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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-19
(54)【発明の名称】液状内容物吐出容器
(51)【国際特許分類】
   B65D 83/00 20060101AFI20240711BHJP
   A45D 34/00 20060101ALI20240711BHJP
   B65D 77/06 20060101ALI20240711BHJP
【FI】
B65D83/00 G
A45D34/00 510Z
B65D77/06 L
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024502563
(86)(22)【出願日】2022-07-15
(85)【翻訳文提出日】2024-01-16
(86)【国際出願番号】 KR2022010340
(87)【国際公開番号】W WO2023013918
(87)【国際公開日】2023-02-09
(31)【優先権主張番号】10-2021-0103906
(32)【優先日】2021-08-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517230666
【氏名又は名称】パムテク コリア カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】PUM-TECH KOREA CO., LTD
【住所又は居所原語表記】46, Bupyeong-daero 329beon-gil, Bupyeong-gu, Incheon 21315, Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100121382
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 託嗣
(72)【発明者】
【氏名】イ,ド フン
【テーマコード(参考)】
3E014
3E067
【Fターム(参考)】
3E014PA01
3E014PB03
3E014PC04
3E014PC07
3E014PD15
3E014PE09
3E014PE15
3E014PF01
3E014PF06
3E067AA03
3E067AA04
3E067AB81
3E067BA03C
3E067BA12B
3E067BB14B
3E067BB14C
3E067FA04
3E067FC01
(57)【要約】
本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器は、液状内容物が収容される内部容器と、前記内部容器の外側を覆う外部容器と、前記外部容器の開放された一側を塞ぎ、前記内部容器と結合され、空気流入孔が形成された密閉フレームと、前記密閉フレームに設置され、外部容器内部の圧力変化に応じて空気流入孔を開閉する空気流入バルブと、前記密閉フレームを覆いつつ外部容器の一側に結合され、吐出流路が形成されたショルダーと、前記ショルダーに結合され、吐出口が形成されたノズルと、前記ショルダーに設置され、液状内容物の吐出圧力によって吐出流路を開閉する吐出バルブとを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
液状内容物が収容される内部容器と、
前記内部容器の外側を覆う外部容器と、
前記外部容器の開放された一側を塞ぎ、前記内部容器と結合され、空気流入孔が形成された密閉フレームと、
前記密閉フレームに設置され、外部容器内部の圧力変化に応じて空気流入孔を開閉する空気流入バルブと、
前記密閉フレームを覆いつつ外部容器の一側に結合され、吐出流路が形成されたショルダーと、
前記ショルダーに結合され、吐出口が形成されたノズルと、
前記ショルダーに設置され、液状内容物の吐出圧力によって吐出流路を開閉する吐出バルブと、を含む液状内容物吐出容器。
【請求項2】
前記内部容器は、内部に収容された液状内容物が用い尽くされるに伴い、その形状が変化するパウチ容器であることを特徴とする請求項1に記載の液状内容物吐出容器。
【請求項3】
前記内部容器は、内部に液状内容物が収容される軟質の収容部と、前記収容部の一側に接合され、入口部が形成された硬質の結合部と、から形成されることを特徴とする請求項1に記載の液状内容物吐出容器。
【請求項4】
前記密閉フレームは、少なくとも一部分が、外部容器の開放された部分に挿入され、底面と、前記底面から上側へと延長形成された内壁と、前記内壁の外側に一定の間隔で離隔された外壁と、から形成されることを特徴とする請求項1に記載の液状内容物吐出容器。
【請求項5】
前記密閉フレームは、内壁の内側に、貫通孔が形成されて内部容器の入口部が貫通し、外壁の外側に、嵌め込み折曲部が延長形成されて外部容器の上端に嵌め込まれることを特徴とする請求項4に記載の液状内容物吐出容器。
【請求項6】
前記密閉フレームの空気流入孔を中心に、一側には空気流入ガイド管が延長形成され、他側には空気流入バルブが挿入されるバルブ挿入穴部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の液状内容物吐出容器。
【請求項7】
前記密閉フレームの周縁の上端には、少なくとも1つ以上の空気通過孔が形成されることを特徴とする請求項1に記載の液状内容物吐出容器。
【請求項8】
前記ショルダーには下側へと第1密着突輪が形成され、前記第1密着突輪の外側に、一定の間隔で離隔されて第2密着突輪が形成され、前記第1密着突輪と第2密着突輪とは、内部容器と密閉フレームとの結合部分の両側面に密着することを特徴とする請求項1に記載の液状内容物吐出容器。
【請求項9】
前記第1密着突輪と第2密着突輪との間には、軟質の密閉リングが形成されて、内部容器及び密閉フレームの上端に密着することを特徴とする請求項8に記載の液状内容物吐出容器。
【請求項10】
前記ショルダーの内側には、吐出バルブが据え付けられる少なくとも1つ以上のバルブ据え付け部が、一定の間隔で離隔されて垂直に延長形成されることを特徴とする請求項1に記載の液状内容物吐出容器。
【請求項11】
前記ショルダーの一側にはショルダー蓋が形成されて、ノズルの吐出口を開閉することを特徴とする請求項1に記載の液状内容物吐出容器。
【請求項12】
前記空気流入バルブと吐出バルブは、円板の形状のディスクバルブであることを特徴とする請求項1に記載の液状内容物吐出容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液状内容物吐出容器に関し、より詳細には、液状内容物の吐出圧力によって吐出口を開閉する吐出バルブと、容器内部の圧力変化によって空気流入孔を開閉する空気流入バルブを形成し、容器内部の密閉及び圧力が安定的に維持される液状内容物吐出容器に関する。
【背景技術】
【0002】
今日、現代社会は、急速に多角化が進む時代の流れにしたがい、老若男女にかかわらず、必要に応じて化粧品を愛用しているのが実情である。特に、女性の場合は、多様な種類の化粧品、及び、多様な色彩を有する化粧用品及び道具などを使用しており、化粧品関連業者の研究開発によって、多様な良質の化粧用品及び道具が、日々新たに市場で販売されている。
【0003】
上記化粧品を使用目的に応じて分類してみると、皮膚表面の皮脂、老廃物及び汚染物質を除去するために用いられる洗顔化粧品と、皮膚に水分と油分を適切に供給するために用いられる基礎化粧品と、美しい色感を表現するために用いられる色調化粧品と、毛髪または頭皮の異物を除去すると同時に、毛髪を保護して栄養を供給するために用いられる毛髪化粧品と、香料をアルコールなどに溶かして他人に香りを漂わすために用いられる香水と、などに分類される。
【0004】
一方、上記化粧品は、生活水準の向上によって、化粧品の組成物に対する安定性及び皮膚美容に対する関心が高まるにしたがい、天然の原料から多く製造されている。このような化粧品は、皮膚に及ぼす刺激を最小化するために防腐剤などを添加しないことから、化学原料より製造された化粧品に比べて、相対的に変質の危険性が高いという短所を有する。例えば、上記化粧品は、使用時に外部の空気との接触によって細菌が浸透したり、空気との接触で組成物が酸化することで汚染または変質したりしうる。
【0005】
また、上記化粧品のうち、ローション、クリーム、ジェル、シャンプー、リンスなどといった、液状またはゲル状の形態を有している化粧料を保管して使用するために、単純な開閉機能を有する容器が使用されてきたが、上記容器から化粧品をヘラまたは指で取り出して、皮膚または毛髪に塗布して使わなければならないという不便さがあった。
【0006】
よって、容器押圧による内部圧力変化を通じて、化粧品を外部へと吐出するチューブ型化粧品容器や、ポンプのポンピング作動によって化粧品を吸入・吐出するポンプ型化粧品容器などが使われている。
【0007】
前記チューブ型化粧品容器の場合、使用者が軟質の容器を内側へと押し込んで前記容器の内部圧力を変化させることで、前記容器内部に収容された化粧品が、ノズルの吐出口を通じて外部に吐出される構造になっている。
【0008】
しかし、上記チューブ型化粧品容器は、容器内部に収容された化粧品が、依然としてノズルの吐出口を通じて外部に露出して汚染される恐れがあり、化粧品を吐出して使用することで容器の外形が収縮変形することから外観上好ましくなく、容器を立てて保管または使用することが難しいのであり、主として単一の容器から形成されることから紫外線などによる外部要因によって化粧品が変質しやすく、外部の衝撃に脆弱であるという問題点があった。
【0009】
上記ポンプ型化粧品容器の場合、内容物が収容される容器本体と、容器本体の開口部に備えられ押圧操作される押圧式ポンプと、前記押圧式ポンプに連結された状態で容器本体の上部に結合され(組付けられ)るノズルヘッドとを含んで構成されており、外部に露出した状態のノズルヘッドを下側に押すと、前記押圧式ポンプのポンピング作動によって、容器本体内に収容された内容物が一定量ずつ外部に排出される。このようなポンプ型化粧品容器は、容器本体に収容された内容物が、外部の空気と接触せず、内容物がノズルの吐出口を通じて過度に排出されないために経済的であり、容器本体を床に下ろして置いた状態でも作動するので使いやすいという長所がある。
【0010】
しかし、上記ポンプ型化粧品容器は、ポンプが複数の部品で構成され、各々の部品が互いに有機的に作動する構造であるため、構造が複雑で、部品数が増加することから、組立工程と時間、及び製造コストなどが上昇し、製作公差または使用中の故障に起因して円滑に吐出作動が行われないという問題があった。
【0011】
このような問題を解消するために、韓国登録実用新案第20-0464780号でチェックバルブによるポンピング機能を有する二重構造保存容器が開示された。前記従来技術は、内部に内容物を保存して吐出使用する二重構造保存容器において、弾発力を有するチューブと、前記チューブの内部に内容物が含まれるバッグを二重構造で構成し、上部結合部に吐出孔を有するノズルキャップを結合構成するとともに、前記チューブにチューブを圧着することで外部の空気を内部に吸入する吸入用チェックバルブと、前記ノズルキャップの吐出孔にバックの圧着によって内容物を外部に吐出する吐出用チェックバルブとを設置することで、チューブの圧着によるポンピング作動でバッグが順次圧着されるに伴い内容物を吐出するものである。したがって、内容物の吐出・使用が容易で、内容物の空気接触による変質の恐れを防止することができる。
【0012】
しかし、前記従来技術は、吸入用チェックバルブが外部に露出しており、前記吸入用チェックバルブを通じて、外部の空気が容器内部に吸入される際に、外部の異物が共に流入して非衛生的であるという問題点があった。
【0013】
また、上記従来技術は、チューブとバッグを一体でシーリング接合し、前記チューブとバッグの入口の内側に吐出孔を有するノズルキャップを嵌め合わせる構造であって、前記チューブの持続的な押圧によって、前記チューブとバッグ及びノズルキャップとの間が広がり、これによってそれぞれ構成間の結束力、及び密閉力が劣化するという問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0014】
【特許文献1】韓国登録実用新案第20-0464780号(2013.01.21.公告)
【特許文献2】韓国登録特許第10-1403741号(2014.06.03.公告)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
上記のような問題点を解決するために、本発明は、液状内容物の吐出圧力によって吐出流路を開閉する吐出バルブと、容器内部の圧力変化によって空気流入孔を開閉する空気流入バルブとを形成することで、容器の押圧または押圧解除の際、それぞれのバルブが選択的に作動するに伴い、液状内容物が円滑に吐出されることは勿論のこと、容器内部の密閉及び圧力が安定的に維持されるようにした液状内容物吐出容器を提供することに目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上記のような目的を達成するために、本発明は、液状内容物が収容される内部容器と、前記内部容器の外側を覆う外部容器と、前記外部容器の開放された一側を塞ぎ、前記内部容器と結合され、空気流入孔が形成された密閉フレームと、前記密閉フレームに設置され、外部容器内部の圧力変化に応じて空気流入孔を開閉する空気流入バルブと、前記密閉フレームを覆いつつ外部容器の一側に結合され、吐出流路が形成されたショルダーと、前記ショルダーに結合され、吐出口が形成されたノズルと、前記ショルダーに設置され、液状内容物の吐出圧力によって吐出流路を開閉する吐出バルブとを含む液状内容物吐出容器を提供する。
【0017】
また、前記内部容器は、内部に収容された液状内容物が用い尽くされるに伴い、その形状が変化するパウチ容器であることを特徴とする。
【0018】
また、前記内部容器は、内部に液状内容物が収容される軟質の収容部と、前記収容部の一側に接合され、入口部が形成された硬質の結合部とから形成されることを特徴とする。
【0019】
また、前記密閉フレームは、少なくとも一部分が外部容器の開放された部分に挿入され、底面と、前記底面から上側へと延長形成された内壁と、前記内壁の外側に一定の間隔で離隔された外壁とから形成されることを特徴とする。
【0020】
また、前記密閉フレームの内壁の内側に、貫通孔が形成されて、内部容器の入口部が貫通しており、外壁の外側に嵌め込み折曲部が延長形成されて外部容器の上端に嵌め込まれることを特徴とする。
【0021】
また、前記密閉フレームの空気流入孔を中心に、一側には空気流入ガイド管が延長形成され、他側には、空気流入バルブが挿入されるバルブ挿入穴部が形成されることを特徴とする。
【0022】
また、前記密閉フレームの周縁上端には、少なくとも1つ以上の空気通過孔が形成されることを特徴とする。
【0023】
また、前記ショルダーには、下側に第1密着突輪(リング状突起)が形成され、前記第1密着突輪の外側に、一定の間隔で離隔されて第2密着突輪が形成されており、前記第1密着突輪と第2密着突輪とは、内部容器と密閉フレームとの結合部分の両側面に密着することを特徴とする。
【0024】
また、前記第1密着突輪と第2密着突輪との間には、軟質の密閉リングが形成されて内部容器及び密閉フレームの上端に密着することを特徴とする。
【0025】
また、前記ショルダーの内側には、吐出バルブが据え付けられる少なくとも1つ以上のバルブ据え付け部が一定の間隔で離隔されて垂直に延長形成されることを特徴とする。
【0026】
また、前記ショルダーの一側にはショルダー蓋が形成されて、ノズルの吐出口を開閉することを特徴とする。
【0027】
また、前記空気流入バルブと吐出バルブは、円板形状のディスクバルブであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0028】
本発明の実施例によれば、液状内容物の吐出圧力によって吐出流路を開閉する吐出バルブと、容器内部の圧力変化によって空気流入孔を開閉する空気流入バルブとを形成することで、容器の押圧または押圧解除の際、それぞれのバルブが選択的に作動するに伴い液状内容物が円滑に吐出されることは勿論、容器内部の密閉及び圧力が安定的に維持される効果がある。
【0029】
本発明の実施例によれば、外部容器の開放された一側に密閉フレームを挟み込み、前記密閉フレームをショルダーで覆って、前記密閉フレームの空気流入孔及び空気流入バルブが、前記ショルダーの内側に配置されるようにすることで、前記空気流入孔及び空気流入バルブの外部露出による異物流入を防止して、より衛生的に使用することができる。
【0030】
本発明の実施例によれば、容器の押圧または押圧解除による吐出流路と、空気流入孔の開閉、及び吐出容器の内部の密閉構造を単純化することで、製造工程の簡素化と製造コストの節減を通じて生産性を向上し、このような構成の最小化を通じて資源の浪費を減らすという効果がある。
【0031】
本発明の実施例によれば、外部容器の一側を塞ぐ密閉フレームと、内部に液状内容物が収容される内部容器を結合し、前記内部容器と密閉フレームとの結合部分をショルダーで覆いつつ前記ショルダーが外部容器と結合されるようにすることで、内部容器と密閉フレームとの間の結束力、及び外部容器内の密閉力が増大するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0032】
図1】本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器の斜視図。
図2】本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器の分解斜視図。
図3】本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器の断面図。
図4】本発明の実施例により外部容器を押圧する態様を例示した断面図。
図5図4の部分拡大図。
図6】本発明の実施例によりボタンの押圧を解除する態様を例示した断面図。
図7図6の部分拡大図。
【発明を実施するための形態】
【0033】
以下の本発明に関する詳細な説明は、本発明が実施され得る実施例であり、当該実施例の例示として図示された添付の図面を参照する。これらの実施例は、当業者が本発明を十分に実施することができるように詳細に説明される。本発明の多様な実施例は、互いに異なるが、相互排他的である必要はないことを理解されたい。例えば、ここに記載されている特定の形状、構造及び特性は、一実施例に関連して本発明の思想及び範囲を逸脱せずに、他の実施例で具現され得る。また、それぞれの記載された実施例内における個別の構成要素の位置または配置は、本発明の思想及び範囲を逸脱せずに変更され得ることを理解されたい。
【0034】
したがって、後述する詳細な説明は、限定的な意味で採用しようとするものではなく、本発明の範囲は、適切に説明されるならば、その請求項が主張することと均等なすべての範囲と、併せて添付の請求項によってのみ限定される。図面で類似する参照符号は、様々な側面において同一または類似する機能を示す。
【0035】
本発明で用いられる用語は、本発明での機能を考慮しつつ、可能な現在広く用いられる一般的な用語を選択したが、これは当分野に従事する技術者の意図または判例、新たな技術の出現などによって変わりうる。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、この場合は該当する発明の説明部分において詳細にその意味を記載する。したがって、本発明で用いられる用語は単なる用語の名称ではなく、その用語が有する意味と本発明の全般にわたる内容を基に定義されなければならない。
【0036】
本発明において、ある部分がある構成要素を「含む」とする場合、これは特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除外するものではなく、他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。
【0037】
以下、添付された図面を参考にして、本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器を詳細に説明する。
【0038】
図1は本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器の斜視図であり、図2は本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器の分解斜視図であり、図3は本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器の断面図である。
【0039】
図示された通り、本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器は、内部容器10と、外部容器20と、密閉フレーム30と、空気流入バルブ40と、ショルダー50と、ノズル60、及び吐出バルブ70を含んで構成されうる。
【0040】
本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器をそれぞれの構成別に分けて説明すると、次の通りである。
【0041】
前記内部容器10は、内部に液状内容物が保存される保存容器であって、内部が真空状態に維持されることで液状内容物が安全に保管される。前記液状内容物は、化粧品、シャンプーまたは石鹸といった液体、または、ジェル(gel)状態の内容物をすべて含みうる。ここで、前記内部容器10は、内部に収容された液状内容物が使い切られていくに伴ってその形状が変化するパウチ容器であることが好ましい。
【0042】
前記内部容器10は、内部に液状内容物が収容される軟質の収容部12と、前記収容部12と接合されてショルダー30に結合さ(組付けら)れる硬質の結合部14とから形成されうる。
【0043】
図2に示すように、前記結合部14の一側には入口部14aが形成される。前記入口部14aは、密閉フレーム30の中央を貫通しており、前記入口部14aを通じて液状内容物が注入される。前記入口部14aの反対側には接合部14bが形成されて、前記収容部12が、接合部14bを覆いつつ接合されており、前記入口部14aの外周面には第1締結突起14cが突出形成されて、密閉フレーム30に着脱可能に結合され(組付けられ)るのでありうる。一方、前記結合部14の入口部14aと接合部14bとの間には、掛け止め突出部14dが外側に突出形成されて、密閉フレーム30の下面に掛け止められるようにしており、これに伴い、前記内部容器10が密閉フレーム30の上側に遊動しなくなることは勿論のこと、前記掛け止め突出部14dの上面が、密閉フレーム30の下面に接触することで、外部容器20の内部の密閉力を補完することができる。
【0044】
前記外部容器20は、内部容器10の外側を覆うようにして前記内部容器10を保護する。前記外部容器20は、一側が開放された硬質の楕円形の筒の形態であって、液状内容物吐出容器の外観を構成する。勿論、前記外部容器20は楕円形の筒形態に限定されないのであり、内部に保存される内容物の種類または使用性、またはデザイン的な要素などに鑑みて、多様な形態または材質で形成されうる。但し、前記外部容器20は、使用者が手で容易に把持することは勿論、床に容易に立てて置くことができるように、幅が狭く相対的に長さが長く、底面が緩やかに形成されるのが適切である。
【0045】
図3に示すように、前記外部容器20の上部外周面には突起が形成されて、ショルダー50の内周面に形成された突起と固定結合されうる。ここで時、前記外部容器20に形成された突起は、それぞれの構成の間の結束力、及び組立の容易性などを考慮して、外部容器20の外周面に部分的に形成されてもよく、外部容器20の外周に沿って全体的に形成されてもよい。本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器の図面では、前記外部容器20と、ショルダー50とがアンダーカット結合されるものとして図示したが、これに限定されず、突起と凹部との結合、または、強制嵌め合せまたは接合など、多様な結合方式を有することができる。
【0046】
前記密閉フレーム30は、外部容器20の開放された一側を塞ぎ、前記外部容器20の内部を密閉する。図2に示すように、前記密閉フレーム30は、上部内側に、一定の空間を有する立体的なリングの形態で形成され、少なくとも一部分が外部容器20の開放された部分に挿入されうる。
【0047】
前記密閉フレーム30は、底面32と、前記底面32から上側に延長形成された内壁34と、前記内壁34の外側に一定の間隔離隔された外壁36とから形成され得る。
【0048】
前記密閉フレーム30の内壁34には、第2締結突起34aが、中心部に向かって突出形成される。前記第2締結突起34aは、内部容器10に形成された第1締結突起14cに着脱可能に結合されるのであり、前記内壁34の内側には貫通孔34aが形成されて、内部容器10の入口部14aが貫通されうる。
【0049】
前記密閉フレーム30の外壁36は、外部容器20の上部内周面に密着し、前記外壁36の外側に、嵌め合わせ折曲部36aが延長形成されて外部容器20の上端に嵌め合わされて結合されうる。前記嵌め合わせ折曲部36aは、外壁36から外側に延長形成されて外部容器20の上端に着座される第1嵌め合わせ折曲部36a-1と、前記第1嵌め合わせ折曲部36a-1の下側に延長形成されて外部容器20の上部外周面に密着する第2嵌め合わせ折曲部36a-2とで構成されうる。ここで、前記嵌め合わせ折曲部36aの第1嵌め合わせ折曲部36a-1は、その上端がショルダー50によって圧迫されつつ安定的に固定されうる。すなわち、前記嵌め合わせ折曲部36aは、外部容器20の上端に掛け止めされて固定させられるように、密閉フレーム30の外側に一体で連結された環の形状であることが好ましい。
【0050】
一方、前記密閉フレーム30には、外部容器20の内部圧力の変化に応じて、外部の空気を流入させる空気流入孔38が形成されうる。図3に示すように、前記密閉フレーム30には、底面32から上方へと延長された突出部32aが形成される。前記突出部32aは、一定の高さを有し、下部が開放され、上面に空気流入孔38が形成されうる。前記突出部32aの開放された下部を通じて、その内側の空間に空気流入バルブ40が挿入配置されるのであり、これに伴い、空気流入バルブ40の結合安定性と組立の容易性、及び空間活用度を高めることができる。
【0051】
前記空気流入孔38を中心に、一側には空気流入ガイド管38aが上側へと延長形成され、他側には、空気流入バルブ40が挿入されるバルブ挿入穴部38bが形成されうる。前記空気流入ガイド管38aは、密閉フレーム30の突出部32aの上面から垂直に延長されて、空気流入孔38の側壁となり、密閉フレーム30の内壁34と外壁36とショルダー50とにより囲まれた空間に位置される。すなわち、従来には空気吸引孔が外部に露出しており、前記空気吸引孔を通じて外部の空気が容器内部に吸入される際に、外部の異物が共に流入して非衛生的であるという問題があった。これに対し、本発明の実施例による液状内容物吐出容器は、空気流入孔38、及び空気流入バルブ40が、密閉フレーム30とショルダー50との間の容器内部空間に配置されて、外部に露出しないようにするのであり、前記空気流入孔38の外側に、空気流入ガイド管38aを形成することで、前記空気流入孔38に外部の異物が流入することを防止して、より衛生的に使用することができる。
【0052】
一方、前記密閉フレーム30の周縁の上端には、少なくとも1つ以上の空気通過孔39が形成されうる。図2図3に示すように、前記空気通過孔39は、密閉フレーム30の外側上面を貫通して前記密閉フレーム30の外側と内側の空間を連結する凹部であって、外部容器20の上部外周面と、ショルダー50の下部内周面との間の隙間を通過した外部の空気を、空気流入孔38に流入させるための通路となる。
【0053】
前記空気流入バルブ40は、密閉フレーム30に設置され、外部容器20内部の圧力変化に応じて、空気流入孔38を選択的に開閉する。換言すると、前記空気流入バルブ40は、外部容器20の押圧時、密閉フレーム30の空気流入孔38を塞ぎ、その後、外部容器20の押圧解除の際、外部容器20の内部で発生した真空圧によって、引っ張られるに伴い空気流入孔38を開くのであり、これと同時に、外部の空気が前記空気流入孔38に流入するに伴い前記外部容器20が元の形態に復元される。この際、前記空気流入バルブ40は、中央部分が外部の空気の流入方向に沿って弾力的に移動可能なように設置される。
【0054】
前記空気流入バルブ40は、上で見たように、密閉フレーム30に形成された突出部32aの開放された下部を通じて、その内側の空間、すなわち、バルブ挿入凹部38bに挿入されて固定結合され、これにより、前記空気流入バルブ40の露出を最小化することができる。ここで、前記空気流入バルブ40は、円板形状のディスクバルブ(disk valve)であることが好ましい。
【0055】
前記ショルダー50は、密閉フレーム30を覆いつつ外部容器20の一側に結合される。前記ショルダー50の下部は、デザインの連続性のために外部容器20と同一の幅を有する楕円形の筒形状であり、上部は使用の便宜性のために、下部よりも相対的に幅が狭い円筒、または楕円形の筒形状であるのが好ましい。
【0056】
前記ショルダー50の内側の中央には、内部容器10に収容された液状内容物が通過する吐出流路52が形成されうる。ここで、前記吐出流路52は、内部容器10の入口部14aと連結され、液状内容物の円滑な吐出のために、前記入口部14aと同一方向に延長形成されるのが適切である。
【0057】
図3に示すように、前記ショルダー50には、下側へと第1密着突輪(リング状突起)51が形成され、前記第1密着突輪51の外側に、一定の間隔で離隔されて第2密着突輪53が形成される。前記の第1密着突輪51と第2密着突輪53とは、内部容器10と密閉フレーム30との結合部分の両側面に密着されうる。さらに詳細には、前記第1密着突輪51は、内部容器10の入口部14aの内側に挿入されるに伴い、前記入口部14aの内周面に密着し、前記第2密着突輪53は、密閉フレーム30の内壁32の外周面に密着する。これにより、前記入口部14aと内壁32とが、第1密着突輪51と第2密着突輪53との間に共に挿入されるに伴い、互いに広がらなくなり、前記内部容器10と密閉フレーム30との結合部分、すなわち、第1締結突起14cと第2締結突起34aとの結合部分が、安定的に維持されうる。
【0058】
一方、前記第1密着突輪51と第2密着突輪53との間には、軟質の密閉リング54が形成されて、内部容器10の入口部14aの上端と、密閉フレーム30の内壁32の上端とに密着し、これを通じて前記外部容器20内側の密閉力を維持することができる。ここで、前記密閉リング54は、密閉力を向上させるために弾性材質で形成され、ウレタンゴム(urethane rubber)、天然ゴム(natural rubber)、エラストマー(elastomer)、NBR(nitrile-butadiene rubber)、シリコーン(silicone)のうちの1つ以上の材質、または、弾性を有するポリプロピレン(polypropylene)、ポリエチレン(polyethylene)、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)の材質で形成されることが好ましく、特に、柔らかく耐久性に優れたゴムとプラスチックとの中間形態の材質であるTPE(Thermo Plastic Elastomer)の材質で形成されることが最も好ましい。
【0059】
前記ショルダー50の内側上部には、第1上部延長突輪55が上側へと延長形成され、前記第1上部延長突輪55の外側に、一定の間隔で離隔されて、第2上部延長突輪57が上側へと延長形成されうる。ここで、前記第2上部延長突輪57の内面にはノズル60が固定結合される。
【0060】
前記第1上部延長突輪55は、後述する吐出バルブ70が挿入・着座される部分であって、前記第1上部延長突輪55の内周面に、吐出バルブ70の外周面が密着することで、前記吐出バルブ70が水平に遊動することを防止するのであり、前記第1上部延長突輪55の内側には、少なくとも1つ以上のバルブ据え付け部55aが形成されることで、その上端に吐出バルブ70の周縁部分が据え付けられうる。ここで、前記バルブ据え付け部55aは、第1上部延長突輪55の内周面の内周に沿って一定の間隔で離隔されて、垂直に延長形成されることが好ましい。そして、前記第1上部延長突輪55の内側に一定の間隔で離隔されるようにして、第3上部延長突輪59が上側へと延長形成される。前記第3上部延長突輪59は、吐出流路52の外壁をなすと同時に、その上端に、吐出バルブ70の中央の一部分が据え付けられる。
【0061】
一方、前記ショルダー50の一側には、ショルダー蓋80が形成されて、ノズル60の吐出口62を開閉してもよい。前記ショルダー蓋80は、ショルダー50に一体にヒンジ結合されて一定の角度で回動するに伴い、ノズル60の吐出口62を開放または閉鎖する。勿論、前記ショルダー蓋80は、ショルダー50と別途に形成されて、前記ショルダー50の一側にヒンジ結合されることもありうる。そして、前記ショルダー蓋80の内側上面には、密閉突輪82がリングの形状に突出形成される。前記密閉突輪82は、ショルダー蓋80を閉めた時、ノズル60の端部を覆いつつ挟み込まれて吐出口62を密閉する。
【0062】
前記ノズル60は、ショルダー50の一側に少なくとも一部分が挿入されるに伴い固定されて結合される。前記ノズル60の中央には、液状内容物を外部に吐出させる吐出口62が形成される。前記吐出口62は、吐出バルブ70によって、ショルダー50の吐出流路52と、一時的に連結または遮断されうる。
【0063】
図3に示すように、前記ノズル60には、第1下部延長突輪61が下側に延長形成されており、前記第1下部延長突輪61の外側に一定の間隔で離隔されて、第2下部延長突輪63が下側に延長形成されうる。前記第1下部延長突輪61は、ショルダー50の第1上部延長突輪55の外周面に密着しつつ挟み込まれ、第2下部延長突輪63は、ショルダー50の第2上部延長突輪57の内周面に密着しつつ固定されて結合される。
【0064】
一方、前記ノズル60の内側には、バルブ固定突輪64が、下側へと延長形成される。前記バルブ固定突輪64は、ショルダー50とノズル60との結合の際、ショルダー50の内側に据え付けられた吐出バルブ70の上端を押さえて固定させる。これに伴い、前記吐出バルブ70が、ショルダー50とノズル60との間で遊動せずに固定されうる。
【0065】
前記吐出バルブ70は、ショルダー50に設置換され、外部容器20の内部の圧力変化によって、ショルダー50の吐出流路52を選択的に開閉する。換言すると、前記吐出バルブ70は、外部容器20を押圧する際、内部容器10の内部で発生した吐出圧力によって押し上げられるに伴い吐出流路52を開いて、吐出流路52に移動した液状内容物を吐出口62に吐出するのであり、外部容器20の押圧を解除する際、弾性復原力によって元の形態に復元されて吐出流路52を遮断する。この際、前記吐出バルブ70は、中央部分が、液状内容物の吐出方向に沿って弾力的に移動可能なように設置される。
【0066】
前記吐出バルブ70は、上で見たように、ショルダー50とノズル60との間に配置されるとともに、前記吐出バルブ70の外周面が、ショルダー50の第1上部延長突輪55の内周面に密着されるのであり、周縁の部分が、バルブ据え付け部55aの上端に据え付けられるのであり、上端が、ノズル60のバルブ固定突輪64によって押さえられて固定される。ここで、前記吐出バルブ70は、円板形状のディスクバルブ(disk valve)であることが好ましい。
【0067】
上で見たように、本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器は、液状内容物の吐出圧力によって吐出流路52を開閉する吐出バルブ70と、外部容器20内部の圧力変化によって空気流入孔38を開閉する空気流入バルブ40とを形成することで、外部容器20の押圧または押圧解除の際、それぞれのバルブが選択的に作動するに伴い、液状内容物が円滑に吐出されることは勿論のこと、外部容器20の内部の密閉及び圧力が、安定的に維持されうるのであり、また、外部容器20の押圧または押圧解除による吐出流路52と空気流入孔38の開閉、及び外部容器20内部の密閉の構造を単純化することで、製造工程の簡素化と製造コストの節減を通じて生産性が向上しうる。
【0068】
図4ないし図7は、本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器の作動過程を例示した図面であり、これを参照して本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器の作動過程を説明する。
【0069】
図4は本発明の実施例により外部容器を押圧する態様を例示した断面図であり、図5は、図4の部分拡大図であり、図6は本発明の実施例によりボタンの押圧を解除する態様を例示した断面図であり、図7図6の部分拡大図である。
【0070】
本発明の実施例に係る液状内容物吐出容器を使用するために、まず、ショルダー50からショルダー蓋80を回動させて、ノズル60の吐出口62を開放する。
【0071】
この後、図4に示すように、外部容器20の側面を押圧すると、前記外部容器20の内側に位置した内部容器10が共に押圧されながら、その内部に圧力が発生し、前記内部容器10に収容された液状内容物が入口部14aを経て吐出流路52に移動する。これと同時に、図5に示すように、吐出流路52に移動した液状内容物の吐出圧力によって吐出バルブ70が押し上げられるに伴いショルダー50の吐出流路52が開放され、液状内容物がノズル60の吐出口62を通じて外部に吐出される。この際、前記密閉フレーム30の空気流入孔38は、空気流入バルブ40によって閉鎖された状態を維持する。
【0072】
以後、図6に示すように、外部容器20の側面の押圧を解除すると、前記吐出バルブ70が弾性復原力によって元の形態に復元されながらノズル60の吐出口62を閉鎖する。これと同時に、図7に示すように、外部容器20内部で発生した真空圧によって空気流入バルブ70が引っ張られるに伴い密閉フレーム30の空気流入孔38が開放され、外部の空気が、前記外部容器20とショルダー50との間の隙間、及び空気通過孔39に入って、空気流入孔38を通じて外部容器20内側に流入することで、前記外部容器20が元の形態に復元される。
【0073】
以上のように、本説明では具体的な構成要素などのような特定事項と、限定された実施例及び図面によって説明されたが、これは本発明の、より全般的な理解を助けるために提供されたものに過ぎず、本発明は、上記の実施例に限定されるのではなく、本発明が属する分野で通常の知識を有する者であれば、このような記載から、多様な修正及び変形が可能である。したがって、本発明の思想は、説明された実施例に局限して定められてはならず、後述する請求の範囲だけでなく、本請求の範囲と均等あるいは等価的な変形を伴うすべての事項は、本発明の思想の範疇に属するといえる。
【符号の説明】
【0074】
10:内部容器
12:収容部
14:結合部
14a:入口部
20:外部容器
30:密閉フレーム
32:底面
34:内壁
36:外壁
38:空気流入孔
40:空気流入バルブ
50:ショルダー
51:第1密着突輪
52:吐出流路
53:第2密着突輪
60:ノズル
62:吐出口
70:吐出バルブ
80:ショルダー蓋
82:密閉突輪
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【国際調査報告】