(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-24
(54)【発明の名称】要素表示方法、要素選択方法、装置、機器及びコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
G06F 3/04817 20220101AFI20240717BHJP
G06F 3/0488 20220101ALI20240717BHJP
【FI】
G06F3/04817
G06F3/0488
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023571570
(86)(22)【出願日】2022-08-30
(85)【翻訳文提出日】2023-12-13
(86)【国際出願番号】 CN2022115721
(87)【国際公開番号】W WO2023051135
(87)【国際公開日】2023-04-06
(31)【優先権主張番号】202111153004.X
(32)【優先日】2021-09-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】514187420
【氏名又は名称】テンセント・テクノロジー・(シェンジェン)・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ジェン,シュウユアン
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA26
5E555AA76
5E555BA02
5E555BA04
5E555BA87
5E555BB02
5E555BB04
5E555BC12
5E555CA12
5E555CB15
5E555CB58
5E555DB18
5E555DB57
5E555DC09
5E555FA00
(57)【要約】
要素表示方法、要素選択方法、装置、機器及び記憶媒体であり、アプリケーション及び表示の技術分野に関する。方法は、ターゲットメディアコンテンツが表示されたコンテンツ表示インターフェースを表示するステップ(201)と、ターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作に応答して、第1態度操作の属性情報を決定するステップであって、異なる属性レベルは、少なくとも1つのフィードバック要素を含む異なる素材ライブラリに対応するステップ(202)と、第1態度操作の属性情報に基づいて、第1態度操作に対応する第1フィードバック要素を取得するステップであって、第1フィードバック要素は、第1属性レベルに対応する素材ライブラリから選択された少なくとも1つのフィードバック要素を含み、第1属性レベルは、第1態度操作の属性情報に対応する属性レベルであるステップ(203)と、第1フィードバック要素を表示するステップ(204)と、を含む。本願の技術的手段によれば、態度操作に対応するフィードバック要素の表示方式の豊富さを向上させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末機器が実行する、要素を表示する方法であって、
ターゲットメディアコンテンツが表示されたコンテンツ表示インターフェースを表示するステップと、
前記ターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作に応答して、前記第1態度操作の属性情報を決定するステップであって、異なる属性レベルは異なる素材ライブラリに対応し、前記素材ライブラリには少なくとも1つのフィードバック要素を含むステップと、
前記第1態度操作の属性情報に基づいて、前記第1態度操作に対応する第1フィードバック要素を取得するステップであって、前記第1フィードバック要素は、第1属性レベルに対応する素材ライブラリから選択された少なくとも1つのフィードバック要素を含み、前記第1属性レベルは、前記第1態度操作の属性情報に対応する属性レベルであるステップと、
前記第1フィードバック要素を表示するステップと、を含む、方法。
【請求項2】
前記属性情報は、連打回数を含み、
前記第1態度操作の属性情報を決定するステップは、
前記第1態度操作と前回の態度操作との間の間隔時間を取得するステップと、
前記間隔時間が閾値より小さい場合、記録された連打回数に基づいて更新後の連打回数を決定するステップであって、前記第1態度操作の属性情報は、前記更新後の連打回数を含むステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1態度操作の属性情報を決定した後に、
前記第1態度操作の属性情報と前回の態度操作の属性情報が異なる属性レベルに対応する場合、第1モーション効果を表示するステップをさらに含み、
前記第1モーション効果は、前記第1属性レベルに対応するモーション効果である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1モーション効果を表示するステップは、
前記第1態度操作のトリガー位置を取得するステップと、
前記第1態度操作のトリガー位置に基づいて、前記第1モーション効果の表示位置を決定するステップと、
前記第1モーション効果の表示位置に基づいて、前記第1モーション効果を表示するステップと、を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、
前記第1モーション効果の表示中に受信された態度操作の操作頻度を取得するステップと、
前記操作頻度に基づいて、前記第1モーション効果の表示効果を調整するステップであって、前記表示効果は、サイズ、ブレ周波数、色、及び輝度のうちの少なくとも1つを含むステップと、をさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記第1態度操作の属性情報に基づいて、前記第1態度操作に対応する第1フィードバック要素を取得するステップは、
前記第1態度操作の属性情報をサーバに送信するステップであって、前記サーバは、前記第1態度操作の属性情報に対応する前記第1属性レベルを決定し、前記第1属性レベルに対応する素材ライブラリから前記第1フィードバック要素を選択するものであるステップと、
前記サーバから前記第1フィードバック要素の識別情報を受信するステップと、
前記第1フィードバック要素の識別情報に基づいて、前記第1フィードバック要素を取得するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第1フィードバック要素を表示するステップは、
前記コンテンツ表示インターフェースにおける前記第1態度操作のトリガー位置に対応するインターフェース要素を取得するステップと、
前記インターフェース要素に基づいて、前記第1フィードバック要素の表示効果を決定するステップと、
前記第1フィードバック要素の表示効果に基づいて、前記第1フィードバック要素を表示するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記属性情報は、連打回数を含み、
前記第1態度操作の属性情報を決定した後に、前記方法は、
前記第1態度操作の連打回数が閾値以上である場合、前記ターゲットメディアコンテンツに対する第2態度操作に応答して、ターゲット増加値に基づいて前記第2態度操作の連打回数を決定するステップであって、前記ターゲット増加値が態度操作のデフォルト増加値より大きいステップをさらに含み、
或いは、
前記第1態度操作の連打回数が閾値以上である場合、終了命令が生成又は取得されるまで、前記連打回数の自動的な増加させるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記方法は、
前記第1態度操作に対応する操作体が右手であるか左手であるかを決定するステップと、
前記第1態度操作に対応する操作体が右手である場合、前記コンテンツ表示インターフェースの左側領域に前記第1フィードバック要素を表示するステップと、
前記第1態度操作に対応する操作体が左手である場合、前記コンテンツ表示インターフェースの右側領域に前記第1フィードバック要素を表示するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記方法は、
前記ターゲットメディアコンテンツの表示中に、ターゲット数の共有フィードバック要素を表示するステップをさらに含み、
前記ターゲット数の共有フィードバック要素は、前記ターゲットメディアコンテンツに対する第1期間内の態度操作の総数に基づいて、共有素材ライブラリから選択される、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
コンピュータ機器が実行する、要素を選択する方法であって、
ターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作の属性情報を取得するステップと、
第1態度操作の属性情報に基づいて、複数の属性レベルから第1属性レベルを決定するステップであって、前記第1属性レベルとは、前記第1態度操作の属性情報に対応する属性レベルを指し、異なる属性レベルは、異なる素材ライブラリに対応し、前記素材ライブラリは、少なくとも1つのフィードバック要素を含むステップと、
前記第1属性レベルに対応する素材ライブラリから、少なくとも1つのフィードバック要素を前記第1態度操作に対応する第1フィードバック要素として選択するステップであって、前記第1フィードバック要素は、前記第1態度操作を受信した後に表示されるステップと、を含む、方法。
【請求項12】
前記属性情報は、連打回数を含み、異なる属性レベルは、異なる連打回数の取り得る値の範囲に対応し、
前記第1態度操作の属性情報に基づいて、複数の属性レベルから第1属性レベルを決定するステップは、
前記複数の属性レベルにそれぞれ対応する連打回数の取り得る値の範囲から、第1連打回数の取り得る値の範囲を決定するステップであって、前記第1連打回数の取り得る値の範囲は、前記第1態度操作の連打回数が属する連打回数の取り得る値の範囲であるステップと、
前記第1連打回数の取り得る値の範囲に対応する属性レベルを前記第1属性レベルとして決定するステップと、を含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第1態度操作の属性情報に基づいて、複数の属性レベルから第1属性レベルを決定した後に、
前記第1態度操作の属性情報と前回の態度操作の属性情報が異なる属性レベルに対応する場合、第1モーション効果のファイル情報を取得するステップをさらに含み、
前記第1モーション効果は、前記第1属性レベルに対応するモーション効果である、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記方法は、
前記ターゲットメディアコンテンツに対する第1期間内の態度操作の総数を取得するステップと、
前記第1期間内の態度操作の総数に基づいて、複数の総数レベルから第1総数レベルを決定するステップであって、前記第1総数レベルは、前記第1期間内の態度操作の総数に対応する総数レベルであるステップと、
前記第1総数レベルに基づいて、共有フィードバック要素の数をターゲット数として決定するステップと、
共有素材ライブラリから、前記ターゲット数の共有フィードバック要素を選択するステップであって、前記ターゲット数の共有フィードバック要素は、前記ターゲットメディアコンテンツの表示中に表示されるステップと、をさらに含む、請求項11~13のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
ターゲットメディアコンテンツが表示されたコンテンツ表示インターフェースを表示するインターフェース表示モジュールと、
前記ターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作に応答して、前記第1態度操作の属性情報を決定する属性決定モジュールであって、異なる属性レベルは異なる素材ライブラリに対応し、前記素材ライブラリには、少なくとも1つのフィードバック要素を含む属性決定モジュールと、
前記第1態度操作の属性情報に基づいて、前記第1態度操作に対応する第1フィードバック要素を取得する要素決定モジュールであって、前記第1フィードバック要素は、第1属性レベルに対応する素材ライブラリから選択された少なくとも1つのフィードバック要素を含み、前記第1属性レベルは、前記第1態度操作の属性情報に対応する属性レベルである要素決定モジュールと、
前記第1フィードバック要素を表示する要素表示モジュールと、を含む、要素表示装置。
【請求項16】
ターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作の属性情報を取得する情報取得モジュールと、
第1態度操作の属性情報に基づいて、複数の属性レベルから第1属性レベルを決定するレベル決定モジュールであって、前記第1属性レベルとは、前記第1態度操作の属性情報に対応する属性レベルを指し、異なる属性レベルは、異なる素材ライブラリに対応し、前記素材ライブラリは、少なくとも1つのフィードバック要素を含むレベル決定モジュールと、
前記第1属性レベルに対応する素材ライブラリから、少なくとも1つのフィードバック要素を前記第1態度操作に対応する第1フィードバック要素として選択する要素選択モジュールであって、前記第1フィードバック要素は、前記第1態度操作を受信した後に表示される要素選択モジュールと、を含む、要素選択装置。
【請求項17】
プロセッサと、メモリとを含み、
前記メモリには、コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサによりロードされて実行されることにより、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項11~13のいずれか一項に記載の方法を実現する、コンピュータ機器。
【請求項18】
コンピュータに、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法、又は、請求項11~13のいずれか一項に記載の方法を実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2021年9月29日に提出された、出願番号が202111153004.Xであり、発明の名称が「要素表示方法、要素選択方法、装置、機器及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は、参照により本願に組み込まれるものとする。
【0002】
本願の実施例は、アプリケーション及び表示の技術分野に関し、特に、要素表示方法、要素選択方法、装置、機器及びコンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0003】
ライブ配信は、リアルタイムに収集してリアルタイムに配信するメディアコンテンツ表示方式であり、ライブ配信中に、ライバーは、ライブ配信のメディアコンテンツに対するユーザからのリアルタイムのフィードバック情報を取得することができる。
【0004】
関連技術において、ライブ配信のターゲットメディアコンテンツは、コンテンツ表示インターフェースによって表示されてもよく、ユーザは、コンテンツ表示インターフェースにより「いいね」操作を行って、ターゲットメディアコンテンツに対する称賛を表し、コンテンツ表示インターフェースにも、「いいね」操作に対応するフィードバック要素が表示される。
【0005】
上記関連技術において、「いいね」操作に対応するフィードバック要素の表示方式は、単一である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本願の実施例は、態度操作(例えば、「いいね」操作)に対応するフィードバック要素の表示方式の豊富さを向上させることができる要素表示方法、要素選択方法、装置、機器及びコンピュータプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の実施例の一態様によれば、端末機器が実行する要素表示方法を提供し、前記方法は、
ターゲットメディアコンテンツが表示されたコンテンツ表示インターフェースを表示するステップと、
前記ターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作に応答して、前記第1態度操作の属性情報を決定するステップであって、異なる属性レベルは、少なくとも1つのフィードバック要素を含む異なる素材ライブラリに対応するステップと、
前記第1態度操作の属性情報に基づいて、前記第1態度操作に対応する第1フィードバック要素を取得するステップであって、前記第1フィードバック要素は、第1属性レベルに対応する素材ライブラリから選択された少なくとも1つのフィードバック要素を含み、前記第1属性レベルは、前記第1態度操作の属性情報に対応する属性レベルであるステップと、
前記第1フィードバック要素を表示するステップと、を含む。
【0008】
本開示の実施例の一態様によれば、コンピュータ機器が実行する要素選択方法を提供し、前記方法は、
ターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作の属性情報を取得するステップと、
第1態度操作の属性情報に基づいて、複数の属性レベルから第1属性レベルを決定するステップであって、前記第1属性レベルとは、前記第1態度操作の属性情報に対応する属性レベルを指し、異なる属性レベルは、異なる素材ライブラリに対応し、前記素材ライブラリは、少なくとも1つのフィードバック要素を含むステップと、
前記第1属性レベルに対応する素材ライブラリから、少なくとも1つのフィードバック要素を前記第1態度操作に対応する第1フィードバック要素として選択するステップであって、前記第1フィードバック要素は、前記第1態度操作を受信した後に表示されるステップと、を含む。
【0009】
本願の実施例の一態様によれば、要素表示装置を提供し、前記装置は、
ターゲットメディアコンテンツが表示されたコンテンツ表示インターフェースを表示するインターフェース表示モジュールと、
前記ターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作に応答して、前記第1態度操作の属性情報を決定する属性決定モジュールであって、異なる属性レベルは、少なくとも1つのフィードバック要素を含む異なる素材ライブラリに対応する属性決定モジュールと、
前記第1態度操作の属性情報に基づいて、前記第1態度操作に対応する第1フィードバック要素を取得する要素決定モジュールであって、前記第1フィードバック要素は、第1属性レベルに対応する素材ライブラリから選択された少なくとも1つのフィードバック要素を含み、前記第1属性レベルは、前記第1態度操作の属性情報に対応する属性レベルである要素決定モジュールと、
前記第1フィードバック要素を表示する要素表示モジュールと、を含む。
【0010】
本願の実施例の一態様によれば、要素選択装置を提供し、前記装置は、
ターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作の属性情報を取得する情報取得モジュールと、
第1態度操作の属性情報に基づいて、複数の属性レベルから第1属性レベルを決定するレベル決定モジュールであって、前記第1属性レベルとは、前記第1態度操作の属性情報に対応する属性レベルを指し、異なる属性レベルは、異なる素材ライブラリに対応し、前記素材ライブラリは、少なくとも1つのフィードバック要素を含むレベル決定モジュールと、
前記第1属性レベルに対応する素材ライブラリから、少なくとも1つのフィードバック要素を前記第1態度操作に対応する第1フィードバック要素として選択する要素選択モジュールであって、前記第1フィードバック要素は、前記第1態度操作を受信した後に表示される要素選択モジュールと、を含む。
【0011】
本願の実施例の一態様によれば、プロセッサとメモリとを含むコンピュータ機器を提供し、前記メモリには、コンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによりロードされて実行されることにより、上記要素表示方法を実現するか、又は上記要素選択方法を実現する。
【0012】
本願の実施例の一態様によれば、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータプログラムは、プロセッサによりロードされて実行されることにより、上記要素表示方法を実現するか、又は上記要素選択方法を実現する。
【0013】
本願の実施例の一態様によれば、コンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を提供し、当該コンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶される。コンピュータ機器のプロセッサは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体から当該コンピュータプログラムを読み取り、プロセッサは、当該コンピュータプログラムを実行することにより、当該コンピュータ機器に上記要素表示方法を実行させるか、又は上記要素選択方法を実現させる。
【発明の効果】
【0014】
本願の実施例に係る技術的手段は、以下の有益な効果を含んでもよい。
【0015】
ターゲットメディアコンテンツを表示する場合、第1態度操作を識別した後、第1態度操作の属性レベルを第1属性レベルとして決定し、そして、第1属性レベルに対応する素材ライブラリから、第1態度操作に対応するフィードバック要素を選択して表示する。即ち、異なる属性レベルの態度操作に対応して表示されるフィードバック要素を異ならせることにより、フィードバック要素の表示の豊富さと柔軟性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本願の一実施例に係る実施環境の概略図である。
【
図2】本願の一実施例に係る要素表示方法のフローチャートである。
【
図3】本願の一実施例に係るコンテンツ表示インターフェースの概略図である。
【
図4】本願の別の実施例に係る要素表示方法のフローチャートである。
【
図5】本願の一実施例に係る要素選択方法のフローチャートである。
【
図6】本願の別の実施例に係る要素選択方法のフローチャートである。
【
図7】本願の別の実施例に係る要素表示方法のフローチャートである。
【
図8】本願の一実施例に係る要素表示装置のブロック図である。
【
図9】本願の別の実施例に係る要素表示装置のブロック図である。
【
図10】本願の一実施例に係る要素選択装置のブロック図である。
【
図11】本願の別の実施例に係る要素選択装置のブロック図である。
【
図12】本願の一実施例に係るコンピュータ機器のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
ここでは、例示的な実施例を詳しく説明し、その例を図面に示す。
【0018】
図1に示すように、本願の一実施例に係る実施環境の概略図であり、当該実施環境は、要素表示システムとして実現されてもよい。
図1に示すように、当該システム10は、端末機器11を含んでもよく、以下、端末11と略称する。
【0019】
いくつかの実施例において、端末11には、ターゲットアプリケーション、例えば、ターゲットアプリケーションのクライアントがインストールされて実行される。好ましくは、クライアントには第1ユーザアカウントが登録されている。端末は、データ計算、処理及び記憶能力を備える電子機器である。端末は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、PC(Personal Computer、パーソナルコンピュータ)、ウェアラブル機器などであってもよく、本願の実施例は、これを限定しない。当該ターゲットアプリケーションは、ビデオライブ配信アプリケーション、オーディオライブ配信アプリケーションなどのライブ配信アプリケーションであってもよく、本願の実施例は、これを限定しない。当該ターゲットアプリケーションは、ソーシャルアプリケーション、決済アプリケーション、ビデオアプリケーション、音楽アプリケーション、ショッピングアプリケーション、ゲームアプリケーション、ニュースアプリケーションなどのメディアコンテンツ表示機能及び要素表示機能を有する任意のアプリケーションであってもよい。本願の実施例に係る要素表示方法において、各ステップの実行主体は、端末11、例えば、端末11上で実行するクライアントであってもよい。
【0020】
いくつかの実施例において、当該システム10は、サーバ12をさらに含み、サーバ12と、端末11との間に通信接続(例えば、ネットワーク接続)が確立され、サーバ12は、ターゲットアプリケーションにバックグラウンドサービスを提供するものである。サーバは、独立した物理サーバであってもよく、複数の物理サーバで構成されたサーバクラスタ又は分散システムであってもよく、さらに、クラウドコンピューティングサービスを提供するクラウドサーバであってもよい。
【0021】
なお、本願の実施例に係る要素選択方法は、端末11におけるクライアントによって実行されてもよく、サーバ12によって実行されてもよく、端末11におけるクライアントとサーバ12が互いに協働して実行されてもよく、本願の実施例は、これを具体的に限定しない。
【0022】
本願の実施例に係る技術的手段は、ビデオ再生シーン、オーディオ再生シーン、グラフィック表示シーン(例えば、ニュース情報、投稿、文章などの表示シーン)などのようなメディアコンテンツの表示シーンに適用することができる。好ましくは、本願の実施例に係る技術的手段は、ビデオライブ配信シーン、オーディオライブ配信シーン、グラフィックライブ配信シーンなどの様々なメディアコンテンツのライブ配信シーンにも適用することができ、本願の実施例は、これを具体的に限定しない。
【0023】
以下、いくつかの実施例により本願の技術的手段を説明する。
【0024】
図2に示すように、本願の一実施例に係る要素表示方法のフローチャートである。本実施例において、当該方法を上述したクライアントに適用することを例として説明する。当該方法は、以下のステップ(201~204)を含んでもよい。
【0025】
ステップ201では、ターゲットメディアコンテンツが表示されたコンテンツ表示インターフェースを表示する。
【0026】
いくつかの実施例において、ターゲットメディアコンテンツは、ビデオコンテンツ、グラフィックコンテンツ(グラフィックスコンテンツは、ピクチャコンテンツ及びテキストコンテンツのうちの少なくとも1つを含む)などの肉眼で見えるメディアコンテンツであるため、コンテンツ表示インターフェースに直接表示されてもよい。
【0027】
いくつかの実施例において、ターゲットメディアコンテンツは、オーディオコンテンツであり、オーディオコンテンツは、クライアントが存在する端末によって再生されて表示されるが、その再生効果を制御するようにコンテンツ表示インターフェースによりオーディオコンテンツの再生パラメータを制御することができ、例えば、オーディオコンテンツの再生音量、再生進度、再生速度などを制御する。好ましくは、コンテンツ表示インターフェースには、オーディオコンテンツに関連する情報、例えば、オーディオコンテンツに対応するテキストコンテンツ、オーディオコンテンツの作成者、オーディオコンテンツのテーマ情報などが表示される。
【0028】
ステップ202では、ターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作に応答して、第1態度操作の属性情報を決定する。
【0029】
異なる属性レベルは、少なくとも1つのフィードバック要素を含む異なる素材ライブラリに対応する。
【0030】
いくつかの実施例において、クライアントは、ターゲットメディアコンテンツに対する操作が第1態度操作であると識別し、第1態度操作は、ターゲットメディアコンテンツに対するユーザの態度がターゲット態度であることを示す。ターゲット態度は、「いいね」、「好き」、「同情」、「怒り」、「励み」、「慰め」、「おすすめ」、「そう思わない」、「嫌い」、「おすすめしない」などであってもよい。例えば、ターゲット態度が「いいね」、「好き」又は「おすすめ」である場合、第1態度操作は、第1「いいね」操作(又は、第1称賛操作)と呼ばれてもよく、ターゲット態度が「そう思わない」、「嫌い」又は「おすすめしない」である場合、第1態度操作は、第1「そう思わない」操作と呼ばれてもよい。なお、本願の実施例は、主に第1態度操作が第1「いいね」操作であることを例として説明するが、これに限定されない。
【0031】
いくつかの実施例において、第1態度操作は、タップ操作、スワイプ操作、長押し操作、シェイク操作などであってもよい。
【0032】
いくつかの実施例において、クライアントは、コンテンツ表示インターフェースにより、ターゲットメディアコンテンツに対するユーザの第1態度操作を受信することができる。好ましくは、「いいね」を例として、コンテンツ表示インターフェースは、「いいね」コントロールを含み、ユーザは、「いいね」コントロールをタップし、スワイプする方式で「いいね」コントロールをトリガーして、「いいね」操作を実現することができる。好ましくは、コンテンツ表示インターフェースは、「いいね」操作に対応する「いいね」応答領域を含み、ユーザは、「いいね」応答領域をタップし、スワイプする方式で「いいね」操作を実現することができる。好ましくは、「いいね」応答領域は、コンテンツ表示インターフェースにおける、他のコントロールが表示されていない領域である。例えば、コンテンツ表示インターフェースは、ターゲットメディアコンテンツの表示をオフ又は停止する終了コントロールを含み、終了コントロールがコンテンツ表示インターフェースに占める領域は、「いいね」応答領域に属さず、また、例えば、コンテンツ表示インターフェースは、コメント表示領域を含み、コメント表示領域におけるコメントをタップすることにより、コメントの詳細な内容を閲覧し、当該コメントを投稿したユーザID(Identity Document、身分識別子)などの情報を閲覧することができ、当該コメントを返信することもでき、コメント表示領域は、「いいね」応答領域に属さない。
【0033】
いくつかの実施例において、素材ライブラリは、少なくとも1つのフィードバック要素の集合であるか、又は少なくとも1つのフィードバック要素の識別子の集合であり、異なる素材ライブラリは、異なる記憶ディレクトリに位置してもよく、又は同じ素材ライブラリにおけるフィードバック要素の識別子には、他の素材ライブラリにおけるフィードバック要素と区別するための同じ識別子フィールドが存在する。
【0034】
いくつかの実施例において、異なる素材ライブラリに含まれるフィードバック要素は、異なる。即ち、同一のフィードバック要素が1つの素材ライブラリのみに存在し、同一のフィードバック要素が2つの異なる素材ライブラリに存在することはない。したがって、異なる属性レベルに対応して表示されるフィードバック要素は、必ず異なる。
【0035】
いくつかの実施例において、フィードバック要素は、ピクチャ要素、テキスト要素、ビデオ要素のうちの少なくとも1つを含んでもよい。好ましくは、第1「いいね」操作は、ターゲットメディアコンテンツに対してユーザの態度が「いいね」、「好き」、「おすすめ」などの支持態度であることを表し、対応するフィードバック要素は、「積極的」、「美しい」、「いいね」を表す要素、例えば、親指を立てる「いいね」ジェスチャー、ハート、花、花火などを含んでもよい。好ましくは、フィードバック要素は、歓声などのオーディオ要素であってもよい。また、例えば、第1「そう思わない」操作は、ターゲットメディアコンテンツに対してユーザの態度が「そう思わない」、「嫌い」、「おすすめしない」などの不支持態度であることを表し、対応するフィードバック要素は、「悪い評価」、「おすすめしない」、「嫌い」を表す要素、例えば、泣き顔、下向きの親指などを含んでもよい。
【0036】
いくつかの実施例において、属性情報は、属性情報に対応する属性レベルを指示又は決定することができ、異なる属性情報は、異なる属性レベルに対応することができる。クライアントは、ターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作を識別し、第1態度操作の属性情報を決定し、第1態度操作に対応する属性レベルを決定し、さらに、第1態度操作に対応する素材ライブラリを決定する。
【0037】
ステップ203では、第1態度操作の属性情報に基づいて、第1態度操作に対応する第1フィードバック要素を取得する。
【0038】
いくつかの実施例において、第1フィードバック要素は、第1属性レベルに対応する素材ライブラリから選択された少なくとも1つのフィードバック要素を含み、第1属性レベルは、第1態度操作の属性情報に対応する属性レベルである。
【0039】
いくつかの実施例において、クライアントは、第1態度操作の属性情報をサーバに送信し、そして、サーバからの第1フィードバック要素を取得する。
【0040】
ステップ204では、第1フィードバック要素を表示する。
【0041】
いくつかの実施例において、第1フィードバック要素を取得した後、コンテンツ表示インターフェースに第1フィードバック要素を表示して、第1態度操作の識別に成功したことをフィードバックする。好ましくは、クライアントは、第1態度操作と第1フィードバック要素の表示との間の時間間隔が時間間隔閾値より小さいことを識別する。態度操作の多くがタップ操作であり、前後のタップ操作の間の時間間隔が短くてもよいため、時間間隔閾値の時間は、短い時間に設定されてもよい。時間間隔閾値は、0.0001s(second、秒)、0.0003s、0.0005s、0.003s、0.006s、0.01s、0.03sなどであってもよい。時間間隔閾値は、当業者によって実際の状況に応じて設定されてもよく、本願の実施例は、これを具体的に限定しない。
【0042】
いくつかの実施例において、クライアントが第1態度操作を識別した後の時間間隔閾値内に、コンテンツ表示インターフェースに第1フィードバック要素を表示することに失敗した場合、表示遅延が長すぎてユーザの誤解を招くことを回避するために、第1態度操作に対応するフィードバック要素を表示しない。
【0043】
好ましくは、属性レベルが高いほど、対応するフィードバック要素も豊かになるか及び/又は複雑になる(高級と理解されてもよい)。例えば、属性レベルが高いほど、対応して表示されるフィードバック要素のサイズが大きくなり、又は、属性レベルが高いほど、対応して表示されるフィードバック要素の色が豊かになる。
【0044】
いくつかの実施例において、ターゲットメディアコンテンツの表示中に、ターゲット数の共有フィードバック要素を表示する。ターゲット数の共有フィードバック要素は、ターゲットメディアコンテンツに対する第1期間内の態度操作の総数に基づいて、共有素材ライブラリから選択される。好ましくは、ターゲットメディアコンテンツに対する第1期間内の態度操作の総数が高いほど、ターゲット数が多くなる。
【0045】
いくつかの実施例において、ターゲット数の共有フィードバック要素を表示する前に、サーバから送信された共有フィードバック要素の識別情報を受信するステップと、共有フィードバック要素の識別情報に基づいて、共有フィードバック要素を取得するステップとをさらに含む。好ましくは、共有フィードバック要素は、端末に記憶されて、端末から直接取得して表示されてもよい。好ましくは、サーバから送信された共有フィードバック要素を直接受信して表示する。
【0046】
図3に示すように、コンテンツ表示インターフェース31には、第1フィードバック要素32と共有フィードバック要素33とが表示される。第1フィードバック要素32と共有フィードバック要素33との表示領域は、異なっていてもよい。明らかに、ユーザが「いいね」操作をしない場合、コンテンツ表示インターフェースには、共有フィードバック要素33のみが表示され、第1フィードバック要素32が表示されない。いくつかの実施例において、第1フィードバック要素32の近くには、第1「いいね」操作に対応する連打回数があってもよい。好ましくは、異なる属性レベルに対応する連打回数の表示効果(例えば、色)は、異なる。
【0047】
以上より、本願の実施例に係る技術的手段は、ターゲットメディアコンテンツを表示する場合、第1態度操作を識別した後、第1態度操作の属性レベルを第1属性レベルとして決定し、そして、第1属性レベルに対応する素材ライブラリから、第1態度操作に対応するフィードバック要素を選択して表示する。即ち、異なる属性レベルの態度操作に対応して表示されるフィードバック要素を異ならせることにより、フィードバック要素の表示の豊富さと柔軟性を向上させる。
【0048】
異なる属性レベルの態度操作に対応して表示されるフィードバック要素が異なるため、ユーザが複数回の態度操作を実行すると、異なるスタイルのフィードバック要素を見ることができ、それにより、ユーザが同じフィードバック要素に対して審美疲労を起こすことを回避又は低減する。また、このような方式で、異なるフィードバック要素により、異なる属性レベルの態度操作に対して明確、明瞭かつ積極的なフィードバックを行うことができ、さらに、ユーザが態度操作を実行する積極性を向上させる。
【0049】
図4に示すように、本願の別の実施例に係る要素表示方法のフローチャートである。本実施例において、当該方法を上述したクライアントに適用することを例として説明する。当該方法は、以下のステップ(401~410)を含んでもよい。
【0050】
ステップ401では、ターゲットメディアコンテンツが表示されたコンテンツ表示インターフェースを表示する。
【0051】
当該ステップ401は、上記
図3の実施例におけるステップ301の内容と同じ又は類似し、ここでは説明を省略する。
【0052】
ステップ402では、ターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作に応答して、第1態度操作と前回の態度操作との間の間隔時間を取得する。
【0053】
いくつかの実施例において、クライアントは、ターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作を識別した後、記憶された履歴記録情報により、第1態度操作と前回の態度操作との間の間隔時間を取得する。好ましくは、履歴記録情報は、クライアントが存在する端末に記憶されてもよいし、上記サーバに記憶されてもよく、本願の実施例は、これを具体的に限定しない。好ましくは、履歴記録情報から前回の態度操作に関する情報を取得できない場合、第1態度操作を1回目の態度操作として決定する。履歴操作情報から前回の態度操作に関連する情報を取得できない原因は、第1態度操作の前にクライアントが態度操作を確実に識別しなかったことであってもよいし、前回の態度操作の関連情報が削除された又は読み取り不可状態にあることであってもよい。
【0054】
ステップ403では、間隔時間が閾値より小さい場合、記録された連打回数に基づいて更新後の連打回数を決定する。
【0055】
いくつかの実施例において、属性情報は、連打回数を含む。第1態度操作の属性情報は、更新後の連打回数を含む。
【0056】
いくつかの実施例において、間隔時間が閾値より小さい場合、第1態度操作と前回の態度操作との間の間隔時間が小さいことを示し、第1態度操作と前回の態度操作とが連続した態度操作であると考えられるため、クライアントは、第1態度操作を識別した後、更新後の連打回数を取得することができる。
【0057】
好ましくは、態度操作は、タップ操作であり、連打回数は、連続したタップ操作の回数である。
【0058】
いくつかの実施例において、第1態度操作の連打回数が閾値以上である場合、ターゲットメディアコンテンツに対する第2態度操作に応答して、ターゲット増加値に基づいて第2態度操作の連打回数を決定し、ターゲット増加値が態度操作のデフォルト増加値より大きい。即ち、第1態度操作の連打回数が閾値以上である場合、ユーザが既に複数回の態度操作を連続して実行したことを示す。連続した態度操作の継続をユーザに促すために、後の態度操作に対応する増加した連打回数を増加させることができる。例えば、態度操作がタップ操作である場合、態度操作のデフォルト増加値が1であり、即ち、タップするたびに、態度操作の連打回数が1回増加し、第1態度操作の連打回数が閾値以上である場合、その後の第2態度操作のターゲット増加値が2に設定されてもよく、即ち、第1態度操作の後、タップするたびに、対応する連打回数が2回増加し、このように、ユーザの操作を簡略化し、かつ態度操作に対する端末機器の識別回数を減少させ、端末機器の処理オーバーヘッドを減少させ、ユーザが態度操作を継続して実行する積極性を向上させることにも役立つ。
【0059】
いくつかの実施例において、第1態度操作の連打回数が閾値以上である場合、連打回数を自動的に増加させ、終了命令が生成又は取得されるまで、連打回数の自動的な増加を停止させる。例示的には、第1態度操作が第1「いいね」操作である場合、上記終了命令は、「いいね」終了命令であり、第1態度操作が第1「そう思わない」操作である場合、上記終了命令は、「そう思わない」終了命令である。当該実施例において、第1態度操作の連打回数が閾値以上である場合、連打回数が高く、かつユーザが疲れたと考えられ、その後の一定期間内に、ユーザが態度操作を継続して実行する必要がなくても、連打回数が継続的に増加し、それにより、連打回数を中断しないことを前提として、ユーザに一定の休憩時間を与え、ユーザの操作を簡略化し、態度操作に対する端末機器の識別回数を減少させ、端末機器の処理オーバーヘッドを減少させる。終了命令は、クライアントによって生成されてもよく、サーバから受信された命令であってもよい。終了命令は、連打回数が閾値に達した後の一定時間後に生成又は取得されてもよく、ユーザの終了態度操作を識別して、対応して生成されてもよく、ターゲットメディアコンテンツがオフにされた後に生成又は取得されてもよい。
【0060】
ステップ404では、第1態度操作の属性情報と前回の態度操作の属性情報が異なる属性レベルに対応する場合、第1モーション効果を表示する。
【0061】
第1モーション効果は、第1属性レベルに対応するモーション効果である。即ち、態度操作の属性レベルが変化する(即ち、属性レベルがアップグレードする)場合、対応するモーション効果を表示する。このように、モーション効果の形式でユーザに態度操作の属性レベルが変化することを提示し、ユーザに直感的、明確かつ積極的なフィードバックを与える。
【0062】
いくつかの実施例において、当該ステップ404は、以下のステップ1~3を含む。
【0063】
ステップ1では、第1態度操作のトリガー位置を取得する。
【0064】
ステップ2では、第1態度操作のトリガー位置に基づいて、第1モーション効果の表示位置を決定する。
【0065】
ステップ3では、第1モーション効果の表示位置に基づいて、第1モーション効果を表示する。
【0066】
当該実施例において、第1態度操作のトリガー位置の、コンテンツ表示インターフェースにおける位置座標を決定し、そして、当該位置座標に基づいて、第1モーション効果の表示位置の座標を決定するか、又は第1モーション効果の表示領域を決定する。好ましくは、第1モーション効果の表示位置は、第1態度操作のトリガー位置と同じであり、或いは、第1モーション効果の表示領域は、第1態度操作のトリガー位置を中心とする領域である。
【0067】
いくつかの実施例において、クライアントは、ユーザが右手で第1態度操作を実行する情報を取得した場合、第1モーション効果を第1態度操作のトリガー位置の左側に表示し、クライアントは、ユーザが左手で第1態度操作を実行する情報を取得した場合、第1モーション効果を第1態度操作のトリガー位置の右側に表示し、それにより、手による第1モーション効果の表示領域に対する遮蔽をできるだけ減少させ、ユーザが完全な第1モーション効果を見やすくし、第1モーション効果表示の完全性と効果をより良くする。
【0068】
好ましくは、第1モーション効果は、動的画像及びアニメーションのうちの少なくとも1つを含む。好ましくは、第1モーション効果を表示することは、第1モーション効果におけるピクチャの運動軌跡を表示することを含む。
【0069】
いくつかの実施例において、第1モーション効果の表示中に受信された態度操作の操作頻度を取得し、操作頻度に基づいて第1モーション効果の表示効果を調整する。好ましくは、表示効果は、サイズ、ブレ周波数、色、輝度の少なくとも1つを含む。例示的には、第1モーション効果の表示効果の具体的な調整プロセスは、以下のとおりである。
【0070】
(1)第1モーション効果の表示サイズを調整する
第1モーション効果の表示中に、操作頻度が第1頻度範囲に属することに応答して、第1頻度範囲に対応するサイズに基づいて第1モーション効果を表示し、第1モーション効果の表示中に、操作頻度が第2頻度範囲に属することに応答して、第2頻度範囲に対応するサイズに基づいて第1モーション効果を表示し、第2頻度範囲の下限値が第1頻度範囲の上限値より大きい場合、第2頻度範囲に対応するサイズは、第1頻度範囲に対応するサイズより大きい。
【0071】
(2)第1モーション効果のブレ周波数を調整する
第1モーション効果の表示中に、操作頻度に基づいて第1モーション効果のブレ周波数を決定し、第1モーション効果のブレ周波数に基づいて第1アップグレード特殊効果画面を表示する。第1モーション効果のブレ周波数は、操作頻度と正の相関関係がある。
【0072】
(3)第1モーション効果の色を調整する
第1モーション効果の表示中に、操作頻度に基づいて第1モーション効果の色深度を決定し、第1モーション効果の色深度に基づいて第1モーション効果を表示する。第1モーション効果の色深度は、操作頻度と正の相関関係がある。
【0073】
(4)第1モーション効果の輝度を調整する
第1モーション効果の表示中に、操作頻度に基づいて第1モーション効果におけるターゲット画面領域の輝度を決定し、第1モーション効果におけるターゲット画面領域の輝度に基づいて第1モーション効果を表示する。第1モーション効果におけるターゲット画面領域の輝度は、操作頻度と正の相関関係があり、ターゲット画面領域は、第1モーション効果における一部又は全部の画面領域であってもよい。
【0074】
当該ステップにおいて、異なる操作頻度に対応する第1モーション効果の表示効果が異なってもよく、かつ操作頻度が高いほど、第1モーション効果が明らかに表示され、それにより、ユーザの操作頻度の向上に対する意欲を向上させ、ユーザがターゲットメディアコンテンツに対するインタラクションに積極的に参加するように促し、かつ態度操作の面白みを向上させる。
【0075】
ステップ405では、第1態度操作の属性情報をサーバに送信し、サーバは、第1態度操作の属性情報に対応する第1属性レベルを決定し、第1属性レベルに対応する素材ライブラリから第1フィードバック要素を選択するものである。
【0076】
いくつかの実施例において、サーバは、第1態度操作の属性情報に対応する属性レベル、及び第1態度操作に対応する第1フィードバック要素を決定する。したがって、クライアントは、第1態度操作の属性情報をサーバに送信する必要がある。
【0077】
ステップ406では、サーバから第1フィードバック要素の識別情報を受信する。
【0078】
上記ステップ405の後、サーバから送信された第1フィードバック要素の識別情報を受信する。第1フィードバック要素の識別情報は、第1フィードバック要素に対応する素材ライブラリ、対応する属性レベルが第1属性レベルであること、第1フィードバック要素の記憶位置などを指示することができる。
【0079】
ステップ407では、第1フィードバック要素の識別情報に基づいて、第1フィードバック要素を取得する。
【0080】
いくつかの実施例において、クライアントは、第1フィードバック要素の識別情報に基づいて、第1態度操作に対応するフィードバック要素を第1フィードバック要素として決定し、その後に端末の記憶ユニットから、記憶された第1フィードバック要素を取得することができる。
【0081】
ステップ408では、コンテンツ表示インターフェースにおける第1態度操作のトリガー位置に対応するインターフェース要素を取得する。
【0082】
好ましくは、インターフェース要素は、取得された第1態度操作のトリガー位置に対応する画素情報/インターフェース表示内容である。いくつかの実施例において、インターフェース要素の属性情報を取得し、インターフェース要素の属性情報は、色、輝度、幾何学的特徴の少なくとも1つを含む。幾何学的特徴は、線の太さ、幾何学的形状のタイプ、幾何学的パターンのサイズなどを含む。
【0083】
ステップ409では、インターフェース要素に基づいて、第1フィードバック要素の表示効果を決定する。
【0084】
いくつかの実施例において、インターフェース要素の属性情報に基づいて、第1フィードバック要素の表示効果を決定する。例えば、インターフェース要素の色が薄緑色である場合、第1フィードバック要素が深緑色に表示されると決定し、また、例えば、インターフェース要素の輝度が明るい場合、第1フィードバック要素が低い輝度で表示されると決定し、また、例えば、インターフェース要素に複数のドットが含まれる場合、複数のドットからなるパターンで第1フィードバック要素を表示する。
【0085】
ステップ410では、第1フィードバック要素の表示効果に基づいて、第1フィードバック要素を表示する。
【0086】
いくつかの実施例において、上記ステップ409で決定された第1フィードバック要素の色、輝度、幾何学的特徴に応じて、第1フィードバック要素を表示する。
【0087】
いくつかの実施例において、当該方法は、以下のステップ1~3をさらに含む。
【0088】
ステップ1では、第1態度操作に対応する操作体が右手であるか左手であるかを決定する。
【0089】
ステップ2では、第1態度操作に対応する操作体が右手である場合、コンテンツ表示インターフェースの左側領域に第1フィードバック要素を表示する。
【0090】
ステップ3では、第1態度操作に対応する操作体が左手である場合、コンテンツ表示インターフェースの右側領域に第1フィードバック要素を表示する。
【0091】
上記実施例において、左側領域は、コンテンツ表示インターフェースの左半分の領域を指してもよく、コンテンツ表示インターフェースの左側の1/3の領域を指してもよく、左側領域のコンテンツ表示インターフェースに占める割合は、具体的には、当業者によって実際の状況に応じて設定されてもよく、本願の実施例は、これを具体的に限定せず、右側領域は、コンテンツ表示インターフェースの右半分の領域を指してもよく、コンテンツ表示インターフェースの右側の1/3の領域を指してもよく、右側領域のコンテンツ表示インターフェースに占める割合は、具体的には、当業者によって実際の状況に応じて設定されてもよく、本願の実施例は、これを具体的に限定しない。
【0092】
上記実施例において、ユーザが態度操作をするのが左手であるか右手であるかを識別することにより、第1フィードバック要素の表示領域を決定して、手による第1フィードバック要素に対する遮蔽をできるだけ減少させる。
【0093】
以上より、本願の実施例に係る技術的手段によれば、異なる操作頻度に対応する第1モーション効果の表示効果が異なってもよく、かつ操作頻度が高いほど、第1モーション効果が明らかに表示され、それにより、ユーザの操作頻度の向上に対する意欲を向上させ、ユーザがターゲットメディアコンテンツに対するインタラクションに積極的に参加するように促し、かつ態度操作の面白みを向上させる。
【0094】
図5に示すように、本願の一実施例に係る要素選択方法のフローチャートである。本実施例において、当該方法は、上述したクライアントによって実行されてもよく、上述したサーバによって実行されてもよく、クライアントとサーバとが互いに協働して実行されてもよい。当該方法は、以下のステップ(501~503)を含んでもよい。
【0095】
ステップ501では、ターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作の属性情報を取得する。
【0096】
いくつかの実施例において、当該ステップがサーバによって実行される場合、サーバは、クライアントから送信されたターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作の属性情報を受信する。
【0097】
ステップ502では、第1態度操作の属性情報に基づいて、複数の属性レベルから第1属性レベルを決定する。
【0098】
いくつかの実施例において、第1属性レベルは、第1態度操作の属性情報に対応する属性レベルである。好ましくは、異なる属性レベルは、少なくとも1つのフィードバック要素を含む異なる素材ライブラリに対応する。
【0099】
いくつかの実施例において、素材ライブラリは、少なくとも1つのフィードバック要素の集合であるか、又は少なくとも1つのフィードバック要素の識別子の集合であり、異なる素材ライブラリは、異なる記憶ディレクトリに位置してもよく、又は同じ素材ライブラリにおけるフィードバック要素の識別子には、他の素材ライブラリにおけるフィードバック要素と区別するための同じ識別子フィールドが存在する。
【0100】
いくつかの実施例において、端末又はサーバには、属性情報と属性レベルとの対応関係が記憶され、これらの対応関係を呼び出すことにより、複数の属性レベルから第1態度操作の属性情報に対応する第1属性レベルを決定することができる。
【0101】
ステップ503では、第1属性レベルに対応する素材ライブラリから、少なくとも1つのフィードバック要素を第1態度操作に対応する第1フィードバック要素として選択する。
【0102】
いくつかの実施例において、第1フィードバック要素は、第1態度操作を受信した後に表示される。
【0103】
いくつかの実施例において、第1態度操作の属性情報に基づいて、第1態度操作に対応する属性レベルを第1属性レベルとして決定し、さらに第1態度操作に対応する素材ライブラリを第1属性レベルに対応する素材ライブラリとして決定することができる。
【0104】
いくつかの実施例において、第1属性レベルに対応する素材ライブラリを決定した後、乱数生成器(又は乱数モデル)により当該素材ライブラリから少なくとも1つのフィードバック要素を第1フィードバック要素としてランダムに選択する。
【0105】
いくつかの実施例において、第1属性レベルに対応する素材ライブラリを決定した後、一定の順序で素材ライブラリから選択された第1フィードバック要素を決定する。例えば、当該素材ライブラリにおけるフィードバック要素及び対応する配列順は、フィードバック要素1、フィードバック要素2、フィードバック要素3、及びフィードバック要素4であり、そして、当該素材ライブラリにおける要素の使用情報を取得し、かつ第1態度操作の前に、当該素材ライブラリにおける直前に使用されたフィードバック要素がフィードバック要素2であると決定した場合、フィードバック要素2の次のフィードバック要素(即ち、フィードバック要素3)を第1態度操作に対応する第1フィードバック要素として決定し、そして、第1態度操作の前に、当該素材ライブラリにおける直前に使用されたフィードバック要素がフィードバック要素4であると決定した場合、フィードバック要素4の次のフィードバック要素(即ち、フィードバック要素1)を第1態度操作に対応する第1フィードバック要素として決定する。
【0106】
当該実施例における一部の概念の説明は、上記
図3の実施例の内容を参照することができる。
【0107】
以上より、本願の実施例に係る技術的手段によれば、態度操作の属性情報に応じて対応する属性レベルを決定して、異なる属性レベルに応じて選択されたフィードバック要素を異ならせることにより、フィードバック要素の表示の豊富さを向上させる。
【0108】
図6に示すように、本願の別の実施例に係る要素選択方法のフローチャートである。本実施例において、当該方法は、上述したクライアントによって実行されてもよく、上述したサーバによって実行されてもよく、クライアントとサーバとが互いに協働して実行されてもよい。当該方法は、以下のステップ(601~605)を含んでもよい。
【0109】
ステップ601では、ターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作の属性情報を取得する。
【0110】
当該ステップ601は、上記
図5の実施例におけるステップ501の内容と同じ又は類似し、ここでは説明を省略する。
【0111】
いくつかの実施例において、属性情報は、連打回数を含み、異なる属性レベルは、異なる連打回数の取り得る値の範囲に対応する。例示的には、連打回数1~10は、属性レベル1に対応し、連打回数11~20は、属性レベル2に対応し、連打回数21~30は、属性レベル3に対応し、30より大きい連打回数は、属性レベル4に対応する。
【0112】
ステップ602では、複数の属性レベルにそれぞれ対応する連打回数の取り得る値の範囲から、第1連打回数の取り得る値の範囲を決定する。
【0113】
第1連打回数の取り得る値の範囲は、第1態度操作の連打回数が属する連打回数の取り得る値の範囲を指す。いくつかの実施例において、第1態度操作の連打回数と、複数の属性レベルにそれぞれ対応する連打回数の取り得る値の範囲とをそれぞれマッチングすることにより、複数の属性レベルにそれぞれ対応する連打回数の取り得る値の範囲を決定する。
【0114】
上記ステップ601の例に基づいて、例示的には、第1態度操作の連打回数が5である場合、第1連打回数の取り得る値の範囲は、1~10であり、第1態度操作の連打回数が35である場合、第1連打回数の取り得る値の範囲は、30より大きい。
【0115】
ステップ603では、第1連打回数の取り得る値の範囲に対応する属性レベルを第1属性レベルとして決定する。
【0116】
例示的には、上記ステップ601及び602の例に基づいて、例示的には、第1連打回数の取り得る値の範囲が1~10である場合、第1属性レベルは、属性レベル1であり、第1連打回数の取り得る値の範囲が30より大きい場合、第1属性レベルは、属性レベル4である。
【0117】
ステップ604では、第1属性レベルに対応する素材ライブラリから、少なくとも1つのフィードバック要素を第1態度操作に対応する第1フィードバック要素として選択する。
【0118】
当該ステップ604は、上記
図5の実施例におけるステップ503の内容と同じ又は類似し、ここでは説明を省略する。
【0119】
ステップ605では、第1態度操作の属性情報と前回の態度操作の属性情報が異なる属性レベルに対応する場合、第1モーション効果のファイル情報を取得する。
【0120】
第1モーション効果は、第1属性レベルに対応するモーション効果である。いくつかの実施例において、第1態度操作の属性情報と前回の態度操作の属性情報が異なる属性レベルに対応すると、態度操作の属性情報がアップグレードしたことを示し、アップグレードを示す第1モーション効果を表示する必要があり、第1モーション効果のファイル情報を取得する必要がある。好ましくは、第1モーション効果のファイル情報とは、第1モーション効果を表示するために必要なプログラムファイルを指す。当該ステップがクライアントによって実行される場合、第1モーション効果のファイル情報に基づいて第1モーション効果を直接表示し、当該ステップがサーバによって実行される場合、クライアントが第1モーション効果のファイル情報に基づいて第1モーション効果を表示するように、クライアントに第1モーション効果のファイル情報を送信する。
【0121】
上記ステップ605は、実行されてもよく、実行されなくてもよく、本願の実施例は、これを具体的に限定しない。また、上記ステップ604とステップ605との間に前後関係がなく、ステップ604を先に実行してからステップ605を実行してもよく、ステップ605を先に実行してからステップ604を実行してもよい。
【0122】
当該実施例におけるいくつかの概念の説明は、上記
図3及び
図4の実施例の内容を参照することができる。
【0123】
以上より、本願の実施例に係る技術的手段によれば、第1属性レベルに対応する素材ライブラリからフィードバック要素をランダムに選択して第1態度操作に対応する第1フィードバック要素とすることにより、態度操作に対応して表示されるフィードバック要素のランダム性を向上させ、さらに、フィードバック要素の表示の豊富さ及び柔軟性を向上させる。
【0124】
いくつかの可能な実施形態において、当該方法は、以下のステップ1~4をさらに含む。
【0125】
ステップ1では、第1期間内の前記ターゲットメディアコンテンツに対する態度操作の総数を取得する。
【0126】
ステップ2では、第1期間内の態度操作の総数に基づいて、複数の総数レベルから第1総数レベルを決定し、第1総数レベルは、第1期間内の態度操作の総数に対応する総数レベルである。
【0127】
ステップ3では、第1総数レベルに基づいて、共有フィードバック要素の数をターゲット数として決定する。
【0128】
ステップ4では、共有素材ライブラリから、ターゲット数の共有フィードバック要素を選択し、ターゲット数の共有フィードバック要素は、ターゲットメディアコンテンツの表示中に表示される。
【0129】
いくつかの実施例において、第1期間内の態度操作の総数は、少なくとも1つのクライアントが第1期間内にターゲットメディアコンテンツに対して態度操作を実行する総数を指す。例えば、第1期間内の「いいね」総数は、少なくとも1つのクライアントが第1期間内にターゲットメディアコンテンツに対して「いいね」操作(称賛を表す)を実行する総数である。以上から分かるように、態度操作の総操作回数は、態度操作に対応する連打回数の総数と必ずしも等しくない。好ましくは、態度操作の総数は、第1期間内の態度操作の総操作回数を指す。好ましくは、態度操作の総数は、第1期間内の態度操作に対応する連打回数の総数を指す。
【0130】
いくつかの実施例において、サーバは、ターゲットメディアコンテンツに対する第1期間内の態度操作の総数を統計的に決定し、そして、態度操作の総数と総数レベルとの間の対応関係に基づいて、第1総数レベルを決定し、そして、第1総数レベルに対応する共有フィードバック要素の数をターゲット数として決定し、そして、ターゲット数の共有フィードバック要素を表示する。好ましくは、ターゲット数は、態度操作の総数と正の相関関係がある。
【0131】
上記実施形態において、態度操作の総数が多いほど、表示される共有フィードバック要素が多くなるため、共有フィードバック要素のターゲット数によってターゲットメディアコンテンツの人気度を直感的かつ便利に把握することができる。
【0132】
以下、
図7に示すように、本願の実施例に係る要素表示方法を例示的に説明する。
【0133】
図7に示すように、本願の別の実施例に係る要素表示方法のフローチャートである。当該方法は、上述した要素表示システムに適用されてもよい。当該方法は、主に態度操作が「いいね」操作であることを例とし、当該方法は、以下のステップ(701~710)を含んでもよい。
【0134】
ステップ701では、クライアントは、コンテンツ表示インターフェースの「いいね」応答領域におけるユーザからの2回のタップ操作を識別し、当該2回のタップ操作を時系列的にそれぞれclick_1及びclick_2として記録し、click_1は、click_2より早く、click_1とclick_2のタップ位置をそれぞれ位置_1と位置_2として記録し、クライアントは、click_1を識別すると、タイマーを起動して計時を開始し、click_2を識別した後、click_1のタイマーが終了していないと、当該カウンターを自動的に終了させ、カウント数をtime_1として記録する。
【0135】
好ましくは、カウンターは、4sを計時するまで、計時を自動的に終了させる。コンテンツ表示インターフェースは、ターゲットライブ配信ルーム内のターゲットメディアコンテンツを表示するものである。
【0136】
ステップ702では、クライアントは、time_1が3s以下であるか否かを判断し、そうであれば、ステップ703を実行し、そうでなければ、ステップを終了させる。
【0137】
ステップ703では、連打回数num=num+1に設定して、サーバにnumを送信する。
【0138】
ステップ704では、サーバは、numに基づいて、対応する属性レベルLxを決定する。
【0139】
ステップ705では、サーバは、Lxに基づいて、対応する素材ライブラリxをクエリして決定し、素材ライブラリには、番号が識別されたフィードバック要素が含まれる。xにおいて、ランダムアルゴリズムに基づいて、ランダム番号のフィードバック要素aを選択し、フィードバック要素aに対応するリンクを生成し、次にステップ706とステップ709を実行する。
【0140】
ステップ706では、numがVxレベル範囲の1番目の数値に属するか否かを判断し、そうであれば、Lxに基づいて、設定されたモーション効果ファイルpag_1をクエリして、ステップ707を実行し、そうでなければ、ステップ708を実行する。
【0141】
ステップ707では、クライアントは、サーバからのフィードバック要素aに対応するリンク及びpag_1を受信し、ダウンロードしてフィードバック要素aを取得し、そして、位置_2にフィードバック要素a及びpag_1を表示する。
【0142】
ステップ708では、クライアントは、サーバからのフィードバック要素aに対応するリンクを受信し、ダウンロードしてフィードバック要素aを取得し、そして、位置_2にフィードバック要素aを表示する。
【0143】
ステップ709では、サーバは、5sごとに、当該5s内のターゲットライブ配信ルーム内の異なるユーザによってトリガーされた「いいね」総数num_xを統計し、異なるレベルLxがそれぞれ連続した態度操作によってヒットされた共有フィードバック要素のターゲット数numxを統計し、そして、ランダムアルゴリズムによりLxの素材ライブラリ内でnumx個のランダム共有フィードバック要素a、b、c、d…を取得する。
【0144】
ステップ710では、サーバは、ターゲットライブ配信ルーム内の現在のオンラインユーザIDを判断して、それぞれ対応する少なくとも1つのクライアントに送信し、クライアントは、numx個の共有フィードバック要素を取得した後、クライアントのコンテンツ表示インターフェースの右下隅領域にnumx個の共有フィードバック要素a、b、c、d…を順番に表示する。
【0145】
以下は、本願に係る装置の実施例であり、本願に係る方法の実施例を実行することができる。本発明に係る装置の実施例において詳しく説明されていない細部については、本発明に係る方法の実施例を参照すればよい。
【0146】
図8に示すように、本願の一実施例に係る要素表示装置のブロック図である。当該装置は、上記要素表示方法の例を実現する機能を有し、前記機能は、ハードウェアによって実現されてもよく、ハードウェアが対応するソフトウェアを実行することによって実現されてもよい。当該装置は、上述した端末機器であってもよいし、端末機器に設けられてもよい。当該装置800は、インターフェース表示モジュール801と、属性決定モジュール802と、要素決定モジュール803と、要素表示モジュール804とを含んでもよい。
【0147】
インターフェース表示モジュール801は、ターゲットメディアコンテンツが表示されたコンテンツ表示インターフェースを表示する。
【0148】
属性決定モジュール802は、前記ターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作に応答して、前記第1態度操作の属性情報を決定し、異なる属性レベルは、少なくとも1つのフィードバック要素を含む異なる素材ライブラリに対応する。
【0149】
要素決定モジュール803は、前記第1態度操作の属性情報に基づいて、前記第1態度操作に対応する第1フィードバック要素を取得し、前記第1フィードバック要素は、第1属性レベルに対応する素材ライブラリから選択された少なくとも1つのフィードバック要素を含み、前記第1属性レベルは、前記第1態度操作の属性情報に対応する属性レベルである。
【0150】
要素表示モジュール804は、前記第1フィードバック要素を表示する。
【0151】
例示的な実施例において、
図9に示すように、前記装置800は、モーション効果表示モジュール805をさらに含む。
【0152】
モーション効果表示モジュール805は、前記第1態度操作の属性情報と前回の態度操作の属性情報とが異なる属性レベルに対応する場合、第1モーション効果を表示し、前記第1モーション効果は、前記第1属性レベルに対応するモーション効果である。
【0153】
例示的な実施例において、前記モーション効果表示モジュール805は、前記第1態度操作のトリガー位置を取得し、そして、前記第1態度操作のトリガー位置に基づいて、前記第1モーション効果の表示位置を決定し、そして、前記第1モーション効果の表示位置に基づいて、前記第1モーション効果を表示する。
【0154】
例示的な実施例において、
図9に示すように、前記装置800は、頻度取得モジュール806と、モーション効果調整モジュール807とをさらに含む。
【0155】
頻度取得モジュール806は、前記第1モーション効果の表示中に受信された態度操作の操作頻度を取得する。
【0156】
モーション効果調整モジュール807は、前記操作頻度に基づいて、前記第1モーション効果の表示効果を調整し、前記表示効果は、サイズ、ブレ周波数、色、及び輝度のうちの少なくとも1つを含む。
【0157】
例示的な実施例において、前記要素決定モジュール803は、前記第1態度操作の属性情報をサーバに送信し、前記サーバは、前記第1態度操作の属性情報に対応する前記第1属性レベルを決定し、前記第1属性レベルに対応する素材ライブラリから前記第1フィードバック要素を選択するものであり、そして、前記サーバから前記第1フィードバック要素の識別情報を受信し、そして、前記第1フィードバック要素の識別情報に基づいて、前記第1フィードバック要素を取得する。
【0158】
例示的な実施例において、前記要素表示モジュール804は、前記コンテンツ表示インターフェースにおける前記第1態度操作のトリガー位置に対応するインターフェース要素を取得し、そして、前記インターフェース要素に基づいて、前記第1フィードバック要素の表示効果を決定し、そして、前記第1フィードバック要素の表示効果に基づいて、前記第1フィードバック要素を表示する。
【0159】
例示的な実施例において、前記属性情報は、連打回数を含み、
図9に示すように、前記装置800は、回数決定モジュール808をさらに含む。
【0160】
回数決定モジュール808は、前記第1態度操作の連打回数が閾値以上である場合、前記ターゲットメディアコンテンツに対する第2態度操作に応答して、ターゲット増加値に基づいて前記第2態度操作の連打回数を決定し、前記ターゲット増加値が態度操作のデフォルト増加値より大きく、或いは、前記第1態度操作の連打回数が閾値以上である場合、前記連打回数を自動的に増加させ、終了命令が生成又は取得されるまで、前記連打回数の自動的な増加を停止させる。
【0161】
例示的な実施例において、
図9に示すように、前記装置800は、操作体決定モジュール809をさらに含む。
【0162】
操作体決定モジュール809は、前記第1態度操作に対応する操作体が右手であるか左手であるかを決定する。
【0163】
前記要素表示モジュール804は、前記第1態度操作に対応する操作体が右手である場合、前記コンテンツ表示インターフェースの左側領域に前記第1フィードバック要素を表示し、そして、前記第1態度操作に対応する操作体が左手である場合、前記コンテンツ表示インターフェースの右側領域に前記第1フィードバック要素を表示する。
【0164】
例示的な実施例において、前記要素表示モジュール804は、さらに、前記ターゲットメディアコンテンツの表示中に、ターゲット数の共有フィードバック要素を表示し、前記ターゲット数の共有フィードバック要素は、前記ターゲットメディアコンテンツに対する第1期間内の態度操作の総数に基づいて、共有素材ライブラリから選択される。
【0165】
以上より、本願の実施例に係る技術的手段によれば、ターゲットメディアコンテンツを表示する場合、第1態度操作を識別した後、第1態度操作の属性レベルを第1属性レベルとして決定し、そして、第1属性レベルに対応する素材ライブラリから、第1態度操作に対応するフィードバック要素を選択して表示し、即ち、異なる属性レベルの態度操作に対応して表示されるフィードバック要素を異ならせることにより、フィードバック要素の表示の豊富さを向上させる。
【0166】
図10に示すように、本願の一実施例に係る要素選択装置のブロック図である。当該装置は、上記要素選択方法の例を実現する機能を有し、前記機能は、ハードウェアによって実現されてもよく、ハードウェアが対応するソフトウェアを実行することによって実現されてもよい。当該装置は、上述したコンピュータ機器(例えば、端末機器又はサーバ)であってもよく、コンピュータ機器に設けられてもよい。当該装置1000は、情報取得モジュール1001と、レベル決定モジュール1002と、要素選択モジュール1003とを含んでもよい。
【0167】
情報取得モジュール1001は、ターゲットメディアコンテンツに対する第1態度操作の属性情報を取得する。
【0168】
レベル決定モジュール1002は、第1態度操作の属性情報に基づいて、複数の属性レベルから第1属性レベルを決定し、前記第1属性レベルとは、前記第1態度操作の属性情報に対応する属性レベルを指し、異なる属性レベルは、異なる素材ライブラリに対応し、前記素材ライブラリは、少なくとも1つのフィードバック要素を含む。
【0169】
要素選択モジュール1003は、前記第1属性レベルに対応する素材ライブラリから、少なくとも1つのフィードバック要素を前記第1態度操作に対応する第1フィードバック要素として選択し、前記第1フィードバック要素は、前記第1態度操作を受信した後に表示される。
【0170】
例示的な実施例において、前記属性情報は、連打回数を含み、異なる属性レベルは、異なる連打回数の取り得る値の範囲に対応し、前記レベル決定モジュール1002は、前記複数の属性レベルにそれぞれ対応する連打回数の取り得る値の範囲から、第1連打回数の取り得る値の範囲を決定し、前記第1連打回数の取り得る値の範囲は、前記第1態度操作の連打回数が属する連打回数の取り得る値の範囲であり、そして、前記第1連打回数の取り得る値の範囲に対応する属性レベルを前記第1属性レベルとして決定する。
【0171】
例示的な実施例において、
図11に示すように、前記装置1000は、モーション効果取得モジュール1004をさらに含む。
【0172】
モーション効果取得モジュール1004は、前記第1態度操作の属性情報と前回の態度操作の属性情報が異なる属性レベルに対応する場合、第1モーション効果のファイル情報を取得し、前記第1モーション効果は、前記第1属性レベルに対応するモーション効果である。
【0173】
例示的な実施例において、
図11に示すように、前記装置1000は、オペランド取得モジュール1005と、レベル取得モジュール1006と、数量決定モジュール1007と、要素選択モジュール1008とをさらに含む。
【0174】
オペランド取得モジュール1005は、前記ターゲットメディアコンテンツに対する第1期間内の態度操作の総数を取得する。
【0175】
レベル取得モジュール1006は、前記第1期間内の態度操作の総数に基づいて、複数の総数レベルから第1総数レベルを決定し、前記第1総数レベルは、前記第1期間内の態度操作の総数に対応する総数レベルである。
【0176】
数量決定モジュール1007は、前記第1総数レベルに基づいて、共有フィードバック要素の数をターゲット数として決定する。
【0177】
要素選択モジュール1008は、共有素材ライブラリから、前記ターゲット数の共有フィードバック要素を選択し、前記ターゲット数の共有フィードバック要素は、前記ターゲットメディアコンテンツの表示中に表示される。
【0178】
以上より、本願の実施例に係る技術的手段によれば、態度操作の属性情報に応じて対応する属性レベルを決定して、異なる属性レベルに応じて選択されたフィードバック要素を異ならせることにより、フィードバック要素の表示の豊富さを向上させる。
【0179】
なお、上記実施例に係る装置は、その機能を実現する場合、上記各機能モジュールの分割のみを例に挙げて説明したが、実際の応用において、必要に応じて上記機能を異なる機能モジュールに割り当てて完了させることができ、つまり、機器の内部構造を異なる機能モジュールに分割することにより、以上で説明された機能の全部又は一部を完了することができる。また、上記実施例に係る装置は、方法の実施例と同じ構想に属し、その具体的な実現プロセスについては、方法の実施例を参照でき、ここでは繰り返して説明しない。
【0180】
図12に示すように、本願の一実施例に係るコンピュータ機器の構造のブロック図である。当該コンピュータ機器は、端末機器又はサーバであってもよい。当該コンピュータ機器は、上記実施例に係る要素表示方法又は要素選択方法を実施するものである。具体的には、
前記コンピュータ機器1200は、CPU(Central Processing Unit、中央処理ユニット)1201と、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)1202及びROM(Read-Only Memory、リードオンリーメモリ)1203を含むシステムメモリ1204と、システムメモリ1204及び中央処理ユニット1201を接続するシステムバス1205とを含む。前記コンピュータ機器1200は、コンピュータ内の各素子間で情報を転送するのを助ける基本I/O(Input/Output、入力/出力)システム1206と、オペレーティングシステム1213、アプリケーション1214、及び他のプログラムモジュール1215を記憶する大容量ストレージ機器1207と、をさらに含む。
【0181】
前記基本入力/出力システム1206は、情報を表示するためのディスプレイ1208と、ユーザが情報を入力するためのマウス、キーボードなどの入力機器1209とを含む。前記ディスプレイ1208及び入力機器1209は、いずれもシステムバス1205に接続された入出力コントローラ1210を介して中央処理ユニット1201に接続される。前記基本入力/出力システム1206は、キーボード、マウス又は電子スタイラスなどの複数の他の機器からの入力を受信して処理するための入出力コントローラ1210をさらに含んでもよい。同様に、入出力コントローラ1210は、ディスプレイ、プリンタ、又は他のタイプの出力機器に出力をさらに提供する。
【0182】
前記大容量ストレージ機器1207は、システムバス1205に接続された大容量ストレージコントローラ(図示せず)を介して中央処理ユニット1201に接続される。前記大容量ストレージ機器1207及びそれに関連するコンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ機器1200に不揮発性ストレージを提供する。すなわち、前記大容量ストレージ機器1207は、ハードディスク又はCD-ROM(Compact Disc Read-Only Memory、コンパクトディスク読み取り専用メモリ)ドライブのようなコンピュータ読み取り可能な媒体(図示せず)を含んでもよい。
【0183】
一般性を失わず、前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体を含んでもよい。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な命令、データ構造、プログラムモジュール又は他のデータなどの情報を記憶するための任意の方法又は技術で実装される揮発性及び不揮発性媒体、取り外し可能及び取り出し不可能な媒体を含む。コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory、電気的消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ)、フラッシュメモリ又は他の固体記憶装置技術、CD-ROM、DVD(Digital Video Disc、デジタル多用途ディスク)又は他の光学式記憶装置、テープカセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶機器又は他の磁気記憶機器を含む。当然のことながら、当業者であれば、前記コンピュータ記憶媒体が上述の種類に限定されないことがわかるであろう。上記システムメモリ1204及び大容量ストレージ機器1207を総称してメモリと呼ぶことがある。
【0184】
本願の様々な実施例によれば、前記コンピュータ機器1200は、さらに、インターネットなどのネットワークを介してネットワーク上のリモートコンピュータに接続されて実行することができる。即ち、コンピュータ機器1200は、システムバス1205に接続されたネットワークインターフェースユニット1211を介してネットワーク1212に接続されてもよく、又は、ネットワークインターフェースユニット1211を用いて他のタイプのネットワーク又はリモートコンピュータシステム(図示せず)に接続されてもよい。
【0185】
いくつかの実施例において、コンピュータ機器が端末機器である場合、前記端末機器は、プロセッサと、メモリとを含み、前記メモリには、コンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによりロードされて実行されることにより、上記要素表示方法を実現する。
【0186】
いくつかの実施例において、コンピュータ機器が端末機器又はサーバである場合、前記端末機器又はサーバは、プロセッサと、メモリとを含み、前記メモリには、コンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによりロードされて実行されることにより、上記要素選択方法を実現する。
【0187】
例示的な実施例において、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記要素表示方法を実現する。
【0188】
例示的な実施例において、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記要素選択方法を実現する。
【0189】
好ましくは、当該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ROM(Read-Only Memory、リードオンリーメモリ)、RAM(Random-Access Memory、ランダムアクセスメモリ)、SSD(Solid State Drives、ソリッドステートドライブ)、又は光ディスクなどを含んでよい。ランダムアクセスメモリは、ReRAM(Resistance Random Access Memory、抵抗ランダムアクセスメモリ)及びDRAM(Dynamic Random Access Memory、ダイナミックランダムアクセスメモリ)を含んでもよい。
【0190】
例示的な実施例において、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、当該コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムを含み、当該コンピュータプログラムがコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されている。コンピュータ機器のプロセッサは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体から当該コンピュータプログラムを読み取り、プロセッサは、当該コンピュータプログラムを実行することにより、当該コンピュータ機器に上記要素表示方法を実行させる。
【0191】
例示的な実施例において、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、当該コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムを含み、当該コンピュータプログラムがコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されている。コンピュータ機器のプロセッサは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体から当該コンピュータプログラムを読み取り、プロセッサは、当該コンピュータプログラムを実行することにより、当該コンピュータ機器に上記要素選択方法を実行させる。
【0192】
理解されるように、本明細書で言及された「複数」は、2つ又は2つ以上を指す。「及び/又は」は、相関オブジェクトの相関関係を説明するためのものであり、3つの関係が存在してもよいことを示し、例えば、「A及び/又はB」は、「Aが独立して存在する」、「AとBが同時に存在する」、「Bが独立して存在する」の3つの状況を示してもよい。文字「/」は、一般的に、前後関連オブジェクトが「又は」の関係であることを示す。
【0193】
以上は、本願の例示的な実施例にすぎず、本願を限定するものではなく、本願の精神及び原則内で行われるいかなる修正、同等置換及び改善などは、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。
【国際調査報告】