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特表2024-526093チャット接続システム、方法、装置、デバイスおよび記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-17
(54)【発明の名称】チャット接続システム、方法、装置、デバイスおよび記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04L 65/60 20220101AFI20240709BHJP
   H04N 7/14 20060101ALI20240709BHJP
【FI】
H04L65/60
H04N7/14 170
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023577422
(86)(22)【出願日】2022-06-13
(85)【翻訳文提出日】2023-12-14
(86)【国際出願番号】 CN2022098368
(87)【国際公開番号】W WO2022262670
(87)【国際公開日】2022-12-22
(31)【優先権主張番号】202110660881.X
(32)【優先日】2021-06-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ツァイ,テンユェン
(72)【発明者】
【氏名】ツァオ,シァオヂョウ
(72)【発明者】
【氏名】ワン,イーシュー
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164FA09
5C164VA16P
(57)【要約】
本開示は、チャット接続システム、方法、装置、デバイスおよび記憶媒体を提供し、チャット接続被招待側はチャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続招待側からのチャット接続要求を受信し、該チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、リアルタイム連携RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュする。チャット接続招待側はRTCサーバーからのチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信すると、RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
チャット接続ビジネスサーバーと、チャット接続招待側と、チャット接続被招待側とを備え、
前記チャット接続被招待側は、前記チャット接続ビジネスサーバーを介して前記チャット接続招待側からのチャット接続要求を受信し、前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、リアルタイム連携RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュするために使用され、
前記チャット接続招待側は、前記チャット接続ビジネスサーバーからの前記チャット接続要求に対する応答メッセージを受信した後、前記RTCサーバーにチャット接続ルームへの参加要求を送信し、前記RTCサーバーからのチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信すると、前記RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュするために使用される、チャット接続システム。
【請求項2】
前記チャット接続被招待側は、さらに、前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームのレンダリングを開始するために使用される、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記チャット接続被招待側は、さらに、前記チャット接続ビジネスサーバーを介して前記チャット接続招待側からの前記チャット接続要求を受信すると、前記RTCサーバーに中止指示メッセージを送信し、前記チャット接続ビジネスサーバーを介して前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記RTCサーバーに中止解除指示メッセージに送信するために使用され、
前記中止指示メッセージは、前記RTCサーバーに、前記チャット接続被招待側に前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを送信することを中止するように指示するために使用され、前記中止解除指示メッセージは、前記RTCサーバーに、前記チャット接続被招待側に前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを送信することを開始するように指示するために使用される、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記システムは、前記RTCサーバーをさらに備え、
前記RTCサーバーは、前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを記憶し、前記チャット接続被招待側からの前記中止指示メッセージを受信すると、前記チャット接続被招待側に前記オーディオ/ビデオストリームを送信することを中止し、前記チャット接続被招待側からの前記中止解除指示メッセージを受信すると、前記チャット接続被招待側に前記オーディオ/ビデオストリームを送信することを開始するために使用される、請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記チャット接続招待側は、さらに、前記チャット接続ビジネスサーバーを介して前記チャット接続被招待側からの前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾応答を受信すると、前記RTCサーバーに第1コンカチネーション指示メッセージを送信するために使用され、前記第1コンカチネーション指示メッセージは、コンカチネーションオンを指示するために使用される、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記チャット接続被招待側は、さらに、前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記RTCサーバーに第2コンカチネーション指示メッセージを送信するために使用され、前記第2コンカチネーション指示メッセージは、コンカチネーションオンを指示するために使用される、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記チャット接続被招待側と前記チャット接続招待側はいずれもキャスタ端である、請求項1~6のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項8】
チャット接続招待側からチャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続被招待側にチャット接続要求を送信すること、
前記チャット接続被招待側が前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、リアルタイム連携RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュすること、
前記チャット接続招待側が前記チャット接続ビジネスサーバーからの前記チャット接続要求に対する応答メッセージを受信した後、前記RTCサーバーにチャット接続ルームへの参加要求を送信し、前記RTCサーバーからのチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信すると、前記RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュすることを含む、チャット接続方法。
【請求項9】
チャット接続招待側に適用されるチャット接続方法であって、
チャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続被招待側にチャット接続要求を送信すること、
前記チャット接続ビジネスサーバーからの前記チャット接続要求に対する応答メッセージを受信した後、リアルタイム連携RTCサーバーにチャット接続ルームへの参加要求を送信し、前記RTCサーバーからのチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信すると、前記RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュすること、を含むチャット接続方法。
【請求項10】
前記チャット接続ビジネスサーバーを介して前記チャット接続被招待側からの前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾応答を受信すると、前記RTCサーバーに第1コンカチネーション指示メッセージを送信することをさらに含み、前記第1コンカチネーション指示メッセージは、コンカチネーションオンを指示するために使用される、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
チャット接続被招待側に適用されるチャット接続方法であって、
チャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続招待側からのチャット接続要求を受信すること、
前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、リアルタイム連携RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュすることを含む、チャット接続方法。
【請求項12】
前記方法は、
前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームのレンダリングを開始することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記方法は、
前記チャット接続招待側からの前記チャット接続要求を受信すると、前記RTCサーバーに中止指示メッセージを送信すること、前記中止指示メッセージは前記RTCサーバーに、前記チャット接続被招待側に前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを送信することを中止するように指示するために使用され、
前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記RTCサーバーに中止解除指示メッセージに送信すること、をさらに含み、前記中止解除指示メッセージは、前記RTCサーバーに、前記チャット接続被招待側に前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを送信することを開始するように指示するために使用される、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記方法は、
前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記RTCサーバーに第2コンカチネーション指示メッセージを送信することをさらに含み、前記第2コンカチネーション指示メッセージは、コンカチネーションオンを指示するために使用される、請求項11に記載の方法。
【請求項15】
チャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続被招待側にチャット接続要求を送信するために使用される第1送信モジュールと、
前記チャット接続ビジネスサーバーからのチャット接続要求に対する応答メッセージを受信した後、リアルタイム連携RTCサーバーにチャット接続ルームへの参加要求を送信するために使用される第2送信モジュールと、
前記RTCサーバーからのチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信すると、前記RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュするために使用される第1プッシュモジュールと、を備えるチャット接続装置。
【請求項16】
チャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続招待側からのチャット接続要求を受信するために使用される第1受信モジュールと、
前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、リアルタイム連携RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュするために使用される第2プッシュモジュールと、を備える、チャット接続装置。
【請求項17】
命令が記憶されるコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令がコンピュータ装置上で実行されると、前記コンピュータ装置に請求項8~14のいずれか1項に記載の方法を実施させる、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項18】
メモリ、プロセッサ、および前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを含む装置であって、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、請求項8~14のいずれか1項に記載の方法を実現する、装置。
【請求項19】
コンピュータプログラム/命令を含むコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム/命令がプロセッサによって実行されると、請求項8~14のいずれか1項に記載の方法が実現される、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願)
本出願は、2021年06月15日に出願され、出願番号202110660881.X、発明の名称「チャット接続システム、方法、装置、デバイスおよび記憶媒体」の中国特許出願の優先権を主張し、この出願のすべての内容は参照によって本出願に組み込まれる。
(技術分野)
本開示は、データ処理の分野に関し、特に、チャット接続システム、方法、装置、デバイスおよび記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
ウェブキャスティング機能において、チャット接続はライブ放送の一般的な形態となっている。通常、チャット接続とは、キャスタ間またはキャスタと視聴者間のビデオ電話のような方法によるリアルタイム通信交流を指す。
【発明の概要】
【0003】
上記技術的問題の全部または少なくとも一部を解決するために、本開示は、チャット接続システム、方法、装置、デバイスおよび記憶媒体を提供する。
【0004】
第1態様によれば、本開示は、チャット接続システムを提供し、前記システムは、チャット接続ビジネスサーバー、チャット接続招待側およびチャット接続被招待側を備え、
前記チャット接続被招待側は、前記チャット接続ビジネスサーバーを介して前記チャット接続招待側からのチャット接続要求を受信し、前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、リアルタイム連携RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュするために使用され、
前記チャット接続招待側は、前記チャット接続ビジネスサーバーからの前記チャット接続要求に対する応答メッセージを受信した後、前記RTCサーバーにチャット接続ルームへの参加要求を送信し、前記RTCサーバーからのチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信すると、前記RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュするために使用される。
【0005】
選択可能な実施形態では、前記チャット接続被招待側は、さらに、前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームのレンダリングを開始するために使用される。
【0006】
選択可能な実施形態では、前記チャット接続被招待側は、さらに、前記チャット接続ビジネスサーバーを介して前記チャット接続招待側からのチャット接続要求を受信すると、前記RTCサーバーに中止指示メッセージを送信し、前記チャット接続ビジネスサーバーを介して前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記RTCサーバーに中止解除指示メッセージに送信するために使用され、
ここで、前記中止指示メッセージは、前記RTCサーバーに、前記チャット接続被招待側に前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを送信することを中止するように指示するために使用され、前記中止解除指示メッセージは、前記RTCサーバーに、前記チャット接続被招待側に前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを送信することを開始するように指示するために使用される。
【0007】
選択可能な実施形態では、前記システムは前記RTCサーバーをさらに備え、
前記RTCサーバーは、前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを記憶し、前記チャット接続被招待側からの前記中止指示メッセージを受信すると、前記チャット接続被招待側に前記オーディオ/ビデオストリームを送信することを中止し、前記チャット接続被招待側からの前記中止解除指示メッセージを受信すると、前記チャット接続被招待側に前記オーディオ/ビデオストリームを送信することを開始するために使用される。
【0008】
選択可能な実施形態では、前記チャット接続招待側は、さらに、前記チャット接続ビジネスサーバーを介して前記チャット接続被招待側からの前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾応答を受信すると、前記RTCサーバーに第1コンカチネーション指示メッセージを送信するために使用され、ここで、前記第1コンカチネーション指示メッセージは、コンカチネーションオンを指示するために使用される。
【0009】
選択可能な実施形態では、前記チャット接続被招待側は、さらに、前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記RTCサーバーに第2コンカチネーション指示メッセージを送信するために使用され、ここで、前記第2コンカチネーション指示メッセージは、コンカチネーションオンを指示するために使用される。
【0010】
選択可能な実施形態では、前記チャット接続被招待側と前記チャット接続招待側はいずれもキャスタ端である。
【0011】
第2態様によれば、本開示はチャット接続方法を提供し、前記チャット接続方法は、
チャット接続招待側からチャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続被招待側にチャット接続要求を送信すること、
前記チャット接続被招待側が前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、リアルタイム連携RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュすること、
前記チャット接続招待側が前記チャット接続ビジネスサーバーからの前記チャット接続要求に対する応答メッセージを受信した後、前記RTCサーバーにチャット接続ルームへの参加要求を送信し、前記RTCサーバーからのチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信すると、前記RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュすること、を含む。
【0012】
第3態様によれば、本開示はチャット接続方法を提供し、チャット接続招待側に適用され、前記方法は、
チャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続被招待側にチャット接続要求を送信すること、
前記チャット接続ビジネスサーバーからの前記チャット接続要求に対する応答メッセージを受信した後、リアルタイム連携RTCサーバーにチャット接続ルームへの参加要求を送信し、前記RTCサーバーからのチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信すると、前記RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュすること、を含む。
【0013】
選択可能な実施形態では、前記方法は、
前記チャット接続ビジネスサーバーを介して前記チャット接続被招待側からの前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾応答を受信すると、前記RTCサーバーに第1コンカチネーション指示メッセージを送信することをさらに含み、ここで、前記第1コンカチネーション指示メッセージは、コンカチネーションオンを指示するために使用される。
【0014】
第4態様によれば、本開示はチャット接続方法を提供し、チャット接続被招待側に適用され、前記方法は、
チャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続招待側からのチャット接続要求を受信すること、
前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、リアルタイム連携RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュすること、を含む。
【0015】
選択可能な実施形態では、前記方法は、
前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームのレンダリングを開始することをさらに含む。
【0016】
選択可能な実施形態では、前記方法は、
前記チャット接続招待側からのチャット接続要求を受信すると、前記RTCサーバーに中止指示メッセージを送信すること、ここで、前記中止指示メッセージは、前記RTCサーバーに、前記チャット接続被招待側に前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを送信することを中止するように指示するために使用され、
前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記RTCサーバーに中止解除指示メッセージに送信すること、をさらに含み、ここで、前記中止解除指示メッセージは、前記RTCサーバーに、前記チャット接続被招待側に前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを送信することを開始するように指示するために使用される。
【0017】
選択可能な実施形態では、前記方法は、
前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記RTCサーバーに第2コンカチネーション指示メッセージを送信することをさらに含み、ここで、前記第2コンカチネーション指示メッセージは、コンカチネーションオンを指示するために使用される。
【0018】
第5態様によれば、本開示はチャット接続装置を提供し、前記装置は、
チャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続被招待側にチャット接続要求を送信するために使用される第1送信モジュールと、
前記チャット接続ビジネスサーバーからのチャット接続要求に対する応答メッセージを受信した後、リアルタイム連携RTCサーバーにチャット接続ルームへの参加要求を送信するために使用される第2送信モジュールと、
前記RTCサーバーからのチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信すると、前記RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュするために使用される第1プッシュモジュールと、を備える。
【0019】
第6態様によれば、本開示はチャット接続装置を提供し、前記装置は、
チャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続招待側からのチャット接続要求を受信するために使用される第1受信モジュールと、
前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、リアルタイム連携RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュするために使用される第2プッシュモジュールと、を備える。
【0020】
第7態様によれば、本開示はコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体に命令が記憶され、前記命令がコンピュータ装置上で実行されると、前記コンピュータ装置に上記の方法を実施させる。
【0021】
第8態様によれば、本開示は、メモリ、プロセッサ、および前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを含む装置を提供し、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、上記の方法を実施する。
【0022】
第9態様によれば、本開示は、コンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラム/命令を含み、前記コンピュータプログラム/命令がプロセッサによって実行されると本開示の実施例に記載のチャット接続方法が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0023】
ここでの添付図面は明細書に組み込まれて明細書の一部を構成し、本開示と一致する実施例を例示し、明細書と併せて本開示の原理解釈に使用される。
【0024】
本開示の実施例または先行技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下、実施例または先行技術の説明において使用される必要のある図面を簡単に説明するが、明らかに、当業者であれば、創造的な労働をすることなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
図1】現在のウェブキャスティングのチャット接続方式中のデータ対話の概略図である。
図2】本開示の実施例が提供するチャット接続システム中のシグナリング対話の図である。
図3】本開示の実施例が提供するチャット接続システムの概略構造図である。
図4】本開示の実施例が提供するチャット接続方法のフローチャートである。
図5】本開示の実施例が提供する別のチャット接続方法のフローチャートである。
図6】本開示の実施例が提供するさらに別のチャット接続方法のフローチャートである。
図7】本開示の実施例が提供するチャット接続装置の概略構造図である。
図8】本開示の実施例が提供する別のチャット接続装置の概略構造図である。
図9】本開示の実施例が提供するチャット接続装置の概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本開示の上記目的、特徴および利点をより明確に理解するために、以下、本開示の解決策をさらに説明する。なお、矛盾しない限り、本開示の実施例および実施例中の特徴を互いに組み合わせることができることに留意されたい。
【0026】
以下の説明に、本開示を十分に理解するために多くの具体的な詳細が記載されているが、本開示は本明細書に記載されるものと異なる他の方法で実施することもでき、明らかに、本明細書における実施例は本開示の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。
【0027】
ウェブキャスティングにおいて、キャスタ間またはキャスタと視聴者間はビデオ電話のような方法でリアルタイムに通信交流することは、チャット接続とも呼ばれる。
【0028】
チャット接続効率は、チャット接続に参加するユーザの体験に影響を与える重要な要因の1つであり、特に、チャット接続被招待側のユーザにとって、チャット接続招待を受諾するために積極的にクリックした後、できるだけ早く両者チャット接続の通信対話インターフェースに入ることができることを期待する。したがって、ユーザのチャット接続体験を向上させる有効な方法の1つは、チャット接続被招待側のユーザがチャット接続招待を受諾した後の待ち時間を最小化することである。
【0029】
現在、チャット接続招待受諾操作をトリガーした後、チャット接続被招待側のユーザは、チャット接続ビジネスサーバーから応答メッセージが返されるのを待ち、リアルタイム連携RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュし、その後リアルタイム連携RTCサーバーからチャット接続招待側の最初フレームをプルするのを待ち、両者のチャット接続を実現する必要がある。
【0030】
現在、ウェブキャスティングのチャット接続方法において、チャット接続被招待側のユーザがチャット接続招待を受諾することをクリックした後、チャット接続被招待側からチャット接続ビジネスサーバーにreply(返信、リプライ)要求を送信することをトリガーし、チャット接続被招待側がチャット接続ビジネスサーバーの該reply要求に対するrelay応答を受信した後にのみ、チャット接続被招待側がRTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュし始め、チャット接続被招待側がリアルタイム連携RTCサーバーからチャット接続招待側の最初フレームをプルした後にのみ、両者のチャット接続を実現する。このように、チャット接続被招待側がチャット接続招待操作を受諾してから、チャット接続招待側の最初フレームをプルするまでの期間が長く、チャット接続被招待側のユーザの待ち時間が長くなり、ユーザのチャット接続体験に悪影響を与えることがわかる。
【0031】
キャスタ間のチャット接続を例にすると、図1に示すように、現在のウェブキャスティングのチャット接続方式中のデータ対話の概略図である。ここで、キャスタAはチャット接続ビジネスサーバーを介してキャスタBにチャット接続要求(invite(招待)メッセージ)を送信し、キャスタBはチャット接続ビジネスサーバーからのチャット接続要求を受信した後、チャット接続要求に応答してチャット接続受諾操作をトリガーすることができる。キャスタBがチャット接続受諾操作を受信すると、チャット接続ビジネスサーバーにチャット接続受諾メッセージ(reply要求)を送信し、キャスタBがチャット接続ビジネスサーバーの該チャット接続受諾メッセージに対する応答メッセージ(reply応答)を受信すると、キャスタBはRTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュし始め、RTCサーバーにコンカチネーションオン指示を送信して、RTCサーバーにコンカチネーションを開示するように指示する。
【0032】
キャスタAは、チャット接続ビジネスサーバーを介してキャスタBにチャット接続要求を送信し、チャット接続ビジネスサーバーから返される応答メッセージ(invite(招待、インバイト)応答)を受信した後、RTCサーバーのチャット接続仮想ルームへの入室を開始する。また、キャスタBがチャット接続受諾操作を受信した後チャット接続ビジネスサーバーにチャット接続受諾メッセージ(reply要求)を送信し、チャット接続ビジネスサーバーは該チャット接続受諾メッセージに対するチャット接続受諾通知メッセージ(replyメッセージ)をキャスタAに転送する。キャスタAがチャット接続ビジネスサーバーからのチャット接続受諾通知メッセージを受信すると、RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュし始め、同時にRTCサーバーにコンカチネーションオン指示を送信し、RTCサーバーにコンカチネーションを開始するように指示する。
【0033】
キャスタBがチャット接続受諾操作をトリガーした後、チャット接続ビジネスサーバーから返されるrelay(リレー)応答を待ち、relay応答を受信した後にのみRTCサーバーのプッシュを開始し、RTCサーバーから対向側のオーディオ/ビデオストリームをプルした後にのみ、両者のチャット接続を実現することができるため、キャスタBがチャット接続受諾操作をトリガーしてから両者のチャット接続までの期間が長く、キャスタBのチャット接続体験に悪影響を与える。
【0034】
このため、本開示の実施例は、チャット接続システムを提供し、図2を参照すると、本開示の実施例が提供するチャット接続システム中のシグナリング対話図であり、ここで、チャット接続被招待側(キャスタB)がチャット接続受諾操作を受信した直後、RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュし始めるため、キャスタBはRTCサーバーに早期にプッシュすることができる。また、チャット接続招待側(キャスタA)がチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信した直後、RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュし始める。キャスタBがRTCサーバーにプッシュすると、RTCサーバーからキャスタAのオーディオ/ビデオストリームの最初フレームをプルでき、両者のチャット接続を実現することができる。
【0035】
このことから分かるように、本開示の実施例が提供するチャット接続システム中のキャスタAとキャスタBは両方ともRTCサーバーに早期にプッシュすることができるため、キャスタBがチャット接続受諾操作をトリガーしてから両者のチャット接続までの期間が短くなり、キャスタBの最初フレーム経過時間を短縮し、キャスタBのチャット接続体験を向上させることができる。
【0036】
これに基づいて、本開示の実施例はチャット接続システムを提供し、図3を参照すると、本開示の実施例が提供するチャット接続システムの構造概略図であり、ここで、チャット接続システム300は、チャット接続ビジネスサーバー301、チャット接続招待側302およびチャット接続被招待側303を備え、
前記チャット接続被招待側303は、前記チャット接続ビジネスサーバー301を介して前記チャット接続招待側302からのチャット接続要求を受信し、前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、リアルタイム連携RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュするために使用される。
【0037】
前記チャット接続招待側302は、前記チャット接続ビジネスサーバー301からの前記チャット接続要求に対する応答メッセージを受信した後、前記RTCサーバーにチャット接続ルームへの参加要求を送信し、前記RTCサーバーからのチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信すると、前記RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュするために使用される。
【0038】
本開示の実施例では、チャット接続要求は、チャット接続招待側のチャット接続招待を受諾するようにチャット接続被招待側に要求するために使用される。具体的に、チャット接続招待側はチャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続被招待側にチャット接続要求を送信し、チャット接続招待を受諾するようにチャット接続被招待側に要求する。
【0039】
チャット接続被招待側がチャット接続要求を受信した後、該チャット接続要求に応じてチャット接続受諾操作またはチャット接続拒否操作をトリガーすることができる。チャット接続被招待側は、チャット接続被招待側の該チャット接続要求に対してトリガーしたチャット接続受諾操作を受信すると、チャット接続被招待側はチャット接続ビジネスサーバーにチャット接続受諾メッセージを送信する同時に、リアルタイム連携RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュすることを開始する。
【0040】
このように、本開示の実施例中のチャット接続被招待側は、チャット接続ビジネスサーバーのチャット接続受諾メッセージに対する応答メッセージを待つ必要がなく、RTCサーバーにプッシュすることができ、早期にプッシュすることができる。このとき、チャット接続被招待側が対向側のオーディオ/ビデオストリームをプルできれば、チャット接続被招待側は、チャット接続受諾操作をトリガーした後、迅速なチャット接続を実現でき、ユーザ体験が向上する。
【0041】
本開示の実施例では、チャット接続招待側がチャット接続ビジネスサーバーにチャット接続要求を送信し、該チャット接続要求の受信に成功したことに対する応答メッセージを受信した後、チャット接続招待側はRTCサーバーにチャット接続ルームへの参加要求を送信し、チャット接続仮想ルームへの参加を申請する。一旦、チャット接続招待側がRTCサーバーからのチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信すると、チャット接続招待側がチャット接続仮想ルームに加入したことを示し、チャット接続招待側はRTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュすることを開始することができる。
【0042】
このように、本開示の実施例では、チャット接続招待側は、チャット接続ビジネスサーバーからのチャット接続要求に対するチャット接続受諾通知メッセージを待つ必要もなく、RTCサーバーにプッシュすることができ、チャット接続招待側からRTCにオーディオ/ビデオストリームをプッシュするタイミングを進めることができる。
【0043】
本開示の実施例中のチャット接続招待側は、チャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信した直後、RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュするため、チャット接続被招待側がチャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、RTCサーバーにプッシュすることができるだけでなく、RTCサーバーからチャット接続招待側のオーディオ/ビデオストリームをプルでき、チャット接続被招待側の最初フレームの待ち時間を短縮し、チャット接続被招待側におけるユーザのチャット接続体験が向上する。
【0044】
また、チャット接続招待側はRTCサーバーにプッシュするタイミングを進めるため、チャット接続被招待側がRTCサーバーにプッシュした後、チャット接続招待側がRTCサーバーから対向側のオーディオ/ビデオストリームをプルでき、同様に、チャット接続招待側の最初フレームの待ち時間を短縮し、チャット接続招待側におけるユーザのチャット接続体験が向上する。
【0045】
実際応用では、チャット接続招待側がチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信すると、RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュすることを開始し、チャット接続被招待側がチャット接続受諾操作を受信する前に、すなわち、チャット接続被招待側がチャット接続に同意する前に、チャット接続招待側からのオーディオ/ビデオストリームを受信する可能性があり、その結果、チャット接続被招待側のユーザ体験が悪くなる。
【0046】
このため、本開示の実施例が提供するチャット接続システムは、上記内容のための機能最適化を必要とし、選択可能な実施形態では、チャット接続被招待側はチャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信しない場合、チャット接続被招待側がプルした対向側のオーディオ/ビデオストリームをミュート(mute)する。具体的に、チャット接続被招待側がチャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信しないと、プルしたチャット接続招待側のオーディオ/ビデオストリームをレンダリングせず、前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームをレンダリングしてチャット接続を実現する。
【0047】
このように、本開示の実施例では、チャット接続被招待側がチャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信する場合のみ、チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームのレンダリングを開始することにより、チャット接続被招待側がチャット接続に不同意する場合、チャット接続被招待側がチャット接続招待側のオーディオ/ビデオストリームをレンダリングする事態を回避し、チャット接続招待側のユーザチャット接続体験を向上させることができる。
【0048】
上記実施形態中のチャット接続被招待側が早期にプルしたチャット接続招待側のオーディオ/ビデオストリームがチャット接続被招待側の資源、例えば帯域幅やCPU資源などを占有するため、チャット接続被招待側にラグなどの現象が発生する可能性があり、チャット接続被招待側のユーザ体験に悪影響を与える。このため、本開示の実施例は機能最適化の方法も提供する。
【0049】
具体的に、チャット接続被招待側がチャット接続招待側からのチャット接続要求を受信すると、RTCサーバーに中止指示メッセージを送信し、RTCサーバーに、チャット接続被招待側にチャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを送信することを中止するように指示するために使用される。また、チャット接続被招待側がチャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、RTCサーバーに中止解除指示メッセージを送信し、RTCサーバーに、チャット接続被招待側にチャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを送信することを開始するように指示するために使用される。
【0050】
これに対応して、上記機能最適化の方法を実現するために、本開示の実施例は、チャット接続システムをさらに提供し、前記システムは、チャット接続ビジネスサーバー、チャット接続招待側およびチャット接続被招待側に加えて、フレーム蓄積機能を有するRTCサーバーをさらに備える。
【0051】
具体的に、RTCサーバーは、チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを記憶し、チャット接続被招待側からの前記中止指示メッセージを受信すると、前記チャット接続被招待側に前記オーディオ/ビデオストリームを送信することを中止し、前記チャット接続被招待側からの前記中止解除指示メッセージを受信すると、前記チャット接続被招待側に前記オーディオ/ビデオストリームを送信することを開始するために使用される。
【0052】
上記実施形態中のRTCサーバーは、フレーム蓄積機能によりチャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを記憶し、チャット接続被招待側からの中止解除指示メッセージを受信する場合のみ、チャット接続被招待側にオーディオ/ビデオストリームを送信し、チャット接続を実現するため、本開示の実施例ではチャット接続被招待側の資源を占有する必要がなく、それによって引き起こされたチャット接続被招待側のラグ現象を回避し、チャット接続被招待側のユーザ体験を向上させることができる。
【0053】
また、RTCサーバーはコンカチネーション機能をさらに有し、具体的に、チャット接続被招待側およびチャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームをコンカチネーションしてオーディオ/ビデオコンカチネーションを得るために使用され、ここで、前記オーディオ/ビデオコンカチネーションは、チャット接続被招待側またはチャット接続招待側が位置するライブ放送室内で表示されて使用され得る。
【0054】
本開示の実施例では、チャット接続招待側は、さらに、チャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続被招待側のチャット接続要求に対するチャット接続受諾応答を受信すると、RTCサーバーに第1コンカチネーション指示メッセージを送信し、RTCサーバーに、チャット接続招待側およびチャット接続被招待側がプッシュしたオーディオ/ビデオストリームをコンカチネーションするように指示するために使用される。ここで、第1コンカチネーション指示メッセージに基づいて得られたオーディオ/ビデオコンカチネーションは、チャット接続招待側が位置するライブ放送室内で表示されて使用される。
【0055】
このように、本開示の実施例が提供するチャット接続システム中のチャット接続招待側は、RTCサーバーへのプッシュとコンカチネーションオンの指示タイミングを分離し、RTCサーバーへのプッシュタイミングを進めるが、RTCサーバーへの第1コンカチネーション指示メッセージの送信タイミングを維持し、すなわち、依然として、チャット接続受諾応答を受信すると、RTCサーバーに第1コンカチネーション指示メッセージを送信する。チャット接続招待側が早期にプッシュすることにより、チャット接続招待側がチャット接続受諾応答を受信してからチャット接続を実現するまでの期間を短縮するため、本開示の実施例は、チャット接続招待側の最初フレーム待ち時間を短縮することもできる。
【0056】
また、チャット接続被招待側は、さらに、前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記RTCサーバーに第2コンカチネーション指示メッセージを送信するために使用され、ここで、前記第2コンカチネーション指示メッセージは、コンカチネーションオンを指示するために使用される。
【0057】
本開示の実施例では、チャット接続被招待側がチャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、RTCサーバーに第2コンカチネーション指示メッセージを送信する。具体的に、第2コンカチネーション指示メッセージに基づいて得られたオーディオ/ビデオコンカチネーションは、チャット接続被招待側が位置するライブ放送室内で表示されて使用される。
【0058】
上記実施例中のチャット接続システムに基づいて、本開示はチャット接続方法を提供し、図4を参照すると、本開示の実施例が提供するチャット接続方法のフローチャートであり、本方法が上記チャット接続システムに応用され、前記チャット接続システムは、チャット接続ビジネスサーバー、チャット接続招待側およびチャット接続被招待側を備え、前記チャット接続方法は以下のステップを含む。
【0059】
S401:チャット接続招待側から前記チャット接続ビジネスサーバーを介して前記チャット接続被招待側にチャット接続要求を送信する。
【0060】
S402:チャット接続被招待側が前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、リアルタイム連携RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュする。
【0061】
S403:チャット接続招待側が前記チャット接続ビジネスサーバーからの前記チャット接続要求に対する応答メッセージを受信した後、前記RTCサーバーにチャット接続ルームへの参加要求を送信し、前記RTCサーバーからのチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信すると、前記RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュする。
【0062】
本開示の実施例が提供するチャット接続方法において、チャット接続被招待側がチャット接続受諾操作を受信した直後、RTCサーバーにオーディオ/ビデオをプッシュし、チャット接続招待側がチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信した直後、RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュする。このように、チャット接続招待側およびチャット接続被招待側は両方ともRTCサーバーへのプッシュタイミングを進め、チャット接続被招待側がチャット接続招待を受諾した後に早くチャット接続招待側の最初フレームをプルでき、チャット接続被招待側の最初フレーム経過時間を短縮し、チャット接続被招待側のユーザがチャット接続招待を受諾した後の待ち時間を短縮し、ユーザのチャット接続体験を向上させる。
【0063】
選択可能な実施形態では、チャット接続被招待側がチャット接続招待を受諾せずに、チャット接続被招待側が対向側のオーディオ/ビデオストリームをレンダリングすることを回避するために、チャット接続被招待側はチャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、RTCサーバーからプルしたオーディオ/ビデオストリームをレンダリングすることを開始し、ここで、前記オーディオ/ビデオストリームはチャット接続招待側からRTCサーバーにプッシュされる。
【0064】
別の選択可能な実施形態では、チャット接続招待側のオーディオ/ビデオストリームがチャット接続被招待側に早期にプルされた後資源を占有し、チャット接続被招待側はチャット接続ビジネスサーバーを介して前記チャット接続招待側からのチャット接続要求を受信すると、前記RTCサーバーに中止指示メッセージを送信し、チャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、RTCサーバーに中止解除指示メッセージを送信する。
【0065】
ここで、前記中止指示メッセージは、前記RTCサーバーに、前記チャット接続被招待側に前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを送信することを中止するように指示するために使用され、前記中止解除指示メッセージは、前記RTCサーバーに、前記チャット接続被招待側に前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを送信することを開始するように指示するために使用される。
【0066】
これに対応して、RTCサーバーはフレーム蓄積機能を有し、具体的に、RTCサーバーは前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを記憶し、前記チャット接続被招待側からの前記中止指示メッセージを受信すると、前記チャット接続被招待側に前記オーディオ/ビデオストリームを送信することを中止し、前記チャット接続被招待側からの前記中止解除指示メッセージを受信すると、前記チャット接続被招待側に前記オーディオ/ビデオストリームを送信することを開始する。
【0067】
上記システムおよび方法の実施例に基づいて、本開示はチャット接続方法をさらに提供し、チャット接続招待側に応用され、図5を参照すると、本開示の実施例が提供する別のチャット接続方法のフローチャートであり、前記方法は、以下のステップを含む。
【0068】
S501:チャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続被招待側にチャット接続要求を送信する。
【0069】
S502:前記チャット接続ビジネスサーバーからの前記チャット接続要求に対する応答メッセージを受信した後、リアルタイム連携RTCサーバーにチャット接続ルームへの参加要求を送信し、前記RTCサーバーからのチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信すると、前記RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュする。
【0070】
本開示の実施例では、チャット接続招待側は、チャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続被招待側にチャット接続要求を送信し、チャット接続ビジネスサーバーは該チャット接続要求(inviteメッセージ)を受信した後、まずチャット接続招待側に応答メッセージ(invite返信メッセージ)を返信して、チャット接続招待側に、チャット接続要求を受信したことを通知する。チャット接続招待側が該応答メッセージを受信した後、RTCサーバーにチャット接続ルームへの参加要求(rtc_join_channelメッセージ)を送信し、チャット接続仮想ルームへの参加を要求する。ここで、前記応答メッセージにチャット接続仮想ルームのルーム番号などの情報が運ばれる。
【0071】
本開示の実施例では、チャット接続招待側がRTCサーバーにチャット接続ルームへの参加要求を送信した後、RTCサーバーからのチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信すると、チャット接続招待側がチャット接続仮想ルームに正常に参加したことを示し、このとき、チャット接続招待側はRTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュして、チャット接続招待側のプッシュタイミングを進めることができる。
【0072】
実際応用では、チャット接続招待側がチャット接続被招待側にチャット接続要求を送信した後、チャット接続被招待側がチャット接続招待を受諾すると、チャット接続ビジネスサーバーにチャット接続要求に対するチャット接続受諾応答を返信する。このとき、チャット接続招待側がチャット接続受諾応答を受信すると、RTCサーバーに第1コンカチネーション指示メッセージを送信し、RTCサーバーにコンカチネーションをオンにするように指示する。
【0073】
このように、本開示の実施例が提供するチャット接続方法において、チャット接続招待側のRTCサーバーへのプッシュ、およびRTCサーバーへの第1コンカチネーション指示メッセージの送信タイミングが異なるため、チャット接続招待側のRTCサーバーへのプッシュタイミングを進め、チャット接続被招待側の最初フレーム待ち時間を短縮し、ユーザチャット接続体験を向上させる。
【0074】
上記システム実施例に基づいて、本開示は、チャット接続方法をさらに提供し、チャット接続被招待側に適用され、図6を参照すると、本開示の実施例が提供するさらに別のチャット接続方法のフローチャートであり、前記方法は、以下のステップを含む。
【0075】
S601:チャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続招待側からのチャット接続要求を受信する。
【0076】
S602:前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、リアルタイム連携RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュする。
【0077】
本開示の実施例では、チャット接続被招待側がチャット接続招待側からのチャット接続要求を受信した後、チャット接続被招待側がチャット接続招待を受諾する場合、チャット接続受諾操作をトリガーする。チャット接続被招待側がチャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、チャット接続ビジネスサーバーのチャット接続受諾メッセージに対する応答を待つ必要がなく、RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュすることを開始し、チャット接続被招待側の最初フレーム待ち時間を短縮し、ユーザチャット接続体験を向上させる。
【0078】
選択可能な実施形態では、チャット接続招待側がRTCサーバーからのチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信すると、RTCサーバーへのプッシュを開始し、チャット接続被招待側がチャット接続に同意せずに対向側のオーディオ/ビデオストリームを受信することを回避するために、本開示の実施例では、チャット接続被招待側がチャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームのレンダリングを開始し、チャット接続被招待側がチャット接続招待を受諾せずに対向側のオーディオ/ビデオストリームをレンダリングすることを回避する。
チャット接続被招待側がチャット接続招待側のオーディオ/ビデオストリームを早期に受信してチャット接続被招待側の資源を占有すること回避するために、本開示の実施例では、RTCサーバーのフレーム蓄積機能に基づいてリモートミュート(mute)機能を実装してもよい。
【0079】
具体的に、チャット接続被招待側が前記チャット接続招待側からのチャット接続要求を受信すると、前記RTCサーバーに中止指示メッセージを送信し、ここで、前記中止指示メッセージは前記RTCサーバーに、前記チャット接続被招待側に前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを送信することを中止するように指示するために使用される。
【0080】
また、チャット接続被招待側が前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記RTCサーバーに中止解除指示メッセージに送信し、ここで、前記中止解除指示メッセージは、前記RTCサーバーに、前記チャット接続被招待側に前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを送信することを開始するように指示するために使用される。
【0081】
実際応用では、RTCサーバーがチャット接続被招待側の中止指示メッセージを受信するので、RTCサーバーがチャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを受信しても、チャット接続被招待側に送信せず、RTCサーバーに記憶する。RTCサーバーがチャット接続被招待側からの中止解除指示メッセージを受信した場合のみ、チャット接続被招待側に対向側のオーディオ/ビデオストリームをプッシュしてチャット接続を実現する。
【0082】
また、チャット接続被招待側は、さらに、前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記RTCサーバーに第2コンカチネーション指示メッセージを送信するために使用され、ここで、前記第2コンカチネーション指示メッセージは、コンカチネーションオンを指示するために使用される。具体的に、第2コンカチネーション指示メッセージによって得られたオーディオ/ビデオコンカチネーションは、チャット接続被招待側が位置するライブ放送室内で表示されて使用される。
【0083】
上記システムおよび方法実施例と同様の発明概念に基づいて、本開示はチャット接続装置をさらに提供し、図7を参照すると、本開示の実施例が提供するチャット接続装置の構造概略図であり、前記装置はチャット接続招待側に応用され、前記装置は、
チャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続被招待側にチャット接続要求を送信するために使用される第1送信モジュール701と、
前記チャット接続ビジネスサーバーからのチャット接続要求に対する応答メッセージを受信した後、リアルタイム連携RTCサーバーにチャット接続ルームへの参加要求を送信するために使用される第2送信モジュール702と、
前記RTCサーバーからのチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信すると、前記RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュするために使用される第1プッシュモジュール703と、を備える。
【0084】
選択可能な実施形態では、前記装置は、
前記チャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続被招待側の前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾応答を受信すると、前記RTCサーバーに第1コンカチネーション指示メッセージを送信し、ここで、前記第1コンカチネーション指示メッセージは、コンカチネーションオンを指示するために使用される第3送信モジュールをさらに備える。
【0085】
上記システムおよび方法実施例と同様の発明概念に基づいて、本開示はチャット接続装置をさらに提供し、図8を参照すると、本開示の実施例が提供する別のチャット接続装置の構造概略図であり、前記装置はチャット接続被招待側に適用され、前記装置は、
チャット接続ビジネスサーバーを介してチャット接続招待側からのチャット接続要求を受信するために使用される第1受信モジュール801と、
前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、リアルタイム連携RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュするために使用される第2プッシュモジュール802と、を備える。
【0086】
選択可能な実施形態では、前記装置は、
前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームのレンダリングを開始するために使用されるレンダリングモジュールをさらに備える。
【0087】
選択可能な実施形態では、前記装置は、
前記チャット接続ビジネスサーバーを介して前記チャット接続招待側からのチャット接続要求を受信すると、前記RTCサーバーに中止指示メッセージを送信し、ここで、前記中止指示メッセージは前記RTCサーバーに、前記チャット接続被招待側に前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを送信することを中止するように指示するために使用される第4送信モジュールと、
前記チャット接続ビジネスサーバーを介して前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記RTCサーバーに中止解除指示メッセージに送信し、ここで、前記中止解除指示メッセージは、前記RTCサーバーに、前記チャット接続被招待側に前記チャット接続招待側によってプッシュされたオーディオ/ビデオストリームを送信することを開始するように指示するために使用される第5送信モジュールと、をさらに備える。
【0088】
本開示の実施例では、チャット接続被招待側がチャット接続受諾操作を受信すると、RTCサーバーにオーディオ/ビデオをプッシュし、チャット接続招待側がチャット接続ルームへの参加に成功した旨の通知メッセージを受信した直後、RTCサーバーにオーディオ/ビデオストリームをプッシュする。このように、チャット接続招待側およびチャット接続被招待側は両方ともRTCサーバーへのプッシュタイミングを進め、チャット接続被招待側の最初フレーム経過時間を短縮し、チャット接続被招待側のユーザがチャット接続招待を受諾した後の待ち時間を短縮し、ユーザのチャット接続体験を向上させる。
【0089】
本開示の実施例では、チャット接続被招待側が前記チャット接続要求に対するチャット接続受諾操作を受信すると、前記RTCサーバーに第2コンカチネーション指示メッセージを送信し、ここで、前記第2コンカチネーション指示メッセージは、コンカチネーションオンを指示するために使用される。
【0090】
上記方法および装置に加えて、本開示の実施例はコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ可読記憶媒体に命令が記憶され、前記命令が端末装置上で実行されると、前記端末装置に本開示の実施例に記載のチャット接続方法を実行させる。
【0091】
本開示の実施例は、コンピュータプログラム/命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラム/命令がプロセッサによって実行されると、本開示の実施例に記載のチャット接続方法が実行される。
【0092】
また、本開示の実施例は、チャット接続装置をさらに提供し、図9に示すように、
プロセッサ901、メモリ902、入力装置903および出力装置904を備える。チャット接続装置中のプロセッサ901の数は1つまたは複数であってもよく、図9では1つのプロセッサを例にする。本開示のいくつかの実施例では、プロセッサ901、メモリ902、入力装置903および出力装置904はバスまたは他の方式を介して接続されてもよく、ここで、図9ではバス接続を例にする。
【0093】
メモリ902は、ソフトウェアプログラムおよびモジュールを記憶するために使用され、プロセッサ901はメモリ902に記憶されたソフトウェアプログラムおよびモジュールを実行することにより、チャット接続装置の様々な機能アプリケーションおよびデータ処理を実行する。メモリ902は主にプログラム記憶領域およびデータ記憶領域を含み、ここで、プログラム記憶領域はオペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムなどを含み得る。さらに、メモリ902は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、不揮発性メモリ、例えば少なくとも1つのディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、または他の揮発性ソリッドステートメモリデバイスを含んでもよい。入力装置903は、入力されたデジタルまたはテキスト情報を受信し、チャット接続装置のユーザ設定および機能制御に関連する信号入力を生成するために使用される。
【0094】
具体的な本実施例では、プロセッサ901は、以下の命令に従って、1つの以上のアプリケーションプログラムのプロセスに対応する実行可能ファイルをメモリ902にロードし、プロセッサ901によってメモリ902に記憶されたアプリケーションプログラムを実行することで、上記チャット接続装置の様々な機能を実現する。
【0095】
なお、本明細書において、「第1」、「第2」などの関係用語は、ある実体または操作を別の実体または操作から区別するためにのみ使用され、これらの実体または操作間にそのような実際の関係または順序が存在することを必ずしも要求または暗示するものではないことに留意されたい。また、用語「備える」、「含む」または他の任意の変更は非排他的な包含をカバーし、一連の要素からなるプロセス、方法、物品または装置はそれらの要素だけでなく、明示に列挙されていない他の要素、またはそのようなプロセス、方法、物品または装置に固有の要素も含むことをカバーすることを意図している。さらに限定しない限り、「1つの……を含む」という表現で定義される要素は、前記要素からなるプロセス、方法、物品または装置に他の同様の要素の存在を排除するものではない。
【0096】
以上、本開示の具体的な実施形態に過ぎず、当業者が本開示を理解または実現するためのものである。これらの実施例に対する様々な修正は、当業者にとって自明なことであり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他の実施例で実施され得る。したがって、本開示は、本明細書に記載のこれらの実施例に限定されず、本明細書に開示される原理および新規特徴と一致する最も広い範囲に従うものとする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【国際調査報告】