(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-09
(54)【発明の名称】サシェット取出し器
(51)【国際特許分類】
A61J 7/00 20060101AFI20240702BHJP
A61J 1/03 20230101ALI20240702BHJP
【FI】
A61J7/00 Z
A61J1/03
【審査請求】未請求
【予備審査請求】有
(21)【出願番号】P 2024503709
(86)(22)【出願日】2022-06-16
(85)【翻訳文提出日】2024-01-18
(86)【国際出願番号】 AU2022050596
(87)【国際公開番号】W WO2023000014
(87)【国際公開日】2023-01-26
(32)【優先日】2021-07-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】AU
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】524025060
【氏名又は名称】オプティマル・ヴィジョン・プラス・ピーティーワイ・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】ゲイリー・ガスコイン
(72)【発明者】
【氏名】ロバート・アレン
【テーマコード(参考)】
4C047
【Fターム(参考)】
4C047AA40
4C047BB11
4C047CC13
4C047CC15
4C047CC16
4C047DD22
4C047DD32
4C047GG24
4C047NN07
(57)【要約】
本開示は、錠剤、丸薬、カプセル又は他の適した形態で提供される薬又はサプリメント等のサシェットを配給するためのサシェット取出し器を提供する。サシェット取出し器は、サシェットのロールを受け入れるための空間を形成する本体を有する。本体は、サシェットのロールのサシェットのスループットのために配置される。サシェットのロールは、サシェットがスロットを通って本体の外へ引き出されるときに空間内で回転する。サシェット取出し器は、サシェットがスロットを通って引き出され、本体の外へ出た後に、本体上でサシェットを支えるために本体から離れる方向を向く本体上の第1及び第2のサポート面を有する。第1及び第2のサポート面は、スロットが第1のサポート面と第2のサポート面との間に位置するようにスロットに隣接し、かつスロットに沿って位置決めされている。重力方向に対するサシェット取出し器の向きに依存して、サシェットは、スロットを通って引き出されたとき、サシェットは、第1のサポート面によって支持可能であり、又は前記第2のサポート面によって実質的に同様に支持可能であり、前記サシェットの第1面又は反対の第2面の何れか一方は本体から離れた方向を向く。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
薬のサシェットを配給するためのサシェット取出し器であって、
前記サシェット取出し器は、
前記サシェットのロールを受け入れるための空間を形成する本体と、
前記本体内で、前記サシェットのロールの前記サシェットのスループットのために位置決めされるスロットであって、前記サシェットのロールは、前記サシェットが前記スロットを通って前記本体の外へ引き出されるときに、前記空間内で回転する、スロットと、
前記サシェットが前記スロットを通って引き出された後に、前記サシェットを支えるために前記本体から離れる方向を向く前記本体上の第1及び第2のサポート面と、
を備え、
前記第1及び第2のサポート面は、前記スロットが前記第1のサポート面と前記第2のサポート面との間に位置するように前記スロットに隣接し、かつ前記スロットに沿って位置決めされ、
重力方向に対する前記サシェット取出し器の向きに依存して、前記サシェットは、前記スロットを通って引き出されたとき、前記第1のサポート面によって支持可能であり、又は前記第2のサポート面によって実質的に同様に支持可能であり、前記サシェットの第1面又は反対の第2面の何れか一方は前記本体から離れた方向を向く、サシェット取出し器。
【請求項2】
前記第1及び第2のサポート面は、共通の面上に位置する、請求項1に記載のサシェット取出し器。
【請求項3】
前記第1及び第2のサポート面は、平面である、請求項1又は2に記載のサシェット取出し器。
【請求項4】
前記第1及び第2のサポート面は、曲面である、請求項1又は2に記載のサシェット取出し器。
【請求項5】
前記第1及び第2のサポート面は、前記スロットのすぐ隣に位置する、請求項1から4の何れか一項に記載のサシェット取出し器。
【請求項6】
前記第1及び第2のサポート面は、実質的に同じ広がり及び形状を有する、請求項1から5の何れか一項に記載のサシェット取出し器。
【請求項7】
前記本体は、前記サシェットのロールが前記サシェット取出し器の中へ装填されたときに前記サシェットのロールの軸と実質的に一致する軸を有し、
前記スロットは軸を有し、
前記第1及び第2のサポート面は、前記本体の軸及び前記スロットの軸によって画定される対称面に対して、対称的である、
請求項1から6の何れか一項に記載のサシェット取出し器。
【請求項8】
前記本体は、前記サシェットが前記スロットを通って引き出されたときに前記第1のサポート面又は前記第2のサポート面の何れか一方の面上に前記サシェットを固定するように配置されるクリップを、前記第1及び第2のサポート面に備える、請求項1から7の何れか一項に記載のサシェット取出し器。
【請求項9】
前記本体は、少なくとも部分的に透明である、請求項1から8の何れか一項に記載のサシェット取出し器。
【請求項10】
前記本体は、2つの半体を備え、
前記2つの半体は、前記サシェットのロールを装填するために分離可能であり、且つ前記本体が閉じるように2つの前記半体を互いに係合させるように配置されるスナップフィットを備える、請求項1から9の何れか一項に記載のサシェット取出し器。
【請求項11】
前記本体は、前記第1及び第2のサポート面の反対側に位置決めされたベース部分を有し、
前記ベース部分は、建物や構造物の壁に取り付けるために配置され、それによって、前記サシェット取出し器が前記建物や構造物の壁に取り付けられるとき、前記第1及び第2のサポート面は、前記建物や構造物の壁から離れる方向を向いている、請求項1から10の何れか一項に記載のサシェット取出し器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、サシェット取出し器(sachet dispenser)に関し、特に薬のサシェット(sachet)を配給するためのサシェット取出し器に関する。
【0002】
本明細書を通して、「薬」や「医薬品」という用語は、錠剤、丸薬、カプセル又はその他適した形態で提供される薬またはサプリメント等に用いられる。
【背景技術】
【0003】
多くの人々は、毎日又は毎日複数回投与される薬を必要とする。さらに、サプリメントは、定期的によく消費される。薬やサプリメントの手作業による選択は煩雑であり、また、間違いを起こす可能性があり、重要な薬の場合には、深刻な結果を招く可能性がある。
【0004】
内容、人物、日付、及び場合によっては曜日や時間(例えば、ある人が一日に数回錠剤又は丸薬を服用しなければならない場合)を識別するラベルと共に錠剤又は丸薬の選択物用の仕切りを有する、例えばウェブスターパックのようなブリスターパックに、錠剤や丸薬の服用量を配置することは知られている。そのため、病院、介護施設などの利用者又は職員は、錠剤又は丸薬の必要な選択物を含むウェブスターパックの仕切り上のラベルを単に識別するだけでよい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
代替的に、錠剤や丸薬を含むサシェットが使用されてもよい。サシェットは、サシェットのロールの形態で提供されてもよく、各サシェットは、ある人の錠剤もしくは丸薬の1日分の用量が含まれていてもよく、又はある人が一日に複数回服用しなければならないかもしれない錠剤もしくは丸薬の用量が含まれていてもよい。各サシェットは、人物、内容物、日付を識別するためのラベルを有し、ラベルはその他の情報を含んでもよい。このようなサシェットのロールは、大抵段ボール箱に詰められ、利用者、病院又は介護施設等に届けられ、開封され、そして、取出し器の中へ装填される。取出し器は、取出し器のスロットを通ってサシェットを引き出すことによって操作され、そして、サシェットのロールからサシェットを分離させる。しかしながら、既知の取出し器は、しばしばサシェットのラベルを識別するのが難しいという欠点を有する。ラベルは、サシェットの第1面又は反対の第2面(サシェットのロールに対向して、若しくは反対を向いている)の何れか一方に位置決めされ、それは供給者の好みに依存する。もし、サシェットが取出し器から配給される(取出し器から外に引き出される)ならば、配給されたサシェットの前面が取出し器の反対を向いているか、又は、後面が取出し器から離れる方向を向いているかの何れかである。その結果、ラベルは、ラベルを識別するのが難しくなる取出し器の方を向いてしまう可能性がある。
【0006】
本開示は、技術的進歩を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、第1の態様において、薬のサシェットを配給するためのサシェット取出し器を提供し、サシェット取出し器は、
サシェットのロールを受け入れるための空間を形成する本体と、
本体内で、サシェットのロールのサシェットのスループットのために位置決めされるスロットであって、サシェットのロールは、サシェットがスロットを通って本体の外へ引き出されるときに空間内で回転するスロットと、サシェットがスロットを通って引き出された後に、サシェットを支えるために本体から離れる方向を向く本体上の第1及び第2のサポート面と、を備え、第1及び第2のサポート面は、スロットが第1のサポート面と第2のサポート面との間に位置するようにスロットに隣接し、かつスロットに沿って位置決めされ、重力方向に対するサシェット取出し器の向きに依存して、サシェットは、スロットを通って引き出されたとき、第1のサポート面よって支持可能であり、又は第2のサポート面によって実質的に同様に支持可能であり、サシェットの第1面又は反対の第2面の何れか一方は本体から離れた方向を向いている。
【0008】
取出し器は、利用者によって選択されるように使用されることができ、スロットを通って本体の外へ引き出されるサシェットは、第1のサポート面又は第2のサポート面の何れか一方によって支えられ、それによって、サシェットの第1又は第2のサポート面の何れか一方が露出される。サシェットの内容物を識別し、又はさらなる関連情報(週の何日に及び/又はその日の何時に及び/又は人物名など)を含むラベルが、サシェットの第1面又は反対の第2面の何れか一方の面上に位置するので、利用者が取出し器を利用し、ラベルが取出し器の本体の外を向いて便利に識別されることができるようにサポート面を選択することができ、それらは利便性の向上だけでなく、安全性も向上させる。
【0009】
第1及び第2のサポート面は、平面又は曲面のような任意の適切な形状であってもよい。さらに、第1及び第2のサポート面は、平面又は曲面であり得る共通の面上に位置してもよい。第1及び第2のサポート面は、スロットのすぐ隣に位置していてもよい。さらに、第1及び第2のサポート面は、実質的に同じ広がり及び形状を有していてもよい。
【0010】
特定の一実施形態では、第1及び第2のサポート面は、凹状に湾曲した共通の平面上に位置している。
【0011】
本体は、サシェットのロールが本体内に位置決めされたとき、サシェットのロールの軸と一致し得る軸を有していてもよく、スロットは軸を有していてもよい。第1及び第2のサポート面は、本体の軸とスロットの軸によって画定される対称面に対して対称的であってもよい。
【0012】
本体は、第1のサポート面又は第2のサポート面の何れか一方の面上にサシェットを固定するように配置される第1及び第2のサポート面上に設けられるクリップを備えてもよい。
【0013】
本体は、丸形の部分を備えていてもよく、且つ適切なプラスチック材料のようなポリマー材料から形成されていてもよい。本体は、サシェット取出し器の再装填がいつ必要になるかを決定するために、本体の外側からサシェットのロールの便利な検査できるように、少なくとも部分的に透明であってもよい。
【0014】
本体は、2つの半体を備えていてもよく、それらはサシェットのロールを装填するために分離可能であってもよく、本体が閉じられるために2つの半体を互いに係合させるように配置されたスナップフィットを備えていてもよい。
【0015】
本体は、建物や構造物の垂直の壁のような壁に取り付けるために配置されてもよい。本体は、スロットによって分離される第1及び第2のサポート面の反対側に位置決めされたベース部分を備えていてもよい。ベース部分は、建物や構造物の壁に取り付けるために配置されてもよく、それによって第1及び第2のサポート面は、取出し器が建物や構造物の壁に取り付けられるときに、建物や構造物の壁から離れる方向を向いている。
【0016】
発明は、次の発明の特定の実施形態の説明からより十分に理解されるだろう。説明は、添付の図面と共に提供される。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】
図1は、本発明の実施形態に係るサシェット取出し器の斜視図である。
【
図2】
図2は、発明の実施形態に係るサシェット取出し器の側面断面図である。
【
図3】
図3は、発明の実施形態に係るサシェット取出し器の側面断面図である。
【
図4】
図4は、発明の実施形態に係るサシェット取出し器の上面図である。
【
図5】
図5は、発明の実施形態に係るサシェット取出し器の底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1から
図5を参照して、本発明の実施形態に係るサシェット取出し器100が今回説明される。サシェット取出し器100は、薬(図示しない)を包含するサシェットのロールを受け入れるように配置される内部空間103を有する本体102を有する。本体102は、2つの半体104,106から形成され、それらは分離可能であり、それによって、本体102はサシェット114のロールを受け入れるために開けられ得る。半体104,106は、ヒンジ108により結合され、スナップフィット配置110は、本体102が閉じた状態になるように半体104,106を固定するために用いられる。
【0019】
本体102は、スロット112を有し、このスロット112を通ってサシェット114が本体102の外に引き出され得る。サシェット114の端部は、
図1、
図2及び
図4に概略的に示され、サシェット114のロールの側面断面図が
図2に示される。サシェット取出し器100は、2つのサポート面116,118を有し、それらは、スロット112の反対側に位置している。サシェットがスロット112の外に十分に引き出されたとき、サシェット114は、サポート面116又はサポート面118のいずれか一方によって留める(支えられる)ことができる(重力方向に対するサシェット取出し器の向きに依存する)。
【0020】
図示される実施形態において、サポート面116,118は、スロット112のすぐ隣に位置し、凹状に湾曲した共通の平面上に位置決めされる。図示される実施形態の変形例では、サポート面116,118は、例えば、平坦な面上にあってもよく、又は異なる面上に位置決めされてもよい。さらに、サポート面116,118は、代替的に、スロット112のすぐ隣に位置決めされなくてもよい。
【0021】
本体102は、クリップ120,122をさらに備え、クリップ120,122は、サポート面116,118に位置決めされ、且つ、サシェットが一旦スロット112の外に引き出されると、サポート面116又はサポート面118のいずれか一方の面上にサシェット114を固定するように配置される。加えて、本体102は、穴124を有し、それらは垂直壁又は水平壁のような壁面に、適切なねじやボルトを使用して、サシェット取出し器100を固定するために用いられることができる。
【0022】
本体102は、プラスチック材料のような適切なポリマー材料から形成されてもよい。本体102は、少なくとも部分的に透明であってもよい。本実施形態において、本体102は、実質的にまっすぐ又は丸形の壁部分を有している。当業者は、代替として、本体が略円筒形のような異なる形状を有していてもよいことが理解されるだろう。
【0023】
さらに、当業者は、取出し器が錠剤、丸薬又はカプセルのサシェットを配給するために適するだけでなく、粉末もしくは液体の形態のような他の適した形態で提供される薬又はビタミン等を包含するサシェットを配給するのにも適していてもよいことが理解されるだろう。
【符号の説明】
【0024】
100 サシェット取出し器
102 本体
103 内部空間
104、106 半体
108 ヒンジ
110 スナップフィット配置
112 スロット
114 サシェット
116、118 サポート面
120、122 クリップ
【手続補正書】
【提出日】2022-11-02
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
薬のサシェットを配給する
薬取出し器であって、
前記
薬取出し器は、
前記サシェットのロールを受け入れるための空間を形成する本体と、
前記本体内で、前記サシェットのロールの前記サシェットのスループットのために位置決めされるスロットであって、前記サシェットのロールは、前記サシェットが前記スロットを通って前記本体の外へ引き出されるときに、前記空間内で回転する、スロットと、
前記サシェットが前記スロットを通って引き出された後に、前記サシェットを支えるために前記本体から離れる方向を向く前記本体上の第1及び第2のサポート面と、
を備え、
前記第1及び第2のサポート面は、前記スロットが前記第1のサポート面と前記第2のサポート面との間に位置するように前記スロットに隣接し、かつ前記スロットに沿って位置決めされ、
重力方向に対する前記
薬取出し器の向きに依存して、前記サシェットは、前記スロットを通って引き出されたとき、前記第1のサポート面によって支持可能であり、又は前記第2のサポート面によって実質的に同様に支持可能であり、前記サシェットの第1面又は反対の第2面の何れか一方は前記本体から離れた方向を向く、
薬取出し器。
【請求項2】
前記薬取出し器は、薬の前記サシェットのロールを備え、
前記サシェットは、前記サシェットの内容物を識別するラベルを備え、
前記ラベルは、前記サシェットの第1面又は反対の第2面の何れか一方に位置し、
薬の前記サシェットは、前記スロットを通って前記本体の外へ引き出され、前記第1のサポート面又は前記第2のサポート面の何れか一方によって支えられ、
前記第1のサポート面又は前記第2のサポート面の何れか一方は、前記サシェット上の前記ラベルが、前記薬取出し器の前記本体から離れる方向を向き、便利に識別することができるように選択される、請求項1に記載の薬取出し器。
【請求項3】
前記第1及び第2のサポート面は、共通の面上に位置する、請求項1
又は2に記載の
薬取出し器。
【請求項4】
前記第1及び第2のサポート面は、平面である、請求項1
から3の何れか一項に記載の
薬取出し器。
【請求項5】
前記第1及び第2のサポート面は、曲面である、請求項1
から3の何れか一項に記載の
薬取出し器。
【請求項6】
前記第1及び第2のサポート面は、前記スロットのすぐ隣に位置する、請求項1から
5の何れか一項に記載の
薬取出し器。
【請求項7】
前記第1及び第2のサポート面は、実質的に同じ広がり及び形状を有する、請求項1から
6の何れか一項に記載の
薬取出し器。
【請求項8】
前記本体は、前記サシェットのロールが前記
薬取出し器の中へ装填されたときに前記サシェットのロールの軸と実質的に一致する軸を有し、
前記スロットは軸を有し、
前記第1及び第2のサポート面は、前記本体の軸及び前記スロットの軸によって画定される対称面に対して、対称的である、
請求項1から
7の何れか一項に記載の
薬取出し器。
【請求項9】
前記本体は、前記サシェットが前記スロットを通って引き出されたときに前記第1のサポート面又は前記第2のサポート面の何れか一方の面上に前記サシェットを固定するように配置されるクリップを、前記第1及び第2のサポート面に備える、請求項1から
8の何れか一項に記載の
薬取出し器。
【請求項10】
前記本体は、少なくとも部分的に透明である、請求項1から
9の何れか一項に記載の
薬取出し器。
【請求項11】
前記本体は、2つの半体を備え、
前記2つの半体は、前記サシェットのロールを装填するために分離可能であり、且つ前記本体が閉じるように2つの前記半体を互いに係合させるように配置されるスナップフィットを備える、請求項1から
10の何れか一項に記載の
薬取出し器。
【請求項12】
前記本体は、前記第1及び第2のサポート面の反対側に位置決めされたベース部分を有し、
前記ベース部分は、建物や構造物の壁に取り付けるために配置され、それによって、前記
薬取出し器が前記建物や構造物の壁に取り付けられるとき、前記第1及び第2のサポート面は、前記建物や構造物の壁から離れる方向を向いている、請求項1から
11の何れか一項に記載の
薬取出し器。
【国際調査報告】