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特表2024-525975モビリティ管理方法、端末及びネットワーク側機器
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-12
(54)【発明の名称】モビリティ管理方法、端末及びネットワーク側機器
(51)【国際特許分類】
   H04W 36/00 20090101AFI20240705BHJP
   H04W 76/19 20180101ALI20240705BHJP
【FI】
H04W36/00
H04W76/19
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024504490
(86)(22)【出願日】2022-07-29
(85)【翻訳文提出日】2024-01-24
(86)【国際出願番号】 CN2022108899
(87)【国際公開番号】W WO2023011340
(87)【国際公開日】2023-02-09
(31)【優先権主張番号】202110882888.6
(32)【優先日】2021-08-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002871
【氏名又は名称】弁理士法人坂本国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】何 燃燃
(72)【発明者】
【氏名】楊 曉東
(72)【発明者】
【氏名】鮑 ▲ウェイ▼
(72)【発明者】
【氏名】張 艶霞
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
5K067JJ39
(57)【要約】
本出願は、モビリティ管理方法、端末及びネットワーク側機器を開示し、無線通信の技術分野に属し、本出願の実施例のモビリティ管理方法は、端末が、複数の候補セルの時間情報が含まれるターゲット構成情報を取得する(S210)ことと、端末がターゲット構成情報に基づいて、セル選択プロセス及び/又は接続再確立プロセスを実行する(S212)こととを含む。
【選択図】 図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
モビリティ管理方法であって、
端末が、複数の候補セルの時間情報が含まれるターゲット構成情報を取得することと、
前記端末が前記ターゲット構成情報に基づいて、セル選択プロセス及び/又は接続再確立プロセスを実行することとを含む、モビリティ管理方法。
【請求項2】
前記端末が前記ターゲット構成情報に基づいて、セル選択プロセスを実行することは、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記端末がセル選択プロセスで第一のターゲットセルを優先的に選択することを含み、及び/又は、
前記端末が前記ターゲット構成情報に基づいて、接続再確立プロセスを実行することは、現在時間が第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記端末が接続再確立プロセスで第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを含み、ここで、前記第一のターゲットセルが複数の前記候補セルのうちの一つであり、前記第二のターゲットセルが複数の前記候補セルのうちの一つである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ターゲット構成情報は、
複数の前記候補セルの条件再構成を含む第一の構成情報と、
現在時間が第一のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲット候補セルを前記第二のターゲットセルとし、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを指示するための第二の構成情報であって、前記第一のターゲット候補セルが、前記端末により接続再確立プロセスで選択される前記候補セルである第二の構成情報と、
接続再確立プロセスで、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用するよう端末に指示する第一のイベントであって、前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第三の時間から第四の時間までの時間帯と、第五の時間の後の時間と、第六の時間の前の時間とのうちの一つを含む第一のイベントと、
セル選択プロセスで、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲットセルを優先的に選択するよう端末に指示する第二のイベントであって、前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第七の時間から第八の時間までの時間帯と、第九の時間の後の時間と、第十の時間の前の時間とのうちの一つを含む第二のイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第一の構成情報は、
条件切り替えのための条件再構成候補セルである複数の前記候補セルと、
各前記候補セルの第三のイベントであって、前記第三のイベントが、条件切り替えをトリガーするために用いられ、前記第三のイベントが、第二のターゲット候補セルが第四のイベントを満たす場合に、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内で条件切り替えを実行するよう端末に指示し、前記第二のターゲット候補セルが複数の前記候補セルのうちの一つであり、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯が、第一の時間から第二の時間までの時間帯と、第一の時間の後の時間と、第二の時間の前の時間とのうちの一つを含む各前記候補セルの第三のイベントと、
条件切り替えをトリガーするための、各前記候補セルの前記第四のイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第四のイベントは、
信号強度及び/又は信号品質に基づくトリガーイベントと、
位置に基づくトリガーイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記の、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記端末が接続再確立プロセスで第二のターゲットセルの条件再構成を応用することは、
前記ターゲット構成情報が前記第二の構成情報を含み、前記端末により接続再確立プロセスで選択されるセルが前記複数の候補セルのうちの第三のターゲット候補セルであり、且つ現在時間が第三のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第三のターゲット候補セルを前記第二のターゲットセルとし、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記方法は、
前記ターゲット構成情報が前記第二の構成情報を含まず、又は、現在時間が前記第三のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内になく、又は、接続再確立プロセスで選択されるセルが前記複数の候補セルのうちの一つではない場合に、接続確立要求を開始するプロセスを実行することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあることは、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第一の時間に到着しており且つ前記第二のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第一の時間に到着していることと、
現在時間が前記第二のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第三の時間に到着しており且つ前記第二のターゲットセルの第四の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第五の時間に到着していることと、
現在時間が前記第二のターゲットセルの第六の時間を超えていないこととのうちの一つを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項9】
現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記第一のターゲットセルを優先的に選択することは、
時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルを優先的に選択することを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項10】
現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあることは、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第一の時間に到着しており、且つ現在時間が前記第一のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第一の時間に到着していることと、
現在時間が前記第一のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第七の時間に到着しており、且つ現在時間が前記第一のターゲットセルの第八の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第九の時間に到着していることと、
現在時間が前記第一のターゲットセルの第十の時間を超えていないこととのうちの一つを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記端末がセル選択プロセスで第一のターゲットセルを優先的に選択することは、
第四のターゲット候補セルの位置するターゲット周波数を優先的にサーチし、前記ターゲット周波数上でサーチされた信号の最も強いセルが第四のターゲット候補セルであり、且つ前記第四のターゲット候補セルが適切なセルである場合に、前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することであって、前記第四のターゲット候補セルが、その時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルであることと、
前記第四のターゲット候補セルの位置するターゲット周波数を優先的にサーチし、前記ターゲット周波数上でサーチされた信号の最も強いセルが前記第四のターゲット候補セルではないが、前記ターゲット周波数上でサーチされた信号がn(nが2以上の正整数である)番目に強いセルが、前記第四のターゲット候補セルであり、且つ前記第四のターゲット候補セルが適切なセルである場合に、前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することであって、前記第四のターゲット候補セルが、その時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルであることと、
複数の周波数ポイント上でサーチされた信号の最も強いセルには複数の適切なセルが含まれ、且つ前記複数の適切なセルには前記第四のターゲット候補セルが含まれる場合に、前記複数の適切なセルに含まれる前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することであって、前記第四のターゲット候補セルが、その時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルであることとのうちの少なくとも一つを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
第四のターゲット候補セルの位置するターゲット周波数を優先的にサーチすることは、
複数の前記第四のターゲット候補セルが存在する場合に、複数の前記第四のターゲット候補セルのうち、ターゲット時間が最も長い第四のターゲット候補セルの位置する周波数を優先的にサーチすることを含み、ここで、前記ターゲット時間は、前記第四のターゲット候補セルの第一の時間と第二の時間に基づいて決定され又は前記第四のターゲット候補セルの第七の時間と第八の時間に基づいて決定される、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することは、
複数の前記第四のターゲット候補セルが存在する場合に、複数の前記第四のターゲット候補セルから、ターゲット時間が最も長い第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することを含み、ここで、前記ターゲット時間は、前記第四のターゲット候補セルの第一の時間と第二の時間に基づいて決定され又は前記第四のターゲット候補セルの第七の時間と第八の時間に基づいて決定される、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記セル選択は、アイドル状態又は非アクティブ化態のセル選択又は接続再確立プロセスにおけるセル選択を含む、請求項1から13のいずれか1項に記載の方法。
【請求項15】
前記端末が前記ターゲット構成情報に基づいて、接続再確立プロセスを実行する前に、前記方法は、
無線リンク失敗RLFを検出したことと、
切り替え失敗と、
条件切り替え失敗とのうちの一つのイベントが発生した場合に、前記端末が接続再確立プロセスを開始することをさらに含む、請求項1から13のいずれか1項に記載の方法。
【請求項16】
モビリティ管理方法であって、
ネットワーク側機器が端末にターゲット構成情報を送信することを含み、ここで、前記ターゲット構成情報には、前記時間情報に基づいて接続再確立プロセス及び/又はセル選択プロセスを実行するよう前記端末に指示する複数の候補セルの時間情報が含まれる、モビリティ管理方法。
【請求項17】
前記ターゲット構成情報は、
複数の前記候補セルの条件再構成を含む第一の構成情報と、
現在時間が第一のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲット候補セルを前記第二のターゲットセルとし、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを指示するための第二の構成情報であって、前記第一のターゲット候補セルが、前記端末により接続再確立プロセスで選択される前記候補セルである第二の構成情報と、
接続再確立プロセスで、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用するよう端末に指示する第一のイベントであって、前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第三の時間から第四の時間までの時間帯と、第五の時間の後の時間と、第六の時間の前の時間とのうちの一つを含む第一のイベントと、
セル選択プロセスで、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲットセルを優先的に選択するよう端末に指示する第二のイベントであって、前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第七の時間から第八の時間までの時間帯と、第九の時間の後の時間と、第十の時間の前の時間とのうちの一つを含む第二のイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記第一の構成情報は、
条件切り替えのための条件再構成候補セルである複数の前記候補セルと、
各前記候補セルの第三のイベントであって、前記第三のイベントが、条件切り替えをトリガーするために用いられ、前記第三のイベントが、第二のターゲット候補セルが第四のイベントを満たす場合に、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内で条件切り替えを実行するよう端末に指示し、前記第二のターゲット候補セルが複数の前記候補セルのうちの一つであり、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯が、第一の時間から第二の時間までの時間帯と、第一の時間の後の時間と、第二の時間の前の時間とのうちの一つを含む各前記候補セルの第三のイベントと、
条件切り替えをトリガーするための、各前記候補セルの前記第四のイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記第四のイベントは、
信号強度及び/又は信号品質に基づくトリガーイベントと、
位置に基づくトリガーイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
モビリティ管理装置であって、
複数の候補セルの時間情報が含まれるターゲット構成情報を取得するための第一の取得モジュールと、
前記ターゲット構成情報に基づいて、セル選択プロセス及び/又は接続再確立プロセスを実行するための実行モジュールとを含む、モビリティ管理装置。
【請求項21】
前記実行モジュールが前記ターゲット構成情報に基づいて、セル選択プロセスを実行することは、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、セル選択プロセスで第一のターゲットセルを優先的に選択することを含み、及び/又は、
前記実行モジュールが前記ターゲット構成情報に基づいて、接続再確立プロセスを実行することは、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、接続再確立プロセスで第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを含み、ここで、前記第一のターゲットセルが複数の前記候補セルのうちの一つであり、前記第二のターゲットセルが複数の前記候補セルのうちの一つである、請求項20に記載の装置。
【請求項22】
前記ターゲット構成情報は、
複数の前記候補セルの条件再構成を含む第一の構成情報と、
現在時間が第一のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲット候補セルを前記第二のターゲットセルとし、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを指示するための第二の構成情報であって、前記第一のターゲット候補セルが、前記端末により接続再確立プロセスで選択される前記候補セルである第二の構成情報と、
接続再確立プロセスで、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用するよう端末に指示する第一のイベントであって、前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第三の時間から第四の時間までの時間帯と、第五の時間の後の時間と、第六の時間の前の時間とのうちの一つを含む第一のイベントと、
セル選択プロセスで、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲットセルを優先的に選択するよう端末に指示する第二のイベントであって、前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第七の時間から第八の時間までの時間帯と、第九の時間の後の時間と、第十の時間の前の時間とのうちの一つを含む第二のイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項21に記載の装置。
【請求項23】
前記第一の構成情報は、
条件切り替えのための条件再構成候補セルである複数の前記候補セルと、
各前記候補セルの第三のイベントであって、前記第三のイベントが、条件切り替えをトリガーするために用いられ、前記第三のイベントが、第二のターゲット候補セルが第四のイベントを満たす場合に、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内で条件切り替えを実行するよう端末に指示し、前記第二のターゲット候補セルが複数の前記候補セルのうちの一つであり、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯が、第一の時間から第二の時間までの時間帯と、第一の時間の後の時間と、第二の時間の前の時間とのうちの一つを含む各前記候補セルの第三のイベントと、
条件切り替えをトリガーするための、各前記候補セルの前記第四のイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項22に記載の装置。
【請求項24】
前記第四のイベントは、
信号強度及び/又は信号品質に基づくトリガーイベントと、
位置に基づくトリガーイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項23に記載の装置。
【請求項25】
現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、接続再確立プロセスで第二のターゲットセルの条件再構成を応用することは、
前記ターゲット構成情報が前記第二の構成情報を含み、接続再確立プロセスで選択されるセルが前記複数の候補セルのうちの第三のターゲット候補セルであり、且つ現在時間が第三のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第三のターゲット候補セルを前記第二のターゲットセルとし、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを含む、請求項23に記載の装置。
【請求項26】
前記実行モジュールは、さらに、
前記ターゲット構成情報が前記第二の構成情報を含まず、又は、現在時間が前記第三のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内になく、又は、接続再確立プロセスで選択されるセルが前記複数の候補セルのうちの一つではない場合に、接続確立要求を開始するプロセスを実行するために用いられる、請求項23に記載の装置。
【請求項27】
現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあることは、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第一の時間に到着しており且つ前記第二のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第一の時間に到着していることと、
現在時間が前記第二のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第三の時間に到着しており且つ前記第二のターゲットセルの第四の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第五の時間に到着していることと、
現在時間が前記第二のターゲットセルの第六の時間を超えていないこととのうちの一つを含む、請求項23に記載の装置。
【請求項28】
現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記第一のターゲットセルを優先的に選択することは、
時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルを優先的に選択することを含む、請求項23に記載の装置。
【請求項29】
現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあることは、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第一の時間に到着しており、且つ現在時間が前記第一のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第一の時間に到着していることと、
現在時間が前記第一のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第七の時間に到着しており、且つ現在時間が前記第一のターゲットセルの第八の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第九の時間に到着していることと、
現在時間が前記第一のターゲットセルの第十の時間を超えていないこととのうちの一つを含む、請求項28に記載の装置。
【請求項30】
現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、セル選択プロセスで第一のターゲットセルを優先的に選択することは、
第四のターゲット候補セルの位置するターゲット周波数を優先的にサーチし、前記ターゲット周波数上でサーチされた信号の最も強いセルが第四のターゲット候補セルであり、且つ前記第四のターゲット候補セルが適切なセルである場合に、前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することであって、前記第四のターゲット候補セルが、その時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルであることと、
前記第四のターゲット候補セルの位置するターゲット周波数を優先的にサーチし、前記ターゲット周波数上でサーチされた信号の最も強いセルが前記第四のターゲット候補セルではないが、前記ターゲット周波数上でサーチされた信号がn(nが2以上の正整数である)番目に強いセルが、前記第四のターゲット候補セルであり、且つ前記第四のターゲット候補セルが適切なセルである場合に、前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することであって、前記第四のターゲット候補セルが、その時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルであることと、
複数の周波数ポイント上でサーチされた信号の最も強いセルには複数の適切なセルが含まれ、且つ前記複数の適切なセルには前記第四のターゲット候補セルが含まれる場合に、前記複数の適切なセルに含まれる前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することであって、前記第四のターゲット候補セルが、その時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルであることとのうちの少なくとも一つを含む、請求項28に記載の装置。
【請求項31】
第四のターゲット候補セルの位置するターゲット周波数を優先的にサーチすることは、
複数の前記第四のターゲット候補セルが存在する場合に、複数の前記第四のターゲット候補セルのうち、ターゲット時間が最も長い第四のターゲット候補セルの位置する周波数を優先的にサーチすることを含み、ここで、前記ターゲット時間は、前記第四のターゲット候補セルの第一の時間と第二の時間に基づいて決定され又は前記第四のターゲット候補セルの第七の時間と第八の時間に基づいて決定される、請求項30に記載の装置。
【請求項32】
前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することは、
複数の前記第四のターゲット候補セルが存在する場合に、複数の前記第四のターゲット候補セルから、ターゲット時間が最も長い第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することを含み、ここで、前記ターゲット時間は、前記第四のターゲット候補セルの第一の時間と第二の時間に基づいて決定され又は前記第四のターゲット候補セルの第七の時間と第八の時間に基づいて決定される、請求項30に記載の装置。
【請求項33】
前記セル選択は、アイドル状態のセル選択又は接続再確立プロセスにおけるセル選択を含む、請求項20から32のいずれか1項に記載の装置。
【請求項34】
前記実行モジュールは、さらに、
前記ターゲット構成情報に基づいて、接続再確立プロセスを実行する前に、
無線リンク失敗RLFを検出したことと、
切り替え失敗と、
条件切り替え失敗とのうちの一つのイベントが発生した場合に、接続再確立プロセスを開始するために用いられる、請求項20から32のいずれか1項に記載の装置。
【請求項35】
モビリティ管理装置であって、
端末のターゲット構成情報を取得するための第二の取得モジュールであって、前記ターゲット構成情報には、前記時間情報に基づいて接続再確立プロセス及び/又はセル選択プロセスを実行するよう前記端末に指示する複数の候補セルの時間情報が含まれる第二の取得モジュールと、
前記端末にターゲット構成情報を送信するための送信モジュールとを含む、モビリティ管理装置。
【請求項36】
前記ターゲット構成情報は、
複数の前記候補セルの条件再構成を含む第一の構成情報と、
現在時間が第一のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲット候補セルを前記第二のターゲットセルとし、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを指示するための第二の構成情報であって、前記第一のターゲット候補セルが、前記端末により接続再確立プロセスで選択される前記候補セルである第二の構成情報と、
接続再確立プロセスで、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用するよう端末に指示する第一のイベントであって、前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第三の時間から第四の時間までの時間帯と、第五の時間の後の時間と、第六の時間の前の時間とのうちの一つを含む第一のイベントと、
セル選択プロセスで、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲットセルを優先的に選択するよう端末に指示する第二のイベントであって、前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第七の時間から第八の時間までの時間帯と、第九の時間の後の時間と、第十の時間の前の時間とのうちの一つを含む第二のイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項35に記載の装置。
【請求項37】
前記第一の構成情報は、
条件切り替えのための条件再構成候補セルである複数の前記候補セルと、
各前記候補セルの第三のイベントであって、前記第三のイベントが、条件切り替えをトリガーするために用いられ、前記第三のイベントが、第二のターゲット候補セルが第四のイベントを満たす場合に、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内で条件切り替えを実行するよう端末に指示し、前記第二のターゲット候補セルが複数の前記候補セルのうちの一つであり、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯が、第一の時間から第二の時間までの時間帯と、第一の時間の後の時間と、第二の時間の前の時間とのうちの一つを含む各前記候補セルの第三のイベントと、
条件切り替えをトリガーするための、各前記候補セルの前記第四のイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項36に記載の装置。
【請求項38】
前記第四のイベントは、
信号強度及び/又は信号品質に基づくトリガーイベントと、
位置に基づくトリガーイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項37に記載の装置。
【請求項39】
端末であって、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から15のいずれか1項に記載のモビリティ管理方法のステップを実現する、端末。
【請求項40】
ネットワーク側機器であって、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項16から20のいずれか1項に記載のモビリティ管理方法のステップを実現する、ネットワーク側機器。
【請求項41】
可読記憶媒体であって、前記可読記憶媒体にプログラム又は命令が記憶され、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1から15のいずれか1項に記載のモビリティ管理方法のステップを実現し、又は請求項16から20のいずれか1項に記載のモビリティ管理方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【請求項42】
チップであって、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、請求項1から15のいずれか1項に記載のモビリティ管理方法のステップを実現し、又は請求項16から20のいずれか1項に記載のモビリティ管理方法のステップを実現するために用いられる、チップ。
【請求項43】
コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムが非一時的記憶媒体に記憶され、前記コンピュータプログラムが少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、請求項1から15のいずれか1項に記載のモビリティ管理方法のステップを実現し、又は請求項16から20のいずれか1項に記載のモビリティ管理方法のステップを実現する、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本発明は、2021年08月02日に中国特許局に提案され、出願番号が202110882888.6であり、発明名称が「モビリティ管理方法、端末及びネットワーク側機器」の中国特許出願の優先権を主張しており、この出願のすべての内容は、援用により本発明に取り込まれる。
【0002】
本出願は、無線通信の技術分野に属し、具体的にはモビリティ管理方法、端末及びネットワーク側機器に関する。
【背景技術】
【0003】
無線リンク失敗(Radio Link Failure、RLF)又は通常の切り替え失敗又は条件切り替え(Conditional Handover、CHO)失敗が発生すると、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)接続再確立フローをトリガーする。RRC接続再確立フローで、セル選択を行う必要があり、端末(UE)により選択された適切なセル(suitable cell)がネットワークにより構成される条件切り替えの候補セル(candidate cell)であるとともに、ネットワークによりattemptCondReconfig=trueが構成された場合に、UEは、このセルの条件再構成を応用し且つCHOの実行を試行し、そうではない場合に、UEは、RRC接続確立要求(RRCReestablishmentRequest)メッセージの伝送プロセスを開始する。
【0004】
しかしながら、従来のセルが適切なセルへ切り替えを選択した後に、UEにより選択された適切なセルがすぐにサービスを停止する状況に遭遇し、CHOが失敗したり、すぐに再切り替えが必要になったりすることを招く恐れがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本出願の実施例は、端末がすぐにサービスを停止するセルを選択したことによる接続再確立失敗の問題を解決できるモビリティ管理方法、端末及びネットワーク側機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第一の態様によれば、モビリティ管理方法を提供し、このモビリティ管理方法は、端末が、複数の候補セルの時間情報が含まれるターゲット構成情報を取得することと、前記端末が前記ターゲット構成情報に基づいて、セル選択プロセス及び/又は接続再確立プロセスを実行することとを含む。
【0007】
第二の態様によれば、モビリティ管理装置を提供し、このモビリティ管理装置は、複数の候補セルの時間情報が含まれるターゲット構成情報を取得するための第一の取得モジュールと、前記ターゲット構成情報に基づいて、セル選択プロセス及び/又は接続再確立プロセスを実行するための実行モジュールとを含む。
【0008】
第三の態様によれば、モビリティ管理方法を提供し、このモビリティ管理方法は、ネットワーク側機器が端末にターゲット構成情報を送信することを含み、ここで、前記ターゲット構成情報には、前記時間情報に基づいて接続再確立プロセス及び/又はセル選択プロセスを実行するよう前記端末に指示する複数の候補セルの時間情報が含まれる。
【0009】
第四の態様によれば、モビリティ管理装置を提供し、このモビリティ管理装置は、端末のターゲット構成情報を取得するための第二の取得モジュールであって、前記ターゲット構成情報には、前記時間情報に基づいて接続再確立プロセス及び/又はセル選択プロセスを実行するよう前記端末に指示する複数の候補セルの時間情報が含まれる第二の取得モジュールと、前記端末にターゲット構成情報を送信するための送信モジュールとを含む。
【0010】
第五の態様によれば、端末を提供し、この端末は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0011】
第六の態様によれば、端末を提供し、この端末は、プロセッサと通信インターフェースとを含み、ここで、前記プロセッサは、第一の態様に記載の方法のステップを実現するために用いられ、前記通信インターフェースは、ネットワーク側機器と通信するために用いられる。
【0012】
第七の態様によれば、ネットワーク側機器を提供し、このネットワーク側機器は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第三の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0013】
第八の態様によれば、ネットワーク側機器を提供し、このネットワーク側機器は、プロセッサと通信インターフェースとを含み、ここで、前記プロセッサは、第三の態様に記載の方法のステップを実現するために用いられ、前記通信インターフェースは、端末と通信するために用いられる。
【0014】
第九の態様によれば、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体にプログラム又は命令が記憶され、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現し、又は第三の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0015】
第十の態様によれば、チップを提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、第一の態様に記載の方法のステップ、又は第三の態様に記載の方法のステップを実現するために用いられる。
【0016】
第十一の態様によれば、コンピュータプログラム/プログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム/プログラム製品が非一時的記憶媒体に記憶され、前記コンピュータプログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、第一の態様に記載の方法のステップを実現し、又は第三の態様に記載の方法のステップを実現する。
【発明の効果】
【0017】
本出願の実施例では、端末は、複数の候補セルの時間情報が含まれるターゲット構成情報を取得し、そして前記ターゲット構成情報に基づいて、セル選択プロセス及び/又は接続再確立プロセスを実行することによって、セル選択プロセス及び/又は接続再確立プロセスでセルの時間情報を考慮し、選択されたターゲットセルがずぐにサービスを停止することによる接続再確立失敗の問題を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本出願の実施例が適用可能な無線通信システムの概略図を示す。
図2】本出願の実施例によるモビリティ管理方法の一つのフローチャートを示す。
図3】本出願の実施例によるモビリティ管理方法の別のフローチャートを示す。
図4】本出願の実施例によるモビリティ管理方法のまた別のフローチャートを示す。
図5】本出願の実施例によるモビリティ管理方法のまた別のフローチャートを示す。
図6】本出願の実施例によるモビリティ管理方法のまた別のフローチャートを示す。
図7】本出願の実施例によるモビリティ管理装置の一つの構造図を示す。
図8】本出願の実施例によるモビリティ管理装置の別の構造図を示す。
図9】本出願の実施例による通信機器の構造概略図を示す。
図10】本出願の実施例による端末のハードウェア構造概略図を示す。
図11】本出願の実施例によるネットワーク側機器のハードウェア構造概略図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭に記述し、明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者により得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0020】
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用される用語は、適切な場合に、交換可能であり、それにより本出願の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能であり、且つ「第一」、「第二」によって区別される対象は、一般的には同一種類であり、対象の個数を限定せず、例えば第一の対象は、一つであってもよく、複数であってもよい。なお、明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「/」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0021】
指摘すべきこととして、本出願の実施例に記述された技術は、ロングタームエボリューション型(Long Term Evolution、LTE)/LTEの進化(LTE-Advanced、LTE-A)システムに限らず、他の無線通信システム、例えば符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、CDMA)、時分割多重接続(Time Division Multiple Access、TDMA)、周波数分割多重接続(Frequency Division Multiple Access、FDMA)、直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、OFDMA)、単一キャリア周波数分割多重接続(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access、SC-FDMA)と他のシステムにも適用できる。本出願の実施例における用語である「システム」と「ネットワーク」は、常に交換可能に使用され、記述された技術は、以上に言及されたシステムとラジオ技術に用いられてもよく、他のシステムとラジオ技術に用いられてもよい。以下の記述は、例示の目的でニューラジオ(New Radio、NR)システムを記述しているとともに、以下の大部分の記述においてNR用語を使用しているが、これらの技術は、NRシステムアプリケーション以外のアプリケーション、例えば第六世代(6th Generation、6G)通信システムに適用されてもよい。
【0022】
図1は、本出願の実施例が適用可能な無線通信システムの概略図を示す。無線通信システムは、端末11とネットワーク側機器12とを含む。ここで、端末11は、端末機器又はユーザ端末(User Equipment、UE)と呼ばれてもよく、端末11は、携帯電話、タブレットパソコン(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)(又は、ノートパソコンと呼ばれる)、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、パームトップコンピュータ、ネットブック、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、モバイルインターネットディバイス(Mobile Internet Device、MID)、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)又は車載機器(VUE)、歩行者端末(PUE)などの端末側機器であってもよく、ウェアラブルデバイスは、スマートウォッチ、ブレスレット、イヤホン、メガネなどを含む。説明すべきこととして、本出願の実施例の端末11の具体的なタイプを限定するものではない。ネットワーク側機器12は、基地局又はコアネットワークであってもよく、ここで、基地局は、アクセスポイント、ベーストランシーバステーション(Base Transceiver Station、BTS)、ラジオ基地局、ラジオ送受信機、ベーシックサービスセット(Basic Service Set、BSS)、拡張サービスセット(Extended Service Set、ESS)、Bノード、進化型Bノード(eNB)、家庭用Bノード、家庭用進化型Bノード、WLANアクセスポイント、WiFiノード、トランスミッションポイント(Transmitting Receiving Point、TRP)又は当分野における他のある適切な用語と呼ばれてもよく、同じ技術的効果が達成される限り、前記基地局は、特定の技術用語に限らず、説明すべきこととして、本出願の実施例においてNRシステムにおける基地局のみを例にするが、基地局の具体的なタイプを限定するものではない。
【0023】
以下では、図面を結び付けながら、いくつかの実施例及びそれを応用するシナリオにより本出願の実施例によるモビリティ管理方案を詳細に説明する。
【0024】
図2は、本出願の実施例におけるモビリティ管理方法の一つのフローチャートを示し、この方法200は、端末により実行されてもよい。言い換えれば、前記方法は、端末上にインストリームされるソフトウェア又はハードウェアにより実行されてもよい。図2に示すように、この方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0025】
S210において、端末は、複数の候補セルの時間情報が含まれるターゲット構成情報を取得する。
【0026】
本出願の実施例では、端末は、専用シグナリングによってターゲット構成情報を取得することができる。例えば、RRCReconfigurationシグナリングによってターゲット構成情報を取得する。
【0027】
S212において、前記端末は、前記ターゲット構成情報に基づいて、セル選択プロセス及び/又は接続再確立プロセスを実行する。
【0028】
出願者は一連の研究を経て、関連技術でセルの時間情報、例えばセルがサービスを提供し始める時間情報及び/又はセルがずぐにサービスを停止する時間情報を考慮していないことを発見し、衛星セルは移動しているため、UEにより選択された適切なセルは、すぐにサービスを停止し、CHOが失敗したり、すぐに再切り替えが必要になったりすることを招く恐れがある。UEにより選択された適切なセルは、ネットワークにより構成される候補セルではなく、又はネットワークによりattemptCondReconfigが構成されておらず、UEは、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送プロセスを開始し、同様に、セルの時間情報を考慮しない場合に、UEにより選択された適切なセルは、すぐにサービスを停止し、それによって再確立失敗を招く可能性がある。
【0029】
そのため、本出願の実施例では、セル選択プロセス及び/又は接続再確立プロセスでセルの時間情報を考慮し、選択されたターゲットセルがずぐにサービスを停止することによる接続再確立失敗の問題を回避し、接続再確立の成功率と安定性を高めることができる。
【0030】
一つの可能な実現方式において、前記端末が前記ターゲット構成情報に基づいて、セル選択プロセスを実行することは、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記端末がセル選択プロセスで第一のターゲットセルを優先的に選択することを含む。ここで、セル選択プロセスは、アイドル状態又は非アクティブ化態のセル選択であってもよく、接続態のセル選択、例えば端末が接続再確立を実行するプロセスにおけるセル選択であってもよい。
【0031】
一つの可能な実現方式において、前記端末が前記ターゲット構成情報に基づいて、接続再確立プロセスを実行することは、現在時間が第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記端末が接続再確立プロセスで第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを含み、ここで、前記第一のターゲットセルが複数の前記候補セルのうちの一つであり、前記第二のターゲットセルが複数の前記候補セルのうちの一つである。
【0032】
一つの可能な実現方式において、前記ターゲット構成情報は、以下のうちの少なくとも一つを含んでもよいが、それらに限らない。
【0033】
(1)複数の前記候補セルの条件再構成を含む第一の構成情報である。
【0034】
(2)前記第二の構成情報は、現在時間が第一のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲット候補セルを前記第二のターゲットセルとし、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを指示するための第二の構成情報であって、前記第一のターゲット候補セルが、前記端末により接続再確立プロセスで選択される前記候補セルである。
【0035】
例えば、前記第二の構成情報は、接続再確立プロセスで、選択されたセルが条件を満たす切り替え候補セルであり、且つ現在時間が選択されたセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、UEが前記選択されたセルの条件再構成を実行すべきであることを指示するために用いられる。選択的に、選択されたセルは、失敗後の一回目のセル選択であってもよく、前記失敗は、RLF、handover failure、CHO failureを含む。例えば、第二の構成情報は、attemptCondReconfig=trueである。
【0036】
(3)接続再確立プロセスで、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用するよう端末に指示する第一のイベントであって、前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第三の時間から第四の時間までの時間帯と、第五の時間の後の時間と、第六の時間の前の時間とのうちの一つを含む。
【0037】
本出願の実施例では、第一のイベントは、各セルに基づいて構成され、即ち各セルは、一つの第一のイベントを構成し、例えば各セルのサービス時間に基づいて、このセルの第一のイベントを構成することができる。
【0038】
(4)セル選択プロセスで、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲットセルを優先的に選択するよう端末に指示する第二のイベントであって、前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第七の時間から第八の時間までの時間帯と、第九の時間の後の時間と、第十の時間の前の時間とのうちの一つを含む。
【0039】
本出願の実施例では、第二のイベントは、各セルに基づいて構成され、即ち各セルは、一つの第二のイベントを構成し、例えば各セルのサービス時間に基づいて、このセルの第二のイベントを構成することができる。
【0040】
説明すべきこととして、上記可能な実現方式において、ネットワーク側機器は、同じ専用シグナリングによって上記第一の構成情報、第二の構成情報、第一のイベント及び第二のイベントを送信してもよく、例えば同一の専用シグナリングによって、上記第一の構成情報、第二の構成情報、第一のイベント及び第二のイベントを送信する。又は、ネットワーク側機器は、異なる専用シグナリングによって上記第一の構成情報、第二の構成情報、第一のイベント及び第二のイベントを送信してもよく、例えば4つの専用シグナリングによって、それぞれ上記第一の構成情報、第二の構成情報、第一のイベント及び第二のイベントを送信する。
【0041】
上記可能な実現方式において、前記第一の構成情報は、以下のうちの少なくとも一つを含んでもよいが、それらに限らない。
【0042】
(1)条件切り替えのための条件再構成候補セルである複数の前記候補セル、即ち第一の構成情報に含まれる条件切り替えのための複数の候補セルの条件再構成情報である。
【0043】
(2)各前記候補セルの第三のイベントであって、前記第三のイベントが、条件切り替えをトリガーするために用いられ、前記第三のイベントが、第二のターゲット候補セルが第四のイベントを満たす場合に、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内で条件切り替えを実行するよう端末に指示し、前記第二のターゲット候補セルが複数の前記候補セルのうちの一つであり、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯が、第一の時間から第二の時間までの時間帯と、第一の時間の後の時間と、第二の時間の前の時間とのうちの一つを含む。
【0044】
例えば、非地面通信ネットワーク(Non-Terrestrial Networks)では、NTNおける大きな伝播遅延を考慮し、NTNにCHOを導入して切り替えのロバスト性を高めることができる。衛星は地上から比較的遠いため、UEが測定した異なるNTNセルのリファレンス信号受信パワー(Reference Signal Received Power、RSRP)/リファレンス信号受信品質(Reference Signal Received Quality、RSRQ)は非常に近い可能性があるとともに、衛星の運動が予測可能であるため、NTNにおけるCHOに新たなトリガー条件、例えば時間トリガーイベント(time trigger event)(即ち上記第三のイベント)を導入することができ、各候補セル(candidate cell)に対して、他の実行条件(即ち第四のイベント)を満たす場合に、UEは、時間帯[t1,t2]内でCHOを実行しなければならない。
【0045】
(3)条件切り替えをトリガーするための各前記候補セルの前記第四のイベントである。
【0046】
例えば、ソース基地局は、CHO切り替えを行うことを決めた後に、二つ以上の潜在的なターゲット基地局に切り替え要求メッセージを送信し、切り替え要求応答メッセージを受信する。切り替え応答メッセージに基づいて、条件切り替えの再構成シグナリングを生成し、条件切り替え再構成シグナリングには、二つ以上の候補ターゲットセルの構成が含まれ、且つ条件切り替えをトリガーするイベント(即ち第四のイベント)が含まれる。UEは、条件再構成シグナリングを受信した後に、条件切り替えトリガーイベントの評価を開始し、いずれか一つの候補ターゲットセルが条件切り替えをトリガーするイベントを満たす時、UEは、この候補セルをトリガーセル(triggered cell)とみなし、このtriggered cellの条件再構成を応用し、ソースセルから離脱(detach)し、このtriggeredに同期にアクセスし、このtriggered cellにおいて、CHO切り替え完了メッセージを送信する。
【0047】
説明すべきこととして、第四のイベントは、第三のイベントを除く他のイベントである。
【0048】
ここで、前記第四のイベントは、以下のとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0049】
(1)信号強度及び/又は信号品質に基づくトリガーイベント、即ち信号強度及び/又は信号品質に関連するトリガーイベントである。
【0050】
(2)位置に基づくトリガーイベント、即ち位置に関連するトリガーイベントである。
【0051】
一つの可能な実現方式において、前記の、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記端末が接続再確立プロセスで第二のターゲットセルの条件再構成を応用することは、前記ターゲット構成情報が前記第二の構成情報を含み、前記端末により接続再確立プロセスで選択されるセルが前記複数の候補セルのうちの第三のターゲット候補セルであり、且つ現在時間が第三のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第三のターゲット候補セルを前記第二のターゲットセルとし、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを含む。つまり、この可能な実現方式において、ターゲット構成情報には第二の構成情報が含まれ、且つ端末により接続再確立プロセスで選択されるセルは、ネットワーク側により構成される前記複数の候補セルであり、且つ現在時間が選択されたセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、選択されたセルの条件再構成を応用してCHOの再実行を試行する。それによって現在時間が条件再構成のセルの時間情報により指示される時間帯内にあることを保証することができ、二次条件切り替えに成功する可能性を向上させる。
【0052】
別の可能な実現方式において、前記ターゲット構成情報が前記第二の構成情報を含まず、又は、現在時間が前記第三のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内になく、又は、接続再確立プロセスで選択されるセルが前記複数の候補セルのうちの一つではない場合に、接続確立要求を開始するプロセスを実行する。つまり、ターゲット構成情報には第二の構成情報が含まれず、又は接続再確立プロセスで選択されるセルが複数の候補セルのうちの一つではなく、又は現在時間が選択されたセルの時間情報により指示される時間帯内にない場合に、端末は、RRC再確立要求(RRCReestablishmentRequest)メッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0053】
一つの可能な実現方式において、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあることは、以下のうちの一つを含む。
【0054】
(1)現在時間は、すでに前記第二のターゲットセルの第一の時間に到着しており且つ前記第二のターゲットセルの第二の時間を超えていない。
【0055】
例えば、ネットワーク側機器が第二のターゲットセルの条件切り替えによりトリガーされる時間イベントのために絶対時間t1とt2を構成し、前記第一の時間がt1であり、第二の時間がt2である場合に、接続再確立プロセスで、t1とt2との間の第二のターゲットセルの条件再構成を応用すべきである。
【0056】
また例えば、ネットワーク側機器が第二のターゲットセルの条件切り替えによりトリガーされる時間イベントのために絶対時間t3とoffset1を構成し、前記第一の時間がt3であり、前記第二の時間がt3+offset1である場合に、接続再確立プロセスで、t3とt3+offset1との間の第二のターゲットセルの条件再構成を応用すべきである。
【0057】
また例えば、ネットワーク側機器が第二のターゲットセルの条件切り替えによりトリガーされる時間イベントのためにoffset2と絶対時間t4を構成し、前記第一の時間が条件再構成を受信した後のoffset2時間長の後の時間T1であり、前記第二の時間がt4である場合に、接続再確立プロセスで、時間T1とt4との間の第二のターゲットセルの条件再構成を応用すべきである。
【0058】
ここで、絶対時間は、協定世界時(Coordinated Universal Time、UTC)、デイライト・セービング・タイム(Daylight Saving Time、DST)、グローバルポジショニングシステム(Global Positioning System、GPS)時間やローカル時間などを含む。
【0059】
また例えば、ネットワーク側機器が第二のターゲットセルの条件切り替えによりトリガーされる時間イベントのためにタイマー1とタイマー2を構成し、条件再構成を受信した後にタイマー1を起動し、タイマー1がタイムアウトし、タイマー2を起動し、前記第一の時間がタイマー1のタイムアウトした時間であり、前記第二の時間がタイマー2のタイムアウトした時間である場合に、接続再確立プロセスで、タイマー2の運行期間に第二のターゲットセルの条件再構成を応用すべきである。
【0060】
また例えば、ネットワーク側機器が第二のターゲットセルの条件切り替えによりトリガーされる時間イベントのためにタイマー3とoffset3を構成し、端末が条件再構成を受信した後のoffset3時間の後にタイマー3を起動し、前記第一の時間が、即ちoffset3が経った後の時間であり、前記第二の時間がタイマー3のタイムアウトした時間である場合に、接続再確立プロセスで、タイマー3の運行期間に第二のターゲットセルの条件再構成を応用すべきである。
【0061】
また例えば、ネットワーク側機器が第二のターゲットセルの条件切り替えによりトリガーされる時間イベントのためにタイマー4とoffset4を構成し、端末が条件再構成を受信した後にタイマー4を起動し、前記第一の時間がタイマー4のタイムアウトした時間であり、前記第二の時間がタイマー4のタイムアウトした後のoffset4長さの時間後の時間T2である場合に、接続再確立プロセスで、タイマー4がT2までタイムアウトする期間に第二のターゲットセルの条件再構成を応用すべきである。
【0062】
(2)現在時間は、すでに前記第二のターゲットセルの第一の時間に到着している。第三のイベントの時間情報により指示される時間帯が第一の時間の後の時間である場合に、第二のターゲットセルの第一の時間の後に第二のターゲットセルの条件再構成を応用すべきである。
【0063】
(3)現在時間は、前記第二のターゲットセルの第二の時間を超えていない。第三のイベントの時間情報により指示される時間帯が第二の時間の前の時間である場合に、第二のターゲットセルの第二の時間の前に第二のターゲットセルの条件再構成を応用すべきである。
【0064】
上記(1)-(3)では、接続再確立プロセスで、条件切り替えによりトリガーされる時間イベントにおける時間情報を多重化し、現在時間が第二のターゲットセルの条件切り替えによりトリガーされる時間イベントにおける時間情報により指示される時間内にあると、第二のターゲットセルの条件再構成を応用し、条件切り替えの実行を試行する。
【0065】
(4)現在時間は、すでに前記第二のターゲットセルの第三の時間に到着しており且つ前記第二のターゲットセルの第四の時間を超えていない。
【0066】
例えば、前記第一のイベントに関わる時間情報は、以下の第三の時間から第四の時間までの一定の時間として構成されてもよく、
1)絶対時間[t5,t6]であり、即ちネットワーク側機器が第二のターゲットセルの第一のイベントのために絶対時間t5とt6を構成し、ここで、前記第三の時間がt5であり、第四の時間がt6である場合に、接続再確立プロセスで、t5とt6との間の第二のターゲットセルの条件再構成を応用すべきである。
【0067】
2)絶対時間t7とoffset5であり、ネットワーク側機器が第二のターゲットセルの第一のイベントのために絶対時間t7とoffset5を構成し、前記第三の時間がt7であり、前記第四の時間がt7+offset5である場合に、接続再確立プロセスで、t7とt7+offset5との間の第二のターゲットセルの条件再構成を応用すべきである。
【0068】
3)offset6と絶対時間t8であり、ネットワーク側機器が第二のターゲットセルの条件切り替えによりトリガーされる時間イベントのためにoffset6と絶対時間t8を構成し、前記第三の時間が条件再構成を受信した後のoffset6時間長の後の時間T3であり、前記第二の時間がt8である場合に、接続再確立プロセスで、時間T3とt8との間の第二のターゲットセルの条件再構成を応用すべきである。
【0069】
ここで、絶対時間は、協定世界時(Coordinated Universal Time、UTC)、デイライト・セービング・タイム(Daylight Saving Time、DST)、グローバルポジショニングシステム(Global Positioning System、GPS)時間やローカル時間などを含む。
【0070】
4)タイマー5とタイマー6であり、ネットワーク側機器が第二のターゲットセルの第一のイベントのためにタイマー5とタイマー6を構成し、第一のイベントを含む構成情報を受信した後にタイマー5を起動し、タイマー5がタイムアウトし、タイマー6を起動し、前記第三の時間がタイマー5のタイムアウトした時間であり、前記第四の時間がタイマー6のタイムアウトした時間である場合に、接続再確立プロセスで、タイマー6の運行期間に第二のターゲットセルの条件再構成を応用すべきである。
【0071】
5)タイマー7とoffset7である。ネットワーク側機器が第二のターゲットセルの第一のイベントのためにタイマー7とoffset7を構成し、端末が第一のイベントを含む構成情報を受信した後のoffset7時間の後にタイマー7を起動し、前記第三の時間がoffset7が経った後の時間であり、前記第四の時間がタイマー7のタイムアウトした時間である場合に、接続再確立プロセスで、タイマー7の運行期間に第二のターゲットセルの条件再構成を応用すべきである。
【0072】
6)タイマー8とoffset8であり、ネットワーク側機器が第二のターゲットセルの条件切り替えによりトリガーされる時間イベントのためにタイマー8とoffset8を構成し、端末が第一のイベントを含む構成情報を受信した後にタイマー8を起動し、前記第一の時間がタイマー8のタイムアウトした時間であり、前記第二の時間がタイマー8のタイムアウトした後のoffset8長さの時間後の時間T4である場合に、接続再確立プロセスで、タイマー8のタイムアウトからT4期間の第二のターゲットセルの条件再構成を応用すべきである。
【0073】
(5)現在時間は、すでに前記第二のターゲットセルの第五の時間に到着している。
【0074】
例えば、第一のイベントに関わる時間情報は、第五の時間として構成されてもよく、例えばネットワーク側機器が第一のイベントに関わる時間情報を絶対時間t9として構成し、第五の時間がt9であり、また例えば、ネットワーク側機器が第一のイベントに関わる時間情報をタイマー9として構成し、端末が、タイマー9を含むネットワーク側により構成されるメッセージを受信すると、タイマー9を起動し、タイマー9がタイムアウトした場合に、第五の時間にすでに到着していることを表す。
【0075】
(6)現在時間は、前記第二のターゲットセルの第六の時間を超えていない。例えば、第一のイベントに関わる時間情報は、第六の時間として構成されてもよく、例えばネットワーク側機器が第一のイベントに関わる時間情報を絶対時間t10として構成し、第六の時間がt10であり、また例えば、ネットワーク側機器が第一のイベントに関わる時間情報をタイマー10として構成し、端末がタイマー10を含むネットワーク側により構成されるメッセージを受信すると、タイマー10を起動し、タイマーが運行している場合に、第六の時間に到着していないことを表す。
【0076】
(4)-(6)では、ネットワーク側機器が第二のターゲットセルのために構成する、第一のイベントに関わる時間情報により指示される時間帯内に第二のターゲットセルの条件再構成を応用する。
【0077】
一つの可能な実現方式において、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記第一のターゲットセルを優先的に選択することは、時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルを優先的に選択することを含む。つまり、端末は、セル選択フローで、時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルを優先的に選択する。即ち端末は、第一のターゲットセルを優先的に選択し、ここで、現在時間は、第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあり、
端末のセル選択フローで、端末は、自己の能力に基づいて、時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルを優先的にサーチする。
【0078】
ここで、選択的に、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあることは、以下のうちの一つを含む。
(1)現在時間は、すでに前記第一のターゲットセルの第一の時間に到着しており、且つ現在時間が前記第一のターゲットセルの第二の時間を超えていない。
【0079】
(2)現在時間は、すでに前記第一のターゲットセルの第一の時間に到着している。
【0080】
(3)現在時間は、前記第一のターゲットセルの第二の時間を超えていない。
【0081】
上記(1)-(3)では、セル選択プロセスで、条件切り替えによりトリガーされる時間イベントにおける時間情報を多重化し、条件切り替えによりトリガーされる時間イベントにおける時間情報が現在時間を含む第一のターゲットセルを優先的に選択する。
【0082】
(4)現在時間は、すでに前記第一のターゲットセルの第七の時間に到着しており、且つ現在時間が前記第一のターゲットセルの第八の時間を超えていない。
【0083】
例えば、ネットワーク側機器が第一のターゲットセルの第二のイベントのために絶対時間t11とt12を構成し、前記第七の時間がt11であり、第八の時間がt12である場合に、セル選択プロセスで、現在時間がt11とt12との間にある場合に、第一のターゲットセルを優先的に選択すべきである。
【0084】
また例えば、ネットワーク側機器が第一のターゲットセルの第二のイベントのために絶対時間t13とoffset9を構成し、前記第七の時間がt13であり、前記第八の時間がt13+offset9である場合に、セル選択プロセスで、現在時間がt13とt13+offset9との間にある場合に、第一のターゲットセルを優先的に選択すべきである。
【0085】
また例えば、ネットワーク側機器が第一のターゲットセルの第二のイベントのためにoffset10と絶対時間t14を構成し、前記第七の時間が、第二のイベントを含む構成情報を受信した後のoffset10時間長の後の時間T5であり、前記第八の時間がt14である場合に、セル選択プロセスで、現在時間が時間T5とt14との間にある場合に、第一のターゲットセルを優先的に選択すべきである。
【0086】
ここで、絶対時間は、協定世界時(Coordinated Universal Time、UTC)、デイライト・セービング・タイム(Daylight Saving Time、DST)、グローバルポジショニングシステム(Global Positioning System、GPS)時間やローカル時間などを含む。
【0087】
また例えば、ネットワーク側機器が第一のターゲットセルの第二のイベントのためにタイマー11とタイマー12を構成し、第二のイベントを含む構成情報を受信した後にタイマー11を起動し、タイマー11がタイムアウトし、タイマー12を起動し、前記第七の時間がタイマー11のタイムアウトした時間であり、前記第八の時間がタイマー12のタイムアウトした時間である場合に、セル選択プロセスで、現在時間がタイマー12の運行期間にある場合に、第一のターゲットセルを優先的に選択すべきである。
【0088】
また例えば、ネットワーク側機器が第一のターゲットセルの第二のイベントのためにタイマー13とoffset11を構成し、端末が第二のイベントを含む構成情報を受信した後のoffset11時間の後にタイマー13を起動し、前記第七の時間がoffset11が経った後の時間であり、前記第八の時間がタイマー13のタイムアウトした時間である場合に、セル選択プロセスで、現在時間がタイマー13の運行期間にある場合に、第一のターゲットセルを優先的に選択すべきである。
【0089】
また例えば、ネットワーク側機器が第一のターゲットセルの第二のイベントのためにタイマー14とoffset12を構成し、端末が第二のイベントを含む構成情報を受信した後にタイマー14を起動し、前記第七の時間がタイマー14のタイムアウトした時間であり、前記第八の時間がタイマー14のタイムアウトした後のoffset12長さの時間後の時間T6である場合に、セル選択プロセスで、現在時間がタイマー14のタイムアウトからT6までの期間にある場合に、第一のターゲットセルを優先的に選択すべきである。
【0090】
(5)現在時間は、すでに前記第一のターゲットセルの第九の時間に到着している。例えば、第二のイベントに関わる時間情報は、第九の時間として構成されてもよく、例えばネットワーク側機器が第二のイベントに関わる時間情報を絶対時間t15として構成し、第九の時間がt15であり、また例えば、ネットワーク側機器が第一のイベントに関わる時間情報をタイマー15として構成し、端末が、タイマー15を含むネットワーク側により構成されるメッセージを受信すると、タイマー15を起動し、タイマー15がタイムアウトした場合に、第九の時間にすでに到着していることを表す。
【0091】
(6)現在時間は、前記第一のターゲットセルの第十の時間を超えていない。例えば、第二のイベントに関わる時間情報は、第十の時間として構成されてもよく、例えばネットワーク側機器が第二のイベントに関わる時間情報を絶対時間t16として構成し、第十の時間がt16であり、また例えば、ネットワーク側機器が第一のイベントに関わる時間情報をタイマー16として構成し、端末が、タイマー16を含むネットワーク側により構成されるメッセージを受信すると、タイマー16を起動し、タイマーが運行している場合に、第十の時間に到着していないことを表す。
【0092】
(4)-(6)では、現在時間が、ネットワーク側機器が第一のターゲットセルのために構成する、第二のイベントに関わる時間情報により指示される時間帯内にある場合に、第一のターゲットセルを優先的に選択する。
【0093】
上記各可能な実現方式において、端末は、
RLFを検出したことと、
切り替え失敗と、
条件切り替え失敗とのうちの一つのイベントが発生した場合に、接続再確立プロセスを開始することができる。
【0094】
一つの可能な実現方式において、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記端末がセル選択プロセスで第一のターゲットセルを優先的に選択することは、以下のうちの少なくとも一つを含む。
【0095】
(1)第四のターゲット候補セルの位置するターゲット周波数を優先的にサーチし、前記ターゲット周波数上でサーチされた信号の最も強いセルが第四のターゲット候補セルであり、且つ前記第四のターゲット候補セルが適切なセルである場合に、前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択し、ここで、前記第四のターゲット候補セルが、その時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルである。選択的に、前記ターゲット周波数上でサーチされた信号の最も強いセルが第四のターゲット候補セルではない場合に、この周波数上での他のセルを考慮しない。
【0096】
例えば、第一のターゲットセルがある周波数を優先的にサーチし、この周波数上で最も強いセルが第一のターゲットセルであるとともに、suitable cellの定義を満たす場合に、この第一のターゲットセルを選択する。
【0097】
(2)前記第四のターゲット候補セルの位置するターゲット周波数を優先的にサーチし、前記ターゲット周波数上でサーチされた信号の最も強いセルが前記第四のターゲット候補セルではないが、前記ターゲット周波数上でサーチされた信号がn番目に強いセルが、前記第四のターゲット候補セルであり、且つ前記第四のターゲット候補セルが適切なセルである場合に、前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択し、ここで、nは、2以上の正整数であり、ここで、前記第四のターゲット候補セルが、その時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルである。選択的に、前記ターゲット周波数上でサーチされた信号がn番目に強いセルが第四のターゲット候補セルではない場合に、この周波数上での他のセルを考慮しない。
【0098】
例えば、第一のターゲットセルがある周波数を優先的にサーチし、この周波数上で最も強いセルが第一のターゲットセルではない場合に、この周波数上でn番目に強いセルをサーチし、このn番目に強いセルが第一のターゲットセルであるとともに、suitable cellの定義を満たす場合に、この第一のターゲットセルを選択し、ここで、nは、2以上の正整数である。
【0099】
(3)複数の周波数ポイント上でサーチされた信号の最も強いセルには複数の適切なセルが含まれ、且つ前記複数の適切なセルには前記第四のターゲット候補セルが含まれる場合に、前記複数の適切なセルに含まれる前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択し、ここで、前記第四のターゲット候補セルが、その時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルである。
【0100】
例えば、複数の周波数ポイント上で最も強いセルがsuitable cellの定義を満たすとともに、この複数のsuitable cellが第一のターゲットセルを含む場合に、この第一のターゲットセルを選択する。
【0101】
上記可能な実現方式において、前記第四のターゲット候補セルの位置するターゲット周波数を優先的にサーチする時、複数の前記第四のターゲット候補セルが存在する場合に、複数の前記第四のターゲット候補セルのうち、ターゲット時間が最も長い第四のターゲット候補セルの位置する周波数を優先的にサーチし、ここで、前記ターゲット時間は、前記第四のターゲット候補セルの前記第一の時間と第二の時間に基づいて決定され又は前記第四のターゲット候補セルの第七の時間と第八の時間に基づいて決定される。選択的に、上記可能な実現方式において、複数の前記第四のターゲット候補セルが存在する場合に、複数の前記第四のターゲット候補セルから、ターゲット時間が最も長い第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択し、ここで、前記ターゲット時間は、前記第四のターゲット候補セルの前記第一の時間と第二の時間に基づいて決定され又は前記第四のターゲット候補セルの第七の時間と第八の時間に基づいて決定される。
【0102】
選択的に、ネットワーク側機器が第四のターゲットセルのために第二のイベントを構成する場合に、第四のターゲット候補セルの第七の時間と第八の時間に基づいて第四のターゲット候補セルのターゲット時間を決定し、第二のイベントが構成されていない場合に、第四のターゲット候補セルの第一の時間と第二の時間に基づいて第四のターゲット候補セルのターゲット時間を決定する。
【0103】
一つの具体的な実現方式において、ターゲット構成情報が第四のターゲット候補セルの第三のイベントを含むが、第四のターゲット候補セルの第二のイベントを含まず、前記第三のイベントにより指示される時間情報が第一の時間から第二の時間までの時間帯を含む場合に、前記ターゲット時間は、第一の時間から第二の時間までの時間帯である。
【0104】
別の具体的な実現方式において、ターゲット構成情報が第四のターゲット候補セルの第二のイベントを含み、前記第二のイベントにより指示される時間情報が第七の時間から第八の時間までの時間帯を含む場合に、前記ターゲット時間は、第七の時間から第八の時間までの時間帯である。
【0105】
説明すべきこととして、本出願の実施例では、上記前記端末がセル選択プロセスで第一のターゲットセルを優先的に選択し、及び/又は、前記端末が接続再確立プロセスで第二のターゲットセルの条件再構成を応用する挙動は、プロトコルによって約定されてもよく、ネットワーク側により構成されてもよい。上記挙動がプロトコルによって約定される場合に、端末は、常にプロトコル約定に従って上記挙動を実行する。上記挙動がネットワーク側により構成される場合に、端末は、ネットワーク側機器により構成される挙動に従って上記挙動を実行することができる。
【0106】
例えば、ネットワーク側機器は、さらに、上記の挙動に従って実行するかどうかをあるフィールドにより端末に指示してもよい。例えば、ネットワーク側機器は、以上の記述に従って第一のターゲットセルを優先的に選択し及び/又は第二のターゲットセルを応用する条件再構成を実行するかどうかを一つのビットにより端末に指示してもよく、このビット値が1である場合に、端末が上記挙動に従って実行する必要があることを表し、このビット値が0である場合に、端末が上記挙動に従って実行しなくてもよいことを表す。又は、このフィールドが存在する場合に、端末が上記挙動に従って実行する必要があることを表し、このフィールドが存在しない場合に、端末が上記挙動に従って実行しなくてもよいことを表す。又は、ネットワーク側により第一のイベントが構成される場合に、端末が接続再確立プロセスで第二のターゲットセルの条件再構成を応用する挙動を実行する必要があることを表し、ネットワーク側により第二のイベントが構成される場合に、端末がセル再選択プロセスで第一のターゲットセルを優先的に選択する挙動を実行する必要があることを表す。
【0107】
本出願の実施例では、セル選択は、アイドル状態又は非アクティブ化態のセル選択又は接続再確立プロセスにおけるセル選択を含んでもよい。
【0108】
本出願の実施例による技術案によって、接続再確立プロセスで、ネットワークによりattemptCondReconfig=trueが構成される場合に、選択されたセルの時間情報により指示される時間帯が現在時間を含み、且つ選択されたセルが候補セルである場合に、選択されたセルの条件再構成条件を応用して切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、RRC再確立要求メッセージの伝送を開始するプロセスを実行し、及び/又は、時間情報が現在時間を含む候補セルを優先的に選択する。
【0109】
図3は、本出願の実施例におけるモビリティ管理方法の別のフローチャートを示し、この方法300は、ネットワーク側機器により実行されてもよい。言い換えれば、前記方法は、ネットワーク側機器にインストールされるソフトウェア又はハードウェアにより実行されてもよい。図3に示すように、この方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0110】
S310において、ネットワーク側機器は、端末にターゲット構成情報を送信し、ここで、前記ターゲット構成情報には、前記時間情報に基づいて接続再確立プロセス及び/又はセル選択を実行するよう前記端末に指示する複数の候補セルの時間情報が含まれる。
【0111】
本出願の実施例では、前記ターゲット構成情報は、方法200におけるターゲット構成情報と同じであり、詳細に方法200における記述を参照すればよい。
【0112】
一つの可能な実現方式において、前記ターゲット構成情報は、
複数の前記候補セルの条件再構成を含む第一の構成情報と、
現在時間が第一のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲット候補セルを前記第二のターゲットセルとし、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを指示するための第二の構成情報であって、前記第一のターゲット候補セルが、前記端末により接続再確立プロセスで選択される前記候補セルである第二の構成情報と、
接続再確立プロセスで、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用するよう端末に指示する第一のイベントであって、前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第三の時間から第四の時間までの時間帯と、第五の時間の後の時間と、第六の時間の前の時間とのうちの一つを含む第一のイベントと、
セル選択プロセスで、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲットセルを優先的に選択するよう端末に指示する第二のイベントであって、前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第七の時間から第八の時間までの時間帯と、第九の時間の後の時間と、第十の時間の前の時間とのうちの一つを含む第二のイベントとのうちの少なくとも一つを含む。
【0113】
一つの可能な実現方式において、前記第一の構成情報は、
条件切り替えのための条件再構成候補セルである複数の前記候補セルと、
各前記候補セルの第三のイベントであって、前記第三のイベントが、条件切り替えをトリガーするために用いられ、前記第三のイベントが、第二のターゲット候補セルが第四のイベントを満たす場合に、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内で条件切り替えを実行するよう端末に指示し、前記第二のターゲット候補セルが複数の前記候補セルのうちの一つであり、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯が、第一の時間から第二の時間までの時間帯と、第一の時間の後の時間と、第二の時間の前の時間とのうちの一つを含む各前記候補セルの第三のイベントと、
条件切り替えをトリガーするための、各前記候補セルの前記第四のイベントとのうちの少なくとも一つを含む。
【0114】
一つの可能な実現方式において、前記第四のイベントは、
信号強度及び/又は信号品質に基づくトリガーイベントと、
位置に基づくトリガーイベントとのうちの少なくとも一つを含む。
【0115】
以下、具体的な実施例により、本出願の実施例によるモビリティ管理方法を説明する。
【0116】
実施例1
図4は、本出願の実施例によるモビリティ管理方法のまた別のフローチャートを示し、図4に示すように、本出願の実施例では、モビリティ管理方法400は、主に以下のステップを含む。
【0117】
S401において、端末は、ターゲット構成情報を取得する。
【0118】
ここで、前記ターゲット構成情報は、以下を含んでもよい。
【0119】
(1)条件切り替えの構成情報を含む第一の構成情報であって、第一の構成情報は、以下を含んでもよい。
【0120】
(1.1)少なくとも二つの候補セル、
(1.2)各候補セルの、条件切り替えの実行をトリガーするイベントであって、各候補セルの条件切り替えトリガーイベントは、第三のイベント及び/又は第四のイベントを含む。
【0121】
ここで、前記第三のイベントは、ターゲット候補セルが第四のイベントを満たす場合に、前記ターゲット候補セルの条件切り替え構成情報を応用し且つこのターゲット候補セルに対して条件切り替えの時間情報を実行するよう端末に指示するために用いられ、前記時間情報は、第一の時間から第二の時間までの一定の時間である。
【0122】
例えば、ネットワークにより絶対時間t1とt2が構成され、前記第一の時間は、t1であり、第二の時間は、t2であり、前記時間情報は、t1からt2までの一定の時間である。
【0123】
また例えば、ネットワークにより絶対時間t3とoffset1が構成され、前記第一の時間は、t3である。前記第二の時間は、t3+offset1であり、前記時間情報は、t3からt3+offset1までの一定の時間であり、
例えば、ネットワーク側によりoffset2と絶対時間t4が構成され、前記第一の時間は、端末が条件再構成を受信した後のoffset2時間長の後の時間T1であり、前記第二の時間は、t4であり、前記時間情報は、T1からt4までの一定の時間である。
【0124】
また例えば、ネットワークによりタイマー1とタイマー2が構成され、条件再構成を受信した後にタイマー1を起動し、タイマー1がタイムアウトし、タイマー2を起動し、前記第一の時間は、タイマー1のタイムアウトした時間であり、前記第二の時間は、タイマー2のタイムアウトした時間であり、前記時間情報は、タイマー2の運行中の一定の時間であり
また例えば、ネットワークによりタイマー3とoffset2が構成され、端末が条件再構成を受信した後のoffset2時間の後にタイマー3を起動し、前記第一の時間は、offset2が経った後の時間であり、前記第二の時間は、タイマー3のタイムアウトした時間であり、前記時間情報は、タイマー3の運行時間である。
【0125】
また例えば、ネットワーク側機器が第二のターゲットセルの条件切り替えによりトリガーされる時間イベントのためにタイマー4とoffset4を構成し、端末が条件再構成を受信した後にタイマー4を起動し、前記第一の時間は、タイマー4のタイムアウトした時間であり、前記第二の時間は、タイマー4のタイムアウトした後のoffset4長さの時間後の時間T2であり、前記時間情報は、タイマー4がT2までタイムアウトするまでの一定の時間である。
【0126】
前記第四のイベントは、第三のイベントを除く他のイベントであり、以下のうちの少なくとも一つを含む。
【0127】
i:信号強度及び/又は信号品質に関連するトリガーイベント、例えばevent A4又はCondEvent A3又はCondEvent A5である。
【0128】
ii:位置に関連するトリガーイベントであって、例えば端末とサービングセルリファレンス点との距離がある閾値よりも大きく、又は端末とターゲットセルリファレンス点との距離がある閾値よりも小さく、又は端末とサービングセルリファレンス点との距離がある閾値よりも大きく且つターゲットセルリファレンス点との距離がある閾値よりも小さく、又は端末とサービングセルリファレンス点との距離が端末とターゲットセルリファレンス点との距離よりも大きく、又は端末とサービングセルリファレンス点との距離から端末とターゲットセルリファレンス点との距離を減算したものが、ある閾値よりも大きい。前記リファレンス点は、セル中心であってもよい。
【0129】
前記第四のイベントは、構成されない可能性もあり、又は前記第四のイベントは、一つ又は複数のトリガーイベントを含んでもよい。
【0130】
(2)接続再確立プロセスで選択されたターゲットセルが第一の条件を満たす条件切り替え候補セルであり、且つ失敗後の一回目のセル選択である場合に、UEが前記ターゲットセルの条件再構成を実行すべきであることを指示するための第二の構成情報であって、前記失敗は、RLF、handover failure、CHO failureを含む。例えば、第二の構成情報は、attemptCondReconfig=trueである。
【0131】
(3)接続再確立フローでターゲットセルの条件切り替え構成情報を応用し且つこのターゲットセルに対して条件切り替えの時間情報を実行するよう端末に指示するための第一のイベントである。
【0132】
例えば、前記第一のイベントは、第三の時間から第四の時間までの一定の時間として構成されてもよく、例えば、
1)絶対時間t5と絶対時間t6であり、即ちネットワーク側機器は、第二のターゲットセルの第一のイベントのために絶対時間t5とt6を構成し、ここで、前記第三の時間は、t5であり、第四の時間は、t6であり、前記時間情報は、t5からt6までの一定の時間である。
【0133】
2)絶対時間t7、offset5であり、ネットワーク側機器は、第二のターゲットセルの第一のイベントのために絶対時間t7とoffset5を構成し、前記第三の時間は、t7であり、前記第四の時間は、t7+offset5であり、前記時間情報は、t7からt7+offset5までの一定の時間である。
【0134】
3)offset6と絶対時間t8であり、ネットワーク側機器は、第二のターゲットセルの条件切り替えによりトリガーされる時間イベントのためにoffset6と絶対時間t8を構成し、前記第三の時間は、条件再構成を受信した後のoffset6時間長の後の時間T3であり、前記第二の時間は、t8であり、前記時間情報は、T3からt8までの一定の時間である。
【0135】
ここで、絶対時間は、協定世界時(Coordinated Universal Time、UTC)、デイライト・セービング・タイム(Daylight Saving Time、DST)、グローバルポジショニングシステム(Global Positioning System、GPS)時間やローカル時間などを含む。
【0136】
4)タイマー5とタイマー6であり、ネットワーク側機器は、第二のターゲットセルの第一のイベントのためにタイマー5とタイマー6を構成し、端末は、第一のイベントを含む構成情報を受信した後にタイマー5を起動し、タイマー5がタイムアウトし、タイマー6を起動し、前記第三の時間は、タイマー5のタイムアウトした時間であり、前記第四の時間は、タイマー6のタイムアウトした時間であり、前記時間情報は、タイマー6の運行時間である。
【0137】
5)タイマー7とoffset7である。ネットワーク側機器は、第二のターゲットセルの第一のイベントのためにタイマー6とoffset7を構成し、端末は、第一のイベントを含む構成情報を受信した後のoffset7時間の後にタイマー6を起動し、前記第三の時間は、offset7が経った後の時間であり、前記第四の時間は、タイマー7のタイムアウトした時間であり、前記時間情報は、タイマー7の運行時間である。
【0138】
6)タイマー8とoffset8であり、ネットワーク側機器は、第二のターゲットセルの条件切り替えによりトリガーされる時間イベントのためにタイマー8とoffset8を構成し、端末は、第一のイベントを含む構成情報を受信した後にタイマー8を起動し、前記第一の時間は、タイマー8のタイムアウトした時間であり、前記第二の時間は、タイマー4のタイムアウトした後のoffset8長さの時間後の時間T4である。前記時間情報は、タイマー8のタイムアウトからT4までの時間である。
【0139】
(5)現在時間は、すでに前記第二のターゲットセルの第五の時間に到着している。
【0140】
例えば、前記第一のイベントは、第五の時間として構成されてもよく、例えばネットワーク側により絶対時間t9が構成され、第五の時間は、t9であり、また例えばネットワーク側によりタイマー9が構成され、端末は、ネットワーク側の構成を受信すると、タイマー9を起動し、タイマーがタイムアウトした場合に、すでに第五の時間に到着していることを表す。
【0141】
(6)現在時間は、前記第二のターゲットセルの第六の時間を超えていない。
【0142】
例えば、前記第一のイベントは、第六の時間として構成されてもよく、例えばネットワーク側により絶対時間t10が構成され、第六の時間は、t10であり、また例えばネットワーク側によりタイマー10が構成され、端末は、ネットワーク側の構成を受信すると、タイマー10を起動し、タイマーが運行している場合に、第六の時間に到着していないことを表す。
【0143】
S402:端末は、接続再確立フローを開始する。
【0144】
ここで、
(1)RLFを検出した条件と、
(2)切り替え失敗(Handover failure)の条件と、
(3)条件切り替え失敗(Conditional Hanover failure)の条件とのうちの一つが発生した時、端末は、接続再確立フローを開始する。
【0145】
ここで、切り替え失敗と条件切り替え失敗は、
T304がタイムアウトしたことと、
第二の時間がタイムアウトしたこととのうちの少なくとも一つを含み、
例えば、T304がタイムアウトし、第二の時間がタイムアウトしたかどうかにかかわらず、切り替え失敗とみなす。
【0146】
例えば、第二の時間がタイムアウトし、T304がタイムアウトしたかどうかにかかわらず、切り替え失敗とみなす。
【0147】
例えば、T304がタイムアウトし且つ第二の時間がタイムアウトする場合のみ、切り替え失敗とみなす。
【0148】
S403:端末は、前記ターゲット構成情報に基づいて接続再確立を実行する。
【0149】
ここで、S403は、以下を含んでもよい。
【0150】
前記ターゲット構成情報が第二の構成情報を含み、接続再確立プロセスで選択されるsuitable cellが第一の条件を満たす条件切り替え候補セルである場合、前記選択されたsuitable cellは、前記ターゲットセルであり、前記ターゲットセルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0151】
前記の、第一の条件を満たすことは、
第一の時間にすでに到着しており、及び第二の時間を超えていないことと、
第一の時間にすでに到着していることと、
第二の時間を超えていないことと、
第三の時間にすでに到着しており、及び第四の時間を超えていないことと、
第五の時間にすでに到着していることと、
第六の時間を超えていないこととのうちの一つを含む。
【0152】
つまり、前記ターゲット構成情報が前記第二の構成情報を含み、前記端末により接続再確立プロセスで選択されるセルが前記複数の候補セルのうちの第三のターゲット候補セルであり、且つ現在時間が第三のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第三のターゲット候補セルを前記第二のターゲットセルとし、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用する。そうではない場合に、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0153】
ここで、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあることは、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第一の時間に到着しており且つ前記第二のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第一の時間に到着していることと、
現在時間が前記第二のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第三の時間に到着しており且つ前記第二のターゲットセルの第四の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第五の時間に到着していることと、
現在時間が前記第二のターゲットセルの第六の時間を超えていないこととのうちの一つを含む。
【0154】
例えば、ネットワーク側により第一のイベントが構成されていない場合に、第二のターゲットセルの第一の構成情報における時間情報に従って、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあるかどうかを判断する。
【0155】
例えば、ネットワークにより絶対時間t1、t2が構成され、接続再確立プロセスで選択されるsuitable cellが条件切り替え候補セルであるとともに、t1にすでに到着しており及び/又はt2を超えていない場合、前記セルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、前記セルに対して、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0156】
例えば、ネットワークにより絶対時間t3とoffset1が構成され、接続再確立プロセスで選択されるsuitable cellが条件切り替え候補セルであるとともに、t3にすでに到着しており及び/又はt3+offset1を超えていない場合に、前記セルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、前記セルに対して、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0157】
例えば、ネットワークによりoffset2と絶対時間t4が構成され、接続再確立プロセスで選択されるsuitable cellが条件切り替え候補セルであるとともに、条件再構成を受信した後のoffset2時間長の後の時間T1にすでに到着しており及び/又はt4を超えていない場合に、前記セルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、前記セルに対して、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0158】
例えば、ネットワークによりタイマー1とタイマー2が構成され、条件再構成を受信した後にタイマー1を起動し、タイマー1がタイムアウトし、タイマー2を起動し、接続再確立プロセスで選択されるsuitable cellが条件切り替え候補セルである場合に、タイマー2の運行期間に、前記セルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、前記セルに対して、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0159】
例えば、ネットワーク側により第一のイベントが構成される場合に、第二のターゲットセルの第一のイベントにおける時間情報に従って、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあるかどうかを判断する。ここで、第一のイベントが第三の時間から第四の時間までの一定の時間として構成され、接続再確立プロセスで選択されるsuitable cellが条件切り替え候補セルであるとともに、第三の時間に到着していない及び第四の時間を超えていない場合に、前記セルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0160】
例えば、ネットワークにより絶対時間t5とt6が構成され、接続再確立プロセスで選択される適切なセル(suitable cell)が条件切り替え候補セルであるとともに、t5にすでに到着しており及び/又はt6を超えていない場合に、前記選択されたセルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、前記選択されたセルに対して、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0161】
また例えば、ネットワークにより絶対時間t7とoffset5が構成され、接続再確立プロセスで選択されるsuitable cellが条件切り替え候補セルであるとともに、t7にすでに到着しており及び/又はt7+offset5を超えていない場合に、前記選択されたセルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、前記選択されたセルに対して、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0162】
また例えば、ネットワークによりoffset6と絶対時間t8が構成され、接続再確立プロセスで選択されるsuitable cellが条件切り替え候補セルであるとともに、第一のイベントを受信した後のoffset6時間長の後の時間T3にすでに到着しており及び/又はt8を超えていない場合に、前記選択されたセルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、前記選択されたセルに対して、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0163】
また例えば、ネットワークによりタイマー5とタイマー6が構成され、第一のイベントを含む構成情報を受信した後にタイマー5を起動し、タイマー5がタイムアウトし、タイマー6を起動し、接続再確立プロセスで選択されるsuitable cellが条件切り替え候補セルである場合に、タイマー6の運行期間に、前記選択されたセルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、前記選択されたセルに対して、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0164】
また例えば、ネットワーク側機器によりタイマー7とoffset7が構成され、端末は、第一のイベントを含む構成情報を受信した後のoffset7時間の後にタイマー7を起動し、接続再確立プロセスで選択されるsuitable cellが条件切り替え候補セルである場合に、タイマー7の運行期間に、前記選択されたセルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、前記選択されたセルに対して、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0165】
また例えば、ネットワーク側によりタイマー8とoffset8が構成され、端末は、第一のイベントを含む構成情報を受信した後にタイマー8を起動し、前記第一の時間がタイマー8のタイムアウトした時間であり、前記第二の時間がタイマー4のタイムアウトした後のoffset8長さの時間後の時間T4である。接続再確立プロセスで選択されるsuitable cellが条件切り替え候補セルである場合に、タイマー8のタイムアウトからT4期間まで、前記選択されたセルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、前記選択されたセルに対して、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0166】
又は、第一のイベントが第五の時間として構成され、接続再確立プロセスで選択されるsuitable cellが条件切り替え候補セルであるとともに、第五の時間にすでに到着している場合に、前記セルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0167】
例えば、ネットワーク側により絶対時間t9が構成され、接続再確立プロセスで選択されるsuitable cellが条件切り替え候補セルであるとともに、t9にすでに到着している場合に、前記選択されたセルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、前記選択されたセルに対して、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行し
また例えば、ネットワーク側によりタイマー9が構成され、端末は、ネットワーク側の構成を受信すると、タイマー9を起動し、接続再確立プロセスで選択されるsuitable cellが条件切り替え候補セルであるとともに、タイマー9がタイムアウトした場合に、前記選択されたセルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、前記選択セルに対して、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0168】
例えば、第一のイベントが第六の時間として構成され、接続再確立プロセスで選択されるsuitable cellが条件切り替え候補セルであるとともに、第六の時間を超えていない場合に、前記セルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する
又は、ネットワーク側により絶対時間t10が構成され、接続再確立プロセスで選択されるsuitable cellが条件切り替え候補セルであるとともに、t10に到着していない場合に、前記選択されたセルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、前記選択されたセルに対して、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0169】
例えば、ネットワーク側によりタイマー10が構成され、端末は、ネットワーク側の構成を受信すると、タイマー10を起動し、接続再確立プロセスで選択されるsuitable cellが条件切り替え候補セルであるとともに、タイマー10が運行している場合に、前記選択されたセルの条件切り替え構成を応用し且つ条件切り替えの実行を試行し、そうではない場合に、前記選択されたセルに対して、RRCReestablishmentRequestメッセージの伝送を開始するプロセスを実行する。
【0170】
実施例2
本実施例では、端末は、ターゲット構成情報に基づいて、接続再確立フローにおけるセル再選択(RRC_CONNECTED)を実行する。
【0171】
図5は、本出願の実施例によるモビリティ管理方法のまた別のフローチャートを示し、図5に示すように、この方法500は、以下のステップを主に含む。
【0172】
S501:端末は、ターゲット構成情報を取得する。
【0173】
ここで、このターゲット構成情報は、以下を含んでもよい。
【0174】
(1)条件切り替えの構成情報を含む第一の構成情報である。この第一の構成情報は、実施例1における第一の構成情報と同じであり、具体的には実施例1における関連記述を参照すればよい。
【0175】
(2)第二のイベントであり、前記第二のイベントは、端末がセル選択プロセスで優先的に選択するターゲットセルの時間情報を指示するために用いられ、前記時間情報は、第七の時間から第八の時間までの一定の時間、又は第九の時間の後の時間、又は第十の時間の前の時間であってもよく、前記時間情報は、per cellにより構成される。
【0176】
例えば、前記第二のイベントは、第七の時間から第八の時間までの一定の時間として構成されてもよい。
【0177】
例えば、ネットワーク側機器は、第一のターゲットセルの第二のイベントのために絶対時間t11とt12を構成し、前記第七の時間は、t11であり、第八の時間は、t12であり、前記一定の時間は、t11からt12までの時間である。
【0178】
また例えば、ネットワーク側機器は、第一のターゲットセルの第二のイベントのために絶対時間t13とoffset9を構成し、前記第七の時間は、t13であり、前記第八の時間は、t13+offset9であり、前記一定の時間は、t13からt13+offset9までの時間である。
【0179】
また例えば、ネットワーク側機器は、第一のターゲットセルの第二のイベントのためにoffset10と絶対時間t14を構成し、前記第七の時間は、第二のイベントを含む構成情報を受信した後のoffset10時間長の後の時間T5であり、前記第八の時間は、t14であり、前記一定の時間は、T5からt14までの時間である。
【0180】
ここで、絶対時間は、協定世界時(Coordinated Universal Time、UTC)、デイライト・セービング・タイム(Daylight Saving Time、DST)、グローバルポジショニングシステム(Global Positioning System、GPS)時間やローカル時間などを含む。
【0181】
また例えば、ネットワーク側機器は、第一のターゲットセルの第二のイベントのためにタイマー11とタイマー12を構成し、第二のイベントを含む構成情報を受信した後にタイマー11を起動し、タイマー11がタイムアウトし、タイマー12を起動し、前記第七の時間は、タイマー11のタイムアウトした時間であり、前記第八の時間は、タイマー12のタイムアウトした時間であり、前記一定の時間は、タイマー12の運行時間である。
【0182】
また例えば、ネットワーク側機器は、第一のターゲットセルの第二のイベントのためにタイマー13とoffset11を構成し、端末は、第二のイベントを含む構成情報を受信した後のoffset11時間の後にタイマー13を起動し、前記第七の時間は、offset11が経った後の時間であり、前記第八の時間は、タイマー13のタイムアウトした時間であり、前記一定の時間は、タイマー13の運行時間である。
【0183】
また例えば、ネットワーク側機器は、第一のターゲットセルの第二のイベントのためにタイマー14とoffset12を構成し、端末は、第二のイベントを含む構成情報を受信した後にタイマー14を起動し、前記第七の時間は、タイマー14のタイムアウトした時間であり、前記第八の時間は、タイマー12のタイムアウトした後のoffset12長さの時間後の時間T6である。前記一定の時間は、タイマー14のタイムアウトからT6までの時間である。
【0184】
また例えば、前記第二のイベントは、第九の時間として構成されてもよく、例えばネットワーク側により絶対時間t15が構成され、第九の時間は、t15であり、また例えばネットワーク側によりタイマー15が構成され、端末は、ネットワーク側の構成を受信すると、タイマー15を起動し、タイマーがタイムアウトした場合に、すでに第九の時間に到着していることを表す。
【0185】
また例えば、前記第二のイベントは、第十の時間として構成されてもよく、例えばネットワーク側により絶対時間t16が構成され、第十の時間は、t16であり、また例えばネットワーク側によりタイマー16が構成され、端末は、ネットワーク側の構成を受信すると、タイマー16を起動し、タイマーが運行している場合に、第十の時間に到着していないことを表す。
【0186】
S502において、端末は、接続再確立フローを開始する。
【0187】
例えば、
RLFを検出した条件と、
Handover failureの条件と、
Conditional Hanover failureの条件とのうちの一つが発生した時、端末は、接続再確立フローを開始する。
【0188】
前記Handover failureとConditional Hanover failureは、
T304がタイムアウトしたことと、
第二の時間がタイムアウトしたこととのうちの少なくとも一つを含む。
【0189】
具体的には実施例1における関連記述を参照すればよい。
【0190】
S503において、端末は、前記ターゲット構成情報に基づいてセル選択を実行する。
【0191】
ここで、端末が前記ターゲット構成情報に基づいてセル選択を実行することは、以下を含んでもよい。
【0192】
前記ターゲット構成情報が第一の構成情報を含む場合に、第二の条件を満たす条件切り替え候補セルを優先的に選択し、前記の、第二の条件を満たす条件切り替え候補セルは、ターゲットセルである。
【0193】
ここで、前記の、第二の条件を満たすことは、
第一の時間にすでに到着しており、及び第二の時間を超えていないことと、
第一の時間にすでに到着していることと、
第二の時間を超えていないことと、
第七の時間にすでに到着しており、及び第八の時間を超えていないことと、
第九の時間にすでに到着していることと、
第十の時間を超えていないこととのうちの少なくとも一つを含む。
【0194】
つまり、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記第一のターゲットセルを優先的に選択する。例えば、時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルを優先的に選択する。
【0195】
ここで、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあることは、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第一の時間に到着しており、且つ現在時間が前記第一のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第一の時間に到着していることと、
現在時間が前記第一のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第七の時間に到着しており、且つ現在時間が前記第一のターゲットセルの第八の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第九の時間に到着していることと、
現在時間が前記第一のターゲットセルの第十の時間を超えていないこととのうちの一つを含む。
【0196】
ここで、前記の、優先的に選択することは、
第一のターゲットセルがある周波数を優先的にサーチし、この周波数上で最も強いセルが第一のターゲットセルであるとともに、suitable cellの定義を満たす場合に、この第一のターゲットセルを選択することと、
ターゲットセルがある周波数を優先的にサーチし、この周波数上で最も強いセルが第一のターゲットセルではない場合に、この周波数上でn(nが2以上の正整数である)番目に強いセルをサーチし、このn番目に強いセルが第一のターゲットセルであるとともに、suitable cellの定義を満たす場合に、このターゲットセルを選択することと、
複数の周波数ポイント上で最も強いセルがsuitable cellの定義を満たすとともに、この複数のsuitable cellが第一のターゲットセルを含む場合に、この第一のターゲットセルを選択することとのうちの少なくとも一つを含む。
【0197】
以下、「第一の時間にすでに到着しており、及び第二の時間を超えていない」と「ターゲットセルがある周波数を優先的にサーチし、この周波数上で最も強いセルが第二の条件を満たす条件切り替え候補セルであるとともに、suitable cellの定義を満たす場合に、このターゲットセルを選択する」を例として、残りを二つずつ組み合わせて、前記の、優先的に選択することを説明する。
【0198】
例えば、ネットワークにより構成されるターゲットセルの時間情報は、絶対時間t11とt12であり、t11にすでに到着しており、及びt12を超えていない場合に、ターゲットセルがある周波数を優先的にサーチし、この周波数上で最も強いセルがターゲットセルであるとともに、suitable cellの定義を満たす場合に、このターゲットセルを選択する。
【0199】
本出願の実施例では、複数の上記ターゲットセルが存在する場合に、端末は、ターゲット時間が最も長いターゲットセルを選択する。前記ターゲット時間は、第一の時間と第二の時間に基づいて決定され又は第七の時間と第八の時間に基づいて決定される。
【0200】
第一の時間と第二の時間に基づいてターゲット時間を決定することを例とし、例えば、ネットワークにより絶対時間t1が構成され、t2、ターゲット時間は、t2-t1である。また例えば、ネットワークにより絶対時間t3とoffset1が構成され、ターゲット時間は、offset1である。また例えば、ネットワークによりタイマー1とタイマー2が構成され、条件再構成を受信した後にタイマー1を起動し、タイマー1がタイムアウトし、タイマー2を起動し、ターゲット時間は、タイマー2の長さである。
【0201】
ここで、第七の時間と第八の時間に基づいてターゲット時間を決定する方式は、第一の時間と第二の時間に基づいてターゲット時間を決定する方式と同様であり、ここでこれ以上説明しない。
【0202】
実施例3
本実施例と実施例2の区別は、本実施例では、UEがIDLE状態又はINACTIVE状態でセル再選択を行うことである。
【0203】
図6は、本出願の実施例によるモビリティ管理方法のまた別のフローチャートを示し、図6に示すように、このモビリティ管理方法600は、以下のステップを主に含む。
【0204】
S601において、端末は、ターゲット構成情報を取得する。
【0205】
ここで、このターゲット構成情報は、以下を含む。
【0206】
(1)条件切り替えの構成情報を含む第一の構成情報であり、この第一の構成情報は、実施例1における第一の構成情報と同じであり、ここでこれ以上説明しない。
【0207】
(2)第二のイベントであり、前記第二のイベントは、端末がセル選択プロセスで優先的に選択するターゲットセルの時間情報を指示するために用いられ、前記時間情報は、第七の時間から第八の時間までの一定の時間、又は第九の時間の後の時間、又は第十の時間の前の時間であってもよく、前記時間情報は、per cellにより構成される。
【0208】
この第二のイベントは、実施例2の第二のイベントと同じであり、ここでこれ以上説明しない。
【0209】
S602において、接続再確立に失敗する時、端末は、IDLE状態に入る。
【0210】
ここで、接続再確立失敗は、
T311がタイムアウトし、UEがsuitable cellを選択していないことと、
T301がタイムアウトし、UEがネットワークにより送信されたresponse(RRC re-establishment or RRC setup)を受信していないこととのうちの少なくとも一つを含む。
【0211】
S603において、端末は、前記ターゲット構成情報に基づいてセル選択を実行する。
【0212】
ここで、端末が前記ターゲット構成情報に基づいてセル選択を実行することは、
前記ターゲット構成情報が第一の構成情報を含む場合に、第二の条件を満たす条件切り替え候補セルを優先的に選択することを含み、第二の条件を満たす前記条件切り替え候補セルは、ターゲットセルである。
【0213】
前記の、第二の条件を満たすことは、
第一の時間にすでに到着しており、及び第二の時間を超えていないことと、
第一の時間にすでに到着していることと、
第二の時間を超えていないことと、
第七の時間にすでに到着しており、及び第八の時間を超えていないことと、
第九の時間にすでに到着していることと、
第十の時間を超えていないこととのうちの少なくとも一つを含む。
【0214】
つまり、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記第一のターゲットセルを優先的に選択し、例えば時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルを優先的に選択する。
【0215】
ここで、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあることは、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第一の時間に到着しており、且つ現在時間が前記第一のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第一の時間に到着していることと、
現在時間が前記第一のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第七の時間に到着しており、且つ現在時間が前記第一のターゲットセルの第八の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第九の時間に到着していることと、
現在時間が前記第一のターゲットセルの第十の時間を超えていないこととのうちの一つを含む。
【0216】
前記の、優先的に選択することは、
ターゲットセルがある周波数を優先的にサーチし、この周波数上で最も強いセルがターゲットセルであるとともに、suitable cellの定義を満たす場合に、このcellを選択することと、
ターゲットセルがある周波数を優先的にサーチし、この周波数上で最も強いセルがターゲットセルではない場合に、この周波数上でn(nが2以上の正整数である)番目に強いセルをサーチし、このn番目に強いセルがターゲットセルであるとともに、suitable cellの定義を満たす場合に、このセルを選択することと、
複数の周波数ポイント上で最も強いセルがsuitable cellの定義を満たすとともに、この複数のsuitable cellがターゲットセルを含む場合に、このセルを選択することと、
複数の上記ターゲットセルが存在する場合に、端末が、ターゲット時間が最も長いターゲットセルを選択することとのうちの少なくとも一つを含む。前記ターゲット時間は、第一の時間と第二の時間に基づいて決定され又は第七の時間と第八の時間に基づいて決定される。
【0217】
ここで、S603において、端末が前記ターゲット構成情報に基づいてセル選択を実行することは、実施例2において、端末が前記ターゲット構成情報に基づいてセル選択を実行すると同じであり、具体的には実施例2の記述を参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0218】
説明すべきこととして、本出願の実施例によるモビリティ管理方法の実行本体は、モビリティ管理装置、又は、このモビリティ管理装置におけるモビリティ管理方法を実行するための制御モジュールであってもよい。本出願の実施例ではモビリティ管理装置がモビリティ管理方法を実行することを例として、本出願の実施例によるモビリティ管理装置を説明する。
【0219】
図7は、本出願の実施例によるモビリティ管理装置の一つの構造概略図を示し、図7に示すように、この装置700は、複数の候補セルの時間情報が含まれるターゲット構成情報を取得するための第一の取得モジュール701と、前記ターゲット構成情報に基づいて、セル選択プロセス及び/又は接続再確立プロセスを実行するための実行モジュール702とを主に含む。
【0220】
一つの可能な実現方式において、前記実行モジュール702が前記ターゲット構成情報に基づいて、セル選択プロセスを実行することは、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、セル選択プロセスで第一のターゲットセルを優先的に選択することを含み、及び/又は、前記実行モジュール702が前記ターゲット構成情報に基づいて、接続再確立プロセスを実行することは、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、接続再確立プロセスで第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを含み、ここで、前記第一のターゲットセルが複数の前記候補セルのうちの一つであり、前記第二のターゲットセルが複数の前記候補セルのうちの一つである。
【0221】
一つの可能な実現方式において、前記ターゲット構成情報は、
複数の前記候補セルの条件再構成を含む第一の構成情報と、
現在時間が第一のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲット候補セルを前記第二のターゲットセルとし、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを指示するための第二の構成情報であって、前記第一のターゲット候補セルが、前記端末により接続再確立プロセスで選択される前記候補セルである第二の構成情報と、
接続再確立プロセスで、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用するよう端末に指示する第一のイベントであって、前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第三の時間から第四の時間までの時間帯と、第五の時間の後の時間と、第六の時間の前の時間とのうちの一つを含む第一のイベントと、
セル選択プロセスで、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲットセルを優先的に選択するよう端末に指示する第二のイベントであって、前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第七の時間から第八の時間までの時間帯と、第九の時間の後の時間と、第十の時間の前の時間とのうちの一つを含む第二のイベントとのうちの少なくとも一つを含む。
【0222】
一つの可能な実現方式において、前記第一の構成情報は、
条件切り替えのための条件再構成候補セルである複数の前記候補セルと、
各前記候補セルの第三のイベントであって、前記第三のイベントが、条件切り替えをトリガーするために用いられ、前記第三のイベントが、第二のターゲット候補セルが第四のイベントを満たす場合に、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内で条件切り替えを実行するよう端末に指示し、前記第二のターゲット候補セルが複数の前記候補セルのうちの一つであり、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯が、第一の時間から第二の時間までの時間帯と、第一の時間の後の時間と、第二の時間の前の時間とのうちの一つを含む各前記候補セルの第三のイベントと、
条件切り替えをトリガーするための、各前記候補セルの前記第四のイベントとのうちの少なくとも一つを含む。
【0223】
一つの可能な実現方式において、前記第四のイベントは、
信号強度及び/又は信号品質に基づくトリガーイベントと、
位置に基づくトリガーイベントとのうちの少なくとも一つを含む。
【0224】
一つの可能な実現方式において、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、接続再確立プロセスで第二のターゲットセルの条件再構成を応用することは、
前記ターゲット構成情報が前記第二の構成情報を含み、接続再確立プロセスで選択されるセルが前記複数の候補セルのうちの第三のターゲット候補セルであり、且つ現在時間が第三のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第三のターゲット候補セルを前記第二のターゲットセルとし、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを含む。
【0225】
一つの可能な実現方式において、前記実行モジュール702は、さらに、
前記ターゲット構成情報が前記第二の構成情報を含まず、又は、現在時間が前記第三のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内になく、又は、接続再確立プロセスで選択されるセルが前記複数の候補セルのうちの一つではない場合に、接続確立要求を開始するプロセスを実行するために用いられる。
【0226】
一つの可能な実現方式において、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあることは、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第一の時間に到着しており且つ前記第二のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第一の時間に到着していることと、
現在時間が前記第二のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第三の時間に到着しており且つ前記第二のターゲットセルの第四の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第五の時間に到着していることと、
現在時間が前記第二のターゲットセルの第六の時間を超えていないこととのうちの一つを含む。
【0227】
一つの可能な実現方式において、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記第一のターゲットセルを優先的に選択することは、
時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルを優先的に選択することを含む。
【0228】
一つの可能な実現方式において、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあることは、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第一の時間に到着しており、且つ現在時間が前記第一のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第一の時間に到着していることと、
現在時間が前記第一のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第七の時間に到着しており、且つ現在時間が前記第一のターゲットセルの第八の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第九の時間に到着していることと、
現在時間が前記第一のターゲットセルの第十の時間を超えていないこととのうちの一つを含む。
【0229】
一つの可能な実現方式において、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、セル選択プロセスで第一のターゲットセルを優先的に選択することは、
第四のターゲット候補セルの位置するターゲット周波数を優先的にサーチし、前記ターゲット周波数上でサーチされた信号の最も強いセルが第四のターゲット候補セルであり、且つ前記第四のターゲット候補セルが適切なセルである場合に、前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することであって、前記第四のターゲット候補セルが、その時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルであることと、
前記第四のターゲット候補セルの位置するターゲット周波数を優先的にサーチし、前記ターゲット周波数上でサーチされた信号の最も強いセルが前記第四のターゲット候補セルではないが、前記ターゲット周波数上でサーチされた信号がn(nが2以上の正整数である)番目に強いセルが、前記第四のターゲット候補セルであり、且つ前記第四のターゲット候補セルが適切なセルである場合に、前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することであって、前記第四のターゲット候補セルが、その時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルであることと、
複数の周波数ポイント上でサーチされた信号の最も強いセルには複数の適切なセルが含まれ、且つ前記複数の適切なセルには前記第四のターゲット候補セルが含まれる場合に、前記複数の適切なセルに含まれる前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することであって、前記第四のターゲット候補セルが、その時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルであることとのうちの少なくとも一つを含む。
【0230】
一つの可能な実現方式において、第四のターゲット候補セルの位置するターゲット周波数を優先的にサーチすることは、
複数の前記第四のターゲット候補セルが存在する場合に、複数の前記第四のターゲット候補セルのうち、ターゲット時間が最も長い第四のターゲット候補セルの位置する周波数を優先的にサーチすることとを含み、ここで、前記ターゲット時間は、前記第四のターゲット候補セルの第一の時間と第二の時間に基づいて決定され又は前記第四のターゲット候補セルの第七の時間と第八の時間に基づいて決定される。
【0231】
一つの可能な実現方式において、前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することは、
複数の前記第四のターゲット候補セルが存在する場合に、複数の前記第四のターゲット候補セルから、ターゲット時間が最も長い第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することを含み、ここで、前記ターゲット時間は、前記第四のターゲット候補セルの第一の時間と第二の時間に基づいて決定され又は前記第四のターゲット候補セルの第七の時間と第八の時間に基づいて決定される。
【0232】
一つの可能な実現方式において、前記セル選択は、アイドル状態のセル選択又は接続再確立プロセスにおけるセル選択を含む。
【0233】
一つの可能な実現方式において、前記実行モジュール702は、さらに、
前記ターゲット構成情報に基づいて、接続再確立プロセスを実行する前に、
無線リンク失敗RLFを検出したことと、
切り替え失敗と、
条件切り替え失敗とのうちの一つのイベントが発生した場合に、接続再確立プロセスを開始するために用いられる。
【0234】
本出願の実施例におけるモビリティ管理装置は、装置であってもよく、端末における部材、集積回路、又はチップであってもよい。この装置は、移動端末であってもよく、非移動端末であってもよい。例示的には、移動端末は、以上に列挙された端末11のタイプを含んでもよいが、それらに限らず、非移動端末は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ(Network Attached Storage、NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer、PC)、テレビ(television、TV)、預入支払機又はセルフサービス機などであってもよく、本出願の実施例は、具体的には限定しない。
【0235】
本出願の実施例におけるモビリティ管理装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。このオペレーティングシステムは、アンドロイド(Android)(登録商標)オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例は、具体的には限定しない。
【0236】
本出願の実施例によるモビリティ管理装置は、図2から図7の方法の実施例の端末により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0237】
図8は、本出願の実施例によるモビリティ管理装置の別の構造概略図を示し、図8に示すように、この装置800は、端末のターゲット構成情報を取得するための第二の取得モジュール801であって、前記ターゲット構成情報には、前記時間情報に基づいて接続再確立プロセス及び/又はセル選択プロセスを実行するよう前記端末に指示する複数の候補セルの時間情報が含まれる第二の取得モジュール801と、前記端末にターゲット構成情報を送信するための送信モジュール802とを主に含む。
【0238】
一つの可能な実現方式において、前記ターゲット構成情報は、
複数の前記候補セルの条件再構成を含む第一の構成情報と、
現在時間が第一のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲット候補セルを前記第二のターゲットセルとし、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを指示するための第二の構成情報であって、前記第一のターゲット候補セルが、前記端末により接続再確立プロセスで選択される前記候補セルである第二の構成情報と、
接続再確立プロセスで、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用するよう端末に指示する第一のイベントであって、前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第三の時間から第四の時間までの時間帯と、第五の時間の後の時間と、第六の時間の前の時間とのうちの一つを含む第一のイベントと、
セル選択プロセスで、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲットセルを優先的に選択するよう端末に指示する第二のイベントであって、前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第七の時間から第八の時間までの時間帯と、第九の時間の後の時間と、第十の時間の前の時間とのうちの一つを含む第二のイベントとのうちの少なくとも一つを含む。
【0239】
一つの可能な実現方式において、前記第一の構成情報は、
条件切り替えのための条件再構成候補セルである複数の前記候補セルと、
各前記候補セルの第三のイベントであって、前記第三のイベントが、条件切り替えをトリガーするために用いられ、前記第三のイベントが、第二のターゲット候補セルが第四のイベントを満たす場合に、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内で条件切り替えを実行するよう端末に指示し、前記第二のターゲット候補セルが複数の前記候補セルのうちの一つであり、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯が、第一の時間から第二の時間までの時間帯と、第一の時間の後の時間と、第二の時間の前の時間とのうちの一つを含む各前記候補セルの第三のイベントと、
条件切り替えをトリガーするための、各前記候補セルの前記第四のイベントとのうちの少なくとも一つを含む。
【0240】
一つの可能な実現方式において、前記第四のイベントは、
信号強度及び/又は信号品質に基づくトリガーイベントと、
位置に基づくトリガーイベントとのうちの少なくとも一つを含む。
【0241】
本出願の実施例におけるモビリティ管理装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。このオペレーティングシステムは、アンドロイド(Android)オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例は、具体的には限定しない。
【0242】
本出願の実施例によるモビリティ管理装置は、図2から図7の方法の実施例ネットワーク側機器又はネットワークにより実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0243】
選択的に、図9に示すように、本出願の実施例は、通信機器900をさらに提供し、プロセッサ901と、メモリ902と、メモリ902に記憶され、且つ前記プロセッサ901上で運行できるプログラム又は命令とを含み、例えばこの通信機器900が端末である場合、このプログラム又は命令がプロセッサ901により実行される時、上記モビリティ管理方法200の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。この通信機器900がネットワーク側機器である場合、このプログラム又は命令がプロセッサ901により実行される時、上記モビリティ管理方法300の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0244】
本出願の実施例は、端末をさらに提供し、プロセッサと通信インターフェースとを含み、プロセッサは、上記モビリティ管理方法200の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、通信インターフェースは、ネットワーク側機器と通信するために用いられる。この端末の実施例は、上記端末側方法の実施例に対応し、上記方法の実施例の各実施プロセスと実現方式は、いずれもこの端末の実施例に適用でき、且つ同じ技術的効果を達成することができる。具体的には、図10は、本出願の実施例の端末を実現するハードウェア構造概略図である。
【0245】
この端末1000は、無線周波数ユニット1001、ネットワークモジュール1002、オーディオ出力ユニット1003、入力ユニット1004、センサ1005、表示ユニット1006、ユーザ入力ユニット1007、インターフェースユニット1008、メモリ1009、及びプロセッサ1010などの部材を含むが、それらに限らない。
【0246】
当業者であれば理解できるように、端末1000は、各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ1010にロジック的に接続されてもよく、それにより電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。図10に示す端末構造は、端末に対する限定を構成せず、端末は、図示された部材の数よりも多く又は少ない部材、又はいくつかの部材の組み合わせ、又は異なる部材の配置を含んでもよく、ここでこれ以上説明しない。
【0247】
理解すべきこととして、本出願の実施例では、入力ユニット1004は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)10041とマイクロホン10042を含んでもよく、グラフィックスプロセッサ10041は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。表示ユニット1006は、表示パネル10061を含んでもよく、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオードなどの形式で表示パネル10061が構成されてもよい。ユーザ入力ユニット1007は、タッチパネル10071及び他の入力機器10072を含む。タッチパネル10071は、タッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル10071は、タッチ検出装置とタッチコントローラという二つの部分を含んでもよい。他の入力機器10072は、物理的キーボード、機能キー(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らず、ここでこれ以上説明しない。
【0248】
本出願の実施例では、無線周波数ユニット1001は、ネットワーク側機器からの下りリンクのデータを受信した後に、プロセッサ1010に処理させ、また、上りリンクのデータをネットワーク側機器に送信する。一般的には、無線周波数ユニット1001は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限らない。
【0249】
メモリ1009は、ソフトウェアプログラム又は命令及び様々なデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ1009は、主にプログラム又は命令記憶領域とデータ記憶領域を含んでもよく、ここで、プログラム又は命令記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム又は命令(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができる。なお、メモリ1009は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非一時的メモリをさらに含んでもよく、ここで、非一時的メモリは、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(Electrically EPROM、EEPROM)又はフラッシュメモリ、例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非一時的ソリッドステートメモリデバイスであってもよい。
【0250】
プロセッサ1010は、一つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。選択的に、プロセッサ1010は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを統合してもよい。ここで、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインタフェースとアプリケーションプログラム又は命令などを処理するものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するものであり、例えばベースバンドプロセッサである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ1010に統合されなくてもよい。
【0251】
ここで、プロセッサ1010は、
複数の候補セルの時間情報が含まれるターゲット構成情報を取得し、
前記ターゲット構成情報に基づいて、セル選択プロセス及び/又は接続再確立プロセスを実行するために用いられる。
【0252】
本出願の実施例は、ネットワーク側機器をさらに提供し、プロセッサと通信インターフェースとを含み、プロセッサは、上記モビリティ管理方法300の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、通信インターフェースは、端末と通信するために用いられる。このネットワーク側機器の実施例は、上記ネットワーク側機器の方法の実施例に対応し、上記方法の実施例の各実施プロセスと実現方式は、いずれもこのネットワーク側機器の実施例に適用でき、且つ同じ技術的効果を達成することができる。
【0253】
具体的には、本出願の実施例は、ネットワーク側機器をさらに提供する。図11に示すように、このネットワーク側機器1100は、アンテナ1101、無線周波数装置1102、ベースバンド装置1103を含む。アンテナ1101と無線周波数装置1102とが接続される。上りリンク方向において、無線周波数装置1102は、アンテナ1101を介して情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置1103に送信して処理させる。下りリンク方向において、ベースバンド装置1103は、送信する情報を処理し、無線周波数装置1102に送信し、無線周波数装置1102は、受信した情報を処理した後にアンテナ1101を介して送出する。
【0254】
上記周波数帯域処理装置は、ベースバンド装置1103に位置してもよく、以上の実施例においてネットワーク側機器により実行される方法は、ベースバンド装置1103に実現されてもよく、このベースバンド装置1103は、プロセッサ1104とメモリ1105とを含む。
【0255】
ベースバンド装置1103は、例えば少なくとも一つのベースバンドボードを含んでもよく、このベースバンドボード上に複数のチップが設置され、図11に示すように、そのうちの一つのチップは、例えばプロセッサ1104であり、メモリ1105と接続されて、メモリ1105におけるプログラムを呼び出し、以上の方法の実施例に示すネットワーク機器操作を実行する。
【0256】
このベースバンド装置1103は、ネットワークインターフェース1106をさらに含んでもよく、無線周波数装置1102との情報のやり取りに用いられ、このインターフェースは、例えば共通公衆無線インターフェース(common public radio interface、CPRIと略称)である。
【0257】
具体的には、本発明の実施例のネットワーク側機器は、メモリ1105に記憶され、且つプロセッサ1104上で運行できる命令又はプログラムをさらに含み、プロセッサ1104は、メモリ1105における命令又はプログラムを呼び出し、図8に示す各モジュールにより実行される方法を実行し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0258】
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体にはプログラム又は命令が記憶され、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記モビリティ管理方法200と300の実施例の各プロセス方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0259】
ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載の端末におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ可読記憶媒体、例えばコンピュータリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
【0260】
本出願の実施例は、チップをさらに提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、上記モビリティ管理方法200と300の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0261】
理解すべきこととして、本出願の実施例に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。
【0262】
本出願の実施例は、コンピュータプログラム/プログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラム/プログラム製品が非一時的及び/又は非揮発性の記憶媒体に記憶され、前記コンピュータプログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、上記モビリティ管理方法200と300の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0263】
説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含する」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「……を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。なお、指摘すべきこととして、本出願の実施の形態における方法と装置の範囲は、図示又は討論された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行することができるとともに、様々なステップを追加、省略又は組み合わせることができる。また、いくつかの例を参照して記述された特徴は、他の例で組み合わせられることができる。
【0264】
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されることができる。無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多く場合、前者は、より好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案が実質には又は従来の技術に寄与した部分は、コンピュータソフトウェア製品の形式で具現化されてもよく、このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器などであってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。
【0265】
以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施の形態に限らない。上記の具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆で、本出願の趣旨と特許請求の範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、いずれも本出願の保護範囲に属する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【手続補正書】
【提出日】2024-01-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
モビリティ管理方法であって、
端末が、複数の候補セルの時間情報が含まれるターゲット構成情報を取得することと、
前記端末が前記ターゲット構成情報に基づいて、セル選択プロセス及び/又は接続再確立プロセスを実行することとを含む、モビリティ管理方法。
【請求項2】
前記端末が前記ターゲット構成情報に基づいて、セル選択プロセスを実行することは、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記端末がセル選択プロセスで第一のターゲットセルを優先的に選択することを含み、及び/又は、
前記端末が前記ターゲット構成情報に基づいて、接続再確立プロセスを実行することは、現在時間が第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記端末が接続再確立プロセスで第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを含み、ここで、前記第一のターゲットセルが複数の前記候補セルのうちの一つであり、前記第二のターゲットセルが複数の前記候補セルのうちの一つである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ターゲット構成情報は、
複数の前記候補セルの条件再構成を含む第一の構成情報と、
現在時間が第一のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲット候補セルを前記第二のターゲットセルとし、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを指示するための第二の構成情報であって、前記第一のターゲット候補セルが、前記端末により接続再確立プロセスで選択される前記候補セルである第二の構成情報と、
接続再確立プロセスで、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用するよう端末に指示する第一のイベントであって、前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第三の時間から第四の時間までの時間帯と、第五の時間の後の時間と、第六の時間の前の時間とのうちの一つを含む第一のイベントと、
セル選択プロセスで、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲットセルを優先的に選択するよう端末に指示する第二のイベントであって、前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第七の時間から第八の時間までの時間帯と、第九の時間の後の時間と、第十の時間の前の時間とのうちの一つを含む第二のイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第一の構成情報は、
条件切り替えのための条件再構成候補セルである複数の前記候補セルと、
各前記候補セルの第三のイベントであって、前記第三のイベントが、条件切り替えをトリガーするために用いられ、前記第三のイベントが、第二のターゲット候補セルが第四のイベントを満たす場合に、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内で条件切り替えを実行するよう端末に指示し、前記第二のターゲット候補セルが複数の前記候補セルのうちの一つであり、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯が、第一の時間から第二の時間までの時間帯と、第一の時間の後の時間と、第二の時間の前の時間とのうちの一つを含む各前記候補セルの第三のイベントと、
条件切り替えをトリガーするための、各前記候補セルの前記第四のイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第四のイベントは、
信号強度及び/又は信号品質に基づくトリガーイベントと、
位置に基づくトリガーイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記の、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記端末が接続再確立プロセスで第二のターゲットセルの条件再構成を応用することは、
前記ターゲット構成情報が前記第二の構成情報を含み、前記端末により接続再確立プロセスで選択されるセルが前記複数の候補セルのうちの第三のターゲット候補セルであり、且つ現在時間が第三のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第三のターゲット候補セルを前記第二のターゲットセルとし、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記方法は、
前記ターゲット構成情報が前記第二の構成情報を含まず、又は、現在時間が前記第三のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内になく、又は、接続再確立プロセスで選択されるセルが前記複数の候補セルのうちの一つではない場合に、接続確立要求を開始するプロセスを実行することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあることは、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第一の時間に到着しており且つ前記第二のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第一の時間に到着していることと、
現在時間が前記第二のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第三の時間に到着しており且つ前記第二のターゲットセルの第四の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第二のターゲットセルの第五の時間に到着していることと、
現在時間が前記第二のターゲットセルの第六の時間を超えていないこととのうちの一つを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項9】
現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記第一のターゲットセルを優先的に選択することは、
時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルを優先的に選択することを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項10】
現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあることは、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第一の時間に到着しており、且つ現在時間が前記第一のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第一の時間に到着していることと、
現在時間が前記第一のターゲットセルの第二の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第七の時間に到着しており、且つ現在時間が前記第一のターゲットセルの第八の時間を超えていないことと、
現在時間がすでに前記第一のターゲットセルの第九の時間に到着していることと、
現在時間が前記第一のターゲットセルの第十の時間を超えていないこととのうちの一つを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にあると、前記端末がセル選択プロセスで第一のターゲットセルを優先的に選択することは、
第四のターゲット候補セルの位置するターゲット周波数を優先的にサーチし、前記ターゲット周波数上でサーチされた信号の最も強いセルが第四のターゲット候補セルであり、且つ前記第四のターゲット候補セルが適切なセルである場合に、前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することであって、前記第四のターゲット候補セルが、その時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルであることと、
前記第四のターゲット候補セルの位置するターゲット周波数を優先的にサーチし、前記ターゲット周波数上でサーチされた信号の最も強いセルが前記第四のターゲット候補セルではないが、前記ターゲット周波数上でサーチされた信号がn(nが2以上の正整数である)番目に強いセルが、前記第四のターゲット候補セルであり、且つ前記第四のターゲット候補セルが適切なセルである場合に、前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することであって、前記第四のターゲット候補セルが、その時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルであることと、
複数の周波数ポイント上でサーチされた信号の最も強いセルには複数の適切なセルが含まれ、且つ前記複数の適切なセルには前記第四のターゲット候補セルが含まれる場合に、前記複数の適切なセルに含まれる前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することであって、前記第四のターゲット候補セルが、その時間情報により指示される時間が現在時間を含む前記候補セルであることとのうちの少なくとも一つを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
第四のターゲット候補セルの位置するターゲット周波数を優先的にサーチすることは、
複数の前記第四のターゲット候補セルが存在する場合に、複数の前記第四のターゲット候補セルのうち、ターゲット時間が最も長い第四のターゲット候補セルの位置する周波数を優先的にサーチすることを含み、ここで、前記ターゲット時間は、前記第四のターゲット候補セルの第一の時間と第二の時間に基づいて決定され又は前記第四のターゲット候補セルの第七の時間と第八の時間に基づいて決定される、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することは、
複数の前記第四のターゲット候補セルが存在する場合に、複数の前記第四のターゲット候補セルから、ターゲット時間が最も長い第四のターゲット候補セルを前記第一のターゲットセルとして選択することを含み、ここで、前記ターゲット時間は、前記第四のターゲット候補セルの第一の時間と第二の時間に基づいて決定され又は前記第四のターゲット候補セルの第七の時間と第八の時間に基づいて決定される、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記セル選択は、アイドル状態又は非アクティブ化態のセル選択又は接続再確立プロセスにおけるセル選択を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記端末が前記ターゲット構成情報に基づいて、接続再確立プロセスを実行する前に、前記方法は、
無線リンク失敗RLFを検出したことと、
切り替え失敗と、
条件切り替え失敗とのうちの一つのイベントが発生した場合に、前記端末が接続再確立プロセスを開始することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
モビリティ管理方法であって、
ネットワーク側機器が端末にターゲット構成情報を送信することを含み、ここで、前記ターゲット構成情報には、前記時間情報に基づいて接続再確立プロセス及び/又はセル選択プロセスを実行するよう前記端末に指示する複数の候補セルの時間情報が含まれる、モビリティ管理方法。
【請求項17】
前記ターゲット構成情報は、
複数の前記候補セルの条件再構成を含む第一の構成情報と、
現在時間が第一のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲット候補セルを前記第二のターゲットセルとし、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用することを指示するための第二の構成情報であって、前記第一のターゲット候補セルが、前記端末により接続再確立プロセスで選択される前記候補セルである第二の構成情報と、
接続再確立プロセスで、現在時間が前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第二のターゲットセルの条件再構成を応用するよう端末に指示する第一のイベントであって、前記第二のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第三の時間から第四の時間までの時間帯と、第五の時間の後の時間と、第六の時間の前の時間とのうちの一つを含む第一のイベントと、
セル選択プロセスで、現在時間が前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯内にある場合に、前記第一のターゲットセルを優先的に選択するよう端末に指示する第二のイベントであって、前記第一のターゲットセルの時間情報により指示される時間帯が、第七の時間から第八の時間までの時間帯と、第九の時間の後の時間と、第十の時間の前の時間とのうちの一つを含む第二のイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記第一の構成情報は、
条件切り替えのための条件再構成候補セルである複数の前記候補セルと、
各前記候補セルの第三のイベントであって、前記第三のイベントが、条件切り替えをトリガーするために用いられ、前記第三のイベントが、第二のターゲット候補セルが第四のイベントを満たす場合に、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯内で条件切り替えを実行するよう端末に指示し、前記第二のターゲット候補セルが複数の前記候補セルのうちの一つであり、前記第二のターゲット候補セルの時間情報により指示される時間帯が、第一の時間から第二の時間までの時間帯と、第一の時間の後の時間と、第二の時間の前の時間とのうちの一つを含む各前記候補セルの第三のイベントと、
条件切り替えをトリガーするための、各前記候補セルの前記第四のイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記第四のイベントは、
信号強度及び/又は信号品質に基づくトリガーイベントと、
位置に基づくトリガーイベントとのうちの少なくとも一つを含む、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
端末であって、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から15のいずれか1項に記載のモビリティ管理方法のステップを実現する、端末。
【請求項21】
ネットワーク側機器であって、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項16から19のいずれか1項に記載のモビリティ管理方法のステップを実現する、ネットワーク側機器。
【国際調査報告】