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特表2024-527153通信、データチャネルの確立方法、デバイス及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-19
(54)【発明の名称】通信、データチャネルの確立方法、デバイス及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 76/12 20180101AFI20240711BHJP
   H04M 11/06 20060101ALI20240711BHJP
   H04M 3/42 20060101ALI20240711BHJP
   H04W 80/10 20090101ALI20240711BHJP
   H04W 92/18 20090101ALI20240711BHJP
【FI】
H04W76/12
H04M11/06
H04M3/42 Z
H04W80/10
H04W92/18
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024506817
(86)(22)【出願日】2022-08-02
(85)【翻訳文提出日】2024-02-02
(86)【国際出願番号】 CN2022109714
(87)【国際公開番号】W WO2023011476
(87)【国際公開日】2023-02-09
(31)【優先権主張番号】202110891844.X
(32)【優先日】2021-08-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】518389015
【氏名又は名称】中国移動通信有限公司研究院
【氏名又は名称原語表記】China Mobile Communication Co., Ltd Research Institute
【住所又は居所原語表記】32 Xuanwumen West Street, Xicheng District, Beijing 100053, China
(71)【出願人】
【識別番号】518301095
【氏名又は名称】中国移動通信集団有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100118913
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 邦生
(74)【代理人】
【識別番号】100142789
【弁理士】
【氏名又は名称】柳 順一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100201466
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 邦彦
(72)【発明者】
【氏名】チャン, シン
(72)【発明者】
【氏名】チェン, ジアンピン
(72)【発明者】
【氏名】ヤン, ディ
(72)【発明者】
【氏名】フ, ユエ
(72)【発明者】
【氏名】パン, ヤクン
(72)【発明者】
【氏名】リ, イン
(72)【発明者】
【氏名】リュウ, チェン
(72)【発明者】
【氏名】カイ, ヤリ
(72)【発明者】
【氏名】リ, ジ
【テーマコード(参考)】
5K067
5K201
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD24
5K067DD34
5K201BC01
5K201CA01
5K201CA04
5K201CA07
5K201EA05
5K201EC06
(57)【要約】
本開示は、通信、データチャネルの確立方法、デバイス及び記憶媒体を提供し、第1端末がダイヤルイベントをモニタし、前記ダイヤルイベントによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするステップと、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するステップと、第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップと、を含む。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1端末がダイヤルイベントをモニタし、前記ダイヤルイベントにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするステップと、
第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するステップと、
第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップと、
を含む通信方法。
【請求項2】
前記ブートストラップデータチャネルは、第1端末によって開始されて確立される請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ブートストラップデータチャネルのネゴシエーション要求情報は、第1端末によってコール要求メッセージを介してキャリーされ、前記コール要求メッセージは、第1端末がダイヤルイベントをモニタした後、第2端末に対して開始したコール要求メッセージであるか、又は第1端末によって独立のメッセージを使用して個別に送信される請求項2に記載の方法。
【請求項4】
コール要求を開始する時、前記第1端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーするステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
第1端末が、登録時に、前記第1端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーするステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項6】
第1端末が、IPマルチメディアサブシステム音声(VoIMS)ネットワークアプリケーションサーバ(AS)又はロングタームエボリューション音声ベアラ(VoLTE)ネットワークASにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立し、
及び/又は、
第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記データチャネルは、データチャネル(Data Channel)及び/又はWebウェーブソケット(WebSocket)チャネルである請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップは、
前記応答メッセージから、サービス記述情報を取得するステップを含み、
前記サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報、
を含む請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
第2端末が第1端末によって送信されたコール要求メッセージを受信し、前記第2端末が、前記コール要求メッセージにより、又は受信した第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするステップと、
第2端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービスプラットフォームメディアモジュールにサービス要求メッセージを送信するステップと、
第2端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップと、
を含む通信方法。
【請求項10】
第2端末が、登録時に、前記第2端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーするステップを含む請求項9に記載の方法。
【請求項11】
第2端末が、VoIMSネットワークASまたはVoLTEネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立し、
及び/又は、
第2端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する請求項9に記載の方法。
【請求項12】
第2端末が、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを受信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了するステップを含む請求項9に記載の方法。
【請求項13】
応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップは、
応答メッセージからサービス記述情報を取得するステップを含み、
前記サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報、
を含む請求項9から12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである請求項9に記載の方法。
【請求項15】
第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始するステップと、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立するステップと、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信するステップと、
前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいてサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップと、
を含む通信方法。
【請求項16】
第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、サービスプラットフォームメディアモジュールによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュールは、第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュールは、第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする請求項15に記載の方法。
【請求項17】
第1端末との間のデータチャネルを確立し、及び/又は第2端末との間のデータチャネルを確立するステップを含む請求項15に記載の方法。
【請求項18】
第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、
第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送し、第2端末に対するメディアネゴシエーションパラメータをブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータとしてコール要求にキャリーするか、又は独立のメッセージによりキャリーするステップを含む請求項15に記載の方法。
【請求項19】
第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除するステップを含む請求項15に記載の方法。
【請求項20】
第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送し、応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正するステップを含む請求項15に記載の方法。
【請求項21】
第1端末と第2端末とが異なるサービスプラットフォームメディアモジュールに属する場合、サービスプラットフォームメディアモジュールは、第2端末が属するサービスプラットフォームメディアモジュールを介して、前記第1端末によって開始されたコール要求を前記第2端末に転送する請求項15から20のいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを第2端末に送信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了するステップを含む請求項15に記載の方法。
【請求項23】
ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュールはネットワークASに、第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする請求項15に記載の方法。
【請求項24】
ネットワークASにより、第1端末との間のデータチャネルを確立し、及び/又は第2端末との間のデータチャネルを確立するステップを含む請求項15に記載の方法。
【請求項25】
サービスプラットフォームメディアモジュールは、ネットワークASによって送信される通知メッセージを受信し、受信したのは、VoIMSネットワークのAS又はVoLTEネットワークのASによって送信された、ネゴシエーションパラメータを取得するための通知メッセージである請求項15に記載の方法。
【請求項26】
サービスプラットフォームメディアモジュールは、ブートストラップデータチャネルにより第1端末及び/又は第2端末にサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックの実現を指示する応答メッセージを提供し、第1端末及び/又は第2端末が、応答メッセージからサービス記述情報を取得し、
前記サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報、
を含む請求項15~20及び22~25のいずれか一項に記載の方法。
【請求項27】
前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである請求項15から20及び22から25のいずれか一項に記載の方法。
【請求項28】
ネットワークASが、第1端末によって開始されたコール要求メッセージである第1端末コール要求メッセージを受信するステップと、
ネットワークASが、前記第1端末コール要求メッセージによりブートストラップデータチャネルを確立することにより、第1端末が前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するか、又はサービスデータインタラクションを行うステップと、
を含むデータチャネルの確立方法。
【請求項29】
第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、
前記第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータを、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルに必要なメディアネゴシエーションパラメータに置き換え、修正後の前記第1端末コール要求メッセージを第2端末に転送するステップ、又は、
前記第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータを、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルに必要なメディアネゴシエーションパラメータに置き換え、修正後の前記第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージを第2端末に転送するステップ、
を含む請求項28に記載の方法。
【請求項30】
第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、前記コール要求メッセージのブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除するステップを含む請求項28に記載の方法。
【請求項31】
第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、
ネットワークASが、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送し、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた第2端末に対するメディアネゴシエーションパラメータをブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータとしてキャリーするステップを含む請求項28に記載の方法。
【請求項32】
第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、
ネットワークASが、第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除するステップを含む請求項28に記載の方法。
【請求項33】
第2端末からリターンされた応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正し、修正後の前記第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送するステップを含む請求項28に記載の方法。
【請求項34】
第1端末と第2端末が異なるASに属する場合、ネットワークASは、第2端末が属するネットワークASを介して、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送する請求項28又は29に記載の方法。
【請求項35】
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと
の1つ又はそれらの組合せを第2端末に送信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了するステップを含む請求項28に記載の方法。
【請求項36】
ネットワークASは、VoIMSネットワークのAS又はVoLTEネットワークのASである請求項28に記載の方法。
【請求項37】
前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである請求項28に記載の方法。
【請求項38】
第1端末であって、
プロセッサとトランシーバとを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取って、
ダイヤルイベントをモニタし、前記ダイヤルイベントによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガし、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信し、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するプロセスを実行し、
前記トランシーバは、プロセッサの制御でデータを受信及び送信する第1端末。
【請求項39】
第1端末であって、
ダイヤルイベントをモニタし、前記ダイヤルイベントによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするための第1端末コールモジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するための第1端末要求モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するための第1端末表示モジュールと、
を含む第1端末。
【請求項40】
第2端末であって、
プロセッサとトランシーバとを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取って、
第1端末によって送信されたコール要求メッセージを受信し、前記第2端末が、前記コール要求メッセージにより又は受信した一本の独立の要求メッセージにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガし、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、ブートストラップデータチャネルによりサービスプラットフォームメディアモジュールにサービス要求メッセージを送信し、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するプロセスを実行し、
前記トランシーバは、プロセッサの制御でデータを受信及び送信する第2端末。
【請求項41】
第2端末であって、
第1端末によって送信されたコール要求メッセージを受信し、前記第2端末が、前記コール要求メッセージにより又は受信した一本の独立の要求メッセージにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするための第2端末受信モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、ブートストラップデータチャネルによりサービスプラットフォームメディアモジュールにサービス要求メッセージを送信するための第2端末要求モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するための第2端末表示モジュールと、
を含む第2端末。
【請求項42】
サービスプラットフォームメディアモジュールであって、
プロセッサとトランシーバとを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取って、
第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始し、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信し、
前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいてサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するプロセスを実行し、
前記トランシーバは、プロセッサの制御でデータを受信及び送信するサービスプラットフォームメディアモジュール。
【請求項43】
サービスプラットフォームメディアモジュールであって、
第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始するためのサービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立するためのサービスプラットフォームメディアモジュールブートストラップチャネルモジュールと、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信し、前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいてサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するためのサービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールと、
を含むサービスプラットフォームメディアモジュール。
【請求項44】
ASであって、
プロセッサとトランシーバとを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取って、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージである第1端末コール要求メッセージを受信し、
前記第1端末コール要求メッセージによりブートストラップデータチャネルを確立し、第1端末が前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するか、又はサービスデータインタラクションを行うプロセスを実行し、
前記トランシーバは、プロセッサの制御でデータを受信及び送信するAS。
【請求項45】
ASであって、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージである第1端末コール要求メッセージを受信するためのAS受信モジュールと、
前記第1端末コール要求メッセージによりブートストラップデータチャネルを確立し、第1端末が前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するか、又はサービスデータインタラクションを行うためのASブートストラップチャネルモジュールと、
を含むAS。
【請求項46】
請求項1から37のいずれか一項に記載の方法を実行するコンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互参照】
【0001】
本願は、2021年08月04日に中国で出願された中国特許出願No.202110891844.Xの優先権を主張し、その内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【技術分野】
【0002】
本開示は、通信技術の分野に関し、特に、通信、データチャネルの確立方法、デバイス及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
関連技術では、IPマルチメディアサブシステム(IP Multimedia System、IMS)ネットワークに基づくデータチャネル(Data Channel)技術が提案された解決手段がある。Data Channelのネゴシエーションがサービスディスカバリプロトコル(Service Discovery Protocol、SDP)によってどのように行われるかが定義されている。
【0004】
しかし、関連技術には、通信事業者電話と組み合わせたエンドツーエンドの具体的なサービスを実現する解決手段がないという欠点が存在する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、通信事業者電話と組み合わせたデータチャネルのエンドツーエンドの具体的なサービス解決手段がないという課題を解決するための、通信、データチャネルの確立方法、デバイス及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、以下の技術解決手段を提供する。
【0007】
通信方法であって、
第1端末がダイヤルイベントをモニタし、前記ダイヤルイベントによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするステップと、
第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するステップと、
第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップと、を含む。
【0008】
実施において、前記ブートストラップデータチャネルは、第1端末によって開始されて確立される。
【0009】
実施において、前記ブートストラップデータチャネルのネゴシエーション要求情報は、第1端末によってコール要求メッセージを介してキャリーされ、前記コール要求メッセージは、第1端末がダイヤルイベントをモニタした後、第2端末に対して開始したコール要求メッセージであるか、又は第1端末によって独立のメッセージを使用して個別に送信される。
【0010】
実施において、コール要求を開始する時、前記第1端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーするステップをさらに含む。
【0011】
実施において、第1端末が、登録時に、前記第1端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーするステップをさらに含む。
【0012】
実施において、第1端末が、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のデータチャネルを確立し、及び/又は、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0013】
実施において、第1端末が、VoIMSネットワークASまたはVoLTEネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立し、
及び/又は、
第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0014】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0015】
実施において、応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップは、
応答メッセージからサービス記述情報を取得するステップを含み、
前記サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0016】
通信方法であって、
第2端末が第1端末によって送信されたコール要求メッセージを受信し、前記第2端末が、前記コール要求メッセージにより又は受信した一本の独立の要求メッセージにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするステップと、
第2端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、ブートストラップデータチャネルによりサービスプラットフォームメディアモジュールにサービス要求メッセージを送信するステップと、
第2端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップと、を含む。
【0017】
実施において、第2端末が、登録時に、前記第2端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーするステップをさらに含む。
【0018】
実施において、第2端末が、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のデータチャネルを確立し、及び/又は、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0019】
実施において、第2端末が、VoIMSネットワークASまたはVoLTEネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立し、
及び/又は、
第2端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0020】
実施において、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを第2端末に送信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了するステップをさらに含む。
【0021】
実施において、応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップは、
応答メッセージからサービス記述情報を取得するステップを含み、
前記サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0022】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0023】
通信方法であって、
第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始するステップと、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立するステップと、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信するステップと、
前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいてサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップと、を含む。
【0024】
実施において、第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、サービスプラットフォームメディアモジュールによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュールは、第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュールは、第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【0025】
実施において、第1端末との間のデータチャネルを確立し、及び/又は第2端末との間のデータチャネルを確立するステップをさらに含む。
【0026】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、
第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送し、第2端末に対するメディアネゴシエーションパラメータをブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータとしてコール要求にキャリーするか、又は独立のメッセージによりキャリーするステップをさらに含む。
【0027】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除するステップをさらに含む。
【0028】
実施において、第2端末からリターンされた応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正し、修正後の前記第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送するステップをさらに含む。
【0029】
実施において、第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送し、応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正するステップをさらに含む。
【0030】
実施において、第1端末と第2端末とが異なるサービスプラットフォームメディアモジュールに属する場合、サービスプラットフォームメディアモジュールは、第2端末が属するサービスプラットフォームメディアモジュールを介して、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送する。
【0031】
実施において、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを第2端末に送信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了するステップをさらに含む。
【0032】
実施において、第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、ネットワークASによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュールは、ネットワークASから通知された第1端末によって開始されたコール要求イベントを受信し、
ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュールはネットワークASに、第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【0033】
実施において、ネットワークASにより、第1端末との間のデータチャネルを確立し、及び/又は第2端末との間のデータチャネルを確立するステップをさらに含む。
【0034】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュールは、ネットワークASによって送信される通知メッセージを受信し、受信したのは、VoIMSネットワークのAS又はVoLTEネットワークのASによって送信された、ネゴシエーションパラメータを取得するための通知メッセージである。
【0035】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュールは、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックの実現を指示する応答メッセージをリターンし、
応答メッセージから取得されたサービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0036】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0037】
データチャネルの確立方法であって、
ネットワークASが、第1端末によって開始されたコール要求メッセージである第1端末コール要求メッセージを受信するステップと、
ネットワークASが、前記第1端末コール要求メッセージによりブートストラップデータチャネルを確立し、第1端末が前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するか、又はサービスデータインタラクションを行う、ステップと、を含む。
【0038】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、
前記第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータを、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルに必要なメディアネゴシエーションパラメータに置き換え、修正後の前記第1端末コール要求メッセージを第2端末に転送するステップ、又は、
前記第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータを、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルに必要なメディアネゴシエーションパラメータに置き換え、修正後の前記第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージを第2端末に転送するステップをさらに含む。
【0039】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、前記コール要求メッセージのブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除するステップをさらに含む。
【0040】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、
ネットワークASが、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送し、前記第2端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーし、且つ、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた第2端末に対するメディアネゴシエーションパラメータをブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータとしてキャリーするステップをさらに含む。
【0041】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、
ネットワークASが、第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除するステップをさらに含む。
【0042】
実施において、第2端末からリターンされた応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正し、修正後の前記第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送するステップをさらに含む。
【0043】
実施において、ネットワークASが、第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送し、応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた第1端末に対するメディア応答情報に修正するステップをさらに含む。
【0044】
実施において、第1端末と第2端末が異なるASに属する場合、ネットワークASが、第2端末が属するネットワークASを介して、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送する。
【0045】
実施において、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを第2端末に送信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了するステップをさらに含む。
【0046】
実施において、ネットワークASは、VoIMSネットワークのAS又はVoLTEネットワークのASである。
【0047】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0048】
第1端末であって、プロセッサとトランシーバとを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取って、
ダイヤルイベントをモニタし、前記ダイヤルイベントによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガし、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信し、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するプロセスを実行し、
前記トランシーバは、プロセッサの制御でデータを受信及び送信する。
【0049】
実施において、前記ブートストラップデータチャネルは、第1端末によって開始されて確立される。
【0050】
実施において、前記ブートストラップデータチャネルのネゴシエーション要求情報は、第1端末によってコール要求メッセージを介してキャリーされ、前記コール要求メッセージは、第1端末がダイヤルイベントをモニタした後、第2端末に対して開始したコール要求メッセージであるか、又は第1端末によって独立のメッセージを使用して個別に送信される。
【0051】
実施において、コール要求を開始する時、前記第1端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーすることをさらに含む。
【0052】
実施において、登録する時に、前記第1端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーすることをさらに含む。
【0053】
実施において、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のデータチャネルを確立し、及び/又は、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0054】
実施において、VoIMSネットワークAS又はVoLTEネットワークASにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立し、
及び/又は、
サービスプラットフォームメディアモジュールにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0055】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0056】
実施において、応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現することは、
応答メッセージからサービス記述情報を取得することを含み、
前記サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0057】
第1端末であって、
ダイヤルイベントをモニタし、前記ダイヤルイベントによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするための第1端末コールモジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するための第1端末要求モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するための第1端末表示モジュールと、を含む。
【0058】
実施において、前記ブートストラップデータチャネルは、第1端末によって開始されて確立される。
【0059】
実施において、前記ブートストラップデータチャネルのネゴシエーション要求情報は、第1端末によってコール要求メッセージを介してキャリーされ、前記コール要求メッセージは、第1端末がダイヤルイベントをモニタした後、第2端末に対して開始したコール要求メッセージであるか、又は第1端末によって独立のメッセージを使用して個別に送信される。
【0060】
実施において、第1端末コールモジュールは、さらに、コール要求を開始する時、前記第1端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーする。
【0061】
実施において、登録する時に、前記第1端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーするための第1端末登録モジュールをさらに含む。
【0062】
実施において、第1端末要求モジュールは、さらに、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のデータチャネルを確立し、及び/又は、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0063】
実施において、第1端末要求モジュールは、さらに、VoIMSネットワークAS又はVoLTEネットワークASにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立し、
及び/又は、
サービスプラットフォームメディアモジュールにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0064】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0065】
実施において、第1端末表示モジュールが応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現することは、
応答メッセージからサービス記述情報を取得することを含み、
前記サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0066】
第2端末であって、プロセッサとトランシーバとを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取って、
第1端末によって送信されたコール要求メッセージを受信し、前記第2端末が、前記コール要求メッセージにより又は受信した一本の独立の要求メッセージにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガし、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、ブートストラップデータチャネルによりサービスプラットフォームメディアモジュールにサービス要求メッセージを送信し、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するプロセスを実行し、
前記トランシーバは、プロセッサの制御でデータを受信及び送信する。
【0067】
実施において、登録する時に、前記第2端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーすることをさらに含む。
【0068】
実施において、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のデータチャネルを確立し、及び/又は、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0069】
実施において、VoIMSネットワークAS又はVoLTEネットワークASにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立し、
及び/又は、
サービスプラットフォームメディアモジュールにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0070】
実施において、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを受信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了することをさらに含む。
【0071】
実施において、応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現することは、
応答メッセージからサービス記述情報を取得することを含み、
前記サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、且つ、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0072】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0073】
第2端末であって、
第1端末によって送信されたコール要求メッセージを受信し、前記第2端末が、前記コール要求メッセージにより又は受信した一本の独立の要求メッセージにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするための第2端末受信モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、ブートストラップデータチャネルによりサービスプラットフォームメディアモジュールにサービス要求メッセージを送信するための第2端末要求モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するための第2端末表示モジュールと、を含む。
【0074】
実施において、登録する時に、前記第2端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーするための第2端末登録モジュールをさらに含む。
【0075】
実施において、第2端末要求モジュールは、さらに、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のデータチャネルを確立し、及び/又は、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0076】
実施において、第2端末要求モジュールは、さらに、VoIMSネットワークAS又はVoLTEネットワークASにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立し、
及び/又は、
サービスプラットフォームメディアモジュールにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0077】
実施において、第2端末受信モジュールは、さらに、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを受信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了する。
【0078】
実施において、第2端末表示モジュールが応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現することは、
応答メッセージからサービス記述情報を取得することを含み、
前記サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、且つ、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0079】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0080】
サービスプラットフォームメディアモジュールであって、プロセッサとトランシーバとを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取って、
第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始し、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信し、
前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいてサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するプロセスを実行し、
前記トランシーバは、プロセッサの制御下でデータを受信及び送信する。
【0081】
実施において、第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、サービスプラットフォームメディアモジュールによって開始され、
第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【0082】
実施において、第1端末との間のデータチャネルを確立し、及び/又は第2端末との間のデータチャネルを確立することをさらに含む。
【0083】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、
第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送し、第2端末に対するメディアネゴシエーションパラメータをブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータとしてコール要求にキャリーするか、又は独立のメッセージによりキャリーすることをさらに含む。
【0084】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除することをさらに含む。
【0085】
実施において、
第2端末からリターンされた応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正し、修正後の前記第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送することをさらに含む。
【0086】
実施において、
第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送し、応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正することをさらに含む。
【0087】
実施において、第1端末と第2端末とが異なるサービスプラットフォームメディアモジュールに属する場合、第2端末が属するサービスプラットフォームメディアモジュールを介して、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送する。
【0088】
実施において、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを第2端末に送信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了することをさらに含む。
【0089】
実施において、第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、ネットワークASによって開始され、
ネットワークASから通知された第1端末によって開始されたコール要求イベントを受信し、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
ネットワークASに第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【0090】
実施において、ネットワークASにより、第1端末との間のデータチャネルを確立し、及び/又は第2端末との間のデータチャネルを確立することをさらに含む。
【0091】
実施において、ネットワークASによって送信される通知メッセージを受信し、受信したのは、VoIMSネットワークのAS又はVoLTEネットワークのASによって送信された、ネゴシエーションパラメータを取得するための通知メッセージである。
【0092】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュールは、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックの実現を指示する応答メッセージをリターンし、
応答メッセージから取得されたサービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0093】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0094】
サービスプラットフォームメディアモジュールであって、
第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始するためのサービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立するためのサービスプラットフォームメディアモジュールブートストラップチャネルモジュールと、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信するステップと、前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいてサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップとのためのサービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールと、を含む。
【0095】
実施において、第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、サービスプラットフォームメディアモジュールによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュールブートストラップチャネルモジュールは、さらに、第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールは、さらに、第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【0096】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュールデータチャネルモジュールは、さらに、第1端末との間のデータチャネルを確立し、及び/又は第2端末との間のデータチャネルを確立する。
【0097】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールは、さらに、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送し、第2端末に対するメディアネゴシエーションパラメータをブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータとしてコール要求にキャリーするか、又は独立のメッセージによりキャリーする。
【0098】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールは、さらに、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除する。
【0099】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールは、さらに、第2端末からリターンされた応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正し、修正後の前記第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送する。
【0100】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールは、さらに、第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送し、応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正する。
【0101】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールは、さらに、第1端末と第2端末とが異なるサービスプラットフォームメディアモジュールに属する場合、第2端末が属するサービスプラットフォームメディアモジュールを介して、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送する。
【0102】
実施において、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを第2端末に送信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了することをさらに含む。
【0103】
実施において、第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、ネットワークASによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールは、さらに、ネットワークASから通知された第1端末によって開始されたコール要求イベントを受信 し、
サービスプラットフォームメディアモジュールブートストラップチャネルモジュールは、さらに、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールは、さらに、ネットワークASに第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【0104】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュールブートストラップチャネルモジュールは、さらに、ネットワークASにより、第1端末との間のデータチャネルを確立し、及び/又は第2端末との間のデータチャネルを確立する。
【0105】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールは、さらに、ネットワークASによって送信される通知メッセージを受信し、受信したのは、VoIMSネットワークのAS又はVoLTEネットワークのASによって送信された、ネゴシエーションパラメータを取得するための通知メッセージである。
【0106】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールは、さらに、サービスプラットフォームメディアモジュールがサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックの実現を指示する応答メッセージをリターンするために使用され、
応答メッセージから取得されたサービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0107】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0108】
ASであって、プロセッサとトランシーバとを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取って、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージである第1端末コール要求メッセージを受信し、
前記第1端末コール要求メッセージによりブートストラップデータチャネルを確立し、第1端末が前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するか、又はサービスデータインタラクションを行うプロセスを実行し、
前記トランシーバは、プロセッサの制御でデータを受信及び送信する。
【0109】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、
前記第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータを、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルに必要なメディアネゴシエーションパラメータに置き換え、修正後の前記第1端末コール要求メッセージを第2端末に転送すること、又は、
前記第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータを、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルに必要なメディアネゴシエーションパラメータに置き換え、修正後の前記第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージを第2端末に転送することをさらに含む。
【0110】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、前記コール要求メッセージのブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除することをさらに含む。
【0111】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、さらに、
第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送し、前記第2端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーし、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた第2端末に対するメディアネゴシエーションパラメータをブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータとしてキャリーすることを含む。
【0112】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除することをさらに含む。
【0113】
実施において、第2端末からリターンされた応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正し、修正後の前記第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送することをさらに含む。
【0114】
実施において、第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送し、応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた第1端末に対するメディア応答情報に修正することをさらに含む。
【0115】
実施において、第1端末と第2端末が異なるASに属する場合、第2端末が属するネットワークASを介して、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送する。
【0116】
実施において、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを第2端末に送信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了することをさらに含む。
【0117】
実施において、ネットワークASは、VoIMSネットワークのAS又はVoLTEネットワークのASである。
【0118】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0119】
ASであって、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージである第1端末コール要求メッセージを受信するためのAS受信モジュールと、
前記第1端末コール要求メッセージによりブートストラップデータチャネルを確立し、第1端末が前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するか、又はサービスデータインタラクションを行うためのASブートストラップチャネルモジュールと、を含む。
【0120】
実施において、ASブートストラップチャネルモジュールは、さらに、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、前記第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータを、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルに必要なメディアネゴシエーションパラメータに置き換え、修正後の前記第1端末コール要求メッセージを第2端末に転送し、又は、前記第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータを、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルに必要なメディアネゴシエーションパラメータに置き換え、修正後の前記第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージを第2端末に転送する。
【0121】
実施において、ASブートストラップチャネルモジュールは、さらに、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、前記コール要求メッセージのブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除する。
【0122】
実施において、AS受信モジュールは、さらに、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送し、前記第2端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーし、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた第2端末に対するメディアネゴシエーションパラメータをブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータとしてキャリーする。
【0123】
実施において、AS受信モジュールは、さらに、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除する。
【0124】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールは、さらに、第2端末からリターンされた応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正し、修正後の前記第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送する。
【0125】
実施において、AS受信モジュールは、さらに、第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送し、応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた第1端末に対するメディア応答情報に修正する。
【0126】
実施において、AS受信モジュールは、さらに、第1端末と第2端末が異なるASに属する場合、第2端末が属するネットワークASを介して、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送する。
【0127】
実施において、ASデータチャネルモジュールは、さらに、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを第2端末に送信することにより第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了する。
【0128】
実施において、ネットワークASは、VoIMSネットワークのAS又はVoLTEネットワークのASである。
【0129】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0130】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、上記の通信方法又はデータチャネルの確立方法を実行するコンピュータプログラムが記憶されている。
【発明の効果】
【0131】
本開示の有益な効果は下記のとおりである。
【0132】
本開示の実施例にて提供される技術解決手段では、発呼端末が、コール要求を開始し、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、ブートストラップデータチャネルによりサービスプラットフォームメディアモジュールに対してインタラクティブなデータサービス要求を開始し、発呼端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現する。
【0133】
着呼端末が、コール要求を受信し、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、ブートストラップデータチャネルによりサービスプラットフォームメディアモジュールに対してインタラクティブなデータサービス要求を開始し、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた応答メッセージを受信した後、応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現する。
【0134】
ネットワーク側で、発呼端末によって開始されたコール要求イベントを受信すると、サービスプラットフォームメディアモジュールと発呼端末及び着呼端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいてサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現する。
【0135】
端末がブートストラップデータチャネルを確立する解決手段を提供するため、Data Channel技術の具体的な実装手段及び通信事業者の電話と組み合わせたエンドツーエンドの実装手段が提案される。
【図面の簡単な説明】
【0136】
ここで説明した図面は本開示のさらなる理解を提供するためのものであり、本開示の一部を構成し、本開示の例示的な実施例及びその説明は本開示を説明し、本開示を不当に限定するものではない。
図1】本開示の実施例における、発呼端末側の通信方法の実施の概略フローチャートである。
図2】本開示の実施例における、着呼端末側の通信方法の実施の概略フローチャートである。
図3】本開示の実施例における、ネットワーク側の通信方法の実施の概略フローチャートである。
図4】本開示の実施例における、AS側の通信方法の実施の概略フローチャートである。
図5】本開示の実施例における、発呼端末がメディアネゴシエーション要求を開始する方式1の実施の概略フローチャートである。
図6】本開示の実施例における、発呼端末がメディアネゴシエーション要求を開始する方式2の実施の概略フローチャートである。
図7】本開示の実施例における、端末によって開始された拡張通話ブートストラップデータチャネルの確立についての発呼端末側の実施の概略フローチャートである。
図8】本開示の実施例における、端末によって開始されたブートストラップデータチャネルの確立についての着呼端末側の実施の概略フローチャートである。
図9】本開示の実施例における、実施端末によって開始されたブートストラップデータチャネルを確立するプラットフォームシステムの概略構造図である。
図10】本開示の実施例における、端末によって開始されたブートストラップデータチャネルの確立についてのネットワーク側の実施の概略フローチャートである。
図11】本開示の実施例における、第1端末の概略構造図である。
図12】本開示の実施例における、第2端末の概略構造図である。
図13】本開示の実施例における、サービスプラットフォームメディアモジュールの概略構造図である。
図14】本開示の実施例における、ASの概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0137】
発明者は、発明過程で次の点に気づいた。
ユーザの使用習慣がインターネットアプリケーション及び知能端末の大画面化に影響されることにつれて、ユーザ、特に若者は、通話中に、常により多くの情報を交換又は取得しようとし、コミュニケーションニーズは、多次元の「立体化」傾向を呈し、例えば、親戚や友達と電話する時には、より多くの興味深い交流を望み、又は、高齢者に操作を教える時には、言語だけでは不明瞭であるため、カメラ又はスクリーンを共有して遠隔で指導することを望む。通信事業者は、高品位音声、通話付加価値類サービス(例えばインテリジェントネットワーク、仮想ネットワーク(Centrex)等)、高品位ビデオ通話等を含む多種多様な電話類サービスを提供してきたが、今までは、単一のオーディオやビデオ通話機能を主とし、ユーザの複雑なコミュニケーションニーズを満たすことができない。
【0138】
また、通信事業者の通話ネットワークも、発呼端末と着呼端末との間のオーディオやビデオデータの転送のみをサポートし、より多くのタイプのデータの転送をサポートしない。通話するユーザ間でこれ以上の情報インタラクションを行うことはできない。
【0139】
インタラクティブなデータチャネル技術により、通信事業者の通話ネットワークIMS音声(IMS voice、VoIMS)、ボイスオーバーロングタームエボリューション(Voice over Long-Term Evolution、VoLTE)中で、テキスト、ウェブページ、写真、ビデオ、ロケーション、ファイル、インタラクションメニュー、インタラクションフォーム等の内容を含むより豊富なタイプのデータの転送を実現できる。
【0140】
また、関連技術では、ブートストラップデータチャネル(Bootstrap Data Channel)も定義され、データチャネルの1タイプであり、ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル(Hyper Text Transfer Protocol、HTTP)に基づくデータを転送し、且つ、端末が初めてネットワーク側にサービス提供を要求するデータチャネルである。
【0141】
しかし、関連技術では、どのような条件でBootstrap Data Channelの確立がトリガされるか、ネットワーク側の各ネットワーク要素がどのように互いに協力して端末とBootstrap Data Channelのネゴシエーション・確立を完了するかを明確にしていないことを含む、通信事業者電話と組み合わせたエンドツーエンドの具体的なサービスを実現する解決手段がないという欠点が存在する。
【0142】
これに基づいて、本開示の実施例では、通信事業者の通話ネットワークVoIMS中でインタラクティブなブートストラップデータチャネルを確立する解決手段を提供する。インタラクティブなブートストラップデータチャネルは、端末がネットワーク側から当該解決手段により、ネットワークからより豊富な通話アプリケーションを取得でき、端末ネイティブ通話APP(すなわち、端末によって提供される通信事業者の通話アプリケーション)中でユーザに提供され、ユーザが使用したいアプリケーションを選択した後、端末がデータチャネルによりユーザに関連サービスを提供する。
【0143】
以下、図面を参照しながら、本開示の具体的な実施形態について説明する。
【0144】
説明において、発呼端末及び着呼端末、ネットワーク側のサービスプラットフォームメディアモジュール及びアプリケーションサーバ(Application server、AS)の実施をそれぞれ説明し、続いて、本開示の実施例に記載された解決手段の実施をよりよく理解できるように、それらが組み合わせて実施される例も提供する。このような説明方法は、それらが必ずしも組み合わせて実施されるか、又は必ずしも単独で実施されることを意味するものではなく、実時には、それらが別々に実施される時も、それぞれ自分側の問題を解決することができ、それらを組み合わせて使用する時、よりよい技術的効果を取得できる。
【0145】
ブートストラップデータチャネルは、異なる使用機能に基づいて定義されたデータチャネルタイプである。前記データチャネルは、第1端末がコールプロセス中に開始して確立したネットワーク側プラットフォーム又は第2端末との間のデータチャネルであり、コールプロセスの前記サービスデータを転送する。前記コールプロセスは、第1端末がコール要求メッセージを開始してからコールが終了するまでのプロセスである。
【0146】
図1は、発呼端末側の通信方法の実施の概略フローチャートであり、図に示すように、
第1端末がダイヤルイベントをモニタし、前記ダイヤルイベントによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするステップ101と、
第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するステップ102と、
第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップ103と、を含み得る。
【0147】
図2は、着呼端末側の通信方法の実施の概略フローチャートであり、図に示すように、
第2端末が第1端末によって送信されたコール要求メッセージを受信し、前記第2端末が、前記コール要求メッセージにより又は受信した一本の独立の要求メッセージにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするステップ201と、
第2端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、ブートストラップデータチャネルによりサービスプラットフォームメディアモジュールにサービス要求メッセージを送信するステップ202と、
第2端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップ203と、を含み得る。
【0148】
図3は、ネットワーク側の通信方法の実施の概略フローチャートであり、図に示すように、
第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始するステップ301と、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立するステップ302と、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信するステップ303と、
前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップ304と、を含み得る。
【0149】
ネットワーク側の実施について、コール要求メッセージは、VoIMSネットワーク又はVoLTEネットワークASから通知されてもよく、サービスプラットフォームメディアモジュールが第1端末によって送信されたものを受信するもの、つまり、サービスプラットフォームメディアモジュールが発呼端末によって開始されたチャネルネゴシエーション要求を直接処理して、着呼端末にチャネルネゴシエーション要求を開始したものであってもよい。
【0150】
サービスサーバがデータチャネルメディア要求を直接処理する場合、サービスサーバは、VoIMSネットワーク又はVoLTEネットワーク内のあるASであり、サービスサーバがデータチャネルメディア要求を直接処理しない場合、第1サービスサーバの代わりにVoIMSネットワーク又はVoLTEネットワーク内の他のASによりネゴシエーションすることができる。
【0151】
IMSネットワーク下でData Channelを確立する場合について、当該ネゴシエーション動作は、VoIMSネットワーク又はVoLTEネットワークのあるAS、例えば現在のネットワークVoLTEのAS、又は通話のメディアネゴシエーションの処理に専門的に使用される他のネットワーク要素によって実現できる。
【0152】
サービスプラットフォームメディアモジュールは、業界の習慣からサービスプラットフォームメディアサーバと呼ばれるか、又は直接サービスプラットフォームと呼ばれることもあり、これらは、いずれもサービスを提供する機能エンティティを指し、別々に配置されてもよいし、サーバとして独立して配置されてもよい。例えば、機能は、サービスプラットフォームメディアモジュール及びサービスプラットフォームによって実現されてもよく、この場合、例えば、サービスプラットフォームは、サービスプラットフォームメディアモジュールが端末との間のデータチャネル又はブートストラップデータチャネルを確立するときに端末とメディアネゴシエーションシグナリング処理を行うことを担当するネットワーク要素であってもよい。
【0153】
以下、ネットワーク側の実施例においても説明する。
【0154】
ネットワークASは、VoIMSネットワークのAS又はVoLTEネットワークのASであってもよく、これらは、いずれもサービスを提供する機能エンティティを指し、所在するネットワークが異なるのに基づいて、異なる名前を持つこともあり、例えば、VoLTE ASであってもよく、又は、通話のメディアネゴシエーションの処理に専門的に使用される他のネットワーク要素であってもよい。
【0155】
図4は、AS側の通信方法の実施の概略フローチャートであり、図に示すように、
ネットワークASが、第1端末によって開始されたコール要求メッセージである第1端末コール要求メッセージを受信するステップ401と、
ネットワークASが、前記第1端末コール要求メッセージによりブートストラップデータチャネルを確立し、第1端末が前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するか、又はサービスデータインタラクションを行うステップ402と、を含み得る。
【0156】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はウェーブソケット(WebSocket)チャネルである。
【0157】
サービスプラットフォームメディアモジュールをよりよく理解、体験できるようにするため、実施例では、通話サービスプラットフォームメディアモジュール等とも呼び、対応して、データチャネルにより行われるサービスは拡張通話サービスである。
【0158】
具体的には、発呼端末が、VoIMS又はVoLTEコール要求を開始すると同時に、拡張通話ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーション要求を開始する。ネットワークは、後続の発呼端末・着呼端末のメディアネゴシエーションプロセスにおいて、発呼端末にキャリーされる拡張通話ブートストラップデータチャネルのメディア要求に対して、発呼端末とネットワークにおける拡張通話制御プラットフォームとの間のメディアチャネルの確立を完了し、コール要求を着呼端末に転送する時、発呼端末にキャリーされる拡張通話ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーション要求パラメータを、アドレス、ポート及び関連メディアネゴシエーションパラメータを含む拡張通話プラットフォームのメディアネゴシエーションパラメータに修正し(又は、発呼端末にキャリーされる拡張通話ブートストラップデータチャネルメディア情報を削除し、拡張通話プラットフォームと着呼端末との間の拡張通話ブートストラップデータチャネルをネゴシエーションするための関連メディアネゴシエーションパラメータを追加する)、着呼端末とネットワークにおける拡張通話制御プラットフォームとの間のメディアチャネルの確立を完了する。
【0159】
ここで、拡張通話ブートストラップデータチャネルは、端末と通話サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のチャネルであり、端末が通話サービスプラットフォームメディアモジュールから端末によって使用可能な拡張通話サービスを取得する。拡張通話サービスチャネルは、端末と端末との間又は端末とある通話拡張通話サービスとの間のチャネルであり、端末と反対端端末又はある拡張通話サービスプラットフォームメディアモジュールとの直接サービスデータインタラクションに使用されることができる。拡張通話サービスに対する管理を容易にするために、全ての拡張通話サービスの使用ポータル又は初期インターフェースは、いずれも拡張通話ブートストラップデータチャネルを介してユーザに提供される必要があり、サービスニーズに基づいて、端末が拡張通話サービスチャネルを再確立して、より多くのインタラクションデータを取得することができる。
【0160】
一、以下、メディアネゴシエーション要求を開始することの実施について説明する。
【0161】
実施において、前記ブートストラップデータチャネルは、第1端末によって開始されて確立される。
【0162】
具体的な実施において、前記ブートストラップデータチャネルのネゴシエーション要求情報は、第1端末によってコール要求メッセージを介してキャリーされ、前記コール要求メッセージは、第1端末がダイヤルイベントをモニタした後、第2端末に対して開始したコール要求メッセージであるか、又は第1端末によって独立のメッセージを使用して個別に送信される。
【0163】
具体的には、発呼端末が拡張通話ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーション要求を同時に開始する実現方式は、2つあり、端末側のネゴシエーションプロセスをより明確に具現化するために、ネゴシエーションに参加する可能性のある全てのネットワークAS、VoLTEネットワークAS、VoIMSネットワークAS又はサービスプラットフォームメディアモジュールは、いずれもネットワーク側と抽象化される。具体的な実現方式は、下記のとおりである。
【0164】
方式1において、発呼端末が、VoIMSコール要求にブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを直接キャリーし、即ちVoIMS通話のオーディオ/ビデオメディアネゴシエーションと同一の会話中でネゴシエーションする。
【0165】
図5は、発呼端末がメディアネゴシエーション要求を開始する方式1の実施の概略フローチャートであり、図に示すように、
発呼端末がネットワーク側に、オーディオ(audio)、ビデオ(vedio)、ブートストラップデータチャネル(bootstrap data channel)ネゴシエーション情報がキャリーされる要求(INVITE)メッセージを送信するステップと、
ネットワーク側が着呼端末に、audio、vedio、bootstrap data channelネゴシエーション情報がキャリーされるINVITEメッセージを送信するステップと、
着呼端末がaudio、vedio、bootstrap data channelネゴシエーション情報がキャリーされる183メッセージに応答するステップと、
ネットワーク側がaudio、vedio、bootstrap data channelネゴシエーション情報がキャリーされる183メッセージに応答するステップと、
引き続き後続のネゴシエーションプロセスを完了するステップと、
ネットワーク側が、ネットワーク側のサービスプラットフォームメディアモジュールと、発呼端末及び着呼端末との間のブートストラップデータチャネルの確立を完了するステップと、を含む。
【0166】
方式2において、発呼端末が、VoIMSコール要求を開始しながら、別の要求を使用してブートストラップデータチャネルの確立要求を開始することができる。
【0167】
図6は、発呼端末がメディアネゴシエーション要求を開始する方式2の実施の概略フローチャートであり、図に示すように、第1段階と第2段階を含み得る。
【0168】
第1段階において、
発呼端末がネットワーク側に、audio、vedioがキャリーされるINVITEメッセージを送信し、
ネットワーク側が着呼端末に、audio、vedioがキャリーされるINVITEメッセージを送信し、
着呼端末がaudio、vedioがキャリーされる183メッセージに応答し、
ネットワーク側がaudio、vedioがキャリーされる183メッセージに応答し、
引き続き後続のネゴシエーションプロセスを完了し、
ネットワーク側が、ネットワーク側のサービスプラットフォームメディアモジュールと発呼端末及び着呼端末との間のブートストラップデータチャネルの確立を完了する。
【0169】
第2段階において、
発呼端末がネットワーク側に、bootstrap data channelネゴシエーション情報がキャリーされるINVITEメッセージを送信し、
ネットワーク側が着呼端末に、bootstrap data channelネゴシエーション情報がキャリーされるINVITEメッセージを送信し、
着呼端末がbootstrap data channelネゴシエーション情報がキャリーされる200 OKメッセージに応答し、
ネットワーク側がbootstrap data channelネゴシエーション情報がキャリーされる200 OKメッセージに応答し、
引き続き後続のネゴシエーションプロセスを完了し、
ネットワーク側が、ネットワーク側のサービスプラットフォームメディアモジュールと発呼端末及び着呼端末との間のブートストラップデータチャネルの確立を完了する。
【0170】
第1段階と第2段階を並行で同期に実施することができる。
【0171】
二、以下、端末によって開始されたVoIMS通話の拡張通話ブートストラップデータチャネルの確立についての発呼端末側の実施について説明する。
【0172】
図7は、端末によって開始された拡張通話ブートストラップデータチャネルの確立についての発呼端末側の実施の概略フローチャートであり、図に示すように、以下の1~4を含み得る。
【0173】
1、発呼端末が、コール要求を開始しながら、拡張通話ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーション要求を開始する。
【0174】
拡張通話ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーション要求を、VoIMSコール要求中でVoIMSオーディオ/ビデオメディアと一緒にネゴシエーションすることができ、独立のメディアネゴシエーション要求メッセージを使用して拡張通話ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーション要求をキャリーすることもできる。
【0175】
2、発呼端末が、ネットワーク側からリターンされた拡張通話ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーション要求応答メッセージを受信して、後続のメディアネゴシエーションを完了する。
【0176】
3、発呼端末と通話サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のデータチャネルの確立に成功する。端末が、拡張通話ブートストラップデータチャネルにより通話サービスプラットフォームメディアモジュールに対してインタラクティブなデータサービス要求を開始する。
【0177】
4、発呼端末が、通話サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた応答データを受信し、応答データに基づいて通話インターフェースに表示する。
【0178】
実施において、第1端末が、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のデータチャネルを確立し、及び/又は、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0179】
具体的な実施において、第1端末が、VoIMSネットワークASまたはVoLTEネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立し、
及び/又は、
第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0180】
実施において、応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップは、
応答メッセージからサービス記述情報を取得するステップを含み、
前記サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0181】
三、端末によって開始されたVoIMS通話の拡張通話ブートストラップデータチャネルの確立についての着呼端末側の実施。
【0182】
図8は、端末によって開始されたブートストラップデータチャネルの確立についての着呼端末側の実施の概略フローチャートであり、図に示すように、以下の1~4を含み得る。
【0183】
1、着呼端末が、拡張通話ブートストラップデータチャネルネゴシエーション要求を受信し、ローカル状況に基づいて、要求応答をリターンする。
【0184】
着呼端末が受信した拡張通話ブートストラップデータチャネルネゴシエーション要求は、VoIMSコール要求メッセージによりキャリーされてもよいし、1本の独立の要求メッセージによりキャリーされてもよい。
【0185】
2、着呼端末が引き続きメディアネゴシエーションの後続のプロセスを完了する。
【0186】
3、着呼端末と通話サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のデータチャネルの確立に成功する。着呼端末が、拡張通話ブートストラップデータチャネルにより通話サービスプラットフォームメディアモジュールに対して拡張通話サービス要求を開始する。
【0187】
4、着呼端末が、通話サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた応答データを受信し、応答データに基づいて通話インターフェースに表示する。
【0188】
実施において、第2端末が、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のデータチャネルを確立し、及び/又は、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0189】
具体的な実施において、第2端末が、VoIMSネットワークASまたはVoLTEネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立し、
及び/又は、
第2端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0190】
実施において、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを第2端末が受信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了することをさらに含むこともできる。
【0191】
実施において、応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップは、
応答メッセージからサービス記述情報を取得するステップを含み、
前記サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0192】
具体的には、ブートストラップデータチャネルが確立された後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージの応答メッセージを受信し、応答メッセージからサービス記述情報を取得し、
サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0193】
四、端末によって開始されたVoIMS通話の拡張通話ブートストラップデータチャネルの確立についてのネットワーク側の実施。
【0194】
ネットワーク側の実施について、コール要求メッセージは、VoIMSネットワークASから通知されてもよく、サービスプラットフォームメディアモジュールが第1端末によって送信されたものを受信するもの、つまり、サービスプラットフォームメディアモジュールが発呼端末によって開始されたチャネルネゴシエーション要求を直接処理して、着呼端末にチャネルネゴシエーション要求を開始したものであってもよい。
【0195】
サービスサーバがデータチャネルメディア要求を直接処理する場合、サービスサーバはVoIMSネットワーク内のあるASであり(以下、解決手段1と呼ぶ)、サービスサーバがデータチャネルメディア要求を直接処理しない場合、第1サービスサーバの代わりにVoIMSネットワーク内の他のASでネゴシエーションすることができる(以下、解決手段2と呼ぶ)。
【0196】
IMSネットワーク下でData Channelを確立する場合について、当該ネゴシエーション動作は、VoIMSネットワーク内のあるAS、例えば現在のネットワークVoLTEのAS、又は通話のメディアネゴシエーションの処理に専門的に使用される他のあるネットワーク要素によりも実施できる。
【0197】
図9は、実施端末によって開始されたブートストラップデータチャネルを確立するプラットフォームシステムの概略構造図であり、少なくとも図におけるプラットフォームシステムは、端末によって開始されたブートストラップデータチャネルの確立を実現でき、図に示すように、サービスプラットフォームメディアモジュールは、ネットワークにより端末A(実施例において、発呼端末を端末Aと呼び、着呼端末を端末Bと呼ぶ)に接続され、サービスアプリケーションプラットフォーム1、2、3に接続され、サービスアプリケーションプラットフォーム1、2、3は、ネットワークにより端末Aに接続される。
【0198】
サービスプラットフォームメディアモジュールは、全ての拡張通話サービスのアクセスと制御を担当する。全てのサービスの使用ポータル/初期インターフェースは、両方ともサービスプラットフォームメディアモジュールによりユーザに提供される必要がある。
【0199】
(解決手段1)
実施において、第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、サービスプラットフォームメディアモジュールによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュールは、第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュールは、第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【0200】
実施において、さらに、
第1端末との間のデータチャネルを確立し、及び/又は第2端末との間のデータチャネルを確立することを含むこともできる。
【0201】
実施において、さらに、
第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送し、応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正することを含むこともできる。
【0202】
実施において、第1端末と第2端末とが異なるサービスプラットフォームメディアモジュールに属する場合、サービスプラットフォームメディアモジュールは、第2端末が属するサービスプラットフォームメディアモジュールを介して、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送する。
【0203】
実施において、さらに、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを第2端末に送信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了することを含むこともできる。
【0204】
(解決手段2)
実施において、第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、ネットワークASによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュールは、ネットワークASから通知された第1端末によって開始されたコール要求イベントを受信し、
ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュールはネットワークASに、第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【0205】
実施において、さらに、
ネットワークASにより、第1端末との間のデータチャネルを確立し、及び/又は第2端末との間のデータチャネルを確立することを含むこともできる。
【0206】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュールは、ネットワークASによって送信される通知メッセージを受信し、受信したのは、VoIMSネットワークのAS又はVoLTEネットワークのASによって送信された、ネゴシエーションパラメータを取得するための通知メッセージである。
【0207】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュールは、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックの実現を指示する応答メッセージをリターンし、
応答メッセージから取得されたサービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0208】
対応して、解決手段2において、ネットワークAS側は次のとおりである。
【0209】
実施において、さらに、
ネットワークASが、第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送し、応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた第1端末に対するメディア応答情報に修正することを含むこともできる。
【0210】
実施において、第1端末と第2端末が異なるASに属する場合、ネットワークASは、第2端末が属するネットワークASを介して、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送する。
【0211】
実施において、さらに、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを第2端末に送信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了することを含むこともできる。
【0212】
実施において、ネットワークASは、VoIMSネットワークのAS又はVoLTEネットワークのASである。
【0213】
図10は、端末によって開始されたブートストラップデータチャネルの確立についてのネットワーク側の実施の概略フローチャートであり、図に示すように、以下の1~6を含み得る。
【0214】
1、ネットワークが、発呼端末からの拡張通話ブートストラップデータチャネルネゴシエーション要求を受信する。
【0215】
2、方式1において、ネットワークが、発呼端末の関連メディアネゴシエーションパラメータをバッファした後、サービスプラットフォームメディアモジュールの関連メディアネゴシエーションパラメータに修正する。
方式2において、ネットワークが、発呼端末の拡張通話ブートストラップデータチャネルを確立する要求における発呼側の拡張通話ブートストラップデータチャネルを確立するための関連メディアネゴシエーションパラメータをバッファした後に削除し、着呼側の拡張通話ブートストラップデータチャネルをネゴシエーションするための関連メディア情報を追加し、ここで、ネットワーク側のメディアネゴシエーションパラメータによってサービスプラットフォームメディアモジュール関連メディアネゴシエーションパラメータがキャリーされる。
【0216】
3、ネットワークが、前のステップで処理した発呼側のメディアネゴシエーション要求を着呼端末に転送する。
【0217】
4、ネットワークが着呼端末からリターンされたメディアネゴシエーション要求応答メッセージを受信し、着呼端末からリターンされたメディア応答情報をローカルにバッファし、上記の方式1と方式2に対応して、対応方式1と対応方式2をすることができる。
対応方式1において、着呼端末の応答情報を、上記の第2ステップでバッファした、発呼端末によって送信される拡張通話ブートストラップデータチャネル要求に対するサービスプラットフォームメディアモジュールの応答メッセージに変更する。
対応方式2において、着呼端末の応答情報を削除し、上記の第2ステップでバッファした、発呼端末によって送信される拡張通話ブートストラップデータチャネル要求に対するサービスプラットフォームメディアモジュールの応答メッセージを追加する。
【0218】
5、ネットワークが、前のステップで処理した着呼側からのメディアネゴシエーション応答を発呼端末に転送する。
【0219】
6、ネットワークが、メディアネゴシエーションの後続のプロセスを完了する。
【0220】
五、データチャネル能力ラベルの実施。
【0221】
実施において、発呼端末について、さらに、
コール要求を開始する時、前記第1端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーすることを含むこともできる。
【0222】
実施において、さらに、
第1端末が、登録時に、前記第1端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーすることを含むこともできる。
【0223】
実施において、着呼端末について、さらに、
コール要求に応答する時、前記第2端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーすることを含むこともできる。
【0224】
実施において、さらに、
第2端末が、登録時に、前記第2端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーすることを含むこともできる。
【0225】
実施において、ネットワーク側のサービスプラットフォームメディアモジュールについて、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、さらに、
第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送し、第2端末に対するメディアネゴシエーションパラメータをブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータとしてコール要求にキャリーするか、又は独立のメッセージによりキャリーすることを含むこともできる。
【0226】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、さらに、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除することを含むこともできる。
【0227】
実施において、さらに、
第2端末からリターンされた応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正し、修正後の前記第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送することを含む。
【0228】
実施において、ネットワーク側のネットワークASについて、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、さらに、
ネットワークASは、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送し、前記第2端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーし、且つ、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた第2端末に対するメディアネゴシエーションパラメータをブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータとしてキャリーすることを含む。
【0229】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、さらに、
ネットワークASが、第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除することを含む。
【0230】
具体的には、現在のネットワークの通話拡張通話サービス能力をサポートしない端末と互換性を持つために、通話拡張通話サービスをサポートする端末が、通話拡張通話サービス能力を登録する必要がある。ネットワークは、発呼端末の通話拡張通話サービス属性を含むコール要求を受信すると、着呼端末が通話拡張通話サービス能力を登録したか否かを判断する。着呼端末がすでに登録している場合、ネットワークが着呼端末にコール要求を転送する時、通話拡張通話サービスメディアネゴシエーションの関連パラメータをキャリーし、最終的に、ネットワークは、発呼端末及び着呼端末と通話拡張通話サービスチャネルをそれぞれ確立し、登録していない場合、ネットワークが着呼端末にコール要求を転送する時、関連パラメータをキャリーせず、ネットワークは、発呼端末のみと通話拡張通話サービスチャネルを確立する。
【0231】
拡張通話サービス能力の登録は、VoIMS通話と一緒に登録してもよいし、単独で登録してもよい。
【0232】
実施において、さらに、
第2端末からリターンされた応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正し、修正後の前記第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送することを含む。
【0233】
六、発呼端末及び着呼端末が異なるネットワークに属する場合の実施。
【0234】
実施において、第1端末と第2端末とが異なるサービスプラットフォームメディアモジュールに属する場合、サービスプラットフォームメディアモジュールは、第2端末が属するサービスプラットフォームメディアモジュールを介して、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送する。
【0235】
実施において、第1端末と第2端末が異なるASに属する場合、ネットワークASは、第2端末が属するネットワークASを介して、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送する。
【0236】
具体的には、発呼端末及び着呼端末が異なるネットワークに属する場合、拡張通話サービス提供者が異なる可能性があり、サービスの一致性を保証するために、発呼端末及び着呼端末が、それぞれローカルネットワーク及び反対端ネットワークと拡張通話ブートストラップデータチャネルを確立する必要がある。即ち、発呼端末がVoIMSコールを開始し、コール要求にオーディオ/ビデオチャネルメディアネゴシエーションパラメータをキャリーし、ローカルネットワークの拡張通話ブートストラップデータチャネル及び遠端ネットワークの拡張通話ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータをキャリーする。
【0237】
異なるタイプのブートストラップチャネルは、それに異なる番号を定義して区分し、区分するためにメディアネゴシエーション時に当該属性値がキャリーされる。例えば、ローカルネットワークの拡張通話ブートストラップデータチャネルの番号を1に、遠端ネットワークの拡張通話ブートストラップデータチャネルの番号を2に固定的に定義し、後続で、他の拡張通話サービスチャネルを再ネゴシエーションする場合、他の番号を使用する必要がある。
【0238】
この場合、ネットワークは、拡張通話ブートストラップデータチャネルのネゴシエーション中で下記の処理を完了する必要がある。
【0239】
1、発呼側のネットワークは、拡張通話ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーション要求メッセージを受信した後、当該要求メッセージにおけるメディアネゴシエーションパラメータに対して、(1)ローカルネットワークの拡張通話ブートストラップデータチャネルの関連メディアネゴシエーションパラメータをバッファし、初期コール要求メッセージからローカルネットワークの拡張通話ブートストラップデータチャネルの関連メディアネゴシエーションパラメータを削除し、(2)発呼端末にキャリーされる遠端ネットワークの拡張通話ブートストラップデータチャネルの関連ネゴシエーション情報に「発呼端末」というマークを追加し、(3)遠端ネットワークの拡張通話ブートストラップデータチャネルに関連するメディアネゴシエーションパラメータを追加し、ここで、アドレス、ポート及び関連メディアネゴシエーションパラメータ番号は、発呼ネットワークにおけるサービスプラットフォームメディアモジュールの関連情報に基づいて記入され、「着呼端末」というマークが追加される処理を行う必要がある。着呼側のネットワークに転送される。
【0240】
2、着呼側のネットワークは、拡張通話ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーション要求メッセージを受信した後、当該要求メッセージにおけるメディアネゴシエーションパラメータに対して、(1)ローカルネットワークの拡張通話ブートストラップデータチャネルの関連メディアネゴシエーションパラメータを追加し、ここで、アドレス、ポート及び関連メディアネゴシエーションパラメータ番号は、着呼ネットワークにおける通話サービスプラットフォームメディアモジュールの関連情報に基づいて記入され、(2)「発呼端末」というマークをキャリーする遠端ネットワークの拡張通話ブートストラップデータチャネルの関連ネゴシエーション情報をバッファし、初期コール要求メッセージから「発呼端末」というマークをキャリーする遠端ネットワークの拡張通話ブートストラップデータチャネルの関連ネゴシエーション情報を削除する処理を行う必要がある。着呼端末に転送する。
【0241】
3、着呼ネットワークは、着呼端末の初期メディアネゴシエーション要求に対する応答メッセージを受信した後、当該応答メッセージにおけるメディアネゴシエーションパラメータに対して、(1)ローカルネットワークの拡張通話ブートストラップデータチャネルの関連メディアネゴシエーションパラメータを削除し、(2)上記2で削除した「発呼端末」というマークをキャリーする遠端ネットワークの拡張通話ブートストラップデータチャネルの関連ネゴシエーション情報を再び追加し、着呼側のネットワークにおける通話サービスプラットフォームメディアモジュールの状況に基づいて、関連メディア情報の応答処理を完了する処理を行う必要がある。発呼ネットワークに転送される。
【0242】
4、発呼ネットワークは、着呼ネットワークによって転送された着呼端末の初期メディアネゴシエーション要求に対する応答メッセージを受信した後、当該応答メッセージにおけるメディアネゴシエーションパラメータに対して、(1)「着呼端末」というマークをキャリーする遠端ネットワークの拡張通話ブートストラップデータチャネルの関連ネゴシエーション情報を削除し、(2)上記1で削除したローカルネットワークの拡張通話ブートストラップデータチャネルの関連メディアネゴシエーションパラメータを再び追加し、発呼側のネットワークに基づいて通話サービスプラットフォームメディアモジュールの状況に基づいて、関連メディア情報の応答処理を完了する処理を行う必要がある。発呼端末に転送される。
【0243】
七、データをインタラクションする場合の実施。
【0244】
実施において、応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップは、
応答メッセージからサービス記述情報を取得するステップを含み、
サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0245】
具体的には、ある通話拡張通話サービスは、端末と反対端端末とのポイントツーポイントチャネルを確立してデータを直接インタラクションすることを必要とする場合、端末が、ブートストラップチャネル内の操作指示に基づいて、エンドツーエンドチャネルの確立要求を開始する。
【0246】
同じ発明概念に基づいて、本開示の実施例では、さらに、発呼端末、着呼端末、サービスプラットフォームメディアモジュール、AS、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、これらのデバイスが問題を解決する原理は、通信方法、データチャネルの確立方法と似ているため、これらのデバイスの実施は、方法の実施を参照でき、ここでは、詳細な説明を省略する。
【0247】
図11は、第1端末の概略構造図であり、図に示すように、端末は、
プロセッサ1100とトランシーバ1110を含み、
プロセッサ1100は、メモリ1120内のプログラムを読み取って、
ダイヤルイベントをモニタし、前記ダイヤルイベントによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガし、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信し、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するプロセスを実行し、
トランシーバ1110は、プロセッサ1100の制御でデータを受信及び送信する。
【0248】
実施において、前記ブートストラップデータチャネルは、第1端末によって開始されて確立される。
【0249】
実施において、前記ブートストラップデータチャネルのネゴシエーション要求情報は、第1端末によってコール要求メッセージを介してキャリーされ、前記コール要求メッセージは、第1端末がダイヤルイベントをモニタした後、第2端末に対して開始したコール要求メッセージであるか、又は第1端末によって独立のメッセージを使用して個別に送信される。
【0250】
実施において、さらに、
コール要求を開始する時、前記第1端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーすることを含む。
【0251】
実施において、さらに、
登録する時に、前記第1端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーすることを含む。
【0252】
実施において、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のデータチャネルを確立し、及び/又は、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0253】
実施において、VoIMSネットワークAS又はVoLTEネットワークASにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立し、
及び/又は、
サービスプラットフォームメディアモジュールにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0254】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0255】
実施において、応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現することは、
応答メッセージからサービス記述情報を取得することを含み、
サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0256】
ここで、図11において、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバス及びブリッジを含み得、具体的には、プロセッサ1100に代表される1つ以上のプロセッサ及びメモリ1120に代表されるメモリの様々な回路が互いにリンクされている。例えば周辺デバイス、電圧レギュレータ、電力管理回路などの様々な他の回路が、バスアーキテクチャにより互いにリンクされることもでき、これらはすべて当技術分野でよく知られているため、本明細書ではこれ以上記述しない。バスインターフェースによりインターフェースが提供される。トランシーバ1110は、複数の要素であってもよく、即ち、送信機及び受信機を含み、転送媒体上で様々な他の装置と通信するためのユニットを提供する。異なるユーザデバイスに対して、ユーザインターフェース1130は、さらに、必要なデバイスを外部接続、内部接続することができるインターフェースであってもよく、接続するデバイスには、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイク、ジョイスティック等が含まれるが、これらに限定されない。
【0257】
プロセッサ1100は、バスアーキテクチャの管理及び通常の処理を担当し、プロセッサ1100が操作を実行する時に使用されるデータをメモリ1120に記憶することができる。
【0258】
本開示の実施例では、第1端末をさらに提供し、
ダイヤルイベントをモニタし、前記ダイヤルイベントによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするための第1端末コールモジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するための第1端末要求モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するための第1端末表示モジュールと、を含む。
【0259】
実施において、前記ブートストラップデータチャネルは、第1端末によって開始されて確立される。
【0260】
実施において、前記ブートストラップデータチャネルのネゴシエーション要求情報は、第1端末によってコール要求メッセージを介してキャリーされ、前記コール要求メッセージは、第1端末がダイヤルイベントをモニタした後、第2端末に対して開始したコール要求メッセージであるか、又は第1端末によって独立のメッセージを使用して個別に送信される。
【0261】
実施において、第1端末コールモジュールは、さらに、コール要求を開始する時、前記第1端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーする。
【0262】
実施において、さらに、
登録する時に、前記第1端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーするための第1端末登録モジュールを含む。
【0263】
実施において、第1端末要求モジュールは、さらに、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のデータチャネルを確立し、及び/又は、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0264】
実施において、第1端末要求モジュールは、さらに、VoIMSネットワークAS又はVoLTEネットワークASにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立し、
及び/又は、
第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0265】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0266】
実施において、第1端末表示モジュールが応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現することは、
応答メッセージからサービス記述情報を取得することを含み、
サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0267】
説明の便宜上、上述の装置の各部分を機能別に様々なモジュール又はユニットに分けてそれぞれ説明する。もちろん、本開示を実施する時に、各モジュール又はユニットの機能を同じ又は複数のソフトウェア又はハードウェアに実装することができる。
【0268】
図12は、第2端末の概略構造図であり、図に示すように、端末は、
プロセッサ1200とトランシーバ1210とを含み、
プロセッサ1200は、メモリ1220内のプログラムを読み取って、
第1端末によって送信されたコール要求メッセージを受信し、前記第2端末が、前記コール要求メッセージにより又は受信した一本の独立の要求メッセージにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガし、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、ブートストラップデータチャネルによりサービスプラットフォームメディアモジュールにサービス要求メッセージを送信し、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するプロセスを実行し、
トランシーバ1210は、プロセッサ1200の制御下でデータを受信及び送信する。
【0269】
実施において、さらに、
登録する時に、前記第2端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーすることを含む。
【0270】
実施において、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のデータチャネルを確立し、及び/又は、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0271】
実施において、VoIMSネットワークAS又はVoLTEネットワークASにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立し、
及び/又は、
サービスプラットフォームメディアモジュールにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0272】
実施において、さらに、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを受信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了することを含む。
【0273】
実施において、応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現することは、
応答メッセージからサービス記述情報を取得することを含み、
サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0274】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0275】
ここで、図12において、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバス及びブリッジを含み得、具体的には、プロセッサ1200に代表される1つ以上のプロセッサ及びメモリ1220に代表されるメモリの様々な回路が互いにリンクされている。例えば周辺デバイス、電圧レギュレータ、電力管理回路などの様々な他の回路が、バスアーキテクチャにより互いにリンクされることもでき、これらはすべて当技術分野でよく知られているため、本明細書ではこれ以上記述しない。バスインターフェースによりインターフェースが提供される。トランシーバ1210は、複数の要素であってもよく、即ち、送信機及び受信機を含み、転送媒体上で様々な他の装置と通信するためのユニットを提供する。異なるユーザデバイスに対して、ユーザインターフェース1230は、さらに、必要なデバイスを外部接続、内部接続することができるインターフェースであってもよく、接続するデバイスには、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイク、ジョイスティック等が含まれるが、これらに限定されない。
【0276】
プロセッサ1200は、バスアーキテクチャの管理及び通常の処理を担当し、プロセッサ1200が操作を実行する時に使用されるデータをメモリ1220に記憶することができる。
【0277】
本開示の実施例では、第2端末をさらに提供し、
第1端末によって送信されたコール要求メッセージを受信し、前記第2端末が、前記コール要求メッセージにより又は受信した一本の独立の要求メッセージにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするための第2端末受信モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、ブートストラップデータチャネルによりサービスプラットフォームメディアモジュールにサービス要求メッセージを送信するための第2端末要求モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するための第2端末表示モジュールと、を含む。
【0278】
実施において、さらに、
登録する時に、前記第2端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーするための第2端末登録モジュールを含む。
【0279】
実施において、第2端末要求モジュールは、さらに、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のデータチャネルを確立し、及び/又は、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0280】
実施において、第2端末要求モジュールは、さらに、VoIMSネットワークAS又はVoLTEネットワークASにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立し、
及び/又は、
サービスプラットフォームメディアモジュールにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する。
【0281】
実施において、第2端末受信モジュールは、さらに、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータとの1つ又はそれらの組合せを受信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了する。
【0282】
実施において、第2端末表示モジュールが応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現することは、
応答メッセージからサービス記述情報を取得することを含み、
サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0283】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0284】
説明の便宜上、上述の装置の各部分を機能別に様々なモジュール又はユニットに分けてそれぞれ説明する。もちろん、本開示を実施する時に、各モジュール又はユニットの機能を同じ又は複数のソフトウェア又はハードウェアに実装することができる。
【0285】
本開示の実施例にて提供される技術解決手段を実施する時に、以下の方式で実施できる。
【0286】
図13は、サービスプラットフォームメディアモジュールの概略構造図であり、図に示すように、サービスプラットフォームメディアモジュールは、
プロセッサ1300とトランシーバ1310とを含み、
プロセッサ1300は、メモリ1320内のプログラムを読み取って、
第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始し、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、且つ、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信し、
前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいてサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するプロセスを実行し、
トランシーバ1310は、プロセッサ1300の制御でデータを受信及び送信する。
【0287】
実施において、第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、サービスプラットフォームメディアモジュールによって開始され、
第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【0288】
実施において、さらに、
第1端末との間のデータチャネルを確立し、及び/又は第2端末との間のデータチャネルを確立することを含む。
【0289】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、さらに、
第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送し、第2端末に対するメディアネゴシエーションパラメータをブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータとしてコール要求にキャリーするか、又は独立のメッセージによりキャリーすることを含む。
【0290】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、さらに、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除することを含む。
【0291】
実施において、さらに、
第2端末からリターンされた応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正し、修正後の前記第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送することを含む。
【0292】
実施において、さらに、
第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送し、応答メッセージにおけるブートストラップデータチャネル部分のメディアネゴシエーションパラメータを、第1端末に対するメディアネゴシエーションパラメータに修正することを含む。
【0293】
実施において、第1端末と第2端末とが異なるサービスプラットフォームメディアモジュールに属する場合、第2端末が属するサービスプラットフォームメディアモジュールを介して、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送する。
【0294】
実施において、さらに、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを第2端末に送信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了することを含む。
【0295】
実施において、第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、ネットワークASによって開始され、
ネットワークASから通知された第1端末によって開始されたコール要求イベントを受信し、
ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
ネットワークASに第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【0296】
実施において、さらに、
ネットワークASにより、第1端末との間のデータチャネルを確立し、及び/又は第2端末との間のデータチャネルを確立することを含む。
【0297】
実施において、ネットワークASによって送信される通知メッセージを受信し、受信したのは、VoIMSネットワークのAS又はVoLTEネットワークのASによって送信された、ネゴシエーションパラメータを取得するための通知メッセージである。
【0298】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュールは、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックの実現を指示する応答メッセージをリターンし、
応答メッセージから取得されたサービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0299】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0300】
ここで、図13において、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバス及びブリッジを含み得、具体的には、プロセッサ1300に代表される1つ以上のプロセッサ及びメモリ1320に代表されるメモリの様々な回路が互いにリンクされている。例えば周辺デバイス、電圧レギュレータ、電力管理回路などの様々な他の回路が、バスアーキテクチャにより互いにリンクされることもでき、これらはすべて当技術分野でよく知られているため、本明細書ではこれ以上記述しない。バスインターフェースによりインターフェースが提供される。トランシーバ1310は、複数の要素であってもよく、即ち、送信機及び受信機を含み、転送媒体上で様々な他の装置と通信するためのユニットを提供する。プロセッサ1300は、バスアーキテクチャの管理及び通常の処理を担当し、プロセッサ1300が操作を実行する時に使用されるデータをメモリ1320に記憶することができる。
【0301】
本開示の実施例では、サービスプラットフォームメディアモジュールをさらに提供し、
第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始するためのサービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、且つ、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立するためのサービスプラットフォームメディアモジュールブートストラップチャネルモジュールと、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信し、前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいてサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するためのサービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールと、を含む。
【0302】
実施において、第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、サービスプラットフォームメディアモジュールによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュールブートストラップチャネルモジュールは、さらに、第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールは、さらに、第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【0303】
実施において、さらに、
サービスプラットフォームメディアモジュールデータチャネルモジュールは、さらに、第1端末との間のデータチャネルを確立し、及び/又は第2端末との間のデータチャネルを確立することを含む。
【0304】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールは、さらに、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送し、第2端末に対するメディアネゴシエーションパラメータをブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータとしてコール要求にキャリーするか、又は独立のメッセージによりキャリーする。
【0305】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールは、さらに、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除する。
【0306】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールは、さらに、第2端末からリターンされた応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正し、修正後の前記第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送する。
【0307】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールは、さらに、第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送し、応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正する。
【0308】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールは、さらに、第1端末と第2端末とが異なるサービスプラットフォームメディアモジュールに属する場合、第2端末が属するサービスプラットフォームメディアモジュールを介して、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送する。
【0309】
実施において、さらに、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを第2端末に送信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了することを含む。
【0310】
実施において、第1端末がダイヤルイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、ネットワークASによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールは、さらに、ネットワークASから通知された第1端末によって開始されたコール要求イベントを受信し、
サービスプラットフォームメディアモジュールブートストラップチャネルモジュールは、さらに、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールは、さらに、ネットワークASに第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【0311】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュールブートストラップチャネルモジュールは、さらに、ネットワークASにより、第1端末との間のデータチャネルを確立し、及び/又は第2端末との間のデータチャネルを確立する。
【0312】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールは、さらに、ネットワークASによって送信される通知メッセージを受信し、受信したのは、VoIMSネットワークのAS又はVoLTEネットワークのASによって送信された、ネゴシエーションパラメータを取得するための通知メッセージである。
【0313】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールは、さらに、サービスプラットフォームメディアモジュールがサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックの実現を指示する応答メッセージをリターンするために使用され、
応答メッセージから取得されたサービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報を含む。
【0314】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0315】
説明の便宜上、上述の装置の各部分を機能別に様々なモジュール又はユニットに分けてそれぞれ説明する。もちろん、本開示を実施する時に、各モジュール又はユニットの機能を同じ又は複数のソフトウェア又はハードウェアに実装することができる。
【0316】
本開示の実施例にて提供される技術解決手段を実施する時に、以下の方式で実施できる。
【0317】
図14は、ASの概略構造図であり、図に示すように、ASは、
プロセッサ1400とトランシーバ1410とを含み、
プロセッサ1400は、メモリ1420内のプログラムを読み取って、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージである第1端末コール要求メッセージを受信し、
前記第1端末コール要求メッセージによりブートストラップデータチャネルを確立し、第1端末が前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するか、又はサービスデータインタラクションを行うプロセスを実行し、
トランシーバ1410は、プロセッサ1400の制御下でデータを受信及び送信する。
【0318】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、さらに、
前記第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータを、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルに必要なメディアネゴシエーションパラメータに置き換え、修正後の前記第1端末コール要求メッセージを第2端末に転送すること、又は、
前記第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータを、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルに必要なメディアネゴシエーションパラメータに置き換え、修正後の前記第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージを第2端末に転送することを含む。
【0319】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、さらに、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、前記コール要求メッセージのブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除することを含む。
【0320】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、さらに、
第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送し、前記第2端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーし、且つ、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた第2端末に対するメディアネゴシエーションパラメータをブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータとしてキャリーすることを含む。
【0321】
実施において、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、さらに、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除することを含む。
【0322】
実施において、さらに、
第2端末からリターンされた応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正し、修正後の前記第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送することを含む。
【0323】
実施において、さらに、
第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送し、応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた第1端末に対するメディア応答情報に修正することを含む。
【0324】
実施において、第1端末と第2端末が異なるASに属する場合、第2端末が属するネットワークASを介して、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送する。
【0325】
実施において、さらに、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを第2端末に送信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了することを含む。
【0326】
実施において、ネットワークASは、VoIMSネットワークのAS又はVoLTEネットワークのASである。
【0327】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0328】
ここで、図14において、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバス及びブリッジを含み得、具体的には、プロセッサ1400に代表される1つ以上のプロセッサ及びメモリ1420に代表されるメモリの様々な回路が互いにリンクされている。例えば周辺デバイス、電圧レギュレータ、電力管理回路などの様々な他の回路が、バスアーキテクチャにより互いにリンクされることもでき、これらはすべて当技術分野でよく知られているため、本明細書ではこれ以上記述しない。バスインターフェースによりインターフェースが提供される。トランシーバ1410は、複数の要素であってもよく、即ち、送信機及び受信機を含み、転送媒体上で様々な他の装置と通信するためのユニットを提供する。プロセッサ1400は、バスアーキテクチャの管理及び通常の処理を担当し、プロセッサ1400が操作を実行する時に使用されるデータをメモリ1420に記憶することができる。
【0329】
本開示の実施例では、ASをさらに提供し、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージである第1端末コール要求メッセージを受信するためのAS受信モジュールと、
前記第1端末コール要求メッセージによりブートストラップデータチャネルを確立し、第1端末が前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するか、又はサービスデータインタラクションを行うためのASブートストラップチャネルモジュールと、を含む。
【0330】
実施において、ASブートストラップチャネルモジュールは、さらに、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、前記第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータを、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルに必要なメディアネゴシエーションパラメータに置き換え、修正後の前記第1端末コール要求メッセージを第2端末に転送し、又は、前記第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータを、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルに必要なメディアネゴシエーションパラメータに置き換え、修正後の前記第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージを第2端末に転送する。
【0331】
実施において、ASブートストラップチャネルモジュールは、さらに、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、前記コール要求メッセージのブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除する。
【0332】
実施において、AS受信モジュールは、さらに、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送し、前記第2端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーし、且つ、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた第2端末に対するメディアネゴシエーションパラメータをブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータとしてキャリーする。
【0333】
実施において、AS受信モジュールは、さらに、第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除する。
【0334】
実施において、サービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールは、さらに、第2端末からリターンされた応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正し、修正後の前記第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送する。
【0335】
実施において、AS受信モジュールは、さらに、第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送し、応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた第1端末に対するメディア応答情報に修正する。
【0336】
実施において、AS受信モジュールは、さらに、第1端末と第2端末が異なるASに属する場合、第2端末が属するネットワークASを介して、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送する。
【0337】
実施において、ASデータチャネルモジュールは、さらに、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを第2端末に送信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了する。
【0338】
実施において、ネットワークASは、VoIMSネットワークのAS又はVoLTEネットワークのASである。
【0339】
実施において、前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである。
【0340】
説明の便宜上、上述の装置の各部分を機能別に様々なモジュール又はユニットに分けてそれぞれ説明する。もちろん、本開示を実施する時に、各モジュール又はユニットの機能を同じ又は複数のソフトウェア又はハードウェアに実装することができる。
【0341】
本開示の実施例では、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、上記の通信方法又はデータチャネルの確立方法を実行するコンピュータプログラムが記憶されている。
【0342】
具体的な実施は、発呼端末、着呼端末、サービスプラットフォームメディアモジュールの1つ又はその組合せの通信方法の実施、及び/又は、AS側データチャネルの確立方法の実施を参照できる。
【0343】
要約すると、本開示の実施例は、端末が拡張通話サービスチャネルブートストラップチャネルを確立する解決手段を提供し、Data Channel技術の具体的な実装方式及びエンドツーエンドプロセスを提案する。
【0344】
当業者であれば、本開示の実施例は、方法、システム、又はコンピュータプログラム製品として提供され得ることを理解するであろう。したがって、本開示は、完全にハードウェアの実施例、完全にソフトウェアの実施例、又はソフトウェアとハードウェアとを組み合わせた実施例の形態をとることができる。そして、本開示は、コンピュータ使用可能なプログラムコードを内部に含む1つ以上のコンピュータ使用可能な記憶媒体(磁気ディスク記憶装置、光記憶装置などを含むがこれらに限定されない)上で実施されるコンピュータプログラム製品の形態をとることができる。
【0345】
本開示は、本開示の実施例による方法、デバイス(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して説明する。フローチャート及び/又はブロック図における各プロセス及び/又はブロック、並びにフローチャート及び/又はブロック図におけるプロセス及び/又はブロックの組合せが、コンピュータプログラム命令によって実現できることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令を汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供してマシンを生成することができ、それにより、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサによって実行される命令により、フローチャートの1つ以上のプロセス及び/又はブロック図の1つ以上のブロックに指定される機能を実現する装置が生成される。
【0346】
これらのコンピュータプログラム命令を、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置をブートして特定の方式で動作させることができるコンピュータ読み取り可能なメモリに記憶することもでき、当該コンピュータ読み取り可能なメモリに記憶されている命令により、フローチャートの1つ以上のプロセス及び/又はブロック図の1つ以上のブロックに指定される機能を実現する命令装置を含む製品が生成される。
【0347】
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置にロードすることもできるため、コンピュータ又は他のプログラマブルデバイス上で一連の操作ステップを実行してコンピュータにより実現される処理を生成し、それにより、コンピュータ又は他のプログラマブルデバイス上で実行される命令により、フローチャート1つ以上のプロセス及び/又はブロック図の1つ以上のブロックに指定される機能を実現するためのステップが提供される。
【0348】
本開示の実施例で説明されるこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、又はそれらの組合せを使用して実装できることが理解され得る。ハードウェア実装について、モジュール、ユニット、サブモジュール、サブユニット等は、1つ以上の特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuits、ASIC)、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processing、DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSP Device、DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device、PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本開示に記載の機能を実行するための他の電子ユニット又はそれらの組合せに実装できる。
【0349】
明らかに、当業者は、本開示の精神および範囲から逸脱せずに、本開示に様々な修正や変形を加えることができる。このように、本開示のこれらの修正や変形が本開示の特許請求の範囲及びその等価技術の範囲内に含まれる場合には、本開示はこれらの修正や変形も含むことを意図する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
【手続補正書】
【提出日】2024-02-02
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1端末がコールイベントをモニタし、前記コールイベントにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするステップと、
第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するステップと、
第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップと、
を含む通信方法。
【請求項2】
前記ブートストラップデータチャネルは、第1端末によって開始されて確立される請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ブートストラップデータチャネルのネゴシエーション要求情報は、第1端末によってコール要求メッセージを介してキャリーされ、前記コール要求メッセージは、第1端末がコールイベントをモニタした後、第2端末に対して開始したコール要求メッセージであるか、又は第1端末によって独立のメッセージを使用して個別に送信される請求項2に記載の方法。
【請求項4】
コール要求を開始する時、前記第1端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーするステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
第1端末が、登録時に、前記第1端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーするステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項6】
第1端末が、IPマルチメディアサブシステム音声(VoIMS)ネットワークアプリケーションサーバ(AS)又はロングタームエボリューション音声ベアラ(VoLTE)ネットワークASにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立し、
及び/又は、
第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記データチャネルは、データチャネル(Data Channel)及び/又はWebウェーブソケット(WebSocket)チャネルである請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップは、
前記応答メッセージから、サービス記述情報を取得するステップを含み、
前記サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報、
を含む請求項1に記載の方法。
【請求項9】
第2端末が第1端末によって送信されたコール要求メッセージを受信し、前記第2端末が、前記コール要求メッセージにより、又は受信した第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするステップと、
第2端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービスプラットフォームメディアモジュールにサービス要求メッセージを送信するステップと、
第2端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップと、
を含む通信方法。
【請求項10】
第2端末が、登録時に、前記第2端末がデータチャネルを介した通信能力を備える端末であることを示すためのデータチャネル能力ラベルをキャリーするステップを含む請求項9に記載の方法。
【請求項11】
第2端末が、VoIMSネットワークASまたはVoLTEネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立し、
及び/又は、
第2端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルを確立する請求項9に記載の方法。
【請求項12】
第2端末が、
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを受信することにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了するステップを含む請求項9に記載の方法。
【請求項13】
応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップは、
応答メッセージからサービス記述情報を取得するステップを含み、
前記サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報、
を含む請求項9に記載の方法。
【請求項14】
前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである請求項9に記載の方法。
【請求項15】
第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始するステップと、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立するステップと、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信するステップと、
前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいてサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップと、
を含む通信方法。
【請求項16】
第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、サービスプラットフォームメディアモジュールによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュールは、第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュールは、第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする請求項15に記載の方法。
【請求項17】
第1端末との間のデータチャネルを確立し、及び/又は第2端末との間のデータチャネルを確立するステップを含む請求項15に記載の方法。
【請求項18】
第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、
第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送し、第2端末に対するメディアネゴシエーションパラメータをブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータとしてコール要求にキャリーするか、又は独立のメッセージによりキャリーするステップを含む請求項15に記載の方法。
【請求項19】
第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除するステップを含む請求項15に記載の方法。
【請求項20】
第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送し、応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正するステップを含む請求項15に記載の方法。
【請求項21】
第1端末と第2端末とが異なるサービスプラットフォームメディアモジュールに属する場合、サービスプラットフォームメディアモジュールは、第2端末が属するサービスプラットフォームメディアモジュールを介して、前記第1端末によって開始されたコール要求を前記第2端末に転送する請求項15に記載の方法。
【請求項22】
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
の1つ又はそれらの組合せを第2端末に送信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了するステップを含む請求項15に記載の方法。
【請求項23】
ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュールはネットワークASに、第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする請求項15に記載の方法。
【請求項24】
ネットワークASにより、第1端末との間のデータチャネルを確立し、及び/又は第2端末との間のデータチャネルを確立するステップを含む請求項15に記載の方法。
【請求項25】
サービスプラットフォームメディアモジュールは、ネットワークASによって送信される通知メッセージを受信し、受信したのは、VoIMSネットワークのAS又はVoLTEネットワークのASによって送信された、ネゴシエーションパラメータを取得するための通知メッセージである請求項15に記載の方法。
【請求項26】
サービスプラットフォームメディアモジュールは、ブートストラップデータチャネルにより第1端末及び/又は第2端末にサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックの実現を指示する応答メッセージを提供し、第1端末及び/又は第2端末が、応答メッセージからサービス記述情報を取得し、
前記サービス記述情報は、
ブートストラップサービス記述情報であって、前記第1端末が、前記ブートストラップサービス記述情報に基づいてブートストラップサービスのサービスロジックを実現し、サービスアプリケーションリスト記述情報またはサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するブートストラップサービス記述情報、又は、
サービスアプリケーションリスト記述情報であって、前記第1端末が、前記サービスアプリケーションリスト記述情報に基づいてサービスアプリケーションリストのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現し、ユーザの選択に基づいてサービスアプリケーション記述情報をさらに取得するサービスアプリケーションリスト記述情報、又は、
サービスアプリケーション記述情報であって、前記第1端末が、当該プリケーション記述情報によりサービスアプリケーションのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するサービスアプリケーション記述情報、
を含む請求項15に記載の方法。
【請求項27】
前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである請求項15に記載の方法。
【請求項28】
ネットワークASが、第1端末によって開始されたコール要求メッセージである第1端末コール要求メッセージを受信するステップと、
ネットワークASが、前記第1端末コール要求メッセージによりブートストラップデータチャネルを確立することにより、第1端末が前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するか、又はサービスデータインタラクションを行うステップと、
を含むデータチャネルの確立方法。
【請求項29】
第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、
前記第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータを、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルに必要なメディアネゴシエーションパラメータに置き換え、修正後の前記第1端末コール要求メッセージを第2端末に転送するステップ、又は、
前記第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータを、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルに必要なメディアネゴシエーションパラメータに置き換え、修正後の前記第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージを第2端末に転送するステップ、
を含む請求項28に記載の方法。
【請求項30】
第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、前記コール要求メッセージのブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除するステップを含む請求項28に記載の方法。
【請求項31】
第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーする場合、
ネットワークASが、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送し、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた第2端末に対するメディアネゴシエーションパラメータをブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータとしてキャリーするステップを含む請求項28に記載の方法。
【請求項32】
第2端末が登録時にデータチャネル能力ラベルをキャリーしない場合、
ネットワークASが、第1端末によって開始されたコール要求メッセージを第2端末に転送し、ブートストラップデータチャネルのメディアネゴシエーションパラメータを削除するステップを含む請求項28に記載の方法。
【請求項33】
第2端末からリターンされた応答メッセージのブートストラップデータチャネル部分のメディア応答情報を第1端末に対するメディア応答情報に修正し、修正後の前記第2端末からリターンされた応答メッセージを第1端末に転送するステップを含む請求項28に記載の方法。
【請求項34】
第1端末と第2端末が異なるネットワークASに属する場合、ネットワークASは、第2端末が属するネットワークASを介して、第1端末によって開始されたコール要求を第2端末に転送する請求項28に記載の方法。
【請求項35】
第1端末コール要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末によって送信された一本の独立の要求メッセージにキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと、
第1端末と第2端末が初期メディアネゴシエーションのコールを完了した後、第2端末によって要求メッセージを介してキャリーされるブートストラップデータチャネルネゴシエーションパラメータと
の1つ又はそれらの組合せを第2端末に送信することにより、第2端末との間のブートストラップデータチャネルのネゴシエーションを完了するステップを含む請求項28に記載の方法。
【請求項36】
ネットワークASは、VoIMSネットワークのAS又はVoLTEネットワークのASである請求項28に記載の方法。
【請求項37】
前記データチャネルは、Data Channel及び/又はWebSocketチャネルである請求項28に記載の方法。
【請求項38】
第1端末であって、
プロセッサとトランシーバとを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取って、
コールイベントをモニタし、前記コールイベントによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガし、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信し、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するプロセスを実行し、
前記トランシーバは、プロセッサの制御でデータを受信及び送信する第1端末。
【請求項39】
第1端末であって、
コールイベントをモニタし、前記コールイベントによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするための第1端末コールモジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するための第1端末要求モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するための第1端末表示モジュールと、
を含む第1端末。
【請求項40】
第2端末であって、
プロセッサとトランシーバとを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取って、
第1端末によって送信されたコール要求メッセージを受信し、前記第2端末が、前記コール要求メッセージにより又は受信した一本の独立の要求メッセージにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガし、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、ブートストラップデータチャネルによりサービスプラットフォームメディアモジュールにサービス要求メッセージを送信し、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するプロセスを実行し、
前記トランシーバは、プロセッサの制御でデータを受信及び送信する第2端末。
【請求項41】
第2端末であって、
第1端末によって送信されたコール要求メッセージを受信し、前記第2端末が、前記コール要求メッセージにより又は受信した一本の独立の要求メッセージにより、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするための第2端末受信モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、ブートストラップデータチャネルによりサービスプラットフォームメディアモジュールにサービス要求メッセージを送信するための第2端末要求モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するための第2端末表示モジュールと、
を含む第2端末。
【請求項42】
サービスプラットフォームメディアモジュールであって、
プロセッサとトランシーバとを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取って、
第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始し、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信し、
前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいてサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するプロセスを実行し、
前記トランシーバは、プロセッサの制御でデータを受信及び送信するサービスプラットフォームメディアモジュール。
【請求項43】
サービスプラットフォームメディアモジュールであって、
第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始するためのサービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立するためのサービスプラットフォームメディアモジュールブートストラップチャネルモジュールと、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信し、前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいてサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するためのサービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールと、
を含むサービスプラットフォームメディアモジュール。
【請求項44】
ASであって、
プロセッサとトランシーバとを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取って、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージである第1端末コール要求メッセージを受信し、
前記第1端末コール要求メッセージによりブートストラップデータチャネルを確立し、第1端末が前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するか、又はサービスデータインタラクションを行うプロセスを実行し、
前記トランシーバは、プロセッサの制御でデータを受信及び送信するAS。
【請求項45】
ASであって、
第1端末によって開始されたコール要求メッセージである第1端末コール要求メッセージを受信するためのAS受信モジュールと、
前記第1端末コール要求メッセージによりブートストラップデータチャネルを確立し、第1端末が前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するか、又はサービスデータインタラクションを行うためのASブートストラップチャネルモジュールと、
を含むAS。
【請求項46】
請求項1から37のいずれか一項に記載の方法を実行するコンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
通信方法であって、
第1端末がコールイベントをモニタし、前記コールイベントによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするステップと、
第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するステップと、
第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップと、を含む。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
実施において、前記ブートストラップデータチャネルのネゴシエーション要求情報は、第1端末によってコール要求メッセージを介してキャリーされ、前記コール要求メッセージは、第1端末がコールイベントをモニタした後、第2端末に対して開始したコール要求メッセージであるか、又は第1端末によって独立のメッセージを使用して個別に送信される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0023】
通信方法であって、
第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始するステップと、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立するステップと、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信するステップと、
前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいてサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップと、を含む。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0024】
実施において、第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、サービスプラットフォームメディアモジュールによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュールは、第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュールは、第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0032】
実施において、第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、ネットワークASによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュールは、ネットワークASから通知された第1端末によって開始されたコール要求イベントを受信し、
ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュールはネットワークASに、第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0048】
第1端末であって、プロセッサとトランシーバとを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取って、
コールイベントをモニタし、前記コールイベントによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガし、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信し、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するプロセスを実行し、
前記トランシーバは、プロセッサの制御でデータを受信及び送信する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0050】
実施において、前記ブートストラップデータチャネルのネゴシエーション要求情報は、第1端末によってコール要求メッセージを介してキャリーされ、前記コール要求メッセージは、第1端末がコールイベントをモニタした後、第2端末に対して開始したコール要求メッセージであるか、又は第1端末によって独立のメッセージを使用して個別に送信される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0057】
第1端末であって、
コールイベントをモニタし、前記コールイベントによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするための第1端末コールモジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するための第1端末要求モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するための第1端末表示モジュールと、を含む。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0059】
実施において、前記ブートストラップデータチャネルのネゴシエーション要求情報は、第1端末によってコール要求メッセージを介してキャリーされ、前記コール要求メッセージは、第1端末がコールイベントをモニタした後、第2端末に対して開始したコール要求メッセージであるか、又は第1端末によって独立のメッセージを使用して個別に送信される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0080
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0080】
サービスプラットフォームメディアモジュールであって、プロセッサとトランシーバとを含み、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取って、
第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始し、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信し、
前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいてサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するプロセスを実行し、
前記トランシーバは、プロセッサの制御下でデータを受信及び送信する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0081
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0081】
実施において、第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、サービスプラットフォームメディアモジュールによって開始され、
第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0089
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0089】
実施において、第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、ネットワークASによって開始され、
ネットワークASから通知された第1端末によって開始されたコール要求イベントを受信し、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
ネットワークASに第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0094
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0094】
サービスプラットフォームメディアモジュールであって、
第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始するためのサービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立するためのサービスプラットフォームメディアモジュールブートストラップチャネルモジュールと、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信するステップと、前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいてサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップとのためのサービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールと、を含む。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0095
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0095】
実施において、第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、サービスプラットフォームメディアモジュールによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュールブートストラップチャネルモジュールは、さらに、第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールは、さらに、第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0103
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0103】
実施において、第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、ネットワークASによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールは、さらに、ネットワークASから通知された第1端末によって開始されたコール要求イベントを受信 し、
サービスプラットフォームメディアモジュールブートストラップチャネルモジュールは、さらに、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールは、さらに、ネットワークASに第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0146
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0146】
図1は、発呼端末側の通信方法の実施の概略フローチャートであり、図に示すように、
第1端末がコールイベントをモニタし、前記コールイベントによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするステップ101と、
第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するステップ102と、
第1端末が、サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップ103と、を含み得る。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0148
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0148】
図3は、ネットワーク側の通信方法の実施の概略フローチャートであり、図に示すように、
第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始するステップ301と、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立するステップ302と、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信するステップ303と、
前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するステップ304と、を含み得る。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0152
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0152】
サービスプラットフォームメディアモジュールは、業界の習慣からサービスプラットフォームメディアサーバと呼ばれるか、又は直接サービスプラットフォームと呼ばれることもあり、これらは、いずれもサービスを提供する機能エンティティを指し、別々に配置されてもよいし、サーバとして独立して配置されてもよい。例えば、機能は、サービスプラットフォームメディアモジュール及びサービスプラットフォームによって実現されてもよく、この場合、例えば、サービスプラットフォームは、サービスプラットフォームメディアモジュールが端末との間のデータチャネル又はブートストラップデータチャネルを確立するときに端末とメディアネゴシエーションシグナリング処理を行うことを担当するネットワーク要素であってもよい。一例として、サービスプラットフォームメディアモジュールは、VoNR(Voice over New Radio)+データチャネル、MF(Media Function)、MRF(Media Resource Function)、DCMF(Data ChanneL Media Function)などであってもよい。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0162
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0162】
具体的な実施において、前記ブートストラップデータチャネルのネゴシエーション要求情報は、第1端末によってコール要求メッセージを介してキャリーされ、前記コール要求メッセージは、第1端末がコールイベントをモニタした後、第2端末に対して開始したコール要求メッセージであるか、又は第1端末によって独立のメッセージを使用して個別に送信される。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0199
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0199】
(解決手段1)
実施において、第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、サービスプラットフォームメディアモジュールによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュールは、第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュールは、第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0204
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0204】
(解決手段2)
実施において、第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、ネットワークASによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュールは、ネットワークASから通知された第1端末によって開始されたコール要求イベントを受信し、
ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュールはネットワークASに、第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0247
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0247】
図11は、第1端末の概略構造図であり、図に示すように、端末は、
プロセッサ1100とトランシーバ1110を含み、
プロセッサ1100は、メモリ1120内のプログラムを読み取って、
コールイベントをモニタし、前記コールイベントによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガし、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信し、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するプロセスを実行し、
トランシーバ1110は、プロセッサ1100の制御でデータを受信及び送信する。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0249
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0249】
実施において、前記ブートストラップデータチャネルのネゴシエーション要求情報は、第1端末によってコール要求メッセージを介してキャリーされ、前記コール要求メッセージは、第1端末がコールイベントをモニタした後、第2端末に対して開始したコール要求メッセージであるか、又は第1端末によって独立のメッセージを使用して個別に送信される。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0258
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0258】
本開示の実施例では、第1端末をさらに提供し、
コールイベントをモニタし、前記コールイベントによりサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスをトリガするための第1端末コールモジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルによりサービス要求メッセージを送信するための第1端末要求モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールからリターンされた前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージを受信し、前記応答メッセージの指示に基づいて、サービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するための第1端末表示モジュールと、を含む。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0260
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0260】
実施において、前記ブートストラップデータチャネルのネゴシエーション要求情報は、第1端末によってコール要求メッセージを介してキャリーされ、前記コール要求メッセージは、第1端末がコールイベントをモニタした後、第2端末に対して開始したコール要求メッセージであるか、又は第1端末によって独立のメッセージを使用して個別に送信される。
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0286
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0286】
図13は、サービスプラットフォームメディアモジュールの概略構造図であり、図に示すように、サービスプラットフォームメディアモジュールは、
プロセッサ1300とトランシーバ1310とを含み、
プロセッサ1300は、メモリ1320内のプログラムを読み取って、
第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始し、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、且つ、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信し、
前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいてサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するプロセスを実行し、
トランシーバ1310は、プロセッサ1300の制御でデータを受信及び送信する。
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0287
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0287】
実施において、第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、サービスプラットフォームメディアモジュールによって開始され、
第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【手続補正29】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0295
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0295】
実施において、第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、ネットワークASによって開始され、
ネットワークASから通知された第1端末によって開始されたコール要求イベントを受信し、
ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
ネットワークASに第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【手続補正30】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0301
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0301】
本開示の実施例では、サービスプラットフォームメディアモジュールをさらに提供し、
第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスを開始するためのサービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールと、
サービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、且つ、サービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立するためのサービスプラットフォームメディアモジュールブートストラップチャネルモジュールと、
ブートストラップデータチャネルの確立に成功した後、前記ブートストラップデータチャネルにより送信されたサービス要求メッセージを受信し、前記サービス要求メッセージに対する応答メッセージをリターンし、第1端末及び第2端末が応答メッセージの指示に基づいてサービスのインターフェース表示及び/又はサービスロジックを実現するためのサービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールと、を含む。
【手続補正31】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0302
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0302】
実施において、第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、サービスプラットフォームメディアモジュールによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュールブートストラップチャネルモジュールは、さらに、第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールは、さらに、第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【手続補正32】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0310
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0310】
実施において、第1端末がコールイベントによりトリガしたサービスプラットフォームメディアモジュールとの間のブートストラップデータチャネルの確立プロセスは、ネットワークASによって開始され、
サービスプラットフォームメディアモジュール受信モジュールは、さらに、ネットワークASから通知された第1端末によって開始されたコール要求イベントを受信し、
サービスプラットフォームメディアモジュールブートストラップチャネルモジュールは、さらに、ネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第1端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、及び/又はネットワークASによりサービスプラットフォームメディアモジュールと第2端末との間のブートストラップデータチャネルを確立し、
サービスプラットフォームメディアモジュール応答モジュールは、さらに、ネットワークASに第1端末及び/又は第2端末のメディアネゴシエーション結果に対応する応答情報をそれぞれリターンする。
【手続補正33】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
【手続補正34】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正の内容】
図3
【手続補正35】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正の内容】
図4
【国際調査報告】