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特表2024-526270演算能力通知の送信方法、装置及び演算能力ネットワークエレメントノード
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-17
(54)【発明の名称】演算能力通知の送信方法、装置及び演算能力ネットワークエレメントノード
(51)【国際特許分類】
   H04L 67/1014 20220101AFI20240709BHJP
   H04L 67/1021 20220101ALI20240709BHJP
   G06F 15/173 20060101ALI20240709BHJP
【FI】
H04L67/1014
H04L67/1021
G06F15/173 681
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023580883
(86)(22)【出願日】2022-06-29
(85)【翻訳文提出日】2023-12-28
(86)【国際出願番号】 CN2022102298
(87)【国際公開番号】W WO2023274293
(87)【国際公開日】2023-01-05
(31)【優先権主張番号】202110750298.8
(32)【優先日】2021-07-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】518389015
【氏名又は名称】中国移動通信有限公司研究院
【氏名又は名称原語表記】China Mobile Communication Co., Ltd Research Institute
【住所又は居所原語表記】32 Xuanwumen West Street, Xicheng District, Beijing 100053, China
(71)【出願人】
【識別番号】518301095
【氏名又は名称】中国移動通信集団有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100118913
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 邦生
(74)【代理人】
【識別番号】100142789
【弁理士】
【氏名又は名称】柳 順一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100201466
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 邦彦
(72)【発明者】
【氏名】ヤオ, フジュアン
(72)【発明者】
【氏名】フー, ユエシア
(72)【発明者】
【氏名】サン, タオ
(72)【発明者】
【氏名】ル, ル
【テーマコード(参考)】
5B045
【Fターム(参考)】
5B045BB22
5B045BB49
(57)【要約】
本開示は、演算能力通知の送信方法、装置及び演算能力ネットワークエレメントノードを提供する。前記方法は、第2演算能力ネットワークエレメントノードにターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を送信するステップを含み、ここで、前記演算能力通知情報は、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【選択図】 図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
演算能力通知の送信方法であって、第1演算能力ネットワークエレメントノードに適用され、
第2演算能力ネットワークエレメントノードにターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を送信するステップを含み、
前記演算能力通知情報が、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、
のうちの少なくとも1つを含む、演算能力通知の送信方法。
【請求項2】
伝送対象のターゲット業務及び/又は演算能力通知情報に基づいて、前記演算能力通知情報の伝送ポリシーを決定するステップと、
前記伝送ポリシーに基づいて、前記演算能力通知情報を送信するステップと、を含む請求項1に記載の送信方法。
【請求項3】
前記伝送ポリシーが、
前記演算能力通知情報の送信が自主リリースであること、又は
前記演算能力通知情報の送信が、得られた演算能力サービス要求に基づいて前記演算能力通知情報を送信することであること、
を含む請求項2に記載の送信方法。
【請求項4】
前記ターゲット業務がホットスポットサービスである場合、前記演算能力通知情報の送信が自主リリースであると決定し、
前記ターゲット業務が非ホットスポットサービスである場合、前記演算能力通知情報の送信が、得られた演算能力サービス要求に基づいて前記演算能力通知情報を送信することであると決定する請求項3に記載の送信方法。
【請求項5】
前記ターゲット業務がホットスポットサービスであり、
前記伝送ポリシーに基づいて、前記演算能力通知情報を送信するステップが、
ターゲット通知領域内にある前記第2演算能力ネットワークエレメントノードに前記演算能力通知情報を送信するステップを含み、
前記ターゲット通知領域が、ターゲット地理位置範囲及び/又はターゲットサービス展開エリアを含む請求項4に記載の送信方法。
【請求項6】
前記演算能力通知情報を送信するステップが、
拡張ボーダーゲートウェイプロトコル(BGP)メッセージによって前記演算能力通知情報を送信するステップを含み、
前記第1フィールド情報、前記第2フィールド情報及び前記第3フィールド情報は、それぞれ拡張ボーダーゲートウェイプロトコル(BGP)メッセージのうちのいずれか1つのフィールド情報である請求項1に記載の送信方法。
【請求項7】
演算能力通知の送信方法であって、第2演算能力ネットワークエレメントノードに適用され、
第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信するステップを含み、
前記演算能力通知情報が、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、
のうちの少なくとも1つを含む、演算能力通知の送信方法。
【請求項8】
第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信するステップが、
前記第1演算能力ネットワークエレメントノードが自主的に送信した前記演算能力通知情報を受信するステップを含む請求項7に記載の送信方法。
【請求項9】
第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信するステップが、
ユーザ側が送信した第1演算能力サービス要求を受信した後、第1演算能力ネットワークエレメントノードに第2演算能力サービス要求を送信するステップと、
前記第1演算能力ネットワークエレメントノードが前記第2演算能力サービス要求に応答して送信した前記演算能力通知情報を受信するステップと、
を含む請求項7に記載の送信方法。
【請求項10】
前記第2演算能力ネットワークエレメントノードが、前記第1演算能力ネットワークエレメントノードのターゲット通知領域内にあり、
前記ターゲット通知領域が、ターゲット地理位置範囲及び/又はターゲットサービス展開エリアを含む請求項8に記載の送信方法。
【請求項11】
前記演算能力通知情報を受信するステップが、
拡張ボーダーゲートウェイプロトコル(BGP)メッセージによって前記演算能力通知情報を受信するステップを含み、
前記第1フィールド情報、前記第2フィールド情報及び前記第3フィールド情報は、それぞれ拡張BGPメッセージのうちのいずれか1つのフィールド情報である請求項7に記載の送信方法。
【請求項12】
演算能力ネットワークエレメントノードであって、前記演算能力ネットワークエレメントノードは第1演算能力ネットワークエレメントノードであり、送受信機を備え、該送受信機が、
第2演算能力ネットワークエレメントノードにターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を送信するために使用され、
前記演算能力通知情報が、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、
のうちの少なくとも1つを含む、演算能力ネットワークエレメントノード。
【請求項13】
演算能力ネットワークエレメントノードであって、前記演算能力ネットワークエレメントノードは第2演算能力ネットワークエレメントノードであり、送受信機を備え、該送受信機が、
第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信するために使用され、
前記演算能力通知情報が、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、
のうちの少なくとも1つを含む、演算能力ネットワークエレメントノード。
【請求項14】
演算能力通知の送信装置であって、第1演算能力ネットワークエレメントノードに適用され、
第2演算能力ネットワークエレメントノードにターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を送信するための送信モジュールを備え、
前記演算能力通知情報が、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、
のうちの少なくとも1つを含む、演算能力通知の送信装置。
【請求項15】
演算能力通知の送信装置であって、第2演算能力ネットワークエレメントノードに適用され、
第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信するための受信モジュールを備え、
前記演算能力通知情報が、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、
前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、
のうちの少なくとも1つを含む、演算能力通知の送信装置。
【請求項16】
演算能力ネットワークエレメントノードであって、プロセッサ、メモリ及び前記メモリに記憶されており且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラムを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行されると、請求項1から6のいずれか一項に記載の演算能力通知の送信方法を実現し、又は請求項7から11のいずれか一項に記載の演算能力通知の送信方法を実現する、
演算能力ネットワークエレメントノード。
【請求項17】
読み取り可能な記憶媒体であって、前記読み取り可能な記憶媒体にはプログラムが記憶されており、前記プログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1から6のいずれか一項に記載の演算能力通知の送信方法におけるステップを実現し、請求項7から11のいずれか一項に記載の演算能力通知の送信方法におけるステップを実現する、読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互引用】
【0001】
本開示は、2021年7月2日付けで中国に提出する中国特許出願番号No.202110750298.8の優先権を主張し、その全内容は援用により本明細書に組み込まれる。
【技術分野】
【0002】
本開示は、データ通信ネットワーク分野に関し、特に演算能力通知の送信方法、装置及び演算能力ネットワークエレメントノードを指す。
【背景技術】
【0003】
クラウドコンピューティング、エッジコンピューティングの発展傾向の下で、将来の社会では、ユーザに近い異なる距離で異なる規模の演算能力を展開し、グローバルネットワークを通じてユーザのために様々な個性的なサービスを提供する。百億規模のスマート端末、世界十億規模のホームゲートウェイ、そして各都市内のエッジコンピューティングによってもたらされる数千のコンピューティング能力を備えたエッジクラウド、及び各国の数十の大型クラウドデータセンタ(Data Center、DC)のように、大量のユビキタス演算能力は各所からインターネットにアクセスし、演算とネットワークが深く融合する傾向になる。
【0004】
ネットワークにおける演算リソースはネットワークの隅々に溶け込んでおり、各ネットワークノードはいずれもリソースの提供者になることが可能になり、ユーザの要求は、最も近いノードリソースを呼び出すことで満たすことができ、特定のノードに限定されず、接続とネットワークスケジューリングリソースの浪費を回避する。
【0005】
現在、演算能力処理に基づくネットワークシステムでは、異なるプロトコルや方法を適応的に選択してネットワークで情報を通知することができないので、ネットワーク内の大量の通知オーバーヘッドが発生する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の技術案の目的は、演算能力通知の送信方法、装置及び演算能力ネットワークエレメントノードを提供することであり、演算能力処理のネットワークシステムでは、通知のオーバーヘッドが大きいという関連技術における問題を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は第1演算能力ネットワークエレメントノードに適用される演算能力通知の送信方法を提供し、ここで、前記方法は、第2演算能力ネットワークエレメントノードにターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を送信するステップを含み、ここで、前記演算能力通知情報は、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、 前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0008】
選択可能に、前記送信方法では、前記方法は、伝送対象のターゲット業務及び/又は演算能力通知情報に基づいて、前記演算能力通知情報の伝送ポリシーを決定するステップと、前記伝送ポリシーに基づいて、前記演算能力通知情報を送信するステップと、を含む。
【0009】
選択可能に、前記送信方法では、前記伝送ポリシーは、前記演算能力通知情報の送信が自主リリースであること、又は、前記演算能力通知情報の送信が、得られた演算能力サービス要求に基づいて前記演算能力通知情報を送信することであること、を含む。
【0010】
選択可能に、前記送信方法では、前記ターゲット業務がホットスポットサービスである場合、前記演算能力通知情報の送信が自主リリースであると決定し、 前記ターゲット業務が非ホットスポットサービスである場合、前記演算能力通知情報の送信が、得られた演算能力サービス要求に基づいて前記演算能力通知情報を送信することであると決定する。
【0011】
選択可能に、前記送信方法では、前記ターゲット業務がホットスポットサービスであり、前記伝送ポリシーに基づいて、前記演算能力通知情報を送信するステップは、ターゲット通知領域内にある前記第2演算能力ネットワークエレメントノードに前記演算能力通知情報を送信するステップを含み、ここで、前記ターゲット通知領域は、ターゲット地理位置範囲及び/又はターゲットサービス展開エリアを含む。
【0012】
選択可能に、前記送信方法では、前記演算能力通知情報を送信するステップは、拡張ボーダーゲートウェイプロトコル(Border Gateway Protocol、BGP)メッセージによって前記演算能力通知情報を送信するステップを含み、前記第1フィールド情報、前記第2フィールド情報及び前記第3フィールド情報は、それぞれ拡張ボーダーゲートウェイプロトコル(BGP)メッセージのうちのいずれか1つのフィールド情報である。
【0013】
本開示の実施例は、第2演算能力ネットワークエレメントノードに適用される演算能力通知の送信方法を提供し、ここで、前記方法は、第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信するステップを含み、ここで、前記演算能力通知情報は、 前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0014】
選択可能に、前記送信方法では、第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信するステップは、前記第1演算能力ネットワークエレメントノードが自主的に送信した前記演算能力通知情報を受信するステップを含む。
【0015】
選択可能に、前記送信方法では、第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信するステップは、ユーザ側が送信した第1演算能力サービス要求を受信した後、第1演算能力ネットワークエレメントノードに第2演算能力サービス要求を送信するステップと、前記第1演算能力ネットワークエレメントノードが前記第2演算能力サービス要求に応答して送信した前記演算能力通知情報を受信するステップと、を含む。
【0016】
選択可能に、前記送信方法では、前記第2演算能力ネットワークエレメントノードは、前記第1演算能力ネットワークエレメントノードのターゲット通知領域内にあり、ここで、前記ターゲット通知領域は、ターゲット地理位置範囲及び/又はターゲットサービス展開エリアを含む。
【0017】
選択可能に、前記送信方法では、前記演算能力通知情報を受信するステップは、拡張ボーダーゲートウェイプロトコル(BGP)メッセージによって前記演算能力通知情報を受信するステップを含み、ここで、前記第1フィールド情報、前記第2フィールド情報、及び前記第3フィールド情報は、それぞれ拡張BGPメッセージのうちのいずれか1つのフィールド情報である。
【0018】
本開示の実施例は、演算能力ネットワークエレメントノードをさらに提供し、前記演算能力ネットワークエレメントノードは第1演算能力ネットワークエレメントノードであり、送受信機を備え、ここで、前記送受信機は、第2演算能力ネットワークエレメントノードにターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を送信するために使用され、ここで、前記演算能力通知情報は、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0019】
本開示の実施例は、演算能力ネットワークエレメントノードをさらに提供し、前記演算能力ネットワークエレメントノードは第2演算能力ネットワークエレメントノードであり、送受信機を備え、ここで、前記送受信機は、第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信するために使用され、ここで、前記演算能力通知情報は、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0020】
本開示の実施例は、第1演算能力ネットワークエレメントノードに適用される演算能力通知の送信装置をさらに提供し、ここで、前記装置は、第2演算能力ネットワークエレメントノードにターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を送信するための送信モジュールを備え、ここで、前記演算能力通知情報は、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0021】
本開示の実施例は、第2演算能力ネットワークエレメントノードに適用される演算能力通知の送信装置をさらに提供し、ここで、前記装置は、第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信するための受信モジュールを備え、ここで、前記演算能力通知情報は、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0022】
本開示の実施例は、演算能力ネットワークエレメントノードをさらに提供し、前記演算能力ネットワークエレメントノードは、プロセッサ、メモリ、及び前記メモリに記憶されており且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラムを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行されると、以上のいずれか一項に記載の演算能力通知の送信方法を実現する。
【0023】
本開示の実施例は読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、ここで、前記読み取り可能な記憶媒体にプログラムが記憶されており、前記プログラムがプロセッサによって実行されると、以上のいずれか一項に記載の演算能力通知の送信方法におけるステップを実現する。
【発明の効果】
【0024】
本開示の上記技術案における少なくとも1つは以下の有益な効果を有する。
本開示の実施例に記載の演算能力通知の送信方法は、演算能力通知の内容及び必要な送信周波数などに基づいて、演算能力通知情報を分類し、異なるタイプの演算能力通知情報に対して、異なる演算能力通知プロトコルと通知ポリシーを選択することで、不必要なシグナリングオーバーヘッドを削減し、演算能力通知送信の伝送効率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】本開示の実施例に記載の演算能力通知の送信方法が演算能力処理のネットワークシステムに適用される一実施形態の構造概略図である。
図2】本開示の一実施例に記載の演算能力通知の送信方法の概略フローチャートである。
図3】本開示の実施例に係る送信演算能力通知情報の拡張BGPメッセージの概略図である。
図4】ホットスポットサービス伝送に使用される概略図である。
図5】非ホットスポットサービス伝送に使用される概略図である。
図6】本開示のもう1つの実施例に記載の演算能力通知の送信方法の概略フローチャートである。
図7】本開示の実施例の一実施形態に記載の演算能力ネットワークエレメントノードの構造概略図である。
図8】本開示の実施例のもう1つの実施形態に記載の演算能力ネットワークエレメントノードの構造概略図である。
図9】本開示の実施例の一実施形態に記載の演算能力通知の送信装置の構造概略図である。
図10】本開示の実施例もう1つの実施形態に記載の演算能力通知の送信装置の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、図面を参照して本開示の例示的な実施例をより詳しく説明する。図面には本開示の例示的な実施例が示されているが、ここで説明される実施例によって制限されるべきではなく、様々な形式で本開示を実現できることを理解されたい。むしろ、これらの実施例の提供は、本開示をより徹底的に理解するためであり、且つ本開示の範囲を完全に当業者に伝えることができる。
【0027】
本出願の明細書と請求項における「第1」、「第2」などの用語は、類似する対象を区別するためであり、必ずしも特定の順序を説明するために使用されるとは限らない。なお、ここで説明される本出願の実施例が図示又は説明される順序以外の順序で実施され得るように、このように使用されるデータは必要に応じて交換可能であることを理解されたい。また、「含む」と「有する」及びそれらのあらゆる変形は、非排他的な包含をカバーしようとしており、例えば、一連のステップ又はユニットのプロセス、方法、システム、製品又はデバイスを含み、明確に挙げられたステップ又はユニットに限らず、明確に挙げられていないもの又はこれらのプロセス、方法、製品又はデバイスの固有の他のステップ又はユニットを含むことができる。明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも1つを表す。
【0028】
以下は例を説明し、請求項で説明される範囲、適用性又は設定を制限するものではない。本開示の精神と範囲から逸脱しない限り、議論される要素の機能又は設定を変更することができる。各例は様々な手順やコンポーネントを適宜省略、置換、又は追加することができる。例えば、説明される方法は、説明される順序と異なる順序で実行されてもよく、各種のステップを追加、省略、又は結合することができる。また、いくつかの例を参照して説明される特徴は、他の例において組み合わせることができる。
【0029】
本開示の実施例に関連する解決案をよりよく理解することを助けるために、以下、本開示の実施例に記載の演算能力通知の送信方法が提供されるシステム、及び関わる関連概念について説明する。
【0030】
本開示の実施例に記載の演算能力通知の送信方法は、演算能力処理のネットワークシステムに適用され、演算能力感知ネットワーク、演算能力ネットワーク、演算能力ネットワーク一体型ネットワーク又は演算ネットワーク統合の新型ネットワークなどの名称ともいう。一実施形態では、図1に示すように、前記演算能力処理のネットワークシステムは、演算能力ルーティング層、演算能力リソース層、ネットワークリソース層、演算能力ネットワーク管理層、演算能力サービス層、を含んでもよい。
【0031】
前記ネットワークシステムは、上記演算能力ルーティング層、演算能力リソース層、ネットワークリソース層、演算能力ネットワーク管理層、及び演算能力サービス層の構造を含んでもよく、もう1つの実施形態では、該ネットワークシステムは、演算能力ネットワーク管理層、演算能力アプリケーション層、演算能力ルーティング層、演算能力リソース層、及びネットワークリソース層を含む構造であってもよく、又は、演算能力サービス層、演算能力プラットフォーム層、演算能力リソース層、演算能力ルーティング層、及びネットワークリソース層を含む構造であってもよく、具体的には、図1に示す実施構造に限らない。
【0032】
なお、本開示の実施例では、演算能力ネットワークエレメントノードは、本明細書では、演算能力を有するネットワークデバイスを指す。演算能力ネットワークエレメントノードは演算能力ルーティングノードと演算能力ノード(時には、演算能力ノードは演算ノードとも呼ばれる)をさらに含んでもよい。ここで、演算能力ルーティングノードは、演算能力処理のネットワークシステムの演算能力ルーティング層に位置してもよく、演算能力リソース情報を演算能力処理のネットワークシステムにおいて通知伝送するネットワークデバイスである。
【0033】
演算能力ノードは、演算能力リソース層及び/又はネットワークリソース層に位置し、演算能力を備えるデバイスを指し、演算能力リソースを提供するために使用され、演算能力処理のネットワークシステムにおいて演算タスクを処理するデバイスに相当し、例えばデータセンタのサーバデバイス、一体型機器などである。また、本開示の実施例の演算能力ノードは、演算能力ネットワークエレメントデバイスであってもよく、前記演算能力ネットワークエレメントデバイスは、ルータなどのネットワークリソース層のネットワーク伝送デバイスであり、同時に、該演算能力ネットワークエレメントデバイスは、演算能力リソースと演算能力サービスを提供することができる。
【0034】
通常、技術の演算能力処理のネットワークシステムでは、演算能力ルーティング層と演算能力リソース層との間で演算能力通知情報を伝送し、すべての演算能力情報(演算能力リソース情報と演算能力サービス情報などを含む)は同時に通知され、異なるプロトコルと方式を適応的に選択してネットワークで通知することを実現できないので、ネットワークにおいて大量の通知オーバーヘッドが発生してしまう。当該技術的課題を解決するために、本開示の実施例は演算能力通知の送信方法を提供し、演算能力通知の内容及び必要な送信周波数などに基づいて、演算能力通知情報を分類し、異なるタイプの演算能力通知情報に対して、異なる演算能力通知プロトコルと通知ポリシーを選択することで、不必要なシグナリングオーバーヘッドを削減し、演算能力通知送信の伝送効率を向上させる。
【0035】
選択可能に、一実施形態では、本開示の実施例は、第1演算能力ネットワークエレメントノードに適用される演算能力通知の送信方法を提供し、図2に示すように、前記方法は以下のS210を含む。
【0036】
S210、第2演算能力ネットワークエレメントノードにターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を送信する。
ここで、前記演算能力通知情報は、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0037】
なお、本開示の実施例では、第1演算能力ネットワークエレメントノードと第2演算能力ネットワークエレメントノードは、それぞれ演算能力ルーティングノードと演算能力ノードにおけるいずれか1つであってもよく、選択可能に、第1演算能力ネットワークエレメントノードと第2演算能力ネットワークエレメントノードは、それぞれ演算能力業務伝送におけるいずれか1つの演算能力ルーティングノード又は演算能力ノードであってもよい。
【0038】
選択可能に、ターゲット演算能力ノードは、演算能力業務伝送プロセスにおける1つの演算能力ノードであり、該ターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報は、演算能力処理のネットワークシステムにおける複数の演算能力ネットワークエレメントノード間で伝送され、第1演算能力ネットワークエレメントノードと第2演算能力ネットワークエレメントノードは、演算能力業務伝送プロセスにおける2つの伝送ノードである。
【0039】
本開示の具体的な実施例に記載の演算能力通知の送信方法は、演算能力通知情報を複数のタイプに分け選択可能に、演算能力サービス能力情報、演算能力リソース状態、演算能力サービス状態、を含んでもよい。
【0040】
ここで、演算能力サービス能力情報を含む演算能力通知情報は、演算能力ポロジー及び演算能力サービスポロジーを生成するために使用され、選択可能に、演算能力ノードの登録手続きに使用され、例えば、演算能力リソースと演算能力サービスに対する初期化デプロイメントの状況を通知し、選択可能に、該演算能力サービス能力情報は、演算能力ノードの演算能力イネーブル情報及び/又は演算能力サービス初期化デプロイメント情報を含んでもよい。
【0041】
演算能力リソース状態を含む演算能力通知情報は、基礎リソースサービス要求モード下の通知に使用され、具体的には、演算能力リソース状態通知に使用される通知プロトコルと通知ポリシーは適応的に調整可能である。本開示の実施例における一実施形態では、選択可能に、演算能力リソース状態は中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)/グラフィックス処理装置(Graphics Processing Unit、GPU)、演算能力デプロイメント形態、及び演算能力デプロイメント位置などのうちの少なくとも1つを含む。
【0042】
演算能力サービス状態を含む演算能力通知情報は、演算能力サービスモード下の通知に使用され、具体的に演算能力サービス状態通知に使用される通知プロトコルと通知ポリシーは適応的に調整可能である。本開示の実施例における一実施形態では、選択可能に、演算能力サービス状態は、サービス識別子(service ID)、サービス接続数、及びサービス持続時間などのうちの少なくとも1つを含む。
【0043】
本開示の実施例に記載の演算能力通知の送信方法を用いると、演算能力通知情報を複数の異なるタイプに分け、異なる演算能力通知情報がそれぞれ送信した通知プロトコルと通知ポリシーに基づいて、対応する演算能力通知情報をそれぞれ送信し、これにより、送信された演算能力通知情報は、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、のうちの少なくとも1つを含むことができる。
【0044】
選択可能に、ステップS210では、前記演算能力通知情報を送信するステップは、拡張ボーダーゲートウェイプロトコル(Border Gateway Protocol、BGP)メッセージによって前記演算能力通知情報を送信するステップを含み、ここで、前記第1フィールド情報、前記第2フィールド情報、及び前記第3フィールド情報は、それぞれ拡張BGPメッセージのうちのいずれか1つのフィールド情報である。
【0045】
本開示の実施例に記載の演算能力通知の送信方法を用いると、演算能力通知情報を複数の異なるタイプに分けてそれぞれ通知できる方式に対して、複数の演算能力情報通知プロトコルを設計してもよく、異なる演算能力通知情報は、異なる演算能力情報通知プロトコルに基づいて送信し、即ち、演算能力通知情報内の異なる演算能力通知内容を送信するためのフィールド情報は異なる。
【0046】
本開示の実施例では、選択可能に、ネットワークプロトコルによって演算能力通知情報を拡張して運び、例えば、BGP/内部ゲートウェイプロトコル(Interior Gateway Protocol、IGP)が拡張された演算能力通知プロトコルに基づいて演算能力通知情報を送信する。
【0047】
一実施形態では、選択可能に、拡張BGPメッセージ内の拡張フィールドによって演算能力サービス能力情報を運ぶことにより、演算能力リソースと演算能力サービスの初期化デプロイメントの状況を通知する。即ち、本開示の実施例では、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報は、拡張BGPメッセージにおける1つのフィールド情報であってもよい。
【0048】
なお、演算能力サービスポロジーの生成は2つのステップを含み、第1ステップは、サービスポロジー情報の生成であり、選択可能に、該サービスポロジー情報はサービス識別子情報、サービスデプロイメントの位置情報を含み、選択可能に、演算能力ノードは、service ID情報などのデプロイメントサービス識別子情報を通知し、ボーダーゲートウェイプロトコルリンク状態(BGP Link-State、BGP-LS)、動的ホスト設定プロトコル(Dynamic Host Configuration Protocol、DHCP)を介して通知することができ、選択可能に、拡張BGP-LSによって、以下の演算能力サービス能力情報を運ぶことができ、各演算能力ノードを識別する演算能力サービスデプロイメント情報は、ノード属性(node attribute)フィールドに演算能力サービス情報(例えばservice ID情報)を追加し、且つノード間で通知し、事前に演算能力サービスポロジーを確立することができる。図3に示すのは、BGPノードフラグ(node flag)フィールド図であり、「Rsvd」フィールドにより、演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を識別することができる。
【0049】
本開示の実施例に記載の演算能力通知の送信方法は、選択可能に、演算能力情報更新の特定のニーズに応じて、カスタマイズされた演算能力情報更新プロトコルを設計し、例えば、演算能力リソース状態及び演算能力サービス状態に基づいて通知し、選択可能に、該演算能力リソース状態と演算能力サービス状態はBGP更新(update)拡張フィールドによって運んでもよい。
【0050】
なお、本開示の実施例に記載の送信方法は、送信される演算能力通知情報の異なるメッセージ内容の特定のニーズ(更新頻度、通知ポリシーなどを含む)に応じて、対応する送信プロトコルを設定し、即ち、異なるフィールド情報によって、異なるメッセージ内容の演算能力通知情報を送信する。
【0051】
本開示の実施例に記載の演算能力通知の送信方法では、選択可能に、前記方法は、伝送対象のターゲット業務及び/又は演算能力通知情報に基づいて、前記演算能力通知情報の伝送ポリシーを決定するステップと、前記伝送ポリシーに基づいて、前記演算能力通知情報を送信するステップと、をさらに含む。
【0052】
本開示の実施例に記載の送信方法を用いると、伝送対象のターゲット業務の業務状態及び/又は演算能力通知情報の具体的な通知内容に基づいて、適応的な伝送ポリシーを提供する。
【0053】
前記伝送ポリシーは、前記演算能力通知情報の送信が自主リリースであること、又は、前記演算能力通知情報の送信が、得られた演算能力サービス要求に基づいて前記演算能力通知情報を送信することであること、を含む。
【0054】
選択可能に、本開示の実施例に記載の送信方法は、前記ターゲット業務がホットスポットサービスである場合、前記演算能力通知情報の送信が自主リリースであると決定し、前記ターゲット業務が非ホットスポットサービスである場合、前記演算能力通知情報の送信が、得られた演算能力サービス要求に基づいて前記演算能力通知情報を送信することであると決定する。
【0055】
該実施形態を用いると、選択可能に、演算能力処理のネットワークシステムでは、伝送する必要があるターゲット業務をホットスポットサービスと非ホットスポットサービスに分けて、分けられた異なるタイプの業務に対して異なる通知ポリシーを用いてもよい。選択可能に、ターゲット業務伝送時の第1ホップノードの演算能力ネットワークエレメントノードに位置し、伝送されるターゲット業務をホットスポットサービス又は非ホットスポットサービスに分ける。
【0056】
選択可能に、ホットスポットサービスについて、前記演算能力通知情報の送信が自主リリースであると決定する。
【0057】
一実施形態では、前記ターゲット業務がホットスポットサービスであり、前記伝送ポリシーに基づいて、前記演算能力通知情報を送信するステップは、ターゲット通知領域内にある前記第2演算能力ネットワークエレメントノードに前記演算能力通知情報を送信するステップを含み、ここで、前記ターゲット通知領域は、ターゲット地理位置範囲及び/又はターゲットサービス展開エリアを含む。
【0058】
具体的に、ターゲット業務はホットスポットサービスであり、演算能力ネットワークエレメントノード(演算能力ノード又は演算能力ルーティングノードであってもよい)が自主的に演算能力通知情報をリリースする必要があり、同時に、該演算能力通知情報はネットワーク全体の演算能力通知を行わず、ホットスポットエリア内でローカル通知範囲内の通知を行う。図4に示すように、該実施形態を用いると、演算能力サービス提供者10は自主的に各演算能力ネットワークエレメントノード20(例えばルーティングノード)に演算能力通知情報を送信し、演算能力通知情報は複数の演算能力ネットワークエレメントノード20間で伝送される。
【0059】
一実施形態では、ターゲット通知領域(即ち通知範囲)の区分方法は、地理的位置に基づいて、隣接する領域を1つの通知領域として識別し、この範囲内でサービスの状態情報を通知するものであってもよい(即ち、地理的な位置を次元とする伝送ポリシーに基づいて、ターゲット地理的位置範囲内にある演算能力ネットワークエレメントノードに演算能力通知情報を送信する)。もう1つの実施形態では、サービスを次元として、同一サービスデプロイメントを有する領域を同一の通知領域に分け、該実施形態を用いて、伝送されるターゲット業務に対して、決定されたサービスを次元とする伝送ポリシーに基づいて、ターゲットサービス展開エリア内の演算能力ネットワークエレメントノードに演算能力通知情報を送信する。
【0060】
ここで、地理的位置を次元とする時、選択可能に、インターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)プロトコルにおける既存の自律システム(Autonomous System、AS)領域に基づいて区分して、各通知領域間の通知関係を決定してもよい。
【0061】
本開示の実施例に記載の送信方法を用いると、選択可能に、非ホットスポットサービスに対して、前記演算能力通知情報の送信が、得られた演算能力サービス要求に基づいて前記演算能力通知情報を送信することであると決定する。即ち、具体的に、受動的コンピューティング要求を用いて演算能力通知情報を送信し、演算能力通知情報はネットワーク全体にわたるブロードキャストを行わず、これによって演算能力通知のシグナリングオーバーヘッドを削減する。
【0062】
具体的に、図5に示すように、該実施形態を用いると、まず、演算能力サービスメッセージ側30(例えば端末)が先に演算能力サービス要求を送信する必要があり、演算能力ルーティングの最初の演算能力ネットワークエレメントノード21(即ち第1ホップノード)は、演算能力サービス要求を受信した後、引き続き1つ又は複数のデプロイメントに対応するサービスと演算能力の演算能力ネットワークエレメントノードに該演算能力サービス要求を送信し、演算能力サービス提供者10は、受信した該演算能力サービス要求に基づいて、演算能力通知情報をフィードバックし、選択可能に、フィードバックされた演算能力通知情報は、演算能力リソース状態及び/又は演算能力サービス状態を含んでもよい。
【0063】
本開示の実施例に記載の送信方法を用いると、演算能力通知の内容及び必要な送信周波数などに基づいて、演算能力通知情報を分類し、異なるタイプの演算能力通知情報に対して、異なる演算能力通知プロトコルと通知ポリシーを選択することで、不必要なシグナリングオーバーヘッドを回避し、且つルーティングの高速収束を提供し、選択可能に、多次元リソース状態を感知し、演算能力ネットワークのリソース協調スケジューリングを通じて、業務が最適なルートによって最適な目的ノードにスケジューリングされることを実現し、最高のユーザエクスペリエンスを確保すると同時に、運営業者ネットワークのリソース利用率を向上させる。
【0064】
本開示のもう1つの実施例は演算能力通知の送信方法をさらに提供し、第2演算能力ネットワークエレメントノードに適用され、図6に示すように、前記方法は以下のS610を含む。
【0065】
S610、第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信し、ここで、前記演算能力通知情報は、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0066】
本開示の実施例では、第1演算能力ネットワークエレメントノードと第2演算能力ネットワークエレメントノードはそれぞれ演算能力ルーティングノードと演算能力ノードのうちのいずれか1つであってもよく、選択可能に、第1演算能力ネットワークエレメントノードと第2演算能力ネットワークエレメントノードはそれぞれ演算能力業務伝送におけるいずれか1つの演算能力ルーティングノード又は演算能力ノードであってもよい。
【0067】
選択可能に、ターゲット演算能力ノードは、演算能力業務伝送プロセスにおける演算能力ノードであり、該ターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報は、演算能力処理のネットワークシステムにおける複数の演算能力ネットワークエレメントノード間で伝送され、第1演算能力ネットワークエレメントノードと第2演算能力ネットワークエレメントノードは演算能力業務伝送プロセスにおける他の2つの伝送ノードである。
【0068】
本開示の実施例に記載の演算能力通知の送信方法は、演算能力通知の内容及び必要な送信周波数などに基づいて、演算能力通知情報を分類し、異なるタイプの演算能力通知情報に対して、異なる演算能力通知プロトコルと通知ポリシーを選択することで、不必要なシグナリングオーバーヘッドを削減し、演算能力通知送信の伝送効率を向上させる。
【0069】
選択可能に、前記送信方法では、第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信するステップは、前記第1演算能力ネットワークエレメントノードが自主的に送信した前記演算能力通知情報を受信するステップを含む。
【0070】
選択可能に、前記送信方法では、第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信するステップは、ユーザ側が送信した第1演算能力サービス要求を受信した後、第1演算能力ネットワークエレメントノードに第2演算能力サービス要求を送信するステップと、前記第1演算能力ネットワークエレメントノードが前記第2演算能力サービス要求に応答して送信した前記演算能力通知情報を受信するステップと、を含む。
【0071】
選択可能に、前記送信方法では、前記第2演算能力ネットワークエレメントノードは、前記第1演算能力ネットワークエレメントノードのターゲット通知領域内にあり、ここで、前記ターゲット通知領域は、ターゲット地理位置範囲及び/又はターゲットサービス展開エリアを含む。
【0072】
選択可能に、前記送信方法では、前記演算能力通知情報を受信するステップは、拡張BGPメッセージによって前記演算能力通知情報を受信するステップを含み、ここで、前記第1フィールド情報、前記第2フィールド情報、及び前記第3フィールド情報は、それぞれ拡張BGPメッセージのうちのいずれか1つのフィールド情報である。
【0073】
本開示の実施例は演算能力ネットワークエレメントノードをさらに提供し、前記演算能力ネットワークエレメントノードは第1演算能力ネットワークエレメントノードである。
【0074】
図7に示すように、該第1演算能力ネットワークエレメントノード700は、送受信機710とプロセッサ720を備え、ここで、前記送受信機710は、第2演算能力ネットワークエレメントノードにターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を送信するために使用され、ここで、前記演算能力通知情報は、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0075】
選択可能に、前記演算能力ネットワークエレメントノードにおけるプロセッサ720は、伝送対象のターゲット業務及び/又は演算能力通知情報に基づいて、前記演算能力通知情報の伝送ポリシーを決定し、前記伝送ポリシーに基づいて、前記演算能力通知情報を送信するために使用される。
【0076】
選択可能に、前記演算能力ネットワークエレメントノードにおける前記伝送ポリシーは、前記演算能力通知情報の送信が自主リリースであること、又は、前記演算能力通知情報の送信が、得られた演算能力サービス要求に基づいて前記演算能力通知情報を送信することであること、を含む。
【0077】
選択可能に、前記演算能力ネットワークエレメントノードでは、前記ターゲット業務がホットスポットサービスである場合、プロセッサ720は、前記演算能力通知情報の送信が自主リリースであると決定し、前記ターゲット業務が非ホットスポットサービスである場合、プロセッサ720は、前記演算能力通知情報の送信が、得られた演算能力サービス要求に基づいて前記演算能力通知情報を送信することであると決定する。
【0078】
選択可能に、前記演算能力ネットワークエレメントノードでは、前記ターゲット業務はホットスポットサービスであり、プロセッサ720が前記伝送ポリシーに基づいて、前記演算能力通知情報を送信することは、ターゲット通知領域内にある前記第2演算能力ネットワークエレメントノードに前記演算能力通知情報を送信することを含み、ここで、前記ターゲット通知領域は、ターゲット地理位置範囲及び/又はターゲットサービス展開エリアを含む。
【0079】
選択可能に、前記演算能力ネットワークエレメントノードでは、前記送受信機710が前記演算能力通知情報を送信することは、拡張BGPメッセージによって前記演算能力通知情報を送信することを含み、ここで、前記第1フィールド情報、前記第2フィールド情報、及び前記第3フィールド情報は、それぞれ拡張BGPメッセージのうちのいずれか1つのフィールド情報である。
【0080】
本開示のもう1つの実施例は、演算能力ネットワークエレメントノードをさらに提供し、前記演算能力ネットワークエレメントノードは第2演算能力ネットワークエレメントノードであり、図8に示すように、該第2演算能力ネットワークエレメントノード800は送受信機810を備え、ここで、前記送受信機810は、第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信するために使用され、ここで、前記演算能力通知情報は、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0081】
選択可能に、前記演算能力ネットワークエレメントノードでは、前記送受信機810が第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信することは、前記第1演算能力ネットワークエレメントノードが自主的に送信した前記演算能力通知情報を受信することを含む。
【0082】
選択可能に、前記演算能力ネットワークエレメントノードでは、前記送受信機810が第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信することは、ユーザ側が送信した第1演算能力サービス要求を受信した後、第1演算能力ネットワークエレメントノードに第2演算能力サービス要求を送信することと、前記第1演算能力ネットワークエレメントノードが前記第2演算能力サービス要求に応答して送信した前記演算能力通知情報を受信することと、を含む。
【0083】
選択可能に、前記演算能力ネットワークエレメントノードでは、前記第2演算能力ネットワークエレメントノードは、前記第1演算能力ネットワークエレメントノードのターゲット通知領域内にあり、ここで、前記ターゲット通知領域は、ターゲット地理位置範囲及び/又はターゲットサービス展開エリアを含む。
【0084】
選択可能に、前記演算能力ネットワークエレメントノードでは、前記送受信機810が前記演算能力通知情報を受信することは、拡張BGPメッセージによって前記演算能力通知情報を受信することを含み、ここで、前記第1フィールド情報、前記第2フィールド情報、及び前記第3フィールド情報は、それぞれ拡張BGPメッセージのうちのいずれか1つのフィールド情報である。
【0085】
本開示の実施例は、第1演算能力ネットワークエレメントノードに適用される演算能力通知の送信装置をさらに提供し、図9に示すように、前記装置は、第2演算能力ネットワークエレメントノードにターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を送信するための送信モジュール910を備え、ここで、前記演算能力通知情報は、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0086】
選択可能に、前記送信装置は処理モジュール920をさらに備え、該処理モジュール920は、伝送対象のターゲット業務及び/又は演算能力通知情報に基づいて、前記演算能力通知情報の伝送ポリシーを決定し、前記伝送ポリシーに基づいて、前記演算能力通知情報を送信するために使用される。
【0087】
選択可能に、前記送信装置の前記伝送ポリシーは、前記演算能力通知情報の送信が自主リリースであること、又は、前記演算能力通知情報の送信が、得られた演算能力サービス要求に基づいて前記演算能力通知情報を送信することであること、を含む。
【0088】
選択可能に、前記送信装置では、前記ターゲット業務がホットスポットサービスである場合、前記演算能力通知情報の送信が自主リリースであると決定し、前記ターゲット業務が非ホットスポットサービスである場合、前記演算能力通知情報の送信が、得られた演算能力サービス要求に基づいて前記演算能力通知情報を送信することであると決定する。
【0089】
選択可能に、前記送信装置では、前記ターゲット業務はホットスポットサービスであり、処理モジュール920が前記伝送ポリシーに基づいて、前記演算能力通知情報を送信することは、ターゲット通知領域内にある前記第2演算能力ネットワークエレメントノードに前記演算能力通知情報を送信することを含み、ここで、前記ターゲット通知領域は、ターゲット地理位置範囲及び/又はターゲットサービス展開エリアを含む。
【0090】
選択可能に、前記送信装置では、送信モジュール910が前記演算能力通知情報を送信することは、拡張BGPメッセージによって前記演算能力通知情報を送信することを含み、ここで、前記第1フィールド情報、前記第2フィールド情報、及び前記第3フィールド情報は、それぞれ拡張BGPメッセージのうちのいずれか1つのフィールド情報である。
【0091】
本開示のもう1つの実施例は、第2演算能力ネットワークエレメントノードに適用される演算能力通知の送信装置をさらに提供し、図10に示すように、前記装置は、第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信するための受信モジュール1010を備え、ここで、前記演算能力通知情報は、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス能力情報を記録するための第1フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力リソース状態を記録するための第2フィールド情報、前記ターゲット演算能力ノードの演算能力サービス状態を記録するための第3フィールド情報、のうちの少なくとも1つを含む。
【0092】
選択可能に、前記送信装置では、受信モジュール1010が第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信することは、前記第1演算能力ネットワークエレメントノードが自主的に送信した前記演算能力通知情報を受信することを含む。
【0093】
選択可能に、前記送信装置では、受信モジュール1010が第1演算能力ネットワークエレメントノードから送信されたターゲット演算能力ノードの演算能力通知情報を受信することは、ユーザ側が送信した第1演算能力サービス要求を受信した後、第1演算能力ネットワークエレメントノードに第2演算能力サービス要求を送信することと、前記第1演算能力ネットワークエレメントノードが前記第2演算能力サービス要求に応答して送信した前記演算能力通知情報を受信することと、を含む。
【0094】
選択可能に、前記送信装置では、前記第2演算能力ネットワークエレメントノードは、前記第1演算能力ネットワークエレメントノードのターゲット通知領域内にあり、ここで、前記ターゲット通知領域は、ターゲット地理位置範囲及び/又はターゲットサービス展開エリアを含む。
【0095】
選択可能に、前記送信装置では、受信モジュール1010が前記演算能力通知情報を受信することは、拡張BGPメッセージによって前記演算能力通知情報を受信することを含み、ここで、前記第1フィールド情報、前記第2フィールド情報、及び前記第3フィールド情報は、それぞれ拡張BGPメッセージのうちのいずれか1つのフィールド情報である。
【0096】
本開示の実施例は、演算能力ネットワークエレメントノードをさらに提供し、前記演算能力ネットワークエレメントノードは、プロセッサ、メモリ、及び前記メモリに記憶されており且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラムを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行されると、以上のいずれか一項に記載の演算能力通知の送信方法を実現する。
【0097】
また、本開示の具体的な実施例は、プログラムが記憶されている読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、該プログラムがプロセッサによって実行されると、以上のいずれか一項に記載の演算能力通知の送信方法におけるステップを実現する。
【0098】
具体的に、該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は上記端末に適用され、端末に提供される場合、煙検出警告に対応する方法で実行されるステップは以上の詳しい説明のとおりであり、ここで詳しい説明を省略する。
【0099】
本出願で提供される幾つかの実施例から理解できるように、開示された方法と装置は他の方式で実現可能である。例えば、以上で説明された装置の実施例は単なる例示的なものであり、例えば、前記ユニットの区分は単なる論理機能の区分であり、実際に実現する際に他の区分方式も可能であり、例えば複数のユニット又はコンポーネントは結合することができ、又はもう1つのシステムに統合することができ、又は幾つかの特徴は無視してもよく、又は実行しなくてもよい。もう1つの点として、表示又は議論される互いの結合又は直接結合又は通信接続は、幾つかのインターフェースを介して行われてもよく、装置又はユニットの間接的な結合又は通信接続は、電気的、機械的又は他の形式のものである。
【0100】
また、本開示の各実施例における各機能ユニットは1つの処理ユニットに統合することができ、単一のユニットは物理的且つ個別に含まれてもよく、2つ又は2つ以上のユニットは1つのユニットに統合してもよい。上記統合されたユニットは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、ハードウェアにソフトウェア機能ユニットに追加する形式で実現されてもよい。
【0101】
上記ソフトウェア機能ユニットの形式で実現された統合されたユニットは、1つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶可能である。上記ソフトウェア機能ユニットは1つの記憶媒体に記憶されており、一台のコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイスなどであってもよい)に本開示の各実施例に記載の送受信方法の一部のステップを実現させるように、複数の命令を含む。前述した記憶媒体は、USBメモリ、ポータブルハードディスク、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなど、プログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
【0102】
以上に記載されたのは本開示の好ましい実施形態であり、なお、当業者であれば、本開示に記載の原理から逸脱しない限り、いくつかの改良および装飾を行うこともでき、これらの改良および装飾も、本開示の保護範囲として見なすべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【国際調査報告】