(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-24
(54)【発明の名称】ビデオ再生方法、装置、端末及びプログラム
(51)【国際特許分類】
H04N 21/431 20110101AFI20240717BHJP
A63F 13/497 20140101ALI20240717BHJP
A63F 13/86 20140101ALI20240717BHJP
A63F 13/822 20140101ALI20240717BHJP
H04N 21/488 20110101ALI20240717BHJP
G06F 3/0481 20220101ALI20240717BHJP
G06F 3/14 20060101ALI20240717BHJP
【FI】
H04N21/431
A63F13/497
A63F13/86
A63F13/822
H04N21/488
G06F3/0481
G06F3/14 350A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023572070
(86)(22)【出願日】2022-09-19
(85)【翻訳文提出日】2023-12-25
(86)【国際出願番号】 CN2022119695
(87)【国際公開番号】W WO2023061159
(87)【国際公開日】2023-04-20
(31)【優先権主張番号】202111204151.5
(32)【優先日】2021-10-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】514187420
【氏名又は名称】テンセント・テクノロジー・(シェンジェン)・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,ジャアルー
(72)【発明者】
【氏名】リアン,フェイリン
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,ジュン
(72)【発明者】
【氏名】リュー,チュアン
(72)【発明者】
【氏名】ツァオ,タオ
(72)【発明者】
【氏名】リー,バイルー
(72)【発明者】
【氏名】チィン,リン
【テーマコード(参考)】
5B069
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5B069AA16
5B069CA01
5B069CA14
5B069DD16
5C164FA22
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5C164UB88P
5C164UB93P
5C164UD11P
5C164UD41S
5C164YA11
5C164YA21
5E555AA25
5E555AA76
5E555BA06
5E555BA20
5E555BB06
5E555BB20
5E555BD09
5E555CA12
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5E555DB03
5E555DB57
5E555DC13
5E555DC59
5E555FA00
(57)【要約】
ビデオ再生方法、装置、端末、記憶媒体及びプログラム製品であって、ヒューマン・コンピュータインタラクション技術分野に関する。前記方法は、バトル外シーンインターフェースに第1ビデオのビデオ再生リソースが存在する場合、バトル外シーンインターフェースに、ウィンドウ化再生コントロールを表示するステップであって、バトル外シーンインターフェースは、バトルの以外のシーンインターフェースであるステップ(101)と、バトル外シーンインターフェースにおけるウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、バトル外シーンインターフェースの上位層にビデオ再生ウィンドウを表示するステップであって、第1ビデオは、ビデオ再生ウィンドウで再生されるステップ(102)と、バトル外シーンインターフェースからバトルインターフェースに切り替えられた場合、ビデオ再生ウィンドウを閉じるステップ(103)と、を含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末が実行する、ビデオ再生方法であって、
バトル外シーンインターフェースに第1ビデオのビデオ再生リソースが存在する場合、前記バトル外シーンインターフェースに、ウィンドウ化再生コントロールを表示するステップであって、前記バトル外シーンインターフェースは、バトルの以外のシーンインターフェースである、ステップと、
前記バトル外シーンインターフェースにおける前記ウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、前記バトル外シーンインターフェースの上位層にビデオ再生ウィンドウを表示するステップであって、前記第1ビデオは、前記ビデオ再生ウィンドウで再生される、ステップと、
前記バトル外シーンインターフェースからバトルインターフェースに切り替えられた場合、前記ビデオ再生ウィンドウを閉じるステップと、を含む、ビデオ再生方法。
【請求項2】
前記バトル外シーンインターフェースからバトルインターフェースに切り替えられた場合、前記ビデオ再生ウィンドウを閉じる前記ステップは、
バトル命令を受信した場合、バトル参加インターフェースを表示し、前記ビデオ再生ウィンドウを閉じるステップを含む、
請求項1に記載のビデオ再生方法。
【請求項3】
前記ビデオ再生方法は、
バトル命令を受信した場合、前記ビデオ再生ウィンドウにおける前記第1ビデオの再生進行状況を取得するステップをさらに含み、
前記ビデオ再生ウィンドウを閉じた後、前記ビデオ再生方法は、
バトル終了命令を受信した場合、前記ビデオ再生ウィンドウを開き、前記ビデオ再生ウィンドウで、前記再生進行状況に基づいて前記第1ビデオを再生するステップをさらに含む、
請求項2に記載のビデオ再生方法。
【請求項4】
前記バトル外シーンインターフェースからバトルインターフェースに切り替えられた場合、前記ビデオ再生ウィンドウを閉じる前記ステップは、
観戦命令を受信した場合、バトル観察インターフェースを表示し、前記ビデオ再生ウィンドウを閉じるステップを含む、
請求項1に記載のビデオ再生方法。
【請求項5】
前記ビデオ再生方法は、
観戦命令を受信した場合、前記ビデオ再生ウィンドウにおける前記第1ビデオの再生進行状況を取得するステップをさらに含み、
前記ビデオ再生ウィンドウを閉じた後、前記ビデオ再生方法は、
観戦終了命令を受信した場合、前記ビデオ再生ウィンドウを開き、前記ビデオ再生ウィンドウで、前記再生進行状況に基づいて前記第1ビデオを再生するステップをさらに含む、
請求項4に記載のビデオ再生方法。
【請求項6】
前記バトル外シーンインターフェースにおける前記ウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、前記バトル外シーンインターフェースの上位層にビデオ再生ウィンドウを表示する前記ステップは、
前記バトル外シーンインターフェースにおける前記ウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、ビデオ呼び出しインターフェースを介して、前記第1ビデオに対応する第1ビデオストリーム及び第1ビデオ関連情報を取得するステップと、
前記第1ビデオストリーム及び前記第1ビデオ関連情報に基づいて、前記ビデオ再生ウィンドウで前記第1ビデオを再生するステップと、を含む、
請求項1に記載のビデオ再生方法。
【請求項7】
前記ビデオ再生方法は、
前記ビデオ再生ウィンドウ内のトリガ操作に応答して、ビデオ切り替えコントロールを表示するステップと、
前記ビデオ切り替えコントロールに対するトリガ操作に応答して、前記ビデオ再生ウィンドウで第2ビデオの再生に切り替えるステップと、をさらに含む、
請求項1に記載のビデオ再生方法。
【請求項8】
前記ビデオ切り替えコントロールに対するトリガ操作に応答して、前記ビデオ再生ウィンドウで第2ビデオの再生に切り替える前記ステップは、
前記ビデオ切り替えコントロールに対するトリガ操作に応答して、ビデオ呼び出しインターフェースを介してビデオ切り替え命令を送信するステップであって、前記ビデオ切り替え命令は、前記第2ビデオに対応する第2ビデオストリーム及び第2ビデオ関連情報を取得するために使用される、ステップと、
前記ビデオ呼び出しインターフェースを介して、前記第2ビデオストリーム及び前記第2ビデオ関連情報を取得するステップと、
前記第2ビデオストリーム及び前記第2ビデオ関連情報に基づいて、前記ビデオ再生ウィンドウで前記第2ビデオを再生するステップと、を含む、
請求項7に記載のビデオ再生方法。
【請求項9】
前記バトル外シーンインターフェースにおける前記ウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、前記バトル外シーンインターフェースの上位層にビデオ再生ウィンドウを表示する前記ステップは、
前記バトル外シーンインターフェースにおける前記ウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、前記ビデオ再生ウィンドウの第1ウィンドウサイズ及び第1ウィンドウ位置を決定するステップであって、異なる表示スクリーンサイズは、異なる第1ウィンドウサイズに対応し、前記第1ウィンドウサイズは、前記表示スクリーンサイズより小さい、ステップと、
前記第1ウィンドウサイズ及び前記第1ウィンドウ位置に基づいて、前記バトル外シーンインターフェースの上位層に前記ビデオ再生ウィンドウを表示するステップと、を含む、
請求項1に記載のビデオ再生方法。
【請求項10】
前記第1ウィンドウサイズ及び前記第1ウィンドウ位置に基づいて、前記バトル外シーンインターフェースの上位層に前記ビデオ再生ウィンドウを表示した後、前記ビデオ再生方法は、
前記ビデオ再生ウィンドウに対するジェスチャ操作に応答して、前記ジェスチャ操作に基づいて、ウィンドウスケーリング比率を決定するステップと、
前記第1ウィンドウサイズ及び前記ウィンドウスケーリング比率に基づいて、第2ウィンドウサイズを決定するステップと、
前記第2ウィンドウサイズ及び前記第1ウィンドウ位置に基づいて、前記バトル外シーンインターフェースの上位層に前記ビデオ再生ウィンドウを表示するステップと、をさらに含む、
請求項9に記載のビデオ再生方法。
【請求項11】
前記ビデオ再生ウィンドウには、前記第1ビデオに対応する少なくとも1つの機能コントロールが表示され、
前記第1ウィンドウサイズ及び前記ウィンドウスケーリング比率に基づいて、前記第2ウィンドウサイズを決定した後、前記ビデオ再生方法は、
前記第2ウィンドウサイズに基づいて、各前記機能コントロールのコントロールサイズを決定するステップであって、前記コントロールサイズは、前記第2ウィンドウサイズと正の相関関係を持つステップをさらに含み、
前記第2ウィンドウサイズ及び前記第1ウィンドウ位置に基づいて、前記バトル外シーンインターフェースの上位層に前記ビデオ再生ウィンドウを表示した後、前記ビデオ再生方法は、
前記ビデオ再生ウィンドウ内のトリガ操作に応答して、前記コントロールサイズに基づいて、前記ビデオ再生ウィンドウに、各前記機能コントロールを表示するステップをさらに含む、
請求項10に記載のビデオ再生方法。
【請求項12】
前記第1ウィンドウサイズ及び前記第1ウィンドウ位置に基づいて、前記バトル外シーンインターフェースの上位層に前記ビデオ再生ウィンドウを表示した後、前記ビデオ再生方法は、
前記ビデオ再生ウィンドウに対するドラッグ操作に応答して、前記ドラッグ操作に基づいて、前記ビデオ再生ウィンドウの第2ウィンドウ位置を決定するステップと、
前記第2ウィンドウ位置及び前記第1ウィンドウサイズに基づいて、前記バトル外シーンインターフェースの上位層に前記ビデオ再生ウィンドウを表示するステップと、をさらに含む、
請求項9に記載のビデオ再生方法。
【請求項13】
前記ビデオ再生ウィンドウに対するドラッグ操作に応答して、前記ドラッグ操作に基づいて、前記ビデオ再生ウィンドウの第2ウィンドウ位置を決定する前記ステップは、
前記ビデオ再生ウィンドウに対するドラッグ操作に応答して、前記ドラッグ操作停止時の前記ビデオ再生ウィンドウの中心位置座標を決定するステップであって、前記ビデオ再生ウィンドウは、前記ドラッグ操作に応じて移動する、ステップと、
前記中心位置座標が位置する表示領域に基づいて、前記ビデオ再生ウィンドウに対応する前記第2ウィンドウ位置を決定するステップであって、前記第2ウィンドウ位置は、前記表示領域に対応するスクリーンコーナー位置に位置する、ステップと、を含む、
請求項12に記載のビデオ再生方法。
【請求項14】
前記バトル外シーンインターフェース内の前記ウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、前記バトル外シーンインターフェースの上位層に前記ビデオ再生ウィンドウを表示した後、前記ビデオ再生方法は、
ターゲットアプリケーションがフォアグラウンド実行状態からバックグラウンド実行状態に切り替えられた場合、前記ビデオ再生ウィンドウの表示を停止するステップであって、前記ターゲットアプリケーションは、前記バトル外シーンインターフェースを表示するためのプログラムである、ステップと、
前記ターゲットアプリケーションが前記バックグラウンド実行状態から前記フォアグラウンド実行状態に切り替えられた場合、引き続き前記ビデオ再生ウィンドウを介して前記第1ビデオを再生するステップと、さらに含む、
請求項1に記載のビデオ再生方法。
【請求項15】
ビデオ再生装置であって、
バトル外シーンインターフェースに第1ビデオのビデオ再生リソースが存在する場合、前記バトル外シーンインターフェースに、ウィンドウ化再生コントロールを表示するように構成される第1表示モジュールであって、前記バトル外シーンインターフェースは、対局外のシーンインターフェースである、第1表示モジュールと、
前記バトル外シーンインターフェースにおける前記ウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、前記バトル外シーンインターフェースの上位層にビデオ再生ウィンドウを表示するように構成される第2表示モジュールであって、前記第1ビデオは、前記ビデオ再生ウィンドウで再生される、第2表示モジュールと、
前記バトル外シーンインターフェースからバトルインターフェースに切り替えられた場合、前記ビデオ再生ウィンドウを閉じるように構成される第1制御モジュールと、を備える、ビデオ再生装置。
【請求項16】
プロセッサと、少なくとも1つのプログラムが記憶されたメモリと、を備え、前記少なくとも1つのプログラムは、前記プロセッサによってロード及び実行されることにより、請求項1~14のいずれか一項に記載のビデオ再生方法を実現する、端末。
【請求項17】
コンピュータ可読記憶媒体に記憶されたコンピュータ命令を含み、プロセッサは、前記コンピュータ可読記憶媒体から前記コンピュータ命令を読み取って実行することにより、請求項1~14のいずれか一項に記載のビデオ再生方法を実現する、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願への相互参照)
本願は、2021年10月15日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号が202111204151.5であり、発明の名称が「ビデオ再生方法、装置、端末、記憶媒体及びプログラム製品」である中国特許出願の優先権を主張し、その内容の全てが引用により本願に組み込まれる。
【0002】
本願は、ヒューマン・コンピュータインタラクションの技術分野に関し、特に、ビデオ再生方法、装置、端末及びプログラムに関するものである。
【背景技術】
【0003】
マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA:Multiplayer Online Battle Arena)ゲームでは、バトル外シーンとは、MOBAゲームにおけるバトルのラウンド外のゲーム環境を指し、プレイヤは、バトル外でゲーム知識を学んだり、ヒーロースキンなどの様々な特典を得たり、バトルの準備をしたり、他のプレイヤと連絡して友達になったりすることができ、バトル内とは、バトルゲームがプレイされる関門世界を指し、プレイヤは、その中でヒーロー的な戦い、スキルの解放、ゲーム勝利を目指す。
【0004】
関連技術では、バトル外環境において、ゲーム関連ビデオ用の再生インターフェースがユーザに提供される。ユーザがゲーム関連ビデオを視聴する必要がある場合、ユーザはこの再生インターフェースを介してビデオ再生インターフェースにアクセスし、このゲーム関連ビデオを再生することができる。
【0005】
明らかに、ゲーム中にゲーム関連ビデオを視聴するためには、常にビデオ再生インターフェースに留まる必要があり、他のバトル外シーンインターフェースに切り替えることができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本願は、ビデオ再生方法、装置、端末、記憶媒体及びプログラム製品を提供する。前記技術的解決策は下記の通りである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願の一態様によれば、端末が実行する、ビデオ再生方法を提供し、前記方法は、
バトル外シーンインターフェースに第1ビデオのビデオ再生リソースが存在する場合、前記バトル外シーンインターフェースに、ウィンドウ化再生コントロールを表示するステップであって、前記バトル外シーンインターフェースは、対局外のシーンインターフェースである、ステップと、
前記バトル外シーンインターフェースにおける前記ウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、前記バトル外シーンインターフェースの上位層にビデオ再生ウィンドウを表示するステップであって、前記第1ビデオは、前記ビデオ再生ウィンドウで再生される、ステップと、
前記バトル外シーンインターフェースからバトルインターフェースに切り替えられた場合、前記ビデオ再生ウィンドウを閉じるステップと、を含む。
【0008】
本願の別の態様によれば、ビデオ再生装置を提供し、前記装置は、
バトル外シーンインターフェースに第1ビデオのビデオ再生リソースが存在する場合、前記バトル外シーンインターフェースに、ウィンドウ化再生コントロールを表示するように構成される第1表示モジュールであって、前記バトル外シーンインターフェースは、対局外のシーンインターフェースである、第1表示モジュールと、
前記バトル外シーンインターフェースにおける前記ウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、前記バトル外シーンインターフェースの上位層にビデオ再生ウィンドウを表示するように構成される第2表示モジュールであって、前記第1ビデオは、前記ビデオ再生ウィンドウで再生される、第2表示モジュールと、
前記バトル外シーンインターフェースからバトルインターフェースに切り替えられた場合、前記ビデオ再生ウィンドウを閉じるように構成される第1制御モジュールと、を備える。
【0009】
本願の別の態様によれば、端末を提供し、前記端末は、プロセッサと、少なくとも1つのプログラムが記憶されたメモリと、を備え、前記少なくとも1つのプログラムは、前記プロセッサによってロード及び実行されることにより、上記の態様に記載のビデオ再生方法を実現する。
【0010】
本願の別の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記記憶媒体には、少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットが記憶され、前記1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセット又は命令セットは、プロセッサによってロード及び実行されることにより、上記の態様に記載のビデオ再生方法を実現する。
【0011】
本願の別の態様によれば、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータ命令を含み、前記コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶される。端末のプロセッサは、コンピュータ可読記憶媒体から前記コンピュータ命令を読み取って実行することにより、前記端末に上記の代替実施形態で提供されるビデオ再生方法を実行させる。
【発明の効果】
【0012】
ゲームシーンでは、バトル外シーンインターフェース内のビデオ再生リソースに、ウィンドウ化ビデオ再生機能を提供することにより、ビデオ再生ウィンドウを介して第1ビデオを再生することができ、ユーザがゲーム中にビデオを再生するための実現可能な方法が提供され、常にビデオフルスクリーン再生インターフェースを維持する必要がなくなり、ビデオ再生ウィンドウを介してビデオを再生することにより、ビデオ再生中のバトル外シーンインターフェースにおけるユーザの関連操作への影響を低減することができ、また、バトルインターフェースに入った後、ビデオ再生ウィンドウを閉じることにより、ゲームバトルのプロセスへのビデオ再生の影響を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本願の一例示的な実施例によるビデオ再生方法のフローチャートである。
【
図2】本願の一例示的な実施例によるビデオ再生のプロセスの模式図である。
【
図3】本願の別の例示的な実施例によるビデオ再生方法のフローチャートである。
【
図4】本願の別の例示的な実施例による第1ビデオの表示を示す模式図である。
【
図5】本願の別の例示的な実施例によるビデオ再生のプロセスの模式図である。
【
図6】本願の一例示的な実施例によるビデオ再生ウィンドウのクローズプロセスの模式図である。
【
図7】本願の別の例示的な実施例によるビデオ再生方法のフローチャートである。
【
図8】本願の一例示的な実施例によるビデオ切り替えプロセスの模式図である。
【
図9】本願の別の例示的な実施例によるビデオ再生方法のフローチャートである。
【
図10】本願の一例示的な実施例によるビデオ再生ウィンドウ表示位置の模式図である。
【
図11】本願の一例示的な実施例によるビデオ再生ウィンドウの拡大プロセスの模式図である。
【
図12】本願の一例示的な実施例によるビデオ再生ウィンドウの縮小プロセスの模式図である。
【
図13】本願の一例示的な実施例による機能コントロールに対応するコントロールサイズの更新プロセスの模式図である。
【
図14】本願の別の例示的な実施例によるビデオ再生方法のフローチャートである。
【
図15】本願の一例示的な実施例によるビデオ再生ウィンドウのウィンドウ位置更新プロセスの模式図である。
【
図16】本願の別の例示的な実施例によるビデオ再生ウィンドウのウィンドウ位置更新プロセスの模式図である。
【
図17】本願の一例示的な実施例によるビデオフルスクリーンモードの模式図である。
【
図18】本願の一例示的な実施例によるビデオ再生プロセスに係るビデオ再生モジュールの模式図である。
【
図19】ウィンドウインタラクションモードにおけるウィンドウスケーリングプロセスの模式図である。
【
図20】本願の一例示的な実施例によるビデオ再生装置の構成を示す模式図である。
【
図21】本願の一例示的な実施例による端末の構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本願の目的、技術方案及び利点をより明確に説明するために、以下では、図面を参照して本願の実施形態についてさらに詳細に説明する。
【0015】
最初に、本願の実施例に関する名詞を簡単に紹介する。
【0016】
バトル外(「対局外」、「試合外」とも呼ばれる。):ゲーム内のバトル戦闘ゲーム外の環境である。ユーザは、バトル外でゲーム知識を学んだり、ヒーローのスキンを取得したり、戦闘準備をしたり、他のユーザと接触して友達になったりすることができ、バトル外は、ゲームのサポート及びアシストである。本願の実施例では、バトル外シーンインターフェースは、対局外シーンを展示するためのインターフェースであり、例示的に、バトル外シーンインターフェースは、ヒーロースキンビューイングインターフェース、ゲームビデオ視聴インターフェース、ゲームライブ視聴インターフェース、フレンド通信インターフェース、ラインアップマッチングインターフェースなどであり得る。
【0017】
バトル内(「対局内」、「試合内」とも呼ばれる。):バトル戦闘ゲームがプレイされる関門の世界である。ユーザは、ヒーロー的な戦い、スキルの解放、ゲーム勝利を目指すことなどができ、バトル内ゲームの核心体験である。任意選択的に、本願の実施例では、バトルインターフェースは、バトル参加インターフェースなどのバトルシーンを展示するインターフェースであり、バトルマッチングインターフェース、キャラクタ選択インターフェース(バトルに参加することを選択するためのインターフェース)、バトル展示インターフェース(ユーザがバトルに参加しているプロセスを展示する)、又はバトル観戦インターフェース、ユーザがフレンズや他のユーザがバトルに参加していることを観察するためのインターフェースを含み得る。
【0018】
図1を参照すると、
図1は、本願の一例示的な実施例によるビデオ再生方法のフローチャートである。当該方法の実行主体が端末である場合を例として説明すると、当該方法は、以下のステップを含む。
【0019】
ステップ101において、バトル外シーンインターフェースに第1ビデオのビデオ再生リソースが存在する場合、バトル外シーンインターフェースに、ウィンドウ化再生コントロールを表示し、バトル外シーンインターフェースは、対局外のシーンインターフェースである。
【0020】
ゲーム中に、ユーザは、バトルに参加するほか、さらに、バトル外でゲーム知識を学んだり、ヒーロースキンを取得したり、戦闘準備をしたり、他のユーザと接触して友達になったりすることができ、バトル外では、例えば、ゲームライブ、バトルラインアップ推薦ビデオ、ヒーロースキン展示ビデオなどのゲームに関連するビデオリソースがさらに提供され、ユーザがゲーム内で上記のゲーム関連ビデオを視聴する必要がある場合、ビデオ再生が完了するまで、フルスクリーンのビデオ再生インターフェースに常に保持する必要があり、ビデオ再生中に他のゲーム関連操作を実行できないため、ゲーム中のビデオ再生の時間コストが高くなる。
【0021】
ゲーム中のビデオ再生の使いやすさ及び視聴効率を向上させるために、本願の実施例は、ゲーム中にビデオ再生ウィンドウを使用してゲームビデオを再生する機能を提供する。前記ビデオ再生ウィンドウは、ビデオ再生中に、ゲーム自体のバトル外シーンインターフェースの表示に影響を与えないため、ユーザは、ゲーム関連ビデオを視聴しながら、バトル外シーンインターフェースで、ゲーム関連操作を実行することができ、異なるバトル外シーンインターフェースが切り替えられた場合にも、ビデオ再生ウィンドウで再生されるビデオは影響を受けない。
【0022】
ゲーム中に、オンラインビデオ、ローカルビデオなどの様々なタイプのビデオに関わるため、バトル外シーンインターフェースで異なるタイプのビデオを視聴するユーザのニーズを満たすために、一可能な実施形態では、異なるタイプのビデオ再生リソースに、ウィンドウ化再生コントロールが提供される。前記ウィンドウ化再生コントロールは、ビデオ再生ウィンドウを使用して前記ビデオを再生することをトリガするために使用される。つまり、端末がバトル外シーンインターフェースに第1ビデオのビデオ再生リソースが存在することを検出すると、バトル外シーンインターフェースには、ウィンドウ化再生コントロールが表示され、これにより、ユーザは、前記ウィンドウ化再生コントロールによってビデオのウィンドウ化再生機能をトリガすることができる。
【0023】
例示的に、MOBAゲームを例にとると、ビデオ再生リソースのバトル外シーンインターフェースは、ゲーム中の準備センターインターフェースであり得、これに対応して、第1ビデオは、ラインアップ推薦ビデオであり得、バトル外シーンインターフェースは、イベントTVインターフェースであり得、これに対応して、第1ビデオは、各種イベントライブビデオであり得る。バトル外シーンインターフェースは、マイクロコミュニティインターフェースでもあり得、これに対応して、第1ビデオは、各種ヒーローのプレイ攻略ビデオなどであり得る。バトル外シーンインターフェースは、ショートビデオインターフェースでもあり得、これに対応して、第1ビデオは、異なるゲームストリーマーのプレイ教習ビデオなどであり得る。本願の実施例は、バトル外シーンインターフェース及びバトル外シーンインターフェースに表示される具体的なビデオを限定しない。
【0024】
任意選択的に、ウィンドウ化再生コントロールの表示位置は、第1ビデオに関連し、つまり、ユーザがウィンドウ化再生コントロールをタップした後、端末は、ビデオ再生ウィンドウで前記第1ビデオを再生するために使用されることを明確にすることができる。例示的に、ウィンドウ化再生コントロールは、第1ビデオの右下隅、左上隅、左下隅、右上隅などの位置に表示することができ、本願の実施例は、ウィンドウ化再生コントロールの表示位置を限定しない。
【0025】
図2に示すように、
図2は、本願の一例示的な実施例によるビデオ再生のプロセスの模式図である。バトル外シーンインターフェースが仮想キャラクタ推薦インターフェースである場合を例にとると、バトル外シーンインターフェース201には、第1ビデオ202のビデオ再生リソースが存在し、前記第1ビデオ202の右下隅には、ウィンドウ化再生コントロール203が表示される。任意選択的に、第1ビデオ202の左下隅には、フルスクリーンコントロール206が表示され、前記フルスクリーンコントロール206は、第1ビデオ202のフルスクリーン表示をトリガするために使用される。
【0026】
ステップ102において、バトル外シーンインターフェースにおけるウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、バトル外シーンインターフェースの上位層にビデオ再生ウィンドウを表示し、第1ビデオは、ビデオ再生ウィンドウで再生される。
【0027】
一可能な実施形態では、ユーザがビデオ再生ウィンドウを介して第1ビデオを再生する必要がある場合、ウィンドウ化再生コントロールをタップすることができ、これに対応して、端末は、バトル外シーンインターフェースにおけるウィンドウ化再生コントロールのトリガ操作を受信し、バトル外シーンインターフェースの上位層にビデオ再生ウィンドウを表示し、ビデオ再生ウィンドウで第1ビデオを再生する。
【0028】
図2に示すように、ユーザがビデオ再生ウィンドウを使用して第1ビデオ202を再生する必要がある場合、第1ビデオ202に対応するウィンドウ化再生コントロール203をタップすることができ、これに対応して、端末は、前記ウィンドウ化再生コントロール203に対するトリガ操作を受信し、バトル外シーンインターフェース201の左下隅にビデオ再生ウィンドウ204を表示し、前記ビデオ再生ウィンドウ204には第1ビデオ202が表示される。
【0029】
任意選択的に、ビデオ再生ウィンドウで第1ビデオを再生するとき、バトル外シーンインターフェースに表示される第1ビデオのビデオ再生リソースを閉じることができる。
【0030】
任意選択的に、ビデオ再生ウィンドウで第1ビデオを再生するとき、ユーザは、異なるバトル外シーンインターフェースを切り替えることができ、バトル外シーンインターフェースの切り替えプロセスでは、ビデオ再生ウィンドウは、異なるバトル外シーンインターフェース上位層に表示され、第1ビデオを再生することができ、これにより、ユーザは、第1ビデオを視聴しながら、他のバトル外シーンインターフェースでゲーム関連操作、例えば、連絡や友達作り、ラインアップマッチング、他のゲーム関連情報のビューイングなどを実行することもできる。
【0031】
任意選択的に、ビデオ再生ウィンドウがバトル外シーンインターフェースをブロックして、ユーザ操作に影響を与えることを避けるために、ビデオ再生ウィンドウは、バトル外シーンインターフェースのインターフェースのコーナーに表示されてもよいし、端末表示スクリーンのスクリーンのコーナー、例えば、端末表示スクリーンの左上隅、右上隅、右下隅、左下隅などの表示されてもよい。本願の実施例は、ビデオ再生ウィンドウの表示位置を限定しない。
【0032】
任意選択的に、ビデオ再生ウィンドウの採用は、本質的にユーザがビデオを視聴しながら、他のバトル外操作を実行できるようにするためであり、したがって、バトル外シーンインターフェースを完全にブロックしないように、ビデオ再生ウィンドウの表示サイズは、端末表示スクリーンのスクリーン表示サイズより小さくすべきである。
【0033】
なお、本願の実施例にビデオ再生ウィンドウを表示することは、端末システムが提供するビデオウィンドウ化機能に依存するものではなく、ターゲットアプリケーション(バトル外シーンインターフェースが属するアプリケーション)によって提供されるものであるため、従来のビデオウィンドウと比較して、本願の実施例で提供されるビデオ再生ウィンドウは、以下の実施例で説明するように、より多くの付加的機能、例えば、ビデオ切り替え、音量制御、ビデオ関連情報表示、ビデオのお気に入りなどを提供することができる。
【0034】
一可能な実施形態では、ターゲットアプリケーションは、FFmpegライブラリを呼び出すことにより、第1ビデオを復号化し、復号化して得た画像フレームを更新し、ゲームエンジン(例えば、Unityエンジン)の画像表示コンポーネント(例えば、RawImageコンポーネント)に表示することにより、ビデオ再生ウィンドウ(画像表示コンポーネントにバインドされる)のビデオ再生機能を実現する。また、ゲームエンジンを呼び出すことで表示されるビデオは、ゲームGUIの階層管理システムに自然に組み込まれ得るため、追加のスクリーン合わせが不要となり、開発効率が向上する。
【0035】
ステップ103において、バトル外シーンインターフェースからバトルインターフェースに切り替えられた場合、ビデオ再生ウィンドウを閉じる。
【0036】
ビデオ再生ウィンドウを採用してビデオを再生することは、ユーザがバトル外シーンでビデオを視聴する効率を向上させるためであるため、ゲームバトル(ゲームメインプロセス)へのビデオ再生ウィンドウの影響を回避するために、一可能な実施形態では、バトルインターフェースに入るとき、即ち、バトル外シーンインターフェースからバトルインターフェースに切り替えられるとき、端末は、ビデオ再生ウィンドウを閉じ、前記ビデオ再生ウィンドウを介して第1ビデオを再生することを停止する。
【0037】
図2に示すように、バトル外シーンインターフェース201からバトルインターフェース205に切り替えられた後、端末は、バトルインターフェース205にビデオ再生ウィンドウ204を表示しない。
【0038】
なお、本願の実施例におけるビデオ再生ウィンドウは、端末システム自体に搭載されたビデオ再生ウィンドウを呼び出すのではなく、ゲーム自体に備えられたビデオ再生コンポーネントであるため、本願の実施例におけるビデオ再生ウィンドウは、ゲームバトルプロセスに入ったときに自動的に閉じられ、これにより、ゲームメインプロセスへの影響を回避することができる。
【0039】
上記に記載されたように、本願の実施例では、バトル外シーンインターフェース内のビデオ再生リソースに、ウィンドウ化ビデオ再生機能を提供することにより、ビデオ再生ウィンドウを介して第1ビデオを再生することができ、ユーザがゲーム中にビデオを再生するための実行可能な方式が提供され、常にビデオフルスクリーン再生インターフェースを維持する必要がない。また、ビデオ再生ウィンドウを介してビデオを再生することにより、ビデオ再生中のバトル外シーンインターフェースにおけるユーザの関連操作への影響を低減することができ、また、バトルインターフェースに入った後、ビデオ再生ウィンドウを閉じ、同時に、ゲームバトルプロセスへのビデオ再生の影響を回避することができる。
【0040】
ゲームメインプロセス(バトルプロセス)へのビデオ再生ウィンドウプロセスの影響を回避するために、端末は、ビデオ再生ウィンドウに対して階層的制御を行い、クローズルールを設定する。つまり、バトルアクセス命令を受信した場合、即ち、ビデオ再生ウィンドウを予め閉じることで、ゲームバトルプロセスが変化しないようにする。
【0041】
一例示的な例では、
図3に示すように、
図3は、本願の別の例示的な実施例によるビデオ再生方法のフローチャートである。当該方法の実行主体が端末である場合を例として説明すると、当該方法は、以下のステップを含む。
【0042】
ステップ301において、バトル外シーンインターフェースに第1ビデオのビデオ再生リソースが存在する場合、バトル外シーンインターフェースに、ウィンドウ化再生コントロールを表示し、バトル外シーンインターフェースは、対局外のシーンインターフェースである。
【0043】
ステップ301の実施形態はステップ101を参照でき、本実施例では繰り返して説明しない。
【0044】
ステップ302において、バトル外シーンインターフェースにおけるウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、ビデオ呼び出しインターフェースを介して、第1ビデオに対応する第1ビデオストリーム及び第1ビデオ関連情報を受信する。
【0045】
本願の実施例におけるビデオ再生ウィンドウと、端末システム自体に搭載された小ウィンドウ化再生ウィンドウ(ピクチャインピクチャ)との相違点は次の通りである。即ち、ビデオ再生ウィンドウは、ゲームアプリケーション自体のビデオ再生コンポーネントであり、ゲームアプリケーションからゲーム関連ビデオを取得する機能を有し、開発者は、ビデオ再生コンポーネントにカスタマイズ機能(開発者は端末システム自体に搭載された小ウィンドウ化再生ウィンドウをカスタマイズできないため、端末システムが提供する小ウィンドウ化再生機能によって異なるアプリケーションが達成する再生効果は完全に一致する)を追加することができる。
【0046】
一可能な実施形態では、端末がバトル外シーンインターフェースにウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作を受信すると、ビデオ再生ウィンドウに対応するビデオ呼び出しインターフェースを介して、第1ビデオに対応する第1ビデオストリームを取得し、第1ビデオに対応する第1ビデオ関連情報を取得することができ、これにより、ビデオ再生ウィンドウで第1ビデオを再生し、ビデオ再生ウィンドウに第1ビデオに関連する情報を表示することができる。
【0047】
任意選択的に、ビデオ関連情報を表示することは、開発者がビデオ再生コンポーネントに追加したカスタマイズ機能であり得、ビデオ関連情報表示機能が追加されていない場合、ビデオ再生ウィンドウは、第1ビデオに対応する第1ビデオストリームのみを取得することができる。
【0048】
任意選択的に、第1ビデオ関連情報は、第1ビデオに対応するビデオタイトル、ビデオ作者、ビデオ作者に対応するアバターなどであり得、本願の実施例は、第1ビデオ関連情報を限定しない。
【0049】
任意選択的に、第1ビデオがゲームアプリケーションのローカルビデオである場合、前記ビデオ呼び出しインターフェースを介して、ローカルゲームビデオデータベースから第1ビデオに対応する第1ビデオストリーム、及び第1ビデオ関連情報を取得し、第1ビデオがライブビデオなどのオンラインビデオである場合、ゲームアプリケーションのバックグラウンドサーバは、ゲームライブプラットフォームから第1ビデオストリームをプル(pull)して、端末にフィードバックし、これに対応して、端末は、ビデオ呼び出しインターフェースを介して、前記第1ビデオストリーム及び第1ビデオ関連情報を受信する。
【0050】
ステップ303において、第1ビデオストリーム及び第1ビデオ関連情報に基づいて、ビデオ再生ウィンドウで第1ビデオを再生する。
【0051】
一可能な実施形態では、端末は、第1ビデオストリームに基づいてビデオ再生ウィンドウで第1ビデオを再生し、ビデオ再生ウィンドウに第1ビデオの第1ビデオ関連情報を表示する。
【0052】
任意選択的に、ビデオ再生ウィンドウで第1ビデオを再生するプロセスにおいて、デフォルトで第1ビデオ関連情報を表示しなくてもよいし、ユーザが第1ビデオの第1ビデオ関連情報をビューイングする必要がある場合、ビデオ再生ウィンドウ内の第1ビデオをタップすることができ、したがって、端末は、ビデオ再生ウィンドウ内の第1ビデオに対するトリガ操作を受信し、ビデオ再生ウィンドウに前記第1ビデオ関連情報を表示する。
【0053】
図4に示すように、
図4は、本願の別の例示的な実施例による第1ビデオの表示を示す模式図である。バトル外シーンインターフェース401には、ビデオ再生ウィンドウ402が表示され、前記ビデオ再生ウィンドウ402には、第1ビデオに加えて、ビデオに関連するビデオ関連情報403が表示されている。
【0054】
図5に示すように、
図5は、本願の別の例示的な実施例によるビデオ再生のプロセスの模式図である。ビデオライブを例にとると、第1バトル外シーンインターフェース501に、ライブビデオに関連するビデオリソースが存在し、前記ビデオリソースの右下隅にウィンドウ化再生コントロール502が表示されている場合、ユーザは、ウィンドウ化再生コントロール502をタップして、第2バトル外シーンインターフェース504に戻ると同時に、第2バトル外シーンインターフェース504にビデオ再生ウィンドウ505を表示することができ、ビデオ再生ウィンドウ505にはライブビデオが表示される。任意選択的に、前記ライブビデオには、小ウィンドウ観戦コントロール503がさらに提供され、ユーザは、小ウィンドウ観戦コントロール503をタップすることで、同様に第2バトル外シーンインターフェース504に戻り、ビデオ再生ウィンドウ505を表示することもできる。
【0055】
ステップ304において、バトル命令を受信した場合、バトル参加インターフェースを表示し、ビデオ再生ウィンドウを閉じる。
【0056】
任意選択的に、ゲーム中に、バトルインターフェースは、少なくともバトル参加インターフェースとバトル観戦インターフェースとを含み、ここで、バトル参加インターフェースは、ユーザが仮想オブジェクトのバトル参加を制御するプロセスに関連するインターフェースであり、バトル観戦インターフェースは、ユーザが、他のユーザがバトルに参加するのを視聴するプロセスに関連するインターフェースである。
【0057】
一可能な実施形態では、端末がバトル命令を受信した後、まもなくバトル参加インターフェースに入ることを示し、したがって、バトルメインプロセスへのビデオ再生ウィンドウの影響を回避するために、ビデオ再生ウィンドウを適時に閉じる必要がある。
【0058】
任意選択的に、MOBAゲームを例にとると、バトル命令は、バトルマッチングが完了した後、サーバから端末に送信されたバトルマッチング完了指示であり得る。例示的に、5v5バトルモードでは、マッチングページに入り、マッチングが完了した後、ビデオ再生ウィンドウは自動的に閉じられる。バトル命令は、仮想キャラクタ選択操作でもあり得、ユーザがバトルに参加する仮想キャラクタを選択する必要があることを示し、これに対応して、端末はバトル命令を受信する。例示的に、1v1バトルモードでは、バトルに参加する仮想キャラクタを直接選択する場合、ビデオ再生ウィンドウは自動的に閉じられる。
【0059】
図6に示すように、
図6は、本願の一例示的な実施例によるビデオ再生ウィンドウのクローズプロセスの模式図である。バトル外シーンインターフェース601がバトルマッチングインターフェースである場合を例にとると、前記バトルマッチングインターフェースは、マッチング完了前のインターフェースである。この場合、前記バトル外シーンインターフェース601には、ビデオ再生ウィンドウ602が表示され、これにより、ユーザは、マッチング中にゲーム関連ビデオを視聴できるため、時間利用率が向上する。マッチングが成功した後、まもなくバトルに入ることを示し、バトル外シーンインターフェース601をバトルローディングインターフェース603に切り替え、同時に、ビデオ再生ウィンドウ602を閉じる。
【0060】
ステップ305において、バトル命令を受信した場合、ビデオ再生ウィンドウにおける第1ビデオの再生進行状況を取得する。
【0061】
ユーザは、バトルマッチングの成功を待つとき、ビデオ再生ウィンドウを介して興味のある第1ビデオを再生することができ、マッチングが成功した後、ビデオ再生ウィンドウは直ちに閉じられ、この場合、マッチング成功しても、ユーザの興味のある第1ビデオの再生が完了しない可能性がある。したがって、ユーザがバトル終了後も第1ビデオを継続して視聴できるようにし、第1ビデオを再検索して、第1ビデオの再生進行状況を調整することを回避するために、一可能な実施形態では、端末がバトル命令を受信した後、ビデオ再生ウィンドウにおける第1ビデオの再生進行状況を取得することもでき、これにより、バトル終了後に第1ビデオの再生プロセスを再開することができる。
【0062】
例示的に、端末がバトル命令を受信した後、第1ビデオが1分30秒の時点まで再生されている場合、再生進行状況は00:01:30である。
【0063】
なお、端末がバトル命令を受信した後、第1ビデオの再生進行状況を記録するステップは、ビデオ再生ウィンドウを閉じるステップと同時に実行されてもよい。
【0064】
ステップ306において、バトル終了命令を受信した場合、ビデオ再生ウィンドウを開き、ビデオ再生ウィンドウで、再生進行状況に基づいて第1ビデオを再生する。
【0065】
ユーザが第1ビデオを継続して視聴する効率を向上させるために、一可能な実施形態では、端末がバトル終了命令を受信すると、ビデオ再生ウィンドウを開き、第1ビデオ再生ウィンドウで第1ビデオを再び再生して、ユーザが第1ビデオに対応するビデオ再生リソースが存在するバトル外シーンインターフェースに切り替える必要がある状況を回避する。ここで、前記バトル終了命令は、バトルの終了時にサーバによってトリガされてもよいし、バトル中にユーザによって手動でトリガ(即ち、途中でバトルを終了する)されてもよいし、本願の実施例は、これを限定しない。
【0066】
任意選択的に、バトルに入る前に、端末が第1ビデオの再生進行状況を既に記録しているため、ユーザがビデオ再生ウィンドウでビデオ再生進行をさらに調整する必要があること、又は、第1ビデオにビデオクリップの一部を繰り返して視聴する必要があることを回避するために、一可能な実施形態では、ビデオ再生ウィンドウで第1ビデオのビデオ再生進行状況を再開する。
【0067】
ステップ307において、観戦命令を受信した場合、バトル観察インターフェースを表示し、ビデオ再生ウィンドウを閉じる。
【0068】
任意選択的に、バトルインターフェースは、バトル観察インターフェースでもあり得、バトル観察インターフェースとは、他のユーザがバトルするのを視聴するためのインターフェースを指す。
【0069】
一可能な実施形態では、ユーザがフレンドのバトルプロセスを視聴する必要がある場合、観戦コントロールをタップすることができ、これに対応して、端末は、観戦命令を受信した後、バトル観察インターフェースに入ると同時に、ビデオ再生ウィンドウも閉じる。
【0070】
ステップ308において、観戦命令を受信した場合、ビデオ再生ウィンドウにおける第1ビデオの再生進行状況を取得する。
【0071】
ユーザが観戦終了後に第1ビデオを継続して視聴できるようにし、第1ビデオを再検索して、第1ビデオの再生進行状況を調整する必要があることを回避するために、一可能な実施形態では、端末が観戦命令を受信した後、ビデオ再生ウィンドウにおける第1ビデオの再生進行状況を取得することもでき、これにより、観戦終了後に第1ビデオの再生プロセスを再開することができる。
【0072】
なお、端末が観戦命令を受信した後、第1ビデオの再生進行状況を記録するステップは、ビデオ再生ウィンドウを閉じるステップと同時に実行されてもよい。
【0073】
ステップ309において、観戦終了命令を受信した場合、ビデオ再生ウィンドウを開き、ビデオ再生ウィンドウで、再生進行状況に基づいて第1ビデオを再生する。
【0074】
ユーザが第1ビデオを再び視聴する効率を向上させるために、一可能な実施形態では、端末がバトル終了命令を受信した後、ビデオ再生ウィンドウを開き、第1ビデオ再生ウィンドウで第1ビデオを再び再生して、ユーザが第1ビデオに対応するビデオ再生リソースが存在するバトル外シーンインターフェースに切り替える必要がある状況を回避する。ここで、前記観戦終了命令は、バトルの終了時にサーバによってトリガされてもよいし、バトル中にユーザによって手動でトリガ(即ち、途中で観戦を終了する)されてもよいし、本願の実施例は、これを限定しない。
【0075】
任意選択的に、観戦前に、端末が第1ビデオの再生進行状況を既に記録しているため、ユーザがビデオ再生ウィンドウでビデオ再生進行をさらに調整する必要があること、又は、第1ビデオに部分ビデオクリップの一部を繰り返して視聴する必要があることを回避するために、一可能な実施形態では、ビデオ再生ウィンドウで第1ビデオのビデオ再生進行状況を再開する。
【0076】
本実施例では、ビデオ再生ウィンドウがゲームアプリケーション自体に備えられた再生コンポーネントであるため、前記ビデオ再生ウィンドウは、ゲームアプリケーションからビデオリソースを取得することができ、同時に、ゲームアプリケーション自体に対するビデオ再生ウィンドウの影響を回避するために、ゲームがメインプロセス(バトルプロセス)に入るときに、ビデオ再生ウィンドウを自主的に閉じることができる。
【0077】
また、バトルに入る前に、ビデオの現在の再生進行状況を記録することにより、後続のバトル終了時に、記録された再生進行状況に基づいてバトルに入る前に再生完了できなかったビデオを継続して生成することができるため、バトル終了後に、ビデオを再検索したり、手動で再生進行状況を調整する必要がなくなり、ビデオ再生の利便性を向上させることができる。
【0078】
ビデオ再生ウィンドウがゲームアプリケーション自体に備えられた再生コンポーネントであるため、ビデオ再生ウィンドウは、ゲームアプリケーションからビデオリソースを取得する権限を有し、したがって、一可能な実施形態では、ユーザは、直接ビデオ再生ウィンドウを介して異なるビデオ間の切り替えを行うことができ、それにより、オリジナルバトル外シーンインターフェースに戻って、ビデオリソースを再選択する必要がなくなり、ビデオ切り替え効率を向上させることができる。
【0079】
図7を参照すると、
図7は、本願の別の例示的な実施例によるビデオ再生方法のフローチャートである。当該方法の実行主体が端末である場合を例として説明すると、当該方法は、以下のステップを含む。
【0080】
ステップ701において、バトル外シーンインターフェースに第1ビデオのビデオ再生リソースが存在する場合、バトル外シーンインターフェースに、ウィンドウ化再生コントロールを表示し、バトル外シーンインターフェースは、対局外のシーンインターフェースである。
【0081】
ステップ702において、バトル外シーンインターフェースにおけるウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、ビデオ呼び出しインターフェースを介して、第1ビデオに対応する第1ビデオストリーム及び第1ビデオ関連情報を取得する。
【0082】
ステップ703において、第1ビデオストリーム及び第1ビデオ関連情報に基づいて、ビデオ再生ウィンドウで第1ビデオを再生する。
【0083】
ステップ701~ステップ703の実施形態は、上記の実施例を参照でき、本実施例では繰り返して説明しない。
【0084】
ステップ704において、ビデオ再生ウィンドウ内のトリガ操作に応答して、ビデオ切り替えコントロールを表示する。
【0085】
任意選択的に、ビデオ再生ウィンドウで第1ビデオを再生するプロセスにおいて、ビデオ再生ウィンドウでは、デフォルトで第1ビデオのビデオ画面のみが表示され、機能コントロール又はビデオタイトルなどのビデオ関連情報は表示されない。即ち、ビデオ再生ウィンドウでは、デフォルトでUIは表示されない。
【0086】
一可能な実施形態では、ユーザがビデオを切り替える必要がある場合、ビデオ再生ウィンドウ内のビデオ領域をタップすることができ、これに対応して、端末は、ビデオ再生ウィンドウ内のトリガ操作を受信し、ビデオ再生ウィンドウにビデオ切り替えコントロールを表示する。任意選択的に、端末は、操作焦点の位置を検出することにより、ビデオ再生ウィンドウ内のトリガ操作を受信したか否かを決定することができる。
【0087】
任意選択的に、ビデオ再生ウィンドウ内のトリガ操作は、タップ操作、ダブルタップ操作、スワイプ操作、長押し操作などであり得、本願の実施例は、前記トリガ操作を限定しない。
【0088】
任意選択的に、ビデオ切り替えコントロールは、次のビデオに切り替えるため、又は前のビデオに切り替えるために使用され得る。
【0089】
一可能な実施形態では、第1ビデオ関連情報は、ビデオリストを含み得、ビデオ再生ウィンドウ内のトリガ操作に応答して、端末は、前記ビデオリストに基づいてビデオ切り替えコントロールを表示する。ここで、ビデオリストが、第1ビデオに対応するビデオの前のビデオが存在することを指示する場合、第1ビデオ切り替えコントロール(前のビデオに切り替えるために使用される)をトリガ可能状態に設定し、ビデオリストが、第1ビデオに対応するビデオの前のビデオが存在しないことを指示する場合、第1ビデオ切り替えコントロールをトリガ不可能状態に設定し、ビデオリストが、第1ビデオに対応するビデオの次のビデオが存在することを指示する場合、第2ビデオ切り替えコントロール(次のビデオに切り替えるために使用される)をトリガ可能状態に設定し、ビデオリストが、第1ビデオに対応するビデオの次のビデオが存在しないことを指示する場合、第2ビデオ切り替えコントロールをトリガ不可能状態に設定する。
図8に示すように、
図8は、本願の一例示的な実施例によるビデオ切り替えプロセスの模式図である。バトル外シーンインターフェース801には、ビデオ再生ウィンドウ802が表示され、ビデオ再生ウィンドウ802には、ビデオ切り替えコントロール803が表示され、ユーザがビデオ切り替えコントロール803をタップすると、端末は、ビデオ切り替えコントロール803のトリガ操作を受信して、次のビデオに切り替えることを決定し、したがって、直接ビデオ再生ウィンドウ802でビデオ804の再生に切り替えることができる。
【0090】
任意選択的に、ビデオ再生ウィンドウには、ビデオ切り替えコントロールに加えて、ビデオタイトル、作者情報などの第1ビデオの第1ビデオ関連情報も表示され得、さらに、ウィンドウ化再生終了コントロール、ウィンドウクローズコントロール、一時停止/再生コントロール、再生調整コントロールなども表示され得、本願の実施例は、ビデオ再生ウィンドウに表示される機能コントロールを限定しない。
【0091】
ステップ705において、ビデオ切り替えコントロールに対するトリガ操作に応答して、ビデオ再生ウィンドウで第2ビデオの再生に切り替える。
【0092】
端末システム自体に搭載されたピクチャインピクチャモードとの相違点は、本願の実施例におけるビデオ再生ウィンドウにはビデオ切り替え機能が提供されていることである。一可能な実施形態では、ユーザが次のビデオ又は前のビデオに切り替える必要がある場合、ビデオ再生ウィンドウ内のビデオ切り替えコントロールを直接タップすることができ、これに対応して、端末は、ビデオ切り替えコントロールのトリガ操作を受信し、ビデオ再生ウィンドウで第2ビデオの再生に切り替えることができる。
【0093】
本願におけるビデオ再生ウィンドウは、ゲームアプリケーションからビデオリソースを取得する権限を有し、したがって、ビデオ再生ウィンドウは、ビデオ切り替え命令により切り替えた後のビデオリソースを取得することができ、一例示的な例では、ステップ705は、ステップ705A~ステップ705Cをさらに含み得る。
【0094】
ステップ705Aにおいて、ビデオ切り替えコントロールに対するトリガ操作に応答して、ビデオ呼び出しインターフェースを介してビデオ切り替え命令を送信し、ビデオ切り替え命令は、第2ビデオに対応する第2ビデオストリーム及び第2ビデオ関連情報を取得するために使用される。
【0095】
一可能な実施形態では、端末がビデオ切り替えコントロールに対するトリガ操作を受信すると、切り替え対象のビデオ情報を決定し、さらに、ビデオ呼び出しインターフェースを介してビデオ切り替え命令を送信する。前記ビデオ切り替え命令は、切り替え対象のビデオに対応するビデオリソース、即ち、第2ビデオに対応する第2ビデオストリーム及び第2ビデオ関連情報を取得するために使用される。
【0096】
任意選択的に、オンラインビデオを再生する場合、ターゲットアプリケーションビデオ呼び出しインターフェースを介して、サーバにビデオ切り替え命令を送信し、ローカルビデオを再生する場合、ターゲットアプリケーションビデオ呼び出しインターフェースを介して、ローカルビデオ管理サーバにビデオ切り替え命令を送信する。
【0097】
ステップ705Bにおいて、ビデオ呼び出しインターフェースを介して、第2ビデオストリーム及び第2ビデオ関連情報を取得する。
【0098】
一可能な実施形態では、端末は、取得した第2ビデオストリーム及び第2ビデオ関連情報を、ビデオ呼び出しインターフェースを介して、ビデオ再生ウィンドウに対応する再生コンポーネントに送信することにより、ビデオ再生ウィンドウは、切り替えた後の第2ビデオを直接表示することができる。
【0099】
ステップ705Cにおいて、第2ビデオストリーム及び第2ビデオ関連情報に基づいて、ビデオ再生ウィンドウで第2ビデオを再生する。
【0100】
一可能な実施形態では、第2ビデオストリームに基づいてビデオ再生ウィンドウで第2ビデオを再生し、第2ビデオに対応する第2ビデオ関連情報を表示する。
【0101】
任意選択的に、ビデオ再生ウィンドウが第2ビデオ関連情報を受信していない場合、これに対応して、第2ビデオ関連情報を表示しない。
【0102】
ステップ706において、バトル外シーンインターフェースからバトルインターフェースに切り替えられた場合、ビデオ再生ウィンドウを閉じる。
【0103】
ステップ706の実施形態は、上記の実施例を参照でき、本実施例では繰り返して説明しない。
【0104】
本実施例では、ビデオ再生ウィンドウがゲーム内のビデオリソースを取得する権限を有するため、これに対応して、ビデオ再生ウィンドウにはビデオ切り替えコントロールが設定され、これにより、ユーザは、ビデオ再生ウィンドウを終了して、他のビデオを再選択してビデオ再生ウィンドウで再生する必要がなく、直接ビデオ再生ウィンドウで他のビデオの再生に切り替えることができ、ビデオ切り替えの効率を向上させ、さらに、ゲームにおけるビデオ再生の効率を向上させる。
【0105】
ビデオ再生ウィンドウがバトル外シーンインターフェースをブロックすることを回避するために、端末がビデオ再生ウィンドウを呼び出すとき、ビデオ再生ウィンドウは、デフォルトでスクリーンのコーナー領域に表示され、異なる端末に合わせるために、ビデオ再生ウィンドウのウィンドウサイズは、現在の端末に対応する表示スクリーンサイズによって決定される。
【0106】
図9を参照すると、
図9は、本願の別の例示的な実施例によるビデオ再生方法のフローチャートである。当該方法の実行主体が端末である場合を例として説明すると、当該方法は、以下のステップを含む。
【0107】
ステップ901において、バトル外シーンインターフェースに第1ビデオのビデオ再生リソースが存在する場合、バトル外シーンインターフェースにウィンドウ化再生コントロールを表示し、バトル外シーンインターフェースは、対局外のシーンインターフェースである。
【0108】
ステップ901の実施形態は、上記の実施例を参照でき、本実施例では繰り返して説明しない。
【0109】
ステップ902において、バトル外シーンインターフェースにおけるウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、ビデオ再生ウィンドウの第1ウィンドウサイズ及び第1ウィンドウ位置を決定し、異なる表示スクリーンサイズは、異なる第1ウィンドウサイズに対応し、第1ウィンドウサイズは、表示スクリーンサイズより小さい。
【0110】
一可能な実施形態では、端末がバトル外シーンインターフェース内のウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作を受信すると、ビデオ再生ウィンドウの第1ウィンドウサイズ及び第1ウィンドウ位置を決定することにより、前記ウィンドウサイズ及びウィンドウ位置に基づいてビデオ再生ウィンドウを表示することができる。
【0111】
バトル外シーンインターフェースに対するビデオ再生ウィンドウのブロックを最小限にし、さらに、ビデオ再生中に、バトル外シーンインターフェースにおけるユーザの操作実行に対する影響を低減するために、ビデオ再生ウィンドウの第1ウィンドウサイズは、端末の現在の表示スクリーンサイズに合わせる必要があり、これにより、第1ウィンドウサイズは、表示スクリーンサイズより小さくなる。したがって、端末がバトル外シーンインターフェースをフルスクリーン表示する場合、ビデオ再生ウィンドウは、バトル外シーンインターフェースに対するブロック状況を低減することができる。
【0112】
任意選択的に、ユーザがビデオ再生ウィンドウを呼び出すと、ビデオ再生ウィンドウは、デフォルトで最小ウィンドウサイズを採用することができる。任意選択的に、前記最小ウィンドウサイズは、開発者によって設定され得、異なる端末に合わせるために、異なる表示スクリーンサイズを有する端末に対して異なる第1ウィンドウサイズを設定することができる。任意選択的に、端末は、自体の表示スクリーンサイズに基づいて第1ウィンドウサイズを調整することができる。
【0113】
例示的に、第1ウィンドウサイズは、表示スクリーンサイズの1/8に設定することができる。
【0114】
任意選択的に、バトル外シーンインターフェース内の機能コントロールは、一般的にインターフェースの中央寄りの位置に表示されるため、ビデオ再生ウィンドウがバトル外シーンインターフェース内の機能コントロールをブロックして、バトル外シーンインターフェースにおけるユーザの関連操作の実行に対する影響を回避するために、一可能な実施形態では、デフォルトでビデオ再生ウィンドウを端末表示スクリーンのスクリーンのコーナー領域に表示し、ビデオ再生ウィンドウの第1ウィンドウ位置は、表示スクリーンの左上隅領域、右上隅領域、左下隅領域及び右下隅領域などであり得る。
【0115】
任意選択的に、ビデオ再生ウィンドウ及びバトル外シーンインターフェースは、いずれもターゲットアプリケーションによって表示を制御されるため、ターゲットアプリケーションは、現在のバトル外シーンインターフェース内のメインコントロール位置をインテリジェントに判断し、さらに、メインコントロール位置をブロックしない表示領域にビデオ再生ウィンドウを表示することもできる。
【0116】
ステップ903において、第1ウィンドウサイズ及び第1ウィンドウ位置に基づいて、バトル外シーンインターフェースの上位層にビデオ再生ウィンドウを表示する。
【0117】
一可能な実施形態では、端末がビデオ再生ウィンドウの第1ウィンドウサイズ及び第1ウィンドウ位置を決定した後、バトル外シーンインターフェースの上位層に前記ビデオ再生ウィンドウを表示することができる。例示的に、端末は、第1ウィンドウサイズが300px×600pxであり、第1ウィンドウ位置が表示スクリーンのスクリーンの左下隅であると決定した場合、表示スクリーンのスクリーン左下隅領域に300px×500pxのサイズのビデオ再生ウィンドウを表示し、ビデオ再生ウィンドウで第1ビデオを再生する。
【0118】
図10に示すように、
図10は、本願の一例示的な実施例によるビデオ再生ウィンドウ表示位置の模式図である。端末は、バトル外シーンインターフェース1000の左上隅(端末表示スクリーンの左上隅)にビデオ再生ウィンドウ1001を表示してもよいし、バトル外シーンインターフェース1000の右上隅(端末表示スクリーンの右上隅)にビデオ再生ウィンドウ1002を表示してもよいし、バトル外シーンインターフェース1000の左下隅(端末表示スクリーンの左下隅)にビデオ再生ウィンドウ1003を表示してもよいし、バトル外シーンインターフェース1000の右下隅(端末表示スクリーンの右下隅)にビデオ再生ウィンドウ1004を表示してもよい。
【0119】
ステップ904において、ビデオ再生ウィンドウに対するジェスチャ操作に応答して、ジェスチャ操作に基づいて、ウィンドウスケーリング比率を決定する。
【0120】
ビデオ再生ウィンドウのウィンドウサイズが異なるユーザの視聴ニーズを満たすようにするために、一可能な実施形態では、ユーザがビデオ再生ウィンドウを手動でスケーリングするように許可し、これに対応して、端末は、ビデオ再生ウィンドウに対するジェスチャ操作を受信し、ジェスチャ操作に基づいてウィンドウスケーリング比率を決定し、さらに、ビデオ再生ウィンドウのウィンドウサイズを変更することができる。
【0121】
ここで、ジェスチャ操作は、ダブル接触点ジェスチャ操作であり得、2本の指を離れる操作によりビデオ再生ウィンドウを拡大し、2本の指を近づける操作によりビデオ再生ウィンドウを縮小する。
【0122】
ジェスチャ操作に基づいてウィンドウスケーリング比率を決定するプロセスについて、一可能な実施形態では、ビデオ再生ウィンドウ内で複数点のタッチ信号が検出された場合、端末は、タッチ信号に対応する接触点間の距離変化比率をリアルタイムでモニタリングし、さらに、距離変化比率とスケーリング比率との関係に基づいて、現在のウィンドウスケーリング比率を決定する。
【0123】
任意選択的に、端末には、距離変化比率とウィンドウスケーリング比率との関係が予め設定されている。
【0124】
ステップ905において、第1ウィンドウサイズ及びウィンドウスケーリング比率に基づいて、第2ウィンドウサイズを決定する。
【0125】
一可能な実施形態では、ウィンドウスケーリング比率を決定した後、第1ウィンドウサイズに基づいて、ビデオ再生ウィンドウの第2ウィンドウサイズをリアルタイムで更新することができる。
【0126】
例示的に、ウィンドウスケーリング比率が「20%拡大」であり、第1ウィンドウサイズが300px×500pxである場合、対応する第2ウィンドウサイズは、360px×600pxである。
【0127】
任意選択的に、ビデオ再生ウィンドウに対して拡大及び縮小を行うプロセスにおいて、ビデオ再生ウィンドウが大きすぎて表示スクリーンが位置する領域を超えること、又はバトル外シーンインターフェースの大部分をブロックすることを回避するために、及びビデオ再生ウィンドウが小さすぎてユーザのビデオ視聴効果に対する影響を回避するため、又はビデオ再生ウィンドウに対するユーザの操作を回避するために、一可能な実施形態では、第1ウィンドウサイズ閾値及び第2ウィンドウサイズ閾値が設定され、第2ウィンドウサイズは、第1ウィンドウサイズ閾値より大きいか等しく、第2ウィンドウサイズ閾値より小さいか等しい必要がある。
【0128】
ここで、第1ウィンドウサイズ閾値及び第2ウィンドウサイズ閾値は、開発者により設定される。任意選択的に、異なるタイプの端末に対して、異なる第1ウィンドウサイズ閾値及び第2ウィンドウサイズ閾値を設定することができる。例示的に、第1ウィンドウサイズ閾値は210pxであり得、ビデオ再生ウィンドウの最小幅が210px以上であることを示し、第2ウィンドウサイズ閾値は670pxであり得、ビデオ再生ウィンドウの最大幅が670px以下であることを示す。
【0129】
ステップ906において、第2ウィンドウサイズ及び第1ウィンドウ位置に基づいて、バトル外シーンインターフェースの上位層にビデオ再生ウィンドウを表示する。
【0130】
一可能な実施形態では、ビデオ再生ウィンドウのサイズは、ターゲットジェスチャ操作に応じてスケーリングされ、ターゲットジェスチャ操作が終了すると、端末は、更新された第2ウィンドウサイズで第1ウィンドウ位置にビデオ再生ウィンドウを表示する。
【0131】
図11に示すように、
図11は、本願の一例示的な実施例によるビデオ再生ウィンドウの拡大プロセスの模式図である。バトル外シーンインターフェース1101の左下隅には、ビデオ再生ウィンドウ1102が表示され、端末がビデオ再生ウィンドウに対する拡大ジェスチャ操作(2本の指が矢印方向に沿って互いに離れる)を受信すると、ビデオ再生ウィンドウ1102は、拡大ジェスチャによって、ビデオ再生ウィンドウ1103に更新されるまで拡大される。
【0132】
図12に示すように、
図12は、本願の一例示的な実施例によるビデオ再生ウィンドウの縮小プロセスの模式図である。バトル外シーンインターフェース1201の左下隅には、ビデオ再生ウィンドウ1202が表示され、端末がビデオ再生ウィンドウに対する縮小ジェスチャ操作(2本の指が矢印方向に沿って互いに近づく)を受信すると、ビデオ再生ウィンドウ1202は、縮小ジェスチャ操作によって、ビデオ再生ウィンドウ1203に更新されるまで縮小される。
【0133】
ステップ907において、バトル外シーンインターフェースからバトルインターフェースに切り替えられた場合、ビデオ再生ウィンドウを閉じる。
【0134】
ステップ907の実施形態は、上記の実施例を参照でき、本実施例では繰り返して説明しない。
【0135】
本実施例では、ユーザは、ビデオ再生ウィンドウのウィンドウサイズをカスタマイズすることができ、ターゲットジェスチャ操作により、ビデオ再生ウィンドウのウィンドウサイズを拡大及び縮小することにより、ビデオ再生ウィンドウは異なる端末に合わせると同時に、ビデオ再生ウィンドウのウィンドウサイズに対する異なるユーザのニーズを満たすことができ、ゲーム中のビデオ再生のパーソナライズされたニーズを満たすことができる。
【0136】
いくつかの可能な適用シーンでは、ビデオ再生ウィンドウには、ビデオに関連する機能コントロール、例えば、ビデオ切り替えコントロール、一時停止/再生コントロール、リプレイコントロール、再生進行状況調整コントロールなどが表示されるため、ビデオ再生ウィンドウのウィンドウサイズを調整するときに、各機能コントロールの操作性も考慮する必要がある。
【0137】
任意選択的に、端末がスケーリング操作後のビデオ再生ウィンドウのウィンドウサイズを決定した後、さらに、第2ウィンドウサイズに基づいて、各機能コントロールのコントロールサイズを決定し、これにより、機能コントロールのコントロールサイズを現在のビデオ再生ウィンドウのウィンドウサイズに合わせさせることができる。
【0138】
ここで、コントロールサイズは、第2ウィンドウサイズと正の相関関係を持つ。即ち、ビデオ再生ウィンドウを拡大すると、機能コントロールのコントロールサイズも大きくなり、ビデオ再生ウィンドウを縮小すると、機能コントロールのコントロールサイズも小さくなる。
【0139】
任意選択的に、異なる機能コントロールは、異なるコントロールサイズに対応してもよいし、同じコントロールサイズに対応してもよい。
【0140】
任意選択的に、コントロールサイズが小さすぎて、ビデオ再生ウィンドウにおけるユーザの操作に有益でないことを回避するために、コントロールサイズ閾値を設定する。即ち、コントロールサイズは、コントロールサイズ閾値より大きい必要がある。例示的に、前記コントロールサイズ閾値は20pxであり、表示機能コントロールの最小コントロール幅は20pxより大きい必要がある。
【0141】
一可能な実施形態では、ビデオ再生ウィンドウサイズが第2ウィンドウサイズに更新された後、ビデオ再生ウィンドウは、デフォルトで機能コントロールを表示しない。端末がビデオ再生ウィンドウに対するトリガ操作を受信した後、ターゲットコントロールサイズに基づいてビデオ再生ウィンドウに各機能コントロールを表示することができる。
【0142】
任意選択的に、ビデオ再生ウィンドウにはさらに、ビデオタイトルのようなビデオ関連情報が表示され得、したがって、ビデオ再生ウィンドウのウィンドウサイズ変化プロセスでは、表示されるビデオタイトルのワード数も対応してウィンドウサイズに合わせる。ここで、ウィンドウサイズが大きいほど、表示されるワード数も多くなり、逆に、ウィンドウサイズが小さいほど、表示されるワード数も少なくなる。
【0143】
図13に示すように、
図13は、本願の一例示的な実施例による機能コントロールに対応するコントロールサイズの更新プロセスの模式図である。バトル外シーンインターフェース1301には、ビデオ再生ウィンドウ1302が表示され、前記ビデオ再生ウィンドウ1302には、ビデオタイトル1303及び機能コントロール1304が表示され、ビデオ再生ウィンドウ1302に対して拡大操作を行った後、ビデオ再生ウィンドウ1302に表示されるビデオタイトル1303のタイトルワード数が増加し、機能コントロール1304のコントロールサイズが増大する。
【0144】
ビデオ再生ウィンドウがバトル外シーンインターフェースをブロックすることを回避するために、ユーザが自らドラッグして、ビデオ再生ウィンドウの表示位置を変更できるようにする。
【0145】
図14を参照すると、
図14は、本願の別の例示的な実施例によるビデオ再生方法のフローチャートである。当該方法の実行主体が端末である場合を例として説明すると、当該方法は、以下のステップを含む。
【0146】
ステップ1401において、バトル外シーンインターフェースに第1ビデオのビデオ再生リソースが存在する場合、バトル外シーンインターフェースにウィンドウ化再生コントロールを表示し、バトル外シーンインターフェースは、対局外のシーンインターフェースである。
【0147】
ステップ1402において、バトル外シーンインターフェースにおけるウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、ビデオ再生ウィンドウの第1ウィンドウサイズ及び第1ウィンドウ位置を決定し、異なる表示スクリーンサイズは、異なる第1ウィンドウサイズに対応し、第1ウィンドウサイズは、表示スクリーンサイズより小さい。
【0148】
ステップ1403において、第1ウィンドウサイズ及び第1ウィンドウ位置に基づいて、バトル外シーンインターフェースの上位層にビデオ再生ウィンドウを表示する。
【0149】
ステップ1401~ステップ1403の実施形態は、上記の実施例を参照でき、本実施例では繰り返して説明しない。
【0150】
ステップ1404において、ビデオ再生ウィンドウに対するドラッグ操作に応答して、ドラッグ操作に基づいて、ビデオ再生ウィンドウの第2ウィンドウ位置を決定する。
【0151】
一可能な実施形態では、ビデオ再生ウィンドウは、スクリーンのコーナー領域にデフォルトで表示され、ビデオ再生ウィンドウがバトル外シーンインターフェース内の機能コントロールをブロックするとき、ユーザは、ビデオ再生ウィンドウをドラッグして、ビデオ再生ウィンドウの表示位置を更新することができ、これに対応して、端末は、ビデオ再生ウィンドウに対するドラッグ操作を受信し、前記ドラッグ操作に基づいて、ビデオ再生ウィンドウの第2ウィンドウ位置を決定する。
【0152】
任意選択的に、ビデオ再生ウィンドウは、ドラッグ中に、ドラッグ操作停止時に位置する位置を表示し、又はビデオ再生ウィンドウがスクリーンコーナー領域に表示されるという要求に基づいて、ビデオ再生ウィンドウが現在表示すべきスクリーンコーナー領域を決定する。一例示的な例では、ステップ1404は、ステップ1404A及びステップ1404Bをさらに含み得る。
【0153】
ステップ1404Aにおいて、ビデオ再生ウィンドウに対するドラッグ操作に応答して、ドラッグ操作停止時のビデオ再生ウィンドウの中心位置座標を決定し、ビデオ再生ウィンドウは、ドラッグ操作に応じて移動する。
【0154】
一可能な実施形態では、端末がビデオ再生ウィンドウのドラッグ操作を受信した後、ドラッグ操作のタッチ位置をリアルタイムで決定し、前記タッチ位置に基づいてビデオ再生ウィンドウが位置する位置を更新する必要があり、即ち、ビデオ再生ウィンドウは、ドラッグ操作に応じて移行する。ドラッグ操作が停止すると、前記ビデオ再生ウィンドウがどのスクリーンコーナー領域に表示されるかを判断する必要があり、ドラッグ操作停止時の、ビデオ再生ウィンドウの中心位置座標を取得し、さらに、中心位置座標が位置する象限に基づいて、どのスクリーンコーナー領域にビデオ再生ウィンドウを吸着させるかを決定する。
【0155】
ステップ1404Bにおいて、中心位置座標が位置する表示領域に基づいて、ビデオ再生ウィンドウに対応する第2ウィンドウ位置を決定し、第2ウィンドウ位置は、表示領域に対応するスクリーンコーナー位置に位置する。
【0156】
ここで、端末の中心位置を座標原点として、端末表示スクリーン領域を4つの象限、即ち、4つの候補表示領域に分割する。
【0157】
一可能な実施形態では、ビデオ再生ウィンドウの中心位置座標を決定した後、中心位置座標が位置するターゲット象限(表示領域)を判断することにより、前記ビデオ再生ウィンドウを前記ターゲット表示領域に対応するスクリーンコーナー位置に表示する。
【0158】
図15に示すように、
図15は、本願の一例示的な実施例によるビデオ再生ウィンドウのウィンドウ位置更新プロセスの模式図である。バトル外シーンインターフェース1501には、ビデオ再生ウィンドウ1502が表示され、ユーザが矢印方向に沿ってビデオ再生ウィンドウ1502をドラッグすると、ビデオ再生ウィンドウの中心位置1503は、端末表示スクリーンの右上方の表示領域1504に位置し、これに対応して、スクリーン右上隅のコーナー領域にビデオ再生ウィンドウ1505を表示する。
【0159】
図16に示すように、
図16は、本願の別の例示的な実施例によるビデオ再生ウィンドウのウィンドウ位置更新プロセスの模式図である。バトル外シーンインターフェース1601には、ビデオ再生ウィンドウ1602が表示され、ユーザが矢印方向に沿ってビデオ再生ウィンドウ1602をドラッグすると、ビデオ再生ウィンドウの中心位置1603は、端末表示スクリーンの左下方の表示領域1604に位置し、これに対応して、スクリーン左下隅のコーナー領域にビデオ再生ウィンドウ1605を表示する。したがって、ビデオ再生ウィンドウを表示スクリーン外にドラッグするとしても、中心位置座標が前記象限内に位置する限り、ビデオ再生ウィンドウは左下方の表示領域にドラッグされたと判定され、これに対応して、左下方のスクリーンコーナーに表示される。
【0160】
ステップ1405において、第2ウィンドウ位置及び第1ウィンドウサイズに基づいて、バトル外シーンインターフェースの上位層にビデオ再生ウィンドウを表示する。
【0161】
一可能な実施形態では、端末が第2ウィンドウ位置を決定した後、第2ウィンドウ位置が指示する表示位置に、第1ウィンドウサイズのビデオ再生ウィンドウを表示する。
【0162】
ステップ1406において、バトル外シーンインターフェースからバトルインターフェースに切り替えられた場合、ビデオ再生ウィンドウを閉じる。
【0163】
ステップ1406の実施形態は、上記の実施例を参照でき、本実施例では繰り返して説明しない。
【0164】
本実施例では、ユーザがビデオ再生ウィンドウの表示位置を変更する機能を提供し、これにより、ビデオ再生ウィンドウは、ユーザドラッグ操作に応じて変化し、ビデオ再生ウィンドウがバトル外シーンインターフェース内の機能コントロールをブロックすることを回避することができる。
【0165】
従来の端末システムに依存するビデオウィンドウとは異なり、ビデオウィンドウ内のビデオが属するアプリケーションが、フォアグラウンド実行状態からバックグラウンド実行状態に切り替えられた場合にも、前記ビデオウィンドウは引き続き表示される。本願の実施例では、ビデオ再生ウィンドウがゲームアプリケーションに依存するため、即ち、ビデオ再生ウィンドウがゲームアプリケーションから独立していないため、ゲームアプリケーション(ターゲットアプリケーション)がバックグラウンド実行に切り替えられると、ビデオ再生ウィンドウも対応して表示を停止する。一可能な実施形態では、ターゲットアプリケーションがフォアグラウンド実行状態からバックグラウンド実行状態に切り替えられた場合、ビデオ再生ウィンドウの表示を停止する。ここで、ターゲットアプリケーションは、バトル外シーンインターフェースを表示するゲームプログラムである。
【0166】
任意選択的に、ターゲットアプリケーションが、バックグラウンド実行状態からフォアグラウンド実行状態に切り替えられた場合、引き続きビデオ再生ウィンドウを介して第1ビデオを再生することができる。
【0167】
ゲーム中に、ビデオ再生ウィンドウを介してゲーム関連ビデオを再生することに加えて、別の可能な実施形態では、ゲーム関連ビデオをフルスクリーンモードで再生することもできる。ゲームビデオを視聴する関連ユーザのニーズに合わせるために、ビデオフルスクリーン再生ウィンドウには、ビデオ関連情報(ビデオタイトル)、一時停止コントロール、再生タイミングコントロール、カウントダウンコントロール、再生進行状況バー(ドラッグ可能な進行状況バー)、ドッティング表示、ビデオ再生コントロール(フルスクリーン状態からビデオ再生ウィンドウ表示状態に切り替えるために使用される)が表示される。
【0168】
図17に示すように、
図17は、本願の一例示的な実施例によるビデオフルスクリーンモードの模式図である。ビデオフルスクリーン表示インターフェース1701には、新ヒーロー紹介のビデオコンテンツが表示され、進行状況バーには、ドッティング表示コントロール1706が表示され、ドッティング表示コントロールをタップすることにより、新ヒーロー登場及びスキル紹介チャプターの表示へ直接ジャンプすることができる。任意選択的に、ビデオフルスクリーン表示インターフェース1701にはさらに、ウィンドウ化再生コントロール1702が表示され、ユーザは、ウィンドウ化再生コントロール1702を介して、バトル外シーンインターフェース1703に前記ビデオのビデオ再生ウィンドウ1704を表示することができる。任意選択的に、ビデオ再生ウィンドウ1704にはさらに、終了ウィンドウコントロール1705が表示され得、ビデオ再生ウィンドウでビデオを再生する再生モードを終了することができる。任意選択的に、ビデオ再生ウィンドウ1704にはさらに、進行状況バー及びドッティング表示コントロール1706(スケーリング)が表示される。
【0169】
上記の実施例で示したビデオ再生プロセスに基づき、前記ビデオ再生プロセスに関わるビデオ再生モジュールを
図18に示す。前記ビデオ再生モジュールは、ビデオ再生ロジックモジュール1801と、インターフェースインタラクションモジュール1802と、ビデオ復号化モジュール1803と、ビデオレンダリングモジュール1804と、を備える。ここで、インターフェースインタラクションモジュール1802は、フルスクリーンインタラクション1805とウィンドウインタラクション1806とを備える。
【0170】
ビデオ再生ロジックモジュール1801は、ビデオ再生インターフェースを保守し、インターフェース表示レベル及びライフサイクルを管理し、ビデオリンク、使用されるインタラクションのタイプ、ドッティング情報などのビデオ再生データを整理し、一時停止、リプレイ、ビデオの切り替えなどの関連ロジックを処理するように構成される。
【0171】
インターフェースインタラクションモジュール1802は、再生進行状況、タイトル、現在の再生状態などのインタラクションインターフェースの表示を完了するように構成され、さらに、再生進行状況の操作、再生状態の切り替え、フルスクリーン/ウィンドウインタラクションモードの切り替えなどのユーザインタラクション情報の受信及び応答を完了するように構成される。
【0172】
一例示的な例では、ウィンドウインタラクションモードでのウィンドウスケーリングプロセスは、
図19に示すように行うことができる。小ウィンドウ再生モードでは、スクリーンに2本指入力が検出されると、現在の入力位置を記録し、次に、2本指間の距離の変化に応じて、距離変化比率を決定し、さらに、距離変化比率に基づいて再生ウィンドウのサイズを更新し、2本指入力が検出されていない場合、キャッシュデータをクリアする。
【0173】
ビデオ復号化モジュール1803は、ビデオストリームを復号化するように構成され、クラウド制御スイッチを介してハード復号化とソフト復号化との間の切り替えを柔軟に制御することができ、異なる端末機器の適合性及び復号化効率を両立させることができる。
【0174】
ビデオレンダリングモジュール1804は、復号化された画像フレームを更新して、ビデオ再生ウィンドウに表示するように構成される。
【0175】
以下は、本願の装置の実施例であり、装置の実施例で詳細に説明してない詳細については、上述した方法の実施例を参照することができる。
【0176】
図20は、本願の一例示的な実施例によるビデオ再生装置の構成を示す模式図である。前記装置は、
バトル外シーンインターフェースに第1ビデオのビデオ再生リソースが存在する場合、前記バトル外シーンインターフェースに、ウィンドウ化再生コントロールを表示するように構成される第1表示モジュール2001であって、前記バトル外シーンインターフェースは、対局外のシーンインターフェースである、第1表示モジュール2001と、
前記バトル外シーンインターフェースにおける前記ウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、前記バトル外シーンインターフェースの上位層にビデオ再生ウィンドウを表示するように構成される第2表示モジュール2002であって、前記第1ビデオは、前記ビデオ再生ウィンドウで再生される、第2表示モジュール2002と、
前記バトル外シーンインターフェースからバトルインターフェースに切り替えられた場合、前記ビデオ再生ウィンドウを閉じるように構成される第1制御モジュール2003と、を備える。
【0177】
任意選択的に、前記第1制御モジュール2003は、
バトル命令を受信した場合、バトル参加インターフェースを表示し、前記ビデオ再生ウィンドウを閉じるように構成される第1制御ユニットを備える。
【0178】
任意選択的に、前記ビデオ再生装置は、
バトル命令を受信した場合、前記ビデオ再生ウィンドウにおける前記第1ビデオの再生進行状況を取得する第1取得モジュールをさらに備え、
前記ビデオ再生装置は、
バトル終了命令を受信した場合、前記ビデオ再生ウィンドウを開き、前記ビデオ再生ウィンドウで、前記再生進行状況に基づいて前記第1ビデオを再生するように構成される第1再生モジュールをさらに備える。
【0179】
任意選択的に、前記第1制御モジュール2003は、
観戦命令を受信した場合、バトル観察インターフェースを表示し、前記ビデオ再生ウィンドウを閉じるように構成される第2制御ユニットを備える。
【0180】
任意選択的に、前記ビデオ再生装置は、
観戦命令を受信した場合、前記ビデオ再生ウィンドウにおける前記第1ビデオの再生進行状況を取得するように構成される第2取得モジュールをさらに備え、
前記ビデオ再生装置は、
観戦終了命令を受信した場合、前記ビデオ再生ウィンドウを開き、前記ビデオ再生ウィンドウで、前記再生進行状況に基づいて前記第1ビデオを再生するように構成される第2再生モジュールをさらに備える。
【0181】
任意選択的に、前記第2表示モジュール2002は、
前記バトル外シーンインターフェースにおける前記ウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、ビデオ呼び出しインターフェースを介して、前記第1ビデオに対応する第1ビデオストリーム及び第1ビデオ関連情報を取得するように構成される第1取得ユニットと、
前記第1ビデオストリーム及び前記第1ビデオ関連情報に基づいて、前記ビデオ再生ウィンドウで前記第1ビデオを再生するように構成される第1再生ユニットと、を備える。
【0182】
任意選択的に、前記ビデオ再生装置は、
前記ビデオ再生ウィンドウ内のトリガ操作に応答して、ビデオ切り替えコントロールを表示するように構成される第3表示モジュールと、
前記ビデオ切り替えコントロールに対するトリガ操作に応答して、前記ビデオ再生ウィンドウで第2ビデオの再生に切り替えるように構成される第3再生モジュールと、をさらに備える。
【0183】
任意選択的に、前記第2再生モジュールは、
前記ビデオ切り替えコントロールに対するトリガ操作に応答して、ビデオ呼び出しインターフェースを介してビデオ切り替え命令を送信するように構成される送信ユニットであって、前記ビデオ切り替え命令は、前記第2ビデオに対応する第2ビデオストリーム及び第2ビデオ関連情報を取得するために使用される、送信ユニットと、
前記ビデオ呼び出しインターフェースを介して、前記第2ビデオストリーム及び前記第2ビデオ関連情報を取得するように構成される第2取得ユニットと、
前記第2ビデオストリーム及び前記第2ビデオ関連情報に基づいて、前記ビデオ再生ウィンドウで前記第2ビデオを再生するように構成される第2再生ユニットと、を備える。
【0184】
任意選択的に、前記第2表示モジュール2002は、
前記バトル外シーンインターフェースにおける前記ウィンドウ化再生コントロールに対するトリガ操作に応答して、前記ビデオ再生ウィンドウの第1ウィンドウサイズ及び第1ウィンドウ位置を決定するように構成される第1決定ユニットであって、異なる表示スクリーンサイズは、異なる第1ウィンドウサイズに対応し、前記第1ウィンドウサイズは、前記表示スクリーンサイズより小さい、第1決定ユニットと、
前記第1ウィンドウサイズ及び前記第1ウィンドウ位置に基づいて、前記バトル外シーンインターフェースの上位層に前記ビデオ再生ウィンドウを表示するように構成される表示ユニットと、を備える。
【0185】
任意選択的に、前記ビデオ再生装置は、
前記ビデオ再生ウィンドウに対するジェスチャ操作に応答して、前記ジェスチャ操作に基づいて、ウィンドウスケーリング比率を決定するように構成される第1決定モジュールと、
前記第1ウィンドウサイズ及び前記ウィンドウスケーリング比率に基づいて、第2ウィンドウサイズを決定するように構成される第2決定モジュールと、
前記第2ウィンドウサイズ及び前記第1ウィンドウ位置に基づいて、前記バトル外シーンインターフェースの上位層に前記ビデオ再生ウィンドウを表示するように構成される第4表示モジュールと、をさらに備える。
【0186】
任意選択的に、前記ビデオ再生ウィンドウには、前記第1ビデオに対応する少なくとも1つの機能コントロールが表示され、
前記ビデオ再生装置は、
前記第2ウィンドウサイズに基づいて、各前記機能コントロールのコントロールサイズを決定するように構成される第3決定モジュールであって、前記コントロールサイズは、前記第2ウィンドウサイズと正の相関関係を持つ、第3決定モジュールをさらに備え、
前記ビデオ再生装置は、
前記ビデオ再生ウィンドウ内のトリガ操作に応答して、前記コントロールサイズに基づいて、前記ビデオ再生ウィンドウに各前記機能コントロールを表示するように構成される第5表示モジュールをさらに備える。
【0187】
任意選択的に、前記ビデオ再生装置は、
前記ビデオ再生ウィンドウに対するドラッグ操作に応答して、前記ドラッグ操作に基づいて、前記ビデオ再生ウィンドウの第2ウィンドウ位置を決定するように構成される第4決定モジュールと、
前記第2ウィンドウ位置及び前記第1ウィンドウサイズに基づいて、前記バトル外シーンインターフェースの上位層に前記ビデオ再生ウィンドウを表示するように構成される第6表示モジュールと、をさらに備える。
【0188】
任意選択的に、前記第4決定モジュールは、
前記ビデオ再生ウィンドウに対するドラッグ操作に応答して、前記ドラッグ操作停止時の前記ビデオ再生ウィンドウの中心位置座標を決定するように構成される第2決定ユニットであって、前記ビデオ再生ウィンドウは、前記ドラッグ操作に応じて移動する、第2決定ユニットと、
前記中心位置座標が位置する表示領域に基づいて、前記ビデオ再生ウィンドウに対応する前記第2ウィンドウ位置を決定するように構成される第3決定ユニットであって、第2ウィンドウ位置は、表示領域に対応するスクリーンコーナー位置に位置する、第3決定ユニットと、を備える。
【0189】
任意選択的に、前記ビデオ再生装置は、
ターゲットアプリケーションがフォアグラウンド実行状態からバックグラウンド実行状態に切り替えられた場合、前記ビデオ再生ウィンドウの表示を停止するように構成される第2制御モジュールであって、前記ターゲットアプリケーションは、前記バトル外シーンインターフェースを表示するためのプログラムである、第2制御モジュールと、
前記ターゲットアプリケーションが前記バックグラウンド実行状態から前記フォアグラウンド実行状態に切り替えられた場合、引き続き前記ビデオ再生ウィンドウを介して前記第1ビデオを再生するように構成される第3再生モジュールと、さらに備える。
【0190】
上記に記載されたように、本願の実施例では、バトル外シーンインターフェース内のビデオ再生リソースにウィンドウ化ビデオ再生機能を提供することにより、ビデオ再生ウィンドウを介して第1ビデオを再生することができ、ユーザがゲーム中にビデオを再生するための実行可能な方式が提供され、常にビデオフルスクリーン再生インターフェースを維持する必要がない。また、ビデオ再生ウィンドウを介してビデオを再生することにより、ビデオ再生中のバトル外シーンインターフェースにおけるユーザの関連操作への影響を低減することができ、また、バトルインターフェースに入った後、ビデオ再生ウィンドウを閉じ、同時に、ゲームバトルプロセスへのビデオ再生の影響を回避することができる。
【0191】
図21は、本願の一例示的な実施例による端末2100の構成を示す模式図である。前記端末2100は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、MP3プレーヤ(動画エキスパート圧縮標準オーディオレイヤ3:Moving Picture Experts Group Audio Layer III)プレーヤ、MP4(動画エキスパート圧縮標準オーディオレイヤ4:Moving Picture Experts Group Audio Layer IV)プレーヤ、ノートパソコン又はデスクトップパソコンであり得る。端末2100はさらに、ユーザ機器、携帯端末、ラップトップ端末、デスクトップ端末などの他の名前で呼ばれ得る。
【0192】
通常、端末2100は、プロセッサ2101とメモリ2102とを備える。
【0193】
プロセッサ2101は、4コアプロセッサ、8コアプロセッサなどのような1つ又は複数の処理コアを含み得る。プロセッサ2101は、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)、及びプログラマブル論理アレイ(PLA:Programmable Logic Array)のうちの少なくとも1つのハードウェア形で実現されることができる。プロセッサ2101はまた、メインプロセッサ及びコプロセッサを含み得る。メインプロセッサは、アクティブ状態でデータを処理するために使用されるプロセッサであり、CPU(中央処理装置:Central Processing Unit)とも呼ばれる。コプロセッサは、低電力プロセッサであり、待機状態でデータを処理するために使用される。いくつかの実施例では、プロセッサ2101は、GPU(画像プロセッサ:Graphics Processing Unit)と統合されてもより、GPUは、表示画面に表示される必要があるコンテンツをレンダリング及び描画するために使用される。いくつかの実施例では、プロセッサ2101は、AI(人工知能;Artificial Intelligence)プロセッサをさらに備えてもよく、当該AIプロセッサは、機械学習に関連する計算操作を処理するために使用される。
【0194】
メモリ2102は、1つ又は複数のコンピュータ可読記憶媒体を含み得、当該コンピュータ可読記憶媒体は非一時的であり得る。メモリ2102はまた、高速ランダムアクセスメモリ及び不揮発性メモリ、例えば、1つ又は複数の磁気ディスク記憶装置、フラッシュメモリ記憶装置を含み得る。いくつかの実施例では、メモリ2102内の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、少なくとも1つの命令を記憶するために使用され、前記少なくとも1つの命令は、プロセッサ2101によって実行されることにより、本願の方法の実施例によるビデオ再生方法を実現するために使用される。
【0195】
いくつかの実施例では、端末2100は、任意選択で、周辺機器インターフェース2103及び少なくとも1つの周辺機器をさらに含み得る。プロセッサ2101、メモリ2102、及び周辺機器インターフェース2103は、バス又は信号線によって接続され得る。各周辺機器は、バス、信号線、又は回路基板を介して周辺機器インターフェース2103に接続することができる。具体的には、周辺機器は、RF回路、ディスプレイ、オーディオ回路、電源のうちの少なくとも1つを含む。
【0196】
周辺機器インターフェース2103は、I/O(入力/出力:Input/Output)に関連する少なくとも1つの周辺機器をプロセッサ2101及びメモリ2102に接続するために使用され得る。いくつかの実施例では、プロセッサ2101、メモリ2102、及び周辺機器インターフェース2103は、同一のチップ又は回路基板に統合されてもよいし、他のいくつかの実施例では、プロセッサ2101、メモリ2102、及び周辺機器インターフェース2103のいずれか1つ又は2つは、別個のチップ又は回路基板に実装されてもよいし、本実施例はこれを限定しない。
【0197】
当業者であれば、
図21に示す構成は、端末2100を限定するものではなく、図示されるより多い又は少ないコンポーネントを含んでもよいし、特定のコンポーネントを組み合わせてもよし、又は異なるコンポーネント配置を採用してもよいことを理解することができる。
【0198】
本願の実施例では、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体には、少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットが記憶され、前記1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットは、プロセッサによってロード及び実行されることにより、上記の各方法実施例によって提供されるビデオ再生方法を実現する。
【0199】
本願の実施例は、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータ命令を含み、前記コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶される。コンピュータ機器のプロセッサは、コンピュータ可読記憶媒体から前記コンピュータ命令を読み取り、プロセッサは前記コンピュータ命令を実行することにより、前記コンピュータ機器に上記の代替実施形態で提供されるビデオ再生方法を実行させる。
【0200】
当業者であれば、上記の実施例のステップの全て又は一部はハードウェアによって実行されてもよいし、関連するハードウェアを指示するプログラム命令によって実行されてもよいし、前記プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されて得、上記の記憶媒体は、読み取り専用メモリ、磁気ディスク又は光ディスクなどであってもよいことを理解することができる。
【0201】
前述の説明は本願の代替実施例に過ぎず、本願を限定することを意図するものではなく、本願の精神及び原則内で行われるあらゆる修正、同等の置換、改善などは、本願の保護範囲に含まれるべきである。
【国際調査報告】