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特表2024-528011共同チャネル推定とDMRSバンドリングのためのタイム領域ウィンドウ適応
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2024-07-26
(54)【発明の名称】共同チャネル推定とDMRSバンドリングのためのタイム領域ウィンドウ適応
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/1268 20230101AFI20240719BHJP
   H04W 72/0446 20230101ALI20240719BHJP
   H04W 72/51 20230101ALI20240719BHJP
【FI】
H04W72/1268
H04W72/0446
H04W72/51
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2024505132
(86)(22)【出願日】2022-05-17
(85)【翻訳文提出日】2024-03-26
(86)【国際出願番号】 FI2022050327
(87)【国際公開番号】W WO2023007056
(87)【国際公開日】2023-02-02
(31)【優先権主張番号】17/388,206
(32)【優先日】2021-07-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】515076873
【氏名又は名称】ノキア テクノロジーズ オサケユイチア
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100092624
【弁理士】
【氏名又は名称】鶴田 準一
(74)【代理人】
【識別番号】100141162
【弁理士】
【氏名又は名称】森 啓
(72)【発明者】
【氏名】マルコ マーソ
(72)【発明者】
【氏名】ニャット-クアン ニャン
(72)【発明者】
【氏名】アレッシオ マルコーネ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA23
5K067EE02
5K067EE10
5K067HH22
5K067JJ12
(57)【要約】
【課題】共同チャネル推定とDMRSバンドリングのためのタイム領域ウィンドウ適応。
【解決手段】本発明の例示的な実施形態に従って、物理アップリンク制御チャネルまたは物理アップリンク共有チャネルの少なくとも1つについて、スケジュールされた送信の1つの継続時間を決定するステップと、パワーの一貫性および位相の連続性を維持することができる少なくとも1つの実際の継続時間を決定するステップと、1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間がスケジュールされた送信の1つの継続時間をカバーするようにするために、決定された少なくとも1つの実際の継続時間に少なくとも部分的に基づいて1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間を適用するステップと、決定された1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間に基づいて、スケジュールされた送信の変調または復調の少なくとも一方を実行するステップと、を実行する方法および装置が少なくとも存在する。
【選択図】図9
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサおよびコンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つの非一過性メモリを備える装置であって、
前記コンピュータプログラムコードを含む前記少なくとも1つの非一過性メモリは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、
物理アップリンク制御チャネルまたは物理アップリンク共有チャネルのうちの少なくとも1つに対するスケジュールされた送信の1つの期間を決定するステップと、
パワーの一貫性と位相の連続性を維持できる少なくとも1つの実際の継続時間を決定するステップと、
前記決定された少なくとも1つの実際の継続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間が前記スケジュールされた送信の前記1つの継続時間をカバーするように、1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間を決定するステップと、
前記決定された1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間に基づいて、前記スケジュールされた送信の変調または復調の少なくとも一方を実行するステップと、
を実行させるように構成される、装置。
【請求項2】
前記スケジュールされた送信間のギャップは、1つ以上のスロットに対応する、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記少なくとも1つの実際の継続時間の各々は、対応するユーザ機器の能力に基づいて最大継続時間に制限される、請求項1または2に記載の装置。
【請求項4】
前記スケジュールされた送信のうちの少なくとも1つが、前記1つ以上のタイム領域ウィンドウのうちの前記決定された継続時間内の第1チャネル送信の第1直交周波数分割多重シンボルから第1タイム領域ウィンドウを、開始するステップと、
パワー整合性および位相連続性が維持されない原因となった事象の後に送信された第1のスケジュールされた送信の第1直交周波数分割多重シンボルから、前記1つ以上のタイム領域ウィンドウのうちの少なくとも1つを開始するステップと、
のうちの少なくとも1つを含む規則を使用する、
請求項1ないし3のいずれか1項に記載の装置。
【請求項5】
前記1つ以上のタイム領域ウィンドウは、前記決定された継続時間内に前記スケジュールされた送信の最後の直交周波数分割多重シンボルで終了する、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の装置。
【請求項6】
前記1つ以上のタイム領域ウィンドウは、前記決定された継続時間内にパワーの整合性および位相の連続性が維持されない原因となる事象の前に送信される前記スケジュールされた送信の最後の直交周波数分割多重化シンボルで終了する、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の装置。
【請求項7】
パワーの整合性および位相の連続性が維持されない原因となる事象は、
少なくとも2つの連続するスケジュールされた送信間のスケジュールされていない最大無計画ギャップの満了、
対応するユーザ機器の能力に基づく前記最大継続時間の満了
の少なくとも1つを含む、
請求項1ないし6のいずれか1項に記載の装置。
【請求項8】
パワーの整合性および位相の連続性が維持されない原因となる事象は、
前記ユーザ機器によるダウンリンクチャネルの受信または監視と、
前記ユーザ機器からの、前記考慮されたスケジュールされた送信とは異なる設定の他のアップリンク送信と、
前記ユーザ機器における周波数ホッピングと
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1ないし6のいずれか1項に記載の装置。
【請求項9】
前記1つ以上のタイム領域ウィンドウの継続時間を決定するステップは、前記ネットワークノードおよび前記ユーザ機器によって既知の予め定義された規則に従って行われる、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の装置。
【請求項10】
異なるトランスポートブロックの異なるスケジュールされた送信にわたる共同チャネル推定の場合、パワーの一貫性および位相の連続性を維持する期間が動的にまたは半静的に指示される、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の装置。
【請求項11】
前記標示は、ダウンリンク制御情報、媒体アクセス制御-制御エレメント、無線リソース制御メッセージのうちの少なくとも1つに搬送される、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記装置は、少なくとも一部がネットワークノードまたはユーザ機器を備える、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の装置。
【請求項13】
物理アップリンク制御チャネルまたは物理アップリンク共有チャネルのうちのの少なくとも1つについて、スケジュールされた送信の1つの継続時間を決定するステップと、
パワーの一貫性および位相の連続性を維持することができる少なくとも1つの実際の継続時間を決定するステップと、
決定された少なくとも1つの実際の継続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つ以上のタイム領域ウィンドウの継続時間がスケジュールされた送信の1つの継続時間をカバーするように、1つ以上のタイム領域ウィンドウの継続時間を決定するステップと、
前記決定された1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間に基づいて、前記スケジュールされた送信の変調または復調のうちの少なくとも1つを実行するステップと、
を含む方法。
【請求項14】
スケジュールされた送信間のギャップが1つ以上のスロットに対応する、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
スケジュールされた送信のうちの前記少なくとも1つが、1つ以上のタイム領域ウィンドウのうちの第1タイム領域ウィンドウを、前記決定された継続時間内の第1チャネル送信の第1直交周波数分割多重シンボルから開始するステップと、
パワー整合性および位相連続性が維持されない原因となった事象の後に送信された第1のスケジュールされた送信の第1直交周波数分割多重シンボルから、1つ以上のタイム領域ウィンドウの少なくとも1つを開始するステップと、
のうちの少なくとも1つを含む規則を使用する、
請求項13または14に記載の方法。
【請求項16】
前記1つ以上のタイム領域ウィンドウは、前記決定された継続時間内の前記スケジュールされた送信の最後の直交周波数分割多重化シンボルで終了する、請求項13ないし15のいずれか1項に記載の方法。
【請求項17】
前記1つ以上のタイム領域ウィンドウは、前記決定された継続時間内にパワーの整合性および位相の連続性が維持されない原因となる事象の前に送信される前記スケジュールされた送信の最後の直交周波数分割多重化シンボルで終了する、請求項13ないし15のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
パワーの一貫性および位相の連続性が維持されない原因となる事象は、
少なくとも2つの連続するスケジュールされた送信間の最大無計画ギャップの満了、
対応するユーザ機器の能力に基づく前記最大継続時間の満了
のうちの少なくとも一方を含む、請求項13ないし17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
パワーの整合性および位相の連続性が維持されない原因となる事象は、
前記ユーザ機器によるダウンリンクチャネルの受信または監視、
前記ユーザ機器からの、前記考慮されたスケジュールされた送信とは異なる設定の他のアップリンク送信、
前記ユーザ機器における周波数ホッピング
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項13ないし17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項20】
コンピュータで使用するためのコンピュータプログラムコードが埋め込まれたコンピュータ読み取り可能な媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、
前記コンピュータプログラムコードは、物理アップリンク制御チャネルまたは物理アップリンク共有チャネルのうちの少なくとも1つに対するスケジュールされた送信の1つの継続時間を決定するためのコードと、
パワーの一貫性および位相の連続性を維持することができる少なくとも1つの実際の継続時間を決定するためのコードと、
前記決定された少なくとも1つの実際の継続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つ以上のタイム領域ウィンドウの継続時間に、前記スケジュールされた送信の前記1つの継続時間をカバーするようにする、1つ以上のタイム領域ウィンドウの継続時間のコードと、および、
前記決定された1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間に基づいて、前記スケジュールされた送信の変調または復調のうちのの少なくとも一方を実行するためのコードと、
を含む、コンピュータプログラム製品。
【請求項21】
請求項13ないし19のいずれかに記載の方法を実行するための手段を含む装置。
【請求項22】
コンピュータプログラムが少なくとも1つのプロセッサによって実行されるとき、請求項13ないし19のいずれか1項に記載の方法を実行するためのコードを含む、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願への相互参照]
本出願は、2021年7月29日に出願された米国内出願第17/388206号の利益を主張する。上記出願の全内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
上記出願の全内容は、ここに参考として援用される。
【0002】
本発明の例示的な実施形態による教示は、一般に、物理アップリンク制御チャネルおよび/またはデータチャネルを含むPUxCHにわたる共同チャネル推定に関し、より具体的には、タイム領域ウィンドウおよびDMRSバンドリングを使用するPUxCHにわたる共同チャネル推定に関する。
【背景技術】
【0003】
このセクションは、特許請求の範囲に記載されている本発明の背景またはコンテキストを提供することを意図している。本明細書の記載は、追求され得る概念を含む場合があるが、必ずしも以前に考え出され、追求されたものとは限らない。従って、本明細書において別段の記載がない限り、本項に記載されるものは、本願明細書および特許請求の範囲に対する先行技術ではなく、本項に記載されることによって先行技術であると認められるものではない。
【0004】
本明細書および/または図に見られる特定の略語は、以下のように定義される。
DC:ダウンリンク制御インジケータ
DL:ダウンロード
DMRS:復調基準信号
FDD:周波数分割二重化
FDRA:周波数領域リソース割り当て
JCE:共同チャネル推定
NR:新無線
PUCCHP:物理上りリンク制御チャネル
PUSCHP:物理上りリンク共有チャネル
RRC:無線リソース制御
TDD:時分割複信
TD:Wタイム領域ウィンドウ
UCI:アップリンク制御インジケータ
UL:アップリンク
【0005】
本出願の時点では、無線アクセスの需要が増加し続けているため、5G NRのようなセルラー無線通信システムの無線通信のデータレート、待ち時間、信頼性、および/またはモビリティの改善を含む、通信システムのさまざまな側面におけるさらなる改善の必要性が存在する。このような改善は、このような通信のカバレッジの強化に関する。
【0006】
本発明の例示的な実施形態は、そのような動作をさらに改善するように働く。
【発明の概要】
【0007】
本セクションは、可能な実施例を含み、限定することを意図するものではない。
【0008】
本発明の例示的な実施形態に従って、図5のようなeNB/gNB170のようなネットワーク側装置、または図5のようなUE11のようなユーザ機器側装置は、少なくとも1つのプロセッサ、およびコンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つの非一過性メモリを備え、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つの非一過性メモリは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、物理アップリンク制御チャネルまたは物理アップリンク共有チャネルの少なくとも1つに対するスケジュールされた送信の1つの期間を決定するステップと、パワーの一貫性と位相の連続性を維持できる少なくとも1つの実際の継続時間を決定するステップと、1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間がスケジュールされた送信の1つの継続時間をカバーするようにするために、決定された少なくとも1つの実際の継続時間に少なくとも部分的に基づいて1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間を適用するステップと、決定された1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間に基づいて、スケジュールされた送信の変調または復調の少なくとも一方を実行するステップと、を行わせるように構成される。
【0009】
本発明の別の例の態様では、物理アップリンク制御チャネルまたは物理アップリンク共有チャネルの少なくとも1つに対するスケジュールされた送信の1つの継続時間を決定するステップと、パワーの一貫性および位相の連続性が維持され得る少なくとも1つの実際の継続時間を決定するステップと、1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間がスケジュールされた送信の1つの継続時間をカバーするようにするために、決定された少なくとも1つの実際の継続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間を適用するステップと、決定された1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間に基づいて、スケジュールされた送信の変調または復調の少なくとも一方を実行するステップと、を含む方法がある。
【0010】
さらなる例示的な実施形態は、前のパラグラフの装置および方法を含む装置および方法である。ここで、スケジュールされた送信間のギャップは、1つ以上のスロットに対応し、1つ以上のタイム領域ウィンドウの各々に対応する少なくとも1つの実際の継続時間は、スケジュールされた送信の少なくとも1つの連続する送信の間に発生するアップリンク送信またはダウンリンク送信の少なくとも1つをサポートするように構成され、前記少なくとも1つの実際の継続時間の各々は、対応するユーザ機器の能力に基づいて最大継続時間に制限され、スケジュールされた送信のうちの少なくとも1つが、設定された送信の総継続時間内の、1つ以上のタイム領域ウィンドウのうちの1つの位置と継続時間からなり、前記スケジュールされた送信のうちの少なくとも1つが、1つ以上のタイム領域ウィンドウのうちの第1タイム領域ウィンドウを、決定された継続時間内の第1のチャネル伝送の第1直交周波数分割多重シンボルから開始するステップを含むルールを使用する。および、1つ以上のタイム領域ウィンドウのうちの少なくとも1つを、パワーの整合性および位相の連続性が維持されない原因となった事象の後に送信された最初のスケジュールされた送信の最初の直交周波数分割多重シンボルから開始し、1つ以上のタイム領域ウィンドウが、決定された継続時間内にスケジュールされた送信の最後の直交周波数分割多重シンボルで終了し、1つ以上のタイム領域ウィンドウが、決定された継続時間内にパワーの整合性と位相の連続性が維持されない原因となる事象の前に送信されたスケジュールされた送信の最後の直交周波数分割多重シンボルで終了し、パワーの一貫性および位相の連続性が維持されない原因となる事象は、少なくとも2つの連続する予定された送信間の予定外の最大無計画ギャップの満了、または、対応するユーザ機器の能力に基づく最大継続時間の満了のうちの少なくとも1つを含み、パワーの一貫性および位相の連続性が維持されない原因となる事象は、ユーザ機器によるダウンリンクチャネルの受信または監視、または、ユーザ機器からの、考慮されたスケジュールされた送信とは異なる設定の他のアップリンク送信、または、ユーザ機器における周波数ホッピングのうちの少なくとも1つを含み、1つ以上のタイム領域ウィンドウの継続時間を決定することが、ネットワークノードおよびユーザ機器によって既知の予め定義された規則に従って行われ、異なるトランスポートブロックの異なるスケジュールされた送信にわたる共同チャネル推定の場合、パワーの一貫性および位相の連続性を維持するための継続時間が動的にまたは半静的に指示され、この標示は、ダウンリンク制御情報、媒体アクセス制御、無線リソース制御メッセージの少なくとも1つにおいて搬送され、および/または、装置は、ネットワークノード又はユーザ機器の少なくとも一部から構成される。
【0011】
プログラムコードを記憶する非一過性のコンピュータ可読媒体であって、該プログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行され、少なくとも上記のパラグラフに記載の方法を実行する、非一過性のコンピュータ可読媒体。
【0012】
本発明の別の例示的態様では、物理アップリンク制御チャネルまたは物理アップリンク共有チャネルの少なくとも1つに対するスケジュールされた送信の1つの継続時間を決定する手段と、パワーの一貫性および位相の連続性を維持することができる少なくとも1つの実際の継続時間を決定するための手段と、決定された少なくとも1つの実際の継続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間がスケジュールされた送信の1つの継続時間をカバーするように、1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間を適用する手段と、決定された1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間に基づいて、スケジュールされた送信の変調または復調の少なくとも一方を実行する手段と、を含む装置がある。
【0013】
上記のパラグラフに記載された例示的な実施形態に従って、決定し、適用し、実行するための少なくとも手段は、ネットワークインタフェースと、コンピュータ可読媒体に記憶され、少なくとも1つのプロセッサによって実行されるコンピュータプログラムコードとを備える。
【0014】
さらなる例示的な実施形態は、前のパラグラフの装置を含む装置であって、構成されたスケジュールされた送信のうちの少なくとも1つが、物理アップリンク制御チャネルまたは物理アップリンク共有チャネルのうちの少なくとも1つのためのものであり、スケジュールされた送信間のギャップが1つ以上のスロットに対応し、1つ以上のタイム領域ウィンドウの各々に対応する少なくとも1つの実際の継続時間が、スケジュールされた送信の少なくとも1つの連続する送信の間に発生するアップリンク送信またはダウンリンク送信の少なくとも1つをサポートするように構成され、前記少なくとも1つの実際の継続時間の各々は、対応するユーザ機器の能力に基づく最大継続時間に制限され、スケジュールされた送信のうちの少なくとも1つが、設定された送信の総継続時間内の、1つ以上のタイム領域ウィンドウのうちの1つの位置と継続時間を含み、前記スケジュールされた送信のうちの少なくとも1つが、1つ以上のタイム領域ウィンドウのうちの第1タイム領域ウィンドウを、決定された継続時間内の第1のチャネル伝送の第1直交周波数分割多重シンボルから開始するステップと、前記複数のタイム領域ウィンドウのうちの少なくとも1つを、パワーの整合性および位相の連続性が維持されない原因となった事象の後に送信された最初のスケジュールされた送信の最初の直交周波数分割多重シンボルから開始するステップと、を含むルールを使用し、1つ以上のタイム領域ウィンドウが、決定された継続時間内にスケジュールされた送信の最後の直交周波数分割多重シンボルで終了し、1つ以上のタイム領域ウィンドウが、決定された継続時間内にパワーの整合性と位相の連続性が維持されない原因となる事象の前に送信されたスケジュールされた送信の最後の直交周波数分割多重シンボルで終了し、パワーの一貫性および位相の連続性が維持されない原因となる事象は、少なくとも2つの連続する予定された送信間の予定外の最大無計画ギャップの満了、または対応するユーザ機器の能力に基づく最大継続時間の満了のうちの少なくとも1つを含み、パワーの一貫性および位相の連続性が維持されない原因となる事象が、ユーザ機器によるダウンリンクチャネルの受信または監視、またはユーザ機器からの、考慮されたスケジュールされた送信とは異なる設定の他のアップリンク送信、またはユーザ機器における周波数ホッピングのうちの少なくとも1つを含み、複数のタイム領域ウィンドウの継続時間を決定することは、ネットワークノードおよびユーザ機器によって知られている事前に定義された規則に従っており、異なるトランスポートブロックの異なるスケジューリングされた送信にわたる共同チャネル推定の場合、パワーの一貫性および位相の連続性を維持する期間が動的にまたは半静的に指示され、および/または、前記標示が、ダウンリンク制御情報、媒体アクセス制御-制御エレメントまたは無線リソース制御メッセージのうちの少なくとも1つにおいて搬送され、および/または、前記装置が、ネットワークノードまたはユーザ機器の少なくとも一部から構成される、装置。
【0015】
上記のような動作を行うネットワーク側装置およびユーザ機器側装置を含む通信システム。
【図面の簡単な説明】
【0016】
本開示の様々な実施形態の上記および他の態様、特徴、および利点は、添付の図面を参照した以下の詳細な説明からより完全に明らかになる。同種の参照符号は、同種の要素または同等の要素を指定するために使用される。図面は、本開示の実施形態の理解を容易にするために図示されており、必ずしも縮尺通りに描かれていない。
図1図1は、反復2と反復3の間にDL受信機会を有する非連続PUxCH反復(non-back-to-back PUxCH repetitions)を示す。
図2図2は、反復2と反復3の間にPUCCH送信を挟む非連続PUSCH反復(non-back-to-back PUSCH repetitions)を示す。
図3図3は、設定された数のPUxCH繰り返しの継続時間よりも小さい最大継続時間の例を示す図である。
図4図4は、最大時間継続時間に等しいTDWを定義することが、連続物理スロット(back-to-back physical slots)で発生するPUxCH繰り返しに対してのみ実行可能なソリューションであることを示す。
図5図5は、本発明の様々な態様を実施する際に使用される様々なデバイスの高レベルブロック図である。
図6図6は、PUxCHの繰り返しにまたがる位相の連続性およびパワーの一貫性を壊す可能性がある動的なネットワーク動作(例えば、スケジューリング)の例を示す。
図7図7は、FDD展開において、非連続物理スロット(non-back-to-back physical slots)のために送信されるPUSCH繰り返しの実時間hに依存するTDWアダプテーションの例を示す。
図8図8は、TDD展開において、非連続物理スロット(non-back-to-back physical slots)のために送信される「実際の継続時間」PUSCH繰り返しに依存するTDWアダプテーションの例を示す。
図9図9は、装置によって実行され得る本発明の例示的な実施形態による方法を示す。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の例示的な実施形態は、タイム領域ウィンドウおよびDMRSバンドリングを使用するPUxCHにわたる共同チャネル推定に関する。
【0018】
本稿におけるPUxCHへのあらゆる言及は非限定的であり、物理アップリンク制御チャネルおよび/または物理アップリンクデータタイプチャネルのうちの少なくとも1つを指すことを意味し得ることに留意されたい。この発明の例示的な実施形態は、PUSCH送信にわたる共同チャネル推定、および該当する場合、本出願時のPUCCH強化の議論された動作のコンテキストで実施される規範的な作業を対象とすることができる。
【0019】
[共同チャネル推定およびDMRSバンドル]
共同チャネル推定とDMRSバンドルは同じ概念であり、ターゲットも同じである、すなわち、パワーの一貫性と位相の連続性を維持するために必要な条件を満たす物理アップリンク制御チャネルまたは物理アップリンク共有チャネルの少なくとも1つに関連する複数のスケジュールされた送信の中でDMRSシンボルを共同で使用することにより(異なるスロットである可能性もある)受信側(gNB)でのPUxCHの復調のためのチャネル推定品質の向上である。実際、2つのDMRS信号をバンドルして、より信頼性の高いチャネル推定を行うことができるのは、同じチャネル条件ではないにせよ、非常に類似したチャネル条件に従う場合に限られる。
【0020】
このような条件には、周囲の環境の応答だけでなく、送受信回路の応答も含まれる。そのため、複数のPUSCH/PUCCH送信の時間内で環境応答が変化しない場合でも、(少なくとも)UEの送信回路応答も変化しないように注意する必要があり、これはUEが異なる送信にわたってパワーの一貫性と位相の連続性を維持することで保証できる。
【0021】
このような観点から、3GPP(登録商標) RAN1の標準化団体の議論に参加している各社は、PUSCHとPUCCHについて可能な限り共通の設計に収束させようと努力しているようである。この理解に合わせて、本発明の例示的な実施形態では、「DMRSバンドル」および「ジョイントチャネル推定」という用語は等価であると仮定される。
【0022】
タイム領域ウィンドウ
タイム領域ウィンドウ(TDW:Time-domain window)は、UEがパワーの一貫性と位相の連続性を維持することが期待される継続時間として定義される
【0023】
最大継続時間
UEがパワーの一貫性と位相の連続性を維持できるのは、UEの能力に依存する特定の最大継続時間までである可能性がある。そのため、UEがパワーの一貫性と位相の連続性を維持できる最大継続時間が、3GPP RAN1によって定義された。最大継続時間は、タイム領域ウィンドウの継続時間を下回らない。最大継続時間は、タイム領域ウィンドウの継続時間を下回ることはない。
【0024】
最大継続時間は、UEが持っている能力に関係し、gNBに報告することもしないこともあることは明らかである。これは、先に説明したTDWとは異なり、gNBが伝送の特定の特性が安定していることを期待する期間/「コンスタント」、つまり位相の連続性とパワーの一貫性の能力である。
【0025】
パワーの整合性と位相の連続性を維持するために、JCEが有効な2つのPUxCHの繰り返しの間にダウンリンク受信があると、JCEが適用される条件が崩れることが強調できる。言い換えれば、DL受信によって、位相の連続性とパワーの整合性が維持されない。図1は、この事象の一例を示す図であり、設定されたDL受信機会が、非連続(時間差で区切られた)PUxCH繰り返しの間に発生する。また、JCEが有効であり、ULチャネルが2つのPUxCH繰り返しの間に送信される場合、この第2のULチャネルは、位相の連続性を維持するために、PRBの数と位置において異なる構成を有することはできない。図2は、2回目と3回目の繰り返しの間に構成された周期的なPUCCH送信が発生する、非連続PUSCH繰り返しのシナリオを示している。この場合、PUCCH送信が(PRBに関して)異なる設定になっていると、UEは繰り返し2と繰り返し3の間で位相の連続性を保つことができない。この場合、受信機で共同チャネル推定を行うことはできない。DMRSバンドルが有効になっている2つの繰り返しの間にPUSCH送信が発生するPUCCHの繰り返しについても、同様の例が考えられる。定期的なPUCCHリソースは上位レイヤで設定され、PUSCH送信(繰り返しあり)のためにUEに動的に割り当てられるリソースとは異なる可能性が高いことを考慮すると、これは非常にあり得るシナリオであることを観察する価値がある。
【0026】
上記によると、次のようになる。
1.UEは、一定のスロット数にわたってパワーの一貫性と位相の連続性を維持することが期待される。
2.UEがパワーの一貫性と位相の連続性を維持することが期待されるスロット数を定義する。
3.JCEが有効になっているもの以外のDL/UL送信は、UEが位相の連続性とパワーの一貫性を維持することが期待される任意の時間期間内に常に発生する可能性がある。
これは、例えば、UEに提供されるPUxCH繰り返しおよび/またはJCE構成に関連するもの以外のスケジューリング決定など、ネットワーク動作の複雑さと(部分的な)予測可能性の両方によるものである。また、
4.UEにおける最大継続時間(これは、構成ではなく、デバイスが持つ能力に関連する)は、構成されたすべてのPUxCH繰返しの時間継続時間をカバーするのに十分ではないかもしれない。この状況を図式化したものが図3であり、一般性を損なうことなく、FDDスロット構造が考慮されている。
【0027】
gNBの観点から、最も便利な設定は次のとおりである。
● カバレッジの必要性に応じて、指定された範囲内で任意の多数のPUxCH反復を設定することができる。
● UEは、チャネル推定精度を最大化するために、設定されたすべてのPUxCH の繰り返しにおいて、パワーの一貫性と位相の連続性を維持できる。これにより、最大限のリンク・バジェットの利点が得られ、その結果、PUxCHカバレージは最大で増加する。
【0028】
一方、上記のリストの項目3および4を考慮すると、設定された繰り返しの数が多ければ多いほど、繰り返しと繰り返しの間に他のUL/DL伝送が存在するため、および/または十分な能力がないため、UEが必要な条件を維持できる可能性が低くなることは、非常に簡単なことである。このことは、常に単一のTDW(つまり、すべての繰り返しが 1つの単一タイム領域ウィンドウでカバーされる)を定義することは、現実的には適切でない、または実行可能でない可能性があることを意味する。
【0029】
そこで問題となるのは、すべての繰り返しが1つ以上のタイム領域ウィンドウでカバーされるようなTDW定義のための優れたフレームワークを特定することである。あるいは、他の選択肢も排除されるものではない。
【0030】
1つの簡単な解決策は、図4に示されるように、TDWを「最大可能継続時間」に等しくなるように定めることであり、最初のTDWは、最初のPUxCH繰り返し(PUxCHの最初のOFDMシンボル上)で開始される。TDWは、その後、繰り返し継続時間内で繰り返される。
【0031】
この単純な解決策は、連続物理スロット(back-to-back physical slots)を介して送信されるPUxCHの繰り返しではうまく機能するかもしれない。しかし、この解決策は、非連続物理スロット(non-back-to-back physical slots)を介して送信されるPUxCH繰り返しに対しては最適ではない。実際、この場合、JCEが有効化されているもの以外のDL/UL伝送は、さらに前述したように、UEが位相の連続性およびパワーの一貫性を維持することが期待される任意の時間継続時間内に常に発生し得る。本発明の例示的な実施形態は、JCEのためのタイム領域ウィンドウを定義するための非常に効率的なソリューションを提供し、その柔軟性および効率性は、PUxCHの繰り返しが、連続物理スロット(back-to-back physical slots)にわたって実行されるか、非連続物理スロット(non-back-to-back physical slots)にわたって実行されるかに依存しない。
【0032】
この文脈にあるような例示的な実施形態に従った設計目標には、以下が含まれる、
● 効率性、
● 柔軟性、
● 信号がある場合の最小限の影響、および
● 最大限の検出可能性と仕様への影響。
【0033】
本発明の例示的な実施形態をさらに詳細に説明する前に、図5を参照する。信している。
図5は、例示的な実施形態が実施され得る、1つの可能かつ非限定的な例示的システムのブロック図である。
【0034】
図5に示すように、ユーザ機器(UE)110は、無線ネットワーク100と無線通信している。UEは、ワイヤレスネットワークにアクセスすることができる、ワイヤレスの、通常はモバイル・デバイスである。UE110は、1つ以上のプロセッサ120、1つ以上のメモリ125、および1つ以上のバス127を介して相互接続された1つ以上のトランシーバ130を含む。1つまたは複数のトランシーバ130の各々は、受信機Rx、132および送信機Tx、133を含む。1つまたは複数のバス127は、アドレスバス、データバス、または制御バスであってもよく、マザーボードまたは集積回路上の一連のライン、光ファイバまたは他の光通信機器などの任意の相互接続機構を含んでもよい。1つ以上のトランシーバ130は、1つ以上のアンテナ128に接続されている。1つまたは複数のメモリ125は、コンピュータプログラムコード123を含む。UE110は、本明細書で説明される本発明の例示的な実施形態を実行するように構成されるバンドリングモジュール140を含み得る。バンドリングモジュール140は、UE110のプロセッサおよび/またはコンピュータプログラムコードの一部として、それ自体でハードウェアに実装されてもよい。バンドリングモジュール140は、多くの方法で実装され得る部分140-1および/または140-2の一方または両方から構成される。バンドリングモジュール140は、1つ以上のプロセッサ120の一部として実装されるなど、バンドリングモジュール140-1としてハードウェアに実装されてもよい。バンドリングモジュール140-1は、集積回路としても実装されてもよいし、プログラマブルゲートアレイなどの他のハードウェアを介して実装されてもよい。別の例では、バンドリングモジュール140は、コンピュータプログラムコード123として実装され、1つ以上のプロセッサ120によって実行されるバンドリングモジュール140-2として実装されてもよい。さらに、バンドリングモジュール140-1および/または140-2はオプションであることに留意されたい。例えば、1つ以上のメモリ125およびコンピュータプログラムコード123は、1つ以上のプロセッサ120とともに、ユーザ機器110に本明細書で説明する1つ以上の動作を実行させるように構成され得る。UE110は、無線リンク111を介してeNB/gNB170と通信する。
【0035】
eNB/gNB170(NR/5GノードBまたは場合によっては進化型NB)は、UE110などのワイヤレス機器によるワイヤレスネットワーク100へのアクセスを提供する基地局(例えば、LTEの場合、ロングタームエボリューション)である。eNB/gNB170は、1つ以上のプロセッサ152、1つ以上のメモリ155、1つ以上のネットワークインタフェース(N/W I/F(s))161、および1つ以上のバス157を介して相互接続された1つ以上のトランシーバ160を含む。1つまたは複数のトランシーバ160の各々は、受信機Rx162および送信機Tx163を含む。1つ以上のトランシーバ160は、1つ以上のアンテナ158に接続されている。つ以上のメモリ155は、コンピュータプログラムコード153を含む。eNB/gNB170は、本明細書で説明する本発明の例示的な実施形態を実行するように構成されたバンドリングモジュール150を含む。バンドリングモジュール150は、多くの方法で実装され得る部分150-1および/または150-2の一方または両方で構成され得る。バンドリングモジュール150は、それ自体でハードウェアに実装されてもよいし、eNB/gNB170のプロセッサおよび/またはコンピュータプログラムコードの一部として実装されてもよい。バンドリングモジュール150-1は、1つ以上のプロセッサ152の一部として実装される。バンドリングモジュール150-1は、集積回路として、またはプログラマブルゲートアレイのような他のハードウェアを通して実装されることもある。別の例では、バンドリングモジュール150は、コンピュータプログラムコード153として実装され、1つ以上のプロセッサ152によって実行されるバンドリングモジュール150-2として実装されてもよい。さらに、バンドリングモジュール150-1および/または150-2はオプションであることに留意されたい。例えば、1つ以上のメモリ155およびコンピュータプログラムコード153は、1つ以上のプロセッサ152を用いて、eNB/gNB170に、本明細書で説明するような1つ以上の動作を実行させるように構成され得る。1つまたは複数のネットワークインタフェース161は、リンク176および131を介するなどのネットワークを介して通信する。2つ以上のeNB/gNB170は、例えばリンク176を使用して通信することができる。リンク176は、有線または無線またはその両方であってもよく、例えばX2インタフェースを実装してもよい。
【0036】
1つまたは複数のバス157は、アドレスバス、データバス、または制御バスであってもよく、マザーボードまたは集積回路上の一連のライン、光ファイバまたは他の光通信機器、無線チャネルなどの任意の相互接続機構を含んでもよい。例えば、1つ以上のトランシーバ160は、リモート無線ヘッド(RRH)195として実装されてもよく、eNB/gNB170の他の要素は、RRHとは物理的に異なる場所にあり、1つ以上のバス157は、eNB/gNB170の他の要素をRRH195に接続するための光ファイバケーブルとして部分的に実装され得る。
【0037】
本明細書の記述では、gcellが機能を実行することを示しているが、セルを形成するgNBが機能を実行することは明らかであろう。セルはgNBの一部を構成する。すなわち、gNBごとに複数のセルが存在し得る。
【0038】
ワイヤレスネットワーク100は、NCE/MME/SGW/UDM/PCF/AMM/SMF/LMF/LMC190を含むことができ、これは、ネットワーク制御要素(NCE)、および/またはサービングゲートウェイ(SGW)190、および/またはMME(モビリティ管理エンティティ)、および/またはSGW(サービングゲートウェイ)機能、および/またはユーザデータ管理機能(UDM)、および/またはPCF(ポリシー制御)機能、および/またはAMF(アクセス及びモビリティ)機能、および/またはSMF(セッション管理)機能、LMF(ロケーション管理機能)、LMC(ロケーション管理コンポーネント)機能および/または、認証サーバ(AUSF)機能から構成することができる。これは、電話網および/またはデータ通信網(例えば、インターネット)などのさらなるネットワークとの接続性を提供し、本出願時の他の標準規格の動作に加えて、またはその代わりに、任意の5Gおよび/またはNRの動作を実行するように構成されている。NCE/MME/SGW/UDM/PCF/AMM/SMF/LMF/LMC190は、LTE、NR、5G、および/または、本出願時に実行または議論されている任意の規格に基づく通信技術のいずれかにおいて、本発明の例示的な実施形態に従った動作を実行するように構成可能である。
【0039】
eNB/gNB170は、リンク131を介してNCE/MME/SGW/UDM/PCF/AMM/SMF/LMF/LMC190に結合される。リンク131は、例えば、S1インタフェースまたはN2インタフェースとして実装され得る。NCE/MME/SGW/UDM/PCF/AMM/SMF/LMF/LMC190は、1つ以上のバス185を介して相互接続された、1つ以上のプロセッサ175、1つ以上のメモリ171、および1つ以上のネットワークインタフェース(N/W I/F(s))180を含む。1つ以上のメモリ171は、コンピュータプログラムコード173を含む。つまたは複数のメモリ171およびコンピュータプログラムコード173は、1つ以上のプロセッサ175とともに、NCE/MME/SGW/UDM/PCF/AMM/SMF/LMF/LMC 190に1つ以上の動作を実行させるように構成される。さらに、NCE/MME/SGW/UDM/PCF/AMM/SMF/LMF/LMC190は、他のデバイスと同様に、本願の時点で実装または議論されている任意の他の規格の動作に加えて、5Gおよび/またはNRの動作のためにUE 110および/またはeNB/gNB170を制御することなどによる動作を実行するように備えられている。
【0040】
無線ネットワーク100は、ハードウェアおよびソフトウェアのネットワークリソースおよびネットワーク機能を単一のソフトウェアベースの管理エンティティである仮想ネットワークに結合するプロセスであるネットワーク仮想化を実装することができる。ネットワーク仮想化にはプラットフォーム仮想化が含まれ、リソース仮想化と組み合わされることが多い。ネットワーク仮想化は、多くのネットワークまたはネットワークの一部を仮想ユニットに統合する外部型と、単一システム上のソフトウェアコンテナにネットワークに似た機能を提供する内部型のいずれかに分類される。ネットワーク仮想化の結果生じる仮想化エンティティは、プロセッサ152や175、メモリ155や171などのハードウェアを使用して、あるレベルではまだ実装されており、また、そのような仮想化エンティティは技術的効果を生み出すことに留意されたい。
【0041】
コンピュータ可読メモリ125、155、および171は、ローカルの技術環境に適した任意のタイプであってよく、半導体ベースのメモリデバイス、フラッシュメモリ、磁気メモリデバイスおよびシステム、光メモリデバイスおよびシステム、固定メモリ、およびリムーバブルメモリなどの任意の適切なデータ記憶技術を使用して実装されてよい。コンピュータ可読メモリ125、155、171は、記憶機能を実行するための手段であってもよい。プロセッサ120、152、および175は、ローカルの技術環境に適した任意のタイプであってよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、特殊用途コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つ以上を含んでよい。プロセッサ120、152、および175は、図5における、UE110、eNB/gNB170、および/またはNCE/MME/SGW/UDM/PCF/AMM/SMF/LMF/LMC190のようなネットワークデバイスを制御するために、本明細書で説明される機能および他の機能を実行するための手段であり得る。
【0042】
図5、例えばUE110および/またはeNB/gNB170に示されるようなデバイスの、本発明の例示的な実施形態に従った任意の機能性または機能性は、他のネットワークノード、例えば無線または有線の中継ノード(別名、統合アクセスおよび/またはバックホール(IAB)ノード)によっても実施され得ることに留意されたい。IABの場合、UEの機能性は、IABノードのMT(mobile termination)部によって、gNBの機能性はIABノードのDU(Data Unit)部によって、それぞれ実施され得る。これらのデバイスは、少なくとも無線リンク111を介して、および/または図5のように、他のネットワーク(複数可)/インターネットへのリンク199を使用するNCE/MME/SGW/UDM/PCF/AMM/SMF/LMF/LMC 190を介して、図5のようにUE110にリンクすることができる。
【0043】
一般に、ユーザ機器110の様々な実施形態は、スマートフォンなどの携帯電話、タブレット、無線通信機能を有するパーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、無線通信機能を有するポータブル・コンピュータ、無線通信機能を有するデジタルカメラなどの画像キャプチャ装置、無線通信機能を有するゲーム装置、無線通信機能を有する音楽保存および再生機器、無線インターネット・アクセスおよびブラウジングを可能にするインターネット機器、無線通信機能を有するタブレット、ならびにこのような機能の組み合わせを組み込んだポータブル・ユニットまたは端末を含むことができるが、これらに限定されない。
【0044】
少なくとも上記のパラグラフに記載された本発明の例示的な実施形態に従って、通信ネットワーク(図5におけるネットワーク100)のユーザ機器(図5におけるUE110)によって、物理アップリンク制御チャネルリソースセット割り当てとサブキャリア制御チャネルリソースセット割り当ての標示とを含む情報を決定するための手段(図5における1つ以上のトランシーバ130、メモリ(単数または複数)125、コンピュータプログラムコード123および/またはバンドリングモジュール140-2、ならびにプロセッサ(単数または複数)120および/またはバンドリングモジュール140-1)と、前記情報に基づいて、物理アップリンク制御チャネルリソースセットの割り当てのためのサブキャリア間隔のサイズまたは割り当てのうちの少なくとも1つを決定するための手段(図5と同様に、1つ以上のトランシーバ130、メモリ(単数または複数)125、コンピュータプログラムコード123および/またはバンドリングモジュール140-2、ならびにプロセッサ(単数または複数)120および/またはバンドリングモジュール140-1)と、決定された少なくとも1つのサイズおよび1つ以上の物理アップリンク制御チャネルリソースの割り当てを使用して、物理アップリンク制御チャネルに関連する情報を通信ネットワークに送信する手段(図5と同様に、1つ以上のトランシーバ130、メモリ125、コンピュータプログラムコード123および/またはバンドリングモジュール140-2、ならびにプロセッサ(複数可)120および/またはバンドリングモジュール140-1)とを少なくとも含む方法および装置が提供される。
【0045】
上記のパラグラフによる本発明の例示的な態様において、少なくとも決定および送信するための手段が、少なくとも1つのプロセッサ[図5のプロセッサ(複数可)120および/またはバンドリングモジュール140-1]によって実行可能なコンピュータプログラム[図5のコンピュータプログラムコード123および/またはバンドリングモジュール140-2]で符号化された非一過性のコンピュータ可読媒体[図5のメモリ(複数可)125]からなる。
【0046】
プログラムコード(図5におけるコンピュータプログラムコード153および/またはバンドリングモジュール150-2)を記憶する非一過性のコンピュータ読み取り可能媒体(図5のメモリ(複数可)155)であって、プログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサ(図5におけるプロセッサ(複数可)120および/またはバンドリングモジュール150-1)によって実行され、少なくとも上記のパラグラフで説明したような動作を実行する。
【0047】
同様に上述したように、この発明の例示的な実施形態は、JCEのためのタイム領域ウィンドウの定義のための非常に効率的なソリューションを提供し、その柔軟性および効率性は、PUxCHの繰り返しが連続物理スロット(back-to-back physical slots)または非連続物理スロット(non-back-to-back physical slots)のいずれにわたって実行されるかに依存しない。
【0048】
先に説明したように、TDWは、UEがパワーの一貫性と位相の連続性を維持することが期待される時間継続時間である。一般的に、UEはすべての設定されたPUxCHの繰り返しにおいて、パワーの一貫性と位相の連続性を維持することが期待される。これにより、gNBでのチャネル推定精度を最大化することができる。しかし、最も一般的なケースである非連続PUxCH(non-back-to-back PUxCHs)の場合、少なくともTDDデプロイメントでは一般的なユースケースであるが、最も可能性の高い結果は、UL/DL操作が2つの連続するPUxCH繰返し間で発生した場合に、
1.予想されるネットワーク動作のダイナミクス、例えばスケジューリング(図6に、繰り返し間のギャップが1つ以上のスロットに対応するグラフ例を示す)、および
2.UEの能力に制限がある可能性(図3は、この意味での例を示している)によりUEがその応答として位相連続性を中断せざるを得なくなることである。
【0049】
したがって、PUxCHの繰り返しの公称継続時間全体をカバーする単一のTDWにわたってパワーの一貫性と位相の連続性を維持できる代わりに、UEは複数の短い継続時間にわたってそれを実行できる可能性がありる。簡略化のため、実際の継続時間の概念を導入し、以後、このような短い継続時間を指すために使用する。この文脈では、実際の継続時間は、設定された一定の継続時間ではないが、パワーの一貫性と位相の連続性が維持される可変のUEが決定した継続時間であることに注意することが重要である。
【0050】
本願で説明したような問題を解決するために本稿で開示するソリューションは、実際の継続時間の概念に基づくものであり、TDWアダプテーションと呼ばれている。この解決策は、少なくとも以下の点を特徴とする。
● 設定されたPUxCH繰り返しの合計時間継続時間をカバーするために、1つ以上15DWが使用される。
〇 各TDWは実際の継続時間に対応するように適合され、後者は設定されたパラメータではなく、UEとgNBの両方が知っている事前定義されたルールのセットに従って、UEによってオンザフライで定義される。
・ それぞれの実際の継続時間は、対応するUE能力に従って、最大継続時間を超えることはできない。
● TDWアダプテーションを実行するために、UEとgNB間で信号交換を行う必要はない。
〇 シグナリング・オーバーヘッドがなく、以前のDCIフォーマットとの後方互換性に関連する問題がない。
● JCEが各TDW上で適用可能であると仮定されるgNBにおいて曖昧さが存在しない。
【0051】
本発明の少なくともいくつかの例示的な実施形態に従った新規な態様の要約には、以下が含まれる。
● 実際の継続時間の概念は、連続する2つのPUCCHおよび/またはPUSCH送信の間に発生するDLおよびUL送信の両方を処理するために導入される。
● 可変のTDW継続時間は、明示的な設定ではなく実際のネットワーク動作に基づいて、UEとgNBの両方で想定される。
● ソリューションの効果を最大化するため、gNB(またはUE)からのシグナリングがない。および、
● 実際の継続時間をその場で特定し、それに応じてTDWの継続時間を適応させるための枠組みを定義する、新しいルールセットを規定する。
【0052】
実際の継続時間が1つ以上存在する場合、つまり、PUxCHの繰り返しシーケンスごとに1つ以上のTDWが存在する場合、以下に応じて適応される。
● UE能力、すなわち、もしあれば最大継続時間、
● 周波数ホッピングが有効であるかどうか、およびどの周波数ホッピング・スキームが設定されているかどうか、および、
● 非連続物理スロット(non-back-to-back physical slots)を介した PUxCHの繰り返しの場合は、さらに以下にも依存する。
〇 論理的に連続する2つのPUxCH間の「最大無計画ギャップ」、
〇 UEがDL受信を監視することが予想されるかどうか、および/または
〇 UEが2つのPUxCHの繰り返しの間に、考慮されるPUxCHの繰り返しとは異なる設定の他のUL送信を行うことが予想されるかどうか。
【0053】
次に、設定されスケジューリングされたPUxCHの繰り返し全体の継続時間の中で、各TDWの位置と継続時間を決定するために、以下のルールが定義される。
● TDWは最初のOFDMシンボルから始まる、
〇 TDWは、最初のPUxCH繰り返しの[最初のTDW]、
〇 パワー整合性および位相連続性が破られる原因となった事象の後に送信された最初のPUxCH繰り返しの[他の任意のTDW]、
● TDWは最後のOFDMシンボルで終了する、
〇 最後のPUxCH繰り返しの[最後のTDW]、
〇 パワー整合性と位相連続性が破壊されるイベントの前に送信されたPUxCH繰り返しの[他の任意のTDW]、
● 電源の整合性と位相の連続性は、以下のイベントのいずれかが発生した場合に破壊される、
〇 UE能力に従った「最大継続時間」を超えている、
〇 RAN4要件に従った、2つの連続したPUxCH送信間の「最大無計画ギャップ」を超えている、
〇 PUxCHの繰り返しで周波数ホッピングが有効になっている場合、UEは周波数ホップを変更する、
〇 UEは、DL受信の機会をモニター/受信することが期待される、および/または、
〇 UEが、設定されスケジュールされたPUxCHの繰り返しに使用されている設定とは異なる設定で、UL伝送を送信する予定である。
【0054】
驚くべきことに、上記の定義は、FDDとTDDの両方の展開に使用することができ、「二重化スキーム固有(duplexing scheme specific、双方向通信方式)」の最適化/変更は必要ない。この記述を裏付けるために、図7図8に2つの例を示す。そこでは、本発明に従って定義されたTDW(複数可)が、FDD展開およびTDD展開のそれぞれにおいて、非連続物理スロット上で送信されるPUxCH繰り返しの場合に、どのように決定/適応されるかが示されている。図7では、FDD展開が想定されている。この場合、パワーの整合性と位相の連続性が破られる事象は、DL受信機会の監視/受信(または異なる設定のUL送信)である。図8では、スロット構造DDSUUを持つTDD展開が想定されている。この場合、2つの連続するPUSCH繰り返し間の時間持続が「最大無計画ギャップ」より大きいので、パワーの一貫性と位相の連続性が破られる。
【0055】
本発明の例示的な実施形態に従った発明ステップは、少なくとも以下を含む標準化作業を具体的に要求できることに留意されたい。
1.実際の持続時間というコンセプトが明細書に導入されており、
2.TDWの定義は、実際の持続時間の概念に依存し、
3.各TDWの位置と適応持続時間を実際の持続時間に応じて決定するために、新たなルールセットを規定しなければならない。
【0056】
この発明の例示的な実施形態の主要な利点の1つは、この機能をサポートするためにシグナリングが不要であることであり、その検出可能性は、各TDWの位置および継続時間を決定する規則の定義の形で、明示的な仕様の影響を必要とするという事実によって保証される。
【0057】
図9は、請求項5の装置のような装置によって実行され得る、本発明の例示的な実施形態による方法を示す。
【0058】
図9は、図5のようなeNB/gNB170のようなネットワークノードまたは図5のようなUE110のようなユーザ機器のようなネットワーク機器によって実行され得る動作を示すが、これらに限定されない。
【0059】
図9のステップ910に示すように、物理アップリンク制御チャネルまたは物理アップリンク共有チャネルの少なくとも1つについて、スケジュールされた送信の1つの継続時間を決定することがある。図9のステップ920に示すように、パワーの一貫性および位相の連続性が維持され得る少なくとも1つの実際の継続時間を決定する。図9のステップ930に示すように、決定された少なくとも1つの実際の継続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間がスケジュールされた送信の1つの継続時間をカバーするように、1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間を適用する。次に、図9のステップ940に示すように、決定された1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間に基づいて、スケジュールされた送信の変調または復調の少なくとも一方を実行する。
【0060】
上記のパラグラフに記載の本発明の例示的な実施形態に従って、構成されたスケジュールされた送信の少なくとも1つは、物理アップリンク制御チャネルまたは物理アップリンク共有チャネルの少なくとも1つのためのものである。
【0061】
上記パラグラフに記載の本発明の例示的な実施形態に従って、スケジュールされた送信間のギャップは、1つ以上のスロットに対応する。
【0062】
1つ以上のタイム領域ウィンドウのそれぞれに対応する少なくとも1つの実際の継続時間は、少なくとも1つのスケジュールされた送信の連続する送信の間に発生するアップリンク送信またはダウンリンク送信の少なくとも1つをサポートするように構成される。
【0063】
上述のパラグラフに記載の本発明の例示的な実施形態に従う。上記のパラグラフに記載された本発明の例示的な実施形態に従って、少なくとも1つの実際の継続時間の各々は、対応するユーザ機器の能力に基づいて最大継続時間に制限される。
【0064】
上記のパラグラフに記載された本発明の例示的な実施形態に従って、スケジュールされた送信のうちの少なくとも1つは、構成された送信の総時間継続時間内の複数のタイム領域ウィンドウのうちの1つの位置および継続時間からなる。
【0065】
上記のパラグラフに記載された本発明の例示的な実施形態に従って、スケジュールされた送信の少なくとも1つは、1つ以上のタイム領域ウィンドウのうちの第1タイム領域ウィンドウを、決定された継続時間内の第1のチャネル伝送の第1直交周波数分割多重シンボルから開始するステップと、1つ以上のタイム領域ウィンドウのうちの少なくとも1つを、パワーの整合性および位相の連続性が維持されない原因となった事象の後に送信された最初のスケジュールされた送信の最初の直交周波数分割多重シンボルから開始するステップと、を含むルールを使用する。
【0066】
上記のパラグラフに記載された本発明の例示的な実施形態によれば、1つ以上のタイム領域ウィンドウは、決定された継続時間内にスケジュールされた送信の最後の直交周波数分割多重シンボルで終了する。
【0067】
上記のパラグラフに記載された本発明の例示的な実施形態に従って、複数のタイム領域ウィンドウは、決定された継続時間内にパワーの一貫性および位相の連続性が維持されない原因となる事象の前に送信されたスケジュールされた送信の最後の直交周波数分割多重シンボルで終了する。
【0068】
上記のパラグラフに記載された本発明の例示的な実施形態に従って、パワーの一貫性および位相の連続性が維持されない原因となる事象は、少なくとも2つの連続するスケジュールされた送信間のスケジュールされていない最大無計画ギャップの満了、または対応するユーザ機器の能力に基づく最大継続時間の満了の少なくとも1つを含む。
【0069】
上記のパラグラフに記載された本発明の例示的な実施形態に従って、パワーの一貫性および位相の連続性が維持されない原因となる事象は、ユーザ機器によるダウンリンクチャネルの受信または監視、または、考慮されたスケジュール送信とは異なる設定のユーザ機器からの他のアップリンク送信、またはユーザ機器での周波数ホッピングの少なくとも1つを含む。
【0070】
上記のパラグラフに記載された本発明の例示的な実施形態によれば、複数のタイム領域ウィンドウの継続時間を決定することは、ネットワークノードおよびユーザ機器によって既知の予め定義された規則に従って行われる。
【0071】
上記のパラグラフに記載された本発明の例示的な実施形態に従って、異なるトランスポートブロックの異なるスケジュールされた送信にわたる共同チャネル推定の場合、パワーの一貫性および位相の連続性を維持する期間が動的にまたは半静的に指示される。
【0072】
上記のパラグラフに記載された本発明の例示的な実施形態に従って、この標示は、ダウンリンク制御情報、媒体アクセス制御、無線リソース制御メッセージの少なくとも1つに含まれる。
【0073】
上記のパラグラフに記載された本発明の例示的な実施形態に従って、装置が、ネットワークノードまたはユーザ機器の少なくとも一部を構成する。
【0074】
プログラムコード(図5におけるコンピュータプログラムコード123および/またはコンピュータプログラムコード153および/またはバンドリングモジュール140-2および/またはバンドリングモジュール150-2)を記憶する非一過性のコンピュータ読み取り可能媒体(図5におけるメモリ(ies)125および/またはメモリ(ies)155)であって、プログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサ(図5におけるプロセッサ120および/またはプロセッサ152および/またはバンドリングモジュール140-1および/またはバンドリングモジュール150-1)によって実行され、少なくとも上記のパラグラフに記載されたような動作を実行する。
【0075】
上述した本発明の例示的な実施形態に従って、物理アップリンク制御チャネルまたは物理アップリンク共有チャネルの少なくとも1つに対するスケジュールされた送信の1つの継続時間(図5のように、メモリ(複数可)125および/またはメモリ(複数可)155、コンピュータプログラムコード123および/またはコンピュータプログラムコード153および/またはバンドリングモジュール140-2および/またはバンドリングモジュール150-2、ならびにプロセッサ120および/またはプロセッサ152および/またはバンドリングモジュール140-1および/またはバンドリングモジュール150-1)を決定するための手段と、メモリ125および/またはメモリ155、コンピュータプログラムコード123および/またはコンピュータプログラムコード153および/またはバンドルモジュール140-2および/またはバンドルモジュール150-2、ならびにプロセッサ120および/またはプロセッサ152および/またはバンドルモジュール140-1および/またはバンドルモジュール150-1を、図5と同様に)
パワーの一貫性および位相の連続性が維持され得る少なくとも1つの実際の継続時間を決定するための手段と、(メモリ(複数可)125および/またはメモリ(複数可)155、コンピュータプログラムコード123および/またはコンピュータプログラムコード153、ならびに/またはバンドリングモジュール140-2および/またはバンドリングモジュール150-2、ならびに/またはプロセッサ120および/またはプロセッサ152および/またはバンドリングモジュール140-1および/またはバンドリングモジュール150-1(図5と同様))決定された少なくとも1つの実際の継続時間に少なくとも部分的に基づいて、複数のタイム領域ウィンドウ継続時間がスケジュールされた送信の1つの継続時間をカバーするように複数のタイム領域ウィンドウの持続時間を適用するための手段と、決定された複数のタイム領域ウィンドウ継続時間に基づいて、(図5のように、メモリ125および/またはメモリ155、コンピュータプログラムコード123および/またはコンピュータプログラムコード153および/またはバンドリングモジュール140-2および/またはバンドリングモジュール150-2、ならびにプロセッサ120および/またはプロセッサ152および/またはバンドリングモジュール140-1および/またはバンドリングモジュール150-1)スケジュールされた送信の変調または復調の少なくとも一方を実行するための手段と、を含む装置がある。
【0076】
上記のパラグラフによる本発明の例示的な態様において、少なくとも決定、適用、および実行するための手段が、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な[プロセッサ120および/またはプロセッサ152、および/または、図5のようなバンドルモジュール140-1および/またはバンドルモジュール150-1]コンピュータプログラムでエンコードされている[コンピュータプログラムコード123および/またはコンピュータプログラムコード153および/または、バンドリングモジュール140-2および/またはバンドリングモジュール150-2]非一過性のコンピュータ可読媒体[図5のようなメモリ(複数可)125および/またはメモリ(複数可)155]で構成される。
【0077】
さらに、本発明の例示的な実施形態に従って、本明細書で開示する本発明の例示的な実施形態に従った動作を実行するための回路が存在する。この回路は、コンテンツ符号化回路、コンテンツ復号化回路、処理回路、画像生成回路、データ解析回路など)を含む任意のタイプの回路を含むことができる。さらに、この回路は、ディスクリート回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、および/またはフィールドプログラマブルゲートアレイ回路(FPGA)などと同様に、それぞれの機能を実行するようにソフトウェアによって特別に構成されたプロセッサ、またはソフトウェアおよび対応するデジタル信号プロセッサを備えたデュアルコアプロセッサなど)を含むことができる。さらに、本明細書に記載される本発明の例示的な実施形態を実行するために、回路への必要な入力および回路からの出力、回路によって実行される機能、ならびに他の回路を含み得る他の構成要素との回路の相互接続(おそらく入力および出力を介して)が提供される。
【0078】
本出願に開示される本発明の例示的な実施形態に従って、提供される「回路」は、
(a)ハードウェアのみの回路実装(アナログ回路および/またはデジタル回路のみでの実装など)、
(b)ハードウェア回路とソフトウェアの組み合わせ、
(i)アナログおよび/またはデジタルハードウェア回路とソフトウェア/ファームウェアの組み合わせ、および、
(ii)ソフトウェア(デジタル・シグナル・プロセッサ(複数可)を含む)、ソフトウェア、およびメモリ(複数可)を備えたハードウェア・プロセッサ(複数可)の任意の部分は、本明細書に開示される本発明の例示的な実施形態に従った機能または動作などの様々な機能を携帯電話またはサーバなどの装置に実行させるために協働する)、および
(c)マイクロプロセッサまたはマイクロプロセッサの一部などのハードウェア回路およびプロセッサであって、動作のためにソフトウェア(例えば、ファームウェア)を必要とする
が、動作に必要でないときにはソフトウェアが存在しなくてもよいもの、のうちの少なくとも1つ以上またはすべてを含むことができる。
【0079】
この「回路」の定義は、特許請求の範囲を含め、本出願におけるこの用語のすべての使用に適用される。さらなる例として、本出願で使用される場合、「回路」という用語は、単にプロセッサ(または複数のプロセッサ)またはプロセッサの一部と、それ(またはそれら)に付随するソフトウェアおよび/またはファームウェアの実装もカバーする。また、「回路」という用語は、例えば、特定の請求項要素に適用可能であれば、携帯電話用のベースバンド集積回路またはアプリケーションプロセッサ集積回路、あるいはサーバ、セルラーネットワーク装置、または他のネットワーク装置内の同様の集積回路も対象となる。
【0080】
一般に、様々な実施形態は、ハードウェアまたは特殊目的回路、ソフトウェア、ロジック、またはそれらの任意の組み合わせで実装することができる。例えば、いくつかの態様はハードウェアに実装されてもよく、他の態様はコントローラ、マイクロプロセッサ、または他のコンピューティングデバイスによって実行され得るファームウェアまたはソフトウェアに実装されてもよいが、本発明はこれに限定されない。本発明の様々な態様を、ブロック図、フローチャート、または他の何らかの絵画的表現を用いて図示および説明することができるが、本明細書に記載されるこれらのブロック、装置、システム、技術、または方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、特殊用途回路またはロジック、汎用ハードウェアまたはコントローラ、または他のコンピューティングデバイス、またはそれらの何らかの組み合わせにおいて実施され得ることがよく理解される。
【0081】
本発明の実施形態は、集積回路モジュールなどの様々なコンポーネントで実施することができる。集積回路の設計は、概して高度に自動化されたプロセスである。複雑で強力なソフトウェアツールが、論理レベル設計を半導体基板上にエッチング形成可能な半導体回路設計に変換するために利用可能である。
【0082】
本明細書において「例示的」という語は、「例、実例、または説明として役立つ」という意味で使用される。本明細書において「例示的」として説明される実施形態は、必ずしも他の実施形態よりも好ましいまたは有利であると解釈されるものではない。この詳細な説明に記載された実施形態はすべて、当業者が本発明を製造または使用できるようにするために提供された例示的な実施形態であり、特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲を限定するものではない。
【0083】
前述の説明は、例示的かつ非限定的な例によって、本発明を実施するために本発明者らによって現在考えられている最良の方法および装置の完全かつ有益な説明を提供した。しかしながら、添付の図面および添付の特許請求の範囲と併せて読めば、前述の説明を考慮して、関連技術の当業者には様々な修正および適応が明らかになるであろう。しかしながら、この発明の教示のそのようなおよび類似の改変はすべて、依然としてこの発明の範囲内に入る。
【0084】
用語「接続された」、「結合された」、またはその変形は、2つ以上の要素間の直接的または間接的な接続または結合を意味し、「接続された」または「結合された」2つの要素間に1つ以上の中間要素が存在することを包含し得ることに留意されたい。要素間の結合または接続は、物理的、論理的、またはそれらの組み合わせとすることができる。本明細書で採用されるように、2つの要素は、1つ以上のワイヤ、ケーブル、および/または印刷された電気接続の使用によって、ならびに、いくつかの非限定的かつ非網羅的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域、および光学(可視および不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーの使用によって、「接続」または「結合」されると考えられる。
【0085】
さらに、本発明の好ましい実施形態の特徴のいくつかは、他の特徴の対応する使用なしに有利に使用され得る。このように、前述の説明は、本発明の原理を単に例示するものとして考慮されるべきであり、それを限定するものではない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【手続補正書】
【提出日】2024-04-03
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサおよびコンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つの非一過性メモリを備える装置であって、
前記コンピュータプログラムコードを含む前記少なくとも1つの非一過性メモリは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、
物理アップリンク制御チャネルまたは物理アップリンク共有チャネルのうちの少なくとも1つに対するスケジュールされた送信の1つの期間を決定するステップと、
パワーの一貫性と位相の連続性を維持できる少なくとも1つの実際の継続時間を決定するステップと、
前記決定された少なくとも1つの実際の継続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間が前記スケジュールされた送信の前記1つの実際の継続時間をカバーするように、1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間を決定するステップと、
前記決定された1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間に基づいて、前記スケジュールされた送信の変調または復調の少なくとも一方を実行するステップと、を実行させるように構成される、装置。
【請求項2】
前記スケジュールされた送信間のギャップは、1つ以上のスロットに対応する、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記少なくとも1つの実際の継続時間の各々は、対応するユーザ機器の能力に基づいて最大継続時間に制限される、請求項1または2に記載の装置。
【請求項4】
前記スケジュールされた送信のうちの少なくとも1つが、前記1つ以上のタイム領域ウィンドウのうちの前記決定された継続時間内の第1チャネル送信の第1直交周波数分割多重シンボルから第1タイム領域ウィンドウを、開始するステップと、
パワー整合性および位相連続性が維持されない原因となった事象の後に送信された第1のスケジュールされた送信の第1直交周波数分割多重シンボルから、前記1つ以上のタイム領域ウィンドウのうちの少なくとも1つを開始するステップと、
のうちの少なくとも1つを含む規則を使用する、
請求項1または2に記載の装置。
【請求項5】
前記1つ以上のタイム領域ウィンドウは、前記決定された継続時間内に前記スケジュールされた送信の最後の直交周波数分割多重シンボルで終了する、請求項1または2に記載の装置。
【請求項6】
前記1つ以上のタイム領域ウィンドウは、前記決定された継続時間内にパワーの整合性および位相の連続性が維持されない原因となる事象の前に送信される前記スケジュールされた送信の最後の直交周波数分割多重化シンボルで終了する、請求項1または2に記載の装置。
【請求項7】
パワーの整合性および位相の連続性が維持されない原因となる事象は、
少なくとも2つの連続するスケジュールされた送信間のスケジュールされていない最大無計画ギャップの満了、
対応するユーザ機器の能力に基づく前記最大継続時間の満了の少なくとも1つを含む、請求項3に記載の装置。
【請求項8】
パワーの整合性および位相の連続性が維持されない原因となる事象は、
前記装置によるダウンリンクチャネルの受信または監視と、
前記装置からの、考慮されたスケジュールされた送信とは異なる設定の他のアップリンク送信と、
前記装置における周波数ホッピングと
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1または2に記載の装置。
【請求項9】
前記1つ以上のタイム領域ウィンドウの継続時間を決定するステップは、
ネットワークノードおよび前記装置によって既知の予め定義された規則に従って行われる、請求項1または2に記載の装置。
【請求項10】
異なるトランスポートブロックの異なるスケジュールされた送信にわたる共同チャネル推定の場合、パワーの一貫性および位相の連続性を維持する期間が動的にまたは半静的に指示される、請求項1または2に記載の装置。
【請求項11】
標示は、ダウンリンク制御情報、媒体アクセス制御-制御エレメント、無線リソース制御メッセージのうちの少なくとも1つに搬送される、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記装置は、少なくとも一部がネットワークノードまたはユーザ機器を備える、請求項1または2に記載の装置。
【請求項13】
物理アップリンク制御チャネルまたは物理アップリンク共有チャネルのうちのの少なくとも1つについて、スケジュールされた送信の1つの継続時間を決定するステップと、
パワーの一貫性および位相の連続性を維持することができる少なくとも1つの実際の継続時間を決定するステップと、
決定された少なくとも1つの実際の継続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つ以上のタイム領域ウィンドウの継続時間がスケジュールされた送信の1つの継続時間をカバーするように、1つ以上のタイム領域ウィンドウの継続時間を決定するステップと、
前記決定された1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間に基づいて、前記スケジュールされた送信の変調または復調のうちの少なくとも1つを実行するステップと、
を含む方法。
【請求項14】
スケジュールされた送信間のギャップが1つ以上のスロットに対応する、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
スケジュールされた送信のうちの少なくとも1つが、1つ以上のタイム領域ウィンドウのうちの第1タイム領域ウィンドウを、前記決定された継続時間内の第1チャネル送信の第1直交周波数分割多重シンボルから開始するステップと、
パワー整合性および位相連続性が維持されない原因となった事象の後に送信された第1のスケジュールされた送信の第1直交周波数分割多重シンボルから、1つ以上のタイム領域ウィンドウの少なくとも1つを開始するステップと、
のうちの少なくとも1つを含む規則を使用する、
請求項13または14に記載の方法。
【請求項16】
前記1つ以上のタイム領域ウィンドウは、前記決定された継続時間内の前記スケジュールされた送信の最後の直交周波数分割多重化シンボルで終了する、請求項13または14に記載の方法。
【請求項17】
前記1つ以上のタイム領域ウィンドウは、前記決定された継続時間内にパワーの整合性および位相の連続性が維持されない原因となる事象の前に送信される前記スケジュールされた送信の最後の直交周波数分割多重化シンボルで終了する、請求項13または14に記載の方法。
【請求項18】
パワーの一貫性および位相の連続性が維持されない原因となる事象は、
少なくとも2つの連続するスケジュールされた送信間の最大無計画ギャップの満了、
対応するユーザ機器の能力に基づく最大継続時間の満了
のうちの少なくとも一方を含む、
請求項13または14に記載の方法。
【請求項19】
パワーの整合性および位相の連続性が維持されない原因となる事象は、
ユーザ機器によるダウンリンクチャネルの受信または監視、
ユーザ機器からの、考慮されたスケジュールされた送信とは異なる設定の他のアップリンク送信、
ユーザ機器における周波数ホッピング
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項13または14に記載の方法。
【請求項20】
コンピュータで使用するためのコンピュータプログラムコードが埋め込まれたコンピュータ読み取り可能な媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、
前記コンピュータプログラムコードは、物理アップリンク制御チャネルまたは物理アップリンク共有チャネルのうちの少なくとも1つに対するスケジュールされた送信の1つの継続時間を決定するためのコードと、
パワーの一貫性および位相の連続性を維持することができる少なくとも1つの実際の継続時間を決定するためのコードと、
前記決定された少なくとも1つの実際の継続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つ以上のタイム領域ウィンドウの継続時間に、前記スケジュールされた送信の前記1つの継続時間をカバーするようにする、1つ以上のタイム領域ウィンドウの継続時間のコードと、および、
前記決定された1つ以上のタイム領域ウィンドウ継続時間に基づいて、前記スケジュールされた送信の変調または復調のうちの少なくとも一方を実行するためのコードと、
を含む、コンピュータプログラム製品。
【請求項21】
請求項13または14に記載の方法を実行するための手段を含む装置。
【請求項22】
コンピュータプログラムが少なくとも1つのプロセッサによって実行されるとき、請求項13または14に記載の方法を実行するためのコードを含む、コンピュータプログラム。
【国際調査報告】