(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-18
(54)【発明の名称】発電所用石炭供給装置
(51)【国際特許分類】
F23K 1/00 20060101AFI20240710BHJP
B65G 47/16 20060101ALI20240710BHJP
B07B 1/08 20060101ALI20240710BHJP
B01J 4/00 20060101ALI20240710BHJP
【FI】
F23K1/00 A
B65G47/16
B07B1/08
B01J4/00 105Z
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023536056
(86)(22)【出願日】2023-02-24
(85)【翻訳文提出日】2023-06-14
(86)【国際出願番号】 CN2023078159
(87)【国際公開番号】W WO2023226491
(87)【国際公開日】2023-11-30
(31)【優先権主張番号】202210580594.2
(32)【優先日】2022-05-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522183962
【氏名又は名称】華能(福建▲しょう▼州)能源有限責任公司
(74)【代理人】
【識別番号】100145470
【氏名又は名称】藤井 健一
(72)【発明者】
【氏名】林斌
(72)【発明者】
【氏名】翁武強
(72)【発明者】
【氏名】王震皓
【テーマコード(参考)】
3F080
4D021
4G068
【Fターム(参考)】
3F080AA53
3F080BB10
3F080CE03
4D021AA02
4D021AB01
4D021CA11
4D021DA01
4G068AA01
4G068AB22
4G068AC20
4G068AD32
4G068AD45
4G068AF40
(57)【要約】
本発明は発電所用石炭供給装置を開示し、この発電所用石炭供給装置は、篩分フレームと駆動部材とを含む篩分機構を含み、篩分フレームの内部の底面に連動軸が回動して接続され、連動軸の外面にガイドフレームが外嵌され、ガイドフレームの外面に2つの搬送トレイが外嵌され、篩分フレームの一方側の外面に接続フレームが固定して接続される。本発明では、使用時、制御により駆動モータを起動し、駆動モータは連動ギアを介して減速機本体を運行させるように効果的に駆動することができ、減速機本体は第1のベベルギアを介して連動軸を回転させるように効果的に駆動することができ、連動軸はガイドフレームを介して搬送トレイを回転させるように効果的に駆動することができ、この時、ショットフレームを介してガイドフレームの内部に適量の石炭の塊を注入し、分配ホルダの初歩的な遮断によって、石炭の塊は2つの仕様に効果的に分けられることができ、比較的に大きい仕様の石炭の塊はガイドフレームを介して上方の搬送トレイの内部に到達し、比較的に小さい仕様の石炭の塊はガイドフレームを介して下方の搬送トレイ内部に到達する。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
発電所用石炭供給装置であって、
篩分フレーム(101)と駆動部材とを含む篩分機構(1)であって、前記篩分フレーム(101)の内部の底面に連動軸(102)が回動して接続され、前記連動軸(102)の外面にガイドフレーム(103)が外嵌され、前記ガイドフレーム(103)の外面に2つの搬送トレイ(104)が外嵌され、前記篩分フレーム(101)の一方側の外面に接続フレーム(108)が固定して接続され、前記駆動部材は篩分フレーム(101)に設置される篩分機構(1)と、
天井フレーム(201)を含む調節機構(2)であって、前記天井フレーム(201)は篩分フレーム(101)と接続フレーム(108)の天井部との間に固定して接続され、前記天井フレーム(201)の一方側の外面にスライドフレーム(204)が貫通され、前記スライドフレーム(204)の内部に移動ブロック(205)がスライドして挿設され、前記移動ブロック(205)の一方側の外面に回転軸(210)が回動して接続され、前記回転軸(210)の外面に押圧ローラ(211)と第2のベベルギアが外嵌され、前記移動ブロック(205)の底部にネジロッド(206)が固定して接続される調節機構(2)と、
搬送フレーム(301)を含む搬送機構(3)であって、前記搬送フレーム(301)は接続フレーム(108)の一方側に連通して設置され、前記搬送フレーム(301)の内部の底面に2つの取り付けブラケット(302)が固定して接続され、各前記取り付けブラケット(302)の両側の対抗する内表壁の間に何れも2つの支持軸が回動して接続され、各前記支持軸の外面に何れも連動ローラ(303)が外嵌され、4つの前記連動ローラ(303)は2グループに分けられ、各グループの2つの前記連動ローラ(303)の外面の間に何れも搬送ベルト(304)が外嵌される搬送機構(3)と、
エジェクトロッド(401)と、ガイド輪(409)と、位置規制輪(408)とを含む制御機構(4)であって、前記エジェクトロッド(401)は、連動軸(102)の先端に固定して接続され、前記連動軸(102)の先端に防護パイプ(403)が固定して接続され、前記連動軸(102)の外面は、防護パイプ(403)の内部に位置し支持バネ(404)がスライドして外嵌され、前記防護パイプ(403)の内表壁に複数の連動溝が等距離で開設され、前記防護パイプ(403)の外面に当てトレイ(407)がスライドして外嵌され、前記連動軸(102)の外面に回転ブラケット(402)がスライドして外嵌され、前記回転ブラケット(402)の天井部に複数の移動ロッド(406)とカード(405)が等距離で固定して接続され、複数の前記移動ロッド(406)の先端は当てトレイ(407)の底部に固定して接続され、複数の前記カード(405)はいずれも対応する連動溝の内部にスライドして挿設され、前記位置規制輪(408)とガイド輪(409)はいずれもショットフレーム(203)の内表壁に固定して接続され、前記ガイド輪(409)の内表壁と当てトレイ(407)の外面に何れも通過シュートが開設される制御機構(4)とを含む、ことを特徴とする発電所用石炭供給装置。
【請求項2】
そのうちの1つの前記搬送トレイ(104)の内部の底面に複数の濾過孔が等距離で開設され、前記連動軸(102)の外面に分配ホルダ(105)と第1のベベルギアが外嵌される、ことを特徴とする請求項1に記載の発電所用石炭供給装置。
【請求項3】
前記駆動部材は、減速機本体(106)と、駆動モータ(107)とを含み、前記減速機本体(106)と駆動モータ(107)は、いずれも篩分フレーム(101)の内部の底面に固定して接続され、前記減速機本体(106)の出力端にも第1のベベルギアが外嵌され、2つの前記第1のベベルギアは噛み合われ、前記減速機本体(106)の入力端に連動ギアが外嵌され、前記駆動モータ(107)の出力端にも駆動ギアが外嵌され、2つの前記駆動ギアは噛み合われる、ことを特徴とする請求項2に記載の発電所用石炭供給装置。
【請求項4】
前記篩分フレーム(101)の一方側の外面に2つの第1の接続口が開設され、前記接続フレーム(108)の一方側の外面に2つの第2の接続口が開設され、各前記第2の接続口の内部は、対応する第1の接続口の内部に連通される、ことを特徴とする請求項3に記載の発電所用石炭供給装置。
【請求項5】
前記接続フレーム(108)の内部の天井面に防護フレーム(109)が固定して接続され、前記防護フレーム(109)の両側の対向する内表壁の間に2つの仕切板(110)が固定して接続される、ことを特徴とする請求項4に記載の発電所用石炭供給装置。
【請求項6】
前記防護フレーム(109)の一方側の外面に2つの搬送口が開設され、前記防護フレーム(109)の一方側の外面に2つの材料ガイド板が固定して接続される、ことを特徴とする請求項5に記載の発電所用石炭供給装置。
【請求項7】
前記天井フレーム(201)の天井部に固定フレーム(202)が固定して接続され、前記固定フレーム(202)の内部にショットフレーム(203)が挿設され、前記ショットフレーム(203)の内部はガイドフレーム(103)の内部に連通される、ことを特徴とする請求項6に記載の発電所用石炭供給装置。
【請求項8】
前記スライドフレーム(204)の底部に回動パイプ(207)が回動して接続され、前記回動パイプ(207)はネジロッド(206)に螺合され、前記回動パイプ(207)の外面にウォームホイル(209)が外嵌され、前記スライドフレーム(204)の底部にウォーム(208)が回動して接続され、前記ウォーム(208)はウォームホイル(209)に噛み合われ、前記スライドフレーム(204)の両側の外面にいずれも移動口が開設される、ことを特徴とする請求項7に記載の発電所用石炭供給装置。
【請求項9】
前記移動ブロック(205)の天井部に載置板(212)が固定して接続され、前記載置板(212)の一方側の外面に回転モータ(213)が固定して接続され、前記回転モータ(213)の出力端にも第2のベベルギアが外嵌され、2つの前記第2のベベルギアは噛み合われる、ことを特徴とする請求項8に記載の発電所用石炭供給装置。
【請求項10】
各グループのそのうちの1つの前記支持軸の外面にいずれもプーリが外嵌され、2つの前記プーリの外面の間にベルトが外嵌めされ、そのうちの1つの前記支持軸の外面に第3のベベルギアが外嵌され、そのうちの1つの前記取り付けブラケット(302)の一方側の外面に搬送モータ(308)が固定して接続され、前記搬送モータ(308)の出力端にも第3のベベルギアが外嵌され、2つの前記第3のベベルギアは噛み合われ、前記搬送フレーム(301)の内部の底面に位置規制ブラケット(305)が固定して接続され、前記位置規制ブラケット(305)の両側の内表壁にいずれも2つの取り付けステー(306)が固定して接続され、各前記取り付けステー(306)の一方側の外面にいずれも複数の位置規制軸が等距離で回動して接続され、各前記位置規制軸の外面に位置規制ローラ(307)が外嵌され、前記搬送フレーム(301)の一方側の外面に吐出口が開設され、前記搬送フレーム(301)の一方側の外面に吐出フレーム(309)が固定して接続される、ことを特徴とする請求項9に記載の発電所用石炭供給装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、石炭搬送設備の技術分野に属し、具体的に、発電所用石炭供給装置である。
【背景技術】
【0002】
火力発電は、可燃物が燃焼する時に発生する熱エネルギーを利用して、発電動力装置を通じて電力に変換する発電方式である。
【0003】
ところが、従来技術において、従来の発電所用石炭供給設備の殆どは、石炭の塊のみを移動・搬送させることができ、仕様が比較的に大きい石炭の塊が多く集積して投入されることを招きやすく、実際の石炭の塊の燃焼効果に影響を与え、設備の実際の使用効果の不良に繋がる
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、実際の燃焼の様子に応じて石炭の塊の仕様の調節を効果的に行うことができ、実際の燃焼の需要に応じて石炭の塊を十分に燃焼させることが確保される発電所用石炭供給装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明が採用する技術案は次の通りである。発電所用石炭供給装置であって、篩分フレームと駆動部材とを含む篩分機構であって、前記篩分フレームの内部の底面に連動軸が回動して接続され、前記連動軸の外面にガイドフレームが外嵌され、前記ガイドフレームの外面に2つの搬送トレイが外嵌され、前記篩分フレームの一方側の外面に接続フレームが固定して接続され、前記駆動部材は篩分フレームに設置される篩分機構と、
天井フレームを含む調節機構であって、前記天井フレームは篩分フレームと接続フレームの天井部との間に固定して接続され、前記天井フレームの一方側の外面にスライドフレームが貫通され、前記スライドフレームの内部に移動ブロックがスライドして挿設され、前記移動ブロックの一方側の外面に回転軸が回動して接続され、前記回転軸の外面に押圧ローラと第2のベベルギアが外嵌され、前記移動ブロックの底部にネジロッドが固定して接続される調節機構と、
搬送フレームを含む搬送機構であって、前記搬送フレームは接続フレームの一方側に連通して設置され、前記搬送フレームの内部の底面に2つの取り付けブラケットが固定して接続され、各前記取り付けブラケットの両側の対向する内表壁の間にいずれも2つの支持軸が回動して接続され、各前記支持軸の外面にいずれも連動ローラが外嵌され、4つの前記連動ローラは2グループに分けられ、各グループの2つの前記連動ローラの外面の間にいずれも搬送ベルトが外嵌される搬送機構と、
エジェクトロッドと、ガイド輪と、位置規制輪とを含む制御機構であって、前記エジェクトロッドは、連動軸の先端に固定して接続され、前記連動軸の先端に防護パイプが固定して接続され、前記連動軸の外面は、防護パイプの内部に位置し支持バネがスライドして外嵌され、前記防護パイプの内表壁に複数の連動溝が等距離で開設され、前記防護パイプの外面に当てトレイがスライドして外嵌され、前記連動軸の外面に回転ブラケットがスライドして外嵌され、前記回転ブラケットの天井部に複数の移動ロッドとカードが等距離で固定して接続され、複数の前記移動ロッドの先端は当てトレイの底部に固定して接続され、複数の前記カードはいずれも対応する連動溝の内部にスライドして挿設され、前記位置規制輪とガイド輪はいずれもショットフレームの内表壁に固定して接続され、前記ガイド輪の内表壁と当てトレイの外面にいずれも通過シュートが開設される制御機構と、含む。
【0006】
ここで、そのうちの1つの前記搬送トレイの内部の底面に、複数の濾過孔が等距離で開設され、前記連動軸の外面に分配ホルダと第1のベベルギアが外嵌される。
【0007】
ここで、前記駆動部材は、減速機本体と、駆動モータとを含み、前記減速機本体と駆動モータは、いずれも篩分フレームの内部の底面に固定して接続され、前記減速機本体の出力端にも第1のベベルギアが外嵌され、2つの前記第1のベベルギアは噛み合われ、前記減速機本体の入力端に連動ギアが外嵌され、前記駆動モータの出力端にも駆動ギアが外嵌され、2つの前記駆動ギアは噛み合われる。
【0008】
ここで、前記篩分フレームの一方側の外面に2つの第1の接続口が開設され、前記接続フレームの一方側の外面に2つの第2の接続口が開設され、各前記第2の接続口の内部は、対応する第1の接続口の内部に連通される。
ここで、前記接続フレームの内部の天井面に防護フレームが固定して接続され、前記防護フレームの両側の対向する内表壁の間に2つの仕切板が固定して接続される。
【0009】
ここで、前記防護フレームの一方側の外面に2つの搬送口が開設され、前記防護フレームの一方側の外面に2つの材料ガイド板が固定して接続される。
【0010】
ここで、前記天井フレームの天井部に固定フレームが固定して接続され、前記固定フレームの内部にショットフレームが挿設され、前記ショットフレームの内部はガイドフレームの内部に連通される。
【0011】
ここで、前記スライドフレームの底部に回動パイプが回動して接続され、前記回動パイプはネジロッドに螺合され、前記回動パイプの外面にウォームホイルが外嵌され、前記スライドフレームの底部にウォームが回動して接続され、前記ウォームはウォームホイルに噛み合われ、前記スライドフレームの両側の外面にいずれも移動口が開設される。
【0012】
ここで、前記移動ブロックの天井部に載置板が固定して接続され、前記載置板の一方側の外面に回転モータが固定して接続され、前記回転モータの出力端にも第2のベベルギアが外嵌され、2つの前記第2のベベルギアは噛み合われる。
【0013】
ここで、各グループのそのうちの1つの前記支持軸の外面にいずれもプーリが外嵌され、2つの前記プーリの外面の間にベルトが外嵌され、そのうちの1つの前記支持軸の外面に第3のベベルギアが外嵌され、そのうちの1つの前記取り付けブラケットの一方側の外面に搬送モータが固定して接続され、前記搬送モータの出力端にも第3のベベルギアが外嵌され、2つの前記第3のベベルギアは噛み合われ、前記搬送フレームの内部の底面に位置規制ブラケットが固定して接続され、前記位置規制ブラケットの両側の内表壁にいずれも2つの取り付けステーが固定して接続され、各前記取り付けステーの一方側の外面にいずれも複数の位置規制軸が等距離で回動して接続され、各前記位置規制軸の外面にいずれも位置規制ローラが外嵌され、前記搬送フレームの一方側の外面に吐出口が開設され、前記搬送フレームの一方側の外面に吐出フレームが固定して接続される。
【発明の効果】
【0014】
以上により、上述した技術案を採用したため、本発明の有益な効果は次の通りである。
【0015】
本発明では、使用時、制御により駆動モータを起動し、駆動モータは連動ギアを介して減速機本体を運行させるように効果的に駆動することができ、減速機本体は、第1のベベルギアを介して連動軸を回転させるように効果的に駆動することができ、連動軸は、ガイドフレームを介して搬送トレイを回転させるように効果的に駆動することができ、この時、ショットフレームを介してガイドフレームの内部に適量の石炭の塊を注入し、連動軸の駆動によってエジェクトロッドは防護パイプを回転させるように効果的に駆動することができ、回転する防護パイプはカードによって回転ブラケットを回転させるように効果的に駆動することができ、支持バネの支持によって回転ブラケットは位置規制輪に位置規制されて起伏移動し、移動ロッドは当てトレイに高度の起伏をさせるように駆動することができ、比較的に小さい石炭の塊は通過シュートを介してガイドフレームの内部に効果的に進入することができ、当てトレイにおいてガイド輪と連携して比較的に大きい石炭の塊を間隔をおいて投入することができ、石炭の塊が分配ホルダを塞ぐことを効果的に防止し、分配ホルダの初期的な遮断によって、石炭の塊は2つの仕様に分けられることができ、比較的に大きい仕様の石炭の塊はガイドフレームを介して上方の搬送トレイの内部に到達し、比較的に小さい仕様の石炭の塊はガイドフレームを介して下方の搬送トレイの内部に到達し、搬送トレイの回転作用によって、石炭の塊は第1の接続口と第2の接続口を介して対応する仕切板の天井部に効果的に搬送されることができ、仕切板にガイドされて様々な仕様の石炭の塊は対応する搬送ベルトの天井部に効果的に搬送されることができ、制御により搬送モータを起動し、搬送モータは第3のベベルギア、プーリ及びベルトを介して対応する2つの支持軸を回転させるように効果的に駆動することができ、支持軸は対応する連動ローラを回転させるように駆動することができ、連動ローラは搬送ベルトに石炭の塊を搬送させるように効果的に駆動することができ、様々な仕様の石炭の塊は吐出口と吐出フレームを介して規定の使用位置までに搬送されることができるとともに、実際の燃焼様子に応じて、制御によりウォームを回転し調節することができ、ウォームはウォームホイルによって回動パイプを回転させるように効果的に駆動することができ、回転する回動パイプは、ネジロッドの使用高度を効果的に調節することができ、ネジロッドは、移動ブロックの使用高度を効果的に調節することができ、移動ブロックは回転軸により押圧ローラと対応する搬送トレイとの間の間隔を効果的に調節することができ、制御により回転モータを起動し、回転モータは、第2のベベルギアを介して回転軸を回転させるように効果的に駆動することができ、回転軸は押圧ローラを効果的に回転させるように駆動することができ、回転する回転軸は、回転する搬送トレイと連携して、石炭の塊の仕様に対する押圧及び調節を行うことができ、大きい仕様と小さい仕様の石炭の塊の輸出の比例を効果的に制御し調節して、実際の燃焼効果を効果的に向上させ、設備は特定機能を効果的に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図4】本発明の篩分機構正面視断面展開斜視図である。
【
図6】本発明の調節機構の側面視断面展開斜視図である。
【
図9】本発明の搬送機構の正面視断面展開斜視図である。
【
図10】本発明の
図9におけるD部分拡大図である。
【
図12】本発明の制御機構の正面視断面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の目的、技術案及び利点をより明確にするために、以下、図面及び実施例を結び付けて、本発明をさらに詳しく説明する。理解すべきこととして、ここで記述される実施例は、本発明を限定するためのものではなく、本発明を解釈するためのものに過ぎない。
実施例1
【0018】
図1~
図12を参照して、発電所用石炭供給装置であって、篩分機構1と、調節機構2と、搬送機構3と、制御機構4とを含み、篩分機構1は、篩分フレーム101と、駆動部材とを含み、篩分フレーム101を設けることにより、設備の他の機能部材を設置するための取付ベースを提供するとともに、天井フレーム201と連携して設備の他の機能部材に対して安全性防護を行うことができ、篩分フレーム101の内部の底面に連動軸102が回動して接続され、連動軸102を設けることにより、設備の他の機能部材を容易に取り付けて設置するとともに、搬送トレイ104が回転するのに必要となる動力を提供することができ、連動軸102の外面にガイドフレーム103が外嵌され、ガイドフレーム103を設けることにより、石炭の塊を効果的に搬送することができ、ガイドフレーム103の外面に2つの搬送トレイ104が外嵌され、搬送トレイ104を設けることにより、石炭の塊を効果的に分散して処理することができ、搬送された後の石炭の塊が集積し過ぎることを効果的に防止し、篩分フレーム101の一方側の外面に接続フレーム108が固定して接続され、接続フレーム108を設けることにより、設備の他の機能部材を容易に取り付けて設置し、篩分フレーム101と搬送フレーム301を効果的に連通し接続することができ、駆動部材は篩分フレーム101に設置され、調節機構2は天井フレーム201を含み、天井フレーム201を設けることにより、設備の他の機能部材を容易に取り付けて設置し、天井フレーム201は、篩分フレーム101と接続フレーム108の天井部との間に固定して接続され、天井フレーム201の一方側の外面にスライドフレーム204が貫通され、スライドフレーム204を設けることにより、移動ブロック205を容易に取り付けて設置し、スライドフレーム204の内部に移動ブロック205がスライドして挿設され、移動ブロック205を設けることにより、回転軸210の使用位置の移動、調節を容易に行い、移動ブロック205の一方側の外面に回転軸210が回動して接続され、回転軸210を設けることにより、押圧ローラ211を容易に取り付けて設置するとともに、押圧ローラ211は効果的に回転することができ、回転軸210の外面に押圧ローラ211と第2のベベルギアが外嵌され、第2のベベルギアを設けることにより、回転モータ213は回転軸210を回転させるように効果的に駆動することができ、移動ブロック205の底部にネジロッド206が固定して接続され、ネジロッド206を設けることにより、移動ブロック205の使用位置を効果的に調節することができ、搬送機構3は搬送フレーム301を含み、搬送フレーム301を設けることにより、設備の他の機能部材を容易に取り付けて設置し、搬送フレーム301は、接続フレーム108の一方側に連通して設置され、搬送フレーム301の内部の底面に2つの取り付けブラケット302が固定して接続され、取り付けブラケット302を設けることにより、支持軸を容易に取り付けて設置し、各取り付けブラケット302の両側の対向する内表壁の間にいずれも2つの支持軸が回動して接続され、支持軸を設けることにより、連動ローラ303を容易に取り付けて設置し、各支持軸の外面にいずれも連動ローラ303が外嵌され、連動ローラ303を設けることにより、搬送ベルト304を容易に取り付けて設置し、4つの連動ローラ303は2グループに分けられ、各グループの2つの連動ローラ303の外面にいずれも搬送ベルト304が外嵌され、搬送ベルト304を設けることにより、石炭の塊を効果的に移動、搬送することができ、制御機構4は、エジェクトロッド401と、ガイド輪409と、位置規制輪408とを含み、エジェクトロッド401を設けることにより、防護パイプ403及びカード405と連携して、連動軸102は回転ブラケット402を回転させるように駆動することができ、ガイド輪409を設けることにより、当てトレイ407と連携して石炭の塊を効果的に遮断することができ、位置規制輪408を設けることにより、回転ブラケット402の使用状態を効果的に支持、調節することができ、エジェクトロッド401は連動軸102の先端に固定して接続され、連動軸102の先端に防護パイプ403が固定して接続され、防護パイプ403を設けることにより、石炭の塊が支持バネ404の使用に影響を与えることを効果的に防止することができ、連動軸102の外面は、防護パイプ403の内部に位置し、支持バネ404がスライドして外嵌され、支持バネ404を設けることにより、カード405と連携して、回転ブラケット402を効果的に位置規制することができ、防護パイプ403の内表壁に複数の連動溝が等距離で開設され、連動溝を設けることにより、カード405を容易に取り付けて設置し、防護パイプ403の外面に当てトレイ407がスライドして外嵌され、連動軸102の外面に回転ブラケット402がスライドして外嵌され、回転ブラケット402を設けることにより、設備の他の機能部材を容易に取り付けて設置し、回転ブラケット402の天井部に複数の移動ロッド406とカード405が等距離で固定して接続され、移動ロッド406を設けることにより、回転ブラケット402は当てトレイ407が移動するように駆動することができ、複数の移動ロッド406の先端は当てトレイ407の底部に固定して接続され、複数のカード405はいずれも対応する連動溝の内部にスライドして挿設され、位置規制輪408とガイド輪409はいずれもショットフレーム203の内表壁に固定して接続され、ガイド輪409の内表壁と当てトレイ407の外面にいずれも通過シュートが開設され、通過シュートを設けることにより、比較的に小さい石炭の塊をガイドフレーム103の内部に効果的に投入することができる。
【0019】
図3~
図10を参照して、そのうちの1つの搬送トレイ104の内部の底面に複数の濾過孔が等距離で開設され、濾過孔を設置することにより、押圧された後の小さい仕様の石炭の塊を下方の搬送トレイ104に効果的に落下することができ、連動軸102の外面に分配ホルダ105と第1のベベルギアが外嵌され、第1のベベルギアを設けることにより、減速機本体106は連動軸102を回転させるように効果的に駆動することができ、駆動部材は、減速機本体106と、駆動モータ107とを含み、減速機本体106を設けることにより、駆動モータ107による回転速度を効果的に調節することができ、駆動モータ107を設けることにより、減速機本体106を運行するのに必要となる動力を提供し、減速機本体106と駆動モータ107はいずれも篩分フレーム101の内部の底面に固定して接続され、減速機本体106の出力端にも第1のベベルギアが外嵌され、2つの第1のベベルギアは噛み合われ、減速機本体106の入力端に連動ギアが外嵌され、連動ギアを設けることにより、駆動モータ107は減速機本体106を効果的に運行させるように効果的に駆動することができ、駆動モータ107の出力端にも駆動ギアが外嵌され、2つの駆動ギアは噛み合われ、篩分フレーム101の一方側の外面に2つの第1の接続口が開設され、第1の接続口を設けて第2の接続口と連携して、篩分された後の様々な仕様の石炭の塊は、対応する仕切板110の天井部に効果的に搬送されることができ、接続フレーム108の一方側の外面に2つの第2の接続口が開設され、各第2の接続口の内部は対応する第1の接続口の内部に連通され、接続フレーム108の内部の天井面に防護フレーム109が固定して接続され、防護フレーム109を設けることにより、石炭の塊が飛散することを効果的に防止することができ、防護フレーム109の両側の対向する内表壁の間に2つの仕切板110が固定して接続され、仕切板110を設けることにより、石炭の塊を効果的にガイドしながら搬送することができ、防護フレーム109の一方側の外面に2つの搬送口が開設され、搬送口を設けることにより石炭の塊を対応する搬送ベルト304の天井部までに効果的に搬送することができ、防護フレーム109の一方側の外面に2つの材料ガイド板が固定して接続され、材料ガイド板を設けることにより、石炭の塊を対応する搬送ベルト304の天井部までに効果的に搬送することができ、天井フレーム201の天井部に固定フレーム202が固定して接続され、固定フレーム202を設けることにより、ショットフレーム203を容易に取り付けて設置し、固定フレーム202の内部にショットフレーム203が挿設され、ショットフレーム203を設けることにより、ガイドフレーム103の内部に適量の石炭の塊を容易に注入し、ショットフレーム203の内部はガイドフレーム103の内部に連通され、スライドフレーム204の底部に回動パイプ207が回動して接続され、回動パイプ207を設けることにより、ネジロッド206の使用高度を効果的に移動、調節することができ、回動パイプ207はネジロッド206に螺合され、回動パイプ207の外面にウォームホイル209が外嵌され、ウォームホイル209を設けることにより、ウォーム208は回動パイプ207を回転させるように効果的に駆動することができ、スライドフレーム204の底部にウォーム208が回動して接続され、ウォーム208はウォームホイル209に噛み合われ、スライドフレーム204の両側の外面にいずれも移動口が開設され、移動口を設けることにより、回転軸210は使用位置の移動を効果的に行うことができ、移動ブロック205の天井部に載置板212が固定して接続され、載置板212を設けることにより、回転モータ213を容易に取り付けて設置し、載置板212の一方側の外面に回転モータ213が固定して接続され、回転モータ213を設けることにより、回転軸210が回転するのに必要となる動力を提供し、回転モータ213の出力端にも第2のベベルギアが外嵌され、2つの第2のベベルギアは噛み合われ、各グループのそのうちの1つの支持軸の外面にいずれもプーリが外嵌され、プーリを設け且つベルトと連携して、対応する2つの支持軸は効果的に回転することができ、2つのプーリの外面の間にベルトが外嵌され、そのうちの1つの支持軸の外面に第2のベベルギアが外嵌され、そのうちの1つの取り付けブラケット302の一方側の外面に搬送モータ308が固定して接続され、搬送モータ308を設けることにより、支持軸が回転するのに必要となる動力を提供し、搬送モータ308の出力端にも第3のベベルギアが外嵌され、2つの第3のベベルギアは噛み合われ、搬送フレーム301の内部の底面に位置規制ブラケット305が固定して接続され、位置規制ブラケット305を設けることにより、設備の他の機能部材を容易に取り付けて設置し、位置規制ブラケット305の両側の内表壁にいずれも2つの取り付けステー306が固定して接続され、取り付けステー306を設けることにより、位置規制軸を容易に取り付けて設置し、各取り付けステー306の一方側の外面にいずれも複数の位置規制軸が等距離で回動して接続され、位置規制軸を設けることにより、位置規制ローラ307を容易に取り付けて設置し、各位置規制軸の外面にいずれも位置規制ローラ307が外嵌され、位置規制ローラ307を設置することにより、搬送ベルト304の搬送状態を効果的に規制することができ、搬送フレーム301の一方側の外面に吐出口が開設され、吐出口を設け且つ吐出フレーム309と連携して、様々な仕様の石炭の塊を効果的に出力することができ、搬送フレーム301の一方側の外面に吐出フレーム309が固定して接続される。
【0020】
使用時、制御により駆動モータ107を起動し、駆動モータ107は連動ギアを介して減速機本体106を運行させるように効果的に駆動することができ、減速機本体106は第1のベベルギアを介して連動軸102を回転させるように効果的に駆動することができ、連動軸102はガイドフレーム103を介して搬送トレイ104を回転させるように効果的に駆動することができ、この時、ショットフレーム203を介してガイドフレーム103の内部に適量の石炭の塊を注入し、連動軸102の駆動によって、エジェクトロッド401は防護パイプ403を回転させるように効果的に駆動することができ、回転する防護パイプ403は、カード405によって回転ブラケット402を回転させるように効果的に駆動することができ、支持バネ404の支持によって、回転ブラケット402は位置規制輪408に位置規制されて起伏移動し、移動ロッド406は当てトレイ407を高度の起伏をさせるように効果的に駆動することができ、比較的に小さい石炭の塊は通過シュートを介してガイドフレーム103の内部に効果的に進入することができ、当てトレイ407にはガイド輪409と連携して比較的に大きい石炭の塊を間隔をおいて投入することができ、石炭の塊によって分配ホルダ105を塞ぐことを効果的に防止し、分配ホルダ105の初期的な遮断によって、石炭の塊は2つの仕様に効果的に分けられることができ、比較的に大きい仕様の石炭の塊はガイドフレーム103を介して上方の搬送トレイ104の内部に到達し、比較的に小さい仕様の石炭の塊はガイドフレーム103を介して下方の搬送トレイ104の内部に到達し、搬送トレイ104の回転作用によって、石炭の塊は第1の接続口と第2の接続口を介して対応する仕切板110の天井部までに搬送されることができ、仕切板110のガイドによって、様々な仕様の石炭の塊は対応する搬送ベルト304の天井部に効果的に搬送されることができ、制御により搬送モータ308を起動し、搬送モータ308は第3のベベルギア、プーリ及びベルトによって対応する2つの支持軸を回転させるように効果的に駆動することができ、支持軸は対応する連動ローラ303を回転させるように駆動することができ、連動ローラ303は搬送ベルト304が石炭の塊の搬送を行うように効果的に駆動することができ、様々な仕様の石炭の塊は吐出口と吐出フレーム309を介して規定の使用位置までに効果的に搬送されることができるとともに、実際の燃焼様子に応じて、制御によりウォーム208を回転、調節することができ、ウォーム208はウォームホイル209によって回動パイプ207を回転させるように効果的に駆動することができ、回転する回動パイプ207はネジロッド206の使用高度を効果的に調節することができ、ネジロッド206は移動ブロック205の使用高度を効果的に調節することができ、移動ブロック205は回転軸210によって押圧ローラ211と対応する搬送トレイ104との間の間隔を効果的に調節することができ、制御により回転モータ213を起動し、回転モータ213は第2のベベルギアを介して回転軸210を回転させるように効果的に駆動することができ、回転軸210は押圧ローラ211を効果的に回転させるように駆動することができ、回転する回転軸210は回転する搬送トレイ104と連携して、石炭の塊の仕様の押圧、調節を行うことができ、大きい仕様と小さい仕様の石炭の塊の出力の比例を効果的に制御、調節し、実際の燃焼効果を効果的に向上させ、設備は特有の機能を効果的に実現することができる。
【0021】
以上の記述は本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明を制限するためのものではなく、本発明の精神及び趣旨を超えない範囲で行われたいかなる修正、同等置換及び改良などは、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
【符号の説明】
【0022】
1 篩分機構、101 篩分フレーム、102 連動軸、103 ガイドフレーム、104 搬送トレイ、105 分配ホルダ、106 減速機本体、107 駆動モータ、108 接続フレーム、109 防護フレーム、110 仕切板、2 調節機構、201 天井フレーム、202 固定フレーム、203 ショットフレーム、204 スライドフレーム、205 移動ブロック、206 ネジロッド、207 回動パイプ、208 ウォーム、209 ウォームホイル、210 回転軸、211 押圧ローラ、212 載置板、213 回転モータ、3 搬送機構、301 搬送フレーム、302 取り付けブラケット、303 連動ローラ、304 搬送ベルト、305 位置規制ブラケット、306 取り付けステー、307 位置規制ローラ、308 搬送モータ、309 吐出フレーム、4 制御機構、401 エジェクトロッド、402 回転ブラケット、403 防護パイプ、404 支持バネ、405 カード、406 移動ロッド、407 当てトレイ、408 位置規制輪、409 ガイド輪。
【国際調査報告】