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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-17
(54)【発明の名称】表示制御方法、装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/048 20130101AFI20240709BHJP
【FI】
G06F3/048
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023572831
(86)(22)【出願日】2022-07-08
(85)【翻訳文提出日】2023-12-15
(86)【国際出願番号】 CN2022104566
(87)【国際公開番号】W WO2023284639
(87)【国際公開日】2023-01-19
(31)【優先権主張番号】202110802299.2
(32)【優先日】2021-07-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.アンドロイド
2.ANDROID
3.iOS
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001151
【氏名又は名称】あいわ弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】楊 ▲ティン▼▲ティン▼
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA26
5E555BE12
5E555CA12
5E555CB10
5E555CB12
5E555DB03
5E555DB52
5E555DB53
5E555DC05
5E555DC13
5E555FA00
(57)【要約】
本出願は、表示制御方法、装置を開示し、通信技術分野に属する。ここで、前記方法は、第一の入力を受信することと、前記第一の入力に応答して、前記第一の画像が予め設定される条件を満たすと決定した場合に、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示することとを含み、ここで、前記第一の画像が満たす予め設定される条件は、前記第一の画像の幅値が表示画面の表示幅値よりも大きいことと、前記第一の画像の高さ値が表示画面の表示高さ値よりも大きいこととの少なくとも一つを含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示制御方法であって、
第一の入力を受信することと、
前記第一の入力に応答して、第一の画像が予め設定される条件を満たすと決定した場合に、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示することとを含み、
前記第一の画像が満たす予め設定される条件は、前記第一の画像の幅値が表示画面の表示幅値よりも大きいことと、前記第一の画像の高さ値が表示画面の表示高さ値よりも大きいこととの少なくとも一つを含む、表示制御方法。
【請求項2】
前記第一の画像のサムネイルは、フローティングコントロールの方式で表示され、第一の入力を受信した後に、前記表示制御方法は、
前記第一の入力に応答して、第一のコントロールと第二のコントロールとを表示することをさらに含み、
前記局所画像が前記第一の画像の第一の端の端部画像である場合に、前記第一のコントロールは、第一の表示状態であり、前記局所画像が前記第一の画像の第一の端の端部画像ではない場合に、前記第一のコントロールは、第二の表示状態であり、且つ前記第二の表示状態において、前記第一のコントロールは、前記局所画像を第二の端から前記第一の端の方向に切り替えるように制御するために用いられ、前記第一の端と前記第二の端とは、対向する両端であり、
前記局所画像が前記第一の画像の第二の端の端部画像である場合に、前記第二のコントロールは、第三の表示状態であり、前記局所画像が前記第一の画像の第二の端の端部画像ではない場合に、前記第二のコントロールは、第四の表示状態であり、且つ前記第四の表示状態において、前記第二のコントロールは、前記局所画像を前記第一の端から前記第二の端の方向に切り替えるように制御するために用いられる、請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項3】
前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示した後に、前記表示制御方法は、
第二の入力を受信することと、
前記第二の入力に応答して、前記第一の画像において編集すべき領域を決定し、前記第一の画像において前記編集すべき領域をマークすることと、
前記編集すべき領域を編集することとをさらに含む、請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項4】
第二の入力を受信することは、
前記局所画像に対する第二の入力を受信することであって、前記編集すべき領域が前記局所画像における前記第二の入力に対応する画像領域を含むこと、又は、
前記第一の画像のサムネイルに対する第二の入力を受信することであって、前記第二の入力が前記第一の画像のサムネイルにおいて第一のサムネイル領域を決定するために用いられ、前記編集すべき領域が前記第一のサムネイル領域の前記第一の画像における対応する画像領域を含むことを含む、請求項3に記載の表示制御方法。
【請求項5】
前記編集すべき領域を編集することは、
前記第一の画像において一つの編集すべき領域を決定する場合に、前記一つの編集すべき領域に対応する画像を含む第一の編集インタフェースを表示し、前記一つの編集すべき領域に対応する画像を編集すること、又は、
前記第一の画像において複数の編集すべき領域を決定する場合に、前記複数の編集すべき領域に対応する画像をスティッチングして得られた画像である第二の画像を含む第二の編集インタフェースを表示し、前記第二の画像を編集することを含む、請求項3に記載の表示制御方法。
【請求項6】
前記第二の入力がジェスチャ入力である場合に、第二の入力を受信する前に、前記表示制御方法は、
第三の入力を受信することと、
前記第三の入力に応答して、ターゲットジェスチャを決定することとをさらに含み、
前記第二の入力に応答して、前記第一の画像において編集すべき領域を決定し、前記第一の画像において前記編集すべき領域をマークすることは、
前記第二の入力に対応するジェスチャが前記ターゲットジェスチャにマッチングする場合に、前記第二の入力に応答して、前記第一の画像において編集すべき領域を決定し、前記第一の画像において前記編集すべき領域をマークすることを含む、請求項3に記載の表示制御方法。
【請求項7】
前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示した後に、前記表示制御方法は、
前記局所画像におけるターゲットオブジェクトを識別し、前記局所画像において前記ターゲットオブジェクトの画像領域をマークすることと、
前記ターゲットオブジェクトの画像領域を編集することとをさらに含む、請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項8】
表示制御装置であって、
第一の入力を受信するための第一の受信モジュールと、
前記第一の入力に応答して、第一の画像が予め設定される条件を満たすと決定した場合に、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示するための第一の表示モジュールとを含み、
前記第一の画像が満たす予め設定される条件は、前記第一の画像の幅値が表示画面の表示幅値よりも大きいことと、前記第一の画像の高さ値が表示画面の表示高さ値よりも大きいこととの少なくとも一つを含む、表示制御装置。
【請求項9】
前記第一の画像のサムネイルは、フローティングコントロールの方式で表示され、前記表示制御装置は、
前記第一の入力に応答して、第一のコントロールと第二のコントロールとを表示するための第二の表示モジュールをさらに含み、
前記局所画像が前記第一の画像の第一の端の端部画像である場合に、前記第一のコントロールは、第一の表示状態であり、前記局所画像が前記第一の画像の第一の端の端部画像ではない場合に、前記第一のコントロールは、第二の表示状態であり、且つ前記第二の表示状態において、前記第一のコントロールは、前記局所画像を第二の端から前記第一の端の方向に切り替えるように制御するために用いられ、前記第一の端と前記第二の端とは、対向する両端であり、
前記局所画像が前記第一の画像の第二の端の端部画像である場合に、前記第二のコントロールは、第三の表示状態であり、前記局所画像が前記第一の画像の第二の端の端部画像ではない場合に、前記第二のコントロールは、第四の表示状態であり、且つ前記第四の表示状態において、前記第二のコントロールは、前記局所画像を前記第一の端から前記第二の端の方向に切り替えるように制御するために用いられる、請求項8に記載の表示制御装置。
【請求項10】
前記表示制御装置は、
第二の入力を受信するための第二の受信モジュールと、
前記第二の入力に応答して、前記第一の画像において編集すべき領域を決定し、前記第一の画像において前記編集すべき領域をマークするための第一の決定モジュールと、
前記編集すべき領域を編集するための第一の編集モジュールとをさらに含む、請求項8に記載の表示制御装置。
【請求項11】
前記第二の受信モジュールは、
前記局所画像に作用する第二の入力を受信することであって、前記編集すべき領域が前記局所画像における前記第二の入力に対応する画像領域を含むこと、又は、
前記第一の画像のサムネイルに作用する第二の入力を受信することであって、前記第二の入力が前記第一の画像のサムネイルにおいて第一のサムネイル領域を決定するために用いられ、前記編集すべき領域が前記第一のサムネイル領域の前記第一の画像における対応する画像領域を含むことに用いられる、請求項10に記載の表示制御装置。
【請求項12】
前記第一の編集モジュールは、
前記第一の画像において一つの編集すべき領域を決定する場合に、前記一つの編集すべき領域に対応する画像を含む第一の編集インタフェースを表示し、前記一つの編集すべき領域に対応する画像を編集すること、又は、
前記第一の画像において複数の編集すべき領域を決定する場合に、前記複数の編集すべき領域に対応する画像をスティッチングして得られた画像である第二の画像を含む第二の編集インタフェースを表示し、前記第二の画像を編集することに用いられる、請求項10に記載の表示制御装置。
【請求項13】
前記表示制御装置は、
第三の入力を受信するための第三の受信モジュールと、
前記第三の入力に応答して、ターゲットジェスチャを決定するための第二の決定モジュールとをさらに含み、
前記第一の決定モジュールは、
前記第二の入力に対応するジェスチャが前記ターゲットジェスチャにマッチングする場合に、前記第二の入力に応答して、前記第一の画像において編集すべき領域を決定し、前記第一の画像において前記編集すべき領域をマークするために用いられる、請求項10に記載の表示制御装置。
【請求項14】
前記表示制御装置は、
前記局所画像におけるターゲットオブジェクトを識別し、前記局所画像において前記ターゲットオブジェクトの画像領域をマークするための識別モジュールと、
前記ターゲットオブジェクトの画像領域を編集するための第二の編集モジュールとをさらに含む、請求項8に記載の表示制御装置。
【請求項15】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含む電子機器であって、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から7のいずれか1項に記載の表示制御方法のステップを実現する、電子機器。
【請求項16】
可読記憶媒体であって、前記可読記憶媒体にはプログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1から7のいずれか1項に記載の表示制御方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【請求項17】
プロセッサと通信インターフェースとを含むチップであって、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行して、請求項1から7のいずれか1項に記載の表示制御方法のステップを実現するために用いられる、チップ。
【請求項18】
コンピュータプログラム製品であって、非揮発性の記憶媒体に記憶されており、少なくとも一つのプロセッサにより実行される時、請求項1から7のいずれか1項に記載の表示制御方法のステップを実現する、コンピュータプログラム製品。
【請求項19】
請求項1から7のいずれか1項に記載の表示制御方法のステップを実行するように構成される、電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年07月15日に中国で提出された中国特許出願No.202110802299.2の優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。
【0002】
本出願は、通信技術分野に属し、具体的に表示制御方法、装置に関する。
【背景技術】
【0003】
電子機器の画面がますます大きくなり、且つスクリーンショット、パズルなどの画像処理技術が徐々に成熟するにつれて、表示画面で完全に表示できない画像が電子機器に出現する頻度も大幅に上昇している。
【0004】
現在、ロングチャートを例にすると、電子機器は、ロングチャートを表示する時、一般的には表示インタフェースの表示可能画素サイズに基づいてロングチャートを縮小表示する。ユーザは、ロングチャートの詳細な部分を閲覧するために、ロングチャートを拡大し、拡大後のロングチャートを移動させる必要があるが、上記操作を実行する過程において、ロングチャートを縮小表示の状態に回復するという誤操作が発生しやすく、それによってユーザは、ロングチャートを再拡大する必要があり、操作が比較的煩雑となる。
【0005】
これで分かるように、従来の技術において、表示画面で完全に表示できない画像の閲覧操作は、比較的煩雑である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本出願の実施例の目的は、表示画面で完全に表示できない画像の閲覧操作が比較的煩雑であるという問題を解決できる表示制御方法、装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第一の態様によれば、本出願の実施例は、表示制御方法を提供し、前記方法は、
第一の入力を受信することと、
前記第一の入力に応答して、第一の画像が予め設定される条件を満たすと決定した場合に、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示することとを含み、
ここで、前記第一の画像が満たす予め設定される条件は、前記第一の画像の幅値が表示画面の表示幅値よりも大きいことと、前記第一の画像の高さ値が表示画面の表示高さ値よりも大きいこととの少なくとも一つを含む。
【0008】
第二の態様によれば、本出願の実施例は、表示制御装置を提供し、前記装置は、
第一の入力を受信するための第一の受信モジュールと、
前記第一の入力に応答して、第一の画像が予め設定される条件を満たすと決定した場合に、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示するための第一の表示モジュールとを含み、
ここで、前記第一の画像が満たす予め設定される条件は、前記第一の画像の幅値が表示画面の表示幅値よりも大きいことと、前記第一の画像の高さ値が表示画面の表示高さ値よりも大きいこととの少なくとも一つを含む。
【0009】
第三の態様によれば、本出願の実施例は、電子機器を提供し、この電子機器は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0010】
第四の態様によれば、本出願の実施例は、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体にはプログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0011】
第五の態様によれば、本出願の実施例は、チップを提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行して、第一の態様に記載の方法を実現するために用いられる。
【0012】
第六の態様によれば、コンピュータプログラム/プログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム/プログラム製品が非揮発性の記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0013】
第七の態様によれば、電子機器を提供し、この電子機器は、第一の態様に記載の方法のステップを実行するように構成される。
【発明の効果】
【0014】
本出願の実施例では、第一の入力を受信する時、前記第一の入力に応答して、前記第一の画像が前記予め設定される条件を満たすと決定した場合に、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示する。サムネイルの形式で前記第一の画像を表示することに比べて、前記第一の画像の局所画像を表示することは、ユーザが画像に拡大の操作を実行することを必要とせず、且つ前記第一の画像のサムネイルによってユーザが前記第一の画像の完全な画像コンテンツを閲覧するように誘導することができ、ユーザ操作を簡略化した。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本出願の実施例による表示制御方法のフローチャートのその一である。
図2】本出願の実施例による表示インタフェースの概略図のその一である。
図3】本出願の実施例による表示インタフェースの概略図のその二である。
図4a】本出願の実施例による表示インタフェースの概略図のその三である。
図4b】本出願の実施例による表示インタフェースの概略図のその四である。
図4c】本出願の実施例による表示インタフェースの概略図のその五である。
図5】本出願の実施例による表示インタフェースの概略図のその六である。
図6】本出願の実施例による表示制御方法のフローチャートのその二である。
図7】本出願の実施例による表示制御方法のフローチャートのその三である。
図8】本出願の実施例による表示制御装置の構造図である。
図9】本出願の実施例による電子機器の構造図のその一である。
図10】本出願の実施例による電子機器の構造図のその二である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭に記述する。明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者により得られるすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0017】
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用される用語は、適切な場合に交換可能であり、それにより本出願の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能であり、且つ「第一」、「第二」などによって区別される対象は、一般的には同一種類であり、対象の個数を限定せず、例えば第一の対象は、一つであってもよく、複数であってもよい。なお、明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「/」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0018】
以下では、図面を結び付けながら、具体的な実施例及びその応用シナリオによって本出願の実施例による表示制御方法を詳細に説明する。
【0019】
図1は、本出願の実施例による表示制御方法のフローチャートである。説明すべきこととして、前記表示制御方法は、電子機器によって実行されてもよく、ここで電子機器を実行本体として、前記表示制御方法について説明する。
【0020】
図1に示すように、前記方法は、以下のステップを含む。
【0021】
ステップ101、第一の入力を受信する。
【0022】
具体的に実現する時、前記第一の入力は、前記第一の画像を表示するための任意の入力であってもよい。選択的に、前記第一の入力は、写真を撮る機能をトリガーするための入力、スクリーンキャプチャ機能をトリガーするための入力、画像閲覧機能をトリガーするための入力という三つの実現形式を含む。以下では、上記三つの実現形式について以下のように具体的に説明する。
【0023】
第一種の実現形式では、前記第一の入力は、写真を撮る機能をトリガーするための入力であり、前記第一の入力に応答して、電子機器のカメラは、現在のプレビュー画像を収集して前記第一の画像を生成し、表示する。本実現形式では、前記第一の入力は、写真を撮る機能コントロール又はボタンに作用するクリック入力、ダブルクリック入力、長押し入力又はスライド入力などであってもよく、ユーザが実行する特定のジェスチャ入力であってもよく、具体的には実際の状況に応じて決めることができ、本出願の実施例は、ここで限定しない。
【0024】
第二種の実現形式では、前記第一の入力は、スクリーンキャプチャ機能をトリガーするための入力であり、前記第一の入力に応答して、現在のページをキャプチャして前記第一の画像を生成し、表示する。本実現形式では、前記第一の画像は、ターゲットページが表示インタフェース上に表示する局所画像であってもよく、スクロールスクリーンショット又はロングチャートスクリーンショットなどの機能に基づいてキャプチャしたターゲットページのすべての画像であってもよい。前記第一の入力は、スクリーンショット機能コントロール又はボタンに作用するクリック入力、ダブルクリック入力、長押し入力又はスライド入力などであってもよく、ユーザが実行する特定のジェスチャ入力であってもよく、具体的には実際の状況に応じて決めることができ、本出願の実施例は、ここで限定しない。
【0025】
第三種の実現形式では、前記第一の入力は、画像閲覧機能をトリガーするための入力であり、前記第一の入力に応答して、予め生成される前記第一の画像を表示する。本実現形式では、前記第一の画像は、予め写真を撮ることにより得られた画像であってもよく、予めスクリーンショットにより得られた画像であってもよく、予めマルチチャートスティッチング又は編集又は裁断により得られた画像であってもよく、ここで限定しない。前記第一の入力は、前記第一の画像のサムネイル又は前記第一の画像のファイル識別子に作用するクリック入力、ダブルクリック入力、長押し入力又はスライド入力などであってもよく、ユーザが実行する特定のジェスチャ入力であってもよく、具体的には実際の状況に応じて決めることができ、本出願の実施例は、ここで限定しない。
【0026】
ステップ102、前記第一の入力に応答して、第一の画像が予め設定される条件を満たすと決定した場合に、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示する。
【0027】
ここで、前記第一の画像が満たす予め設定される条件は、前記第一の画像の幅値が表示画面の表示幅値よりも大きいことと、前記第一の画像の高さ値が表示画面の表示高さ値よりも大きいこととの少なくとも一つを含む。
【0028】
本出願の実施例では、電子機器は、前記第一の画像が前記予め設定される条件を満たすかどうかに基づいて、前記第一の画像に対する表示方式を決定することができる。具体的には、前記第一の画像が前記予め設定される条件を満たすことは、前記第一の画像の少なくとも一つの方向におけるサイズ値が電子機器の表示画面のこの方向における表示値を超えて、電子機器の表示画面が前記第一の画像を完全に表示できなくなることとして理解されてもよい。この場合、関連技術において、図2に示すように、電子機器は、第一の画像10をサムネイル表示することができる。一方、本出願の実施例では、図3に示すように、電子機器は、現在の表示インタフェースに前記第一の画像の局所画像20を表示すると同時に、前記第一の画像のサムネイル30を表示することができる。このように、ユーザは、前記第一の画像の局所画像コンテンツを明瞭に閲覧することができ、前記第一の画像のサムネイルの誘導によって、前記第一の画像の完全な画像コンテンツを閲覧することができる。
【0029】
説明すべきこととして、電子機器の表示画面の幅と高さが等しくない場合、前記第一の画像が前記予め設定される条件を満たすかどうかは、二つのケースに分けて決定することができる。第一種のケースでは、電子機器は、縦画面で前記第一の画像を表示し、前記予め設定される条件は、前記第一の画像の幅値表示画面の短辺の表示幅値がよりも大きいことと、前記第一の画像の高さ値が表示画面の長辺の表示高さ値よりも大きいこととの少なくとも一つを満たす。第二種のケースでは、電子機器は、横画面で前記第一の画像を表示し、前記予め設定される条件は、前記第一の画像の幅値が表示画面の長辺の表示幅値よりも大きいことと、前記第一の画像の高さ値が表示画面の短辺の表示高さ値よりも大きいこととの少なくとも一つを満たす。ここで電子機器の表示画面の幅と高さが等しくなく、且つ電子機器が縦画面で前記第一の画像を表示するケースを例にして説明する。
【0030】
具体的に実現する時、電子機器は、前記第一の入力を受信した場合に、先に前記第一の画像の幅値と高さ値とを取得することができ、電子機器は、前記第一の画像の幅値と高さ値に基づいて前記第一の画像が前記予め設定される条件を満たすかどうかを決定することができる。
【0031】
以下では、前記第一の画像が前記予め設定される条件を満たす三つのケースについて以下のように具体的に説明する。
【0032】
第一種のケースでは、前記第一の画像の幅値は、表示画面の表示幅値よりも大きい。この場合、前記第一の画像は、高さ方向において完全に表示することができ、幅方向において完全に表示することができず、局所画像を表示することしかできない。例示的に、図4aに示すように、前記第一の画像を初めて表示する時、表示インタフェースに表示される局所画像20は、前記第一の画像の幅方向における第一の端の端部画像であってもよく、局所画像20は、高さ方向において完全に表示される。選択的に、前記第一の画像のサムネイルは、表示画面の左側領域又は右側領域に表示されてもよい。
【0033】
第二種のケースでは、前記第一の画像の画素高さ値は、表示画面の表示高さ値よりも大きい。この場合、前記第一の画像は、幅方向において完全に表示することができ、高さ方向において完全に表示することができず、局所画像を表示することしかできない。例示的に、図4bに示すように、前記第一の画像を初めて表示する時、表示インタフェースに表示される局所画像20は、前記第一の画像の高さ方向における第一の端の端部画像であってもよく、局所画像20は、幅方向において完全に表示される。選択的に、前記第一の画像のサムネイルは、表示画面の上側領域又は下側領域に表示されてもよい。
【0034】
第三種のケースでは、前記第一の画像の画素幅値は、表示画面の表示幅値よりも大きく、且つ前記第一の画像の画素高さ値は、表示画面の表示高さ値よりも大きい。この場合、前記第一の画像は、幅方向と高さ方向とにおいていずれも完全に表示することができず、局所画像を表示することしかできない。例示的に、図4cに示すように、前記第一の画像を初めて表示する時、表示インタフェースに表示される局所画像20は、前記第一の画像の幅方向及び高さ方向、即ち対角線方向における第一の端の端部画像であってもよく、局所画像20は、幅方向と高さ方向とにおいていずれも完全に表示されていない。選択的に、前記第一の画像のサムネイルは、表示画面の左上角領域又は右下角領域に表示されてもよい。
【0035】
説明すべきこととして、前記局所画像は、前記第一の画像のいずれか一つの端部画像ではなくてもよい。例えば前記局所画像は、前記第一の画像の中央領域の局所画像であってもよく、具体的には実際の状況に応じて決めることができ、本出願の実施例は、ここで限定しない。
【0036】
前記第一の画像のサムネイルは、前記局所画像と並べて表示されてもよい。即ち前記第一の画像のサムネイルは、前記局所画像を覆っていない。一つの選択的な実現形式では、前記第一の入力に応答して、前記第一の画像が予め設定される条件を満たすと決定した場合に、電子機器は、第一のウィンドウと第二のウィンドウとを表示してもよく、前記第一のウィンドウは、前記局所画像を表示するために用いられ、前記第二のウィンドウは、前記第一の画像のサムネイルを表示するために用いられる。図3に示すように、前記第一の画像のサムネイル30は、局所画像20の一部の領域を覆ってもよく、具体的には実際の状況に応じて決めることができ、本出願の実施例は、ここで限定しない。
【0037】
一つの選択的な実現形式では、電子機器は、前記第一の画像の画素サイズ及び電子機器の表示画面の解像度に基づいて前記予め設定される条件を満たすかどうかを決定してもよい。選択的に、以下のように決定してもよい。
【0038】
1)表示画面の表示高さ・幅比(PH/PW)又は表示幅・高さ比(PW/PH)を決定する。例示的に、電子機器の表示画面の解像度が2376*1080である場合、縦画面表示の時にPH/PW=2376/1080=2.2、PW/PH=1080/2376=0.45である。
【0039】
2)前記第一の画像の画素幅値が比較的小さい場合に、前記第一の画像の画素サイズが4032*3024であることを例にすると、電子機器は、前記第一の画像を幅方向において完全に表示することができ、即ち表示画面が前記第一の画像を幅方向において表示することを許容する画素値W’=3024であり、表示画面の表示高さ・幅比(PH/PW=2.2)に基づいて、表示画面は、前記第一の画像を高さ方向において表示することを許容する画素値H’=(PH/PW)*W’=3024*2.2=6652.8であり、前記第一の画像の画素高さ値が4032、4032<6652.8であるため、前記第一の画像の高さ値が表示画面の表示高さ値よりも小さく、前記第一の画像が高さ方向においても完全に表示することができ、前記第一の画像が前記予め設定される条件を満たさないことを示す。一方、前記第一の画像の画素高さ値が、表示画面が前記第一の画像を長手方向において表示することを許容する画素値H’よりも大きい場合、前記第一の画像の高さ値が表示画面の表示高さ値よりも大きく、前記第一の画像が高さ方向において完全に表示することができず、前記第一の画像が前記予め設定される条件を満たすことを示す。
【0040】
前記第一の画像の画素高さ値が比較的小さい場合に、前記第一の画像の画素サイズが3872*10750であることを例にすると、電子機器は、前記第一の画像を高さ方向において完全に表示することができる。即ち表示画面が前記第一の画像を高さ方向において表示することを許容する画素値H’=3872であり、表示画面の表示高さ・幅比(PH/PW=2.2)に基づいて、表示画面が前記第一の画像を幅方向において表示することを許容する画素値W’=(PW/PH)*H’=3872*0.45=1742.4であり、前記第一の画像の画素高さ値が10750であり、10750>1742.4であるため、前記第一の画像の幅値が表示画面の表示幅値よりも大きく、前記第一の画像が幅方向において完全に表示することができず、前記第一の画像が前記予め設定される条件を満たすことを示す。
【0041】
本出願の実施例による表示制御方法では、電子機器は、第一の入力を受信する時、前記第一の入力に応答して、第一の画像が前記予め設定される条件を満たすと決定した場合に、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示する。サムネイルの形式で前記第一の画像を表示することに比べて、前記第一の画像の局所画像を表示することは、ユーザが画像に拡大の操作を実行することを必要とせず、前記第一の画像の局所画像コンテンツを明瞭に閲覧することができる。なお、前記第一の画像のサムネイルによってユーザが前記第一の画像の完全な画像コンテンツを閲覧するように誘導することができ、ユーザ操作を簡略化しており、且つユーザに鮮明な画像コンテンツを閲覧させることができる。
【0042】
本出願の実施例では、選択的に、前記第一の画像のサムネイルは、フローティングコントロールの方式で表示され、前記の、第一の入力を受信した後に、前記方法は、
前記第一の入力に応答して、第一のコントロールと第二のコントロールとを表示することをさらに含み、
ここで、前記局所画像が前記第一の画像の第一の端の端部画像である場合に、前記第一のコントロールは、第一の表示状態であり、前記局所画像が前記第一の画像の第一の端の端部画像ではない場合に、前記第一のコントロールは、第二の表示状態であり、且つ前記第二の表示状態において、前記第一のコントロールは、前記局所画像を第二の端から前記第一の端の方向に切り替えるように制御するために用いられ、前記第一の端と前記第二の端とは、対向する両端であり、
前記局所画像が前記第一の画像の第二の端の端部画像である場合に、前記第二のコントロールは、第三の表示状態であり、前記局所画像が前記第一の画像の第二の端の端部画像ではない場合に、前記第二のコントロールは、第四の表示状態であり、且つ前記第四の表示状態において、前記第二のコントロールは、前記局所画像を前記第一の端から前記第二の端の方向に切り替えるように制御するために用いられる。
【0043】
本実施例では、電子機器は、前記第一の画像のサムネイルをフローティングコントロールの方式で表示し、前記第一のコントロールと前記第二のコントロールとを表示して前記第一の画像の表示を誘導し、制御する。
【0044】
具体的に実現する時、一つの選択的な実現形式では、電子機器は、前記第一の入力を受信した後に、前記第一の入力に応答して、第一のウィンドウと第二のウィンドウとを表示する。ここで、前記第一のウィンドウは、非フローティングコントロールの方式で表示され、且つ前記第一のウィンドウは、前記局所画像を表示するために用いられ、前記第二のウィンドウは、フローティングコントロールの方式で表示され、且つ前記第二のウィンドウは、前記第一の画像のサムネイルを表示するために用いられる。
【0045】
本実施例では、電子機器は、前記第一の入力を受信した後に、前記第一のコントロールと前記第二のコントロールとを表示してもよい。前記第一のコントロールは、前記第一の表示状態と前記第二の表示状態との間で切り替えてもよく、前記第二のコントロールは、前記第三の表示状態と前記第四の表示状態との間で切り替えてもよく、前記第一のコントロールと前記第二のコントロールとは、異なる表示状態で異なる機能を備える。
【0046】
ここで、前記第一の端と前記第二の端は、幅方向における対向する両端であってもよく、高さ方向における対向する両端であってもよく、幅方向及び高さ方向、即ち対角線方向における対向する両端であってもよい。具体的には、前記第一の画像がどのような予め設定される条件を満たすかに依存し、例えば前記第一の画像の幅値が表示画面の表示幅値よりも大きい場合、前記第一の端と前記第二の端は、幅方向における対向する両端であってもよい。ここで前記第一の画像の高さ値が表示画面の表示高さ値よりも大きく、即ち前記第一の端と前記第二の端が高さ方向における対向する両端である場合を例にして説明する。
【0047】
この場合、前記第一の端は、前記第一の画像の上端として理解されてもよく、前記第二の端は、前記第一の画像の下端として理解されてもよい。前記第一のコントロールが前記第一の表示状態である場合に、前記第一のコントロールは、現在表示されている局所画像が前記第一の画像の上端の端部画像であることを指示するために用いられ、前記局所画像の上方に画像コンテンツがすでに存在しなくなり、このように前記局所画像が前記第一の端から前記第二の端に切り替えるように入力制御を実行して、前記局所画像の下方の画像コンテンツを閲覧できることをユーザにプロンプトする。前記第一のコントロールが前記第二の表示状態である場合、前記第一のコントロールは、現在表示されている局所画像が前記第一の画像の上端の端部画像ではないことを指示するために用いられ、即ち前記局所画像の上方に画像コンテンツが存在し、ユーザは、前記局所画像の上方の画像コンテンツを閲覧するために、前記第一のコントロールに対して入力を実行して、前記局所画像が前記第二の端から前記第一の端に切り替えるように制御してもよい。
【0048】
前記第二のコントロールが前記第三の表示状態である場合に、前記第二のコントロールは、現在表示されている局所画像が前記第一の画像の下端の端部画像であることを指示するために用いられ、前記局所画像の下方に画像コンテンツがすでに存在しなくなり、このように前記局所画像が前記第二の端から前記第一の端に切り替えるように入力制御を実行して、前記局所画像の上方の画像コンテンツを閲覧できることをユーザにプロンプトする。前記第二のコントロールが前記第四の表示状態である場合、前記第二のコントロールは、現在表示されている局所画像が前記第一の画像の下端の端部画像ではないことを指示するために用いられ、即ち前記局所画像の下方に画像コンテンツが存在し、ユーザは、前記局所画像の下方の画像コンテンツを閲覧するために、前記第二のコントロールに対して入力を実行して、前記局所画像が前記第一の端から前記第二の端に切り替えるように制御してもよい。
【0049】
例示的に、図3に示すように、局所画像20は、前記第一の画像の上端の端部画像であり、第一のコントロール40は、前記第一の表示状態にあり、上向きの一重矢印を呈し、第二のコントロール50は、前記第四の表示状態にあり、下向きの二重矢印を呈する。
【0050】
前記局所画像が前記第一の画像の上端の端部画像でもなく、前記第一の画像の下端の端部画像でもない場合、前記第一のコントロールは、前記第二の表示状態にあり、上向きの二重矢印を呈し、且つ前記第二のコントロールは、前記第四の表示状態にあり、下向きの二重矢印を呈する。前記局所画像が前記第一の画像の下端の端部画像である場合、前記第一のコントロールは、前記第二の表示状態にあり、上向きの二重矢印を呈し、且つ前記第二のコントロールは、前記第三の表示状態にあり、下向きの一重矢印を呈する。
【0051】
本実施例では、前記第一の画像のサムネイルをフローティングコントロールの方式で表示し、前記第一のコントロールと前記第二のコントロールとを表示することにより、前記サムネイルの表示は、前記第一の画像の表示効果に影響を与えず、且つ可以前記第一のコントロールと前記第二のコントロールとにより、前記第一の画像の完全な画像コンテンツを閲覧する柔軟性と操作可能性を向上させる。
【0052】
本出願の実施例では、選択的に、前記の、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示した後に、前記方法は、
第四の入力を受信することと、
前記第四の入力に応答して、前記第一の画像が現在の表示インタフェースに表示されている局所画像を第一の局所画像から第二の局所画像に切り替え、且つ、前記第一の画像のサムネイルにおける予め設定される表示モードで表示されたサムネイル領域を第一のサムネイル領域から第二のサムネイル領域に切り替えることとをさらに含み、
ここで、前記第二の局所画像は、前記第一の局所画像と部分的に同じであり又は異なり、前記第一のサムネイル領域は、前記第一の局所画像の前記第一の画像のサムネイルにおける対応する領域であり、前記第二のサムネイル領域は、前記第二の局所画像の前記第一の画像のサムネイルにおける対応する領域である。
【0053】
本実施例では、前記局所画像の前記第一の画像のサムネイルにおける対応するサムネイル領域は、前記予め設定される表示モードで表示されてもよく、前記第一の画像のサムネイルにおける他の領域は、前記予め設定される表示モードと異なる表示モードで表示されてもよく、それによって現在表示されている前記局所画像の前記第一の画像における位置をユーザにプロンプトする。前記予め設定される表示モードで表示されたサムネイル領域は、現在表示されている局所画像の画像コンテンツの変化に伴って変化してもよい。
【0054】
具体的に実現する時、前記第四の入力は、現在の表示インタフェースに表示されている前記局所画像を切り替えるために用いられる。前記第四の入力は、前記局所画像に作用するスライド入力であってもよく、前記第四の入力は、前記第一のコントロール又は前記第二のコントロールに作用するクリック入力であってもよく、前記第四の入力は、前記第一の画像のサムネイルに作用するクリック入力又はスライド入力であってもよい。前記第四の入力の実現形式は、これらに限定されず、具体的には実際の状況に応じて決めることができ、本出願の実施例は、ここで限定しない。
【0055】
前記予め設定される表示モードは、三つの実現形式を含んでもよい。第一種は、前記局所画像に対応するサムネイル領域のエッジに予め設定される枠、例えばハイライト矩形枠を表示し、第二種は、前記局所画像に対応するサムネイル領域上に予め設定される識別子、例えば線形カーソル又は円形カーソルを表示し、第三種は、前記局所画像に対応するサムネイル領域を拡大表示する。前記予め設定される表示モードの実現形式は、これらに限定されず、具体的には実際の状況に応じて決めることができ、本出願の実施例は、ここで限定しない。
【0056】
本出願の実施例では、選択的に、前記の、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示した後に、前記方法は、
第二の入力を受信することと、
前記第二の入力に応答して、前記第一の画像において編集すべき領域を決定し、前記第一の画像において前記編集すべき領域をマークすることと、
前記編集すべき領域を編集することとをさらに含む。
【0057】
本実施例では、現在の表示インタフェースが前記第一の画像の局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示するため、ユーザは、前記第一の画像を閲覧する時、前記第二の入力を実行することによって編集すべき領域を選定することができ、それによって前記編集すべき領域を編集する。前記第一の画像をズームした後に編集を必要とする領域を閲覧する必要がなくなり、ユーザ操作を簡略化しており、画像編集の効率を向上させた。
【0058】
具体的に実現する時、選択的に、前記の、第二の入力を受信することは、
前記局所画像に対する第二の入力を受信することであって、前記編集すべき領域が前記局所画像における前記第二の入力に対応する画像領域を含むこと、又は、
前記第一の画像のサムネイルに対する第二の入力を受信することであって、前記第二の入力が前記第一の画像のサムネイルにおいて第一のサムネイル領域を決定するために用いられ、前記編集すべき領域が前記第一のサムネイル領域の前記第一の画像における対応する画像領域を含むことを含む。
【0059】
ここで、第一種の選択的な実現形式では、前記の、第二の入力を受信することは、
前記局所画像に作用する第二の入力を受信することを含み、ここで、前記編集すべき領域は、前記局所画像における前記第二の入力に対応する画像領域を含む。
【0060】
本実現形式では、前記第二の入力は、前記局所画像に作用する入力である。ユーザは、前記局所画像を閲覧する時、前記局所画像を編集したい場合、前記局所画像上で前記第二の入力を実行してもよい。電子機器は、前記第二の入力が作用する画像領域を前記編集すべき領域として決定してもよい。
【0061】
具体的に実現する時、前記第二の入力は、前記局所画像に作用するクリック入力、スライド入力、押圧入力などのうちのいずれか一つの入力であってもよく、又は様々な入力を含むジェスチャ入力であってもよく、前記第二の入力の入力形式は、電子機器システムによって設定された入力形式であってもよく、電子機器がユーザのカスタマイズ設定に基づいて決定した入力形式であってもよい。一例示的な実現形式では、図5に示すように、前記第二の入力は、局所画像20上の二つの位置に作用するクリック入力を含み、電子機器は、前記第二の入力に応答して、前記クリック入力が作用する二つの位置点を対角点として、一つの矩形画像領域を決定し、前記矩形画像領域を前記編集すべき領域としてもよい。別の例示的な実現形式では、前記第二の入力は、前記局所画像に作用するスライド入力を含み、且つ前記スライド入力のスライド軌跡は、Z字状であり、電子機器は、前記第二の入力に応答して、Z字状のスライド軌跡が高さ方向において最も遠く離れた二つの位置点から、一つの矩形画像領域を決定し、前記矩形画像領域を前記編集すべき領域としてもよい。
【0062】
第二種の選択的な実現形式では、前記の、第二の入力を受信することは、
前記第一の画像のサムネイルに作用する第二の入力を受信することを含み、前記第二の入力は、前記第一の画像のサムネイルにおいて第一のサムネイル領域を決定するために用いられ、前記編集すべき領域は、前記第一のサムネイル領域の前記第一の画像における対応する画像領域を含む。
【0063】
本実現形式では、前記第二の入力は、前記第一の画像のサムネイルに作用する入力である。ユーザが現在の表示インタフェースにおいて前記第一の画像の局所画像のみを閲覧できるため、前記第一の画像のサムネイルに作用する第二の入力によって、現在表示されている局所画像コンテンツを切り替えた後に、前記編集すべき領域を決定する必要がなく、現在のインタフェースに表示されていない画像コンテンツから編集すべき領域を迅速に決定することができ、ユーザ操作をさらに減少させ、画像編集の効率を向上させた。
【0064】
具体的に実現する時、前記第二の入力の入力形式は、電子機器システムによって設定された入力形式であってもよく、電子機器がユーザのカスタマイズ設定に基づいて決定した入力形式であってもよい。一例示的な実現形式では、前記第二の入力は、前記第一の画像のサムネイルに作用する2本指のスライド入力を含む。電子機器は、前記第二の入力に応答して、前記2本指のスライド入力の2本のスライド軌跡の終了位置点を対角点として、一つの矩形領域を決定し、前記矩形領域の前記第一の画像における対応する画像領域を前記編集すべき領域としてもよい。別の例示的な実現形式では、前記第二の入力は、前記第一の画像のサムネイルに作用するダブルクリック入力を含み、電子機器は、前記第二の入力に応答して、前記ダブルクリック入力が作用する位置点を中心として、一つの矩形領域を決定し、前記矩形領域の前記第一の画像における対応する画像領域を前記編集すべき領域としてもよい。
【0065】
本実施例では、選択的に、前記第二の入力がジェスチャ入力である場合に、前記の、第二の入力を受信する前に、前記方法は、
第三の入力を受信することと、
前記第三の入力に応答して、ターゲットジェスチャを決定することとをさらに含み、
前記の、前記第二の入力に応答して、前記第一の画像において編集すべき領域を決定し、前記第一の画像において前記編集すべき領域をマークすることは、
前記第二の入力に対応するジェスチャが前記ターゲットジェスチャにマッチングする場合に、前記第二の入力に応答して、前記第一の画像において編集すべき領域を決定し、前記第一の画像において前記編集すべき領域をマークすることを含む。
【0066】
本選択的な実現形式では、前記第三の入力は、編集すべき領域を決定するジェスチャを設定するために用いられる。つまり、ユーザは、異なるユーザのパーソナライズ需要を満たすために、編集すべき領域を決定するジェスチャをカスタマイズ設定してもよい。前記第一の画像の局所画像を表示する場合に、電子機器が設定されたターゲットジェスチャにマッチングするジェスチャを受信した場合に、現在のユーザが前記編集すべき領域を決定する必要があることを決定することができ、それによって前記ジェスチャに基づいて前記編集すべき領域を決定することができる。
【0067】
説明すべきこととして、前記編集すべき領域の数は、一つであってもよく、複数であってもよい。例えば、電子機器が前記第一の画像をスライドして、現在表示されている局所画像を切り替えることができるため、異なる局所画像を表示する時に前記第二の入力を受信することによって、複数の異なる編集すべき領域を決定することができる。又は、電子機器は、前記第一の画像のサムネイル上の異なる領域に作用する複数回の第二の入力を受信した場合に、複数の異なる編集すべき領域を決定することもできる。
【0068】
前記編集すべき領域を決定した後に、電子機器は、矩形枠などの前記編集すべき領域をマークすることにより、ユーザに編集すべき領域の位置を確認させることができる。ユーザによる前記編集すべき領域の編集操作を受信した時、前記編集すべき領域に対して落書き、枠の追加、文字の追加、フィルタの追加、美顔などの処理を実行することができる。具体的には関連技術における編集操作に対する実現を参照することができ、ここでこれ以上説明しない。
【0069】
選択的に、前記の、前記編集すべき領域を編集することは、
前記第一の画像において一つの編集すべき領域を決定する場合に、前記一つの編集すべき領域に対応する画像を含む第一の編集インタフェースを表示し、前記一つの編集すべき領域に対応する画像を編集すること、又は、
前記第一の画像において複数の編集すべき領域を決定する場合に、前記複数の編集すべき領域に対応する画像をスティッチングして得られた画像である第二の画像を含む第二の編集インタフェースを表示し、前記第二の画像を編集することを含む。
【0070】
本選択的な実現形式では、一つの編集すべき領域のみを決定する場合に、電子機器は、前記編集すべき領域に対応する画像を編集インタフェースに直接表示してもよく、複数の編集すべき領域を決定する場合に、電子機器は、前記複数の編集すべき領域を一緒に編集インタフェースに表示してもよく、例えば複数の編集すべき領域を格子状に並べて表示するか、又は前記複数の編集すべき領域をスティッチングして表示することによって、編集モードにおいて、ユーザは、前記第一の画像をスライドするか又は前記第一の画像を拡大することで、編集すべき領域を1つずつ探す必要がなく、画像の編集効率をさらに向上させた。
【0071】
又は、選択的に、前記第一の画像において複数の編集すべき領域を決定し、且つ前記複数の編集すべき領域が第一の編集すべき領域と第二の編集すべき領域とを含む場合に、前記の、前記編集すべき領域を編集することは、
第三の編集インタフェースを表示することであって、前記第三の編集インタフェースが前記第一の編集すべき領域に対応する画像と前記第一の画像のサムネイルとを含み、前記第一の画像のサムネイルが複数のポジショニング識別子を含み、一つの前記ポジショニング識別子が、一つの前記編集すべき領域に関連付けられ、且つ、一つの前記編集すべき領域に対応するサムネイル領域の前記第一の画像のサムネイルにおける位置をマークするために用いられることと、
前記第一の編集すべき領域を編集することと、
前記第二の編集すべき領域に対応するポジショニング識別子に作用する第五の入力を受信した場合に、前記第五の入力に応答して、前記第二の編集すべき領域に対応する画像と前記第一の画像のサムネイルとを含む第四の編集インタフェースを表示することと、
前記第二の編集すべき領域を編集することとを含む。
【0072】
本選択的な実現形式では、電子機器は、前記ポジショニング識別子によって、前記第一の画像のサムネイルにおいて前記編集すべき領域をマークしてもよく、前記第二の編集すべき領域に対応するポジショニング識別子に作用する第五の入力を受信した時、電子機器は、前記第二の編集すべき領域に対応する画像を表示してもよい。例示的に、前記複数の編集すべき領域は、前記第一の画像上の領域1と、領域2と、領域3とを含み、前記第三の編集インタフェースを表示する時、前記第三の編集インタフェースは、領域1に対応する画像と前記第一の画像のサムネイルとを含み、前記第一の画像のサムネイル上には、領域1に関連するポジショニング識別子1と、領域2に関連するポジショニング識別子2と、領域3に関連するポジショニング識別子3とが含まれ、ポジショニング識別子3に作用する第五の入力を受信した時、現在の表示インタフェースに表示されている画像は、領域1に対応する画像から領域3に対応する画像に切り替えられてもよい。このように、複数の編集領域を同時に表示することに比べて、単一の編集すべき領域の画像を表示する表示効果がより良く、且つ次の編集すべき領域の画像を編集する必要がある時、ポジショニング識別子によって表示された編集すべき画像を迅速に切り替えることができ、ユーザは、前記第一の画像をスライドするか又は前記第一の画像を拡大することで、編集すべき領域を1つずつ探す必要がなく、画像の編集効率をさらに向上させた。
【0073】
選択的に、前記第一の画像に複数の編集すべき領域があると決定した場合に、前記の、前記編集すべき領域を編集することは、
前記複数の編集すべき領域に対応する画像をスティッチングして、第三の画像を得ること、又は、
前記複数の編集すべき領域に対応する画像を裁断することを含む。
【0074】
本選択的な実現形式では、前記第一の画像に複数の編集すべき領域があると決定した場合に、電子機器は、ユーザが操作を実行する必要がなく、前記複数の編集すべき領域を直接スティッチング又は裁断することができ、ユーザ操作をさらに減少させ、画像の編集効率を向上させた。
【0075】
本出願の実施例では、選択的に、前記の、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示した後に、前記方法は、
前記局所画像におけるターゲットオブジェクトを識別し、前記局所画像において前記ターゲットオブジェクトの画像領域をマークすることと、
前記ターゲットオブジェクトの画像領域を編集することとをさらに含む。
【0076】
本実施例では、電子機器は、前記第一の画像におけるターゲットオブジェクトを自動的に識別して、前記ターゲットオブジェクトに基づいて編集すべき領域を決定してユーザに提供することができる。前記ターゲットオブジェクトは、前記第一の画像における人物画像、グルメなどのオブジェクトであってもよい。電子機器は、矩形枠などの前記ターゲットオブジェクトの画像領域をマークし、前記ターゲットオブジェクトの画像領域を編集可能領域とすることにより、前記ターゲットオブジェクトの画像領域を編集することができる。例示的に、ユーザが前記第一の画像における人物画像を美顔する必要がある場合、ユーザが前記第一の画像における人物画像を1つずつ探す必要がなく、電子機器が自動的に識別した人物画像に基づいて、識別されたすべての人物画像を統一的に美顔処理するか、又は一部の人物画像を選択して美顔処理することができ、ユーザ操作を減少させ、画像の編集効率を向上させた。
【0077】
以下では、本出願の実施例の一例示的な実施の形態について説明し、図6に示すように、本実施の形態の具体的なステップは、以下のとおりである。
【0078】
ステップ601、アルバムにおける画像1に作用するクリック入力を受信した時、画像1の高さ値*幅値(H*W)を取得し、及び表示画面の表示高さ値*表示幅値(PH*PW)を取得する。
【0079】
ステップ602、画像1が前記予め設定される条件を満たすかどうかを判断し、満たす場合、ステップ603を実行し、満たさない場合、ステップ609を実行する。
【0080】
画像1の高さ値*幅値が9865*3024であり、表示画面の表示高さ値*表示幅値が2376*1080であり、且つ表示画面が現在縦画面表示モードであるとすると、表示画面が画像1を完全に表示することができず、画像1が前記予め設定される条件を満たすと決定することができる。
【0081】
ステップ603、画像1を幅方向において完全に表示し、表示画面の表示スケールに基づいて、表示画面が画像1を高さ方向において表示することを許容する画素値を決定する。
【0082】
画像1を幅方向において完全に表示する。即ち表示画面が画像1を幅に表示することを許容する画素値W’=3024であり、表示画面が画像1を高さ方向において表示することを許容する画素値H’=(PH/PW)*W’=3024*2.2=6652.8である場合、前記第一の画像は、現在の表示インタフェースに6652.8*3024の局所画像を表示し、3212.2*3024の局所画像は、表示されない。
【0083】
ステップ604、表示インタフェースに前記局所画像を表示し、前記局所画像の上方にフローティングコントロールの方式で画像1のサムネイルを表示する。
【0084】
図3に示すように、サムネイル30は、フローティングコントロールの方式で表示インタフェースの右側に表示される。サムネイル30を初めてロードする時、サムネイル30の頂部に上向きのフリッカ矢印を追加し、サムネイル30の底部に下向きのフリッカ矢印を追加して、画像1の表示が不完全であり、現在の表示インタフェースに局所画像のみが表示されていることをユーザにプロンプトする。現在画面上に表示されている局所画像20に基づいて、サムネイル30において矩形枠で局所画像20に対応するサムネイル領域を強調表示する。局所画像20が画像1の上端の端部画像である場合、サムネイル30の下方の一重矢印を二重矢印に切り替えて、前記局所画像を上から下に切り替えるように入力制御を実行して、下方に表示されない画像コンテンツを閲覧できることをユーザにプロンプトする。局所画像20が画像1の上端の端部画像でもなく、下端の端部画像でもない場合、サムネイル30の上方と下方との一重矢印をいずれも二重矢印に切り替えて、前記局所画像を上から下に切り替え、又は下から上に切り替えるように入力制御を実行して、下方又は上方に表示されない画像コンテンツを閲覧できることをユーザにプロンプトする。局所画像20が画像1の下端の端部画像である場合、サムネイル30の上方の一重矢印を二重矢印に切り替えて、前記局所画像を下から上に切り替えるように入力制御を実行して、上方に表示されない画像コンテンツを閲覧できることをユーザにプロンプトする。
【0085】
ステップ605、前記第四の入力を受信した時、画像1を上下にスライドさせて現在の表示インタフェースに表示されている局所画像を切り替え、且つ画像1のサムネイル上の矩形枠で選択されたサムネイル領域もリアルタイムで変化する。
【0086】
ステップ606、前記第二の入力を受信した時、画像1において編集すべき領域を決定する。
【0087】
本実施の形態では、前記第二の入力の入力ジェスチャは、電子機器システムのデフォルト設定である。図5に示すように、システムによってデフォルトで設定された入力ジェスチャは、ユーザが指で局所画像20における上下対角の二つの位置点を同時に押すものである。具体的には、右手の親指で局所画像20の左下角の位置点を押すと同時に、右手の中指で局所画像20の右上角の位置点を押して、編集すべき領域を選定する。
【0088】
ステップ607、選定された編集すべき領域を編集する。
【0089】
編集すべき領域を選定した後に編集モードに直接入ってもよく、ユーザは、編集インタフェースにおいて追加の記載、枠の追加、文字の追加、裁断などの編集操作を実行して、編集すべき領域を処理してもよい。
【0090】
ステップ608、編集後の画像を保存する。
【0091】
編集後の画像を保存した後に、ソーシャルプラットフォームに共有する必要がある場合、編集後の局所領域を単独の画像として生成して共有し、又は編集後の画像1を共有してもよい。ソーシャルプラットフォームに共有する必要がない場合、ステップ605を繰り返して実行し、画像1を編集後の画像に対応する位置に移動させる。
【0092】
説明すべきこととして、ステップ606における前記第二の入力の入力方式は、ユーザによってカスタマイズ設定されてもよく、図7に示すように、具体的なステップは、以下のとおりである。
【0093】
ステップ701、ユーザの第三の入力を受信し、前記第三の入力は、ターゲットジェスチャを決定するために用いられる。
【0094】
本実施の形態では、前記第二の入力の入力ジェスチャは、ユーザのカスタマイズ設定である。例えば、ユーザは、先に前記局所画像の左上角を長押しし、そしてスライドしてZ型弧形を描き、Z型弧形の上下位置から編集すべき領域を得る。
【0095】
ステップ702、前記ターゲットジェスチャにマッチングするジェスチャ入力を受信した時、画像1において編集すべき領域を決定する。
【0096】
ステップ703、選定された編集すべき領域を編集する。
【0097】
編集すべき領域を選定した後に編集モードに直接入ってもよく、ユーザは、編集インタフェースにおいて落書き、枠の追加、文字の追加、裁断などの編集操作を実行して、編集すべき領域を処理してもよい。
【0098】
ステップ704、編集後の画像を保存する。
【0099】
編集後の画像を保存した後に、ソーシャルプラットフォームに共有する必要がある場合、編集後の局所領域を単独の画像として生成して共有し、又は編集後の画像1を共有してもよい。ソーシャルプラットフォームに共有する必要がない場合、ステップ605を繰り返して実行し、画像1を編集後の画像に対応する位置に移動させる。
【0100】
以上をまとめると、本出願の実施例による表示制御方法では、電子機器は、第一の入力を受信する時、前記第一の入力に応答して、第一の画像が前記予め設定される条件を満たすと決定した場合に、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示する。サムネイルの形式で前記第一の画像を表示することに比べて、前記第一の画像の局所画像を表示することは、ユーザが画像に拡大の操作を実行することを必要とせず、前記第一の画像の局所画像コンテンツを明瞭に閲覧することができる。なお、前記第一の画像のサムネイルによってユーザが前記第一の画像の完全な画像コンテンツを閲覧するように誘導することができ、ユーザ操作を簡略化しており、且つユーザに鮮明な画像コンテンツを閲覧させることができる。
【0101】
説明すべきこととして、本出願の実施例による表示制御方法では、実行本体は、表示制御装置、又はこの表示制御装置における表示制御方法を実行するための制御モジュールであってもよい。本出願の実施例では、表示制御装置が表示制御方法を実行することを例にして、本出願の実施例による表示制御装置を説明する。
【0102】
図8は、本出願の実施例による表示制御装置の構造図である。
【0103】
図8に示すように、表示制御装置800は、
第一の入力を受信するための第一の受信モジュール801と、
前記第一の入力に応答して、第一の画像が予め設定される条件を満たすと決定した場合に、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示するための第一の表示モジュール802とを含み、
ここで、前記第一の画像が満たす予め設定される条件は、前記第一の画像の幅値が表示画面の表示幅値よりも大きいことと、前記第一の画像の高さ値が表示画面の表示高さ値よりも大きいこととの少なくとも一つを含む。
【0104】
選択的に、前記第一の画像のサムネイルは、フローティングコントロールの方式で表示され、前記装置は、
前記第一の入力に応答して、第一のコントロールと第二のコントロールとを表示するための第二の表示モジュールをさらに含み、
ここで、前記局所画像が前記第一の画像の第一の端の端部画像である場合に、前記第一のコントロールは、第一の表示状態であり、前記局所画像が前記第一の画像の第一の端の端部画像ではない場合に、前記第一のコントロールは、第二の表示状態であり、且つ前記第二の表示状態において、前記第一のコントロールは、前記局所画像を第二の端から前記第一の端の方向に切り替えるように制御するために用いられ、前記第一の端と前記第二の端とは、対向する両端であり、
前記局所画像が前記第一の画像の第二の端の端部画像である場合に、前記第二のコントロールは、第三の表示状態であり、前記局所画像が前記第一の画像の第二の端の端部画像ではない場合に、前記第二のコントロールは、第四の表示状態であり、且つ前記第四の表示状態において、前記第二のコントロールは、前記局所画像を前記第一の端から前記第二の端の方向に切り替えるように制御するために用いられる。
【0105】
選択的に、表示制御装置800は、
第二の入力を受信するための第二の受信モジュールと、
前記第二の入力に応答して、前記第一の画像において編集すべき領域を決定し、前記第一の画像において前記編集すべき領域をマークするための第一の決定モジュールと、
前記編集すべき領域を編集するための第一の編集モジュールとをさらに含む。
【0106】
選択的に、前記第二の受信モジュールは具体的に、
前記局所画像に作用する第二の入力を受信することであって、前記編集すべき領域が前記局所画像における前記第二の入力に対応する画像領域を含むこと、又は、
前記第一の画像のサムネイルに作用する第二の入力を受信することであって、前記第二の入力が前記第一の画像のサムネイルにおいて第一のサムネイル領域を決定するために用いられ、前記編集すべき領域が前記第一のサムネイル領域の前記第一の画像における対応する画像領域を含むことに用いられる。
【0107】
選択的に、前記第一の編集モジュールは具体的に、
前記第一の画像において一つの編集すべき領域を決定する場合に、前記一つの編集すべき領域に対応する画像を含む第一の編集インタフェースを表示し、前記一つの編集すべき領域に対応する画像を編集すること、又は、
前記第一の画像において複数の編集すべき領域を決定する場合に、前記複数の編集すべき領域に対応する画像をスティッチングして得られた画像である第二の画像を含む第二の編集インタフェースを表示し、前記第二の画像を編集することに用いられる。
【0108】
選択的に、表示制御装置800は、
第三の入力を受信するための第三の受信モジュールと、
前記第三の入力に応答して、ターゲットジェスチャを決定するための第二の決定モジュールとをさらに含み、
前記第一の決定モジュールは具体的に、
前記第二の入力に対応するジェスチャが前記ターゲットジェスチャにマッチングする場合に、前記第二の入力に応答して、前記第一の画像において編集すべき領域を決定し、前記第一の画像において前記編集すべき領域をマークするために用いられる。
【0109】
選択的に、表示制御装置800は、
前記局所画像におけるターゲットオブジェクトを識別し、前記局所画像において前記ターゲットオブジェクトの画像領域をマークするための識別モジュールと、
前記ターゲットオブジェクトの画像領域を編集するための第二の編集モジュールとをさらに含む。
【0110】
本出願の実施例による表示制御装置は、第一の入力を受信する時、前記第一の入力に応答して、第一の画像が前記予め設定される条件を満たすと決定した場合に、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示する。サムネイルの形式で前記第一の画像を表示することに比べて、前記第一の画像の局所画像を表示することは、ユーザが画像に拡大の操作を実行することを必要とせず、前記第一の画像の局所画像コンテンツを明瞭に閲覧することができる。なお、前記第一の画像のサムネイルによってユーザが前記第一の画像の完全な画像コンテンツを閲覧するように誘導することができ、ユーザ操作を簡略化しており、且つユーザに鮮明な画像コンテンツを閲覧させることができる。
【0111】
本出願の実施例における表示制御装置は、装置であってもよく、端末における部材、集積回路、又はチップであってもよい。この装置は、移動電子機器であってもよく、非移動電子機器であってもよい。例示的には、移動電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピュータ、車載電子機器、ウェアラブルデバイス、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、ネットブック又はパーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)などであってもよく、非移動電子機器は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ(Network Attached Storage、NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer、PC)、テレビ(television、TV)、預入支払機又はセルフサービス機などであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
【0112】
本出願の実施例における表示制御装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。このオペレーティングシステムは、アンドロイド(Android)オペレーティングシステムであってもよく、iOSオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
【0113】
本出願の実施例による表示制御装置は、図1から図7の方法の実施例により実現される各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0114】
選択的に、図9に示すように、本出願の実施例は、電子機器900をさらに提供し、プロセッサ910と、メモリ909と、メモリ909に記憶されており、且つ前記プロセッサ910上で運行できるプログラム又は命令とを含み、このプログラム又は命令がプロセッサ910により実行される時、上記表示制御方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0115】
説明すべきこととして、本出願の実施例における電子機器は、以上に記載の移動電子機器と非移動電子機器を含む。
【0116】
図10は、本出願の実施例の電子機器を実現するハードウェア構造概略図である。
【0117】
この電子機器1000は、無線周波数ユニット1001、ネットワークモジュール1002、オーディオ出力ユニット1003、入力ユニット1004、センサ1005、表示ユニット1006、ユーザ入力ユニット1007、インターフェースユニット1008、メモリ1009、及びプロセッサ1010などの部材を含むが、それらに限らない。
【0118】
当業者であれば理解できるように、電子機器1000は、各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよい。電源は、電源管理システムによってプロセッサ1010にロジック的に接続されてもよく、それにより電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。図10に示す電子機器構造は、電子機器に対する限定を構成せず、電子機器は、図示された部材の数よりも多く又は少ない部材、又はいくつかの部材の組み合わせ、又は異なる部材の配置を含んでもよく、ここでこれ以上説明しない。
【0119】
ここで、ユーザ入力ユニット1007は、第一の入力を受信するために用いられ、
前記第一の入力に応答して、プロセッサ1010が第一の画像が予め設定される条件を満たすと決定した場合に、表示ユニット1006は、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示するために用いられ、
ここで、前記第一の画像が満たす予め設定される条件は、前記第一の画像の幅値が表示画面の表示幅値よりも大きいことと、前記第一の画像の高さ値が表示画面の表示高さ値よりも大きいこととの少なくとも一つを含む。
【0120】
選択的に、前記第一の画像のサムネイルは、フローティングコントロールの方式で表示され、
表示ユニット1006はさらに、前記第一の入力に応答して、第一のコントロールと第二のコントロールとを表示するために用いられ、
ここで、前記局所画像が前記第一の画像の第一の端の端部画像である場合に、前記第一のコントロールは、第一の表示状態であり、前記局所画像が前記第一の画像の第一の端の端部画像ではない場合に、前記第一のコントロールは、第二の表示状態であり、且つ前記第二の表示状態において、前記第一のコントロールは、前記局所画像を第二の端から前記第一の端の方向に切り替えるように制御するために用いられ、前記第一の端と前記第二の端とは、対向する両端であり、
前記局所画像が前記第一の画像の第二の端の端部画像である場合に、前記第二のコントロールは、第三の表示状態であり、前記局所画像が前記第一の画像の第二の端の端部画像ではない場合に、前記第二のコントロールは、第四の表示状態であり、且つ前記第四の表示状態において、前記第二のコントロールは、前記局所画像を前記第一の端から前記第二の端の方向に切り替えるように制御するために用いられる。
【0121】
選択的に、ユーザ入力ユニット1007はさらに、第二の入力を受信するために用いられ、
プロセッサ1010は、前記第二の入力に応答して、前記第一の画像において編集すべき領域を決定し、前記第一の画像において前記編集すべき領域をマークするために用いられ、
プロセッサ1010はさらに、前記編集すべき領域を編集するために用いられる。
【0122】
選択的に、ユーザ入力ユニット1007は具体的に、前記局所画像に作用する第二の入力を受信するために用いられ、ここで、前記編集すべき領域は、前記局所画像における前記第二の入力に対応する画像領域を含み、又は、
ユーザ入力ユニット1007は具体的に、前記第一の画像のサムネイルに作用する第二の入力を受信するために用いられ、前記第二の入力は、前記第一の画像のサムネイルにおいて第一のサムネイル領域を決定するために用いられ、前記編集すべき領域は、前記第一のサムネイル領域の前記第一の画像における対応する画像領域を含む。
【0123】
選択的に、表示ユニット1006はさらに、前記第一の画像において一つの編集すべき領域を決定する場合に、前記一つの編集すべき領域に対応する画像を含む第一の編集インタフェースを表示するために用いられ、プロセッサ1010は具体的に、前記一つの編集すべき領域に対応する画像を編集するために用いられ、又は
表示ユニット1006はさらに、前記第一の画像において複数の編集すべき領域を決定する場合に、前記複数の編集すべき領域に対応する画像をスティッチングして得られた画像である第二の画像を含む第二の編集インタフェースを表示するために用いられ、プロセッサ1010は具体的に、前記第二の画像を編集するために用いられる。
【0124】
選択的に、ユーザ入力ユニット1007はさらに、第三の入力を受信するために用いられ、
プロセッサ1010はさらに、前記第三の入力に応答して、ターゲットジェスチャを決定するために用いられ、
プロセッサ1010は具体的に、
前記第二の入力に対応するジェスチャが前記ターゲットジェスチャにマッチングする場合に、前記第二の入力に応答して、前記第一の画像において編集すべき領域を決定し、前記第一の画像において前記編集すべき領域をマークするために用いられる。
【0125】
選択的に、プロセッサ1010はさらに、前記局所画像におけるターゲットオブジェクトを識別し、前記局所画像において前記ターゲットオブジェクトの画像領域をマークすることと、
前記ターゲットオブジェクトの画像領域を編集することとに用いられる。
【0126】
本出願の実施例による電子機器は、第一の入力を受信する時、第一の入力に応答して、前記第一の画像が前記予め設定される条件を満たすと決定した場合に、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示する。サムネイルの形式で前記第一の画像を表示することに比べて、前記第一の画像の局所画像を表示することは、ユーザが画像に拡大の操作を実行することを必要とせず、前記第一の画像の局所画像コンテンツを明瞭に閲覧することができる。なお、前記第一の画像のサムネイルによってユーザが前記第一の画像の完全な画像コンテンツを閲覧するように誘導することができ、ユーザ操作を簡略化しており、且つユーザに鮮明な画像コンテンツを閲覧させることができる。
【0127】
理解すべきこととして、本出願の実施例では、入力ユニット1004は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)10041とマイクロホン10042を含んでもよく、グラフィックスプロセッサ10041は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。表示ユニット1006は、表示パネル10061を含んでもよく、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオードなどの形式で表示パネル10061が構成されてもよい。ユーザ入力ユニット1007は、タッチパネル10071及び他の入力機器10072を含む。タッチパネル10071は、タッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル10071は、タッチ検出装置とタッチコントローラという二つの部分を含んでもよい。他の入力機器10072は、物理的キーボード、機能キー(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らず、ここでこれ以上説明しない。メモリ1009は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いられてもよく、アプリケーションプログラムとオペレーティングシステムとを含むが、それらに限らない。プロセッサ1010は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを統合してもよい。ここで、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーションプログラムなどを処理するためのものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するためのものである。上記モデムプロセッサは、プロセッサ1010に統合されなくてもよい。
【0128】
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記表示制御方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0129】
ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載の電子機器におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ可読記憶媒体、例えばコンピュータリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
【0130】
本出願の実施例は、チップをさらに提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、上記表示制御方法の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0131】
理解すべきこととして、本出願の実施例に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。
【0132】
本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラム製品が非揮発性の記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、上記表示制御方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0133】
本出願の実施例は、電子機器をさらに提供し、上記のような表示制御方法の実施例の各プロセスを実行するように構成され、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0134】
説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「・・・を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。なお、指摘すべきこととして、本出願の実施の形態における方法と装置の範囲は、図示又は討論された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行することができるとともに、様々なステップを追加、省略又は組み合わせることができる。また、いくつかの例を参照して記述された特徴は、他の例で組み合わせられることができる。
【0135】
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されることができる。無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者は、より好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案が実質には又は従来の技術に寄与した部分は、コンピュータソフトウェア製品の形式で具現化されてもよく、このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器などであってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。
【0136】
以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施の形態に限らない。上記の具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆で、本出願の趣旨と特許請求の範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、いずれも本出願の保護範囲に属する。
図1
図2
図3
図4a
図4b
図4c
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【手続補正書】
【提出日】2023-12-15
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示制御方法であって、
第一の入力を受信することと、
前記第一の入力に応答して、第一の画像が予め設定される条件を満たすと決定した場合に、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示することとを含み、
前記第一の画像が満たす予め設定される条件は、前記第一の画像の幅値が表示画面の表示幅値よりも大きいことと、前記第一の画像の高さ値が表示画面の表示高さ値よりも大きいこととの少なくとも一つを含む、表示制御方法。
【請求項2】
前記第一の画像のサムネイルは、フローティングコントロールの方式で表示され、第一の入力を受信した後に、前記表示制御方法は、
前記第一の入力に応答して、第一のコントロールと第二のコントロールとを表示することをさらに含み、
前記局所画像が前記第一の画像の第一の端の端部画像である場合に、前記第一のコントロールは、第一の表示状態であり、前記局所画像が前記第一の画像の第一の端の端部画像ではない場合に、前記第一のコントロールは、第二の表示状態であり、且つ前記第二の表示状態において、前記第一のコントロールは、前記局所画像を第二の端から前記第一の端の方向に切り替えるように制御するために用いられ、前記第一の端と前記第二の端とは、対向する両端であり、
前記局所画像が前記第一の画像の第二の端の端部画像である場合に、前記第二のコントロールは、第三の表示状態であり、前記局所画像が前記第一の画像の第二の端の端部画像ではない場合に、前記第二のコントロールは、第四の表示状態であり、且つ前記第四の表示状態において、前記第二のコントロールは、前記局所画像を前記第一の端から前記第二の端の方向に切り替えるように制御するために用いられる、請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項3】
前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示した後に、前記表示制御方法は、
第二の入力を受信することと、
前記第二の入力に応答して、前記第一の画像において編集すべき領域を決定し、前記第一の画像において前記編集すべき領域をマークすることと、
前記編集すべき領域を編集することとをさらに含む、請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項4】
第二の入力を受信することは、
前記局所画像に対する第二の入力を受信することであって、前記編集すべき領域が前記局所画像における前記第二の入力に対応する画像領域を含むこと、又は、
前記第一の画像のサムネイルに対する第二の入力を受信することであって、前記第二の入力が前記第一の画像のサムネイルにおいて第一のサムネイル領域を決定するために用いられ、前記編集すべき領域が前記第一のサムネイル領域の前記第一の画像における対応する画像領域を含むことを含む、請求項3に記載の表示制御方法。
【請求項5】
前記編集すべき領域を編集することは、
前記第一の画像において一つの編集すべき領域を決定する場合に、前記一つの編集すべき領域に対応する画像を含む第一の編集インタフェースを表示し、前記一つの編集すべき領域に対応する画像を編集すること、又は、
前記第一の画像において複数の編集すべき領域を決定する場合に、前記複数の編集すべき領域に対応する画像をスティッチングして得られた画像である第二の画像を含む第二の編集インタフェースを表示し、前記第二の画像を編集することを含む、請求項3に記載の表示制御方法。
【請求項6】
前記第二の入力がジェスチャ入力である場合に、第二の入力を受信する前に、前記表示制御方法は、
第三の入力を受信することと、
前記第三の入力に応答して、ターゲットジェスチャを決定することとをさらに含み、
前記第二の入力に応答して、前記第一の画像において編集すべき領域を決定し、前記第一の画像において前記編集すべき領域をマークすることは、
前記第二の入力に対応するジェスチャが前記ターゲットジェスチャにマッチングする場合に、前記第二の入力に応答して、前記第一の画像において編集すべき領域を決定し、前記第一の画像において前記編集すべき領域をマークすることを含む、請求項3に記載の表示制御方法。
【請求項7】
前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示した後に、前記表示制御方法は、
前記局所画像におけるターゲットオブジェクトを識別し、前記局所画像において前記ターゲットオブジェクトの画像領域をマークすることと、
前記ターゲットオブジェクトの画像領域を編集することとをさらに含む、請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項8】
表示制御装置であって、
第一の入力を受信するための第一の受信モジュールと、
前記第一の入力に応答して、第一の画像が予め設定される条件を満たすと決定した場合に、前記第一の画像における局所画像と前記第一の画像のサムネイルとを表示するための第一の表示モジュールとを含み、
前記第一の画像が満たす予め設定される条件は、前記第一の画像の幅値が表示画面の表示幅値よりも大きいことと、前記第一の画像の高さ値が表示画面の表示高さ値よりも大きいこととの少なくとも一つを含む、表示制御装置。
【請求項9】
前記第一の画像のサムネイルは、フローティングコントロールの方式で表示され、前記表示制御装置は、
前記第一の入力に応答して、第一のコントロールと第二のコントロールとを表示するための第二の表示モジュールをさらに含み、
前記局所画像が前記第一の画像の第一の端の端部画像である場合に、前記第一のコントロールは、第一の表示状態であり、前記局所画像が前記第一の画像の第一の端の端部画像ではない場合に、前記第一のコントロールは、第二の表示状態であり、且つ前記第二の表示状態において、前記第一のコントロールは、前記局所画像を第二の端から前記第一の端の方向に切り替えるように制御するために用いられ、前記第一の端と前記第二の端とは、対向する両端であり、
前記局所画像が前記第一の画像の第二の端の端部画像である場合に、前記第二のコントロールは、第三の表示状態であり、前記局所画像が前記第一の画像の第二の端の端部画像ではない場合に、前記第二のコントロールは、第四の表示状態であり、且つ前記第四の表示状態において、前記第二のコントロールは、前記局所画像を前記第一の端から前記第二の端の方向に切り替えるように制御するために用いられる、請求項8に記載の表示制御装置。
【請求項10】
前記表示制御装置は、
第二の入力を受信するための第二の受信モジュールと、
前記第二の入力に応答して、前記第一の画像において編集すべき領域を決定し、前記第一の画像において前記編集すべき領域をマークするための第一の決定モジュールと、
前記編集すべき領域を編集するための第一の編集モジュールとをさらに含む、請求項8に記載の表示制御装置。
【請求項11】
前記第二の受信モジュールは、
前記局所画像に作用する第二の入力を受信することであって、前記編集すべき領域が前記局所画像における前記第二の入力に対応する画像領域を含むこと、又は、
前記第一の画像のサムネイルに作用する第二の入力を受信することであって、前記第二の入力が前記第一の画像のサムネイルにおいて第一のサムネイル領域を決定するために用いられ、前記編集すべき領域が前記第一のサムネイル領域の前記第一の画像における対応する画像領域を含むことに用いられる、請求項10に記載の表示制御装置。
【請求項12】
前記第一の編集モジュールは、
前記第一の画像において一つの編集すべき領域を決定する場合に、前記一つの編集すべき領域に対応する画像を含む第一の編集インタフェースを表示し、前記一つの編集すべき領域に対応する画像を編集すること、又は、
前記第一の画像において複数の編集すべき領域を決定する場合に、前記複数の編集すべき領域に対応する画像をスティッチングして得られた画像である第二の画像を含む第二の編集インタフェースを表示し、前記第二の画像を編集することに用いられる、請求項10に記載の表示制御装置。
【請求項13】
前記表示制御装置は、
第三の入力を受信するための第三の受信モジュールと、
前記第三の入力に応答して、ターゲットジェスチャを決定するための第二の決定モジュールとをさらに含み、
前記第一の決定モジュールは、
前記第二の入力に対応するジェスチャが前記ターゲットジェスチャにマッチングする場合に、前記第二の入力に応答して、前記第一の画像において編集すべき領域を決定し、前記第一の画像において前記編集すべき領域をマークするために用いられる、請求項10に記載の表示制御装置。
【請求項14】
前記表示制御装置は、
前記局所画像におけるターゲットオブジェクトを識別し、前記局所画像において前記ターゲットオブジェクトの画像領域をマークするための識別モジュールと、
前記ターゲットオブジェクトの画像領域を編集するための第二の編集モジュールとをさらに含む、請求項8に記載の表示制御装置。
【請求項15】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含む電子機器であって、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から7のいずれか1項に記載の表示制御方法のステップを実現する、電子機器。
【国際調査報告】