずに互いに反応され得る。しかしながら、ほとんどの場合、不活性溶媒又は希釈剤又はこれらの混合物を加えることが有利である。反応が塩基の存在下で行われる場合、トリエチルアミン、ピリジン、N-メチルモルホリン又はN,N-ジエチルアニリンなどの過剰に用いられる塩基は、溶媒又は希釈剤としても働き得る。
【0157】
反応は、約-80℃~約+140℃、好ましくは約-30℃~約+100℃の温度範囲、多くの場合、周囲温度から約+80℃の範囲で行われるのが有利である。
【0158】
それぞれ好適な反応条件及び出発材料の選択に応じて、例えば1つの反応工程において、1つの置換基を本発明に係る別の置換基で単に置換することが可能であるか、又は複数の置換基は、同じ反応工程において、本発明に係る他の置換基で置換され得る。
【0159】
式Iの化合物の塩は、それ自体公知の方法で調製され得る。従って、例えば、式Iの化合物の酸付加塩は、好適な酸又は好適なイオン交換試薬による処理によって得られ、塩基による塩は、好適な塩基又は好適なイオン交換試薬による処理によって得られる。
【0160】
式Iの化合物の塩は、例えば、好適な塩基性化合物又は好適なイオン交換試薬による処理によって遊離化合物Iの酸付加塩に、且つ例えば好適な酸又は好適なイオン交換試薬による処理によって塩基による塩に慣例的な方法で転化され得る。
【0161】
式Iの化合物の塩は、例えば、塩化銀を形成する無機塩が不溶性であり、従って反応混合物から沈殿する好適な溶媒中において、例えば塩酸塩などの無機酸塩を酸のナトリウム塩、バリウム塩又は銀塩などの好適な金属塩、例えば酢酸銀で処理することにより、式Iの化合物の他の塩、酸付加塩、例えば他の酸付加塩にそれ自体公知の方法で転化され得る。
【0162】
手順又は反応条件に応じて、塩形成特性を有する式Iの化合物が、遊離形態又は塩の形態で得られる。
【0163】
式Iの化合物及び必要に応じてその互変異性体は、それぞれ遊離形態若しくは塩形態において、分子中に現れる不斉炭素原子の数、絶対及び相対配置に応じて、且つ/又は分子中に現れる非芳香族二重結合の配置に応じて、例えば対掌体及び/若しくはジアステレオマーなどの純粋な異性体の形態において、或いは鏡像異性体混合物、例えばラセミ体、ジアステレオマー混合物又はラセミ体混合物などの異性体混合物として、可能な異性体の1つの形態で又はこれらの混合物として存在することができ;本発明は、純粋な異性体に関し、可能なすべての異性体混合物にも関し、立体化学の詳細がそれぞれ特に記載されていない場合でも、上記及び下記においてこの意味でそれぞれ理解されるべきである。
【0164】
式Iの化合物のジアステレオマー混合物又はラセミ混合物は、いずれの出発材料及び手順が選択されたかに応じて得られる遊離形態又は塩形態において、例えば分別結晶化、蒸留及び/又はクロマトグラフィーにより、成分の物理化学的差異に基づいて純粋なジアステレオマー又はラセミ体に公知の方法で分離され得る。
【0165】
同様の方法で得られるラセミ体などの鏡像異性体混合物は、公知の方法により、例えば光学活性溶媒からの再結晶化により、キラル吸着剤におけるクロマトグラフィー、例えば好適な微生物を用いたアセチルセルロースにおける高速液体クロマトグラフィ(HPLC)により、例えば1つのみの鏡像異性体が複合されるキラルクラウンエーテルを用いた、包接化合物の形成を介した特定の固定化酵素による開裂により、又はジアステレオマー塩への転化により、例えば塩基性最終生成物ラセミ体をカルボン酸、例えばショウノウ酸、酒石酸又はリンゴ酸又はスルホン酸、例えばカンファースルホン酸などの光学活性酸と反応させ、このように得られるジアステレオマー混合物を例えば異なる溶解度に基づく分別結晶によって分離して、好適な物質、例えば塩基性物質の作用により、所望の鏡像異性体がそれから放出され得るジアステレオマーを得ることにより、光学対掌体に分解され得る。
【0166】
純粋なジアステレオマー又は鏡像異性体は、本発明に従い、好適な異性体混合物を分離することによるだけでなく、ジアステレオ選択的又はエナンチオ選択的合成の一般に知られている方法、例えば立体化学特性を有する出発材料を用いて、本発明に係る方法を行うことによっても得られる。
【0167】
N-オキシドは、酸無水物、例えば無水トリフルオロ酢酸の存在下で式Iの化合物を好適な酸化剤、例えばH22/尿素付加物と反応させることによって調製され得る。このような酸化は、例えば、J.Med.Chem.,32(12),2561-73,1989又は国際公開第2000/15615号といった文献から公知である。
【0168】
個々の成分が異なる生物学的活性を有する場合、それぞれ生物学的により有効な異性体、例えば鏡像異性体又はジアステレオマー又は異性体混合物、例えば鏡像異性体混合物又はジアステレオマー混合物を単離又は合成することが有利である。
【0169】
式Iの化合物及び必要に応じてその互変異性体は、それぞれ遊離形態又は塩形態において、必要に応じて水和物の形態において得ることもでき、且つ/又は他の溶媒、例えば固体形態で存在する化合物の結晶化に使用され得た溶媒を含む。
【0170】
以下の表A-1~A-126に係る式Iの化合物は、上記の方法に従って調製され得る。以下の例は、本発明を例示すると共に、好ましい式Iの化合物を式Iaaの化合物の形態で示すことが意図されている。
【化39】
【0171】
表A-1は、5種の式Iaaの化合物A-1.001~A-1.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはClであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。例えば、A-1.002は、
【化40】
である。
【0172】
【表1】
【0173】
表A-2は、5種の式Iaaの化合物A-2.001~A-2.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはClであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0174】
表A-3は、5種の式Iaaの化合物A-3.001~A-3.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはClであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0175】
表A-4は、5種の式Iaaの化合物A-4.001~A-4.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはBrであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0176】
表A-5は、5種の式Iaaの化合物A-5.001~A-5.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはBrであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0177】
表A-6は、5種の式Iaaの化合物A-6.001~A-6.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはBrであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0178】
表A-7は、5種の式Iaaの化合物A-7.001~A-7.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはCF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0179】
表A-8は、5種の式Iaaの化合物A-8.001~A-8.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはCF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0180】
表A-9は、5種の式Iaaの化合物A-9.001~A-9.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはCF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0181】
表A-10は、5種の式Iaaの化合物A-10.001~A-10.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはO-CF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0182】
表A-11は、5種の式Iaaの化合物A-11.001~A-11.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはO-CF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0183】
表A-12は、5種の式Iaaの化合物A-12.001~A-12.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはO-CF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0184】
表A-13は、5種の式Iaaの化合物A-13.001~A-13.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0185】
表A-14は、5種の式Iaaの化合物A-14.001~A-14.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0186】
表A-15は、5種の式Iaaの化合物A-15.001~A-15.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0187】
表A-16は、5種の式Iaaの化合物A-16.001~A-16.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0188】
表A-17は、5種の式Iaaの化合物A-17.001~A-17.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0189】
表A-18は、5種の式Iaaの化合物A-18.001~A-18.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0190】
表A-19は、5種の式Iaaの化合物A-19.001~A-19.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはClであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0191】
表A-20は、5種の式Iaaの化合物A-20.001~A-20.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはClであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0192】
表A-21は、5種の式Iaaの化合物A-21.001~A-21.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはClであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0193】
表A-22は、5種の式Iaaの化合物A-22.001~A-22.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはBrであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0194】
表A-23は、5種の式Iaaの化合物A-23.001~A-23.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはBrであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0195】
表A-24は、5種の式Iaaの化合物A-24.001~A-24.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはBrであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0196】
表A-25は、5種の式Iaaの化合物A-25.001~A-25.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはCF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0197】
表A-26は、5種の式Iaaの化合物A-26.001~A-26.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはCF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0198】
表A-27は、5種の式Iaaの化合物A-27.001~A-27.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはCF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0199】
表A-28は、5種の式Iaaの化合物A-28.001~A-28.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはO-CF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0200】
表A-29は、5種の式Iaaの化合物A-29.001~A-29.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはO-CF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0201】
表A-30は、5種の式Iaaの化合物A-30.001~A-30.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはO-CF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0202】
表A-31は、5種の式Iaaの化合物A-31.001~A-31.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0203】
表A-32は、5種の式Iaaの化合物A-32.001~A-32.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0204】
表A-33は、5種の式Iaaの化合物A-33.001~A-33.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0205】
表A-34は、5種の式Iaaの化合物A-34.001~A-34.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0206】
表A-35は、5種の式Iaaの化合物A-35.001~A-35.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0207】
表A-36は、5種の式Iaaの化合物A-36.001~A-36.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0208】
表A-37は、5種の式Iaaの化合物A-37.001~A-37.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはClであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0209】
表A-38は、5種の式Iaaの化合物A-38.001~A-38.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはClであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0210】
表A-39は、5種の式Iaaの化合物A-39.001~A-39.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはClであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0211】
表A-40は、5種の式Iaaの化合物A-40.001~A-40.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはBrであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0212】
表A-41は、5種の式Iaaの化合物A-41.001~A-41.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはBrであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0213】
表A-42は、5種の式Iaaの化合物A-42.001~A-42.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはBrであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0214】
表A-43は、5種の式Iaaの化合物A-43.001~A-43.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはCF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0215】
表A-44は、5種の式Iaaの化合物A-44.001~A-44.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはCF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0216】
表A-45は、5種の式Iaaの化合物A-45.001~A-45.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはCF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0217】
表A-46は、5種の式Iaaの化合物A-46.001~A-46.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはO-CF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0218】
表A-47は、5種の式Iaaの化合物A-47.001~A-47.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはO-CF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0219】
表A-48は、5種の式Iaaの化合物A-48.001~A-48.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはO-CF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0220】
表A-49は、5種の式Iaaの化合物A-49.001~A-49.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0221】
表A-50は、5種の式Iaaの化合物A-50.001~A-50.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0222】
表A-51は、5種の式Iaaの化合物A-51.001~A-51.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0223】
表A-52は、5種の式Iaaの化合物A-52.001~A-52.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0224】
表A-53は、5種の式Iaaの化合物A-53.001~A-53.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0225】
表A-54は、5種の式Iaaの化合物A-54.001~A-54.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0226】
表A-55は、5種の式Iaaの化合物A-55.001~A-55.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aはClであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0227】
表A-56は、5種の式Iaaの化合物A-56.001~A-56.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aはClであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0228】
表A-57は、5種の式Iaaの化合物A-57.001~A-57.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aはClであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0229】
表A-58は、5種の式Iaaの化合物A-58.001~A-58.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aはBrであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0230】
表A-59は、5種の式Iaaの化合物A-59.001~A-59.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aはBrであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0231】
表A-60は、5種の式Iaaの化合物A-60.001~A-60.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aはBrであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0232】
表A-61は、5種の式Iaaの化合物A-61.001~A-61.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aはCF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0233】
表A-62は、5種の式Iaaの化合物A-62.001~A-62.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aはCF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0234】
表A-63は、5種の式Iaaの化合物A-63.001~A-63.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aはCF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0235】
表A-64は、5種の式Iaaの化合物A-64.001~A-64.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aはO-CF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0236】
表A-65は、5種の式Iaaの化合物A-65.001~A-65.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aはO-CF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0237】
表A-66は、5種の式Iaaの化合物A-66.001~A-66.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aはO-CF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0238】
表A-67は、5種の式Iaaの化合物A-67.001~A-67.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0239】
表A-68は、5種の式Iaaの化合物A-68.001~A-68.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0240】
表A-69は、5種の式Iaaの化合物A-69.001~A-69.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0241】
表A-70は、5種の式Iaaの化合物A-70.001~A-70.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0242】
表A-71は、5種の式Iaaの化合物A-71.001~A-71.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0243】
表A-72は、5種の式Iaaの化合物A-72.001~A-72.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はHであり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0244】
表A-73は、5種の式Iaaの化合物A-73.001~A-73.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aはClであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0245】
表A-74は、5種の式Iaaの化合物A-74.001~A-74.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aはClであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0246】
表A-75は、5種の式Iaaの化合物A-75.001~A-75.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aはClであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0247】
表A-76は、5種の式Iaaの化合物A-76.001~A-76.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aはBrであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0248】
表A-77は、5種の式Iaaの化合物A-77.001~A-77.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aはBrであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0249】
表A-78は、5種の式Iaaの化合物A-78.001~A-78.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aはBrであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0250】
表A-79は、5種の式Iaaの化合物A-79.001~A-79.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aはCF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0251】
表A-80は、5種の式Iaaの化合物A-80.001~A-80.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aはCF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0252】
表A-81は、5種の式Iaaの化合物A-81.001~A-81.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aはCF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0253】
表A-82は、5種の式Iaaの化合物A-82.001~A-82.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aはO-CF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0254】
表A-83は、5種の式Iaaの化合物A-83.001~A-83.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aはO-CF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0255】
表A-84は、5種の式Iaaの化合物A-84.001~A-84.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aはO-CF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0256】
表A-85は、5種の式Iaaの化合物A-85.001~A-85.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0257】
表A-86は、5種の式Iaaの化合物A-86.001~A-86.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0258】
表A-87は、5種の式Iaaの化合物A-87.001~A-87.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0259】
表A-88は、5種の式Iaaの化合物A-88.001~A-88.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0260】
表A-89は、5種の式Iaaの化合物A-89.001~A-89.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0261】
表A-90は、5種の式Iaaの化合物A-90.001~A-90.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH3であり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0262】
表A-91は、5種の式Iaaの化合物A-91.001~A-91.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはClであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0263】
表A-92は、5種の式Iaaの化合物A-92.001~A-92.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはClであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0264】
表A-93は、5種の式Iaaの化合物A-93.001~A-93.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはClであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0265】
表A-94は、5種の式Iaaの化合物A-94.001~A-94.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはBrであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0266】
表A-95は、5種の式Iaaの化合物A-95.001~A-95.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはBrであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0267】
表A-96は、5種の式Iaaの化合物A-96.001~A-96.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはBrであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0268】
表A-97は、5種の式Iaaの化合物A-97.001~A-97.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはCF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0269】
表A-98は、5種の式Iaaの化合物A-98.001~A-98.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはCF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0270】
表A-99は、5種の式Iaaの化合物A-99.001~A-99.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはCF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0271】
表A-100は、5種の式Iaaの化合物A-100.001~A-100.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはO-CF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0272】
表A-101は、5種の式Iaaの化合物A-101.001~A-101.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはO-CF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0273】
表A-102は、5種の式Iaaの化合物A-102.001~A-102.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはO-CF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0274】
表A-103は、5種の式Iaaの化合物A-103.001~A-103.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0275】
表A-104は、5種の式Iaaの化合物A-104.001~A-104.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0276】
表A-105は、5種の式Iaaの化合物A-105.001~A-105.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aはSO2-CF3であり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0277】
表A-106は、5種の式Iaaの化合物A-106.001~A-106.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0278】
表A-107は、5種の式Iaaの化合物A-107.001~A-107.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0279】
表A-108は、5種の式Iaaの化合物A-108.001~A-108.005を提供するものであり、ここで、AはNであり、R1はCH2-シクロプロピルであり、R2aは1-シアノ-シクロプロピルであり、R2bはCF3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0280】
表A-109は、5種の式Iaaの化合物A-109.001~A-109.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはCF3であり、R2bはCHF2であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0281】
表A-110は、5種の式Iaaの化合物A-110.001~A-110.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはCF3であり、R2bは1-シアノ-1-メチル-エチルであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0282】
表A-111は、5種の式Iaaの化合物A-111.001~A-111.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはCF3であり、R2bはIであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0283】
表A-112は、5種の式Iaaの化合物A-112.001~A-112.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはCF3であり、R2bはSO2-CH3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0284】
表A-113は、5種の式Iaaの化合物A-113.001~A-113.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはCF3であり、R2bはOCHF2であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0285】
表A-114は、5種の式Iaaの化合物A-114.001~A-114.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはOCHF2であり、R2bはOCHF2であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0286】
表A-115は、5種の式Iaaの化合物A-115.001~A-115.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはIであり、R2bはIであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0287】
表A-116は、5種の式Iaaの化合物A-116.001~A-116.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはIであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0288】
表A-117は、5種の式Iaaの化合物A-117.001~A-117.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はHであり、R2aはIであり、R2bはIであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0289】
表A-118は、5種の式Iaaの化合物A-118.001~A-118.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはCF3であり、R2bはCHF2であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0290】
表A-119は、5種の式Iaaの化合物A-119.001~A-119.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはCF3であり、R2bは1-シアノ-1-メチル-エチルであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0291】
表A-120は、5種の式Iaaの化合物A-120.001~A-120.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはCF3であり、R2bはIであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0292】
表A-121は、5種の式Iaaの化合物A-121.001~A-121.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはCF3であり、R2bはSO2-CH3であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0293】
表A-122は、5種の式Iaaの化合物A-122.001~A-122.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはCF3であり、R2bはOCHF2であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0294】
表A-123は、5種の式Iaaの化合物A-123.001~A-123.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはOCHF2であり、R2bはOCHF2であり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0295】
表A-124は、5種の式Iaaの化合物A-124.001~A-124.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはIであり、R2bはIであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0296】
表A-125は、5種の式Iaaの化合物A-125.001~A-125.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはIであり、R2bはBrであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0297】
表A-126は、5種の式Iaaの化合物A-126.001~A-126.005を提供するものであり、ここで、AはCHであり、R1はCH3であり、R2aはIであり、R2bはClであり、R4は表Zで定義されるとおりである。
【0298】
式II、及びIIbの特定の中間体化合物も利用可能であり、そのいくつかは、新規である。例えば、
・R3がメチルであり、R5a及びR5bがそれぞれ水素であり、R1及びR4が、表A-1、A-19及びA-37に定義されているとおりである式IIの化合物;例えば、R1がHであり、R3がメチルであり、R4aがH若しくはClであり、R4b、R4c、R5a及びR5bが、Hである式IIの化合物;又はその塩;並びに
・R3がメチルであり、R5a及びR5bがそれぞれ水素であり、R1及びR4が、表A-1、A-19及びA-37に定義されているとおりである式IIbの化合物;例えば、R1がHであり、R3がメチルであり、R4aがH若しくはClであり、R4b、R4c、R5a及びR5bが、Hである式IIbの化合物;又はその塩:
【化41】
【0299】
また、式VIIIa、VIIIa’、及びVIIISiの特定の中間化合物(そのうちのいくつかは新規である)も利用可能である。例えば、
・R3がメチルであり、R5a及びR5bがそれぞれ水素であり、R1及びR4が、表A-1、A-19及びA-37に定義されているとおりである式VIIIaの化合物;並びに
・R3がメチルであり、R5a及びR5bがそれぞれ水素であり、R1及びR4が、表A-1、A-19及びA-37に定義されているとおりである式VIIIa’の化合物;並びに
・(RA13Siが、トリ(C1~C4アルキル)-シリル、例えば、tert-ブチル-ジメチル-シリルであり;R3がメチルであり、R5a及びR5bがそれぞれ水素であり、R1及びR4が、表A-1、A-19及びA-37に定義されているとおりである式VIIISiの化合物。
【化42】
【0300】
さらに、上に示すように、式VIIIa、VIIIa’、及びVIIISiの特定の中間化合物も利用可能であり、ここで:
・R1が、Hであり、R3が、メチルであり、R4aが、H、Cl、若しくはC1~C3アルコキシ、例えばメトキシであり、R4b、R4c、R5a及びR5bが、それぞれHである式VIIIaの化合物;又はその塩;並びに
・R1が、Hであり、R3が、メチルであり、R4aが、H、Cl、若しくはC1~C3アルコキシ、例えばメトキシであり、R4b、R4c、R5a及びR5bが、それぞれHである式VIIIa’の化合物;並びに
・(RA13Siが、トリ(C1~C4アルキル)-シリル、例えば、tert-ブチル-ジメチル-シリルであり;R3がメチルであり、R4aが、C1~C3アルコキシ、例えばメトキシであり、R4b、R4c、R5a及びR5bが、Hである式VIIISiの化合物;又はその塩。
【0301】
さらにまた、式XLII及びXLII’の特定の中間化合物(そのうちのいくつかは新規である)も利用可能である。例えば、
・R3がメチルであり、R5a及びR5bがそれぞれ水素であり、R1及びR4が、表A-1、A-19及びA-37に定義されているとおりである式XLIIの化合物;並びに
・R3がメチルであり、R5a及びR5bがそれぞれ水素であり、R1及びR4が、表A-1、A-19及びA-37に定義されているとおりである式XLII’の化合物。
【化43】
【0302】
また、上に示すように、式XLII及びXLII’の特定の中間化合物も利用可能である:
・R1が、Hであり、R3が、メチルであり、R4aが、H、Cl、OH若しくはC1~C3アルコキシ、例えばメトキシであり、R4b、R4c、R5a及びR5bが、Hである式XLIIの化合物;又はその塩;並びに
・R1が、Hであり、R3が、メチルであり、R4aが、H、Cl、OH若しくはC1~C3アルコキシ、例えばメトキシであり、R4b、R4c、R5a及びR5bが、それぞれHである式XLII’の化合物;又はその塩。
【0303】
さらに、式XLIX及びXLIX’の特定の中間体化合物も利用可能であり、そのいくつかは、新規である。例えば、
・R3がメチルであり、R5a及びR5bがそれぞれ水素であり、R1及びR4が、表A-1、A-19及びA-37に定義されているとおりである式XLIXの化合物;並びに
・R3がメチルであり、R5a及びR5bがそれぞれ水素であり、R1及びR4が、表A-1、A-19及びA-37に定義されているとおりである式XLIX’の化合物。
【化44】
【0304】
別の態様では、本発明は、従って、式II及びIIbの化合物を利用可能にし、R1、R3、R4、R5a及びR5bは、第1の態様の式Iについて定義されているとおりである。さらには、式Iについて例示される対応する実施形態も、式II及びIIbの化合物に適用される。
【0305】
また別の態様では、本発明は、従って、上に示すように、式VIIIa、VIIIa’、及びVIIISiの化合物も利用可能にし、ここで、(RA13Siは、シリル-保護基、例えばトリ(C1~C4アルキル)-シリルであり;R3、R4a、R4b、R4c、R5a及びR5bは、第1の態様の式Iについて定義されているとおりである。さらには、式Iについて例示される対応する実施形態も、式VIIIa、VIIIa’、及びVIIISiの化合物に適用される。
【0306】
さらに別の態様では、本発明は、従って、上に示すように、式XLII及びXLII’の化合物も利用可能にし、ここで、R3、R4a、R4b、R4c、R5a及びR5bは、第1の態様の式Iについて定義されているとおりである。さらには、式Iについて例示される対応する実施形態も、式XLII及びXLII’の化合物に適用される。
【0307】
さらにまた別の態様では、本発明は、従って、上に示すように、式XLIX及びXLIX’の化合物も利用可能にし、ここで、R3、R4a、R4b、R4c、R5a及びR5bは、第1の態様における式Iについて定義されているとおりである。さらには、式Iについて例示される対応する実施形態も、式XLIX及びXLIX’の化合物に適用される。
【0308】
本発明に係る式Iの化合物は、低い施用量でも有害生物防除の分野で予防的に及び/又は治療的に有益な有効成分であり、これは、非常に好ましい殺生物スペクトルを有し、温血動物種、魚類及び植物によって良好な耐容性を示される。本発明に係る有効成分は、昆虫又はダニ目(Acarina)の代表例などの通常の感受性の動物有害生物だけでなく、耐性がある動物有害生物のすべて又は個々の発育段階に対しても作用する。本発明に係る有効成分の殺虫又は殺ダニ活性は、直接、すなわち直ちに又はいくらかの時間が経過してから初めて、例えば脱皮中に起こる有害生物の破壊として又は間接的に、例えば減少した産卵及び/又は孵化率として現れることがある。
【0309】
上記の動物有害生物の例は以下のとおりである:
ダニ目(Acarina)から、例えば、
アカリツス属(Acalitus spp)、アカルス属(Aculus spp)、アカリカルス属(Acaricalus spp)、アセリア属(Aceria spp)、アシブトコナダニ(Acarus siro)、キララマダニ属(Amblyomma spp.)、ナガヒメダニ属(Argas spp.)、ウシマダニ属(Boophilus spp.)、ブレビパルパス属(Brevipalpus spp.)、ブリオビア属(Bryobia spp)、カリピトリメルス属(Calipitrimerus spp.)、ショクヒヒゼンダニ属(Chorioptes spp.)、ワクモ(Dermanyssus gallinae)、デルマトファゴイデス属(Dermatophagoides spp)、エオテトラニカス属(Eotetranychus spp)、エリオフィエス属(Eriophyes spp.)、ヘミタルソネムス属(Hemitarsonemus spp)、イボマダニ属(Hyalomma spp.)、タネガタマダニ属(Ixodes spp.)、オリゴニクス属(Olygonychus spp)、カズキダニ属(Ornithodoros spp.)、ポリファゴタルソネ・ラタス(Polyphagotarsone latus)、パノニクス属(Panonychus spp.)、ミカンサビダニ(Phyllocoptruta oleivora)、フィトネムス属(Phytonemus spp)、ポリファゴタロソネムス属(Polyphagotarsonemus spp)、キュウセンヒゼンダニ属(Psoroptes spp.)、コイタマダニ属(Rhipicephalus spp.)、リゾグリフス属(Rhizoglyphus spp.)、サルコプテス属(Sarcoptes spp.)、ステネオタルソネムス属(Steneotarsonemus spp)、ホコリダニ属(Tarsonemus spp.)及びテトラニクス属(Tetranychus spp.);
シラミ目(Anoplura)から、例えば、
ブタジラミ属(Haematopinus spp.)、リノグナツス属(Linognathus spp.)、ペディクルス属(Pediculus spp.)、ペムフィグス属(Pemphigus spp.)及びフィロキセラ属(Phylloxera spp.);
鞘翅目(Coleoptera)から、例えば、
アグリオテス属(Agriotes spp.)、アンフィマロン・マジャレ(Amphimallon majale)、セマダラコガネ(Anomala orientalis)、アントノムス属(Anthonomus spp.)、マグソコガネ属(Aphodius spp)、アスチラス・アトロマクラタス(Astylus atromaculatus)、アテニウス属(Ataenius spp)、アトマリア・リネアリス(Atomaria linearis)、カエトクネマ・チビアリス(Chaetocnema tibialis)、セロトマ属(Cerotoma spp)、コノデルス属(Conoderus spp)、コスモポリテス属(Cosmopolites spp.)、コチニス・ニチダ(Cotinis nitida)、クルクリオ属(Curculio spp.)、シクロセファラ属(Cyclocephala spp)、デルメステス属(Dermestes spp.)、ジアブロチカ属(Diabrotica spp.)、アブデルスツノカブトムシ(Diloboderus abderus)、エピラクナ属(Epilachna spp.)、エレムヌス属(Eremnus spp.)、ヘテロニクス・アラトル(Heteronychus arator)、コーヒーノミキクイムシ(Hypothenemus hampei)、ラグリア・フイロサ(Lagria vilosa)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemLineata)、リッソルホプトルス属(Lissorhoptrus spp.)、リオゲニス属(Liogenys spp)、マエコラスピス属(Maecolaspis spp)、アカビロウドコガネ(Maladera castanea)、メガセリス属(Megascelis spp)、メリゲテス・アエネウス(Melighetes aeneus)、メロロンタ属(Melolontha spp.)、マイオクロウス・アルマツス(Myochrous armatus)、オリカエフィルス属(Orycaephilus spp.)、オチオリンクス属(Otiorhynchus spp.)、フィロファガ属(Phyllophaga spp)、フリクチヌス属(Phlyctinus spp.)、ポピリア属(Popillia spp.)、プシリオデス属(Psylliodes spp.)、リソマツス・アウブチリス(Rhyssomatus aubtilis)、リゾペルタ属(Rhizopertha spp.)、コガネムシ科(Scarabeidae)、シトフィルス属(Sitophilus spp.)、シトトルガ属(Sitotroga spp.)、ソマチカス属(Somaticus spp)、スフェノフォラス属(Sphenophorus spp)、ステルネクススブ・シグナツス(Sternechus subsignatus)、ゴミムシダマシ属(Tenebrio spp.)、トリボリウム属(Tribolium spp.)及びトロゴデルマ属(Trogoderma spp.);
双翅目(Diptera)から、例えば、
ヤブカ属(Aedes spp.)、ハマダラカ属(Anopheles spp)、アンテリゴナ・ソカタ(Antherigona soccata)、オリーブミバエ(Bactrocea oleae)、ビビオ・ホルツラヌス(Bibio hortulanus)、ブラジシア属(Bradysia spp)、クロバエ(Calliphora erythrocephala)、セラチチス属(Ceratitis spp.)、オビキンバエ属(Chrysomyia spp.)、イエカ属(Culex spp.)、クテレブラ属(Cuterebra spp.)、ダクス属(Dacus spp.)、デリア属(Delia spp)、キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)、ヒメイエバエ属(Fannia spp.)、ガストロフィラス属(Gastrophilus spp.)、ゲオミザ・トリプンクタタ(Geomyza tripunctata)、ツェツェバエ属(Glossina spp.)、ヒフバエ属(Hypoderma spp.)、ヒッポボスカ属(Hyppobosca spp.)、リリオミザ属(Liriomyza spp.)、キンバエ属(Lucilia spp.)、メラナグロミザ属(Melanagromyza spp.)、イエバエ属(Musca spp.)、ヒツジバエ属(Oestrus spp.)、オルセオリア属(Orseolia spp.)、キモグリバエ(Oscinella frit)、アカザモグリハナバエ(Pegomyia hyoscyami)、ホルビア属(Phorbia spp.)、ラゴレチス属(Rhagoletis spp)、リベリア・クアドリファシアタ(Rivelia quadrifasciata)、スカテラ属(Scatella spp)、キノコバエ属(Sciara spp.)、サシバエ属(Stomoxys spp.)、アブ属(Tabanus spp.)、タニア属(Tannia spp.)及びガガンボ属(Tipula spp.);
半翅目(Hemiptera)から、例えば、
アカントコリス・スカブラトル(Acanthocoris scabrator)、アクロステルナム属(Acrosternum spp)、ウススジカスミカメムシ(Adelphocoris lineolatus)、アレウロデス属(Aleurodes spp.)、アンブリペルタ・ニチダ(Amblypelta nitida)、バチコエリア・タラシナ(Bathycoelia thalassina)、ブリサス属(Blissus spp)、トコジラミ属(Cimex spp.)、クラビグララ・トメントシコリス(Clavigralla tomentosicollis)、クレオンチアデス属(Creontiades spp)、ジスタンチエラ・テオブロマ(Distantiella theobroma)、ジケロプス・フルカツス(Dichelops furcatus)、ジスデルクス属(Dysdercus spp.)、エデッサ属(Edessa spp)、ユーキスツス属(Euchistus spp.)、ヒメナガメ(Eurydema pulchrum)、エウリガステル属(Eurygaster spp.)、クサギカメムシ(Halyomorpha halys)、ホルシアス・ノビレルス(Horcias nobilellus)、レプトコリサ属(Leptocorisa spp.)、メクラカメムシ属(Lygus spp)、マルガロデス属(Margarodes spp)、ムルガンチア・ヒストリオニク(Murgantia histrionic)、ネオメガロトムス属(Neomegalotomus spp)、タバコカスミカメムシ(Nesidiocoris tenuis)、ネザラ属(Nezara spp.)、ニシウス・シムランス(Nysius simulans)、オエバルス・インスラリス(Oebalus insularis)、ピエスマ属(Piesma spp.)、ピエゾドルス属(Piezodorus spp)、ロドニウス属(Rhodnius spp.)、サールベルゲラ・シングラリス(Sahlbergella singularis)、スカプトコリス・カスタネア(Scaptocoris castanea)、スコチノファラ属(Scotinophara spp.)、チアンタ属(Thyanta spp)、サシガメ属(Triatoma spp.)、ヴァチガ・イルデンス(Vatiga illudens);
アシルトシウム・ピスム(Acyrthosium pisum)、アダルゲス属(Adalges spp)、アガリアナ・エンシゲラ(Agalliana ensigera)、アゴノセナ・タルギオニイ(Agonoscena targionii)、アレウロジクス属(Aleurodicus spp)、アレウロカンツス属(Aleurocanthus spp)、アレウロロブス・バロデンシス(Aleurolobus barodensis)、アレウロトリクス・フロッコスス(Aleurothrixus floccosus)、アレイロデス・ブラシカエ(Aleyrodes brassicae)、フタテンミドリヨコバイ(Amarasca biguttula)、アムリトズス・アトキンソニ(Amritodus atkinsoni)、アノニジエラ属(Aonidiella spp.)、アリマキ科(Aphididae)、ワタアブラムシ属(Aphis spp.)、アスピジオツス属(Aspidiotus spp.)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani)、バクテリセラ・コッケレリ(Bactericera cockerelli)、ベミシア属(Bemisia spp)、ブラキカウズス属(Brachycaudus spp)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、カコプシラ属(Cacopsylla spp)、ニンジンフタオアブラムシ(Cavariella aegopodii Scop.)、セロプラスタ属(Ceroplaster spp.)、クリソムファルス・アオニジウム(Chrysomphalus aonidium)、オンシツマルカイガラムシ(Chrysomphalus dictyospermi)、シカデラ属(Cicadella spp)、シロオオヨコバイ(Cofana spectra)、クリプトミズス属(Cryptomyzus spp)、シカデュリナ属(Cicadulina spp)、ヒラタカタカイガラムシ(Coccus hesperidum)、ダルブルス・マイジス(Dalbulus maidis)、ジアレウロデス属(Dialeurodes spp)、ミカンキジラミ(Diaphorina citri)、ジウラフィス・ノキシア(Diuraphis noxia)、ジサフィス属(Dysaphis spp)、エンポアスカ属(Empoasca spp.)、リンゴワタムシ(Eriosoma larigerum)、エリスロネウラ属(Erythroneura spp.)、ガスカルジア属(Gascardia spp.)、グリカスピス・ブリンブレコンベイ(Glycaspis brimblecombei)、ヒアダフィス・シュードブラシカエ(Hyadaphis pseudobrassicae)、ヒアロプテルス属(Hyalopterus spp)、ヒペロミズス・パリズス(Hyperomyzus pallidus)、リュウガンズキンヨコバイ(Idioscopus clypealis)、ヤコビアスカ・リビカ(Jacobiasca lybica)、ラオデルファクス属(Laodelphax spp.)、ミズキカタカイガラムシ(Lecanium corni)、レピドサフェス属(Lepidosaphes spp.)、ニセダイコンアブラムシ(Lopaphis erysimi)、リオゲニス・マイジス(Lyogenys maidis)、マクロシフム属(Macrosiphum spp.)、マハナルヴァ属(Mahanarva spp)、メタカルファ・プルイノサ(Metcalfa pruinosa)、ムギウスイロアブラムシ(Metopolophium dirhodum)、ミンズス・クルズス(Myndus crudus)、ミズス属(Myzus spp.)、ネオトキソプテラ属(Neotoxoptera sp)、ツマグロヨコバイ属(Nephotettix spp.)、ニラパルバタ属(Nilaparvata spp.)、ナシミドリオオアブラムシ(Nippolachnus piri Mats)、オドナスピス・ルタエ(Odonaspis ruthae)、オレグマ・ラニゲラ・ゼンター(Oregma lanigera Zehnter)、ヤマモモコナジラミ(Parabemisia myricae)、パラトリオザ・コッケレリ(Paratrioza cockerelli)、パルラトリア属(Parlatoria spp.)、ペムフィグス属(Pemphigus spp.)、トウモロコシウンカ(Peregrinus maidis)、ペルキンシエラ属(Perkinsiella spp)、ホップイボアブラムシ(Phorodon humuli)、フィロキセラ属(Phylloxera spp)、プラノコッカス属(Planococcus spp.)、シューダウラカスピス属(Pseudaulacaspis spp.)、シュードコッカス属(Pseudococcus spp.)、ワタノミハムシ(Pseudatomoscelis seriatus)、プシラ属(Psylla spp.)、プルビナリア・エチオピカ(Pulvinaria aethiopica)、クアドラズピジオツス属(Quadraspidiotus spp.)、クエサダ・ギガス(Quesada gigas)、イナズマヨコバイ(Recilia dorsalis)、ロパロシフム属(Rhopalosiphum spp.)、サイセチア属(Saissetia spp.)、スカホイデウス属(Scaphoideus spp.)、スチザフィス属(Schizaphis spp.)、シトビオン属(Sitobion spp.)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)、スピシスチルス・フェスチヌス(Spissistilus festinus)、タロファガス・プロセルピナ(Tarophagus Proserpina)、トキソプテラ属(Toxoptera spp)、トリアレウロデス属(Trialeurodes spp)、トリジスカス・スポロボリ(Tridiscus sporoboli)、トリオニムス属(Trionymus spp)、ミカントガリキジラミ(Trioza erytreae)、ニセヤノネカイガラムシ(Unaspis citri)、ジギナ・フラミゲラ(Zygina flammigera)、ジギニジア・スクテラリス(Zyginidia scutellaris);
膜翅目(Hymenoptera)から、例えば、
ヒメハキリアリ属(Acromyrmex)、アルゲ属(Arge spp)、ハキリアリ属(Atta spp.)、セフス属(Cephus spp.)、ジプリオン属(Diprion spp.)、マツハバチ科(Diprionidae)、シマトウヒハバチ(Gilpinia polytoma)、ホプロカンパ属(Hoplocampa spp.)、ケアリ属(Lasius spp.)、イエヒメアリ(Monomorium pharaonis)、ネオジプリオン属(Neodiprion spp.)、シュウカクアリ属(Pogonomyrmex spp)、スレノプシス・インビクタ(Slenopsis invicta)、ソレノプシス属(Solenopsis spp.)及びベスパ属(Vespa spp.);
等翅目(Isoptera)から、例えば、
コプトテルメス属(Coptotermes spp)、コルニテルネス・クムランス(Corniternes cumulans)、インシシテルメス属(Incisitermes spp)、マクロテルメス属(Macrotermes spp)、マストテルメス属(Mastotermes spp)、ミクロテルメス属(Microtermes spp)、ヤマトシロアリ属(Reticulitermes spp.);ソレノプシス・ゲミナテ(Solenopsis geminate)
鱗翅目(Lepidoptera)から、例えば、
アクレリス属(Acleris spp.)、アドキソフィエス属(Adoxophyes spp.)、アエゲリア属(Aegeria spp.)、アグロティス属(Agrotis spp.)、アラバマ・アルギラセア(Alabama argillaceae)、アミロイス属(Amylois spp.)、アンチカルシア・ゲマタリス(Anticarsia gemmatalis)、アルチップス属(Archips spp.)、アルギレスチア属(Argyresthia spp)、アルギロタエニア属(Argyrotaenia spp.)、アウトグラファ属(Autographa spp.)、ブックラトリクス・ツルベリエラ(Bucculatrix thurberiella)、アフリカズイム(Busseola fusca)、スジマラダメイガ(Cadra cautella)、モモシンクイガ(Carposina nipponensis)、チロ属(Chilo spp.)、コリストネウラ属(Choristoneura spp.)、クリソテウチア・トピアリア(Chrysoteuchia topiaria)、ブドウホソハマキ(Clysia ambiguella)、クナファロクロシス属(Cnaphalocrocis spp.)、クネファシア属(Cnephasia spp.)、コチリス属(Cochylis spp.)、コレオフォラ属(Coleophora spp.)、コリアス・レスビア(Colias lesbia)、ワタアカキリバ(Cosmophila flava)、クラムバス属(Crambus spp)、ケブカノメイガ(Crocidolomia binotalis)、クリプトフレビア・ロイコトレタ(Cryptophlebia leucotreta)、シダリマ・ペルスペクタリス(Cydalima perspectalis)、シジア属(Cydia spp.)、ジアファニア・ペルスペクタリス(Diaphania perspectalis)、ジアトラエア属(Diatraea spp.)、ジパロプシス・カスタネア(Diparopsis castanea)、エアリアス属(Earias spp.)、エラスモパルプス・リグノセルス(Elasmopalpus lignosellus)、エルダナ・サッカリナ(Eldana saccharina)、エフェスチア属(Ephestia spp.)、エピノチア属(Epinotia spp)、エスチグメネ・アクレア(Estigmene acrea)、エチエラ・ジンキネラ(Etiella zinckinella)、ユーコスマ属(Eucosma spp.)、ブドウホソハマキ(Eupoecilia ambiguella)、ユープロクチス属(Euproctis spp.)、ユークソア属(Euxoa spp.)、フェルチア・ジャクリフェリア(Feltia jaculiferia)、グラホリタ属(Grapholita spp.)、ヘディア・ヌビフェラナ(Hedya nubiferana)、ヘリオティス属(Heliothis spp.)、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、ヘルペトグラマ属(Herpetogramma spp)、アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)、ケイフェリア・リコペルシセラ(Keiferia lycopersicella)、モロコシマダラメイガ(Lasmopalpus lignosellus)、レウコプテラ・シテラ(Leucoptera scitella)、リトコレチス属(Lithocollethis spp.)、ホソバヒメハマキ(Lobesia botrana)、ロキソステゲ・ビフィダリス(Loxostege bifidalis)、リマントリア属(Lymantria spp.)、リオネチア属(Lyonetia spp.)、マラコソマ属(Malacosoma spp.)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タバコスズメガ(Manduca sexta)、ミチムナ属(Mythimna spp)、ノクツア属(Noctua spp)、
オペロフテラ属(Operophtera spp.)、オルニオデス・インディカ(Orniodes indica)、アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)、パメネ属(Pammene spp.)、パンデミス属(Pandemis spp.)、マツキリガ(Panolis flammea)、パパイペマ・ネブリス(Papaipema nebris)、ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiela)、コーヒーハモグリバエ(Perileucoptera coffeella)、シューダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)、ジャガイモガ(Phthorimaea operculella)、モンシロチョウ(Pieris rapae)、ピエリス属(Pieris spp.)、コナガ(Plutella xylostella)、プレイス属(Prays spp.)、シュードプルシア属(Pseudoplusia spp)、ラキプルシア・ヌ(Rachiplusia nu)、リチア・アルビコスタ(Richia albicosta)、シルポファガ属(Scirpophaga spp.)、セサミア属(Sesamia spp.)、スパルガノチス属(Sparganothis spp.)、スポドプテラ属(Spodoptera spp.)、シレプタ・デロガテ(Sylepta derogate)、シナンテドン属(Synanthedon spp.)、タウメトポエア属(Thaumetopoea spp.)、トルトリックス属(Tortrix spp.)、イラクサギンウワバ(Trichoplusia ni)、トマトキバガ(Tuta absoluta)及びスガ属(Yponomeuta spp.);
食毛目(Mallophaga)から、例えば、
ダマリネア属(Damalinea spp.)及びケモノハジラミ属(Trichodectes spp.);
直翅目(Orthoptera)から、例えば、
ゴキブリ属(Blatta spp.)、チャバネゴキブリ属(Blattella spp.)、ケラ属(Gryllotalpa spp.)、マデラゴキブリ(Leucophaea maderae)、トノサマバッタ属(Locusta spp.)、ネオクルチラ・ヘキサダクチラ(Neocurtilla hexadactyla)、ワモンゴキブリ属(Periplaneta spp.)、スカプテリスカス属(Scapteriscus spp)及びコオロギ属(Schistocerca spp.);
チャタテムシ目(Psocoptera)から、例えば、
リポセリス属(Liposcelis spp.);
ノミ目(Siphonaptera)から、例えば、
ナガノミ属(Ceratophyllus spp.)、イヌノミ属(Ctenocephalides spp.)及びケオプスネズミノミ(Xenopsylla cheopis);
総翅目(Thysanoptera)から、例えば、
カリオトリプス・ファセオリ(Calliothrips phaseoli)、ハナアザミウマ属(Frankliniella spp.)、ヘリオトリプス属(Heliothrips spp)、ヘルシノトリプス属(Hercinothrips spp.)、パルテノトリプス属(Parthenothrips spp)、シルトトリプス・アウランチィ(Scirtothrips aurantii)、ダイズアザミウマ(Sericothrips variabilis)、タエニオトリプス属(Taeniothrips spp.)、アザミウマ属(Thrips spp);
シミ目(Thysanura)から、例えば、セイヨウシミ(Lepisma saccharina)。
【0310】
さらなる態様において、本発明はまた、植物寄生性線虫(内部寄生性-、半内部寄生性-及び外部寄生性線虫)、特に、根こぶ線虫、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)、アレナリアネコブセンチュウ(Meloidogyne arenaria)及び他のメロイドギネ属(Meloidogyne)の種;シスト形成線虫、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)及び他のグロボデラ属の種(Globodera)種;ムギシストセンチュウ(Heterodera avenae)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、テンサイシストセンチュウ(Heterodera schachtii)、クローバシストセンチュウ(Heterodera trifolii)、及び他のシストセンチュウ属(Heterodera)の種;シードガル(Seed gall)線虫、アングイナ属(Anguina)の種;クキセンチュウ及びハガレセンチュウ、アフェレンコイデス属(Aphelenchoides)の種;刺毛線虫(Sting nematode)、ベロノライムスロンギカウダツス(Belonolaimus longicaudatus)及び他のベロノライムス属(Belonolaimus)の種;マツザイ線虫、マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus)及び他のブルサフェレンクス属(Bursaphelenchus)の種;ワセンチュウ、クリコネマ(Criconema)種、クリコネメラ(Criconemella)種、クリコネモイデス(Criconemoides)種、メソクリコネマ(Mesocriconema)種;茎及び鱗茎線虫、イモグサレセンチュウ(Ditylenchus destructor)、クキセンチュウ(Ditylenchus dipsaci)及び他のジチレンクス属(Ditylenchus)の種;キリセンチュウ、ドリコドルス(Dolichodorus)種;ラセンセンチュウ、ヘリオコチレンクスムルチシンクツス(Heliocotylenchus multicinctus)及び他のヘリコチレンクス属(Helicotylenchus)の種;サヤセンチュウ及びサヤワセンチュウ(Sheath and sheathoid nematode)、ヘミシクリオホラ属(Hemicycliophora)種及びヘミクリコネモイデス属(Hemicriconemoides)種;ヒルスマンニエラ属(Hirshmanniella)の種;ヤリセンチュウ、ホプロアイムス属(Hoploaimus)の種;ニセネコブセンチュウ、ナコブス属(Nacobbus)の種;ハリセンチュウ、ロンギドルスエロンガツス(Longidorus elongatus)及び他のロンギドルス属(Longidorus)の種;ピンセンチュウ、ネグサレセンチュウ属(Pratylenchus)の種;ネグサレセンチュウ、ムギネグサレセンチュウ(Pratylenchus neglectus)、キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans)、プラチレンクスクルビタツス(Pratylenchus curvitatus)、プラチレンクスグーデイイ(Pratylenchus goodeyi)及び他のネグサレセンチュウ属(Pratylenchus)の種;ネモグリセンチュウ、バナナネモグリセンチュウ(Radopholus similis)及び他のネモグリセンチュウ属(Radopholus)の種;ニセフクロセンチュウ、ロチレンクスロブスツス(Rotylenchus robustus)、トチレンクスレニホルミス(Rotylenchus reniformis)及び他のロチレンクス(Rotylenchus)種;スクテロネマ属(Scutellonema)の種;ユミハリ線虫、トリコドルスピリミチブス(Trichodorus primitivus)及び他のトリコドルス属(Trichodorus)の種、パラトリトリコドルス属(Paratrichodorus)の種;イシュクセンチュウ、ナミイシュクセンチュウ(Tylenchorhynchus claytoni)、チレンコルヒンクスドゥビウス(Tylenchorhynchus dubius)及び他のチレンコルヒンクス属(Tylenchorhynchus)の種;ミカンネセンチュウ、チレンクルス属(Tylenchulus)の種;オオハリセンチュウ、キシフィネマ属(Xiphinema)の種などの植物寄生性線虫;並びに、スバングイナ属の種(Subanguina spp.)、ヒプソペリネ属の種(Hypsoperine spp.)、マクロポストニア属の種(Macroposthonia spp.)、メリニウス属の種(Melinius spp.)、プンクトデラ属の種(Punctodera spp.)及びキニスルシウス属の種(Quinisulcius spp.)などの他の植物寄生性線虫種による植物及びその一部に対する損害を防止する方法に関し得る。
【0311】
本発明の化合物はまた、軟体動物に対しても活性を有し得る。その例としては、例えば、スクミリンゴガイ科(Ampullariidae);アリオン属(Arion)(コウラクロナメクジ(A. ater)、A.サーカムスクリプツス(A.circumscriptus)、A.ホルテンシス(A.hortensis)、A.ルーファス(A.rufus));オナジマイマイ科(Bradybaenidae)(ブラジバエナフルチクム(Bradybaena fruticum));オウシュウマイマイ属(Cepaea)(ニワノオウシュウマイマイ(C. hortensis)、モリマイマイ(C. Nemoralis));オクロジナ(ochlodina);デロセラス属(Deroceras)(D.アグレスチス(D.agrestis)、D.エムピリコルム(D.empiricorum)、D.ラエヴェ(D.laeve)、D.レチクラツム(D.reticulatum));ディスクス属(Discus)(D.ロツンダツス(D.rotundatus));ユーオムファリア属(Euomphalia);ガルバ属(Galba)(G.トルンクラタ(G.trunculata));ヘリセリア属(Helicelia)(H.イタラ(H.itala)、H.オブヴィア(H.obvia));マイマイ科(Helicidae)(ヘリシゴナアルブストルム(Helicigona arbustorum));ヘリコディスクス属(Helicodiscus);ヘリクス属(Helix)(H.アペルタ(H.aperta));リマックス属(Limax)(L.シネレオニゲル(L.cinereoniger)、キイロナメクジ(L.flavus)、チャコウラナメクジ(L.marginatus)、マダラコウラナメクジ(L.maximus)、L.テネルス(L.tenellus));モノアライガイ属(Lymnaea);ミラックス属(Milax)(ニワコウラナメクジ(M.gagates)、M.マルギナツス(M.marginatus)、M.ソウェルビイ(M.sowerbyi));オペアス属(Opeas);リンゴガイ属(Pomacea)(スクミリンゴガイ(P.canaticulata));ミジンマイマイ属(Vallonia)及びザニトイデス属(Zanitoides)が挙げられる。
【0312】
本発明に係る有効成分は、特に植物、特に有用な植物及び農業、園芸及び森林における観賞植物又はこのような植物の果実、花、葉、茎、塊茎又は根などの器官において発生する上記のタイプの有害生物を防除、すなわち抑制又は破壊するのに使用され得、場合によっては、後の時点で形成される植物器官でさえ、これらの有害生物から保護されたままである。
【0313】
好適な標的作物は、特に、コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ、イネ、トウモロコシ又はソルガムなどの穀物;テンサイ又は飼料用ビートなどのビート;果実、例えばリンゴ、セイヨウナシ、プラム、モモ、アーモンド、サクランボ又は液果類、例えばイチゴ、ラズベリー又はブラックベリーなどの仁果類、核果類又は柔らかい果物;インゲンマメ、レンズマメ、エンドウマメ又はダイズなどのマメ科作物;ナタネ、カラシナ、ケシ、オリーブ、ヒマワリ、ヤシ、ヒマ、カカオ又はアメリカホドイモ(ground nut)などの油脂作物;カボチャ、キュウリ又はメロンなどのウリ科植物;ワタ、アマ、麻又はジュートなどの繊維植物;オレンジ、レモン、グレープフルーツ又はタンジェリンなどの柑橘類の果物;ホウレンソウ、レタス、アスパラガス、キャベツ、ニンジン、タマネギ、トマト、ジャガイモ又はピーマンなどの野菜類;アボカド、シナモン又はショウノウなどのクスノキ科(Lauraceae)の植物;及びさらにタバコ、堅果類、コーヒー、ナス、サトウキビ、茶、コショウ、ブドウ、ホップ、オオバコ科の植物及びラテックス植物である。
【0314】
本発明の組成物及び/又は方法は、花、潅木、闊葉樹及び常緑樹を含むいずれかの観賞用及び/又は野菜作物でも用いられ得る。
【0315】
例えば、本発明は、以下の観賞用種:アゲラタム属の種(Ageratum spp.)、アロンソア属の種(Alonsoa spp.)、アネモネ属の種(Anemone spp.)、アニソドンテアカプセニシス(Anisodontea capsenisis)、アンテミス属の種(Anthemis spp.)、アンチルリヌム属の種(Antirrhinum spp.)、アステル属の種(Aster spp.)、ベゴニア属の種(Begonia spp.)(例えば、B.エラチオール(B.elatior)、B.セムペルフロレンス(B.semperflorens)、B.チュベレウクス(B.tubereux))、ブーゲンビレア属の種(Bougainvillea spp.)、ブラキコメ属の種(Brachycome spp.)、ブラシカ属の種(Brassica spp.)(観賞用)、カルセオラリア属の種(Calceolaria spp.)、トウガラシ(Capsicum annuum)、ニチニチソウ(Catharanthus roseus)、カンナ属の種(Canna spp.)、ヤグルマギク属の種(Centaurea spp.)、キク属の種(Chrysanthemum spp.)、シネラリア属の種(Cineraria spp.)(C.マリチメ(C.maritime))、コレオプシス属の種(Coreopsis spp.)、クラッスラコッキネア(Crassula coccinea)、タバコソウ(Cuphea ignea)、ダリア属の種(Dahlia spp.)、デルフィニウム属の種(Delphinium spp.)、ケマンソウ(Dicentra spectabilis)、ドロテアンツス属の種(Dorotheantus spp.)、トルコギキョウ(Eustoma grandiflorum)、レンギョウ属の種(Forsythia spp.)、フクシア属の種(Fuchsia spp.)、ゼラニウムグナファリウム(Geranium gnaphalium)、ガーベラ属の種(Gerbera spp.)、センニチコウ(Gomphrena globosa)、ヘリオトロピウム属の種(Heliotropium spp.)、ヘリアンツス属の種(Helianthus spp.)、ハイビスカス属の種(Hibiscus spp.)、ホルテンシア属の種(Hortensia spp.)、ハイドランジア属の種(Hydrangea spp.)、ヒポエステスフィロスタシア(Hypoestes phyllostachya)、インパチエンス属の種(Impatiens spp.)(アフリカホウセンカ(I.Walleriana))、イレシネス属の種(Iresines spp.)、カランコエ属の種(Kalanchoe spp.)、ランタナ(Lantana camara)、ハナアオイ(Lavatera trimestris)、カエンキセワタ(Leonotis leonurus)、ユリ属の種(Lilium spp.)、メセンムリアンテマム属の種(Mesembryanthemum spp.)、ミムラス属の種(Mimulus spp.)、ヤグルマハッカ属の種(Monarda spp.)、ネメシア属の種(Nemesia spp.)、タゲテス属の種(Tagetes spp.)、ダイアンサス属の種(Dianthus spp.)(カーネーション)、カンナ属の種(Canna spp.)、オキザリス属の種(Oxalis spp.)、ベリス属の種(Bellis spp.)、ペラルゴニウム属の種(Pelargonium spp.)(アイビーゼラニウム(P.peltatum)、モンテンジクアオイ(P.Zonale))、スミレ属の種(Viola spp.)(パンジー)、ペチュニア属の種(Petunia spp.)、フロックス属の種(Phlox spp.)、プレクトランツス属の種(Plecthranthus spp.)、ポインセチア属の種(Poinsettia spp.)、パルテノキスス属の種(Parthenocissus spp.)(アメリカヅタ(P.quinquefolia)、ツタ(P.tricuspidata))、プリムラ属の種(Primula spp.)、キンポウゲ属(Ranunculus spp.)、ツツジ属の種(Rhododendron spp.)、バラ属の種(Rosa spp.)(バラ)、ルドベキア属の種(Rudbeckia spp.)、アフリカスミレ属の種(Saintpaulia spp.)、サルビア属の種(Salvia spp.)、スカエボラアエモラ(Scaevola aemola)、シザンサスウィセトネンシス(Schizanthus wisetonensis)、セダム属の種(Sedum spp.)、ナス属の種(Solanum spp.)、スルフィニア属の種(Surfinia spp.)、タゲテス属の種(Tagetes spp.)、ニコチニア属の種(Nicotinia spp.)、バーベナ属の種(Verbena spp.)、ヒャクニチソウ属の種(Zinnia spp.)及び他の花壇用植物のいずれかにおいて用いられ得る。
【0316】
例えば、本発明は、以下の野菜種:ネギ属の種(Allium spp.)(ニンニク(A.sativum)、タマネギ(A.cepa)、エシャロット(A.oschaninii)、リーキ(A.Porrum)、ワケギ(A.ascalonicum)、ネギ(A.fistulosum))、チャービル(Anthriscus cerefolium)、セロリ(Apium graveolus)、アスパラガス(Asparagus officinalis)、ビート(Beta vulgarus)、ブラシカ属の種(Brassica spp.)(ヤセイカンラン(B.Oleracea)、ハクサイ(B.Pekinensis)、カブ(B.rapa))、トウガラシ(Capsicum annuum)、ヒヨコマメ(Cicer arietinum)、エンダイブ(Cichorium endivia)、チコルム属の種(Cichorum spp.)(チコリー(C.intybus)、エンダイブ(C.endivia))、スイカ(Citrillus lanatus)、ククミス属の種(Cucumis spp.)(サフラン(C.sativus)、メロン(C.melo))、ククルビタ属の種(Cucurbita spp.)(ペポカボチャ(C.pepo)、西洋カボチャ(C.maxima))、シアナラ属の種(Cyanara spp.)(アーティチョーク(C.scolymus)、カルドン(C.cardunculus))、ニンジン(Daucus carota)、フェンネル(Foeniculum vulgare)、オトギリソウ属の種(Hypericum spp.)、レタス(Lactuca sativa)、トマト属の種(Lycopersicon spp.)(トマト(L.esculentum)、トマト(L.lycopersicum))、ハッカ属の種(Mentha spp.)、バジル(Ocimum basilicum)、パセリ(Petroselinum crispum)、インゲンマメ属の種(Phaseolus spp.)(ムシトリスミレ(P.vulgaris)、ベニバナインゲン(P.coccineus))、エンドウ(Pisum sativum)、ダイコン(Raphanus sativus)、マルバダイオウ(Rheum rhaponticum)、マンネンロウ属の種(Rosemarinus spp.)、サルビア属の種(Salvia spp.)、キバナバラモンジン(Scorzonera hispanica)、ナス(Solanum melongena)、ホウレンソウ(Spinacea oleracea)、バレリアネラ属の種(Valerianella spp.)(ノヂシャ(V.locusta)、V.エリオカルパ(V.eriocarpa))及びソラマメ(Vicia faba)のいずれかにおいて用いられ得る。
【0317】
好ましい観賞用種としては、セントポーリア、ベゴニア、ダリア、ガーベラ、アジサイ、クマツヅラ、バラ属(Rosa)、カランコエ属(Kalanchoe)、ポインセチア、アスター、ヤグルマギク属(Centaurea)、キンケイギク属(Coreopsis)、ヒエンソウ属(Delphinium)、ヤグルマハッカ属(Monarda)、フロックス属(Phlox)、ルドベキア属(Rudbeckia)、セダム属(Sedum)、ペチュニア、ビオラ属(Viola)、ホウセンカ、ゼラニウム、キク属(Chrysanthemum)、キンポウゲ属(Ranunculus)、フクシア、サルビア、セイヨウアジサイ、ローズマリー、セージ、セイヨウオトギリソウ、ミント、シシトウガラシ、トマト及びキュウリが挙げられる。
【0318】
本発明に係る有効成分は、綿、野菜、トウモロコシ、イネ及びダイズ作物における、マメアブラムシ(Aphis craccivora)、ジアブロチカバルテアタ(Diabrotica balteata)、ニセアメリカタバコガ(Heliothis virescens)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、コナガ(Plutella xylostella)及びエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)の防除に特に好適である。本発明に係る有効成分は、ヨトウガ(Mamestra)(好ましくは野菜におけるもの)、コドリンガ(Cydia pomonella)(好ましくはリンゴにおけるもの)、エンポアスカ属(Empoasca)(好ましくは野菜、ブドウ園におけるもの)、レプチノタルサ属(Leptinotarsa)(好ましくはジャガイモにおけるもの)及びニカメイガ(Chilo supressalis)(好ましくはイネにおけるもの)の防除に特に好適である。
【0319】
式Iの化合物は、以下の防除に特に好適である。
・半翅目の有害生物、例えば種タバココナジラミ(Bemisia tabaci)、マメアブラムシ(Aphis craccivora)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、ロパロシフウムパディ(Rhopalosiphum padi)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)及びユースキスツスヘロス(Euschistus heros)(好ましくは野菜、ダイズ及びサトウキビにおけるもの)の1種以上
・鱗翅目の有害生物、例えば種エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)、スポドプテラフルギペルダ(Spodoptera frugiperda)、コナガ(Plutella xylostella)、コブノメイガ(Cnaphalocrocis medinalis)、コドリンガ(Cydia pomonella)、クリソデイキスインクルデス(Chrysodeixis includes)、ニカメイガ(Chilo suppressalis)、モロコシマダラメイガ(Elasmopalpus lignosellus)、シュードプルシアインクルデンス(Pseudoplusia includens)及びトマトキバガ(Tuta absoluta)(好ましくは野菜及びコーンにおけるもの)の1種以上
・アザミウマ科(Thripidae)などの総翅目の有害生物、例えばネギアザミウマ(Thrips tabaci)及びミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)(好ましくは野菜におけるもの)の1種以上、並びに
・土壌有害生物(鞘翅目(Coleoptera)のものなど)、例えば、種ジアブロチカバルテアタ(Diabrotica balteata)、アグリオテス属の種(Agriotes spp.)及びコロラドハムシ(Leptinotarsa decemLineata)(好ましくは野菜及びコーンにおけるもの)
【0320】
「作物」という用語は、例えば、毒素産生細菌、特にバチルス属(Bacillus)の細菌に由来する公知のような1つ又は複数の選択的に作用する毒素を合成することができるように、組み換えDNA技術の使用によって形質転換された作物も含むことが理解されるべきである。
【0321】
このようなトランスジェニック植物によって発現され得る毒素としては、例えば、セレウス菌(Bacillus cereus)又はバチルス・ポピリエ(Bacillus popilliae)に由来する殺虫タンパク質;又はδ-エンドトキシン、例えばCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1又はCry9Cなど、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する殺虫タンパク質又は植物性殺虫タンパク質(Vip)、例えばVip1、Vip2、Vip3又はVip3A;又は細菌コロニー形成線虫、例えばフォトラブダス・ルミネセンス(Photorhabdus luminescens)、キセノラブダス・ネマトフィルス(Xenorhabdus nematophilus)などのフォトラブダス属(Photorhabdus spp.又はキセノラブダス属(Xenorhabdus spp.)の殺虫タンパク質;サソリ毒素、クモ形類毒素、ハチ毒素及び他の昆虫に特有の神経毒素など、動物によって産生される毒素;ストレプトマイセス属(Streptomycetes)毒素など、真菌によって産生される毒素、エンドウレクチン、オオムギレクチン又はユキノハナレクチンなどの植物レクチン;凝集素;トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤などのプロティナーゼ阻害剤;リシン、トウモロコシ-RIP、アブリン、ルフィン、サポリン又はブリオジンなどのリボソーム不活性化タンパク質(RIP);3-ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド-UDP-グリコシル-トランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ、エクジソン阻害剤、HMG-COA-レダクターゼなどのステロイド代謝酵素、ナトリウムチャネル又はカルシウムチャネルの遮断薬などのイオンチャネル遮断薬、幼若ホルモンエステラーゼ、利尿ホルモン受容体、スチルベンシンターゼ、ビベンジルシンターゼ、キチナーゼ及びグルカナーゼが挙げられる。
【0322】
本発明に関して、δ-エンドトキシンは、例えば、Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1又はCry9C又は植物性殺虫タンパク質(Vip)、例えばVip1、Vip2、Vip3又はVip3A、また、明確に、ハイブリッド毒素、切断毒素及び改変毒素によって理解される。ハイブリッド毒素は、それらのタンパク質の異なるドメインの新たな組合せによって組み換えにより産生される(例えば、国際公開第02/15701号を参照されたい)。切断毒素、例えば切断Cry1Abが公知である。改変毒素の場合、天然毒素の1つ又は複数のアミノ酸が置換される。このようなアミノ酸置換では、好ましくは、天然に存在しないプロテアーゼ認識配列が、毒素に挿入され、例えばCry3A055の場合、カテプシン-G-認識配列が、Cry3A毒素に挿入される(国際公開第03/018810号を参照されたい)。
【0323】
このような毒素又はこのような毒素を合成することが可能なトランスジェニック植物の例は、例えば、欧州特許出願公開第0374753号明細書、国際公開第93/07278号、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第0427529号明細書、欧州特許出願公開第451878号明細書及び国際公開第03/052073号に開示されている。
【0324】
このようなトランスジェニック植物の調製の方法は、当業者に一般に知られており、例えば上記の刊行物に記載されている。CryI型のデオキシリボ核酸及びそれらの調製は、例えば、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第0367474号明細書、欧州特許出願公開第0401979号明細書及び国際公開第90/13651号から公知である。
【0325】
トランスジェニック植物に含まれる毒素は、害虫に対する耐性を植物に与える。このような昆虫は、昆虫の分類群において見られるが、甲虫(鞘翅目(Coleoptera))、双翅昆虫(双翅目(Diptera))及び蛾(鱗翅目(Lepidoptera))において特に一般的に見られる。
【0326】
殺虫剤耐性(insecticidal resistance)をコードし、1つ又は複数の毒素を発現する1つ又は複数の遺伝子を含むトランスジェニック植物が公知であり、それらのいくつかが市販されている。このような植物の例は、YieldGard(登録商標)(Cry1Ab毒素を発現するトウモロコシ品種);YieldGard Rootworm(登録商標)(Cry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種);YieldGard Plus(登録商標)(Cry1Ab及びCry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種);Starlink(登録商標)(Cry9C毒素を発現するトウモロコシ品種);Herculex I(登録商標)(Cry1Fa2毒素及び除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るための酵素ホスフィノトリシンN-アセチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現するトウモロコシ品種);NuCOTN 33B(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種);Bollgard I(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種);Bollgard II(登録商標)(Cry1Ac及びCry2Ab毒素を発現するワタ品種);VipCot(登録商標)(Vip3A及びCry1Ab毒素を発現するワタ品種);NewLeaf(登録商標)(Cry3A毒素を発現するジャガイモ品種);NatureGard(登録商標)、Agrisure(登録商標)GT Advantage(GA21グリホサート耐性形質)、Agrisure(登録商標)CB Advantage(Bt11アワノメイガ(CB)形質)及びProtecta(登録商標)である。
【0327】
このようなトランスジェニック作物のさらなる例は以下のとおりである:
1.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F-31 790 St.Sauveur,France)製のBt11トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。切断Cry1Ab毒素のトランスジェニック発現により、ヨーロッパアワノメイガ(アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)及びセサミア・ノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性を与えられた遺伝子組み換えトウモロコシ。Bt11トウモロコシは、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るために酵素PATも遺伝子組み換えにより発現する。
【0328】
2.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F-31 790 St.Sauveur,France)製のBt176トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。Cry1Ab毒素のトランスジェニック発現により、ヨーロッパアワノメイガ(アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)及びセサミア・ノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性を与えられた遺伝子組み換えトウモロコシ。Bt176トウモロコシは、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るために酵素PATも遺伝子組み換えにより発現する。
【0329】
3.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F-31 790 St.Sauveur,France)製のMIR604トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。改変Cry3A毒素のトランスジェニック発現により、耐虫性にされたトウモロコシ。この毒素は、カテプシン-G-プロテアーゼ認識配列の挿入によって修飾されたCry3A055である。このようなトランスジェニックトウモロコシ植物の調製が、国際公開第03/018810号に記載されている。
【0330】
4.Monsanto Europe S.A.(270-272 Avenue de Tervuren,B-1150 Brussels,Belgium)製のMON 863トウモロコシ、登録番号C/DE/02/9。MON 863は、Cry3Bb1毒素を発現し、特定の鞘翅目(Coleoptera)昆虫に対する耐性を有する。
【0331】
5.Monsanto Europe S.A.(270-272 Avenue de Tervuren,B-1150 Brussels,Belgium)製のIPC 531ワタ、登録番号C/ES/96/02。
【0332】
6.Pioneer Overseas Corporation(Avenue Tedesco,7 B-1160 Brussels,Belgium)製の1507トウモロコシ、登録番号C/NL/00/10。特定の鱗翅目(Lepidoptera)昆虫に対する耐性を得るためにタンパク質Cry1F及び除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るためにPATタンパク質の発現のための遺伝子組み換えトウモロコシ。
【0333】
7.Monsanto Europe S.A.(270-272 Avenue de Tervuren,B-1150 Brussels,Belgium)製のNK603×MON 810トウモロコシ、登録番号C/GB/02/M3/03。遺伝子組み換え品種NK603及びMON 810を交配することによる従来法で育種した雑種トウモロコシ品種からなる。NK603×MON 810トウモロコシは、除草剤Roundup(登録商標)(グリホサートを含有する)に対する耐性を与える、アグロバクテリウム属(Agrobacterium sp.)菌株CP4から得られるタンパク質CP4 EPSPS及びヨーロッパアワノメイガを含む特定の鱗翅目(Lepidoptera)に対する耐性をもたらす、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)から得られるCry1Ab毒素も遺伝子組み換えにより発現する。
【0334】
昆虫耐性植物のトランスジェニック作物は、BATS(Zentrum fuer Biosicherheit und Nachhaltigkeit,Zentrum BATS,Clarastrasse 13,4058 Basel,Switzerland)Report 2003,(http://bats.ch)にも記載されている。
【0335】
「作物」という用語は、例えば、いわゆる「病原性関連タンパク質」(PRP、例えば欧州特許出願公開第0392225号明細書を参照されたい)など、選択的作用を有する抗病原性物質を合成することができるように、組み換えDNA技術の使用によって形質転換された作物も含むことが理解されるべきである。このような抗病原性物質及びこのような抗病原性物質を合成することが可能なトランスジェニック植物の例は、例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書、国際公開第95/33818号及び欧州特許出願公開第0353191号明細書から公知である。このようなトランスジェニック植物を産生する方法は、当業者に一般に知られており、例えば上記の刊行物に記載されている。
【0336】
作物は、真菌(例えば、フザリウム属(Fusarium)、炭疽病又はフィトフトラ属(Phytophthora))、細菌(例えば、シュードモナス属(Pseudomonas))又はウイルス(例えば、ジャガイモ葉巻病ウイルス、トマト黄化壊疽ウイルス、キュウリモザイクウイルス)病原体に対する耐性を高めるためにも改良され得る。
【0337】
作物は、ダイズシスト線虫などの線虫に対する高い抵抗性を有するものも含む。
【0338】
非生物的ストレスに耐性である作物は、例えば、NF-YB又は当技術分野において公知である他のタンパク質の発現により、干ばつ、高塩分、高温、低温、霜又は光線に対する高い耐性を有するものを含む。
【0339】
このようなトランスジェニック植物によって発現され得る抗病原性物質としては、例えば、ナトリウムチャネル又はカルシウムチャネルの遮断薬などのイオンチャネル遮断薬、例えばウイルス性KP1、KP4又はKP6毒素;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;いわゆる「病原性関連タンパク質」(PRP;例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書を参照されたい);微生物によって産生される抗病原性物質、例えばペプチド抗生物質又は複素環式抗生物質(例えば、国際公開第95/33818号を参照されたい)又は植物病原体防御に関与するタンパク質又はポリペプチド因子(国際公開第03/000906号に記載されている、いわゆる「植物病害抵抗性遺伝子」)が挙げられる。
【0340】
本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、貯蔵品及び貯蔵室の保護及び原料(木材及び織物など)、床仕上げ材及び建築物の保護及び衛生分野において、特に上記のタイプの有害生物からのヒト、家畜及び生産性家畜の保護である。
【0341】
本発明は、治療において用いられる第1の態様の化合物を提供する。本発明は、動物内又は上の寄生生物の防除に用いられる第1の態様の化合物を提供する。本発明は、動物上の外寄生生物の防除に用いられる第1の態様の化合物をさらに提供する。本発明は、外寄生生物によって感染する病害の予防及び/又は処置において用いられる第1の態様の化合物をさらに提供する。
【0342】
本発明は、動物内又は上における寄生生物を防除するための医薬品を製造するための第1の態様の化合物の使用を提供する。本発明は、動物上における外寄生生物を防除するための医薬品を製造するための第1の態様の化合物の使用をさらに提供する。本発明は、外寄生生物によって感染する病害を予防及び/又は処置するための医薬品を製造するための第1の態様の化合物の使用をさらに提供する。
【0343】
本発明は、動物内又は上における寄生生物の防除における第1の態様の化合物の使用を提供する。本発明は、動物上における外寄生生物の防除における第1の態様の化合物の使用をさらに提供する。
【0344】
動物内又は上における寄生生物に関連して用いられる場合、「防除する」という用語は、有害生物若しくは寄生生物の数の低減、有害生物若しくは寄生生物の駆除及び/又はさらなる有害生物若しくは寄生生物侵襲の予防を指す。
【0345】
動物内又は上における寄生生物に関連して用いられる場合、「処置する」という用語は、既存の症状又は病害の進行又は重症度の抑制、遅延、停止又は退行を指す。
【0346】
動物内又は上における寄生生物に関連して用いられる場合、「予防する」という用語は、動物内において進展する症状又は病害の回避を指す。
【0347】
動物内又は上における寄生生物に関連して用いられる場合、「動物」という用語は、哺乳類及び鳥又は魚などの非哺乳類を指し得る。哺乳類の場合、これは、ヒト又は非ヒト哺乳類であり得る。非ヒト哺乳類としては、これらに限定されないが、家畜動物及び伴侶動物が挙げられる。家畜動物としては、これらに限定されないが、ウシ、ラクダ、ブタ、ヒツジ、ヤギ及びウマが挙げられる。伴侶動物としては、これらに限定されないが、イヌ、ネコ及びウサギが挙げられる。
【0348】
「寄生生物」は、宿主動物内又は上で生存し、宿主動物を犠牲にしてもたらされる栄養分によって利する有害生物である。「内寄生生物」は、宿主動物の体内に生存している寄生生物である。「外寄生生物」は、宿主動物上に生存している寄生生物である。外寄生生物としては、これらに限定されないが、コナダニ、昆虫及び甲殻類(例えば、フナムシ)が挙げられる。ダニ目(Acari)(又はダニ目(Acarina))亜綱は、マダニ類及びダニを含む。マダニ類としては、これらに限定されないが、以下の属の構成員:コイタマダニ属(Rhipicaphalus)、例えばオウシマダニ(Rhipicaphalus(Boophilus)microplus)及びクリイロコイタマダニ(Rhipicephalus sanguineus);キララマダニ属(Amblyomrna);カクマダニ属(Dermacentor);チマダニ属(Haemaphysalis);イボマダニ属(Hyalomma);マダニ属(Ixodes);リピセントール属(Rhipicentor);マルガロプス属(Margaropus);ナガヒメダニ属(Argas);オトビウス属(Otobius);及びカズキダニ属(Ornithodoros)が挙げられる。ダニとしては、これらに限定されないが、以下の属の構成員:ショクヒヒゼンダニ属(Chorioptes)、例えばウシショクヒヒゼンダニ(Chorioptes bovis);キュウセンヒゼンダニ属(Psoroptes)、例えばヒツジキュウセンヒゼンダニ(Psoroptes ovis);ツメダニ属(Cheyletiella);デルマニッスス属(Dermanyssus);例えばワクモ(Dermanyssus gallinae);イエダニ属(Ortnithonyssus);ニキビダニ属(Demodex)、例えばイヌニキビダニ(Demodex canis);サルコプテス属(Sarcoptes)、例えばヒゼンダニ(Sarcoptes scabiei);及びヒツジツメダニ属(Psorergates)が挙げられる。昆虫としては、これらに限定されないが、以下の目の構成員:ノミ目(Siphonaptera)、双翅目(Diptera)、咀顎目、鱗翅目(Lepidoptera)、鞘翅目(Coleoptera)及び同翅目(Homoptera)が挙げられる。ノミ目(Siphonaptera)の構成員としては、これらに限定されないが、ネコノミ(Ctenocephalides felis)及びイヌノミ(Ctenocephatides canis)が挙げられる。双翅目(Diptera)の構成員としては、これらに限定されないが、イエバエ属の種(Musca spp.);ウマバエ、例えばウマバエ(Gasterophilus intestinalis)及びヒツジバエ(Oestrus ovis);サシバエ;アブ、例えばゴマフアブ属の種(Haematopota spp.)及びタブヌス属の種(Tabunus spp.);ヘマトビア属(haematobia)、例えばノサシバエ(haematobia irritans);サシバエ属(Stomoxys);ギンバエ属(Lucilia);ユスリカ;並びに蚊が挙げられる。咀顎目の構成員としては、これらに限定されないが、吸血シラミ及び刺咬性のシラミ、例えばヒツジハジラミ(Bovicola Ovis)及びウシハジラミ(Bovicola Bovis)が挙げられる。
【0349】
動物内又は上における寄生生物に関連して用いられる場合、「有効量」という用語は、本発明又はその塩の化合物の量又は投与量であって、動物への一回又は複数回の投与量において動物内又は上で所望の効果が得られるものを指す。有効量は、公知の技術の使用により及び類似する状況下で得られる結果を観察することにより、当業者としての担当の診断医によって容易に判定され得る。有効量の判定では、特に、これらに限定されないが、哺乳類の種;そのサイズ、年齢及び一般的な健康状態;防除される寄生生物及び侵襲の程度;関連する特定の病害又は障害;病害又は障害の程度又は合併症又は重症度;固体の応答;投与される特定の化合物;投与モード;投与される調製物のバイオアベイラビリティ特徴;選択される投与量投与計画;併用薬の使用;並びに他の関連する状況を含む多数の要因が担当の診断医によって考慮される。
【0350】
本発明の化合物は、特に、これらに限定されないが、局部、経口、非経口及び皮下を含む、所望の効果を有するいずれかの経路によって動物に投与され得る。局部投与が好ましい。局部投与に好適な配合物としては、例えば、溶液、エマルジョン及び懸濁液が挙げられ、ポアオン、スポットオン、スプレーオン、スプレーレース又はディップの形態であり得る。代わりに、本発明の化合物は、耳標又はカラーによって投与され得る。
【0351】
本発明の化合物の塩形態は、農芸化学的に許容可能な塩と異なり得る薬学的に許容可能な塩及び獣医学的に許容可能な塩の両方を含む。薬学的及び獣医学的に許容可能な塩並びにこれらを調製するための一般的な方法論は、当技術分野において周知である。例えば、Gould,P.L.,“Salt selection for basic drugs”,International Journal of Pharmaceutics,33:201-217(1986);Bastin,R.J.,et al.“Salt Selection and Optimization Procedures for Pharmaceutical New Chemical Entities”,Organic Process Research and Development,4:427-435(2000);及びBerge,S.M.,et al.,“Pharmaceutical Salts”,Journal of Pharmaceutical Sciences,66:1-19,(1977)を参照されたい。本発明の化合物は、当業者に周知である技術及び条件を用いて、塩酸塩などの塩に容易に転換されると共に、このような塩として単離され得ることを合成の当業者は理解するであろう。加えて、合成の当業者は、本発明の化合物が、対応する塩から対応する遊離塩基に容易に転換されると共に、このような塩として単離され得ることを理解するであろう。
【0352】
本発明は、有害生物(蚊及び他の病原媒介動物など;http://www.who.int/malaria/vector_control/irs/en/も参照されたい)を防除する方法も提供する。一実施形態において、有害生物を防除する方法は、本発明の組成物を標的有害生物、その生息地又は表面若しくは基材にブラシ塗布、ローラ塗布、噴霧、塗布又は浸漬によって施用する工程を含む。例として、壁、天井又は床面などの表面のIRS(屋内残留噴霧)施用が、本発明の方法によって想定されている。別の実施形態において、このような組成物を網、衣類、寝具、カーテン及びテントの形態(又はこれらの製造に使用され得る形態)の不織布又は布帛材料などの基材に施用することが想定されている。
【0353】
一実施形態において、このような有害生物を防除する方法は、有効な残存性の有害生物防除活性を表面又は基材に与えるように、殺有害生物的に有効な量の本発明の組成物を標的有害生物、その生息地又は表面若しくは基材に施用する工程を含む。このような施用は、本発明の殺有害生物組成物をブラシ塗布、ローラ塗布、噴霧、塗布又は浸漬することによって行われ得る。例として、壁、天井又は床面などの表面におけるIRS施用は、有効な残存性の有害生物防除活性を表面に与えるように、本発明の方法によって想定されている。別の実施形態において、網、衣類、寝具、カーテン及びテントの形態(又はこれらの製造に使用され得る形態)の布帛材料などの基材における有害生物の残存性防除のためにこのような組成物を施用することが想定されている。
【0354】
処理される不織布、布帛又は網を含む基材は、綿、ラフィア、ジュート、亜麻、サイザル、麻布若しくは羊毛などの天然繊維又はポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリルなどの合成繊維で作製され得る。ポリエステルが特に好適である。織物処理の方法は、例えば、国際公開第2008/151984号、国際公開第2003/034823号、米国特許第5631072号明細書、国際公開第2005/64072号、国際公開第2006/128870号、欧州特許第1724392号明細書、国際公開第2005113886号又は国際公開第2007/090739号から公知である。
【0355】
本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、すべての観賞用樹木並びにあらゆる種類の果樹及び堅果の成る木の樹幹注入/幹処理の分野である。
【0356】
樹幹注入/幹処理の分野において、本発明に係る化合物は、上記の鱗翅目(Lepidoptera)及び鞘翅目(Coleoptera)の木材穿孔性(wood-boring)昆虫、特に以下の表A及びBに列挙される木材穿孔性昆虫(woodborer)に対して特に好適である。
【0357】
【表2】
【0358】
【表3-1】
【表3-2】
【表3-3】
【0359】
本発明は、例えば、甲虫、イモムシ、ヒアリ、ワタフキカイガラムシ(ground pearl)、ヤスデ、ダンゴムシ、ダニ、ケラ、カイガラムシ、コナカイガラムシ、マダニ、アワフキムシ、サウザンキンクバッグ(southern chinch bug)及び地虫を含む、芝草中に存在し得る任意の昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。本発明は、卵、幼虫、若虫及び成虫を含む、生活環の様々な段階の昆虫有害生物を防除するのにも使用され得る。
【0360】
特に、本発明は、地虫(コガネカブト属(Cyclocephala spp.)(例えば、マスクドコガネムシ(masked chafer)、C.ルリダ(C.lurida))、リゾトログス属(Rhizotrogus spp.)(例えば、ヨーロピアンコガネムシ、R.マハリス(R.majalis))、コチヌス属(Cotinus spp.)(例えば、アオコフキコガネ、C.ニチダ(C.nitida))、ポピリア属(Popillia spp.)(例えば、マメコガネ(Japanese beetle)、マメコガネ(P.japonica))、フィロファガ属(Phyllophaga spp.)(例えば、コガネムシ(May/June beetle))、アテニウス属(Ataenius spp.)(例えば、ブラック・ターフグラス・アテニウス(Black turfgrass ataenius)、A.スプレツルス(A.spretulus))、マラデラ属(Maladera spp.)(例えば、アカビロウドコガネ、M.カスタネア(M.castanea))及びトマルス属(Tomarus spp.)など)、ワタフキカイガラムシ(マルガロデス属(Margarodes spp.))、ケラ(タウニー(tawny)、サウザン(southern)及び短翅型;スカプテリスクス属(Scapteriscus spp.)、ケラ(Gryllotalpa africana))及びレザージャケット(leatherjacket)(ヨーロピアンクレーンフライ(European crane fly)、ガガンボ属(Tipula spp.))を含む、芝草の根を餌とする昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。
【0361】
本発明は、ヨトウムシ(ツマジロクサヨトウ(Spodoptera frugiperda)及び一般的なヨトウムシ(common armyworm)(プセウダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)など)、ネキリムシ、ゾウムシ(スフェノホルス属(Sphenophorus spp.)、シバオサゾウムシ(S.venatus verstitus)及びS.パルブルス(S.parvulus)など)及びソッドウェブワーム(sod webworm)(クラムブス属(Crambus spp.)及び熱帯ソッドウェブワーム(tropical sod webworm)、ケナシクロオビクロノメイガ(Herpetogramma phaeopteralis)など)を含む、藁に住む芝草の昆虫有害生物を防除するのにも使用され得る。
【0362】
本発明は、ヒメコガネナガカメムシ(サウザンキンクバッグ、ブリスス・インスラリス(Blissus insularis)など)、ギョウギシバ(Bermudagrass)のダニ(エリオフィエス・シノドニエンシス(Eriophyes cynodoniensis))、アフリカヒゲシバ(rhodesgrass)のコナカイガラムシ(チガヤシロオカイガラムシ(Antonina graminis))、2本線のあるアワフキムシ(two-lined spittlebug)(プロサピア・ビシンクタ(Propsapia bicincta))、ヨコバイ、ネキリムシ(ヤガ科(Noctuidae))及びムギミドリアブラムシを含む、地上に生息し、芝草の葉を餌とする昆虫有害生物を防除するのにも使用され得る。
【0363】
本発明は、芝生にアリ塚を作製するアカヒアリ(Solenopsis invicta)など、芝草の他の有害生物を防除するのにも使用され得る。
【0364】
衛生分野において、本発明に係る組成物は、カタダニ(hard tick)、ヒメダニ(soft tick)、疥癬ダニ、ツツガムシ、ハエ(サシバエ及び舐性(licking)のハエ)、寄生性のハエ幼虫、シラミ、ケジラミ、ハジラミ及びノミなどの外部寄生生物に対して有効である。
【0365】
このような寄生生物の例は以下のとおりである:
シラミ目(Anoplurida)のうち、ブタジラミ属(Haematopinus spp.)、ホソジラミ属(Linognathus spp.)、ペディクルス属(Pediculus spp.)及びケジラミ属(Phtirus spp.)、ソレノポテス属(Solenopotes spp.)。
【0366】
ハジラミ目(Mallophagida)のうち、トリメノポン属(Trimenopon spp.)、タンカクハジラミ属(Menopon spp.)、トリノトン属(Trinoton spp.)、ボビコラ属(Bovicola spp.)、ウェルネッキエラ属(Werneckiella spp.)、レピケントロン属(Lepikentron spp.)、ダマリナ属(Damalina spp.)、トリコデクテス属(Trichodectes spp.)及びフェリコラ属(Felicola spp.)。
【0367】
双翅目(Diptera)並びにその亜目であるネマトセリナ亜目(Nematocerina)及び短角亜目(Brachycerina)のうち、例えばヤブカ属(Aedes spp.)、ハマダラカ属(Anopheles spp.)、イエカ属(Culex spp.)、ブヨ属(Simulium spp.)、ツノマユブユ属(Eusimulium spp.)、サシチョウバエ属(Phlebotomus spp.)、ルツォミヤ属(Lutzomyia spp.)、キュリコイデス属(Culicoides spp.)、メクラアブ属(Chrysops spp.)、ヒボミトラ属(Hybomitra spp.)、キイロアブ属(Atylotus spp.)、アブ属(Tabanus spp.)、ゴマフアブ属(Haematopota spp.)、フィリポミア属(Philipomyia spp.)、ブラウラ属(Braula spp.)、イエバエ属(Musca spp.)、トゲアシメマトイ属(Hydrotaea spp.)、サシバエ属(Stomoxys spp.)、ヘマトビア属(Haematobia spp.)、モレリア属(Morellia spp.)、ヒメイエバエ属(Fannia spp.)、ツェツェバエ属(Glossina spp.)、オオクロバエ属(Calliphora spp.)、キンバエ属(Lucilia spp.)、オビキンバエ属(Chrysomyia spp.)、ヴォールファールトニクバエ属(Wohlfahrtia spp.)、ニクバエ属(Sarcophaga spp.)、ヒツジバエ属(Oestrus spp.)、ウシバエ属(Hypoderma spp.)、ウマバエ属(Gasterophilus spp.)、シラミバエ属(Hippobosca spp.)、シカシラミバエ属(Lipoptena spp.)及びヒツジシラミバエ属(Melophagus spp.)。
【0368】
ノミ目(Siphonapterida)のうち、例えばヒトノミ属(Pulex spp.)、イヌノミ属(Ctenocephalides spp.)、ネズミノミ属(Xenopsylla spp.)、ナガノミ属(Ceratophyllus spp.)。
【0369】
異翅目(Heteropterida)のうち、例えばトコジラミ属(Cimex spp.)、サシガメ属(Triatoma spp.)、ロドニウス属(Rhodnius spp.)、パンストロギルス属(Panstrongylus spp.)。
【0370】
ゴキブリ目(Blattarida)のうち、例えばトウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、チャバネゴキブリ(Blattelagermanica)及びスペラ属(Supella spp.)。
【0371】
ダニ亜綱(Acaria(Acarida))並びにマダニ亜目(Metastigmata)及び中気門亜目(Mesostigmata)のうち、例えばナガヒメダニ属(Argas spp.)、カズキダニ属(Ornithodorus spp.)、オトビウス属(Otobius spp.)、タネガタマダニ属(Ixodes spp.)、キララマダニ属(Amblyomma spp.)、ウシマダニ属(Boophilus spp.)、カクマダニ属(Dermacentor spp.)、チマダニ属(Haemophysalis spp.)、イボマダニ属(Hyalomma spp.)、コイタマダニ属(Rhipicephalus spp.)、デルマニスス属(Dermanyssus spp.)、ライリエチア属(Raillietia spp.)、ニューモニスス属(Pneumonyssus spp.)、ステルノストマ属(Sternostoma spp.)及びバロア属(Varroa spp.)。
【0372】
ダニ目(Actinedida)(前気門類(Prostigmata))及びカイチュウ目(Acaridida)(コナダニ亜目(Astigmata))のうち、例えばアカラピス属(Acarapis spp.)、ツメダニ属(Cheyletiella spp.)、オルニソケイレチア属(Ornithocheyletia spp.)、ミオビア属(Myobia spp.)、ヒツジツメダニ属(Psorergatesspp.)、ニキビダニ属(Demodex spp.)、ツツガムシ属(Trombicula spp.)、リストロホルス属(Listrophorus spp.)、コナダニ属(Acarus spp.)、チロファグス属(Tyrophagus spp.)、ゴミコナダニ属(Caloglyphus spp.)、ヒポデクテス属(Hypodectes spp.)、プテロリクス属(Pterolichus spp.)、キュウセンヒゼンダニ属(Psoroptes spp.)、ショクヒヒゼンダニ属(Chorioptes spp.)、ミミヒゼンダニ属(Otodectes spp.)、ヒゼンダニ属(Sarcoptes spp.)、ショウセンコウヒゼンダニ属(Notoedres spp.)、クネミドコプテス属(Knemidocoptes spp.)、シトジテス属(Cytodites spp.)及びラミノシオプテス属(Laminosioptes spp.)。
【0373】
本発明に係る組成物は、木材、織物、プラスチック、接着剤、のり、塗料、紙及び厚紙、皮革、床仕上げ材及び建築物などの材料の場合、昆虫の寄生から保護するのにも好適である。
【0374】
本発明に係る組成物は、例えば、以下の有害生物に対して使用され得る:ヨーロッパイエカミキリ(Hylotrupes bajulus)、クロロホルス・ピロシス(Chlorophorus pilosis)、アノビウム・プンクタツム(Anobium punctatum)、キセストビウム・ルホビロスム(Xestobium rufovillosum)、プチリヌスペクチコルニス(Ptilinuspecticornis)、デンドロビウム・ペルチネクス(Dendrobium pertinex)、マツザイシバンムシ(Ernobius mollis)、オオナガシバンムシ(Priobium carpini)、ヒラタキクイムシ(Lyctus brunneus)、アフリカヒラタキクイムシ(Lyctus africanus)、アメリカヒラタキクイムシ(Lyctus planicollis)、ナラヒラタキクイムシ(Lyctus linearis)、リクツス・プベセンス(Lyctus pubescens)、トロゴキシロン・アエクアレ(Trogoxylon aequale)、ミンテスルギコリス(Minthesrugicollis)、キシルボルス属種(Xyleborus spec.)、トリプトデンドロン属種(Tryptodendron spec.)、アパテ・モナクス(Apate monachus)、ボストリクス・カプシンス(Bostrychus capucins)、ヘテロボストリクス・ブルンネウス(Heterobostrychus brunneus)、シノキシロン属種(Sinoxylon spec.)及びチビタケナガシンクイムシ(Dinoderus minutus)などの甲虫並びにさらにコルリキバチ(Sirex juvencus)、モミノオオキバチ(Urocerus gigas)、ウロセルス・ギガス・タイグヌス(Urocerus gigas taignus)及びウロセルス・アウグル(Urocerus augur)などの膜翅類の昆虫(hymenopteran)並びにカロテルメス・フラヴィコリス(Kalotermes flavicollis)、ニシインドカンザイシロアリ(Cryptotermes brevis)、ヘテロテルメス・インディコラ(Heterotermes indicola)、キアシシロアリ(Reticulitermes flavipes)、レティクリテルメス・サントネンシス(Reticulitermes santonensis)、レティキュリテルメス・ルシフグス(Reticulitermes lucifugus)、ムカシシロアリ(Mastotermes darwiniensis)、ネバダオオシロアリ(Zootermopsis nevadensis)及びイエシロアリ(Coptotermes formosanus)などのシロアリ並びにセイヨウシミ(Lepisma saccharina)などのシミ。式I及びI’aの化合物又はその塩は、科:ヤガ科(Noctuidae)、クチブサガ科(Plutellidae)、ハムシ科(Chrysomelidae)、アザミウマ科(Thripidae)、カメムシ科(Pentatomidae)、ハマキガ(Tortricidae)、ウンカ科(Delphacidae)、アリマキ科(Aphididae)、ヤガ科(Noctuidae)、ツトガ科(Crambidae)、ロイドギネ科(Meloidogynidae)及びシストセンチュウ科(Heteroderidae)から選択される1種以上の有害生物の防除に特に好適である。各態様の好ましい実施形態において、化合物TX(ここで、「TX」という略語は、「表A-1~A-126、表P及び表Eに定義される化合物から選択される1種の化合物」を意味する)は、科:ヤガ科(Noctuidae)、クチブサガ科(Plutellidae)、ハムシ科(Chrysomelidae)、アザミウマ科(Thripidae)、カメムシ科(Pentatomidae)、ハマキガ(Tortricidae)、ウンカ科(Delphacidae)、アリマキ科(Aphididae)、ヤガ科(Noctuidae)、ツトガ科(Crambidae)、ロイドギネ科(Meloidogynidae)及びシストセンチュウ科(Heteroderidae)から選択される1種以上の有害生物を防除する。
【0375】
式I及びI’aの化合物又はその塩は、属:スポドプテラ属の種(Spodoptera spp)、プルテラ属の種(Plutella spp)、ハナアザミウマ属の種(Frankliniella spp)、トリプス属の種(Thrips spp)、ユースキスツス属の種(Euschistus spp)、シジア属の種(Cydia spp)、ニラパルバタ属の種(Nilaparvata spp)、ミズス属の種(Myzus spp)、ワタアブラムシ属の種(Aphis spp)、ジアブロチカ属の種(Diabrotica spp)、ロパロシフム属の種(Rhopalosiphum spp)、シュードプルシア属の種(Pseudoplusia spp)及びキロ属の種(Chilo spp)から選択される1種以上の有害生物の防除に特に好適である。各態様の好ましい実施形態において、化合物TX(ここで、「TX」という略語は、「表A-1~A-126、表P及び表Eに定義される化合物から選択される1種の化合物」を意味する)は、属:スポドプテラ属の種(Spodoptera spp)、プルテラ属の種(Plutella spp)、ハナアザミウマ属の種(Frankliniella spp)、トリプス属の種(Thrips spp)、ユースキスツス属の種(Euschistus spp)、シジア属の種(Cydia spp)、ニラパルバタ属の種(Nilaparvata spp)、ミズス属の種(Myzus spp)、ワタアブラムシ属の種(Aphis spp)、ジアブロチカ属の種(Diabrotica spp)、ロパロシフム属の種(Rhopalosiphum spp)、シュードプルシア属の種(Pseudoplusia spp)及びキロ属の種(Chilo spp)から選択される1種以上の有害生物を防除する。
【0376】
式I及びI’aの化合物又はその塩は、エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)、コナガ(Plutella xylostella)、ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)、ネギアザミウマ(Thrips tabaci)、ユースキスツスヘロス(Euschistus heros)、コドリンガ(Cydia pomonella)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、クリソデイキスインクルデンス(Chrysodeixis includens)、マメアブラムシ(Aphis craccivora)、ジアブロチカバルテアタ(Diabrotica balteata)、ロパロシフウムパディ(Rhopalosiphum padi)及びニカメイガ(Chilo suppressalis)の1種以上の防除に特に好適である。
【0377】
各態様の好ましい実施形態において、化合物TX(ここで、「TX」という略語は、「表A-1~A-126、表P及び表Eに定義される化合物から選択される1種の化合物」を意味する)は、エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)、コナガ(Plutella xylostella)、ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)、ネギアザミウマ(Thrips tabaci)、ユースキスツスヘロス(Euschistus heros)、コドリンガ(Cydia pomonella)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、クリソデイキスインクルデンス(Chrysodeixis includens)、マメアブラムシ(Aphis craccivora)、ジアブロチカバルテアタ(Diabrotica balteata)、ロパロシフウムパディア(Rhopalosiphum Padia)並びにエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)+TX、コナガ(Plutella xylostella)+TXなどのニカメイガ(Chilo Suppressalis);ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)+TX、ネギアザミウマ(Thrips tabaci)+TX、ユースキスツスヘロス(Euschistus heros)+TX、コドリンガ(Cydia pomonella)+TX、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)+TX、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)+TX、クリソデイキスインクルデンス(Chrysodeixis includens)+TX、マメアブラムシ(Aphis craccivora)+TX、ジアブロチカバルテアタ(Diabrotica balteata)+TX、ロパロシフウムパディ(Rhopalosiphum Padi)+TX及びニカメイガ(Chilo suppressalis)+TXの1種以上を防除する。
【0378】
各態様の一実施形態において、表A-1~A-126、表P及び表Eの化合物からの1種の化合物は、綿、野菜、トウモロコシ、穀類、イネ及びダイズ作物における、エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)、コナガ(Plutella xylostella)、ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)、ネギアザミウマ(Thrips tabaci)、ユースキスツスヘロス(Euschistus heros)、コドリンガ(Cydia pomonella)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、クリソデイキスインクルデンス(Chrysodeixis includens)、マメアブラムシ(Aphis craccivora)、ジアブロチカバルテアタ(Diabrotica balteata)、ロパロシフウムパディア(Rhopalosiphum padia)及びニカメイガ(Chilo suppressalis)の防除に好適である。
【0379】
一実施形態において、表A-1~A-126、表P及び表Eの化合物からの1種の化合物は、ヨトウガ(Mamestra)(好ましくは野菜におけるもの)、コドリンガ(Cydia pomonella)(好ましくはリンゴにおけるもの)、エンポアスカ属(Empoasca)(好ましくは野菜、ブドウ園におけるもの)、レプチノタルサ属(Leptinotarsa)(好ましくはジャガイモにおけるもの)及びニカメイガ(Chilo supressalis)(好ましくはイネにおけるもの)の防除に好適である。
【0380】
本発明に係る化合物は、とりわけ、昆虫に対して植物を保護するための有利なレベルの生物学的活性又は農芸化学的有効成分として用いられるための優れた特性(例えば、高い生物学的活性、有利な活性範囲、高い安全性プロファイル(地上及び地下の非標的生物(魚類、鳥類及びハチ類など)に対して、向上した物理化学的特性又は高い生分解性)を含むいずれかの数の有益性を有し得る。特に、特定の式(I)の化合物は、特にミツバチ、単生ミツバチ及びマルハナバチなどの受粉媒介者といった非標的節足動物に対して有利な安全性プロファイルを示し得ることが意外なことに見出された。最も具体的には、セイヨウミツバチ(Apis mellifera)である。
【0381】
本発明に係る化合物は、未変性の形態で殺有害生物剤として使用可能であるが、これらは、一般に、種々の方法でキャリア、溶剤及び表面活性物質などの配合助剤を用いて組成物に配合される。配合物は、例えば、散粉粉末、ゲル、水和剤、水分散性顆粒、水分散性錠剤、発泡性ペレット、乳化性濃縮物、マイクロ乳化性濃縮物、水中油型エマルジョン、油性フロアブル、水性分散体、油性分散体、サスポエマルジョン、カプセル懸濁液、乳化性顆粒、可溶性液体、水溶性濃縮物(キャリアとして水又は水和性の有機溶剤を含む)、含浸ポリマーフィルムの形態又は例えばthe Manual on Development and Use of FAO and WHO Specifications for Pesticides,United Nations,First Edition,Second Revision(2010)から公知である他の形態といった種々の物理的形態であり得る。このような配合物は、直接用いられるか又は使用前に希釈され得る。希釈は、例えば、水、液体肥料、微量元素、生物学的生体、油又は溶剤により行うことが可能である。
【0382】
配合物は、例えば、微細固形分、顆粒、溶液、分散体又はエマルジョンの形態で組成物を得るために、有効成分を配合助剤と混合することにより調製可能である。有効成分は、微細固形分、鉱油、植物性油若しくは動物性油、植物性変性油若しくは動物性変性油、有機溶剤、水、表面活性物質又はこれらの組み合わせなどの他の補助剤とも配合可能である。
【0383】
有効成分は、きわめて微細なマイクロカプセル中にも含まれ得る。マイクロカプセルは、多孔性キャリア中に有効成分を含有する。これにより、有効成分を、制御された量(例えば、緩効性)で環境中に放出させることが可能である。マイクロカプセルは、通常、0.1~500ミクロンの直径を有する。これらは、有効成分をカプセル重量基準で約25~95重量%の量で含有する。有効成分は、一塊の固体の形態、固体若しくは液体分散体中の微細な粒子の形態又は好適な溶液の形態であり得る。封入メンブランは、例えば、天然若しくは合成ゴム、セルロース、スチレン/ブタジエンコポリマー、ポリアクリロニトリル、ポリアクリレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレア、ポリウレタン又は化学変性ポリマー及びキサントゲン酸デンプン又は当業者に公知である他のポリマーを含むことが可能である。代わりに、きわめて微細なマイクロカプセルは、基剤の固体マトリックス中に微細粒子の形態で有効成分を含有して形成され得るが、マイクロカプセル自体は、封入されていない。
【0384】
本発明に係る組成物の調製に好適である配合助剤は、それら自体公知である。液体キャリアとしては、水、トルエン、キシレン、石油エーテル、植物油、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、酸無水物、アセトニトリル、アセトフェノン、酢酸アミル、2-ブタノン、ブチレンカーボネート、クロロベンゼン、シクロヘキサン、シクロヘキサノール、酢酸のアルキルエステル、ジアセトンアルコール、1,2-ジクロロプロパン、ジエタノールアミン、p-ジエチルベンゼン、ジエチレングリコール、アビエチン酸ジエチレングリコール、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、N,N-ジメチル-ホルムアミド、ジメチルスルホキシド、1,4-ジオキサン、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールジベンゾエート、ジプロキシトール、アルキルピロリドン、酢酸エチル、2-エチルヘキサノール、エチレンカーボネート、1,1,1-トリクロロエタン、2-ヘプタノン、α-ピネン、d-リモネン、乳酸エチル、エチレングリコール、エチレングリコールブチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル、γ-ブチロラクトン、グリセロール、グリセロールアセテート、グリセロールジアセテート、グリセロールトリアセテート、ヘキサデカン、ヘキシレングリコール、酢酸イソアミル、酢酸イソボルニル、イソオクタン、イソホロン、イソプロピルベンゼン、ミリスチン酸イソプロピル、乳酸、ラウリルアミン、メシチルオキシド、メトキシプロパノール、メチルイソアミルケトン、メチルイソブチルケトン、ラウリン酸メチル、オクタン酸メチル、オレイン酸メチル、塩化メチレン、m-キシレン、n-ヘキサン、n-オクチルアミン、オクタデカン酸、オクチルアミンアセテート、オレイン酸、オレイルアミン、o-キシレン、フェノール、ポリエチレングリコール、プロピオン酸、プロピル乳酸塩、炭酸プロピレン、プロピレングリコール、プロピレングリコールメチルエーテル、p-キシレン、トルエン、リン酸トリエチル、トリエチレングリコール、キシレンスルホン酸、パラフィン、鉱油、トリクロロエチレン、パークロロエチレン、酢酸エチル、酢酸アミル、酢酸ブチル、プロピレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、メタノール、エタノール、イソプロパノール及びアミルアルコール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ヘキサノール、オクタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセロール、N-メチル-2-ピロリドンなどの高分子量アルコール等が用いられ得る。
【0385】
好適な固体キャリアは、例えば、タルク、二酸化チタン、葉ろう石クレイ、シリカ、アタパルジャイトクレイ、キースラガー、石灰岩、炭酸カルシウム、ベントナイト、カルシウムモンモリロナイト、綿殻、コムギ粉、ダイズ粉、軽石、木粉、粉砕したクルミの殻、リグニン及び同様の物質である
【0386】
多数の表面活性物質は、固体及び液体配合物の両方において、特に使用前にキャリアで希釈可能である配合物で有利に用いられ得る。表面活性物質は、アニオン性、カチオン性、ノニオン性又は高分子であり得、これらは、乳化剤、湿潤剤若しくは懸濁剤として又は他の目的のために用いられ得る。典型的な表面活性物質としては、例えば、ジエタノールアンモニウムラウリルスルフェートなどのアルキルスルフェートの塩;ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムなどのアルキルアリールスルホネートの塩;ノニルフェノールエトキシレートなどのアルキルフェノール/アルキレンオキシド付加生成物;トリデシルアルコールエトキシレートなどのアルコール/アルキレンオキシド付加生成物;ステアリン酸ナトリウムなどのセッケン;ジブチルナフタレンスルホン酸ナトリウムなどのアルキルナフタレンスルホネートの塩;ジ(2-エチルヘキシル)スルホコハク酸ナトリウムなどのスルホコハク酸塩のジアルキルエステル;ソルビトールオレアートなどのソルビトールエステル;ラウリルトリメチル塩化アンモニウムなどの第4級アミン、ポリエチレングリコールステアレートなどの脂肪酸のポリエチレングリコールエステル;エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのブロックコポリマー;並びにモノ-及びジ-アルキルホスフェートエステルの塩;並びに例えばMcCutcheon’s Detergents and Emulsifiers Annual,MC Publishing Corp.,Ridgewood New Jersey(1981)に記載のさらなる物質が挙げられる。
【0387】
有害生物防除配合物において用いられ得るさらなる補助剤としては、結晶化抑制剤、粘度調整剤、懸濁剤、染料、抗酸化剤、発泡剤、吸光剤、混合助剤、消泡剤、錯化剤、中和剤又はpH調整剤及び緩衝剤、腐食抑制剤、芳香剤、湿潤剤、取り込み増強剤、微量元素、可塑剤、滑剤、潤滑剤、分散剤、増粘剤、不凍剤、殺菌剤並びに液体及び固体肥料が挙げられる。
【0388】
本発明に係る組成物は、植物性油又は動物性油、鉱油、このような油のアルキルエステル又はこのような油及び油誘導体の混合物を含む添加剤を含むことが可能である。本発明に係る組成物における油添加剤の量は、一般に、適用される混合物に基づいて0.01~10%である。例えば、油添加剤は、噴霧混合物が調製された後、噴霧タンク中に所望の濃度で添加することが可能である。好ましい油添加剤は、鉱油又は例えばナタネ油、オリーブ油若しくはヒマワリ油といった植物性油、乳化植物油、例えばメチル誘導体といった植物性油のアルキルエステル又は魚油若しくは牛脂などの動物性油を含む。好ましい油添加剤は、C8~C22脂肪酸のアルキルエステル、特にC12~C18脂肪酸のメチル誘導体であり、例えばラウリン酸、パルミチン酸及びオレイン酸のメチルエステル(それぞれラウリン酸メチル、パルミチン酸メチル及びオレイン酸メチル)を含む。多くの油誘導体は、the Compendium of Herbicide Adjuvants,10th Edition,Southern Illinois University,2010から公知である。
【0389】
本発明の組成物は、一般に、0.1~99重量%、特に0.1~95重量%の本発明の化合物と、1~99.9重量%の配合助剤(これは、0~25重量%の表面活性物質を含むことが好ましい)とを含む。商業用の製品は、濃縮物として配合されることが好ましいことがあり得るが、エンドユーザーは、通常、希釈配合物を利用することとなる。
【0390】
適用量は、幅広い範囲内で様々であり、土壌の性質、適用方法、作物植物、防除される有害生物、主な気象条件並びに適用方法、適用時期及び標的作物によって左右される他の要因に応じる。一般的なガイドラインのとおり、化合物は、1~2000l/ha、特に10~1000l/haの量で適用され得る。
【0391】
好ましい配合物は、以下の組成(重量%)を有することが可能である。
乳化性濃縮物:
有効成分:1~95%、好ましくは60~90%
表面活性薬剤:1~30%、好ましくは5~20%
液体キャリア:1~80%、好ましくは1~35%
【0392】
粉剤:
有効成分:0.1~10%、好ましくは0.1~5%
固体キャリア:99.9~90%、好ましくは99.9~99%
【0393】
懸濁液濃縮物:
有効成分:5~75%、好ましくは10~50%
水:94~24%、好ましくは88~30%
表面活性薬剤:1~40%、好ましくは2~30%
【0394】
水和剤:
有効成分:0.5~90%、好ましくは1~80%
表面活性薬剤:0.5~20%、好ましくは1~15%
固体キャリア:5~95%、好ましくは15~90%
【0395】
顆粒:
有効成分:0.1~30%、好ましくは0.1~15%
固体キャリア:99.5~70%、好ましくは97~85%
【0396】
以下の例は、本発明をさらに例示するが、限定するものではない。
【0397】
【表4】
【0398】
複合物を補助剤と十分に混合し、混合物を好適なミルで十分に粉砕することにより、水で希釈して所望の濃度の懸濁液を得ることが可能である水和剤を得る。
【0399】
【表5】
【0400】
複合物を補助剤と十分に混合し、混合物を好適なミルで十分に粉砕することにより、水で希釈して、種子処理に直接用いることが可能である粉末を得る。
【0401】
【表6】
【0402】
植物の保護に使用可能である、いずれかの必要な希釈度のエマルジョンは、水で希釈することによりこの濃縮物から得ることができる。
【0403】
【表7】
【0404】
直ちに使用可能な粉剤は、複合物をキャリアと混合し、この混合物を好適なミルで粉砕することにより得られる。このような粉末は、種子の乾燥粉衣にも用いることができる。
【0405】
【表8】
【0406】
複合物を補助剤と混合及び粉砕し、この混合物を水で湿らせる。混合物を押し出し、次いで空気流中で乾燥させる。
【0407】
【表9】
【0408】
ミキサにおいて、微細に粉砕した複合物を、ポリエチレングリコールで湿らせたカオリンに均一に適用する。このようにして、粉塵を発生させないコーティングされた顆粒が得られる。
【0409】
【表10】
【0410】
微細に粉砕した複合物を補助剤と完全に混合して懸濁液濃縮物を得、これから、水で希釈することにより、いずれかの所望の希釈度の懸濁液を得ることが可能である。このような希釈を用いて、生存している植物並びに植物繁殖材料を、噴霧、注ぎかけ又は浸漬により、微生物による寄生に対して処理及び保護することが可能である。
【0411】
【表11】
【0412】
微細に粉砕した複合物を補助剤と完全に混合して懸濁液濃縮物を得、これから、水で希釈することにより、いずれかの所望の希釈度の懸濁液を得ることが可能である。このような希釈を用いて、生存している植物並びに植物繁殖材料を、噴霧、注ぎかけ又は浸漬により、微生物による寄生に対して処理及び保護することが可能である。
【0413】
緩効性カプセル懸濁液
28部の複合物を2部の芳香族溶剤及び7部のトルエンジイソシアネート/ポリメチレン-ポリフェニルイソシアネート混合物(8:1)と混合する。この混合物を、1.2部のポリビニルアルコール、0.05部の脱泡剤及び51.6部の水の混合物中において、所望の粒径が達成されるまで乳化する。このエマルジョンに5.3部の水中の2.8部の1,6-ジアミノヘキサンの混合物を添加する。混合物を重合反応が完了するまで撹拌する。得られるカプセル懸濁液を、0.25部の増粘剤及び3部の分散剤を添加することにより安定化させる。カプセル懸濁液配合物は、28%の有効成分を含有する。中型カプセルの直径は、8~15ミクロンである。得られる配合物を、この目的に好適である装置中において、水性懸濁液として種子に適用する。
【0414】
配合タイプとしては、エマルジョン濃縮物(EC)、懸濁液濃縮物(SC)、サスポエマルジョン(SE)、カプセル懸濁液(CS)、水分散性顆粒(WG)、乳化性顆粒(EG)、エマルジョン、油中水型(EO)、エマルジョン、水中油型(EW)、マイクロエマルジョン(ME)、油分散体(OD)、油混和性フロアブル(OF)、油混和性液体(OL)、可溶性濃縮物(SL)、超低体積懸濁液(SU)、超低体積液体(UL)、工業用濃縮物(TK)、分散性濃縮物(DC)、水和剤(WP)、可溶性顆粒(SG)又は農業的に許容可能な補助剤と組み合わされるいずれかの技術的に好ましい配合物が挙げられる。
【実施例
【0415】
調製例:
「Mp」は、融点(℃)を意味する。1H NMR測定値は、ブルカー(Brucker)400MHz分光計で記録し、化学シフトは、TMS標準に関してppmで付与される。重水素化溶媒中で測定されたスペクトルは、表示のとおりである。以下の略語を使用する:s=シングレット;br s=ブロードシングレット;d=ダブレット;br d=ブロードダブレット;dd=ダブレットダブレット;dt=ダブルトリプレット;t=トリプレット、tt=トリプルトリプレット;q=カルテット、quin=クィントゥプレット、sept=セプテット;m=マルチプレット。
【0416】
以下のLCMS法のいずれか1つを用いて、化合物を特性決定した。各化合物について得られた特徴的なLCMS値は、保持時間(「Rt」、分で記録)及び測定分子イオン(M+H)+又は(M-H)であった。
【0417】
LCMS法:
方法1:
スペクトルを、エレクトロスプレーソース(極性:陽イオン及び陰イオン)、キャピラリ:0.8~3.00kV、コーン:5~30V、ソース温度:120~150℃、脱溶媒温度:350~600℃、コーンガス流:50~150l/h、脱溶媒ガス流:650~1000l/h、質量範囲:50~900Daを備えるWaters製の質量分析計(SQD、SQDIIシングル四重極型質量分析計)並びにWaters Corporation製のAcquity UPLC:バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメント、ダイオード-アレイ検出器及びELSD検出器で記録した。カラム:Waters UPLC HSS T3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210~400、ランタイム:1.5分;溶媒:A=水+5%MeOH+0.05%HCOOH、B=アセトニトリル+0.05%HCOOH;流量(ml/分)0.85、勾配:0.2分間で10%のBイソクラティック、次に1.0分間で10~100%のB、0.2分間で100%のBイソクラティック、0.05分間で100~10%のB、0.05分間で10%のBイソクラティック。
【0418】
方法2:
スペクトルを、エレクトロスプレーソース(極性:陽イオン又は陰イオン、キャピラリ:3.0kV、コーン:30V、抽出器:3.00V、ソース温度:150℃、脱溶媒温度:400℃、コーンガス流:60L/hr、脱溶媒ガス流:700L/h、質量範囲:140~800Da)を備えるWaters Corporations製のACQUITY質量分析計(SQD又はSQDIIシングル四重極型質量分析計)並びに溶媒脱気装置、バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメント及びダイオード-アレイ検出器を備えるWaters Corporations製のACQUITY UPLCで記録した。カラム:Waters UPLC HSS T3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210~400、溶媒勾配:A=水/メタノール9:1+0.1%ギ酸、B=アセトニトリル+0.1%ギ酸、勾配:2.5分間で0~100%のB;流量(ml/分)0.75。
【0419】
実施例PE1:2-クロロ-6-(1-シアノシクロプロピル)-N-[1-(3-ピラジン-2-イル)エチル]ピリジン-4-カルボキサミド(化合物P27)の調製
【化45】
工程1:1-(3-ヨードピラジン-2-イル)エタノールの調製
【化46】
アルゴン雰囲気下、THF(35mL)を0℃に冷却した。次に、2,2,6,6-テトラメチルピペリジン(5.4mL、30.9mmol、1.34当量)を0℃で添加し、続いて2.5M n-BuLi(12mL、29.98mmol、1.3当量)を滴下しながら添加した。反応混合物を-78℃に冷却してから、THF(5mL)中の2-ヨードピラジン(5.0g、23.06mmol、1.0当量)の溶液を滴下しながら添加した。1時間撹拌した後、アセトアルデヒド(12mL、210mmol、9.2当量)を-78℃で滴下した。添加後、反応混合物を室温まで昇温させた後、飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチした。反応混合物を水及びTBMEと酢酸エチルの混合物で希釈した。水層を1M HClでpH1~2に酸性化した。相を分離し、有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。粗抽出物をフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン中0~10%酢酸エチル)で精製し、1-(3-ヨードピラジン-2-イル)エタノールを得た。
LC-MS(方法1):保持時間0.54分、m/z 251[M+H+]。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm 8.47(d,1H)8.31(d,1H)5.10(dd,1H)3.66-3.73(m,1H)1.52(d,3H).
【0420】
工程2:tert-ブチル-[1-(3-ヨードピラジン-2-イル)エトキシ]-ジメチル-シランの調製
【化47】
THF(10mL)中の1-(3-ヨードピラジン-2-イル)エタノール(1.20g、4.80mmol、1.0当量)の溶液に、イミダゾール(660mg、9.60mmol、2.0当量)、続いてtert-ブチルジメチルクロロシラン(1.1mL、5.76mmol、1.2当量)を添加した。得られた反応混合物を50℃に加熱し、この温度で2時間撹拌した後、室温まで冷却させた。反応混合物をろ過した。ろ過ケーキをTBMEで洗浄し、ろ液を真空中で濃縮した。粗抽出物をフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン中0~3%酢酸エチル)で精製して、tert-ブチル-[1-(3-ヨードピラジン-2-イル)エトキシ]-ジメチル-シランを得た。
LC-MS(方法1):保持時間1.30分、m/z 365[M+H+]。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm 0.05(s,3H)0.074(s,3H)0.88(s,9H)1.51(d,5H)8.24(d,4H)8.52(d,1H)
【0421】
工程3:tert-ブチル-ジメチル-[1-(3-ピラジン-2-イル)エトキシ]シラン(化合物I5)の調製
【化48】
アルゴン雰囲気下、tert-ブチル-[1-(3-ヨードピラジン-2-イル)エトキシ]-ジメチルシラン(500mg、1.372mmol、1.0当量)を脱気THF(14mL)に溶解した。溶液を-78℃に冷却させてから、THF中のターボグリニャール(Turbo Grignard)1.3M(1.7mL、2.1mmol、1.6当量)を滴下した(ターボグリニャール=塩化2-ブチルマグネシウムリチウム錯体)。30分間熟成した後、塩化亜鉛(1.2g、2.2mmol、1.65当量)を-78℃で加えた後、反応混合物を0℃まで昇温させた。40分後、脱気したTHF(14mL)中のトリス(2-フリル)ホスフィン(40mg、0.16mmol、0.12当量)、Pd2(dba)3(78mg、0.08mmol、0.06当量)及び2-ヨードピラジン(350mg、1.6mmol、1.2当量)の溶液を滴下した。得られた反応混合物を60℃に加熱し、1時間撹拌した後、水及び飽和塩化アンモニウム水溶液で希釈した。層を分離した後、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、真空中で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン中0~5%酢酸エチル)で精製して、tert-ブチル-ジメチル-[1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エトキシ]シランを得た。
LC-MS(方法1):保持時間1.17分、m/z 317[M+H+]。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm -0.18(s,3H)-0.15(s,3H)0.73(s,10H)1.66(d,3H)5.67(d,1H)8.60(d,1H)8.64-8.69(m,2H)8.72(d,1H)9.22(d,1H)9.62(d,1H).
【0422】
工程4:1-(3-ピラジン-2-イル)エタノール(化合物14)の調製
【化49】
THF(10mL)中のtert-ブチル-ジメチル-[1-(3-ピラジン-2-イル)エトキシ]シラン(320mg、0.96mmol、1.0当量)の溶液に、テトラブチルアンモニウムフルオリド(THF中1M、1.4mL、1.4mmol、1.5当量)を添加した。反応混合物を室温で撹拌した。2時間後、追加のテトラブチルアンモニウムフルオリド(THF中1M、0.1mL、0.1mmol、0.1当量)を添加し、反応混合物を室温で30分間撹拌してから、ブライン及び酢酸エチルで希釈した。相を分離し、水層を酢酸エチルでもう一度抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、真空中で濃縮した。この粗抽出物をフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン中15%酢酸エチル/エタノール(3/1))で精製して、1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エタノールを得た。
LC-MS(方法):保持時間0.36分、m/z 203[M+H+]。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm 0.92(t,1H)1.24-1.35(m,1H)1.38-1.47(m,1H)1.59(d,3H)1.73-1.77(m,1H)2.38-2.50(m,1H)5.02(br d,2H)5.37(quin,2H)8.63-8.69(m,5H)8.71(d,2H)9.47(d,1H).
【0423】
工程5:2-[1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エチル]イソインドリンン-1,3-ジオン(化合物13)の調製
【化50】
アルゴン雰囲気下、1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エタノール(179mg、0.79mmol、1.0当量)をTHF(2mL)に溶解させた。フタルイミド(130mg、0.88mmol、1.1当量)、続いてトリフェニルホスフィン(253mg、0.96mmol、1.2当量)を添加した。得られた溶液を0℃に冷却した後、アゾジカルボン酸ジイソプロピル(0.20mL、0.96mmol、1.2当量)を添加した。反応混合物を室温まで昇温させてから、この温度で1時間撹拌した後、水と酢酸エチルで希釈した。層を分離し、水層を酢酸エチルでもう一度抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン中0~35%酢酸エチル)で精製して、所望の生成物である2-[1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エチル]イソインドリン-1,3-ジオンを得た。
LC-MS(方法1):保持時間0.82分、m/z 332[M+H+]。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm 1.91(d,3H)6.52(q,2H)7.63-7.69(m,2H)7.70-7.77(m,2H)8.52-8.56(m,1H)8.59-8.62(m,2H)8.62-8.65(m,1H)9.20(d,1H).
【0424】
工程6:1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エタンアミン(化合物11)の調製
【化51】
EtOH(52mL)中の2-[1-(3-ピラジン-2-イル)エチル]イソインドリン-1,3-ジオン(1.73g、5.22mmol)の溶液に、ヒドラジン一水和物(0.30mL、6.27mmol、1.2当量)を添加した。得られた懸濁液を還流まで加熱し、この温度で16時間撹拌した。次に、反応混合物を20℃に冷却させ、H2Oで希釈し、HCl 2Nで酸性化し、EtOAcで洗浄した。次いで、水相をNaOH 4Nで塩基化し、EtOAcで抽出した。有機相をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エタンアミンを取得し、これをそれ以上精製することなく使用した。
LC-MS(方法1):保持時間0.19分、m/z 202[M+H+]。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.30(d,1H),8.65-8.71(m,3H),8.59(d,1H),4.68-4.76(m,1H),1.50(d,3H).
【0425】
工程7:2-クロロ-6-(1-シアノシクロプロピル)-N-[1-(3-ピラジン-2-イル)エチル]ピリジン-4-カルボキサミド(化合物P27)の調製
【化52】
1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エタノールアミン(0.040g、0.20mmol)及び2-クロロ-6-(1-シアノシクロプロピル)ピリジン-4-カルボン酸(0.044g、0.20mmol)の酢酸エチル(0.8mL)中の溶液に、T3P(0.18mL、0.30mmol、1.5当量)及びN-エチル-N-イソプロピル-プロパン-2-アミン(0.14mL、0.79mmol、4.0当量)を添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌し、ピリジン(0.10mL、0.98mmol)及び追加のT3P(0.12mL、0.2mmol)を添加し、反応混合物を20℃でさらに60分間熟成した。続いて、反応混合物を水とEtOAcで希釈した。水相をEtOAcで抽出した。次に、合わせた有機層をNaHCO3で洗浄し、MgSO4で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン中の酢酸エチル)で精製して、所望の生成物:2-クロロ-6-(1-シアノシクロプロピル)-N-[1-(3-ピラジン-2-イル)エチル]ピリジン-4-カルボキサミドを得た。
LC-MS(方法1):保持時間0.91分、m/z 406/408[M+H+]。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.46(d,1H),8.78(dd,1H),8.67-8.74(m,3H),7.93(d,1H),7.85(br d,1H),7.57(d,1H),6.32(q,1H),1.87-1.92(m,2H),1.79-1.84(m,2H),1.67(d,3H).
【0426】
実施例PE2:2-クロロ-6-(1-シアノシクロプロピル)-N-メチル-N-[1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エチル]ピリジン-4-カルボキサミド(化合物P29)の調製
【化53】
アセトニトリル(0.4mL)及びDMA(0.3mL)中の2-クロロ-6-(1-シアノシクロプロピル)-N-[1-(3-ピラジン-2-イル)エチル]ピリジン-4-カルボキサミド(0.024g、0.059mmol)及び炭酸セシウム(0.058g、0.177mmol、3.00当量)の懸濁液に、ヨードメタン(0.019mL、0.296mmol、5.00当量)を添加し、反応混合物をRTで20時間撹拌した。次に、反応物をH2OとEtOAcの間で分配した。有機相を飽和LiCl水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン中の酢酸エチル)で精製して、所望の生成物:2-クロロ-6-(1-シアノシクロプロピル)-N-メチル-N-[1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エチル]ピリジン-4-カルボキサミドを得た。
LC-MS(方法1):保持時間0.92分、m/z 420/422[M+H+]。
1H NMR(400MHz,CDCl3)2つの回転異性体、主要回転異性体に与えられる化学シフト δ:9.33(d,1H),8.66-8.72(m,3H),8.56-8.60(m,1H),7.45-7.50(m,1H),6.99-7.03(m,1H),6.40(q,1H),2.98(s,3H),1.65-1.88(m,7H).
【0427】
実施例PE3:N-[1-[3-(5-クロロピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エチル]-3-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-5-(トリフルオロメチル)ベンズアミド(化合物P37)の調製
【化54】
工程1:2-[1-[3-(5-メトキシピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エチル]イソインドリン-1,3-ジオン(化合物I8)の調製
【化55】
2-[1-[3-(5-メトキシピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エチル]イソインドリン-1,3-ジオン(I8)を、実施例PE1に記載のとおり、化合物I3と同様に、tert-ブチル-[1-(3-ヨードピラジン-2-イル)エトキシ]-ジメチルシラン及び2-ブロモ-5-メトキシピラジンから3段階で調製した。
LC-MS(方法1):保持時間0.95分、m/z 362[M+H+]。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ:8.75(d,1H),8.54-8.59(t,2H),8.23(d,1H),7.73-7.80(m,2H),7.67-7.70(m,2H),6.46-6.52(q,1H),3.99(s,3H),1.91(d,3H).
【0428】
工程2:2-[1-[3-(5-ヒドロキシピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エチル]イソインドリン-1,3-ジオン(化合物I7)の調製
【化56】
1,4-ジオキサン(3mL)中の2-[1-[3-(5-メトキシピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エチル]イソインドリン-1,3-ジオン(0.45g、1.25mmol)の懸濁液に、HCl(ジオキサン中4N、2.5mL、9.96mmol、8当量)を添加し、反応混合物を80℃で40時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留固体をトルエンで粉砕した。次に、固体を真空中で乾燥させて、2-[1-[3-(5-ヒドロキシピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エチル]イソインドリン-1,3-ジオンを取得し、これをそれ以上精製せずに使用した。
LC-MS(方法1):保持時間0.72分、m/z 348[M+H+]。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ:11.07-11.61(br s,1H),8.54(d,1H),8.47(d,1H),8.25(d,1H),8.11(d,1H),7.76-7.85(m,2H),7.67-7.74(m,2H),6.52(q,1H),1.94(d,3H).
【0429】
工程3:2-[1-[3-(5-クロロシピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エチル]イソインドリン-1,3-ジオン(化合物I11)の調製
【化57】
クロロベンゼン(4mL)中の2-[1-[3-(5-ヒドロキシピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エチル]イソインドリン-1,3-ジオン(0.47g、1.08mmol)の混合物に、五塩化リン(0.34g、1.62mmol、1.5当量)を少量ずつ室温で添加した。得られた混合物を還流まで加熱し、この温度で2時間熟成させた後、冷却してRTに戻した。反応混合物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機相をMgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン中の酢酸エチル)で精製し、2-[1-[3-(5-クロロピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エチル]イソインドリン-1,3-ジオンを得た。
LC-MS(方法1):保持時間1.00分、m/z 366/368[M+H+]。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=9.10-9.04(m,1H),8.66(d,1H),8.64-8.60(m,2H),7.79-7.74(m,2H),7.73-7.66(m,2H),6.49(q,1H),1.94(d,3H).
【0430】
工程4:1-[3-(5-クロロシピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エタンアミン(化合物I12)の調製
【化58】
エタノール(10mL)中の2-[1-[3-(5-クロロピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エチル]イソインドリン-1,3-ジオン(0.357g、0.976mmol)の懸濁液に、ヒドラジン水和物(0.047mL、0.976mmol、1当量)を添加した。混合物を80℃に昇温させ、この温度で16時間撹拌した。反応混合物をRTまで冷却させ、EtOAc及び水で希釈した。HCl 2M(2.5mL)を添加して、混合物を酸性化し、層を分離した。水層を4M NaOH(4mL)で塩基性化し、EtOAcで抽出した。有機層をMgSO4上で乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、1-[3-(5-クロロピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エタンアミンを取得し、これをそれ以上精製せずに使用した。
LC-MS(方法1):保持時間0.39分、m/z 236/238[M+H+]。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=9.15-9.09(m,1H),8.68(dd,2H),8.58(d,1H),7.02-6.99(m,1H),4.74(q,1H),1.52-1.48(d,3H).
【0431】
工程5:N-[1-[3-(5-クロロピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エチル]-3-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-5-(トリフルオロメチル)ベンズアミド(化合物P37)の調製
【化59】
ピリジン(1mL)中の1-[3-(5-クロロピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エタンアミン(0.063g、0.27mmol)、3-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-5-(トリフルオロメチル)安息香酸(0.068g、0.27mmol)及びDMAP(1個の小さな結晶)の溶液に、T3P(0.236mL、0.4mmol、1.5当量)を添加した。反応混合物をRTで3時間撹拌した後、EtOAcと水の間で分配した。有機相をNaHCO3で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン中の酢酸エチル)で精製して、N-[1-[3-(5-クロロピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エチル]-3-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-5-(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得た。
LC-MS(方法1):保持時間1.10分、m/z 475/477[M+H+]。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ:9.26(d,1H),8.78(d,1H),8.68-8.71(m,2H),8.13(m,1H),7.97(s,1H),7.88(s,1H),7.66(br d,1H),6.25-6.32(m,1H),1.80(d,6H),1.69(d,3H).
19F NMR(CDCl3)δ:-62.57(s,3F).
【0432】
実施例PE4:N-[1-[3-(5-シアノピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エチル]-3-メチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ベンズアミド(化合物P39)の調製
【化60】
実施例PE3ステップ5と同様に、1-[3-(5-クロロピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エタンアミンと3-メチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)安息香酸)から調製した、N-[1-[3-(5-クロロピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エチル]-3-メチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ベンズアミド(0.020g、0.041mmol)のN,N-ジメチルアセトアミド(0.12mL)中の溶液に、Zn(CN)2(0.005g、0.042mmol)を添加した。溶液をアルゴンで脱気した後、X-Phos Pd G2(0.0015g、0.0019mmol)を添加し、バイアルをマイクロ波オーブン内に配置し、150℃で30分間撹拌した。得られた暗色の溶液を室温まで冷却し、酢酸エチルと水性NaHCO3の間で分配した。有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、真空中で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、シクロヘキサン/酢酸エチル溶出剤)で精製して、N-[1-[3-(5-シアノピラジン-2-イル)ピラジン-2-イル]エチル]-3-メチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ベンズアミドを黄色固体として得た。
LC-MS(方法1):保持時間0.95分、m/z 477[M+H+]。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 9.68-9.61(m,1H),9.09(d,1H),8.75(s,2H),8.53-8.48(m,1H),8.40-8.33(m,2H),7.69-7.64(m,1H),6.42-6.27(m,1H),3.16(s,3H),1.74(s,3H).
19F NMR(CDCl3)δ -62.81(s,3F).
【0433】
実施例PE5:N-[(1S)-1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エチル]-3,5-ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド(化合物E3)の調製
【化61】
工程1:tert-ブチルN-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチル-3-オキソ-3-ピラジン-2-イル-プロピル]カルバメートの調製
【化62】
25ml丸底フラスコにtert-ブチルN-[(1S)-1-メチル-2-オキソ-エチル]カルバメート(0.725g)、3-ベンジル-5-(3-ヒドロキシエチル)-4-メチルチアゾール-3-イウムブロミド(0.210g)、ピラジン-2-カルバルデヒド(1.13g)及びジクロロメタン(12ml)を充填した。次に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.46ml)を添加し、混合物を周囲温度で2時間撹拌した。反応物を飽和塩化アンモニウム水溶液の添加によりクエンチし、ジクロロメタンで抽出した。合わせた有機相をMgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、水とアセトニトリルを溶出剤とする逆相C18カラムの分取HPLCで精製した。こうして、tert-ブチルN-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチル-3-オキソ-3-ピラジン-2-イル-プロピル]カルバメートを、約3:1の比のジアステレオ異性体の混合物として得た。このジアステレオ異性体混合物をそれ以上分離せずに次のステップに使用した。
LC-MS(方法1):保持時間0.74分、m/z 280[M-H]-(ネガティブモード)。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ/ppm,主要ジアステレオ異性体のシグナル:9.20(d,1H),8.80(d,1H),8.65(t,1H),5.27(d,1H),4.63(d,ブロード,1H),4.42(m,1H),3.64(d,1H),1.41(d,3H),1.32(s,9H).
【0434】
工程2:tert-ブチルN-[(1S)-1-メチル-2,3-ジオキソ-3-ピラジン-2-イル-プロピル]カルバメートの調製
【化63】
tert-ブチルN-[(1S)-2-ヒドロキシ-1-メチル-3-オキソ-3-ピラジン-2-イル-プロピル]カルバメート(0.590g)をジクロロメタン(7ml)、ジメチルスルホキシド(1ml)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.08ml)の混合物に溶解させた。混合物を0℃に冷却した後、三酸化イオウピリジン錯体(688mg)をオレンジ色の溶液に1度に添加した。0℃で30分後、反応物を水でクエンチし、ジクロロメタン及び水性HCl(1N)で希釈した。相を分離し、水相をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機相をMgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮して、粗tert-ブチルN-[(1S)-1-メチル-2,3-ジオキソ-3-ピラジン-2-イル-プロピル]カルバメートを褐色の油として得た。この粗生成物をそれ以上精製せずに、次の工程に使用した。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ/ppm 9.28(d,1H),8.84(d,1H),8.73(s,1H),5.11(s,ブロード,1H),4.88(m,1H),1.50(d,3H),1.36(s,9H).
【0435】
工程3:tert-ブチルN-[(1S)-1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エチル]カルバメート(化合物I2)の調製
【化64】
(化合物I2)
粗tert-ブチルN-[(1S)-1-メチル-2,3-ジオキソ-3-ピラジン-2-イル-プロピル]カルバメート(570mg)のエタノール(8ml)中の溶液に、エタン-1,2-ジアミン(1.39ml)を添加した。得られた褐色の溶液を大気に開放した周囲温度で撹拌した。48時間後、オレンジ色の溶液を真空下で濃縮し、溶出剤としてシクロヘキサン及び酢酸エチルを用いたシリカゲル上のクロマトグラフィーにより、残渣を精製した。こうして、tert-ブチルN-[(1S)-1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エチル]カルバメートを黄色のガムとして得た。
LC-MS(方法1):保持時間0.86分、m/z 302[M+H+]。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ/ppm:9.39(d,1H),8.70(m,1H),8.63(m,3H),5.78(m,2H),1.56(d,3H),1.40(s,9H).
【0436】
工程4:[(1S)-1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エチル]アンモニウム-2,2,2-トリフルオロアセテートの調製
【化65】
ジクロロメタン(7ml)中のtert-ブチルN-[(1S)-1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エチル]カルバメート(282mg)の溶液をトリフルオロ酢酸(0.5ml)で処理し、周囲温度で20時間撹拌した。次いで、全ての揮発分を減圧下で除去して、粗[(1S)-1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エチル]アンモニウム-2,2,2-トリフルオロアセテートを濃厚な油として取得し、これをそれ以上精製せずに、次の工程に使用した。
LC-MS(方法1):保持時間0.18分、遊離塩基としてのアミンのm/z 202[M+H+]。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ/ppm:9.62(s,1H),9.40(s,ブロード,3H),8.88(d,1H),8.83(d,1H),8.78(d,1H),8.71(d,1H),7.88(s,ブロード,2H),5.68(m,ブロード,1H),1.80(d,3H).
【0437】
工程5:N-[(1S)-1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エチル]-3,5-ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド(化合物E3)の調製
【化66】
酢酸エチル(2ml)中の[(1S)-1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エチル]アンモニウム-2,2,2-トリフルオロアセテート(150mg)の溶液を、3,5-ビス(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリド(160mg)及び炭酸水素ナトリウム(水中1N、2ml)で処理した。二相混合物を周囲温度で激しく撹拌した。1.5時間後、相を分離し、水相を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機相を減圧下で濃縮した。溶出剤としてシクロヘキサンと酢酸エチルを用いたシリカゲル上のクロマトグラフィーにより、残渣を精製した。こうして、N-[(1S)-1-(3-ピラジン-2-イルピラジン-2-イル)エチル]-3,5-ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得た。
LC-MS(方法1):保持時間1.05分、m/z 442[M+H+]。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ/ppm:9.44(d,2H),8.76(d,1H),8.71(m,3H),8.28(s,2H),8.01(s,1H),7.82,(d,ブロード,1H),6.33(q,1H),1.69(d,3H).
19F NMR(377MHz,CDCl3)δ/ppm:-62.87(s,6F).
【0438】
【表12-1】
【表12-2】
【表12-3】
【表12-4】
【表12-5】
【表12-6】
【表12-7】
【表12-8】
【0439】
【表13-1】
【表13-2】
【0440】
【表14-1】
【表14-2】
【表14-3】
【0441】
合成スキーム及び調製例で使用される略語
ACN アセトニトリル
Boc t-ブトキシカルボニル
DBU 1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン
DCM ジクロロメタン
DDQ 2,3-ジクロロ-5,6-ジシアノ-1,4-ベンゾキノン
DMA ジメチルアセトアミド
DMAP 4-ジメチルアミノピリジン
DMSO ジメチルスルホキシド
DMSO-d6 重水素化ジメチルスルホキシド
DPEN ジフェニルエチレンジアミン
ET3N トリエチルアミン
EtOAc 酢酸エチル
EtOH エタノール
HCl 塩酸
MeCN アセトニトリル
MeOH メタノール
Ms メタンスルホニル(メシル)
MgSO4 硫酸マグネシウム
NaHCO3 炭酸水素ナトリウム
NaOH 水酸化ナトリウム
n-Bu N-ブチル
n-BuLi n-ブチルリチウム
NHC N-複素環式カルベン
NH4OH 水酸化アンモニウム
NPhth フタルイミド-1-イル
OMs メシレート基
OTf トリフレート基
OTs トシレート基
PdCl2dppf 1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリド
PD2(dba)3 トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)
T3P プロパンホスホン酸無水物
TBME tert-ブチルメチルエーテル
TEA トリエチルアミン
TEMPO (2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシダニル
TF トリフルオロメタンスルホニル(トリフリル)
TFA トリフルオロ酢酸
THF テトラヒドロフラン
Ts p-トルエンスルホニル(トシル)
X-Phos 2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピルビフェニル
X-Phos Pd G2 クロロ(2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピル-1,1’-ビフェニル)[2-(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル)]パラジウム(II)
Zn(CN)2 シアン化亜鉛
aq. 水性
℃ セ氏温度
equiv. 当量
h 時間
LC/MS又はLC-MS 液体クロマトグラフィー質量分析
M モル
MHz メガヘルツ
min 分
mp又はM.P. 融点
NMR 核磁気共鳴
ppm 百万分率
RT 室温
RT 保持時間
RBF 丸底フラスコ
【0442】
本発明に係る組成物の活性は、他の殺虫的、殺ダニ的及び/又は殺真菌的に活性な成分を加えることによってかなり範囲が拡大され、一般的な状況に適合され得る。式Iの化合物と、他の殺虫的、殺ダニ的及び/又は殺真菌的に活性な成分との混合物が、より広い意味で相乗活性として記載されることもあるさらなる意外な利点も有し得る。例えば、植物によるより良好な耐容性、減少した植物毒性、昆虫がそれらの異なる発育段階で防除され得ること又はそれらの製造中、例えば粉砕若しくは混合中、それらの貯蔵中又はそれらの使用中におけるより良好な挙動がある。
【0443】
本明細書における有効成分への好適な添加剤は、例えば、以下の種類の有効成分が代表例である:有機リン化合物、ニトロフェノール誘導体、チオ尿素、幼若ホルモン、ホルムアミジン、ベンゾフェノン誘導体、尿素、ピロール誘導体、カルバメート、ピレスロイド、塩素化炭化水素、アシル尿素、ピリジルメチレンアミノ誘導体、マクロライド、ネオニコチノイド及びバチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)調製物。
【0444】
式Iの化合物と、有効物質との以下の混合物が好ましい(「TX」という略語は、「表A-1~A126並びに表P及び表Eに定義される化合物から選択される1つの化合物」を意味する):
石油(代替名)(628)+TXからなる物質の群から選択される補助剤;
アバメクチン+TX、アセキノシル+TX、アセタミプリド+TX、アセトプロール+TX、アクリナトリン+TX、アシノナピル+TX、アフィドピロペン+TX、アフォキサラネル+TX、アラニカルブ+TX、アレトリン+TX、α-シペルメトリン+TX、αメトリン+TX、アミドフルメト+TX、アミノカルブ+TX、アゾシクロチン+TX、ベンサルタップ+TX、ベンゾキメート+TX、ベンズピリモキサン+TX、βシフルトリン+TX、β-シペルメトリン+TX、ビフェナゼート+TX、ビフェントリン+TX、ビナパクリル+TX、ビオアレトリン+TX、S-ビオアレトリン+TX、ビオレスメトリン+TX、ビストリフルロン+TX、ブロフラニリド+TX、ブロフルトリネート+TX、ブロモホス-エチル+TX、ブプロフェジン+TX、ブトカルボキシム+TX、カズサホス+TX、カルバリル+TX、カルボスルファン+TX、カルタップ+TX、CAS番号:1632218-00-8+TX、CAS番号:1808115-49-2+TX、CAS番号:2032403-97-5+TX、CAS番号:2044701-44-0+TX、CAS番号:2128706-05-6+TX、CAS番号:2095470-94-1+TX、CAS番号:2377084-09-6+TX、CAS番号:1445683-71-5+TX、CAS番号:2408220-94-8+TX、CAS番号:2408220-91-5+TX、CAS番号:1365070-72-9+TX、CAS番号:2171099-09-3+TX、CAS番号:2396747-83-2+TX、CAS番号:2133042-31-4+TX、CAS番号:2133042-44-9+TX、CAS番号:1445684-82-1+TX、CAS番号:1445684-82-1+TX、CAS番号:1922957-45-6+TX、CAS番号:1922957-46-7+TX、CAS番号:1922957-47-8+TX、CAS番号:1922957-48-9+TX、CAS番号:2415706-16-8+TX、CAS番号:1594624-87-9+TX、CAS番号:1594637-65-6+TX、CAS番号:1594626-19-3+TX、CAS番号:1990457-52-7+TX、CAS番号:1990457-55-0+TX、CAS番号:1990457-57-2+TX、CAS番号:1990457-77-6+TX、CAS番号:1990457-66-3+TX、CAS番号:1990457-85-6+TX、CAS番号:2220132-55-6 +TX、CAS番号:1255091-74-7+TX、CAS番号:RNA(コロラドハムシ(Leptinotarsa decemLineata)特異的組換え二本鎖干渉GS2)+TX、CAS番号:2719848-60-7+TX、CAS番号:1956329-03-5+TX、クロラントラニリプロール+TX、クロルダン+TX、クロルフェナピル+TX、クロロプラレトリン+TX、クロマフェノジド+TX、クレンピリン+TX、クロエトカルブ+TX、クロチアニジン+TX、2-クロロフェニルN-メチルカルバメート(CPMC)+TX、シアノフェンホス+TX、シアントラニリプロール+TX、シクラニリプロール+TX、シクロブトリフルラム+TX、シクロプロトリン+TX、シクロキサプリド+TX、シクロキサプリド+TX、シエノピラフェン+TX、シエトプラフェン(又はエトプラフェン)+TX、シフルメトフェン+TX、シフルトリン+TX、シハロジアミド+TX、シハロトリン+TX、シペルメトリン+TX、シフェノトリン+TX、シプロフラニリド+TX、シロマジン+TX、デルタメトリン+TX、ジアフェンチウロン+TX、ジアリホス+TX、ジブロム+TX、ジクロロメゾチアズ+TX、ジフロヴィダジン+TX、ジフルベンズロン+TX、ジメプロピリダズ+TX、ジナクチン+TX、ジノカップ+TX、ジノテフラン+TX、ジオキサベンゾホス+TX、エマメクチン(又はエマメクチン安息香酸塩)+TX、エムペントリン+TX、ε-モンフルオロトリン+TX、ε-メトフルトリン+TX、エスフェンバレレート+TX、エチオン+TX、エチプロール+TX、エトフェンプロックス+TX、エトキサゾール+TX、ファンファー+TX、フェナザキン+TX、フェンフルトリン+TX、フェンメゾジチアズ+TX、フェニトロチオン+TX、フェノブカルブ+TX、フェノチオカルブ+TX、フェノキシカルブ+TX、フェンプロパトリン+TX、フェンピロキシメート+TX、フェンスルホチオン+TX、フェンチオン+TX、フェンチンアセテート+TX、フェンバレレート+TX、フィプロニル+TX、フロメトキン+TX、フロニカミド+TX、フルアクリピリム+TX、フルアザインドリジン+TX、フルアズロン+TX、フルベンジアミド+TX、フルベンジミン+TX、フルクロルジニリプロール+TX、フルシトリネート+TX、フルシクロクスロン+TX、フルシトリネート+TX、フルエンスルホン+TX、フルフェネリム+TX、フルフェンプロックス+TX、フルフィプロール+TX、フルヘキサホン+TX、フルメトリン+TX、フルオピラム+TX、フルペンチオフェノクス+TX、フルピラジフロン+TX、フルピリミン+TX、フルララナー+TX、フルバリネート+TX、フルキサメタミド+TX、ホスチアゼート+TX、γ-シハロトリン+TX、グアジピル+TX、ハロフェノジド+TX、ハロフェンプロックス+TX、ヘプタフルトリン+TX、ヘキシチアゾクス+TX、
ヒドラメチルノン+TX、イミシアホス+TX、イミダクロプリド+TX、イミプロトリン+TX、インダザピロキサメト+TX、インドキサカルブ+TX、ヨードメタン+TX、イプロジオン+TX、イソシクロセラム+TX、イソチオエート+TX、イベルメクチン+TX、κ-ビフェントリン+TX、κ-テフルトリン+TX、λ-シハロトリン+TX、レピメクチン+TX、ロチナネル+TX、ルフェヌロン+TX、メタフルミゾン+TX、メタアルデヒド+TX、メタム+TX、メソミル+TX、メトキシフェノジド+TX、メトフルトリン+TX、メトルカルブ+TX、メキサカルベート+TX、ミルベメクチン+TX、モンフルオロトリン+TX、ニクロサミド+TX、ニコフルプロール+TX;ニテンピラム+TX、ニチアジン+TX、オメトエート+TX、オキサミル+TX、オキサゾスルフィル+TX、パラチオン-エチル+TX、ペルメトリン+TX、フェノトリン+TX、ホスホカルブ+TX、ピペロニルブトキシド+TX、ピリミカルブ+TX、ピリミホス-エチル+TX、ピリミホス-メチル+TX、多角体ウイルス+TX、プラレトリン+TX、プロフェノホス+TX、プロフルトリン+TX、プロパルギット+TX、プロペタムホス+TX、プロポキスル+TX、プロチオホス+TX、プロトリフェンブト+TX、ピフルブミド+TX、ピメトロジン+TX、ピラクロホス+TX、ピラフルプロール+TX、ピリダベン+TX、ピリダリル+TX、ピリフルキナゾン+TX、ピリミジフェン+TX、ピリモストロビン+TX、ピリプロール+TX、ピリプロキシフェン+TX、レスメスリン+TX、サロラネル+TX、セラメクチン+TX、シラフルオフェン+TX、スピネトラム+TX、スピノサド+TX、スピロジクロフェン+TX、スピロメシフェン+TX、スピロピジオン+TX、スピロテトラマト+TX、スピドキサマト+TX、スルホキサフロル+TX、テブフェノジド+TX、テブフェンピラド+TX、テブピリミホス+TX、テフルトリン+TX、テメホス+TX、テトラクロラニリプロール+TX、テトラジホン+TX、テトラメトリン+TX、テトラメチルフルトリン+TX、テトラナクチン+TX、テトラニリプロール+TX、θ-シペルメトリン+TX、チアクロプリド+TX、チアメトキサム+TX、チオシクラム+TX、チオジカルブ+TX、チオファノックス+TX、チオメトン+TX、チオスルタップ+TX、チゴラネル+TX、チオラントラニリプロール+TX、チオキサザフェン+TX、トルフェンピラド+TX、トキサフェン+TX、トラロメトリン+TX、トランスフルトリン+TX、トリアザメート+TX、トリアゾホス+TX、トリクロルホン+TX、トリクロロネート+TX、トリクロロホン+TX、トリフルエンフロネート+TX、トリフルメゾピリン+TX、チクロピラゾフロル+TX、ζ-シペルメトリン+TX、海草抽出物及びメラッセ由来の発酵生成物+TX、海草抽出物及び尿素を含むメラッセ由来の発酵生成物+TX、アミノ酸+TX、カリウム及びモリブデン及びEDTA-キレート化マンガン+TX、海草抽出物及び発酵植物生成物+TX、海草抽出物及び植物ホルモンを含む発酵植物生成物+TX、ビタミン+TX、EDTA-キレート化銅+TX、亜鉛+TX、及び鉄+TX、アザジラクチン+TX、バチルス属アイザワイ(Bacillus aizawai)+TX、バチルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)AQ746(NRRL受入番号B-21 618)+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)+TX、バチルス・クルスターキ(Bacillus kurstaki)+TX、バチルス・マイコイデス(Bacillus mycoides)AQ726(NRRL受入番号B-21664)+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)(NRRL受入番号B-30087)+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)AQ717(NRRL受入番号B-21662)+TX、バチルス属の種(Bacillus sp.)AQ178(ATCC受入番号53522)+TX、バチルス属の種(Bacillus sp.)AQ175(ATCC受入番号55608)+TX、バチルス属の種(Bacillus sp.)AQ177(ATCC受入番号55609)+TX、不特定のバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)AQ153(ATCC受入番号55614)+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)AQ30002(NRRL受入番号B-50421)+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)AQ30004(NRRL受入番号B-50455)+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)AQ713(NRRL受入番号B-21661)+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)AQ743(NRRL受入番号B-21665)+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)AQ52(NRRL受入番号B-21619)+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)BD#32(NRRL受入番号B-21530)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subspec.kurstaki)BMP 123+TX、ベアウベリア・バッシアナ(Beauveria bassiana)+TX、D-リモネン+TX、グラニュロウイルス+TX、ハルピン+TX、オオタバコガ(Helicoverpa armigera)核多核体ウイルス+TX、アメリカタバコガ(Helicoverpa zea)核多核体ウイルス+TX、ニセアメリカタバコガ(Heliothis virescens)核多核体ウイルス+TX、ヘリオチスプンクチゲラ(Heliothis punctigera)核多核体ウイルス+TX、メタリジウム属の種(Metarhizium spp.)+TX、ムスコドル・アルブス(Muscodor albus)620(NRRL受入番号30547)+TX、ムスコドル・ロセウス(Muscodor roseus)A3-5(NRRL受入番号30548)+TX、ニームツリー(Neem tree)系生成物+TX、パエシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)+TX、
パエシロマイセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)+TX、パスツリア・ニシザワエ(Pasteuria nishizawae)+TX、パスツリア・ペネトランス(Pasteuria penetrans)+TX、パスツリア・ラモサ(Pasteuria ramosa)+TX、パスツリア・ソルネイ(Pasteuria thornei)+TX、パスツリア・ウスガエ(Pasteuria usgae)+TX、P-シメン+TX、コナガ(Plutella xylostella)グラニュローシスウイルス+TX、コナガ(Plutella xylostella)核多核体ウイルス+TX、多角体ウイルス+TX、ジョチュウギク(pyrethrum)+TX、QRD 420(テルペノイドブレンド)+TX、QRD 452(テルペノイドブレンド)+TX、QRD 460(テルペノイドブレンド)+TX、キラヤ・サポナリア(Quillaja saponaria)+TX、ロドコッカス・グロベルルス(Rhodococcus globerulus)AQ719(NRRL受入番号B-21663)+TX、スポドプテラ・フルギペルダ(Spodoptera frugiperda)核多核体ウイルス+TX、ストレプトマイセス・ガルブス(Streptomyces galbus)(NRRL受入番号30232)+TX、ストレプトマイセス属の種(Streptomyces sp.)(NRRL受入番号B-30145)+TX、テルペノイドブレンド+TX、及びベルチシリウム属の種(Verticillium spp.);
ベトキサジン[CCN]+TX、ジオクタン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、硫酸銅(172)+TX、シブトリン[CCN]+TX、ジクロン(1052)+TX、ジクロロフェン(232)+TX、エンドタール(295)+TX、フェンチン(347)+TX、消石灰[CCN]+TX、ナーバム(566)+TX、キノクラミン(714)+TX、キノナミド(1379)+TX、シマジン(730)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)及び水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TXからなる物質の群から選択される殺藻剤、
アバメクチン(1)+TX、クルホマート(1011)+TX、シクロブトリフルラム+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ピペラジン[CCN]+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、スピノサド(737)及びチオファネート(1435)+TXからなる物質の群から選択される駆虫剤、
クロラロース(127)+TX、エンドリン(1122)+TX、フェンチオン(346)+TX、ピリジン-4-アミン(IUPAC名)(23)及びストリキニーネ(745)+TXからなる物質の群から選択される殺鳥剤、
1-ヒドロキシ-1H-ピリジン-2-チオン(IUPAC名)(1222)+TX、4-(キノキサリン-2-イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、8-ヒドロキシキノリン硫酸塩(446)+TX、ブロノポール(97)+TX、ジオクタン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、水酸化銅(IUPAC名)(169)+TX、クレゾール[CCN]+TX、ジクロロフェン(232)+TX、ジピリチオン(1105)+TX、ドジシン(1112)+TX、フェナミノスルフ(1144)+TX、ホルムアルデヒド(404)+TX、ヒドラルガフェン(代替名)[CCN]+TX、カスガマイシン(483)+TX、塩酸カスガマイシン水和物(483)+TX、ニッケルビス(ジメチルジチオカルバメート)(IUPAC名)(1308)+TX、ニトラピリン(580)+TX、オクチリノン(590)+TX、オキソリン酸(606)+TX、オキシテトラサイクリン(611)+TX、カリウムヒドロキシキノリン硫酸塩(446)+TX、プロベナゾール(658)+TX、ストレプトマイシン(744)+TX、セスキ硫酸ストレプトマイシン(744)+TX、テクロフタラム(766)+TX及びチオメルサール(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される殺菌剤、
コカクモンハマキ(Adoxophyes orana)GV(代替名)(12)+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)(代替名)(13)+TX、ムチカブリダニ属(Amblyseius spp.)(代替名)(19)+TX、アナグラファ・ファルシフェラ(Anagrapha falcifera)NPV(代替名)(28)+TX、アナグルス・アトムス(Anagrus atomus)(代替名)(29)+TX、アフェリヌス・アブドミナリス(Aphelinus abdominalis)(代替名)(33)+TX、アフィジウス・コレマニ(Aphidius colemani)(代替名)(34)+TX、アフィドレテス・アフィジミザ(Aphidoletes aphidimyza)(代替名)(35)+TX、オートグラファ・カリフォルニカ(Autographa californica)NPV(代替名)(38)+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(代替名)(48)+TX、バチルス・スフェリクス・ネイデ(Bacillus sphaericus Neide)(学名)(49)+TX、バチルス・チューリンゲンシス・ベルリナー(Bacillus thuringiensis Berliner)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp.aizawai)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種イスラエンシス(Bacillus thuringiensis subsp.israelensis)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種ジャポネンシス(Bacillus thuringiensis subsp.japonensis)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種テネブリオニス(Bacillus thuringiensis subsp.tenebrionis)(学名)(51)+TX、ビューベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)(代替名)(53)+TX、ビューベリア・ブロングニアルティ(Beauveria brongniartii)(代替名)(54)+TX、クリソペラ・カルネア(Chrysoperla carnea)(代替名)(151)+TX、ツマアカオオテントウムシ(Cryptolaemus montrouzieri)(代替名)(178)+TX、コドリンガ(Cydia pomonella)GV(代替名)(191)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(代替名)(212)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(代替名)(254)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(学名)(293)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(代替名)(300)+TX、アメリカタバコガ(Helicoverpa zea)NPV(代替名)(431)+TX、ヘテロラブディティス・バクテリオフォラ(Heterorhabditis bacteriophora)及びH.メギディス(H.megidis)(代替名)(433)+TX、サカハチテントウ(Hippodamia convergens)(代替名)(442)+TX、レプトマスティクス・ダクチロピィ(Leptomastix dactylopii)(代替名)(488)+TX、マクロロフス・カリギノスス(Macrolophus caliginosus)(代替名)(491)+TX、ヨトウガ(Mamestra brassicae)NPV(代替名)(494)+TX、メタフィカス・ヘルボルス(Metaphycus helvolus)(代替名)(522)+TX、
メタリジウム・アニソプリエ変種アクリヅム(Metarhizium anisopliae var.acridum)(学名)(523)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アニソプリエ(Metarhizium anisopliae var.anisopliae)(学名)(523)+TX、マツノキハバチ(Neodiprion sertifer)NPV及びN.レコンティ(N.lecontei)NPV(代替名)(575)+TX、オリウス属(Orius spp.)(代替名)(596)+TX、ペシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(代替名)(613)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(代替名)(644)+TX、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)多カプシド核多角体病ウイルス(学名)(741)+TX、スタイナーネマ・ビビオニス(Steinernema bibionis)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・カルポカプサエ(Steinernema carpocapsae)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・フェルチアエ(Steinernema feltiae)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・グラッセリ(Steinernema glaseri)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・リオブラベ(Steinernema riobrave)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・リオブラビス(Steinernema riobravis)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・スカプテリシ(Steinernema scapterisci)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ属(Steinernema spp.)(代替名)(742)+TX、トリコグラムマ属(Trichogramma spp.)(代替名)(826)+TX、チフロドロムス・オシデンタリス(Typhlodromus occidentalis)(代替名)(844)及びバーティシリウム・レカニ(Verticillium lecanii)(代替名)(848)+TXからなる物質の群から選択される生物剤、
ヨードメタン(IUPAC名)(542)及び臭化メチル(537)+TXからなる物質の群から選択される土壌滅菌剤、
アフォレート[CCN]+TX、ビサジル(代替名)[CCN]+TX、ブスルファン(代替名)[CCN]+TX、ジフルベンズロン(250)+TX、ジマチフ(代替名)[CCN]+TX、ヘメル[CCN]+TX、ヘンパ[CCN]+TX、メテパ[CCN]+TX、メチオテパ[CCN]+TX、メチルアフォレート[CCN]+TX、モルジド[CCN]+TX、ペンフルロン(代替名)[CCN]+TX、テパ[CCN]+TX、チオヘンパ(代替名)[CCN]+TX、チオテパ(代替名)[CCN]+TX、トレタミン(代替名)[CCN]及びウレデパ(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される不妊化剤;
(E)-デカ-5-エン-1-イルアセテート及び(E)-デカ-5-エン-1-オール(IUPAC名)(222)+TX、(E)-トリデカ-4-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(829)+TX、(E)-6-メチルヘプタ-2-エン-4-オール(IUPAC名)(541)+TX、(E,Z)-テトラデカ-4,10-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(779)+TX、(Z)-ドデカ-7-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(285)+TX、(Z)-ヘキサデカ-11-エナール(IUPAC名)(436)+TX、(Z)-ヘキサデカ-11-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(437)+TX、(Z)-ヘキサデカ-13-エン-11-イン-1-イルアセテート(IUPAC名)(438)+TX、(Z)-イコサ-13-エン-10-オン(IUPAC名)(448)+TX、(Z)-テトラデカ-7-エン-1-アール(IUPAC名)(782)+TX、(Z)-テトラデカ-9-エン-1-オール(IUPAC名)(783)+TX、(Z)-テトラデカ-9-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(784)+TX、(7E,9Z)-ドデカ-7,9-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(283)+TX、(9Z,11E)-テトラデカ-9,11-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(780)+TX、(9Z,12E)-テトラデカ-9,12-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(781)+TX、14-メチルオクタデカ-1-エン(IUPAC名)(545)+TX、4-メチルノナン-5-オール及び4-メチルノナン-5-オン(IUPAC名)(544)+TX、α-マルチストリアチン(代替名)[CCN]+TX、ブレビコミン(代替名)[CCN]+TX、コドレルア(代替名)[CCN]+TX、コドレモン(代替名)(167)+TX、キュールア(代替名)(179)+TX、ディスパールア(277)+TX、ドデカ-8-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(286)+TX、ドデカ-9-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(287)+TX、ドデカ-8+TX、10-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(284)+TX、ドミニカルア(代替名)[CCN]+TX、4-メチルオクタン酸エチル(IUPAC名)(317)+TX、オイゲノール(代替名)[CCN]+TX、フロンタリン(代替名)[CCN]+TX、ゴシップルア(登録商標)(代替名;ヘキサデカ-7,11-ジエン-1-イル-アセテートの(Z,E)及び(Z,Z)異性体の1:1混合物)(420)+TX、グランドルア(421)+TX、グランドルアI(代替名)(421)+TX、グランドルアII(代替名)(421)+TX、グランドルアIII(代替名)(421)+TX、グランドルアIV(代替名)(421)+TX、ヘキサルア[CCN]+TX、イプスジエノール(代替名)[CCN]+TX、イプセノール(代替名)[CCN]+TX、ジャポニルア(代替名)(481)+TX、リネアチン(代替名)[CCN]+TX、リトルア(代替名)[CCN]+TX、ループルア(代替名)[CCN]+TX、メドルア[CCN]+TX、メガトモ酸(代替名)[CCN]+TX、メチルオイゲノール(代替名)(540)+TX、ムスカルア(563)+TX、オクタデカ-2,13-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(588)+TX、オクタデカ-3,13-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(589)+TX、オルフラルア(代替名)[CCN]+TX、オリクタルア(代替名)(317)+TX、オストラモン(代替名)[CCN]+TX、シグルア[CCN]+TX、ソルジジン(代替名)(736)+TX、スルカトール(代替名)[CCN]+TX、テトラデカ-11-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(785)+TX、トリメドルア(839)+TX、トリメドルアA(代替名)(839)+TX、トリメドルアB1(代替名)(839)+TX、トリメドルアB2(代替名)(839)+TX、トリメドルアC(代替名)(839)及びトランク-コール(trunc-call)(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される昆虫フェロモン;
2-(オクチルチオ)エタノール(IUPAC名)(591)+TX、ブトピロノキシル(933)+TX、ブトキシ(ポリプロピレングリコール)(936)+TX、アジピン酸ジブチル(IUPAC名)(1046)+TX、フタル酸ジブチル(1047)+TX、コハク酸ジブチル(IUPAC名)(1048)+TX、ジエチルトルアミド[CCN]+TX、ジメチルカルベート[CCN]+TX、フタル酸ジメチル[CCN]+TX、エチルヘキサンジオール(1137)+TX、ヘキサアミド[CCN]+TX、メトキン-ブチル(1276)+TX、メチルネオデカンアミド[CCN]+TX、オキサメート[CCN]及びピカリジン[CCN]+TXからなる物質の群から選択される昆虫忌避剤;
ビス(トリブチルスズ)オキシド(IUPAC名)(913)+TX、ブロモアセトアミド[CCN]+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、クロエトカルブ(999)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、硫酸銅(172)+TX、フェンチン(347)+TX、リン酸第二鉄(IUPAC名)(352)+TX、メタアルデヒド(518)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ニクロサミド(576)+TX、ニクロサミド-オールアミン(576)+TX、ペンタクロロフェノール(623)+TX、ナトリウムペンタクロロフェノキシド(623)+TX、タジムカルブ(1412)+TX、チオジカルブ(799)+TX、酸化トリブチルスズ(913)+TX、トリフェンモルフ(1454)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)及び水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TX、ピリプロール[394730-71-3]+TXからなる物質の群から選択される殺軟体動物剤;
AKD-3088(化合物コード)+TX、1,2-ジブロモ-3-クロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1045)+TX、1,2-ジクロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1062)+TX、1,2-ジクロロプロパン及び1,3-ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1,3-ジクロロプロペン(233)+TX、3,4-ジクロロテトラヒドロチオフェン1,1-ジオキシド(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1065)+TX、3-(4-クロロフェニル)-5-メチルローダニン(IUPAC名)(980)+TX、5-メチル-6-チオキソ-1,3,5-チアジアジナン-3-イル酢酸(IUPAC名)(1286)+TX、6-イソペンテニルアミノプリン(代替名)(210)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、ベンクロチアズ[CCN]+TX、ベノミル(62)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、カズサホス(109)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(945)+TX、カルボスルファン(119)+TX、クロロピクリン(141)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロエトカルブ(999)+TX、シクロブトリフルラム+TX、サイトカイニン(代替名)(210)+TX、ダゾメット(216)+TX、DBCP(1045)+TX、DCIP(218)+TX、ジアミダホス(1044)+TX、ジクロフェンチオン(1051)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジメトエート(262)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エトプロホス(312)+TX、二臭化エチレン(316)+TX、フェナミホス(326)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンスルホチオン(1158)+TX、ホスチアゼート(408)+TX、ホスチエタン(1196)+TX、フルフラール(代替名)[CCN]+TX、GY-81(開発コード)(423)+TX、ヘテロホス[CCN]+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イサミドホス(1230)+TX、イサゾホス(1231)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、キネチン(代替名)(210)+TX、メカルフォン(1258)+TX、メタム(519)+TX、メタム-カリウム(代替名)(519)+TX、メタム-ナトリウム(519)+TX、臭化メチル(537)+TX、メチルイソチオシアネート(543)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、クワ暗斑病菌(Myrothecium verrucaria)組成物(代替名)(565)+TX、NC-184(化合物コード)+TX、オキサミル(602)+TX、ホレート(636)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホスホカルブ[CCN]+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、スピノサド(737)+TX、テルバム(代替名)+TX、テルブホス(773)+TX、テトラクロロチオフェン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1422)+TX、チアフェノックス(代替名)+TX、チオナジン(1434)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、キシレノール[CCN]+TX、YI-5302(化合物コード)及びゼアチン(代替名)(210)+TX、フルエンスルホン[318290-98-1]+TX、フルオピラム+TXからなる物質の群から選択される殺線虫剤、
エチルキサントゲン酸カリウム[CCN]及びニトラピリン(580)+TXからなる物質の群から選択される硝化阻害剤:
アシベンゾラル(6)+TX、アシベンゾラル-S-メチル(6)+TX、プロベナゾール(658)及びオオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)抽出物(代替名)(720)+TXからなる物質の群から選択される植物活性化剤;
2-イソバレリルインダン-1,3-ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、4-(キノキサリン-2-イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、α-クロロヒドリン[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アンチュ(antu)(880)+TX、三酸化二ヒ素(882)+TX、炭酸バリウム(891)+TX、ビスチオセミ(912)+TX、ブロディファコウム(89)+TX、ブロマジオロン(アルファ-ブロマジオロンを含む)+TX、ブロメタリン(92)+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、クロラロース(127)+TX、クロロファシノン(140)+TX、コレカルシフェロール(代替名)(850)+TX、クマクロール(1004)+TX、クマフリル(1005)+TX、クマテトラリル(175)+TX、クリミジン(1009)+TX、ジフェナコウム(246)+TX、ジフェチアロン(249)+TX、ジファシノン(273)+TX、エルゴカルシフェロール(301)+TX、フロクマフェン(357)+TX、フルオロアセトアミド(379)+TX、フルプロパダイン(1183)+TX、フルプロパダイン塩酸塩(1183)+TX、γ-HCH(430)+TX、HCH(430)+TX、シアン化水素(444)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、リンダン(430)+TX、リン化マグネシウム(IUPAC名)(640)+TX、臭化メチル(537)+TX、ノルボルミド(1318)+TX、ホサセチム(1336)+TX、ホスフィン(IUPAC名)(640)+TX、リン[CCN]+TX、ピンドン(1341)+TX、亜ヒ酸カリウム[CCN]+TX、ピリヌロン(1371)+TX、シリロシド(1390)+TX、亜ヒ酸ナトリウム[CCN]+TX、シアン化ナトリウム(444)+TX、フルオロ酢酸ナトリウム(735)+TX、ストリキニーネ(745)+TX、硫酸タリウム[CCN]+TX、ワルファリン(851)及びリン化亜鉛(640)+TXからなる物質の群から選択される殺鼠剤;
2-(2-ブトキシエトキシ)エチルピペロニレート(IUPAC名)(934)+TX、5-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)-3-ヘキシルシクロヘキサ-2-エノン(IUPAC名)(903)+TX、ファルネソール及びネロリドール(代替名)(324)+TX、MB-599(開発コード)(498)+TX、MGK 264(開発コード)(296)+TX、ピペロニルブトキシド(649)+TX、ピプロタール(1343)+TX、プロピル異性体(1358)+TX、S421(開発コード)(724)+TX、セサメクス(1393)+TX、セサモリン(1394)及びスルホキシド(1406)+TXからなる物質の群から選択される共力剤;
アントラキノン(32)+TX、クロラロース(127)+TX、ナフテン酸銅[CCN]+TX、オキシ塩化銅(171)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジシクロペンタジエン(化学名)(1069)+TX、グアザチン(422)+TX、酢酸グアザチン(422)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ピリジン-4-アミン(IUPAC名)(23)+TX、チラム(804)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、ナフテン酸亜鉛[CCN]及びジラム(856)+TXからなる物質の群から選択される動物忌避剤;
イマニン(代替名)[CCN]及びリバビリン(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される殺ウイルス剤;
酸化第二水銀(512)+TX、オクチリノン(590)及びチオファネート-メチル(802)+TXからなる物質の群から選択される傷保護剤;
1,1-ビス(4-クロロフェニル)-2-エトキシエタノール+TX、2,4-ジクロロフェニルベンゼンスルホネート+TX、2-フルオロ-N-メチル-N-1-シンナムアルデヒド+TX、4-クロロフェニルフェニルスルホン+TX、アセトプロール+TX、アルドキシカルブ+TX、アミジチオン+TX、アミドチオエート+TX、アミトン+TX、シュウ酸水素アミトン+TX、アミトラズ+TX、アラマイト+TX、三酸化ヒ素+TX、アゾベンゼン+TX、アゾトエート+TX、ベノミル+TX、ベノキサホス+TX、ベンジル安息香酸塩+TX、ビキサフェン+TX、ブロフェンバレレート+TX、ブロモシクレン+TX、ブロモホス+TX、ブロモプロピレート+TX、ブプロフェジン+TX、ブトカルボキシム+TX、ブトキシカルボキシム+TX、ブチルピリダベン+TX、多硫酸カルシウム+TX、カンフェクロール+TX、カルバノレート+TX、カルボフェノチオン+TX、シミアゾール+TX、チノメチオナート+TX、クロルベンシド+TX、クロルジメホルム+TX、クロルジメホルムヒドロクロリド+TX、クロルフェネトール+TX、クロルフェンソン+TX、クロロフェンスルフィド+TX、クロロベンジラート+TX、クロロメブホルム+TX、クロロメチウロン+TX、クロロプロピレート+TX、クロルチオホス+TX、シネリンI+TX、シネリンII+TX、シネリンス+TX、クロサンテル+TX、クマホス+TX、クロタミトン+TX、クロトキシホス+TX、クフラエブ+TX、シアントエート+TX、DCPM+TX、DDT+TX、デメフィオン+TX、デメフィオン-O+TX、デメフィオン-S+TX、デメトン-メチル+TX、デメトン-O+TX、デメトン-O-メチル+TX、デメトン-S+TX、デメトン-S-メチル+TX、デメトン-S-メチルスルホン+TX、ジクロフルアニド+TX、ジクロルボス+TX、ジクリホス+TX、ジエノクロル+TX、ジメホクス+TX、ジネクス+TX、ジネクスジクレキシン+TX、ジノカップ-4+TX、ジノカップ-6+TX、ジノクトン+TX、ジノペントン+TX、ジノスルホン+TX、ジノテルボン+TX、ジオキサチオン+TX、ジフェニルスルホン+TX、ジスルフィラム+TX、DNOC+TX、ドフェナピン+TX、ドラメクチン+TX、エンドチオン+TX、エピリノメクチン+TX、エトエートメチル+TX、エトリムホス+TX、フェナザフロル+TX、酸化フェンブタスズ+TX、フェノチオカルブ+TX、フェンピラド+TX、フェンピロキシメート+TX、フェンピラザミン+TX、フェンソン+TX、フェントリファニル+TX、フルベンジミン+TX、フルシクロクスロン+TX、フルエネチル+TX、フルオルベンシド+TX、FMC 1137+TX、ホルメタネート+TX、ホルメタネートヒドロクロリド+TX、ホルムパラネート+TX、γ-HCH+TX、グリオジン+TX、ハルフェンプロクス+TX、ヘキサデシルシクロプロパンカルボキシレート+TX、イソカルボホス+TX、ジャスモリンI+TX、ジャスモリンII+TX、ジョドフェンホス+TX、リンダン+TX、マロノベン+TX、メカルバム+TX、メホスフォラン+TX、メスルフェン+TX、メタクリホス+TX、臭化メチル+TX、メトルカルブ+TX、メキサカルベート+TX、ミルベマイシンオキシム+TX、ミパホクス+TX、モノクロトホス+TX、モルホチオン+TX、モキシデクチン+TX、ナレド+TX、4-クロロ-2-(2-クロロ-2-メチル-プロピル)-5-[(6-ヨード-3-ピリジル)メトキシ]ピリダジン-3-オン+TX、ニフルリジド+TX、ニッコマイシン+TX、ニトリラカルブ+TX、ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体+TX、オメトエート+TX、オキシデプロホス+TX、オキシジスルホトン+TX、pp’-DDT+TX、パラチオン+TX、ペルメトリン+TX、フェンカプトン+TX、ホサロン+TX、ホスホラン+TX、ホスファミドン+TX、ポリクロロテルペン+TX、ポリナクチン+TX、プロクロノール+TX、プロマシル+TX、プロポキスル+TX、プロチダチオン+TX、プロトエート+TX、ピレトリンI+TX、ピレトリンII+TX、ピレトリン+TX、ピリダフェンチオン+TX、ピリミテート+TX、キナルホス+TX、キンチオホス+TX、R-1492+TX、ホスグリシン+TX、ロテノン+TX、シュラダン+TX、セブホス+TX、セラメクチン+TX、ソファミド+TX、SSI-121+TX、スルフィラム+TX、スルフラミド+TX、スルホテプ+TX、イオウ+TX、ジフロビダジン+TX、τ-フルバリネート+TX、TEPP+TX、テルバム+TX、テトラジホン+TX、
テトラスル+TX、チアフェノクス+TX、チオカルボキシム+TX、チオファノックス+TX、チオメトン+TX、チオキノックス+TX、ツリンギエンシン+TX、トリアミホス+TX、トリアラテン+TX、トリアゾホス+TX、トリアズロン+TX、トリフェノホス+TX、トリナクチン+TX、バミドチオン+TX、バニリプロール+TX、ベトキサジン+TX、ジオクタノン酸銅+TX、硫酸銅+TX、シブトリン+TX、ジクロン+TX、ジクロロフェン+TX、エンドタール+TX、フェンチン+TX、消石灰+TX、ナーバム+TX、キノクラミン+TX、キノンアミド+TX、シマジン+TX、酢酸トリフェニルスズ+TX、水酸化トリフェニルスズ+TX、クルホメート+TX、ピペラジン+TX、チオファネート+TX、クロラロース+TX、フェンチオン+TX、ピリジン-4-アミン+TX、ストリキニン+TX、1-ヒドロキシ-1H-ピリジン-2-チオン+TX、4-(キノキサリン-2-イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド+TX、8-硫酸ヒドロキシキノリン+TX、ブロノポール+TX、水酸化銅+TX、クレゾール+TX、ジピリチオン+TX、ドジチン+TX、フェナミノスルフ+TX、ホルムアルデヒド+TX、ヒドラルガフェン+TX、カスガマイシン+TX、カスガマイシンヒドロクロリド水和物+TX、ニッケルビス(ジメチルジチオカルバメート)+TX、ニトラピリン+TX、オクチリノン+TX、オキソリン酸+TX、オキシテトラサイクリン+TX、硫酸ヒドロキシキノリンカリウム+TX、プロベナゾール+TX、ストレプトマイシン+TX、ストレプトマイシンセスキスルフェート+TX、テクロフタラム+TX、チオメルサール+TX、リンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana)GV+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)+TX、アムブリセイウス属の種(Amblyseius spp.)+TX、アナグラファファルシフェラ(Anagrapha falcifera)NPV+TX、アングルス・アトムス(Anagrus atomus)+TX、アブラコバチ(Aphelinus abdominalis)+TX、コレマンアブラバチ(Aphidius colemani)+TX、ショクガタマバエ(Aphidoletes aphidimyza)+TX、オートグラファ・カリホルニカ(Autographa californica)NPV+TX、バチルス・スファエリクス(Bacillus sphaericus Neide)+TX、ベアウベリア・ブロングニアルチイ(Beauveria brongniartii)+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)+TX、ツマアカオオヒメテントウ(Cryptolaemus montrouzieri)+TX、コドリンガ(Cydia pomonella)GV+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)+TX、ヘテロルハブジチス・バクテリオホラ(Heterorhabditis bacteriophora)及びH.メギジス(H.megidis)+TX、ヒポダミア・コンベルゲンス(Hippodamia convergens)+TX、フジコナヒゲナガトビコバチ(Leptomastix dactylopii)+TX、マクロロフス・カリジノサス(Macrolophus caliginosus)+TX、ヨトウガ(Mamestra brassicae)NPV+TX、メタフィクス・ヘルボルス(Metaphycus helvolus)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アクリヅム(Metarhizium anisopliae var.acridum)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アニソプリエ(Metarhizium anisopliae var.anisopliae)+TX、マツノキハバチ(Neodiprion sertifer)NPV及びN.レコンティ(N.lecontei)NPV+TX、ヒメハナカメムシ属の種(Orius spp.)+TX、パエシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)+TX、ステイネルネマ・ビビオニス(Steinernema bibionis)+TX、ステイネルネマ・カルポカプサエ(Steinernema carpocapsae)+TX、ステイネルネマ・フェルチアエ(Steinernema feltiae)+TX、ステイネルネマ・グラセリ(Steinernema glaseri)+TX、ステイネルネマ・リオブラエ(Steinernema riobrave)+TX、ステイネルネマ・リオブラビス(Steinernema riobravis)+TX、ステイネルネマ・スカプテリスキ(Steinernema scapterisci)+TX、ステイネルネマ属の種(Steinernema spp.)+TX、トリコグラマ属の種(Trichogramma spp.)+TX、チフロドロムス・オクシデンタリス(Typhlodromus occidentalis)+TX、ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii)+TX、アホレート+TX、ビサジル+TX、ブスルファン+TX、ジマチフ+TX、ヘメル+TX、ヘムパ+TX、メテパ+TX、メチオテパ+TX、メチルアホレート+TX、モルジド+TX、ペンフルロン+TX、テパ+TX、チオヘムパ+TX、チオテパ+TX、トレタミン+TX、ウレデパ+TX、(E)-デカ-5-エン-1-イルアセテートと(E)-デカ-5-エン-1-オール+TX、(E)-トリデカ-4-エン-1-イルアセテート+TX、(E)-6-メチルヘプタ-2-エン-4-オール+TX、(E,Z)-テトラデカ-4,10-ジエン-1-イルアセテート+TX、(Z)-ドデカ-7-エン-1-イルアセテート+TX、(Z)-ヘキサデカ-11-エナル+TX、(Z)-ヘキサデカ-11-エン-1-イルアセテート+TX、(Z)-ヘキサデカ-13-エン-11-イン-1-イルアセテート+TX、(Z)-イコサ-13-エン-10-オン+TX、
(Z)-テトラデカ-7-エン-1-アル+TX、(Z)-テトラデカ-9-エン-1-オール+TX、(Z)-テトラデカ-9-エン-1-イルアセテート+TX、(7E,9Z)-ドデカ-7,9-ジエン-1-イルアセテート+TX、(9Z,11E)-テトラデカ-9,11-ジエン-1-イルアセテート+TX、(9Z,12E)-テトラデカ-9,12-ジエン-1-イルアセテート+TX、14-メチルオクタデカ-1-エン+TX、4-メチルノナン-5-オールと4-メチルノナン-5-オン+TX、α-ムルチストリアチン+TX、ブレビコミン+TX、コドレルレ+TX、コドレモン+TX、クエルレ+TX、ジスパールア+TX、ドデカ-8-エン-1-イルアセテート+TX、ドデカ-9-エン-1-イルアセテート+TX、ドデカ-8+TX、10-ジエン-1-イルアセテート+TX、ドミニカルア+TX、エチル4-メチルオクタノエート+TX、オイゲノール+TX、フロンタリン+TX、グランドルア+TX、グランドルアI+TX、グランドルアII+TX、グランドルアIII+TX、グランドルアIV+TX、ヘキサルア+TX、イプスジエノール+TX、イプセノール+TX、ジャポニルア+TX、リネアチン+TX、リトルア+TX、ループルア+TX、メドルア+TX、メガトモ酸+TX、メチルオイゲノール+TX、ムスカルア+TX、オクタデカ-2,13-ジエン-1-イルアセテート+TX、オクタデカ-3,13-ジエン-1-イルアセテート+TX、オルフラルア+TX、オリクタルア+TX、オストラモン+TX、シグルア+TX、ソルジジン+TX、スルカトール+TX、テトラデカ-11-エン-1-イルアセテート+TX、トリメドルア+TX、トリメドルアA+TX、トリメドルアB1+TX、トリメドルアB2+TX、トリメドルアC+TX、トランク-コール(trunc-call)+TX、2-(オクチルチオ)エタノール+TX、ブトピロノキシル+TX、ブトキシ(ポリプロピレングリコール)+TX、ジブチルアジペート+TX、フタル酸ジブチル+TX、ジブチルコハク酸塩+TX、ジエチルトルアミド+TX、ジメチルカルベート+TX、ジメチルフタレート+TX、エチルヘキサンジオール+TX、ヘキサミド+TX、メトキン-ブチル+TX、メチルネオデカンアミド+TX、オキサメート+TX、ピカリジン+TX、1-ジクロロ-1-ニトロエタン+TX、1,1-ジクロロ-2,2-ビス(4-エチルフェニル)エタン+TX、1,2-ジクロロプロパンと1,3-ジクロロプロペン+TX、1-ブロモ-2-クロロエタン+TX、2,2,2-トリクロロ-1-(3,4-ジクロロフェニル)酢酸エチル+TX、2,2-ジクロロビニル2-エチルスルフィニルエチルメチルリン酸塩+TX、2-(1,3-ジチオラン-2-イル)フェニルジメチルカルバメート+TX、2-(2-ブトキシエトキシ)エチルチオシアネート+TX、2-(4,5-ジメチル-1,3-ジオキソラン-2-イル)フェニルメチルカルバメート+TX、2-(4-クロロ-3,5-キシリルオキシ)エタノール+TX、2-クロロビニルジエチルリン酸塩+TX、2-イミダゾリドン+TX、2-イソバレリルインダン-1,3-ジオン+TX、2-メチル(プロプ-2-イニル)アミノフェニルメチルカルバメート+TX、2-チオシアナトエチルラウレート+TX、3-ブロモ-1-クロロプロプ-1-エン+TX、3-メチル-1-フェニルピラゾール-5-イルジメチルカルバメート+TX、4-メチル(プロプ-2-イニル)アミノ-3,5-キシリルメチルカルバメート+TX、5,5-ジメチル-3-オキソシクロヘキサ-1-エニルジメチルカルバメート+TX、アセチオン+TX、アクリロニトリル+TX、アルドリン+TX、アロサミジン+TX、アリキシカルブ+TX、α-エクジソン+TX、リン化アルミニウム+TX、アミノカルブ+TX、アナバシン+TX、アチダチオン+TX、アザメチホス+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)δエンドトキシン+TX、バリウムヘキサフルオロシリケート+TX、バリウムポリスルフィド+TX、バルトリン+TX、バイエル22/190+TX、バイエル22408+TX、β-シフルトリン+TX、β-シペルメトリン+TX、バイオエタノメトリン+TX、ビオパーメトリン+TX、ビス(2-クロロエチル)エーテル+TX、ボラックス+TX、ブロムフェンビンホス+TX、ブロモ-DDT+TX、ブフェンカルブ+TX、ブタカルブ+TX、ブタチオホス+TX、ブトネート+TX、ヒ酸カルシウム+TX、シアン化カルシウム+TX、二硫化炭素+TX、四塩化炭素+TX、カルタップヒドロクロリド+TX、セバジン+TX、クロルビシクレン+TX、クロルダン+TX、クロルデコン+TX、クロロホルム+TX、クロルピクリン+TX、クロルホキシム+TX、クロルプラゾホス+TX、シス-レスメスリン+TX、シスメトリン+TX、クロシトリン+TX、アセト亜ヒ酸銅+TX、ヒ酸銅+TX、オレイン酸銅+TX、クミトエート+TX、氷晶石+TX、CS708+TX、シアノフェンホス+TX、シアノホス+TX、シクレトリン+TX、シチオエート+TX、d-テトラメトリン+TX、DAEP+TX、ダゾメット+TX、デカルボフラン+TX、ジアミダホス+TX、ジカプトン+TX、ジクロロフェンチオン+TX、ジクレシル+TX、ジシクラニル+TX、ディルドリン+TX、ジエチル5-メチルピラゾール-3-イルリン酸塩+TX、ジロール+TX、ジメフルトリン+TX、
ジメタン+TX、ジメトリン+TX、ジメチルビンホス+TX、ジメチラン+TX、ジノプロプ+TX、ジノサム+TX、ジノセブ+TX、ジオフェノラン+TX、ジオキサベンゾホス+TX、ジチクロホス+TX、DSP+TX、エクジステロン+TX、EI 1642+TX、EMPC+TX、EPBP+TX、エタホス+TX、エチオフェンカルブ+TX、ギ酸エチル+TX、二臭化エチレン+TX、二塩化エチレンン+TX、エチレンオキシド+TX、EXD+TX、フェンクロルホス+TX、フェネタカルブ+TX、フェニトロチオン+TX、フェノキサクリム+TX、フェンピリトリン+TX、フェンスルホチオン+TX、フェンチオン-エチル+TX、フルコフロン+TX、ホスメチラン+TX、ホスピレート+TX、ホスチエタン+TX、フラチオカルブ+TX、フレトリン+TX、グアザチン+TX、グアザチン酢酸塩+TX、ナトリウムテトラチオカルボネート+TX、ハルフェンプロクス+TX、HCH+TX、HEOD+TX、ヘプタクロール+TX、ヘテロホス+TX、HHDN+TX、シアン化水素+TX、ヒキンカルブ+TX、IPSP+TX、イサゾホス+TX、イソベンザン+TX、イソドリン+TX、イソフェンホス+TX、イソラン+TX、イソプロチオラン+TX、イソキサチオン+TX、幼虫ホルモンI+TX、幼虫ホルモンII+TX、幼虫ホルモンIII+TX、ケレバン+TX、キノプレン+TX、ヒ酸鉛+TX、レプトホス+TX、リリムホス+TX、リチダチオン+TX、m-クメニルメチルカルバメート+TX、リン化マグネシウム+TX、マジドクス+TX、メカルホン+TX、メナゾン+TX、塩化第一水銀+TX、メスルフェンホス+TX、メタム+TX、メタム-カリウム+TX、メタム-ナトリウム+TX、メタンフッ化スルホニル+TX、メトクロトホス+TX、メトプレン+TX、メトトリン+TX、メトキシクロル+TX、メチルイソチオシアネート+TX、メチルクロロホルム+TX、塩化メチレン+TX、メトキサジアゾン+TX、ミレックス+TX、ナフタロホス+TX、ナフタレン+TX、NC-170+TX、ニコチン+TX、ニコチンスルフェート+TX、ニチアジン+TX、ノルニコチン+TX、O-5-ジクロロ-4-ヨードフェニルO-エチルエチルホスホノチオエート+TX、O,O-ジエチルO-4-メチル-2-オキソ-2H-クロメン-7-イルホスホロチオネート+TX、O,O-ジエチルO-6-メチル-2-プロピルピリミジン-4-イルホスホロチオネート+TX、O,O,O’,O’-テトラプロピルジチオピロホスフェート+TX、オレイン酸+TX、パラ-ジクロロベンゼン+TX、パラチオン-メチル+TX、ペンタクロロフェノール+TX、ラウリン酸ペンタクロロフェニル+TX、PH 60-38+TX、フェンカプトン+TX、ホスニクロル+TX、ホスフィン+TX、ホキシム-メチル+TX、ピリメタホス+TX、ポリクロロジシクロペンタジエン異性体+TX、亜ヒ酸カリウム+TX、カリウムチオシアネート+TX、プレコセンI+TX、プレコセンII+TX、プレコセンIII+TX、ピリミドホス+TX、プロフルトリン+TX、プロメカルブ+TX、プロチオホス+TX、ピラゾホス+TX、ピレスメトリン+TX、カッシア+TX、キナルホス-メチル+TX、キノチオン+TX、ラホキサニド+TX、レスメスリン+TX、ロテノン+TX、カデトリン+TX、リアニア+TX、リアノジン+TX、サバジラ+TX、シュラダン+TX、セブホス+TX、SI-0009+TX、チアプロニル+TX、亜ヒ酸ナトリウム+TX、シアン化ナトリウム+TX、ナトリウムフッ化物+TX、ヘキサフルオロケイ酸ナトリウム+TX、ペンタクロロフェノキシドナトリウム塩+TX、セレン酸ナトリウム+TX、チオシアン酸ナトリウム+TX、スルコフロン+TX、スルコフロン-ナトリウム+TX、スルフリルフッ化物+TX、スルプロホス+TX、タール油+TX、タジムカルブ+TX、TDE+TX、テブピリムホス+TX、テメホス+TX、テラレスリン+TX、テトラクロロエタン+TX、チクロホス+TX、チオシクラム+TX、チオシクラム水素オキサレート+TX、チオナジン+TX、チオスルタップ+TX、チオスルタップ-ナトリウム+TX、トラロメトリン+TX、トランスパーメトリン+TX、トリアザメート+TX、トリクロルメタホス-3+TX、トリクロロナト+TX、トリメタカルブ+TX、トルプロカルブ+TX、トリクロピリカルブ+TX、トリプレン+TX、ベラトリジン+TX、ベラトリン+TX、XMC+TX、ζメトリン+TX、亜鉛ホスフィド+TX、ゾラプロホス+TX、メペルフルトリン+TX、テトラメチルフルトリン+TX、ビス(トリブチルスズ)オキシド+TX、ブロモアセタミド+TX、第二鉄リン酸塩+TX、ニクロサミド-オラミン+TX、酸化トリブチルスズ+TX、ピリモルフ+TX、トリフェンモルフ+TX、1,2-ジブロモ-3-クロロプロパン+TX、1,3-ジクロロプロペン+TX、3,4-ジクロロテトラヒドロチオフェン1,1-ジオキシド+TX、3-(4-クロロフェニル)-5-メチルロダニン+TX、5-メチル-6-チオキソ-1,3,5-チアジアジナン-3-イル酢酸+TX、6-イソペンテニルアミノプリン+TX、
アニシフルプリン+TX、ベンクロチアズ+TX、サイトカイニン+TX、DCIP+TX、フルフラール+TX、イサミドホス+TX、カイネチン+TX、ミロテシウムベルカリア(Myrothecium verrucaria)組成物+TX、テトラクロロチオフェン+TX、キシレノール+TX、ゼアチン+TX、エチルキサントゲン酸カリウム+TX、アシベンゾラル+TX、アシベンゾラル-S-メチル+TX、オオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)抽出物+TX、α-クロロヒドリン+TX、アンツ+TX、炭酸バリウム+TX、ビスチオセミ+TX、ブロジファクム+TX、ブロマジオロン+TX、ブロメタリン+TX、クロロファシノン+TX、コレカルシフェロール+TX、クマクロル+TX、クマフリル+TX、クマテトラリル+TX、クリミジン+TX、ジフェナクム+TX、ジフェチアロン+TX、ジファシノン+TX、エルゴカルシフェロール+TX、フロクマフェン+TX、フルオロアセタミド+TX、フルプロパジン+TX、フルプロパジンヒドロクロリド+TX、ノルボルミド+TX、ホスアセチム+TX、リン+TX、ピンドン+TX、ピリヌロン+TX、シリロシド+TX、フルオロ酢酸ナトリウム+TX、硫酸タリウム+TX、ワルファリン+TX、2-(2-ブトキシエトキシ)エチルピペロニレート+TX、5-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)-3-ヘキシルシクロヘキサ-2-エノン+TX、ファルネソールとネロリドール+TX、ベルブチン+TX、MGK 264+TX、ピペロニルブトキシド+TX、ピプロタール+TX、プロピル異性体+TX、S421+TX、セサメックス+TX、セサスモリン+TX、スルホキシド+TX、アントラキノン+TX、ナフテン酸銅+TX、オキシ塩化銅+TX、ジシクロペンタジエン+TX、チラム+TX、ナフテン酸亜鉛+TX、ジラム+TX、イマニン+TX、リバビリン+TX、酸化水銀(II)+TX、チオファネート-メチル+TX、アザコナゾール+TX、ビテルタノール+TX、ブロムコナゾール+TX、シプロコナゾール+TX、ジフェノコナゾール+TX、ジニコナゾール+TX、エポキシコナゾール+TX、フェンブコナゾール+TX、フルキンコナゾール+TX、フルシラゾール+TX、フルトリアホール+TX、フラメトピル+TX、ヘキサコナゾール+TX、イマザリル+TX、イミベンコナゾール+TX、イプコナゾール+TX、メトコナゾール+TX、ミクロブタニル+TX、パクロブトラゾール+TX、ペフラゾエート+TX、ペンコナゾール+TX、プロチオコナゾール+TX、ピリフェノックス+TX、プロクロラズ+TX、プロピコナゾール+TX、ピリソキサゾール+TX、シメコナゾール+TX、テブコナゾール+TX、テトラコナゾール+TX、トリアジメホン+TX、トリアジメノール+TX、トリフルミゾール+TX、トリチコナゾール+TX、アンシミドール+TX、フェナリモル+TX、ヌアリモル+TX、ブピリメート+TX、ジメチリモール+TX、エチリモール+TX、ドデモルフ+TX、フェンプロピジン+TX、フェンプロピモルフ+TX、スピロキサミン+TX、トリデモルフ+TX、シプロジニル+TX、メパニピリム+TX、ピリメタニル+TX、フェンピクロニル+TX、フルジオキソニル+TX、ベナラキシル+TX、フララキシル+TX、メタラキシル+TX、R-メタラキシル+TX、オフレース+TX、オキサジキシル+TX、カルベンダジム+TX、デバカルブ+TX、フベリダゾール+TX、チアベンダゾール+TX、クロゾリネート+TX、ジクロゾリン+TX、ミクロゾリン+TX、プロシミドン+TX、ビンクロゾリン+TX、ボスカリド+TX、カルボキシン+TX、フェンフラム+TX、フルトラニル+TX、メプロニル+TX、オキシカルボキシン+TX、ペンチオピラド+TX、チフルザミド+TX、ドジン+TX、イミノクタジン+TX、アゾキシストロビン+TX、ジモキシストロビン+TX、エネストロブリン+TX、フェナミンストロビン+TX、フルフェノキシストロビン+TX、フルオキサストロビン+TX、クレソキシム-メチル+TX、メトミノストロビン+TX、トリフロキシストロビン+TX、オリザストロビン+TX、ピコキシストロビン+TX、ピラクロストロビン+TX、ピラメトストロビン+TX、ピラオキシストロビン+TX、フェルバム+TX、マンコゼブ+TX、マンネブ+TX、メチラム+TX、プロピネブ+TX、ジネブ+TX、カプタホール+TX、キャプタン+TX、フルオロイミド+TX、ホルペット+TX、トリルフルアニド+TX、ボルドー液+TX、酸化銅+TX、マンカッパー+TX、オキシン銅+TX、ニトロタル-イソプロピル+TX、エディフェンホス+TX、イプロベンホス+TX、ホスジフェン+TX、トルクロホス-メチル+TX、アニラジン+TX、ベンチアバリカルブ+TX、ブラストサイジン-S+TX、クロロネブ+TX、クロロタロニル+TX、シフルフェナミド+TX、シモキサニル+TX、ジクロシメット+TX、ジクロメジン+TX、ジクロラン+TX、ジエトフェンカルブ+TX、ジメトモルフ+TX、フルモルフ+TX、ジチアノン+TX、エタボキサム+TX、エトリジアゾール+TX、ファモキサドン+TX、フェンアミドン+TX、フェノキサニル+TX、フェリムゾン+TX、フルアジナム+TX、フルメチルフルフォリム+TX、フルオピコリド+TX、フルオキシチオコナゾール+TX、フルスルファミド+TX、フルキサピロキサド+TX、フェンヘキサミド+TX、ホセチル-アルミニウム+TX、ヒメキサゾール+TX、イプロバリカルブ+TX、シアゾファミド+TX、メタスルホカルブ+TX、メトラフェノン+TX、ペンシクロン+TX、フタリド+TX、ポリオキシン+TX、プロパモカルブ+TX、ピリベンカルブ+TX、プロキナジド+TX、ピロキロン+TX、ピリオフェノン+TX、キノキシフェン+TX、キントゼン+TX、チアジニル+TX、トリアゾキシド+TX、トリシクラゾール+TX、トリホリン+TX、バリダマイシン+TX、バリフェナレート+TX、ゾキサミド+TX、マンジプロパミド+TX、フルベネテラム+TX、イソピラザム+TX、セダキサン+TX、
ベンゾビンジフルピル+TX、ピジフルメトフェン+TX、3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(3’,4’,5’-トリフルオロ-ビフェニル-2-イル)-アミド+TX、イソフルシプラム+TX、イソチアニル+TX、ジピメチトロン+TX、6-エチル-5,7-ジオキソ-ピロロ[4,5][1,4]ジチイノ[1,2-c]イソチアゾール-3-カルボニトリル+TX、2-(ジフルオロメチル)-N-[3-エチル-1,1-ジメチル-インダン-4-イル]ピリジン-3-カルボキサミド+TX、4-(2,6-ジフルオロフェニル)-6-メチル-5-フェニル-ピリダジン-3-カルボニトリル+TX、(R)-3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-N-[1,1,3-トリメチルインダン-4-イル]ピラゾール-4-カルボキサミド+TX、4-(2-ブロモ-4-フルオロ-フェニル)-N-(2-クロロ-6-フルオロ-フェニル)-2,5-ジメチル-ピラゾール-3-アミン+TX、4-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(2-クロロ-6-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン+TX、フルインダピル+TX、クメトキシストロビン(ジアキシアングジュンジ(jiaxiangjunzhi))+TX、ルベンミキシアナン(lvbenmixianan)+TX、ジクロベンチアゾクス+TX、マンデストロビン+TX、3-(4,4-ジフルオロ-3,4-ジヒドロ-3,3-ジメチルイソキノリン-1-イル)キノロン+TX、2-[2-フルオロ-6-[(8-フルオロ-2-メチル-3-キノリル)オキシ]フェニル]プロパン-2-オール+TX、オキサチアピプロリン+TX、tert-ブチルN-[6-[[[(1-メチルテトラゾール-5-イル)-フェニル-メチレン]アミノ]オキシメチル]-2-ピリジル]カルバメート+TX、ピラジフルミド+TX、インピルフルキサム+TX、ツロールプロカルブ+TX、メフェントリフルコナゾール+TX、イプフェントリフルコナゾール+TX、2-(ジフルオロメチル)-N-[(3R)-3-エチル-1,1-ジメチル-インダン-4-イル]ピリジン-3-カルボキサミド+TX、N’-(2,5-ジメチル-4-フェノキシ-フェニル)-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX、N’-[4-(4,5-ジクロロチアゾール-2-イル)オキシ-2,5-ジメチル-フェニル]-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX、[2-[3-[2-[1-[2-[3,5-ビス(ジフルオロメチル)ピラゾール-1-イル]アセチル]-4-ピペリジル]チアゾール-4-イル]-4,5-ジヒドロイソキサゾール-5-イル]-3-クロロ-フェニル]メタンスルホネート+TX、ブタ-3-イニルN-[6-[[(Z)-[(1-メチルテトラゾール-5-イル)-フェニル-メチレン]アミノ]オキシメチル]-2-ピリジル]カルバメート+TX、メチルN-[[5-[4-(2,4-ジメチルフェニル)トリアゾール-2-イル]-2-メチル-フェニル]メチル]カルバメート+TX、3-クロロ-6-メチル-5-フェニル-4-(2,4,6-トリフルオロフェニル)ピリダジン+TX、ピリダクロメチル+TX、3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-N-[1,1,3-トリメチルインダン-4-イル]ピラゾール-4-カルボキサミド+TX、1-[2-[[1-(4-クロロフェニル)ピラゾール-3-イル]オキシメチル]-3-メチル-フェニル]-4-メチル-テトラゾール-5-オン+TX、1-メチル-4-[3-メチル-2-[[2-メチル-4-(3,4,5-トリメチルピラゾール-1-イル)フェノキシ]メチル]フェニル]テトラゾール-5-オン+TX、アミノピリフェン+TX、アメトクトラジン+TX、アミスルブロム+TX、ペンフルフェン+TX、(Z,2E)-5-[1-(4-クロロフェニル)ピラゾール-3-イル]オキシ-2-メトキシイミノ-N,3-ジメチル-ペンタ-3-エンアミド+TX、フロリルピコキサミド+TX、フェンピコキサミド+TX、テブフロキン+TX、イププルフェノキン+TX、キノフメリン+TX、イソフェタミド+TX、エチル1-[[4-[[2-(トリフルオロメチル)-1,3-ジオキソラン-2-イル]メトキシ]フェニル]メチル]ピラゾール-3-カルボキシレート+TX(国際公開第2020/056090号に記載の方法により調製され得る)、エチル1-[[4-[(Z)-2-エトキシ-3,3,3-トリフルオロ-プロプ-1-エノキシ]フェニル]メチル]ピラゾール-3-カルボキシレート+TX(国際公開第2020/056090号に記載の方法により調製され得る)、メチル N-[[4-[1-(4-シクロプロピル-2,6-ジフルオロ-フェニル)ピラゾール-4-イル]-2-メチル-フェニル]メチル]カルバメート+TX(国際公開第2020/097012号に記載の方法により調製され得る)、メチル N-[[4-[1-(2,6-ジフルオロ-4-イソプロピル-フェニル)ピラゾール-4-イル]-2-メチル-フェニル]メチル]カルバメート+TX(国際公開第2020/097012号に記載の方法により調製され得る)、6-クロロ-3-(3-シクロプロピル-2-フルオロ-フェノキシ)-N-[2-(2,4-ジメチルフェニル)-2,2-ジフルオロ-エチル]-5-メチル-ピリダジン-4-カルボキサミド+TX(国際公開第2020/109391号に記載の方法により調製され得る)、6-クロロ-N-[2-(2-クロロ-4-メチル-フェニル)-2,2-ジフルオロ-エチル]-3-(3-シクロプロピル-2-フルオロ-フェノキシ)-5-メチル-ピリダジン-4-カルボキサミド+TX(国際公開第2020/109391号に記載の方法により調製され得る)、6-クロロ-3-(3-シクロプロピル-2-フルオロ-フェノキシ)-N-[2-(3,4-ジメチルフェニル)-2,2-ジフルオロ-エチル]-5-メチル-ピリダジン-4-カルボキサミド+TX(国際公開第2020/109391号に記載の方法により調製され得る)、
N-[2-[2,4-ジクロロ-フェノキシ]フェニル]-3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-ピラゾール-4-カルボキサミド+TX、N-[2-[2-クロロ-4-(トリフルオロメチル)フェノキシ]フェニル]-3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-ピラゾール-4-カルボキサミド+TX、ベンゾチオストロビン+TX、フェナマクリル+TX、5-アミノ-1,3,4-チアジアゾール-2-チオール亜鉛塩(2:1)+TX、フルオピラム+TX、フルオフェノキサジアザム+TX、フルチアニル+TX、フルオピモミド+TX、ピラプロポイン+TX、ピカルブトラゾクス+TX、2-(ジフルオロメチル)-N-(3-エチル-1,1-ジメチル-インダン-4-イル)ピリジン-3-カルボキサミド+TX、2-(ジフルオロメチル)-N-((3R)-1,1,3-トリメチルインダン-4-イル)ピリジン-3-カルボキサミド+TX、4-[[6-[2-(2,4-ジフルオロフェニル)-1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシ-3-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピル]-3-ピリジル]オキシ]ベンゾニトリル+TX、メチルテトラプロール+TX、2-(ジフルオロメチル)-N-((3R)-1,1,3-トリメチルインダン-4-イル)ピリジン-3-カルボキサミド+TX、α-(1,1-ジメチルエチル)-α-[4’-(トリフルオロメトキシ)[1,1’-ビフェニル]-4-イル]-5-ピリミジンメタノール+TX、フルオキサピプロリン+TX、エノキサストロビン+TX、メチル(Z)-3-メトキシ-2-[2-メチル-5-[4-(トリフルオロメチル)トリアゾール-2-イル]フェノキシ]プロプ-2-エノエート+TX、メチル(Z)-3-メトキシ-2-[2-メチル-5-(4-プロピルトリアゾール-2-イル)フェノキシ]プロプ-2-エノエート+TXメチル(Z)-2-[5-(3-イソプロピルピラゾール-1-イル)-2-メチル-フェノキシ]-3-メトキシ-プロプ-2-エノエート+TX、メチル(Z)-3-メトキシ-2-[2-メチル-5-(3-プロピルピラゾール-1-イル)フェノキシ]プロプ-2-エノエート+TX、メチル(Z)-3-メトキシ-2-[2-メチル-5-[3-(トリフルオロメチル)ピラゾール-1-イル]フェノキシ]プロプ-2-エノエート+TX(これらの化合物は、国際公開第2020/079111号に記載の方法により調製され得る)、メチル(Z)-2-(5-シクロヘキシル-2-メチル-フェノキシ)-3-メトキシ-プロプ-2-エノエート+TX、メチル(Z)-2-(5-シクロペンチル-2-メチル-フェノキシ)-3-メトキシ-プロプ-2-エノエート+TX(これらの化合物は、国際公開第2020/193387号に記載の方法により調製され得る)、4-[[6-[2-(2,4-ジフルオロフェニル)-1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシ-3-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピル]-3-ピリジル]オキシ]ベンゾニトリル+TX、4-[[6-[2-(2,4-ジフルオロフェニル)-1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシ-3-(5-スルファニル-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピル]-3-ピリジル]オキシ]ベンゾニトリル+TX、4-[[6-[2-(2,4-ジフルオロフェニル)-1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシ-3-(5-チオキソ-4H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピル]-3-ピリジル]オキシ]ベンゾニトリル+TX、トリネキサパック+TX、クモキシストロビン+TX、チョンションマイシン(zhongshengmycin)+TX、チオジアゾール銅+TX、亜鉛チアゾール+TX、アメクトトラクチン+TX、イプロジオン+TX、セボクチルアミン+TX;N’-[5-ブロモ-2-メチル-6-[(1S)-1-メチル-2-プロポキシ-エトキシ]-3-ピリジル]-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX、N’-[5-ブロモ-2-メチル-6-[(1R)-1-メチル-2-プロポキシ-エトキシ]-3-ピリジル]-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX、N’-[5-ブロモ-2-メチル-6-(1-メチル-2-プロポキシ-エトキシ)-3-ピリジル]-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX、N’-[5-クロロ-2-メチル-6-(1-メチル-2-プロポキシ-エトキシ)-3-ピリジル]-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX、N’-[5-ブロモ-2-メチル-6-(1-メチル-2-プロポキシ-エトキシ)-3-ピリジル]-N-イソプロピル-N-メチル-ホルムアミジン+TX(これらの化合物は、国際公開第2015/155075号に記載の方法により調製され得る);N’-[5-ブロモ-2-メチル-6-(2-プロポキシプロポキシ)-3-ピリジル]-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX(この化合物は、IPCOM000249876Dに記載の方法により調製され得る);N-イソプロピル-N’-[5-メトキシ-2-メチル-4-(2,2,2-トリフルオロ-1-ヒドロキシ-1-フェニル-エチル)フェニル]-N-メチル-ホルムアミジン+TX、N’-[4-(1-シクロプロピル-2,2,2-トリフルオロ-1-ヒドロキシ-エチル)-5-メトキシ-2-メチル-フェニル]-N-イソプロピル-N-メチル-ホルムアミジン+TX(これらの化合物は、国際公開第2018/228896号に記載の方法により調製され得る);N-エチル-N’-[5-メトキシ-2-メチル-4-[(2-トリフルオロメチル)オキセタン-2-イル]フェニル]-N-メチル-ホルムアミジン+TX、N-エチル-N’-[5-メトキシ-2-メチル-4-[(2-トリフルオロメチル)テトラヒドロフラン-2-イル]フェニル]-N-メチル-ホルムアミジン+TX(これらの化合物は、国際公開第2019/110427号に記載の方法により調製され得る);N-[(1R)-1-ベンジル-3-クロロ-1-メチル-ブタ-3-エニル]-8-フルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、N-[(1S)-1-ベンジル-3-クロロ-1-メチル-ブタ-3-エニル]-8-フルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、
N-[(1R)-1-ベンジル-3,3,3-トリフルオロ-1-メチル-プロピル]-8-フルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、N-[(1S)-1-ベンジル-3,3,3-トリフルオロ-1-メチル-プロピル]-8-フルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、N-[(1R)-1-ベンジル-1,3-ジメチル-ブチル]-7,8-ジフルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、N-[(1S)-1-ベンジル-1,3-ジメチル-ブチル]-7,8-ジフルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、8-フルオロ-N-[(1R)-1-[(3-フルオロフェニル)メチル]-1,3-ジメチル-ブチル]キノリン-3-カルボキサミド+TX、8-フルオロ-N-[(1S)-1-[(3-フルオロフェニル)メチル]-1,3-ジメチル-ブチル]キノリン-3-カルボキサミド+TX、N-[(1R)-1-ベンジル-1,3-ジメチル-ブチル]-8-フルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、N-[(1S)-1-ベンジル-1,3-ジメチル-ブチル]-8-フルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、N-((1R)-1-ベンジル-3-クロロ-1-メチル-ブタ-3-エニル)-8-フルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、N-((1S)-1-ベンジル-3-クロロ-1-メチル-ブタ-3-エニル)-8-フルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX(これらの化合物は、国際公開第2017/153380号に記載の方法により調製され得る);1-(6,7-ジメチルピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-イル)-4,4,5-トリフルオロ-3,3-ジメチル-イソキノリン+TX、1-(6,7-ジメチルピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-イル)-4,4,6-トリフルオロ-3,3-ジメチル-イソキノリン+TX、4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-1-(6-メチルピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-イル)イソキノリン+TX、4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-1-(7-メチルピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-イル)イソキノリン+TX、1-(6-クロロ-7-メチル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-イル)-4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-イソキノリン+TX(これらの化合物は、国際公開第2017/025510号に記載の方法により調製され得る);1-(4,5-ジメチルベンズイミダゾール-1-イル)-4,4,5-トリフルオロ-3,3-ジメチル-イソキノリン+TX、1-(4,5-ジメチルベンズイミダゾール-1-イル)-4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-イソキノリン+TX、6-クロロ-4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-1-(4-メチルベンズイミダゾール-1-イル)イソキノリン+TX、4,4-ジフルオロ-1-(5-フルオロ-4-メチル-ベンズイミダゾール-1-イル)-3,3-ジメチル-イソキノリン+TX、3-(4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-1-イソキノリル)-7,8-ジヒドロ-6H-シクロペンタ[e]ベンズイミダゾール+TX(これらの化合物は、国際公開第2016/156085号に記載の方法により調製され得る);N-メトキシ-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]シクロプロパンカルボキサミド+TX、N,2-ジメトキシ-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]プロパンアミド+TX、N-エチル-2-メチル-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]プロパンアミド+TX、1-メトキシ-3-メチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素+TX、1,3-ジメトキシ-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素+TX、3-エチル-1-メトキシ-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素+TX、N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]プロパンアミド+TX、4,4-ジメチル-2-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]イソキサゾリジン-3-オン+TX、5,5-ジメチル-2-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]イソキサゾリジン-3-オン+TX、エチル1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]ピラゾール-4-カルボキシレート+TX、N,N-ジメチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]-1,2,4-トリアゾール-3-アミン+TX。この段落中の化合物は、国際公開第2017/055473号、国際公開第2017/055469号、国際公開第2017/093348号及び国際公開第2017/118689号に記載の方法により調製され得る;2-[6-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール+TX(この化合物は、国際公開第2017/029179号に記載の方法により調製され得る);2-[6-(4-ブロモフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール+TX(この化合物は、国際公開第2017/029179号に記載の方法により調製され得る);3-[2-(1-クロロシクロプロピル)-3-(2-フルオロフェニル)-2-ヒドロキシ-プロピル]イミダゾール-4-カルボニトリル+TX(この化合物は、国際公開第2016/156290号に記載の方法により調製され得る);3-[2-(1-クロロシクロプロピル)-3-(3-クロロ-2-フルオロ-フェニル)-2-ヒドロキシ-プロピル]イミダゾール-4-カルボニトリル+TX(この化合物は、国際公開第2016/156290号に記載の方法により調製され得る);(4-フェノキシフェニル)メチル2-アミノ-6-メチル-ピリジン-3-カルボキシレート+TX(この化合物は、国際公開第2014/006945号に記載の方法により調製され得る);2,6-ジメチル-1H,5H-[1,4]ジチイノ[2,3-c:5,6-c’]ジピロール-1,3,5,7(2H,6H)-テトロン+TX(この化合物は、国際公開第2011/138281号に記載の方法により調製され得る);N-メチル-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンゼンカルボチオアミド+TX;N-メチル-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド+TX;(Z,2E)-5-[1-(2,4-ジクロロフェニル)ピラゾール-3-イル]オキシ-2-メトキシイミノ-N,3-ジメチル-ペンタ-3-エンアミド+TX(この化合物は、国際公開第2018/153707号に記載の方法により調製され得る);N’-(2-クロロ-5-メチル-4-フェノキシ-フェニル)-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX;N’-[2-クロロ-4-(2-フルオロフェノキシ)-5-メチル-フェニル]-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX(この化合物は、国際公開第2016/202742号に記載の方法により調製され得る);2-(ジフルオロメチル)-N-[(3S)-3-エチル-1,1-ジメチル-インダン-4-イル]ピリジン-3-カルボキサミド+TX(この化合物は、国際公開第2014/095675号に記載の方法により調製され得る);(5-メチル-2-ピリジル)-[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メタノン+TX、(3-メチルイソキサゾール-5-イル)-[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メタノン+TX(これらの化合物は、国際公開第2017/220485号に記載の方法により調製され得る);2-オキソ-N-プロピル-2-[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]アセトアミド+TX(この化合物は、国際公開第2018/065414号に記載の方法により調製され得る);エチル1-[[5-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]-2-チエニル]メチル]ピラゾール-4-カルボキシレート+TX(この化合物は、国際公開第2018/158365号に記載の方法により調製され得る);2,2-ジフルオロ-N-メチル-2-[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]アセトアミド+TX、N-[(E)-メトキシイミノメチル]-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド+TX、N-[(Z)-メトキシイミノメチル]-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド+TX、N-[N-メトキシ-C-メチル-カルボンイミドイル]-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド+TX(これらの化合物は、国際公開第2018/202428号に記載の方法により調製され得る)から選択される生物学的に有効な物質;
以下を含む微生物:アシネトバクター・ルオフィイ(Acinetobacter lwoffii)+TX、アクレモニウム・アルテルナタム(Acremonium alternatum)+TX+TX、アクレモニウム・セファロスポリウム(Acremonium cephalosporium)+TX+TX、アクレモニウム・ジオスピリ(Acremonium diospyri)+TX、アクレモニウム・オブカラバタム(Acremonium obclavatum)+TX、アドキソフィイス・オラナ・グラヌロヴィルス(Adoxophyes orana granulovirus)(AdoxGV)(Capex(登録商標))+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)菌株K84(Galltrol-A(登録商標))+TX、アルテルナリア・アルテルナータ(Alternaria alternate)+TX、アルテルナリア・カッシア(Alternaria cassia)+TX、アルテルナリア・デストルエンス(Alternaria destruens)(Smolder(登録商標))+TX、アムペロマイセス・キスクアリス(Ampelomyces quisqualis)(AQ10(登録商標))+TX、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)AF36(AF36(登録商標))+TX、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)NRRL 21882(Aflaguard(登録商標))+TX、アスペルギルス属の種(Aspergillus spp.)+TX、アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)+TX、アゾスピリルム属(Azospirillum)+TX、(MicroAZ(登録商標)+TX、TAZO B(登録商標))+TX、アゾトバクター(Azotobacter)+TX、アゾトバクター・クロオクカム(Azotobacter chroocuccum)(Azotomeal(登録商標))+TX、アゾトバクター・シスツ(Azotobacter cysts)(Bionatural Blooming Blossoms(登録商標))+TX、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)+TX、バチルス・セレウス(Bacillus cereus)+TX、バチルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)菌株CM-1+TX、バチルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)菌株AQ746+TX、バチルス・リケニホルミス(Bacillus licheniformis)菌株HB-2(Biostart(商標)Rhizoboost(登録商標))+TX、バチルス・リケニホルミス(Bacillus licheniformis)菌株3086(EcoGuard(登録商標)+TX、Green Releaf(登録商標))+TX、バチルス・シルクランス(Bacillus circulans)+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(BioSafe(登録商標)+TX、BioNem-WP(登録商標)+TX、VOTiVO(登録商標))+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)菌株I-1582+TX、バチルス・マセランス(Bacillus macerans)+TX、バチルス・マリスモルツイ(Bacillus marismortui)+TX、バチルス・メガテリウム(Bacillus megaterium)+TX、バチルス・マイコイデス(Bacillus mycoides)菌株AQ726+TX、バチルス・パピラエ(Bacillus papillae)(Milky Spore Powder(登録商標))+TX、バチルス・プミルス属の種(Bacillus pumilus spp.)+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株GB34(Yield Shield(登録商標))+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株AQ717+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株QST 2808(Sonata(登録商標)+TX、Ballad Plus(登録商標))+TX、バチルス・スパヘリクス(Bacillus spahericus)(VectoLex(登録商標))+TX、バチルス属の種(Bacillus spp.)+TX、バチルス属の種(Bacillus spp.)菌株AQ175+TX、バチルス属の種(Bacillus spp.)菌株AQ177+TX、バチルス属の種(Bacillus spp.)菌株AQ178+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株QST 713(CEASE(登録商標)+TX、Serenade(登録商標)+TX、Rhapsody(登録商標))+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株QST 714(JAZZ(登録商標))+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株AQ153+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株AQ743+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株QST3002+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株QST3004+TX、バチルス・サブチリス変種アミロリクエファシエンス(Bacillus subtilis var.amyloliquefaciens)菌株FZB24(Taegro(登録商標)+TX、Rhizopro(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)Cry 2Ae+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)Cry1Ab+TX、
バチルス・チューリンゲンシス・アイザワイ(Bacillus thuringiensis aizawai)GC 91(Agree(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・イスラエレンシス(Bacillus thuringiensis israelensis)(BMP123(登録商標)+TX、Aquabac(登録商標)+TX、VectoBac(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)(Javelin(登録商標)+TX、Deliver(登録商標)+TX、CryMax(登録商標)+TX、Bonide(登録商標)+TX、Scutella WP(登録商標)+TX、Turilav WP(登録商標)+TX、Astuto(登録商標)+TX、Dipel WP(登録商標)+TX、Biobit(登録商標)+TX、Foray(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)BMP 123(Baritone(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)HD-1(Bioprotec-CAF/3P(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)菌株BD#32+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)菌株AQ52+TX、バチルス・チューリンゲンシス変種アイザワイ(Bacillus thuringiensis var.aizawai)(XenTari(登録商標)+TX、DiPel(登録商標))+TX、バクテリア属の種(bacteria spp.)(GROWMEND(登録商標)+TX、GROWSWEET(登録商標)+TX、Shootup(登録商標))+TX、クラビパクター・ミシガンシス(Clavipacter michiganensis)のバクテリオファージ(AgriPhage(登録商標))+TX、Bakflor(登録商標)+TX、ベアウベリア・バッシアナ(Beauveria bassiana)(Beaugenic(登録商標)+TX、Brocaril WP(登録商標))+TX、ベアウベリア・バッシアナGHA(Beauveria bassiana GHA)(Mycotrol ES(登録商標)+TX、Mycotrol O(登録商標)+TX、BotaniGuard(登録商標))+TX、ベアウベリア・ブロングニアルチイ(Beauveria brongniartii)(Engerlingspilz(登録商標)+TX、Schweizer Beauveria(登録商標)+TX、Melocont(登録商標))+TX、ボーベリア属の種(Beauveria spp.)+TX、ボトリチス・シネリア(Botrytis cineria)+TX、ダイズ根粒菌(Bradyrhizobium japonicum)(TerraMax(登録商標))+TX、ブレビバチルス・ブレビス(Brevibacillus brevis)+TX、バチルス・チューリンゲンシス・テネブリオニス(Bacillus thuringiensis tenebrionis)(Novodor(登録商標))+TX、BtBooster+TX、バークホルデリア・セパシア(Burkholderia cepacia)(Deny(登録商標)+TX、Intercept(登録商標)+TX、Blue Circle(登録商標))+TX、バークホルデリア・グラジイ(Burkholderia gladii)+TX、バークホルデリア・グラジオリ(Burkholderia gladioli)+TX、バークホルデリア属の種(Burkholderia spp.)+TX、カナディアンチスルファンガス(Canadian thistle fungus)(CBH Canadian Bioherbicide(登録商標))+TX、カンジダブチリ(Candida butyri)+TX、カンジダ・ファマタ(Candida famata)+TX、カンジダ・フルクツス(Candida fructus)+TX、カンジダ・グラブラタ(Candida glabrata)+TX、カンジダ・グイリエルモンヂイ(Candida guilliermondii)+TX、カンジダ・メリビオシカ(Candida melibiosica)+TX、カンジダ・オレフィラ(Candida oleophila)菌株O+TX、カンジダ・パラプシロシス(Candida parapsilosis)+TX、カンジダ・ペリクロサ(Candida pelliculosa)+TX、カンジダ・プルケリマ(Candida pulcherrima)+TX、カンジダ・レウカウフィイ(Candida reukaufii)+TX、カンジダ・サイトアナ(Candida saitoana)(Bio-Coat(登録商標)+TX、Biocure(登録商標))+TX、カンジダ・サケ(Candida sake)+TX、カンジダ属の種(Candida spp.)+TX、カンジダ・テニウス(Candida tenius)+TX、セデセア・ドラビサエ(Cedecea dravisae)+TX、セルモナス・フラビゲナ(Cellulomonas flavigena)+TX、カエトミウム・コクリオデス(Chaetomium cochliodes)(Nova-Cide(登録商標))+TX、カエトミウム・グロボスム(Chaetomium globosum)(Nova-Cide(登録商標))+TX、クロモバクテリウム・サブツガエ(Chromobacterium subtsugae)菌株PRAA4-1T(Grandevo(登録商標))+TX、クラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides)+TX、クラドスポリウム・オキシスポルム(Cladosporium oxysporum)+TX、クラドスポリウム・クロロセファルム(Cladosporium chlorocephalum)+TX、クラドスポリウム属の種(Cladosporium spp.)+TX、クラドスポリウム・テヌイシマム(Cladosporium tenuissimum)+TX、クロノスタキス・ロゼア(Clonostachys rosea)(EndoFine(登録商標))+TX、コレトトリカム。アクタタム(Colletotrichum acutatum)+TX、コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)(Cotans WG(登録商標))+TX、コニオチリウム属の種(Coniothyrium spp.)+TX、クリプトコッカス・アルビダス(Cryptococcus albidus)(YIELDPLUS(登録商標))+TX、クリプトコッカス・フミコラ(Cryptococcus humicola)+TX、クリプトコッカス・インフィルモミニアツス(Cryptococcus infirmo-miniatus)+TX、クリプトコッカス・ラウレンチイ(Cryptococcus laurentii)+TX、クリプトフレビア・ロイコトレタ・グラニュロウイルス(Cryptophlebia leucotreta granulovirus)(Cryptex(登録商標))+TX、クプリアビダス・カムピネンシス(Cupriavidus campinensis)+TX、シジア・ポモネラ・グラニュロウイルス(Cydia pomonella granulovirus)(CYD-X(登録商標))+TX、シジア・ポモネラ・グラニュロウイルス(Cydia pomonella granulovirus)(Madex(登録商標)+TX、Madex Plus(登録商標)+TX、Madex Max/Carpovirusine(登録商標))+TX、エビコウヤクタケ(Cylindrobasidium laeve)(Stumpout(登録商標))+TX、シリンドロクラジウム属(Cylindrocladium)+TX、デバリオマイセス・ハンセニイ(Debaryomyces hansenii)+TX、
ドレックスレラ・ハワイイネンシス(Drechslera hawaiinensis)+TX、エンテロバクター・クロアカ(Enterobacter cloacae)+TX、エンテロバクターイアカ(Enterobacteriaceae)+TX、エントモフトラ・ヴィルレンタ(Entomophtora virulenta)(Vektor(登録商標))+TX、エピコッカム・ニグラム(Epicoccum nigrum)+TX、エピコッカム・プルプラセンス(Epicoccum purpurascens)+TX、エピコッカム属の種(Epicoccum spp.)+TX、フィロバシジウム・フロリホルメ(Filobasidium floriforme)+TX、フザリウム・アクミナタム(Fusarium acuminatum)+TX、フザリウム・クラミドスポルム(Fusarium chlamydosporum)+TX、フザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)(Fusaclean(登録商標)/Biofox C(登録商標))+TX、フザリウム・プラリフェラタム(Fusarium proliferatum)+TX、フザリウム属の種(Fusarium spp.)+TX、グララクトマイセス・ゲオトリクム(Galactomyces geotrichum)+TX、グリオクラジウム・カテヌラタム(Gliocladium catenulatum)(Primastop(登録商標)+TX、Prestop(登録商標))+TX、グリオクラジウム・ロセウム(Gliocladium roseum)+TX、グリオクラジウム属の種(Gliocladium spp.)(SoilGard(登録商標))+TX、グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)(Soilgard(登録商標))+TX、グラニュロウイルス(Granulovirus)(Granupom(登録商標))+TX、ハロバシルス・ハロフィルス(Halobacillus halophilus)+TX、ハロバシルス・リトラリス(Halobacillus litoralis)+TX、ハロバシルス・トルエペリ(Halobacillus trueperi)+TX、ハロモナス属の種(Halomonas spp.)+TX、ハロモナス・スブグラシエスコラ(Halomonas subglaciescola)+TX、ハロビブリオ・バリアビィス(Halovibrio variabilis)+TX、ハンセニアスポラ・ウバルム(Hanseniaspora uvarum)+TX、オオタバコガ(Helicoverpa armigera)核多核体ウイルス(Helicovex(登録商標))+TX、アメリカタバコガ(Helicoverpa zea)核多角体病ウイルス(Gemstar(登録商標))+TX、イソフラボン-ホルモノネチン(Myconate(登録商標))+TX、クロエケラ・アピクラタ(Kloeckera apiculata)+TX、クロエケラ属の種(Kloeckera spp.)+TX、ラゲニジウム・ギガンテウム(Lagenidium giganteum)(Laginex(登録商標))+TX、オンシツコナジラミ(Lecanicillium longisporum)(Vertiblast(登録商標))+TX、レカニシリウム・ムスカリウム(Lecanicillium muscarium)(Vertikil(登録商標))+TX、マイマイガ(Lymantria dispar)核多角体病ウイルス(Disparvirus(登録商標))+TX、マリノコッカス・ハロフィルス(Marinococcus halophilus)+TX、メイラ・ゲウラコニギイ(Meira geulakonigii)+TX、メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)(Met52(登録商標))+TX、メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)(Destruxin WP(登録商標))+TX、メチニコビア・フルチコラ(Metschnikowia fruticola)(Shemer(登録商標))+TX、メチニコビア・プルケリマ(Metschnikowia pulcherrima)+TX、ミクロドキウム・ジメルム(Microdochium dimerum)(Antibot(登録商標))+TX、ミクロモノスポラ・コエルレア(Micromonospora coerulea)+TX、ミクロスファエロプシス・オクラセア(Microsphaeropsis ochracea)+TX、ムスコドル・アルブス(Muscodor albus)620(Muscudor(登録商標))+TX、ムスコドル・ロセウス(Muscodor roseus)菌株A3-5+TX、ミコルヒザエ属の種(Mycorrhizae spp.)(AMykor(登録商標)+TX、Root Maximizer(登録商標))+TX、ミロテシウム・ベルカリア(Myrothecium verrucaria)菌株AARC-0255(DiTera(登録商標))+TX、BROS PLUS(登録商標)+TX、オフィオストマ・ピリフェルム(Ophiostoma piliferum)菌株D97(Sylvanex(登録商標))+TX、パエシロマイセス・ファリノスス(Paecilomyces farinosus)+TX、パエシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(PFR-97(登録商標)+TX、PreFeRal(登録商標))+TX、パエシロマイセス・リナシヌス(Paecilomyces linacinus)(Biostat WP(登録商標))+TX、パエシロマイセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)菌株251(MeloCon WG(登録商標))+TX、パエニバチルス・ポリミクサ(Paenibacillus polymyxa)+TX、パントエア・アグロメランス(Pantoea agglomerans)(BlightBan C9-1(登録商標))+TX、パントエア属の種(Pantoea spp.)+TX、パスツリア属の種(Pasteuria spp.)(Econem(登録商標))+TX、パスツリア・ニシザワエ(Pasteuria nishizawae)+TX、ペニシリウム・オーランチオグリセウム(Penicillium aurantiogriseum)+TX、ペニシリウム・ビライ(Penicillium billai)(Jumpstart(登録商標)+TX、TagTeam(登録商標))+TX、ペニシリウム・ブレビコンパクタム(Penicillium brevicompactum)+TX、ペニシリウム・フレクエンタンス(Penicillium frequentans)+TX、ペニシリウム・グリセオフルバム(Penicillium griseofulvum)+TX、ペニシリウム・プルプロゲヌム(Penicillium purpurogenum)+TX、ペニシリウム属の種(Penicillium spp.)+TX、ペニシリウム・ビリディカタム(Penicillium viridicatum)+TX、フレビオプシス・ギガンテアン(Phlebiopsis gigantean)(Rotstop(登録商標))+TX、リン溶解菌(Phosphomeal(登録商標))+TX、
フィトフトラ・クリプトギア(Phytophthora cryptogea)+TX、フィトフトラ・パルミボラ(Phytophthora palmivora)(Devine(登録商標))+TX、ピチア・アノマラ(Pichia anomala)+TX、ピチア・グイレルモンディイ(Pichia guilermondii)+TX、ピチア・メンブランファイエンス(Pichia membranaefaciens)+TX、ピチア・オニキス(Pichia onychis)+TX、ピチア・スチピテス(Pichia stipites)+TX、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)+TX、シュードモナス・アウレオファシエンス(Pseudomonas aureofasciens)(Spot-Less Biofungicide(登録商標))+TX、シュードモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)+TX、シュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)(AtEze(登録商標))+TX、シュードモナス・コルゲート(Pseudomonas corrugate)+TX、シュードモナス・フルオレッセンス(Pseudomonas fluorescens)菌株A506(BlightBan A506(登録商標))+TX、シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)+TX、シュードモナス・リアクタンス(Pseudomonas reactans)+TX、シュードモナス属の種(Pseudomonas spp.)+TX、シュードモナス・シリンガエ(Pseudomonas syringae)(Bio-Save(登録商標))+TX、シュードモナス・ビリジフラバ(Pseudomonas viridiflava)+TX、蛍光菌(Pseudomons fluorescens)(Zequanox(登録商標))+TX、シュードジマ・フロクロッサ(Pseudozyma flocculosa)菌株PF-A22 UL(Sporodex L(登録商標))+TX、プッシニア・カナリクラタ(Puccinia canaliculata)+TX、プッシニア・トラスペオス(Puccinia thlaspeos)(Wood Warrior(登録商標))+TX、ピシウム・パロエカンドルム((Pythium paroecandrum)+TX、ピシウム・オリガンドラム(Pythium oligandrum)(Polygandron(登録商標)+TX、Polyversum(登録商標))+TX、ピシウム・ペリプロクム(Pythium periplocum)+TX、ラネラ・アクアチリス(Rhanella aquatilis)+TX、ラネラ属の種(Rhanella spp.)+TX、根粒菌(Rhuzobia)(Dormal(登録商標)+TX、Vault(登録商標))+TX、リゾクトニア属の種(Rhizoctonia)+TX、ロドコッカス・グロベルルス(Rhodococcus globerulus)菌株AQ719+TX、ロドスポリジウム・ディオボバタム(Rhodosporidium diobovatum)+TX、ロドスポリジウム・トルロイデス(Rhodosporidium toruloides)+TX、ロドトルラ属の種(Rhodotorula spp.)+TX、ドトトルラ・グルチニス(Rhodotorula glutinis)+TX、ロドトルラ・グラミニス(Rhodotorula graminis)+TX、ロドトルラ・ムシラグノサ(Rhodotorula mucilagnosa)+TX、ロドトルラ・ルブラ(Rhodotorula rubra)+TX、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)+TX、サリノコッカス・ロセウス(Salinococcus roseus)+TX、スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)+TX、スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)(SARRITOR(登録商標))+TX、シタリジウム属の種(Scytalidium spp.)+TX、シタリジウム・ウレジニコラ(Scytalidium uredinicola)+TX、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)核多角体病ウイルス(Spod-X(登録商標)+TX、Spexit(登録商標))+TX、セラチア・マルセセンス(Serratia marcescens)+TX、セラチア・プリムシカ(Serratia plymuthica)+TX、セラチア属の種(Serratia spp.)+TX、ソルダリア・フィミコラ(Sordaria fimicola)+TX、エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)核多核体ウイルス(Littovir(登録商標))+TX、スポロボロミセス・ロセウス(Sporobolomyces roseus)+TX、ステノトロホモナス・マルトフィリア(Stenotrophomonas maltophilia)+TX、ストレプトマイセス・アヒグロスコピクス(Streptomyces ahygroscopicus)+TX、ストレプトマイセス・アルバドンカス(Streptomyces albaduncus)+TX、ストレプトマイセス・エクサホリアテス(Streptomyces exfoliates)+TX、ストレプトマイセス・ガルブス(Streptomyces galbus)+TX、ストレプトマイセス・グリセオプラヌス(Streptomyces griseoplanus)+TX、ストレプトマイセス・グリセオビリディス(Streptomyces griseoviridis)(Mycostop(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・リディクス(Streptomyces lydicus)(Actinovate(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・リディクス(Streptomyces lydicus)WYEC-108(ActinoGrow(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・ビオラセウス(Streptomyces violaceus)+TX、チレチオプシス・ミノル(Tilletiopsis minor)+TX、チレチオプシス属の種(Tilletiopsis spp.)+TX、トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)(T34 Biocontrol(登録商標))+TX、トリコデルマ・ガムシイ(Trichoderma gamsii)(Tenet(登録商標))+TX、トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)(Plantmate(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハマツム(Trichoderma hamatum)TH 382+TX、トリコデルマ・ハルジアヌム・リファイ(Trichoderma harzianum rifai)(Mycostar(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)T-22(Trianum-P(登録商標)+TX、PlantShield HC(登録商標)+TX、RootShield(登録商標)+TX、Trianum-G(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)T-39(Trichodex(登録商標))+TX、トリコデルマ・インハマツム(Trichoderma inhamatum)+TX、トリコデルマ・コニンギイ(Trichoderma koningii)+TX、トリコデルマ属の種(Trichoderma spp.)LC 52(Sentinel(登録商標))+TX、トリコデルマ・リグノルム(Trichoderma lignorum)+TX、トリコデルマ・ロンギブラキアツム(Trichoderma longibrachiatum)+TX、トリコデルマ・ポリスポルム(Trichoderma polysporum)(Binab T(登録商標))+TX、トリコデルマ・タクシ(Trichoderma taxi)+TX、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)+TX、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)(旧名グリオクラジウムビレンス(Gliocladium virens)GL-21)(SoilGuard(登録商標))+TX、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)+TX、トリコデル・マビリデ(Trichoderma viride)菌株ICC 080(Remedier(登録商標))+TX、トリコスポロン・プルランス(Trichosporon pullulans)+TX、トリコスポロン属の種(Trichosporon spp.)+TX、トリコテシウム属の種(Trichothecium spp.)+TX、トリコテシウム・ロセウム(Trichothecium roseum)+TX、アカエガマノホタケ(Typhula phacorrhiza)菌株94670+TX、アカエガマノホタケ(Typhula phacorrhiza)菌株94671+TX、ウロクラディウム・アトラム(Ulocladium atrum)+TX、ウロクラディウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)(Botry-Zen(登録商標))+TX、ウスチラゴ・マイディス(Ustilago maydis)+TX、様々な細菌及び補助微量栄養素(Natural II(登録商標))+TX、様々な真菌(Millennium Microbes(登録商標))+TX、ベルチシリウム・クラミドスポリウム(Verticillium chlamydosporium)+TX、ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii)(Mycotal(登録商標)+TX、Vertalec(登録商標))+TX、Vip3Aa20(VIPtera(登録商標))+TX、ビルギバクリルス・マリスモルツイ(Virgibaclillus marismortui)+TX、キサントモナス・カムペストリスpv.ポアエ(Xanthomonas campestris pv.Poae)(Camperico(登録商標))+TX、ゼノラブダス・ボビエニイ(Xenorhabdus bovienii)+TX、ゼノラブダス・ネマトフィルス(Xenorhabdus nematophilus);
以下を含む植物抽出物:パインオイル(Retenol(登録商標))+TX、アザジラクチン(Plasma Neem Oil(登録商標)+TX、AzaGuard(登録商標)+TX、MeemAzal(登録商標)+TX、Molt-X(登録商標)+TX、植物性IGR(Botanical IGR)(Neemazad(登録商標)+TX、Neemix(登録商標))+TX、カノーラ油(Lilly Miller Vegol(登録商標))+TX、アメリカアリタソウ(Chenopodium ambrosioides near ambrosioides)(Requiem(登録商標))+TX、キク属(Chrysanthemum)抽出物(Crisant(登録商標))+TX、ニーム油の抽出物(Trilogy(登録商標))+TX、シソ科植物(Labiatae)の精油(Botania(登録商標))+TX、クローブローズマリーペパーミント及びタイム油の抽出物(Garden insect killer(登録商標))+TX、グリシンベタイン(Greenstim(登録商標))+TX、ニンニク+TX、レモングラス油(GreenMatch(登録商標))+TX、ニーム油+TX、イヌハッカ(Nepeta cataria)(キャットニップ油)+TX、イヌハッカ(Nepeta catarina)+TX、ニコチン+TX、オレガノ油(MossBuster(登録商標))+TX、ゴマ科(Pedaliaceae)の油(Nematon(登録商標))+TX、除虫菊(pyrethrum)+TX、シャボンノキ(Quillaja saponaria)(NemaQ(登録商標))+TX、オオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)(Regalia(登録商標)+TX、Sakalia(登録商標))+TX、ロテノン(Eco Roten(登録商標))+TX、ミカン科(Rutaceae)植物抽出物(Soleo(登録商標))+TX、大豆油(Ortho ecosense(登録商標))+TX、ティーツリー油(Timorex Gold(登録商標))+TX、タイム油+TX、AGNIQUE(登録商標)MMF+TX、BugOil(登録商標)+TX、ローズマリーゴマペパーミントタイム及びシナモン抽出物の混合物(EF 300(登録商標))+TX、クローブローズマリー及びペパーミント抽出物の混合物(EF 400(登録商標))+TX、クローブペパーミントニンニク油及びミントの混合物(Soil Shot(登録商標))+TX、カオリン(Screen(登録商標))+TX、褐藻類の貯蔵グルカン(Laminarin(登録商標));
以下のものを含むフェロモン:クロネハイイロヒメハマキ(blackheaded fireworm)フェロモン(3M Sprayable Blackheaded Fireworm Pheromone(登録商標))+TX、コドリンガ(Codling Moth)フェロモン(Paramount dispenser-(CM)/Isomate C-Plus(登録商標))+TX、グレープベリーモス(Grape Berry Moth)フェロモン(3M MEC-GBM Sprayable Pheromone(登録商標))+TX、ハマキガ科のガ(Leafroller)フェロモン(3M MEC-LR Sprayable Pheromone(登録商標))+TX、Muscamone(Snip7 Fly Bait(登録商標)+TX、Starbar Premium Fly Bait(登録商標))+TX、ナシヒメシンクイ(Oriental Fruit Moth)フェロモン(3M oriental fruit moth sprayable pheromone(登録商標))+TX、スカシバガ科のガ(Peachtree Borer)フェロモン(Isomate-P(登録商標))+TX、トマトピンワーム(Tomato Pinworm)フェロモン(3M Sprayable pheromone(登録商標))+TX、Entostat粉末(ヤシの木からの抽出物)(Exosex CM(登録商標))+TX、(E+TX,Z+TX,Z)-3+TX、8+TX、11テトラデカトリエニルアセテート+TX、(Z+TX,Z+TX,E)-7+TX、11+TX、13-ヘキサデカトリエナール+TX、(E+TX,Z)-7+TX,9-ドデカジエン-1-イルアセテート+TX、2-メチル-1-ブタノール+TX、酢酸カルシウム+TX、Scenturion(登録商標)+TX、Biolure(登録商標)+TX、Check-Mate(登録商標)+TX、ラバンズリル・セネシオアート(Lavandulyl senecioate);
以下を含む生物(Macrobial):アブラコバチ(Aphelinus abdominalis)+TX、エルビアブラバチ(Aphidius ervi)(Aphelinus-System(登録商標))+TX、アセロファガス・パパイヤ(Acerophagus papaya)+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Adalia-System(登録商標))+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Adaline(登録商標))+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Aphidalia(登録商標))+TX、アゲニアスピス・シトリコラ(Ageniaspis citricola)+TX、アゲニアスピス・フシコリス(Ageniaspis fuscicollis)+TX、アンブリセイウス・アンデルソニ(Amblyseius andersoni)(Anderline(登録商標)+TX、Andersoni-System(登録商標))+TX、アンブリセイウス・カリフォルニクス(Amblyseius californicus)(Amblyline(登録商標)+TX、Spical(登録商標))+TX、アンブリセイウス・ククメリス(Amblyseius cucumeris)(Thripex(登録商標)+TX、Bugline cucumeris(登録商標))+TX、アンブリセイウス・ファラキス(Amblyseius fallacis)(Fallacis(登録商標))+TX、スワルスキーカブリダニ(Amblyseius swirskii)(Bugline swirskii(登録商標)+TX、Swirskii-Mite(登録商標))+TX、ケナガカブリダニ(Amblyseius womersleyi)(WomerMite(登録商標))+TX、アミツス・ヘスペリヅム(Amitus hesperidum)+TX、アナグルス・アトムス(Anagrus atomus)+TX、アナギルス・フスシベントリス(Anagyrus fusciventris)+TX、アナギルス・カマリ(Anagyrus kamali)+TX、Anagyrus loecki+TX、アナギルス・シュードコッカス(Anagyrus pseudococci)(Citripar(登録商標))+TX、アニセツス・ベネフィクス(Anicetus benefices)+TX、ゾウムシコガネコバチ(Anisopteromalus calandrae)+TX、アントコリス・ネモラリス(Anthocoris nemoralis)(Anthocoris-System(登録商標))+TX、アブラコバチ(Aphelinus abdominalis)(Apheline(登録商標)+TX、Aphiline(登録商標))+TX、アフェリヌス・アシキス(Aphelinus asychis)+TX、アフィジウス・コレマニ(Aphidius colemani)(Aphipar(登録商標))+TX、エルビアブラバチ(Aphidius ervi)(Ervipar(登録商標))+TX、アフィジウス・ギフエンシス(Aphidius gifuensis)+TX、アフィジウス・マトリカリアエ(Aphidius matricariae)(Aphipar-M(登録商標))+TX、アフィドレテス・アフィディマイザ(Aphidoletes aphidimyza)(Aphidend(登録商標))+TX、アフィドレテス・アフィディマイザ(Aphidoletes aphidimyza)(Aphidoline(登録商標))+TX、アフィチス・リングナネンシス(Aphytis lingnanensis)+TX、アフィチス・メリヌス(Aphytis melinus)+TX、アプロストセツス・ヘゲノウィイ(Aprostocetus hagenowii)+TX、アセタ・コリアリア(Atheta coriaria)(Staphyline(登録商標))+TX、マルハナバチ属(Bombus spp.)+TX、セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)(Natupol Beehive(登録商標))+TX、セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)(Beeline(登録商標)+TX、Tripol(登録商標))+TX、セファロノミア・ステファノデリス(Cephalonomia stephanoderis)+TX、チノコルス・ニグリツス(Chilocorus nigritus)+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(Chrysoline(登録商標))+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(Chrysopa(登録商標))+TX、クリソペルラ・ルフィラブリス(Chrysoperla rufilabris)+TX、シロスピルス・インゲヌウス(Cirrospilus ingenuus)+TX、シロスピルス・クアドリストリアツス(Cirrospilus quadristriatus)+TX、シトロスチクス・フィロクニストイデス(Citrostichus phyllocnistoides)+TX、クロステロセルス・カマエレオン(Closterocerus chamaeleon)+TX、クロステロセルス属(Closterocerus spp.)+TX、コシドキセノイデス・ペルミヌツス(Coccidoxenoides perminutus)(Planopar(登録商標))+TX、コッコファグス・コウペリ(Coccophagus cowperi)+TX、コッコファグス・リシムニア(Coccophagus lycimnia)+TX、キアシサムライコマユバチ(Cotesia flavipes)+TX、コナガサムライコマユバチ(Cotesia plutellae)+TX、ツマアカオオテントウムシ(Cryptolaemus montrouzieri)(Cryptobug(登録商標)+TX、Cryptoline(登録商標))+TX、キムネタマキスイ(Cybocephalus nipponicus)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(Minusa(登録商標))+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(Diminex(登録商標))+TX、
デルファスツス・カタリナエ(Delphastus catalinae)(Delphastus(登録商標))+TX、デルファスツス・プシルス(Delphastus pusillus)+TX、ジアカスミモルファ・クラウシイ(Diachasmimorpha krausii)+TX、ジアカスミモルファ・ロンギカウダタ(Diachasmimorpha longicaudata)+TX、ジアパルシス・ジュクンダ(Diaparsis jucunda)+TX、ジアホレンシルツス・アリガレンシス(Diaphorencyrtus aligarhensis)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(Miglyphus(登録商標)+TX、Digline(登録商標))+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(DacDigline(登録商標)+TX、Minex(登録商標))+TX、ディベルシネルブス属(Diversinervus spp.)+TX、エンカルシア・シトリナ(Encarsia citrina)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(Encarsia max(登録商標)+TX、Encarline(登録商標)+TX、En-Strip(登録商標))+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Enermix(登録商標))+TX、エンカルシア・グアデロウパエ(Encarsia guadeloupae)+TX、エンカルシア・ハンティエンシス(Encarsia haitiensis)+TX、ホソヒラタアブ(Episyrphus balteatus)(Syrphidend(登録商標))+TX、エレトモセリス・シフォニニ(Eretmoceris siphonini)+TX、エレトモセルス・カリフォルニクス(Eretmocerus californicus)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Ercal(登録商標)+TX、Eretline e(登録商標))+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Bemimix(登録商標))+TX、エレトモセルス・ハヤチ(Eretmocerus hayati)+TX、エレトモセルス・ムンヅス(Eretmocerus mundus)(Bemipar(登録商標)+TX、Eretline m(登録商標))+TX、エレトモセルス・シフォニニ(Eretmocerus siphonini)+TX、エキソコムス・クアドリプスツラツス(Exochomus quadripustulatus)+TX、フェルチエラ・アカリスガ(Feltiella acarisuga)(Spidend(登録商標))+TX、フェルチエラ・アカリスガ(Feltiella acarisuga)(Feltiline(登録商標))+TX、フォピウス・アリサヌス(Fopius arisanus)+TX、フォピウス・セラチチボルス(Fopius ceratitivorus)+TX、ホルモノネチン(Wirless Beehome(登録商標))+TX、アリガタシマアザミウマ(Franklinothrips vespiformis)(Vespop(登録商標))+TX、ガレンドロムス・オシデンタリス(Galendromus occidentalis)+TX、ゴニオズス・レグネリ(Goniozus legneri)+TX、シマメイガコマユバチ(Habrobracon hebetor)+TX、ナミテントウ(Harmonia axyridis)(HarmoBeetle(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス属(Heterorhabditis spp.)(Lawn Patrol(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス・バクテリオフォラ(Heterorhabditis bacteriophora)(NemaShield HB(登録商標)+TX、Nemaseek(登録商標)+TX、Terranem-Nam(登録商標)+TX、Terranem(登録商標)+TX、Larvanem(登録商標)+TX、B-Green(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nematop(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス・メジディス(Heterorhabditis megidis)(Nemasys H(登録商標)+TX、BioNem H(登録商標)+TX、Exhibitline hm(登録商標)+TX、Larvanem-M(登録商標))+TX、サカハチテントウ(Hippodamia convergens)+TX、ヒポアスピス・アクレイファー(Hypoaspis aculeifer)(Aculeifer-System(登録商標)+TX、Entomite-A(登録商標))+TX、ヒポアスピス・ミルス(Hypoaspis miles)(Hypoline m(登録商標)+TX、Entomite-M(登録商標))+TX、ルバリア・レウコスポイデス(Lbalia leucospoides)+TX、レカノイデウス・フロシシムス(Lecanoideus floccissimus)+TX、レモファグス・エラブンヅス(Lemophagus errabundus)+TX、レプトマスチデア・アブノルミス(Leptomastidea abnormis)+TX、レプトマスチクス・ダクチロピ(Leptomastix dactylopii)(Leptopar(登録商標))+TX、レプトマスチクス・エポナ(Leptomastix epona)+TX、リンドルス・ロファンタエ(Lindorus lophanthae)+TX、リポレクシス・オレグマエ(Lipolexis oregmae)+TX、ルシリア・カエサル(Lucilia caesar)(Natufly(登録商標))+TX、リシフレブス・テスタケイペス(Lysiphlebus testaceipes)+TX、マクロロフス・カリギノスス(Macrolophus caliginosus)(Mirical-N(登録商標)+TX、Macroline c(登録商標)+TX、Mirical(登録商標))+TX、メソセイウルス・ロンギペス(Mesoseiulus longipes)+TX、メタフィクス・フラブス(Metaphycus flavus)+TX、メタフィクス・ロウンスブリイ(Metaphycus lounsburyi)+TX、ミクロムス・アングラツス(Micromus angulatus)(Milacewing(登録商標))+TX、ミクロテリス・フラブス(Microterys flavus)+TX、ムスシディフラクス・ラポトレルス(Muscidifurax raptorellus)及びスパランギア・カメロニ(Spalangia cameroni)(Biopar(登録商標))+TX、ネオドリイヌス・チフロシバエ(Neodryinus typhlocybae)+TX、ミヤコカブリダニ(Neoseiulus californicus)+TX、ネオセイウルス・ククメリス(Neoseiulus cucumeris)(THRYPEX(登録商標))+TX、ネオセイウルス・ファラシス(Neoseiulus fallacis)+TX、ネシディオコリス・テヌイス(Nesideocoris tenuis)(NesidioBug(登録商標)+TX、
Nesibug(登録商標))+TX、オフィラ・アエネセンス(Ophyra aenescens)(Biofly(登録商標))+TX、シノビハナカメムシ(Orius insidiosus)(Thripor-I(登録商標)+TX、Oriline i(登録商標))+TX、エルヒメハナカメムシ(Orius laevigatus)(Thripor-L(登録商標)+TX、Oriline l(登録商標))+TX、オリウス・マジュスクルス(Orius majusculus)(Oriline m(登録商標))+TX、タイリクヒメハナカメムシ(Orius strigicollis)(Thripor-S(登録商標))+TX、パウエシア・ジュニペロルム(Pauesia juniperorum)+TX、ペディオビウス・ホベオレツス(Pediobius foveolatus)+TX、ファスマルハブディティス・ヘルマフロディタ(Phasmarhabditis hermaphrodita)(Nemaslug(登録商標))+TX、フィマスティクス・コフェア(Phymastichus coffea)+TX、フィトセイウルス・マクロピルス(Phytoseiulus macropilus)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(Spidex(登録商標)+TX、Phytoline p(登録商標))+TX、ポディスス・マクリベントリス(Podisus maculiventris)(Podisus(登録商標))+TX、シューダクテオン・クルバツス(Pseudacteon curvatus)+TX、シューダクテオン・オブツスス(Pseudacteon obtusus)+TX、シューダクテオン・トリクスピス(Pseudacteon tricuspis)+TX、シューダフィクス・マクリペンニス(Pseudaphycus maculipennis)+TX、シュードレプトマスティクス・メキシカーナ(Pseudleptomastix mexicana)+TX、サイラエファグス・ピロスス(Psyllaephagus pilosus)+TX、サイタリア・コンコロル(Psyttalia concolor)(複合体)+TX、クアドラスティクス属(Quadrastichus spp.)+TX、リゾビウス・ロファンタエ(Rhyzobius lophanthae)+TX、ベダリアテントウ(Rodolia cardinalis)+TX、オオクビキレガイ(Rumina decollate)+TX、セミエラケア・ペティオラツス(Semielacher petiolatus)+TX、シトビオン・アベナエ(Sitobion avenae)(Ervibank(登録商標))+TX、スタイナーネマ・カーポプサエ(Steinernema carpocapsae)(Nematac C(登録商標)+TX、Millenium(登録商標)+TX、BioNem C(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nemastar(登録商標)+TX、Capsanem(登録商標))+TX、スタイナーネマ・フェルティアエ(Steinernema feltiae)(NemaShield(登録商標)+TX、Nemasys F(登録商標)+TX、BioNem F(登録商標)+TX、Steinernema-System(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nemaplus(登録商標)+TX、Exhibitline sf(登録商標)+TX、Scia-rid(登録商標)+TX、Entonem(登録商標))+TX、スタイナーネマ・クラッセイ(Steinernema kraussei)(Nemasys L(登録商標)+TX、BioNem L(登録商標)+TX、Exhibitline srb(登録商標))+TX、スタイナーネマ・リオブラベ(Steinernema riobrave)(BioVector(登録商標)+TX、BioVektor(登録商標))+TX、スタイナーネマ・スカプテリシ(Steinernema scapterisci)(Nematac S(登録商標))+TX、スタイナーネマ属(Steinernema spp.)+TX、スタイナーネマチド属(Steinernematid spp.)(Guardian Nematodes(登録商標))+TX、ステトルス・プンクチルム(Stethorus punctillum)(Stethorus(登録商標))+TX、タマリキシア・ラジアタ(Tamarixia radiate)+TX、テトラスティクス・セティファー(Tetrastichus setifer)+TX、トリポビウス・セミルテウス(Thripobius semiluteus)+TX、トリムス・シネンシス(Torymus sinensis)+TX、タマゴヤドリバチ(Trichogramma brassicae)(Tricholine b(登録商標))+TX、タマゴヤドリバチ(Trichogramma brassicae)(Tricho-Strip(登録商標))+TX、ヨトウタマゴバチ(Trichogramma evanescens)+TX、トリコグラムマ・ミヌツム(Trichogramma minutum)+TX、アワノメイガタマゴバチ(Trichogramma ostriniae)+TX、トリコグラムマ・プラトネリ(Trichogramma platneri)+TX、トリコグラムマ・プレチオスム(Trichogramma pretiosum)+TX、キアシキイロヒラタヒメバチ(Xanthopimpla stemmator);
以下のものを含む他の生物学的製剤:アブシジン酸+TX、bioSea(登録商標)+TX、コンドロステレウム・プルプレウム(Chondrostereum purpureum)(Chontrol Paste(登録商標))+TX、コレトトリクム・グレオスポリオイデス(Colletotrichum gloeosporioides)(Collego(登録商標))+TX、オクタン酸銅(Cueva(登録商標))+TX、デルタトラップ(Trapline d(登録商標))+TX、エルウィニア・アミロボラ(Erwinia amylovora)(ハーピン)(ProAct(登録商標)+TX、Ni-HIBIT Gold CST(登録商標))+TX、エキストラバージンオリーブオイル(FLIPPER(登録商標)) の天然副産物由来の脂肪酸+TX、リン酸第二鉄(Ferri-phosphate)(Ferramol(登録商標))+TX、ファネルトラップ(Trapline y(登録商標))+TX、Gallex(登録商標)+TX、Grower’s Secret(登録商標)+TX、ホモブラシノリド(Homo-brassonolide)+TX、リン酸鉄(Lilly Miller Worry Free Ferramol Slug&Snail Bait(登録商標))+TX、MCP ヘイルトラップ(hail trap)(Trapline f(登録商標))+TX、ミクロクトヌス・ヒペロダエ(Microctonus hyperodae)+TX、ミコレプトジスクス・テレストリス(Mycoleptodiscus terrestris)(Des-X(登録商標))+TX、BioGain(登録商標)+TX、Aminomite(登録商標)+TX、Zenox(登録商標)+TX、フェロモントラップ(Thripline ams(登録商標))+TX、炭酸水素カリウム(MilStop(登録商標))+TX、脂肪酸のカリウム塩(Sanova(登録商標))+TX、ケイ酸カリウム溶液(Sil-Matrix(登録商標))+TX、ヨウ化カリウム+チオシアン酸カリウム(Enzicur(登録商標))+TX、SuffOil-X(登録商標)+TX、クモ毒+TX、ノセマ・ロクスタエ(Nosema locustae)(Semaspore Organic Grasshopper Control(登録商標))+TX、粘着トラップ(Trapline YF(登録商標)+TX、Rebell Amarillo(登録商標))+TX及びトラップ(Takitrapline y+b(登録商標))+TX;
(1)以下の群から選択される抗菌剤:
(1.1)細菌、その例を以下に挙げる:Mitsui & Co.の子会社であるCertis USA LLCからのバチルス・モジャベンシス(Bacillus mojavensis)株R3B(アクセッション番号NCAIM(P)B001389)(国際公開第2013/034938号)+TX;バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特にNRRLアクセッション番号50185を有する株BU F-33(BASFからのCARTISSA(登録商標)製品の一部として入手可能、EPA Reg.No.71840-19)+TX;バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)、特に QST713/AQ713株(Bayer CropScience LP,USからのSERENADE OPTI又はSERENADE ASOとして入手可能、NRRLアクセッション番号B21661を有し、米国特許第6,060,051号明細書に記載)+TX;バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)株BU1814、(BASF SEからVELONDIS(登録商標)PLUS、VELONDIS(登録商標)FLEX及びVELONDIS(登録商標)EXTRAとして入手可能)+TX;アクセッション番号DSM 10271を有するバチルス・サブチリス変種アミロリケファシエンス(Bacillus subtilis var.amyloliquefaciens)FZB24株(NovozymesからTAEGRO(登録商標)又はTAEGRO(登録商標)ECO(EPA登録番号70127-5)として入手可能)+TX;Mitsui & Co.の子会社であるCertis USA LLCからのバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)CX-9060+TX;バチルス属種(Bacillus sp.)、特に、特にD747株(クミアイ化学工業株式会社(Kumiai Chemical Industry Co.,Ltd.)からDOUBLE NICKEL(登録商標)として入手可能)、アクセッション番号FERM BP-8234を有し、米国特許第7,094,592号明細書に記載+TX;アクセッション番号NRRL B-50972又はアクセッション番号NRRL B-67129を有するパエニバチルス属種(Paenibacillus sp.)株、国際公開第2016/154297号+TX;パエニバチルス・ポリミキサ(Paenibacillus polymyxa)、特にAC-1株(例えば、Green Biotech Company Ltd.からTOPSEED(登録商標)として入手可能)+TX;パントエア・アグロメランス(Pantoea agglomerans)、特にE325株(アクセッション番号NRRL B-21856)(Northwest Agri ProductsからBLOOMTIME BIOLOGICAL(商標)FD BIOPESTICIDEとして入手可能)+TX;シュードモナス・プロラディクス(Pseudomonas proradix)(例えば、Sourcon PadenaからPRORADIX(登録商標))+TX;並びに
(1.2)真菌、その例を以下に挙げる:アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)、特に、DSM14940株の出芽胞子、DSM14941株の出芽胞子、又はDSM14940株とDSM14941株の出芽胞子の混合物(例えば、bio-ferm、CHからのBOTECTOR(登録商標)及びBLOSSOM PROTECT(登録商標))+TX;シュードザイマ・アフィディス(Pseudozyma aphidis)(エルサレム・ヘブライ大学(Hebrew University of Jerusalem)のYissum Research Development Companyによる国際公開第2011/151819号に開示されるとおり)+TX;サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)、特にLesaffre et Compagnie、FRからの株:CNCM番号1-3936、CNCM番号1-3937、CNCM番号1-3938又はCNCM番号1-3939(国際公開第2010/086790号);
(2)以下の群から選択される生物学的殺真菌剤:
(2.1)細菌、その例を以下に挙げる:アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)K84株(例えば、AgBioChem,CAからのGALLTROL-A(登録商標))+TX;アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)K1026株(例えば、BASF SEからのNOGAL(商標))+TX;アクセッション番号DSM 10271のバチルス・サブチリス変種アミロリケファシエンス(Bacillus subtilis var.amyloliquefaciens)FZB24株(NovozymesからTAEGRO(登録商標)又はTAEGRO(登録商標)ECO(EPA登録番号70127-5)として入手可能)+TX;バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、特にD747株(アクセッション番号FERM BP-8234を有し、Double Nickel(商標)としてクミアイ化学工業株式会社から入手可能、米国特許第7,094,592号明細書)+TX;バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)F727株(MBI110株としても知られる)(NRRLアクセッション番号B-50768、国際公開第2014/028521号)(Marrone Bio InnovationsからのSTARGUS(登録商標))+TX;バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)FZB42株、アクセッション番号DSM 23117(ABiTEP、DEからRHIZOVITAL(登録商標)として入手可能)+TX;バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)単離株B246(例えば、プレトリア大学(University of Pretoria)からのAVOGREEN(商標))+TX;バチルス・リケニホルミス(Bacillus licheniformis)、特に、アクセッション番号ATCC 55406を有するSB3086株、国際公開第2003/000051号(NovozymesからECOGUARD(登録商標)Biofungicide及びGREEN RELEAF(商標)として入手可能)+TX+TX;バチルス・リケニホルミス(Bacillus licheniformis)FMCH001及びバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)FMCH002(FMC CorporationからのQUARTZO(登録商標)(WG)及びPRESENCE(登録商標)(WP))+TX;バチルス・メチロトロフィカス(Bacillus methylotrophicus)BAC-9912株(中国科学院応用生態研究所(Chinese Academy of Sciences’ Institute of Applied Ecology)から)+TX;バチルス・モジャベンシス(Bacillus mojavensis)R3B株(アクセッション番号NCAIM(P)B001389)(国際公開第2013/034938号)(Mitsui & Co.の子会社であるCertis USA LLCから)+TX;アクセッション番号B-30890を有する単離菌、バチルス・マイコイデス(Bacillus mycoides)(Mitsui & Co.の子会社であるCertis USA LLCからBMJ TGAI(登録商標)又はWG及びLifeGard(商標)として入手可能)+TX;バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特にQST2808株(Bayer CropScience LP,LPからSONATA(登録商標)として入手可能、アクセッション番号NRRL B-30087を有し、米国特許第6,245,551号明細書に記載)+TX;バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特にGB34株(Bayer AG,DEからYield Shield(登録商標)として入手可能+TX;バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、NRRLアクセッション番号50185を有するBU F-33株(BASFからCARTISSA製品の一部として入手可能、EPA Reg.No.71840-19)+TX;バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)、特にQST713/AQ713株(Bayer CropScience LP LP,USからSERENADE OPTI又はSERENADE ASOとして入手可能、NRRLアクセッション番号B21661を有し、米国特許第6,060,051号明細書に記載)+TX;バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)Y1336(Bion-Tech,TaiwanからBIOBAC(登録商標)WPとして入手可能、台湾では登録番号4764、5454、5096、及び5277で生物学的殺菌剤として登録されている)+TX;バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)株MBI 600(BASF SEからSUBTILEXとして入手可能)(アクセッション番号NRRL B-50595を有し、米国特許第5,061,495号明細書に記載)+TX;バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)GB03株(Bayer AG,DEからKodiak(登録商標)として入手可能)+TX;バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)BU1814株(BASF SEからVELONDIS(登録商標)PLUS、VELONDIS(登録商標)FLEX、VELONDIS(登録商標)EXTRAとして入手可能)+TX;Mitsui & Co.の子会社であるCertis USA LLCからのバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)CX-9060+TX;Mitsui & Co.の子会社であるCertis USA LLCからのバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)KTSB株(DonaghysからのFOLIACTIVE(登録商標))+TX;バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)IAB/BS03(STK Bio-Ag TechnologiesからのAVIV(商標)、Idai NatureからのPORTENTO(登録商標))+TX; バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)Y1336株(BIOBAC(登録商標)WPとしてBion-Tech,Taiwanから入手可能、台湾では登録番号4764、5454、5096及び5277で生物学的殺菌剤として登録されている)+TX;BASF SE からのパエニバチルス・エピフィチカス(Paenibacillus epiphyticus)(国際公開第2016/020371号)+TX;BASF SEからのパニエバチルス・ポリミキサ亜種プランタルム(Paenibacillus polymyxa ssp.Plantarum)(国際公開第2016/020371号)+TX;アクセッション番号NRRL B-50972又はアクセッション番号NRRL B-67129を有するパニエバチルス属種(Paenibacillus sp.)株、国際公開第2016/154297号+TX;アクセッション番号NRRL B-50897を有するシュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)株AFS009、国際公開第2017/019448号(例えば、AgBiome Innovations,USからのHOWLER(商標)及びZIO(登録商標)+TX;シュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)、
特に、MA342株(Bioagri及びKoppertからのCEDOMON(登録商標)、CERALL(登録商標)、CEDRESS(登録商標)など)+TX;シュードモナス・フルオレッセンス(Pseudomonas fluorescens)A506株(例えば、NuFarmによるBLIGHTBAN(登録商標)A506)+TX;シュードモナス・プロラディクス(Pseudomonas proradix)(例えば、Sourcon PadenaからのPRORADIX(登録商標))+TX;ストレプトマイセス・グリセオビリジス(Streptomyces griseoviridis)株K61(ストレプトマイセス・ガルブス(Streptomyces galbus)株K61としても知られる)(アクセッション番号DSM 7206)(VerderaからのMYCOSTOP(登録商標)、BioWorksのPREFENCE(登録商標)、Crop Protection 2006,25,468-475参照)+TX;ストレプトマイセス・リディカス(Streptomyces lydicus)WYEC108株(ストレプトマイセス・リディカス(Streptomyces lydicus)WYCD108US株としても知られる)(NovozymesからのACTINO-IRON(登録商標)及びACTINOVATE(登録商標)+TX;並びに
(2.2)真菌、その例を以下に挙げる:アンペロミセス・キスカリス(Ampelomyces quisqualis)、特にAQ 10株(例えば、IntrachemBio Italiaによる AQ 10(登録商標))+TX;アクセッション番号CNCM 1-807を有するアンペロミセス・キスカリス(Ampelomyces quisqualis)AQ 10株(例えば、IntrachemBio ItaliaによるAQ 10(登録商標))+TX;アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)NRRL 21882株(Syngenta/ChemChinaからのAFLA-GUARD(登録商標)として知られる製品)+TX;アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)、特にDSM14940株の出芽胞子+TX;アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)、特にDSM14941株の出芽胞子+TX;アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)、特に、DSM14940株とDSM14941株の出芽胞子の混合物(例えば、bio-ferm,CHによるBotector(登録商標))+TX;ケトミウム・クプレウム(Chaetomium cupreum)(アクセッション番号CABI 353812)(例えば、AgriLifeによるBIOKUPRUM(商標))+TX;ケトミウム・グロボスム(Chaetomium globosum)(RivaleによるRIVADIOM(登録商標)として入手可能)+TX;クラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides)、アクセッション番号CBS122244を有するH39株、米国特許出願公開第2010/0291039号明細書)(Stichting Dienst Landbouwkundig Onderzoekによる)+TX;コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)、特にCON/M/91-8株(アクセッション番号DSM9660、例えば、Bayer CropScience Biologics GmbHからのContans(登録商標))+TX;クリプトコッカス・フラベセンス(Cryptococcus flavescens)、3C株(NRRL Y-50378)、(B2.2.99)+TX;ダクチラリア・カンジダ(Dactylaria candida)+TX;ジロホスホリラ・アロペクリ(Dilophosphora alopecuri)(TWIST FUNGUS(登録商標)として入手可能)+TX;フサリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)、Fo47株(Natural Plant ProtectionによりFUSACLEAN(登録商標)として入手可能)+TX;グリオクラディウム・カテヌラツム(Gliocladium catenulatum)(類義語:クロノスタシス・ロゼア f.カテニュラータ(Clonostachys rosea f.catenulate))J1446株(例えば、LallemandによるPrestop(登録商標))+TX;グリオクラディウム・ロゼウム(Gliocladium roseum)(クロノスタシス・ロゼア f ロゼア(Clonostachys rosea f rosea)としても知られる)、特に、Adjuvants Plusからの321U株、Xue(Efficacy of Clonostachys rosea strain ACM941 and fungicide seed treatments for controlling the root tot complex of field pea, Can Jour Plant Sci 83(3):519-524)に開示されるACM941株、又はIK726株(Jensen DF,et al.Development of a biocontrol agent for plant disease control with special emphasis on the near commercial fungal antagonist Clonostachys rosea strain ‘IK726’, Australas Plant Pathol.2007,36:95-101)+TX;レカニシリウム・レカニ(Lecanicillium lecanii)(旧名:バーティシリウム・レカニ(Verticillium lecanii))KV01株の分生子(例えば、Koppert/ArystaによるVertalec(登録商標))+TX;メツシュニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)、特にNRRL Y-30752株(B2.2.3)+TX;ミクロスファエロプシス・オクラセア(Microsphaeropsis ochracea)+TX;ムスコドル・ロゼウス(Muscodor roseus)、特にA3-5株(アクセッション番号NRRL 30548)+TX;BASF SEからのペニシリウム・ステキ(Penicillium steckii)(DSM 27859、国際公開第2015/067800号)+TX;ペニシリウム・バーミクラツム(Penicillium vermiculatum)+TX;フレビオプシス・ジカンテア(Phlebiopsis gigantea)VRA 1992株(Danstar FermentからのROTSTOP(登録商標)C)+TX;ピキア・アノマラ(Pichia anomala)、WRL-076株(NRRL Y-30842)、米国特許第7,579,183号明細書+TX;シュードザイマ・フロックロサ(Pseudozyma flocculosa)、PF-A22 UL株(Plant Products Co,CAによるSPORODEX(登録商標)として入手可能)+TX;サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)、特にLASO2株(Agro-Levures et Derivesから)、LAS117株細胞壁(LesaffreからのCEREVISANE(登録商標)、BASF SEからのROMEO(登録商標))、Lesaffre et Compagnie,FRからの株:CNCM番号1-3936、CNCM番号1-3937、CNCM番号1-3938、CNCM番号1-3939(国際公開第2010/086790号)+TX;シンプリシリウム・ラノシベウム(Simplicillium lanosoniveum)+TX;タラロマイセス・フラブス(Talaromyces flavus)、V117b株+TX;トリコデルマ・アスペレロイデス(Trichoderma asperelloides)JM41R(アクセッション番号NRRL B-50759)(BASF SEからのTRICHO PLUS(登録商標))+TX;トリコデルマ・アスペレラム(Trichoderma asperellum)、特にkd株(例えば、Andermatt BiocontrolからのT-Gro)+TX;トリコデルマ・アスペレラム(Trichoderma asperellum)、特にアクセッション番号FERM P-16510のSKT-1株(例えば、クミアイ化学工業からのECO-HOPE(登録商標))、T34株(例えば、Biocontrol Technologies S.L.によるT34 Biocontrol、ES)又はIsagroからのICC 012株+TX;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、特にSC1株(アクセッション番号CBS 122089を有し、国際公開第2009/116106及び米国特許第8,431,120号明細書に記載(Bi-PAから))、77B株(Andermatt BiocontrolからのT77)又はLU132株(例えば、Agrimm Technologies LimitedからのSentinel)+TX;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、CNCM 1-1237株(例えば、Agrauxine,FRからのEsquive(登録商標)WP)+TX;Trichoderma atroviride、株番号V08/002387+TX;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、NMI株番号V08/002388+TX;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、NMI株番号V08/002389+TX;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、NMI株番号V08/002390+TX;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、LC52株(例えば、Agrimm Technologies LimitedによるTenet)+TX;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、ATCC 20476株(IMI 206040)+TX;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、T11株(IMI352941/CECT20498)+TX;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、SKT-1株(FERM P-16510)、特開平11-253151号公報+TX;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、
SKT-2株(FERM P-16511)、特開平11-253151号公報+TX;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、SKT-3株(FERM P-17021)、特開平11-253151号公報+TX;トリコデルマ・フェルティル(Trichoderma fertile)(例えば、例えば、BASFからの製品TrichoPlus)+TX;トリコデルマ・ガシイ(Trichoderma gamsii)(旧名:T.ビリデ(T.viride))、ICC080株(IMI CC 392151 CABI、例えば、AGROBIOSOL DE MEXICO,S.A.DE C.V.によるBioDerma)+TX;トリコデルマ・ガシイ(Trichoderma gamsii)(旧名:T.ビリデ(T.viride))、ICC 080株(IMI CC 392151 CABI)(AGROBIOSOL DE MEXICO,S.A.DE C.V.によるBIODERMA(登録商標)として入手可能)+TX;トリコデルマ・ハーマタム(Trichoderma harmatum)+TX;アクセッション番号ATCC 28012を有するトリコデルマ・ハーマタム(Trichoderma harmatum)+TX;トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)T-22株(例えば、Andermatt Biocontrol若しくはKoppertからのTrianum-P)又はCepa SimbT5株(Simbiose Agroから)+TX;コデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)+TX;トリコデルマ・ハルジアナム・リファイ(Trichoderma harzianum rifai)T39(例えば、Makhteshim, USからのTrichodex(登録商標))+TX:トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)、ITEM 908株(例えば、KoppertからのTrianum-P)+TX;トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)、TH35株(例えば、MycontrolからのRoot-Pro)+TX;トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)、DB 103株(Dagutat BiolabによるT-GRO(登録商標)7456として入手可能)+TX;トリコデルマ・ポリスポルム(Trichoderma polysporum)、IMI 206039株(例:BINAB Bio-Innovation AB,SwedenによるBinab TF WP)+TX;アクセッション番号Ts3550を有するトリコデルマ・ストロマチクム(Trichoderma stromaticum)、(CEPLAC,BrazilによるTricovabなど)+TX;トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)(グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)としても知られる)、特にGL-21株(例えば、Certis,USによるSoilGard)+TX;トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)G-41株、旧名:グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)(アクセッション番号ATCC 20906)(例えば、BioWorks,USからのROOTSHIELD(登録商標)PLUS WP及びTURFSHIELD(登録商標)PLUS WP)+TX;トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)、TV1株(例えば、KoppertによるTrianum-P)+TX:トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)、特にB35株(Pietr et al.,1993,Zesz.Nauk.A R w Szczecinie 161:125-137)+TX;アクセッション番号CABI CC IMI 392716のトリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株ICC 012(別名:トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)ICC012)と、アクセッション番号IMI 392151のトリコデルマ・ガムシイ(Trichoderma gamsii)(旧名:T.ビリデ(T.viride))ICC 080株の混合物(例えば、Isagro USA,Inc.によるBIO-TAM(商標)及びAgrobiosol de Mexico,S.A.de C.V.によるBIODERMA(登録商標))+TX;アクセッション番号NM 99/06216を有するウロクラジウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)U3株(例えば、Botry-Zen Ltd, New ZealandによるBOTRY-ZEN(登録商標)、及びBioWorks,Inc.からのBOTRYSTOP(登録商標))+TX;バーティシリウム・アルボ・アトラム(Verticillium albo-atrum)(旧名:V.ダリエ(V.dahliae))、Central Bureau for Fungi Culturesに寄託されているアクセッション番号WCS850のWCS850株(例えば、Tree Care InnovationsによるDUTCH TRIG(登録商標))+TX;バーティシリウム・クラミドスポリウム(Verticillium chlamydosporium)+TX;
(3)以下からなる群から選択される、植物の成長及び/又は植物の健康を改善する効果を有する生物学的防除剤:
(3.1)細菌、その例を以下に挙げる:アゾスピリルム・ブラシレンセ(Azospirillum brasilense)(例えば、KALO,Inc.からのVIGOR(登録商標))+TX;アゾスピリルム・リポフェルム(Azospirillum lipoferum)(例えば、TerraMax,IncからのVERTEX-IF(商標))+TX;アゾリゾビウム・カウリノダンス(Azorhizobium caulinodans)、特にZB-SK-5株+TX;アゾトバクター・クロオコッカム(Azotobacter chroococcum)、特にH23株+TX;アゾトバクター・ビネランディ(Azotobacter vinelandii)、特にATCC12837株+TX;アゾトバクター・ビネランディ(Azotobacter vinelandii)とクロストリジウム・パストゥリアナム(Clostridium pasteurianum)の混合物(AgrinosからINVIGORATE(登録商標)として入手可能)+TX;バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)pm414(Biofilm Crop ProtectionからのLOLI-PEPTA(登録商標))+TX;バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)SB3281(ATCC#PTA-7542、国際公開第2017/205258号)+TX;バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)TJ1000(NovozymesからQUIKROOTS(登録商標)として入手可能)+TX;バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、特にIN937a株+TX;バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、特にFZB42株(例えば、ABiTEP,DEからのRHIZOVITAL(登録商標))+TX;バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)BS27(アクセッション番号NRRL B-5015)+TX;バチルス・セレウス(Bacillus cereus)ファミリーメンバーEE128(NRRL番号B-50917)+TX;バチルス・セレウス(Bacillus cereus)ファミリーメンバーEE349(NRRL番号B-50928)+TX;バチルス・セレウス(Bacillus cereus)、特にBP01株(ATCC 55675、例えばArysta Lifescience,USからのMEPICHLOR(登録商標))+TX;バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)、特にCNMC 1-1582株(例えば、BASF SEからのVOTIVO(登録商標))+TX;バチルス・マイコイデス(Bacillus mycoides)BT155株(NRRL番号B-50921)+TX;バチルス・マイコイデス(Bacillus mycoides)EE118株(NRRL番号B-50918)+TX;バチルス・マイコイデス(Bacillus mycoides)EE141株(NRRL番号B-50916)+TX;バチルス・マイコイデス(Bacillus mycoides)BT46-3株(NRRL番号B-50922)+TX;バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特にQST2808株(アクセッション番号NRRL No.B-30087を有する)+TX;バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特にGB34株(例えば、Bayerrop Science,DEからのYIELD SHIELD(登録商標))+TX;バチルス・シアメンシス(Bacillus siamensis)、特にKCTC 13613T株+TX;バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)、特にQST713/AQ713株(NRRLアクセッション番号B-21661を有し、米国特許第6,060,051号明細書に記載されており、Bayer CropScience LP,USからSERENADE(登録商標)OPTI若しくはSERENADE(登録商標)ASOとして入手可能)+TX;バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)、特にAQ30002株(アクセッション番号NRRL B-50421を有し、米国特許出願第13/330,576号明細書に記載)+TX;バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)、特にAQ30004株(及びNRRL B-50455を有し、且つ米国特許出願第13/330,576号明細書に記載)+TX;バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)BU1814株(BASF SEからTEQUALIS(登録商標)として入手可能)、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)rm303株(Biofilm Crop ProtectionからのRHIZOMAX(登録商標))+TX;バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)BT013A(NRRL番号B-50924)(バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)4Q7としても知られる)+TX;バチルス・リケニホルミス(Bacillus licheniformis)FMCH001とバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)FMCH002の混合物(FMC CorporationからQUARTZO(登録商標)(WG)、PRESENCE(登録商標)(WP)として入手可能)+TX;バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)、特にMBI 600株(例えば、BASF SEからのSUBTILEX(登録商標))+TX;バチルス・テキレンシス(Bacillus tequilensis)、特にNII-0943株+TX;ブラディリゾビウム・ジャポニカム(Bradyrhizobium japonicum)(例えば、NovozymesからのOPTIMIZE(登録商標))+TX;デルフティア・アシドボランス(Delftia acidovorans)、特にRAY209株(例えば、Brett Young SeedsからのBIOBOOST(登録商標))+TX;メソリゾビウム・シセリ(Mesorhizobium cicer)(例えば、BASF SEからのNODULATOR)+TX;ラクトバチルス属菌(Lactobacillus sp.)(例えば、LactoPAFIからのLACTOPLANT(登録商標))+TX;リゾビウム・レグミノサリウム・ビオバー・ビシアエ(Rhizobium leguminosarium biovar viciae)(例えば、BASF SEからのNODULATOR)+TX;シュードモナス・プロラディクス(Pseudomonas proradix)(例えば、Sourcon PadenaからのPRORADIX(登録商標))+TX;緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、特にPN1株+TX;リゾビウム・レグミノサルム(Rhizobium leguminosarum)、特にbv.ビセアエ(bv.viceae)Z25株(アクセッション番号CECT 4585)+TX;パエニバシラス・ポリミキサ(Paenibacillus polymyxa)、特にAC-1株(例えば、Green Biotech Company Ltd.からのTOPSEED(登録商標))+TX;セラチア・マルセンス(Serratia marcescens)、特にSRM株(アクセッション番号MTCC 8708)+TX;シノリゾビウム・メリロティ(Sinorhizobium meliloti)NRG-185-1株(Bayer CropScienceからのNITRAGIN(登録商標)GOLD)+TX;チオバチルス属種(Thiobacillus sp.)(例えば、Cropaid Ltd UKからのCROPAID(登録商標))+TX;並びに
(3.2)真菌、その例を以下に挙げる:プルプレオシリウム・リラシナム(Purpureocillium lilacinum)(旧名:ペシロマイセス・リラシナム(Paecilomyces lilacinus))251株(AGAL 89/030550、例えば、Bayer CropScience Biologics GmbHからのBioAct)+TX;ペニシリウム・ビライ(Penicillium bilaii)、ATCC 22348株(例えば、Acceleron BioAgからのJumpStart(登録商標))、タラロマイセス・フラブス(Talaromyces flavus)、V117b株+TX;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)CNCM 1-1237株(例えば、Agrauxine,FRのEsquive(登録商標)WP)、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)、例えばB35株(Pietr et al,1993,Zesz.Nauk.A R w Szczecinie 161:125-137)+TX;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)LC52株(Trichoderma atroviride LU132株としても知られ、例えば、Agrimm Technologies LimitedからのSentinel)+TX;国際出願番号PCT/IT2008/000196号明細書に記載される)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)SC1株+TX;トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)kd株(例えば、Andermatt BiocontrolからのT-Gro)+TX;トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)Eco-T株(Plant Health Products,ZA)、トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)T-22株(例えば、Andermatt Biocontrol若しくはKoppertからのTrianum-P)+TX;ミロテシウム・ベルカリア(Myrothecium verrucaria)AARC-0255株(例えば、Valent BiosciencesからのDiTera(商標))+TX;ペニシリウム・ビライ(Penicillium bilaii)ATCC ATCC20851株+TX;ピチウム・オリガンドラム(Pythium oligandrum)M1株(ATCC 38472、例えば、Bioprepraty,CZからのPolyversum)+TX;トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)GL-21株(例えば、Certis,USAからのSoilGard(登録商標))+TX;バーティシリウム・アルボ・アトラム(Verticillium albo-atrum)(旧名:V.ダリエ(V.dahliae))WCS850株(CBS 276.92、例えば、Tree Care InnovationsからのDutch Trig)+TX;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、特に株番号:V08/002387、株番号:NMI No.V08/002388、株番号:NMINo.V08/002389、株番号:NMINo.V08/002390+TX;トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)ITEM908株、トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)TSTh20株+TX;トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)1295-22株+TX;ピチウム・オリガンドラム(Pythium oligandrum)DV74株+TX;リゾポゴン・アミロポゴン(Rhizopogon amylopogon)(例えば、Helena Chemical CompanyのMyco-Solに含まれる)+TX;リゾポゴン・フルビグレバ(Rhizopogon fulvigleba)(例えば、Helena Chemical CompanyのMyco-Solに含まれる)+TX;トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)株GI-3+TX;
(4)以下から選択される殺虫活性生物学的防除剤:
(4.1)細菌、その例を以下に挙げる:アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)K84株(AgBiochem Inc.からのGalltrol)+TX;バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、特にPTS-4838株(例えば、Valent Biosciences,USからのAVEO)+TX;バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)、特にCNMC 1-1582株(例えば、BASF SEからのVOTIVO(登録商標))+TX;バチルス・マイコイデス(Bacillus mycoides)、単離株J.(例えば、Mitsui & Co.の子会社であるCertis USA LLCからのBmJ)+TX;バチルス・スフェリカス(Bacillus sphaericus)、特に血清型H5a5b株2362(ABTS-1743株)(例えば、Valent BioSiences,USからのVECTOLEX(登録商標))+TX;バチルス・チューリンゲンシス亜種アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp.Aizawai)、特にABTS-1857株(SD-1372、例えばValent BioSciencesからのXENTARI(登録商標))+TX;バチルス・チューリンゲンシス亜種アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp. Aizawai)、特に血清型H-7(例えば、Valent BioSciences,USからのFLORBAC(登録商標)WG)+TX;バチルス・チューリンゲンシス・イスラエレンシス(Bacillus thuringiensis israelensis)BMP 144株(例えば、Becker Microbial Products ILによるAQUABAC(登録商標))+TX;バチルス・チューリンゲンシス亜種イスラエレンシス(Bacillus thuringiensis subsp. Israelensis)(血清型H-14)AM65-52株(アクセッション番号ATCC 1276)(Valent BioSciences,USによるVECTOBAC(登録商標))+TX;バチルス・チューリンゲンシス亜種アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp.Aizawai)GC-91株+TX;バチルス・チューリンゲンシス変種コルメリ(Bacillus thuringiensis var. Colmeri)(例えば、Changzhou Jianghai Chemical FactoryによるTIANBAOBTC)+TX;バチルス・チューリンゲンシス変種ジャポネンシス(Bacillus thuringiensis var. japonensis)Buibui株+TX;Becker Microbial Products,ILからのバチルス・チューリンゲンシス亜種クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)BMP123株+TX;Becker Microbial Products,ILによるバチルス・チューリンゲンシス亜種クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)BMP123株、例えば、Bayer CropScienceからのBARITONE+TX;バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)HD-1株(例えば、Valent BioSciences,USからのDIPEL(登録商標)ES)+TX;バチルス・チューリンゲンシス変種クルスタキ(Bacillus thuringiensis var. kurstaki)EVB-113-19株(例えば、AEF GlobalからのBIOPROTEC(登録商標))+TX;バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)ABTS 351株+TX;バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)PB54株+TX;バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)SA11株、(Certis,USからのJAVELIN)+TX;バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)SA12株(Certis,USからのTHURICIDE)+TX;バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)EG 2348株(Certis,USからのLEPINOX)+TX;バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)EG7841株(Certis,USからのCRYMAX)+TX;バチルス・チューリンゲンシス亜種テネブリオニス(Bacillus thuringiensis subsp.Tenebrionis)NB176株(SD-5428、例えば、BioFa DEからのNOVODOR(登録商標)FC)+TX;ブレビバチルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(Ecolibrium BiologicalsからのLATERAL)+TX;ブルクホルデリア属種(Burkholderia spp)、特にブルクホルデリア・リノジェンシス(Burkholderia rinojensis)株A396(ブルクホルデリア・リノジェンシス(Burkholderia rinojensis)MBI 305株としても知られる)(アクセッション番号NRRL B-50319+TX;国際公開第2011/106491号及び同第2013/032693号+TX;例えば、Marrone Bio InnovationsからのMBI206 TGAI及びZELTO(登録商標))+TX;クロモバクテリウム・サブツガエ(Chromobacterium subtsugae)、特にPRAA4-1T株(MBI-203+TX;例えば、Marrone Bio InnovationsからのGRANDEVO(登録商標))+TX;レカニシリウム・ムスカリウム(Lecanicillium muscarium)Ve6(KoppertからのMYCOTAL)+TX;パエニバチルス・ポピリアエ(Paenibacillus popilliae)(旧名:バチルス・ポピリアエ(Bacillus popilliae)+TX;例えば、St.Gabriel LaboratoriesからのMILKY SPORE POWDER(商標)及びMILKY SPORE GRANULAR(商標))+TX;パスツリア・ニシザワエ(Pasteuria nishizawae)Pn1株(Syngenta/ChemChinaからのCLARIVA)+TX;セラチア・エントモフィラ(Serratia entomophila)(Wrightson SeedsによるINVADE(登録商標))+TX;セラチア・マルセッセンス(Serratia marcescens)、特にSRM株(アクセッション番号MTCC 8708)+TX;トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)(NovozymesからのTRICHODERMAX)+TX;ボルバキア・ピピエンティス(Wolbachia pipientis)ZAP株(例えば、MosquitoMateからのZAP MALES(登録商標))+TX;並びに
(4.2)真菌、その例として以下が挙げられる:ボーベリア・バシアーナ(Beauveria bassiana)ATCC 74040株(例えば、Intrachem Bio ItaliaからのNATURALIS(登録商標))+TX;ボーベリア・バシアーナ(Beauveria bassiana)GHA株(アクセッション番号ATCC74250、例えば、Laverlam International CorporationからのBOTANIGUARD(登録商標)ES及びMYCONTROL-O(登録商標))+TX;ボーベリア・バシアーナ(Beauveria bassiana)ATP02株(アクセッション番号DSM 24665)+TX;イサリア・フモソロセア(Isaria fumosorosea)(旧名:ペシロマイシス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus))Apopka97株)SePROからのPREFERAL+TX;メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)3213-1(NRRLアクセッション番号67074で寄託)(国際公開第2017/066094号+TX;Pioneer Hi-Bred International)+TX;メタリジウム・ロベルツィイ(Metarhizium robertsii)15013-1(NRRLアクセッション番号67073で寄託)+TX;メタリジウム・ロベルツィイ(Metarhizium robertsii)23013-3(NRRLアクセッション番号67075で寄託)+TX;ペシロマイシス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)251株(Certis,USからのMELOCON)+TX;ズープトラ・ラディカンス(Zoophthora radicans)+TX;
(5)以下からなる群から選択されるウイルス:リンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana)顆粒病ウイルス(GV)+TX;シディア・ポモネラ(Cydia pomonella)(コドリンガ)顆粒病ウイルス(GV)+TX;ヘリコベルパ・アルミゲラ(Helicoverpa armigera)(オオタバコガ)核多角体病ウイルス(NPV)+TX;スポドプテラ・エキシグア(Spodoptera exigua)(シロイチモジヨトウ)mNPV+TX;スポドプテラ・フルギペルダ(Spodoptera frugiperda)(ツマジロクサヨトウ)mNPV+TX;スポドプテラ・リトラリス(Spodoptera littoralis)(アフリカハスモンヨトウ)NPV+TX;
(6)植物又は植物の部分若しくは植物器官に「接種株」として添加することができ、且つ、その特定の特性により植物の成長及び植物の健康を促進する、以下から選択される細菌及び真菌:アグロバクテリウム属種(Agrobacterium spp.)+TX;アゾリゾビウム・カウリノダンス(Azorhizobium caulinodans)+TX;アゾスピリラム属種(Azospirillum spp.)+TX;アゾトバクター属種(Azotobacter spp.)+TX;ブラディリゾビウム属種(Bradyrhizobium spp.)+TX;バークホルデリア属種(Burkholderia spp.)、特にバークホルデリア・セパシア(Burkholderia cepacia)(旧名:シュードモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia))+TX;ギガスポラ属種(Gigaspora spp.)、又はギガスポラ・モノスポルム(Gigaspora monosporum)+TX;グロムス属種(Glomus spp.)+TX;ラッカリア属種(Laccaria spp.)+TX;ラクトバチルス・ブフネリ(LactoBacillus buchneri)+TX;パラグロムス属種(Paraglomus spp.)+TX;コツブタケ(Pisolithus tinctorus)+TX;シュードモナス属種(Pseudomonas spp.)+TX;リゾビウム属種(Rhizobium spp)、特にリゾビウム・トリホリ(Rhizobium trifolii)+TX;リゾポゴン属種(Rhizopogon spp.)+TX;スクレロデルマ属種(Scleroderma spp.)+TX;ヌメリイグチ属種(Suillus spp.)+TX;ストレプトマイセス属種(Streptomyces spp.)+TX;
(7)生物学的防除剤として使用可能なタンパク質及び二次代謝産物を含む、植物抽出物及び微生物により形成される産物であり、以下から選択される:アリウム・サティバム(Allium sativum)(Eco-SprayからのNEMGUARD+TX;ADAMAからのBRALIC)+TX;Armour-Zen+TX;アルテミシア・アブシンチウム(Artemisia absinthium)+TX;アザジラクチン(Azadirachtin)(例えば、Certis,USからのAZATIN XL)+TX;Biokeeper WP+TX;アブラナ科(Brassicaceae)の抽出物、特にナタネ粉末又はカラシ粉末+TX;カッシア・ニグリカンス(Cassia nigricans)+TX;セラストルス・アングラツス(Celastrus angulatus)+TX;アメリカアリタソウ(Chenopodium anthelminticum)+TX;キチン(Chitin)+TX;セイヨウオシダ(Dryopteris filix-mas)+TX;スギナ(Equisetum arvense)+TX;フォーチュン・アザ(Fortune Aza)+TX;Fungastop+TX;Heads Up(キノア(Chenopodium quinoa)サポニンエキス)+TX;PROBLAD(ルピナス(Lupin)種子由来の天然Bladポリペプチド)、Certis EU+TX;FRACTURE(ルピナス(Lupin)種子由来の天然Bladポリペプチド)、FMC+TX;除虫菊/ピレスリン+TX;アメリカニガキ(Quassia amara)+TX;コナラ属(Quercus)+TX;キラヤ(Quillaja)抽出物(BASFのQL AGRI 35)+TX;オオイダドリ(Reynoutria sachalinensis)抽出物(Marrone BioからのREGALLIA/REGALIA MAXX)+TX;「Requiem(商標)殺虫剤」+TX;Rotenone+TX;リアニア(ryania)/リアノジン+TX;ヒレハリソウ(Symphytum officinale)+TX;タンジー(Tanacetum vulgare)+TX;チモール+TX;ゲラニオールと混合したチモール(Eden ResearchからのCEDROZ)+TX;ゲラニオール及びオイゲノールと混合したチモール(Eden ResearchからのMEVALONE)+TX;Triact 70+TX;TriCon+TX;キンレンカ(Tropaeulum majus)+TX;ティーツリー(Melaleuca alternifolia)抽出物(STKからのTIMOREX GOLD )+TX;セイヨウイラクサ(Urtica dioica)+TX;ベラトリン(Veratrin)+TX;及びセイヨウヤドリギ(Viscum album)+TX;並びに
ベノキサコール+TX、クロキントセット(クロキントセット-メキシルを含む)+TX、シプロスルファミド+TX、ジクロルミド+TX、フェンクロラゾール(フェンクロラゾール-エチルを含む)+TX、フェンクロリム+TX、フルキソフェニム+TX、フリラゾール+TX、イソキサジフェン(イソキサジフェン-エチルを含む)+TX、メフェンピル(メフェンピル-ジエチルを含む)+TX、メトカミフェン+TX及びオキサベトリニル+TXなどの毒性緩和剤。
【0445】
有効成分の後ろの角括弧内の参照番号、例えば[3878-19-1]は、ケミカルアブストラクツ登録番号を意味する。前述した混合パートナーは公知である。有効成分が、“The Pesticide Manual”[The Pesticide Manual-A World Compendium;Thirteenth Edition;Editor:C.D.S.Tomlin;英国作物保護協議会(The British Crop Protection Council)]に含まれている場合、それらは、特定の化合物について上記の丸括弧内に示される項目番号でそこに記載されており;例えば、「アバメクチン」という化合物は、項目番号(1)で記載されている。「[CCN]」が、上記において特定の化合物に付加されている場合、該当する化合物は、“Compendium of Pesticide Common Names”に含まれており、それは、インターネット上でアクセス可能であり[A.Wood;Compendium of Pesticide Common Names,(著作権)1995-2004];例えば、「アセトプロール」という化合物は、インターネットアドレス:http://www.alanwood.net/pesticides/acetoprole.htmlに記載されている。
【0446】
上記の有効成分のほとんどは、上記においていわゆる「一般名」で呼ばれ、関連する「ISO一般名」又は別の「一般名」が、個々の場合に使用される。表記が「一般名」でない場合、代わりに使用される表記の性質が、特定の化合物について丸括弧中に示され;その場合、IUPAC名、IUPAC/ケミカルアブストラクツ名、「化学名」、「慣用名」、「化合物名」若しくは「開発コード」が使用されるか、又はそれらの表記の1つも使用されず、「一般名」も使用されない場合、「代替名」が用いられる。「CAS登録番号」は、ケミカルアブストラクル登録番号を意味する。
【0447】
表A-1~A-126、表P及び表Eに定義される化合物から選択される式Iの化合物と、上記の有効成分との有効成分混合物は、表A-1~A-126、表P及び表Eに定義される化合物の1つから選択される化合物並びに上記の有効成分を好ましくは100:1~1:6000、特に50:1~1:50の混合比、より特に20:1~1:20、さらにより特に10:1~1:10、非常に特に5:1及び1:5の比率で(2:1~1:2の比率が特に好ましく、4:1~2:1の比率が同様に好ましい)、とりわけ1:1、又は5:1、又は5:2、又は5:3、又は5:4、又は4:1、又は4:2、又は4:3、又は3:1、又は3:2、又は2:1、又は1:5、又は2:5、又は3:5、又は4:5、又は1:4、又は2:4、又は3:4、又は1:3、又は2:3、又は1:2、又は1:600、又は1:300、又は1:150、又は1:35、又は2:35、又は4:35、又は1:75、又は2:75、又は4:75、又は1:6000、又は1:3000、又は1:1500、又は1:350、又は2:350、又は4:350、又は1:750、又は2:750、又は4:750の比率で含む。それらの混合比は、重量基準である。
【0448】
上記の混合物は、有害生物を防除する方法に使用され得、この方法は、上記の混合物を含む組成物を有害生物又はその環境に施用する工程を含むが、手術又は治療による人又は動物の身体の治療の方法及び人又は動物の身体において実施される診断方法を除く。
【0449】
表A-1~A-126、表P及び表Eに定義される化合物から選択される式Iの化合物と、上記の1つ又は複数の有効成分とを含む混合物は、例えば、単一のレディミックス形態において、「タンクミックス」など、単一の有効成分の別個の製剤から構成される組み合わされたスプレー混合物として及び逐次、すなわち数時間又は数日間などのかなり短い期間で次々に施用される場合、単一の有効成分の併用で施用され得る。式Iの化合物並びに上記の有効成分を施用する順序は、本発明を行うのに重要でない。
【0450】
本発明に係る組成物は、安定剤、例えば非エポキシ化又はエポキシ化植物油(例えば、エポキシ化ヤシ油、ナタネ油又は大豆油)、消泡剤、例えばシリコーン油、防腐剤、粘性調節剤、結合剤及び/又は粘着付与剤、肥料又は特定の効果を得るための他の有効成分、例えば殺菌剤、殺真菌剤、殺線虫剤、植物活性化剤、殺軟体動物剤又は除草剤などのさらなる固体又は液体助剤も含み得る。
【0451】
本発明に係る組成物は、例えば、固体有効成分を粉砕し、篩にかけ、且つ/又は圧縮することにより、助剤の非存在下において、及び例えば有効成分を1つ又は複数の助剤と均質混合し、且つ/又は粉砕することにより、少なくとも1つの助剤の存在下においてそれ自体公知の方法で調製される。この組成物の調製のためのこれらの方法及びこれらの組成物の調製のための化合物Iの使用も本発明の主題である。
【0452】
この組成物のための施用方法、すなわち噴霧、霧化、散布、はけ塗り、粉衣、拡散又は注ぎかけ(これらは、一般的な状況における意図される目的に合わせて選択されるべきである)など、上記のタイプの有害生物を防除する方法及び上記のタイプの有害生物を防除するための組成物の使用が、本発明の他の主題である。典型的な濃度の比率は、0.1~1000ppm、好ましくは、0.1~500ppmの有効成分である。1ヘクタール当たりの施用量は、一般に、1ヘクタール当たり1~2000gの有効成分、特に10~1000g/ha、好ましくは、10~600g/haである。
【0453】
作物保護の分野における施用の好ましい方法は、植物の茎葉への施用(葉面施用)であり、該当する有害生物による寄生の危険性に合わせて施用頻度及び施用量を選択することができる。代わりに、有効成分は、植物の生息地に液体組成物を潅注することにより、又は固体形態の有効成分を植物の生息地、例えば土壌中に例えば粒剤の形態で導入すること(土壌施用)により、根系(全身作用)を介して植物に到達することができる。水稲植物の場合、このような粒剤は、水田に計量供給され得る。
【0454】
本発明の式Iの化合物及びその組成物は、上記のタイプの有害生物からの、植物繁殖材料、例えば果実、塊茎又は穀粒などの種子又は苗の保護にも好適である。繁殖材料は、植え付けの前にこの化合物で処理され得、例えば、種子は、種まきの前に処理され得る。代わりに、この化合物は、種子仁を液体組成物に浸漬することによって又は固体組成物の層を塗布することによって種子仁に塗付され得る(コーティング)。繁殖材料が施用の場所に植え付けられる場合、この組成物を例えばドリルまき時に畝間に施用することも可能である。植物繁殖材料のためのこれらの処理方法及びこのように処理された植物繁殖材料は、本発明のさらなる主題である。典型的な処理率は、植物及び防除される有害生物/真菌に応じて決まり、一般に、100kgの種子当たり1~200グラム、好ましくは、100kgの種子当たり5~150グラム(100kgの種子当たり10~100グラムなど)である。
【0455】
種子という用語は、真正種子、種子片、吸枝、トウモロコシ粒、鱗茎、果実、塊茎、穀粒、根茎、挿し木、挿し芽などを含むが、これらに限定されないあらゆる種類の種子及び植物の珠芽を包含し、好ましい実施形態において、真正種子を意味する。
【0456】
本発明は、式Iの化合物で被覆若しくは処理されるか又はそれを含有する種子も含む。「で被覆又は処理されるか及び/又はそれを含有する」という用語は、一般に、有効成分が、ほとんどの場合、施用時に種子の表面上にあるが、施用方法に応じて、成分の一部が、程度の差はあるが、種子材料中に浸透し得ることを示す。前記種子製品が(再度)植え付けられるとき、有効成分を吸収し得る。一実施形態において、本発明は、式Iの化合物が付着された植物繁殖材料を利用可能にする。さらに、これにより、式Iの化合物で処理された植物繁殖材料を含む組成物が利用可能になる。
【0457】
種子処理は、種子粉衣、種子コーティング、種子散布、種子浸漬及び種子ペレッティングなど、当技術分野において公知のすべての好適な種子処理技術を含む。式Iの化合物の種子処理適用は、種まきの前又は種まき/種子の植え付けの際に噴霧又は種子を散布することなどによる、任意の公知の方法によって行われ得る。
【0458】
本発明の各態様及び実施形態において、「本質的になる」及びその変化形は、「含む」及びその変化形の好ましい実施形態であり、「からなる」及びその変化形は、「から本質的になる」及びその変化形の好ましい実施形態である。
【0459】
本出願の開示は、本明細書に開示される実施形態のあらゆる組み合わせを利用可能にする。
【0460】
式Iの化合物に関する本明細書の開示が、式I*、I’a、I-1、及びI-1’aのそれぞれの化合物に関して同様に適用され、また逆もまた同様であることに留意すべきである。
【0461】
本発明の化合物は、低施用量での効力がより高いことにより、及び/又は、異なる有害生物防除により、他の類似の化合物とは区別可能であり、これは、必要に応じて、より低い濃度、例えば10ppm、5ppm、2ppm、1ppm若しくは0.2ppm;又は、300、200若しくは100mgのAI/m2などのより低い施用量を用いる実験手法を用いて、当業者により検証が可能である。より高い効力は、高い安全性プロファイル(地上及び地下の非標的生物(魚類、鳥類及びハチ類など)に対して、向上した物理化学的特性又は高い生分解性)によって観察可能である。
【0462】
生物学的実施例:
以下の実施例により本発明を例示する。本発明の特定の化合物は、低施用量で効力が高いことにより公知の化合物と区別可能であり、これは、実施例において概述されている実験手法を用い、必要に応じて例えば50ppm、24ppm、12.5ppm、6ppm、3ppm、1.5ppm、0.8ppm又は0.2ppmといったより少ない施用量を用いて、当業者により検証可能である。
【0463】
実施例B1:ニカメイガ(Chilo suppressalis)(ニカメイチュウ)
人工餌料の入った24ウェルマイクロタイタープレートを、ピペットにより、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液で処理した。乾燥させた後、プレートにL2幼虫を外寄生させた(1ウェル当たり6~8匹)。サンプルを未処理のサンプルと比べて外寄生の6日後に死亡率、摂食阻害効果及び成長阻害について評価した。カテゴリ(死亡率、摂食阻害効果及び成長阻害)の少なくとも1つが未処理のサンプルよりも高い場合、テストサンプルによるニカメイガ(Chilo suppressalis)の防除がもたらされている。
【0464】
以下の化合物は、200ppmの施用量で3つのカテゴリ(死亡率、摂食阻害効果、又は成長阻害)の少なくとも1つに関して少なくとも80%の防除を達成した:E3、E4、E7、E8、P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8、P9、P10、P11、P13、P14、P16、P18、P19、P20、P21、P22、P24、P26、P27、P29、P30、P31、P32、P33、P34、P35、P37、P39。
【0465】
実施例B2:ジアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)(コーンルートワーム)
24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天層上に置いたトウモロコシの芽を、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧することにより処理した。乾燥させた後、プレートにL2幼虫を外寄生させた(1ウェル当たり6~10匹)。外寄生の4日後にサンプルを未処理のサンプルと比較して、死亡率及び成長阻害について評価した。
【0466】
以下の化合物は、200ppmの施用量で2つのカテゴリ(死亡率又は成長阻害)の少なくとも一方において少なくとも80%の防除の効果をもたらした:E3、E4、E5、E6、E7、E8、E9、E10、E12、E13、E39、P1、P2、P3、P4、P5、P7、P8、P9、P10、P11、P12、P13、P14、P15、P16、P17、P19、P20、P21、P23、P24、P26、P27、P28、P29、P30、P31、P34、P35、P36、P37。
【0467】
実施例B3:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ(Green peach aphid))固有活性
10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト化合物を24ウェルマイクロタイタープレートにピペットにより適用し、スクロース溶液と混合した。プレートを、延ばしたParafilmで密閉した。24の孔が開いたプラスチック製のステンシルをプレート上に置き、外寄生させたエンドウマメの実生をParafilm上に直接置いた。外寄生させたプレートをゲル吸取り紙及び別のプラスチック製のステンシルで密閉してから、上下を逆さまにした。サンプルを外寄生の5日後に死亡率について評価した。
【0468】
以下の化合物は、12ppmのテスト施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:E3、E7、E12、P2、P16、P20、P21、P26、P31、P32。
【0469】
実施例B4:コナガ(Plutella xylostella)(コナガ(Diamond back moth))
人工餌料の入った24ウェルマイクロタイタープレートを、ピペットにより、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液で処理した。乾燥させた後、コナガの卵をプラスチック製のステンシル介してゲル吸取り紙上にピペットし、プレートをこれで閉じた。サンプルを外寄生の8日後に未処理のサンプルと比べて死亡率及び成長阻害について評価した。
【0470】
以下の化合物は、200ppmの施用量で2つのカテゴリ(死亡率又は成長阻害)の少なくとも一方において少なくとも80%の防除の効果をもたらした:E3、E4、E5、E6、E7、E8、P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8、P9、P10、P11、P12、P13、P14、P15、P16、P17、P18、P19、P20、P21、P22、P23、P24、P25、P26、P27、P28、P29、P30、P31、P33、P34、P35、P36、P37、P39。
【0471】
実施例B5:エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトヨトウ(Egyptian cotton leaf worm))
綿の葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に5匹のL1幼虫を外寄生させた。サンプルを未処理のサンプルと比べて外寄生の3日後に死亡率、摂食阻害効果及び成長阻害について評価した。カテゴリ(死亡率、摂食阻害効果及び成長阻害)の少なくとも1つが未処理のサンプルよりも高い場合、テストサンプルによるエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)の防除がもたらされている。
【0472】
以下の化合物は、3つのカテゴリ(死亡率、摂食阻害効果、又は成長阻害)の少なくとも1つにおいて、200ppmの施用量で少なくとも80%の防除をもたらした:E3、E4、E6、E7、E8、E9、E10、E12、E13、P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8、P10、P11、P12、P13、P14、P16、P17、P20、P21、P23、P24、P26、P27、P28、P29、P31、P32、P34、P35、P36、P37、P39。
【0473】
実施例B6:エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトヨトウ(Egyptian cotton leaf worm))
ピペットにより、テスト化合物を10,000ppmのDMSOストック溶液から24ウェルプレートに適用し、寒天と混合した。レタスの種子を寒天上に置き、マルチウェルプレートを同様に寒天を含む他のプレートで閉じた。7日後、化合物は、根に吸収され、レタスが蓋プレート中に成長した。次いで、レタスの葉を蓋プレート中に切り取った。スポドプテラ(Spodoptera)の卵を、ピペットで、プラスチック製のステンシルを介して湿らせたゲル吸取り紙上にとり、蓋プレートをこれで閉じた。サンプルを未処理のサンプルと比べて外寄生の6日後に死亡率、摂食阻害効果及び成長阻害について評価した。
【0474】
以下の化合物は、3つのカテゴリ(死亡率、摂食阻害効果、又は成長阻害)の少なくとも1つにおいて、12.5ppmのテスト施用量で少なくとも80%の効果をもたらした:E3。
【0475】
実施例B7:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ(Green Peach Aphid))
10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト化合物を液体ハンドリングロボットにより96-ウェルマイクロタイタープレート中に適用し、スクロース溶液と混合した。96-ウェルマイクロタイタープレート上にParafilmを伸ばし、96個の孔が開いたプラスチック製のステンシルをプレート上に置いた。アブラムシをウェル中のParafilm上に直接ふるい分けた。外寄生させたプレートをゲル吸取り用厚紙及び第2のプラスチック製のステンシルで閉じ、次いで上下を逆さまにした。サンプルを外寄生の5日後に死亡率について評価した。
【0476】
例えば、以下の化合物は、50ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:E3。
【0477】
実施例B8:コナガ(Plutella xylostella)(コナガ(Diamondback Moth))
人工餌料を含む96ウェルマイクロタイタープレートを、液体ハンドリングロボットにより、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製した試験水溶液で処理した。乾燥させた後、卵(1ウェル当たり約30個)を、ネットを付けた蓋に外寄生させ、これを食餌の上方に吊り下げた。卵が孵化すると、L1幼虫が食餌に降りてくる。このサンプルを外寄生の9日後に死亡率について評価した。
【0478】
例えば、以下の化合物は、500ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率の効果をもたらした:E3。
【0479】
実施例B9:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ(Green peach aphid))給餌/接触活性
円形のヒマワリの葉を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天に配置し、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、円形の葉を、混合齢のアブラムシ集団に外寄生させた。このサンプルを外寄生の6日後に死亡率について評価した。
【0480】
以下の化合物は、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率の効果をもたらした:P7、P12、P14、P17、P18、P21、P25。
【0481】
実施例B10:既存の技術からの構造的に酷似する化合物と、本発明に従う化合物P19及びP6の殺虫力の比較:
調製例に記載の化合物P19及びP6、並びに国際公開第2020/201398号、同第2021/068179号からの化合物のコナガ(Plutella xylostella)に対するそれぞれの有効性(実施例B4)を表B10にまとめる。
【0482】
【表15】
【0483】
表B10は、本発明の化合物P19及びP6が、既存の技術からの化合物と比較し、コナガ(Plutella xylostella)に対して実質的に優れた殺虫作用を及ぼすことを示している。この高い効果は、これらの化合物の構造上の類似性に基づいて予想されるものではなかった。
【0484】
実施例B11:既存の技術からの構造的に酷似する化合物と、本発明に従う化合物P21及びP10の殺虫力の比較:
調製例に記載の化合物P21及びP10、並びに国際公開第2020/201398号、同第2020/070049号からの化合物のジアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)に対するそれぞれの有効性(実施例B2)を表11にまとめる。
【0485】
【表16】
【0486】
表B11は、本発明の化合物P21及びP10が、既存の技術の化合物よりも、ジアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)に対して実質的に優れた殺虫作用を及ぼすことを示している。この高い効果は、これらの化合物の構造上の類似性に基づいて予想されるものではなかった。
【国際調査報告】