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特表2024-526171データインタラクション方法、装置、機器及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-17
(54)【発明の名称】データインタラクション方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0483 20130101AFI20240709BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20240709BHJP
【FI】
G06F3/0483
G06Q50/10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023579076
(86)(22)【出願日】2022-08-08
(85)【翻訳文提出日】2023-12-22
(86)【国際出願番号】 CN2022110867
(87)【国際公開番号】W WO2023016409
(87)【国際公開日】2023-02-16
(31)【優先権主張番号】202110921114.X
(32)【優先日】2021-08-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ジォン,イー
(72)【発明者】
【氏名】ベン,ユェ
【テーマコード(参考)】
5E555
5L050
【Fターム(参考)】
5E555AA25
5E555AA59
5E555BA02
5E555BA04
5E555BB02
5E555BB04
5E555BC04
5E555CA45
5E555CB12
5E555DB18
5E555DB53
5E555DB57
5E555DC13
5E555EA02
5E555FA00
5L050CC11
(57)【要約】
本明細書は、データインタラクション方法、装置、機器及び記憶媒体を開示する。このデータインタラクション方法は、プリセットアプリケーションプログラムのビデオストリームプッシュページにおいて、プリセット推薦カテゴリとマッチングするビデオストリームを展示することと、ビデオストリームプッシュページに作用されたプリセットトリガー操作を受信することと、プリセットトリガー操作に応答して、プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示することであって、プリセットページにおいて、推薦対象に対するプリセットサービスを提供し、推薦対象は、プリセット推薦カテゴリに属することとを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
データインタラクション方法であって、
プリセットアプリケーションプログラムのビデオストリームプッシュページにおいて、プリセット推薦カテゴリとマッチングするビデオストリームを展示することと、
前記ビデオストリームプッシュページに作用されたプリセットトリガー操作を受信することと、
前記プリセットトリガー操作に応答して、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示することであって、前記プリセットページにおいて、推薦対象に対するプリセットサービスを提供し、前記推薦対象は、前記プリセット推薦カテゴリに属することとを含む、データインタラクション方法。
【請求項2】
前記プリセットページは、ターゲットプロバイダの統合ページを含み、前記ターゲットプロバイダは、前記推薦対象に対するプリセットサービスを提供するために用いられ、前記統合ページには、前記ターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリが含まれ、
前記の、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示する前に、
前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットから前記ターゲットプロバイダを選択することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記の、前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットから前記ターゲットプロバイダを選択することは、
ユーザの位置情報、候補プロバイダサブセットに対するユーザの興味情報、推薦対象に対するユーザの興味情報、ビデオストリーム内容に対するユーザの興味情報及びプロバイダの状態情報のうちの少なくとも一つに基づいて、前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットから前記ターゲットプロバイダを選択することを含み、ここで、前記プリセットプロバイダセットには、少なくとも一つの候補プロバイダサブセットが含まれる、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記の、ユーザの位置情報、候補プロバイダサブセットに対するユーザの興味情報、推薦対象に対するユーザの興味情報、ビデオストリーム内容に対するユーザの興味情報及びプロバイダの状態情報のうちの少なくとも一つに基づいて、前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットから前記ターゲットプロバイダを選択することは、
前記ユーザの位置情報、前記候補プロバイダサブセットに対するユーザの興味情報、前記推薦対象に対するユーザの興味情報、前記ビデオストリーム内容に対するユーザの興味情報及び前記プロバイダの状態情報のうちの少なくとも一つに基づいて、前記プリセットプロバイダセットにおける各候補プロバイダを採点し、採点結果に基づいて前記ターゲットプロバイダを決定することを含み、
前記の、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示することは、
前記ターゲットプロバイダの採点結果に基づいて、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示することを含み、ここで、前記プリセットページにおけるターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリを採点が高い順に表示する、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記プリセット推薦カテゴリに対応するカテゴリ識別子が前記ビデオストリームにおいて運ばれ、前記カテゴリ識別子は、前記ビデオストリームの投稿者により設定され、
前記の、前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットから前記ターゲットプロバイダを選択することは、
前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットから、前記カテゴリ識別子とマッチングするターゲットプロバイダを選択することを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記プリセットページは、複数のターゲットプロバイダの統合ページを含み、前記統合ページには、前記複数のターゲットプロバイダのそれぞれに対応する複数のプリセットサービスページのエントリが含まれ、前記複数のターゲットプロバイダは、前記推薦対象に対するプリセットサービスを提供するために用いられ、前記複数のターゲットプロバイダのそれぞれが属する複数の候補プロバイダサブセットは、前記ビデオストリームの投稿者により設定される、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記ビデオストリームプッシュページは、生放送ビデオストリームプッシュページを含み、
前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示する場合、
キャスターが解説している現在推薦対象を決定することと、
前記プリセットページにおいて、第一のプリセット表示方式で、前記現在推薦対象のターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリを表示し、第二のプリセット表示方式で、プリセット推薦対象のターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリを表示することであって、前記第一のプリセット表示方式は、前記第二のプリセット表示方式と異なることとをさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
データインタラクション装置であって、
プリセットアプリケーションプログラムのビデオストリームプッシュページにおいて、プリセット推薦カテゴリとマッチングするビデオストリームを展示するように構成されているビデオストリーム展示モジュールと、
前記ビデオストリームプッシュページに作用されたプリセットトリガー操作を受信するように構成されているトリガー操作受信モジュールと、
前記プリセットトリガー操作に応答して、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示するように構成されているプリセットページ表示モジュールであって、前記プリセットページにおいて、推薦対象に対するプリセットサービスを提供し、前記推薦対象は、前記プリセット推薦カテゴリに属するプリセットページ表示モジュールとを含む、データインタラクション装置。
【請求項9】
メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサで実行できるコンピュータプログラムとを含む電子機器であって、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行するとき、請求項1から7のいずれか1項に記載のデータインタラクション方法を実現する、電子機器。
【請求項10】
コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読記憶媒体であって、このプログラムがプロセッサにより実行されるとき、請求項1から7のいずれか1項に記載のデータインタラクション方法を実現する、コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本出願は、2021年08月11日に中国特許局に提案され、出願番号が202110921114.Xの中国特許出願の優先権を主張し、この出願のすべての内容は、援用により本出願に取り込まれる。
【0002】
[技術分野]
本開示は、インターネット技術分野に関し、例えばデータインタラクション方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
情報技術の急速な発展とモバイルインターネットの普及に伴い、アプリケーションプログラムからユーザに提供されるネットワーク情報はますます多くなり、一般的にはユーザが明確なサーチ意図を持っていない場合、アプリケーションプログラムは、ビデオストリームをプッシュすることでユーザに情報を推薦することができる。
【0004】
ビデオストリームに含まれる内容は多種多様で、そのうちの一つは、ビデオストリームを確認するユーザへ推薦対象をプッシュすることであり、ここでの推薦対象は、例えばある業者又は店舗から提供する有形の商品又は特定のサービスなどを含んでもよい。ユーザは、自分が興味を持っている推薦対象を見るとき、現在のビデオストリームの展示ページにおいて入力操作を行うことで、推薦対象の関連情報を確認したり、注文したりすることができる。しかしながら、上記インタラクション方式は比較的に硬直しており、柔軟性が悪く、改善される必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、データインタラクション方案を最適化させることができるデータインタラクション方法、装置、記憶媒体及び機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、データインタラクション方法を提供し、このデータインタラクション方法は、
プリセットアプリケーションプログラムのビデオストリームプッシュページにおいて、プリセット推薦カテゴリとマッチングするビデオストリームを展示することと、
前記ビデオストリームプッシュページに作用されたプリセットトリガー操作を受信することと、
前記プリセットトリガー操作に応答して、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示することであって、前記プリセットページにおいて、推薦対象に対するプリセットサービスを提供し、前記推薦対象は、前記プリセット推薦カテゴリに属することとを含む。
【0007】
本開示は、データインタラクション装置を提供し、このデータインタラクション装置は、
プリセットアプリケーションプログラムのビデオストリームプッシュページにおいて、プリセット推薦カテゴリとマッチングするビデオストリームを展示するように構成されているビデオストリーム展示モジュールと、
前記ビデオストリームプッシュページに作用されたプリセットトリガー操作を受信するように構成されているトリガー操作受信モジュールと、
前記プリセットトリガー操作に応答して、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示するように構成されているプリセットページ表示モジュールであって、前記プリセットページにおいて、推薦対象に対するプリセットサービスを提供し、前記推薦対象は、前記プリセット推薦カテゴリに属するプリセットページ表示モジュールとを含む。
【0008】
本開示は、コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読記憶媒体を提供し、このプログラムがプロセッサにより実行されるとき、上記のデータインタラクション方法を実現する。
【0009】
本開示は、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶されておりプロセッサで実行できるコンピュータプログラムとを含む電子機器を提供し、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行するとき、上記のデータインタラクション方法を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本開示の実施例によるデータインタラクション方法のフローチャートである。
図2】本開示の実施例による別のデータインタラクション方法のフローチャートである。
図3】本開示の実施例によるインタラクションプロセスのページの概略図である。
図4】本開示の実施例によるまた別のデータインタラクション方法のフローチャートである。
図5】本開示の実施例による別のインタラクションプロセスのページの概略図である。
図6】本開示の実施例によるデータインタラクション装置の構造ブロック図である。
図7】本開示の実施例による電子機器の構造ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下は、図面を参照して本開示の実施例について記述する。図面には本開示のいくつかの実施例が示されているが、本開示は、本開示を理解するために提供される様々な形態で実施することができる。本開示の図面及び実施例は、例示的に使用されるもののみである。
【0012】
本開示の方法の実施の形態に記載の複数のステップは、異なる順序で実行することができ、及び/又は並列に実行することができる。なお、方法の実施の形態は、追加のステップを含んでもよく、及び/又は図示されたステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこの点において制限されない。
【0013】
本明細書で使用される用語である「含む」及びその変形は、「を含むが、それらに限らない」という開放的な包含である。用語である「に基づく」は「少なくとも部分的に基づく」である。用語である「一つの実施例」は、「少なくとも一つの実施例」を表し、用語である「別の実施例」は、「少なくとも一つの別の実施例」を表し、用語である「いくつかの実施例」は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語の関連定義は、以下の記述において与えられる。
【0014】
本開示に言及された「第一」、「第二」などの概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためだけに使用され、これらの装置、モジュール又はユニットが実行する機能の順序又は相互依存関係を限定するために使用されるものではない。
【0015】
本開示に言及された「一つ」、「複数」の修飾は、限定ではなく概略的であり、当業者であれば理解すべきこととして、コンテキストに特に指摘がない限り、「一つ又は複数」と理解すべきである。
【0016】
本開示の実施の形態における複数の装置の間でインタラクションされるメッセージ又は情報の名称は、説明するためだけに使用され、これらのメッセージ又は情報の範囲を制限するために使用されるものではない。
【0017】
下記実施例では、各実施例には選択的な特徴と例が同時に提供され、実施例に記載された複数の特徴を組み合わせることで複数の選択的な方案を形成することができ、各番号の実施例を一つの技術案と見なすべきではない。
【0018】
図1は、本開示の実施例によるデータインタラクション方法のフローチャートであり、この方法は、データインタラクション装置により実行されてもよく、ここで、この装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアにより実現されてもよく、一般的には電子機器に集積されてもよい。前記電子機器は、携帯電話、スマートウォッチ、タブレットパソコン及びパーソナルデジタルアシスタントなどの携帯機器であってもよく、デスクトップコンピュータなどの他の機器であってもよい。図1に示すように、この方法は、以下のことを含む。
【0019】
ステップ101において、プリセットアプリケーションプログラムのビデオストリームプッシュページにおいて、プリセット推薦カテゴリとマッチングするビデオストリームを展示する。
【0020】
本開示の実施例では、プリセットアプリケーションプログラムのタイプに対して限定せず、例えばプリセットアプリケーションプログラムは、ショートビデオアプリケーションプログラム又は生放送アプリケーションプログラムなどであってもよく、他のタイプのアプリケーションプログラムであってもよい。プリセットアプリケーションプログラムは、ビデオストリームプッシュ機能を有し、前記ビデオストリームは、生放送ビデオストリーム又はショートビデオのビデオストリームなどを含んでもよく、ビデオストリームのソースとプッシュメカニズムなどは、プリセットアプリケーションプログラムにより実際のニーズに応じて設定されてもよい。一般的に、ビデオストリームは、プリセットアプリケーションプログラムに登録したユーザにより投稿されてもよく、プリセットアプリケーションプログラムに対応するプラットフォームにより投稿されてもよい。
【0021】
例示的には、推薦カテゴリは、推薦対象の種類又は類別として理解されてもよく、本実施例は、カテゴリの区分方式に対して限定せず、一般的に、同一の推薦カテゴリに属する推薦対象は、相互に関連されるものであってもよく、あるいは相互に代替可能なものであってもよい。推薦対象は、商品又はサービスなどを含んでもよく、例えば推薦対象は、一つの業者又は店舗が提供する有形の商品又は特定のサービスであってもよく、業者又は店舗は、推薦対象のプロバイダと呼ばれてもよい。ここで、商品は、食品、生花、薬品、化粧品又は日用品などを含んでもよく、サービスは、クリーニングサービス、メンテナンスサービス又は取り付けサービスなどを含んでもよい。理解しやすいように、以下の一部の内容は、推薦対象が商品で、プロバイダが店舗であることを概略的に説明する。プリセット推薦カテゴリは、ビデオストリームを用いて推薦又は普及されたいカテゴリとして理解されてもよい。
【0022】
例示的には、プリセット推薦カテゴリとマッチングすることは、ビデオストリームにはプリセット推薦カテゴリに関連する情報が含まれることとして理解されてもよい。ビデオストリームにおけるビデオ内容は、プリセット推薦カテゴリに属する推薦対象の関連情報を含んでもよく、関連情報は、推薦対象の音声解説、図文解説又はビデオ解説などを含んでもよい。例えば、ビデオストリームはビデオ生放送ストリームであり、プリセット推薦カテゴリはバーベキューであり、バーベキュー類に属する推薦対象は、例えば羊の足丸焼きを含んでもよく、ビデオ生放送ストリームには、キャスターが羊の足丸焼きを試食するリアルタイムな画面及びキャスターによる羊の足丸焼きに対する解説などが含まれてもよい。また例えば、ビデオストリームは、ショートビデオのビデオストリームであり、プリセット推薦カテゴリは、リップスティックであり、リップスティック類に属する推薦対象は、例えば柘榴色のリップスティックを含んでもよく、ショートビデオには、ショートビデオ作成者がこの色のリップスティックを試用するビデオ画面及びショートビデオ作成者によるこの色のリップスティックに対する解説などが含まれてもよい。
【0023】
例示的には、プリセット推薦カテゴリは、ビデオストリームの投稿者により設定されてもよく、本実施例は、設定方式に対して限定せず、例えばカテゴリ名称をカスタマイズしたり、プリセットアプリケーションプログラムによる推薦カテゴリライブラリから選択したりすることができる。
【0024】
例示的には、プリセット推薦カテゴリは、プリセットアプリケーションプログラムがビデオストリームにおける内容を識別して得られてもよく、本実施例は、識別方式に対して限定しない。例えば、ビデオストリームにおける人物以外の主体を画像切り取りし、予め訓練されたニューラルネットワークモデルを用いて、切り取られた画像に対してターゲット識別を行い、さらに対応するプリセット推薦カテゴリを決定することができる。
【0025】
ステップ102において、前記ビデオストリームプッシュページに作用されたプリセットトリガー操作を受信する。
【0026】
本開示の実施例では、プリセットトリガー操作の形式に対して限定せず、例えばプリセットトリガー操作は、クリック、ダブルクリック、長押し、又はスワイプなどであってもよい。電子機器は、プリセットトリガー操作に対応する入力方式に基づいて、プリセットトリガー操作を受信し、プリセットトリガー操作を識別することができる。
【0027】
一実施例では、プリセットコントロールをビデオストリームプッシュページに表示し、プリセットコントロールは、後述するプリセットページの表示をトリガーするためのコントロールとして理解されてもよく、本実施例は、プリセットコントロールの存在方式及び表示位置などに対して限定しない。一般的に、ビデオストリームプッシュページは、ユーザがインタラクション操作を入力するためのいくつかのコントロールを含んでもよく、既存のコントロールをプリセットコントロールとして多重化してもよく、既存のコントロールにプリセットコントロールを追加してもよい。ユーザは、プリセットトリガー操作をプリセットコントロールにおいて入力してもよく、本ステップは、前記プリセットコントロールに作用されたプリセットトリガー操作を受信することであってもよい。
【0028】
ステップ103において、前記プリセットトリガー操作に応答して、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示し、ここで、前記プリセットページにおいて、推薦対象に対するプリセットサービスを提供し、前記推薦対象は、前記プリセット推薦カテゴリに属する。
【0029】
本開示の実施例では、プリセットページは、プリセットアプリケーションプログラムのオリジナルページであってもよく、プリセットアプリケーションプログラムに関連するミニアプリのページであってもよく、本実施例は、ページ形式に対して限定しない。ビデオストリームプッシュページに作用されたプリセットトリガー操作を受信したことが決定された後、プリセットトリガー操作に応答することができ、応答方式は、プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページの表示を含んでもよい。プリセットページにおいて、推薦対象に対するプリセットサービスを提供することができ、推薦対象は、プリセット推薦カテゴリに属し、推薦対象の数は、一つ又は複数であってもよく、予め設定されてもよく、実際の状況に応じて動的に決定されてもよい。上記の例のように、プリセット推薦カテゴリは、バーベキューであり、推薦対象は、異なる店舗が提供する羊の足丸焼きを含んでもよく、ヒツジの串焼き、ホタテ焼き、又はインゲン焼きなどをさらに含んでもよい。プリセット推薦カテゴリは、リップスティックであり、推薦対象は、異なるブランドが提供する柘榴色番号のリップスティックを含んでもよく、他の色のリップスティック又は特殊な機能を持つリップスティック、例えば日焼け止め機能付けのリップスティックなどをさらに含んでもよい。
【0030】
例示的には、プリセットサービスは、即時配送サービス、予約サービス、特典情報提供サービス、団体購入サービス、又は宅配郵便サービスなどを含んでもよい。ここで、即時配送サービスは、ユーザのサービス要求に応答して、短時間内に、推薦対象を配送するサービスをユーザへ提供するものであるとして理解されてもよく、出前サービスとして理解されてもよく、ここでの出前は広義のレベルで理解されると、外出の方式で商品とサービスを提供することは、何れも出前として理解されてもよい。上記短時間は、即時送出を含んでもよく、予約時間内の配達を含んでもよい。推薦対象に対応するプロバイダが予約配送をサポートし、例えば予約の後の1日又は数日以内の配達をサポートすることができれば、ユーザが指定した予約時間に配送サービスを提供することができ、ユーザのニーズをより柔軟に満たす。生放送シナリオを例とすると、ユーザは、即時に注文して配送を予約する方式で推薦対象の特典価格を取り、自分の都合の良い時間に推薦対象の配送サービスを受けることができる。即時配送サービスは、推薦対象のプロバイダにより提供されてもよく、プリセットアプリケーションプログラムに対応するプラットフォームにより提供されてもよく、本実施例は、これに対して限定しない。推薦対象が有形の商品の場合、業者が商品をユーザのところに運ぶか、プリセットアプリケーションプログラムに対応するプラットフォームが業者から商品を取ってから、ユーザのところに商品を運ぶことができ、推薦対象が特定のサービスの場合、業者は担当者を割り当ててユーザーのところに出かけて、対応するサービスを提供することができる。
【0031】
本開示の実施例では、プリセットページに表示される内容に対して限定しない。例示的には、プリセットページには、推薦対象に対応するプリセットサービスの申請エントリが含まれよく、ユーザは、この申請エントリを介してプリセットサービスを申請し、例えば注文することができ、プリセットサービスに対して他の関連操作を行い、例えば出荷先住所の設定、支払い方法の選択や注文の支払いなどを行うことができ、注文後、注文状態の確認、注文情報の確認、注文のキャンセル、返金の申請及びプロバイダへの連絡などを行うことができる。例示的には、プリセットページには、プリセット推薦カテゴリに対応するターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリなどがさらに含まれてもよい。
【0032】
本開示の実施例によるデータインタラクション方案では、プリセットアプリケーションプログラムのビデオストリームプッシュページにおいて、プリセット推薦カテゴリとマッチングするビデオストリームを展示し、ビデオストリームプッシュページに作用されたプリセットトリガー操作を受信し、プリセットトリガー操作に応答して、プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示する。ここで、プリセットページにおいて、推薦対象に対するプリセットサービスを提供し、推薦対象は、プリセット推薦カテゴリに属する。上記技術案を用いることにより、プッシュされるビデオストリームにおいて、カテゴリ単位で関連推薦対象の推薦を行い、ユーザがプリセット推薦カテゴリとマッチングするビデオストリームを視聴するプロセスにおいて、プリセット推薦カテゴリに興味を持っている場合、ビデオストリームプッシュページにおいてトリガー操作を入力する方式で、プリセット推薦カテゴリに属する推薦対象に対するプリセットサービスの提供に入ることができ、同じカテゴリでの異なる推薦対象がユーザに推薦される確率を向上させる。関連技術で特定のブランドの特定の店舗の特定の商品のみに対する推薦方式に比べて、ユーザの選択範囲を拡大し、推薦方式をより柔軟にし、ビデオストリームに基づくインタラクション形式をより多様化し、インタラクション効果を高め、アプリケーションプログラム機能を多くすることができる。なお、プリセットアプリケーションプログラムのトラフィック効率を向上させ、対応するプラットフォーム又はサーバなどの関連リソースの利用率をさらに向上させることができる。
【0033】
いくつかの実施例では、前記プリセットページは、ターゲットプロバイダの統合ページを含み、前記ターゲットプロバイダは、前記推薦対象に対するプリセットサービスを提供するために用いられ、前記統合ページには、前記ターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリが含まれ、ここで、前記の、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示する前に、前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットからターゲットプロバイダを選択することをさらに含む。このように構成する利点は、以下のとおりである。プリセットアプリケーションプログラムは、ユーザのために適切なターゲットプロバイダを自動的に選択し、統合ページにおいてターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリを表示することができ、ユーザが個人の好みに応じて該当するエントリをトリガーすることによって、該当するプリセットサービスを得る。ここで、プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットは、プリセットアプリケーションプログラムに対応するプラットフォームにより予め設定された一定数量のプロバイダからなる集合として理解されてもよく、例えば一つの都市内でプラットフォームと協力可能な店舗を含んでもよい。
【0034】
一般的に、選択されたターゲットプロバイダは複数であってもよく、現在、プリセット選択条件を満たすプロバイダが複数存在しないとき、ターゲットプロバイダは一つ又は0つであってもよい。例えば、プリセットサービスは即時配送サービスであるが、ユーザのいる位置は辺鄙であり、配送要求を満たす店舗が存在しない場合、ターゲットプロバイダは0つであってもよい。このとき、ユーザにプロンプトし、例えば出荷先住所の変更などをプロンプトすることができる。ターゲットプロバイダが複数の場合、統合ページにおいて、複数のターゲットプロバイダのそれぞれに対応する複数のプリセットサービスページのエントリが含まれ、ユーザは個人のニーズに応じて選択することができる。
【0035】
いくつかの実施例では、前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットからターゲットプロバイダを選択することは、ユーザの位置情報、候補プロバイダサブセットに対するユーザの興味情報、推薦対象に対するユーザの興味情報、ビデオストリーム内容に対するユーザの興味情報及びプロバイダの状態情報のうちの少なくとも一つに基づいて、前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットからターゲットプロバイダを選択することを含み、ここで、前記プリセットプロバイダセットには、少なくとも一つの候補プロバイダサブセットが含まれる。このように構成する利点は、以下のとおりである。ターゲットプロバイダを正確に選択し、ユーザの実際のニーズにもっと合致することができる。
【0036】
例示的には、ユーザの位置情報は、ポジショニング情報又は配送先情報などを含んでもよく、ユーザのポジショニング情報は、ユーザの許可でグローバルポジショニングシステム(Global Positioning System、GPS)ポジショニングなどの方式により取得されてもよく、配送先情報は、ユーザの入力に基づいて決定されてもよく又はユーザの配送先履歴情報に基づいて決定されてもよい。ユーザの位置情報に基づいてユーザと各プロバイダとの間の距離を決定し、さらにサービス範囲内にあるプロバイダ、又はユーザにより近いプロバイダを選別することができる。
【0037】
例示的には、いくつかのプロバイダは、一つのプロバイダ組織に属している可能性があり、例えばいくつかの店舗は、一つのブランドに属し、同じブランドのチェン店、本店や支店などであってもよい。プリセットプロバイダセットには、少なくとも一つの候補プロバイダサブセットが含まれ、一つの候補プロバイダサブセットには、同じブランドの異なる店舗が含まれてもよい。同一のカテゴリにとっては、異なるブランドに対するユーザの興味の度合いが異なる可能性があるため、候補プロバイダサブセットに対するユーザの興味情報に基づいて、ユーザがより興味を持つ候補プロバイダサブセットにおけるプロバイダをターゲットプロバイダとして選択することができる。
【0038】
例示的には、ビデオストリーム内容に対するユーザの興味情報は、ビデオストリームにおける内容に対するユーザの興味の度合いを含んでもよく、興味の度合いが比較的高い場合、ターゲットプロバイダを多く推薦することができ、興味の度合いが比較的低い場合、ターゲットプロバイダを少なく推薦することができる。
【0039】
例示的には、プロバイダの状態情報は、例えばプロバイダが現在正常サービス状態にあるかどうかを含んでもよく、正常サービス状態は、営業中又は予約受け入れ中などの状態を含んでもよい。これに対応して、異常サービス状態は、例えば営業一時停止又は休憩中でサービス一時停止などを含んでもよい。なお、忙しさなどをさらに含んでもよく、時効性要求が比較的高いサービス、例えば即時配送サービスに対して、店舗が現在忙しければ、タイムリーに注文を受けられない可能性があり、サービスの品質に影響を与える可能性があり、ターゲットプロバイダを決定するときに考慮される要素とすることもできる。
【0040】
一実施例では、複数の次元から評価し、現在のユーザにより適したターゲットプロバイダを選択することができるように、上記のうちの少なくとも二つに基づいてターゲットプロバイダの選択を行うことができる。どれらを選択するかは、プリセットサービスのタイプに応じて設定することができる。
【0041】
決定された複数のターゲットプロバイダには、同一の組織での異なるプロバイダが含まれてもよく、いずれか二つのターゲットプロバイダは、いずれも異なる組織に属してもよい。一実施例では、まずターゲットプロバイダ組織、即ちターゲット候補プロバイダサブセットを決定してから、ターゲット候補プロバイダサブセットに対して、該当する一つ又は複数のターゲットプロバイダを決定する。
【0042】
いくつかの実施例では、ユーザの位置情報、候補プロバイダサブセットに対するユーザの興味情報、推薦対象に対するユーザの興味情報、ビデオストリーム内容に対するユーザの興味情報及びプロバイダの状態情報のうちの少なくとも一つに基づいて、プリセットプロバイダセットにおける各候補プロバイダを採点し、採点結果に基づいてターゲットプロバイダを決定することができる。例えば、採点がスコア閾値よりも大きい候補プロバイダをターゲットプロバイダとして決定し、又は採点ランキングがプリセットランキングよりも高い候補プロバイダをターゲットプロバイダなどとして決定する。本実施例は、採点ルールに対して限定せず、複数の採点項目が存在する場合には、より合理的な採点を得るために、異なる重み係数を設定することができる。
【0043】
前記の、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示することは、前記ターゲットプロバイダの採点結果に基づいて、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示することを含み、ここで、前記プリセットページにおけるターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリを採点が高い順に表示する。このように構成する利点は、以下のとおりである。採点の順にエントリを表示することによって、ユーザの選択にとって参考価値があり、ユーザが満足できるターゲットプロバイダを迅速に選択できるのに助ける。
【0044】
いくつかの実施例では、前記プリセット推薦カテゴリに対応するカテゴリ識別子が前記ビデオストリームにおいて運ばれ、前記カテゴリ識別子は、前記ビデオストリームに対応する投稿者により設定され、ここで、前記の、前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットからターゲットプロバイダを選択することは、前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットから、前記カテゴリ識別子とマッチングするターゲットプロバイダを選択することを含む。このように構成する利点は、以下のとおりである。投稿者は、ビデオストリームを投稿する前、推薦したいプリセット推薦カテゴリを自主的に選択することができ、自分の解説又はビデオストリームの作成プロセスは、より目的に合って、推薦効果を高める。一実施例では、プリセットアプリケーションプログラムは、投稿者にカテゴリ識別子リストを提供することができ、投稿者は、このリストからカテゴリ識別子を選択する。プリセットアプリケーションプログラムにおいて、カテゴリ識別子とプロバイダとの対応関係を維持することができ、それによって上記少なくとも一つの情報に基づいてターゲットプロバイダを決定するプロセスにおいて、カテゴリ識別子に基づいて該当するプロバイダを迅速に特定することができる。
【0045】
いくつかの実施例では、前記プリセットページは、複数のターゲットプロバイダの統合ページを含み、前記統合ページには、前記複数のターゲットプロバイダのそれぞれに対応する複数のプリセットサービスページのエントリが含まれ、前記複数のターゲットプロバイダは、前記推薦対象に対するプリセットサービスを提供するために用いられ、前記複数のターゲットプロバイダのそれぞれが属する複数の候補プロバイダサブセットは、前記ビデオストリームの投稿者により設定される。このように構成する利点は、以下のとおりである。投稿者がプリセット推薦カテゴリに基づいて、推薦したい複数のターゲット組織を自主的に選択することが可能であり、このような場合、ターゲット組織は、一般的には投稿者の厳格な考察によって選別され、推薦対象の品質を保証するのに有利であり、且つビデオストリームにおける内容がもっと絞り込まれて、ユーザにとってプリセット推薦カテゴリの詳細情報を深く理解しやすい。
【0046】
いくつかの実施例では、前記ビデオストリームプッシュページは、生放送ビデオストリームプッシュページを含み、ここで、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示するとともに、キャスターが解説している現在推薦対象を決定することと、前記プリセットページにおいて、第一のプリセット表示方式で、前記現在推薦対象のターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリを表示し、第二のプリセット表示方式で、プリセット推薦対象のターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリを表示することであって、前記第一のプリセット表示方式は、前記第二のプリセット表示方式と異なり、プリセット推薦対象は、プリセットページにおける現在推薦対象以外の推薦対象を含むこととをさらに含む。このように構成する利点は、以下のとおりである。キャスターは、プリセット推薦カテゴリに属する異なるターゲットプロバイダの異なる推薦対象に対してそれぞれ解説することができ、ユーザが横方向の比較を容易にし、現在解説している推薦対象を差別化して表示し、ユーザが、対応するターゲットプロバイダに対応するプリセットサービスページのエントリを迅速で正確に特定し、さらに該当するプリセットサービスを取得しやすい。差別化して表示することは、プリセットページにおける他のターゲットプロバイダに対応するプリセットサービスページのエントリの表示方式と異なるとして理解されてもよく、例えば現在推薦対象のターゲットプロバイダに対応するプリセットサービスページのエントリをトップに表示してもよく、例えば「解説中」のプロンプト情報を追加してもよく、他のエントリと異なる背景色などを用いてもよい。
【0047】
図2は、本開示の実施例による別のデータインタラクション方法のフローチャートであり、本開示の実施例は、上記実施例における方案に基づいて説明し、ショートビデオ推薦シナリオにて即時配送サービスを提供することを例とすると、この方法は、以下のようなステップを含む。
【0048】
ステップ201において、ショートビデオアプリケーションのショートビデオプッシュページに展示されるターゲットショートビデオを決定する。
【0049】
例示的には、ビデオ作成者を切り替える必要があるショートビデオ推薦シナリオについて、ショートビデオの推薦アルゴリズムに従ってターゲットショートビデオを決定することができ、再生されるショートビデオをユーザにより自発的に選択する場合、例えばユーザにより、あるビデオ作成者の個人ホームページから一つのショートビデオ作品を選択すれば、ユーザの選択に基づいてターゲットショートビデオを決定することができる。
【0050】
ステップ202において、ショートビデオプッシュページにおいて、ターゲット商品カテゴリとマッチングするターゲットショートビデオとプリセットコントロールを展示し、ここで、ターゲット商品カテゴリに対応するターゲットカテゴリ識別子がターゲットショートビデオにおいて運ばれ、ターゲットカテゴリ識別子は、ターゲットショートビデオに対応する投稿者がターゲットショートビデオを投稿する前に設定される。
【0051】
例示的には、ショートビデオ作成者は、ショートビデオの撮影前、ショートビデオの撮影中又は撮影が完了して投稿する前、推薦又は販売される必要がある商品カテゴリ、例えば家庭料理、ミルクティー、ザリガニや串焼きなどを選択することができる。一実施例では、ショートビデオアプリケーションは、ショートビデオ作成者が迅速に選択しやすいように、ショートビデオ作成者にカテゴリリストを提供してもよく、カスタマイズ入力をサポートしてもよい。ターゲット商品カテゴリを設定した後、ショートビデオ作成者は、商品ブランド又は店舗を選択することなく、ショートビデオを投稿すればよい。
【0052】
例示的には、ユーザがターゲット商品カテゴリとマッチングするターゲットショートビデオを閲覧したとき、ショートビデオアプリケーションは、ショートビデオプッシュページにおいて、プリセットコントロールを展示することができ、このプリセットコントロールは、現在再生中のターゲットショートビデオが商品の即時配送サービスをサポートできることをユーザに表すために用いられてもよい。一実施例では、プリセットコントロールのプリセット範囲内に、即時配送サービスプロンプト情報を表示する。
【0053】
例示的には、ターゲット商品カテゴリは、家庭料理であり、図3は、本開示の実施例によるインタラクションプロセスのページの概略図であり、図3に示すように、ショートビデオプッシュページ301におけるショートビデオ内容は、ビデオ作成者による家庭料理カテゴリに属する魚の赤焼きに対する解説であり、プリセットコントロール302を表示し、プリセットコントロール302の右側にターゲット商品カテゴリが「家庭料理」及び「家まで出前」文字の即時配送サービスプロンプト情報を表示することもでき、ユーザは、プリセットコントロール302をトリガーすることによって、店舗の統合ページへのジャンプを実現することもできる。
【0054】
ステップ203において、プリセットコントロールに作用されたプリセットトリガー操作を受信する。
【0055】
ステップ204において、ユーザの位置情報、商品ブランドに対するユーザの興味情報、商品に対するユーザの興味情報、ショートビデオ内容に対するユーザの興味情報及び店舗の状態情報に基づいて、ショートビデオアプリケーションプログラムに対応するプリセット店舗集合におけるターゲットカテゴリ識別子とマッチングする候補店舗を採点する。
【0056】
例示的には、まずターゲットカテゴリ識別子に基づいて、プリセット店舗集合から、ターゲット商品カテゴリの商品の即時配送サービスを提供できる候補店舗を選別し、各候補店舗に対して、上記複数の情報を予め訓練されたニューラルネットワークモデルに入力し、モデル出力結果に基づいて、対応する候補店舗の採点を決定する。
【0057】
ステップ205において、採点結果に基づいてターゲット店舗を決定する。
【0058】
一実施例では、ステップ204とステップ205は、ステップ203の前に実行されてもよく、即ち、プリセットトリガー操作の応答速度を向上させるために、ターゲット店舗を事前に決定してもよく、インタラクション効率を向上させるために、統合ページを事前にプリロードしてもよい。
【0059】
ステップ206において、プリセットトリガー操作に応答して、ターゲット店舗の統合ページを表示し、統合ページには、ターゲット店舗の即時配送サービスページのエントリが含まれ、且つ対応する採点が高い順にエントリを表示し、即時配送サービスページは、ターゲット商品カテゴリに属するターゲット商品に対する即時配送サービスを提供するために用いられる。
【0060】
図3に示すように、ユーザがプリセットコントロール302をクリックした後、ターゲット店舗の統合ページ303に入る。ターゲット店舗が3つあるとすると、統合ページの表示空間が電子機器スクリーンサイズにより制限される可能性があることを考慮して、まず統合ページにおいて一部のターゲット店舗の即時配送サービスページのエントリを表示できて、上下スワイプ又は左右スワイプなどで他のターゲット店舗に対応するエントリに切り替えることができる。図3に示すように、統合ページ303に2つのターゲット店舗の即時配送サービスページのエントリが表示され、それぞれ第一のエントリ304と第二のエントリ305と記載される。エントリには、ターゲット店舗での予め設定された数量の候補商品を表示することができ、例えば店舗の人気料理であってもよく、図に示す3つの人気料理を候補商品とする。
【0061】
ステップ207において、統合ページに基づいて、ユーザにより入力されたターゲットエントリに対するトリガー操作を受信する。
【0062】
図3に示すように、二つの店舗は、いずれも家庭料理カテゴリの商品の即時配送サービスを提供することができ、ユーザは、個人の好みに応じて、ターゲットエントリを選択することができ、例えばユーザは、「ママ家庭料理」という店舗をより好むため、第一のエントリ304に対してトリガー操作を入力することができ、即ちこのとき、ターゲットエントリは、第一のエントリ304である。一実施例では、ターゲットエントリに対するトリガー操作は、表示される候補料理(即ち候補推薦対象)に作用されることができ、選択された候補料理がターゲット候補料理(即ちターゲット候補推薦対象)と記載されることができる。
【0063】
ステップ208において、ターゲットエントリに対するトリガー操作に応答して、ターゲットエントリに対応するターゲット店舗の即時配送サービスページに入る。
【0064】
図3に示すように、ユーザが第一のエントリ304をクリックした後、対応するターゲット店舗の即時配送サービスページに入ることができる。一実施例では、ユーザが統合ページに宮保鶏丁を選択したため、ターゲット候補料理は、宮保鶏丁であり、プリセット表示方式で、ターゲット候補料理に対応する即時配送サービス申請エントリ306を差別化して表示することができ、プリセット表示方式は、トップ表示されて且つエントリの背景色を変更することであってもよい。
【0065】
ステップ209において、即時配送サービスページに基づいてユーザ操作を受信し、操作結果に基づいて即時配送サービスの関連操作を実行する。
【0066】
例示的には、ユーザは注文を完了した後、ターゲット店舗側へ関連注文情報をプッシュし、ターゲット店舗は、関連料理の制作などを行い、ユーザに料理出前サービスを提供することができる。なお、ユーザは、さらに、ショートビデオアプリケーションにおいて注文情報の確認、店への連絡や配送員への連絡などの関連操作を行うことができる。
【0067】
本開示の実施例によるデータインタラクション方法は、ショートビデオプッシュシナリオに用いられてもよく、ショートビデオ作成者は、解説する商品カテゴリを自主的に設定し、内容素材がこの商品カテゴリとマッチングするショートビデオを投稿することができ、ユーザがショートビデオを視聴し且つプリセットコントロールをトリガーした後、ショートビデオアプリケーションは、プラットフォームの商品ライブラリから、ユーザが興味を持つ可能性のある店舗と商品を自動的に識別し、複数の店舗の関連サービスのサービスページエントリを含む統合ページを表示することができ、ブランド、店舗及び価格などの次元の豊かさを大幅に向上させることができ、より多くの選択肢をユーザへ提供し、ショートビデオに基づくインタラクション形式をより多様化し、インタラクション効果を高め、且つ視聴者を拡大し、商品の推薦効率を向上させ、ショートビデオ数量が一定の規模に達した後、同じ商品カテゴリ対応するショートビデオ同士が相乗効果を形成し、トラフィック効率を向上させ、ショートビデオプラットフォーム又はショートビデオアプリケーションのバックエンドサーバなどの関連リソースの利用率をさらに向上させることができる。
【0068】
上記実施例に加えて、ショートビデオは、生放送ストリームに置き換えられてもよく、生放送ストリームプッシュページの特徴に応じて、該当するプリセットコントロールを設計してもよく、他のインタラクション論理は、ページ設計と類似してもよく、ここでこれ以上説明しない。
【0069】
図4は、本開示の実施例によるまた別のデータインタラクション方法のフローチャートであり、本開示の実施例は、上記実施例における方案に基づいて説明され、ビデオ生放送シナリオを例として、シナリオにて即時配送サービスを提供することを例とすると、この方法は、以下のようなステップを含む。
【0070】
ステップ401において、生放送アプリケーションの生放送ストリームプッシュページに展示されるターゲット生放送ストリームを決定する。
【0071】
例示的には、生放送ルームを切り替える必要がある場合、生放送ストリームのプッシュアルゴリズムに従ってターゲット生放送ルームを決定し、さらにターゲット生放送ルームにおいて再生されるターゲット生放送ストリームを決定することができ、同一の生放送ルームに対して、キャスター側の操作に基づいて、キャスターにより解説される商品カテゴリを決定し、さらに、対応するターゲット生放送ストリームを決定することができる。
【0072】
ステップ402において、生放送ストリームプッシュページにおいて、ターゲット商品カテゴリとマッチングするターゲット生放送ストリームとプリセットコントロールを展示する。
【0073】
例示的には、キャスターが生放送を開始する前、推薦又は販売される必要がある商品カテゴリを選択することができる。一実施例では、生放送アプリケーションは、キャスターが迅速に選択するために、キャスターにカテゴリリストを提供することができ、カスタマイズ入力をサポートすることもできる。ターゲット商品カテゴリを設定した後、キャスターは、選択されたカテゴリとマッチングする、推薦又は販売される必要がある複数の商品ブランドの設定を継続することができる。一実施例では、キャスターの選択に基づいて、プリセット推薦カテゴリ(プリセット商品カテゴリ)に対応する複数のターゲットプロバイダ(ターゲット店舗)の統合ページを予め生成することができ、統合ページには、複数のターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリが含まれ、キャスターによる複数のエントリの順序への調整をサポートすることができ、ターゲットプロバイダがターゲット組織に属する場合、ターゲットプロバイダは、ターゲット組織におけるいずれか一つのプロバイダであってもよく、設定が完了した統合ページは、プリセットコントロールがトリガーされた後に表示される統合ページとマッチングしてもよく、例えばキャスターにより設定された統合ページにおけるターゲットプロバイダの属するターゲット組織の並べ順序は、ユーザ側に表示される統合ページにおけるターゲットプロバイダの属するターゲット組織の並べ順序と一致するが、二つの統合ページにおいて同じターゲット組織のそれぞれに対応する店舗は、異なる可能性があり、例えば、キャスターが商品ブランドAを選択し、生成される統合ページにおいて商品ブランドAでの店舗aの即時配送サービスページのエントリを表示し、ユーザが生放送を視聴するプロセスで、プリセットコントロールをトリガーした後に表示される統合ページにおいて、商品ブランドAでの店舗bの即時配送サービスページのエントリを表示する可能性があり、それは、店舗bがユーザにとってより近いものである可能となるからである。
【0074】
例示的には、ユーザがターゲット商品カテゴリとマッチングするターゲット生放送ストリームを閲覧するとき、生放送アプリケーションは、生放送ストリームプッシュページにおいて、プリセットコントロールを展示することができ、このプリセットコントロールは、現在生放送ストリームが商品の即時配送サービスをサポートできることをユーザに表すために用いられてもよい。
【0075】
例示的には、プリセットコントロールは、スタイルが設定されたアイコン、例えば雪華のスタイルであってもよく、ターゲット商品に対応する解説カードなどであってもよい。図5は、本開示の実施例による別のインタラクションプロセスのページの概略図であり、図5に示すように、生放送ストリームプッシュページ501において、キャスターは、家庭料理カテゴリに属する魚の赤焼きを解説しており、第一のプリセットコントロール502と第二のプリセットコントロール503を表示することができ、第二のプリセットコントロール503は、魚の赤焼きへの解説カードであってもよく、ユーザは、第一のプリセットコントロール502と第二のプリセットコントロール503のうちのいずれか一つのコントロールをトリガーすることによって、統合ページへのジャンプを実現することができる。
【0076】
ステップ403において、プリセットコントロールに作用されたプリセットトリガー操作を受信する。
【0077】
ステップ404において、ユーザの位置情報を取得し、位置情報に基づいて、キャスターにより選択されたターゲットブランドに対応するターゲット店舗を決定する。
【0078】
例示的には、キャスターは、生放送を開始する前に複数のターゲットブランドを設定しており、このとき、ユーザのいる位置に基づいて、ユーザから最も近いターゲットブランドでの店舗をターゲット店舗として決定し、ユーザがターゲット店舗により配送された商品をより迅速に手に入れることができる。
【0079】
ステップ405において、プリセットトリガー操作に応答して、キャスターにより予め設定されたターゲット店舗の統合ページを表示し、統合ページには、ターゲット店舗の即時配送サービスページのエントリが含まれ、即時配送サービスページは、ターゲット商品カテゴリに属するターゲット商品に対する即時配送サービスを提供するために用いられる。
【0080】
図5に示すように、ユーザがプリセットコントロール502をクリックした後、ターゲット店舗の統合ページ504に入り、統合ページ504において2つのターゲット店舗の即時配送サービスページのエントリが表示され、エントリに、ターゲット店舗での予め設定された数量の候補商品を表示することができ、例えば店舗の人気料理であってもよく、図に示す3つの人気料理を候補商品とする。
【0081】
ステップ406において、キャスターが現在解説している第一の商品を取得する。
【0082】
例示的には、キャスターが解説している第一の商品は、「ママ家庭料理」という店舗におけるママ魚の赤焼きであるとする。
【0083】
ステップ407において、統合ページにおいて、プリセット表示方式で、第一の商品のターゲット店舗に対応する即時配送サービスページのエントリを差別化して化表示する。
【0084】
図5に示すように、解説されている第一の商品に対応するターゲット店舗は、ママ家庭料理店舗であるため、この店舗の即時配送サービスページのエントリに対して背景色を変更するとともに、第一の商品の下に「解説中」という文字を表示することができる。ユーザが、キャスターの解説している商品を迅速に特定し、商品詳細をより深く理解し、それによって自分の好きな店舗又は商品をより正確に選択することができる。
【0085】
ステップ408において、統合ページに基づいて、ユーザにより入力されたターゲットエントリに対するトリガー操作を受信する。
【0086】
ステップ409において、ターゲットエントリに対するトリガー操作に応答して、ターゲットエントリに対応するターゲット店舗の即時配送サービスページに入る。
【0087】
ステップ410において、即時配送サービスページに基づいてユーザ操作を受信し、操作結果に基づいて即時配送サービスの関連操作を実行する。
【0088】
本開示の実施例によるデータインタラクション方法は、ビデオ生放送シナリオに用いることができ、キャスターは、生放送を開始する前、推薦又は販売される必要がある商品カテゴリを選択し、そして、選択されたカテゴリとマッチングする複数の商品ブランドの設定を継続し、生放送中に、選択された商品カテゴリに対して集中的に解説することができ、ユーザがこのカテゴリに興味を持っているとき、プリセットコントロールをトリガーする方式で、複数の店舗に対応する統合ページに入ることができ、且つキャスターが現在解説している店舗と商品を統合ページにおいてリアルタイムに表示でき、ユーザが複数の店舗から自分の好きな商品を選択するのに助けることができ、ビデオ生放送に基づくインタラクション形式をより多様化し、インタラクション効果を高め、且つ視聴者を拡大し、商品の推薦効率を向上させ、トラフィック効率を向上させ、生放送プラットフォーム又は生放送アプリケーションバックエンドサーバなどの関連リソースの利用率をさらに向上させることができる。
【0089】
図6は、本開示の実施例によるデータインタラクション装置の構造ブロック図であり、この装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアにより実現されてもよく、一般的には電子機器に集積されてもよく、データインタラクション方法を実行することによって、データインタラクションを行うことができる。図6に示すように、この装置は、
プリセットアプリケーションプログラムのビデオストリームプッシュページにおいて、プリセット推薦カテゴリとマッチングするビデオストリームを展示するように構成されているビデオストリーム展示モジュール601と、前記ビデオストリームプッシュページに作用されたプリセットトリガー操作を受信するように構成されているトリガー操作受信モジュール602と、前記プリセットトリガー操作に応答して、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示するように構成されているプリセットページ表示モジュール603であって、前記プリセットページにおいて、推薦対象に対するプリセットサービスを提供し、前記推薦対象は、前記プリセット推薦カテゴリに属するプリセットページ表示モジュール603とを含む。
【0090】
本開示の実施例によるデータインタラクション装置では、プッシュされるビデオストリームにおいて、カテゴリ単位で関連推薦対象を推薦し、プリセット推薦カテゴリとマッチングするビデオストリームをユーザにより視聴するプロセスにおいて、プリセット推薦カテゴリに興味を持っている場合、ビデオストリームプッシュページにトリガー操作を入力する方式で、プリセット推薦カテゴリに属する推薦対象に対するプリセットサービスの提供に入ることができ、同じカテゴリでの異なる推薦対象がユーザに推薦される確率を向上させ、ユーザの選択範囲を拡大し、推薦方式をより柔軟化し、データインタラクション形式をより多様化し、インタラクション効果を高め、アプリケーションプログラム機能を多くすることができ、なお、プリセットアプリケーションプログラムのトラフィック効率を向上させ、対応するプラットフォーム又はサーバなどの関連リソースの利用率をさらに向上させることができる。
【0091】
一実施例では、前記プリセットページは、ターゲットプロバイダの統合ページを含み、前記ターゲットプロバイダは、前記推薦対象に対するプリセットサービスを提供するために用いられ、前記統合ページには、前記ターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリが含まれる。前記装置は、前記の、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示する前、前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットからターゲットプロバイダを選択するように構成されているターゲットプロバイダ決定モジュールをさらに含む。
【0092】
一実施例では、ターゲットプロバイダ決定モジュールは、ユーザの位置情報、候補プロバイダサブセットに対するユーザの興味情報、推薦対象に対するユーザの興味情報、ビデオストリーム内容に対するユーザの興味情報及びプロバイダの状態情報のうちの少なくとも一つに基づいて、前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットからターゲットプロバイダを選択するように構成されており、ここで、前記プリセットプロバイダセットには、少なくとも一つの候補プロバイダサブセットが含まれる。
【0093】
一実施例では、ターゲットプロバイダ決定モジュールは、ユーザの位置情報、候補プロバイダサブセットに対するユーザの興味情報、推薦対象に対するユーザの興味情報、ビデオストリーム内容に対するユーザの興味情報及びプロバイダの状態情報のうちの少なくとも一つに基づいて、プリセットプロバイダセットにおける各候補プロバイダを採点し、採点結果に基づいてターゲットプロバイダを決定するように構成されている。プリセットページ表示モジュール603は、前記ターゲットプロバイダの採点結果に基づいて、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示するように構成されており、ここで、前記プリセットページにおけるターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリを採点が高い順に表示する。
【0094】
一実施例では、前記プリセット推薦カテゴリに対応するカテゴリ識別子が前記ビデオストリームにおいて運ばれ、前記カテゴリ識別子は、前記ビデオストリームの投稿者により設定される。ここで、ターゲットプロバイダ決定モジュールは、前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットから、前記カテゴリ識別子とマッチングするターゲットプロバイダを選択するように構成されている。
【0095】
一実施例では、前記プリセットページは、複数のターゲットプロバイダの統合ページを含み、前記統合ページには、前記複数のターゲットプロバイダのそれぞれに対応する複数のプリセットサービスページのエントリが含まれ、前記複数のターゲットプロバイダは、前記推薦対象に対するプリセットサービスを提供するために用いられ、前記複数のターゲットプロバイダのそれぞれが属する複数の候補プロバイダサブセットは、前記ビデオストリームの投稿者により設定される。
【0096】
一実施例では、前記ビデオストリームプッシュページは、生放送ビデオストリームプッシュページを含む。前記装置は、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示するとともに、キャスターが解説している現在推薦対象を決定し、前記プリセットページにおいて、第一のプリセット表示方式で、前記現在推薦対象のターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリを表示し、第二のプリセット表示方式で、プリセット推薦対象のターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリを表示するように構成されている第一の推薦対象取得モジュールをさらに含み、前記第一のプリセット表示方式は、前記第二のプリセット表示方式と異なる。
【0097】
以下、図7を参照すると、本開示の実施例を実現するために適する電子機器700の構造概略図を示す。本開示の実施例における電子機器700は、例えば移動電話、ノートパソコン、デジタルブロードキャスト受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、タブレットパソコン(PAD)、携帯型マルチメディアプレーヤー(Portable Media Player、PMP)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)などの移動端末及び例えばデジタルテレビ(Television、TV)、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含んでもよいが、それらに限らない。図7示される電子機器700はただ一例に過ぎず、本開示の実施例の機能と使用範囲に対して何らかの制限を与えるものではない。
【0098】
図7に示すように、電子機器700は、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)702に記憶されるプログラム又は記憶装置708からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)703にロードされるプログラムに基づいて、様々な適切な動作と処理を実行することができる処理装置(例えば中央プロセッサ、グラフィックスプロセッサなど)701を含んでもよい。RAM 703に電子機器700の操作に必要な様々なプログラムとデータがさらに記憶される。処理装置701、ROM 702及びRAM 703は、バス704を介して互いに接続されている。入力/出力(Input/Output、I/O)インターフェース705もバス704に接続されている。
【0099】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置706、例えば液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、スピーカ、振動機などを含む出力装置707、例えば磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置708、及び通信装置709は、I/Oインターフェース705に接続されてもよい。通信装置709は、電子機器700が他の機器とデータを交換するために無線又は有線通信することを可能にすることができる。図7は、様々な装置を有する電子機器700を示しているが、すべての示される装置を実施又は具備する必要はない。代替的に、より多く又はより少ない装置を実施又は具備することができる。
【0100】
本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して記述されたプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現することができる。例えば、本開示の実施例は、非一時的コンピュータ可読媒体に載せられるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、このコンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、このコンピュータプログラムは、通信装置709を介してネットワークからダウンロードされてインストールされてもよいし、記憶装置708からインストールされてもよいし、ROM 702からインストールされてもよい。このコンピュータプログラムが処理装置701により実行されるとき、本開示の実施例の方法で限定される上記機能を実行する。
【0101】
本開示の上記コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記両方の任意な組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば電気、磁気、光、電磁気、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又はいずれか以上の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体の例は、一つ以上の導線を有する電気的な接続、携帯型コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、RAM、ROM、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory、EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯式コンパクトディスクリードオンリーメモリ(Compact Disc Read-Only Memory、CD-ROM)、光メモリデバイス、磁気メモリデバイス、又は上記いずれかの適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラム含み又は記憶する任意の有形媒体であってもよく、このプログラムは、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用されてもよく又はそれらと組み合わせて使用されてもよい。本開示では、コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読プログラムコードが乗せられている、ベースバンドで又はキャリアの一部として伝播されるデータ信号を含んでもよい。このような伝播されるデータ信号は、電磁信号、光信号又は上記いずれかの適切な組み合わせを含む様々な形式を採用してもよいが、それらに限らない。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、このコンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用される又はそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、電線、光ケーブル、無線周波数(Radio Frequency、RF)など、又は上記いずれかの適切な組み合わせを含む任意の適切な媒体で伝送されてもよいが、それらに限らない。
【0102】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれてもよく、この電子機器に組み込まれずに別個に存在してもよい。
【0103】
上記コンピュータ可読媒体に一つ又は複数のプログラムが載せられており、上記一つ又は複数のプログラムがこの電子機器により実行されるとき、プリセットアプリケーションプログラムのビデオストリームプッシュページにおいて、プリセット推薦カテゴリとマッチングするビデオストリームを展示することと、前記ビデオストリームプッシュページに作用されたプリセットトリガー操作を受信することと、前記プリセットトリガー操作に応答して、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示することであって、前記プリセットページにおいて、推薦対象に対するプリセットサービスを提供し、前記推薦対象は、前記プリセット推薦カテゴリに属することとをこの電子機器に実行させる。
【0104】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、一つ以上のプログラミング言語又はその組み合わせで記述することができ、上記プログラミング言語は、オブジェクト指向プログラミング言語、例えばJava、Smalltalk、C++を含むが、それらに限らず、一般的なプロシージャ型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似しているプログラミング言語をさらに含む。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータで実行されてもよく、部分的にユーザコンピュータで実行されてもよく、一つの独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよく、一部がユーザコンピュータで、もう一部分がリモートコンピュータで実行されてもよく、又は完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに関連する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LocalArea Network、LAN)又は広域ネットワーク(Wide Area Network、WAN)を含むいずれか種類のネットワークを介してユーザコンピュータに接続されてもよく、又は、外部コンピュータ(例えばインターネットサービスプロバイダを用いてインターネットを介して接続される)に接続されてもよい。
【0105】
図面におけるフローチャートとブロック図は、本開示の様々な実施例によるシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能と操作を示す。この点で、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、一つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができ、このモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部は、所定の論理機能を実現するための一つ以上の実行可能命令を含む。注意すべきこととして、代替としてのいくつかの実現において、ブロックにおいてマーキングされる機能は、図面にマーキングされる順序とは異なる順序で発生してもよい。例えば、連続的に示される二つのブロックは、実際に基本的に並列に実行されてもよく、関連する機能に応じて逆の順序で実行されてもよい。注意すべきこととして、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能又は操作を実行する、ハードウェアに基づく専用のシステムで実現されてもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせで実現されてもよい。
【0106】
本開示の実施例の記述に係るモジュールは、ソフトウェアの方式で実現されてもよく、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ここで、モジュールの名称は、ある場合、このモジュール自体を限定しないものである。例えばトリガー操作受信モジュールは、さらに、「前記ビデオストリームプッシュページに作用されたプリセットトリガー操作を受信するモジュール」と記述されてもよい。
【0107】
本明細書で上述した機能は、少なくとも部分的に一つ以上のハードウェア論理手段により実行されてもよい。例えば、非限定的なものとして、使用できる例示的なタイプのハードウェア論理手段は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、特定用途向け汎用製品(Application Specific Standard Parts、ASSP)、システムオンチップ(System on Chip、SOC)、複雑なプログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLD)などを含む。
【0108】
本開示のコンテキストでは、マシン可読媒体は、命令実行システム、装置又は機器により使用される又は命令実行システム、装置又は機器と組み合わせて使用されるプログラムを含むか、記憶してもよく、有形の媒体であってもよい。マシン可読媒体は、マシン可読信号媒体又はマシン可読記憶媒体であってもよい。マシン可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線、又は半導体のシステム、装置又は機器、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限らない。マシン可読記憶媒体の例は、一つ以上のワイヤに基づく電気的接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、RAM、ROM、EPROM又はフラッシュメモリ、光ファイバ、CD-ROM、光学記憶機器、磁気記憶機器、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含むことができる。
【0109】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、データインタラクション方法を提供し、このデータインタラクション方法は、
プリセットアプリケーションプログラムのビデオストリームプッシュページにおいて、プリセット推薦カテゴリとマッチングするビデオストリームを展示することと、
前記ビデオストリームプッシュページに作用されたプリセットトリガー操作を受信することと、
前記プリセットトリガー操作に応答して、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示することであって、前記プリセットページにおいて、推薦対象に対するプリセットサービスを提供し、前記推薦対象は、前記プリセット推薦カテゴリに属することとを含む。
【0110】
一実施例では、前記プリセットページは、ターゲットプロバイダの統合ページを含み、前記ターゲットプロバイダは、前記推薦対象に対するプリセットサービスを提供するために用いられ、前記統合ページには、前記ターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリが含まれ、
ここで、前記の、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示する前に、
前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットからターゲットプロバイダを選択することをさらに含む。
【0111】
一実施例では、前記の、前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットからターゲットプロバイダを選択することは、
ユーザの位置情報、候補プロバイダサブセットに対するユーザの興味情報、推薦対象に対するユーザの興味情報、ビデオストリーム内容に対するユーザの興味情報及びプロバイダの状態情報のうちの少なくとも一つに基づいて、前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットからターゲットプロバイダを選択することを含み、ここで、前記プリセットプロバイダセットには、少なくとも一つの候補プロバイダサブセットが含まれる。
【0112】
一実施例では、前記の、ユーザの位置情報、候補プロバイダサブセットに対するユーザの興味情報、推薦対象に対するユーザの興味情報、ビデオストリーム内容に対するユーザの興味情報及びプロバイダの状態情報のうちの少なくとも一つに基づいて、前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットからターゲットプロバイダを選択することは、
ユーザの位置情報、候補プロバイダサブセットに対するユーザの興味情報、推薦対象に対するユーザの興味情報、ビデオストリーム内容に対するユーザの興味情報及びプロバイダの状態情報のうちの少なくとも一つに基づいて、プリセットプロバイダセットにおける各候補プロバイダを採点し、採点結果に基づいてターゲットプロバイダを決定することを含み、
ここで、前記の、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示することは、
前記ターゲットプロバイダの採点結果に基づいて、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示することを含み、ここで、前記プリセットページにおけるターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリを採点が高い順に表示する。
【0113】
一実施例では、前記プリセット推薦カテゴリに対応するカテゴリ識別子が前記ビデオストリームにおいて運ばれ、前記カテゴリ識別子は、前記ビデオストリームの投稿者により設定され、
ここで、前記の、前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットからターゲットプロバイダを選択することは、
前記プリセットアプリケーションプログラムに対応するプリセットプロバイダセットから、前記カテゴリ識別子とマッチングするターゲットプロバイダを選択することを含む。
【0114】
一実施例では、前記プリセットページは、複数のターゲットプロバイダの統合ページを含み、前記統合ページには、前記複数のターゲットプロバイダのそれぞれに対応する複数のプリセットサービスページのエントリが含まれ、前記複数のターゲットプロバイダは、前記推薦対象に対するプリセットサービスを提供するために用いられ、前記複数のターゲットプロバイダのそれぞれが属する複数の候補プロバイダサブセットは、前記ビデオストリームの投稿者により設定される。
【0115】
一実施例では、前記ビデオストリームプッシュページは、生放送ビデオストリームプッシュページを含み、
ここで、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示するとともに、
キャスターが解説している現在推薦対象を決定することと、
前記プリセットページにおいて、第一のプリセット表示方式で、前記現在推薦対象のターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリを表示し、第二のプリセット表示方式で、プリセット推薦対象のターゲットプロバイダのプリセットサービスページのエントリを表示することであって、前記第一のプリセット表示方式は、前記第二のプリセット表示方式と異なることとをさらに含む。
【0116】
本開示の一つ又は複数の実施例によれば、データインタラクション装置を提供し、このデータインタラクション装置は、
プリセットアプリケーションプログラムのビデオストリームプッシュページにおいて、プリセット推薦カテゴリとマッチングするビデオストリームを展示するように構成されているビデオストリーム展示モジュールと、
前記ビデオストリームプッシュページに作用されたプリセットトリガー操作を受信するように構成されているトリガー操作受信モジュールと、
前記プリセットトリガー操作に応答して、前記プリセット推薦カテゴリに対応するプリセットページを表示するように構成されているプリセットページ表示モジュールであって、前記プリセットページにおいて、推薦対象に対するプリセットサービスを提供し、前記推薦対象は、前記プリセット推薦カテゴリに属するプリセットページ表示モジュールとを含む。
【0117】
なお、複数の操作が特定の手順で描かれているが、これらの操作が図示された特定の手順又は順序で実行されるように要求されていると理解すべきではない。特定の環境では、マルチタスクと並列処理が有利である可能性がある。同様に、上述には複数の実現詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲への制限として解釈されるべきではない。単一の実施例のコンテキストに記述されたいくつかの特徴は、単一の実施例が組み合わせて実現されてもよい。逆に、単一の実施例のコンテキストに記述される様々な特徴は、複数の実施例が、単独で、又は任意の適切なサブコンビネーションで実現されてもよい。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【国際調査報告】