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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-25
(54)【発明の名称】電気自動車充電用充電カート
(51)【国際特許分類】
   B60L 3/00 20190101AFI20240718BHJP
   H02J 7/00 20060101ALI20240718BHJP
   B60L 15/20 20060101ALN20240718BHJP
【FI】
B60L3/00 N
H02J7/00 P
H02J7/00 301A
H02J7/00 301Z
B60L15/20 J
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023576003
(86)(22)【出願日】2022-06-03
(85)【翻訳文提出日】2023-12-06
(86)【国際出願番号】 KR2022007915
(87)【国際公開番号】W WO2022260360
(87)【国際公開日】2022-12-15
(31)【優先権主張番号】10-2021-0073578
(32)【優先日】2021-06-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2021-0171983
(32)【優先日】2021-12-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2022-0008219
(32)【優先日】2022-01-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ブルートゥース
2.BLUETOOTH
(71)【出願人】
【識別番号】523461324
【氏名又は名称】エバ インク
【氏名又は名称原語表記】EVAR INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100083138
【弁理士】
【氏名又は名称】相田 伸二
(74)【代理人】
【識別番号】100189625
【弁理士】
【氏名又は名称】鄭 元基
(74)【代理人】
【識別番号】100196139
【弁理士】
【氏名又は名称】相田 京子
(74)【代理人】
【識別番号】100199004
【弁理士】
【氏名又は名称】服部 洋
(72)【発明者】
【氏名】イ フン
(72)【発明者】
【氏名】シン トンヒョク
(72)【発明者】
【氏名】キム キジェ
【テーマコード(参考)】
5G503
5H125
【Fターム(参考)】
5G503AA01
5G503BA01
5G503BB01
5G503FA01
5G503FA06
5H125AA14
5H125AA20
5H125EE41
5H125EE51
5H125EE61
(57)【要約】
前述したような課題を実現するための本発明の多様な実施例に係る電気自動車充電用充電カートが開示される。前記電気自動車充電用充電カートは、ボディ、使用者の身体と接触可能であるように前記ボディから延びて備えられた取っ手部、前記取っ手部に連結されて前記使用者の身体との接触に関連した外力に対応するセンシング情報を獲得するセンサ部、前記ボディの移動を許容する走行部、前記ボディの移動可能の有無に関連した走行状態情報を獲得する感知部、前記走行部に駆動力を印加する駆動部および前記外力に対応するセンシング情報および前記走行状態情報に基づいて前記駆動部を制御する制御部を含むことができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気自動車充電用充電カートにおいて、
ボディ部;
前記ボディ部に連結されて外力センシング情報を収集するセンサ部;
前記センサ部に連結される取っ手部;
前記ボディの走行状態情報を獲得する感知部;
前記ボディに連結される走行部;
前記走行部に駆動力を印加する駆動部;および
前記外力センシング情報および前記走行状態情報に基づいて前記ボディの移動の有無を制御する制御部;を含む、電気自動車充電用充電カート。
【請求項2】
前記制御部は、
前記外力センシング情報より前記走行状態情報を優先的に反映して前記駆動部を制御することを特徴とする、請求項1に記載の電気自動車充電用充電カート。
【請求項3】
前記センサ部は、
前記取っ手部の両端のそれぞれに連結される第1センサ部および第2センサ部を含み、
前記外力センシング情報は、
前記第1センサ部を通じて獲得した第1センシング情報と前記第2センサ部を通じて獲得した第2センシング情報の大きさの差に基づいて生成される回転算定情報および前記各センシング情報の大きさに基づいて生成される速度算定情報を含む、請求項1に記載の電気自動車充電用充電カート。
【請求項4】
前記制御部は、
前記回転算定情報および速度算定情報に基づいて前記駆動部または前記走行部を制御することを特徴とする、請求項3に記載の電気自動車充電用充電カート。
【請求項5】
前記走行部は、
前記ボディの左側および右側それぞれに関連した走行を許容する第1走行部および第2走行部を含み、
前記制御部は、
前記回転算定情報に基づいて前記第1走行部および前記第2走行部それぞれに印加される動力が異なるように前記駆動部を制御する、請求項4に記載の電気自動車充電用充電カート。
【請求項6】
前記感知部は、
前記取っ手部に備えられて物理的な圧力を感知する圧電センサモジュール;および
前記取っ手部または前記取っ手部の外側に備えられて使用者方向に電磁波を放出させた後、反射する電磁波を感知する近接センサモジュール;を含む、請求項1に記載の電気自動車充電用充電カート。
【請求項7】
前記感知部は、
使用者に関連した映像情報を獲得し、前記獲得した映像情報に基づいて前記走行状態情報を生成するカメラモジュール;を含む、請求項1に記載の電気自動車充電用充電カート。
【請求項8】
前記充電カートは、
前記ボディの移動に関連した走行映像情報を獲得する走行映像獲得部;をさらに含み、
前記制御部は、
前記走行映像情報に対するイメージ分析を通じて危険感知情報を生成する、請求項1に記載の電気自動車充電用充電カート。
【請求項9】
前記制御部は、
前記危険感知情報を前記走行状態情報より優先的に反映して前記駆動部または前記走行部を制御することを特徴とする、請求項8に記載の電気自動車充電用充電カート。
【請求項10】
前記感知部は、
前記取っ手部に備えられて物理的な圧力を感知する圧電センサモジュール;
または前記取っ手部または前記取っ手部の外側に備えられて使用者方向に電磁波を放出させた後、反射する電磁波を感知する近接センサモジュール;を含み、
前記センサ部から前記外力センシング情報が持続的に感知されても前記圧電センサモジュールまたは前記近接センサモジュールから感知される信号が消える場合、前記制御部は前記駆動部または前記走行部の作動を中断させるかパワーを下げることを特徴とする、請求項1に記載の電気自動車充電用充電カート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は充電装置に関し、より具体的には、電気自動車の充電のための移動式充電カートに関する。
【背景技術】
【0002】
最近、化石燃料の枯渇、環境汚染などの各種問題によってこれを代替するための運送手段に対する研究、開発が活発になされている。このような運送手段で商用化がなされた運送手段として電気自動車(Electric Vehicle)が代表的である。
一方、電気自動車が登場するたびに共に言及されるものが電気自動車の充電に対することである。アパート、ビルディングのような建物の駐車場のすべての駐車空間に電気自動車充電装置を設置することは現実的にあまりにも多くの費用がかかることになり、電気自動車ではない一般の自動車も存在する点で非効率的である。
そうすると、一部の駐車空間にのみ電気自動車充電装置を設置することが対案となり得るが、この場合には駐車空間が残ることになる効率性の問題点と、駐車場に電気自動車が多く進入する場合に充電装置が不足し得るという問題点が発生することになる。
前記のような問題点により代案として浮び上がったものが充電カートを共有して充電を遂行することであるが、一般的に充電カートは、充電モジュールおよびこのために電子素子の組み合わせを通じて構成されるため多少高い重量(例えば、約700kg)を通じて具備されることになり、そのため、使用者が力を印加して充電カートを移動させるのに困難が存在する。例えば、下り坂や登り坂の道などで使用者の操作意図にかかわらず充電カートが移動され得、これに伴い、安全上に問題が発生する可能性がある。
したがって、当業界では、使用者の操作意図を多様なセンサを通じて把握して充電カートの動きを制御することによって、電気自動車の充電のために充電カートを移動させようとする場合、移動の便宜性を提供するための電気自動車充電用充電カートに対する需要が存在し得る。
(先行技術文献)
(特許文献)
大韓民国公開実用新案公報20-2021-0000504
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明が解決しようとする課題は、前述した問題点を解決するためのものであって、使用者の操作意図を多様なセンサを通じて把握して充電カートの動きを制御する電気自動車充電用充電カートを提供することである。
本発明が解決しようとする課題は以上で言及された課題に制限されず、言及されていないさらに他の課題は下記の記載から通常の技術者に明確に理解され得るであろう。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前述した課題を解決するための本発明の多様な実施例に係る電気自動車の充電のための充電カートが開示される。前記充電カートは、ボディ部、前記ボディ部に連結されて外力センシング情報を収集するセンサ部、前記センサ部に連結される取っ手部、前記ボディの走行状態情報を獲得する感知部、前記ボディに連結される走行部、前記走行部に駆動力を印加する駆動部および前記外力センシング情報および前記走行状態情報に基づいて前記ボディの移動の有無を制御する制御部を含むことができる。
代案的な実施例において、前記制御部は、前記外力センシング情報より前記走行状態情報を優先的に反映して前記駆動部を制御することを特徴とすることができる。
代案的な実施例において、前記センサ部は、前記取っ手部の両端のそれぞれに連結される第1センサ部および第2センサ部を含み、前記外力センシング情報は、前記第1センサ部を通じて獲得した第1センシング情報と前記第2センサ部を通じて獲得した第2センシング情報の大きさの差に基づいて生成される回転算定情報および前記各センシング情報の大きさに基づいて生成される速度算定情報を含むことができる。
代案的な実施例において、前記制御部は、前記回転算定情報および速度算定情報に基づいて前記駆動部または前記走行部を制御することを特徴とすることができる。
代案的な実施例において、前記走行部は、前記ボディの左側および右側それぞれに関連した走行を許容する第1走行部および第2走行部を含み、前記制御部は、前記回転算定情報に基づいて前記第1走行部および前記第2走行部それぞれに印加される動力が異なるように前記駆動部を制御することができる。
【0005】
代案的な実施例において、前記感知部は、前記取っ手部に備えられて物理的な圧力を感知する圧電センサモジュールおよび前記取っ手部または前記取っ手部の外側に備えられて使用者方向に電磁波を放出させた後、反射する電磁波を感知する近接センサモジュールを含むことができる。
代案的な実施例において、前記感知部は、使用者に関連した映像情報を獲得し、前記獲得した映像情報に基づいて前記走行状態情報を生成するカメラモジュールを含むことができる。
代案的な実施例において、前記充電カートは、前記ボディの移動に関連した走行映像情報を獲得する走行映像獲得部をさらに含み、前記制御部は、前記走行映像情報に対するイメージ分析を通じて危険感知情報を生成することができる。
代案的な実施例において、前記制御部は、前記危険感知情報を前記走行状態情報より優先的に反映して前記駆動部または前記走行部を制御することを特徴とすることができる。
代案的な実施例において、前記感知部は、前記取っ手部に備えられて物理的な圧力を感知する圧電センサモジュール;または前記取っ手部または前記取っ手部の外側に備えられて使用者方向に電磁波を放出させた後、反射する電磁波を感知する近接センサモジュールを含み、前記センサ部から前記外力センシング情報が持続的に感知されても前記圧電センサモジュールまたは前記近接センサモジュールから感知される信号が消える場合、前記制御部は前記駆動部または前記走行部の作動を中断させるかパワーを下げることを特徴とすることができる。
本発明のその他の具体的な事項は詳細な説明および図面に含まれている。
【発明の効果】
【0006】
本発明の多様な実施例により、多様なセンサを通じて使用者の操作意図を把握して充電カートの動きを制御する電気自動車充電用充電カートを提供することができる。
本発明の効果は以上で言及された効果に制限されず、言及されていないさらに他の効果は下記の記載から通常の技術者に明確に理解され得るであろう。
多様な様相が図面を参照して記載され、ここで類似する参照番号は総括的に類似する構成要素を指称するのに利用される。以下の実施例において、説明目的のために、多数の特定の細部事項が一つ以上の様相の総体的理解を提供するために提示される。しかし、そのような様相(ら)がこのような具体的な細部事項なしに実施され得ることは明白であろう。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の一実施例に関連した充電カートを活用した電気自動車充電システムを図示した図面である。
図2】本発明の一実施例に関連した充電カートのブロック構成図を図示する。
図3】本発明の一実施例に関連した充電カートを例示的に示した例示図を図示する。
図4】本発明の一実施例に関連した充電カートを上面から見た例示図を図示する。
図5】本発明の一実施例に関連した充電カートを上面から透視した透視図を図示する。
図6】本発明の一実施例に関連した感知部を説明するための例示図を図示する。
図7】本発明の他の実施例に関連した感知部を説明するための例示図を図示する。
図8】本発明のさらに他の実施例に関連した感知部を説明するための例示図を図示する。
【発明を実施するための形態】
【0008】
多様な実施例および/または様相が図面を参照して開示される。下記の説明では説明を目的に、一つ以上の様相の全般的理解を助けるために多数の具体的な細部事項が開示される。しかし、このような様相(ら)はこのような具体的な細部事項なしにも実行され得るという点も本発明の技術分野で通常の知識を有する者に感知され得るであろう。以後の記載材および添付された図面は、一つ以上の様相の特定の例示的な様相を詳細に記述する。しかし、このような様相は例示的なものであり多様な様相の原理での多様な方法のうち一部が利用され得、記述される説明はそのような様相およびそれらの均等物をすべて含もうとする意図である。具体的には、本明細書で使われる「実施例」、「例」、「様相」、「例示」などは記述される任意の様相または設計が他の様相または設計より良好であるとか、利点があるものと解釈されない場合もある。
以下、図面符号にかかわらず同一または類似する構成要素は同じ参照番号を付与し、これに対する重複する説明は省略する。また、本明細書に開示された実施例を説明するにおいて、関連した公知技術についての具体的な説明が本明細書に開示された実施例の要旨を曖昧にさせ得る恐れがあると判断される場合、その詳細な説明を省略する。また、添付された図面は本明細書に開示された実施例を容易に理解できるようにするためのものに過ぎず、添付された図面によって本明細書に開示された技術的思想が制限されない。
たとえ第1、第2等が多様な素子や構成要素を叙述するために使われるが、これら素子や構成要素はこれら用語によって制限されないことは言うまでもない。これら用語は単に一つの素子や構成要素を他の素子や構成要素と区別するために使うものである。したがって、以下で言及される第1素子や構成要素は本発明の技術的思想内で第2素子や構成要素であってもよいことは言うまでもない。
他の定義がない限り、本明細書で使われるすべての用語(技術および科学的用語を含む)は本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に共通して理解され得る意味で使われるであろう。また、一般的に使われる辞書に定義されている用語は明白に特に定義されていない限り理想的にまたは過度に解釈されない。
また、用語」または」は排他的」または」ではなく内包的」または」を意味するものと意図される。すなわち、特に特定されないか文脈上明確でない場合に、「XはAまたはBを利用する」という自然的な内包的置換のうち一つを意味するものと意図される。すなわち、XがAを利用したり;XがBを利用したり;またはXがAおよびBすべてを利用する場合、「XはAまたはBを利用する」がこれらの場合のうちいずれにも適用され得る。また、本明細書に使われた」および/または」という用語は列挙された関連アイテムのうち一つ以上のアイテムの可能なすべての組み合わせを指称し含むものと理解されるべきである。
【0009】
また、「含む」および/または「含む」という用語は、該当特徴および/または構成要素が存在することを意味するが、一つ以上の他の特徴、構成要素および/またはこれらのグループの存在または追加を排除しないものと理解されるべきである。また、特に特定されないか単数の形態を指示するものと文脈上明確でない場合に、本明細書と請求の範囲で単数は一般的に「一つまたはそれ以上」を意味するものと解釈されるべきである。
或る構成要素が他の構成要素に「連結されて」いるとか「接続されて」いると言及された時には、その他の構成要素に直接的に連結されていたりまたは接続されていてもよいが、中間に他の構成要素が存在してもよいと理解されるべきである。反面、或る構成要素が他の構成要素に「直接連結されて」いるとか「直接接続されて」いると言及された時には、中間に他の構成要素が存在しないものと理解されるべきである。
以下の説明で使われる構成要素に対する接尾辞「モジュール」および「部」は明細書作成の容易さのみが考慮されて付与または混用されるものであって、それ自体で互いに区別される意味または役割を有するものではない。
構成要素(elements)または層が他の構成要素または層の「上(on)」または「上(on)」と指称されるものは他の構成要素または層の真上だけでなく中間に他の層または他の構成要素を介在した場合をすべて含む。反面、構成要素が「直接上(directly on)」または「真上」と指称されるものは中間に他の構成要素または層を介在しないものを示す。
空間的に相対的な用語である「下(below)」、「下(beneath)」、「下部(lower)」、「上(above)」、「上部(upper)」などは、図面に図示されているように一つの構成要素または他の構成要素との相関関係を容易に記述するために使われ得る。空間的に相対的な用語は図面に図示されている方向に加えて、使用時または動作時に素子の互いに異なる方向を含む用語と理解されるべきである。
例えば、図面に図示されている構成要素をひっくり返す場合、他の構成要素の「下(below)」または「下(beneath)」と記述された構成要素は他の構成要素の「上(above)」に置かれ得る。したがって、例示的な用語である「下」は下と上の方向をすべて含むことができる。構成要素は他の方向にも配向され得、これに伴い、空間的に相対的な用語は配向により解釈され得る。
【0010】
本発明の目的および効果、そしてそれらを達成するための技術的構成は、添付される図面と共に詳細に後述されている実施例を参照すると明確になるであろう。本発明を説明するにあたって公知の機能または構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不要に曖昧にさせ得る恐れがあると判断される場合にはその詳細な説明を省略するであろう。そして、後述される用語は本発明での機能を考慮して定義された用語であって、これは使用者、運用者の意図または慣例などにより変わり得る。
しかし、本発明は以下で開示される実施例に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で具現され得る。ただし、本実施例は本発明を完全なものとし、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に開示の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範疇によって定義されるのみである。したがって、その定義は本明細書全般にわたった内容に基づいて下されるべきである。
図1は、本発明の一実施例に関連した充電カートを活用した電気自動車充電システムを図示した図面である。
図1を参照すると、本発明の一実施例に係る充電カートを活用した電気自動車充電システムは、使用者端末10、管理サーバー200および充電カート100を含むことができる。ここで、図1に図示された充電カートを活用した車両充電システムは一実施例に従ったものであり、その構成要素が図1に図示された実施例に限定されるものではなく、必要に応じて付加、変更または削除され得る。
本発明の一実施例によると、使用者端末10、管理サーバー200および充電カート100はネットワークを通じて相互に情報を送受信することができる。ここで提示されるネットワークは公衆電話交換網(PSTN:Public Switched Telephone Network)、xDSL(x Digital Subscriber Line)、RADSL(Rate Adaptive DSL)、MDSL(Multi Rate DSL)、VDSL(Very High Speed DSL)、UADSL(Universal Asymmetric DSL)、HDSL(High Bit Rate DSL)および近距離通信網(LAN)などのような多様な有線通信システムを使うことができる。
【0011】
また、ここで提示されるネットワークはCDMA(Code Division Multi Access)、TDMA(Time Division Multi Access)、FDMA(Frequency Division Multi Access)、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multi Access)、SC-FDMA(Single Carrier-FDMA)および他のシステムのような多様な無線通信システムを使うことができる。
本発明の一様相に係るネットワークは、有線および無線などのようなその通信様態にかかわらず構成され得、短距離通信網(PAN:Personal Area Network)、近距離通信網(WAN:Wide Area Network)などの多様な通信網で構成され得る。また、ネットワークは公知のワールドワイドウェブ(WWW:World Wide Web)であり得、赤外線(IrDA:Infrared Data Association)またはブルートゥース(Bluetooth)のように短距離通信に利用される無線伝送技術を利用してもよい。本明細書で説明された技術は以上で言及されたネットワークだけでなく、他のネットワークでも使われ得る。
本発明の一実施例によると、使用者端末10はネットワークを通じて他のエンティティとの通信のためのメカニズムを有し、電気自動車充電サービスを提供するためのシステムでの任意の形態のエンティティを意味し得る。例えば、使用者端末10は、PC(personal computer)、ノートパソコン(note book)、モバイル端末機機(mobile terminal)、スマートフォン(smart phone)、タブレットPC(tablet pc)等を含むことができ、有線/無線ネットワークに接続できるすべての種類の端末を含むことができる。また、使用者端末10はエージェント(Agent)、API(Application Programming Interface)およびプラグイン(Plug-in)のうち少なくとも一つによって具現される任意のサーバーを含んでもよい。また、使用者端末10はアプリケーションソースおよび/またはクライアントアプリケーションを含むことができる。一例として、使用者端末10は自身の電気自動車11に対する充電サービスを依頼する使用者に関連した任意の端末を含むことができる。例えば、使用者は使用者端末10を通じて充電カート100の使用の許可を受けるための情報または充電カート100の活用による料金算定に関する情報を管理サーバー200と送受信することができる。すなわち、使用者は使用者端末10を活用して管理サーバー200と情報を交換し、これに伴い、充電カート100を活用して自身の電気自動車11を充電させることができる。
【0012】
本発明の一実施例によると、管理サーバー200は近距離通信網で集約的な処理機能をサービスするサブシステムを意味し得る。管理サーバー200は本発明に開示された内容に関連した任意の機能に対する制御およびデータ管理などのネットワーク全体を監視・制御したり、メインフレームや公衆網を通じての他のネットワークとの連結、データ・プログラム・ファイルのようなソフトウェア資源やモデム・ファックス・プリンタの共有、その他の装備などのハードウェア資源を共有できるように助ける役割をすることができる。管理サーバー200は特殊な形態で自身のハードディスクに入っている情報を外部に公開するコンピュータを意味し得る。一般的に多くの情報を管理サーバー200で管理し、一般使用者は自分たちの端末を利用して管理サーバー200に接続して管理サーバー200で提供する情報を利用することができる。一実施例において、管理サーバー200は情報を制御、保存または送受信して使用者端末10または充電カート100と共有することができる。
具体的な例として、管理サーバー200は使用者端末10から充電カート100の使用許可要請に関連した情報を受信することができる。また、管理サーバー200は使用許可要請に対応して使用者端末10に充電カート100の位置に対する情報、充電料金算定に関連した情報、または充電量設定に関する情報を伝送することができる。ただし、管理サーバーが受信および伝送する情報はこれに制限されず、電気自動車11の充電サービスのためのより多様な情報を送受信することができる。
一実施例によると、管理サーバー200は外部サーバー(図示されず)と通信して情報を交換してもよい。また、管理サーバー200は任意の情報/データをデータベースまたはコンピュータ読み取り可能媒体などに保存することができる。コンピュータ読み取り可能媒体はコンピュータ読み取り可能保存媒体およびコンピュータ読み取り可能通信媒体を含むことができる。このようなコンピュータ読み取り可能保存媒体はコンピュータシステムによって読み取られるようにプログラムおよびデータが保存されるすべての種類の保存媒体を含むことができる。本発明の一様相によると、このようなコンピュータ読み取り可能保存媒体はROM(読み取り専用メモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、CD(コンパクトディスク)-ROM、DVD(デジタルビデオディスク)-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ保存装置などを含むことができる。また、コンピュータ読み取り可能通信媒体は、また、搬送波(例えば、インターネットを通じての伝送)の形態で具現されるものも含むことができる。追加的に、このような媒体はネットワークに連結されたシステムに分散されて、分散方式でコンピュータが読み取り可能なコードおよび/または命令を保存してもよい。
【0013】
本発明の一実施例によると、充電カート100は電気自動車11を充電するための充電モジュールを具備することができる。電気自動車11はバッテリーエンジンによって駆動力を生成して移動する車両を意味し得る。内燃機関のエンジンなしに、充電されたバッテリーセルから供給される電気エネルギーのみを動力源として電気モータを駆動することによって、走行可能な車両を意味し得る。電気自動車11は走行時、化石燃料を使わないので、二酸化炭素、窒素酸化物などを排出しない環境に優しいものであり得る。実施例で、電気自動車はバッテリーエンジンと内燃エンジンによって駆動力を生成して移動するハイブリッドカーを含んでもよい。充電カート100は電気自動車11の充電口と電気的に連結される充電コネクタを具備しており、該当充電コネクタを通じて電気自動車11に電力を供給することができる。
充電カート100は駐車空間内の複数の使用者が共有して使用できるように、移動可能に備えられることを特徴とすることができる。実施例で、充電カート100はボディ110の移動を許容する走行部140を含んで備えられることによって、複数の車両が駐車している駐車空間内で移動が可能となり得る。例えば、使用者は自身の電気自動車11を駐車し、自身の電気自動車11が駐車している位置に充電カート100を移動させて電力を供給することによって、電気自動車11に対する充電を遂行できる。
一実施例によると、充電カート100は移動のための力すなわち、使用者の労働力を軽減させるために電動によって補助されて移動され得る電動カートであり得る。一般的に、電気自動車11の充電のためのカートは、充電モジュール(例えば、エネルギー貯蔵装置)とこのための電子素子の組み合わせを通じて構成されるため、多少高い重量(例えば、約700kg)を通じて備えられ得る。この場合、使用者が自身の車両が駐車している位置にカートを移動させるためには多くの労働力が要求され得る。特に、充電カートの移動経路上に登り坂、下り坂、またはスピードバンプなどがある場合、充電カートの移動を制御するためには使用者の多くの力が要求され得る。カートの移動を制御するのに多くの力が要求されるため移動制御が難しい場合、これは大きな安定上の問題を引き起こし得る。
実施例によると、充電カートは比較的高い重量を通じて備えられるため、使用者の操作意図を即刻に認知して走行を制御しない場合、安定上の危険を招き得る。具体的な例として、使用者が充電カートを持って下り坂を移動する状況で、使用者の手が取っ手部を離脱する場合、充電カートはこれを即刻に感知して停止に関連したセンシング情報を生成しないと事故の発生を防止することができない。
【0014】
本発明の一実施例に係る充電カート100は、使用者の操作意図を多様なセンサを通じて把握して充電カートの動きを補助することができる。例えば、使用者が自身の電気自動車11の充電のために充電カート100を移動させようとする場合、該当充電カート100に備えられた多様なセンサを通じて充電カート100の移動のための使用者の操作意図を把握し、これに対応して充電カート100に動力を付与して少ない力を通じて充電カート100の移動を制御するようにすることができる。充電カートを活用して使用者の操作意図を把握する方法およびこれを通じて充電カートの移動を制御する方法などについての具体的な説明は、以下において図2図8を参照して詳しく後述することにする。
図2は、本発明の一実施例に関連した充電カートのブロック構成図を図示する。図3は、本発明の一実施例に関連した充電カートを例示的に示した例示図を図示する。図4は、本発明の一実施例に関連した充電カートを上面から見た例示図を図示する。図5は、本発明の一実施例に関連した充電カートを上面から透視した透視図を図示する。図6は、本発明の一実施例に関連した感知部を説明するための例示図を図示する。図7は、本発明の他の実施例に関連した感知部を説明するための例示図を図示する。図8は、本発明のさらに他の実施例に関連した感知部を説明するための例示図を図示する。
図2は、本発明の一実施例に関連した充電カートのブロック構成図を図示する。図2に図示された通り、充電カート100はボディ110、充電部120、取っ手部130、走行部140、駆動部150、センサ部160、感知部170、走行映像獲得部180および制御部190を含むことができる。図2に図示されるコンポーネントは例示的なものであって、追加的なコンポーネントが存在するかまたは図2で図示されるコンポーネント中一部は省略され得る。
本発明の一実施例によると、充電カート100はボディ110を含むことができる。ボディ110は充電カート100の本体を形成する構成要素であって、電気エネルギー貯蔵装置、充電装置およびモータなどを含むことができる内部空間を形成することができる。ボディ110が形成する内部空間には前述した構成要素以外に電動車両の充電のための多様な構成要素がさらに含まれて備えられてもよい。
本発明の一実施例によると、充電カート100は電気自動車を充電させるための充電部120を含むことができる。実施例で、充電部120はボディ110の一部に連結されて備えられ得る。充電部120は電気的に連結され得、図3に図示された通り、一端には電気自動車11の充電口にドッキングするドッキングコネクタを含むことができる。電気エネルギー貯蔵装置は充電所から電気エネルギーの供給を受けて電気自動車に提供する部材を意味し得る。例えば、電気エネルギー貯蔵装置は、二次電池(燃料電池)であり得る。電気エネルギー貯蔵装置の電気エネルギーは充電装置を通じて電気自動車11に供給され得、これに伴い、使用者は充電カートを利用して電気自動車11を充電させることができる。
【0015】
本発明の一実施例によると、充電カート100は取っ手部130を含むことができる。取っ手部130は使用者がボディ110の移動のために把持する領域を意味するもので、図3に図示された通り、ボディ110から延びて形成され得る。例えば、取っ手部130はボディ110の内側一部に連結され得る。実施例で、取っ手部130と連結されたボディ110の内側の一部の領域にはセンサモジュールが備えられ得る。この場合、センサモジュール(すなわち、センサ部)は使用者の身体と取っ手部130が接触する場合に発生する外力を感知するためのものであり得る。使用者は取っ手部130を手で把持した状態で外力を印加して充電カート100を移動させることができる。一例として、取っ手部130は使用者が把持できる取っ手の形状を通じて備えられ得、使用者は取っ手部130を把持した状態で印加される力の強度と方向を操作することによって、充電カート100の移動速度と移動方向を制御することができる。
本発明の一実施例によると、充電カート100はボディ110の移動を許容する走行部140を含むことができる。走行部140は一つ以上のホイールを含んで構成されるもので、ボディ110の下側面に備えられ得る。走行部140は一方向または他方向への回転を通じて充電カート100の移動に便宜性を提供することができる。実施例によると、走行部140は駆動部150から印加される駆動力を通じて回転することができる。走行部140は駆動部150の回転数(RPM)と回転力(トルク)等により駆動することができる。
一実施例において、走行部140は4個のホイールを含んで備えられ得る。一実施例において、4個のホイールのうち2個は前輪であって回転軸が固定された状態で駆動部150により駆動され得、4個のホイールのうち残りの2個は後輪であってコネクタによって移動方向により回転軸が変更され得る。すなわち、前輪は自由度がない状態で駆動部150により駆動されてカートを移動させることができ、後輪は自由度がある状態で前輪の駆動に従動され、コネクタによって姿勢が可変されて回転軸が移動方向と垂直に変更され得る。ただし、ホイールの構造と機能はこれに限定されるものではなく、機械的設計要請により、より多様な構造と機能を有することができる。
一実施例によると、走行部140は第1走行部141および第2走行部142を含むことができる。具体的な例として、図5に図示された通り、走行部140はボディ110の左側および右側それぞれに関連した走行を許容する第1走行部141および第2走行部142を含むことができる。実施例で、第1走行部141および第2走行部142それぞれに異なる駆動力または回転力が伝達されることによって充電カート100の移動方向が制御され得る。具体的な例として、第1走行部141より第2走行部142に多くの駆動力が印加されて第2走行部142が第1走行部141より多く回転され得、これに伴い、左側より右側に移動距離がさらに多くなって充電カート100が左側方向に回転されるように移動され得る。前述した各走行部に印加される駆動力および回転数は一例示に過ぎず、本発明はこれに制限されない。
【0016】
本発明の一実施例によると、充電カート100は走行部140に駆動力を印加する駆動部150を含むことができる。駆動部150は電流が流れる導体が磁場内で受ける力を利用して電気エネルギーを力学的エネルギーに変える装置を意味するもので、例えば、電動機(すなわち、モータ)であり得る。実施例で、駆動部150はホイールに駆動力を印加してホイールを回転させることができる。この場合、駆動部150の回転数と回転力は制御部によって制御され得る。駆動部150には多様な種類のモータが利用され得、一例として、モータはインホイールモータであり得るが、これに限定されるものではない。
駆動部150はボディ110の内側の一領域に走行部140と連結されて備えられることにより、走行部140に回転力を印加することができる。実施例で、駆動部150を通じて生成された動力によって走行部140が走行されることにより、使用者がボディ110を移動させるために印加する力が最小化され得る。換言すると、ボディ110を移動させようとする場合、使用者は多くの力を印加せずとも駆動部150が発生させた駆動力を通じてボディ110を容易に移動させることができるため、便宜性が向上し得る。
一実施例によると、駆動部150は制御部190の制御によって駆動され得る。例えば、制御部190は駆動部150を制御して充電カート100の移動速度および方向を決定することができる。具体的な例として、制御部190は駆動部(例えば、モータ)の回転力を制御して充電カート100の移動速度を決定することができる。他の例として、制御部190は第1走行部141および第2走行部142それぞれに異なる駆動力または回転力を提供するように駆動部150を制御して移動方向を決定することができる。ここで、第1走行部141および第2走行部142それぞれはボディ110の左側および右側それぞれの走行に関連したものであり得る。すなわち、駆動部150は制御部190により左側および右側間の移動速度を異なるように調整して充電カート100の移動方向(または走行方向)を決定することができる。
本発明の一実施例によると、充電カート100は使用者の身体との接触に関連した外力に対応するセンシング情報を獲得するセンサ部160を含むことができる。一実施例によると、センサ部160は使用者が充電カート100の移動を制御するために外力を印加する場合、該当印加された外力に関連したセンシング情報を獲得することができる。この場合、センサ部160が獲得するセンシング情報は充電カート100の移動に関連した使用者の操作意図に関連したものであり得る。制御部190はこのようなセンサ部160のセンシング情報を通じて使用者の制御意図を判別して駆動部150を制御することによって、充電カート100の移動上に便宜性を提供することができる。
本発明の一実施例に係るセンサ部160は棒状のロードセルであって、印加される外力の方向と大きさを測定することができる。一方、センサ部160は多軸力センサやピエゾセンサなどが適用されてもよい。取っ手またはボディに印加される力の方向と力の大きさを測定できるセンサはいずれもセンサ部160に適用され得る。
【0017】
すなわち、センサ部160は充電カート100に関連した使用者の操作意図を把握するために、使用者の外力に関連したセンシング情報を獲得することができる。実施例によると、センサ部160は使用者から印加される力の方向および強度を感知するロードセルを通じて備えられ得る。
実施例で、一方向に引く力や押す力が作用する場合、strain gageが微細に変化することになり、これに基づいて力の方向および強度に関連したセンシング情報を獲得することができる。すなわち、センサ部160はロードセルを通じて力の方向と強度をセンシングして使用者の操作意図に関連したセンシング情報を獲得することができる。
実施例で、センサ部160は取っ手部130と連結されて備えられ得る。具体的には、センサ部160は使用者の身体が接触する取っ手部130に備えられて、該当使用者から印加される外力の強度および方向のうち少なくとも一つに関連したセンシング情報を獲得することができる。ここで、取っ手部130はボディ110の上端に配置され得、使用者の身体が接触する部材であり得る。
実施例で、センサ部160を構成するロードセルは、図4に図示された通り、取っ手部130と連結されて備えられ得る。センサ部160は取っ手部130の両終端それぞれに連結されて備えられる第1センサ部161および第2センサ部162を含むことができる。センサ部160が獲得するセンシング情報は、回転算定情報および速度算定情報を含むことができる。具体的には、センシング情報は、第1センサ部161を通じて獲得された第1センシング情報と第2センサ部162を通じて獲得した第2センシング情報それぞれの大きさの差に基づいて生成される回転算定情報を含むことができる。例えば、第1センシング情報が第2センシング情報より大きい場合(すなわち、第1センサ部に印加される圧力が第2センサ部に印加される圧力より大きい場合)、右折に関連した回転算定情報が生成され得る。前述した各センシング情報の大きさに対する具体的な記載は例示に過ぎず、本発明はこれに制限されない。また、センシング情報は、第1センサ部161および第2センサ部162それぞれで獲得されるセンシング情報の大きさに基づいて生成される速度算定情報を含むことができる。例えば、各センシング情報の大きさが大きいほど速い速度算定情報が生成され得、各センシング情報の大きさが小さいほど比較的遅い速度算定情報が生成され得る。換言すると、各センサ部に印加される圧力の大きさにより速度算定情報が生成され得る。
すなわち、センサ部160は使用者が取っ手部130を把持した状態で印加される力に関連したセンシング情報を獲得することができる。制御部190はセンサ部がセンシングしたセンシング情報に基づいて使用者の操作意図を判別し、これに基づいて駆動部150を制御することによって、充電カート100の移動速度および方向を制御することができる。制御部がセンシング情報に基づいて充電カートの移動を制御する方法に関するより具体的な説明は後述することにする。
【0018】
本発明の一実施例によると、充電カート100は走行状態情報を獲得する感知部170を含むことができる。ここで、走行状態情報は、充電カート100が走行が可能である状態であるかどうかに関する情報であり得る。すなわち、感知部170は現在充電カート100が走行が可能であるかどうかに関連した走行状態情報を獲得することができる。実施例で、感知部170は使用者の身体(例えば、手)が取っ手部130に接触しているかどうかを確認するために備えられるものであり得る。例えば、感知部170は取っ手部130に使用者の手が接触しているかどうかを感知することができる。
本発明の充電カート100は、電気自動車11の充電のための多様な構成要素を含んで備えられるため、高い重量(例えば、約700kg)を通じて備えられ得る。本発明の実施例によると、充電カート100が高い重量を通じて備えられることによって、充電カートの走行可能の有無を判別するための感知部170が備えられ得る。
具体的な例として、充電カート100が走行操作のためのセンサ部160のみを含んで備えられる場合(すなわち、感知部が備えられていない場合)、使用者が充電カート100の移動を中止させるためにセンサ部160に印加される圧力を解除(すなわち、取っ手部を把持した手を離す場合)しても約700kgの重荷重がセンサ部160を構成するロードセルにかかるため、該当ロードセルが短時間に完全に戻ってこないので(すなわち、strain gageが戻ってこないので)、即刻に停止しないことがあり得る。
このようなエラーは臨界基準となるセンシング値の補正などのソフトウェア的な補正、すなわちキャリブレーションを通じて除去され得る。ただし、多様な状況ごとにそのセンシング値の大きさや持続時間などに情報が異なるため正確な算定が困難であり得、これに伴い、充電カート100の持続的な使用時に使用者の意図とは異なる誤ったセンシング情報を獲得することによって安定上の危険を引き起こし得る。
一方、充電カート100が傾斜したところに位置する場合、センサ部160から圧力が印加されなくても傾斜面に沿って移動することができる。充電カート100は非常に重いため、意図せずに傾斜面に沿って重量によって移動する場合に大きな事故が発生し得る。このような危険状況を事前に防止するために、本発明は感知部のような追加構成をさらに具備することができる。
【0019】
具体的には、本発明は、図6図8に図示された通り、センサ部160以外に別途のモジュールすなわち、感知部170を具備して、現在充電カート100が走行に適正であるかどうかを判別するのに基準となる走行状態情報を獲得することができる。すなわち、本発明はハードウェア的に追加的なモジュール(すなわち、感知部)を具備することによって、力の方向と強度のみを判断するセンサ部160より正確に充電カート100の走行可能状態の有無を判別することができる。例えば、使用者が急に充電カート100の取っ手部130を離す場合、感知部170を通じて使用者の身体が充電カート100から離れることを感知することによって、カートを緊急に停止させて安定性を確保することができる。平地でも移動中の充電カート100の移動を停止させることができる長所があるが、傾斜部でさらに大きな効果を発揮する。感知部170に関連したより具体的な説明は、以下において図6図8を参照して後述することにする。
本発明の一実施例によると、感知部170は取っ手部130に備えられて物理的な圧力を感知する圧電センサモジュール171を含むことができる。例えば、図6に図示された通り、圧電センサモジュール171は取っ手部130の左右側それぞれに二つの圧電センサの形態で備えられ得る。この場合、取っ手部130は内部が空いている円柱状を通じて備えられ、該当空いた円柱空間の間に各近接センサに電源に関連した電源線または制御部190と電気的な連結のための連結線などが連結されていてもよい。ここで圧電センサモジュール171は、使用者が印加した力の強度および方向を感知するものではない、使用者の身体との接触の有無のみを判別するためのセンサであり得る。一方、圧電センサモジュール171から獲得される使用者が取っ手と接触したという情報は走行部および駆動部が作動するための前提条件として活用され得る。
本発明の他の実施例によると、感知部170は取っ手部130の外側に電磁場または電磁波を放出し、前記電磁場または電磁波に関連した感応を感知する近接センサモジュール172を含むことができる。この場合、近接センサモジュール172は図7に図示された通り、取っ手部130に向かって電磁場または電磁波を放出できるように、ボディ110の上端の一領域に突出して形成され得る。すなわち、近接センサモジュール172は電磁場または電磁波を取っ手部130方向に放出し、これに対する感応を通じて該当位置(すなわち、取っ手部)に使用者の身体が位置しているかどうかに関する情報を獲得することができる。
本発明のさらに他の実施例によると、感知部170は使用者に関連した映像情報を獲得し、獲得した映像情報に基づいて走行状態情報を生成するカメラモジュール173を含むことができる。この場合、カメラモジュール173は図8に図示された通り、使用者に関連した映像情報を獲得するために、使用者が位置した方向に備えられ得る。例えば、カメラモジュール173が獲得する映像情報は、使用者の身体と充電カート100の距離が一定以上近いかどうかを判別するための基準となり得る。具体的な例として、カメラモジュール173は取っ手部130に関連した映像情報を獲得し、使用者の手が取っ手部130を把持しているかどうかを把握して走行可能の有無に関連した走行状態情報を獲得することができる。
【0020】
追加的な実施例で、感知部170はカメラモジュール173を通じて使用者の顔に関連した映像を獲得し、該当映像に基づいた顔面認識を通じて走行可能状態の有無を感知してもよい。この場合、予め設定された特定使用者に限って充電カート100の使用を許容することができる。
感知部170は、圧電センサモジュール、近接センサモジュールおよびカメラモジュールのうち少なくとも一つ以上が適用され得、三つとも同時に適用されてもよい。また感知部170は使用者が取っ手を把持しているか取っ手を即刻に把持できる状態であるかどうかを判断できる構成であって、赤外線受光センサや照度センサなどに該当してもよい。同様に赤外線受光センサや照度センサも圧電センサモジュール、近接センサモジュールおよびカメラモジュールと共に適用され得る。
すなわち、本発明の充電カートは、使用者の操作意図を明確に認知するために、使用者から印加される外力の強度および方向を感知するセンサ部160とは別途に、圧力を感知したり、電磁波に対する感応を感知したり、または映像を分析して充電カート100と使用者の身体間の接触の有無を感知する感知部170を具備することができる。これに伴い、使用者の身体が充電カート100から離脱する場合(例えば、使用者が取っ手を離す場合)、感知部170を通じて該当状況を即刻に感知して充電カート100を緊急に停止させることができるため安定性を向上させることができる。
整理すると、重量が比較的大きい充電カート100は外力の強度のみを感知して移動を制御する場合、センサ部の即刻反応が難しいため安定性が確保されないことがある。例えば、下り坂の場合、使用者が該当装置に力を印加せずとも、高い重量がかかっていることによってセンサ部(すなわち、ロードセル)が該当状況(すなわち、力が印加されていない状況)を即刻に感知できないことがあり得る。また、充電カート100は持続的な活用過程で、センサ部160を構成するロードセルが最初とは異なって微細に曲がり得、これを通じてセンシング情報が0でないようになり得る。この場合、使用者の身体と充電カート100間の接触の有無を判別するためにはセンサ部160に対する周期的なキャリブレーションが必要であり得る。これに伴い、本発明は感知部170を別途に具備して走行可能状態に関する情報を獲得して充電カート100の移動を高い正確度を通じて制御を遂行できる。すなわち、センサ部160以外に追加的に感知部170を具備することによって、充電カート100の移動時、速くて正確な緊急制動を可能にして向上した安定性を確保することができる。
【0021】
すなわち、センサ部160以外に追加的に感知部170を具備することによって、充電カート100の移動時、速くて正確な緊急制動を可能にして向上した安定性を確保することができる。
本発明の一実施例によると、充電カート100はボディ110の移動に関連した走行映像情報を獲得する走行映像獲得部180をさらに含むことができる。一実施例によると、走行映像獲得部180はカメラモジュールを通じて備えられ得る。例えば、走行映像獲得部180は、図3に図示された通り、充電カート100の前面部に備えられて充電カート100の走行または移動に関連した走行映像情報を獲得することができる。追加的な実施例で、走行映像獲得部180はボディ110の多様な領域に複数個で備えられ得、これに伴い、ボディ110の移動に関連したパノラマ映像情報を獲得することができる。パノラマ映像情報は、一般的な視野角以上の画角を複数のカメラを通じて同時に撮影し、撮影されたイメージの結合を通じてより広い視野角を確保(例えば、360度方向の視野)する映像情報であり得る。例えば、パノラマビデオイメージは上から見た合成された円形ビュー(circular view)に関連したビデオイメージであり得る。
追加的な一実施例によると、充電カート100は障害物センサをさらに含むことができる。障害物センサは障害物をセンシングして、障害物に対する情報を生成することができ、障害物停止信号を生成することができる。障害物に対する情報は多様に存在し得、一例として、障害物に対する3次元情報(Threedimensional information)であり得るが、これに限定されるものではない。
障害物に対する3次元情報は充電カート100と障害物の間の距離、障害物の形態や大きさなどに関する深さ情報(Depth information)であり得るが、これに限定されるものではない。さらに、障害物センサは障害物に対する3次元情報を時系列的に生成してもよい。障害物センサには多様な種類のセンサが使われ得、一例として、障害物センサとしてライダ、超音波センサ、3Dカメラモジュール、RGBDカメラモジュールおよびキネクトなどが利用され得るが、これに限定されるものではない。
本発明の一実施例によると、充電カート100は駆動部150を制御する制御部190を含むことができる。一実施例によると、制御部190は通常的に充電カートの全般的な動作を処理することができる。制御部190は前記にて詳察した構成要素を通じて入力または出力される信号、データ、情報などを処理したりメモリに保存されたアプリケーションを駆動することによって、関連した端末(例えば、使用者端末または管理者端末など)に適正な情報または機能を提供したり処理することができる。
【0022】
例えば、制御部190は取っ手部130と電気的に連結されて走行情報および停止信号などの伝達を受けることができる。また、制御部190は障害物センサと電気的に連結されて障害物停止信号の伝達を受けてもよい。追加的な実施例で、制御部190はバンパーと電気的に連結されて衝撃停止信号の伝達を受けることができる。
制御部190は、移動または停止に関連した走行情報、障害物停止信号および衝撃停止信号のうち少なくとも一つに基づいて駆動部150またはブレーキを制御して充電カート100の移動を制御することができる。
一実施例によると、制御部190はセンサ部160を通じて獲得したセンシング情報および感知部170を通じて獲得した走行状態情報に基づいて駆動部150を制御することができる。
センサ部160が獲得するセンシング情報は、回転算定情報および速度算定情報を含むことができる。具体的にセンシング情報は、第1センサ部161を通じて獲得された第1センシング情報と第2センサ部162を通じて獲得した第2センシング情報それぞれの大きさの差に基づいて生成される回転算定情報を含むことができる。例えば、第1センシング情報が第2センシング情報より大きい場合(すなわち、第1センサ部に印加される圧力が第2センサ部に印加される圧力より大きい場合)、右折に関連した回転算定情報が生成され得る。前述した各センシング情報の大きさに対する具体的な記載は例示に過ぎず、本発明はこれに制限されない。また、センシング情報は、第1センサ部161および第2センサ部162それぞれで獲得されるセンシング情報の大きさに基づいて生成される速度算定情報を含むことができる。例えば、各センシング情報の大きさが大きいほど速い速度算定情報が生成され得、各センシング情報の大きさが小さいほど比較的遅い速度算定情報が生成され得る。換言すると、各センサ部に印加される圧力の大きさにより速度算定情報が生成され得る。
一例として、使用者が取っ手部130に両手で均等に前方に力を印加するというセンシング情報(すなわち、速度算定情報)を獲得する場合、制御部190は特定速度を通じて走行部140が走行されるように駆動部150を制御することができる。実施例で、第1走行部141および第2走行部142は同じ回転数と回転力で駆動することができ、使用者が印加する力により回転数と回転力が決定(移動速度決定)され得る。
実施例で、制御部190は回転算定情報に基づいて第1走行部141および第2走行部142それぞれに印加される動力が異なるように駆動部を制御することができる。例えば、使用者が取っ手部130に両手方向のうち左側が偏向するように前方に力を印加する場合、センサ部160を通じて右折に関連した回転算定情報が獲得され得る。この場合、制御部190は特定速度で右折で走行されるように駆動部150を制御することができる。ここで、第1走行部141の回転数と回転力は第2走行部142の回転数と回転力より高くてもよく、使用者が印加する力により回転数と回転力が決定(移動速度決定)され得る。すなわち、制御部190は各センサ部(すなわち、第1センサ部および第2センサ部)から獲得される各センシング情報の大きさの差に対応する回転算定情報を通じて各走行部140の回転数と回転力を異なるように決定することができる。追加的な実施例で、制御部190は使用者が取っ手部130で両手を離したというセンシング情報が獲得される場合、充電カート100が停止するように駆動部150を制御することができる。
本発明の一実施例によると、制御部190はセンシング情報より走行状態情報を優先的に反映して駆動部150を制御することを特徴とすることができる。本発明の充電カート100は、使用者の操作意図を明確に認知するために、使用者から印加される外力の強度および方向を感知するセンサ部160とは別に、圧力を感知したり、電磁波に対する感応を感知したり、または映像を分析して充電カート100と使用者の身体間の接触の有無を感知する感知部170を具備することができる。これに伴い、使用者の身体が充電カート100から離脱する場合(例えば、使用者が取っ手を離す場合)、感知部170を通じて該当状況を即刻に感知して充電カート100を緊急に停止させることができるため、安定性を向上させることができる。
【0023】
例えば、充電カート100の速度が所定の大きさ以上である状態で、センサ部160および/または感知部170を通じて印加されるセンシング情報が0になったり取っ手部130で使用者の手が感知されなかった場合、制御部は駆動部150および走行部140のブレーキシステムを活用して充電カート100を停止させることができる。ただし、使用者が一時的に取っ手部130から手を離したりセンサ部160から印加される力が0となる場合もあり得る。このような場合、一括的に駆動部150と走行部140を中断させる場合、かえってさらに危険な状況が発生する可能性がある。この場合、カメラモジュール173等を活用して、使用者が充電カート100と近接していることが確認される場合、警告アラームのみ発生させるように制御されるか、所定時間以後に警告アラームまたは充電カート100の非常停止措置などを取ることができる。
すなわち、本発明は感知部170を別途に具備して走行可能状態に関する情報を獲得し、該当走行状態情報を、センサ部160が獲得したセンシング情報より優先的に反映して駆動部150を制御することによって、充電カート100の移動を高い正確度を通じて制御を遂行できる。すなわち、センサ部160で獲得されたセンシング情報より感知部170を通じて獲得した走行状態情報を優先的に反映して充電カート100の移動を制御することにより、充電カート100の移動時、速くて正確な緊急制動を可能にして向上した安定性を確保することができる。
一実施例によると、制御部190は、走行映像情報に対するイメージ分析を通じて危険感知情報を生成することができる。例えば、制御部190は人工知能モデルを活用して走行映像情報に基づいたイメージ分析を遂行できる。人工知能モデルは車両の走行、歩行者の出現などの突発状況を映像分析を通じて感知するモデルであり得る。実施例で、制御部190は危険感知情報生成に対応して予め定められた時間期間の間駆動部150を制御することによって、充電カート100の移動を制限することができる。また、実施例で、危険感知情報生成に対応して、制御部190は取っ手部130に振動を印加したり、または音響出力部(図示されず)またはディスプレイを通じて危険感知に関連した通知を提供して使用者に走行状況に関連した認知情報を提供することができる。
【0024】
例えば、障害物センサから移動経路上で充電カート100の円満な移動を阻害する程度の障害物が感知されたり走行映像情報から障害物または突発状況が感知された場合、制御部は駆動部150の作動を中断したり走行部140に備えられたブレーキシステムが作動され得る。もし使用者が取っ手部130を把持している状態で充電カート100が運行中である場合、一次的に取っ手部130に振動を伝達したりその他アラーム機能を活用して使用者に障害物が存在することを認知させたりすることができる。しかし、場合により多様な方式で使用者に障害物の存在を通知したにもかかわらず使用者が運行を停止しない場合、充電カート100の所定半径以内に障害物が入ってきた時に制御部は駆動部150の作動を中断したり、走行部140に備えられたブレーキシステムを強制的に作動させることができる。
追加的な実施例で、走行映像情報は、一般的な視野角以上の画角を複数のカメラを通じて同時に撮影し、撮影されたイメージの結合を通じてより広い視野角を確保(例えば、360度方向の視野)するパノラマ映像情報を含むことができる。該当パノラマ映像情報に基づいてイメージ分析を遂行する場合、走行環境に関連してより広い視野に関するイメージ分析情報が提供され得るため、危険感知の範囲がより確定して安定性が向上し得る。
以上、添付された図面を参照して本発明の実施例を説明したが、本発明が属する技術分野の通常の技術者は本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更することなく他の具体的な形態で実施され得ることが理解できるであろう。したがって、以上で記述した実施例はすべての面で例示的なものであり、制限的ではないものと理解されるべきである。
本発明で説明する特定の実行は一実施例であり、いかなる方法であれ、本発明の範囲を限定するものではない。明細書の簡潔さのために、従来電子的な構成、制御システム、ソフトウェア、前記システムの他の機能的な側面の記載は省略され得る。また、図面に図示された構成要素の間の線の連結または連結部材は機能的な連結および/または物理的または回路的連結を例示的に示したものであり、実際の装置では代替可能であるか追加の多様な機能的な連結、物理的な連結、または回路連結で示され得る。また、「必須の」、「重要に」などのように具体的な言及がない限り、本発明の適用のために必ずしも必要な構成要素でない場合もある。
【0025】
提示されたプロセスにある段階の特定の順序または階層構造は例示的な接近の一例であることが理解されるべきである。設計優先順位に基づいて、本発明の範囲内でプロセスにある段階の特定の順序または階層構造が再配列され得ることが理解されるべきである。添付された方法請求項はサンプルの順序として多様な段階のエレメントを提供するが提示された特定の順序または階層構造に限定されることを意味しはしない。
提示された実施例に対する説明は、任意の本発明の技術分野で通常の知識を有する者が本発明を利用したりまたは実施できるように提供される。このような実施例に対する多様な変形は本発明の技術分野で通常の知識を有する者に明白なもので、ここに定義された一般的な原理は本発明の範囲を逸脱することなく他の実施例に適用され得る。そして、本発明はここに提示された実施例に限定されるものではなく、ここに提示された原理および新規の特徴と一貫する最広義の範囲で解釈されるべきである。
【産業上の利用可能性】
【0026】
本発明は重量の大きいカートを活用してサービスを提供する分野で活用され得る。
【符号の説明】
【0027】
10:使用者端末
11:電気自動車
100:充電カート
200:管理サーバー
110:ボディ
120:充電部
130:取っ手部
140:走行部
141:第1走行部
142:第2走行部
150:駆動部
160:センサ部
161:第1センサ部
162:第2センサ部
170:感知部
171:圧電センサモジュール
172:近接センサモジュール
173:カメラモジュール
180:走行映像獲得部
190:制御部
図1
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【国際調査報告】