(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-10
(54)【発明の名称】動画及びウェブページのレンダリングのためのフレーム及び子フレーム
(51)【国際特許分類】
H04N 21/431 20110101AFI20240703BHJP
H04N 21/4725 20110101ALI20240703BHJP
G06F 3/0481 20220101ALI20240703BHJP
【FI】
H04N21/431
H04N21/4725
G06F3/0481
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023573455
(86)(22)【出願日】2022-06-02
(85)【翻訳文提出日】2023-11-28
(86)【国際出願番号】 US2022031868
(87)【国際公開番号】W WO2022256468
(87)【国際公開日】2022-12-08
(32)【優先日】2021-06-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】520445071
【氏名又は名称】ループ ナウ テクノロジーズ インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】LOOP NOW TECHNOLOGIES, INC.
(74)【代理人】
【識別番号】110000659
【氏名又は名称】弁理士法人広江アソシエイツ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】バッコー,ステファン
(72)【発明者】
【氏名】リー,ウーシ
(72)【発明者】
【氏名】スヴルチェク,ミハル
【テーマコード(参考)】
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5C164UB41S
5C164UB81P
5C164UD43P
5C164YA11
5E555AA23
5E555AA24
5E555AA33
5E555BA01
5E555BA04
5E555BA87
5E555BB01
5E555BB04
5E555BC08
5E555BD01
5E555BE12
5E555CA12
5E555CB14
5E555CC01
5E555DA02
5E555DB03
5E555DB49
5E555DB57
5E555DC05
5E555DC09
5E555DC27
5E555DD07
5E555EA07
5E555EA08
5E555EA11
5E555FA00
(57)【要約】
動画及びウェブページのレンダリングのためのフレーム及び子フレーム技術を使用する表示のための技術が開示される。動画ストリーミングが受信される。動画ストリーミングは、リンクとともにデバイスディスプレイ上のウィンドウ内に動画として表示される。リンクは、ウェブページユニフォームリソースロケータ(URL)を含む。ユーザによって行われたリンクの選択が受信される。選択は、行動喚起に応答して行われる。動画は、選択されたリンクの結果とともにレンダリングされる。リンクの結果のレンダリングは、ウェブページURLに関連付けられたウェブページを含む。ユーザは、動画がレンダリングされている間、ウェブページと対話することができる。動画は縮小されて、デバイスディスプレイの一部分上で動画を縮小された動画としてレンダリングされる。縮小された動画及びウェブページをレンダリングすることは、ポップアップウィンドウなしで達成される。
【選択図】
図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示のためのコンピュータ実装方法であって、
動画ストリーミングを受信することと、
前記動画ストリーミングをリンクとともにデバイスディスプレイ上のウィンドウ内に動画として表示することと、
ユーザによる前記リンクの選択を受信することと、
前記ウィンドウから子フレームを起動することと、
前記動画を、選択された前記リンクの結果とともにレンダリングすることであって、前記リンクの前記結果が表示され、前記子フレームが、レンダリングされている前記動画を取り囲む、レンダリングすることと、
前記動画を縮小して、前記動画を前記デバイスディスプレイの一部分上に縮小された動画としてレンダリングすることと、を含む、コンピュータ実装方法。
【請求項2】
前記動画がレンダリングされている間、前記リンクの前記選択に基づいて、前記ユーザがウェブページと対話することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ユーザによる前記選択が、行動喚起に応答している、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記動画ストリーミングが、ライブストリーミングを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記動画を前記縮小することが、前記ユーザによる縮小選択に応答している、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記縮小することにより、前記動画が前記ウィンドウの右下隅においてレンダリングされる、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記リンクが、ウェブページユニフォームリソースロケータ(URL)を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記リンクの前記結果のレンダリングが、前記ウェブページURLに関連付けられたウェブページを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記縮小された動画及びウェブページを前記レンダリングすることが、ポップアップウィンドウなしで達成される、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記縮小された動画が表示されるための場所を変更することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記場所を変更することは、前記ユーザがマウスをドラッグする動きに応答している、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記動画の場所が固定されたまま、ウェブページをスクロールすることを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記動画を、前記縮小後に、前記動画のレンダリングを前記動画の元のサイズに復元するように最大化することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記縮小された動画を前記レンダリングすることにより、ピクチャインピクチャ機能を達成する、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
ウェブページが、前記ピクチャインピクチャ機能のための外側ピクチャである、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記動画を前記レンダリングすることが、前記ピクチャインピクチャ機能のための内側ピクチャである、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記ウェブページが、前記縮小された動画とともに表示されている別の動画を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記縮小された動画を前記レンダリングすることにより、ページインページ機能を達成する、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記レンダリングすることが、インターネットブラウザアプリケーション内のインラインフレーム機能を使用して達成される、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
ウェブページが、前記ウェブページ及び縮小された前記動画の両方の表示を含む拡大コンテナウィンドウ内で起動される、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
前記縮小された動画が、選択された前記リンクの前記結果の上にレンダリングされる、請求項1に記載の方法。
【請求項22】
前記動画が、前記ユーザによる選択に基づいて、一時停止及び再開される、請求項1に記載の方法。
【請求項23】
前記ユーザが前記リンクの前記結果を操作することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項24】
前記操作することが、前記結果をスクロールすることを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記操作することが、前記結果のレンダリングを開始及び一時停止することを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
表示のためのコンピュータ可読媒体に具現化されたコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が、コードを含み、前記コードが、1つ以上のプロセッサに、
動画ストリーミングを受信することと、
前記動画ストリーミングをリンクとともにデバイスディスプレイ上のウィンドウ内に動画として表示することと、
ユーザによる前記リンクの選択を受信することと、
前記ウィンドウから子フレームを起動することと、
前記動画を、選択された前記リンクの結果とともにレンダリングすることであって、前記リンクの前記結果が表示され、前記子フレームが、レンダリングされている前記動画を取り囲む、レンダリングすることと、
前記動画を縮小して、前記動画を前記デバイスディスプレイの一部分上に縮小された動画としてレンダリングすることと、の動作を実行させる、コンピュータプログラム製品。
【請求項27】
前記動画がレンダリングされている間、前記リンクの前記選択に基づいて、前記ユーザがウェブページと対話することを更に含む、請求項26に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項28】
前記ユーザによる前記選択が、行動喚起に応答している、請求項26に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項29】
前記動画を前記縮小することが、前記ユーザによる縮小選択に応答している、請求項26に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項30】
前記縮小することにより、前記動画が前記ウィンドウの右下隅においてレンダリングされる、請求項29に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項31】
前記リンクが、ウェブページユニフォームリソースロケータ(URL)を含む、請求項26に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項32】
前記リンクの前記結果のレンダリングが、前記ウェブページURLに関連付けられたウェブページを含む、請求項31に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項33】
前記縮小された動画が表示されるための場所を変更することを更に含む、請求項26に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項34】
表示のためのコンピュータシステムであって、
命令を記憶しているメモリと、
前記メモリに結合された1つ以上のプロセッサであって、前記1つ以上のプロセッサが、記憶されている前記命令を実行するときに、
動画ストリーミングを受信することと、
前記動画ストリーミングをリンクとともにデバイスディスプレイ上のウィンドウ内に動画として表示することと、
ユーザによる前記リンクの選択を受信することと、
前記ウィンドウから子フレームを起動することと、
前記動画を、選択された前記リンクの結果とともにレンダリングすることであって、前記リンクの前記結果が表示され、前記子フレームが、レンダリングされている前記動画を取り囲む、レンダリングすることと、
前記動画を縮小して、前記動画を前記デバイスディスプレイの一部分上に縮小された動画としてレンダリングすることと、を行うように構成された、1つ以上のプロセッサと、を備える、コンピュータシステム。
【請求項35】
前記動画がレンダリングされている間、前記リンクの前記選択に基づいて、前記ユーザがウェブページと対話するように更に構成された、請求項34に記載のコンピュータシステム。
【請求項36】
前記ユーザによる前記選択が、行動喚起に応答している、請求項34に記載のコンピュータシステム。
【請求項37】
前記動画を前記縮小することが、前記ユーザによる縮小選択に応答している、請求項34に記載のコンピュータシステム。
【請求項38】
前記縮小することにより、前記動画が前記ウィンドウの右下隅においてレンダリングされる、請求項37に記載のコンピュータシステム。
【請求項39】
前記リンクが、ウェブページユニフォームリソースロケータ(URL)を含む、請求項34に記載のコンピュータシステム。
【請求項40】
前記リンクの前記結果のレンダリングが、前記ウェブページURLに関連付けられたウェブページを含む、請求項39に記載のコンピュータシステム。
【請求項41】
前記縮小された動画が表示されるための場所を変更するように更に構成された、請求項34に記載のコンピュータシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、2021年6月3日に出願された米国仮特許出願第63/196,252号「Frame And Child Frame For Video And Webpage Rendering」に対する優先権を主張するものである。
【0002】
前述の出願は、許容される管轄区域においてその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0003】
本出願は、概して、表示に関し、より具体的には、動画及びウェブページのレンダリングのためのフレーム及び子フレームに関する。
【背景技術】
【0004】
動画ストリーミングは、エンターテイメント、情報、コマースのソースとして人気が高まっている。長年、動画視聴者はテレビや映画館に制約されてきたが、ストリーミングは、特にモバイルデバイスを使用して、コンテンツを作成、宣伝、消費する機会をますます広げてきた。これまで以上に、視聴者は視聴するもの、視聴したい時間と場所を制御できる。ストリーミング企業は、加入者に動画コンテンツを24時間年中無休で提供することができる。視聴者は、もはやテレビ番組のスケジュールや劇場の上映時間に制約されない。多くの場合、映画館への家族旅行の費用よりも低い月額費用で、加入者は無制限に映画、テレビ番組、ドキュメンタリーなどを見ることができる。数十年前に作成されたコンテンツは、過去1年以内に作成されたコンテンツと同じくらい簡単に利用できる。ストリーミングサービスは、加入者のために独自の排他的なコンテンツを作成することさえできるため、消費者は、その特定のコンテンツを視聴するためのサービスを購入するよう促される。動画ストリーミングプロバイダは、過去の視聴選択に基づいて新しいコンテンツを推奨することができるため、各ユーザに合わせて提案を調整し、顧客満足度を向上させることができる。
【0005】
ゲームサイトでは、動画ゲームをプレイするプロのゲーマーの動画をストリーミングし、解説を提供し、スキルを紹介することができる。ゲーマーを見ている間、視聴者はメッセージのライブ投稿を介して他の視聴者と対話することができるため、同様の関心を持つ人々のオンラインコミュニティが作成される。ゲーマーは非常に多くのフォロワーを生み出すことができるため、ゲーマーはスポンサーシップを引き付けることさえできる。一部の企業は、広告でサポートされたビジネスモデルを使用して収益化するために、ストリーミングコンテンツを無料で提供する。これらのサイトを通じて、大人、ティーンエイジャー、子供たちは自分が作成したコンテンツを投稿し、アクセスにパスワードが必要な非公開のオーディエンスであろうと、コンテンツを誰でも利用できる一般のオーディエンスであろうと、オーディエンスと作成したコンテンツを共有することができる。両親は、出席できなかった親戚と子供のピアノの発表会を共有することができる。友達は、世界中のどこからでもホリデーの願いを共有できる。スポーツチームは、選手の競技ハイライトをファンと共有することができる。起業家は、自社の製品やサービスを顧客と共有することができる。インフルエンサーは、動画ストリーミングを使用してブランドを作成し、宣伝し、提供するパーソナライズされた動作を路線変更することができる。視聴者はインフルエンサーと直接対話することができ、関係を築き、つながりを深めることができる。このように、視聴者はインフルエンサーと一体感を持つことができる。視聴者はソーシャルメディアを使用してライブ動画を共有することもでき、インフルエンサーのブランドを迅速に拡大できる。
【0006】
パンデミック中に世界の大部分が閉鎖されたとき、個人は企業のライブストリーミング動画サービスを使用して愛する人と連絡を取り合うことができた。また、これらのサービスにより、従業員が在宅勤務を継続することができ、また、従来の対面ミーティングが選択肢ではない場合でも、企業が顧客とのつながりを維持することができるようになった。ライブストリーミング動画により、視聴者は外出先でもイベントをリアルタイムで体験できる。店舗で並んで待機すると、ファンはお気に入りのチームが競うのを見ることができる。有権者は夕方の散歩に出かけながら、大統領選の討論会の生中継を見ることができる。リアルタイムのニュース報道から授賞式、製品発売まで、エンターテイメント、情報、コマースを視聴者の指先で即座に利用できる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレット、スマートフォン、及びPDAを含むことができる電子デバイスは、動画ストリーミングなどのコンテンツを観察し、対話したい人々によって広く使用されている。動画ストリーミングには、個人又は個人のチームが、考えやコメント、商品やサービスの呼び売りなどを提示することができるライブストリーミングを含めることができる。動画ストリーミングは、個人、商品、又はサービスなどを宣伝するために使用することができ、ニュース、スポーツ、政府の告知、及びエンターテイメント、教育資料などの情報を提示するために使用することができる。動画ストリーミングは、ウェブブラウザウィンドウに関連付けられたプラグインなどを使用して、動画アプリ又はプレイヤーに関連付けられたウィンドウで見ることができる。個人などの動画ストリーミングの発信者は、そのストリーミングにリンク又はユニフォームリソースロケータ(URL)を含めることができる。更なる情報は、個人に関連付けられたウェブサイト、動画ストリーミングの主題である商品又はサービスに関する詳細などを含むことができる。更なる情報は、動画ストリーミング内のリンクを選択することによってアクセスすることができる。リンクの結果は、ウェブコンテンツを含むことができ、ウェブコンテンツは、テキスト、写真又は画像、音声、動画などを含むことができる。リンクの結果は、動画とともにレンダリングすることができる。リンク結果と動画がアプリ又はブラウザウィンドウのサイズに収まるようにするために、動画を縮小することができ、縮小された動画をリンク結果の「手前」にレンダリングすることができる。レンダリングは、動画のフレームとリンクの結果の子フレームとを使用して達成され得る。
【0008】
表示は、動画及びウェブページのレンダリングのためのフレーム及び子フレームに基づく。動画ストリーミングは、個人、チーム、ストリーミングプロバイダなどによって提供することができる。動画ストリーミングは、ライブストリーミング動画を含むことができる。動画ストリーミングは、リンクとともにデバイスディスプレイ上のウィンドウ内に動画として表示される。動画ストリーミングは、ウィンドウに関連付けられたフレーム内に表示することができる。動画の表示は、アプリ、ウェブブラウザに関連付けられたウィンドウなどを使用して達成することができる。リンクは、テキスト、画像、音声、動画などのコンテンツにアクセスできる。リンクには、ウェブページのURLを含めることができる。ユーザによるリンクの選択を受信することができる。リンクは、動画とともに表示されたリンクをクリックしたり、画像をクリックして非表示のリンクにアクセスしたり、チャット内のリンクを選択したりすることで選択できる。動画は、選択されたリンクの結果とともにレンダリングされる。リンクの結果は、ウィンドウに関連付けられた子フレーム内に表示することができる。動画は縮小されて、デバイスディスプレイの一部分上で動画を縮小された動画としてレンダリングされる。縮小された動画は、選択されたリンクの結果の上にレンダリングすることができる。縮小された動画及びウェブページをレンダリングすることは、ポップアップウィンドウなしで達成される。
【課題を解決するための手段】
【0009】
様々な実施形態の様々な特徴、態様、及び利点は、以下の更なる説明からより明らかになるであろう。
【0010】
特定の実施形態の以下の詳細な説明は、以下の図を参照することによって理解され得る。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1A】フレーム及び子フレームのレンダリングのためのフロー図である。
【
図1B】フレーム及び子フレームのユーザ対話を図示する。
【
図2】リンクを有する動画ウィンドウを示す例である。
【
図3】リンク結果とともに、子フレーム内に縮小された動画を示す例である。
【
図4】動画ストリーミングと、選択されたリンクの結果とを示す。
【
図5】動画及びウェブページのレンダリングのためのシステムブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
動画及びウェブページのレンダリングのためのフレーム及び子フレームに基づく表示のための技術が開示される。動画ストリーミング動画などの動画は、個人によって受信することができる。受信された動画ストリーミングは、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレット、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)などの電子デバイスを使用して受信することができる。動画ストリーミング動画は、電子デバイスにロードされた動画プレイヤー、プラグインを備えたウェブブラウザなどのアプリを使用して視聴することができる。動画ストリーミングにより、個人は加入者、フォロワー、志を同じくする個人、好奇心旺盛な人などに働きかけることができる。動画ストリーミングは、意見、メッセージ、製品の宣伝や批判などのメッセージを提示することができる。プロバイダは、動画ストリーミング動画とともに表示することができるウェブリンクなどのリンクを提示することができる。リンクは、メッセージを提示し、感情を伝達し、又は本能的反応を引き起こし、テーマ又は経験を開拓し、動画ストリーミング動画のトピックに関連する、又はそれに関連付けられたテキスト、画像、動画、音声、及び他のコンテンツにアクセスするために使用することができる。動画ストリーミングには、視聴者がコメント、支援、怒鳴り、ウェブリンクなどを共有できるチャット機能も含むこともできる。視聴者は、リンクをクリックして、リンクの結果を受信することができる。動画ストリーミング動画とリンクの結果とは、動画のフレームとリンクの結果の子フレームとを使用して、アプリ又はブラウザウィンドウ内にレンダリングできる。動画は、サイズを縮小することができ、リンクの結果の上にレンダリングすることができる。
【0013】
動画及びウェブページのレンダリングのためのフレーム及び子フレームを使用して表示が可能になる。動画ストリーミングが受信される。動画ストリーミングは、ライブストリーミングを含むことができ、ライブストリーミングは、製品について話すこと、意見を共有すること、ニュースストーリーにコメントすることなどを望む個人によって提供されることができる。動画ストリーミングは、リンクとともにデバイスディスプレイ上のウィンドウ内に動画として表示される。ウィンドウは、アプリ又はウェブブラウザに関連付けることができる。リンクは、テキスト、写真、音声、動画などのコンテンツへのウェブリンクを含むことができる。ユーザによるリンクの選択が受信される。選択されたリンクは、動画ストリーミングとともに提示されたリンク、動画内に埋め込まれたリンク、チャットストリーミング内のリンクなどを含むことができる。動画は、選択されたリンクの結果とともにレンダリングされる。動画は、ウィンドウに関連付けられたフレーム内にレンダリングすることができ、リンクの結果は、ウィンドウに更に関連付けられた子フレーム内にレンダリングすることができる。動画は縮小されて、デバイスディスプレイの一部分上で動画を縮小された動画としてレンダリングされる。縮小された動画は、リンクの結果の手前にレンダリングすることができる。縮小された動画は、最初にウィンドウ内の位置にレンダリングすることができ、ユーザによって取られたアクションに基づいて別の位置に移動させることができる。実施形態では、縮小された動画及びウェブページをレンダリングすることは、ポップアップウィンドウなしで達成される。
【0014】
図1Aは、動画及びウェブページのレンダリングのためのフレーム及び子フレームのフロー図である。動画ストリーミング動画、短編動画などを含むことができる動画は、様々なメディア及びコンテンツタイプを含むことができる。一部の動画には、ニュース動画、エンターテイメント動画、政治メッセージ動画などが含まれ得るが、動画ストリーミング動画には、個人、協力者のチームなどによって提供されるライブ又は録画された動画が含まれ得る。動画ストリーミング動画は、ソーシャルメディアのインフルエンサー、テイストメーカー、セレブなどによって提供することができる。カメラ、マイク、電子デバイスなどの最小限の機器にアクセスでき、何か言いたいことがあれば、誰でも動画ストリーミングを提供して他の人又は単に自身に知らせたり、楽しませたり、刺激を与えたりすることができる。動画は、個人が使用する電子デバイスで視聴することができる。視聴は、ウィンドウに関連付けられたフレーム内に動画をレンダリングすることによって達成され得る。ウィンドウは、アプリによって提供されるウィンドウ、ウェブブラウザに関連付けられたウィンドウなどを含むことができる。動画は、テキスト、画像、音声、動画、及びウェブサイトなどの様々なコンテンツへのリンクを含むことができる。リンクを選択した結果生じるコンテンツは、視聴ウィンドウに関連付けられた子フレーム内にレンダリングすることができる。ユーザは、動画を視聴し続けることができ、子フレーム内にレンダリングされたコンテンツと対話することができる。動画は一時停止及び再開することができ、同時に、子フレーム内のコンテンツはスクロール、クリックなどをすることができる。子フレーム内のコンテンツは、水平方向、垂直方向などにスクロール可能であり得る。リンクからの結果を、自動再生、開始及び停止、一時停止などをすることができる。
【0015】
フロー100は、動画ストリーミングを受信すること110を含む。動画ストリーミングは、音声及び動画、サウンドトラック、スライドショーなどのマルチメディアコンテンツを含むことができる。実施形態では、動画ストリーミングは、ライブストリーミングを含むことができる。動画ストリーミングは、個人又はチーム、メディア企業、政治団体、教育機関などによって提供され得る。動画ストリーミングは、エンターテイメントコンテンツ、ソーシャル共有コンテンツなどを含むことができる。動画ストリーミングは、H.264、H.265/HVECなどを含む様々な符号化及び復号化、すなわち「コーデック」技術に基づくことができる。フロー100は、動画ストリーミングを動画として表示すること120を含む。動画ストリーミングの表示は、QuickTime(商標)、VLC Media Player(商標)、GOM Player(商標)などの汎用動画アプリを使用して達成することができる。動画の表示は、専用のメディアプレイヤー、ブラウザプラグインなどを使用して達成することができる。フロー100では、動画ストリーミングは、デバイス上のウィンドウ122に表示される。動画を表示することができるウィンドウは、アプリに関連付けられたウィンドウ、ウェブブラウザ又はブラウザタブに関連付けられたウィンドウなどを含むことができる。ウィンドウは、動画を表示することができるフレームを含むことができる。フレームは、フレームのコンテナから独立して、動画ストリーミング動画を表示することができるウィンドウの一部を含むことができる。フレームのコンテナは、動画ストリーミング動画、ブラウザウィンドウなどとともに表示され得る他のコンテンツを含むことができる。動画ストリーミングなどのフレームのコンテンツは、フレームのコンテナから独立してロードすることができる。フロー100において、動画ストリーミングは、リンクとともに表示される124。リンクは、コンテンツへのリンクを含むことができ、コンテンツは、テキスト、画像、音声ファイル、動画ファイルなどのメディアを含むことができる。実施形態では、リンクは、ウェブページURLに関連付けられたウェブページを含むことができる。リンクは、目に見えるリンク、埋め込まれたリンクなどを含むことができる。リンクは、動画ストリーミングに関連付けられたチャットストリーミングに表示されることがある(以下で説明する)。リンクは、ユーザの視点から動画の「手前」にレンダリングされるが、リンクをクリックすると、後述するように、それが意味するナビゲーションを別のサーバによって途中で遮断することが可能になる。
【0016】
ウェブページは、ウェブページ及び縮小された動画の両方を表示できる拡大コンテナウィンドウ内で起動される。フロー100は、ユーザによるリンクの選択を受信すること130を含む。リンクの選択は、動画ストリーミング動画と一緒に表示されたリンクをクリックすること、動画をクリックして埋め込みリンクを選択すること、メニューの選択をクリックすること、チャット内のリンクをクリックすることなどによって達成することができる。選択は、マウス又はトラックパッドを使用すること、動画上でカーソルをスワイプすることなどを含むことができる。リンクを選択することで、リンクの結果が提供されるようにすることができる。結果は、テキスト、画像、音声、動画などのメディアを含むことができる。実施形態では、リンクは、ウェブページURLを含むことができる。ウェブページは、動画ストリーミングのプロバイダに関連付けることができ、商品又はサービスを参照することができ、更なる情報を提供することなどができる。実施形態では、ユーザによる選択は、行動喚起に応答してもよい。行動喚起には、購入リンク、アンケートリンク、サポートリンクなどを含めることができる。フロー100は、動画を、選択されたリンクの結果とともにレンダリングすること140を含む。リンクの結果をレンダリングすることは、ファイル又は画像を表示すること、音声又は動画を再生すること、新しいウェブページを表示することなどを含むことができる。実施形態では、リンクの結果のレンダリングは、ウェブページURLに関連付けられたウェブページを含むことができる。フロー100は、ウェブページが表示される子フレームを起動すること142を更に含む。子フレームはまた、テキスト、画像、及び動画を表示するため、音声を再生するためなどにも使用され得る。実施形態では、子フレームは、レンダリングされている動画を取り囲むことができる。子フレームは、現象学的に言えば、ウェブページの手前に表示することができ、動画の上に重ねられるか、又は動画の手前に重ねられるが、次いで縮小された動画を表示することを可能にする。子フレームは、ウェブページ及び動画を包含するウェブページのリロードされたバージョンであり得、動画は縮小され、例えば、縮小された動画とともにウェブページが子フレーム内で見えるように、ディスプレイの隅に配置される。リンクの結果とともに表示するために、動画を縮小することができる(以下で説明する)。フロー100は、動画がレンダリングされている間、ユーザがウェブページと対話すること144を更に含む。対話することはまた、テキスト、画像、音声、動画などと対話することを含むことができる。対話することには、リンクをクリックすること、メニューオプションを選択することなどが含まれる。フロー100は、ユーザがリンクの結果を操作すること146を更に含む。動画とともにレンダリングされるウェブページ又は他のコンテンツは、単に静的であるだけでなく、ユーザが操作、オペレートすることなどが可能である。実施形態では、操作することは、結果をスクロールすることを含むことができる。例えば、ウェブページは、スクロールアップしたり、スクロールダウンしたり、左右にスワイプしたりすることができる。他の実施形態では、操作することは、結果のレンダリングを開始及び一時停止することを含むことができる。開始、一時停止、停止、スクラブ(例えば、早送り又は早戻し)技術は、再生又は音声ファイル、動画ファイルなどを制御するために使用され得る。
【0017】
フロー100は、動画を縮小して、動画を、デバイスディスプレイの一部分上に縮小された動画としてレンダリングすること150を含む。動画を縮小することは、パーセンテージ、アスペクト比、ユーザ選択などに基づいて動画の寸法を縮小することを含むことができる。実施形態では、動画を縮小することは、ユーザによる縮小選択に応答してもよい。縮小は、リンクの結果の可視性を改善するために実行され得、リンクの結果は、縮小された動画がレンダリングされるフレームを取り囲む子フレーム内にレンダリングされ得る。実施形態では、縮小された動画は、選択されたリンクの結果の上にレンダリングすることができる。リンクの結果は、ウェブページを含むことができることを思い起こすこととする。実施形態では、縮小された動画及びウェブページをレンダリングすることは、ポップアップウィンドウなしで達成される。ポップアップウィンドウなしでレンダリングすることにより、縮小された動画及びウェブページのレンダリングを可能にし、ウェブブラウザに関連付けられたポップアップブロッカーの中断を防止する。他の実施形態では、ウェブページは、ウェブページ及び縮小された動画の両方の表示を含む拡大コンテナウィンドウ内で起動され得る。拡大コンテナは、動画がレンダリングされるフレームとウェブページがレンダリングされる子フレームとを含むことができる。他の実施形態では、縮小することにより、動画をウィンドウの右下隅においてレンダリングすることができる。動画は、リンクの結果に対して他の位置にレンダリングすることができる。フロー100は、縮小された動画が表示されるための場所を変更すること152を更に含む。ウィンドウの場所を変更することは、ウィンドウをブラウザウィンドウの隅、ウィンドウの最上部、左側、右側、又は底部中央、ウィンドウの中央などに再配置することを含むことができる。縮小された動画の場所を変更することは、ユーザが設定した場所、メニュー選択、又はユーザによって実行され得る他のアクションに基づいてもよい。実施形態では、場所を変更することは、ユーザによって行われたマウスドラッグ動作、トラックパッドのドラッグアンドドロップ動作、タッチ感知ディスプレイ上の指スライドなどに応答して発生し得る。フロー100は、動画の場所が固定されたまま、ウェブページ154をスクロールすることを更に含む。固定された動画は、再生し続けることができ、一時停止及び再開などをすることができる。実施形態では、動画は、ユーザによる選択に基づいて一時停止及び再開されてもよい。動画はまた、動画のプロバイダによって一時停止及び再開することができる。
【0018】
実施形態では、縮小された動画をレンダリングすることにより、ピクチャインピクチャ機能を達成することができる。縮小された動画は、1つのピクチャとしてレンダリングされ得、一方、ウェブページ、動画などは、第2のピクチャとしてレンダリングされ得る。実施形態では、ウェブページは、ピクチャインピクチャ機能のための外側ピクチャとすることができる。拡大コンテナと考えることができる外側ピクチャは、小さいピクチャ内で視聴することができるウェブページの部分と比較して、ウェブページのより大きな部分の視聴を可能にするために使用することができる。他の実施形態では、動画をレンダリングすることは、ピクチャインピクチャ機能のための内側ピクチャを含むことができる。動画は、内側ピクチャ内で再生し続けることができる。全体を通して、更なる実施形態では、ウェブページは、縮小された動画とともに表示されている別の動画を含むことができることに留意されたい。ウェブページに含まれる動画は、再生、一時停止、再開などが可能である。実施形態では、縮小された動画をレンダリングすることにより、ページインページ機能を達成することができる。ページインページ機能は、ウェブページ内にウェブページを表示することを含むことができる。動画ストリーミング動画、リンクの結果などは、ウェブブラウザに関連付けられたウィンドウ内に表示できることを思い起こすこととする。実施形態では、レンダリングは、インターネットブラウザアプリケーション内のインラインフレーム機能を使用して達成することができる。フレームのコンテンツは、インターネットブラウザアプリケーションに影響を与えることなく、更新、変更、再読み込みなどを行うことができる。
【0019】
フロー100は、縮小後に、動画を最大化すること160を更に含む。動画を最大化することは、動画のレンダリングに関連付けられたウィンドウサイズ、ユーザのサイズ選好、動画の解像度に基づくプリセットサイズなどに基づいてもよい。最大化することは、アプリウィンドウ又はブラウザウィンドウを動画ストリーミング動画で満たすこと、ウィンドウに合わせて動画をアップスケーリング又はダウンスケーリングすることなどを含むことができる。動画を最大化することは、レンダリングのために適切にサイズ決定された動画を選択することによって達成することができる。フロー100は、動画のレンダリングを動画の元のサイズに復元すること162を含む。動画のレンダリングを復元することは、子フレームを閉じることを含むことができる。動画を復元することは、ウィンドウを満たすためにフレームを拡大することを含むことができる。
【0020】
フロー100の様々なステップは、開示される概念から逸脱することなく、順番に変更されてもよく、繰り返されてもよく、省略されてもよく、又は同様のものであってもよい。フロー100の様々な実施形態は、1つ以上のプロセッサによって実行可能なコードを含むコンピュータ可読媒体に具現化されたコンピュータプログラム製品に含まれ得る。
【0021】
図1Bは、フレーム及び子フレームのユーザ対話を示す。フレーム及び子フレームは、動画及びウェブページのレンダリングを可能にする。動画ストリーミングが受信される。動画ストリーミングは、リンクとともにデバイスディスプレイ上のウィンドウ内に動画として表示される。ユーザによるリンクの選択が受信される。動画は、選択されたリンクの結果とともにレンダリングされる。動画は縮小されて、デバイスディスプレイの一部分上で動画を縮小された動画としてレンダリングされる。リンク、フレーム、及び子フレームとのユーザ対話は、ユーザによる様々な操作を可能にする。
【0022】
例示の
図102では、多様なユーザ対話170は、フレーム及び子フレームの動画及びウェブページのレンダリングを可能にする。前述のように、表示されたリンクの選択は、ユーザによって受信される。ユニフォームリソースロケータ(URL)リンク172などの様々な種類のリンクを使用することができる。URLリンク172は、インターネットウェブページ、及びイントラネットウェブページ、クラウドサーバファイル、ローカルサーバファイルなどを指し示すことができる。URLリンクを含むリンクは、行動喚起(call to action、CTA)174を含むことができる。「クリックしてアクション(click to action)」としても知られることができるCTA 174は、ウェブベースのトランザクションを開始することを含むが、これらに限定されない、様々なユーザ対話を可能にする。様々な他のユーザ対話が
図102に含まれ、例えば、動画再生中のユーザ対話176、縮小選択を表示すること178、ディスプレイの隅に縮小された動画のレンダリングを表示すること180、ディスプレイ内の縮小された動画の場所を変更すること182、縮小された動画がディスプレイの固定位置にとどまる間ウェブページをスクロールすること184、動画を元のサイズに復元すること186、及び動画を一時停止及び/又は再開すること188などがあり、フレーム及び子フレームの動画及びウェブページレンダリング内のほんの少数のユーザ対話を挙げている。
【0023】
図2は、リンクを有する動画ウィンドウを示す例である。動画ストリーミング動画などの動画は、動画ウィンドウなどのウィンドウに関連付けられたフレーム内にレンダリングすることができる。動画ウィンドウは、アプリケーション又はアプリに関連付けることができ、ブラウザウィンドウは、ウェブブラウザに関連付けることができる、などである。ユーザは、電子デバイス上のウェブブラウザ内でアプリ、ウィンドウ、又はブラウザタブを開いて動画を視聴することができる。ウェブブラウザには、Edge(商標)、Safari(商標)、Chrome(商標)、Firefox(商標)、Opera(商標)、Lycos(商標)など、一般的なウェブ閲覧アプリケーション又はアプリを含めることができる。電子デバイスは、コンピュータ、スマートフォン、タブレット、PDA、セットトップボックス、ゲームコンソールなどを含むことができる。ユーザは、動画ストリーミングに関連付けられたリンクをクリックして、リンクの結果を受信することができる。リンクの結果は、ファイル、ウェブサイトなどを含むことができる。ウェブサイトなどのリンクの結果は、アプリ内又はブラウザウィンドウ内の子フレーム内にレンダリングできる。子フレームは、動画を含むフレームから独立して提示及びアクセスすることができるコンテンツを表示することができる。動画とリンクの結果とを含むウィンドウは、コンテナと呼ぶこともできる。フレーム及び子フレームは、動画及びウェブページのレンダリングを可能にする。動画ストリーミングが受信される。動画ストリーミングは、リンクとともにデバイスディスプレイ上のウィンドウ内に動画として表示される。ユーザによるリンクの選択が受信される。動画は、選択されたリンクの結果とともにレンダリングされる。動画は縮小されて、デバイスディスプレイの一部分上で動画を縮小された動画としてレンダリングされる。
【0024】
リンクを有する例示的な動画ウィンドウが200に示される。動画ウィンドウ210は、アプリに関連付けられたウィンドウ、ウェブブラウザウィンドウ又はタブなどを含むことができる。ウィンドウは、動画ストリーミング動画などの動画212をレンダリングするために使用することができる。動画ストリーミング動画は、有名人、インフルエンサー、テイストメーカー、動画をストリーミングすることを好む個人などの個人214からの動画を含むことができる。実施形態では、動画ウィンドウは、チャット216を含むことができる。チャットには、チャットテキスト、絵文字、GIF、コンテンツへの1つ以上のリンクなどが含まれ、加入者、フォロワー、ファン、同僚、及び動画ストリーミング動画に関心のある他の人によって提供され得る。実施形態では、動画をストリーミングしている個人は、製品220、サービス、推奨、支援などを提示することができる。別の実施形態では、動画ウィンドウは、リンク222を含むことができる。リンクは、動画内の個人214、製品220などに関連付けることができる。リンクは、動画ストリーミングプロバイダによって提供されるリンク、チャット内のリンク、動画ストリーミング内に埋め込まれたリンクなどを含むことができる。動画の視聴者は、選択したリンクを選択できる。リンクを選択することにより、全体で説明されるように、ファイル、ウェブページなどのコンテンツを提供することができる。
【0025】
図3は、子フレームにおけるリンク結果とともに縮小された動画を示す例である。ユーザは、コンピュータ又はパーソナル電子デバイスなどの電子デバイスでストリーミングを視聴することによって、動画ストリーミングを体験することができる。動画ストリーミングは、アプリ、ウェブブラウザに関連付けられたウィンドウなどを使用して視聴できる。動画ストリーミング動画を体験している個人は、動画ストリーミングに関連付けられたリンクをクリックすることができる。選択されたリンクの結果とともに、動画をレンダリングすることができる。動画を縮小して、縮小された動画をデバイスディスプレイの一部分上のフレーム内にレンダリングすることができる。リンクの結果は、デバイスディスプレイ上の子フレーム内にレンダリングされ得る。リンクの結果は、ウェブページを含むことができる。動画及びウェブページのレンダリングは、フレーム及び子フレームを使用して可能になる。
【0026】
縮小された動画とリンク結果との一例が300に示されている。縮小された動画とリンク結果とは、ディスプレイ310上にレンダリングすることができ、レンダリングは、アプリ、ブラウザウィンドウなどを使用して達成することができる。選択されたリンクの結果とともに、動画をアプリ又はブラウザウィンドウの一部分においてレンダリングできるように、動画ストリーミング動画を縮小することができる。動画320は、フレーム内にレンダリングすることができる。フレームは、動画ストリーミング動画の視聴、動画の一時停止、再生、及び停止などを可能にすることができる。実施形態では、アプリ又はブラウザウィンドウの一部分において動画をレンダリングするように動画を縮小することは、第三者のウェブページ322を起動して、第三者のウェブページの上に重ね合わせるように動画をレンダリングすることを含むことができる。ウェブページは、子フレーム内にレンダリングすることができる。縮小されたウィンドウは、ブラウザウィンドウ内の様々な場所にレンダリングすることができる。実施形態では、縮小することにより、動画をアプリ又はブラウザウィンドウの右下隅においてレンダリングすることができる。縮小された動画の場所は、固定され、事前定義され、ユーザ定義されることがある。実施形態は、レンダリングのための場所を変更することを含むことができる。変更することは、グリッドをクリックすること、メニューオプションを選択することなどを含むことができる。実施形態では、場所を変更することは、ユーザがマウス又はトラックパッドをドラッグする動きに応答してもよい。
【0027】
図4は、動画ストリーミングと、選択されたリンクの結果とを示す。動画ストリーミング動画と個人によって選択されたリンクの結果とは、フレーム及び1つ以上の子フレーム内にレンダリングすることができる。フレーム及び子フレームは、動画及びウェブページのレンダリングに使用することができる。動画ストリーミングが受信される。動画ストリーミングは、リンクとともにデバイスディスプレイ上のウィンドウ内に動画として表示される。ユーザによるリンクの選択が受信される。動画は、選択されたリンクの結果とともにレンダリングされる。動画は縮小されて、デバイスディスプレイの一部分上で動画を縮小された動画としてレンダリングされる。例示的な動画ストリーミング動画と選択されたリンクの結果とが400に示される。動画と、ウェブページを含むことができる選択されたリンクの結果とは、アプリケーション又はアプリ内、ウェブブラウザに関連付けられたウィンドウ内などにレンダリングすることができる。アプリ又はウェブブラウザは、電子デバイス410上で実行することができる。レンダリングは、電子デバイスに関連付けられたディスプレイ412上で達成することができる。電子デバイスには、コンピュータ、ラップトップコンピュータ、スマートフォン、タブレット、PDAなどを含めることができる。動画ストリーミング動画420のレンダリングは、フレーム422を使用して達成することができる。フレームは、ディスプレイの一部分を占有することができる。フレームは、アプリ内のフレーム、ブラウザウィンドウ内のフレームなどを含むことができる。実施形態では、縮小された動画及びウェブページをレンダリングすることは、ポップアップウィンドウなしで達成される。選択されたリンクの結果424は、子フレーム426内にレンダリングされ得る。使用例では、選択されたリンクの結果は、ウェブページを含むことができる。実施形態は、ウェブページが表示される子フレームを起動することを含む。子フレームは、親フレーム422よりも大きくてもよい。実施形態では、子フレームは、レンダリングされている動画を取り囲むことができる。
【0028】
フレーム422内の縮小された動画420の場所には、隅、中央などを含めることができる。第三者のウェブページなどの、リンクからの結果をスクロールして、第三者のコンテンツの視聴を可能にすることができる。実施形態では、第三者のウェブページとともにウィンドウの一部分において動画をレンダリングするように動画を縮小することは、第三者のウェブページがスクロールされている間、動画がブラウザウィンドウ内に固定されたままであるように、動画がレンダリングされることになり得る。縮小された動画は、第三者のウェブサイトがスクロールされている間、再生することができる。第三者のウェブサイトに提示されるコンテンツは、見る、観る、聴く、読むなどのために選択することができる。実施形態では、動画をレンダリングすることにより、ピクチャインピクチャ機能を達成することができる。縮小された動画は、更なるコンテンツを選択するための1つ以上のオプションを伴うことができる。更なるコンテンツには、動画、画像、テキスト、音声ファイルなどを含めることができる。更なるコンテンツには、ウェブページを含めることができる。更なるコンテンツは、レンダリングすることができる。実施形態では、動画をレンダリングすることにより、ページインページ機能を達成することができる。
【0029】
図5は、動画及びウェブページのレンダリングのためのシステムブロック
図500である。動画ストリーミングなどの動画、及びウェブページへのリンクなどのリンクからの結果は、コンピュータ、パーソナル電子デバイスなどに関連付けられたディスプレイ上にレンダリングすることができる。レンダリングは、動画とリンクの結果とを表示するためのフレーム及び1つ以上の子フレームの使用に基づくことができる。動画及びウェブページのレンダリングは、フレーム及び子フレームによって可能になる。動画ストリーミングが受信される。動画ストリーミングは、リンクとともにデバイスディスプレイ上のウィンドウ内に動画として表示される。ユーザによるリンクの選択が受信される。選択されたリンクの結果とともに動画がレンダリングされる。動画は縮小されて、デバイスディスプレイの一部分上で動画を縮小された動画としてレンダリングされる。
【0030】
全体を通して説明したように、動画ストリーミングに関連付けられた動画は、ストリーミングのコンテンツに関心がある、ストリーミングに興味がある、ストリーミングに関連付けられた個人の熱心なフォロワーなどのユーザによって視聴され得る。動画ストリーミングに関連付けられたストリーミングは、サーバ又はソーシャルメディアサイトから受信することができ、個人などによって提供することができる。動画ストリーミングに関連付けられた動画を視聴する個人は、個人が関心を持つことができるコンテンツへのリンクの選択を行うことができる。リンクの選択は、動画ストリーミングとともに提示されるリンク、チャットストリーミング内の別の視聴者によって共有されるリンク、動画ストリーミングに埋め込まれるリンクなどをクリックすることによって示すことができる。リンクは、ウェブページ、テキスト、PDF、音声又は画像ファイルなどのファイル、アプリケーション又はアプリなどを指し示すことができる。リンクによって指し示されるウェブページは、ユーザによって視聴され得る複数のウェブページのうちの1つを含むことができる。ウェブページは、縮小バージョンの動画とともにレンダリングすることができる。ユーザは、動画ストリーミングが再生し続けている間、ウェブページと対話することができる。実施形態は、動画がレンダリングされている間、リンクの選択に基づいて、ユーザがウェブページと対話することを含む。ウェブページのレンダリング及び縮小された動画は、電子デバイス510上で視聴することができる。電子デバイスには、デスクトップ又はラップトップコンピュータ、タブレット又はスマートフォン、携帯情報端末(PDA)などを含めることができる。電子デバイスは、動画ストリーミング514に関連付けられた縮小された動画などの動画をレンダリングすることができるディスプレイ512に結合される。動画ストリーミングは、フレーム516内にレンダリングすることができる。フレームは、フレームを含むことができるアプリ、ブラウザウィンドウなどから独立して、動画ストリーミングなどのコンテンツを表示するために使用することができる。
【0031】
動画ストリーミングは、動画ストリーミングサーバ518から受信され得る。動画ストリーミングサーバは、ウェブベース又はクラウドベースのサーバ、ローカルサーバ、動画ストリーミングのプロバイダに関連付けられた電子デバイスなどを含むことができる。動画ストリーミングサーバは、通信チャネル520を使用して動画ストリーミングを提供することができる。通信チャネルは、有線チャネル、無線チャネルなどを含むことができる。以下に説明するように、個人又はユーザは、動画ストリーミングに関連付けられたリンクをクリックすることができる。リンクからの結果522は、フレーム524内にレンダリングされ得、フレーム524は、子フレームを含むことができる。実施形態は、ウェブページ又は他のコンテンツが表示される子フレームを起動することを含む。システムブロック
図500では、リンクからの結果がレンダリングされ得るフレームは、レンダリングされている縮小された動画を取り囲むことに留意されたい。実施形態では、縮小された動画をレンダリングすることにより、ピクチャインピクチャ機能を達成することができる。子フレーム524内にレンダリングされた、リンクからの結果は、動画を含むことができる。他の実施形態では、レンダリングは、インターネットブラウザアプリケーション内のインラインフレーム機能を使用して達成することができる。個人は、子フレーム内のコンテンツと対話しながら、動画を見ることができる。対話は、スワイプ、スクロール、リンクのクリック、ラジオボタン、及びメニュー選択などを含むことができる。
【0032】
システムブロック
図500は、リンク選択検出器530を含むことができる。リンク選択検出器は、個人がリンクを選択したことを検出することができ、リンクは、動画ストリーミングのプロバイダ又は発信者によって提供されたリンク、動画ストリーミングに関連付けられたチャット内に提供されたリンク、動画ストリーミング内に埋め込まれたリンクなどを含むことができる。リンクをクリックしたり、スワイプしたり、メニューからリンクを選択したりして、リンクを選択することができる。リンク選択は、無線通信チャネル532などの通信チャネルを使用してリンク選択検出器によって受信することができる。リンク選択検出器は、事実上、リンク選択をハイジャックし、リンク結果サーバ540へのリンクを提供し、リンク結果サーバ540は、ユーザによって最初にアクセスされたサーバとは異なるサーバであってもよい。リンク結果サーバは、ウェブページにアクセスすること、テキスト、PDF、又は画像ファイルなどのファイルを開くこと、音声又は動画ファイルの再生を開始すること、動画ストリーミングに接続することなどによって、リンク結果へのアクセスを提供することができる。リンク結果サーバは、先に言及されたファイルなどのリンク結果データ542にアクセスしてもよい。リンク結果サーバは、通信チャネルを使用して、リンク結果を子フレーム524に提供することができる。実施形態では、通信チャネルは、無線通信チャネル544を含むことができる。
【0033】
図6は、表示のためのシステム図である。表示は、動画及びウェブページのレンダリングのためのフレーム及び子フレームに基づく。システム600は、命令を記憶するメモリ612に結合された1つ以上のプロセッサ610を含むことができる。システム600は、データ、動画ストリーミング、動画、ウェブページ、中間ステップ、命令などを表示するために、1つ以上のプロセッサ610に結合されたディスプレイ614を含むことができる。実施形態では、1つ以上のプロセッサ610はメモリ612に結合され、1つ以上のプロセッサが、記憶されている命令を実行するときに、動画ストリーミングを受信し、動画ストリーミングをリンクとともにデバイスディスプレイ上のウィンドウ内に動画として表示し、ユーザによるリンクの選択を受信し、ウィンドウから子フレームを起動し、動画を、選択されたリンクの結果とともにレンダリングし、動画を縮小して、動画をデバイスディスプレイの一部分上に縮小された動画としてレンダリングするように構成されている。
【0034】
システム600は、第1の受信コンポーネント620を含むことができる。第1の受信コンポーネント620は、動画ストリーミングを受信するための機能及び命令を含むことができる。動画ストリーミングは、ライブ動画ストリーミングを含むことができ、動画ストリーミングの発信者は、テイストメーカー、インフルエンサー、アーティスト、ミュージシャン、DJ、共有したいコンテンツを持つ個人、商品又はサービスのプロバイダなどを含むことができる。動画ストリーミングには、ニュース、スポーツ、広告、政治広告、文化、有名人の近況報告などの人気があるニュース、リアルタイムのかわいい子犬及び子猫の動画、自然に関するニュースなどのコンテンツを含めることができる。動画ストリーミングは、キュレートされたストリーミング、ストリーミングウェブサイト、動画サーバ、ソーシャルメディア、又は他の共有サイトからの動画などを含むことができる。動画は、アプリやウェブブラウザなどを使用して視聴できる。システム600は、表示コンポーネント630を含むことができる。表示コンポーネント630は、動画ストリーミングをリンクとともにデバイスディスプレイ上のウィンドウ内に動画として表示するための機能及び命令を含むことができる。表示は、アプリ、ウェブブラウザウィンドウなどのウィンドウ、ウェブブラウザアドオンなどを用いて達成することができる。リンクは、動画とともに表示されるリンク、動画のプロバイダによって提供されるリンク、動画の視聴者からのコメントに含まれるURL、動画内をクリックすることによってアクセス可能なリンクなどを含むことができる。
【0035】
システム600は、第2の受信コンポーネント640を含むことができる。第2の受信コンポーネント640は、ユーザによるリンクの選択を受信するための機能及び命令を含むことができる。ユーザは、リンクをクリックしたり、メニューからリンクを選択したり、動画にマウスを合わせたりすることでリンクを選択できる。実施形態では、リンクは、ウェブページユニフォームリソースロケータ(URL)を含むことができる。ユーザによりリンクを選択することで、URLを使用してウェブページにアクセスしたり、テキストファイルや画像ファイルなどのファイルを開いたり、動画を開始したり、GIFを開いたりすることができる。実施形態では、ユーザによる選択は、行動喚起に応答している。行動喚起には、「すぐにここをクリック!」リクエスト、ライブストリーミングの提供者からの質問への回答、アンケートへの回答などを含めることができる。ウェブページにアクセスすること、ファイルを開くことなどは、リンクの1つ以上の結果を生成する。リンクの結果は、受信コンポーネントに提供され得る。システム600は、レンダリングコンポーネント650を含むことができる。レンダリングコンポーネント650は、選択されたリンクの結果とともに動画をレンダリングするための機能及び命令を含むことができる。レンダリングは、アプリ、ウェブブラウザに関連付けられたウィンドウなどを使用して達成することができる。実施形態では、リンクの結果のレンダリングは、ウェブページURLに関連付けられたウェブページを含むことができる。レンダリングは、動画とリンクの結果とをデバイスディスプレイ上に表示することを含むことができる。デバイスは、サーバ、デスクトップコンピュータ、又はラップトップコンピュータなどのコンピューティングデバイス、スマートフォン、タブレット、又はPDAなどのパーソナル電子デバイスなどを含むことができる。ディスプレイは、コンピューティングデバイス又はパーソナル電子デバイス、テレビ画面、プロジェクタなどに関連付けられたディスプレイを含むことができる。
【0036】
システム600は、縮小コンポーネント660を含むことができる。縮小コンポーネント660は、動画を縮小して、動画をデバイスディスプレイの一部分上に縮小された動画としてレンダリングするための機能及び命令を含むことができる。レンダリングは、縮小された動画をリンクの結果とともに、アプリ、ブラウザウィンドウなどに関連付けられたウィンドウの一部分において表示することを含むことができる。実施形態では、縮小された動画は、選択されたリンクの結果の上にレンダリングすることができる。縮小された動画は、外側ウェブページを含む部分をブロック又はマスクすることができる。実施形態では、レンダリングは、インターネットブラウザアプリケーション内のインラインフレーム機能を使用して達成することができる。実施形態では、動画を縮小することは、ユーザによる縮小選択に応答して達成することができる。縮小選択は、動画をクリック又はダブルクリックすること、ラジオボタンなどのボタンをクリックすること、メニュー選択をクリックすることなどを含むことができる。リンクは、ウェブページへのアクセス、テキスト又は画像ファイルを開く、動画を再生するなどを可能にすることができることを思い起こすこととする。実施形態では、縮小された動画及びウェブページをレンダリングすることは、ポップアップウィンドウなしで達成することができる。リンクの結果をレンダリングすることは、ユーザの行動又は介入なしに達成することができる。実施形態では、ウェブページは、ウェブページ及び縮小された動画の両方の表示を含む拡大コンテナウィンドウ内で起動され得る。実施形態では、縮小することにより、動画をディスプレイの右下隅においてレンダリングすることができる。ディスプレイ内の他の場所を変更することができる。実施形態では、場所を変更することは、ユーザがマウスをドラッグする動きに応答して実装することができる。動画の縮小は、動画をクリックする、動画からカーソルを離すことなどによって達成することができる。実施形態では、動画を縮小することは、ユーザによる縮小選択に応答して達成される。ユーザ選択は、ボタンクリック、メニュー選択などを含むことができる。更なる実施形態は、動画がレンダリングされている間、ユーザがウェブページと対話することを含むことができる。動画は、ストリーミング、再生などを続けることができる。実施形態では、動画は、ユーザによる選択に基づいて一時停止及び再開することができる。
【0037】
ユーザは、リンクの結果と対話することができる。対話は、クリック、スワイプ、ズーム、メニュー選択などを含むことができる。他の実施形態では、リンクの結果とともにウィンドウの一部分において、動画をレンダリングするように動画を縮小することにより、リンクの結果がスクロールされる間、動画がブラウザウィンドウ内に固定されたままであるように、動画がレンダリングされることができる。動画は、ウェブページがスクロールされ、読み込まれ、視聴されているなどの間、再生し続けることができる。更なる実施形態は、動画の場所が固定されたまま、ウェブページをスクロールすることを含むことができる。ユーザは、動画とともにレンダリングされるリンクの結果を視聴、対話などし続けることができ、リンクの結果を「閉じる」、又は破棄することなどができる。実施形態では、縮小された動画をレンダリングすることにより、ピクチャインピクチャ機能を達成することができる。より小さいピクチャは、動画を含むことができ、より大きい「ピクチャ」は、動画、ウェブページ、ファイルなどを含むことができる。実施形態では、ウェブページは、ピクチャインピクチャ機能のための外側ピクチャであり得る。更に、動画をレンダリングすることは、ピクチャインピクチャ機能のための内側ピクチャとして表示することができる。他の構成を使用することができる。実施形態では、動画をレンダリングすることにより、ページインページ機能を達成することができる。実施形態は、動画を、縮小後に、第三者のウェブページとともに、ブラウザウィンドウ内に、動画のレンダリングを動画の元のサイズに復元するように最大化することを含むことができる。子フレームを閉じることができる。
【0038】
システム600は、表示のためのコンピュータ可読媒体に具現化されたコンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラム製品が、コードを含み、コードが、1つ以上のプロセッサに、動画ストリーミングを受信し、動画ストリーミングをリンクとともにデバイスディスプレイ上のウィンドウ内に動画として表示し、ユーザによるリンクの選択を受信し、ウィンドウから子フレームを起動し、動画を、選択されたリンクの結果とともにレンダリングし、動画を縮小して、動画をデバイスディスプレイの一部分上に縮小された動画としてレンダリングする、動作を実行させる。
【0039】
上記の方法の各々は、1つ以上のコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサで実行され得る。実施形態は、様々な形態の分散コンピューティング、クライアント/サーバコンピューティング、及びクラウドベースのコンピューティングを含み得る。更に、本開示のフローチャートに含まれる図示されたステップ又はボックスは、単に例示的かつ説明的であることが理解されよう。これらのステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、変更され、省略され、繰り返され、又は並べ替えられ得る。更に、各ステップは、1つ以上のサブステップを含み得る。前述の図面及び説明は、開示されたシステムの機能的態様を示しているが、明示的に述べているか、又はそうでなければ文脈から明らかでない限り、ソフトウェア及び/又はハードウェアの特定の実装形態又は配置は、これらの説明から推測されるべきではない。このようなソフトウェア及び/又はハードウェアの配置は全て、本開示の範囲に含まれることを意図している。
【0040】
ブロック図及びフローチャートは、方法、装置、システム、及びコンピュータプログラム製品を示す。ブロック図及びフロー図における要素及び要素の組み合わせは、方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、及び/又はコンピュータ実装方法の機能、ステップ、又はステップの群を示す。本明細書において「回路」、「モジュール」、又は「システム」と一般的に称される任意及び全てのこのような機能は、コンピュータプログラム命令によって、特殊用途のハードウェアベースのコンピュータシステムによって、特殊用途のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって、汎用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせなどによって、実装されてもよい。
【0041】
上述のコンピュータプログラム製品又はコンピュータ実装方法のいずれかを実行するプログラマブル装置は、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、埋め込まれたマイクロコントローラ、プログラマブルデジタル信号プロセッサ、プログラマブルデバイス、プログラマブルゲートアレイ、プログラマブルアレイ論理、メモリデバイス、特定用途向け集積回路などを含み得る。各々は、コンピュータプログラム命令を処理すること、コンピュータ論理を実行すること、コンピュータデータを記憶することなどのために好適に使用されてもよく、又は構成されてもよい。
【0042】
コンピュータは、コンピュータ可読記憶媒体からのコンピュータプログラム製品を含み得、この媒体は、内部若しくは外部、取り外し可能及び交換可能、又は固定され得ることが理解されるであろう。加えて、コンピュータは、基本入出力システム(BIOS)、ファームウェア、オペレーティングシステム、データベースなどを含み得、これらは、本明細書に記載されるソフトウェア及びハードウェアを含み得るか、これらとインターフェース接続し得るか、又はこれらをサポートし得る。
【0043】
本発明の実施形態は、従来のコンピュータアプリケーションにも、それらを実行するプログラマブル装置にも限定されるものではない。実践例として、現在特許請求されている発明の実施形態は、光コンピュータ、量子コンピュータ、アナログコンピュータなどを含み得る。コンピュータプログラムは、図示された機能のいずれか及び全てを実施し得る特定の機械を製造するためにコンピュータに読み込まれ得る。この特定の機械は、図示された機能のいずれか及び全てを実行するための手段を提供する。
【0044】
1つ以上のコンピュータ可読媒体の任意の組み合わせが利用されてもよく、これらは、限定されるものではないが、記憶のための非一時的コンピュータ可読媒体、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、若しくは半導体コンピュータ可読記憶媒体、又は前述の任意の好適な組み合わせ、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM、フラッシュ、MRAM、FeRAM、若しくは相変化メモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク、光学記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は前述の任意の好適な組み合わせを含む。本文献の文脈では、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって、又は命令実行システム、装置、又はデバイスに関連して使用するためのプログラムを含むか、又は記憶することができる任意の有形的表現媒体であり得る。
【0045】
コンピュータプログラム命令は、コンピュータ実行可能コードを含み得ることが理解されよう。コンピュータプログラム命令を表現するための様々な言語には、C、C++、Java、JavaScript(商標)、ActionScript(商標)、アセンブリ言語、Lisp、Perl、Tcl、Python、Ruby、ハードウェア記述言語、データベースプログラム言語、関数型プログラム言語、命令型プログラム言語などが含まれ得るが、これらに限定されるものではない。実施形態では、コンピュータプログラム命令は、コンピュータ、プログラマブルデータ処理装置、プロセッサ又はプロセッサアーキテクチャの異機種混在の組み合わせなどで実行されるように記憶、コンパイル、又は解釈され得る。限定されるものではないが、本発明の実施形態は、クライアント/サーバソフトウェア、サービスとしてのソフトウェア、ピアツーピアソフトウェアなどを含む、ウェブベースのコンピュータソフトウェアの形態をとり得る。
【0046】
実施形態では、コンピュータは、複数のプログラム又はスレッドを含むコンピュータプログラム命令の実行を可能にし得る。プロセッサの利用率を高め、実質的に同時に機能を容易にするために、複数のプログラム又はスレッドをほぼ同時に処理することができる。実装形態として、本明細書に記載される任意及び全ての方法、プログラムコード、プログラム命令などは、1つ以上のスレッドで実装することができ、これらのスレッドは、次いで、他のスレッドを生成することができ、これらのスレッドは、これら自体と関連付けられた優先度を有し得る。いくつかの実施形態では、コンピュータは、優先度又は他の順序に基づいてこれらのスレッドを処理することができる。
【0047】
明示的に述べているか、又は別様に文脈から明確でない限り、「実行する」及び「処理する」という動詞は、実行する、処理する、解釈する、コンパイルする、アセンブルする、リンクする、読み込む、又は前述の組み合わせを示すために互換的に使用され得る。したがって、コンピュータプログラム命令、コンピュータ実行可能コードなどを実行又は処理する実施形態は、説明された方法のいずれか及び全てにおいて命令又はコードに作用し得る。更に、図示の方法ステップは、1つ以上の当事者又は事業体にこれらのステップを実施させる任意の好適な方法を含むことが意図される。ステップ、又はステップの一部分を実施する当事者は、特定の地理的位置又は国境内に位置する必要はない。例えば、米国内に位置する事業体が、ある方法ステップ又はその一部分を米国外で実施させる場合、本方法は、原因となる事業体によって米国内で実施されるものとみなされる。
【0048】
本発明は、図示され、詳細に説明される好ましい実施形態に関連して開示されているが、それに関する様々な変更及び改善は、当業者に明らかになるであろう。したがって、前述の実施例は、本発明の趣旨及び範囲を限定すべきではなく、むしろ、法律によって許容される最も広い意味で理解されるべきである。
【国際調査報告】