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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-17
(54)【発明の名称】コネクタアセンブリ
(51)【国際特許分類】
   F16B 7/20 20060101AFI20240709BHJP
【FI】
F16B7/20 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024503914
(86)(22)【出願日】2022-12-22
(85)【翻訳文提出日】2024-01-22
(86)【国際出願番号】 GB2022053364
(87)【国際公開番号】W WO2023118883
(87)【国際公開日】2023-06-29
(31)【優先権主張番号】2118984.0
(32)【優先日】2021-12-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】GB
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】513268058
【氏名又は名称】スリー スミス グループ リミテッド
【氏名又は名称原語表記】THREE SMITH GROUP LIMITED
【住所又は居所原語表記】Habergham Works, Ainley Industrial Estate, Elland, West Yorkshire, HX5 9JP United Kingdom
(74)【代理人】
【識別番号】110001818
【氏名又は名称】弁理士法人R&C
(72)【発明者】
【氏名】デュフォー,クリストファー,ポール・ダニエル
(72)【発明者】
【氏名】スコフィールド,デール
【テーマコード(参考)】
3J039
【Fターム(参考)】
3J039AA03
3J039JA03
3J039JA04
3J039JA08
(57)【要約】
第一の部材(100)との係合のためのコネクタアセンブリ(10、12、14)。コネクタアセンブリ(10)は、コア要素(300)および係合スリーブ(400)を備えている。第一の部材(100)は、接触面(104)と、中に係合スリーブが嵌合するように構成されているキャビティ(102)に対する開口部(106)とを有するキャビティ(102)を画定する。係合スリーブは、コア要素(300)の少なくとも一部を受け入れるように構成された開口部(406)および管(402)を有する。コア要素(300)と係合スリーブ(400)は、コネクタアセンブリ(10)が第一の構成になっている場合に、係合スリーブ(400)が、第一の構造的部材のキャビティ(102)の接触面(104)に対して滑動可能であるように構成されている。また、コア要素(300)と係合スリーブ(400)は、コネクタアセンブリ(10)が第二の構成になっている場合に、係合スリーブ(400)が、第一の構造的部材(100)に対してロックされるように構成されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一の部材(100)との係合のためのコネクタアセンブリ(10、12、14)であって、前記第一の部材(100)が、接触面(104)と、キャビティ(102)に対する開口部(106)とを有する前記キャビティ(102)を画定するコネクタアセンブリにおいて、前記コネクタアセンブリ(10、12、14)は、
前縁端部(310)から後縁端部(312)に向かって延在する外側係合面(302)を有するコア要素(300)と、
前縁端部(410)から後縁端部(412)まで延在する係合スリーブ(400)であって、前記係合スリーブ(400)が、中心軸(450)を有する管(402)を画定し、前記係合スリーブの管(402)は、前記後縁端部(412)に開口部(406)を有する、係合スリーブとを備え、
前記係合スリーブの開口部(406)および係合スリーブの管(402)は、前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)から延在する前記コア要素(300)の少なくとも一部を受け入れるように構成され、
前記係合スリーブ(400)は、
外側面(422)および内側面(404)を有する係合部材(420)と、
前記第一の部材(100)の前記接触面(104)との係合のために構成された前記係合部材(420)の前記外側面(422)と、
第一の領域(452)および第二の領域(454)を有する前記係合部材(420)の前記内側面(404)であって、前記第二の領域(454)は、前記前縁端部(410)によって画定された自由端(440)から、前記第一の領域(452)の端部まで延在し、前記第一の領域(452)は、前記係合スリーブ管(402)の前記開口部(406)に向かって延在する、前記係合部材の前記内側面と、
前記第一の領域(452)および前記第二の領域(454)内において、互いに対して滑動可能であるように構成された、前記係合部材(420)の前記内側面(404)および前記コア要素(300)の前記外側係合面(302)と、
を備え、
前記コア要素(300)および係合スリーブ(400)は、前記係合スリーブ(400)が、第一の構造的部材の前記キャビティ(102)内に入っている状態で、
前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合部材(420)の前記第一の領域(452)に沿って位置している場合に、前記係合スリーブ(400)が、前記第一の構造的部材の前記キャビティ(102)の接触面(104)に対して滑動可能である第一の構成になるように、前記コネクタアセンブリ(10、12、14)が操作可能であり、および
前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合部材(420)の前記第二の領域(454)に係合されている場合に、前記係合スリーブ(400)が、前記第一の構造的部材(100)に対してロックされる第二の構成になるように、前記コネクタアセンブリ(10)が操作可能である、
ように構成されている、
コネクタアセンブリ。
【請求項2】
前記コア要素(300)および係合スリーブ(400)は、前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合部材(420)の前記内側面(404)の前記第二の領域(454)の少なくとも一部に沿って滑動する場合に、前記コネクタアセンブリ(10)が前記第二の構成になるまで、前記係合部材(420)の前記外側面(422)が、前記第一の部材(100)の前記キャビティの接触面(104)に係合するように促されるように構成されている、請求項1に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項3】
前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合部材(420)の前記内側面(404)の前記第一の領域(452)に沿って位置している場合に、前記係合スリーブ(400)の前記内側面(404)と、前記コア要素(300)の前記外側係合面(302)との間に隙間ばめが維持され、
前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合部材(420)の前記内側面(404)の前記第二の領域(454)に係合されている場合には、前記係合スリーブ(400)の前記内側面(404)と、前記コア要素(300)の前記外側係合面(302)との間には締りばめが存在する、
請求項1または請求項2に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項4】
前記コア要素(300)および係合スリーブ(400)は、前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合部材(420)の前記第二の領域(454)に係合されている状態から、前記係合部材(420)の前記第一の領域(452)に沿って位置している状態に移動する際に、前記コア要素(300)の前記外側係合面(302)が、前記係合スリーブの係合部材(420)が前記第一の部材(100)の前記キャビティの接触面(104)から離れることを可能にするために、前記係合スリーブ(400)の前記内側係合面(404)から離れるように、および前記コネクタアセンブリ(10)が、前記第二の構成から前記第一の構成に移行し、それによって、前記係合スリーブ(400)が、前記第一の構造的部材(100)の前記キャビティの接触面(104)に沿って滑動することを可能にするように構成されている、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項5】
前記第一の構成において、前記係合部材(420)の前記自由端(440)は、前記中心軸(450)から第一の距離(d1)にあり、かつ
前記第二の構成においては、前記係合部材(420)の前記自由端(440)は、前記中心軸(450)から第二の距離(d2)にあり、
前記第二の距離(d2)は、前記第一の距離(d1)よりも大きい、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項6】
前記第一の構成において、前記係合部材の外側面(422)は、直径が前記前縁端部(410)から、第一の直径から第二の直径まで増加し、かつ一定の直径の領域(470)を有する前記後縁端部(412)に向かって延在する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項7】
前記第一の構成において、前記係合部材の内側面(404)は、直径が、前記後縁端部(412)に向かって、前記係合部材の内側面(404)の少なくとも一部に沿って前記前縁端部(410)から増加している、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項8】
前記コア要素(300)の外側係合面(302)は、直径が、前記前縁端部(310)から前記後縁端部(312)に向かって増加し、一定の直径の領域(370)で終端している、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項9】
前記コア要素(300)には、第一のロッキング形状構成(330)が設けられ、
前記係合スリーブ(400)には、第二のロッキング形状構成(430)が設けられ、
前記第一のロッキング形状構成(330)および第二のロッキング形状構成(430)は、互いに係合して、前記係合スリーブ(400)とコア要素(300)とを一緒にロックするように構成され、かつ前記係合スリーブ(400)とコア要素(300)とが分離可能であるように、互いから離れるように構成されている、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項10】
前記第一のロッキング形状構成(330)および前記第二のロッキング形状構成(430)は、
前記第一のロッキング形状構成(330)が前記第二のロッキング形状構成(430)に係合する前に、前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合スリーブ(400)の前記第一の領域(452)内にあり、前記コネクタアセンブリ(10、12、14)が前記第一の構成になっているように、および
前記第一のロッキング形状構成(330)が前記第二のロッキング形状構成(430)に係合した後に、前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合スリーブ(400)の前記第二の領域(454)内にあるように、
配置される、請求項9に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項11】
前記係合スリーブ(400)の前記係合部材の外側面(422)は、滑らかであるか、または、少なくとも一つの係合歯(424)が備えられている、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項12】
前記コア要素(300)は、前記係合スリーブの管(402)を実質的に閉じる、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項13】
前記コア要素(300)は、第二の部材(200)を受け入れて、第二の部材に係合するために構成された後縁端部(312)に、開口部(306)を画定する、請求項1から請求項12のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項14】
前記係合スリーブ(400)は、
追加的な係合部材(420)であって、複数の係合部材(420)が、前記中心軸(450)の周りに離間されている、追加的な係合部材、
を備え、
各係合部材(420)は、
前記キャビティ(102)の接触面(104)との係合のための外側面(424)と、
前記コア要素(300)の外側面(302)との係合のための内側面(404)と、
前記前縁端部(410)における自由端(440)とを有し、
間にスロット(408)がある状態で、前記自由端(440)が、前記中心軸(450)の周りに互いに離間している、
請求項1から請求項13のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項15】
前記第一のロッキング形状構成(330)は、前記係合部材(420)の前記径方向の内側面(404)に係合する前記径方向の外側係合面(302)の部分と、前記コア要素(300)の前記後縁端部(312)との間で、前記コア要素(300)の外側面に設けられ、および
前記第二のロッキング形状構成(430)は、前記係合部材(420)の前記径方向の内側係合面(404)と、前記係合スリーブ(400)の前記後縁端部(412)との間で、前記係合スリーブ(400)の前記内側面に設けられる、
請求項9、請求項10、および、請求項9に従属する場合の請求項11から請求項14、のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12)。
【請求項16】
a.前記コア要素(300)上の前記第一のロッキング形状構成(330)は、第一のねじ山であり、および
b.前記係合スリーブ(400)上の前記第二のロッキング形状構成(430)は、第二のねじ山である、
請求項15に記載のコネクタアセンブリ(10、12)。
【請求項17】
前記第一の構成から前記第二の構成への移行は、前記第一のロッキング形状構成(330)と第二のロッキング形状構成(430)が係合したときに始まる、請求項15または請求項16に記載のコネクタアセンブリ(10、12)。
【請求項18】
前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合スリーブ(400)の前記第二の領域(454)内にある場合に、前記係合部材(420)の前記径方向の内側面(404)が、前記コア要素の外側係合面(302)に接触するように、
前記係合スリーブの係合部材(420)の径方向の内側面(404)は滑らかであり、および
前記コア要素(300)の外側係合面(302)は滑らかである、
請求項15から請求項17のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12)。
【請求項19】
前記第一のロッキング形状構成(330)は、前記コア要素(300)の前記外側面(302)に設けられ、および前記コア要素(300)の前縁端部(310)から、前記コア要素(300)の後縁部(312)に向かって、前記外側係合面(302)から外側に突出し、および外側係合面(302)に沿って延在するマウント(340)を備え、さらに、第一の周方向に延在するためにマウントの側部に設けられた歯(342)をさらに備え、
前記第二のロッキング形状構成(430)は、前記係合スリーブ(400)の係合部材(420)の側部に設けられ、および前記第一の周方向とは反対側の第二の周方向に延在する歯(442)を備え、
前記第一のロッキング形状構成(330)の前記歯(342)と、前記第二のロッキング形状構成(430)の歯(442)は、前記第一のロッキング形状構成(330)の前記歯(342)と、前記第二のロッキング形状構成(430)の歯(442)が係合したときに、前記コア要素(300)と係合スリーブ(400)とが一緒にロックされるようなインターロッキング係合のために構成される、
請求項9、請求項10、および、請求項9に従属する場合の請求項11から請求項14、のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(14)。
【請求項20】
前記コア要素(300)および係合スリーブ(400)は、前記第一のロッキング形状構成(330)と第二のロッキング形状構成(430)とを係合および分離させるように、前記中心軸(450)の周りで互いに対して回転可能である、請求項15から請求項19のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(14)。
【請求項21】
請求項1から請求項20のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)と、
接触面(104)と、前記係合スリーブ(400)の少なくとも前記前縁端部(410)を受け入れるための、キャビティ(102)に対する開口部(106)とを有するキャビティ(102)を画定する第一の部材(100)と、
を備える、構造物のためのパーツのキット。
【請求項22】
前記スリーブの係合部材(420)との係合のための、前記キャビティ(102)の接触面(104)は、実質的に一定の断面積から成る、請求項21に記載のパーツのキット。
【請求項23】
前記スリーブの係合部材(420)との係合のための前記キャビティの接触面(104)の直径は、最大限で、前記スリーブの係合部材の外側面(422)の外径と同じである、請求項21に記載のパーツのキット。
【請求項24】
第二の部材(200)を備え、
前記第二の部材(200)は、前記第一の部材(100)が前記第二の部材(200)に接続可能であるように、前記コア要素(300)から延在し、および/または、前記コア要素(300)に結合され、ならびに
前記第一の部材(100)および/または第二の部材(200)は、ポストまたはレールである、
請求項21から請求項23のいずれか一項に記載のパーツのキット。
【請求項25】
第二の部材(200)を備え、
前記第二の部材(200)は、前記第一の部材(100)が前記第二の部材(200)に接続可能であるように、前記コア要素(300)から延在し、および/または、前記コア要素(300)に結合され、
前記第一の部材(100)はポストであり、および前記第二の部材(200)は、付属品のためのエンドキャップまたはマウントであり、および前記係合スリーブ(400)は、前記第一の部材(100)のキャビティ(102)から前記キャップまたはマウントの外面まで流体的連通を形成する、
請求項21から請求項23のいずれか一項に記載のパーツのキット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタアセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
構造的部材および/または構造的部品を一緒に接続して、堅牢なおよび/または頑丈な構造物を形成することは、一般的な要件である。
【0003】
ポストとレールを接続する従来の方法は、溶接によるものであり、これは、堅固で堅牢な接続をもたらす。しかし、溶接されている構造物の組み立てまたは分解は、時間がかかり、熟練労働者および専門の器具を必要とする。分解の後の、構造物の個別の部品は、前処理される(例えば、機械加工される)必要があるため、それらは、容易に再利用可能ではなく、結果として、材料のロスを生じ、多大な時間を必要とする。
【0004】
構造的部材同士を一緒に接続して、構造物を分解および再利用できるようにする取付具または結合具を用いることが知られている。構造物を組立および分解する人は、結合の部品、その固定部材(例えば、ねじまたはボルト)、および構造的部材を取り扱わなければならず、同時に、固定部材を作用させるための工具を持って操作しなければならない。このことは、面倒であり、時間がかかり、およびストレスがたまる可能性があり、また、組立中に、構造的部材が正しく位置合わせされていない場合には、構造的部材の不安定な接続の原因となる可能性がある。間違いを少なくし、ユーザの安全性を向上させるためには、二人で作業することが一般的である。また、固定部材は、紛失しがちでありおよび/または時間とともに損傷する傾向があり、コネクタの再利用がもどかしくなる。
【0005】
そのため、再利用可能であり、構造的部材を確実に接続し、および一人のユーザが、構造的部材を迅速に接続しおよび分離することを可能にするコネクタが強く所望される。
【発明の概要】
【0006】
本開示によれば、特許請求の範囲に記載されている装置が提供される。本発明の他の特徴は、従属請求項および以下の説明から明らかになるであろう。
【0007】
したがって、第一の部材(100)との係合のためのコネクタアセンブリ(10、12、14)であって、第一の部材(100)が、接触面(104)と、キャビティ(102)に対する開口部(106)とを有するキャビティ(102)を画定するコネクタアセンブリを提供することができる。
【0008】
コネクタアセンブリ(10、12、14)は、前縁端部(310)から後縁端部(312)に向かって延在する外側係合面(302)を有するコア要素(300)を備えることができる。コネクタアセンブリ(10、12、14)は、前縁端部(410)から後縁端部(412)まで延在する係合スリーブ(400)を備えることができ、係合スリーブ(400)は、中心軸(450)を有する管(402)を画定し、係合スリーブ管(402)は、後縁端部(412)に開口部(406)を有する。係合スリーブ開口部(406)と係合スリーブ管(402)とは、コア要素(300)の前縁端部(310)から延在するコア要素(300)の少なくとも一部を受け入れるように構成することができる。係合スリーブ(400)は、外側面(422)および内側面(404)を有する係合部材(420)を備えることができる。係合部材(420)の外側面(422)は、第一の部材(100)の接触面(104)との係合のために構成することができる。係合部材(420)の内側面(404)は、第一の領域(452)および第二の領域(454)を有することができる。第二の領域(454)は、前縁端部(410)によって画定された自由端(440)から、第一の領域(452)の端部まで延在することができ、および第一の領域(452)は、係合スリーブ管(402)の開口部(406)に向かって延在することができる。係合部材(420)の内側面(404)およびコア要素(300)の外側係合面(302)は、第一の領域(452)および第二の領域(454)内において、互いに対して滑動可能であるように構成することができる。コア要素(300)と係合スリーブ(400)は、係合スリーブ(400)が、第一の構造的部材のキャビティ(102)内に入っている状態で、コア要素(300)の前縁端部(310)が、係合部材(420)の第一の領域(452)に沿って位置している場合に、係合スリーブ(400)が、第一の構造的部材のキャビティ(102)の接触面(104)に対して滑動可能である第一の構成になるように、コネクタアセンブリ(10、12、14)が操作可能であるように構成することができる。コネクタアセンブリ(10)は、コア要素(300)の前縁端部(310)が、係合部材(420)の第二の領域(454)に係合されている場合に、係合スリーブ(400)が、第一の構造的部材(100)に対してロックされる第二の構成になるように操作可能にすることができる。
【0009】
コア要素(300)と係合スリーブ(400)は、コア要素(300)の前縁端部(310)が、係合部材(420)の内側面(404)の第二の領域(454)の少なくとも一部に沿って滑動する場合に、コネクタアセンブリ(10)が第二の構成になるまで、係合部材(420)の外側面(422)が、第一の部材(100)のキャビティ接触面(104)に係合するように促されるように構成される。
【0010】
コア要素(300)の前縁端部(310)が、係合部材(420)の内側面(404)の第一の領域(452)に沿って位置している場合、係合スリーブ(400)の内側面(404)と、コア要素(300)の外側係合面(302)との間に隙間ばめが維持される。
【0011】
コア要素(300)の前縁端部(310)が、係合部材(420)の内側面(404)の第二の領域(454)に係合されている場合には、係合スリーブ(400)の内側面(404)と、コア要素(300)の外側係合面(302)との間に締りばめが存在することができる。
【0012】
コア要素(300)と係合スリーブ(400)は、コア要素(300)の前縁端部(310)が、係合部材(420)の第二の領域(454)に係合されている状態から、係合部材(420)の第一の領域(452)に沿って位置している状態に移動する際に、コア要素(300)の外側係合面(302)が、係合スリーブの係合部材(420)が第一の部材(100)のキャビティ接触面(104)から離れることを可能にするために、係合スリーブ(400)の内側係合面(404)から離れるように、およびコネクタアセンブリ(10)が、第二の構成から第一の構成に移行し、それによって、係合スリーブ(400)が、第一の構造的部材(100)のキャビティ接触面(104)に沿って滑動することを可能にするように構成することができる。
【0013】
第一の構成において、係合部材(420)の自由端(440)は、中心軸(450)から第一の距離(d1)にあってもよく、第二の構成においては、係合部材(420)の自由端(440)は、中心軸(450)から第二の距離(d2)にあり、第二の距離(d2)は、第一の距離(d1)よりも大きい。
【0014】
第一の構成において、係合部材の外側面(422)は、直径が前縁端部(410)から、第一の直径から第二の直径まで増加し、および一定の直径の領域(470)を有する後縁端部(412)に向かって延在していてもよい。
【0015】
第一の構成において、係合部材の内側面(404)は、直径が、後縁端部(412)に向かって、係合部材の内側面(404)の少なくとも一部に沿って前縁端部(410)から増加していてもよい。
【0016】
コア要素(300)の外側係合面(302)は、直径が、前縁端部(310)から後縁端部(312)に向かって増加し、一定の直径の領域(370)で終端している。
【0017】
コア要素(300)には、第一のロッキング形状構成(330)を設けることができる。係合スリーブ(400)には、第二のロッキング形状構成(430)を設けることができる。第一のロッキング形状構成(330)と第二のロッキング形状構成(430)は、互いに係合して、係合スリーブ(400)とコア要素(300)とを一緒にロックするように構成することができる。第一のロッキング形状構成(330)と第二のロッキング形状構成(430)は、係合スリーブ(400)とコア要素(300)が分離可能であるように、互いから離れるように構成することができる。
【0018】
第一のロッキング形状構成(330)と第二のロッキング形状構成(430)は、第一のロッキング形状構成(330)が第二のロッキング形状構成(430)に係合する前には、コア要素(300)の前縁端部(310)が、係合スリーブ(400)の第一の領域(452)内にあり、およびコネクタアセンブリ(10、12、14)が第一の構成になっているように配置することができる。第一のロッキング形状構成(330)が第二のロッキング形状構成(430)に係合した後は、コア要素(300)の前縁端部(310)は、係合スリーブ(400)の第二の領域(454)内にあってもよい。
【0019】
係合スリーブ(400)の係合部材の外側面(422)は、滑らかにすることができ、または少なくとも一つの係合歯(424)が備えられていてもよい。
【0020】
コア要素(300)は、係合スリーブの管(402)を実質的に閉じることができる。
【0021】
コア要素(300)は、第二の部材(200)を受け入れて第二の部材に係合するために構成された開口部(306)を、後縁端部(312)において画定することができる。
【0022】
係合スリーブ(400)は、追加的な係合部材(420)を備えていてもよい。複数の係合部材(420)を、中心軸(450)の周りに離間させることができる。各係合部材(420)は、キャビティ(102)の接触面(104)との係合のための外側面(424)と、コア要素(300)の外側面(302)との係合のための内側面(404)と、前縁端部(410)における自由端(440)とを有することができ、自由端(440)が、その間にスロット(408)を有して中心軸(450)の周りに互いに離間しているようになっている。
【0023】
第一のロッキング形状構成(330)は、係合部材(420)の径方向の内側面(404)に係合する径方向外側の係合面(302)の部分と、コア要素(300)の後縁端部(312)との間で、コア要素(300)の外側面に設けることができる。
【0024】
第二のロッキング形状構成(430)は、係合部材(420)の径方向の内側係合面(404)と、係合スリーブ(400)の後縁端部(412)との間で、係合スリーブ(400)の内側面に設けることができる。
【0025】
コア要素(300)上の第一のロッキング形状構成(330)は、第一のねじ山とすることができる。係合スリーブ(400)上の第二のロッキング形状構成(430)は、第二のねじ山とすることができる。第一の構成から第二の構成への移行は、第一のロッキング形状構成(330)と第二のロッキング形状構成(430)が係合したときに始まる。
【0026】
係合スリーブの係合部材(420)の径方向の内側面(404)は滑らかであってもよく、コア要素(300)の外側係合面(302)は、コア要素(300)の前縁端部(310)が、係合スリーブ(400)の第二の領域(454)内にある場合に、係合部材(420)の径方向の内側面(404)が、コア要素の係合面(302)に接触するように、滑らかにすることができる。
【0027】
第一のロッキング形状構成(330)は、コア要素(300)の外側面(302)に設けることができ、コア要素(300)の前縁端部(310)から、コア要素(300)の後縁端部(312)に向かって、外側係合面(302)から外側に突出し、および外側係合面(302)に沿って延在するマウント(340)を備えることができ、さらに、第一の周方向に延在するためにマウントの側部に設けられた歯(342)をさらに備える。
【0028】
第二のロッキング形状構成(430)は、係合スリーブ(400)の係合部材(420)の側部に設けることができ、第一の周方向とは反対側の第二の周方向に延在する歯(442)を備える。
【0029】
第一のロッキング形状構成(330)の歯(342)と、第二のロッキング形状構成(430)の歯(442)は、第一のロッキング形状構成(330)の歯(342)と、第二のロッキング形状構成(430)の歯(442)が係合したときに、コア要素(300)と係合スリーブ(400)が一緒にロックされるようなインターロッキング係合のために構成することができる。
【0030】
コア要素(300)と係合スリーブ(400)は、第一のロッキング形状構成(330)と第二のロッキング形状構成(430)を係合および分離させるように、中心軸(450)の周りで互いに対して回転可能にすることができる。
【0031】
また、本開示によるコネクタアセンブリ(10、12、14)と、接触面(104)および係合スリーブ(400)の少なくとも前縁端部(410)を受け入れるための、キャビティ(102)に対する開口部(406)とを有するキャビティ(102)を画定する第一の部材(100)とを備える構造物のためのパーツのキットを提供することもできる。
【0032】
スリーブの係合部材(420)との係合のための、キャビティ(102)の接触面(104)は、実質的に一定の断面積から成っていてもよい。
【0033】
スリーブの係合部材(420)との係合のためのキャビティの接触面(104)の直径は、最大限で、スリーブの係合部材の外側面(422)の外径と同じであってもよい。
【0034】
パーツのキットは、第二の部材(200)をさらに備えることができ、第二の部材(200)は、第一の部材(100)が第二の部材(200)に結合されるように、コア要素(300)から延在し、および/またはコア要素に結合される。
【0035】
第一の部材(100)および/または第二の部材(200)は、ポストまたはレールとすることができる。
【0036】
第一の部材(100)はポストとすることができ、および第二の部材(200)は、付属品のためのエンドキャップまたはマウントとすることができる。
【0037】
係合スリーブ(400)は、第一の部材(100)のキャビティ(102)からキャップの外面への流体的連通を形成することができる。
【0038】
したがって、コネクタアセンブリと、構造物のためのパーツのキットとが提供される。コネクタアセンブリ10、12、14の要素は、追加的なパーツ(例えば、ねじ)または何らかの結合材料の利用を要することなく、一人のユーザによって容易に組み立てることができ、構造的部材および/または付属品と組合せることができる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
次に、本開示の実施例を添付図面を参照して説明する。
図1】本開示によるコネクタアセンブリの第一の実施例の分解斜視図。
図2図1に示すコネクタアセンブリの組立の段階を示す。
図3図1に示すコネクタアセンブリの組立の段階を示す。
図4図1に示すコネクタアセンブリの組立の段階を示す。
図5】、図1に示すコネクタアセンブリの組立の段階を示す。
図6図1図5に示すコネクタアセンブリの構成要素の部分的組立ての斜視図。
図7図1図6に示すコネクタアセンブリの構成要素の完成したアセンブリの斜視図。
図8】本開示によるコネクタアセンブリの第二の実施例の分解組立図。
図9図8に示すコネクタアセンブリの組立ての段階を示す。
図10図8に示すコネクタアセンブリの組立ての段階を示す。
図11図8に示すコネクタアセンブリの組立ての段階を示す。
図12図8に示すコネクタアセンブリの組立ての段階を示す。
図13図8に示すコネクタアセンブリの組立ての段階を示す。
図14】本開示によるコネクタアセンブリの第三の実施例の分解組立図。
図15図14に示すコネクタアセンブリの組立ての段階を示す。
図16図14に示すコネクタアセンブリの組立ての段階を示す。
図17図14に示すコネクタアセンブリの組立ての段階を示す。
図18図14に示すコネクタアセンブリの組立ての段階を示す。
図19図14に示すコネクタアセンブリの組立ての段階を示す。
図20図14図19に示すコネクタアセンブリの斜視図。
図21図14図20に示すコネクタアセンブリの分解の段階を示す。
図22図14図20に示すコネクタアセンブリの分解の段階を示す。
図23】コネクタアセンブリの第二の実施例のさらなる実施例を示す。
図24】コネクタアセンブリの第三の実施例のさらなる実施例を示す。
図25】本開示によるコネクタアセンブリを用いたアセンブリを示す。
【発明を実施するための形態】
【0040】
本開示は、コネクタアセンブリ10、12、14と、本開示のコネクタアセンブリ10、12、14を備えるパーツのキットと、本開示によるコネクタアセンブリ10、12、14および/またはパーツのキットを含むアセンブリの組立ての方法とに関する。
【0041】
本開示は、接触面104と、キャビティ102に対する開口部106とを有するキャビティ102を画定する、ポストまたはレールとして設けることができる第一の部材100(すなわち、構造的部材)、例えば、中空パイプまたは管との係合のためのコネクタアセンブリ10、12、14に関する。コネクタアセンブリ10、12、14は、管の壁によって画定されたキャビティ内に係合するように構成することができる。コネクタアセンブリ10、12、14は、管状および/または構造的部材100の開口端に係合するように構成することができ、管状および/または構造的部材100は、その壁によって画定されたキャビティに対する開口部を画定する。
【0042】
図に示すように、構造的部材100および/またはキャビティ102は、断面を円形にすることができる。他の実施例では、構造的部材100および/またはキャビティ102は、断面を多角形(例えば、正方形)にすることができる。
【0043】
コネクタアセンブリ10、12、14は、コア要素300および係合スリーブ400を備えている。図示されている実施例においては、断面が円形になっている。他の実施例では、コア要素300および係合スリーブ400は、断面が多角形(例えば、正方形)であってもよい。
【0044】
図1図7は、本開示によるコネクタアセンブリの第一の実施例10を示す。図8図13は、本開示によるコネクタアセンブリの第二の実施例12を示す。図14図20は、本開示によるコネクタアセンブリの第三の実施例14を示す。異なる実施例10、12、14の形状構成は変わっているが、これらの実施例は、共通の形状構成を共有している。共通している形状構成は、同じ符号の使用によって言及されている。
【0045】
本開示の実施例のすべてにおいて、コネクタアセンブリ10、12、14は、前縁端部310(例えば、前縁端部領域310)から後縁端部312に向かって延在する外側係合面302(例えば、径方向外側係合面302)を有するコア要素300を備えている。
【0046】
また、コネクタアセンブリ10、12、14は、前縁端部410から後縁端部412まで延在する係合スリーブ400も備えている。係合スリーブ400は、中心軸450を有する管402を画定する。係合スリーブの管402は、後縁端部412に開口部406を有する。係合スリーブの管402は、前縁端部410に開口部を有することができる。
【0047】
係合スリーブの開口部406と係合スリーブの管402は、コア要素300の前縁端部310から延在するコア要素300の少なくとも一部を受け入れるように構成されている。
【0048】
係合スリーブ400は、第一の構造的部材100のキャビティの接触面104との係合のために構成された外側面422(例えば、径方向外側面422)を有する係合部材420を備えている。係合部材420は、コア要素300の外側係合面302との係合のための内側面404(例えば、径方向内側面404)も備えている。係合部材420は、前縁端部410における自由端440まで延在している。換言すると、係合部材420は、前縁端部410における自由端440で終端している。
【0049】
係合部材420は、(後縁端部412を画定する)係合スリーブ400のベース部(例えば、リング)から自由端440まで延在しているため、「脚」または「フィンガ」と称することができる。係合部材420は、弾力的に柔軟であってもよい。係合部材420は、弾力的に変形可能であってもよい。係合部材420は、係合スリーブ400のベース部(例えば、リング)に対して旋回可能である。係合部材420は、その長さに沿って、柔軟(曲げ可能)であってもよい。
【0050】
例えば、図1図7に示すようないくつかの実施例において、係合スリーブ400の係合部材420の外側面422には、少なくとも一つの係合歯424が設けられ、および外側面は、第一の構造的部材100のキャビティの接触面104を押し付けるように構成されている。
【0051】
図8図24に示すような他の実施例においては、係合スリーブ400の係合部材420の外側面422は、滑らかであり、および第一の構造的部材100のキャビティの接触面104を押し付けるが、キャビティの接触面104に入り込まないように構成されている。
【0052】
図8図24に示すようないくつかの実施例において、コア要素300は、係合スリーブの管402を実質的に閉じる(およびいくつかの実施例においては、密閉する)ように構成することができる。いくつかの実施例において、コア要素300は、中実であってもよい。コア要素300は、前縁端部310において開口部318を画定することができ、管308が、後縁端部312までの経路のすべてではないが一部まで延在している。
【0053】
図1図8に示すような他の実施例において、コア要素300は、後縁端部312に開口部306を、前縁端部310に開口部318を画定し、管1308がそれらの間に延在している。管1308は、第二の部材200、例えば、第二の構造的部材または付属品200を受け入れるためにおよび係合するために構成することができる。例えば、管1308は、ポストの端部を取付けるように、または、別のポストに固定されているアダプタを受け入れるように構成することができる。
【0054】
別法として、図1に示すように、コア要素300は、第二の構造的部材または付属品200の係合形状構成との協働係合のための追加的な係合形状構成を備えていてもよい。その結果として、第二の構造的部材または付属品200は、スリーブ400から延在するコア要素300の部分に位置して、コア要素300の部分に固定することができる。
【0055】
図8図13に示すコネクタアセンブリ12の第二の実施例および図14図22に示す第三の実施例のコネクタアセンブリ14においては、第二の構造的部材または付属品200を、コア要素300の後縁端部312に取付けることができる。例えば、第二の構造的部材または付属品200は、後縁端部312に接着/結合してもよく、または、第二の構造的部材または付属品200が取付けられるように、係合形状構成を後縁端部312に設けてもよい。図23、24に示すように、係合形状構成は、それぞれの後縁端部312、1312に接合されおよびそれぞれの前縁端部310、1310まで延在する、本願明細書に記載されているようなコア要素300と同一の第二のコア要素1300として設けてもよい。このような実施例において、構造的部材または付属品200は、第一の構造的部材100が第一のコア要素300に取付け可能でありかつ固定可能であるのと同じ方法で、第二のコア要素1300に取付け可能でありかつ固定可能である。
【0056】
係合部材420内側面404は、開口部406から離れる方向に第二の領域454まで延在する第一の領域452を有し、第二の領域454は、第一の領域452の端部から、前縁端部410によって画定された自由端440まで延在している。換言すると、第二の領域454は、係合部材420の前縁端部410によって画定された自由端440から、第一の領域452の端部に合流する箇所まで延在し、第一の領域452は、係合スリーブの管402の開口部406に向かって(すなわち、後縁端部412に向かって)、経路の少なくとも一部に延在している。
【0057】
係合スリーブ400は、本願明細書において前述したのと同じかまたは同様の構成から成っていてもよい追加的な係合部材(例えば、フィンガ/脚)420を備えている。複数の係合部材420は、それらの間のスロット408を有するように、中心軸450の周りで離間させることができる。各係合部材420は、キャビティ102の接触面104との係合のための外側面424(例えば、径方向外側面)と、コア要素300の外側面302との係合のための内側面404(例えば、径方向内側面)と、前縁端部410における自由端440とを有している。自由端440は、それらの間のスロット408を有するように、中心軸450の周りで互いに離間させることができる。係合部材420は、互いに対して自由に動くことができる。自由端440の間で間隙を維持することができる。
【0058】
係合スリーブ400の内側面404と、コア要素300の外側係合面302は、コア要素300が、係合スリーブ400の内側面404の第一の領域452および第二の領域454に対して可動(移動可能)であるように構成されている。換言すると、コア要素300の外側係合面302は、係合スリーブ400の内側面404の第一の領域452および第二の領域454に沿って動く(移動する)ように構成されている。
【0059】
内側面404の各係合スリーブの係合部材420は、滑らかにすることができる。コア要素300の外側係合面302は、滑らかにすることができる。コア要素300の外側係合面302は、係合スリーブ400の内側面404の第一の領域452および第二の領域454に沿って滑動するように構成されている。このため、各係合スリーブの係合部材420の内側面404と、コア要素300の外側係合面302が滑らかであるため、コア要素300の外側係合面302は、係合スリーブの管402内に入ることができ、および管から取り外すことができ、および一方のパーツの材料が、他方のパーツの材料に入り込む(例えば、切り込む)ことなく、各係合スリーブの係合部材420の内側面404を含む係合スリーブ400の内側面に対して移動することができる。
【0060】
コア要素300および係合スリーブ400の形状構成は、コア要素300の前縁端部310が、係合部材420の内側面404の第一の領域452に沿って(例えば、隣接して)位置している場合に、係合部材420の内側面404と、コア要素300の外側係合面302との間で隙間ばめを維持できるように、互いに対して大きさを決めることができる。
【0061】
そのため、コア要素300の前縁端部310が、係合スリーブ400の第二の領域454内にある場合、係合スリーブ400の各係合部材420の径方向内側面404の全体を、コア要素の外側係合面302の協働領域に接触させることができる。
【0062】
コア要素300および係合スリーブ400の形状構成は、コア要素300の前縁端部310が、係合部材420の内側面404の第二の領域454に係合された場合に、係合部材420の内側面404と、コア要素300の外側係合面302との間に締りばめが存在するように互いに対して大きさを決めることができる。
【0063】
コア要素300と係合スリーブ400は、係合スリーブ400が、第一の構造的部材のキャビティ102に入っている状態で、コネクタアセンブリ10、12、14が、係合スリーブ400が第一の構造的部材のキャビティ102の接触面104に対して滑動可能である第一の構成になっている場合にコア要素300の前縁端部310が、係合部材420の第一の領域452に沿って(例えば、隣接して)位置するように構成することができる。また、コア要素300と係合スリーブ400は、コネクタアセンブリ10、12、14が、係合スリーブ400が第一の構造的部材100に対して固定されている第二の構成になっている場合に、コア要素300の前縁端部310が、係合部材420の第二の領域454に係合されるように構成することができる。換言すると、係合スリーブ400は、コア要素300の外側面302の前縁端部310が、係合部材420の第二の領域454に係合されるまで、第一の構造的部材のキャビティ102の接触面104に対して自由に移動可能(例えば、滑動可能)である。
【0064】
コア要素300および係合スリーブ400は、コア要素300の前縁端部310が、第一の領域452から、係合部材420の内側面404の第二の領域454の少なくとも一部に沿って移動(例えば、滑動)するときに、コネクタアセンブリ10、12、14が第二の構成になるまで、係合部材420の外側面422が、第一の部材100のキャビティの接触面104に係合するように促されるように構成されている。
【0065】
コア要素300および係合スリーブ400は、コア要素300が、(中心軸450と平行に)係合スリーブの管402に沿った第一の方向に動かされる場合、コア要素300の外側係合面302が、係合部材420の内側係合面404に係合して、コネクタアセンブリ10、12、14を第一の構成から第二の構成に変更するように構成することができる。第一の方向は、係合スリーブ400の後縁端部412から前縁端部410への方向にある。
【0066】
コア要素300および係合スリーブ400はさらに、コア要素300が、(例えば、中心軸450に平行な)係合スリーブの管402に沿った第二の方向に動かされる場合に、コア要素300の外側係合面302が、係合スリーブ400部材の内側係合面404から外れて、コネクタアセンブリ10、12、14を第二の構成から第一の構成に変更し、それによって、係合スリーブ400が、第一の構造的部材100のキャビティの接触面104に沿って滑動することを可能にするように構成することができる。第二の方向は、係合スリーブ400の前縁端部410から後縁端部412への方向にある。
【0067】
換言すると、コア要素300および係合スリーブ400は、コア要素300の前縁端部310が、第一の方向において、係合部材420の第二の領域454に入る(例えば、沿って移動し始める)場合に、係合スリーブの係合部材420の外側面422が、第一の部材100のキャビティの接触面104に係合するように促されるように、コア要素300の外側係合面302が、係合部材420の内側係合面404に係合するのを促されるように構成されている。
【0068】
コア要素300および係合スリーブ400は、コア要素300の前縁端部310が、内側面404の第一の領域452に沿って(例えば、隣接して)位置している状態から、係合部材420の内側面404の第二の領域454に係合されている状態に移動する場合に、コネクタアセンブリ10、12、14が第二の構成になるまで、係合部材420の外側面422が、第一の部材100のキャビティの接触面104に係合するように促されるように、コア要素300の外側係合面302は、係合部材420の内側面404に係合するように促されるように構成されている。
【0069】
コア要素300および係合スリーブ400は、コア要素300の前縁端部領域310が、係合部材420の第二の領域454に係合している状態から、係合部材420の第一の領域452に沿って位置している状態に移動する(すなわち、第二の方向に動かされる)際に、係合スリーブの係合部材420が第一の部材100のキャビティの接触面104から離れることを可能にするために、コア要素300の外側係合面302が、係合スリーブ400の内側係合面404から離れるように、およびコネクタアセンブリ10、12、14が第二の構成から第一の構成に移行して、それによって、係合スリーブ400が、第一の構造的部材100のキャビティの接触面104に沿って滑動することを可能にするように構成されている。
【0070】
コア要素300の外側係合面302の直径は、前縁端部310から後縁端部312に向かって増加させて、一定の直径の領域370で終端させることができる。換言すると、コア要素300の外側係合面302は、前縁端部310から、後縁端部312に向かって延在する一定の直径の領域370まで延在する円錐台状の領域360を有する。係合スリーブ400の内側に沿って、具体的には、係合部材420の内側に沿って移動するコア要素300の作用は、係合部材420を、中心軸450から強制的に離す。
【0071】
図4図9図10図11図16図17に示すように、コネクタアセンブリ10、12、14の第一の構成において、係合部材の外側面422は、円錐台状の領域460を有し、領域460は、直径が前縁端部410から第一の直径から第二の直径まで、増加している。一定の直径の領域470は、円錐台状の領域460の第二の直径の端部から、後縁端部412に向かって延在している。そのため、一定の直径の領域470によって画定された面は、中心軸450に実質的に平行に延在している。第一の直径は、第二の直径の0.90~0.98の範囲の値を有することができる。
【0072】
図4図10図11図16図17に示すように、コネクタアセンブリ10の第一の構成において、係合部材420の自由端440は、中心軸450から第一の距離d1にある。コネクタアセンブリ10、12、14の第一の構成において、係合部材の外側面422と中心軸450との間の距離は、係合部材の外側面422の長さに沿って変化する。
【0073】
図5図13図19に示すように、コネクタアセンブリ10、12、14の第二の構成においては、係合部材420の少なくとも一部は、係合部材の自由端440が、中心軸450から第二の距離d2にあるように、コア要素300によって中心軸450から強制的に離れ、第二の距離d2が第一の距離d1よりも大きい。換言すると、コネクタアセンブリ10、12、14の第二の構成において、係合部材420の自由端440は、中心軸450から第二の距離d2にあり、第二の距離d2は、第一の距離d1よりも大きい。第二の距離d2は、構造的部材100のキャビティの102の内径に少なくとも等しくてもよい。
【0074】
コネクタアセンブリ10、12、14の第二の構成において、係合部材の外側面422と中心軸450との間の距離は、第二の構成において、係合部材の外側面422が、構造的部材100の接触面104に押し付けられるため、実質的に一定にすることができる。コネクタアセンブリ10、12、14の第二の構成において、係合部材の外側面422と中心軸450との間の距離は、自由端440において最大にすることができ、係合部材の外側面422の少なくとも一部に沿って値が縮小してもよい。
【0075】
図9に示す(他の実施例にも当て嵌まる)ように、第一の構成において、係合部材の内側面404は、係合部材の内側面404の少なくとも一部に沿った前縁端部410から、一定の直径の領域id3に向かって、直径がid1からid2まで増加することができ、および一定の直径の領域は、直径id2から後縁412まで延在している。
【0076】
そのため、コア要素300の少なくとも一部がスリーブ部材400の管402に入って管に沿って動かされ、およびコア要素300の外側係合面302が、係合部材の内側面404の少なくとも一部を押し付けると、コア要素300の外側係合面302の円錐台形状および/または係合部材の内側面404は、コア要素300が係合部材400の自由端440に向かって管402内に押し込まれるほど、係合部材400の自由端440、ひいては係合部材の外側面422の少なくとも一部が、中心軸450から離れさせられることが助長されるような相互作用を生じる。このように、実際には、係合部材の外側面422の少なくとも一部は、コア要素300が管402に沿って押されるため、構造的部材100の接触面104に係合する。
【0077】
本開示のコネクタアセンブリ10、12、14の各実施例において、コア要素300には、第一のロッキング形状構成330を設けることができ、および/または係合スリーブ400には、第二のロッキング形状構成430を設けることができる。第一のロッキング形状構成330および第二のロッキング形状構成430は、互いに係合して、係合スリーブ400とコア要素300とを一緒にロックするように構成することができ、および係合スリーブ400とコア要素300が分離可能になる(すなわち、アセンブリを分解できるように、互いに対して移動する、例えば、滑動できる)ように、互いから離れるように構成することができる。
【0078】
第一のロッキング形状構成330および第二のロッキング形状構成430は、それぞれコア要素300およびスリーブ400上に配置され、その結果、コア要素300の前縁310が、後縁端部412から前縁端部410への方向に、スリーブ400の管402の第一の領域452に沿って押されるにつれて、および第一のロッキング形状構成330が第二のロッキング形状構成430に係合する前に、コネクタアセンブリ10、12、14は第一の構成になる。
【0079】
第一のロッキング形状構成330および第二のロッキング形状構成430は、それぞれ、コア要素300およびスリーブ400上に配置され、その結果、コア要素300の前縁端部310が、係合スリーブ400の第二の領域454に係合するにつれて、および/または領域に係合した直後に、第一のロッキング形状構成330は第二のロッキング形状構成430に係合する。
【0080】
コネクタアセンブリ10、12、14の第一の構成から第二の構成への移行は、第一のロッキング形状構成330と第二のロッキング形状構成430が係合したときに始まる。第二の構成は、第一のロッキング形状構成330と第二のロッキング形状構成430とのロッキングの作用によって実現される。
【0081】
第一の実施例のコネクタアセンブリ10に関する図1~7、および第二の実施例のコネクタアセンブリ12の図8図13に示す実施例において、第一のロッキング形状構成330は、係合部材420の径方向内側面404に係合する径方向外側係合面302の部分と、コア要素300の後縁端部312との間の、コア要素300の外側面(例えば、径方向外側面)に設けられている。第二のロッキング形状構成430は、係合部材420の径方向内側係合面404と、係合スリーブ400の後縁端部412との間の、係合スリーブ400の内側面(例えば、径方向内側面)に設けられている。
【0082】
コア要素300上の第一のロッキング形状構成330は、第一のねじ山として設けることができる。係合スリーブ400の第二のロッキング形状構成430は、第二のねじ山として設けることができる。第一のねじ山および第二のねじ山は、互いに互換性がある。コア要素300と係合スリーブ400は、第一のロッキング形状構成330と第二のロッキング形状構成430を係合しおよび離すように、中心軸450を中心に互いに対して回転可能である。係合したロッキング形状構成330、430を用いた中心軸450を中心に互いに対するコア部材300およびスリーブ部材400の回転の作用は、スリーブの管402に沿ったコア部材300の動きを引き起こす。ねじ山は、四条ねじとすることができる。
【0083】
第一のロッキング形状構成330と第二のロッキング形状構成430が係合されると、コア要素300とスリーブ部材400は、中心軸450に沿った互いに対する滑動が防止される。
【0084】
第三の実施例のコネクタアセンブリ14に関する図14図22に示す実施例において、および図20図22に最も良く示すように、第一のロッキング形状構成330は、コア要素300の外側面302(例えば、径方向外側面)に設けられ、外側係合面302から外側(径方向外側)に延在し、および経路のコア要素300の前縁端部310の部分からコア要素300の後縁312に向かって外側係合面302に沿って延在するマウント340(例えば、拡張部またはペデスタル)を備えている。コア要素300の前縁310の外側係合面302の周りに、複数のマウント340を離間させて設けてもよい。
【0085】
複数の係合部材420が、スリーブ400の境界/周囲に離間させて設けられている図14図22に示す実施例において、一つのマウント340または各マウント340は、二つの隣接する係合部材400の間に画定されたスロット408に嵌るように大きさが決まれている。マウント340の外側面(例えば、径方向外側面)によって画定された外径は、管402の直径以下であり、その結果、マウント340は、管402を通って、係合部材420間のスロット408に入ることができる。
【0086】
マウント340は、歯342がそこから第一の方向(例えば、第一の周方向)に延びている側面344を有する。第二のロッキング形状構成430は、係合スリーブ400の係合部材420の側部444に設けられ、第一の周方向とは反対の第二の方向(例えば、第二の周方向)に延在する歯442を備えている。
【0087】
図20図22に最も良く示すように、第一の方向と第二の方向は、中心軸450によって前縁端部410と後縁端部412との間に画定された方向に対して直角である。換言すると、コア要素300およびスリーブ部材400の断面が円形である実施例において、第一の方向は、中心軸450の周りの第一の方向(例えば、時計回りまたは反時計回り)に延び、第二の方向は、第一の方向と反対方向において、中心軸450の周りに第二の方向(反時計回りまたは時計回り)に延びている。
【0088】
第一のロッキング形状構成330の歯342と、第二のロッキング形状構成430の歯442は、第一のロッキング形状構成330の歯342と、第二のロッキング形状構成430の歯442が係合した場合に、コア要素300と係合スリーブ400とが一緒にロックされるようなインターロッキング係合のために構成することができる。
【0089】
図20図22に最も良く示すように、歯342、442は、第一のロッキング形状構成330の鋸歯342の刃溝が、第二のロッキング形状構成430の歯442を受け入れて位置決めするような大きさであり、第二のロッキング形状構成430の鋸歯442の刃溝が、第一のロッキング形状構成330の歯342を受け入れて位置決めするような大きさであるように、本質的に鋸歯とすることができる。
【0090】
図21に示すように、鋸歯342、442は、コア要素300の前縁端部310が、係合部材420の前縁端部410に向かって(すなわち、第一の方向に)および(必要に応じて)前縁端部410を越えて移動する際に、鋸歯342が、鋸歯442を越えて/通り過ぎて(すなわち、歯の他方のセットの刃溝に入ったり出たりして)滑動できるように方向を合わせることができる。しかし、鋸歯342、442は、歯342、442が係合した後に、コア要素300の前縁端部310が、係合部材420の後縁端部412に向かって(すなわち、第二の方向に)移動するように促された場合に、(歯342、442の一方のセットの歯が、歯342、442の他方のセットの刃溝に位置決めされているため)歯342、442が一緒にロックして、コア要素300とスリーブ部材400の相対運動が防止されるように方向を合わせてもよい。
【0091】
図22に示すように、コア要素300と係合スリーブ400は、コア要素300と係合スリーブ400を互いに対して回転させる(または、コア要素300および係合スリーブ400の一方を他方に対して回転させる)ことによって離すことができ、その結果、マウント340の歯342を、係合部材420の歯442から離して持ち上げることができる。例えば、図22に示すように、コア要素300が、中心軸450を中心に方向Aに回転された場合、マウント340は、係合部材の歯442から離れて動かされる。
【0092】
図示されているように、係合スリーブ400は、同じ構成の複数の係合部材(例えば、脚)420を備えることができる。マウント340は、係合部材420間のスロット408のうちのいくつかのみに設けてもよい。そのため、マウント340は、マウント340によって偏向された係合部材420が、スロット408によって画定された自由空間内に曲がり込むように、係合部材420間の一スロットおきのスロット408に設けることができる。換言すると、係合部材420のいくつかは、マウント340から印加される力に応じて、周方向に弾性的に撓むように構成されている。
【0093】
係合部材420のいくつかは、他の係合部材よりも薄くてもよい。例えば、歯442が設けられている係合部材420は、マウント340が係合部材に圧入されたときに偏向するように構成されている係合部材420よりも厚くてもよい。
【0094】
その結果、コア要素300と係合スリーブ400は、第一のロッキング形状構成330と第二のロッキング形状構成430を離すように、中心軸450を中心に互いに対して回転可能である。
【0095】
上述したように、本開示によるコネクタアセンブリ10、12、14には、他の構成要素をパーツのキットとして設けることができる。例えば、実施例の各々に関連する図に示すように、パーツのキットは、接触面104と、係合スリーブ400の少なくとも前縁端部410を受け入れるための、キャビティ102に対する開口部106とを備えたキャビティ102を画定する第一の部材100(例えば、第一の構造的部材)を備えることができる。スリーブ係合部材420との係合のためのキャビティ102の接触面104は、実質的に一定の断面および/または一定の直径である。
【0096】
パーツのキットはさらに、第二の部材200(例えば、構造的部材および/または付属品)を備えることができる。そのため、組立後、第二の部材200は、コア要素300から延在することができおよび/またはコア要素に結合することができ、その結果、第一の部材100は、コネクタアセンブリ10、12、14を介して第二の部材200に結合される。
【0097】
第一の部材100および/または第二の部材200は、中空管および/またはパイプとして設けることができる。第一の部材100および/または第二の部材200は、中空ポストまたは中空レールとして設けてもよい。
【0098】
第一の部材100および/または第二の部材200は、接触面104と、キャビティ102に対する開口部106を備えたキャビティ102を画定している。第一の部材100および/または第二の部材200が中空の管/パイプである実施例において、開口部106は、管/パイプの端部に設けることができる。第一の部材100および/または第二の部材200が、それらの長さに沿って、および/または少なくともそれらの開口端部に向かって一定の厚さを有する壁を備えた、それらの長さに沿って、および/または少なくともそれらの開口端部に向かって、実質的に一定の直径を有する中空の管/パイプである実施例において、キャビティ102は、管/パイプの壁の内側面によって画定することができる。
【0099】
そのため、例えば、円形の場合、スリーブ係合部材420との係合のためのキャビティの接触面104の直径(例えば、幅)は、最大で、スリーブ係合部材の外側面422の外径と同じであってもよい。
【0100】
本開示によるコネクタアセンブリおよび/またはパーツのキットは、
a.レールアセンブリ
b.機械防護アセンブリ
c.手すりアセンブリ
d.欄干アセンブリ
e.デッキアセンブリ
f.ジャングルジムアセンブリ
g.遊び場アセンブリ
h.一時的な支持構造アセンブリ
i.足場アセンブリ
j.垣根アセンブリ
k.ポストアセンブリ
l.一時的なカバーシステム、例えば、塔、展望台、テント用の支持構造
のうちの少なくとも一部を構成することができる。
【0101】
図25は、本開示によるパーツのキットを用いて構成された例示的な構造を示す。本開示によるコネクタアセンブリ10、12、14の実施例のうちのいずれかは、構造的部材100、200から構造を組み立てるために、T継手500、十字継手600および/またはL継手700と組合せることができる。例えば、コネクタアセンブリ10、12、14は、第一の構造的部材100(例えば、管)をT継手に接続することができ、T継手は、さらなる構造的部材100、200につながるさらなるコネクタアセンブリに接続し、および/またはT継手は、さらなる構造的部材100、200に直接接続することができる。
【0102】
第二の部材200は、付属品のためのエンドキャップまたはマウントとすることができる。係合スリーブ400は、(例えば、組立後、構造的部材の内部から、アセンブリの回りの空間への排出口を設けるために)第一の部材100のキャビティ102とキャップまたはマウントの外面との流体連通を提供してもよい。
【0103】
コア要素300と、スリーブ400の後縁端部412との間に、弾力性のあるワッシャまたはシール800を設けてもよい。ワッシャまたはシール800は、コア要素300がスリーブ400を締め付けることができることを確保し、およびロッキング形状構成の係合を保持するために、コア要素300とスリーブ400との間のロッキング形状構成に力がかかることを確保するための弾性部材として設けることができる。
【0104】
作動時に、係合スリーブ400は、まず、キャビティ102(例えば、構造的部材100、200を構成するパイプ、管の端部)に入ることができる。係合部材420は、接触面104に沿って、キャビティ102内に滑り込む。次いで、コア要素300は、スリーブ400の開口部406に入って、管402に沿って通る。上述したように、コア要素300が管402に沿って進み、係合部材420に係合するにつれて、係合部材420の内側面404は外側へ偏向され、係合部材の外側面422は、構造的部材100の接触面104に係合して、それらを一緒に固定する。
【0105】
コア要素300は、ロック手段330、430によって係合スリーブ400にロックされ、それにより、コア要素300が係合スリーブ400から滑り出ることを防止することができ、それによって、コア要素300が、係合スリーブ400にロックされたままであることを確保することができる。
【0106】
必要な場合には、コア要素300は、係合スリーブ400へのロックから解除することができ、組立プロセスを逆にすることによって、スリーブ400から取り外すことができる。コア要素300が取り外された状態で、係合部材420は、自由に内側に偏向し、ひいては係合部材420と構造的部材の接触面104との係合を自由に解除する。
【0107】
したがって、従来技術の実例に勝る著しい利点をもたらす、コネクタアセンブリおよび構造のためのパーツのキットが提供される。
【0108】
コネクタアセンブリは、構造的部材に直列に(すなわち、一度に一つずつ)嵌めることができる二つのみのパーツを備える。このことは、一人のユーザが、接続を容易に形成することができ、その結果として、本開示のコネクタアセンブリを用いて構造を作り上げることがより少ない人数で行えることを意味する。
【0109】
二つのみのパーツ、すなわち、スリーブ400とコア要素300のみを要するため、アセンブリのパーツを作るのに、より少ない製造プロセスおよび材料を要し、それにより、製造および配送を簡単化される。
【0110】
コア要素300とスリーブ400との間の接続機構は、スリーブの構造適部材への係合も生じさせるため、ユーザは、より少ないステップを実行して組立を実現する。二つのみのパーツを連携させることは、組立中に、ユーザがエラーを起こす可能性が低いことも意味する。
【0111】
取付け要素(例えば、ねじおよびボルト)が必要ないため、組立中に(例えば、クロススレッディングによって)パーツが損傷する可能性は低い。
【0112】
この出願に関連して同時に出願されているか、または、本願明細書より以前に出願されている、および本願明細書とともに公開されているすべての書類および文書に対して留意されており、かかるすべての書類および文書の内容は、参照によって本願明細書に組み込まれるものとする。
【0113】
本願明細書に開示されている(任意の添付の特許請求の範囲、要約および図面を含む)すべての特徴、および/またはそのように開示されている任意の方法またはプロセスの工程のすべては、そのような特徴および/またはステップのうちの少なくともいくつかが相互に排他的である組合せを除いて、任意の組合せで組合せることができる。
【0114】
本願明細書に開示されている(任意の添付の特許請求の範囲、要約および図面を含む)各特徴は、別段の明示的な定めがない限り、同一、同様、または類似の目的を果たす代替的な特徴によって置換えられてもよい。したがって、別段の明示的な定めがない限り、開示されている各特徴は、同一または類似の特徴の一般的な一連の一例にすぎない。
【0115】
本発明は、上記の実施形態の詳細に限定されない。本発明は、(任意の添付の特許請求の範囲、要約および図面を含む)本願明細書に開示されている特徴のうちの任意の新規なもの、または任意の新規な組合せ、または、そのように開示されている任意の方法またはプロセスの工程のうちの任意の新規なもの、または任意の新規な組合せにまで及ぶ。
図1
図2-3】
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21-22】
図23
図24
図25
【手続補正書】
【提出日】2024-01-25
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一の部材(100)との係合のためのコネクタアセンブリ(10、12、14)であって、前記第一の部材(100)が、接触面(104)と、キャビティ(102)に対する開口部(106)とを有する前記キャビティ(102)を画定するコネクタアセンブリにおいて、前記コネクタアセンブリ(10、12、14)は、
前縁端部(310)から後縁端部(312)に向かって延在する外側係合面(302)を有するコア要素(300)と、
前縁端部(410)から後縁端部(412)まで延在する係合スリーブ(400)であって、前記係合スリーブ(400)が、中心軸(450)を有する管(402)を画定し、前記係合スリーブの管(402)は、前記後縁端部(412)に開口部(406)を有する、係合スリーブとを備え、
前記係合スリーブの開口部(406)および係合スリーブの管(402)は、前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)から延在する前記コア要素(300)の少なくとも一部を受け入れるように構成され、
前記係合スリーブ(400)は、
外側面(422)および内側面(404)を有する係合部材(420)と、
前記第一の部材(100)の前記接触面(104)との係合のために構成された前記係合部材(420)の前記外側面(422)と、
第一の領域(452)および第二の領域(454)を有する前記係合部材(420)の前記内側面(404)であって、前記第二の領域(454)は、前記前縁端部(410)によって画定された自由端(440)から、前記第一の領域(452)の端部まで延在し、前記第一の領域(452)は、前記係合スリーブ管(402)の前記開口部(406)に向かって延在する、前記係合部材の前記内側面と、
前記第一の領域(452)および前記第二の領域(454)内において、互いに対して滑動可能であるように構成された、前記係合部材(420)の前記内側面(404)および前記コア要素(300)の前記外側係合面(302)と、
を備え、
前記コア要素(300)および係合スリーブ(400)は、前記係合スリーブ(400)が、第一の構造的部材の前記キャビティ(102)内に入っている状態で、
前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合部材(420)の前記第一の領域(452)に沿って位置している場合に、前記係合スリーブ(400)が、前記第一の構造的部材の前記キャビティ(102)の接触面(104)に対して滑動可能である第一の構成になるように、前記コネクタアセンブリ(10、12、14)が操作可能であり、および
前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合部材(420)の前記第二の領域(454)に係合されている場合に、前記係合スリーブ(400)が、前記第一の構造的部材(100)に対してロックされる第二の構成になるように、前記コネクタアセンブリ(10)が操作可能である、
ように構成されている、
コネクタアセンブリ。
【請求項2】
前記コア要素(300)および係合スリーブ(400)は、前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合部材(420)の前記内側面(404)の前記第二の領域(454)の少なくとも一部に沿って滑動する場合に、前記コネクタアセンブリ(10)が前記第二の構成になるまで、前記係合部材(420)の前記外側面(422)が、前記第一の部材(100)の前記キャビティの接触面(104)に係合するように促されるように構成されている、請求項1に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項3】
前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合部材(420)の前記内側面(404)の前記第一の領域(452)に沿って位置している場合に、前記係合スリーブ(400)の前記内側面(404)と、前記コア要素(300)の前記外側係合面(302)との間に隙間ばめが維持され、
前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合部材(420)の前記内側面(404)の前記第二の領域(454)に係合されている場合には、前記係合スリーブ(400)の前記内側面(404)と、前記コア要素(300)の前記外側係合面(302)との間には締りばめが存在する、
請求項1に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項4】
前記コア要素(300)および係合スリーブ(400)は、前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合部材(420)の前記第二の領域(454)に係合されている状態から、前記係合部材(420)の前記第一の領域(452)に沿って位置している状態に移動する際に、前記コア要素(300)の前記外側係合面(302)が、前記係合スリーブの係合部材(420)が前記第一の部材(100)の前記キャビティの接触面(104)から離れることを可能にするために、前記係合スリーブ(400)の前記内側係合面(404)から離れるように、および前記コネクタアセンブリ(10)が、前記第二の構成から前記第一の構成に移行し、それによって、前記係合スリーブ(400)が、前記第一の構造的部材(100)の前記キャビティの接触面(104)に沿って滑動することを可能にするように構成されている、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項5】
前記第一の構成において、前記係合部材(420)の前記自由端(440)は、前記中心軸(450)から第一の距離(d1)にあり、かつ
前記第二の構成においては、前記係合部材(420)の前記自由端(440)は、前記中心軸(450)から第二の距離(d2)にあり、
前記第二の距離(d2)は、前記第一の距離(d1)よりも大きい、
請求項1から請求項のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項6】
前記第一の構成において、前記係合部材の外側面(422)は、直径が前記前縁端部(410)から、第一の直径から第二の直径まで増加し、かつ一定の直径の領域(470)を有する前記後縁端部(412)に向かって延在する、請求項1から請求項いずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項7】
前記第一の構成において、前記係合部材の内側面(404)は、直径が、前記後縁端部(412)に向かって、前記係合部材の内側面(404)の少なくとも一部に沿って前記前縁端部(410)から増加している、請求項1から請求項のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項8】
前記コア要素(300)の外側係合面(302)は、直径が、前記前縁端部(310)から前記後縁端部(312)に向かって増加し、一定の直径の領域(370)で終端している、請求項1から請求項のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項9】
前記コア要素(300)には、第一のロッキング形状構成(330)が設けられ、
前記係合スリーブ(400)には、第二のロッキング形状構成(430)が設けられ、
前記第一のロッキング形状構成(330)および第二のロッキング形状構成(430)は、互いに係合して、前記係合スリーブ(400)とコア要素(300)とを一緒にロックするように構成され、かつ前記係合スリーブ(400)とコア要素(300)とが分離可能であるように、互いから離れるように構成されている、請求項1から請求項のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項10】
前記第一のロッキング形状構成(330)および前記第二のロッキング形状構成(430)は、
前記第一のロッキング形状構成(330)が前記第二のロッキング形状構成(430)に係合する前に、前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合スリーブ(400)の前記第一の領域(452)内にあり、前記コネクタアセンブリ(10、12、14)が前記第一の構成になっているように、および
前記第一のロッキング形状構成(330)が前記第二のロッキング形状構成(430)に係合した後に、前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合スリーブ(400)の前記第二の領域(454)内にあるように、
配置される、請求項9に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項11】
前記係合スリーブ(400)の前記係合部材の外側面(422)は、滑らかであるか、または、少なくとも一つの係合歯(424)が備えられている、請求項1から請求項のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項12】
前記コア要素(300)は、前記係合スリーブの管(402)を実質的に閉じる、請求項1から請求項のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項13】
前記コア要素(300)は、第二の部材(200)を受け入れて、第二の部材に係合するために構成された後縁端部(312)に、開口部(306)を画定する、請求項1から請求項のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項14】
前記係合スリーブ(400)は、
追加的な係合部材(420)であって、複数の係合部材(420)が、前記中心軸(450)の周りに離間されている、追加的な係合部材、
を備え、
各係合部材(420)は、
前記キャビティ(102)の接触面(104)との係合のための外側面(424)と、
前記コア要素(300)の外側面(302)との係合のための内側面(404)と、
前記前縁端部(410)における自由端(440)とを有し、
間にスロット(408)がある状態で、前記自由端(440)が、前記中心軸(450)の周りに互いに離間している、
請求項1から請求項のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)。
【請求項15】
前記第一のロッキング形状構成(330)は、前記係合部材(420)の前記径方向の内側面(404)に係合する前記径方向の外側係合面(302)の部分と、前記コア要素(300)の前記後縁端部(312)との間で、前記コア要素(300)の外側面に設けられ、および
前記第二のロッキング形状構成(430)は、前記係合部材(420)の前記径方向の内側係合面(404)と、前記係合スリーブ(400)の前記後縁端部(412)との間で、前記係合スリーブ(400)の前記内側面に設けられる、
請求項9に記載のコネクタアセンブリ(10、12)。
【請求項16】
a.前記コア要素(300)上の前記第一のロッキング形状構成(330)は、第一のねじ山であり、および
b.前記係合スリーブ(400)上の前記第二のロッキング形状構成(430)は、第二のねじ山である、
請求項15に記載のコネクタアセンブリ(10、12)。
【請求項17】
前記第一の構成から前記第二の構成への移行は、前記第一のロッキング形状構成(330)と第二のロッキング形状構成(430)が係合したときに始まる、請求項15に記載のコネクタアセンブリ(10、12)。
【請求項18】
前記コア要素(300)の前記前縁端部(310)が、前記係合スリーブ(400)の前記第二の領域(454)内にある場合に、前記係合部材(420)の前記径方向の内側面(404)が、前記コア要素の外側係合面(302)に接触するように、
前記係合スリーブの係合部材(420)の径方向の内側面(404)は滑らかであり、および
前記コア要素(300)の外側係合面(302)は滑らかである、
請求項15に記載のコネクタアセンブリ(10、12)。
【請求項19】
前記第一のロッキング形状構成(330)は、前記コア要素(300)の前記外側面(302)に設けられ、および前記コア要素(300)の前縁端部(310)から、前記コア要素(300)の後縁部(312)に向かって、前記外側係合面(302)から外側に突出し、および外側係合面(302)に沿って延在するマウント(340)を備え、さらに、第一の周方向に延在するためにマウントの側部に設けられた歯(342)をさらに備え、
前記第二のロッキング形状構成(430)は、前記係合スリーブ(400)の係合部材(420)の側部に設けられ、および前記第一の周方向とは反対側の第二の周方向に延在する歯(442)を備え、
前記第一のロッキング形状構成(330)の前記歯(342)と、前記第二のロッキング形状構成(430)の歯(442)は、前記第一のロッキング形状構成(330)の前記歯(342)と、前記第二のロッキング形状構成(430)の歯(442)が係合したときに、前記コア要素(300)と係合スリーブ(400)とが一緒にロックされるようなインターロッキング係合のために構成される、
請求項9に記載のコネクタアセンブリ(14)。
【請求項20】
前記コア要素(300)および係合スリーブ(400)は、前記第一のロッキング形状構成(330)と第二のロッキング形状構成(430)とを係合および分離させるように、前記中心軸(450)の周りで互いに対して回転可能である、請求項15に記載のコネクタアセンブリ(14)。
【請求項21】
請求項1から請求項のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ(10、12、14)と、
接触面(104)と、前記係合スリーブ(400)の少なくとも前記前縁端部(410)を受け入れるための、キャビティ(102)に対する開口部(106)とを有するキャビティ(102)を画定する第一の部材(100)と、
を備える、構造物のためのパーツのキット。
【請求項22】
前記スリーブの係合部材(420)との係合のための、前記キャビティ(102)の接触面(104)は、実質的に一定の断面積から成る、請求項21に記載のパーツのキット。
【請求項23】
前記スリーブの係合部材(420)との係合のための前記キャビティの接触面(104)の直径は、最大限で、前記スリーブの係合部材の外側面(422)の外径と同じである、請求項21に記載のパーツのキット。
【請求項24】
第二の部材(200)を備え、
前記第二の部材(200)は、前記第一の部材(100)が前記第二の部材(200)に接続可能であるように、前記コア要素(300)から延在し、および/または、前記コア要素(300)に結合され、ならびに
前記第一の部材(100)および/または第二の部材(200)は、ポストまたはレールである、
請求項21に記載のパーツのキット。
【請求項25】
第二の部材(200)を備え、
前記第二の部材(200)は、前記第一の部材(100)が前記第二の部材(200)に接続可能であるように、前記コア要素(300)から延在し、および/または、前記コア要素(300)に結合され、
前記第一の部材(100)はポストであり、および前記第二の部材(200)は、付属品のためのエンドキャップまたはマウントであり、および前記係合スリーブ(400)は、前記第一の部材(100)のキャビティ(102)から前記キャップまたはマウントの外面まで流体的連通を形成する、
請求項21に記載のパーツのキット。
【国際調査報告】