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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-12
(54)【発明の名称】エアロゾル生成装置
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/40 20200101AFI20240705BHJP
   A24F 40/20 20200101ALI20240705BHJP
   A24F 40/485 20200101ALI20240705BHJP
   A24F 40/51 20200101ALI20240705BHJP
   A24F 40/465 20200101ALI20240705BHJP
【FI】
A24F40/40
A24F40/20
A24F40/485
A24F40/51
A24F40/465
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024500511
(86)(22)【出願日】2022-11-10
(85)【翻訳文提出日】2024-01-09
(86)【国際出願番号】 KR2022017669
(87)【国際公開番号】W WO2023085818
(87)【国際公開日】2023-05-19
(31)【優先権主張番号】10-2021-0155184
(32)【優先日】2021-11-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2022-0063588
(32)【優先日】2022-05-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】519217032
【氏名又は名称】ケーティー アンド ジー コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】キム、トン スン
(72)【発明者】
【氏名】クォン、ヨン ポム
(72)【発明者】
【氏名】キム、ヨン ファン
(72)【発明者】
【氏名】リム、フン イル
(72)【発明者】
【氏名】チャン、ソク ス
【テーマコード(参考)】
4B162
【Fターム(参考)】
4B162AA03
4B162AA05
4B162AA06
4B162AA22
4B162AB01
4B162AB12
4B162AB14
4B162AC04
4B162AC10
4B162AC12
4B162AC16
4B162AC22
4B162AC41
4B162AC50
4B162AD02
4B162AD03
4B162AD06
4B162AD08
4B162AD12
4B162AD13
4B162AD15
4B162AD16
4B162AD20
4B162AD23
4B162AD32
(57)【要約】
エアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物品を収容するための収容空間を含む内部筒、収容空間の入口に配され、収容空間に収容されたエアロゾル生成物品を支持し、外部の空気が収容空間に流入される流入通路を含む第1支持部、収容空間の内部に配され、エアロゾル生成物品の端部を支持し、収容空間の空気がエアロゾル生成物品に流入される伝達通路を含む第2支持部、収容空間の内部に配され、エアロゾル生成物品の外側面を支持し、熱を生じさせ、エアロゾル生成物品を加熱するヒータを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアロゾル生成物品を収容するための収容空間を含む内部筒と、
前記収容空間の入口に配され、前記収容空間に収容された前記エアロゾル生成物品を支持し、外部の空気が前記収容空間に流入される流入通路を含む第1支持部と、
前記収容空間の内部に配され、前記エアロゾル生成物品の端部を支持し、前記収容空間の空気が前記エアロゾル生成物品に流入される伝達通路を含む第2支持部と、
前記収容空間の内部に配され、前記エアロゾル生成物品の外側面を支持し、熱を生じさせ、前記エアロゾル生成物品を加熱するヒータと、を含む、エアロゾル生成装置。
【請求項2】
前記第1支持部の前記流入通路を介し、前記収容空間に流入された空気が、前記第2支持部に流れるように、前記内部筒と前記ヒータとの内部通路が形成された、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項3】
前記第1支持部に隣接したパフセンサをさらに含み、
前記第1支持部は、前記パフセンサに通ずるパフ感知孔をさらに含む、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項4】
前記第1支持部に結合する結合部をさらに含み、
前記結合部は、前記第1支持部の前記流入通路を通過した空気が前記収容空間に流入される第1空気孔を含む、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項5】
前記第1支持部に隣接したパフセンサをさらに含み、
前記結合部と前記第1支持部とにより、前記流入通路と前記パフセンサとを連結するパフ感知通路が形成された、請求項4に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項6】
前記結合部に結合する上部リングをさらに含み、
前記上部リングは、前記結合部の前記第1空気孔を介して移動した空気が前記収容空間に流入される第2空気孔を含み、前記上部リングに、前記ヒータの一端が挿入され、前記上部リングが前記ヒータを支持する、請求項4に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項7】
前記第1支持部、前記結合部、前記上部リング、前記ヒータ及び前記第2支持部は、前記エアロゾル生成物品が挿入される方向である長手方向に沿って連結されるように構成され、前記流入通路、前記第1空気孔、前記第2空気孔及び前記伝達通路は、前記長手方向に連結されるように構成され、前記流入通路を介して入り込む空気が、前記長手方向に向けて流れるようにする、請求項6に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項8】
前記ヒータの熱が外部に伝達されることを遮断するように、前記内部筒の外側に向けて離隔されて位置する外部筒をさらに含み、
前記外部筒は、1以上の電線または磁場生成器を通過させる通孔を含む、請求項4に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項9】
前記外部筒は、前記内部筒に向かう内部壁と、前記内部壁から前記外部筒の外部に向けて離隔される外部壁と、前記内部壁と前記外部壁との間に形成された断熱空間と、を含む、請求項8に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項10】
前記内部筒は、前記結合部によって支持されるように、前記結合部の一部分に挿入されるように構成され、
前記内部筒は、前記エアロゾル生成物品が挿入される方向である長手方向に、前記外部筒によって支持されるように、外部筒の内側下端部に接触する1以上の支持台をさらに含む、請求項8に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項11】
前記外部筒の外側下端部に配され、液体漏れを防止する密封部をさらに含み、
前記密封部は、1以上の電線または磁場生成器を通過させる配線用通路を含む、請求項8に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項12】
一部分が前記ヒータに連結され、前記内部筒と前記外部筒との間の空間を介して延長される温度感知配線をさらに含み、
前記温度感知配線の他部分は、前記外部筒の前記通孔を介し、前記外部筒を通過する、請求項8に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項13】
前記内部筒に結合され、前記ヒータに向けて誘導磁場を生じさせる磁場生成器をさらに含み、前記ヒータは、誘導磁場によって熱を生じさせるサセプタである、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項14】
前記内部筒は、外側に形成された溝をさらに含み、
前記磁場生成器は、前記内部筒の前記溝に装着された、請求項13に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項15】
前記収容空間に収容される空気の流量を確保するように、前記内部筒の少なくとも一部分の厚みが低減される、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル生成装置に係り、さらに詳細には、エアロゾル生成物品に空気を円滑に供給しうるエアロゾル生成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、一般的なシガレットを燃焼させ、エアロゾルを供給する方法を代替するための技術の需要が増大している。例えば、液体状や固体状のエアロゾル生成物質からエアロゾルを生成するか、あるいは液体状のエアロゾル生成物質から蒸気を生成した後、生成された蒸気をして、固体状の香媒体を通過させることにより、香味を有するエアロゾルを供給するというような方法に係わる研究が進められている。
【0003】
最近では、シガレットを燃焼させ、エアロゾルを供給する方法を代替するための方案として、エアロゾル生成物品を加熱し、エアロゾルを生成することができるエアロゾル生成装置が提案されていた。例えば、該エアロゾル生成装置は、ヒータを介し、液体状または固体状のエアロゾル生成物質を所定の温度に加熱し、エアロゾルを生成することができる装置を意味しうる。
【0004】
エアロゾル生成装置を使用する場合、ライタのような付加用品なしにも喫煙が可能であり、ユーザが所望するほど喫煙を可能にするというように、ユーザの喫煙便宜性が向上されうるので、最近になり、エアロゾル生成装置に係わる研究がだんだんと増加している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
エアロゾル生成装置の霧化性能を確保するためには、エアロゾル生成物品に空気が円滑に供給されなければならない。
【0006】
本開示の多様な実施形態は、エアロゾル生成物品に円滑に空気を供給し、霧化性能が向上されたエアロゾル生成装置を提供する。
【0007】
本開示の実施形態を介して解決しようとする課題は、前述の課題に制限されるものではなく、言及されていない課題は、本明細書及び添付図面から、実施形態が属する技術分野において通常の知識を有する者に明確に理解されうるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施形態によるエアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物品を収容するための収容空間を含む内部筒、前記収容空間の入口に配され、前記収容空間に収容された前記エアロゾル生成物品を支持し、外部の空気が前記収容空間に流入される流入通路を含む第1支持部、前記収容空間の内部に配され、前記エアロゾル生成物品の端部を支持し、前記収容空間の空気が前記エアロゾル生成物品に流入される伝達通路を含む第2支持部、前記収容空間の内部に配され、前記エアロゾル生成物品の外側面を支持し、熱を生じさせ、前記エアロゾル生成物品を加熱するヒータを含むものでもある。
【発明の効果】
【0009】
本開示の多様な実施形態によるエアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物品に気流を効果的に流入させ、霧化性能を向上させることができる。
【0010】
また、本開示の多様な実施形態によるエアロゾル生成装置は、装置の内部に流入される空気の量を十分に確保することができ、エアロゾル生成物品の霧化量を向上させることができる。
【0011】
本実施形態による効果は、前述のところに制限されるものではなく、言及されていない効果は、本明細書及び添付図面から、本実施形態が属する技術分野において通常の知識を有する者に明確に理解されうるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】一実施形態によるエアロゾル生成装置の斜視図である。
図2図1に図示されたエアロゾル生成装置一部分の断面図である。
図3図1に図示されたエアロゾル生成装置の一部分を、図2と異なる角度で切り取った断面図である。
図4図1に図示されたエアロゾル生成装置一部分の分解斜視図である。
図5図4の一部を拡大して図示した分解斜視図である。
図6図1に図示されたエアロゾル生成装置の一部構成要素を拡大して図示した断面図である。
図7図1に図示されたエアロゾル生成装置に装着された第1支持部の斜視図である。
図8図1に図示されたエアロゾル生成装置に装着された第2支持部の斜視図である。
図9】他の実施形態によるエアロゾル生成装置の内部筒の斜視図である。
図10】他の実施形態によるエアロゾル生成装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本実施形態で使用される用語は、本発明における機能を考慮しながら、可能な限り、現在広く使用される一般的な用語を選択したが、それは、当該分野に従事する技術者の意図、判例、または新たな技術の出現などによって異なりうる。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、その場合、当該発明の説明部分において、詳細にその意味を記載する。従って、本発明で使用される用語は、単純な用語の名称ではなく、その用語が有する意味と、本発明の全般にわたる内容とを基に定義されなければならない。
【0014】
明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、それは、特別に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含むものでもあるということを意味する。また、明細書に記載された「~部」、「~モジュール」というような用語は、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、それは、ハードウェアまたはソフトウェアによって具現されるか、あるいはハードウェアとソフトウェとアの結合によっても具現される。
【0015】
本明細書で使用されているように、「少なくともいずれか1つの」というような表現が、配列された構成要素の前にあるとき、配列されたそれぞれの構成ではなく、全体構成要素を修飾する。例えば、「a、b及びcのうち少なくともいずれか一つ」という表現は、a、b、c、a及びb、a及びc、b及びc、またはa、b及びcを含むと解釈されなければならない。
【0016】
一実施形態において、エアロゾル生成装置は、内部空間に収容されるシガレットを電気的に加熱し、エアロゾルを生成する装置でもある。
【0017】
エアロゾル生成装置は、ヒータを含むものでもある。一実施形態において、該ヒータは、電気抵抗性ヒータでもある。例えば、該ヒータは、導電性トラック(track)を含むものでもあり、該導電性トラックに電流が流れれば、ヒータが加熱されうる。
【0018】
ヒータは、管状加熱要素、板状加熱要素、針状加熱要素または棒状加熱要素を含むものでもあり、該加熱要素の形態により、シガレットの内部または外部を加熱することができる。
【0019】
シガレットは、タバコロッド及びフィルタロッドを含むものでもある。該タバコロッドは、シート(sheet)によっても作製され、ストランド(strand)によっても作製され、タバコシートが細かく刻まれた刻みタバコによっても作製される。また、該タバコロッドは、熱伝導物質によっても取り囲まれる。例えば、該熱伝導物質は、アルミニウムホイルのような金属ホイルでもあるが、それに制限されるものではない。
【0020】
フィルタロッドは、酢酸セルロースフィルタでもある。該フィルタロッドは、少なくとも1以上のセグメントによって構成されうる。例えば、該フィルタロッドは、エアロゾルを冷却する第1セグメント、及びエアロゾル内に含まれた所定の成分をフィルタリングする第2セグメントを含むものでもある。
【0021】
他の実施形態において、エアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物質を保有するカートリッジを利用し、エアロゾルを生成する装置でもある。
【0022】
エアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物質を保有するカートリッジ、及び該カートリッジを支持する本体を含むものでもある。該カートリッジは、本体と着脱自在に結合されうるが、それに制限されるものではない。該カートリッジは、本体と一体に形成されるか、あるいは組み込まれ、ユーザによって脱着されないように固定されうる。該カートリッジは、内部にエアロゾル生成物質を収容した状態で本体に装着されうる。ただし、それに制限されるものではなく、該カートリッジが本体に結合された状態で、該カートリッジ内部にエアロゾル生成物質が注入されもする。
【0023】
カートリッジは、液体状、固体状、気体状態、ゲル(gel)状態のような多様な状態のうちいずれか1つの状態を有するエアロゾル生成物質を保有することができる。該エアロゾル生成物質は、液状組成物を含むものでもある。例えば、該液状組成物は、揮発性タバコ香成分を含むタバコ含有物質を含む液体でもあり、非タバコ物質を含む液体でもある。
【0024】
カートリッジは、本体から伝達される電気信号または無線信号などによって作動することにより、該カートリッジ内部のエアロゾル生成物質の相(phase)を気相に変換し、エアロゾルを発生させる機能を遂行することができる。該エアロゾルは、エアロゾル生成物質から生じた蒸気化された粒子、及び空気が混合された状態の気体を意味しうる。
【0025】
さらに他の実施形態において、エアロゾル生成装置は、液状組成物を加熱し、エアロゾルを生成することができ、生成されたエアロゾルは、シガレットを通過し、ユーザに伝達されうる。すなわち、該液状組成物から生成されたエアロゾルは、該エアロゾル生成装置の気流通路に沿って移動することができ、該気流通路は、エアロゾルがシガレットを通過し、ユーザに伝達されるように構成されうる。
【0026】
さらに他の実施形態において、エアロゾル生成装置は、超音波振動方式を利用し、エアロゾル生成物質からエアロゾルを生成する装置でもある。そのとき、該超音波振動方式は、振動子によって発生される超音波振動により、エアロゾル生成物質を霧化させることにより、エアロゾルを発生させる方式を意味しうる。
【0027】
エアロゾル生成装置は、振動子を含むものでもあり、該振動子を介し、短周期の振動を発生させ、エアロゾル生成物質を霧化させることができる。該振動子から発生される振動は、超音波振動でもあり、該超音波振動の周波数帯域は、約100kHzないし約3.5MHz周波数帯域でもあるが、それに制限されるものではない。
【0028】
エアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物質を吸収する芯(wick)をさらに含むものでもある。例えば、該芯は、振動子の少なくとも一領域を取り囲むように配されるか、あるいは振動子の少なくとも一領域と接触するように配されうる。
【0029】
振動子に電圧(例:交流電圧)が印加されることにより、該振動子から、熱及び/または超音波振動が生じ、該振動子から生じた熱及び/または超音波振動は、芯に吸収されたエアロゾル生成物質に伝達されうる。該芯に吸収されたエアロゾル生成物質は、振動子から伝達される熱及び/または超音波振動により、気相に変換され、その結果、エアロゾルが生成されうる。
【0030】
例えば、振動子から生じた熱により、芯に吸収されたエアロゾル生成物質の粘度が低くもなり、該振動子から生じた超音波振動によって粘度が低くなったエアロゾル生成物質が微細粒子化されることにより、エアロゾルが生成されうるが、それに制限されるものではない。
【0031】
さらに他の実施形態において、エアロゾル生成装置は、誘導加熱(induction heating)方式により、エアロゾル生成装置に収容されるエアロゾル生成物品を加熱することにより、エアロゾルを生成する装置でもある。
【0032】
エアロゾル生成装置は、サセプタ(susceptor)及びコイルを含むものでもある。一実施形態において、該コイルは、該サセプタに磁場を印加することができる。該エアロゾル生成装置からコイルに電力が供給されることにより、コイルの内部には、磁場が形成されうる。一実施形態において、該サセプタは、外部磁場によって発熱する磁性体でもある。該サセプタがコイルの内部に位置し、磁場が印加されて発熱することにより、エアロゾル生成物品が加熱されうる。また、選択的に、該サセプタは、エアロゾル生成物品内に位置することができる。
【0033】
さらに他の実施形態において、エアロゾル生成装置は、クレードル(cradle)をさらに含むものでもある。
【0034】
エアロゾル生成装置は、別途のクレードルと共にシステムを構成することができる。例えば、該クレードルは、該エアロゾル生成装置のバッテリを充電することができる。または、該クレードルと該エアロゾル生成装置とが結合された状態で、ヒータが加熱されうる。
【0035】
以下においては、添付図面を参照し、本開示の実施形態について、当該技術分野において通常の知識を有する者が容易に実施することができるように、詳細に説明する。本開示は、前述の多様な実施形態のエアロゾル生成装置において、具現可能な形態に実施されるか、あるいはさまざまに異なる形態に具現されて実施されうるが、ここで説明される実施形態に制限されるものではない。
【0036】
以下においては、図面を参照し、本開示の実施形態について詳細に説明する。
【0037】
図1は、一実施形態によるエアロゾル生成装置の斜視図である。
【0038】
図1を参照すれば、一実施形態によるエアロゾル生成装置10は、エアロゾル生成物品20が挿入されうるハウジング100を含むものでもある。
【0039】
ハウジング100は、エアロゾル生成装置10の全体的な外観を形成し、エアロゾル生成装置10の構成要素が配されうる内部空間(または、「配置空間」)を含むものでもある。図面上には、ハウジング100が半円状の断面を有するように図示されているが、ハウジング100の形状は、それに限定されるものではない。例えば、ハウジング100は、全体的に円柱状に形成されるか、あるいは多角柱(例:三角形柱または四角形柱)状にも形成される。
【0040】
ハウジング100の内部空間には、ハウジング100に挿入されるエアロゾル生成物品20を加熱し、エアロゾルを生成するための構成要素、及びユーザのパフ動作を検出するための構成要素が配されるが、それらに係わる具体的な説明は、後述する。
【0041】
一実施形態によれば、ハウジング100は、エアロゾル生成物品20が、ハウジング100の内部に挿入されうる開口100hを含むものでもある。エアロゾル生成物品20の少なくとも一部は、開口100hを介し、ハウジング100の内部に挿入または収容されうる。
【0042】
ハウジング100の内部に挿入または収容されたエアロゾル生成物品20が、ハウジング100の内部で加熱され、その結果、エアロゾルが生成されうる。ユーザは、エアロゾル生成物品20から排出されるエアロゾルを吸入することができる。
【0043】
エアロゾル生成装置10は、視覚的情報が表示されるディスプレイDをさらに含むものでもある。
【0044】
ディスプレイDは、ディスプレイDの少なくとも一部領域が、ハウジング100の外側に露出されるように配されうる。エアロゾル生成装置10は、ディスプレイDを介し、ユーザに多様な視覚的な情報を提供しうる。
【0045】
例えば、エアロゾル生成装置10は、ディスプレイDを介し、ユーザのパフ動作の発生いかんに係わる情報、及び/または挿入されたエアロゾル生成物品20の残りパフ回数に係わる情報を提供しうるが、ディスプレイDを介して提供される情報は、多様に変形されうる。
【0046】
図2は、図1に図示されたエアロゾル生成装置一部分の断面図である。
【0047】
図2は、図1に図示されたエアロゾル生成装置10をA-A方向に切断した断面図である。
【0048】
一実施形態によるエアロゾル生成装置10は、内部筒200、第1支持部210、第2支持部220及びヒータ300を含むものでもある。
【0049】
内部筒200は、ハウジング100の内部空間に位置することができる。内部筒200は、エアロゾル生成物品20を収容するための収容空間200iを含むものでもある。
【0050】
収容空間200iは、エアロゾル生成物品20を収容するだけではなく、外部から入り込む空気が流れる通路の役割を行うことができる。第1支持部210の流入通路(図示せず)を介し、収容空間200iに流入された空気が、第2支持部220に流れるように、内部筒200とヒータ300との内部通路200pが形成されうる。収容空間200iに流入された空気は、内部通路200pに沿って移動し、第2支持部220に達することができる。
【0051】
第1支持部210は、収容空間200iの入口に配され、収容空間200iに収容されたエアロゾル生成物品20の少なくとも一部を支持しうる。また、第1支持部210は、エアロゾル生成装置10の外部に存在する空気が収容空間200iに流入されるのである。
【0052】
第1支持部210は、エアロゾル生成物品の少なくとも一部を支持するための支持体(図示せず)、及びエアロゾル生成装置10の外部の空気が収容空間200iに流入される流入通路を含むものでもある。
【0053】
第1支持部210は、パフセンサ330に通ずるパフ感知孔210hを含むものでもある。パフ感知孔210hは、第1支持部210に隣接したパフセンサ330の下端に配されうる。流入通路を通過した空気は、パフ感知孔210hを通過し、パフセンサ330に流入されうる。パフ感知孔210hは、パフセンサ330に向かうほど狭くなりうるが、前述の形状に限定されるものではない。
【0054】
第2支持部220は、収容空間200iの内部に配され、エアロゾル生成物品20の端部を支持しうる。また、第2支持部220は、収容空間200iの内部に存在する空気がエアロゾル生成物品20に流入されるのである。
【0055】
第2支持部220は、収容空間200iの空気がエアロゾル生成物品に流入される伝達通路(図示せず)を含むものでもある。
【0056】
第2支持部220に、ヒータ300の一端(例:下端)が挿入されうる。それにより、ヒータ300は、第2支持部220によって支持されうる。
【0057】
第1支持部210の下端部に、結合部230が結合されうる。
【0058】
結合部230は、第1支持部210の流入通路を通過した空気が収容空間200iに流入される第1空気孔(図示せず)を含むものでもある。
【0059】
結合部230と第1支持部210とが結合されれば、結合部230の上端部と、第1支持部210との間に、パフ感知通路230pが形成されうる。パフ感知通路230pは、流入通路とパフセンサ330とを連結することができる。第1支持部210の流入通路を通過した空気は、パフ感知通路230pを通過し、第1支持部210に隣接したパフセンサ330に流入されうる。
【0060】
一実施形態によれば、パフ感知通路230pに沿って移動した空気は、第1支持部210のパフ感知孔210hを通過し、パフセンサ330に達することができる。
【0061】
結合部230の一部は、内部筒200の外側周りを取り囲むことができる。結合部230の外側にある他の構成要素は、前述の結合部230の一部分に接触し、結合部230によって支持されうる。
【0062】
結合部230の他の一部は、開放されうる。それにより、エアロゾル生成装置10は、エアロゾル生成装置10の内部に、他の構成要素が配されうる空間を確保することができる。
【0063】
結合部230は、エアロゾル生成物品20が挿入される動作を案内するガイド231をさらに含むものでもある。
【0064】
エアロゾル生成物品20がエアロゾル生成装置10に挿入されていて、ガイド231に掛かり、挿入が妨害される現象を防止するために、ガイド231の少なくとも一部分(例:上端部)は、面取り処理されうる。面取り処理された部分は、斜面になったり、丸い形態になったりされうる。
【0065】
他の例示において、ガイド231は、エアロゾル生成物品20の外周面の少なくとも一部を支持しうる。
【0066】
結合部230に、内部筒200の一端(例:上端)が挿入されうる。それにより、内部筒200は、結合部230によって支持されうる。
【0067】
結合部230に外部筒250の一端(例:上端)が挿入されうる。それにより、外部筒250は、結合部230によって支持されうる。
【0068】
結合部230の上部の下側面に、上部リング240が結合されうる。
【0069】
上部リング240は、結合部230の第1空気孔を介して移動した空気が収容空間200iに流入される第2空気孔(図示せず)を含むものでもある。
【0070】
上部リング240に、ヒータ300の一端(例:上端)が挿入されうる。それにより、ヒータ300は、上部リング240によって支持されうる。
【0071】
外部筒250は、内部筒200の外側に向けて離隔されて位置することができる。
【0072】
外部筒250は、ヒータ300で生じた熱が外部に伝達されることを遮断しうる。断熱の効率を高めるために、外部筒250は、二重壁の構造を含むものでもある。
【0073】
外部筒250は、内部筒200に向かう内部壁251と、内部壁251から外部筒250の外部に向けて離隔される外部壁252と、内部壁251と外部壁252との間に形成された断熱空間250iと、を含むものでもある。断熱空間250iは、エアロゾル生成装置10外部に熱が伝達されることを最小化させることができるように、真空の状態に置かれうる。ここで、「真空の状態」は、空気が完全にない状態のみを意味するものではなく、周辺の大気圧より低い圧力の状態も含む。
【0074】
外部筒250は、下端部に通孔(図示せず)を含むものでもある。1以上の電線または磁場生成器310は、外部筒250の通孔を介し、外部筒250の外部に抜け出ることができる。
【0075】
内部筒200は、外部筒250の内側下端部に接触する1以上の支持台201を含むものでもある。支持台201によって内部筒200は、外部筒250の内側に向けて離隔されて位置しながら、エアロゾル生成物品20が挿入される方向である長手方向に、外部筒250によって支持されうる。
【0076】
遮蔽部260は、結合部230の少なくとも一部分の外周面を取り囲むように配されうる。遮蔽部260は、結合部230の少なくとも一部分の外周面に接触し、結合部230によって支持されうる。
【0077】
遮蔽部260は、エアロゾル生成装置10の内部で生じる誘導磁場が、エアロゾル生成装置10の外部に漏れることを遮断しうる。
【0078】
遮蔽部260は、温度感知配線320が通過するように、収容空間200iの半径方向に向けて開放された配線用孔(図示せず)を含むものでもある。
【0079】
密封部270は、外部筒250の外側下端部に配され、液体漏れを防止することができる。密封部270は、例えば、ゴムやシリコンのような弾性素材を含むものでもある。
【0080】
密封部270は、1以上の電線または磁場生成器310を通過させる配線用通路(図示せず)を含むものでもある。1以上の電線または磁場生成器310は、密封部270の配線用通路を介し、密封部270の外部に抜け出ることができる。
【0081】
ヒータ300は、収容空間200iの内部に配されうる。ヒータ300は、ハウジング100の内部に挿入されたエアロゾル生成物品20の少なくとも一部を収容することができる。ヒータ300は、収容空間200iに収容されたエアロゾル生成物品20の外周面を支持しうる。
【0082】
ヒータ300は、電力が供給されることによって熱を生じさせることができる。収容されたエアロゾル生成物品20の少なくとも一領域は、ヒータ300によって加熱されうる。エアロゾル生成物品20が加熱され、エアロゾル生成物品20で生成された蒸気化された粒子と、ハウジング100の内部空間の空気とが混合され、エアロゾルが生成されうる。
【0083】
一実施形態によるエアロゾル生成装置10は、磁場生成器310を含むものでもある。その場合、ヒータ300は、サセプタになりうる。
【0084】
磁場生成器310は、内部筒200に結合されうる。例えば、磁場生成器310は、内部筒200の外側に装着されうる。
【0085】
磁場生成器310は、収容空間200iに収容されたエアロゾル生成物品20の少なくとも一領域を、誘導加熱方式で加熱しうる。
【0086】
磁場生成器310は、サセプタ300の外周面を取り囲むように配され、バッテリ(図示せず)から供給される電力を介し、サセプタ300に向けて誘導磁場を生じさせることができる。
【0087】
サセプタ300は、収容空間200iに収容されるエアロゾル生成物品20の外周面の少なくとも一部を取り囲むように配されうる。サセプタ300は、磁場生成器310で生成される交流磁場によって発熱させることにより、収容空間200iに収容されたエアロゾル生成物品を加熱しうる。
【0088】
ヒータ300の他の例として、エアロゾル生成装置10は、電気抵抗性ヒータを含むものでもある。例えば、ハウジング100の内部に挿入されるエアロゾル生成物品の外周面の少なくとも一部を取り囲むように配されるフィルムヒータを含むものでもある。該フィルムヒータは、導電性トラック(track)を含み、導電性トラックに電流が流れることにより、フィルムヒータが熱を生じさせ、ハウジング100に挿入されたエアロゾル生成物品を加熱しうる。
【0089】
ヒータ300のさらに他の例として、エアロゾル生成装置10は、ハウジング100に挿入されるエアロゾル生成物品の内部を加熱しうる針状ヒータ、棒状ヒータ及び管状ヒータのうち少なくとも一つを含むものでもある。前述のヒータは、例えば、エアロゾル生成物品の少なくとも一領域に挿入され、エアロゾル生成物品の内部を加熱しうる。
【0090】
例示は、ヒータ300の具体的な具現方式によって制限されるものではなく、該ヒータは、エアロゾル生成物品20を、指定された温度に加熱するように、さまざまな形態に変形されうる。本開示において、「指定された温度」は、エアロゾル生成物品20に含まれたエアロゾル生成物質が加熱され、エアロゾルを生成することができる温度を意味しうる。該指定された温度は、エアロゾル生成装置10に既設定の温度でもある。または、該指定された温度は、エアロゾル生成装置10の種類、及び/またはユーザの操作によって変更されうる。
【0091】
温度感知配線320は、温度センサの例である。該温度感知配線は、サーモカップルでもある。他の例として、該温度感知配線は、熱を伝達するための熱伝導性ワイヤであり、該温度感知配線に、温度変化による信号を生成するセンサモジュールが連結されうる。
【0092】
温度感知配線320の一部分は、ヒータ300に連結されうる。温度感知配線320は、ヒータ300が動作する間、ヒータの温度変化を検出することができる。
【0093】
温度感知配線320は、収容空間200iにおいて、内部筒200と結合部230との間の空間を介し、内部筒200の外部に抜け出ることができる。温度感知配線320は、内部筒200と外部筒250との間の空間を介して延長されうる。
【0094】
温度感知配線320の他部分は、外部筒250の通孔を介して外部筒250を通過し、外部筒250の外部に抜け出ることができる。
【0095】
ヒータ300は、外側に突出される突出部301をさらに含むものでもある。前述の温度感知配線320の一部分は、ヒータ300の突出部301に連結されうる。
【0096】
パフセンサ330は、ユーザのパフ動作による気流通路の圧力変化を検出しうる。パフセンサ330は、第1支持部210に隣接するように配されうる。
【0097】
前述の構成要素の位置及び形状は、一実施形態に限定されるものではなく、多様に変形されうる。
【0098】
図3は、図1に図示されたエアロゾル生成装置の一部分を、図2と異なる角度で切り取った断面図である。
【0099】
図3は、図1に図示されたエアロゾル生成装置10を、B-B方向に切断した断面図である。
【0100】
以下、図2を参照して敍述された内容と重複される説明は、省略される。
【0101】
図3を参照すれば、外部筒250の通孔250hと、密封部270の配線用通路270pは、エアロゾル生成物品20の長手方向への中心軸から離隔されたところに位置しうる。
【0102】
密封部270の少なくとも一部分は、外部筒250の通孔250hに挿入されうる。1以上の電線または磁場生成器310は、外部筒250の通孔250hを通過しながら、同時に、密封部270の配線用通路270pを通過することができる。
【0103】
図4は、図1に図示されたエアロゾル生成装置の一部分の分解斜視図である。
【0104】
図4に図示された一点鎖線は、エアロゾル生成装置(図示せず)に挿入されるエアロゾル生成物品20の長手方向への中心軸を示す。
【0105】
図4は、一点鎖線により、エアロゾル生成装置の各構成要素の相対的な位置を示す図面である。
【0106】
一実施形態によるエアロゾル生成装置は、カバー110を含むものでもある。
【0107】
カバー110は、ハウジング100(図1)の上端部に配され、ハウジング100(図1)の開口100h(図1)を開閉することができる。ユーザがカバー110を押し、開口100h(図1)を開き、開口100h(図1)を介し、エアロゾル生成物品20をエアロゾル生成装置内部に挿入することができる。
【0108】
エアロゾル生成装置に挿入されたエアロゾル生成物品20は、エアロゾル生成物品20が挿入される方向である長手方向に、順に第1支持部210、結合部230、上部リング240、ヒータ300及び第2支持部220と接触することができる。
【0109】
ヒータ300と第2支持部220は、内部筒200の収容空間200iに配され、結合部230と上部リング240は、内部筒200の入口に配されうる。
【0110】
結合部230は、内部筒200の入口に配され、内部筒200の上端部を支持しながら、内部筒200の外周面の少なくとも一部を取り囲むことができる。
【0111】
ヒータ300の突出部301は、ヒータ300の外周面から、ヒータ300の外側に突出され、ヒータ300の円周方向に沿って延長されうる。温度感知配線320(図2)の一部分は、ヒータ300の突出部301に連結されうる。
【0112】
遮蔽部260は、結合部230の外側から、結合部230の外周面を取り囲むことができる。遮蔽部260は、温度感知配線320(図2)が通過することができるように、収容空間200iの半径方向に向けて開放された配線用孔260hを含むものでもある。配線用孔260hの位置は、一実施形態によっても異なる。
【0113】
遮蔽部260は、外部筒250の内部に配され、密封部270は、外部筒250の外側下端部に配されうる。
【0114】
図5は、図4の一部を拡大して図示した分解斜視図である。
【0115】
図5は、空気の流れを示すために、関連構成要素だけ拡大して図示した分解斜視図である。
【0116】
第1支持部210の流入通路210i、結合部230の第1空気孔230h、上部リング240の第2空気孔240h、内部筒200とヒータ300との内部通路(図示せず)、及び第2支持部220の伝達通路220pを連結させれば、気流通路が形成されうる。ここで、「気流通路」は、エアロゾル生成装置(図示せず)の外部から、エアロゾル生成物品(図示せず)の下端部まで空気が移動する通路を意味しうる。
【0117】
第1支持部210、結合部230、上部リング240、ヒータ300及び第2支持部220は、エアロゾル生成物品が挿入される方向である長手方向に沿って連結されて配されうる。
【0118】
第1支持部210の流入通路210i、結合部230の第1空気孔230h、上部リング240の第2空気孔240h、及び第2支持部220の伝達通路220pは、前述の長手方向に連結されうる。それにより、流入通路210iを介して入り込む空気は、前述の長手方向に向けて流れうる。ここで、要素が、「長手方向に連結」されるということは、該要素の孔の中心が完全に一致するように整列されることだけを意味するものではなく、長手方向に沿って空気が流れうるように、各要素の孔がつらなるように整列される配置構造を含む。
【0119】
図6は、図1に図示されたエアロゾル生成装置の一部構成要素を拡大して図示した断面図である。
【0120】
図6は、エアロゾル生成装置において、ユーザのパフ動作による空気の移動過程について説明するための図面である。
【0121】
一実施形態によれば、ユーザが、エアロゾル生成物品20に口部を接触させ、パフ動作を遂行する場合、エアロゾル生成装置10の外部と、ハウジング100の内部空間との間に圧力差が生じ、外部空気が、第1支持部210を介し、ハウジング100の内部に流入されうる。
【0122】
ハウジング100の内部に流入された外部空気は、第1支持部210の流入通路210iを通過しうる。流入通路210iを通過した空気は、第1空気孔230h及び第2空気孔240hを通過し、内部筒200とヒータ300との内部通路200pに達しうる。前述の内部通路200pに沿って移動した空気は、第2支持部220に流入されうる。
【0123】
第2支持部220の伝達通路220pに流入された空気は、第2支持部220の形状に沿い、U字形を描き、伝達通路220pを通過し、収容空間200iに挿入されたエアロゾル生成物品20の端部に流入されうる。
【0124】
エアロゾル生成物品20に流入された空気は、エアロゾル生成物品20が加熱されることによって生じる蒸気化された粒子と混合され、エアロゾルを生成することができる。ユーザは、エアロゾル生成物品20を吸入するパフ動作を介し、収容空間200iで生成されたエアロゾルを吸入することができる。
【0125】
図7は、図1に図示されたエアロゾル生成装置に装着された第1支持部の斜視図である。
【0126】
第1支持部210は、エアロゾル生成物品(図示せず)の少なくとも一部を支持するための1以上の支持体210s、及びエアロゾル生成装置10の外部の空気が収容空間200iの内部に流入される流入通路210iを含むものでもある。
【0127】
支持体210sは、エアロゾル生成物品の外側の少なくとも一部に接触し、エアロゾル生成物品を支持しうる。従って、支持体210sは、エアロゾル生成物品の外側と接触するように、収容空間200iの周り方向に沿い、複数個が配されうる。第1支持部210にエアロゾル生成物品が挿入された場合、支持体210sは、エアロゾル生成物品と接触すると共に、第1支持部210とエアロゾル生成物品との間の空間に、流入通路210iを形成することができる。すなわち、隣接した支持体210s間に流入通路210iが位置しうる。
【0128】
流入通路210iは、空気が流れるようにするが、エアロゾル生成装置10の外部から、収容空間200iの内部に入り込むほど狭くなる形状を有しうる。そのような流入通路210iの形状は、流入通路の形状が、ハウジング100の長手方向に沿い、一定幅を有する場合と比較し、空気の流れと係わり、2つの長所を提供しうる。
【0129】
第一に、流入通路210iの全体経路のうち、ハウジング100の外部に向けて開放された流入通路210iの開口(図示せず)の面積が最も広いために、十分な量の外部の空気が、収容空間200iに円滑に流入されうる。そのような流入通路210iの構造により、エアロゾル生成装置10の霧化性能が向上されうる。
【0130】
第二に、流入通路210iの大きさは、ハウジング100の外部に開放された開口から、収容空間200iの内部に入り込むほど小さくなりうる。流入通路210iの大きさの変化により、流入通路210iを通過する気流の流速が変化しうる。気流の流速が変わることにより、収容空間200iの空気圧力が変化し、パフセンサ330(図2)が空気の圧力変化を検出しうる。制御部(図示せず)は、パフセンサ330(図2)による圧力変化の検出に基づき、ユーザが吸入動作を実施するパフ動作の発生を認識することができる。
【0131】
図8は、図1に図示されたエアロゾル生成装置に装着された第2支持部の斜視図である。
【0132】
図8は、第2支持部220における空気の移動過程について説明するための図面である。
【0133】
エアロゾル生成物品(図示せず)がエアロゾル生成装置10に挿入され、第2支持部220の内側面と接触すれば、第2支持部220とエアロゾル生成物品(図示せず)との間の空間に、伝達通路220pが形成されうる。
【0134】
内部筒200とヒータ300との内部通路200pに沿って移動した空気は、第2支持部220の伝達通路220pに流入されうる。伝達通路220pは、第2支持部220の形状に沿い、U字形を有しうる。伝達通路220pに沿って移動した空気は、エアロゾル生成物品の端部に達しうる。
【0135】
ただし、伝達通路220pの配置及び形状は、前述の実施形態に限定されるものではなく、多様に変わることができる。
【0136】
図9は、他の実施形態によるエアロゾル生成装置の内部筒の斜視図である。
【0137】
一実施形態によるエアロゾル生成装置の内部筒200と比較したとき、他の実施形態によるエアロゾル生成装置の内部筒900は、内部筒900の外側に溝900gが形成されている。溝900gに、磁場生成器(図示せず)が装着されうる。装着された磁場生成器は、内部筒900にさらに強く結合されうる。
【0138】
一実施形態によるエアロゾル生成装置の内部筒200と比較したとき、他の実施形態によるエアロゾル生成装置の内部筒900は、収容空間(図示せず)に収容される空気の流量を確保するように、内部筒900の少なくとも一部分の厚みが低減されうる。例えば、エアロゾル生成物品(図示せず)が挿入される方向である長手方向に沿い、内部筒900の下端の底面に向けて内部筒900の厚みが低減されうる(W>W)。それにより、内部筒900の下端の底面に向けて入り込むほど収容空間の大きさが大きくなり、空気の流量をさらに多く確保することができる。
【0139】
図10は、他の実施形態によるエアロゾル生成装置のブロック図である。
【0140】
エアロゾル生成装置1000は、制御部1010、センシング部1020、出力部1030、バッテリ1040、ヒータ1050、ユーザ入力部1060、メモリ1070及び通信部1080を含むものでもある。ただし、エアロゾル生成装置1000の内部構造は、図10に図示されたところに制限されるものではない。すなわち、エアロゾル生成装置1000の設計により、図10に図示された構成のうち一部が省略されるか、あるいは新たな構成がさらに追加されうるということは、本実施形態と係わる技術分野で通常の知識を有する者であるならば、理解することができるであろう。
【0141】
センシング部1020は、エアロゾル生成装置1000の状態、またはエアロゾル生成装置1000周辺の状態を感知し、感知された情報を、制御部1010に伝達することができる。制御部1010は、前記感知された情報に基づき、ヒータ1050の動作制御、喫煙の制限、エアロゾル生成物品(例:シガレット、カートリッジなど)の挿入いかん判断、お知らせ表示のような多様な機能が遂行されるように、エアロゾル生成装置1000を制御することができる。
【0142】
センシング部1020は、温度センサ1022、挿入感知センサ1024及びパフセンサ1026のうち少なくとも一つを含むものでもあるが、それらに制限されるものではない。
【0143】
温度センサ1022は、ヒータ1050(または、エアロゾル生成物質)が加熱される温度を感知することができる。エアロゾル生成装置1000は、ヒータ1050の温度を感知する別途の温度センサを含むか、あるいはヒータ1050自体が、温度センサの役割を行うことができる。または、温度センサ1022は、バッテリ1040の温度をモニタリングするように、バッテリ1040の周囲に配されたものでもある。
【0144】
挿入感知センサ1024は、エアロゾル生成物品の挿入及び/または除去を感知することができる。例えば、挿入感知センサ1024は、フィルムセンサ、圧力センサ、光センサ、抵抗性センサ、容量性センサ、誘導性センサ及び赤外線センサのうち少なくとも一つを含むものでもあり、エアロゾル生成物品が挿入及び/または除去されることによる信号変化を感知しうる。
【0145】
パフセンサ1026は、気流通路または気流チャネルの多様な物理的変化に基づき、ユーザのパフを感知することができる。例えば、パフセンサ1026は、温度変化、流量(flow)変化、電圧変化及び圧力変化のうちいずれか一つに基づき、ユーザのパフを感知することができる。
【0146】
センシング部1020は、前述のセンサ(温度センサ1022、挿入感知センサ1024及びパフセンサ1026)以外に、温度/湿度センサ、気圧センサ、地磁気センサ(magnetic sensor)、加速度センサ(acceleration sensor)、ジャイロスコープセンサ、位置センサ(例:GPS(global positioning system))、近接センサ及びRGB(red-green-blue)センサ(illuminance sensor)のうち少なくとも一つをさらに含むものでもある。各センサの機能は、その名称から、通常の技術者が直観的に推論することができるので、具体的な説明は、省略されうる。
【0147】
出力部1030は、エアロゾル生成装置1000の状態に係わる情報を出力し、ユーザに提供することができる。出力部1030は、ディスプレイ部1032、ハブティック部1034及び音響出力部1036のうち少なくとも一つを含むものでもあるが、それらに制限されるものではない。ディスプレイ部1032とタッチパッドとがレイヤ構造をなし、タッチスクリーンに構成される場合、ディスプレイ部1032は、出力装置以外に、入力装置としても使用されうる。
【0148】
ディスプレイ部1032は、エアロゾル生成装置1000に係わる情報を、ユーザに視覚的に提供することができる。例えば、エアロゾル生成装置1000に係わる情報は、エアロゾル生成装置1000のバッテリ1040の充電/放電状態、ヒータ1050の予熱状態、エアロゾル生成物品の挿入/除去状態、またはエアロゾル生成装置1000の使用が制限される状態(例:異常物品感知)のような多様な情報を意味し、ディスプレイ部1032は、前記情報を外部に出力することができる。ディスプレイ部1032は、例えば、液晶ディスプレイパネル(LCD(liquid crystal display))、有機発光ディスプレイパネル(OLED(organic light-emitting diode))などでもある。また、ディスプレイ部1032は、LED(light-emitting diode)発光素子形態でもある。
【0149】
ハブティック部1034は、電気的信号を、機械的な刺激、または電気的な刺激に変換し、エアロゾル生成装置1000に係わる情報を、ユーザに触覚的に提供することができる。例えば、ハブティック部1034は、モータ、圧電素子または電気刺激装置を含むものでもある。
【0150】
音響出力部1036は、エアロゾル生成装置1000に係わる情報を、ユーザに聴覚的に提供することができる。例えば、音響出力部1036は、電気信号を音響信号に変換し、外部に出力することができる。
【0151】
バッテリ1040は、エアロゾル生成装置1000が動作するのに利用される電力を供給することができる。バッテリ1040は、ヒータ1050が加熱されうるように、電力を供給することができる。また、バッテリ1040は、エアロゾル生成装置1000内に具備された他の構成(例:センシング部1020、出力部1030、ユーザ入力部1060、メモリ1070及び通信部1080)の動作に必要な電力を供給することができる。バッテリ1040は、充電が可能なバッテリでもあり、一回使用バッテリでもある。例えば、バッテリ1040は、リチウムポリマー(LiPoly)バッテリでもあるが、それに制限されるものではない。
【0152】
ヒータ1050は、バッテリ1040から電力を供給され、エアロゾル生成物質を加熱しうる。図10に図示されていないが、エアロゾル生成装置1000は、バッテリ1040の電力を変換し、ヒータ1050に供給する電力変換回路(例:DC(direct current)/DCコンバータ)をさらに含むものでもある。また、エアロゾル生成装置1000が、誘導加熱方式でエアロゾルを生成する場合、エアロゾル生成装置1000は、バッテリ1040の直流電源を交流電源に変換するDC/AC(alternating current)コンバータをさらに含むものでもある。
【0153】
制御部1010、センシング部1020、出力部1030、ユーザ入力部1060、メモリ1070及び通信部1080は、バッテリ1040から電力を供給され、機能を遂行することができる。図10に図示されていないが、バッテリ1040の電力を変換し、それぞれの構成要素に供給する電力変換回路、例えば、LDO(low drop out)回路または電圧レギュレータ回路をさらに含むものでもある。
【0154】
一実施形態において、ヒータ1050は、任意の適する電気抵抗性物質によって形成されうる。例えば、適する電気抵抗性物質は、チタン、ジルコニウム、タンタル、白金、ニッケル、コバルト、クロム、ハフニウム、ニオブ、モリブデン、タングステン、スズ、ガリウム、マンガン、鉄、銅、ステンレス鋼、ニクロムなどを含む金属または金属合金でもあるが、それらに制限されるものではない。また、ヒータ1050は、金属熱線(heat wire)、導電性トラックが配された金属熱板(plate)、セラミック発熱体などによっても具現されうるが、それらに制限されるものではない。
【0155】
他の実施形態において、ヒータ1050は、誘導加熱方式のヒータでもある。例えば、ヒータ1050は、コイルによって印加された磁場を介して発熱し、エアロゾル生成物質を加熱するサセプタを含むものでもある。
【0156】
ユーザ入力部1060は、ユーザから入力された情報を受信するか、あるいはユーザに情報を出力することができる。例えば、ユーザ入力部1060は、キーパッド(key pad)、ドームスイッチ(dome switch)、タッチパッド(接触式静電容量方式、圧力式抵抗膜方式、赤外線感知方式、表面超音波伝導方式、積分式張力測定方式、ピエゾ効果方式など)、ジョグホイール、ジョグスイッチなどがありうるが、それらに制限されるものではない。また、図10に図示されていないが、エアロゾル生成装置1000は、USB(universal serial bus)インターフェースのような連結インターフェース(connection interface)をさらに含み、USBインターフェースのような連結インターフェースを介し、他の外部装置と連結されて情報を送受信するか、あるいはバッテリ1040を充電することができる。
【0157】
メモリ1070は、エアロゾル生成装置1000内で処理される各種データを保存するハードウェアであり、制御部1010で処理されたデータ、及び処理されるデータを保存することができる。メモリ1070は、フラッシュメモリタイプ(flash memory type)、ハードディスクタイプ(hard disk type)、マルチメディアカードマイクロタイプ(multimedia card micro type)、カードタイプのメモリ(例:SD(secure digital)メモリまたはXD(extreme digital)メモリなど)、RAM(random access memory)、SRAM(static random access memory)、ROM(read-only memory)、EEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)、PROM(programmable read-only memory)、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスクのうち少なくとも1つのタイプの記録媒体を含むものでもある。メモリ1070は、エアロゾル生成装置1000の動作時間、最大パフ回数、現在パフ回数、少なくとも1つの温度プロファイル、及びユーザの喫煙パターンに係わるデータなどを保存することができる。
【0158】
通信部1080は、他の電子装置との通信のための少なくとも1つの構成要素を含むものでもある。例えば、通信部1080は、近距離通信部(short-range wireless communication unit)1082及び無線通信部1084を含むものでもある。
【0159】
近距離通信部1082は、ブルートゥース(登録商標)通信部、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)通信部、近距離無線通信部(near field communication unit)、WLAN(wireless local area network)(Wi-Fi(wireless fidelity))通信部、ジグビー(Zigbee(登録商標))通信部、赤外線通信部(IrDA:infrared data association)通信部、WFD(Wi-Fi Direct通信部、UWB(ultra-wideband)通信部、Ant+通信部などを含むものでもあるが、それらに制限されるものではない。
【0160】
無線通信部1084は、セルラネットワーク通信部、インターネット通信部、コンピュータネットワーク(例:LAN(local area network)またはWAN(wide area network))通信部などを含むものでもあるが、それらに制限されるものではない。無線通信部1084は、加入者情報(例:国際モバイル加入者識別子(IMSI)を利用し、通信ネットワーク内において、エアロゾル生成装置1000を確認して認証することもできる。
【0161】
制御部1010は、エアロゾル生成装置1000の全般的な動作を制御しうる。 一実施形態において、制御部1010は、少なくとも1つのプロセッサを含むものでもある。該プロセッサは、多数の論理ゲートのアレイによっても具現され、汎用的なマイクロプロセッサと、該マイクロプロセッサで実行されうるプログラムが保存されたメモリとの組み合わせによっても具現される。また、他形態のハードウェアによっても具現されるということは、本実施形態が属する技術分野において通常の知識を有する者であるならば、理解することができるであろう。
【0162】
制御部1010は、バッテリ1040の電力をヒータ1050に供給することを制御することにより、ヒータ1050の温度を制御することができる。例えば、制御部1010は、バッテリ1040とヒータ1050とのスイッチング素子のスイッチングを制御することにより、電力供給を制御することができる。他の例において、制御部1010の制御命令により、加熱直接回路がヒータ1050に対する電力供給を制御することもできる。
【0163】
制御部1010は、センシング部1020によって感知された結果を分析し、その後に行われる処理を制御することができる。例えば、制御部1010は、センシング部1020によって感知された結果に基づき、ヒータ1050の動作が開始または終了されるように、ヒータ1050に供給される電力を制御することができる。他の例を挙げれば、制御部1010は、センシング部1020によって感知された結果に基づき、ヒータ1050が所定温度まで加熱されるか、あるいは適切な温度を維持することができるように、ヒータ1050に供給される電力の量、及び電力が供給される時間を制御することができる。
【0164】
制御部1010は、センシング部1020によって感知された結果に基づき、出力部1030を制御することができる。例えば、パフセンサ1026を介してカウントされたパフ回数が、既設定の回数に達すれば、制御部1010は、ディスプレイ部1032、ハブティック部1034及び音響出力部1036のうち少なくとも一つを介し、ユーザに、エアロゾル生成装置1000がすぐ終了されることを予告しうる。
【0165】
一実施形態において、制御部1010は、センシング部1020によって感知されたエアロゾル生成物品(例:エアロゾル生成物品20(図1))の状態により、ヒータ1050に対する電力供給時間及び/または電力供給量を制御することができる。例えば、エアロゾル生成物品20が過湿状態である場合、制御部1010は、誘導コイル(例:磁場生成器310(図2))に対する電力供給時間を制御し、エアロゾル生成物品20が一般的な状態である場合よりも、予熱時間を延長させることができる。
【0166】
一実施形態は、コンピュータによって実行されるプログラムモジュールのような、コンピュータによって実行可能な命令語を含む記録媒体の形態にも実現されうる。コンピュータで読み取り可能な媒体は、コンピュータによってアクセスされうる任意の可用媒体でもあり、揮発性及び不揮発性の媒体、分離型及び非分離型の媒体をいずれも含む。また、コンピュータで読み取り可能な媒体は、コンピュータ記録媒体及び通信媒体をいずれも含むものでもある。該コンピュータ記録媒体は、コンピュータで読み取り可能な命令語、データ構造、プログラムモジュール、またはその他データのような情報の保存のための任意の方法または技術によって具現された揮発性及び不揮発性、分離型及び非分離型の媒体をいずれも含む。該通信媒体は、典型的に、コンピュータで読み取り可能な命令語、データ構造、プログラムモジュールのような変調されたデータ信号のその他データ、またはその他伝送メカニズムを含み、任意の情報伝達媒体を含む。
【0167】
前述の実施形態に係わる説明は、例示的なものに過ぎず、当該技術分野において通常の知識を有する者であるならば、それらから多様な変形、及び均等な他の実施形態が可能であるという点を理解するであろう。従って、発明の真の保護範囲は、添付された特許請求の範囲によって定められるものであり、該特許請求の範囲に記載された内容と同等な範囲にある全ての差異は、該特許請求の範囲によって定められる保護範囲に含まれるものであると解釈されなければならないのである。
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【国際調査報告】