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特表2024-527199アニメーション化絵文字の記録及び再生のためのシステム及び方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-23
(54)【発明の名称】アニメーション化絵文字の記録及び再生のためのシステム及び方法
(51)【国際特許分類】
   G06T 13/80 20110101AFI20240716BHJP
【FI】
G06T13/80 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023575652
(86)(22)【出願日】2022-09-22
(85)【翻訳文提出日】2023-12-07
(86)【国際出願番号】 SG2022050681
(87)【国際公開番号】W WO2023069010
(87)【国際公開日】2023-04-27
(31)【優先権主張番号】17/507,952
(32)【優先日】2021-10-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521388058
【氏名又は名称】レモン インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】Lemon Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】チェン,ジーリー
(72)【発明者】
【氏名】ガオ,ショウハン
(72)【発明者】
【氏名】タングトゥーリ,ヴィシュヌヴァルダン
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,ユシ
(72)【発明者】
【氏名】ホゥ,ボー
【テーマコード(参考)】
5B050
【Fターム(参考)】
5B050BA08
5B050BA12
5B050CA07
5B050DA04
5B050FA05
5B050FA10
(57)【要約】
アニメーション化絵文字再生を管理するためのシステム及び方法が提供される。具体的には、サーバは、ユーザが他のユーザのオブジェクトとやり取りすることを含むユーザやり取りを監視してもよい。サーバは、ユーザのうちの第1のユーザにより、前記ユーザのうちの第2のユーザのオブジェクト上に実行された動作を検出し、検出された前記動作が、前記第2のユーザのアニメーション化絵文字の再生をトリガする、前記第2のユーザにより定義されたトリガ動作であるか否かを決定してもよい。検出された前記動作がトリガ動作であるとの決定に応じて、サーバは、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を前記第1のユーザに表示してもよい。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アニメーション化絵文字再生を管理するための方法であって
ユーザが他のユーザのオブジェクトとやり取りすることを含むユーザやり取りを監視することと、
前記ユーザのうちの第1のユーザにより実行された動作を検出することと、
検出された前記動作が、第2のユーザのアニメーション化絵文字の再生をトリガする、前記第2のユーザにより定義されたトリガ動作であるか否かを決定することと、
検出された前記動作が前記トリガ動作であるとの決定に応じて、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の再生を前記第1のユーザに表示することと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記第2のユーザの顔表情を有するユーザアバタのアニメーションを記録することにより1つ又は複数のアニメーション化絵文字を生成することと、
前記1つ又は複数のアニメーション化絵文字を前記第2のユーザにより定義された1つ又は複数のトリガ動作に関連付けることと、
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記オブジェクトは、写真、ビデオ、及び/又はライブストリームビデオを含む
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記動作は、前記ユーザのうちの前記第1のユーザにより前記ユーザのうちの第2のユーザのオブジェクト上に実行された動作にコメント及び/又は反応することを含む
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
検出された前記動作がトリガ動作であるか否かを決定することは、検出された前記動作が前記第2のユーザにより定義されたアニメーション化絵文字に関連付けられているか否かを決定することを含む
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を前記第1のユーザに表示することは、前記第2のユーザからの入力なしに、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を前記第1のユーザに自動的に表示することを含む
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の再生を自動的に表示することは、
前記第2のユーザのプロフィール写真をユーザプロフィール写真から前記アニメーション化絵文字に自動的に更新することと、
前記アニメーション化絵文字の再生を表示することと、
前記アニメーション化絵文字の再生後に、前記プロフィール写真を前記ユーザプロフィール写真に戻すことと、
を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を自動的に表示することは、
前記第2のユーザの現在の顔表情に関係なく、前記第2のユーザのユーザアバタの前記アニメーション化絵文字の再生を表示するように、ライブビデオストリーミング中に前記ユーザアバタを自動的に更新することを含む
請求項6に記載の方法。
【請求項9】
アニメーション化絵文字再生を管理するためのコンピューティング装置であって、
プロセッサと、
複数の命令を記憶しているメモリと、を備え、前記命令は、前記プロセッサにより実行されるとき、前記コンピューティング装置に、
ユーザが他のユーザのオブジェクトとやり取りすることを含むユーザやり取りを監視することと、
前記ユーザのうちの第1のユーザにより実行された動作を検出することと、
検出された動作が、第2のユーザのアニメーション化絵文字の再生をトリガする、前記第2のユーザにより定義されたトリガ動作であるか否かを決定することと、
検出された前記動作がトリガ動作であるとの決定に応じて、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の再生を前記第1のユーザに表示することと、
を実行させる、コンピューティング装置。
【請求項10】
前記第2のユーザの顔表情を有するユーザアバタのアニメーションを記録することにより1つ又は複数のアニメーション化絵文字を生成し、
前記1つ又は複数のアニメーション化絵文字を前記第2のユーザにより定義された1つ又は複数のトリガ動作に関連付ける
ようにさらに設定されている、請求項9に記載のコンピューティング装置。
【請求項11】
前記オブジェクトは、写真、ビデオ及び/又はライブストリームビデオを含み、前記動作は、前記ユーザのうちの前記第1のユーザにより前記ユーザのうちの第2のユーザのオブジェクト上に実行された動作にコメント及び/又は反応することを含む
請求項9に記載のコンピューティング装置。
【請求項12】
検出された前記動作がトリガ動作であるか否かを決定することは、検出された前記動作が前記第2のユーザにより定義されたアニメーション化絵文字に関連付けられているか否かを決定することを含む
請求項9に記載のコンピューティング装置。
【請求項13】
前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を前記第1のユーザに表示することは、前記第2のユーザからの入力なしに、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を前記第1のユーザに自動的に表示することを含む
請求項9に記載のコンピューティング装置。
【請求項14】
前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を自動的に表示することは、
前記第2のユーザのプロフィール写真をユーザプロフィール写真から前記アニメーション化絵文字に自動的に更新することと、
前記アニメーション化絵文字の再生を表示することと、
前記アニメーション化絵文字の再生後に、前記プロフィール写真を前記ユーザプロフィール写真に戻すことと、
を含む、請求項13に記載のコンピューティング装置。
【請求項15】
前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を自動的に表示することは、前記第2のユーザの現在の顔表情に関係なく、前記第2のユーザのユーザアバタの前記アニメーション化絵文字の再生を表示するように、ライブビデオストリーミング中に前記ユーザアバタを自動的に更新することを含む
請求項13に記載のコンピューティング装置。
【請求項16】
アニメーション化絵文字再生を管理するための命令を記憶している非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
前記命令は、コンピューティング装置の1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、前記コンピューティング装置に、
ユーザが他のユーザのオブジェクトとやり取りすることを含むユーザやり取りを監視することと、
前記ユーザのうちの第1のユーザにより実行された動作を検出することと、
検出された前記動作が、第2のユーザのアニメーション化絵文字の再生をトリガする、前記第2のユーザにより定義されたトリガ動作であるか否かを決定することと、
検出された前記動作がトリガ動作であるとの決定に応じて、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の再生を前記第1のユーザに表示することと、
を実行させる、非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項17】
前記命令は、前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、前記コンピューティング装置に、
前記第2のユーザのカスタマイズされた顔表情を有するユーザアバタのアニメーションを記録することにより1つ又は複数のアニメーション化絵文字を生成することと、
前記1つ又は複数のアニメーション化絵文字を前記第2のユーザにより定義された1つ又は複数のトリガ動作に関連付けることと、
をさらに実行させる、請求項16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項18】
検出された前記動作がトリガ動作であるか否かを決定することは、検出された前記動作が前記第2のユーザにより定義されたアニメーション化絵文字に関連付けられているか否かを決定することを含む
請求項16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項19】
前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を前記第1のユーザに表示することは、前記第2のユーザからの入力なしに、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を前記第1のユーザに自動的に表示することを含む
請求項16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項20】
前記オブジェクトは、写真、ビデオ、及び/又はライブストリームビデオを含む
請求項16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、2021年10月22日に出願された米国出願第17/507,507号(発明名称:アニメーション化絵文字の記録及び再生のためのシステム及び方法)の優先権を主張し、該出願の全ての内容は、引用により全体として本願に組み込まれる。
[背景技術]
絵文字は、様々なアプリケーションで広く使用され、入力テキストをイメージ要素で補完するための手段をユーザに提供することにより、感情的なコンテキスト又は音色的なコンテキストを提供する。しかしながら、アプリケーションにより提供される絵文字は、通常、予め定義された絵文字のセットに限定され、別のユーザに送信するためにユーザからの手動入力が必要とされる。そのため、ユーザ体験を向上させるために、個性的な絵文字の記録及び再生機能を開発する必要がある。
【0002】
これら及び他の一般的な考慮に関連して本明細書で開示される態様を説明する。また、比較的具体的な問題を議論していくが、これらの例は、背景技術又は本開示の他の部分において特定された具体的な問題の解決に限定されるべきではないことを、理解すべきである。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本開示の少なくとも1つの例によれば、アニメーション化絵文字再生を管理するための方法が説明される。前記方法は、ユーザが他のユーザのオブジェクトとやり取りすることを含むユーザやり取りを監視することと、前記ユーザのうちの第1のユーザにより実行された動作を検出することと、検出された動作が、前記第2のユーザのアニメーション化絵文字の再生をトリガする、前記第2のユーザにより定義されたトリガ動作であるか否かを決定することと、検出された動作がトリガ動作であるとの決定に応じて、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の再生を前記第1のユーザに表示することと、を含む。
【0004】
本開示の少なくとも1つの例によれば、アニメーション化絵文字再生を管理するコンピューティング装置が説明される。前記コンピューティング装置は、プロセッサと、前記プロセッサにより実行されるとき、前記コンピューティング装置に、ユーザが他のユーザのオブジェクトとやり取りすることを含むユーザやり取りを監視することと、前記ユーザのうちの第1のユーザにより実行された動作を検出することと、検出された動作が、前記第2のユーザのアニメーション化絵文字の再生をトリガする、前記第2のユーザにより定義されたトリガ動作であるか否かを決定することと、検出された動作がトリガ動作であるとの決定に応じて、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の再生を前記第1のユーザに表示することと、を実行させる複数の命令が格納されているメモリと、を備える。
【0005】
本開示の少なくとも1つの例によれば、アニメーション化絵文字再生を管理するための命令を記憶した非一時的なコンピュータ可読媒体が説明される。例において、前記命令は、コンピューティング装置の1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、前記コンピューティング装置に、ユーザが他のユーザのオブジェクトとやり取りすることを含むユーザやり取りを監視することと、前記ユーザのうちの第1のユーザにより実行された動作を検出することと、検出された動作が、前記第2のユーザのアニメーション化絵文字の再生をトリガする、前記第2のユーザにより定義されたトリガ動作であるか否かを決定することと、検出された動作がトリガ動作であるとの決定に応じて、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の再生を前記第1のユーザに表示することと、を実行させる。
【0006】
前記1つ又は複数の態様のうちのいずれかは、前記1つ又は複数の態様のうちのいずれかの他の態様と組み合わされる。本明細書で説明される1つ又は複数の態様のいずれかである。
【0007】
本概要は、以下の「発明を実施するための形態」でさらに説明される構想の抜粋を簡略化された形で紹介するために提供されるものである。本概要は、特許請求される主題事項の主要特徴又は基本特徴を識別することを目的とするものでもなければ、特許請求される主題事項の範囲を限定することを目的とするものでもない。例示の追加の態様、特徴、及び/又は利点は、以下の説明において部分的に説明され、説明から部分的に明らかになるか、又は本開示の実施により理解される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
以下の図面を参照して、非限定的及び非網羅的な例を説明する。
【0009】
図1】本開示の例にかかる、例示的なアニメーション化絵文字管理システムを示す図である。
【0010】
図2】本開示の例にかかる、ユーザの1つ又は複数のアニメーション化絵文字を生成するための方法の詳細を示す図である。
図3】本開示の例にかかる、ユーザの1つ又は複数のアニメーション化絵文字を生成するための方法の詳細を示す図である。
【0011】
図4】本開示の例にかかる、アニメーション化絵文字再生を管理するための方法の詳細を示す図である。
【0012】
図5】本開示の態様を実施するために利用可能なコンピューティング装置の物理的コンポーネント(例えば、ハードウェア)を示すブロック図である。
【0013】
図6A】本開示の態様を実施するために利用可能なコンピューティング装置の第1の例を示す図である。
【0014】
図6B】本開示の態様を実施するために利用可能なコンピューティング装置の第2の例を示す図である。
【0015】
図7】本開示の例にかかる、データを処理するためのシステムのアーキテクチャの少なくとも1つの態様を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下の詳細な説明では、本明細書の一部を構成し、且つ特定の態様又は例を図示により示した添付図面を参照する。本開示から逸脱することなく、これらの態様を組み合わせてもよいし、他の態様を利用してもよいし、構造変更を行ってもよい。これらの態様は、方法、システム、又は装置として実施されてもよい。したがって、これらの態様は、ハードウェア実現、完全なソフトウェア実現、又はソフトウェア及びハードウェアの態様を組み合わせた実現の形態を取ってもよい。したがって、以下の詳細な説明は限定的であると理解されるべきではなく、本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲及びその均等物により限定されるものである。
【0017】
本開示の例によれば、アニメーション化絵文字管理システムは、ユーザが、自分のアバタ用に、カスタマイズされた顔表情を有する個性的なアニメーション化絵文字をリアルタイム及び/又はオフラインで作成することを可能にする。アニメーション化絵文字は、他のユーザとのやり取りに使用されてもよい。そのために、いくつかのアニメーション化絵文字は、一部の動作に関連付けられてもよい。例えば、ユーザのプロフィール画像は、別のユーザによりトリガされた動作に基づいて、異なるアニメーション化絵文字を示してもよい。例えば、ホストユーザがコンテンツ(投稿、ビデオクリップなど)をアップロードすると、他のユーザは、(ホストユーザフィード内で)コンテンツ上の「いいね」ボタンを押すことで、コンテンツとやり取りしてもよい。ユーザがコンテンツに「いいね」をすると、ユーザは、ホストのプロフィール画像内の、「いいね」動作に関連付けられたホストの特定のアニメーション化絵文字への自動的な変更を目にする。このような例において、アニメーション化絵文字が再生された後に、ホストのプロフィール画像が静止画像に戻る。静止画像は、特定のアニメーション化絵文字に関連付けられている静止画像であってもよいし、ホストの元のプロファイル画像であってもよいことを、理解すべきである。
【0018】
他の態様において、ユーザは、他のユーザにメッセージを送信するか、又はメッセージに返信するとき、自分のアバタの個性的なアニメーション化絵文字を予め定義されたアニメーションとして使用してもよい。追加として、アニメーション化絵文字は、他のユーザから受信されたメッセージに応じるために使用されてもよい。例えば、ユーザが別のユーザからスマイル絵文字を受信した場合、そのユーザの特定のアニメーション化絵文字を別のユーザに自動的に送信してもよい。
【0019】
他の例において、ホストユーザは、アバタエフェクトを有するライブビデオの記録を開始してもよい。アバタエフェクトがライブビデオに適用されると、ホストのユーザアバタは、ライブモードでホストに従ってもよい。例えば、ユーザアバタの顔表情は、実際のホストユーザの顔により駆動される。ライブビデオの間、他のユーザは、ギフトを贈るか、ライブビデオ上の「いいね」ボタンを押すことで、ホストユーザとやり取りしてもよい。ギフトが贈られ、又は別のユーザにより「いいね」ボタンが押されたとき、ユーザのアバタは、ライブストリームビデオ上のトリガされた動作に関連付けられている、ホストのアニメーション化絵文字の予め定義されたアニメーションに自動的に従う。言い換えれば、ホストユーザが実際にどのような顔表情をしたとしても、ホストユーザのユーザアバタは、トリガ動作(例えば、ギフトを受け取る)に(例えば、笑いで)応じてもよい。代替として、ホストユーザは、アニメーション化絵文字を手動で選択して、選択したアニメーション化絵文字の顔表情を反映したユーザアバタの顔表情を再生してもよい。言い換えれば、アニメーション化絵文字管理システムは、ユーザが個性的なアニメーション化絵文字を記録及び再生して、他のユーザとリアルタイムにやり取りすることを可能にする。
【0020】
図1は、本開示の例にかかる、個性的なアニメーション化絵文字を記録及び再生するためのアニメーション化絵文字管理システム100を示す。このために、ユーザ110は、ユーザアバタを使用して、ユーザアバタ及びアニメーション化絵文字を生成してもよい。例えば、ユーザ110は、アバタフィーチャ選択ツールを使用してアバタフィーチャライブラリから1つ又は複数のフィーチャを選択することにより、ユーザアバタを生成してもよい。このために、アニメーション化絵文字管理システム100は、ユーザ110に関連付けられているコンピューティング装置120と、ネットワーク170を介してコンピューティング装置120に通信可能に結合されたアニメーション化絵文字管理サーバ150とを備える。ネットワーク170は、有線又は無線ローカルエリアネットワーク(LAN)、有線又は無線ワイドエリアネットワーク(WAN)、及び/又はインターネットを含むがこれらに限定されない任意のタイプのコンピューティングネットワークを含んでもよい。コンピューティング装置120は、例えば図1ではデスクトップコンピュータとして示されているが、ポータブル又は非ポータブルコンピューティング装置のいずれであってもよい。例えば、コンピューティング装置120は、スマートフォン、ノートパソコン、デスクトップコンピュータ、サーバ、ウェアラブル電子装置、スマート家電などであってもよい。
【0021】
ユーザ110は、コンピューティング装置120を利用して、ユーザアバタ及び1つ又は複数のアニメーション化絵文字を生成してもよい。このために、コンピューティング装置120は、通信インターフェース126と、プロセッサ122と、コンピュータ可読ストレージ124とを備えてもよい。例において、通信インターフェース126は、ネットワーク170に結合され、ユーザアバタデータベース128、アニメーション化絵文字データベース130及び/又はアバタフィーチャライブラリ164を受信してもよい。ユーザ110は、アバタフィーチャライブラリ144又は164から1つ又は複数のフィーチャを選択して、ユーザアバタを生成してもよい。いくつかの態様において、ユーザ110は、ユーザに関連付けられる複数のアバタを生成してもよいことを、理解すべきである。このために、コンピューティング装置120は、ユーザ110に提供するアバタフィーチャ選択ツールを備えるように設定されている。当該アバタフィーチャ選択ツールは、アバタフィーチャライブラリ(例えば、144及び/又は164)に記憶されている1つ又は複数のアバタフィーチャを含む。例えば、コンピューティング装置120は、アニメーション化絵文字管理サーバ150と通信して、ネットワーク170を介してアニメーション化絵文字管理サーバ150に記憶されているアバタフィーチャライブラリ(例えば、164)にアクセスしてもよい。追加として又は代替として、アバタフィーチャライブラリは、コンピューティング装置120上にダウンロードされ、アバタフィーチャライブラリ144に記憶されてもよい。このような例において、コンピューティング装置120は、アバタフィーチャライブラリ(例えば、144)にアクセスしてもよい。例として、1つ又は複数のアバタフィーチャは、任意の顔のフィーチャ又は形状(例えば、頭、髪、目、眉、鼻、口、耳、及びしわ)と、顔のフィーチャの上に置くことができる任意のアクセサリ(例えば、眼鏡、帽子、イヤリング、及び鼻輪)とを含んでもよい。いくつかのアバタフィーチャがデフォルトとして予め選択されてもよいことを、理解すべきである。ユーザアバタが作成されると、ユーザアバタは、コンピューティング装置120のユーザアバタデータベース128に記憶される。追加として、コンピューティング装置120は、ユーザアバタを、アニメーション化絵文字管理サーバ150に送信してユーザアバタデータベース158に記憶するように設定されてもよい。
【0022】
追加として、ユーザ110は、コンピューティング装置120を利用して、ユーザアバタを使用して1つ又は複数のアニメーション化絵文字を生成してもよい。このために、コンピューティング装置120は、コンピューティング装置120により提供される1つ又は複数のアプリケーションを含んでもよい。例示的な態様において、該1つ又は複数のアプリケーションは、アニメーション化絵文字生成部132を備える。アニメーション化絵文字生成部132は、アニメーション化絵文字記録部134と、アニメーション化絵文字定義部136と、アニメーション化絵文字更新部138とをさらに備える。
【0023】
アニメーション化絵文字生成部132は、1つ又は複数のアニメーション化絵文字を生成するように設定されている。いくつかの態様において、アニメーション化絵文字生成部132は、ユーザからアニメーション化絵文字を生成する要求を受信するように設定されている。ユーザ110が2つ以上のユーザアバタを有する場合、この要求は、ユーザ110に関連付けられるアニメーション化絵文字を生成するために使用される特定のユーザアバタの指示を含んでもよい。
【0024】
アニメーション化絵文字記録部134は、ユーザのカスタマイズされた顔表情を有するユーザアバタのアニメーションを記録する。例えば、アニメーション化絵文字は、ユーザの微笑む顔表情を有するユーザアバタのアニメーションであってもよい。追加として、いくつかの態様において、アニメーション化絵文字記録部134は、予め定義された表情又はジェスチャに基づいてアニメーション化絵文字を生成するように設定されてもよい。例えば、予め定義された表情又はジェスチャは、微笑む、キスする、泣く、又は眉をひそめる顔表情を含んでもよい。また、ハート、星、涙、紙吹雪など、予め定義されたエフェクトを含んでもよい。
【0025】
アニメーション化絵文字定義部136は、アニメーション化絵文字を、アニメーション化絵文字の再生をトリガする動作に関連付けるように設定されている。例えば、トリガ動作は、ライブビデオの間、コンテンツ上で「いいね」をもらうこと、又はギフトを受け取ることを含んでもよい。例として、微笑む顔表情又は笑う顔表情を有するアニメーション化絵文字は、コンテンツ上で「いいね」を受け取る動作に関連付けられてもよい。別の例において、浮かぶハート付きの微笑む顔表情を有するアニメーション化絵文字は、ライブビデオ中にギフトを受け取る動作に関連付けられてもよい。
【0026】
アニメーション化絵文字更新部138は、アニメーション化絵文字を関連付けられている動作とともに記憶するように設定されている。例えば、アニメーション化絵文字は、コンピューティング装置120のアニメーション化絵文字データベース130に記憶されてもよい。追加として、アニメーション化絵文字更新部138はさらに、アニメーション化絵文字をアニメーション化絵文字管理サーバ150に送信して、アニメーション化絵文字データベース160に記憶するように設定されている。
【0027】
さらに、アニメーション化絵文字管理サーバ150は、アニメーション化絵文字管理サーバ150に関連付けられている1つ又は複数のデータベースにアップロードされたオブジェクトとのユーザのやり取りを監視し、ユーザのやり取りに基づいてユーザのアニメーション化絵文字を管理するように設定されている。このために、アニメーション化絵文字管理サーバ150は、通信インターフェース156と、プロセッサ152と、コンピュータ可読ストレージ154とを備える。例において、通信インターフェース156は、ネットワーク170に結合されてもよいし、ユーザアバタ、アニメーション化絵文字及び/又はアバタフィーチャを受信及び/又は送信するために、ユーザに関連付けられている1つ又は複数のコンピューティング装置と通信してもよい。ユーザアバタは、ユーザアバタデータベース158に記憶されている。アニメーション化絵文字は、アニメーション化絵文字データベース160に記憶されている。アバタフィーチャは、アバタフィーチャライブラリ164に記憶されている。
【0028】
上述したように、アニメーション化絵文字管理サーバ150は、ユーザのアニメーション化絵文字を管理するように設定されている。このために、1つ又は複数のアプリケーションは、アニメーション化絵文字管理サーバ150により提供されてもよい。例示的な態様において、該1つ又は複数のアプリケーションは、アニメーション化絵文字管理部162を備える。アニメーション化絵文字管理部162は、アニメーション化絵文字更新部164と、トリガ動作決定部166と、アニメーション化絵文字表示部168とをさらに備える。
【0029】
具体的には、アニメーション化絵文字更新部165は、ユーザにより生成又は変更された1つ又は複数のアニメーション化絵文字を更新して、アニメーション化絵文字データベース160に記憶するように設定されている。アニメーション化絵文字更新部165は、ユーザにより生成された1つ又は複数の新しい又は更新されたアニメーション化絵文字を、ユーザに関連付けられているコンピューティング装置に送信するように設定されてもよい。
【0030】
トリガ動作決定部166は、オブジェクトとのユーザのやり取りを監視するように設定されている。例えば、トリガ動作決定部166は、ユーザが別のユーザ(例えば、ホストユーザ)のオブジェクトに「いいね」する、コメントする、又は他の方法で反応することによりそのオブジェクトとやり取りするか否かを決定するように設定されている。オブジェクトは、アニメーション化絵文字管理サーバ150及び/又はアニメーション化絵文字管理サーバ150と通信可能に結合されたアニメーション化絵文字管理システム100に関連付けられている他のサーバにアップロードされた任意のコンテンツ(例えば、写真、ビデオ、ライブストリームビデオ)を含んでもよい。オブジェクトは、絵文字管理サーバ150のオブジェクトデータベース167に記憶されてもよい。代替として、いくつかの例において、オブジェクトは、アニメーション化絵文字管理サーバ150と通信可能に結合されたリモートデータベースにおいて記憶されてもよい。ユーザやり取りが決定された場合、トリガ動作決定部166はさらに、検出された動作がホストユーザのアニメーション化絵文字の再生をトリガするか否かを決定するように設定されている。このために、トリガ動作決定部166は、検出された動作がホストユーザにより定義されたアニメーション化絵文字のいずれか1つに関連付けられているか否かを決定するように設定されている。そうである場合、トリガ動作決定部166は、アニメーション化絵文字の再生をトリガする。
【0031】
アニメーション化絵文字表示部168は、アニメーション化絵文字に関連付けられている動作をトリガした別のユーザ(例えば114)に、ホストユーザのアニメーション化絵文字を表示するように設定されている。
【0032】
例示的な態様において、関連付けられるアニメーション化絵文字は、何のホスト入力も受信せずに、検出された動作をトリガしたユーザに自動的に表示されてもよいことを、理解すべきである。例えば、訪問ユーザがホストユーザにより投稿されたビデオクリップに「いいね」をした場合、アニメーション化絵文字表示部168は、「いいね」動作に関連付けられているホストユーザのアニメーション化絵文字を訪問ユーザに自動的に表示してもよい。言い換えれば、アニメーション化絵文字の自動再生は、アニメーション化絵文字に関連付けられている動作をトリガした訪問ユーザに表示される。他の例において、訪問ユーザがホストユーザのライブビデオを見ている間にホストユーザにギフトを贈る場合、アニメーション化絵文字表示部168は、そのような動作に関連付けられているホストユーザのアニメーション化絵文字を訪問ユーザに自動的に表示してもよい。いくつかの態様において、アニメーション化絵文字表示部168は、ホストユーザがアニメーション化絵文字をゲストユーザに手動で送信することができるように、入力オプションをホストユーザに表示してもよいことを、理解すべきである。例えば、入力オプションは、ホストユーザのコンピューティング装置の表示画面上に現れる画像又はアイコンとして具現化されてもよい。画像又はアイコンは、ギフトの受け取りに関連付けられているホストユーザの特定のアニメーション化絵文字を送信するショートカットであってもよい。これに応じて、ホストユーザが画像又はアイコンを選択又はタッチした場合、アニメーション化絵文字表示部168は、ホストユーザのアニメーション化絵文字をゲストユーザに送信する。
【0033】
図2及び図3を参照し、本開示の例にかかる、ユーザの1つ又は複数のアニメーション化絵文字を生成するための簡略化された方法が提供される。方法200のステップの全体的な順序が図1及び図2に示されている。全体的には、方法200は202で始まり、234で終わる。方法200は、より多くのステップ又はより少ないステップを含んでもよいし、又は、ステップの順序を図2及び図3に示されたステップとは異なるように構成してもよい。方法200は、コンピュータシステムにより実行されるコンピュータ実行可能な命令のセットとして実行され、コンピュータ可読媒体上に符号化又は記憶されてもよい。例示的な態様において、方法200は、ユーザ(例えば、110)に関連付けられているコンピューティング装置(例えば、120)により実行される。しかしながら、方法200の態様は、1つ又は複数の処理装置、例えば、コンピューティング装置又はサーバ(例えば、120、150)により実行されてもよいことを、理解すべきである。さらに、方法200は、プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、システムオンチップ(SOC)、ニューラル処理ユニット、又は他のハードウェア装置に関連付けられるゲート又は回路により実行されてもよい。以下では、方法200は、図1に関連して説明されたシステム、コンポーネント、モジュール、ソフトウェア、データ構造、ユーザインターフェース等を参照して説明すべきである。
【0034】
方法200は202において始まり、フローはプロセス204に進んでもよい。204において、コンピューティング装置120は、ユーザ110に関連付けられているユーザアバタが存在するか否かを決定する。後でさらに説明されるように、コンピューティング装置120がオペレーション206においてユーザアバタが存在すると決定した場合、方法200は、図2及び図3の英数字Aで示されるように、この先のオペレーションをスキップして直接図3のオペレーション218に進む。しかしながら、コンピューティング装置120が、オペレーション206においてユーザアバタが存在しないと決定した場合、方法200は、オペレーション208に進む。
【0035】
オペレーション208において、コンピューティング装置120は、ユーザ110からユーザアバタを作成する要求を受信する。コンピューティング装置120がオペレーション210において要求が受信されていないと決定した場合、方法200はオペレーション208に戻って、ユーザ要求を待ち続ける。しかしながら、コンピューティング装置120が要求が既に受信されたと決定した場合、方法200はオペレーション212に進む。
【0036】
オペレーション212において、コンピューティング装置120は、1つ又は複数のアバタフィーチャを含むアバタフィーチャ選択ツールをユーザ110に提供する。当該1つ又は複数のアバタフィーチャは、アバタフィーチャライブラリ144に記憶されている。アバタフィーチャライブラリ144は、アニメーション化絵文字管理サーバ150において記憶されているアバタフィーチャライブラリ164から受信されてもよいことを、理解すべきである。例えば、1つ又は複数のアバタフィーチャは、任意の顔のフィーチャ又は形状(例えば、頭、髪、目、眉、鼻、口、耳、及びしわ)と、顔のフィーチャの上に置くことができる任意のアクセサリ(例えば、眼鏡、帽子、イヤリング、及び鼻輪)とを含んでもよい。いくつかのアバタフィーチャがデフォルトとして予め選択されてもよいことを、理解すべきである。
【0037】
オペレーション214において、コンピューティング装置120は、ユーザにより選択された1つ又は複数のフィーチャを有するユーザアバタを受信する。次いで、オペレーション216において、コンピューティング装置120は、ユーザアバタをコンピューティング装置120のユーザアバタデータベース128に記憶する。追加として、コンピューティング装置120は、ユーザアバタを、アニメーション化絵文字管理サーバ150に送信してユーザアバタデータベース158に記憶する。
その後、以下でさらに説明されるように、図2及び図3の英数字Aで示されるように、方法200は図3のオペレーション218に進む。
【0038】
オペレーション218において、コンピューティング装置120は、ユーザからアニメーション化絵文字を生成する要求を受信する。コンピューティング装置120がオペレーション220において要求が受信されていないと決定した場合、方法200はオペレーション218に戻って、ユーザ要求を待ち続ける。しかしながら、コンピューティング装置120がオペレーション220において要求が既に受信されたと決定した場合、方法200はオペレーション222に進む。
【0039】
オペレーション222において、コンピューティング装置120は、ユーザ110に関連付けられているアニメーション化絵文字を生成するために使用されるユーザアバタを取得、検索、又はその他の方法で受信する。上述したように、ユーザアバタは、コンピューティング装置120上のユーザアバタデータベース128及び/又はアニメーション化絵文字管理サーバ150上のユーザアバタデータベース158に記憶されてもよい。
【0040】
次いで、オペレーション224において、コンピューティング装置120は、ユーザアバタのアニメーション化絵文字を生成する。このために、コンピューティング装置120は、ユーザのカスタマイズされた顔表情を有するユーザアバタのアニメーションを記録する。ユーザ110は、他のユーザ(例えば114)とリアルタイムに(例えば、ユーザフィード内で、リアルタイムストリームギフティング内で、チャットルーム内で、又はユーザやり取りに応じて)やり取りするために、アニメーション化絵文字を生成し、個性的なアニメーション化絵文字を再生してもよいことを、理解すべきである。
【0041】
追加として、いくつかの態様において、コンピューティング装置120は、オペレーション228に示されるように、予め定義された表情又はジェスチャに基づいてアニメーション化絵文字を生成してもよい。例えば、予め定義された表情又はジェスチャは、微笑む、キスする、泣く、又は眉をひそめる顔表情を含む。また、ハート、星、涙、紙吹雪など、予め定義されたエフェクトを含んでもよい。
【0042】
オペレーション230において、コンピューティング装置120は、アニメーション化絵文字を、アニメーション化絵文字の再生をトリガすることができる動作に関連付ける。例えば、トリガ動作は、ライブビデオの間、コンテンツ上で「いいね」をもらうこと、又はギフトを受け取ることを含んでもよい。例として、微笑む顔表情又は笑う顔表情を有するアニメーション化絵文字は、コンテンツ上で「いいね」を受け取る動作に関連付けられてもよい。別の例において、浮かぶハート付きの微笑む顔表情を有するアニメーション化絵文字は、ライブビデオ中にギフトを受け取る動作に関連付けられてもよい。
【0043】
オペレーション232において、コンピューティング装置120は、アニメーション化絵文字を関連付けられている動作とともに記憶する。例えば、アニメーション化絵文字は、コンピューティング装置120のアニメーション化絵文字データベース130に記憶されてもよい。追加として、コンピューティング装置120は、アニメーション化絵文字をアニメーション化絵文字管理サーバ150に送信して、アニメーション化絵文字データベース160に記憶する。方法は、234において終了してもよい。
【0044】
いくつかの例において、アニメーション化絵文字の生成は、上述したものと同様の詳細を有するアニメーション化絵文字管理サーバ150により実行されてもよいことを、理解すべきである。また、アニメーション化絵文字生成の一部は、上述したものと同様の詳細を有するコンピューティング装置120及びアニメーション化絵文字管理サーバ150により実行されてもよいを、理解すべきである。
【0045】
ここで図4を参照し、本開示の例にかかる、アニメーション化絵文字再生を管理するための詳細な方法が提供される。方法400のステップの一般的な順序が図4に示されている。全体的には、方法400は402で始まり、416で終わる。方法400は、より多くのステップ又はより少ないステップを含んでもよいし、又は、ステップの順序を図4に示されたステップとは異なるように構成してもよい。方法400は、コンピュータシステムにより実行されるコンピュータ実行可能な命令のセットとして実行され、コンピュータ可読媒体上に符号化又は記憶されてもよい。例示的な態様において、方法400は、サーバ(例えば、アニメーション化絵文字管理サーバ150)により実行される。しかしながら、方法400の態様は、1つ又は複数の処理装置、例えば、コンピューティング装置又はサーバ(例えば、120、150)により実行されてもよいことを、理解すべきである。さらに、方法400は、プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、システムオンチップ(SOC)、ニューラル処理ユニット、又は他のハードウェア装置に関連付けられるゲート又は回路により実行されてもよい。以下では、方法400は、図1~3に関連して説明されたシステム、コンポーネント、モジュール、ソフトウェア、データ構造、ユーザインターフェース等を参照して説明する。
【0046】
方法400は402において始まり、フローはプロセス404に進んでもよい。オペレーション404において、アニメーション化絵文字管理サーバ150は、オブジェクトとのユーザインタラクションを監視する。例えば、ユーザは、他のユーザのオブジェクトに「いいね」する、コメントする、又は他の方法で反応することにより、オブジェクトとやり取りしてもよい。オブジェクトは、アニメーション化絵文字管理サーバ150及び/又はアニメーション化絵文字管理サーバ150と通信可能に結合されたアニメーション化絵文字管理システム100に関連付けられている他のサーバにアップロードされた任意のコンテンツ(例えば、写真、ビデオ、ライブストリームビデオ)を含む。オブジェクトは、絵文字管理サーバ150のオブジェクトデータベースに記憶されている。例えば、オブジェクトデータベース(例えば、166)は、顔文字管理サーバ150に記憶されてもよい。代替として、いくつかの例において、オブジェクトデータベースは、アニメーション化絵文字管理サーバ150と通信可能に結合されてもよい。
【0047】
オペレーション406において、アニメーション化絵文字管理サーバ150は、ユーザによりホスト上のオブジェクトについて行った動作を検出する。例えば、ユーザにより実行される動作は、別のユーザのコンテンツに「いいね」する、コメントする、又は他の方法で反応することを含んでもよい。
【0048】
次いで、オペレーション408において、アニメーション化絵文字管理サーバ150は、検出された動作がホストのアニメーション化絵文字の再生をトリガするか否かを決定する。このために、410において、アニメーション化絵文字管理サーバ150は、検出された動作がホストにより定義されたアニメーション化絵文字のいずれか1つに関連付けられているか否かを決定する。
【0049】
アニメーション化絵文字管理サーバ150が、オペレーション412において再生がトリガされていないと決定した場合、方法400は、オペレーション404に戻って、オブジェクトとのユーザやり取りを引き続き監視する。しかしながら、アニメーション化絵文字管理サーバ150が、ホストのアニメーション化絵文字の再生が、検出された動作によりトリガされると決定した場合、方法400は、オペレーション414に進む。
【0050】
オペレーション414において、アニメーション化絵文字管理サーバ150は、検出された動作に関連付けられているホストのアニメーション化絵文字を自動的に表示する。例示的な態様において、関連付けられるアニメーション化絵文字は、何のホスト入力も受信せずに、検出された動作をトリガしたユーザに自動的に表示されてもよいことを、理解すべきである。例えば、訪問ユーザがホストユーザにより投稿されたビデオクリップに「いいね」した場合、アニメーション化絵文字管理サーバ150は、「いいね」動作に関連付けられているホストユーザのアニメーション化絵文字を訪問ユーザに自動的に表示してもよい。言い換えれば、アニメーション化絵文字の自動再生は、アニメーション化絵文字に関連付けられている動作をトリガした訪問ユーザに表示される。
【0051】
他の例において、ホストユーザは、アバタエフェクトを有するライブビデオの記録を開始してもよい。アバタエフェクトがライブビデオに適用されると、ホストのユーザアバタは、ライブモードでホストに従ってもよい。例えば、ユーザアバタの顔表情は、実際のホストユーザの顔により駆動される。ライブビデオの間、他のユーザは、ギフトを贈るか、ライブビデオ上の「いいね」ボタンを押すことで、ホストユーザとインタラクションしてもよい。ギフトが贈られ、又はゲストユーザにより「いいね」ボタンが押されたとき、ユーザのアバタは、ライブストリームビデオ上のトリガされた動作に関連付けられている、ホストユーザのアニメーション化絵文字の予め定義されたアニメーションに自動的に従う。言い換えれば、ホストユーザが実際にどのような顔表情をしたとしても、ホストユーザのユーザアバタは、トリガ動作(例えば、ギフトを受け取る)に(例えば、笑いで)応じてもよい。
【0052】
いくつかの態様において、アニメーション化絵文字管理サーバ150は、ホストユーザがアニメーション化絵文字をゲストユーザに手動で送信することができるように、入力オプションをホストユーザに表示してもよいことを、理解すべきである。例えば、入力オプションは、ホストユーザのコンピューティング装置の表示画面上に現れる画像又はアイコンとして具現化されてもよい。画像又はアイコンは、ギフトの受け取りに関連付けられているホストユーザの特定のアニメーション化絵文字を送信するショートカットであってもよい。これに応じて、ホストユーザが画像又はアイコンを選択又はタッチした場合、ホストユーザのアニメーション化絵文字がゲストユーザに送信される。アニメーション化絵文字の再生が、動作をトリガしたユーザに表示されると、方法は、416において終了してもよい。
【0053】
方法400は、アニメーション化絵文字管理サーバ150により実行されると説明されているが、方法400の1つ又は複数のオペレーションは、コンピューティング装置120のような任意のコンピューティング装置により実行されてもよいことを、理解すべきである。
【0054】
図5は、上述したような個性的なアニメーション化絵文字の記録及び再生のオペレーションを実行することができる、本開示の態様を実施するために利用可能なコンピューティング装置500の物理的コンポーネント(例えば、ハードウェア)を示すブロック図である。以下に説明されるコンピューティング装置コンポーネントは、上述したコンピューティング装置に適してもよい。例えば、コンピューティング装置500は、図1のコンピューティング装置120に相当する。基本的な設定において、コンピューティング装置500は、少なくとも1つの処理ユニット502とシステムメモリ504とを備えてもよい。コンピューティング装置の設定及びタイプによっては、システムメモリ504は、揮発性ストレージ(例えば、ランダムアクセスメモリ)、不揮発性ストレージ(例えば、リードオンリーメモリ)、フラッシュメモリ、又はこのようなメモリの任意の組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0055】
システムメモリ504は、オペレーティングシステム505と、本明細書に開示された様々な態様を実行するのに適している1つ又は複数のプログラムモジュール506とを含んでもよい。例えば、オペレーティングシステム505は、コンピューティング装置500の操作を制御するように適してもよい。さらに、本開示の態様は、グラフィックライブラリ、他のオペレーティングシステム、又は任意の他のアプリケーションプログラムに関連して実行されてもよいが、任意の特定のアプリケーション又はシステムに限定されない。この基本的な設定は、破線508内のそれらの構成要素によって図5に示されている。コンピューティング装置500は、追加の特徴又は機能を有してもよい。例えば、コンピューティング装置500は、磁気ディスク、光ディスク、又はテープなどの追加のデータストレージ装置(取外し可能な装置及び/又は取外し不可能な装置)をさらに備えてもよい。このような追加のストレージは、図5において、取り外し可能なストレージ装置509と取り外し不可能なストレージ装置510とにより示されている。
【0056】
上述したように、複数のプログラムモジュール及びデータファイルがシステムメモリ504に記憶されてもよい。プログラムモジュール506は、少なくとも1つの処理ユニット502上で実行されるとき、本明細書で説明されるような1つ又は複数の態様を含むがこれらに限定されないプロセスを実行してもよい。アプリケーション507は、図1でより詳細に説明したように、アニメーション化絵文字生成部520と、アニメーション化絵文字記録部522と、アニメーション化絵文字定義部524と、アニメーション化絵文字更新部526、トリガ動作決定部528と、アニメーション化絵文字表示部530とを備える。本開示の態様に従って使用できる他のプログラムモジュールは、電子メール及び連絡先アプリケーション、ワープロアプリケーション、スプレッドシートアプリケーション、データベースアプリケーション、スライドプレゼンテーションアプリケーション、製図プログラム、又はコンピュータ支援アプリケーションプログラムなど、及び/又は本明細書で説明されたシステムによりサポートされる1つ又は複数のコンポーネントを含んでもよい。
【0057】
さらに、本開示の態様は、個別電子部品を含む電気回路、論理ゲートを含むパッケージチップ又は集積電子チップ、マイクロプロセッサを利用する回路、又は電子部品又はマイクロプロセッサを含む単一のチップ内で実施されてもよい。例えば、本開示の態様は、図5に示される各コンポーネント又は複数のコンポーネントが単一の集積回路上に集積化することが可能であるシステムオンチップ(SOC)を介して実施されてもよい。このようなSOC装置は、一つ又は複数の処理ユニット、グラフィックスユニット、通信ユニット、システム仮想化ユニット、及び様々なアプリケーション機能を含んでもよく、これらの全てが単一の集積回路としてチップ基板上に集積化される(又は「焼かれる」)。SOCを介して操作する場合、本明細書に記載された、クライアントがプロトコルを切り替える能力に関する機能は、単一の集積回路(チップ)上のコンピューティング装置500の他のコンポーネントと集積化された特定用途向けロジックを介して動作してもよい。本開示の態様はまた、AND、OR、及びNOTなどの論理演算を実行できる、機械、光学、流体、及び量子技術を含むがそれらに限定されない他の技術を使用して実施されてもよい。さらに、本開示の態様は、汎用コンピュータ内で、又は任意の他の回路又はシステム内で実施されてもよい。
【0058】
コンピューティング装置500はまた、キーボード、マウス、ペン、音響又は音声入力装置、タッチ又はスワイプ入力装置など、1つ又は複数の入力装置512を備えてもよい。ディスプレイ、スピーカ、プリンタなどの出力装置514Aも含まれてもよい。仮想ディスプレイに対応する出力514Bが含まれてもよい。上記の装置は例であり、他の装置を使用してもよい。コンピューティング装置500は、他のコンピューティング装置550との通信を可能にする1つ又は複数の通信接続516を含んでもよい。好適な通信接続516の例は、無線周波数(RF)送信機、受信機、及び/又はトランシーバ回路、ユニバーサルシリアルバス(USB)、パラレルポート、及び/又はシリアルポートを含むが、これらに限定されない。
【0059】
本明細書で使用されるコンピュータ可読媒体という用語は、コンピュータ記憶媒体を含むことができる。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、又はプログラムモジュールのような、情報を記憶するための任意の方法又は技術で実現される揮発性及び不揮発性の取り外し可能な媒体及び取り外し不可能な媒体を含んでもよい。システムメモリ504、取り外し可能なストレージ装置509、及び取り外し不可能なストレージ装置510は、いずれもコンピュータ記憶媒体の一例(例えば、メモリストレージ)である。コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、電気的に消去可能なリードオンリーメモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ又は他のメモリ技術、CD-ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)又は他の光学的ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又は他の磁気ストレージ装置、又は情報を記憶するために使用され、コンピューティング装置500によりアクセス可能な任意の他の製品を含んでもよい。任意のそのようなコンピュータ記憶媒体は、コンピューティング装置500の一部であってもよい。コンピュータ記憶媒体は、搬送波又は他の伝搬又は変調されたデータ信号を含まない。
【0060】
通信媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、又は変調されたデータ信号内の他のデータ、例えば搬送波又は他の移送機構によって具現化することができるとともに、任意の情報伝達媒体を含む。「変調されたデータ信号」という用語は、信号内に情報を符号化するように設定又は変更された1つ又は複数の特徴を有する信号を表してもよい。限定ではなく、一例として、通信媒体は、有線ネットワーク又は直接有線接続のような有線媒体、及び音響、無線周波数(RF)、赤外、及び他の無線媒体のような無線媒体を含んでもよい。
【0061】
図6A及び6Bは、上述したような個性的なアニメーション化絵文字の記録及び再生のオペレーションを実行することができる、本開示の態様を実施するために利用可能な携帯電話、スマートフォン、(スマートウォッチのような)ウェアラブルコンピュータ、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、スマートホーム電器などのような、本明細書に開示された様々な態様を実行するのに適しているコンピューティング装置又はモバイルコンピューティング装置600を示している。図6Aを参照すると、これらの態様を実現するためのモバイルコンピューティング装置600の一態様が示されている。基本的な構成において、モバイルコンピューティング装置600は、入力要素及び出力要素の両方を備える手持ちコンピュータである。モバイルコンピューティング装置600は、典型的には、ディスプレイ605と、ユーザがモバイルコンピューティング装置600に情報を入力することを可能にする1つ又は複数の入力ボタン609/610とを備える。モバイルコンピューティング装置600のディスプレイ605は、入力装置(例えば、タッチスクリーンディスプレイ)としても機能することができる。オプションの副入力要素615(含まれる場合)によって、別のユーザ入力がさらに可能になる。副入力要素615は、ロータリースイッチ、ボタン、又は任意の他のタイプの手動入力要素であってもよい。代替としての態様において、モバイルコンピューティング装置600は、より多くの入力要素又はより少ない入力要素を組み込んでもよい。例えば、いくつかの態様において、ディスプレイ605はタッチスクリーンでなくてもよい。さらに別の代替の態様において、モバイルコンピューティング装置600は、セルラー電話などの携帯電話システムである。モバイルコンピューティング装置600はさらに、オプションのキーパッド635を含んでもよい。オプションのキーパッド635は、物理キーパッド又はタッチスクリーンディスプレイ上で生成される「ソフト」キーパッドであってもよい。様々な態様において、出力要素は、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)を表示するためのディスプレイ605と、視覚的インジケータ631(例えば、発光ダイオード)と、及び/又は音声トランスデューサ625(例えば、スピーカ)とを含む。いくつかの態様において、モバイルコンピューティング装置600は、ユーザに触覚フィードバックを提供するための振動トランスデューサを組み込んでいる。さらに別の態様において、モバイルコンピューティング装置600は、音声入力(例えば、マイクロホンジャック)、音声出力(例えば、ヘッドフォンジャック)、及びビデオ出力(例えば、HDMI(登録商標)ポート)のような入力及び/又は出力ポート630を組み込むことで、外部ソースとの間で信号の送受信を行う。
【0062】
図6Bは、コンピューティング装置、サーバ、又はモバイルコンピューティング装置の一態様のアーキテクチャを示すブロック図である。すなわち、モバイルコンピューティング装置600は、システム(例えば、アーキテクチャ)602を組み込むことで、いくつかの態様を実現することができる。システム602は、1つ又は複数のアプリケーション(例えば、ブラウザ、電子メール、カレンダー、連絡先マネージャ、メッセージ通信クライアント、ゲーム、及びメディアクライアント/プレーヤ)を実行することができる「スマートフォン」として実現されてもよい。いくつかの態様において、システム602は、統合されたパーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線電話などのコンピューティング装置として統合される。
【0063】
1つ又は複数のアプリケーションプログラム666は、メモリ662にロードされ、オペレーティングシステム664上で、又はオペレーティングシステム1164に関連して実行してもよい。アプリケーションプログラムの例としては、電話ダイヤルプログラム、電子メールプログラム、個人情報管理(PIM)プログラム、ワープロプログラム、スプレッドシートプログラム、インターネットブラウザプログラム、メッセージ通信プログラム、及び/又は本明細書で説明されたシステムによりサポートされる1つ又は複数のコンポーネントなどが含まれる。システム602はまた、メモリ662内の不揮発性記憶領域668を含む。不揮発性記憶領域668は、システム602の電源が切断されたときに失われてはならない永続的な情報を記憶するために使用されてもよい。アプリケーション666は、電子メール又は電子メールアプリケーションによって使用される他のメッセージなど、不揮発性記憶領域668内の情報を使用し、不揮発性記憶領域1168に記憶してもよい。同期アプリケーション(図示せず)もシステム602上に常駐し、ホストコンピュータ上に常駐する対応の同期アプリケーションとやり取りして、不揮発性記憶領域668に格納された情報とホストコンピュータ上に記憶された対応の情報との同期を維持するようにプログラムされる。他のアプリケーション(例えば、アニメーション化絵文字生成部520、アニメーション化絵文字記録部522、アニメーション化絵文字定義部524、アニメーション化絵文字更新部526、トリガ動作決定部528、及びアニメーション化絵文字表示部530など)が、メモリ662にロードされ、本明細書で説明されるモバイルコンピューティング装置600上で実行してもよいことを、理解すべきである。
【0064】
システム602は、1つ又は複数のバッテリとして実現されてもよい電源670を有する。電源670はさらに、ACアダプタ又はバッテリを補充又は再充電する電源付き格納台などの外部電源を含んでもよい。
【0065】
システム602はさらに、無線周波数通信を送受信する機能を実行する無線インターフェース層672を含むことができる。無線インターフェース層672は、通信キャリア又はサービスプロバイダを介してシステム602と「外部世界」との間の無線接続を容易にする。無線インターフェース層672との間の送信は、オペレーティングシステム664の制御の下で行われる。言い換えれば、無線インターフェース層672によって受信された通信は、オペレーティングシステム664を介してアプリケーションプログラム666に配布することができ、その逆も同様である。
【0066】
視覚的インジケータ620は、視覚的通知を提供するために使用されてもよい。及び/又は音声インターフェース674は、音声トランスデューサ625を介して可聴通知を生成するために使用されてもよい。示された設定において、視覚的インジケータ620は発光ダイオード(LED)であり、音声トランスデューサ625はスピーカである。これらの装置は、電源670に直接結合されることで、起動されると、バッテリ電力を節約するためにプロセッサ660/661及び他の構成要素が電源が切断されていても、通知機構によって指定された継続時間の間、オンにされた状態を維持してもよい。LEDは、ユーザが装置の電源オン状態を示す行動を行うまで、無期限に点灯し続けるようにプログラムされてもよい。音声インターフェース674は、ユーザに可聴信号を提供し、ユーザから可聴信号を受信するために使用される。例えば、音声インターフェース674は、音声トランスデューサ625に結合されることに加えて、マイクロフォンに結合されることで、例えば電話会談を容易にするために、可聴入力を受信してもよい。本開示の態様によれば、マイクロフォンは、以下で説明するように、通知の制御を容易にするために音声センサとして機能してもよい。システム602は、オンボードカメラのオペレーションにより静止画像、ビデオストリーム等を記録することを可能にするビデオインターフェース676をさらに備えてもよい。
【0067】
システム602を実現するモバイルコンピューティング装置600は、追加の特徴又は機能を有してもよい。例えば、モバイルコンピューティング装置600は、磁気ディスク、光ディスク、又はテープなどの追加のデータストレージ装置(取外し可能な装置及び/又は取外し不可能な装置)をさらに備えてもよい。このような追加のストレージは、図6Bにおいて不揮発性記憶領域668によって示されている。
【0068】
以上で説明されたように、モバイルコンピューティング装置600により生成又はキャプチャされ、システム602を介して記憶されたデータ/情報は、モバイルコンピューティング装置600上にローカルに記憶されてもよい。あるいは、データは、無線インターフェース層672を介して、又はモバイルコンピューティング装置600とモバイルコンピューティング装置600に関連付けられている別のコンピューティング装置(例えば、インターネットなどの、分散型コンピューティングネットワーク内のサーバコンピュータ)との間の有線接続を介して装置からアクセス可能な任意の数の記憶媒体に記憶されてもよい。このようなデータ/情報は、モバイルコンピューティング装置600を介して、無線インターフェース層672を介して、または分散型コンピューティングネットワークを介してアクセスすることができる。同様に、このようなデータ/情報は、電子メール及び共同データ/情報共有システムを含む公知のデータ/情報送信及び記憶手段に従って、記憶及び使用のためにコンピューティング装置間で容易に送信されてもよい。
【0069】
図7は、上記で説明されたような、パーソナルコンピュータ704、タブレットコンピューティング装置706、又はモバイルコンピューティング装置708のような遠隔ソースからコンピューティングシステムにおいて受信されたデータを処理するための、システムのアーキテクチャの一態様を示している。サーバ装置702において表示されるコンテンツは、異なる通信チャネル又は他のストレージタイプに記憶されてもよい。例えば、コンピューティング装置704、706、708は、図1のコンピューティング装置120を表してもよい。サーバ装置702は、図1のアニメーション化絵文字管理サーバ150を表してもよい。
【0070】
いくつかの態様において、アニメーション化絵文字更新部724と、トリガ動作決定部726と、アニメーション化絵文字表示部728とのうちの1つ又は複数がサーバ装置702により採用されてもよい。サーバ装置702は、ネットワーク712を介して、パーソナルコンピュータ704、タブレットコンピューティング装置706、及び/又はモバイルコンピューティング装置708(例えば、スマートフォン)などのクライアントコンピューティング装置にデータを提供し、クライアントコンピューティング装置からデータを提供されてもよい。一例として、上述したコンピュータシステムは、パーソナルコンピュータ704、タブレットコンピューティング装置706、及び/又はモバイルコンピューティング装置708(例えば、スマートフォン)内で実現されてもよい。図形から始まるシステムにおける前処理又は受信コンピューティングシステムにおける後処理に使用できる図形データを受信することに加えて、コンピューティング装置のこれらの態様のいずれも、ストレージ716からコンテンツを取得してもよい。コンテンツストアは、ユーザアバタデータベース718と、アニメーション化絵文字データベース720と、アバタフィーチャライブラリ722と、オブジェクトデータベース725とを備えてもよい。
【0071】
図7は、本明細書で開示された1つ又は複数の態様を実行してもよいモバイルコンピューティング装置708の一例を示す。さらに、本明細書に記載された態様および機能は、分散型システム(例えば、クラウドベースのコンピューティングシステム)上で動作することができるが、ここでは、アプリケーション機能、メモリ、データ記憶およびデータ検索、ならびに様々な処理機能は、分散型コンピューティングネットワーク(例えば、インターネットまたはイントラネット)上で互いに遠隔的に動作することができる。様々なタイプのユーザインターフェース及び情報は、オンボードコンピューティング装置ディスプレイを介して、又は1つ又は複数のコンピューティング装置に関連付けられている遠隔ディスプレイユニットを介して表示されてもよい。例えば、様々なタイプのユーザインターフェースと情報を投影した壁面にこれらの様々なタイプのユーザインターフェースと情報を表示してやり取りしてもよい。本発明の態様を実施するために利用できる複数のコンピューティングシステムとのやり取りは、キーストローク入力、タッチスクリーン入力、音声又は他の音声入力、ジェスチャ入力などを含む。ジェスチャ入力の場合、関連付けられているコンピューティング装置は、コンピューティング装置の機能を制御するためにユーザのジェスチャをキャプチャ及び解釈するための検出(例えば、カメラ)機能を備える。
【0072】
「少なくとも1つ」、「1つ又は複数」、「又は」、及び「及び/又は」などの用語は、操作において結合的且つ選言的なオープンエンド表現である。例えば、表現「A、B及びCのうちの少なくとも1つ」、「A、B又はCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、及びCのうちの1つ又は複数」、「A、B、又はCのうちの1つ又は複数」、「A、B、及び/又はC」、及び「A、B、又はC」の各々は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとB、AとC、BとC、又はA、B及びCを意味する。
【0073】
「1つの」エンティティという用語は、1つ又は複数の該エンティティを意味する。したがって、用語「1つ」、「1つ又は複数」、及び「少なくとも1つ」は、本明細書では互換的に使用されてもよい。また、用語「備える」、「含む」、及び「有する」が互換的に使用されてもよいことにも注意すべきである。
【0074】
本明細書で使用される用語「自動」及びその変形は、プロセス又はオペレーションが実行されるときに重要な手動入力なしになされる、通常は連続的又は半連続的な任意のプロセス又はオペレーションを指す。しかしながら、重要又は重要ではない手動入力を用いたとしても、入力がプロセス又はオペレーションの実行前に受け付けられたのであれば、該プロセス又はオペレーションの実行は、自動的に行うことができる。手動入力がプロセス又はオペレーションの実行方法に影響を与える場合、そのような手動入力は重要な入力とみなされる。プロセス又は操作の実行を同意するための手動入力は、「重要」とはみなされない。
【0075】
本明細書で論議されるステップ、機能、及び操作のいずれも、連続的且つ自動的に実行されてもよい。
【0076】
本開示の例示的なシステム及び方法は、コンピューティング装置に関連して説明されてきた。しかしながら、本開示を不必要に不明瞭にすることを避けるために、前述の説明ではいくつかの既知の構造及び装置を省略している。この省略は限定として解釈すべきではない。本開示の理解を提供するために、特定の詳細は説明される。しかしながら、本開示は、本明細書に記載された特定の詳細に加えて、様々な方法で実施されてもよいことを理解すべきである。
【0077】
さらに、本明細書で示された例示的態様において、システムの様々なコンポーネントがともに配置されていることが示されているが、システムのいくつかのコンポーネントは、LAN及び/又はインターネットのような分散型ネットワークの遠位部分に遠隔的に配置されてもよいし、又は専用システム内に配置されていてもよい。したがって、システムのコンポーネントは、1つ又は複数の装置、例えばサーバ、通信装置に結合されてもよいし、あるいは、アナログ及び/又はデジタル電気通信ネットワーク、パケット交換ネットワーク、又は回線交換ネットワークのような分散ネットワークの特定のノード上にともに配置されてもよいことを、理解すべきである。前述の説明から理解されるように、コンピューティング効率の理由から、システムのコンポーネントは、システムのオペレーションに影響を与えることなく、コンポーネントの分散型ネットワーク内の任意の場所に配置されてもよい。
【0078】
さらに、要素を接続する様々なリンクは、有線リンク又は無線リンク、又はそれらの任意の組み合わせ、若しくは接続された要素にデータを提供し、及び/又は接続された要素からデータを通信することができる他の既知の又は将来開発される任意の要素であってもよいことを、理解すべきである。これらの有線又は無線リンクも、安全なリンクであってもよいし、暗号化された情報を通信可能であってもよい。例えば、リンクとして使用される伝送媒体は、同軸ケーブル、銅線、及び光ファイバを含む電気信号の任意の適切なキャリアであってもよい。例えば、無線電波及び赤外データ通信中に生成されるような音波又は光波の形態をとることができる。
【0079】
特定のイベントシーケンスに関連してフローチャートを議論し、例示してきたが、開示されている設定及び態様のオペレーションに実質的に影響を与えることなく、シーケンスに対する変更、追加、及び省略があってもよいことを、理解すべきである。
【0080】
本開示のいくつかの変更及び修正を使用することができる。本開示のいくつかの特徴を提供し、他の特徴を提供しないことも可能である。
【0081】
さらに別の設定において、本開示のシステム及び方法は、専用コンピュータ、プログラムされたマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラ及び周辺集積回路素子、ASIC又は他の集積回路、デジタル信号プロセッサ、ハードワイヤード電子回路又は論理回路(例えば、ディスクリート素子回路)、プログラマブル論理装置又はゲートアレイ(例えば、PLD、PLA、FPGA、PAL)、専用コンピュータ、任意の類似の装置などと組み合わせて実施することができる。全体として、本開示の様々な態様を実施するために、本明細書に示される方法を実施することができる任意の装置又は手段を使用することができる。本開示に使用されることができる例示的なハードウェアは、コンピュータ、手持ち装置、電話(例えば、セルラー電話、インターネット対応電話、デジタル電話、アナログ電話、ハイブリッド電話など)、及び当分野で知られている他のハードウェアを含む。これらの装置のいくつかは、プロセッサ(例えば、単一又は複数のマイクロプロセッサ)、メモリ、不揮発性ストレージ、入力装置、及び出力装置を備える。本明細書に記載された方法を実現するために、さらに、分散型処理又はコンポーネント/オブジェクト分散型処理、並列処理、又は仮想マシン処理を含むがこれらに限定されない代替のソフトウェア実現を構築してもよい。
【0082】
さらに別の設定において、開示された方法は、様々なコンピュータ又はワークステーションプラットフォーム上で使用可能な移植可能なソースコードを提供するオブジェクト又はオブジェクト指向ソフトウェア開発環境を使用するソフトウェアと組み合わせて容易に実施することができる。代替として、開示されたシステムは、標準論理回路又はVLSI設計を使用して部分的に又は完全にハードウェアで実装されてもよい。本開示にかかるシステムを実現するためにソフトウェア又はハードウェアを使用するか否かは、システムの速度及び/又は効率要件、特定の機能、及び使用されている特定のソフトウェア又はハードウェアシステム又はマイクロプロセッサ又はマイクロコンピュータシステムに依存する。
【0083】
さらに別の設定において、開示された方法は、記憶媒体上に記憶され、コントローラ及びメモリと協働するプログラムされた汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサなどの上で実行されることができるソフトウェアで部分的に実現されてもよい。これらのインスタンスにおいて、本開示のシステム及び方法は、サーバ又はコンピュータワークステーション上に常駐するリソースとして、また専用の測定システム、システムコンポーネントなどに組み込まれるルーチンとして、パーソナルコンピュータ上に組み込まれるプログラム、例えば、アプレット、JAVA(登録商標)、又はCGIスクリプトとして実装することができる。システム及び/又は方法を、ソフトウェア及び/又はハードウェアシステムに物理的に組み込むことにより、システムを実現することもできる。
【0084】
本開示は、説明されている規格及びプロトコルに限定されない。他の同様の開示。さらに、本明細書に記載された規格及びプロトコル、及び本明細書に記載されていない他の類似の規格及びプロトコルは、実質的に同じ機能を有するより高速又はより効率的な均等物に定期的に置き換えられる。同じ機能を有するこのような代替の規格及びプロトコルは、本開示に含まれる均等物であると考えられる。
【0085】
様々な設定及び態様において、本開示は、それらの様々な組合せ、サブ組合せ、及びサブセットを含む、本明細書で図示及び説明されるようなコンポーネント、方法、プロセス、システム、及び/又は装置を含む。当業者は、本開示を理解できれば、本開示のシステム及び方法をどのように製造及び使用するかを理解するであろう。本開示は、様々な設定及び態様において、以前の装置又はプロセスで例えばパフォーマンスを向上させ、使いやすさを実現し、及び/又は実現コストを低減するために使用される可能性のある項目がない状態を含み、本明細書で又はその様々な設定又は態様において図示及び/又は記載されていない項目がない状態で、装置及びプロセスを提供することを含む。
【0086】
本開示は、少なくとも以下の部分で提供される例にかかる、モーションオーディオ視覚イメージをディスプレイにレンダリングするためのシステム及び方法に関する。
【0087】
(Al) 一態様において、いくつかの例は、モーションオーディオ視覚イメージをディスプレイにレンダリングするための方法を含む。前記方法は、ユーザインタラクションを監視することと、ユーザのうちの第1のユーザにより、前記ユーザのうちの第2のユーザのオブジェクト上に実行された動作を検出することと、検出された動作が、前記第2のユーザのアニメーション化絵文字の再生をトリガする、前記第2のユーザにより定義されたトリガ動作であるか否かを決定することと、検出された動作がトリガ動作であるとの決定に応じて、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の再生を前記第1のユーザに表示することと、を含む。
【0088】
(A6) A1~A5のいくつかの例において、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の再生を前記第1のユーザに表示することは、前記第2のユーザからの入力なしに、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の再生を前記第1のユーザに自動的に表示することを含む。
【0089】
(A7) A1~A6のいくつかの例において、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の再生を自動的に表示することは、前記第2のユーザのプロフィール写真をユーザプロフィール写真から前記アニメーション化絵文字に自動的に更新することと、前記アニメーション化絵文字の再生を表示することと、前記アニメーション化絵文字の再生後に、前記プロフィール写真を前記ユーザプロフィール写真に戻すことと、を含む。
【0090】
(A8) A1~A7のいくつかの例において、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の再生を自動的に表示することは、前記第2のユーザの現在の顔表情に関係なく、前記ユーザアバタの前記アニメーション化絵文字の再生を表示するように、ライブビデオストリーミング中に前記第2のユーザのユーザアバタを自動的に更新することを含む。
【0091】
別の態様において、いくつかの例は、アニメーション化絵文字再生を管理するためのコンピューティング装置を含む。コンピューティング装置は1つ又は複数のプロセッサと、該1つ又は複数のプロセッサに結合されたメモリとを備える。該メモリは、該1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、該コンピューティング装置に、本明細書に記載された方法のうちのいずれかの方法(例えば、上記A1~A8)を実行させる1つ又は複数の命令を記憶している。
【0092】
さらに別の態様において、いくつかの例は、アニメーション化絵文字再生を管理するための命令を記憶している非一時的なコンピュータ可読媒体を含む。前記命令は、コンピューティング装置の1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、該コンピューティング装置に、本明細書に記載された方法のうちのいずれかの方法(例えば、上記A1~A8)を実行させる。
【0093】
例えば、本開示の態様は、本開示の態様にかかる方法、システム、及びコンピュータプログラム製品のブロック図及び/又は動作図を参照して以上に説明される。ブロック内に記された機能/動作は、任意のフローチャートに示された順序とは異なる順序で発生することができる。例えば、関連する機能/動作によっては、連続して示される2つのブロックは実質的に同時に実行されてもよいし、又はこれらのブロックは時には逆の順序で実行されてもよい。
【0094】
本願で提供された1つ又は複数の態様の説明及び例示は、特許請求される本開示の範囲をいかなる態様で制限又は限定することも意図していない。本明細書で説明された態様、例及び詳細は、所有権を伝えるのに十分であり、かつ、他の者が特許請求される本開示の最善の形態を形成及び使用することを可能にするのに十分であるとみなされる。特許請求される本開示は、本明細書で説明された態様、例、又は詳細に限定されるものと解釈すべきではない。様々な特徴(構造的特徴及び方法的特徴)は、組み合わせて図示又は説明されるか又は個別に図示又は説明されるかにかかわらず、特定の特徴セットを有する実施形態を形成するためには、選択的に含む又は省略することが意図されている。本願の説明及び例示を提供することにより、当業者は、特許請求される開示のより広い範囲から逸脱しない、本願で実現された一般的な発明構想のより広い態様の要旨に含まれる変更、修正及び代替態様を想定することができる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6A
図6B
図7
【手続補正書】
【提出日】2023-12-07
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アニメーション化絵文字再生を管理するための方法であって
ユーザが他のユーザのオブジェクトとやり取りすることを含むユーザやり取りを監視することと、
前記ユーザのうちの第1のユーザにより実行された動作を検出することと、
検出された前記動作が、第2のユーザのアニメーション化絵文字の再生をトリガする、前記第2のユーザにより定義されたトリガ動作であるか否かを決定することと、
検出された前記動作が前記トリガ動作であるとの決定に応じて、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の再生を前記第1のユーザに表示することと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記第2のユーザの顔表情を有するユーザアバタのアニメーションを記録することにより1つ又は複数のアニメーション化絵文字を生成することと、
前記1つ又は複数のアニメーション化絵文字を前記第2のユーザにより定義された1つ又は複数のトリガ動作に関連付けることと、
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記オブジェクトは、写真、ビデオ、及び/又はライブストリームビデオを含む
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記動作は、前記ユーザのうちの前記第1のユーザにより前記ユーザのうちの第2のユーザのオブジェクト上に実行された動作にコメント及び/又は反応することを含む
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
検出された前記動作がトリガ動作であるか否かを決定することは、検出された前記動作が前記第2のユーザにより定義されたアニメーション化絵文字に関連付けられているか否かを決定することを含む
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を前記第1のユーザに表示することは、前記第2のユーザからの入力なしに、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を前記第1のユーザに自動的に表示することを含む
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の再生を自動的に表示することは、
前記第2のユーザのプロフィール写真をユーザプロフィール写真から前記アニメーション化絵文字に自動的に更新することと、
前記アニメーション化絵文字の再生を表示することと、
前記アニメーション化絵文字の再生後に、前記プロフィール写真を前記ユーザプロフィール写真に戻すことと、
を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を自動的に表示することは、
前記第2のユーザの現在の顔表情に関係なく、前記第2のユーザのユーザアバタの前記アニメーション化絵文字の再生を表示するように、ライブビデオストリーミング中に前記ユーザアバタを自動的に更新することを含む
請求項6に記載の方法。
【請求項9】
アニメーション化絵文字再生を管理するためのコンピューティング装置であって、
プロセッサと、
複数の命令を記憶しているメモリと、を備え、前記命令は、前記プロセッサにより実行されるとき、前記コンピューティング装置に、
ユーザが他のユーザのオブジェクトとやり取りすることを含むユーザやり取りを監視することと、
前記ユーザのうちの第1のユーザにより実行された動作を検出することと、
検出された動作が、第2のユーザのアニメーション化絵文字の再生をトリガする、前記第2のユーザにより定義されたトリガ動作であるか否かを決定することと、
検出された前記動作がトリガ動作であるとの決定に応じて、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の再生を前記第1のユーザに表示することと、
を実行させる、コンピューティング装置。
【請求項10】
前記第2のユーザの顔表情を有するユーザアバタのアニメーションを記録することにより1つ又は複数のアニメーション化絵文字を生成し、
前記1つ又は複数のアニメーション化絵文字を前記第2のユーザにより定義された1つ又は複数のトリガ動作に関連付ける
ようにさらに設定されている、請求項9に記載のコンピューティング装置。
【請求項11】
前記オブジェクトは、写真、ビデオ及び/又はライブストリームビデオを含み、前記動作は、前記ユーザのうちの前記第1のユーザにより前記ユーザのうちの第2のユーザのオブジェクト上に実行された動作にコメント及び/又は反応することを含む
請求項9に記載のコンピューティング装置。
【請求項12】
検出された前記動作がトリガ動作であるか否かを決定することは、検出された前記動作が前記第2のユーザにより定義されたアニメーション化絵文字に関連付けられているか否かを決定することを含む
請求項9に記載のコンピューティング装置。
【請求項13】
前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を前記第1のユーザに表示することは、前記第2のユーザからの入力なしに、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を前記第1のユーザに自動的に表示することを含む
請求項9に記載のコンピューティング装置。
【請求項14】
前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を自動的に表示することは、
前記第2のユーザのプロフィール写真をユーザプロフィール写真から前記アニメーション化絵文字に自動的に更新することと、
前記アニメーション化絵文字の再生を表示することと、
前記アニメーション化絵文字の再生後に、前記プロフィール写真を前記ユーザプロフィール写真に戻すことと、
を含む、請求項13に記載のコンピューティング装置。
【請求項15】
前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を自動的に表示することは、前記第2のユーザの現在の顔表情に関係なく、前記第2のユーザのユーザアバタの前記アニメーション化絵文字の再生を表示するように、ライブビデオストリーミング中に前記ユーザアバタを自動的に更新することを含む
請求項13に記載のコンピューティング装置。
【請求項16】
アニメーション化絵文字再生を管理するための命令を記憶している非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
前記命令は、コンピューティング装置の1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、前記コンピューティング装置に、
ユーザが他のユーザのオブジェクトとやり取りすることを含むユーザやり取りを監視することと、
前記ユーザのうちの第1のユーザにより実行された動作を検出することと、
検出された前記動作が、第2のユーザのアニメーション化絵文字の再生をトリガする、前記第2のユーザにより定義されたトリガ動作であるか否かを決定することと、
検出された前記動作がトリガ動作であるとの決定に応じて、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の再生を前記第1のユーザに表示することと、
を実行させる、非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項17】
前記命令は、前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、前記コンピューティング装置に、
前記第2のユーザのカスタマイズされた顔表情を有するユーザアバタのアニメーションを記録することにより1つ又は複数のアニメーション化絵文字を生成することと、
前記1つ又は複数のアニメーション化絵文字を前記第2のユーザにより定義された1つ又は複数のトリガ動作に関連付けることと、
をさらに実行させる、請求項16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項18】
検出された前記動作がトリガ動作であるか否かを決定することは、検出された前記動作が前記第2のユーザにより定義されたアニメーション化絵文字に関連付けられているか否かを決定することを含む
請求項16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項19】
前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を前記第1のユーザに表示することは、前記第2のユーザからの入力なしに、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の前記再生を前記第1のユーザに自動的に表示することを含む
請求項16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項20】
前記オブジェクトは、写真、ビデオ、及び/又はライブストリームビデオを含む
請求項16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項21】
コンピューティング装置の1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、前記コンピューティング装置に、
ユーザが他のユーザのオブジェクトとやり取りすることを含むユーザやり取りを監視することと、
前記ユーザのうちの第1のユーザにより実行された動作を検出することと、
検出された前記動作が、第2のユーザのアニメーション化絵文字の再生をトリガする、前記第2のユーザにより定義されたトリガ動作であるか否かを決定することと、
検出された前記動作がトリガ動作であるとの決定に応じて、前記第2のユーザの前記アニメーション化絵文字の再生を前記第1のユーザに表示することと、
を実行させる、コンピュータプログラム。
【国際調査報告】