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特表2024-524937容器ユニットを洗浄するための洗浄システム、乾燥させるための乾燥デバイス、および方法
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  • 特表-容器ユニットを洗浄するための洗浄システム、乾燥させるための乾燥デバイス、および方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-09
(54)【発明の名称】容器ユニットを洗浄するための洗浄システム、乾燥させるための乾燥デバイス、および方法
(51)【国際特許分類】
   B08B 3/02 20060101AFI20240702BHJP
【FI】
B08B3/02 C
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023577772
(86)(22)【出願日】2022-06-15
(85)【翻訳文提出日】2024-02-08
(86)【国際出願番号】 EP2022066320
(87)【国際公開番号】W WO2022263516
(87)【国際公開日】2022-12-22
(31)【優先権主張番号】102021115584.3
(32)【優先日】2021-06-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】514117427
【氏名又は名称】ベルヴァック・プロダクション・マシーナリー・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】BELVAC PRODUCTION MACHINERY,INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】ヴィルコ・ハルムス
(72)【発明者】
【氏名】ウルフ・ラインハルト
【テーマコード(参考)】
3B201
【Fターム(参考)】
3B201AA22
3B201AB14
3B201BB22
3B201BB92
(57)【要約】
本発明は、容器ユニット(2)、特に缶、を洗浄するための洗浄システム(100)であって、複数の容器ユニット(2)を含む容器束を洗浄経路に沿って移動させるように配置および設計された移動デバイス(102)と、洗浄経路の少なくとも1つの洗浄部分の中で容器ユニット(2)を洗浄するように配置および設計された少なくとも1つの洗浄デバイス(106~120)と、洗浄デバイス(106~120)および/または移動デバイス(102)に信号結合された制御デバイスであって、2つの連続した容器束(1、1'、1")の間の所定の束間隔が超えられたとき、洗浄デバイス(106~120)をエネルギー節約モードにするように、および/または、2つの連続した容器束(1、1'、1")の間の束間隔(126、128)が所定の束間隔より小さくなるような様態で移動デバイス(102)のための移動速度を設定するように構成された制御デバイスとを備える洗浄システム(100)に関する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器ユニット(2)、特に缶、を洗浄するための洗浄システム(100)であって、
複数の容器ユニット(2)を含む容器束(1、1'、1")を洗浄経路(104)に沿って移動させるように配置および設計された移動デバイス(102)と、
前記洗浄経路の少なくとも1つの洗浄部分(122)の中で前記容器ユニット(2)を洗浄するように配置および設計された少なくとも1つの洗浄デバイス(106~120)と、
前記少なくとも1つの洗浄デバイス(106~120)および/または前記移動デバイス(102)に信号結合された制御デバイス(124)であって、
2つの連続した容器束(1、1'、1")の間の所定の束間隔が超えられたとき、前記少なくとも1つの洗浄デバイス(106~120)をエネルギー節約モードにするように、および/または、
2つの連続した容器束(1、1'、1")の間の束間隔(126、128)が前記所定の束間隔より小さくなるような様態で前記移動デバイス(102)の移動速度を設定するように
構成された制御デバイス(124)と
を備える洗浄システム(100)。
【請求項2】
前記制御デバイス(124)は、前記洗浄デバイス(106~120)を前記エネルギー節約モードにすると、前記洗浄デバイス(106~120)を休止モードにするように、および/または、前記洗浄デバイス(106~120)を作動停止するように構成される、請求項1に記載の洗浄システム(100)。
【請求項3】
前記制御デバイス(124)に信号結合され、2つの連続した容器束(1、1'、1")の間の前記束間隔(126、128)を検出するように配置および設計された距離検出ユニット(148)を備える、請求項1または2に記載の洗浄システム(100)。
【請求項4】
前記制御デバイス(124)は、2つの連続した容器束(1、1'、1")の間の前記束間隔(126、128)を前記所定の束間隔と比較するように構成される、請求項1から3のいずれか一項に記載の洗浄システム(100)。
【請求項5】
前記距離検出ユニット(148)は光バリアである、請求項1から4のいずれか一項に記載の洗浄システム(100)。
【請求項6】
前記制御デバイス(124)に信号結合された、洗浄流体を調節するための温度制御ユニット(150)を備え、前記制御デバイス(124)は、前記束間隔(126、128)および/または前記移動速度の関数として前記温度制御ユニット(150)を制御するように構成される、請求項1から5のいずれか一項に記載の洗浄システム(100)。
【請求項7】
前記洗浄デバイス(106~120)は、個々におよび/またはグループで作動停止させることができるような様態で配置および構成される、前記洗浄流体を分配するための複数の洗浄ユニット(154、164、166、168)を有し、前記制御デバイス(124)は、前記移動速度および/または前記束間隔(126、128)に依存して、前記洗浄ユニット(154、164、166、168)を作動停止させるように構成される、請求項1から6のいずれか一項に記載の洗浄システム(100)。
【請求項8】
前記洗浄ユニット(154、164、166、168)は、前記洗浄流体を分配するための洗浄ノズル(156~162)をそれぞれが有し、前記洗浄ノズル(156~162)は、別々に作動停止させることができるような様態で別々に制御可能である、請求項1から7のいずれか一項に記載の洗浄システム(100)。
【請求項9】
前記洗浄流体に所定の曝露時間があり、前記制御デバイス(124)は、前記洗浄デバイス(106~120)を制御するように、具体的には、前記洗浄ユニット(154、164、166、168)を制御するように、および/または、前記容器ユニット(2)が前記洗浄流体に洗浄時間にわたって曝露されるような様態で前記移動速度を調整するように構成され、前記洗浄時間は前記曝露時間に実質的に対応する、請求項1から8のいずれか一項に記載の洗浄システム(100)。
【請求項10】
前記洗浄デバイス(106~120)から流体、特に空気、を排出するように配置および設計された第1の流体流れデバイス(152)を備える、請求項1から9のいずれか一項に記載の洗浄システム(100)。
【請求項11】
2つの洗浄デバイス(106~120)を備え、第2の流体流れデバイス(134~146)が、洗浄流体を前記容器ユニット(2)から除去するような手法で、前記2つの洗浄デバイス(106~120)の間に配置および設計される、請求項1から10のいずれか一項に記載の洗浄システム(100)。
【請求項12】
洗浄済み容器ユニット(2)を乾燥させるための乾燥デバイス(200)であって、
複数の洗浄済み容器ユニット(2)を含む洗浄済み容器束(1、1'、1")を乾燥経路(104)に沿って移動させるための第2の移動デバイス(102)と、
乾燥流体を前記乾燥経路に少なくとも一部で沿って前記洗浄済み容器ユニット(2)に適用するための乾燥ユニット(204)と、
前記乾燥ユニット(204)に信号結合され、2つの連続した洗浄済み容器束(1、1'、1")の間の束間隔(126、128)の関数として前記乾燥ユニット(204)を調整するように構成されている第2の制御デバイス(206)と
を備える乾燥デバイス(200)。
【請求項13】
前記第2の制御デバイス(206)は、前記乾燥流体の乾燥流体流れおよび/または前記乾燥流体の温度を前記束間隔(126、128)に依存して変化させるような手法で前記乾燥ユニットを調整するように構成される、請求項12に記載の乾燥デバイス(200)。
【請求項14】
請求項1から11のいずれか一項に記載の洗浄システム(100)を備える、請求項12または13に記載の乾燥デバイス(200)。
【請求項15】
特に請求項1から11のいずれか一項に記載の洗浄システム(100)で、容器ユニット(2)を洗浄するための方法であって、
複数の容器ユニット(2)を含む容器束(1、1'、1")を洗浄経路に沿って移動速度で移動させるステップと、
前記洗浄経路の少なくとも1つの洗浄部分の中で前記容器ユニット(2)を洗浄するステップと、
前記洗浄デバイス(106~120)をエネルギー節約モードにするステップであって、具体的には、2つの連続した容器束(1、1'、1")の間の所定の束間隔が超えられた場合に、洗浄出力を低減するかまたは前記洗浄デバイス(106~120)を作動停止させるステップ、および/または、前記所定の束間隔を調整するために移動速度を低下させるステップと
を含む方法。
【請求項16】
洗浄済み容器ユニット(2)を乾燥させるための方法であって、
複数の洗浄済み容器ユニット(2)を含む洗浄済み容器束(1、1'、1")を乾燥経路に沿って移動速度で移動させるステップと、
乾燥流体を前記洗浄済み容器ユニット(2)に適用するステップと、
2つの連続した洗浄済み容器束(1、1'、1")の間の束間隔(126、128)の関数として前記乾燥流体を提供するステップと
を含む方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器ユニットを洗浄するための洗浄システム、洗浄済み容器ユニットを乾燥させるための乾燥デバイス、容器ユニットを洗浄するための方法、および、洗浄済み容器ユニットを乾燥させるための方法に関する。
【背景技術】
【0002】
具体的には缶といった容器ユニットを洗浄するための洗浄システムが一般に知られている。このような洗浄システムは、通常、缶が洗浄経路に沿って移動させられ、それぞれ異なる洗浄原理を用いる様々な洗浄デバイスを通過するコンベヤベルトを備える。
【0003】
洗浄デバイスと、洗浄ノズルといった洗浄デバイスの個々の構成要素とを制御することは複雑である。そのため、実際には、洗浄デバイスは、導入される缶の数と実質的に無関係である動作モードで制御されるのが通常である。
【0004】
缶は、典型的には、隣接する缶によって個々の缶の安定化を確保するために、容器の束として洗浄システムを通じて移動させられる。落下したものは通常は不合格品である。この目的のために、缶は、洗浄システムの上流で集められ、その後に容器束の形態で密にまとめられ、洗浄システムを通じて移動させられる。
【0005】
洗浄システムの前に缶を集めることから、負荷によっては、束のない点が2つの連続した容器束の間に発生することがしばしばあり、そのため、2つの連続した容器束は束距離だけ離間する。決定された束間隔までは、これは、洗浄システムの制御装置と関連しないか、またはわずかにのみ関連する。しかしながら、束間隔が大きくなるにつれて、缶製造過程全体で洗浄システムによって無駄にされるエネルギーが多くなる。
【0006】
CN208004467Uは、複数の自動コンベヤベルトと制御システムとを備えるエネルギー節約缶洗浄機械を開示している。DE102019115198A1は、容器処理システムにおいて容器を分配および/またはグループ化するための方法およびデバイスを開示している。デバイスは、送り込み搬送装置と、送り出し搬送装置と、移転搬送装置とを有する。移転搬送装置は、案内軌道と、好ましくは長固定子リニアモータを用いて、個別に駆動することができ、案内軌道に沿って案内されるいくつかの移動デバイスとを有する。
【0007】
具体的には缶といった容器の生産における1つの目標は、高い資源効率を確保することである。具体的には、各々の個々の缶のエコロジカルフットプリントを小さくすることも目標である。同時に、通常は数百万個または数十億個の缶が生産されるので、個々の缶当たりの節約が全体の効率に大きな影響を有し得るため、具体的には缶といった容器の生産を効率的にすることが目標である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】CN208004467U
【特許文献2】DE102019115198A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
そのため、前記欠点のうちの1つまたは複数を軽減または解消する、容器ユニットを洗浄するための洗浄システム、洗浄済み容器ユニットを乾燥させるための乾燥デバイス、容器ユニットを洗浄するための方法、および、洗浄済み容器ユニットを乾燥させるための方法を提供することが、本発明の目的である。具体的には、特には缶といった容器ユニットの資源節約の生産を可能にする解決策を提供することが、本発明の目的である。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この目的は、独立請求項の特徴による洗浄システム、乾燥デバイス、および方法で達成される。これらの態様のさらなる実施形態は、それぞれの従属請求項において与えられている。請求項および本記載において個々に列記されている特徴は、本発明のさらなる実施形態が示される技術的に有用な様態で、互いと組み合わせることができる。
【0011】
第1の態様によれば、目的は、容器ユニット、特に缶、を洗浄するための洗浄システムであって、複数の容器ユニットを含む容器束を洗浄経路に沿って移動させるように配置および設計された移動デバイスと、洗浄経路の少なくとも1つの洗浄部分の中で容器ユニットを洗浄するように配置および設計された少なくとも1つの洗浄デバイスと、少なくとも1つの洗浄デバイスおよび/または移動デバイスに信号結合された制御デバイスであって、2つの連続した容器束の間の所定の束間隔が超えられたとき、少なくとも1つの洗浄デバイスをエネルギー節約モードにするように、および/または、2つの連続した容器束の間の束間隔が所定の束間隔より小さくなるような様態で移動デバイスのための移動速度を設定するように構成される制御デバイスとを備える洗浄システムによって達成される。
【0012】
本発明は、大きな束間隔を使用して洗浄システムのエネルギー消費を低減することができるという認識に基づいている。具体的には缶といった容器ユニットの生産における主要な目標は、高いプロセス信頼性を確保することであるが、束間隔を考慮するとき、エネルギー消費を低減するための機会がある。
【0013】
具体的には、大きな束間隔を表す情報を使用することで、洗浄システムのエネルギー消費を低減するために、洗浄デバイスをエネルギー節約モードにすることができる。本発明は、洗浄システムへのわずかな変更だけが、前述において言及された制御デバイスを実施するために必要とされるという認識にさらに基づいている。
【0014】
具体的には、移動デバイスは、流体透過性開口を伴うコンベヤベルトである。例えば、移動デバイスは金属網を備え得る。
【0015】
少なくとも1つの洗浄デバイスが、洗浄経路の少なくとも1つの洗浄部分の中で容器ユニットを洗浄するように配置および設計される。少なくとも1つの洗浄デバイスは、洗浄流体を下方から鉛直に容器ユニットへと適用するように配置および設計される。容器ユニットは、通常は、それらの開放した端が下向きとされ、それらの閉じた端が上向きとされるような様態で、移動デバイスによって移動させられる。結果として、洗浄流体が洗浄デバイスから容器ユニットの内部空間へと鉛直方向上向きに方向付けられるとき、洗浄流体は容器ユニットの内部空間に衝突させられる。
【0016】
洗浄システムが2つ以上の洗浄デバイスを備えることが、特に好ましい。濯ぎ前のための洗浄デバイス、洗い前の洗浄デバイス、濯ぎのための洗浄デバイス、洗いのための洗浄デバイス、さらなる濯ぎのための洗浄デバイス、化学処理のための洗浄デバイス、さらなる濯ぎのための洗浄デバイス、および/または表面処理のための洗浄デバイスが提供されることが、さらに好ましい。
【0017】
さらに、洗浄システムは、洗浄デバイスおよび/または移動デバイスに信号結合された制御デバイスを備える。制御デバイスは、2つの連続した容器束の間の所定の束距離が超えられたとき、洗浄デバイスをエネルギー節約モードにするように構成される、具体的には、2つの連続した容器束の間の束のない点が洗浄デバイスによって移動させられるときに洗浄デバイスがエネルギー節約モードになるような手法で構成される。結果として、洗浄デバイスは、束のない点が洗浄デバイスを通じて移動させられるとき、エネルギー節約モードにある。結果として、束のない点が洗浄デバイスを通じて移動させられるときには、洗浄デバイスによって消費されるエネルギーがより少なくなるか、または、エネルギーが洗浄デバイスによって消費されない。
【0018】
代替または追加で、移動デバイスの移動速度は、2つの連続した容器束の間の束間隔が所定の束間隔より小さくなるような様態で調整される。例えば、移動の速度を低下させることで、束間隔を縮小させることができる。移動速度が低下させられるとき、例えば、化学物質の曝露時間が所定の時間内に留まるように、洗浄パラメータが調整されることも好ましい。これは後でさらに説明される。所定の束間隔はゼロとすることもできる。
【0019】
洗浄システムが、容器ユニットを押さえつけるための押さえ器を有することが好ましい。洗浄システムの動作の間、容器ユニットは、少なくとも一部で洗浄経路に沿って、好ましくは移動デバイスと押さえ器との間に位置付けられ、それにより、ひっくり返らないようにさらに保護される。押さえ器は、例えば弾性バンドとして設計され得る。
【0020】
洗浄システムの好ましい実施形態では、制御デバイスは、洗浄デバイスがエネルギー節約モードにされるとき、洗浄デバイスを休止および/または作動停止させるように構成される。
【0021】
洗浄システムのさらに好ましい実施形態は、2つの連続した容器束の間の束距離を検出するように配置および設計され、制御デバイスに信号結合された距離検出ユニットを備えることを特徴とする。このような距離検出ユニットを用いて、連続的にまたは間隔を置いて、束距離を検出することができ、少なくとも1つの洗浄デバイスおよび/または移動デバイスは、検出された束距離に基づいて制御することができる。
【0022】
距離検出ユニットが、束間隔を特徴付ける距離信号を生成および/または提供することが特に好ましい。制御デバイスは、具体的には距離信号を受信するように設計される。
【0023】
代替で、距離信号は、洗浄システムに含まれないユニットによって提供され、制御デバイスによって受信されてもよい。
【0024】
洗浄システムの他の好ましい実施形態では、制御デバイスは、2つの連続した容器束の間の束間隔を所定の束間隔と比較するように構成される。所定の束間隔は、例えば制御デバイスに保存され得る。代替で、所定の束間隔は、例えば制御デバイスにおいて作業者により入力されてもよい。束間隔を所定の束間隔と比較することで、洗浄デバイスがエネルギー節約モードに設定されるかどうか、および/または、移動デバイスの移動速度が調整されるかどうか、具体的には変化させるかどうか、具体的には低下させるかどうかが、決定され得る。
【0025】
洗浄システムの他の好ましい実施形態は、距離検出ユニットが、具体的には赤外線光バリアといった光バリアである、またはそのような光バリアを備えることによって特徴付けられる。さらに、距離検出ユニットは概して、光学センサ、音およびレーザなどに基づく距離センサ、誘導センサ、容量センサ、磁気センサ、およびカメラシステムを備え得る、またはそのように設計され得ることを特徴とする。
【0026】
洗浄システムのさらに好ましい実施形態は、制御デバイスに信号結合された、洗浄流体を調節するための温度制御ユニットを備え、制御デバイスは、束間隔および/または移動速度の関数として温度制御ユニットを制御するように構成される。例えば、洗浄流体の温度が低下させられるような様態で温度制御ユニットを制御することが、エネルギー節約モードの一部であってもよい。また、移動速度がより低くなると、流体温度がより低くなるようにされてもよい。
【0027】
洗浄システムの他の好ましい実施形態は、洗浄デバイスが、個々におよび/またはグループで作動停止させることができるような様態で配置および構成される、洗浄流体を分配するための複数の洗浄ユニットを有し、制御デバイスは、移動速度および/または束間隔に依存して洗浄ユニットを作動停止させるように構成されるようにする。
【0028】
例えば、大きな束間隔が検出されたときには、束のない点が洗浄デバイスを通過するまで洗浄ユニットを作動停止させることが有用であり得る。洗浄ユニットは、例えばグループで作動停止させられてもよい。
【0029】
洗浄システムのさらに好ましい実施形態は、洗浄ユニットが、洗浄流体を分配するための洗浄ノズルをそれぞれ有し、洗浄ノズルは、別々に作動停止させることができるような様態で、制御デバイスによって別々に制御させることができることを特徴とする。
【0030】
洗浄デバイスは、洗浄ユニットおよび/または洗浄ノズルに流体結合された1つ、2つ、またはより多くのポンプをさらに有することができる。ポンプが2つ以上の洗浄ユニットに洗浄流体を供給するように設計されることが特に好ましい。また、1つ、2つ、またはより多くのポンプが制御デバイスに信号結合され、制御デバイスが、ポンプを個々に制御するように、具体的には、例えば、1つのポンプが作動停止されるときに2つ以上の制御ユニットが作動停止されるような手法などで、ポンプを作動停止する、および/または、ポンプを休止モードにするように構成されることが好ましい。
【0031】
制御デバイスが、洗浄ユニットについての1つ、2つ、またはより多くの洗浄ノズルが作動停止させられるとき、その洗浄ユニットについての残りの洗浄ノズルにおける流体圧力が実質的に一定のままとなるような手法で、ポンプを制御するように構成されることが特に好ましい。
【0032】
洗浄システムのさらに好ましい実施形態は、洗浄流体に所定の曝露時間があり、制御デバイスが、洗浄デバイスを制御するように、具体的には、洗浄ユニットを制御するように、好ましくは洗浄ノズルを制御するように、さらに好ましくはポンプを制御するように、および/または、容器ユニットが洗浄流体に洗浄時間にわたって曝露されるような手法で移動速度を設定するように構成され、洗浄時間は曝露時間に実質的に対応することを提供する。曝露時間に実質的に対応することは、具体的には、曝露時間の明確な許容範囲が遵守されることを意味する。
【0033】
例えば、容器ユニットが洗浄デバイスに入り、そこで洗浄流体によって濡らされる場合、移動速度を使用して、容器ユニットが洗浄デバイスを離れ、後でより詳細に記載される第2の流体流れデバイスを用いて濯がれるまでの時間を決定することができる。
【0034】
移動速度が低い場合は、例えば、容器ユニットが洗浄デバイスを出るまでの洗浄時間が所定の曝露時間に実質的に対応するように、容器ユニットを洗浄流体で濡らすものの、洗浄デバイスの先頭の洗浄ユニットではなく、例えば、洗浄デバイスの中間の洗浄ユニットで濡らすことが有用であり得る。曝露時間は、例えば30秒間から60秒間までなどの時間とすることもできる。
【0035】
洗浄システムの他の好ましい実施形態は、洗浄デバイスから流体、特に空気、を排出するように配置および設計された第1の流体流れデバイスを備える。排出は、本明細書では、例えば汲み出されるなど、流体が洗浄デバイスから除去されることを意味する。第1の流体流れデバイスは、例えば送風機として設計され得る。洗浄デバイスの内部で、空気は洗浄流体を多く含んでおり、そのため、容器ユニットを洗浄するためにこの空気を定期的に入れ換えることが有利であり得る。第1の流体流れデバイスは、好ましくは制御デバイスに信号結合され、例えば所定の流体流れが生成されるような様態で、制御デバイスによって制御され得る。
【0036】
洗浄システムの他の好ましい実施形態は、2つの洗浄デバイスを備え、第2の流体流れデバイスが、洗浄流体を容器ユニットから除去するような手法で、2つの洗浄デバイスの間に配置および設計されることを特徴とする。第2の流体流れデバイスは、例えば、流体流れを容器ユニットに適用するための第2の送風機ユニットを有し得る。具体的には、この流体流れは鉛直方向下向きに方向付けられる。また、第2の流体流れデバイスは、流体流れを鉛直方向下向きに吸引する流体吸引ユニットを有し得る。好ましくは、第2の送風機ユニットと流体吸引ユニットとは鉛直方向において互いに上下に配置される。
【0037】
洗浄システムの他の好ましい実施形態では、洗浄システムは、容器ユニットを移動デバイスの調整可能側方部分に連結するように配置および設計された案内デバイスを有するように提供される。例えば、側方部分は、特には移動デバイスの幅より小さい側方部分の幅を伴って、容器ユニットの移動の方向に対して直交して配向された移動デバイスの幅の1/3または2/3にわたり、移動デバイスの長手方向側から延びることができる。空白部分が、幅の方向において、側方部分に隣接して設けられる。側方部分の幅は、調整可能であり、移動デバイスの幅と等しくすることができ、その場合、何もない部分は、ゼロの幅または移動デバイスの幅よりも小さい幅を有する。
【0038】
案内デバイスはさらに、空白部分に容器ユニットを案内しないように実質的に配置および設計される。例えば、案内デバイスは、容器ユニットについて側方部分だけを空けるように配置および設計される、容器ユニットのための障壁として設計されてもよい。結果として、容器ユニットは空白部分に入ることができない。案内デバイスは、洗浄システムの入口の前などに配置することができる。
【0039】
洗浄システムの他の好ましい実施形態によれば、洗浄デバイスは、側方部分の中で容器ユニットを洗浄し、空白部分を洗浄しないように配置および設計される。
【0040】
具体的には、洗浄デバイスが側方部分内の容器ユニットを洗浄し、空白部分のための洗浄ユニットおよび/または洗浄ノズルが作動停止させられるような手法でエネルギー節約モードが構成されることが好ましい。結果として、移動速度は一定のままとでき、そのため、洗浄流体の曝露時間が考慮される必要がない。それでも、洗浄デバイスが空白部分を洗浄しないかまたは低減した度合いだけ洗浄するような手法で、エネルギーが節約される。
【0041】
移動デバイスが、容器ユニットを空白部分の方向において位置決めするように配置および設計された安定化要素を有することがさらに好ましい。これは、空白部分を向く容器束の外側容器ユニットがひっくり返らないことを保証する。
【0042】
さらなる態様によれば、上記の目的は、洗浄済み容器ユニットを乾燥させるための乾燥デバイスであって、複数の洗浄済み容器ユニットを備える洗浄済み容器束を乾燥経路に沿って移動させるための第2の移動デバイスと、乾燥流体を乾燥経路に少なくとも一部で沿って洗浄済み容器ユニットに適用するための乾燥ユニットと、乾燥ユニットに信号結合され、2つの連続した洗浄済み容器束の間の束間隔の関数として乾燥ユニットを設定するように構成されている第2の制御デバイスとを備える乾燥デバイスによって達成される。
【0043】
本発明は、数ある中でも、洗浄済み容器ユニットを乾燥させるための乾燥デバイスが大きなエネルギー要件を有するという認識に基づいている。具体的には、乾燥流体を洗浄済み容器ユニットに適用するための乾燥ユニットは、大量の乾燥流体を運搬および/または循環させる必要があり、乾燥流体を高温にする必要があるため、大きなエネルギー要件を有する。本発明は、前述において記載されている束間隔の欠点が乾燥デバイスにも関連するという認識にさらに基づいている。具体的には、大きなエネルギー節約が、束間隔に依存した乾燥ユニットの適切な制御装置によって実現できる。
【0044】
先に記載されている制御デバイスの機能性が、第2の制御デバイスにおいて類似した様態で提供されてもよい。したがって、前述において記載されている制御デバイスの特徴は第2の制御デバイスによっても実施できる。
【0045】
第2の制御デバイスは、2つの連続した容器束の間の所定の束間隔が超えられたとき、乾燥ユニットをエネルギー節約モードにするように構成されることが特に好ましい。さらに、第2の移動デバイスの移動速度は、2つの連続した容器束の間の束間隔が所定の束間隔より小さくなるような様態で調整することができる。洗浄システムの束間隔は、乾燥デバイスのための束間隔に対応することができる。
【0046】
乾燥デバイスの好ましい実施形態によれば、第2の制御デバイスは、乾燥流体の乾燥流体流れおよび/または乾燥流体の温度を束間隔に依存して変化させるような様態で乾燥ユニットを調整するように構成される。具体的には、束間隔がより大きくなると、乾燥流体流れがより少なく設定されることが好ましい。具体的には、乾燥流体流れが束のない点において減少または作動停止されることが好ましい。
【0047】
乾燥流体流れは、乾燥ユニットからの排出空気、または、乾燥ユニット内の循環空気を伴うことができる。乾燥デバイスの好ましい実施形態は、先に記載された実施形態のいずれかによる洗浄システムを備える。
【0048】
本発明のさらなる態様によれば、始めに言及された目的は、特に前述において記載されている実施形態のうちの1つによる洗浄システムで、容器ユニットを洗浄するための方法であって、複数の容器ユニットを含む容器束を洗浄経路に沿って移動速度で移動させるステップと、洗浄経路の少なくとも1つの洗浄部分の中で容器ユニットを洗浄するステップと、洗浄デバイスをエネルギー節約モードにするステップであって、具体的には、2つの連続した容器束の間の所定の束距離が超えられた場合に、洗浄出力を低減するかまたは洗浄デバイスを作動停止させるステップ、および/または、所定の束距離を調整するために移動速度を低下させるステップとを含む方法によって達成される。好ましくは、束間隔が検出される。
【0049】
さらに、束間隔を特徴付ける情報が提供および/または受信され得る。洗浄流体を束間隔および/または移動速度の関数として調節することがさらに好ましい。
【0050】
移動速度および/または束間隔に依存して、1つ、2つ、またはより多くの洗浄ユニットを作動停止させることがさらに好ましい。洗浄時間にわたって容器ユニットを洗浄流体に曝露させることがさらに好ましく、洗浄時間は曝露時間に実質的に対応する。
【0051】
具体的には空気といった流体を洗浄デバイスから排出することが、さらに好ましい。さらに、具体的には、好ましくは流体流れを伴う第2の流体流れデバイスで、洗浄流体を容器ユニットから除去することが好ましい。
【0052】
さらなる態様によれば、始めに言及された目的は、具体的には前述において記載されている実施形態のうちの1つによる乾燥デバイスで、洗浄済み容器ユニットを乾燥させるための方法であって、複数の洗浄済み容器ユニットを含む洗浄済み容器束を乾燥経路に沿って移動速度で移動させるステップと、乾燥流体を洗浄済み容器ユニットに適用するステップと、2つの連続した洗浄済み容器束の間の束間隔に応じて乾燥流体を提供するステップとを含む方法によって達成される。
【0053】
乾燥流体の乾燥流体流速および/または乾燥流体の温度を束間隔の関数として変化させることが好ましい。
【0054】
方法およびそのさらなる可能な発展は、方法を、洗浄システムおよび/または乾燥デバイスに使用されるのに特に適したものにする特徴または方法ステップを有する。
【0055】
さらなる利点と、さらなる態様の実施形態の変形および実施形態の詳細と、それらの可能なさらなる実施形態とについて、洗浄システムの対応する特徴およびさらなる実施形態に関して先に提供された記載も参照される。
【0056】
好ましい例示の実施形態が、添付の図を参照して説明される。
【図面の簡単な説明】
【0057】
図1】洗浄システムの例示の実施形態の二次元での概略図である。
図2図1に示されている洗浄システムの概略的な二次元での上面図である。
図3】洗浄デバイスの例示の実施形態の二次元での概略図である。
図4】乾燥デバイスの例示の実施形態の二次元での概略図である。
図5】容器ユニットを洗浄するための例示の方法の概略図である。
図6】洗浄済み容器ユニットを乾燥させるための例示の方法の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0058】
図では、同一の要素、または実質的に機能的の同一もしくは同様の要素は、同じ符号によって指示されている。
【0059】
図1は、容器束1、1'、1"として組み合わされている容器ユニット2を洗浄するための洗浄システム100を示している。洗浄システム100は、容器束1、1'、1"を洗浄経路104に沿って移動させるように配置および設計された移動デバイス102を備える。容器束1、1'、1"は、図2に示されている移動の方向103に、移動デバイス102によって移動させられる。
【0060】
洗浄システム100は、合計8つの洗浄デバイス106~120を備える。洗浄デバイス106~120は、洗浄経路104に沿って、または、移動デバイス102に沿って連続的に配置される。
【0061】
第2の流体流れデバイス134~146が、各々の2つの洗浄デバイス106~120の間にそれぞれ配置されており、洗浄流体を容器ユニット2から除去するように設計されている。
【0062】
さらに、洗浄システム100は、容器ユニット2を押さえ器132と移動デバイス102との間に配置させるように配置および設計された押さえ器132を有する。押さえ器132は、具体的には、意図されている動作の間に容器ユニット2がひっくり返らないように容器ユニット2を安定化させるように作用する。
【0063】
洗浄システム100は、洗浄デバイス106~120と移動デバイス102とに信号結合された制御デバイス124をさらに備える。制御デバイス124は、2つの連続した容器束1、1'、1"の間の所定の束間隔が超えられたときに洗浄デバイス106~120をエネルギー節約モードにするように構成される。これは、詳細には、実際の束間隔126、128が所定の束間隔より大きい場合である。
【0064】
特に図2において、束間隔126、128が視覚化されている。束間隔126、128は、具体的には、移動デバイス102についての移動の方向103において、連続的な容器束1、1'、1"の間隔を示している。
【0065】
束のない点は、一般に束間隔によって作り出される。例として、2つの連続的な容器束1、1'の間の束のない点130が示されており、束のない点130は、第2の束間隔128によってもたらされている。束のない点130は、具体的には、容器ユニット2がこの場所に配置されていないということによって特徴付けられる。
【0066】
制御デバイス124は、2つの連続した容器束1、1'、1"の間の束間隔126、128が所定の束間隔より小さくなるように移動デバイス102のための移動速度を調整するようにさらに構成される。
【0067】
図2は、洗浄システム100が距離検出ユニット148を有することをさらに示している。距離検出ユニット148は、束間隔126、128を検出するように配置および設計されている。距離検出ユニット148は制御デバイス124に信号結合されている。簡潔性のために、この結合は図2では示されていない。
【0068】
洗浄デバイス106は、洗浄流体をある温度に調節するための温度制御ユニット150を備える。また、洗浄デバイス106は、空気を洗浄デバイス106の外に流すために、第1の流体流れデバイス152を備える。
【0069】
図3は、洗浄デバイス106の側面図を示している。容器束1は、移動の方向103において、移動デバイス102によって、洗浄デバイス106を通じて運搬される。洗浄デバイス106は、容器ユニット2が内部で洗浄される洗浄部分122を有する。容器ユニット2は、開放した側が移動デバイス102において下向きの状態で配置される。
【0070】
移動デバイス102は、洗浄ユニット154、164、166、168から分配される洗浄流体が鉛直方向上向きに容器ユニット2に到達するように、流体透過性開口を有する。洗浄ユニット154、164、166、168は、4つの洗浄ノズル156、158、160、162をそれぞれ有する。制御デバイス124は、移動速度および/または束間隔126、128に応じて洗浄ユニット154、164、166、168を無効にするように構成される。
【0071】
図4は、第2の移動デバイス202と乾燥ユニット204とを有する乾燥デバイス200を示している。乾燥ユニット204は第2の制御デバイス206に信号結合される。
【0072】
乾燥ユニット204は、乾燥流体を乾燥経路に少なくとも一部で沿って洗浄済み容器ユニット2に適用するように設計されている。
【0073】
第2の制御デバイス206は、2つの連続した洗浄済み容器束1の間の束間隔に応じて、乾燥ユニット204を構成するように構成されている。
【0074】
乾燥ユニット204は流体入口210と流体出口214とを有する。流体入口方向212における流体流れが、流体入口210を通じて容器ユニット2へと通る。流体流れは、流体出口方向216において流体出口214を通じて乾燥ユニット204を出ることができる。
【0075】
図5は、容器ユニット2を洗浄するための方法を示している。ステップ300において、複数の容器ユニット2を含む容器束1、1'、1"が洗浄経路104に沿って移動速度で移動させられる。少なくとも部分的に平行に、容器ユニット2は、ステップ302において、洗浄経路104の少なくとも1つの洗浄部分122の中で洗浄される。
【0076】
ステップ304において、また、少なくとも部分的にステップ300、302と同時に、洗浄デバイス106~120のうちの1つ、2つ、またはより多くがエネルギー節約モードに設定され、具体的には、2つの連続した容器束1、1'、1"の間の所定の束間隔126、128が超えられた場合、および/または、移動速度が所定の束間隔を調整するために低減させられた場合、洗浄出力が低減させられる、または、洗浄デバイスが作動停止させられる。
【0077】
図6は、洗浄済み容器ユニット2を乾燥させるための方法を示している。ステップ400において、洗浄済み容器束1、1'、1"が乾燥経路に沿って移動速度で移動させられる。少なくとも部分的に同時に、ステップ402において乾燥流体が洗浄済み容器ユニット2に適用される。ステップ404において、乾燥流体が、2つの連続した洗浄済み容器束1、1'、1"の間の束間隔126、128の関数として提供される。
【符号の説明】
【0078】
1、1'、1" 容器束
2 容器ユニット
100 洗浄システム
102 移動デバイス
103 移動の方向
104 洗浄経路
106 洗浄デバイス
108 洗浄デバイス
110 洗浄デバイス
112 洗浄デバイス
114 洗浄デバイス
116 洗浄デバイス
118 洗浄デバイス
120 洗浄デバイス
122 洗浄部分
124 制御デバイス
126 第1の束間隔
128 第2の束間隔
130 束のない点
132 押さえ器
134 第2の流体流れデバイス
136 第2の流体流れデバイス
138 第2の流体流れデバイス
140 第2の流体流れデバイス
142 第2の流体流れデバイス
144 第2の流体流れデバイス
146 第2の流体流れデバイス
148 距離検出ユニット
150 温度制御ユニット
152 第1の流体流れデバイス
154 洗浄ユニット
156 洗浄ノズル
158 洗浄ノズル
160 洗浄ノズル
162 洗浄ノズル
164 洗浄ユニット
166 洗浄ユニット
168 洗浄ユニット
200 乾燥デバイス
202 第2の移動デバイス
204 乾燥ユニット
206 第2の制御デバイス
208 押さえ器
210 流体入口
212 流体入口方向
214 流体出口
216 流体出口方向
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【国際調査報告】