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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-17
(54)【発明の名称】淋菌を標的とするワクチン
(51)【国際特許分類】
   C07K 19/00 20060101AFI20240709BHJP
   C07K 14/22 20060101ALI20240709BHJP
   C12N 15/31 20060101ALI20240709BHJP
   C12N 15/62 20060101ALI20240709BHJP
   C12N 15/63 20060101ALI20240709BHJP
   C12N 1/15 20060101ALI20240709BHJP
   C12N 1/19 20060101ALI20240709BHJP
   C12N 1/21 20060101ALI20240709BHJP
   C12N 5/10 20060101ALI20240709BHJP
   A61K 39/39 20060101ALI20240709BHJP
   A61P 31/04 20060101ALI20240709BHJP
   A61K 39/095 20060101ALI20240709BHJP
   A61P 37/04 20060101ALI20240709BHJP
   A61K 35/76 20150101ALI20240709BHJP
   A61K 35/74 20150101ALI20240709BHJP
   A61K 31/7088 20060101ALI20240709BHJP
【FI】
C07K19/00
C07K14/22 ZNA
C12N15/31
C12N15/62 Z
C12N15/63 Z
C12N1/15
C12N1/19
C12N1/21
C12N5/10
A61K39/39
A61P31/04
A61K39/095
A61P37/04
A61K35/76
A61K35/74
A61K31/7088
【審査請求】未請求
【予備審査請求】有
(21)【出願番号】P 2024500094
(86)(22)【出願日】2022-07-05
(85)【翻訳文提出日】2024-03-01
(86)【国際出願番号】 EP2022068509
(87)【国際公開番号】W WO2023280807
(87)【国際公開日】2023-01-12
(31)【優先権主張番号】21183614.3
(32)【優先日】2021-07-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.TWEEN
2.プルロニック
3.SPAN
(71)【出願人】
【識別番号】521293464
【氏名又は名称】エヴァクシオン・バイオテック・アクティエセルスカブ
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【弁理士】
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100122301
【弁理士】
【氏名又は名称】冨田 憲史
(74)【代理人】
【識別番号】100170520
【弁理士】
【氏名又は名称】笹倉 真奈美
(74)【代理人】
【識別番号】100221545
【弁理士】
【氏名又は名称】白江 雄介
(72)【発明者】
【氏名】マットソン,アンドレアス ホルム
(72)【発明者】
【氏名】ステーンマンス,クリスチャン スクト
【テーマコード(参考)】
4B065
4C085
4C086
4C087
4H045
【Fターム(参考)】
4B065AA26X
4B065AB01
4B065AC15
4B065AC20
4B065BA02
4B065CA24
4B065CA45
4B065CA46
4C085AA03
4C085BA16
4C085BB11
4C085CC21
4C085DD62
4C085EE01
4C085EE06
4C085FF02
4C086AA01
4C086AA02
4C086EA16
4C086MA01
4C086MA02
4C086MA04
4C086NA14
4C086ZB09
4C086ZB35
4C087AA01
4C087AA02
4C087BC29
4C087BC34
4C087BC35
4C087BC50
4C087BC65
4C087BC83
4C087CA12
4C087MA05
4C087NA14
4C087ZB09
4C087ZB35
4H045AA11
4H045AA20
4H045AA30
4H045BA10
4H045BA41
4H045CA11
4H045DA86
4H045EA29
4H045EA31
4H045FA74
(57)【要約】
本発明は、淋菌に由来するタンパク質、タンパク質断片、核酸、およびベクター、ならびに淋菌に対して免疫を誘導する方法に関する。同様に、タンパク質およびタンパク質断片に結合する抗体も開示される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
a)配列番号8、または
b)配列番号8からの少なくとももしくは正確に5個の連続するアミノ酸残基からなるアミノ酸配列、または
c)a)のアミノ酸配列と少なくとも60%の配列同一性を有するアミノ酸配列、または
d)b)のアミノ酸配列と少なくとも60%の配列同一性を有するアミノ酸配列
を含むポリペプチドであって、
A)配列番号10、または
B)配列番号10からの少なくとももしくは正確に5個の連続するアミノ酸残基からなるアミノ酸配列、または
C)A)のアミノ酸配列と少なくとも60%の配列同一性を有するアミノ酸配列、または
D)配列番号10からなるまたは配列番号10に由来するB)のアミノ酸配列と少なくとも60%の配列同一性を有するアミノ酸配列
を含む異なるポリペプチドに融合されているか、またはコンジュゲートされており、
前記ポリペプチドおよび異なるポリペプチドが、哺乳動物において抗原性であるポリペプチド。
【請求項2】
少なくとももしくは正確に5個の連続するアミノ酸が、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも6、例えば少なくとももしくは正確にもしくは多くとも7、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも8、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも9、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも10、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも11、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも12、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも13、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも14、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも15、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも16、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも17、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも18、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも19、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも20、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも21、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも22、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも23、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも24、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも25、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも26、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも27、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも28、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも29、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも30、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも31、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも32、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも33、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも34、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも35、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも36、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも37、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも38、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも39、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも40、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも41、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも42、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも43、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも44、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも45、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも46、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも47、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも48、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも49、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも50、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも51、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも52個の連続するアミノ酸残基である、請求項1に記載のポリペプチド。
【請求項3】
c)およびC)においてそれぞれ定義されるa)またはA)のアミノ酸配列との配列同一性が、少なくとも65%、例えば少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、および少なくとも99%である、請求項1または2に記載のポリペプチド。
【請求項4】
d)およびD)においてそれぞれ定義されるb)またはB)のアミノ酸配列との配列同一性が、少なくとも60%、例えば少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、および少なくとも99%である、請求項1または2に記載のポリペプチド。
【請求項5】
少なくとも5個の連続するアミノ酸残基が、配列番号8および10のいずれか1つにおけるアミノ酸残基1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151、152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190、191、192、193、194、195、196、197、198、199、200、201、202、203、204、205、206、207、208、209、210、211、212、213、214、215、216、217、218、219、220、221、222、223、224、225、226、227、228、229、230、231、232、233、234、235、236、237、238、239、240、241、242、243、244、245、246、247、248、249、250、251、252、253、254、255、256、257、258、259、260、261、262、263、264、265、266、267、268、269、270、271、272、273、274、275、276、277、278、279、280、281、282、283、284、および285のいずれか1つに対応するN末端アミノ酸残基を有するが、但し、選択されたアミノ酸残基が、式N≦L-n+1を満たし、式中Nが、選択された残基の数であり、Lが、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nが、保存的アミノ酸残基の数である、請求項1~4のいずれか一項に記載のポリペプチド。
【請求項6】
少なくとも5個の連続するアミノ酸残基が、配列番号10におけるアミノ酸残基286、287、288、289、290、291、292、293、294、295、296、297、298、299、300、301、302、303、304、305、306、307、308、309、310、311、312、313、314、315、316、317、318、319、320、321、322、323、324、325、326、327、328、329、330、331、332、333、334、335、336、337、338、339、340、341、および342のいずれか1つに対応するN末端アミノ酸残基を有するが、但し、選択されたアミノ酸残基が、式N≦L-n+1を満たし、式中Nが、選択された残基の数であり、Lが、配列番号10におけるアミノ酸残基の数であり、nが、保存的アミノ酸残基の数である、請求項1~4のいずれか一項に記載のポリペプチド。
【請求項7】
免疫原性担体分子に融合またはコンジュゲートされる、前記請求項のいずれか一項に記載のポリペプチド。
【請求項8】
免疫原性担体分子が、ヒトの大部分においてヘルパーTリンパ球応答を誘導するポリペプチドであり、例えば免疫原性担体タンパク質が、キーホールリンペットヘモシアニンまたはその断片、破傷風トキソイドまたはその断片、ジフテリアトキソイドまたはその断片から選択される、請求項7に記載のポリペプチド。
【請求項9】
異なるポリペプチドのN末端に位置する、前記請求項のいずれか一項に記載のポリペプチド。
【請求項10】
異なるポリペプチドのC末端に位置する、請求項1~8のいずれか一項に記載のポリペプチド。
【請求項11】
ポリペプチドのN末端アミノ酸残基が、配列番号8におけるアミノ酸残基35に対応し、および/または他のポリペプチドのN末端アミノ酸残基が、配列番号10におけるアミノ酸残基44に対応する、前記請求項のいずれか一項に記載のポリペプチド。
【請求項12】
配列番号8のアミノ酸残基35~289の配列からなる、請求項1~11のいずれか一項に記載のポリペプチド。
【請求項13】
異なるポリペプチドが、配列番号10のアミノ酸残基44~346の配列からなる、請求項1~12のいずれか一項に記載のポリペプチド。
【請求項14】
リンカーを介して異なるポリペプチドに融合またはコンジュゲートされる、前記請求項のいずれか一項に記載のポリペプチド。
【請求項15】
リンカーが、配列番号106~113のいずれか1つからなるアミノ酸配列から選択される、請求項14に記載のポリペプチド。
【請求項16】
リンカーが柔軟なリンカーである、請求項14または15に記載のポリペプチド。
【請求項17】
柔軟なリンカーが、配列番号106~110のいずれか1つからなるアミノ酸配列から選択される、請求項16に記載のポリペプチド。
【請求項18】
柔軟なリンカーが、配列番号106のアミノ酸配列を有する、請求項17に記載のポリペプチド。
【請求項19】
ポリペプチドおよび異なるポリペプチドを含むキメラポリペプチドであって、ポリペプチドが、異なるポリペプチドに融合またはコンジュゲートされ、ポリペプチド、異なるポリペプチド、およびポリペプチドと異なるポリペプチドの間の融合またはコンジュゲーションが請求項1~18のいずれか一項に記載の通りである、キメラポリペプチド。
【請求項20】
配列番号114のアミノ酸配列を含むかまたはそれからなる、請求項19に記載のキメラポリペプチド。
【請求項21】
配列番号115のアミノ酸配列を含むかまたはそれからなる、請求項20に記載のキメラポリペプチド。
【請求項22】
哺乳動物、特にヒトにおいてポリペプチドまたはキメラポリペプチドに対する適応免疫応答を誘導することが可能である、前記請求項のいずれか一項に記載のポリペプチドまたはキメラポリペプチド。
【請求項23】
哺乳動物において、NeGoによる感染症に対する保護的適応免疫応答を誘導することが可能である、請求項22に記載のポリペプチドまたはキメラポリペプチド。
【請求項24】
液性および/または細胞性免疫応答を誘導する、請求項22または23に記載のポリペプチドまたはキメラポリペプチド。
【請求項25】
前記請求項のいずれか一項に記載のポリペプチドまたはキメラポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む単離された核酸断片。
【請求項26】
DNAまたはRNA断片である、請求項25に記載の核酸断片。
【請求項27】
クローニングベクターまたは発現ベクターなどの、請求項25~26のいずれか一項に記載の核酸を含むベクター。
【請求項28】
作動可能に連結されて、5'-3'方向に、請求項25で定義された核酸断片の発現を駆動するためのエンハンサー/プロモーターを含む発現制御領域、適宜シグナルペプチドコード配列、請求項25で定義されたヌクレオチド配列、および適宜ターミネーターを含む、請求項27に記載のベクター。
【請求項29】
前記ベクターから発現産物の分泌または膜の組み込みを提供するシグナルペプチドをコードする配列をさらに含む、請求項28に記載のベクター。
【請求項30】
発現制御領域が、細菌などの原核細胞、例えば大腸菌(E.coli)において発現を駆動する、請求項27~29のいずれか一項に記載のベクター。
【請求項31】
自律複製が可能である、請求項27~30のいずれか一項に記載のベクター。
【請求項32】
宿主細胞のゲノムに組み込まれることが可能である、請求項27~31のいずれか一項に記載のベクター。
【請求項33】
哺乳動物宿主細胞のゲノムに組み込まれることが不可能である、請求項27~31のいずれか一項に記載のベクター。
【請求項34】
ウイルス、例えば弱毒化ウイルス、バクテリオファージ、プラスミド、ミニ染色体、およびコスミドからなる群から選択される、請求項27~33のいずれか一項に記載のベクター。
【請求項35】
請求項27~34のいずれか一項に記載のベクターを有する形質転換細胞。
【請求項36】
請求項25に定義される核酸断片を複製することが可能である、請求項35に記載の形質転換細胞。
【請求項37】
請求項25に定義される核酸断片を発現することが可能である、請求項35または36に記載の形質転換細胞。
【請求項38】
原核細胞および真核細胞から選択される、請求項35~37のいずれか一項に記載の形質転換細胞。
【請求項39】
エシェリキア(Escherichia)(例えば、大腸菌)、バチルス[例えば、枯草菌(Bacillus subtilis)]、サルモネラ、およびマイコバクテリウムからなる群から選択され、好ましくは、非病原性細菌細胞、例えばウシ型結核菌(M.bovis)BCGである、請求項35~37のいずれか一項に記載の形質転換細胞。
【請求項40】
請求項25に定義された核酸をそのゲノムに安定に組み込むことによって安定に形質転換された、請求項35~39のいずれか一項に記載の形質転換細胞。
【請求項41】
請求項1~24のいずれか一項に記載のポリペプチドまたはキメラポリペプチドを分泌するかまたはその表面に有する、請求項35~40のいずれか一項に記載の形質転換細胞。
【請求項42】
細胞が細菌であり、分泌が細胞周辺腔への分泌である、請求項41に記載の形質転換細胞。
【請求項43】
請求項35~42のいずれか一項に記載の形質転換細胞に由来する細胞株。
【請求項44】
請求項1~24のいずれか一項に記載のポリペプチドまたはキメラポリペプチド、請求項25~26のいずれか一項に記載の核酸断片、請求項27~34のいずれか一項に記載のベクター、または請求項35~42のいずれか一項に記載の細胞、および薬学的に許容される担体、媒体、もしくは希釈剤を含む医薬組成物。
【請求項45】
免疫アジュバントをさらに含む、請求項44に記載の医薬組成物。
【請求項46】
アジュバントがアルミニウムベースのアジュバントである、請求項45に記載の医薬組成物。
【請求項47】
動物においてNeGoに対する適応免疫を誘導するために、請求項1~24のいずれか一項に記載のポリペプチドもしくはキメラポリペプチド、請求項25~26のいずれか一項に記載の核酸断片、請求項27~34のいずれか一項に記載のベクター、請求項35~42のいずれか一項に記載の細胞、または請求項44~46のいずれか一項に記載の医薬組成物の免疫学的有効量を少なくとも1回投与することによって、動物において免疫を誘導する方法。
【請求項48】
請求項1~24のいずれか一項に記載のポリペプチドもしくはキメラポリペプチド、または前記ポリペプチドもしくは前記キメラポリペプチドを含む組成物が投与される場合、動物が、投与あたり請求項1~24のいずれか一項に記載のポリペプチドまたはキメラポリペプチドの0.5~5,000μgの間を受ける、請求項85に記載の方法。
【請求項49】
動物が、プライミング投与および1つまたは複数のブースター投与を受ける、請求項47または48に記載の方法。
【請求項50】
動物がヒトである、請求項47~49のいずれか一項に記載の方法。
【請求項51】
投与が、NeGoに対する保護免疫を誘導する目的のためである、請求項47~50のいずれか一項に記載の方法。
【請求項52】
保護免疫が、NeGoによる感染症に罹るリスクを低減するために有効であるか、またはNeGoによる感染症を処置するもしくは回復させるために有効である、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
投与が、NeGoに対して特異的な抗体を誘導する目的のためであり、前記抗体または前記抗体を産生するBリンパ球が、その後動物から回収される。請求項47~50のいずれか一項に記載の方法。
【請求項54】
投与が、NeGoに対して特異的な抗体を誘導する目的のためであり、前記抗体を産生するBリンパ球が、その後動物から回収され、モノクローナル抗体の調製のために使用される、請求項47~50のいずれか一項に記載の方法。
【請求項55】
医薬として使用するための、請求項1~24のいずれか一項に記載のポリペプチドまたはキメラポリペプチド。
【請求項56】
NeGoによる感染症の処置、予防、または回復における医薬として使用するための、請求項1~24のいずれか一項に記載のポリペプチドまたはキメラポリペプチド。
【請求項57】
医薬として使用するための、請求項25~26のいずれか一項に記載の核酸断片、または請求項27~34のいずれか一項に記載のベクター。
【請求項58】
NeGoによる感染症の処置、予防、または回復における医薬として使用するための、請求項25~26のいずれか一項に記載の核酸断片、または請求項27~34のいずれか一項に記載のベクター。
【請求項59】
医薬として使用するための、請求項35~42のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項60】
NeGoによる感染症の処置、予防、または回復における医薬として使用するための、請求項35~42のいずれか一項に記載の細胞。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、抗菌剤による予防および治療の分野に関する。特に、本発明は、淋菌(Neisseria Gonorrhoeae)(NeGo)に由来する新規タンパク質およびポリヌクレオチドに関する。本発明はさらに、ポリヌクレオチドを含むベクター、ポリヌクレオチドを発現する形質転換された宿主生物、ポリペプチドに対して特異的な抗体(モノクローナルまたはポリクローナル)、ならびに診断、予防、および治療的使用および方法に関する。最後に、調製方法もまた、本発明の一部である。
【背景技術】
【0002】
淋菌は、中でも性行為によって伝播される淋菌感染症を引き起こす細菌病原体(グラム陰性双球菌)である。現在、Nego感染症に対する有効なワクチンはない。
【0003】
淋菌感染症は、最も一般的に報告される伝染性疾患の1つとして全世界でリスクとなっている。NeGoは、主に粘膜に感染するが、組織に侵入して宿主防御を回避することが可能である。これは、男性および女性の両方において無症候性の粘膜感染症から有意な疾患症候群に及ぶ後遺症のスペクトラムの病原体である。これらは、男性および女性における播種性淋菌感染症(「DGI」)、ならびに女性における卵管炎または骨盤内炎症性疾患(「PID」)を含む。卵管炎またはPIDはいずれもそれ自身、異所性妊娠および不妊を含む長期後遺症をもたらし得る。時に手術介入を必要とする他の重要な後遺症は、回帰感染、慢性骨盤痛、性交痛、骨盤癒着症、および他の炎症性残存物を含む。
【0004】
発明の目的
本発明の実施形態の目的は、NeGo感染症に対するワクチンおよびNeGo感染症の診断において構成成分として役立ち得るNeGo由来抗原性ポリペプチドを提供することである。同様に、核酸、ベクター、形質転換細胞、ワクチン組成物、および分子クローニングのため、ならびにNeGoに関して適切である治療および診断のための他の有用な手段を提供することも目的である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
NeGoが多くのタンパク質を発現することは本発明者らによって見出されており、これらはワクチン標的としての候補であり、NeGoを標的とする抗体の調製のための免疫剤としての候補である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
したがって、第1の態様では、本発明は、
a)配列番号1~35のいずれか1つからなる群から選択されるアミノ酸配列、または
b)配列番号1~35のいずれか1つからの少なくとももしくは正確に5個の連続するアミノ酸残基からなるアミノ酸配列、または
c)a)のアミノ酸配列と少なくとも60%の配列同一性を有するアミノ酸配列、
d)b)のアミノ酸配列と少なくとも60%の配列同一性を有するアミノ酸配列、または
e)B細胞エピトープを構成するために、アセンブリーが由来するタンパク質と本質的に同じ3D立体構造を有する、配列番号1~35のいずれか1つに由来するアミノ酸のアセンブリー、
を含むポリペプチドであって、
哺乳動物において抗原性である、ポリペプチドに関する。
【0007】
第2の態様では、本発明は、ポリペプチドおよび異なるポリペプチドを含むキメラポリペプチドであって、ポリペプチドが異なるポリペプチドに融合またはコンジュゲートされ、ポリペプチド、異なるポリペプチド、およびポリペプチドと異なるポリペプチドとの間の融合またはコンジュゲーションが、本発明の第1の態様の実施形態に従う、キメラポリペプチドに関する。
【0008】
第3の態様では、本発明は、
i)本発明の第1の態様のポリペプチドまたは本発明の第2の態様のキメラポリペプチド、ならびに本明細書に開示される第1および第2の態様のいずれかの実施形態のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列、または
ii)配列番号1~35のいずれか1つをコードする配列番号31~90のいずれか1つの一部からなるヌクレオチド配列、
iii)ii)に定義され、同じ読み取り相にあるヌクレオチド配列の少なくとも12連続ヌクレオチドの断片からなるヌクレオチド配列。
iv)i)またはii)のヌクレオチド配列と少なくとも60%の配列同一性を有するヌクレオチド配列、
v)iii)のヌクレオチド配列と少なくとも60%の配列同一性を有するヌクレオチド配列、
vi)i)~v)のいずれか1つのヌクレオチド配列と相補的であるヌクレオチド配列、または
vii)i)~vi)のヌクレオチド配列と高ストリンジェント条件でハイブリダイズするヌクレオチド配列
を含む単離された核酸断片に関する。
【0009】
第4の態様では、本発明は、本発明の第3の態様の、および前記第3の態様の任意の実施形態の核酸を含むベクター、例えばクローニングベクターまたは発現ベクターに関する。
【0010】
第5の態様では、本発明は、本発明の第4の態様の、および本明細書に開示される第4の態様の任意の実施形態のベクターを有する形質転換細胞に関する。同様に、この態様は、本発明の形質転換細胞に由来する細胞株を含む。
【0011】
第6の態様では、本発明は、
- 本発明の第1の態様の、および本明細書に開示される第1の態様の任意の実施形態のポリペプチド、
- 本発明の第2の態様の、および本明細書に開示される第2の態様の任意の実施形態のキメラポリペプチド、
- 本発明の第3の態様の、および本明細書に開示される第3の態様の任意の実施形態の核酸断片、
- 本発明の第4の態様の、および本明細書に開示される第4の態様の任意の実施形態のベクター、または
- 本発明の第5の態様の、および本明細書に開示される第5の態様の任意の実施形態の細胞、ならびに
薬学的に許容される担体、媒体、または希釈剤
を含む医薬組成物に関する。
【0012】
第7の態様では、本発明は、動物においてNeGoに対する適応免疫を誘導するために、
- 本発明の第1の態様の、および本明細書に開示される第1の態様の任意の実施形態のポリペプチド、
- 本発明の第2の態様の、および本明細書に開示される第2の態様の任意の実施形態のキメラポリペプチド、
- 本発明の第3の態様の、および本明細書に開示される第3の態様の任意の実施形態の核酸断片、
- 本発明の第4の態様の、および本明細書に開示される第4の態様の任意の実施形態のベクター、
- 本発明の第5の態様の、および本明細書に開示される第5の態様の任意の実施形態の細胞、または
- 本発明の第6の態様の、および本明細書に開示される第6の態様の任意の実施形態の医薬組成物
の免疫学的有効量を少なくとも1回投与することによって、動物において免疫応答を誘導する方法に関する。
【0013】
第8の態様では、本発明は、抗体が、本発明の第1の態様の、および本明細書に開示される第1の態様の任意の実施形態の少なくとも1つのポリペプチドに特異的に結合し、他のNeGoポリペプチドに特異的に結合する抗体を実質的に含まないポリクローナル抗体;または本発明の第1の態様に従う、および本明細書に開示される第1の態様の任意の実施形態のポリペプチドに特異的に結合する単離されたモノクローナル抗体または抗体アナログに関する。
【0014】
第9の態様では、本発明は、本発明の第8の態様の、および本明細書に開示される第8の態様の任意の実施形態の抗体、ならびに薬学的に許容される担体、媒体、または希釈剤を含む医薬組成物に関する。
【0015】
第10の態様では、本発明は、NeGoによる感染症を予防する、処置する、または回復させる方法であって、1)本発明の第8の態様の、および本明細書に開示される第8の態様の任意の実施形態の抗体、または2)本発明の第9の態様の、および本明細書に開示される第9の態様の任意の実施形態の医薬組成物の治療有効量を、それを必要とする個体に投与することを含む方法に関する。
【0016】
第11の態様では、本発明は、試料中のNeGoの存在を定量的または定性的に決定する方法であって、試料を、本発明の第8の態様の、および本明細書に開示される第8の態様の任意の実施形態の抗体と接触させること、ならびに試料中の材料に結合した抗体の存在を検出することを含む方法に関する。
【0017】
第12の態様では、本発明は、試料中のNeGoに対して特異的な抗体の存在を定量的または定性的に決定する方法であって、試料を、本発明の第1の態様の、および本明細書に開示される第1の態様の任意の実施形態のポリペプチドと接触させること、ならびに前記ポリペプチドに対する抗体の存在を検出することを含む方法に関する。
【0018】
第13の態様では、本発明は、試料中のNeGoの核酸特徴の存在を定量的または定性的に決定する方法であって、試料を、本発明の第3の態様の、および本明細書に開示される第3の態様の任意の実施形態の核酸断片と接触させること、ならびに前記核酸断片にハイブリダイズした試料中の核酸の存在を検出することを含む方法に関する。
【0019】
第14の態様では、本発明は、本発明の第1の態様の、およびその任意の実施形態のポリペプチド、または本発明の第2の態様の、およびその任意の実施形態のキメラポリペプチドを調製する方法であって、
- 本発明の第5の態様の、および本明細書に開示される第5の態様の任意の実施形態の形質転換細胞を、これらが本発明のポリペプチドもしくはキメラポリペプチドを発現することが可能な細胞に関する限り、形質転換細胞が、本発明の第3の態様の選択肢i)の、およびその任意の実施形態の核酸断片を発現することを容易にする条件下で培養すること、ならびにその後前記ポリペプチドもしくはキメラポリペプチドを回収すること、または
- 固相もしくは液相ペプチド合成によって前記ポリペプチドもしくはキメラポリペプチドを調製すること
を含む方法に関する。
【0020】
第15の態様では、本発明は、抗体などの物質が、NeGoによる感染症を処置するために潜在的に有用であるか否かを決定する方法であって、本発明の第1の態様の、およびその任意の実施形態のポリペプチドを物質と接触させること、ならびにその後物質が、以下の特徴:
1)前記ポリペプチドに特異的に結合する能力、
2)リガンド/受容体に対する特異的結合に関して前記ポリペプチドと競合する能力、
3)前記ポリペプチドを特異的に不活化する能力
の少なくとも1つを有するか否かを確立すること
を含む方法に関する。
【0021】
第16の態様では、本発明は、核酸などの物質が、NeGoによる感染症を処置するために潜在的に有用であるか否かを決定する方法であって、物質を、本発明の第3の態様の、およびその任意の実施形態の核酸断片と接触させること、ならびにその後物質が、
1)核酸断片に特異的に結合する能力、または
2)核酸断片に特異的にハイブリダイズする核酸に特異的に結合する能力
のいずれかを有するかを確立すること
を含む方法に関する。
【0022】
第17の態様では、本発明は、医薬として使用するための、特にNeGoによる感染症の処置、予防、または回復における医薬として使用するための、本発明の第1の態様の、および本明細書に開示される第1の態様の任意の実施形態のポリペプチド、または本発明の第2の態様の、および本明細書に開示される第2の態様の任意の実施形態のキメラポリペプチドに関する。
【0023】
第18の態様では、本発明は、医薬として使用するための、特にNeGoによる感染症の処置、予防、または回復における医薬として使用するための、本発明の第3の態様の、および本明細書に開示される第3の態様の任意の実施形態の核酸断片、または本発明の第4の態様の、および本明細書に開示される第4の態様の任意の実施形態のベクターに関する。
【0024】
本発明の第19の態様では、本発明は、医薬として使用するための、特にNeGoによる感染症の処置、予防、または回復における医薬として使用するための、本発明の第5の態様の、および本明細書に開示される第5の態様の任意の実施形態の細胞に関する。
【0025】
最後に、第20の態様では、本発明は、医薬として使用するための、特にNeGoによる感染症の処置、予防、または回復における医薬として使用するための、本発明の第8の態様の、および本明細書に開示される第8の態様の任意の実施形態の抗体、抗体断片、または抗体アナログに関する。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1A図1:実施例1に記載したように、ワクチンによって免疫したマウス(-□-)(群1)およびアジュバントのみを受けたマウス(-●-)におけるチャレンジ感染後の感染率を示すカプランマイヤープロット。A:淋菌(N.gonorrhoeae)MS11による感染後。B:淋菌H041による感染後。
図1B】同上
図2A図2:実施例1に記載したように、ワクチンによって免疫したマウス(-□-)(群2)およびアジュバントのみを受けたマウス(-●-)におけるチャレンジ感染後の感染率を示すカプランマイヤープロット。A:淋菌MS11による感染後。B:淋菌H041による感染後。
図2B】同上
図3A図3:実施例1に記載したように、ワクチンによって免疫したマウス(-□-)(群3)およびアジュバントのみを受けたマウス(-●-)におけるチャレンジ感染後の感染率を示すカプランマイヤープロット。A:淋菌MS11による感染後。B:淋菌H041による感染後。
図3B】同上
図4A図4:実施例1に記載したように、ワクチンによって免疫したマウス(-□-)(群4)およびアジュバントのみを受けたマウス(-●-)におけるチャレンジ感染後の感染率を示すカプランマイヤープロット。A:淋菌MS11による感染後。B:淋菌H041による感染後。
図4B】同上
図5A図5:実施例1に記載したように、ワクチンによって免疫したマウス(-□-)(群5)およびアジュバントのみを受けたマウス(-●-)におけるチャレンジ感染後の感染率を示すカプランマイヤープロット。A:淋菌MS11による感染後。B:淋菌H041による感染後。
図5B】同上
図6A図6:実施例1に記載したように、ワクチンによって免疫したマウス(-□-)(群6)およびアジュバントのみを受けたマウス(-●-)におけるチャレンジ感染後の感染率を示すカプランマイヤープロット。A:淋菌MS11による感染後。B:淋菌H041による感染後。
図6B】同上
図7A図7:実施例1に記載したように、ワクチンによって免疫したマウス(-□-)(群7)およびアジュバントのみを受けたマウス(-●-)におけるチャレンジ感染後の感染率を示すカプランマイヤープロット。A:淋菌MS11による感染後。B:淋菌H041による感染後。
図7B】同上
図8A図8:実施例1に記載したように、ワクチンによって免疫したマウス(-□-)(群8)およびアジュバントのみを受けたマウス(-●-)におけるチャレンジ感染後の感染率を示すカプランマイヤープロット。A:淋菌MS11による感染後。B:淋菌H041による感染後。
図8B】同上
図9A図9:実施例1に記載したように、ワクチンによって免疫したマウス(-□-)(群9)およびアジュバントのみを受けたマウス(-●-)におけるチャレンジ感染後の感染率を示すカプランマイヤープロット。A:淋菌MS11による感染後。B:淋菌H041による感染後。
図9B】同上
図10A図10:実施例1に記載したように、ワクチンによって免疫したマウス(-□-)(群10)およびアジュバントのみを受けたマウス(-●-)におけるチャレンジ感染後の感染率を示すカプランマイヤープロット。A:淋菌MS11による感染後。B:淋菌H041による感染後。
図10B】同上
図11A図11:実施例1に記載したように、ワクチンによって免疫したマウス(-□-)(群11)およびアジュバントのみを受けたマウス(-●-)におけるチャレンジ感染後の感染率を示すカプランマイヤープロット。A:淋菌MS11による感染後。B:淋菌H041による感染後。
図11B】同上
図12A図12:実施例1に記載したように、ワクチンによって免疫したマウス(-□-)(群12)およびアジュバントのみを受けたマウス(-●-)におけるチャレンジ感染後の感染率を示すカプランマイヤープロット。A:淋菌MS11による感染後。B:淋菌H041による感染後。
図12B】同上
図13A図13:コンストラクトNGO1549-35-289によってワクチン接種したマウスまたはアジュバントのみを受けたマウスにおけるチャレンジ感染後の感染率を示すカプランマイヤープロット。A:淋菌MS11による感染後。B:淋菌FA1090による感染後。
図13B】同上
図14A図14:コンストラクトNGO264-44-346によってワクチン接種したマウスまたはアジュバントのみを受けたマウスにおけるチャレンジ感染後の感染率を示すカプランマイヤープロット。A:淋菌MS11による感染後。B:淋菌FA1090による感染後。
図14B】同上
図15A図15:コンストラクトNGO1549-35-289およびNGO264-44-346の組成物によってワクチン接種したマウスまたはアジュバントのみを受けたマウスにおけるチャレンジ感染後の感染率を示すカプランマイヤープロット。A:淋菌MS11による感染後。B:淋菌FA1090による感染後。
図15B】同上
図16図16:MS11またはH041 NeGo株をチャレンジ感染させたBALB/cマウスのカプランマイヤープロット、ならびに経時的なLog10CFUおよびLog10CFU曲線下面積(AUC)を示すグラフ。
図17図17:MS11またはH041 NeGo株をチャレンジ感染させたC57BL/6マウスのカプランマイヤープロット、ならびに経時的なLog10CFUおよびLog10CFU曲線下面積(AUC)を示すグラフ。
図18図18:50個の異なるNeGo株に対する本発明のキメラポリペプチドによって誘導された抗体間の結合を示す棒グラフ。
図19図19:本発明のキメラポリペプチドによって誘導された抗体による50個の異なるNeGo株における殺菌活性を示す棒グラフ。
【発明を実施するための形態】
【0027】
定義
「ポリペプチド」という用語は、本発明の文脈では、2~10アミノ酸残基の短いペプチド、11~100アミノ酸残基のオリゴペプチド、および100より多くのアミノ酸残基のポリペプチドを意味すると意図される。さらに、用語はまた、タンパク質、すなわち少なくとも1つのポリペプチドを含む機能的生体分子を含むと意図され;少なくとも2つのポリペプチドを含む場合、これらは複合体を形成してもよく、共有結合により連結されてもよく、または非共有結合により連結されてもよい。タンパク質中のポリペプチドは、グリコシル化および/または脂質付加されることができ、および/または補欠分子族を含み得る。
【0028】
「部分配列」という用語は、天然に存在するアミノ酸配列または核酸配列にそれぞれ直接由来する、少なくとも3アミノ酸の任意の連続するストレッチ、または適切である場合には、少なくとも3ヌクレオチドの任意の連続するストレッチを意味する。
【0029】
「アミノ酸配列」という用語は、ペプチド結合によって接続されたアミノ酸残基が、ペプチドおよびタンパク質において遊離のN末端から遊離のC末端方向に鎖として存在する順序である。
【0030】
「アジュバント」という用語は、ワクチン技術の技術分野におけるその通常の意味を有し、すなわち1)単独では、ワクチンの免疫原に対する特異的免疫応答を開始することが可能ではないが、2)それにもかかわらず、免疫原に対する免疫応答を増強することが可能である当該の物質または組成物を意味する。または言い換えれば、アジュバント単独によるワクチン接種は、免疫原に対する免疫応答を提供せず、免疫原によるワクチン接種は、免疫原に対する免疫応答を生じても生じなくてもよく、免疫原とアジュバントの組合せによるワクチン接種は、免疫原単独によって誘導されるものより強い、免疫原に対する免疫応答を誘導する。
【0031】
「配列同一性」は、本発明の文脈では、以下の式:(Nref-Ndif)・100/Nref(式中、Nrefは、2つの配列の1つにおける残基の数であり、Ndifは、2つの配列をその全長にわたって同じ方向に整列させた場合に、2つの配列における同一でない残基の数である)に従って、等しい長さの2つの最適に整列させた配列(例えば、DNA、RNA、またはアミノ酸)を比較することによって決定される。そのため、2つの配列5'-ATTCGGAAC-3'および5'ATACGGGAC-3'は、77.8%の配列同一性(Nref=9およびNdif=2)を提供する。そのような配列同一性の決定には、2つの整列させた配列が、2つの配列間にオーバーハングがないように整列する必要があると理解され、各配列における各アミノ酸は、他の配列における相対物と一致しなければならない。
【0032】
「アミノ酸のアセンブリー」は、物理的または化学的手段によって共に結合した2つまたはそれより多くのアミノ酸を意味する。
【0033】
「3D立体構造」は、タンパク質などの生体分子の三次元構造である。単量体ポリペプチド/タンパク質では、3D立体構造はまた、「三次構造」とも呼ばれ、ポリペプチドを形成するアミノ酸残基の三次元空間における相対的位置を示す。
【0034】
「免疫原性担体」は、免疫原/ハプテンに対する免疫応答の誘発を増強するまたは可能にするために、免疫原またはハプテンを共役させることができる分子または部分である。免疫原性担体は、古典的な例では、単独では十分に免疫原性ではない免疫原/ハプテンに融合またはコンジュゲートすることができる比較的大きい分子(例えば、破傷風トキソイド、KLH、ジフテリアトキソイド等)であり、典型的に免疫原性担体は、免疫原および免疫原性担体によって構成される複合物質に対して強いヘルパーTリンパ球応答を誘発することが可能であり、次にこれは、Bリンパ球および細胞傷害性リンパ球による免疫原に対する応答の改善を提供する。ごく最近では、大きい担体分子は、いわゆる雑多なヘルパーTエピトープ、すなわち集団におけるHLAハプロタイプの大きい分画によって認識され、ヘルパーTリンパ球応答を誘発するより短いペプチドによってある程度置換されている。
【0035】
「リンカー」は、2つの他のアミノ酸配列の間に、それらを空間的に隔てるために導入されるアミノ酸配列である。リンカーは、「堅固な」であり得て、このことは、リンカーが、それが接続する2つのアミノ酸配列が互いに対して自由に動くことを実質的に可能にしないことを意味する。同様に、「柔軟な」リンカーは、リンカーを介して接続された2つの配列が、互いに対して実質的に自由に動くことを可能にする。本発明の一部である融合タンパク質では、両方のタイプのリンカーが有用である。しかし、本発明において有用な1つの特に興味深いリンカーは、12アミノ酸残基の配列AEAAAKEAAAKA(配列番号112)を有する。
【0036】
興味深い他のリンカーを以下の表に記載する。
【0037】
【表1】

【0038】
「融合」/「コンジュゲート」/「遺伝子融合」
【0039】
「ヘルパーTリンパ球応答」は、抗原提示細胞におけるMHCクラスII分子(例えば、HLAクラスII分子)に結合することができ、ペプチドとペプチドを提示するMHCクラスII分子との間の複合体をT細胞受容体が認識した結果として、動物種においてヘルパーTリンパ球を刺激する、ペプチドに基づいて誘発された免疫応答である。
【0040】
「免疫原」は、その免疫系が免疫原に直面する宿主において適応免疫応答を誘導することが可能な当該物質である。そのため、免疫原は、より大きい属の「抗原類」のサブセットであり、抗原類は、免疫系が特異的に認識することができる(例えば、抗体に結合した場合、またはあるいはその抗体の断片がMHC分子に結合した場合に、免疫原はT細胞受容体によって認識される)が、免疫を誘導することが必ずしも可能ではない物質である。しかし抗原は、常に免疫を誘発することが可能であり、このことは、抗原に対して確立された記憶免疫を有する宿主が、抗原に対して特異的免疫応答を開始することを意味する。
【0041】
「ハプテン」は、免疫応答を誘導することも誘発することもできないが、免疫原性担体とコンジュゲートされると、免疫系がハプテン担体コンジュゲートに直面した場合に、ハプテンを認識する抗体またはTCRを誘導することができる低分子である。
【0042】
「適応免疫応答」は、抗原または免疫原との直面に応答する免疫応答であり、免疫応答は、抗原/免疫原の抗原性決定基に対して特異的であり、適応免疫系の例は、抗原特異的抗体産生の誘導、またはヘルパーTリンパ球もしくは細胞傷害性リンパ球の抗原特異的誘導/活化である。
【0043】
「保護的適応免疫応答」は、抗原による免疫(人為的または天然)に対する反応として対象において誘導された抗原特異的免疫応答であり、免疫応答は、抗原または抗原を含む病態関連作用剤によるその後のチャレンジに対して対象を保護することが可能である。典型的に、予防ワクチン接種は、1つまたはいくつかの病原体に対する保護的適応免疫応答を確立することをねらいとする。
【0044】
「免疫系の刺激」は、当該物質または組成物が、全般的な非特異的免疫刺激効果を示すことを意味する。多くのアジュバントおよび推定のアジュバント(例えば、ある特定のサイトカイン)が、免疫系を刺激する能力を共有する。免疫刺激剤を使用する結果は、免疫系の「警戒度」の増加であり、このことは、免疫原による同時またはその後の免疫が、免疫原の単独の使用と比較して有意により有効な免疫応答を誘導することを意味する。
【0045】
「ストリンジェントな条件」下でのハイブリダイゼーションは、本明細書において、プローブが、他の配列に対するより検出可能に大きい程度にその標的配列にハイブリダイズする条件下で実施されるハイブリダイゼーションとして定義される。ストリンジェント条件は、標的配列依存的であり、ポリヌクレオチドの構造に応じて異なる。ハイブリダイゼーションのストリンジェンシーおよび/または洗浄条件を制御することによって、プローブと100%相補的な標的配列を同定することができる(相同プロービング)。あるいは、ストリンジェンシー条件を、低い程度の類似性が検出されるように配列において何らかのミスマッチを許容するよう(非相同プロービング)に調整することができる。特異性は、典型的にハイブリダイゼーション後の洗浄の関数であり、重要な要因は、最終洗浄液のイオン強度および温度である。一般的にストリンジェントな洗浄温度条件は、規定のイオン強度およびpHで特異的配列の融解温度(Tm)より約5℃~約2℃低くなるように選択される。DNAの融解温度または変性は、狭い温度範囲にわたって起こり、二重ヘリックスのその相補的一本鎖への崩壊を表す。プロセスは、転移温度の中点温度Tmによって記載され、これはまた融解温度とも呼ばれる。融解温度を決定するための式は当技術分野で利用可能である。
【0046】
「動物」という用語は、本発明の文脈では、一般的に、動物種(好ましくは、哺乳動物)、例えば、ホモサピエンス(Homo sapiens)、イヌ(Canis domesticus)等を指すと意図され、単に単一の動物を指すのではない。しかし、用語はまた、本明細書に開示される方法に従って免疫した個体が実質的に全て、本発明の免疫原に対する免疫応答を開始することが重要であることから、そのような動物種の集団も指す。
【0047】
本明細書で使用される場合、「抗体」という用語は、少なくとも1つの抗体結合部位で構成されるポリペプチドまたはポリペプチドの群を指す。「抗体結合部位」は、内部表面形状および電荷分布が抗原のエピトープの特徴と相補的であり、抗体と抗原との結合を可能にする三次元結合空間である。「抗体」は、例えば、脊椎動物抗体、ハイブリッド抗体、キメラ抗体、ヒト化抗体、変更された抗体、一価抗体、Fabタンパク質、および単一ドメイン抗体を含む。
【0048】
「特異的結合」は、無作為に選択された物質に対するいずれかの物質の結合よりも強い、同様に、それらが同じ全体的な疎水性または親水性を共有するために凝集する傾向がある物質間の単純な会合よりも強い2つの物質間の結合を指す。そのため、特異的結合は通常、2つの物質に対して2つの立体構造上相補的な領域間の静電気的相互作用および他の相互作用の組合せを伴い、このことは、物質が、複合体混合物中で互いを「認識」することができることを意味する。
【0049】
「ベクター」という用語は、異種核酸配列を、それを複製して発現させることができる細胞に導入するために挿入することができる担体核酸分子を指すために使用される。用語はさらに、同じ目的にとって有用なある特定の生物学的媒体、例えばウイルスベクターおよびファージを指し、これらの病原体はいずれも、異種核酸配列を導入することが可能である。
【0050】
「発現ベクター」という用語は、転写されることが可能な遺伝子産物の少なくとも一部をコードする核酸配列を含有するベクターを指す。一部の例では、転写産物はmRNA分子であり、次にこれはタンパク質、ポリペプチド、またはペプチドに翻訳される。
【0051】
本発明の特定の実施形態
本発明のポリペプチド
一部の実施形態では、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸は、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも6、例えば少なくとももしくは正確にもしくは多くとも7、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも8、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも9、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも10、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも11、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも12、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも13、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも14、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも15、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも16、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも17、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも18、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも19、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも20、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも21、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも22、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも23、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも24、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも25、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも26、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも27、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも28、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも29、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも30、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも31、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも32、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも33、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも34、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも35、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも36、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも37、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも38、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも39、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも 40、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも41、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも42、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも43、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも44、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも45、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも46、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも47、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも48、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも49、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも50、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも51、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも52個の連続するアミノ酸残基を構成する。
【0052】
選択肢b)における個の連続するアミノ酸の数は、配列番号2~35の全てに関してより高くなり得る。このことを表現する別の方法は、配列番号1~35の各々に関して、個の連続するアミノ酸残基の数が、少なくとももしくは正確にもしくは多くともN-nであり、この場合Nは、当の配列番号の長さであり、nは1からN-5までの間の任意の整数であることである;すなわち少なくとももしくは正確に5個の連続するアミノ酸は、5と、参照配列の長さマイナス1の間の、1刻みで増加する少なくとも任意の数であり得る。
【0053】
実施形態bが配列番号2~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも53、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも54、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも55、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも56、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも57、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも58、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも59、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも60、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも61、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも62、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも63、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも64、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも65、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも66、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも67、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも68、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも69、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも70、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも71、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも72、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも73、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも74、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも75、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも76、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも77、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも78、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも79、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも80、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも81、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも82、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも83、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも84、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも85、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも86、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも87、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも88、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも89、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも90、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも91、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも92、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも93、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも94、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも95、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも96、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも97、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも98、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも99、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも100、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも101個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0054】
実施形態bが配列番号3~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも102、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも103、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも104、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも105、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも106、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも107、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも108個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0055】
実施形態bが配列番号4~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも109、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも110、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも111、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも112、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも113個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0056】
実施形態bが配列番号5~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも114、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも115、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも116、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも117、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも118、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも119、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも120、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも121、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも122、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも123、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも124、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも125、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも126、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも127、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも128、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも129、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも130、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも131、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも132、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも133、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも134、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも135、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも136、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも137、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも138、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも139、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも140、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも141、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも142、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも143、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも144、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも145、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも146、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも147、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも148、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも149、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも150、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも151、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも152、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも153、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも154、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも155、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも156、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも157、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも158、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも159、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも160、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも161、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも162、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも163、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも164、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも165、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも166、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも167、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも168、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも169、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも170、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも171、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも172、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも173、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも174、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも175、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも176、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも177、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも178、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも179、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも180、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも181、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも182、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも183、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも184、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも185、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも186、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも187、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも188、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも189、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも190、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも191、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも192、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも193、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも194、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも195、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも196、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも197、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも198、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも199、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも200、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも201、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも202、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも203、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも204、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも205、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも206、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも207、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも208、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも209、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも210、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも211、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも212、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも213、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも214、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも215個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0057】
実施形態bが配列番号6~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも216、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも217、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも218、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも219、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも220、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも221、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも222、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも223、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも224、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも225、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも226、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも227個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0058】
実施形態bが配列番号7~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも228、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも229、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも230、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも231、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも232、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも233、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも234、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも235、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも236、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも237、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも238、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも239、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも240、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも241、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも242、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも243、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも244、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも245、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも246、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも247、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも248、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも249、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも250、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも251、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも252、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも253、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも254、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも255、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも256、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも257、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも258、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも259、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも260、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも261、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも262、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも263、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも264、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも265、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも266、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも267、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも268、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも269、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも270、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも271、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも272、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも273、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも274、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも275、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも276、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも277、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも278、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも279、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも280、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも281、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも282個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0059】
実施形態bが配列番号8~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも283、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも284、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも285、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも286、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも287、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも288個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0060】
実施形態bが配列番号9~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも289、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも290、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも291、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも292、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも293、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも294、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも295、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも296、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも297、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも298、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも299、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも300、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも301、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも302、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも303、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも304、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも305、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも306、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも307、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも308、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも309、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも310、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも311、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも312、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも313、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも314、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも315、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも316、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも317、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも318、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも319、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも320、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも321、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも322、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも323、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも324、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも325、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも326、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも327、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも328、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも329、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも330、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも331、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも332、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも333、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも334、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも335、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも336個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0061】
実施形態bが配列番号10~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも337、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも338、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも339、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも340、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも341、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも342、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも343、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも344、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも345個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0062】
実施形態bが配列番号11~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも346、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも347、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも348、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも349、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも350、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも351、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも352、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも353、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも354、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも355、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも356、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも357、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも358、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも359、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも360、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも361、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも362、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも363、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも364、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも365、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも366、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも367、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも368、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも369、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも370、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも371、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも372、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも373、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも374、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも375、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも376個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0063】
実施形態bが配列番号12~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも377、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも378、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも379、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも380、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも381、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも382、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも383、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも384、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも385、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも386、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも387、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも388、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも389、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも390、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも391、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも392、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも393、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも394、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも395、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも396、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも397個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0064】
実施形態bが配列番号13~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも398、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも399、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも400、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも401、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも402、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも403、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも404、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも405、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも406、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも407、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも408、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも409、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも410、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも411、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも412、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも413、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも414、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも415、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも416、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも417、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも418、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも419、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも420、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも421個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0065】
実施形態bが配列番号14~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも422、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも423、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも424、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも425個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0066】
実施形態bが配列番号15~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも426、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも427、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも428、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも429、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも430、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも431、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも432、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも433、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも434、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも435、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも436、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも437、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも438個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0067】
実施形態bが配列番号16~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも439、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも440、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも441、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも442、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも443、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも444、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも445、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも446、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも447、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも448、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも449、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも450、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも451、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも452、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも453、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも454、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも455、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも456、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも457、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも458、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも459、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも460、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも461、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも462、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも463、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも464、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも465、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも466、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも467個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0068】
実施形態bが配列番号17~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも468、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも469、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも470、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも471、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも472、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも473、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも474、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも475、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも476、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも477、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも478、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも479、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも480、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも481、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも482、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも483、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも484、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも485、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも486、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも487、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも488、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも489、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも490、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも491、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも492、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも493、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも494、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも495、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも496、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも497個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0069】
実施形態bが配列番号18~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも498、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも499、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも500、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも501、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも502、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも503、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも504、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも505、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも506、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも507、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも508、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも509、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも510、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも511、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも512、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも513、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも514、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも515、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも516、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも517、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも518、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも519、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも520、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも521個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0070】
実施形態bが配列番号19~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも522、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも523、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも524、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも525、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも526個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0071】
実施形態bが配列番号20~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも527、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも528、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも529、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも530、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも531、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも532、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも533、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも534、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも535、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも536、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも537、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも538、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも539、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも540、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも541、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも542、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも543、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも544、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも545、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも546、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも547、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも548、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも549、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも550、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも551、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも552、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも553、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも554、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも555、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも556、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも557、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも558、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも559、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも560、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも561、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも562、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも563、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも564、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも565、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも566、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも567、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも568、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも569、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも570、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも571、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも572、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも573、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも574、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも575個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0072】
実施形態bが配列番号21~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも576、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも577、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも578、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも579、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも580、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも581、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも582、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも583、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも584、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも585、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも586、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも587、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも588、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも589、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも590、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも591、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも592、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも593、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも594、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも595、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも596、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも597個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0073】
実施形態bが配列番号22~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも598、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも599、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも600、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも601、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも602、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも603、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも604、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも605、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも606、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも607、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも608、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも609、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも610、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも611、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも612、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも613、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも614、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも615、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも616、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも617、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも618、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも619、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも620、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも621、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも622、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも623、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも624、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも625、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも626、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも627個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0074】
実施形態bが配列番号23~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも628、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも629、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも630、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも631、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも632、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも633、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも634、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも635、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも636、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも637、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも638、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも639、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも640、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも641、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも642、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも643、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも644、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも645、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも646、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも647、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも648、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも649、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも650、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも651、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも652、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも653、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも654、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも655、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも656、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも657、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも658、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも659、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも660、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも661、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも662、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも663、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも664、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも665、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも666、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも667、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも668、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも669、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも670、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも671、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも672、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも673、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも674、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも675、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも676、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも677、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも678、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも679、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも680、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも681、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも682、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも683、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも684、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも685、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも686、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも687、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも688、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも689、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも690、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも691、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも692個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0075】
実施形態bが配列番号24~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも693、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも694、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも695、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも696、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも697、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも698、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも699、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも700、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも701、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも702、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも703、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも704、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも705、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも706、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも707、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも708、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも709、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも710、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも711、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも712、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも713、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも714、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも715、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも716、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも717、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも718、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも719個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0076】
実施形態bが配列番号25~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも720、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも721、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも722、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも723、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも724、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも725、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも726、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも727、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも728、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも729、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも730、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも731、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも732、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも733、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも734、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも735、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも736、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも737、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも738、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも739、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも740、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも741、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも742、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも743、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも744、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも745、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも746、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも747、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも748、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも749、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも750、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも751、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも752、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも753、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも754、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも755、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも756、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも757、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも758、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも759、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも760、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも761、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも762、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも763、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも764、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも765、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも766、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも767、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも768、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも769、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも770、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも771、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも772、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも773、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも774、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも775、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも776、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも777、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも778、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも779、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも780、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも781、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも782、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも783、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも784、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも785、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも786、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも787、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも788、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも789、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも790、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも791個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0077】
実施形態bが配列番号26~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも792、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも793、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも794、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも795、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも796、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも797、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも798、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも799、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも800個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0078】
実施形態bが配列番号27~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも801、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも802、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも803、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも804、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも805、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも806、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも807、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも808個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0079】
実施形態bが配列番号28~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも809、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも810、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも811、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも812、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも813、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも814、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも815、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも816、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも817、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも818、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも819、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも820、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも821、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも822、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも823、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも824、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも825、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも826、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも827、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも828、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも829、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも830、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも831、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも832、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも833、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも834、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも835、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも836、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも837、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも838、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも839、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも840、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも841、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも842、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも843、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも844、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも845、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも846、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも847、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも848、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも849、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも850、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも851、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも852、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも853、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも854、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも855、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも856、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも857、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも858、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも859、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも860、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも861、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも862、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも863、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも864、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも865、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも866、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも867、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも868、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも869、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも870、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも871、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも872、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも873、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも874、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも875、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも876、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも877、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも878、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも879、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも880、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも881、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも882、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも883、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも884、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも885、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも886、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも887、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも888、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも889、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも890、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも891、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも892、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも893、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも894、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも895、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも896、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも897、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも898、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも899、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも900、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも901、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも902、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも903、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも904、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも905、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも906、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも907、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも908、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも909、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも910、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも911個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0080】
実施形態bが配列番号29~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも912、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも913、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも914、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも915、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも916、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも917、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも918個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0081】
実施形態bが配列番号30~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも919、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも920、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも921個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0082】
実施形態bが配列番号31~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも922、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも923、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも924、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも925、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも926、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも927、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも928、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも929、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも930、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも931、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも932、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも933、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも934、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも935、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも936、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも937、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも938、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも939、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも940、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも941、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも942個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0083】
実施形態bが配列番号32~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも943、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも944、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも945、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも946、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも947、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも948、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも949、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも950、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも951、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも952、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも953、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも954、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも955、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも956、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも957、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも958、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも959、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも960、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも961、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも962、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも963、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも964、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも965、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも966、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも967、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも968、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも969、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも970、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも971、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも972、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも973、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも974、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも975、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも976、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも977、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも978、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも979、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも980、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも981、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも982、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも983、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも984、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも985、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも986、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも987、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも988、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも989、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも990、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも991、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも992、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも993、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも994、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも995、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも996、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも997、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも998、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも999、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1000、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1001、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1002、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1003、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1004、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1005、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1006、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1007、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1008、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1009、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1010、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1011、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1012、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1013個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0084】
実施形態bが配列番号33~35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1014、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1015、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1016、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1017、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1018、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1019、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1020、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1021、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1022、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1023、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1024、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1025、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1026、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1027、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1028、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1029、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1030、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1031、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1032、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1033、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1034、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1035、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1036、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1037、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1038、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1039、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1040、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1041、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1042、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1043、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1044、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1045、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1046、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1047、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1048、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1049、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1050、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1051、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1052、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1053、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1054、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1055、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1056、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1057、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1058、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1059、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1060、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1061、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1062、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1063、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1064、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1065、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1066、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1067、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1068、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1069、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1070、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1071、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1072、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1073、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1074個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0085】
実施形態bが配列番号34または35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1075、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1076、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1077、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1078、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1079、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1080、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1081、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1082、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1083、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1084、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1085、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1086、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1087、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1088、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1089、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1090、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1091、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1092、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1093、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1094、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1095、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1096、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1097、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1098、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1099、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1100、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1101、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1102、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1103、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1104、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1105、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1106、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1107、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1108、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1109、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1110、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1111、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1112、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1113、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1114、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1115、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1116、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1117、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1118、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1119、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1120、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1121、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1122、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1123、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1124、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1125、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1126、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1127、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1128、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1129、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1130、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1131、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1132、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1133、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1134、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1135、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1136、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1137、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1138、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1139、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1140、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1141、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1142、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1143、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1144、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1145、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1146、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1147、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1148、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1149、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1150、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1151、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1152、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1153、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1154、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1155、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1156、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1157、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1158、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1159、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1160、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1161、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1162、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1163、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1164、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1165、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1166、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1167、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1168、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1169、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1170、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1171、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1172、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1173、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1174、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1175、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1176、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1177、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1178、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1179、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1180、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1181、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1182、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1183、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1184、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1185、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1186、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1187、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1188、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1189、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1190、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1191、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1192、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1193、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1194、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1195、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1196、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1197、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1198、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1199、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1200、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1201、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1202、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1203、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1204、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1205、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1206、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1207、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1208、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1209、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1210、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1211、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1212、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1213、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1214、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1215、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1216、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1217、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1218、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1219、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1220、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1221、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1222、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1223、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1224、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1225、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1226、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1227、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1228、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1229、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1230、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1231、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1232、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1233、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1234、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1235、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1236、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1237、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1238、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1239、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1240、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1241、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1242、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1243、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1244、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1245、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1246、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1247、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1248、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1249、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1250、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1251、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1252、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1253、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1254、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1255、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1256、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1257、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1258、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1259、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1260、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1261、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1262、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1263、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1264、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1265、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1266、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1267、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1268、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1269、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1270、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1271、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1272、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1273、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1274、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1275、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1276
、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1277、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1278、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1279、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1280、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1281、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1282、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1283、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1284、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1285、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1286、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1287、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1288、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1289、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1290、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1291、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1292、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1293、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1294、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1295、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1296、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1297、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1298、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1299、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1300、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1301、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1302、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1303、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1304、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1305、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1306、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1307、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1308、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1309、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1310、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1311、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1312、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1313、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1314、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1315、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1316、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1317、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1318、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1319、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1320、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1321、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1322、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1323、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1324、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1325、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1326、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1327、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1328、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1329、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1330、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1331、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1332、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1333、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1334、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1335、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1336、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1337、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1338、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1339、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1340、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1341、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1342、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1343、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1344、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1345、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1346、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1347、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1348、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1349、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1350、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1351、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1352、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1353、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1354、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1355、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1356、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1357、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1358、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1359、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1360、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1361、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1362、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1363、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1364、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1365、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1366、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1367、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1368、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1369、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1370、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1371、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1372、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1373、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1374、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1375、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1376、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1377、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1378、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1379、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1380、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1381、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1382、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1383、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1384、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1385、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1386、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1387、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1388、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1389、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1390、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1391、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1392、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1393、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1394、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1395、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1396、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1397、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1398、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1399、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1400、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1401、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1402、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1403、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1404、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1405、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1406、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1407、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1408、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1409、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1410、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1411、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1412、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1413、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1414、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1415、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1416、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1417、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1418、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1419、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1420、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1421、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1422、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1423、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1424、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1425、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1426、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1427、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1428、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1429、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1430、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1431、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1432、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1433、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1434、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1435、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1436、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1437、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1438、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1439、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1440、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1441、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1442、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1443、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1444、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1445、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1446、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1447、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1448、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1449、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1450、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1451、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1452、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1453、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1454、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1455、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1456、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1457、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1458、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1459、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1460、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1461、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1462、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1463、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1464、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1465、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1466、または少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1467個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0086】
実施形態bが配列番号35に関する限り、本発明の第1の態様の定義における選択肢b)で言及された少なくとも5個の連続するアミノ酸はまた、連続する少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1469、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1470、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1471、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1472、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1473、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1474、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1475、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1476、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1477、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1478、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1479、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1480、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1481、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1482、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1483、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1484、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1485、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1486、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1487、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1488、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1489、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1490、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1491、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1492、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1493、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1494、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1495、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1496、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1497、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1498、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1499、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1500、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1501、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1502、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1503、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1504、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1505、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1506、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1507、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1508、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1509、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1510、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1511、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1512、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1513、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1514、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1515、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1516、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1517、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1518、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1519、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1520、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1521、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1522、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1523、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1524、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1525、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1526、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1527、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1528、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1529、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1530、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1531、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1532、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1533、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1534、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1535、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1536、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1537、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1538、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1539、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1540、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1541、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1542、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1543、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1544、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1545、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1546、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1547、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1548、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1549、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1550、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1551、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1552、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1553、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1554、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1555、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1556、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1557、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1558、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1559、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1560、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1561、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1562、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1563、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1564、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1565、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1566、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1567、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1568、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1569、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1570、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1571、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1572、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1573、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1574、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1575、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1576、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1577、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1578、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1579、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1580、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1581、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1582、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1583、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1584、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1585、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1586、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1587、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1588、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1589、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1590、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1591、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1592、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1593、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1594、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1595、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1596、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1597、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1598、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1599、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1600、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1601、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1602、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1603、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1604、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1605、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1606、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1607、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1608、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1609、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1610、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1611、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1612、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1613、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1614、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1615、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1616、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1617、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1618、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1619、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1620、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1621、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1622、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1623、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1624、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1625、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1626、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1627、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1628、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1629、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1630、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1631、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1632、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1633、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1634、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1635、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1636、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1637、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1638、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1639、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1640、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1641、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1642、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1643、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1644、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1645、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1646、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1647、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1648、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1649、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1650、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1651、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1652、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1653、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1654、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1655、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1656、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1657、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1658、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1659、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1660、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1661、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1662、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1663、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1664、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1665、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1666、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1667、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1668、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1669、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1670、
少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1671、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1672、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1673、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1674、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1675、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1676、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1677、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1678、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1679、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1680、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1681、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1682、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1683、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1684、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1685、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1686、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1687、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1688、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1689、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1690、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1691、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1692、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1693、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1694、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1695、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1696、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1697、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1698、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1699、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1700、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1701、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1702、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1703、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1704、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1705、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1706、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1707、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1708、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1709、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1710、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1711、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1712、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1713、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1714、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1715、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1716、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1717、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1718、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1719、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1720、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1721、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1722、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1723、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1724、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1725、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1726、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1727、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1728、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1729、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1730、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1731、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1732、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1733、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1734、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1735、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1736、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1737、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1738、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1739、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1740、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1741、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1742、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1743、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1744、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1745、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1746、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1747、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1748、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1749、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1750、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1751、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1752、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1753、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1754、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1755、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1756、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1757、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1758、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1759、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1760、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1761、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1762、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1763、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1764、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1765、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1766、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1767、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1768、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1769、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1770、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1771、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1772、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1773、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1774、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1775、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1776、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1777、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1778、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1779、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1780、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1781、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1782、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1783、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1784、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1785、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1786、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1787、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1788、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1789、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1790、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1791、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1792、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1793、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1794、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1795、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1796、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1797、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1798、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1799、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1800、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1801、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1802、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1803、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1804、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1805、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1806、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1807、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1808、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1809、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1810、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1811、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1812、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1813、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1814、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1815、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1816、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1817、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1818、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1819、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1820、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1821、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1822、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1823、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1824、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1825、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1826、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1827、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1828、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1829、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1830、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1831、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1832、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1833、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1834、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1835、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1836、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1837、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1838、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1839、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1840、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1841、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1842、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1843、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1844、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1845、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1846、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1847、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1848、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1849、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1850、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1851、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1852、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1853、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1854、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1855、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1856、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1857、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1858、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1859、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1860、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1861、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1862、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1863、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1864、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1865、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1866、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1867、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1868、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1869、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1870、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1871、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1872、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1873、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1874、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1
875、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1876、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1877、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1878、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1879、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1880、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1881、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1882、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1883、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1884、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1885、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1886、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1887、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1888、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1889、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1890、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1891、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1892、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1893、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1894、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1895、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1896、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1897、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1898、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1899、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1900、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1901、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1902、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1903、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1904、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1905、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1906、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1907、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1908、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1909、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1910、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1911、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1912、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1913、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1914、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1915、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1916、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1917、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1918、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1919、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1920、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1921、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1922、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1923、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1924、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1925、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1926、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1927、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1928、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1929、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1930、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1931、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1932、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1933、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1934、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1935、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1936、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1937、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1938、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1939、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1940、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1941、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1942、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1943、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1944、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1945、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1946、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1947、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1948、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1949、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1950、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1951、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1952、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1953、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1954、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1955、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1956、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1957、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1958、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1959、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1960、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1961、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1962、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1963、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1964、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1965、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1966、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1967、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1968、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1969、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1970、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1971、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1972、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1973、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1974、少なくとももしくは正確にもしくは多くとも1975、または正確にもしくは多くとも1976個の連続するアミノ酸残基も構成し得る。
【0087】
一部の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、全ての実施形態に関して上記で定義したa)のアミノ酸配列と少なくとも65%、例えば少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、および少なくとも99%の配列同一性を有する。同様に、本発明のポリペプチドはまた、一部の実施形態では、全ての実施形態に関して上記で定義したb)のアミノ酸配列と少なくとも60%、例えば少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、および少なくとも99%の配列同一性を有する。
【0088】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義した少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、同様に配列番号1~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、および49のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0089】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号2~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、および98のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0090】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号3~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基99、100、101、102、103、104、および105のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0091】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号4~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基106、107、108、109、および110のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0092】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号5~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151、152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190、191、192、193、194、195、196、197、198、199、200、201、202、203、204、205、206、207、208、209、210、211、および212のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0093】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号6~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基213、214、215、216、217、218、219、220、221、222、223、および224のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0094】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号7~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基225、226、227、228、229、230、231、232、233、234、235、236、237、238、239、240、241、242、243、244、245、246、247、248、249、250、251、252、253、254、255、256、257、258、259、260、261、262、263、264、265、266、267、268、269、270、271、272、273、274、275、276、277、278、および279のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0095】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号8~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基280、281、282、283、284、および285のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0096】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号9~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基286、287、288、289、290、291、292、293、294、295、296、297、298、299、300、301、302、303、304、305、306、307、308、309、310、311、312、313、314、315、316、317、318、319、320、321、322、323、324、325、326、327、328、329、330、331、332、および333のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0097】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号10~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基334、335、336、337、338、339、340、341、および342のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0098】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号11~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基343、344、345、346、347、348、349、350、351、352、353、354、355、356、357、358、359、360、361、362、363、364、365、366、367、368、369、370、371、372、および373のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0099】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号12~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基374、375、376、377、378、379、380、381、382、383、384、385、386、387、388、389、390、391、392、393、および394のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0100】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号13~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基395、396、397、398、399、400、401、402、403、404、405、406、407、408、409、410、411、412、413、414、415、416、417、および418のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0101】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号14~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基419、420、421、および422のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0102】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号15~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基423、424、425、426、427、428、429、430、431、432、433、434、および435のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0103】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号16~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基436、437、438、439、440、441、442、443、444、445、446、447、448、449、450、451、452、453、454、455、456、457、458、459、460、461、462、463、および464のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0104】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号17~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基465、466、467、468、469、470、471、472、473、474、475、476、477、478、479、480、481、482、483、484、485、486、487、488、489、490、491、492、493、および494のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0105】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号18~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基495、496、497、498、499、500、501、502、503、504、505、506、507、508、509、510、511、512、513、514、515、516、517、および518のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0106】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号19~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基519、520、521、522、および523のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0107】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号20~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基524、525、526、527、528、529、530、531、532、533、534、535、536、537、538、539、540、541、542、543、544、545、546、547、548、549、550、551、552、553、554、555、556、557、558、559、560、561、562、563、564、565、566、567、568、569、570、571、および572のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0108】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号21~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基573、574、575、576、577、578、579、580、581、582、583、584、585、586、587、588、589、590、591、592、593、および594のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0109】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号22~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基595、596、597、598、599、600、601、602、603、604、605、606、607、608、609、610、611、612、613、614、615、616、617、618、619、620、621、622、623、および624のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0110】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号23~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基625、626、627、628、629、630、631、632、633、634、635、636、637、638、639、640、641、642、643、644、645、646、647、648、649、650、651、652、653、654、655、656、657、658、659、660、661、662、663、664、665、666、667、668、669、670、671、672、673、674、675、676、677、678、679、680、681、682、683、684、685、686、687、688、および689のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0111】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号24~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基690、691、692、693、694、695、696、697、698、699、700、701、702、703、704、705、706、707、708、709、710、711、712、713、714、715、および716のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0112】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号25~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基717、718、719、720、721、722、723、724、725、726、727、728、729、730、731、732、733、734、735、736、737、738、739、740、741、742、743、744、745、746、747、748、749、750、751、752、753、754、755、756、757、758、759、760、761、762、763、764、765、766、767、768、769、770、771、772、773、774、775、776、777、778、779、780、781、782、783、784、785、786、787、および788のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0113】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号26~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基789、790、791、792、793、794、795、796、および797のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0114】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号27~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基798、799、800、801、802、803、804、および805のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0115】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号28~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基806、807、808、809、810、811、812、813、814、815、816、817、818、819、820、821、822、823、824、825、826、827、828、829、830、831、832、833、834、835、836、837、838、839、840、841、842、843、844、845、846、847、848、849、850、851、852、853、854、855、856、857、858、859、860、861、862、863、864、865、866、867、868、869、870、871、872、873、874、875、876、877、878、879、880、881、882、883、884、885、886、887、888、889、890、891、892、893、894、895、896、897、898、899、900、901、902、903、904、905、906、907、および908のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0116】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号29~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基909、910、911、912、913、914、および915のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0117】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号30~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基916、917、および918のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0118】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号31~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基919、920、921、922、923、924、925、926、927、928、929、930、931、932、933、934、935、936、937、938、および939のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0119】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号32~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基940、941、942、943、944、945、946、947、948、949、950、951、952、953、954、955、956、957、958、959、960、961、962、963、964、965、966、967、968、969、970、971、972、973、974、975、976、977、978、979、980、981、982、983、984、985、986、987、988、989、990、991、992、993、994、995、996、997、998、999、1000、1001、1002、1003、1004、1005、1006、1007、1008、1009、および1010のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0120】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号33~35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基1011、1012、1013、1014、1015、1016、1017、1018、1019、1020、1021、1022、1023、1024、1025、1026、1027、1028、1029、1030、1031、1032、1033、1034、1035、1036、1037、1038、1039、1040、1041、1042、1043、1044、1045、1046、1047、1048、1049、1050、1051、1052、1053、1054、1055、1056、1057、1058、1059、1060、1061、1062、1063、1064、1065、1066、1067、1068、1069、1070、および1071のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列中のアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0121】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号35または35のいずれか1つにおけるアミノ酸残基1072、1073、1074、1075、1076、1077、1078、1079、1080、1081、1082、1083、1084、1085、1086、1087、1088、1089、1090、1091、1092、1093、1094、1095、1096、1097、1098、1099、1100、1101、1102、1103、1104、1105、1106、1107、1108、1109、1110、1111、1112、1113、1114、1115、1116、1117、1118、1119、1120、1121、1122、1123、1124、1125、1126、1127、1128、1129、1130、1131、1132、1133、1134、1135、1136、1137、1138、1139、1140、1141、1142、1143、1144、1145、1146、1147、1148、1149、1150、1151、1152、1153、1154、1155、1156、1157、1158、1159、1160、1161、1162、1163、1164、1165、1166、1167、1168、1169、1170、1171、1172、1173、1174、1175、1176、1177、1178、1179、1180、1181、1182、1183、1184、1185、1186、1187、1188、1189、1190、1191、1192、1193、1194、1195、1196、1197、1198、1199、1200、1201、1202、1203、1204、1205、1206、1207、1208、1209、1210、1211、1212、1213、1214、1215、1216、1217、1218、1219、1220、1221、1222、1223、1224、1225、1226、1227、1228、1229、1230、1231、1232、1233、1234、1235、1236、1237、1238、1239、1240、1241、1242、1243、1244、1245、1246、1247、1248、1249、1250、1251、1252、1253、1254、1255、1256、1257、1258、1259、1260、1261、1262、1263、1264、1265、1266、1267、1268、1269、1270、1271、1272、1273、1274、1275、1276、1277、1278、1279、1280、1281、1282、1283、1284、1285、1286、1287、1288、1289、1290、1291、1292、1293、1294、1295、1296、1297、1298、1299、1300、1301、1302、1303、1304、1305、1306、1307、1308、1309、1310、1311、1312、1313、1314、1315、1316、1317、1318、1319、1320、1321、1322、1323、1324、1325、1326、1327、1328、1329、1330、1331、1332、1333、1334、1335、1336、1337、1338、1339、1340、1341、1342、1343、1344、1345、1346、1347、1348、1349、1350、1351、1352、1353、1354、1355、1356、1357、1358、1359、1360、1361、1362、1363、1364、1365、1366、1367、1368、1369、1370、1371、1372、1373、1374、1375、1376、1377、1378、1379、1380、1381、1382、1383、1384、1385、1386、1387、1388、1389、1390、1391、1392、1393、1394、1395、1396、1397、1398、1399、1400、1401、1402、1403、1404、1405、1406、1407、1408、1409、1410、1411、1412、1413、1414、1415、1416、1417、1418、1419、1420、1421、1422、1423、1424、1425、1426、1427、1428、1429、1430、1431、1432、1433、1434、1435、1436、1437、1438、1439、1440、1441、1442、1443、1444、1445、1446、1447、1448、1449、1450、1451、1452、1453、1454、1455、1456、1457、1458、1459、1460、1461、1462、1463、および1464のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列番号34または35におけるアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、L-n+1より大きい数ではない。
【0122】
上記の選択肢b)で定義した任意の実施形態では、本発明のポリペプチドはまた、上記の選択肢b)に関して定義された少なくとも5個の連続するアミノ酸残基を有し、配列番号35におけるアミノ酸残基1465、1466、1467、1468、1469、1470、1471、1472、1473、1474、1475、1476、1477、1478、1479、1480、1481、1482、1483、1484、1485、1486、1487、1488、1489、1490、1491、1492、1493、1494、1495、1496、1497、1498、1499、1500、1501、1502、1503、1504、1505、1506、1507、1508、1509、1510、1511、1512、1513、1514、1515、1516、1517、1518、1519、1520、1521、1522、1523、1524、1525、1526、1527、1528、1529、1530、1531、1532、1533、1534、1535、1536、1537、1538、1539、1540、1541、1542、1543、1544、1545、1546、1547、1548、1549、1550、1551、1552、1553、1554、1555、1556、1557、1558、1559、1560、1561、1562、1563、1564、1565、1566、1567、1568、1569、1570、1571、1572、1573、1574、1575、1576、1577、1578、1579、1580、1581、1582、1583、1584、1585、1586、1587、1588、1589、1590、1591、1592、1593、1594、1595、1596、1597、1598、1599、1600、1601、1602、1603、1604、1605、1606、1607、1608、1609、1610、1611、1612、1613、1614、1615、1616、1617、1618、1619、1620、1621、1622、1623、1624、1625、1626、1627、1628、1629、1630、1631、1632、1633、1634、1635、1636、1637、1638、1639、1640、1641、1642、1643、1644、1645、1646、1647、1648、1649、1650、1651、1652、1653、1654、1655、1656、1657、1658、1659、1660、1661、1662、1663、1664、1665、1666、1667、1668、1669、1670、1671、1672、1673、1674、1675、1676、1677、1678、1679、1680、1681、1682、1683、1684、1685、1686、1687、1688、1689、1690、1691、1692、1693、1694、1695、1696、1697、1698、1699、1700、1701、1702、1703、1704、1705、1706、1707、1708、1709、1710、1711、1712、1713、1714、1715、1716、1717、1718、1719、1720、1721、1722、1723、1724、1725、1726、1727、1728、1729、1730、1731、1732、1733、1734、1735、1736、1737、1738、1739、1740、1741、1742、1743、1744、1745、1746、1747、1748、1749、1750、1751、1752、1753、1754、1755、1756、1757、1758、1759、1760、1761、1762、1763、1764、1765、1766、1767、1768、1769、1770、1771、1772、1773、1774、1775、1776、1777、1778、1779、1780、1781、1782、1783、1784、1785、1786、1787、1788、1789、1790、1791、1792、1793、1794、1795、1796、1797、1798、1799、1800、1801、1802、1803、1804、1805、1806、1807、1808、1809、1810、1811、1812、1813、1814、1815、1816、1817、1818、1819、1820、1821、1822、1823、1824、1825、1826、1827、1828、1829、1830、1831、1832、1833、1834、1835、1836、1837、1838、1839、1840、1841、1842、1843、1844、1845、1846、1847、1848、1849、1850、1851、1852、1853、1854、1855、1856、1857、1858、1859、1860、1861、1862、1863、1864、1865、1866、1867、1868、1869、1870、1871、1872、1873、1874、1875、1876、1877、1878、1879、1880、1881、1882、1883、1884、1885、1886、1887、1888、1889、1890、1891、1892、1893、1894、1895、1896、1897、1898、1899、1900、1901、1902、1903、1904、1905、1906、1907、1908、1909、1910、1911、1912、1913、1914、1915、1916、1917、1918、1919、1920、1921、1922、1923、1924、1925、1926、1927、1928、1929、1930、1931、1932、1933、1934、1935、1936、1937、1938、1939、1940、1941、1942、1943、1944、1945、1946、1947、1948、1949、1950、1951、1952、1953、1954、1955、1956、1957、1958、1959、1960、1961、1962、1963、1964、1965、1966、1967、1968、1969、1970、1971、1972、および1973のいずれか1つに対応するそのN末端アミノ酸残基もまた有するポリペプチドであるが、但し、選択されたアミノ酸残基は、式N≦L-n+1を満たし、式中Nは、選択された残基の数であり、Lは、残基が選択された配列番号34または35におけるアミノ酸残基の数であり、nは、選択肢bに関して定義された連続するアミノ酸残基の数であり、すなわち、少なくとも5アミノ酸残基の長さが5より長い場合、N末端の最初の残基は、1974-n+1より大きい数ではない。
【0123】
本発明のポリペプチドはまた、ある特定の実施形態では、免疫原性担体分子に融合またはコンジュゲートされ;または別の表現をすれば、本発明のポリペプチドはまた、配列番号1~35に由来する材料に加えてそのような免疫原性担体分子も含む。免疫原性担体分子は、ヒトの大部分において典型的にヘルパーTリンパ球応答を誘導するポリペプチド、例えばキーホールリンペットヘモシアニンまたはその断片、破傷風トキソイドまたはその断片、ジフテリアトキソイドまたはその断片からなる群から選択される免疫原性担体タンパク質である。他の好適な担体分子を以下に考察する。
【0124】
同様に、本発明のポリペプチドを、これらの2つの融合された配列が天然では互いに直接融合されて現れない、配列番号1~35のいずれか1つから選択される配列を有する異なるポリペプチドに融合またはコンジュゲートさせてもよい。このように、そのような融合体は、配列番号1~35の同じものの2つのサブ配列を含み得るが、天然に見出されない配置で含み得るか、または融合体は、配列番号1~35の2つに由来する2つの配列を含み得る。同様に、配列番号1~35の複数からのより多くの配列の融合もまた可能である。これらのコンストラクトはいずれも、上記の免疫原性担体を含んでもよく、配列番号1~35に由来する個々の配列をまた、直接または堅固なもしくは柔軟なリンカー、例えば配列番号106~113のいずれか1つに記載されるアミノ酸配列を有するリンカーを介して接続してもよい。
【0125】
ポリペプチドが異なるポリペプチドに融合またはコンジュゲートされる一部の実施形態では、ポリペプチドは、配列番号8からなるかまたはそれに由来する。一部の実施形態では、異なるポリペプチドは、配列番号10からなるかまたはそれに由来する。一部の実施形態では、ポリペプチドは、異なるポリペプチドのN末端に位置する。一部の実施形態では、ポリペプチドは、異なるポリペプチドのC末端に位置する。
【0126】
一部の実施形態では、ポリペプチドおよび異なるポリペプチドの各々はそれぞれ、配列番号8および10からの少なくとももしくは正確に5個の連続するアミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含む。一部の実施形態では、ポリペプチドのN末端アミノ酸残基は、配列番号8のアミノ酸残基35に対応する。一部の実施形態では、他のポリペプチドのN末端アミノ酸残基は、配列番号10のアミノ酸残基44に対応する。一部の実施形態では、ポリペプチドは、配列番号8のアミノ酸残基35~289の配列からなる。一部の実施形態では、異なるポリペプチドは、配列番号10のアミノ酸残基44~346の配列からなる。
【0127】
一部の実施形態では、ポリペプチドは、リンカーを介して異なるポリペプチドに融合またはコンジュゲートされる。一部の実施形態では、リンカーは、配列番号106~113のいずれか1つからなるアミノ酸配列から選択される。一部の実施形態では、リンカーは、柔軟なリンカーである。さらなる実施形態では、柔軟なリンカーは、配列番号106~110のいずれか1つからなるアミノ酸配列から選択される。好ましい実施形態では、柔軟なリンカーは、配列番号106のアミノ酸配列を有する。
【0128】
上記で言及された本発明の第2の態様のキメラポリペプチドは、一部の実施形態では、配列番号114のアミノ酸配列を含み得るかまたはそれからなり得る。一部の実施形態では、キメラポリペプチドは、配列番号115のアミノ酸配列を含み得るかまたはそれからなり得る。
【0129】
好ましい実施形態では、本発明のポリペプチドまたはキメラポリペプチドは、哺乳動物、特にヒトにおいてポリペプチドまたはキメラポリペプチドに対する適応免疫応答を誘導することが可能である。好ましくは、適応免疫応答は、NeGoによる感染症に対する保護的適応免疫応答である。ポリペプチドまたはキメラポリペプチドは、これらの場合、液性および/または細胞性免疫応答を誘導し得る。
【0130】
配列番号1~35における特に関心のある領域(すなわち、NおよびC末端アミノ酸残基によって定義される断片)を、以下に開示される命名法を使用して以下の表に記載する。本発明の興味深いポリペプチドは、典型的にこれらの特定の領域:cNGO1947-24-102;cNGO0725-1-109;NGO1043-22-114;cNGO1984-59-216;NGO0182-26-228;NGO1379-28-283;NGO1549-35-289;NGO0721-22-337;NGO0265-44-346;cNGO1094-1-398;NGO1158-27-422;cNGO1958-20-426;cNGO1392-28-439;cNGO1068-27-468;cNGO1971-27-498;NGO2059-22-522;cNGO1585-28-576;cNGO0571-21-598;NGO0225-25-628;cNGO1496-1-693;cNGO2093-23-720;cNGO1801-22-792;cNGO1715-25-801;cNGO2109-23-809;cNGO1495-25-912;NGO1785-1-919;cNGO0952-26-922;NGO0851-25-1014;cNGO0275-28-1075;NGO2105-44-1468;cNGO1286-1-943;NGO1125-1-53;NGO1092-1-649;NGO1092-650-1610;NGO1092-650-1977;RS11935-1-377;RS10860-23-527;およびRS10860-23-300からのアミノ酸を含むかまたはそれからなる。
【0131】
これらの断片の断片もまた特に好ましく、すなわち上記の一覧の任意の断片が、上記で指定される所定の長さおよび所定のN末端アミノ酸残基の定義される断片の開始点として役立ち得る。
【0132】
エピトープ
配列番号1~35は、抗体によっておよび/またはT細胞受容体がMHC分子に結合した場合に認識される抗原性決定基(エピトープ)を含む。本発明の目的に関して、B細胞エピトープ(すなわち、抗体結合エピトープ)は、特に適切である。
【0133】
線状B細胞エピトープを同定することは比較的単純であり、1つの非常に単純なアプローチは、NeGoまたは本明細書に開示されるNeGo由来タンパク質に対して作製した抗体を、配列番号1~35のいずれか1つに由来する重複するオリゴマーペプチドに対する結合に関して試験することを必然的に伴う。それによって、抗体との結合の原因であるかまたはそれに関与するNeGoポリペプチドの領域を同定することができる。
【0134】
あるいはまたは加えて、本明細書に開示されるポリペプチドの突然変異型、例えば配列番号1~35における各々1つの非アラニン残基をアラニンに点突然変異させた型を産生することができる。この方法はまた、複雑なアセンブルされたB細胞エピトープを同定することも助ける。このことは、同じ抗体の結合が、全長のポリペプチドの異なる領域におけるアミノ酸を交換することによって改変される場合に当てはまる。
【0135】
同様に、B細胞エピトープ予測のためのin silico方法を使用することができる:βターン予測に関する有用な最新技術のシステムが、Petersen B et al. (November 2010), Plos One 5(11): e15079; prediction of linear B-cell epitopes, cf: Larsen J E P et al.(April 2006), Immunome Research, 2: 2; prediction of solvent exposed amino acids: Petersen B et al(July 2009), BMC Structural Biology, 9:51に提供されている。
【0136】
本発明の核酸断片
上記で言及された本発明の核酸断片は、好ましくはDNA断片(例えば配列番号31~60)またはRNA断片(例えば、配列番号61~90)である。
【0137】
本発明の核酸断片は、典型的に
1)配列番号1~35のいずれか1つをコードする配列番号36~105のいずれか1つの一部の少なくとも15、例えば少なくとも18、少なくとも21、少なくとも24、少なくとも27、少なくとも30、少なくとも33、少なくとも36、少なくとも39、少なくとも42、少なくとも45、少なくとも48、少なくとも51、少なくとも54、少なくとも57、少なくとも60、少なくとも63、少なくとも66、少なくとも69、少なくとも72、少なくとも75、少なくとも78、少なくとも81、少なくとも84、少なくとも87、少なくとも90、少なくとも93、少なくとも96、少なくとも99、少なくとも102、少なくとも105、少なくとも108、少なくとも111、少なくとも114、少なくとも117、少なくとも120、少なくとも123、少なくとも126、少なくとも129、少なくとも132、少なくとも135、少なくとも138、少なくとも141、少なくとも144、少なくとも147、少なくとも150、少なくとも153、少なくとも156、または少なくとも159連続ヌクレオチドからなり、および
2)配列番号1~35のいずれか1つをコードする配列番号35~105のいずれか1つの一部と同じ読み取り相にある。
【0138】
より長い断片、すなわちそのような長さの断片を包含する配列番号36~105のそれらからの少なくとも300、少なくとも420、少なくとも520、少なくとも600、少なくとも720、少なくとも810、少なくとも900、少なくとも1020、少なくとも1500、少なくとも2010、少なくとも2510、少なくとも3000、少なくとも3510、および少なくとも4020ヌクレオチドを有する断片が企図される。
【0139】
本発明の第3の態様の核酸断片は、典型的にiii)において定義された配列同一性が、少なくとも65%、例えば少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、および少なくとも99%である核酸断片である。
【0140】
本発明の第3の態様の核酸断片はまた、典型的にiv)において定義された配列同一性が、少なくとも65%、例えば少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、および少なくとも99%である核酸断片である。
【0141】
本発明の第3の実施形態では、核酸配列は、宿主細胞または宿主生物における発現に関してコドン最適化されている。所定の宿主細胞または生物に関してそのようなコドン最適化配列を考案するための技術は、分子生物学の当業者に周知である。
【0142】
本発明のベクター
本明細書に開示されるベクターは、以下で考察するいくつかのカテゴリーに入る。本明細書に開示される1つの好ましいベクターは、作動可能に連結されて、5'-3'方向に、上記の選択肢i)で定義された核酸断片の発現を駆動するためのエンハンサー/プロモーターを含む発現制御領域、適宜シグナルペプチドコード配列、選択肢i)で定義されたヌクレオチド配列、および適宜ターミネーターを含む。したがって、そのようなベクターは、本発明のポリペプチドの細胞において産生を引き起こすために有用な発現ベクターを構成する。本発明のポリペプチドは細菌起源であることから、組み換えによる産生は、細菌宿主細胞において簡便に行われ、そのため本明細書において、発現制御領域が、細菌、例えば大腸菌(E.coli)などの原核細胞における発現を駆動することが好ましい。しかし、ベクターが、哺乳動物細胞における核酸の発現を駆動するためである場合(DNAまたはRNAワクチンベクターの場合のように)、発現制御領域を、この特定の使用に合うように適合させなければならない。
【0143】
ベクターは、示されるように、前記ベクターの発現産物の分泌または膜の取り込みを提供し得るシグナルペプチドをコードする配列をさらに含み得る。核酸ワクチン接種の目的に関して、コードされるシグナルペプチドは、典型的にWilliams J.A. Vaccines (Basel). 2013 Sep; 1(3): 225-249ならびにその中に引用される参考文献に記載のペプチドから選択される。
【0144】
任意の割合で、本明細書に開示されるある特定のベクターは、自律複製が可能である。
【0145】
同様に、本明細書に開示されるベクターは、宿主細胞のゲノムに組み込まれることが可能なベクターであり、これは、ベクターを、安定に形質転換された細胞の産生に使用する場合、特に有用であり、子孫はまた、ベクターを介して導入された遺伝情報も含む。あるいは、哺乳動物宿主細胞のゲノムに組み込まれることができないベクターは、例えば核酸ワクチン接種において有用である。
【0146】
典型的に、本明細書に開示されるベクターは、ウイルス、例えば弱毒化ウイルス(単独でワクチン剤として有用であり得る)、バクテリオファージ、プラスミド、ミニ染色体、およびコスミドからなる群から選択される。
【0147】
本明細書に開示されるベクターのより詳細な考察を以下に提供する。
【0148】
本明細書に開示されるポリペプチドは、ベクターに含まれる核酸分子によってコードされ得る。核酸配列は、「異種」であり得て、このことは、それが、ベクターが導入される細胞に対して外来であり、細胞中の配列と相同であるが、それが通常見出されない宿主細胞内の位置にある配列を含む文脈にあることを意味する。ベクターは、ネイキッドDNA、RNA、プラスミド、コスミド、ウイルス(バクテリオファージ、動物ウイルス、および植物ウイルス)、および人工染色体(例えば、YAC)を含む。当業者は、標準的な組み換え技術(例えば、いずれも参照により本明細書に組み入れられる、Sambrook et al, 2001; Ausubel et al, 1996)を通してベクターを構築するために十分な能力を有する。本発明のポリペプチドをコードすることに加えて、本発明のベクターは、タグまたは免疫原性増強ペプチド(例えば、免疫系を刺激する免疫原性担体または融合パートナー、例えばサイトカインまたはその活性断片)などのポリペプチド配列をコードし得る。そのような融合タンパク質をコードする有用なベクターは、pINベクター、ヒスチジンストレッチをコードするベクター、および後に精製および分離または切断のためにグルタチオン-S-トランスフェラーゼ(GST)可溶性融合タンパク質の生成に使用するためのpGEXベクターを含む。
【0149】
本明細書に開示されるベクターは、対象に投与するためにその後精製され得る本明細書に開示されるポリペプチドを産生するために宿主細胞において使用され得るか、またはベクターは、対象におけるタンパク質の発現のために対象に直接投与するために精製され得る(核酸ワクチンを投与する場合のように)。
【0150】
発現ベクターは、特定の宿主生物において作動可能に連結されたコード配列の転写およびおそらく翻訳にとって必要な核酸配列を指す、多様な「制御配列」を含有し得る。転写および翻訳を支配する制御配列に加えて、ベクターおよび発現ベクターは、他の機能も同様に果たす核酸配列を含有してもよく、これらを以下に記載する。
【0151】
1.プロモーターおよびエンハンサー
「プロモーター」は、制御配列である。プロモーターは、典型的に、転写の開始および速度が制御される核酸配列の領域である。これは、調節タンパク質および分子がRNAポリメラーゼおよび他の転写因子などに結合し得る遺伝子エレメントを含有し得る。「作動可能に位置する」、「作動可能に連結された」、「制御下にある」、および「転写制御下にある」という語句は、プロモーターが、その配列の転写開始および/または発現を制御するために核酸配列に関連して正しい機能的位置および/または方向にあることを意味する。プロモーターは、核酸配列の転写活性化に関係するシス作用調節配列を指す「エンハンサー」と共に使用されても使用されなくてもよい。
【0152】
プロモーターは、コードセグメントまたはエクソンの上流に位置する5'非コード配列を単離することによって得られ得るように、遺伝子または配列に天然に会合するプロモーターであり得る。そのようなプロモーターは、「内因性」と呼ばれ得る。同様に、エンハンサーは、その配列の下流または上流のいずれかに位置する核酸配列に天然に会合するエンハンサーであり得る。あるいは、その天然の環境における核酸配列に通常会合しないプロモーターを指す、組み換えまたは異種プロモーターの制御下にコード核酸セグメントを配置することによって、ある特定の利点が得られる。組み換えまたは異種エンハンサーはまた、その天然の状態で核酸配列に通常会合していないエンハンサーも指す。そのようなプロモーターまたはエンハンサーは、他の遺伝子のプロモーターまたはエンハンサー、および他の任意の原核細胞、ウイルス、または真核細胞から単離したプロモーターまたはエンハンサー、および「天然に存在」しないエンハンサー、すなわち異なる転写調節領域の異なるエレメントおよび/または発現を変更する突然変異を含有するプロモーターまたはエンハンサーを含み得る。プロモーターおよびエンハンサーの核酸配列を合成によって産生することに加えて、配列を、本明細書に開示される組成物に関連して、組み換えクローニングおよび/またはPCR(商標)を含む核酸増幅技術を使用して産生してもよい(各々が参照により本明細書に組み入れられる、米国特許第4,683,202号、米国特許第5,928,906号を参照されたい)。
【0153】
本来、発現のために選択した細胞タイプまたは生物においてDNAセグメントの発現を有効に方向付けるプロモーターおよび/またはエンハンサーを使用することが重要であり得る。分子生物学の当業者は、タンパク質発現のためのプロモーター、エンハンサー、および細胞タイプの組合せの使用を一般的に承知している(参照により本明細書に組み入れられる、Sambrook et al, 2001を参照されたい)。使用されるプロモーターは、構成的、組織特異的、または誘導型であってもよく、ある特定の実施形態では、指定された条件、例えば組み換えタンパク質またはペプチドの大規模産生で、導入されたDNAセグメントの高レベル発現を方向付けてもよい。
【0154】
特定の刺激に応答して活性化され得る核酸配列の領域である誘導型エレメントの例としては、これらに限定されないが、免疫グロブリン重鎖、免疫グロブリン軽鎖、T細胞受容体、HLA DQαおよび/またはDQβ、β-インターフェロン、インターロイキン-2、インターロイキン-2受容体、MHCクラスII 5、MHCクラスII HLA-DRα、β-アクチン、筋クレアチニンキナーゼ(MCK)、プレアルブミン(トランスサイレチン)、エラスターゼI、メタロチオネイン(MTII)、コラゲナーゼ、アルブミン、α-フェトプロテイン、γ-グロビン、β-グロビン、c-fos、c-HA-ras、インスリン、神経細胞接着分子(NCAM)、α1-アンチトリプシン、H2B(TH2B)ヒストン、マウスおよび/またはI型コラーゲン、グルコース調節タンパク質(GRP94およびGRP78)、ラット成長ホルモン、ヒト血清アミロイドA(SAA)、トロポニンI(TN I)、血小板由来増殖因子(PDGF)、デュシェンヌ型筋ジストロフィー、SV40、ポリオーマ、レトロウイルス、パピローマウイルス、B型肝炎ウイルス、ヒト免疫不全ウイルス、サイトメガロウイルス(CMV)IE、およびテナガザル白血病ウイルスが挙げられる。
【0155】
誘導型エレメントとしては、MT II-ホルボルエステル(TFA)/重金属;MMTV(マウス乳腺腫瘍ウイルス)-グルココルチコイド;β-インターフェロン-ポリ(rl)x/ポリ(rc);アデノウイルス5 E2-ElA;コラゲナーゼ-ホルボルエステル(TPA);ストロメリシン-ホルボルエステル(TPA);SV40-ホルボルエステル(TPA);マウスMX遺伝子-インターフェロン、ニューカッスル病ウイルス;GRP78遺伝子-A23187;α-2-マクログロブリン-IL-6;ビメンチン-血清;MHCクラスI遺伝子H-2κb-インターフェロン;HSP70-E1A/SV40ラージT抗原;プロリフェリン-ホルボルエステル/TPA;腫瘍壊死因子-PMA;および甲状腺刺激ホルモンα遺伝子-甲状腺ホルモンが挙げられる。
【0156】
同様に、デクチン-1およびデクチン-2プロモーターも本発明において有用であると企図される。さらに、任意のプロモーター/エンハンサーの組合せ(真核細胞プロモーターデータベースEPDBにより)もまた使用して、オリゴ糖プロセシング酵素、タンパク質フォールディングアクセサリタンパク質、選択可能マーカータンパク質、または目的の異種タンパク質をコードする構造遺伝子の発現を駆動することができる。
【0157】
本明細書に開示されるペプチドまたはタンパク質コードポリヌクレオチドの発現を制御するために使用される特定のプロモーターは、それが標的細胞、好ましくは細菌細胞においてポリヌクレオチドを発現することが可能である限り、重要ではないと考えられる。ヒト細胞を標的とする場合、ポリヌクレオチドコード領域を、ヒト細胞において発現されることが可能なプロモーターに隣接してその制御下に配置することが好ましい。一般的に言えば、そのようなプロモーターは、細菌、ヒト、またはウイルスプロモーターのいずれかを含み得る。
【0158】
様々な実施形態では、ヒトサイトメガロウイルス(CMV)前初期遺伝子プロモーター、SV40初期プロモーター、およびラウス肉腫ウイルス長い末端反復配列を使用して、本発明に関連するポリヌクレオチドの高レベル発現を得ることができる。ポリヌクレオチドの発現を得るための、当技術分野で周知である他のウイルスまたは哺乳動物細胞またはバクテリオファージプロモーターの使用も同様に、企図される。
【0159】
ベクターが、タンパク質の発現のために対象に投与される実施形態では、ベクターと共に使用するための望ましいプロモーターは、サイトカインによって下方調節されないプロモーター、またはたとえ下方調節されても免疫応答を誘発するために対象において本発明のタンパク質/ポリペプチドの有効量を産生するために十分に強いプロモーターである。これらの非限定的な例は、CMV IEおよびRSV LTRである。他の実施形態では、サイトカインの存在下で上方調節されるプロモーターを使用する。MHC Iプロモーターは、IFN-γの存在下で発現を増加させる。
【0160】
特に発現が、抗原の発現が望ましい細胞、例えば樹状細胞またはマクロファージ内である場合、組織特異的プロモーターを使用することができる。哺乳動物MHC IおよびMHC IIプロモーターは、そのような組織特異的プロモーターの例である。2.開始シグナルおよび配列内リボソーム結合部位(IRES)。
【0161】
特異的開始シグナルはまた、コード配列の効率的な翻訳にとっても必要であり得る。これらのシグナルは、ATG開始コドンまたは隣接する配列を含む。ATG開始コドンを含む外因性の翻訳制御シグナルを提供する必要があり得る。当業者は、これを決定して、必要なシグナルを提供することが容易に可能である。開始コドンは、インサート全体の翻訳を確実にするために所望のコード配列の読み取り相と「インフレーム」でなければならない。外因性の翻訳制御シグナルおよび開始コドンは、天然または合成のいずれであってもよく、細菌または哺乳動物細胞において作用し得る。発現効率は、適切な転写エンハンサーエレメントを含めることによって増強され得る。
【0162】
本明細書に開示されるある特定の実施形態では、配列内リボソーム進入部位(IRES)エレメントの使用は、多遺伝子または多シストロン性メッセージを作製するために使用される。IRESエレメントは、5'メチル化Cap依存的翻訳のリボソーム走査モデルを迂回し、内部部位で翻訳を開始することができる。ピコルナウイルス科の2つのメンバー(ポリオおよび脳心筋炎)からのIRESエレメント、ならびに哺乳動物メッセージからのIRESが記載されている。IRESエレメントを、異種オープンリーディングフレームに連結することができる。各々がIRESによって隔てられた複数のオープンリーディングフレームを共に転写して、多シストロン性メッセージを作製することができる。IRESエレメントにより、各オープンリーディングフレームは、効率的な翻訳のためにリボソームに近づくことができる。複数の遺伝子を単一のプロモーター/エンハンサーを使用して効率的に発現させて、単一のメッセージを転写することができる(参照により本明細書に組み入れられる、米国特許第5,925,565号および第5,935,819号を参照されたい)。
【0163】
2.マルチクローニングサイト
ベクターは、そのいずれも標準的な組み換え技術と共に使用してベクターを消化することができる、複数の制限酵素部位を含有する核酸領域であるマルチクローニングサイト(MCS)を含み得る。しばしば、ベクターを、MCS内で切断する制限酵素を使用して線状にするかまたは断片化し、外因性の配列がベクターにライゲーションされるのを可能にする。制限酵素およびライゲーション反応を伴う技術は、組み換え技術の当業者に周知である。
【0164】
3.スプライス部位
ほとんどの転写された真核細胞RNA分子は、RNAスプライシングを受けて、一次転写物からイントロンを除去する。本発明のベクターの文脈に関連して、ゲノム真核細胞配列を含有するベクターは、タンパク質発現のための転写物の適当なプロセシングを確保するためにドナーおよび/またはアクセプタースプライス部位を必要とし得る。
【0165】
4.終止シグナル
本発明のベクターまたはコンストラクトは、一般的に少なくとも1つの終止シグナルを含む。「終止シグナル」または「ターミネーター」は、RNAポリメラーゼによるRNA転写物の特異的終止に関係するDNA配列で構成される。このように、ある特定の実施形態では、RNA転写物の産生を終止させる終止シグナルが企図される。ターミネーターは、望ましいメッセージレベルを達成するためにインビボ(in vivo)で必要であり得る。
【0166】
真核細胞系では、ターミネーター領域はまた、ポリアデニル化部位を露出するために新規転写物の部位特異的切断を可能にする特異的DNA配列を含み得る。これは、特化した内因性ポリメラーゼにシグナルを送って、転写物の3'末端に約200個のA残基(ポリA)のストレッチを付加する。このポリAテールによって改変されたRNA分子は、より安定であるように思われ、より効率的に翻訳される。このように、真核細胞を伴う他の実施形態では、ターミネーターは、RNAの切断のためのシグナルを含むことが好ましく、ターミネーターシグナルがメッセージのポリアデニル化を促進することがより好ましい。
【0167】
本発明において使用するために企図されるターミネーターは、これらに限定されないが、例えばウシ成長ホルモンターミネーターまたはウイルス終止配列、例えばSV40ターミネーターを含む本明細書に記載されるまたは当業者に公知の任意の公知のターミネーターを含む。ある特定の実施形態では、終止シグナルは、配列切断などにより、転写可能または翻訳可能配列の欠如であり得る。
【0168】
5.ポリアデニル化シグナル
発現、特に真核細胞の発現(核酸ワクチン接種において適切である)では、典型的に転写物の適当なポリアデニル化を引き起こすためにポリアデニル化シグナルを含む。ポリアデニル化シグナルの性質は、本発明の実践の成功にとって重要ではないと考えられ、および/または任意のそのような配列を使用してもよい。好ましい実施形態は、様々な標的細胞において簡便でおよび/または良好に機能することが既知であるSV40ポリアデニル化シグナルおよび/またはウシ成長ホルモンポリアデニル化シグナルを含む。ポリアデニル化は、転写物の安定性を増加させ得るか、または細胞質輸送を容易にし得る。その結果、対応するコードされるRNA断片は、好ましくはポリ(A)テールを含む。
【0169】
6.複製開始点
宿主細胞においてベクターを繁殖させるため、これは、複製が開始される特異的核酸配列である1つまたは複数の複製開始部位(しばしば「on」と名付けられる)を含有し得る。あるいは、宿主細胞が酵母である場合、自律複製配列(ARS)を使用することができる。
【0170】
7.選択可能およびスクリーニング可能マーカー
本明細書で開示されるある特定の実施形態では、本発明の核酸コンストラクトを含有する細胞は、発現ベクターにおいてスクリーニング可能なまたは選択可能なマーカーをコードすることによってインビトロ(in vitro)またはインビボで同定され得る。転写および翻訳される場合、マーカーは、発現ベクターを含有する細胞の容易な同定を許容する同定可能な変化を細胞に付与する。一般的に、選択可能マーカーは、選択を可能にする特性を付与するマーカーである。陽性選択可能マーカーは、マーカーの存在が、その選択を可能にするマーカーであるが、陰性選択可能マーカーは、その存在が、その選択を防止するマーカーである。陽性選択可能マーカーの例は、薬物耐性マーカーである。
【0171】
通常、薬物選択マーカーを含めることは、形質転換体のクローニングおよび同定を助け、例えばネオマイシン、ピューロマイシン、ハイグロマイシン、DHFR、GPT、ゼオシンまたはヒスチジノールに対する耐性を付与するマーカーは、有用な選択可能マーカーである。条件の実施に基づいて形質転換体の識別を可能にする表現型を付与するマーカーに加えて、他のタイプのマーカーは、スクリーニング可能マーカー、例えば比色分析のためのGFPを含む。あるいは、スクリーニング可能な酵素、例えば単純ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(tk)またはクロラムフェニコールアセチルトランスフェラーゼ(CAT)を利用してもよい。当業者はまた、FACS解析と組み合わせて使用することができる免疫マーカーを使用する方法を承知している。使用されるマーカーは、それが、本明細書に開示されるタンパク質をコードする核酸と同時に発現されることが可能である限り、重要ではないと考えられる。選択可能およびスクリーニング可能マーカーのさらなる例は、当業者に周知である。
【0172】
本発明の形質転換細胞
本明細書に開示される形質転換細胞は、本発明のポリペプチドまたはキメラポリペプチドを産生するための生物として有用であるが、同様に本明細書に開示される核酸およびベクターの単純な「容器」としても有用である。
【0173】
本明細書に開示されるある特定の形質転換細胞は、本発明の第2の態様の選択肢i)で定義された核酸断片を複製することが可能である。本明細書に開示される好ましい形質転換細胞は、選択肢i)に定義される核酸断片を発現することが可能である。
【0174】
組み換え産生の場合、該当する形質転換細胞は、原核細胞、例えば細菌であることは必須条件ではないが、一般的に原核細胞および真核細胞がいずれも使用され得る。
【0175】
好適な原核細胞は、エシェリキア(Escherichia)(例えば、大腸菌)、バチルス[例えば、枯草菌(Bacillus subtilis)]、サルモネラ、およびマイコバクテリウム[好ましくは、非病原性、例えばウシ型結核菌(M.bovis)BCG]からなる群から選択される細菌細胞である。一般的に、および特に生ワクチン接種目的の場合、本発明において使用される原核細胞は非病原性である。
【0176】
真核細胞は、酵母(例えば、出芽酵母(Saccharomyces cerevisiae))および原虫の形態であり得る。あるいは、形質転換された真核細胞は、多細胞生物、例えば真菌、昆虫細胞、植物細胞、または哺乳動物細胞に由来する。
【0177】
産生目的のために、本明細書に開示される形質転換細胞は、選択肢i)に関して上記で定義された核酸をそのゲノムに安定に組み込ませることによって安定に形質転換され、ある特定の実施形態では、産生されるポリペプチドの回収を促進することから、形質転換細胞が、本明細書に開示されるポリペプチドをその表面に分泌するかまたは有することも同様に好ましい。この実施形態の特定の型は、形質転換細胞が細菌であり、本明細書に開示されるポリペプチドの分泌が細胞膜周辺腔へである型である。
【0178】
興味深い産生系は、植物の使用である。例えば、タンパク質を、アグロバクテリウム(Agrobacterium)トランスフェクション系を使用して低コストで産生させ、植物を遺伝子改変させ、目的のタンパク質をコードする遺伝子を発現させることができる。1つの市販のプラットフォームは、iBio CMO LLC(8800 HSC Pkwy、Bryan、TX 77807、USA)およびiBio,Inc(9 Innovatiin Way、Suite 100、Newark、DE 19711、USA)によって提供され、例えば欧州特許第2853599号、欧州特許第1769068号、および欧州特許第2192172号に開示されるプラットフォームである。したがって、そのような系では、ベクターは、アグロバクテリウムベクターまたは植物のトランスフェクションにとって好適な他のベクターである。
【0179】
上記のように、安定に形質転換された細胞が好ましく、これらは、中でも本明細書に定義される形質転換細胞からなる細胞株が確立され得ることを可能にし、そのような細胞株は、本発明の特に好ましい態様である。
【0180】
細胞および細胞株のさらなる詳細を以下に示す。
【0181】
本発明の核酸断片の組み換え核酸発現にとって好適な細胞は、原核細胞および真核細胞である。原核細胞の例は、大腸菌;ブドウ球菌(Staphylococcus)属のメンバー、例えば表皮ブドウ球菌(S.epidermidis);ラクトバチルス(Lactobacillus)属のメンバー、例えばL.プランタルム(L.plantarum);ラクトコッカス(Lactococcus)属のメンバー、例えばL.ラクチス(L.lactis);バチルス(Bacillus)属のメンバー、例えば枯草菌;コリネバクテリウム(Corynebacterium)属のメンバー、例えばC.グルタミクム(C.glutamicum);およびシュードモナス(Pseudomonas)属のメンバー、例えばPs.フルオレッセンス(Ps.fluorescens)が挙げられる。真核細胞の例としては、哺乳動物細胞;昆虫細胞;酵母細胞、例えばサッカロミセス(Saccharomyces)属のメンバー(例えば、出芽酵母)、ピチア(Pichia)属のメンバー(例えば、P.パストリス(P.pastoris))、ハンゼヌラ(Hansenula)属のメンバー(例えば、H.ポリモルファ(H.polymorpha))、クルイベロミセス(Kluyveromyces)属のメンバー(例えばK.ラクチス(K.lactis)またはK.フラギリス(K.fragilis))、およびシゾサッカロミセス(Schizosaccharomyces)属のメンバー(例えば、S.ポンベ(S.pombe))が挙げられる。上記で言及したように、本発明の核酸配列を、本明細書に開示される形質転換細胞の各々からの有効な発現を容易にするために適切にコドン最適化することができる。
【0182】
組み換え遺伝子産生、細胞への導入、および組み換え遺伝子発現の技術は、当技術分野で周知である。そのような技術の例は、参考文献、例えばAusubel, Current Protocols in Molecular Biology, John Wiley, 1987-2002、およびSambrook et al., Molecular Cloning, A Laboratory Manual, 2 nd Edition, Cold Spring Harbor Laboratory Press, 1989に提供される。
【0183】
本明細書で使用される場合、「細胞」、「細胞株」、および「細胞培養」という用語は互換的に使用され得る。これらの用語は全て、ありとあらゆるその後の世代であるその子孫を含む。全ての子孫は、意図的なまたは不注意な突然変異により同一ではないことがあると理解される。異種核酸配列を発現させる文脈では、「宿主細胞」は、原核細胞または真核細胞を指し、ベクターを複製することが可能である、またはベクターによってコードされる異種遺伝子を発現する任意の形質転換可能な生物を含む。宿主細胞は、ベクターまたはウイルスのレシピエントとして使用されることができ、使用されている。宿主細胞を、外因性の核酸、例えば組み換えタンパク質コード配列が宿主細胞に移入または導入されるプロセスを指す「トランスフェクト」または「形質転換」してもよい。形質転換細胞は、対象の初代細胞およびその子孫を含む。
【0184】
宿主細胞は、ベクターの複製のために、または核酸配列の一部もしくは全ての発現のために細菌、酵母細胞、昆虫細胞、および哺乳動物細胞を含む原核細胞または真核細胞に由来し得る。複数の細胞株および培養物が、宿主細胞として使用するために利用可能であり、それらは、生きている培養物および遺伝子材料の保管庫として役立つ組織であるAmerican Type Culture Collection(ATCC)、または他の寄託機関、例えばDeutsche Sammlung vor Micrroorganismen und Zellkulturen(DSM)を通して得ることができる。適切な宿主を、ベクター骨格および所望の結果に基づいて当業者が決定することができる。例えば、プラスミドまたはコスミドを、多くのベクターの複製またはコードされるタンパク質の発現のために、原核宿主細胞に導入することができる。ベクター複製および/または発現のための宿主細胞として使用される細菌細胞は、ブドウ球菌株、DH5α、JMl 09、およびKC8、ならびに多くの市販の細菌宿主、例えばSURE(登録商標)コンピテント細胞およびSOLOP ACK(商標)Gold Cells(STRATAGENE(登録商標)、La Jolla、CA)を含む。あるいは、大腸菌LE392などの細菌細胞を、ファージウイルスのための宿主細胞として使用することができる。適切な酵母細胞は、出芽酵母、サッカロミセス・ポンベ(Saccharomyces pombe)、およびピチア・パストリス(Pichia pastoris)を含む。
【0185】
ベクターの複製および/または発現のための真核宿主細胞の例としては、HeLa、NIH3T3、Jurkat、293、Cos、CHO、Saos、およびPC12が挙げられる。様々な細胞タイプおよび生物からの多くの宿主細胞が利用可能であり。当業者に公知である。同様に、ウイルスベクターを、真核または原核宿主細胞のいずれか、特にベクターの複製または発現を許容する細胞と共に使用してもよい。
【0186】
一部のベクターは、原核細胞および真核細胞の両方において複製および/または発現することを可能にする制御配列を使用し得る。当業者は、上記の宿主細胞の全てをインキュベートしてそれらを維持し、ベクターの複製を許容する条件をさらに理解するであろう。同様に、ベクターの大規模産生、ならびにベクターによってコードされる核酸、およびその同起源のポリペプチド、タンパク質、またはペプチドの産生を可能にする技術および条件も、理解され、公知である。
【0187】
発現系
上記で考察した組成物の少なくとも一部または全てを含む多くの発現系が存在する。原核細胞および/または真核細胞に基づく系を、本発明と共に使用するために使用して、核酸配列、またはその同起源のポリペプチド、タンパク質、およびペプチドを産生することができる。多くのそのような系は、市販され、広く利用可能である。
【0188】
昆虫細胞/バキュロウイルス系は、例えば両方が参照により本明細書に組み入れられる、米国特許第5,871,986号、第4,879,236号に記載されているように、異種核酸セグメントの高レベルのタンパク質発現を産生することができ、それらは、例えばINVITROGEN(登録商標)社の商品名MAXBAC(登録商標)2.0、およびCLONTECH(登録商標)社のBACPACKTM(商標)バキュロウイルス発現系として購入することができる。
【0189】
本明細書に開示される本開示の発現系に加えて、他の例の発現系は、STRATAGENE(登録商標)社のCOMPLETE CONTROL(商標)誘導型哺乳動物発現系を含み、これは合成エクジソン誘導受容体、またはそのpET発現系、大腸菌発現系を伴う。誘導型発現系の別の例は、INVITROGEN(登録商標)社から入手可能であり、これは全長のCMVプロモーターを使用する誘導型哺乳動物発現系であるT-REX(商標)(テトラサイクリン調節発現)系を有する。INVITROGEN(登録商標)社はまた、メチル栄養細菌ピチア・メタノリカ(Pichia methanolica)における組み換えタンパク質の高レベル産生のために設計されている、ピチア・メタノリカ発現系と呼ばれる酵母発現系も提供する。当業者は、核酸配列、またはその同起源のポリペプチド、タンパク質、もしくはペプチドを産生するためにベクター、例えば発現コンストラクトを発現させる方法を承知している。
【0190】
核酸の増幅
増幅のための鋳型として使用した核酸を、標準的な方法論(Sambrook et al, 2001)を使用して細胞、組織、または他の試料から単離してもよい。ある特定の実施形態では、鋳型核酸の実質的な精製を行うことなく、細胞全体、または組織ホモジネート、または生体液試料について分析を実施する。核酸は、ゲノムDNA、または分画されたもしくは全細胞RNAであり得る。RNAを使用する場合、RNAを最初に相補的DNAに変換することが望ましい場合があり得る。
【0191】
「プライマー」という用語は、本明細書で使用される場合、鋳型依存的プロセスで新生核酸の合成をプライミングすることが可能である任意の核酸を包含することを意味する。典型的に、プライマーは、長さが10~20および/または30塩基対のオリゴヌクレオチドであるが、より長い配列を使用することができる。プライマーは二本鎖および/または一本鎖形態で提供され得るが、一本鎖形態が好ましい。
【0192】
本明細書で同定された遺伝子の配列に対応する核酸に選択的にハイブリダイズするように設計されたプライマー対を、選択的ハイブリダイゼーションを許容する条件下で鋳型核酸と接触させる。所望の適用に応じて、プライマーに対して完全に相補的である配列に対するハイブリダイゼーションのみを可能にする高ストリンジェンシーハイブリダイゼーション条件を選択してもよい。他の実施形態では、ハイブリダイゼーションは、プライマー配列と1つまたは複数のミスマッチを含有する核酸の増幅を可能にするために低減されたストリンジェンシー下で起こり得る。ハイブリダイズすると、鋳型-プライマー複合体を、鋳型依存的核酸合成を容易にする1つまたは複数の酵素と接触させる。「サイクル」とも呼ばれる複数の増幅ラウンドを、十分量の増幅産物が産生されるまで行う。
【0193】
増幅産物を検出または定量してもよい。ある特定の適用では、検出は視覚的手段によって実施され得る。あるいは、検出は、化学発光、組み込まれた放射標識もしくは蛍光標識の放射活性シンチグラフィー、またはさらには電子および/もしくは熱衝撃シグナルを使用する系(Bellus, 1994)を介する産物の間接的同定を伴い得る。
【0194】
所定の鋳型試料中に存在するオリゴヌクレオチド配列を増幅するために多くの鋳型依存的プロセスが利用可能である。最善の公知の増幅方法の1つは、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR(商標)と呼ばれる)であり、これは、その各々の全体が参照により本明細書に組み入れられる、米国特許第4,683,195号、第4,683,202号、および第4,800,159号、ならびにInnis et al., 1988に詳細に記載されている。
【0195】
本発明の実践において使用され得る標的核酸配列の増幅のための代替方法は、その各々の全体が参照により本明細書に組み入れられる、米国特許第5,843,650号、第5,846,709号、第5,846,783号、第5,849,546号、第5,849,497号、第5,849,547号、第5,858,652号、第5,866,366号、第5,916,776号、第5,922,574号、第5,928,905号、第5,928,906号、第5,932,451号、第5,935,825号、第5,939,291号、および第5,942,391号、英国特許出願第2202328号、およびPCT出願PCT/US第89/01025号に開示されている。
【0196】
遺伝子移入方法
本発明の組成物の発現を引き起こすための核酸送達の好適な方法は、本明細書に記載されるようにまたは当業者に公知であるように、核酸(例えば、ウイルスおよび非ウイルスベクターを含むDNA、ならびにRNA)を細胞、組織、または生物に導入することができる実質的に任意の方法を含むと考えられる。そのような方法は、これらに限定されないが、マイクロインジェクション(米国特許第5,789,215号)を含む注入(米国特許第5,994,624号、第5,981,274号、第5,945,100号、第5,780,448号、第5,736,524号、第5,702,932号、第5,656,610号、第5,589,466号、および第5,580,859号);電気穿孔(米国特許第5,384,253号);リン酸カルシウム沈澱;DEAEデキストラン後にポリエチレングリコールを使用すること;直接の音波負荷;リポソーム媒介トランスフェクション;微粒子衝突(PCT出願国際公開第94/09699号および第95/06128号;米国特許第5,610,042号;第5,322,783号、第5,563,055号、第5,550,318号、第5,538,877号、および第5,538,880号);炭化ケイ素繊維による撹拌(米国特許第5,302,523号、および第5,464,765号);アグロバクテリウム媒介形質転換(米国特許第5,591,616号および第5,563,055号);またはプロトプラストのPEG媒介形質転換(米国特許第4,684,611号および第4,952,500号);乾燥/阻害媒介DNA取り込みなどによるDNAの直接送達を含み得る。これらの技術の適用を通して、オルガネラ、細胞、組織、または生物は、安定または一過性に形質転換され得る。
【0197】
最近、RNAワクチンの開発は非常に有望であることを示している。したがって、RNAワクチン送達および発現のための技術は、本出願の範囲内である。一般的に、Deering R.P.et al., Expert Opin Drug Deliv.2014 Jun;11(6):885-99によって提供される教示に従ってRNAによるワクチン接種を行うことができる。
【0198】
本発明の抗体およびその産生/単離
本明細書に開示されるタンパク質に対する抗体は、アフィニティクロマトグラフィー、イムノアッセイ、およびシュードモナスタンパク質を識別/同定するため、ならびに受動免疫および治療のために有用である。
【0199】
本明細書に開示されるタンパク質に対する抗体、ポリクローナル抗体およびモノクローナル抗体はいずれも、従来の方法によって調製され得る。一般的に、タンパク質を最初に使用して、好適な動物、例えばマウス、ラット、ウサギ、またはヤギを免疫する。ウサギおよびヤギは、得ることができる血清の容量により、ならびに標識された抗ウサギおよび抗ヤギ抗体を利用できることからポリクローナル血清の調製にとって好ましい。免疫は一般的に、タンパク質を食塩水中、好ましくはフロイント完全アジュバントなどのアジュバント中で混合または乳化すること、および混合物または乳剤を非経口(一般的に、皮下または筋肉内)に注射することによって実施される。注射あたり10~200μgの用量が典型的に十分である。免疫は、一般的に食塩水中、好ましくはフロイントの不完全アジュバントを使用してタンパク質の1つまたは複数の注射によって2~6週間後に追加免疫される。あるいは、当技術分野で公知の方法を使用してインビトロ免疫によって抗体を生成してもよく、それも本発明の目的に関してインビボ免疫と等価であると考えられる。ポリクローナル抗血清は、免疫した動物の血液をガラスまたはプラスチック容器に採取すること、血液を25℃で1時間インキュベートすること、その後4℃で2~18時間インキュベートすることによって得られる。血清を、遠心分離(例えば、1,000gで10分間)によって回収する。採血あたり約20~50mlをウサギから得てもよい。
【0200】
モノクローナル抗体を、Koehler & Milstein [Nature(1975) 256 :495-96]の標準的な方法、またはその改変版を使用して調製する。典型的に、マウスまたはラットを上記のように免疫する。しかし、血清を抽出するために動物から採血するのではなく、脾臓(および適宜いくつかの大きいリンパ節)を除去し、単細胞へと解離する。望ましければ、細胞浮遊液を、タンパク質抗原によってコーティングしたプレートまたはウェルに適用することによって、脾細胞をスクリーニングしてもよい(非特異的接着細胞の除去後)。抗原に対して特異的な膜結合免疫グロブリンを発現するB細胞は、プレートに結合し、浮遊液の残りによってすすいでも除去されない。得られたB細胞、または全ての解離した脾細胞を、骨髄腫細胞と融合してハイブリドーマを形成するように誘導し、選択培地(例えば、ヒポキサンチン、アミノプテリン、チミジン培地、「HAT」)中で培養する。得られたハイブリドーマを限界希釈によって播種し、免疫した抗原に特異的に結合する(および無関係な抗原に結合しない)抗体の産生に関してアッセイする。次に、選択したMAb分泌ハイブリドーマをインビトロ(例えば、組織培養ボトルまたは中空繊維リアクター)、またはインビボ(マウスにおいて腹水として)培養する。
【0201】
望ましければ、抗体(ポリクローナルまたはモノクローナル)を、従来の技術を使用して標識してもよい。好適な標識は、フルオロフォア、クロモフォア、放射活性原子(特に、32pおよびl25I)、電子密度の高い試薬、酵素、および特異的結合パートナーを有するリガンドを含む。酵素は典型的に、その活性によって検出される。例えば、西洋ワサビペルオキシダーゼは、通常、3,3',5,5'-テトラメチルベンジジン(TMB)を、分光光度計によって定量可能な青色顔料に変換するその能力によって検出される。「特異的結合パートナー」は、例えば、抗原およびそれに対して特異的なモノクローナル抗体の場合のように、高い特異性でリガンド分子に結合することが可能なタンパク質を指す。他の特異的結合パートナーは、ビオチンおよびアビジンまたはストレプトアビジン、IgGおよびプロテインA、ならびに当技術分野で公知の多数の受容体-リガンド共役体を含む。上記の説明は、様々な標識を別個のクラスに分類することを意味しておらず、同じ標識が、いくつかの異なる様式で役立ち得ることを理解すべきである。例えば、1151は、放射活性標識または電子密度の高い試薬として役立ち得る。HRPは、酵素としてまたはMAbの抗原として役立ち得る。さらに、所望の効果のために様々な標識を組み合わせてもよい。例えば、MAbおよびアビジンもまた、本発明の実践では標識を必要とする;このように、MAbをビオチンによって標識し、その存在を、l25Iによって標識したアビジンまたはHRPによって標識した抗ビオチンMAbによって検出してもよい。他の並べ替えおよび可能性が、当業者に容易に明らかとなり、本発明の範囲内の等価物であると考えられる。
【0202】
本発明に従って、単離されたモノクローナル抗体または抗体アナログは、好ましくは、マウス抗体、キメラ抗体、例えばヒト化抗体、完全なヒト抗体、およびラマまたはラクダの単一ドメイン抗体から選択されるモノクローナル抗体であるか、または例えばFabもしくはF(ab')、scFVなどの抗体の断片から選択される抗体アナログであり、上記で示した「抗体」という用語の定義も参照されたい。
【0203】
本発明の組成物:ワクチン
本発明に従う医薬組成物、特にワクチンは、予防的(すなわち、感染を防止するために好適である)または治療的(すなわち、感染後の疾患を処置する)のいずれかであり得る。
【0204】
本明細書に開示される一部の実施形態では、ワクチンなどの医薬組成物は、単に本発明の1つの単一の抗原、免疫原、ポリペプチド、キメラポリペプチド、タンパク質、核酸、またはベクターを含むが、他の態様では、医薬組成物は、本明細書に開示される抗原、または免疫原、またはポリペプチド、またはキメラポリペプチド、またはタンパク質、または核酸、またはベクターの「カクテル」を含む。
【0205】
特に興味深い実施形態では、医薬組成物は、本明細書において言及されるMVAベクターであり、これは本明細書に開示される少なくとも2つの核酸断片をコードしてその発現を引き起こすことができる。
【0206】
本明細書に開示される医薬組成物の実施形態は、本明細書に開示される正確にY個または少なくともY個の別個の(すなわち、非同一の一次構造を有する)ポリペプチドを含み、前記Y個または少なくともY個の別個のポリペプチドの各々は、配列番号1~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含み、前記Y個または少なくともY個の別個のポリペプチドは共に、配列番号1~35のY個または少なくともY個に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含み、Yは、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、および30から選択される整数である。
【0207】
本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号2~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号1に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1、および3~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号2に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1、2、および4~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号3に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~3、および5~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号4に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~4、および6~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号5に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~5、および7~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号6に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~6、および8~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号7に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~7、および9~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号8に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~8、および10~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号9に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~9、および11~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号10に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~10、および12~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号11に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~11、および13~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号12に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~12、および14~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号13に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~13、および15~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号14に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~14、および16~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号15に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~15、および17~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号16に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~16、および18~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号17に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~17、および19~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号18に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~18、および20~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号19に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~19、および21~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号20に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~20、および22~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号21に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~21、および23~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号22に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~22、および24~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号23に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~23、および25~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号24に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~24、および26~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号25に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~25、および27~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号26に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~26、および28~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少な
くとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号27に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~27、および29~30のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号28に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~28、および30~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号29に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~29、および31~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号30に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~30、および32~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号31に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~31、および33~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号32に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~32、34、および35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号33に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~23、および35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号34に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、少なくとも1つのNeGoペプチド/ポリペプチド、特に配列番号1~34のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなる少なくとも1つのペプチド/ポリペプチドと組み合わせて、配列番号35に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列を含むかまたはそれからなるペプチド/ポリペプチドを含む。
【0208】
この文脈において、「由来する」は、アミノ酸配列が、上記の配列番号1~35のいずれか1つの断片または配列変異体であることを指すと意図される。
【0209】
これらの実施形態は、互いに混合されるペプチド/ポリペプチドの組合せを必然的に伴う。あるいは、ペプチド/ポリペプチドの同じ組み合わせをキメラポリペプチドとして構築することができ、上記のリンカーを介して接続してもよい。別の代替は、免疫原が、ペプチドの組合せをコードするまたはそのような融合ポリペプチドをコードする核酸(DNAまたはRNA)である組成物を必然的に伴う。特にRNAワクチンは、Pfizer/BioNTechおよびModernaのCovid-19 RNAワクチンがヒトにおいて大規模に使用された最初の例であることから、最近注目を集めている。
【0210】
本明細書に開示される医薬組成物の別の実施形態は、各々が本明細書に開示されるポリペプチドをコードするZ個または少なくともZ個の別個の核酸分子を含み、前記Z個または少なくともZ個の別個の核酸分子の各々は、配列番号1~35のいずれか1つに存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列をコードし、前記Z個または少なくともZ個の別個の核酸分子は共に、配列番号1~35のZ個または少なくともZ個に存在するかまたは由来する免疫原性アミノ酸配列をコードし、Zは、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、および35から選択される整数である。同様に、そのような医薬組成物は、個別のコードされる種として、または互いに融合されたペプチドとして、本明細書に開示されるいくつかの免疫原性アミノ酸配列をコードする核酸を含み得る。そのため、この実施形態の1つの変形形態は、上記で開示されたポリペプチドの1つもしくは複数、または上記で開示されたペプチドの組合せの1つもしくは複数をコードする1つの単一の核酸分子である。
【0211】
本明細書に開示されるワクチンは典型的に、通常、組成物を受けるまたはタンパク質/病原体を標的化する個体に対して有害である抗体の産生をそれ自身誘導しない任意の担体を含む「薬学的に許容される担体」と共に、免疫する抗原、免疫原、ポリペプチド、タンパク質、または核酸を含む。好適な担体は、典型的に大きく、遅く代謝される高分子、例えばタンパク質、多糖類、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリマーアミノ酸、アミノ酸コポリマー、脂質凝集体(例えば、油滴またはリポソーム)、および不活性ウイルス粒子である。
【0212】
そのような担体は、当業者に周知である。加えて、これらの担体は、免疫刺激剤(「アジュバント」)として機能し得る。さらに、抗原または免疫原を細菌トキソイド、例えばジフテリア、破傷風、コレラ、H.ピロリ(H.pylori)等由来のトキソイド、病原体にコンジュゲートしてもよい。上記の免疫原性担体の説明を参照されたい。
【0213】
本明細書に開示される医薬組成物は、このため典型的に免疫学的アジュバントを含有し、これは一般的にアルミニウムに基づくアジュバントまたは以下に記載される他のアジュバントの1つである。
【0214】
組成物の有効性を増強するための好ましいアジュバントとしては、これらに限定されないが、(1)アルミニウム塩(ミョウバン)、例えば水酸化アルミニウム、リン酸アルミニウム、硫酸アルミニウム等;(2)水中油型乳剤製剤(他の特異的免疫刺激剤、例えばムラミルペプチド(以下を参照されたい)または細菌細胞壁構成成分の存在下または非存在下)、例えば(a)MF59(国際公開第90/14837号;Chapter 10 in Vaccine design: the subunit and adjuvant approach, eds. Powell & Newman, Plenum Press 1995)、5%スクアレン、0.5%Tween80、および0.5%Span85(様々な量のMTP-PE(以下を参照されたい)を含有してもよいが、必要ではない)を含有し、マイクロフルイダイザー、例えばModel 110Yマイクロフルイダイザー(Microfluidics、Newton、MA)を使用してサブミクロン粒子に製剤化したもの、(b)SAF、10%スクアレン、0.4%Tween80、5%プルロニックブロックポリマーL121、およびthr-MDP(以下を参照されたい)を含有し、サブミクロン乳剤へとマイクロフルイダイズされたか、またはボルテックス処理されてより大きい粒子サイズの乳剤を生成したもの、および(c)Ribiアジュバント系(RAS)(Ribi Immunochem、Hamilton、MT)、2%スクアレン、0.2%Tween80、ならびにモノホスホリルリピッドA(MPL)、トレハロースジミコール酸エステル(TDM)、および細胞壁骨格(CWS)、好ましくはMPL+CWS(DetoxTM)からなる群から選択される1つまたは複数の細胞壁構成要素を含有するもの;(3)サポニンアジュバント、例えばStimulon(商標)(Cambridge Bioscience、Worcester、MA)、または例えばISCOM(免疫刺激複合体)などのそこから生成された粒子を使用してもよく;(4)フロイント完全アジュバント(CFA)およびフロイント不完全アジュバント(IFA);(5)サイトカイン、例えばインターロイキン(例えば、IL-1、IL-2、IL-4、IL-5、IL-6、IL-7、IL-12等)、インターフェロン(例えば、ガンマインターフェロン)、マクロファージコロニー刺激因子(M-CSF)、腫瘍壊死因子(TNF)等;ならびに(6)免疫刺激剤として作用して組成物の有効性を増強する他の物質が挙げられる。ミョウバンおよびMF59(商標)アジュバントが好ましい。
【0215】
ムラミルペプチドは、これらに限定されないが、N-アセチル-ムラミル-L-トレオニル-D-イソグルタミン(thr-MDP)、N-アセチル-ノルムラミル-L-アラニル-D-イソグルタミン(ノル-MDP)、N-アセチルムラミル-L-アラニル-D-イソグルタミニル-L-アラニン-2”-2'-ジパルミトイル-sn-グリセロ-3-ヒドロキシホルホリルオキシ)-エチルアミン(MTP-PE)等を含む。
【0216】
実施例に示されるように、グルコピラノシル脂質アジュバント安定乳剤(GLA-SE;Infectious Disease Research Instituteが開発、Seattle、WA)は、本発明において有用な1つの興味深いアジュバントである。
【0217】
免疫原性組成物(例えば、免疫する抗原または免疫原またはポリペプチドまたはタンパク質または核酸、薬学的に許容される担体、およびアジュバント)は、典型的に希釈剤、例えば水、食塩水、グリセロール、エタノール等を含有する。加えて、補助物質、例えば湿潤剤または乳化剤、pH緩衝物質等がそのような媒体に存在してもよい。
【0218】
典型的に、免疫原性組成物は、注射剤として、液体溶液または懸濁剤のいずれかとして調製される;注射前の液体媒体中の溶液または懸濁液にとって好適な固体剤形もまた調製され得る。調製物をまた、薬学的に許容される担体の下、上記で考察した増強されたアジュバント効果のために乳化してもよく、またはリポソームに封入してもよい。
【0219】
ワクチンとして使用される免疫原性組成物は、抗原性または免疫原性ポリペプチド、ならびに必要に応じて上記で言及した他の任意の構成要素の免疫学的有効量を含む。「免疫学的有効量」とは、その量を単一用量として、または一連の用量の一部として個体に投与することが、処置または防止にとって有効であることを意味する。この量は、処置される個体の健康および身体条件、処置される個体の分類学上の群(例えば、非ヒト霊長類、霊長類等)、個体の免疫系が抗体を合成する能力または一般的に免疫応答を開始する能力、所望の保護の程度、ワクチンの製剤、処置を行う医師の医学的状態の評価、および他の関連する要因に応じて変化する。量は、通常の治験を通して決定することができる比較的広い範囲に入ると予想される。しかし、タンパク質ワクチン接種の目的の場合、免疫あたりに投与される量は、典型的に0.5μg~500mg(しかし、しばしば5,000μgを超えない)、および非常にしばしば10~200μgの範囲である。
【0220】
免疫原性組成物は、非経口投与により、例えば皮下、筋肉内、または皮内/経皮(例えば、国際公開第98/20734号)注射により投与される。他の投与様式にとって好適な追加の製剤は、経口、肺、および鼻製剤、坐剤、および経皮適用を含む。核酸ワクチン接種および抗体処置の場合、静脈内または動脈内経路もまた、適用可能であり得る。
【0221】
投薬処置は、1回用量スケジュールまたは複数用量スケジュールであり得る。ワクチンは、他の免疫調節剤と共に投与され得る。
【0222】
タンパク質ベースのワクチンに対する代替として、DNAワクチン接種(核酸ワクチン接種または遺伝子ワクチン接種とも呼ばれる)を使用してもよい[例えば、Robinson & Torres(1997) Seminars in Immunol 9:271-283;Donnelly et al.(1997) Annu Rev Innnunol 15 :617-648;本明細書において後述]。同様に、および本明細書において指摘したように、RNA(mRNA)によるワクチン接種は興味深く、非常に有望な技術であり、Deering R.P.et al.による上記の参考文献を参照されたい。
【0223】
本明細書に開示される処置方法
本明細書に開示される第7の態様の方法は、一般的に免疫の誘導に関し、そのため疾患の処置、予防、および回復に関連する方法もまた必然的に伴う。
【0224】
免疫方法が、本明細書に開示されるポリペプチドもしくはキメラポリペプチド、またはそのようなポリペプチドもしくはメラポリペプチドを含む組成物が投与されることを必然的に伴う場合、動物(例えば、ヒト)は、典型的に投与あたり本明細書に開示されるポリペプチドまたはキメラポリペプチドの0.5~5,000μgの間を受ける。
【0225】
この態様の好ましい実施形態では、免疫スキームは、動物(例えば、ヒト)が、プライミング投与および1つまたは複数のブースター投与を受けることを含む。
【0226】
本明細書に開示されるこの態様の好ましい実施形態は、NeGoに対して保護的免疫を誘導する目的のためであることを含む。次に、このことは、投与が淋菌感染症の予防的または治療的処置であることを意味する。
【0227】
上記で言及したように、本明細書に開示される好ましいワクチンは、液性免疫を誘導し、そのため、投与は、NeGoに対して特異的な抗体を誘導する目的のためであり、前記抗体または前記抗体を産生するBリンパ球は、その後動物から回収される。
【0228】
しかし、同様に言及したように、この態様の方法はまた、抗体産生においても有用であり得るため、他の実施形態では、投与は、NeGoに対して特異的な抗体を誘導する目的のためであり、前記抗体を産生するBリンパ球は、その後動物から回収され、モノクローナル抗体の調製のために使用される。
【0229】
医薬組成物は、上記で言及したように、本明細書で開示されるポリペプチド、キメラポリペプチド、抗体、または核酸を含み得る。医薬組成物は、その治療有効量を含む。
【0230】
「治療有効量」または「予防有効量」という用語は、本明細書で使用される場合、所望の疾患または状態を処置する、回復させる、もしくは防止するため、または検出可能な治療もしくは防止効果を示すための治療剤の量を指す。効果は、例えば、化学マーカーまたは抗原レベルによって検出することができる。治療効果はまた、身体症状の低減、例えば体温の低下も含み得る。対象に関する正確な有効量は、対象の体格および健康、状態の性質および程度、ならびに投与のために選択される治療薬または治療薬の組合せに依存する。このように、正確な有効量を事前に指定することは有用ではない。しかし、上記を参照して、ポリペプチドの免疫原性有効量の投薬量の範囲を参照する。
【0231】
しかし、所定の状況に関する有効量は、通常の実験によって決定することができ、臨床医の判断の範囲内である。
【0232】
本発明の目的に関して、有効量は、それが投与される個体においてDNAコンストラクトの約0.01mg/kg~50mg/kgまたは0.05mg/kg~約10mg/kgであろう。
【0233】
医薬組成物は、本明細書で記載されるように、薬学的に許容される担体も含有し得る。「薬学的に許容される担体」という用語は、治療剤、例えば抗体またはポリペプチド、遺伝子、および他の治療剤の投与のための担体を指す。用語は、組成物を受ける個体に対して有害な抗体の産生をそれ自体が誘導せず、不当な毒性なく投与され得る任意の薬学的担体を指す。好適な担体は、大きく、遅く代謝される高分子、例えばタンパク質、多糖類、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリマーアミノ酸、アミノ酸コポリマー、および不活性ウイルス粒子であり得る。そのような担体は、当業者に周知である。
【0234】
薬学的に許容される塩、例えば無機酸の塩、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩、硫酸塩およびその他;ならびに有機酸の塩、例えば酢酸塩、プロピオン酸塩、マロン酸塩、安息香酸塩およびその他をその中に使用することができる。薬学的に許容される賦形剤に関する十分な考察は、Remington's Pharmaceutical Sciences(Mack Pub.Co., N.J.1991)において得られる。
【0235】
治療組成物中の薬学的に許容される担体は、水、食塩水、グリセロール、およびエタノールなどの液体を含有し得る。加えて、補助物質、例えば湿潤剤または乳化剤、pH緩衝物質、およびその他がそのような媒体中に存在してもよい。典型的に、治療組成物は、液体溶液または懸濁液のいずれかとして注射剤として調製される。注射前に液体媒体中の溶液または懸濁液にとって好適な固体剤形もまた、調製され得る。リポソームは、薬学的に許容される担体の定義に含まれる。
【0236】
特許請求の範囲から明らかであるように、本発明はまた、本明細書に開示される処置および予防に関連する態様および実施形態にも関する。本発明はまた、以下の態様および実施形態も含む:
- 本明細書に開示されるポリペプチドまたは本明細書に開示されるキメラポリペプチドは、医薬として使用するため、特にNeGoによる感染症の処置、予防、または回復において医薬として使用するためである;
- 本明細書に開示される核酸断片または本明細書に開示されるベクターは、医薬として使用するため、特にNeGoによる感染症の処置、予防、または回復において医薬として使用するためである;
- 本明細書に開示される形質転換細胞は、医薬として使用するため、特にNeGoによる感染症の処置、予防、または回復において医薬として使用するためである;
- 本明細書に開示される抗体、抗体断片、または抗体アナログは、医薬として使用するため、特にNeGoによる感染症の処置、予防、または回復において医薬として使用するためである。
【0237】
配列情報
配列表における1~35の番号をつけたアミノ酸配列を有するタンパク質は、以下の表に従って名付けられる:
【0238】
【表2】

【0239】
本発明の多くのポリペプチドは、全長の天然のポリペプチドの断片である。そのような断片は以下のように名付けられる:NGOXXXX_Y-ZまたはcNGOXXXX_Y-Z(または時にNGOXXXX-Y-ZまたはcNGOXXXX-Y-Z)、式中、XXXXは、ポリペプチドの名称における4桁の数字であり、Yは、断片中のN末端アミノ酸残基の数であり、Zは、断片におけるC末端アミノ酸残基の数である。例えば、NGO0952_100-400(NGO0952-100-400)は、配列番号30のアミノ酸配列、残基100~400を有するポリペプチドであり、cNGO0275_150-350(またはcNGO0275-150-350)は、配列番号33のアミノ酸配列、残基150~350を有するポリペプチドであろう。
【0240】
対応する命名の慣例を、配列番号11および19に関して使用する:RS11935_20-100は、配列番号11におけるアミノ酸残基20~100を有するポリペプチドである。
【0241】
本明細書に開示されるポリペプチドのアミノ酸配列は、以下の配列番号に由来する:
配列番号1:
MSFHPETAYN GGGETEPYGP SPEEIKYRQS PETAETRRMT EKQAEGHIKS IIR
配列番号2:
MNKNIAAALA GALSLSLAAG AVAAHKPASN ATGVQKSAQG SCGASKSAEG SCGAAASKAG
EGKCGEGKCG ATVKKAHKHT KASKAKAKSA EGKCGEGKCG SK
配列番号3:
MPRQSCHSSP FPRKRESGTQ TRQESIGKNN PTAVIPAQAG IQTHNVKAVY QKKPKPNALD
FRLRGNDEEL GSDERREQPR KKPPTPSDGI GNKNRTAETA RERIAGRAR
配列番号4:
MKKLLIAAMM AAALAACSQE AKQEVKEAAQ AVESDVKDTA ASAAESAASA VEEAKGQVKD
AAADAKASAE EAVTEAKDAA AETKEAVSEA AKDTLNKAAD AAQEAADKMK DAAK
配列番号5:
MPFEPPSDGI ARHPKSTIKM AKKPNKPFRL TPKLLIRAVL LICITAIGAL AVGIVSTFNP
NGDKTLQTEP QHTDSPRETE FWLPNGAVGQ DAAQPEHHHA ASSEPAQPDG TEESGSGLPP
PAAPKKNRVK PRPSDAARAA DSLTGTGTQA ENTLKETPVL PTNAPHPEPR KETPEKQAQP
KETPKEKETP KENHTKPDTP KNTPAKPHKE ILDNLF
配列番号6:
MFDFGLGELI FVGIIALIVL GPERLPEAAR TAGRLIGRLQ RFVGSVKQEL DTQIELEELR
KVKQAFEAAA AQVRDSLKET DTDMQNSLHD ISDGLKPWEK LPEQRTPADF GVDENGNPLP
DTANTVSDGI SDVMPSERSD TSAETLGDDR QTGSTAEPAE TDKDRAWREY LTASAAAPVV
QAVEVSYIDT AVETPVPHTT SLRKQAINRK RDFRPKHRAK PKLRVRKS
配列番号7:
MDKERILTPA VVFSVALLHL AIVALLWQAH KLPVIESGNV IEFVDLGDFG GGGGAPEGAG
APAAPEPQPA PDPPKPVEPP KPVLKPAVTK KADADIQQPK EKPKPEEKPK PEPEPEAKPA
PKPAEKPAEK PSEKPAEHSG NASAKAGSEQ GNGEGKGTGT KGDGTGRGEG SGKGSGGAKG
EHGEGAGGSG GGTGVGSSKG NPLRANGSIP RPAYPALSME NDEQGMVVLS VLVSPGGHVE
SVKVVKSSGF SRLDNAARKA AQNGHFQANA WTEFKVPVKF ELN
配列番号8:
MFMNKFSQSG KGLSGFFFGL ILATVIIAGI LLYLNQGGQN AFKIPAPSKQ PAETEILKLK
NQPKEDIQPE PADQNALSEP DVAKEAEQSD AEKAADKQPV ADKADEVEEK AGEPEREEPD
GQAVRKKALT EEREQTVREK AQKKDAETVK KQAVKPSKET EKKASKEEKK AAKEKVAPKP
TPEQILNSGS IEKARSAAAK EVQKMKTFGK AEATHYLQMG AYADRRSAEG QRAKLAILGI
SSEVVGYQAG HKTLYRVQSG NMSADAVKKM QDELKKHGVA SLIRAIEGK
配列番号9:
MKKNLPALAL ASMLILSGCD RLGIGNPFSG KEISCGSEET KEILVKLVRD NVEGETVKTF
DDDAFKDQAF ADIGISHIRR MVERLGITVD EVRTTEKTDT SSKLKCEAAL KLDVPDDVVD
YAVAANQSIG NSHKKTPDFF EPYYRKEGAY YVKTISYSVQ PTDDKSKIFA ELSQAHDIIH
PLSELVSMAL IKEPLDKAKQ RNEKLEAAEA TAQEAREAEE AAAQEALGRE QEAARVSEWE
ERYKLSRSEF EQFWKGLPQT VQNKLQASQK TWKSGMDKIC ANNAKAEGET PNGIKVSELA
CKTAETEARL EELHNRKKAL IDEMVREEDK KELPKRL
配列番号10:
MSENKQNEVL TGYEQLKRRN RRRLVTASSL VAASCILLAA ALSSDPADSN PAPQAGETGA
TESQTANTAQ TPALKSAAEN GETAADKPQD LAGEDKPSAA DSEISEPENV GAPLVLINDR
LEDSNIKGLE ESEKLQQAET AKTEPKQAKQ RAAEKVSATA DSTDTVAVEK PKRTAEPKPQ
KAERTAEAKP KAKETKTAEK VADKPKTAAE KTKPDTAKSD SAVKEAKKAD KAEGKKTAEK
DRSDGKKHET AQKTDKADKT KTAEKEKSGK AGKKAAIQAG YAEKERALSL QRKMKAAGID
STITEIMTDN GKVYRVKSSN YKNARDAERD LNKLRVHGIA GQVTNE
配列番号11:
MAGLSNRQRR TKLSQWYNQC QTSQHLHNLR RTAKPTNHPS SSQSSPSESN SSRRQNYPYC
RRCGEQSNIN ITGSGVSGRA GTGLIADKQI HLQSAEQSNT ERSQNKSAGW NAGAAVSFGQ
GGWSLGVAAG GNVGKGYGNG DSVTHRHSHI GDKGSQTLIQ SGGDTIIKGA QVRGKGVQVN
AKNLSIQSVQ DRETYQSKQQ NAGAQVTVGY GFSASGDYSQ SKIRADHASV TEQSGIYAGE
DSYQIKVGNH TGLKGGIITS SQSAKDKGKN RFSTGTLAGS DIQNYSQYEG KSFGLGASVA
VSGKTLGQGA KNKPQDKHLT SIADKNGASS SVGYGSDSDS QSSITKSGIN TQKHSNHRRS
RTNQADRQNS GTNQSRY
配列番号12:
MGLFEPSAGD FWEMKEKEKK EKARKGAEER ERAAAQAHRA DAVRRTVANY EAGPARYRNV
MDLSRNNIED GARRLRRAGA FERGADAGLG FSGGDKALSP DARAGADFAR RDTRPTDAGG
RTPPPLGFDG NVYRDGKPVR DFDAQRPLVS AGPDALSPEE RELYRRATTP YAGALNGQLT
AAQLNAARGI VAEHNKNAAV RELGRERLAA AAAENAANRE AVLQKGRFDA AVKANEGALN
REMAQRNADR AFDVQQAELG MKRQGFEMKR EADALELEDR KRIADLTRAY GFAKSDGQRG
EIARQIDALN GKFERQGEKG FDPNVFKTIS YEVADPDTGL TAKREGIVDL RTGKPLDVEF
AGEREKRYAA LGFKPNGQKT AGGKIIYENE KGEKRVEQ
配列番号13:
MKQKKTVQCI LLGFAAASMH AQGAAAANSG TIEKTDKYTL VLAKQGQENN YTLNGGTEVK
PLNSLIIAAN GGTNNITIKG KLADGPADAP PTIDNNSIER NINKNGYTYA WQNWSGAVML
VDQSYEGENK VTFENVTIAA HNAPAGILSD DRHKSSSLAP AMLAFKGRNT INMDADSNAN
SSNEGILLLN NGEKMGEYRL VSEEGSTLNI NIKSGKDKGQ GITANHYGNS DINFNKASPN
ITTMEFKGDV NIKIDRNGQE EAESNGFGFY SSRKLGNKKQ IPEGSKMEAI FRGNVDIVAT
PVYDEQGRPK SIGSAFAIDG KYSKVEVVGG EGKVVKIKGD IFAYNGGSVS VNLANKDSYF
EGEAHIGKRS FAKGKDMFAL TVDADGYELT PDTKSIEKKK KELNVRGCTR LSLNSTPIPQ
DF
配列番号14:
MFKRSVIAMA CIFPLSACGG GGGGSPDVKS ADTPSKPAAP VVAENAGEGV LPKEKKDEEA
AGGAPQADTQ DATAGEGSQD MAAVSAENTG NGGAATTDNP KNEDAGAQND MPQNAAESAN
QTGNNQPAGS SDSAPASNPA PANGGSDFGR TNVGNSVVID GPSQNITLTH CKGDPCNGDN
LLDEEAPPKS EFESLSDEEK IKKYKKDGEK FTGLVAIKVE NNGLNKYTII YQAQPTRSAR
SRRSLPAEIP LIPVNQADTL IVDGEAVSLT GHSGNIFAPE GNYRYLTYGA EKLPGGSYAL
RVQGEPAKGE MLVGTAVYNG EVLHFHMENG RPYPSGGRFA AKVDFGSKSV DGIIDSGDDL
HMGTQKFKAA IDGNGFKGTW TENGGGDVSG RFYGPAGEEV AGKYSYRPTD AEKGGFGVFA
GKKDRD
配列番号15:
MKPLRRLTNL LAACAVAAAA LIQPALAADL AQDPFITDNT QRQHYEPGGK YHLFGDPRGS
VSDRTGKINV IQDYTHQMGN LLIQQAAIQG NLGYTVRFSG HGHEEHAPFD NHAADSASEE
KGNVDDGFTV YRLNWEGHEH HPADAYDGPK GGNYPKPTGA RDEYTYHVNG TARSIKLNPT
DTRSIRQRIS DNYNNLGSNF SDRADEANRK MFEHNAKLDR RGNSMEFVNG VAAGALNPFI
SAGEALGIGD ILYGTGYAID KAAMRNIAPL PAEGKFAVIG GLGSAAGFEK NTREAVDRWI
QENPNAAETV EAVFNVAAAA KVAKLAKAAK PGKAAVSGDF SKSYTCSFHG STLVRTADGY
KAIAHIQAGD RVLSKDEASG ETGYKPVTAR YGNPYQETVY IKVSDGIGNS QTLISNRIHP
FYSDGKWIKA EDLKAGSRL
配列番号16:
MNLPIQKFMM LFAAAISLLQ IPISHANGLD ARLRDDMQAK HYEPGGKYHL FGNGRGSVKN
RVCAVQTFDA TAVGPILPIT HERTGFEGII GYETHFSGHG HEVHSPFDNH DSKSTSDFSG
GVDGGFTVYQ LHRTGSEIHP EDGYDGPQGS DYPPPGGARD IYSYYVKGTS TKTKINTVPQ
APFSDRWLKE NAGAASGFLS RADEAGKLIW ENDPDKNWRA NRMDDIRGIV QGAVNPFLTG
FQGLGVGAIT DSAVNPVTDT AAQQTLQGIN DLGNLSPEAQ LAAASLLQDS AFAVKDGINS
ARQWADAHPN ITATAQTALA VAEAAGTVWR GKKVELNPAK WDWVKNTGYK KPAARHMQTV
DGEMAGGNRP LESKNTVTTN NFFENTGYTE KVLRQASNGD YHGFPQSVDA FSENGTVIQI
VGGDNIVRHK LYIPGSYKGK DGNFEYIREA DGKINHRLFV PNQQLPEK
配列番号17:
MNLPIQKFMM LFAAAISLLQ IPISHANGLD ARLRDDMQAK HYEPGGKYHL FGNGRGSVKN
RVCAVQTFDA TAVGPILPIT HERTGFEGII GYETHFSGHG HEVHSPFDNH DSKSTSDFSG
SVDGGFTVYQ LHRTGSEIHP ADGYDGPQGG GYPEPQGARD IYSYHIKGTS TKTKINTVPQ
APFSDRWLKE NAGAASGFLS RADEAGKLIW ENDPDKNWRA NRMDDIRGIV QGAVNPFLTG
FQGLGVGAIT DSAVNPVTYA AARKTLQGIH NLGNLSPEAQ LAAASLLQDS AFAVKDGINS
ARQWADAHPN ITATAQTALA VAEAAGTVWG GKKVELNPAK WDWVKNTGYK KPAARHMQTV
DGEMAGGNRP PKSITSEGKA NAATYPKLVN QLNEQNLNNI AAQDPRLSLA IHEGKKNFPI
GTATYEEADR LGKIWVGEGA RQTSGGGWLS RDGTRQYRPP TEKKSQFATT GIQANFETYT
IDSNEKRNKI KNGHLNIR
配列番号18:
MKHRTFFSLC AKFGCLLALG ACSPKIVDAG TATVPHTLST LKTADNRPAS VYLKKDKPTL
IKFWASWCPL CLSELGQAEK WAQDAKFSSA NLITVASPGF LHEKKDGEFQ KWYAGLNYPK
LPVVTDNGGT IAQNLNISVY PSWALIGKDG DVQRIVKGSI NEAQALALIR NPNADLGSLK
HSFYKPDTQK KDSAIMNTRT IYLAGGCFWG LEAYFQRIDG VVDAVSGYAN GNTENPSYED
VSYRHTGHAE TVKVTYDADK LSLDDILQYY FRVVDPTSLN KQGNDTGTQY RSGVYYTDPA
EKAVIAAALK REQQKYQLPL VVENEPLKNF YDAEEYHQDY LIKNPNGYCH IDIRKADEPL
PGKTKAAPQG KGFDAATYKK PSDAELKRTL TEEQYQVTQN SATEYAFSHE YDHLFKPGIY
VDVVSGEPLF SSADKYDSGC GWPSFTRPID AKSVTEHDDF SFNMRRTEVR SRAADSHLGH
VFPDGPRDKG RLRYCINGAS LKFIPLEQMD AAGYGALKGK VK
配列番号19:
MRAITSLLVM ICHFMLITSA SAAALRESAA CTRTSSVCVD GPSTKNINGV DVTKDCWEYK
EEYQCLEKDS ADYCAPLKDP SAKCEVQGQT CLEQSNEGEC LRYTHKYSCD VDLRTLHQGR
LPTKVEEMEH THLISSQWDE SSCQVQGKKC KAVATECLEP GSTKTINGVP VTRDCWKERR
TVQCTDGSDS ETCSAYTSSD QCRLIGDKCT HQLPDGTCQA REKQFECTEK GETTKEVSGC
QDRDFAKTMT TMEFARETQR FYDPEKQRFF NGEAGQCSIK LDGALDSVFG GDCCRTKADP
GKFVDFAVQT GTTMATTYFM ASVASHYTFT TMFVSSAAQA MGTTLSAAGG ITGTSQIGAL
GFSAAGQQGM GVIVGFNPAV FAAAIAVIAI QQWLKCPQSE ILVAMKRKAD LCHYVGSYCG
SKILGACVTM IESQCCFISK LAKIVNVGGK EQLKRGWGTP ENPKCEGFTA QELEQLDFSK
LDLSGFYEEI YANMDNVAKQ GQKVSQKIRE ASVNGKNLEV KNYYEYQ
配列番号20:
MKPLRRLIKL LAACAVAAAA LIQPALAADL AQDPFITDNT QRQHYEPGGK YHLFGDPRGS
VSDRTGKINV IQDYTHQMGN LLIQQANING TIGYHTRFSG HGHEEHAPFD NHAADSASEE
KGNVDDGFTV YRLNWEGHEH HPADAYDGPK GGNYPKPTGA RDEYTYHVNG TARSIKLNPT
DTRSIRQRIS DNYNNLGSNF SDRADEANRK MFEHNAKLDR RGNSMEFVNG VAAGALNPFI
SAGEALGIGD ILYGTRYAID KAAMRNIAPL PAEGKFAAIG GLGSVAGFEK NTREAVDRWI
QENPNAAETV EAVFNVAAAA KVAKLAKAAK PGKAAVSGDF SKSYTCSFHG STLVRTADGY
KAIAHIQAGD RVLSKDEASG ETGYKPVTAR YGNPYQETVY IKVSDGIGNS QTLISNRIHP
FYSDGKWIKA EDLKAGSRLF AENGAEQTVQ SVTVKPEPLK AYNLTVADWH TYFVKGSQAE
TEGVWVHNDC PPKPKPTNHA QQRKEEAKND SHRSVGDSNR VVREGKQYLD SDTGNHVYVK
GDKVVILTPD GRQVTQFKNS KANTSKRVKN GKWTPK
配列番号21:
MQYKPLLLAL MLVFSAPAVA AHDAAHNRSA EVKKQAKNKK EQPEAAEGKK EKGKNAAVKD
KKTGGKEAAK EFKKTAKNRK EAEKEATSRQ SARKGREGDK ESKAEHKKAH GKPVSGSKEK
NAKTQPENKQ GKKGAKGQGN PRKGGKAEKD TVSANKKARS DKNGKAVKQD KKYREEKNAK
TDSDELKAAV AAATNDVENK KALLKQSEGM LLHVSNSLKQ LQEERIRQER IRQERIRQAR
GNLASVNRKQ REAWDKFQKL NTELNRLKTE IAATKAQISR FVSGNYKNSQ PNAVALFLKN
AEPGQKNRFL RYTRYVNASN REVVKDLEKQ QKALAVQEQK INNELARLKK IQANVQSLLK
KQGVTDAAEQ TESRRQNAKI SKDARKLLEQ KGNEQQLNKL LSNLEKKKAE HRIQDAEAKR
KLAEARLAAA EKARKEAAQQ KAEARRAEMS NLTAEDRNIQ APSVMGIGSA DGFSRMQGRL
KKPVDGVPTG LFGQNRSGGD VWKGVFYSTA PATVESIAPG TVSYADELDG YGKVVVIDHG
ENYISIYAGL SEISAGKGYT VAAGSKIGTS GSLPDGEEGL YLQIRYQGQV LNPSGWIR
配列番号22:
MGISRKISLI LSILAVCLPM HAHASDLAND PFIRQVLDRQ HFEPDGKYHL FGSRGELAER
SGHIGLGNIQ SHQLGNLMIQ QAAIKGNIGY IVRFSDHGHE VHSPFDNHAS HSDSDEAGSP
VDGFSLYRIH WDGYEHHPAD GYDGPQGGGY PAPKGARDIY SYDIKGVAQN IRLNLTDNRS
TGQRLADRFH NAGAMLTQGV GDGFKRATRY SPELDRSGNA AEAFNGTADI VKNIIGAAGE
IVGAGDAVQG ISEGSNIAVM HGLGLLSTEN KMARINDLAD MAQLKDYAAA AIRDWAVQNP
NAAQGIEAVS NIFMAAIPIK GIGAVRGKYG LGGITAHPVK RSQMGAIALP KGKSAVSDNF
ADAAYAKYPS PYHSRNIRSN LEQRYGKENI TSSTVPPSNG KNVKLADQRH PKTGVPFDGK
GFPNFEKHVK YDTKLDIQEL SGGGIPKAKP VFDAKPRWEV DRKLNKLTTR EQVEKNVQET
RRRSQSSQFK AHAQREWENK TGLDFNHFIG GDINKKGTVT GGHSLTRGDV RVIQQTSAPD
KHGVYQATVE IKKPDGSWEV KTKKGGKVMT KHTMFPKDWD EARIRAEVTS AWESRIMLKD
NKWQGTSKSG IKIEGFTEPN RTAYPIYE
配列番号23:
MNNPLVNQAA MVLPVFLLSA CLGGGGSFDL DSVDTEAPRP APKYKDVPSK KPEARKDQGG
YGFAMRFKRR NWYPPSNPKE NEIRLSEGNW EQTDDGEIKT PSKQKNIINA LSGNEGVSLQ
DSSQQGEGIS KVTDHHDFKY VWSGFFYKRI GITTKKDDLS NKIIEARNGP DGYIFYKGTD
PSRKLPVSGS VEYKGTWDFL TDVKANQKFT GLGNTSTKSG DRYSAFSGEL DYIVKKESDK
KDGHVGLGLT TEITVDFGKK TLSGKLIKNN MVINNGDEPT TQYYSLEAQV TGNRFNGKAI
ATDKPKVNET KEHPFVSDSS SLSGGFFGPQ GEELGFRFLS HDNKVAVVGS AKTKDKNANG
NTAAAGTAGA AGMSSEDTKL TTVLDAVELT PDGKKVKNLD NFSDATQLVV DGIMIPLLPT
ESGNGQADKG ENGKTAFIYE TTYTPESDKK DTQTGMATNG VQTVSNTAGG TSGKTKTHYK
VQACCSNLNY LKYGLLTREN SNSVMQTVRN SSQAAARTEQ GAQSMFLQGE RTDEKEIPKE
QKVVYLGTWY GHIAANGTSW TGKASDQQSG NRAKFDVNFK DKKITGTLTA ANRQAETFTI
SGMIDGNGFE GTAKTGNGGF ALDANNTAAT HKAHIAEAKV RGGFYGPNAE ELGGWFAYPG
NGQAKNAQAS SGNENSAGSA TVVFGAKRQQ LVQ
配列番号24:
MNAPFFRLSL LSLTLAAGFA HAAENNANVA LDTVTVKGDR QGSKIRTNIV TLQQKDESTA
TDMRELLKEE PSIDFGGGNG TSQFLTLRGM GQNSVDIKVD NAYSDSQILY HQGRFIVDPA
LVKVVSVQKG AGSASAGIGA TNGAIIAKTV DAQDLLKGLD KNWGVRLNSG FAGNNGVSYG
ASVFGKEGNF DGLFSYNRND EKDYEAGKGF RNDNGGKTVP YSALDKRSYL AKIGTTFGDG
DHRIVLSHMK DQHRGIRTVR EEFAVSEKNS RITIKRQAPS YRETTQSNTN LAYTGKDLGF
VEKLDANAYV LEKKRYSADD KDNGYAGNVK GPNHTRIATR GMNFNFDSRL AEQTLLKYGI
NYRHQEIKPQ AFLNSEFSIP IKEKKNGQEV DKPMEQQKKD RADEAIVRSY RLTNPTKTDT
GAYIEAIHEI DGFTLTGGLR YDRFKVKTHD GKTVSSSSLN PSFGVIWQPR EHWSFSASHN
YAGRSPRLYD ALQTHGKRGI ISIADGTKAE RARNTEIGFN YNDGTFAANG SYFRQTIKDA
LANPQNRHDS VAVREAVNAG YIKNHGYELG ASYRTGGLTA KVGVSRSKPR FYDTHPKKLL
SANPEFGAQT GRTWTASLAY RFKNPNLEIG WRGRYVQKAT GSILAAGQKD RDGKLENVVR
QGFGVNDVFA NWKPLGKDTL NVNLSVNNVF DKFYYPHSQR WTNTLPGVGR DVRLGVNYKF
配列番号25:
MKLKQIASAL MMLGISPLAF ADFTIQDIRV EGLQRTEPST VFNYLPVKVG DTYNDTHGSA
IIKSLYATGF FDDVRVETAD GQLLLTVIER PTIGSLNITG AKMLQNDAIK KNLESFGLAQ
SQYFNQATLN QAVAGLKEEY LGRGKLNIQI TPKVTKLARN RVDIDITIDE GKSAKITDIE
FEGNQVYSDR KLMRQMSLTE GGIWTWLTRS DRFDRQKFAQ DMEKVTDFYQ NNGYFDFRIL
DTDIQTNEDK TRQTIKITVH EGGRFRWGKV SIEGDTNEVP KAELEKLLTM KPGKWYERQQ
MTAVLGEIQN RMGSAGYAYS EISVQPLPNA GTKTVDFVLH IEPGRKIYVN EIHITGNNKT
RDEVVRRELR QMESAPYDTS KLQRSKERVE LLGYFDNVQF DAVPLAGTPD KVDLNMSLTE
RSTGSLDLSA GWVQDTGLVM SAGVSQDNLF GTGKSAALRA SRSKTTLNGS LSFTDPYFTA
DGVSLGYDIY GKAFDPRKAS TSVKQYKTTT AGGGVRMGIP VTEYDRVNFG LAAEHLTVNT
YNKAPKRYAD FIKQYGKTDG ADGSFKGLLY KGTVGWGRNK TDSALWPTRG YLTGVNAEIA
LPGSKLQYYS ATHNQTWFFP LSKTFTLMLG GEVGIAGGYG RTKEIPFFEN FYGGGLGSVR
GYESGTLGPK VYDEYGEKIS YGGNKKANVS AELLFPMPGA KDARTVRLSL FADAGSVWDG
RTYTAAENGN NKSVYSENAH KSTFTNELRY SAGGAVTWLS PLGPMKFSYA YPLKKKPEDE
IQRFQFQLGT TF
配列番号26:
MARLFSLKPL VLALGFCFGT HCAADTVAAE EADGRVAEGG AQGASESAQA SDLTLGSTCL
FCSNESGSPE RTEAAVQGSG EASVPEDYTR IVADRMEGQS QVKVRAEGSV IIERDGAVLN
TDWADYDQSG DTVTVGDRFA LQQDGTLIRG ETLTYNLDQQ TGEAHNVRME TEQGGRRLQS
VSRTAEMLGE GRYKLTETQF NTCSAGDAGW YVKAASVEAD RGKGIGVAKH AAFVFGGVPL
FYTPWADFPL DGNRKSGLLV PSVSAGSDGV SLSVPYYFNL APNFDATFAP GIIGERGATF
DGQIRYLRPD YSGQTDLTWL PHDKKSGRNN RYQAKWQHRH DISDTLQAGV DFNQVSDSGY
YRDFYGGEEI AGNVNLNRRV WLDYGGRAAG GSLNAGLSVQ KYQTLANQSG YKDEPYAIMP
RLSADWHKNA GRAQIGVSAQ FTRFSHDGRQ DGSRLVVYPG IKWDFSNSWG YVRPKLGLHA
TYYSLDSFGG KASRSVGRVL PVVNIDGGTT FERNTRLFGG GVVQTIEPRL FYNYIPAKSQ
NDLPNFDSSE SSFGYGQLFR ENLYYGNDRI NAANSLSTAV QSRILDGATG EERFRAGIGQ
KFYFKDDAVM LDGSVGKNPR SRSDWVAFAS GGIGGRFTLD SSIHYNQNDK RAEHYAVGAG
YRPAPGKVLN ARYKYGRNEK IYLQADGSYF YDKLSQLDLS AQWPLTRNLS AVVRYNYGFE
AKKPIEMLAG AEYKSSCGCW GAGVYAQRYV TGENTYKNAV FFSLQLKDLS SVGRNPAGRM
DVAVPGYIPA HSLSAGRNKR P
配列番号27:
MPIPFKPVLA AAAIAQAFPA FAADPAPQSA QTLNEITVTG THKTQKLGEE KIRRKTLDKL
LTNDEHDLVR YDPGISVVEG GRAGSNGFTI RGVDKDRVAI NVDGLAQAES RSSEAFQELF
GAYGNFNANR NTSEPENFSE VTITKGADSL KSGSGALGGA VNYQTKSASD YVSEDKPYHL
GIKGGSVGKN SQKFSSITAA GRLFGLDALL VYTRRFGKET KNRSTEGDVE IKNDGYVFDP
ANPSPSRYLT YKATGVARSQ PDPQEWVNKS TLFKLGYNFN DRNRIGWIFE DSRTDRFTNE
LSNLWTGTTT SAATGDYRHR QDVSYRRRTG VEYKNELEHG PWDSLKLRYD KQRIDMNTWT
WDIPKNYDTN GINGEVYHSF RHIRQNTAQW TADFEKQLDF SKAVWAAQYG LGGGRGDNAN
SDYSYFAKLY DPKILASNQA KITMLIENRS KYKFAYWNNV FHLGGNDRFR LNAGIRYDKN
SSSAKDDPKY TTAIRGQIPH LGSERAHAGF SYGTGFDWRF TKHLHLLAKY STGFRAPTSD
ETWLLFPHPD FYLKTNPELK AEKAKNWELG LAGSGKAGSF KLSGFKTKYR DFIELTYMGV
SSDDKNNPRY APLSDGTALV SSPVWQNQNR TAAWVEGIEF NGTWNLDSIG LPKGLHTGLN
VSYIKGKATQ NNGKETPINA LSPWTAVYSL GYDAPSKRWG VNAYAARTAA KKPSDTVHSN
DDLNKPWPYA KHSKAYTLFD LSAYLNIGKQ VTLRAAAYNI TNKQYYTWES LRSVREFGTV
NRVNNKTHAG IQRFTSPGRS YNFTIEAKF
配列番号28:
MQQQHLFRFN ILCLSLMTAL PAYAENVQAG QAQEKQLDTI QVKAKKQKTR RDNEVTGLGK
LVKTADTLSK EQVLDIRDLT RYDPGIAVVE QGRGASSGYS IRGMDKNRVA LTVDGLAQIQ
SYTAQAALGG TRTAGSSGAI NEIEYENVKA VEISKGSNSV EQGSGALAGS VAFQTKTADD
VIGEGRQWGI QSKTAYSGKN RGLTQSIALA GRIGGAEALL IRTGRHAGEI RAHEAAGRGV
QSFNRLVPVD DASTYAYFIV EEECKNGGYE KCKAKKDVDG KDERQTVSTR DYTGPNRFLA
DPLSYESRSW LFRPGFRFEN KRHYIGGILE RTQQTFDTRD MTVPAFLTKA VFDENKKYGS
IRGYGKYAGD HRYGGLITNS ENGAQVGAEY GTGVFYDETH TKSRYGLEYV YTNADKDTWA
DYARLSYDRQ GIGLDNHFQQ THCSADGSDK YCRPSADKPS SYYKSDRVIY GESHRLLQAA
FKKSFDTAKI RHNLSVNLGY DRFGSDLRHQ DYYYQHANRA YSSKTPPQNN GKKTSPNGSN
TSPYWVSIGG GNVVTGQICL FGNNTYTDCT PRSINGKSYY AAVRDNVRLG RWADVGAGLR
YDYRSTHSDD GSVSTGTHRT LSWNAGIVLK PADWLDLTYR TSTGFRLPSF AEMYGWRSGD
KIKAVKIDPE KSFNKEAGIV FKGDFGNLEA SWFDNAYRDL IVRGYEVQIK DGKEQVKGDP
AYLNAQSARI TGINILGKID WNGVWDKLPE GWYSTFAYNR VRVRDIKKRA DRTDIQSHLF
DAIQPSRYVV GSGYDQPEGK WGVNGMLTYS KAKEITELLG SRALLNGNSR NTKATARRTR
PWYIVDVSGY YTVKKHFTLR AGVYNLLNHR YVTWENVRQT AAGAVNQHKN VGVYNRYAAP
GRNYTFSLEM KF
配列番号29:
MKRMLFNATQ AEELRVAIVD GQNLLDLDIE TLGKEQRKGN IYKGIITRIE PSLEACFVDY
GTDRHGFLPF KEVSRSYFLG YEGGRARIQD VLKEGMEVIV QVEKDERGNK GAALTTFISL
AGRYLVLMPN NPRGGGVSRR IEGEERQELK AAMAQLDIPN GMSIIARTAG IGRSAEELEW
DLNYLKQLWQ AIEEAGKAHH DPYLLFMESS LLIRAIRDYF RPDIGEILVD NQEVYDQVAE
FMSYVMPGNA GRLKLYEDHT PLFSRFQIEH QIESAFSRSV SLPSGGAIVI DHTEALVSID
VNSARATRGA DIEDTAFKTN MEAAEEVARQ MRLRDLGGLV VIDFIDMENP KHQRDVENVL
RDALKKDRAR VQMGKLSRFG LLELSRQRLK PALGESSHAA CPRCAGTGVI RGIESTALHV
LRMVQEEAMK DNTGEVRAQV PVDVATFLLN EKRAELFAME ERLDVNVVLI PNIHLENPHY
EINRIRTDDV EEDGEPSYKR VAEPEEDESA KPFGGEKAKA ARPEPAVKGV RHTSPAPTAA
PEKKTSWWDS FKAWLKRIFG GSETQAVPAA ETSEKRSTAN RSGSRANNRR QNPRRSKREG
SKIEVREAAG KTAGQKARAD KAETRNNGNR RRNERGDRAT ERANEAEIQS RNVQPAAPVA
DAAPPETEGQ TGKRRRNGSR NERGQTAPET AAVAETAVQT AENTPPEPYT AEDKGSKPKS
ERNRRERDSR DAKERRERNN QRDRRQNGKK RNIPSAAKIE QYLNIHDTAD KVRSAAAHVF
GETDANAPIT VSIADPLIAT PVQTASSAVS NGDALIYDAA EKIRRAAADI LPEGAAPKAA
AQEMPSETAT FTAAAEQARE TAQTGGLVLI ETDPAALKAW AAQPEVQAGR GLRRSEQPKP
SEAATVPAEE MIQVETRQG
配列番号30:
MRSSFRLKPI CFYLMGVMLY HHSYAEDAGR AGSEAQIQVL EDVHVKAKRV PKDKKVFTDA
RAVSTRQDIF KSGENLDNIV RSIPGAFTQQ DKSSGIVSLN IRGDSGFGRV NTMVDGITQT
FYSTSTDAGR AGGSSQFGAS VDSNFIAGLD VVKGSFSGSA GINSLAGSAN LRTLGVDDVV
QGNNTYGLLL KGLTGTNSTK GNAMAAIGAR KWLESGASVG VLYGHSRRGV AQNYRVGGGG
QHIGNFGAEY LERRKQRYFV QEGGLKFNSN SGKWERDFQR PYWKTKWYQK YNDPQELQKY
IEGHDKSWRE NLAPQYDITP IDPSGLKQQS AGNLFKLEYD GVFNKYTAQF RDLNTKIGSR
KIINRNYQFN YGLSLNPYTN LNLTAAYNSG RQKYPKGSKF TGWGLLKDFE TYNNAKILDL
NNTATFRLPR ETELQTTLGF NYFHNEYGKN RFPEELGLFF DGPDQDNGLY SYLGRFKGDK
GLLPQKSTIV QPAGSQYFNT FYFDAALKKD IYRLNYSTNA INYRFGGEYT GYYGSENEFK
RAFGENSPAY KEHCDPSCGL YEPVLKKYGK KRANNHSVSI SADFGDYFMP FAGYSRTHRM
PNIQEMYFSQ IGDSGVHTAL KPERANTWQF GFNTYKKGLL KQDDILGLKL VGYRSRIDNY
IHNVYGKWWD LNGDIPSWVG STGLAYTIRH RNFKDKVHKH GFELELNYDY GRFFTNLSYA
YQKSTQPTNF SDASESPNNA SKEDQLKQGY GLSRVSALPR DYGRLEVGTR WLGNKLTLGG
AMRYFGKSIR ATAEERYIDG TNGGNTSNVR QLGKRSIKQT ETLARQPLIF DFYAAYEPKK
NLIFRAEVKN LFDRRYIDPL DAGNDAATQR YYSSFDPKDK DEDVTCNADK TLCNGKYGGT
SKSVLTNFAR GRTFLMTMSY KF
配列番号31:
MSNTTVEQFA AELKRPVEDL LKQLKEAGVS KNSGSDSLTL DDKQLLNAYL TKKNGSNGGT
ISIRRTKTEV STVDGVKVET RKRGRTVNIP SAEELAAQVK AAQTQAAPVQ PEQTAEDAVK
ARAEAAARAE ARAKAEAEAA KLKAAKAGNK AKPAAQKPTE AKAETAPVAA ETKPAEPKEK
AVKPKHERNG KGKDAKKPAK PAAPAVPQPV VSAEEQAQRD EEARRAAALR AHQEALLKEK
QERQARREAM KQQAEQQAKA AQEAKTGRQR PAKPAEKPQA AAPAVENKPV NPAKAKKEDR
RNRDDEGQGR NAKGKGAKGG RDRNNARNGG DERVRGGKKG KKLKLEPNQH AFQAPTEPVV
HEVLVPETIT VADLAHKMAV KGVEVVKALM KMGMMVTINQ SIDQDTALIV VEELGHIGKP
AAADDPEAFL GEGAEAVEAE ALPRPPVVTV MGHVDHGKTS LLDYIRRAKV VQGEAGGITQ
HIGAYHVKTP RGVITFLDTP GHEAFTAMRA RGAKATDIVI LVVAADDGVM PQTIEAIAHA
KAAGVPIVVA VNKIDKDTAN PERIRQELTQ HEVIPDDWGG TVQFIDVSAK KGTNIDALLE
AVLLEAEVLE LTAPVDAPAK GIIVEARLDK GRGAVATLLV QNGTLKKGDM LLAGTAFGKI
RAMVDENGKS ITEAGPSIPV EILGLSDVPN AGEDAMVLAD EKKAREIALF RQGKYRDVRL
AKQQAAKLEN MFNNMGETQA QSLSVIIKAD VQGSYEALAG SLKKLSADEV KVNVLHSGVG
GITESDVNLA IASGAFIIGF NVRADASSRK LAENENVEIR YYNIIYDAID DVKAAMSGML
SPEKKEQVTG TVEIRQVISV SKVGNIAGCM VTDGVVKRDS HIRLIRNNVV IHTGELASLK
RYKDDVKEVR MGFECGLMLK GYNEIMEGDQ LECFDIVEVA RTL
配列番号32:
MFWIVLIVIL LLALAGLFFV RAQSEREWMR EVSAWQEKKG EKQAELPEIK DGMPDFPEFS
LMLFHAVKTA VYWLFVGVVR FCRNYLAHES EPDRPVPPAS ANRADVPTAS DGYSDSGNGT
EEAETEAAEA AEEEAADTED IATAVIDNRR IPFDRSIAEG LMQSESKTSP VRPVFKEITL
EEATRALSSA ALRETKKRYI DAFEKNGTAV PKVRVSDTPM EGLQIIGLDD PVLQRTYSRM
FDADKEAFSE SADYGFEPYF EKQHPSAFSA VKAENARNAP FRRHAGQEKG QAEAKSPDVS
QGQSVSDGTA VRDARRRVSV NLKEPNKATV SAEARISRLI PESRTVVGKR DVEMPSETEN
VFTETVSSVG YGGPVYDEAA DIHIEEPAAP DAWVVEPPEV PEVAVPEIDI LPPPPVSEIY
NRTYEPPAGF EQAQRSRIAE TDHLAADVLN GGWQEETAAI ADDGSEGAAE RSSGQYLSET
EAFGHDSQAV CPFEDVPSER PSCRVSDTEA DEGAFQSEET GAVSEHLPTT DLLLPPLFNP
EATQTEEELL ENSITIEEKL AEFKVKVKVV DSYSGPVITR YEIEPDVGVR GNSVLNLEKD
LARSLGVASI RVVETIPGKT CMGLELPNPK RQMIRLSEIF NSPEFAESKS KLTLALGQDI
TGQPVVTDLG KAPHLLVAGT TGSGKSVGVN AMILSMLFKA APEDVRMIMI DPKMLELSIY
EGITHLLAPV VTDMKLAANA LNWCVNEMEK RYRLMSFMGV RNLAGFNQKI AEAAARGEKI
GNPFSLTPDD PEPLEKLPFI VVVVDEFADL MMTAGKKIEE LIARLAQKAR AAGIHLILAT
QRPSVDVITG LIKANIPTRI AFQVSSKIDS RTILDQMGAE NLLGQGDMLF LPPGTAYPQR
VHGAFASDEE VHRVVEYLKQ FGEPDYVDDI LSGGGSEELP GIGRSGDGET DPMYDEAVSV
VLKTRKASIS GVQRALRIGY NRAARLIDQM EAEGIVSAPE HNGNRTILVP LDNA
配列番号33:
MKAKRFKINA ISLSIFLAYA LTPYSEAALV RDDVDYQIFR DFAENKGKFF VGATDLSVKN
KRGQNIGNAL SNVPMIDFSV ADVNKRIATV VDPQYAVSVK HAKAEVHTFY YGQYNGHNDV
ADKENEYRVV EQNNYEPHKA WGASNLGRLE DYNMARFNKF VTEVAPIAPT DAGGGLDTYK
DKNRFSSFVR IGAGRQLVYE KGVYHQEGNE KGYDLRDLSQ AYRYAIAGTP YKDINIDQTM
NTEGLIGFGN HNKQYSAEEL KQALSQDALT NYGVLGDSGS PLFAFDKQKN QWVFLGTYDY
WAGYGKKSWQ EWNIYKKEFA DKIKQHDNAG TVKGNGEHHW KTTGTNSHIG STAVRLANNE
GDANNGQNVT FEDNGTLVLD QNINQGAGGL FFKGDYTVKG ANNDITWLGA GIDVADGKKV
VWQVKNPNGD RLAKIGKGTL EINGTGVNQG QLKVGDGTVI LNQKADADKK VQAFSQVGIV
SGRGTLVLNS SNQINPDNLY FGFRGGRLDA NGNDLTFEHI RNVDEGARIV NHNTDHASTI
TLTGKSLITN PNSLSVHSIQ NDYDEDDYSY YYRPRRPIPQ GKDLYYKNYR YYALKSGGNV
NAPMPENGVA ENNDWVFMGY TQEEAKKNAM NHKNNQRISG FSGFFGEENE KGHNGALNLN
FNGKSAQNRF LLTGGANLNG KISVTQGNVL LSGRPTPHAR DFVNKSSARK DAHFSKNNEV
VFEDDWINRT FKAAEIAVNQ SASFSSGRNV SDITANITAT DNAKVNLGYK NGDEVCVRSD
YTGYVTCNTG NLSDKALNSF DATRINGNVN LSQNAALVLG KAALWGQIQG QGNSRVSLNQ
HSKWHLTGDS QVHNLSLADS HIHLNNASDA QSANKYHTIK INHLSGNGHF HYLTDLAKNL
GDKVLVKESA SGHYQLHVQN KTGEPNQEGL DLFDASSVQD RSRLFVSLAN HYVDLGALRY
TIKTENGITR LYNPYAGNRR PVKPAPSPAA NTASQAQKAT QTDGAQIAKP QDIVVAPPSP
QANQAEEAKR QQAKAEQVKR QQAEAGRKSA ELSAKQRAGE EERRQTAQSQ PQRRK
配列番号34:
MKTTDKRTTE THRKAPKTGR IRFSPAYLAI CLSFGILPQA RAGHTYFGIN YQYYRDFAEN
KGKFAVGAKD IEVYNKKGEL VGKSMTKAPM IDFSVVSRNG VAALAGDQYI VSVAHNGGYN
NVDFGAEGSN PDQHRFSYQI VKRNNYKAGT NGHPYGGDYH MPRLHKFVTD AEPVEMTSYM
DGWKYADLNK YPDRVRIGAG RQYWRSDEDE PNNRESSYHI ASAYSWLVGG NTFAQNGSGG
GTVNLGSEKI KHSPYGFLPT GGSFGDSGSP MFIYDAQKQK WLINGVLQTG NPYIGKSNGF
QLVRKDWFYD EIFAGDTHSV FYEPHQNGKY FFNDNNNGAG KIDAKHKHYS LPYRLKTRTV
QLFNVSLSET AREPVYHAAG GVNSYRPRLN NGENISFIDK GKGELILTSN INQGAGGLYF
EGNFTVSPKN NETWQGAGVH ISDGSTVTWK VNGVANDRLS KIGKGTLLVQ AKGENQGSVS
VGDGKVILDQ QADDQGKKQA FSEIGLVSGR GTVQLNADNQ FNPDKLYFGF RGGRLDLNGH
SLSFHRIQNT DEGAMIVNHN QDKESTVTIT GNKDITTTGN NNNLDSKKEI AYNGWFGEKD
ATKTNGRLNL NYQPEEADRT LLLSGGTNLN GNITQTNGKL FFSGRPTPHA YNHLGSGWSK
MEGIPQGEIV WDNDWIDRTF KAENFHIQGG QAVVSRNVAK VEGDWHLSNH AQAVFGVAPH
QSHTICTRSD WTGLTSCTEK TITDDKVIAS LSKTDIRGNV SLADHAHLNL TGLATLNGNL
SAGGDTHYTV TRNATQNGNL SLVGNAQATF NQATLNGNTS ASDNASFNLS NNAVQNGSLT
LSDNAKANVS HSALNGNVSL ADKAVFHFEN SRFTGKISGG KDTALHLKDS EWTLPSGTEL
GNLNLDNATI TLNSAYRHDA AGAQTGSAAD APRRRSRRSL LSVTPPTSAE SRFNTLTVNG
KLNGQGTFRF MSELFGYRSG KLKLAESSEG TYTLAVNNTG NEPVSLEQLT VVEGKDNTPL
SENLNFTLQN EHVDAGAWRY QLIRKDGEFR LHNPVKEQEL SDKLGKAGET EAALTAKQAQ
LAAKQQAEKD NAQSLDALIA AGRNATEKAE SVAEPARQAG GENAGIMQAE EEKKRVQADK
DTALAKQREA ETRPATTAFP RARRARRDLP QPQPQPQPQP QRDLISRYAN SGLSEFSATL
NSVFAVQDEL DRVFAEDRRN AVWTSGIRDT KHYRSQDFRA YRQQTDLRQI GMQKNLGSGR
VGILFSHNRT GNTFDDGIGN SARLAHGAVF GQYGIGRFDI GISAGAGFSS GSLSDGIRGK
IRRRVLHYGI QARYRAGFGG FGIEPHIGAT RYFVQKADYR YENVNIATPG LAFNRYRAGI
KADYSFKPAQ HISITPYLSL SYTDAASGKV RTRVNTAVLA QDFGKTRSAE WGVNAEIKGF
TLSLHAAAAK GPQLEAQHSA GIKLGYRW
配列番号35:
MPDGLARQYA DMAAKYRAKP SEAVGIDPDD GAVSAAAALA ADSGAAVPSA VSDDMEARSV
ADDAPSGRSA DADRGGVPSA YGNVRPGGAP RGAASVAPGG SAAAASGGIA RVAPLPAGQY
FDGLDTRGRK ALAKEAGLDI KGVADFGQIA APVRRKIEQA YHARIEADYQ AASEAKQGYL
PPPVRMADAV PVPKKGFSVP ADALDKESRR RFDALPEWVR RHAQTVADYT ADGIMRREAG
MADMRGHYPE GLAESAGAVR AYRAQHPESA DVLDRLNRAV YGYRRNNGWS VPLLSREGER
LQGVRTALPD DGASEAVVGG GRGLTRALPT EDKGLAQDVR QDVRQGLTQG GRGLTPDAGA
DANAAALQGL PGSAVASGNA PARRQNLQVR ARAEGAAPGL SASENLAGTD GGKRAPVAGK
RPDTVLPVLN PQVAESAGRV SPKKRMADAA ADFTRRLAAD RRRPEKAGVP LGGGEYRFEH
TDRRHIDALA GVPGRPGKGG MPEEFADMAG PSNSDGLVSD GRRYLKGREA ETLRAGGLSE
AVPSEPGRDY RPTQEARAPA KVMARPRDAA ADGKPAGRAQ PARAKDTPVA GKAAAAKNAA
TEKPSSDKVR NIEAGKSRFD GGKGKSAAAQ GAATEKPSEK TGKAKPETFA KTASDNPEEA
RRKARVLQGG PVYTVKERQA PQGFKALREH AESIKKRLAE SIGGLAERVD VAAVSETAPD
KAQMLLSQRV EGWFDGRTGK ITLVAENLTP ERAVWAAWHE LGHRGFAADG FAKYREELER
ADGNGLIRRI ADAVQEGREG TGDAAASVRP AAVEEAVAEL YAAQRTGGWA GIENRYGVKV
GNGLKRGIAG VLARIGALLR RVLQRLAGKA GGAMSDADVF AMLADLHGNV EGARDAPWGG
NHRAVMFARA EDGAAERSKS ESLEKLRRAE TIRISGREVP EGGNLREYKR NALEYGKSLR
GPYVNKDTGR EISLGRSGIT EILRHDYKDA EHLQSIAAIP QIIENAVYID TLPNEDLAKN
GDIQGYEYYV SGLNVGGADY TVRAAVAVSR NGNRYYDHKL TKIEKGNLLS LLDRVSTTGA
SESKSPLSGI DDKRLLQILQ DKDAGKGGIA DFDTEAVRFS RAANIEAAIG RITGKKSDLR
NALKDRWDAS KGIQLQFLGR RQIEDIYGGV LDGLKEYGRL SELFGADANK AVTEADKVVR
EWGRLKEEDA KALADLMHDA TLAKVDADPL MRKDAQKRLD GIRTALDIAD GKIEKAEAAV
ASAGARIARA DAAYNKAQRA ADKAAYALEK AQEKHGREIL ADEADMRLRR LFYADSEAKR
ALRRAGADVA AESRAKTDAV RMLEQARADV KRLEKDEVGA QKALEGLALL NRRFAGLPDA
AQRVYRKARD DYRAHFGQVR DALAERLARA GQDAETVRRL KERFDNELGG VYFPLARFGD
YLVVVKDADG NSANVSRAET LSEAEKLRDA LKADFGAGFK VSPVMKSRDY IRSRDAVGSG
FMRELGEAVG MLDLDPAQRA RLNDTLTQLY LNSLPDTSWA KHGIHRKGVP GFSDDARRAY
AQNMGSGANY LAKLRYADRM AEQLDVMQDF VDGRKYEEGF DQRQLQRVAD EMRKRHEAVM
NPNPSKLAQA LTGFGFLWMM GMSPASAVVN LSQTAMVAYP VMAAKWGYAG AARELLRASK
QIGLRFGEKF NTIEDSLNGD EKAAFRKAAD YGVIDLSQAH DLAGVANGDP GLAGSAWQKV
MDKAAWLFHH AEKFNRQVTF VAAYRLAKRA GADSEAAFEQ AKKATYDGHF DYAAQNRPRF
MMGNAAKVVF LFKQYSQNIL YALGRNAYLA FKGDKEARKT LAGLLVSHAM ASGILGLPFV
STLLAVASML GSDDDDPWDA EAALRNMLAD AFGDKAGEVL AKGFSRLTPL DVSGRLGLNQ
LVFPDIQDGL EGKKWAESLV VGSTGAVVGA GIGAADGVRT RSSVPRTANT LSLMKSW
配列番号114(CHIM_1549_0265_FS):
MNQGGQNAFK IPAPSKQPAE TEILKLKNQP KEDIQPEPAD QNALSEPDVA KEAEQSDAEK
AADKQPVADK ADEVEEKAGE PEREEPDGQA VRKKALTEER EQTVREKAQK KDAETVKKQA
VKPSKETEKK ASKEEKKAAK EKVAPKPTPE QILNSGSIEK ARSAAAKEVQ KMKTFGKAEA
THYLQMGAYA DRRSAEGQRA KLAILGISSE VVGYQAGHKT LYRVQSGNMS ADAVKKMQDE
LKKHGVASLI RAIEGKGSGG GASDPADSNP APQAGETGAT ESQTANTAQT PALKSAAENG
ETAADKPQDL AGEDKPSAAD SEISEPENVG APLVLINDRL EDSNIKGLEE SEKLQQAETA
KTEPKQAKQR AAEKVSATAD STDTVAVEKP KRTAEPKPQK AERTAEAKPK AKETKTAEKV
ADKPKTAAEK TKPDTAKSDS AVKEAKKADK AEGKKTAEKD RSDGKKHETA QKTDKADKTK
TAEKEKSGKA GKKAAIQAGY AEKERALSLQ RKMKAAGIDS TITEIMTDNG KVYRVKSSNY
KNARDAERDL NKLRVHGIAG QVTNEHHHHH H
配列番号115(CHIM_0265_1549_FS):
MSDPADSNPA PQAGETGATE SQTANTAQTP ALKSAAENGE TAADKPQDLA GEDKPSAADS
EISEPENVGA PLVLINDRLE DSNIKGLEES EKLQQAETAK TEPKQAKQRA AEKVSATADS
TDTVAVEKPK RTAEPKPQKA ERTAEAKPKA KETKTAEKVA DKPKTAAEKT KPDTAKSDSA
VKEAKKADKA EGKKTAEKDR SDGKKHETAQ KTDKADKTKT AEKEKSGKAG KKAAIQAGYA
EKERALSLQR KMKAAGIDST ITEIMTDNGK VYRVKSSNYK NARDAERDLN KLRVHGIAGQ
VTNEGSGGGA NQGGQNAFKI PAPSKQPAET EILKLKNQPK EDIQPEPADQ NALSEPDVAK
EAEQSDAEKA ADKQPVADKA DEVEEKAGEP EREEPDGQAV RKKALTEERE QTVREKAQKK
DAETVKKQAV KPSKETEKKA SKEEKKAAKE KVAPKPTPEQ ILNSGSIEKA RSAAAKEVQK
MKTFGKAEAT HYLQMGAYAD RRSAEGQRAK LAILGISSEV VGYQAGHKTL YRVQSGNMSA
DAVKKMQDEL KKHGVASLIR AIEGKHHHHH H
【実施例
【0242】
[実施例1]
マウスにおける免疫試験
細菌株:淋菌株FA1090、MS11(Opa-)、F62(△lgtD)、およびH041。
【0243】
マウスの免疫:6週齢の雌性BALB/cマウスを、組み換え組み換えNeGoタンパク質(各15μg)およびアジュバント(グルコピラノシルリピッドA-安定乳剤;本明細書で以降、GLA-SE)(5μg)またはGLA-SE(5μg)+AlOHの11個の異なる組成物、または陽性対照TMCP2(Gulati et al. 2019)(50μg)およびアジュバントGLA-SE(5μg)の筋肉内(IM)注射によって免疫した。対照マウスは、GLA-SE(5μg)アジュバント単独を受けた。マウスを、スケジュール:一次免疫(0日目)および追加免疫(20日および39日目)によって免疫した。
【0244】
11個の組成物ならびに陰性対照および陽性対照を、以下の表に示す:
【0245】
【表3】
【0246】
マウスの採血:マウスを、初回免疫に関連して-1、13、32、46、60、および71日目に採血した。
【0247】
マウスの感染:マウスを、初回免疫後57日目に感染させた。
【0248】
組み換えNeGoタンパク質および全細胞溶解物に対する抗体レベルを測定するためのELISA。マイクロタイターウェルを、リン酸緩衝食塩水(PBS)中の組み換えタンパク質またはNg株FA1090、MS11(Opa-)、F62(△D)またはH041からの全細胞溶解物によってコーティングした(Gulati et al. 2013を参照されたい)。免疫血清の連続希釈液をウェルに分配し、結合抗体を、アルカリホスファターゼにコンジュゲートした抗マウスIgGによって顕色した。マウスIgGに関する標準曲線を、抗マウスIgG(Sigma)および純粋マウスIgG(Sigma)(Gulati et al. 2013を参照されたい)によってウェルをコーティングし、純粋マウスIgGの既知濃度を有するアリコートをウェルに分配することによって作成した。ELISAを、-1、13、32、および46日目に採血した同じ5匹のマウスの群からプールした抗血清について実施した。発情周期の発情間期にあり、このようにNgによるチャレンジにとって好適である各群のマウス10匹(Ng株MS11についてマウス5匹およびNg株H041についてマウス5匹)を、57日目に感染させた。ELISAを、60日目に採血した5匹の非感染マウスからのプールした抗血清について実施した。ELISAを、71日目に採血した感染マウスからのプールした抗血清について実施した。-1、13、32、および46日目に採血したマウス5匹は、必ずしも全て最終的に感染状態ではなかった。しかし、感染後に採血したマウス(マウス3~5匹)は全て、-1、13、32、および46日に採血したマウス5匹の中で同じである。
【0249】
マウス保護実験:本試験における動物の使用は、Guide for the Care and Use of Laboratory Animals of the National Institutes of Health 2011の勧告を厳守して実施した。プロトコールは、マサチューセッツ大学医学部のInstitutional Animal Care and Use Committee(IACUC)によって承認された。Jerse 1999に記載されたBALB/cマウス膣生着モデルを使用した。最後の免疫の2週間後、発情周期の発情間期にあるマウスに、水200μl中0.1mgプレマリン(Pfizer)による処置を開始し(当日)、3日:55、57、および59日目(淋菌接種の前、当日、および後)の各々に皮下注射して、生殖サイクルの発情期を延長させ、淋菌感染に対する感受性を促進した。淋菌に対して無効である抗生物質(バンコマイシンおよびストレプトマイシン)もまた使用して、競合する菌叢を低減させた(Jerse et al. 2011)。免疫したマウスおよびプラセボ対照マウスに、株MS11(接種用量:2.6×10CFU)またはH041(接種用量:3.8×10CFU)のいずれかを57日目に感染させた。膣スワブを毎日採取して、CFUを計数した。ワクチン群の有効性を、i)感染の除去までの時間、ii)Log10CFU対時間、およびiii)曲線下面積の解析を使用して測定した。
【0250】
統計分析:独立したマウスの群における淋菌の除去を比較する実験は、データの3つの特徴:除去までの時間;平均Log10CFUの長期的傾向、および濃度対時間曲線下面積(AUC)としての累積CFUを推定および試験した(Gulati et al. 2013を参照されたい)。統計分析は、1日目および/または2日目で細菌コロニーを最初に生じたマウスを使用して実施した(Gulati et al. 2019を参照されたい)。除去までの時間の中央値を、カプランマイヤー生存曲線を使用して推定した;除去までの時間を、マンテル-コックス-ログランク検定およびゲーハン-ブレスロー-ウィルコクソン検定を使用して群間で比較した。AUC平均値(Log10CFU対時間)を、各マウスについて計算し、経時的な細菌負荷(累積感染症)を推定した;曲線下面積平均値を、分布の歪度および尖度が高いために、ノンパラメトリック2標本ウィルコクソン順位和(マン-ホイットニー)検定を使用して群間で比較した。AUC中央値(Log10CFU対時間)のパーセント低減(試験群対プラセボ対照群)を計算した。
【0251】
ELISAの結果
以下の表は、免疫試験において使用した様々な免疫原に対するマウス抗血清のELISA試験の結果を示す。データを、総読み取り値マイナス基質対照(OD405nm)として示す:
【0252】
【表4】
【0253】
【表5】
【0254】
【表6】
【0255】
【表7】
【0256】
【表8】
【0257】
【表9】
【0258】
【表10】
【0259】
【表11】
【0260】
【表12】
【0261】
【表13】
【0262】
【表14】
【0263】
【表15】
【0264】
【表16】
【0265】
上記で提供される結果を、上記の個々の表を参照して以下の表に要約する。認められるように、強い抗原特異的抗体応答(「+++」)を、大部分のコンストラクトに関して検出することができ、全てが、試験した4つの異なる全細胞を認識する抗体応答を提供した。
【0266】
【表17】
【0267】
チャレンジに対する保護-結果
【0268】
チャレンジ実験の結果を以下に要約する。
【0269】
【表18】
【0270】
データをまた図1~12に示し、これは、アジュバントのみを受けたマウスにおける除去速度と比較した12の群のワクチン接種マウスにおける細菌除去のカプランマイヤープロットを示す。
[実施例2]
【0271】
チャレンジ実験、FtsNタンパク質(単独および組合せ)
細菌株:淋菌株FA1090およびMS11
【0272】
マウスの免疫:6週齢の雌性BALB/cマウスに、組み換えNeGoタンパク質(15μg)およびアジュバントGLA-SE(5μg)、2つの組み換えNeGoタンパク質(各15μg)の組合せおよびGLA-SE(5μg)、または陽性対照TMCP2[0](50μg)およびアジュバントGLA-SE(5μg)の筋肉内(IM)注射によって免疫した。対照マウスは、GLA-SE(5μg)アジュバント単独を受けた。マウスを、以下のスケジュール:一次免疫(0日目)および追加免疫(14および28日目)で免疫した。
【0273】
試験ワクチン組成物および対照を以下の表に提供する:
【0274】
【表19】
【0275】
マウスの感染:マウスを、初回免疫後42日目に感染させた。
【0276】
マウス保護実験:本試験における動物の使用は、Guide for the Care and Use of Laboratory Animals of the National Institutes of Health 2011の勧告を厳守して実施した。プロトコールは、マサチューセッツ大学医学部のInstitutional Animal Care and Use Committee(IACUC)によって承認された。Jerse 1999に記載されたBALB/cマウス膣生着モデルを使用した。最後の免疫の2週間後、発情周期の発情間期にあるマウスに、水200μl中0.1mgプレマリン(Pfizer)による処置を開始し(当日)、3日:55、57、および59日目(淋菌接種の前、当日、および後)の各々に皮下注射して、生殖サイクルの発情期を延長させ、淋菌感染に対する感受性を促進した。淋菌に対して無効である抗生物質(バンコマイシンおよびストレプトマイシン)もまた使用して、競合する菌叢を低減させた(Jerse et al. 2011)。免疫したマウスおよびプラセボ対照マウスに、株MS11(接種用量:2.8×10CFU)またはH041(接種用量:3.6×10CFU)のいずれかを42日目に感染させた。膣スワブを毎日採取して、CFUを計数した。ワクチン群の有効性を、i)感染の除去までの時間、ii)Log10CFU対時間、およびiii)曲線下面積の解析を使用して測定した。
【0277】
統計分析:独立したマウスの群における淋菌の除去を比較する実験は、データの3つの特徴:除去までの時間;平均Log10CFUの長期的傾向、および濃度対時間曲線下面積(AUC)としての累積CFUを推定および試験した(Gulati et al. 2013を参照されたい)。統計分析は、1日目および/または2日目での細菌コロニーを最初に生じたマウスを使用して実施した(Gulati et al. 2019を参照されたい)。除去までの時間の中央値を、カプランマイヤー生存曲線を使用して推定した;除去までの時間を、マンテル-コックス-ログランク検定およびゲーハン-ブレスロー-ウィルコクソン検定を使用して群間で比較した。AUC平均値(Log10CFU対時間)を、各マウスについて計算し、経時的な細菌負荷(累積感染症)を推定した;曲線下面積平均値を、分布の歪度および尖度が高いために、ノンパラメトリック2標本ウィルコクソン順位和(マン-ホイットニー)検定を使用して群間で比較した。AUC中央値(Log10CFU対時間)のパーセント低減(試験群対プラセボ対照群)を計算した。
【0278】
結果
チャレンジ実験の結果を、以下の表に要約する。明らかであるように、NGO1549およびNGO0265(単独ならびに組み合わせた場合)によるワクチン接種は、2つの株MS11およびFA1090によるNeGoチャレンジ感染に対して有意な保護を提供した;AUC(Log10CFU)を評価した場合に、最も顕著であった。
【0279】
群2~4におけるマウスの除去までの時間データを、図13~15においてカプランマイヤープロットとして示す。各ワクチン接種群における実験動物の数が少ないために、本明細書に開示されるタンパク質による必ずしも全ての実験が、より迅速な除去速度という点では有意な保護を提供しなかったが、カプランマイヤープロットから明らかであるように、全てのワクチン接種動物が群5(陰性対照)の動物より急速に細菌を除去した。
【0280】
【表20】
[実施例3]
【0281】
殺菌試験
細菌株:淋菌株FA1090、MS11(Opa-)、F62(△lgtD)、およびH041。
【0282】
マウスの免疫および採血:6週齢の雌性BALB/cマウスを、組み換えNeGoタンパク質(15μg)およびアジュバントGLA-SE(5μg)の筋肉内(IM)注射によって免疫した。陽性対照タンパク質NGO1363(MtrE)およびTMCP2(50μg)を、公表された殺菌効果に基づいて使用した(Rice et al. 2017およびGulati et al. 2019を参照されたい)。対照マウスは、GLA-SE(5μg)アジュバント単独を受けた。マウスを以下のスケジュール:一次免疫(0週目)および追加免疫(2週目および4週目)によって免疫した。マウスの採血は6週目に行った。
【0283】
マウスの群を、以下の抗原および対照注射によって免疫した。
【0284】
【表21】
【0285】
血清による殺菌アッセイ:血清による殺菌アッセイを以前に記載したように実施した(Gulati et al. 2012を参照されたい)。チョコレート寒天プレート上での一晩培養物から収集した細菌を、新しいチョコレート寒天上で再度継代し、5%CO2を含有する大気中、37℃で6時間成長させた。次に、細菌を、血清による殺菌アッセイに使用するために、1mM MgClおよび0.15mM CaClを含有する(HBSS++)ハンクス緩衝塩類溶液(HBSS)中に浮遊させた。約2,000CFUを、免疫マウス血清(熱不活化およびIgM枯渇)の連続希釈液と共に、ヒト補体源としての20%正常ヒト血清(NHS)の存在下または非存在下でインキュベートした。MS11はNHSによる殺菌に対して感受性であることから、MS11による血清殺菌アッセイを、IgGおよびIgM枯渇NHS(ヒト補体;Pel-Freez)によって実施した。アッセイで使用したマウス血清の最終濃度は67%(最終反応容量80μl中、免疫血清50μl)であった。補体源:IgGおよびIgMを枯渇した正常ヒト血清(Pel-Freez);25%補体をFA1090のために使用し;12.5%補体をMS11、F62、およびH041のために使用した。反応混合物のアリコート25μlを、アッセイの開始時(時間ゼロ[t0])および37℃で30分間インキュベート後(t30)に二連でチョコレート寒天上に播種した。生存を、t0と比較してt30での生存コロニー数として計算した。
【0286】
結果
上記のアッセイにおける細菌コロニーの生存率は、以下の通りであった:
【0287】
【表22】
【0288】
明らかであるように、コンストラクトのいくつか(特に、NGO1549-35-289およびNGO0265-44-346)によって免疫したマウスからのプールした血清は、細菌の生存を有意な程度に低減することが可能であった。比較すると、TMCP2によって免疫したマウスからの血清は、同じアッセイにおいて46.8%のFA1090の平均生存率を提供した。
【0289】
比較するために、9個の異なる群において誘導された抗体血清は、免疫原およびFA1090に対して以下の力価を示した:
【0290】
【表23】
[実施例4]
【0291】
発現解析、FtsNタンパク質キメラ
遺伝子合成およびサブクローニング:2つのNeGoタンパク質NGO1549(コンストラクトNGO1549-35-289)およびNGO0265(コンストラクトNGO0265-44-346)を組み合わせた2つの融合タンパク質コンストラクトを作製した。2つの融合タンパク質コンストラクト(CHIM_1549_0265_FS(配列番号114)およびCHIM_0265_1549_FS(配列番号115))において、NGO1549およびNGO0265を、配列GSGGGA(配列番号106)を有するリンカーによって接続する。CHIM_1549_0265_FSでは、NGO1549は、NGO0265に対してN末端に位置し、およびCHIM_0265_1549_FSでは、NGO1549はNGO0265に対してC末端に位置する。各キメラタンパク質は、予想分子量61.4kDaを有する。CHIM_1549_0265_FSおよびCHIM_0265_1549_FSのDNA配列を最適化して合成した。合成した配列を、大腸菌におけるタンパク質発現のためにHisタグを有するベクターpET-30a(+)においてクローニングした。
【0292】
発現の評価(収量および溶解度):大腸菌株BL21(DE3)を、組み換えプラスミドによって形質転換した。単一コロニーを、関連する抗生物質を含有するLB培地に接種した。培養物を、37℃、200rpmでインキュベートした後、タンパク質発現をIPTGによって誘導した。SDS-PAGEを使用して、発現をモニターした。細菌培養物10mlを、0.5mM IPTGと共に37℃で4時間、または15℃で16時間インキュベートした。発現評価の最終的な読み取り(細胞質およびペレットから)を、SDS-PAGEおよびウェスタンブロット解析によって実施した。
【0293】
発現規模拡大:グリセロール中に保存した組み換えBL21(DE3)を、関連する抗生物質を含有するLB培地に接種して、37℃で培養した。OD600が約0.6~0.8に達すると、細胞培養物を、IPTGによって15℃で16時間誘導した。細胞を遠心分離によって採取した。
【0294】
結果
上記のように実施した発現評価の結果は、以下の通りであった:
【0295】
【表24】
【0296】
高い収量および満足できる溶解度が、両方のキメラタンパク質について達成された。
【0297】
次に、キメラタンパク質を、発現規模拡大プロトコールを使用して産生し、マルチステップ高速液体クロマトグラフィー(HPLC)によって精製した。特にCHIM_0265_1549_FSタンパク質の精製は、高い収量および高い程度の純度をもたらした(データは示していない)。精製CHIM_0265_1549_FSタンパク質の質量分析法(MS)によるインタクトマス解析から、精製タンパク質が正確に理論的分子量61.4kDaを有することが示され、インタクトタンパク質の産生を確認した。
[実施例5]
【0298】
CHIM_0265_1549_FSによって誘導された抗体のELISA、wcELISA、および殺菌試験
【0299】
材料および方法
細菌株:淋菌株FA1090、MS11(Opa-)、F62(△lgtD)、およびH041。
【0300】
マウスの免疫および採血:6週齢の雌性BALB/cマウスを、キメラタンパク質CHIM_0265_1549_FS(25μg)およびアジュバントGLA-SE(5μg)の筋肉内(IM)注射によって免疫した。対照マウスは、GLA-SE(5μg)アジュバントのみを受けた。マウスを、以下のスケジュール:一次免疫(0週目)および追加免疫(3および6週目)注射によって免疫した。マウスの採血を8週目に行った。
【0301】
組み換えNgタンパク質および全細胞溶解物に対する抗体のレベルを測定するためのELISA:マイクロタイターウェルを、リン酸緩衝食塩水(PBS)中の組み換えタンパク質、またはNg株FA1090、MS11(Opa-)、F62(△D)、もしくはH041からの全細胞溶解物によってコーティングした。Rice PA et al. 2017を参照されたい。免疫血清の連続希釈液をウェルに分配し、結合抗体を、アルカリホスファターゼにコンジュゲートした抗マウスIgGによって顕色した。マウスIgGの標準曲線を、抗マウスIgG(Sigma)および純粋マウスIgG(Sigma)によってウェルをコーティングし(参照)、純粋マウスIgGの既知濃度を有するアリコートをウェルに分配することによって作成した。ELISAを、採血した同じ5匹のマウスの群からのプールした抗血清について実施した。
【0302】
血清による殺菌アッセイ:血清による殺菌アッセイを以前に記載したように実施した。Gulati et al. 2012を参照されたい。チョコレート寒天プレート上での一晩培養物から採取した細菌を、新しいチョコレート寒天上で再度継代し、5%COを含有する大気中、37℃で6時間成長させた。次に、細菌を、血清による殺菌アッセイに使用するために、1mM MgClおよび0.15mM CaClを含有する(HBSS++)ハンクス緩衝塩類溶液(HBSS)中に浮遊させた。約2,000CFUを、免疫マウス血清(熱不活化およびIgM枯渇)の連続希釈液と共に、ヒト補体源としての20%正常ヒト血清(NHS)の存在下または非存在下でインキュベートした。Ng株はNHSによる殺菌に対して感受性であることから、Ng株による血清殺菌アッセイを、IgGおよびIgM枯渇NHS(ヒト補体;Pel-Freez)によって実施した。アッセイで使用したマウス血清の最終濃度は67%(最終反応容量80μl中、免疫血清50μl)であった。補体源:IgGおよびIgMを枯渇した正常ヒト血清(Pel-Freez);11%補体をMS11のため使用し;28%補体をFA1090、F62、およびH041のために使用した。反応混合物のアリコート25μlを、アッセイの開始時(時間ゼロ[t0])および37℃で30分間インキュベート後(t30)に二連でチョコレート寒天上に播種した。生存を、t0と比較してt30での生存コロニー数として計算した。
【0303】
結果
ELISAおよび全細胞ELISAからのデータを、以下の表に要約し、最初に概要を提供する:
【0304】
【表25】
【0305】
ELISAからの結果
【0306】
【表26】
【0307】
全細胞ELISAからの結果
【0308】
【表27】
【0309】
以下の4つの表は、血清による殺菌アッセイの結果を記載する。
【0310】
【表28】
【0311】
【表29】
【0312】
【表30】
【0313】
【表31】
【0314】
結論すると、CHIM_0265_1549_FSによるマウスの免疫は、4つの異なるNeGo株における抗原を検出する抗体を提供し、ならびに誘導された抗体は、IgGおよびIgM枯渇ヒト血清の存在下で4つの異なる株の殺滅能力をさらに示す。
[実施例6]
【0315】
BALB/cマウスにおけるチャレンジ試験
材料および方法
細菌株:淋菌株MS11(Opa-)およびH041。
【0316】
マウスの免疫:6週齢の雌性BALB/cマウスを、キメラタンパク質CHIM_0265_1549_FS(25μg)およびアジュバントGLA-SE(5μg)の筋肉内(IM)注射によって免疫した。対照マウスは、GLA-SE(5μg)アジュバントのみを受けた。マウスを、以下のスケジュール:一次免疫(0週目)および追加免疫(3および6週目)注射によって免疫した。
【0317】
マウスの感染:マウスに、8週目にチャレンジ感染を行った。
【0318】
マウス保護実験:本試験における動物の使用は、Guide for the Care and Use of Laboratory Animals of the National Institutes of Health 2011の勧告を厳守して実施した。プロトコールは、マサチューセッツ大学医学部のInstitutional Animal Care and Use Committee(IACUC)によって承認された。Jerse 1999に記載されたBALB/cマウス膣生着モデルを使用した。最後の免疫の2週間後、発情周期の発情間期にあるマウスに、水200μl中0.1mgプレマリン(Pfizer)による処置を開始し(当日)、3日:55、57、および59日目(淋菌接種の前、当日、および後)の各々に皮下注射して、生殖サイクルの発情期を延長させ、淋菌感染に対する感受性を促進した。淋菌に対して無効である抗生物質(バンコマイシンおよびストレプトマイシン)もまた使用して、競合する菌叢を低減させた。Jerse et al. 2011を参照されたい。免疫したマウスおよびプラセボ対照マウスに、株MS11(接種用量:7.6×10CFU)またはH041(接種用量:1.58×10CFU)のいずれかを57日目に感染させた。膣スワブを毎日採取して、CFUを計数した。ワクチン群の有効性を、i)感染の除去までの時間、ii)Log10CFU対時間、およびiii)曲線下面積の解析を使用して測定した。
【0319】
統計分析:独立したマウスの群における淋菌の除去を比較する実験は、データの3つの特徴:除去までの時間;平均Log10CFUの長期的傾向、および濃度対時間曲線下面積(AUC)としての累積CFUを推定および試験した。Gulati et al. 2013を参照されたい。統計分析は、1日目および/または2日目での細菌コロニーを最初に生じたマウスを使用して実施した。Gulati et al. 2019を参照されたい。除去までの時間の中央値を、カプランマイヤー生存曲線を使用して推定した;除去までの時間を、マンテル-コックス-ログランク検定およびゲーハン-ブレスロー-ウィルコクソン検定を使用して群間で比較した。AUC平均値(Log10CFU対時間)を、各マウスについて計算し、経時的な細菌負荷(累積感染症)を推定した;曲線下面積平均値を、分布の歪度および尖度が高いために、ノンパラメトリック2標本ウィルコクソン順位和(マン-ホイットニー)検定を使用して群間で比較した。AUC中央値(Log10CFU対時間)のパーセント低減(試験群対プラセボ対照群)を計算した。
【0320】
結果
生存データを以下の表に要約し、図16にグラフで示す。
【0321】
【表32】
【0322】
認められるように、CHIM_0265_1549_FによるBALB/cマウスの免疫は、NeGoの2つの異なる株によるチャレンジ感染に対して保護を提供する。
[実施例7]
【0323】
C57BL/6マウスにおけるチャレンジ試験
材料および方法
細菌株:淋菌株MS11(Opa-)およびH041。
【0324】
マウスの免疫:6週齢の雌性C57BL/6マウスを、キメラタンパク質CHIM_0265_1549_FS(25μg)およびアジュバントGLA-SE(5μg)の筋肉内(IM)注射によって免疫した。対照マウスは、GLA-SE(5μg)アジュバントのみを受けた。マウスを、以下のスケジュール:一次免疫(0週目)および追加免疫(3および6週目)注射によって免疫した。
【0325】
マウスの感染:マウスに、8週目に感染を行った。
【0326】
マウス保護実験:本試験における動物の使用は、Guide for the Care and Use of Laboratory Animals of the National Institutes of Health 2011の勧告を厳守して実施した。プロトコールは、マサチューセッツ大学医学部のInstitutional Animal Care and Use Committee(IACUC)によって承認された。Jerse 1999に記載されたBALB/cマウス膣生着モデルを使用した。最後の免疫の2週間後、発情周期の発情間期にあるマウスに、水200μl中0.1mgプレマリン(Pfizer)による処置を開始し(当日)、3日間:55、57、および59日目(淋菌接種の前、当日、および後)の各々に皮下注射して、生殖サイクルの発情期を延長させ、淋菌感染に対する感受性を促進した。淋菌に対して無効である抗生物質(バンコマイシンおよびストレプトマイシン)もまた使用して、競合する菌叢を低減させた(Jerse et al. 2011)。免疫したマウスおよびプラセボ対照マウスに、株MS11(接種用量:2.6×10CFU)またはH041(接種用量:3.2×10CFU)のいずれかを57日目に感染させた。膣スワブを毎日採取して、CFUを計数した。ワクチン群の有効性を、i)感染の除去までの時間、ii)Log10CFU対時間、およびiii)曲線下面積の解析を使用して測定した。
【0327】
統計分析:独立したマウスの群における淋菌の除去を比較する実験は、データの3つの特徴:除去までの時間;平均Log10CFUの長期的傾向、および濃度対時間曲線下面積(AUC)としての累積CFUを推定および試験した。Gulati et al. 2013を参照されたい。統計分析は、1日目および/または2日目での細菌コロニーを最初に生じたマウスを使用して実施した。Gulati et al. 2019を参照されたい。除去までの時間の中央値を、カプランマイヤー生存曲線を使用して推定した;除去までの時間を、マンテル-コックス-ログランク検定およびゲーハン-ブレスロー-ウィルコクソン検定を使用して群間で比較した。AUC平均値(Log10CFU対時間)を、各マウスについて計算し、経時的な細菌負荷(累積感染症)を推定した;曲線下面積平均値を、分布の歪度および尖度が高いために、ノンパラメトリック2標本ウィルコクソン順位和(マン-ホイットニー)検定を使用して群間で比較した。AUC中央値(Log10CFU対時間)のパーセント低減(試験群対プラセボ対照群)を計算した。
【0328】
結果
生存データを以下の表に要約し、図17にグラフで示す。
【0329】
【表33】
【0330】
認められるように、CHIM_0265_1549_FSによるC57BL/6マウスの免疫は、NeGoの異なる2つの株によるチャレンジ感染に対する保護を提供する。
[実施例8]
【0331】
CHIM_0265_1549_FSによって誘導された免疫血清のELISAおよび殺菌試験
【0332】
材料および方法
細菌株:淋菌株WHO_901_F、WHO_902_G、WHO_903_K、WHO_904_L、WHO_905_M、WHO_906_N、WHO_907_O、WHO_908_P、WHO_909_U、WHO_910_V、WHO_911_W、WHO_912_X(H041)、WHO_913_Y、WHO_914_Z、FA1090、MS11、F62、252、NJ1、NJ11、NJ15、NJ19、NJ26、NJ27、NJ36、NJ44、NJ48、NJ60、OC7、OC14、SD3、SD5、SD8、SD15、SF2、SF6、SF7、WR220、1291、334、03701_Cx、PID_LS、PID_1、PID_8、PID_02601、PID_333、PID_6860、PID_02201、およびPID_011、24-1。
【0333】
マウスの免疫および採血:6週齢の雌性C57BL/6マウスを、キメラタンパク質CHIM_0265_1549_FS(25μg)およびアジュバントGLA-SE(5μg)の筋肉内(IM)注射によって免疫した。対照マウスは、GLA-SE(5μg)アジュバントのみを受けた。マウスを、以下のスケジュール:一次免疫(0週目)および追加免疫(3および6週目)注射によって免疫した。マウスの採血を8週目に行った。
【0334】
全細胞溶解物に対する抗体のレベルを測定するためのELISA:マイクロタイターウェルを、リン酸緩衝食塩水(PBS)中のNg株からの全細胞溶解物によってコーティングした。Rice PA et al.を参照ありたい。免疫血清の連続希釈液をウェルに分配し、結合抗体を、アルカリホスファターゼにコンジュゲートした抗マウスIgGによって顕色した。マウスIgGの標準曲線を、抗マウスIgG(Sigma)および純粋マウスIgG(Sigma)によってウェルをコーティングし、純粋マウスIgGの既知濃度を有するアリコートをウェルに分配することによって作成した。Rice PA et al. 2017を参照されたい。ELISAを、採血した同じ5匹のマウスの群からのプールした抗血清について実施した。
【0335】
血清による殺菌アッセイ:血清による殺菌アッセイを以前に記載したように実施し、Gulati et al. 2012を参照されたい。チョコレート寒天プレート上での一晩培養物から採取した細菌を、新しいチョコレート寒天上で再度継代し、5%CO2を含有する大気中、37℃で6時間成長させた。次に、細菌を、血清による殺菌アッセイに使用するために、1mM MgCl2および0.15mM CaCl2を含有する(HBSS++)ハンクス緩衝塩類溶液(HBSS)中に浮遊させた。約2,000CFUを、免疫マウス血清(熱不活化およびIgM枯渇)の連続希釈液と共に、ヒト補体源としての20%正常ヒト血清(NHS)の存在下または非存在下でインキュベートした。Ng株はNHSによる殺菌に対して感受性であることから、Ng株による血清殺菌アッセイを、IgGおよびIgM枯渇NHS(ヒト補体;Pel-Freez)によって実施した。アッセイで使用したマウス血清の最終濃度は67%(最終反応容量80μl中、免疫血清50μl)であった。補体源:IgGおよびIgMを枯渇した正常ヒト血清(Pel-Freez);20%補体を全ての株のために使用した。反応混合物のアリコート25μlを、アッセイの開始時(時間ゼロ[t0])および37℃で30分間インキュベート後(t30)に二連でチョコレート寒天上に播種した。生存を、t0と比較してt30での生存コロニー数として計算した。
【0336】
結果
50個のNeGo株からの全細胞溶解物によるIgG結合の概要を、以下の表および図18に提供する。
【0337】
【表34】
【0338】
上記の濃度をもたらしたELISAプレートからの生データは以下の通りであった。
【0339】
【表35】
【0340】
50個のNeGo株に対するCHIM_0265_1549_FSによる抗体の殺菌活性に関しては、図19を参照されたい。
【0341】
個々のデータを以下の表に示す:
【0342】
【表36】
【0343】
【表37】
【0344】
【表38】
【0345】
【表39】
【0346】
【表40】
【0347】
【表41】
【0348】
【表42】
【0349】
【表43】
【0350】
【表44】
【0351】
【表45】
【0352】
【表46】
【0353】
【表47】
【0354】
【表48】
【0355】
【表49】
【0356】
【表50】
【0357】
【表51】
【0358】
【表52】
【0359】
【表53】
【0360】
【表54】
【0361】
【表55】
【0362】
【表56】
【0363】
【表57】
【0364】
【表58】
【0365】
【表59】
【0366】
【表60】
【0367】
結論すると、キメラコンストラクトCHIM_0265_1549_FSによるマウスの免疫は、NeGo株の広いセレクションを認識する誘導された抗体を提供し、誘導された抗体はまた、同じ広いセレクションの株に対して殺菌活性を発揮することも示される。
【0368】
参考文献
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図1A
図1B
図2A
図2B
図3A
図3B
図4A
図4B
図5A
図5B
図6A
図6B
図7A
図7B
図8A
図8B
図9A
図9B
図10A
図10B
図11A
図11B
図12A
図12B
図13A
図13B
図14A
図14B
図15A
図15B
図16
図17
図18
図19
【配列表】
2024526293000001.xml
【国際調査報告】