IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ テイクショット・エルエルシーの特許一覧

特表2024-526734ショットストローならびにその製造方法および使用方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-19
(54)【発明の名称】ショットストローならびにその製造方法および使用方法
(51)【国際特許分類】
   A47G 21/18 20060101AFI20240711BHJP
   B65D 39/08 20060101ALI20240711BHJP
   B65D 41/04 20060101ALI20240711BHJP
【FI】
A47G21/18
B65D39/08
B65D41/04 200
B65D41/04
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024501675
(86)(22)【出願日】2022-07-12
(85)【翻訳文提出日】2024-03-08
(86)【国際出願番号】 US2022036784
(87)【国際公開番号】W WO2023287762
(87)【国際公開日】2023-01-19
(31)【優先権主張番号】63/220,900
(32)【優先日】2021-07-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】63/279,904
(32)【優先日】2021-11-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】524013296
【氏名又は名称】テイクショット・エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100114188
【弁理士】
【氏名又は名称】小野 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100119253
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 賢教
(74)【代理人】
【識別番号】100124855
【弁理士】
【氏名又は名称】坪倉 道明
(74)【代理人】
【識別番号】100129713
【弁理士】
【氏名又は名称】重森 一輝
(74)【代理人】
【識別番号】100137213
【弁理士】
【氏名又は名称】安藤 健司
(74)【代理人】
【識別番号】100183519
【弁理士】
【氏名又は名称】櫻田 芳恵
(74)【代理人】
【識別番号】100196483
【弁理士】
【氏名又は名称】川嵜 洋祐
(74)【代理人】
【識別番号】100160749
【弁理士】
【氏名又は名称】飯野 陽一
(74)【代理人】
【識別番号】100160255
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 祐輔
(74)【代理人】
【識別番号】100219265
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 崇大
(74)【代理人】
【識別番号】100203208
【弁理士】
【氏名又は名称】小笠原 洋平
(74)【代理人】
【識別番号】100146318
【弁理士】
【氏名又は名称】岩瀬 吉和
(74)【代理人】
【識別番号】100127812
【弁理士】
【氏名又は名称】城山 康文
(72)【発明者】
【氏名】クラムジー,シェーン
【テーマコード(参考)】
3B115
3E084
【Fターム(参考)】
3B115AA17
3B115BA18
3B115DA09
3B115DA11
3E084AA06
3E084AA24
3E084AB02
3E084BA02
3E084BA05
3E084EB02
3E084EB10
3E084FA09
3E084FB02
3E084GA01
3E084GA02
3E084GB01
3E084GB02
3E084HB03
3E084HB09
3E084JA20
3E084LD02
3E084LD13
(57)【要約】
ストローおよび一方向弁を備える装置。ストローは、頂端部と、ストロー本体と、頂端部の反対側で容器内に配置されるように構成された底端部と、を含むことができる。一方向弁は、ストローの底端部に取り外し可能に連結され、吸引力がストローの頂端部に生成されるときに容器内の液体がストローに入ることを可能にするように構成され得る。他の実施形態が開示されている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
頂端部と、
ストロー本体と、
前記頂端部の反対側にあって、容器内に配置されるように構成された底端部と、
を備えるストローと、
前記ストローの前記底端部に取り外し可能に連結され、前記ストローの前記頂端部に吸引力が発生したときに、前記容器内の液体が前記ストローに入ることを可能にするように構成された一方向弁と、
を備える装置。
【請求項2】
前記ストローの前記頂端部に取り外し可能に連結された頂部キャップをさらに備える、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記頂部キャップが、
ねじ付き蓋か、
シュータ蓋か、
ヒンジ付きフリップキャップか、
ツイストキャップか、もしくは
スクイズ蓋、のうちの1つを備えること、または
前記頂部キャップが、前記吸引力が前記ストローの前記頂端部に発生したときに、前記ストロー内の第2の液体が前記頂端部から前記ストローの外に出ることを可能にするように構成された頂部一方向弁をさらに備えること、
のうちの1つまたは複数である、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記頂部一方向弁が、
クロススリット弁か、
ダックビル弁か、
ばね弁か、または
テンション弁、のうちの1つを備える、
請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記一方向弁に取り外し可能に連結され、前記一方向弁を密封するように構成された底部キャップをさらに備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
【請求項6】
前記底部キャップが、
1/4回転ねじ付きキャップか、または
端部キャップ、のうちの1つをさらに備える、
請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記一方向弁が、
クロススリット弁か、
ダックビル弁か、
ばね弁か、または
テンション弁、のうちの1つを備える、
請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
【請求項8】
前記ストローの前記頂端部を取り外し可能に密封するフィルムか、
前記ストロー本体内の第2の液体か、
約22.86センチメートルの高さか、
約0.635センチメートル~1.905センチメートルの外径か、または
約29.57ミリリットル~88.72ミリリットルの体積、
のうちの1つまたは複数をさらに備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
【請求項9】
前記ストロー本体が透明プラスチックもしくは熱可塑性プラスチックを備えること、または
前記ストロー本体の外面がブランド情報を含むこと、
のうちの1つまたは複数である、請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
【請求項10】
ストロー本体を有するストローを設けるステップと、
前記ストローの底端部に一方向弁を連結するステップと、を含み、
前記底端部が容器内に配置されるように構成され、
前記一方向弁が、前記ストローの頂端部、前記ストローの前記底端部とは反対側の頂端部に吸引力が発生したときに、前記容器内の液体が前記ストローに入ることを可能にするように構成される、
方法。
【請求項11】
頂部キャップを前記ストローの前記頂端部に取り外し可能に連結するステップか、
前記一方向弁を密封するために前記一方向弁に底部キャップを取り外し可能に連結するステップか、
取り外し可能なフィルムによって前記ストローの前記頂端部を密封するステップか、または
前記ストロー本体に第2の液体を充填するステップ、
のうちの1つまたは複数をさらに含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記頂部キャップが、
ねじ付き蓋か、
シュータ蓋か、
ヒンジ付きフリップキャップか、
ツイストキャップか、もしくは
スクイズ蓋のうちの1つをさらに備えること、
前記頂部キャップが、前記吸引力が前記ストローの前記頂端部に発生したときに、前記ストロー内の前記第2の液体が前記頂端部から前記ストローの外に出ることを可能にするように構成された頂部一方向弁をさらに備えること、または
前記底部キャップが、
1/4回転ねじ付きキャップか、もしくは
端部キャップ、のうちの1つをさらに備えること、
のうちの1つまたは複数である、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記頂部一方向弁が、
クロススリット弁か、
ダックビル弁か、
ばね弁か、または
テンション弁、のうちの1つをさらに備える
請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記一方向弁が、
クロススリット弁か、
ダックビル弁か、
ばね弁か、もしくは
テンション弁、のうちの1つをさらに備えること、
前記ストロー本体が、透明プラスチックまたは熱可塑性プラスチックを備えること、
前記ストロー本体の外面がブランド情報を含むこと、
前記ストローの高さが約22.86センチメートルであること、
前記ストロー本体の外径が約0.635センチメートル~1.905センチメートルであること、または
前記ストロー本体の体積が約29.57ミリリットル~88.72ミリリットルであること、
のうちの1つまたは複数である、請求項10から13のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
装置の底端部が容器内の第1の液体中に沈められた状態で、前記装置を前記容器内に配置するステップであって、前記装置が、
頂端部と、
ストロー本体と、
前記頂端部の反対側の前記底端部と、
を備えるストローと、
前記ストローの前記底端部に取り外し可能に連結された一方向弁と、を備える、ステップと、
前記ストローの前記頂端部において吸引することによって、前記装置から前記ストロー内の前記第1の液体および第2の液体を飲むステップと、
を含む方法。
【請求項16】
前記第2の液体が前記ストローの頂端部または底端部から充填される、
請求項15に記載の方法。
【請求項17】
(a)前記装置が、前記ストローの前記頂端部に取り外し可能に連結された頂部キャップをさらに備え、
前記ストロー内の前記第1の液体および前記第2の液体を飲むステップが、前記頂部キャップを開くステップをさらに含むこと、
(b)前記装置が、前記一方向弁に取り外し可能に連結され、前記一方向弁を密封するように構成された底部キャップをさらに備え、
前記ストロー内の前記第1の液体および前記第2の液体を飲むステップが、前記底部キャップを開くステップをさらに含むこと、
(c)前記装置が、前記ストローの前記頂端部を取り外し可能に密封するように構成されたフィルムをさらに備え、
前記ストロー内の前記第1の液体および前記第2の液体を飲むステップが、前記フィルムを除去するステップをさらに含むこと、または
(d)前記装置が、
約22.86センチメートルの高さ、
約0.635センチメートル~1.905センチメートルの外径、もしくは
約29.57ミリリットル~88.72ミリリットルの体積、
のうちの1つまたは複数をさらに備えること、
のうちの1つまたは複数である、請求項15または16に記載の方法。
【請求項18】
前記頂部キャップが、
ねじ付き蓋か、
シュータ蓋か、
ヒンジ付きフリップキャップか、
ツイストキャップか、もしくは
スクイズ蓋のうちの1つをさらに備えること、
前記頂部キャップが、吸引力が前記ストローの前記頂端部に発生したときに、前記ストロー内の前記第2の液体が前記頂端部から前記ストローの外に出ることを可能にするように構成された頂部一方向弁をさらに備えること、または
前記底部キャップが、
1/4回転ねじ付きキャップか、もしくは
端部キャップ、のうちの1つをさらに備えること、
のうちの1つまたは複数である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記頂部一方向弁が、
クロススリット弁か、
ダックビル弁か、
ばね弁か、または
テンション弁、のうちの1つを備える
請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記一方向弁が、
クロススリット弁か、
ダックビル弁か、
ばね弁か、もしくは
テンション弁、のうちの1つを備えること、
前記ストロー本体が、透明なプラスチックまたは熱可塑性プラスチックをさらに備えること、または
前記ストロー本体の外面がブランド情報を含むこと、
のうちの1つまたは複数である、請求項15から19のいずれか一項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2021年7月12日に出願された米国仮特許出願第63/220,900号および2021年11月16日に出願された米国仮特許出願第63/279,904号の優先権を主張する。米国仮特許出願第63/220,900号および第63/279,904号は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本開示は、一般に、液体を飲むための装置に関する。
【背景技術】
【0003】
ソーシャルイベントで友人とショットすることは、一般的なボンディング体験である。しかし、1回の飲みですべてのショットをすることは一部の人にとって困難であり、強い味を減らすためにショットの後にチェイサーを取ることがある。さらに、ガラスから直接ショットすると詰まるおそれがある。したがって、ショットとチェイサーとを均等に混合せずにチェイサーでショットを一緒に飲むためのストローを備えた新しい装置が必要とされている。
【0004】
実施形態のさらなる説明を容易にするために、以下の図面が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1】一実施形態による装置またはショットストローの正面図である。
図2】一実施形態による、別個に表示された装置またはショットストローおよびその構成要素の正面図である。
図3】一実施形態による、装置またはショットストロー、および別々に表示されたその構成要素のいくつかの正面図である。
図4】一実施形態による、装置またはショットストロー、および別々に表示されたその構成要素のいくつかの分解図である。
図5】一実施形態による、装置またはショットストロー、およびその構成要素の一部を示す図である。
図6】一実施形態による、装置またはショットストロー、およびその構成要素の一部を示す図である。
図7】一実施形態による、一方向弁の断面図である。
図8】一実施形態による、一方向弁アセンブリの構成要素を示す図である。
図9】一実施形態によるダックビル一方向弁の断面図である。
図10】一実施形態による、装置またはショットストロー、およびその一部を示す図である。
図11】一実施形態による、装置またはショットストロー、およびその一部を示す図である。
図12】一実施形態による、装置またはショットストロー、およびその一部を示す図である。
図13】一実施形態による、装置またはショットストローの斜視図である。
図14】一実施形態による、装置またはショットストローの正面立面図である。
図15】一実施形態による、装置またはショットストローの正面図である。
図16】一実施形態による、装置またはショットストローの構成要素のいくつかの正面図である。
図17】一実施形態による、装置またはショットストローの構成要素のいくつかの正面図である。
図18】一実施形態による、装置またはショットストローの構成要素のいくつかの正面図である。
図19】一実施形態による、装置またはショットストローの構成要素のいくつかの正面図である。
図20】一実施形態による、装置またはショットストローの構成要素のいくつかの正面図である。
図21】一実施形態による、装置またはショットストローの構成要素のいくつかの正面図である。
図22】一実施形態による、装置またはショットストローの構成要素のいくつかの正面図である。
図23】一実施形態による、装置またはショットストローの構成要素のいくつかの正面図である。
図24】一実施形態による、キャップが開いた状態の装置またはショットストローの底面斜視図である。
図25】一実施形態による、ボトルと共に使用される装置またはショットストローの正面図である。
図26】一実施形態による装置またはショットストローを示す図である。
図27】一実施形態による装置またはショットストローを示す図である。
図28】一実施形態による装置またはショットストローを示す図である。
図29】一実施形態による、装置またはショットストローの正面立面図である。
図30】一実施形態による、装置またはショットストローの分解図である。
図31】一実施形態による、装置またはショットストローを示す図である。
図32】一実施形態による、装置またはショットストローのいくつかの構成要素を示す図である。
図33】一実施形態による、装置またはショットストローのいくつかの構成要素を示す図である。
図34】一実施形態による、装置またはショットストローのいくつかの構成要素を示す図である。
図35】一実施形態による、装置またはショットストローのいくつかの構成要素を示す図である。
図36】一実施形態による、装置またはショットストローのいくつかの構成要素を示す図である。
図37】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図38】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図39】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図40】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図41】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図42】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図43】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図44】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図45】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図46】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図47】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図48】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図49】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図50】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図51】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図52】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図53】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図54】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図55】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図56】一実施形態による例示的な一方向弁を示す図である。
図57】一実施形態による、装置を提供するための方法のフローチャートである。
図58】一実施形態による、装置を使用するための方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0006】
説明を簡単かつ明確にするために、図面は一般的な構成方法を示し、周知の特徴および技術の説明および詳細は、本開示を不必要に不明瞭にすることを避けるために省略することができる。さらに、図面の要素は必ずしも縮尺通りに描かれていない。例えば、図中の要素のいくつかの寸法は、本開示の実施形態の理解を向上させるのを助けるために、他の要素に対して誇張されている場合がある。異なる図における同じ符号は、同じ要素を示す。
【0007】
明細書および特許請求の範囲における「第1の」、「第2の」、「第3の」、「第4の」などの用語は、存在する場合、同様の要素を区別するために使用され、必ずしも特定の連続したまたは時系列の順序を説明するためのものではない。そのように使用される用語は、本明細書に記載された実施形態が、例えば、本明細書に例示または他の様態で記載されたもの以外の順序で動作することができるように、適切な状況下で交換可能であることを理解されたい。さらに、「含む」および「有する」という用語、ならびにそれらの任意の変形は、非排他的な包含を網羅することを意図しており、その結果、要素のリストを含むプロセス、方法、システム、物品、デバイス、または装置は、必ずしもそれらの要素に限定されず、明示的に列挙されていない、またはそのようなプロセス、方法、システム、物品、デバイス、もしくは装置に固有の他の要素を含むことができる。
【0008】
本明細書および特許請求の範囲における「左」、「右」、「前」、「後」、「頂部」、「底部」、「上方」、「下方」などの用語は、存在する場合、説明を目的として使用され、必ずしも永久的な相対位置を説明するために使用されるものではない。そのように使用される用語は、本明細書に記載の装置、方法、および/または製品の実施形態が、例えば、本明細書に図示または他の様態で記載されているものとは異なる向きで動作することができるように、適切な状況下で交換可能であることを理解されたい。
【0009】
本明細書で定義されるように、「およそ」は、いくつかの実施形態では、記載された値の±10%以内を意味し得る。他の実施形態では、「およそ」は、記載された値の±5パーセント以内を意味することができる。さらなる実施形態では、「およそ」は、記載された値の±3パーセント以内を意味することができる。さらに他の実施形態では、「およそ」は、記載された値のプラスまたはマイナス1パーセント以内を意味することができる。
【0010】
様々な実施形態は、装置を含むことができる。装置は、ストローおよび一方向弁を含むことができる。装置のストローは、頂端部と、ストロー本体と、頂端部の反対側で容器(例えば、ボトル、カップ、またはマグ)内に配置されるように構成された底端部と、を含むことができる。ストロー本体の外面は、装置または装置の供給元を宣伝するためのブランド情報(例えば、商標、サービスマーク、販売業者または配給業者の名称など)を含むことができる。さらに、装置の一方向弁は、ストローの底端部に取り外し可能に連結することができ、ストローの頂端部に吸引力が生じたときに容器内の液体(例えば、水、ジュース、ビール、ソーダなど)がストローに入ることを可能にするように構成することができる。一方向弁の例は、クロススリット弁、ダックビル弁、スプリング弁、テンション弁、または任意の他の適切な一方向弁を含むことができる。
【0011】
いくつかの実施形態では、装置は、ストローの頂端部に取り外し可能に連結された頂部キャップをさらに含むことができる。頂部キャップの例は、ねじ付き蓋、シュータ蓋、ヒンジ付きフリップキャップ、ツイストキャップ、および/またはスクイズ蓋を含むことができる。いくつかの実施形態では、頂部キャップは、吸引力がストローの頂端部に生成されるときに、ストロー内の第2の液体(例えば、アルコールショットまたはウェルネスドリンク)が頂端部からストローを出ることを可能にするように構成された頂部一方向弁をさらに含むことができる。頂部一方向弁は、クロススリット弁、ダックビル弁、スプリング弁、テンション弁、または任意の他の適切な一方向弁を含むことができる。多くの実施形態では、装置はまた、ストローの頂端部を取り外し可能に密封するように構成されたフィルム(例えば、熱誘導箔など)を含むことができる。
【0012】
いくつかの実施形態では、装置は、一方向弁に取り外し可能に連結され、一方向弁を密封するように構成された底部キャップをさらに含むことができる。底部キャップは、1/4回転ねじ式キャップ、端部キャップ、または任意の他の適切なキャップを含むことができる。底部キャップはまた、任意の適切な構成要素、例えばシリコーンまたはゴム製の蓋によって一方向弁を密封するように構成することができる。いくつかの実施形態では、装置は、ストロー本体に第2の液体をさらに含むことができる。さらに、装置および/またはその構成要素はそれぞれ、任意の適切な寸法、体積、構成、および/または材料を有することができる。例えば、装置は、約9インチ(22.86センチメートル(cm))の高さ、約1/4インチ(0.635cm)~3/4インチ(1.905cm)の外径、および/または約1液量オンス(29.57ミリリットル(ml))~3液量オンス(88.72ml)の容積を含むことができる。ストロー本体は、透明プラスチック、熱可塑性樹脂、および/または任意の他の適切な材料をさらに含むことができる。
【0013】
様々な実施形態はショットストローを含む。ショットストローは、ストローおよび一方向弁を含むことができる。ショットストローおよび/またはその構成要素(例えば、ストローおよび/または一方向弁)はそれぞれ、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかにおける装置またはショットストローおよび/またはその対応する構成要素と同様または実質的に同一であり得る。ストローは、任意の適切な材料で作ることができ、任意の適切な形状、寸法、および/または装飾的特徴などを有することができる。例えば、ストローは、硬質透明プラスチックまたは熱可塑性樹脂などで作ることができる。そのようなプラスチックまたは熱可塑性樹脂の例は、ポリエチレンテレフタレート(PETEまたはPET)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、低密度ポリエチレン(LDPE)、ポリプロピレン(PP)、押出ポリスチレン(PS)、ポリカーボネート(PC)、ポリラクチド(PLA)、アクリル、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ガラス繊維、およびナイロンを含むことができる。ストローはさらに、ストローの外面に印刷、エッチング、または取り付けられたブランディング、ロゴ、美的デザインなどを含むことができる。ストローは、任意の適切な寸法および厚さの円筒管であってもよい。いくつかの実施形態では、ストローは、通常の使い捨てストローよりも厚くすることができる。例示的なストローは、9インチ(22.86cm)などの通常のストローの高さ、および1/4インチ(0.635cm)~3/4インチ(1.905cm)の外径を有することができる。
【0014】
いくつかの実施形態では、ショットストローの一方向弁は、ストローの内側、ストローの底端部またはその近くに配置することができる。一方向弁は、ユーザがストローの頂端部から吸引することによって上向きの圧力が生じたときに、液体がストローの底端部からストローの頂端部に向かって流れることを可能にするが、逆には流れないように構成することができる。一方向弁の例には、食品グレードのクロススリット(x-スリット)一方向弁、ダックビル一方向弁、ばね弁、テンション弁などが含まれ得る。
【0015】
いくつかの実施形態では、ショットストローは、ストローの頂端部を完全にまたは部分的に取り外し可能に密封するまたは覆うように構成された、ねじ付き蓋、シュータ蓋、ヒンジ付きフリップキャップ、ツイストキャップ、またはスクイズ蓋などの頂部キャップをさらに含むことができる。いくつかの実施形態では、ショットストローはまた、ストローの底端部を全体的または部分的に取り外し可能に密封または覆うように構成された、1/4回転ねじ付きキャップまたはシリコーン端部キャップなどの底部キャップを含むことができる。ショットストローが少なくともストロー、一方向弁、およびストローの頂端部を取り外し可能に密封するための頂部キャップを含むいくつかの実施形態では、頂部キャップと一方向弁との間のストロー内に内部空間を形成し、アルコールショット(例えば、ウォッカ)、薬液、ウェルネスショットなどの液体で予め充填(または再充填)することができる。特定の実施形態では、ショットストローは、内部空間に予め充填された液体/ショット(例えば、1~3液量オンス(29.57~88.72ml)のアルコールまたはウェルネスショット)、および各端部に取り付けられた頂部キャップ/底部キャップで製造および販売することができる。ショットストローが棚から販売されるショットで予め充填されている場合、ストロー本体の頂部/底部開口部は、頂部/底部キャップの下に覆われ、最初の使用前に除去することができるフィルム(例えば、熱誘導ホイル、リフトアンドピール誘導ライナなど)でさらに密封することができる。
【0016】
いくつかの実施形態では、内側に事前に充填されたショットを有するショットストローを使用するために、頂部キャップおよび底部キャップを開閉することができ、ストローを含む容器(例えば、カップ/ガラスなど)の内部にストローの底端部を入れて入れることができる。この一方向弁は、ショットが容器内に流れ落ちるのを防ぐことができる。ユーザは、ストローが一方向弁を通ってストローに到達することができるので、ストローを飲むためにストローの頂部を吸い込むことができ、その後にストローが続く。いくつかの実施形態では、ショットストローは、使い捨てであっても再使用可能であってもよく、および/またはバー、飲料を伴うイベント、酒店、健康ショップなどでユーザに販売することができる。
【0017】
いくつかの実施形態では、ショットストローは、ストローの頂端部またはその近くに配置された第2の一方向弁または頂部一方向弁をさらに含むことができる。第2または頂部の一方向弁は、ユーザがストローの頂端部を吸引するときに、ショット、ショット飲料混合物がストローの内側空間からストローの頂端部に向かって流れることを可能にするが、逆に流れることはできないように構成することができる。第2の一方向弁は、ストローの底端部またはその付近で一方向弁と同様であっても異なっていてもよい。例示的な第2の一方向弁は、クロススリット一方向弁、ダックビル一方向弁などであり得る。いくつかの実施形態では、第2の一方向弁は、頂部キャップがストローの頂端部に取り付けられるか、またはストローから取り外されるときに、頂部キャップに連結されるか、または頂部キャップの一部を構成し、ストローに挿入されるか、またはストローから取り外され得る。同様のまたは異なる実施形態では、一方向弁は、底部キャップに連結されるか、または底部キャップの一部を構成し、底部キャップがストローの底端部に取り付けられるか、またはストローから取り外されるときに、ストローに挿入されるか、またはストローから取り外され得る。
【0018】
いくつかの実施形態では、ショットストローは、一方向弁に加えて、またはその代わりに、ピントルアセンブリを含むことができる。ピントルアセンブリを有する実施形態では、ショットストローは、ユーザがストローの頂部から吸引し、負圧によってピントルアセンブリを上方に引っ張ると、ストローの頂端部および底端部またはその近くの開口部が開き、カップ内の飲料および/またはストロー内のショットがストローの頂部に向かって流れることを可能にするように構成することができる。同様のおよび/または異なる実施形態では、ショットストローは、ユーザがストローを使用していないとき、ピントルアセンブリが自動的にその閉鎖状態に戻るようにさらに構成することができ、ストローの頂端部および底端部またはその付近の開口部は密封され、液体はストローに出入りすることができない。特定の実施形態では、ピントルアセンブリは、ピントルヘッド、ばね、下側弁、ピントルシャフト、および/または上側フローポートなどを含むことができる。ピントルヘッドは、ストローの頂端部に吸引圧力が加えられているかどうか、およびどれだけの圧力が加えられているかに応じて、ストローの頂端部またはその付近の開口部、例えば頂部キャップの出口開口部を開放するように上に移動し、閉鎖および密封するように下に移動するように構成することができる。
【0019】
いくつかの実施形態では、ピントルアセンブリのばねは、ストローの頂端部から所定の圧力を超える吸引圧力が加えられない限りまたは加えられるまで、ピントルアセンブリを頂部キャップに対して定位置に保持するように構成することができる。ばねはさらに、ユーザがショットストローを搬送しているとき、および/またはショットストローをストローの底端部から補充しているときなど、ストローが逆さまになったときにピントルアセンブリおよび/またはストロー内の液体の重量に耐えるように構成することができる。いくつかの実施形態では、ピントルアセンブリのばねは、形状記憶ポリマーまたは硬質プラスチックなどの任意の適切な材料で作ることができ、ピントルシャフトから頂部キャップに向かって延在する1つまたは複数のフィンガまたはコーンなどの任意の適切な構造を含むことができる。
【0020】
いくつかの実施形態では、ピントルアセンブリの下側弁は、ピントルアセンブリがユーザによって引っ張られる/吸い上げられるか、またはピントルアセンブリのばねによって押し下げられると、ストローの底端部またはその近くの開口部を開閉するように構成することができる。いくつかの実施形態では、下側弁は、カップ/ガラス内の飲料が底端部またはその近くの開口部を通ってストローの内部空間にLまたはTパターンで流れることを可能にする1つまたは複数の出口を含むことができる。多くの実施形態では、下側弁は、ピントルシャフトの下側部分を開口部内に移動させることによって、ストローの底端部またはその付近の開口部を閉じることができる。ピントルシャフトは、外面、少なくとも下側弁の近くのピントルシャフトの下側部分にブッシングを含むことができ、ブッシングは、ストローの底端部またはその近くの開口部に接触するピントルシャフトの外面を保護するように構成することができる。
【0021】
いくつかの実施形態では、頂部キャップは、マウスピースと、ピントルアセンブリのピントルヘッドによって開閉される出口開口部とを含むことができる。頂部キャップは、ユーザがショットストローを使用する前に頂部キャップを開いたり取り外したりする必要がないように、ピントルヘッドが閉じた状態にあるか、または自動的に閉じた状態に戻るときに密封されるように構成することができる。例えば、頂部キャップは、ピントルアセンブリがその閉状態にあるときにシールが形成されるように、可撓性材料で作ることができ、または出口開口部に可撓性材料を含むことができる。代替的または追加的に、ピントルヘッドは、頂部キャップの出口開口部を密封するためのOリングを含むことができる。
【0022】
いくつかの実施形態では、ショットストローの底部キャップは、ピントルアセンブリによって開閉される取り入れ開口部を含むことができる。例えば、ピントルヘッドがその閉状態にあるか、またはその閉状態に自動的に戻るとき、ピントルシャフトは、下側弁が底部キャップの取り入れ開口部の下方にある間、底部キャップの取り入れ開口部内に留まるように構成することができる。ピントルアセンブリがその開状態まで上方に持ち上げられると、下側弁は次に底部キャップの中央開口部に入ることができ、カップ/クラスとストローの内部空間との間に流体経路を形成することができる。底部キャップは、ピントルアセンブリがその閉状態にあるか、または閉状態に自動的に戻るときに密封されるようにさらに構成することができ、その結果、ユーザはショットストローの使用前または使用後に底部キャップを開閉する必要がない。例えば、底部キャップは、ピントルアセンブリがその閉状態にあるときにシールを形成することができるように、可撓性材料で作ることができ、または可撓性材料(例えば、Oリング)を取り入れ開口部に含むことができる。
【0023】
いくつかの実施形態では、ショットストローは、ストローの底端部から補充されるように構成することができる。いくつかの実施形態では、底部キャップは、フィラーキャップと、フィラーキャップに取り外し可能に連結されたストレーナ部分とを含むことができる。フィラーキャップおよびストレーナ部分の各々は、対応する開口部を有することができ、それらの対応する開口部は、底部キャップの取り入れ開口部を形成する。ユーザがショットストローを補充するとき、フィラーキャップを取り外すことができ、液体は、氷、液体中のパルプまたは塊などの液体中のいかなる固形物も防止するように構成されたストレーナ部分のストレーナを通って流れることができる。ユーザがショットストローから飲むとき、フィラーキャップを閉じてストレーナのストレーナ部分を密封することができ、その結果、飲料はピントルアセンブリの取り入れ開口部および/または下側弁を通ってのみ流れることができる。いくつかの実施形態では、ストレーナ部分は、ストレーナを支持し、フィラーキャップに着脱可能に係合するように構成された壁をさらに含むことができる。
【0024】
様々な実施形態は、装置またはショットストローを提供するための方法を含むことができる。装置またはショットストローおよびその構成要素はそれぞれ、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかにおいて、装置またはショットストローおよびその対応する構成要素と同様または実質的に同一であり得る。本方法は、ストロー本体を有する装置用のストローを設けるステップを含むことができる。ストロー本体の外面は、装置またはその供給業者および/または美的デザインを促進するためのブランド情報を含むことができる。多くの実施形態では、装置および/またはその構成要素はそれぞれ、任意の適切な寸法、体積、および/または材料を有することができる。ストローの高さは、約9インチ(22.86cm)とすることができる。ストロー本体の外径は、約1/4インチ(0.635cm)~3/4インチ(1.905cm)とすることができる。ストロー本体の容量は、約1液量オンス(29.57ml)~3液量オンス(88.72ml)とすることができる。ストロー本体は、透明プラスチック、熱可塑性樹脂、または任意の他の適切な材料を含むことができる。
【0025】
本方法は、ストローの底端部で装置用の一方向弁を連結することをさらに含むことができる。ストローの底端部は、容器内に配置されるように構成することができる。容器内に配置されると、一方向弁は、吸引力がストローの頂端部、ストローの底端部とは反対側の頂端部で生成されると、容器内の液体(例えば、水、ソーダ、ジュースなど)がストローに入ることを可能にするように構成され得る。いくつかの実施形態では、一方向弁は、クロススリット弁、ダックビル弁、スプリング弁、テンション弁、または任意の他の適切な一方向弁のうちの1つを含むことができる。
【0026】
いくつかの実施形態では、本方法は、(a)ストローの頂端部に頂部キャップを取り外し可能に連結するステップ、(b)一方向弁を密封するために一方向弁に底部キャップを取り外し可能に連結するステップ、(c)取り外し可能なフィルムによってストローの頂端部を密封するステップ、および/または(d)ストロー本体に第2の液体(例えば、アルコールショット)を充填するステップ、のうちの1つまたは複数をさらに含むことができる。頂部キャップは、ねじ付き蓋、シュータ蓋、ヒンジ付きフリップキャップ、ツイストキャップ、スクイズ蓋、または任意の他の適切なキャップのうちの1つを含むことができる。特定の実施形態では、頂部キャップは、吸引力がストローの頂端部に生成されるときに、ストロー内の第2の液体が頂端部からストローを出ることを可能にするように構成された頂部一方向弁をさらに含むことができる。頂部一方向弁は、クロススリット弁、ダックビル弁、ばね弁、テンション弁、または任意の他の適切な一方向弁のうちの1つをさらに含むことができる。いくつかの実施形態では、底部キャップは、1/4回転ねじ式キャップ、端部キャップ、または任意の他の適切なキャップを含むことができる。底部キャップはまた、任意の適切な構成要素、例えば蓋によって一方向弁を密封するように構成することができる。
【0027】
様々な実施形態は、装置またはショットストローを使用するための方法を含むことができる。本方法は、装置を容器内に配置するステップを含むことができ、装置の底端部は容器内の第1の液体に沈められている。装置は、ストローおよび一方向弁を含むことができる。装置および/またはその構成要素(例えば、ストローおよび/または一方向弁)はそれぞれ、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかにおける装置またはショットストローおよび/またはその対応する構成要素と同様または実質的に同一であり得る。装置および/またはその構成要素はそれぞれ、任意の適切な寸法、構成、体積、および/または材料を有することもできる。例えば、装置は、約9インチ(22.86cm)の高さ、約1/4インチ(0.635cm)~3/4インチ(1.905cm)の外径、および/または約1液量オンス(29.57ml)~3液量オンス(88.72ml)の容積を有することができる。
【0028】
いくつかの実施形態では、ストローは、頂端部、ストロー本体、および頂端部の反対側の底端部を含むことができる。ストロー本体は、透明プラスチック、熱可塑性樹脂、または任意の他の適切な材料を含むことができる。ストロー本体の外面は、任意の適切なブランド情報および/または審美的デザインを含むことができる。一方向弁は、ストローの底端部に取り外し可能に連結することができる。一方向弁は、クロススリット弁、ダックビル弁、ばね弁、テンション弁、または任意の他の適切な一方向弁のうちの1つを含むことができる。
【0029】
いくつかの実施形態では、装置は、(a)ストローの頂端部に取り外し可能に連結された頂部キャップ、(b)一方向弁に取り外し可能に連結され、一方向弁を密封するように構成された底部キャップ、および/または(c)ストローの頂端部を取り外し可能に密封するように構成されたフィルムをさらに含むことができる。頂部キャップは、ねじ付き蓋、シュータ蓋、ヒンジ付きフリップキャップ、ツイストキャップ、スクイズ蓋、または任意の他の適切なキャップのうちの1つをさらに含むことができる。いくつかの実施形態では、頂部キャップは、吸引力がストローの頂端部に生成されたときに、ストロー内の第2の液体が頂端部からストローを出ることを可能にするように構成された頂部一方向弁をさらに含むことができる。頂部一方向弁は、クロススリット弁、ダックビル弁、ばね弁、テンション弁、または任意の他の適切な一方向弁のうちの1つを含むことができる。底部キャップは、1/4回転ねじ式キャップ、端部キャップ、または任意の他の適切なキャップをさらに含むことができる。底部キャップはまた、任意の適切な構成要素、例えば蓋によって一方向弁を密封するように構成することができる。第2の液体は、頂端部または底端部からストローに充填することができる。
【0030】
多くの実施形態では、本方法は、ストローの頂端部で吸引することによって装置からストロー内の第1の液体および第2の液体を飲むステップをさらに含むことができる。第1の液体および第2の液体をストロー内で装置から飲むステップは、もしあれば頂部キャップおよび/または底部キャップを開くステップをさらに含むことができる。装置がフィルムを含む実施形態では、ストロー内の第1の液体および第2の液体を装置から飲むステップは、フィルムを除去するステップをさらに含むことができる。
【0031】
図面を参照すると、図1は、一実施形態によるショットストロー(1)を示す。ショットストロー(1)は、ストロー(110)、一方向弁(120図示せず)、底部キャップ(130)、および頂部キャップ(140)を含むことができる。ショットストロー(1)および/またはその構成要素(例えば、ストロー(110)、一方向弁(120)など)はそれぞれ、本明細書に記載の他の実施形態のいずれかにおいて、ショットストローおよび/または装置および/またはそれらの対応する構成要素と同様または実質的に同一であり得る。ストロー(110)は、硬質透明プラスチック製であり、ストロー(110)の外面に印刷された、または接着されたラベル(111)を含む。一方向弁(120)は、ここでは底部キャップ(130)の内側に隠れている。ショットストロー(1)を使用する前に、ユーザは頂部キャップ(140)を開き、ショット(例えば、1~3液量オンス(29.57~88.72ml)の液体、健康飲料など)を頂部開口部からストロー(110)に注ぐことができる。ユーザがショットストロー(1)をすぐに使用していない場合、ユーザは、底部キャップ(130)および頂部キャップ(140)を元に戻してストロー(110)を密封し、ショットストロー(1)をユーザと共に運ぶことができる。
【0032】
図1を続けると、ユーザがショットストロー(1)を使用しようとしているとき、ユーザは、ストローにストロー(110)の底端部を入れてストロー(110)の頂端部で吸引した後に、ショットを含むストロー(110)から底部キャップ(130)および頂部キャップ(140)を開き、飲むことができる。ストロー(110)の頂端部で吸引することにより、ユーザはストロー(110)内の液圧を低下させ、ストロー(110)の内側と外側の圧力の不均衡をもたらす。ストロー(110)の内側と外側の圧力の差が所定のレベルに達すると、一方向弁(120)を押し開いて、飲料がストロー(110)に入り、ストロー(110)の頂端部に向かってショットで上方に流れてユーザの口に入ることを可能にし、次いでユーザはショットおよび/またはショットと飲料の混合を楽しむことができる。ユーザが吸引を止めると、ストロー(110)の内外の圧力差は直ちに低下する。差が所定のレベルを下回ると、一方向弁(120)は閉鎖状態に戻り、ショットおよび/または飲料を含むストロー(110)内の液体が重力によってストロー(110)から流出するのを防ぐ。
【0033】
次の図面を参照すると、図2は、一実施形態による別のショットストロー(2)を示す。ショットストロー(2)は、ストロー(210)、一方向弁(220)、底部キャップ(230)、および頂部キャップ(240)を含むことができる。ショットストロー(2)および/またはその構成要素はそれぞれ、本明細書に記載の他の実施形態のいずれか(例えば、ショットストロー(1)(図1))におけるショットストローおよび/または装置および/またはそれらの対応する構成要素と同様または実質的に同一であり得る。ストロー(210)は、食品グレードの透明熱可塑性樹脂で作られており、ストロー(210)の外面に会社ロゴ(211)が印刷または接着されている。一方向弁(220)は、一方向弁(120)(図1)と同様または同一とすることができ、ストロー(210)の底端部またはその近くでストロー(210)に連結することができる。ここで、底部キャップ(230)は、ストロー(210)の底端部に取り外し可能に挿入される1/4回転リリースキャップである。この実施形態または別の実施形態では、一方向弁(220)は、底部キャップ(230)によって保持され、底部キャップ(230)と共にストロー(210)に挿入され得る。頂部キャップ(240)は、ここではねじ付き蓋とすることができる。
【0034】
次の図面を参照すると、図3図4は、一実施形態による例示的なショットストロー(3)を示す。ショットストロー(3)は、ストロー(310)、底部一方向弁(320)、底部キャップ(330)、頂部キャップ(340)、および頂部一方向弁アセンブリ(350)を含むことができる。ショットストロー(3)および/またはその構成要素はそれぞれ、本明細書に記載の他の実施形態のいずれか(例えば、ショットストロー(1~2)(図1図2))におけるショットストローおよび/または装置および/またはそれらの対応する構成要素と同様または実質的に同一であり得る。ストロー(310)は円筒形であり、高さ9インチ(22.86cm)および外径半インチ(1.27cm)を有する。ここで、底部一方向弁(320)は、底部キャップ(330)の内側で、ストロー(310)の底端部またはその近くに保持されるクロススリット一方向弁である。頂部キャップ(340)は、反転して開いたキャップであり、頂部部分(341)と底部部分(342)とを備える。頂部部分(341)は、底部部分(342)にヒンジ連結され、制限された回転角度での回転運動によって開閉されるように構成される。頂部部分(341)は、ユーザが頂部部分(341)を押し開くことを可能にするために、頂部部分(341)の底縁部またはその付近の外面から突出するリップ(343)を有する。頂部キャップ(340)の底部部分(342)は、ストロー(310)の頂端部に連結されるように構成されている。底部部分(342)は、頂部キャップ(340)の内側に頂部一方向弁アセンブリ(350)を保持するようにさらに構成される。頂部一方向弁アセンブリ(350)は、クロススリット一方向弁(351)と、頂部キャップ(340)がストロー(310)に連結されたときにクロススリット一方向弁(351)を頂部キャップ(340)の内側の定位置に保持するように構成された支持体(352)とを含む。同様のまたは異なる実施形態では、頂部一方向弁アセンブリ(350)は、頂部キャップ(340)を用いて頂部一方向弁アセンブリ(350)を取り外すことができるように構成することができる。同様のまたは代替的な実施形態では、頂部一方向弁アセンブリ(350)は、頂部キャップ(340)がストロー(310)から取り外されたときに、頂部一方向弁アセンブリ(350)がストロー(310)に連結されたままであり得るように構成することができる。
【0035】
引き続き図3図4を参照すると、ショットストロー(3)が組み立てられると、底部一方向弁(320)および頂部一方向弁アセンブリ(350)は、使用時にストロー(310)内の液体流が単一方向(例えば、矢印(X)によって示される方向)に移動できるように適切に配置される。使用時に、ショットストロー(3)は、底部一方向弁(320)と頂部一方向弁アセンブリ(350)との間のストロー(310)の内部空間内の任意の液体(例えば、アルコール、ウェルネスショット、またはサプリメントもしくは医薬品を含む任意の液体など)で予め充填することができる。底部キャップ(330)および頂部キャップ(340)を開いた後に、ストロー(3)を容器(例えば、ガラスまたはカップ)に入れることができ、ストロー(310)の底部部分が最初に容器に入る。容器が飲料(例えば、ジュース、アルコール、または飲料など)を収容し、ユーザがストロー(310)の頂端部から吸引すると、飲料はストロー(310)に引き込まれ、底部一方向弁(320)を通り、ショットと共に上方に流れ、最後に頂部一方向弁アセンブリ(350)を通過してユーザの口に入る。対照的に、ユーザがショットストロー(3)を逆さまにして容器に入れる場合、底部一方向弁(320)および頂部一方向弁アセンブリ(350)はショットおよび飲料が誤った方向に流れるのを防ぐように構成されているため、ユーザはストロー(310)の底端部からショットまたは飲料を飲むことができない。
【0036】
次の図面を参照すると、図5図6は、一実施形態による別の例示的なショットストロー(5)を示す。ショットストロー(5)は、ストロー(510)、底部一方向弁(図示せず)、底部キャップ(530)、頂部キャップ(540)、および頂部一方向弁アセンブリ(550)を含むことができる。ショットストロー(5)および/またはその構成要素はそれぞれ、本明細書に記載の他の実施形態のいずれか(例えば、ショットストロー(1~3)(図1図4))におけるショットストローおよび/または装置および/またはそれらの対応する構成要素と同様または実質的に同一であり得る。ストロー(510)は、ストロー(110)(図1)、ストロー(210)(図2)、またはストロー(310)(図3図4)と同様または同一であり得る。底部キャップ(530)は、底部一方向弁(図示せず)を保持し、ストロー(510)の底端部に連結されるように構成される。底部キャップ(530)は、底部キャップ(130)(図1)、底部キャップ(230)(図2)、または底部キャップ(330)(図3図4)と同様または同一であり得る。頂部キャップ(540)は、頂部キャップ(340)(図3図4)と同様または同一であり得る。頂部キャップ(540)は、反転して開いたキャップであり、頂部部分(541)、底部部分(542)、およびヒンジ部分(543)を備える。頂部部分(541)は、ヒンジ部分(543)を介して底部部分(542)に連結され、ヒンジ部分(543)に沿った軸(例えば、軸Y)の周りの回転運動によって開閉されるように構成される。頂部キャップ(540)の底部部分(542)は、ストロー(510)の頂端部に連結されるように構成されている。底部部分(542)は、頂部キャップ(540)の内側に頂部一方向弁アセンブリ(550)を保持するようにさらに構成される。頂部一方向弁アセンブリ(550)は、頂部一方向弁アセンブリ(350)(図3図4)と同様または同一であり得る。頂部一方向弁アセンブリ(550)は、クロススリット一方向弁(551)と、頂部キャップ(540)がストロー(510)に連結されたときにクロススリット一方向弁(551)を定位置に保持するように構成された支持体(552)とを含むことができる。
【0037】
再び図5図6を参照すると、ショットストロー(5)は、ストロー(510)の内側空間に1~3オンスショット(512)で予め充填することができる。同様のまたは異なる実施形態では、ユーザは、頂部キャップ(540)および頂部一方向弁アセンブリ(550)を取り外し、ストロー(510)の内部空間をショット(512)または別のショットで充填または再充填することができる。ストロー(510)は、熱可塑性樹脂で作ることができる。頂部キャップ(540)および/または底部キャップ(530)は、熱可塑性またはステンレス鋼で作ることができる。いくつかの実施形態では、ストロー(510)の頂端部および/または底端部を密封して、ショットを安全に運搬できるようにすることができる。いくつかの実施形態では、底部キャップ(530)は、底部キャップ(530)が閉じられたときにストロー(510)の底端部を密封するように構成されたシール要素(例えば、図示されていないシリコーンストッパ)をさらに含むことができる。いくつかの実施形態では、頂部キャップ(540)はまた、頂部部分(541)に取り付けられ、頂部キャップ(540)が閉じられたときにストロー(510)の頂端部を密封するように構成されたシール要素(例えば、図示されていないシリコーンストッパ)を含むことができる。
【0038】
次の図面を参照すると、図7は、一実施形態による、2つの例示的な一方向弁(720および720’)の断面図を示す。一方向弁(720および720’)は、ストロー(710)の内側に配置され、各々が対称な2つの半分に切断される。ストロー(710)は、本明細書に記載の他の実施形態(例えば、ストロー(110)(図1)、(210)(図2)、(310)(図3図4)、または(510)(図5図6))のいずれかのストローと同様または同一であり得る。一方向弁(720および/または720’)の各々は、ここではクロススリット一方向弁である。一方向弁(720および/または720’)は、一方向弁(720および/または720’)をストロー(710)に挿入できるように、任意の適切な材料(例えば、ゴムまたはシリコーン)で作ることができる。一方向弁(720および/または720’)の各々は、矢印(Z)によって示される単一の方向に沿って所定の圧力が加えられたときにのみ、スリット(例えば、スリット(723または723’))を有する中央領域に形成された開口部を通って流体が流れることを可能にするように構成される。一方向弁(720および/または720’)の各々は、(例えば、一方向弁(120)(図1)、一方向弁(220)(図2)、底部一方向弁(320)(図3図4)、頂部一方向弁アセンブリ(350)(図3図4)、底部一方向弁(520)(図5図6)、および/または頂部一方向弁アセンブリ(550)(図5図6))上に設けられたショットストロー用の頂部一方向弁および/または底部一方向弁のいずれかとして使用することができ、またはそれに置き換えることができる。
【0039】
次の図面を参照すると、図8は、一実施形態による、一方向弁アセンブリ(820)を示す。一方向弁アセンブリ(820)は、クロススリット一方向弁(821)と、クロススリット一方向弁(821)を保持するように構成された支持体(822)とを含むことができる。一方向弁アセンブリ(820)は、本明細書で提供されるショットストロー(例えば、一方向弁(120)(図1)または(220)(図2)、底部一方向弁(320)(図3図4)、頂部一方向弁アセンブリ(350)(図3図4)、底部一方向弁(520)(図5図6)、および/または頂部一方向弁アセンブリ(550)(図5図6))のための頂部一方向弁および/または底部一方向弁のいずれかとして使用することができ、またはそれに置き換えることができる。クロススリット一方向弁(821)および支持体(822)は、同じ材料または異なる材料で作ることができる。クロススリット一方向弁(821)は、食品グレードの弾性シリコーン膜などの任意の適切な材料で作ることができる。支持体(822)はまた、ゴム、合成エラストマー、シリコーンなどの弾性材料で作ることができる。さらに、クロススリット一方向弁(821)は、所定の圧力レベルより上の圧力が単一方向(Z)から加えられたときに単一方向(Z)に開き、圧力が所定の圧力レベル未満であるか反対方向に加えられたときに逆流を防止するように閉じるように構成された4つ以上の弾性フラップに、中央領域を均等にまたは不均一に分割する4つ以上のスリットを有することができる。
【0040】
次の図面を参照すると、図9は、一実施形態による、異なる寸法の2つの例示的なダックビル一方向弁(920および920’)の断面図を示す。図9の例示的なダックビル一方向弁(920および920’)の各々は、2つの対称的な半分に切断され、図示の2つのフラットエンドフラップ(923または923’)の一方を有する。例示的なダックビル一方向弁(920および920’)は、フラットエンドフラップ(923および923’)の平坦端部で開閉するように構成されている。採用されるストローの寸法に応じて、例示的なダックビル一方向弁(920または920’)の各々は、上に設けられたショットストロー用の頂部一方向弁および/または底部一方向弁のいずれかとして使用されるか、またはそれに取って代わることができる(例えば、一方向弁(120)(図1)、一方向弁(220)(図2)、底部一方向弁(320)(図3図4)、頂部一方向弁アセンブリ(350)(図3図4)、底部一方向弁(520)(図5図6)、および/または頂部一方向弁アセンブリ(550)(図5図6))。
【0041】
次の図面を参照すると、図10図12は、一実施形態によるショットストロー(10)を示す。ショットストロー(10)は、ストロー(1010)、ピントルアセンブリ(1020)、底部キャップ(1030)、および頂部キャップ(1040)を含むことができる。ストロー(1010)は、硬質透明プラスチック、熱可塑性樹脂、または任意の適切な材料で作ることができる。ピントルアセンブリ(1020)は、ピントルヘッド(1021)と、ばね(1022)と、下側弁(1023)と、ピントルシャフト(1024)と、上側支持体(1025)と、を備える。ピントルヘッド(1021)は、頂部キャップ(1040)の出口開口部(1042)を密封し、ピントルヘッド(1021)が閉じた状態にあるときにストロー(1010)内のショットまたは液体が出口開口部(1042)から流出するのを防止するように構成される。ばね(1022)は、ピントルアセンブリ(1020)をその閉状態に保つために下方圧力を維持するように構成することができる。ばね(1022)は、任意の適切な構造で実装することができ、任意の適切な材料で作ることができる。例えば、図10図12のばね(1022)は、形状記憶ポリマー(例えば、PET)などの可撓性材料で作られ、頂部キャップ(1040)に対してピントルシャフト(1024)から上方に延在する複数のフィンガを含むことができる。いくつかの実施形態では、ピントルアセンブリ(1020)全体、底部キャップ(1030)、および/または頂部キャップ(1040)の各々は、形状記憶ポリマーを含む任意の適切な材料のうちの1つまたは複数で作ることができる。
【0042】
図10図12の底部キャップ(1030)は、フィラーキャップ(1031)、ストレーナキャップ(1032)、および取り入れ開口部(1033)を含むことができる。フィラーキャップ(1031)およびストレーナキャップ(1032)は取り外し可能に連結することができ、その結果、提供者またはユーザは、角氷、パルプ、または塊などの不要な固体材料を除去するためにストレーナキャップ(1032)を通して液体を注ぐことによってショットストローを充填または補充することができる。フィラーキャップ(1031)は、ストレーナキャップ(1032)にぴったり連結することによってストレーナキャップ(1032)を閉じて密封するようにさらに構成することができる。いくつかの実施形態では、ストレーナキャップ(1032)は、ストレーナと、ストレーナの外縁部でストレーナを支持する壁とを含むことができる。フィラーキャップ(1031)は、基部、外壁、上壁、底壁、およびフィラーキャップ開口部を囲む内壁を含むことができる。底壁は、円錐形であってもよく、内壁の下側縁部から下方にベースまで広がる。フィラーキャップ(1031)の内壁とストレーナキャップ(1032)のストレーナの中央の開口部とによって囲まれたフィラーキャップ開口部は、底部キャップ(1030)の取り入れ開口部(1033)を形成することができ、ピントルアセンブリ(1020)の下側弁(1023)およびピントルシャフト(1024)を移動可能に受容するように構成されることができる。いくつかの実施形態では、ピントルアセンブリ(1020)はまた、頂部キャップ(1040)に連結され、ピントルアセンブリ(1020)の横方向の動きを抑制するように構成された上側支持体(1025)を含むことができる。
【0043】
引き続き図10図12を参照すると、ショットストロー(10)を使用するユーザは、ショットストロー(10)をドリンクと共に容器(例えば、カップ、ガラス、またはボトル)に入れ、頂部キャップ(1040)のマウスピース(1041)で吸引することができる。吸引は頂部キャップ(1040)に負圧を引き起こすことができ、負圧が特定の限界を超えると、圧力はピントルアセンブリ(1020)を上方に引っ張り、容器から底部キャップ(1030)の取り入れ開口部(1033)、下側弁(1023)、ストロー(1010)の内部空間、および頂部キャップ(1040)の出口開口部(1042)を通る流体経路を形成する。ユーザが吸引を停止するか、または十分な吸引圧力を提供しないとき、頂部キャップ(1040)に対するばね(1022)の圧力は、ピントルアセンブリ(1020)を下方に戻し、その閉状態に戻し、この閉状態では、取り入れ開口部(1033)はピントルシャフト(1024)によって閉じられ、出口開口部(1042)はピントルヘッド(1021)によって閉じられる。
【0044】
次の図面を参照すると、図13図14は、一実施形態によるショットストロー(13)を示す。ショットストロー(13)は、ストロー(1310)、ピントルアセンブリ(1320)、底部キャップ(1330)、および頂部キャップ(1340)を含むことができる。ショットストロー(13)は、図10図12のショットストロー(10)と同様または実質的に同一であり得、ショットストロー(13)の構成要素は、図10図12において同様に番号付けされているショットストロー(10)の構成要素と同様または実質的に同一であり得る(例えば、ストロー(1310)は、ストロー(1010)(図10図12)と実質的に同様であってもよく、ピントルアセンブリ(1320)は、ピントルアセンブリ(1020)(図10図12)と実質的に同様であってもよい)。ピントルアセンブリ(1320)は、ピントルアセンブリ(1320)の下端部にブッシングをさらに含むことができる。
【0045】
次の図面を参照すると、図15図23は、一実施形態によるショットストロー(15)を示す。ショットストロー(15)は、ストロー(1510)、ピントルアセンブリ(1520)、底部キャップ(1530)、および頂部キャップ(1540)を含むことができる。ショットストロー(15)は、図10図14のショットストロー(10または13)と同様または実質的に同一であり得、ショットストロー(15)の構成要素は、図10図14において同様に番号付けされているショットストロー(10または13)の構成要素と同様または実質的に同一であり得る(例えば、ストロー(1510)は、ストロー(1010または1310)(図10図14)と実質的に同様であってもよく、ピントルアセンブリ(1520)は、ピントルアセンブリ(1020または1320)(図10図14)と実質的に同様であってもよい)。ピントルヘッド(1521)は、Oリングをさらに含むことができる。頂部キャップ(1540)はまた、ピントルヘッド(1521)が持ち上げられたときにストロー(1510)から流出する液体の流れを制御するように構成された上側フローポート(1541)を含むことができる。下側弁(1523)は、図15図23のショットストロー(15)の底面図および/またはピントルアセンブリ(1520)の上面図に示されているように、十字状に配置された4つの仕切りを含むことができる。下側弁(1523)の底部の破線は、ピントルアセンブリ(1520)が開状態にあるときの液体の流体経路のTパターンを示す。
【0046】
図15図23に示すように、底部キャップ(1530)は、フィラーキャップ(1531)およびストレーナキャップ(1532)を含むことができる。ストレーナキャップ(1532)は、より小さいサイズ(例えば、0.1インチ(0.254cm)未満の直径を有する角氷)の液体または固体材料を通過させるように構成された複数の孔を含むことができ、孔は、ストレーナキャップ(1532)の中央開口部の周りに半径方向に配置することができる。ピントルアセンブリ(1520)の外面のブッシングに加えて、またはその代わりに、ストレーナキャップ(1532)は、その中央開口部の周りにブッシングをさらに含むことができる。
【0047】
次の図面を参照すると、図24は、一実施形態によるショットストロー(24)の底面斜視図を示す。ショットストロー(24)は、ストロー(2410)、ピントルアセンブリ(2420)、底部キャップ(2430)、および頂部キャップ(2440)を含むことができる。ショットストロー(24)は、図10図23のショットストロー(10、13、または15)と同様または実質的に同一であり得、ショットストロー(24)の構成要素は、図10図23に同様に番号付けされているショットストロー(10、13、または15)の構成要素と同様または実質的に同一であり得る(例えば、ストロー(2410)は、ストロー(1010、1310、または1510)(図10図23)と実質的に同様であってもよく、底部キャップ(2430)は、底部キャップ(1030、1330、または1530)(図10図23)と実質的に同様であってもよい)。ピントルアセンブリ(2420)の下側弁(2423)は、複数の入口を有する円形壁によって囲まれた中空空間を含むことができる。下側弁(2423)は、ピントルアセンブリ(2420)が開状態にあるときに、L字型またはT字型の液体の流れをストロー(2410)の内部空間に生じさせるように構成することができ、下側弁(2423)はストロー(2410)の内部空間に移動する。底部キャップ(2430)は、フィラーキャップ(2431)およびストレーナキャップ(2432)を含むことができる。
【0048】
次の図面を参照すると、図25は、一実施形態による、ショットストロー(25)がボトル(例えば、12オンス(354.88ml)ビール瓶)に連結されたときのショットストロー(25)の正面平面図を示す。ショットストローは、ストロー(2510)、ピントルアセンブリ(図示せず)、底部キャップ(2530)、および/または頂部キャップ(2540)を含むことができる。ショットストロー(25)は、ショットストロー(10、13、15、または24)(図10図24)と同様または実質的に同一であり得る。ショットストロー(25)の各構成要素は、図10~24に同様に番号付けされている1つまたは複数の対応する構成要素と同様または実質的に同一であり得る(例えば、ストロー(2510)はストロー(1010)(図10図12)と実質的に同様であってもよく、ピントルアセンブリ(図示せず)はピントルアセンブリ(1020)(図10図12)と実質的に同様であってもよく、底部キャップ(2530)は底部キャップ(2430)(図24)と実質的に同様であってもよく、頂部キャップ(2540)は頂部キャップ(1040)(図10図12)と実質的に同様であってもよい)。
【0049】
いくつかの実施形態では、ショットストロー(25)は、ボトルの口部に連結および/または密封されるように構成することができる。例えば、図25に示すようなショットストロー(25)は、ボトル用の一方向ストローおよびプラグとして使用されるように構成することができる。いくつかの実施形態では、底部キャップ(2530)は、ボトルの開口部の内側に嵌合するように寸法決めされた円周を含むことができ、ショットストロー(25)がボトルと係合するときにシールを形成することができるように、全体的または部分的に任意の適切な材料(例えば、ゴム、合成シリコーンなど)で作ることもできる。同様のまたは異なる実施形態では、ショットストロー(25)は、ボトルの一方向ストローおよびキャップとして機能するように構成することができる。例えば、底部キャップ(2530)は、ボトルの口部の外側に適合するように寸法決めされた内側下縁部部分を含むことができ、および/またはボトルの開口部を密封するように構成された材料(例えば、ゴム、合成シリコーンなど)および/または構造(例えば、リムまたはねじ山)を含むことができる。図25のように、ユーザがショットストロー(25)を使用している場合、ユーザは、ショットストロー(25)をビールの入ったボトルの口部に挿入し、ボトルを持ち上げて傾け、次いで頂部キャップ(2540)から吸引してショットおよび/またはビールを飲むことができる。
【0050】
次の図面を参照すると、図26図28は、一実施形態によるショットストロー(26)を示す。ショットストロー(26)は、ストロー(2610)、底部キャップ(2630)、および頂部キャップ(2640)を含むことができる。ショットストロー(26)および/またはその構成要素(例えば、ストロー(2610)、底部キャップ(2630)、および/または頂部キャップ(2640))はそれぞれ、本明細書の他の実施形態のいずれか(例えば、ショットストロー(1~3)(図1図4))におけるショットストローおよび/または装置および/またはそれらの対応する構成要素と同様または実質的に同一であり得る。ストロー(2610)は、硬質透明プラスチックまたは熱可塑性樹脂などの任意の適切な材料で作ることができる。底部キャップ(2630)は、一方向弁(2631)と、弁(2631)を保持し、底部キャップ(2630)をストロー(2610)の底端部に連結するように構成された弁ホルダ(2632)と、を含むことができる。一方向弁(2631)は、ストロー(2610)内の液体が弁(2631)を通ってストロー(2610)から出るのを防止しながら、弁(2631)を通ってストロー(2610)に液体が入ることを可能にするように構成された任意の適切な弁とすることができる。一方向弁(2631)は、テンション弁(例えば、クロススリット弁)、ダックビル弁、またはばね弁などとすることができる。弁ホルダ(2632)は、ストロー(2610)にねじ込まれるか、またはねじ山を介してストロー(2610)と係合するなど、任意の適切な方法でストロー(2610)に連結することができる。頂部キャップ(2640)は、ストロー(2610)の頂端部に取り付けられた底部部分(2642)にヒンジ連結された頂部部分(2641)を有する1/4回転ツイストキャップまたはヒンジ式フリップキャップなどの任意の適切なキャップとすることができる。頂部キャップ(2640)は、任意の適切な方法で、例えばストロー(2610)をねじ込むかまたはストロー(2610)上に連結することができる。
【0051】
いくつかの実施形態では、ショットストロー(26)は、頂部キャップ(2640)が開いているときにストロー(2610)の頂端部からアルコールまたは飲料などの任意の適切なショットで事前に充填、充填、または再充填することができる(例えば、図28を参照)。ショットストロー(26)を使用するために、ショット付きのショットストロー(26)を、ストローが充填された容器(例えば、ガラスまたはカップ)に入れ、ストロー(2610)の底部部分を最初に容器に入れることができる。頂部キャップ(2640)が開いているとき、ユーザは、飲料が一方向弁(2621)を通ってストロー(2610)に引き込まれ、ショットと共に上方に流れ、最後に頂部キャップ(2640)の底部部分(2642)の開口部を通ってユーザの口の中に入るように、頂部キャップ(2640)の底部部分(2642)から吸引することができる。
【0052】
次の図面を参照すると、図29図30は、一実施形態によるショットストロー(29)を示す。ショットストロー(29)は、ストロー(2910)、底部キャップ(2930)、および頂部キャップ(2940)を含むことができる。ショットストロー(29)および/またはその構成要素はそれぞれ、本明細書の他の実施形態のいずれか(例えば、ショットストロー(1~3)(図1図4)、(5)(図5図6)、または(26)(図26図28))におけるショットストローおよび/または装置および/またはそれらの対応する構成要素と同様または実質的に同一であり得る。ストロー(2910)は、硬質透明プラスチックまたは熱可塑性樹脂などの任意の適切な材料で作ることができる。底部キャップ(2930)は、(a)液体が弁(2931)を通ってストロー(2910)に入るがストロー(2910)から出ないように構成された一方向弁(2931)、(b)弁(2931)を保持し、底部キャップ(2930)をストロー(2910)の底端部に連結するように構成された弁ホルダ(2932)、ならびに/または(c)一方向弁(2931)および/もしくは弁ホルダ(2932)の開口部をさらに閉鎖または密封するように構成された蓋(2933)を含むことができる。一方向弁(2931)は、テンション弁などの任意の適切な弁とすることができる。弁ホルダ(2932)は、ねじ山を介してストロー(2910)と係合することができる。さらに、頂部キャップ(2940)は、ノズルカバー(2941)およびノズル(2942)を備えた1/4回転ツイストキャップなどの任意の適切なキャップとすることができる。ノズルカバー(2941)は、ノズル(2942)を開閉するためにねじられるように構成することができる。頂部キャップ(2940)は、ストロー(2910)にねじ止めまたはねじ込みすることができる。
【0053】
次の図面を参照すると、図31図36は、一実施形態によるショットストロー(31)を示す。ショットストロー(31)は、ストロー(3110)、底部キャップ(3130)、および頂部キャップ(3140)を含むことができる。ショットストロー(31)および/またはその構成要素はそれぞれ、本明細書の他の実施形態のいずれか(例えば、ショットストロー(1~3)(図1図4)、(5)(図5図6)、(26)(図26図28)、または(29)(図29図30))におけるショットストローおよび/または装置および/またはそれらの対応する構成要素と同様または実質的に同一であり得る。底部キャップ(3130)は、(a)液体が弁(3131)を通ってストロー(3110)に入るがストロー(3110)から出ないように構成された一方向弁(3131)、(b)弁(3131)を保持し、底部キャップ(3130)をストロー(3110)の底端部に連結するように構成された弁ホルダ(3132)、ならびに/または(c)一方向弁(3131)および/もしくは弁ホルダ(3132)の開口部をさらに閉鎖または密封するように構成された蓋(3133)を含むことができる。
【0054】
いくつかの実施形態では、一方向弁(3131)は、テンション弁などの任意の適切な弁を含むことができる。弁ホルダ(3132)は、ねじ山を介してストロー(3110)と係合することができる。弁ホルダ(3132)は、より小さいサイズ(例えば、0.1インチ(0.254cm)未満の直径を有する角氷)の液体または固体材料が通過することを可能にするように構成された複数の孔を有するストレーナ(3134)をさらに含むことができる。蓋(3133)は、可撓性材料(例えば、シリコーン、樹脂など)などの任意の適切な材料で作ることができる。さらに、頂部キャップ(3140)は、ねじって閉じる(図33を参照)または開く(図34を参照)ことができるノズルカバー(頂部キャップ(3140)(図29)を参照)を有する1/4回転ツイストキャップなどの任意の適切なキャップとすることができる。頂部キャップ(3140)は、ストロー(3110)にねじ止めまたはねじ込みすることができる。
【0055】
次の図面を参照すると、図37図56は、様々な実施形態による、追加の例示的な一方向弁を示す。一方向弁(37~56)はそれぞれ、ショットストローの頂部キャップおよび/または底部キャップ(例えば、ショットストロー(1~3)(図1図4)、(5)、(図5図6)、(26)(図26図28)、(29)(図29図30)、または(31)(図31図36))で使用することができる。具体的には、図37図38は、ばね弁(37)の底面斜視図および断面図を示いし、図39図48は、様々なテンション弁(39,40,42,45)を示し、図49図56は、様々なダックビル弁(49,52~54,56)を示す。例示的なばね弁(例えば、ばね弁(37)(図37図38))は、デフォルトで弁を閉じたままにし、ばね荷重に抗して弁を強制的に開くために所定の圧力限界を超える吸引圧力を可能にするばねを含むことができる。
【0056】
さらに、様々な実施形態において、例示的なテンション弁(例えば、テンション弁(39、40、42、または45)(図39図48))は、任意の適切な方法で実施することができる。いくつかの実施形態では、テンション弁は、任意の適切なエラストマー(例えば、ゴムまたはシリコーン)で作られた湾曲薄膜またはプレート上に1つまたは複数のスリットを含むことができ、圧力が湾曲フィルムまたはプレート(例えば、xスリット一方向弁(220)(図2)、(350)(図3図4)、(820)(図8)、(2631)(図26図28)、(2931)(図29図30)、(3131)(図31図36)または(39)(図39)を参照)に引き起こす変形の程度に応じて単一方向にスリットを開閉するように構成することができる。同様のまたは異なる実施形態では、テンション弁は、任意の適切なエラストマー(例えば、ゴムまたはシリコーン)(例えば、テンション弁4210(図42図44)、または4510(図45図48))で作られたシールプラグと、テンション弁をショットストローのストロー(例えば、ショットストロー(1~3)(図1図4)、(5)(図5図6)、(26)(図26図28)、(29)(図29図30)、または(31)(図31図36))と連結するように構成された基部(例えば、基部4220(図42図44)または4520(図45図48))と、を含むことができる。シールプラグは、基部と係合し、基部の1つまたは複数の孔(例えば、ストレーナ(3134)の孔(図36)または孔4521(図45))を密封するように構成することができる。例示的なテンション弁がショットストローの底部キャップとして使用され、吸引力がショットストローの頂端部から来る場合、シールプラグは、シールプラグがもはや1つまたは複数の孔を密封することができず、ショットストローが入れられるカップ内の液体が1つまたは複数の孔を通ってショットストロー内に流れることができる程度に変形することができる。吸引力が所定のしきい値よりも低くなると、シールプラグは元の形状および寸法に戻ることができ、次いで孔が再び密封される。
【0057】
いくつかの実施形態では、ダックビル一方向弁(例えば、ダックビル弁(920および/または920’)(図9)、または(49、52~54、または56)(図49図56))をショットストローの頂部キャップまたは底部キャップ(例えば、ショットストロー(1~3)(図1図4)、(5)(図5図6)、(26)(図26図28)、(29)(図29図30)、または(31)(図31図36))に使用することができる。例示的な一方向弁は、2つ以上のフラットエンドフラップ(例えば、フラットエンドフラップ(923および/または923’)(図9)または(4910および/または4920)(図49図51)を参照)を含むことができ、加えられる吸引力に応答してフラットエンドフラップの平坦端部で開閉するように構成することができる。いくつかの実施形態では、ショットストローに使用される一方向弁は、量、種類、寸法、材料、および/または形状などに関して適切に構成することができ、その結果、ショット(例えば、アルコールショットまたはウェルネスショット)がストローから漏れない間にショットストローが使用しやすくなる。例えば、底部キャップに単一の一方向弁を有するショットストローは、頂部キャップおよび底部キャップに一方向弁を使用するのに必要な吸引力が単一の一方向弁よりも大きくなり得るため、底部キャップに同様の一方向弁を有し、頂部キャップに別の同様の一方向弁を有する別のショットストローよりも使用しやすくなり得る。別の例では、xスリット一方向弁を有するショットストローは、ゴムシールプラグを有するテンション弁を含む別のショットストローと比較して使用が容易であり得るが、後者は漏れ防止の点でより良好に機能し得る。
【0058】
次の図面を参照すると、図57は、一実施形態による、装置を提供するための方法(5700)のフローチャートを示す。方法(5700)は単なる例示であり、本明細書に提示される実施形態に限定されない。方法(5700)は、本明細書に具体的に図示または記載されていない多くの異なる実施形態または例で用いることができる。いくつかの実施形態では、方法(5700)の手順、プロセス、および/または動作は、提示された順序で実行することができる。他の実施形態では、方法(5700)の手順、プロセス、および/または動作は、任意の適切な順序で実行することができる。さらに他の実施形態では、方法(5700)の手順、プロセス、および/または動作のうちの1つまたは複数を組み合わせるか、またはスキップすることができる。
【0059】
方法(5700)によって提供される装置および/またはその構成要素はそれぞれ、本明細書に記載の他の実施形態のいずれか(例えば、ショットストロー(1~3)(図1図4)、(5)(図5図6)、(26)(図26図28)、(29)(図29図30)、または(31)(図31図36))における装置および/またはショットストローおよび/またはそれらの対応する構成要素と同様または実質的に同一であり得る。装置および/またはその構成要素はそれぞれ、任意の適切な寸法、体積、および/または材料をさらに含むことができる。装置は、ストローの高さが約9インチ(22.86cm)、ストロー本体の外径が約1/4インチ(0.635cm)~3/4インチ(1.905cm)、および/またはストロー本体の容積が約1液量オンス(29.57ml)~3液量オンス(88.72ml)などを含むことができる。
【0060】
多くの実施形態では、方法(5700)は、装置にストローを設けるための動作(5710)を含むことができる。方法(5700)によって提供される装置は、ストロー(例えば、ストロー(110)(図1)、(210)(図2)、(310)(図3図4)、(510)(図5図6)、(2910)(図29図30)または(3110)(図31図36))および一方向弁(例えば、一方向弁(37、39~40、42、45、49、52~54、または56)(図37図56)など)を含むことができる。ストローは、ストロー本体を含むことができる。ストロー本体は、透明プラスチック、熱可塑性樹脂、および/または他の適切な材料のいずれかをさらに含むことができる。特定の実施形態では、ストロー本体の外面は、ブランディングまたは他の販売促進情報(例えば、ラベル(111)(図1)、または(211)(図2)など)および/または審美的デザインを含むことができる。一方向弁は、クロススリット弁、ダックビル弁、ばね弁、テンション弁、または任意の他の適切な一方向弁のうちの1つを含むことができる。
【0061】
いくつかの実施形態では、装置は、(a)頂部キャップ(例えば、頂部キャップ(340)(図3図4)、(540)(図5図6)、(2640)(図26図28)、(2940)(図29図30)、または(3140)(図31図36)など)、(b)底部キャップ(例えば、底部キャップ(130)(図1)、(230)(図2)、(330)(図3図4)、(540)(図5図6)、(2630)(図26図28)、(2930)(図29図30)、または(3130)(図31図36)など)、および/または(c)取り外し可能なフィルム、のうちの1つまたは複数をさらに含むことができる。頂部キャップは、ねじ付き蓋、シュータ蓋、ヒンジ付きフリップキャップ、ツイストキャップ、スクイズ蓋、または任意の他の適切なキャップのうちの1つを含むことができる。底部キャップは、1/4回転ねじ式キャップ、端部キャップ、または任意の他の適切なキャップのうちの1つを含むことができる。
【0062】
いくつかの実施形態では、方法(5700)は、ストローの底端部に一方向弁を連結するための動作(5720)をさらに含むことができる。ストローの底端部は、容器内に配置されるように構成することができる。一方向弁は、吸引力がストローの頂端部、ストローの底端部とは反対側の頂端部で生成されるときに容器内の液体がストローに入ることを可能にするように構成され得る。
【0063】
いくつかの実施形態では、方法(5700)は、頂部キャップをストローの頂端部に取り外し可能に連結する動作(5730)をさらに含むことができる。頂部キャップは、吸引力がストローの頂端部で生成されるときに、ストロー内の第2の液体(例えば、アルコールショット)が頂端部からストローから出ることを可能にするように構成された頂部一方向弁(例えば、頂部一方向弁アセンブリ(350)(図3図4)または(550)(図5図6))をさらに含むことができる。頂部一方向弁は、クロススリット弁、ダックビル弁、ばね弁、テンション弁、または任意の他の適切な一方向弁のうちの1つを含むことができる。
【0064】
いくつかの実施形態では、方法(5700)は、一方向弁を密封するために底部キャップを一方向弁に取り外し可能に連結するための動作(5740)をさらに含むことができる。底部キャップは、任意の適切な構成要素、例えば蓋(例えば、蓋(2933)(図29図30)または(3133)(図31図36))によって一方向弁を密封するように構成することができる。方法(5700)はまた、ストローの頂端部を取り外し可能なフィルムによって密封するための動作(5750)を含むことができる。方法(5700)は、第2の液体をストロー本体に充填するための動作(5760)をさらに含むことができる。
【0065】
次の図面を参照すると、図58は、一実施形態による、装置を使用するための方法(5800)のフローチャートを示す。方法(5800)は単なる例示であり、本明細書に提示される実施形態に限定されない。方法(5800)は、本明細書に具体的に図示または記載されていない多くの異なる実施形態または例で用いることができる。いくつかの実施形態では、方法(5800)の手順、プロセス、および/または動作は、提示された順序で実行することができる。他の実施形態では、方法(5800)の手順、プロセス、および/または動作は、任意の適切な順序で実行することができる。さらに他の実施形態では、方法(5800)の手順、プロセス、および/または動作のうちの1つまたは複数を組み合わせるか、またはスキップすることができる。
【0066】
多くの実施形態では、方法(5800)は、装置の底端部が容器内の第1の液体に沈められるように、装置を容器内に配置するための動作(5810)を含むことができる。方法(5810)によって使用される装置および/またはその構成要素はそれぞれ、本明細書に記載の他の実施形態(例えば、ショットストロー(1~3)(図1図4)、(5)(図5図6)、(26)(図26図28)、(29)(図29図30)、または(31)(図31図36))のいずれかにおける装置またはショットストローおよび/またはその対応する構成要素と同様または実質的に同一であり得る。装置および/またはその構成要素はそれぞれ、任意の適切な寸法、体積、および/または材料をさらに含むことができる。装置は、ストローの高さが約9インチ(22.86cm)、ストロー本体の外径が約1/4インチ(0.635cm)~3/4インチ(1.905cm)、および/またはストロー本体の容積が約1液量オンス(29.57ml)~3液量オンス(88.72ml)などを含むことができる。
【0067】
方法(5800)によって提供される装置は、ストロー(例えば、ストロー(110)(図1)、(210)(図2)、(310)(図3図4)、(510)(図5図6)、(2910)(図29図30)または(3110)(図31図36))および一方向弁(例えば、一方向弁(37、39~40、42、45、49、52~54、または56)(図37図56))を含むことができる。ストローは、頂端部、ストロー本体、および頂端部の反対側の底端部を含むことができる。ストローの底端部は、装置の底端部に含まれ得る。ストロー本体は、透明プラスチック、熱可塑性樹脂、および/または他の適切な材料のいずれかをさらに含むことができる。特定の実施形態では、ストロー本体の外面は、ブランディングまたは他の販売促進情報(例えば、ラベル(111)(図1)または(211)(図2))を含むことができる。一方向弁は、ストローの底端部に取り外し可能に連結することができる。一方向弁は、クロススリット弁、ダックビル弁、ばね弁、テンション弁、または任意の他の適切な一方向弁のうちの1つを含むことができる。
【0068】
方法(5800)は、ストローの頂端部で吸引することによって装置からストロー内の第1の液体および第2の液体を飲むための動作(5820)をさらに含むことができる。第2の液体は、頂端部または底端部からストローに充填することができる。いくつかの実施形態では、装置は、ストローの頂端部に取り外し可能に連結された頂部キャップ(例えば、頂部キャップ(340)(図3図4)、(540)(図5図6)、(2640)(図26図28)、(2940)(図29図30)、または(3140)(図31図36))をさらに含むことができ、動作(5820)においてユーザが装置から飲むことを可能にすることは、頂部キャップを開くことをさらに含むことができる。頂部キャップは、ねじ付き蓋、シュータ蓋、ヒンジ付きフリップキャップ、ツイストキャップ、スクイズ蓋、または任意の他の適切なキャップのうちの1つを含むことができる。特定の実施形態では、頂部キャップは、吸引力がストローの頂端部に生成されたときに、ストロー内の第2の液体が頂端部からストローから出ることを可能にするように構成された頂部一方向弁(例えば、頂部一方向弁アセンブリ(350)(図3図4)または(550)(図5図6))をさらに含むことができる。
【0069】
いくつかの実施形態では、装置は、底部キャップ(例えば、底部キャップ(130)(図1)、(230)(図2)、(330)(図3図4)、(540)(図5図6)、(1430)(図14図16)、(1730)(図17図18)、または(1930)(図19図24))をさらに含むことができる。底部キャップは、一方向弁に取り外し可能に連結され、一方向弁を密封するように構成されることができ、ユーザが装置から飲むことを可能にすることは、底部キャップを開くことをさらに含むことができる。底部キャップは、1/4回転ねじ式キャップ、端部キャップ、または任意の他の適切なキャップのうちの1つを含むことができる。底部キャップは、任意の適切な構成要素、例えば蓋(例えば、蓋(2933)(図29図30)または(3133)(図31図36))によって一方向弁を密封するようにさらに構成することができる。いくつかの実施形態では、装置は、ストローの頂端部を取り外し可能に密封するように構成されたフィルムをさらに含むことができ、ユーザが装置から飲むことを可能にすることは、フィルムを除去することをさらに含む。
【0070】
装置および/またはショットストローを特定の実施形態を参照して説明したが、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく様々な変更を行うことができることが当業者には理解されよう。例えば、装置のストローまたはショットストローは、任意の適切な形状、材料、体積、および/または寸法のものとすることができる。別の例示的な装置またはショットストローの一方向弁は、液体用の任意の適切な逆止弁とすることができる。ピントルアセンブリは、所定の圧力限界を超える吸引圧力がショットストローの頂端部から加えられたときに取り入れ開口部および出口開口部を開封しながら、閉じた状態で取り入れ開口部にシールおよび出口開口部にシールを形成することができる任意の適切な構成要素に置き換えることができる。装置またはショットストローは、空で販売されるか、またはアルコール、エナジードリンク、ウェルネスショット、液体食品サプリメントなどで予め充填され得る。装置またはショットストローは、使い捨てまたは再利用可能であり得る。再使用可能な装置またはショットストローの1つまたは複数の構成要素(例えば、ストロー、底部キャップ、一方向弁、頂部キャップなど)は、食器洗い機で安全であり得る。さらに、装置の底部キャップまたはショットストローは、漏れを防止するために、一方向弁または底部キャップの下端部の開口部を閉鎖または密封するための任意の適切な材料(例えば、ゴムまたはシリコーン)の蓋またはシールをさらに含むことができる。したがって、実施形態の開示は、本開示の範囲を例示することを意図しており、限定することを意図していない。本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲によって要求される範囲にのみ限定されるものとする。
【0071】
1つまたは複数の特許請求される要素の置換は、再構成を構成し、修復を構成しない。さらに、特定の実施形態に関して、利点、他の利点、および問題の解決策が記載されている。しかしながら、利益、利点、問題の解決策、および任意の利益、利点、または解決策を生じさせるか、またはより顕著になる可能性がある任意の1つまたは複数の要素は、そのような利益、利点、解決策、または要素がそのような請求項に記載されていない限り、請求項のいずれかまたはすべての重要な、必要とされる、または本質的な特徴または要素として解釈されるべきではない。
【0072】
さらに、本明細書に開示した実施形態および限定は、実施形態および/または限定が、(1)特許請求の範囲に明示的に請求されていない場合、および(2)均等論の下での特許請求の範囲における表現要素および/または限定の均等物であり、または潜在的に均等物である場合には、専用論の下で公衆に専用されない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
図25
図26
図27
図28
図29
図30
図31
図32
図33
図34
図35
図36
図37
図38
図39
図40
図41
図42
図43
図44
図45
図46
図47
図48
図49
図50
図51
図52
図53
図54
図55
図56
図57
図58
【国際調査報告】